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埼玉県 小川町

平成22年  3月 定例会(第1回) 03月02日−一般質問−01号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月02日−一般質問−01号







平成22年  3月 定例会(第1回)





         平成22年第1回小川町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                      平成22年3月2日(火曜日)午前10時開会

    開会及び開議                                 
第 1 会議録署名議員の指名                             
第 2 会期の決定                                  
第 3 諸報告                                    
第 4 町長のあいさつ並びに行政報告                         
第 5 一般質問                                   
    散  会                                   

 出席議員(16名)
  1番  柳  田  多 恵 子  議員    2番  井  口  亮  一  議員
  3番  根  岸  成  美  議員    4番  宮  澤  幹  雄  議員
  5番  戸  口     勝  議員    6番  山  口  勝  士  議員
  7番  溝  坂     浩  議員    8番  金  子  美  登  議員
  9番  杉  田  伸  子  議員   10番  松  葉  幸  雄  議員
 11番  松  本  修  三  議員   12番  大  塚  司  朗  議員
 13番  関  口     修  議員   14番  小  林  一  雄  議員
 15番  高  橋  秀  夫  議員   16番  千  野  寿  政  議員

 欠席議員(なし)
                                         
 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
  笠  原  喜  平  町  長      原     久  夫  副 町 長

  清  水  吉  夫  総務課長      吉  田  利  男  政策推進
                                    課  長

  新  井  良  治  税務課長      竹  澤     裕  町民生活
                                    課  長

  関  口  吉  男  健康増進      島  田  洋  一  福祉介護
              課  長                  課  長

  福  島     進  子 育 て      新  井  邦  男  環境保全
              支援課長                  課  長

  増  田     隆  産業観光      長  島  靖  雄  建設課長
              課  長

  金  子  典  史  水道課長      笠  原  修  治  会  計
                                    管 理 者

  関  根  則  夫  教 育 長      新  井  賢  二  学校教育
                                    課  長

  高  橋  秀  夫  生涯学習
              課  長
                                         
 本会議に出席した事務局職員
  内  野  幸  一  事務局長      大  野  義  行  書  記



                                         



△開会及び開議の宣告



○千野寿政議長 皆さん、おはようございます。

  ただいまの出席議員全員であります。よって、平成22年第1回小川町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。

  これより本日の会議を開きます。

                                 (午前10時00分)

                                         



○千野寿政議長 ここで、一言申し上げます。

  報道関係者より写真撮影の許可を求められておりますので、これを今会期中許可いたします。

  また、議場内では私語を慎み、携帯電話の電源を切ってください。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

                                         



△会議録署名議員の指名



○千野寿政議長 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。

  会議規則第119条の規定により、議長より1番、柳田多恵子議員、14番、小林一雄議員、15番、高橋秀夫議員を指名いたします。

                                         



△会期の決定



○千野寿政議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

  本件につきましては、閉会中の所管事務調査として議会運営委員会において審査いただいておりますので、議会運営委員長よりその結果についてご報告をお願いいたします。

  議会運営委員会委員長、溝坂浩議員。

          〔溝坂 浩議会運営委員長登壇〕



◆溝坂浩議会運営委員長 7番、溝坂浩です。議長の命によりまして、議会運営委員会の審査結果についてご報告申し上げます。

  議会運営委員会は、去る2月24日午前10時より議会第1委員会室において開催し、本定例会の議会運営について審査いたしました。

  会期でありますが、一般質問7名、長提出議案22件、諮問2件について検討した結果、本日より3月19日までの18日間とし、議事終了次第、閉会することに決定いたしました。

  なお、提出議案、会期予定、議事日程等の細部につきましては、お手元に配付いたしました書類をご参照願います。

  議会運営につきましてはご協力のほどお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。



○千野寿政議長 お諮りいたします。

  ただいまの議会運営委員長の報告どおり、本定例会の会期を決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と言う人あり〕



○千野寿政議長 ご異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおり、会期を本日より3月19日までの18日間とすることに決定いたしました。

                                         



△諸報告



○千野寿政議長 日程第3、諸報告を申し上げます。

  本定例会の議事に関する事項、議案、報告書等につきましては、お手元に配付しましたとおりでございます。

  次に、議長が出席しました会議、研修並びに連絡事項につきましては、ご送付してあります報告書により、ご了承願いたいと存じます。

  次に、会議規則第119条の2第1項の規定により、比企郡町村議会議長会主催の議員研修会に対する議員派遣の報告を配付申し上げましたので、ご了承願います。

  次に、本定例会に提案されました議案等の説明、あるいは記録のため出席を求めた者は、執行部の町長、副町長、教育長、会計管理者、関係課長、議会事務局長並びに議会事務局の職員であります。

  以上、諸報告といたします。

                                         



△町長のあいさつ並びに行政報告



○千野寿政議長 日程第4、町長のあいさつ並びに行政報告に入ります。

  町長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。

  笠原町長。

          〔笠原喜平町長登壇〕



◎笠原喜平町長 おはようございます。議長から発言のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。

  本日ここに、平成22年第1回議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、平成22年度小川町一般会計当初予算を初め、当面する町行政の重要課題につきましてご審議いただきますことに、心から感謝申し上げます。

  さて、町政運営の近況や平成22年度小川町一般会計当初予算の概要などにつきまして申し上げます。

  初めに、1月10日に町民会館で行われた成人式には、町内375名の新成人が出席され、厳粛な中、さわやかに挙行されました。式の準備段階から運営まで新成人のスタッフが懸命に取り組み、その成果が大いに発揮された式典であったと思います。新成人の代表から「自信と責任と野心と愛情を備えた、深みある人間になる」と力強い言葉をいただけるなど、将来の小川町を担う新成人のよい門出の場となったことと思います。議員の皆様にはご臨席を賜りまして、ありがとうございました。

  次に、去る1月16日に「おがわ仙覚万葉まつり」が行われました。当日は、図書館でパネル展や麻師宇郷、現在の小川町で解読された152首を書写した巻物や宮内省からの叙位証が展示され、町内外の多くの方が見学されていました。さらに、万葉ウオークも行われ、道筋に設置された万葉歌のパネルをたどりながら、仙覚顕彰碑のある中城跡までを周回しました。途中、「仙覚律師と小川町」の冊子も配布され、参加者ははるか万葉の時代に思いを寄せていました。また、町民会館前では万葉がゆ試食会や万葉菓子が振る舞われるなど、はつらつ朝市と連携した「おがわ仙覚万葉まつり」を多くの方々に楽しんでいただけたと思っており、小京都小川の早春の風物詩として定着するよう期待しております。

  次に、2月6日に小川町体育協会主催による「平成21年度体育賞表彰式」が行われ、各大会で優秀、また優秀な成績をおさめられた空手道を初め12競技種目37名の方に栄光賞・優秀選手賞が贈られ、その功績をたたえました。受賞された皆さんのさらなる飛躍を願うものであります。

  次に、埼玉県が映像クリエーターの発掘及び県の食や伝統工芸、産業などの魅力を「映像」で全国に発信する目的で、去る2月15日に埼玉県地域魅力発信動画サイト「コバトンTHEムービー」が開設されました。その第1弾として、小川和紙をドラマ仕立てで紹介する「おてがみ」が配信されております。この作品は若手クリエーターが独自の視点で制作し、小川町の豊かな自然、歴史と伝統産業が息づく町内を背景に、手すき職人と小学生との交流が温かく描き出されております。どうぞごらんいただきたいと思います。

  続きまして、平成22年度一般会計当初予算案の概要について申し上げます。去る2月に政府が発表した月例経済報告では、景気は持ち直してきているが、自立性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあると総論づけ、海外経済の改善や緊急経済対策による効果を背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される一方で雇用情勢の悪化や海外景気の下振れが懸念され、依然としてデフレの影響など、景気を下押しするリスクが存在することを明記しております。

  このような中、平成22年度一般会計当初予算は、第4次総合振興計画の将来像「自然を愛し、人が輝き、未来を拓く活力あるまち」の実現に向け、予算編成方針に従い、住環境の整備、子育て支援・健康の増進、教育・文化の充実、防災設備の充実及び経費抑制の5つの重点項目を柱とし、予算総額は87億4,000万円と前年度当初予算と比べ約2.3%増の予算編成となりました。

  主な歳入について申し上げます。町税は人口構成の変化や景気の後退等による影響を受けながらも、前年比2.5%増の39億8,520万2,000円を見込んでおります。また、前年度繰越金は5,000万円を見込み、財政調整基金等からの繰入金は、前年度比22.4%減の3億8,305万2,000円を計上いたしました。

  次に、主な歳出について申し上げます。まず、総務関係については、各行政区公会堂等の施設改修を行うコミュニティづくり推進事業の拡充。また、町県民税の電子申告システムの導入を図るほか、町民の相談事業の充実や防犯のまちづくりを拡充させ、安全・安心のネットワークづくりを推進してまいります。また、国勢調査事業及び小川町長選挙、参議院議員通常選挙及び県議会議員選挙に係る経費を計上いたしました。

  民生関係では、こども医療費支給事業では中学3年生まで医療費の無料化に続いて、新たに窓口払いの廃止を行います。民間保育園等児童措置では、保育園入所児の所要の経費を計上するとともに、大河保育園においてゼロ歳児の一時保育を実施します。また、児童館に地域子育て支援拠点施設を開設します。

  衛生関係では、地球温暖化対策実行計画を策定し、さらに母子保健において新たに2歳児健診に弗素塗布を導入するとともに乳幼児健康診断・妊婦健診等の拡充、子供の救急医療体制の整備を図るなど、子育て支援の充実のため見込まれる経費を計上いたしました。

  労働費関係では、勤労者住宅資金への利子補給や企業・労働者団体への支援を行うとともに、引き続き無料法律相談の充実を図ります。

  農林水産関係では、小川町有機農業推進協議会や下里農地・水環境保全向上対策委員会への補助を初め、農作物に被害を与える有害鳥獣の捕獲、のらぼう菜を初めとする特産物促進事業の充実を図ってまいります。また、農林業経営の基盤確立のため、能増排水路整備や森林管理道・農林道の維持管理に要する経費を計上いたしました。

  商工関係では、小川町七夕まつり等の観光事業や見晴らしの丘公園増圧ポンプ場施設の塗装工事を行い、観光施設の充実を図ります。また、まちづくり交付金を利用して埼玉伝統工芸会館の魅力アップを図るため、伝統工芸会館駐車場整備事業を行います。

  土木関係では、町民の生活に直結した生活道路の整備に努めるとともに、まちづくり交付金を利用した(仮称)栃本親水公園整備、同じく(仮称)下里公園整備を行います。また、ホンダ関連通過車両の増大が見込まれるため、国道254号バイパスの交通渋滞の解消を図るために町道228号線の整備、中心市街地の慢性的な交通渋滞の解消を図るため、環状1号線整備に関連した所要の経費を計上し、地籍調査事業では、腰越中地区の閲覧及び認証手続を進め、新たに腰越上地区の調査を行います。さらに、町民の生命・財産を守るため、建築物や住宅の耐震化の促進を図るために、木造住宅耐震診断及び改修工事を支援する住宅耐震改修支援事業を新たに立ち上げるとともに、小川消防署移転関連の道路改良を行います。

  消防・防災関係では、町民の生命を守り、財産を保護するため、引き続き火災警報器の設置に係る所要の経費を計上いたしました。

  教育関係では、小学校低学年等の補助員、中学校生活指導等の補助員の拡充を図るとともに、引き続き小中学校いきいきプラン事業や障害のある児童生徒への介助員の配置や要保護及び準要保護児童への援助を行うなど、児童生徒へのきめ細かな授業と学力の向上に努めます。

  また、社会教育では、公民館事業や図書館事業の充実を図るとともに、中城跡など、町の文化財の保護やその活用を図ります。さらに、総合運動場管理棟の修繕や武道館下水道接続工事を行い、体育施設の整備を図ります。

  以上、何点かにつきましてご報告申し上げました。

  さて、私は平成14年6月に就任して以来、多くの先人たちが傾注してきたまちづくりにかける熱い思いを受け継ぎ、2期8年にわたり、町民と一体となって「明るく元気なまちづくり」を掲げ、行財政運営の改革や事務の簡素化・効率化を徹底し、安心して暮らせるまち、住んでよかったと実感できるまちづくりの実現と信頼される町行政の確立を図るため、町政の責任者として職員の先頭に立って努力を続けてまいりました。

  今日、我が国の経済は、世界的な経済情勢の急激な悪化を受けて、改善の明かりが見えない厳しい経済状態のまま推移し、多くの自治体では基幹産業の深刻な状況が続き、自主財源である税収の落ち込みを招いておりますが、幸いにも当町では数年前から強力な企業誘致に取り組んできた成果があらわれ始めてまいりました。環状1号線の延伸や国道254号バイパス関連の町道228号線の整備、さらに駅前広場の整備や駅のバリアフリー化と、町づくりの骨格とも言える事業が具現化してまいりました。加えて、県による水辺再生100プランの槻川再生事業とあわせ、町が主体に行う栃本堰南側の親水公園の整備は、町内外からの集客が見込まれる新たな観光拠点として期待できるものと考えております。

  この状況を踏まえ、これまでの歴史と伝統に息吹と活力を加えた町の新たな時代を築くべく、山積する課題に精力的に取り組むとともに、町の歩みを次の時代に引き継ぐため、未来を開く活力あるまちづくりを目指して全力で取り組んでまいります。議員の皆様方を初め、町民各位のご協力をお願い申し上げます。

  今次定例会にご提案申し上げました案件は、専決処分1件、町道の認定廃止2件、条例の制定1件、条例の一部改正3件、平成21年度各会計補正予算6件、平成22年度各会計当初予算8件、人事案件1件、諮問2件でございます。

  それぞれ議案の詳細につきましては、日程に従いまして提案の都度ご説明申し上げますが、何とぞ十分なるご審議をいただきまして、いずれも原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げ、開会に当たりましてのごあいさつといたします。

  ありがとうございました。

                                         



△一般質問



○千野寿政議長 日程第5、一般質問に入ります。

  本定例会に発言通告のあった者は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりであります。

  順次発言を許可いたします。

                                         

         ◇ 山 口 勝 士 議員



○千野寿政議長 発言番号1番、議席番号6番、山口勝士議員。

          〔6番 山口勝士議員登壇〕



◆6番(山口勝士議員) 発言番号1、議席番号6、山口勝士。

  質問事項の1、小川町の地域活性化について。宮崎県や大阪府など、地方が国に言うべきことは言いながら独自に「自分たちの力による地域づくり」を進める機運が高まっています。全国の市町村も、国の補助金などを有効に活用する一方、住民と一体になって元気な町づくりに取り組んでいる例もたくさん紹介されています。そこで、小川町の地域活性化について5点お伺いします。

  (1)、「おがわ仙覚万葉まつり」をどう地域活性化につなげていくのか。灯籠は「おがわ仙覚万葉まつり」では生かされないのか。

  (2)番、埼玉県内には既に19のフィルムコミッション団体があり、県もいろいろな形で支援をしています。そこでまず小川町内で、映画やテレビで使ってほしいと思う場所を20以上挙げるとすると、どんなところを行政としては挙げたいか。そして、それらをどうPRしていく考えがあるのか。

  (3)、槻川水辺再生事業がいよいよ具体化していきます。川辺その施設計画そのものは、住民の皆さんの意見を聞きながらすばらしいものができ上がったと思いますが、このすばらしい槻川沿いを今後どのように活用するのか。まさに「緑と清流の町・小川町」をアピールする大切な大切な機会です。町としては関連した政策を既に考えているのか。

  (4)、和紙の宣伝、活用については、総務委員会で視察に行った身延町を初め、全国が頭を悩ましながら競い合っているのが現状です。灯籠や明かりの和紙の優しさを生かしての活用については、議会でも何度か取り上げられましたが、やはり消費の一番は習字ではないかと考えます。松山女子高校書道部の全国的な大活躍や、書道が題材のドラマが放映されるなど、和紙に筆で書くということが大きく見直されています。そこで小川和紙を使っての筆による手紙コンテストなど、和紙と文字を生かしての活性化はどうでしょうか。

  (5)、ずばりお伺いします。町の活性化にはいろいろな方法があると思いますが、町行政の役割はどのような点にあると考えますか。また、他市町村の成功例や先進的な事例から何を学びますか。

  質問事項2、高齢化を町づくりの大切な機会にするには。高齢化は、大きな問題であるとともに、一方でもう一度地域や人のつながりを見詰め直し、「住んでよかった」と思える町づくりを進めるとても大切な機会になろうとしています。そこで4点お伺いします。

  (1)、今小川町の高齢者の皆さんは、どんなことに不安を感じていると思われますか。また、それに対してどんな政策、取り組みを考えていこうとしているのですか。

  (2)番、「住んでよかった」と思うのには、安心安全の政策が充実しているということも大切ですが、一方で生きがいを持って生活するということも本当に大切なことです。そして、そのためにも高齢者の皆さんにもいろいろな形で活躍していただく、共助、協働の具体的な仕組みがどうしても必要です。そうした仕組みの先進事例を行政として把握しているのでしょうか。そして、小川町としての実践をどう計画しているのでしょうか。

  (3)、ディマンド交通システムは厚生文教常任委員会の総意としても、その実現に向けて要望しました。そのことをどう受けとめ、どんな準備をしてくださっているのでしょうか。

  (4)番、来年度予算の中で介護予防も含め元気な高齢者の皆さんのための施策、予算にはどんな内容があるのでしょうか。

  質問事項3、来年度に向けての子育て支援策について。少子化という緊急事態からとはいえ、ようやく子供たち、子供を抱える家庭にもっとお金を使うべきだという方向に動き出しました。そこで2点お伺いします。

  (1)、子ども手当の充実は、私ども公明党が地方の一議員からスタートさせた児童手当と名称は異なりますが、大いに賛成するところです。そこで確認します。来年度実施の方向で、国で予算審議されている「子ども手当」の内容について、現段階での制度内容、準備内容をお伺いします。

  (2)、こども医療費の窓口払い廃止については、来年度予算では検討されていないのでしょうか。

  質問事項4、全国で注目されている小川町のごみ減量化の取り組み。ごみの減量化は、環境問題への大きな手だてであり、また税の節減にもつながるだれもが認める有効な手段です。にもかかわらず、なかなか思うように進んでいないのも現状です。そこで3点お伺いします。

  (1)、生ごみの焼却は衛生組合焼却炉にとっても大きな負担であるとともに、町の財政にとっても負担金や将来の新焼却炉の建設費負担など、大きな課題になっています。しかし、一方小川町ではNPOふうどの皆さんとの生ごみのバイオガスプラントという全国からも注目されている施策も進んでいます。このふうどの皆さんとのバイオガスプラントの現状について、まずお伺いします。

  (2)、議会の中では、「さらに拡大を」の提案があるたびに「実証実験を」という答弁に終始していますが、今後具体的にどういう方向にしていこうと考えているのでしょうか。

  (3)、焼却ごみのうち3分の1ほどが実は再生可能な古紙と言われています。段ボールや新聞紙等は、かなり分別が進み回収日に出ているように思われますが、古紙についてはどうなのでしょうか。

  質問事項5、「けやき」の皆さんの活躍の場を。障害者福祉施設にとって少しでも入所者の皆さんが自分たちの力で仕事をしてお金を稼ぐということは金額の問題ではなく、本当に大切なことになっています。しかし、こうした経済状況の中では、従来以上に厳しくなっているのが現状です。そこで、社会福祉協議会所属のけやきについて、そうした思いから2点お伺いします。

  (1)、けやきの皆さんがいろいろな形で仕事を頑張っていますが、どんな内容なのでしょうか。

  (2)、町としてもっと仕事を生み出すという点で、援助できる方法は考えていないのでしょうか。

  以上、質問事項5点にわたってよろしくお願いいたします。



○千野寿政議長 山口勝士議員の質問に対して答弁を求めます。

  1点目について吉田政策推進課長、2点目について関口健康増進課長、3点目について福島子育て支援課長、4点目について新井環境保全課長、5点目について島田福祉介護課長、順次答弁願います。

  1点目について、吉田政策推進課長。

          〔吉田利男政策推進課長登壇〕



◎吉田利男政策推進課長 山口議員の質問事項1について順次ご答弁申し上げます。

  初めに、1点目についてお答えいたします。「仙覚万葉まつり」の開催につきましては、町長の命を受け、小川町の中心市街地に活気を取り戻し、明るい未来を展望しようと、町民と町職員協働により構成された「小川町活性化プロジェクトチーム」にて先進事例の調査研究やアドバイザーの助言をいただきながらさまざまな町づくりの検討を重ねる中で、みずからの事業展開として「万葉モニュメント」の設置や「万葉展」の開催を手がけてきたところです。

  地域活性化につなげていくのかのご質問ですが、各種事業の推進において、特にイベント等の事業につきましては、できるだけ多くの町民、まちづくり組織が参画した町民主体の取り組みが活性化につながると考えます。

  なお、灯籠は万葉まつりに生かされないのかのご質問ですが、夜間の開催には演出の主役になる道具と認識しております。

  次に、2点目についてお答えいたします。フィルムコミッションは2000年2月に「FC設立研究会」として大阪ロケーションサービス協議会が設立し、その後マスコミを通じて伝えられ、各地の自治体で取り組みが始まりました。

  フィルムコミッションとは映画等の撮影場所の誘致や撮影支援をする公的機関であり、埼玉県には議員ご指摘のとおり、埼玉県ロケーションサービスを初め18のフィルムコミッションがあります。

  そこで、まず小川町として使ってほしい場所についてでありますが、過去10年間で11件の映画、ドラマ等で小川町が撮影場所として採用されております。仙元山見晴らしの丘公園が4回、下里割谷橋付近、大寺橋から遠山境までの槻川沿いが2回、増尾酒井河原、青雲酒造、みどりが丘5丁目であります。ほかにカタクリとオオムラサキの林、吉田家住宅、下里分校、小川和紙体験学習センター、館川ダム、官の倉山、JR竹沢駅、小川げんきプラザ、花和楽の湯、桃源郷、腰越城、四津山等が考えられます。

  また、PRの方法でありますが、今後観光協会とも相談し、埼玉県ロケーションサービスへの登録、また町のホームページ等で紹介してまいりたいと思います。

  次に、3点目についてお答えいたします。ご質問の水辺再生事業につきましては、議員ご承知のとおり、昨年の6月、7月、8月の3回にわたり、地域の代表者及び河川愛護団体等のご協力をいただき、計画が策定されました。現在策定されました整備計画に沿って東松山県土整備事務所により第1次の工事として日の出橋上流の河川内に堆積した土砂のしゅんせつ工事が行われたところであります。予定では平成22年度の完成を目指しており、現在事業を推進しているところであります。

  今後この施設をどのように活用するのかとのことですが、この水辺再生事業での整備箇所は、馬橋から日の出橋上流部分までの約1.0キロメートルの区間でありまして、小川町の観光ロードマップ等でご案内していますハイキングコースの「お寺と手すき和紙のふるさとを訪ねるコース」や「慈光寺・館川ダムハイキングコース」などの多くのハイキングコースがこの整備箇所の近くを通るルートになっております。

  これらの小川町駅を出発点とした各ハイキングコースを楽しんでいただきながら、多くの皆様に訪れていただくように、水辺再生箇所へ案内する看板の設置や観光パンフレット等の作成を行い、広くアピールしていきたいと考えております。

  また、この槻川の水辺は、市街地に近い場所に整備されます親水空間でありますので、町民の皆様にとっての憩いの場づくりができればと考えており、整備されました施設につきましても多くの皆様が利用していただけるように、今後関係する地域の皆様と協力しながら維持管理に努めていきたいと考えております。

  次に、町は関連した政策を考えているのかとのことですが、この水辺再生事業に隣接する栃本堰南側の青山地区に(仮称)栃本親水公園の整備を進めており、現在整備内容の検討を行っているところでございます。この公園は、市街地に隣接した公園として水辺再生事業の施設と一体となるような整備を考えており、町民の皆様にとっての憩いの場づくりができればと考えております。

  次に、4点目についてお答えいたします。和紙の宣伝・活用については、大変難しい面があります。しかし、当町では平成7年度より5カ年事業として小川和紙継承者育成事業を実施、また平成11年度には埼玉県製紙試験場を県から譲与を受け、小川和紙体験学習センターとして活用し、1日教室、4日間教室等に取り組んでまいりました。

  こうした中で平成13年より山村学園短期大学の1年生の科目に地域の伝統産業を学ぶ科目があり、協議の結果、和紙体験を4時間組み込んでいただき、現在も実施しております。

  また、鷲宮高等学校書道部、群馬県にある明和町寿学級等が書道半紙にと、コウゾの皮むき体験から手すき体験まで毎年体験させております。また、最近では狭山市の水墨四季の会や淑徳短期大学等も体験に訪れており、徐々にではありますが、和紙の魅力が広がりつつあり、これからも小川和紙工業協同組合、小川和紙商業組合との連携を密にし、さらなる宣伝・活用について推進してまいりたいと思います。

  次に、5点目についてお答えいたします。活力があり魅力的な町づくりを進めるためには、行政とともにさまざまな活動を担い、支え合う大きな力が必要であります。すなわち、住民の自主的で組織的な活動が縦横に活発に展開されれば、地域全体が生き生きとしてくると考えております。あわせて町内のさまざまな組織が、自分たちの町は自分たちでつくるといった主体的な活動に結びつき、町全体の活性化が図れるものと確信しております。行政の役割として住民が活動しやすいように、環境づくりの側面的な支援を行っていくことが重要であると考えます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 続いて、2点目について、関口健康増進課長。

          〔関口吉男健康増進課長登壇〕



◎関口吉男健康増進課長 山口議員の質問事項2、高齢化を町づくりの大切な機会にするにはについて順次ご答弁申し上げます。

  まず(1)ですが、単身高齢者世帯、高齢者夫婦世帯の占める割合が年々増加する中で、高齢者の抱えている不安は多岐にわたります。小川町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画第4期計画では、高齢者が住みなれた地域で生きがいを持って安心して健康で自立した生活が送れる町を目指しております。そのためには、介護予防事業、包括的支援事業、任意事業を必須事業として地域支援事業の推進を図っております。

  包括的支援事業では、総合相談支援業務として高齢者の相談を幅広く受け付け、相談内容に応じて行政機関、福祉事務所、介護サービス事業所、民生委員などと連携して必要なサービスや制度が利用できるよう支援をしています。

  また、地域で介護の必要な高齢者が取り残されないよう民生委員の協力や、在宅介護支援センター、保健師の訪問により関係者の連携を図り、迅速な対応に努めております。

  近年老老介護であったり、身寄りのない高齢者の方もふえてきています。介護家族教室や認知症に関する教室を開催したり、権利擁護事業の啓発にも努めています。

  次に、(2)ですが、共助の仕組みとして、埼玉県では地域支え合いの仕組み事業の推進をしています。これは元気高齢者の介護予防、手助けが必要な高齢者の安心確保、地元商店街で買い物をする商店街の活性化、この一石三鳥の地域支え事業で3つの効果を期待するものです。

  県内では秩父市(みやのかわ商店振興組合)が平成19年に始めました。他の実践例を見ますと、社会福祉協議会または商工会などが実施主体となり、家事援助を中心に行っております。現在県内の14市町で実施していますが、今後事業実施主体を初め、小川町の実情を把握してまいりますが、なかなか厳しい状況にありますので、ご理解賜りたいと思います。

  次に、(3)ですが、ディマンド交通システムはご承知のとおり、平成14年に福島県小高町(現在南相馬市)から始まった新しい公共交通サービスであり、近年全国各地で採用されています。

  路線バス、循環バス、タクシーとは異なり、事前に電話などにより乗車申し込みのあった人を乗せ、順次回りながらそれぞれの目的地でおろすという「乗り合いタクシー」方式が主流となっています。この方式については、ディマンド(利用者の需要・要求)に基づいて運行されるため、ディマンド交通という名称となっております。

  本町におきましても高齢者の移動のための交通手段の確保については、大きな課題であると認識しております。低料金で自宅から目的地までの運行により、高齢者等が気軽に外出することができ、健康増進や生きがいづくりに効果的であると思われます。

  さらには、平成20年6月に厚生文教常任委員会においてディマンド交通システムの導入検討の提言をいただいております。これらを踏まえ、現在先進地の事例研究、本町における既存バス路線やタクシー会社との共存、財政負担と継続性、利用する方のニーズなどにつきまして研究をしている段階でございます。

  最後に、(4)ですが、介護が必要な状態にならないように、いつまでも自分らしく自立した生活を送るためには、健康・生活管理の意識を高め、健康を維持・管理する心がけが重要です。このため65歳以上の要介護認定を受けていない方を対象に、介護予防として「生活機能評価健診」を行っています。これは心身機能の低下をチェックし、寝たきりなどの原因となる生活機能の低下を早期に発見することで、介護や支援が必要となる状態を予防するものです。

  生活機能評価健診の結果、介護状態になるおそれのある特定高齢者を対象とした介護予防教室として、総合的な介護予防教室を年3回(元気アップ)、転倒予防の教室を年2回(いきいき転ばん)、閉じこもり予防の教室を年2回(すこやかシニア)を開催します。

  特定高齢者把握事業において、今年度未回収訪問も含めて分析した結果、八和田地区では回収率が平均を下回り、特定高齢者候補者の割合が多く、また閉じこもり傾向の人も多く見られました。このため、介護予防意識を高めていくための取り組みとして、八和田地区(八和田公民館)での教室を計画しています。

  一般高齢者を対象にして転倒予防教室を年2回(バランスアップ)、疾病予防栄養指導教室を年2回、パトリア生きがいホールにて介護予防教室を年3期5教室、プールを利用した教室は年3期5教室を開催します。はつらつクラブは6地区で開催していますが、次年度は1地区ふやす予定でございます。なお、生きがいホールとプールでは成人向けの教室を本年度と同様開催します。

  介護保険制度が周知され、円滑な実施がされている中で、疾病予防、老化防止、閉じこもり予防の視点から今後も介護予防・健康増進事業を推進していきたいと考えております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 次に、3点目について、福島子育て支援課長。

          〔福島 進子育て支援課長登壇〕



◎福島進子育て支援課長 質問事項3、来年度に向けての子育て支援策についてご答弁申し上げます。相変わらず声がよく出ませんので、聞き取れない箇所がございましたらご指摘願いたいと存じます。

  まず(1)について、現在把握している情報の範囲内でお答えいたします。子ども手当の内容についてですが、この制度は次世代の社会を担う子供一人一人の育ちを社会全体で応援する観点から、中学校修了までの児童を対象に、1人につき月額1万3,000円を支給するというものでございます。所得制限はなく、支給事務の主体は市町村となっており、支払いは6月、10月、2月となります。費用負担につきましては、子ども手当の一部として児童手当法に基づく支給の仕組みを残すほか、全額を国庫が負担いたします。

  具体的な作業といたしましては、これからご審議いただきます本年度の補正予算でシステム導入委託料を計上し、平成22年度予算で事務費及び扶助費を計上させていただきました。これに基づき事務を進め、広報あるいは町のホームページ等で事業の周知を行い、6月からの支給ということになると思われます。また、半年の申請猶予期間が設けられることが検討されており、施行日において支給要件に該当する者であって、申請猶予期間中に認定請求があった場合は4月から支給される見込みとなります。

  次に、(2)についてお答え申し上げます。こども医療費の窓口払い廃止につきましては、以前から議会の一般質問等において取り上げられてまいりました。実施に当たっては、幾つかの問題・課題等があり、現在まで実施には至っておりません。

  担当課といたしまして、これまでに県内や比企郡内の状況等を調査検討してまいりました。このような中で、実態として今までの状況が変わりつつあり、特に次の4つのポイントにおいて変化が生じております。

  第1のポイントは、国保のペナルティーであり、過去における算定では約500万円程度を見込んでおりましたが、窓口払いを廃止した市町村の実績等から比較算定いたしますと、当町の場合約200万円程度で済むということになり、今までのデータに比較して4割程度の減額で済むのではないかということとなりました。

  第2のポイントといたしまして、医療費の増加についてですが、やはり今までは1.2から1.5倍の増加が見込まれまして、1,000万円以上の負担増という見込みをしておりましたが、最近の実施市町村の伸び率等により算定をいたしますと600万円程度で済むということで、これまでの見込みと比較し6割程度で賄えるということと考えられます。

  第3のポイントといたしましては、県内市町村の窓口払いの廃止状況であり、平成13年では9市町、10%強程度でありましたが、本年4月には41市町、64%の市町村で窓口払いを廃止することとなり、小川町を取り巻く郡内及び県内の状況が大きく変わってまいりました。

  第4のポイントは、住民ニーズについて、本年度策定中の次世代育成支援後期行動計画に関する住民ニーズ調査の自由意見で約60%の保護者から窓口払い廃止の要望があるなど、最近におけるこども医療費の窓口払い廃止に対する保護者のニーズは大変高いものがあります。

  以上のとおり、国保のペナルティー等の問題がすべて解消されたわけではございませんが、最近におけるこども医療費の窓口払い廃止を取り巻く状況が大きく変わりつつあることから、当町では平成22年度において窓口払い廃止に踏み切ることといたしました。本議会におきまして、こども医療費支給に関する条例の一部改正につきましてご審議いただくこととなっております。また、実施時期は7月1日を予定しております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 続いて、4点目について、新井環境保全課長。

          〔新井邦男環境保全課長登壇〕



◎新井邦男環境保全課長 質問事項4についてご答弁申し上げます。

  1点目でございますが、NPOふうどの前身である団体が設置した小規模バイオマスプラントで実証実験として平成13年度より生ごみの処理をしております。現在は、平成18年度にNPOふうどが設置した施設で、東小川48世帯、みどりが丘46世帯の方々の協力によりまして、生ごみの分別排出をしていただいております。

  この量でありますが、20年度は13.7トンとなっており、収集運搬は町の委託業者が行っています。このほかに給食センターの生ごみの一部を20年度13.4トン処理しております。このごみは、給食センターの職員が直接運搬しています。プラントへの投入は、NPOの会員の方が搬入当日に行っています。生ごみからは毎年約30トンの液肥ができ、NPOふうどの会員約20名が利用しています。施設からは生ごみが発酵時にメタンガスが発生するので、発電等に利用する研究を行っているようですが、実用にはまだ時間がかかるようです。液肥を農地還元した畑からできた野菜を年2回、町が必要量を買い上げ、協力世帯へ配付したクーポン券と交換しております。

  2点目でございますが、協力世帯から搬出され、資源化される生ごみの処理経費は、収集運搬費用もかさみ、1キログラム当たり約208円となっています。これは一般可燃ごみの1キログラム当たりの処理経費約34円のおよそ6倍となっています。費用対効果等も考慮して町の経費をふやさずに生ごみの量をふやして、今の実証実験を続けていく方向で検討したいと思っております。

  3点目でございますが、ご指摘の焼却ごみの中の古紙については、衛生組合で行っている乾燥状態での組成成分で紙布類が平均56%であり、汚れのない再生可能な紙が含まれていると考えられます。名刺判以上の紙は古紙類扱いで搬出されるよう分類していますが、今後も資源可能なものは資源として搬出されるよう周知していきたいと思っております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 5点目について、島田福祉介護課長、答弁を願います。

          〔島田洋一福祉介護課長登壇〕



◎島田洋一福祉介護課長 質問事項5、「けやき」の皆さんの活躍の場をについてご答弁申し上げます。

  まず(1)、けやきで行っている作業の内容でございますが、大きく分けて3つの作業班に分かれております。下請作業班は箱折り、シール張り作業を、資源回収班はアルミ缶、古新聞、雑誌、段ボールなどの回収・販売を、自主製品製造・販売班はパンや農産物などの製造・販売を行っております。

  次に、(2)の町としてさらに仕事を生み出すための援助についてでございますが、既に周知のことでありますが、けやきは知的障害者福祉法の規定により県知事から知的障害者通所授産施設として町が認定を受けて、この業務を小川町社会福祉協議会に委託して運営いただいているものであります。このため町が援助をとの発想は当然のことでありますが、町内にはほかにも高齢者・障害者を対象とした社会福祉事業を営む事業所がございます。町として援助するとなるとすべての事業所に対して公平さを求められるものであると思います。けやきにつきましては、健康増進課や福祉介護課を初めとする町職員が自主的・個人的にアルミ缶や古紙を提供したり、製造したパンを購入したりしております。また、地域におきましても資源回収等にご理解とご協力をいただいております。幸い、現時点においては製造・販売事業については生産能力に応じた販路を確保しており、おおむねバランスのとれた運営ができていると聞いております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 ここで暫時休憩といたします。

                                 (午前10時57分)

                                         



○千野寿政議長 再開いたします。

                                 (午前11時09分)

                                         



○千野寿政議長 再質問を許可いたします。

  山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) それでは、順次再質問させていただきたいと思います。

  先ほどの町長のあいさつを聞いて、何かことしは変わるのではないか、何かそういう節目の年になるのではないかと、非常に議会初日から期待感を持っています。そうした中、今議会もただ単にチェックするというだけではなく、やはりいろいろ積極的に提案する時代になっているのではないかと思いますので、そうした内容を含め再質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

  では、まず率直にお伺いします。灯籠まつりの灯籠は現在どこが管理して、どのようになっているのでしょうか。



○千野寿政議長 増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  灯籠まつりの灯籠は、当初小川はつらつ朝市実行委員会が作製したものでありまして、現在も朝市実行委員会で保管をしております。

  以上です。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) 私の姉もそうだったのですけれども、あのときに2,000円、3,000円だったかな、それぞれ募集して、あっ、そういうのが始まるのだ、では自分もつくろうということでお金を出して、そして書いてもらったりまたは自分で書いたりして、その灯籠としてつくったわけですよね。そうすると、その灯籠がどうなってしまっているのだろうと、実は私も姉に聞かれてきました。

  それで、なぜ今回こんなに灯籠にこだわるかということが、実は非常にショックなことがあったのですよ。先日、東松山西部の活動者センターでこの地域のNPO団体が集まって情報交換会をしました。その席で、この地域の代表として小川町からもふうどさん、それから有償運送の代表として発表したのです。と同時に、東松山の1団体が発表したのです。そして、その東松山の1団体が発表したのが、実はNPOでやっていますということで、この夢灯路、これなのです。松山の毎年桜の上沼で行われているこの灯籠なのです。これです。これを発表したのですよ。私はそのとき、小川もやったよと思わず言いたくなりましたが、一応黙って聞いていました。

  そうしたら隣の嵐山の方が、やっぱりNPOで活発にやっている方が、その後手を挙げて、「あれはいいですよね。あれをまねて嵐山でも桜並木でやっているのです。あれが比企の起爆剤になっています」と言ったのですよ。なので、私は悔しくなってしまったのですよ。小川でもやったではないかと。そして、その後、なぜ小川の話をその人は出してくれないのだろうと思って、そして悔しくなって、あの後ことしも「仙覚万葉まつり」があったけれども、あのときの思い、それからあの後の展開というのは、当初からどういう方向になってしまったのだろうと。やっぱりもう一度ここでしっかりと見直してやらないと、あの2,000円、3,000円を出してくださった方々の活性化にかける思いにこたえられないのではないかと思って、今回このような質問をさせていただきました。そこで率直にお伺いします。当初企画を提案した活性化プロジェクトチームの皆さんの目的、将来への考え方はどんなものだったのか、そこにもう一度戻っていただいて今後の展開について改めてお聞きしたいと思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  吉田政策推進課長。



◎吉田利男政策推進課長 お答え申し上げます。

  まず、活性化プロジェクトチームの目的でございますね。小川町の活性化方法等について検討をしていただいたわけです。その結果を町の施策に反映して活力ある新たな町の創造に寄与するということを目的としていただいております。

  また、将来的な考え方ということでございますけれども、ご答弁で申し上げましたけれども、活力のある魅力的な町づくりを進めるに当たっては、多くの町民、またまちづくり組織等が参画をしていただいて町民主体の取り組みが不可欠だろうということで、当初から考えられております。

  以上でございます。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) それで、当初は仙覚万葉の会の方が始め、それからプロジェクトチームが主催になり、そしてここに来て小川町が主催に移ってきたと、その辺の経緯はいろいろあるのだと思いますが、そうすると今の目的からいうといろんな方々の力を、住民の皆さんの力を結集してということになると、ここでもう一段次のステップが必要になると思うのです。最初はそういう形で始まって、そして町がそれを受けてくれるのではないか、または町が主体でといろんなことあったと思うのですけれども、町が主催になったと。そして、今のご意見のように、今後は住民の多くの皆さんの力を結集しなければいけないとなると、そういった過去を含めてこの次今度は1段アップしなければいけないのだと思うのです。その辺の方策については何か具体的にあるのですか。



○千野寿政議長 笠原町長。



◎笠原喜平町長 最初からかかわっておりますので、私のほうからご答弁申し上げます。

  先ほどのご質問のちょっと補足を含めて申し上げたいと思うのですけれども、活性化プロジェクトを動き出した段階では、やはりどこの自治体でもそうなのですけれども、自分たちの住んでいる地域のよさ、そういったものを住民がまず再認識しながら、大きく外に発信していこうと、そういったことでプロジェクトを出発させまして、県のほうから大学の教授や何かのアドバイザーも派遣していただきましたし、秩父の商工会長さんにもおいでいただいたという経緯があるのですけれども、いろんな角度から小川町全般を調べてみますと、すばらしいいっぱいその外に発信できるものがあると。1つは、例えば土蔵というのですか、蔵も町なかだけでも八十幾つあるとか、そういう中に仙覚の碑があって、これはもうメジャー級ですと。日本でいえば小川町と鎌倉だけが自慢できる材料の一つだと、そういうふうなところに着目をいたしまして、それではとにかくその仙覚律師のPRをしようと、顕彰しようということで始まったのがこれなのですけれども、プロジェクトチームそのものが主催者というのはなかなか、よそからおいでいただいた方もおりましたものですから難しいので、商店街あるいははつらつ朝市の実行委員さんたちと協力しながらやってきたわけですけれども、本来の趣旨とまた違うような部分も出てきました。

  というのは、やはり商店街の皆さんから見れば、華やかにいろんなものをやって、多くの人が出てくれればいいと、こういうふうなものが第一の目標だったわけですけれども、私ども町の考え方とすれば、これをまず全国に発信するには小川町の住民がそういったすばらしいものが小川町にあるのだということを認識していただくのが先ではないかと。そういったことから、ちょっと趣向を変えながら、通算でことし4回目をお世話になったわけでございますけれども、論語の中の孔子の言葉に「近者説び、遠者来る」という言葉があるのですけれども、住んでいる自分たちが自分たちの町はすばらしいのだという認識を持つことによって、遠くからも人が来てくれるのだと、こういうふうな私どもその行政を担当する者の一つの教訓があるのですけれども、これをまず文字どおりやっていこうということで、住民の皆さん方にその仙覚律師の業績、それが小川町にかかわったというすばらしさ、こういったものをしっかりと認識していただいて、その後しっかりと外に発信したいと。それは単なる歴史とか施設とかそういったものだけでなくて、多くの外からおいでいただく人々を迎えられるその一つの人情というか風土というのか、そういったものもきちっと町としてはつくっていく必要があるのではないかと。そういったことからこういうふうな動きをして通算4回目になったわけですけれども、その過程で皆さん方にお世話になった灯籠もたくさんつくらせていただきましたけれども、これはモニュメントをPRするときに夜の祭りとしてやったわけですけれども、やはり交通整理を含めて夜よりも昼間のほうがよかろうということで、とりあえずことしについては灯籠は使いませんでしたけれども、松山の実は灯籠まつりの灯籠は小川町が発祥の地でございまして、小川町でつくったものをまねしてあそこまで来たのがここまでの経過なのです。そういう意味では本家である小川町、しっかりとまた紙の町でもありますので、それを生かしながらすばらしい祭りを仕上げていきたいと、そんなふうに思っています。

  以上です。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) ありがとうございます。ぜひお願いしたいと思います。

  私が勇気を出して小川から始まったのですよとそのとき言えばよかったのですけれども、なかなかそういった情報が共有できないような雰囲気になってしまったもので申しわけありませんでした。ぜひそういう点で次のステップに大きく踏み出し、今町長が話したように、住民が自分たちの町の財産に気がつくという、本当にそのとおりだと思うのです。何で、例えば県の広報にも載っていました先ほどのフィルム「おてがみ」というムービーで紹介される、配信されているという、これについても私も残念ながら、恥ずかしいのですけれども、県民だよりを見て初めて、まだ見ていないのですよ、こんなにいいものだと言っても。要するになかなか住民が知っていくというのは、やはり両方かみ合って、外から来てもらう人もそうだし、何かそういうことやっているのだなということによって、また住民が理解していくということもありますので、その辺のことぜひよろしくお願いしたいと思います。

  そういう点でフィルムコミッションというのは、私もいろいろなところ見てきましたけれども、ただ単に発信するだけではなくて、今町長が言ったように、住民が参加してもらうという点で言えば、例えばフィルムコミッションがあるところは必ずその映画に参加する人たちを募集するのですね。すなわち住民がそれにかかわってくるのですよ。ただ単に自分たちの場所を紹介するだけではなくて、フィルムコミッションを持つことによって、今度こういうロケーションがありますよ、だからこういう住民の皆さん、ここでこういうロケーションがありますから参加してくださいという形をとるのです。それによって住民がそれに参加したというだけではなく、自分がその町のその場所を見直したという体験になります。

  それから、寄居町などはフィルムコミッションの中に、既にたくさんの顔を載せています。この人たちがフィルムコミッションとして中心でやっていますよと、これだけの人間がこのために頑張っていますよという顔をそのコミッションのホームページには載せています。このようにただ単にいろんな外からの映画やテレビ会社に来てもらうまたはそういう場所を紹介するというだけではなくて、このフィルムコミッションというのは確実に住民が自分たちの町を理解していく、住民が自分たちの町のよさを見つけていく、そして外の人とそれを共有していくという、絶対的な手段になっているのですね。だからこそ県がこれだけ後押しをするという、地域づくりに本当にすばらしい手段になっているのです。したがって、これだけの映画が来ました、こういう場所を紹介しました。これもまた次のステップに向けて具体的にやはり行動しないと、「えっ、そういうのやっていたの」、「えっ、そういうの来たの」というのを何か住民のほうが後追いしてしまっているみたいな、非常にもったいないなと思うのです。

  この間の日曜日にも八高線で青山のところで何十台という車がとまっていたので、何なのだろうと思ったら、みんな八高線の列車を撮っているのですよ。あそこが渋滞というか、線路わきの道路がもう車でいっぱいになってしまうぐらい。でも、私たちわからないのですよ。要するに私たち住んでいる人間が何か、えっ、あそこでやっていたけれども、何なの、どうなの、でもあそこのフィルムは多分美しい光景だから、みんな撮りに来たのだろうねぐらいで話が終わってしまう。非常に何かもったいないと思うので、それを形づくるまたはみんなが共有できる共通の場所がフィルムコミッションになるということで、そういう点でぜひお願いしたいと思います。

  そこでもう一度改めて聞きますが、先ほどもございました埼玉県は、具体的に言うと、その後押しというのは、さっき言ったようにそういう窓口を設けてくれているということなのですけれども、コミッションをつくるということ自体については、特別な後押しとかそういうことはしてくれないのでしょうか。



○千野寿政議長 増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  埼玉県の後押しは、県内の撮影場所の情報提供等々であります。よって、各町村のフィルムコミッションをつくる後押し、援助等はございません。

  以上です。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) ぜひ先ほど県内18で、私のほうで19ということで確認して、ちょっと間違っていたようなのですけれども、18。さらにいろいろな積極的な写真の提示等が出て、そういった写真等を見ても、小川のほうがいいよなって思うぐらいですので、ぜひまた研究して、そういう住民の大事な手段になるまたは緑と清流とか自然とか都会に近いという点からいけば、まさにほかのどこよりもいい。例えば寄居のコミッションのところには何て書いてあるかというと、「寄居町は恵み豊かな自然に囲まれ、古くから開かれた歴史を持つまちです」。「えっ、小川のほうが」と思います。また、関越自動車道花園インターチェンジを玄関口に、国道140号と254号、JR八高線、東武東上線、秩父鉄道が結節する交通の要衝地でもあります。寄居フィルムコミッションは、寄居町における映像撮影を誘致支援し、映画・ドラマ等の作品を通して魅力あふれる寄居の表情を紹介し、寄居町の振興を図ることを目的として設立されました。えっ、やっぱり私たちがやろうとしていることとも一致しているし、そういう観点に立つ内容なのだなということで、ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと、次に移りたいと思います。

  済みません。次に、河川の問題なのですけれども、今回非常に国の補助金等を使って立派な計画ができたと思います。私が今回特に提案したいのは、そういったそのいろんな施設面だけではなく、川を生かしてのそういうソフト面、例えばこういうイベントをします、こういう委員会をつくって、例えばこういう形でここをどうやって公園ができました、こういう施設ができました、それをどういうふうにやって活用していこうかとか、そういうソフトを検討していくのもいち早くやらなければ、できました、それから検討ではもったいないと思うのです。そういうお考えがあるのかどうか、その辺についてもう一点、もう一回確認させていただきたいと思います。



○千野寿政議長 これに関しては、長島建設課長。



◎長島靖雄建設課長 ご答弁申し上げます。

  まず、住民の方にどうかかわってもらって、どんなふうに活用かということだと思うのですけれども、施設については河川管理者がまず施設の管理をするというのが、河川内の施設でございますので、原則になると思います。それで、町としてはせっかく埼玉県のほうでそういう施設をつくっていただくということになりましたので、整備されました施設のまず維持管理について、やっぱり県と町と関係する地域の皆様と、例えばごみ拾いですとか草刈りですとかそういうことで環境を整えていくというようなことで相談をしていきたいというふうに考えております。

  活用については、まだ整備が始まるというのか、これから本格的な整備が始まる状況になります。その状況を見ながら関係する地域の皆様とか、関係課のほうとも相談をしながら、今議員がお話になりましたどういうイベントが組めるかというのも含めて相談をしていく必要があるのかなというふうに考えております。現実的にこの施設を整備するに当たって、県のほうでも現状で整備のパンフレット等も今作成をしております。県の出先機関ですとか県内あるいは小川町のほうにもそのでき上がったパンフレットについては配付していただけるということになりますので、それらも利用しながら有効に活用できる方法があるかどうかというのを検討していきたいと思っています。

  以上です。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) 私も今回とりあえず何かあるのかなと思って、川を生かした町づくりとか川を生かした地域活性化というので、一応ネットで調べてみたところ、たくさん出てくるのですね。要するに、やはり河川を整備するだけではない、これは一つの活性化とか地域づくりとか、それから住民のコミュニティとかそういうのの大きなきっかけになる、またきっかけにしなければいけないという考え方がたくさんいらっしゃるのだなということ改めて実感しましたので、非常にすばらしい計画が進もうとしていますので、そういう観点でまた当然建設課等については主にそういう整備という仕事が中心になってしまうと思いますので、そこにとどまらず、行政を挙げていろんな子供たちも含め、それから子育ての世代も含め、高齢者も含め、そこにかかわっていくそういったせっかくつくる施設ですので、ぜひそういうプランを今後練っていただきたいと思います。また、今後機会をとらえて質問させていただきたいと思います。

  それで、次に習字の問題なのですけれども、私も習字ということで松女がすごい、すごいというのは知っていたのですけれども、今NHKでドラマも終わってしまったのですね、やっていましたが、私は一回も残念ながら見ていませんでした。そのときに第4回か、2月4日のテレビドラマの中では、松女生の習字の作品がNHKのドラマでは使われていたのですね。そのときに、それ以外にそのドラマの中でと思ったら、埼玉県内の埼玉県立川口高校、それから春日部女子高校、松山女子高校等の作品が実際にそこで使われていると。先ほど答弁の中で、あっ、やはり小川の和紙にみんな注目してくださっているのだというのがあって、そういうのが始まっているというのを聞いていて、非常にうれしくなりました。

  そういった点で、例えば大東文化大学は昔から、私たちのころから中国語学科等含めて非常に書道がすぐれた大学と私たちは聞いています。今もそうだと。そうすると、その大学の中に書道部というのがありまして、そこが小さな展示会というのを開いていて、かなりプロに近いような作品をあちこちに展示会を開くというような内容をやっています。この辺も含めてもう一歩、ただ単に向こうが来てくれたというだけではなくて、積極的にそういった活用等については産学連携というのですか、こちらから働きかけてみるということについてはお考えはないでしょうか。



○千野寿政議長 増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  答弁書にも書かせていただいたとおり、だんだんに小川の和紙の魅力がPRされてきているという状況を踏まえて、今後も和紙工業組合あるいは商業組合と連携していろんな形で宣伝、活用を図っていきたいというふうに思っています。

  以上です。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) ぜひお願いします。

  続いて、質問事項の2に移りたいと思います。高齢化の部分で、先ほどの答弁の中にもありましたが、埼玉県は22年度でも高齢者が子育て支援にかかわる、そういったかかわる体制等についての事業を準備しているのではないかというような情報が入ってきました。手を挙げたところにそういった部分で10分の10と聞いたのですけれども、補助金を出すというようなお話を聞いたのですけれども、これについては何か町として把握している内容があるのでしょうか。



○千野寿政議長 関口健康増進課長。



◎関口吉男健康増進課長 お答え申し上げます。

  県の少子政策課が担当しているということでお伺いしてみました。内容的には、今議員さんおっしゃるとおり、22年度から実施するという中身になっております。内容ですが、高齢者子育て支援事業というふうに銘打っておりまして、生きがい大学の受講生や卒業生が自分の持っている知識、経験を生かし、放課後学童クラブで子供たちに昔話や遊びを教えたり、宿題を見てあげたりして、子供たちの放課後の生活の充実を図るもので、高齢者は無報酬ですが、過去に培った知識や経験を還元し、活躍できるものというふうに伺っております。実際に学童クラブとかそういうところが県のほうに手を挙げると、そのような形になるかと判断しております。

  以上でございます。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) この前八和田学童に行ったときに、クリスマスのイベントのときだったのですけれども、地域のおじいちゃんが2人いらっしゃって、非常にある暴れん坊の男の子がいるのですけれども、そのおじいちゃんのひざに乗ってとても楽しそうに仲よくやっていた光景を見ました。あっ、このおじいちゃんには言うこと聞くのだなというのを実感しましたが、そういった制度があるということですので、これを例えばそういう学童が活用するとなると、どういうふうにしたらいいかとかその辺はまだわからないのですね。また、ぜひその辺子育て支援課とも協力しながら、いろいろな力が入るというのはそれだけで大切になると思いますので、準備のほうよろしくお願いしたいと思います。

  それから、続いてディマンドのことについてお伺いします。ときがわ町が計画をホームページ上に載せ、そして住民からの意見を募集しました。そして、10月から実証実験を開始するということをお聞きしましたが、この内容についてはご存じでしょうか。



○千野寿政議長 吉田政策推進課長。



◎吉田利男政策推進課長 お答え申し上げます。

  先ほど議員さんがお話しされましたように、ことしの10月から試行運行をするということで聞いております。詳細についてはまだ確認をとってございませんが、以上でございます。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) 10月から試行するのに当たって、どうやらときがわはハブ方式というのですか、既に実際にあるバスと、それからその拠点までディマンドで連れてくる、やはり小川町が言ったようにバス会社との問題いろいろやりながら、第2庁舎をハブとしてそこをうまく活用しながら連れてくる、そこからまた乗りかえということはあるけれども、活用する。さらに、その第2庁舎を高齢者がお茶を飲んだり話ができたり商品が売れたりとか、そういう将来的な構想も考えていらっしゃるようです。

  さらに、隣の嵐山町は、聞くところによると、町長の公約であるので、来年度からディマンドをやるというお話を言っていらっしゃるようです。確実にこの地域の中でも、先ほどの答弁の中で全国に広がっているという内容がありましたが、確実になっているようです。そこで、やはりバス会社、それからタクシー会社個々の問題のレベルで終わっていると、なかなか進まないのだと思うのです。私、小川町のタクシー会社の社長さんともお話ししました。やるのならぜひやりたいと言っていました、その方は。ただし、バス会社の問題があるのだと思います、小川町は。そうなってくると、そういうことを抜きにして、実はそれをやるためにという協議会でもあるかもしれませんが、やっぱり地域公共交通協議会というのを国土交通省がつくって、その協議会でまずはその地域の交通手段の問題を話し合ってどうするか、何が必要なのか、その話し合いの上に、目的はそれをやるという目的になってしまうのかもしれませんが、そういう話し合いを持つというのが大前提になる。そこにはバス会社もタクシー会社も参加して、意見を交わす、意見をやり合うという、そこからスタートしているのです。ときがわ町もそれを開いてしまって、タクシー会社もバス会社もみんなそこで言いたいことを言わせたというところからスタートしていますので、まずはやはりもう一度その私たちの町のこれからの、例えばさっきの介護の問題でも八和田地区が特例高齢者が進まないと出ましたよね。これ私なんかからすると、交通手段ではないかなと。アンケートが少ないというのと同時に、どう見てもやっぱりそういう問題が大きく八和田地区なんかでもかかわってくるのではないかなというような思いがするのですけれども、そういう点で交通協議会をまずやっぱり立ち上げるという準備をすべきではないかと思うのですけれども、その点どうでしょうか。



○千野寿政議長 吉田政策推進課長。



◎吉田利男政策推進課長 お答え申し上げます。

  ディマンド交通の関係につきましては、山口議員さんを初め複数の議員さんの方からご質問をいただいておるところでございますが、先ほどの地域交通計画というのですが、でき得るならば早い時期に、まずは庁舎内から、庁舎内の関係する課から協議を重ねていくことでそのような検討会ですか、そのようなものを立ち上げていきたいかなとは考えております。

  以上です。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) ぜひお願いします。先ほどのこの後、本当に感謝申し上げたいのですが、窓口払いのことについても非常に具体的に3つ大きく情勢が変わってきましたという内容をお聞きしました。あっ、わかりやすいなと納得する答弁をいただいたと思います。ディマンドについても交通手段についても確実にそういった周りの情勢、情報というのは変わってきていると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。

  次に移りたいと思います。バイオプラントについて率直にもうお聞きします。実は先ほどお話しさせてもらったNPOの会議のときにふうどが発表しました。そして、その中で私が聞いていて非常に矛盾を感じた点がありますので、率直に質問します。

  バイオプラントの方々は、実証実験に関しては既に町がこれに取り上げる前に私たちの研究成果として20年やってきたと言いました。20年やってきたので、実証実験とかそういう問題とは、もうふうどの皆さんは考えていらっしゃらないようです。ところが、町側の答弁は、実証実験をというような形が毎回出てきます。私は聞いていて、このギャップは何なのだろうと。片方は20年の実績でやっていますと。そして、ふうどの皆さんが考えているのは、町全体ではなく、まずは実際に今やっている内容からすれば、ある地域の中でできるのではないかと考えていらっしゃるわけですね。

  先ほどのごみの量からいっても、みどりが丘、東小川で90世帯ぐらい、それと同じぐらいが給食センターから出ているということですから、200世帯ぐらいの出ているごみを処理していると。だとしたら、小川町の中の既に実はやりたい、やってもいいのではないかと手を挙げている地区の方がいらっしゃるというのもお聞きしました。ある地域でふうどの皆さんの力をかりて実証実験をするというのが可能になっているのではないかと思うのです。いつまでも、いつまでもって失礼なのですが、みどりが丘、東小川だけでなく、もうある特定の地域、ごみに関心のある地域でそれができる次の実証実験に移れる段階に来ているのではないかと思うのですけれども、その点に関してどうでしょうか。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  新井環境保全課長。



◎新井邦男環境保全課長 生ごみを焼却せずに発酵させるということで、その残渣物を液肥として利用するシステムということで焼却ごみの減量と、大変有効なシステムというふうに考えております。議員さんご指摘のとおり、20年から地域では続けていて、結果が出ているというふうなお話でございますけれども、今18年度に設置したプラントについては、人家から相当離れているというふうな形の中でメタンガスの利用というふうな形のものが、まだ最終的には確立していないというふうな形で思っております。これが農家の近くであってお湯を沸かしたりというふうな形のものに使えるというふうな話であれば、確かに地域限定してというふうな形なのですけれども、そうしますと個人的な話の部分が出てくるかなというふうな感じもしておりますので、その辺はまた検討したいというふうに思っております。

  以上でございます。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) ぜひお願いします。今の内容からすると、逆に聞いていると、もう先がないのかなという心配になってしまいますので、ここまで続けてきた内容でそういうのですので、やはり次のステップをそろそろやはり明確に見せていただきたいと思いますので、また今後質問していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

  それから、古紙の回収について。古紙といっても新聞紙、段ボール等については、既にたくさん回収が進んでいるし、皆さん出していると思うのです。私が今回いろいろ調べて、雑紙ですか、思ったより雑紙が、例えば町の分別の中にも雑紙とはあるのですけれども、雑紙の回収日が少ない。いろいろ調べると、やっぱり雑紙をもっと出しやすい形態にすることによって随分減るのではないかという、だから進んでいるようですが、その雑紙の回収方法についてはどうでしょうか。



○千野寿政議長 新井環境保全課長。



◎新井邦男環境保全課長 ご答弁申し上げます。

  議員ご指摘のとおり、新聞、段ボールについては回収が大分進んでいるということでございます。雑紙についてでございますけれども、やはり燃えるごみの中に入ってしまって一緒に焼却というふうな形が多く見られるということで、分別方法のスケジュールですか、というふうな、あるいは方法について、もう少し町民の方に周知をしていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



◆6番(山口勝士議員) ぜひお願いします。



○千野寿政議長 山口勝士議員。



◆6番(山口勝士議員) 申しわけありません。

  あと、窓口払い廃止については、先ほど言いましたけれども、本当にありがとうございました。早速いろいろな方に話したところ、本当に喜んでおりました。行政の皆さんの努力に心から敬意を表したいと思います。ありがとうございます。

  最後に、けやきの問題ですけれども、ここに1冊の本があります。「日本でいちばん大切にしたい会社」という本です。この中に障害者を雇ったある会社の方がいて、その方がなぜ施設でのんびりしたほうがいいのではないかというお話で悩んだときに、あるお寺のご住職に話したときに、そうではないと。「人は、幸福とは人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされることです。そのうち、褒められること、人の役に立つこと、そして人に必要とされることは、施設では得られない。働くことによって得られる」というふうに書いてありました。

  いろんな他の障害者施設の問題があると思うのですけれども、やはり町が運営しているのだったら、その先進的なところをどんどんやってもいいと思うのです。平等というのも大事なのですけれども、やはりどこかがきっかけにいろいろ起こしてこなければいけないと思いますので、今後ともまたぜひ町として積極的にいろんな仕事を準備してあげていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

  以上で一般質問を終わりにします。ありがとうございました。

                                         

         ◇ 小 林 一 雄 議員



○千野寿政議長 発言番号2番、議席番号14番、小林一雄議員。

          〔14番 小林一雄議員登壇〕



◆14番(小林一雄議員) 発言番号2、議席番号14番、小林一雄でございます。議長の許可をいただきましたので、発言通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。

  質問事項1、小川町の観光事業の将来展望と充実について。質問の要旨、小川町に住みたい、住んでよかったと思っていただける町づくりは最も必要とする大きな目標であります。この5年間において、人口の減少は社会増減でマイナス1,736人となり、年々その減少傾向はとどまる気配はありません。多くの転出者は、会社への通勤の利便性を求めて東京近郊へと転出する傾向と考えられますが、年々減少する人口につきましては何とかならないかと考えざるを得ません。転出者の歯どめと小川町に住みたいと思っていただけるための魅力ある町づくりとしましては、少子高齢化対策、子育て支援、福祉の充実、医療、介護の充実、観光の充実、各種文化財を大切に管理して後世に引き継ぎ、町の歴史を発信しアピールしていくなど政策の充実は今まで以上にその必要があるのではないでしょうか。

  また、転出者の多くを占める子育て中の若い家族が、小川町で子育てをしてよかった、子育てをしたいと考えていただけるためにも、そしてまた町の活性化のためにも、町外から多くの来訪者を呼び込む町づくりの充実は必要であります。今回は、魅力ある町づくりの一つとして観光に焦点を当てて小川町ならではの観光の推進について、将来展望を見据えて町の観光はどうあるべきか、多くの観光客に来ていただける町づくりについて、今後の考え方を聞いていきたいと思います。

  まず第1つとしまして、長期展望について。小川町の観光につながる資源としましては、武蔵の小京都おがわのたたずまい、伝統の美とわざを伝える手すき和紙、建具、絹などの伝統工芸品、万葉集の研究の大事業をなし遂げた仙覚律師の遺跡(万葉の碑)、県内最古と言われる吉田家住宅、静かに物語る縄文時代からの古墳、奈良、平安時代にかけての遺跡や古墳、「石のみほとけ」として人々の信仰を厚くした板碑、戦国時代のロマンを秘めた山城である青山城、腰越城、四津山城、そして七夕まつり、和紙マラソン、和紙体験学習センターの活用、小京都おがわにふさわしい景色が見渡せる見晴らしの丘公園、県内28品目の伝統工芸品の展示やイベントを開催してこれらを周知していただくための埼玉伝統工芸会館、またかたくり祭り、オオムラサキ放蝶会など多くの観光資源があります。

  そしてまた、何よりも町の魅力は都心から電車により1時間余りで出会うことができる武蔵丘陵の山々が見せてくれる四季折々の山紫水明の美しい景色があります。これらの多くの資源、町の財産を活用して、町外から小川町へ観光客を誘い込む観光事業の充実は限りなく必要ではないでしょうか。今までの努力は承知しておりますが、これらをどのように充実させていくのか、将来を展望してどのような観光を目指していくのか、その考えをまず伺います。

  2点目、啓蒙、啓発について。平成22年度以降、観光事業の資源を活用して町に観光客を呼び込む啓蒙啓発、宣伝はどのように今後進めていくのでしょうか。

  3点目、連携について。観光事業の展開に対しては町内の観光につながる商店と関係事業者との連携、またその上東武鉄道株式会社やJR八高線業務局との連携はどのように今後やっていくのでしょうか。

  4点目、受け入れにつきまして質問いたします。近年全国的な高齢化に伴い、現役を退いた人たちは健康管理のためハイキングを盛んに取り組まれておりますが、町のハイキングコースは東京近郊から日帰りコースとしては絶好の立地条件を有しております。このハイカーのコースと埼玉伝統工芸会館の日帰りコース、官の倉山コース、県立小川げんきプラザなどと市街地の商店街との結びつきのゾーンは万全でしょうか。一人でも多くのハイカーの来訪を願って四季折々の美しい景色に感動いただき、再度小川町に来ていただくためにはどうしたらよいか、多くの観光客が少しでも商店に寄っていただくための方策についてどうしたらよいか伺います。

  質問については一つ一つの観光の将来を見据えた考えと、平成22年度以降に対する観光政策について回答をお願いいたします。



○千野寿政議長 暫時休憩といたします。

  再開は午後1時の予定です。

                                 (午前11時53分)

                                         



○千野寿政議長 再開いたします。

                                 (午後 1時01分)

                                         



○千野寿政議長 小林一雄議員の質問に対して答弁を求めます。

  増田産業観光課長、答弁願います。

          〔増田 隆産業観光課長登壇〕



◎増田隆産業観光課長 小林議員の質問事項1について順次答弁申し上げます。

  小川町は都心から60キロ圏内にあり、東武東上線や関越自動車道を使うと、おおむね1時間程度でアクセスができる「都心に近いこと」が小川町の特徴でございます。また、宿泊してのんびり楽しむ温泉地のようなところとは異なり、日帰りで簡単に楽しめる観光も特徴の一つと考えております。さらに、都心からの来訪者からは、緑と自然豊かなロケーションにわずか1時間で訪れることができ、本格的な山歩き・里歩きを中心としたファミリーハイキングが楽しめることを感想として伺ったこともございます。

  このことから、小川町としては「緑と自然」をまず第1番目のキーワードにした観光を目指してしていくべきと考えております。当然その中にはオオムラサキの飼育、カタクリの可憐な花など、本来の里山に戻そうという地元の皆さんの努力もこのキーワードの一部と理解できるものでございます。

  一方、議員からもご指摘いただきましたとおり、小川町は原始古代から連綿と続く歴史的な遺産も数多くございます。モニュメントとしての穴八幡古墳や腰越城跡、板碑の数々や吉田家住宅、今も受け継がれている手すき和紙など、歴史的資源もさきに提示したキーワードに連結させて充実させていく第2番目のキーワードになるものと考えております。

  このことを踏まえ、最初のご質問でございます観光に対してどのように充実させていくのかについては、来訪者にまず緑と自然を楽しんでもらえるような観光を中心に据え、歴史的資源をその中に盛り込んでいく方法を模索する必要があると考えます。現在8本のハイキングコースを設定し、観光客に勧めております。今年度ハイキングコース内にある3軒の公衆トイレの水洗化を図り、また新たに3軒の公衆トイレを新設し、観光客の利便を図ってまいりました。さらに、ルート説明のための道標やコース内のポイントでの説明板なども設置させていただき、QRコードを駆使しての観光案内も行えるようにしております。老朽化した道標の設置がえなどについても順次進めてまいります。

  続いて、(2)でありますが、お見えになられた観光客の利便を図るため、「観光案内所楽市おがわ」を開設して観光案内の充実を図っております。今年度4月から1月までの実績は、来店者数約1万2,000人を数え、月平均1,200人に観光案内を行っております。あわせて民間で設置されております「一押屋」さんにも観光マップを置いていただき、観光案内の充実を図っております。

  これからお見えになられる観光客のために、電話等でお問い合わせのありました方へ観光パンフレットを送付させていただいております。今年度現在まで158人の方に郵送させていただきました。実数は確認できませんが、電話での問い合わせに対しても適切に対応しております。

  マスコミを利用した宣伝も効果がございます。昨年3月に放映されたテレビ番組の影響で、観光の問い合わせが殺到した経過がございます。また、最近では口コミで映画やテレビ番組、ラジオ番組など撮影や収録の問い合わせがふえております。さらに、メーンの観光パンフレット「小川町ロードマップ&タウンガイド」を今年度一部リニューアルさせて2万5,000部増刷いたしました。3月末にはでき上がる予定でございます。

  続いて、(3)についてでありますが、東武鉄道とは4月に行われる「七峰ハイキング大会」など密接な連携をとりながら進めてきている経過がございます。このハイキング大会へはおおむね7,000人を超えるハイカーが訪れております。起点になります小川町駅では、観光協会や商工会員に働きかけ、テントによる出店でハイカーへの小川町観光周知を図っております。また、年間を通じて東武鉄道が行っている「健康ハイキング」でも4月、10月、3月に小川町を起点とするハイキング大会を開催していただいております。毎回3,000人程度の参加者ですが、参加者への観光マップなど配付をしております。JRとは現在のところ東武鉄道ほどの密接な連携はございませんが、今後JRにも働きかけてまいりたいと思っております。

  続いて、(4)についてでありますが、先ほど答弁いたしました観光マップには、観光協会に登録いただいている方の広告を載せております。また、観光案内所楽市おがわにおいても、地元商店の宣伝チラシなども常備させていただいております。電話等でお問い合わせがあった場合においても、地元商店等が掲載されているパンフレットを同封させていただいております。実際に楽市おがわにおいて食事やお土産の問い合わせは多く、そのマップを利用して返答している状況でございます。商店などの密集する小川町駅前に観光案内所や役場がある地の利を生かして、商店などの紹介をさらに進めてまいりたいと思っております。

  以上、答弁とさせていただきました方針で平成22年度以降の観光政策を進めてまいりたいと思っております。



○千野寿政議長 再質問を許可いたします。

  小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) それでは、再質問をさせていただきます。

  今から10年前、高度成長期のピークのときには、小川町も3万9,000を超える人口がありました。年々バブル崩壊以降、会社等の通勤の利便性との関係あったけれども、東京方面への人口の流出といいますかね、転出者が年々ふえる。現在は約、その当時からしてみると、4,000人以上の社会増の人口の減少になってまいりました。この5年間でも約1,600人ですか、減少しているという実態がある。これらを何とか小川町にとどめておく方法はないだろうか。特に若い、私が前調べた範囲内では、子育て中の20歳から40歳前後のその子育て真っ最中の皆さん方が転出している度合いというのは、率ですね、相当今の人口動態からしてみると多い、これは事実としてあるのです。

  これらの皆さん方を何とか小川町にとどめてもらうというのは、いろんな流出する原因がありますけれども、少しでもとどめておく方法としましては、私が冒頭質問の要旨の中で言ったように、子育て支援の充実とか医療、介護とか、いろいろ行政全般にわたっての施策の充実をして小川町に住んでよかったと思われるような政策は当然必要なのですが、なかなか全部が全部というのは厳しいでしょう。その中でせめてその重要課題の中では、観光に今回焦点を当てて、私は質問させてもらうことになりました。

  ただいま担当課長の増田課長から丁寧な回答をいただきまして、前回と違って今回の中身は濃い内容でありますので、私もその熱意については、確かにそうですよ、前回って4行なのだから。冗談なくしてそういう執行部の熱意を私は受けて、それらをもとにしながら再質問させていただくということでご理解いただきたいと思います。

  町に住みたいあるいは小川町に行ってみたいと、この場合やはり観光の充実というのは今までのこの努力は私も十分承知しているのです。私たちがその昔担当したのは、もう十数年前でかなり間がありますから、相当変化が出てきているだろうと思うのです。そういう中で、特に観光事業の充実となりますと、ただ単に目先のことばかりではなくして、総合的に全体的に行政を見きわめながらこうあるべきだというものを計画していかなければならない。

  例えば前回私が中城の跡地の利用計画の質問しましたけれども、その答弁で、ことしですか、整備計画を実施していきたいという答弁があって、その部分的な中城の利用計画についての整備計画、これ部分的でそれはそれで大いに結構だと、私も大賛成で、ただ観光事業の政策、長期展望となりますと、そういったことも含めて全体的な計画が必要になってくるわけです。そのことが若い方の、要するに子供やあるいは高齢者にしてみれば、子供や孫が小川町にこれだけの歴史あるロマンある小川町があるのですよ、そういう中で住んでいてよかったですねということに結果的にはなりますからね。その場合、町の施策は町の基本構想、総合振興計画があって、その中の位置づけとして観光はどうあるべきか、10年間の計画を練る。当然5年間ごとのローリングしますけれども、それでその中で基本計画があって実施計画になっていくということです。かつては緑のマスタープランや緑地レクリエーション整備計画、これの基本計画をつくった。それは古い話になってしまいますから、最近の大きな動きの中でどういうふうに観光事業をこれから展開していくのか、これが私には見えていないので、今後基本構想があって観光の総合的な整備計画でどういうふうに実施していくのか。その辺は確かに細かく答弁していただきましたけれども、その中で中身がちょっと見えていないので、増田課長に今後のその計画について、まず冒頭伺いたいと思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  議員ご指摘のとおり、小川町の第4次総合振興計画あるいは緑のマスタープラン等々、過去はあったのも承知をしております。現在第4次振興計画に基づいて町の諸事業を進めているという中でございます。観光行政については、先ほど答弁の中にもありましたとおり、緑と自然をまずもって第1のキーワードにしていくと、あるいは歴史資源を第2のキーワードにしていくという形で触れさせていただきました。今後もその辺を十分活用しながら小川町の魅力ある観光資源を大いにPRをしていきたいというふうに思っているところでございます。

  以上です。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) ですから、課長の言うのはそれはわかるのです、考え方はね。それらを総合的に、いろんな課に該当してきますから、総合的に判断して今後その基本計画、整備計画をこの方向で観光事業はいくのだというものをやっぱりつくっておかないと、それはどっち振ってもいいのだけれども、ぜひつくっておくべきだと思っているのです。

  例えば課長が答弁していただきました小川町の特徴として、私もこう思う。東京から1時間弱でこんなすばらしい山紫水明の武蔵丘陵に出会える、これはほかの市町村ではない最大の特徴なのです。課長も言ったように、60キロ圏内にあり、東武東上線や関越道を使うと1時間余りで入れると、これが小川町の最大の特徴でございますと答えている。これはこれを基本にしながら小川町の歴史ある、埼玉県だって私はどこに出しても恥ずかしくないと思っている、この歴史のある小川町は。それらを踏まえながらきちっと計画をしていく、それを全国に発信していくということが、これはだれが考えても一番の宣伝効果になると思う。もう一遍、整備計画についてはどこに振ってもいいですから、答弁を。



○千野寿政議長 増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  今議員おっしゃるとおり、私も冒頭の答弁書に書かせていただいたとおり、いずれにしても都心から60キロ圏内という形で都心に近い、これを小川町の売り物にした観光行政を進めていかなくてはならないというふうには思っております。その辺を今後いろんなところ、場所場所に小川町のよい観光場所がありますので、その辺を一体的に包括した観光パンフレット等をつくりながら、町として今後小川町の観光をどうやって進めていくのかというのは、今後課内を含めて十分検討していきたいというふうに思っております。

  以上です。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) 今の段階は、そういう考え方でいきたいということで、観光パンフレットを中心にということなのですが、私が質問するのは総合的に全町的に物事を考えてこれからの立地条件を生かして観光事業はこうあるべきだというのを教育委員会のようにその部分的な中城跡地の整備計画、私は大賛成なのです。それに基づいて計画を進めていく。産業観光課とすると、政策推進ですか、政策推進のほうと調整をしていただいて、観光事業のこうあるべきだというものをやっぱり計画しておいてもらいたい。今回はそういうことを求めることを言っておいておきたいと思います。

  それと、今度は部分的に入るのですが、それでは整備計画のほかに私が考えているいわゆる提言といいますか、質問といいますか、歴史ある小川町のこの和紙です。私がかつて十数年前に仙元山の前に和紙の資料館で、吉野辰五郎さんがまだ生存しているのでしょうか、その後ちょっとわからない、亡くなったのでしょうか。あの方と接触を何遍かやったのです。あれだけの膨大な個人の収集した財産、これを何とか埼玉伝統工芸会館1つではなくて、複合施設その当時から考えていたのですね。ちょうど吉田家住宅が教育委員会の関係でどっちこっちということで相当議論があった段階なのだけれども、埼玉伝統工芸会館の1カ所のあれだけの立派な施設ですが、それともう一カ所ぐらいは複合施設でもって観光施設をつくることが、来客を呼びつけるには大きな力になるだろうと思っている。

  吉野辰五郎さんは亡くなられたということなのですが、あの当時、私の目の黒いうちはあそこでという話でいたのですが、町長、助役も行ったことがあるだろうと思うのです。県知事も何遍か来ました。すばらしい財産ですよ。その財産というものが今、その後私はわかりませんけれども、眠っているのではないのでしょうか。相続された方がどういう考えかわからないけれども、それを例えば移築するなり、新しくつくって展示して内外に発信することが、その亡くなられたあれだけの財産を集めた吉野さんの希望にもかなうのではないでしょうか。すばらしいものですよ。その辺は今後どういうふうに接触していっていただけるのかお伺いします。



○千野寿政議長 増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  和紙の資料館につきましては、議員ご承知のとおり、吉野辰五郎さんの所有でございます。この方はもう既にお亡くなりになっております。議員が当時何とかしようという形で動いたということもご承知をしているところでございます。

  その後あの資料館を何とかあけてほしいという状況で、後継者の方にいろいろ接触をしたという経過もございます。ただ、手間がないので、どうにもならないよという状況で回答を得たという形で聞いております。そうかといってあれだけの資料があるので、何とかしなくてはならないという中で、伝統工芸協会、通称伝統工芸会館が今回この22年度に一部あそこから物を借りて伝統工芸会館で展示をするということが決まりました。伝統工芸会館で和紙の資料館からあそこにある和紙を借りてきて会館で展示をするという形で、今計画を進めているところでございます。伝統工芸会館としても伝統工芸会館の第2の施設としてあの資料館を生かしたいという形ではいろいろ今検討をしているというお話も聞いています。

  以上です。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) そういう動きがありまして、埼玉伝統工芸会館で一部借りて展示をする計画があるのですよというお話で初めて私も伺って、それは大いに結構なことだということで、ぜひ推進していただきたいのですが、それはそういう一部、全部というわけにはいかないだろうと思うので、私は今言ったのは長期展望に立ってという質問ですから、例えば平成22年度にそういうことをやりますよということではなくて、それも大いに結構なのですよ。将来にわたってはあの場所に置くのではなくて、伝統工芸会館の用地が足らなければ将来的には確保していきたいという部分の中でそのところに移築するなり新しく設けて、手があるなしではなくて、それは何とでもなるわけなのだね。具体的には入場券1枚で両方見られるとか、あるいはシルバーから来ていただいて受付してもらうとか、いろんな伝統工芸協会との調整の中でできるわけ。だから、要はあれだけの埼玉県でも有数の資料を抱えているものが、実際にはあれだけあるのですから、将来的には何とかそれを活用していただける、相続人の方にご理解していただくように努力をする、そうすることが全国に和紙の資料の発信。あの資料は小川町ばかりではなくて、小川町からいろいろ外国に行ったような資料も、外国から取り寄せた資料も相当あるのです。それを将来何らかの形でもって複合施設でもって迎え入れる、私はそのことが吉野さんに対する大きな期待ではないかなと思っているのですが、町長どうでしょうね。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  笠原町長。



◎笠原喜平町長 お答え申し上げます。

  議員おっしゃるとおり、私も実はあの資料館と言っていいのでしょうけれども、あれは町のものだと初め思ったのですけれども、個人のものだというのがその後わかりまして、何回か今のご主人にお話しする機会があったのですけれども、最初は何か大分前の話なのだけれども、町にいろんな相談を持ちかけたら、非常に冷たい対応をされたので、町のことには協力しませんと、そういう時期があったやに聞いているのですけれども、その後伝統工芸会館の職員等間に入れながらいろいろ接触する中では、非常に今は協力的に物を考えていただけておりますので、ぜひ常設展示というのでしょうか、そういったものができるような施設は考えていかなくてはいけないかなと、そんなふうには思っております。

  あわせて今和紙体験学習センターになっていますけれども、あそこにも幾つか貴重な資料がありますから、その和紙関係の資料、そのほかに小川町にはすばらしい行政文書等もたくさんあるものですから、何とかそういったものが仙覚の関係の資料も含めて展示できる場所を考えなくてはいけないかなと、そんなふうに思っておりますけれども、今のこの財政の中で箱物がなかなかできないときでございますので、内部的にはしっかりと今固めておりますので、そう遠くない将来にご期待いただければありがたいと、そんなふうに思っています。

  以上です。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) ぜひ観光事業の長期展望の中で、そういった貴重な資料を1カ所に集めて埼玉伝統工芸会館とあわせながら複合施設として設置していきたいと。あるいは埼玉県でやっている、これから進める水辺再生事業、親水公園、中城の跡地、もう観光というのは小川町の場合歴史ある町ですからありとあらゆるものが埋蔵というか、あるのですよ。それらをぜひ長期展望に立って進めていきたいと、いってほしいと思います。

  それと、ちょうどこの中で青山城、腰越城という話、私が質問の中で出しましたから、ちょっと指摘しておきたいのだけれども、教育委員会で青山城に行く道のりがありますね。見晴らしの丘公園からハイキングコースで行くと、青山城へ行く道と割谷へ抜ける道があるのです。その道標がそこに行って初めて町指定文化財青山城至ると書いてある。皆さんは、その道標を見たことがありますか。私はいつか直してくれるだろうと思って、後ほど?でまた観光のほうにも指摘するのだけれども、その場所にそっくり道標のところに隠れてしまっている「マウンテンバイクと自転車等の乗り入れは禁ずる。小川町教育委員会」とでかい看板がそっくりその道標を隠してしまっているのです、こっちからこう行きますとね。恐らく教育委員会の皆さん方はそういうコースを歩いていないからわからない。私は毎月のようにあそこを自分の健康、趣味が登山ですから、歩いて割谷の向こうのほうの小倉城のほうを抜けていくのだけれども、行くたびにこうあるとそっくり見えない。それをぜひ直しておいたほうがいいと思うのですが、課長そういうことを知っているかどうか、あるいはもし早急に行ってやってもらえるかどうか、質問いたします。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  高橋生涯学習課長。



◎高橋秀夫生涯学習課長 ただいま小林議員からご指摘ございました道標でございますが、私もちょっとまだ行っておりませんので、まず現地を見てから対処というか、ちょっと遅い対処かもしれないですけれども、させていただきたいと思います。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) 私も写真撮ってきましたから、間違いないです。コースから見てそっくり見えない。これ対処ではなくて、すぐ直したほうがいいと思います。皆さん方も担当課長になったら、ぜひ一遍はそういうコースを、365日忙しいわけではないのでしょうから、暇をつくったら、土日だっていいのですよ、土日だっていいのだから、コースを見て自分たちで確認をしていただければ、これはこれから観光でもって来客というか観光客を呼ぶには、間違ったあるいはこの部分はまずいなというところは、やっぱり早急に手をつけていただいて直していただくようにお願いしたいと思います。

  それでは、2番へ移りたいと思います。啓蒙啓発について。課長から観光案内所楽市おがわの充実、それと駅前の「一押屋」さんについても観光マップを置いていただいたということで、観光案内所の充実を図っているようであります。私たちが、例えば山岳でもって山へ行く場合は、そのところの大町にしろ長野にしろ白馬にしろ、その観光地のやっぱり観光協会に電話を入れて、向こうの最近のその年その年の危険な度合いとか状況の確認をしてからグループで行っているのですよ。必ず向こうが一口返事でもって資料を送ってくれます。小川町もこれだけの紹介があって資料を送っていただいたということですから、これらもぜひ。こういったことが口コミによって、またグループからグループへ流れていきますから、そういった親切を続けていただいて進めていってほしいと。

  それと、最近はやっているかどうかわかりませんけれども、東上線、八高線の最近余り電車も乗らないようなことになってしまっていますけれども、乗ると縦の掲示板といいますか、町の宣伝の用紙をぶら下げて宣伝……中吊りですか、それをやっていますね。そういったものも小川町のイベントのときには東武東上や八高線業務局と連携をとりながらやったほうがいいかなと思いますが、最近やっているかどうか、それからこれからの進めについて、啓蒙啓発について質問させていただきたいと思います。



○千野寿政議長 増田産業観光課長。



◎増田隆産業観光課長 お答え申し上げます。

  ご指摘の東上線あるいは八高線の中吊り広告のお話でございますけれども、議員ご承知のとおり、七夕事業を初めとして事業ごとに中吊りのお願いをしているという経過がございます。なおかつ、例えば花の時期だと花めぐりという形、あるいはそのいろんな大きいイベント等においても中吊りをお願いしているという状況でございます。ただ、予算も限られていますので、予算の範囲内でできるものをお願いしていくという形で今後もやっていきたいというふうに思っています。

  以上です。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) ぜひそういった仕事も大いに各行政に発信できると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

  次に、3番の連携については答弁をいただきました。東武鉄道や八高線業務局。特に東武鉄道の七峰のハイキング、これは毎年4月に行って、回答いただきましてはおおむね7,000人。これは恐らく東武東上のイベントとしましては最大級だと思うのです。これらが小川町を玄関口として寄居に抜けるのが恐らく1割程度だと思うのですよ。白石から大体バスで帰ってくる、そういった皆さん方に小川町をアピールしていくというのは、これは当然必要になってくるのではないかと。商店や商工会の皆さん方に出店を願ってあのところにテントを張って、時期になるとあれ売れますよね。暑い時期はビールから始まってタケノコから、そういった泥のついたものが飛ぶように売れるところですから、そのいい時期ですから町の観光事業を発信して進めていってほしいと思います。

  健康ハイキングも4月、10月、3月にはおおむね3,000人参加者への観光マップを配っているということなので、これもぜひ引き続いて強めていただきたいと思います。

  では、4番に入らせていただきます。受け入れ態勢についてです。これは私が質問したように、健康管理のためにハイキングがかなり今お金がかからない、余りほかのスポーツと違ってハイキングというのは交通費とお弁当程度ですから、それで歩くというのは一番健康で医療費もかからないということで、かなり力を各年配者といいますか、現役を退いた皆さん方が力を入れてきている。そこで、小川町の観光コースは万全なのでしょうかということであります。

  東武東上が出しているハイキングコースと町が出しているコースは若干違うのですね。特に東武東上が出しているハイキングコースは、これ当然東武東上線の駅を起点として小川町を玄関口として出すコースと、東武東上の竹沢駅から出るコースは、竹沢から金勝山を登って官の倉を通りまして小川町抜けているコース、これは町にはないのですね。あのコースも非常にすばらしいコースでありまして、金勝山の裏金勝から表金勝、金勝山ということでげんきプラザに抜けていくコース、それとあわせて官の倉へ行くコースという、これらをただ単に東武東上業務局に任せるのではなくて、できれば私は小川町の分ですから、町のハイキングコースを載せたほうがいいのではないかなと。

  これは、私は一つの例を挙げて話しますけれども、課長もぜひ昼間仕事中は忙しければ土日でいいのですから、そのコースを一遍歩いてもらって、私は昔は商工観光課といって商工業行政と観光行政が一緒になって一つの課を設けましたけれども、今は仕事が多過ぎるのですね。農業と農業委員会、私は分けてもいいなと思っているのですよ。仕事が多過ぎるから、とてもではないがという考え方も出るでしょうけれども、やはり農業と観光というのは別ですから。観光行政というのはやればやるほど来客がふえると思う。

  一つの例として私が心配しているのは、見晴らしの丘公園からハイキングコースでたびたび行く中でもって、特にいろんな人に会うのですが、下見に来ました。次はバスで伝統工芸会館に車を置いて大型バスで大勢で登るコース。見晴らしの丘公園から下里1区を抜けて小倉城を抜けて帰ってくるコース、ちょうど5時間コースなのですよ。かなりきつい中級コース。そこで見晴らしの丘公園の内田商店があそこ運営していた休憩場所からの展望、これも十数年前からしてみるというと、今でもそうなのですが、眺望がきかない。ましてや新芽が出ますと余計展望が見えない、これも地主さんに話をすれば、気持ちよく了解してくれるところです。

  それとあわせて、先ほど指摘した青山のところへ行くあずまやからちょうど稜線とそれから巻道の間の道標が間違っている。山頂へ行くのが見晴らしの丘公園のコースを山頂という標識になっている。これは最近あの中道は私が知らなかった、その後つくったところなので、それが100%間違っています。

  それと展望台から見る眺望が、これも全然きかない。かつてあそこのところは町有地ですから、町有地で町有地を管理し切れなくて林業事務所へ委託をしてヒノキを植えているところなのです。その当時展望台をつくるときに、やっぱり眺望がきかないからということで、了解いただいて切らしていただいたのだけれども、十数年たっていますから全くの展望がきかなくなってしまったと。これもひとつせっかく山頂に展望台がつくってあるのですから、話をして思い切って切らしてもらう、そうすることで受け入れ態勢ができるのではないかなと。

  それと先ほど言った教育委員会が、言い方が酷かしれないけれども、ああいう看板のかけ方、感性が全くない気持ちのないかけ方をやっていますから、あれを変えてもらいたい。

  それともう一つは、青山城と小倉城の中間地点に物見山というのが284メーターと、大日山という山があるのですよ、やはり二百八十数メーター。物見山というのは字のとおり、私は歴史的に知らないので、その当時物を見る山として相当展望しながら、どっちかの城に連絡したのではないかと思う。その辺課長、いわれといいますかね、物見山の歴史的な経緯というのがあるだろうと思うのですが、質問いたします。



○千野寿政議長 高橋生涯学習課長。



◎高橋秀夫生涯学習課長 小林議員ご質問の物見山の件でございますが、お答えいたします。

  ご存じのように物見山につきましては、小川町南部の外輪山の下里コースの中で仙元山の南部にあります町指定史跡の青山城跡と、平成20年に国指定史跡になりました小倉城跡のほぼ中間の小川町下里とときがわ町五明の境界に位置してございます。昭和54年に「日本城郭大系」という本が出てございますが、この5巻の中で玉川村、比企郡の今ときがわですか、町五明字堂平に所在いたします物見山というふうに紹介されており、小倉城と青山城の中間点にございまして、両城の連絡路上にあることを考えますと、戦国期に青山城のとりでとして築かれた可能性が高いというふうにございます。

  また、ときがわ町の教育委員会では、物見山山頂部南側を戦国時代の物見山とりでとして埼玉県の埋蔵文化財保存地として登録をしておりまして、小川町教育委員会といたしましても戦国期のとりでが存在した可能性がある地域、こんなふうに認識をしております。

  以上でございます。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) その場所につきましては、ちょうど課長が答弁したように、中間地点で言葉どおり物見山という名称で歴史的にひもといてみますと、中間地として物を見るとりでがあったのだということのようであります。これもやはり受け入れ態勢としますと、全くの標示がないのですね。大日山と物見山の山頂には何ら標識がない。現在は杉、ヒノキで覆われている山頂の部分というのは休憩というか、ちょっと広場があって私も休憩するのですけれども、そういうところがあるだけで、眺望がきかない。ちょうどときがわ町と小川町の境ですから、ときがわさんに相談しながらあの近辺を展望のきくような形に進めていただくような、そして歴史的に価値があるということであれば、やはりそういった文面を教育委員会としてもつくって標示をして、ああ、このコースはなるほどすばらしいということを内外に知らしめる必要があるのではないかと私は思いますが、どうでしょうか。



○千野寿政議長 高橋生涯学習課長。



◎高橋秀夫生涯学習課長 お答え申し上げます。

  確かに物見山につきましては、こういういわれで、立派な文献から出てございます。現状といたしますと、生涯学習課の文化財としても現時点では指定まではいってございませんので、情報提供し、産業観光課といろいろ協議をして、どんなふうにしたら一番よろしいかというのは考えていきたいと思っております。文化財指定地になっておりますれば、即もう標示というのは当然あれなのでしょうけれども、そこまでは至っておりませんので、くどいようですけれども、情報提供は生涯学習課のほうでいたし、商工観光のほうと早急にどんなふうにしたらよろしいかというのは相談して対処していきたいと、こういうふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

  以上です。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) 青山城と小倉城の中間地点で歴史的にその中間で、その当時、戦国時代の当時、物を見てそれを連絡していたという貴重な場所であって、物見山とりでがあったと思われるということのようです。ただ、文化財に指定されていないから手がつけられませんよ、標示しませんよ、それでは余りにも不親切だと私は思う。歴史的にそういうときがわさんとの連携とりながらのことであれば、やはりそういうことだという歴史的な経緯を踏みながら、それで標示をしていく。例えば標示板と今度は道標はまた別でしょう。物見山山頂284メーター、大日山何メーター、これがハイカーたちの求めることなのです。こういうことをぜひ指定されていないからちょっと今後相談してということでは、ちょっと余りにも不親切だと思っている。もう一遍教育長お願いします。



○千野寿政議長 関根教育長。



◎関根則夫教育長 回答を申し上げたいと思います。

  小林議員さんがあの辺をよく回っていただいているということをずっと今までお話を聞いていて、私も実は行っていないわけではなくて、3回ほど回っています。ただ、その看板にそういうふうなものがあった、道標にそういうことがあったということにも気がつかなくて申しわけなかったのですけれども、早速私また登ります、課長を連れて。それで、実際のものを見て対処していきたいと、このように考えています。



○千野寿政議長 小林一雄議員。



◆14番(小林一雄議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。貴重なそういった部分については、好きな方はロマンを求めてそういうところへ来るのですよ。天気のいい日は、気持ちがうずうずしてくるのです。そういった場合にきちんと受け入れ態勢ができれば、口コミで必ず多くのハイカーが来ると思います。ちょいちょい行く中で朝霞とか上福岡の四、五人グループが来て、「どちらから来たんですか」と聞いたら「下見だ」と話した。今後こういうコースを大型バスで来るのですよ、伝統工芸会館に車を置いておいて。そういうその方が例えば40人なり50人をまた口コミで広がっていくのですから、大事にしながら受け入れ態勢をぜひお願いしたいと思います。

  それと、観光課長にもお願いをしたいのですが、そういったところの整備、げんきプラザや、あるいは官の倉、それと官の倉の山の話がありました、官の倉の山の話が。今整備の話とあわせましてちょっと言い忘れたのですが、官の倉山の伐採もあの当時やったのです。今の町長にもお願いをして、町長の山の一部もお借りして木を切らせていただきました。教育長当時ですね。この木は切っていいよとか、木の周りビニール張ってもらって、これは石尊山の周辺です。官の倉山の地主さんも数人なのですよ。この方も無料で了解していただける方ですから、展望が大分きかなくなったので、ぜひその辺も見ておいていただきたい。気持ちよく受けてくれる方たちばかりですから。地主さん、後で連絡しますけれども、そうすることによって観光雑誌の「じゃらん」とか、クラブツーとか近ツリなんかの紹介にも官の倉、石尊山は非常に展望がいいという、こういう書き方になってきたわけです。ぜひそういうところのコースの充実をお願いをしていただければ、小川町の観光客というかハイカーがより以上に広まるのではないかと思います。

  商店街との連携についても、冒頭私が申しましたとおり、何とかそういうハイカーが多く集まる中で東上線と連携して駅前商店街に例えば食事1回でも1,000円でも落としてくれれば、それが積もり積もって広がっていくものですから、連携をとりながら少しでも商店街にお金が落ちるような体制で計画を練っていただきたい。

  最後に、冒頭私が言いましたように、長期展望に立って小川町の観光行政はどうあるべきか、この整備計画をぜひつくっていただいて、それに基づいて実施計画をしていく、計画的に。お金を配分しながらすることが、今後の小川町の観光客を呼び寄せるあるいは若い方が小川町に住んでよかったなと思えるような総合的な整備計画を進めてもらうことを求めて、私の一般質問は終わりにさせていただきます。



○千野寿政議長 暫時休憩といたします。

                                 (午後 1時55分)

                                         



○千野寿政議長 再開いたします。

                                 (午後 2時07分)

                                         

         ◇ 柳 田 多恵子 議員



○千野寿政議長 発言番号3番、議席番号1番、柳田多恵子議員。

          〔1番 柳田多恵子議員登壇〕



◆1番(柳田多恵子議員) 発言番号3番、議席番号1番、日本共産党柳田多恵子でございます。通告に従いまして順次質問をさせていただきます。

  質問事項1、安心して子供を育てるために町がとるべき施策について。質問の要旨1、子供たちに安全で安心、おいしい給食を提供するためには、外部委託など行わないこと、町の農業政策の一環として地場産米や野菜を取り入れた地産地消の推進、食育への取り組みなど、学校給食の果たす役割についてさまざまな角度から要望、提言を行ってきました。今議会では会計処理について伺います。

  近年、学校給食を私会計から公会計に移行する自治体がふえてきています。どのような理由からでしょうか。県内の状況、公会計に移行することへの町の見解を伺います。

  2、経済状況が依然として厳しい中、住宅ローンや教育費の負担が子育て世帯の家計を直撃しています。こんなときだからこそ、医療費の心配なく医者に安心してかかれる施策が必要であり、子育て支援の大きな柱としてこども医療費の無料化と窓口払い廃止について再三再四取り上げてまいりました。

  こども医療費無料化については、昨年の6月から中学校卒業まで実施されました。現在、窓口払いの廃止を進めた自治体が70自治体中47自治体、滑川町が次年度、来年度から窓口払い廃止に踏み切るという情報も得ており、47からさらに広がるものと推察しています。

  ある方が写真を撮ってきてくださいました。病院窓口付近に、東松山市民はこども医療費の窓口での支払いは不要という趣旨の張り紙を撮ったものです。医者に行くたびに近隣の東松山市、川島町との子育て支援に対する格差を実感しているということです。笠原町長においては、大きな節目を迎えられると思いますが、当面は見送るべきとの考えは変わりませんか。

  3、資格証発行世帯の高校生への短期被保険者証の交付が4月から行われます。一つの前進ではありますが、医療にかかることができるようになっても、窓口で支払いができない。そのために医者にかかること自体をやめる。貧困はそこまで広がっています。こども医療費無料化を高校生まで広げることについてのご見解は。

  4、小川町次世代育成支援行動計画・後期計画行動(案)について、現在パブリックコメントを募集しています。議会の中で取り上げてきた課題に一定の前進があることは評価させていただきます。その中で病児・病後児保育について実施時期も含め具体的な青写真を伺います。

  5、12月議会で新型インフルエンザ予防ワクチン接種が町独自で助成が行われることとなりました。現在、執行率はどのくらいでしょうか。今後の動向と次年度に向けてはどう考えますか。

  また、ヒブワクチンの早期定期予防接種化を求める意見書が議会の総意として全会一致で国に提出されました。一刻も早く国の責任で実現することを希望しますが、自治体独自の助成について全国的にはどのような状況ですか。また、小川町として独自助成をどう考えるのか伺います。

  質問事項2、公契約条例について。質問の要旨、公共工事や委託事業の入札では一般に予定価格に対して落札額が低ければ低いほど、財政負担が軽くなるなど、低落札を歓迎する向きもあります。しかし一方で、低入札が品質の確保を困難にするばかりでなく、労働者の暮らしを成り立たせなくする状況をつくっていく、いわゆる官製ワーキングプアを生み出している現実があります。野田市が公契約条例を制定し、全国から注目を浴びています。条例制定も含め小川町はどう考えますか。

  質問事項3、介護保険について。質問の要旨、昨年の介護保険改正の際、準備基金を取り崩し保険料の値上げを行わないこと、さらに値下げも可能であると述べてきました。厚生労働省は、介護給付費準備基金について、被保険者は死亡、転居などにより保険料を納めた保険者の被保険者でなくなる場合があることなどから、本来は当該基金が造成された期における被保険者に還元されるべきもの(平成20年12月25日厚生労働省介護保険課)として、現在残高を有する保険者にあっては、これをできる限り取り崩すものとし(平成21年1月21日全国厚生労働関係部局長会議)としています。小川町の取り崩し率は59%でした。

  保険料は単年度であっても値下げをすることは可能です。昨年の12月議会で介護保険準備基金残高を伺いました。2億500万円ということでした。準備基金は全額65歳以上の高齢者から取り過ぎた介護保険料であり、保険料軽減に使うべきではないか。さらに、他の町村で実施している利用料の減免を行うべきではないかと考えますが、ご見解を伺います。

  質問事項4、交通手段の確保。質問の要旨、交通手段の確保は、高齢者の皆さんや免許や車を持たない方たちの生活を支援するために重要な施策であること、特に高齢者にとっては保健予防、介護予防とも関連する施策です。医療費、介護給付費の節減の波及効果ともリンクするもので、住民要望も高く、高齢者福祉施策として重要な位置づけにあると議会で何度も取り上げてきました。

  財政的な問題や交通環境が後退するのではないかなど、さまざまなハードルが出されました。しかし、住民要望をどう実現するか、知恵と力を発揮することが行政に求められているのではないでしょうか。ディマンド型バス、ディマンド型タクシーは新たに実施に向けて取り組む自治体もふえています。小川町においての取り組み状況を伺います。

  以上、4点ご回答よろしくお願いします。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員の質問に対して答弁を求めます。

  1点目について新井学校教育課長、2点目、4点目について吉田政策推進課長、3点目について島田福祉介護課長、順次答弁願います。

  1点目について、新井学校教育課長。

          〔新井賢二学校教育課長登壇〕



◎新井賢二学校教育課長 質問事項1、安心して子供を育てるために町がとるべき施策についての(1)、学校給食の会計処理についてお答えいたします。

  学校給食の会計処理につきましては、学校給食法の第11条に規定されており、学校給食に係る施設設備の整備費、修繕費、人件費等は学校の設置者が負担し、食材費等のいわゆる学校給食費は保護者が負担することになっております。保護者に負担していただく学校給食費の会計処理には、管理を各学校や給食センターの責任で行う「私会計」と設置者の歳入歳出予算として行う「公会計」がございますが、どちらの方式を選択するかは設置者にゆだねられております。

  そこで県内の状況ですが、平成20年度現在34市町村が私会計、30市町が公会計、6市が両方式の併用となっており、比企地区では小川町を含む5市町村が私会計、4町が公会計となっております。また、近年の県内における変化を見てみますと、市町村の合併による場合を除き、会計処理方式を移行した市町村は確認できませんでした。

  公会計による会計処理方式では、町の会計規定に基づく処理を行うことで、一括した管理と未納額の欠損処理が行いやすくなる反面、徴収方法をそれぞれの学校単位で決めることや徴収の状況を学校単位で範囲することが困難になるなど、柔軟な対応ができにくくなることが指摘されています。他の市町村と比較しても給食費の未納額が大変少ない小川町におきましては、現在の方式を継続していくことがよいのではないかと考えております。

  次に、(2)についてお答えいたします。こども医療費の窓口払い廃止につきましては、山口議員にご答弁申し上げましたとおり、本年7月診療分から実施する予定でございます。なお、ご質問の中に東松山市、川島町との子育て支援に対する格差について、町民の感想がございましたが、当町では川島町にはない児童館、ファミリー・サポート・センターによる子育て支援を行っていることや、保育行政では東松山市には待機児童がいますが、当町にはいないなど、小川町の子育て支援行政にも他に劣らない手厚いものがあることをお伝え願えたらありがたいと思っております。

  次に、(3)についてお答えいたします。こども医療費無料化を高校生まで広げることについての見解ということですが、議員ご承知のとおり、当町では平成20年度・21年度に2年連続してこども医療費の助成金交付対象年齢を拡大し、入通院とも県内でもトップの支援状況となっております。全国的には北海道の上ノ国町というところで、昨年の8月から18歳まで医療費負担を無料にしたという情報もありますが、通院については依然として多くの市町村が小学校就学前までとなっているのが現状でございます。来年度では窓口払いの廃止などを予定していることもあり、ますます子育て支援に対する財政負担は増加する傾向にあることや後期行動計画のアンケート調査においても「こども医療費の無料化は、義務教育終了までを希望する」という意見が多数を占めていることなどから、当面は現状を維持したいという考えでおります。

  次に、(4)についてお答えいたします。病児・病後児保育事業については、ご承知のとおり、病気の回復期に当たる集団保育等が難しい児童で、保護者の勤務の都合、傷病、事故、出産、冠婚葬祭等、社会的にやむを得ない事情によって家庭で保育が困難な児童の保護養育を行い、保護者の子育てと就労の両立を支援するものでございます。これまで次世代育成支援前期行動計画の中でも情報の収集等を行い、検討を行ってまいりました。現在策定中の後期行動計画では、病児・病後児対応型事業として、目標事業量を定員数7人、実施箇所数1カ所と定めて、平成26年までに実施する計画となっております。

  最後に、(5)ですが、子育て支援新型インフルエンザ予防接種助成の1月末現在の申請件数は447件で、予算執行率は15.2%でございます。今後の動向でございますが、既にかなりの対象者が罹患している可能性があり、国産ワクチンが余っている状況や流行が下火になっていることから、補正予算にも計上しましたが、執行率が大幅に増加することはないと判断しております。

  次年度に向けてどう考えるかとのご質問ですが、世界保健機関(WHO)が2月18日、来季のインフルエンザワクチンに新型の豚インフルを組み込むことを推奨すると発表するなど不透明ではありますが、来季の新型インフルエンザ予防接種について国の方針が決定され次第、対応してまいります。

  次に、ヒブワクチンについては、平成21年8月現在、全国で27自治体が独自助成を行っております。県内では蓮田市が行っておりますが、次年度新たに1市が独自助成を検討しているようです。小川町としても、議員ご指摘のとおり、国の責任において早急に実現していただきたいと考えております。独自助成については現在考えておりませんが、国の動向を見ながら検討してまいります。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 続きまして、2点目、4点目について、吉田政策推進課長。

          〔吉田利男政策推進課長登壇〕



◎吉田利男政策推進課長 柳田議員の質問事項2についてご答弁申し上げます。

  千葉県野田市は、市の公共工事や業務委託を受注する企業に対し、国が決めた最低賃金を上回る賃金支払いの義務づけなどを定めた全国初の公契約条例を制定されました。この公契約条例は、対象事業が予定価格1億円以上の公共工事と、1,000万円以上の業務委託契約のうち施設管理や清掃などに限定されており、これらの業務に従事する労働者の適正賃金の確保を目指したもので、一つのモデルケースとして認識はしております。

  町の公共工事や業務委託の設計は、埼玉県が定める統一単価で設計し、入札を執行しております。条例制定も含めた町の考えですが、国の最低賃金法を遵守しつつ、国の法整備等を見据えることとし、現時点では条例制定は考えておりません。

  続きまして、質問事項4についてご答弁申し上げます。利用者の電話等による利用申し込みによって運行するディマンド交通システムは、全国で160カ所以上において導入されております。

  このディマンド交通システムが相次いで導入されている理由としましては、路線バスの廃止が相次いでいることや自治体運営バスの財政負担の増大などから、それらにかわる新たな公共交通機関として考えられたものであると認識しております。

  本町におきましては、既存バス路線が5路線、タクシー会社が2社、さらには鉄道が2路線と、全国のディマンド交通システムの導入自治体に比べますと、公共交通機関につきましては非常に充実していると思われます。高齢者の交通手段を確保し、安心して毎日をお過ごしいただくためには、利用者の負担が少なくて済み、利便性が高いディマンド交通の必要性はあると認識しておりますが、現在のところは既存公共交通機関との関係、財政負担などの課題があり、その課題をいかに解消するかについて引き続き研究しているところでございます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 最後になりますが、3点目について、島田福祉介護課長。

          〔島田洋一福祉介護課長登壇〕



◎島田洋一福祉介護課長 質問事項3についてご答弁申し上げます。

  介護保険給付費準備基金をできる限り取り崩して保険料の軽減や利用料の減免を行うべきではないかとのご質問でございます。

  議員ご質問の中で引用しております平成20年12月25日の「介護従事者処遇改善臨時特例交付金担当者会議資料」と平成21年1月21日の「全国厚生労働関係部局長会議資料」の抜粋箇所を要約させていただきますと、議員ご指摘いただきました「本来は当該基金が造成された期における被保険者に還元されるべきものであり、これをできる限り取り崩し」とあり、この後に「基本的には次期計画期間において歳入として繰り入れ、保険料の上昇を最小限のものとするよう十分検討すべき」と示され、結んでおります。これは、第4期の介護保険料の設定に当たって示されたものであります。

  小川町におきましても、第3期に造成されたものを次期である今の第4期計画に繰り入れて保険料を上昇させることなく据え置くことができたものであり、第4期中に結果として造成される基金は、次期計画である第5期計画に繰り入れ、保険料の上昇を抑え可能な限り軽減できるよう活用してまいります。

  また、利用料の減免は定着できる制度として行うべきものであり、第4期計画期間の残りの2カ年あるいは1カ年という短期間でなく永続できるものでなくてはならないものとの認識から、準備基金を活用した減免は行うべきではないと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○千野寿政議長 再質問を許可いたします。

  柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 議長の許可をいただきまして、資料を2枚お手元に配付させていただきました。資料1、1ダッシュとそれから資料2です。

  学校給食について資料の1の学校給食費にかかわる会計処理による相違点というところをご参照いただければと思います。

  まず最初にお断りいたします。憲法に立ち返れば、義務教育費は本来国の責任において無料であるべきであります。そのことはまず申し上げておきます。小川町でも残念ながら少子化が進みまして、今回いただきました122条報告によりますと、給食の提供数が2,644食前後ということになっています。議会の中でも何度か伺いました。今の現在の給食費で安定的に提供できる数が3,000食がボーダーラインということでした。今は3,000から大きく割り込んでおります。いわゆるデフレ効果と言うべきかどうかわかりませんけれども、物価が安定をしているということ、それからもちろん関係各所、関係者の努力で来年度も値上げは行われないということで、私もほっとしているのですけれども、依然子供の人数というのは減り続けておりまして、果たして現在の給食費でこれからも品質を保持していくことができるのか、そのことを懸念をしております。

  お手元にありますのは、群馬県の教育委員会が出したものなのですけれども、平成20年にすべての市町村が公会計に移行をいたしました。課長がおっしゃるとおり、滞納の部分の理由がかなり公会計に移るのには多いというふうに認識をしております。小川町の場合には、教育長もご答弁を以前いただきましたけれども、もちろん先生方、関係各所のご努力があることなのですけれども、滞納がないと。あっても少額であって、回収もされていると、そのことについては承知をしております。しかし、滞納対策で公会計に移すということよりも、別の視点で公会計に移行することについてちょっと述べたいと思うのですけれども、公会計に移すということでこの学校給食というものが義務教育として町の責任で行われるということになると思います。以前から議会の中で主張あるいは提言しておりますけれども、材料が上がったとしても町がある意味では一般会計から繰り入れて補てんをすることが容易になってくる、あるいは農業政策ということで地場産米をもっと活用をする。なかなかその2カ月か3カ月の分は確保できても、どうしてもその買い支えをするということになると、材料費の部分で難しいと。そうであれば地場産米の野菜を多く使うという農業政策の一環として独自性が発揮できるのではないかと。

  先日、厚生文教常任委員会で太田市を視察いたしました。少子化対策ということで、第3子は給食費を無料にしております。ソフト面で教育環境の整備がされて、子育てをしている若い世帯の対策として給食費が第3子が例えば補助ができるとか無料が進むと、値上げもされないで安定して供給ができるという安心感の中では若者の定住化にもつながるのではないか。近隣では4町が比企郡内では公会計に移行していると、滑川町とそれからときがわ町、川島町と吉見町の4つだったと思います。

  きょう午前中に発表になったかと思うのですけれども、この滑川町については学校給食が無料になるという話を聞いております。無料になれば公会計も私会計も関係はないのですけれども、繰り返しますが、例えば太田市で第3子に給食費の無料を進めるというまち独自の施策ということを考えますと、公会計に移すということについてもご検討してみるべきではないかというふうに思うのですけれども、この点について教育長あるいは町長、いかがお考えでしょうか。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  関根教育長。



◎関根則夫教育長 ご回答申し上げたいと思います。

  今学校給食のこの公会計と、また私会計との相違点のほうの資料等もいただきました。そういう中でまだまだ私どもも研究が進んでいる段階でございませんので、いろんな部分からメリットあるいはデメリット等考えていきたいな、このように思っております。ただ、今議員さんのおっしゃるように、教職員等のその仕事の軽減化というのですかね、そういうふうなことについてもご配慮いただいているということに対しましては、感謝申し上げたいと思いますし、今私ここで即答で検討はしていきますけれども、こうするということは述べられないのですけれども、それについてはご理解いただきたいと思います。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 私自身もまだまだ検討しなくてはいけない部分もちろんあると思いますけれども、どういう方法が施策としていいのか。町長、このことについては教育畑で学校給食ということの今の部分では教育長なのですけれども、首長としてすべてにかかわってくるということになりますけれども、町長はどういうふうにお考えになるでしょうか。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  笠原町長。



◎笠原喜平町長 基本的には私は、自分で食べるものは自分で準備するのが建前だと思います。しかし、今のお話をお伺いしておりまして、全国的な動きがあることはよくわかりました。ただ、実際に生活が非常に厳しいという、そういったものであれば、今の時点では私は生活のほうの補助のほうで減免対象になる、そういうふうな考えは、柔軟な考え方はあってもいいと思うのですけれども、すべて公会計に持ってくるほどの今財政的な余裕はないと、そういう現状の中ではしばらくは時間をかけながら研究検討するしかないかなと、そんなふうに思っています。

  以上です。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 柳田でございます。

  今の段階ですと、安定した供給ができるということなのですけれども、将来のことについて、確かに値上げがされていくと一般会計からの繰り入れというような形にもなる可能性もありますし、滞納がもし仮に、今はないのですけれども、進んだときに、滞納する方がふえたときに、一般に給食費を払っていらっしゃる方の中にしわ寄せが来るというような懸念も、相違点という中では出ておりますので、十分研究を今後していただいて、どのことが町民にとってベストなのか考えながら進めていっていただきたいというふうに思います。

  次に進ませていただきます。窓口払いの廃止について、まず議会で数限りなく提案をさせていただきました。子育て支援の大きな柱であるこども医療費の無料化が、昨年中学卒業まで拡大されて、今回窓口払い廃止に踏み切られたことについては、敬意を表したいと思います。ありがとうございます。

  その上でお伺いいたします。畳みかけるようで恐縮なのですけれども、今3医療というか、子育てにかかわる部分でひとり親家庭の医療と、それから重度心身障害医療、この対象になる同じ中学3年、15歳ですか、のお子さんの窓口払いの廃止については、どうこれから考えていかれるのか伺いたいと思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  福島子育て支援課長。



◎福島進子育て支援課長 お答え申し上げます。

  今3医療につきましてですが、現在のところ県内におきましてもこども医療につきましては一定の窓口払い廃止について進んでおりますが、他の部分についてはいまだその償還払いが多い状況にございます。小川町につきましても介護福祉課の担当課長とも今まで協議してまいりましたが、現在のところすぐそういった方向に転換するという考えは今のところございません。

  以上でございます。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 特にひとり親あるいは重度心身障害医療の親御さんあるいは子供さん、非常に通常の親御さんよりもかなり厳しい状況かなというふうに思っております。なかなか進んでいないというのは、県との絡みがあったり、医療の部分でそこら辺で町独自でやるというのがなかなか難しいというところもあることは理解をしておりますけれども、その点についてやはりよく公平でというふうにおっしゃるのですけれども、そこの部分についても困難なところはよく理解はしますけれども、制度的に変えていくのが困難なことは理解いたしますけれども、その点について前向きに検討されていくという、またそれが難しいということであれば、例えば窓口払い廃止に踏み切った自治体等とも連携をしながら進めていくというようなお考えはありませんでしょうか。



○千野寿政議長 暫時休憩いたします。

                                 (午後 2時40分)

                                         



○千野寿政議長 再開いたします。

                                 (午後 2時41分)

                                         



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  島田福祉介護課長。



◎島田洋一福祉介護課長 ご答弁申し上げます。

  ただいま福島子育て支援課長が申し上げたというか、ご答弁申し上げたとおり、県内の動向あるいは全国の動向を見ましても、重度医療、それとひとり親につきましては検討が進んでいるというか、実施している市町村が、自治体が数多くありません。今の段階で前向きというご答弁をということなのですけれども、前向きにという答弁は現時点では申し上げることができません。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 柳田です。

  また、次にお伺いをさせていただきたいと思いますので、今回はここで引かせていただきます。

  病児・病後児保育について。このことについては前期行動計画作成のときから私自身も要望しておりましたし、以前子供を持つ働く母親の一人として非常にこの病児・病後児保育については、いつもつらい思いをしてまいりましたので、ぜひ小川町で進めていただきたいという思いがありました。今回新規事業として整備をされる1カ所整備をされるということについては、大変うれしく思っております。

  前期のホームページでアンケートの内容を見せていただきましたけれども、前期と比べましても行動計画(案)の中で病児・病後児保育を望む声が比べて非常に多くなっているということで、働いている親がふえてきたということが実感できております。平成26年までの5年間の間に1カ所ということなのですけれども、早い時点で前倒しというか、進めていっていただきたいと思うのですけれども、埼玉県のホームページに病児・病後児保育を実施している自治体と施設の場所が掲載をされておりました。近隣では、以前にもご紹介しましたけれども、鳩山町が保育園の施設内で病児・病後児保育を行っているのですけれども、多くは病院の施設内にあるようです。以前この病児・病後児保育で伺ったときに、他の自治体で合同ということも考えないとなかなか一つの自治体でというのは難しいという話もされたのですけれども、私は町内にあるのが、もちろん望ましいというふうに思うのですけれども、施設はどういうふうに今検討されているのか。そこら辺がもし今の段階で表明できる、公表できることがあれば伺いたいと思います。



○千野寿政議長 福島子育て支援課長。



◎福島進子育て支援課長 お答え申し上げます。

  具体的にはまだ検討という段階には入っておりません。内容につきましては、前期のときから担当課としていろいろ考えはありました。なかなかこの他の町村の実態を見ても、前にもお話しいたしましたが、例えば鳩山町にしてみても現在500万円弱の委託料を支払って施設に事業をお願いしているという中で、年間50人ぐらい、50日ですか、の利用という実績だそうです。補助金がつきますので、実際にはその3分の1程度の町の持ち出しでできるということでございますので、お金だけではないということもございますので、今後とも中身についてはより効果的な方法で開けるように検討を進めてまいりたいというふうには思っております。今のところ私の考えでは、やはり病院等の施設内にお願いして開設するのがベターではないかというふうには考えております。

  以上でございます。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 近隣では本当にもう鳩山町です。大きなところも今の時点では病児・病後児保育を実施しているところは少ないと思います。もし小川町が先駆的に進めていただくということになれば、非常に近隣の中でもそういう意味での刺激にもなりますし、何としても前倒しでこの病児・病後児保育、26年、5年間あるとはいえ少しでも早く実施をしていただきたいというふうに要望させていただきまして、次に移らせていただきます。よろしいでしょうか。

  新型インフルエンザのことについてです。季節性のインフルエンザが通常12月ぐらいから今の時期ぐらいまで続くのですけれども、今回の流行というか、新型ではなく季節性インフルエンザの流行はどうだったのか。数字等もしつかんでいるようでしたら教えていただきたいと思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  関口健康増進課長。



◎関口吉男健康増進課長 お答え申し上げます。

  季節性インフルエンザの町内の流行状況、数字については、実は把握しておりません。議員ご指摘のとおり、新型インフルエンザがはやったことも影響しているのだと思うのですけれども、季節性のインフルエンザについては病院等のちょっと話を聞きますと、ほとんど小川町でもはやっていないのではないかという状況でございます。

  以上でございます。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 今はちょっと私も意識して聞いていないのですけれども、流行中は毎日防災無線で手洗い、うがいを呼びかけておられました。また、さまざまなメディアが手洗い、うがい、それからマスクの着用など予防を呼びかけておりました。その効果というか、本来冬場に流行する季節性のインフルエンザ初め、手洗いやうがいでいわゆる一般の風邪とか、そのほかある程度防止ができるようなものの発症が少なかったのではないかなというふうに、これは数字も正確なのはつかんでいないとおっしゃって、私も何か感覚的なことなので非常に申しわけないのですけれども、そのような気がしております。

  新型インフルエンザの対策については、町も行動計画をつくられているので、豚インフルの話も出ましたけれども、強毒性になるともっと高いものが要求されるのですけれども、基本的なシミュレーションというのは1回通り過ぎたという言い方も変なのですけれども、1回そういうことがあったので、シミュレーションされていると思うのですけれども、具体的にどういう部分が今後必要とされると思われるのか。そこら辺についてはどうお考えになっているでしょうか。次の次年度の流行に備えてということなのですけれども。



○千野寿政議長 関口健康増進課長。



◎関口吉男健康増進課長 お答え申し上げます。

  確かにやはり一番今回の新型インフルエンザの流行を見て、情報等がなかなか伝わりづらかったというのがございました。そういう意味では、この経験を踏まえて町の医師会との連携を強化しながらしていかないと、やはり町民が正しい情報を入手できない。さらに、今回の状況を見ても、接種の状況を見ても、新型インフルエンザが始まったとき、非常に予防接種が始まったときはもう流行がかなりピークに達している時期に始まっていると、そのような状況でございましたので、非常にそのワクチンの流通含めてもそうなのですが、必要なときに必要量のインフルエンザのワクチンが確保できていなかった、そのことがやっぱり一番の混乱をもたらした原因ではないかというふうに判断しています。そういう意味では、国産ワクチンの製造含めて、やはりその辺がちゃんと国のほうで確実に確保していただき、それがそれぞれの町内医療機関に県から今回渡りましたけれども、うまく流通できる体制、そういうものを含めて来年度に向けてはやはりその辺の国との体制、またはこちらの体制としては実際すべて予防接種については医師会の協力なしにできないわけですから、ことしの経過を踏まえて医師会とどこまで、東京なんかでは集団的なことをやったところもあるようですけれども、その辺を含めて医師会と早目に次年度に向けての連携強化に向けたやっぱり話し合いをしていきたいというふうに考えております。

  以上です。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 今課長がおっしゃったように、非常に国自体も対応がもちろんワクチンの製造の関係などからだと思うのですけれども、非課税世帯の無料の接種などの方針が出たのは、既にもう流行の一山が越えたというか、そういう状況でした。新聞などでも報道されましたし、12月に補正を組んで、小川町としても独自助成を踏み切られました。これは実施しない自治体がある中で町が独自助成を踏み切ったということについては、大変評価をさせていただきたいと思います。来年度に当たっても国の動向を待つということではなく、もしそういう流行期が起きた場合には、予防接種はどういうふうにするのか。子供たちの、特に小さいお子さんとか、それから学童期の子供さんたちの予防接種をどういうふうにするのか、そういうことも今回のを踏まえていち早い対応というか、予算の部分も含めて考えていっていただきたいというふうにここのところは要望させていただきます。

  それから、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンのことなのですけれども、やはり基本的には第1類ということで予防接種の中に、国の中に組み込んでいくべきだというふうには思うのですけれども、それはもうもちろんなのですけれども、自治体によっては本当に少ないのですけれども、ヒブなんか全国的にも少ないですし、県内でも実施をするというふうなのは2カ所今度合計ということなのですけれども、私はもちろん全額補助しているところは、それこそ2万円、3万円するようなところですので、ないのですけれども、町の姿勢として本当にわずかな金額の助成しかできないにしても、町が助成をしますよということでその啓蒙や啓発の宣伝のきっかけになるのではないかというふうに思うのです。このときにヒブは、ワクチンの接種で発症を防ぐことができるということがかなり言われておりますので、住民の健康を守るという、そういうスタンスを示していくことが必要なのではないかと思うのですけれども、町長いかがでしょうか。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  笠原町長。



◎笠原喜平町長 住民にとって安心を与えるというか、住みよい町という意味では、そういうふうな看板を掲げることは非常に大切だということは承知しておりますけれども、何といいましても今の状況の中では、看板を掲げるところまでいきませんけれども、やはり私ども行政というのは住民の生命とか財産をきちっと守るというのが前提でございますので、状況によっては柔軟な対応を進めていきたいと、そういうふうな考え方は持っております。

  以上です。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 柳田です。

  ぜひ柔軟な対応で今後とも進めていっていただきたいというふうに思います。

  質問事項2に移らせていただきます。よろしいでしょうか。

  公契約条例についてなのですけれども、これも資料2でお渡しいたしました。ホームページ、野田市の例規集からとったものです。その前に、小川町なのですけれども、公共工事あるいは委託業務で公共事業の発注は、昨年どのくらいあったのか。それこそ金額によっては小規模のものから何千万円というものもあるかとは思うのですけれども、何件ぐらいあったのか、概略でも結構ですけれども、どのくらいあったということ。

  それから、そこで働いている労働者の方たちの賃金について、実態調査なり把握はされているのかどうなのか、そこを伺いたいと思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  吉田政策推進課長。



◎吉田利男政策推進課長 お答えいたします。

  昨年度というお話でございますけれども、もう今年度も残り1カ月でございますので、昨年4月からこの3月までという意味合いで、平成21年度でご容赦願いたいと思います。直近でございますけれども、公共工事につきましては76件ございました。それから、業務委託につきましては25件が、それぞれ入札によりましての落札件数でございます。

  それから、労働者の賃金の実態把握等でございますけれども、先ほどご答弁で申し上げましたが、町の設計につきましては県が定めた統一単価で設計しておりますので、町では賃金の把握等はしてございません。しておりません。

  以上でございます。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) お手元に野田市の公契約条例がありますけれども、その前文にこういうふうに書いてあります。「地方公共団体の入札は、一般競争入札の拡大や総合評価方式の採用などの改革が進められてきたが、一方で低入札価格の問題によって下請の事業者や業務に従事する労働者にしわ寄せがされ、労働者の賃金の低下を招く状況になってきている。このような状況を改善し、公正かつ適正な入札を通じて豊かな地域社会の実現と労働者の適正な労働条件が確保されることは、一つの自治体で解決できるものではなく、国が公契約に関する法律の整備の重要性を認識し、速やかに必要な措置を講ずることが不可欠である。本市は、このような状況をただ見過ごすことなく、先導的にこの問題に取り組んでいくことで、地方公共団体の締結する契約が豊かで安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することができるよう貢献したいと思う。この決意のもとに公契約にかかわる業務の質の確保、及び公契約の社会的な価値の向上を図るため、この条例を制定する」というふうにあります。

  この公契約の条例をごらんいただけるとわかるのですけれども、まず目的のところで、野田市の条例というのは、公共工事、公共サービスの質の確保などが目的であって、下請あるいは孫請で働く労働者や派遣労働者にも適用されると。それから、農水省や国交省が公共事業の積算に用いる労務単価、市職員の給与条例を勘定して賃金の最低水準を決めるとしています。労働者側からの違反の申告があれば、市が調査をして是正命令を出して、是正されない場合は契約解除や事業者名の公表を定めるというふうにうたっています。

  ただ、まだ不整備というか、当面は予定価格1億円以上の公共工事と1,000万円以上の業務委託契約に限定をされるということで、いわゆる一人親方の扱いというのが課題になっているというふうにはなっていますけれども、非常に全国市長会の中でこの公契約、決議というか国に提言をされているのですけれども、なかなか国が今まで進めてこなかったということで、野田市がいち早くというか踏み切ったわけなのですけれども、なかなか一つの小さいまちで条例をつくってという部分では非常に厳しいというふうには思うのですけれども、小川町議会で平成19年の3月議会なのですけれども、公共工事における建設労働者の適正な労働条件に関する意見書、これを全会一致で国に提出をしております。議会の中でもやはりその公共工事の適正な労働条件で建設労働者に対しての適正な労働条件ですべきという意見書が提出されて、この意見書が提出された自治体が39都道府県、756の自治体で意見書が締結をされているということなのです。

  平成22年度の予算書を見ますと、住民税自体はホンダ効果というかありまして、上がっている部分もあるのですけれども、個人の住民税は3,614万円落ち込んでおります。少なくとも住民の税金を使って発注する工事や発注については落札価格安ければいいということだけではなくて、人間らしい労働条件で働く環境を確保する責任があるというふうに思うのですけれども、なかなかその公契約条例も含めて一自治体でというのは難しいというのもわかるのですけれども、全国的には少しずつ認識がされておりますが、町長このことについて今後どういうふうな形で進めていくのか、伺いたいというふうに思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  笠原町長。



◎笠原喜平町長 お答えいたします。

  私ども行政の立場から見ますと、公共工事は一円でも安いほうがいいというのは、町民の税金を使ってやる工事ですから、安いほうが住民の負担が少なくて済むということにつながるだろうと、そんなふうに考えておりますけれども、それが議員おっしゃるとおりに、仕事の質に影響があるとすれば、これは考えなければならないかなと、そんなふうに思っておりますけれども、昨年の秋にたしか時間当たり735円が最低賃金というふうに決定して、私どもはそれは十分かどうか守られているという前提に立って物を考えておりますので、今の時点ではまだまだ国、全国的な状況を見ながら研究してまいりたいと、そういう状況でございます。

  以上です。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) この公契約条例については、議会で初めて取り上げますので、今後さまざまな形でご提案をさせていただきたいというふうに思います。

  1点だけ、先ほどご紹介しました野田市なのですけれども、「公契約条例で初の入札、国の最低賃金上回る」という、これは共同通信なのですけれども、千葉県野田市が2月の26日、国の最低賃金を上回る給与の支払いを義務づけることができる公契約条例に基づいた全国初の入札結果を明らかにした。市によると、入札したのは2010年度の市役所本庁舎などの施設の清掃業務委託や運転管理など15の委託業務事業。落札業者はいずれも市が独自に定めた時給829円、国が定めた地域別最低賃金より101円高いを確保した。15事業はいずれも継続事業で、09年と比べると落札価格は計700万円上回ったという賃金確保分を反映したと見られると。根本市長は、この条例によりワーキングプアが少しでも是正できたなどとコメントしたというふうな共同通信社の記事があります。

  確かに税金を払う側として安価で、しかも高品質なものをという要求はあります。ただ、結局発注をする場合には、大量生産の中でコストを下げるという中で、その1社だけではなく、下請あるいは孫請にそれが下がっていく中で、最終的には品質を落とさないということになれば、労働者の人件費を削っていくと、買いたたくということになってしまいます。いわゆる官製のワーキングプアをつくらないという、そこの部分でもひとつ考慮の中に今後入れていっていただきたいというふうに思います。また、伺いたいというふうに思います。

  次に……



○千野寿政議長 ここで暫時休憩をいたします。

                                 (午後 3時05分)

                                         



○千野寿政議長 再開いたします。

                                 (午後 3時15分)

                                         



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) では、次に介護保険について質問をさせていただきます。

  お手元に資料として配らせていただきました資料1のダッシュをご参考にしていただければと思います。図の1なのですけれども、町が出しまして私どももいただきました介護保険事業計画、第4期の介護給付額の見込みより抜粋をいたしました。計画の中で黒くなっているところ、標準給付費見込額というところで、21年度、22年度、23年度、3カ年の見込みが記入をされております。21年度が見込みとして18億8,232万2,000円でした。補正を今回いただきまして、補正を見ますと、図2をご参照ください、18億9,230万円ということで、1,000万円ほど給付が伸びております。この中には高額療養の合算の部分、21年度の予算では58万円だったのですけれども、補正で622万円これも含んでおります。その地域支援事業の地域支援事業費、平成21年度4,943万円を見込んでおりました。今回の補正には、ちょっと私も前の調べればよかったのですけれども、地域支援事業の補正がありませんでしたので、金額的に幾らになったのか、ちょっと申しわけない、わからないのですけれども、基金として積み立てを、補正では494万円、トータルで4,053万4,000円積み立てました。平成20年度の計画を見ますと、19億7,969万円。予算の中では19億6,576万円、地域支援事業は5,199万円、予算として4,989万円ということで、べらぼうに給付がふえているという決算の結果でもないし、それからべらぼうに今後ふえていくという予算でもないというふうに私は思いました。

  以前から介護保険料が高いということの中で、小川町高齢者実態調査報告書が出ておりまして、自由記入の意見欄のところに「保険料が高い」という住民の皆さんたちの声が寄せられております。そういう保険料が高いという声はあるのですね。1つご紹介しますと、「年金生活者ですが、現在は健康状態もよく、月1度の通院で投薬治療を受けている。高齢者医療保険料と国民健康保険料を合わせると、以前より年間2万6,000円増、介護保険料も妻と合わせて約9万5,000円を支払っております。将来要介護にならない自信を持っているが、保険料が高いゆえ生活が苦しい」と、そういう内容のアンケート、自由記入欄にたくさんあります。

  私は、いろんな中で本当にいただいた資料だけなので、詳細な数字は違っている部分がもしかするとあるかもしれませんけれども、2億500万円から昨年1億2,180万円を取り崩して、基準額を据え置きされました。もっと下げられたのではないかというふうな、そこのところでまた話をいたしましたけれども、今回12月で2億円準備基金があると。これを足すのかどうなのかはちょっと私も確認はしていないのですけれども、基金に積み立てるとしてまた4,050万円積み立てをするということで、介護保険の保険料が単年度でも安くなるのではないかと。確かに3年間の計画なのですけれども、単年度で下げても下げてはいけないというふうにはなっておりませんし、非常に生活が大変という中で、もちろんすべてを取り崩すというふうには申しませんけれども、そういう配慮、今のこの生活状況の中で実態の中で切り崩して、少しでも保険料を来年度に今もうこの時期ですので、来年度になるとは思うのですけれども、そういう配慮というか考慮はされないのかどうなのか、その点いかがでしょうか。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  島田福祉介護課長。



◎島田洋一福祉介護課長 ご答弁申し上げます。

  まず、小川町のということで限定してよろしいのだと思います。介護保険料が高いというご指摘、自由記入欄にアンケートの中にあったという、数がどうなのかわかりませんけれども、あったということです。これにつきまして私どもは、何を基準に高いというのかなかなかわかりにくいのですけれども、もうこれ周知の事実なのですけれども、小川町におきましては、月額で申し上げますと3,880円を3期から4期に据え置いたということでございます。これを何をもってというのは数字をもってしかないので、他と比較してということで絶対のその基準ではなくて相対の基準ということで申し上げます。県の平均、これはもう周知の事実です。県平均が第4期については3,722円でございます。これは県内で3,722円というのは、その前の3期が3,581円から3,722円に県平均では上がりました。おおむね2,000円はいきませんけれども、500円ですね。200円はいきませんけれども、100円強の値上げになっております。小川町はこれを据え置いて、小川町の3,880円に限りなく県平均も近づいてきたということであります。

  それと、全国平均で申し上げますと、4,090円が3期だったものが4,160円、これも100円弱引き上げ、70円程度ですか、引き上げを行っております。県平均で見ますと、小川町はどちらかというと平均より若干高い水準に位置しておりますけれども、全国平均で見ますとまだ低い水準を保っていると思います。そういったことで、何をもって高いかというのは、それはその人その人の生活水準も当然あるでしょうし、他との比較もあるでしょうけれども、私ども保険者とすると適正な価格、あくまでもその保険というのは永続するものでなくてはならないという認識から、乱高下させてはならないという認識を持っております。安定という中には保険料のその水準も安定を保つということが基本的に求められると思っております。

  そんな中で、単年度について引き下げとのご指摘でございますけれども、そういったことは現時点では1年度、2年度、例えば22年度、来年度あるいは23年度を取り崩して極端な引き下げを行うということは、現在のところは考えておりません。

  以上でございます。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) 下のほうに介護保険料の比較がございます。これは年額でございますので、課長がおっしゃった基準額に直して12で割っていただくと、私も小川町が断トツに高いというふうには申し上げておりませんし、ときがわ町は5万6,100円で、小川町は4万6,560円ということで、そういうことで申し上げているのではなくて、全体的に保険料も後期高齢者もこれもあって、とにかく負担が大きいのだと。介護保険料が私もぎりぎりいっぱいやっているのだったらそういうふうに申し上げないのですけれども、ある程度準備基金があって余裕があるではないかと、そうであれば介護保険の中で余裕がある分を少し削れば、総体的な負担が減るのではないかというふうに申し上げているところなのです。

  国保税の比較なのですけれども、これはちょっと率がばらばらなので、一定の数を入れて申し上げた、入れてみたのですけれども、単位は円なのですけれども、この中では国保税は小川町がやっぱり一番高いのですね。これは夫婦で子供さんがいて40歳以上ということなので、所得が300万円ということで、ある意味ではある程度の収入がある方の比較なので、この比較の高齢者の方との比較ということの中には入らないのですけれども、やっぱり高齢者の方国保を払っていらっしゃるので、比率的には同じような比率になるのではないかなというふうに思うのです。そういう意味での余裕があるのだったら、ことしはもう予算をつくってしまったということなので、例えばその次の年度を考えるとかそういうことはどうなのかというふうに申し上げたところなのです。ほかのもありますので、これはもうずっと取り上げてきていることなので、これ以上言ってもそのままだと思いますので、問題提起をさせていただきます。

  次の23年度の予算にぜひ反映をしていただきたいというふうに、単年度でそのまま次また変わっていきますので、そういうふうに要望しておきます。

  次に移らせていただきたいというふうに思います。最後になりました。交通手段の確保なのですけれども、午前中に山口議員が質問されまして、ほぼ回答をいただいて、私も疑問に思っていること、それから提言したいことに話が及びました。あしたは杉田議員が、やはり交通網の確保ということで質問をされております。再三再四、山口議員もそうですし、私自身も住民の足の確保ということでは議会の中で何回か取り上げてまいりました。やはりそれだけ住民の皆さんの要望が高いからこそではないかというふうに思うのです。こども医療費の窓口払いについて医療費の中学3年まで選んで進めていただいて、窓口払いの廃止についてもやはり再三再四取り上げてきた。これはやっぱり住民の要望、住民の皆さんたちの要望が多いからだと思うのです。

  そういう中で、確かに私も道路運送法の絡みとかさまざまなものを調べたときに、小川町は交通環境が曲がりなりにも整備をされているということも存じておりますし、いろんな意味で難しいところ、困難なところはそれを承知してあえて申し上げるのですけれども、その先ほど申し上げました高齢者実態調査の自由意見欄の中に、やっぱり交通手段の確保というのがあります。それから、これは循環バスということなのですけれども、ある団体の方が署名を集められて、1,000筆以上、循環バスをという声があるということなのですけれども、ぜひとも研究ということでまたお話をいただいているのですけれども、今までの研究と今度の研究と全く同じなのか。それとも、もっと1歩も2歩も山口議員もおっしゃっていましたけれども、前進をする研究なのか。そこら辺の行政用語が私もよく理解できませんので、そこの点について伺いたいと思います。



○千野寿政議長 答弁を求めます。

  吉田政策推進課長。



◎吉田利男政策推進課長 お答えいたします。

  午前中の山口議員さんにご答弁申し上げましたように、まず庁舎内の関係する課で集まって、それでいろいろなものを協議をしていくということからスタートしたいということでございます。今までは私ども所管課のほうで調査研究をさせていただいたわけでございますけれども、やはり担当課、例えば関係する課ですね、そうすれば高齢者の方たちも含める、扱っている担当している課ですね、そういう担当課の職員ともいろいろ意見交換もできますし、そういう意味では1歩も2歩も少し前進したのかなとは考えております。

  以上です。



○千野寿政議長 柳田多恵子議員。



◆1番(柳田多恵子議員) もう3年、4年、もちろんもっと前の循環バスからまた住民の足の確保からすれば、もう何年も住民の皆さんの交通手段の確保というのは、さまざまな形は変えながらも確保してほしいという声は綿々と続いております。今2歩も3歩も、1歩2歩ではなくて、2歩も3歩も進むということを理解をさせていただいて、質問を終わらせていただきます。

  ありがとうございました。

                                         



△散会の宣告



○千野寿政議長 本日の日程はすべて終了いたしました。

  本日はこれにて散会いたします。

  お疲れさまでした。

                                 (午後 3時30分)