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埼玉県 越生町

平成23年  9月定例会(第3回) 09月12日−一般質問−03号




平成23年  9月定例会(第3回) − 09月12日−一般質問−03号







平成23年  9月定例会(第3回)





           平成23年第3回(9月)越生町議会定例会
議 事 日 程 (第3号)

                       平成23年9月12日(月)午前9時30分開議

日程第 1 一般質問

出席議員(11名)
     1番   水  澤     努  君      2番   木  村  正  美  君
     3番   宮  島  サ イ 子  君      5番   宮  ?  さ よ 子  君
     6番   浅  野  訓  正  君      7番   吉  澤  哲  夫  君
     8番   木  村  好  美  君      9番   田  島  孝  文  君
    10番   神  邊  光  治  君     11番   新  井  康  之  君
    12番   長  島  祥 二 郎  君

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  町   長   田  島  公  子  君   副 町 長   加  藤     繁  君

  総 務 課長   戸  口     章  君   企 画 財政   宮  崎     桂  君
                          課   長

  会計管理者   関  口  正  文  君   税 務 課長   島  田  義  博  君

  町 民 課長   成  野     清  君   健 康 福祉   岩  ?  鉄  也  君
                          課   長

  産 業 観光   間 々 田  正  夫  君   まちづくり   保  積  辰  行  君
  課   長                   整 備 課長

  水 道 課長   鈴  木  幹  男  君   教 育 長   新  井  雄  啓  君

  生 涯 学習   大  沢  昌  文  君   学 務 課長   青  柳     高  君
  課 長 兼
  公 民 館長
                                              
本会議に職務のため出席した者の職氏名
  事 務 局長   福  田  敏  男      書   記   大  澤  展  男
  書   記   山  口  博  正





                                              



△開議の宣告



○議長(長島祥二郎君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時30分)

                                              



△議事日程の報告



○議長(長島祥二郎君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第3号のとおりです。

                                              



△一般質問



○議長(長島祥二郎君) 日程第1、一般質問を行います。

  通告順に行いますので、ご了承願います。

                                              

       ◇ 浅 野 訓 正 君



○議長(長島祥二郎君) 6番、浅野訓正君。

          〔6番 浅野訓正君登壇〕



◆6番(浅野訓正君) 議席番号6番、浅野訓正です。初めて質問させていただきますので、何事もスムーズにまいりませんけれども、ぜひとも皆様の協力におきましてよろしくお願いいたします。

  1番目の質問でございますが、町の活性化について2つ質問させていただきます。越生町は、風水害等の災害が少なく、安全な暮らしができる町ではないかと思われます。そこで、現在大震災や原発等で工場の立地や住宅地の選択に苦しんでいる地区に越生町のよさを宣伝し、工場や居住者の誘致に積極的に取り組み、町の活性化を図るべきと考えますが、町長の見解をお伺いします。

  2番目に、新飯能寄居線の毛呂山部分の全線開通の見通しと、開通後越生町の市街地の県道はどのようになるのか。町道となるのか。また、その利用方法について町の活性化を図る視点から、何かお考えがありましたらお伺いします。

  質問2番目、五大尊つつじ管理公園の指定管理者制度についてお伺いします。1つ、五大尊つつじ公園の指定管理者を黒岩区が受けておりますが、管理事務等に関する役員の苦労は心身ともに大変であります。役員は、ボランティアで奉仕していますが、時間に換算すると相当なものとなります。現在その時間は、金額に換算し、経費として扱っておりませんが、指定管理者制度の継続性を考えたときは、問題があると思います。このことについて町のお考えを伺います。

  2番、つつじ祭りも天候に恵まれると収支がプラスになりますが、マイナスになることもあります。収支が不安定なので、黒岩区としては指定管理者のメリットは余りなく、以前のように黒岩区のつつじ部分の地代をもらっているほうが安定しているという評価があります。町としては、黒岩区が指定管理者を受けない場合の方策はありますか、お伺いします。

  3番目の質問ですけれども、文化財行政について、2つ質問させていただきます。1つ、越生町には由緒ある神社仏閣も多く、文化財の宝庫と言われております。中でも私の地元である黒岩の五大尊には、平安時代の作である5体の仏像があり、県の文化財に指定され、現在は県立の歴史と民俗の博物館に保管されております。地元でも今後の保管方法については検討をしているようですが、町としての方針がありましたらぜひともお伺いしたいと思います。

  2つ目、また境内には樹齢300年のつつじの根元に、黒岩出身で江戸で財をなした鈴木金兵衛の句碑と札所写しの石碑が104枚あると聞いております。それが現在はつつじの木の下に埋もれて目立ちません。せっかくの重要な文化財であります。新しい観光施設をつくるよりも、歴史ある文化遺産を知っていただくことのほうが越生のよさをより理解していただけると思います。つつじの花だけでなく、その間の石碑めぐりもできるという宣伝をして多くの観光客を招く方策も必要かと思います。このことについて町のお考えをお聞きしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 浅野議員さんの質問件名1の町の活性化についてお答え申し上げます。

  まず、1点目の企業誘致等についてでございますが、議員さんがおっしゃるとおり、越生町は非常に災害が少ない町であろうと考えます。幸いにいたしまして、3月11日の震災時におきましても、人的な被害や家屋の損壊は一件も発生しませんでした。そのような視点で見ますと、企業の誘致や人口の増加を目指す部分でも広くPRできるものと思われます。

  誘致等に対する、より積極的な取り組みがいま一歩進められない要因といたしますと、1番は交通アクセスの問題と、次に公共であれ民間であれ、工業団地ですとか、ある程度の広さを持った造成された宅地が用意できていないことが挙げられると考えます。とはいうものの、ご質問のとおり、また先ほど申し上げましたとおり、PRできる要素もございますので、今後につきましても県の企業立地担当セクションとの連携を密にし、情報のやりとりをさせていただくことや、町のホームページを通じて可能な限り越生町の魅力ある点を発信し、企業の誘致や人口の増加につなげてまいりたいと存じます。

  次に、新飯能寄居線等に関する件についてお答え申し上げます。新飯能寄居線の毛呂山町部分までの開通は、当初の予定より工事の繰り越し等で大分おくれているようですが、埼玉県飯能県土整備事務所の情報によりますと、車道部分は平成24年1月ごろ、歩道部分を含む開通は3月末になるようです。また、旧飯能寄居線の移管については、県と町で協議を始めております。町といたしましては、市街地に県道がなくなってしまうことで、町の中心部の衰退が進んでしまうことが懸念されるため、引き続き従来どおりの県道としての管理継続を主張してまいりたいと存じます。

  旧飯能寄居線を利用しての町の活性化に関してでございますが、改めてお話しするまでもありませんが、かつて越生町は木材や絹織物の産地として栄え、高崎から八王子、横浜に通じるシルクロードの宿場町としても発展していた状況でございました。時代は移り、専ら交通手段を自動車とする現代社会において、1日のうちに高崎から横浜を往復できるような状況となり、観光の部分を除くと、地元及び商店や駅を利用される近隣の住民の方々以外は、通過していくだけの町になってしまった気がいたします。バブル時代を思い起こしますと、昼夜を問わずダンプカーが町なかを行き交い、交通安全上、非常に不安な環境であったと記憶しております。そのような中で、市街地をそれたバイパスは、町民の方々にとって待望の社会資本であったと考えます。平成6年7月に越生町分の供用が開始された以降、徐々に町なかを通過するだけの車両の数は減少し、安全確保や渋滞の緩和につながっているものと確信いたします。しかしながら、バイパス機能が活用されればされるほど、町うちの商店街の活気が薄れてしまっているという現状も避けがたいと認識しております。このような状況ではありますが、地元の商店もスタンプ会ややるっ気クラブの組織力を生かした活動や、商工会が取り組んでいる、おごせ一店逸品運動の推進等により大型店との共存共栄を目指しているところでございます。

  また、自動車の交通量が減るという点では、歩行者にとっては歩きやすくなる環境が導き出されるものであり、越生町周辺、市街地も含めて歴史ある建物や文化の薫り高い景色などを改めてゆったりと堪能していただけるような仕掛けを施してみたいとも考えております。

  以上ようなことも含めながら、町といたしましても、より一層の商業振興が図れるよう商工会などとの連携を今まで以上に密にし、活性化に取り組んでまいりたいと存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 浅野議員さんの質問のうち、2、五大尊つつじ公園の指定管理者制度について、まちづくり整備課よりお答え申し上げます。

  この公園は、つつじ公園と五大尊つつじを一体化し、都市公園を有料化する方策として指定管理者制度を条例化しました。指定管理者を選定するため公募したところ、6者の問い合わせがありましたが、五大尊を管理する黒岩区が有利な条件のため、他の5者は辞退した経緯があります。

  平成21年度より黒岩区が指定管理者となり、21年度、22年度は利益が出たが、23年度は東日本大震災や天候不順の影響で入園者が減少し、利益が上がらなかったとの報告を受けております。黒岩区には今回5年の期間で指定管理者を受けていただきましたが、指定管理者制度は指定管理者が年によって黒字になったり赤字になったりするのはやむを得ない制度でございます。また、今年度は、東日本大震災という特殊要因を考慮し、6月に黒岩区と協議の結果、町への納付金を減額しました。現在の指定管理者期間が終了する前に、町として新たに指定管理者を募集するか、つつじ公園のみを町で維持管理していくかの選択を行いますので、指定管理者募集の際には黒岩区にもぜひ応募していただきたいと存じます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 生涯学習課長。

          〔生涯学習課長兼公民館長 大沢昌文君登壇〕



◎生涯学習課長兼公民館長(大沢昌文君) 浅野議員さんの質問件名3の文化財行政についてお答えいたします。

  まず、(1)の黒岩五大尊の埼玉県指定文化財の木造五大明王像に関するご質問についてお答え申し上げます。越生町にはさまざまな有形、無形の文化財、史跡、天然記念物がありますが、とりわけ古代、中世の木造の仏像彫刻が数多く残されております。これらの中で黒岩の五大尊の本尊である仏像は、県内唯一の5体そろった平安時代の木造明王像として県指定文化財に指定されている貴重な文化遺産でございます。全国にも先人たちが大切に守り伝えてきた文化財はたくさんありますが、心ない人間による盗難、損壊、放火などが各地で後を絶たず、越生町においても少なからず被害例があります。町には防災、防犯設備が完備された収蔵施設がないため、難を免れるために、やむを得ず国や県の博物館に仏像を初めとする文化財の保存管理をお願いしている状況でございます。五大尊の五大明王像も平成11年から埼玉県立歴史と民俗の博物館に寄託しておりますが、文化財は本来あるべき場所に置かれるのが理想であります。五大明王像については、地元黒岩において保存管理、公開したいという強い意向があり、平成19年度には、将来越生町に戻して管理することを見越して、黒岩区が県と町の補助を受けて、一部破損しておりました5体の修理を実施しております。平成20年度からは、黒岩区に五大明王像収蔵庫建設委員会が組織され、耐火収蔵庫の建設を目指して協議、検討を重ねていると聞いております。しかし、多額の費用を要する収蔵庫建設を所有者である黒岩区の負担のみで進めるのは困難な状況です。教育委員会といたしましては、五大明王像の収蔵庫の建設を県の補助対象事業として採択してほしいと県の担当課に再三要望をしております。しかしながら、現在の厳しい財政状況の中で、県の文化財保護関係予算は減額の一途で、補助金は難しいとの見解を受けております。しかし、今後も県に対して粘り強く交渉を続けていくことはもちろん、県の文化財保存事業費補助金以外の補助制度の活用や各種の財団、基金の助成金等についても調査研究し、収蔵庫建設の実現に向けて、地元黒岩区との連携を図りながら進めていく考えでございます。

  次に、(2)の五大尊境内の鈴木金兵衛の石碑についてお答えいたします。鈴木金兵衛は、天明元年、1781年に黒岩村で生まれた江戸の商人でございます。商いの傍ら古帳庵と号して俳句をたしなみ、各地に句碑を建立しました。五大尊は、金兵衛が崇敬していたこともあって、境内には4枚の句碑が建っております。

  また、金兵衛は、五大尊境内に四国、西国、坂東、秩父霊場の石碑を建てて、ミニ霊場をつくることを計画しました。現在五大尊境内には、金兵衛が札所写しと呼んでいた札所巡拝碑が104枚建っています。内訳は、四国八十八霊場が70枚、西国三十三カ所が16枚、坂東三十三カ所が14枚、秩父三十四カ所が4枚、合計104枚でございます。あと84枚の札所写しの石碑が五大尊に建てられれば、四国八十八霊場と西国、坂東、秩父の百観音巡礼の札所の巡拝碑が整うことになります。越生町の五大尊に行けば、四国、西国、坂東、秩父の札所めぐりが一度にできるとPRしていくことにより観光振興に資することができると考えています。しかし、どのように整備していくかは、予算の問題があり、地元黒岩区とも綿密な協議が必要であると考えております。歴史ある文化遺産を大勢の方々に知っていただくことは、観光客を招く方策として意義あることでありますので、句碑や巡拝碑の分布図の作成など、可能なことから順次進めてまいります。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 浅野訓正君。



◆6番(浅野訓正君) ありがとうございます。

  では、1番目の町の活性化について、改めて質問させていただきます。質問というか、こちらの答弁していただいたことにおいて、商工会との連携で、ぜひ計画を進めていただきたいと思います。PRということも積極的にやっていただきたいと思いますが。

  2番目の、ここでバイパスができたことによって大型の通行がどうなるのか。自転車、歩行者等は大変危険ですので、その通行はどういうことになるかをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 浅野議員さんの質問にお答え申し上げます。

  今現在、成瀬地区のところで旧県道と新飯能寄居線が分離するわけですけれども、そこの工事と、それはどんな工事かと申しますと、新飯能寄居線を本線としますので、寄居のほうから来たものをスムーズに新飯能寄居線に行くために、そこの局部的な改良、これは毛呂の国際医療センターのところも同じでございますが、そういった工事を今年度行うということになっておりまして、それによりまして大型車がバイパスのほうにほとんど行ってしまうと思います。どのくらいという台数については、ちょっと確かなものは申し上げられませんが、大型車を新飯能寄居に投じますと大型車及び毛呂、越生の市内に用事がある車両ということになりますので、かなりの減少にはなるかと思います。具体的に何台、どのぐらいというのがちょっとまだ、もう土木事務所のほうではわかっているかと思いますが、こちらのほうでちょっと把握しておりません。そんな関係で、かなりの減少予想されるということだけお答え申し上げます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 浅野訓正君。



◆6番(浅野訓正君) では、今の質問の続きですけれども、大型車は別に通行してはいけないということではないのですね。よろしくお願いします。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) ええ、車両が通行してはいけないということではございません。大型車はもちろん、町なかに用がある車もございますので、越生、毛呂に用事がない車は迂回して、バイパス通ると思いますけれども、そういう大型車がこちらに入り込んではまずいというふうなものはございません。



○議長(長島祥二郎君) 浅野訓正君。



◆6番(浅野訓正君) ありがとうございました。

  次に、2番目の五大尊つつじ公園指定管理者について、再度質問させていただきます。私も黒岩の人間でございますけれども、指定管理を受けたいきさつは細かく聞いておりませんが、先ほどから答弁していただいた中で、私として個人的に思うことは役員が定期的に交代する行政区で、さらにボランティアで管理をするということはよほど町の協力、支援体制ができなければ難しいと思います。年に4回の草刈りということでやっているようでございますが、とても無理だと聞いております。また、町の道路の整備、砂利等、かなり山から大雨が降った後、土砂が落ちたりする中の道路の整地とか砂利敷きというのは、とてもその指定管理を受けた団体としてできるものではありませんので、ぜひとも町が支援すべきだと思っていますが、その点はいかがかなと思います。

  また、私思いますのは、五大尊の公園管理ということは、五大尊のお祭りのときだけでなく、1年間の管理が必要と思われますが、現状では観光公園の役目を果たせていないのではないかと思います。公園とは、一年じゅう散策できることは望ましいと思います。十分このことを踏まえて、管理者と町との連携を含めて、ぜひとも相談していっていただきたいと思います。

  その中で、2番目の収入、支出のことでございますが、私はちょっと調べました中で参考に申し上げますと、入場料でございますが、21年には1万8,925人の入場がありましたが、22年1万6,421人、23年1万2,569人と2年前より6,000人以上減っていると聞いております。これは、震災の影響があったと思いますが、もう一つ、越生町の人たちが入園料を取るようになってから、行かなくなったということも見受けられます。ゆうパークのように一年じゅう職員を配置してお客を呼ぶ営業であればよいのでございますが、この管理は短い期間の収入で1年間の経費を出すという大変困難なことだと思います。改めて細かい部分において町が指定管理をしております黒岩区に対する応援というか、支援のことにおいていかがかどうかお尋ね申し上げます。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 浅野議員さんのご質問でございますが、指定管理者の公園管理ということで、今年度につきましては、先ほどの答弁のほうでも申し上げましたが、震災の関係ですとか天候不順ということで大分赤字というような形の決算書が6月の協議の段階で出ております。ですから、それによりますと、決算見込みということで……



○議長(長島祥二郎君) 答弁者に申し上げます。

  声を大きく出してください。聞こえないでしょう。



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 失礼しました。決算見込みということで、ことし6月に黒岩区と協議をいたしました。その中で、決算内容をちょっと町のほうで精査させていただきましたが、黒岩区の公園借り上げ金ですか、これがちょっと80万という金額で支出されております。それと、義援金ということで昨年度10万円という金額が、これは東北大震災のほうへ義援金という形で支出されております。それによりまして、町の納付金を除いた金額が約65万円の赤字という決算見込みが出ておりますが、町のほうで申し上げましたのは、確かにその管理につきましては公園の草刈りを年4回しているということでございます。やはり4回しないと全体的なその公園の管理ということは難しいというお話をいただきました。それで、65万円のマイナスのうち80万、黒岩区のほうへ借り上げ料として出しているというので、これをどうにかできないかということで協議のほうを進めまして、結果的に納付金はこのほかに町が入場の金額の15%をいただくというような協定になっておりますが、そうすると37万7,000円程度の納付金になるわけですが、両方痛み分けということで、黒岩の借り上げ料のほうを少なくしていただいて、町も10万円程度でということでお話、協議させていただきました。確かに、先ほども申し上げましたが、今年度のみで22年、21年につきましては利益が出ておりますので、5年間ということで協定のほうをさせていただいていますので、その中で、また来年、再来年という2年間あるわけですので、その中で収支のほうを考えていただきたいということでご理解していただくように申し上げました。

  それと、あと管理につきましても、町のほうでできる範囲の話、協定で、これもちろん結んであるのですが、5万円以内のものについては、簡単な砂利ですとか、通路のならしですとか、それは指定管理者のほうでお願いしますと。それ以上、5万円以上かかる経費につきましては町のほうでしますということでなっております。事実、昨年におきましても、手すりですか、防護さくの手すりの工事ですとか、あとは旗ざおのところの石積みですか、そこらの工事ですとか、そういうものにつきまして町で支払いをしております。そんな関係で、今回確かに難しい面があったと思いますが、引き続き、あと2年度、黒岩区のほうで受けてやっていただければと思っております。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 浅野訓正君。



◆6番(浅野訓正君) どうもありがとうございました。

  今回の質問におきましては、私、黒岩区の住民といたしまして、現実に役員の人が先ほどの質問の中でありましたとおり、相当苦心しているという中では、管理者だけではいろんなことができないということにおいて、十分町の協力体制をいただいて、何とかこの管理制度が今後あと2年、またさらにその後続けられるかどうかということもございますので、ぜひとも町の協力をよろしくお願いいたします。この質問は終わりにさせていただきます。

  次に、文化財の行政でございますが、先ほど教育委員会のほうからお話がございましたが、私は織物組合の理事長をしていたときに、まことに残念なことで、自分としても情けないことでございましたが、織物会館を壊してしまったということが今になって相当悔いとしております。やはり越生町は町制が早い時期に、この町として発展した歴史においては、私たちが商売だった絹織物とか木工、いろんな産業があるわけでございますけれども、古い歴史、文化ということを大事にしていただかないと、次の時代に越生町はどんどん寂れていくとか、そういう中で越生のよさがなくなってしまうと思いますので、ぜひともこの文化財、収蔵庫の件でございますが、黒岩区としては、それを、収蔵庫をつくりたい思いの後に、何年か前には仏像の修理におきましては補助が出たということを聞いておりますが、ぜひともいろんな町の努力におきまして、いろんなことを活用して、少しでも補助なり、いろんなことにおいて早く、私たち黒岩区ということではなくて、越生町の文化遺産が地元に引き取れるようにぜひとも努力を願いたいと思います。

  文化財のことで、2点目の石碑のほうのことでございますが、花が咲いているときだけきり五大尊に来れないではいけないと思いますので、せめて今104枚ある中で句碑というものが4枚ございますので、そのことだけでも、花を見に来ていただくだけでなしに、ぜひとも歴史と文化を伝えることを思いますので、その石碑を起こして、そこに説明文等をつけて、費用はかかると思いますが、町として五大尊つつじ公園の管理をしている黒岩区、また越生町の観光の中でぜひとも、札所全体は無理にしても、石碑一部でもそういうことができたらと思いますが、いかがでございましょうか。そういうことができましたら、石碑だけでも説明文をつけて越生つつじ公園のめぐりができたらと思いますが、どうですか。よろしくお願いします。



○議長(長島祥二郎君) 生涯学習課長。

          〔生涯学習課長兼公民館長 大沢昌文君登壇〕



◎生涯学習課長兼公民館長(大沢昌文君) 浅野議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  浅野議員さんのおっしゃるとおり、歴史、文化を大切にしていくことは非常にいいことですので、そのように努めていきたいと思っております。

  ちなみに、文化財の収蔵庫の件ですけれども、以前、昭和22年度に如意の木造如意輪観音半跏像の収蔵庫を建設したことがありました。これも随分前ですので、3分の2が国と県から補助が出ました。残りの3分の1につきましては、町と所有者で半分ずつ負担したときがありました。このように出ればいいなというふうに考えておりますので、補助金につきましては県のほうへ今後も要望していきたいというふうに思っております。

  それから、石碑の関係でございますが、先ほどご答弁申し上げましたとおり188の巡拝碑ができれば、4つの札所めぐりが一度にできるというふうなことになります。残り84枚をどこに建てるかというふうなことになろうかと思います。五大尊境内、そんなに広く、広いようで広くありませんので、84枚どこに建てるかということになると、ちょっと場所的な問題もあるのかなというふうに思います。

  それから、場所がないということで、四国、西国、坂東、秩父ということで、大きな石碑を1つといいますか、4つつくりまして、その大きな石碑の中に残りの札所をつくるというふうなことも考えられるのかなと思います。

  それから、その巡拝碑をめぐるに当たって遊歩道ですとか、巡拝路といいますか、道なんかも整備する必要もあるのかなと思いますし、そういった場所もどうするのか、そんなこともちょっと考えていかなければならないと思います。

  それから、パンフレットに札所の番号振りまして、パンフレットと実際の句碑を見ながら巡拝するといったようなこともできなくはないのかなというふうに思います。

  それから、188そろえばということですけれども、今五大尊に104ありまして、新河岸に9枚あるそうでございます。それから、同じ川越市の石原町に1枚、合計10枚、川越にあるわけですので、その10枚の扱いをどうするか。あえて五大尊には188つくらないで、178にしておいて、新河岸の10枚をめぐって188がめぐれるのだというふうなこともちょっと考えていったらおもしろいのかなというふうに思います。

  それから、説明文につきましては、句碑は文学碑というふうな解釈がありますので、あえて説明を書かないでいくというふうな考え方だと思います。やはり説明書いたほうがいいというふうな考え方もありますので、そのところは、またご協議しながら進めていきたいというふうに思っております。

  以上で答弁とさせていただきます。

  如意の収蔵庫のほうが何か平成20年と言ったみたいですけれども……

          〔「昭和22年」と呼ぶ者あり〕



◎生涯学習課長兼公民館長(大沢昌文君) 昭和22年と言ったようですが、済みません、昭和62年の誤りでございます。訂正させていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 浅野訓正君。



◆6番(浅野訓正君) ありがとうございます。

  いろいろ私のほうも細かい部分の資料がなくて申しわけございませんけれども、いろいろ町といたしましても黒岩区、越生町全体として、せっかくこの文化遺産がありますので、それをいち早くいろんな情報を得て、町としての観光地の目玉ということにもなりますので、そういう部分としてぜひともこのことを進めていっていただきたいと思います。

  最後に、質問のことではございませんが、今現在五大尊に、五大尊とつつじ園の説明という看板が立っておるのですが、最近五大尊に行ったりするときに、その看板の字が長い間で焼けているのだか、ぼけているのだかわかりませんので、その字の刻みのところが白くぼけて汚れているということになっていますので、ぜひとも五大尊に来ていただいた人に、その説明文なりを読んでいただくように、ちょっと見にくい感じがしますので、確認していただきまして直していただきたいと思います。大変どうもありがとうございました。

  以上で終わります。



○議長(長島祥二郎君) これで浅野訓正君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩します。

                                      (午前10時11分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時25分)

                                              

       ◇ 水 澤   努 君



○議長(長島祥二郎君) 1番、水澤努君。

          〔1番 水澤 努君登壇〕



◆1番(水澤努君) 1番、水澤努が一般質問を行います。

  大きく3つの質問事項があります。1点目は、各地区自治会への防災用器具としての放射線量測定器の常備についてであります。その1項目めとして、越生町は7月下旬になって初めてホームページに町内14カ所における町独自の定期的な放射線測定結果の掲載を開始しました。しかし、原発事故直後から風雨による放射性物質の遠方への飛散、拡大は指摘されており、5月には埼玉よりもはるか遠方の静岡で茶葉の放射能汚染が確認されていました。それから2カ月も経てまち独自の計測を始めるというのは、対応が余りにも遅過ぎたのではないでしょうか。

  実は、私はそれを何で言っているかといいますと、8月に発売されたオークラ出版の「放射能ホットスポット」という、こういう本があるわけなのですけれども、これ今現在でも書店で平積みになっている本なのですけれども、これに付録で、こういう各県の、各自治体の放射線測定量の測定値を掲載したマップがついているわけなのですけれども、そこでは隣の群馬県では自治体の100%が測定数値、全部書いてあるのです。埼玉県では12自治体、東京都は4自治体なのですけれども、の数値が公表されていません。その中に、残念ながら越生町も入っているのです。というのは、この本によると7月13日が掲載締め切りだったらしいのです。そういうことで、越生町の公表、公表したのですけれども、ある意味タッチの差で間に合わなかったのです。残念ながらこれでは越生町が、これ売れているわけですから、全国からおくれた町として見られてしまって、今の放射能の蔓延の時代においては大きなダメージ、イメージダウンにつながるのではないかというふうに考えるわけです。その意味で対応が遅かったのではないかというふうに質問します。

  2点目は、本年度が初年度となる第5次越生町長期総合計画では、安心、安全に子育てのできる環境の整備がうたわれています。また、これに似た言葉は、さまざまな文書で、ある意味まくら言葉のように繰り返されています。しかしながら、その実現のためには、やはり将来があり、なおかつ最も放射線の影響を受けやすい子供たちを現に存在する放射能汚染から守ることは急務となるはずです。万一放射能ホットスポットが発見された場合の除染作業のあり方も含め、放射能リスク管理について行政はどのような体制をとっているのでしょうか。

  確かに埼玉県のこのあたりの地域においてホットスポットの存在する可能性は少ないと言えます。県内でも水素爆発時に発生した放射能雲の通り道にあった三郷市などでは高度の線量が観測されていますが、しかしそのルートから外れる越生町周辺では、全般的に低目の数値です。だからといって風雨による放射性物質の移動による吹きだまりによって、今後新たにホットスポットが生じる可能性は否定できません。これは、だからなくなるものではなくて、移動するだけですから、セシウムは。

  また、東海大地震が30年以内に87%の確率で発生するという予測の中で、浜岡原発や東海第二原発などの近隣の原発の再稼働の可能性もあります。今はストップしていますけれども、再稼働する可能性があります。再度の原発事故も、そういう中で否定できないわけです。小回りのきく小さな自治体だからこそ、先取り的に放射能防護対策の体制を構築することは可能です。そうした姿勢を示してこそ、先進的な自治体として越生町が認知されると思います。特に、さきに触れた放射能ホットスポットマップ、これでおくれた自治体として植えつけられてしまったマイナスイメージを払拭する意味でも、放射能リスク管理体制の構築はぜひとも必要だというふうに考えます。

  3つ目ですけれども、地震や洪水などの自然災害に対する地域の民間防衛体制は、まだ不十分なところがあるかもしれませんが、基本的に確立して、防災倉庫にはさまざまな機材も常備されています。しかし、現に直面する原発事故による放射能災害に対しては、民間レベルでは無防備状態が続いています。ある意味、越生町は無防備都市なわけです。14カ所の定点観測ではカバーし切れない局所的に存在する可能性のある放射能ホットスポットの発見や、子供を抱える親御さんたちの安心のためにも、地域、民間レベルでの放射能対策の必要性を痛感します。

  そんな中で、私は地域の子供たちを守るために、個人的に放射線測定器を購入して測定を行っています。また、同様な活動を行っている方を私はこの町で何人か知っています。これを個人任せにするのではなく、各自治会に防災用具として簡易放射線測定器を常備するべきではないでしょうか。

  これからの時代の安全、安心な町選びの基準は、その町がどれだけ放射能リスク管理をしっかり行っているのかが大きな比重を占めてくるようになってくると思います。今後何十年も日本人は放射能とつき合っていかなくてはならないわけです。その場合、行政だけではなく、その地域の人々の放射能に対する知見、いわば放射能リテラシーとでも呼ぶべきものの向上が問われてくると思います。放射能汚染が常態化するこれからの時代においては、それがその地域の民度と自主能力をはかる一つのバロメーターになってくるに違いありません。民度の低い自治体には人は集まりません。越生を多くの子持ち夫婦の住みやすい町にし、子育て世代の人口をふやすためにも、放射能に対する自治体を初めとする民間防衛体制の構築が必要だと思います。これが質問の1つ目です。

  2つ目なのですけれども、ちょっと長くなります。メガソーラーの誘致についてです。本年5月25日、埼玉県はソフトバンク孫正義社長が提唱する全国10カ所における大規模太陽光発電所、メガソーラーですね、の建設計画に参加する方針を正式に発表しました。建設費用80億円のうち79億円を孫社長が持ち、県が1億円を拠出するというものです。県内では幾つかの自治体が既に名乗り出ていますが、越生町はまだ名乗り出ていません。タイムリミットが迫っています。越生町は、現在、越生ふれあいの里山として町有林41ヘクタールを保有しています。孫社長が求めているのは50ヘクタールですが、隣接する県有林を県と調整して、残りの9ヘクタールを調達すれば50ヘクタールは確保できます。しかも、これは全部南東向きの理想的な斜面となっています。これを候補地としてメガソーラーの誘致を考えてはいかがでしょうか。

  再質問で言おうと思ったのですけれども、事前に防波堤を張っておきます。もちろん、この提案は問題点が存在するのは重々承知です。そこで、前もってこれについて取り上げ、この場で反論しておきます。

  1つは、この地域でのメガソーラー建設には大規模な森林伐採を伴います。しかも、この場所は現在里山保護のシンボルともなっている越生ふれあいの里山のエリアと重なっています。確かにこれだけを取り上げるならば、立派な自然破壊であり、里山の破壊と言えます。しかしながら、自然保護あるいは里山の保護という観点からすれば、実は越生には2,700ヘクタールの広大な森林が存在しています。これをどうするのかという大局的な観点からのアプローチ抜きには、そのことは、つまり自然保護とか里山の保護ということは私は語れないと思います。これを抜きに町有林50ヘクタールだけの森林伐採を問題とし、残りの2,650ヘクタールを放置して私の主張を里山の破壊だと反対するならば、それは文字どおり木を見て森を見ないものでしかありません。実は、里山の再生を本気で考えた場合、多くの越生町民の私有地である広大な面積を有する里山に対する町の施策こそが、今最も求められていることなのです。

  緑の砂漠という言葉をお聞きしたことがあるでしょうか。町長は、環境派なので、耳にされたことが恐らくあると思います。これは、放置された杉やヒノキなどの人工林がいかに青々と茂っていても、実際には砂漠と変わりないような事態が進行している現実を指しています。間伐されない人工林によって日光が遮られ、下草の成長が妨げられてしまい、しかも人工林は針葉樹であるため、ほとんど落葉しないので、腐葉土がつくられません。そのことで、これら食べて生きる生物、この中には土壌内の菌類も含まれています。菌類というのは、いわゆる科学的には、生物学的には分解者と言われて、これがすべての、いわゆる植物の肥料をつくるわけです。窒素、燐酸、カリは、この分解者、菌類がいないとつくられないわけです。は死滅し、食物連鎖のバランスは崩れ、生物多様性は失われます。そうしたことの相互関係から生み出される負のスパイラルは加速して、土壌がやせ、森林は荒廃していってしまう現象、それが緑の砂漠と呼ばれるものです。そのことが原因で山の保水力が失われ、土砂災害の原因にもなります。CO2増加による昨今の気象変動に伴うゲリラ豪雨等の現象は、さらにこれに拍車をかけていきます。つまり地元林業の復興プランがない限り、森林資源や里山の保護は絵にかいたもちにしかならないのです。以前、神邊議員が、地元林業への補助制度の導入を訴えていましたが、このように町の所有する森林の有効活用をもってすれば、財源の捻出をできるのではないでしょうか。

  越生町の森林保護や林業育成の財源確保の展望が開かれるのであるならば、メガソーラー誘致は決して自然破壊ではなく、長期的、大局的視点から見て、大いに越生の里山や森林の再生に資するものであると考えます。

  さらに、視点を地球的規模、歴史的規模に移すならば、福島原発の事故以降、時代は大きく展開しています。特にエネルギー政策は大転換を強いられています。地球環境に優しいクリーンなエネルギーの代表格として持ち上げられていた原子力発電は、広島原爆の168倍のセシウムを日本にまき散らすという日本史上最大の環境汚染をもたらし、原発は最悪の環境破壊事業に成り下がってしまいました。再生可能エネルギーの転換は、もはや歴史的必然の流れです。そうした中で、特に物を燃やすことのない、公害ゼロ、エネルギー無尽蔵の太陽光発電は、究極のエコエネルギーとして一気に脚光を浴びています。この8月には、再生可能エネルギー法案が成立し、来年にも施行されようとしています。FIT、フィードインタリフ、つまり再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り制度の導入への道が開かれたわけです。来年決まる買い取り額の設定いかんによっては、まだ流動的だとはいえ、太陽光発電を初めとする再生可能エネルギー市場は一気に爆発する兆しを見せています。この景気の冷え切ったご時世で、この業界だけは空前の熱気に包まれているのです。2002年には世界で2兆円規模だった市場が、2010年には10兆円の規模になりました。2020年には50兆円の規模にまで拡大すると予測されてもいます。この流れにいかに乗るのか、越生町は真剣に考えるべきときです。少なくともこの流れに乗れない自治体、この巨大な市場にアクセスできない自治体は間違いなく廃れる以外にないと思います。

  越生町は、町づくりの基本目標で自然と調和した快適で安全な町をうたっているわけですが、太陽光を初めとする再生可能エネルギーの町への積極的かつ大規模な導入は、そのことと全く矛盾するものではありません。現にメガソーラーを既に導入している自治体、長野県飯田市や山梨県北杜市は、まさに全国の自治体の中でエコロジーのトップランナーとして評価されています。かつてのような人海戦術がもはや不可能な現在、ハイテクや先端IT技術とのリンク抜きには、今後の環境保護やエコロジーを推進することは不可能であります。それ以外の道は、現実的にはどれだけきれいごと言ったとしても、後は野となれ山となれでしかありません。人が住まなくなった自然をもって自然保護とかエコロジーとか言ってもしようがないと思います。それこそまさに、町破れて山河ありにしかなりません。越生町は、20世紀に平和のシンボルである無名戦士之墓を建設しました。21世紀には環境とエコロジーのシンボルであるメガソーラーを建設することができれば、それらは環境と平和の町を体現するランドマークとして全国の注目を浴びることに間違いありません。

  以上のことから、町有林の伐採が越生町の里山破壊だとする反対論は説得力がないものと言えます。これが1つの問題点ですけれども、もう一つの問題点は、この候補地が森林伐採を伴うため、そもそもメガソーラー建設時点の土地造成事業に多大なコストがかかり、それが候補地として不利な条件となるということです。ただし、その点では、例えば私有地である耕作放棄地をモザイク状につなぎ合わせて候補地を考えている自治体や民間から山林を買い上げて対応する自治体なども多々存在しています。県でも、そうした状況をかんがみ、複数の候補地を組み合わせるオプションも視野に入れているという情報もあります。そのことを考えるなら、一方的に不利な条件とは言えないとも思います。少なくとも町の判断だけで融通できる50ヘクタール近いまとまった土地を持っているというのは有利な交渉条件ではないでしょうか。

  以上の2つの問題点を指摘し、それらの私の見解を述べましたが、私の最も言いたいことは、そうした困難性を抱えながらも、大胆なチャレンジ精神を越生町が発揮していくべきだということです。先日の新井委員の質問において、これは企業誘致の問題です。質問があったわけですけれども、越生町の経常収支比率が86%以上という危機的事態がその場で指摘されました。町長は、答弁において、確かに大変だが、他の自治体も似たような状況であるということを言っていました。これは、敗者がみずからを慰めるときに決まって持ち出す理屈です。つまり下を見ろということです。今や地方の自治体は、サバイバルゲームの状況にあります。それもだれが脱落するのかを競ういすとりゲームのような牧歌的な状況ではなく、だれが生き残るのかを競う、少し昔に映画ありましたけれども、バトルロワイアル的な恐ろしくシビアな状況です。そのような状況で勝ち切るためには、大胆なプランと決意、そしてそれに伴うリスクマネジメントが必要です。今やリスクマネジメントは、どんな組織でも死活問題となっています。そして、どんな組織でもこの厳しい時代における最大のリスクは、何もしないということです。リスクマネジメントにおいては、何もしないというのも一つの立派な選択なのです。そして、それは別な言葉で置きかえれば、座して死を待つという最もリスキーな選択にほかなりません。町長は、置かれた厳しい状況にしり込みせず、戦う前からギブアップするような姿勢を改めてください。果敢にチャレンジすることで、不可能を可能にした、なでしこジャパンのような姿を町長、ぜひ見せてください。

  次、3点目です。学校外教育の制度化についてです。越生町は、この間、学校教育関係者の努力により、子供たちの学力向上が実現されてきました。しかしながら、学校外教育は、主に塾産業に任されています。町内では、おごせ寺子屋の会を初めとする民間ボランティアが学校外教育をサポートし、町から助成金も拠出されています。そのことは、町の提唱する官民の協働の推進として大きな前進だと思います。そうはいっても越生の子供たち全体をサポートするには規模が小さ過ぎるし、規模の拡大や持続性の観点からいっても善意の無償ボランティアだけでは前途は苦しいものがあります。テレビ番組「ガイアの夜明け」でも取り上げた大分県豊後高田市のような行政主導の例も存在します。こうした町ぐるみの学校外教育支援を実現できれば、それ自体が町おこしとなります。それが町独自の持続的な子育て支援となるからです。それは、小回りのきく小さな自治体だからこそなせる逆スケールメリットとでも呼べるわざです。現状の官民協働の枠組みをさらに超えて、越生町も豊後高田市のような試みを追求すべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。

  今少し言った逆スケールメリット、実はこんな言葉は実際なくて、私が今つくった言葉なのですけれども、を説明しますと、他の自治体と競合する場合に、同じ土俵だと小さい自治体には苦しいものがあります。例えばB級グルメにしても、大きい自治体と比べて参加するプレーヤーが余りにも少ないわけです。プレーヤーが少ないということは、それだけ当然クオリティーにも大きく作用するわけです。もちろん、その困難性を超えてオリジナルのものを追求し続ける努力は行うべきことは言うまでもありません。また、観光資源に対する保護、これは自然資源についても、文化伝統資源についても同じです。それに対して付加価値をつけるような作業についても、これも同様なことが言えます。自治体の規模の小ささは、それだけでハンディとなります。しかし、逆に発想して、その小回りを生かして、ほかの大きな自治体がまねのできないようなことを行えば、それだけで傑出した自治体となることができます。越生町の学校教育のレベルがすぐれているという現状は、越生町の価値を上げるために大きく貢献していることに間違いはありません。しかし、若夫婦が住む町を選ぶ基準として、高い教育レベルももちろんですが、子育て支援の充実は決定的です。学校外教育への行政支援は、大きな子育て支援になります。高い教育レベルと学校外教育への支援、これらが合体することで子育て世代が越生町を住みかとして選択するインセンティブに相乗効果をもたらすはずです。それは、越生町の人口減にストップをかける一つの有力な施策として大いに検討すべきだとは考えますが、いかがでしょうか。

  以上3点を質問にしたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 水澤議員さんの質問のうち、1、各自治会への防災用機材としての放射線量測定器の常備についてのうち、(1)、(2)について、まちづくり整備課よりお答え申し上げます。

  越生町は、7月下旬に空中放射線量の測定結果をホームページに載せ、対応が遅いというご指摘でございますが、県のさいたま市における放射線量は、震災以前の最小、最大の範囲内であり、越生町はおおむねその数値に近いと思いますので、町として測定するかどうかを検討しておりました。また、測定器を購入するか、業務を委託するかも含め、測定器の納期及び機種選定、測定の候補地選定等に一定の期間を要しました。また、近隣市町の早い時期での公表は、業者に委託しての一時的測定が多かったようです。越生町としては、緊急性と経済性を考慮し、7月14日に梅園小学校で測定した埼玉県の県内116カ所測定時に現場で測定方法を合わせ、町内14カ所を測定しましたので、週2回程度の測定結果を継続的にホームページに載せております。

  次に、いわゆる放射能ホットスポットの件ですが、町で14カ所の測定結果をもとにして年間換算値を算出したところ、どの地点でも国際放射線防護委員会による一般の人の平均時放射線量の限度である年間1ミリシーベルトを下回っており、近隣市町と同程度であり、他に比べ極めて高い数値があらわれている場所はありません。

  また、町としては、年間1ミリシーベルト以上の測定値が出た場合は、子供の屋外での活動を控えさせる等の処置を小中学校と検討してまいります。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 水澤議員さんのご質問のうち、質問件名1、各自治会への防災用機材としての放射線量測定器の常備についての質問要旨(3)、各地区自治会に防災用具として簡易放射線測定器の常備の関係について総務課よりお答え申し上げます。

  放射線量の測定については、県でも県内でも116カ所の測定を実施していること、また町についても必要な箇所について測定を実施し、随時公表していること、測定された数値についても極めて高い数値があらわれている場所はないことなどから、現時点で各自治会への放射線測定器を常備させることは考えておりません。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 水澤議員さんの質問件名2のメガソーラーの誘致についてお答え申し上げます。

  水澤議員さんがおっしゃるとおり、翌5月26日には上田知事がソフトバンクの孫社長のメガソーラー建設事業に協力するという内容が新聞記事等で大きく取り上げられました。知事は、50ヘクタールの設置場所の確保について、まず県関係の土地を探すが、市町村にいい立地を提案してもらうこともあり得るとの考え方を示されました。埼玉県の担当部署である産業労働政策課に事業の進捗状況を尋ねましたところ、用地の選定につきましては、ソフトバンクへの回答期限は特に示されていないが、孫社長にしてみれば早期の結論を望んでいるであろうと思われる。しかし、現時点では選定できていないとのことでした。

  また、設置場所として、より適切な要件ということで確認しましたところ、平地で、できるだけ大きな面積を一団で確保できる場所で、造成費や維持管理に要する費用ができるだけ安価になる場所との回答でありました。

  越生ふれあいの里山として管理してきた場所は、全体で107ヘクタールであり、そのうち県有林が66ヘクタール、町有林が41ヘクタールでございます。そして、その全体が水源涵養を目的とし、かつ保健機能を備えた保安林という指定を受けた場所になっています。したがいまして、木を育てていくための間伐は、実施できても、すべての木を伐採して森林としての機能ではなく、別の機能を持たせるには保安林の解除手続が必要となるわけです。

  また、山林でございますので、太陽光パネルを設置する費用は、休耕田などの平地と比較すると、かなり割高になってしまうと思われます。さらに、必ずしも南に面しているわけでもなく、谷合いの状況は日照時間の点におきましても平地のほうがはるかに有利であろうと考えます。ただし、県がみずから積極的にその場所に設置を望むのであれば、県有林を66ヘクタール所有しておりますので、実現可能であるとも考えます。しかしながら、自然エネルギーを活用していこうという考え方の中で、準備の段階で50ヘクタールもの貴重な森林を伐採しなければならない状況は、大規模な環境破壊であり、保水力を失った山の斜面が引き起こすであろう土砂崩れなどの災害が予測され、県が県有林を活用するといった場合であるにしても、越生町としては賛同できるものではないと考えます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 水澤議員の質問件名3についてお答え申し上げます。

  教育委員会としては、学校教育を充実させ、町内すべての児童生徒が知、徳、体のバランスのとれた人間に成長させるために諸施策を実施する使命があります。現在、学校外の教育や活動に多くの子供たちが参加しています。具体的には、各種のスポーツのスポーツ少年団、ピアノなどの習い事、学習塾等を利用しております。これらの学校外教育に関しましては、子供や親のニーズにより参加しており、教育委員会が立ち入れない部分があります。

  議員のご意見は、学力向上に対し貴重な提言であるとは存じますが、教育委員会としては学校教育の充実を図り、学力向上を図ることが第一義であると認識しておりますので、学校外教育を制度化することは考えておりません。豊後高田市の取り組みについては、今後の研究課題とさせていただきます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) 再質問させていただきます。

  まず、質問1つ目の各自治会への防災用機材としての放射線測定器常備についての1項目め、私としては、いたずらに対応が遅かったということをあげつらえたいということではなくて、やはり現実にこういう出版物などで報道されてしまうわけです。そうした世の中の動きということに対して、もっとやっぱり敏感になって、周りでやってくれるからとか、周りを見てとかではなくて、率先してやっていくことはできるはずなのです。逆に、それは自治体の規模によってはできないことはあると思うのですけれども、越生町みたいな小さい自治体だったら、逆にそれはできることだと思います。まして除染の問題にしたって、大規模な除染の可能性が想定されるわけではないわけです。実際上、ほぼ現実的には可能性は極めて少ないわけですけれども、では極めて少ない可能性だから、防御対策をしないのかといったら、その意味でいったら、毎年行う防災訓練についても極めて可能性低いものに対する対応です。では、現状のこの町に襲ってきた災害の中でリスクで考えた場合、私はこの放射能の問題というのは極めて中では可能性が高かったと思うのです。現実にも、また再稼働してしまったら地震もまた起こりますし、襲ってくる可能性はあるわけです。だから、いたずらに放射能の恐ろしさをあおりたいわけではなくて、やはりそうした体制をいち早くとれる、小ぢんまりとした町なのですから、ぜひそういうことを率先してやってほしいということを要望として、ぜひ今後、吹きだまっていく可能性もあると思うのです。あと、個人的にこの放射線測定器は今後物すごい大量に販売されていきます。エステー株式会社も、この10月に1万5,000円で放射線測定器を大量に販売すると言っているのです。量販店に置かれるようになりますので、やたらと逆にやっていかないと声が出てくると思うのです。そういうものに対して、どう対応するのかというマニュアルをつくっていかないと、かえって面倒くさいことに、やっぱり私としてなっていくと思うし、それに対する啓蒙といいますか、町自身がやっぱりちゃんとした見解と体制をとっていくということは必要だと思います。その意味で、除染の可能性というのは極めて少ないですけれども、現にそうしたホットスポットが出たときに、町はどういうふうに対応するのかということのやはりマニュアルはつくるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 水澤議員さんの放射能スポットの、いわゆるマニュアルというお話でございますが、先ほども申し上げましたとおり、放射能のホットスポットの基準というものは特にまだないかと思われます。何ミリシーベルト以上のものについて放射能スポットというような基準ができれば、それについての対応もできるかと思いますが、一般的にマスコミ等で言われておりますホットスポットというのが具体的にどういうものなのかと。放射能濃度の極めて高い場所ということはわかるのですが、その内容についてまだ明確なものが規定されておりませんので、それについてのマニュアルというのは今のところちょっとできないかなと。明確な基準が示されましたら、それについての対応というのは当然考えていかなければならないものだと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) 再々質問させていただきます。

  私の言いたいのは、基準が国で決まらないからということで動かないのはよくないのではないかということが言いたいのです。今後ますます国は当てにならなくなります、それは。やることばっかり出てきて、実際上、そうした決定をすること自体がさまざまなリスクを生みますから、なかなか決定ができないという、決定すること自体がリスクになりますから、ただしそうはいっても町は自分たちで守る必要があるわけです。それをやはり独自に、マニュアルがないから、やらないのではなくて、独自につくっていくような、そのぐらいの意気込みは必要だと思います。現に川口市などは独自に設定して対応したりしています。私は、だからそうした姿勢を示すことが越生の町としての品位といいますか、品格、これを上げていくことにつながると思います。特に若い子持ちの夫婦というのは、とっても敏感になっているのが現状です。そうした中で、福島から引っ越すような人たちもいっぱい出てきています。越生町がそれで本当にちゃんと自分たちが管理していくことになれば、そこに越してきます。それは、人口増の一つの根拠にもなるではないですか。私は、そういうことが言いたいわけですけれども、そうしたことはご検討の対象にはならないのでしょうか。やはりあくまでも上が決めるのを待つという姿勢に変わりは今後もないのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 水澤議員さんの再々質問についてお答え申し上げます。

  確かに川口市については、これは自然界の放射線量を含んでいるもので、それに国際放射線防護委員会の1ミリシーベルトですか、それを加えたもので1.64マイクロシーベルト、これはそのマニュアルというか、市で決めた一つの独自の基準です。そういうものが1.64、吉川市におきましても1.87、和光市、蕨市については、とりあえずこれは自然界の放射線量を含んだ1ミリシーベルトというようなものを暫定的に一応基準として見ているようです。実際、自然界の放射線量というものは、これは資源エネルギー庁において作成されたものでありますと、かなりの自然界の放射線というものがあるということになっています。年間の1日当たりでいきますと、大体2.4ミリシーベルトです。そうしますと、いや年ですと2,400マイクロシーベルトですので、1日ではなくて……

          〔何事か呼ぶ者あり〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) ええ、年間です。年間2.4ミリシーベルト。ということになりますので、こういう高い数字が示されていますので、単純にそれを含んだ1ミリシーベルトで決めていいのかというような疑問点も残るわけです。ですので、その決めるということについての基準がもう少しはっきりしませんと、ここで1ミリシーベルト以上にするのか、それに決めるのかというのはもう少し検討していきたいと思っております。

  町として独自に決めるというものにつきましては、特に暫定的なものというものしかちょっと決められませんので、国、県の基準が示されたら、それは変更になるものと考えております。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) 再質問します。

  まず、年間2.4ミリシーベルトが自然界の自然放射線だと言っていましたけれども、それは世界平均です。日本の平均は1.5ミリシーベルトです。しかも、これは内部被曝も含んでいます。ラドンの内部被曝というのは、3分の1ぐらいそれが含まれていて、実際上、計測するときは放射線量計測器はガンマ線を計測しますので、ラドンは計測されません。ということで、実際上、ガンマ線として日本は一応1.5ぐらいが、日本の平均は1.5ミリシーベルトぐらいですけれども、実際上、計測されるのはもっと低くなります、3分の1ぐらいはガンマ線の内部被曝ですから。しかも、西高東低なのです、日本の自然放射線というのは。花崗岩には放射線がいっぱい発生しますので、西には花崗岩いっぱいあるのですけれども、関東ローム層が東にはあるので、関東は低くなっていまして、実際上、埼玉県でもホームページで明らかにしていますけれども、震災以前の自然放射線として観測されたガンマ線が0.3幾つかです。ですから、実際上は、国際放射線防護委員会が決めている年間1ミリシーベルトで、1日0.19マイクロシーベルト、これに実際上は、1日計算にすると0.3マイクロシーベルトなのです、埼玉県の自然放射線は。そういうことで、単純に計算しても2.2マイクロシーベルトとか、これはそんな勉強しなくてもすぐ出る数字なわけです。そうしたことをまず町の方がぜひ勉強してほしいです。やはりそうした放射線に対するリテラシーというものを上げていかないと町の品格が疑われてしまうし、やはり越生町が本当に人口ふやしたいと思っているのだったら、そうしたことを気にしている若い夫婦、もちろんそこでの心配が杞憂である場合がいっぱいあります。本当に放射線に対する単なる迷信じみた反応である場合も多いわけです。でも、それをも含めて説得力を持った説明というのを町でしていけるような体制というのをつくっていかないと、やはりこれからは放射能の時代ですから、その中でちゃんとしたやはり越生町が立派な町として今後渡り合っていくためには、そのことが必要になると思いますので、ぜひともそのことをご考慮していただきたいと考えます。

  次、先ほど述べた、ですから放射線の測定器の常備についても、実はそれで危険だから常備しろというよりも、そうした中で、やはり住民自身も含めて放射線に対する管理をちゃんと主体的にやっていくというような姿勢がやはり町の精神性、町の品位というのをやはり高めることで、町の品格、高めることによって人口の増につながっていくのではないかということから私としては主張していることであります。

  次、メガソーラーの誘致ですけれども、これは自然保護について、自然破壊だということに対して私は前もって反論しておいたので、これについて繰り返しませんけれども、この山林の破壊が水の保全、あるいは土砂災害とか、そうしたリスクを大きくさせるという、これは確かですけれども、先ほど申したように、現実に山を放置しておくと、どんどんやせていって土砂災害の原因になるわけです。これもリスクマネジメントから考えて計算していくと、確率的に50ヘクタールのところで起こっていく土砂災害、これが例えば1%として、ではその10倍、逆です。山林で、例えば1%の割合で土砂災害が起こるとします。それが2,650ヘクタールです。50ヘクタールで、その10倍土砂災害が起こるリスクがふえたとしても、実際比率はどっちが高いですか。よっぽど山林がやせることで起こされる災害のほうがずっとリスクが高いわけです。そうしたマネジメントをちゃんとしないで、感情的にそこが破壊されるからといったら、本当木を見て森を見ない話なわけです。ちゃんとその辺の大局的な観点からのリスクマネジメントを自然破壊についても町は考えているのかどうかということについて私は、それは抽象的な質問でここではいいです。

  回答で、県有林で県がやる気があるのならば、その可能性もあるということが触れられていました。一方で、いろんな規制が問題だということはありますけれども、規制の問題でいったらどこでもそうです。それは、休耕田についての規制なんて物すごい大変ですから、それがさらに私有物になっていて、それをメガソーラーやる作業というのはめちゃくちゃ大変だと思うのですけれども、いずれにせよ規制の問題は今後の時代においては、やはり規制をどんどん取っ払っていくしかやりようがないのが現実なので、それはそれとしてやっぱり課題だと思うのですけれども、いずれにせよ県でそうした可能性がやる気があるのならば実現可能だと考えているのでしたらば、やはり追求するべきではないのでしょうか。その辺は、どのようにお考えでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 水澤議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  5月26日の埼玉新聞におきまして、上田知事はこのように述べております。設置場所につきましては、まずは県関係の土地を探すが、市町村に投げかけていい立地を提案していただくこともあり得るということで、このような新聞記事がございます。県の県有林が66ヘクタールということで先ほどお話し申し上げましたが、先ほどもお伝えしましたように、県関係の土地を探すということで、県のほうがまだ50ヘクタール以上お持ちになっていても、そこを候補地として名乗りを上げられるということでございますので、県が本格的にそこに誘致したいということであれば、そちらのほうが候補地に上がるのではないかと考えます。問題としましては、保安林あるいは自然保護、伐採を伴いますので、かなりの負担もかかってくると思うのですが、そのような状況の中で県のほうがまだそういう候補として挙げていないというふうな現実でございます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) 再質問行います。

  私が言いたいのは、さきの放射線の問題でも似たような話なのですけれども、県のほうから話が来ていないとかいうのではなくて、誘致についてさまざまなやっぱり問題点がありながらも、かなりのカードを持っているわけです、越生町は。そのカードを何で積極的に切らないのかというか、先日の新井議員のお話でもありましたけれども、企業誘致についてもすべて待ちの姿勢なわけです。これでやはり企業誘致ができるわけないわけです。やはり今の時代、国内からやっぱり国外に企業が出ていく時代です。この時代に待っていて企業がやってくるような、そんな殿様商売が通用するわけがないわけです。今後、先ほども触れましたけれども、実はメガソーラー自体が目的というよりも、私としては再生可能エネルギー全般なのですけれども、この再生可能エネルギーの市場というのがこれから爆発するわけです。これに対して積極的にアクセスしていく、つまりそうした関係の企業を誘致していくような作業というのは、ぜひ必要になってくると思います。越生というのは、一般的には工場がなかなかつくりづらいとかいうことを先ほども述べていましたけれども、実際再生可能エネルギーの問題になってきますと、ソーラーパネルあるいはそういう小規模の水力発電あるいは最近の新しいところではミドリムシを使ったバイオエネルギーの開発なんかもあります。そうしたさまざまなジャンルがあるわけです。しかも、これまでは電力関係やエネルギー関係というのは独占されていましたけれども、再生可能エネルギーになってきますと、本当にいろんな、さまざまなベンチャー企業が、あるいは個人的なそういう起業家がどんどん参入してくるわけです。そうしたことに対して積極的に越生町が働きかけていく、そのことをやれるやっぱり条件を今から探っていくべきだと思うわけです。そのためにも、メガソーラーの問題に対して手を挙げないというのは、やはり越生町の極めて消極的な姿勢として周りから映ると思うのです。やはり私としては、積極的に手を挙げて、積極的にそうした再生エネルギー問題に対して越生町が口を出していく、越生町に誘致を働きかけていく、そうした姿勢がぜひとも必要だと思うのですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 水澤議員さんの再々質問についてお答え申し上げます。

  最初に答弁申し上げましたように、越生町の町有林ということで保安林指定されておりますし、あるいは山林の伐採に伴う伐採費用とか、そういった値段、かなりの費用もかかる、あるいは自然破壊ということで、町としては現在のところ、そこを候補地として手を挙げる気持ちはございません。ただ、太陽光発電ということで、再生可能エネルギーにつきまして町が要綱を整備しまして、今現在、今回の議会定例会におきましても補正予算を計上して太陽光発電の設置ということで補正予算を組ませていただいて対応しております。そういった中で、県下でもキロワット4万円ということで、3キロまでということで12万円の補助を出しているということで、そちらについては今後とも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 水澤努君。



◆1番(水澤努君) 太陽光発電に対する町の補助が、助成が県下でもかなり上位に上がっているということについては大変評価できることだと思います。私としては、そうしたことを今後ともぜひ続けていただきたいと考えるわけですけれども、もっと、だから積極的にそうした関連の企業誘致をぜひ触手を伸ばして、アンテナを伸ばして探っていただきたいなというふうに思うわけです。それに向けての入ってきやすいようなインセンティブを町で設計していく、そうしたことが今後本気で、本腰入れてやっていく必要があると思います。その場合には、先ほど何度もメガソーラーはつくれない根拠として挙げていた規制の問題がありますけれども、そういう規制についても積極的に緩和していく、そうした作業を越生町が率先してやっていかないと、ほかに先を越されてしまうわけです。これは、本当競争なわけですから、そこをやはり先駆けて、そうした規制の撤廃等も含めて努力して誘致を積極的に進めていっていただきたいと思います。

  最後、学校外教育の制度化なのですけれども、ここでもいろいろ言いたいことあるのですけれども、もう時間がないので、その大分県の豊後高田市に直接問い合わせて資料を送っていただいて、向こうの教育長の河野潔さんという人の書いた文章を一言これからちょっと読みますと、なぜこのような学びの場、つまりこの学校外教育の制度化を学校教育活動の時間外で市として立ち上げるようになったのか。それは、教育のあり方を学校教育にとらわれず、子供たち一人一人の限りない可能性を伸ばすためとして広く求めていこうと考えたからである。教育は、国家百年の大計と言われ、長期的な展望で教育のビジョンを持つことの重要性は言うまでもない。さらに、それぞれの学校や園の目標、幼稚園の園ですね、の目標を大切にしながらも、豊後高田市全体の教育像を見据えた教育方針を立て、学校を初めとしたすべての教育機関と連携して、子供たちが学びたいときに学べる学習の場や機会の提供に力を注ぐ必要があったというふうに述べているわけです。そのような意味で、やっぱり学校に限定せずに、学校外も含めて教育委員会の守備範囲というのをぜひとも越生町でも拡大して考えていってほしいと思いますし、拡大して考えられるという現実的な根拠というのを、この豊後高田市のモデルケース案が示していると思いますので、ぜひとも今後ともご検討をよろしくお願いします。

  以上で質問を終わります。



○議長(長島祥二郎君) これで水澤努君の一般質問を終わります。

  この際、暫時休憩します。

                                      (午前11時23分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前11時35分)

                                              

       ◇ 木 村 好 美 君



○議長(長島祥二郎君) 8番、木村好美君。

          〔8番 木村好美君登壇〕



◆8番(木村好美君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問させていただきます。

  なお、議会報告を正しいものにするために録音の許可をいただきましたので、あわせてご報告申し上げます。

  質問件名1、梅保跡地利用について。前回の議会で、梅保跡地の今後についてお聞きいたしましたが、たくさんの不明な点がありました。そこで、再度お聞きいたします。

  (1)、いつオープンするのか。工事はいつからか。

  (2)、金曜日から日曜日及び祝日には説明員さんがいるとのことでしたが、平日はどうするのか。

  (3)、セキュリティーの部分はどうするのか。例えば昆虫の盗難とかがあった場合。

  (4)、町民の声を聞いた結果の昆虫館なのか。これで本当にいいのか。

  (5)、アンケートをとって、昆虫館でいいかどうか民意を聞くべきだと思うが、いかがでしょうか。

  建物ができて利用しない、これは絶対にあってはならないと思います。この段階、今の段階でしっかり町民に提案すべきと思いますが、いかがでしょうか。

  質問件名2、教育について。教科書が厚くなっていろいろな声が出始めました。そこで、幾つかの点をお聞きいたします。

  (1)、2学期制なら授業時数が確保できるし、時間にゆとりができると始まったが、実際、今教科書が厚くなり、本当に時間がゆとりを持って行われているのかどうなのか。また、私のほうには、かえってゆとりどころか、子供の忙しさが目につき、大変なのですとの声が上がっているが、行事との兼ね合いも含めいかがか。

  (2)、2学期制のみの公平なアンケートで実態を知るべきだと思うが、いかがでしょうか。また、なぜほかの自治体のように2学期制のみの公平なアンケートが今までとれなかったのでしょうか。

  (3)、保護者は、学校がどんな状態に変化しているのか、そんなにわかっておりません。その中で、子供が学校に行きたくないという子もあらわれてしまったり変化しているのは事実です。それを先生方は、必死に子供に対応してくれております。実際、今土曜日まで授業を入れ、2学期制で授業時数をふやした結果、時数が足りているのでしょうか。今どのような状況なのでしょうか。その点を保護者にはどのように伝えているのでしょうか。

  (4)、中学校の夏休み前の通知表は過去に、必要ならば出すとの答弁でありました。これは、受験をする際に不利になってはいけないということから、さんざんすったもんだしたと、その後の結果、こういう答えが出ていたはずです。しかし、実際は、今どういうふうになっているのか。

  以上、お聞きいたします。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村好美議員さんの質問件名1の梅保跡地利用についてお答え申し上げます。

  まず、いつオープンするかということでございますが、現在、旧梅園保育園改修工事に着手したところであり、年度内には施設の整備を整え、平成24年度当初からの開設を目指しているところでございます。

  次に、平日はどうするのかということですが、臨時職員を配置する方法やボランティアの方を募って管理する方法、中央公民館や休養村センターでかぎを受け取り、利用者があけ閉めを行う方法、もしくは休館にするかなどを今後検討していこうと考えております。

  次に、セキュリティーの部分はどうするのかということでございますが、こちらに関しましても今後十分に検討してまいりたいと存じます。

  次に、町民の声を聞いた結果の昆虫館なのかと、アンケートをとって民意を聞くべきと思うが、いかがかというご質問でございますが、6月議会の際にもお答え申し上げましたとおり、平成21年11月2日から12月25日までの間、町民の方々への旧梅園保育園利活用に関するアイデア募集を行っております。その結果、2つの団体と6人の方々から13件の貴重なご提案をちょうだいしたわけでございますが、費用面で実現が難しい内容、また既存の施設で十分対応できる案などであったため、再度検討することといたしました。その後、各課からも提案を求めたところ、3つのアイデアが導き出されました。それらをもとに平成22年10月から12月末までの間、まちづくり推進プロジェクトチームで5回の検討を重ね、昆虫館を核とした施設という案に至ったものでございます。以上のような状況の中で、町といたしましては町民の方々のご意見を伺った上での事業実施であると考えております。

  まだまだ具体的検討を重ねなければならない状況ではございますが、埼玉昆虫談話会の方々のご協力をいただきながら、昆虫の標本等を見学できる部分と無料開放する部分、貸し館エリアといった構成での施設運営を行い、親しみやすく特徴のある憩いの場にできるよう準備をしてまいりたいと存じます。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 木村好美議員の質問件名2についてお答え申し上げます。

  (1)についてお答えします。現在、2学期制導入と開校記念日の事業実施により、約40時間、月1回の土曜日授業により約30時間、合計70時間程度の授業時数が確保されております。新学習指導要領が、小学校は本年度から、中学校は来年度が完全実施の年となります。国の定めた学習指導内容の増加に伴う授業時数が、週1時間から2時間、年間に換算しますと35時間から70時間増加します。授業時数の増加に対策を立てていない学校では、6時間の日をふやしたり、遠足などの学校行事を取りやめたり、運動会など体育的行事を体育の授業時数にカウントしたりして対応しているようです。越生町の各学校におきましては、行事は行事として実施し、授業時数にカウントするようなことはせず、正常な状態でゆとりを持って教育活動を展開しております。

  教科書の厚さにつきましては、指導内容の増加と写真や資料の増加により厚くなっております。文部科学省は、ゆとり教育の方針を変更し、その結果として教える内容を増加させましたので、教科書が厚くなったわけであります。

  授業時数を十分確保している越生町の学校は、対策をとっていない他の市町村に比べると、かなりゆとりを持って学校運営が行われていると思います。

  (2)についてお答えいたします。校長会とともに土曜日授業の検証も含めて、10月にアンケートを実施します。平成19年度から2学期制を導入し、その特色を最大限に生かし、補充授業、サマースクール、ウインタースクール等の実施により、子供たちの学力向上を図ってまいりました。昨年10月には、文部科学省委嘱の3年間の学力向上実践研究発表会を越生中学校で実施しました。全県下から200名以上の参加があり、成果が注目されました。

  今までアンケートを実施しなかったのは、始めるときにアンケートを実施してありますので、新しい制度が定着する途中でのアンケートの実施は、制度に対する不安感を与えるおそれがあると考えたためでございます。今回は、2学期制導入から5年目を迎え、成果もあらわれ、ある程度定着してきたのではないかと考えましたので、一つの区切りとして10月にアンケートを実施することにしたわけであります。

  (3)についてお答えします。授業時数の確保につきましては、最初に述べたとおりです。2学期制と土曜日授業を合わせて6時間の日をふやさない対応をしていく旨は保護者に何度も伝えております。具体的には、全戸配布の教育委員会の広報紙「おごせの教育」におきましても、学習指導要領の改訂に伴う状況をお伝えし、各学校でも「学校だより」により各学校の取り組みを何度も伝えております。さらに、各学校では学校公開日を設け、授業参観の後、学級懇談会等を行い、説明をしてご理解をいただいております。実際に授業を見ていただくことが学校を理解する最も有効な手だてでありますので、土曜日授業も毎回公開日とし、平日に授業参観ができない保護者にもなるべく学校に来ていただくようにしております。

  今後教育委員会としても、広報活動を一層充実し、広報紙「おごせの教育」を全戸に配布し、越生の教育の取り組みを広くお知らせしてまいります。

  また、学校に行きたくないと変化しているとのことですが、不登校の数からでは、小学校は越生小、梅園小とも今年度はゼロ人、越生中学校は3人で0.88%、全県平均の不登校の出現率は2.69%で、越生の不登校者数は極めて少ない状態ですので、不登校数の視点からではありますが、ご理解いただきたいと存じます。

  (4)についてお答えいたします。現在も進路相談に必要であれば、夏休み前に通知表にかわるものを出すことになっております。中学校に利用者の件数を問い合わせましたところ、今年度も請求はなかったとのことでした。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) それでは、再質問いたします。

  そもそも木曜日の人事の案件に関しまして、いろいろと思い起こさせていただきました。その際、今から8年前、小学校のクーラーの必要性を訴えれば、当時の教育委員会は半そで、短パンで頑張っているから、必要性はないというようなことを言い、また梅小の統廃合の説明会の席では、バスに乗っていくのでは地域とのコミュニケーションがなくなってしまうのではないのでしょうかという保護者の質問に対し、なら歩いていけばいい、そのような答弁をし、また私が遠くの子に対するスクールバスの必要性を訴えれば、バスは出さないというような答弁をいただき、2学期制の検討推進委員会の議事録の情報公開をすれば、ほとんど書いていないようなレジュメを出してきたり、黒だか、黒丸だかで消してあるようなモザイクかかったような都合の悪いことは非公開だったりと、とにかく、また越生毛呂山教育を考える会で話し合った2学期制の危険性や問題点を指摘すれば、糾弾の会だとの暴言を吐き、そしてあげくの果てに署名を本当にその人がしたのかと、電話番号も署名には書いていないのに電話を一々している。そんなことを、そのほかにもこういう、ここにもあるのですけれども、こういう文書でいろいろと私に送りつけてきたり、とにかく数え切れないほどの怒り、そして住民無視のトップダウンの教育行政に私も一気に血圧が30も上がってしまうような地獄のような日々でした。しかし、その後の教育委員会を任された教育長の部下たちが一つ一つ過去の失態をカバーするかのようにご努力し、教育長自体も徐々に変化してきたのも事実ではあります。学校のハード面では、特に中学校ではほかの市町村に負けないくらい自慢の学校であり、小学校にもクーラーの必要性をようやく認めていただいたのも、町長がかわったからなのか、教育委員会が変わってきたからなのか、いずれにしろ高く評価できるとともに感謝もしています。あとは、小学校の空調整備が早急にされることを私は今後もしっかりと訴えていくつもりでございます。

  先ほど言いました、木曜日の議会で教育委員の人事案が承認されましたが、私は反対いたしました。まず、この一般質問が先に来るのか、人事案が先に来るのかでかなり違ってきたと思います。要は、承認するかしないかというのは、今その教育長、今の教育長、木曜日の案は教育委員でしたけれども、後々教育長になるわけですから、いろいろなことをどう考えているかということを私がわからなければ、いいも悪いも判断ができないという理由で私は教育長にお会いに行ったわけです。私からお聞きしに行ったわけです。その際、議会で答えるという一言で答えを私はもらえませんでした。だから、この公然の場で、これからも私はやっていこうと思います。

  さて、ハード面とは裏腹に、大切な学校の中身については、よくわからないことだらけです。例えば2学期制の検証委員会というのは、どこで何を検証しているのでしょうか。今は第一あるのでしょうか、動いているのでしょうか。そういうことも含めて、では、まずここで、2学期制の検証委員会は、どこで何を検証しているのか、ちょっとここでお答えください。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 再質問に対してお答えします。

  2学期制の検証委員会ということですけれども、毎月1回の校長会にて本町に関する、教育に関する検討はさせていただいております。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 今校長会とおっしゃいましたけれども、これ始まったときの2学期制検討委員会のメンバーはだれだったのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) お答えします。

  学力向上委員という形で教頭が中心になって会は進めていたということです。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 私が聞いたのは、学力向上委員会のメンバーが教頭だとかという問題ではなくて、学校統合検討推進委員会が過去にありましたよね。そのメンバーはどなたでしたでしょうかとお聞きしております。

          〔何事か呼ぶ者あり〕



○議長(長島祥二郎君) そう、2学期制。今何て言った。

          〔「統合」と呼ぶ者あり〕



◆8番(木村好美君) ごめんなさい。2学期制、ごめんなさい。2学期制です。



○議長(長島祥二郎君) では、もう一度質問を改めて。



◆8番(木村好美君) 大変申しわけございません。2学期制の検証委員会の件で、ごめんなさい、お聞きしますが、今ご答弁の中で校長会でやっていると。要は、その校長会でこんな大事なことをそもそも、では2学期制の推進委員会ですか、2学期制の、その推進委員会は保護者も入っていたはずなのです、私の記憶、PTAだったと思いますけれども。そういう方たちがいなくなってしまって、そして校長会だけで話し合われる、この2学期制検証委員会というのはどういう話し合いなのですか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) お答えします。

  検討時点に関しては、校長が中心になってやっていたと思います。実施後に関しましては、検証という形も含めましてですけれども、学力向上推進委員が中心となり、教頭が中心になり、やっていました。検討時点では、保護者が入っていなかったのではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。

  済みませんでした。訂正します。検討のときは、校長の命を受けて教頭が中心となり検討していたということでよろしいですか。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) ということは、保護者不在でPTAにも相談もなく2学期制は進めてしまったということですか。そういうことなのですか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) アンケート等をとったりして、保護者の意見は学校のほうに集めまして、検討材料にしていたということです。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) そもそも、まず何でもそうですけれども、例えば県のほうでも2学期制の導入についてということで文書出ているのですけれども、要は県は3学期制と比較して、例えば2学期制と3学期制を対比し、要は県は導入を検討している市町村に2学期制のメリット、デメリットなど必要な情報を提供し、積極的に支援してまいるということで言っていながら、要は地方に丸投げみたいな、要はそういうふうに地方の教育行政は本当に問われていると思います。その中で、今度越生町なら越生町で保護者不在でどんどんやっぱりいってはならないと思うのです。今回神奈川県の秦野市さんの教育委員会とお話しさせていただきましたけれども、5年間、やっぱり5年間です。2学期制を研究、推進した中で、秦野市さんは、要は教育委員会が一斉に2学期制をとにかく導入するとかではなく、学校、地域、保護者が連携して2学期制についての学習を高め、その理念、内容、意義について共通理解した上で学校が主体となって実施するとかいう過程を大切にしてきたという、そういう経緯があるのです。これは、秦野市の教育委員会さんが5年間の2学期制研究、推進についてということにきちっと、それこそ検証や分析をした結果が、そういう結果をいろいろとお話しいただきました。要は、今言ったとおり、学校、地域、保護者と口だけ言っていて、例えばきのうの子どもフェスティバルも地域がいなかったら絶対に成り立つわけがないのです。だけれども、この2学期制についても成績が上がっているからとかではなくて、学校の先生がどれだけ努力しているかと、そういうことが本当に大事になってくるわけであって、例えばアンケートをとりました、とりましたと私何度も何度もご答弁いただきましたけれども、こういうアンケートです。こういうアンケートというのは、例えば学校の雰囲気がよくて、学校の先生、教職員は協力し、教育活動を行っているかとか、学校の先生は礼儀正しいかとか、親しみがあるかとか、学校の先生はお子様たちの教育に熱心に取り組んでいると思いますかと、私が母親でこんなの来たら、丸に決まっているではないですか。私が言っているのはそうではなくて、2学期制についてのアンケート。要は、秦野市さんもそうです。そういうふうに2学期制の公平なアンケートをとっているところはたくさんございます。いいです、結果がよければ、今も答弁もらいましたけれども。結果が、では上がってきた。そして、定着している。先生方の意見も、子供さんの意見も、そして保護者の意見も、いいよ、このままいこうよ、2学期制でいこうよというのであればいいではないですか、堂々としていれば。ただし、もし何かがあった場合、例えばこういうところを直してもらいたいとかというのが、その2学期制についてそういうものがあるならば、きちっと直すべきだと思うし、きちっとご理解いただくべきだと思うし、そういうことにやっぱりきちっと民意を聞いていくべきだと私は思って、何度も何度も同じことを言っているのであります。要は、子供たち、越生の子供たちが優秀なのは、とにかく現場の先生と保護者と生徒、児童の関係が本当にいいからなので、教育委員会が直接子供たちとかかわっているわけではないですから、要はハード面とかいう部分は確かに教育委員会は本当に頑張っていると思いますけれども、ソフト面に関しては、もう現場以外にほか本当にないと思うのです、子供も含め、親も含めてですけれども。要は、それだけにやっぱりみんなの声を聞いていくべきだと私は思っております。

  それで、先ほどのご答弁の中に、ちょっとびっくりしたのが開校記念日が、2学期制の導入と開校記念日の授業実施によりとあるけれども、開校記念日はみんななくなってしまったのかどうかお聞きします。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 開校記念日についてお答えします。

  以前ですと、開校記念日は教員も勤務日でなかったということだったのですけれども、平成、ちょっと年度は忘れてしまったのですけれども、教員の勤務日ということになりまして、越生町では平成19年度から開校記念日、教員が来ていますので、授業をしていこうということで始めております。そういうことです。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 私、今、この前保護者たちと話ししていたのです。「ねえ、木村さん、越生小学校、梅園小学校、そういう開校記念日っていつだっけ」と聞かれたのです、保護者に。「いや、梅園はいつだったっけかな。越生はいつだったっけかな」なんて会話していて、保護者知っていないのですけれども、これどういうことなのですか。ちゃんと大々的に保護者にちゃんと周知させた、開校記念日をつぶしているというのをちゃんと保護者に周知させているかどうか。それと同時に、何度も答弁にありましたけれども、広報紙「おごせの教育」に書いて送っている、全戸配布していると言うけれども、この広報紙をどの程度皆さん見ていらっしゃるのかどうか。そういうことも含めてアンケートをとるべきではないか、要は。こういうもの自体出しているからとか、見ているからとかと、何でも片づけてしまいますけれども、どこまで見ているのかも、はっきり言ってわからないわけです。ですので、もう2学期制自体を最初にどんとやったのですから、きちっと常時説明していくのが筋だと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 開校記念日に関してですけれども、なくしたということではありませんです。先ほども言いましたように、教員の勤務日でもありますので、授業を再開しているということでありまして、なくして授業をやっているということではございません。

  あと、全戸配布の「おごせの教育」ですけれども、どのくらいの方が読んでいるのかというのは、ちょっとはかり知れないというか、わからないところがあるので、答えられませんけれども、ぜひ大勢の人が見ていただいて、越生町の教育に関して興味を持っていただけるよう、これからも努めていきたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) ちょっと今のよくわからないのですけれども、開校記念日をなくしたわけでは、要は私たちは開校記念日というと学校がお休みというイメージがすごい強いのですけれども、これ開校記念日をなくしたわけではないけれども、授業すると、これどういうふうに理解したらよろしいのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 教員の勤務の関係で、県の勤務条例のほうが変わったということで、あえて休みにする必要がなくなったということです。越生町は、かなり早い時期から授業を進めて、授業数を確保してきた現状がありますけれども、ここのところ見直されて、開校記念日も授業していくという市町村はふえつつあります。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 開校記念日ばっかり時間使っていられないので、よくわからないですけれども、本当に、何度聞いてもよくわからないのですけれども。そもそも開校記念日って学校休みなのではないのですか。子供のころは休みでしたけれども。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 開校記念日と、あと県民の日というのもご存じでしょうか、あると思うのですけれども、そこに関しましても教員は勤務日になっておりますので、授業は可能になっております。ただ、越生町は、開校記念日を授業日として、県民の日は授業は行わないような形でやっております。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 要は、そういうことも含めてしっかりと説明していただきたい。もうちょっとわかりやすく説明していただきたいと思います。保護者は、全然わかっていないです。だから、私とそんな話になっていってしまうのです。開校記念日いつだっけみたいな会話になってしまうのです。全然わかっていないでしょう。きちっと説明してください、ちゃんとそういうことも。今何回かお聞きした中で、要は国の授業ができるような、県だか国だかがそういうふうになったから、授業するというふうにしたというだけの話であって、保護者はどこまでわかっているか、これわからないですから、きちっとこれは周知していただきたいと思います。

  そして、先ほどのアンケートなのですけれども、まずアンケートはどんなアンケートをとられるつもりでいるのかどうかお答えください。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 今月の校長会にて決定という形になりますので、今ここでこういう形だということは話せない状況です。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) では、もしかしたら、こういう、またこんなアンケートという可能性ももちろん高いわけですよね、今のご答弁ですと、そういうふうに理解しましたけれども、それでよろしいのですね。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 木村議員さんの先ほど持っていた学校評価というものは、どこの学校も学校運営していく上で年度末、年末から年度末にかけてどの学校も実施して、保護者にそれを返しているというような内容のものでありまして、2学期制に特化したものだけでなく、すべてに関して、学校運営に関するすべてに関しての評価ということで、そういう内容になっていると思います。2学期制に関してのアンケートに関しましては、答弁させていただいたとおりなのですけれども、5年目たったということで、今までは特化したものは実施しておりません。来月、10月に2学期制に特化した形のアンケートを実施していくということになっております。

  以上です。

          〔「土曜日授業は」と呼ぶ者あり〕



◎学務課長(青柳高君) あと、土曜日授業の件もありますので、土曜日授業の件もアンケートで実施、2点についてアンケートを実施する予定です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) ということは、やっと本当に2学期制についてを、要は前向きにというか、検証、分析するような機会がここで生まれたということで、私が2学期制を賛成するとか反対するとか、そういう問題ではなくて、どっちでもいいと言ったら変なのですけれども、子供たちがよければ、子供たちの勉強の、それこそプラスになるのであれば、どっちでもいいのです。1学期制だって、5学期制のところだってあります。通年制のところだってあります。ですので、それはどっちでもいいのです。とにかく頭のいい子というのは、いろんな子にお聞きしましたけれども、何学期制でもいいと、私はそれに合わせてやるしかないのですというふうな私子供さんからご指摘を受けて、中学生から受けて、すごい頭、本当に石でたたかれたような気持ちになりました。そのとおりだと思います。ただし、引き合いに出すのも変なのですけれども、うちの息子みたいなのもいます。ですので、やっぱりすごい二極化が激しい今の世の中だからこそ、できる子だけがいってしまって、例えば本当に二極化を広げてしまうような、そういうまねは絶対にできないので、ですので、そこら辺も含めて、やっぱりきちっと保護者とひざ交えて話し合っていただきたいと思います。その際に、このアンケートをとるに当たって、ぜひ秦野市さんのアンケートを参考にしていただきたいと私は思います。強く要望いたします。

  それとともに、教員の先生、現場の先生、そして児童生徒、そして保護者、この3つのアンケートは絶対にとっていただきたく、それもあわせて私のほうからご要望差し上げておきます。

  それで、続いてですけれども、通知表の件なのですけれども、今のご答弁ですと、夏休み前に通知表にかわるものを出すことになっております。進路相談に必要であればというふうにおっしゃいました。これですと、そのとおりで、私が過去にお聞きしたときも、このような答弁いただいております。中学校に利用者の件数を問い合わせましたところ、今年度も請求はなかったとのことでしたとおっしゃいますけれども、本当にこれ請求なかったのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 先ほども申しましたけれども、中学校に問い合わせたところ、請求がなかったということです。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 今のご答弁なのですけれども、私は請求したけれども、もらえなかったのですがという相談を受けているのですけれども、これはどうなっているのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) できましたらば、名前教えていただいて、こちらで調査してお答えしていきたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 今のご答弁もそうなのですけれども、本当に保護者の気持ちがわかっていないと思います。というのは、これを、例えばどこのだれだと言ったときに、受験生を抱えている親というのは、自分の子供がどうなるかってわかりませんか。人質にとられているような気持ちになるのですけれども、どういうふうに思いますか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 今年度の話なのか、以前の話なのか、ちょっと今もわかりかねているところあるのですけれども、もう一度学校側のほうに再確認をしてまいります。どうしても名前が、そこで出てくればいいですけれども、わからない場合には、また教えていただくなりということで対応していきたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 受験生を持つ親というのは、本当にぴりぴりしているのです。例えばそれがうちの子だとかとなったときに、うちの子は不利になるのではないかとか、そういうふうにすごい不安に思っているのです。ましてやことしから受験の形が変わってくるわけです。そういうことも踏まえて、そういう犯人捜しみたいな、どこのだれが上がってきたのだとか、もうそういう問題ではなくて、これはもう周知徹底すべきなのです。要は、通知表が欲しいと言ったらば、例えばそういう話が出たらば、必ず校長先生に上げるとか、そういうシステムづくりが大事だと私は思います。でなければ、こういうことが何度も何度も起きます。要は、担任の先生の段階でとまってしまったのか、教務主任の先生の段階でとまってしまったのか、どこでとまってしまったのだか知らないですけれども、教育委員会に上がってこないではないですか、こうやって。そうやって内々で隠しているような内容では困るということを言いたいのです。子供たちが悲鳴を上げているところがあるのです。そういう子供が1人でも2人でもいたらだめなのです、やっぱり。受験生です。やっぱり平等にいかなければいけないと思います。ですので、とにかくそういうシステムづくり、通知表を出す、ではどういう形で、どういう手続したら出すのか。通知表のかわりになるものです。そういうことも踏まえて、きちっと周知徹底して、逆にこのアンケートで、今回10月にとるアンケートで、ぜひこの夏休み前に通知表が必要だと思うかというのを今の現3年生とか、本来ならば今の高校1年生、そういう人たちにぜひ聞いていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 学務課長。

          〔学務課長 青柳 高君登壇〕



◎学務課長(青柳高君) 夏休み前に進路で必要な資料が必要であれば、今現在も提示するという準備はしております。自分も3年前には現場に、鶴ヶ島ですけれども、いたのですけれども、当時都内に受けていく子が何人かいました。その学校に問い合わせると、夏休み前の通知表は、なければ必要ありませんよということで、どの学校も話されたのを今思い出したわけですけれども、また現在そういう学校が出てきているのであれば、調査していく必要もあると思うのですけれども、学校側から、保護者からの要求がなかったという答えでしたので、きょうこのような答弁させていただきましたけれども、ここでもう一度保護者のほうに確認したり、事実関係のほうは調査していきたいと思います。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 要は、例えば所沢市もそうですけれども、3学期制だったら夏休み前に通知表が出ると。先生は、今鶴ヶ島にいらっしゃったときに、都内の高校は必要ないと言って今ご答弁いただきましたけれども、私もそのころあちこちの私立高校回っていました。その際に、都内は必要があるところもあるのです。今夏休みに持ってきてくれれば、お約束上げますよと言っているのです。私は3学期制だったのです。だから、持っていきました、しっかりと。だけれども、今の子、持っていけないわけです。現実そういうこともまだあるという話聞いております。ですので、もうこれだけにまた時間割くわけいかないですけれども、要はとにかくこういうことも含めてきちっと検証していってほしいと思います。きちっと改善していってほしいと思います。本当必要なのか。だから、必要なところに出してくれるのであれば、そういうアンケートも含めて、ちゃんと夏休み前に必要だと思いますかとか、過去の人たち、要は今の高校1年生、2年生、3年生とかの保護者にまで、そこまで通知してアンケートとって初めて返ってきた回答で、やっぱり要ると思うとか、ではどこの学校だったのですかと、そこまでやって初めてわかって分析されるわけであって、やっぱり一人でも、私にはもう過去にある大学附属の高校落ちた方のお父さんとお話ししましたけれども、あれだけ通知表出してくれと叫ばれていたのです。それなのに、結局その子は受からなかったです。そのときに1次で持ってきたら、今だったら判こをやると。通知表持ってこいと何度も何度も恩師の先生、お父さんの母校ですから、恩師の先生に言われました。しかし、結局出してもらえなかったからといって、もう泣き泣き、子供さんは断念したわけです。断念したというか、落ちてしまったのですけれども、そういうこともありましたので、やっぱりそういうことを大事にしていきたいと私は思っております。ですので、やはりアンケートの中に、2学期制をきちっと最終的に検証、そして分析、改善できるような流れのアンケートにしていただきたいということを強く要望いたします。

  そして、梅園保育園の跡地の問題に移ろうと思います。まず、今ご答弁いただきましたけれども、平日はどうするのかとか、セキュリティーの部分はどうするのかと、あれもこれもとっても前に、6月議会でも同じ質問しております。そういうことを何度聞いても、まだ決まっていないと、これ検討しています、検討していますと、これどういうふうな、要は何も決まっていない中ででき上がっていく建物だということがはっきりしたのですけれども、これいつ、どういうときに検討するつもりでいるのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんの再質問にお答えいたします。

  旧梅園保育園の遊具の撤去に着工したということで答弁させていただきましたが、今後遊具、土木工事としまして遊具の撤去ですとか、既設のトイレの解体工事、その後のトイレの改修工事、その後の建具の改修工事ということで幾つかの工程に分けて改修を行います。また、6月の定例会でも答弁させていただきましたけれども、今後の利用については、まだ具体化してございませんが、24年度の開設を目指して、今普通財産でございますので、企画財政課のほうで改修工事ということで3月定例会に予算の議決をいただいて、現在着工をしたわけでございますが、今後工事が終了いたしますと生涯学習課のほうに移管になります。そちらのほうで十分条例等協議をして、旧梅園保育園の跡地については部屋数が幾つかございますので、その辺の利用状況について昆虫館あるいは自由に出入りのできる場所、あるいは学習的に貸し館エリアということで、その辺については今後の検討課題でございますので、議員さんにとってはちょっと歯がゆいことかと思うのですけれども、順序を踏んで前に進んでいきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 要は、歯がゆいですけれどもって、歯がゆいです。要は、これだけ本当に昆虫館なのって声が上がっていて、そもそも庶民の方たちが、先ほどご答弁にもありましたけれども、何団体か来て、どうのこうので、その結果どうのこうのと言ったけれども、そもそも昆虫館自体は町民が発想したアイデアではないです。ちょっとそこを確認いたします。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんの質問についてお答えいたします。

  町民の提案からではなく、各課から上がった提案の中の一つでございます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 今確かに町民の提案ではないというふうにお答えいただきました。ということは、最初にこの去年の9月議会、ちょうど1年前ですが、梅園跡地をどうするのかということをお聞きしたときに、皆さん、たくさんの声を聞いて、皆様が利用しやすいようなコミュニティーの場にしていくというご答弁をいただいているはずです。その中で、昆虫館という声が町民から上がっていなくて、町民が親しみやすく、ここに答弁ありましたけれども、親しみやすく、特徴のある憩いの場というふうに言っているのですけれども、要はその町民の意見ではないものをこれからつくろうとして、親しみやすい特徴のある憩いの場というふうにしていくという、準備していくというふうなご回答ですけれども、それは一体どんなものなのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 木村議員さんのご質問に1分か2分だけお答えいたします。

  梅園保育園をみんなの声を聞いて、使いやすい、みんなが集まれる場にしたいというのは、私の公約でございました。そして、町民の方からご意見をちょうだいするという機会を持ちまして、私も雨の中を半日外で立っておりましたが、本当に2人か3人しかお見えになりませんでした。そのときのご意見、あるいはその後の紙で提出されたご意見とか、いろいろございました。しかし、では、帯に短したすきに長しですか、そういう感じの提案でございました。そして、この今昆虫館というのに対して大分誤解があるかと思われるのですが、これ埼玉昆虫談話会という先生方が中心になって、ご自分たちで集めた標本を、たくさんございますので、その都度展示がえをして、そしてその人たちが説明に、多分土、日程度か、余り、毎日詰めることは不可能だと思いますが、そういう形でご説明をいただくと。ですから、昆虫の標本をただ置いておくところではございません。みんなこの「越生の自然」という例の重たい本の昆虫の部分を執筆なさった先生方の会でございます。そして、その昆虫は、養老孟司さんではありませんけれども、虫好きの人は幾つになっても、もうすごく虫が好きで、トンボの話になったら切りがないと、そういうような方だと思いますので、そういう方に越生の子供が行って、いろいろそういうおじさんたちか、おばさんたちかにお話を聞く、お兄さんか、お姉さんかもしれませんけれども、そういうことは本物に触れるということは教育的にすごく目が開かれることだと思いますので、私は非常に期待をしております。

  そして、また越生にこれがあるから、話聞きに来るというような方もこれから訪れてくるのではないかというふうに思います。

  あと、自由に入れるところというのは、保育園のある部屋を、一応管理していただくというか、その先生方がおいでになるときには、かどなたかがおいでになるときはあけて、そうではなくてというときは閉めることになると思いますが、ロビー的に自由に出入りできる部屋を一部つくります。

  それから、公民館のような貸し館というのは、これは予約をしていただいてお使いいただくので、もしその管理みたいな人がいない場合には、その貸し館の部屋だけを借りていただいて、昆虫の標本とかロビーみたいなところは施錠することになるというふうに思っております。

  いずれにしても、初めから物すごい人が大勢集まってくるということでは多分ないと思いますので、そろそろと短い時間、例えば土、日からでも、そういう形で始めたいというふうに思っております。

  また、貸し館のところは、かぎを預かってくださるか、あるいはどういうふうにするかを今後検討してまいりたいと思います。あいているときは、多分梅園の地区の方たちが気軽に寄れる、そういうところになるというふうに思っております。昆虫も、本当に越生からサイエンスの人を進めていく。越生町に2,000種ほどの昆虫がいるのだそうです。そういうようなことを、目が開かれていく、目からうろこというようなことで、小さい子、大人、そういう人たちを自然に目を開くというきっかけをつくってくれるものだと思っております。あるいは、時によっては、化石の先生とか、そういういろんな方のお話を聞いたりすることも、あるいはあるかと思いますが、そういう越生にたっぷりある自然を、そこを目を見開いていないと全然気がつかないで済んでしまうところを何とか目を開いて見ていただく、そういうことに興味を持っていただく、そういうための施設であるというふうに思っております。初めは、そう大勢は見えないかと思いますが、皆様に本当に喜んでいただける施設になるというふうに思っております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 私は、この昆虫館について、いろんなというか、もうたくさんの方からおしかりを受けます、何とかしろと。何で今ごろ昆虫館なのだと。もう本当に私も、もう何て答えていいかわからないです、本当に。それぐらい、町長は期待しているという話でしたけれども、私にしてみれば不安の材料になってきました。それで、期待外れだった場合どうするのでしょうか、そこをお答えください。



○議長(長島祥二郎君) 最後の質問になろうかと思いますが、よろしいですか。



◆8番(木村好美君) ちょっと待って。それどういう意味。長い答弁ということ。



◎町長(田島公子君) 違う。5分までだから、1分しかないから。



◆8番(木村好美君) あと2分ある。



○議長(長島祥二郎君) 簡便に答弁お願いします。

  町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) はい。それでは、私は期待外れにならないように努力をいたしますし、これは越生町の教育、学校外教育にとって非常に力のある施策だと思っております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆8番(木村好美君) 教育の部分、学校外教育についてはいいと思うというのですけれども、私たちは、最初コミュニティーの場というお話聞いていますので、確かに子供たち、児童館がないので、子供たちにとっていいかもしれないけれども、要は無料スペースに関しては、本当に親しみやすい特徴のある憩いの場にしていただけますよね。きちっと地元の声を聞いてください。地元だけではなくて、全町民の声聞いてください。これも本来ならば、アンケートでもう一回問うべきだと私は思いますけれども、もうやってしまうみたいなので、もうそれに対してはとにかく私としては、まず町民無視して梅園保育園の跡地はあり得ませんから、ですので、やはり努力されるのはわかるのですけれども、きちんとそのでき上がるときの有料、無料も含めて、どういうビジョンでこういうものを建てたかというのも含めて、どんどん、どんどん発信していただきたいと思います。

  そして、最後に要望も含めてですけれども、町長と、さっきの教育の件ですけれども、教育部局というのは常に別、常に別みたいに町長はよく言います。しかし、任命権者は全部町長でありますから、責任は町長に全くないということは絶対にないはずです。それをしっかり頭に入れていただきたいと思います。町長は、時たま私は知らないみたいな、そのような無責任な発言がとにかくあります。前回のボランティアの件に関しましても、私は保育園なんか知らないよと言ったことが事の発端です。ですので、そういう発言は絶対今後一切やめていただきますよう要望いたします。

  また、今後の教育委員会に関しましては、とにかく開かれた教育行政の中で、保護者、児童生徒、現場の先生、そして地域の声をよく聞いて取り組んでいただきたく要望し、一般質問を終わらせていただきたいと思います。

  以上です。

          〔「一言いい」と呼ぶ者あり〕



○議長(長島祥二郎君) 町長、発言を許可します。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 木村議員に申し上げます。

  私が知らないと言ったのは、これは非公式な場で、電話の場でございました。議会のところで知らないとか、無責任なことを申したつもりはございません。それは、私人間の、普通の話だったので、そのように確認していない、いいえでしたので、申し上げましたけれども、議会ではちゃんと調査をしてお答えをしているつもりでございます。私の会話のときには、知らないということはあるかもしれませんが、それを議会で云々されるのはいかがかと思われます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) これで木村好美君の一般質問を終わります。

                                              



△延会の宣告



○議長(長島祥二郎君) お諮りします。

  本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長島祥二郎君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、本日はこれで延会することに決定しました。

  本日はこれで延会いたします。

                                      (午後 零時37分)