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埼玉県 越生町

平成25年  9月定例会(第3回) 09月09日−一般質問−04号




平成25年  9月定例会(第3回) − 09月09日−一般質問−04号







平成25年  9月定例会(第3回)





           平成25年第3回(9月)越生町議会定例会
議 事 日 程 (第4号)

                           平成25年9月9日(月)午前9時30分開議

日程第 1 一般質問

出席議員(11名)
     1番   水  澤     努  君      2番   木  村  正  美  君
     3番   宮  島  サ イ 子  君      5番   宮  ?  さ よ 子  君
     6番   吉  澤  哲  夫  君      7番   木  村  好  美  君
     8番   田  島  孝  文  君      9番   長  島  祥 二 郎  君
    10番   神  邊  光  治  君     11番   浅  野  訓  正  君
    12番   新  井  康  之  君

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  町   長   新  井  雄  啓  君   総 務 課長   岩  ?  鉄  也  君

  企 画 財政   大  沢  昌  文  君   会計管理者   山  口     豊  君
  課   長

  税 務 課長   奥  泉  隆  雄  君   町 民 課長   松  本  和  彦  君

  健 康 福祉   山  口  博  正  君   産 業 観光   三  浦  道  弘  君
  課   長                   課   長

  まちづくり   三  羽  克  彦  君   水 道 課長   池  田  好  雄  君
  整 備 課長

  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   安  田  孝  之  君

  生 涯 学習   田  中     広  君   代 表 監査   島  田  圀  夫  君
  課   長                   委   員
                                              
本会議に職務のため出席した者の職氏名
  事 務 局長   宮  崎     桂      書   記   福  田     実
  書   記   福  島     勲



                                              



△開議の宣告



○議長(新井康之君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時32分)

                                              



△議事日程の報告



○議長(新井康之君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第4号のとおりです。

                                              



△発言の訂正



○議長(新井康之君) ここで、宮?さよ子議員から発言の訂正の申し出がありましたので、これを許します。

  5番、宮?さよ子君。

          〔5番 宮?さよ子君登壇〕



◆5番(宮?さよ子君) おはようございます。傍聴者の皆様には、早朝より本当にご苦労さまです。5番、宮?さよ子、議長のお許しをいただきましたので、1つだけ訂正の発言をさせていただきます。

  9月6日の一般質問の際に、企業誘致をやりました。その中で、工業の推移についての説明の中で、平成23年度の製造出荷高につきまして、「973億3,000万円」と申し上げましたが、これは「97億3,000万円」が正しいので、ここでもって訂正をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

                                              



△一般質問



○議長(新井康之君) 日程第1、一般質問を行います。

  通告順に行いますので、ご了承願います。

                                              

       ◇ 木 村 好 美 君



○議長(新井康之君) 7番、木村好美君。

          〔7番 木村好美君登壇〕



◆7番(木村好美君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問させていただきます。また、朝早くから傍聴者の皆様、ありがとうございます。

  それでは、録音の許可をいただきましたので、録音をさせていただきます。

  質問件名1、昆虫館の利用実態について。前町長時代にできた昆虫館のことについてお聞きいたします。

  (1)、利用状況は。前年度比もあわせてお願いいたします。

  (2)、ゲンゴロウを飼うと言っておりましたプールは、今はどのような状況か、今後どうするのか。

  (3)、町民アンケートをとり、昆虫館の今後をみんなで考えていくべきだと思うが、いかがか。

  (4)、昆虫館のほかの部屋での、ありますよね、談話室みたいな、そこでの小学生または中学生の利用は、または現状は。問題はないのか。

  (5)、平日の利用は、本当に今のままでいいのか。児童館みたいな役割を果たしているのか。これはゆうがく館のように利用されているのかということをお聞きいたします。

  質問件名2、特産物加工所の今後と梅園保育園跡地の利用について。梅園保育園跡地に前町長は勝手に昆虫館をつくり、「町民が決めた施設だ」と言っていた割には町民の声は届いていないと思います。そこで、新町長にお聞きいたします。新井町長は、積極的に町民の声を聞き、ハイスピードで改革を行っているということは、まだ半年しかたっていないのにもかかわらず、高く評価できることと思います。本当にうれしく思います。そこで、町長のお考えを中心にお聞きしたいと思います。

  (1)、今、梅について本当に大きな改革が必要であり、世間にもっともっと梅を発信すべきと思うが、いかがでしょうか。その一環として、梅園保育園跡地を利用して、第三セクターである特産物加工所を下へ移転し、工場見学もできるような工場として町がバックアップし、生まれ変え、場所的にもよいので、梅の新たな発信の場として位置づけたらよいと思うが、いがかでしょうか。

  (2)、梅農家さんなどの女性の方もたくさん入れ、上記のことを考えるというテーブルを用意する気はないのか。要は、その補助金に関しても、国からの補助金に関してなんかも含めて、今後の取り組みをお考えをお聞きいたします。

  (3)、梅の枝が剪定によりたくさん燃やされております。以前その枝を使ってつくった「梅箸」というお箸を見せていただいたことがございます。手間とかコストとか道具等、もし導入するのであれば、費用対効果の問題もございますが、旅の思い出に梅の箸も何かすてきだなとすごく思いました。町として梅を、梅の今後をどのように予想し、今後どのように考えているのか。梅農家さんが以前のように活気ある梅の町をPRするに当たり、町ができることは何だと思うか。「昆虫の館」よりも「梅・柚子の館」で町おこしをする気はないかをお伺いいたします。よろしくお願いします。



○議長(新井康之君) 生涯学習課長。

          〔生涯学習課長 田中 広君登壇〕



◎生涯学習課長(田中広君) それでは、木村好美議員さんの質問件名1、昆虫館の利用実態についてのご質問について、生涯学習課よりお答え申し上げます。

  最初に、(1)の「梅園コミュニティ館」及び「おごせ昆虫と自然の館」の利用状況についてお答え申し上げます。おごせ昆虫と自然の館の入館者数は、ことし4月から8月31日までで1,063人です。昨年度同期間の合計は958人ですが、昨年度は開館記念講演が行われた4月1日の来館者約150人も含まれておりますので、開館日の来館者数は250人ほど増加している状況でございます。また、おごせ昆虫と自然の館の開館日以外の梅園コミュニティ館の平日の一般利用者は、昨年度8月末の段階で5件、97人、今年度は3件、39人の利用でございました。

  次に、(2)の敷地内のプールに関するご質問についてお答え申し上げます。プールについては、水生植物の鉢を設置しただけで、特に手は加えていません。雨水と自然浄化に任せ、換水やポンプによる循環は行っておりませんが、小さな完結した生態系が観察できるビオトープが形成されつつあります。昨年10月7日に開催した観察会には、30人以上の参加がありました。絶滅危惧種のゲンゴロウは確認できませんでしたが、専門家の解説と指導を受けながら、トンボ、カワゲラ、トビゲラの幼虫などを採集、観察することができました。これらの水生昆虫は、放ったのではなく、自然に飛来し、産卵、繁殖したものであります。また、ことしも10月13日に観察会を計画しており、昨年とは違った様子が観察できることを期待しております。今後、学校とも連携しながら、安全で身近な自然学習の場としての活用を図ってまいりたいと考えております。

  次に、ご質問(3)についてお答え申し上げます。旧梅園保育園については、町民や役場各課からのアイデア募集という経過を踏まえて、梅園コミュニティ館としての一般への施設提供とおごせ昆虫と自然の館の併設に至っております。昆虫と自然の館におきましては、行政報告で申し上げましたとおり、「春のチョウの観察会」、「食べられる野草の観察会」、「ホタルのふしぎ観察会」、「アサガオ観察会」、「真夏の夜の観察会」などの事業を実施しております。展示に関しましては、常設展と並行して、本年度は「大モルフォチョウ展」に続いて「驚異の蛾類展」を開催し、5カ月間で1,000人を超える方が来館されております。大盛況とは言えないまでも、まずまずの実績を上げていると捉えているところでございます。

  一方、梅園コミュニティ館の昆虫と自然の館以外の供用部分につきましては、ほとんど利用されていない状況でございます。町といたしましても、施設の利用につながる事業の企画を計画しているところであります。より積極的に町民の皆様の意見や提案にも耳を傾けながら、施設の有効な利活用を図ってまいりたいと存じます。

  次に、ご質問(4)についてお答え申し上げます。小中学生の利用につきましては、以前に木村好美議員さんのご質問にお答えいたしましたとおり、梅園コミュニティ館は、土曜日、日曜日には子供たちの格好の居場所となっています。多い日には十数人から20人ほどの小学生が入館しており、昆虫談話会の方々に昆虫の学習とあわせて子供たちの様子を見ていただいている状況です。管理指導上、問題となるような事態が生じた場合には、生涯学習課に連絡していただくようにお願いしておりますが、今までには例はございません。

  次に、ご質問の(5)につきましては、「広報おごせ」などで周知を図っておりますが、梅園コミュニティ館は、平日はほとんど利用されていない状況でございます。土曜日、日曜日には、先ほど申し上げましたとおり、児童館的機能も果たしておりますが、貸し出し方法の改善や管理体制の見直しを含めて、新井町長のマニフェストにうたわれている「梅園コミュニティ館を利用しやすくします」、「子どもの休日の居場所になる機能を開設します」、「『梅の里おごせ子どもサポート事業』の充実を図ります」の実行につながる有効な具体策を講じていきたいと存じます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) 木村好美議員さんの質問件名2について、産業観光課からお答え申し上げます。

  初めに、(1)ですが、ご質問の趣旨である越生特産物加工研究所の移転の件につきましては、既に梅園保育園跡地が梅園コミュニティ館としての利用がなされているため、仮定の話として回答させていただきます。梅園保育園跡地は、梅栽培の中心である小杉地内に位置し、地理的には敵地の一つとなっておりますが、その敷地面積は1,770平方メートル、旧園舎の建築面積は552平方メートル、駐車場が5台程度の小規模な施設となっております。一方で、越生特産物加工研究所は、敷地面積が2,575平方メートル、食品加工及び倉庫の建築面積が771平方メートル、駐車場が18台程度の施設となっております。現在の土地、建物でも手狭な状況を鑑みると、敷地面積、建築面積ともに7割程度にとどまる梅園保育園跡地への移転は、物理的に不可能であると考えております。

  次に、(2)ですが、衰退が言われて久しい農業を魅力あるものとするためには、地域で活躍している女性のアイデアや発想を取り込むことが不可欠となっており、現在国を挙げて農業への女性の参画を推進しているところでございます。町においても、梅農家、いるま野農協、川越農林振興センター等で組織する「越生町梅産地を元気にする協議会」に、今年度から女性農業者に加わっていただいており、早速活発なご意見を頂戴しているところでございます。このほかにも、県が農業経営に意欲的に携わっている女性を認定する「さいたま農村女性アドバイザー」には、既に3名の方が認定を受け、今年度はさらに2名の方が認定を受ける予定となっているなど、徐々にではありますが、女性農業者の参画もふえてきておりますので、さまざまな機会を通じて、女性の意見反映に努めてまいりたいと考えております。

  続きまして、補助金の件でございますが、越生特産物加工研究所の移転には数億円規模という多額の建設費用が見込まれます。そのため、移転を検討する際には、農林水産省の、いわゆる6次産業化法や経済産業省の農商工連携に係る補助金などが効果的に活用できるよう検討を進めてまいりたいと考えております。

  次に、(3)ですが、梅の木の剪定の際に切り落とされる徒長枝と呼ばれる枝を活用した「梅箸」は、和歌山県南部町でつくられているようでございますので、今後参考にさせていただきたいと存じます。越生町でも、廃棄される徒長枝を有効活用し、環境に配慮した循環型社会を構築する試みとして、平成23年度に木村正美議員のご計らいと梅農家、いるま野農協のご協力により、固形燃料のストーブ等に利用する木質ペレットの作成を試験的に実施いたしました。その結果、材質的な問題はなかったものの、収集、運搬に要する経費から採算面での課題があることもわかり、昨年度は規模を縮小しながら効率化を図り、継続実施に及んだところでございます。梅生産の今後につきましては、その価格が市況に左右される生梅の市場出荷から梅干しを代表とする加工品の割合を増加させることで、梅の付加価値を高めている6次産業化を推進していくことが将来的に越生の梅が生き残っていく方策の柱になると考えております。そのためには、他市町村に先駆けて、昭和62年から事業を行っている第三セクターの越生特産物加工研究所を核として、梅農家、いるま野農協、行政が連携を強めながら、地域全体で6次産業化を進めていくことが肝要であると考えております。

  最後に、活気ある「梅の町」を再興するための町の方策ということですが、梅の町の主役は、あくまで生産者である梅農家ですので、町は側面からの支援を引き続き展開してまいります。6月の梅キャンペーンや梅フェアはその代表ですが、ことしの「広報おごせ」8月号には、「越生ブランド「梅」を創る人」と題した4ページの特集を組み、積極的な情報発信に努めております。また、現在町が実施している「ウメ輪紋ウイルス感染対策における宅地内梅等植栽調査」についても、越生の梅を守り、将来につなげる大切な施策の一つとして実施しております。越生の梅は、南北朝時代の菅原道真公にまでさかのぼると伝えられる町を代表する地域ブランド商品ですので、その価値がさらに高まるよう各種事業に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 2020年、オリンピックが東京で開催されることが決まったのも、東京都だけでなく、スポーツ各団体や、まして国を挙げる取り組みにより実現されたものだと思っております。よって、町の活性化にやはり必要なのは、例えば特産物加工所または梅農家さんという限定でなく、やはり町を挙げてのハード面の取り組みが必要と思われるので、それを踏まえてご質問をいたします。

  質問件名1の昆虫館の件ですが、(1)から(5)を一括してお聞きいたします。そもそもコミュニティの場と言っておりますが、先ほど去年は5件、ことしは3件というご答弁ありましたけれども、あくまでもコミュニティの場という、平日なんか特にですが、かけ離れております。平日なんかはほとんど人も、ましてや門もあいていませんよね。そんなような状況で、町民に本当にどれだけ利用されているのかというのは、今答弁ありましたけれども、私はそれを踏まえて、できる前から、もうその前から町民に、町民のコミュニティの場所を提案しており、町長もその当時は、それを目的としていたはずなのです。それなのにもかかわらず、2年たって聞いても、こういう同じような答弁をいただいている。多分来年同じことを聞いても、また同じような答弁だと思います。本当にこれではいけないと思います。例えば、さっき何人、何人といっぱい言いましたけれども、その何人、何%、町民が利用しているのか。全回お聞きしたときは、それはプライベートのことだから答えられないというようなお話でしたけれども、そんなことないはずです。町民が何%利用しているのか把握するべきですという話を前回しておりますので、お答えください。



○議長(新井康之君) 生涯学習課長。

          〔生涯学習課長 田中 広君登壇〕



◎生涯学習課長(田中広君) 木村好美議員さんの再質問にお答えいたします。

  確かに現在は、平日は無人となっております。急に遊びに来た人や子供たちは入れない状況でございます。公民館と同じように貸し館ということで条例を制定させていただいています。通常公民館、いろんなグラウンドですとか体育館は、越生の中央公民館あるいは山吹公民館に行って申請をして許可書をお出しして、かぎをお渡しして貸すことをやっておりますが、梅園地区の方が少しでも使いいいようにと休養村センターに申請書と鍵をお預けしてあり、施設を会場として使いたい方に提供しているわけでございますが、残念なことに利用数というのは本当に少ない状況でございます。

  町長のマニフェストというのも、一番最後の答えでさせていただきましたが、それよりもともかくこれだけの少ない状況でございます。やはり人を配置、常駐させることで、まず第一歩は盛り上げていきたいと考えております。通常の非常勤、誰でもいいからということではなく、社会教育指導員のような、いろんな広い分野で見識を持たれた方が好ましいのではないかと考えております。ただ、そこに人を配置するだけで、これまた人が集まるかということでございますが、いろんな企画等を考えております。まず、高齢者や主婦の方、それから退職された方を対象に、月1回、その季節に応じた教室や講座、例えば8月には、今時期ですけれども、白菜をつくる手順ですとか、それからたくあんの漬け方ですとか、あるいは暮れにかけてそば打ち、それからあるいはスマートフォンの使い方ですとか、そういった教室、またお子さんや中学生を対象には、2カ月に1度ぐらいになるのでしょうか、和だこのつくり方ですとか色鉛筆画教室、そのほか越生町ではかなり腕のいい方たくさんいらっしゃって、キルト教室ですか、それから越生の山には、今たくさんの山を走るトレッキングですとか、それからトレイルランなど非常に盛んでございます。こういった方をお願いして、いろんな講座や教室を行っていきたいと思います。

  講師ということになりますが、生涯学習課で人材登録で現在42名の方が人材登録されております。この方はもちろんですが、公民館サークルというのも何と越生町には122も団体がございます。こういった団体の方は、もともと誰かの導きがあって、その人の教室に通いながら、越生の公民館を利用しての技術を身につけられた方がたくさんいると思います。また、こういった講師の方に頼るのではなく、生涯学習課の事業でございますから、生徒さんの中で技術を身につけ、腕を上げられた方を、今度新たに梅園コミュニティ館で講師として広く皆さんに教えていただけるという、教える喜びというのでしょうか、そういったのも行っていきたいと思っております。

  それから、ハード面でございますが、とりあえず今のところは大きな予算をかけて直すということはちょっと考えておりません。それから、町民の皆様に何人、何%というお話でございますが、大変申しわけありませんが、だたいまデータはございません。常任委員会等のときでよろしければご報告させていただきたいと思います。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 同じ方が何度も何度も通われて、1、1、1とカウントされていく、そうではなく、広い人たちが、皆さんが利用しやすい場ということで、今のご答弁ですと、いろいろな講座も含めて幅広くというふうにお考えになっているというのを今ご答弁でお聞きいたしました。本当にこの建物は、町民にとってなくてはならない場なのだろうかというふうに思ってしまうのです、今の現状だと。本当に、先ほど絶滅危惧種のゲンゴロウは確認できなかったというご答弁ありましたけれども、うちのバケツの中にもトンボ、カワゲラ、トビゲラの幼虫なんかはいるかもしれません。皆様のお宅にもいるかもしれません。だから、それが結局ゲンゴロウのプールというふうにお答えになりましたけれども、ゲンゴロウは確認されず、ほかの虫がいるだろうみたいな、プールに水を張っておけば何か虫が来るだろうみたいな、何かそういうふうにも聞こえるのです。どこのうちにも多分虫はいると思うのです。町民の声で、例えば、この猛暑でしたよ。確かに節水の問題はありました。だけれども、やはり幼児の、例えば水遊び場として開いてくれとか、そういうご意見とか出ていたのです。私がこの夏、大宮にあるステラタウンという付近には、水が節水しながら噴水のようにピューと上がっていくような何か装置があって、都会の真ん中でですよ、子供とか保護者がすごい勢いで遊んでいるのです。そういう姿をずっと見ていたのですけれども、ゲンゴロウより人間をとるべきではないのかなとずっと思っていました。本当に町民の声が出ていたのは、ゲンゴロウではないと思います。町民の声はプールだったと思います。それは当時の答弁だったのですけれども、本当にあの当時のことを考えるとあきれてしまいます。たくさんやっぱりこの話を皆さんにしたら笑っているのです。今もちょっと薄々笑いがありましたけれども。やはり町長もかわりました。そして、もう一度梅園保育園跡地の今後を、今ご答弁ありましたけれども、考えていただきたく思います。

  昆虫談話会の皆さんは、本当に何か丁寧に接してくれているということで、その昆虫のお部屋には、別にそんなに問題はないそうです。しかし、先日、地域の方より、昆虫館でお茶飲みスペース、要は先ほど言っていたコミュニティスペースですか、そこで子供たちが何やっているか知っているというような質問をされたのです。要は、ゆうがく館とは違い、今まさしくご答弁いただきました、常駐という言葉が今ありましたよね。本当にそれと一緒で、ゆうがく館とは違い、大人が見張ることってないのです。ということは、大人の目、要は死角のところで子供たちが今何をされているかという、その実態を知っていないということ自体にまず問題があると思います。地域の方の連絡がないからとか、管理指導上問題となるような事態が生じた場合には連絡してみたいな、そんなような話だったけれども、例がないと。はっきり言ってみんな不思議というか不安に思っているのです。こんなので大丈夫なのと。そういうことを聞いてしまうと、やはりこの答弁は、その一歩を踏み込んで知ろうとしていないのではないかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。要は、目に見えなければ、要は知らなかったと、こうやって答弁できるではないですか。だけれども、実際子供の中で、その死角の中で何が行われているかということ自体を知らないということ自体に問題はないのかということをあわせてお答えください。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 木村議員さんの再質問にお答えいたします。

  梅保跡地については、私もいろいろ教育長時代に前町長に提案いたしました。ことごとく大体蹴られたわけですけれども、やはり梅園地区には公民館がないわけですので、まず公民館としての役割を梅保跡地につくるべきだというふうに今でも考えております。それにはまず、先ほど生涯学習課長から答弁がありましたように、人的な配置がなければ利用はありません。ですから、来年度は人的な配置をしていきたいということをお約束をしたいと思います。

  それから、私は昆虫館が悪いと言っているわけではないのですけれども、ただ越生町において費用対効果を考えた場合に、越生町に本当に、越生町があれだけの施設設備、そして800万円かけて改修し、光熱費も今年度は月に1万円ずついただいていますけれども、三十数万円かかるわけです。そういう中で、本当に越生町としての費用対効果はどうなのだろうかということを考えたときには、県立とか、そういう昆虫館であれば、昆虫館そのものは私は否定しているわけではありませんので、越生町としてあれだけの施設設備、そして費用を越生町が持って昆虫館を存続させるということについては、私は疑問を感じております。これは木村議員さんと全く同じでございます。したがいまして、今年度は2年目でございますので、2年で終わりにしてくれということは、私もちょっとそれでは冷た過ぎますので、来年度3年目になりますので、昆虫館について検討委員会というものを、越生町において本当に必要な施設であるかどうか、越生町の費用対効果を考えたときに本当に費用対効果がなされているか、成立しているかどうか、その辺を考えて、検討委員会、ぜひ木村議員さんにも委員に入っていただいて、検討委員会をつくって昆虫館について検討していきたいということを、そして4年目にどうするかということについては、その検討委員会で結論を出していきたいというふうに考えています。契約は毎年毎年の契約でございますので、それは可能だというふうに考えております。ですから、今人を配置する話が生涯学習課長からも、いろんなアイデアがあって、すばらしいなと私も聞いておりましたけれども、まず人を配置するのにはやはりお金が必要ですから、それについては議会のご理解をいただきながら、来年については人を配置していきたいと。

  一つのアイデアとしては、私がかつて前町長に提案したのは、学童保育をあそこでやってほしいということなのです。学童保育が、今梅園が10人を割ってしまった関係で、10人を割ってしまうと補助金が出なくなってしまいますものですから、今越生学童と合併してやっているわけですけれども、そのために今度は越生学童のほうが人的な制限がありまして、6年まで保育していたのを4年までにしてしまったわけです。ですから、もう一回6年までに戻して、そして、そうすれば何とか梅園でコミュニティ館の多目的室を使いながら学童保育が立ち上がるかなと。学童保育が立ち上がれば、午後の1時ごろには先生が来ますので、半日はともかく学童の先生がいろいろ見てくれます。それから、それまでの時間は、先ほど生涯学習課長が答弁したような、社会教育指導員というような、そういう人たちを配置しながら、人的な配置をしながら、梅園地区の人たちに限らず、越生町の人たちが気軽に公民館的にも利用できる。図書館の分館的なことも考えてはいるのですけれども、広い部屋がありますから、図書館の本はたくさんございますので、向こうに持っていって、自由に、廃本にするような本もたくさんありますので、うちへ持って帰ってもらっても結構だというふうな本をたくさん向こうへ持っていって、そういう図書館の分館的なものもできるかなとは思っています。

  それから、ご質問の、現在子供たちが土日に昆虫館の人たちと一緒に遊んでいるという話を私も、これでいいのかなと。昆虫館の人たちも、子供たちが来ればやっぱり楽しいので、いろいろ面倒は見てくれてはいるようです。

          〔「それはいいの。その見えない部分。昆虫館の人がいる部分はい

            いの、大人がいる部分は。その見えない死角の部分」と呼ぶ者

            あり〕



◎町長(新井雄啓君) そうですね。それは確かにそのとおりだと思います。部屋がたくさんありますので、そこで子供たちが自由に遊んでいる。遊びというのは、どちらかといえば危険な遊びのほうが楽しいので、場合によると危険な遊びのような可能性もありますので、その辺については今後注視していきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 町長のご答弁、よくわかりました。要は、今言ったのは、大人が見えない部分に問題が起きていないと何か認識されているみたいですけれども、そうではないということをちゃんと報告いただいております。ただ、私はもうあの建物に行かないと決めたので、心に決めたので、一歩も踏み入れたくないので、実態が見られないから見てきてみたいな、そんな状態なので、全然進んではいないのですけれども、今学校でも、あるどこかの学校でも問題がいろいろと起きています。その問題の一環がこういうところから来るのではないかなと思います。ですので、やはり本当に子供を思えば、やっぱりこういう死角の部分も含めて、本当は子供を信じていきたいです。でも、今こういう問題が起きてしまっているからこそ、この管理指導上は、やはり徹底して取り組まなければいけないかなと思います。

  ちょっとこの梅園保育園跡地についてなのですが、もう終わりにしたいのですけれども、要は、そもそもこの建物は、先ほどご答弁にもありましたけれども、町民が望んでつくったみたいな言い方をいつもいつもされますけれども、気がついたらできてしまったみたいな、何度とめてもできてしまったみたいな、そんなような建物でございます。町長がかわりまして、この建物自体をしっかりと見直していきたいという公約にも掲げていただいて、これから見ていくという中で、取り組んでいただけるということに関しましては、今後しっかりと私のほうも見ていきたいと思いますので、よろしくお願いします。それは私の要望で結構です。しっかりと取り組んでいただきたいということをお願いします。その際には、必ず町民の声をたくさん聞いていただきたいと思います。町民が広く活用できるような場にしていただきたいということをあわせてお願い申し上げます。

  そして、先ほど言った質問件名1を踏まえ、質問件名2のほうへ行こうと思います。そもそも質問件名1の梅園保育園跡地を場所的に不適格というような、まずご答弁をいただいてしまったので、あそこではできないのですよと私今言われたのです。ですので、特産物加工所というのは、やはり今町所有の特産物加工所というのは、他県とかに余りないものらしく、珍しいとお聞きしております。逆に社長が町長という利点もあるわけです。それであるならば、なおさら町が本当、梅、ユズのこれからを町全体で考えていく逆にいいチャンスなのだと私は思います。特産物加工所は、第三セクターで25.3%の株主ということでございます。私も何かの間違いみたいな状態なのですけれども、農業委員さんをさせていただいております。本当に今回に関して、私福祉課と町民課と、あと教育委員会には用がないと思っていたのですけれども、本当に農業について今回考えさせられ、気になるようになりました。実際裸足で田植えをさせていただいたりすると、やはり道具や機械のありがたさってすごいなと思ったりとか、雨、風なんかのことも、テレビでリンゴがおっこちてしまいましたなんてよく出ていたときも、本当に、ああ、大変だなとしか思っていなかったのです。ところが、自分がやっぱりそういう立場になると、ええって、やはり稲は何度も見に行ったりとかして気になっていくという、何かどんどん、どんどん考えさせられるものがありました。

  梅農家さんも多分そうなのだろうなとか、すごく思いながら、いろいろとお話しする機会がございます。その際に、やはり今回私がこの質問をしようというきっかけとなったのは、元気な梅農家さんが一言、「もう梅嫌になっちゃう」という言葉を言ったのです。いろいろとお話ししていた中で、あの頑張っていた梅農家さんがそういう言葉をいただいたということにすごく衝撃を受けまして、これは何かと思ったから、今一般質問をさせていただいています。そのおばさんもそうなのですけれども、越生の女性の方たちって、私も含めてだと思いますが、奥ゆかしい方が多く、農業で農業台帳にもお名前を載せないくらいの大和撫子的であると思います。私は奥ゆかしいというよりおこがましいのほうが合っているのかもしれないですけれども、それで先日、一生懸命、梅農家さんたちが、嫌になってきてしまったとかという、その弱音を聞いた中で、ことしは豊作だったからいいのかなと私なんかはすごく単純に思ってしまったのですけれども、やはり単価が安く、大変な割には本当に悲しいというお話をお聞きいたしました。また、別の方で、梅に命をかけていたおばさんが最近お亡くなりになりました。生前言っていたのが、梅のこれからの懸念でした。梅、ユズの活性化を本気で考えなければいけないというのは、そういうことから思っておりました。

  最近、いろんな地域の子供たちを私よく見ているのですけれども、町内、町外、県外、どの子供たちもコンビニ等の梅のお菓子を買っているのです。例えば、梅グミ、梅あめ、梅シート、干し梅、梅タブレット、梅チップス等、梅のお菓子を本当によく食べているのです。しかし、これは正直果汁とか果肉がなかったり、国産でなかったりとか、食品添加物が多いお菓子が何でこんなに人気なのかなとずっと思っていました。そこで、たまたま国産の梅干しを個包装で、かつ大袋で売っていたので買っていったのです。それで、「はい、国産だよ、食べてごらん」と渡したら、1つ食べたら、まずいと食べないのです。びっくりして自分も食べてみると、食感がやわらかくて歯ごたえがそんなになくて、色もそんなに赤くなくて、酸っぱさもすごく抑えられて、海外産とはちょっと正反対でした。国産よりも他産のほうがおいしいと表現されてしまったのもすごくショックでした。しかし、この夏、合宿で石巻市に行った際に、私たち自分自身が塩分補給のために越生産の小梅2袋と梅干し1袋を持っていったのですけれども、車の中に忘れていってほとんど食べなかったのです。そのときに、帰りに石巻の人に、「食べる」と言ったら、「やった」と言ったのです。そういえば震災直後に1箱梅干しを送った際に、すごく喜ばれました。やはり梅干しの需要というのは、梅の木のないところにたくさんあるのだなとすごく思ったし、梅の発信はやはり必要なのだろうなということを本当に再確認しました。また、私が梅の町から来たというお話をすると、都会に住んでいる若いお母さん2人から、別々に「ことしから初めて梅干し漬けてみたのです」と言われました。

  そこで、やはり梅人気は、やり方によっては起きるような気もします。そして、もっと発信すべきだと思います。そこで、特産物加工所やJAさんの存在はやはり大きいと思います。特産物加工所は、何かあると民間的なことを言って、多分逃げたいのかもしれないのですけれども、町長が社長であるからこそできる、または関係しているはずです。

  そこで、お聞きいたします。特産物加工所見学として、子供の社会科見学を受け入れているのかどうかをお聞きいたします。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答えいたします。

  越生特産物加工研究所は、ご承知のとおり大満の山のほうといいますか、にございまして、非常に交通の便も悪く、なかなか大型車とかも入っていけないような状況でございます。お子さんの工場見学というようなご質問でございますけれども、直接、済みません、産業観光課のほうにそういったオファーといいますか、そういった申し出は受けておりませんので、あったかないかということは少し把握はしてございません。ただ、ほかの一般の方が視察に行きたいというようなときには、岡本専務との話の中では、いつでもウエルカムだというようなお話を聞いてございます。私がこちらに来ましても、何件かそういう視察、昨年も福島県の新地町の農業委員会の皆さんが加工所に視察見学に来たというときに一緒にご案内したというようなケースはございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。

  木村好美君、質問は端的にお願いします。



◆7番(木村好美君) 加工所の問題点として大きなトラックが入らない、坂道などで荷物が落下する等、または危ないし、いろいろな理由があり、見せられないと聞いております。ましてや子供は希望がないから、そういうオファーがないというお話ですけれども、そもそもそういうのが発信力の一環ではないかなと思います。やはり製造の段階で見学ができで、そこに行けば梅についてさまざまな、例えばイベントが行われていたり、随時いろんな人とか、そういう梅、ユズも含めてなのですけれども、そこだからこそ特徴のある建物があれば、やはり経済効果もあり、そして町の活性化につながるような気がします。先ほど梅園保育園の跡地は、場所は無理だというお話ですけれども、例えば今ちょっと小耳に挟んだのは、以前問題になりました複合施設の際に、梅園小学校がなくなったときの場所にというお話が水面下で出ていたというようなお話、今ちょこっと聞きましたけれども、私は梅園小学校を別につぶすのは、私は反対ですので、そういうふうに反対ですということを先に申し上げまして、ただ先日も私も、「本当に木村さんは子供のことを考えているの」と保護者の方に言われました。それは何かというと、「子供がこのような少ない学校の中で教育されるのが本当にいいことだと思っているの」と強く3人の方に怒られたのも事実です。だから、時代は確かに違うのかなというのと、私は昔の親です。だけれども、今の保護者の方、そして地域の方も含めて、私は直接的に個々に話はお聞きしますけれども、直接的に話をしたことが一度もございません。ですので、個々の話だけでいくと、ああ、もう時代は変わったのかなという気もしますので、幅広い目で見て、先ほど町長もおっしゃっていましたけれども、幅広い目で見て、例えば黒山地区の北校ですか、北校があった跡地とか、町には……

          〔「南校です」と呼ぶ者あり〕



◆7番(木村好美君) ごめんなさい。南校の跡地とか、そういう町が所有している土地の中で、何かそういう場所自体を見つけて加工所を下におろして、そういう場所がまずないのかどうか。とにかく加工所を下におろす気がまずあるのかどうかということを再度お聞きいたします。加工所を下におろすこと自体どう思うかをお聞きいたします。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 木村議員さんのご質問にお答えいたします。

  私も町長に就任したと同時に社長になりました。無給だそうですけれども。私も何回か加工所へ行きまして、これは大変なところだなと。まず登るのに、こっちから登るのに1回では登れない、切り返ししなければ登れないような状況です。梅やユズの生産物を運ぶのにも大変だろうなというふうなことは感じています。したがいまして、下におろすという考えはございます。これは武内県議といろいろ話をする中で、今武内県議が道の駅をつくろうということで県等に働きかけて、国にも働きかけているのですが、実際には先日、杉戸町のアグリパークに視察に、毛呂山も含めまして、県の職員も含めまして越生町のバスで見学に行ってまいりました。アグリパークは、アグリカルチャーは農業なのです。11ヘクタールの中でやっています。交通の便がそんなにいいところではないのです。農道に面しているだけなのです。でもすごい人数です。具体的な人数は覚えていませんけれども、大変な人数です。ですから、やりようによっては道の駅、当然越生町で考えるとすれば、バイパス沿いのどこかを選定して道の駅をつくっていくということを今武内県議を中心に、私も協力しながら考えているところです。道の駅をつくったときには、その道の駅に特産物加工研究所をくっつけようと。そして、生産のプロセスを見せながら、そして製品を販売していく場所にしようというふうなことは水面下で話をしております。こういう場で話ししてしまっていいのかどうか私もちょっと迷うのですけれども、ただそういう話が水面下で起きているということです。ですから、私も町長として、社長として、今の場でいいというふうなことを考えてはおりません。3月の梅サミットのときも、他の地区から非常に興味を持って、特産物加工研究所のことを言われました。しかし、他の地区から来ている首長さんに、こんなところですからどうぞ見ていってください。すばらしいところですからとはちょっと言えなかったものですから、梅林までは行きましたけれども、工場見学はしませんでしたけれども、堂々と見せられるようなものを、将来道の駅ができれば、その脇にくっつけながらやっていきたいなということを考えていることを申し上げたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 何かごみのように扱われるような私の一般質問だと思っていたのですけれども、意外な展開に行って、今ちょっと戸惑っております。それで、本当に町長が今おっしゃった構想が、水面下の構想が表立ってしまったのですけれども、それが実現すれば、やはり新たな拠点になるはずです。農水省のお話によると、地域農業の活性化や6次産業化にやはり女性の能力を生かすためにという動きが、先ほどご答弁もありましたけれども、すごく出ております。今の例えば町長の構想もそうなのですけれども、農水省のお話によりますと、やはり3,000万円以上の建物を含めたもので、いろいろと検討するに当たって、要は女性をしっかりと入れて、女性の斬新的なアイデアや自由な発想を取り入れていこうと。それを取り入れることによって、やはりそういう企業は伸びているというデータもちゃんと出ているのです。私なんかは本当によくわからない世界なのですけれども、この町には本当に梅のプロ、ユズのプロ、いろんなプロ、農業のプロの方たくさんいらっしゃいます。そういう中で、やはりそういう方たちの声を本当に聞いていただきたいということ、そういうテーブルをまず用意していただきたいということも含めて、水面下が表立つときには、やはり半分が女性であってほしいなということを切に願いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

  先ほど町長のほうからそういった話が出ましたけれども、まだ具体的な検討というか、そういう組織というものは当然つくってございません。この間の本会議の中でも、木村議員さんのご質問にお答えさせていただきましたけれども、今農水省関係からもいろいろな、農業委員会を初めいろんなそういう組織には女性を入れなさいと。その目安としたら3割程度ということでございますけれども、その3割というのが国の男女共生の基本計画、それに基づいているというようなことを聞いておりますけれども、なかなか農業者、農業に携わる女性が少ない中でも、先ほどの答弁の中でも申し上げましたとおり、少しではありますけれども、そういう農業に積極的にかかわっていただいている女性の方がふえておりますので、そういった機会にはそれらの女性の意見というものを聞けるような、そういった組織にするよう努力していきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 今ご答弁いただきましたけれども、3割と言わず、今回女性農家さんが活躍しているということで、農業新聞または広報等にたくさん載っていらっしゃっている記事もございます。本当にいろいろと心には思っていても、やはり一歩下がってみたいなところがあって、いろいろと直で話しする分には出るのですけれども、それがやっぱり前に前面に出てこないというのは、やっぱり奥ゆかしさなのかなと思うのですけれども、3割と言わず、やっぱり発言できるような空気も含めて、やはりもうちょっと女の人を中に入れていただくということをどんどん発信していってもいいと思うのです。農水省はこうやって全国ネットで「ひめこらぼ」という、そういうネットワークを持っていらっしゃって、いろんな研修会等、あといろんなとにかく女性経営者または女性農業者の方を応援しますということですごい取り組みをされているのです。でも、そういうこと自体、皆さん多分、どこまでご存じ、町民の方がご存じなのかというのがわからないと思います。本当にネットに得意な方たちというのは、やっぱりこうやって第一線で活躍されているのです。ですので、やはりこういう発信力というもの自体についてどう思いますか。知らないことってたくさんあるではないですか。こういうネットワークがあって、こうなのだよというのを、インターネットを開かなければできないという、その自体にも問題があると思うのです。それは農水省にも同じようなことを言ってきたのですけれども、町としてこういうものがあるのだと。女性のネットワークがあるのだよということ自体を発信するその策みたいなことを考える気はないか、お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

  先ほどの農水省の関係の「ひめこらぼ」というようなネットワークがあるというようなお話でございますけれども、こちらにつきましては越生町からも1名の方が登録していただきまして、非常に活発にご活躍をいただいております。そういった方々が、その方もまたことしから梅産地を元気にする協議会にご加入いただきましたので、そういった席でもいろいろとそういった、国関係のお話とかを積極的に発信していただいておりますので、そういった中からもこれからはもう少し広がっていくのかなということに非常に期待をしてございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) その1人の方がすごくご活躍されていることはもう重々承知なのですが、その1人を2人、もちろん私もそうなのですけれども、2人を3人と、やっぱり広げていくことが大事だと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答えいたします。

  実際これからそういった機会を設けながら、いろいろな機会にそういった情報を発信していきたいと思います。



○議長(新井康之君) 木村好美君。

  時間がないので、端的にお願いします。



◆7番(木村好美君) それでは、最後要望させていただきます。

  昆虫館については、やはりしっかりと見直してくださいということをお願いいたします。

  そして、特産物加工所について、道の駅については本当にすばらしい構想ですよね。本当にそれが実現すれば、何か見えてくると思います。ですので、やはりそのためにどういうふうにしなければいけないかって、本当ちょっとよくわからないのですけれども、ただ今農水省のほうで、こういう女性を入れることによっての補助金等がしっかりと明記されておりますので、それは2015年度も今ちょうど予算化するのに取り組んでいる時期らしいのです。きょう、あしたという話ではないかもしれませんけれども、梅について、ユズについても含めて、やっぱりそういう盛んになる、ましてや梅農家、ユズ農家さんが全て元気ある、活気ある町にしていただきたいということを切に願い、そして要望し、私の一般質問を終わりにいたします。



○議長(新井康之君) これで木村好美君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩いたします。

                                      (午前10時35分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時50分)

                                              

       ◇ 宮 島 サイ子 君



○議長(新井康之君) 3番、宮島サイ子君。

          〔3番 宮島サイ子君登壇〕



◆3番(宮島サイ子君) 3番、宮島サイ子です。傍聴席の皆様、また区長会の皆様、早朝よりお越しいただき大変にありがとうございます。

  それでは、通告に従いまして3問にわたり質問をさせていただきます。質問件名1、健康日本21(第2次)を踏まえた健康づくり、介護予防に向けた取り組みについて。平均寿命とともに、健康寿命という定義があります。平均寿命は、人が死ぬまでの年齢の平均値ですが、健康寿命は日常生活において介護を必要とせず、心身ともに自立し、健康な生活を送ることができる年齢の平均値です。平成22年度の厚生労働省のデータによりますと、男性の平均寿命79.55歳、女性の平均寿命86.3歳です。それに対して、男性の健康寿命は70.42歳、女性の健康寿命が73.62歳と、男女ともに約10年の差が出ております。この数値から考えますと、国民の多くは人生の約10年間を要介護状態にあるなど、日常生活に制限のある不健康な期間として生活をしているということがうかがえます。近年は、このようになる原因として、生活習慣病や身体活動の減少、運動不足が指摘されております。特に内臓脂肪の蓄積を原因とするメタボリックシンドローム、内臓脂肪症候群は、一般的にも認知され、メタボ解消に向けたさまざまな対策が講じられているところであります。しかし、高齢者の骨や関節、筋肉などの衰えによる運動機能の低下が原因で歩行が困難になるなど、自立度が低下し、介護が必要となる等のロコモティブシンドローム(運動器症候群)については、その認知度は低く、一般的にその危険性や対策への関心が希薄であるのが実情です。メタボリックシンドロームの認知度が90%を超えているのに対し、ロコモティブシンドロームの認知度は17%と低い水準にあります。今後は、このロコモ予防の認知度を高め、その対策を講じていくことが大切であると考えます。

  平成25年度から国の健康日本21(第2次)がスタートし、健康寿命の延伸、生活習慣病の発症予防、社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上、健康を支える社会環境の整備、食生活、身体活動、運動などに関する生活習慣及び社会環境の改善など5つの基本的な取り組みの方向性が出されております。このような元気で生活していくための健康増進に向けた政策が進められていく中での越生町の健康づくりへの取り組み、介護予防に向けた取り組みについて質問をさせていただきます。

  (1)、健康寿命が平均寿命と比べ、その差である日常生活に制限のある不健康な期間がデータ的に男女ともに約10年の差が出ている現状を踏まえて、町の認識と今後の対策について伺います。

  (2)、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の認知度を高めることの必要性と今後の対策についてお伺いいたします。

  (3)、元気な高齢者づくりに向けた社会参加の機会や環境の整備はどのようになっているのでしょうか。

  (4)、健康づくりについては、子供のころからの運動、スポーツの習慣化が重要であります。町民ラジオ体操等の現状と現段階の町の健康づくりの取り組みについてお伺いいたします。

  (5)、国の健康日本21を踏まえた今後の越生町の健康づくり、介護予防に向けた取り組みについての展望をお示しください。

  質問件名2、健康マイレージの取り組みについて。健康診断の受診やスポーツ活動への参加などでポイントをためると、特典を利用することができる「健康マイレージ」の取り組みが注目されております。町民の健診受診率を上げ、健康づくりに励むことで、医療費や介護費の抑制につなげるほか、地域コミュニティや地域経済の活性化など町づくりや人づくりにつなげていくことが期待できるユニークな施策です。近隣では、ときがわ町が今年度から取り組んでおります。そこで、お伺いいたします。

  (1)、健康づくり活動をポイント換算し、施設利用券等と交換できる健康マイレージ制度は、越生町でも取り組みが可能でしょうか。

  (2)、健康マイレージのポイントをゆうパーク利用券等に活用して活性化につなげることは可能でしょうか。

  質問件名3、男性介護者に対する支援について。家族関係や地域社会が急速に変容している現在、在宅介護における家族介護者も年々ふえております。とりわけ、男性介護者においては、ふなれな家事や離職、転職などの経済的な困難を抱えている者も少なくありません。そこで、越生町の実態をお伺いいたします。

  (1)、在宅介護を行っている町民の世帯数は。

  (2)、介護者の男女の比率は。

  (3)、越生町の在宅介護の支援にはどのようなものがありますか。

  (4)、今後男性介護者がふえてくると思われますが、支援が必要とされる男性介護者に対する町の取り組み策はあるのでしょうか。

  以上、よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、宮島議員さんの質問件名1、2、3について、健康福祉課からお答えいたします。

  まず、質問件名1の健康日本21(第2次)を踏まえた健康づくり、介護予防に向けた取り組みについてでございますが、平成25年度から10年間の国民健康づくり運動である健康日本21(第2次)を定めた国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針の全部改正が昨年7月10日に告示されました。この健康日本21(第2次)では、健康増進の基本的な方向として、?といたしまして、健康寿命の延伸と健康格差の縮小、?、生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底、?、社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上、?、健康を支え、守るための社会環境の整備、?、栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善が掲げられております。

  まず、質問要旨(1)の平均寿命と健康寿命の差についての町の認識と今後の対策ですが、我が国の平成22年における平均寿命、こちらはゼロ歳児が平均何年生きられるかをあらわした数値でございます。男性が79.55歳、女性が86.3歳となっております。一方、健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間、いわゆる健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳となっており、平均寿命と健康寿命の差は、男性で9.13歳、女性で12.68歳との数値が出ております。この差については、いずれにいたしましても健康上の問題や介護の必要性など、日常生活に制限が必要な期間であり、ご本人様やご家族の方のご苦労も多い期間となるものであり、健康寿命の延伸は大変重要なことであると考えております。また、今後平均寿命の延伸に伴い、健康寿命との差が拡大すれば、医療費や介護保険の給付費の増加も懸念されると認識しております。

  この健康寿命は、高齢期だけの問題ではございません。生涯にわたるライフステージに応じた個人の健康づくりが極めて大切になってきます。個人の健康は、家庭や学校、職場、地域社会などの社会環境の影響を大きく受けますが、個人としても規則正しいバランスのとれた食事や適度な運動、休養などの健康維持や疾病の早期発見、早期治療に努めていただくことが大切であると考えております。町といたしましては、健康診査や各種検診の実施、健康相談、健康教育、訪問指導、健康づくり協力員の地区活動への支援など、健康づくり事業の推進に努めるとともに、加齢によって生活機能が低下されている方への各種介護予防事業を進めることにより、健康寿命の延伸につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。

  質問要旨(2)、ロコモティブシンドロームについてでございますが、ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群のことで、運動の障害のために自立度が低下し、介護が必要となる危険性が高い状態と定義されています。高齢者になると、骨、関節、筋肉などの体を動かす運動機能が低下し、介護の必要性やねたきりの原因として問題となっています。このロコモティブシンドロームの認知度については、日本整形外科学会のインターネット調査によると、平成24年で17.3%、こちらは参考値になりますけれども、という低い数値となっております。ロコモティブシンドロームの予防の重要性が認知されることにより、個々人の行動変容に結びつき、運動器の健康保持への関心が高まり、高齢になってもねたきりや介護が必要となる時期をおくらせることが期待できます。町といたしましては、広報紙などを活用し、周知に努めるとともに、健康づくり事業や介護予防事業などの機会を捉え、普及啓発を図ってまいりたいと考えております。

  次に、質問要旨(3)、元気な高齢者づくりに向けた社会参加の機会、環境の整備についてでございますが、元気な高齢者づくりについては、社会参加や社会貢献活動が重要であると言われております。高齢期における仕事、ボランティア活動、趣味、稽古事などの社会参加、社会貢献活動は、将来のADL、こちらは日常生活動作でございますけれども、障害のリスクを減少させることが研究で報告されています。また、社会参加は、心理的健康にとっても好影響をもたらすほか、外出の機会の増加にもつながり、健康管理上、よいと言われております。

  町では、高齢者が豊かな経験や知識、技能を生かし、ボランティア活動を通じて生きがいと社会参加を促進することを目的に、「高齢者の生きがいと健康づくり推進事業」を平成19年度より越生町社会福祉協議会へ委託して実施しております。具体的には、ボランティアの基礎講座や体験活動、ボランティア同士の交流活動を通じて、ボランティアの知識や意識の向上を目指すとともに、社会参加と健康づくりを促進するものでございます。平成24年度の実績につきましては、基礎講座、体験活動、交流活動を合わせて延べ90人の方にご参加をいただいたところでございます。

  また、町には健康で働くことに意欲のある高齢者が、これまでの経験、知識、技能を生かして働く場として、越生町生きがい事業団が設立されています。生きがい事業団へは、自己の労働能力を活用し、みずからの生きがいの充実や社会参加を希望する高齢者が会員として登録されており、草刈りや剪定、消毒などさまざまな職種につかれ、平成25年3月末現在では101人の方がご活躍されております。さらには、退職後の余暇の時間を利用し、趣味や稽古事などの学習活動に取り組んでいる方も多くいらっしゃるとお聞きしております。今後におきましても、元気な高齢者づくりに向けた社会参加、社会貢献活動の促進をするため、各種事業等のさらなるPRに努めてまいりたいと考えております。

  質問要旨(4)、町民ラジオ体操の現状と健康づくりの取り組みについてでございますが、ラジオ体操は、人間の体を満遍なく動かすために必要な運動を組み合わせてつくられており、これを毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体のきしみを取り除き、人間本来が持っている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があると言われております。ラジオ体操は、学校の運動会等でもよく行われており、小さいときからなじまれている体操でございます。町では、平成24年8月26日、越生小学校において「巡回ラジオ体操・みんなの体操会」の全国放送が行われ、約1,500人の皆さんのご参加をいただきました。それまでの間、地区スポーツ推進制度の創設やラジオ体操の指導者講習会の開催など、さまざまな機会を捉え、ラジオ体操の普及に努めてきたところでございます。その結果、現在では町内4カ所で定期的にラジオ体操が実施され、中央公民館駐車場では毎日約40名の皆様のご参加をいただいているところでございます。今後につきましても、誰でも手軽にできる体操としてラジオ体操の普及に取り組んでまいりたいと考えております。

  質問要旨(5)、今後の町の健康づくり、介護予防に向けた取り組みについてでございますが、健康日本21は、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方向が示されており、特に健康寿命の延伸を実現するために、生活習慣病の予防対策や社会生活を営むために必要な機能の維持、向上など、さまざまな取り組みが必要とされているところでございます。これらは、それぞれのライフステージに応じた取り組みが必要であることは言うまでもございません。そのため、町といたしましては、健康診査、保健指導の実施やがん検診などの各種検診の実施、健康相談、健康教育等の各種事業に力を入れるとともに、介護予防事業においても、運動器の機能向上、口腔機能の向上、栄養改善を中心とした各種事業の実施や認知症予防対策などに取り組んでまいりたいと考えております。

  続きまして、質問件名2、健康マイレージの取り組みについての質問要旨(1)及び(2)についてお答えいたします。健康マイレージとは、健康づくりの重要性を広く普及啓発することを目的に、特定健診、がん検診の受診、健康教育等への参加した場合にポイントを付与し、一定のポイントに達した者に景品の贈呈などが受けられる制度で、健康づくり事業や介護予防事業などの受診や参加を促す制度として知られております。県内では、行田市、新座市、ときがわ町で実施されているようで、実施方法はさまざまで、健康づくり全般が一般的なようですが、特に65歳以上の介護予防に着目した内容のものもあるようです。

  埼玉県においても、今年度から介護予防と健康づくりに着目した事業として、「コバトンお達者倶楽部」制度を創設いたしました。この制度は、65歳以上の方を対象に、ご本人があらかじめ指定したご近所の登録店や指定施設などで買い物、事業へ参加することで1つのポイントがもらえるもので、3カ月間に10ポイントを目標としてポイントを集めるものでございます。目標の10ポイントが達成できた場合、特典としてそれぞれの登録店等で用意した商品などがもらえるというものです。これは、買い物などで外出することにより、介護予防と健康づくりにつなげることと、登録店などによる見守りも含めた内容の事業で、現在県内で52市町村で実施されているものでございます。町においても、この制度を取り入れ、7月1日から実施しているところでございます。現在協力していただいている登録店は16店舗、協力施設として保健センター、公民館、図書館、観光センター、観光案内所、自然休養村センターも登録させていただきました。スタンプカードは、役場の健康福祉課と保健センター、また登録店においても配布しているところでございます。配布枚数は、現在のところ延べ172枚で、多くの方々に参加していただいているところでございます。

  今後においては、この制度のより一層の普及に努めてまいりたいと考えております。そのようなことから、今回ご提案いただきましたが、現在のところ新たに健康マイレージ制度を導入することについては、今後の研究課題とさせていただきます。

  質問件名3、男性介護者に対する支援についての質問要旨(1)、在宅介護を行っている町民の世帯数及び質問要旨(2)、介護者の男女の比率についてあわせてお答えいたします。平成25年7月末現在における要介護、要支援認定者数は491人で、そのうち在宅介護、在宅介護予防サービスの受給者数は289人となっております。介護者の状況につきましては、高齢者世帯の配偶者が介護を行う場合や同居世帯で子供または子の配偶者が介護を行う場合など、介護を行う人はさまざまであり、また男女の比率についても把握することは困難な状況でございます。平成22年度に実施した高齢者実態調査では、主な介護者の設問に対しまして、「介護サービスのヘルパー」が34.4%で最も多く、次いで「娘」が31.3%、「配偶者」が30.5%、「息子」が28.1%という結果も出ております。ご参考にしていただければと思います。

  次に、質問要旨(3)、町の在宅介護の支援及び質問要旨(4)、男性介護者に対する町の取り組み策でございますが、地域包括支援センターの総合相談事業の中で、介護全般に関するご相談をお受けしております。また、在宅で介護している家族を対象に、参加者同士の意見交換や介護に関する情報交換を行い、精神的にリフレッシュできることを目的とした「介護者家族のつどい」なども開催しています。開催は、年4回を計画し、参加者の送迎も行っているところでございます。さらには、光の丘に設置している在宅介護支援センターでも、在宅の要援護高齢者やその家族に対し、夜間、休日等の在宅介護に関する総合的な相談をお受けしているところでございます。

  このほか、町におきましては、在宅ねたきり高齢者等介護慰労金の支給条例に基づき、在宅のねたきり高齢者または重度の認知症高齢者を常時介護している者に対し、在宅ねたきり高齢者等介護慰労金を支給することにより、介護者への支援を行っております。慰労金の額につきましては、ねたきり高齢者等1人につき、月額1万円を支給するものでございます。

  取り組み策といたしましては、地域包括支援センターや在宅介護支援センターの相談窓口の周知を図るとともに、男性介護者からの相談につきましては、食生活や介護の方法など、きめ細かな対応に努め、介護を行う全ての介護者の悩みや相談等に対応してまいりたいと考えております。また、介護者家族のつどい事業につきましても、広く参加を呼びかけ、介護者同士が交流、情報交換を行うことにより、介護者のご苦労が少しでも軽減できるよう努めてまいりたいと考えております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) それでは、質問件名1の健康づくり、介護予防に向けた取り組みについて再質問をさせていただきます。

  まず、先ほどご答弁がありましたが、介護予防事業についてでありますけれども、介護予防事業として65歳以上の介護認定を受けていない方を対象に、それぞれの方々に適した健康指導を実施されておられますけれども、流れは大体わかったのですが、現在どのような成果が上がってきているのか、お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 宮島議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  まず、介護予防事業の効果ということのご質問であったかと思いますけれども、介護予防事業につきましては、議員さんもご存じのとおり平成18年に、基本的に国の方向性として介護保険制度の持続可能性を高めるための一つの施策として導入された事業でございます。まず、1点目につきましては、一般の高齢者の方を対象とした事業、これが1本。それから、現行で要介護認定を受けている方の階層といたしまして要支援1、2の方々、こちらもやはり予防の対象者として掲げられて、それぞれの対象ごとに事業のほうを実施するような形になっております。

  まず、一般の高齢者の方につきましては、1次予防といたしまして、現時点では必要性の、加齢によって運動機能とか、それぞれの機能が低下していない一般の高齢者、元気な高齢者を対象とした事業として、介護予防に特化した講演会を実施するとか、それとか運動機能が基本になろうかと思いますけれども、運動機能を維持、向上していただくための事業といたしまして、町といたしましては、健康づくりの体験教室、こちらのほうも実施しているところでございます。また、2次予防の対象者といたしましては、国が示しております基本チェックリスト、これは一つの指標になりますけれども、この25項目の基本チェックリストを活用いたしまして、運動器の機能低下が見込まれる方、それから口腔機能が低下が見込まれる方、それと栄養の関係についての低下が見込まれる方を対象にいたしまして、それぞれの効果を特化させていただいて、運動の教室、それから口腔、お口の中の改善、それから栄養に関しても事業のほうを実施させていただいているところでございます。

  また、要介護認定を受けている方につきましては、議員さんもご存じのとおり、要支援1、2の方については、当然のことながら予防給付ということで、自分でできることは、まずは自分でやっていただく。できないことを介護のサービスの中でマネジメントすることによって、現状の生活を維持、また向上をさせていくものでございます。基本的な考え方は以上のようなことでございます。

  効果というところのお話が出ておりましたが、やはり一般的な指標というのはなかなか難しいところでございます。介護予防事業等に参加していただいた方々へのアンケートによりますと、やはり歩くスピードとか、それから今までひざの痛みとか腰の痛みがあったということのお話の中で、そういったことも改善された。これはやはり個々人の格差があろうかと思いますけれども、そういったご意見もいただいているところでございます。結論からいいますと、なかなか効果、ではどれだけの効果があったのだということを短期的に判断することは難しいのかなというふうに思っております。その辺は、先ほどもも申しましたとおり、参加者へのアンケートということで、個々人の参考の意見をお聞きさせていただいているところが現状でございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。ちょっと時間配分が狂ってきています。少しはしょって質問させていただきたいと思います。

  まず、今の介護予防事業による身体機能の向上、維持に向けた教室の開催などが取り組まれているという中で、足の不自由な方とか、開催される会場が遠い場合、なかなか参加しにくいことが想定されると思います。そうした方々への対応、対策についてはどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、宮島議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  先ほど介護予防の流れの幾つかのレベルに応じた事業の展開ということでお話をさせていただいたところでございます。まずは、町では介護予防事業に参加されて、改善、それから現状の維持が可能かどうか。それから、大前提といたしまして、介護予防事業に参加することが適しているかどうかも含めて、対象者を絞るときには検討をさせていただいているところでございます。これは、いずれにいたしましても事業のほうに参加をしていただく中で、効果よりも悪化につながるようなことがあってはならない。これは基本的な考えでございます。介護予防事業を実施している会場につきましては、保健センター、それから1次の予防事業については、ゆうパークおごせのほうを会場とさせていただいて実施をしているところです。そのような事業の中で、やはり議員さんおっしゃるとおり、なかなか会場まで足を運ぶのがというご意見なども、以前実施をしてアンケートをとる中でもご意見を承ったところでございます。町といたしましては、その辺は送迎用の車を用意させていただいて、それぞれの拠点、一定の拠点を設けさせていただく中で、そちらのほうに車で迎えに行くということを1次予防事業、これはゆうパークで会場として実施している事業、それから2次予防事業、これは保健センターのほうで実施しておりますが、そちらのほうの事業についてもあわせて車のほうを用意させていただいて、送迎のほうを実施させていただいているところでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。健康日本21(第2次)において、住民が運動しやすい町づくり、環境の整備という社会環境の整備に関する指標が加わっております。こうした取り組みについては、例えばウオーキング、ジョギング等ができる歩道、サイクリングの自転車道、スポーツのできる公園などの整備、森林等の豊かな自然環境の健康づくりへの利用促進、健康サービス等へのアクセスの改善など、行政の各部署の連携が必要で、そのような取り組みが必要な部分が出てくるというふうに考えられますけれども、今後こうした環境整備について、町としてはどのようにお考えでしょうか、お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、宮島議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  議員さんのご指摘のとおり、健康づくりにつきましては、それぞれの個々人が、その地域に合った方式、それから個人に合った方式で進められることが一番でございます。それは何よりも日々の生活の中で、健康づくりに結びつくようなことを人それぞれが、小さいことでも結構でございますが、それを一つ一つ継続しながら実施していくことが一番の基本になります。町といたしましては、幾つかそのお話の中にも出てきましたけれども、ウオーキング、またそれぞれの公園、運動場の整備、さまざまなセクションが関係してきますけれども、それぞれの所管課と十分協議しながら進めさせていただくと。

  それから、議員さんもご存じのとおり、町ではハイキングのまち宣言ということで、今後においても、外から来られるお客様に対してハイキングの細かいコースの設定をご提示するとともに、当然のことながら、町内の方についても、先ほども申しましたとおり、個々に応じたハイキングができるような健康づくりのコースなども設定をさせていただくようなことで進めさせていただいております。いずれにいたしましても、健康づくり、個々の住民の方が健康づくりができるような環境の整備に町といたしましても対応させていただくための施策のほうを、今後についても十分協議しながら進めさせていただきたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。これまでご答弁いただいた取り組みは、とても有効なものであると思います。今後とも積極的に取り組んでいただきたいと思っております。時間がちょっと足りないので、次行きます。

  続きまして、健康マイレージについて再質問をさせていただきます。この健康マイレージは、健康日本21の具体的な形としてのあらわれでありまして、この質問をするに当たり、私はときがわ町の保健センターに出かけて、所長の加藤さんのお話を聞いてまいりました。ときがわ町は、平成22年度に健康づくり開発委員会を早稲田大学の竹中教授など有識者を交えて立ち上げております。心と体のスモールチェンジ健康づくりを掲げ、「できることから始めよう」を合い言葉に活動を続け、ことしはそのキャンペーンとして、検診などを受けたらポイントがもらえる健康マイレージポイントカードの活用を行っております。このようにキャンペーン資料をいっぱいいただいてきました。このポイントカードですけれども、ことしはそのキャンペーンとして、検診などを受けたらポイントカードがもらえる、健康マイレージポイントカードの活用を行っておりますが、私が一番すばらしいと感じたのは、ときがわ町の熱意でした。ときがわ町の町内の商店や事業所など協賛店を募り、利用するときにこのポイントカードを提示すると、そのお店独自の特典サービスが受けられるようにしておりました。これは越生町も変わりないと思うのですけれども、またポイントカードは15点でいっぱいになりますけれども、8つの検診を3つ以上受ければ大体いっぱいになるようになっておりまして、それに到達するようになっておりまして、15点に達した方は、グリーンのTシャツがこのカードと引きかえでもらえるようになっております。8月の時点で30人が引きかえに来ておられるそうです。また、ユニークなこと、施策だなと思ったのが、毎週水曜日には、町職員全員が役場でTシャツを着用して仕事をするといいます。それから、6月には議会で、ポロシャツ議会ということで、1日間だけ全員が、議員もTシャツを着用して議会定例会に臨んだといいます。この様子はNHKでも取り上げられたり、新聞も朝日、読売、毎日、埼玉、日経新聞などにも取り上げられているそうです。周知のおかげで、検診は8月の時点で3割ほど伸びているようでございます。やっぱりPRは大事だなと私も思いました。越生町も、越生町ならではの何か工夫が欲しいところですが、それについて何かお考えがございましたら、お示しください。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、宮島議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  私も今回ときがわ町のほうに行かせていただきまして、所長さんのほうからのお話のほうも聞かせていただきました。議員さんがおっしゃるとおり、まずこの取り組みの1つ重要なところというところでいいますと、先ほども私若干触れさせていただきましたが、健康づくりの意識をどのように町民の方に求めていくか、この観点からすれば、先ほど小さいことでも身近でできるようなことから継続的に実施することが一番大切というお話をさせていただきました。ときがわ町のカードでございますけれども、スモールチャレンジ、目標を立てようということで、これ何でもいいのですね。まずは小さいこと。1日3食ちゃんと食べましょうとか、日々の生活の中で実行可能なものを目標として掲げるということの、あなたのスモールチャレンジ目標という欄があるのです。こちらにもありますけれども、この緑色の欄のところです。こちらのほうに書いていただいて、先ほども申しましたとおり、協力店のほうにこれを持っていけば、何か商品とか景品がもらえますよということの特典もついているということのご説明を受けました。従来から、基本的なところでいうとマイレージ、ポイント制度の観点のお話のほうも、これは15ポイントたまると町のほうからTシャツとかをいただけるようなものであるということでご説明をいただきました。冒頭にも触れさせていただきましたけれども、健康づくりの基本的な、一番重要なところといいますと、自分がどこの部分、どのような形で健康づくりに結びつけていくか、それは生活の中で継続的にできること、細かいことでも結構ですというところが町民の方に訴えかける一つの手段として非常によくできた制度だというふうに私も考えているところでございます。

  町といたしましては、第1回目のご答弁をさせていただきましたけれども、現行で、これも県のほうから、平成24年度末で介護予防、それから健康づくりを観点とした「コバトンお達者倶楽部」ですか、お達者倶楽部を実施する。市町村においても協力してくださいと。幸いにして町の体制下でも協力店舗等とのお話し合いの中で実施できるような環境になりましたということで、7月1日から始めさせていただいたところでございます。これは、先ほども申しましたとおり、65歳以上の方を特化した事業の内容になっておりますが、今回本当に宮島議員さんからご提示していただきましたマイレージの関係につきましても、これは基本的に若い世代から健康づくり意識を高めていただく。これはいずれにいたしましても、町が行っている検診の受診、それから健康教育等、自分で自分の体を管理していくことの基礎基本になることだというふうに考えておりますので、ご答弁させていただきましたとおり、それぞれの市町村の実施の状況や実施の方法、これ等を今後において研究させていただいて、実現を目指した形で町のほうでも重要な課題として取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。それでは、回答のほうがちょっと長くなると思いますので、最後の質問にいたします。最後になりますが、男性介護について再質問をさせていただきます。

  男女問わず在宅介護は、当事者にとってはつらいものです。介護者のつどいを行うなど、町の努力は大いに評価できますが、本当に悩み苦しんでいる人は、そこには集うことができないのが実態だと思います。ましてや男性がそこへ赴くことは難しいのではないかと考えます。

  そこで、お伺いいたします。今、介護ヘルパーさんなどが訪問介護を行っており、さまざまなケアをしておりますが、要介護者を支えている側の家族への精神的なアテンダントを行う訪問事業というのは、越生町にはあるのでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 宮島議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  介護者への支援ということで、議員さんおっしゃるとおり、介護者の実態をつかむのはなかなか難しい現状があろうかと思います。しかしながら、町では、先ほど来からお話しさせていただいております地域包括支援センターが総合相談の窓口となっております。地域包括支援センターが全ての情報を把握しているかというところでいいますと、なかなかそういう状況、現状下では難しい。そのような中で、それではどういう形で、なかなかご相談ができないような方、また介護でお悩みがある方について支援ができるかというところのお話をさせていただきますと、地区にはやはり地域福祉の面からご協力をしていただいております民生委員さんの方々もいらっしゃいます。民生委員の定例会では、そのような情報等も町のほうに投げかけていただくとともに、ご相談をしていただく中で、個々に対応をさせていただいているところです。私の考えでは、まずは地域包括支援センターの職員でございますけれども、まずは訪問しろと。訪問する中で、生活の状況も踏まえて介護の状況、それからさまざまな状況を勘案して、総合的にどのような形がいいかということを検討しろという話は毎回させていただいているところでございます。なかなかご相談、行政というのはなかなか敷居が高いもので、ご相談を承るというのが瞬時にできればよろしいのですけれども、そのような状況も鑑みて、地域の状況を民生委員さんのほうからもご意見をいただくとか情報をいただく中で、地域包括支援センターの職員が訪問させていただく等、それから総合的な相談にきめ細かく対応するよう町のほうでも対応を図っているところでございます。ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) ありがとうございます。私は、越生町の住民であります。ですから、越生町とても大好きで、はるばる沖縄から越生町へやってきたのですが、本当に今どこへ行っても、私は越生町の自慢をしております。それだけ保健センターもすばらしい、アテンダントの仕方、結構越生町の保健センターはすばらしいなと、すごく細かいところに手が入っていてすばらしいとは感じております。ただ、さらにそれを伸ばしていただいて、見えないところの部分、今そういうところをやっぱりやっていただきたいと思います。残り1分になりました。

  これで、私最後に総括で述べさせていただきたいのは、介護事業が我が町は決して引けはとってはいないと思っていますけれども、さらにそこを何か越生町としての工夫でPRをして、皆さんに周知をしていただきたいなと、それが私の要望です。どうもきょうはありがとうございました。

  以上で私の一般質問を終わります。



○議長(新井康之君) これで宮島サイ子君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩をいたします。

                                      (午前11時50分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時29分)

                                              

       ◇ 吉 澤 哲 夫 君



○議長(新井康之君) 6番、吉澤哲夫君。

          〔6番 吉澤哲夫君登壇〕



◆6番(吉澤哲夫君) 傍聴の皆様にはお忙しい中、大変ご苦労さまです。6番、吉澤哲夫です。議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。

  質問件名1、豪雨時の避難や災害予防対策について伺います。現在、地震等に対する対策については、突発的な災害となり、事後の対応となると思うが、風水害等のある程度予測可能な災害については、今までは対応を図ることができたのではないかと思いますが、今日、全国各地で集中豪雨による災害が発生し、多くの人命と財産を失い、また日常生活にも支障を来す内容のニュースを聞くたび、今までの雨の降り方と違い、一極集中的な雨の降り方をし、予測不可能な災害となっています。このような災害から少しでも被災しないような取り組みが必要と思います。また、8月30日に気象庁から発表された特別警報についても関連する内容として、追加質問の中で伺わせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、質問します。

  (1)、町には豪雨によって過去に冠水等による被害を受けたところはありますか。また、現在その地域、箇所の対応はされていますか。県土整備事務所の対応や今後の計画についても伺います。

  (2)、町内には山間地域や低い土地に住まわれている人もたくさんいます。これらの人たちに豪雨時に避難されるよう勧告等の対応が図られるべきではないかと思いますので、町の考えを伺います。また、夜間の避難や山間地等での避難先の確保についても考えなければならないことと思いますが、町の考えを伺います。

  (3)、現在、町内にどのくらいの雨が降り、どのくらい降り続いたら、どの地域の河川が危険水位となり、どの地域に災害の発生が予想される状態となるのか。また、土砂災害ハザードマップに倣い、豪雨時の時間当たりの雨量が何ミリメートル以上降り続いたとき、川の警戒が必要となり、浸水等の予想される地域や区域があるのか町民に示すなどしたらと思うが、町の考えを伺います。

  (4)、豪雨時に防災無線で広報、災害に対する注意を喚起し、町民の生命や財産に支障を来すことのないようにする町の取り組みが必要ではないかと思うが、町の考えを伺います。

  以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、吉澤議員さんの質問件名1のうち(1)について、総務課よりお答え申し上げます。

  近年、全国的に集中豪雨や都市型のゲリラ豪雨による被害が多発しておりますが、越生町の過去における豪雨による水害といたしましては、平成11年8月の12日から14日までの間の熱帯低気圧による豪雨により、越辺川の梅園橋下流の津久根地区梵天川原地内で越水し、床上浸水2戸、床下浸水20戸の被害が発生したところでございます。その後、越辺川を管理する埼玉県が護岸のかさ上げや河床のしゅんせつ等の防止策を施したところでございます。

  次に、(2)についてお答えいたします。豪雨時の避難勧告等の対応につきましては、昨年度全面改定した越生町地域防災計画に基づき対応しているところでございます。具体的には、土砂災害の場合では、熊谷地方気象台の発表する気象情報が大雨注意報から大雨警報に切りかわり、さらに土砂災害の危険性が高まった場合には、大雨警報発令中に熊谷地方気象台と埼玉県の共同で土砂災害警戒情報が発表されます。この土砂災害警戒情報が避難情報を発令する判断基準になるものでございます。その後の予測雨量により、避難準備情報、避難勧告、避難指示を対象地区の区長さんを初め住民の皆様に発令する体制となっております。また、避難先につきましては、町の地域防災計画に指定された一時避難場所や指定避難所に避難するものとし、山間部などは集落が孤立する可能性があるため、早目の避難を促す体制をとっております。

  次に、(3)についてお答えいたします。河川の危険水位と水害予想につきましては、越辺川の水防警報や洪水予報の基準となる水位観測所は坂戸市内に設置されているため、町内の危険水位等の基準は設けられておりません。また、水防法に基づく浸水想定区域においても指定されていない状況でございます。このため、町といたしましては、水防法には基づかない埼玉県の水位観測所が春日橋と梅園橋の2カ所に設置されていることから、その水位等の状況を見きわめ、早い段階でまちづくり整備課や総務課による体制を整えるとともに、必要に応じて避難情報等の発令を行うこととなっております。

  次に、(4)についてお答えいたします。豪雨時等の情報伝達体制につきましては、昨年度豪雨等による道路の寸断や通信の途絶により孤立集落の可能性がある黒山、龍ヶ谷の本谷、戸神、上谷の山入、麦原の5地区に衛星携帯電話を区長さん宅等に配備し、緊急時には役場と連絡がとれる体制を整えたところでございます。また、町内全域や地域の広範囲を対象とした場合には、防災行政無線による放送のほか、携帯電話のエリアメールを活用して避難情報等を伝達する体制をとっているところでございます。

  いずれにいたしましても、町といたしましては、防災訓練の実施や災害の予知情報を迅速かつ的確に収集できる体制を整えることで、適切な避難指示の伝達などにより、町民の皆様のより安心、安全な町づくりに努めてまいりたいと存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) それでは、再質問をさせていただきます。

  まず、(1)の問いについて、1地区、梅園橋下流、津久根梵天川原に対して示されたところですが、私の記憶ですと、西和田地区、大谷、鹿下、毛呂川の氾濫についてもあったかと思いますが、もう一度確認をさせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

  今ご答弁申し上げました内容につきましては、その後も県、町等の対応策が講じられたものについて大きな災害、越生町としては比較的大きな災害についてご答弁を申し上げさせていただきました。ご指摘のとおり、越生町でも低いところに住宅があるところがございます。今毛呂川の周辺ということでご質問をいただきましたが、そのほかでも少し台風等が来て雨が降りますと、浸水の危険性が高まるお宅もございますので、そういったところにつきましては、事前にまちづくり整備課のほうで土のうを配布したり、事前に対応措置をとっているところでございます。8月の30日に台風が接近するというような天気予報もございましたので、金曜日の日に役場職員のほうで協力いたしまして、250の土のうを用意させていただきました。幸いその土のうは使わなくて済みましたが、いずれにいたしましてもそういった大雨が予想される場合には、そういった浸水の危険性がある場合には、早目に対応しているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) それでは、その再質問をさせていただきますが、毛呂川について氾濫をした後に、私も土木へ行って、どのような状況かと言ったら、その後しゅんせつをしたという内容のお答えをいただいた経緯があります。その後、しゅんせつ後、護岸工事等の対応を図る計画があるのか、土木に確認をさせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

  毛呂川の周辺につきましては、キャッスルの前あたりでよろしいのでしょうか。何かしゅんせつの要望等をしたということでございますが、特に護岸の整備とかというのは、まちづくり整備課のほうにもそういった情報は入っていないようでございますので、大変答弁ができなくて申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。

  大変答弁漏れがありまして恐縮でございます。毛呂川につきましては、1度河床のしゅんせつをしたそうでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 西和田地区のときも大雨が降ったときに冠水した場所があるかと思いますが、そういうところの対応についてはどうされておりますか。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) 西和田の、ちょっと場所がわかりませんけれども、区画整理をした越辺川沿いに側道があるかと思うのですが、そちらの護岸がちょっと何年ごろか、私の記憶も定かではないので、年月につきましては答弁は差し控えさせていただきますが、1度護岸が洗われまして、木流し等で緊急対応をしたという記憶が私もございます。そんな状況から、西和田地内では町のほうでは冠水したというような情報はつかんでおりませんので、大変恐縮でございますが、以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今の回答ですと把握されていないような話なのですが、山吹の北になるのですか、低いところがあるかと思うのですが、その後そこから県立越生高校の少し南までですか、何か少し冠水したことがあるかと思いますが、把握されていないということでありますので、次の質問に移ります。

  次に、(2)についてですが、避難勧告、避難指示対象地域の区長さんを初めとあります。今現在、町で対象地域ということで考えられているのはどこを指すのか、またどの地域を指すのか、お伺いをさせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

  先ほどご答弁申し上げました熊谷地方気象台のデータですとか、埼玉県のデータでは、ネットで1キロメッシュで、その雨量等の予測が今可能でございます。したがいまして、例えば大雨注意報から大雨警報に変わった場合には、当然のことながらそのエリアが1キロメッシュでわかりますので、その対象となりました地区の区長さんに、昼夜問わずご連絡をさせていただいております。したがいまして、どこの地域ということではなくて、当然のことながら山間地域につきましては、土砂災害の発生する可能性は当然高いので、さらに慎重に対応は要するかと思うのですが、大雨洪水警報等につきましては、どこの地域ということでなくて、そのケースによりまして越生町全域が対象となることもございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございます。今熊谷地方気象台の話がありました。1キロメッシュで確認ができるという内容の話でしたが、その熊谷地方気象台から町に連絡が来て、それを誰が受けて、どのような対応をしていくのか、もう一度詳しくわかりましたらお願いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、お答え申し上げます。

  熊谷地方気象台から特に町のほうには連絡は入りません。町のほうで、絶えずネット等で情報収集をいたしまして、その中で越生町の場合には、例えば避難勧告に入る前に、一応避難準備情報というのを発令させていただいておるところでございますが、その一つの基準として、3時間先の雨量が、これは埼玉の西部地区、市町村によりまして基準値が違いますが、138ミリ以上の雨量が見込まれる場合、あるいは1時間に60ミリを超えることが予想される場合には、避難準備情報あるいは避難勧告というような手順を踏みまして発令させていただくことになっております。いずれにいたしましても、発令する事前に区長さん等と実際の、例えば道路にひびが入っているとか、かなり川の水がふえているとか、そういった前兆現象の有無につきましては、確認をさせていただいた上での発令になろうかと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今、熊谷地方気象台からの連絡ではないという話であります。町で、雨が降り続いた場合は、この情報をインターネットを介すか何かして見るという内容かと思いますが、発令する根拠、また誰がその判断をするのか、お伺いさせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、ご答弁申し上げます。

  発令の基準につきましては、例えば避難準備情報、これは具体的には要援護者の避難情報も含めます。というのは、災害時の要援護者の方はどうしても避難に時間がかかりますので、この段階でご連絡を申し上げるようにはなっておりますが、発令基準につきましては、先ほども申し上げましたとおり、3時間先の雨量の基準値が138ミリ以上または1時間60ミリを超えた場合に、そういったことが発令の基準になるということでございます。それと、ご答弁の中でも申し上げましたとおり、まず大雨注意報というのが発令された後に、今申し上げたような、例えば総雨量が138ミリを超えるおそれがある場合には大雨警報に切りかわります。その段階で、熊谷地方気象台と埼玉県の防災当局でいろいろ協議をいたしまして、土砂災害警戒情報が発表されます。こちらにつきましては、今データの、テレビのほうでもデータボタンを押しますと発令情報等が瞬時に見られるかと思います。したがいまして、とりあえずというか、うちのほうではその辺の県の情報、熊谷気象台の情報あるいはテレビ、ラジオの情報等を総合いたしまして、さらに地元の区長さん等の情報を加味いたしまして発令するというような流れになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今お答えの中に、要援護者に対する対応についてもお話がありましたが、要援護者に対する連絡や、その対応の、どのような状況にしていくのか、援護者に対してどのようなことをやっていくのか、お考えがあれば伺います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

  越生町の災害時要援護者避難支援プランにつきましては、平成22年3月に作成をいたしまして、ご案内のとおりでございます。現在25年の9月1日で112名の対象者の方がいらっしゃいます。こちらの方につきましては、当然越生町だけでは連絡ができませんので、区長さんを初め各区の自主防災組織の皆様のご協力をいただきながら、恐らく各区でそれぞれ連絡網というのは整備されているかと思いますが、その辺を活用していただくということになりますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。それでは、(4)について伺わせていただきます。

  お答えの最後のほうで、適切な避難指示の伝達などにより、町民の皆様のより安心、安全な町づくりに努めてまいりたいとあるのですが、具体的にこの避難指示の伝達について伺わせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問にお答えいたします。

  現在うちのほうで考えております、例えば避難情報を発令する場合には、まずいかに迅速に、的確に情報収集をするかというのがポイントになろうかと思います。そのまず情報収集の関係でございますが、先ほど申し上げた県の防災情報システムあるいはテレビ、ラジオ、ネットの活用等で警報、注意報、気象情報、まずこちらの収集に努めさせていただきます。その後、実際の雨量等の気象情報の収集もずっと引き続き行います。まず、降雨量ですとか河川の水位の状況、こちらにつきましても熊谷地方気象台のアメダスの雨量等で、先ほど申し上げましたとおり1キロメッシュでかなり精度が高い情報が入りますので、こういったものを当然活用してまいります。その後、危険箇所等の情報の収集ということで、河川の増水、氾濫のおそれがある状況なのか、あるいは道路とか、そういったところにひびが入って土砂災害が予想される箇所があるのか、あるいはそういった前兆現象が既に起こっているのかというようなことにつきましては、町の職員だけではなかなか対応できませんので、消防署の職員あるいは消防団のほうにもご協力いただきながら、あとは各区の自主防災組織の皆様にご協力をいただいて、情報の収集に努めるということになります。

  それと、住民の皆様の動向が現在どういう状況なのか。確かに山間地域ですと、早期に避難をしていただくということは日常申し上げておりますので、早目の避難をされているのか、既に大半の方が自主的に避難をされているのか、そういった情報収集に努めることになります。この段階になりましたら、西入間警察署のほうにもご協力を求めることになろうかと思います。いずれにいたしましても、安心、安全な町づくりのために、避難勧告、避難指示の発令につきましては、的確に、あるいは迅速に発令ができるように、日ごろから防災訓練等を通じて体制づくりに努めてまいりたいと考えております。

  それと、3.11でも、なかなか行政の対応が隅々まで行き届かないというようなことが問題視されておりますので、自助、共助、公助の部分で、災害発生時には早期に的確に効率的に、そういった機能が発揮できるように日ごろから努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。それでは、関連質問で、質問の提出時には気象庁から気象警報について何もありませんでしたが、その後発表があり、また町の答弁の中に、一部触れましたが、改めて伺わせていただきますが、先日、8月30日から気象警報の基準をはるかに超える危険な気象現象が予想され、重大な災害のおそれが大きい場合に、気象庁から特別警報が発表されることになりました。県の広報紙でも、身を守るための行動を速やかに行ってください。災害に備えてあらかじめとるべき行動を考えておきましょうとしている。また、従来の注意報、警報とは違い、特別警報が出た場合は、都道府県が市町村に、市町村が住民に危険を伝達する義務が生まれます。気象庁も特別警報が出る前から、避難やその準備を始めるよう自治体や住民に周知していくとしている。このことを受け、越生町としての対策、対応を図らなければならないように義務づけられますが、どうするのか町長の考えを伺います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問にご答弁申し上げます。

  ご存じのとおり、平成25年の8月30日の午前零時から、特別警報の発表、開始されたということで、町のほうには平成25年の8月21日、気象庁長官から文書の写しが県を通じて届いているところでございます。具体的には、数十年の確率で甚大な被害を及ぼす確率が極めて高い場合に一応発表されるということになっているのはご存じのとおりでございます。気象、地象ということで分かれておりまして、気象につきましては大雨、暴風、暴風雪、大雪と。越生町の場合には大雨と暴風が該当になるかと思います。地象といたしましては、地震動、火山現象あるいはそのほかといたしまして津波、高潮、波浪というようなものとなっております。越生町の場合には、大雨、暴風が対応になる可能性があるかと思います。いずれにいたしましても、先ほどご答弁申し上げましたとおり、まず情報伝達を迅速かつ的確にさせていただくと。当然のことながら、各区の区長さんを中心に自主防災組織のご協力がなければこれはできませんので、この点につきましては防災訓練等を通じまして対応してまいりたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、越生町は幸いのことながら3.11も含めて、あるいは台風の進路上に当たっても、さほど大きな災害は発生しておりませんが、かといって日ごろそういった防災意識を低下するようなことになっては困りますので、日ごろから防災意識が高揚するように職員にも努めているところでございます。ここで、8月30日に緊急メールということで、全職員に配信をして、何分以内で役所のほうに来られるかというような訓練もさせていただいております。9月29日には、梅園地区を対象といたしました防災訓練も行いますので、またその中で啓発活動のほうも含めて対応してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。これについては、市町村に義務づけられる内容について、あらかじめどのような内容がお達しがあったのか、あれば伺わせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、ご答弁申し上げます。

  特別警報の発表につきましては、県のほうからも事前に資料等が来ておりますが、余りまだ具体性はないといいますか、例えば伊勢湾台風規模のものですとか、そういった内容のは来ておりますが、十数年に一度の確率というような、まだ余り具体性がないような内容でございます。先ほど申し上げました気象庁長官のほうから来ている文書につきましても、先ほど申し上げた内容のみでございます。今後また細部にわたりまして検討が進むと思います。特に、ことしは7月の鳥取県、あの周辺の豪雨と、8月に入りまして東北地方も大変な豪雨災害に見舞われておりますので、その辺の基準を参考にしながら、特別警報につきましても、そういった基準値が定まっていくものと思いますので、その辺は今後とも注視してまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今のお話ですと、内容については具体性はなかったということですが、越生町を見るからには、山間地域、急勾配とか低い土地や崖など、たくさんの場所が点在しております。豪雨災害があれば、一気に被害が発生することは目に見えていることですが、これからのこのような警報に対して、町としてどのような状態で取り組んでいくべきか、お考えがあれば改めて伺わせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問に対してご答弁申し上げます。

  現在土砂災害の警戒区域が町内で139カ所ございます。こちらにつきましては、19年から24年の県調査によるものでございます。そのほか地すべりの危険箇所が3カ所というような調査結果が出ております。ハザードマップが昨年、白地図から、ちょっと見づらいということで航空写真のほうに変えさせていただきましたのはご案内のとおりでございます。その中で、麦原地区等に説明会にお伺いいたしました。そのときやはり相当麦原地区の方が危機感を持たれておりました。うちのほうが申し上げましたことでは、ハザードマップ、イエローゾーン、レッドゾーンというのがそれぞれ指定されているわけでございますが、いずれにいたしましても前兆現象等が多少でも見られたら、まず早目に避難をしてくださいというようなお願いをさせていただきました。それと、先ほど申し上げましたとおり、避難の関係につきましては、7カ所の指定避難所と一時避難所が10カ所指定しておりますが、さらにそれぞれの区で、その中でも比較的安全な、例えば集会所ですとか、例えば神社の境内ですとか、そういうところがありましたら、日ごろその区の防災会議等で、そういったさらに地区の指定の避難場所あるいは避難経路について、日ごろから対応して、そういった取り決めについてご対応をお願いしたいというようなこともお願いしているところでございます。いずれにいたしましても、特に山間地域につきましては、一刻でも早く避難をしていただくということが原則になろうかと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。ぜひ一日も早く対応が図れるよう、また安心、安全が図れるようにお願いを申し上げておきます。

  次の質問で、(3)、(4)で質問しておりますが、それに関連する質問をさせていただきます。これらの対策には時間がかかるとも思いますが、豪雨時の初期対応を早期に考えなければならないと思うが、被害等の発生するであろう地域、地区、また個別に希望される人たちに土のうやビニールシートを区や町内の危険となるであろう場所、また個別の対応が図ることができるよう用意し、あらかじめ町として対応をとるべきと考えますが、町はどう考えますか。また、早期対応を図るため、予算対応が必要と思いますが、補正予算等まで考えられないか伺います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問についてご答弁申し上げます。

  総務課につきましては、防災全体というようなことでご答弁をさせていただきます。先ほど申し上げましたとおり、8月の30日あたりに台風接近の可能性があったものですから、金曜日の日に職員に協力をいただいて、250土のうをつくりました。土のう等につきましては、ある程度浸水の可能性があるところは把握しておりますので、事前にお配りするような対応もとっております。それと、先ほどご質問がありました山吹さんの裏の水路が、やはりかつてはかなり水位が高くなったというふうなことであったようでございます。そちらのほうも既に水路改修は済んでいると。その後、越水はないというようなことのようでございます。いずれにいたしましても、予算につきましては、まちづくり整備課のほうで対応することになろうかと思いますが、順次必要な箇所から改修してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。私の質問の中に、土のうやビニールシート、こういうものを区や地域、また個別に、私は個別に希望される人たちにもある程度前もって配布しておくなどの必要性を感じておりますが、町はどのようなお考えでおられるのか改めて伺います。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、ご答弁申し上げます。

  先ほども申し上げましたとおり、ご要望がありましたら、土のう等あるいはブルーシートも必要であれば、個人宅のほうにお届けすることは可能でございますので、お申しつけをいただければと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 最後になりますが、町として土砂災害ハザードマップがあるかと思いますが、これと同じようなものを、このハザードマップの中に落とし込むのか、また別途改めてつくるのかわかりませんが、できるだけ早くその地域の実情や今後の対策がとれるように、できるだけ早い対応をお願いしたいと思います。町としてはどうされていくのか、改めて伺わせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) いろいろご提案をいただきまして、ありがとうございます。ハザードマップにつきましては、平成19年から24年に、県の調査に基づくものを図上に落としておりますので、精度が高いものということでご理解をいただければと存じます。坂戸、毛呂山、越生等で越辺川の関係で水防組合を組織しております。その中で、越辺川の氾濫によりまして越水をするおそれが高いところについては、既にデータとしてございますが、越生町内の越辺川等につきましては、そういった越水する可能性のところはないということでございます。いずれにいたしましても、今後、先ほど申し上げましたとおり、軽微な水路も含めまして、豪雨時に氾濫するような、越水するような場所がありましたら、計画的に改修をしてまいりたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 最後に、要望になりますが、ぜひ一日でも早く、全国的には大変な被害が各所で発生されておりますので、越生町町民にとって安心、安全でいられる地域でありますよう私としては願って、これで質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。改めまして、できるだけ早く危険地域を改修していただきまして、安心しておられるようしていただきますようお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(新井康之君) これで吉澤哲夫君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩をいたします。

                                      (午後 2時20分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時34分)

                                              

       ◇ 長 島 祥二郎 君



○議長(新井康之君) 9番、長島祥二郎君。

          〔9番 長島祥二郎君登壇〕



◆9番(長島祥二郎君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。今回は、大きく分けて2件の質問をさせていだきます。

  まず、質問件名1つ目は、町の商店の活性化と収税に関する取り組みについてということで質問させていただきます。質問要旨(1)、コンビニ収納の状況についてでございます。平成24年度から納税環境の整備という視点で、コンビニエンスストアでの税の納付、いわゆるコンビニ収納がスタートしましたが、思いどおりに進めることはできたのか、また納税者の反響はどうだったのかなど、その状況についてご報告いただきたいと思います。

  次に、質問要旨(2)、「夢カード」、皆さんご存じのとおり、この「うめりん」の夢カードですね。この夢カードの納税への利用についてお聞きします。現在多くの商店が加盟し、商業活性化のために利用されている越生スタンプ会の夢カードでありますが、過去導入の際に、町も会への補助金を支出し、商店の支援を行っていたと記憶しております。しかしながら、スタートして10年以上経過した現在、昨年度絵柄が「うめりん」に変わりましたが、残念ながら消費者の注目度も低くなってきているように感じております。ご存じのとおり、この夢カードは、加盟店で買い物をすることでポイントがたまり、1枚が満点になると500円分の価値が付加され、商品やサービスとの交換が可能になります。忘れていてうっかり交換しないで眠っているカードも数多くあると推察します。そのような状況下で、この満点ポイントのカードを納税にも結びつけられないかということについてお尋ねいたします。

  デフレ脱却、景気回復が大きく叫ばれる中、いまだ多くの人々の所得がふえている様子は見えてきません。むしろ減っている感もします。個人の町民税も24年度予算に比べ、25年度は約2,000万、3.5%の減額になっています。徴収業務も日々努力していただき、良好な状況を継続してもらっておりますが、やはり納税交渉は厳しい場面が多々あるものと想像します。今後夢カードの納税への利用が可能になれば、税収確保に対する町の姿勢、取り組みへの真剣さを住民の方々にさらにPRすることができ、より一層の商業活性化にもつながるものと思います。たとえ少額で部分的であったとしても、商品購入のポイント還元が税金の支払いに利用できるということは、納税者にとっては心理的にとても得した気分になれるのではないでしょうか。町のお考えを伺います。

  次に、質問要旨(3)、その他の納付方法についてということでお伺いします。現状では、越生町でもコンビニ収納も可能になり、税の納付方法の選択肢もふえたわけですが、先進地ではクレジットカードでの納付が可能になっているとも聞いていますが、どうなのでしょうか。状況についてご報告ください。

  次に、質問件名2、観光の町「おごせ」としての一層の努力を。我々越生生まれ、越生育ちだと、越生と言うのですが、強く越生をイメージする場合には越生という表現をするかもしれませんが、ご容赦ください。

  (1)、中央公園構想(大観山周辺の公園整備)についてお伺いいたします。越生町は、都心から50キロメートルほどしか離れていないにもかかわらず、町土の7割を山地が占め、豊かな自然に恵まれている。観光資源も越生梅林や黒山三滝などを初め多くの観光名所があり、ハイキングコースも起伏に富んだすばらしいコースがたくさんあります。町は、観光の町「おごせ」として位置づけてはいるが、残念ながら観光地の3大要素であるアクセス道路、トイレ、駐車場がまだ未整備なところが多く見受けられます。このような越生町には、首都近郊から観光やハイキングを目的に年間120万人が訪れているそうです。これはゴルファー客もカウントしての数でございます。そして、観光地としてメジャーな入り込み客というのは、やはり年間300万人以上来ていただかないと、観光地とはなかなか言えないのではないかなという感もしております。特に、世界無名戦士の墓と大観山周辺の山々は、眼下の市街地や越生駅からもよく見え、しかも越生駅から歩いて20分という近さにあることから、山歩きハイキングや景色を眺めるために多くの方が利用している。ここの麓には、さくらの山公園があり、中腹の南側には119種類の桜が植えられている新さくらの山、北側には五大尊つつじ公園があるため、この一帯は花の名所としても有名であります。また、大観山からは、大高取、越生ふれあいの里山にも通じていることから、ハイキングの主要ポイントにもなっております。

  そこで、里山の再生事業として、大観山周辺を中央公園構想として整備すべきであると思います。この中央公園構想というのは、世界無名戦士の墓、さくらの山公園、岡崎薬師様、そして五大尊つつじ公園を一体化して、里山公園として見晴らし台や広場を整備するとともに、杉・ヒノキゾーン、また秋の紅葉ゾーン、もみじゾーン、雑木ゾーン、山野草ゾーン、キノコ栽培ゾーンなどを設定して、町民の皆さんを初め大勢の皆さんの憩いの場、ふれあいの場を提供し、活力ある町づくりの一大拠点とするものであります。このように整備することによって、花の名所として自然を満喫できる里山公園になるので、山の再生事業として整備すべきであると思うが、町の考えは。ただし、大観山周辺は民有地がほとんど占めておりますので、まず地権者のご理解が大前提であり、ご協力がなければ成し遂げにくい事業であることを前置きしておきます。

  以上、質問です。よろしくお願いいたします。なお、持ち時間1時間、60分ですので、明快なる答弁をお願いいたします。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 長島議員さんのご質問のうち質問件名1、町の商店の活性化と収税に関する取り組みについてに税務課からお答えいたします。

  まず、質問の要旨(1)、コンビニ収納の状況についてお答え申し上げます。従来から日中の納税が困難な方につきましては、口座振替を推奨している中で、長島議員さんのおっしゃるとおり、さらなる納税環境の整備ということで、24時間、休日、平日を問わず、手数料不要で日本全国のコンビニエンスストアから納付可能とすることで、納税者の方々の利便性の向上を図りました。平成24年度は、導入初年度ということで、トラブルの発生が懸念されましたが、直接納付を取り扱うコンビニでは、既に他の自治体の収納にも対応しており、大きな混乱もなく、予想以上にスムーズに導入できたと感じております。また、利用件数といたしましては、年間で約6,500件でございました。対象件数が約3万2,400件でございますので、利用率を算出いたしますと、おおむね20%でございます。この件数は、国民健康保険税に係る約1,300件分も含んだものでございますので、ご了解いただきたいと存じます。

  なお、行政報告書の52ページに、コンビニ収納について記載してございますが、こちらは課税額とコンビニでの収納額を基礎に算出した数値でございますので、こちらもご参照いただきたいと存じます。

  納税者の方々からの反響はどうかという点に関しましては、改めて調査などを行っておりませんが、「時間を気にせず、出先でも手軽に納税できるようになった」、「金融機関の窓口での待ち時間と比較すると、格段に短くて済んだ」などの意見を伺っているようでございます。いずれにいたしましても、手軽さの面では大きく利便性を向上できたものと考えております。

  次に、(2)、「夢カード」の納税への利用についてにお答えいたします。先日、越生スタンプ会の仲理事長さんと新井会計さんに夢カードの概要や満点カードの納税利用の可能性等についてご相談させていただきました。その際、満点カードの換金方法についてお尋ねいたしましたところ、通常カードを受け取った加盟店で3カ月に1度、埼玉縣信用金庫に持ち込んでもらい、その後、各商店の口座に枚数掛ける500円分の金額が振り込まれるということでございました。税務課といたしますと、ポイントカードを現金と同様に取り扱うという点では、領収した当日、もしくは翌日には換金して会計課に渡さなければならないわけで、税務課がお預かりしたカードに関しましては、別扱いで換金していただけないかとお願いをいたしましたところ、理事長さんからは、「理事会において、前向きに検討してみる」とのご回答をいただきました。

  また、実施に向けた町の準備といたしましては、夢カードを現金として取り扱える明確なルールを定めておかなければならないことや、取り扱う窓口をどこにするかなどを決めておく必要があると考えます。このように、幾つかクリアしなければならない点があるわけですが、既に同様の施策を実施している自治体もございますので、先進地の手法も参考にさせていただきながら、実現に向けて調整してまいりたいと存じます。

  次に、(3)のその他の納付方法についてお答え申し上げます。長島議員さんのご指摘のとおり、一部の市町村では、クレジットカードでの納税が可能になっているようです。ただし、電気や電話料金のように、その都度自動的に引き落とされるわけではなく、パソコンや携帯電話からでもできるようですが、納期ごとに手続が必要になるようです。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 長島議員さんの質問件名2につきまして、企画財政課からお答え申し上げます。

  大観山には、世界無名戦士の墓があり、展望台からは関東平野が一望でき、スカイツリーやさいたま新都心、筑波山などが見られます。麓には、さくらの山公園、南側には119種類の桜が植えられている新さくらの山があります。また、大観山の中腹から歩いて10分の距離には、五大尊つつじ公園があることから、あたり一帯は森林の中に花の公園があるといったような里山になっています。また、ハイキング道を大観山から西山高取に向かって行くと、途中の見晴らし台からも、西山高取の頂上からも関東平野が望め、眼下には大観山の中腹から高取山周辺の山が広がっています。ここは、落葉樹が多く、秋の紅葉を楽しむことができます。しかし、ここ以外の大観山周辺は、杉やヒノキなどの常緑針葉樹が植えられている山がほとんどでございます。

  長島議員さんの提案の中央公園構想のように、山をいろいろな形態にゾーニングしていくことにより、すばらしい山々になると思います。例えば、さくらの山公園をもっと広げる、つつじ園のツツジの本数と種類をふやす、しだれ桜をハイキング道沿いに植える、ミツバツツジ園、ケヤキの森、クヌギ林をつくる、山の斜面にカエデを植えたり、イチョウの木を植えたりして、麓から鮮やかな紅葉が眺められるような山にするなど、さまざまな樹木を植えることにより、関東最大級の花木の山公園になると思います。また、見晴らし台や休憩所などをつくることにより、自然と花を満喫するとともに、森林浴も楽しむことができるハイキングコースの最大拠点ができることになります。近年、健康とハイキング志向の高まりの中で、山歩きハイキングを楽しむ方々がふえています。このようなハイキングを楽しむ方にとりましても、この中央公園構想は、越生駅から近いこともあり、高尾山にまさるとも劣らない理想の里山になるに違いありません。

  しかし、大観山周辺にこのような花の咲く樹木や紅葉する木を植えていき、針葉常緑樹から広葉落葉樹に転換していくためには、民有地も多く、またかなりの経費がかかりますので、現時点では既に公園化しているところの管理と整備を重点的に進め、中央公園構想も視野に入れ、補助金などが活用できれば、少しずつでも整備していきたいと思っております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) 税務課あるいは企財課、ご答弁ありがとうございました。おおむね質問の答弁を非常にありがたく今拝聴しておりましたけれども、再質問をさせていただきます。

  まず、コンビニ収納の状況についてでございますけれども、利便性の向上はできたという答弁で、おおむね結果良好ということです。そしてまた、税の収納率に関しましては、特に個人住民税では4年連続県内町村で2位ということで、県知事の表彰も受けており、本当に常日ごろの努力に敬意を表するものであります。今後も引き続き、徴収業務にはご尽力いただけるものと期待するものでございます。

  さて、コンビニ収納についてでありますけれども、まず対応する会社は何社あるのか。町内においては何社あるのか、改めてお聞きしたいと思います。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) それでは、長島議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

  まず、お褒めの言葉を頂戴いたしました。ありがとうございます。収納率を高い状態で維持できておりますのも、常日ごろから町長も口にされておりますとおり、納税意識の高い多くの町民の方々のおかげであるというようには理解しております。しかしながら、数少ないとはいうものの、日々一部の手ごわいお客さんと対峙しております税務課職員にとりまして、知事からの表彰と同様に、長島議員さんからの感謝の言葉や激励は、士気を高めるものと思います。どうもありがとうございました。

  さて、ご質問の件でございますけれども、取り扱ってくれている会社でございますが、現在14社、23のチェーン店でございます。セブンイレブン、ミニストップ、セーブオンなど、一般的なコンビニはおおむね対応可能となっております。もちろん店舗があれば全国各地で納付していただけることができます。ちなみに、越生町内では、ただいま申し上げましたセブンイレブン、ミニストップ、セーブオン、それと公共料金収納端末設置店のセイムスの4カ所で納付可能となっています。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) このようなシステム導入に当たっては、さまざまな状況を勘案した上でスタートしたことと思いますが、費用対効果のほどはどうなのでしょうか、お伺いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) それでは、お答え申し上げます。

  昨年、24年度からスタートしたわけですが、その前の23年度に導入の準備をいたしました。システム整備費といたしまして約580万円、テストプリントの帳票代として約70万円、専用パソコン1台用意をいたしまして約20万円、合計で約670万円の支出を23年度にいたしました。実は、県の補助事業として当時採択されておりましたので、補助金70万円を収入することができまして、差し引き約600万円の一般財源対応でございました。24年度に関しましては、導入初回のみのサービス導入費用が5万円、毎月の基本料金2,000円、1件当たりの手数料57円、専用の電話回線を利用しておりますための回線使用料を合わせまして、年間で約56万円の支出でございました。費用対効果ということでございまして、その視点からは多額の費用を投じているというふうに感じられる見方もあろうと存じますが、近隣も含めまして、県内ほとんどの自治体で同じような時期に導入をしているということを考えますと、納税者の方々の利便性の向上という点では外せない施策であろうと思うわけでございます。24年度決算におきます町税全体の収納率に関しましては95.1%で、前年度、23年度と比較いたしまして1.5ポイント上昇した結果となりました。もちろんコンビニ収納による効果が全てではないという中でも、少なからずプラスの要因にはなっていたのだろうというふうに考えます。いずれにいたしましても、引き続き最少経費による最大効果を目標といたしまして、納税環境の整備、収納率アップを目指してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) わかりました。コンビニ収納に関しましては、それなりの事業成果も出ているように感じますが、経費の部分につきましては、常にコスト意識を持って業務に当たってほしいと思います。

  次に、夢カードの納税への利用についてですが、先ほどの答弁で、かなり実現の可能性があるということで期待しております。商業活性化の視点からも、また町のイメージアップにつながる観点からも、ぜひ前向きな対応をお願いしたいと思います。そのような中で、先ほどのご答弁の中に、スタンプ会理事長の仲さん、会計の新井さんと相談を行ったと聞きました。理事会において前向きに検討してみるという回答でございましたけれども、換金方法に関するスタンプ会の方針はいつごろ決まるのでしょうか。土曜日の晩、いつも私の前の田島さんのところでスタンプ会の役員が集まって相談しているらしいのですが、土曜日の晩に集まって相談したらしいので、きのう会計の新井さんに電話で確認したところ、ぜひ夢カードの納税への利用をお願いしたいというお話を私としましたので、その辺いつごろ決まるか、お伺いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 再質問にお答え申し上げます。

  9月中にはご回答をいただけるということで聞いておりますので、近々またご相談をさせていただきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) わかりました。満点カードの納税利用は、収納率向上にもつなげられるような可能性もあると思いますし、またスタンプ会及び町のイメージアップにもなるのではないかと考えます。本当に早期の実現を期待しております。

  それと関連して、スタンプ会が発行している商品券、商品券については同様の取り扱いが可能になるかどうか、お尋ねしたいと思います。過日、町長宛てに商工会長とスタンプ会理事長の連名で、越生スタンプ会発行の商品券の利用に関する要望書ということで町長に出してあります。早速新井町長さんもいろんな方面に働きかけていただいておりますけれども、この商品券もスタンプ満点カードと同じような取り扱いが可能になれば、よりいいと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 再質問にお答え申し上げます。

  商品券に関しましても、ちょっと思いをめぐらせまして、若干スタンプ会の仲理事長さん、新井会計さんにもお尋ねをさせていただきました。500円の商品券に関しましては、通常加盟店で換金されるのは1カ月に1度、1枚490円になるそうです。ただし、これはあくまでもご要望といったようなことでお伝えをさせていただいたのですが、役場で納税の際に、もしお預かりして利用をさせていただくというようなことになった場合には、500円での換金をお願いしたいというような話をちょっとさせていただきました。先々どうなるかというのはちょっとまだ明らかではございませんが、いずれにいたしましてもスタンプ会の対応として、迅速な換金、ここの点が一番我々注視しているというか、施策のスタートの必須条件というふうなことで考えておりますので、理事会での検討結果を期待して待ちたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 長島議員の再質問に回答させていただきますけれども、それはスタンプ会の満点カードと同じような形で可能であろうとは思いますけれども、ただ心配なのは、スタンプ会の発行する小切手を商店で使ってもらうことによって町の商業の活性化を図るという、そういう趣旨で小切手をいろいろな形で使ってくれという形で要望を受けているのだろうと思うのです。先日、葬祭業者2社に行ってまいりました。新生活が始まったときに半返し、それは原則としてスタンプ会発行の商品券で出すという形でかなり当時は商品券が出たようです。ただ、その後、葬儀が葬儀場で行われるようになりまして、実際にある2件行ったうちの1件の葬祭業者は、新生活が始まったときのいきさつは全く知らないと。全く初めてきょうその話を聞いて、大変いいお話を聞いたということで、できるだけ今後協力していきたいという話だったのですが、商品券で出すということは、ある意味それが税金で納められてしまうと、商業の活性化にはつながっていかないのだろうと、私はちょっとそこのところは危惧しております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) 今町長の答弁なのですが、もちろん商品券は商品券利用可能な商店で商品を買ってもらうということが一番なのですが、最初の質問要旨の中にも、まだまだ利用価値がわからないとか、眠っているようなといった夢カードの満点カードとか、商品券があろうかと思いますので、利用範囲を広げていただくという意味で質問しているところでございます。そういうことで、いずれにしてもご答弁が理事会の検討結果を待ちたいということでございます。夢カード、商品券のそういった利用方法が可能となれば、一層の商業の活性化にもつなげられると思います。私も商工会員でありますし、今商工会の副会長という立場もございますので、商業の活性化には力を注いでいきたいなと思っております。ぜひそういったことで対応できる環境を整えていただいて、施策実現に向け努力いただきたいと考えます。夢カード、商品券の、そういった早期実現に期待しまして、この件の質問は終わりたいと思います。

  また、その他の納付方法の件ですが、クレジットカードの件です。一部の市町村で可能になっているとお答えをいただきました。この件に関しては、自分でも幾らか調べてみたのですが、クレジットカードのほかにもパソコンや携帯電話を使ったペイジーだとかモバイルレジというような方法もあると聞いています。一部の市町村で使えるとお答えいただきましたが、幾つかの方法を含めて県内市町村の導入状況は把握されているでしょうか、ご報告お願いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 再質問にお答え申し上げます。

  県内の状況ということでございます。埼玉県の取りまとめた調査結果、速報をもとにご報告をさせていただきたいと思います。クレジットカードでの納付が可能な自治体は、志木市、新座市、北本市の3市でございます。特に北本市では、ペイジーという納付方法にも対応しているようです。また、携帯電話を使用するモバイルレジ、先ほど長島議員さんのほうからもございましたが、モバイルレジという方法を導入している自治体につきましては、鴻巣市、上尾市、北本市、三郷市の4自治体のようでございます。内容についても触れ……

          〔「内容はいいですよ」と呼ぶ者あり〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 県内の状況は以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) わかりました。パソコンや携帯電話が駆使できるような世代ならば、今言ったような利用方法もできるということです。越生町では、コンビニ収納を導入したばかりですから、従前と比較すればやや幅広い世代に納税の手軽さも向上できたのだろうと思います。また、町では基本的には口座振替利用者が多くなるほうがいいのだと思います。しかし、時代の流れもあるでしょうし、周辺自治体の状況も考慮しなければならないでしょうから、それなりの経費負担もいたし方ないのかなと思います。ただし、口座振替には弱点とか難点があります。それは、残高不足なのです。例えば、1,000円引き落とし手続請求しても、残高が999円では落ちないのです。999円落ちて1円残りというわけにはいかないのです。そうなると、また督促状だとか電話による催促など徴収の手間がかかってくると思います。私も商売上、ガス料金等の引き落としを口座振替をお願いしているのですが、落ちない例というのが多々あります。そういった場合、やはり5,000円のところを4,999円でも落ちない。本当に口座振替の難点かなと思います。現在の不況下では、落ちない方も相当数いるのではないかと推察します。その点クレジットは、そういう心配がないのです。利用者とクレジット会社で契約しますから、あとは落ちる、落ちないはクレジット会社と契約者の問題ではないのですから心配ないのですが、口座振替というのは、落ちないと請求者と請求されたほうでいろいろとやりとりの問題が出てきます。

  そういった面で、1点だけ、口座振替で落ちなかった件数というのをもし把握していれば、昨年度でも結構ですから、お答えいただきたいと思います。



○議長(新井康之君) 税務課長。

          〔税務課長 奥泉隆雄君登壇〕



◎税務課長(奥泉隆雄君) 再質問にお答えいたします。

  口座振替で引き落とせなかった件数、24年度中の件数ということでございます。町県民税で175件、固定資産税で279件、軽自動車税で41件、合計で495件でございました。国民健康保険税については、大変申しわけございません。手元に資料がございません。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) わかりました。やはりそれなりの件数になっているということでございます。いずれにいたしましても、先ほども申し上げましたけれども、常に費用対効果をしっかりと考えていただきながら、夢カードや商品券等々の活用など、今後もさまざまな手法を検討しながら、越生町に合った納税環境の整備を行っていってほしいと考えます。一層の努力をお願いしまして、質問を終わります。

  次に、中央公園構想について再質問させていただきます。中央公園構想、先ほど答弁いただきましたけれども、まさに今中央公園構想に着手する機が今熟したと私なりに感じております。これからの公共事業は、老朽化した社会資本の整備も必要です。また、災害対策も必要でしょう。そして、箱物優先よりも、やはりこれからは自然を相手にした均衡と調和のとれたインフラ整備、手入れが行き届かない森林、里山、河川等の整備だと思います。自然を破壊することなく、人が適度の手を加えることにより、より自然を育み、なおかつ災害に強い越生町になると思います。上田知事も川の再生に力を注いでいます。越生町でも第1期工事として遊歩道が整備が終わり、第2期工事で今度梅林までの工事に着手します。先ほど機が熟したと申しましたけれども、このたび町では大観山ビュースポット整備事業として、世界無名戦士の墓の展望台から関東平野が一望できるように木を伐採したり、また麓のさくらの山公園を四季折々の花が咲き誇る公園とするため、マンジュシャゲを植えたりしております。9月広報には、マンジュシャゲがもう咲いていますよというふうな、こういった広報も町で出しております。非常にすばらしいかなと思います。

  また、五大尊つつじ公園の整備も、議員さんの質問等により着々と進んでおります。また、9月7日には、ボランティアによって新さくらの山の草刈り、大変ご苦労さまでございました。そして、大観山周辺を一段と見応えのある山にするため、まずはもみじを植えたり、サルスベリを植樹するなどして四季を通じて楽しめる山の公園として整備したらどうか。もう十四、五年前、さくらの山構想のときでしたか、議会で広島、安芸の宮島、厳島神社のほうへも視察に行ったことがあるのですが、その折、宿泊した旅館の裏山が全山もみじ、ゴンドラも走らせております。そういったことで、裏山全体がもみじ公園としてすっかり整備されており、ああ、こういうのもいいなとつくづく思いながら帰ってきたことがあります。そういったので、広島の名物がもみじまんじゅうというのも、そこから来ているのかなと思っておりますけれども、越生もそういった山にぜひしていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 長島議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  長島議員さんの中央公園構想は、すばらしい事業であると考えております。しかし、この大観山周辺をこの構想どおりゾーニングをしていくことは、予算の問題、それから山の所有者の同意が得られるかどうかといったことがありますので、かなり難しいのかなと思っております。既に整備いたしました119種類の桜を植えました新さくらの山でございますが、ここは寄附でもらった山林でございます。それから、その隣が正法寺さんの山でございました。それで、せっかくもらった山だということで、桜を植えようということで、さくらの里に植える予定であった119種類の桜を植えたものでございます。植えるに当たっては、県の補助をもらいまして、縦列間伐をして、補助をもらって縦列間伐して、その後に植えました。それから、そこはサザンカも植えました。これは埼玉県の緑化推進委員会からの助成金を受けて植えたものでございます。それから、さくらの山公園の上の部分、中腹までの間のところなのですけれども、そこもやはり正法寺さんの山でした。それと、法恩寺さんと個人の方が持っておりました。やはり承諾が得られましたので、そこも一帯全部桜にしてしまおうということで、ソメイヨシノとしだれ桜を植えさせていただきました。このように、大観山周辺は個人が所有している山がほとんどでございますので、なかなか所有者から得られるかどうかわかりませんので、一生懸命進めてはいきたいと思いますが、補助金などを利用いたしまして、チャンスがあれば少しでも四季が感じられる公園にしていきたいと、そんなふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) このたび県が五大尊つつじ公園の隣の山に砂防ダムを建設するというふうな話を聞いております。4日の本会議の中でも聞きました。ぜひこの機会に、その周辺を整備する考えはないのでしょうか。砂防ダムができれば、そこまで進入する道もできるだろうし、周辺を整備するチャンスでもあると思います。ダムを生かした観光振興やハイキングコースもできると考えます。何か里山整備事業関連で補助金があるのではないか。人脈と知恵を使って努力してほしいのですが、どうでしょうか。先日、大塚代議士の秘書に調べてもらったのですが、その前に地方活性化ガイドマップというのをいただきまして、この中で農林省とか国交省の対象のいろんな補助金、交付金の事業があるかどうかと見たのですが、ないので、改めて秘書のほうに調べてもらったらば、今年度は国交省で幾つかそういったものもありますよという資料を先日議会中にちょっといただいたのですが、ぜひそういった里山関連事業で補助金を見つけていただいてやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 長島議員さんの質問にお答えさせていただきたいと思います。

  五大尊つつじ公園の隣といいますか、越生小学校の西側のほうの山に、もし砂防ダムが建設できれば、当然工事車両が沢の奥まで入ることになろうかと思います。当然作業道もできると思いますので、そうなればこの道を利用して、新たなハイキング道がつくれる可能性があるのかなと思います。そして、そのダムの周辺に、例えばサルスベリを植えて、そんな樹林園にできればすばらしいなと思いますけれども、近年健康づくりのために山歩きハイキングをする方がふえています。山登りハイキングというのは、草花を楽しんだり樹木を見たり、森林浴や、それから眺望を楽しむというふうなことだろうかと思います。その砂防ダムのところに、たとえ10本でもサルスベリを植えられれば、たとえ少しでも新たなスポットになるのかなと、そんなふうにも思います。今補助金を探してというふうなご指摘もいただきましたので、補助金、どういったものがあるか、国、もちろん県もそうですけれども、ちょっとその辺のところも探りながら、できる限り整備していきたいと、そんなふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) いろんな補助金があろうかなとは思います。まず地元の武内県議も出ておりますので、そういった県議さんに聞いていただいて、順番としては県の補助事業があるかどうか、そして国の補助事業、交付金かあるかどうかということで、いろいろ検討していただきたいと思います。

  そういった中で、私もだから、今の大沢企財課長が課長補佐の時代でしたか、俺、中央公園構想というのをこういうふうに描いているのだよというので話をしたときに、当時の課長補佐も絵を描いていただいたことがあります。そういったことで、長年の懸案でございますけれども、頭の中で想像して、長年かかってできたとして、全体像として中央公園が完成した暁には、駅から本当に近いということが、今後はそういったことが人を集める一つの施設ではないかなと思いますので、まず越生を訪れた人が中央公園に集合していただいて、ここを拠点あるいは出発点として越生町の名所、旧跡めぐり、またはハイキング等々をしていただけたらいいのではないかなと頭の中で想像しております。いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) お答えさせていただきたいと思います。

  中央公園構想、完成といいますか、かなり厳しいかなと思っているのですけれども、完成したとしましたらば、すばらしい構想ですので、そんな緑の中、いろいろな樹木や、いろいろな中ですばらしい公園になりますので、こういったところにハイカーの皆さんが集合場所として集まっていただいて、そこからその公園内を周回するのもよし、五大尊のほうから梅林の方面に行くのもいいと思いますし、大観山から大高取に行きまして、そこから休養村センターにおりていくのもいいと思いますし、大高取から桂木観音へ行くのもよし、大高取からふれあいの里山を通ってゆうパークへ行くといったことも本当にいいのかなというふうに思います。そういう公園ができなくても、今もかなりいい大観山でありますので、ぜひそういったところを利用して、ハイキングをしていただきたいというふうに思っております。長島議員さんの中央公園構想、すばらしい事業であると思っていますので進めたいと思いますが、計画から完成までそれ相当の年数を要するのかなというふうに思います。今回大観山ビュースポット整備事業を始めたわけでございますので、これを機会に大観山ビュースポット事業、この事業がこの整備のプロローグというふうな位置づけでもよいのかなと、そんなふうにも思います。実現に向けて努力してまいりたいと思います。よろしくどうぞお願いします。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) ご答弁ありがとうございます。本当に先ほどまさに機は熟したかなと思うのは、町がいろいろと大観山を拠点にしていろんな整備を進め始めたから、この中央公園構想を私質問しようと思った次第でございます。学者によれば、針葉樹と落葉樹が、混合林が森としては本当にいいのだというような、学者が言います。中央公園構想は、短期、中期、長期といえば、言うまでもなく長期事業かなと私は思います。いろんな方からご意見を聞き、また町内外からもすばらしいと言ってもらえるような公園ができますことを願って質問を終わりたいと思います。町長、何か答弁があればよろしくお願いします。町長、ご見解を。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 長島議員さんの再質問にお答えいたしますけれども、今とりあえず先ほど企財課長のほうから話がありましたように、今の公園をまず整備、充実させていきたいと。さくらの山も、けさも行きましたらば、黄色いマンジュシャゲが咲いたり、ずっともうマンジュシャゲが7月の下旬からずっと咲いているのです。あれがもっと上まで広がっていったら、赤ばかりではなくて、マンジュシャゲもいろんな種類があるようですので、すばらしいスポットになるような感じがしております。

  それから、五大尊の鈴木金兵衛の板碑についても、浅野議員から質問があって、何とかしなければならないということで、これを文化財として世に出していかなければならないということも感じております。先ほど砂防ダムの話がありました。ですから、砂防ダムがどういう形でできるかによって、中央公園構想というものがかなり変わってくるのかなというふうなことを感じます。今私、ほとんど毎朝のように大観山から五大尊におりているのですけれども、一緒に時々何人かの方がつき合ってくれるのです。ラジオ体操の人たちが。そうすると、部分的に広くなったところ、「ああ、こんな広くなると私嫌なのだよね。もっと狭い道がいいのだよね」と言う人もいるし、人によって間隔というのは随分違うものだなというふうなことを感じました。ですから、自動車が通るような広い道路をばんとつくって、整備することがいいのか、今のような形で細い道を森林浴をしながら歩くのもいいのか、いろんな検討をしなければいけないだろうと思います。ですから、もう一つは、やっぱり公園の中でスポーツ、アスレチックができるような、そういう施設も五大尊と大観山の間、起伏がありますので、そういうところを使ってアスレチック的なスポーツのゾーンとして、公園も兼ねて活用することも将来構想としてはいいのかなと。

  いずれにしても、砂防ダムが完成した後でないと、ちょっと構想が立てられない感じがいたします。長島議員の中央公園構想を大切にしながら、今後企画を進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) これで長島祥二郎君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩をいたします。

                                      (午後 3時35分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 3時49分)

                                              

       ◇ 神 邊 光 治 君



○議長(新井康之君) 10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

  質問は1件です。道州制導入の首長アンケートについてお伺いをいたします。埼玉新聞7月10日付は、「今回の参議院選挙で自民、公明、みんな、日本維新の4党が、道州制の導入推進を公約に明記している。都道府県を廃止し、全国を10程度の道や州に再編、国の権限や財源を道州に移し、併せて住民に身近な基礎自治体(市町村)の機能も強化しようとする構想だ。『究極の地方分権改革』といわれ、明治期から続く国―都道府県―市町村とつながる『行政のかたち』を抜本的に変える大改革となる。参院選挙後の国会で議論が本格化することが予想される」と報じました。

  そして、同記事は、県内63市町村の首長に対して、道州制導入の賛否を問うアンケートを実施し、その結果を同日付で「賛否割れ」、「地方との議論不可欠」の見出しで1面トップで報じました。その新聞記事の写しがこれです。63市町村中、62首長が回答、志木市は市長が交代のため無回答であります。賛成が15、反対が17、わからない・どちらとも言えないが29で、町村長の賛成は3、反対が12、賛成の3人は越生町、毛呂山町、松伏町。反対が滑川、小川、吉見、鳩山、ときがわ、横瀬、長瀞、東秩父、美里、神川、寄居、杉戸の12町村。わからない・どちらとも言えないが伊奈、三芳、嵐山、川島、皆野、上里、宮代の7町、無回答が小鹿野町だけでした。

  道州制に反対する全国町村長会は、この4月、衆参国会議員へ緊急に書簡を発表して、また全国町村議会議長会も緊急に声明を発表し、道州制に改めて反対する意思を表明をいたしました。平成24年11月21日の全国町村長大会の特別決議で、我々は平成20年の全国町村大会の特別決議以来、一貫して道州制の導入に反対してきた。なぜなら、道州と基礎自治体という二層構造を想定し、地域の実態や住民の意向を顧みることなく市町村の再編を強いることとなれば、我が国にとって重要な役割を果たしてきた多くの農山漁村の自治は衰退の一途をたどり、ひいては国の崩壊につながるからである。現存する町村と多様な自治のあり方を決して否定してはならないと、こう述べております。

  一方、これまでの道州制の論議は、国民的な議論がない中で、現行の都道府県制度のどこにどういう問題があるのか、道州制は一体を何をもたらすのか、道州制での国と道州、基礎自治体の具体的な役割、税財政制度等について明らかにされないまま、あたかも今日の経済社会の閉塞感を打破し得るような変革の期待感だけを先行させ、主権者たる国民の感覚から遊離したものとなっていると指摘しております。道州制は、地方分権の名をかりた新たな集権体制を生み出すものである。また、税源が豊かで社会基盤が整っている大都市圏へのさらなる集中を招き、地域間格差が一層拡大する。加えて、道州における中心部と周縁部の格差も広がり、道州と住民の距離が遠くなって、住民自治が埋没する懸念すらある。もとより、どの地域においても、国民一人一人が安心して暮らすことのできる国土の多様な姿に見合った多彩な市町村こそが地方自治体の本来の姿であり、この国の活力の源泉であることを忘れてはならない。よって、我々は、改めて道州制の導入に反対していく、こう長々と今述べましたけれども、決議をしております。

  そして、さらに言えば、道州制そのものは、自民党と財界が一体となって推進していることに我々は注目をせざるを得ません。参考資料を見ますと、ごく簡単に経緯が述べられていますが、例えば2003年、平成15年の経団連の「奥田ビジョン」、奥田といったらトヨタの前の会長、社長ですよね。奥田碩氏であります。この人が「奥田ビジョン」を発表して、州制、道はないのですけれども、州制を提起しているわけです。05年、平成17年の「日本21世紀ビジョン」で道州制の実現を明記しております。06年には、地方制度調査会で道州制のあり方を答申、08年には「御手洗ビジョン」、御手洗氏といえばキャノンの社長ですよね。で、道州制に向けた第1次、第2次提言をまとめている。自民党も05年から08年の中間報告を3回、第1次安倍内閣では、政府の道州制ビジョンの懇談会を設置しております。道州制は、財界、自民党、政府、諮問機関等の重層的な推進体制で臨んできていることが指摘できます。このことは、自民党イコール大企業中心の政治と深く、強く結びついていることが明らかであります。

  さらに、「奥田ビジョン」は、財界の21世紀戦略ともいえる経済成長のためには、社会保障の伸びの抑制、消費税は18%、道州制を究極の構造改革と位置づけ、国の歳出を削減するために、道州と基礎自治体の事務は自主財源で遂行されるべきだとして、現在の国庫負担や地方交付税制度の抜本的見直し等を打ち出しております。経団連は、道州制による行政改革で5.8兆円の歳出削減効果があると08年の提言の中で明らかにしております。

  これらはまさに、全国町村長会や全国町村議会議長会が指摘する、多くの農山漁村の自治の衰退と国の崩壊、地方自治の破壊と地方分権に名をかりた新たな集権体制の出現であるということに間違いはありません。そこで、お伺いをいたします。

  (1)として、全国町村町会特別決議、全国会議員宛ての書簡、全国町村議会議長会の緊急声明等に対する見解をお示しいただきたいと思います。

  (2)として、アンケートで町村の賛成者は3人です。なぜ越生町は賛成をしたのか。その理由をはっきり述べていただきたいというふうに思います。全体とすれば、越生町の考えは少数です。アンケート結果に今後どう対応していくのか、町長の見解に今後変更等はないのか明確にお答えをいただきたいと思います。

  そして、(3)です。埼玉新聞のアンケートの全体像をぜひ報告していただきたいと思います。回答も全体を公開すべきであります。町の回答の全文も公開していただきたいと思います。

  (4)として、小泉内閣の経済財政諮問会議での「骨太の方針」では、基礎自治体の基準が人口30万としております。すると越生町を考えた場合には、坂戸、鶴ヶ島、毛呂山、鳩山の組み合わせが考えられますが、国が基準を示し、無条件に強制的に合併で基礎自治体とすることにどう思われますか。

  (5)、埼玉新聞の町長の回答で、「何らかの改革をしなければ現状維持は困難」と回答しております。この考えについて、何をどう改革する必要があるのか、町長のお考えを示していただきたいというふうに思います。

  最後に、(6)、これまで見てきたとおり、自民党政治は大企業中心、大企業優先の、そうした政治です。共産党は、この大企業中心主義を現状では改めていかなければ、行く先の現実は道州制の導入になるというふうに考えます。いかがでしょうか、お伺いしておきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 神邊議員さんからの質問につきまして、企画財政課からお答え申し上げます。

  初めに、(1)の全国町村会特別決議や全国会議員宛ての書簡、全国町村議会議長会緊急声明等に対する見解についてお答え申し上げます。政府が提唱する道州制は、事務や財源が移譲され、基礎自治体は今まで以上に地域の特色を発揮することが可能になる反面、都府県のエリアが広がり、地域間の格差が拡大することが懸念されます。特に地方の町村の自治体にとりましては、厳しい選択を迫られることになるのではないかと思っております。また、平成24年11月21日付の全国町村会特別決議にも示されておりますように、道州制での国と道州、基礎自治体の具体的役割、税財政制度など、詳しい説明がないまま進められることはあってはならないことであります。このようなことから、これに対する見解といたしましては、全国町村会長や全国町村議長会長が発信した決議等につきましては、それぞれの組織のコンセンサスでございますので、尊重しなければならないと考えております。

  次に、(2)についてお答えいたします。この埼玉新聞の道州制に関するアンケートは、7月の参議院議員選挙直前の6月19日に送られてきたものに対して町長が回答したものでございます。自民党と公明党が中心となり、制定を目指している道州制基本法案は、都府県の合併により全国を10程度のブロックとし、地方公務員の削減や国から都道府県への権限移譲による国家公務員の削減、都府県合併に伴う地方議会議員の削減などにより、効率性を追求する内容となっております。また、国で持っている権限や財源が地方に移譲することで、特色ある地域の創造が期待できることや、小さな町村がいつまでもこのままでよいのか、小さな単位である町村では実現が難しい政策を大きな単位として行うことのメリットがあると言われております。効率的、効果的に事業を展開する上でも、広域的な行政運営は必要でありますが、中心部と町村で格差が広がることを防ぐには、何らかの改革が必要であるとの観点などから、どちらかというと賛成であるを選んで回答したものでございます。いずれにいたしましても、道州制については、今後国の動向を注視してまいります。

  次に、(3)でございますが、このアンケート調査結果につきましては、7月10日付の埼玉新聞に掲載されています。町といたしましては、新聞社が独自に実施したアンケートに対して回答したものですが、回答内容については、ご要望があれば、情報提供させていただきます。

  次に、(4)につきましてお答え申し上げます。基礎自治体を30万人以上とする強制的合併は、平成24年11月の全国町村長会議の特別決議や本年4月の全国会議員宛ての書簡などでも取り上げられているように、道州における中心部と周縁部の格差の広がりや道州と住民との距離が遠くなることによる住民自治の埋没が懸念されております。このような課題や問題を当事者である地方自治体と十分に議論を重ねることなく、無条件に強制的に合併を推し進めるべきではないと考えております。

  次に、(5)についてお答えいたします。アンケートでの何らかの改革をしなければ現状維持は困難との回答でございますが、今の制度において住民に一番近い自治体運営も国の財政事情に大きく左右されています。道州制は、地方公務員の削減と国家公務員の削減、地方議員の削減ができますし、国と県の重複行政の解消や道州が企画立案から管理執行までを一貫してできることによる行政の効率と責任の明確化、東京一極集中の抑制、過疎化の抑制が図られると言われております。むしろ町村レベルではスケールメリットを生かした行政運営を積極的に行っていくことのほうが、経費の削減、事務の効率化の視点から多くの課題はございますが、改革をしていく必要があると考えたものでございます。

  次に、(6)についてお答えいたします。現在国が進めている経済対策では、社会経済全体の底上げや、地方にも景気回復が及ぶようにするための政策が進められております。このことにつきましては、企業優先の政策であることは否めない面もありますが、いずれにいたしましても各政党を初め、国、地方などで十分に議論し、地方の実情を十分に考慮した国策を進めていくべきであると考えています。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 新聞で報道されたこのアンケートの内容全体を要望があればと、要望しているわけですから、ぜひ全文を紹介をしていただきたい、公開をしていただきたいと思いますが、いかがですか。今はできませんか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔「ちょっと暫時休憩でいいですか」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 暫時休憩いたします。

                                      (午後 4時13分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 4時19分)

                                              



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) そして、さらにこの答弁書全体を流れている筋を検討してみると、矛盾をしているのです。いわゆるこの道州制に対しては、地方自治体にとって厳しい選択が迫られていると言いながら、どちらかというと賛成を町長は選んだ。そして、自治体自身が十分な論議を重ねることなく、無条件に強制的に合併を推し進めることについては、推し進めるべきではないと断言しながら、行政運営を積極的に行っていくのには、改革をしていく必要がある。ここに「改革」という文字が入っておりますけれども、改革でも何でもないのですよね。後退、制度を壊す内容です。地方自治のきめ細やかな役割を保障している、いわゆる自治体間の格差を調整をしている交付税そのものも、ある意味では縮小、廃止の方向で、できるだけ地方自治体に事務と自主財源で遂行されるべきだという表現が入っております。こんなことになったら大変な状況になるということを考えるわけですが、この回答の中の一貫性については、所見がありますか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

  一貫性とおっしゃられたかなと思うのですけれども、何らかの改革が必要だと。このままでは何か改革していかないと、市町村はなかなか行政サービスの充実が図られていけないというふうな視点から賛成という形で回答をしたわけでございますが、何分今回のアンケートでございますが、県内のアンケート結果でも、「わからない」という首長が結構いらっしゃる。一番多いのでしょうか。県内の首長でも、この道州制についてはわからないというふうな方が多いようでございます。まだ国が主導して進めているわけでございますが、県、市町村、知事会ですとか市長会ですとか、町村会でも十分話し合っていかなければならない問題だというふうに認識しているところでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) そこでなのです。圧倒的多数は反対と、どっちかといったらわからない、そういう答えです、アンケートに対する。町長が回答した、この回答に至るまでの庁内論議はどのように行ったのか、経過を報告してください。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

  町長と私ども職員の間では、相談といいますか、打ち合わせ、協議はしておりません。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) そうすると、町長の独断専行で、町長の責任において回答したということが言えるのですか、町長、お答えいただきたいと思います。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 神邊議員さんの再質問にお答えいたします。

  何か私が悪いことでもしているかのような印象を受ける質問を受けているわけでございますけれども、今日本の国は1,000兆円の赤字を抱えて、このまま日本の国が今の状態で存続していけるでしょうかということを逆に私は神邊議員さんにご質問をしたいのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) なぜそういう政治になってしまったのかと。私30年ぐらい議員をさせてもらっていて、共産党の指摘がなるほどな、なるほどな、うのみにするのでなくて、それぞれの時々に発せられるデータやその他を考えて説明をされている党の見解を見るたびに、ここでも質問の中でも触れました。財界と自民党が一緒になって引き続いて財界本意、経済界優先の政治を進めるために経済界の人の知恵をいっぱいかりているのです。それを自民党が代行しているだけなのです。今までの歴史を見てもそうでしょう。いわゆるアメリカの言いなりで、アメリカが要求して、よく覚えていますよ。430兆円の公共事業をしろといったら、それを受け入れて、ばんばん、その当時の課長が後になってしみじみ言いました。国はどんどん借金しろ、あとは国が面倒を見るから。地方はどんどん借金して事業をやれ、公共事業をやれ、で借金がふえたのです。自民党政治だからそうした借金がふえたのです。これはもう事実です。そのほかにももちろん、頭の中に整理できていませんから全部申し上げることできませんけれども、そうした借金漬けで地方を刺激して、景気回復だといっては公共事業を発注してばんばん、今もそれと同じことが繰り返されているでしょう。公共事業が先行されて、それは町も元気の交付税を使って、それは確かに中学校で太陽光や小中学校の全部冷暖房が完備できるということは、これはもう時代の流れの中でやむを得ないとはいえ、全部借金ですよ。公共事業をあおって、一時期は、高度成長のときはもう土木工事ばかり、ずっとやってきた皆さんもご存じでしょう。そういう政治が大きな借金をつくってきたことは事実です。

  それは、町長が悪いとかなんとかというわけではないのです。この独断の判断も、ああ、やっぱり身近に助役がいて、どうだろう、相談する相手がいたらどうだったのだろうなというのは一瞬やっぱり頭に今よぎりました。そういう意味で、町長の即断即決でいいところと、やっぱり悪いところもある。行政そのものはやっぱり一定の方向で住民を主体にして慎重にやっぱり進めていただかなければならないというふうに考えているから、多くの自治体でわからないとか、どちらとも言えないというものと比較的反対が多いわけです。町長が、それは自民党推薦で町長になっているかもしれませんけれども、そういう長の行動が自民党を後押しをして、自民党と公明党が組んで、いわゆる道州制の基本法でしたか、概括的なものが発表されております。道州制基本法案骨子で、これは自民党の案であります。3月31日に資料配付されたものであります。総則、目的、この法律は、道州制の導入のあり方について具体的な検討に着手するために、当該検討の基本的方向及び手続を定めるとともに、必要な法制の整備について定めることを目的とすると。具体的に財界の要望に沿って、こうした道州制についても着実な事務を進めている状況です。

  そして、見過ごすことができないのは、質問の中にもありましたけれども、いわゆる道州制によって、回答の中でも言っているとおり、地方公務員の削減、国家公務員の削減、地方議員の削減、県と国との重複行政の解消等々で、簡単に言えば試算で、奥田ビジョンでしたか、8兆円の効果があるということを計算させて、それで推進をしている。この事実は隠すことができません。ですから、そうした財界に親切に優しく応援してもらって、自民党政治が続く限り、これ道州制はいずれどこかで実現するでしょう。そうしたときの町村のあり方といったら、もう惨たんたるもの。いわゆる平成の合併は失敗に終わったというのが圧倒的です。この失敗をさらに道州制で進めることになると。繰り返すことになるというふうに考えます。確かにそういう後押しをする役目を積極的に果たすのか、住民を基準にしながら地方政治、地方自治体の役割を尊重しながら進める必要があるという、そういう態度に変換するのか、そのお気持ちは町長の中にあるかどうか、お伺いをしておきたいと思います。



○議長(新井康之君) この際、暫時休憩いたします。

                                      (午後 4時35分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 4時38分)

                                              



△発言の撤回



○議長(新井康之君) 先ほどの町長のご答弁の中で反問がありましたが、地方議会事務提要の質問の範囲の中で、長が議員からの質問に対して反問することの可否に対し、長は議会側からの質問等に対し、説明のために議場に出席しているのであるから、議員に反問することはできないとあります。町長は、反問することはできないので、発言の撤回を求めます。

  町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 地方議会事務提要につきまして、私の緊急措置から神邊議員さんに反問を求めましたけれども、大変申しわけありませんでした。撤回いたします。

                                              



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 私の発言の中で、道州制による、いわゆる行財政改革が進んだ場合、経団連が計算したところによると、先ほど8兆円の効果があるを5.8兆円の歳出削減効果があるということで、それは訂正したいと思います。

  そこで、この町長にお伺いしたいのは、確かに反問したい気持ちは本当によくわかりますし、今までも我々の質問に対して、何で我々が責められなくてはいけないのか。簡単に言うと、反問権がない被告席に座っているような状況が執行部の立場であるということは、そこを割り切っていただかなければならないというのが、ちゃんとうちのほうからそのとおり言えばよかったのですが、申しわけございませんでした。ということで、そういった長い自民党政治の積み重ね、公共事業、土木事業の積み重ねがやっぱり借金をつくってきたということでありますから、我々が基本としている福祉や教育を本当に充実させた中で、地方行政が進められることが、ある意味では基本である。自治法にも住民の福祉を増進することが目的とするというのが、これは法律にうたわれているわけですから、そこに行き着くことが必要だというふうに思います。改めて、今の状況を含めていかがでしょうか、町長、助役をやはり時には置いて、きちんと相談できる体制をとる必要があるのではないかというふうに指摘をさせていただきましたが、いかがお考えになっておられますか。

  それと、こうした調査については、そんなことを言っては失礼かもしれませんが、できるだけ当たりさわりがないように、やっぱり長の責任というのは非常に大きいのです。長の責任というのは非常に大きい。ですから、質問の中に自分たちの考えをこれから先変更することもあり得るようなことを質問の中に入れておきましたけれども、そうした意味での今後の行政を進める上で、ぜひ今回の件を参考にしていただきたいと思いますが、ご所見はありますか。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 神邊議員さんの再質問にお答えいたします。

  大変私も未熟でありますので、当たりさわりのない回答をすれば、こういうふうなところで追及されないというようなことを勉強させていただきましたけれども、ただ私の性格上、それはできません。私はやはり白黒をはっきりさせて、進むべき道を明確に打ち出していかなければ、私の気持ちが納得しない、そういう性格でございますので、今後はできるだけ神邊議員さんの考えを取り入れながら、こういったときには回答はしたいとは思いますけれども、ただ期待に沿えるかどうかはわかりません。副町長をというふうなことで、話が何か別なところに展開をしておりますけれども、優秀な課長、岩?課長以下優秀な課長をいただきまして、今のところどうしても副町長がいなくて困ったという事態はゼロでございます。ただ、これから、まだ半年過ぎたばかりでございますので、どういう事態が起きるかもわかりません。とりあえず当分の間、副町長を置かないということで条例の廃止をしたわけでございますので、必要があればまた条例を出させていただきますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

  それから、本論に戻りますけれども、こういったアンケートは、やはり首長のほうの考えで来ていますので、課長会なり開いて、あるいは担当者なりに聞いて、やはり答えるべきものではないと私は思いましたものですから、今回は自分の考えで回答いたしました。今後は慎重に対応していきたいというふうに考えております。

  それから、ここで今回問題になっていますのは、道州制について最も近い考えを教えてくださいということで、毛呂山の町長と私、同じ考えで回答したわけですけれども、毛呂山もこういうふうな書き方をしておりました。何らかの改革をしなければ、現状維持は困難だというふうに考えると。越生町の財政力指数は0.55です。ですから、これから平成の大合併は、おいしいものを上げることによって合併をさせたと思います。合併特例債とか、そういう金銭的なもので釣って合併を進めたということが私は平成の大合併の中にはあったかと思うのですけれども、今後はこの1,000兆円を超える財政赤字の中で、借金の中で、国が合併を進めるという場合には、今度は逆な方法をとるのだろうと思う。今回のこの公務員給与の削減、削減のときに可決しなければ地方交付税のほうにマイナスしますよと、そういう手法をとりましたね。こういう手法を私は恐れています。ですから、私は入り口で反対を主張するのではなくて、その中に入って大いにその道州制について論議しながら、相手の考えの誤りがあれば、それをただしていきたいと、そういう考えでともかく、とりあえず、入り口で反対というふうに言ってしまえば、論議の中に入っていけませんので、とりあえず私は賛成という立場で、この道州制の論議の中に入っていきたいというふうに考えたために賛成というふうな形をとったわけでございます。

  それから、自民党と大企業のことについて、これは今回に限ったことではありませんけれども、ただ国民が選挙で選んでいるのがやっぱり今の政治体制であるということ。これは紛れもない事実であろうと思います。今回の参議院議員の選挙において、共産党がかなり伸びたということも、これも神邊議員さんの考えがだんだん国民に認められているのかなと、それは感じますけれども、ただ国民が現在の政治体制を選んでいるという事実は、これは厳然たる事実でございますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) さかのぼって申しわけございませんが、町長がこれのアンケートに回答するに当たって、全国町村会の決議や、その他何か参考にした文献がありますか。



○議長(新井康之君) 町長。

          〔町長 新井雄啓君登壇〕



◎町長(新井雄啓君) 町村週報というのが毎週送られてまいります。25年6月3日に来たものにあるのですけれども、その中に、町村会の藤原会長と町村議長会議長の高橋会長の考え方がここに出ているわけですけれども、町と村がなくなってしまう。これはもちろんきめ細かな行政とか地方自治を大切にするという意味で、私もなくなることは反対ですけれども、何かここに書いてあるのを読ませていただくと、町と村がなくなってしまう、すなわち自分の立場がなくなってしまう、そういうものに対する何か危惧みたいなものが、この反対というふうな形に行っているような雰囲気を、ちょっとこれを読みながら感じました。私は、もちろん現在の状況が、町村が存続することを望みますけれども、やはり、繰り返しますけれども、今の日本の財政状況の中で、やはり0.55という越生町の場合には財政力指数の中で勝手にやれというふうに言われたらば、0.55しかできないわけですので、何らかの形で改革をしながら、今のきめ細かな町村制も存続していくように努力をしていきたいというふうなことを考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) だから、この回答と町長の答弁が、この答弁書の中も矛盾をしているし、今の町長の答弁も、この答弁書とは矛盾をするのです。町村がなくなるというのは、合併で道州制が導入された場合には、基礎自治体が30万の人口、30万以上のという規定がほぼ明確です。だから、さっき坂戸、鶴ヶ島、毛呂山、越生、鳩山ぐらいで30万ぐらいですか、それが1つ単位の自治体になるわけです。そうした場合に、では越生町の利益を守る、仮に議員か何かが出た場合には、仮に定数が30ぐらいになっても、1人町の利益を守るために発言をする議員を派遣すること自身、これもかなわないかもしれないのです。30万人の中の1万人ですから。うまく団結していれば、それは確かに1人ぐらい派遣させるというか、議員を誕生させることができるかもしれませんけれども、30万都市、中核都市を国が推進するということになった場合に、越生町住民の要望はほとんど通らない。ある意味では、広域連合で後期高齢者医療制度の広域連合議会があって、町の意見なんかはほとんど聞いてもらえない。要望があったって、全然知らぬ顔で、どんどん、どんどん先に進んでいくというのが今の実態でしょう。

  ですから、地方自治を本当に大切にしながら、住民を中心とした政治を進めるという意味から考えた場合には、道州制については、基本的にはやっぱり長の立場とすれば、一番最後のほうに申し上げましたけれども、町村がなくなるのはやっぱりよくないという発言をしていたとおり、そのとおりです。ですから、ぜひ今後の行政を進めるのに当たって、町長自身の個別の独自の考え方、それを示すのは最後に示して、大いに論議をして職員の意見を聞いてから、ああ、なるほど、こういう意見も、ああいう意見もある。しかし、俺はこう考えているけれども、どうだという、その判断をぜひ多くの職員に問いかけて、独断専行のないようにしていただければありがたいというふうに思います。ぜひ、答弁の中でも矛盾があったように、やはり細かいことを追及された場合には、個別の問題ではやっぱり反対せざるを得ないというところがいっぱいあるわけです。そういうことも含めて、今後は行政をつかさどっていだたきたいということを要望して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(新井康之君) これで神邊光治君の一般質問を終わります。

                                               



△散会の宣告



○議長(新井康之君) これで本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれで散会いたします。

                                      (午後 4時55分)