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埼玉県 越生町

平成25年  6月定例会(第2回) 06月06日−一般質問−03号




平成25年  6月定例会(第2回) − 06月06日−一般質問−03号







平成25年  6月定例会(第2回)





           平成25年第2回(6月)越生町議会定例会
議 事 日 程 (第3号)

                           平成25年6月6日(木)午前9時30分開議

日程第 1 一般質問
日程第 2 議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件

出席議員(11名)
     1番   水  澤     努  君      2番   木  村  正  美  君
     3番   宮  島  サ イ 子  君      5番   宮  ?  さ よ 子  君
     6番   吉  澤  哲  夫  君      7番   木  村  好  美  君
     8番   田  島  孝  文  君      9番   長  島  祥 二 郎  君
    10番   神  邊  光  治  君     11番   浅  野  訓  正  君
    12番   新  井  康  之  君

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  町   長   新  井  雄  啓  君   総 務 課長   岩  ?  鉄  也  君

  企 画 財政   大  沢  昌  文  君   会計管理者   山  口     豊  君
  課   長

  税 務 課長   奥  泉  隆  雄  君   町 民 課長   松  本  和  彦  君

  健 康 福祉   山  口  博  正  君   産 業 観光   三  浦  道  弘  君
  課   長                   課   長

  まちづくり   三  羽  克  彦  君   水 道 課長   池  田  好  雄  君
  整 備 課長

  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   安  田  孝  之  君

  生 涯 学習   田  中     広  君
  課   長
                                              
本会議に職務のため出席した者の職氏名
  事 務 局長   宮  崎     桂      書   記   福  田     実
  書   記   福  島     勲



                                              



△開議の宣告



○議長(新井康之君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時30分)

                                              



△議事日程の報告



○議長(新井康之君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第3号のとおりです。

                                              



△一般質問



○議長(新井康之君) 日程第1、一般質問を行います。

  通告順に行いますので、ご了承願います。

                                              

       ◇ 木 村 好 美 君



○議長(新井康之君) 7番、木村好美君。

          〔7番 木村好美君登壇〕



◆7番(木村好美君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。傍聴の皆様、朝早くからありがとうございます。

  議長の許可をいただきましたので、録音させていただきます。

  質問件名1、小中学校の保護者、地域との連携について。新教育長となり、開かれた教育行政を心より期待いたします。さて、山村留学を実施するにも必要な、地域とのつながりについてどのようにお考えかをお聞きいたします。

  (1)、越生小学校で餅つきをやっていたそうだが、始まった当初の趣旨は何だったのか。

  (2)、昨年度の餅つきの趣旨(目的)は何だったのか。

  (3)、越生小学校の総会の席で校長先生が保護者の皆様に、意見があったら言ってほしい的な発言があったそうだが、反面、意見を言っても聞いてくれないとの矛盾した話も保護者から複数相談を受けました。保護者とどのように連携をとるつもりなのか、わかってもらうよう説明はしないのか。

  (4)、公立小中学校が地域とのコミュニケーションをとるためにさまざまな施策をしている自治体も多い。例えば、近隣市町村の中学校ではバザーを体育館で行い、豚汁を振る舞う学校もあり、地域から大変喜ばれ、好評であります。要は、地域と学校が一体化している、そういうことです。越生町の教育行政として、保護者、地域との連携をどの方向へ持っていくつもりか。これは山村留学にも大いにかかわってくると思いますので、ご答弁をお願いいたします。

  (5)、コミュニティスクールがこのような越生町だからこそ必要であると思いますが、いかがでしょうか。学校応援団も活発でありますので、企画の段階から地域と一緒に取り組めると思う、いい案だと思いますが、いかがでしょうか。

  質問件名2、2学期制について。(1)、2学期制の学校サイドの申請書、要は年度当初、毎年学校長が2学期制でいきますというように更新をするというお話がありました。その間に、2学期制が始まってから校長先生が何人もかわっております。その際、毎年、2学期制でいきますという申請書が出されるのか、それとも校長先生ごとに出されるのか。要は文書として毎年提出され、残しているのかどうかお聞きいたします。

  (2)、越生中学校の約2分の1の保護者から、アンケート当時、2学期制の公平なアンケートをとられたときの保護者から、3学期制のほうがよいと回答を得ておりました。何度も私はここの席で問おうと思っております。というのも、2学期制が始まった当初、きちっと検証すると。要は、どこがよくて、どこがだめで、そういうことをきちっと検証するということを私は何度も何度もこの席で訴えております。要は、検証するというお話で始まって、その検証結果が成績がいいからという、そういうアバウトな言い方でいつも回答されますが、それではやはり保護者の納得がいかないと思うのです。それを一生懸命払拭するとしたならば、どのように説明をして、理解をしてもらう努力をしているのかということをきちっと説明をしていただきたいと思います。再度同じアンケートをとり、確認、保護者としっかりとコミュニケーションをとるべきだと思いますが、いかがでしょうか。うやむやにすべきではないと思います。

  (3)、定期テストの回数を減らすことは保護者としても不安が多い。2学期制でも定期テストの回数を減らさないところもあります。どう考えるのか。これも何度も何度もお聞きしております。新教育長になったので、改めてお聞きいたします。

  (4)、中学3年生に対して、夏休み前の通知票について今どうなっているのか。周知も含めてお答えください。

  以上です。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんの質問件名、小中学校の保護者、地域との連携についてお答え申し上げます。

  (1)の小学校で行われている餅つきの当初の趣旨につきましては、越生小学校が土曜日の学校開放事業の一環として、梅の里おごせ子どもサポート協議会の協力を得て、PTA役員や教職員を中心に始まりました。伝統行事を体験するといった趣旨で行われていました。

  (2)の昨年度の餅つきの趣旨につきましては、学校行事として教育課程の中に位置づけたものであります。体験活動の一環として、日本の食文化の主食であるお米の生産から消費までの循環について学び、餅つきを通して伝統行事を体験するものです。各学年の児童が実際にきねを持ち、餅つき体験と、PTAの協力を得て、できたてのお餅を食し、好評を得ました。

  (3)の学校と保護者との連携につきましては、常に学校は保護者からの意見に関して門戸を開いて、受け付けております。学校長は、個人面談、保護者会、授業参観等あらゆる機会で保護者からの相談を受け付けておりますし、電話等でも常に対応している点は教育委員会としても確認いたしております。

  また、ご指摘の、意見を言っても聞いてくれない点につきましては、学校長へも確認させていただきました。この点につきましては、当該者と誤解のないよう直接お話をし、対応させていただくことが肝要かと存じます。

  学校長は、常に開かれた学校を目指した経営方針を掲げております。教育委員会としては、学校と保護者が一致団結してさまざまなことに取り組んでいくことを支援していく所存です。

  (4)の保護者、地域との連携について、教育行政の方向性につきましては、今後もPTA活動を核として、学校応援団や梅の里おごせ子どもサポート協議会等の社会教育関係団体との連携を一層強固にして取り組んでまいりたいと考えております。連携のあり方につきましては、学校の主体性を第一に考え、その取り組みを支援していく形が教育行政の姿勢です。必要な取り組みに関しましては、情報提供や関係機関との調整役を担いながら、学校と二人三脚で取り組んでまいります。

  (5)のコミュニティスクールの必要性につきましては、学校運営に保護者や地域住民の意見を反映させるために学校運営協議会を設置し、教育活動を充実させて、学校、家庭、地域の連携を推進するため、コミュニティスクールが文部科学省主導で取り組まれているのは周知のとおりです。本町ではPTA組織及び学校応援団組織が機能し、学校行事を初め学校運営に関しましては、校長のリーダーシップのもとで円滑に連携が図られております。また、学校、家庭、地域が連携することにより、相互のコミュニケーションが図られ、自分たちの学校をよくしていこうという取り組みを随所に見ることができます。まさにこのことこそが、「コミュニティスクール」という名称は使用しておりませんが、実質的には導入している学校と同等の成果を得たものであると考えております。

  学校運営に関しましては、保護者及び学校評議員による意見を十分反映させており、円滑に学校運営が行われております。学校行事は、全て教育課程の中で年間指導計画に基づいて行われております。行事等で地域や保護者の意見や支援が必要な場合は、PTA会長を初めとした役員の皆さんや学校評議員の方々から常に意見や協議を求めております。

  次に、質問件名2の2学期制についてお答え申し上げます。2学期制の申請につきましては、2学期制が始まりました平成18年12月18日に各校から2学期制実施承認願が提出され、12月19日に承認をしました。これは、学校管理規則において2学期制でも3学期制でも学校が選択できるようになっており、教育委員会は学校の申請によって承認を与えております。その後、2学期制は引き続いて行われておりますが、3学期制に変更する際には変更の申請が学校から提出されることとなります。したがって、毎年2学期制の更新を申請するような手続を学校へは求めておりません。

  (2)の2学期制の是非を問うアンケートを再度行うことに関しましては、2学期制を施行して本年度で7年目を迎えました。一昨年度にアンケートを実施し、その後はアンケート結果でご指摘の問題点及び課題についてご理解を得られるよう、学校だより等により、2学期制の利点をPRするとともに、できるだけ保護者の意見に対応できるような学校運営を行っていただいていると考えております。特に各校とも授業規律の徹底を図り、また落ちついた学習環境の確立を目指す中で、教育活動が充実してまいりました。先日5月25日に開催されました中学校の体育祭では、入場行進を初め各種競技を真剣かつ全力を傾注して取り組む生徒の姿には、多くの保護者や参観者に感動を与えたことと存じます。まさに2学期制で授業時間を効果的に生かして取り組んだあかしでもあります。

  教育委員会としては、2学期制での各校の対応は当該校の主体性を尊重すべきものと考えておりますので、各学校が実情に合わせて実施していくものと考えております。

  (3)の2学期制に伴う定期テストの回数が減ることへの不安につきましては、次のとおり取り組んでおります。最初に、前期の6月上旬に前期中間テスト、7月初旬に実力テストを行います。その結果をもとに夏休み前に三者面談を行い、各生徒の夏休み中の課題等を提示して、夏休み中も目標を持って取り組むように指導を行っております。そして、夏休み明け確認テストを8月29日、30日に行い、9月中旬に前期期末テストを実施します。さらに、3年生は、10月上旬、11月上旬に高校入試の準備のための実力テストを実施します。

  続いて、11月中旬に後期中間テストを実施し、1月の冬休み明け確認テスト、そして1月下旬には埼玉県教育に関する3つの達成目標の検証を行います。特に3年生は、3月上旬に県公立高校の入学検査があるため、2月中旬に期末テストを実施します。一方、1、2年生は2月に実力テストを実施し、3月上旬に期末テストを実施するといったスケジュールで、生徒の学力達成状況を検証しております。

  これらのテストの合間に、全国学力・学習状況調査、埼玉県小中学校学習状況調査といった統一テストを行っております。学習状況を確認するためのテストの機会としては十分な回数と捉えております。

  さらに、生徒の評価に関しては、定期テストのみの評価ではなく、単元ごとの小テスト等での個々の生徒の学習到達度を確認して評価に反映させております。かつての評価よりも一層きめ細かな取り組みとなっております。この点につきましては、「学習の道しるべ」にも示しており、保護者の皆さんからも理解を得ていると思います。

  (4)、中学校3年生に対しての夏休み前の通知表につきましては、7月に実力テスト、その結果を受けて保護者会での三者面談、その後に夏休みの高校訪問について保護者と進路について話し合います。その後、保護者からの申し出があればいつでも通知表を作成できる準備をしておりますが、今まで5年間で申し出はございませんでした。学校長は、8月末の高校訪問等で授業日と重なった場合でも高校訪問が優先できるよう、面談時に保護者へ周知しております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) それでは、再質問いたします。

  新町長になってから、例えば私の所属しておりますクラブチームのバスケットボールでありますと、町内にお住まいの大学4年生の男子がすごくやる気になりまして、体育館を長くとってくれとか、試合をたくさん組んでくれとか、すごく前向きに、若者がなぜかスイッチが入ってしまって必死に練習しており、女子のほうが小さくなっているような状況で、逆転現象が起きてしまったぐらい活力が生まれてきてしまったのも事実。また、私はちょうど体育施設のほうを中心にいますけれども、大満のテニスコートで先日たくさんの主婦の方たちが一生懸命テニスの練習されていましたけれども、あの姿も久々に見ました。また、いろいろと公民館行事でもすごく活発になってきているのだなというのを何かすごく肌で感じて、びっくりするぐらい変わったのではないかなという部分があります。

  その反面、変わっていないのがこの教育のことです。私は、今ここに立てる間、何度でもここに同じことで立ちたいと思っております。いいことはいいと思いますが、やはりきちっと改善すべき点は改善していただきたいと思う気持ちで今質問しております。

  では、(1)から(4)までに関しましては一括して再質問いたします。そもそも餅つきの目的が、先ほどのご答弁ですと、餅つきの当初の趣旨は、学校開放事業の一環としての、要は梅の里おごせ子どもサポート協議会の協力を得て、要は地域の協力を得て、PTA役員さんや先生方、まさしくこれが地域との連携にふさわしいような内容で行われていた。その趣旨で餅つきがされていたわけですよね。それで、お話によりますと、例えば読み聞かせボランティアの方とか、あと防犯ですか、一緒に登校してくれている方たちとか、そういうパトロールの皆さんとみんなで地域で盛り上げていた餅つきとお聞きしております。片や、昨年度の餅つきは教育課程の中に位置づけたものということは、地域を全く省いているということで間違いないのでしょうか。まずそこを1点。

  それと、その省いた理由、地域を無視して、食文化とかお米の生産だとか何とかというのは、伝統行事がというのは共通していると思いますけれども、そんなのだって地域でもできますから、だから地域を取り入れて地域の中でやった餅つきと、学校の教育の一環としてやった。どっちも目的としては、だから伝統行事だとか食文化だとかということはできるはずなので、なぜその方向が変わってしまったのかということをもう一度お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんの再質問についてお答えいたします。

  今木村議員さんがおっしゃいました、教育課程の中で餅つきを行うことによって地域の関係を除いた形で取り組んでいるのではないかということにつきましてですが、常に学校教育を行う中で地域の皆様からの協力を得てさまざまな取り組みを行うということは皆さんご存じのとおりです。今回の餅つき、24年度の餅つきに関しましても、いわゆる土曜授業日に行われた点、これはいわゆる授業日ですので、その中で子供たちにいわゆる授業の一環として、食育の一環としてそういったものを事前に学習させる。そして、体験学習として餅つきを行った。その中で、地域の方々にも今までどおり案内状を出して、来ていただいているというふうに聞いております。

          〔「来ていただいている」と呼ぶ者あり〕



◎学務課長(安田孝之君) ええ、招待をしているというふうに聞いております。そういった中で、十分な取り組みを行っているのではないかというふうにこちらは理解しております。

  どの学校も教育課程、活動の中で地域の方を招いて行事を行っているというのはご承知のとおりです。さきの答弁の中で申し上げたとおり、体育祭の中でやはり来賓として招いております。今後もそういった取り組みを通して、学校、地域との連携は十分図っていかなければならないというふうに考えております。

  それから、もう一つ、なぜこのような教育課程の中に盛り込んだという点、教育課程の中で授業日として取り組んだかという点につきましては、学校長がいわゆる今までのPTA、親睦を図る活動という中で、もう少し別な形での親睦の図り方もあるのではないかというような判断もひとつあるかと思います。いわゆるこの餅つきという貴重な取り組みをぜひ授業の中で取り組む、そういった意向もあってこのような活動になったというふうに私どもは理解しております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 再度お聞きいたします。

  先ほど言いました読み聞かせのボランティアさんとか、いろいろと学校応援団さんとか、そういう地域の方たち、防犯のパトロールの方たちも含めてですけれども、呼んだのですね。もし呼んだとしたらば、例えば文書をお出しして、こういう行事がありますから来てくださいというふうに呼んだのか、そういう呼んだ方法をお聞かせください。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  案内状を出した点につきましては、どのように案内状を出したかという点については、私どもは把握しておりません。ただし、話の中で、学校応援団の方々を招いているということ、それから計画書でもそれを私ども確認しておりまして、その中で、従前どおりの案内を出しているというふうに私どもは受けとめております。

  また、今回の答弁に際してどのように案内をしたかということにつきましては、趣旨の中で私どもは把握していないところでございます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 今のご答弁ですと、越生小学校から一度教育委員会のほうに企画書みたいなものは出ているのですよね。でしたら、その企画書みたいなものを後で見せてください。それは大丈夫なのでしょうか。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) この点につきまして、木村議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  この事業につきましては、梅の里子どもサポート事業の一環として取り組まれております。学務課への行事承認等の願ではなく、その事業としての補助金等の申請に基づいて、生涯学習課のほうに計画書が出されております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) ちょっとよくわからないのですけれども、梅の里おごせ子どもサポート事業だと言っていながら、学校行事だと言ってみたりとか、企画書、計画書はその予算の中にのっていて、応援団が招くと教育委員会は判断したと。これ、もうちょっと詳しく説明してください。意味がよくわかりません。



○議長(新井康之君) 教育長。

          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕



◎教育長(吉澤勝君) では、私のほうから木村好美議員さんの再質問に対してお答えさせていただきます。

  先ほど来から木村議員さんの地域とのつながり、山村留学を実施するにも必要な、地域とのつながりが必要ではないか、そういう根底からお話があるものと思っております。それで、従来今まで進めてきた餅つき大会の趣旨と、今年度、昨年度やった趣旨では違うというところが大きな違いでございます。今まで越生小学校を中心としてやっていたものは、地域や地域の方々にお手伝いしていただいたりしながら、お餅を配ったりしながらやってきたもので、またちびっ子駅伝等でも、参加した児童生徒をお招きしたりした、本当に先ほど言った地域とのつながりをやったものでございます。

  24年度からは越生小学校の予算も使っておりますので、PTAがやった予算で、そちらで単独で越生小学校の児童だけの餅つき大会ができないものだろうかという形で24年度から実施したものでございます。そこのところの区別が今説明不足でございましたので、補足させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 今の教育長のご答弁だとすごくわかりやすいのですが、となると、先ほど学務課長がおっしゃったことと全く相反しているような気もします。というのは、今、越生小学校の予算でやったから授業の一環でやったのですよという、もしそれが正当な答えであるならば、お手伝いいただいたPTA等にきちっと、こういう趣旨のもと、こうだということのその方針の転換をきちっと説明しなければいけなかったと思います。私は、地域を省いたと聞いております。だから、先ほどの学務課長は、地域を招いたのだと言っていますし、今の話だと、学校の予算で、学校の授業の中、PTAにお手伝いいただいてやったということで、要は答弁がこんなに違うということ自体問題だと思うのですけれども、どちらが正しいのですか、学務課長。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんの再質問にお答えいたします。

  まず、先ほど教育長が申し上げたとおり、平成23年度までの餅つきに関しましては、ちびっ子駅伝の後にお餅を振る舞うということで、平成20年度から始められたというふうに確認しております。いわゆる駅伝が終わって、各スポ少の子供たちが越生小学校に出向いて餅をもらうという形で過ごしていたということで、まさに地域に開かれた活動というふうに理解できると思います。

  その中で幾つか課題があったというふうに聞いています。例えば、本来の趣旨である、伝統行事を体験する、餅つきを体験して食べるというような目的の中で、なかなか子供たちが食べるだけで帰ってしまう。こういうふうにやっていたら、越生小学校さんもPTAのほうも当然お金を出しています。子どもサポート協議会からも補助金を受けて運営する、この行事をやっている。なかなかその目的の趣旨に合わない、そういった課題があったと聞いています。そういった中で、先ほど申し上げたとおり、学校行事ではなくて今度は取り組むというふうに方向転換をした。とにかく本来の目的、伝統行事を体験するという中で全校の生徒がやっていこうというのが一つの流れ、趣旨で、目的と捉えています。

  私が申し上げた地域との絡み、連携ですけれども、23年度までは、不特定多数ではありませんけれども、各地、それぞれ地域の方もそうですし、子供たちもそうですし、越生小学校に餅つきをやっているところに出向いてきた人たちには振る舞っていたということなわけですね。

  各学校でも行事の中で地域との連携というか、つながりを結ぶ中では、23年度で、今までやっていた餅つきのような形もそうですし、招待状を出して、来ていただいて、いろんな行事に一緒に参加していただく、そういうのも地域の連携の取り組みの一つ、これは各校やっております。そういった意味で、地域との連携、取り組みとしては変わらず行っているということで私は申し上げた次第です。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) ということは、招待状を出したのですね。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) 先ほどの答弁のとおり、招待状を出したということについては教育委員会としては確認はできておりません、方法については。ただ、計画書の中では、学校応援団等招くというふうに書いてありますので、そのように受けとめておりました。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 要は、これも含めて、今回駅伝と、駅伝の後、地域と一緒になってやった餅つきと、そうでない、今回学校の一行事として行われたということで、逆に学校で行われたことによっても弊害があったと思います。例えば、話に聞いていると、ついた餅を持って教室に帰ってしまったとか、そういう話も聞いております。要は餅の取り合いみたいな。はあ、みたいな、何かそういう、何がやりたかったのかと。確かに地域とやってもきちっとポイントを突いていれば、伝統とか餅つきの体験とか、いろんなことを、そのポイントをしっかりと突いていれば、例えば平成23年度と24年度の違いと言ったのですけれども、きちっとポイントを突いていればどっちでもできるような内容だと思うのですよね。ただ駅伝終わってきた、食べて帰してしまった、帰ってしまったではなくて、そこできちっと、ではみんなでこうこう、こうだねとかと伝統行事なのだよということをきちっと伝えていけばいいだけの話であって、そこのポイントがちょっとずれてしまっていたから、では方向を変えてみましょうというのも含めてしっかりとすればいいだけの話だと思うのです。要は保護者自体、PTAですけれども、自体がやはり理解して、今回は越生小学校の予算なのでこうですよとか、ああですよとかというふうにきちっと説明ができなかったのかということが1つ問題だと思います。

  例えば私、大学の行事とかで残念ながら越生中学校の運動会見られなかったですけれども、先ほどのご答弁にもありましたけれども、保護者から泣きながら、それこそすごくよかった運動会と連絡も来ています。お店で会ったときも、「本屋さんのお兄ちゃん頑張ったんだって」とお話をすれば、やはり、「え、何で知ってるの」という話から、こうだったのだよ、ああだったのだよといって、今度立志発表会があるので、私はそれがあるから、例えば母会の行事には行きませんとか、すごくやっぱり熱心なお母さんたくさんいるのですよ。片や梅園小学校の保護者、今回の件、越生小学校でいろいろと私もお話聞きましたので梅園小学校の保護者にいろいろと確認をしてみますと、相反して梅園小学校の保護者はすごくいいと。いろいろと話を聞いてくれるし、一緒になってできていいとすごくお褒めの言葉もいただいております。要はこの格差ですよね。何かこの差がよくわからないのですよね。だから、方向転換するのだったらば、して私はいいと思います。ただ、きちっと、先ほど教育長もお答えいただきましたけれども、予算も越生小学校の予算でやるので、授業だからこうなのだ、ああなのだというふうに、地域は今度別な機会でとか、何かきちっと丁寧な説明ができなかったのかということをもう一度お聞きいたします。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) 木村議員さんの再質問にお答えいたします。

  新たなことに取り組む際には、往々にしてまた新たな問題が生じるというのは常でございます。今回の件につきましても、学校長を初め多くの職員が課題を問題と捉えまして、何か変えていかなくてはいけないということで、今回のような取り組みになったというふうに理解しております。

  木村議員さんがおっしゃったとおり、PTAさん等に対しましてきちんと説明ができていなかったということに関しましては、この場において真摯に受けて、学校長を通じ、この点につきましては報告させていただきたいと思います。ただ、各校の学校長においても、この学校経営の中で地域との連携というのは最重要課題に捉えております。そして、さまざまな取り組みを通して試行錯誤でやっていることと思います。どうかそういった思いをご理解していただきまして、今後さらなる地域連携に向けて各学校が積極的に取り組めるようご支援いただければというふうに思います。よろしくお願いします。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) ぜひ、今ご答弁いただいたよう、しっかりと、それこそ教育委員会と学校が二人三脚、当たり前の話なのですけれども、地域、それこそ保護者なんていうのは全く二人三脚でなければ、子供をやっぱり育てていく上で二人三脚どころではないと思うのですよね、本当に。ですので、やはり不信感を思われるようなことはやはり払拭していただいて、開かれたものにしていってほしいと思います。きちっとこうやって説明すれば私もわかります。ですので、そういうところを省いて、いきなり行くというのはどうかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

  そして、(5)のコミュニティスクールなのですけれども、先ほど教育長ほか担当課の町長も含めて、学校運営に求められるPDCAサイクルとそれを支える仕組み、議員さんの皆様にもお配りしております。昨日水澤議員もPDCAという言葉をお使いになりましたけれども、ああ、そういうところでも出てくる内容だけれども、今回学校運営に関してもPDCAサイクルということ自体が必要ではないかということで、私もいろいろと、どうやってわかっていただこうかと思いまして、いろいろと文科省に問い合わせたりとかしながら、自分なりに勉強はしてきたつもりですけれども、要は山村留学には、今もご答弁ありましたが、地域住民の協力が本当、なくてはならないはずです。多くのやっぱりご理解がなされないと、やっぱりならないはずです。私も何度も同様ないろいろと答弁いただいてきましたけれども、心機一転、新町長、新教育長ですので、改めて登壇しております。

  今回文科省のほうに行きまして、いろいろと私が考えていること、事態を聞いていただきました。ところが、一転やっぱりすごくご指摘されて、ご注意をいただきました。それはやっぱり、私が言った中に、学校運営についてのことではなく、教育委員会サイドについての内容が入っていたということで、やっぱり、例えば学校統合なんかにしてみれば、町長はそういうふうにお考えではないですけれども、まさしくコミュニティスクールとは相反しているというようなお話で、いろいろとご説明いただきました。

  よって、私自身の誤解も若干ありましたけれども、そのPDCAサイクルの資料なのですが、いつもこれを見ていただくと、いつものご答弁だと、今もそうなのですが、この右半分、向かって右半分の緑色のところ、学校支援地域本部というここのドゥーの部分ですね、PDCAのプラン、ドゥー、チェック、アクトの企画、実施の実施の部分、その緑の部分は、今もご答弁ありましたけれども、本当に越生町はすばらしい結束力ではないけれども、すごぐ物を持っていると思います。私も学校の行事を役員でやってきましたけれども、本当に保護者も含めて一つになってやるときはすごい力を発揮する地域だと思います。だけれども、私が言いたいのは、この赤い部分、向かって赤い部分、P、C、A、企画、評価、改善、ここの部分、ここの部分自体がコミュニティスクールがやはり担う部分だというふうにやっぱりきちっと説明をしなければいけないということで、私も本当に今までコミュニティスクールの質問をしてきましたけれども、至らない部分だったと思います。やはりこの評価、何か企画をし評価し、そしてそれに対して今の餅つきがまさしく、それを全ての人たちでコミュニティスクールの中で考えられれば、さらにさらにやっぱり広く開かれたものになるのではというふうに思っております。要は、教育サイドの答弁ですと、緑色のところを一生懸命ご答弁いただいているのが、そうではなく、私が言いたいのは、この赤い部分も含めて一緒に考えて取り組んでいったほうが、越生町だからこそいいのではないかというふうに私は思っております。

  そして、やっぱり地域をパートナーとする学校運営に転換していったり、学校を取り巻く地域のネットワークの拡大や地域活力の向上、こういうものを目指していってはいかがかなと思うのですけれども、その点について、今ご答弁いただいたのは緑色の部分です。そうではなく、企画、評価、改善、こちら、左側の部分について再度お答えいただきたいと思います。どう思いますでしょうか。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんからのコミュニティスクールに関する再質問についてお答え申し上げます。

  まず、学校運営上、PDCA、いわゆる組織マネジメントサイクルに沿った学校運営というのは、かねてより行われております。学校評価という形で、まず教職員も行っております。教職員個々も個々の目標設定をして、人事評価という形で取り組みを検証して次年度に続ける、そういった形の取り組みをやっております。全ての組織的な活動、組織マネジメントの中でこのPDCAサイクルで学校運営が行われるというふうにご理解していただければよろしいかと思います。

  さて、コミュニティスクールについて少し私のほうからもお話を、答弁をさせていただきますと、コミュニティスクールはいわゆる学校と保護者と地域の人たちがともに知恵を出して、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支えていく、地域とともにある学校づくりを進める仕組み、このように木村議員さんも常々おっしゃっていると思います。これは保護者や地域住民から構成される学校運営協議会、いわゆる資料の左、オレンジの部分ですね、これが設けられまして、学校運営の基本方針を承認したり、教育活動等について意見を述べたりする取り組みが行われています。つまり、これらの活動を通して、保護者や地域住民の意見を学校運営に反映させることを目的としています。

  この学校運営協議会はメンバーとしては保護者、それから地域住民、学校長、学識経験者等が考えられます。学校運営協議会は、教育委員会は学校運営に関する意見を述べることができ、その意見は教職員の人事決定にも反映させることができます。また、先ほど木村議員さんもおっしゃいました、学校運営や教育活動に関しての説明を求め、それに関して意見を述べることができる、これが大きな特色であると思います。したがいまして、学校運営の基本方針に関しても、説明を受けた後に、その内容に関して承認する権限を有するのがこの学校運営協議会の特徴というふうに捉えております。この学校運営協議会は保護者や地域住民からの意見に関して説明する機能を有しており、いわゆる現行の学校評議員よりも強い権限を持つというのが一般的に考えられている組織です。

  このコミュニティスクールの基本的な考え方ですけれども、いわゆる教育行政みずから所管する学校の運営や改革に対して、地域住民に積極的に関与してもらい、実行してもらう発想から生まれたものです。地域住民に学校運営の一部を任せる、そういった形態の学校がいわゆるコミュニティスクール、こういうふうに考えられております。

  このコミュニティスクールの言葉ですけれども、平成14年度に全国7地域9校の実践研究が開始されまして、平成16年度に地教行法、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律、これが改正されまして、学校を管理する教育委員会の判断によって学校運営協議会を設置することが可能になりました。それに伴いまして、木村議員さんが常々学校運営協議会を設置したらどうかというふうにおっしゃっていることと思います。

  しかし、文部科学省は平成24年7月に、今後5年間でコミュニティスクールの数をふやしていくといういわゆる数値目標を掲げましたが、この推進に関してなかなか思うに任せないというのが現状のようです。というのは、これは各地域の状況、実態が非常にかかわっているというように考えております。本町におきましても、いわゆる学校教育法によって学校の設置者が学校を管理し、教育行政みずからの責任において学校経営への改革を促し、また健全な学校経営の実現がかなっている、こういった現状を鑑みて、コミュニティスクールの設置は現状では適当でないというふうに常々答弁しているところでございます。その考えは変わりございません。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 要するに学校が好き勝手にやりたいということなのですよね。今までどおり、こういう餅つきみたいなことがあっても、また説明もされず、わけもわからず。保護者は何だかわけわからないまま、次にまた新たにこういうふうに指摘して、あいつうるさいから、こう言っていたぞ、校長先生に、またそういうことで、ではどうしようかみたいな、私対策みたいなことをまだするつもりなのでしょうか。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) ただいまの木村議員さんの質問に対してお答えさせていただきます。

  木村議員さんがどのような意図で、考えでこのようなことをおっしゃったのかはちょっとわかりかねますが、学校経営に関しましては学校長に委ねておりますし、その点につきまして何かいろいろお考え、またご意見等ございましたら、議会の場でこのように意見を交わすのも一つですし、また直接学校長にお話をしていただくと、より話が通じ、またいろんな対応が柔軟に図れるのではないかというふうに思います。その辺のところご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) 多分私が質問しているから、何か糾弾の会のように聞こえるのかもしれません。でも、文科省の人たちはそうではなく、学校教育委員会、そして学校運営協議会、コミュニティスクールが対決してはならないということをまず強くおっしゃっておりました。その中で、やはり今言った三者は両輪でなければならない。そして、圧力団体だめ。要は私はコミュニティスクールに入ってはいけないということですよね。そういうようにとられるような、そういう、逆に越生自体は今、先ほど言った緑色のほう、学校支援地域本部のほう、学校評議員制度、学校応援団、そこがしっかりとしているから、逆にこのようなコミュニティスクールを導入しながら、要は企画から評価、改善、そして実施、このPDCAをしっかりと循環していくということで、やはりさらに開かれたものになると思うのですけれども、そんなに間違ったことを言っているのでしょうか。

  もう時間がないので。要は、そういうことがきちっとしていれば、もっともっと保護者に理解されますし、地域にもご理解いただけると思います。ましてや、山村留学についてであるならば、本当に地域自体を大事にしていかなければいけないと思います。

  その中でやはり、今回越生町で言うと出前講座みたいな感じなのですけれども、もっとやはりコミュニティスクール自体を、今だったら補助金も出ますので、やはり試行的でもいろいろと一つ前に進んでと思ったのですけれども、今の答弁だと何か意地でもやらないみたいなご答弁でしたので、まず最初に、地域の方も含めてコミュニティスクールの出前講座みたいなことを、やはり文科省のほうでもやっているそうなのです。ですので、文部科学省の担当者を派遣してもらって、いろいろと行政説明会なんかも、コミュニティスクール自体が、多分教育委員会も今の話だと、人事について口出しができるとかと言っていましたけれども、実際その事例みたいなものも、本当に、例えばどこどこの何部の指導者がいないので、そういう何部の指導者欲しいなとかというような何か人事のご相談は来るそうです。でも、本当にあの先生がどうのこうのとかというのは、逆に今のほうがあるのではないですか。だから、やっぱりそういうことも含めて、コミュニティスクール自体の出前講座みたいなものを、行政説明会を開催して、みんなに、こういうのがあるのだけれども、越生に適していると思うかと聞いてもいいと思うのですけれども、その点についていかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) 木村好美議員さんの再質問についてお答え申し上げます。

  コミュニティスクールの導入に際しましていろんな角度で私も検証させていただきました。かなりコミュニティスクールを導入するに当たって、いろいろ検討している、いわゆる都市部の市、そういったところで導入が可能か、不可能かというような事例は見ることができます。木村議員さんがおっしゃったとおり、本庁におきまして例えば人事の問題に関して、今私が担当してやっておりますけれども、全ての学校の教職員のいわゆる様子、そして異動の希望、ではどういった形で異動したらよいか、そういったことにつきましては、教育長を含め十分な意見交換をして、非常に他の市町でも比較にならないほどきめ細かな人事の実現が可能となっております。この結果というのは、各学校の教育活動を見ていただければ十分ご理解いただけるかと思います。そういった背景も鑑みて、十分に、そのコミュニティスクールを導入しないまでも、学校運営については達成できているというような理解を持って考えておるところでございます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君。



◆7番(木村好美君) とりあえず次に行きます。

  2学期制なのですけれども、今さら2学期制を3学期制に戻せと言っているわけでもなく、定期テストが減った、減らない、その分違うテストが多いのだという、もうそういう次元ではないのです。そうではなくて、要はどこまで理解されているのか、保護者に対しどこまで理解していただいているのかということをきちっと問わないのかということが私が一番言いたいことなのです。要は、なぜ一回アンケートをとり、そのとった結果が余りよくなかったので、一生懸命説明しています、大丈夫です、わかってもらいました。では、わかってもらえたというのだったらば、それをきちっと、もう一度きちっと同じアンケート、前回同様同じアンケートをとり、やはりちゃんと理解されているのかどうか。もしされていなければ、どういうところがされていないのかということを、きちっとそこを検証しなければいけないと私は言っているのです。それについてどう思いますでしょうか。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんの2学期制に伴うアンケートの問題について、再質問についてお答えさせていただきます。

  木村議員さんの質問の中でも、越生中学校の2分の1が3学期制がよいと言っているとおっしゃっておりますが、いわゆる正確に言いますと、47.8%の保護者の方が当時3学期制を支持しているという結果は受けとめております。この背景の中で、保護者自身が3学期制を経験してきたために、2学期制に対する保護者の抱く不安や戸惑い、誤解が払拭できなかった。もう一つは、2学期制を十分理解できなかった点として、2学期制の持つ、ゆとりを持った教育活動の展開のよさ、こういったことを十分周知できなかった、こういった点を分析のもと、我々はひとつ反省点として各学校にその点を周知するようにということで伝えているところです。これは過去の答弁でも繰り返していることです。

  先ほども木村議員さんがおっしゃった、再度アンケートをとるということにつきましては、例えば今現在、学校評価の中でも、保護者アンケートの中でも、2学期制の問題に関しては1名の方が問題があるというふうなご意見があったというふうに聞いております。こういった状況の中であえて再度アンケートを同じような項目で行う必要はないのではないかというふうに今考えておりまして、今後もアンケートをとる予定は、今のところは必要ないというふうに考えておるところでございます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 木村好美君、簡潔に。



◆7番(木村好美君) では、最後、要望を申し上げます。

  越生小、梅小、いずれにしろ、最低限やっぱり平等でなくてはなりません。越生小学校校長先生みずからが、例えば子供たちを脅かすような発言をしたり、保護者の不安をあおるようなことを即刻やめるようにしてください。

  また、行事について、方針の変更があるならば、しっかりと説明をし、そういうところについて開かれたものにしてください。

  コミュニティスクールの出前講座みたいな行政説明会はぜひ行っていただきたいと強く要望いたします。さらに、口先だけではなく、保護者、地域の声をしっかり聞いて、開かれたものにしていただきたいと思います。

  また、2学期制については、今ご答弁いただきましたけれども、前回同様の2学期制のみの公平、公正なアンケートで町民の声を再度聞いていただきたいと思います。1名保護者アンケートですか、前回もそうですけれども、保護者アンケートに何も書いていないから大丈夫なのだではなく、2学期制をどれだけ理解しているのかの特定したものにしなければ、保護者自体には伝わらないはずです。ですので、しっかりとその点を公平、公正なアンケートで町民の声を聞いていただきたいと思います。

  強く要望し、私の一般質問を終わりにいたします。



○議長(新井康之君) これで木村好美君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩します。

                                      (午前10時32分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時45分)

                                              



△発言の訂正



○議長(新井康之君) 学務課長より発言の訂正の申し出がありましたので、これを許します。

  学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、木村好美議員さんの質問件名2、2学期制についての(1)、2学期制の申請について答弁の中で、2学期制が始まりました平成18年12月18日というくだりでございますが、正確には2学期制が始まる前年の平成18年12月18日と改めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

                                              

       ◇ 宮 島 サイ子 君



○議長(新井康之君) 3番、宮島サイ子君。

          〔3番 宮島サイ子君登壇〕



◆3番(宮島サイ子君) 3番、宮島サイ子です。通告に従いまして、これより一般質問を行います。

  質問件名1、風疹に万全の備えを。この風疹については、町長の行政報告にありましたとおり、既に結果の出ている課題でありますが、通告どおり質問をさせていただきます。

  ご存じのとおり、風疹とは急性の発疹性感染症の一種で、せきや会話などで飛び散った風疹ウイルスを吸い込むことで感染します。体内にウイルスが二、三週間潜伏した後、発熱や発疹、首の回りなどのリンパ節の腫れが起きますが、中にはこれらの症状が出ないまま感染しているケースもあります。発疹が出る1週間前後からウイルスが飛沫に出ます。大人がかかると関節痛の頻度が高かったり、1週間以上寝込んでしまうこともあります。国立感染症研究所などによりますと、ことしに入ってから4月14日までの累積患者数は全国で4,068人と、昨年同時期までの約30倍で、2008年以降最悪のパターンだといいます。風疹流行の最大の脅威は、妊婦の感染です。風疹に対する免疫が不十分な妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児の目、耳、心臓などに先天性の障害が起こる可能性があります。そこで、越生町の予防接種についてお伺いいたします。

  (1)、風疹のワクチン接種状況は。

  (2)、成人の予防接種に公費助成を。

  次の質問に移らせていただきます。質問件名2、大谷の沼への侵入防止の対策は。越生町の平成16年ため池台帳によれば、現在町域には12カ所の農業用ため池が存在いたします。最大規模の沼、鹿下の学頭沼を除いて、大谷には大亀沼を含め8カ所のため池、西和田には弁天沼を含め3カ所のため池があります。5月の連休中に弁天沼と大亀沼に釣り人が侵入し、軽犯罪法違反に問われました。両沼は危険なため、関係者以外は立ち入り禁止の柵をしてありますが、それを飛び越えて釣りをしていたようです。そこで、両沼について以下の3点をお伺いします。

  (1)、弁天沼、大亀沼の状態と管理は。

  (2)、看板等危険を知らせる設置物は十分でしょうか。

  (3)、情報紙に、誰かが放したブラックバスがスポットとして紹介され、それを見て釣り人が来るとのうわさもあります。危険箇所での釣り禁止等侵入者を防ぐために町としてはどのような対策がとれるのでしょうか、お示しください。

  続きまして、質問件名3、ラインアプリの公式ブログの活用を。観光PRから災害情報まで、自治体のライン活用が広がっています。ラインは全て無料のアプリです。越生町もうめりんを登場させて、週1、ピンポイントで情報を発信してはいかがでしょうか。

  以上が私の質問です。答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 宮島議員さんのご質問のうち、質問件名1、風疹に万全の備えをについて健康福祉課からお答えいたします。

  まず、風疹は風疹ウイルスの飛沫感染によって起こり、潜伏期間は二、三週間で、軽い風邪症状で始まり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などの症状が出ると言われております。発疹も発熱も約3日間で治るため、「三日ばしか」とも呼ばれております。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などの報告もあります。特に妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風疹症候群と呼ばれる病気により、心疾患、白内障、聴力障害などの障害を持った子供が生まれる可能性が高くなると言われております。

  風疹の予防接種は、予防接種法に基づき、生後12月から24月に至るまでの間で1回、1期、5歳以上7歳未満で小学校就学前に1回、これが2期です、を接種することとなっています。接種は保健センターでの集団接種を基本として、麻疹、風疹の混合ワクチンを使用し、実施しております。また、平成19年度に10代から20代を中心として麻疹が全国的に流行したことにより、平成20年度から24年度の5年間、中学1年生、これは第3期です、及び高校3年生相当の年齢の者、これは4期です、に定期の予防接種として麻疹、風疹の混合ワクチンを使用し、実施いたしました。

  接種の状況ですが、平成24年度の接種率は第1期が98.7%、第2期が95.3%、第3期が99.0%、第4期が89.6%の接種率となっております。

  次に、成人の予防接種に公費助成をということですが、本年度に入り、首都圏を中心として、これまでにない規模で風疹が流行しております。風疹は、小児の場合通常余り重くない病気ですが、特に妊娠初期の女性が風疹にかかると先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなることから、町では緊急対策として、町民の経済的負担を軽減するため、6月1日から来年の3月末日を期限とする助成制度を創設し、実施しているところでございます。

  具体的には、対象者を、町に住民登録のある妊娠を予定または希望する接種当日19歳以上50歳未満の女性及び19歳以上の妊婦の夫とし、一般の方については風疹単抗原ワクチンを接種した場合に1件3,000円、麻疹、風疹混合ワクチンの場合は1件5,000円を助成するものです。また、生活保護受給者につきましては、両ワクチンとも全額を公費負担とするものでございます。

  接種方法は、契約を締結した毛呂山越生医師会内の7医療機関で接種していただくものでございます。

  周知につきましては、6月1日号の回覧、ホームページ、さらには婚姻届時でのチラシの配布など、さまざまな機会を捉えて周知に努めてまいりたいと存じます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) 宮島議員さんの質問件名2について、産業観光課からお答え申し上げます。

  初めに、(1)ですが、弁天沼、大亀沼ともに転落等の危険を防止するため、通常人が立ち入るおそれがある場所にはフェンスや木柵を設置しております。また、その管理は、農業用水の利用や日常的な管理については地元の農業耕作者が行い、施設の修繕等に関しては町が行っております。

  次に、(2)ですが、立入禁止と釣り禁止を周知する看板を人目につきやすい場所に設置しておりますが、時折釣り人により看板が撤去されてしまうこともあるようでございますので、定期的な点検が必要であると認識しております。

  次に、(3)ですが、情報紙やインターネットによる情報の伝播については現在の情報化社会の中では防ぐことが困難と考えておりますので、引き続き現地での看板等による周知に努めてまいります。

  なお、西入間警察署における警ら活動により、ゴールデンウイーク以降、20代から40代の成年者4組が検挙されております。その中には、警察による巡視を承知の上で釣りをしていた悪質な者もいるとお聞きしております。子供たちがまねをしてフェンス内に侵入することのないよう、また転落事故等を未然に防止するためにも、今後とも警察に警ら活動の強化をお願いするなど、釣り人の侵入防止に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮島議員さんの質問件名3について、総務課からお答えを申し上げます。

  越生町では、現在、「広報おごせ」とホームページを活用して町の情報を配信しております。特にホームページでは、町内向けのお知らせのほかに、町外に向けてイベント情報等をPRしている状況でございます。

  昨今のインターネット関連の目覚ましい進歩により、フェイスブックやツイッターを活用して情報発信している自治体もあるほか、今回ご提案をいただきましたラインにつきましても、一部の自治体で活用が始まっております。例えば、京都府では広報キャラクターのまゆまろのアカウントを運用して、毎週金曜日の夕方にイベント情報を配信している状況でございます。

  現在町では、登録型配信メールを活用して、災害発生時の緊急メール等の情報発信について検討を進めております。これは防災情報や町のイベント情報等を町のメールアドレスを登録された方々に配信するもので、現在具体的な運用方法について詰めておるところでございます。ご提案いただきました自治体のラインの活用につきましては、今後の研究課題とさせていただきますが、当面は登録型配信メールの活用について検討を進めておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) それでは、再質問をさせていただきます。

  風疹について、町として早々に公費助成を決定し、回覧するなど、他市町村にも劣らぬ越生町のフットワークの軽さに敬意を表します。

  さて、少し詳しくお聞きしたいのですが、まず補正予算にも上がってこなかったのですが、助成金の財源はどこなのか。また、総額をどの程度予定しているのかをお聞かせください。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 宮島議員さんの再質問に対してお答えをさせていただきたいと思います。

  予防接種の費用ということでございますが、今回につきましては、ご存じのとおり緊急的な措置が必要だということでございまして、当初予算の予防接種事業の中で実施をさせていただく運びをとらせていただいたところでございます。

  それから、どのぐらいの事業費でということでございますが、こちらの関係につきましては、いずれにいたしましても、風疹の抗体をどの程度の方々がどのような状態で持っているかというのは、なかなか町のほうでも把握することは不可能でございます。算定の中で言いますと、いずれにいたしましても、妊娠を希望する、また予定するということでございますので、町当局の考え方として大体80名前後の方々が予定したりするだろうと。それは、出生数等との絡みで一応は算定をさせていたところでございます。

  それから、費用額につきましても、風疹の単抗原につきましては3,000円の補助、それから麻疹、風疹のワクチンにつきましては5,000円ということでございますので、ワクチンの供給の状況等をやっぱり現状で把握することもできませんので、それぞれ半分ずつぐらいということで算定をさせていただいたところでございます。

  算定の金額につきましては、先ほどの数字をもとに約32万円ということで、概算ベースでございますが、町のほうでは当初の考え方として算定をさせていただいたということでございますので、ご理解を賜ればと思います。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 総額大体32万円を計上しているということですね。大変よくわかりました。

  続きまして、対象を妊娠を予定または希望する女性と、妊娠している女性の夫にワクチン接種の費用を補助すると限定しておりますが、妊娠している女性の同居家族についての適用はされておりませんが、なぜでしょうか。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、宮島議員さんの再質問に対しましてお答えをさせていただきたいと思います。

  議員さんもご承知のとおり、風疹の関係につきましては、とりあえず妊婦が妊娠初期にかかるとということの限定がございます。本来であれば、先ほども若干触れさせていただきましたけれども、皆さんが風疹に対する抗体を持っていただけるのが一番よろしいかなというふうに思っている次第でございます。しかしながら、風疹の予防接種の歴史をひもときますと、1977年から、これが始まった年でございますが、中学生の女子のみが風疹の予防接種を受けていたと。その後にそれぞれ予防接種法の改正によりまして、現在に至ったのが2006年からですね。麻疹、風疹の混合ワクチン、それと1歳程度、それと就学前の1年間にということで2回接種の形になってきた経緯がございます。

  議員さんのほうもご承知とは思いますけれども、感染された報告を見ますと、20代から40代の男性の方の罹患というのですか、感染が非常に多いということのご報告も受けているところでございます。県内の平成25年の21週、これは5月20日から26日まで、1月からの累積報告数というのが県のほうでもまとめておりますけれども、こちらのほうが403人ということでございます。先ほども申しましたとおり、30代の方が全体の32.8%、20歳代の方が31.3%ということで、国が平成23年ですか、調査して、大体20代から40代の方々の抗体の低さというのも報告がございますけれども、そちらのほうも参考にさせていただくとともに、それから先行的に、やはり東京都、それから神奈川県、千葉県、こちらのほうと、それから県の財政支援のもとに各自治体が助成のほうを行っているという経緯もございます。そちらの対象者の方々の範囲というのも参考にさせていただく中で、越生町の対象者のほうを決めさせていただいたということでご理解を賜ればというふうに思っております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 対象者の限定ですが、そういう調査の中から調べたということですけれども、妊娠している女性は接種を受けられませんので、妊娠をしている同居の男性、旦那さんには、その夫には接種をして、一緒に暮らして、ともに生活、寝起きをしている家族には接種をしていないということはどうなるかおわかりになりますでしょうか。うつる可能性って大だと思うのですけれども、その点はどうでしょうか。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、宮島議員さんの再質問に対しましてお答えをさせていただきたいと思います。

  先ほども申しましたとおり、当然のことながら皆さんが抗体を持ってということが大前提であるかと思います。それと、いずれにいたしましても、こちらは飛沫感染でございます。飛沫感染でいいますと、一般的に思い当たるのが、インフルエンザとかも当然同じような形態で感染するということが言われております。こちらは、いずれにいたしましても予防接種は1つの手段でございます。当然のことながら、予防に関しては、そのほか手洗いとかうがい、それと当然人混み等には入っていかないということも風疹の予防のQアンドAなんかにも書いてあります。なかなかその辺が難しいところがあるかとは思いますけれども、町といたしましては、先ほども申しましたとおり、公費助成をすることによって何とか、お子さんを授かろうとするご夫婦の支援、そういった形でできればということが基本になっておりますので、その辺ご理解していただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) わかりました。余り突っ込みますと押し問答になりますので、これにします。

  続きまして、接種率の向上についてお伺いをいたします。先ほども出ましたように、厚生労働省は2001年11月の予防接種法の改正の際に、接種率の低い年代、先ほども言いました1979年4月2日から1987年10月1日生まれを対象に、2001年11月7日から2003年9月末の2年間を期間限定し、自治体委託の病院で公費の接種助成を受ける措置をとった経緯があります。ですが、周知不足だったこともあり、利用者が少なく、接種率向上には不十分でした。今回風疹患者の多くは、その接種を受けなかった、男性は20代から40代、女性は20代で、男女ともに接種率が低い年代か、あるいはまた接種を受ける機会のなかった男性だといいます。実際この年代は働き盛りで、接種のために平日休める人には限りがあります。女性はしても、接種率アップにつながらなければ意味がありません。町として接種率を高めるための何か施策があるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 宮島議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  接種率の向上に向けてということでございますが、先ほどの答弁もさせていただいたところでございますけれども、とりあえず緊急なことでございましたので、6月1日号の回覧に掲載をさせていただいて、周知を図らせていただいたところです。また、ホームページでも掲示をさせていただいております。ホームページにつきましては、議員さんも見ていただいたとは思いますけれども、埼玉県のホームページにも助成を実施している自治体の一覧表が掲載されております。それとプラスで婚姻届、先ほども申しましたけれども、婚姻届を出しに来たときに、関係書類さまざまございますけれども、そちらのほうで女性の関係のチラシのほうをお配りをさせていただいているところでございます。冒頭に申し上げましたとおり、とりあえずの緊急的な措置ということで、6月1日の回覧でということでお答えをさせていただきました。それぞれのご家庭にやはり残るものとして掲載しなければいけないということで町当局のほうも考えておりますので、7月1日号の広報のほうにも掲載させていただいて、ゆっくりとごらんになっていただくようなことを今進めさせていただいているところでございます。

  接種率の向上云々ということでございますが、議員さんもご承知のとおり、こちらにつきましては、大人の風疹の予防接種につきましてはあくまでも任意の接種となっております。抗体をお持ちの方、持っていない方というのもさまざまいらっしゃるかと思います。保健センターのほうにご相談していただいて、保健師のほうもおりますので、きめ細かく対応をさせていただければというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 大変よくわかりました。町に接種率を高めようという思いがなければ、集団接種でない限り町民は動きません。町民に通達したからもういいのだ、ではなく、未来の生まれてくる子供や孫のためにという思いで接種率を高める努力をしていただきたいと思います。これは要望です。

  続きまして、沼についてお尋ねいたします。まず、不法侵入者として禁止区域で釣りをしている人がいることに、初めてでしたのでちょっと驚きましたが、過去に大亀沼にボートを浮かべて釣りをしている人がいたと近隣の方に聞き、さらに驚きました。不法侵入はパトロール中の警官によって町に連絡が入ると思いますが、沼への侵入騒ぎのたびに役場としてはどのような対処を行っているのでしょうか、お聞かせください。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、宮島議員さんの再質問にお答えいたします。

  越生町内の場合、大亀沼と弁天沼、この2つの沼につきましては、ご承知のとおり自由に入らないようにフェンス等で周りが囲ってございます。さらに施錠もしてあって、普通の感覚からすれば、そこには入ってはいけないということは一目瞭然な沼でございます。

  そういったことから、そういったフェンスを乗り越えて、そこの沼で釣りをしているということは、いわゆる軽犯罪法の第1条の第32号というところに、入ることを禁じた場所または他人の田畑に正当な理由がなく入った者は、拘留または科料に処すると。いわゆる不法侵入ということで検挙をされます。警察が警ら中そういったケースを発見した場合には、その場で検挙ということになりますので、その都度町に報告が来るというものではございません。検挙した後に町のほうから上申書というものを提出するというようなことになりますので、そのときに私どもは初めてわかるというようなことでございまして、そういう町のほうとしたら、釣り禁止をしているところでフェンスもめぐらしていると。さらに、検挙された方に、立ち入りや釣りの許可を出した覚えもないと。そういったことから、不正に立ち入って、町として禁止している釣りをしていたということで検挙されるという、それについては、それなりの措置をお願いしたいという旨の上申書を町のほうから提出するというような流れでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 上申書を提出するなど大変なご苦労だと思います。かつては自分も釣りをしたなどといろんな方に聞きますけれども、警察に検挙され、町に迷惑をかけた人数とは過去にどのくらいに上ったのでしょうか、お答えください。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) お答えいたします。

  先ほど答弁の中でお話をいたしましたけれども、ことしゴールデンウイーク期間中を中心に4件、7名の方が検挙されております。実は、この件につきましては、特に書類というものはうちのほうでとってございませんので、過去のデータというものは蓄積はございません。私もここに、この産業観光課に来て2年目になるのですけれども、昨年は1年間で四、五件の上申書を提出した記憶がございますが、それ以前については把握はしてございません。特にこの5月、4件ということで多いのですけれども、たまたまゴールデンウイーク中の警ら活動を強化したというようなことで、突出してこの期間にふえているというようなことをお聞きしてございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 昨日、弁天沼と大亀沼へ行って来ました。大亀沼に続く田んぼは田植えの最中の方もおり、また田に水を張りながらトラクターで耕している方もいて、実に見事な風景でした。越生町の誇れる風景だと思います。弁天沼のほうは田植えのために水が大分少なくなっていて、大きな魚がたくさん泳いでいるのが柵の外側からもはっきりと見えました。すぐに手でとれそうな、そんな感覚でした。泥の中を出たり入ったりしている魚を見ながら、この沼をこのまま放っておいていいものだろうかと思いました。静観できない憤りのようなものを感じました。町はこのブラックバスについてどう考えているのでしょうか、お答えください。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、お答えいたします。

  本来これらの沼につきましては、農業用ため池ということでございますので、そもそもブラックバス等はいないはずでございます。誰かが故意に放流しているというようなことでございまして、これについては非常に憂慮しているというところでございます。

  何年か前に大亀沼の改修をしたときには、そういったブラックバスの駆除等を県がやっていただいたような話は聞いておりますけれども、現在のところは特に手だてといいますか、その撲滅についての方策というものも具体的なものはございません。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 魚については一掃をするという機会とかはございませんか、お答えください。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) 先ほど申し上げましたとおり、そもそもが農業用水でございまして、魚についてはそういった補助金とかも多分農林関係ではなかなかないと思うのですね。そういったことで、実際問題は、あれを駆除するというような具体的な方策というものもなかなか難しいというのが現状だと思います。

  以上です。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) よくわかりました。

  それでは、大谷の他の小さな沼についてお尋ねをいたします。先ほど傍聴の方に、記憶が定かではないのですが、渋岡沼でしょうか、沼の名称を挙げていただいて、そこにはタナゴというものが、それは希少動物で、保護をされている動物だそうなのですが、それを捕らえに毎日釣りに来ているというお話を伺いました。これはちょっと大変なことだなとすごい私も思いまして、とにかくこの場で町についても考えていただきたいと思って今ちょっと発言をしたのですが、町で保護をしなければいけない動物を、今その沼をどうにか考えてみる必要があると思いますので、町として保護をしていただけるという機関というものはないのでしょうか、お聞かせください。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) 産業観光課でございますけれども、うちのほうは農業用水の管理ということで、それを職務にしておりまして、天然記念物的なものについては私のほうでは少し掌握はしかねますし、例えば釣り禁止、基本的にはこれ、全ての沼が釣り禁止でございます。そこにブラックバスとかブルーギルとか、そういった外来種を放流するというようなことも聞いておりますけれども、基本的には12個の沼全てが釣り禁止とさせていただいております。看板については、全ての沼にそういった看板がついていない状況でございますので、これをきっかけに釣り禁止の看板、このほうを設置しようかというふうに検討しているところでございます。

  以上であります。



○議長(新井康之君) 生涯学習課長。

          〔生涯学習課長 田中 広君登壇〕



◎生涯学習課長(田中広君) 再質問にお答えします。

  生態系、保護ということに関しまして生涯学習課よりお答え申し上げます。大谷地区の沼には現在確認されておりますものはヤリタナゴ、それからタイリクバラタナゴ、オカメタナゴ、この程度でございます。ちょっと今1つど忘れしてしまったのですけれども、滑川で……ミヤコタナゴ、これは完全に保護されております。それから、越生にいますタイリクバラタナゴの亜種系といたしまして、関西地方にニホンバラタナゴというのがございます。これは国で、県で保護されているものでございます。希少価値としては、渋岡沼でなくて、谷田上沼というところにヤリタナゴというのがいるそうで、業者の出入りが数年前にあったかと思います。ですが、一応、ちょっと申しわけないのですけれども、レッドデータブックにどの程度の頻度に載っているか今ちょっとわかりませんけれども、保護していこうという希少価値の魚には間違いございません。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) ありがとうございます。越生の自然をできる限り保護していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

  次の質問に移ります。スマートフォンの無料通話アプリですが、ラインについて、岐阜県の揖斐郡揖斐川町というのを紹介したいと思います。揖斐川町は、ラインの法人、事業者向けのラインアットマークのアカウント運用を県内自治体で初めて開始して、イベントや観光情報のほか、町独自の子育てや住宅支援といった行政サービスに関する情報などを全国に発信しています。ラインは無料で通話やメールが利用できるアプリで、ホームページなどとは異なり、伝えたい情報を登録者にピンポイントで配信できます。若者、若年層の利用が多く、町の魅力を全国にアピールするのが狙いで、行政情報のかたいイメージを払拭して、町マスコットのキャラクター、これは揖斐川町のカッパの河太郎をアイコンに使って、楽しく、やわらかい文章で伝えております。情報配信は週一、二回で、災害情報なども視野に入れているとのことで、町総務部政策広報課では、揖斐川町のよさを知ってもらうのが第一だということで、将来的に移住、定住につながればと話しているそうです。一応こういうもの、スマートフォンですので、若者のほうが中心に見られると思います。

  あと、ラインについては徳島県の徳島県教育委員会でもラインを、全国初の高校生向けの進学、就職情報を配信しております。

  越生町にとっても利用価値は大いにあると思います。先ほどの答弁の中でもお伺いをしたのですけれども、それとはまた真逆のやり方で、これ、ラインというものは、番号を覚える必要はなく、IDだけで登録していただけるので、割と簡単なやり方になっております。越生町の利用には、先ほどの質問の中にあった予防接種の呼びかけとか、そういうものにはすごく有効であると思いますし、また梅の開花情報などイベント情報の配信などの町のPRになくてはならない大事な重要なことも配信できますので、すごくいいと思っております。また、自治体そのものが何十万人にも配信しても全て無料という法人枠がありますので、利用しない手はないと思いますが、いかがでしょうか、お答えください。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、宮島議員さんの再質問についてご答弁を申し上げます。

  私もどちらかというとらくらくホン世代でございますので、余りラインについて承知していなくて、大変恐縮でございます。実際私もどういうものなのかよく理解していなかったものですから、たまたまネットで検索しましたところ、愛知県の瀬戸市が愛知県内で一番最初にラインに取り組んだということだったものですから、その場でスマホを持っている職員に早速アプリをインストールしていただいて、瀬戸市の場合にはお友達登録というような名称を使っているようでございますが、早速インストールしていただきまして、まず絵文字を1つ送りました。そうしましたら、「お友達登録をありがとうございます」という返信が早速ございまして、その後、同じ絵文字を3回送りましたところ、3回返信がございました。内容は、要は瀬戸市の紹介。要は、瀬戸市というのはご存じのとおり瀬戸物で有名なところでございますので、そういったまちの概要ですとか観光情報、あるいは食に関する情報が次々に送られてまいりました。大変画面も見やすく、簡潔な内容になっておりましたので、これはやはり有効な観光情報、あるいはイベント情報にはそういった有効な手段であるということはよく理解をさせていただいたところでございます。

  いずれにいたしましても、いろいろ瀬戸市の紹介を見ますと、やはりプライバシーポリシーというのでしょうか、そういったやっぱり課題があったりということ、セキュリティーの関係ですとか、いろいろ課題はそれぞれあるようでございますが、確かにご提案いただいたとおり、有効な手段だと思います。しかしながら、当面は配信メール、これは特にご答弁申し上げましたが、防災関係あるいはイベント情報を、登録をいただきました町民の方、当然町民の方以外でも登録をしていただければ配信できますので、当面はそれを少し有効に利用できるように詰めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。いろいろご提案をいただきまして、ありがとうございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) ありがとうございます。

  ちょっと話、説明しても多分受け入れてもらえないのかなと、そんな気持ちで今ちょっと聞いたのですけれども、これは若い世代、今スマートフォンが急激に広がりまして、若い世代には普通のメールやインターネットよりもこのアプリのほう、無料というもののほうがすごく興味があるらしくて、すごい勢いで伸びております。その中で私も、毎日自動的に時間で配信をしてくれますので、天気予報やふだんのニュースを定期的にそこで見ておりますけれども、とにかく利用しない手はないのではないかなとは本当に思っています。町としても、これから梅をとにかく外へ知らせていくには、埼玉県内だけではなくて、やっぱり全国に発信していかなければいけない。特にうめりん、かわいいゆるキャラ、これはいろんな人に聞かれるのですけれども、「梅林」を読みかえて「うめりん」にしたの、すごい越生町だねということをよく聞かれます。そういううめりんのキャラクターをまず前面に出して集客、いろんな形のイベントもそうですし、県外から人を呼び込む手もあるのではないかと思っていますけれども、その点は総務のほうではどうお考えでしょうか、お聞かせください。



○議長(新井康之君) 総務課長。

          〔総務課長 岩?鉄也君登壇〕



◎総務課長(岩?鉄也君) それでは、再質問についてお答えを申し上げます。

  大変最新のインターネット機能を利用した配信サービスということで、その点については十分効果があるということは理解をさせていただきました。

  それぞれ運用に当たっては、先ほど申し上げましたとおり、セキュリティーの関係ですとか、そういった問題もあるようでございますので、大変恐縮でございますが、先ほどご答弁申し上げましたとおり、越生町については配信サービス、まずアドレスをご登録いただいて、現在詰めておりますメールの配信サービスのほうを少しここで、まずはちょっと詰めていきたいというふうに考えております。そちらにつきましても、例えば何日の何時からどこどこのテレビ局で越生梅林が放映されますとか、先ほど福祉課長が答弁しましたが、風疹の接種のほうがいついつから助成措置がありますとかと、そういったことにできるだけ町民の皆様にサービスの配信ができますように、まずはそこまで詰めさせていただきたいというふうに考えておりますので、どうかご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 宮島サイ子君。



◆3番(宮島サイ子君) 大変よくわかりました。

  先日のテレビのBチャンネルの越生町の発信についても、年代的に、それは40代以降、50代の人たちに大いにすごく見ていただけると思うのですが、10代、20代、30代の方たちは余りテレビを見ないということではなくて、スマホのほうがかえって多く見るのかなという思いはします。それで一応提案をさせていただきました。できれば町としても何らかの方向でいろいろ勉強をしていただきたいなと思っています。時代もそろそろ、今回の参院選挙からネット選挙という形になります。いろんな情報がやっぱりはびこってくると思うのですけれども、やっぱり機械になれていかないといけないというのと、あと機械に強くなっていかなければいけないというのも一つの手段だと思いますので、町としても機械に強い町としてやっていただきたいなとは思っております。これは要望です。

  時間もちょっと早いのですが、まとまりませんで大変申しわけありません。私の質問を以上とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(新井康之君) これで宮島サイ子君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩します。

                                      (午前11時42分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時30分)

                                              

       ◇ 吉 澤 哲 夫 君



○議長(新井康之君) 6番、吉澤哲夫君。

          〔6番 吉澤哲夫君登壇〕



◆6番(吉澤哲夫君) 議長のお許しをいただきましたので、6番、吉澤哲夫です。通告に従い、質問をさせていただきます。

  また、録音することもお許しをいただいておりますので、録音をさせていただきます。

  それでは、質問に入らせていただきます。質問件名1、これからの町の福祉に対する体制づくりについて伺います。

  越生町は少子化とともに高齢化が急速に進み、地域によっては地域活動や近所の人たちとの交流もままならない状況の人や、また毎日の食事や買い物にも不自由な生活を送られている人、介護されている人など多くの声を聞いています。私も親の介護に長い年月を送った経験があり、介護を受ける本人も大変と思いますが、その家族も大変な思いもし、町の福祉事業に協力をいただかなければならないこともたくさんありました。おかげで家で介護ができたと思っています。

  現在多くの家庭で同じようなことがあるにもかかわらず、10年後、20年後を思い描いたとき、町内の各地域で、また自宅で町民が安心して暮らせるようにするには一層の福祉の充実はもちろん必要不可欠であり、高齢化に向けた福祉事業の役割はますます重要になります。町長が、町民が安心して暮らせるまちづくりを目指してボランティアの育成を始め、支え合いサービスほか各種の福祉事業を行う越生町社会福祉協議会の会長に就任されたとお聞きし、今後町の福祉がどのように行われるか期待するところですが、これからの福祉を考えるとき、町民の要望や要請に応えられる体制づくりや取り組みが望まれます。そこで伺います。

  (1)、今後福祉サービスを必要とする人が多くなると思います。福祉は対人関係が大切な事業であり、人と人とのつながりや、信頼しないと利用者がお願いできないことが多い内容となるため、福祉窓口で、その件はここで、それはあそこでなどとする行政の縦割りに縛られないようにする取り組みや、社会福祉協議会などと一体的取り組み体制を考え、これからの福祉の充実を目指さなければならないと思いますが、町の考えを伺います。

  (2)、現在、町の健康福祉課と社会福祉協議会が距離的にも離れ、年老いた人や不自由な方の手続や対応にも行き来しなければならず、大変苦労すると聞いています。関連する業務や事業はできるだけ近くに集め、利用者の立場に立った福祉施策や行政としての対応が円滑、迅速にできるよう、体制づくりの検討をされたらと思うが、お考えを伺います。

  (3)、福祉行政を町民に喜ばれ、支持されるように、地域や個人に町としてやらなければならないとしていることは何か。また、町としてどのようなことを町民に求めなければならないのか伺います。

  以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 吉澤議員さんの質問件名1、これからの町の福祉に対する体制づくりについて、健康福祉課からお答えいたします。

  まず、質問の要旨(1)についてでございますが、越生町の福祉サービスの窓口につきましては、健康福祉課、地域包括支援センター及び越生町社会福祉協議会等において、さまざまな相談や福祉サービスを必要とする方等にそれぞれの役割の中で支援を行っているところでございます。

  健康福祉課につきましては、主に高齢者や障害者、児童にかかわる福祉サービス及び介護保険制度による介護サービス等が受けられるよう必要な支援を行い、地域包括支援センターにつきましては、設置責任主体である町の関与を受け、地域の高齢者等の健康保持及び生活の安定のための必要な援助を行っております。また、社会福祉協議会につきましては、地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であって、町と連携を図り、地域住民の参加を得て、地域福祉の向上を目指して事業を展開しております。

  このように、それぞれの機能、役割の中で、専門の担当が対応する体制を整えている状況でございます。また、地域や家庭が抱えている処遇困難なケースにつきましては、関係する担当者を集め、ケース会議を開催し、適切な支援につなげるよう、その都度協議しているところでございます。

  一体的な取り組み体制でございますが、越生町につきましては高齢者、障害者、児童、生活保護、保健、介護保険等の福祉業務は健康福祉課の1課に集約されております。悩み事、相談事がありましたら、まずは健康福祉課にご相談いただきたいと思います。お寄せいただいたご相談につきましては、健康福祉課、地域包括支援センター、社会福祉協議会担当職員が連携を図り、対応してまいりたいと考えております。

  次に、質問要旨(2)でございますが、福祉に携わる関係機関につきましては1カ所に集約されていることが町民にとって望ましいことと認識しておりますが、ご承知のとおり健康福祉課、保健センター内にある地域包括支援センターは隣接しておりますが、社会福祉協議会が少し離れた位置関係にございます。質問要旨(1)におきましてもご答弁申し上げましたが、健康福祉課、地域包括支援センター、社会福祉協議会担当職員が連携を図り、適切な福祉サービスの提供に努めているところでございます。今後につきましても、町民の立場に立ち、円滑、迅速な対応ができるよう、より一層担当職員の連携を密にし、ご相談をされた方などが行き来することのないように努めてまいりたいと考えております。

  次に、質問要旨(3)でございますが、住みなれた地域で誰もが安心して生き生きと暮らしていくためには、町民一人一人が自立を基本としながら地域でともに支え合い、助け合うという気持ちを持つことが重要であると考えております。また、地域では解決できないことや公的サービスを利用することなどにつきましては、町が対応しているところでございます。これは自助、共助、公助の考え方によるものでございます。

  自助、共助につきましては、平成24年度に県の補助事業である支え合いまちづくり推進事業を社会福祉協議会へ委託し、高齢者などが気楽に集まれる場所として本町区、新宿区、上町区、龍谷区、堂山区の集会所及び社会福祉協議会事務所内の空きスペースを改修いたしました。各地区においてサロン活動など高齢者等が地域の活動に参加しやすい環境整備を行い、地域の交流を拡大することにより、見守りなどの福祉活動の推進に努めているところでございます。町といたしましては、自助、共助に対する考え方を広めるとともに、公助については公的サービスの情報提供を広く町民に行い、寄せられた相談に対し、適切な支援に結びつけることが大切であると考えております。

  一方、町民の皆様につきましては、一人一人の福祉ニーズに対応するためには、これまでの公的サービスだけではなく、地域においてお互いに支え、助け合う地域福祉を充実させることが必要と考えております。そのためには、区長さんを初め民生児童委員やボランティアの方々のご協力をいただき、地域の助け合いによる体制の強化が重要であると考えております。今後におきましても社会福祉協議会と十分な連携を図り、進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) それでは、再質問をさせていただきます。

  漏れ聞くところによりますと、社会福祉協議会の評議員会でも私の質問と同じような問題の提起があったようです。今後、この私の質問に対する具体的な対応はどのように考えているのか。その協議会でもいろいろな問題が発生するかもわかりませんが、児童館や健康センター、里の駅の共用などの考えもしたらどうかという具体的な話も出されたと聞いておりますが、どのようなお考えを町はお持ちなのか改めて伺います。



○議長(新井康之君) 吉澤議員、この括弧の何番についてですか。



◆6番(吉澤哲夫君) (2)番です。距離的に離れたということで、使用的に大変だということの内容からこういう話が出たようなことです。よろしくお願いいたします。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、吉澤議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  質問の中でも、いずれも集約して、町民の方が行き来することなくということでお話があった件に関連してということで、社会福祉協議会の位置的な問題、それから事務所の関係に関連しての再質問というふうに受けております。その関係につきましては、いずれにいたしましても以前からの社会福祉協議会からの課題として町のほうは受けている状況でございます。

  事務所をそれでは新しく設置できるかという部分、これはなかなか難しいかと思います。それから、あとは現存する公共施設の活用という部分も多々考えられるのかなというふうには認識しております。議員さんもご存じのとおり、当然のことながら公共の施設につきましては本来の目的を持って建設されて、利用の途についているところでございます。

  そのような中で、健康福祉課といたしましても関係する課とそれぞれ協議を進める中で、事務所がどこの位置がいいのか、これは当然のことながら中長期的に考えていかなければいけないことだというふうに認識しておりますので、いずれにしましても事務所の関係につきましては協議を進めているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) それでは、今の件について、今現在これを利用する方たちが不便と感じているということで、このような私の質問になっているかと思うのですが、とりあえずこの不便さを解消するには町としてはどのような考えを持たれるのか、改めて伺います。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、吉澤議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  先ほどの答弁の中でも申し上げましたとおり、健康福祉課につきましては幸いにして幅広い業務、それぞれ福祉面、健康面、それから保育園とも含めて健康福祉課1課で対応をさせていただいているところでございます。そのような中で、保健センターの中にも高齢者の総合相談機関として地域包括支援センターを設置して、介護保険、それから高齢者福祉全般につきましてのご相談も受けているところでございます。

  ご存じのとおり、地域包括支援センターの中には、社会福祉協議会の職員、出向していただいている1名、社会福祉士でございますが、そちらの職員もおります。ご答弁させていただいた中にもありますとおり、いずれにいたしましても、ご相談の内容についてさまざまな機関、それから社会福祉協議会が関係する云々ということでございましたら、お客様を動かすことなく極力職員のほうの移動、それから対応の中で現状としては対応させていただこうというふうに考えております。先日もそういったちょっと複雑なケースがありましたが、その場合につきましても当然のことながら地域包括支援センターに社会福祉協議会の職員に来ていただきまして、対応させていただいているところでございますので、そういった形でご理解を賜ればというふうに思っています。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今の話で、利用者には無理をさせないように対応するということを伺いました。できるだけ早期に、そういうことのないように、できるだけスムーズなことができるよう図っていただきたいと思います。

  それでは、次の質問に移らせていただきます。現在健康福祉課が把握しているひとり暮らしや介護を必要とする人たちは今現在何人おられるのか。また、これから増加が見込まれるようでありますが、将来を見据えた、介護をされる人がどのくらい増加するものと思われるか、伺わせていただきます。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 吉澤議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

  町のほうで把握しているひとり暮らしの方、それからまずは介護を必要としている方の人数ということでございますが、町では民生児童委員さんにご協力をいただく中で、日中のひとり暮らしの高齢者の名簿等を作成させていただいているところです。そのような中で、平成25年6月現在ひとり暮らしの人数につきましては、入所している方、これは入院している方なども現状としていらっしゃるかとは思いますが、そのような方も含めて208人、それから日中ひとり暮らしをという方も含めますと270人という数字でございます。

  それから、介護が必要な方ということでございますが、なかなか介護が必要な方の領域って難しいかとは思いますけれども、町のほうで把握できるのは、当然のことながら介護保険制度の中の要介護認定を受けている方、要支援も含めてでございますけれども、25年4月末現在の認定者数につきましては482人でございます。

  それから、直接的には関連するかどうかわかりませんけれども、健康福祉課、福祉の関係につきましては、災害時において援護が必要な人という定義のもとで、災害時要援護者の登録台帳というのを整備させていただいておりますけれども、平成25年4月1日現在で118名という数字となっております。この方々につきましては、災害時においてなかなか自力ではというところがございますので、これは手挙げ方式、申請して、登録してくださいというご本人の意思のもとで登録をさせていただいているところでございます。

  これからの町の介護が必要となるような方の状況ということだと思いますけれども、先ほども申しましたとおり、平成25年4月末の認定者数は482人。介護保険につきましては、議員さんもお持ちであると思いますけれども、介護保険事業計画というものを3年に1度つくらせていただきまして、そちらの中で推計値ということで数字をあらわしております。

  そのような中で推計されている人数を申し上げますと、これは平成26年度ですね。いずれにいたしましても、計画については24年、25年、26年度の3カ年の計画でございますので、26年度につきましては518人となるような推計が出ております。これは被保険者に占める割合とすると14.6%、いわゆる介護保険制度の中で言えば出現率という形で言っておりますけれども、その出現率については14.6%ということでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今3カ年の内容の話の数字でありましたが、私が今65歳になります。あと10年、また15年、20年と。私があと15年たったときには80歳ですね。この前後が一番人口的にはふえるかと思います。介護を受ける方がですね。このときにどのようなことが起きるのか、ある程度把握ができますか。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 吉澤議員さんの再質問に対しましてお答えをさせていただきたいと思います。

  先ほども申しましたとおり、介護保険事業、介護に関する関連事業をまとめたものでございますが、介護保険事業につきましては、介護保険事業計画を3年に1度見直させていただいて推計値を出させていただく中で、要介護認定者が何人ぐらい出るだろうと。それに係る保険給付費がどのぐらいかかるだろう、3年間で総額どのぐらいかかるだろうということで、いずれにいたしましても保険料の算定までに至る工程を経て計画書を策定をさせていただいているところです。

  この介護保険事業計画につきましては、平成18年から国のほうでは、この3年間の先だけのスパンで保険者のほうは計画を立てることなく、先10年間を見据えてつくってくださいよという形の指針が出ております。今回の本計画につきましても、当然のことながらそのような形でつくられているところでございます。

  先ほど若干触れることなく答弁のほうさせていただきましたけれども、そのような中で平成32年度の、これは参考値として計画書のほうにも出ている数字でございます。参考値として平成32年度の65歳以上の方がどのぐらいいるのかという、これも人口推計の中で出てくる数字でございますので、本計画については3,858人、これは65歳以上でございます。高齢化率につきましては、34.6%という数字を推計しております。あくまでも参考値として受けていただけると思います。現状として、平成25年6月現在で高齢化率につきましては27.1%ということでございますので、これからどのような、10年後どのような状態になっているのか、介護を取り巻く環境がどのようになっているのかというのは、なかなかその数字的なものだけでは判断できないとは思いますけれども、いずれにいたしましても、国においてもこの高齢化が進むによって介護保険の給付の増加、それから先般、いずれにいたしましても、話題となっている認知症の高齢者の増加、それから議員さんのほうのご心配も多分あってのご質問だと思いますけれども、ひとり暮らしの方、それから老老世帯の方へのケア、どのような形で行政が携われるのか。その部分につきましては、先ほども申しましたとおり、自助、共助、公助、その辺の推進が必要であろうかというふうに認識しております。なかなか10年後を見据えたということで具体的なお話のほうはできませんが、答弁にかえさせていただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) 今のお答えの中に自助、公助というお話もありました。それでは、町は急速に多くなっている介護に対する対策は、自助、公助ということであくまでやっていこうとするのか。それとも、町で社会福祉協議会等もありますが、一体となっての取り組みが私は図れればという思いでありますが、老老とか、本当に介護を必要とする人たちがこれからますますふえます。これから町はどうしていこうとするのか、方針などありましたら伺わせていただきます。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 吉澤議員さんの再質問に対しましてお答えを申し上げます。

  先ほども10年後がというお話をさせていただきましたが、町のほうでも、いずれにいたしましても、ご心配の介護が必要な方を出さないように、介護にならないようにということで、介護保険制度の中に位置づけられております介護予防事業を展開をさせていただいているところでございます。こちらにつきましては、予防重視型の制度へ転換を図るということで、社会保障制度各制度ございますけれども、医療保険につきましても当然のことながら予防の関係の重視、それから介護保険につきましても介護予防の重要性、これは各制度において持続可能な制度とするために国のほうの方針として定められたものでございます。町におきましては、要介護状態になるおそれのある65歳以上の高齢者の把握をするために基本チェックリスト、これは国が示した内容のものをチェックをしていただいて、何項目以上あると生活機能が低下しているよという判断ができるチェックリストでございますが、そちらのほうを実施させていただきまして、予防事業の対象者を決めさせていただきまして参加を促し、介護が必要にならないようにということで事業のほうを展開させていただいているところでございます。

  基本的に介護予防につきましては、当然運動の関係、それから栄養の関係、それからまず口の中、口腔の関係、これ3本柱、介護予防の事業展開の中で国が示す3つの柱がございますので、そちらのほうの事業を実施をさせていただいているところでございます。

  それから、まだまだ大丈夫ですよと。まだ元気でいられますよという方には、行政報告のほうでも報告をさせていただきましたが、ゆうパークを活用して健康づくりの体験教室を実施をさせていただいているところです。また、継続することが基本になりますので、昨年度体験教室のほうを受けていただいた方により一層継続していただくために長寿ゆうゆうの教室のほうも実施をさせていただいているところです。

  そのような中で、それだけでよろしいのかという部分もあろうかと思います。先ほど来からお話ししましたとおり、地域での活動というのも当然のことながら必要なのかなと。各地域では介護予防の関係の事業に取り組んでいただいたり、健康づくりの関係の事業に取り組んでいたりということで、保健センター、地域包括支援センターと連携を図りながら実施をさせていただいているところです。

  65歳以上、65歳以上と言って申しわけございませんけれども、高齢者の方につきましては、当然のことながら健康で生きがいを持って生活していただくことが、これが基本であるというふうに思います。これは長寿の秘訣になろうかと思いますので、生きがい事業団の関係とか、それから社会福祉協議会でもボランティア、人のためになろうという方は非常にたくさんいるかと思いますので、社会福祉協議会でボランティアの登録をしていただくとか、それから越生地域支え合いサービスですね、社会福祉協議会でこちらのほうもやっておりますけれども、そちらのほうに参加していただいて、サービス提供のボランティアにご協力していただくという形のものもございます。

  いずれにいたしましても、要介護状態にならないための施策、これはさまざまな機関、それからさまざまな担当のほうで展開をさせていただいているところでございます。住みなれた地域で生き生きと生きていただくのが一番であります。要介護認定になることなく健康で長生きをしていただくと、これは健康福祉課のほうの考えでございますので、さまざまな関係でご協力をしていただいているということでご説明をさせていただきました。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。これから10年後まではある程度わかるような話の内容ですが、越生町にこの介護関係が町の予算の一般会計に与える影響は、これから予算規模、今現在の41億からいって何%ぐらいが一般会計に影響を与えるものと思われているのかお伺いさせていただきます。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 吉澤議員さんの再質問にお答えさせていただきますけれども、民生費が今12億2,000万円、昨年度は越生保育園の改修があったものですから12億3,000万だったのですけれども、その前に17年度、18年度から5,000万から8,000万円ずつぐらいずっとふえてきたのですね。先ほど福祉課長のほうから答弁ありましたとおり、平成32年度で65歳以上が35%になるわけなのです。そうなりますと、今12億ですから、これから13億、14億というふうなことになってしまうかなと思うのですけれども、そうなると3分の1を民生費で占めてしまうわけでございます。それは本当に危惧しているところなのですけれども、福祉課長の答弁のとおり、国からのやはり給付がふえないと町の予算本当に圧迫してしまうというふうに思っております。まだちょっと10年後はどうなるかわかりませんけれども、いずれにいたしましても限りある収入ですので、場合によっては既存の事業をやめたりする部分もあろうかと思いますし、今道路を、例えば100メートルずつ直していくところを50メートルずつにするとか、そんなことになるかもわかりませんけれども、いずれにいたしましても限られた収入の中で予算を組んでいかなければなりませんので、よろしくお願いしたいと存じます。

  以上です。



○議長(新井康之君) 吉澤哲夫君。



◆6番(吉澤哲夫君) ありがとうございました。そのときのために、できるだけ財政を豊かにする方向に町一丸となって取り組んでいただきますようお願いをいたしておきます。

  最後になりますが、介護に対する対策が町に求められることが多くなると思います。町民が安心して暮らせるよう対応をお願いし、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(新井康之君) これで吉澤哲夫君の一般質問を終わります。

                                              

       ◇ 長 島 祥二郎 君



○議長(新井康之君) 9番、長島祥二郎君。

          〔9番 長島祥二郎君登壇〕



◆9番(長島祥二郎君) 9番、長島祥二郎です。議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。

  私、この件に関して直接担当課のほうに相談、お願いに行こうと思ったのですけれども、質問件名、特にみこしの利活用についてですが、非常に立派に修理できました。多くの町民の方、あるいは6町内の役員の方、あるいは企業の方、町当局と大勢の方々のご理解とご協力をいただきまして、非常に修復が見事に完成しております。私も写真に撮ったやつを今何枚かコピーしてきたのですが、こういう状況でございます。修理前と修理後、中央公民館ロビーに展示してある状態です。私の想像をはるかに超えたできばえということで、本当に直してよかったなというのが今実感でございます。

  そこで久しぶりの質問をさせていただきますけれども、私は先ほど、議員全員が一般質問をするということで、議会の活性化というような話もありましたけれども、私は必ずしもそうは思いませんけれども、久しぶりの質問なので、楽しみながらやらせていただきたいと思います。

  それでは早速ですが、質問件名1、越生まつりのさらなる活性化について、質問要旨(1)、修復された越生まつりのみこしの利活用について、(2)、居ばやしの助成について、(3)、祭りののぼり旗及び桟敷席設置についてをお伺いいたします。

  初めに、まず質問要旨(1)、修復された越生まつりのみこしの利活用についてお伺いいたします。現在越生まつりで渡御されております本宮みこしについては製作当時から100余年が経過し、老朽化が進んでいたことから、平成22年2月に、祭り当番町であった本町区から、京型みこしの特徴を持った3尺の本宮みこしを本格的に修復し、町の文化、歴史の貴重な財産として、次代を担う子供たちのためにも大切に保存、継承したらどうかとの申し出がありました。関係6町内ですぐに賛同し、越生まつり神輿維持管理委員会を発足いたしました。しかしながら、修復費の見積額が300万円とのことから、修復するか新調するかなどの議論を重ねた結果、100余年の歴史を重んずるべきとの結論になりました。

  そこで、平成23年9月28日に、新井町長が当時教育長でございましたので、大変なご配慮をいただき、町の有形民俗文化財の指定を受けることができ、修復費の4分の1に当たる75万円を町から補助いただけることになりました。また、飯能信用金庫様、埼玉りそな銀行様、埼玉縣信用金庫様、JAいるま野様の各金融機関からもこの趣旨にご賛同をいただき、合計45万円にも上るご寄附をいただくことができました。これらのことから、最終的な残金180万円については関係6町内の分担金で賄うことができました。

  修復業者は群馬県高崎市の株式会社武井木工所に平成24年7月23日に引き渡しを行い、翌平成25年2月14日の中間検査を経て修理完了し、3月30日に安全祈願とお披露目を行うことができました。その間、8月20日には神輿維持管理委員会のメンバーを主としておみこしの解体に立ち会うこともできました。商店、住民が一体となり、なし遂げた、まさに町の活性化におけるモデル的な事業となったのではないかと思います。また、各役員が遺憾なく持ち場持ち場を自覚、行動し、モデル的な事業ができました。

  そこで伺います。足かけ4年の歳月をかけ、立派に修復された本宮みこしは、町のご厚意により、現在中央公民館ロビーに展示してございます。また、5月24日、埼北よみうりにも取り上げられ、大きく記事が載っていました。5月24日の埼北よみうりなのですが、ごらんになった方いると思うのですけれども、こういうふうに載っています。さらなるまちづくりや越生まつりの活性化に利活用するお考えがあれば、関係6町内も協力させていただきたいと思いますので、お聞かせいただきたいと思います。

  質問要旨(2)、居ばやしの助成について。越生まつりは毎年2日間で2万人以上の人出でにぎわう、越生町でも最大のイベントとなっています。とりわけ2日目の山車と花火の競演はこの祭りのクライマックスで、大勢の観客を魅了します。また、交通規制の中、昼間みこしの渡御の合間を埋めるため西入間警察署の指導により行われることになった各種イベントも、祭りのにぎわいに大きく貢献しています。

  このイベントに参加される和太鼓やよさこいなどの団体には越生まつり実行委員会から謝礼が支払われるようですが、以前より仲町区や上町区で実施していた居ばやしはこのイベント団体として認定されておりませんでした。そのような中、去る5月7日に開催された越生まつり実行委員会の中で、これらの居ばやしもイベント団体に含める旨の提案がなされたと聞いております。そこで、祭りのにぎわいに一役買っていただいているこれらの居ばやしもことしよりイベント団体として認定していただけるのかお伺いいたします。

  質問要旨(3)、のぼり旗及び桟敷席の設置について。去る3月に越生町で開催された全国梅サミットの際にも、駅前にのぼり旗が設置されておりました。越生まつりの開催に当たっても、のぼり旗を事前に設置することにより、PR効果以外にも、祭りへの期待感や高揚感が醸成されるのではないかと思います。そこで、のぼり旗の設置についてお考えをお伺いいたします。

  また、6町内などで長年思いをめぐらせてきたお祭り広場の設置ができるのであれば、お祭りをじっくり楽しみたい方や、遠方よりお越しいただいた方などのために桟敷席を設置したらどうかと思います。お考えをお伺いいたします。

  以上、よろしく明快なる答弁をお願いいたします。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、長島議員さんのご質問の越生まつりのさらなる活性化について、産業観光課からお答え申し上げます。

  まず、越生まつりで渡御されているおみこしでありますが、本町の有形民俗文化財でもあり、このたび町民の皆様方の熱意で修復されたことはまことに喜ばしいことと存じます。ことしの越生まつりでは、この真新しいおみこしが祭りに一層花を添えていただけると期待しております。町といたしましては、6町内のご賛同をいただけるのであれば、町民の皆様方、観光客の方々にも修復されたおみこしをごらんいただけるよう、観光センター里の駅で町指定の有形民俗文化財として一定期間展示させていただければと考えております。

  なお、建物の構造上、一部改修をしないとおみこしが入れませんので、6町内とご協議をさせていただきながら、実現に向け努力してまいります。

  続きまして、質問の要旨(2)の居ばやしの助成についてでございますが、ことしは6町内で構成する越生神社祭典委員会から、越生まつりを盛り上げる企画として他市町からおはやしを呼んでほしいとのご提案が越生まつり実行委員会にございました。先般の第1回越生まつり実行委員会で提案し、賛同を得ましたので、新たに居ばやし会場を設け、飯能市から囃子連をお呼びしたく、調整しております。

  また、これに伴い、今まで仲町区や上町区が実施している居ばやしの助成について確認したところ、ご質問のとおりイベント団体として助成しておりませんでした。このことを踏まえ、越生まつり実行委員会で新規居ばやし事業を提案するとともに、2地区の居ばやしについてもイベント団体として助成したく事務局から提案させていただき、了承をいただいております。つきましては、6月末日まで越生まつりイベント参加団体を募っておりますので、ぜひ出演していただけるようお願いいたします。

  次に、質問の要旨(3)についてでございますが、本町の最大イベントであります越生まつりを広く多くの方々にPRすることは必要と考えております。川越まつりでは2年前から、安全にゆっくり山車が見られるようにと、観光協会が有料桟敷席を設けているとのことです。ご存じのとおり、越生まつりに関する企画については越生まつり実行委員会で協議しております。このたびご提案いただきましたのぼり旗や桟敷席の設置につきましても、川越まつりなどの実例を参考にし、越生まつり実行委員会で検討してまいりたいと存じます。

  なお、ことしの越生まつりでも2カ所程度、どなたでも利用できる無料休憩所を設営する計画でございます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) この際、暫時休憩します。

                                      (午後 2時29分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時46分)

                                              



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) 各項目におきまして本当に心温かいご答弁をいただきまして、ありがとうございます。観光センターに置いていただけるということになれば、大通りですから、今中央公民館にありがたく置かせていただいておりますけれども、それ以上に町民の方々や、あるいは他町からお見えになった方々も越生町の有形民俗文化財としておみこしをごらんいただける機会がふえるのではないかな、こう思います。歴史と伝統のある越生町はさすがだなという感を持って見ていただけるのではないかなと思います。そういうところで町の活性化の一部になるのではないかなと思います。

  再質問させていただきます。今後の課題もあると思います。まず、(1)ですけれども、越生まつりを執行する際には、いわゆる宮出しということで、一連の流れになると思いますけれども、社殿にての祝詞奏上とか仮殿までの渡御、本番渡御の際の担ぎ棒を含めて組み立て等々、おみこしの取り扱い、また展示期間の問題等があります。そういうことは、その都度町当局あるいは当番町を中心に6町祭典委員会等で協議、相談していかなければならない事案だと思いますが、歴史、文化、伝統のまち越生であるというPRができる観光センター里の駅に展示場所を提供していただくことに対して本当に心から感謝申し上げます。

  また、先ほどご答弁の中に、みこしとは限らないのですが、観光センターの建物の構造上、一部を改修をしないとおみこしが入れませんということなのですが、みこしに限らず、今後展示会等で大型のものや、あるいは大道具等の搬入等が観光センターに必要かと思います。そういったことで、改装費はおよそどのぐらいかかるのか、もし概算でおわかりでしたらご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、長島議員さんの再質問にお答えいたします。

  展示先であります観光センター里の駅でございますけれども、ご承知のとおり里の駅については展示スペースがございます。しかしながら、展示物の搬入口というのが限られておりまして、正面の自動ドア、これは片開きの自動ドアでございます。その間口で1,740、1メートル74センチ、片開きですから、半分の87センチです。それと、その反対側、南側になるのですけれども、そちら側には片開きのスチールドア、これが2カ所ございます。これは間口が80センチということでございますので、大きな物は入らないというのが実情でございます。いささか不都合な設計だと言わざるを得ないかもしれません。

  そういったことで、今回おみこしのように大きなものを搬入するとなりますと、改修が必要になってきます。具体的には、展示スペースの北側、今県道側、そちらに既存のフィックス、はめ殺しのガラスのドア、これが2連のものと3連のものが2カ所設置されてございます。改修の方法は2つほどあるのですけれども、まずフィックスサッシュの2連のものを観音開きにする。これは2連は1,700、1.7メートルございますので、観音開きにすることによって1.7メートルぐらいのものは入るようになるというのが1つの方法です。もう一つは、3連のはめ殺しのガラスをスライド式にすると。これは3連で2,000、2メートル90ございますので、それが3分の2の開口部を確保できるとなると、1.9メートルぐらいの幅は確保できるような計算になります。いずれかの方法でやれば1.5メートル以上のものであっても入るということになりますが、耐久性等を考えると、どうしても観音開きですとヒンジなんかがちょっと弱いのかなということで、スライド方式のほうが信頼性は高いのかなというふうに考えております。

  その経費でございますけれども、これはあくまで概算経費でございますが、大体40万円前後の経費を要するのではないかということで見込みをしているところでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) 搬入口を直していただけるということで、約40万ぐらいかかるのではないかというご答弁です。早速で無理な要求かもしれませんけれども、8月に臨時議会を招集していただけるのでしたらば、8月の臨時議会に補正予算を計上していただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) お答えさせていただきます。

  もし夏に臨時議会が開かれるようでありましたならば、そのときに補正予算ということで対応させていただければというふうに思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) ありがとうございます。つまり、議会のほうもここで2年たったので、人事の件やら、組合議会の、あるいは常任委員会の組みかえというか、編成がえがあるので、そういった意味で何か議会は招集できないということなので、議案があれば8月1日に臨時議会を開いていただいて、それでそのときにこの補正予算を出していただきたいと。そういった場合には出していただけるというご答弁いただきましたので、大変ありがとうございます。

  まだまだおみこしの点については問題があると思います。特に展示期間の問題とか、あるいは展示した中で、いわゆる先ほど、宮島議員さんではないけれども、不法侵入ということで、夜間入ったり、あるいは昼間展示していても、一応柵はあるのですが、おみこしのいわゆる金具を盗まれたり、あるいは壊されたり、あるいはみこし本体に傷をつけられたりというような問題があると思います。そういったことに関しては保険を掛けなければいけないと思うのですが、その件に関しては我々6町内の祭典委員会、あるいは神輿維持管理委員会にも若干まだ収支決算で残金がありますけれども、そういった保険のほうについては6町内等で検討して対応していきたいと考えておりますので、ご了解を願いたいと思います。大変ありがとうございました。(1)番については質問を終わらせていただきます。

  (2)の居ばやしの件ですが、早速認定をしていただいて、大変ありがとうございます。ことしから早速参加申請の手続をとらせていただきたいと思います。

  そこで、この越生まつりを盛り上げるためにも、今後、まだ居ばやしをやっていない町内がございます。そういった各町内においても居ばやし舞台を設置していただき、祭りのにぎわいを一層引き立ててくれるよう要望したいと思います。なぜかといえば、先ほど課長の答弁の中で、ことしから順次当番町のご縁のある町、市のおはやしを招いて舞台をつくって、居ばやしをやるということになったらしいです。いわゆるにぎわいの創出なのです。以前仲町が当番町のときに、8時前後でしたか、雨が急に降り出したことがあったのですけれども、ほかの各町内は一斉に山車小屋に山車をしまってしまったのですが、仲町の山車だけは駅まで行けということで、駅まで行ったことがありました、雨の中。なぜ行ったかといえば、やはりお客さんが越生駅にいたのです。だから、おはやしがまるっきり聞こえなくなったらがっかりして帰ってしまうのではないかという我々の当番町の責務として行ったこともあります。そういったことで、居ばやしをやっていただければ、仲町の場合でも、一応ビニールシートですけれども、屋根もついておりますので、小雨ぐらいなら対応できるのでないかなと思います。こういうことを、実行委員会においてこのことを提案し、推進していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、お答え申し上げます。

  これは先ほどご答弁も申し上げましたけれども、ことしから公式に他市町のおはやしを呼ぶことになりました。ことしは当番町の河原町さんと親交のある飯能市さんのほうのおはやしを出演していただくように実行委員会のほうでこれから交渉するわけでございますけれども、一応そういう流れでございます。

  上町区さんあるいは仲町区さんでは以前よりおつき合いのあるおはやしを呼んでいただいておりまして、日曜日も昼間、それも猛暑の中、お祭りを盛り上げていただいておりまして、これらのおはやしの方々には本当にありがたく、感謝を申し上げる次第でございます。

  先ほどと重複しますけれども、ことしはそれらの居ばやし、2つ出ていただけるのであれば、イベント団体として申請していただくことによって、わずかではございますけれども、補助金のほうも支給するということで実行委員会で決まっておりますので、ぜひ申請のほうをしていただきたいというふうに思います。

  それから、他の町内でも居ばやしをというようなご意見でございますが、祭りのにぎわいの一つの方策というようなことで、このような提案があったということを実行委員会のほうに報告していきたいというふうに考えてございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) ありがとうございます。認可していただいたということなので、これを契機に本町区さんとか新宿さん、河原町さん、黒岩区さん、まだ居ばやしの舞台を設置していないので、こういったことを契機に、すぐすぐではないのですけれども、ことしは無理でも、数年後にはそういった形で居ばやし舞台を設置していただければ、お祭りも一層にぎやかに演出できるのではないかなと思っております。そういったことで、ほかの町内には期待してこの質問を終わりたいと思います。

  続いて、桟敷席の件です。私も以前、秋田の竿燈まつりとか青森のねぶた祭を見に行ったことがあります。もちろん桟敷席に座って見ました。有料です。いわゆるお祭り広場というのが設定されていまして、その間を、竿燈にしてもねぶたにしても、行ったり来たりして、見物客を堪能させていただきます。近隣でも、先ほど答弁の中にありましたように川越まつり、あるいは秩父夜祭等もそうでしょう。ことし当番町からの6町内祭典委員会において提案で、2日目の夜の山車の引き回しが役場から駅までの間と聞いております。この間を山車が往来する。いわゆる越生まつりのお祭り広場ということになるのではないかなと思います。このことが実現できるならば、町有地や、あるいは民家の空き地、商店の駐車場等をご協力いただいて、最初は簡単なパイプ椅子でもいいです、桟敷席を設置してみたらどうですか。私が竿燈、ねぶたを見たときには、パイプの桟敷もあったのですが、ちょっとパイプで舞台をつくる、いわゆる居ばやしの舞台のような高さの一段高いところで見て、本当に目の当たりに見られたのですけれども、いきなりということは無理でしょうけれども、そういった桟敷席を考えてみたらいかがでしょうか、ご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、再質問にお答えいたします。

  桟敷席の設置ということでございますけれども、県内では川越まつりのほか、先ほど議員さんがおっしゃっていたように、秩父夜祭などで有料の桟敷席を設けているようです。これらのお祭りにつきましては、期間中数十万人の人出がありまして、かなりにぎわっており、見物客の方々も立錐の余地がないような状況だということです。こういう状況にあると、お祭りをじっくり見学したいという方にとっては、たとえ有料であっても桟敷席はありがたいものではないかというふうに思います。

  ちなみに、川越市の場合ですけれども、2日間川越まつりをやるうちの1日だそうですが、桟敷席2年前から設けたようですけれども、1部と2部があるようでございまして、1部というのは午前でしょうか、昼の部が1つの席が1,000円、夜の部が3,000円、これはお弁当がつくというような話ですけれども、全部でこれは200席を昼と夜でやっているというようなお話でございました。ただ、収支的にはこれは赤字のようですけれども、そんなようでございます。

  あと、秩父夜祭のほうは、これは秩父鉄道のほうがやっておりまして、乗車券とセットで7,000円ですとか8,000円ですとか、そういうような金額で販売しているようです。

  それから、議員さんがご質問がありました秋田の竿燈まつりですかとかねぶた祭、そういった全国区のメジャーなお祭りについては、大きな旅行会社がそういうものを大体仕切っていて、主催者と旅行会社のほうでの共催というのですか、そういうような形でやっているようでございます。

  有料桟敷というようなことになりますと、越生まつりの状況でございますけれども、まだ、先ほどきょう資料としてお配りいたしましたように、入場者が2日間で2万人から2万5,000人ぐらいということでございます。現実的にはまだまだゆっくり見学できるスペースの確保はできますし、最初の答弁でも申し上げましたとおり、無料の休憩所も2カ所ほど用意をする予定でございます。このようなことから、有料桟敷席の設置につきましては、いろいろと課題もございますので、今後それらの課題を整理しながら検討してまいりたい、このように考えております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) 川越まつりの場合の桟敷は赤字というご答弁ですけれども、多分祭り実行委員会というのですか、その委員会が桟敷席をつくって、何がしのお金を取るのですけれども、その桟敷席に費用がうんとかかってしまって、差し引き赤字という結果になるのではないかなと思います。越生の場合は、川越や秩父から比べれば規模はうんと小さいです。それでも小さいなりに、最近の越生まつりの意義というか趣旨というか、以前はやる我々が、私もお祭り大好き人間なのですけれども、お祭りを勝手に楽しんでやったというような時代から、今は観光客に来て、見て、そして楽しんで、堪能してもらうと。見せるお祭りを主に年々当番町も企画しているのではないかなと思っております。

  そういった意味で、鶏が先か卵が先かわからないけれども、そういった、仮に、これは難しい問題なのですけれども、本町区さんや、あるいは河原町区さん、あるいは黒岩区さんがご理解とご協力ができれば、役場と駅の間に山車は行ったり来たりすることができるのではないかなと。想像しただけでも、あの間に6台山車があると、駅からおりた人も、「お祭りはどこでやっているの」、「もうすぐ山車は目の前にあるよ」。ああ、ここでやっているのだと。以前は駅からおりた人に「お祭りどこでやっているの」と聞かれたことがありますけれども、「今、黒岩、端のほうに行っています」とか、「本町の端のほうに行っています」とかというような感じで、お祭りの雰囲気がなかなか味わえない人もいたのですけれども、このことが実現すれば、じっくり山車の往来を堪能できるのではないかなと思います。

  そういったことで、今言ったような3区のご理解とご協力がないとなかなか実現できないのですけれども、数年かけてじっくり検討して、祭りは桟敷というものはつきものですから、ぜひ実現に向けて今後も検討していただければと要望して、質問を終わりたいと思います。

  順序が逆になってしまったのですが、のぼり旗の件です。のぼり旗もつく方向で検討していただけるならば、一般的な旗ではなくて、何か駅からおりたときに目を引く特徴のあるような旗等を検討していただきたいと思いますけれども、何かお考えありますか。あればお答えいただきたいと思うのですが。



○議長(新井康之君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 三浦道弘君登壇〕



◎産業観光課長(三浦道弘君) それでは、お答え申し上げます。

  駅前につきましては、電車で訪れた方が最初に祭りの息吹を感じるような場所が駅前でございます。その駅前には、祭りの雰囲気を盛り上げるような工夫が必要ではないかというふうには考えております。例えば、従来から設置してありますちょうちんをもう少し趣のあるものにするとか、あるいは、例えば歩道の両サイドに灯籠のようなものをつくるとか、いろいろ、幾つか考えはあるのですけれども、ただ安全確保という観点から、設置につきましては西入間警察署と十分協議をして進める必要があろうかなというふうに考えてございます。

  いずれにいたしましても、皆さんに祭りを楽しんでいただけるような知恵をこれからも絞っていきたいというふうに考えておりますので、これからもご指導、ご協力をお願いしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 長島祥二郎君。



◆9番(長島祥二郎君) いろいろ考えているということで、大変ありがとうございます。

  本当に駅、電車で来るお客さんも割合とすれば少なくないと思いますので、駅をおりたときに、あ、きょうはお祭りやっているのだとか、あるいは、今度の土曜、日曜はお祭りなのだなというような、やはり周知というか、お客さんにわかっていただけるような、宣伝効果のあるそういったのぼり旗、あるいはそれに類するようなものが設置していただければ大変ありがたいかなと思います。

  あと、祭りにつきものの露天商の方もおります。露天商の場所もなかなか確保できないのですが、そういった旗やのぼりについても、露天商には当日影響のないような場所に設置したほうがいいのではないかなと思いますし、そういった、当日も設置していただけるならば、やはり地権者のご協力も、了解もいただいて、お祭り当日にもそのまま掲げておくように要望したいと思います。

  いずれにしても、いろいろ質問し、提案をしたり、それに答えていただいて、大変ありがとうございます。越生まつりは越生の最大のイベント事業でございますので、町長が常に言う知恵と汗を出して、また創意工夫をしていただいて、より一層実行委員会、事務局として頑張っていただきたいと思います。

  これで一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(新井康之君) これで長島祥二郎君の一般質問を終わります。

                                              

       ◇ 神 邊 光 治 君



○議長(新井康之君) 10番、神邊光治君。

          〔10番 神邊光治君登壇〕



◆10番(神邊光治君) 長島議員の論議を聞いていて、大変うれしく思います。越生の駅をおりて、祭りをやっているという雰囲気を持たせるのはやっぱり本町の役割ということで、法恩寺前に山車の仮小屋をしばらくつくらなかったのですけれども、お金かかって、つくっているのも本町のお祭りに対する責任というところから論議して、仮小屋を設置している経過があります。皆さんにもご理解をいただきたいというふうに、蛇足ですが、お願いをしたいと思います。

  それでは、一般質問させていただきます。私の場合には社会保障制度改革推進法についてであります。この推進法は、昨年の夏に民主党、自民党、公明党の3党合意によって強行可決された社会保障と税の一体改革に関連した法案として成立したものであります。この社会保障と税の一体改革は、流れは小泉構造改革を基本とするいわゆる社会保障の制度改革推進、改革ではなくて、改悪なのですね。そして、その裏側に、新自由主義に基づく、いわゆる自由競争等を持ち込むとんでもない内容であって、私はこの質問の1、2、3、4と書いたのは、大変認識不足で申しわけなかったのですが、質問でなくて、法案の内容の問題点がそれぞれあるということを列挙したものであります。

  この推進法は、最大の目的が、いわゆる社会保障制度の中における公費を削減しようというもの、2番目に、憲法25条を無視した、国の責任を全く放棄をするような、先ほどの国会でも成立した生活保護の改悪の例に見られるような、本当に制度の改悪がめじろ押しです。

  3番目に、「いのちの沙汰も金次第」という社会保障制度で、国民健康保険制度もいわゆる都道府県単位に、今計画とすれば統合していく。そういう方向が平成29年度をめどに推進されております。報道されているところでは、年間の保険料が非常に高くなる。しかも、そこに所得割と均等割50対50にするような制度の内容の改悪もあって、保険料は飛び上がるような高額になるという。そうした意味では、先々に公費を削減した分は住民の負担で乗り切るというのが柱であります。

  4番目は、消費税、来年4月から8%、再来年10月からは10%。その後、今までからの論議からすれば、それでも足りない。その後は15%以上にもなるという論議があります。そうした意味では、際限ない消費税の増税が待ち構えているということです。そうした意味では、消費税が社会保障の財源としか位置づけられない今の政治体制の中で、消費税の増税に頼らない社会保障制度が構築されなければならない。我が党はそうした意味で、きちっとした所得割の応能負担を基本にした、消費税抜きでも財政が維持できる、大企業に対する優遇税制やその他を廃止することによって財源を生み出すという方針も明らかにしているところであります。

  こういう社会保障が改悪されている中で個別に見ていくならば、アからイまでの問題点があります。生活保護費の削減は、今年度から始まって3年間で8%、最大では10%も削減するということが言われております。仮にこれが実現した場合に、庶民に対する影響は非常に大きいと言わざるを得ません。

  そして、イでは、生活保護費の削減は最低賃金や就学援助、保育料、それから公営住宅の家賃、子供の貧困、その他我々が聞いているところによりますと、38項目ぐらいの諸問題に影響を及ぼす、制度に影響を及ぼすということも報じられております。これら一つ一つに対して住民の防御策はありません。行政が住民の生活、健康を守る。その最前線で防波堤になる役割が一層求められているというふうに思います。町としての対策について何が考えられているのかを述べていただきたいというふうに思います。

  3番目は、ウで、アベノミクスは財政やその他の出動によって物価を2%引き上げる。ここに至ってかなりアベノミクスのぼろがさらけ出されて、きのうですか、株価もことしで3番目、500円以上も安くなったということで、1万3,000台から転げ落ちる状況。きょうのところは聞いておりませんけれども、そういう状況になっております。いわゆる実体経済をきちっと回復させて、そして給与、そしていわゆる雇用の安定でデフレを克服していくというのが常道であります。これを、いわゆる財政や経済で空回りをしているようなミニバブルが到来しているという報道もあります。地に足をつけた経済対策が求められるというふうに思います。町民生活を守るために町の施策はどう考えておられるのかお伺いをしたいというふうに思います。

  2番目に、奨学金制度の創設についてであります。以前、一時期、小杉出身の宮?さんが朝日賞を受賞されたときに、勉学に励む町民のために奨学金制度をつくったらどうかという話が一時持ち上がりました。最近の報道では、保護者の年収の高いか低いかによってその子供の学歴に影響するというデータも発表されております。教育の機会均等が図られるように、また越生町から有能な人材が世に出てもらえるように、教育環境の整備を進めていく必要があるというふうに思います。そうした意味では、低利や無利子での奨学金制度の創設はできないかどうかお伺いをしたいというふうに思います。

  3番目は公共交通の充実で、外出の保障をという問題であります。今までも何回も、デマンドタクシーを導入して町民の足の確保を要望してきましたが、それぞれの答弁は、現在の公共交通の機関に多大な支障を及ぼすことが考えられるということで、それは難しいという答弁でした。その後検討はされているのかどうか。以前にも申し上げましたが、ミニ循環バスやデマンドタクシー、県内の自治体で多くがやはり取り入れております。市民、町民の足が確保されております。高齢社会を迎えて、今後さらに足の確保は最大の問題になろうと思います。これまで検討してきたデマンドタクシーの実現できない要件をさらに明確にして、それにかわるシステムの構築を目指して、これの実現に向けて進むべきではないかというふうに思います。1つの案とすれば、タクシー券の発行の基準を下げて、多くの町民の皆さんに利用できる、ないしはそのほかの方法でぜひ足の確保ができるよう早急に対策が求められるというふうに提案をして、質問を終わります。



○議長(新井康之君) この際、暫時休憩します。

                                      (午後 3時29分)

                                              



○議長(新井康之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 3時45分)

                                              



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 神邊議員さんのご質問のうち、質問件名1の質問要旨1から2について、健康福祉課からお答え申し上げます。

  (1)、生活保護の被保護者への影響についてでございますが、生活扶助基準の適正化の観点から本年8月1日より新たな生活扶助基準に見直すこととしており、その内容を盛り込んだ平成25年度予算が成立したところでございます。

  新たな生活扶助費基準は、社会保障審議会生活保護基準部会における検証結果を踏まえ、年齢、世帯人員、地域差による影響を調整、また前回平成20年度に見直しをした以降の物価の動向を勘案して見直しをするとお聞きしております。

  国の生活扶助の見直しに当たっては、次の激変緩和措置を講じるとしています。1つは、現行の生活保護基準からの改定幅は10%が限度となるよう調整すること。2つ目は、平成25年8月から3年間かけて段階的に実施することとしています。国から示された生活扶助基準額の見直しの具体例を見ますと、町村部では最も影響を受ける世帯は40代夫婦と小学生、中学生の4人世帯で、3年後には1万5,000円、7.2%の減額、次に30代、20代夫婦と4歳児の3人世帯で8,000円、5.3%の減額、その他単身、母子世帯は1,000円、これは1.4%から、3,000円、3.9%の減額、また60代単身世帯については1,000円、1.4%の増額との試算が示されております。

  (2)の生活保護費の削減による影響を及ぼさない対策につきましては、生活扶助基準の見直しに伴い、直接影響を受ける国の制度について、それぞれの制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限りその影響が及ばないよう対応することを基本的な考え方としています。例えば保育料ですが、生活保護法に定める要保護者等に困窮していると町が認めた世帯については、保育料を無料とする減免措置で対応するよう国から示されております。また、町といたしましては、国の取り組みを受け、その趣旨を理解した上で協議し、判断していきたいと考えております。

  いずれにいたしましても、生活保護の実施機関である埼玉県西部福祉事務所と連携を図り、対応してまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 神邊議員さんからの質問のうち、質問件名1の(3)と質問件名3につきまして、企画財政課からお答え申し上げます。

  第2次安倍内閣の経済対策であるアベノミクスでは、インフレターゲットとして物価上昇の目標を2%に設定し、それに向けて大胆な金融緩和策が実施されているところでございます。この政策は単に物価の上昇を目的とするものではなく、人為的に物価を押し上げることで慢性的なデフレからの脱却を目指すもので、その効果により、雇用の拡大や個人所得の増加、消費の拡大などが見込まれ、本格的な景気回復につながるものと期待されているところでございます。そのため、町といたしましては、現在国が進めている経済対策が実を結び、今後の経済情勢がさらに上向き、本格的な景気回復につながることを期待しているところで、景気の動向によって生活防衛のために町の政策を打ち出すことは現状では非常に難しいことであると考えております。

  次に、質問件名3についてお答え申し上げます。デマンドタクシーの検討につきましては、以前ご答弁申し上げましたとおり、デマンドタクシーの導入に取り組んだ場合は既存のバス利用者が減少することから、バス事業者への赤字補填も考える必要が出てまいります。また、膨大な予算が必要になるため、実現は困難であるとの考えに至ったものであります。

  このため、デマンドタクシーにかわる、移動困難者のための新たな施策の検討を続けている中で、本年度は、平成22年度から越生町社会福祉協議会で開始している地域支え合い事業を支援するため補助金を支出することにいたしました。この事業は、日常生活の中で買い物や通院などいろいろなことでお困りの方を地域のボランティアさんがお手伝いをする事業であります。年々このサービスをご利用される方が増加してきたことにより、リフトつき車両のリース料と人件費に係る経費に対して補助することにしたものでございます。このことにより、外出に不便を来している方に対する支援も強化されるものと考えております。

  また、越生町商工会に対しても買い物支援対策に関する新規事業の創設をお願いしており、年内には事業展開できるよう検討を始めていただいたところでございます。

  なお、高齢者福祉タクシー利用助成事業の対象者の拡大については、住民税非課税条件の撤廃などいろいろな面から検討いたしましたが、大幅に助成額が増加してしまうため、利用条件の緩和につきましては当面は困難であると考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) 神邊議員さんの質問件名2、奨学金制度の創設についてお答え申し上げます。

  奨学金制度につきましては、埼玉県が窓口となっているもの、自治体が行っているものや民間団体等がございます。平成24年度の実績ですが、西部教育事務所管内22市町村のうち11市全てで奨学金制度を何らかの形で実施しております。一方、11市町村のうちでは6町村が実施しております。いずれもほとんどが貸し付け形態での事業でした。

  各自治体の実施要綱等によりますと、奨学金制度を実施している自治体では奨学金に関する基金を創設して行っている形態が多いようです。基金の原資は、私財の寄附を受けたものを基金としたり、ふるさと創生基金等を活用したりしたものです。本町では独自の基金はありませんので、現在のところ創設のめどはございません。

  越生中学校では、高校への進学時に、埼玉県の奨学金制度についてリーフレットの配布や、必要に応じて説明を行っております。申し込み実績は、昨年度は2件でした。町独自の制度はありませんので、今後も本制度について保護者への周知を十分に行い、県の奨学金制度の活用を図って対応してまいりたいと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) まず、生活保護費の削減によって、一応実態が報告されました。この生活保護費の削減によって、答弁では、「影響を及ぼさない対策につきましては、生活扶助基準の見直しに伴い直接影響を受ける国の制度について、それぞれの制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限りその影響が及ばないよう対応する」。そんなことできないでしょう、実際には。国が決めて、その基準に従わせられる。影響が及ばないように、できる限り及ばないように対応する。どう対応するのですか。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  神邊議員さんのご質問時のお言葉の中にもございましたとおり、国のほうでは38項目を掲げて、その対応についての方法を示されているところでございます。基本的には、これは本当に国のほうの示したものでございますけれども、具体的には生活保護基準を参照しているものとして、対象者等を設定に当たり生活保護受給者を参照しているもの、こちらの関係につきましては小児慢性特定疾患、日常生活用具の給付事業とか、そういったものがございますよと。その場合については、生活保護基準の見直しにより、保護廃止となるものについては、市町村民税非課税世帯のうち、特に困窮していると市町村が認めた世帯については自己負担を無料とする扱いができるようにする、これが影響が及ばないようにということのご指示でございます。これは1つの例示でございます。

  それから、金額の設定に当たり、生活保護基準を参照しているものとして、児童保護費等の負担金等ということでございます。

  それから、そういった内容等につきまして、議員さんもおっしゃったとおり38項目がございます。第1回目のご答弁でもご案内させていただいたとおり、保育料の関係につきましても、そちらの具体的な提示がなされているところでございます。こちらの関係につきましては、厚生労働省所管ということで、幾つか列記されているものの中の一つでございます。保育所の保育料の免除に係る階層区分の取り扱いについて、第2階層の者については、特に困窮していると市町村長が認めた世帯については無料とすることが可能になっているということで、そちらの対応を図っていただきたいという旨で町のほうは理解しているつもりでございます。

  具体的な内容につきましては、先ほど来から申しましたとおり、各省庁から38項目が示されているということでご理解を賜りたいと存じます。

  以上で答弁とさせていただきたいと思います。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 全体の流れとすれば、アベノミクスでインフレターゲットで2%の物価を上昇させると。全体とすればそうした方向にさせるときに、物価は上昇するけれども、保護基準は下げて、生活の最低の保障については引き下げる。矛盾していますよね。だからといって、では町が国の制度に逆らってという。そういうところに痛みをぜひ担当者として置いてもらいたいのです。

  生活保護を、これは衆議院で強行採決されたときに、一番大きな問題は、やはり生活保護そのものの受給権を今度の改悪で明文化して、受給するのにいろんな参考資料をつけなければいけないことを義務化したわけですね。本来ならば口頭だけでいいものを義務化して、しかもその中に扶養親族の所得やその他も全部調査するということまでいわゆるうたって、生活保護そのものの受給そのものの制限を入り口でしているわけですね。本来ならば、生活保護を受給しようとする、日本のいわゆる所得やその他から見て、諸外国に比べれば日本は非常にある意味では辛抱強い、我慢強い国民で、できるだけやっぱりお上の役には立たなくて、自分たちで頑張って生きるのだという非常に奥ゆかしい考え方があって、ただ単に生活保護を受けることが恥だとか、そういうことでなくて、我慢して受け、申請もしない。そのことが、この前も大阪であったように、食べさせてあげられないでごめんという、本当に情けない状況が実態とすればあるわけです。そういうところをやっぱり行政が酌んで、何とかできないのか。血の通ったやはり行政サービスに結びつけていただきたいというふうに思うのです。

  先ほども少しお話ししましたが、今アメリカ等のTPPの交渉に入ろうとしております。大まかに言うと、小泉構造改革そのものが国保の広域化、県単位の会計に移行する。これ、さっきも言いましたけれども、平成29年度にそういう方向だそうです。しかも、それが課税方式を、所得割、今越生は何割になっていますか。現行応能が7割、応益3割を、応益応能含めて5対5にしようと。以前からこれは国保で、もう六、七年ぐらい前ですね、5対5にしたら相当な保険料が上がってしまうのですね。そこからはじかれて、国民皆保険をなし崩しにすることによって、また診療の自由化でアメリカ資本の保険会社ががん保険やその他も入れて、富める人は、やはりそうした差額ベッドにしても自由診療にしても受けることはできます、高い保険料を払えば。払えない人は、要するに国民健康保険で薬代も今は3割出せばもらえるわけですよね。それを平準化することによって、高い薬代も買えない状況も一方では発生をしてくるわけです。新自由主義に基づくそうした競争社会。先ほどから論議の中に、公助だとか自助だとか、共助とか何とかと言うけれども、行く先は自分で責任をとらなければいけないという社会になっていくということを今の動きから察知をしていく必要があると思います。

  先日埼玉新聞で報道されていましたが、5月11日です。国保が市町村から都道府県に移行した場合、国保料最大3万9,000円増というのが埼玉新聞で報じられております。埼玉県の小鹿野町の場合には保険料は現行の1.6倍になるということですね。最後に、保険料の全国平均は2010年度で8万1,021円、都道府県内の保険料格差は最大の長野で2.8倍、最少の富山で1.3倍、埼玉は1.9倍になっている。こういうふうにどんどん、いわゆる公費の削減を理由にして受益者責任というのが、結果的には高い保険料で国民皆保険をなし崩しにする。その行き先はアメリカの大保険会社等の保険で、結果的には日本の皆保険制度が潰されていくという構図になると思います。これは1つの例ですが、大変そういう背景があることをぜひご理解をいただきたいし、またそういう動きがあることに対して、では自治体が何をなすべきか、町民の生活防衛のために何が必要かという点をぜひ今後の行政の中に生かしていただきたいというふうに思います。

  次に、奨学金の問題に。答弁書では、2名の人が受けて、それは埼玉県の制度であるということが報告されました。あしなが育英会も、最近のこの経済不況、国民所得が低迷をしているという中でなかなか中身は大変らしいですね。本当に、ユニクロの柳井社長についてはこの前赤旗が報じていましたが、時給2億円だそうですよ、株価で。もうこんなあほらしい、しかも1億円を超えると税率ががたんと下がるのですね。そんな制度は本当に許せない。

  一方で、首切りについて大変厳しい姿勢で、ブラック企業だという指摘もされているわけですね。こういうことが平気で報じられている中で、子供たちが勉学に燃えているものが経済的な理由で左右されてはならないという点。ぜひ今後もこの奨学金制度をより身近なものにしていくために、あらゆる機会を捉えて何かの可能性を今後も努力を、県のを使えばいいのだというのではなくて、努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(新井康之君) 学務課長。

          〔学務課長 安田孝之君登壇〕



◎学務課長(安田孝之君) それでは、神邊議員さんの再質問についてお答え申し上げます。

  経済状況の悪化に伴って、非常に就学が困難な状況で進学を断念する、そういった話もあちこちで耳にします。そういった中で、奨学金制度というのはそういった人たちの唯一の手だてとして非常に貴重なものであるというのは、私自身も育英会の奨学金を受けて進学させてもらった人間として十分わかるところです。

  答弁の中で、埼玉県の窓口として奨学金制度2名受けているという状況ですが、これらのほかに埼玉県の社会福祉協議会で、やはり生活福祉基金の一種で教育支援資金というのがございます。2月にこの生活福祉資金の教育支援資金の特別貸し付け、これはたしか、いわゆるお金を借りて滞納した場合に、滞納分をさかのぼって借りることができる、そういった非常にすぐれた制度だというふうに聞いております。ただし、これが平成11年度までの時限措置として実行されていまして、それが非常に残念な対応だったということで聞いております。

  ところが、これが2月19日に厚生労働省のほうで特別貸し付けをまた実施するというのは、厚生労働省から各都道府県の民生主幹部長、部局長宛てに通知がされました。これは先ほど申し上げた臨時措置でなく、恒久化措置に転換するということですので、こういった状況も踏まえて私ども教育委員会は、今申し上げました社会福祉協議会のこういった資金、またさまざまな機会で奨学金を受けられるものはございます。こういった内容を広く学校に伝え、そして学校でも機会を見て保護者、そして生徒に伝えられるよう努めてまいりたいというふうに考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 最後に、公共交通の問題を質問したいと思います。

  答弁では、「デマンドタクシーにかわる移動困難者のための新たな施策の検討を続けている中で、本年度は、平成22年度から越生町社会福祉協議会で開始している地域支え合い事業を支援するため、補助金を支出することにいたしました」。この地域支え合い事業、具体的にもう少し説明をしていただきたいのと、22年度、23年度、24年度、この地域支え合い事業の実績について報告をしてください。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) それでは、神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  この越生地域支え合い事業、これサービス事業でございますけれども、社会福祉協議会のほうで実施している事業でございます。こちらに関しましては、平成22年度、平成23年度、平成24年度と3カ年で県からの補助金を受けて実施をしたものでございます。事業自体につきましては、平成23年1月から開始されたものでございます。町のほうといたしましては、先ほども企画財政課長のほうからもお話がありましたとおり、平成25年度の予算の関係で、軽自動車、軽の自動車、これはリフトつきでございますけれども、1台のリースの費用、それから事業を運営するために必要な非常勤の職員の経費のほうの補助のほうを出させていただいているところでございます。

  事業関係の総体の説明をさせていただきたいと思います。こちらの関係につきましては、ボランティア会員の方、サービス提供のボランティアの会員の方ですね、それからサービスを受ける会員の方という形で、2つに大きく分かれます。社会福祉協議会のほうでそのサービスの内容を確認させていただいて調整をさせていただく中で、登録しているボランティアの方をサービスとして提供できるように派遣をさせていただくという内容になっております。一応これはボランティアの形になっておりますけれども、利用者につきましては1時間当たり600円を払っていただきます。ボランティアでサービスのほうを提供していただいた会員さんにつきましては、500円の商品券を受領すると。こちらのほうはスタンプ券になっております。

  事業の内容につきましては、さまざまございますけれども、具体的には食事の支度、それから衣類等の洗濯、日常的な住居等の清掃、整理、整頓、それから生活必需品の買い物なども対応をさせていただいているところでございます。それから、車両の話も出ておりましたが、その中で外出、通院の関係の付き添い等も一緒に車両を使わせていただいて、サービスのほうを提供させていただくという、さまざまなサービス提供の種類を有したものでございます。基本的には、議員さんもご存じのとおり、介護保険制度、それから障害者の総合支援法等から提供されるサービスというのが各制度であろうかと思いますが、そのすき間を埋めるためのサービス体系ということでご理解をしておいていただければというふうに思っております。

  それから、実績延べ数でございますけれども、平成25年2月のサービス提供分でちょっと申し上げさせていただきますと、延べ52人、67時間のサービス提供を行ったということでございます。具体的には、買い物代行、それから外出、ごみ捨て、話し相手、見守りなどという形になっております。ボランティアの登録の関係の数字につきましてもあわせて説明させていただきますと、平成25年2月時点でいいますと、男性が8人、女性が24人、合計で32人ということでございます。

  その後に、サービス提供の実績等も相当上がってきましたよということで社会福祉協議会のほうからもご連絡を受けている次第でございます。年間ベースの実績等もこれから上がってくると思いますけれども、生活支援の一つとしてご活用していただければ幸いかなというふうに思っております。町といたしましても、社会福祉協議会と連携を図りながら、この事業の推進に努めていきたいというふうに考えています。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) このサービスを受ける会員は今何人いらっしゃるのですか。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  こちら、先ほどもお話をさせていただきました25年2月ベースでお話をさせていただきたいと思います。利用者の登録者数につきましては、52名ということでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 登録に必要な何か条件があるのですか。



○議長(新井康之君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 山口博正君登壇〕



◎健康福祉課長(山口博正君) 神邊議員さんの再質問にお答えさせていただきたいと思います。

  利用会員の登録につきましては、特に限定はございません。越生町にお住まいの方で、高齢者またはお子さんのいるご家族、日常生活でお困りのことがあれば、そこのところで利用会員として登録していただいて、サービスを受けられるような形になっております。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) 答弁書の中にもあります。商工会が買い物支援対策、新規事業の創設と書いてあります。簡単に内容を報告していただけますか。



○議長(新井康之君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 大沢昌文君登壇〕



◎企画財政課長(大沢昌文君) 商工会が商店などを対象にアンケート調査を昨年度実施いたしました。その中でまた煮詰めていくのですけれども、電話とかファクス、メールで注文を受けまして、それで配達するといったものでございます。

  以上でございます。



○議長(新井康之君) 神邊光治君。



◆10番(神邊光治君) いずれにしても、商工会の新規事業、また社協の支え合い事業等一層宣伝をして、町民が本当に昼間一人で生活するというパターンが非常にふえてきております。外出することが精神的にも肉体的にも非常に健康を保持する上で重要だという点を指摘をして、一層のこうした事業の前進のために力を尽くしていただくようお願いをして、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(新井康之君) これで神邊光治君の一般質問を終わります。

                                              



△議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件



○議長(新井康之君) 日程第2、議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件を議題といたします。

  会議規則第75条の規定によって、議会運営委員長から閉会中の調査及び審査の申し出がありました。

  お諮りします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査及び審査をすることにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(新井康之君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査及び審査をすることに決定しました。

                                              



△閉会の宣告



○議長(新井康之君) これで本日の日程は全部終了しました。

  会議を閉じます。

  これをもって平成25年第2回越生町議会定例会を閉会します。

                                      (午後 4時32分)