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埼玉県 越生町

平成27年  6月定例会(第2回) 06月02日−議案説明、質疑、討論、採決−01号




平成27年  6月定例会(第2回) − 06月02日−議案説明、質疑、討論、採決−01号







平成27年  6月定例会(第2回)





           平成27年第2回(6月)越生町議会定例会
議 事 日 程 (第1号)

                           平成27年6月2日(火)午前9時30分開会

日程第 1 会議録署名議員の指名                                
日程第 2 会期の決定                                     
日程第 3 諸般の報告                                     
日程第 4 行政報告                                      
日程第 5 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて(越生町税条例の一部を改正する条例)
日程第 6 承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて(越生町国民健康保険税条例の一部を改
             正する条例)                             
日程第 7 承認第 3号 専決処分の承認を求めることについて(越生町介護保険条例の一部を改正する
             条例)                                
日程第 8 議案第25号 越生町税条例の一部を改正する条例                   
日程第 9 議案第26号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う
             関係条例の整理に関する条例                      
日程第10 議案第27号 越生町教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例     
日程第11 議案第28号 越生町教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例     
日程第12 議案第29号 平成27年度越生町一般会計補正予算(第1号)             
日程第13 議案第30号 平成27年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       
日程第14 請願第 1号 日本を「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法、「国際平和支援法」
             =「戦争法案」に反対する意見書の提出を求める請願           

出席議員(11名)
     1番   水  澤     努  君      2番   木  村  正  美  君
     3番   宮  島  サ イ 子  君      5番   宮  ?  さ よ 子  君
     6番   吉  澤  哲  夫  君      7番   木  村  好  美  君
     8番   田  島  孝  文  君      9番   長  島  祥 二 郎  君
    10番   神  邊  光  治  君     11番   浅  野  訓  正  君
    12番   新  井  康  之  君

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  町   長   新  井  雄  啓  君   副 町 長   岩  ?  鉄  也  君

  総 務 課長   大  沢  昌  文  君   企 画 財政   三  浦  道  弘  君
                          課   長

  会計管理者   長  島  勝  己  君   税 務 課長   奥  泉  隆  雄  君

  町 民 課長   松  本  和  彦  君   健 康 福祉   山  口  博  正  君
                          課   長

  子育て支援   清  水  広  美  君   産 業 観光   池  田  好  雄  君
  課   長                   課   長

  まちづくり   石  川  精  一  君   水 道 課長   町  田  和  久  君
  整 備 課長

  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   竹  田     聡  君

  生 涯 学習   福  島     勲  君   生 涯 学習   関  口  幸  男  君
  課   長                   課 長 補佐
                                              
本会議に職務のため出席した者の職氏名
  事 務 局長   町  田  憲  昭      書   記   福  田     実
  書   記   深  田     智



                                              



△開会及び開議の宣告



○議長(新井康之君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、平成27年第2回越生町議会定例会を開会いたします。

  これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時29分)

                                              



△議事日程の報告



○議長(新井康之君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第1号のとおりです。

                                              



△会議録署名議員の指名



○議長(新井康之君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において

     5番  宮 ? さよ子 君

     6番  吉 澤 哲 夫 君

     7番  木 村 好 美 君

 を指名いたします。

                                              



△会期の決定



○議長(新井康之君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。

  それでは、閉会中の調査及び審査となっておりました今期定例会の議会運営委員会が去る5月27日に開催されておりますので、その報告を求めます。

  神邊光治議会運営委員長。

          〔議会運営委員長 神邊光治君登壇〕



◆議会運営委員長(神邊光治君) おはようございます。それでは、議会運営委員会の報告を申し上げます。

  去る5月27日午前9時30分より、役場委員会室におきまして、委員全員の出席をいただき、6月定例議会の会期日程及び議事日程を審議するため委員会を開催いたしました。その経過と結果について報告を申し上げます。

  閉会中の調査及び審査となりました6月議会の運営に関する事項について審議するため、執行部側より総務課長の出席を願い、平成27年第2回定例議会に提出される議案についてそれぞれ説明を求め、会期及び議事日程を慎重に審議いたしました。

  今定例議会は、配付してあります会期日程表のとおり、6月2日から4日までの3日間と決定いたしました。

  6月2日には、承認第1号から議案30号の提案説明、質疑、討論、採決を行い、その後、請願第1号を議題とすることといたしました。6月3日に4名、6月4日に4名の一般質問を行い、全日程を終了し、閉会することといたしました。

  以上、平成27年第2回定例会の会期及び議事日程を全員異議なく決定した次第であります。

  以上で議会運営委員長の報告といたします。



○議長(新井康之君) お諮りします。

  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月4日までの3日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、会期は本日から6月4日までの3日間と決定いたしました。

                                              



△諸般の報告



○議長(新井康之君) 日程第3、諸般の報告を行います。

  まず、今期定例会に説明員として出席通知のあった者の職氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

  また、越生町監査委員から、平成27年2月、3月、4月分に関する例月出納検査結果の報告があり、議会事務局に保管してありますので、ご了承願います。

  次に、町長から、議案6件、承認3件の提出がありました。

  また、平成26年度越生町一般会計繰越明許費繰越計算書について、平成26年度越生町一般会計事故繰越し繰越計算書について、それぞれ報告があり、お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。

  本定例会までに受理いたしました陳情1件がありましたので、お手元に配付いたしましたので、報告いたします。

  次に、3月議会以降の主な会議の状況を報告します。

  3月25日には、坂戸・鶴ヶ島消防組合、西入間広域消防組合消防指令センター開所式が坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部で開催され、出席しました。

  4月28日には、議会ゆうパーク検討委員会で、毛呂山町の山根荘及び日高市の高麗の郷を視察研修してまいりました。

  5月18日には、入間郡町村議会議長会定期総会が三芳町役場で開催され、出席しました。

  6月1日には、埼玉県町村議会議長会臨時総会が埼玉県県民健康センターで開催され、出席しました。

  以上で諸般の報告を終わります。

                                              



△行政報告



○議長(新井康之君) 日程第4、行政報告を行います。

  町長から行政報告の申し出がありましたので、これを許します。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶と行政報告を申し上げます。

  初めに、5月14日の午後2時ごろに発生いたしました成瀬地内の火災につきましては、幸いにも人的被害がなかったことが何よりでございますが、住宅や車など4軒が類焼しましたことは、まことに残念でなりません。被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。特に越生消防団の皆様には、7時間にも及ぶ消火活動にご尽力いただき、このことに対しまして改めて深く感謝を申し上げます。

  さて、アジア情勢では、4月25日にネパールで大地震が発生いたしました。8,000名を超える多数のとうとい命が犠牲となりましたことは、まことに痛ましい大災害でありました。ご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を願う次第でございます。

  国内では、5月2日に「軍艦島」や「八幡製鉄所」など8県にまたがる「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの諮問機関から登録を勧告され、6月の最終決定が待たれるところでございます。

  また、経済状況では、個人消費の持ち直しなど緩やかな回復傾向が続いており、今後のさらなる経済対策に期待したいと思っております。

  さて、本日ここに平成27年6月議会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙のところ、ご健勝にてご参集賜り、重要案件についてご審議いただきますことは、町政発展のため、まことにご同慶にたえないところでございます。

  本定例会にご提案申し上げました案件は、条例改正2件、条例制定2件、補正予算2件、承認3件、報告2件でございます。何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。

  では、議事に先立ちまして、3月定例会以降の主なもの及び私の参加いたしました研修会等についてご報告を申し上げます。

  4月23、24日に千葉県で開催されました市町村長特別セミナーに参加し、これからの地方創造など自治体運営の重要課題につきまして研修してまいりました。

  次に、5月13日には、さいたま市で開催されました市町村長会議で、直面する行政課題について意見交換を行い、5月25日、26日には、町村長として必要な幅広い知識をさらに深め、県境を越えた町村間の情報や意見交換及び連携強化を図ることを目的に毎年開催されております関東町村会トップセミナーに参加してまいりました。

  次に、町政の主なものについて、まず総務課からご報告申し上げます。

  3月議会でご同意をいただきました岩?副町長が、4月1日に就任いたしました。おかげさまで就任により、副町長に担ってもらう業務をつくり、また決裁も副町長どまりのものをふやし、会議等への出席も分担しましたので、私の直接的な負担が軽減するとともに、気持ちの上でも大分楽になっております。

  職員関係では、去る3月31日付で4名が退職し、欠員等がありましたので、11名の新採用により、総勢122名の体制となりました。

  自治振興関係では、4月14日と15日に、災害時における非常用公衆電話を指定避難所である梅園小学校、中央公民館、やまぶき公民館、ゆうパークに設置いたしました。

  また、4月22日に新しい区長さんを迎えて第1回区長会を開催し、役員の選出並びに各課からの連絡事項をお伝えいたしました。今後も区長会との連携を強化し、町民の皆様の声を町政に反映してまいりたいと考えております。

  選挙関係では、越生町議会議員の一般選挙と越生町農業委員会委員の一般選挙が7月12日に、埼玉県知事選挙が8月9日に投開票を行うことが決定されております。

  次に、企画財政課から申し上げます。

  地方創生の取り組みを総体的なものとするため、「越生町まち・ひと・しごと創生本部」を4月1日に設置いたしました。また、同日第1回本部会議を開催し、地方人口ビジョンと地方版総合戦略の策定方法とスケジュールについて協議いたしました。

  地域づくり推進協議会の主催によるモデル事業発表会が5月10日に視聴覚ホールで行われ、モデル事業の指定を受けた麦原、上野二、越生東二、龍ヶ谷の4部会と、地域づくり推進協議会創立25周年記念事業の活動内容と成果を81名の参加者の前で発表していただきました。

  5月18日には、町の財政状況を積極的にお知らせすることと、町民の皆様からまちづくりに関するご提案をお聞きするため、中央公民館集会室で平成27年度予算の説明と意見交換会を開催いたしました。

  次に、健康福祉課からご報告申し上げます。

  福祉担当では、5月9日に世界無名戦士之墓慰霊大祭並びに越生町戦没者追悼式を、埼玉県知事並びに国会議員、県議会議員の皆様を初め多くの関係者、また遺族会の皆様のご臨席をいただいて厳かに挙行することができました。

  本年は、第二次世界大戦終戦70年、世界無名戦士之墓霊廟建立60年の節目の年に当たることから、例年行っている追悼式の内容に加え、小学3年生による「平和への誓い」の作文の朗読、遺族代表の親子による平和の鐘を行いました。また、中学生全員が作成した「平和への願い」を託したメッセージを400個の風船につけ、参列した皆様と小学生が花火の合図とともに一斉に大空へ飛ばしました。参列された皆様全員が心一つになり、小さくなっていく風船を見詰めながら、改めて戦争のない世界の恒久平和を誓いました。また、風船のメッセージに対する返事が、現在のところ鴻巣市と茨城県鉾田市の方から届いております。

  夜の花火大会は、残念ながら雨模様となりましたが、事故もなく盛大に開催されました。ご協力いただきました多くの関係の皆様に感謝を申し上げます。

  障害者福祉及び高齢者福祉関係では、「第5期越生町障がい者計画・第4期越生町障がい福祉計画」と「第6期越生町高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」を平成27年3月に策定しました。今後は、これらの計画書に基づいて、福祉政策を進めてまいりたいと考えております。

  続きまして、保健予防担当からは、「越生町新型インフルエンザ等予防対策行動計画」についてご報告いたします。

  この計画は、政府及び埼玉県の新型インフルエンザ等対策行動計画を受け、平成27年3月に策定しました。今後は、この計画書に基づき、国、県等と相互に連携協力し、新型インフルエンザ等の発生に備えてまいります。

  次に、子育て支援課からご報告申し上げます。

  平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、子供の健やかな成長のために適切な環境が等しく確保されるよう、子供及びその保護者に必要な子ども・子育て支援給付及び地域子ども・子育て支援事業を総合的かつ計画的に行うことになりました。

  この子ども・子育て支援給付の一つである子供のための教育・保育給付の施設型給付である保育園、幼稚園等の入園については、3つの認定区分が設けられ、合計で183名の子供たちが施設型給付の支援の対象となりました。

  4月現在の各園の在園児童の内訳を申し上げますと、町立越生保育園72名、私立山吹保育園72名、町外の保育園等に通っている園児数は39名となっております。

  また、学童保育室関係では、越生学童保育室に56名、梅園学童保育室に13名が在室しております。

  今後とも、全ての家庭が安心して子育てできるよう保育の質の向上に努めるとともに、子育て環境の充実を図ってまいりたいと思います。

  次に、産業観光課からご報告申し上げます。

  初めに、観光商工担当関係でございます。

  観光商工担当関係では、町主催による事業である第10回さくら祭りを4月4日及び5日の土・日曜日に開催いたしました。あいにく土曜日は天候不良でしたが、桜の咲きぐあいはちょうど満開で、大勢の花見客にお越しいただきました。

  4月29日の昭和の日には、第18回花の里おごせ健康づくりウオーキング大会を開催し、昨年を上回る854名の方々に新緑と春の花々が咲き誇る越生の里山を満喫していただきました。

  次に、PR事業としては、3月22日に草加市で開催された第12回埼玉ご当地B級グルメ王決定戦に梅コロッケで参戦するとともに、特産物加工研究所が出店し、越生町のPRに努めました。

  また、5月23日、24日の土・日曜日には、飯能ツーデーマーチで加工所の特産品を販売するとともに、梅のまちのPRに努めました。

  次に、観光協会主催による事業でございますが、ことしの越生梅林梅まつりは2月21日から3月22日の日曜日まで30日間開催いたしました。ことしは開花も順調で、昨年よりも1万2,000人増の4万7,366人の入園者となりました。

  今後の予定ですが、6月5日の金曜日に東武池袋駅構内において恒例の梅キャンペーンを開催し、7月5日の日曜日には黒山三滝滝開きを開催する予定でございます。また、越生まつりを7月26日、27日の土・日曜日に開催いたします。

  続きまして、農林担当関係でございますが、まず初めに地場産木材利用促進事業として、町のヒノキ材で製作したカウンターを3月29日に本庁舎1階に設置いたしました。木の香りとぬくもりが伝わってくる西川材のすばらしいカウンターが並び、町民の皆様からも高い評価をいただいております。

  次に、春の有害鳥獣捕獲に関しましては、ことしも越生猟友会のご協力で、3月21日から4月26日までの37日間実施いたしました。その結果、イノシシ3頭、ニホンジカ10頭、アライグマ8頭、ハクビシン1頭を捕獲することができました。

  次に、龍ヶ谷のヤマザクラハイキングを4月19日に開催し、満開のヤマザクラと野末張展望台をめぐる12キロのコースに61名の参加があり、心地よい汗を流しておりました。

  続いて、特産果樹の梅の関係でございます。

  ことしの梅の状況ですが、先月27日から始まった農協への出荷状況を確認したところ、品質、収穫量ともに良好と伺っております。梅の出荷は6月22日まで予定されております。

  今後の予定でございますが、6月14日の日曜日には、ことしで11回目となる「梅フェア」を越生自然休養村センターで開催いたします。

  最後になりますが、6月20日の土曜日には、川越総合卸売市場において、生梅の直売と特産品の販売フェアを開催しますので、「梅の里おごせ」のPRに努めてまいります。

  次に、まちづくり整備課よりご報告申し上げます。

  3月議会以降の主な事業の発注状況でございますが、委託関係で、「津久根地内公衆用トイレ新築工事設計業務委託」を70万2,000円で株式会社新日本設計と、「町道3―631号線外2路線現況及び路線測量業務委託」を162万円で株式会社西武測量と、「町道3―2331号線路線及び用地測量業務委託」を205万2,000円で株式会社吉田測量設計とそれぞれ契約いたしました。

  以上で、町長部局からの行政報告とさせていただきます。



○議長(新井康之君) この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前 9時55分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前 9時57分)

                                              



△発言の訂正



○議長(新井康之君) 町長から発言の訂正の申し出がありましたので、これを許します。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 越生まつりを7月26日及び27日の土・日と申し上げましたけれども、7月25日及び26日の土・日と訂正いたします。よろしくお願いいたします。

                                              



○議長(新井康之君) 町長の行政報告が終わりました。

  次に、教育長から教育行政報告の申し出がありましたので、これを許します。

  吉澤勝教育長。

          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕



◎教育長(吉澤勝君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、教育委員会から行政報告を申し上げます。

  まず、平成27年度越生町教育行政重点施策についてでございます。平成26年度から平成30年度までの5年間の「越生町教育振興基本計画」に基づき、基本理念、「人」を育て「文化」を育む越生教育を本年度も推進してまいります。

  次に、小中学校について、学務課よりご報告申し上げます。

  最初に、教職員の人事異動関係です。管理職を含め、小学校では転出7名、転入6名、中学校では転出5名、転入4名の人事異動がございました。町費の臨時講師及び学習支援員は、小学校に6名、中学校に4名を配置いたしました。なお、越生町独自の35人学級の対象となる学年は、越生小学校の4、5、6年生、越生中学校の2年生となっております。引き続ききめ細やかな学習指導がなされるよう努めてまいります。

  次に、新入生についてです。4月8日に季節外れの雪の降る中、町内3校で入学式が行われ、越生小学校には61名、梅園小学校には8名、越生中学校には95名の新入生が入学いたしました。

  次に、学力・学習状況調査関係です。

  4月16日に埼玉県学力・学習状況調査が実施され、小学校4、5、6年が国語、算数、中学1年生が国語、数学、中学2、3年生が国語、数学、英語を受けました。また、4月21日に全国学力・学習状況調査が実施され、小学校6年生が国語、算数、理科を、中学3年生が国語、数学、理科を受けました。今後、結果を分析し、越生町の子供たちの学力向上に役立ててまいります。

  次に、小中一貫教育についてです。「知・徳・体」のバランスのとれた子供たちを育成するため、小中一貫教育リーフレットを作成し、4月に小学校、中学校の保護者会等におきまして全家庭に配付いたしました。また、町内にも6月の広報と一緒にリーフレットを回覧いたしました。教育のまち越生を目指して取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

  あわせて、越生小学校と梅園小学校の各学年で合同の校外学習や授業をするなど、小学校間の連携を実施いたします。早速6月には、小学校3年生が休養村センターで梅もぎ体験を合同で行います。

  次に、梅園小学校山村留学についてです。今年度はプレ山村留学を6月20日、8月22日、11月21日の3日を設定いたしました。体験の内容は、梅園小学校の見学と、6月は梅もぎ体験、8月はマスのつかみどり、11月は柚子とりと、梅園地区の自然や産業を体験できるように計画しております。一人でも多くの方に関心を持っていただけるようホームページに掲載いたしました。また、今年度も池袋で開催される梅キャンペーンでパンフレット3,000枚を配布してまいります。

  次に、世界無名戦士之墓慰霊大祭並びに越生町戦没者追悼式における児童生徒の参加についてです。今年度は、終戦70年、無名戦士之墓霊廟建立60周年という節目の年であり、世界無名戦士之墓慰霊大祭実行委員長から越生町の児童生徒の協力依頼を受け、次のようにいたしました。

  3月に小学校、中学校の児童生徒に「平和」についての作文を書いてもらいました。その作文の中で最も優れていた、越生小学校3年生、細田理桜さんの「ずっと平和がいいな」を式典で読み上げてもらいました。

  また、越生中学校の全生徒に平和のメッセージを書いてもらいました。それを張りつけた風船を、越生小学校と梅園小学校の5、6年生62名が式典後に平和の願いを込めて大空へ飛ばしました。

  そのほかにも、例年どおり越生中学校吹奏楽部が演奏をし、式典に花を添えました。これからも折に触れ、越生町の小中学生に平和のとうとさについて指導してまいります。

  次に、生涯学習関係事業等について報告いたします。

  まず、大きな行事といたしましては、4月4日、5日に文化協会主催の第5回春の文化祭が開催され、2日間で延べ250人以上の来場者がありました。

  子供を対象とした事業としては、5月17日に第28回子どもフェスティバルが行われ、子供だけでも300人以上が参加しました。5月31日には、第26回子どもおはやし大会が17チームが参加して、ことしも盛大に開催されました。

  体育関係では、女性バレーボール、ソフトボールなどの春季大会が開催され、新たなシーズンが順調にスタートしております。5月10日には、スポーツ推進員主催の「あれこれハイキング初級編」が行われ、22人の参加者が2コースに分かれて、若葉萌える春の越生を散策しました。

  図書館では、昨年の夏休みから導入している「貸出スタンプカード」について、春休み期間中に、貸し出し1日1回につき2つのスタンプを押す「ポイント2倍プレゼント」を実施し、本好きの子供たちに大変好評でした。今後も、「読書通帳」とあわせて、図書館の利用促進に有効な活用を図ってまいりたいと存じます。

  文化財保護事業につきましては、ハイキングのまち整備事業の一環として、昨年度に引き続き、解説板と標柱の設置事業を進めてまいります。現在、本年度の設置場所、解説文の内容等について検討を重ねているところでございます。あわせて、町指定文化財である五大尊の鈴木金兵衛巡拝碑の整備についても、調査と施工方法等を精査しているところでございます。

  施設関係については、梅園保育園跡に開館している梅園コミュニティ館の利活用を図るために、昨年度から非常勤職員を配置いたしました。また、梅園コミュニティ館運営協議会を開設し、4月13日と5月19日に会議を開催し、委員の皆様に今年度の運営方針などについて協議をしていただきました。

  そのほか社会教育委員の任期満了に伴い、今年度から委員を新たに9名を委嘱し、5月22日に第1回目の社会教育委員会議を実施いたしました。

  以上、教育委員会の行政報告とさせていただきます。



○議長(新井康之君) これで行政報告は終わりました。

                                              



△承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(越生町税条例の一部を改正する条例)



○議長(新井康之君) 日程第5、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(越生町税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由のご説明を申し上げます。

  本案件は、地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に交付されたことに伴い、早急に越生町税条例等を改正する必要がありましたので、地方自治法第179条第1項に規定に基づき、同日、越生町税条例等の一部を改正する条例を専決処分させていただいたものでございます。

  詳細につきましては、担当課長がご説明申し上げますので、慎重ご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) 奥泉隆雄税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) ご説明申し上げます。

  主な改正内容につきまして、新旧対照表で説明させていただきます。

  初めに、改正条例第1条関係につきまして、1ページの第31条、均等割の税率についてでございますが、法人町民税均等割の税率適用区分である資本金等の額に係る改正に伴い、所要の措置をするものでございます。

  2ページから3ページの第48条、法人の町民税の申告納付及び第50条、法人の町民税に係る不足税額の納付の手続につきましては、法人税法の改正に伴い、所要の措置をするものでございます。

  4ページの第57条及び第59条につきましては、引用条項にずれが生じたため改正するものです。

  5ページの附則第7条の3の2につきましては、個人住民税における住宅ローン控除の適用期限を、平成29年12月31日期限を平成31年6月30日期限に延長するものでございます。

  次の附則第9条の個人の町民税の寄附金控除額に係る申告の特例等及び7ページ、第9条の2につきましては、いわゆるふるさと納税ワンストップ特例制度と言われる確定申告が不要な給与所得者等が、ふるさと納税を行う場合、ワンストップで控除を受けられる仕組みが創設されたことに伴い、規定を新設するものでございます。

  同じく7ページの附則第10条の2の法附則第15条第2項第1号等の条例で定める割合につきましては、固定資産税の課税標準の特例措置への、わがまち特例の導入に伴い、特例率の規定を行うものでございます。なお、この特例率は、地方税法に規定された標準割合としております。

  次に、8ページの附則第11条の土地に対して課する平成27年度から平成29年度までの各年度分の固定資産税の特例に関する用語の意義につきましては、土地に係る固定資産税の負担調整措置等について、現行の仕組みを3年間延長するものでございます。次の附則第11条の2、9ページの第12条及び11ページの第13条につきましても同様でございます。

  同じく11ページ、附則第15条、特別土地保有税の課税の特例につきましては、特別土地保有税の課税の特例に係る規定の年度改正を行うものでございます。

  次に、12ページ、附則第16条の軽自動車税の税率の特例でございますが、一定の環境性能を有する4輪車等について、その燃費性能に応じた税の軽減となるグリーン化特例の導入に伴い、規定を新設するものでございます。

  次に、改正条例第2条関係につきまして、16ページの平成26年の改正附則第1条及び第3条につきましては、平成27年度分以降の軽自動車税について適用することとされていた原動機付自転車及び2輪車に係る税率について、適用開始時期が1年延長されたことに伴い、所要の措置をするものでございます。また、地方税法において標準税率の定められていない小型特殊自動車等についても、同様に適用を延期するものでございます。

  最後に、17ページの平成26年改正附則第5条でございますが、軽自動車税のグリーン化特例が附則第16条に新設されたことに伴い、所要の措置をするものでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 今度の税条例の改定によって、説明を受けたときにも若干申し上げたかと思うのですが、いわゆるグリーン化ということで、燃費の性能のいいものについてはどんどん減税をして新車を売ろうという戦略です。いわゆる古い車に乗っているのは買いかえろと言わんばかりの改定だということで、13年を超えた場合には自動車税が増税されると。全く逆な、ある意味では弱い者いじめの税改定であるということを言わなければなりません。

  本来ならば、物を大切に使うという精神そのものを、どんどん、どんどん新しくかえろという、ある意味では国策で、それはもう技術革新がなされて、物が新しく性能がよくなる、そのことを否定するものではありません。それはそれとして、やはり技術革新をしていく必要があろうかと思いますけれども、自分の車は10万キロ以上乗っていますが、何ら故障しないのです。そういった意味では、末長く使えるものを税率であおるというこの国のやり方について、何としてもこれは許せないというふうに思うのです。そういう制度は制度として、古いものを丁寧に扱って、長くそれを使うということも当然あわせて、この税の中に入り込むべきだというふうに考えますが、どうお考えでしょうか。



○議長(新井康之君) 奥泉隆雄税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 神邊議員さんのご質問にお答えいたします。

  大変難しいご質問のように、ちょっと自分感じておるのですが、今回の改正につきましては、来年1年、新車を購入された場合についてグリーン化といったようなことで特例、環境に配慮するといったような改正でございまして、かつてから13年、今回の改正とはまた別に、古いものについての重課という話は出ておった関係で、いずれにいたしましても環境に配慮するといった部分と、あと減税といったような側面、両方の状態が、この税条例の改正で出てきているといったように感じております。

  当初予算でも、事前にこの専決処分させていただいた部分について対応させていただいたようなところがございますけれども、2輪車に係る部分については税率を据え置くといったようなことをして軽減を図っている部分もあるといった中で、いずれにいたしましても環境に配慮する部分とのせめぎ合いなのかなといったようなことで感じておりますけれども、一方だけをないがしろにするわけにはいかない。技術革新の部分でも、もちろんそれをフォローするといったようなところになろうかとも思うのですが、いずれにいたしましても税条例の改正、今回の改正につきましてはマイナス方向でなくて、新車購入の場合に税率について環境性能に応じた対応をさせていただくということでの改正でございますので、ご理解をいただければと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから承認第1号を採決します。

  承認第1号 専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、承認第1号は承認することに決定しました。

                                              



△承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(越生町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)



○議長(新井康之君) 日程第6、承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(越生町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由のご説明を申し上げます。

  本案件は、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、越生町国民健康保険税条例の一部を早急に改正する必要がありましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、平成27年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。

  今回の改正のうち、第2条第2項、第3項及び第4項につきましては、地方税法施行令に規定されている課税限度額の上限が変更されたことに伴い、基礎課税額に係る課税限度額を51万円から52万円に、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を16万円から17万円に、介護納付金課税額に係る課税限度額を14万円から16万円に改正するものでございます。

  第21条につきましては、第2条の改正に伴う金額の改正と保険税減額措置に係る軽減判定所得の算定方法の変更に伴い、被保険者均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得判定基準における4割軽減の基準となる被保険者に乗ずる金額を24万5,000円から26万円に改正するものでございます。

  附則第3条関係につきましては、越生町国民健康保険税条例の一部を改正する条例、平成25年条例第26号の附則第1条において、越生町国民健康保険税条例附則第14項の改正のうち、「配当所得」を「利子所得、配当所得及び雑所得」に改める部分の施行期日を、平成28年1月1日に改正するものでございます。

  慎重ご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  10番、神邊光治君。速やかに手を挙げてください。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 今説明があったとおり、課税限度額の引き上げであります。重立ったものは、その合計は何と4万円になります。一定度の所得を有する人の引き上げということになりますが、全体の会計が厳しい状況だからということで、非常に安易に引き上げがされるということについて反対せざるを得ません。国のほうで決定したから、即引き上げる。引き上げなければならない理由が、内容やその他できちんと論議をして、それなりの理由があるならあれですけれども、法が改定されたからといって自動的に引き上げるというのはどんなものかというふうに思います。その理由について、改めて説明をしていただきたいというふうに思います。特に法が改定されたから、それに合わせて引き上げると。自動的な措置は内部で検討していないのかどうかをあわせてお伺いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 松本和彦町民課長。

          〔町民課長 松本和彦君登壇〕



◎町民課長(松本和彦君) それでは、神邊議員さんのご質問にお答え申し上げます。

  まず、今回の限度額の改正でございますが、地方税法施行令等が平成27年3月31日に公布ということで、国の基準と同様に適用するために同日の条例改正案を公布しなければならないということで、毎年のことではございますが、非常に短い期間で判断せざるを得ない状況でございました。それで、3月31日に間に合わせるように専決処分をさせていただいた次第でございます。

  今回の改正につきましては、中低所得者の国民健康保険の保険税負担の軽減を図るためとなっておりますが、町といたしましても国保の財政事情を考慮いたしましても、少しでも収入増とできるように、所得の多い方に応分の負担をお願いするものでございます。

  また、今回の改正の中で、同時に軽減判定所得の判定方法の変更も挙げております。4割軽減対象世帯の拡充も見込まれますので、軽減による収入減も考慮いたしまして、同時期の適用ということで改正させていただきました。

  また、こうした基準につきましては、厳しい財政状況で、この一般会計からの繰入金も大きくなっている状況でございます。課税限度額の基準まで引き上げを行わないということは、国、県の調整交付金など多少なりとも影響が出る可能性もございますので、高額の所得の方にはまことに申しわけありませんが、応分の負担をしていただくように課税限度額の引き上げを判断させていただきました。

  また、国民健康保険の事業に対する一般的指導助言、県のほうの指導助言がございますが、こちらの項目の重点項目として、国民健康保険税の適正な賦課についてということで、賦課限度額につきましても保険税の賦課限度額を低く抑えることは、低・中間所得層に過重な負担をかけることになるので、限度額を法令で規定されている金額、この引き上げ額になりますが、のとおり引き上げているか、または引き上げの具体的な検討がされているかという点が指導の対象ともなってございます。こうしたこともございますので、国の基準ということで、うちのほうは財政状況も厳しいということで判断させていただきましたので、ご理解いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから承認第2号を採決します。

  承認第2号 専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、承認第2号は承認することに決定しました。

                                              



△承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(越生町介護保険条例の一部を改正する条例)



○議長(新井康之君) 日程第7、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(越生町介護保険条例の一部を改正する条例)を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由のご説明を申し上げます。

  本案件は、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が、平成27年4月10日に公布されたことに伴い、越生町介護保険条例の一部を早急に改正する必要がありましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、平成27年4月10日に専決処分させていただきました。

  今回の改正は、第1号被保険者の保険料について給付費の5割の公費とは別枠で公費を投入し、低所得者の保険料の軽減措置を図るものでございます。

  内容につきましては、保険料の所得段階が第1段階に該当する低所得者の平成27年度から平成29年度までの各年度における保険料率の額を、3万円から2万7,000円に引き下げるものでございます。

  附則の施行期日につきましては、公布の日から施行するものとし、経過措置につきましては、改正後の規定は平成27年度の保険料から適用するものと規定したものでございます。

  慎重ご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 今回の改正そのものについて、第1段階の負担を減らすと、公費負担が入っていくという点では、特別に異議あるものではないというふうに、まず大前提でお話をさせていただきたいと思います。

  しかしながら、今年度から介護保険の以前にあった要支援1、2について廃止がされた。そのことが、地方での受け皿ができていないまま実行されたということで、今社会福祉協議会が地区サロンの説明会と称して、区長さんを集めたりなんかしながら、地区サロンの開催を年に1回か2回しかしていないところに、週2回できないかという問題提起がされて、本町の地域づくりも先日社会福祉協議会から説明がされました。担当課として、この地区サロンがどのような形で進められて、今の現状がどうなっているか。いわゆる要支援1、2を対象とした国の責任放棄、ある意味では介護保険制度そのものの大改悪になっているにもかかわらず、地方にその受け入れ体制ができていないまま実施されました。

  社協からの説明だと、本町でもいわゆる高齢化率は29.9%、30%に達して、山間部、龍ヶ谷なんかでは50%に達して、孤独死やその他が心配されるというおどかしめいたふれ込みで、地区サロンが今求められているのだと。そうはいっても、一生懸命補助金もらって、やっと年に1回か2回、多いとこで3回ぐらいをやっているところで、そう簡単に地区サロンを開いて、日常的なお年寄りの動態をつかむ。孤独死にならないように、見回りやその他を地区の住民に転嫁をする。果たしてそれが、十分な時間もかけないで、区長さんや地域づくりの担当者にお願いする。町の今の現在、どのような方針でこれに取り組もうとしているのか、ちょっとお伺いします。



○議長(新井康之君) 山口博正健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、神邊議員さんのご質問に対しまして、健康福祉課のほうからお答えをさせていただきたいと思います。

  まず、神邊議員さんもご指摘のとおり、今回の介護保険制度の改正につきましては、平成18年の当時も大きな改正でございましたが、それを上回る改正の内容になっております。議員さんもご承知のとおりかとは思いますけれども、その中で国におきましては、地域においての地域包括ケアシステムの構築を目指してくださいということが大きな柱として出されております。その基本になるのが、やはり高齢者の方の住まいとか、それから必要に応じた医療の提供、それと必要に応じて介護、それから通常の生活の中で必要となってくる生活支援の部分、これは買い物の関係、それから移動の手段、さまざまあるかとは思いますけれども、そういった部分のお話。それから、在宅で長く生活していく上で必要となる介護予防の観点。この辺が一体化して、地域の中でそれぞれの役割分担の中で機能していく。これを平成37年、2025年を目途に地域の中で構築していってくださいよという形になっております。

  今回、議員さんからのご指摘のとおり、介護予防の関係とか生活支援の部分にかかわることでございますが、地域の中でさまざまな社会資源を活用しながら、高齢者の方が社会活動に今度は参加していただく中で介護予防のほうを推進するという形の考え方が明確になっております。その背景といたしましては、議員さんがおっしゃっていたとおり、介護保険制度の改正の中で予防給付に当たる要支援1、それから要支援2に該当する方の、基本訪問介護それから通所介護を給付のシステムのほうから外して、市町村が行う地域支援事業の中で、地域に応じて事業の実施をしていってくださいよという形になっております。

  先ほど来から若干お話が出ております社会資源の関係につきましては、町のほうでもさまざま調べさせていただく中で、老人クラブの活動とか、それとか今お話が出ました、地区のほうで行っていただいている地域のサロン事業というのも、一つの社会資源として介護予防のマネジメントの中で活用できるだろうという観点がございます。町当局といたしましても、社会福祉協議会のほうとさまざま協議をする中で、これはでき得ることならば現在の地域サロンの事業を発展していっていただきまして、定期的に地区のほうで高齢者が集える場所を確保していただければ、さまざまな面で高齢者の方が通える場として、また歩いて行ける距離でさまざま事業のほうも実施できるという考え方のもとで進めさせていただいているところでございます。

  各地域におきましては、さまざまな協力をしていただく中で、本町のモデル的な事業実施、月1回程度だと思いますけれども、定期的に開催していただいているところ、またほかの地域につきましても、各役員さんが中心となっていただきまして、年2回程度を実施していただいているという現状がございます。本当に皆さんのご協力をしていただいているところだとは思いますけれども、それを若干発展的にしていっていただきまして、町のほうで考えているのは週1回程度、高齢者の方が歩いて行ける距離で、お茶が飲めたりおしゃべりができたりというところができるような場所、居場所づくりを推進しようという形で、平成27年度から事業のほうを実施をさせていただいているところでございます。

  地域の実情に応じてとお話をさせていただいておりますけれども、これはなかなかすぐには実施はできないというふうには、町当局のほうでも考えております。町のほうでは、先10年間、先ほどもお話をさせていただきましたが、2025年に向けて、これは各地区で地域の課題をそれぞれが認識する中で自主的に始めていっていただく。これは、ひいては継続するということにも関係してきますので、その辺は根気強く町のほうでもご説明する中で進めさせていただければなというふうに思っている次第でございます。直接的に要支援1、要支援2の方がそこに行ける場所の創生ということでいえば関係性はございますけれども、そのほかにもマネジメントの種類とすれば、現行の訪問介護、それから通所介護と同等サービスというのをやはり提供する必要性というのもございますので、町のほうは平成28年4月から、その総合事業のほうの実施に向けて諸準備のほうをさせていただいているところでございます。なかなか地域においての社会資源活用するということを、国のほうでも根幹として説明はしているようでございますけれども、町のほうといたしましても諸準備のほうを各地区のほうにお願いして、順次進めさせていただければというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) この地区サロンの説明会の資料をいただくとね。



○議長(新井康之君) 神邊光治君に申し上げます。

  承認第3号に特化して質疑してください。



◆10番(神邊光治君) いや、だから関連で、町にとって非常に重要な説明がされたばかりですから、これが今後どういうふうに町が責任持って展開をしていくのか。そうした意味では、介護保険の中で国が勝手に切っておいて、それを地域におろして孤独死にならないように地域で支援をしろ、これはちょっとやり方が違うのではないかというところを明らかにしたいのです。

  だから、前の法改正もそうでしょう。国が決めたから、もうそれに従って全部手を挙げて、何も文句を言わないでそのまま住民に押しつける、それがやり方でしょう。それでは、もう絶対だめですよ。この前、本町の地域づくりで話が出たのです。国の責任放棄だし、町も準備をしていないのに、地域住民にお願いだけをする。そういうやり方でいいのかという批判が出ているから、あえてここで指摘をしなければならないというふうに思うのです。町のほうでも、我々にこの地区サロンについて、では具体的にどういう形で進めていくかというのは何の説明もなかったですよね。それが、区長会や地域づくりの担当者を集めて説明をして、役場には何も責任がなくて、高齢化率が30%になるのだといっておどかしをして、地域の見守り組織をつくりなさいと。我々は何も悪いことはしていない、それは国がやっているからという説明も何もないのです。住民が納得すると思います。一方的に決めておいて住民に責任転嫁させるというのは、無責任もいいところではないかと言いたいのです。

  我々本町の地域づくりは、多くの人の協力を得て、まさにこの社協が狙っている地区サロンを、越生町では一番先頭に立って一部は進めております。以前はもう1カ月に1遍催し物があったぐらい、それでも忙しいという状況があります。



○議長(新井康之君) 神邊光治君に申し上げます。

  質問の要旨を簡便にお願いいたします。



◆10番(神邊光治君) ですから、役場として介護保険制度がこう変わって、こういう役目を押しつけられたと。役場としては、もう大変申しわけないけれども、住民の皆さんに今の現状を率直に言って、こういうお願いをして協力をいただきたい、そういう出発ではないではないですか。そこがもう出発点が、スタート時点が全然違う。それで住民の信頼が得られるかといったら、俺は出発時点が違う。謝るべきところはきちんと謝って、協力してもらうべきところは協力してもらうように住民にきちんと説明をする、そのことから始まらなければおかしいでしょう。それを言いたいのです。課長、どう思いますか。



○議長(新井康之君) 山口博正健康福祉課長。簡便にお願いいたします。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 神邊議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  今回の本当に介護保険制度につきましては大幅な改正ということで、町のほうといたしましても、やはりさまざまお願い事というのが出てきてしまう。具体的な整理につきましては、現在整理をさせていただいているところでございます。社会福祉協議会が担うべきところ、またそのほかの団体が担うべきところ、さまざまございますので、町といたしましてもその辺の説明、それから現状としてどんな状態でどういうふうに持っていきたいのかということを詳細に説明させていただく中で、事業のほうを進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) ぜひ最初にも言ったように、この資料ですと重要なポイントとして、これは地区サロン化へ向けた、社会福祉協議会が町の指導によって地区サロン化をしたいという資料の中に書いてあるものなのです。

          〔「わかんないや」と呼ぶ者あり〕



◆10番(神邊光治君) だから、それは知らないよ。議員に、これからこういうことをやりたいと、地域に行って協力してもらいたいと。だから、入り口が違うと言ったでしょう。その入り口で、もうずれがあるのです。議員が知らない。区長さんは知っています。区長さんだって、区の行政と地域づくりまで両方一遍にやれと、もう大変ですよ。新たにおどかしにかかって、重要ポイント……



○議長(新井康之君) 神邊光治君に申し上げます。

  承認第3号は、専決処分の承認を求めることについてであります。これに特化して質疑をしてください。



◆10番(神邊光治君) いや、だから関連で非常に町にとって重要な。



○議長(新井康之君) 関連としても、要点を絞ってお願いします。



◆10番(神邊光治君) 重要な問題だから問題提起をして。



○議長(新井康之君) 一般質問を受け付けます。



◆10番(神邊光治君) 役場に対応してもらいたいというふうに思っているわけですから、全く関連がなくて、べらぼうなことを言っているつもりはありません。



○議長(新井康之君) 一般質問をしていただいても結構です。



◆10番(神邊光治君) いや、だからこれだけ紹介しておきます。もうすぐ終わります。

  この資料の中に重要ポイントとして、今後ますます高齢化が進んでいくという事実、これを地区の人に説明をするわけです。



○議長(新井康之君) 資料というのを具体的に挙げて説明してください。



◆10番(神邊光治君) だから、地区サロンへの事例紹介資料。



○議長(新井康之君) どこの発行ですか。



◆10番(神邊光治君) これは社協ですよ、社会福祉協議会。社会福祉協議会は、健康福祉課の指示のもとに、そういう町としての方針に沿ってつくっている資料です。

  今後、地域の皆さん自身にかかわる地域の課題であると。おまえたちの地域でもこういうことがあるから、おまえたちやってくれと、おどかしをしているわけです。3番目に、住民相互に見守り支援を推進できるようにすること。4番目に、要援護高齢者の把握やつながりを、災害時等の声がけも基礎に構築するなど、こういう方向を目指してやってくれと、そこまで言っているのです。だから、長島議員がそんなことは知らないよと、それは確かに議員にも説明はなかったです。地区サロンについて、こう町として取り組むという説明もなかった。社協が勝手に区長や地域づくりの団体を集めて説明している。おどかしをして、役場や社協の責任を放棄して……

          〔「おどかしじゃないよ」と呼ぶ者あり〕



◆10番(神邊光治君) ぜひやってくれと、そういう言い方です。これは、一から。

          〔「おどしっていう言葉はまずい」と呼ぶ者あり〕



◆10番(神邊光治君) いやいや、それと同じなのです。

          〔「まずいよ、おどしじゃ」と呼ぶ者あり〕



◆10番(神邊光治君) そういう問題があるので、ぜひともスタートからもう一度やり直していただきたいということを要望しておきたいと思います。

  以上です。



○議長(新井康之君) ほかに質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから承認第3号を採決します。

  承認第3号 専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立全員〕



○議長(新井康之君) 賛成全員です。

  したがいまして、承認第3号は承認することに決定いたしました。

  この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前11時02分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前11時15分)

                                              



△議案第25号 越生町税条例の一部を改正する条例



○議長(新井康之君) 日程第8、議案第25号 越生町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 議案第25号 越生町税条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。

  この条例は、地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、越生町税条例の一部を改正する必要が生じたため、この案を提出するものでございます。

  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) 奥泉隆雄税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) ご説明申し上げます。

  主な改正内容につきまして、新旧対照表で説明させていただきます。

  初めに、1ページの第2条は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、所要の措置をするものでございます。

  次に、第23条の町民税の納税義務者等でございますが、法人町民税における恒久的施設に係る規定を、法人事業税と同様に書きおろす形式にするものでございます。施行期日につきましては、平成28年4月1日でございます。

  2ページの第33条、所得割の課税標準につきましては、所得税における国外転出時課税の創設に伴い、個人住民税所得割の課税標準の計算において、当該譲渡所得については、所得税法の計算の例によらないものとするものでございます。施行期日につきましては、平成28年1月1日からとするものでございます。

  次の第36条の2、町民税の申告につきましては、法人番号の規定を整備するものでございます。

  3ページの第36条の3の3の個人の町民税に係る公的年金等受給者の扶養親族申告書につきましては、引用条項にずれが生じたため改正するものでございます。施行期日につきましては、平成28年1月1日でございます。

  次に、第51条の町民税の減免につきましては、個人番号または法人番号等の規定を整備するものです。4ページから15ページの第63条の2、第63条の3、第71条、第74条、第74条の2、第89条、第90条、第139条の3、第149条、附則第10条の3及び附則第22条につきましても同様でございます。

  10ページの附則第4条、納期限の延長に係る延滞金の特例につきましては、引用条項にずれが生じたため改正するものでございます。施行期日につきましては、平成28年4月1日でございます。

  最後に、15ページの附則第16条の2の町たばこ税の税率の特例につきましては、旧3級品の紙巻きたばこに係る特例税率を廃止するものでございます。この改正では、旧3級品の紙巻きたばこの税率を、平成28年4月1日から平成31年4月1日までに4段階で税率を引き上げる経過措置を講じていくものでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 前段の問題は、国民に一人残らず12桁の番号を割り振って、一生涯つきまとわされて、税だとか社会保障やその他を国が管理するというものです。けさの新聞を見ますと、年金の個人情報が125万件ほど流出したというのが、新聞の1面でトップで報じられております。仮にこのマイナンバーがことしの10月に町から通知されて、来年1月から始まるわけですが、けさの新聞でも氏名や基礎番号が流出した。そのほか安倍首相は、医療の分野への利用拡大、民間分野の利用の拡大にも言及しているそうです。そうしますと、仮にこれが漏れてしまった場合は、国が個人情報を守れない。今度の年金の流出の問題についても、我々にはちょっと難しくてわかりませんが、サイバー攻撃か何かで、よっぽど専門的な部署が妨害をしているらしいのですが、国が進めようとしているこのマイナンバー制度も、決して安全ではないという状況です。

  この問題では、諸外国でも既に背番号をつけて導入をしているところもありますが、やっぱり漏えいやその他の事故が多発していて、見直しをせざるを得ないという状況があるそうです。性急に導入して、国が個人財産を売り飛ばすようなことになったら、これは大変な問題であるというふうに考えますが、急ぐ必要はないと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 三浦道弘企画財政課長。

          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕



◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、神邊議員さんのご質問にお答えいたします。

  マイナンバーの関係でございますけれども、所得ですとか年金の支給額、あるいは健康保険、介護保険、奨学金などといった個人の情報というのは、現在所管する公的機関で別々に管理をされてございます。これらの情報を、日本で1つしかない12桁の番号で結びつけるのが共通背番号制度、いわゆるマイナンバー制度で、先ほどもお話にありましたとおり、ことしの10月にスタートするというものでございます。

  いろいろこのナンバー制度については、メリットもございます。広く言われておるのが、1つは行政の効率化、行政事務が効率化され、国民の行政ニーズにこれまで以上に対応できるようになるとか、あるいは国民の利便性の向上、年金や福祉などの申請時に用意しなければならない書類が減ると。例えばの一つの例とすると、これはこれから始まればメリットが享受できるのですけれども、2017年、平成29年の7月から自治体間同士でマイナンバーの情報照会が開始されます。そうなりますと、例えば転居した先の役所で児童手当、こういったものを申請する場合に、これまでですと引っ越す前の役所で所得証明を取得して、それを持って転居先の役所に申請しなければならなかったというものが、転居先の役所の窓口でその番号カードを示せば、転居先の職員が引っ越す前の自治体に所得を問い合わせることができるということで、1カ所で手続が完了するというような国民の利便性、こういったものもございます。それから3点目が、公平、公正な社会の実現ということで、マイナンバーの活用により、所得や他の行政サービスの受給状況を把握しやすくなると。ひいては負担を不当に逃れることや不正な受給の防止に役立つということで、3つほど効果があるということが言われております。

  たまたまきょうの新聞に、先ほど神邊議員さんのほうからお話もありましたとおり、年金情報125万件が流出したというようなニュースが載っておりました。その中で専門家の話といたしますと、セキュリティーについては十分注意をしておりまして、このマイナンバー制度は情報流出や不正利用を想定した上で対策を講じており、今回の事態が制度運用に影響することはないだろうというようなコメントも載っております。年金や所得額など、一つ一つの情報というのは別々の機関に置かれているということで、マイナンバーによる照会も暗号化でやっているので、その辺のセキュリティーは十分なものになっているということでございます。たとえ1つの機関からマイナンバーが流出しても、本人の他の情報が芋づる式に流出することはないというようなことでございますので、こういった機会がありましたので、さらにセキュリティーには十分な配慮があるものと思いますけれども、この国民背番号制のほうが国の流れとして、これから10月に始まりますし、また来年の1月からはマイナンバーカードの交付のほうも進めるよう、今準備を進めているところでございます。

  職員の中でも、セキュリティー等についてはまた、1回研修は行っておりますけれども、さらにこの制度についての研修というものをこれからも行っていく。あるいは、町民の方々にも6月号では第1回の広報を上げましたけれども、10月号まで定期的に情報を提供して周知を図っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) たばこの税率の見直しについて、端的に質問します。

  配られた資料で、エコー、わかば、しんせい、ゴールデンバット、バイオレット、ウルマ等がコピーされておりますが、この銘柄が今幾らで、31年4月1日には売価で幾らになるのかという、そういう具体的な金額をわかっていれば教えてください。



○議長(新井康之君) 奥泉隆雄税務課長。

          〔「済みません、議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前11時32分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前11時34分)

                                              



○議長(新井康之君) 奥泉隆雄税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 神邊議員さんのご質問にお答え申し上げます。

  まず、エコー250円、わかば260円、しんせい250円、ゴールデンバット210円、バイオレットとウルマに関しましては、沖縄の限定品ということです。バイオレットにつきましては250円、ウルマについては260円でございます。

  以上でございます。

          〔「現行は」と呼ぶ者あり〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) ごめんなさい、現行の値段です。

          〔「31年には」と呼ぶ者あり〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 申しわけございませんでした。31年に税率の改正自体は、今の一般的な旧3級品以外の広く流通しているたばこと同額になるということなのですけれども、今申し上げました値段につきましては現状の値段でございまして、ばらつきがございます。税率自体は資料でお配り申し上げましたとおりですが、1,000本当たりで5,262円という金額に、平成31年の4月1日にそろうということなのですけれども、単価そのものが現実幾らになるのかというのは、ちょっと資料にございません。恐縮ですが、値段自体は同じような値段、430円とか440円とか、そういう金額になるのではないかという予想が立つわけですけれども、現実の金額自体は、今申し上げました中でも、わかばが260円で、一番低いゴールデンバットが210円でございますので、その辺で単価がどのような単価になるのか、現状を把握していないということでご了解いただければと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから議案第25号を採決します。

  議案第25号 越生町税条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、議案第25号は原案のとおり可決されました。

                                              



△議案第26号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例



○議長(新井康之君) 日程第9、議案第26号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 議案第26号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を定めることについて、提案理由のご説明を申し上げます。

  平成27年4月に地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正され、関係する4本の条例の一部を改正する必要があるため、この案を提出するものでございます。

  詳細につきましては、担当課長がご説明申し上げますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) 大沢昌文総務課長。

          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕



◎総務課長(大沢昌文君) それでは、条例の内容についてご説明申し上げます。

  まず、新旧対照表の1ページの第1条関係でございますが、この改正は、教育委員会の教育長の職が教育長に一本化されることになったため、別表の委員長の部分を削除するものでございます。

  2ページの第2条関係は、現行の制度における教育長の職は、教育委員としての特別職の立場と、教育長としての一般職の立場をあわせ持っていましたが、今回の法改正で特別職に一本化されることになったため、教育委員会の教育長を加えるものでございます。

  3ページの第3条関係は、まず第1条で、根拠となる法令の変更と、教育委員会の教育長の勤務時間等は、別に新たな条例で定めるため、この条例から削除するものでございます。

  第6条第1項は、失職について根拠となる法令の削除と条番号の変更及び法の改正による文言の整理でございます。

  第2項は、期末手当の額を決める基準日に解職された日を追加するものでございます。

  4ページの第6条の2も、根拠法令の部分を削除し、条番号を変更するものでございます。

  第8条は、教育長の勤務時間等は規則でなく、別に新たな条例を定めるため削除するものでございます。

  5ページの第4条関係は、教育委員会の委員長を、教育委員会の教育長に変更するものでございます。

  次に、附則で本条例の施行日を平成27年10月1日とするものでございます。これは、改正法の経過措置で改正前に教育長の職にある者は、その者の任期満了までとされているため、現教育長の任期満了日である平成27年9月30日の翌日の10月1日を施行日とするものでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 教育委員会から配付された資料をもとにしてお伺いをしたいと思うのですが、安倍首相のいわゆる歴史も教育も真綿で絞めるかごときの統制力を強めた方向性に、この制度に変わって、振り向いたらあのときやっぱりきちんと指摘をしておくべきだったということのないように、我々としては今までとられてきた教育の独立性、行政からの独立性を堅持をして、過去における教育が果たした軍国主義の方向から、戦後やはり教育委員会、農業委員会等が果たしてきた役割というのを再認識をして、今の権力の向かう方向とやはりきちんと対峙をしていかなければいけないというふうに考えるものです。

  町長も考え方として、首長が教育に直接介入をしていく、そういうことについては懸念を表明されております。しかし、国の方向だからということで、その懸念を全くないものにしているわけではないというふうに考えます。ご自分が教育畑を長く歩いてこられて、町行政と教育との関連その他、ずっと今まで長い経験の中から、やはり教育の独立性をきちんと守るべきだという立場は、我々その過去からして、現町長が認識をされているものだというふうに思います。

  今後、この教育委員会制度が変わりますけれども、今までの教育委員会の果たしてきた独立性を保ちながら、越生の教育を埼玉県一の教育に導くためにも、今後何が必要か、町長のご所見があったらお答えをいただきたいというふうに思います。



○議長(新井康之君) 新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 神邊議員の質問にお答えいたします。

  私もずっと、大学の専門も教育行政学が専門でございますので、そういう観点では、随分教育については勉強してきたつもりであります。同じ教育委員会といいましても、越生のような小さいところもあるし、川越だとか所沢とかさいたま市とか、やっぱり規模の大小があります。それが一つの、今回の教育委員会制度の発端となったのは、大津市のいじめによる自殺についての対応が教育委員会がまずかったというふうなことが発端になっているわけですけれども、私はそれについてはあくまでも口実にすぎないというふうな認識を持っています。これは、仮にそれを越生に置きかえれば、全く学校のことは即教育委員会が把握しておりますし、ああいった事例は少なくとも越生町では考えられない事例でございます。しかし、大きい市になりますと、そういった教育委員会と学校との連携、そういうものが必ずしもとれていない。そういうところにおいては、木村議員が何回か主張しておりますコミュニティスクールというふうなものも必要なのかなというふうなことも感じているところでございますけれども、教育委員会によって大小、それから教育委員、特に教育長さん、あるいは行政の立場からすれば、首長さんの意向によって、かなり教育行政というものがさまざまな形で展開されているということは言えると思います。

  そういう中において、やはり今回の改正は、戦前の教育がやはり軍国主義に走ったというのは、教育がまず第一義的にその役割を果たしたというのは、これは歴史が認めるところだろうというふうに思います。これは、私は戦後の教育が民主的に運営されてきたというのは、やはり教育委員会制度というふうなものが非常に大きな役割を果たしてきたというふうなことを認識しております。神邊議員さんが危惧されるような危惧は、私も一部持っております。やはり教育に対する国家統制が、この制度の改革によって強まっていく可能性というものが、今までよりはより強くなっていくだろうと。教育委員会の中立性、独立性というふうなものは、やはり今までよりは、首長さんもいろいろですから、この前全員協議会でもちょっと申し上げましたけれども、一発選挙で上がってきた人が首長さんですので、経歴はまちまちです。考え方もまちまちです。ですから、そういったさまざまな首長さんによって、そのときの教育が左右されるということになると、やはり何回も繰り返しますけれども、教育の中立性、独立性という観点からした場合に、やはり課題は、今後新たな課題として出てくるのかなというふうなことは感じております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) ほかに。

  神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 町長のご認識が明確に示されたというふうに思います。そうした昔に返るようなことがあってはまずいし、このことで国そのものまでが方向性をある意味では失って、過去の苦い経験に戻るようなことがあってはならないというふうに思います。現在の教育委員会も、その辺をきちんと認識をして、教育の独立性等を確保して、子供たちのためにぜひ邁進をしていただきたいということを改めてご指摘をして、今後の動向について我々も機会あるごとにきちんと提起をさせていただきたいし、この議会がその役目をきちんと果たすべき重要な位置にあることを申し述べて、今後の活動に、中立性を含めた活動に期待をしたいというふうにあえて申し上げておきたいと思います。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

  1番、水澤努君。

          〔1番 水澤 努君登壇〕



◆1番(水澤努君) 質問させていただきます。

  神邊議員のほうからほとんど出たわけですけれども、教育の中立性ということは、本当に戦後教育の極めて重要な問題でありまして、その意味でいえば組合を通じた特定のイデオロギーの持ち込みも含めまして、やはり教育については中立性を持たなければいけないという点において、私は左右のどちらかも含めて、あくまでも中立を持つ、そうした担保として、大きな教育委員会というのは位置を持ってきていると考えています。その意味で、現在の改変というのが大きな問題になるというふうな認識があります。

  確かに行政のスリム化とか合理化について、私は一貫して主張してきましたけれども、事教育につきましては、そうしたレベルの問題では全くないと。基本的には、やはりそうした権力の一元化ではなくして分権、あくまでもやはり独立の権力を持っている機関として教育委員会が存在する、そのことが大切であると思います。例えば、ちょっと離れますけれども、外交にしても、現在の安保法制にしても、ポツダム宣言を読んだことがない人がやはり安保法制を進めるという、こうした全く専門外の人が勢いだけで物事を進めるようなことが国でも進んでいます。行政でも、今後そうした場面が大きく進んでいくような気がしてなりません。

  今後、やはり教育委員会が改変された後には、教育長の立場、権力というのも大きくなっていくと思われます。町長の基本的な見解につきましては、非常にわかりましたし、私も大きく同感しています。教育長につきましても、ぜひこの件につきまして、見解をお聞かせいただけたらと思います。



○議長(新井康之君) 吉澤勝教育長。

          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕



◎教育長(吉澤勝君) 水澤議員さんのご質問に教育長からお答え申し上げます。

  私は、まだ旧制度のほうの、10月1日からこの制度はなります。そうしますと、私の任期は前教育長さんの残任期間の9月30日までになります。10月1日から、また新教育長の制度に変わりますので、新教育長が議会で同意されて就任するわけでございます。また新しい制度で、先ほど町長が述べたとおりの方向で、新制度になりましても、教育委員会としましてもそのように進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから議案第26号を採決します。

  議案第26号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、議案第26号は原案のとおり可決されました。

  この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前11時59分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時30分)

                                              



△議案第27号 越生町教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例



○議長(新井康之君) 日程第10、議案第27号 越生町教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 議案第27号 越生町教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例を定めることについて、提案理由のご説明を申し上げます。

  地方教育行政の組織及び運営に関する法律が平成27年4月に改正され、同法第11条第4項で教育長は常勤と定められ、同条第5項では、勤務時間中の職務専念義務が課せられたため、本条例を制定するものでございます。

  新制度となりましても、現行制度と変わりなく教育委員会の事務局の事務を統括し、所属する職員を指揮監督することから、本条例でも勤務時間等は、これまでと同様に一般職の例によるとするものでございます。

  以上、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 質疑なしと認めます。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから議案第27号を採決します。

  議案第27号 越生町教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、議案第27号は原案のとおり可決されました。

                                              



△議案第28号 越生町教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例



○議長(新井康之君) 日程第11、議案第28号 越生町教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 議案第28号 越生町教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例を定めることについて、提案理由のご説明を申し上げます。

  本条例は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律が平成27年4月に改正され、同法第11条第5項で教育長の職務専念義務が定められました。

  この新制度における教育長は、特別職となっているため、地方公務員法を根拠とする一般職の条例とは別に、職務専念義務の免除についての特例を定めるものでございます。

  第1条は、目的を定めるもので、第2条は、教育長の職務専念義務の免除規定を定めるものでございます。

  以上、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 質疑なしと認めます。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから議案第28号を採決します。

  議案第28号 越生町教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、議案第28号は原案のとおり可決されました。

                                              



△議案第29号 平成27年度越生町一般会計補正予算(第1号)



○議長(新井康之君) 日程第12、議案第29号 平成27年度越生町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 議案第29号 平成27年度越生町一般会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申し上げます。

  今回の補正は、既定の予算に歳入歳出それぞれ5,326万4,000円を増額し、総額40億5,526万4,000円といたすものでございます。

  それでは、予算書の2ページ及び3ページの第1表、歳入歳出予算補正により概要を申し上げます。

  今回の補正予算の主な内容といたしましては、まず社会保障・税番号制度の導入に伴う町の総合行政システムの改修に係る経費を計上いたしました。これは、国の補助金を受けて行うもので、歳入に国庫補助金を計上し、歳出にはシステムの改修に係る業務委託料を計上いたしました。

  また、老朽化により耐震強度が懸念されている越生中学校のランチルームについて、耐震補強・大規模改修工事を行うための設計委託料を計上いたしました。

  さらに、全国市町村振興協会の交付金を活用いたしまして、五大尊つつじ公園内にある江戸時代、弘化年間に鈴木金兵衛により設置された、文化財としても貴重な四国・西国・坂東・秩父の巡拝碑を整備し、新たな町の名所とするための経費を計上いたしました。

  その他として、越生駅前のポケットパーク内に広報掲示板を設置する経費や、合併処理浄化槽設置促進事業の設置費補助金、低所得者の介護保険料を軽減するための繰出金など、臨時に補正が必要となる予算を計上したものでございます。

  以上、概要を申し上げまして、一般会計補正予算の提案理由の説明といたします。

  なお、詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) 三浦道弘企画財政課長。

          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕



◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、詳細につきまして、9ページからご説明を申し上げます。

  初めに、国庫支出金、国庫負担金、民生費国庫負担金の低所得者の介護保険料軽減負担金87万3,000円は、低所得者の介護保険料を軽減するための経費に対して、国の負担分、2分の1の額を計上するものでございます。

  次の国庫補助金、総務費国庫補助金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金935万9,000円と、民生費国庫補助金の229万2,000円は、いずれも社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度の導入に対応するために町が行うシステム改修費に対する補助金で、改修の内容と経費の詳細が確定したことにより、計上するものでございます。

  続きまして、10ページの県支出金、県負担金、民生費県負担金の低所得者の介護保険料軽減負担金43万6,000円は、県の負担分、4分の1の額を計上するものでございます。

  次の県補助金、衛生費県補助金の浄化槽整備・普及啓発事業費奨励交付金252万5,000円は、家庭用小型合併処理浄化槽の転換、撤去、配管に係る経費に対する交付金でございます。

  次の商工費県補助金の埼玉県消費者行政活性化補助金4万5,000円は、消費者啓発事業に対して交付されるもので、プリンターなどの備品購入費に対する補助金でございます。

  続きまして、11ページの県支出金、県委託金、商工費委託金の首都圏自然歩道管理委託金1万6,000円は、黒山三滝周辺の自然歩道清掃管理業務に対する委託金でございます。

  次の繰入金、基金繰入金、財政調整基金繰入金の3,271万8,000円は、今回の補正予算における歳入の不足額を基金の取り崩しにより調整するものでございます。

  次の諸収入、雑入、雑入の500万円は、全国市町村振興協会からの交付金で、五大尊花木公園内の四国・西国・坂東・秩父巡拝碑の設置事業に対して交付されるものでございます。

  以上、歳入の説明といたします。

  続きまして、13ページからの歳出についてご説明を申し上げます。

  初めに、総務費、総務管理費、文書広報費の広報事業40万7,000円は、越生駅前のポケットパーク内に観光イベントなどを周知するアルミ製の掲示板を設置するための工事費を新たに計上するものでございます。

  次の企画費、総合行政システム整備事業の1,526万円は、社会保障・税番号制度の導入に対し、町の総合行政システムの改修を行うために必要な業務委託料を計上したものでございます・

  次に、民生費、社会福祉費、介護保険事業費の174万5,000円は、低所得者の介護保険料を軽減するため、介護保険事業特別会計への繰出金を計上するものでございます。

  続きまして、14ページ、民生費、児童福祉費、学童保育費の学童保育事業127万円は、臨時職員1名分の賃金を、16ページの教育費、教育総務費から組み替えるものでございます。

  続きまして、15ページ、衛生費、清掃費、清掃総務費の合併処理浄化槽設置促進事業補助金523万4,000円は、申請件数の増加を見込み増額するものでございます。

  次に、商工費、商工業振興費の消費者啓発事業4万5,000円は、消費生活相談で使用するプリンター等の購入費を計上するものでございます。

  次の自然保護対策費の自然歩道及び黒山自然公園維持管理事業1万6,000円は、黒山三滝周辺の清掃管理業務について、県からの委託金が増額されたものでございます。

  続きまして、16ページ、教育費、教育総務費、事務局費の一般事務費127万円の減額計上は、前述した民生費、児童福祉費、学童保育事業へ組み替えるためのものでございます。

  続きまして、17ページ、教育費、中学校費、越生中学校管理費の中学校施設整備事業1,360万円は、越生中学校ランチルームの耐震補強、大規模改修工事のための設計委託料を計上するものでございます。

  次の社会教育費、文化財保護費の五大尊花木公園の四国・西国・坂東・秩父巡拝碑設置事業1,695万7,000円は、黒岩出身で江戸時代の商人、俳人であった鈴木金兵衛が設置した巡拝碑104基が五大尊つつじ公園内に当時のまま残されております。そこで、全国市町村振興協会の交付金を活用し、不足している84基を同じ根府川石でつくるとともに、既存の104基を移設し、四国・西国・坂東・秩父の巡拝碑をコースごとに整備して、新たな町の名所とするための経費を計上したものでございます。

  以上で補正予算の説明とさせていただきます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  2番、木村正美君。

          〔2番 木村正美君登壇〕



◆2番(木村正美君) 2番、木村です。2点ほどちょっと質問させていただきたいと思います。

  1点目が、歳出13ページの総合行政システム整備事業なのですけれども、システム改修ということなのですけれども、かなりの高額でございます。埼玉県で共同でシステムを、たしかもう既に運用していると思うのですけれども、各自治体とも、なからこういう多額の支出をしなければならないような状況なのでしょうか。まとまって他の市町村と1つのシステムを共有することによって、かなりメリットが出るというような説明を受けていたのですけれども、それにもかかわらず、やっぱり1,500万からの費用が必要なのでしょうか。その辺の細かい説明をお願いしたいと思います。

  2点目が、17ページでございます。五大尊花木公園の四国・西国・坂東・秩父巡拝碑の設置についてでございます。この事業は、来年のハイキングのまち宣言に向けて、地元出身の商人であり俳人であった鈴木金兵衛が計画し、完成し得なかった巡拝碑84基を設置し、200年の時空を超えてその思いを完成させようという、まさにロマンあふれる企画と期待しております。時間をかけて全部回るコースや、一、二時間で4つのうち1つを回るコースなど、バリエーションに富んだコース設定も可能かと思います。全員協議会でも申しましたが、ぜひ遠足のコースとして無名戦士之墓の眺望とあわせて宣伝していただきたいと思います。

  さて、質問に移りますが、執行部から宗教的な意味合いではなく、あくまで文化財として整備すると再三説明をしていただいておりますが、今現在五大尊境内にある巡拝碑は、国も県も町にも文化財指定がされていないと思います。歴史あるものと、これから設置する新しいものが混在する中で、文化財として指定していくのか、観光資源として扱うのか、町の考えをお聞かせください。

  また、補正予算の内容は、新しく設置する巡拝碑の設置費用がほとんどであると思いますが、科目が文化財保護費となっていることに違和感がありますが、その点についても見解をお聞かせください。



○議長(新井康之君) 三浦道弘企画財政課長。

          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕



◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、システム改修のご質問につきましてお答えを申し上げます。

  ご案内のとおり、今回1,500万円ほどの経費がかかるような歳出予算を計上させていただいております。その裏には、補助金として1,200万程度の補助金があるわけでございますけれども、その内容でございますが、まず今回は総務省分と厚生労働省分ということで分かれてございます。総務省分として、システムどんなものが必要になってくるのかというと、住基台帳システムのシステム改修、それから税の関係、地方税務システム、それから団体内の統合宛名のシステム、この3つが総務省分でございます。そのほかに厚生労働省分として、国民年金のシステム、介護保険のシステム、国民健康保険のシステム、後期高齢者医療のシステム、それから児童福祉のシステム、さらには障害者福祉システム、そして健康管理のシステムという多岐にわたるシステムの改修が必要になるということで、今回の経費がかかるということでございます。

  ご承知のとおり、総合行政のほうで県内の町村が行っておりますけれども、こちらの金額については、それをやっているTKCという会社でございますけれども、そちらからの示された金額でございまして、大方ほかの自治体でもこの程度の金額はかかるということでございます。ちなみに、総合行政システム以前のときには年間8,000万からのお金が、統合されて今現在3,000万円ほどの年間の維持費、委託料がかかっておるということで、5,000万円ぐらいのプラスにはなっているのですけれども、今回のシステム改修には、越生町に限らず今回の経費についてはこの程度の金額がかかるということでご理解をいただきたいというふうに思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤勝教育長。

          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕



◎教育長(吉澤勝君) 木村議員さんの五大尊花木公園についての鈴木金兵衛の碑が文化財として指定されているかどうかのお話ですが、鈴木金兵衛の巡拝碑は、教育委員会で文化財として指定しております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 三浦道弘企画財政課長。

          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕



◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、木村議員さんのご質問のうち、科目の関係についてご答弁をいたします。

  ご指摘のとおり、今回五大尊花木公園の関係につきましては、文化財保護費のほうに計上させていただいております。それは、先ほど教育長もお話をいたしましたとおり、このものが文化財であるというふうな観点から、こちらの科目のほうに割り振っております。これを、この補助金500万円全国市町村振興協会のほうからいただいているのですけれども、やはりその辺の申請理由、助成の申請のほうでも、こういう文化財、貴重な文化財であると。こういったものを有効利用していこうというような形での申請になっておりますので、それに合わせまして科目のほうも文化財保護費のほうに計上させていただいたという経緯がございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 木村正美君。



◆2番(木村正美君) ただいま文化財になっているというご答弁をいただいたのですけれども、私もけさ、もう一度町のホームページを確認して、文化財の一覧表が出ております。あの表をもう一度確認して、この質問をしているわけなのですけれども、それはいつ決まったのでしょうか。皆さん承知していたのかどうか、よくわからないのですけれども、町の広報関係ではまだ載っていないのではないかと思いますけれども、実際載っていますでしょうか。もしそうであれば文化財保護費でいいのでしょうけれども、ただ新しいものと、それから古いもの、みんな一緒くたにして文化財として指定してしまうのかどうか。その辺がちょっと私は、新しいものをちょっといきなり文化財にしてしまうということは、文化財保護委員さんの見識というか、そういうものをちょっと疑う必要があるのではないか。古いものは、確かに200年からの歴史があるものは文化財でいいですけれども、新しくつくったものまでまとめて文化財というのはちょっと難しいのではないか思うのですけれども、その辺はどういうふうにお考えか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(新井康之君) 吉澤勝教育長。

          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕



◎教育長(吉澤勝君) 木村議員さんのご質問にお答え申し上げます。

  古いものと新しいもの、現在その碑が、昨年だったかおととしだったか、そこが今確実なものを申し上げられないのですが、文化財に指定して古いものがあるのですが、ホームページのほうに漏れていたかもしれません。また確認したいと思いますが、新しいものと一緒に、今ちょうど文化財のほうの担当者が新しいコース等の検討を進めております。それらも含めて、今後も検討してまいりたいと思います。

          〔何事か呼ぶ者あり〕



◎教育長(吉澤勝君) 昨年4月付で、既存の104基について町指定にしております。



○議長(新井康之君) 木村正美君。



◆2番(木村正美君) その情報開示というものがホームページという、今大改造中で、多分いいのができるのでしょうけれども、その辺の担当者の管理というか広報というか、そういうものはどういうふうになっているのでしょう。1年たっても私が見た、一番トップに出ている、越生町の文化財のトップに出ているところの表を見て、まだ文化財になっていないのかなというふうに思って今回質問したのですけれども、その辺の文書の管理というのですか、広報の管理というのはどんなふうにされているかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(新井康之君) 吉澤勝教育長。

          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕



◎教育長(吉澤勝君) 木村議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  昨年4月付で、既存の104基について町指定したのですが、ホームページのほうにその記載がなかったという確認のほうも、私もちょっとしておりませんでした。今後、そのようなことがないように、最新の情報をホームページで知らせていきたいというふうに思います。申しわけありませんでした。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

  1番、水澤努君。

          〔1番 水澤 努君登壇〕



◆1番(水澤努君) 1番、質問します。

  私も五大尊花木公園の件についてなのですけれども、全員協議会の場でも若干お伺いしたのですけれども、ホームページのリニューアル作業が進行中ですけれども、この事業というのはなかなか画期的な事業ですので、どれだけ宣伝が効果的になされるかというのが大きな鍵を握ると思います。現在においては、やはり紙媒体での宣伝というのは、もちろんこれも必要ですけれども、非常に限定的で、やはりネットを通じての宣伝というのが一番集客力が、観光なんかにおいてもあるというのが現状です。その辺のところで、ホームページへの反映というのをかなり効果的な形で行うような、そういう計画、準備というのはなされているのでしょうか、お伺いします。



○議長(新井康之君) 三浦道弘企画財政課長。

          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕



◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、水澤議員さんの質問にお答えいたします。

  水澤議員さんからも一般質問これから出ているのですけれども、来年の3月1日を目指しまして、ホームページの立ち上げを始めております。幸いなことに、今回地方創生の交付金がついたということで始まったわけでございますけれども、まだここでやっと選定の業者が決まったという段階でございまして、詳しいことはこれからになるわけでございますけれども、当然結構大きなお金をかけての政策でございますので、多くの方に見ていただけるような、そういったホームページにしていきたい。その中で、当然観光等、あるいは町から情報発信をしたいようなことについては多くの方が触れるような、そういったホームページにしていくように、今仕様書でもそういうお願いをしておりますし、業者が決まりましたら、その業者からの提案、そういったもの等を見ながら、近隣に引けをとらないような、そういったホームページができるように努めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) ホームページ作成は、まだ今後になるということですけれども、鈴木金兵衛をやはり全国に知らしめていくということは、非常に町にとって誇り高いことのわけですけれども、一方でそうした形で歴史的、学術的なものという価値が非常にあるものであるわけですけれども、そうした歴史的なもの、文化的なものというのは、観光地に一つの深みを与える重要な要件であるわけですけれども、同時にやっぱり観光地としていっぱい人を呼ぶためにはポップな乗りといいますか、そうした形で押し出しというのが非常に必要になると思いますので、今だったら、はやりものといったらやっぱりパワースポットですよね。東京からすぐに東上線でやってきて、四国から西国・坂東・秩父を一遍に回れるということで非常にご利益があるという、なかなか売り出し、セールスポイントが非常にあるものだと思うので、学術的な価値はもちろんのことですけれども、そうした本当にポップなもの、あるいはヒットした場合にパワースポットとして、例えばグーグルでもヒットの上位にランクできるような、そういうような細工、工夫というのをぜひ考えていただきたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 三浦道弘企画財政課長。

          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕



◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答えいたします。

  実際ホームページを立ち上げていくのはこれからの話になるのですけれども、考えているのが、情報発信をする中で特に学べる観光地とか、そういったような視点からの情報提供、そういったものを積極的に取り上げていければいいというふうに考えておりますので、またいろいろアイデア等ございましたら、ぜひこちらのほうにもいただければというふうに思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) 鈴木金兵衛という話だけだと、なかなかおかたい話になってしまうので、うめりんもいることですし、おかたいやつではなくて、とってもやっこいやつで、ソフトなポップなやつをぜひ実現していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。

  以上です。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

  神邊光治君。反対討論ですか。



◆10番(神邊光治君) そう。



○議長(新井康之君) 10番、神邊光治君。本案に対する反対討論を許します。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 先ほどの議案でも申し上げましたが、この補正予算の中に大変残念ですが、マイナンバーのシステム改修整備事業で1,500万円入っております。先ほども申し上げたとおり、けさの年金の個人情報125万件が流出した問題と、今度のこのシステム改修によって12桁のナンバーが全ての国民に付与されて、今後それが使われると。そういった意味では、先ほど申し上げたとおり個人情報の漏えいが重大な将来の国民の財産の悪用や、その他に被害をこうむりかねない、そういう大変重大な内容を含んでおります。そうした意味では、10月の登録開始で来年1月からの実施は、当面見合わせていく必要があるというふうに考えます。

  そのことと、あと中学校のランチルームの大規模改修への設計費、それから花木公園の鈴木金兵衛の巡拝碑設置、その他町にとっても重要な内容があって、反対するのは忍びないのですが、住民の貴重な財産を売り渡しかねないような状況が将来発生する可能性が大きいという意味では、マイナンバー制度のシステム改修費については反対せざるを得ないことを申し上げて、反対討論といたします。



○議長(新井康之君) 1番、水澤努君。賛成討論を許します。

          〔1番 水澤 努君登壇〕



◆1番(水澤努君) 賛成討論を行います。

  神邊議員のおっしゃっていたリスクにつきましては、そのとおりです。しかしながら、私たちは車も利用します。車に乗ることによって、毎年数千人も死んでいます。車に乗ることによって、死ぬリスク、殺すリスクは非常にあります。そうした形で考えた場合、片方のリスクだけを取り上げて問題を論じることは、非常に問題があると思います。

  このナンバー制度で最もカバーするリスクというのは何か。私は、先ほど神邊議員が言っていましたけれども、これから高齢者だらけの社会になって本当に大変になると。国民に押しつけるのかというのはいろいろありましたけれども、高齢者にとってやはり何か手続する上でも、何度も通って、またたらい回しされるとか、そんなのが一番大変なことです。今そういう中で、ワンストップ化というのが進んでいるというのが、いろいろこの間のお話の中でも明らかになっていると思います。その意味で、このシステムの完備ということは、ワンストップによるさまざまな事務の処理ということが非常に進むわけです。

  その点で、これから高齢化が進み、高齢者の方が役場に行く上でもワンストップで処理できる、そういうようなことが非常に必要になる時代が、もう目の前すぐそこというか、既に来ています。そういう中で、やはりそこでカバーされるリスク、すなわち高齢者が本当に生きにくい社会を少しでも生きやすくする、そのことによって得られるメリットのほうが、このシステムの整備によって生まれるリスクよりもはるかに大きいというふうなことが、私の賛成の理由です。

  以上です。



○議長(新井康之君) ほかに討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで討論を終わります。

  これから議案第29号を採決します。

  議案第29号 平成27年度越生町一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立多数〕



○議長(新井康之君) 賛成多数です。

  したがいまして、議案第29号は原案のとおり可決されました。

                                              



△議案第30号 平成27年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)



○議長(新井康之君) 日程第13、議案第30号 平成27年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  新井雄啓町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 議案第30号 平成27年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申し上げます。

  それでは、予算書9ページの歳入からご説明を申し上げます。

  保険料、介護保険料、第1号被保険者保険料の現年度分特別徴収保険料157万1,000円の減額は、低所得者保険料軽減繰入金分を減額するもので、繰入金174万5,000円の9割分を見込み減額するものでございます。

  現年度分普通徴収保険料17万4,000円の減額は、同様に繰入金の1割分を見込み減額するものでございます。

  繰入金、一般会計繰入金、低所得者保険料軽減繰入金174万5,000円につきましては、第1号被保険者の保険料について、低所得者の保険料の軽減措置を図るもので、国、県及び町の公費投入分を計上するものでございます。

  なお、公費の負担割合につきましては、国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1でございます。

  次に、11ページの歳出でございますが、地域支援事業、介護予防事業費、一次予防事業費につきましては、高齢者の居場所づくりに要する経費を負担金補助及び交付金から委託料に組み替えるものでございます。

  歳入歳出予算の総額についてでございますが、歳入につきましては、款同士における同額の予算を組み替えるもの、また歳出については、目内で同額の予算を組み替えることから、予算の総額につきましては変更はありません。

  以上、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(新井康之君) これから本案の質疑を行います。

  10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 歳出における一次予防事業費をゼロとして、業務委託料にしました。この具体的な中身と、先ほど私が指摘をした地区のそうしたお年寄りに対するサービスのネットワークづくりをこれから始めようという、それとの関連でどう位置づけられるのか。

  あと、以前からも町長は言っていますが、デイサービス事業が越生町はないというので、差し迫っているのはこのデイサービスをどう構築していくかと。以前は、ゆうパークが一時それを担っていました。ゆうパークも、そうした意味では経営がご存じのとおりな関係から、デイサービスを今は引き受けていないような状況です。そうした中で、今後どう構築していくのか、見通し等がありましたらお伺いしたいというふうに思います。



○議長(新井康之君) 山口博正健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、神邊議員さんのご質問に対しまして、健康福祉課のほうからお答えをさせていただきたいと思います。

  今回の補正予算の内容でございますが、歳出に関係いたしますところの部分でございますが、地域支援事業の介護予防事業費、一次予防事業費の、当初予算といたしましては負担金補助及び交付金で計上させていただいていた18万円、この内容でございますけれども、町のほうでは先ほども申しましたとおり、地域の中で高齢者が集える場所づくりを進めていくということで、平成27年度につきましては3カ所分、これ18万円の内訳でございますけれども、3カ所分を計上させていただいていたものでございます。今回、社会福祉協議会との調整の中で、町からの委託事業として位置づけることによって、協力的に実施しましょうということで組み替えをさせていただくものでございます。

  それから、デイサービス関係のご質問もございました。これは、いわゆる介護保険サービス以外のデイサービスということでお答えをさせていただいたのでよろしいでしょうか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



◎健康福祉課長(山口博正君) その部分に関しましては、現在町からの委託事業として、同様にNTTの旧事務所があったところで、ふれあいルームを開催をさせていただいているところでございます。デイサービス関係の基盤という話になろうかと思いますけれども、いわゆる今後2025年を見据えた中で言いますと、当然やはり先ほど来からお話が出ておる、高齢者の方が身近な地域で集える場所というのをやはり創設していくことが、一番大切なことになろうかと思います。現在町のほうでも、先ほども申しましたとおり社会福祉協議会の運営によって、ふれあいルームのほうもさせていただいているところでございますけれども、やはり遠方からという話になってきますと、送迎でやはりそれだけの部分の労力というのも必要不可欠になってくる状況でございます。

  さまざまな環境の中で、先ほど来からお話ししているとおり社会資源を活用しながら、高齢者が住みなれた地域で生き生きと暮らせるような形の基盤づくりを、これからはしていかなければならないというふうに町のほうでも考えている次第でございます。資源的には限られたものになってしまうかもしれませんけれども、今後町におきましては、それを基本として推進をしていきたいというふうに考えている次第でございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) だから、この業務委託料というのは、社協に対して年間でやっているものを、月1回や、その他のペースにして6万円の補助をするとか4万円にするという、そういう委託の原資がこの180万でしょう。それとは違うのですか。

          〔「18万」と呼ぶ者あり〕



◆10番(神邊光治君) ああ、18万。社協が新しく地区サロンに示した原資は、この業務委託料の18万が元手になっているのでしょう。違うのですか。そうした意味では、町がもっと、社協にお任せしっ放しで、町の責任を放棄してしまっているような形にならざるを得ないではないですか。先ほども言ったとおり、議員には説明していない。ある意味では、この予算を提案するときに、先ほどの地区サロンはこれが原資だというのを、ちゃんと執行部の側から言うのだったら話はわかりますよ。何だかわからないのに、論議しなければ、だって何も議員は理解できない状況になってしまうではないですか。どうですか。



○議長(新井康之君) 山口博正健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  社会福祉協議会が実施しておりますサロン事業の財源につきましては、赤い羽根の共同募金の資金を財源として実施しているものでございます。今回、町のほうで予算化させていただきました。これは、社会福祉協議会におきましては、今までのサロン事業の経過の中で各区、行政区ごとに推進してきたものの基本的な考え方があろうかと思います。その中で、やはりそれ以外の民家等を活用して、やはり居場所づくりというのも考えられますので、町といたしましてはその部分をフォローするための経費を計上させていただいたということでご理解をしていただきたいと思います。

  今回、「広報おごせ」のほうにも掲載をさせていただきましたが、上野東地区で民家のほうを提供していただいて、高齢者の集える場所をつくったというところもございます。その辺も含めて経費的なもの、支援ができる範囲内ということでございますけれども、町のほうでも支援をしていくための経費を計上させていただいたということでご理解賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 社協がやろうという事業と、この業務委託料は、中身は全く同じですよね。金は赤い羽根が、社協だとかと言っていますけれども、町が直接区との関係で地区サロンを今後やっていこうと。その18万円の中身は、では何カ所で何回開くだけの予算があるわけですか。そのほか、では仮に回数がふえたり場所がふえたりした場合については、それはもう社協のほうでやるのか、町としての予算を増加させるのか、その辺はどうなっているのか。

  それと、やはり各地区にきちんと説明をして、本当に協力体制をしっかりつくっていかなければ、町が狙ったような地区サロンはなかなか、そうは簡単にいかない。先ほどもお話を休憩時間にさせてもらいました。本町では、社協に来てもらって大まかな計画と、実施に当たっていろんな条件があることを説明をしてもらいました。先ほども申し上げましたが、本町は地域づくりの中で1年、12カ月の中の10カ月は今まで地区サロン的な、男の料理教室も含めて、あるいは折り紙だとかハイキングだとか、いろいろと取り組んでおります。そうした中で、実施主体の地域づくりの役員のメンバーも、もっとやれというのかという、そういう圧力を感じて拒否反応が出たのです。そこを本当に地域の経験ある、地域づくりの本町のメンバーでさえ拒否反応が出るような取り組みを今後しなければならないと。私は、その本町の地域づくりの今度4月から部会長に推されたものですから、なおさら負担を感じているのですが、今後地域で本当に地についた活動が展開できるようにするためにも、役場が本腰を入れて地区へのサービスや提供、その他をじっくり腰を据えて依頼等を行ってほしいというふうに思います。それには、やはり国等の介護保険の改悪があって、それが地域に対してそうしたしわ寄せが生じてきているのだという現実をやはりきちっと言って、役場の立場を十分理解をいただいた上で事業が展開されなければ、押しつけになったら必ず俺は失敗するということを最初に申し上げておきたいと思います。



○議長(新井康之君) 答弁はいいのですか。



◆10番(神邊光治君) 結構です。



○議長(新井康之君) ほかに質疑はありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで質疑を終わります。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから議案第30号を採決します。

  議案第30号 平成27年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立全員〕



○議長(新井康之君) 賛成全員です。

  したがいまして、議案第30号は原案のとおり可決されました。

  この際、暫時休憩いたします。

                                      (午後 2時33分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時51分)

                                              



△請願第1号 日本を「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法、「国際平和支援法」=「戦争法案」に反対する意見書の提出を求める請願



○議長(新井康之君) 日程第14、請願第1号 日本を「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法、「国際平和支援法」=「戦争法案」に反対する意見書の提出を求める請願についてを議題といたします。

  請願第1号については、越生町議会会議規則第92条第2項の規定によって、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、請願第1号については、委員会の付託を省略することに決定しました。

  本案について、紹介議員の説明を求めます。

  10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) それでは、紹介議員から、日本を「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法、「国際平和支援法」=「戦争法案」に反対する意見書の提出を求める請願について説明をさせていただきます。

  まず、憲法違反の閣議決定が重大な内容を持ちながらも、安倍首相が、今まで内閣法制局長官の答弁で、集団的自衛権の行使については現憲法下では違反だということで、国会で答弁を一貫して、集団的自衛権についてはそう答弁してきました。それを、安倍首相が勝手に解釈をして、集団的自衛権の行使容認に転換をしました。重大な変更に当たるにもかかわらず、国会審議をした経過はありません。安倍が勝手に閣議決定をしてきたわけです。それに基づくいわゆる「戦争法案」2法案が、一括法としての2法案が出てきました。これは、どう読んでも集団的自衛権の行使を容認することによって、アメリカの戦争に日本の自衛隊が厳しく巻き込まれる、戦闘状態に、地球の裏側まで行って戦闘状態がある、起きるということは明白であります。

  そうした憲法では国の交戦権を認めない、認めていないにもかかわらず、戦闘地域まで行って戦闘する可能性が、十分国会審議を聞いていても出てきました。そうしたときには引き揚げるだとか、撤収するだとか、休止するだとか、その手前では交戦権が生じることは明らかであります。そうした意味では、まさに今の時点で日本に対する武力攻撃がなくても、集団的自衛権の発動によってアメリカの戦争に、アメリカが引き起こす先制の戦争に自衛隊が参戦させられるという大変危険な内容だと言わなければなりません。

  私は、日本国憲法のいわゆる第2章、戦争放棄、第9条で、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」。2項で、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」を厳格にやっぱり適用するならば、今の上程されている、国会で審議されている法案は、まさに「戦争法案」だと言わざるを得ません。

  日本は、今後集団的自衛権行使容認の、この違憲な状況を撤回して、平和と安全な国家として、平和国家として憲法9条にのっとって国際平和を、まさに憲法で明記している誠実に希求する国として、平和な国として海外に発信をして、そして戦争を起こさない、戦争はしない、そうした誓った憲法に基づいて国際紛争を話し合いで解決する、そうした方向に力強く歩み出す必要があるというふうに思います。

  以上の点から、ぜひ皆さんのご賛同を得て、「戦争法案」を撤回して、立法措置を行わないように求める意見書について採択をして、政府に突きつけていただきたいというふうに思うわけであります。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(新井康之君) これから紹介議員に対する質疑を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 質疑なしと認めます。

  神邊光治君、自席へお戻りください。

  これから討論を行います。

  本案に対する反対討論はありますか。

  9番、長島祥二郎君。本案に対する反対討論を許します。

          〔9番 長島祥二郎君登壇〕



◆9番(長島祥二郎君) 9番、長島です。本請願に反対の立場から意見を申し上げます。

  戦後70年、我が国は平和を享受してきました。さきの世界無名戦士之墓慰霊大祭でも、新井町長が戦争のない世界の恒久平和を誓いました。平和であることのとうとさは、誰が考えても異論のない事実です。しかし、世界に目を向けると、平和にはほど遠い現実があります。シリアやイラクのように、現に戦闘状態の国もあります。また、平和を脅かす動きはアジアでも始まり、周辺国への影響が懸念されつつあります。この動きは、我が国にとっても大きな影響を及ぼしかねない情勢の変化を生じさせる懸念もあります。我が国の存続を脅かす事態に対処するためには、我が国一国だけではなく、広く世界の国々と協調していくことが重要であると認識しています。そのため、我が国の安全を確保していくには、日米間の安全保障、防衛協力を強化するとともに、世界の国々との信頼及び協力関係を深める必要があります。

  今までに我が国は、世界情勢の変化とともに平和を守るという観点から、国際協調の必要性に鑑み、その都度部分的な法整備がされてきました。しかし、将来にわたり、我が国の平和と安全を守るあらゆる事態に対処するための包括的な法整備は行われておりません。平和安全法制整備法及び国際平和支援法は、争いを未然に防ぎ、国の存立を全うし、国民の命と平和な暮らしを守るためにいかにすべきかが基点となっています。そして、我が国の平和と安全に対するあらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする法整備を行うことを目的としたものです。

  本請願は、「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法とか、国際平和支援法イコール「戦争法案」といった誤解を招きかねない表現かと思われます。しかしながら、本法案は武力をもって他国を侵略することや、武力行使を無制限に行うことではありません。法の執行に当たっては、これまでと同様、国会承認を求めることになり、新3要件を満たしているか、政府が判断するのみならず、国会の承認を得ることとなっているからです。また、提出された平和安全法制整備法及び国際平和支援法は、国会審議が開始され、さまざまな論点から現在も議論が続けられているところです。国の安全保障はどうあるべきか、国民の生存権にかかわる最重要問題でありますから、丁寧な説明が求められていることは言うまでもありません。国会審議の場を通じて明らかになることも、これから多々あるのではないでしょうか。

  越生町議会の議員には、一人一人の良心に照らして、直観的判断も必要ですが、現在進行中の案件に対して、今この段階で結論ありきと決めつけるのではなく、国会の議論を注視し、議員11名の議会ですから、党派を超えて今後も議論していくことが大切なことであると考えます。

  以上のことから、本請願には反対いたします。



○議長(新井康之君) 本案に対する賛成討論はありますか。

  1番、水澤努君。

          〔1番 水澤 努君登壇〕



◆1番(水澤努君) 賛成討論をさせていただきます。1番、水澤です。

  今、長島議員がおっしゃっていましたけれども、私もこの文言につきましては、「戦争法案」であるとか、とても何というか決めつけの言葉が並んでいて、昔よく使った言葉だなと思って非常に嫌なのですけれども、その点では留保つきの賛成ということであるのですけれども、まず今、長島議員が言っていました、現情勢が変わったという認識につきましては、私はそうとは思えません。かつて学生運動が大暴れしていたころ、世界情勢はもっと混乱していました。共産主義勢力がそこらじゅうで暴れ回って、テロやハイジャックを起こしたり、あるいはいろんな国で共産主義と連動した部分がクーデターを起こしたり、今とはもう物すごく問題とならないくらい混乱していたというのが、かつて50年、60年、70年代、そうした時代でありました。

  しかしながら、そうした中で、当時の政府はいかなる立場をとっていたのか。これはよく言われますけれども、吉田ドクトリンという言葉があります。つまり、軽武装で、あくまでも経済成長を基本にして、国のかじをとっていくという方向であります。その場合、たとえ押しつけられた憲法であったとしても、むしろ逆に押しつけられた憲法であったがゆえに、これを盾にとって、こんなものを押しつけているのだから動けないよということで、常に自衛隊の運用については非常に慎重になって、あくまでも逃げてきたというのが、日本の本当に良識的な保守の人たちの政治でありました。私は現在、大きく転換して保守の勢力になっていますけれども、保守というのはそうした極めて現実認識に対してバランスを持った主張であるというふうに考えています。つまり、そうした現状の安定を求めて、やっぱり長年培われた、そうした知恵を生かしていく、これが保守だと思います。

  戦後、今70年たっています。戦争への動きは、日本は全くありません。明治維新から太平洋戦争まで70年です。どちらが守るべき体制でしょうか。本当に現状の維持と繁栄、そして安定を望むのならば、この戦後の70年間で立証された、この平和で安定的な体制こそ保持することが、保守の本義であると私は考えております。その意味で、私は現在の安倍首相が進めている安保法制化につきましては、これは保守の本義にもとるものであるというふうに考え、反対しております。

  イスラム国といえば過激派の代名詞のように思われますが、あれは実は復古主義です。イスラムの本当の姿を戻すと言ってやっているわけです。首をちょん切ったり、火あぶりにしたり、これは500年前には常識でした。日本でも、ほんの70年以上前は、思想が違えば拷問して殺すということが当たり前でした。こんな時代にやっぱり戻してはいけません。やはりイスラム国に反対するのであるならば、そうした復古主義的な、現状にマッチしないような、時代は変わるわけです。保守の守るべきものも変わるわけです。その意味で、そうした日本において復古的な動きをもう一度巻き戻すような動きについては、世界中でこういう動きが出ているわけですけれども、やはりそうした道を日本は歩んではならないというのが私の強い意識であります。

  日本は、そうした中で平和ブランドで、戦後世界における地位を築いてきました。このブランドをやはり傷つけてはならないと思います。確かに法制化が進んでいない曖昧な憲法であります。曖昧な法律でしかありません、今の状態は。しかしながら、日本の保守勢力は、まさに日本人のやはり特殊であるこの曖昧さ、これをうまいぐあいに逆手にとって、今まで平和を維持してきたわけです。まさにこの70年間、平和でいられたというこの先進国の奇跡を日本は起こしたわけですから、それはやはりこの憲法と、この憲法のもとでの、この不十分な憲法、押しつけられた憲法ですけれども、この憲法のもとでのあり方が、やはり現状では保守すべき最大のものだと思います。例えば、黒船によって押しつけられた、みんなズボンをはいて、シャツを着ています。ちょんまげとはかまでこの場に来たら、きっと追い出されると思いますけれども、それは日本の本来のあり方です。でも、それは今は違います。同じように、やはり戦後70年は一つの大きな歴史であり、伝統であります。私は、その伝統と歴史をやはり今の大人が、その70年を生き抜いてきた大人が子供の世代に手渡す、これが私は責任だと思います。

  その意味において、請願の中身につきましては非常に乱暴な内容なので、私はなかなかちょっと抵抗感を感じるところはあるのですけれども、少なくとも現在の安倍政権の、全く日本の保守の本来のあり方、本当はこういうことは、やはり私は自民党の内部からこういう声が上がるべきだというふうに強く思っているのですけれども、そうした保守のあり方そのものを変更させるような、こうした動きについては反対し、請願について賛成を述べたいと思います。

  以上です。



○議長(新井康之君) ほかに討論。

  3番、宮島サイ子君。本案に対する反対討論を許します。

          〔3番 宮島サイ子君登壇〕



◆3番(宮島サイ子君) 3番、宮島サイ子です。日本を「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法、「国際平和支援法」=「戦争法案」に反対する意見書の提出を求める請願について、反対の立場から意見を申し上げます。

  平和安全法制は、国民を守るためのすき間のない防衛体制を整備するとともに、国際社会の平和と安全のための貢献を進めることを目的としております。今回の法整備の大きな一つは、我が国防衛のための日米防衛協力体制の信頼性、実効性を高め、強化することにあり、国民の命と幸せな暮らしを守ることにあります。平時から有事に至るまで、切れ目のない法制を整備することによって、日ごろから日米間の連携や協力が緊密にできるようになります。また、そもそも有事のような危機的な状況などつくってはなりませんが、切れ目のない法制を整備することにより、日ごろから備えを十分にし、万全を期していくことができ、結果として抑止力を高めて紛争を未然に防止できます。また、国際社会の平和、安全があってこそ、我が国の平和、反映が維持できます。ですので、決して国際協力といっても、何かどこかのほかの国のためにやるというのではなく、結果として我が国の安定や、そのための貢献をすることになりますので、できる限りの貢献はしていかなければなりません。

  これまで日本は、国際協力の場面で20年余り、そうした活動を自衛隊の皆様に頑張ってきていただきました。経験や実績を踏まえ、国際平和協力のための法制を改めて整備していこうというところに狙いがあります。ですので、請願に示されている国際平和支援法イコール「戦争法案」というのは、絶対に間違っております。国際平和支援法とは、後方支援にかかわるところの法制です。どんな事態に際して我が国が後方支援をしていくのかということで、国際平和共同対処事態という定義をしております。この定義の説明は省きますが、具体的には国際法上の正当性という観点から、国連決議があることを絶対条件にしております。さらに、国会の関与では、例外なき国会の事前承認と非常に厳しい縛りをかけております。

  過日、5月28日の国会において、衆院平和安全法制特別委員会で、安倍首相はこのように述べております。「今般の平和安全法制の整備に当たっては、昭和47年に示された政府見解の基本的な論理は一切変更していない。憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略である専守防衛について、その定義、そしてそれが我が国防衛の基本方針であることにいささかの変更もないということは、はっきりと申し上げたい」と。今回の請願にある、米国のあらゆる戦争に自衛隊を参戦させ、日本を「海外で戦争する国」にする「戦争法案」などや、憲法9条を壊す違憲法案と主張するのは論理性に欠け、到底納得できるものではありません。よって、私は反対をさせていただきます。

  以上です。



○議長(新井康之君) ほかに討論はありませんか。

  2番、木村正美君。本案に対する賛成討論を許します。

          〔2番 木村正美君登壇〕



◆2番(木村正美君) 2番、木村正美です。本請願に対して賛成の立場から討論を行います。

  去る5月9日、終戦70周年、世界無名戦士之墓建立60周年を記念して、霊廟前において上田清司県知事らの来賓を迎えて慰霊式典が盛大に挙行されました。それぞれを代表する方々が追悼文を読み上げられましたが、表現の違いこそあれ、一様に二度と戦争の悲劇と惨禍を繰り返してはいけないと不戦の誓いをしております。恒久平和を願って無名戦士の霊廟を建立した長谷部秀邦先生のご意思に敬服するとともに、その精神を受け継ぎ、今日まで一切の戦争を行わず、墓を守り、平和を維持してきた顕彰会の皆様を初め、町民の多くの方々に敬意を表するところであります。

  戦後70年を経過し、戦争を知らない世代がほとんどになってきました。私も、安倍首相もその世代であります。戦争の惨禍を知らない人が多くなれば、風化していくことを食いとめることは難しくなると思います。時間の経過とともに、今進もうとする傾向は強くなっていくと思っております。私は、戦争の時代を生きてきた両親から話を聞いて育っていますので、平和に対する思いには確固たるものがあります。私は、平和のシンボルである白亜の塔の越生町に生まれたことを誇りに思っております。そして、この町に生まれてきたことを使命と感じ、再び戦争に巻き込まれる危険性を含んだ「戦争のできる国」にしようとするかじ取りには反対します。

  各新聞社や通信社、マスコミ等の世論調査でも、今の政府の動きを危惧する人々の割合が多いことが報道されております。法案成立の時期を特定して、数の論理で平和、平和と唱えながら国会論議が展開されております。私は、この請願がイデオロギーを超えた町民の声であると信じ、賛成いたします。



○議長(新井康之君) ほかに討論はありませんか。

  7番、木村好美君。本案に対する反対討論を許します。

          〔7番 木村好美君登壇〕



◆7番(木村好美君) それでは、本請願について、私は反対の立場から討論をさせていただきます。

  そもそも本当に先ほど来皆様がおっしゃっているとおり、戦争は二度と起こすべきものではないし、本来ならばこの請願は本当に必要だと思います。ただ、先ほど水澤議員もおっしゃったとおり、とても内容的には過激でございます。それが、やはり議会議長から国へ、越生町議会から国へ行く請願でございます。その中で今回、先ほど長島議員もおっしゃいましたけれども、もう一度しっかりと党派を超えて議論していくべきだと思っております。そして、越生町が言わんとするところ、先ほど木村議員さんもおっしゃいましたけれども、恒久平和に関するいろいろなこと、越生町自体の文言でしっかりと提出すべきだと思います。よって、本請願に関しましては反対し、しっかりと議会の中で新たなものをつくっていっていただきたいと思います。

  以上です。



○議長(新井康之君) ほかに討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) これで討論を終わります。

  これから請願第1号を採決します。

  請願第1号 日本を「海外で戦争する国」にする平和安全法制整備法、「国際平和支援法」=「戦争法案」に反対する意見書の提出を求める請願については、原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。

          〔起立少数〕



○議長(新井康之君) 賛成少数です。

  したがいまして、請願第1号は採択しないことに決定しました。

                                               



△散会の宣告



○議長(新井康之君) これで本日の日程は全部終了しました。

  本日はこれで散会します。

                                      (午後 3時24分)