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埼玉県 越生町

平成25年 12月定例会(第4回) 12月05日−一般質問−03号




平成25年 12月定例会(第4回) − 12月05日−一般質問−03号







平成25年 12月定例会(第4回)





          平成25年第4回(12月)越生町議会定例会
議 事 日 程 (第3号)

                          平成25年12月5日(木)午前9時30分開議

日程第 1 一般質問
日程第 2 発議第1号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書
日程第 3 人権擁護委員の推薦について
日程第 4 議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件

出席議員(11名)
     1番   水  澤     努  君      2番   木  村  正  美  君
     3番   宮  島  サ イ 子  君      5番   宮  ?  さ よ 子  君
     6番   吉  澤  哲  夫  君      7番   木  村  好  美  君
     8番   田  島  孝  文  君      9番   長  島  祥 二 郎  君
    10番   神  邊  光  治  君     11番   浅  野  訓  正  君
    12番   新  井  康  之  君

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  町   長   新  井  雄  啓  君   総 務 課長   岩  ?  鉄  也  君

  企 画 財政   大  沢  昌  文  君   会計管理者   山  口     豊  君
  課   長

  税 務 課長   奥  泉  隆  雄  君   町 民 課長   松  本  和  彦  君

  健 康 福祉   山  口  博  正  君   産 業 観光   三  浦  道  弘  君
  課   長                   課   長

  まちづくり   三  羽  克  彦  君   水 道 課長   池  田  好  雄  君
  整 備 課長

  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   安  田  孝  之  君

  生 涯 学習   田  中     広  君
  課   長
                                              
本会議に職務のため出席した者の職氏名
  事 務 局長   宮  崎     桂      書   記   福  田     実
  書   記   福  島     勲



                                              



△開議の宣告



○議長(新井康之君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時31分)

                                              



△議事日程の報告



○議長(新井康之君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第3号のとおりです。

                                              



△発言の申し出



○議長(新井康之君) 産業観光課長から発言の申し出がありましたので、これを許します。

  産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、発言をさせていただきたいと思います。

  先日の吉澤議員さんの一般質問の中で、農地利用集積円滑化団体についての質問がございました。その後調べさせていただきまして、ご報告させていただきますけれども、こちらの農地利用集積円滑化団体といいますのは、簡単に言ってしまえば農地を仲介するような、農地バンク的な制度ができるというような団体でございます。今回この周辺では、JAいるま野さんがこちらの認定を受けてございまして、JAいるま野さんのほうで土地の借り手あるいは貸し手、これを仲介するような今組織がございます。そういった関係で、このJAいるま野管内の市町村については、そちらのJAいるま野さんの管内については全てJAさんのほうで対応するということで、越生町は入ってございません。

  ただ、ここにきのうの質問の中で、ときがわ町さんですとか日高市さんが入っているというふうなお話がございましたけれども、実は日高市さんについては、これがJAいるま野さんがこれになるときに、そのときにはまだJAに加入されていなかったということで市単独で入っておりましたけれども、現在では日高市さんもこれは抜けてございます。JAが統合された関係で日高市さんも抜けているということで、皆様にお配りいたしました最後のページに、11番のところに日高市内の農地とありますけれども、これは実際には今は削除されておりますので、そちらのほうご訂正いただきたいと思います。

  なお、こちらの制度につきましても、なかなか条件というのは厳しくて、こちらでも一番最後のページに書いてあるように、(4)番のようなところで、農業機械が搬入できないような農地ですとか、その上の鳥獣害がひどく、十分な収穫が見込めないような農地、いわゆる中山間地域の農地については、なかなかそういうのは対象にしないというふうなことで、具体的にはかなりハードルも高いといいますか、優良農地でないと借り手もいませんし、それ以外のところについては受け付けないというような、そういう制度のようでございます。

  したがいまして、こちらの登録団体に加入する意思があるかということでございますけれども、このJAいるま野さんのほうで対応していただいておりますので、町単独として入る意思はございません。

  以上でございます。

                                              



△一般質問



○議長(新井康之君) 日程第1、一般質問を行います。

  通告順に行いますので、ご了承願います。

                                              

       ◇ 宮 島 サイ子 君



○議長(新井康之君) 3番、宮島サイ子君。

          〔3番 宮島サイ子君登壇〕



◆3番(宮島サイ子君) おはようございます。議席番号3番、宮島サイ子です。傍聴席にお着きの皆様、早朝よりお越しくださり、大変にありがとうございます。ただいまより通告に従いまして一般質問を行います。

  ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。地方間格差や過疎などによる税収の減少に悩む自治体に対しての格差是正を推進するための新構想として、2008年に創設された制度であります。最近は、マスコミに「ふるさとチョイス」などの言葉でたびたび取り上げられ、自宅やインターネットなどでふるさと納税をする場所を選び寄附を行えば、各地の特産物がもらえ、税金も控除され、得だとしております。ふるさとチョイスは、特に中年世代に関心を集めているようです。

  越生町のホームページのトップページには、ふるさと納税の欄があります。そこを開くと、「寄附金で越生町を応援してください」と書かれております。そして、ふるさと納税は、越生町を愛し、越生町を応援していただける皆様からの寄附金を元気なまちづくりに活用させていただく寄附制度です。越生町出身の方を初め、越生町を応援したい方、町内にお住まいの方など、皆様からのご協力をお待ちしていますとアピールされております。見たところ、大体どこのホームページも似たり寄ったりの文言で統一されております。

  また、越生町のふるさと納税のページでは、メリット1、越生町が元気になります。メリット2、住民税・所得税が軽減されますと書かれていますが、もう少し丁寧な案内があってもよいのではないでしょうかとの声をよく耳にいたします。例えばメリットって、越生町の元気は、自分にどのようにはね返ってくるの、寄附金の使い道は、1,000円や2,000円の寄附で自分の住民税や所得税が軽減されるとは思えない、また一年を通して寄附することができるのかどうか、納税期間が示されていないので、わざわざ問い合わせて寄附するのが面倒などなどです。そこで、越生町のふるさと納税についてお伺いいたします。

  越生町のふるさと納税の現状は。

  (2)、ふるさと納税は寄附であるため、一定以上の金額を寄附した場合、特典を設けている自治体もあります。特典について越生町ではどのように実施されているのでしょうか。

  (3)、条例などで使途を限定している場合も多いため、現住地へのものであっても、使い道に納税者、寄附者が関与できます。越生町の条例の制定についての見解をお伺いいたします。

  続きまして、質問件名2、防災公園の充実を。身近な公園にも防災整備の重要性が高まっております。備蓄設備、耐震貯水槽、そして防災トイレ、防災ファニチャーの設置など、地域防災計画等に位置づけのある災害対策整備を進めることが必要であります。公園の防災整備は、誰もが安心して暮らせるまちづくりにつながります。公園のベンチやパーゴラ、パーゴラとは、家屋の軒先や公園などに藤やバラなどのつる性の草花などを絡ませて日陰をつくる棚のことです。そのパーゴラなどが避難した方々の生活を補助する機能を有することで、生命を守る手助けとなります。それが一時避難場所となる防災公園の目的であります。

  越生町には、6カ所の指定避難所と、6カ所の避難場所があります。避難場所の指定は、5カ所の公園と大満農村広場です。越生町に防災公園と名のつくものが存在するのかどうかもあわせて以下のことをお伺いいたします。

  (1)、災害時の炊き出しや暖をとるのに必要なかまどベンチやかまどスツール等を一時避難場所の公園に設置する考えは。

  (2)、一時避難場所の公園をより安心な場所として利用いただくため、公園内での防災に関する青空教室やミニイベントなどを実施する考えは。

  以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 宮島議員さんのご質問の質問件名1について、企画財政課からお答えいたします。

  初めに、(1)のふるさと納税の現状についてお答え申し上げます。ふるさと納税制度が始まりました平成20年度には、1人の方から10万円、平成21年度は2人から6万円、平成22年度は3人で207万円、平成23年度も3人で133万円、平成24年度も3人で60万円となっております。

  次に、(2)についてお答えいたします。ご質問のように、ある一定の金額以上の寄附をしていただいた方には、地域の特産品や観光施設の優待券などをお届けするという、自治体の取り組みが近年ふえてまいりました。近隣では、小川町が2,000円から3,000円の特産品を、寄居町は1万円以上に梅ジュース、5万円以上が梅ジュースと川の博物館の施設利用券4枚、10万円以上がかんぽの宿のペア宿泊利用券となっています。美里町は、2万円以上の寄附に対して3,000円相当の3種類の特産品の中から選べるようになっています。

  このように、市町村の魅力や特産品を紹介することなどにより、寄附予定者に対する積極的なアピールがふえてきているようであります。越生町では、現在寄附をしていただいた方にお礼状を出し、多額の寄附者には、感謝状を贈呈させていただいているところですが、特産品などを進呈するといった特典は行っていない状況であります。今後は梅製品を贈呈するなど、町の魅力を紹介できるよう、また少しでも多くの方から寄附が募れるような取り組みを検討してまいりたいと考えております。

  次に、(3)につきましてお答えいたします。寄附金に関する条例につきましては、平成20年度に職員で組織したプロジェクトチームで検討いたしました。平成20年度と22年度に課長会で協議をいたしましたが、2回とも寄附金を受け入れる事業を、総花的な事業にするべきか、ピンポイントの事業にするべきかで意見が割れてしまい、議会への上程までには至りませんでした。

  現在、ふるさと納税に係る寄附金条例を制定している市町村がふえつつある中で、越生町といたしましても、町が寄附を受け入れて実施したい事業をあらかじめ示し、お預かりした寄附金を基金で適正に管理して、事業の実施にその寄附金を充てることを定める条例の制定の必要性を感じております。再び協議を重ね、寄附条例を制定してまいりたいと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮島議員さんの質問件名2の(1)と(2)について、総務課よりお答えいたします。

  現在の越生町地域防災計画では、災害が発生した際に一時的に避難する場所として、稲荷児童公園や五領児童公園、大満農村広場や上谷農村公園などの10カ所を一時避難場所として指定しております。また、各地区の自主防災組織が指定した集会所等を一時避難所や一時避難場所として利用することとなっております。

  一時避難場所は、災害時の危険を回避するために一時的に避難する場所として位置づけられているため、危険が回避されれば自宅等へ戻っていただくことになっております。

  また、現在町では、地域防災計画の見直しにより備蓄食糧の増量のため、指定避難場所を中心に防災倉庫を設置し、防災資機材等も含め、優先的に増強を図っておるところでございます。

  ただし、一時避難でも高齢者等に配慮する必要がございますので、軽量ベンチ等を整備してまいりますが、今回ご提案のありましたかまどベンチ等の備蓄品につきましては、指定避難場所等の調理器材を調達していくことを優先的に考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  次に、(2)についてお答えいたします。防災活動の拠点となる避難所で、今回のご提案のありました防災に関する青空教室やミニイベント等を開催することは、防災の知識を気軽に学べる場所として有意義なものであると考えておりますが、毎年町で実施しております防災訓練について、多くの関係団体にご協力いただくことで、さらに充実を図るとともに、現在町では各地区の炊き出し訓練を実施する際には、食糧費の補助を行っておりますので、町主導型ではなく、各地区の自主防災組織を中心とした身近な防災活動を実施していただけるよう、区長さんを通じてお願いしてまいりますので、ご理解を賜りたく存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) それでは、再質問をさせていただきます。

  ふるさと納税を始めた年度が平成20年度ということでわかりました。20年度から数えて5年になりますけれども、5年たちましたが、本当に少ないなとすごく感じました。額面が多くなければ寄附ができないような感じで今ちょっと受けとめてしまったのですけれども、金額が今まで5年間いただいた金額のその使途について、まず最初お尋ねいたします。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 宮島議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

  このふるさと納税としていただいた寄附につきましては、指定寄附金ではありませんので、普通に歳入に入って、雑入だとかと交付税なんかと同じように入って、普通に一般会計として使わせていただいたという考え方でございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。普通、一般会計に繰り入れですね。今条例が定まっていないので、基金としても使えることもできないので、それはわかりました。

  それから次に、特典についてですが、いろいろふるさと納税特典がいっぱいありますけれども、うちのほうも特典として今後梅製品を贈呈するなど考えていくということで、検討していくということで今お聞きしたのですが、梅関係でいいますと、うちのほう、梅オーナーという制度を今越生町でやっていると思うのですが、ちょっとその梅オーナーに寄附をした方が、梅の木1本をその梅オーナーになるとかという、その考え方もあると思うのですが、それについてちょっとお尋ねしたいと思います。まず、梅オーナーについてちょっと説明をいただきたいと思いますが。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、宮島議員さんの梅オーナーの関係について答弁させていただきますけれども、梅オーナー制度につきましては、越生町の観光協会のほうで取り扱ってございます。今、あれは津久根地内の梅林をお借りいたしまして、実施しているわけでございますけれども、今まで年間1万2,000円の代金をいただいておりましたけれども、そうしますとなかなか赤字というか、黒字が出ませんので、来年度からは1本1万5,000円で計画をさせていただいているところでございます。本数については、大体おおむね50本程度の木はお貸しすることができると思いますけれども、例年すぐ埋まってしまうような状況でございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。随分かかるのですね。ちょっと知らなくて、大変申しわけありませんでした。

  できれば、そのふるさと納税をアピールするために、もっと越生町の、越生町は全国でも梅の産地として今は知られていますので、そこをどんと出すものがないかと思って、今梅オーナーもちょっと言ってみたのですが、一時、何年か前にその沖縄のほうからも梅オーナーになるといって訪ねてきて、そのオーナーになった方がいらっしゃるのですけれども、そのように越生町、割と私たち中にいるからわからないのですけれども、外へ出ると越生町ってかなり話が聞くのですね。ですから、そこら辺でふるさと納税という形をどんと表に持っていきたいなと思って、私梅の木オーナーということで申したのですけれども、ちょっと無理なようですね。

  何かほかに町として特典で今話していただいたことで、何かほかに特典としてどういうものやりたいというものはまだ形としてはあらわれていないのでしょうか。それをお尋ねいたします。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 再質問にお答えさせていただきます。

  今のところちょっと考えてはいないのですけれども、一般的には特産物がいいかなと思っておるのですけれども、宮島議員さんに梅オーナーの木をというふうなことも今おっしゃられましたけれども、ちょっとおもしろいなとは思いました。ただ、本数がどれだけあるかわかりませんし、寄附が仮に多くいっぱいしたら、もうだめですよというふうなことになってしまいますので、でもいいアイデアだなとは思います。よその自治体がみんな特産物があるものですから、何か違ったことができればいいななんていうふうには考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) ぜひ考えていただきたいと思います。

  それから、寄附条例について質問させていただきます。参考までに、群馬県の嬬恋村を紹介したいと思います。群馬県の嬬恋村というのはキャベツで全国でも有名な、高原キャベツで出荷全国一を誇っているところなのですが、ここの地域は人口がすごく過疎化に向かっていまして、昭和33年に1万5,000近くいた人口が、今では1万人、国のほうでも平成22年度に過疎化率28%になって、ちょっと注目をされた場所なのですけれども、そこが今基金としてその「愛する嬬恋基金」ということで、そのふるさと納税の条例を定めているのです。

  そこがすごい形で今やっているのですけれども、私たち越生町では今4,800世帯なるのですが、ここはその1,000世帯ぐらい少ない3,700世帯なのですが、かなり潤っている村なのです。こちらのほうに、ここは平成20年に条例をつくったのです。これがそうなのですが、平成20年に条例を制定して、それでその「愛する嬬恋基金」という形でお金をいただいているのですけれども、その事業も区分として8項目、ほとんど何だこれ全体ではないかというぐらいなのですけれども、8項目を定めているのです。1つが都市と農山村の交流に関する事業、2つ目が自然環境の保全と利用に関する事業、そういうのがつらつらと、8番目にその他目的達成のために村長が必要と認める事業ということで、かなり8項目広い段階で、どれにでも使えるような基金の事業を定めているのですけれども、その条例を定めていて、昨年度、平成24年度には延べ1,026件の寄附、1,665万円の寄附金がその基金に入っているのです。うちのほうの何人かちょぼちょぼとした金額、人数ではなく、それまですごく大きな金額をその5年間でやっているのですけれども、その寄附も8項目をちゃんと毎年毎年ここにこの金額をいただいて、何名の方がいただいて、その金額の提示とあとやった人の提示を掲げているのですけれども、それで何に使ったかというその項目も大体出しているのです。その選べるのですね。一番多いのが、自然環境の保全と利用に関する事業ということで、これ平成24年度で537万円もその寄附をいただいているのですけれども、越生町もこのぐらい寄附をいただければ、すごくいろんな事業に手を出して、その町をアピールできるのではないかなと私は思いました。

  こちらのほうも寄附金の紹介者というのもちゃんと皆さんにお示しをしているのですけれども、これも寄附というのはただ幾らからではなくて、口数を決めているのです。ここのすごくユニークなところは、5,000円1口として、何口でもできるということなのですが、こうやって寄附の紹介を本人希望、みんなに公にするという形をとらせていただけるという承認を得てそうやって名簿をつくっているのですけれども、そこにはその5,000円の1口が多いのではなくて、大体2口1万円とかという形で、その額を多くしているのです。そういうことがその条例によって決めて基金としておいておけてできるということが、すごくいいことだと思いますので、ぜひ条例のほうに関しては、答弁の中にその寄附条例の制定してまいりたいと、協議を重ねてまいりたいということで言われましたので、ぜひ条例はつくっていただきたいと思います。

  あと、そのやっぱり条例をただつくっただけで何も、ただ器はつくったけれども、そこに入ってこなかったということもなきにしもあらずですので、ふるさと条例、せっかくインターネットでアピールをして、そのインターネットを見れない人にはアピールできないと。今一番お金を持っているのは、やっぱり団塊の世代、定年をした人たちで、定年を迎えた人たちだと思うのです。その人たちにいかに越生町にお金を落としてくれるか、よそからはもうリュックサックをしょってくる人は、なかなかお金を落としてくれないのですけれども、やっぱり町で今元気に何かをやりたいという頑張っている団塊の世代、その方たちの力を利用する手もあると思うのです。ですから、条例を策定するに当たって、その条例にお金を……済みません、基金に入れてくださるその人たちにアピールをするという、訴えるその方法とかというのは町でどのように考えているのでしょうか。



○議長(新井康之君) 宮島議員、質問を条例をつくってほしいのか、その内容か別にして、もう一度再度促すとか、そういうふうにはっきり分けてください。



◆3番(宮島サイ子君) 済みません。ごっちゃになってしまって、大変申しわけないです。

  今条例は検討していただけるという話になりましたので、それをどのようにやっていくのかを、まずお聞きしたいと思います。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 再質問にお答えさせていただきます。

  ふるさと納税は、越生町に住んでいる人に納税していただいても税金が減って寄附がふえるというのでは、町民の人は余り関係ありませんので、当然のことながら外の方に寄附していただくということになりますので、やっぱりホームページで周知するのが一番いいかなというふうに思います。

  それから、越生町には、いろいろな観光客に来ていただいていますし、特にハイキングは東京のほうから随分来ていただいておりますので、越生町を気に入って来ていただいている方が結構多いと思いますので、越生町ではこういった事業に使いますよ、ハイキングなんかの整備にも使いますよということを訴えていけば、寄附が募れるのかなというふうなふうに思っておりますので、とにかくいろんな方法で外の方にPRをしていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 大変失礼いたしました。自分のことばかり考えて、中からで外の方からの、そうでしたね。

  それでは、七福神めぐりだとかいろいろ皆さん聞きますので、そこら辺のところでまず最初にふるさと納税に関する資料を、その一番最初に外から来た人に配付してはどうかとすごく思うのですけれども、それはどうなのでしょうか。配付というのは、まず皆さんハイキングでも役場に集まりますよね。そのときに、その点呼をとるときに一緒に渡していただけるとか、そういうことは可能なのでしょうか、お尋ねします。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) お答えさせていただきます。

  町主催のハイキングであれば、町のいいようにできると思いますけれども、ほかのハイキングの場合には許可を得て配付するといったことになろうかなと思いますけれども、どれだけ効果があるかわかりませんけれども、配付して、ただポケットに入れてもらうだけでは困りますし、何か町長が挨拶するときでもあれば、その挨拶の中で入れていただくというようなこともいいかなとも思いますし、余り捨てられてごみになっても困るのですけれども、ただ周知だけはいろいろやっていったほうがいいに決まっていますので、ハイキングの内容といいますか、物によって考えていきたいと思います。

  以上でございます。

  失礼しました。ハイキングの方は、皆さんマナーがいい方ばかりですので、ごみになることはありませんので、ハイキング大会にはやはり配るような方向で考えていきたいと思います。以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) ぜひよろしくお願いいたします。私もふるさと納税、一円でもほかの人に入れるように訴えていきたいと思いますが、先ほどの嬬恋村で提示したように、1口幾らという形で嬬恋村はとっているのですけれども、越生町はこれからどのように考えているのでしょうか。もし条例をつくって基金を積み立てるとしたら、よろしくお願いします。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) お答えさせていただきます。

  最初の答弁のところでちょっと触れさせていただいたのですけれども、課長会でいろいろ検討させていただいたのですけれども、事業のその区分のところ、総花的な事業にするか、それともピンポイントの事業を入れて、その事業をやるから寄附を下さいというふうなどちらにしようか、中間的な形にしようかということでいろいろ協議いたしました。

  先ほど議員さんのおっしゃられた嬬恋村のは、総花的な形の事業を組んでいらっしゃるかなと思います。越生町でも総花的な事業ということで、自然環境の保全及び景観の維持に関する事業ですとか、基盤整備に関する事業、観光と産業振興に関する事業、福祉の充実に関する事業、子供の健全育成と教育文化に関する事業、その他町長が目的達成のためにというふうな、そういう広い形でしようかというふうな案と、やはりピンポイントで……



○議長(新井康之君) 企画財政課長に申し上げます。

  少しゆっくり話してください。



◎企画財政課長(大沢昌文君) 済みません。ピンポイントの事業で、越生梅林の整備に関するとか、大クスの保存に関する事業ですとか、ハイキングに関する事業とか、花のあるまちづくりと緑化に関する事業とか、やはりこういうピンポイントで事業設定して、この事業をやるから寄附を下さいといったほうがいいのではないかというのと、中間的なのと提示しましたら、課長会で真っ二つというか、割れてしまったのです、意見が。それで今そのまんまになってきておりまして、今回宮島議員さんにご質問いただいたところなのですけれども、また協議をしていきたいと思いますが、そのときの寄附の額なのですけれども、そのときでも一応1口5,000円という案で提示をいたしております。一般的に5,000円がいいのかなというふうに思います。こういうところでは、意見は特に割れなくて、それでいいのではないかということで、ただ事業区分、寄附を受け入れる事業のところでちょっと意見が割れてしまっている状況でございます。今後また協議させていただきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。事業区分については、本当に悩むところだと思いますが、基金の活用ということで、このように8項目あるところで、活用欄、予定額を決めて、それで納税してくださる方に提示をして、こういうものにどれにしたいのかというのを見ていただいているのが嬬恋村の寄附金の対応なのですけれども、越生町もやっぱり総花的に全体を提示して、ここにこれだけは使いたいものがあるということで提示をして、どこに寄附をしてくださるかというのを寄附者のほうに、寄附者を促すような形というのでしょうかね、提示していただければ、多分スムーズに、全体的に何に使うかわからないようなものよりは、こういうふうに本当にプロジェクトチームで組んでこれだけというものではなくて、全体的にこういうふうに提示をしていただければ、わかりやすいのではないかなとすごく思っています。

  それから、インターネットでは、もうちょいそのもう少し訴えかけるところを少し直したほうがいいのではないかなとも思います。すごく一般的にどこのホームページも同じようにつらつらつらっと同じような文言が並んでいるのですけれども、越生町もただ一番最後に、越生町のホームページって一番最後にこういうふうに、これが使われるのか使われないのかわからないような写真が入っていたりするのですね。ですから、とにかく梅まつりと越生まつりの写真は載っているのですけれども、こういうふうに使いますよと、こういうふうに使われていますよというものをちゃんとアピールしていけたらいいのではないかなと思いますけれども、その点についてはどうでしょうか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 再質問にお答えさせていただきます。

  寄附金条例の検討していきながら、事業区分を決めていきたいと思います。当然事業区分が決まれば、こういう事業に寄附いただきたいということになりますので、それに見合った形の写真を入れまして、少しでも多く寄附を募れるように画面のほうもつくっていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。条例のほう、どうぞよろしくお願いいたします。越生町が潤うように、皆さんの協力を呼びかけていただきたいと思います。

  それから、次の質問ですが、質問のところで私の2番目の質問です。避難所、私6カ所避難場所は6カ所だと思っていたのですが、これは中学校とかそういうものも、小学校とかの運動場も入っているのでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮島議員さんの再質問についてお答えを申し上げます。

  指定避難所と避難場所、これは一時になりますが、昨年度全面的な見直しをいたしました町の地域防災計画のページ数が133ページになりますので、後ほどご確認をいただければと思うのですが、指定避難場所につきましては7カ所、中央公民館、やまぶき公民館、地域交流センター、武蔵越生高等学校、ゆうパークおごせ、県立越生高等学校、梅園小学校の7カ所となっております。

  避難場所、これは一時というようなことでご理解をいただければと思うのですが、10カ所指定をさせていただいております。稲荷児童公園、神明児童公園、五領児童公園、川原田児童公園、武蔵越生高等学校、ゆうパークおごせ、県立越生高等学校、梅園小学校、大満農村広場、上谷農村公園となっております。このうち、武蔵越生高等学校、ゆうパークおごせ、県立越生高等学校、梅園小学校につきましては、指定避難場所のほうと重複をしている状況でございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。まず、私が推進をしたかまどベンチやかまどスツールとかというものはどうなのかというその考えをお尋ねしたのですけれども、かまどベンチ等の備蓄については、余り調達しないということで、答弁をいただいたのですけれども、かまどベンチについての資料とかそういうものは見ていただいたのでしょうか、お尋ねします。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) 宮島議員さんにはいろいろご提案をいただきまして、ありがとうございます。早速インターネットで確認をさせていただきました。かまどベンチにつきましては、私も以前ニュースで見た記憶がございます。その場所が都心の公園だったように思います。一応金額的には、やはり2つの機能を有するものとなりまして、防災の専用というようなことでございますので、どうしても割高になります。大体1基当たり30万程度、それとやはりそういった防災用のかまどとなりますと、18万程度というようなことのようでございます。特に高額でございますので、例えば都心の公園等である程度人がかなり集まるようなところであれば、管理も可能かなと思うのですが、越生町の場合にはなかなかその管理上の問題もございます。高額ということも当然ございますが、同じ機能ということであれば、別々のほうがいいだろうということで、せっかくご提案をいただきましたので、早速来年の当初予算のほうに予算要求をさせていただきたいと思っております。

  内容的には一般的なかまど、それでしたら4万、5万程度で購入できると。それと、確かに一時避難の関係でも高齢者の方もおると思いますので、折り畳みの軽量のアルミベンチも、これは3万円程度になろうかと思うのですが、早速予算要求をさせていただきました。一遍にやはり買うことはできませんので、かまどにつきましては3セットで、アルミ軽量ベンチにつきましては10基を一応予算要求をさせていただきまして、数年間である程度の数を調達してまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、越生町の公園はさほど人も多く集まらないということでございますので、防災倉庫で管理できるようなものを調達をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 大変よくわかりました。前向きな答弁で、すごくうれしく思います。

  ぜひ本当にかまどベンチって30万、ベンチが30個も買えるという、何かすごくあれなのですけれども、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。

  それから、私も一番最初、防災についてはその越生町の平穏さからいいますと、甚大な被害をこうむるということがなかなか感覚的に湧かないのですけれども、やっぱり防災はしっかりとやっていきたいなと思いますし、地域防災組織がその区ごとにすごく越生町は充実しておりますし、100%ということになっておりますので、どこの地域に出しても恥ずかしくない場所なのですね。私もすごく越生町のことは外に出れば必ず褒めちぎりますけれども、それでこそいろいろ予期せぬ事態というか、予期せぬ被害がありますので、そこら辺のところはやっぱりしっかりしていきたいなと思っています。

  1つ防災についてなのですが、川についてちょっとお尋ねしたいと思います。川の氾濫がちょっと懸念されている場所というところには、一体どのような伝達方法で、私も回るのですけれども、いざ被害に遭ったという場所がよく特定ができないのですね。ですから、どのような場所が大体被害がこうむりやすいところか、ちょっと教えていただきたいと思います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、川の氾濫といいますか、越辺川の関係でございますが、9月、10月に台風が接近をいたしました。そのとき、町長のほうにも詰めていただきまして、特にまちづくり整備課と総務課、それと林道の関係もございますので、産業観光課の職員が詰めさせていただきました。今県のほうから防災メール登録すると配信がございまして、警戒、注意報、大雨ですね、大雨洪水注意報、大雨洪水警報というのは、逐次入るようになっております。それと、今インターネットでも簡単に県のそういった防災の情報が頻繁に入って、ほとんどリアルタイムで入ってきておりますので、今後の降雨量というのはかなり精度が高い状況で入ってまいります。そういった中で、町内の巡視を定期的に回るか、あるいは頻繁に回るかというような判断をさせていただいておりますが、一つの目安としますと、川の氾濫の可能性が高くなるということで、ご存じか八高線の鉄橋があるかと思うのですが、その下をくぐる町道がございます。そちらがある程度水がかぶるかかぶらないかということが、一つの目安になるかなというふうに考えております。

  以前、もうかなり前かと思うのですが、梅園橋の、梅林の入り口になりますが、下流の梵天河原のところが溢水をいたしまして、床下浸水が何件か出ました。ちょうど私が保健センターにいたときで、石灰等を配った記憶がございますが、床下浸水程度で何とか最小限の被害というようなことになりましたけれども、その後県のほうで60センチだったですかね、堤防をかさ上げしていただきましたので、その後は大きな被害というのは出ていないような状況でございます。

  それと、坂戸、毛呂、鳩山と越生で水防組合を組織しておりまして、そこで危険区域というのは荒川上流……荒川上流河川事務所というのがございますが、そちらのほうでいろいろ調査をいたしまして、危険度が高い区域については、お示しをいただいております。幸いなことに越生町の町内では、そういった危険箇所はないということでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 大変よくわかりました。やっぱり地域防災組織がちゃんとしていますので、自分たちの住んでいるところがどのような状態に大体さらされるのかというのは、多分熟知はしていると思うのですけれども、川の氾濫が予想される場所、そこに住んでいる方の人たちの意識というのですか、その意識を高揚させるためには、どのような活動というのでしょうかね、どのようなことを行っているのもちょっとお尋ねしたいと思うのですけれども。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、お答え申し上げます。

  越生町は、幸いなことに自主防災組織が29区全て設置をしていただいております。県内でも4割、5割というようなまちもあるようでございますが、越生町は区長さんを中心として、大変ご理解をいただいておりますので、感謝申し上げるところでございます。やはり3.11ですとか、昨年水戸市等に視察に伺いましたけれども、やはり自助、共助の部分で自主防災組織の重要性ということは、そういったことでいろいろご教示をいただいてきたところでございます。

  越生町につきましては、昨年6月に龍ヶ谷地区で土砂災害の訓練をさせていただきました。区長さんもご熱心にいろいろお取り組みをいただきまして、当日は70名近い区民の方にご参加をいただいたところでございます。実際災害時の要援護が必要な方も車椅子のご参加となりましたけれども、数名訓練当日ご参加をいただいて、ご家族の方もご協力をいただきまして、大変有意義な訓練ができました。要は反面、それだけ龍ヶ谷地区さんにつきましては、特に山間地域でございますので、土砂災害の発生する確率が高い地域ということで、皆さんがやはり相当ふだんから意識を、強い意識を持たれているのではないかというのが、私どもも承知できることができました。来年も土砂災害の訓練を予定しておりますので、できれば龍ヶ谷区さん以外でご協力をいただければと思います。今後も自助、共助の部分で自主防災組織の強化を区長さんを中心に町からもお願いしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 大変よくわかりました。いかに努力をしているか、すごく伝わってきます。本当に越生町住民でよかったなとすごく思っております。

  これからはやっぱりこのような青空教室とかミニイベントという、そういう小さな考えではなくて、やっぱり自主防災組織に呼びかける、そういうことを呼びかけて実施訓練をまたそれなりにやっていただきたいなと思っております。

  時間になりましたので、私のほうは以上で質問を終了させていただきます。



○議長(新井康之君) これで宮島サイ子君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前10時27分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時45分)

                                              



△発言の訂正



○議長(新井康之君) 総務課長より発言の訂正の申し出がありましたので、これを許します。

  総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) お時間をおとりいただいて恐縮でございます。

  宮島議員さんの再質問の答弁の中で、河川の氾濫の関係で八高線の鉄橋下の町道ということでご答弁を申し上げましたが、町道ではなく、河川敷のみなし道路ということでご訂正をさせていただきたいと存じます。

  それと水防組合の関係で、坂戸市、毛呂山町、越生町、鳩山町が加入とご答弁申し上げましたが、鳩山町は加入してございませんので、大変申しわけございませんでした。

  それと、かまどの関係でございますが、計画的に調達をするということでご答弁を申し上げました。当然かまどでございますので、まきとか薪が調達しやすい山間地域について配備、優先的に配備してまいりたいというふうに考えておるところでございます。比較的役場に近いそういった6町内あるいは周辺の町内につきましては、埼玉県のLPガス協会坂戸支部さんのほうと災害協定を締結させていただいておりますので、優先的にLPガスを供給いただけるというふうなことになっておりますので、つけ加えさせていただきたいと存じます。大変申しわけございませんでした。

                                              

       ◇ 宮 ? さよ子 君



○議長(新井康之君) 5番、宮?さよ子君。

          〔5番 宮?さよ子君登壇〕



◆5番(宮?さよ子君) おはようございます。傍聴の皆様には、大変ご苦労さまでございます。5番、宮?さよ子、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

  質問件名1、行財政改革(定員管理・人事管理)について。少子高齢化を初め、行政ニーズが多様化する中で、行政の果たす役割が増加すると思う。一方で、厳しい財政状況を反映し、職員数は減少する傾向にあるようである。

  (1)、今後の職員数の動向はどのように計画されているのか。年度ごとの退職予定者数と採用予定者数、計画最終年度の職員数。

  (2)、求める職員像は。

  (3)、今年度の新規採用職員は、全員が町外からの採用であったようですが、半年以上経過した中でその評価は。

  (4)、職員の適正配置とは具体的にどのようなことか。

  続いて、質問件名2です。交通安全対策について。新飯能寄居線バイパスの交通量が大分ふえてきています。今後もバイパスの交通量はますます増加すると思います。歩行者専用の手押し信号機が設置してある如意地内からバイパスに出る道路は、非常に見通しが悪く、危険で出づらいという町民の声が上がっています。町にもそんな声が届いていないですか。

  越生町は、平成18年4月14日から交通事故の死亡事故はゼロです。このゼロの継続は7年以上続いておりまして、埼玉県下で第1位、トップです。これを継続するためにも、交通安全対策のため、感知式信号機の設置や交差点道路の拡張などを早急にすべきだと思うが、町の考えは。

  最後、質問件名3です。遊休農地の解消策について。(1)、町内を見渡すとたくさんの遊休農地が見受けられます。これら遊休農地が発生する原因について、町はどのように現状分析しているのか。

  (2)、これら遊休農地の解消について、積極的な流動化を図る考えは。

  (3)、数年後には高齢化により、さらなる耕作放棄地や遊休農地がふえてくると思うが、対策は。

  (4)、JAいるま野が実施している農業塾について町の考えは。

  以上です。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮?議員さんの質問件名1、行財政改革(定員管理・人事管理)についての(1)から(4)及び質問件名2、交通安全対策につきまして総務課よりお答え申し上げます。

  まず、質問件名1の(1)についてでございますが、職員数につきましては、定員管理適正化計画に基づき調整しており、平成25年度の計画運営の人員は121名でございます。この計画は、再任用制度の動向を踏まえ、平成27年度を最終年度とする3カ年計画としております。

  この3カ年度の計画上の職員数は、全て121名でございます。また、3カ年で定年等による退職予定者数でございますが、平成25年度末が5名、平成26年度末が1名、平成27年度末が4名という状況でございます。なお、新採用予定者数につきましては、計画上の121名をベースといたしますが、退職者数や再任用制度の導入時期、新規事業、新たな出向の有無などを勘案して決定してまいりますので、若干名の新採用数ということでご理解を賜りたいと存じます。

  次に、(2)についてでございますが、平成17年6月に「越生町人材育成基本方針」を策定しており、その中で目指すべき職員像が3項目示されております。まず1点目は、全体の奉仕者としての使命感と責任感を持ち、町民の視点で物を考え、行動できる職員。2点目は、常にコスト意識・危機意識を持ち、従来の考え方や仕事の進め方にとらわれず、仕事を効率的に遂行する職員。3点目は、広い視野と豊かな見識を持ち、町民のニーズを的確に捉え、行政施策を企画・立案できる職員となっております。さらに新井町長の公約でもあります「活力ある越生」をつくっていくために、全職員が町長になったつもりで職務遂行に当たるようにと指導を受けておりますので、町民の皆様の声に誠意を持って耳を傾け、意見、要望、提案などを的確に捉えて町政に反映させることのできる信頼ある職員でなければならないと考えております。

  次に、(3)についてでございますが、新採用職員につきましては、採用から半年間は条件つき採用期間となっており、4月から8月末までの5カ月間の勤務成績につきまして、評定票をつけることになっております。評定票は、1次評価者がグループ長である補佐または主幹、2次評価者が課長となっております。この評定票によりますと、新規採用職員につきましては良好であると判断しております。

  次に、(4)についてでございますが、特に小泉内閣当時に国の強い要請に基づき、「越生町集中改革プラン」を策定して、職員数の削減に鋭意努力してまいりました。その結果、平成18年度と平成24年度の職員数の比較では、13名削減しております。

  このように職員数が減少していく中での職員配置は重要課題であり、新規事業の有無や業務量に見合った人員配置かどうか、経験年数はどうか、年齢のバランスはどうかなどを総合的に判断し、適材適所となるように十分に精査した上で職員を配置している状況でございます。

  続きまして、質問件名2についてお答えいたします。町では信号機の設置につきましては、西入間警察署を通じて埼玉県公安委員会に毎年要望しているところでございます。今年度の要望では、今回のご質問にあります如意地内を含め5カ所を要望したところでございます。

  平成24年度は設置実績がございませんでしたが、平成23年度は上野地内のゆうパーク入り口となる県道沿いに信号機が設置されたほか、西和田地内のカインズ東側の新飯能寄居線バイパスの押しボタン式信号機が定周期式に変更になったところでございます。

  また、本年度中には毛呂山町境の新飯能寄居線バイパスの越生大橋交差点に定周期式信号が新設される予定との連絡が西入間警察署からあったところでございます。

  今回、ご質問のありました如意地内の押しボタン式信号機の変更についても、地元からの要望により平成21年度以前から継続して西入間警察署にお願いしているところでございます。ことしの要望は早期設置のために、新飯能寄居線バイパスの車の流れをできるだけとめない感知式での要望を行ったところでございます。

  また、信号機設置の決定は県公安委員会にあるため、西入間警察署には信号機の設置に当たり、現地診断をしていただいております。現状では道路幅が狭いことから、仮に定周期式信号機を設置した場合、車の交通量がふえることが予想されるため、道路を拡幅し、歩行者用の歩道の確保や、接続道路を直角に改良する必要がある等のご指摘を西入間警察署から受けたところでございます。

  したがいまして、道路形状の変更や拡幅などには時間を要すことになりますので、できるだけ早期に感知式の信号が設置できるよう、引き続き最上位で要望してまいりますので、ご理解を賜りたく存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) 宮?議員さんのご質問のうち質問件名3、遊休農地の解消策について産業観光課からお答え申し上げます。

  初めに、(1)ですが、町内に散見される遊休農地の発生については、時代的背景や経済情勢、地形的条件などがさまざまな要因となり、40年以上の歳月をかけて増加し続けてきました。古くは、昭和45年に始まった米の減反政策に端を発したわけですが、現在では農業従事者の平均年齢が70歳以上と高齢化し、東京への通勤圏という恵まれた地理条件から農業後継者不足も加わり、農家数の減少が続いています。

  また、耕作面積1ヘクタール未満という小規模農家が8割以上を占めているため、高額な機械による省力化が進まないことも一因となっています。

  特産の果樹である梅に目を向けると、各家庭での梅酒づくりが少なくなり、また他産地の台頭もあり、生梅の市場価格が低迷しております。

  ユズにつきましても、梅園地区の中山間地域では、急傾斜地が多いことから重労働となり、耕作放棄園が目立つようになってきました。

  最近では、イノシシ、ニホンジカ、ハクビシン、アライグマといった有害獣による農作物被害も問題となっています。電気柵による防除や越生猟友会の協力による有害獣駆除にもかかわらず、その数は減っておらず、農業を諦める農家も出てきております。

  これら複数の要因が重なり、経済的にも農業で生計を立てることが困難となる中で、産業構造の変化が他産業への従事者を増加させ、その結果として耕作放棄地が拡大し続けた状況と分析しております。

  次に、(2)ですが、平成26年度より国の制度として「農地中間管理機構」による農地の流動化、利用集積が始まろうとしております。この件につきましては、吉澤議員さんの一般質問に答弁させていただきましたように、農地中間管理機構が農家から農地を借り受け、担い手となる農家に貸し付ける制度となっております。

  また、町では現在この制度と連携しながら農地の利用集積を進める「人・農地プラン」の策定を進めているところでございます。この「人・農地プラン」は、集落・地域が抱える人と農地の問題を解決するための未来の設計図である「地域農業マスタープラン」を作成するものでございます。

  具体的には、中心となる農業経営体を決めて、その中心経営体へどうやって農地を集めていくか位置づけを行い、計画的に農地の集積を図っていこうとするものです。この計画には、国のメリット措置も設けられており、例えば45歳未満で独立・自営就農する新規就農者に対しては、年間150万円の補助金が5年間にわたり支給される青年就農者給付金という補助制度が用意されております。

  今年度の策定を目指しておりますが、現実的には中心的な担い手となっていただける農家の掘り起こしが課題でもありますので、各農家の営農意欲を確認しながら策定を進めてまいりたいと考えております。

  なお、計画は策定後も見直しが可能であるため、新規の就農希望者や企業による農業参入などが見込まれる場合には、随時見直しを図っていくこととなります。

  次に、(3)ですが、日本における急速な高齢化が進展する中、農業従事者の高齢化も例外ではなく、平成22年度に実施された世界農林業センサスの結果によると、町内の販売農家で、主に農業に従事した方の平均年齢は71歳となっています。小規模農家が中心の越生町では、若者による新規就農者の確保というよりは、団塊の世代の定年退職者の方々が、その培ってきた知識や経験を生かして農業に取り組む、定年帰農者による営農が現実的であると考えております。

  町内の上野地区では、定年帰農者10名が「上野ファーム」の名称で営農集団をつくり、4年ほど前からブルーベリー栽培を始め、福耳唐辛子や、今年度はニンジンの栽培を手がけております。

  また、鹿下地区では、12名の農業者が「クラブ蕎友」の名称で活動し、1.5ヘクタールのほ場でソバ栽培を行っており、町内の飲食店にそば粉を納入するなど地産地消の取り組みを実践していただいております。

  10月末に行われた農林水産省関東農政局のヒアリングの席でも、今後10年程度は定年帰農者による農業の継続が現実的であろうとの見解をいただいており、町としてもこれらの営農集団を支援するとともに、新たなグループの発足に期待を寄せているところでございます。

  最後に、(4)ですが、いるま野農協越生支店が実施している「農業塾」に関しては、農業後継者が円滑に就農できるよう、実際のほ場を使って農業知識と農業技術の習得を行うもので、今年度は13名が参加していると聞いております。

  この「農業塾」は、町の考える定年帰農者による農業経営と一致しており、この取り組みについて歓迎するとともに、今後も農協との情報共有を図ってまいりたいと考えております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) それでは、行財政改革(定員管理・人事管理)について再質問いたします。

  職員の定員管理を行うことは、非常に大きな財政コントロールの側面を持つもので、今以上に職員数を増加させることは非常に難しいと思います。答弁いただきましたけれども、3年間は一応121名、現状維持でいきたいということなのですけれども、今現在、今年度の臨時職員、非常勤職員の数も考慮する必要があると思うのですけれども、各課ごとにこの人数をお聞きいたします。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮?議員さんの再質問についてお答えを申し上げます。

  非常勤職員につきましては、まず総務課が1名、これは町長の運転手さんでございます。それと、健康福祉課が2名、税務課が1名、教育委員会が6名、水道課が1名、それと申しわけございません、保健センターのほうに1名ということで、こちらは健康福祉課のほうとなっております。それと、保育園のほうが現在6名の非常勤の保育士さんのほうをお願いしております。学校関係につきましては、ちょっと私どものほうでは把握しておりませんので、町長部局のほうのみとさせていただきたいと存じます。ご理解をよろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) 宮?議員さんの再質問についてお答えいたします。

  教育委員会全体、学務課並びに生涯学習課の非常勤職員ですけれども、各学校の校務員を初め、学習支援員、臨時講師、介助員、それから生涯学習課のほうでは図書館の職員等、全部含めますと34名非常勤職員がおります。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) ここに平成25年度の人事行政の運営等の状況の公表についてということで資料があるのですけれども、この資料を見ますと、部門別職員数の状況と主な増減理由、ここには教育長が特別行政部門に含まれています。

  それで、同じ資料なのですけれども、その中の定員管理適正化計画の進捗状況、実績です。こちらについては、教育長を含まない数値となっています。さらに、今年度の121名の定員管理につきましては、町長、教育長を除くという形の資料になっているのですが、これ統一していただかないと、ちょっと私、これいろんなこと調べるのに、一、二名のことですけれども、統一をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問につきましてお答えを申し上げます。

  確かに教育長につきましては、定員管理適正化計画のほうには入っておりません。一般的には入れないというようなことでございます。それと、例えば町村で県のほうで給料実地は……給料の実態調査あるいはそのほかの調査がありますが、その場合には入れる場合もございますので、確かにわかりづらい部分もありますが、定員管理適正化計画につきましては、教育長は含まない、それと静苑組合に現在3人が出向しておりますが、そちちの人数も入っておらないということでご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 現在国や地方公共団体は、行財政において大きな転換期を迎えています。これまで地方自治体は、国庫支出金や地方交付税を初めとした財政支援をもとに、行政サービスを展開することができました。しかし、今や国や地方公共団体は、増大する債務、少子高齢化の進展、交付金の見直しといった流れがさらに加速することは間違いない状況になっていると考えられます。越生町にとっても、地方分権等に伴い、業務が増大していく中で住民への新たな負担を求めることなく、これまでどおりの行政運営、及びしっかりした住民サービスの提供ができるのかといった問題に直面していると思いますが、人件費の抑制に伴う職員の削減について、町長選挙に当たって開催された、こちらになりますけれども、新井町長の選挙公開討論会のローカルマニフェストでは、行財政改革の具体策として、人件費の削減を挙げています。その手段として、高度な機密性を要しない作業的な業務をシルバー人材の活用や民間委託または指定管理制度などによって人件費を削減するとありますけれども、これらの進捗状況はいかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 宮?議員の再質問にお答えいたします。

  昨日も、昨日だったですか、申し上げたかと思いますが、これから私もまだ9カ月ですので、平成25年度はなかなか手がつけられなかったところがございますので、今から、先日申し上げましたように、まず観光協会を分離していきたいと。今産業観光課の産業観光、観光商工担当のほうは5人でやっているわけでございますけれども、少なくとも3人ぐらいは減らせるのではないかというふうに私の頭の中では考えております。

  それから、図書館等もシルバー人材センターに来年の11月から法人化して、今生きがい事業団の年齢構成を見ますと、70代、80代の人が非常に多いのですね。60代の人が少ないのですよ。それは作業の内容が、草刈りとか掃除とか、そういった単純労務的なものが多いのですね。ですから、若い人にはそんなに、若い人というか、60代の頭脳労働が可能な人たちにとっては、余り今の生きがい事業団は魅力がないのではないだろうかと思います。また、仮に加入しても、それにその能力に見合った職分が与えられないために、抜けていってしまうようなケースもあるというふうに聞いています。

  ですから、来年の10月からシルバー人材センターという形で法人化いたします。いたす予定で今手続を始めているわけでございますけれども、そうすれば例えば図書館の人数、図書館等もシルバー人材センターのほうに委託あるいは指定管理というふうな形でできるかなと。本採用の職員が図書館も今3人おりますし、人数が減らせるだろうと思いますし、それから……

          〔「はい、わかりました。大丈夫です」と呼ぶ者あり〕



◎町長(新井雄啓君) いいですか。まだあるのですけれども……

          〔「現在の進捗状況を伺いたかったので、来年度のことはこの後にお

            願いいたします」と呼ぶ者あり〕



◎町長(新井雄啓君) はい、わかりました。では、また。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) こちらに人事行政の運営等の状況の公表の表なのですけれども、部門別に見まして、例えば平成18年度には一般行政で7人の減なのですね。非常に7人減というのは厳しいと思いますけれども、23年と22年には4人の減員になっております。これ、いろんな理由があったので、増減していると思うのです。行政のやることですから間違いないと思いますけれども、これに伴って時間外勤務の縮減について、事務の効率化を図ったため、それでこれ時間外勤務縮減はどうなったのでしょうか。端的にお願いいたします。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮?議員さんのご質問にお答え申し上げます。

  人数の増減につきましては、集中改革プランで一例を申し上げますと、平成17年度の134名をベースといたしました。計画年度が平成18年度から22年度の5カ年を計画期間とさせていただきまして、この中で実数で申し上げますと、10名削減することができました。こちらにつきましては、退職者が15名に対して、5名の新採用をした結果、3分の1方式、退職者が3に対して1人新人を採るような結果となりましたものですから、10名削減できたというようなことになりました。

  いずれにいたしましても、年度ごとに定年退職者につきましては当然見込みが立ちますが、そのほか早期退職ですとか、勧奨退職をしたいというふうな希望者も出る年度もございますので、その辺を総体的に判断させていただきまして、特に新採用職員の人数を決めておるところでございます。ちなみに平成17年度から平成24年度の7年間の人件費の削減につきましては、これは時間外も含むということで恐縮でございます、8,900万程度削減することができたということでご理解をいただきたいと思います。

  それと、時間外につきましては、特に選挙があるときはかなり総務課が特にふえます。その辺は選挙あるいは事業、あるいはシステムの切りかえ等の場合、どうしても時間外がふえる結果となりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 年頭に当たり、職員への期待と要望の中で、町長が日ごろ金がなければ知恵を出せ、知恵がなければ汗を出せと言われています。例えば経費節減のために計画書等の作成を委託に出さず、それを自分たちでできないかということで、職員みずからが手づくりをして町長の意思を酌んでいるものと思われますが、庁内を見ると毎日のように夜遅くまで電気がついていて、残業している課が見受けられます。時間外がふえていると思うのですが、健康管理を考えると、残業の実態はどうなのか。職員の定数が少ないのではないですか。また、サービス残業が多いのではないでしょうか。こちらも簡単にお答え願います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、お答え申し上げます。

  時間外につきましては、どうしても集中して時間外が多いというところがございます。特に健康福祉課のほうは、ご承知のとおり、夜遅くまでやっております。私どもといたしましては、やはり職員の健康管理も第一に考えなければいけませんので、健康福祉課長のほうと時間外が多いようだけれどもというようなことで状況を逐次確認をしております。なかなか福祉関係というのは事業が多うございまして、システムの切りかえ等でどうしても夜遅くまでかかる場合もございます。

  サービス残業につきましては、その残務処理的なものは出さないというようなそういった考えの課長もおりますが、やはりなれるまではどうしても残業せざるを得ないというようなこともございますので、その辺は配慮して時間外を支給しても構わないと。足りなければ、補正をとらせていただくというようなことを私のほうから申し伝えているところでございます。残業に当たりましては、毎日残業カードというのが私のところに上がっております。私の決裁に基づきまして残業をしているということでご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 町長の意思を酌んで職員が一生懸命頑張っている、これは本当にいいことだと思います。ですけれども、物によっては外注に出したほうがコストが安い面というのもあるかと思います。その辺はよく考えてやっていただきたいと思います。

  次に、小さな自治体こそこれからは少数精鋭が求められると思います。また、町のため強い志とやる気のある職員の採用が不可欠であると思います。今年度はもう試験が終わってしまって採用人数も決まったということですけれども、この小さな自治体に魅力を感じ、気概を持って働く職員が応募するような方策というのはあるのでしょうか。これも一言でお答えください。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) 再質問にお答え申し上げます。

  昨年は、町村会の統一の採用試験があるのですが、それをあえて外しました。その結果、119名だったですかね、実際試験を受けましたが、今年度につきましては、町長のほうといろいろ協議をさせていただきまして、やはり地元で生まれ育って越生町のために、この町をよくしたいと、そういった気概を持った職員をぜひ採用したいというふうなこともございましたので、今回は町村会の採用試験、統一日になりますが、そちらのほうで行いました。やはり予想どおり町内の受験者がかなり多く、今回の内定者5名につきましては、1名は越生町出身、現在近隣の市にお住まいでございますが、4名地元から採用することができましたので、ぜひ生まれ育った町でございますので、気概を持ってすばらしい町にしていただくように頑張っていただければというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 次に、役場職員の地域活性化についてです。以前、一部の職員は、休みのたびに町の全ての観光地を見て歩いたと聞いています。また、元加藤副町長も越生町を知るために、自転車でよくあちこち回っていました。みずから行動することが必要ではないですか。地域を知らなくては、町民のための行政サービスはできないと思います。職員の地域との関係を強化するための具体策は、お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、特に新採用の8名の職員についてお答えを申し上げます。

  新採用職員のうち、男性につきましては、4名消防団のほうに入っております。それと、1名の女性は窓口と、あとは保健センターの勤務しておりますので、保健センターについてはいろいろ出る機会が多いかと思いますので、その点はクリアできるのかなというふうに考えております。それと、12月1日の日に黒鎌駅伝がございましたが、役場チームとして新人職員が2名参加しております。あと、越生まつりにつきましても、役場に入ってから3年未満の職員はボランティアに全員出るようにということで、私のほうの指示を出しまして、参加をしたところでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 定員管理適正化につきましては、国の基準をクリアするという目標はさることながら、職員1人が町民を何人サポートするのが適正かとか、そのほかにもいろいろな評価尺度により客観的に評価して適正化を進めていただければと思います。将来にわたり、財政の健全化とさらなる行政運営の効率化を図る観点から、組織機構の見直し、事務事業の見直し、職員の資質の向上と能力開発等の方策により少数精鋭で業務を遂行し、高齢化社会への対応、住民サービス及び住民福祉の向上を目指した職員の適正化を図っていただきたいと思います。

  次の質問に移ります。交通安全対策についてです。あそこの信号機の件なのですけれども、優先順位第1位ということで、県の公安委員会にお願いするということですが、本当に声を大にして、町長のように声を大にして早く設置できるようにお願いいたします。

  次、最後の質問件名3、遊休農地の解消策についての再質問を行います。農業が衰退している件については、いろいろな原因が重なっているということです。それで、答弁書のほうに、「古くは、昭和45年に始まった米の減反政策に端を発したわけです」とあります。現在、新聞を見ていますと、5年後をめどに減反政策をやめて、米の補助金を廃止するというニュースが出ていますけれども、越生町の農業にとってこれはどのような影響があると思いますか、伺います。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答えいたします。

  議員さんがおっしゃられたとおり、昨今新聞報道で減反政策のニュースが頻繁に出ております。これまで国の政策として米の消費量が年々減少して、これ以上の減反、生産調整が難しくなったことから、今まで主食用米に対する補助金を支給しておりましたけれども、家畜への飼料用米に対する補助金制度にかじを切ったということで、これに伴いまして5年後の2018年をめどに米の生産調整に対する補助金が廃止されるということが新聞報道でされております。

  国の試算によりますと、飼育用米の補助金などを活用すれば、農家所得は今までより13%ほど向上するというような試算がなされているようでございます。しかし、この13%という話は、全国平均のお話でありまして、平均的な耕作面積が34ヘクタールだそうでございます。越生町のような中山間地域、先ほど答弁いたしましたけれども、1ヘクタール未満が8割を占めるような状況でございまして、その34ヘクタールの平均とは随分かけ離れたものとなってございます。当然米の減反政策、生産調整が廃止されれば、平均4割減反されて、平均4割の減反を強いられていた水田地帯の農家の方は、主食用米の生産を自由に行うことができるということになります。主要産地との競争が起これば、越生町のような小さな農家では、その競争ができなくなってしまうということで、補助金もなくなってしまいますし、要は自由化が進むわけでございますので、競争力も負けてしまうということで、非常に心配しているのは農業離れが進んで、不耕作地がかえって増大する可能性が多分にあるのではないかというふうなことを心配しております。

  事実、新聞などによりましても、やはり中山間は不利だというようなことが報道されているようなケースもございますので、その辺を非常に心配しているところでございます。

  以上です。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) こちらの越生町の基本計画によりますと、耕作面積は農業従事者の高齢化や後継者不足により年々減少し、休耕地や不耕作地が目立つようになっている。こうした状況の中、長く耕作放棄地として荒廃していた大谷地域の一団の農地が飼料用作物の耕作地として有効利用されるようになりましたが、全体的には休耕地や不耕作地の解消には至っていない現状にあると、こちらではそのように書かれております。具体的な施策として、農地としての生産性の向上を図るため、耕作放棄地の再生利用や遊休農地の流動化を図りますということでなっております。

  それで、こちらの行政報告書なのですけれども、こちらの行政報告書の95ページには、中山間地域直接支払い事業というのがあります。これは国の制度です。農業生産活動を通じて中山間地域等における耕作放棄地の発生防止や多面的機能を確保するため、農業生産活動を行う農業者に対し、直接支払いを実施しているのです。この推進事業の対象地域は、小杉、大満、龍ヶ谷、上谷、堂山、上野地区です。実際に支払い事業の決定した地区が、龍ヶ谷、堂山の久保地区、上谷の中地区です。龍ヶ谷では33名、堂山の久保地区では21名、上谷の中地区では12名ということで、全員で66名です。こちらは、水田については10アール当たりの単価が2万1,000円、畑につきましては1万1,500円と、その勾配の角度に応じて3,500円というのもあります。トータルいたしますと、192万514円を出しております。それから、農業用ビニールハウスの設置事業補助金といたしまして、昨年度は2件申請がありましたということで、補助金が23万6,300円出ております。

  こういうことを踏まえまして、もしこれがそうであるならば、越生町というのは自然豊かな観光の町、そしてハイキングの町です。現在ハイキングのまち宣言に向けて着々と具体的な準備に入っていることと思いますが、観光やハイキングルート周辺において遊休農地や耕作放棄地が出現することで、観光地の景観が損なわれます。このような状況を改善するためには、景観形成作物の作付が有効策の一つと考えられます。景観形成作物の作付をしようとする地主の方に遊休農地解消及び環境整備のために補助金制度を設ける考えはありますか。



○議長(新井康之君) 宮?議員、行政報告はいつ付のですか。



◆5番(宮?さよ子君) 24年度です。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答えいたします。

  景観作物の関係でございますけれども、まず現在大谷地区では、国の補助金を活用いたしまして地域で農地や水路などの管理をする取り組みが行われております。その中で景観作物として菜の花を植えていただきまして、春の4月29日のハイキングのときには、参加者の目を楽しませていただいているわけでございます。

  今回国の制度が来年度から制度改正が行われる予定でございまして、農業の多面的機能に着目した日本型直接支払い制度というものが創設されるようでございます。具体的には、農地を保全するため、要は不耕作地であってもすぐ農業ができるように草刈りを行っていれば、10アール当たりこれは3,000円、また景観植物、資源向上支払いという制度で、これは景観作物などを植えていただいた場合には、10アール当たり2,400円、両方やっていただければ、10アール当たりで5,400円の補助金を出すというような日本型直接支払い制度が創設されるようでございます。

  これは今大谷地区でやっていただいております農地・水保全管理支払い制度という制度の、それにかわるものとされておりますけれども、この新しい補助金が今どういうふうな形で交付できるのか、個人でできるのかあるいはその組織、その地域が一体となって申請してなるのか。恐らく個人では無理かと思いますので、地域のまとまり、こういったものが必要になってくるかと思います。

  いずれにいたしましても、地域の方々のご理解と協力がなくしては遊休農地の解消にはつながりませんので、皆様の理解が得られるような努力をしていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 次に、また町長のこちらになりますね、選挙公開討論会のローカルマニフェストの点でお聞きいたします。

  経済活性化の具体策ということで、地域産業の振興を挙げております。これは、1年目から実施するということになっております。その内容というのが、遊休農地を花木公園や観光農園として再生利用を図る。そして、町内の農業の後継者の育成と安定経営を積極的に支援するとうたっています。これ、大きな声で1年目から実施しますよということなのですが、実際進捗状況はいかがでしょうか。これ、非常に難しい話だと思いますけれども、大きな声で一生懸命選挙で挙げられました。いかがでしょうか。これ、町長本人からのご答弁でお願いしたいのですけれども、産業観光課は結構です。済みません。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 再質問にお答えいたします。

  大きな声で申し上げましたけれども、やはり1年目に実際に実施に移すというのは、やはりなかなか難しいものであるということは身をもって体験しておりますけれども、地場産業という点については、木材の振興ということを考えまして、セカンドハウス建設推進検討委員会というのを立ち上げまして、やはり後継者がいないと、いない事業所はやっぱり元気がないですね。ですから、その委員会にはできるだけ後継者、30代、40代の後継者を中心に委員として選びまして、やっているところでございます。

  花木公園とか遊休農地の活用というのは、これは町役場としてやっても、なかなかそう簡単にできるものではないということを、町長になりまして感じております。いつも私申し上げますけれども、自分たち、自助、共助、公助という、やっぱり基本的には一番土地を所有しているその所有者である自分たちがどういうふうにしていくかということをまず考えてもらわなければいけないし、そして周りの人が力を合わせて共助という形で物事をなし遂げていかなくてはならない。そして、行政がそこに対して何をなすべきかというふうな形で、自助、共助、公助というものがうまく絡み合わなければ、なかなか理想とするものが推進できない、実現できないということを感じております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) 1年目からはなかなか難しいという答弁いただきましたけれども、この遊休農地を花木公園や観光農園として再利用するということにつきましては、農業委員会のほうだとか、まちづくりの活性委員会のほうでも話し合ったことはあるのでしょうか、お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、お答え申し上げます。

  ただいまの遊休農地を利用した観光農園等の件につきまして、農業委員会としてそれが議題に上がったことはございません。ただ、これをやる場合には、当然農地の転用になるわけですから、農業委員会の許可といいますか、そういったものは必要になってきますけれども、そこまで具体的にはなってございませんので、農業委員会に上がってきたことはございません。

  以上です。



○議長(新井康之君) 宮?さよ子君。



◆5番(宮?さよ子君) とにかくこの遊休農地を解消するということは、越生町だけではなくて、本当に全国的に大変な問題だと思います。いずれにいたしましても、現在では定年退職者が越生町には続々と進出するという形で、その方が農業をやっていただければ、10年間は安泰だというふうな答弁いただいております。しかし、それだけで本当に解消はできません。だから、いずれにいたしましても、町全体というか、ただこれはあくまでも農地を持っていないとどうにもならないことなのですね。幾ら私が何だかんだ言っても、私は土地ありません。ですから、実際に農地を持っている方、その方と深く話し合っていただいて、本当にいい方向でまちづくりのほうに努めていただければと思います。

  これで私の一般質問を終わります。



○議長(新井康之君) これで宮?さよ子君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前11時46分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時30分)

                                              



△発言の訂正



○議長(新井康之君) 産業観光課長から発言の訂正の申し出がありましたので、これを許します。

  産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) 議長のお許しをいただきましたので、発言の訂正をさせていただきたいと存じます。

  午前中の宮?議員さんの一般質問の中で、花木公園について農業委員会での協議をしたのかとのご質問がございました。その答弁の中で、農地転用の許可申請が上がっていない旨のご答弁をさせていただきましたけれども、正確には農地転用の審議が上がっていないということでございますので、訂正させていただきたいと思います。どうも済みませんでした。

                                              

       ◇ 神 邊 光 治 君



○議長(新井康之君) 10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) それでは、一般質問をさせていただきたいと思います。

  最初に、社会保障改革推進法とそれに基づくプログラム法案についてお伺いをいたしたいと思います。社会保障改革推進法は、自民、公明、民主党の3党合意によって成立をいたしました。その推進法の根幹である、いわゆる財政、これは推進法の抜粋でいうと、6条2項に、財政基盤の安定化、保険料に係る国民の負担に関する公平の確保、保険給付等の対象となる医療の範囲の適正化、全くぐじゅぐじゅ言葉が並べられているここに関して消費税が10月1日に安倍首相によって、来年4月から5%を8%に引き上げることを決定をいたしました。

  簡単に申し上げて消費税は8兆円増税になりますが、あれこれ不況対策や経済が後退することが目に見えていることに対する対策として6兆円もが大企業等の減税に使われようとしております。ふれ込みである増収分は社会保障の拡充には使われないというのは明確であります。そこで社会保障改革推進法によってその後の社会保障がずたずたに削られる、いわゆるプログラムが示されております。簡単に言えば、70歳から74歳の窓口負担を1割から2割に引き上げるだとか、あと身近な問題で、国保の都道府県への広域化の問題や、そうした問題等々がめじろ押しであります。

  そこで、これはまだ決定をしているわけではありませんけれども、数々の社会保障が後退させられる、削られる中で、国民には消費税のみが引き上げられて負担を強いられるという状況があります。消費税の引き上げで町民生活への影響をどう食いとめて、町民の生活を守るための行政の責任を果たしていくのかということが問われます。

  (2)として、社会保障改革推進法は日弁連会長の声明によれば、解釈改憲だということが指摘をされております。問題は、改革推進法の2条、基本的な考え方で、家族相互及び国民相互の助け合いの仕組みを通じて実現を支援していく。支援をしていく、その前段に、自助、共助、公助が最も適切に組み合わされるように留意しつつという点を指摘をして、いわゆる憲法25条の生存権、これは25条はどう言っているかというと、第1項で、全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。2項で、国は、全ての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない、こう規定をしているわけです。

  ということは、この改革推進法が自助や共助、自分で自分を助けたり、ともに助け合う、そういうことが前面に出るということは、国のいわゆる社会保障に対する責任が放棄された解釈改憲だという指摘であります。まさにそうした流れが強まっている、このことについてどうお考えなのか、お伺いをしたいと思います。

  今議会でも執行部が答弁の中で、自助や共助の文字を、言葉を乱発しています。町長の先日行われた障害者のあれは福祉作業所の新たな施設の建設の起工式のときにも、障害者の前で自助、共助を主張する、ちょっと余りにも社会保障改革推進法に毒されているというか、洗脳されているというふうに言わざるを得ません。どうお考えなのか、お伺いをしたいというふうに思います。

  (3)として、国は改革の手順を盛り込んだ「プログラム法案」をこの臨時国会に提出して実行に移す予定だということで、着々と進んでおります。特定機密法のきょうあしたの動きが報道等では前面に出ておりますけれども、実際にはその隠れた部分で生活保護に対する後退の法案も先日可決しております。そうした意味では、先ほども申し上げた医療では、70歳から74歳の窓口負担の1割から2割へ、高額療養費の負担上限を引き上げる問題、国保の都道府県への移管、広域化の問題、介護については要支援1、2や要介護1、2の都道府県への移管の問題ないしは特別養護老人ホームへ入るのに要支援1、2では資格がないという規定を盛り込む等々、年金はこの3カ年で2.5%引き下げが行われます。少子化対策も、当然そういう方向です。これらの福祉の大幅な後退に対して、今後町はこれにどう対応していくのか、お伺いをしたいというふうに思います。

  2番目の問題で、町はハイキングのまち宣言をしようとして今準備をしております。町長もご存じだと思いますが、ノルディックウオークを町も取り入れて、積極的に推進すべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。

  ハイキングも当然アピールをするには、大きなインパクトを持って迎えられるというふうに思いますが、そこには今までの論議でも、いわゆる町外から来る方々への心のこもったサービス等が必要になってきます。あわせてノルディックウオークを取り組むことによって、健康志向を一歩前に進められないかというふうに考えるものであります。

  11月17日、やまぶき公民館で兵藤昭美氏の紹介で、社団法人全日本ノルディックウオーク連盟の公認指導員、中川光夫氏の指導のもと、私も初めて講習を受けたわけですけれども、23人もの方が受けられました。全くの初心者であります。参加者からは、長年苦労してきた腰痛が改善されたとか、効果が報告されております。ノルディックウオークとは、スキーのストック、いわゆるポールを手で持って歩くのですが、そのポールを持つことによって、いわゆる体のバランスがとりやすくなる、歩行にしてもスピードが増す、通常歩いて1時間で4キロというのが平均でしょうけれども、このポールを使うことによってスピードを増して、1時間で6キロを歩くことができる、そしてポールを持って前を向くことによって、姿勢がよくなる、こういう体験をしてきました。ハイキングのまち宣言と一緒にノルディックウオークの研究をしてみたらどうかと。聞くところによると、お隣のときがわ町では、ノルディックウオークのまち宣言をしようとするような動きがあると聞いております。先を越されるのでなくて、先陣を切ってより健康志向の町にしていく必要があるというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 神邊議員さんからのご質問のうち、質問件名1の質問要旨(1)、(2)及び質問件名2につきまして、企画財政課からお答え申し上げます。

  初めに、質問件名1の質問要旨(1)でございますが、消費税につきましては、政府が景気の動向を見きわめ、種々の経済指標を確認しながら、10月1日の閣議において、平成26年4月に税率を5%から8%へ引き上げることを決定いたしました。

  この消費税増税による景気への影響を心配する報道もありますが、国では増税による景気の後退を避けるため、今年度の補正予算を含め、各種の経済対策を考えており、その効果により、増税の影響を最小限に抑えるように努めていくものと思っています。

  そのため、町といたしましては、現在国が進めている経済対策が実を結び、増税後に本格的な景気回復につながることを期待しているところでありまして、町として独自の政策の実施は難しいものでありますので、特に対策は考えておりません。

  次に、質問要旨の(2)でございますが、日本弁護士連合会の「社会保障制度改革推進法に反対する会長声明」につきましては、連合会としてこの制度改革推進法に対して疑義を唱えたものでありますので、町として特に声明に対しコメントする立場にはないと思っています。

  この制度改革推進法は、近年の急速な少子高齢化の進展に対し、持続可能な社会保障制度を確立するために、公的年金・医療保険・介護保険・少子対策の各分野における社会保障制度改革の基本方針などを定めたものですので、町といたしましては、これにより今後安定的な制度が確立されることを望むところでございます。

  次に、質問件名2についてお答えいたします。ノルディックウオークは、ストックを使用し、身体を支えることから、足や膝への負担を大きく軽減でき、上半身の筋肉も効果的に使い、全身の運動効果が期待できるものであります。

  神邊議員さんからのご質問のとおり、正しい指導のもとで実践すれば、歩行にスピードが増し、ポールを持つことで体重が分散され、よい姿勢でウオーキングができ、たくさんの効果が期待できるものであると思われます。

  ご承知のとおり町では平成28年春の宣言に向けて、ハイキング関連のハード事業とソフト事業を実施していく計画でございます。これから町民の皆様やハイキング関係団体、スポーツ団体、健康・福祉団体、観光や商工関係団体の皆さんと推進委員会を組織し、具体的な取り組みを考えていく予定であります。

  ノルディックウオークも、ハイキングや登山などと同じように歩くことを基本としたウオーキングの一つであります。ハイキングのまち宣言は、ハイキングを通して町民の皆さんの健康づくりを進めていくという大きな目標もありますので、町民の皆さんが自分に合った健康づくりを進められるよう、ノルディックウオークについても調査研究をしてまいりたいと考えています。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 町民課長。

          〔町民課長 松本和彦君登壇〕



◎町民課長(松本和彦君) 神邊議員さんの質問件名1の(3)について、町民課よりお答え申し上げます。

  社会保障制度は、昭和36年に全ての国民が公的医療保険や公的年金による保障を受けられる国民皆保険、国民皆年金制度が実現して以来、高度成長期を経て、諸制度の拡充がなされてきました。平成に入ってからは、バブル崩壊後の経済の停滞に加え、少子高齢化が顕著となり、社会保障給付費の増大など社会保障の危機が指摘されるようになりました。

  平成24年2月には、社会保障制度の持続可能性の確保及び財政健全化の観点から「社会保障・税一体改革大綱」が閣議決定され、同年8月22日には社会保障制度改革推進法が施行され、同年11月には社会保障制度改革を行うために必要な事項を審議するため「社会保障制度改革国民会議」が内閣に設置されました。社会保障制度改革推進法では、同法施行後1年以内にこの国民会議における審議の結果等を踏まえて必要な法制上の措置を講ずることが規定されており、平成25年8月6日に「社会保障制度改革国民会議」の報告書が安倍総理大臣に提出されました。この報告書では、社会保障制度改革の方向性と各制度の具体的な改革案が示されております。

  政府はこの報告書を受けて、同年8月21日、「社会保障制度改革推進法第4条の規定に基づく法制上の措置の骨子について」を閣議決定しました。この骨子に基づき社会保障制度改革の全体像及び進め方を明らかにする「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」、いわゆるプログラム法案が、11月19日国会の衆議院本会議で可決し、参議院に送付されたところでございます。

  このプログラム法案は、受益と負担の均衡のとれた持続可能な社会保障制度の確立を図るため、医療制度、介護保険制度等の改革について、1、改革の検討項目、2、改革の実施期間と関連法案の国会提出時期の目途を明らかにするものでございます。

  改革の検討項目は、1、少子化対策、2、医療制度、3、介護保険制度、4、公的年金制度の4分野にわたるもので、講ずべき社会保障制度改革の措置等として、1、少子化対策については、既に成立している子ども・子育て関連法、待機児童解消加速化プランの着実な実施など、2、医療制度については、病床機能報告制度の創設、地域医療提供体制の構想の策定等による病床機能の分化及び連携、国保の保険者・運営等のあり方の改革、後期高齢者支援金の全面総報酬割、70歳から74歳の患者負担・高額療養費の見直し、難病対策など、3、介護保険制度については、地域包括ケアの推進、予防給付の見直し、低所得者の介護保険料の軽減など、4、公的年金制度については、既に成立している年金関連法の着実な実施、マクロ経済スライドのあり方などが規定されております。

  関連法案の国会提出時期については、医療サービスの提供体制、介護保険制度及び難病対策等については、平成26年の通常国会に、医療保険制度については、平成27年の通常国会にそれぞれ必要な法律案を提出することを目指すものとされております。

  また、改革推進体制として関係閣僚から成る社会保障制度改革推進本部及び有識者から成る社会保障制度改革推進会議を設置し、社会保障制度改革の円滑な実施を推進するとともに、中長期的に受益と負担の均衡がとれた持続可能な社会保障制度を確立するための検討等を行うこととされております。

  プログラム法案の概要は以上申し上げたとおりでございますが、70歳から74歳の窓口負担、高額療養費の負担上限引き上げ及び国保の都道府県への移管などの具体的な改革につきましては、プログラム法案で示されております進め方に基づき、今後国会に提出される個別の法律案によるものとなりますが、この法律案につきましては、現在社会保障制度審議会の各部会で審議されておるところでございます。町といたしましては、今後も社会保障制度改革に係る国、県の動向を注視し、制度の運用の中で町民によりよい選択のケースが存在すれば、町民を守る立場から対応してまいりたいと存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) まず最初に、日弁連の声明について、コメントする立場ではないということですが、大変重要な中身を示しているわけです。いわゆる憲法で保障されている国民の権利が、その自助だ、共助だ、そういうことを前面に出す。家族の連帯的な助け合いも含めて、いわゆる国の責任が放棄されている、このことは明確なわけです。こういう法律をもっと言えば、憲法に違反するような法律は、法として存在してはならないわけで、効力はないのですよね。それを巧みに自助だとか、共助だとか、そういう連帯を持ち込むことによって、国の責任を放棄する。町長、こうした国のある意味では思想的な攻撃に対して、地方自治体の長としてどう考えますか。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 一般論でございますけれども、全てにおいて、やはり該当する自分自身、これがやはり努力する必要というのは、全てこれ一般論ですよ、として必要であろうと。それを支える仲間といいますか、そういう力もやはり物事をなしていく上には必要なことであると。そして、公の立場から、公助という立場から助けていくということが、これはそういう自助、共助、公助というものがうまくいくことによって、円滑に物事が一般的に私は進んでいくだろうというふうにいつでも考えております。ですから、それがそのバランスが非常に難しいのだろうと思いますけれども、神邊議員が言われるのはもっと公助の部分を強くすべきではないかというふうな意味合いではないかというふうに思いますけれども、状況に応じてそれは必要な場合には公助がリーダーシップをとってやっていく必要もあるだろうと思いますし、ケース・バイ・ケースでいずれにしてもその自助、共助、公助というものがバランスよくいくことによって、いろんなことが円滑に進んでいくのだろうというふうに私は考えております。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) なぜ今ごろになって、その自助だ、共助だという文言が前面に出てきたか。それは今までの自民党、もちろん公明党も含めた政治の中で、社会保障制度が全く先細りになる、財政が厳しいからお互いが助け合って国の役割や義務は後景に追いやるということが出てきたのではないですか。これは、国の運営そのもので、やっぱり町長は1,000兆も借金があるのにこれからどうするのだ。誰がつくったのですか、その借金は。歴代の自民党ですよ。

  以前にも申し上げましたけれども、今議会でも町長、そのゆうパークの件で、昔はこうこうこうだったという、神邊がいろいろと書いているけれどもという話あります。その当時は、いわゆる公共事業はばんばんその当時の財務省やその他が官僚を含めて、どんどん借金しろと、どんどん借金して事業を起こせ、後のことは心配するな、そういうことである課長でさえ、この国の方針はどういうことなのか、疑問を感じた課長がいましたよ。やっぱりこんなことやっていたら大変になるというのが、落ちついて腹を据えて考えた場合には、職員がみんな感じるわけなのです。それを国の方針にべったり寄り添って、何も文句を言わないで国の後追いで町の行政を進めたとしたら、そのときの国の動きがそうだったのだからしようがないのだ、それは一つの言いわけですよ。でも、国がそうであればこそ、地方自治体として地方自治を預かる責任者として、越生町の住民の生活を守ることが前面に出て物事を判断していただきたいというふうに思います。

  ぜひ町長には今後の、先ほども申し上げましたけれども、障害者の起工式その挨拶で、共助、自助、これが前面に出た挨拶をしたので、私がっかりしました。よっぽどこの改革推進法に毒されているなと。障害者ですよ。自分が選んで障害になった人はいませんよ、誰も。それを、その自分の責任で何とかしろ、そういう社会なのだという町長のお話ですよ。余りに場違いではないかと。障害者の置かれた立場を全面的に理解をして、公助として町は全面的にバックアップするという、そういう挨拶するのだったらいいですよ。そうではないのですよ。自助と共助が先に言葉として飛び出す、大変残念な思いをしました。そうした意味では、その日弁連の会長が、いわゆる憲法25条の解釈改憲だという意味で国の責任をどんどん、どんどん後退させていく、そうでなくて国がもっと前面に出て公共の役割を果たすべきだ。本来ならばそうすべきだと思いませんか、町長。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) すくすくのお祭りだったですかね。

          〔「じゃなくて……福祉作業所」と呼ぶ者あり〕



◎町長(新井雄啓君) 福祉作業所、お祭りですね。あの前に作業所の建設の起工式がありましたよね。弁解がましいことになるかもしれませんけれども、私があそこで申し上げたのは、作業所で障害のある子供たち、障害のある人たちが一生懸命作業するわけですよ。それは、私はある意味で自助ではないかというふうに思ったのですよ。障害のある人たちがいろんな仕事をあそこでやっていくわけですね。そして、少なくとも、利益が上がらないかもしれないけれども、一生懸命努力をしている、そういう姿を私は自助というふうな言い方をしたわけです。そして、あの場にいろんな団体が来ていましたですよね。いろんな団体が来て、そういう人たちをバックアップしていましたね。ですから、そういう姿を見て、私は非常に感動したわけですよ。それで、そういう姿を私はああいう福祉作業所のお祭りの中で、みんながいろんな団体が助け合っている姿、これはすばらしいというふうに思ったので、共助というものがやっぱりすばらしいのだなと、必要だなというふうな言い方をしたつもりなのです。

  そして、行政として、やっぱりやらなければならないことはあるだろうと思いますので、それについては行政のほうは一生懸命やりますよと、そういう意味で挨拶をしたつもりだったのですけれども、もし誤解があったとすれば大変申しわけないと思います。自助を強調したわけではないので、障害者が自分たち自身が非常にある、そういう人たちはそういう人たちなりに一生懸命努力をしているわけです。その姿に対して私は自助というふうに申し上げたので、決してあなたたち、自分で自分たちのことはしなさいよと、そういう意味で申し上げたのではないということはご理解をいただきたいと思います。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 私の質問の流れは、自民党の政治がずっと長く続く中で、公共事業をばんばんやって、借金をつくった歴史があります。それはそのときの事情で、私もそのときにちゃんと指摘はしました。果たしてそういうことをやってどんどん借金をふやして、国民が後年度にそれを借金返しをしなければならない、そういう状況については、決していい方法ではない。本来ならば予算の範囲の中できちっと対応すべきところを、大企業やその他の要請に応じて、もちろんアメリカからも圧力があって、公共事業が異常に多かったという歴史があります。そのこととあわせて、今流れの中でと言ったのは、本来地方自治の長として国の政治のいかんにかかわらず、本来ならば公助が前面に出て、何とか改善をしていく、このことが本来ならば必要ではないかというふうに問うたわけです。前面に出るのが自助と共助なのか、公助は後からついていくものなのか、そういう地方の政治なのか。本来は公助が前面に出て、できるだけやはり住民の期待に応える行政をするのか。そういう意味ではどちらが優先だというふうに考えますか、町長。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 再質問にお答えしたいと思います。

  神邊議員さんが言われることが、私は正しいだろうと思います。行政として、やはり公の者がリーダーシップを持っていくことが、これはもう一番理想的なことだろうと思います。そういう中で、やはり自助を求め、共助を求めていくと、そういう意味では公助、共助、自助というふうな言い方をしたほうが、むしろ確かに正しいかもしれません。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) そうした意味では、日弁連の会長が指摘したことに、国の責任を後景に追いやって、自助と共助を前面に打ち出す社会保障制度改革国民会議の報告書等には、やはり一歩どうだろうと、果たしてこれに全てをのっかってしまっていいのか。これは執行部全員の皆さんに財政が厳しいからどうのこうのと、消費税で安定した財源を確保して、安定をした財源といったって、全部国民の懐ですよ。一方で、大企業が270兆円もの浮いた金を持っていて、そのほかにも私も詳しくありませんが、相当の金余りがあるのです。実際に設備投資に回らなくて、設備投資に回らないから経済も動かない、経済が動かないから賃金も上がらない、賃金も上がらないから設備投資もしない、こういう負の連鎖がずっと続いてきたのが今までの実態でしょう。

  一方では、国民の給料はどんどん、どんどん下がって、一時期に比べて70万円も下がっているわけですよ。そうした社会をつくった人は、自民党政治ですよ。ですから、ここでいう全ての問題をできるのなら公助なのだと、今も町長が答弁したように、前面は公助なのだと、国がやっぱり前面に出て、地方自治体が前面に出て、やはり物を解決すると、そこが基本だと。これが住民に責任を押しつけるような方向で仮に行政が進むようなことになったら、町長だけは住民から選ばれて町長でいいですよ。町長が、民間から全部今の職員を首切って、はい、ではあなたは役場で1年間頑張って働いてくださいといって指名をして、そういう身分保障も何もない形で運営されたとした。それは、今後国の形勢とすれば、そういう可能性だって十分あるわけです。それこそ指定管理者ではありませんけれども、指定管理者が指定管理者に頼んで、では税務なら税務を担当するのは何々会社にいって保障しないで給料を安くして働かせる、そういうことだって可能性とすれば十分これから先あるわけです。

  公共の果たす意味というのは、住民に責任を持っているからそれだけ重要な役割があるのです。自分たちの働く公共として、地方公共団体としての責務がなくなったとしたら、それこそ自助、共助が前面に出て、それはあなたたちの責任でやりなさいと、我々はそこまで責任を負う必要はありません、負えませんと言っていたとしたら、国そのものも地方自治体そのものも全く役に立たない状況になってくるわけです。そうした意味で、皆さんが今働いている仕事というのは非常に重要であるし、また責任を持っている、そうした役目を持っているわけです。それをその社会保障改革推進法をまともに受け入れて、そうなのだと、これから先は自助、共助が中心なのだと、国は関与しないのだと。

  私少し長く議員させてもらっていますが、そういう流れを本当にいたく、やっぱり歴史の転換点で感じてきています。皆さんもご存じだと思いますけれども、社会福祉が措置制度として国や役場、公共団体が責任を持って事業をした措置制度、これはもうほとんどなくなりましたね。これは本当にあの時代から今の自助、共助の考え方が芽生えていたのだなと、国の関与をできるだけやっぱり省いて、住民に責任を押しつける、これから先保育園もそうです。それから、その契約によって介護保険もそうです。制度はあっても実際に公共として関与するところは直接的にはないですよね。財政的にはあったにしても、ああしなさい、こうしなさい、それはもうケアマネジャーが入って国の……



○議長(新井康之君) 神邊光治君に申し上げます。

  質問通告書の内容に沿って質問をしてください。



◆10番(神邊光治君) ですから、その社会保障制度改革推進法というのは、そういう国の責任を放棄したものだと。日弁連がそういう声明を出しているというのは、非常に職員としてぜひ受けとめてもらいたい。ぜひ町長には、自助、共助を前面に出した挨拶でなくて、住民の実態を捉えてその場に合った、町長はいいこと言う、我々のことを考えている、そういう行動を町長自身今後前面に立って実行していただけませんか。いかがですか。



○議長(新井康之君) 質問ですか。



◆10番(神邊光治君) 質問です。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 再質問にお答えします。

  できるだけそのように努めていきたいと思います。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 長のやはり立場というのは、住民に対して不安を与えることにもなるし、安心して、もちろん実態に沿わないことでは困ります。町長の発言にぜひ責任を持って、自助や共助が先頭に立つのでなくて、あくまで公助が前面に立った行政を行うべきだというふうに思います。

  それから、質問の項目に入りますが、消費税の増税から我々の生活を守っていくために、ぜひ取り入れて検討すべき問題は、水道はもう早々と8%に転嫁することを議決されました。そのほかに、子育てやその他で真っ最中で困っていることを考えれば、給食費だとか、そのほかにもそれぞれの部門で消費税が新たに転嫁されて町民生活が一層厳しくなることが予想される。それぞれの担当部署で何か消費税に対して自分のところはこうしようと考えていると、そういう部門がありますか。もしあったら積極的に手を挙げて答えていただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

  先ほどもご答弁させていただきましたけれども、消費税が5%から8%へ今度なるわけでございますが、特に町では対策といいますか、は考えておりません。国のほうでも、きょうの新聞に出ておりましたけれども、経済対策で5.5兆円対策するというふうなことが載っておりましたものですから、何しろ国のほうで頑張っていただきまして、町といたしますと、やはり消費税というのは国民全体で負担するものだと思っておりますので、越生町独自で政策というふうなことはちょっと考えておりません。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 消費税の増税で景気が後退したり、目に見えているわけですね。しかもそこに、これは今後明らかになるでしょうけれども、低所得者に対する現金給付だとかなんとかという目先のことでごまかす、これは本当に国民を愚弄している。いわゆる低所得者には消費税そのものは非常に大きな負担になる不公平税制ですよ。だったら、そこに影響があるのだとしたら、消費税の増税はやめるべきだというふうに考えます。ぜひ町でも少なくとも子育てをしていく中でかかる経費、これは何としても皆さんで頭をそろえて検討して、住民の皆さんの負担にならないように何とか施策を考えていただきたいというふうに考えるものです。

  次に、ハイキングの問題でノルディックウオーク、答弁ではぜひ調査研究をしてまいりたいという答弁がありました。よく聞きますと、兵藤昭美氏は、公認のインストラクターなのですね。免許持っているのです。そうした意味で、ぜひ我々はそこでインストラクターを取るのにいろいろと使った教科書をコピーして持ってきましたけれども、ぜひ私自身が体験をして、やはり力が分散される、ストックを持って歩くことによるバランスのよさ、そうした意味では11月のときに受けた講習では、8月まで私朝歩いていて、その後腰が痛くなってしまって歩いていないのですが、そのときに見かけていたおばあちゃん等にも声をかけて、ぜひこのストックを持って姿勢よく歩くことが重要だということを説いていました。裾野が少しずつ広がってきております。そうした意味では、12月8日にもやまぶき公民館で講習会があります。ぜひ行政としても実際の場面でご教授をいただいて、それらを体験しながら町の一つのメーンとしてのハイキングに付随したノルディックウオークの実践をやるために、12月8日の10時からやまぶき公民館でありますけれども、誰か担当者を派遣をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 生涯学習課長。

          〔生涯学習課長 田中 広君登壇〕



◎生涯学習課長(田中広君) お答え申し上げます。

  ぜひ体育系の担当の職員を参加させて、内容また体験を実感、実習させたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 職員を派遣するということです。ぜひ越生町のハイキングに新しい歴史をつくるという意味でも、重要な決定をいただいたというふうに思います。

  これをもって私の質問を終わりたいと思います。



○議長(新井康之君) これで神邊光治君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩します。

                                      (午後 2時29分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時58分)

                                              



△発議第1号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書



○議長(新井康之君) 日程第2、発議第1号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書の提出についてを議題といたします。

  本案について提案理由の説明を求めます。

  8番、田島孝文君。

          〔8番 田島孝文君登壇〕



◆8番(田島孝文君) それでは、発議第1号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書の提案理由の説明をいたします。

  新聞を含む文字文化は、米、水などとともに、日本の国を形づくってきた基礎的財と考えます。新聞は、その戸別配達網によって、内外の多様な情報を全国くまなく日々ほぼ同じ時刻に届け、国民の知る権利と議会制民主主義を下支えするとともに、文字文化の中軸の役割を果たしています。

  国土も狭く、資源も少ない我が国が世界有数の先進国となったのは、国民の伝統的な勤勉性とともに新聞の普及と識字率の高さが学力、技術力を支える役割を長く果たしてきたことは、広く認めるところです。ヨーロッパ諸国を見ても、大半の先進国が新聞への軽減税率措置をとっており、新聞の軽減税率は常識とされています。

  現在深刻な活字離れが進む中で、書籍とともに新聞も購読率の低下傾向にあり、新聞を全く知らないで育つ子供がふえるなど、次の世代の知的水準へ深刻な影響を及ぼすものと深く憂慮されています。これに加え、今回の消費税率引き上げによって、新聞離れがさらに加速するおそれがあると危惧します。

  以上のことから、消費税率が8%、10%いずれの段階でも、新聞への軽減税率を導入されることは極めて大切な施策と考えます。

  なお、埼玉県新聞販売組合長名で当町にも意見書の提出依頼が届いておりますことを申し添え、皆様の賛同をいただきますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。



○議長(新井康之君) これから本案に対する質疑を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 質疑なしと認めます。

  これから討論を行います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 討論なしと認めます。

  これから発議第1号を採決します。

  発議第1号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

          〔起立全員〕



○議長(新井康之君) 賛成全員です。

  したがいまして、発議第1号は原案のとおり可決されました。

                                              



△人権擁護委員の推薦について



○議長(新井康之君) 日程第3、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。

  お諮りします。本件はお手元に配付いたしました意見のとおり決定したいと思います。これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、人権擁護委員の推薦については、お手元に配付いたしました意見のとおり決定しました。

                                              



△議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件



○議長(新井康之君) 日程第4、議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件を議題といたします。

  会議規則第75条の規定によって、議会運営委員長から閉会中の調査及び審査の申し出がありました。

  お諮りします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査及び審査をすることにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査及び審査をすることに決定しました。

                                              



△閉会の宣告



○議長(新井康之君) これで本日の日程は全部終了しました。

  会議を閉じます。

  これをもって平成25年第4回越生町議会定例会を閉会します。

                                      (午後 3時05分)