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埼玉県 神川町

平成24年  3月 定例会(第1回) 03月06日−議案説明、一般質問−01号




平成24年  3月 定例会(第1回) − 03月06日−議案説明、一般質問−01号







平成24年  3月 定例会(第1回)





   平成24年第1回神川町議会定例会会議録第1号

             平成24年3月6日(火曜日)
                                    
議事日程 第1号
   平成24年3月6日(火曜日)午前9時開議
日程第 1 会議録署名議員の指名                        
日程第 2 会期の決定                             
日程第 3 諸報告                               
日程第 4 第 1号議案 平成24年度神川町一般会計予算            
日程第 5 第 2号議案 平成24年度神川町国民健康保険特別会計予算      
日程第 6 第 3号議案 平成24年度神川町後期高齢者医療特別会計予算     
日程第 7 第 4号議案 平成24年度神川町介護保険特別会計予算        
日程第 8 第 5号議案 平成24年度神川町住宅資金貸付事業特別会計予算    
日程第 9 第 6号議案 平成24年度神川町町営バス事業特別会計予算      
日程第10 第 7号議案 平成24年度神川町観光事業特別会計予算        
日程第11 第 8号議案 平成24年度神川町公共下水道事業特別会計予算     
日程第12 第 9号議案 平成24年度神川町水道事業会計予算          
日程第13 第10号議案 平成23年度神川町一般会計補正予算(第6号)     
日程第14 第11号議案 平成23年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第15 第12号議案 平成23年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3
             号)                         
日程第16 第13号議案 平成23年度神川町介護保険特別会計補正予算(第3号) 
日程第17 第14号議案 平成23年度神川町町営バス事業特別会計補正予算(第2号)
日程第18 第15号議案 平成23年度神川町観光事業特別会計補正予算(第3号) 
日程第19 第16号議案 平成23年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第2
             号)                         
日程第20 第17号議案 平成23年度神川町水道事業会計補正予算(第2号)   
日程第21 第18号議案 神川町奨学資金貸付条例                
日程第22 第19号議案 神川町印鑑条例の一部を改正する条例          
日程第23 第20号議案 神川町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
             する条例の一部を改正する条例             
日程第24 第21号議案 神川町立幼稚園設置条例及び神川町立幼稚園保育料等徴収条
             例の一部を改正する条例                
日程第25 第22号議案 神川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条
             例                          
日程第26 第23号議案 神川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を
             改正する条例                     
日程第27 第24号議案 神川町高齢者長寿祝金支給に関する条例の一部を改正する条
             例                          
日程第28 第25号議案 神川町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正
             する条例                       
日程第29 第26号議案 神川町介護保険条例の一部を改正する条例        
日程第30 第27号議案 神川町営住宅条例の一部を改正する条例         
日程第31 第28号議案 神川町営冬桜の宿神泉条例の一部を改正する条例     
日程第32 第29号議案 児玉郡市広域市町村圏組合の共同処理する事務及び規約の変
             更並びに財産処分について               
日程第33 第30号議案 埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更について    
日程第34 第31号議案 埼玉県児玉郡神川町と群馬県藤岡市との間における教育に係
             る事務の委託に関する協議について           
日程第35 第32号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  
日程第36 第33号議案 固定資産評価審査委員会補欠委員の選任につき承認を求める
             ことについて                     
日程第37 第34号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること
             について                       
日程第38 第35号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること
             について                       
日程第39 第36号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること
             について                       
日程第40 第37号議案 町道路線の認定について                
日程第41 報告第 1号 専決処分の承認を求めることについて(神川町税条例の一部
             を改正する条例)                   
日程第42 一般質問                              
                                    
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ

出席議員(13人)
       1番  赤 羽 奈保子 君       2番  山 ? 正 弘 君
       3番  大 川 喜和子 君       4番  渡 辺 浩 一 君
       5番  廣 川   学 君       6番  落 合 周 一 君
       7番  小井戸 英 夫 君       8番  田 村   勝 君
       9番  山 田 義 雄 君      11番  浅 見 好 雄 君
      12番  岩 ? 一 義 君      13番  岸     優 君
      14番  主 山 義 雄 君
欠席議員(1人)
      10番  町 田   久 君
                                    
説明のため出席した者
  町     長  清 水 雅 之 君  副  町  長  伊 藤 政 雄 君
  教  育  長  高 澤 利 藏 君  総 務 課 長  飯 島 貴久雄 君
  地 域 安全室長  根 岸 孝 芳 君  総 合 政策課長  島 田 克 彦 君
  税 務 課 長  新 井 美 範 君  町 民 福祉課長  青 木 由 一 君
  保 険 健康課長  高 橋 重 久 君  診 療 所事務長  根 岸   寛 君
  経 済 環境課長  木 村   豊 君  建 設 課 長  飯 島 直 樹 君
  会 計 管 理 者  飯 島 正 文 君  学 務 課 長  山 口 幸 雄 君

  生 涯 学習課長  市 川   寛 君  水 道 課 長  長谷川   隆 君
  兼 公 民 館 長

  神泉総合支所長  柴 崎 紀 夫 君
  兼地域総務課長
                                    
事務局職員出席者
  議 会 事務局長  石 井 基 完    次     長  春 山 孝 子







△開会・開議

   午前9時2分開会・開議



○議長(主山義雄君) 皆さん、おはようございます。

 町田久君から欠席の通告がありました。

 ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、これより平成24年第1回神川町議会定例会を開会いたします。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。よろしくご協力のほどお願いいたします。

                    ◇               



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(主山義雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において4番渡辺浩一君、5番廣川学君、6番落合周一君を指名いたします。

                    ◇               



△日程第2 会期の決定



○議長(主山義雄君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月14日までの9日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

              〔「異議なし」の声あり〕



○議長(主山義雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、本日から3月14日までの9日間と決定いたしました。

                    ◇               



△日程第3 諸報告



○議長(主山義雄君) 日程第3、諸報告を行います。

 本定例会に町長より別冊配付のとおり、第1号議案 平成24年度神川町一般会計予算外37件が提出されております。また、本日までに受理いたしました請願は1件であります。お手元に配付の請願文書表のとおり、会議規則第92条第1項の規定により、所管の常任委員会に付託いたしましたので、報告いたします。

 なお、本定例会に議案説明のため、町長ほか関係者の出席を求めました。

 次に、児玉郡市広域市町村圏組合議会議員山田義雄君から報告事項があります。

 9番山田義雄君。

              〔9番 山田義雄君発言〕



◆9番(山田義雄君) 議長の許可をいただきましたので、平成23年第4回児玉郡市広域市町村圏組合議会定例会のご報告を申し上げます。

 本定例会は、平成23年12月26日に開会され、2件の議案が提案されました。

 第12号議案 「児玉郡市広域市町村圏組合の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、障害者自立支援法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。

 第13号議案 「平成23年度児玉郡市広域市町村圏組合一般会計補正予算(第2号)」につきましては、歳入歳出それぞれ1億1,364万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ49億6,461万4,000円とするものであります。

 主なものは、斎場の燃料費と美里一般廃棄物最終処分場改修工事に伴う追加であります。

 以上2議案につきましては、討論はなく、すべて原案どおり可決された次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(主山義雄君) 以上で諸報告を終わります。

                    ◇               



△日程第4 第 1号議案 平成24年度神川町一般会計予算



△日程第5 第 2号議案 平成24年度神川町国民健康保険特別会計予算



△日程第6 第 3号議案 平成24年度神川町後期高齢者医療特別会計予算



△日程第7 第 4号議案 平成24年度神川町介護保険特別会計予算



△日程第8 第 5号議案 平成24年度神川町住宅資金貸付事業特別会計予算



△日程第9 第 6号議案 平成24年度神川町町営バス事業特別会計予算



△日程第10 第 7号議案 平成24年度神川町観光事業特別会計予算



△日程第11 第 8号議案 平成24年度神川町公共下水道事業特別会計予算



△日程第12 第 9号議案 平成24年度神川町水道事業会計予算



△日程第13 第10号議案 平成23年度神川町一般会計補正予算(第6号)



△日程第14 第11号議案 平成23年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)



△日程第15 第12号議案 平成23年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)



△日程第16 第13号議案 平成23年度神川町介護保険特別会計補正予算(第3号)



△日程第17 第14号議案 平成23年度神川町町営バス事業特別会計補正予算(第2号)



△日程第18 第15号議案 平成23年度神川町観光事業特別会計補正予算(第3号)



△日程第19 第16号議案 平成23年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)



△日程第20 第17号議案 平成23年度神川町水道事業会計補正予算(第2号)



△日程第21 第18号議案 神川町奨学資金貸付条例



△日程第22 第19号議案 神川町印鑑条例の一部を改正する条例



△日程第23 第20号議案 神川町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例



△日程第24 第21号議案 神川町立幼稚園設置条例及び神川町立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例



△日程第25 第22号議案 神川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例



△日程第26 第23号議案 神川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例



△日程第27 第24号議案 神川町高齢者長寿祝金支給に関する条例の一部を改正する条例



△日程第28 第25号議案 神川町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例



△日程第29 第26号議案 神川町介護保険条例の一部を改正する条例



△日程第30 第27号議案 神川町営住宅条例の一部を改正する条例



△日程第31 第28号議案 神川町営冬桜の宿神泉条例の一部を改正する条例



△日程第32 第29号議案 児玉郡市広域市町村圏組合の共同処理する事務及び規約の変更並びに財産処分について



△日程第33 第30号議案 埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更について



△日程第34 第31号議案 埼玉県児玉郡神川町と群馬県藤岡市との間における教育に係る事務の委託に関する協議について



△日程第35 第32号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて



△日程第36 第33号議案 固定資産評価審査委員会補欠委員の選任につき承認を求めることについて



△日程第37 第34号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第38 第35号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第39 第36号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第40 第37号議案 町道路線の認定について



△日程第41 報告第 1号 専決処分の承認を求めることについて(神川町税条例の一部を改正する条例)



○議長(主山義雄君) 続いて、日程第4、第1号議案 平成24年度神川町一般会計予算から日程第41、報告第1号 専決処分の承認を求めることについてまでの38件を一括議題といたします。

 なお、日程第4、第1号議案から日程第33、第30号議案まで及び日程第35、第32号議案から日程第41、報告第1号までの37件についての詳細説明、質疑、討論、採決については後日行いたいと思います。

 次に、町長より招集のあいさつと議案に対する提案理由の説明を求めます。

 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日ここに、平成24年3月定例議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、平成24年度当初予算案など町政の重要案件についてご審議いただきますことは、町政発展のため意義あるものと感謝を申し上げる次第でございます。

 また、日ごろより町政の運営に当たりましてご理解、ご協力をいただいていることも重ねて御礼申し上げます。

 私も町長就任から2年有余経過し、議会の皆様を初め多くの方々に支えられ町政を行ってまいりました。今年度は、神川町のマスコットキャラクター選考とキャラクターの着ぐるみ活用による町のPR活動、神泉中学校の統廃合問題、神川中学校体育館の建てかえ等を実施してまいりました。

 我が国は、東日本大震災から1年を経過しようとしておりますが、この間官民一体となり被災地の復旧・復興に向けた対策や支援がなされております。神川町としても、この震災を契機として今後の防災対策事業に取り組みたいと考えております。

 一方、国内では円高・デフレによる経済悪化と貿易収支の赤字、東日本大震災後の経済活動の停滞と福島第一原子力発電所の施設処理・放射能除染対策等々、大きな難題を抱えています。町としましては、このような厳しい社会経済情勢の中にあって、将来を見据えての自立したまちづくりを目指し、行財政基盤の強化等の行政改革に取り組んでまいりたいと思います。議員各位におかれましても、今後とも町政運営につきましてご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、本日ご提案しました議案について説明いたします。

 最初に、第1号議案 平成24年度一般会計予算について、主な項目ごとに説明いたします。

 一般会計予算の総額が56億5,000万円で、前年度予算に比べまして21.1%、9億8,400万円の増額です。初めに、歳入ですが、町税が15億9,213万9,000円で、前年度比3.1%、5,034万7,000円の減額、これは長引く経済不況による企業収益等の悪化による法人町民税の落ち込みによるものでございます。

 地方交付税につきましては、国全体での増加等を考慮し、14億7,000万円を見込み、前年度比9.7%、1億3,000万円の増額となります。

 国庫支出金は2億9,381万8,000円で、前年度比20.6%、7,621万1,000円の減額であり、これは主に子ども手当支給制度変更によるものです。

 県支出金は、緊急雇用創出基金市町村事業の継続などで3億3,567万円、前年度比9.3%、2,843万1,000円の増額となります。

 繰入金は、神川中学校校舎の設計に充てるため、教育施設整備基金から3,000万円の繰り入れを計上し、前年度比66.3%、6,073万6,000円の減額となります。

 町債は、12億9,330万円を見込み、前年度比401.3%、10億3,530万円の増額となります。内訳は、合併特例債を活用した地域振興基金に9億8,230万円を新たに計上、同じく合併特例債を道路改築事業に1億1,100万円、地方交付税不足分を国にかわり地方が起債する臨時財政対策債に2億円を計上します。

 次に、歳出ですが、引き続き事務事業の見直し等を行い職員数管理や人件費の抑制などに努め、行政経費のさらなる削減に努めます。

 では、予算の内容から項目別にその概要についてご説明いたします。初めに、「安全で快適に暮らせるまちづくり」の分野では、町道改良等の請願・陳情箇所の整備を中心とした生活道路整備のための事業費の大幅な増額や、交通安全施設整備等の事業を実施し、安全で利便性にすぐれた道路整備を引き続き行ってまいります。

 快適なまちづくりを推進するため、計画区域内の公共下水道事業を進めると同時に、区域外では単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換補助金を増額するなど水質保全に努めていきます。また、自然エネルギー活用のため個人住宅用の太陽光発電システム設置にも補助金を交付し、二酸化炭素の削減など環境保全を図っていきます。

 また、安全な暮らしのため、防災計画の見直しにより危機管理体制整備を図っていき、災害時における通信手段の充実とあわせ、災害用備蓄倉庫の整備等を実施していきます。

 次に、「健康で安心に満ちたまちづくり」の分野では、引き続き子宮頸がんワクチンやヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種に補助制度を継続し、中学校までの医療費無料化とあわせて安心して子供を育てる環境整備に努めます。

 また、共働き家庭や母子・父子家庭の子供たちが放課後を過ごす「生活の場」であるいわゆる「学童保育」育成に対しての援助も実施し、子育て支援に努めてまいります。

 高齢者や障害者が活動しやすい快適な環境を提供するため、地域包括支援センターの運営を充実させ、社会福祉協議会やシルバー人材センター等の組織に助成を行い、これら組織と連携しつつ、地域福祉の充実に努めていきます。

 次に、「互いを尊重し生涯の学習を生かすまちづくり」の分野では、あらゆる機会をとらえて生涯学習の理念普及に努め、引き続き公民館活動やふれあいセンター、ステラ神泉等を活用し、各種講座等の充実、学習機会を提供して生涯学習の推進を図ってまいります。

 学校教育関係では、神川中学校耐震診断結果に基づき特別室棟の建てかえに向けて設計業務を実施し、安全安心な教育施設の整備に努めてまいります。

 神泉中学校統廃合では、住民説明会やアンケート調査、さらに保護者に対しては就学希望学校先と統廃合に向けた支援策を作成して配付しました。この結果の意見を尊重し、藤岡市と教育事務委託協議をいたしました。

 人権政策におきましては、あらゆる人権課題の解消に向け、引き続き人権教育や啓発事業を実施し、人権意識の向上に努めていきます。

 次に、「活力に満ち元気に働けるまちづくり」の分野では、地域経済の活性化が急務となっており、その中で住宅リフォーム費用の補助制度を新設するなど、地元の中小企業経営安定化対策などの施策を講じ、地域経済の早期回復を図っていきたいと思います。

 こうした取り組みに加え、農業については、引き続き耕作放棄地解消対策を実施するとともに、各種産業との連携を行い農産物の高付加価値化や販路開拓、食育推進などに力を入れ、産業として成り立つ、いわゆる6次産業としての農業の確立に努めていきます。

 また、観光事業では、冬桜の宿神泉について指定管理者制度の導入を推進し、より効率的な運営を図ります。

 さらに、神川町の魅力を広く知っていただくために、商工業振興や観光振興による「地域連携」、「広域連携」を継続して推進していきます。

 次に、「町民と行政が協働し希望に満ちたまちづくり」の分野では、まちづくりは町民と行政の共同作業で進めるという考えに立ち、広報広聴活動や各団体との意見交換、町民と直接触れ合う中で「対話」に努めてまいります。

 また、各種計画策定時にはパブリックコメント制度を活用し、町民の意見を集約し、反映できるよう努めるとともに、行政情報の公開も積極的に進めていきます。

 行政改革集中プランは、効率的・効果的な行政を進める上で欠くことができない計画であることから、着実な実施に努めていきます。

 さらに、定住自立圏構想の推進や行政組織の効率化や効果の高い事業に行財政資源を集中させる手法の検討及び地域間に過度の格差が生じないようバランスに配慮した行政運営を進めていきます。

 以上、一般会計予算の基本的な方針についてご説明申し上げました。

 次に、第2号議案から第9号議案までの特別会計当初予算についてご説明いたします。

 初めに、国民健康保険特別会計についてご説明いたします。国民健康保険は、地域住民の健康の維持増進や相互扶助の精神に基づく極めて重要な役割を果たしております。しかしながら、低所得者の加入割合が多いことにより保険税収入が伸び悩む一方、保険給付費は依然として年々増加傾向にあり、一般会計へ頼らざるを得ない状況でありますが、今後とも受益と負担の適正化の原則に基づき、健全な事業運営を目指して取り組んでいきたいと考えております。

 平成24年度の事業勘定予算でございますが、総額16億6,800万円で、前年度予算に対し6.5%の増額を見込んでおります。

 歳入におきましては、保険税が前年度に対して1.2%減の2億8,647万円、国庫支出金は8%増の4億7,130万4,000円で、療養給付費交付金は42.3%増の7,817万2,000円、前期高齢者交付金は5.8%減の2億5,072万1,000円、共同事業交付金は55.3%増の3億3,400万円を見込んでおります。一般会計からの繰入金は29.9%減の1億4,511万3,000円を計上しました。

 歳出につきましては、保険給付費が5.6%増の10億6,255万5,000円、後期高齢者支援金等が6%増の2億1,204万8,000円、介護納付金は6.4%増の9,922万円、共同事業拠出金が10.7%増の2億3,800万1,000円、保健事業費が4.9%増の1,605万円となっております。

 次に、施設勘定についてご説明いたします。地域住民に信頼され、親しまれる診療所を目指し、身近な医療機関としての役割を果たすため、今後も各機関との連携を図り、町民の健康保持増進に取り組みながら診療所運営に努めていきます。

 平成24年度予算ですが、総額1億2,271万6,000円となり、前年度に比べ279万2,000円、2.3%の増額となります。歳入の診療収入は、受診者数等を考慮して算定し、不足分については、一般会計からの繰入金1,330万円を見込んでおります。

 次に、後期高齢者医療特別会計について説明いたします。平成24年度予算は、前年度に比べ9.3%増の総額1億2,023万5,000円でございます。歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が9.7%増の7,008万8,000円、一般会計からの繰入金が8.8%増の4,979万円などが主な収入です。歳出は、職員人件費等の総務費が7%増の2,013万1,000円、後期高齢者医療広域連合納付金が9.8%増の9,965万3,000円でございます。

 次に、介護保険特別会計予算についてご説明いたします。町は、介護保険法に基づき事業計画を3年ごとに見直しており、このたび第5期介護保険事業計画が策定され、平成24年度の4月から第5期計画がスタートいたします。平成24年度から介護報酬がプラス改定となることや、年々保険給付費が増加傾向の中で、第1号被保険者の今後3年間の保険料について見直しを行い、適正な事業運営に努めていきたいと考えております。

 平成24年度の予算総額は8億6,187万7,000円で、前年度比10.9%増です。主な歳入は、第1号被保険者の保険料改定に伴い前年度比30.1%と大きくふえ、1億6,442万1,000円、国庫及び県支出金が合わせて3億2,574万3,000円、支払基金交付金が5.7%増の2億3,619万1,000円、一般会計繰入金が22.3%増の1億3,308万1,000円となっております。歳出は、保険給付費が8億533万3,000円で、介護報酬改定の影響もあり前年度より8.9%増、地域包括支援センターで介護予防等を行う地域支援事業費が1,704万4,000円で、33.7%の増となっています。

 次に、住宅資金貸付事業特別会計予算については、前年度比38.6%減の161万9,000円で、償還業務のみを実施してまいります。

 次に、町営バス事業特別会計予算についてご説明いたします。平成24年度は、予算総額を1,937万6,000円とし、歳入につきましては事業収入を101万3,000円、県支出金を300万円、一般会計からの繰入金1,535万6,000円を見込んでおります。歳出につきましては、職員1名の人件費653万8,000円、休日の運行委託経費321万円、小型バスへの入れかえ700万円及び維持管理等の運行経費でございます。

 次に、観光事業特別会計予算についてご説明いたします。冬桜の宿神泉及び城峯公園レストハウスに係る事業で、平成24年度予算総額を1億1,917万5,000円とし、前年度比9.8%の減額となります。歳入につきましては、冬桜の宿神泉に係る事業収入については、客室使用料、入浴使用料、食堂及び売店販売収入6,306万円、また城峯公園レストハウスの事業収入として750万1,000円を見込み、一般会計からの繰入金を4,801万3,000円を計上しています。

 レストハウス運営費に係る一般会計からの繰入金を計上したことにより、繰入金の総額は前年度に比べて677万3,000円の増となっています。歳出につきましては、冬桜の宿神泉に係る職員人件費、振興協会委託料、施設の運営関係費で7,893万8,000円、起債の償還に伴う経費として2,966万2,000円、レストハウス運営事業費1,047万5,000円を見込んでおります。

 次に、公共下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。特定環境保全公共下水道事業の渡瀬浄化センターの維持管理関係費及び利根川右岸流域下水道事業に係る県負担金、大字元原地内の管渠工事等の予算総額は1億8,714万9,000円で、前年度比3.3%の増額になります。

 歳入の主な項目につきましては、接続加入に係る受益者負担金及び使用料等合わせて2,663万円、国庫交付金が2,060万円、一般会計繰入金が8,940万5,000円、下水道事業債4,890万円を予定しております。

 歳出につきましては、特定環境保全公共下水道事業の渡瀬浄化センターの維持管理及び宅内ます取りつけ工事等を合わせて1,627万円を計上しております。

 また、公共下水道事業費では大字元原地内の下水道管渠整備費等で5,759万8,000円、利根川右岸流域下水道事業の建設及び維持管理負担金で2,317万6,000円を計上しております。

 次に、公債費ですが、特定環境保全公共下水道事業債、公共下水道事業債、利根川右岸流域下水道事業債を合わせて元利償還金6,970万円を計上しております。

 最後に、水道事業会計予算について概要をご説明いたします。水道事業は、公衆衛生の向上や生活環境の改善にとどまらず、都市機能や事業活動に欠くことのできないものと考えております。

 さて、本年度の予算ですが、第3条予算、収益的収入及び支出は、収入で3億1,064万円、支出は2億9,475万9,000円を予定しております。

 次に、予算第4条、資本的収入及び支出は、収入で52万5,000円、支出額は1億3,134万9,000円を予定しております。平成24年度においても、昨年度に引き続き八日市地内で石綿管布設がえ工事を実施するなど飲料水の安定的供給を行うための基盤整備を進めてまいります。

 以上で、平成24年度一般会計及び特別会計の当初予算に関する説明を終了いたします。

 続きまして、第10号議案から第17号議案までの平成23年度の補正予算関係についてご説明いたします。

 初めに、第10号議案 平成23年度神川町一般会計補正予算(第6号)ですが、今回の補正額は1億1,980万6,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額を52億4,694万4,000円とするものです。

 歳入におきましては、防災行政無線デジタル化事業国庫補助金792万5,000円、普通地方交付税2億3,879万1,000円、県市町村振興協会交付金1,050万円、緊急防災減災事業債の1,058万円などを増額し、子ども手当支給事業制度変更に伴う国庫支出金の4,108万9,000円、緊急雇用創出県補助金302万9,000円、減債基金繰入金7,000万円、道路新設改良事業の減による合併特例債の1,800万円などの減額をお願いするものであります。

 歳出の主なものでは、国の緊急防災減災事業として防災行政無線移動系のデジタル化事業の2,808万3,000円、住宅用太陽光発電システム設置追加補助金の150万円、後年度事業等に充当するため財政調整基金へ積立金として2億円を計上し、国保事業勘定特別会計へ210万5,000円、後期高齢者特別会計繰出金へ12万4,000円、介護保険特別会計へ467万5,000円、観光事業特別会計へ853万9,000円などそれぞれ繰り出しし、子ども手当支給事業制度変更や事業実施の入札結果に伴う事業費減等を減額するものでございます。

 なお、国の緊急防災減災事業の防災行政無線のデジタル化事業につきましては、平成24年度に事業実施するため繰越明許とするものでございます。

 続きまして、第11号議案 平成23年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)ですが、事業勘定については、歳入歳出予算総額をそれぞれ787万9,000円減額し、補正後の歳入歳出予算総額を16億5,634万2,000円とするものでございます。

 今回の主な補正は、保険給付費のうち、年度末時点において不足が見込まれるものについて増額補正を行い、また歳入歳出額が確定しているものや変更申請等により増減等が予測されるものについて、それぞれ補正を行うものでございます。それぞれの内容ですが、保険給付費のうち療養給付費と高額医療費について増額を、保険財政の安定化を図るための共同事業拠出金、特定健康診査事業費について減額をするものです。

 施設勘定の補正につきましては、歳入歳出予算総額をそれぞれ100万9,000円を増額し、予算総額を1億2,633万2,000円とするものです。主なものは、歳入で診療報酬収入の増額、歳出で共済費及び薬品調剤費の増額です。

 続きまして、第12号議案 平成23年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出予算総額からそれぞれ14万9,000円を減額し、補正後の予算総額を1億1,080万8,000円とするものです。主なものは、被保険者から納付される保険料を減額し、これに伴い後期高齢者医療広域連合への納付金を減額するものです。

 続きまして、第13号議案 平成23年度神川町介護保険特別会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出予算総額にそれぞれ2,181万3,000円を増額し、補正後の予算総額を8億5,337万7,000円とするものです。歳入におきましては、給付費に係る国及び県負担金等の年度内交付決定分の不足が見込まれるため、給付費の歳出増加分とあわせて、主に介護給付費準備金からの繰り入れを行うものでございます。

 なお、国、県及び町からの法に基づく負担割合による歳入過不足調整については、来年度の精算となります。また、介護事務処理システム改修に伴う歳入は、半額程度の国庫補助を見込み、残りについては一般会計からの事務費繰り入れにより対応するものでございます。

 歳出の主なものは、介護保険給付費全体が増加傾向にあるため、給付関係の決算見込額を1,805万円増額するものです。また、平成24年度の介護保険法改正に伴い、介護事務処理システムに改修が生じるため、関連経費を363万3,000円の増額を行うものです。

 続きまして、第14号議案 平成23年度神川町町営バス事業特別会計補正予算(第2号)ですが、歳入歳出予算にそれぞれ4万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ1,295万7,000円とするものです。内容は、歳出における共済費が4万7,000円不足するため、不足分を県補助金で充当するものです。

 続きまして、第15号議案 平成23年度神川町観光事業特別会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出予算総額からそれぞれ1,339万2,000円を減額し、補正後の予算総額を1億2,235万2,000円とするものです。主な内容は、利用客が大きく減少したことに伴い、歳入の使用料並びに歳出における宿泊施設運営費をそれぞれ減額するもので、レストハウスにつきましても販売収入が大きく落ち込み、歳入歳出の運営費を減額するものです。また、減額補正した結果、さらに不足する財源につきましては一般会計からの運営費繰入金を充てる内容でございます。

 続きまして、第16号議案 平成23年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)ですが、歳入歳出予算総額から2,447万8,000円を減額し、補正後の予算総額を1億5,830万3,000円とするものです。

 歳入の主なものは、国庫交付金800万円の減額、一般会計繰入金531万7,000円の減額、公共下水道事業債980万円の減額、流域下水道事業債の340万円の減額であります。

 歳出の主なものは、公共下水道事業費の工事請負費1,800万円の減額、利根川右岸流域下水道事業の建設負担金344万2,000円の減額、維持管理費負担金120万円の減額であります。

 続きまして、第17号議案 平成23年度神川町水道事業会計補正予算(第2号)ですが、予算第3条の収益的支出について総経費27万4,000円を増額補正するものです。内容につきましては、法定福利費の負担額の増加に伴うものです。

 続きまして、第18号議案 神川町奨学資金貸付条例ですが、貸し付け対象者の要件及び貸付審査基準等の不備を是正するため、神川町奨学資金貸付条例の全部を改正したいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第19号議案 神川町印鑑条例の一部を改正する条例ですが、住民基本台帳の一部が改正され、外国人住民も住民基本台帳法の対象となったことに伴い、神川町印鑑条例の一部改正の必要が生じましたので、本案を提出するものです。

 続きまして、第20号議案 神川町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例ですが、スポーツ振興法が全部改正されスポーツ基本法が施行されたことに伴い、所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第21号議案 神川町立幼稚園設置条例及び神川町立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例ですが、平成20年3月31日付で休園となっている神川町立いずみ幼稚園を平成24年3月31日付で廃園とするため、この案を提出するものです。

 続きまして、第22号議案 神川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例ですが、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行いたいので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第23号議案 神川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例ですが、児童福祉法の一部改正に伴い、所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第24号議案 神川町高齢者長寿祝金支給に関する条例の一部を改正する条例ですが、住民基本台帳法の一部改正に伴い、所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第25号議案 神川町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例ですが、障害者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において、障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第26号議案 神川町介護保険条例の一部を改正する条例ですが、第5期介護保険事業計画策定に伴い、第1号被保険者の介護保険料の改定を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第27号議案 神川町営住宅条例の一部を改正する条例ですが、地域の自主性及び自立性を高めるため、改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布により同居親族要件が廃止となるため、所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第28号議案 神川町営冬桜の宿神泉条例の一部を改正する条例ですが、神川町営冬桜の宿神泉の管理について民間活力を導入し、住民サービスの向上と経費の削減を図ることを目的に、指定管理者に行わせることができるように所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第29号議案 児玉郡市広域市町村圏組合の共同処理する事務及び規約の変更並びに財産処分ですが、平成24年3月31日をもって児玉郡市広域市町村圏組合の視聴覚ライブラリーに関する事務を廃止することに伴い、同組合規約を変更並びに視聴覚ライブラリーに係る財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものです。

 続きまして、第30号議案 埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更ですが、住民基本台帳法の一部改正に伴い、埼玉県後期高齢者医療広域連合規約を変更することについて協議するため、地方自治法第291条の11の規定により、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第31号議案 埼玉県児玉郡神川町と群馬県藤岡市との間における教育に係る事務の委託に関する協議ですが、教育に係る事務委託について協議するため、学校教育法第49条において準用する同法第40条並びに地方自治法第252条の14第1項の規定により、この案を提出するものです。

 次に、第32号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることですが、教育委員会委員新井富惠氏が平成24年3月17日をもって任期満了となるため、再任いたしたく地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき議会の同意を得たいので、この案を提出するものです。

 続きまして、第33号議案 固定資産評価審査委員会補欠委員の選任の承認ですが、固定資産評価審査委員会委員貫井公博氏が平成24年1月26日に死去したため、小島健司氏を補欠委員として選任したことについて地方税法第5条の規定に基づき議会の承認を得たいので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第34号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてですが、固定資産評価審査委員会の補欠委員小島健司氏が平成24年3月23日をもって任期満了となるため、改めて選任いたしたく地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意を得たいので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第35号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることですが、固定資産評価審査委員会委員栗本襄氏が平成24年3月23日をもって任期満了となるため、再任いたしたく地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意を得たいので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第36号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることですが、固定資産評価審査委員会委員茂木美知子氏が平成24年3月23日をもって任期満了となるため、再任いたしたく地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意を得たいので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第37号議案 町道路線の認定ですが、新たに町道として認定する必要があるので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、報告第1号 専決処分の承認を求めることですが、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定に基づきこれを報告して承認を求めるものです。

 以上、本定例会にご提案いたしました議案の提案理由でございます。

 なお、各議案の詳細につきましては、担当課長より説明させますので、慎重ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、招集のあいさつ並びに提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 日程第34、第31号議案 埼玉県児玉郡神川町と群馬県藤岡市との間における教育に係る事務の委託に関する協議についてを議題といたします。

 担当課長から詳細説明を求めます。

 学務課長。

              〔学務課長 山口幸雄君詳細説明〕



○議長(主山義雄君) 説明が終わりましたので、質疑を許します。

 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) この神泉の中学校の統廃合に基づいてこういう問題が発生をしたわけでございますけれども、私ども神川町に住む人間として、特に神泉の皆さん方にご意見を聞き、私も個別に回って聞きましたら、神川でそれなりの対応をしてくれれば神川中学校へ子供たちを出したかったと、そういう非常に残念であるという声が非常に多く出されております。特に元先生などは、人口が少なくなって、神泉の学校が廃校になることについては、これはやむを得ないと思っているけれども、町では全力を尽くして神川中学校への入学をされるような誠意ある対応をなぜしないのかという、そういう声が非常に出ております。

 非常に残念な結果になってきておりますけれども、町長はこれについては、私の質問に対して地域性だということで簡単に答えておりますけれども、やはり神泉の皆さん方からしてみれば、合併をして神川町になって、神川へ通学したいという気持ちを多くの皆さん方が持っていることは事実でありますけれども、残念ながらこの4月に入学される8名の方は、全員が鬼石中学校へ希望されたということでございます。これは、私も一般質問でこの後言いますけれども、町が一昨年、この合併問題が出る前に、統廃合の問題が我々に報告される前に、既に3カ月も前に藤岡市との話し合いをしてきたという、秘密裏にそういう形でとってきたことが、これが大きな原因となって、神泉の皆さん方がここへ通うということになったわけでありますけれども、非常にそういうやり方は好ましい状態ではないと思いますけれども、この状態が続きますと、神泉の子供が将来にわたって神川中学校へ入学を見込めないと、そういう状況が生まれてくるわけでございますけれども、これらについてはどのような考えを持っておられるのか、地域性で簡単に片づけられる、そういう問題ではないと思いますけれども、お考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 今のご質問にお答えしたいと思います。

 昨年度、再三にわたりまして保護者、それから生徒等とも話し合いを持ってきました。そういう中で、今回8名の児童が鬼石中学のほうへ進学したいということで決まったわけであります。

 なお、これにつきまして当然学区というものがございますので、学区外への通学ということになります。その場合には、相手の教育委員会のほうに協議しなければならないということになります。そういうことで、神川町の教育委員会としましても事務局のほうで藤岡市の教育委員会のほうに協議に行きまして、今回のような結果になった次第でございます。

 なお、今岸議員さんからお話がありましたように、24年度以降についても町としますれば、できるだけ神川中学校のほうへ進学させていくことが希望であります。ただ、地域性の関係もありましてやむを得ない場合、本人あるいは保護者の希望がある場合には、鬼石中学のほうへということも考えられます。

 なお、来年度の予定としましては、5月16日の日に手づくり弁当の日があります。その日を利用しまして、神川町の小学生全員が神川中学のほうに遠足に行くという形になります。そして、神川中学の学校の説明、さらには施設等の見学等を行うと、そのような形で現在計画されておるということであります。町としましても、そのような形で全力で取り組んでいきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 来月の問題ですから、保護者と生徒が鬼石中学校へ希望されていますので、この条例案を可決しなければその手続がとれないという、そういう非常に厳しい問題がありますので、やむを得ない部分もありますけれども、来年以降については、できるだけ神川中学校へ来るように全力を尽くして、その努力をすることをぜひ希望しておきたいと思います。

 以上です。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 今申し上げましたとおり、そのように考えております。よろしくお願いします。



○議長(主山義雄君) ほかにありませんか。

              〔「なし」の声あり〕



○議長(主山義雄君) 質疑を打ち切ります。

 討論を許します。

              〔「なし」の声あり〕



○議長(主山義雄君) 討論なしと認めます。

 お諮りいたします。

 第31号議案 埼玉県児玉郡神川町と群馬県藤岡市との間における教育に係る事務の委託に関する協議についてを原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

              〔「異議なし」の声あり〕



○議長(主山義雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

                    ◇               



△日程第42 一般質問



○議長(主山義雄君) 日程第42、町政に対する一般質問を行います。

 最初に、5番廣川学君の質問を許します。

 廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 まず、疾病予防に関する町の取り組みについてですが、町では予防接種や各種検診を行っております。乳幼児の集団で行われているポリオ、個別のBCG、三種混合、麻疹風疹混合、二種混合、日本脳炎などあります。これらは、国で接種しなさいと言われているものだと聞いております。保健センターや各医院等で接種されています。

 そして、任意で受けて町で一部負担しているもので子宮頸がん予防、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌の3ワクチン、それに高齢者のインフルエンザの合わせて4つがあります。負担については、子宮頸がん等の3ワクチンが1割の負担、ちなみに子宮頸がんは1回の自己負担金が1,600円、1回接種費用は1万6,500円かかりますので、約1割が自己負担ということになり、それを3回行うことになります。それから、ヒブが自己負担金が900円、1回の接種費用が9,000円なので、やっぱり1割が自己負担と、それから小児用肺炎球菌ワクチンが自己負担金が1,100円で、1回の接種費用が1万1,600円ということで、こちらも約1割が自己負担となっております。高齢者のインフルエンザに関しては、1,000円で受けられるということになっておるようです。

 検診では、乳幼児健診はもちろん結核、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がん、骨粗鬆症、肝炎ウイルス検査、それから歯科検診、それぞれの検診を行っていることは、皆さんもご存じだと思います。これらワクチンの接種により、万が一感染しても重症化しないということがございます。乳幼児や高齢者にとっては、重症化は時には命にかかわるようなことになります。

 そして、検診はがんを防ぐということではなく、早期発見が目的だと考えます。実際に、毎年のように早期のがんが発見されていると聞いています。しかしながら、検診の受診率は現在10分の1から4分の1ぐらいにしかなっておりません。なるべくこの機会を利用して、町の方々には受診していただいて、安心を、あるいは早期発見していただきたいなと思っております。私廣川個人として、毎年受診しております。幸いなことに、まだ発見はされておりませんが、再検査になったことはございまして、そのときも再検査で問題がなく非常に安心をしたという経験がございます。だから、ぜひ町民の皆さんにも受けていただきたいなというふうに考えております。町長は、この事業についてどうお考えなのでしょうか。現在、医療費等増額という方向で進んでおります。高齢化もあり、町民の健康を維持していくには、どうしても必要だというふうにお考えですか、それとも国や県の意向で仕方なくどうしてもやらざるを得ないというお考えでしょうか、あるいはもっと町長らしい別のお考えがおありでしょうか、ぜひお答えください。

 そして、これを町民の皆さんに伝える手段については、現在どう行っていて、今のやり方で十分だとお考えでしょうか。自分は、町民の方にこの1年でも、何件もこれらのものについて質問されることが多かったのです。そのたびに保健センター等に質問に行って、どういうことなのでしょうと、すぐ答えられない私の勉強不足もあるのですが、これはきっと周知されていないということになるのではないでしょうか、もう少しその辺を考えることが必要なのではないかと考えます。

 そして、今年度からの取り組みもたくさんやっていまして、保健センターなどの職員では、仕事もとてもふえているのではないかと心配しております。私廣川は、自分の検診はもちろん、子供たちの健診にもついていって伺っております。毎年、毎回受診しやすくなるように考えておられるのだと思うのですが、とても改善されているように感じています。職員の方々には、毎度頭が下がる思いです。来年度も新しい取り組みなどが検討されていると思われますが、それについてはいかがなものでしょうか。その取り組みの中のものは、町長から特別指示されたものなどあるのでしょうか、その辺をお聞かせください。

 これらの事業で考えるべきであるのは、子供たちを守ることは未来を守ることだと考えております。そして、町民の健康を維持、管理することは、町の潜在能力を保つことというより、もしかすると町の力を上げることになるかもしれません。そのぐらい大事なことだと考えています。はっきりした意思表示を町長にはお願いをして、登壇による1回目の質問を終了いたします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、廣川議員の質問にお答えさせていただきます。

 初めに、予防接種による町民の健康維持についてでございますが、予防接種には乳幼児から高齢者までを対象にしたさまざまな種類がございます。また、法律の定めにより市町村の責任のもとで行う法定の定期接種と、個人と医師の責任と判断で行う任意接種がございます。高齢者肺炎球菌ワクチンは、現在任意接種となっておりますが、国の予防接種部会において法定化に向けた検討が行われており、動向を注意していきたいと思っております。

 また、法定の定期接種は町と医療機関との契約で行うことになっており、郡市内の各市町では本庄市児玉郡医師会に委託して実施しておるところでございます。

 次に、乳幼児健診を通じた健康維持ですが、乳幼児健診は母子保健法に基づき母性及び乳幼児の健康保持増進を図るために行っています。町では、3カ月から3歳までの各期における乳幼児を対象に、発育の確認や保健指導、健康診査、育児相談などを行っております。

 次に、成人におけるがん検診による町民の健康維持についてですが、がん検診は国で定めた健康増進法やがん対策基本法等をもとに実施しております。町では、町民の命や健康をがんから守るため、結核、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの5種類のがん検診を行っております。受診率は、県内では上位ですが、国の目標値50%とは大きくかけ離れております。現在受診率向上事業として、各大字に出向いて行う地域健康づくり出前講座や、がん検診を受診した回数によって商品がもらえる健康ポイントカードを実施しております。

 続きまして、来年度以降の取り組みについてですが、予防接種につきましては接種漏れのないよう赤ちゃん訪問や乳幼児健診等で各種スケジュールの説明や確認を行うなど、周知を図っております。乳幼児健診につきましては、引き続き母子の健康状況等の把握に努め、きめ細やかな対応を図ってまいりたいと考えております。

 がん検診事業につきましては、健康ポイントカードなど既存事業の充実を図るとともに、各事業所や団体等に受診勧奨チラシを配付するなど啓発に努めてまいります。また、来年度より受診機会の拡大を図るため、医師会の協力により新たに大腸がん及び乳がんの個別検診を進めてまいりたいと考えております。

 予防接種や各種検診は、町民の方々を疾病から守り、健康を維持させるため必要不可欠でございます。今後とも神川町健康増進計画等に基づき、多くの方々の健康意識の向上を目指し、さまざまな機会をとらえ啓発に努めるとともに、より受診しやすい環境づくりに向けて創意工夫をしてまいりたいと思います。

 私も当選早々ですが、子供たちの健康を守るために医療費の無料化を15歳までというふうにさせていただいておるところでございます。また、啓発につきましても広報等を利用して行っているわけですが、非常にわかりづらい専門的な文言等が多く含まれますので、そういった面につきましては私のほうで指示いたしまして、わかりやすい表現にしなさいということで指示しているところでございます。

 以上で1回目の答弁とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 5番廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 今の答弁で、町長はこういうことは大事だというふうにとらえてよいのかと思います。

 そこで、今町長の答弁にもございました高齢者の肺炎球菌についてなのですが、現在美里町だけ補助をしていると思うのですが、我が神川町はそのお考えは、国のほうで言われるまでは考えていないということになるのでしょうか。

 それから、この予防接種やがん検診等は、衛生費というところの予防費に入ると思うのですけれども、今年度に比べまして、今年度はもちろん新しく受けなければいけないものがふえたりしているということで予算等かかっているのですが、来年度200万円以上下がっているというか、少なくなっているというのはどういうことなのかなというふうに思うのです。もしかするとふえるのは、接種するのがふえる可能性もある、それから例えば小児の先ほど言ったポリオ、BCG等のものは国で受けなさいと言われていると思うのですけれども、では受けなかったらどうなるかというと、別に罰則等はないということなので、もし受ける人が少ないと町から出るお金は少ないということになるのではないかなと。もちろん町長は、受けて子供たちを守りたいというふうにお考えだと思うのですが、この200万円以上が減額になっているということはどういうことなのか、お答えください。

 それから、医師会等の調整で来年度は個別検診もできるようになるとかということになっておりますが、現在乳幼児の健診は、基本午後なのです。それもちびっ子たちが一番眠い時間に行われていまして、これはやっぱり先生方の都合はもちろんしようがないとは思うのですが、一番ぐずってしまう時間なのです。だから、お母さん、お父さんが連れていくと子供たちがぐずってしまって、保健センターの方々もそれを考慮していろいろやってはいただけるのですが、できれば午前中にやってもらえると非常にありがたいのですが、そういうのも医師会のほうへ働きかけていただけるとありがたいなと思います。

 それから、高齢者のインフルエンザの補助の件なのですが、神泉地区は昔からのつながりがある関係で、鬼石で受けてもちゃんとその補助の対象になるのですが、渡瀬の人が鬼石で受けると対象にならないという現状がございます。その辺も医師会との関係というのが出てくると思うのですが、医師会のほうとというのは、町長のほうが幾ら力があってもなかなかお一人では大変なのかなと思いますが、郡市内の首長さんたちと協力して、何とかこの辺が解決できるようになると、さらに町民にとっては住みやすい町になるかなと思いますので、ぜひ事あるごとに訴えていただけるとありがたいかなというふうに思います。

 それから、先ほど広報のほう、町長言葉等をいろいろ考えてというふうにおっしゃっていたのですけれども、このことに限らず、よくお知らせ版とか「広報かみかわ」、それからホームページでというふうに言われるのですが、皆さんが皆さんホームページ見られるわけではありませんし、「広報かみかわ」を隅から隅までしっかり読むというマニアな方はなかなか少ないと思うのです。そうすると、やっぱり窓口へ来ていただいたときに、プラスでちょっとおせっかいぐらいで言っていただくとか、前回の草むしりの件もそうですが、町長に、ごあいさつのときに今はこんなことになっていますとか、インフルエンザがはやりそうですから早目にワクチンの接種をしてみてはどうでしょうかとか、ごあいさつ等で言っていただいたりするとありがたいなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。ぜひ先ほどの町長の提案でありました「健康で安心に満ちたまちづくり」のためには、その辺が必要かと思います。ということで、その辺をよろしくお願いします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 金額等につきましては、ちょっと課長のほうから答えさせますけれども、これは前年度の実績に基づいた見込みといいますか、そういったことで予算化していることになるかと思います。

 また、受診の午後からを午前にということなのですけれども、私も詳細ちょっと把握しておりませんので、この辺も課長のほうから答えさせていただきます。多分私の想像では、医師会の先生の都合かなというふうに感じております。

 また、前も出ているのですけれども、高齢者のインフルエンザの受診というか予防接種、この件につきまして神泉地区につきましては鬼石病院等でオーケーですよと、また渡瀬については近くにありながらだめですよということなのですけれども、この辺も群馬の医師会からすれば、ぜひそういった面を緩めてほしいということでお話はいただいております。私も先生方との会議の中で一応話はしてみたのですけれども、やはり郡市の医師会の、これは決まりではないのでしょうけれども、先生方の意思が非常にかたいところがございまして、難しいかなというふうに思います。ただ、先般またこれ会議がありまして、その中で数字的な統計が出ておりまして、群馬県との医療関係とのかかわりということで、ここは埼玉県北部ですので、深谷日赤、熊谷、行田というふうな2次救急、3次救急という指定の中で動いているわけなのですけれども、現実問題この県北の本庄、上里、神川につきましては群馬県への依存率が非常に高いということで、この辺も会議の中で意見を述べさせていただいたのですけれども、特に神川町につきましては、群馬県の医療機関に対します依存率が46%ということで非常に高い率でございます。また、上里町につきましても約33%だったですか、そのぐらいの数字いっているかと思います。本庄市につきましても、二十数%が群馬の医療機関に運ばれているという結果が出ておりまして、そういったことも踏まえて、先般意見を述べさせていただきました。先生の中でも、こういった最近の救急医療の問題等も含めまして、群馬県の医療機関等への負担といいますか、そういったものをやってくれないかという、一方ではそういった意見も出るのですけれども、いざ個別受診的なものになりますと、そういった何か枠といいますか、一線を引かれているので、非常に町としましても地元の先生方も大事にしなくてはならないということになりますので、住民の皆さん方にはご不便をかけているのですけれども、できる限り地元のお医者さんで接種を受けていただければ助かるかなというふうに思います。

 また、ご指摘のございました、私のいろんな出番等でそういった啓発を行ってはどうかということでございますけれども、これは私も大いにこういった機会を利用して、皆様に情報提供していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 保険健康課長。

              〔保険健康課長 高橋重久君発言〕



◎保険健康課長(高橋重久君) それでは、廣川議員さんの質問に対しまして町長から指示がありましたので、お答えさせていただきます。

 まず、高齢者の肺炎球菌の関係でございます。美里町が現在行っているということでございます。答弁の中にもありましたとおり、国のほうで現在定期接種化に向けて動いているという状況でございます。そういった状況を見据えながら、近隣市町村等の動向も含めて考えていきたいというふうに思います。

 それと、衛生費の関係でございますが、全体では衛生費そのものは下がっておりますが、内容を見ますと保健衛生費、環境衛生費、清掃費となっております。保健衛生費そのものは、全体ではプラスになっております。特に指摘されたところでは、予防費ということでございます。230万ほど減となっております。この中で、やはり委託料が占める割合が、かなり金額では多くなっております。予防接種の委託料2,700万、あるいはがん検診委託料1,400万という中でございます。検診そのものは、従来どおりの形で進めておりますので、そういった中身の精査、人数等を含めながら予算を積み上げておる関係で差が出たというふうなことでありますので、そういった制度そのものが後退しているということではございませんので、実績に基づいた内容の結果ということでご理解いただければというふうに思います。

 それと、乳幼児健診等でございますが、現在午後、保健センターのほうで実施しております。町内の開業医の先生等にお願いしている状況でございます。そういったことから考えまして、先生の診療の時間等の関係もございますので、現在午後というふうなことでなっておりますので、今後このような形で維持していきたいというふうに考えております。

 それから、広報の関係でございますが、町の広報、毎月発行されている中で、特に保健センターの関係でございますが、こんにちは保健センターということで1ページほどのコーナーを設けさせていただきまして、その中で月々のお知らせする内容、制度改正、あるいは検診、予防接種等の内容を掲載させていただいております。専門的な用語等もわかりやすくということで指示がありましたので、この辺につきましても十分配慮して、今後広報をしていきたいというふうに考えております。

 高齢者のインフルエンザにつきましては、現在医師会等のほうに委託しましてお願いしている状況でございます。高齢者のインフルエンザ等につきましても、現在のような形で今後進めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 5番廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 肺炎球菌等のことについてはご答弁いただきましたので、ぜひ5年間の有効期限というのですか、1回打つと5年間安心だということで、うちの両親も受けております。これは高いものなのだねというふうに言われまして、5年もつのだと言っても、おれは5年生きるかわからないよというようなことを言われたりもしましたけれども、言っている本人は多分生きると思いますが、そんなように5年分だということで受けても、現状で、医院によって金額が違ったりするもののようなのです。それなので、町内どこで受けるとどのぐらいの金額で受けられますなんていう周知もしていただけると、とても町民の方にとっては親切なのかなというふうに考えますので、ぜひその辺もご一考いただけるといいかなと思います。

 それから、受診率向上のことで、来年度個別検診ができるようにというお話をいただいたのですが、現状で、県南のほうでがん検診等はみんな個別でやれているということで、やっぱりこれは医師会との関係なのですが、医師会のほうにお願いしていただくということがとてもたくさんあって、町長もご苦労されているとは思うのですが、何とか、先ほどの渡瀬の件を含め、その辺受診率を上げるためにというところ、もう一つ上げるためにということで、現在がん検診等を町でやっているのは平日がほぼなのです。そうすると、平日は私のような自由業というか、自営業の人間なら比較的受けやすいのですが、そうでない方には受けにくい、その辺をやっぱり再考する必要があるのではないかなというふうに考えますので、町のほうというか、町長はどのようにお考えかということをぜひ、最後の質問ですので、お答えいただきたいなというふうに思います。

 それから、広報の件は私もできる限り機会があればいろんなところでお話ししたいと思いますので、ぜひ窓口等も頑張っていただけるとありがたいかなと思います。なので、その辺を踏まえて肺炎球菌のその話と、受診率向上のことを答弁でよろしくお願いします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) いろいろご提案いただきましてありがとうございます。先ほど言われましたように、開業医によって金額が違うということも事実でございますので、こういった面も住民の皆様に広く広報できるように心がけていきたいと思います。

 また、がん検診の受診率の向上なのですけれども、これ私自身も自分の体は大事なのですけれども、がん検診で受ける苦痛といいますか、非常に大変な思いがありますので、やはりそれを考えると、どっちかというと受けたくないなという気持ちが先に立ってしまうのですけれども、この辺も自分の体ですので、住民の皆さんも積極的に自分の体を大切にしていただければいいのではないかと思います。

 また、検診の方法というか、日にちにつきましても確かに平日ということ、またあとは時期ということもあるのですけれども、この点につきましても相手のあることですので、この辺につきましても、検討という言葉はやらないという言葉ですけれども、なかなかそういうふうにとられますが、そうではなくてやはりきちんとした形でこの辺は調整を図っていきたいと思いますので、ご理解お願いします。



○議長(主山義雄君) 以上で5番廣川学君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 一般質問の途中ですが、暫時休憩します。

   午前10時30分休憩

                                    

   午前10時40分再開



○議長(主山義雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、8番田村勝君の質問を許します。

 田村勝君。

              〔8番 田村 勝君発言〕



◆8番(田村勝君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順に質問させていただきます。

 昨年を振り返ってみますと、3.11の東日本大震災が発生、またその地震、津波による東京電力福島原発事故があり、あと5日ほどで1年になろうとしているところであります。国の施策、対応のおくれにより、いまだに復旧、復興が進んでおらず、避難生活を余儀なくされている人々、また全国に飛散されている家族の方々は、いつになったら国に帰ることができるのか見通しがついていない現状であります。

 日本経済においても、自動車メーカー、電機メーカー等々、各社は円高による輸出の伸び悩み、また追い打ちをかけるようにタイでの洪水の影響で部品の生産が停止になり、日本への供給がとまり生産不能となり、各企業ともに業績の悪化に追い込まれ、各企業は赤字経営となり数億円に上る下方修正が次々に行われている現在の状況ではないでしょうか。

 また、数日前から新聞報道等々では企業顧客から預かった年金資産の大半、約2,000億円を消失された問題、また世界第3位の半導体大手企業エルピーダの破綻による負債4,480億円、公的資金が投入されているために、うち280億円が焦げついており、国民負担となる可能性もあり得るとの報道、我々には想像もつかない億単位の数値である。日本経済の暗さが浮き彫りになっている昨今ではないでしょうか。このような暗い中、神川町においても大きな暗い波が寄せてきたのが1月28日の新聞報道であります。NECが業績悪化による国内外での約1万人の人員削減計画を発表、苦戦する携帯電話、スマートフォン事業の製造拠点を置いて事業を行っているNEC埼玉がリストラの対象となり、可能性があるとの新聞報道があり、数日後の人員削減計画発表では、神川町は35歳以上を対象に早期退職を募るとの新聞報道であったわけです。地域経済、雇用等々に与える影響は大きなものがあるとされているところです。

 また、NEC埼玉が神川町に納められる法人町民税は町全体の10%強、固定資産5%強、正社員として勤務する町民は40名以上が勤めており、雇用面においての存在感も大きいとの報道であったわけであります。NEC埼玉がこれから事業の削減、また最悪の場合は撤退もあり得ることを考えると、町にとっては大きな打撃を受けることは間違いないところであります。

 さて、そこで現在、児玉工業団地神川地内には十数社の企業があると思いますが、この団地企業からの昨年度町に対する法人税の税収はどれぐらいの金額が納税されていたのか、町長の答弁をお願いするところであります。

 また、町内全体を見ましても中小零細企業が多い町でもある中、3月末をもって事業の撤退を余儀なくされる電機メーカー、企業もあり、町にとってこれもまた大きな減収になること間違いないところであります。この企業の撤退により、下請け工場、内職等々、関係する仕事を行ってきた住民も大勢いたのではないでしょうか。企業の撤退により、この時期に職をなくす人も多くなり、町にとっては税収入が減収となり、町財政に与える影響はこれまた大きいところであります。これらの企業が二、三年で事業を再開する見通しは、到底考えられないところであります。町にとっては、この2社企業が事業の削減、撤退により税収入が減収するところであります。町全体の企業においても今後どのようになるか、先が見えないときではないでしょうか。今後町は、財政難になることは目に見えているところでありますが、町長、神じいとなっちゃんのバッジをつけて浮かれている場合ではないと思います。バッジを取り外し、真剣に行財政に取り組んでいただきたいと思います。

 また、過日定例協議会において、カラオケの歌い過ぎで声が出ず答弁ができないことは、議会軽視も甚だしいところであります。昨年の団地企業を除く町内企業よりの法人町民税の総納税額はどのぐらいあったのか、町長の答弁をお願いして1回目の質問を終わりにいたします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、田村議員の今後の町税の見通しについてお答えいたします。

 企業にとりましては、長引く景気の低迷と東日本大震災や円高と、企業経営にマイナス要因が続き苦しい状況が続いております。児玉工業団地の企業の税収についてですが、現在児玉工業団地には町内の13社を初め53社の企業がございます。平成22年度の町内13の企業の納税額は、法人町民税で約1億円、固定資産税が約1億6,000万円で、合計で2億6,000万円ありました。これは、町税全体収納額の14.5%になります。また、平成23年度の税収見込みとしましては、法人町民税と固定資産税で約2億1,000万円となり、前年度比約5,000万円の減額となります。さらに、平成24年度の課税見込みとしましては約1億8,000万円を見込んでおり、前年度と比較しまして約3,000万円の減額とする予算を計上いたしました。今後の国による経済安定化等への対応、とりわけ東日本大震災への迅速な公共投資による下支えとともに、円高是正とデフレ対策等が町内企業にとってプラスになるのか動向を注視してまいりたいと考えております。

 次に、町内全体の企業の税収見通しについてですが、企業の税収は町の財政にとって重要な財源であり、行政運営に欠かすことのできない財源でもあります。企業の税収見通しについては、納税額の多い主な企業に来年度の納税額の予定をアンケート調査し、予算に反映させております。この結果等をもとに、毎年法人町民税の予算を計上しており、来年度は約7,000万円で、前年比4,000万円の減となる見込みでございます。企業にとって全体的に明るい兆しは見えず、法人町民税においては来年度以降7,000万円台の税収額というのが数年続くのではないかというふうに考えております。今後、撤退や事業規模の縮小などで利用されなくなったり、現在利用されていない工業用地等については、所有者の意向を踏まえ企業誘致等を積極的に図り増収に努めてまいりたいと思いますので、ご協力いただきますようお願いいたします。

 個々の企業の件についてご質問がありましたけれども、個々の企業の情報発信につきましては内容等の情報の問題がございますので、発言は控えさせていただきます。

 以上で第1回目の質問の答弁とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 8番田村勝君。

              〔8番 田村 勝君発言〕



◆8番(田村勝君) 今先ほど町長のほうから数字を出して答弁がありましたけれども、非常に昨年度も金額の大きな納税を、町にとっては大口納税企業であるということはわかると思うのですけれども、さてそこで、NECが来年度事業削減を行うとするが、これは大幅に団地内よりの税収が減収になることは間違いないところでありますが、今後団地企業の業績、売り上げ等をどのように町長は見ておられるか、お願いします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 町内企業の今後の見通しなのですけれども、これは企業個々によって内容は違ってくるわけでございまして、全般的に見れば、この社会情勢の中でございますので、厳しいという状況は把握しております。それ以上の内容につきましては、ちょっと把握はできないということでございます。



○議長(主山義雄君) 8番田村勝君。

              〔8番 田村 勝君発言〕



◆8番(田村勝君) 情勢が厳しいから予測ができないという形で予算計上されているのだと思いますけれども、町長の答弁は、余りこれからの危機感がないというか、考えていないのかわかりませんが、工業団地においてはこの時期は多分決算の時期だと思うのですけれども、各企業頑張っておるところだと思いますが、これからどう変わるかわかりませんけれども、減収になった場合、町としては対応、対策、どのような考えを持っているのか、町長のお考えをお聞かせください。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 先ほど申しましたように、個々の企業について踏み込んで聞くということもできませんし、これは社会の流れの中から想像する範囲でいくしかないかというふうに思っております。

 いずれにしましても、今の社会情勢を見ますと増収ということはまず考えられないということでございますので、引き続き町政運営につきましては引き締めていかなくてはならないかというふうに感じております。



○議長(主山義雄君) 以上で8番田村勝君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、13番岸優君の質問を許します。

 岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして3点ほど質問をさせていただきます。

 最初に、神泉中学校の統廃合と神泉地区の振興についてお伺いをいたします。平成26年4月には、神泉中学校が神川中学校に統合されますが、この4月、新年度には神泉中学校に入学すべき神泉小学校6年生8名全員が、鬼石中学校に入学します。次の5年生9人、4年生1人も鬼石中学校に行くと言われております。こうした状況を放置するならば、神泉小学校から神川中学校に入学する生徒はいなくなります。神泉の保護者の皆さんは、神川町民であり、神川中学校に行かせてやりたいと言っております。元教師の方は、生徒数の減少で統合は仕方がないが、神川中学校に行くために町は最善の努力をなぜしないのか、これでは若い人に神泉に住むことを勧めることはできないと言われております。さらに過疎化が急速に進みます。

 統合問題は、一昨年7月の議会全員協議会に初めて報告をされましたが、その3カ月前の4月には、町はひそかに藤岡市教育委員会と打ち合わせを行い、鬼石中学校への受け入れの打診をしていました。これは、先に統合ありきで、住民の意思を無視したものと言わざるを得ません。神泉地区の生徒の通学に対する安全確保に誠意ある対応をするならば、神川中学校に来ます。町長は、私の質問に対して、鬼石中学校に行くのは地域性と簡単に言われましたが、今もその考えでいるのかどうか、お伺いをいたします。

 2月18日に、神川中学校体育館竣工式がありました。ヒノキ材をふんだんに使った自然に優しいすばらしい体育館です。このヒノキ材は、旧神泉村の皆さんが60年以上の間、学校林として育成、管理したものであります。しかし、神泉地区からの中学生が神川中学校に入学しなくなったら、これは行政として許すことはできません。

 そこで、お伺いをいたします。平成24年度予算には、合併特例債として10億円が計上されております。当面の事業計画はなく、基金として積み立てられるということが協議会でも説明されました。合併に伴って起債できるものであります。その一部を使い、神泉地区の中学生が安心して神川中学校に通学できるよう、小型の通学バスの運行をすることであります。町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、神泉地区の振興について伺います。まず、高齢者世帯やひとり暮らしの高齢者に対する生活支援サービスの充実であります。私は、集合住宅を整備し、夜間は安心して暮らせるようにし、昼間は自由に自宅に帰り農作業などを楽しめるようにすることであると考えております。

 次に、農業も高齢化し、耕作放棄地がふえております。地主とも相談しながら、防災対策とも兼ね合い整備し、森林に戻すもの、また冬桜の植栽などをして観光資源にすることであります。また、農業を続ける方でも生産物を出荷、販売できず困っております。そうした方々に対する指導、援助をすることであります。また、水源涵養や自然環境の保全を目的とした城峯公園キャンプ場の整備をすることであります。昨年の原発事故でこの自然問題に対する考え方、非常に重要であります。このキャンプ場も多くの利用者がおります。その確保のためにも、これからも整備をしていただきたいと思います。そのためには、総合支所にそれ専門の職員を配置することであります。そのために、これまた合併特例債、過疎債等を有効に活用することをお願いするものであります。町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、町の人権教育についてお伺いをいたします。神川町では、2010年11月に同和行政、同和教育を終了いたしました。その後、昨年11月には本庄市、12月には上里町、ことし1月には美里町が終了宣言をしております。今後は、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律に基づき、同和問題もあらゆる人権問題の中の一つとして取り組みを進めるとあります。県下で同和事業が突出していた児玉郡市町で、同和行政の終了宣言をされたことに運動団体や同和教育推進を担当してきた者の中に、危機感を募らせ同和教育の復活をねらう動きがあります。2月16日に、神川中学校PTA成人教育委員会主催による、うっちゃんバンド人権を歌う会が行われました。場所は、神川中学校多目的室であります。参加者は、生徒と保護者、一般会員でほぼ60人ほどであります。案内状では、現職教諭3人組のフォークバンド、ことしも神川中にてライブを行います。すべてオリジナルで人権問題を取り上げたものであるとあります。参加者は、演奏される曲を楽しみにしていたようであります。しかし、ほとんどが狭山事件を扱ったものであり、曲の合間には狭山事件は差別事件であるとの内容の話をされております。演奏中は、狭山集会や現地調査のスライド写真が映し出されております。神川町の解放同盟の幹部の顔も映し出されております。狭山事件は殺人事件でありますが、被告が部落の出身ということで、差別事件にすりかえられたものであります。同和行政、同和教育の格好の材料として扱われてきました。これに反対や批判をする者には、差別者とのレッテルを張られました。

 当時神川中学校では、全校生徒を体育館に集め、地区の生徒を壇上に上げ部落民宣言をさせ狭山決起集会に送り出したことがあります。また、町内のある校長は、解放同盟の黄色のゼッケンをつけて、はちまきをして気勢を上げておりました。当時私の子供が中学生でした。狭山事件を教材に扱った同和教育授業の中で、ある教師が私の子供に向かって、岸の親父は反対をしているということ、信じられないような発言をしました。私は、翌日学校に抗議に行きました。しかし、校長や担任は反省の色は見せませんでした。狭山事件は、現在判決が出されておりますが、上告をしております。係争中の事件であり、学校でこれを教材として使うようなことは絶対にあってはならないものであります。しかも、今回の場合、生徒が参加をしておる中で学習をしたものであります。教育の中立、公平を大きく逸脱したものであります。解放教育への逆流は、絶対に許してはなりません。町長及び教育長の見解を承りたいと思います。

 次に、同和教育研究集会について伺います。同和教育研究集会が同特法改正後は人権教育に変更されましたが、町の同和行政終了までは同和教育基本方針に基づいて児童生徒の作文、講師の選定に至るまで、解放同盟などの運動団体や同推協の意見が色濃く反映をされておりました。昨年からは、人権作文や講師についても大きく変わりました。しかし、参加者は逆に大幅に減少しております。それは、まず運動団体からの参加者は全くなくなったからであります。児童生徒も、発表が終われば保護者とすぐに帰ってしまいます。肝心の講演のときには、役場職員と町の役職の人だけになってしまいます。今後こうした集会については、見直しを含めて検討をすることが必要であると考えますが、どのように考えておりますか、お伺いをしておきたいと思います。

 次に、3番目に町内企業NECが数百人の正規職員削減を計画しておりますが、町の対応についてお伺いをいたします。神川町にありますNEC埼玉が、業績悪化を理由に国内外約1万人の人員削減計画の中に含まれております。2月29日の新聞報道では、川崎市にあるNECカシオモバイルコミュニケーションズ、またNEC埼玉、この正規社員2,100人のうち数百人の削減を検討しているとあります。NEC埼玉では、35歳以上の社員を対象に早期退職を募るとあります。町民の中の四十数人が働いております。そのほか派遣社員を含めれば、大きな影響が出ることは明らかであります。

 電機の職場で働く労働者でつくる電機労働者懇談会によりますと、NECの営業利益は昨年より122億円増加の700億円の見通しということであります。しかし、本業とは無縁のリストラ経費の前倒しと税金処理により、1,000億円の赤字がつくり出されております。NECは、6,669億円に上る内部留保があります。耐力は十分あります。リストラ計画を撤回させ、神川町民の雇用を確保し、生活を守ることであります。そのために、NECに対して町は申し入れをすること、このことを町長に強く要求をしておきたいと思います。町長のお考えをお伺いいたします。

 以上で登壇での質問を終わります。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、岸議員の質問に答弁させていただきます。

 神泉中学校と神川中学校の統合と神泉地区の振興についての神泉中学校統合までの2年間の生徒確保についてお答えいたします。昨年の12月末に、神泉小学校6年生及び神泉中学校1年生、2年生の保護者に、本年4月からどこの中学校に就学を希望するかという文書と、統廃合に向けた支援策を同封し、郵送いたしました。本年1月中旬に回答が教育委員会に郵送され、神泉小学校6年生については8人全員が藤岡市立鬼石中学校を希望するということと、神泉中学校1年生、2年生については神泉中学校で卒業したいとの希望が提出された次第であります。この結果は、新しく中学1年生になる生徒の保護者が、約9キロメートルの通学距離にある神川中学校と、隣接する対岸にある鬼石中学校とを比較したときに、3年間通学するリスクを考えた結論であると推測した次第であります。神川町といたしましては、この結果を尊重し、藤岡市との教育事務の委託について協議を行い、この3月定例議会において議案として上程させていただきました。今後につきましては、教育委員会として早い時期から神泉小学校6年生を対象として、神川中学校の施設見学等を実施することで計画していきたいと考えております。

 また、これまで以上に小学校6年生の交流事業等の充実を図ってまいります。そうした取り組みを実施する中で、平成25年4月に中学生となる生徒及び保護者の皆様に、神川中学校か鬼石中学校のどちらの中学校を選択するかの検討をしていただきたいと考えております。

 また、そのほかに神川町民であれば神川中学校へというご意見もございますけれども、確かにそうではございますけれども、神泉の地形につきましては特異な地形を持っておりまして、そういった中で保護者、生徒の方々が選択されたのかというふうに思います。

 また、スクールバス等の件も出ておりましたが、これも以前からご説明申し上げているとおり幾つかの諸問題等もございますので、必ずしもそういった方向がいいのかどうかということも検討しなくてはならないということでございます。これにつきましては、今後の課題かというふうに感じております。

 また、10億円の件につきましては総合政策課長より詳細についてご説明したいと思います。よろしくお願いします。

 続きまして、神泉地域の観光、自然環境保全を含めた振興についてのご質問にお答えいたします。神泉地域の振興につきましては、自然や地域の特性を生かした観光の振興が不可欠であると考えております。地域の観光は、城峯公園を初め下久保ダムやフィッシングパーク等、矢納地区に集中しており、冬桜の宿やキャンプ場の利用、冬桜見物、また森林浴を兼ねての首都圏自然歩道のハイキング等、さまざまなニーズのお客様がお見えになっております。しかし、誘客した観光客をいかに地域振興に結びつけられるかということは、これからの課題かと思います。町では、地域住民の高齢化が進む中での取り組みとして、城峯公園周辺の傾斜地を利用したブルーベリーの作付けを推進してまいりました。さらに、今後の取り組みといたしましては、たわわに実るユズなどを利用し、観光農業の推進を図ることも必要と考えております。

 また、平成24年度におきましては自然を生かした景観整備や観光ボランティア育成、遊歩道等案内看板の設置により観光客が自然に触れていただき、満足できる観光整備を図りたいと考えております。今後もホームページやテレビ、新聞などのマスコミを通し積極的にPRし、観光資源を活用しながら記憶に残る魅力あるまちづくりに努めてまいりたいと思っております。農産物の件につきましては、平成22年度におきまして神泉地区秩父瀬の簡易パーキングのところに農産物直売所を開設し、農家の方々にご利用いただいておるところでございます。

 また、総合支所に観光の専門職員ということでございますけれども、観光につきましては確かにウエート的には旧神泉に多いわけでございますけれども、旧神川町におきましても観光箇所はあるわけでございまして、これにつきましては本庁において今後とも対応していきたいと思っております。

 次に、町の人権教育についての同和行政廃止後、学校における人権教育の現状については教育長より答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 次に、町の人権教育集会についてのご質問にお答えいたします。町では、本来人が持ち備えている人権のとうとさというものを正しく理解し、深めていく必要があるのではないかというふうに考えております。そのために、子供のころから人権教育に触れる機会を多く持つことも重要ではないかと思っております。そうした中で、人道を外れた行為は未然に防止しなければならないと強く感じているところでもございます。そこで大切なのは、人権を尊重し、明るいまちづくりを進めるため、この人権教育研究集会を開催してまいりました。

 具体的な内容を申し上げますと、町内の小中学校の児童生徒が体験した人権にかかわるような経験などの作文や標語として募集し、優秀作品の表彰を行ってまいりました。表彰の後に、平成22年度には「心のバリアを外して」と題して、NHK手話ニュースキャスターの中野佐世子さんを講師に招き、体の不自由な方に手話を通して伝えることの大切さの講演をしていただきました。平成23年度には、「合言葉は「We areシンセキ!」」と題して、ラジオDJの山本シュウさんを講師に招き、人との会話のたくみさを中心にご講演をいただいたところでございます。このように、さまざまな人権問題の解消に向け事業を実施してまいりました。これまでの事業を踏まえ、今後の事業につきましては、さまざまな人権問題をテーマにして多くの皆様方が関心を持ち、気軽にご参加いただけるような内容にしてまいりたいと考えております。

 なお、同和問題につきましてのご質問でございますけれども、この件につきましては私は一切後ろを振り向かないという信念でございます。また、集会の見直しにつきましては、また教育長等から答弁させていただきます。

 続きまして、町内企業の大幅人員削減が検討されているが、町の対応策についてお答えいたします。大手電機メーカーでありますNECグループは、業績の悪化を受けて国内外のグループ全体で1万人規模の人員削減を計画していることが新聞等で報道されました。その後、携帯電話の端末を製造するNEC埼玉と、その親会社のNECカシオモバイルコミュニケーションズの2つの会社で、希望退職の募集やNECグループへの配置転換により、両会社の従業員の4分の1に相当する500人規模の人員を削減するとの報道がございました。また、NEC埼玉からも以上の報道内容とほぼ同様の説明を受けているところでございまして、町としましては地域経済への影響、そして町民雇用確保の面からも、NEC埼玉の動向を注視しているところでございます。

 さて、ご質問の町民の雇用確保と対応策についてでございますが、NEC埼玉には約800人の従業員の方がおり、その中で神川の町民は社員、パートとして雇用されている方が四十数名おられるようでございます。仮に報道等にあるような内容でNEC埼玉が希望退職者を募集した場合、その応募者には退職金を上積みして支給するようでございますので、会社の提示する条件に応じて退職を希望される方もおられるかと思います。

 また、一方で引き続き雇用の継続を希望される方もいると思います。そのために、町としましては会社での雇用を引き続き希望される方に対しましては、最大限の雇用を確保するようNEC埼玉に対しましてお願いしてまいりたいと考えております。また、希望退職を選択された方に対しましても、次の転職を支援するよう会社側に働きかけてまいりたいとも思います。

 以上で1回目の質問の答弁とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 今の岸さんの質問の中で集合住宅の件がありますから。高齢者のための集合住宅の活用について。



◎町長(清水雅之君) 答弁漏れがございましたので、お答えいたします。

 高齢者の集合住宅の整備につきましては、私も選挙公約の中の一つに挙げているところでございます。これにつきましては、今後前向きな形で検討、実施に向けて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(主山義雄君) 教育長、登壇して答弁してください。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) それでは、町長より指示がございましたので、答弁させていただきます。

 教育委員会では、心をはぐくむ神川教育の合い言葉のもと、これまでの同和教育の成果を生かし、すべての人権課題の解決を目指すところの人権教育を、人権教育推進委員会を設置して推進しております。来年度においては、人権教育のテーマとして、人権感覚の育成に向けた取り組みを掲げ取り組んでまいります。

 また、学校においては、ハンセン病患者や障害者差別については、講師を招聘して学習会、同和問題に関しての正しい理解を図る教科学習、福祉協議会を活用しての高齢者への理解を深める高齢者疑似体験、いじめ解消に取り組むいじめ根絶月間など、人権に関する知的理解を深めるとともに、態度や行動にあらわれる人権感覚を十分に身につけられるよう教育活動全体を通じて、組織的、計画的に推進してまいります。

 今後も一人一人を大切にした教育の一層の充実を図るとともに、家庭や地域との連携を図りながら人権教育の一層の充実に努めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 総合政策課長。

              〔総合政策課長 島田克彦君発言〕



◎総合政策課長(島田克彦君) ただいまの質問の中で、旧合併特例債に基づきます基金の積み立てでございますが、ご案内のとおり平成24年度の当初予算の中で計上させていただいておるものでございます。なお、額につきましては約10億円の基金を積み立てる予定でございます。

 この基金の使途でございますが、これにつきましては平成18年12月25日付で、総務省のほうから事務連絡という形で発せられている文書があるわけでございますが、この基金の使い方につきましては、市町村建設計画に位置づけられた事業にのみ使うことが限られるというふうになっております。

 なお、この基金の運用益につきましては協議会でもお話し申し上げましたように、運用益につきましてはソフト事業を中心に使いなさいよというふうに指示をされております。では、ソフト事業とは何かといいますと、地域の伝統文化等の伝承、またコミュニティー活動、区長会の活動、また地域芸能にかかわります楽器等の購入が一つの例で挙げてあるわけでございます。そのような中で、今回議決をいただければ基金の設置条例を当然定めることとなるわけでございますが、その前に県の同意を得た後、基金条例をまたこの議会のほうにお願いし、議決をいただいた後に基金の造成をするということになっております。したがいまして、先ほど申し上げましたようにこの基金については神川町でもつくられております建設計画に基づいた事業を実施してまいるということになります。したがいまして、旧神泉におきます事業につきましても、この基金に積み立ての積立金を取り崩すこと等により事業の実施ができるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) では、再質問をさせていただきます。

 特に神泉中学校の統合の問題ですけれども、私は町長が、鬼石に行くのは、これはやむを得ないというような、それで地域性ということで。距離からいっても、それは確かにこちらに来ると9キロありますから、それは大変ですけれども、先ほど申し上げましたとおり神泉の住民は、神川町でそれなりの対応をしてくれれば神川中学校に入れたいという気持ちを大部分の人が持っているわけであります。最初は、鬼石に行きたいというのは、町の教育委員会のほうから仕掛けたのではないですか、一昨年の4月、我々に全く話もないときに、もう既に藤岡市の教育委員会と打ち合わせをして、受け入れをしてくれますかという話し合いをしているではないですか。それで、その後アンケートをとってどうしますかということになれば、それで交通費も満額出さなかったわけでしょう、私どもが議会で出せ、出せと言って、それでやっとそういうことになったわけなのですけれども、もうそれは既に遅しなのです。その前に、もうあらゆる手だてを尽くしてやりますから、ぜひ神川中学校へ来てくださいという話をすれば、こういう形にはならなかったはずなのです。中には、それでも鬼石中学校へ行きたいという方はいるかもしれません。それはそれでしようがないです。だけれども、全員行くという形にはならなかったはずであります。

 それで、この4月については8人が、これはもう戻すわけにはいきませんから。だけれども、来年からの人たちは少なくとも手だてを尽くして、そして神川中学校に来てもらうという、そういう手だてを考えてもらいたいと思います。そのためには、先ほど言いました合併特例債をこういう形で借り入れて積むわけですから、これを有効に活用して、ごくわずかです。例えば小型のバスを買って送迎するぐらいのことは幾らもかからないです。そういう手だてをして、同じ神川町民でありますので、中学校へぜひ来ていただくような方策を考えてもらいたいと思います。

 先ほども言いましたけれども、この間の中学校の体育館、この裏を見ると細かく書いてあるでしょう、神泉の人たちが本当に一生懸命して、それで学校林として育てたものなのです。その木を使って立派な体育館ができて、そこへ神泉の子供が一人も来なかったら、これ残念ではないですか。そういういいとこ取りだけをして、子供は来なくてもいいよというのでは、これは行政ではないです。やっぱりもっと心のこもった行政をできるように、ぜひお願いをします。それで、一昨年の4月にそういう話し合いをしたことは一体どういうことなのか、その点も明らかにしてください。

 それと、振興の問題です。神泉の人たちは、こういう形であれもなくなる、これもなくなるということで、非常に寂しい気持ちを持っております。神川町がもう少し真剣になって、神泉の地域の振興策も考える必要があります。確かに人口で言えば、旧神川町の10分の1ですから、そういう考えでいけば費用の分担も変わってくると思いますけれども、面積は神泉地区のほうが多いのです、森林が75%ですから。そういう点を考えれば、その自然環境を守るという点でも、それなりの費用を使うべきだと思います。

 それと町長は、私はお年寄りの対策として特に矢納地区の人たち、非常に高齢化が進んでおります。ひとり暮らしの人もおりますので、そういう人たちが安心して過ごせるような集合住宅を整備して、そこに夜間だけでも来て共同生活をして、そして昼間は自分の自宅に帰って掃除をしたり、あるいは少しある農地の手入れをしたり、そういう楽しみができるような、やっぱり援助をすることが必要だと思っております。これは、神泉の矢納地区だけではなくて、やはり阿久原地区でも高齢化が非常に進んでおりますので、その辺についても町長は、町長の政策だということで前にもそういうことを言われましたけれども、ぜひこれを実行してほしいと思います。

 それから、農地が非常に荒れてきております。この農地等についての、やっぱり地主との話し合いをしながら、自然に帰すものは自然に帰して、そして植林をしていかないと、このまま農地を放置しておきますと災害の起こる原因にもなりますので、その辺のところも十分配慮していただきたいと思いますが、それらについてはどう考えているのか。

 それで、特に城峯公園の管理体制、これについては振興協会でやっておりますけれども、2人の職員ではとても間に合わないということで、こちらの本庁のほうへ引き揚げた神川支所のほうからの観光担当の職員が、向こうへその都度行くそうですけれども、だれが考えたって効率非常に悪いです。支所に常駐させて、そこからやっぱり連絡があったら行くとか、あるいは大雨が降ったらパトロールをするとかという、一々こっちから行くよりもはるかにそれのほうが早いでしょう、また神泉の地理をよく知った人、そういう人たちを配置することが非常に重要だろうと思いますので、それもぜひお願いをします。

 これは、繰り返しますけれども、この合併特例債をこういう形で使って、10億円積んでおくのだからそういうことをしないで、やっぱりその一部を使って有効活用をする、これは神泉と合併したから特例債が使えるわけですから、そういう点もきちっと考えて神泉の振興にもう少し力を入れるべきだと思います。特に農業の問題では、パイプラインがあそこへ引かれました。だけれども、今それを活用している人はほとんどいないではないですか、全く無駄な投資になってしまいました。これが活用できるような方策も考えて、そしてわずかですけれども、そういう人たちのやっぱり援助をするということが、これは必要ではないでしょうか、その辺についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) いろいろ多岐にわたって質問があったわけでございます。

 まず、学校の問題ですけれども、この件につきましては以前の全協の中でも、統合に関しましては義務教育であるから無償にすべきだというご意見の中で、さまざまなご意見が出されているわけでございますけれども、ただ、これは私も前には申し上げたと思いますけれども、統合することによって神泉の生徒にかかわるものすべてを無償にすべきだという件につきましては、これは私は平等性に欠ける面もあるのかと思います。ですから、そういった面はできないということでございまして、スクールバス等の件につきましても、バス代補助につきましても、多少の負担は仕方ないのではないかということでお願いしてきたわけでございます。

 確かに現実的には8名の新入学生につきましては、鬼石中学校を選択したわけでございまして、これは先ほど申しましたように、やはり保護者、生徒ともリスクを考えた末の結果ではないかというふうに感じております。決して岸議員が言われるように、行政側として鬼石中学校へ行くように誘導したわけではございません。あくまでも、そういった選択肢を与えたというふうに考えていただきたいと思います。やはり先ほど申しましたように、神川、神泉の合併につきましては非常に特殊な地形になっております。南北に非常に細長いという感じでございます。そういった中で、先ほど来言っておりますように9キロの距離を通学する、また1.5キロから2キロの範囲で通学する、どちらがいいのかといえば、やはり私は今回の結果のように、皆さんが選択された鬼石中学校を選んだのではないかというふうに感じております。

 理想とすれば、神川の町民でありますから神川中学校へ来ることは理想ではあるかと思います。ただ、もっと広い目、大きい目で見てみれば、将来子供たちは3年後につきましては高校入学等になるわけで、そのときにはまた大きな社会へ出ていくわけでございます。そういった面では、時間的な早さはありますけれども、またそういった経験も非常に大事な経験ではないかというふうに私は感じております。

 体育館の木材使用につきましては、非常に旧神泉村の皆様方の先を見た目の中で、こういった木材を利用させていただきまして、立派な体育館ができたわけでございます。大変ありがたいことだというふうに感じております。今も神泉地区からは、5名の中学生が現在こちらへ通ってきておるわけでございます。通学範囲につきましてもう一言つけ加えさせていただければ、今の社会です。神川町在住の中学生におきましても、私立中学等への通学を行っている生徒もかなりの人数おるわけでございまして、私は神川中学校にこだわるというのもいかがなものかというふうに感じております。私は、もっと自由な形で大きく社会へ羽ばたいてほしいというふうに感じております。

 それから、あれもこれもなくなるという言葉が出ておりましたけれども、確かに学校問題を取り上げてみればなくなるということでございますので、非常に寂しい面もあるかと思いますけれども、そのほかの面におきましても決して廃止をするわけではなくて、民間活力等の力をかりながら、持続していく、存続していくという考えの中で主なことを進めているわけでございます。

 また、先ほど来ちょっと漏れましたような集合住宅の件につきまして、これは岸議員のおっしゃられているような夜間は集合住宅で、昼間は自分の家というのは、これははっきり言って私は不可能かと思います。私も矢納地区につきましては非常に足しげく通っておりまして、住民の方々とはコミュニケーションをとっている気持ちでおりますけれども、高齢社会といいますか、高齢者になりますと、そういった形でするのであれば、やはり24時間体制の中での生活の基盤を与えてあげる、提供してあげるというふうでないと、ちょっといささか無理があるのではないかというふうに感じております。

 農地につきましても、合併前にパイプラインということで敷設されているわけでございまして、こういった面も非常に今の神泉地区の振興策の中では、また過疎につきましても非常にネックになっているところでございまして、この辺はやはり土地所有者ともいろいろな協議を進めて解決策を見出していかなくてはならないかというふうに感じております。

 また、支所の応急体制ということでございますけれども、今現在確かに総合支所におきましては人数も減りまして、10名前後というふうな形になっております。また、レストハウス近くが旧神川の職員という形の中にもそういった管理体制が見られるかと思いますが、ただ私は非常に職員の皆様に感謝申し上げているのは、岸議員が言われているように大雨、それから降雪等のときには、職員の方は積極的に除雪等、また見回り等を行っている現状でございます。支所の人間であるから支所を見回る、本庁だから見回らないというような体制ではなくて、私は今の体制を非常に誇りに思っているところでございます。そういった面におきまして、縮小は時の流れ、また行政改革の中でいたし方ないということをご理解いただければと思います。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 岸議員さんのご質問にお答えします。

 22年の4月に藤岡市の教育委員会とということでございますけれども、このときには全くの事務的なレベルということで、職員と一緒に針谷教育長のところへお伺いしました。そこのところでは、もしこういったものがあったときにはということで話しましたら、藤岡市のほうでは昭和44年に、新町の中学のほうに藤岡市の中学から行っているという話がありました。これは区域外通学で、どういうことかといいますと、17号の国道ができて交通事故がありました。そんな関係から、非常に危険だということで新町のほうにお願いして、区域外通学を実施したという話を聞きました。それ以外のことは詰めておりません。また、教育委員会のほうから生徒を鬼石中学のほうに入学させるという、そうやって誘導したということは全くございませんので、その辺については誤解かなというふうに思います。

 そして、22年の6月30日に保護者の方から要望書が出まして、議会にかけました。12月の議会で廃案になったわけであります。そして、昨年度10月に個別の説明会というのを神泉のほうで設けさせてもらいました。この中で、8名の保護者の中で2名の保護者から、鬼石のほうが近いので、こちらに行きたいという話がございました。いろんな話を聞きますと、生活圏でもあるし、うちから行った場合に2キロちょっとぐらいだということで、そちらの学校に行けないだろうかという、そういうお話を聞いたわけであります。そして、12月に教育委員会のほうからアンケート等をとったわけでありますけれども、そのときに現在のような状況になったということでございます。

 教育委員会としましては、あくまでも神川中学のほうに通学できるということは最優先ということで考えております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 中学校の問題については、私は義務教育であるので、神川中学校になるべく来てもらいたいという、そういうことで言っているわけで、町長の言う広くどこにでもということは、これは義務教育が終わった後は、そういう形で十分対応すればいいと思っております。少なくとも神川町の住民であるし、神川中学校へ来ていただきたいと、それでもなおかつ鬼石に行きたいという方があれば、それはそれでしようがないということは、私はもう最初から言っているわけでだから、その辺については。全員行くということになると、先ほど言った、もう神泉から来なくなりますよということになりますと、神泉の住民の心は、半分はもう神川から離れます。中には、極論を言う人は税金も払いたくないと言っているのだから、そういう形になるし、それともう一つは、この神川に住む必要がないということで、例えば神泉の人たちがこちらへ出てきて、あるいは青柳や丹荘でとまってくれればまだいいのですけれども、そういう問題が出てくると、もう神川には住みたくない、本庄や上里、あるいは藤岡市のほうがより便利だし、そちらへ一足飛びに行くという、そういう傾向が今幾つか出てきております。非常に危険な問題で、さらに過疎化が急速に進むということでございます。行政が、それに拍車をかけるようなことをしてはならないということであります。ぜひ神川中学校に来られるような、やっぱり対策を考えてもらいたいと思います。

 それで、スクールバスでということを申し上げましたら、公平性を欠くということなのですけれども、ちっとも公平性は欠きません。神泉は遠距離ですから、そういう点でやれば。それで、その通学だけですから、ほかの費用は全部町が負担するというわけではないわけですから、あるいは給食費や何かも保護者が負担するわけですから、少しも、住民はそういう点は理解をしてくださると思います。また、その努力をして、それでなおかつ鬼石に行きますということになれば、これはそれでしようがないけれども、その努力をしていないではないですか、それをまずして、それからやってください。もうことしは、今年度のはやむを得ない、4月のはやむを得ないけれども、次からはそういう形で努力するかどうか、教育長に答弁をお願いしたいと思います。

 それから、神泉の振興の問題で、私は集合住宅の問題で、夜間だけということではなくて、これは希望する人は、昼間帰って自分のうちを管理したりという、そういうことで、全員がそういう形にしろと言っているのではないのです。これは、希望する人はそういう形でやったらどうですかということなので、ぜひそういうことで集合住宅にしていかないと、ひとり住まいの人たち、非常に管理も町も大変になってまいりますので、そういう方向で進めてもらいたいと思います。

 そして耕作放棄地、ぜひ担当課にお聞きしますが、これらについても雑草が生えたり、そして災害のもとになりますので、これらについては担当課としてはどう考えておりますか、お考えをお聞かせ願いたいと思います。

 そして、職員の問題でございますけれども、こちらに全部引き揚げてきてしまいまして、非常に今そういう点では効率の悪い運用方法をしております。ここから城峯公園まで行く間、あるいは神泉にいれば早い対応がとれますし、町長の言われる神泉にいるから神泉だけ見ればいいのだという、私はそんなこと言っていないです。神泉にいる人のほうが近くていいということで、それが旧神川のほう全地域、例えば八日市のほうも回らなくていいなんて、そんなこと一言も言っていないのだから。私は、町の職員だからどこへでもそれはやらなければいけないけれども、神泉のほうがよりそういう点では、観光だとか管理する面積が広いわけだから、そういう点の配慮をして、そこに配置をしたらどうですかということを言っているわけですから。何か言うと公平性、公平性と、生徒をバスで送り迎えをしたらどうですかと言ったら、公平性を欠くからと、公平性なんかちっとも欠かないですよ、町長。そんな考えでいたら、神泉の人はもうこちらへ来なくなります。それで、先ほども言いました、本当に神泉の皆さんが育てたヒノキを使ってあんな立派な体育館ができたのでしょう、ここに少なくとも神泉の子供さんに使ってもらえるような、やっぱり配慮を町がすること、これが行政ではないですか。近ければ鬼石へ行ってくださいなんて、そんなことを言っていたのではだめです。ぜひそうして神川に関心を持っていただいて、そして神泉の皆さん方の過疎化を少しでも食いとめるような、やっぱり方策を考えることをぜひお願いしておきます。最後ですけれども、そのお答えをお願いします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 言葉ですから、いろいろ舌足らずなところもあって誤解を招くかと思いますけれども、私が公平性を招くと言っているのは、単純にスクールバスの問題だけではございません。議会等でも指摘されたとおり、すべての面において義務教育だから無償にするべきだ、またスクールバスについては、神泉の子についてはスクールバスを出すけれども、その下といいますか、下流の渡瀬、新宿、青柳地区につきましては乗せなくてもいいというような、そういう中では私は公平性が欠けるというふうに申しているわけでございまして、あともう一つ、どうも鬼石中学校へ誘導という言葉が非常に強く出てくるのですけれども、決してこれは鬼石中学へ誘導しているわけではございません。先ほど教育長が申し上げましたように、説明会等におきましても、これははっきり言えば親御さんから出てきた意見なのですけれども、ちょっと一部言葉に出すと問題が出ますので、言いませんけれども、神川中学校へは行きたくないという発言もされているわけでございます。そういった中で、であるならば、ではどこへ行くのかということになれば、やはり隣接する鬼石中学しかないという話も出てくるわけでございまして、その中で一部の親御さんからは、うちの子は鬼石中学校へ行かせたいという意見が出てきたわけでございまして、町としましてはそういった意見も最大限尊重していかなくてはならないということで話をしているわけでございまして、その結果、結局全員の保護者、生徒から鬼石中へ行かせてくださいという話が出てきたわけでございまして、傍聴人の方もおりますので、誤解のないようにしていただきたいというふうに考えているところでございます。

 また、職員配置につきましても先ほど来私が申し上げましたように、確かに距離的には遠くなりますけれども、職員個々におきましても、神川、神泉という分け隔てなく地域の行政を全うするという中で動いてくれているというふうに私は感じておりますので、確かに距離的な、時間的な面がございますけれども、これは現状のままで私は行くつもりでございます。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 昨年度から交流事業ということで、昨年の場合には11月にゆ〜ゆ〜ランドで町内の小学6年生全部が集まって、交流の持久走大会を持ちました。来年度、24年度も5月に中学校の説明会と見学会を兼ねて、小学校6年生全員、神川中学まで遠足といいますか、徒歩で来て、そしてそこで説明を聞いて、あるいは学校の中をいろいろ見学していくと、そういうことも予定されております。結局このことは、1年後に中学生になるわけですから、その中学生になるための目標を持たせるという意味でもいいだろうということで、5月に予定したわけであります。

 またさらに、最近言われていますけれども、1年生ギャップの問題もあります。そういったものも解消できるだろうということで、先を読ませるということでこういった事業を計画しております。鬼石中学校の場合も、鬼石中学校から実は藤岡の東中学とか北中学のほうにバレーボール、サッカー、あるいは野球で、それをどうしてもやりたいからということで、区域外通学をしている生徒もいるような現状もあるそうです。神川の場合には、現在は私立の中学のほうに行っている子供たち何人かおりますけれども、町長も話しましたけれども、極力地元の神川中学のほうに進学できるようにということで努力してまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(主山義雄君) 経済環境課長。

              〔経済環境課長 木村 豊君発言〕



◎経済環境課長(木村豊君) 先ほど岸議員の質問が2つあったかと思います。

 1つは、遊休農地を山林化したらどうだというふうな提案がございました。まず、それにつきまして、今現在神泉地区におきましては地籍調査が進んでおります。阿久原地区のほうから徐々に矢納地区に向かっていくのかと思います。そういう中で、毎年毎年今まで農地だったところに木が生えてしまって、山林になってしまっているところもあるのですけれども、農地から山林というふうな手続の中で、そのことを農業委員会としても認めていく、ただ現場がそうなっているからむやみに認めるということについては、農地法等の違反もあるのですけれども、この山林についてはやむを得ない事情というふうなことで、当然考慮しながら農業委員会のほうにご理解をいただきながら説明し、認めております。当然矢納地区でそういうふうな状況になれば、そのようなことと同じような状況で、山林にするということについては問題ないと言うとおかしいのですけれども、そういうふうなことで進んでいくかと思っております。ただし、積極的に町が植林、あるいは冬桜等を植えたらどうだというふうなことにつきましては、農業振興地域というようなことで、そういう地域から外れている地域でありますし、傾斜地だということを考えますと、当然手続をとれば植林はできることでございますけれども、町がそういう法手続を無視しながらの植林というふうなことについては、いろいろ検討しながらその手続を踏まえながら、あるいは観光に寄与することであれば、地主の方と話し合いを進めて取り組んでいきたいと思っています。

 それと、畑と特にかんがい施設が合併前の平成16年から事業申請され、20年にかけて施工されておる中で、活用していないというふうなこともありましたし、その販売ルート等もご指摘があったのですけれども、今回平成24年度当初予算の中でも組んでいるのですけれども、その地域の中で有機農業に特化した環境保全型農業の支援という形で大豆等の作付け、団体と個人なのですけれども、合計3ヘクタールがその中で作付けを行い、国が2分の1の補助、町と県で残りの4分の1を補助というふうな形でそれを支援しております。ただ、本当にかん水の施設ができているにもかかわらず、なかなかかん水の作物が十分に活用されているかということになりますと、多くの課題を持っていますので、これから振興センターの普及部のほうともいろいろ協議しながら、連携を深めながら取り組んでいきたいと思っています。

 さらに、非常に神泉に特化した土地を買いたいという人も実際窓口のほうには来ております。渡瀬ではあいていますよというお話をすると、神泉地区がこういう有機農業等、非常に自然環境がいいというふうなことで、神泉地区のほうで求めたいというふうなお話も来ておりますので、また全体的に見まして遊休農地が特に阿久原地区は非常に少なくて、活用されていないところも、ただ実際は販売している農家は少ないのですけれども、遊休化しているところは、畑かんの区域の中では少ないような状況の中で、こういうふうな利用者の求めにも応じながら、どのようなことで進めていったらいいか、活用が進められるかということをさらに検討を深めていきたいと思います。

 以上です。

                                    



○議長(主山義雄君) 質問の途中ですが、昼食のため暫時休憩いたします。

   正  午休憩

                                    

   午後1時再開



○議長(主山義雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(主山義雄君) 引き続き一般質問を行います。

 岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) では、2番目の人権教育についてお伺いをいたします。

 先ほどお聞きいたしました、特に神川中学校での人権教育の問題でございますけれども、教育長は人権教育推進委員会等でいろいろ検討しながら進めているということなのですけれども、この間うっちゃんバンドの人権を歌う会というのが行われましたけれども、これはまさにPTAが主催してやったことではありますけれども、学校の建物を使って行われておりますし、しかもその中に二十五、六名の生徒も含まれております。その中で、もうこれは本来同和教育の一つで、狭山事件などは係争中のものであるし、当然そういう場で行ってはならないということは教育長もご承知のはずでございますけれども、これは教育長が知らないところで行われたという、そういう部分もありますけれども、こういうものが今でも学校の中で行われるということについて、どのような考えを持っておられますか。

 それから、狭山事件については教育長もご承知のとおり、これは1963年5月に狭山で発生した殺人事件でございますけれども、1974年に判決が出され、最初は死刑だったのですけれども、次は再審で無期懲役ということになりました。現在は、再審請求が出されておりまして、係争中のものでございます。被告であります石川一雄被告は、今仮釈放されておりますけれども、この事件が起こったときには、解放同盟の県の委員長など、全く部落の連中がこんなことをまた起こして弱ったものだという、そういうことを昂然と言っていたのですけれども、いつの間にかこれが部落の出身の被告だということで部落差別の事件にすりかえられて、これがにしきの御旗でずっと学校教育の中でも、校長もこれに逆らえないような、一時期そういう嵐のように吹き荒れたことがあったわけでありますけれども、これは教育長も当時から先生をしておられました。ご承知だと思いますけれども、そういうものは本来は、学校教育の中で行ってはならないものでありますけれども、解放同盟と迎合して推進教員などが先頭になってこれをやってきたわけであります。

 今は、同特法も終わりになって人権対策にかわったわけでございまして、この人権教育の中で狭山事件を扱うということは、全く今はされていなかったのですけれども、私もこれはなくなったものだと思っておりましたけれども、突然こういう形でやられて、この案内状を見ると、ことしもまた神川中でライブということで案内文に出ているのですけれども、ということはこれは毎年こういう形で行われて、この3人の先生方、過去の経歴見ますと推進教員などをして、もう熱烈にやってきた人たちなのです。だから、その人たちがまたこれを繰り返そうという大きなねらいが、ここにあるのではないかと私は思っております。非常に危険なものでございます。これについてどのような考えを持っておられるのか。それで、今回行われましたこのことについて、教育長は知らなかったわけですけれども、知らなかったけれども、後でわかったわけで、それについてどのような感想を持っておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。

 それから、人権教育研究集会、これについても一時、これが同和教育研究集会でずっと来たわけなのですけれども、これは法改正後、人権教育と名前だけは変わったのですけれども、一昨年までは、神川町の行政が廃止する前までは、解放同盟などの役員の意向と推進教員の意向がなかったら、人権作文もその人たちの意向によってかなり内容が変わってきたし、そして講師もそれでいちゃもんつけられて、変えられることだってあったのです。こういうことがずっと長く続いてきたから、去年はこれで自由な講師が選べたという、そういう部分もありますけれども、一貫してそういう流れの中で集会が開かれてきましたから、町民も嫌々ながら、解放同盟に後で怒られては困るからということで参加した人もいるし、また先ほど言いましたけれども、同盟のほうは逆に運動団体のほうは昨年から補助金が出なくなったものですから、今まで補助金をくれて日当を支払って、それで動員をしてきたのですけれども、これができなくなったから、今度は一人も来なくなったのです。これは、それなりのいい部分と、また本来は人権問題で町がするものについては、一番関心を持って集まらなければならない組織のはずなのですけれども、お金がなければやらないという、そういう部分で、極端に去年はそういう部分があらわれて、参加する人数も非常に少なくなっております。ですから、私はせっかく開くものですから、もし続けるのであれば内容も変えたりして、そして参加する人数がふえるようなやっぱり努力もすべきだろうと思っております。本来は、これはそういう同和教育からの続きでございますので、一たん切って、そして改めてこれを行おうとするならば、別の形で検討し直してこれをやるべきだろうと思っておりますけれども、これらについてはどう考えておりますか、お聞かせください。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) お答えします。

 ことし神川中学校のほうでは、PTA主催の事業の一つということで、成人教育部会がこの催しを開催したようであります。子供たちも何人か参加したということでありますけれども、お話を聞きましたところ、先生がエレキバンドで歌を歌うと、作詞作曲の歌を歌うということで関心を持っていたということであります。内容的には、今岸議員さんからお話がありましたように、同和教育のことを、何年前ですかね、本人が作詞作曲してつくった曲を、約10曲ぐらいあるらしいのですが、それを歌ったということでございます。その話を聞きまして、すぐに学校のほうにも出向いたわけでありますけれども、校長等からも話を聞きました。その中で、校長も初めはそのことは認識していなかったということであります。今裁判中の問題でありますので、こういったものについては扱わないようにという話はしてまいりました。

 それからもう一点、2月の18日に本庄市の中央公民館におかれまして、人権教育研修会というのが開催されました。これにつきましては、ことしの初めに教育委員会で後援してほしいということで要請がありました。しかし、中身を見ますと解放教育研究会という、そういう名称でこれを開催するという話がありました。神川町のほうでは、そういう運動団体等は一切廃止していますということで、これについては後援できませんということでお断りしました。他の本庄、上里、美里の教育委員会のほうでも、神川はこうかという話で、うちのほうもこうだという話で後で聞きましたけれども、全部の教育委員会が後援はしていません。そういう状況であります。情報を聞きますと、これには教職員は約10名ぐらい参加していたという話聞いていました、児玉郡市でです。そのほかに、運動団体の人たち等を含めて全部で100人弱の、そういう集会だったという話を聞いています。

 いずれにしましても、岸議員さんが言われましたようにこの両方が関連していないかということでありますけれども、全く関連性はありませんでした。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) このうっちゃんバンドは、非常に危険なものでございます。この歌詞は、本人が作詞作曲したということなのですけれども、全部これは狭山事件に関係したものです。中には、解放歌を歌うときというのがあって、解放歌そのものなのです、これ。解放同盟の歌そのものなのです。こういう極端なものを子供たちの前で、特に学校の施設を使ってやることについて、これいいと思っているのかどうか、明確にしてください。

 それで、これをやったうっちゃんバンドという3人のグループに対しても、今後こういうことは一切学校の中ではさせないような、やっぱりそういうことをすべきだろうと思います。公教育の場ですから、建物は。それを特定の思想を持って、そして同和教育を町そのものが廃止したのにもかかわらず、それを逆戻りさせるようなことをねらってやっているわけですから、これについては明確にお答えをいただきたいと思います。

 それから、人権教育の問題についても今後、24年度もどういう形でするのか、それも明確にしていただきたいと思います。今までのようなやり方で、それで100人前後の人数を集めて、それで費用をかけて、手間をかけてやるなんていうのは、これはもうやめたほうがいいと私は思っております。続けるのであれば、先ほども言いましたけれども、もう一度皆さんで検討して、どういう方法でやるかということもやったほうがいいのではないかと思っております。今までは、本当に義理で、だれだれに見られては困るから行かなくてはという、そういう方が非常に多かったのですけれども、それと先ほど言った作文の発表が終わると、それに付き添ってきた保護者の方、ほぼ全員が帰ってしまいますので、やっぱりそういう部分もよく検討して、もし作文発表をするのであれば、もう学校内でこれはするだけで十分ではないでしょうか。その辺のところも十分検討を今後していただきたいと思うのですけれども、お考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 今お話ありましたように、これPTAの主催事業ということですので、学校の施設を使っても可能かというふうに思います。ただ、内容につきましては十分検討する必要があると思います。

 それから、研究集会のほうですけれども、実際には教育委員会も後援しておりませんので、全くの自由という形で参加するものかなというふうに思いますが、教育委員会では勧めるということはしておりません。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) では、最後の部分について。町内企業、特にNECの人員削減の問題でございますが、これは先ほど田村議員も言われましたとおり、町の税収にも大きな影響はあるのですけれども、それよりもやっぱり雇用の確保、このことがより重要だろうと私は思っております。そうでないと、その人たちの個人の税金も入ってこないし、まず職が失われる。町長は、先ほど退職金の上積みもあって、それなりの希望退職がされて、その人たちは再就職ということでございますけれども、希望退職ではなくて強制退職です、これは。35歳からというと、一番働き盛り、あるいは子供たちにお金のかかる、そういう年代でございます。その人たちに対して、やっぱり今この時期ですからここで解雇されますと、再就職といってもそう簡単には見つからないし、仮に見つかっても賃金は非常に安くなってしまいます。生活も非常に大変な部分も出てくることは明らかであります。

 私は、先ほども申し上げましたNEC全体で見ますと、6,669億という内部留保を持っておりまして、会社そのものは、これは少しも困らないわけで、耐力は十分残っております。ですから、神川の人たちの雇用を続けることは十分できる、本当にごくわずかを振り向ければできるという、そういう金額でございます。

 それと、この間当期純損益ということで1,000億円が出されておりますが、この中の400億は構造的な費用ということ、改革ということで、これは退職金引当金にするという、そういうことでございます。それともう一つは、税金の資金の試算の見直しをして、これが740億円だそうでございます。そうすると、ここでもう1,000億の純損益という、それをはるかに超えるということで、内部でこれを操作して、こういう形の赤字を出すということになっておりますが、こういうものもよく調べながら、ぜひ町としては、町での西武化学に続く、朝日工業に続く大きな企業でございます。そこに雇用されている方々のやっぱり生活を守るという観点から、ぜひNECに対して解雇はしないように申し入れをしていただきたいと思いますが、そのお考えはありますかどうか、町長に明確なご答弁をお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) まず、NECの問題ですけれども、これは先ほど田村議員の質問の中でもお答えしているかと思います。行政としましても、当地にございますNEC埼玉につきましては、そういった考えの中で働きかけはしていくというふうにお答えしておると思います。

 退職といいますか、こういった職を失う方々につきましては、私も一昨年来より担当課のほうには話はしているのですけれども、役場、要するに行政においてもっと身近な人たちに直接仕事の紹介等ができないかということで、いろいろハローワーク等の所長なんかにもお話ししましてやっているわけですけれども、何せここには法律という大きな壁がございまして、なかなか話が前に進めないわけでございます。上田知事におきましても、このハローワーク問題につきましては意見を述べているわけでございます。また、その結果といいましょうか、最近では特区申請ということで埼玉県ではさいたま市にハローワークの出先機関、また川越等にもそういった出先機関を置くということでございますけれども、これはあくまでもやはりハローワークの出先機関ということでございまして、なかなかその辺を行政が自由にできないという法律の壁がございまして、非常に歯がゆい思いでいるわけでございます。私としましても、こういった社会情勢の中、失業者がふえることも町にとっては非常に痛手でございますので、会社側につきましてはこういったことはお願いしていくしかないかなというふうに感じております。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) ぜひ町民の生活を守るために、申し入れをしていただきたいと思います。

 そして、NECはこういう形で仮に人員削減をしますと、別に会社がこれで終わりになるわけではありませんし、また幾年かたちますと再雇用ということを、当然大企業はそういう手を使ってくるので、再雇用をしますと、雇用促進法に基づいて国からの奨励金が出るのです。そういうことを順繰り順繰り繰り返してやっていくという、非常に汚い手を使って、そして一定の年齢になりますと賃金が高くなりますから、その高い人を解雇するという、そういうやり方でやってきます。ただ、こういう形で生き延びてくるとNECそのものがじり貧になって、会社そのものが信用を落とすと、企業間の間での。やっぱりそういう部分もあります。非常に危険なものでございますので、ぜひ町の皆さん方の生活を守るということで、繰り返しますけれども、NECにはそれなりの耐力は十分あります。

 それで、今矛盾しているのは、この人員整理をすると言いながら、あそこで今働いている人たちは仕事が忙しくて残業をしているのです。こういう矛盾がNECでも行われております。なぜ残業までしていても、本来ものが売れないということになれば残業なんかないわけなのですけれども、そういうことが行われておりますので、これはきちっと申し入れをすれば、会社はそれなりの一定の対応はしてくれるだろうと思います。ぜひ町長の文書で申し入れをしていただきたいと思いますが、その辺についてはどうお考えでしょうか。口頭や、あるいは電話ぐらいではだめです。直接会って文書で渡して、それで回答をもらうと、そういうことでお願いをしたいと思いますが、お考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) より効率的な方法をもって対処したいと思っています。



○議長(主山義雄君) 以上で13番岸優君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、6番落合周一君の質問を許します。

 落合周一君。

              〔6番 落合周一君発言〕



◆6番(落合周一君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問をいたします。

 最初に、現在神川町には16カ所の公共施設にAEDが設置してありますが、その機器の活用方法について町長にお伺いいたします。広域消防神川分署においては、緊急搬送の際AEDの使用頻度は、今まで年に二、三回ほどだということを聞き、とりあえず安心はしましたが、これからの神川町は高齢者が徐々に増加します。また、町民の健康に対してもいろいろな不安材料も増加すると考えられています。そして、学校の体育館や町営グラウンドでいろいろなスポーツを楽しんでいるスポーツ少年団の子供たち、あるいは大人の人々がもしものとき、適切なAEDの対応ができるのか心配しております。

 スポーツ少年団や学校のPTAなどで、AEDの導入時に、その使用方法について研修会を行っておりましたが、すべての団体がその講習を受けていないと聞きました。そして、各行政区では生涯学習の講習として、神川町では2つの地区がその生涯学習の講習としてAEDの研修会を受けたということを聞いております。最近では、AEDの講習の申し込みがあったときのみ講習会が開かれていると聞いております。

 なぜ私がこういうAEDのことを質問するかといいますと、AEDの研修を受けることにより、救急隊が到着するまでの間、あるいはAEDが到着するまでの間、最も大切な心臓マッサージのやり方を一緒に学ぶことができます。昨年は、プロサッカーチームの元日本代表選手も、たまたまAEDの機械が設置されていないグラウンドでの練習で倒れて、そのまま死亡するという大変な事件も起きてしまったところは、皆さんもご存じのとおりのことです。また、広域消防の司令室では119番の通報時に、その患者の状況によっては直接その通報時に、電話対応によってその患者に心臓マッサージをお願いすると、救急隊が来るまでお願いするという指示をするそうですが、その経験がないために、多くの人々が実際に心臓マッサージの手当てをできないで、救急隊を待っているという状況が多いそうです。神川に16カ所のAEDが設置してありますが、そのAEDを有効に活用するために各行政区での研修を推進して、不測の事態に備えておく必要があると考えております。今までどのような普及活動を町として行ってきたのか、そしてこれからどのようにそのAEDの普及活動を、あるいは研修を啓蒙していくのか、町長にお伺いいたします。

 そして、次に神川町の農業についてお伺いします。私は農家ではありませんが、昨年政府が環太平洋経済連携協定に参加を表明し、日本の農業に携わる人々に深刻な影響を与えようとしています。このような協定に、私たち議会も反対であると決議を表明いたしました。もしこの協定が正式に結ばれれば、神川町のような小規模農家が大部分を占めている地域、あるいは農業従事者の高齢化が進んでいる地域では、全く農業が成り立たないということが予想されます。たとえ協定が結ばれなくても、神川町の農業政策をかんがみたときに、農業従事者でない私でも一抹の不安を覚えるところでございます。神川町の総合計画によると、神川の基盤産業であり、すぐれた農業の担い手の確保、育成を図る、遊休農地の防止や農地の保全、有効利用を進めると明記してあります。また、具体的な施策としても総合計画の中でいろいろ述べていますが、町長は神川町の農業の未来をどのように描いているのか、お聞かせ願いたいと思います。

 次に、私の家の隣にある診療所に大きな看板があります。そこには、クジャクの花とナシの里と大きな文字が刻んであります。48年ごろから栽培が始まり、最盛期には20軒以上もの方がクジャクソウを栽培していたと、ところが現在では11軒になったと聞いております。そして、明治のころから栽培が始まり、100年もの歳月をかけて神川のナシとしてその地位を確立したナシの栽培農家も、後継者問題等でだんだん減少しております。今から30年ほど前までは、神川全体で134軒ものナシ生産農家があったそうです。現在では、梨出荷組合に登録している農家が72軒に減少しました。10年後には約半数になると、その半分になるとJAひびきのでは想定しているそうです。この2つの業種、クジャクソウの花の栽培とナシの栽培、神川の一応特産と自負しているこの2つの業種について、この現状を町はどのように打破していくのか、とらえているのかもお聞かせ願いたいと思います。

 また、先ほども申したように総合計画によると、遊休農地の防止や農地の保全、有効活用を進めると明記してあります。しかしながら、私は2年この議会に籍を置いておりますが、はっきりとした施策をまだ聞いていないような気がいたします。このまま漫然としていては、農業はますます衰退し、遊休農家が増加し、神川の農業というものがどうなるのか心配しております。私は、本庄児玉郡市をトータル的に考えても、やはり生まれ育ったこの神川町の産業の基盤は、商業でも工業でもなく、やはり農業であると、こう考えております。高齢化社会に向けて、福祉事業ももちろん大切であると考えますが、これからの神川町を担っていく若い人々が、あるいはこれから頑張ろうとしている農業従事者が安心して農業にいそしむ、暮らしていけるような施策を考えていかなければならないと思っております。町長には、これから増加していくと思われる遊休農地の活用、あるいは先ほども申したように、今回はここの項目では遊休農地の活用についてどうしていくのか、お伺いしたいと思います。

 農業問題については、まだまだ私も不勉強ではありますが、最後に農業法人についてお伺いします。これもいろんなところを尋ね歩き、あるいは農協等と相談し、どうしたらいいのかいろいろ勉強もしましたが、私も資金と、お金と活力のある方がいて、行政やひびきの農協に支援を仰ぐ方がいれば積極的に支援すべきだとは思いますが、法人の設立にはいろいろな問題がありそうです。簡単には、設立に向けて進むというわけにはいかないと思います。しかし、行政として手をこまねいているわけにはまいりません。行政においても、ただ担当課に任せるのではなく、JAひびきの、あるいは農業改良普及所等と、そういうところと連携して、町でも特別な研究プロジェクトチームをつくらなければいけないと、そうしなければ神川の農業が存続していかないのではないかと考えております。どうか神川の農業の振興のために、これからの町長のお考え、方策を、方針を聞かせていただきたいと思います。

 以上で1回目の質問とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、落合議員の質問に順次お答えしたいと思います。

 最初に、AED機器の研修会開催状況についてのご質問にお答えしていきたいと思います。まず、救急処置は一刻を争う初期対応が重要だと言われております。最初に行える処置として人工呼吸、いわゆる心肺蘇生法が挙げられておりましたが、心肺蘇生に有効なAED機器が近年導入され、心肺蘇生法と一体的にAED機器を活用することが有効であるのは、議員さんのご指摘のとおりであると思います。

 町では、平成21年度にAED機器を公共施設に14カ所設置させていただき、現在は既設9カ所、新設8カ所、この中には追加設置もございまして、計17カ所の設置となっております。AED導入時には、町の職員を対象に心肺蘇生法と機器取り扱い研修会を実施いたしました。また、教育関係機関ではプールオープン前に教職員や保護者を対象としたAED操作講習会を実施しております。その他は、昨年の6月12日には土砂災害警戒区域の高牛・浜の谷の皆様方にご協力をいただき、土砂災害避難訓練を実施させていただきました。その訓練の一環として、避難所において心肺蘇生法とAED機器操作講習会を開催し、緊急処置の大切さを学んでいただいたところでございます。いずれの講習会も、講師につきましては広域消防神川分署、神泉分署の職員を講師にお願いし、実施させていただいたところでございます。また、災害時の救命処置の一端を担っていただく町の消防団には、入団時の研修のカリキュラムの中に救命の研修が盛り込まれており、入団後の1年から3年の団員も、やはり研修の中で救急処置の研修を受けていただいておるところでございます。

 次に、今後の活動についてお答えさせていただきます。救命処置の一役を担う心肺蘇生法とAED機器の研修会をスポーツ団体や文化団体はもとより、各行政区において地域活性化事業等により、心肺蘇生法とAED機器の救命処置の講習会を町民の皆様方にご理解いただきながら実施してまいりたいと考えています。

 次に、神川町の農業についての質問にお答えします。まず、農業の未来についてですが、現在農業を取り巻く環境は、農業後継者不足による担い手の減少、農業従事者の高齢化に伴う遊休農地の増加、燃料、資機材の高騰など、依然として厳しい状況が続いております。こうした中、本町の農業については都市近郊という立地条件を生かしながら、認定農業者が中心となり米麦、ナシ、クジャクソウ、キュウリ、ナス、酪農等々といったさまざまな農業が行われております。しかし、本町におきましてもこれからの農業を担う若手農家の育成や農業生産の拡大などが課題となっており、農業を収益力の高い産業ととらえ営農意欲を高めていくことが、農業の振興に向けた政策になるかと思います。町としましては、新規就農者の掘り起こしや研修機会の提供などを行い担い手の確保に努めるとともに、県や農業団体と連携しながら農業技術支援や農業経営相談といった、個々の実態に即した支援措置を講じていきたいと思っております。

 続きまして、ナシとクジャクソウについてお答えいたします。ご存じのように、ナシとクジャクソウは町を代表する特産品として高い評価を得ておるところでございます。しかしながら、神川町梨出荷組合連合会のこの5年間を見たときに、栽培面積で40ヘクタールから33ヘクタールへ、組合員数も76人から62人へと減少傾向にあります。このため、町としましてもナシ産地の維持、振興が課題となっており、その対策の一つとして今年度より梨サポーター育成事業に取り組んでおります。昨日もその修了式がございまして、1名の方が修了、現在2名の方が研修中、24年度につきましては6名の方が研修を受ける予定となっております。今後とも町の大事な特産品でありますので、梨園の維持確保やおいしい神川ナシの推進に努めてまいりたいと考えております。

 続きまして、全国有数の産地となっておりますクジャクソウですが、添え花として、市場で非常に高い評価を得ているところでございます。神川花卉生産組合では、整備された基盤を活用し、開花調節技術や苗冷蔵技術の確立による周年栽培の実現やオリジナル品種の育成などにより、他地区の模範となり、現在でも多くの視察研修の受け入れを行っています。また、栽培方法や品種等に関する協定や出荷規格を設定し、厳しく遵守するとともに、常に消費動向に気を配り、市場のニーズに合った栽培を実践しているところです。しかし、このクジャクソウにおいても生産者の減少などにより、出荷量が減少している状況があります。組合では、シルバー人材を活用した農作業の育成や新規参加者の取り組みについて積極的に実行しております。町としましても、この有名なクジャクソウの産地確保に向けて、今後とも県や農業団体と連携をし、農作業の軽減や生産技術の向上、販売促進活動に取り組んでまいりたいと思います。

 続きまして、遊休農地の活用について。遊休農地は、病害虫の発生により近隣住民に迷惑がかかるだけでなく、町の美観やイメージにも悪い影響を及ぼすものと考えます。このため、町と農業委員会が一体となり、遊休農地の実態調査を実施いたしました。調査結果では、およそ36.5ヘクタールの遊休農地が確認され、前年との比較では0.9ヘクタールの減少という結果となっております。農業従事者の高齢化や後継者不足、さらには相続等による不在地主など、遊休化してしまう理由はさまざまですが、この遊休農地の解消、活用に向けた推進組織といたしまして、神川町耕作放棄地対策協議会を設立し、農地への再生利用や荒廃化防止に努めております。

 また、町では新規就農者に対しまして、農地法にとらわれず10アールの耕作から参入できるようにするとともに、農地活用相談窓口を設置して、農地の活用に向けた取り組みも行っております。これからも、限られた資源である農地の効率的な利用促進に向け、農業委員会等と連携を図り、遊休農地の解消と活用に努めてまいりたいと思っております。

 続きまして、農業法人の設立について。本町は、豊かな自然に恵まれさまざまな農業が営まれておりますが、この農業を取り巻く大変厳しい状況の中、効率的で安定的な農業経営の育成が求められております。町としましては、関係機関と連携し、地域農業の拡充に努めるべく、農業生産の規模拡大や農地流動化を一層促進し、農業経営の法人化等に向けた取り組みを推進していきたいと思っております。

 また、国、県等の支援を積極的に活用し、新規就農や地域雇用の受け皿となれるような営農組織の育成支援を目指し、農業経営基盤の強化に努めてまいりたいと思っております。

 以上で1回目のお答えとさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 6番落合周一君。

              〔6番 落合周一君発言〕



◆6番(落合周一君) 最初に、AEDの講習についてですが、町長が言うように、報告を受けた以上にいろんなところで、私が思っていた以上に講習は行っているようですが、ぜひ一番大切なスポーツ団体、もしかしたらやっていない、講習を受けていないスポーツ団体があるようなことを聞いておりますので、それを調べて必ず講習を受けるように、それから私たちの関口もAEDの講習を受けたのですけれども、非常に地元の人も関心を持って講習を受けていましたので、各行政区でもやるようにお願いしたいと。

 それから、1つ教育長にお伺いしたいのですが、いつどこでだれがこのようなAEDを使うような現場に立ち会うかわかりませんので、心臓マッサージの方法、あるいはAEDという機械を理解するためにも、中学3年間、学習している間に1度はAEDの使い方、あるいは心臓マッサージという講習をしているのであれば構いませんが、3年間のうちに1度はそういう経験を子供たちに受けさせることによって、将来大人になったときに、その経験が生かせる可能性もあるのではないかと思いますので、ぜひ学校教育の中にAEDの使用方法の研修を授業としてやっていただければいいなと、こう思います。

 それから、もう一つ提案したいのは、自分の女房が看護師をやっておる関係でアドバイスをいただいたのだけれども、どうしてもそういう緊急のときの対応ができないのは、まだAEDの普及が最近であったために、広く普及させるためにはいろんなところで講習をするのも必要だが、子ども会の旅行とか老人会の集まり、例えば各地域で老人を集めて月に1度はお茶を飲むとか、そういう集落のセンターの集まりがあるようなときにも、そういう機械を帯同して設置しておけば、使い方はだれもわからなくても、何だという興味を示すことだけでも、だんだんAEDの機械の普及、啓蒙ができるのではないかと提案したのだけれども、そのようなレンタルして持っていくような考えがあるかどうか、ぜひそういうことも進めてほしいとお願いするところでございますので、教育長と町長の意見を聞かせていただきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) AEDにつきましては、昨年、特に重点的に講習をやったところでございますけれども、こういったものにつきまして、人の集まる機会を利用して講習をさらにやっていきたいというふうに考えております。

 また、こうしたことは1度だけでいいものではなくて、やはり2回、3回経験することによりまして、またなれることによって、いざというときにはスピーディーな対応がとれることになると思いますので、積極的な講習会等をやっていきたいと思っております。

 また、レンタルというお話が出てまいりましたけれども、機会があれば、こういった機械を町の施設等を含めていろんなところへ設置をふやしていきたいというのも、これはしていかなくてはならないというふうに考えておりますので、こちらのほうも検討していきたいと思っております。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 学校関係でございますけれども、各小学校ともにプールの始まる前、6月ごろに、1学期ですが、PTA、それから教職員で実技講習会を行っております。さらに中学校のほうでは、神川中では1学期にPTAと教職員での実技講習があります。そして、生徒のほうは3学期に保健の授業の中で、今年度の場合には1月30日、2月の22日、この日に神川分署の職員による指導も行っております。AEDの実技指導です。授業の中で取り入れています。また、神泉中学校のほうでも1学期にPTA、それから教職員、全校生徒で実技講習会を行っています。さらに、2年生の教材に出てきますけれども、保健体育科の授業において学習をしております。

 また、新しい学習指導要領が中学生の場合には24年度から行われるわけですが、その中でも保健体育の保健分野、障害と防止という単限がありますけれども、その中で応急手当てというのが出てきます。その中で、AED、自動体外式除細動器に触れるようにという指導もありますので、同じような形でやっていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 6番落合周一君。

              〔6番 落合周一君発言〕



◆6番(落合周一君) 教育委員会に行って聞けば済むことでしたので、私がそちらにお伺いして直接聞かなかったので、その辺をちゃんと学校でもやっているということをお伺いしまして、ありがとうございました。引き続きそのような体験を子供たちにも伝え、広めていってほしいと思います。

 町長に対しても、これからも定期的にAEDの講習会を継続して広めていくようにお願いしたいと思います。以上で終わります。答弁はいいです、わかりました。

 次に、農業の問題です。私もまだまだ不勉強で、どうしたらいいのかというのがわからないのですけれども、一応今回質問し、足らなかったことはまた勉強して、さらに神川の農業のためにいろいろ研究していきたいと思います。とりあえず、自分の今時点で考えていることを町長にお伺いしたいと思います。

 ナシのサポーターで、今町内で2人と1人、ことし1人と聞きました。そして、去年学んだ人もだれか使ってくれるかとナシ農家にアンケートで聞いたところ、ナシ農家の中で1人しか、雇ってもいいよと。神川のナシ農家の人の体制が家族農業で、家庭の中だけでナシを栽培しているという考え方が多い中で、なかなか人を雇って多くのナシを栽培しようという人がまだまだ少ないのかなと。それは、ナシ農家の考え方を変えなければ、有効な活用方法、サポーターの活用方向にはならないのかもしれないのですけれども、それは町のナシの栽培に対しての、一つの悪い考え方ではないと思いますけれども、しかしながらナシのサポーターを使って何とかしようという、まだまだ神川の農業は、少なくともナシは現状を維持できるようなことはないと私は思っています。私が農協の報告を受けたところ七十数軒だけれども、この中にはもう年で全くやっていない、頼んでいるよということで、もう少し少なくなっているという報告を今受けましたけれども、ナシのサポーターだけでは、10年後にはもうほとんど多分ナシの生産者の方は70を超えてきて、とてもではないけれども、自分では栽培できないだろうと。そうなると、今六十数軒、70軒前後のナシ農家があるにしても、落合さん、半分ぐらいになってしまうよと、これは梨サポーターを養成しても追いつかない。そのナシの生産者が70を超えてきて動けなくなったときには、このナシ畑を何とかしなければいけない、片づけなければいけない、それには、人に貸しても、自分が死んだとき子供がやらなければ、子供に100万前後のナシの畑を片づける費用がかかるから今切ってしまうという農家が、このまま放っておくとどんどん、どんどんナシ畑はなくなっていくだろうと、農協もその対策に頭を悩ませていると。こういう現状は、JAのほうも頭を悩ませているところで、サポーターだけでは私は少なくともナシ農家、あるいはクジャクソウでも、本当に担当課長、木村課長が下の職員を使っていろいろ研究しているのだとは思うけれども、それだけでは神川の農業を支えていくのは非常に難しいかなと。私がこれを、農業について勉強、あるいはまだまだ農業についてわかっているわけではないのですが、本当に責任ある町長を初め部課長、こういう人たちが本気になって10年後、20年後の神川の農業をどうやって守っていくのか、そのまま衰退していくのを手をこまねいているのか、自然に任せるのかという考え方だと、多分私はだめだと思います。

 町長は、今神川の農業についてこうやっていきたいと思うと述べておりましたが、これから10年ですから、このままやっていて神川の農業が守っていけるのか、そうお思いなのか、今の町長の考え方で大丈夫なのか、本当にそう思っているのか私は疑問に思っているのですけれども、町長のお考え、これで自分は立ち直れると、現状を維持できると思っているのか、ちょっとお聞かせください。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 結論的に言えば、今のままではじり貧でございます。

              〔何事かの声あり〕



◎町長(清水雅之君) 済みません。じり貧になっていくと思います。先ほど話に出しました梨サポーターの件でございますけれども、後継者がいないと言いながら、実際には農家にはご子息さんもおられて、やれるのであればやれるのではないかというふうに私は感じております。これは、全部が全部ではございませんけれども、そういった形は事実だと思います。ただ、現状の中で、ではどう打開していくかということになりますと、お子さんがいても農業を継がないというのであれば、とりあえずはこういった梨サポーター、関心を持って手伝ってくれる人たちを育成して、お手伝いをしていただいて現状を維持するという方法も、いたし方ないかなというふうに思います。

 先日も、連合会長とお話をしたのですけれども、本来はこういった姿ではなくて、ナシ畑を引き受けてくれる人の育成に取り組みたいと、またそういう人を求めているのだというお話で意見が一致したわけでございます。今のままでいきますと、年々耕作面積が減っていくということになります。根本的な解決にならないと思います。ただ、非常に人間は感情の持ち主でございますので、では自分の長年育ててきた樹木を他人に渡せるかという問題も、はっきり言ってございます。そういった抵抗があるのも事実でございますので、非常に難しい問題かと思います。

 私なんかにしてみますと、今の神川のナシにつきましても神川ブランドとしてかなり有名、高級ということで、かなりいい値段で取引されているわけでございますので、非常に惜しい感じがしているところでございます。いろんな問題はありますけれども、これからの農業につきましては、よく言われるように1次から6次ということで、生産するだけでなくて生産、加工、販売まで手がけていくような形にならないと、これからのこういった業種につきましても、生き残りができないのかなというふうに思っております。昨晩ですか、NHKのドキュメンタリーの特集の中で言っておりましたけれども、三陸地方でワカメの栽培が盛んでございますけれども、その生産者におきましても、今までは自分たちはいい品物をつくって市場へ出すとか、そういった形で生産してきたけれども、これからは自分たちで販売までかかわらなくてはだめだということで、これは企業さんのほうからの働きかけによって、ちょっと適当な言葉は見つかりませんけれども、目からうろこといいますか、気がついたということで、販売まで考えていきたい。市場に出すのであればそこそこの値段しかないけれども、これが実際販売されるとなると、非常に高価な値段になっているのにびっくりしたという映像も放映されておりましたけれども、現実にそういった形でやっていかないと、これからは生き残れないのではないかと思います。ナシに限らず、田んぼ、畑、花、酪農につきましても同じような感じでいくのではないかと思いますので、町としましてもそういった組合を通して、これからどうやって生き残っていくかということは、本当に真剣に考えていかなくてはならないことだというふうに考えております。



○議長(主山義雄君) 6番落合周一君。

 質問は簡明にお願いします。

              〔6番 落合周一君発言〕



◆6番(落合周一君) また研究して質問しますけれども、最後に一つだけお伺いします。

 何とか町長の考え方だけでなく、木村課長、いろいろなほかの課長、神川に行政として携わってきた長年の経験をもとに、毎週会議しろとは言わないが、月に一遍でも毎月1回は会合を開いて、神川の農業をどうするのかと相談するような研修会、プロジェクトチーム、あるいはそこにJAとか、農業改良普及所とか、そういうところでいい知恵を出し合って研究を進めていく、早期にしないと、だめになってから研究を始めてもだめだと思うので、今のところ私はそういう考えに至ったわけですが、ぜひそういう考え方で、これからの神川をどうしていくのかというのを町長だけではなく、担当課長だけではなく、行政全体で考えていってもらいたいと思います。どうでしょうか、答弁をいただいて、これで私の質問を終わりにします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) いろいろご提案いただきましてありがとうございます。町としましても、町の活性化のために努力してまいりたいと思っております。

 私もそうですし、ここに担当課長もおります。こういったことを踏まえて、今後とも一生懸命やってまいります。



○議長(主山義雄君) 以上で6番落合周一君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、2番山?正弘君の質問を許します。

 山?正弘君。

              〔2番 山?正弘君発言〕



◆2番(山?正弘君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして質問をさせていただきます。

 神泉地域の地域振興方策についてお伺いをいたします。平成18年の合併以来、6年と2カ月余りが過ぎました。この間新町建設計画、あるいは合併協定項目に基づきまして、また平成20年3月に策定された総合計画に基づいて、各種事務事業が行われてきたところだと思います。総合計画では、旧神泉、旧神川町、それぞれの村づくり、まちづくりの成果を基礎として、町内の均衡ある発展並びに町民の一体感の醸成を図ることということが総合計画の策定の趣旨、あるいは基本的な考え方の中に記載されております。しかしながら、最近の事業展開と申しますか、行政の取り組み方と申しますか、旧神泉村の地域においては幼稚園の休園、あるいは廃園、中学校の廃校、総合支所の縮小、観光協会への補助金のカット、農産加工センターの貸し付けなど、こういったもろもろのことが、町域の均衡ある発展という言葉にはほど遠い、マイナス要素の多い施策ばかりが目立つように思います。

 旧神泉村は、城峯公園や三波石峡、こういったものを核として観光施設の整備や特産品の生産加工など、こういったことから産業振興に力を注いでいた地域であると思います。こういった従来の村づくりを否定するかのような、こういった現状の施策では発展はもちろんのこと、一体感の醸成という、こういった面においても危惧されると思うのですが、今後の神泉地域の振興、発展についてどのようなお考えをお持ちなのか、また今後の計画等があれば、このことについてお伺いをしたいと思います。

 次に、関連して地域審議会についてお伺いをいたします。合併時に、旧神川町と旧神泉村の地域それぞれに、地域審議会が設けられております。この審議会の目的は、地域住民の皆さんの意見がきめ細やかに合併後の新町の施策に反映できるように、旧村町単位で設置されたものだと思います。町長の諮問機関として、新町の建設計画の変更、あるいは執行状況、新町の基本構想や各種計画の策定、変更に関することなどを所掌事務としているわけですけれども、かなり重要な機関だと思います。この地域審議会を町としてどのような位置づけの審議会と考えておられるのか、お伺いしたいと思います。

 第2次行政改革大綱や行政改革集中改革プラン、あるいは事業仕分けを昨年、一昨年と行ったわけですけれども、その実施方針の策定などが、この審議会にはかけられていないようでございます。こういったものは各種計画の策定に該当しますし、地域の方々に関係する事項が多く含まれております。地域審議会の意見を聞く必要があるのではないかと思いますが、その辺についてもお伺いしたいと思います。

 また、中学校の統廃合、あるいはいずみ幼稚園の廃園の問題などについても、地域にとって、あるいは神川町にとっても重要な事項であります。当然地域審議会に諮る必要があったのではないかと思いますが、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上で1回目の質問を終了いたします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、山?議員のご質問に順次お答えいたします。

 まず、神泉地域の振興方策についてのご質問にお答えいたします。昭和45年制定の過疎地域対策緊急措置法により、旧神泉村において昭和46年4月に過疎地域の指定を受けて過疎計画を策定して、産業の振興、交通体系や生活環境の整備を進めてまいりました。合併後の神泉地域での事業は、平成19年から平成22年にかけて阿久原地区畑地かんがい施設の供用開始、道のオアシス神泉の農産物直売所の開設、城峯公園キャンプ場の改修工事及び公園内の水道管の布設がえ、城峯公園では多目的トイレの改修等々、観光案内板の設置1,480万円の事業を実施、農産加工センターにおきましては機械の入れかえ、簡易水道事業におきましては遠方監視システムの整備等の事業を行ってまいりました。今後の予定としましては、冬桜の宿神泉に指定管理者制度の導入を進めておりますが、管理を民間に託すのであって、町の施設には変わりありません。これは、経験豊富な民間の活力を導入して視野を広げ、集客により地元農産物の販売の増加や雇用の確保につながると考えております。

 次に、地域審議会の活用につきましてお答えいたします。平成23年11月29日の神泉地域審議会において、今後の幼稚園、小学校、中学校のあり方について諮問いたしました。文書での答申はありませんでしたが、会議録により委員さんの意見を拝見しているところでございます。今後も適時に地域審議会を開催して意見をいただき、神泉地域が活性化するような事業を優先して実施していきたいと思っております。

 ご質問にございました地域審議会ですが、これにつきましては町長の諮問に応じて審議、答申するものとなっております。また、地域審議会は当該区域に係る必要と認める事項について審議し、町長に対し意見を述べることができるというふうにもうたわれております。

 なお、合併時におきましては、合併後等に調整する事項の検討、調整結果一覧ということでこういったものが、この中にいろいろな事業の状況等の調整をしなさいというふうな感じで書かれておりますので、こういったものもご参考にしていただければと思います。

 以上で1回目の答弁を終わります。



○議長(主山義雄君) 2番山?正弘君。

              〔2番 山?正弘君発言〕



◆2番(山?正弘君) 再質問させていただきます。

 神泉地域でも、いろんな事業を展開してきたというようなご答弁だったと思いますが、今ここ数年で目立つのは、やっぱり廃止やら廃校、廃園といったようなことが目につくのが実際だと思います。

 午前中の岸議員の質問とちょっとダブるかもしれませんけれども、中学校の統廃合という、あえて廃校と言わせていただいたのですが、実際に神川中学校へ生徒が来ない状態は、神泉中学校の廃校だと言わざるを得ないのではないかなと思います。午前中の答弁で、地形の問題、あるいはリスクを考えた選択で、鬼石中学校を選んだのだというようなご答弁だったと思うのですけれども、この統廃合の問題は、昨年12月も質問させていただきましたけれども、統廃合の問題が始まった発端というのは、神川中学校へ行ってクラブ活動やらという要望が出て、その要望に沿って町が動き始めたというふうに理解しているのですけれども、その神川中学校へ通いたいという要望はどこかに飛んでしまって、近い鬼石中でやむを得ないだろうと、最後にはどこに行こうがこだわる必要はないだろうというような、非常に答弁として理解ができないような、納得ができないようなご答弁だったわけですけれども、その辺についても若干お答えをお聞かせいただきたいと思います。

 それから、これからいずみ幼稚園の廃園の条例も提案されているわけですけれども、非常にこの跡地利用的なものが、今後どうしていくのかというのがない中で廃園の条例案が提案されていると、昨年12月には分譲住宅にするというような唐突な町長の答弁がありましたし、ことしになってからは、どこか企業が借りたいという話があるなんていうこともお聞きしました。いずれにしても今後の振興方策の中で、今後どういうふうにしていくのだというのがない中で、廃園の条例案が出ているということもちょっと理解に苦しむところでございます。

 そういった振興策からすれば、マイナス要素が非常に目につくということで、それにかわる振興策をということではありませんけれども、例えば観光の拠点を幼稚園の跡地、あるいは中学校の跡地に予定をするのだとか、これはたまたま私の今思いつきで言っているところでございますけれども、そういった意見なんかも、地域審議会を開けばいろんな意見が出されるのではないかと。昨年11月に開かれた地域審議会には諮問をして、答申はなかったということですけれども、話を聞いてみると、今ごろ何だこの諮問はと、会議にかけられるような内容の諮問ではないではないかというような意見もあったように聞いております。この辺についても、先ほど町長が答えた内容と若干違うのではないかと思いますので、その辺もお伺いしたいと思います。

 きょうの午前中の招集のあいさつにも、まちづくりは町民と行政の共同作業だというふうな文言もありました。また、町民の意見を集約して反映できるように努めるというようなこともおっしゃっておられましたので、ぜひいろんな意見を聞いて、それで慎重な対応をということでお願いをしたいと思います。その辺の考えについてお聞かせいただきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 今回のこの問題につきましても、いろいろ言葉の中で理解されていない面も多々あるかと思います。

 まず、ちょっと私も先ほど言い忘れたのですけれども、観光協会補助金カットですか、これはその経緯がございまして、今までの流れの中で、行政もその中で事務局を担当する立場にあるわけなのですけれども、余りにも事がなされないという中で、何かをやはりやっていかなくてはだめですよというふうな形で問題提起させていただきまして、投げかけたわけでございますけれども、なかなかそういったモーションが起きてこない、協会そのものの組織自体にも、ある程度の疑問符があるのかなということも投げかけさせていただきました。これにつきましてはカットではなくて、一応予算的には設けております。そういった行動が出てくるのであれば、町は幾らでも応援しますという形では、今回の3月の24年度の会計の中には、そういった項目で予算を位置づけしております。決してなくすわけではございません。冬桜、釣り堀、加工センター等につきましても、決してこれはなくす方向ではなくて、現在の赤字運営体制を、何とかこれを赤字を減らすべく民間の力をおかりするということで、指定管理者なり委託なりしているわけでございまして、決して神泉地区のものをなくすという方向で動いているわけではございません。

 そして、もう一つ言わせていただくならば、私は神泉の方に、もう少し前向きな姿勢を持って立ち向かっていっていただけるような気持ちを持っていただければ非常によろしいのではないかというふうに感じております。ですから、山?議員が申すように神泉の生活を否定するということは、私の中には一切ございません。昨年、一昨年ですか、冬桜の宿におきましても矢納地区の皆様方にお願いしまして、特産のユズ等を提供していただき、また農産物等も宿のほうに並べていただきまして、宿を利用した方々に販売したこともやっております。ただ、現実問題として供給と需要のバランスがとれない、いい品物で安くて欲しいといっても、なかなか供給が間に合わないという現実もございまして、その辺のギャップもあるわけでございます。

 神泉中学校廃校、いずみ幼稚園、これも廃園という今回の議案の上程をさせていただいているところでございますけれども、確かに私は先般は、この跡地につきましては現在ある建物について利用者がいないのであれば、それを取り壊してそこを宅地造成して、前にも話したと思いますが、神泉地区ではなかなか住宅を建てるスペースがございません。そういった中で、町有地のところを売却して、一件でも多くうちを建てていただくような方策をということで述べたわけでございまして、その後現在の建物を使わせてくださいというような申し入れも、正式ではございませんけれども、来ているわけでございまして、であるならば、そのほうが有効活用していただければ町にとっても非常にありがたいし、仮にそこに働く場が提供されるのであれば、地元雇用ということも可能ではないかというふうに思っているわけでございます。

 いずれにしましても、私が言っているように官民協働という言葉もございます。こういった中で、地域審議会等もございますわけですけれども、今回の問題につきましては事業仕分けの結果によりまして話が進んでいるわけでございますけれども、今後は地域審議会に諮問することはもちろんですけれども、地域審議会におきましても独自な意見を賜れればというふうに考えておるところでございます。



○議長(主山義雄君) 2番山?正弘君。

              〔2番 山?正弘君発言〕



◆2番(山?正弘君) 目に見える形で、なかなか振興策というのは難しいかと思うのですけれども、何かやっぱりこれならというものが1つや2つあれば、一体感の醸成という、こういったことにもつながるようになるでしょうし、旧神泉村地域だけでなく旧神川町についても、いろんな発展方策があればなということでご質問させていただいたわけですけれども、先ほど答弁された加工センターについては、この間の全員協議会で賃貸で募集をするということですので、これは民間活力を活用して存続するということではないような、説明の中では加工業者以外の方でも加工センターの賃貸ができるような、そんな話の説明だったように思うのですけれども、加工センターにおいては神川町の特産品を実際につくって、それが各地域へ行って販売されて、神川町の振興策に一役買っている施設でありますし、波及効果もこれによって農家の生産物も使われるとか、そういった施設でありますから、ぜひとも加工センターとしての機能を生かして、できれば存続というのですか、お願いしたいところだと思います。本年度の予算書も見させてもらったところ、加工センターの事業費、歳出が八百数十万、歳入においても農産加工品の販売売り上げが八百数十万、マイナスで10万ぐらいだったように記憶しているのですが、そういった施設でございます。費用対効果からいってマイナス、赤字が出るところというのはどんどん切っていくのではなくて、やっぱり改善をしながら発展をさせていくというのも、先ほど町長はそういうつもりで答弁されたのでしょうけれども、そういうことのほうが、地域住民にとっても納得のいく方策ではないかなと思います。

 それで、先ほど急に思いついたのですけれども、二十数年前に聞いた話で、知っている方は知っているかと思うのですけれども、3本の矢というのはよく聞きますけれども、3本のやりの話を当時の税務署長がしていたのですけれども、1本目のやりは栗でできたやりだと、やりくりが大切だという意味の栗のやり、急にこんなことを言い始めたのは、ちょうど町長がたまたまこういう時期に町長になられて大変な形でやられているわけですけれども、行財政改革をやるやりくりも必要であろうと、1つがやりくりの栗のやり。2つ目に杉でできたやり、やり過ぎに注意しましょうという話らしいのですけれども、ちょっと町長はここ2年1カ月ですか、経過した中で非常にスピードの速い改革をやっているのではないかなと、スピードが大切ということもあるでしょうけれども、余りにもここ数年の動きは早過ぎるというような気もいたします。やり過ぎに注意してくださいということです。それと3本目、これが一番大切なやりだそうなのですけれども、カシかな、ちょっとうろ覚えなのですけれども、かたい木でできたやりだと、これは思いやりというやりだそうです。それが一番大切なのではないかなと、こういう非常に行財政が財政的にも厳しいときになられた町長ですから、はた目からは大変な見方もされているところもあるのでしょうけれども、非常に思いやりを持って行財政改革に当たっていただきたいと思います。

 そういった要望で、最後の質問とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 大変思いやりのあるご質問でありがとうございます。

 加工センターの件が一つ出ましたので、この件についてお答えしたいと思います。加工センターにつきましては、これは形上は継続というふうに私は解釈をしております。この建物、また中の設備につきましては、これを活用してできるような業種というふうに感じております。また、先ほど来出ています雇用の問題もそうなのですけれども、原則的には新しい方がもし入ってくるのだとすれば、その雇用の継続もお願いするところでございまして、また文書の中にもそういったもの、文言を入れているところでございます。

 やり過ぎということでございますけれども、これも先ほど出ておりますけれども、町内企業の人員整理の問題等も同じような状況ではないかと思います。民間におきましては、すぐに対応しないと取り返しがつかなくなっていく。行政ですので、多少のおくれは持ちこたえることはできますでしょうが、やはりそれでもできるときにやっていかないと、傷口は大きくなることは事実だというふうに感じております。

 何度も申すようですけれども、特に神泉地区の施設におきましては、これはなくす方向ではなくて、存続の中で業務を引き継いでやってもらうということでございます。先ほどちょっと私のほうで申しましたけれども、神泉の矢納の釣り堀につきましても、以前は職員がかかわっていたわけでございますけれども、これにつきましては地主に返還という形の中で、町が中に入って民間の方にこれを使っていただいておるということで、これも継続使用ということでございます。加工センター、冬桜の宿、これにつきましても継続でございますので、どうぞお間違えのないようにお願いしたいと思います。

 私は、先ほど言いましたように宿につきましても雇用は原則的に継続して雇用のお願いをしていくところでございますし、これもまた文書の中に文言として残っているわけでございますので、どうぞご理解をお願いしたいと思います。



○議長(主山義雄君) 以上で2番山?正弘君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 一般質問の途中ですが、暫時休憩いたします。

   午後2時36分休憩

                                    

   午後2時46分再開



○議長(主山義雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(主山義雄君) 教育長より発言の申し出がありましたので、これを許します。

 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



○議長(主山義雄君) 先ほど岸議員さんのほうからご質問がありましたけれども、そのときに私のほうが意味を解していなかったということで、ご訂正させていただきたいと思います。

 2月の18日に行われましたのは、郡市の研究集会でございまして、これには教育委員会としての後援をしていないということでございます。断ったということでございます。

 町のほうの研究集会につきましては、町長のほうからお話がありましたように、また検討して、内容も考えていきたいというふうに思っております。今年度までは、小中学生の表彰と、それから講演会ということをやっておりました。次年度以降については、その内容についても検討させていただきたいというふうに思います。

 以上でございます。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、3番大川喜和子君の質問を許します。

 大川喜和子君。

              〔3番 大川喜和子君発言〕



◆3番(大川喜和子君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして公共施設の利用料に関する質問を2つさせていただきます。

 まず初めに、昨年3月の議会において、公共施設の使用料についての質問がありました。これに対して町長は、私のほうでも見直しを図っておりまして、大まかな形が大体固まってまいりました。ですので、23年度につきましてはご提案できるかと思いますと答弁されております。23年度はもう残り少なくなって1カ月を切ってしまいましたが、いまだにその提案というものを提案されておりません。どのような提案なのかお聞かせください。

 次に、町の公共施設の使用料は決まっておりますが、町民のサークルが使用する場合はほとんど免除されています。これは、町長が特別な事情があると認めて免除してくださっているのだと思います。しかし、施設を利用したくても、いろいろな事情で施設を利用できない方も大勢いらっしゃると思います。施設を使用するときには、夏は冷房、冬は暖房と自由に使わせていただいているので、電気代など水道光熱費はかかります。これらは税金などで賄われています。税金をより公平に使うという観点から、利用者への受益者負担が考えられます。町長は、利用者の受益者負担金についてどのようにお考えですか、お伺いします。

 以上2点、よろしくお願いします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、大川議員の質問にお答えいたします。

 公共施設の使用料につきましては、それぞれの施設ごとに条例により使用料が規定されており、またその減額、減免についても減免規定等により基準が定められております。中央公民館やふれあいセンター等の生涯学習施設については、神川町生涯学習施設使用料に係る減免基準を定める規定により、町内の小中学生の教育活動やスポーツ少年団、文化協会や体育協会の加盟団体等が利用する場合は、使用料は全額免除することとなっております。また、総合福祉センターは高齢者や障害者の交流と生きがいづくりを支援することを目的とした施設のため、65歳以上の高齢者や障害者の方が利用する場合は施設使用料をいただいておりません。

 ご指摘のとおり、これらの公共施設を管理運営するには、施設の保守、修繕、清掃費等のほか、電気、水道、ガスなどの料金が必要となってまいります。町としましては、町民の皆さんの生涯学習活動の推進と、交流や生きがいづくりを支援することを考慮し、施設運営を行ってきたところですが、今後はこの使用料についても検討が必要と考えております。しかしながら、公共施設の使用料の設定については、適正な料金や減免等の基準はどれくらいなのか、また徴収することにより利用団体等の活動が制約されないかなど、きめ細かな配慮が必要となってきます。今後は、利用者や利用団体の意見を聞きながら、施設使用料と減免基準について検討したいと考えております。

 なお、受益者負担についての考えということでございますけれども、受益者負担につきましては、私は必要というふうに考えております。

 以上で1回目の答弁とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 3番大川喜和子君。

              〔3番 大川喜和子君発言〕



◆3番(大川喜和子君) 受益者負担は必要だと考えておられるのですね、最後がちょっと聞き取れなかったのですが、町長は受益者負担ということは必要、ちょっとそのところがはっきり聞こえませんでした。

              〔「必要です」の声あり〕



◆3番(大川喜和子君) ですですね。それでは、そういうことを考えておられるということなのですが、考えているだけでは全然前に進まないので、いつからどのようにやるかということをはっきりおっしゃっていただきたいと思います。でないと、また今年度中考えていましたで終わってしまうこともあると思うのです。だから、いつごろまでにそういうことをするということをはっきりおっしゃっていただければいいと思います。私も受益者負担というのは必要なことだと思いますので、ぜひともその話は進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それで、今おっしゃっていた中に、これからいろいろな方と会合を持ってなさると思うのですけれども、その中にぜひとも利用者も加えてやっていただきたいと思います。

 それと、全くのボランティア団体の方たちの使用についてはどのようにするのか、その点もよく検討していただきたいと思います。

 それと、質問2つさせていただいて、初めの質問に対しては答えていただけなかったような気がするのですが、そのことをもう一度……

              〔何事かの声あり〕



◆3番(大川喜和子君) 最初の質問。

              〔何事かの声あり〕



◆3番(大川喜和子君) ああ、そうですか。はい、わかりました。

 昨年の議会において、公共施設の使用料についての質問があったのです。これに対して町長は、これは町長がおっしゃった文です、ここからは。「私のほうでも見直しを図っておりまして、大まかな形が大体固まってまいりました。ですので、23年度につきましてはご提案できるかと思います。」と答弁されたのです。それで、それからもう23年度も終わりなのですが、いまだにそのことについて触れられていないので、どういうことを提案されようとなさったのか、そのことをお伺いします。

 以上です。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) お答えいたします。

 受益者負担につきましては、必要であるということでご理解願いたいと思います。この件につきましては、私が就任するときですか、もう既にこの問題が起きておりまして、きょう傍聴席におられる元議員さんからもいろいろ強く要望されているところでございまして、今後につきましては、細部といいますか、最終の詰めにつきましては、いま一度利用者を加えて会議は持ちたいというふうに思います。また、純然たるボランティア団体につきましては、私は全額減免というふうな形を考えております。

 先ほどちょっと済みません、私1回目の答弁の中で漏れてしまいまして、大まかな形ができている中での答弁ということで、担当課のほうからちょっと詳細について答えるということを忘れてしまいまして、失礼しました。これにつきましては、今現在の形を担当課長のほうから答えさせます。



○議長(主山義雄君) 総合政策課長。

              〔総合政策課長 島田克彦君発言〕



◎総合政策課長(島田克彦君) それでは、お答え申し上げたいと思います。

 町では、庁内に使用料検討会議という検討会の組織を編成いたしまして、平成22年度中には5回の会議等を実施してまいりました。そのような中で、では今後いかにすべきかどうかということがあるわけでございますが、先ほど町長の答弁の中に、利用者や利用団体の意見を聞きながらということを申し上げたわけでございますが、この検討会議の中には、まだ利用者、または利用団体のご意見は聞いておらない中で、素案づくりをさせていただいております。

 あと一つ大きな問題といたしまして、神川町を含めまして本庄市、美里町、上里町、今合併いたしましたが、旧岡部町との中に、公共施設の共同利用の協定が結ばれております。そのようなことがございます。したがいまして、ほかの今申し上げました1市3町、神川町を含めますと1市4町になるわけでございますが、その状況等も既に全部把握しております。そのような把握の中で、本当に先ほど申し上げました公共施設の共同利用の協定に影響を及ぼさないかどうかということの最終的なことも、この関係市町のほうに聞く必要があるのではないかということが考えられるわけでございます。したがいまして、そのような調整が終わりましたら、また町長の意見等をお聞きしながらまとめさせていただき、条例改正等は当然必要となってくるわけでございます。そのようなときにおきましては、また議会の皆様方のご意見等をお聞きしながら、条例改正をしていく必要があるのかなというふうに考えております。進んでおる内容につきましては、以上でございます。



○議長(主山義雄君) 3番大川喜和子君。

              〔3番 大川喜和子君発言〕



◆3番(大川喜和子君) 使用料の検討委員会の方たちで会議をなさったとおっしゃるのですが、この使用料そのものの検討委員会だったのでしょうか、それとも受益者負担ということを考えて、そのことの検討委員会だったのでしょうか。神川町の条例見させていただきますと、平成18年1月1日に合併したときに、既にそういういろいろ使用料が決まっているのをいただいたのですが、これとはまた別にということなのですか、その辺がちょっとよくわからないのですが、お願いいたします。



○議長(主山義雄君) 総合政策課長。

              〔総合政策課長 島田克彦君発言〕



◎総合政策課長(島田克彦君) 使用料というのは、今おっしゃられますように町の条例に規定されているものすべてというふうに考えていただきたいと思います。

 そのような中で、今町長の答弁の中にございましたように、生涯学習活動で使う施設、また生きがいづくりをするための施設、具体的に申し上げますと中央公民館、ふれあいセンター、また就業改善センター、B&Gの体育館、中学校の剣道場、町営グラウンド、またターゲットバードゴルフ場、美原テニス公園、また夜間照明、これらすべてのものについての検討をさせていただいております。そのような中で、現行料金に対しまして今大川議員が言われますように、維持管理経費等を含めましてどの程度の費用を上げさせていただいたらよろしいかということまでも検討いたしました。

 また、その条例の中で、今大川議員が申されておりますように減免や、要するに減額や免除については、町長が別に定めるということになっております。それらのものも具体的にどういう団体においてはどの程度の減免が必要であろうということまで、細かいところまですべて現在調整させていただいておるところでございます。したがいまして、そのような内容で、この5回の検討会議をさせていただいたということでございます。



○議長(主山義雄君) 以上で3番大川喜和子君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、1番赤羽奈保子君の質問を許します。

 赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 まず、1点目の神泉の観光資源の活用についてですが、神泉中の統廃合やいずみ幼稚園の休園、廃園等もあり、神泉地域はますますの過疎化が進むのは目に見えています。そこで、神泉の豊かな自然観光資源や歴史文化資源を生かしながら、地域の活性化や経済振興につなげていく手段として、エコツーリズムが有効な手段ではないかと考えます。平成19年に、議員立法によりエコツーリズム推進法が制定されたことを受け、エコツーリズムに取り組む地域を国がエコツーリズム推進地域として認証する制度が始まりました。エコツーリズムとは、自然環境や歴史、文化を対象とし、それらを楽しみながら体験、学ぶとともに、その保全にも責任を持つ観光のあり方として定義されています。

 環境省のモデル地区になっている飯能市のエコツーリズム推進室でもお話を伺ってきたのですけれども、飯能市では平成17年では10だったツアーが、平成22年には80ツアー、本年度は150以上のツアーが実施されているそうです。何か特別なことをツアーにするというのではなく、例えば地元の方たちにとっては日常のうどんづくりとか干しガキづくりなどが若い方たちにとっては新鮮だったり、川遊びを子供たちに教えたりと、何でもないことがツアーになる、だれでもがツアーガイドになれる、そこで世代間の交流も行われたりすると話してくださいました。また、何よりも市のイメージアップ、アピールができるというのが一番だとも話されていました。

 神川町も、冬桜の時期だけでなく、四季を通して楽しめる自然がたくさんあります。夜には、神泉に行くと本当に手に届きそうなきれいな星も見られます。そんな自然や神川町の観光資源を活用するエコツーリズムは、神川町を内外にアピールできる有効な施策であると考えますが、町長は町の地域振興をどのように考えているのか、お聞かせください。

 もう一点は、子育て支援についてです。町民の方からお話がありました。病気のため入院をしなければいけないのですが、子供が心配で入院治療をためらっているというお話でした。ほかの市町のようなファミリーサポートは神川にはないのですかとの質問を受けました。ファミリーサポートセンターは、子育てのお手伝いをお願いしたい会員と、お手伝いをしますという会員、またどっちもしますとの会員を、アドバイザーが調整を行い子育て支援を行うというシステムです。例えば保育園や幼稚園までの送迎や、始業前や放課後の子供を預かるとか、子供を見てくれる人がいないお母さんにとっては、とてもありがたいのではないかと思います。私も自分の子供が小さいときは、近所のお母さんや、またおばあちゃんたちに助けていただき、今でもですが、本当に感謝をしています。また、町としてもファミリーサポート等のシステムをつくって、みんなで子育てをしていく、安心して子育てのできる取り組みをしていただきたいと思いますが、町の考えをお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わりにします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、赤羽奈保子議員の質問に順次お答えいたします。

 初めに、神泉の観光資源の活性化について、エコツーリズムの推進についてお答えいたします。現在、地球温暖化現象などの環境問題を皮切りに、身近な環境への関心の高まりから、全国的にエコツーリズム事業が数多く実施されております。エコツーリズムとは、地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みでございます。観光客に地域の資源を伝えることによって、地域の住民も自分たちの資源の価値を再認識し、地域の観光のオリジナリティーが高まり、活性化させるだけでなく、地域のこのような一連の取り組みによって地域社会そのものが活性化されていくと考えられます。

 町では、これまで森林ボランティア事業や冬桜ウオーク大会の支援、また城峯公園キャンプ場の運営など、エコツーリズムに包括される事業を行ってまいりました。しかし、エコツーリズムの理念の一つである自然観光資源を生かしての地域振興までは、なかなか結びついていないのが現状でございます。

 平成20年に施行されたエコツーリズム推進法において、エコツーリズム推進に取り組む市町村は協議会を組織し、エコツーリズムの実施方法や自然観光資源の保護等についての構想を国に対して認定を申請します。申請した構想が国の認定を受けると、国からその地域のエコツーリズム実現に関して支援を受けられるとのことでございます。現在この法律により認定を受けている協議会は、飯能市エコツーリズム推進協議会の1つのみですが、エコツーリズムの理念をもとにエコツアーを展開している団体は数多くあります。町におきましても、神泉地区の観光資源に限らず、地域振興につながる町全体の観光資源を再度検証し、地域住民への協力依頼や自然環境へ与える負荷などを考慮しながら、神川町が展開できるオリジナルのエコツーリズムはどのようなものかを研究し、神泉の観光資源活性化につなげていきたいと思います。

 次に、子育て支援について、ファミリーサポートセンターについてお答えいたします。ファミリーサポートセンターについてのご質問では、町では平成22年3月に神川町次世代支援行動計画を策定し、「安心して子どもを生み育て、地域みんなで子育てを支えるまち」を基本理念として、各施策を計画、実施しております。

 この中で、ご質問のファミリーサポートセンターですが、地域の子育てを応援するため、保育時間外等に用事ができ、お子様の保育ができない状況になったとき、児童の預かり等の援助を希望する人と、援助を行う人を会員とし、相互援助活動を有料で実施する事業でございます。町でも、平成26年度を設置目標に掲げております。現在町では、保育所の一時保育、学童クラブの一時入所、NPO法人かたくりによる一時預かり、町外の民間保育所等で対応しておりますが、今後も利用者のニーズを把握するとともに、情報提供していきたいと考えております。

 以上で1回目の答弁とさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 1番赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) まず、エコツーリズムに準ずるようなツアーというか、そういうものを考えていってくださるというお話だったのですけれども、外に対しての営業というか、アピールというのは、町長はどういう形でお考えになっているのか、聞かせていただきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) この観光問題につきましては、今までもいろんなご質問等が出てまいりました。一口に言って、やはり行政はPR下手といいますか、PR不足がまず第一に挙げられるのではないかと思います。こうした中、先ほど出ましたように観光協会等の団体の活性化も含めて、また地域の方の意識改革を含めて進めていかないと、なかなか一体的なエコツーリズムは完成できないのではないかと思います。

 また、今後は話に出ております冬桜の宿の指定管理者等の問題もございますので、またこういった形の中での連携も考えながら、進めていく必要があるのではないかというふうに考えております。



○議長(主山義雄君) 1番赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) 営業下手とおっしゃっていたのですけれども、飯能市さんに伺ってきて、本当に営業が上手で、逆に。今度小中学校を対象に、中学生なら中学生に合った遠足のプランとか、小学生なら小学生に合った遠足のプランを立てて、埼玉県下の各小中学校に営業をかけていく予定だというお話もしてくださったのですけれども、そういう形でやっぱり上手に、神泉とか神川に来ていただけるような上手な観光アピールというのをしていくことも大事かと思うのですけれども、そういう形でというか、上手に外にアピールしていく方法も考えていっていただきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 確かにそうです。何でもそうですけれども、やはり営業力といいますか、そういったものは非常に大きなウエートを占めてくるのかと思います。お聞きしますと、子供たちを対象に、非常にいいプランが提供されているのかなというふうに思います。

 町としましても、城峯公園にはキャンプ場もございますし、天体ドーム等もございます。また、自然を相手にした釣り堀等もございますので、また民間ではございますけれども、農業関係におきましては有機栽培等を推進しているわけでございますので、こういったものを一体的に組み合わせながらPRできればなというふうに考えておりますし、私も営業畑で生活してきた人間でございますので、上着を脱いで作業着に着がえて、この缶バッジをつけながら神川町をPRしていきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 1番赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) では、次にファミリーサポートセンターなのですけれども、平成26年以降にということなのですけれども、本庄市さんでは、今1,000人以上の方がファミリーサポートを利用しているということなのですけれども、例えば今現在子育て支援が必要なお母さんたちもたくさんいらっしゃると思うのです、神川町の中には。そういう方たちには、どのような形で支援をというか、していっていただけるお考えがあるのか、聞かせていただきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 子育てにつきましては、理想論を言いますと、昔の隣近所のおつき合いではございませんけれども、ちょっとした時間には隣近所のおばさんたちが面倒を見てくれるという環境があればいいのですけれども、なかなか今の社会情勢の中では、そういったものといいますか、そういった雰囲気が見られないわけで、非常に残念なところでございますけれども、町としましては、保育所で一時預かるとか、幼稚園なんかでも時間延長して預かるというような方法をとっております。

 また、私の公約の中にも、保育ママという言葉を使わせていただいておりますけれども、そういった形で民間の方がお互いしてもらう、またしてやるといいますか、ちょっと言葉は語弊あるかもしれませんけれども、そういった関係を身近なところでやはりつくっていかなくてはならないかというふうには感じておりますので、努力してまいりたいと思います。



○議長(主山義雄君) 1番赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) 町長がおっしゃったように、私も近所の方にお手伝いをしていただいてというか、一番下が生まれたときは、上の2人は見ててやるから下の子見ててやんなという方が近所にたくさんいらっしゃってありがたかったのですけれども、本当にそういうところにいらっしゃらない方は結構大変だと思うので、やっぱり保育ママ、上里町では保育ママももう取り入れているということなので、なるべく早い段階でファミリーサポートとか、また保育ママの制度というかを確立していっていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。答弁は結構です。

              〔何事かの声あり〕



◆1番(赤羽奈保子君) では、お願いします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 今の件につきまして、皆さんがよく口になされますけれども、個人情報という問題が、まず非常にこれがネックになっております。私は、どこまでが個人情報かということが、非常に疑問に思っているところでございまして、できればこういった問題が早急にクリアできれば、もっと身近なところで連携ができるのではないかと思っています。その辺につきましても、私のほうでは努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 以上で1番赤羽奈保子君の質問を終わります。

 これをもって町政に対する一般質問を終結いたします。

                    ◇               



△散会



○議長(主山義雄君) 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

   午後3時16分散会