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埼玉県 毛呂山町

平成29年  第2回( 6月) 定例会 06月01日−一般質問−02号




平成29年  第2回( 6月) 定例会 − 06月01日−一般質問−02号







平成29年  第2回( 6月) 定例会





          平成29年第2回(6月)毛呂山町議会定例会

議 事 日 程 (第2号)

                         平成29年6月1日(木曜日)午前9時30分開議

日程第 1 町政に対する一般質問
日程第 2 後日日程の報告

出席議員(14名)
     1番   下  田  泰  章  議員    2番   平  野     隆  議員
     3番   澤  田     巌  議員    4番   牧  瀬     明  議員
     5番   弓  田  茂  樹   議員    6番   佐  藤  秀  樹  議員
     7番   荒  木  か お る  議員    8番   千  葉  三 津 子  議員
     9番   村  田  忠 次 郎  議員   10番   岡  野     勉  議員
    11番   小  峰  明  雄  議員   12番   高  橋  達  夫  議員
    13番   長  瀬     衛  議員   14番   堀  江  快  治  議員

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名
   井  上  健  次   町  長      藤  田     努   副 町 長

   粟  田     博   教 育 長      吉  田  英  夫   秘書広報
                                       課  長

   村  木     功   総務課長      大  野     勉   企画財政
                兼選挙管                   課  長
                理委員会
                書 記 長

   小  川  賢  三   管財課長      大  澤  邦  夫   税務課長
                兼 福 祉
                会 館 長

   市  川  貞  夫   住民課長      村  本  英  明   福祉課長

   小  室  永  治   高 齢 者      石  田  麻 里 子   子 ど も
                支援課長                   課 長 兼
                                       保育所長
                                       兼 児 童
                                       館 長 兼
                                       学童保育
                                       所  長

   田  口  雄  一   保  健      古  野  秀  喜   生活環境
                センター                   課  長
                所  長

   村  田  眞  一   産業振興      疋  田  浩  一   まちづく
                課 長 兼                   り 整 備
                農  業                   課  長
                委 員 会
                事務局長

   岡  田  忠  彦   会  計      中  村  和  久   水道課長
                管 理 者
                兼 会 計
                課  長

   岡  野  昭  弘   教育総務      入  江  直  美   学校教育
                課  長                   課  長

   伊  藤     清   生涯学習      松  原     啓   学校給食
                課 長 兼                   センター
                中央公民                   所  長
                館 長 兼
                東 公 民
                館 長 兼
                歴史民俗
                資料館長

   宮  寺  定  幸   スポーツ
                振興課長
                兼 総 合
                公園所長
                                              
本会議に出席した事務局職員
   小  室  富  保   事務局長      波  田  裕  一   副 局 長
   田  中  永  子   主  任



                                              



△開議の宣告



○佐藤秀樹議長 ただいまの出席議員数は14名であります。

  定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

  報告いたします。本日、町長から追加議案の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

                                      (午前 9時30分)

                                              



○佐藤秀樹議長 この際、10時45分まで休憩といたします。

                                      (午前 9時31分)

                                              



○佐藤秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時45分)

                                              



△町政に対する一般質問



○佐藤秀樹議長 日程第1、町政に対する一般質問を行います。

  順次質問を許します。

                                              

         ◇ 村 田 忠次郎 議員



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。

                 〔9番 村田忠次郎議員登壇〕



◆9番(村田忠次郎議員) 皆さん、こんにちは。9番、村田忠次郎です。議長から発言の許可をいただきましたので、町政に対する一般質問をさせていただきます。

  まずその前に、今回の議長選挙において、佐藤議員が議長に当選されました。我々同期の者として大変うれしく思います。町の発展に向けて、先頭に立ってぜひ頑張っていただきたいと思います。

  それも一つ明るいニュースでありまして、それからさらに、先日、瀬戸大也君が結婚されました。大変健康的な2人で、この間の凱旋パレードのときにも来ていましたけれども、とてもいい家庭が築けるというふうに思っています。またさらに東京オリンピックでは、いい成績を出すのではないかなというふうに期待しております。

  さらに、もう一つ、浪江町を春に訪問いたしました。浪江町の馬場町長が、もとの町のほうに戻ると。二本松から浪江町のほうに戻るということで、大変喜んでいました。これも私たち毛呂が応援していますけれども、大変明るいニュースというふうに思います。世界的にも非常に厳しいこともいっぱいあります。それから、町においてもそうだと思います。しかし、こういうときこそみんなで力を合わせて、いい町をつくるために頑張っていくことが大切だというふうに思っています。よろしくお願いします。

  質問に入ります。企業誘致について。東部、南部エリアともに、企業誘致予定地として平成21年に指定されてから8年目に入りました。東部エリアに木屋製作所が工場を建設し、4月から部分的に始まり、6月から、きょうからは全面的に操業開始ということを聞いております。誘致された企業、木屋製作所からの町内からの雇用はいかほどか、人数を伺います。

  2番、木屋製作所からの予想される税収はどの程度か伺います。

  3番、木屋製作所の毛呂山町への経済効果について伺います。

  県の都市計画道路新川越越生線、川越坂戸毛呂山線や飯能寄居線バイパス道路日高工区の完成も近づき、当町の道路事情も改善されてきています。この時期に次の企業誘致用予定地を指定しておかなければ、次の誘致がおくれます。

  4番、そういうことで、次期企業誘致予定地の選定について、町の考えを伺います。

  私は、以前から道の駅構想を掲げてきました。しかし、毛呂山町の取り組む意思が示されないままに今日を迎えています。南部企業誘致予定地への大型店舗の進出希望がありましたが、現段階では動きはなさそうに感じています。しかし、その間にバイパスの通過車両数は増加し、私が1回目にはかったときには1万4,000台、それから2回目が1万8,000台、非常に多く走っていました。今日では、さらに進んで2万台を超えるものと思われます。

  さらに、日高市工区が完成すれば、圏央道へのアクセスが改善され、交通量も激増するものと思われます。2万台を超える車両を通過させるだけでなく、駐車して休んでいただいたり、地域の産物を買ってもらったり、食事をしていただくことで地域農業等の活性化にもつながることと思われます。また、鎌北湖、宿谷の滝、新しき村、蓮田など観光地にも足が向くと思われます。周辺には、多種、いろんな種類の商業施設や民家も建設され、南部エリアの活性化が進むと思われます。地域農業の発展や産業振興に貢献でき、高齢化が進む中山間地農業人の活力増強のためにも、里の駅、道の駅よりも小規模な里の駅設置が望ましいと思います。町の考えを伺います。

  2、地域のボランティア活動について。東原団地の南側斜面にある白い花の咲く山桜は、町内では1、2位の大木です。以前からボランティアの方々が斜面の篠やぶを切り開いて散歩道をつくり、楽しみながら利用しています。湧き水をためた池にサンショウウオやメダカを放してあります。飛んでくる小鳥の絵を描いた看板も立ててあります。散歩する人も日ごとにふえているそうです。大人も子供も群れて遊べるすばらしい場所になっています。地元の方々の奉仕でつくられた、素朴で温かみのある笑顔あふれる模範的な施設と感じました。今は、山桜の大木が東原団地のシンボル的な存在であり、シンボルツリーと呼ぶにふさわしい存在となっているそうです。

  1番、東原団地の方々の憩いの場や奉仕活動の中心となっている山桜の大木を景観樹木として指定できないか伺います。

  2番、東原団地のようなボランティア活動をどう受けとめますか、伺います。

  3、計画変更された川のまるごと再生事業について。川のまるごと再生事業は、当初の計画が大幅に変更されました。特に、重要な大類を中心とする教育文化ゾーンの整備計画が削られました。削られた事業は、町費で行うとの答弁をいただいています。それから数年経過しているので、質問させていただきます。

  川のまるごと再生事業から教育文化ゾーンの整備事業が削除されたことは、「仏つくって魂入れず」と同じと思います。このゾーンの整備についての考えを伺います。

  2番、昭和37年に移転した延慶の板碑は、ふるさと、これはもとの場所という意味ですけれども、へ返すべきと思うが、考えを伺います。

  3番、崇徳寺周辺は、町の土地であるが、さらに広域に古墳等が続いています。崇徳寺の寺域と思われるところは、開発前に購入しておくことが文化財保護の立場から必要ではないかと思うが、考えを伺います。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 村田議員の1問目、企業誘致のご質問のうち、企画財政課所管のご質問につきまして順次お答え申し上げます。

  最初に、第1点目の東部地区に誘致した木屋製作所における町内からの雇用人数についてのご質問にお答え申し上げます。木屋製作所につきましては、現在正社員、派遣社員、パート社員合わせて合計123名の社員で業務を運営している企業でございます。そのうち本町に移転するに当たって、新たに本町の住民から正社員として7名を雇用している状況と伺っております。なお、現在さらに正社員を5名程度募集していると伺っております。

  次に、第4点目の次期企業誘致予定地の選定についてのご質問にお答え申し上げます。本町では、第五次毛呂山町総合振興計画・総合戦略において、今後は東部地区、南部地区の企業進出を見て、新たな企業誘致促進のために産業系土地利用区域の新規指定を実施していく方針を掲げております。そのような中で、本町で新たに企業誘致先を検討する土地は市街化調整区域が中心となっており、そこには農政上の問題や埋蔵文化財宝蔵地となっている点、そして道路要件や排水先などの非常にハードルが高い場所が中心となっている状況でございます。また、今後の社会情勢の変化や企業誘致による町としての費用対効果など、新たな企業誘致先を選定する上では、さまざまな角度から戦略的かつ慎重に検討を重ねていく必要がございます。

  今後も本町といたしまして、税収面を含め、町の活性化のために第一に雇用創出の見込める企業の誘致活動を最優先として、引き続き周辺環境と調和した土地利用を進めていく考えでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 大澤税務課長。

                 〔大澤邦夫税務課長登壇〕



◎大澤邦夫税務課長 ご質問の1問目の2点目、木屋製作所からの予想される税収につきましてお答え申し上げます。

  木屋製作所に課税されます税目は、固定資産税と法人町民税となります。まず、固定資産税でございますが、土地につきましては平成28年度から、家屋につきましては今年度からの課税となっております。また、償却資産につきましては平成30年度からの課税となる予定でございます。

  次に、法人町民税でございますが、木屋製作所の決算月が12月であることから、その二月後の2月が申告納付期限となります。よって、本町での法人町民税は、平成30年2月からの課税となる予定でございます。

  固定資産税、法人町民税のそれぞれの税収でございますが、個人情報に当たりますので、具体的な金額をお答えすることができません。ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田産業振興課長。

                 〔村田眞一産業振興課長登壇〕



◎村田眞一産業振興課長 ご質問の1問目、企業誘致についての3点目、5点目についてお答え申し上げます。

  まず、3点目の木屋製作所の毛呂山町への経済効果についてのご質問にお答え申し上げます。株式会社木屋製作所が稼働することにより、毛呂山町にもたらす経済効果といたしましては、従業員の皆様が日用品の購入、飲食、懇談会等の場で町内の店舗を利用していただくことにより、商店の売り上げ増加が見込まれます。さらに、木屋製作所は、自動車部品の工場ということで、関連する企業も多いことから、そうした関係性を生かして町の特産品の知名度向上を図り、町外への流通拡大にも大いに期待ができるものと考えております。また、毛呂山町に移住・定住する従業員の方がふえることにより、人口の増加、空き家の利活用等により経済効果につながるものと考えます。このように、町に雇用の場がふえることは、さまざまな面において経済的なメリットが大きく作用し、町全体の活性化につながるものと考えております。

  続きまして、5点目の「里の駅」設置についてのご質問にお答え申し上げます。議員ご質問の里の駅については、国土交通省の認可が必要な道の駅と違い、特別な基準や認可の必要がなく設置できる施設でございます。全国的に見ると、大分県が先駆的に実施しており、独自に制度を設けて一定の条件を満たす施設を里の駅として指定し、地域の活性化を図るための里めぐりの拠点として、平成29年4月の時点で県内22施設を設置しているとの事例がございます。潤いのある暮らしや自然への関心の高まり等、「物の豊かさ」から「心の豊かさ」へ人々の意識が変化する中で、農山漁村地域の豊かな資源、育まれた文化等の特性を生かした、都市と村の交流を深めるための施設として、里の駅として選定しているとのことでございます。そこには温泉や宿泊施設、さらに農産物直売所等を指定し、市町村の垣根を越えて情報発信基地としてネットワーク化し、共同で利用者の誘致等を行うことで交流人口を増加させて地域の活性化を図ることを目的とした大分県独自の交流拠点施設ということでございます。

  さて、近隣では、越生町が庁舎付近に里の駅を設置しており、観光客に対し、休憩所や作品展示スペースなどに利用しております。当町におきましては、現在それを担う施設として、JAいるま野毛呂山直売所やかまきた直売所がございますが、毛呂山町には桂木ゆず等、他に誇れる農産物や町内で製造販売している加工品等がございます。これらを一堂に集約するとともに、付随して観光案内所を含んだ施設を設置することで、観光客の増加や生産者の販路拡大など、双方の相乗効果が見込まれる施設になると考えられます。町では、現在東洋大学と空き家対策事業を実施しており、今後、古民家などを利活用した里の駅なども視野に入れながら、各関係機関と連携し、協議を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 2問目の地域のボランティア活動の質問についてお答えいたします。

  まず、1点目の景観樹木としての指定ができないかのご質問でございますが、毛呂山町環境保全条例の中で、景観樹木等は、多くの町民に愛され、親しまれている樹木または樹林で、その景観がすぐれ、町民生活に潤いを与えているものという定義づけをしております。また、自然環境を保全し、潤いのある町民生活を創出する上で保存する必要があると認めるときは、その趣旨に沿っていることが確認できれば、景観樹木として指定することができます。

  次に、2点目のボランティア活動についてでございますが、景観樹木につきましては、その樹木の保存や周辺の景観、自然環境を保全するため、継続的な維持管理が必要でございます。そのためには、地域の方々の協力が必要であると考えられます。樹木等が皆さんをつなぐよりどころとなり、世代を超えた地域コミュニティを活性化する場となれば、意義のあるものと考えております。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 疋田まちづくり整備課長。

                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕



◎疋田浩一まちづくり整備課長 3問目の計画変更された川のまるごと再生事業についてお答え申し上げます。

  議員ご承知のとおり、この事業の目的につきましては、清流の復活、安らぎとにぎわいの空間創出を2つの柱に、1つの川の上流から下流までを丸ごと再生し、川の国埼玉の実現を目指すことを基本コンセプトに進めてきた事業でございます。この事業の特色といたしましては、ただ越辺川を整備するということではなく、ソフト、ハード事業も含めまして、町づくり全体の中で、越辺川に人を呼び寄せ、活性化して盛り上げていく趣旨の事業でございます。

  事業計画が変更になった点は、越辺川につきましては河川改修が未整備のため、かなりの部分が民地というところがございます。また、河川改修や技術的な問題、安全面、地元との調整等を考慮いたしまして、当初の計画から変更を余儀なくされたところでございます。

  また、教育文化ゾーンの鎌倉街道歴史道整備につきましては、鎌倉街道という重要な文化史跡であり、調査にも非常に時間を要するということで、タイムスケジュールの縛りのある川のまるごと再生事業においては実施することができませんでしたので、ご理解賜りたいと存じます。

  今後のこのゾーンの整備につきましては、川のまるごと再生事業による遊歩道等の利用者の状況や、自然環境に恵まれ、貴重な文化史跡を有し、歴史民俗資料館に近接しているといった地域特性等を踏まえまして、よりよい地域づくりの方向性を教育委員会とも連携しながら検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 伊藤歴史民俗資料館長。

                 〔伊藤 清歴史民俗資料館長登壇〕



◎伊藤清歴史民俗資料館長 3問目の2点目の延慶の板碑の移転についてのご質問にお答え申し上げます。

  延慶の板碑は、約700年前の鎌倉時代につくられた高さ3メートル近い県内有数の大型の石塔で、埼玉県指定文化財に指定されております。延慶の板碑は、崇徳寺跡に建っていたものが昭和37年に現在地に移転されたもので、延慶の板碑のほかにも、昭和年代に発見された崇徳寺跡の出土品の多くは、埼玉県指定文化財に指定されております。本町は、平成23年度に崇徳寺跡を公有化し、翌24年度から27年度にかけて遺跡の内容を詳しく調査いたしました。今回の調査によって、板碑が並んでいた当時の様子がよく保存されていることが明らかとなり、東日本でも数少ない貴重な遺跡であることが判明しております。延慶の板碑を崇徳寺跡に再び移し、本来の姿に戻すことは、文化財に対する理解を深める意味では理想と考えておりますが、史跡の保存は、文化財を破壊することなく現状のまま残し、後世に伝えていくことが前提にあり、移転作業によって地中に残されている貴重な文化財を破壊しては、文化財保護の趣旨と矛盾が生じます。

  また、文化財保存の専門家の見解では、基礎をコンクリートで固定されている延慶の板碑を今の状態のまま移転することは困難で、板碑本体に科学的な保存処置が必要とのことであり、文化財保護法と関係法令の遵守が求められております。今年度作成中の崇徳寺跡保存整備・活用計画では、板碑の移転だけを課題とせず、教育文化ゾーンや川のまるごと再生事業で取り上げた鎌倉街道周辺の豊富な文化財をどのようなストーリーで結び、歴史的な景観の保全に取り組むかを検討してまいります。

  次に、3点目の崇徳寺跡周辺の土地の購入、公有化についてのご質問にお答え申し上げます。崇徳寺跡周辺には、1400年ほど前につくられた約40基の古墳が大きな破壊を受けずに保存され、現在でもその姿を目にすることができます。多くが私有地でありますが、現在は共同による草刈りや清掃活動を行い、景観の維持に努めております。崇徳寺跡は、町指定文化財に指定されていた史跡を後に公有化したしたもので、事前に調査を行い、地域文化財としての価値を確認しましたが、遺跡を公有化する場合についても、まず調査を行い、情報を把握する必要があります。崇徳寺跡周辺の古墳を崇徳寺跡と一体のものとして扱うことが適当かどうかなど、検討すべき点も出てまいりますので、調査結果に基づき、指定文化財の指定や公有化を検討するという手順がございますことをご理解いただきたいと思います。

  なお、平成28年度に苦林古墳の西側にございます前方後円墳1基を、購入ではなく寄附をしていただきました。埼玉県教育委員会が一部調査を行っておりますが、今年度から来年度にかけて改めて調査を計画しており、調査成果をもとに保存と活用について検討してまいります。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) それでは、逐次再質問をさせていただきます。

  まず、企業誘致についてですけれども、大変、一つの企業が誘致されたということについては喜ばしい限りであります。本当にこのことに携わった方々、それから町長さん初めですけれども。それからまた、田中工業にもやっぱり感謝を申し上げるところです。こういったことが町の、町民の気持ちを随分変えていくというか、そんなふうに思います。

  それでは、企業誘致の、木屋製作所の雇用人数等について伺います。答弁いただきましたけれども、123名いて、本町から7名、それからほかにも5名まだ希望しているという話がありました。当町民の採用人数がさらに増加することを期待していますが、将来の会社の採用規模はどの程度になっていくだろうか。この辺については予想はできているのでしょうか、ちょっと伺います。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  木屋製作所の今後の採用、会社の規模ということでございますが、今現在123名ということの雇用人数は聞いてございます。この木屋製作所さんにつきまして将来的な発展ということでございますが、川越のほうから毛呂山町のほうに移転をしてきたということで、かなり財政的にも会社のほうの資金も投入して今後発展するということは期待できると思いますけれども、実際にどのような人材の増加ということにつきましては、現在のところ把握しているところではございませんので、ご了解いただきたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) 予想される税収については、個人情報だからこれは公開できないという話がありました。確かにそうなのですけれども、町としては固定資産税を10年間50%免除するということ、そういった優遇措置があります。それからまた、さらに広大な土地の準備というか、これは企業としてですけれども、ありました。会社に対しては大変多くの力をかけているわけで、町民としてはこの企業が来たことによってどのくらいの効果があるか、そういったことは関心持つのは当然だろうと思います。ですから、表に出せないことでしょうけれども、できるならばわかる範囲でやっぱり予想される税収等を知らせてもらったほうがいいと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○佐藤秀樹議長 大澤税務課長。

                 〔大澤邦夫税務課長登壇〕



◎大澤邦夫税務課長 再質問におえ申し上げます。

  木屋製作所が進出したことで税収はどうなるかというご質問でございますが、先ほどのご答弁で申し上げましたとおりでございますが、まず固定資産税の土地につきましては、地目や面積に変更がないことから、税額としては変更がないということになりますが、家屋及び償却資産につきましては、新たな課税が発生いたします。また、法人町民税につきましても、新たに課税されることから、税収面からすると、当然ながら増収ということになります。また、その他の影響といたしますと、先ほど企画財政課長の答弁にもございましたとおり、町内の方を新規で7名、正社員として雇用していただいたこと、またさらに5名程度募集いただいているということから、その従業員の方々における個人町民税がふえるものと思われます。なお、その個人町民税の具体的な金額となりますと、また賃金単価や所得控除など不明な点などが多くございますので、算出することが困難でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) ありがとうございます。町にとっては非常に大事な企業が誘致できたということは喜ばしい限りです。ますます会社も発展してくれることと、そして町への税金を納めてもらうと、それが多くなることを期待しています。

  続きまして、次期企業誘致の予定地の選定についてということで伺いましたが、答弁の中で市街化調整区域であるということは難しいとか、埋蔵文化財宝蔵地が多いので、これは非常に大変だと。これは進まないもとになるということがありましたけれども、宝蔵地の調査というのをして、特に心配がなければ、それは誘致してもらって結構だということ、会社が来やすくなるというふうに思うのですけれども、宝蔵地、その土地の埋蔵文化財の調査を町でできないだろうかと。お金はかかるけれども、そういうふうにして調べて、企業を受け入れても大丈夫という、そういうふうな準備は町としてできないだろうか伺います。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  企業誘致の中で、宝蔵地等の調査を町でということでございますが、この南部地区につきましては、試掘ということで調査のほうは実施しておりますが、これにつきまして企業側では本掘ということになってまいります。その段階で企業側の負担がふえるというふうなことでございますけれども、この点について町での実施はどうかということでございますけれども、発掘する原因が、現在のところでは不明な、原因を必要とするために、企業が決まっていない段階で町が発掘を実施する場合には、その後の造成工事も町が実施しなければならないということになってございます。つきましては、発掘費用だけでなく造成費用もかかってくると。多額にかかることが予想されます。そうしますと、町としまして、費用対効果等の観点から、税金を投入して発掘費用、造成費用、その他排水管渠整備等を実施した場合に、その投資に見合う財政効果が進出企業から見込める場合には可能かと思いますけれども、現段階ではなかなかそれを判断することは難しいものでございまして、相対的に町としての公的な利益が生まれるかどうかということを慎重に判断するべきところだと考えております。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) ありがとうございます。確かに町がお金を使って整備をして、そして整備をしたときのお金が回収されなければ困るわけで、それはわかります。ただ、企業誘致予定地として指定してから7年も8年もたって、そのままでもって決まらないというと、地権者にとってみると大変なことなのです。ですから、その辺を心配しています。それで、早くに進めるためには、そういった埋蔵文化財調査等は町がやっていくというふうにすることも一つの手かなというふうに思っています。そういったことで質問をさせていただきました。

  続きまして、南部企業誘致予定地に関することなのですけれども、このバイパスについては、1日に約2万台走っているであろうと。そして、前にも申し上げましたけれども、この土地を提供したのはほとんどが毛呂山町民であって、そして今は騒音と排気ガス、それを受けているということ。これでは町としては非常に迷惑を受けているだけでもったいない。せっかく協力してやったのに、いい道ができたのにということだと思います。ですから、できれば少しでも町に税収が、あるいは町民が潤うようなことを考えてやるのが、これが行政の役割だろうというふうに思います。今までに南部企業誘致予定地には希望が出ていました。しかし、なかなか進まないようです。今度、できれば私は、里の駅というふうに言葉を変えたのは、これは農業振興、それから商業のため、林業のため、それぞれのためにいいというふうに思ってそういうふうな小規模な施設をつくると。ちょっとそういうふうなことで提案をしました。道の駅というふうに大々的なものとはちょっと違って、そういったものができれば、周りにいろいろな商店ができたり、あるいは住宅ができたりということにもつながるであろうというふうに思っているところです。

  皆さんご存じのように、毛呂山町の農業の現状から見ると、高齢化が進んで、それからそこで育った人たち、若い者はどんどん外へ出ていってしまいます。町としての人口減、それから農地の支える力がどんどん減ってくるということと、これは同じでありまして、これをどうにかしなければだめだと。これもやっぱり手を打つのが行政の役割です。ですから、そういった意味で、しっかりとした企業をそこへ置いて、やっぱり農家も、それから山の持ち主も、それから商人もちゃんと成り立っていけるような方向に手を打たなければだめだよというふうに私は思います。商店街を守ろうという声は聞かれますけれども、農家を守ろうという声は聞こえませんね。ほとんど聞こえないと思います。私は聞いたことはありません。どちらも極めて大事なことです。ですから、両者をともに元気づけるには、やはり集客力のある大型の販売所をバイパス道路沿いにつくって、小規模農家や商店にも出品できるように、そういうふうな両者が少しでもいい方向に向くような手を打つ、これは本当に皆さんの役割ですよ。そういうふうに思います。バイパスに集客力のある、そういった店舗、しかもそれは農業だけではなくて林業等、それからまた商店も入っていくような、そういう希望、そこへ企業が進出してこようとする希望を出しているかどうか、ちょっと伺います。そういう希望が出ているかどうか伺います。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  南部地区の飯能寄居バイパス線沿いの誘致地域ということの中で、商業にかかわる店舗について相談があるかということのご質問だと思うのですけれども、こちらのほう企業誘致の中での問い合わせの中で、商業に関する問い合わせは数件来ております。今現在は商業関係について、12号指定のものについては進んでいない状況もございますが、企業側とするとそういった希望も若干はあるということでは認識しておりますけれども、実際のところはなかなか企業誘致する場所としての誘致にはつながっていない部分ではございますが、よろしくご理解いただきたいと思います。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) ありがとうございます。なかなか難しい。だから、誘致できないというか、企業が来ようとしてもブレーキになってしまうようなことは、なるべく早くに取り除いていくことが大事だろうというふうに思います。

  それから、続きまして、地域のボランティア活動について伺います。東原団地は南側斜面にある白い花の山桜をということですけれども、非常に地域の方が一生懸命取り組んでいます。とてもすばらしい動きだなというふうに思います。ここにある桜の木ですけれども、本当に一抱え、抱えられないぐらいな山桜です。白い花が咲くというと非常に珍しいのですけれども、景観樹木として指定できないか、これを伺います。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 再質問につきましてお答え申し上げます。

  景観樹木として指定できないかとのご質問でございますけれども、条例の中での要件に合致する部分に関しまして、あらゆる角度から確認をさせていただきまして、今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。よろしくお願いします。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) 現在景観樹木として指定されているのは、平山の神社のところにあるヒバ、それから箕和田の大クスノキ、それから川角中学校の西の雑木林です。3か所だそうです。どうもよく余りわからないのは、川角中学校の西の雑木林については、これは不法投棄を防ぐために指定して、しかも下草刈りをしたという話を聞きました。確かに林があるということは、景観的にいいのですけれども、そういう形で指定するというのは、それでいいのだろうかなというふうな疑問もあります。それに比べて、この東原団地の動きは、地域の住民のボランティアが本当にすばらしい動きをしています。それから、子供も大人もそこでもって遊んだりできるし、毎朝早くからお年寄りが来て、歩いたりして健康づくりにも役立っているのだろうというふうに言われています。こういったすばらしい景観樹木だけではなくて、桜の木を取り巻く人の動きを長い間続けてきたということ。この実践は大いに推奨すべきことであろうというふうに思います。こういった、本当にそれこそ表彰に値する活動だと思うのですけれども、こういうふうな地域のボランティア、町のお金をいただかないで取り組んでいく、自然を守っていく、それから人と人のコミュニティをつくっていく、そういった動きに対して町としてはどのようにお考えなのか伺いたい。町長さん、どうですか。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 村田議員の再質問にお答えをいたします。

  東原団地の山桜の関係、多くの方々が携わって、そしてそこに行く遊歩道を整備したり、あるいはその周りに池というか、そういったようなところもつくられたようなことでございます。私も見てまいりましたけれども、ちょうど我が家の裏の山の一角に、土地そのものは町の土地でございますけれども、そこにあるわけでございます。ただ、ちょっと見づらい、わかりづらいというのがございまして、下から見上げると、前のほうに大きな木がありますから、その関係でちょっと見づらいというようなふうに私は見ております。確かに町の文化財保護の委員さんも、ぜひ景観のそういった樹木の関係で指定をしてほしいというようなお話も伺っていたり、あるいは実際東原団地の管理をされている方は、余り皆さんに、何というのでしょう、そこまで指定をするほどでもないのだけれどもなというふうなお話もあったり、まだそこのところがしっかりと熟成をしていないお話なのかなというふうに思っております。しばらくもう少し地元の方々のお話がもう少しまとまってくる、そういうふうな時期、それを確かめて、そして考えていきたいというふうに思っております。ボランティアの皆さん方のやっていることというのは、本当にすばらしいことで、そこに皆さんが集うこと、これがコミュニティの一つになっておりますので、この山桜を中心として今広がっている東原団地の方々の集まりであったり作業であったり、こういったものがさらに熟成されるように、町のほうとしても何らかの要望等があれば、またそういったところも聞いていきたいというふうに思っておりますので、ご理解賜りたいというふうに思います。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) ありがとうございます。私が感心するのは、どこからも補助金、補助というかお金等をもらわないで、自分たちで一生懸命やっていると。絵を描く、それから池を掘る、道を切り開いていく、篠やぶを刈って、本当に一生懸命取り組んできたのは私もよく知っています。初めから知っていますけれども。しかも長い時間かけて、みんな大勢の人たちが来てやっています。こういうコミュニティというか地域づくり、しかも子供も一緒に来て遊んでいる。本当にすばらしい動きだというふうに思うのです。こういうふうな地域が少しでも町内に広がってくるというか、あっちこっちでもってこういった活動が行われていく、これはやっぱり大切なことなのであろうなというふうに思います。町には表彰規程というのがあります。いろんな形で表彰して顕彰するというのか、そういったことをしていますけれども、こういった活動を顕彰するような、あるいは表彰するような、そういった制度というのはありますか。それからまた、どこで表彰あるいは顕彰できるのだろうか伺います。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 村田議員の再質問にお答えをいたします。

  地域のコミュニティづくりに関しては、町ではほのぼの賞というものをやっておりますので、こういったものが一番合致するかなというふうに思います。10月ごろに地域の区長さんあるいはそういった役員の方々に推薦をしていただければ、町のほうのコミュニティ推進協議会のほうで、そこを審査しまして表彰ができますので、こういったところで表彰をしていきたいというふうに思います。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) ありがとうございます。町づくりは地域づくりからというふうにも言えると思うのです。この毛呂山町を本当に心の通った温かい雰囲気のいい町にするには、それこそそういった地域の動きを一つ一つ大事にしていく。その中には木があってシンボルツリーとも呼んだりしている。それから、神社があればシンボルになる神社と。それから、公園があれば、それはシンボルですよと。この地域をまとめる非常に大事な中核になるようなものを設定してというかみんなで決めて、それを大事にしていく、そして地域をつくっていくと、そんなことができるのではないかなと、そういうふうに私も思って期待をしているところです。そうすると、ほのぼの賞ということでもって含まれると。はい、ありがとうございます。

  それでは次に、計画変更された川のまるごと再生事業について再質問をさせていただきます。当初の計画から教育文化ゾーンが削除されたと、削られたということについてなのですけれども、課長からいろんなことをお聞きしまして、それは納得できることであるけれども、最初に計画の段階で私有地だとか、それからいろんな話がありましたけれども、そういうことはもうわかっていたわけです。ですから、それを理由に削除というのは非常に難しい。私は余り理解できないということはあります。それからまた、この削除された教育文化ゾーンですけれども、非常に学術的な価値などに鑑みて、将来にわたっての整備、これ現段階ではどのように考えているか。やっぱり県下でも、県下どころではなくて、東日本でも有数のというか、そういうふうに非常に貴重な地域だというふうに言われています。そうすると、その辺のところも頭に置きながら早期に整備がなされることが望ましいというふうに私は思っていますけれども、この辺町はどのようにお考えか伺います。



○佐藤秀樹議長 伊藤歴史民俗資料館長。

                 〔伊藤 清歴史民俗資料館長登壇〕



◎伊藤清歴史民俗資料館長 文化財保護の立場からということで回答させていただきます。

  当初の計画のとおり、川のまるごと再生事業ができなかったということは、これは諸般の事情でやむを得なかったというふうに考えております。現在崇徳寺跡の保存整備活用計画というのを作成中でございます。そこにおいて、特に活用面、鎌倉街道周辺の全体像をつかめるような案内板とか、文化財個々の説明板等も設置が必要だと考えております。あと、あわせて資料館にガイダンス機能を持たせるといった既存の施設の有効利用を含めて、あの地域の地域文化ゾーンの活用、活性化に努めていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) 少しでも早くにそういったことを進めてもらいたいというふうに思います。

  それから、延慶の板碑なのですけれども、確かに動かせないということは納得できます。きょう説明いただきましたけれども、もとあったと思われるところの下には、これこそまた埋蔵文化財、いろんなものが埋まっているようです。それを考えてみると、そこのところにまた戻そうとすると、そこの下の部分を破壊することになりますので、それは動かせないというのはわかりました。今あるところの、さらに西のほう、あちらのほうにまだ古墳が40基もあるということなのです。そうすると、あの辺の本当に一帯がすごい文化財宝蔵地です。古墳はまだ掘られていないものも幾つもあるというのがある。この辺は、もう少し教育委員会を中心としてでも、もう一遍見直す必要があるというふうに思います。今の延慶の板碑が建っているところだと、非常に薄暗くて余り気持ちがよくなくて、私ひとりでは行きづらいところなのです。誰が行ってもそうだと思うのですが、あの辺一帯の、いわゆる間伐をして、明るくして、行きやすいように、そしてここには延慶の板碑があるのだよということを教えるような案内板等もしっかりと立てる必要があるかなというふうに思います。

  それからもう一つは、延慶の板碑は、この間行ったときに、見たときに傷んでいますね、下のほうが。前に見たときよりも。なので、あれは覆い屋をつくるとか、あるいは場合によったら、もとあったところにレプリカでも置けないかということを思います。レプリカはプラスチックですから軽いから、下に影響は余りないですよね。ですから、3メートルあっても大丈夫だろうというふうに思います。ともかくあそこの埋蔵文化財、それから古墳群、これはすばらしいものなので、ぜひもう一遍目を向けていただきたいというふうに思っています。これ全体として、特に覆い屋のことだけでもいいですから、私の提案ですけれども、どのように考えるか伺います。



○佐藤秀樹議長 伊藤歴史民俗資料館長。

                 〔伊藤 清歴史民俗資料館長登壇〕



◎伊藤清歴史民俗資料館長 延慶の板碑の現在地における保存ということだと思います。こちらのほう周囲に立木等があり、また冬などですと雨が降った場合、それが板碑に浸透して凍結して破損につながっていく、そういうことも危惧されるということで、覆い屋等についても今後検討していきたいというふうに考えております。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 村田忠次郎議員。



◆9番(村田忠次郎議員) 崇徳寺周辺土地の購入ということについて提案しましたけれども、もう既に答弁の中では試掘調査が先だとありますけれども、試掘をしなくても既にもうあの辺一帯が文化財ですね。



○佐藤秀樹議長 この際、午後1時15分まで休憩といたします。

                                      (午前11時45分)

                                              



○佐藤秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時15分)

                                              

         ◇ 下 田 泰 章 議員



○佐藤秀樹議長 一般質問を続行いたします。

  下田泰章議員。

                 〔1番 下田泰章議員登壇〕



◆1番(下田泰章議員) 1番、下田泰章です。議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従い町政に対する一般質問をいたします。

  今回は、5点について質問いたします。まず1点目、財政と施策のバランスについて質問いたします。超高齢化社会、少産多死社会、そして人口減少社会をどのように乗り切るか、国も地方もその経営力が試されています。町では、平成29年度予算編成をする上で、財政調整基金から約2億円の実質繰り入れを行い、厳しい財政運営の確保をし、何とか経営健全化を図っているのが現状ではないでしょうか。今現在も厳しい財政状況にある中で、今後はさらに公共施設の老朽化や超高齢化が進み、扶助費の増額などが見込まれます。毎年財政調整基金を切り崩し、予算編成を行わなければならない状態では、毛呂山町も将来財政破綻は免れない状況にあると思われます。将来の基金の推移と今後の予算のバランスに問題はないのか、お尋ねします。

  また、厳しい財政状況が続く中で、今後の数ある事業を進めていく上で選択と集中ということが求められます。町の一丁目一番地の最優先施策とは何かをお尋ねいたします。

  次に、2点目のワンストップ健康生きがいづくり事業について質問いたします。町では、埼玉医科大学と連携し、地方創生交付金事業であるワンストップ健康生きがいづくり事業を活用し、高齢化社会に備えた主要課題を解決する新たな事業計画を検討していると思われますが、医療、介護、予防といった問題を包括的にケアする仕組みづくりは、各自治体医療福祉施設や企業、大学などそれぞれの立地や環境を生かすため、各自治体千差万別です。この事業は、まさに医療と福祉の町毛呂山の強みを生かし、構築できる魅力にあふれた事業展開が期待されます。今後町では、埼玉医科大学と連携し、どのような事業展開を進めていくお考えなのか、お尋ねいたします。

  次に、3点目、水防団についてです。昨今の異常気象の影響により、ゲリラ豪雨や台風の異常発生など、毛呂山町においても毎年水防団が出動しています。水防団は消防団員が兼務し、町の管理下により水害活動や予防訓練を行っています。火災に比べ、出動回数も少ないことなどが要因なのか、水防団を対象とした予防訓練参加対象者は、一部の団員だけであります。地球温暖化の影響で、エルニーニョやラニーニャ現象などといった気象環境の変化により、水防団の出動もふえている現状を考えますと、訓練内容や参加対象団員の見直し、水害予防に対する備品の整備の充実化などを考えなければならない時代に直面していると思われます。町のお考えをお尋ねいたします。

  次に、4点目、道路標示について質問いたします。町内の道路標示やドライバーの注意喚起を促す一時停止の標示や子供たちの通学路安全確保のためのスクールゾーンの標示など、道路標示が薄くなってしまっている箇所が多く見られます。交通安全対策には重要な問題と思われますが、町の対応策についてお尋ねいたします。

  最後に、農産物加工研修センターについて質問いたします。地方創生拠点整備事業が交付決定され、滝ノ入地区にある農産物加工研修センターが増築されますが、事業内容等、現在の進捗状況についてお尋ねいたします。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 下田議員の1問目、財政と施策のバランスについてのご質問にお答え申し上げます。

  本町の財政状況は、ここ数年特に厳しい状況となっており、毎年当初予算編成時には非常に厳しい予算査定を実施している状況でございます。そのような中で、平成29年度当初予算編成時には、年度間の財源不足を補うために財政調整基金から2億1,000万円の実質繰り入れを実施し、平成28年度当初予算編成時には2億5,000万円の実質繰り入れを実施しております。また、本町の中期財政計画では、平成30年度以降も少子高齢化の進行に伴い、歳入の柱である町税が減収し、その反面、歳出では老朽化した公共施設の修繕費用や超高齢化社会による扶助費の増加などにより、今後さらに大幅な歳入不足が予想されております。

  そのような中で、将来の基金の推移と今後の予算のバランスでございますが、平成28年度末現在の財政調整基金の残高は約8億1,000万円となっておりますが、平成29年度当初予算では2億1,000万円の実質繰り入れを実施しているため、現段階での実質残高は約6億円となっております。一般的には、財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%から12%が望ましいと言われているため、本町では6億5,000万円から8億円の残高が必要とされております。そのため、行財政改革プランでは、財政調整基金の年度末残高を毎年6億8,000万円を確保していく目標値を掲げており、限られた財源の中で将来にわたって安定した行政サービスを提供するためには、今後さらなる厳しい事業選択が必要とされております。今後も本町といたしましては、第五次総合振興計画・総合戦略をもとに、町の発展、そして住民サービス向上のために、選択と集中による予算編成を実施し、最少の経費で最大の効果を上げられるよう鋭意努力していく所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  次に、町の一丁目一番地の最優先施策は何かとのご質問にお答え申し上げます。本町には、少子高齢化に伴う人口減少対策や生活環境基盤整備、地域経済の発展や防災対策、そして地域コミュニティの充実など、多くの重要課題が存在しております。そのような中で、現在の町の最優先施策は、少子高齢化に伴う人口減少対策と考えております。人口減少の進行は、全国的な流れであり、町の人口ビジョンでも推計しているとおり、本町でも人口減少の流れはとめられるものではございません。しかしながら、本町では人口減少の流れを少しでも抑制するために、現在総合戦略で掲げている施策を長期ビジョンに立って鋭意展開しているところでございます。そして、少子高齢化に伴う人口減少対策では、毛呂山町が将来にわたって魅力ある町となることが一番重要なことと考えており、そのためにも限られた財源の中で、本町の独自性のある施策を戦略的に展開することにより、自治体間競争に勝ち抜いていくことが必要とされております。今後も本町といたしましては、全ての住民が安心して生き生きと生活できるために、そして次代を担う子供たちが希望と夢を持って、将来も本町に定住したくなるように、全力で町の発展に努めていく所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 小室高齢者支援課長。

                 〔小室永治高齢者支援課長登壇〕



◎小室永治高齢者支援課長 ご質問の2問目、ワンストップ健康生きがいづくり事業につきましてお答え申し上げます。

  本町では、それぞれの地域の実情に応じたまち・ひと・しごと創生、いわゆる地方創生に資する事業の効率的かつ効果的な実施を図ることを目的とした地方創生推進交付金の対象事業の一つとして、平成28年度から埼玉医科大学の関連法人である社会福祉法人埼玉医療福祉会と連携し、ワンストップ健康生きがいづくり事業を実施しております。本町の大きな特徴の一つとしまして、日本有数の大学病院を有する埼玉医科大学が町内にあることが挙げられますが、本町と埼玉医科大学とのかかわりは、この埼玉医科大学とともに発展してきたという町の歴史からも明らかです。現在社会福祉法人埼玉医療福祉会が本町の中心市街地である毛呂駅前に整備を進めております「くらしワンストップMORO HAPPINESS館」におきまして、町との連携によるオレンジカフェや高齢者向けのフィットネス教室の開催、フリースペースでの講座やカルチャースクール開設により、元気な高齢者をふやす取り組みを進めるとともに、ボランティアの育成や施設内カフェ等への雇用など、生きがいづくりや雇用の場の創出といった高齢者施策を推進することとしております。

  本町としましては、埼玉医科大学との事業連携により、町民の皆様が住みなれた地域でいつまでも安心に、自分らしく生き生き暮らせるよう、本町の医療と福祉の町という特性を生かした魅力ある町づくりを官民連携により推進してまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○佐藤秀樹議長 村木総務課長。

                 〔村木 功総務課長登壇〕



◎村木功総務課長 第3問目、水防団についてのご質問にお答え申し上げます。

  水防団は、水防法により水防管理団体が水防事務を処理するため設置することができることとなっております。水防管理団体とは、市町村、水防事務組合または水害予防組合のいずれかをいい、本町の場合は、坂戸市と越生町、毛呂山町の1市2町で構成する越辺川・高麗川水害予防組合となっております。この組合規約により、水防団は市、町、消防団をもって充てると規定されており、議員ご案内のとおり、消防団員が兼務しております。

  さて、現在の水防訓練でございますが、越辺川・高麗川水害予防組合において、毎年会場を変えながら行っている状況でございます。その際、1市2町の合同訓練でありますので、各分団からの訓練参加者は限られております。議員ご指摘のとおり、近年のゲリラ豪雨や台風の異常発生等を考えますと、水防団の役割はますます重要になるものと存じます。今後は、当組合で行う訓練の内容や参加人数の拡大等につきまして、構成市町や関係機関と協議してまいるとともに、町単独でもできるような訓練内容や実施方法等につきまして、水防団の役員等と協議してまいりたいと存じます。

  次に、水害予防のための備品配備ですが、台風等の大雨の際に活動する水防団員への備品や装備を含め、団長や各分団長等の要望や意見を確認しながら、計画的な配備に努めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 4問目、道路標示についてのご質問にお答えいたします。

  横断歩道や一時停止線などの交通安全施設は、交通事故を未然に防止する上で大変重要な施設であると認識しております。議員ご指摘の横断歩道や一時停止線は、埼玉県公安委員会が設置、管理を行うこととなっております。町では、毎年薄くなってしまった横断歩道などの引き直しについて、西入間警察署を通して埼玉県公安委員会に要望しております。警察では毎年、横断歩道の引き直しを順次行っているとのことでございますが、引き直しが必要と思われる横断歩道等は数多くあり、なかなか把握し切れないとのことでございます。そうしたことから、埼玉県警では、ことし2月に横断歩道等の整備促進による交差点事故防止対策会議を開催し、その中で市町村に対しまして、摩耗箇所の調査依頼がありました。町では、主に通学路を中心に調査を行い、西入間警察署に要望書を提出していく予定でございます。また、町道における外側線などの道路標示につきましては、毎年各地区から要望を受けまして工事を順次行っているところでございます。スクールゾーンの標示につきましても、摩耗の程度に応じて対応してまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○佐藤秀樹議長 村田産業振興課長。

                 〔村田眞一産業振興課長登壇〕



◎村田眞一産業振興課長 ご質問の5問目、農産物加工研修センターについてお答え申し上げます。

  昨日、5月31日に開催されました議員全員協議会において、農産物加工研修センターの増築及び運営計画等についてご説明をさせていただきました。現在の進捗状況は、設計業務委託業者とともに建物の間取り等について坂戸保健所と協議を行いながら詳細設計を進めさせていただいている状況でございます。今後の予定といたしましては、まちづくり整備課の協力を得ながら、建築確認申請等の法的手続を進め、8月中旬より建築工事に着手していく予定でございます。完成時期につきましては、現段階では設計が完了していないため、正確な時期を申し上げることができませんが、可能な限り本年度中の竣工を目指してまいりたいと考えております。

  竣工後の業務内容、運用方法につきましては、当面町直営で搾汁の作業を行ってまいりたいと考えております。搾汁においては、柚子をメーンにほかの作物にも対応できるよう、施設の有効活用を目指してまいります。また、作業の流れといたしましては、搾汁した製品は冷凍保存し、年間を通して出荷できるよう、加工から販路までの体制整備を図ってまいりたいと考えております。現状では、ハード面ともども、この搾汁作業をスムーズに行える体制づくりが今後の課題でございます。例えば町と農家、生産者側等をつなぐ役目となる担当者を明確に位置づけて運営を図っていくこと等、先進地の事例を参考にさせていただき、地元の皆様、柚子生産者の皆様の方々、ご理解、ご指導を賜り、しっかりとした作業体制が確立できるよう鋭意努力してまいる所存でございます。

  また、既存の施設につきましては、従前同様に町民の皆様が利用することが可能でございます。加工品の研究、開発、製造、そして販売を行っていただけるよう、現在運営方法については検討中でございます。今後、多くの生産者の方々にご利用いただき、町の農産物利用の増進と農業振興を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) それでは、随時再質問をさせていただきます。

  まず、財政と施策のバランスについてお伺いいたします。毛呂山町では、平成25年度末に財政調整基金が最高額であった、8億7,900万円が最高額であったということなのですけれども、基準財政規模からすると、現時点での財政調整基金はおおむね基準値に近く、安定的と思いますが、しかしながら一方で、2年連続で2億数千万円の実質繰り入れを行っているのが現実です。少子高齢化、人口減少が進み、歳入額が減少傾向にある中では、当然来年度も2億円近い実質繰り入れを行わなければならないと思いますが、現時点ではどのように推移しているのか、お尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  議員ご指摘のとおり、本町では毎年当初予算編成時に年度間の財源不足を補うために2億円前後の実質繰り入れを実施しております。そのような中で、ご質問の現時点での推測でございますけれども、来年度も引き続き大幅な歳入不足が予想されております。そのため、平成30年度の当初予算編成においても、財政調整基金より本年度と同程度の実質繰り入れを予定してございます。ここ数年は、前年度繰越金などにより、年度途中で財政調整基金に積み立てることができているために、ある程度の年度末残高は確保できておりますが、今後このような繰越金等が出るとは限りませんので、引き続き行財政改革の推進や優先順位に基づく選択と集中による予算編成を実施していく方針でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 最初のご答弁の中で、総合戦略を展開していくというご答弁をいただきました。確かにこれを展開していかなければ、人口減少に歯どめをかけられないことは理解できますが、一方で、町ではどの自治体よりもいち早く立地適正化計画の暫定案を策定しました。立地適正化計画の最大の目的は、病院や駅など、現時点での利便性を生かした中心市街地に都市機能を高め、人口の多い目白台や長瀬駅周辺の人口密度の高いエリアを公共交通で結び、都市機能の利便性を図った地域に住民の居住を誘導するということになると思うのですが、そのようなことを踏まえて、公共施設等総合管理計画も策定し、今後の人口減少を見込み、インフラ整備や公共施設の維持管理が困難になることを推測して、立地適正化計画や公共施設等管理計画を策定しているのではないかと思われます。

  この計画の中では、小学校の統合だとか、小中一貫教育のあり方、公共施設の保有量を今後40年間で25%減少するようなことが目標として掲げられております。しかし、このような施策は、住民サービスの低下と町民の皆様に問われることも懸念されます。総合戦略では、人口減少対策を掲げ、そのための予算編成を考え、施行し、一方では人口減少を見込んだ施策の展開が行われているように思われます。私は、総合戦略と立地適正化計画、また公共施設等管理計画の整合性が反比例しているように思います。財政難である毛呂山町の将来の鍵を握るこの3つの計画を、今後どのように進め、町民に理解を求めていくのか、お尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  本町では、町の人口ビジョンにおいて、2060年におきまして2万4,500人程度の人口規模を目指す戦略人口を設定してございます。これにつきましては、現在より約1万人の人口が減少することを想定しておりまして、町といたしましては、限られた財源の中で将来の人口規模を想定して、今後の施策を展開していく必要があると考えてございます。そのような中で、町の総合戦略では、地方創生の流れの中でとめられない人口減少の流れを少しでも抑制して、町の魅力を高めるために、主にソフト面での攻めの施策を中心とした計画となってございます。そして、立地適正化計画につきましては、今後の人口減少を見据えたコンパクトシティを目指すというものでございまして、公共施設等総合管理計画も、限られた財源の中で今後の人口減少を見据え、適正な公共施設等のあり方を掲げたマスタープランでございます。すなわち、3つの計画が今後の人口減少社会を想定して、その対策のために本町の独自性のある施策を展開していき、時代に対応した町づくりを実施していくための計画でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 何となく、ちょっとわかりづらいご答弁だったのですけれども、例えば今後道路行政でいえば、川越坂戸毛呂山線、また新川越越生線とか、そういった拡幅工事等も進める考えも出ているわけで、当然そういった道路が広がれば、インフラ整備等も付随してついてきます。そこに企業を誘致するというような目標があると思うのですけれども、一方で、住宅の開発をまたそこで認めてしまうと、また立地適正化計画の意味がなくなってくるようにも思います。一つ一つ政策が、一つの方向に向かっていって、いい町づくりをしていっていただきたいなと思います。以上でこの質問は終わりにします。

  次に、2問目の質問に移らせていただきます。このワンストップ健康生きがいづくり事業は、事業計画は3年計画であると思います。28年度事業では、MORO HAPPINESS館開設に当たり、テーブル、椅子等の事務器具の購入や学生に対するアンケート調査の補助金が交付されました。今年度は、オレンジカフェや高齢者向けのフィットネス教室等の開設に当たり、補助金が交付されております。平成30年度の事業計画内容をお尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 小室高齢者支援課長。

                 〔小室永治高齢者支援課長登壇〕



◎小室永治高齢者支援課長 再質問にお答えいたします。

  健康生きがいづくり事業補助金の交付対象としましては、平成28年度は主に開設に向けた準備に係る経費として、MORO HAPPINESS館内で開催される各種健康づくり事業等に使用するための椅子、机などの購入費用及び埼玉医療福祉会看護専門学校の看護学生さんたちのボランティア活動に関する意識調査を目的としたアンケート調査費用に対して当補助金を交付し、計画どおり執行されたところでございます。2年目となります平成29年度におきましては、高齢者向けのフィットネス教室等の指導をしていただくトレーナー等の人件費、カフェや各種カルチャースクールの運営費及び事業全般に使用するための備品購入に係る経費が当補助金の対象としており、既に交付決定しているところでございます。本年10月の開設に向け、順次法人側で準備を進めていただいております。最終年となります3年目の平成30年度におきましては、平成29年度からスタートするフィットネス教室等に関する人件費、カフェや各種カルチャースクールの運営費のほか、ボランティア育成事業の促進を図る人件費を当該補助金の対象としております。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 28年、29年度と主に町ではこの事業において、MORO HAPPINESS館の開設に当たって備品購入費や人件費などの補助金交付がメーンではないかと思います。元気な高齢者をふやす取り組みや高齢者の雇用の創出など、もろもろの取り組みに当たり、町では具体的にどのような事業展開を行っていくお考えなのか、お尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 小室高齢者支援課長。

                 〔小室永治高齢者支援課長登壇〕



◎小室永治高齢者支援課長 再質問にお答えします。

  現在MORO HAPPINESS館は、平成29年10月の開設予定で準備が進んでおり、議員ご指摘のとおり、平成28年度及び平成29年度の当補助金の交付対象としましては、開設準備のための備品購入費がメーンとなっているところでございます。MORO HAPPINESS館開設後の町としての元気な高齢者をふやすための具体的な取り組みとしましては、「いきいきシニア講座」と題した美容と理容に関する講座を年4回開催する予定です。また、サロンと呼ばれる通いの場づくりを毛呂山町社会福祉協議会に委託実施しております生活支援体制整備事業のボランティア養成とあわせた運営を予定しております。

  また、高齢者の雇用を創出するための具体的な取り組みとしましては、フリースペースでの講座やカルチャースクールの開設により、元気な高齢者をふやす取り組みを進めるとともに、有償ボランティアの育成、施設内カフェへの雇用など、生きがいづくりや雇用の場の創出を図ってまいります。

  町としましては、こうした各種事業に講師を派遣するなどして事業の充実を図り、町の強みである医療と福祉を生かした健康長寿の町づくりを官民連携により推進してまいります。なお、健康生きがいづくり事業補助金の対象ではございませんが、往診医が所属する在宅医療室と在宅に看護師が訪問する訪問看護ステーション、家族やケアマネジャーが在宅医療について相談する毛呂山越生在宅医療相談室といった在宅医療を支援する医療機関等が入る予定とのことですので、今後地域包括ケアが一層推進するものと考えております。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 今計画されていますこの事業、すばらしい施設が建設されましても、行く方は高齢者の方がほとんどでございます。要するに、そこまで行くことが困難な方も当然いることが考えられます。重要なのは、やっぱり利用者の足ですよね。輸送が将来いろいろと考えられるのではないかと思います。そういうことで、もろバスの停留所だとか、デマンド化など、行政として施設利用者に対する利便性を図らなければ、医療と福祉の町の特性を生かし切れないのではないかと思います。町として、今後利用者の輸送に関してどのように展開していくのか、お考えをお尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 大野企画財政課長。

                 〔大野 勉企画財政課長登壇〕



◎大野勉企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  本町におきましては、町内の公共交通機関の利便性向上のために、現在もろバスを運行してございます。今年度の10月1日から第1、第3土曜日の運行開始を行いまして、住民サービス向上のために実施をすることを決定しておりますけれども、MORO HAPPINESS館近くのバス停につきましては、引き続き教育センターの停留所が一番近いバス停となってございます。今後は、議員ご指摘のとおり、医療と福祉のまちづくりの観点、そして公共交通のさらなる充実の観点からも、引き続き埼玉医療福祉会と連携をいたしまして、デマンド化による送迎などといったことも、行政としてどのような連携がとれるか鋭意検討していきたいと考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 今は教育センターが一番近い、確かに近いのですけれども、そこからそこの場所まで歩いていくということも困難な方もいらっしゃいますので、その辺はしっかりと考えていただきたいと思います。

  また、やはりこういったすばらしい施設というのは、恐らく埼玉県下を見ても毛呂山町にしかないのではないかと。今課長が言った在宅介護の問題等も解決していただけるということで、こういうことというのは、この間のさいたま市長選挙の中でも、在宅介護の医師の確保だとか、非常に政策的な部分でも出てくるような問題が、毛呂山町にはもうすぐそこにあるということ、それを全てカバーしていただける、こんなすばらしいことはないと思います。ぜひこれは町のほうとしてもしっかり宣伝するべきではないかと思います。

  特に、町長の公約の一つの中で、今予算計上されています親と一緒に子育て応援事業、こういったことはまさに介護というものも当然ついてきますし、例えば独居で親元から離れている人も、毛呂山町にはこういう医療体制がよその市町村よりも整っているよと、そういったことになれば、もしも毛呂山町に帰ってきても安心して介護ができる。そういったことを、ぜひ全面的に町として町民の方々に周知して、いい施設があるということをお伝えしていただき、活用していただきたい、そのように思います。

  次に、水防団について再質問いたします。現在水防団員に配備されております雨具、かっぱなのですけれども、非常に活動しにくいという意見があります。大雨時に雨具は活動しやすい装備でなければならないのですが、現在配備されているものは材質がかたく、動きづらく、天候が回復した跡にもスマートに持ち運びができない状態であります。また、通気性が非常に悪く、着用時に蒸れてしまうことで非常に不快な思いの中で皆さん活動を行っています。団員の活動を快適に効率よくするためには、まずは時代に合ったかっぱの配備が必要と思うのですけれども、町のお考えはいかがでしょうか。



○佐藤秀樹議長 村木総務課長。

                 〔村木 功総務課長登壇〕



◎村木功総務課長 再質問にお答えいたします。

  水防団員には、台風などの大雨のときに河川などの巡視や浸水の未然防止など、さまざまな活動をしていただき、被害の軽減に大きな役割を果たしていただいていると思っております。現在の雨具でございますが、配備からかなりの年数がたっておりまして、実際に確認いたしましたところ、確かに議員ご指摘のように、かたくて蒸れやすい素材であると思っております。今後団員に事故がなく、よりスムーズに水防活動をしていただけるよう、必要な装備等につきまして、今後財政担当課などと協議しながら、計画的な配備に努めていきたいと存じます。ご理解をお願いいたします。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) それと、それにあわせてもう一点なのですけれども、よく大雨等で水が出たと。水路を見に行ったり、川の様子を見に行って、流されて亡くなったということをニュースでよく聞くと思うのですけれども、実際に人間心理といたしまして、水の多いところにそんなに危険性を感じないというか、炎とか、そういうものであれば、自分の自己防衛力が働いて、近くに行かないのですけれども、どうも水というのは近くに寄ってしまうように見受けられるのですけれども、そういったことも踏まえますと、やはりライフジャケット等も必要ではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。



○佐藤秀樹議長 村木総務課長。

                 〔村木 功総務課長登壇〕



◎村木功総務課長 再質問にお答えいたします。

  近年のゲリラ豪雨は、確かに予想をはるかに超えた雨量になることが十分想定されるところでございます。議員ご提案のライフジャケットにつきましては、水防団員の身の安全からも検討すべき装備の一つと考えます。したがいまして、団長や各分団長と役員の皆様のご意見、ご要望を確認しながら検討してまいりたいと思います。ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) それでは次に、道路標示について再質問いたします。

  滝ノ入地区に、高福寺さんというお寺があるのですけれども、その下は、実を言うと通学路になっております。あそこは非常に抜け道となっていまして、朝の交通量が非常に多いのです。これは恐らくそのときにあった、わかるかと思うのですが、緑色の線があるところ、この白い矢印があるところに緑色の何らかの標示があったと思われるのです。もうこんなになってしまっているような状態なのです。恐らくそれを想定させられるのが、これが長瀬の団地のところにあるこういった「最徐行」、緑色の線が上下にあって、中にこのように字が書いてあるのではないかなと推測されるものなのですけれども、要するにこういう状態、これまさにスクールゾーンなのです。こういった抜け道等多いスクールゾーンで、とにかく注意喚起というものが一番大事ではないかと思うのですけれども、こういったものというのは、町の職員さんも町内を、これだけの点検だけでなくて巡回しているわけですけれども、そういったときにお気づきにならないのかなと思うのですけれども、そういった定期点検などは行っていないのでしょうか、お尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 再質問にお答え申し上げます。

  道路標示につきましては、改めて定期的な点検としては行ってはおりませんが、随時道路状況を確認する中で、薄くなっている箇所があることは私どもも承知しております。ご指摘の滝ノ入の古い緑色の標示が残っている部分についての件ですけれども、おっしゃられるように、かつて「最徐行」という標示があったのであろうというふうに私どもも考えております。スクールゾーンといいますと、学校の周辺で警察の規制によって標示しているものでございますので、滝ノ入分につきましては、スクールゾーンとはちょっと違うかなということで理解しております。その場所の付近について申し上げますと、現在は「交差点注意」という標示をさせていただきまして、それにかえているのが現状でございますので、ご理解いただきたいと存じます。道路標示の引き直しにつきましては、摩耗の程度にもよりますが、今後も通学路に関する箇所を優先的に行いたいと考えております。よろしくお願いします。



○佐藤秀樹議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 通学路の問題でございますので、下田議員の再質問に教育委員会の立場からお答えさせていただきたいというふうに思います。

  最近、登下校中の子供たちに対しての悲惨な事故が本当に頻発しておりまして、これは子供たちの命を守るための交通安全対策というのは非常に重要なものというふうに認識しているところでございます。そのために学校では、議員ご指摘のように、通学路の安全点検を実施しております。これにつきましては、その前に安全な通学路を指定するわけなのですけれども、指定したとしても、それぞれの通学路の中には危険な場所がございますので、それを毎年学校ではPTAさん、それから地域の皆さん方、交通指導員さん初め大勢の皆様方とお話をしていただき、ここは危険だという場所につきまして、また標識の見直しあるいは書き直しも含めて教育委員会のほうに上げていただいております。教育委員会では、その危険箇所を把握しながら、庁内の関係各課、それから警察、飯能の県土事務所等、関係機関に要望書を出しまして、信号の設置なんかも最たるものなのですけれども、なかなかこれが認められないで困っているところもございますけれども、こういうものを関係機関に提出しているところでございます。

  したがいまして、先ほど生活環境課長が申し上げましたけれども、点検は町としてはしていませんが、それぞれの学校は全てほとんどのところが通学路になっておりますので、PTAさん、地域の皆さん、そして学校の職員等で点検した結果で、そういうものをできるだけ早く発見をして、教育委員会のほうに報告していただければというふうに考えているところでございます。本年度もこれからまた再度やりますので、校長会等を通じて指導してまいりたいというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 今スクールゾーンということ、私ちょっと解釈を間違えて、通学路でございます。私も小学生の子供を持つ親として、順番でよく朝、毛呂本郷の交差点に立哨当番として立たせていただくのですけれども、あそこの交差点から滝ノ入、阿諏訪方面へ向かう道路、ここは道幅が非常に狭く、交通量も非常に多い場所です。朝の通学時間帯は、小学校に向かう子供たちは右側通行をして、中学校へ向かう生徒はやはり山間部ということで自転車通学が非常に多いようです。そのため左側通行で通学しています。特に通学時間帯が重なるために、非常に危険な場面をよく見かけます。現在通学路の注意喚起のために、グリーンの外側線が設けてあるのですが、ちょっと不十分に感じるのかなと思っています。このような交通量の多い道路や生活道路の一部が抜け道となっている通学路には、さらなる注意喚起を促すには、やはりゾーン30というような設置が有効かつ安全な通学路確保につながると思いますが、町のお考えをお尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 お答えいたします。

  ゾーン30についてでございますけれども、ゾーン30とは、住宅団地ですとかで生活道路が密集している区域を指定いたしまして、最高速度30キロ以下に制限する規制を行うと。そういったことで抜け道として通過する交通量抑制を図るということが目的でございます。通学路の安全確保はもちろん重要ではございますが、ご指摘の道路は幹線道路でございますので、ゾーン30の指定が果たしてできるのかどうか、警察と協議してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 引き続き、通学路の安全確保ということは切にお願いしたいと思います。

  それでは最後に、加工研修センターの件に再質問させていただきます。きのうも全員協議会のほうで議論されたわけなのですけれども、1点目なのですけれども、増築建物の位置なのですけれども、既存倉庫の並びに建設する予定ということですが、将来既存の設備と併用して活用するお考えであるのであれば、私は東側に建築したほうが、既存建物と近く、今後利用しやすいと思われるのですが、その辺はいかがなのでしょうか。



○佐藤秀樹議長 村田産業振興課長。

                 〔村田眞一産業振興課長登壇〕



◎村田眞一産業振興課長 再質問にお答え申し上げます。

  議員お示しのとおり、将来的に6次加工等を行っていく中では、既存施設に近いところに増設することで、利用度というのは向上するものとも考えております。現段階の計画では、既存の倉庫についても集荷スペースとしての利用も視野に入れた中で、搬入の動線、荷おろしのスペースの確保等、さらに既存の加工棟の利用者のスペースを考えた上で、西側の倉庫に合わせた配置が適当であろうかと判断した次第でございますので、ご理解賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) きのう全協で先輩議員が言った質問と同じになってしまうかもしれないのですけれども、そもそも町直営とありますが、地方創生事業として根本的に意に反すると思うのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。



○佐藤秀樹議長 村田産業振興課長。

                 〔村田眞一産業振興課長登壇〕



◎村田眞一産業振興課長 再質問にお答え申し上げます。

  地方再生の意義は、地域がそれぞれの特徴を生かして自立、持続性な社会をつくっていく地域振興と理解しております。そんな中、あの現状を考えますと、柚子搾汁について当面町直営という、こちら暫定的な方法として、まずご理解いただきたいと存じます。柚子の搾汁作業につきましては、1か月ないし2か月の稼働期間の中でそれぞれの搾汁作業については、行く行くはほかの作物、イチゴやトマト、ニンジン等の搾汁がしていけるように、1年を通して利用範囲が広げられるようにと品種の調査研究に努めるとともに、生産農家の方々の意見を徴取して、経営形態確立を目指してまいりたいと、そのように考えてございます。今後、ある程度運用面での一定の方向性が見えてきたところで、また運営方法については十分に検討していく必要があろうかと考えております。その中で積極的に2次加工製品についても民間企業の協力をいただきながら、新商品の開発、販路開拓にも努めてまいりたいと、そのように考えておりますので、それが最終的に地方創生につなげられるものと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) まだまだ課題が多いように思われます。補正予算上程時にも多くの質問がなされて、議会も承認した以上、議会にも責任はございます。失敗は許されない事業です。本年中ですか、12月中の竣工を目指すとありますが、そんなに焦る必要もないのではないかなと、今のご答弁を聞いていると思います。今年度中、3月いっぱいの竣工も視野に入れて、やはりしっかりとした関係団体と協議して、議員にも進捗状況をしっかり説明していただいた上で、よい施設運営を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 下田議員の再質問にお答えをいたします。

  本年中というのは、いわゆる柚子農家の皆さんが何としても一番柚子の果汁の多い時期にぜひ絞っていただきたいというふうなお話でございます。やはり1月、2月になってしまうと大分劣化してしまいますので、ことしは特に当たり年ということでございますので、そういったことで担当課のほうも設計の関係等、まち課とともに今急ピッチで進めているということでございます。

  それから、いわゆる町直営という話はこれから、この1年はそういったことで始めますけれども、しっかりとした方々にこういったところを担っていただく、こういう組織づくり、これを進めてまいりますので、ご理解賜りたいというふうに思います。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) 最後に町長に質問しようと思ったのですけれども、今ご答弁いただいた。でも、改めて町長に最後に質問させていただきます。

  桂木ゆず復活は、町長の公約の一つでもあります。今までにも、この地方創生事業というもの、柚子関係についてかなりの予算がつぎ込まれてきました。この地方創生拠点整備事業は、まさに肝いりの事業でありまして、今後の桂木ゆずの将来がかかっている事業といっても過言ではありません。当然町長ご自身のビジョンがある中で、いろいろな人脈等を駆使しながら進められていく事業であると思います。しかし、まだまだ将来において課題も多くあるのではないかなというような現状をどのように受けとめて、そして今後進めていくのか、お尋ねいたします。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 下田議員の再質問にお答えをいたします。

  町では、桂木ゆずということで、ブランド協議会のほうも立ち上げました。越生町、ときがわ町も、いずれもやはり毛呂山の桂木にはかなわないというふうなお話は伺っております。今、この加工所の関係については、昨年の越生町の梅の表示の関係で、一気に毛呂山の柚子を受け入れられないというようなお話。これは議員皆様ご存じだと思いますけれども、そういったことで急展開したことでございます。しっかりとこれを確立して、そしていずれはときがわも、あるいは越生も、やはり桂木欲しいのだというふうにお話しになっておりまして、この点をしっかりと搾汁と1次加工、こういったことを流通の中にしっかりと確立していきたい。そして、いずれその後は、柚子以外のものも使えるようなしっかりとした組織、こういったものを立ち上げるということでございます。また、その先には、いずれは6次産業化に進んでいかなければ、これは意味ないことでございますので、6次産業化も視野に入れていきますので、ご理解賜りたいと思います。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 下田泰章議員。



◆1番(下田泰章議員) きのうも先輩議員から発言があったように、やはり利益をしっかりと出していただいて、将来にツケを残さないで運営していただいて、これが最終的にやはりつくってよかったな、いいものだと思えるような計画を立てて実施していただきたいと思います。

  以上で私の一般質問を終わります。



○佐藤秀樹議長 この際、午後2時30分まで休憩といたします。

                                      (午後 2時12分)

                                              



○佐藤秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時30分)

                                              

         ◇ 岡 野   勉 議員



○佐藤秀樹議長 一般質問を続行いたします。

  岡野勉議員。

                 〔10番 岡野 勉議員登壇〕



◆10番(岡野勉議員) 議長より発言許可がありました。町政に対する一般質問を2点について行います。

  前置きなく、早速質問に入ります。1つとしまして、企業誘致と汚水対策についてです。1つとしまして、4月17日に行われた誘致企業、株式会社トーカイと入間第一用水組合員との意見交換会を傍聴し、あるいは議事録から町長、町担当課はどう受けとめましたか。また、工場排水は当然農業用水路ではなく、公共下水道へ接続すべきと考えますが、どう思いますか。

  2つとしまして、町長及び担当課長は、意見交換会後にトーカイ社長、代表者、トーカイ担当事務者さんとどんな意見交換なり、意向を聴取しましたか。以上、お聞きします。

  大きな2点目としまして、学校の長時間労働撲滅と教育の無償化についてです。1つとしまして、教職員の多忙化は、新聞でも連日報道されています。教職員の多忙化は、子供にとってもいい影響は与えません。まずは、教職員の勤務実態が把握できないとの報道がなされていますが、本町ではどうか。そこで、昨年と同様に、本町全教職員の勤務実態調査を行うべきと考えるが。また、同意のもとでタイムカード導入はどうかということでございます。

  2つ目としまして、本町教職員の時間外勤務は、月平均60時間前後であり、全国平均と同様であります。本庁舎内職員の場合、月の超勤が20時間を超えたとき、担当課長は副町長に報告義務があると言うが、昨年の状況はどうだったか。そして、報告を受けた副町長はどんな対策、指示を与えるのか。参考意見はありますかということです。

  3つ目としまして、現憲法下で、義務教育は無償化をうたっています。町では、今すぐにでもこの理念を具体的に実施すべきだと思います。学校給食費、学用品、具体的施策をお聞きします。

  以上で1回目の質問とします。



○佐藤秀樹議長 この際、暫時休憩します。

                                      (午後 2時34分)

                                              



○佐藤秀樹議長 休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。

                                      (午後 2時42分)

                                              



○佐藤秀樹議長 井上町長、答弁。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の一般質問の関係につきまして、私のほうから一言お話をさせていただきたいというふうに思います。

  先ほどの一般質問の中で、企業誘致と汚水対策というふうなお話がございました。町側は、説明を受けているのは、あくまでも法を守った基準、いわゆる処理水ですね。リネンの洗濯の関係の、その水を処理をしっかりして、そして法に守られた基準値以内で、そしていわゆる川の場合、あるいは下水の場合、そういったところに接続していくということでございますので、汚水というよりは処理水というふうなことでご理解賜りたいというふうに思います。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 村田産業振興課長。

                 〔村田眞一産業振興課長登壇〕



◎村田眞一産業振興課長 岡野議員の1問目の質問に順次お答え申し上げます。

  初めに、1点目の株式会社トーカイと入間第一用水土地改良区との意見交換会を経て、町はどのように受けとめたのかということでございますが、議員を初め入間第一用水の組合員の方々から、工場の処理水の放流について大変ご心配をいただいてございます。当日、意見交換会につきましても、24名の土地改良区組合員のご出席をいただき、数々の貴重なご意見、ご要望をいただきました。改めまして、当問題につきましては重く受けとめているところでございます。また、工場排水は、公共下水道へ接続すべきとのことでございますが、さきの全員協議会でもご説明させていただきましたように、株式会社トーカイのご意向を真摯に受けとめ、誠心誠意対応を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  次に、2点目の意見交換会の後に株式会社トーカイとどのような意見交換なり意向を聴取したかでございますが、この意見交換会のご意見等を十分に尊重した上で、慎重に対応を図っていくとの共通の認識にございます。今後、町では円滑に本町へ企業進出ができるよう、誠意をもって問題の解決に取り組んでまいる所存でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



○佐藤秀樹議長 入江学校教育課長。

                 〔入江直美学校教育課長登壇〕



◎入江直美学校教育課長 岡野議員の2問目、1点目のご質問につきましてお答え申し上げます。

  平成28年度に行った本町教職員の勤務実態調査の結果では、教職員の定められた勤務時間は、休憩45分を入れて1日7時間45分割り当てられていますが、1か月の時間外勤務時間の平均は60時間27分で、1日の平均は2時間46分でした。勤務時間外に行った主な業務といたしましては、登校指導、教材研究、教材づくりなどの授業準備でした。これらの実態把握は今年度も実施し、改善に努めてまいります。なお、教員は、職務内容の多様性から、教職調整額4%が手当として支給されております。

  毛呂山町教育委員会では、多忙化回避への取り組みとして、全小中学校に校務支援システムを導入し、学校日誌、出席簿、通知表、指導要録等の諸表簿の電子化による事務の負担軽減を図っております。また、毎月第1日曜日を「やる気アップデー」とし、部活動は行わず、児童生徒が家庭や地域と触れ合う日とし、また埼玉県教育委員会で取り組んでいる毎月21日の「ふれあいデー」では、教職員の定時退勤を奨励するなどの取り組みを実施しております。

  タイムカードによる勤務時間を把握することについてでございますが、現在学校では出退勤時間をコンピューター上で管理しておりますので、ご理解いただきたいと思います。教育委員会といたしましては、今後も引き続き各学校の管理職に対し、教職員一人一人の在校時間を適正に把握するよう指導していくことで、教職員が心身ともに健康で意欲を持って教育活動に取り組める体制づくりに努めてまいります。

  続きまして、2問目の3点目、義務教育の無償化についてお答え申し上げます。憲法26条2項は、「義務教育は、これを無償とする」と規定しています。これを受け、教育基本法第5条第4項では、「国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料は、これを徴収しない」としております。しかし、これらの規定は、教育に必要な費用の全てを無償としたものではありません。そのため、教科書については、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」により、憲法第26条に掲げる義務教育費無償の精神をより広く実現していくものとして、小中学校の全学年に無償措置されております。

  このような中、教育委員会といたしましては、経済的な理由により、児童生徒の教育機会が失われることがないよう、引き続き就学援助制度の周知や制度の充実に努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 村木総務課長。

                 〔村木 功総務課長登壇〕



◎村木功総務課長 2問目の2点目、職員の時間外勤務が20時間を超えた場合の副町長への報告状況や指示についてのご質問にお答えいたします。

  現在職員の時間外勤務が月20時間を超えることが見込まれる場合には、事前に各所属長より、対象職員、勤務内容、月20時間を超える理由などを記載した申請書を副町長に提出し、承認を得ることとしております。平成28年度に申請し、承認された対象職員の数は、延べ239人となっております。副町長への申請の際は、今後の事務の見通しについて説明し、事務効率化や職員の負担軽減などについての指示を受けております。社会情勢の変化により、新たな行政課題の発生や住民ニーズの多様化により、今後も職員の事務量の増加が考えられますが、個人に業務が集中することのないよう、業務の割り振りを行い、また職員の能力を十分に発揮するためには、心身ともに健康であることが必要となるため、職員の健康管理に配慮し、行政サービスの向上に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 松原学校給食センター所長。

                 〔松原 啓学校給食センター所長登壇〕



◎松原啓学校給食センター所長 第2問目の3点目、学校給食費の無償化のご質問につきましてお答え申し上げます。

  今年度より新3学期制の導入に伴い、8月24日より2学期が開始することにより、給食回数も5回ふえ、年間197回となり、埼玉県内で第1位の実施回数でございます。町では、学校給食の実施に必要な人件費、委託料及び施設等の維持管理費は、平成29年度予算額は約1億900万円を計上し、パンや牛乳等の食材費の給食費として、保護者に約1億2,400万円のご負担をお願いしております。

  また、埼玉県内の給食費無償の市町村は、滑川町が平成23年度から、小鹿野町が平成27年度から実施しており、その他の市町村では第2子以降または第3子以降の児童生徒から無償の市町村は5町、一部補助している市町村は3町村でございますが、各町村では委託費の増加に加え、無償化に伴う財政負担はかなり大きいものとなっているようでございます。このようなことから、保護者に負担していただく給食費は、約1億2,400万円となります。現在教育委員会では、大きな予算を必要とする教育環境整備事業を計画的に進めており、給食費を無償化することは難しいものと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) では、順を追って再質問をさせていただきます。

  それで、この私の再質問のトップに持ってきましたのが、4月17日、この意見交換会の様子を聞いて、町長はそのときには参加しなかったと思うのですけれども、議事録等を、あとまた事務方のほうを聞いて、率直にどう思いましたかということで再質問をしようと思いました。そして、その本意は、これだけの、賛成者は一人もいませんでした。組合員が全員不安を抱えていて、田んぼに汚水放流は認められませんと。そしてまた、工場の汚水は公共下水道へお流し、接続くださいと。

  そこでなのです。町長が今何を私に言ってきたかというところを考えますと、町長、これは本当に率直な思いの、よくしたいという気持ちから発していることですので、それで町長が汚水ということにこだわっているのです。何でかなと思っていたのです。そうしたら、私は町長、同じ農業者でありながら、何でこれだけ意識のずれがあるのかなというところなのです。町長、今、汚水を変えてくれとか、処理水にしてくれと言いましたけれども、でも組合員の方は皆さん不安でいるわけです。この町が提示してきたということで安心だと言っていたのだけれども、組合員の皆さんは、汚れている、不安だから流さないでくれと言っているのです、農業用水路に。そこがわかっていないのです、町長。先ほどの、汚水ということで変えてくれ、そんなことではないでしょう。多分この町長とのずれ、町長、どうですか。初めの感想はどうだったか、どう受けとめたかということで質問しましたが、どう感じました。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。

  トーカイという会社、これは非常に大きな会社でございます。全国に展開するリネンの関係を進めておりますけれども、大きな公害問題は一切ございません。そういった中で、毛呂山に進出をしていただくということ、私たちは、議員皆様もそうですけれども、全体の奉仕者でございますから、いろんな角度からしっかりとこの問題を見ております。耕地のほうに入らないような考え方もできるわけでありますから、そういったことも進めていた矢先に、町のほうの方針、こういったものも耕地のほうの皆さんにお話をする前に請願のほうの動きがございました。実際は、そういったことも進めていた中では大変残念だったなというふうにも思っておりますし、やはりこのお話が、入間第一用水が受け皿ということで、いわゆるトーカイ側と排水の関係、処理水の関係について話を受けていたということ。これは前回、埼玉医科大学がグラウンドをつくったときも、同じように入間第一用水がそういった対応をしてきたわけでございましたので、町のほうもお願いをしたわけでございます。

  その中で、今岡野議員がお話になった処理水について、耕地に行かないような考え方、これも当然進めていたわけでございます。今お話の、質問の中にございました4月17日の意見交換会をどう見たかというふうなお話でございますが、トーカイ側のほうも、もっと皆様に説明したかったのだけれども、その説明をすることもできなかったということで、それは非常に残念がっていたというふうに伺っております。冒頭から意見交換会の様相ではなく、いわゆる反対というふうな、いわゆるそういうふうな一辺倒の、その意見交換会とはならないような内容だったということは、担当からも聞いておりましたし、町のほうとしても、町としての対応、これを早く地権者あるいは耕作者に聞いていただきたいというふうに思っていたところでございます。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) 町長、ここで話し合いというより、ある面対向というようなことを言われましたけれども、でもどうです。環境アセスにしてもですけれども、耕地の地権者、組合員にしても、住民説明、そしてそこを受けて、それが納得した上ならいいけれども、それがこの間の経過というのは、7人でしたっけ、その理事をもとに放流の合意がされ、そして協力金をいただいて事が進んでいて、やっとこの説明会、交換会を持ってくれということで、4月17日、やっとできたわけではないですか。そういうことを考えますと、今の認識はちょっとおかしいと。反省が全くないということで。それで、今耕地へ入れない。市場耕地、西大久保耕地に入れない。そして、入れないといったらどういう方法があるのでしょうか。考えたこと、事務方に指示したこと、どうでしょうか。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えいたしますが、反省もないというのはどういうことだったか、ちょっと後でまた教えていただきたいというふうに思います。町側は、しっかりと対応してきたつもりでございますし、この先しっかり対応しようとしていたところでございました。

  今、町側ではどういう考えがあるのだというふうなお話でございましたけれども、いわゆる県道に沿わせて、いわゆる排水を、排水というか処理水を耕地より先に葛川に落としていく考え方、そしてそれは、いわゆるあそこに大雨のときに県道を越えるほどになってしまうわけでありますから、葛川放水路と同じような考え方で、あそこから排水を葛川本流のほうに落とすと。そうなれば、今までの県道を渡るほどの大雨、こういったものが早目に回避できるであろうと、そういった考えもございました。この話は、やはり10年先、20年先、この市場耕地と西大久保耕地をどうしていこうかという、そういった町づくり全体にかかわる話でございましたから、しっかりと、いわゆるトーカイさんのほうにもお話ができれば、そういう話もしたであろうし、また同じように町と入間第一用水とトーカイさんと、この3者で対応に進めていけたのではないかというふうには思っております。それがちょっとできないかなというふうに今は思っておりますけれども、今後の請願の行方であったり、あるいはトーカイさんの判断、こういったものも慎重に対応しなければいけないし、またそうなったときには建築申請の関係等は、さかのぼって進んできたことでございまして、トーカイさん側もそれだけの経費はかかっていると思いますので、そういったところの補償がどうなるか、あるいはいろんな大きな関係が町にも来るであろうというふうには予想されております。今のところはそういうお話でございます。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) 町長、私ども4月17日の意見交換会が平日月曜日と組合員の参加が危ぶまれたので、事前に組合員の意向を伝えるため、トーカイ及び入間第一用水理事長様に宛てて、1つとしまして、入間第一用水田んぼへ汚水放流は認められません。2つに、工場の汚水は公共下水道へお流しくださいとの文面をもちまして、60人の組合員の中で45人の方が一文を必ず入れていただきまして、この交換会に臨みました。町長、これをちょっと聞いたほうがいいと思いますので、私何人かの方のをちょっと今読ませてもらいます。

  私の一言、毎日500トンの汚染水、また洗濯にどんな溶剤、有害物質が使われるのか検証もなく、住民説明会もされず、理事会で入間第一用水へ汚水放流が決定され、食の安全を目指す組合員として、汚水放流は絶対に認めません。私の一言、トーカイが汚水を公共下水道に接続すれば、食への不安、薬物への不安、水害への不安、農作業への不安、風評被害への不安などなどがあります。仮に入間第一用水へ放流し、そのために今、不安視されていることが発生してしまった場合には、トーカイ、毛呂山町、現在の第一用水の役員の方々は責任をとれますか。それと、私の一言、私は水稲生産者として、トーカイ様のクリーニングに使用した溶剤等を第一用水の堀ではなく公共下水道への放流をお願いいたします。安心、安全でおいしいお米を生産、風評被害もない今までどおりの稲作を続けたいので、汚染水の堀への放流に絶対反対です。私の一言、毛呂山町東西に中心を流れる葛川及びそれに携わる農業用水路への工場で使用済みの汚水は流すことは反対です。毛呂山町で将来が期待できる平たん地でもあり、大切な土地でもあるゆえ、関係各位の住民は皆公共下水道へ接続していただきたいことをお願いします。



○佐藤秀樹議長 岡野議員、あと1つで。



◆10番(岡野勉議員) 長いですよね。あと1つだけね。私の一言、昨年、自宅でも豪雨のため、二、三回川があふれ、車庫まで浸水したため、これ以上川の水量がふえてはどのような被害が起こり得るか不安である。また、工場排水にどのような有害物質が含まれているかもわからず、農作業への影響も考えられ、このような被害が生じた場合、工場側、または町への被害補償金の請求も辞さなく考えている。工場の汚水は公共下水道へ放流することが不可欠と考える次第であると。まだたくさんありまして、町長、これを聞いて、町長が先ほど言われました、                              町長、その4月19日、ちょうど私、町長とお会いしました。そうしたら、町長は、じかに葛川へ流せば、それから高麗川に流れるから、何の心配もないと言われたのです。それで、町長、本当に川というものは、上があれば下に流れまして、それで請願をとるときに、やはり坂戸の方もたくさんしていただきました。それで、この耕地を汚さないという今の考えもおありなのでしょうか。どうでしょうか。もうちょっと詳しく言いましょうか。



○佐藤秀樹議長 ちょっと待ってください。もう少し詳しく説明できますか。



◆10番(岡野勉議員) はい、わかりました。請願署名をとる中で、聞かれた町民の声を短くご報告します。最も多く聞かれた声が、時代に逆行していると。農業用水路に、川に放流するのは。行政が農業用水路への放流を認めていいいのと。工場排水は公共下水道へ接続すべきだという、これが最も多く、そして町民、民家には公共下水道へ接続をと言っておいて、誘致企業へは農業用水へということはちょっとおかしいのではないかと。それで、もうこれ以上葛川を汚さないでほしい。この上、洗濯水を葛川、耕地に流すと小魚やカワセミがすめなくなる。今危惧しているのが、私も本当そうです。今、葛川は沈黙の春になっているのです。沈黙の葛川になっているのです、今は。亀はいるけれども、小魚が本当に毛呂高から関越さんの下まで本当に今は見えません。本当に姿を消しているということなのです。それで、それに引きかえどうですか、川越の不老川にウグイ、マルタが産卵、そして柳瀬川にアユが遡上してきているとか、そういったことと、この落差というのはどうでしょうか。ちょっとその意味で私は、まだ葛川に流せば事足りると。10年、20年将来を考えているのだということが言えるのかどうかということなのです。



○佐藤秀樹議長 この際、暫時休憩します。

                                      (午後 3時12分)

                                              



○佐藤秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 3時14分)

                                              



△発言の取り消し



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) ただいま不適切な私の発言がありましたので、それは取り消しいたします。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 お諮りいたします。

  ただいまの岡野勉議員からの発言の取り消しの申し出に対しまして、議長において精査の上、取り消ししたいと思います。これにご異議ございませんでしょうか。

                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○佐藤秀樹議長 ご異議なしと認めます。

  よって、岡野勉議員からの発言の取り消しの申し出については、議長において精査の上、処理いたします。

                                              



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。

  今、個々のご意見等を聞かせていただきました。それは当然いろんなお考えもございます。このトーカイが処理水、処理をした水というのは、日量50トン以上排水する場合、それから太平洋側、いわゆる東京湾に流す場合、河川は東京湾に流れていくわけでありますから、そういった基準の中で国が決めた基準、この基準値をしっかりと守って排水をする、処理水を放流するというふうなお話でございます。入間第一用水がそれを全て聞いて、入間第一用水としては国の法的な基準を守っている以上、それはいいでしょうというふうなことで、あくまでも日量50トン以上、そして東京湾にというふうなしっかりとした一番厳しい基準、これを法的に守っている以上はよろしいでしょうということでございました。そういうことで、汚水とかあるいはいわゆる漂白とか、そういったものがそのまま流れるわけではございませんので、しっかりと中和されたり、そういったことで処理をされた水ということでございますので、ご理解賜りたいというふうに思います。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) 町長はそういうことで、町長、組合員の方に、また町民の方にも今のことで一番きつい基準ということで、本当に国が決めた基準を守っていると、それで組合員の人が納得すると思っているのでしょうか。それと、今言われた基準というのはどれだけですか。示してください。この間、私3月議会で言ったときに、町長はそこの基準でしたか、基準とは言わなかったね、違う問題でしたけれども、全くわかりません、全くわかりませんとしていましたよね。そこでの、今ちょっと基準ということと、3月議会で何かわからなかったという、そこいらのことはどうするのですか。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。

  法というのがしっかりあるわけです。法の基準を守って放流ということであれば、これをやみくもにだめだ、だめだというふうなことは、これは法がある以上は、それに従って、その企業側は守っているわけでありますから、これについてはご理解いただきたいというふうに思います。

  それから、基準値の関係については、わかる範囲では、担当のほうがお話ししますけれども、まだトーカイさんのほうも、結局意見交換会がそのままになってしまったということで、その先の詳細設計まで入っておりませんし、そういったところもご理解を賜りたいというふうに思います。

  それから、先ほどの質問の中で、10年先、20年先というのは、いわゆる市場耕地は耕地整理もしていない田んぼでございます。あの辺をもうあと5年か10年すると、本当に耕作者は、多分大変な状態でございますので、いなくなってしまうおそれもあります。その後、どういうふうにあの地域をしていくのかというのは、やはり道ができたり、そういったことまで含めて考えていくというのは、やはり町の考え方の中にはあるわけでございますので、ご理解賜りたいというふうに思います。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 岡野議員の再質問のうち、排水基準についてのお答えを申し上げます。

  環境省が定める水質汚濁防止法にのっとった基準値のうち、代表的な項目といたしまして、BODにつきましては、日量平均で20ミリグラムパーリットル以下ということでございまして、東京湾への排水になります水域の水質基準という上乗せの規制もございまして、これによりますと日量10ミリグラム……失礼しました。排水量が10立方メートル以上ということで、ただいまの数値ですね。BODは20ミリグラムパーリットル以下ということでございます。失礼しました。

                 〔「500トンは」と呼ぶ者あり〕



◎古野秀喜生活環境課長 もちろん水量はそれ以上でございますので、20ミリグラムパーリットル以下の数値ということでございます。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) そうですよね。20以下で川に流されたらどんなことになってしまいますか。今はあれですよね、河川は町の努力で2ppm以下にやって、公共下水だって2から3で流しているわけですよね、努力して。その中で河川の水質が守られているわけです。それを20以下、20で流されたらもう葛川はまた、今、課長一番知っているわけですよね。5から7ppmで、これをどう環境基準値に下げようかと、対応しようかということで努力をしているときに、この300トン、500トンの20ppmのをどんどん流したら、本当にもう永久に川は生息できませんよ。田んぼもこういった中でつくらせるのかということです。本当にこれは処理水ではないでしょう、20ppmというのはね。ちょっとこれはたしか12月議会でやった議論でしたよね。ちょっとまたやり直しで、町長がそういうちょっと、私は悪気はないですよ、全然。でも、そういう認識でいていただいたのでは、本当に困るということで。

  それで、時間のほうもあれですので、先ほど高麗川、葛川、そして高麗川に流れるという、それで坂戸市、きょうも坂戸の議員さんも来ていますし、それで葛川は非常に下流は広範囲なのです。ちょっとびっくりしたのですけれども、欠ノ上があって、次は新堀があって、そして塚崎があって、戸口があって、新ケ谷、それは本当にどうでしょうね、30町、50町あるのかな。そういうようなところで、本当に不安もあるのではないかと。ぜひ、とにかく毛呂山はどうなっているのだということで不安を取り除くために、もしこの状況でいくのだったら、しっかり坂戸の組合員の人、町民の人、自然を願う人、保全している人、そういう人に説明してくれませんか。どうでしょうか。必要ですよね、これ。こんな不安を与えてしまうと。



○佐藤秀樹議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。

  当然川は上流から下流へ流れるわけでございますので、このトーカイの関係について、そういうふうな時期が来ましたら、トーカイ側も含めて、そういった説明をするのは当たり前だというふうに思っておりますが、まだトーカイのほうもそういったところを決定しているわけではございませんし、この町の考え方あるいは法的な考え方、そして今まで歩んできた、進出に当たっての経費の関係等、いろんなものを総合的にまとめて決めていくわけでありますから、またこういったことをトーカイさんのほう、あるいはいろんなことを伺いながら進めていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 先ほど申し上げました水質基準につきまして、補足をさせていただきたいと存じます。

  環境省の水質基準につきましては、申し上げたとおりでございますけれども、トーカイにつきましては、まだ排水先決定している段階ではございませんが、仮に河川に排水する場合だとすれば、自社基準を厳しく設けるというふうに聞いております。およそ半分程度にするという基準を自社基準で厳しくすると。設計基準につきましては、さらに低い数値を目標にするというふうに聞いてございますので、補足させていただきます。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) いずれにしろ、この入間第一用水の当事者であります組合員、そして町民の皆様が本当に心配して、今後しっかり環境保全をしていっていただきたいということで、よろしくお願いします。

  それで、時間のほうがこの時間ですから。それで、学校の長時間労働といったときに、本当に先生方が疲れ切っていると。これでは本当にいい教育はできないということで、それで先ほど課長さん、コンピューターで管理していると言われたのですが、これで忙しい先生方が立ち上げて、それで一人一人が記録をするというような、ちょっとこの点で記録が本当にしっかりとれていくのかと。ちょっとその点が心配なのです。それで、最近のやはり教職員の勤務実態が正確に記録されていないために、公務災害を申請しようとしていたとき、これは本当に悪いときで、けがとかそういうことですから、学校が勤務時間を管理していなかったために難航になっているというふうなこともあります。それで、今言われたコンピューターというのは、その点で正確に記録がとれるのか。そして、いつからこれは導入したのでしょうか。これを聞いてそうしているのかと思ったのですが。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 入江学校教育課長。

                 〔入江直美学校教育課長登壇〕



◎入江直美学校教育課長 再質問にお答えいたします。

  学校で行っている実態把握でございますが、エクセルシートを使った形で教職員のほうの申告により行っております。今年度より校長会を通して正確な勤務時間を把握するように指導をしております。なお、議員ご指摘のとおり、児童生徒の生きる力を育むということを考えていきますと、教職員も時間に余裕とゆとりを持ち、取り組んでいくことが大事だと考えております。このような指導も徹底してまいりたいと思います。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) それで、多忙化の回避については、私も何回かやっていまして、それで入江課長だとちょっと今回新任、4月からということなのでどうか、答えられるかあれですけれども、出勤簿とか通知表を電子化したということをよく言われるのです。実は、それで本当に、例えば去年が月平均が60時間27分だとしたらですけれども、月どのぐらいの削減に、この電子化によって、またそれなりの何だかアップデーとかありますよね。そういうのをやることによって、60時間が40時間になったか、30時間になったか、その点での検証はわかりますか。



○佐藤秀樹議長 入江学校教育課長。

                 〔入江直美学校教育課長登壇〕



◎入江直美学校教育課長 再質問についてお答えいたします。

  実態調査につきましては、昨年度から調査をしております。まだ今年度実施しておりませんので、今年度の調査の結果に基づきまして検証してまいりたいと思います。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) そうですね。それで、本当に長時間の撲滅というのは非常に大切だと思います。それで、先ほど教職調整額が4%、この実は4%の算出というのは、当時、昭和41年ごろ、そのときに月平均が大体8時間ぐらいだったために、この4%が出てきたということで、もうそれ以外は幾ら超勤しようと何しようと、これでもう何もないというか、それで無制限に来たと思うのです。それでですけれども、この点で現在も残業代というのは全く、平均超勤が60時間としたとしても、これしか、4%、1日分しか出ていないのか、ちょっとその点をお聞きしたいと思います。



○佐藤秀樹議長 入江学校教育課長。

                 〔入江直美学校教育課長登壇〕



◎入江直美学校教育課長 この調整額以外は出ておりませんが、休日の部活動などで行うときの部活動手当というものが出ております。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) それで、異常な、やはり今学校現場としては、残業が本当に蔓延化していると思うのです。それで、その計算で1日3時間超勤して、1か月が20日間だとしますよね。そうしたら1か月60時間超勤で12か月ですから720時間、これが平均なのです。それで、720時間を8で割りますと、八九、七十二ですよね。ちょうど90日なのですよ。90日というと残業が3か月、これが本当に今の教職員の実態で、今本当に教育指導要領、そしてまた道徳の教科化等で、本当に目いっぱい。そしてまた、本町も5日間夏休みということで、ある面、ですからそれは教職員には夏休みがないのだよとはいえ、これだけの90日も超勤しているということでは、本当に職場を、学校を、先生方が本当に健康で働いてもらう、それが本当に一番子供たちにもいいので、最後ですけれども、時間がないので、決意だけ、教育長、よろしくお願いします、本当に。

  以上です。



○佐藤秀樹議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 岡野議員の再質問につきましてお答え申し上げます。

  教員の残業の問題ということでございますけれども、この件につきましては、最近マスコミ等でもかなり取り上げられているところでございます。この残業といいますか、ふだんは教員ですから、私は前もご答弁申し上げたことがあるのですけれども、教育現場にはさまざまな職種の方がいらっしゃいます。子供を教える人あるいは学校を陰で支えていただける人、たくさんの方がいらっしゃいます。そういう方々にとってみても職務内容は違うわけでございます。また、同じ教員でも、もちろん全ての教員が私は子供のために全力を挙げてもらいたいというふうに思っておりますけれども、中には子育てをする先生あるいはさまざまな家庭の中での課題を抱える人、いろいろな方がいらっしゃいます。そういう先生方をまとめるのが校長でございます。校長は、まさに職員の健康管理を含めて、先生方に対して、先ほど議員がおっしゃったように、健康で子供の前に立ってほしい。これを願うのはどなたの校長先生でも同じでございます。

  そういう中で、現在の教育の風潮として、学校に私はいろいろなことを持ち込み過ぎているのではないかなという懸念もあるということは申し上げておきたいというふうに思います。そういう面で、学校の役割を見直すという観点も必要かなという気持ちは持っております。議員のご指摘はご指摘として受けとめて、何よりも子供のために全力を尽くす先生方であってほしい、そういうふうに感じておりますので、先ほど言いました残業時間云々かんぬんという問題も含めまして、先生方も子供たちも明るくはつらつとした学校生活が送れるように、今後も努力してまいりたいというふうに思います。

  以上でございます。



○佐藤秀樹議長 岡野勉議員。



◆10番(岡野勉議員) あと1分ありますので。それで、勤務実態の実態だけはぜひ数値化して、把握をしていく方向でよろしくお願いします。

  それとあと、給食のことに関しては、本当に今この答弁をいただいて、本県では23の県下町村のうち、何らかの動きがあるのが10ということで、所長、それでいいのですね。23のうち10の自治体で何らかの動きがあるということでいいのでしょうか。ちょっと、では済みませんが、それだけ。



○佐藤秀樹議長 松原学校給食センター所長。

                 〔松原 啓学校給食センター所長登壇〕



◎松原啓学校給食センター所長 県内63市町村ございまして、先ほどもお話ししましたが、無償のところが2町……

                                              



△後日日程の報告



○佐藤秀樹議長 本日はこの程度にとどめます。

  明6月2日は、午前9時30分から本会議を開き、町政に対する一般質問を行います。

                                              



△散会の宣告



○佐藤秀樹議長 以上で本日の日程は全部終了しました。

  本日はこれにて散会いたします。

                                      (午後 3時41分)