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埼玉県 越生町

平成23年  6月定例会(第2回) 06月03日−一般質問−02号




平成23年  6月定例会(第2回) − 06月03日−一般質問−02号







平成23年  6月定例会(第2回)





           平成23年第2回(6月)越生町議会定例会
議 事 日 程 (第2号)

                           平成23年6月3日(金)午前9時30分開議

日程第 1 一般質問
日程第 2 議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件

出席議員(10名)
     1番   吉  澤  哲  夫  君      2番   横  田  宗  一  君
     3番   新  井  康  之  君      5番   木  村  好  美  君
     6番   春  日  順  助  君      8番   鈴  木  春  雄  君
     9番   神  邊  光  治  君     10番   吉  田  光  夫  君
    11番   田  島  孝  文  君     12番   長  島  祥 二 郎  君

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  町   長   田  島  公  子  君   副 町 長   加  藤     繁  君

  総 務 課長   戸  口     章  君   企 画 財政   宮  崎     桂  君
                          課   長

  会計管理者   関  口  正  文  君   税 務 課長   島  田  義  博  君

  町 民 課長   成  野     清  君   健 康 福祉   岩  ?  鉄  也  君
                          課   長

  産 業 観光   間 々 田  正  夫  君   まちづくり   保  積  辰  行  君
  課   長                   整 備 課長

  水 道 課長   鈴  木  幹  男  君   教 育 長   新  井  雄  啓  君

  生 涯 学習   大  沢  昌  文  君   学 務 課長   青  柳     高  君
  課 長 兼
  公 民 館長
                                              
本会議に職務のため出席した者の職氏名
  事 務 局長   福  田  敏  男      書   記   大  澤  展  男
  書   記   山  口  博  正



                                              



△開議の宣告



○議長(長島祥二郎君) ただいまの出席議員数は10人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時30分)

                                              



△議事日程の報告



○議長(長島祥二郎君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第2号のとおりです。

                                              



△一般質問



○議長(長島祥二郎君) 日程第1、一般質問を行います。

  通告順に行いますので、ご了承願います。

                                              

       ◇ 吉 澤 哲 夫 君



○議長(長島祥二郎君) 1番、吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) 議長、録音することをお許しいただけますか。



○議長(長島祥二郎君) はい。



◆1番(吉澤哲夫君) ありがとうございます。

          〔1番 吉澤哲夫君登壇〕



◆1番(吉澤哲夫君) おはようございます。本日は、早朝より議会に傍聴に見えました皆様には、大変ご苦労さまでございます。

  質問の前に一言申し上げます。このたびの東日本大震災により被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げると同時に、一日も早い復興をお祈りいたしております。

  それでは、議会議員番号1番、吉澤哲夫です。質問通告に従い質問させていただきます。質問件名1、町の観光客誘致と地域振興について伺います。今、多くの地域で誘致活動が盛んに行われ、町でも四季折々に企画し催しを行っているが、年々来町者が少なくなっています。町の基本構想に、文化遺産や名勝の資源活用を図り本町の紹介とありますが、私は越生町がどこにあり、何があるのか、日常、目で見える状態をつくることがよいのではと思っています。客層を広域にしないと、集客にも限界もあり、財政まで語るにはほど遠いものであります。まして、この1から3年以内には、関東地方の観光資源の活用が大きく変わると感じています。それは、震災の影響が大きく影を落とすと同時に、スカイツリーの開業に多くの目が注がれ、町への人出も一層少なくなると思っています。でも、町は前向きに活力あるまちづくりを進めていかなければなりません。そこで、質問します。

  (1)、スカイツリーの完成を前に、これを取り巻く市町村のスカイツリーが見える高台には、観光施設や観光看板が設置されてくるものと思いますが、越生町として観光誘致のための看板や表示等(梅林、自然、文化遺産、ほか)を大高取山、ほかの場所に設置し、観光が見える誘致の起爆剤として、広域な客層の集客を目指したらと思うが、町の考えを伺います。

  (2)、3年6カ月前に、自然や歴史、文化遺産を生かした地域振興をしていきたいとする答弁をいただいたことがあります。町が何をするのかなかなかわからないため、次の質問をします。

  (ア)、現在、進められていることはありますか。

  (イ)、今後、計画が決まっていることはありますか。

  (ウ)、今後、予定しようとすることはありますか。

  以上を伺います。

  質問件名2、越生バイパスや商店街の活性化策について伺います。前回の町議会で、越生バイパスの市街化への提案を含めた質問をしましたが、町の人口減少、必要性、財源等において早急には考えにくいという答弁でした。その後、県議会及び毛呂山町長選挙では、各候補者とも飯能寄居線の開発や、地域発展のための道の駅の設置等について語り、共感するもので、町の農業の振興や工業、商業施設の誘致は、衰退傾向への歯どめ、また地域の活性化への大きな足がかりとなるものと私も確信しています。隣町の町長が方向を打ち出した今、隣町におくれをとらないよう、越生町としても独自なのか、毛呂山町と協議し一体となり行動するのか、バイパス沿いの道の駅の開発や地域振興に取り組むことができるようにしたらと思うが、町の考えを伺います。

  また、誘致に対する具体的な行動計画がありますか、伺います。

  質問件名3、広域行政への取り組みについて伺います。現在、川越都市圏まちづくり協議会(レインボー協議会)で、防災協定や観光客誘致ほか公共施設の相互利用などの取り組みを行っていますが、今、どのようになっているのか。以前見た資料では、町の立場やこの地域の今後がなかなかわからないと言われる人たちも多いようです。私も越生町の今後を大きく変えるものと思えることから、確認をさせていただくため、次の内容を伺います。

  (1)、協議会の現状。

  (2)、越生町の立場、位置づけ。

  (3)、町として、この協議会に臨む基本的な考え方を伺います。

  以上、伺います。よろしくお願いいたします。



○議長(長島祥二郎君) 間々田産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) 質問件名1、質問の要旨(1)についてお答え申し上げます。

  東京スカイツリーにつきましては、2012年春の開業に向け工事が進められ、3月18日には最高到達点の634メートルに到達いたしました。地上350メートルの第1展望台はマスコミに公開され、さらに100メートル上空の450メートルには第2展望台が完成するところでございます。

  さて、東京スカイツリーの完成を前にした観光客誘致のための看板の設置でございますが、東京スカイツリーから直線距離で約55キロ離れた越生町の山肌に設置した看板の字を読むためには、測量に使われる数式に当てはめ計算した結果、仮に新聞を約30センチ離した程度の文字の大きさで確認できるようにする場合、1文字は20倍率の望遠鏡を使っても69メートルの大きさが必要になります。このため、東京スカイツリーに設置される望遠鏡の倍率が20倍で「おごせ」の3文字の看板を設置する場合、207メートルの用地が必要となり、また山林に看板を設置することになるため、造成をして平地にするか、支障のないところまで伐採をするか、山林より高い部分まで看板を上げる必要があり、工事を施工する上においては、いずれも高額な費用が必要と考えられます。東京スカイツリーの事業主体は、東武タワースカイツリー株式会社であるため、東武鉄道株式会社と連携しPRできるかどうか、協議を進めてまいりたいと考えております。

  また、越生町において、ハイカーなどが集まる場所でスカイツリーの見える眺望のよい休憩所があれば、展望版の設置が可能かどうか検討したいと考えております。

  なお、観光客の誘致につきましては、引き続き記者クラブやテレビ、ラジオへの情報の投げ込みを行い、集客に努めたいと考えております。

  次に、質問の要旨(2)についてお答え申し上げます。本町は、豊かな自然と歴史的遺産、文化財など多くの観光資源に恵まれており、現在、この資源を活用し、1月4日の新春武蔵越生七福神めぐりを初め、4月29日の花の里おごせ健康づくりウオーキング大会、10月下旬の武蔵越生ハイキング大会を開催しているところでございます。また、梅まつり期間中には、来園者を対象とした梅林周辺の史跡めぐりを、観光ボランティアの協力により開催しております。

  自然や歴史、文化財などの資源を生かした観光地づくりにつきましては、本年、越生町ゆかりの偉人である太田道真の生誕600年を記念し、山吹の里、建康寺、龍穏寺など、道灌ゆかりの地をめぐる道灌めぐりハイキングを計画しております。このハイキングは、梅園神社をコースに加え、10月の大祭にあわせ実施するもので、当日奉納される梅園神社の獅子舞も見学していただく予定でございます。

  獅子舞につきましては、町指定の無形民俗文化財であり、この他、津久根八幡神社の獅子舞、麦原住吉神社の獅子舞、上野東山神社の獅子舞が行われており、昨年観光センターにおいて獅子舞写真展を開催し、越生の文化財をPRしたところでございます。

  今後につきましても、太田道灌や獅子舞などを初めとし、越生の自然や歴史、文化遺産を活用し、観光振興に努めてまいりたいと考えております。

  以上で、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 吉澤議員さんの質問件名2の越生バイパスの商店街の活性化策についてお答えいたします。

  まず、本年度からスタートしました第5次越生町長期総合計画における土地利用構想について触れさせていただきたいと存じます。新飯能寄居線バイパス沿道につきましては、一部を除き商業系土地利用区域として位置づけをいたしましたが、自動的に市街化区域に編入できるというものではございません。面的整備を施し、利用形態の変更を行うような手法をとらない限り、現実はほとんどが民地で農業振興地域のままであり、町が主体的に商業エリアを生み出せる状況ではございません。ただし、商業系区域としておりますので、個別の事案として、土地所有者と事業者から開発の計画が発せられた場合は、法令に基づき対応することで、ファミリーレストランやコンビニエンスストアなどに沿道で営業していただくことは可能でございます。

  次に、道の駅について概要を申し上げます。道の駅とは、道路管理者が設置する道路利用者のための休憩施設と、市町村等が整備する各種の地域振興施策とが一体となったもので、休憩、情報発信及び地域の連携機能を備え、道路利用者に快適な休息時間と多様で質の高いサービスを提供する施設となっております。

  また、道の駅の整備形態としては、市町村が地域振興施設とトイレや駐車場等の休憩施設の双方を整備する単独型と、市町村が地域振興施設、道路管理者が休憩施設をそれぞれ別に整備する一体型の2つがあるようです。どちらの場合であっても、市町村と道路管理者の協力体制が整い、道路管理者から国土交通省に道の駅として推薦していただき、登録に至るものです。なお、設置の間隔は10キロから20キロメートルを目安とし、道の駅の設置が地域によって大きく偏らないよう設置しているようでございます。

  いずれにいたしましても、現在のところ、町として積極的に道の駅を整備したり誘致するためには、クリアしなければならない問題が数多くあるわけですが、今後、町全体としての商業の活性化ということを含めて検討してまいりたいと存じます。

  続きまして、質問件名3の(1)、川越都市圏まちづくり協議会の現状についてお答えいたします。既にご承知のとおり、当協議会は歴史や文化のつながりが深く、交通網により生活圏域が密着している川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、川島町、毛呂山町、越生町の4市3町で構成されています。

  協議会の目的は、豊かな自然の中で新たな交流を生み出す自立文化都市圏として整備を推進することで、越生町は毛呂山町と平成7年度に協議会に加わり、その年度に基本構想、基本計画である第1次レインボープランを策定しています。その後10年を経て、平成18年4月には27年度を目標年度とし、自然と共生するふれあい・もてなしの文化交流都市圏を将来像とする第2次レインボープランに移行しております。

  具体的な事業に関しましては、こちらも既にご案内のことと存じますが、広域のイベント等の記事を構成市町の広報紙でお知らせしたり、図書館や公共施設の相互利用、先進地視察研修会の開催、人事交流などを行っております。また、昨年度の事業となりますが、1月8日に越生町中央公民館の駐車場で、新春レインボーまつり in おごせを開催いたしましたが、こちらに関しましては、平成16年度から文化講演会として行っていたものを、交流事業として新たに当協議会が実施したものでございます。

  なお、平成23年度の協議会への負担金は全体で480万で、そのうち越生町分は前年度と同額の35万7,000円でございます。現状につきましては、以上でございます。

  次に、(2)の町の立場、位置づけということでございますが、先ほどもお話しさせていただきましたとおり、歴史や文化、交通網等で古くから密接な関係を続けてきたエリアの中で、さまざまな視点における情報交換や同様の目的意識を共有しながら各種の事業、研究を行っていく当協議会は、全県レベルで組織されるその他の協議会と違い、非常に密度が濃く、構成各市町が互いに切磋琢磨できる貴重な場であると認識し、積極的に活動に参加しております。

  次の(3)、町としてこの協議会に臨む基本的な考え方についてお答えいたします。こちらも既にお話しさせていただいた内容と重複してしまいますが、当エリアの伝統、文化を継承しつつ発展していくために、構成各市町が互いに対等の立場で、お互いを尊重しながら知恵を出し合うことが、基本的な考え方であると存じます。

  以上で、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) お答えいただきまして、ありがとうございます。

  追加質問をさせていただきます。今、お答えの中にもあるのですが、まず地域で取り組んでいる人たちがたくさんいるという、毛呂山町の広報紙も含めて、私はどういう考えなのか伺いたいのです。毛呂山町に桂木というところがあるのですが、ここも毛呂山からスカイツリーを見ますと、大分朝日が上るところとか景色がよいという話を聞きます。同じように、私、正月にはいつも朝日を大観山で拝むような、1年間のことを希望して取り組むわけですけれども、そこからもスカイツリーがよく見えて、やっぱり見えるということは、向こうから望遠鏡で見るわけです。そうすると、よく見えるような状態にもなるわけなので、そういうことも含めて、あそこから越生町、この山合いを見ますと、必ず看板があれば見えることだと。そこに梅のまちだとかいうことがあれば、あそこに越生町があるのだ、梅の里があるのだと。関東の3大梅林があるのだということになれば、春先になれば、ここを目指す人も多くなるのではないかと思うのですが、そういう思いはありますか、伺います。



○議長(長島祥二郎君) 間々田産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) 吉澤議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  先ほど、看板が69メートル、1文字、大きさが必要というご説明をしたのですけれども、もう少し具体的に申し上げますと、1メートルという長さがあります。これは1メートルというのは、手で幅をあらわす場合、どれでも1メートルなのです。人の視野の角度によって、1メートルがぴったり、視野がずっと狭めて1メートルのところの視野で見えるのが1メートル。10メートル離すと、その1メートルは10分の1になってしまいます。

  そういうことで、視野と距離と角度で、1文字がどのくらいに55キロ離れたときに見えるか。しかも、当然それですととてつもなく大きい文字になるので、スカイツリーとかそういうところですと望遠鏡がありますので、20倍の望遠鏡を使ったときに、新聞の文字5ミリなのですけれども、実際には3ミリで計算してみました。3ミリでもいいから見える程度の大きさにするためには、1文字どのくらいの大きさが必要かということで、先ほど申し上げましたとおり69メートルの1文字大きさが必要になると。これは、例えば今の吉澤議員さんのご質問の中で無名戦士のところといいますと、無名戦士は当然山林でございます。しかも平地ではございません。そこを造成というのはちょっと無理な話として、植林されている木の上に1文字69メートルの看板を設置しようとすると、木が20メートルあれば、その上に69メートルの看板を、しかも平地ではございませんので、一番高低差のないところで、高いところで、20メートルなら20メートル。斜面になって下がっていれば、その高低差分を高くしなくてはならない。そうしますと、とてつもなくがしょうきなものをつくらなくてはならないと。とてもそういう意味での看板をつくることは、不可能ではないかという判断でございます。

  あと、細かい計算式につきましては、できれば議会が終わった後にでも産業観光課のほうに来ていただければ、計算式等のほうを丁寧に説明しますので、よろしくお願いしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) 人には好奇心というのがありまして、小さくも見えれば、そこには何があるのだろうという好奇心もわくわけです。一度この越生町に来れば、やっぱりいいところだなという感じでとらえるのではないかと私は思うのです。今のお答えにはがっかりしたのですが、斜面に取りつけるという看板で、私もそういうことで高いものを取りつければ、風、雨にしのぐものが必要だということになりますので、そう思ったのですけれども、斜面であれば、長手方向に少し長くすれば、正規に見えるような状態にもなるわけですので、そういう点も含めて検討をお願いできればということであります。これ以上言ってもしようがないので、次の質問にいかせていただきます。

  越生バイパスや商店街の活性化についての話に移りますが……



○議長(長島祥二郎君) 質問件名2だね。



◆1番(吉澤哲夫君) 質問件名2です。人を集める施設がつくられるようになれば、物産が売れ、経済効果、雇用創出ができると思いますが、そういう考えはありますか伺います。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 吉澤議員さんのご質問にお答えいたしますが、人を集める施設がつくられれば、雇用創出や活性化が図られるのではということでございますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、新飯能寄居線のほうにつきましては、位置づけをしたということで開発等の制限がございます。今、例として申し上げますと、カインズホームもございますが、その隣に仮にベイシアというふうな食品部門の進出等がございますと、またこういった面については、雇用の問題ですとか活性化につながるとは思いますが、そちらのカインズホームさんにつきましても、地権者等の絡みで建設のほうがおくれるというふうなお話を伺っております。また、農協さんの直売所におきましても、町のほうから農協さんのほうに対してご意見等も伺っておるわけですが、現在のところ、拡張の予定がないというふうなお話を伺っております。

  そういった面におきまして、開発が伴えば、雇用創出あるいは活性化ということは十分認識しておりますが、非常にいろんな面において協議とか法的な規制もありますので、その辺をクリアしていかないと進まないものと考えております。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) 毛呂山町町長選がありまして、ここに立つ方たちも含めて、毛呂山町もこのバイパス沿いの開発に力を入れようと。そして、商店を、道の駅などをつくろうという思いがあるようなのですが、そういうことでお答えの調整を図っていただきたいために、この一般質問の締め切り日が5月19日でしたが、5月9日の午前中11時45分に、私この一般質問をさせていただいて、時間をとらせていただいたつもりでいるのですが、どういうお考えで毛呂山町からお答えをいただいたのかお聞きしたいと思いますが。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 吉澤議員さんのご質問でございますが、一般質問の締め切りの前かなり早く、5月9日に質問のほうをいただきましたが、毛呂山町との調整というのは、今現在行っておりません。道の駅の整備というものも、そう簡単に進むことではなくて、クリアしなければならない問題が数多くございますので、今後、毛呂山町等と協議をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) それでは、県議会議員の関係からも質問をしますが、道の駅開発の、県議のほうもマニフェストに掲げているかと思うのですが、このような県議のほうからも開発の打診があったときに、どういう対応をするのか伺わせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 吉澤議員さんのご質問にお答えいたします。

  私も議員になったときから、直売所の問題あるいはそういう問題、越生でもうちょっといいのができないのかということは、当時の経済課長に申し上げてまいりました。できないということでございました。農協さんとも協議しなければだし、いろいろな面があると。私、町長に就任いたしましてからも、何とかできないかと、直売所をつくれないかとか、農協と話ができないかとかしてまいりましたが、やはりいろんな問題があるようでございます。越生町で今直売所、確かにございます。出している方は、非常に少のうございます。その中の本当に十数人かが非常に頑張っておいでで、かなり作物つくって出荷しておいでですが、多くの方は本当にそれほどはなさっておりません。

  直売所なり何なりそういうものをつくるには、一応の品ぞろえというものが町内で必要でございます。越生町では、トマトもキュウリも通年でつくっている方はおいでになりません。イチゴとかそういう直売所の目玉というものがあるのですけれども、それが地元で今つくれていない。あるいはまたタケノコとか山菜とかもいいものがある時期にはいいのですけれども、そういうのももう少し組織的につくらないと、品ぞろえが弱くて、直売所を大きくしただけではうまくいかない面もある。いろんな面で皆さんに働きかけて、作物をもう少しふやしてくださいとか、時期をちょっと考慮して。非常に意欲的に新しい品種をおつくりになっている方もおいでになるのですけれども、それでもちょっと人数が少な過ぎるので、もうちょっと皆さん方に広めて、そういうような形もありますし、それからどこにどうつくるかという問題もありますし、財政のどこから補助金がどのぐらいもらえるかという、単独ではできませんので、そういうようないろんなことを検討してまいりたいと。

  町で検討して、それから毛呂山との協議になるのでありまして、たまたまお隣の町長が町長のマニフェストで言ったとか、あるいは県議会議員の候補者がご自分のマニフェストでおっしゃったといっても、それはすぐ具体化できるということではありません。私どもも道の駅ということであれば、24時間営業ということになるわけですから、そんなに皆さん思いつきではないと思いますけれども、簡単におっしゃられるほど事業をするのは簡単ではありません。しかし、検討はしていきたいと。どういうふうにしたらできるのかということを検討してまいりたいというふうには思っています。

  農協の直売所の話もずっと毛呂も越生もいろんな話が出ていましたけれども、どうも余り進んではいないように思います。私どもも、確かに農協さんと連携をもう少し深める必要はあるとは思うのですけれども、本当にいろんな方向でクリアしないとできませんので、私も議員になった当初から、直売所は何とかならないかというのはずっと検討はしていますけれども、今、少しずつ具体的に何が問題なのかというのを検討をしてまいりたい。

  道の駅というのも、財政的にとかいろんな諸所の条件が整えば、県道にもできることはできるのです。ただ、今のままでは、非常に難しい条件をたくさんクリアしなければならないので、早急にではなく、着実に検討はしたいと思っています。ただ、ちゃんとできるということをお約束できるものではありません。まだわかりません。検討は町の中でやっております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) 建物を先行してつくれば、この施設をもしつくったときには、取り巻く人が、趣味で作物をつくったりいろんなことをして、老後の小遣いにも対応ができるのではないかと思いますが、これはお答えは要りません。

  次に、同じ観点の質問の中から、越生、毛呂山バイパス沿いが、毛呂山町の中にも調整区域ということもありまして、越生町の中は調整区域全般で家が建たないような状態にあるのですけれども、毛呂は武蔵越生高校の反対側ですか、そこの一部がまだ調整区域ということでありますが、同じく毛呂の町長がバイパス沿いを開発ということになりますと、調整区域が外されるのではないかと私は考えておりますが、そのときに越生町の対応はどういうお考えを持って対応されるのか伺います。

  わからないですか。毛呂山町の一部が調整区域であります。その延長上に越生のバイパス沿いがまた調整区域であるわけですけれども、もし毛呂の関係が調整区域を外すとなったときに、越生町の調整区域についてはどういうお考えを持って対応されるのか伺いたいということです。まだわかりませんか。



○議長(長島祥二郎君) 要は、毛呂山のバイパス沿いが今調整区域だけれども、それが調整区域でなくなるということの情報を得ているわけ。



◆1番(吉澤哲夫君) もし、外されたときに、調整区域でなくなったときに、越生町の調整区域をどういうお考えで、そのまま調整区域なのか都市計画区域になるのか、その考えを伺わせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 吉澤議員さんの質問でございますが、3月の定例会におきまして、当時のまちづくり整備課長さんのほうから答弁のほうをさせていただきましたが、このように申し上げてございます。現在では人口は減少傾向にあり、区画整理事業の完了した越生東や上野東の市街化も進行が遅く、早急に他の区域に市街化区域を拡大する必要性の要件に乏しい状況にあります。このような状況の中で、早急にバイパス沿いを市街化区域にしていくことは難しいものと考えております。このように答弁をしてございます。

  先ほど申し上げましたとおり、商業系の土地利用区域として長期総合計画で位置づけを行ったということでございまして、市街化区域の編入につきましては、ただいま申し上げたとおり、まだ上野東等も土地があいてございますので、市街化の編入を県のほうに申し入れても、すぐ受け入れられるものではないというふうに認識してございます。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。質問要旨を……。



◆1番(吉澤哲夫君) 毛呂山町がそうなっても変わらないというお考えをお答えいただきました。



○議長(長島祥二郎君) そうではないのだよ。



◆1番(吉澤哲夫君) 私としては残念でなりませんが。

  次の質問に移ります。

          〔「知らないだけだよ。どういう手だてが必要になるか」と呼ぶ者

            あり〕



◆1番(吉澤哲夫君) 言わないでください。質問いってください。後ろから言われる筋合いはありません。

          〔「無駄な時間を過ごすことになるんだよ」と呼ぶ者あり〕



◆1番(吉澤哲夫君) 私がいただいた50分のうちの……



○議長(長島祥二郎君) それでは、質問件名3。



◆1番(吉澤哲夫君) 次、この質問の中に、誘致に対する具体的な行動計画がありますかということで伺わさせていただいていますが、その件を伺わせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 質問2、まだ質問2だね。



◆1番(吉澤哲夫君) 質問2です。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 吉澤議員さんの質問にお答えいたします。

  先ほど町長が申し上げましたとおり、今後十分に検討してまいりたいと思います。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) 最後の質問で、広域行政への取り組みについてなのですが、最後に積極的に活動に参加しているということですが、具体的な内容はどのようなものか伺います。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 吉澤議員さんのご質問にお答えいたします。

  積極的に活動に参加しておりますということでご答弁申し上げまして、その件についてまた質問をいただいたわけでございますが、先ほど答弁の中で7市町で順番に行っております事業につきまして、ことしの1月8日に中央公民館の駐車場におきましてレインボーまつりを開催したということで、平成16年度からずっと文化講演会という形で行っておりました事業を、今年度から交流事業ということで越生町が提案をいたしまして、まちづくり協議会のほうにおきまして承諾を得て実施したということで、こういった活動を通しましても、越生町としての位置づけというものが、かなりこちらを実施したということで、越生町も頑張って広域圏の中で事業を展開しているものとして認識してございます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 吉澤哲夫君。



◆1番(吉澤哲夫君) わかりました。ありがとうございました。

  最後に、お礼を申し上げたいと思います。私は、任期中の4年、16回のすべての議会で質問をし、町の安全や安心に、そして活力ある地域づくりや町の発展について取り組んできましたが、7月末をもって任期を終えます。この4年間、町職員や議会議員の皆様には大変お世話になりました。改めてお礼を申し上げるとともに、町民の皆様からいただいたご支援に対しお礼を申し上げます。ありがとうございました。

  以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(長島祥二郎君) これで吉澤哲夫君の一般質問を終わります。

                                              

       ◇ 木 村 好 美 君



○議長(長島祥二郎君) 5番、木村好美君。

          〔5番 木村好美君登壇〕



◆5番(木村好美君) それでは、通告に従いまして一般質問させていただきたいと思います。

  質問件名1、旧梅園保育園跡地利用について。最近、また梅園保育園跡地前を散歩していると、「草ぼうぼうで本当に頭にくるんだけど」とのおしかりを受けました。3月議会で高額な予算が通りましたが、何度聞いても建物のビジョンが見えてきません。そこで、確認も兼ねてお聞きいたします。

  (1)、3月議会の答弁で、旧梅園保育園の跡地について条例を制定するとのことであったが、いつ、どのような条例を制定するのか。

  (2)、この跡地利用に至った経緯とビジョンを明確に示してください。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんの質問件名1の旧梅園保育園跡地利用についてお答えいたします。

  まず、質問の要旨(1)、いつ、どのような条例を制定するのかについてでございますが、施設を設置する場合には、その目的や管理に関する事項を条例で定めることとなっておりますので、今年度12月までには案を準備し議会に提案したいと存じます。内容につきましては、設置目的、使用日時、休館日、使用の許可などを規定する条例を制定いたします。したがって、他の施設の条例とおおむね同様のスタイルになろうかと考えております。

  次に、(2)、計画に至った経緯とビジョンでございますが、旧梅園保育園跡地の利活用の方法に関しましては、町長の公約に「子どもと大人みんなの居場所にします」ということになっておりますので、住民の憩いの場として何らかの形態で利用したいとの趣旨に基づき、平成21年11月2日から12月25日までの期間に、町民の皆様へのアイデア募集を行い、結果といたしまして団体2つと6人の方々から計13の貴重な提案をちょうだいいたしました。

  しかしながら、費用面で実現が難しい提案、また既存の施設で十分対応できる提案などがあったため、再度検討することになりました。その後、各課からも提案を求めたところ、3つのアイデアが導き出されました。それらをもとに、平成22年10月から12月末までの間、まちづくり推進プロジェクトチームで5回の検討を重ね、昆虫館を核とした施設という案に至ったものでございます。

  ビジョンといたしましては、埼玉県昆虫談話会による珍しい昆虫の標本展示を基本とする中で、子供たちには科学する心を養ってもらい、さらに農業に従事されている方々には害虫駆除等の相談に当たっていただくなど、昆虫に親しむことによって広くさまざまな知識を習得したり、経験をしていただこうとも考えています。もちろん、具体的かつ詳細につきましては、今後検討していくわけですが、昆虫の標本等を見学できる部分と共有スペースは無料開放とし、残りの部屋を使用料をいただく貸し館エリアとしたいと考えております。そして、さらに検討を重ねていく中で、美しい自然に囲まれた親しみやすく特徴ある施設にできればと期待するものです。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) この際、暫時休憩します。

                                      (午前10時25分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時39分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君の再質問を許可します。



◆5番(木村好美君) それでは、再質問いたします。

  まず、今、ご答弁いただきました中でというか、そもそもこの旧梅園保育園跡地に関しましては、本当に町長の公約に子供と大人のみんなの居場所にする、要はコミュニケーション、そういうコミュニティーの場になるようにというようなご答弁を9月議会でもいただいていますし、そういう公約を掲げていたということで、私は共感したわけでございます。

  その中で、今回条例を設置するということで、設置してから上がってきた予算ではないわけで、改修費ではないわけで、とにかく逆になってしまったわけです。それで、とりあえず改修することに関しましては、例えば賛成されたかもしれませんけれども、要はその中身が問題なのです。例えば、条例は設置目的とか使用日時とか休館日、使用許可などと書いてあるのですけれども、このなどというところに料金が入っていないのです。

  そもそも私なんかが思うには、そういうところがはっきりしないまま進んでいってはいけないと思ったわけです。そんなの当たり前だと思うかもしれませんけれども、まずここに堂々と料金というふうに書いてもらいたいというのがあります。こういう答弁書には。それで、そういう中で、今いろいろな13の貴重な提案をいただいたとか、3つのアイデアが導き出されたとかというお話だったのですが、まずまちづくり推進プロジェクトチームで5回検討を重ねとありますけれども、このチームはどなたたちが5回お話し合いをされたのでしょうか、お答えください。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  町長から任命をされましたまちづくり推進プロジェクトチームのメンバーでございますが、こちらにつきましてはまちづくり推進プロジェクトチーム設置要綱の第3条に基づきまして任命を受けた者でございまして、総務課長、議会事務局長、町民課長、健康福祉課長、学務課長、生涯学習課長、企画財政課長の7名でございます。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆5番(木村好美君) 今のお話でもありましたけれども、平成21年11月から12月まで、1カ月か約2カ月弱ですか。町民の皆様へアイデア募集を行いというふうにありまして、そういう中で今プロジェクトチームのメンバーを聞けば、全部役場の職員ということで、そもそも意見を募って、例えば13の貴重な意見、提案をいただいたというお話ですけれども、これは一体何なのですか。そして、3つのアイデアが導き出された。これも何なのでしょうか。まず、先にそれをお答えください。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんのご質問にお答えいたします。

  「広報おごせ」を使いまして、梅園保育園の跡地の利用につきましてご意見を求めたわけでございますが、その中で団体2つと6人の方から、計13の貴重な意見をいただいたということで先ほど申し上げましたが、その後にまた3つの案が提案されたということで、プロジェクトチームで協議を重ねたわけでございます。先ほども答弁の中で、費用面で実現が難しい提案ですとか、既存の施設で十分対応できる提案があるということで、そういったものも含めて総合的に提案された内容について、プロジェクトチームで協議を重ねた結果で、昆虫館を中心とする施設ということでプロジェクトチームで意見がまとまりまして、それを町長に報告を申し上げたものでございます。

  以上でございます。



◆5番(木村好美君) だから、13と3つの内容。



◎企画財政課長(宮崎桂君) ちょっとお時間いただけますか。済みません。



○議長(長島祥二郎君) 暫時休憩。

                                      (午前10時44分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時46分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) それでは、アイデアにつきまして要約でございますが、申し上げます。

  まず、13のうちの1番目が、病院関係者の寮あるいはケアハウスとして利用してはどうか。次に、町の子供たちが遊ぶための施設として開放してはどうか。3番目としまして、子供を主としたボランティアの塾を開きたい。行政を乗り越えた社会福祉法人への有料紹介。越生町再生のためのNPO法人利用。将来、バイオマス取り組み事業への利用。農業担い手づくりの計画利用。受け継いだ手仕事を生かし、生きがいと活動の場とする。お年寄りの経験とアイデアで手づくりの新しい越生の土地をつくり出す。森の幼稚園。みんなが集まれる場所とする。現在施設、デイケア施設たんぽぽでは手狭だということで、旧梅園保育園のほうに施設を一部移すという案です。最後に、新たな小規模児童館として、梅園地区の子供たちのよりどころとする。以上が13の提案でございます。

  あと、3つの案につきまして、各課のほうから提案された案件でございますが、1つ目としまして越生町の将来像をイメージした健康増進、福祉的事業が趣旨であり、内容の整理が必要となる。

  2番目としまして、公民館的利用と学童保育室としての利用で、梅園地区における公民館の設置が熱望され、お年寄りの趣味の場などとして地域の活性化等の期待が持たれている。また、社会教育委員からも、梅園地区に公民館の整備について強く要望されているということで、学童保育室は現在梅園小学校で行っているが、保育時間や利用者の利便性などにより、学校から離れた場所で運営する提案ということでございます。

  また、もう一つが外郭団体による昆虫館を核とした施設の提案ということで、先ほど申し上げた昆虫館の関係でございます。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆5番(木村好美君) 今、ご答弁いただきました13の案と3つのアイデアということで、すごくいいアイデアもいっぱい出ていると思います。これはあくまでも町民または団体や個人からいただいた案ということで、やはりすばらしい意見が出ていると思います。それを勘案して、結局いろんなことを考えて町の職員で決めたということで、今回昆虫館に関しましてもそうですけれども、3月議会で予算が上がってくるときに、まず何も見えていないということ。これは絶対的に問題でありまして、とにかく例えば昆虫館を、前の説明だと外郭団体で運営するというお話で、例えば常駐で人を入れるとか入れないとかという話も言っていたと思うのです。そういう例えば人件費とかの予算なんかもそうなのですけれども、そういうことに対しても例えば昆虫館に今回なったのですが、どういうものを昆虫館でイメージをしているわけですか。

  例えば、ここには書いてありますけれども、農業に従事されている方の害虫駆除なんかの相談とか、子供、科学する心を養ってもらうとかと。いろいろと聞くと、女の子のお母さんなんかに聞けば、やはり女の子ですから、虫はうちは余り好きではないという子供さんも多くて、または農業に従事されている方に、ぜひこういうのができるみたいだから、例えばヤギの問題とか、赤い斑点の梅の問題なんかもご相談に行ってみてはどうでしょうかみたいな話をちょっとしてみても、まず行かないねみたいな、何かそういうすごいマイナス的なイメージしか出てこないのです。

  ですので、その昆虫館をもうちょっと具体的に教えていただきたいのですが、例えばあそこに梅園保育園の、私はちゃんとレイアウトできていますけれども、間取り図があったとして、どういうふうになって、そしてそれは有料か無料かも含めてなのですけれども、どういうふうに、もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。間取りも費用も含めて。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんのご質問にお答えいたします。

  3月の当初予算におきまして840万円の改修費ということで予算のほうを計上いたし、議決をいただいたところでございますが、主な改修につきましては、トイレの改修……



◆5番(木村好美君) それではなくて、トイレはいいのです。わかりました。その840万の使い方ではなくて、具体的にどのようなものをイメージされているのか。共有スペースは無料開放とし、残りの部屋を使用料をいただく貸し館エリアとか、そういうのも含めてどういうものをイメージされているかということをお尋ねしています。



○議長(長島祥二郎君) 職員が何人常駐して、どのように町民に対して説明するかと。



◆5番(木村好美君) そう、すべてそういうイメージ。そうです。



◎企画財政課長(宮崎桂君) 先ほど答弁で申し上げましたが、利用料金とかということはうたわれていないということですが、昆虫館につきましては、旧梅園保育園につきましては保育室が3部屋、乳児室が1部屋、遊戯室が1部屋ということで、計5部屋ございます。そちらにつきまして、今の段階では昆虫館を保育室1、保育室2を使っていただいて、こちらにつきましては無料で使用していただく。あと現在、まだこれから詰めなくてはいけないのですが、自由に使える部屋といたしまして、保育室3、それから乳児室、こちらを考えてございます。遊戯室につきまして有料というふうな、貸し館ということで利用料をいただいてお貸しする、そのような計画でございます。

  なお、昆虫館の内容でございますが、地域の昆虫ですとか植物の展示、昆虫を核とした社会教育、生涯学習の場として、あるいは昆虫教室ですとか自然教室などの実施ということで内容は伺っております。先ほど、農業をされている方に対して、害虫駆除についての相談を受けるということでございますが、そういったことに対しましても、梅園地区においては梅の産地あるいはユズの産地でございますので、そういった病害虫の問題についても相談に乗っていただけるということでございますので、利用される方もおいでになるのではないかというふうに考えております。

  また、子供たちもすべてが昆虫が好きだということではないとは思うのですが、いろんな昆虫を展示することによって、そういったものを見たり学んだりということで展示をしていただくわけですので、こちらのほうにも期待を持っているところでございます。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 大沢生涯学習課長。

          〔生涯学習課長兼公民館長 大沢昌文君登壇〕



◎生涯学習課長兼公民館長(大沢昌文君) ただいま企画財政課長が答えていただきましたけれども、詳細について簡単にご説明させていただきたいと思います。

  まず、昆虫の標本というのがありまして、箱の中にいろんな虫が入っているのですけれども、1つの箱に10から20ぐらい入っております。その箱を昆虫談話会の人たちがたくさん持っておりまして、それを展示すると、標本を展示するというふうなことでございます。例えばカミキリムシでも200種類持っているのだそうでございます。それから、汚い話ですけれども、ハエなんかは埼玉県に1,500種いるそうですけれども、そのうち500種の標本を持っているということでございます。それから、チョウに限っては100種類の標本があるそうです。チョウとかトンボとかセミとか、そういったものですと、女の子なんかにも見ていただけるのかなというふうに思っております。

  それから、昆虫に関する相談ということで、質問だとか夏休みの宿題ですとか、何でも質問していただければ答えていただけるというふうに、職員が常駐しますので、そういうふうに答えていただけるということでございます。それから、大人の人なんかにとっては、やっぱり害虫ですとか嫌な虫とかいると思いますので、そういった駆除はどうすればいいのか、どんな薬をやればいいのかというふうなことにも答えていただけるということでございます。それから、当然学校の理科の勉強のことに対しても、相談に乗っていただけるというふうなことでございます。

  それから、日時の、開館のことなのですけれども、これから細かいことを決めていかなければならないのですけれども、談話会の人たちも土曜、日曜、祝日は常駐できるということになっています。あと、金曜日あたりも何とかできないかというふうな申し出をしているのですけれども、その辺はまだこれから煮詰めていきたいというふうに思っております。いずれにしても、土日、祝日は常駐できるというふうなことでございます。

  それから、さっきの標本のことなのですけれども、談話会の会員さんが20人程度いらっしゃるのですけれども、全部合わせると標本2万点ぐらいになるということで、したがって夏休みですとか冬休みとか、そういった形で季節でも内容を変えて展示していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆5番(木村好美君) 土日、祝日は説明員さんがいて、平日はではどうするのですか。そのまま勝手に入って見ていいのか、壊されたときはどうするのか。逆に施錠してしまうのか。平日はどうするのでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 木村議員さんの質問にお答えいたします。

  平日につきましては、今後検討してまいりたいと思います。今現在ですと、先ほど生涯学習課長が答弁申し上げましたとおり、土曜、日曜、祝祭日ということで、こちらのほうは昆虫館に常駐するということで、それ以外の日にち、すべて毎日をあけるのかということにつきましては、今後検討していきたいと思います。

  よろしくお願いいたします。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 木村議員さんのご質問にお答えいたします。

  梅園保育園の跡地の利用というのは、私はマニフェストにも掲げましたとおり非常に思い入れがございまして、公開をして皆さんにごらんいただいて、それでご提案をいただきたいということをいたしました。その公開は2日したのですけれども、1日目に私は職員と一緒に雨の中を立っていたのですけれども、3人か4人しかお見えになりませんでした。提案ももっとたくさんいただけるかなと思ったのですが、とてもいい提案もありますしいろいろなのですけれども、実施可能かどうかと。あの施設の問題とかあるいは町の施設であるとかいろいろな問題がありまして、いいご提案でも、必ずしも実施できるものではないということがありまして、そういう点で課長のプロジェクトチームで見て、実施可能性とかそういう点あるいはアイデアのよさとか、そういう点を見ていただいたわけです。

  昆虫館談話会というのが虫好きの先生方が集まっている団体で、ある方はチョウチョウの専門家、ある方はトンボの専門家とか、そういう方がずっと何十年もそれが大好きでやってきた人に説明聞くというのは、これは子供にとってもすごくいいことだと思っています。これは越生町の子が、必ずしも虫が好きでなくてもいいのですけれども、いろんな自然に目を向けるあるいはいろんな事象に目を向ける、そういうきっかけになると思っております。学校の先生に教わるのもいいですけれども、大好きでこの道何十年やった方にお聞きするのが、ずっと子供に影響があります。越生町は、こういう自然に恵まれた町ですから、そういうことを通り一遍に暮らしていると、虫も何だか、秋になったから何かが鳴いているという程度になってしまうのですけれども、それが虫博士がそこらじゅうにできたりしたらいいなというふうに思っております。

  女の子でも、昔、「虫愛づる姫君」というのを高校のとき習いましたけれども、芋虫を手にのせて見ているというそういうお姫様も昔はいたと。子供が幼稚園のうちから、虫、嫌ねと教えなければ、女の子だっていろんなものに興味を持っていく。私は、そういう教育的なことも大好きな人が話してくれると、全く通り一遍の授業とは違うと思いますので、非常に期待しております。今も越生町の自然史編ので毎年何らかの会をして、例えば水生昆虫なんというのを、大満の川でこうやって石ひっくり返して見たりとか、そういうのを行ったことありますけれども、ふだんは何も気にしないものが、説明されることによって目が見開いてくるのです。そういった点で、越生町のこれは教育に非常に貢献すると思っています。

  それから、よそからもお好きな方が見えると思っていますので、観光的にも期待しております。それから、農業でも詳しい方にご説明いただくとまた違うと思いまして、期待しております。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。



◆5番(木村好美君) ご丁寧なご答弁で時間がうんとなくなりまして、もうちょっと通告長くしておけばよかったと後悔しておりますが。わかりました。とりあえずもう決まってしまったのですから、町長もそこまで期待しているものであるならば、とりあえずわかったのですけれども、ただ無料化に関しましては、やはり譲れない部分があって、公民館的スペースというのは、先ほど2部屋無料化ということで、これはどういうイメージをされているのかということをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 要は、そこで梅園の人や何かが子供も大人も集まれる、そういうホテルのロビー的といいますか、部屋を予約してとるのでなくて、ただ、今の感じだと談話室があいている土日、祝日がメーンになるかと思いますけれども、あとは今後検討しますが、みんなが気軽に集まれる場所と考えております。



○議長(長島祥二郎君) 木村好美君。端的にお願いします。



◆5番(木村好美君) それでは、今のご答弁もありましたけれども、とにかくこの無料化に関しましては、よその公民館は有料でやっております。一芸、一スポーツ、一ボランティアを推進するのであれば、これはすべて無料化するべきだと私は思っております。ただ、町長は昔から受益者負担がとても大好きだったので、その辺に関しては、町長は好きな人なのだなというのだけは理解しております。

  そういう中で、とにかく今はホテルのロビー的な部屋ということで今回上がっていますけれども、例えば事故の問題、そこで事故が起きたら、何がどういうふうになるのかとか、今どこの公民館もそうなのですけれども、例えばよその学校から来るとしたらば、昆虫館へ来るといった場合に、昼間来るはずなのです、平日の。夜とかではないと思うのです。そうなったときに、だれもいないというのもまた問題ですし……



○議長(長島祥二郎君) 木村議員に申し上げます。通告時間が既に超過しておりますので、質問を打ち切らさせて……



◆5番(木村好美君) 質問ではないです。要望です。

  そういうこともございますので、とにかくまずそこら辺のビジョンをもうちょっとはっきりとさせて、しっかりと周知していただきたく要望いたしまして、私の質問とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) これで木村好美君の一般質問を終わります。

                                              

       ◇ 春 日 順 助 君



○議長(長島祥二郎君) 6番、春日順助君。

          〔6番 春日順助君登壇〕



◆6番(春日順助君) 皆様、こんにちは。早朝より議会の傍聴に来られた皆様、大変ご苦労さまでございます。

  初めに、3月11日に発生をしました東日本大震災でお亡くなりになられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復興をお祈りを申し上げます。

  それでは、議席番号6番、春日順助、通告に従いまして一般質問を行わさせていただきます。

  質問件名1、住宅改修等の受領委任払いについて。介護保険では居宅での暮らしを支えるサービスとして、予防給付による介護予防住宅改修費支給と介護給付による住宅改修費支給があります。どちらも介護認定された方を対象に、居宅での日常生活を支援するため、住宅に手すりの取りつけ、段差解消スロープの設置、滑り防止対策、引き戸などへの交換、洋式トイレ、便器ですね、への交換などの改修工事を行った場合、20万円を上限に費用の9割が給付されるサービスとなっております。この住宅改修制度を利用するには、事前に申請手続を行い利用するものでありますが、工事費の支払いについては、基本的には利用者が工事終了後、全額を支出しなければなりません。その後、給付で9割が還付されることとなります。還付の期間は最短で約1カ月、最大で約2カ月と聞いております。生計の多くを年金に頼っていると思われる介護認定された高齢者にとって、一時的に大きな負担となっております。

  しかし、受領委任払いという制度を取り入れている自治体が、全国及び県内でも多数あります。この受領委任払いは、給付される支給額を差し引いた額だけを利用者が支払う制度です。例えば、総額20万円の住宅改修工事を行った場合には、利用者は1割の2万円の支払いだけとなります。今の越生町の現状と比べて非常に負担感が少なくなるなど、利用者側からは非常にメリットがある制度となっております。近隣では、鳩山町がこの4月1日から、小川町では21年度から実施が行われているそうであります。鳩山町の担当課にお話を伺ったところでは、この受領委任払いにより、利用者の方から大変喜ばれているとのことでありました。そこで、お伺いをいたします。

  (1)、越生町でもこの受領委任払いを取り入れてみる考えはありますか。

  (2)、福祉用具購入の資金についても、10万円を上限に費用の9割が給付されるサービスですが、これについても受領委任払いを取り入れてみる考えはありますか。

  質問件名2、休養村センター施設の改善について。休養村センターには、年間を通して多くの方が訪れます。訪れる方の年齢層は、年配の方が多いように思います。過日、正面玄関前の階段を、わきの花壇のコンクリート枠につかまりながらおりる年配の方がおられました。同センターにはスロープもありますが、階段部分にも手すりなどがあると、なお便利で安全ではないかと思いました。また、正面玄関わきの休憩用のいす4脚も、ほとんどが経年劣化で反りや割れが目立つなど、訪問される方への心遣いも必要ではないでしょうか。さらに、センター内のトイレも洋式化が必要と思われるなど、訪れる方への心遣いも必要ではないでしょうか。そこで、お伺いをいたします。

  (1)、安全で便利に利用していただくために、正面玄関前の階段部分に手すりの設置と、階段部分の色分けが必要と思います。町の考えはいかがでしょうか。

  (2)、正面玄関わきの休憩用のいすの交換も必要ではないでしょうか。町の考えはいかがでしょうか。

  (3)、センター内のトイレも洋式化へ改修する必要もあるのではないのですか。町の考えはいかがでしょうか。

  (4)、休養村センター建物の耐震診断はどのようになっているのですか。

  以上で1回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(長島祥二郎君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 岩?鉄也君登壇〕



◎健康福祉課長(岩?鉄也君) それでは、春日議員さんの質問件名1、住宅改修等の受領委任払いについて、健康福祉課からお答えをさせていただきます。

  質問要旨(1)及び(2)について関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。現在、介護保険のサービスとして、手すりの取りつけやスロープによる段差解消など小規模な住宅改修につきましては、20万円の支給限度額を基準に工事費が支給され、そのうち自己負担は1割となっております。残りの9割分につきましては、利用者が一たん立てかえをして、後ほど市町村から払い戻しを受ける償還払い方式となっております。

  しかしながら、利用者のほとんどが高齢者であり、一時的な立てかえ払いではありますが、大きな費用負担となっていることは事実でございます。また、近隣においてもこれらの状況を考慮し、東松山市が平成19年11月から、小川町が平成21年度、鳩山町が平成23年度から介護予防住宅改修費の支給について、利用者が工事費の1割負担分のみを先に支払い、残りの9割については、後ほど市町村から施工業者に直接振り込みをする受領委任払い制度を実施いたしております。越生町においても、利用者負担の軽減を図るなどメリットの多い制度であることから、実施に向けた検討を進めていたところでございます。

  したがいまして、この受領委任払い制度の実施に当たりましては、システムの変更や実施要綱、様式の整備のほか、「広報おごせ」等で周知する期間が必要となりますので、9月実施をめどに事務手続を進めてまいりたいと考えております。

  なお、福祉用具購入につきましても、受領委任払い制度を同時に実施する考えでございます。

  以上でご答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) 質問件名2、質問の要旨(1)についてお答え申し上げます。

  休養村センターにつきましては、会議室等の利用を初め、直売所や身障福祉会による喫茶の利用を含め、年間約5万人の方が利用されております。センターの利用者の動線を見た場合、主に直売所を利用する方はスロープを、喫茶、会議室等を利用する方は階段から入館するものと考えられます。休養村センターは、建築後34年が経過し老朽化が目立つため、利用される方の利便性、安全性を考慮し、昨年より改修に着手したところでございます。手すりの設置につきましても、検討したいと考えております。

  次に、質問の要旨(2)についてお答え申し上げます。休憩用のいすにつきましては、現在木製のいすが軒下に2基、軒先に4基設置してございます。そのうち4基につきましては、軒から出ているため、雨、露に当たり劣化が進んでしまう現状にあります。休養村センターをご利用の方が気軽に休憩できるよう、修繕、交換等材質を含め検討したいと考えております。

  次に、質問の要旨(3)についてお答え申し上げます。休養村センター内のトイレにつきましては、男子トイレは小便器が3基、大便器1基、女子トイレは和式便器2基が設置してございます。公共施設における洋式便器の使用につきましては、使用を嫌う人もいるという話も伺っておりますが、トイレは子供から高齢者までさまざまな方が使用いたします。洋式便器への改修につきましては、個数等を含め検討したいと考えております。

  次に、質問の要旨(4)についてお答え申し上げます。近年、新潟県、宮城県、長野県など大規模な地震が発生し、東日本大震災においてはまだ復旧もままならない状況にあり、各地で多くの被害を生じております。現在、産業観光課では休養村センターのほか、駅前の観光案内所、役場入り口にある観光センター、梅林内にある梅園会館の4施設を管理しており、このうち観光センター以外につきましては、耐震診断が必要であると考えております。

  休養村センターにつきましては、昭和51年にセンターを、昭和63年に直売所を建築しており、当時の設計においては基準を満たしておりましたが、昭和56年の耐震診断基準の大幅な改正により、昭和51年建築の当センターは新基準に適合しているか確認ができておりません。このため、(1)でもご説明させていただきましたが、年間約5万人の方にご利用いただいている状況にあり、こうした方々の安全の確保を第一に考えなければなりません。大規模な地震に備え利用者の生命を守る上においても、耐震診断の実施を検討したいと考えております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) それでは、再質問をさせていただきます。

  まず初めに、質問件名1のほう、住宅改修等の受領委任払い、9月実施をめどに進めていただくというお話でしたので、ぜひ実現していただくようお願いをいたします。

  それで、ちょっと教えていただきたいのですけれども、町のホームページでも、私が今質問しましたサービスを受けられる方は要支援1、2、それから経過的要介護の方、要介護1から5というふうに規定をされておりますが、この方の人数を教えていただきたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 岩?健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 岩?鉄也君登壇〕



◎健康福祉課長(岩?鉄也君) それでは、春日議員さんのご質問についてお答えをさせていただきます。

  23年4月現在でございますが、第1号被保険者のうち要支援1が28名、要支援2が52名、合計で要支援の方は80名でございます。要介護1が61名、要介護2が98名、要介護3が65名、要介護4が65名、要介護5が76名、合計で365名でございます。こちらにつきましては、第1号被保険者ということで65歳以上の方でございます。

  ちなみに、第2号の被保険者、40歳以上64歳未満の方でございますが、こちらにつきましては要支援1が1名、要支援2が2名、要介護1が3名、要介護2が3名、要介護3が1名、要介護4はいらっしゃいません。要介護5が4名、合計で要支援、要介護で14名。ちなみに要介護認定者全員では459名となります。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) お答えありがとうございます。

  それでは、実際に住宅改修と、それから福祉用具の利用実績等わかりましたら、お知らせをしていただきたいと思うのですけれども。昨年と、今年度4月からというのですか、今年度分についてわかりましたらお伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 健康福祉課長。

          〔健康福祉課長 岩?鉄也君登壇〕



◎健康福祉課長(岩?鉄也君) それでは、春日議員さんのご質問についてご答弁申し上げます。

  まず、住宅改修の関係でございますが、平成22年度の利用状況をご報告をさせていただきます。まず、利用件数が35件でございます。このうち要介護者が25件、要支援者が10件という内訳でございます。ちなみに、ご利用された平均年齢が80.5歳ということでございます。それと、平均工事費のほうが11万2,000円程度でございます。

  続きまして、21年度のデータもございますので、ご報告をさせていただきます。利用件数が24件、このうち要介護のほうが16件、要支援が8件という内訳でございます。利用者の平均年齢が81.9歳ということでございます。平均工事費のほうが14万8,000円程度でございます。

  ちなみに、今年度の5月末まででございますが、住宅改修のほうにつきましては、申請が1件ということでございます。

  続きまして、福祉用具の関係でございますが、まず22年度につきましては、こちら件数のみで恐縮でございますが、35件、平均の購入価格が2万5,000円程度でございます。21年度につきましては、同じく35件、平均で3万円程度でございます。今年度5月末までにつきましては、2件という実績でございます。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) ありがとうございました。

  やはり、利用されている年齢の方が、平均年齢が随分高いというのがわかりました。このような方は、年金で多分暮らされている方が多いのではないかと思いますので、ぜひこのような9月から実施をめどにということですので、していただければありがたいと思います。また、今後利用される方も便利になるのではないかというふうに思います。町も今後もそういう利用者の立場に立った行政を、ぜひ実施していただきたいと思います。質問件名1のほうは了承いたしました。

  質問件名2のほうです。まず初めに、(1)の階段の色分けについてはどのようにお考えかお聞きをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) 春日議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  階段の色分けにつきましても、最初にお答えしたとおり、その中で検討したいと考えております。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) ということは、手すりの設置とあわせて検討されるということですね。わかりました。実際に年配者の方も、やっぱりスロープから回ってくると遠回りになるので、結構階段を、事実なのですよ、これは。私、実際見ましたので。足の悪い方がわきの花壇の枠につかまりながらおりるという姿を見ましたので、写真撮っておけばよかったのでしょうけれども、いつも持っているというわけにいきませんので、撮っていないのですけれども、一応そういう事実もありますので、ぜひ前向きなご検討をしていただければと思います。やっぱり、それで年間5万人の方が利用されているということですので、老若男女、また健常者の方だとか、またいろいろお体の悪い方もいらっしゃいますので、ぜひ検討をしていただければと思います。

  それと、あと(2)、いすなのですけれども、こちらはいつごろをめどに交換しようというふうに思っていらっしゃるかお聞きいたします。



○議長(長島祥二郎君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) いすにつきましても、一番最初に申し上げましたように休養村センターの改修を昨年から着手しております。そういう中で、春日議員さんからご質問のあったことにつきましても検討していきたいということで、今の時点で例えば今年度やるとか来年度やるとか、優先順位も当然出てきますので、この時点ではお答えできませんけれども、課とすれば一番必要度の高いものから整備ができればと思っております。あとはお金の関係だと思います。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) わかりました。ぜひ早目に交換していただければ、ささくれ立っている部分もありますので、折れてけがをされたりだとか、手にそういうとげを刺してけがなんかあってはならないことだと思いますので、ぜひ前向きな検討をよろしくお願いをいたします。

  それから、(3)、センター内のトイレなのですけれども、検討されるということなのですけれども、ぜひ、今一般家庭ではほとんど和式というのは、ついているお宅というのは数が比率が少ないと思うのです。私、前にも役場庁舎のトイレも改修してくださいというか、そういう話を一般質問でさせていただきました。例えば子供の場合、子供のときから洋式トイレというのを使っている方が多いと思うのです、現状では。そういうことをあわせて、私、それで18年6月にも、あのときは身障者トイレということでたしか一般質問させていただいたのですけれども、なかなかこういう姿も見えてこないという現状なのですけれども、その辺についてどういうふうにお考えですか。洋式トイレ、衛生上だとかいろいろあるかもしれませんけれども、使いやすさから考えれば、洋式のほうが私は現状ではすぐれているのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) 春日議員さんのおっしゃるとおりで、このところ大方和式から洋式に各家庭ではなっております。ただ、その中で、最初の答弁でご説明申し上げましたけれども、不特定多数が使うトイレであると、すべてが洋式であればいいという考え方もなかなか難しい面があります。これは決定事項ではございませんけれども、課とすれば、1つだけでも洋式のほうにかえられればと思っております。これは決定ではありませんけれども、片方は和式で片方を洋式程度にできればいいなと思っております。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) わかりました。ぜひ前向きな検討をよろしくお願いいたします。

  それでは、(4)の耐震診断、こちらについては51年にセンターが建てられたということで、隣の直売所については63年というご答弁ですが、耐震診断を、お答えしづらいでしょうけれども、実施するとすれば、いつごろ。早目という答弁になるのかもしれませんけれども、いつごろをめどにというのをちょっとお聞きしたいと思うのですけれども。



○議長(長島祥二郎君) 産業観光課長。

          〔産業観光課長 間々田正夫君登壇〕



◎産業観光課長(間々田正夫君) 耐震診断の実施時期でございますけれども、耐震改修とは違いますので、診断ですので、そう莫大なお金がかかるわけではございませんが、春日議員さんおっしゃるように、課とすればできるだけ早くということで、やることがたくさんあるものですから、今の休養村センターにつきましても、考えていきたいと思っております。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 春日順助君。



◆6番(春日順助君) できるだけ早くと。一番最初のご答弁でもあったとおり、年間5万人来られているわけです。3月11日に発生した地震も、私たちは3階の委員会室で常任委員会をやっていました。それもやっぱり突然来ました。たしか、3月11日の前にも、2日ぐらい前ですか。宮城県のほうで大きな地震があって、その後何か来ないのではないかというような報道もあったように記憶しているのですけれども、やっぱり突然来ますので、なるべく早く耐震診断をしていただいて、診断が低ければ改修ということになると思うのですけれども、ぜひそういう手当てをしていただきたいと思います。これは要望で結構です。

  越生町は、観光も重要な産業ですので、ぜひそういう来られた方への心遣いといいますか、大変必要な部分だと思います。そのことが、次も来てみたいというふうになると思うのです。それは、総合的な考えでいかないと、ある面だけよければいいということではないと思うのです。ぜひそういうことで行政の取り組みをよろしくお願いをいたしまして、一般質問を終了させていただきます。



○議長(長島祥二郎君) これで春日順助君の一般質問を終わります。

                                              

       ◇ 新 井 康 之 君



○議長(長島祥二郎君) 3番、新井康之君。

          〔3番 新井康之君登壇〕



◆3番(新井康之君) 傍聴の皆様には、ご苦労さまでございます。3番、新井康之、質問をさせていただきます。

  2点をお伺いいたします。第1番目、町の防災行政を問う。3月11日発生した東日本大震災は、ここに改めて述べる必要もありませんが、国内史上最大のものでした。地震自体、津波、さらには原子力発電所による放射能被害等、かつて例のないものばかりです。ここに、被災されましたすべての皆様に、重ねて哀悼の意とお見舞いを申し上げます。

  さて、越生町の防災に関しては、平成19年3月発行の越生町地域防災計画があります。この防災計画は、第1編総論、第1章総則の中で、「町民の生命、身体及び財産を保護することを目的とする」と記載しています。そこで、次の事項を伺います。

  (1)、最近は、激しい風水害等自然災害が多発しています。その上、今回の地震です。前述の計画書を作成した時点と現在の状況は、大きく異なっています。特に、地震に関しては、「阪神・淡路大震災時の状況を参考にした想定」、これは同書の10ページにあります、とあります。町は、この計画を見直しまたは修正する考えはありませんか。

  (2)、次に、町民から防災無線放送の内容がよく聞き取れないと話されることがあります。越生町防災行政無線局管理運用規程には、「災害に関する各種情報を住民に迅速かつ的確に伝達周知し、災害の未然防止を図る」云々とあります。この原則からすれば、町民が放送内容を的確に聞き取れなくては、災害時に生かされません。その解決方法を伺います。

  (3)、町内には、土砂崩れ、落石など危険箇所が多数あります。私は地震発生直後、町内の危険箇所を巡回しました。休養村センターにも参りました。幸い休養村センターは、壁等はがれておりませんでした。麦原地区に行く道路、これは町道2―32号線で大きな石が数個、私が確認しただけで10個で、反対側の麦原川近くにも、山の中にも落ちておりました。路上に落ちているのを発見しました。そのうちの1つは特に大きく、かたいアスファルト面が陥没していました。そのとき車が通行していれば、大事故になるところでした。現に、子供を乗せたスクールワゴン車が通過する少し前だったとのことです。私は、既に平成20年6月定例議会で、この町道の落石危険を指摘し、落石防護さくを設けるべきだと主張しています。再度町の対応を伺います。

  次に、質問件名2、山間地区に対する町の防火対策を問う。去る5月9日、黒山地区で山林火災が発生しました。私は、現場に急行したところ、林道猿岩線で車が炎上して、その火が山林に燃え移ったものと聞きました。消防団員の皆様の手で、約1,200平方メートルを焼失しただけで鎮火しましたが、山林火災の消火活動の難しさを目の当たりにいたしました。今回は幸いなことに、最終地点の消火栓からホースを何本もつなぎ、またポンプ車を2台中継しまして水が届く距離でした。水がなかったなら、大きな山火事になっていたかもわかりません。そこで、伺います。

  (1)、越生町内の人家のある地区で、最終の消火栓から人家に水が届かない地区はありませんか。特に山間地区、例えば黒山、龍ヶ谷、麦原、上谷地区等です。また、防火水槽の設置で対応できるのか伺います。

  (2)、もし人家に届かなかったら、その対応を伺います。

  (3)、山林火災に対する町の対応を伺います。

  以上、西入間広域消防組合との兼ね合いもありますが、伺います。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 戸口総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 新井議員さんのご質問のうち、質問件名1、町の防災行政の質問要旨(1)、(2)についてお答え申し上げます。

  3月11日午後2時46分ごろ発生した東北地方太平洋沖地震は、震源を三陸沖、深さ24キロメートル、マグニチュード9.0の巨大な地震でありました。また、この地震により、東北地方から北関東に及ぶ広い地域で大きな津波が襲われ、多くのとうとい命と財産が失われることとなりました。さらには、福島原子力発電所の放射能漏れ事故により、福島県の双葉町を初めとする半径20キロメートルの範囲が警戒区域とされ、住みなれた地域から離れ生活することとなっていることや、さまざまな地域において農産物や海産物、水道水等に放射能物質の影響が出ている状況です。改めて被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げる次第でございます。

  まず、質問要旨(1)の町の地域防災計画見直し、修正の関係ですが、今回の災害では、地震のみならず、大津波に襲われるという今までの想定を超えた災害となり、甚大な被害が生じたことをかんがみ、国の中央防災会議において東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会が設置され、今秋、ことしの秋を目途に取りまとめを行われ、その後防災基本計画の修正が行われるとお聞きしています。

  また、埼玉県においても、今回の震災で福島県からの被災者の受け入れ等、さまざまな点で検討課題があり、国の防災基本計画の修正を含め、修正する予定であると聞いております。

  町におきましても、国及び県の計画の見直しを含め、災害時における災害対策本部の機能の維持や通信機能の途絶時における被害情報の収集手段の確保など、今回の震災の教訓を生かした計画の見直しを進めていきたいと考えております。

  次に、質問要旨(2)、防災行政無線についてお答えいたします。防災行政無線放送は、町内全域の皆さんに確実な情報を短時間にお知らせするための手段として、昭和63年度から運用されているものでございます。運用当初は、聞きづらいというご意見が少なからずあったようでございますが、その都度スピーカーの向きを調整するなど対応を図るほか、時差放送等により、聞き取りやすい放送に努めているところでございます。

  今回の震災の関係で、防災関係の関心が高まる中、聞きづらい等のご意見を受け、現地調査も実施させていただいているところでございます。防災行政無線はご承知のとおり、固定の放送局から放送により周知するものであります。天候や窓を閉め切った状態など、さまざまな環境に影響されるものであります。今後においても、防災行政無線の本来の目的が達成されるよう努めてまいります。

  続いて、質問件名2、山間地区における町の防火対策についてお答え申し上げます。まず、5月9日に発生した黒山地区の火災の概要についてご説明いたします。火災の現場は、林道猿岩線起点より約1,200メートル地点で、午前10時32分に運転中の車両が燃え出したという通報があり、車両及び隣接する山林を焼失したものです。幸いにして、乗車していた方は無事でした。この火災により、西入間広域消防組合の消防車両3台、関係車両7台、署員26名が出動するとともに、越生消防団の車両6台、団員40名が出動し消火活動に当たり、午後1時30分に鎮火したものでございます。

  まず、質問要旨(1)、消火栓から人家に水が届かない地区、防火水槽の設置及び(2)の人家に届かなかった場合にはという質問ですが、あわせてお答えいたします。基本的には、町内には消火栓から人家に水が届かない地区はないとお聞きしております。今回の黒山地区の火災のように、消火栓等の水利を確保し、ホースの延長、車両等による中継により、消火活動を行うということであります。

  また、防火水槽の関係でございますが、迅速な消火体制を確保するためには、防火水槽を含む水利の確保が必要なことから、消防施設整備計画に基づき随時整備を図っているとのことであります。

  また、質問要旨(3)、山林火災に対する町の対応ですが、山林火災については、予防が大切なことであると認識しております。ハイキング等に訪れた方々など、火災予防の啓発看板の設置などを含め検討してまいりたいと思います。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 新井議員さんの質問のうち、1、町の防災行政を問うのうち(3)について、まちづくり整備課よりお答え申し上げます。

  平成20年6月定例議会で答弁いたしましたとおり、町道2―32号線には複数の落石防護さくを設置しております。また、その後も平成20年度、小杉地内に工事延長18メートル、道路面より2.5メートルの高さの工事を、平成22年度においても、降雪による倒木と電線破損により、工事延長18メートル、道路面より3.5メートルの高さの工事を実施いたしました。

  今回の東日本大震災直後において、新井議員さんには町内の危険箇所を巡回していただき感謝申し上げます。町としても、地震後直ちに道水路の被害調査をパトロールにより実施いたしました。幸い越生町におきましては、議員さんご指摘の小杉地内落石以外に大した被害はありませんでした。また、5月29日に降雨による小さな落石がありましたが、大事に至りませんでした。しかし、今後も異常気象や地震はいつ発生するかわかりませんので、地形や状態を調査し、引き続き危険箇所については防護さく等の工事を実施していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) この際、暫時休憩します。

                                      (午前11時55分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時30分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) それでは、再質問をさせていただきます。

  質問件名1の(1)についてですが、越生町地域防災計画の見直しの件なのですが、この防災計画の2ページに計画の修正として、本計画は災害対策基本法第42条の規定により毎年検討を加え、必要があると認められる場合は修正するというふうにありますけれども、これは毎年検討を加えているのでしょうか。そして、どういう機関で検討をしているのかお伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 本来ですと、修正を毎年して防災会議等に修正をかけるわけでございますが、小さい修正につきましては、担当のほうで逐次修正をしております。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 毎年修正をしているかどうかはっきりしていなかったのですが、今回は既にしましたかどうか、ちょっとお伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 新井議員さんの質問にお答えします。

  今回の修正につきましては、国の防災会議においても、先ほどお答えしましたが、専門会議を設けて検討をしております。その中で、今、国のホームページ等を見ますと、幾つか想定を変えなくてはいけないような大きな災害になっておりますので、それらを見ながら修正をしていきたいと思っています。国のホームページを見ますと、被害想定、これは津波に対する被害想定、越生町にとってはちょっと違うかなとは思うのですが、その中でも津波によって災害対策本部が報道されているように流されたとか、機能低下がある、そんなところを見直しなさいとか、そういうものが出ております。また、初期の情報収集、情報伝達においてもいろんな問題が出ていますので、その辺を見直すように書いてあります。

  それで、本日の朝の新聞によりますと、埼玉県においてもきのうですか、県の防災会議の幹事会というのがありまして、そこでも見直しが必要だということで、必要なテーマとして帰宅困難者の対策、放射能物質対策、避難所の設置運営、備蓄物資、県災害対策本部の体制、こんなことがテーマに挙げられております。それで、県はこれを各テーマごとに作業部会をつくって、ことしの11月に修正をするということになっております。

  越生町においても、先ほど言いましたが、国の防災会議の基本計画を受けて県がつくる。その後、市町村が県のを受けてつくるという方法になっておりますが、いろんな問題も出ておりますので、早目に作業部会というか、そういう検討会を町のほうでも、県がこういうテーマを出しておりますので、早目に検討会を立ち上げたいと思っております。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 早目に見直しをしていただきたいと思います。国、県等の方針を見ながら、町のほうも修正をしていただきたいと、このように思っております。

  もう一つ、確認なのですが、その修正というのは、町の機関としてはどこでするわけなのでしょうか。越生町防災会議でやるのでしょうか。その点を確認いたします。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) そのとおり、防災会議で最終決定はします。その前に、それぞれ作業部会等で成案をつくり、最終的には防災会議で決定をするということになると思います。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) それについては了解をいたしました。

  次に、質問件名1の(2)です。防災無線放送の内容がよく聞き取れないというのは、津久根地区だけでなく、越生町全般としてよく聞かれるのですけれども、町のほうは防災無線に対する苦情といいますか意見といいますか、大きく分けてどのように聞き取りづらいというか、その状況と原因をどのようにとらえているかお伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 聞きづらい状況と原因ということでございますが、1つは越生町の特徴であります、どうしても山側にある。そうすると、反響しやすいということが、地形的な要因が大きなものがあると思います。それと、もう一つは、よく言われるのですが、どうしても防災無線、窓を閉め切りで聞くと、なかなか正直言って聞きづらいことがあります。そういうことを含めまして、チャイムが鳴ったら、それぞれあけていただくというようなことも必要かと思っております。それと、もう一つは、これは私たちのほうの放送する側の要因もあるかと思いますが、簡便に、要旨をしっかり、短い言葉で言うことも必要かと思っております。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 確かに、山に反響したり聞き取れないということもあります。また、自動車の騒音で聞こえないと。これは非常に無理と言ってはちょっとあれなのですけれども、交通量の激しい道路の近くのお宅は、非常に聞きづらいという点もあるかと思いますが、そこいらも工夫していただきたいのですが、アナウンス等先ほどおっしゃるようにもう一度工夫していただいて、はっきり聞こえるようにしていただきたいと思います。

  それから、家の中で聞いている人の対策についてはどうするか、もう一度お伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 家の中、確かになかなか難しい面がございまして、その辺は先ほど言いましたとおり、自動車とか、今締め切りますと、かなり密閉性というのですか、いいサッシでございますので、音が入ってこないということもあります。そんなこともありますので、広報等で先ほど言いましたとおり、チャイムの音でも鳴りましたらば、聞き耳を立てていただく。正直言いまして、なかなか家の中のものについては、そういう形で気をつけて聞いていただくという姿勢になっていただくようなPRをしていきたいと思います。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 防災無線は、原則として外で聞いてもらいたいというような町のほうの要望なのですけれども、町民のほうは家の中で聞くのは当然だと思っておりますので、広報等で聞きやすい方法を周知していただきたいと思います。先ほど申し上げましたように、防災行政無線局は非常災害時においては、「災害に関する各種情報を住民に迅速かつ的確に伝達周知し、災害の未然防止を図る」と、こういうふうにありますので、そこをよく勘案していただきたいと思います。町民からはよく、非常時に聞こえなかったらどうするのだと、こういうふうに言われてしまいますので、そこを言われると、本当にそのとおりだと、こういうふうに思っておりますので、そこをもう一度勘案していただきたいと、このように思います。これは要望です。

  それから、1の(3)の質問に移ります。土砂崩れとか落石なのですけれども、これは震災の後にすぐ私が、休養村センターとか麦原へ行く町道とか、麦原地区とか、それから龍ヶ谷、それから山入とかずっと回りましたけれども、麦原のこの落石が一番大きかったです。先ほど申し上げましたように、スクールワゴン車が通過する少し前だった。ちょうどタイミングが悪くて、スクールワゴンが通過するときでしたらば、子供たちは大変な目に遭ったのではないかと思っております。運転していた方も非常に怖がっておりました。そして、麦原地区の人が逆にそれよりちょっと前に車で通ったのですが、私はこれより少し遅かったらば、落石でやられていたかもわからないというふうに非常に怖がっておりましたので、落石防護さくを今後も検討していただきたいと思いますが。

  別に町長の言葉を揚げ足を取るわけではないのですが、越生町では麦原で落石があった程度と、「程度」というふうに言っておりましたけれども、そういう言葉はちょっとどうかと思うのです。事故が発生しなければいいのだというような考えは、ちょっといかがなものかと思っています。町長の認識をお伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 新井議員さんのご質問にお答えいたします。

  麦原の落石というのは、結構大きかったとは思います。ただ、あの地震の大きさに対して、越生町は震度4でしたし、人的被害は全くなかったと。そういった意味で、越生町の災害というか被害は、ほとんどなかったということを申し上げたのでございます。もちろん被災地の宮城、岩手、福島、そういうところとは違いますが、埼玉県でもあるいは千葉県でも、東京都でもいろいろな被害が起こっております。あるいはこの近隣でも、例えば鳩山町、小川町、川島町、屋根のかわらが大分落ちたりしたような被害がたくさん聞いております。越生町では、幸いにして人的被害はなく、また被害もそれが落ちた、それ以外にはほとんど聞いておりませんので、被害は非常に少なかったということは事実であると思っております。たまたま何もそこに通った車がなかった、人がいなかったということは、幸いではございますが、ほかのところはもっと大きな被害がいろいろ起こっておりますので、そういった意味でも、越生町は被害が少なかったというふうに認識しております。

  被害がなかったからよかったと。あの程度のことで済んだというのは、確かにその下を通っていたら、大災害になったわけでございますが、たまたま通らなかった。あるいはその落石の瞬間に通るということ自体が非常に少ないと思いますので、被害は少なかったということだと思います。私は、越生町は今回の大震災でも、災害が少なくてよかったというふうに思っております。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 私は、事故があったら大変なので、落石を取り上げているわけですけれども、道路面に落ちた石だけでなくて、反対側の山林の中にも幾つも転がっておりました。道路上だけで10個なのですが、山の中のは確認しておりませんが、何個か大きな石があったと思います。ですから、その認識の方法なのですけれども、確かに東北地方の方に比べては非常に軽微なことだったかもわかりませんけれども、これを契機にきちんと、こういうことも起こり得るのだということをもう一度認識していただいて、予防策をしていただきたい。

  先ほど答弁にございましたけれども、5月の末にもう一度落石がありました。これも幸いけがはなかったのですが、1人では動かせないような石だというふうに聞いております。それは私は確認しておりませんけれども、そういうこともありますので、本当によく落ちる場所ですので、地震とか雨とか、大雨が降ればよく落ちる場所ですので、幸い今のところ事故は起こっていないと。幸い起こっていないということだと思いますので、その点の認識をもう一度お伺いをいたします。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 再度お答えいたします。

  一番初めの課長の答弁にもございましたように、今回40メートルほど防護さくをいたします。もう一つの最近起こったところについては、上から石をできるだけ落とすという対応をとります。地層ですか、地質学的に落石の多いような岩というか、そういうものがあるというふうに思いますけれども、申しわけないですけれども、少しずつ対処していくと。わっと全部やるというわけにはなかなかまいりませんので、できるだけ毎年毎年対処していくと。危険の大きいと思われるところから、毎年毎年少しずつ対処していくということになると思います。残念ですが、わっと一遍に何キロもやるというようなわけにはいきませんので、少しずつということになります。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 今のご答弁で、毎年徐々に予防方法を講じていくと。途中に木にひっかかっている石等があったらば、少しずつ落としていくという計画をお伺いをいたしました。毎年継続していただきたいと思います。子供も通学路に使っておりますので、非常に危険ですので、その点はよろしくお願いをいたします。

  次に、質問件名2の山間地区に対する町の防火対策の件ですが、先日の5月9日の山林火災は、車が発火したということが原因なのですが、その車はどういう車か町のほうはとらえておりますでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) たしか、トヨタのエスティマというワゴン車だったと思います。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 私がお伺いしたのは、そういうこともあるのですが、そうでなくて、車検をとっていなかったというようなことを西入間広域消防組合の方からお伺いいたしました。そういう車が走っているのだなということで、びっくりしたわけですけれども。そして、これは千葉の習志野ナンバーの車で、車検をとっていない。そういう車が走っていること自体非常に危険なのですが、それがたまたま千葉の人が水くみに来たらしいのですけれども、そこはよくわかりませんけれども、千葉の人が来て、車検をとっていない車で走っていて、車両整備不良なのでしょうか、それで発火をしたというのが原因と聞きましたけれども、どうでしょうか、町のほうはどういうふうにお考えですか。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 新井さんがおっしゃったとおり、町のほうでも、千葉の人で車検をしていない車であるということは認識しております。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 偶然なのか自然なのかちょっとわかりませんけれども、そういうところまで予想といいますか、想定して事に当たらなくてはならないのは非常に大変なのですけれども、そこいらをよく認識していただいて予防策をとっていただきたいと、このように思います。

  それで、2の(1)の人家のある地区で、最終の消火栓から人家に水が届かない地区はあるかどうかお尋ねしたのですが、ないようですというふうにお答えいただきましたけれども、これは例えば黒山の笹郷とか龍ヶ谷の梅本地区にも届くのでしょうか。最後の消火栓はどこにありますか。梅本地区の消火栓はどこにあるか調べていただきましたでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 手元にある資料ですと、笹郷のほうの民家、これは最終防火槽が東武のバスの迂回路のちょっと先から一番笹郷の上のお宅まで、約1,300メートルあると聞いております。それと、上野の山路のお宅は860メートル程度あると聞いております。梅本の話なのですが、ちょっとそこまでは出ていませんので、調べて後でご報告させていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 一度で言えばよかったのですが、麦原の峰とか山入地区、山入は谷が幾つかありますけれども、山入地区とか上谷の大附に近いような高いところ、そこいらはどうなのでしょうか、そこも調べていただきたいと思います。町のほうで、私は西入間広域消防組合に行って、その図面を見せていただきました。どこに消火栓があるか。それは確認しましたか。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 町のほうも西入間消防組合のほうに担当が行って確認しております。町のほうで、越生町で遠いところというところで西入間消防組合のほうで挙げていただいたのが、この2つだったものですから、距離的なさっき新井さんが言いました梅本とか大附の近くとか、そこの辺は正直言って距離的なものがお話がなかったものですから、さっき言ったこの2つがかなり遠いという認識でございます。地図そのものはありますので、後で確認をいたします。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) 私がなぜこういうことを言うかというと、特に梅本とか上谷、山入のほうは、川に非常に遠いのです。ですから、そこに防火水槽があれば、まだ少しは対応ができます。それが空になるまでは。非常に谷は深いですので、ウオータールートというのですか、何か運ぶやつが、動噴と同じようなものがあるそうですけれども、そういうやつで対応するとか、非常に初期消火ができない状態にあります。消防でつなぐにしても非常に急な斜面ですので、そこいらどうなるか非常によくわかりませんが、そこいらをきちっと調べて、いざというときに対応していただきたいと思います。笹郷のほうにも人家ありますし、梅本地区には4件あります。そして、上谷の大附に近いほうも十何軒ですか、あります。麦原の峰のほうにもありますし、そこいら火災が起こったら非常に大変だと思いますので、そこいらをきちっと対応していただきたいと、このように思います。その点、再度お伺いいたします。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) お答え申し上げます。

  今、防火水槽、水利等が入っている地図が手元にあるのですが、ちょっとはかれないものですから、後で見ていただければと思います。

  それと、あと水利の関係ですが、防火水槽等の設置につきましては、町も消防組合と協議ができますし、また地元の区の要望等があれば、また協議の場にのせていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(長島祥二郎君) 新井康之君。



◆3番(新井康之君) では、それはよろしくお願いいたします。

  次に、最後の2の(3)について、山林火災に対する町の対応ということなのですが、これは行楽客等まで注意を促すということですので、そこはそのようにしていただきたいのですが、それに対しても、山火事は一度起こってしまうと、今のように消火栓があって、そこから何台かつないで、ポンプでポンプアップしてホースをつないで届く距離であればいいですけれども、それが届かないと延焼を食いとどめる程度に、消火活動というのはそういうことだというふうにお伺いしました。県の防災ヘリ等も頼むということなのですけれども、その水はどこから持っていくかということも非常に問題になりますので、予防と、それから対策なのですが、谷川の水を利用できるところはすれば、非常にいいのではないかと思います。それが届く距離であればいいのではないかと思いますが、砂防の堰堤というのはありますけれども、そういうものはきちっとそこいらをきれにいして、水を消火活動に対応できるのではないか思いますが、その点いかがでしょうか。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 確かに、堰堤等の土砂を取り除いて、水を蓄えてということだと思うのですが、その辺はまた正直言いまして予算等、また管理するところ等ございますので、相談してまいりたいと思います。

  それと、先ほど言いましたとおり、新井さんも消防組合で情報を取り入れているのだと思うのですが、どうしても山火事になると、新井さんもおっしゃっているとおり、近隣の消防団の応援、消防本部の応援、最終的には県のヘリコプターの応援ということになっていくかと思います。いずれにしましても、その前に火事が起こらないような啓発活動を一生懸命していきたいと思いますので、よろしくお願いします。



◆3番(新井康之君) はい、了解しました。



○議長(長島祥二郎君) これで新井康之君の一般質問を終わります。

                                              

       ◇ 神 邊 光 治 君



○議長(長島祥二郎君) 9番、神邊光治君。

          〔9番 神邊光治君登壇〕



◆9番(神邊光治君) それでは、通告に従いまして質問させていただきたいと思います。

  まず第1は、自治体にできる電力不足対策についてであります。東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発の事故は深刻な電力不足をもたらして、この夏場が乗り切れるかということが大変心配されて、報道もされて、その中から企業も一般家庭も、もちろん官公庁も含めて、あらゆる場で節電が求められております。こうしたことになったのは、原発の技術がまだ未完成で危険な技術だということであることを、万人の目の前にさらけ出したと言っても過言ではないと思います。原子炉の燃料棒の溶融や、使用済み核燃料の後始末ができない。膨大な放射性物質、死の灰まで飛散させております。現在の人間では、この放射性物質、死の灰を原子炉内に完全に閉じ込める技術をまだ持っていないということが指摘されております。そうした意味で、原発の安全神話は完全に崩れたというふうに言わなければなりません。

  こうしたときに、日本弁護士連合会が5月7日に政府に、エネルギー政策の根本的な転換に向けた意見書というのを提出をいたしました。非常に建設的な意見として受けとめております。全文がここにあるのですが、A4判9ページのもので、細かいことには触れられませんが、意見を8つの項目に分けて整理をしております。一つ一つ、若干短い文章ですから、読み上げたいと思います。

  当連合会は、エネルギー政策の抜本的な転換に向け、次のとおり意見を述べる。1、持続可能性を基本原則とするエネルギー政策にすること。2、原子力発電所については、新増設を停止し、既設のものは段階的に廃止すること。また、運転開始後30年を経過し老朽化したものや付近で巨大地震が発生することが予見されているものについては運転を停止し、それ以外のものについても、地震・津波に対する対策を直ちに点検し、安全性が確認できないものについては運転を停止すること。3、石炭火力発電についても、新増設を停止すること。4、再生可能エネルギーの推進を政策の中核に据えること。5、エネルギー製造・供給事業の自由化を促進し、発電と送電を分離すること。6、エネルギー消費を抑制するための実効的な制度を導入すること。7、排出量取引制度等によってエネルギー供給の確実な低炭素化を図っていくこと。8、エネルギー政策が多くの国民に開かれ、国民の積極的な参加を促すものとすることというふうに書いて、後のページで、その裏づけはこういうことだということ、理由を述べているわけなのですが、ぜひこの8項目についての所感を、まずお伺いをしたいというふうに思います。

  そうしたことを受けて、(2)として地方自治体でできるいわゆる節電対策も含めて、こうした自然エネルギーに対応すべきものについてはきちんと見張り、長期的に準備をする必要があるのではないかというふうに考えます。

  3として、当面のすべての公共施設の電力を賄う意味で、太陽光発電システムへの切りかえを進めるべきだというふうに思います。

  4番目に、現存する小中学校等に設置されております太陽光発電の実績等について報告をしていただきたいということと、5番目に住宅へのより一層の普及を図るために、どう対応していったらいいかということ。

  もう一つ、6番目は先進地、私はテレビでしか情報は得ていないのですが、飯田市で太陽光発電のかなり進んでいる状況があると報道されていました。また、岩手県の葛巻町、ここは私議長させていただいたときに、埼玉県の県の議長会で研修に訪れたのが葛巻町であります。風力発電とバイオマスでクリーンエネルギーのまちとしてアピールされているところであります。そうした意味では、今後は、原子力発電をすぐやめるというわけにはもちろんいかないと思います。今の国の状況の中で、再生可能なエネルギーの方向に少しでも転換する、できるところから始めていく。そのことが雇用を生み、産業を引き立てることになると思います。

  原発の問題で大変詳しい我が党の国会議員の指摘で、吉井議員というのがいますが、今の原発の状況、日本の電力の状況というのは、電力会社をトップにして鉄鋼からセメントからあらゆる企業を、もちろん官僚も含めて、それから原発技術の日立、東芝、三菱重工等を含めてスーパー談合グループだというのです。電気事業が独占で、国が補償しているわけですから、独占で金もうけができる。その金もうけをするために、電源三法によって要するに交付金等で市町村を縛り上げて、札びらでほっぺたをひっぱたいてどんどん誘致をする。誘致されたところは、皆さんもご存じのように要らないものまで箱をつくって、箱の運営でなかなかもうからない。もうからなければ、また原発をつくって交付金をもらわなければならない。そういういわゆるスーパー談合組織の中に組み込まれて、自治体が原発を推進せざるを得ないといういわゆる負のシステムができ上がっているということが指摘されております。

  そうした意味では、小さいかもしれませんが、微々たるものかもしれませんが、やはり日本のために、将来の子供たちのためにも、自然の再生エネルギーにシフトして、そして今から準備できるものは、きちんと取り組んでいくということが求められているというふうに思いますが、いかがお考えでしょうか。

  次に、2番目に災害被害者の町の受け入れ体制についてお伺いをしたいと思います。東日本大震災と福島原発事故による避難者は、本日の時点で9万九千何がしという、いわゆる10万人がいまだに、3カ月近くなろうというのに、避難民として体育館やその他で生活せざるを得ない状況になっております。報道によれば、精神的、肉体的限界2カ月を過ぎているわけであります。一日も早く避難民の方々が希望するような形の住まいにきちんと住まわれて、プライバシーや衛生的、温かいバランスのとれた食事ができるように支援がされる必要があるというふうに思っております。町にも3家族が受け入れられたと。その後1家族になって、3名になったという話は事前に聞いておりますけれども、避難された方々に対するサービスはどのように行われてきたのか、お伺いをしたいというふうに思います。

  新井議員も指摘しましたが、防災計画等は見直しが当然必要だし、また条例等も改めて設定をして、危機管理に対して行政のスムーズな運営を図っていくべきだというふうに思います。その危機管理というのが、まさに今度の原発事故みたいに突発的で物すごい災害で、どうなるかわからないような状況に対応するものになっていないのではないかというふうに思っていますが、どうなのでしょうか。

  2番目に、特に町営住宅に対しては、5組か8組の方が見えられて、町営住宅を実際見たけれども、これでは結構だということでよそへ行かれたという話も聞いています。要するに、もちろんこういう突発的な事故で、これだけ日本全体が緊急にそうした避難民を受け入れなければならない、そういうことを事前に想定していたわけではありませんから、放射能で子供たちを心配して、夜中にそれこそすっ飛んで親戚を頼って越生町に来られた人たちにも、安心して、はい、どうぞ、準備はふだんからできていて、いつでもどうぞと言えるような、そういうものにしていくために、ア、イ、ウ、いわゆるあきになったら町の責任でリフォームをする。町内の若者等にも受け入れられるような魅力ある町営住宅、部屋づくりをしておく。設備、備品についてはきちっと拡充をしておく、こういうことがやはりふだんから必要だし、また災害がなくても、町民の人で町営住宅に住みたいという希望の方には、ぜひそういうことを行うことによって、利用が促進されるのではないかというふうに思います。町営住宅が8戸でしたか、報告によれば、余っていると。余っていても、十分なリフォームがされていないで、設備もきちんとされていないでそのままにしておいたのでは、そうした準備ができているとは言えないというふうに思います。

  3番目に、今回の震災から酌み取るべきその他の危機管理について何かありましたら、ご報告をいただきたいというふうに思います。

  1回目は以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(長島祥二郎君) 企画財政課長。

          〔企画財政課長 宮崎 桂君登壇〕



◎企画財政課長(宮崎桂君) 神邊議員さんの質問件名1、自治体にできる電力不足対策の(1)、意見書の趣旨1から8項目の所感についてお答え申し上げます。

  平成23年3月11日14時46分ごろ、三陸沖を震源地とするマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、宮城県北部では震度7を記録しました。この地震に伴う大津波によって、岩手県、福島県、茨城県など、三陸海岸の集落では壊滅的な被害が発生しました。

  福島第一原子力発電所では、原子炉や核燃料プール内の使用済み核燃料を冷やすことができなくなり、深刻な原子力事故となりました。5月7日付で日本弁護士連合会が、エネルギー政策の根本的な転換に向けた意見書を政府に提出したことに対し、新聞で意見書の要旨を紹介しておりましたが、5月10日、菅首相も発言していますが、総発電量の半分を原子力で賄うことを目標としたエネルギー政策を見直し、かわりに太陽光発電など再生可能エネルギー比率を上げざるを得ないと考えております。

  次に、(2)、地方自治体で具体化できるものがあるが、実現できるものは実現し、準備できるものは計画的準備をすべきだについてですが、今回の震災により、国のエネルギー政策についても何らかの見直しがなされると思われます。今後の政策上、自然エネルギーがより重要視され、新たな補助制度の創設等も想定されるため、国の動向等を注視しながら情報収集に努め、検討を進めていきたいと考えております。

  次に、(3)、当面町のすべての公共施設の電力を賄う太陽光発電システムへの切りかえについてでございますが、現在、町内の公共施設においては、越生小学校・越生中学校武道場及び五大尊公衆トイレの3カ所に太陽光発電システムが設置されております。設置に際しましては、越生小学校及び越生中学校武道場については、国の公立学校施設整備費補助金や地域活性化・公共投資臨時交付金などを活用して、町の費用負担を極力抑えており、また五大尊公衆トイレについても、県の森林整備加速化・林業再生事業の補助制度を活用した事業の一環として整備することで、太陽光発電システムを設置することが可能になったものでございます。

  現段階において、公共施設に太陽光発電システムを設置するためには、学校に整備したものと同規模のもので3,000万円程度の経費を要する事業となるため、町の単独事業として早急に整備していくことは、財政状況から見ても相当困難な状況であると考えられます。

  次に、(4)、現存する太陽光発電の数量的実績でございますが、まず越生小学校の太陽光発電の実績は、平成22年9月から平成23年3月までの7カ月間で1万7,410キロワットアワーとなり、合計使用電力量8万9,753キロワットアワーの19.4%となりました。次に、一般住宅につきましては、補助金制度があった平成16、17年度で15件に補助金を支払っております。また、平成22年度に越生町住宅用太陽光発電システム設置費補助金交付要綱を制定し、平成22年度は13件、23年度は5月末現在で7件、累計で35件でございます。

  次に、(5)、一般住宅へより一層の普及でございますが、現在の制度で1キロワット当たり国が4万8,000円、県が4万円、町が4万円の補助を行っております。現在、町の広報紙及びホームページに掲載しており、7件の申請が出ております。本年度の予算では15件分を見込んでおりますが、今のペースでいきますと、年度途中で予算がなくなる見込みです。今後は、申請状況を見ながら、補正対応も検討してまいりたいと考えております。

  次に、(6)、先進地長野県飯田市、岩手県葛巻町等の研究をすべきだについてですが、長野県飯田市では、市内の住宅に3.5キロワット程度の太陽光発電を民間企業と協力しゼロ円で設置し、毎月1万9,800円を9年間支払っていただく仕組みで、市内で太陽光発電を普及し、地球温暖化防止を進める環境モデル都市行動計画の取り組みを行っております。なお、この仕組みで太陽光発電を設置した場合は、国からの補助金は受けられないとのことです。

  岩手県葛巻町では、平成11年度に葛巻町新エネルギービジョンを策定し、新エネルギーの導入に積極的に取り組み、町の世帯数約3,000世帯の5倍以上の1万6,000世帯分の電力、年間5,400万キロワットをつくり出す風車のほか、バイオマス、太陽光、木質ペレットなど、さまざまな自然エネルギーを取り入れております。今後も、先進的な取り組みについて、情報収集を行い検討してまいりたいと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 総務課長。

          〔総務課長 戸口 章君登壇〕



◎総務課長(戸口章君) 神邊議員さんのご質問のうち、質問件名2、災害避難者の受け入れ体制、質問要旨(1)、(3)についてお答え申し上げます。

  まず、質問要旨(1)の関係につきましては、今回の東日本大震災では、想定を超える規模の地震により大きな津波に襲われ、東北地方から北関東に及ぶ広範囲にわたり大きな被害を受け、さらに福島原子力発電所の放射能漏れ事故により多くの方々が避難することとなりました。埼玉県においては、3月19日に原子力発電所が存在する双葉町の町民をさいたまスーパーアリーナに受け入れが行われるとともに、県内各市町村でも被災者の受け入れが行われているところです。現在の地域防災計画においては、他県等からの被災者の記載はございませんが、今回の災害においては、想定を超える甚大な被害が生じたことにより、越生町においても町営住宅を避難者に提供するほか、3月22日から4月21日までの間、中央公民館和室を一時避難所として開設いたしました。現在、町営住宅に1世帯3名の方が入居されております。

  先ほど、新井議員さんのご質問でもお答えいたしましたが、埼玉県においても、今回の震災では福島県からの被災者の受け入れ等さまざまな点で検討すべき点があり、国の防災基本計画の修正を含め、修正する予定であると聞いております。

  町においても、国及び県の計画の見直しを含め、被災者の受け入れなど、今回の震災の教訓を生かした計画の見直しを進めていきたいと考えております。被災者の受け入れ等に係る各条例整備については、地域防災計画の見直しの中で整合性を図りながら、必要に応じて整備を図りたいと考えております。

  次に、質問要旨(3)、今回の災害からの危機管理についてでございますが、危機管理とは、突発的に起きる緊急事態などを想定したり、危機発生後の対応措置を可及的速やかに講ずることと認識しております。すなわち、平常時における危機予防の意識と準備が必要であると考えております。

  今回の震災では、大津波により市町村の機能が喪失したところ、被災したことにより著しい機能低下が生じ、災害対策本部機能の維持、確保ができない状態のところもありました。災害対策本部機能を維持し、町民の安全の確保が最も重要であると考えております。いかなる場合においても、町としての機能を果たすべく、体制の整備を努めてまいります。

  以上です。



○議長(長島祥二郎君) まちづくり整備課長。

          〔まちづくり整備課長 保積辰行君登壇〕



◎まちづくり整備課長(保積辰行君) 神邊議員さんの質問のうち、2、災害被災者の町の受け入れ体制についての(2)について、まちづくり整備課よりお答え申し上げます。

  (2)、災害被災者の町営住宅の受け入れ体制についてですが、越生町は、当初より町営住宅の空き部屋8戸を使用料免除で被災者用として用意しました。被災者の申し込みは3組あり、その後2組は仕事の関係で引っ越して、現在1組が入居しております。

  リフォームについてですが、町営住宅ということで一般的には入居基準があり、万人向けのリフォームでないと、入居申し込みに偏りが出てしまいますので、若者向けのリフォームは難しいかと存じます。また、今回の避難者につきましては、6カ月という期限つきでありますので、退去時のリフォームは必要ないものと考えております。

  設備、備品の充実についてですが、仲町住宅のみふろが設置してあります。他の町営住宅は昭和40年から50年代前半に建築したものであり、おふろはありませんでしたので、今回の被災者受け入れに当たり、急遽ふろおけ、ふろがまを設置しました。これからは一般入居者の受け付けについてもふろの設置を検討してまいります。また、被災者につきましては、家具等について必要があれば、川角のリサイクルプラザで提供できるよう手配をいたしましたので、よろしくお願い申し上げます。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) この際、暫時休憩します。

                                      (午後 2時34分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時49分)

                                              



○議長(長島祥二郎君) 神邊光治君。



◆9番(神邊光治君) まず最初に、日弁連の8項目について、私は個別に1から8に対して所感を求めたのですが、一括なのです。非常に弁護士連合会のは説得力があるというふうに私は思うのです。何で1番に、持続可能性を基本原則とするエネルギー政策にすること。要するに、今まで原発が進められて、今度の事故で、これは要するに持続可能なエネルギー政策ではないではないかということで、この意見書の全部を持続可能なエネルギー政策に転換せよと言っているのです。根本的なエネルギー政策の転換の大もとである持続可能性を基本原則とするエネルギー政策、少なくともそうした基本については、ぜひ答えていただきたいというふうに思うのです。

  菅首相が言っているというけれども、一般報道では、全く国内の閣僚にも了解を得ないで、G8か何かへ行って適当なことをしゃべっていると。また、点取り虫みたいなんて批判もあって、菅首相に対する信頼度は全く……。きのうの内閣不信任も見ていましたが、全くの茶番です。国の動向がどうというのではなくて、こういう国に対する申し入れに対して町が主体的にどうとらえて、国の言いなりになって……。私も初めて見たのですが、ちゃんと覚えてはいませんけれども、東電の領収書。皆さん、電源三法か何かに基づくいわゆる原子力開発のための負担金です。130円か何か、132円でしたか、百三十幾らかちゃんと載っているのです。金取られているのです。ある意味では、自然エネルギーにかえるための、その転換のために必要な130円を国民から取ったら、東京電力管内だけで取ったら、相当になるでしょうね。

          〔何事か呼ぶ者あり〕



◆9番(神邊光治君) 私は、詳しいこと知らないよ。領収書にそういうふうにあるから、それは電源三法に基づく、要するに原子力をそれこそ2030年までに14基をふやして、電力の50%を賄うなんて、とんでもないね。それもさっき話したように、電力は絶対もうかる仕組みを今までつくってきて、あげくの果てそれを設置すれば、設置した自治体にぼこぼこそれこそ補助金を出して、浮かれていたら、地震が来て、津波が来て、パアになってしまったと。簡単に言えば、そういうことです。もっと効率よく進めるために、町も日弁連の意見書に従って、町の行政を進めたいというぐらいの決意は示していただけませんか。

  それから、それも含めて、答弁書では国の動向等に注視しながら情報収集に努め、検討してまいります。エネルギーに対して、受け身なのです。考え方として、さっき言った日弁連の意見書にあるように、自治体として、主体的にこのエネルギーに取り組んでもらいたいというふうに思いますが、いかがですか。



○議長(長島祥二郎君) 神邊議員に申し上げますけれども、資料添付と書いてあるのだけれども。



◆9番(神邊光治君) してあるよ。意見書の全文は、もう当局にあります。



○議長(長島祥二郎君) 議員には配っていないということだね。



◆9番(神邊光治君) そこまではしなかった。申しわけない。



○議長(長島祥二郎君) 町長。内容がわからないから。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 神邊議員さんのご質問にお答えいたします。

  これは、菅首相も発言していますがという、今までの原子力政策、エネルギー政策を見直し、かわりに太陽光発電など、そういう違うエネルギー比率を上げざるを得ないと考えておりますという答弁でございます。ご理解いただけると思います。日弁連は、年間100個ぐらいの意見書なり要望なりを出しておりますけれども、各部会、たくさんの部会がありますから、出しておりまして、これも確かに出されたものでございます。しかし、別に日弁連に限らず、いろいろなところでこういうものは出しております。

  私は、この今の原子力政策というのは、1955年ごろ中曽根康弘氏から始まった。ずっと国策で原子力を進め、そしてお金をたくさん自治体にばらまいて、安全神話をつくってやってきたものだと思っております。しかし、その結果が今になっております。また、民主党も電力関係の議員さんがたくさんおりますので、原子力推進はそのまま続けてまいりました。その結果が今に、このような大惨事になったというふうに思っております。

  そして、菅さんが今危ないのも、いけないところに発言したからだというふうに、大変危険なところを発言したから、危なくなったというふうに思っております。今、菅首相がそのまま続けてこういう政策ができるかどうかはわかりませんけれども、日本の国民として、みんながもう危険なことは嫌だと、それは言うべきであるというふうに思っております。

  もう一つ。何でしたっけ、もう1個、関連してというの。



◆9番(神邊光治君) いいです。いいですよ。



◎町長(田島公子君) 地方として、国の国策がどうであれできないかということなのですけれども……



◆9番(神邊光治君) 主体的に。



◎町長(田島公子君) 主体的には、意識としてはありますけれども、補助金がなければ、これは非常にお金がかかることなので、できにくいと思っております。できることはやっておきます。



○議長(長島祥二郎君) 神邊光治君。



◆9番(神邊光治君) 日弁連いろいろ意見書出している、それは結構でしょう。私も、年じゅう日弁連が意見書を出していることを、全部承知しているわけではありません。でも、今度の意見書というのは、今までも何回も何回も電力関係に対して意見書を上げてきて、ある意味では最終的な、結論的な意見書です。ですから、一番最初に言ったのです。持続可能なエネルギー政策に転換する。町もぜひそうして取り組みたい。何で言わないのですか。一つ一つに、2番目、新増設は停止し、それはまさにこのとおりですと言うなら言うでいいです。ここはちょっと承服できない。一つ一つを答えてくれと言っているのに、まとめてしか答えない。最低でもこの面は答えてくれ。意見書を貫いているのは、持続可能なエネルギーをエネルギー政策の基本にすべきだということを言っているのに、そうですねとは言わない。菅首相が言っているから、そういうことを言ったまでだという表現でしょう。それでは、質問に答えていないですよ。

  2つ目で、地方自治体が受け身ではだめなのだと。みずからやっぱり、それは財政もありますよ。でも、財政だけで、飯田市だとか葛巻町は、ではどうなっているのですか。財政だ、国の方針が違うだといったら、こういう自治体は生まれないのです。ぜひ、私は国の方向やその他にとらわれないで、越生町としてエネルギーの基本は、やっぱりここに基本を置くべきだと。いろいろと論議をして、何ができるのかということを結論づけて、よその自治体もうらやむような、そこまで仕立て上げるのは、大変な苦労が恐らく要ると思います。飯田市だって200万かかるのをどかんと、その民間の会社をつくるまでだって、相当時間がかかっていると思います。200万で初期投資がなくて設備をして、これだって1万九千幾らですけれども、その報道だったら2万円を9年だか10年だかずっとなると。そのことによって、太陽光を導入する、導入しやすいシステムをつくったわけでしょう。

  葛巻町は、私、行って驚いたのです。山ばかりの町で、日本海側から吹き寄せる風、これ何とかもったいないなというので、あそこへ風力。それから、酪農をやっていますから、ふん尿でバイオマス、そこだけしか見てこなかったと思いますけれども、工夫があるのです。町長みたいに、国の制度がこうで、国がこうだから補助金がないからできないとか、何もできないではないですか。受け身でなくて主体的に取り組んでほしいというのですけれども、私の言っていることわかります。



○議長(長島祥二郎君) 町長。

          〔町長 田島公子君登壇〕



◎町長(田島公子君) 日弁連の意見書に対して、私は反対していません。おおむねそうだと思っています。



◆9番(神邊光治君) だったら、ちゃんと最初から言ったら。1から8まで聞いているのですから。



◎町長(田島公子君) 一つずつやる必要はないと思います。ですから、持続可能の基本……



◆9番(神邊光治君) 一つずつ聞いているのだから、答えてよ。



◎町長(田島公子君) 1番の持続可能性を基本原則とするエネルギー政策にすること、これは目標だと思います。今までのが、本当に東電という大きなものと、自民党という大きなものがやってきた原子力政策だというふうに思います。しかし、今度のことでとにかく安全というのは担保されなくなった。一応国民の人が、もう心配だと。しかも、日本だけではない。海に水を流し、また空気がずっと行きますから、放射性物質が飛びますから、世界じゅうにも今後の行方によっては危険はあるかもしれません。そして、がんの発生率というのも、見方によっては0.1%ふえると、大人では。子供では、甲状腺がんがちょっといくかもしれない。



◆9番(神邊光治君) 町長、1から8に答えればいいのです。



◎町長(田島公子君) では、1番、これはおおむねこういうふうになると思います。

  2番目、これも非常にこういう方向で進むというふうにすべきだというふうに、私は個人的には思っております。方向で、非常に時間がかかる、金がかかる、そういう問題だと思います。

  それから、3番目については、これは越生町でとやかく言うことではありません。どういう形でか、一時的には何か必要になるかもしれません。

  それから、4番目の再生可能エネルギーの推進というのは、非常に大切だと思います。今まで原子力にジャブジャブお金をつぎ込んできた。そのために、いろいろな再生可能エネルギーというのの開発がおくれてきたというふうに思っております。ドイツでは、風力発電が太陽光発電よりはるかに効率よく行われておりますけれども、日本で風力発電がうまくいくかどうかは、今のところ場所によるというふうにあると思いますけれども、もっと地熱発電とかいろいろな形をする。それから、太陽光発電について、もっともっとさらなる効率化を図る、そういう研究のほうに力を注ぐべきだと……



○議長(長島祥二郎君) 町長に申し上げます。この意見の趣旨というのが、聞いている議員さんには配られていないので、答弁は簡便にばしばしとやってください。何言っているかわからない、聞いているほうは、議員さんが。



◎町長(田島公子君) 申しわけないです。配られていないの知らなかったので。

  それから、5番目のエネルギー製造・供給事業の自由化、これはそういう方向がいいと思いますけれども、しかも新日鉄とか自家発電を非常にやっておりますが、東電さんに言わせると買っているということですが、この送電と発電の分離というのは、これも非常に難しいと思いますけれども、やっていけば、今の発電の足りないのもかなり緩和されるというふうに思います。

  そして、また50と60のああいう東西の分けているのも、何らかの形でなされたのを、もう少しうまくやることは可能だろうと思います。

  それから、6番、エネルギー消費を抑制するための実効的な制度というのは、何らかの形で考えていくべきだと思います。

  それから、7番の排出量取引制度なのですが、この低炭素化ということが原子力発電のスピードアップというか、さらなるふやすというのを促進してしまったので、これは少しおくれてもやむを得ないのではないかというふうに思います。

  それから、エネルギー政策が多くの国民に開かれ、国民の積極的な参加を促すものとすること。この8番ですけれども、国民としてできるのは、いろんな発電のようなことを考えるあるいは節電をする、そういうようなことだと思いますが、エネルギー政策というのは常に国策でありますので、それをどういうふうに変えていくかというのは、かなりの力が要ることだというふうに思います。それで、おおむねこれは立派なことをおっしゃっていると思いますし、私もそう思いますけれども、実現に向けて物すごい力が要るというふうに思います。

  それから、よその町にように何でやらないかでございますが、葛巻町は7,500人程度の人口で面積は434、越生町の6割程度の人口で面積は10倍以上でございます。それですので、例えば21年度の決算を見ますと、地方税収は4億でございますが、32億の地方交付税をもらっています。そして、国からの支出金も6億以上もらっています。それで、財政的には歳入が59億、越生町よりもはるかに多い財政でございます。そういうことでございますので、山とか山村振興地域とか過疎とかいろんな指定がされておりますので、国からお金が引き出しやすいというところでございます。そして、また広い面積ですから、風力も、人が住んでいないところがいっぱいある。そして、風が強い町だというふうに聞いております。

  そして、バイオマスのほうも、乳牛を飼っておりまして、牛乳が日産120トンというようなところでございますので、ふん尿も非常にたくさん出ます。そういうようなことで、モデルケースでいろいろな補助金をいただいてやっている事業ではないかというふうに思います。我々のところは幸か不幸か、余りそういうものがいただける地域ではございません。ですので、住宅の太陽光発電への補助は、先ほど皆様にお配りいたしましたが、県下で3番目、4番目の一番よくやっているところだと思います。そういった意味で、これは町でできる補助金、そういう政策として非常に熱心にやったつもりでございます。葛巻町とはまた違いますが、自前のお金でやる事業としては、非常にすばらしい事業であるというふうに、やったほうだと私は思っております。

  それから、飯田市の件ですが、おひさまプロジェクトですか、おひさま0円システムというのがあるのですが、これはNPOが数年がかりでやってきて、それで会社になったようですが、当初0円で行います太陽光パネルを設置しますが、それは会社のもので、ずっとただで使わせてもらって1万9,800円を電気料として払うというようなシステムのようです。それで、これは市長とおひさま何とか会社と、それから飯田信用金庫の共同記者会見にもございますが、飯田信用金庫がほとんどもうけ抜きで融資をして、それで支えているシステムでございます。1万9,800円が9年、それで270万か払うわけですけれども、ほとんど金利ゼロに近いような融資を、飯田信用金庫が環境のことで協賛してやっているということです。

  それで、国の補助金は使えないということですので、私たちのこの越生町のシステムですと、国も出ます、県も出ます、私どものやっているのは結構いいと思うのです。例えば、国が今マックス10キロワットまで1キロワット当たり4万8,000円の補助、県が3.5キロワットまでキロワット当たり4万円の補助で、町が3キロワットまで4万円の補助ということで、3.5キロワットとかそのぐらいにしますと四十数万円の補助金が得られます。設置費用が180万から230万ということなので、かなりの補助になりますし、町としては、これは埼玉県下でも誇っていい補助金でありますし、量でもあります。さらに、これが足りなくなれば、また補正対応をしようと思っておりますので、現実的にできる政策として、私はこれはすごくいいところだというふうに思っております。原子力発電をやめさせるというのは、町にはなかなかできませんけれども、それを支えるために太陽光発電を進めていく、そういう形で現実的にとり得る非常に頑張った政策だというふうに私は思っております。

  以上で答弁とさせていただきます。



○議長(長島祥二郎君) 神邊光治君。



◆9番(神邊光治君) 聞いていることについて答えてもらいたいのだよね。調べたことを皆さんに報告することは、それはそれで全く意味がないということを言っているつもりはありませんが、今後の町が取り組むべきエネルギーに関して、日本弁護士連合会が提起をしている意見に基づいて、ぜひ取り組みを強めていく必要があるということを言っておかなければならないというふうに思います。

  次に、避難者に対する町の対応であります。私、3月議会のとき、震災直後の議会でも申し上げたのですが、まさに緊急事態に対して即対応するという意味で、避難民の受け入れやその他に対しても、越生の親戚を頼ってきてよかったと、本当にいろいろと面倒見ていただいてお世話になりました、そういうぜひ対応をしてほしいということを申し上げてきたつもりです。

  十分な時間ありませんが、今、埼玉県でも、避難者に対して住宅支援に力点を置くのだと、埼玉新聞も報じています。仮に避難民の方が、町営住宅には1家族3人なのでしょうけれども、越生町には、親戚やその他を頼って町営住宅に入らない、町のお世話になっていない人で避難されている方がいますか。



○議長(長島祥二郎君) 成野町民課長。

          〔町民課長 成野 清君登壇〕



◎町民課長(成野清君) 神邊議員さんのご質問にお答えいたします。

  町では、国の依頼に基づき平成23年4月15日に全国避難者情報システムというものができまして、その窓口を町民課に設置をいたしました。今現在、その情報システムに登録なされている方は5世帯、10人の方がその登録をなさっております。この登録をしますと、町では埼玉県のほうに情報を流しまして、埼玉県のほうは避難元の県と市町村にその情報を流して、それによりまして見舞金等の各種の給付の連絡とか、国民健康保険の再発行とか税の免除、そういうものを通知するというようなシステムでございます。現在、先ほども申し上げましたけれども、5世帯、10人の方が登録なさっているということでございます。そのほかに1世帯6人の方が越生町にいらっしゃるということでございますけれども、この方については、まだ登録はなさっていないということでございます。

  以上でございます。



○議長(長島祥二郎君) 神邊光治君。



◆9番(神邊光治君) それで、災害救助法等は民間やその他に避難した場合には、適用は受けられないのですか。要するに、だから1日1,500円、今まで災害救助法だと1日1,010円の食費だったのが、何か1,500円になったという話を聞いています。それから、何か鳩山では1人1日4,000円の避難のいろんな経費がされて、今度の補正で2,300万が計上されたという。法的な意味で、ぜひできるものについてはきちんと避難されている方にお知らせして、手厚い援助をしてほしいということを要望して終わりにします。



○議長(長島祥二郎君) これで神邊光治君の一般質問を終わります。

                                              



△議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件



○議長(長島祥二郎君) 日程第2、議会運営委員会の閉会中の調査及び審査の件を議題といたします。

  会議規則第75条の規定によって、議会運営委員長から閉会中の調査及び審査の申し出がありました。

  お諮りします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査及び審査をすることにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長島祥二郎君) 異議なしと認めます。

  したがいまして、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査及び審査をすることに決定しました。

                                              



△閉会の宣告



○議長(長島祥二郎君) これで本日の日程は全部終了しました。

  会議を閉じます。

  これをもって平成23年第2回越生町議会定例会を閉会します。

                                      (午後 3時20分)