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埼玉県 毛呂山町

平成26年  第3回( 9月) 定例会 09月02日−一般質問−02号




平成26年  第3回( 9月) 定例会 − 09月02日−一般質問−02号







平成26年  第3回( 9月) 定例会





          平成26年第3回(9月)毛呂山町議会定例会

議 事 日 程 (第2号)

                         平成26年9月2日(火曜日)午前9時30分開議

日程第 1 町政に対する一般質問
日程第 2 後日日程の報告

出席議員(14名)
     1番   弓  田  茂  樹  議員    2番   佐  藤  秀  樹  議員
     3番   荒  木  か お る  議員    4番   千  葉  三 津 子  議員
     5番   村  田  忠 次 郎  議員    6番   宮  寺  征  二  議員
     7番   藤  岡  健  司  議員    8番   下  田  一  甫  議員
     9番   岡  野     勉  議員   10番   小  峰  明  雄  議員
    11番   高  橋  達  夫  議員   12番   長  瀬     衛  議員
    13番   岡  部  和  雄  議員   14番   堀  江  快  治  議員

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名
   井  上  健  次   町  長      小  山     格   副 町 長

   粟  田     博   教 育 長      川  村  和  男   総務課長
                                       兼 秘 書
                                       広報課長
                                       兼選挙管
                                       理委員会
                                       書 記 長

   粟 生 田  義  行   企画財政      大  野     勉   管財課長
                課 長 兼
                情報推進
                室  長

   小  峰  裕  次   税務課長      小  室  晴  久   住民課長

   斉  藤     豊   福祉課長      吉  田  英  夫   高 齢 者
                兼 福 祉                   支援課長
                会 館 長

   村  田  眞  一   子 ど も      村  本  英  明   保  健
                課 長 兼                   センター
                保育所長                   所  長
                兼 児 童
                館 長 兼
                学童保育
                所  長

   古  野  秀  喜   生活環境      岡  田  忠  彦   産業振興
                課  長                   課 長 兼
                                       農  業
                                       委 員 会
                                       事務局長

   岡  野  昭  弘   まちづく      小  室  唯  男   会  計
                り 整 備                   管 理 者
                課  長                   兼 会 計
                                       課  長

   疋  田  浩  一   水道課長      村  木     功   教育総務
                                       課 長 兼
                                       歴史民俗
                                       資料館長

   小坂井  啓  二    学校教育     伊  藤     清    生涯学習
                課  長                   課 長 兼
                                       中央公民
                                       館 長 兼
                                       東 公 民
                                       館  長

   関     保  明   学校給食      小  室  富  保   スポーツ
                センター                   振興課長
                所  長                   兼 総 合
                                       公園所長
                                              
本会議に出席した事務局職員
   瀬  波  行  男   事務局長      横  田  光  明   副 局 長
   田  邉  康  子   主  任



                                              



△開議の宣告



○宮寺征二議長 ただいまの出席議員数は14名であります。

  定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

                                      (午前 9時30分)

                                              



△町政に対する一般質問



○宮寺征二議長 日程第1、町政に対する一般質問を行います。

  順次質問を許します。

                                              

         ◇ 弓 田 茂 樹 議員



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。

                 〔1番 弓田茂樹議員登壇〕



◆1番(弓田茂樹議員) 皆様、おはようございます。1番、弓田茂樹でございます。ただいま議長より発言許可をいただきましたので、町政に対する一般質問をさせていただきます。

  初めに、当選をさせていただいてから3年が経過いたしました。いよいよ任期中最後の9月議会が開会され、この一般質問においては、くじ引きで決定したとはいえ、一番手で行えることは大変光栄であり、少し緊張しておりますが、と同時に、私がやらなければ誰がやるという思いも湧き上がっております。これから行う私の質問に対し、町執行部の方々には町の方針を答弁いただくわけでありますが、この質問の要旨である毛呂山町の地域防災については、町執行部と我々町民の全てが一体となり、極めて高等な統一的共通認識を持ち、有事の際には犠牲者を限りなくゼロにしていこうとする強い精神で協力し合う、ここが重要であると捉えております。

  今夏の台風12号、11号の発生により、その直撃あるいは通過に伴い、多くの地域で犠牲者や被災者が出てしまいました。また、8月20日には、豪雨に伴い、広島市北部で発生した土砂災害において、昨日現在で72名の方が犠牲となりました。ここに、謹んで犠牲となられた方々に対しまして哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

  続けます。1995年1月に発生した阪神・淡路大震災より学び、国、都道府県、そして市町村は、防災として対策に力を入れて取り組んでこられたと承知しております。その後、忘れもしない2011年3月に発生した東日本大震災、そしてそれに伴う津波の被害、また今回の台風や豪雨による被害、さらには今後30年以内に起ころうであろうとされる大地震の予想確率にはさまざまな数値が並んでおりますが、どれも驚愕と言える高い数値と認識しております。町として、我々町民は今後起ころうとしている災害に対しどのように考え、さらに起こってしまった災害においてどのような行動をとるべきかを早期にまとめるべきだと考えております。

  以上を踏まえ、質問に移らせていただきます。1点目としまして、毛呂山町地域防災計画の基本方針として「災害対策の総合的かつ円滑な実施を図るため、防災会議等の災害対策上重要な組織を整備して、防災関係機関相互の連携を強化するとともに、自主防災組織の整備を促進して、防災組織の万全を期するものとする」とありますが、防災関係機関と平常時においてどのような相互連絡協調を行っているのか、現状を伺います。

  2点目としまして、先ほどの基本方針の中にもあります自主防災組織の整備促進について、現状と課題をお伺いいたします。

  続いて、3点目です。毛呂山町の防災施策においてはハード及びソフト面においての見直しがされてきているのは承知しておりますが、防災倉庫については各地区をカバーしているようには思えないのが現状であります。食料や生活必需品、飲料水等の物資及び仮設トイレや発電機等の防災用機材の備蓄についての現状をお伺いいたします。

  4点目です。川角地区にできた川角コミュニティ広場は、埼玉西部環境保全組合のリサイクルプラザ対策協議会によるものでありますが、災害等有事の際には防災施設としての機能を有しており、防災公園としての側面もあると承知しております。これについては大いに利用価値があると思いますが、しかしながら、地域住民の利用も少ないように感じております。現在の使用状況についてお伺いをいたします。また、今後この施設のあり方として町はどのようにお考えかをお伺いいたします。

  最後の5点目です。災害応急対策について、毛呂山町地域防災計画にもさまざまな状況を想定して計画がなされておりますが、災害、有事の際には、町民として、救助や物資援助、復旧に至るまで町に対し期待するのは当然でありますが、町としてはどのようにお考えかをお伺いいたします。

  以上、私からの質問事項とさせていただきます。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 弓田議員のご質問に順次お答え申し上げます。

  最初に、防災関係機関との平常時の相互連絡協調についてお答え申し上げます。本町では毎年、西入間広域消防組合、毛呂山消防団、赤十字奉仕団、陸上自衛隊、埼玉医科大学病院及び飯能県土整備事務所等の協力をいただきながら、地域住民の防災意識の高揚と防災活動に関する理解を深めるため、防災訓練あるいは土砂災害避難訓練を実施しております。また、大雨による洪水に備え、梅雨どき前に荒川河川事務所越辺川出張所、飯能県土整備事務所及び坂戸市職員と重要水防箇所共同巡視を行い、重要箇所の確認を実施しております。災害時医療の対応といたしましては、坂戸保健所及び管内市町の担当者との話し合いを実施し、救護所の設置や医療品の備蓄等について検討しております。

  次に、自主防災組織の現状と課題についてお答え申し上げます。現在、自主防災組織は28組織、38行政区で設立されております。また、結成に向けて幾つかの行政区で準備を進めていただいております。この自主防災組織は、日常の見守り活動を初めとして、災害発生時においては、消防署や消防団等が到着するまでの間、情報の収集、初期消火、地域住民の方々の避難誘導、負傷者の救助等を状況に応じて実施する組織でありまして、防災活動における自助、共助のかなめとなる大変重要な組織でございます。本町におきましても、住民の安全安心を確保するには自主防災組織の結成が必要不可欠と考えておりますので、引き続き区長さんを初め関係機関の協力をいただきながら、早期に全ての行政区において結成されるよう働きかけてまいります。

  3点目の備蓄状況でございますが、現在町では、災害発生後の住民の生活を確保するため、食料、飲料水、防災用資機材等を町内3か所の防災倉庫に備蓄しております。備蓄品は、アルファ米7,400食、乾パン2,100食、飲料水1,480本、毛布620枚、寝袋132枚、避難所用間仕切り55個などでございます。今後も、災害発生時には被災者に対し迅速に備蓄品を配分できるよう、計画的に備蓄してまいります。

  4点目の川角公園についてお答え申し上げます。旧川角農協前交差点に整備されましたこの公園は、平成26年1月31日に都市公園として告示され、川角コミュニティ広場として住民の皆さんにご利用いただいております。今後の公園のあり方につきましては、都市公園として適切な管理をするとともに、かまどベンチ等の防災設備も備えておりますので、有事の際には活用可能な施設として考えております。

  5点目の災害応急対策についてお答えいたします。災害はいつどこで起こるかわからないとされており、災害における被害を最小限に抑えるには日ごろの防災対策が重要であると認識しております。台風や大地震等の自然災害への災害応急対応でございますが、災害の発生時には、災害における職員の動員態勢に基づき必要な職員を動員配備し、災害応急対策の活動に当たります。災害対策本部の設置後は、毛呂山町地域防災計画で定めてあります、各部ごとに本部会議の決定した方針に基づき災害対策業務を行っていきます。また、大規模災害時には、人命の救助を第一に考え、自衛隊災害派遣要請、県への人的、物資的支援の応援要請、消防組合、消防団等への出動依頼や災害時応援協定等による関係団体への応援依頼等を実施し、被災者の救援、救助活動、消火活動等の災害応急活動に全力を尽くしてまいります。自然災害に対しましては、職員一丸となって、住民の生命、財産を守るため、しっかりと責務を果たしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) それでは、順次再質問をさせていただきます。

  まず、1点目の防災関係機関との相互連絡協定ですが、これにつきましては、誰もが承知のとおり、我々町民ではなし得ません。災害対策基本法の「目的」に「国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任の所在を明確にする」とあります。私は、町としての責任は、防災関係各所との相互連絡協調を行うことであると考えております。我々町民の責任は、自主防災組織の確立だと考えております。町と我々町民においても、当然、相互連絡協調を今後も高い意識を持ち取り組んでいくことを強く望み、この質問に対しては答弁はなしとさせていただきます。

  2点目の自主防災組織への質問に移ります。設立数については、以前より熱心にこの課題に取り組んでおられる先輩議員によります少し前の質問の答弁では、26組織、36行政区とありました。現在、状況は、それより2組織、2行政区がその後ふえたということのようですが、もちろんふえることは、ふえることを望んでいるので、よいことなのですが、町全体として現在の行政区は69でよろしいわけですよね。そうすると、割合でいきますと55%になろうかと思います。いわゆるおおよそ半分です。これが多いのか、少ないのか。執行部の方が懸命に取り組んでおっても、この現状ですと、有事の際にはまず難航しそうだというふうに容易に考えられます。

  ちょっと話はそれるかもしれませんが、私は、この自主防災組織の課題を考えておりますと、何でかはわからないのですが、このフレーズが私の頭に浮かぶのです。「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」、私はこの言葉を子供のころにテレビで聞いた記憶があります。皆さんもご存じかと思いますが、私の記憶の中にはACなどの政府広報のCMだと思っていたのですが、それは記憶違いでありました。インターネットで調べてみると、「心のともしび」という週末の早朝にやっていた15分番組のキャッチフレーズだったということがわかりました。

  私はこのフレーズから学んだことは、事は、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分から進んでやるものだと受け取っております。たまたまこれが私の場合は自主防災組織と重なっているのでしょう。何でもいいと思うのです。全行政区組織確立に向けて、こうしたキャッチフレーズと組み合わせておくことでインパクトを与える意味での効果は非常にあるかと思います。どうなのでしょうか、何か執行部では確立推進への策はお持ちなのでしょうか。また、防災組織には若い方の参画も必要であります。本町の若い職員の方たちのご意見等は何か出ているのか、あればお聞かせ願いたい。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 再質問にお答え申し上げます。

  自主防災組織のこれからの構築に向けての策はという点でございますが、各地域で自主防災組織の必要性というものは相当認識されているかと思います。やはり、そこで先頭に立つ方あるいは各行政区それぞれ、地域が広うございますので、それぞれのエリアでまたそういったことを、主体的に動いていただける方等をなかなか選出するのが難しい状況かと思います。そういった中で、基本的に、各地域の担い手となる方々、なかなか若い方がその地域で自主防災組織の中の担い手になるというのは大変難しいところかと思います。そういった中で、年齢的なことを申し上げると大変恐縮ですが、定年退職後のリタイアした方等にもぜひご協力をいただいて、地域の安心安全を、自主防災組織をぜひ担っていただきたいということで、町のほうでは、地域のほうから依頼等がございますと、ぜひ、そちらのほうへ行って重要性をお話し申し上げている次第でございます。

  それから、若い職員の考え方でございますが、町の若い職員は、いわゆる消防団のほうに、組織している職員もかなりおります。したがいまして、そういった者につきましては、当然、災害に対しての、あるいは火災等も含めまして、災害に対しての重要性は認識を十分しているところでございます。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) ただいま答弁いただきました。

  なかなか、やっぱり、私も当然そうなのですけれども、これだという確信を持った解決方法、確立の早い施策等が見出せないというのが恐らく今の現状なのかなというふうに思っております。先ほど話したように、何か変わった角度から、私のように、例えば耳に残るようなキャッチフレーズなんかも含めたような、そして若い方の意識も、当然取り組んでいくものも、今まで恐らく声かけをしなかった方々は、若い方、多分いらっしゃると思います。先ほど課長のほうで答弁がありました、リタイアをされた先輩方に声かけをしていって今の現状があるというふうに私も考えております。ぜひ、次の段階、例えば50代の方、40代の方といったような、そんな方々にも声をかけていただくような、そんな方策も一つとして手ではないかなというふうに私自身は思っておるのですが、ぜひ引き続き、自主防災組織の設立、全行政区ができますことを願いつつ、働きかけのほうをご尽力いただければと思います。

  続きまして、3点目です。ただいま備蓄品目と数量をお教えいただきましたが、食料の備蓄として目標の数量は、県の想定する深谷断層大地震によるピーク時避難人口の3日分を県、町、住民とで備えるとあります。これは、この3日分というのは、恐らく県が1日、町が1日、住民、町民としての分を1日ずつそろえて、計3日というふうに私は認識しておりますが、この1日分、住民としての1日分としますと当然可能なのだというふうに考えられます。

  といいますのは、私、以前、埼玉県が主催します自主防災組織リーダー養成講座というのにちょっと参加のほうをさせていただいた、その中で備蓄というのをお話を伺ってきました。その中で、私のまた記憶に残っていることなのですけれども、この備蓄の食料、皆さん、何でもかんでも買いそろえてためようという意識でおるという話でした。当然私もその考えでおったわけなのですが、その講師の先生の方は、特にそろえる必要はないのですよというお話、なぜかというと、各家庭、家族分の1日分ぐらいの食料というのは、既に冷蔵庫ないし台所の下、食器棚の下、ここにもう備蓄されているようです。各家庭には、カップラーメンとか缶詰、そういったお菓子類も当然備蓄になってくるということで、ああ、この考えというのは防災に対して取っつきを軽く考えさせてもらえる、そんなお話を聞いたというふうに私は捉えております。いわゆるこの備蓄についてなのですが、そうそう、皆さんが思っているように完全なものをそろえる必要性はないのだというふうに、皆からもぜひ働きかけをしていただきたいなというふうに私は考えております。ご協力のほどお願い申し上げます。

  続けます。先ほどの想定をもとに、本町は人口の11%として備蓄量を目標に掲げておられますが、先ほどお話しいただいた備蓄量で、現在の状況はおおよそいかがなものなのでしょうか。総務課長の立場からお伺いいたします。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 再質問にお答えいたします。

  備蓄品に関しましては本年度も予算化しておりまして、ここで、9月の半ばには購入予定でございます。その購入数量でございますが、アルファ米2,700食、乾パン600食、飲料水、これは500ミリリットルのペットボトルでございますが、3,120本、こういったものを備蓄品として購入予定で今発注しているところでございます。そういったもの、それから既存の数を合計して、また時期によって廃棄するものもございますので、そういったものを勘案しますと、ほぼ1日分の食料は備蓄できているのではないかと考えます。しかしながら、これからも続けて、こういった備蓄品につきましては随時、毎年購入して備蓄していきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) 備蓄につきましては、計画的に進めていただいているということで理解をさせていただきます。

  続いての4点目の絡みとなりますが、町として、先ほどの答弁でも、あの川角公園は有事の際には活用可能な施設と捉えているようでありますので、いかがでしょうか、あそこは旧川角村役場が所在した地域でもあり、いわゆる旧川角村の中心地でもあります。防災の拠点として大いに利用する価値があると考えますが、町のお考えはいかがでしょうか。

  また、くしくも本年度、毛呂山町と川角村の合併60周年に当たる年であることも承知しております。どうでしょうか、次世代の子供たち、合併前の川角村役場はここに存在したのだよという意味でも、また誰が見ても旧村の中心地だったことがわかるような、そんな周辺施設をお考えになってみてはいかがでしょうか、質問いたします。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 再質問にお答えいたします。

  ご指摘の川角の現在できましたコミュニティ公園、この公園につきましては、先ほども答弁で申し上げましたように、防災、避難場所的な部分というところで、例えばかまどベンチだとかいうようなものを設備させてもらいまして、有事のときに使えるというような公園として利用させていただいております。ただ、あそこの面積が、いわゆる620平米程度の面積でございますので、その面積自体を考えますと、一つの避難場所としての指定はなかなか難しいかと思いますが、近隣の一時的な防災活用可能な場所ということで公園は捉えてまいりたいと思います。

  また、周辺を含めて川角地域の防災の拠点ということではございますが、今後検討させていただけたらと思います。

  以上です。



○宮寺征二議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 弓田議員の再質問にお答えをいたします。

  今担当の総務課長から、事務方的なというか、答弁がございました。いわゆる大きな視野から見て、弓田議員がおっしゃっているのは、あそこの場所という、昔からのいわゆる役場であったり、農協であったり、川角の中心的な場所だったということ、それから防災というものを考えたときに、その施設的なものはどうかというような意味合いがあったのかなということを感じましたので、私のほうからその点についてご答弁をさせていただきたいと思います。

  確かに今の川角の埼玉西部環境保全組合リサイクルプラザの対策協議会が主になってつくっていただいた公園、この活用についてはなかなか、地域の方々があそこでベンチに座っているとか、あるいは子供たちが遊んでいるとか、そういったところが見受けられないような気がしているのも確かでございます。また、活用という面においては、その手前に民地がございまして、その関係についても非常に、大変草が多かったりいたしまして、周辺の整備、いわゆる公園をつくった後の整備についても非常に、関連してもう少し整備をしていかなければいけないなと、地権者の方にも除草の関係等、お願いをしているわけでございますが、なかなかそれが手が回らないような状況であったりもしているようでございます。私のほうの考えでは、防災公園のお話、質問を弓田議員もされておりますけれども、防災関係、もう少し十分な整備をしなければいけないなというふうにも思っております。

  特に、これは川角地区でタウンミーティングをやったときに、川角地区の方から出たご意見がございました。それは、防災倉庫というのはどこにあるというふうなご質問でございまして、これについては、前久保の中央公園、そして以前の第3分団の車庫跡地、それから霊園前の新しく設置をいたしました、おすし屋さんの脇のところ、この3か所が防災の関係の倉庫でございますけれども、この関係をぜひ川角地区、いわゆる東部地区につくっていただきたい、設置していただきたいというようなお話もございました。これについては今検討中でございますけれども、こういったことを絡めて、地域の関係の防災、こういったものを充実させる必要があるだろうというふうに私のほうでは思っているところでございます。これがどのように進んでいくか、今後の担当課であったり、あるいは庁舎内、あるいは地域の方々のご意見を伺いながらまとめていこうというふうに思っておりますけれども、学校の関係では余裕教室に備蓄品を置くべきというようなお話もございますから、そういったところの相互のかかわりあるいは置くものの内容、こういったものをよく精査しながら、そういうもの、防災倉庫あるいは防災備蓄の関係、資機材、こういったものを整備していきたいというふうに考えているところでございます。この防災用の公園が、その関係の施設あるいはそういった施策、こういうところに絡めていけるかどうか、今後にかけていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) あそこは、旧川角村の中心地であり、また交通の面も、県道と県道のぶつかり合いの場所でもあります。ぜひ、交通面からしてみても、あの位置には、大変重要な地域、位置になろうかと思います。ぜひ、防災を含めた今後活用を検討していただければ大変ありがたく思います。

  最後になります。5点目であります。これは、災害が起きたとして再質問いたします。いわゆる災対法では、発見者通報義務として、異常現象を発見した場合、その発見者は町または警察へ通報しなければならないという義務規定になっております。これを考えますと、最近の若い方は情報交換ツールとしてはやはりインターネットを多く利用している、そしてサイトへの書き込みが一般的ではないでしょうか。町では、そうしたサイトを町として開催し、地域の皆様から寄せられる書き込み、いわゆる情報収集を行えば、多方面より多くの情報がよりスピーディーに取り込めると思いますが、そうしたお考えはいかがでしょうか、ご質問いたします。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 再質問につきましてお答え申し上げます。

  災害を少しでも早く察知するためには、議員おっしゃるように、いわゆる異常現象、ふだんと違うなというのを一刻も早くつかみ取る、これが重要なことと認識しております。住民の方からあるいは通りがかりの方からその通報をいただく一つの手段として、サイトの開設、いわゆるツイッター等も活用のしがいがあるのかなと思います。大規模災害が発生したときに、被災状況あるいは現状の情報収集手段として、県内でも実際にツイッターを使って実施している市がございます。そういったところと状況をよく確認させていただいて、町のほうでもそういった有効性をぜひ検討していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) 答弁の最後に、また検討というお言葉をいただきました。ぜひ検討していただきたいというふうに思っております。

  続きまして、災害にはさまざまな災害事象やさまざまな規模があろうかと思います。時、場所を問わずに起こり得るものと捉え、被災したときはまず救助になろうかと思います。

  そこで、冒頭でもお話ししたように、自主防災組織が設立してあるか否かで被災者数に違いが出てくるのは当然だと認識しております。幾ら町の職員の皆様といえども、災害後直ちに町内各地域に救助に向かえるとは到底思っておりません。災害直後は地域でしのぐとしまして、その後の避難生活については自助努力では、これは到底無力でございます。

  そこで、関連としまして、避難所運営についてお伺いいたします。県が作成しました避難所の運営に関する指針に基づき、地域実情に応じたマニュアル作成に努めると防災計画の中にはありますが、進捗状況はいかがでありますでしょうか。また、作成に当たり、どのようなことをポイントとしておられるのかをお伺いいたします。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 ご質問にお答えいたします。

  避難所管理マニュアル、いわゆる避難所管理運営マニュアルに関してでございますが、ご指摘のとおり、早急に作成をしなければいけない状況でございますが、現状といたしますと、現段階ではまだ作成されておりません。早い時期に作成し、実際に避難所開設のいわゆる訓練等も行っていかなければならないことは認識しております。

  それから、開設に当たりましても、職員が開設のいわゆる担当者という形で各避難所に張りつけることになりますが、そういったことも、避難所の開設自体が今までされたことがございませんので、職員のほうでもその辺は、どういうものかという認識、頭の中では認識していても、実際に行動としてどこまでとれるかという部分がございますので、ぜひそういったものも早い時期にマニュアルと同時に訓練等をしていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) 先ほど話しました県の避難支援に関する指針、これですね、見ていただくと、たったこれだけなのです。やはりこれだけでは、当然、県としては地域の実情に応じたマニュアル作成をということでこの程度にとどめているのであるというふうには認識、受けてとれますけれども、やはりこれだけですと、いざ起こった、有事の際には何もないとやはり動きがとれないというのを、恐らく誰もが容易に想像がつくはずです。ぜひ我々としても、有事の際には、まず自主防災として、地域で助け合って命をつないでいくという覚悟で臨んでいきます。その後の避難所施設での復旧に向けた退避、待機につきましては、ぜひとも町のほうでしっかりと今後もご検討いただきたいというふうに思っております。



○宮寺征二議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 再質問というか、弓田議員のご意見、大変貴重なご意見ですので、今私のほうで考えているというか、いろいろ指示をしているお話を若干させていただきたいと思います。

  まず、先ほどのツイッターの関係でございますけれども、私の中ではぜひアカウントを毛呂山町で持ちたいなというふうに思っております。というのは、やはりLINEの関係等ありますけれども、ああいうところに毛呂山町がアカウントを持つ、いわゆる窓を持つ、このことによって毛呂山町にアクセスができる、こういうシステム、これはほかの地域でも行っておりまして、そういった通信ができるようになりますと、携帯の関係ですぐに毛呂山町から発信ができる、あるいは毛呂山町の状況がわかる、あるいは毛呂山町に、今ここはこういう状況ですよという写真、こういったものをいわゆる携帯の写メール、メールで送ることができる、そういったことが可能であれば、非常に即座に、この地域が今こういう状況なのだということ、これがわかるわけでありまして、ぜひこの関係については進めていきたいなというふうに思っております。

  それから、避難場所の関係について、これについては、今避難所マップというものができているわけでありますけれども、今私のほうで考えているのは、各家庭の玄関等に、私の家の避難場所はどこどこですというもの、あるいは電信柱にこの地域の避難場所はどこどこですということです。例えば毛呂山小学校の近くであれば、近くの電信柱にここの避難場所は毛呂山小学校ですというふうなことが書いてあれば、即座にその地域の方々が、いわゆる自分の家に持っている防災マップを見なくてもすぐ走っていけるというふうになりますから、あるいは各家庭にそういうものが張ってあれば、そういうふうに瞬時に見て向かえるというわけでありますので、こういったところも整備していきたいというふうに思っているところでございます。

  それから、無線の関係等、これについては、衛星電話、これはもう買ってございますので、山合いの関係については衛星電話での連絡がとれるようになりました。それから、今デジタル無線を、町のほうでは行政無線を進めておりますけれども、これが完備できますと、行政無線を使った無線、これが、端的な電話のような無線、これも使って、いわゆるここが本部になりますけれども、役場が本部として、本部から避難場所との連絡がとれるようになってまいります。この関係については、デジタル無線が整備されたときに同時進行で進めていこうというふうに考えているところでございます。

  それから、避難場所、この関係については、先ほどもお話ししたように、各学校、この余裕教室、こういったところもしっかりと見直しております。先般、学童保育の関係等も余裕教室等を使っていくよというお話をさせていただいておりますけれども、当然、この関係については、余裕教室あるいはそれ以外の教室あるいは体育館、こういったところを、避難場所になるわけでございますし、そういったところには食料あるいは資機材の備蓄、こういったものも完備をしていこうということ。それから、各小学校でもこれからエアコンが導入されていくわけでありますけれども、泉野小学校と川角小学校、こちらについてはガスでいくつもりでございますけれども、このガスをいわゆるプロパン、バルク、こういったタンクを利用しまして、そのタンクから直接煮炊きができる、こういう避難所の関係のいわゆる緊急時の煮炊き、こういったものをつくれるような考え方、これは進めていこうというふうにしているところでございます。あるいは、今小学校ではなかなか畳がないわけでありますけれども、避難したときにはどうしてもフロアの板というよりは畳の関係等も必要になってくるなというふうなお話、こういったところもそろえていかなければならないだろうというふうに考えております。

  今担当のほうでお話をさせていただきましたけれども、今後一生懸命と災害の関係については、しっかりと職員一丸となって、各地域、各避難所、こういったところがいろいろと、連絡等がとれなくなるようなことがないようにしっかりと進めていきたいというふうに考えているところでございます。

  以上、私のほうからご答弁をさせていただきました。



○宮寺征二議長 弓田茂樹議員。



◆1番(弓田茂樹議員) ただいま町長のほうからじきじきにお話をいただいた、いわゆる構想的なものも含めまして、大変、この質問をした私にとりましても心強いような、あと私も考え得なかったような、そんな発想もお持ちなのだなというふうに捉えました。ぜひ、この構想が妄想とならないように、今後も引き続き、防災についてはしっかりと執行部一丸となってお願いするとしまして、最後になります。

  災害対策には、さまざまな側面からの検討、準備、そして膨大なる想定が必要になるかと思います。しかしながら、冒頭でもお話ししました、この30年間のうちに起こる確率というのがとても高い数値で取り沙汰されているのも現状であります。我々の今後、ひいては次世代への安心安全を含め、早期確立やマニュアル作成などに向け十分にお願いをいたしまして、私からの一般質問とさせていただきます。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 この際、10時40分まで休憩します。

                                      (午前10時23分)

                                              



○宮寺征二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午前10時40分)

                                              

         ◇ 岡 野   勉 議員



○宮寺征二議長 一般質問を続行します。

  岡野勉議員。

                 〔9番 岡野 勉議員登壇〕



◆9番(岡野勉議員) 議長より発言許可がありました。町政に対する一般質問を2点について行います。本日は、時間の関係もあり、早速質問に入りたいと思います。

  1つとしまして、もろバスの運行についてです。10月からもろバスは新たな運行が開始されます。ワンコイン、100円でどんなサービスの向上が望めるのか、また停留所の増加、変更、コースなど、どれだけ町民の要望が実現するかお聞きします。

  2つ目ですが、新たに車椅子の乗車が可能と聞くが、その場合は何名の乗車となり、定員オーバーの可能性がふえると思うがどうか。参考までに、この1年で定員オーバーは何回生じ、どんな対応をとったのか、具体的にお聞きします。

  大きな2点目ですが、毛呂山町の昔話、動植物、崇徳寺について行います。1つとしまして、毛呂山町の昔話はあるのだろうか。また、動植物について図鑑はあるだろうか。今、これらの課題に対し、心ある町民の手による掘り起こしがあるやに聞く、ぜひとも形あるものに残すべきと考えるが、町の支援意向をお聞きする。

  2つ目としまして、崇徳寺の歴史遺跡としての位置づけ並びに価値はどういったものなのか、今後の調査、発掘作業、保存のあり方をお聞きします。

  また、町民からは崇徳寺の板碑安置場所をもとに戻したらどうかという意見があると聞くが、どう対応していくのか、町の考えをお聞きします。

  以上、初めの質問とします。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 岡野議員のご質問の1問目のもろバスの運行についてのご質問に順次お答え申し上げます。

  1点目のもろバスのサービス向上についてでございますが、平成25年から地域公共交通活性化協議会でもろバスの再構築に向けた検討を重ね、ことしの10月から、一般乗合旅客自動車運送事業者の運行により、車両を3台にふやした上で有料化することとなりました。乗車料金につきましては、乗車1回ごとに100円として、乳幼児と身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方については無料となります。もろバスは、車両を1台ふやし、3台としたことで、便数もふえ、それぞれのバスが1つのコースを循環することができ、わかりやすくなります。そして、全てのバスが埼玉医科大学や図書館に乗りかえなしで行くことが可能となります。停留所についても、毛呂山台会館前や若山2丁目、大類地区について新設する予定となっております。

  次に、2点目のもろバスの定員についてお答え申し上げます。新たなもろバスは福祉仕様の車両となっており、車椅子のまま乗車することが可能となります。バスの定員は運転手を含めて10名となっておりますが、車椅子の方が乗車した場合は、車椅子の方と運転手を含めて9名の定員となります。乗り切れない方についてでございますが、昨年の4月に1か月間実施いたしました乗降者調査において、1便当たり0.08人でございました。車両の定員が法定で、定められているため、満車の場合は乗車をお断りしている状況でございます。10月以降は車両を3台とし、便数の増加とコースの見直しにより改善しておりますので、今後の運行状況等に注意を払い、利用状況やニーズを捉えて、よりよい循環バスになるよう努めてまいりますので、ご理解いただきたいと思います。



○宮寺征二議長 伊藤生涯学習課長。

                 〔伊藤 清生涯学習課長登壇〕



◎伊藤清生涯学習課長 岡野議員の2問目の1点目、毛呂山の昔話、動植物図鑑についてお答え申し上げます。

  まず、本町の昔話でございますが、書籍については、日本放送出版協会発行の「武蔵野の昔話」という中に13話の本町の昔話が掲載されております。また、そのほかに郷土史家の小川喜内氏が著した「毛呂山風土記抄伝説」などがあり、これらの書籍が本町の昔話を知る上では代表的な著作物ではないかと考えております。

  続いて、動植物図鑑でございますが、本町の自然や動植物を専門にした図鑑的なものはございませんが、「新毛呂山町史」の中の「序編」として「自然」が取り上げられており、本町の地形や地質、季候や動植物について、簡潔ではありますが、大変わかりやすく記載されておりますので、多くの方にごらんいただいているものと思っております。

  次に、町民の手による昔話や図鑑の掘り起こしということでございますが、現在生涯学習課として把握しているものといたしましては、図書館の切り絵ボランティアによる郷土資料づくりとして、本町の昔話を題材にした切り絵による紙芝居の作成、同じく図書館での講座の参加者有志による町内の植物の調査研究等がございます。切り絵による本町の昔話の紙芝居については、完成した場合には小学校でのお話し会等で活用する予定ということで、子供たちの郷土理解の一助になるものと考えております。今後、こうした取り組みや活動に対しどのような支援や連携ができるか、図書館や関係各課等と検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

  以上です。



○宮寺征二議長 村木歴史民俗資料館長。

                 〔村木 功歴史民俗資料館長登壇〕



◎村木功歴史民俗資料館長 2問目の2点目、崇徳寺跡の歴史的位置づけ、今後の調査、保存のあり方、板碑をもとの場所に戻したらどうかのご質問にお答えいたします。

  崇徳寺跡については、かつて延慶三年銘の大型板碑が建っていた遺跡として知られており、中世陶器を転用した蔵骨器等、多くの出土品が埼玉県指定文化財に指定されていることから、県内でも注目されてきた中世の寺院跡でございます。遺跡が荒らされることのないよう、平成7年度に町の史跡に指定し、さらに平成23年度には、町が責任を持って保存、活用を図るため、史跡面積約4,500平方メートルを対象に公有地化いたしました。平成24年度から3か年計画で遺跡の内容を把握するための確認調査を行っており、これまでに鎌倉時代から室町時代にかけての多くの板碑を伴う中世の墓地の様子がわかりつつあります。具体的には、板碑の建っていた位置関係が判明するとともに、板碑を片づけて埋めた跡が発見されており、火葬蔵骨器や2メーター近い大型の板碑も完全な形で出土するなど、以前にも増して注目を集めております。現在のところ、中世の墓地の様子が明らかになった遺跡で保存されている例は東日本にはなく、全国的に見ても滋賀県多賀町に1例あるのみで、極めて貴重な遺跡との評価でございます。

  今後の発掘調査の予定でございますが、落葉期に入る11月から調査を再開し、中世考古学や板碑研究の識者で構成されました遺跡評価委員会の指導を仰ぎながら、墓地の広がりといまだ発見されていない建物跡の検出等の作業を行ってまいります。保存のあり方については、発見された遺構の保護を最優先に考えてまいりますが、崇徳寺跡を取り巻く自然との調和及び鎌倉街道や川角古墳群といった周辺の遺跡の活用を踏まえ、崇徳寺跡保存整備等検討委員会のご意見をいただきながら検討してまいりたいと存じます。

  最後に、板碑をもとの場所に戻すことについてでございますが、いわゆる延慶の板碑のことであると存じます。議員ご承知のとおり、この板碑は昭和37年に遺跡の近接地に移設しておりますが、現在のところ、今般の調査におきましてもその旧在地を正確に特定できておりません。また、極めて重量のある県指定文化財の移転工事となるため、破損や折損の危険があり、県教育委員会の指導事項となること、工事の際に遺跡自体の破壊につながるおそれがあること等、大変難しい問題がございます。本遺跡の保存整備計画と整合させながら、今後も最良の方策を研究してまいりたいと存じますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) では、再質問を順を追ってさせていただきたいと思います。

  もろバスなのですけれども、もちろんもろバスの無料化にこしたことはありませんが、ある程度の負担をということでは、町民皆さんが理解や、あと受けとめているように感じるところです。そこで、私は、だからこそ言いたいと思うのです。町行政に対しては、よりよいもろバスを、サービスの向上を全力で追求してほしいと思います。そして、町民皆さんには、声を大にしてですけれども、遠慮なく、利便性のよいもろバスの運行のため、改善要求をしようということです。

  そこで、答弁にありました、便数がふえたということなのですが、コース別ではどれだけふえたのか、回数でまずは示していただけたらと思います。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 お答え申し上げます。

  便数でございますけれども、今まで、今現在運転している便数、コースごとを足しますと19便でございます。10月からの便数、総数につきましては19便で変わりはございませんが、コースを見直しまして、山地域につきましては、今まであった便数を、若干コース等も変更いたしまして少なくさせていただいて、里地域のほうにふやさせていただいたということで、里地域のほうが利用者が多いということでございまして、そちらにふやさせていただいたということで便数がふえたというふうなご答弁を申し上げました。今まではコースごとに4便から5便でございましたが、そこが6便から、多いところでは7便にふえております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) わかりやすいのは、1日のコースに対する便数が、4から5便が6から7便になるということでよろしいですね。わかりました。確かにこの点でしたら、ふえたということになると思います。

  あと、停留所の新設場所なのですけれども、毛呂山台会館前はわかるのですが、若山2丁目、あと大類地区の具体的な場所はどこかということではちょっとお聞きしたいと思います。

  それで、減った場所がないかも、ないと思うのですが、停留所の合計数としては、現在停留所が幾つで、10月から停留所の合計数は幾つになるかということで確認したいと思いますが。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 停留所につきましてご答弁申し上げます。

  まず、廃止をしたところでございますが、県道飯能寄居線、長瀬、葛貫方面になります。ここの第2分団車庫前と葛貫公会堂でございます。こちらの理由につきましては、現在既存の有料バスが埼玉医大のほうへ通っておりますので、ここは重複するということでコースから外させていただいております。これは、運輸局等への申請の際にも、こういったことは避けるようにというふうなことでございますので、協議会のほうで検討させていただいて、ここを廃止の方向にさせていただきました。

  あとは、川角駐在所のところにバス停がございますが、こちらも現在野久保線が延長工事をしておりまして……

                 〔「合計数で結構です」と呼ぶ者あり〕



◎粟生田義行企画財政課長 はい。ちょうど交差点付近になりますので、ここを廃止させていただきまして、野久保線が開通した時点でまた再度検討させていただきたいと考えております。

  あと、大類地区に設置する場所でございますが、大類の交差点から北側、300メーターぐらい離れたところになります。こちらに、かなり通りが交通量があるものですから、安全な場所を確認いたしまして、そちらに設定させていただきました。そこに設定することによりまして、大類の運動公園のほうにもご利用いただけるのではないかというような考え方でございます。

  あと、若山2丁目でございますが、こちらにつきましては、川角駐在所のところが廃止されるということで、岡野屋さんから長瀬駅のちょうど中間点ぐらいの場所になるかと思いますが、そちらに1か所新設させていただいております。

                 〔「プラス・マイナスで結構です。申しわけない」と呼ぶ

                   者あり〕



◎粟生田義行企画財政課長 はい。ですから、3か所ふえまして、3か所減ったということでございます。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) そうですか。では、ちょっと、停留所の数がふえたというより同じかなということで。やはり、停留所をふやすというのは大きなサービスの向上の要因かなと思いますので、この点をぜひ押さえておいて、少しでも利用が多いところをふやすという姿勢を随時持っていってほしいということで、近いうちにまたふやす計画をお願いします。

  それで、無料のときは、乗りかえは何度しても無料だったと思います。それで、有料の場合は乗りかえ時、あとその場合、再度料金を払うのか。また、買い物や図書館を利用して再度乗車する場合なのですけれども、この場合、料金は1度でいいのか。その点、確認ですが、ちょっと。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 料金につきまして、再質問にお答え申し上げます。

  料金でございますが、先ほどご答弁申し上げましたが、1回の乗車につき100円ということでございます。乗りかえ等につきましては、できるだけ乗りかえがないように、利用状況を確認いたしまして、今までは役場におりますと、次のバスに乗りかえて埼玉医大へ行くような状況でございましたが、それが全てのバスが埼玉医大や図書館等にも行けるような形になりましたので、乗りかえをされることは少なくなってくるとは思います。いずれにいたしましても、1回乗車ごとに100円ということで、1回使って、買い物してからまた乗るという場合につきましては再度100円をいただくということでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 時間もなかなかあれなので。

  でも、今ちょっと、町民が、本当に、やっと買い物とか足の弱者とか、そういう方が利用するというときに、来るとき、そしてまた帰るというのは当然なので、その点、料金のそれは見直しと、1回に見直すぐらいの配慮が必要だと思うのですけれども、この点どうでしょうか。決定ということでなくて、ぜひこれはお願いしたいと思いますが。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 料金につきまして、再質問にお答え申し上げます。

  料金設定につきましては、公共交通活性化協議会でご協議をいただきました。近隣等を調べますと、200円を設定されているところもございます。こちらにつきましては、70歳以上につきましては割引とか、そういった形で運行されている市町村もございます。ご意見としては、200円というご意見もございましたが、割引の手続をとったりするのにはかなり大変だということと、今まで無料でいきなり200円というのも厳しいだろうというふうなことで、一番ご利用していただくであろう、一番手間のかからない100円ということで設定をさせていただいております。ですから、100円につきましては、割引についても考慮したところでの100円の設定ということでご理解いただければと思います。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) やはり、料金設定に関しては、その点、ひとつ、ちょっと疑問が残るなと、ぜひ改善をという気持ちを強く持つということです。

  それで、新たに車椅子の乗車した場合ですけれども、乗客は8名ということになると、運転手の人を抜くと乗客は8名と。それで、1便0.08人ということで、ちょっとわかりにくい数字が示されました。それで、これを簡単にしますと、100便やったとすると8人乗れないという計算かなと思うのです。それで、0.08というのはある面少ないように感じますが、約1割と、0.1に限りなく近いですね。ですから、10便に1人乗れないという計算かなということで、これはちょっとオーバーの人数が多いのではないかと思うのです。この点、やはり対策が求められるなと思います。

  それで、今現在でオーバーする地区というのは特定したり、ちょっと特別このコースはオーバーが頻繁に起きていると、そういうところというのはありますか。それと、今言った0.08についてどう見解があるか、ちょっと多いのではないかと思うのですが。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  定員オーバーになる地区でございますが、こちらの1か月の調査での状況を見ましても、目白台方面でいっぱいになりまして、その先が乗れないというふうな状況が発生しておりました。若干、そのため、コースを見直しております。いずれにいたしましても、この10月からコース等も変更いたしまして、料金も100円となることで、今後乗降客がどのように変化していくか、そのような状況も確認いたしまして、また12月には活性化協議会を開く予定でございますが、その時点で、この2か月余りのデータ等もよくとりまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 同僚議員と話していてですけれども、定員オーバーのときに乗車をお断りしていると、ここをどうにかしたいのだというやはり思いなのですよ、議員としても。それで、多分、多分ではなくて、運転手の人もこの点、本当に申しわけないなということを感じていると思うのです。このことに関して、ちょっと対策を。

  それで、課長から、現在のオーバーの特定地区はあるかなと言ったときに目白台と言われましたけれども、目白台の様子を聞いたらそのとおりで、目白台の1便に関してですけれども、一番早いのです。1丁目から3丁目、4丁目でもういっぱいになってしまっているらしいのですよ、常時。それで、あとは、ですから、前に「満車」という札をフロントに置いて、それでぐるぐる回ってこっちへ来るという、町のほう、役場のほうに来るということで。この対策なのですけれども、常時こういうことをやっていたら利用しなくなるし、信用もなくなると思うのです。

  それでですけれども、あと1か月ということを言われますけれども、これの1便の対策ですけれども、具体的にとるべきだと思うのです。その考えはありますか。それで、こういう現状を認識していたとしたら、これを状況として、目白台は混むのですよね、いつもいっぱいになるのですよねということでやり過ごしてきたのか。この点、ちょっと、もろバスを本当に育てたい、継続した町民の足としたいという者から見ると、こういう細かい点をずっと認識していても放っておいたのか、それは重要な問題だと思うのです。この点での、あと1か月ですけれども、どう対応してくれますか。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。

  先ほども申し上げましたが、もろバスにつきましては、限られた規模で町内全域を網羅しておるわけでございます。ですから、かなり乗り切れないという場合も出てまいっておるのは承知しておりますが、今後、料金が10月から変わりまして、どのような状況になるか、その辺も確認いたしまして、ある程度、もう少しバスが大きくできるのかどうかとか、そういったことも研究してまいりたいと思っておりますので、まずはこの10月からの状況を確認した上で検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 時間があれですけれども。

  課長、その気持ちはわかります。でも、それは料金を有料にしたことによって、もしかしたら減るのではないかと、そういうことにもとりかねないし、町長、この現状を知っています。3日間でもいいから、朝、1便でもいいから見て、それで3日間なりして、それで、一回でもそれが乗り切れないような、オーバーしているような状況でしたら、10月まで、もろバスの今後の決意として、新しく10月からするのですから、1か月間でも、誠意を持って、タクシーを出すか、それなりの町の車を出すかして、オーバーをする方が常時いるということが確認できるのでしたら、率としても、そうしたらそれの対応をとってもらえませんか。とるべきです。そうでないと、信用したバスにはならないと思いますが。



○宮寺征二議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。

  もろバスについては、私も非常に思い入れがあるものでございます。当時の目白台の方とこの立ち上げから携わったわけでありまして、そういった面では非常に、今改良してきた関係につきましても、いろいろとよくしてきたというふうに思っております。便数をふやすことができた、これは非常に、今までの町民皆様がもろバスを利用していただけた、こういうことが今回の改良につながったと。また、私の政策の中でも、いわゆるこのバスの関係については見直しをしていきたいというふうに政策で訴えたわけでありますから、そういったものが現実になったわけであります。受益者負担の考え方から、100円という料金はいただくわけでございますけれども、これについてはご理解を大分いただいているというふうに認識をしております。また、3本の路線をしたということで、1路線ずつ、全てが便数がふえたわけでありますから、この便数がふえた関係をよく精査して、見させていただいて、そしてまた次の考え方に進んでいくと、これは当然でありますので、この点については岡野議員にもご理解をいただきたいというふうに思います。

  そして、乗れなかったときというふうにお話が今出ておりますけれども、これについては、その現実的なもの、こういったものをしっかりと町側も見なければいけませんので、いわゆる循環バスの受益者というものが平等になるように、これは考えていきたいというふうに思います。とりあえず、関係につきましてはしっかりと現状を見て対応する、こういうことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上です。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 現状を見てということで、一番の今肝心なことが提示されているのですから、それをあしたから現状を調査して、それに対するまた、そういう状況でしたら対応を必ずとっていただきたいと思います。

  時間の関係もありまして。毛呂山町の昔話、それで、この2つの書籍なのですけれども、いつごろ発行されたものか。それで、「武蔵野の昔話」、あと「毛呂山風土記抄伝説」、そして、この本に関しては、学校図書館に複数冊、常設しているかということでお聞きしたいと思います。



○宮寺征二議長 伊藤生涯学習課長。

                 〔伊藤 清生涯学習課長登壇〕



◎伊藤清生涯学習課長 岡野議員の再質問にお答え申し上げます。

  毛呂山の、「武蔵野の昔話」でございますが、こちらのほうは図書館のほうに所蔵してございまして、作成年につきましては、現在裏書き等がないため、はっきりわかりません。それから、小川喜内氏の著した「毛呂山風土記抄伝説」でございますが、こちらのほうは昭和58年6月に発行ということでございます。「風土記抄」、それから「武蔵野の昔話」、こちらのほうにつきましては、図書館に所蔵しているということは確認しておるのですけれども、各小中学校に所蔵されているかどうかについては確認してございません。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) この点もまた確認が必要でしょうから、貴重な毛呂山の昔話ということでは、ぜひこれを学校に常設する、複数冊あったほうがいいですよね。それで、もしなかったら、なかったらということはないですけれども、それなりのまた対応をいただきたいなと思います。

  それで、課長のほうの答弁で「新毛呂山町史」、それは、でも2ページずつですよね。草木、そして動物というのですか、それも本当に2ページずつです。それで、やはり自然と共生を目指した「緑とふれあいの文化都市」ですから、毛呂山町は。そのときに、これではちょっと心もとない。それで、小学生が町の図書館に毛呂山町の植物を調べに来たと、そして毛呂山町に関する図鑑のないことにちょっと困った、他の自治体のほうがあるからとか、そういうことも言ったか知りませんけれども。

  それで、今、先ほどありました、毛呂山町の植物の調査研究が、これはどういった図鑑になるかわかりませんけれども、あるという。それで、そういったときに、今後どういうものにその調査研究がなっていくのか。それで、ぜひこの機会に、そういう動きが住民の中からあるとしたら、ぜひ発展的に、形あるものにできないかということで支援や連携をお願いしたいと思うのです。実は、これが町の役割なのではないかなと思うのです。町行政の力を発揮するという意味で、こういう、今の子供たちが、2ページで済んでいることでいいのかということで、この点、それが本当に形あるものに成就できる、そして支援をしていただけるのか、お願いしたいと思います。



○宮寺征二議長 伊藤生涯学習課長。

                 〔伊藤 清生涯学習課長登壇〕



◎伊藤清生涯学習課長 岡野議員の再々質問にお答え申し上げます。

  こうしたボランティアの皆様の、町の昔話や動植物等の、町のある部分に焦点を当てて再発見、再発掘するような自発的な活動については、生涯学習の推進という観点から尊重することも大切であると考えております。そうした中で、自由な発想や取り組みにより蓄積した成果や調査の情報をできれば有形なものとして保存し、活用できるような手法や支援策をこれからどういうふうにしていくかというのは検討してまいりたいと考えております。

  ただ、動植物図鑑的なものというのは、非常に長い年月と莫大な費用、それから専門的な知識を有した職員、それから研究者等が必要となりますので、そうした観点ではなかなか現状では難しいというか、これからもそういうことを目指して研究していく余地はあるかなと思うのですけれども、なかなか難しいのかなとは思います。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 課長、そうなのです。それで、私ももしかしたらなかなか難しいということで答弁があるかなと思ったのですけれども、そうではなくて、やはり今、手がけることが進んでいて、例えば手で書いた図鑑でも、そして調べたものにしても、10ページでも20ページでも、そんな、専門家が最後まで監修してあるというところまでのを考えるのではなくて、やはりここを出発にして、毛呂山にも、小学生に聞かれたときに、「図鑑がありますか」といったときには、「ええ、住民の皆さんがつくった20ページの図鑑がありますよ」という、形に残すということは非常に重要だと思うのです。そのことを私は説いているわけです。ぜひその点、本当に専門家まで、動植物でいったら、それはわからないことも多いと思いますので、そこまでのではなくてということなのです。

  それとあと、昔話の切り絵なのですが、これからやはり、まだ何話か作成が試みられる可能性もありますし、これが小学生の昔話の伝承に役立つと思いますし、それとあと、町民にも質問で、本当に拙い質問になってしまいました。あるかなというような話で、町民にも大いに毛呂山の昔話をやはり知ってもらいましょう。それで、宣伝してほしいということです。この点での、町民に対してもしっかり毛呂山の昔話を、そして毛呂山の図鑑を伝えてほしいということでの、どうでしょうか、意気込みというか。



○宮寺征二議長 伊藤生涯学習課長。

                 〔伊藤 清生涯学習課長登壇〕



◎伊藤清生涯学習課長 再質問のほうにお答えいたします。

  植物の図鑑等、総合的に博物誌的なものというのは、動植物の博物的なものについてはなかなか難しいというふうに先ほどお答え申し上げましたが、図書館なんかで取り組んでいる、植物の愛好会等が研究を進めている、そういうものについては、地域連携の中で城西大学の薬学科等もございますので、そういうところからもご助言とか、そういうのもいただけると思います。それほど専門的でない分野であれば、そういうボランティアの方のつくったものを図書館の事業としてある程度、製本はできるかどうかわかりませんけれども、インターネットに掲載したりとか、そういう形で、有形なものとして保存、活用できるのではないかと考えております。

  また、昔話の切り絵でございますが、切り絵による紙芝居、今現在は猿にだまされた兄弟ダヌキという紙芝居を作成中ということで、切り絵ということで、複製はなかなかできないということで、一点物になるかと思います。そのため、一般の方々に自由に貸し出しするようなことはなかなか難しいのではないかなと思うのですけれども、それを幼稚園とか小学校とか、図書館職員が行って子供たちに読み聞かせを行う、そういう中で毛呂山町の昔話が伝わっていくのではないかなと思います。そういう取り組みにつきましても、ぜひ、その過程とか、それから成果を広報等で、それからホームページ等でも紹介できて、住民に、こういう昔話があった、こういう取り組みをしているということも伝えていければなと考えております。

  以上です。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) それで、以上見てきたとおり、毛呂山町の図書館は、私が言うのもちょっとなんですが、非常に高い評価を受けています。町民の創作意欲やボランティアによる文化の伝承や普及などを本当に手がけているわけです。

  そこで、実は町行政に本当に考えてもらいたいのは、この動きの継承と発展だと思うのです。直営の図書館時代からの長年の蓄積があって、現在の毛呂山の図書館があるものと私は思うのです。その上に立って考えますと、指定管理とは今なっていますけれども、人材の確保や文化や学習のための支援や連携をしっかりとっていってもらいたいと思うのです。これがないと、またかわったらなくなるというような状況になると思う。教育長、この点、生涯学習、そして教育を考える上で、以上の、聞いていて、今後ともこの力量を継続するためのお考えをぜひいただきたいと思いますが、お願いします。



○宮寺征二議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 岡野議員の再質問にお答え申し上げます。

  ただいま生涯学習課長のほうからるる答弁させていただきましたけれども、昔話あるいは動植物、さらには図書館での活動ということでございますけれども、これらはやっぱり、毛呂山町の歴史、文化、自然、これらのやはり文化度に関係しているのだろうと私は考えております。図書館のほうで今盛んにやっております、いろいろなボランティアの、今回お話しになりました切り絵の問題、そして昨年度来やっております布絵本の作成、これらも含めて、町民の生涯学習という観点から、それらを作成したものを学校で子供たちに見せている、あるいは読み聞かせていただいているということ、これも学校の側としても非常に大事なものだというふうに考えております。ただ、今課長のほうで答弁させていただきましたように、これをどういう形で残していくかという観点につきましては、今後十分研究、検討させていただきたいというふうに思っております。

  といいますのは、果たして形として残すということは、それをどう活用するかというところまでやはり検討しなければならないということでございます。現時点ではお話し会というような形で学校では活用させていただいておりますけれども、これが、作成したものが教育課程の中にどのような形で位置づけることができるか、これらも十分検討しなければならないというふうに考えておりますので、こういう文化については生涯学習の中で、またあるいは町の質の高い文化として今後継続していただきながら、どのような形でこれを町として支援していけるかということもあわせまして十分検討させていただきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 時間があと7分ということで、崇徳寺のことのほうで、ちょっとあれですので。

  それで、まず、時間がありませんけれども、崇徳寺なのですけれども、崇徳寺は、東京電機大学の学生皆さんがグラフィックであらわしたような、見ましたけれども、まずどんな建物だったのかということです。まず、そこから正直教えてほしいと。大きさがこんな形で、瓦だったのか、麦わらだったのか、そんな点も、どうでしょうね、崇徳寺というのはこんなものだったのではないかと、その点ちょっとお聞きしたいと思う。ちょっと時間が。



○宮寺征二議長 村木歴史民俗資料館長。

                 〔村木 功歴史民俗資料館長登壇〕



◎村木功歴史民俗資料館長 再質問にお答えいたします。

  崇徳寺の中の建物でございますけれども、現在のところ、建物とわかるような遺構は発見されておりません。そのような中で、14世紀代に比定されます完全な形の丸瓦が2点出土しております。そういった意味において、上屋構造に瓦を用いた何らかの施設があったことはかなり可能性が高いのではないかと思っているところです。

  しかしながら、議員ご案内のとおり、方形状の土塁状の高まりがございまして、その内側が平たんに削平されている部分があるのですけれども、そこに何らかの本体といいますか、建物があるのではないかということで調査をしたのですけれども、残念ながら検出されていないということがございます。また、江戸時代の村絵図等を見ますと、阿弥陀堂といったような表記もございます。そのようなところを勘案しながら今後研究していくわけですけれども、いずれにしても、延慶の板碑がございますが、ご案内のとおり、大檀那の沙弥行真並びに朝妻氏の女が後生安穏、善処のために造立したという板碑がございますので、何らかのそういった、在地領主系あるいはかなりの有力者がかかわっている可能性のある寺院跡ではないかというふうに思っておりますが、いずれにしても、私どももどのような建物かというのはまだ特定できておりませんので、今後の研究課題ということで考えておりますので、ともに研究にご協力いただければと思います。よろしくお願い申し上げます。



○宮寺征二議長 岡野勉議員。



◆9番(岡野勉議員) 実は、ここでもっと本当に聞きたかったのですけれども、ちょっと、このままやっていると時間がもうすぐなくなりますので。

  それで、ちょっと、26年度で3か年の計画が一応終わると、それからの、やはり全体の今後の計画が、もう一つ計画がわかりにくいなと。それで、せっかく1,300万も出して崇徳寺跡を買ったのですから、そこをぜひ、課長答弁されたとおり、あの崇徳寺を取り巻く自然との調和と、やはり鎌倉街道や川角古墳群、ぜひこの活用を踏まえまして、立派な、町民が本当に集えるような、そういうやはり興味を持たせる、つながりを持った、やはりゾーンと計画をつくっていただきたいなと。

  それで、そうつかんできますと、やはり、ちょっと飛んでしまうかもしれませんけれども、ブログなんかで、延慶の板碑を見に来たときに、何であんなに離れているのという、初めに皆さん疑問を持つのです。でも、それが壊されてしまうから向こうへ行ったということで、案外と納得、それですとんと落ちているかわかりませんけれども、でも、ちゃんとしたやはり整備が出てくれば、もとの場所にやはり置いて、戻してと。

  それで、私も実はあそこに行ってみまして、ある面、固定も、かなりかたい、動かしがたいものかなと思いましたけれども、そんなには、固定といっても、課長の答弁ほどは難しさというのは、昭和37年ですから、もう五十何年前、あそこに持っていった技術より、現在の技術を駆使すれば必ずと。それで、特定場所がしていないということなのですけれども、もとあった、移動したときの場所なり等でも可能ではないかなということで、ちょっと時間がなくなってしまうから、ちょっとその点での考え、ぜひこれは、物がすばらしいものなので、絶対計画を、この検討委員会初め県の評議委員会ですか、評価委員会を通してお願いしたいと思うのですが、どうでしょうか。



○宮寺征二議長 村木歴史民俗資料館長。

                 〔村木 功歴史民俗資料館長登壇〕



◎村木功歴史民俗資料館長 再質問にお答えいたします。

  まず、前段の件でございますが、私も常々、屋根のない博物館構想ということで、周辺の史跡等を取り込んだあのエリア一帯の活用については議員と同じ気持ちでおります。

  2点目の板碑の移転でございますけれども、先ほど、まずご答弁申し上げましたとおり、史跡である以上、原位置が特定されないと、曖昧な位置への移転ということにはどうかなということがございます。それから、あれだけの、3メーターの高さのある石造物を移転するには工事的要素がございます。そのために、遺跡を相当掘らなければならない、その意味で破壊するおそれもあるということで、今後慎重に前向きに検討はさせていただきたいと思います。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 この際、午後1時15分まで休憩します。

                                      (午前11時40分)

                                              



○宮寺征二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 1時15分)

                                              

         ◇ 藤 岡 健 司 議員



○宮寺征二議長 一般質問を続行します。

  藤岡健司議員。

                 〔7番 藤岡健司議員登壇〕



◆7番(藤岡健司議員) 7番、藤岡健司。議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

  1問目は、教育についてであります。教職員の多忙化について。日本の教員は国際的に見ても多忙であることが、経済協力開発機構、OECDの調査でわかった。忙しいのは、授業以外の業務にも多くの時間を費やしているからである。教員の多忙化によって、子供たちが不利益をこうむることがあってはならないとしています。この教職員の多忙化といじめや不登校や学力について伺います。

  2問目は、介護保険についてであります。介護保険の利用者はふえ続けています。これからも介護保険の利用者がふえていくのが現状と思われます。高齢者の人口は増加する今、町はどうするのかを伺います。

  3問目は、温暖化についてであります。新聞によりますと、2012年度の県内の二酸化炭素、CO2の総排出量が前年度と比べ5.1%、205万トン増加し、4,219万トンとなったことが県と県環境科学国際センターの調べでわかったとあります。今後、町も増加していくと思われます。状況と対策を伺います。

  この夏の熱中症についてはどうでしたか、状況と対策を伺います。

  以上であります。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 藤岡議員の1問目、教職員の多忙化といじめや不登校や学力についてのご質問にお答え申し上げます。

  今、学校を取り巻く環境は、学力の向上や豊かな心と健やかな体の育成、家庭、地域の教育力の向上等、さまざまな解決するべき課題を抱え、教職員は使命感を持って取り組んでおります。教職員の多忙化も、このような現状の中での課題であると認識しております。多忙と感じるかどうかは、校種や職種、年齢、経験年数によって差があり、一律にはかれるものではないと考えますが、多くの教職員は、さまざまな事務処理にかかる時間や配慮を必要とする児童生徒への対応、過度な要求をする保護者への対応による精神的負担等に多忙感を感じている度合いが高いと推測されます。

  教育委員会としましては、各学校に校務支援システムを導入し、事務的業務の能率化を図るとともに、職員が児童生徒と向き合う時間を確保できるよう、会議や研修会の整理統合等に取り組んでおります。さらに、各種支援員等を配置し、人的支援も行っております。そして、特定の教職員に業務が集中したり、担当業務量に大きな差が生じたりしないよう、適正な業務分担に努める等の工夫、改善を行うように校長会や各研修会において指導、支援を行うなど、学校現場の負担軽減に取り組んでおります。

  いじめにつきましては、平成24年度、25年度とも1件、不登校児童生徒数は、平成25年度、小学校10名、中学校13名で、平成24年度に比べ、小学校で4名の増加、中学校で5名の減少となっており、ここ数年においては特に中学校で減少傾向に転じていると見ることができます。各学校で、生活アンケート等の実施や日々の観察、相談活動を通して早期に実態を把握するとともに、解消に向けて組織的に対応しております。また、関係機関との連携や不登校対策委員会にて各学校の現状や対応策について協議しながら、いじめの根絶、不登校児童生徒の解消に向けて各学校と指導の連携をより一層深めてまいりたいと考えております。

  学力につきましては、小中9年間の系統性を重視し、本町学力向上対策委員会を中心に授業研究会や講演会を行い、教員の指導力の向上を図るとともに、本町独自の学習ノートと家庭向け学習の勧めのパンフレットの作成と啓発、町内全学校へ授業規律への共通理解を図るなど、教育委員会として実際に児童生徒の教育に向き合う教員に対する指導、支援を行い、児童生徒の学力も確実に身についてきていると認識しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上です。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 ご質問の2問目、介護保険の利用者や高齢者が増加する今、町はどうするのかについてお答えいたします。

  本年6月に医療介護総合確保推進法が成立し、公布されております。介護保険につきましては、高齢者人口の増加に対応するために、地域包括ケアシステムの構築と介護保険制度の持続可能性の確保の2点が基本的な考え方となっております。地域包括ケアシステムの構築では、高齢者が住みなれた地域で生活を継続できるようにするために、在宅医療、介護連携の推進や認知症の初期の段階から支援していく体制づくり等が盛り込まれております。また、介護保険制度の持続可能性の確保では、予防給付の一部が地域支援事業へ移行し、多様化させることなどが盛り込まれており、町ではこれらの改正に対応すべく準備を進めているところでございます。また、平成27年度から平成29年度を計画期間とする第6期高齢者総合計画の策定作業も行っております。

  町では、高齢者人口の増加に対応するために、地域包括ケアシステムの構築と介護保険制度の持続可能性の確保を図り、要介護状態や認知症になっても、本人の意思が尊重され、できる限り住みなれた地域で暮らし続けることができる社会を目指して努力してまいります。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 3問目の温暖化についての質問についてお答えいたします。

  地球温暖化の原因の一つとされているのが二酸化炭素を初めとする温室効果ガスの排出と言われ、地方公共団体はみずからの事業において抑制措置を講じることとされております。町では、不要な照明の消灯、自動車の経済運転、日常的な節水、コピーの削減等に努めてまいりました。その結果、平成24年度には毛呂山町の公共施設全体の二酸化炭素の総排出量は1,399トンとなり、東日本大震災の影響で節電に努めた効果もありまして、平成22年度より約11%減少いたしました。しかし、毛呂山町全体や埼玉県全体では、平成22年以降はほぼ横ばいの穏やかな増加傾向にあります。

  二酸化炭素の排出量削減の取り組みとしては、住民団体と協力のもと地球温暖化対策講座を開催したり、燃やせるごみ、特に生ごみの減量化の啓発に努めております。その結果、家庭から排出される燃やせるごみの1人当たりの量はそれまで増加傾向であったものが平成25年度で減少に転じておりますので、二酸化炭素の排出量削減に効果があったものと考えております。そのほか、グリーンカーテンで夏の冷房使用を抑えられるよう、住民の方にゴーヤの苗を無料配布したり、住宅用太陽光発電設備の奨励金制度など、家庭での節電対策の普及啓発を行っております。



○宮寺征二議長 村本保健センター所長。

                 〔村本英明保健センター所長登壇〕



◎村本英明保健センター所長 3問目の2点目、熱中症についてお答え申し上げます。

  地球温暖化の傾向が続き、気温の上昇により、夏場、熱中症になる方がふえております。本町でも、熱中症による救急搬送件数は、7月に8件、8月は20日現在で7件となっております。

  対策といたしましては、「広報もろやま」5月1日号及び7月1日号により熱中症予防の啓発を行いました。6月は、各区長に熱中症対策について地区内への回覧を依頼するとともに、町ホームページでも同様にお知らせを行ってまいりました。また、猛暑日と予想される日には、住民の方に対し、防災行政無線により注意喚起を行いました。放送の回数は、5月から8月20日現在まで29回実施してございます。このほか、高齢者支援課では、地域包括支援センターの職員が広報車を使い、高齢者宅訪問等の機会を利用して、週二、三回程度、熱中症に注意するよう注意喚起を行っております。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 再質問を行います。

  教育についてであります。OECDの調査では、書類作成などの一般事務や部活動など課外活動の指導時間に多くの時間を費やしているとあります。事務作業は平均の約2倍、課外活動の指導は3倍の時間を使っているとあります。そのとおりではないでしょうか。このことについて、見解をお伺いします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 藤岡議員の再質問にお答えいたします。

  OECD国際教員指導環境調査によりますと、日本の教員の1週間当たりの勤務時間は53.9時間、参加国の平均は38.3時間となっておりまして、大きく上回っているという事実があります。そのうち、授業時間は参加国とほぼ同じでありますが、部活、課外活動、これにつきましては、指導時間が日本では7.7時間、参加国平均2.1時間、また事務業務については、日本5.5時間、参加国平均2.9時間ということで、議員ご指摘のとおりだと存じます。

  毛呂山町につきましては、この結果が当てはまるかどうか、特別な調査はしておりません。しかし、多忙化について問題意識を持って、その解決を目指して現在おります。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) これもOECDの調査なのですけれども、時間外労働や家庭に持ち帰ることなどで仕事をこなしているという、子供と向き合う時間が足りないということです。町の見解をお伺いいたします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 再質問にお答えいたします。

  先ほども申しましたが、教職員の多忙化につきましては、職種、それからあと経験年数等によりまして、一概に同じ意識であるとは申せないと思います。仕事が終わらないで、自主的に学校に残って仕事をするのは比較的若い教員に多いと存じております。また、今は個人情報の保護のために、家庭に持ち帰って成績処理等をすることはかなり制限をされております。教育委員会としましては、先ほども申しましたが、校務支援システムの導入とか、あとは各種支援員さんの配置、それから事務的業務の能率化、会議や研修等の整理統合というものを進めております。また、特定の教職員に業務が集中しないように、担当業務量に大きな差が生じたりしないように適切な業務分担に努めるよう、校長会を通して指導しております。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 教職員は、朝8時前に出勤して、子供たちがいるときは目いっぱい働き、子供が帰ってからもテストの丸つけや会議があり、休憩がとれない、帰宅するのは8時から9時、仕事は終わらず、これも家に持ち帰り、土日に出勤する人もいる。自己評価では零点以上がゼロ%とはっきりした目標が要求され、一人一人がばらばらにされていると感じている先生もおられますが、見解をお伺いいたします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 再質問にお答えいたします。

  今のような見解につきましても、人によって多分異なっていくと思います。仕事が終わらないで仕方なく土日に来る職員もいれば、自分の仕事の質を高めたいと真摯に考え、そして率先して来る教員もおります。教師としては、仕事の能率化と効率化をしっかり図る努力を行うこと、それから組織として適正な業務分担に努める、そのような工夫、改善が必要であると考えております。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) これもOECDの調査ですが、教師の多忙化は、子供たちが抱える悩みや問題を見逃しかねない要因となる、いじめなどの深刻な事態への対応がおくれるおそれがある、放置できない問題とありました。これの見解をお伺いします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答え申し上げます。

  教員の多忙化が一人一人の児童生徒に向き合う時間を少なくしているという指摘は以前からございました。児童生徒の少しの変化も見逃さないで適時対応するということは、いじめ、不登校をなくしていく上で極めて必要不可欠のことと認識しております。多忙化を解消する努力を今後も継続してまいりたいと考えております。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 教員や事務職員を増員させること、学級の少人数化、部活動の適切な時間配分などで多忙化の解消を図ることが求められるときであります。教育長に見解を伺います。



○宮寺征二議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 藤岡議員の再質問についてお答え申し上げます。

  OECDの調査でございますけれども、これにつきましては世界でことし2回目の調査でございます。日本は今回初めて参加したわけでございまして、その調査対象が中学校及び中等教育学校の前期課程の校長及び教員なのです。日本の教員は、小中学校の教員で約60万を超えていると思うのですけれども、そのうちの3,500人の調査でございます。

  そういう中で、この調査結果から得られた我が国の状況でございますけれども、日本の学校では、教員が学び合う校内研修あるいは授業研究等、伝統的な実践の背景がありまして、教員の資質向上への取り組みが図られて、仕事への満足度、意欲等の面で参加国平均よりも高いという結果が出されています。一方、先ほど議員さんからもありましたように、ICTの活用や教員数の不足あるいは勤務時間の長さなども課題として示されております。こういう課題を踏まえまして、文科省では当面の取り組みとして、教員の養成、採用、研修の改善に向けては、教員免許制度の見直し、それと中教審あるいは教育再生会議などの提言を踏まえまして、今後本格的なこれらの審査に入るというふうに伺っております。また、教員配置あるいは多忙化を減少するための事務負担軽減策についても今後検討していくというふうに文科省は述べております。

  本町でも、こうした国や県の状況等を踏まえながらも、私は毛呂山町の多くの先生方が教育に対する情熱あるいは使命感を持って子供たちの教育に当たっていると信じて疑いませんけれども、引き続き学校現場と情報を共有しながら、将来の毛呂山町を担うよう、そういうような児童生徒の育成に全力を挙げていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) これもまたOECDの調査なのですが、生徒を教室の決まりに従わせる、このことについて自信を持っている教員は5割で、参加国平均の約9割よりも大きく下回ったとありますが、現状はどうかをお伺いいたします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答え申し上げます。

  今のご質問については、教員が自信がないのではないかというところだと思うのですが、先ほどの学校の規律的雰囲気についてなのですけれども、我が国は参加国平均に比べて大変良好な結果を実は得ております。例えば生徒が授業を妨害して多くの時間が失われてしまうと回答した割合は、日本は9.3%、他国、参加国の平均は29.5%、これは最も低い数字となっております。また、教室内はとても騒々しいと、騒がしいということも、参加国中、これは2番目に低い13%、この結果に比べて、教員の自己効力感、要するに自分がしっかりやっているということの自信につながるところが低い。このことにつきましては、日本の教員が他の国の教員に比べて指導において高い水準を目指している、または周りの意識、例えば地域や、それから家庭、それからそういう教職員に対する過度な期待、そういうものについてまだまだと考えている教員が実は多くいるのではないかと考えております。

  毛呂山町の現状としては、小中とも、授業規律が十分確保されておりまして、しっかりした授業が行われておると感じております。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 先ほどもあれなのですけれども、これもOECDの調査なのですけれども、生徒に勉強ができると自信を持たせているかという問いに至っては、自信がある教員は日本では2割に満たず、参加国平均の8割超と大きな差があったとあります。現状はどうでしょうか、質問をいたします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  この件につきましても、教員の自己効力感が低いのは、日本の教員が他国の教員に比べて、指導において高い水準を目指しているため自己評価が低くなっている、そういう可能性があると捉えています。日本の教員は、学力はもとより、部活動やしつけに至るまであらゆることが要求されています。その要求に対し、真摯に応えようとし、常によい結果を求めているのではないかと考えております。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 多忙化の要因として、部活や事務以外にも、生活指導や補習、家庭、保護者への対応、運動会や各種コンクール、学校の防犯対策など、多岐にわたる多忙さが自信を持てなくさせているのではないでしょうか。早くこのような対策で多忙化の対策が必要と思われます。対策を伺います。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  議員ご指摘の生活指導や補習、保護者対応、防犯対策等につきましては、子供たちのよりよい成長のために欠くことができない大切な教師の仕事であります。誠意を持って当たることが大切であると考えています。行事の見直しや精選については、今後もその効果の検証を行いながら対応してまいります。

  今回の調査で、仕事時間が突出して多いのが部活動と事務業務に使った時間であります。部活動につきましては、日本独特の伝統ある取り組みであり、その効果や期待度も大きいのが現状です。部活動の正しいあり方については、教職員のみならず、家庭、保護者の意識を変えていく必要がございます。実際に、土日であっても部活をするのが当たり前であると考えている教員や保護者もおります。学習面、健康面からも、部活動の時間短縮を図ることは急務と思われます。教育委員会といたしましても、このことについては早急に取り組んでまいります。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 文部科学省の調査によると、2012年度に鬱病などの精神疾患で休職中の公立学校の教員は4,960人に上った、2011年度は5,274人で、ここ数年、5,000人前後で推移しているといいます。背景には、業務の多忙化や保護者対応などのストレスがあるのではないかと言われています。町の状況はどうかを伺います。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  町の状況につきましては、現在、心に起因する理由で休職中の教職員等はございません。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) なぜ教員は多忙するのか、目標設定と管理はどうなっているかをお伺いいたします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  何度も申しまして恐縮なのでございますが、多忙と感じるかどうかというのは、校種や職種、年齢、経験年数によって差がございます。一律にはかれるものではないと考えております。多くの教職員は、さまざまな事務処理にかかる時間や配慮を必要とする児童生徒への対応、過度の要求をする保護者への対応による精神的な負担等、そういったものに対して多忙感を感じております。

  そういうことに対しての取り組みといたしましては、1つは先ほど申しました校務支援システムの導入、それからノー会議デーやノー残業デーの設定、それから教育委員会、県の教育委員会等が訪問する際の学校訪問等の資料や会議資料の簡素化、それから長期の各支援員の活用、それから5番目としまして、教職員の意識改革でございます。時間を守ったり、エンドレスな残業への警鐘を鳴らす、週休日の部活動の取り組みの見直し、仕事への優先順位をつける、それから組織としての対応で、1人で抱え込まずに組織で対応する、そのようなことにつきまして今取り組んでいるところでございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) いじめで不登校になっている児童生徒も、やはり学校へ行きたいと思っていると思います。保健室登校などがあると聞いていますが、こういうことについてお伺いをいたします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  保健室登校につきましては、小学校が3名、中学校が2名となっておりまして、昨年に比べて減少はしております。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 児童生徒について、4月から、全国、県、地区のテストが短い期間に3つあったと聞いております。高学年になると、学校だけでなく、塾でもテストで優劣がつけられる、塾などで帰りが8時から9時ごろと聞いております。また、スポーツクラブ等でも周りの子と比べて評価され、いつもいら立ち、むかつくことが多いと聞いておりますが、現状を伺います。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  議員ご指摘の内容は、子供たちにも生活のゆとりがなくていらいらしているのではないかというように解釈いたしました。塾に通ったり、スポーツや習い事に通う子供たちも多くいることは承知しております。子供たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化しておりまして、次代を担う子供たちを学校、家庭、地域が温かく見守って、協力して教育、子育てにかかわることが何よりも重要と考えております。家庭の役割、学校の役割を再認識して、そして連携することが重要と考えています。このような観点から、教職員の負担軽減を進めていき、子供にしっかりと向き合う時間を確保できるように進めてまいりたいと考えております。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 学力の二極化という問題です。

  できる子はできて、できない子はできないということなのですけれども、前は5から1までは山型だったのですけれども、今はできる子供というか、児童生徒、それで今度は、できないというか、こちらの山が多いという、こういう状態があると思うのですが、現状と対策をお伺いします。



○宮寺征二議長 小坂井学校教育課長。

                 〔小坂井啓二学校教育課長登壇〕



◎小坂井啓二学校教育課長 お答えいたします。

  現在、各種の学力テストにつきまして分析を行って、毛呂山町としての課題と解決の手だてについて、それを講じているところでございます。毛呂山町の現状としては、地域に応じた学力向上推進モデル事業の委嘱によって、小中が連携して学習規律における共通理解と共通の指導ができるようになってきております。落ちついて授業ができております。傾向としては、高学年になるにつれて、漢字の書き取りや計算など、毎日地道に取り組む児童生徒と学習習慣が身についていない児童生徒の差が開いていくのが現状です。学習のどの時点でつまずいたのかを明らかにして、スパイラルに、そしてまたスモールステップで取り組むことが大切と考えております。家庭との連携により家庭学習の充実を図り、繰り返し学習を意図的に取り組むなど、さらなる学校での工夫が必要と認識しております。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 最後に、子供も教師も毎日とても忙しいということです。いじめ対策としての道徳の教科化や教育委員会制度を変えるという話もありますが、それよりも、少人数学級にして、ゆとりある人間関係がつくれる教室にすることが大切だと思います。教育長にこれからの学校のあり方について質問をいたします。



○宮寺征二議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 藤岡議員の再質問につきましてお答え申し上げます。

  社会の価値観の多様化あるいは地域や家庭の教育力の低下など、最近の学校を取り巻く環境の変化の中で学校教育が抱える課題の一層の複雑化、多様化が進行しております。このような中、勤務時間の長さや人員不足が先ほどのOECDへの調査等で言われておりますけれども、こうした課題を解決するために、まず学校と家庭、地域との役割分担を明確にして、学校が本来担うべき教育活動に専念できるようにすること、そしてさらに、次に、教職員の職務についてですけれども、この役割分担、責任分担の明確化を図ること、そしてさらには学校の課題に応じた専門スタッフの配置、これにつきましては先ほど課長が答弁申し上げたとおりでございますけれども、あるいは部活動などへの外部人材の活用など、学校運営の効率化を図ることが重要と考えます。

  いずれにしましても、少子化の波が押し寄せております毛呂山町の学級数を見ますと、埼玉県の学級編制基準、小学校の1、2年生は35人学級です。ご案内のとおり、中1は38人学級、それから他の学年は40人学級になっておりますけれども、これに基づく毛呂山町の小学校の普通学級1クラス当たりの人数は、普通学級が58学級ありますけれども、そのうち4学級が35人から40人以下の学級でございます。それから、20人台の学級、21人から29人まででございますけれども、これが39学級あります。それから、30人から35人までの学級が15学級というふうになっております。それから、中学校につきましては、1学級当たり31人から37人の間の生徒数となっております。つまり、毛呂山町の学級数を見ますと、既に少人数学級になっているということでございます、ほとんどが。こうした中で、毛呂山町の学校の課題としますと、先生方、教員の指導力を向上して、いかにして子供たちに、知育、徳育、体育のバランスのとれた、社会を生き抜く力を身につけるかということが大きな課題となっております。

  なお、教職員の配置基準の改善等につきまして、国が行っているわけでございますけれども、これらは教育長会等を通しまして国や県教委に働きかけているところでございます。ご理解を賜りたいと思います。

  以上です。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 次に、介護保険に行きます。

  介護全般ですが、高齢化で受け入れ枠が足りなくなっているのが現状と思いますが、現在の介護計画で大丈夫かをお伺いします。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 藤岡議員の再質問にお答えいたします。

  介護の全般といたしまして、高齢化で受け入れ枠が足りなくなっているのが現状と思われる、現在の介護計画で大丈夫かというご質問かと思います。高齢化の進展によりまして、高齢者はふえ続けております。要介護認定者も増加していくものと考えております。町といたしましても、介護予防に力を入れ、介護が必要にならないような体制づくりに取り組んでおります。また、介護が必要になった場合につきましては、可能な限り住みなれた地域で暮らし続けることができるよう、体制整備を進めてまいります。高齢者総合計画における介護基盤の整備等につきましては、現在見直し作業を進めているところでございますので、ご理解をお願いいたします。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 地域包括ケアシステムの構築とありましたが、具体的にはどういうことですかということを質問いたします。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 地域包括ケアシステムの構築につきまして、具体的にはどういうことかということでございます。

  重度の要介護状態になっても住みなれた地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、医療、介護、予防などの専門的なサービスに加えまして、生活支援サービスや住まいなどが一体的に提供できるようにするため、さまざまな職種が連携しながら高齢者を包括的に支えていくシステムのことでございます。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 認知症が増加していると思われます。伸びの推移について、5年間ぐらいの推移はどうなっているのかを質問いたします。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 認知症の増加について、伸びの推移、5年間ぐらいの推移はどうかということでございます。

  認知症高齢者の5年間の推移ということでございまして、認知症は捉え方がさまざまでございまして、人数を把握するのが非常に難しい状況でございます。そういったこともございまして、高齢者の人数をお答えするのは難しいということでございます。なお、国の推計によりますと、ここ数年大幅に増加している状況でございます。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 認知症についてですが、1人でいてはだめだと思われます。外出して人と話すことが重要と思われますが、この件について見解をお伺いします。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 認知症につきまして、外出して人と話をすることが重要だということでございます。

  議員の言われるとおり、外出機会を確保いたしまして、人と話すことはとても重要なことだと考えております。町といたしましても、高齢者が気軽に外出できる場を確保することが大切であると考えております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 認知症では、いろいろな痛いところがあるというか、こういうことで、リハビリも兼ねてマッサージなどで外出することがいいのではないかと思います。それで、毛呂本郷の整骨院が長瀬に移ってデイサービスを始めたのですが、もう既に定員ということを聞いております。このようなデイサービスをふやすという考えはどうでしょうか。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 デイサービスをふやす考えはということかと思います。

  こちらのデイサービスにつきましては、半日単位で筋力トレーニングを実施しているデイサービスのことかと思われますが、同様な形態のデイサービスセンターが本年4月から新たに1か所営業を開始しております。今後の介護基盤の整備につきましては、現在高齢者総合計画推進会議の中で検討いただいているところでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) デイサービスのことなのですけれども、デイサービスの受け入れについて、老健施設や特養ホーム、グループホームでやっていますが、もう定員ではないでしょうか。デイサービスをふやす考えはどうでしょうか。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 デイサービスの受け入れに関しまして、定員になっているのではないか、デイサービスセンターをふやす考えはということでございます。

  老人保健施設につきましては、原則として6か月程度で退所する施設であるために、多くの待機者は発生しておらないという状況です。特別養護老人ホームにつきましては、入所待機者がかなりの人数に上っております。グループホームにつきましては、待機者は数名程度といった状況でございます。先ほども申し上げましたけれども、今後の介護基盤の整備につきましては、現在高齢者総合計画推進会議の中で検討いただいているところでございますので、ご理解をお願いいたします。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) これも、訪問リハビリやリハビリセンターの今後ふえていくのかをお伺いします。



○宮寺征二議長 吉田高齢者支援課長。

                 〔吉田英夫高齢者支援課長登壇〕



◎吉田英夫高齢者支援課長 訪問リハビリやリハビリセンターの今後ふえていくのかというご質問でございます。

  訪問リハビリですとかリハビリセンターですか、通所リハビリになるかと思われますが、需要が多いサービスというふうな認識をしております。事業者の参入意向などを把握する必要があると考えておりますけれども、今後の介護基盤の整備につきましては、現在高齢者総合計画推進会議の中で検討いただいているところでございますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 次に、温室効果ガスの増加についてであります。

  この夏は最初、すごく暑かった、厳しかったです。毎年毎年、このところ暑さが厳しくなっております。節電が追いつかない状態になっているのではないでしょうか。このことについてお伺いをいたします。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 節電についてのご質問にお答え申し上げます。

  多くの方に節電に協力いただきまして、電気の使用量を削減することは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を節減いたしまして、地球環境を守ることにつながってまいります。ただ、しかしながら、熱中症になるなどの危険性もございますので、それぞれご家庭で無理のない範囲で、一人一人が少しずつでも毎日取り組んでいただければと考えております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 断熱対策の普及、我が家でこのような断熱対策をやっているですとか、そういうような断熱対策などを調査して、広報で、このような断熱方法がありますよとか、そういうことをしたらいいのではないかと思いまして、こういうことについてを伺います。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 断熱対策についてのご質問にお答え申し上げます。

  住宅の断熱対策につきましては、よしずやすだれをかけるですとかグリーンカーテン、あるいは断熱シートを窓に張るですとかの手軽なものから、二重サッシあるいはペアガラスですとか、または床の断熱、そういった工事が必要なものまでいろいろな方法があります。各業界でもPRしたり、マスコミでも紹介しているようでございますが、それぞれの家の事情によりまして適当な対策を行っていると思いますが、これを調査することは現在のところ考えてはおりません。しかしながら、新たに手軽で有効な断熱対策のアイデアなどがあれば広報などでお知らせしてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 食品ロスということを新聞で見ましたが、いわゆる食べ残しというか、そういうものを少なくする運動というか、そういうことが今求められていると思いますが、このことについて町の見解をお伺いいたします。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 食品ロスのご質問についてお答え申し上げます。

  日本では、まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる食品ロスと言われますが、年間約500万トンから800万トンも発生していると言われております。外食店舗や家庭で発生した食品ロスのほとんどが焼却処分されておりまして、結果、地球環境にも大きな負担となっております。生活環境課では、職員に対して、外食や家庭での料理を残さず食べるように呼びかけたりして啓発をしております。今後は、広報やホームページにおきまして、町の皆さんにも啓発を行ってまいりたいと思います。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 次に、自然エネルギーの普及についての町の見解をお伺いします。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 自然エネルギーの普及についてのご質問でございますが、自然エネルギーの利用につきましては、町でも太陽光発電の設備を大分見かけるようになってまいりました。町では、住宅用太陽光発電設備の奨励金制度によって普及に努めておりまして、平成25年度には59件の申請がございました。今後も引き続き奨励してまいりたいと存じております。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 熱中症についてであります。

  熱中症は、暑さになれていない時期に熱中症になるのではないでしょうか。このことについて、熱中症について見解を伺います。



○宮寺征二議長 村本保健センター所長。

                 〔村本英明保健センター所長登壇〕



◎村本英明保健センター所長 再質問にお答え申し上げます。

  熱中症は、気温や湿度といった環境条件だけでなく、体調や暑さへのなれなども影響しているものと思われます。体が暑さになれていない時期、例えば夏の初めですとか梅雨の合間などでございますが、急に暑くなった日や湿度が高く、風の弱い蒸し暑い日には、気温が余り高くなくても熱中症にかかる危険があると言われております。



○宮寺征二議長 藤岡健司議員。



◆7番(藤岡健司議員) 熱中症についてであります。

  ちょっとお伺いしたいのですけれども、自分で熱中症に気づいて、自分で通報したのか、それとも人というか、いろいろ、ほかの人が通報したのか、こういうことがわかっておるのならば伺います。



○宮寺征二議長 村本保健センター所長。

                 〔村本英明保健センター所長登壇〕



◎村本英明保健センター所長 再質問にお答え申し上げます。

  救急搬送の件でございますが、西入間広域消防組合に確認をいたしましたところ、通報者に関する情報につきましては、事件性があると認められた場合のみ、その報告内容の開示を行っているとのことでございます。このため、大変申しわけございませんが、通報者の状況についてはお答えできませんので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○宮寺征二議長 この際、午後2時30分まで休憩します。

                                      (午後 2時15分)

                                              



○宮寺征二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                      (午後 2時30分)

                                              

         ◇ 長 瀬   衛 議員



○宮寺征二議長 一般質問を続行します。

  長瀬衛議員。

                 〔12番 長瀬 衛議員登壇〕



◆12番(長瀬衛議員) 議長の許可をいただきましたので、町政に対する一般質問を行います。

  少子高齢化の進展を踏まえた町の将来像について3点お伺いいたします。平成8年の第三次毛呂山町総合振興計画から約20年が経過いたしました。その前期基本計画によれば、高齢化社会への対応として、我が国では経験したことのない高齢化社会が進行していく中で、地域社会ではさまざまな問題を克服していかなければならないとし、平成7年3月現在の65歳以上の高齢人口3,878人、高齢化率は10.3%でした。そのときの町民意識調査では、望ましい人口を5万人とした人が全体の48.6%を占め、さらに10年後の町人口目標を4万8,000人と定めておりました。

  施策では、都市基盤整備目標として、葛貫地内の工業系開発、西大久保地内の工業団地計画、馬場、千代田両区画整理事業、東毛呂、川角両駅周辺整備推進、都市計画道路では、新飯能寄居線、町田前久保線の推進と、大型事業の華々しい計画がめじろ押しでした。ちなみに、当時の町の勢いを知る意味で、長瀬駅乗降客数は、普通乗車が2,400人、定期乗車が6,000人、合わせて8,400人となっており、東武鉄道の早期複線化を関係機関に強く要望するということも基本計画に堂々とのせておりました。

  それから18年、超の上にさらに超がつく高齢化とあわせて恐るべき少子化が進み、町人口は5万人どころか、どんどん減少し、国立社会保障・人口問題研究所の推計では今後3万2,000人以下まで減少することが予測されております。対して、65歳以上の老齢人口は1万人を超え、当時の2倍半にふえ、10.3%だった高齢化率は27%を超えています。

  また、重要施策も大きく揺らぎました。工業団地計画や区画整理計画は頓挫し、当時は優先的項目になかった長瀬駅周辺整備を進める一方で、川角駅や東毛呂駅周辺整備は一向に日の目を見ず、都市計画道路では推進項目に位置づけられていた川越坂戸毛呂山線がいつの間にか先送りをされました。そして今、長瀬駅の乗降客数は5,000人を大きく割り込み、過疎駅化が進んでおります。このように、わずか18年の間に町の様相は劇的に変化してきました。

  私は、これまでの歴代町政の中で、町政運営のキーワードとなるこの人口変化を想定し、その都度、大型事業計画に対して意見を述べてまいりました。町づくりのために投資的経費を効果的に執行するかしないかでは、町民生活への影響は極めて大であります。結果として、何となく町の運営ができてはいるものの、若者の働く場がない、道路事情が悪い、依然として町の活性化への展望が開けておりません。市街地の商店街は閑古鳥、また人口減少と少子高齢化で独居世帯や空き家がふえ続ける中、地域の担い手問題や防災対策への対応について課題が山積しており、大いに不安を感じます。これらのことは、本町のみならず、全国共通の課題ではありますが、特に本町の現状に危機感を持つ一人であります。トップの先を見る目や適切なリーダーシップによって町の将来が大きく変わることは、現状を見れば明らかであります。

  そこで、次の点をお伺いします。10年後の公立保育園や公立小中学校はどうなるのか。就園児数、児童生徒数、年少人口などの推計を示して、課題と対策についてお伺いいたします。

  次に、10年後の地域の安心安全はどうなるのか。独居世帯数、空き家数、自主防災組織などの推計を示して、課題と対策についてお伺いいたします。

  3番目に、10年後の町の活力や町民生活はどうなるのか。町の経済や社会保障費などについて、また町人口、生産世代人口、老齢人口、高齢化率などの推計を示して、課題と対策についてお伺いいたします。

  以上、私の一般質問といたします。ご答弁、よろしくお願いいたします。



○宮寺征二議長 村田子ども課長。

                 〔村田眞一子ども課長登壇〕



◎村田眞一子ども課長 長瀬議員の1問目、少子高齢化の進展を踏まえた毛呂山町の将来像について、ご質問の1点目、10年後の公立保育園はどうなるのかについてお答え申し上げます。

  保育園等への入所の対象となるゼロ歳から5歳までの就学前児童数につきましては、これまで減少が続いており、今後もさらに減少するものと考えられます。平成26年度の1,259人から、10年後の平成36年度には884人に減少するものと推測しております。

  一方、保育園等への入所状況につきましては、就学前児童数の減少が続くものの、町内に在住している児童の保育園等への入所児童数はこれまで増加傾向が続いておりましたが、平成24年度をピークに、昨年度から今年度にかけてはほぼ横ばい傾向でございます。今後の入所児童数は、就学前児童数の減少は続くものの、共働き世帯の増加等の要因により入所率が上昇する傾向にあり、平成26年度末の入所児童数を535人と見込み、10年後の平成36年度には422人と比較的緩やかに減少するものと推測しております。現在、町内の公立、私立保育園計7園の定員数の合計は540人でございますので、10年後の入所見込み数は定員数を118人下回り、町外在住の受託入所児童数を考慮いたしましても、入所児童数が定員を下回る状況が予想されます。今後、入所児童数は減少する傾向でございますが、保育需要は多様化する傾向にあると考えております。

  町といたしましては、通常保育のほかに一時預かり保育、病後児保育等の特別保育事業をさらに充実させていく必要があると考えております。この特別保育事業には、通常保育と比較して多くの職員配置及び保育スペースが必要となるため、将来的には通常保育を優先的に私立保育園で実施し、公立保育園におきましては、入所児童数の推移を踏まえまして、特別保育を重視する形で保育運営の体制整備を図ることも一つの方法であると考えております。今後十分に調査研究してまいる所存でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



○宮寺征二議長 村木教育総務課長。

                 〔村木 功教育総務課長登壇〕



◎村木功教育総務課長 長瀬議員の1問目のご質問のうち、町立小中学校の10年後の課題と対策についてお答えいたします。

  教育委員会では、小中学校の将来像を検討するため、昨年度より当面、平成40年度までの児童生徒数及び学級数の推計を各学校別に行っているところでございます。本年度、直近の推計として、就学前の年齢別人口とその居住地から新1年生を小学校別に割り出し、平成32年度までを推計するとともに、それ以降は子ども課における年齢別人口推計及び国立社会保障・人口問題研究所の推計値を基礎資料として改めて推計いたしました。

  まず、小学校の10年後の平成36年4月の推計では、本年4月6日現在の4校の合計児童数1,672人に対し1,082人となり、590人減の約65%となります。学校別の傾向では、現行の学級編制制度を前提といたしますと、光山小学校で全学年が単学級となる見込みです。さらに、平成40年4月の合計児童数は893人となり、本年4月6日現在と比較しますと、779人減の約53%にまで下降する推計です。

  次に、中学校における10年後の平成36年4月の推計では、本年4月6日現在の2校の合計生徒数893人に対し640人となり、253人減の約72%となります。さらに、平成40年4月の合計生徒数は536人で、本年4月6日現在と比較しますと、357人減の約60%にまで下がる推計です。中学校では単学級となる学年は出現しませんが、平成40年度には毛呂山中学校で全学年が3学級に、川角中学校では2つの学年が2学級になると推計しております。

  このように、少子化に伴い、特に小学校では小規模化が進行し、学力向上への取り組みのあり方や学校活力をいかに維持するか、また単学級へ移行した場合の児童への配慮等が課題であると存じます。また、学校の老朽化等に伴い、今後の環境整備や施設設備の維持管理をどのように進めていくか、さらに学級数の減少に伴い増加することが見込まれる余裕教室をいかに活用していくかといった点も課題であると考えております。

  教育委員会では、これらの課題への対策を検討するために、毛呂山町立小・中学校将来構想検討委員会を昨年度設置しました。これまで4回の会議を開催し、教育委員会からの問題提起をした上で、児童生徒にとって最善の方策は何かを大前提に、学校の規模や適正配置、統廃合、小中一貫教育の創設、施設や設備の整備のあり方、余裕教室の活用のあり方等を中心に議論いただいているところでございます。本年度末には検討委員会としての幾つかの方向性についての報告(提言)をしていただく予定でありますので、今後の検討資料にしてまいりたいと存じます。

  学校施設の整備事業につきましては、今後の学校規模や将来的な学校配置のあり方等を見据え、整合のとれた合理的な整備を計画する必要があると存じます。校舎や体育館の大規模改修等は多くの学校で必要な状況でありますが、財政と調整しつつ、工事の順位や施工箇所、施工内容等を熟考してまいりたいと存じます。

  最後に、いわゆる余裕教室の活用でございますが、教育委員会では、学校との共通理解を図るためにも、このたび一つの指針を作成いたしました。この指針では、余裕教室の定義、認定のほか、その活用の考え方も示しており、防災関連施設としての活用、子育て支援施設としての活用、地域に根差した活動拠点としての活用、その他、学校教育以外の公共利用について位置づけております。今後の学級編制の変動等も確認しながら、学校教育に支障のない範囲において有効に活用できるよう、将来構想検討委員会のご意見も踏まえ、横断的に協議、検討してまいりたいと存じますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○宮寺征二議長 川村総務課長。

                 〔川村和男総務課長登壇〕



◎川村和男総務課長 ご質問の2点目、10年後の地域の安心安全はにつきましてお答え申し上げます。

  本町の65歳以上の独居世帯数でございますが、平成26年8月1日現在、住民基本台帳上では2,171世帯となっております。また、空き家数につきましては、町独自の調査をしておりませんので、正確な数値は把握しておりませんが、平成20年度の総務省による住宅・土地統計資料によりますと3,060世帯となっております。この調査は、国勢調査の調査区の中から、指定された調査区において設定した調査単位区の中から選ばれた住戸と世帯を対象として行われております。

  次に、自主防災組織数でございますが、平成26年8月1日現在で28組織、38行政区で設立されており、今後とも新たな地域での設立に向け、鋭意努力してまいります。

  議員ご質問の10年後の地域の安心安全を想定する上での基礎数値として独居世帯数や空き家数の推計をすることは大変難しいものではございますが、65歳以上の独居世帯数につきましては、総人口は減少傾向になりますが、高齢者人口の増加と比例しまして増加するものと予測されております。いずれにいたしましても、高齢者の生活支援や子育ての環境の充実等、町民生活に対する安心や現在全国各地で発生している降雨や土砂等の自然災害を考え、本町における町民生活の安全確保のための町づくりに必要な対策を体系的に進めていく必要があると考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○宮寺征二議長 粟生田企画財政課長。

                 〔粟生田義行企画財政課長登壇〕



◎粟生田義行企画財政課長 ご質問の3点目、10年後の町の活力や町民生活につきましてお答え申し上げます。

  毛呂山町における人口推計につきましては、今後第五次総合振興計画の策定に当たりまして実施を行う予定でございますので、国立社会保障・人口問題研究所において公表されました毛呂山町の人口推計の数値を申し上げますと、2025年において総人口は3万6,275人となり、2015年比で5.7%の減少であります。15歳から64歳の生産年齢人口は2万1,598人となり、2015年比で9.7%の減少、65歳以上の老齢人口は1万1,631人となり、2015年比で8.8%の増加となり、高齢化率は32.1%という結果となっております。

  人口が減少することで、町内での消費など経済活動が落ち込み、町の活力が衰退すると考えられます。特に生産年齢人口が減少することで、地域の活力の維持、労働力の確保という点に影響があるほか、税収の減少が想定され、高齢者を支えていく社会保障費の増加など財政負担が懸念されます。対策といたしましては、財政のスリム化、重点化を基本とし、財政健全化に向けた具体的な取り組みをさらに進めるとともに、企業誘致の推進などにより就労機会の拡大を図り、生産年齢人口の減少を食いとめていきたいと存じます。

  少子高齢化による人口減少の問題は町の重要課題として認識しており、早急に取り組む必要があると考えますが、これは行政のみでなし得るものではなく、持続可能な社会づくりは住民との密接な協働関係が不可欠でございます。また、行政単位にこだわらず、横断的な広域サービス提供可能なものは切りかえていくなど、従来の行政単位で公共を維持することを考え直すことも必要になってくると考えます。引き続き健全な財政運営を継続できるよう努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) どうも答弁ありがとうございました。

  それでは、順次質問をさせていただきますけれども、きょうの質問は、少子高齢化を踏まえてこれからどうするのだという話で、10年後はどうなのだという話ですけれども、今、国政の場から、あるいは各自治体、また新聞等マスコミもこぞって、人口減少、少子高齢化ということについて大きな課題として取り上げております。本町の議会でも昨今はそういう意見が多いですけれども、大変結構なこととは思います。

  先ほど質問しましたけれども、平成8年からスタートした18年前の総合振興計画というのは、人口等の指標が町のピークの時代から始まったのです。そして、その時代から今日までの約18年間を振り返った先ほど質問でしたけれども、26年度をもって、いわゆる団塊の世代が、私はちょうど真ん中ですけれども、26年度をもって全員が高齢者の仲間入りをするという時代を、いよいよここに直面しているわけでございますけれども、大変、そういう意味では、非常にその一人として危機感を覚えている一人です。10年後の町はどうなるのか、恐らく誰しも、皆さん心配しているのだと思いますけれども。8月末に、皆さんご存じの大手予備校が、全国展開の27校舎のうち20校舎を来年度から閉鎖するという発表がありました。これも、いろいろ事情はあるのでしょうけれども、いずれにしても少子化の波、どうにもとまらないということは事実だと思います。

  先日、私は第五次総合振興計画の審議会のメンバーに入れていただきました。議長さんのおかげで、お骨折りいただきまして。第1回会合で私は申し上げましたけれども、毛呂山町でいえば第三次、第四次のこの20年間の計画、27年度までの計画は、戦後続いてきた経済成長時代から日本の勢いがやや緩やかな右肩下がりに転じた時代であったと私は思うのです。これから先の10年間は、これまでの18年に比べようがないほど厳しい10年間を覚悟しなければならないのではないかと。そして、だから、そういうわけで、これまでのように振興計画を、夢や架空と思われる計画ではなくて、極めて現実的なものを作成すべきだということを私もあえて申し上げた経過があります。

  そこで、まず町長に、私は今、平成8年からの第三次総合振興計画の計画以降の経過について申し上げましたけれども、井上町長も途中から町長ということでございますけれども、以前のことをおわかりだと思いますので、どのように振り返っておられるのか、毛呂山町のトップとして、経営者理念というものを交えて端的にちょっとお答えいただきたい。なるべく端的にお願いします。



○宮寺征二議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 長瀬議員のご質問でございます。

  端的にということでございますが、3年半、小沢前町政から受け継ぎまして、町のほうを進めさせていただいております。いろんな、これからの振興計画の中では、今長瀬議員がご指摘のとおり、できるだけ、その実現というか、現実を見ていただいてというふうなお話もございました。私も、今までの第三次、第四次、この関係については以前からしっかりと見直していくべきだというふうに話してきた一人でございます。

  その中で、やはり道の関係、こういったものは長瀬議員と思いを同じにするところもございます。川越坂戸毛呂山線の関係であったり、この関係、それから川角の駅周辺整備、こういったものを一つ一つ今積み上げているところでございます。ただ、やはり一番は、データが物を言うというか、こういったものがしっかりと町民皆様に見せられなくてはだめだなというふうに、それはもう私は最初から思っている一人でございまして、ここに来ていろんなところでいろんなデータが上がってまいりました。経常収支の比率の関係、そして財政力指数の関係、そして公債費の関係、全てが今までの中では非常に上向いてきた、これについては後ほど自分の町政報告で示していきたい。また、個人県民税の関係、この関係についての納税率、これもV字曲線で上向いてきたわけでございまして、こういったものをしっかりと分析しながら、そしてこれを町民の皆さんに見ていただく、そしてそこで信頼を得て、この町づくりを、しっかりと町民の皆様と協働の町づくりを進めていきたい、これが私の考えているところでございます。

  具体的なこと、こういったものは、一つ一つは大変多いわけでございますけれども、やはり何といいましても、信頼が持てる町行政をすること、このことによって町民皆様から協働のいわゆるお力をかりていける、こういうふうに信じている一人でございます。そういう町づくりあるいはそういう振興計画ができるようにお願いをしたいところでございます。

  以上です。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) 今町長からいろいろお聞きしましたけれども、この18年、20年、もっと前からこの町を見てきた副町長にもひとつ、今の同じようなご答弁をお願いしたいと思います。



○宮寺征二議長 小山副町長。

                 〔小山 格副町長登壇〕



◎小山格副町長 ご質問にお答え申し上げます。

  18年と申しますと、3代の町長さん、5期にわたる時代でございます。町政全体を見るというふうなことの中では、やはり国全体の動きというものが非常に大きい影響を与えているというふうに感じております。例えば経済情勢ですとか、そういったものの中では、やはりバブル崩壊というふうなものが長い間国あるいは都道府県あるいは市町村の財政に大きな影響を与えてきておりますし、人口のことにつきましては、当初の質問で長瀬議員さんがご指摘になられたとおりでございます。現在の少子高齢化というものが進むであろうということはもう20年前に明らかにわかっていたことでございますが、いよいよ目前に少子高齢化の余りの波の大きさというのを見ますときに、本当にその対応というのが急がれるというふうに思っておるところでございます。

  役場に奉職いたしまして35年程度経過して、この18年というのを振り返ってみますと、やはり職員数を大幅に減らさざるを得ないというふうな状況の中で、簡単に申しますれば、選択と集中というふうにいいますけれども、事業を展開したくても財政的に非常に厳しい、あるいはマンパワー的にそれだけ間口を広げることができないというふうな時代に変わってきているということが言えます。また、町のありようというのを見ておりましても、個々の集落ですとか、あるいは団地のそれぞれの地域において高齢化が進んでいる、そういった地域の自立性を保つための方策というふうな部面も必要でございますし、少子高齢化の中で保健、医療、福祉の占める割合というのも今後ふえていくというふうなところが大きな課題として挙げられるのではなかろうかというふうに思います。

  大きな時代の変化あるいは人口構造の変化、就業構造、産業の変化、もちろん産業の変化の中では、ITの進行ですとか、そういったことによって情報の流通の流れですとか、そういったものが変わったりとか、町政の進め方でも対応すべきところというのがこれからも変わっていく部面はあるのだろうなというふうに思っております。

  あと一つ大きな課題としては、やはりファシリティーマネジメント、公共施設、学校施設等の老朽化、それへの対応というのが今後の振興計画の中では重要な位置づけになってくる課題かなというふうに思っておるところでございます。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) それでは、町長と副町長にお伺いしましたけれども、いずれにしても、町長のほうからは特に少子高齢化についてのものは触れられませんでしたけれども、申し上げているように、とにかく、これから10年間というのは、今まで経験したことのないような時代が来るのだということを皆さんが自覚しなければいけないと思いますね、認識しなければいけないと思います。ですから、今のようなご答弁ではなくて、もう少しやっぱり現実的に捉えていかないと、道路の問題も、それは駅の問題も課題ですけれども、果たしてそういうことだけでいいのかどうか、やっぱりよく考えていくべきだと私は思います。いずれにしろ、ちょっと、ここのところはその程度にとどめます。

  ついでに申し上げれば、例えば8月の埼玉西部環境保全組合の議会でも、4年前に決めた次期更新施設の規模が、160トンという規模が、ここで130トンに規模を縮小したのです。驚くような結果です。今までの時代ではあり得ないことです。これが、だから今の時代を物語っているなと思います。

  私は、その中で、特に今企財課長からも、少子高齢化問題に対処するには住民との密接な協働関係が不可欠というような答弁がありましたけれども、私はそう思います、それは同感です。何より毛呂山町の地域の活力が今失われているのです。各地域の活力をよみがえらせなければ、町の発展なんかあり得ないと私は思っておりますけれども、ともかく、10年後に向けて、町政運営の基本中の基本は何であるかということをよく意識していただいてお願いしたいと。

  次の質問に入りますけれども、次に、では、公立保育園だ、小中学校で今子供の数を聞きました。予想をはるかに超える、私は極めて重大な変化が10年後に起きるのだと。10年後、いきなり来るわけではなく、徐々に起きていくのだと思います。恐らく議員の皆さん方だって、今の発表を聞いて信じられないような気持ちだと思いますけれども、小学校児童が10年後、1,080人です。中学校生徒は640人、両方合わせて1,720人で、さらに平成三十何年、その4年後には1,429人、小学校と中学校を合わせて1,429人という時代が来るのです。ちなみに、昭和61年のちょっと統計を調べてみましたら、小学校が3,220人、中学校が1,977人、合わせて5,197人の児童生徒がいましたね、昭和61年。そのときの27%まで落ち込む、それ以下に落ち込むのでしょうけれども。

  幼稚園の関係にしましても、10年後には884人の対象者がなると。これで、就園率を50%で計算して、422人と今おっしゃっていますけれども。ついこの前に毛呂山は、公立、私立を含めて540人の定員規模の施設を整備したばかりですね。それがもう10年後には、多目に見ても400人ちょっとだということです。そのときに毛呂山町の幼稚園は果たしてどうなるのか、幼稚園なんか要らなくなってしまうのではないですか。ちょっとその辺を心配します。

  そこで、教育長にちょっとハード面で今の状況を見て聞きたいのですが、当然、子供の数が減れば、それなりに財源の問題や、あるいは箱物に反映されます。今のように、10年後に向けて就園児や児童生徒数が大幅に減少していきますけれども、今言ったように、それは瞬間的ではなくて徐々にです。なるべく早く、先を見据えて早く手を打たなければならない。

  私は何を言うかというと、皆さんご存じの長瀬駅です。この間、8億円もかけてつくりましたけれども、これも、東武のホームページを最近調べてみましたら、2年前の段階でもう既に4,800人、乗降客数が。もう補助基準の5,000人を2年前に下回って、それから駅をつくったのですね、橋上駅舎を。こういうことにならないように、やっぱり、でき上がってきたら全く姿が違っていたというのでは、もうこれは話になりませんから、お願いしたいと思います。

  耐震工事が全て終了して、今、川角中学校、先ほど町長から話がありましたけれども、去年、ことし、2年間で何億ですか、6億か7億かけているのでしょう。大規模改修をやっています、それからエアコン設置もことしから始まるようですけれども、今の推計を、人数を聞くと、果たして先を見通した計画のもとにやられているのかどうか。ちょっと、我々にはそういう資料がありませんから、信頼はしますけれども、信頼しますけれども、やや大丈夫かなと思います。どうですか、その辺について、本当にもう少し真剣に、これからの大規模改修あるいはエアコン設置等、まだそのほかいろいろあるのでしょうけれども、特に学校施設、教育施設の改修について、ちょっと一言ご意見を。



○宮寺征二議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 長瀬議員のご質問にお答え申し上げます。

  議員さんおっしゃるとおり、本当にこれから少子化が進んでくる場合でございます。こうした少子化の中で、学校の整備のあり方につきましてどのような考え方で進めるのかというご質問だと思いますけれども、今まで教育委員会では、学校整備のあり方については、老朽化対策として緊急性、それから災害対策としての安全性、それから教育内容の変化にかかわった必要性、それから多様性、それからエアコンとトイレなどの快適性、これらを踏まえて整備を進めてまいりました。さらに、今後は少子化という観点で、議員さんおっしゃるように、先を見据えた環境整備について取り組んでいかなければならないというふうに考えております。

  特に、先ほど児童生徒数、課長のほうから申し上げましたけれども、昨年度設置しました小中学校の将来構想の検討委員会の議論の中で、小学校、中学校の適正配置という問題について議論が進められております。そういう中で、小学校についてはやはり1学年に複数の学級があること、そしてさらに中学校では1学年当たり3学級程度が望ましいだろうと、こういうような考え方が出されておりまして、これらをもとにして、今後の毛呂山町の学校の将来像等につきまして、環境整備のあり方についても、少子化を見据えて、財政的な負担を極力抑えながら、子供たちにとってすばらしい環境整備という観点から整備計画のほうを立ててまいりたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) 今の話ですと、複数の、いろいろ先のことを考えておられるようですけれども、先ほど余裕教室のあり方を今検討しているのだと、10年も遅いような気がします。ですから、それと同じように、片方では6億も7億もかけて中学校の大規模改修、昔のまま、児童生徒数が先ほど申した五千何百人もいるままの施設を全面改修しているのです。これからまた毛呂中と続けていくのでしょうけれども、私は、そういうところ、ちょっと、少し時間的なロスがあるような気がします。だから、もう少し私は信頼したいですけれども、もう一度真剣になって将来構想検討委員会の、私はお願いしたいと思います。

  ソフト面で聞きますけれども、2学期制度が数年経過しましたけれども、所沢市などではもとに戻すのだという話も聞いて、ほかにもあるようですけれども、教育関係者の皆さんの声を聞くと、効果についてかなりごもっともな説明があります。一方では、あれは先生のための2学期制だという声も聞くのです。それは、どっちが正しいかわかりません。一方で、先ほど光山小学校などでは、自然的に小学校では少人数学級がもうできているのだという話もあります。そういう意味では、教育環境的には好ましい時代が来ているわけですけれども。

  もちろん、教育の場ですから、学力の向上というのは大命題だと思いますけれども、昨今の子供の引き起こす事件、毛呂山町には幸いございませんけれども、大変悲しいといいましょうか、考えさせる事件が出ています。いわゆるそういう学力ではない部分、これについて、昔から、学校、家庭、地域という、3者連携という言葉がよく言われますけれども、そういうものについて先を見て、さっき言った現状を見てどのようにお考えになっていかれるのか、そういうソフト面について決意をお聞きしたいと思います。



○宮寺征二議長 粟田教育長。

                 〔粟田 博教育長登壇〕



◎粟田博教育長 長瀬議員のご質問にお答え申し上げます。

  少子化が教育に及ぼす影響という観点かなというふうに考えております。特に子供たちがどんどん、どんどん数が減ってきますと、教育の面からいいますと長所もあるわけでございます。例えば子供の数が少ないですので、個に応じた教育がしやすくなる、それから全校の児童生徒あるいは教職員との一体感が生まれやすい、さらには学校行事などは、学校単独でやるよりも、地域の人を巻き込んで一緒にやったほうが効果がありますので、そういう面では地域と一体となった学校運営を進めやすいと、こういうようなメリットがあるわけでございます。

  一方、子供の数が減りますと、子供同士の切磋琢磨の機会が減少して、学校としてのやっぱり活力が少し上回ってくるのではないかな、そういうデメリットもあるのかなというふうに考えております。さらには、特に中学校等においては、部活動あるいは地域の伝統的な行事等に学校が出かけていくということがなかなかしづらくなるのかなというようなこともございます。さらには、よい意味での競争心が希薄になるということも、少子化が進むとなってくるのかなというふうに考えております。

  一方、家庭のほうに目を通しますと、やはり子供の数が少なくなってまいりますので、やはり子供に対する過保護だとか過干渉だとか、こういうものを招きやすくなると、全てそうなるわけではございませんけれども、そういうような点もあるのかなというふうに考えております。そして、さらに、これは核家族化が進行していく中で、やはり子育てについての経験だとか、あるいは知恵の伝承だとか、あるいは共有というものがなかなか難しくなってくるのかな、そんなふうに考えているところでございます。いずれにしましても、教育の中身について、それぞれメリット・デメリットがございますので、これらを総合的にやっぱり判断しながら毛呂山町の教育を進めてまいりたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) これ以上申し上げませんけれども、ハード面、ソフト面を含めて先取りをして、十分ひとつ検討して進めていただきたいと思います。

  子供のことを言えば、私、毛呂山台の今区長をしておりますけれども、先日住民課から資料を送っていただいたところ、今毛呂山台で1,300人の人口がいますけれども、ゼロ歳から15歳まででちょうど100人です。65歳以上は413人、特にゼロ歳から9歳ぐらいまでは3人とか1人なの、全部。これがずっといくわけですから、もうえらい少子化というのが来ます。これは、子供の数が減るということは、今教育長も言ったように、子供同士の交流機会が減るわけですから、大変、過保護の問題とかいろいろ、子供の社会性が育まれなくなるというのは問題がありますので、その辺、特によくお考えいただいて、子供会も、毛呂山町の子供会はもうなっていないです。どうもきちっとしたあれができていないように思いますけれども、それらの課題としてひとつ取り組んでいただきたいと思います。

  時間が18分になりましたので、次に、では地域の問題についてお伺いしますけれども、先ほど独居世帯数、空き家数等を聞きましたけれども、ともかく地域が今大変な状況で、今町民レクリエーション大会の準備も始まっておりますけれども、これも大きな負担になってきております。ともかく、最近特に行政区がいろいろな課題がふえてきているような気がしてならないのです。もう、集まればみんな高齢化で、弱った、どうしようかという話ばかりでしょう、今。空き家についてもいまだに調査していないという総務課長の話がありましたけれども、これは所管は生活環境課だと思いますけれども、また直近の今住民課の資料なんかを見ても、毛呂山台なんかでは7月現在で高齢化率が30%弱だと思ったら、もう32%になりますね、人数を計算すると。そういうふうに一気に加速しているような気がします。

  今、リタイア貧乏という言葉をこの間聞きました。これまでと違って、定年後に経済的貧乏を強いられる人たちがふえるということで、私もその一人ですけれども、かなりそういう社会の今実態があるようです。これ以上、私は、人々が経済的に行き詰まって、地域のコミュニケーションが薄れてしまっては、私は大変想像したくありませんけれども、厳しい地域になってくるのだと思います。自治体として経済的な支援は困難だろうと思いますけれども、せめて医療や福祉、介護の充実と同時に、私は、地域の強化、地域力をどう高めていくのか、これは難しいという話が先ほど答弁でありましたけれども、難しいではだめなのです。やっぱり、やっていかなければならないのだと思いますけれども、そんな地域力を強化しながら、いつまでも地域の中で安心感を持って皆さんに生活していただくことが行政の最大の努めだと思います。

  3月議会で、私は自治会の危機だということも質問させていただきました。実は、その後、毛呂山台、地元で、実はこういうところで話したくないのですが、大変残念なことが起こりました。なぜかというと、その方は民生委員さんの対象になっていないのです。ということは、ひとり住まいなのですけれども、行政的にも地域の中でも、いわゆる交流のない、要するに誰にもカウントされていないのです。毛呂山台で過去に何回かありましたけれども、全部それです。これは、私は、毛呂山台だけの問題ではなくて、町中にある問題だと思います。では、このことを何とかみんなで知恵を出し合って、これをどうするかということを考えていかなければならない。私は、すぐ、この間、皆さんに地元で集まっていただいて、この対応をどうしようかと今検討しています。全面的に、全部把握しようと。もう、個人の情報だ、何だかんだ言っていてはしようがありませんからということで今していますけれども、これらについて、今私が申し上げた見守りの壁がありますから、これについてどういうふうに考えておられるのか、担当の方、ご答弁ください。



○宮寺征二議長 井上町長。

                 〔井上健次町長登壇〕



◎井上健次町長 長瀬議員の質問にお答えをいたします。

  一番、これが今の問題になっているところでございます。町といたしましては、いろいろな施策を進めてまいりました。その中で、ただいま長瀬議員もご指摘をしていただきました個人情報の関係、こういったものが非常に壁になっている、これは確かなことでございます。民生委員さんあるいは区長さんがそういうお宅に行っても、うちには構わないでくれというふうなお話、こういったところで、なかなかその方の関係が進まない、こういったことで悲しい事件というか事案になっている、これは確かなことでございます。

  そこで、今までもお話をしてきた社会福祉協議会による福祉サポーター、この関係については、向こう三軒両隣的な考え方、いわゆる昔に戻った考え方で、遠くで見守っていただく、そして何か異変があったら、民生委員さんであったり、区長さんであったり、あるいは町の担当のほうにご一報いただく、こういったことでその発見ができるだけ早くなるというような考え方。今は電子的な考え方もいろんな施策が進められておりますけれども、どの施策を進めていくか。確かに電子的な、あるいは機械的なものを使うのであれば非常にお金もかかってくるわけでありますから、こういったものも考えながら、うまく入れながら、交えながら進めていきたいというふうに思っております。

  以上です。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) 福祉サポーター制度のことに今町長触れましたけれども、ことしから始めたようですが、これも形をつくるのが目的ではなくて、いかに成果を出していくかということだと思いますので、これはまだ社協の方がやっておられるのですが、まず確認をして、成果があるのかどうか、これが大事だと思います。ともかく、見守りの関係の難しいところについては、目をつぶってはいけないと私は思いますね、皆さんが。みんながやっぱり協力してやらなければいけないと思います。

  この間のことの中でも、例えば新聞がそのお宅の玄関に8日も9日もたまっているのです。私、新聞店を見つけましたから、どことは言いませんけれども、その方に電話しました。6日も7日も8日も新聞がたまっていて、よく配達人が届けたなと言ったのですけれども、こういうことは、片方の新聞屋さんに電話したら、3日だと、そういう統一されているという話がありましたけれども、徹底するようにひとつ町のほうからもお願いしたいと思います。

  それから、もう一つ地域の問題で言えば、新座市で、この間新聞を見ましたら、市長が、防災的な観点も含めて、自治会の加入率が減少していることを大変問題にしているのだと、加入率を上げなければならないということで、市ぐるみで上げたいと。これは新聞に出ていましたけれども、これも毛呂山町の大きな課題であろうと私は思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

  それから、空き家の問題ですけれども、ちょっとひとつ聞きますけれども、4月から施行されたと思いますよ、条例が。それで、半年たちましたけれども、いまだにその実態調査もした形跡もない、それからどういう手だてを打つということもまだ決めていない。私は、自慢ではありませんけれども、毛呂山台で4月に就任して、すぐ班長さんに、自分の班の空き家を全部調べてくださいと、全部地図に写してもらいました。私たちが全部見て回って、そのうちの15軒、特にひどいと思われるところはリストアップして生活環境課長に届けました。それから、この間聞いたら、今認定しているのだと、レベルを今決めているのだという話がありましたけれども、私のところはそれでいいのですけれども、ほかの行政区はどうだったか、それは出ていないと言いましたね。そこはやっぱり、条例をつくって、形をつくっただけではだめなのです。まず、行動に移してもらいたい。

  税の問題がありますね。建物が建っていれば、固定資産税の6分の1の減税特例がありますね。これらについても、国では何か来年度あたりから見直したいという話があります。だから、これも、管理の行き届いた空き家があって、管理のいいかげんな空き家がもう一つあって、もう一つは、もう荒廃して、近所中に迷惑をかけそうな、倒れそうなうち、この3つが挙げられると思います。ですから、最後の段階のところについては、その固定資産税については撤廃をして、ぼろ家で倒れそうなうちが建っていても、課税標準の6分の1の税の優遇策、それは建物を誰も壊す人はいません。そういうことも含めてしたいと思いますけれども、課長、今私が言った、空き家条例ができて、今の答弁ではまだ調査もしていないと、これについて決意をちょっと述べてください。どうするのか、これから。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 空き家条例に関しましての質問でございますけれども、現在までのところ、毛呂山台初めほかの住宅団地からの情報もいただいているところがございまして、まず危険性の、管理不全の認定の度合いを見なければいけないのですけれども、職員によって判断の基準がまちまちではいけないものですから、幾つか例を挙げて、ポイント制で、どんなふうに評価しようかというのを準備している最中でございます。

  また、過去の、条例をつくる前の段階ではございますけれども、市街化区域を中心に空き家であろうというところを現地を見て回った結果ですと、330軒ほどあったという実績はあるのですけれども、そのうち余りにもひどいところ、当時19軒ほどリストアップはしてございます。その後、ことしの春の雪害などの影響もありまして、自主的に取り壊したりした例もありまして、数は減っていると認識しておりますけれども、またその後、荒廃してきたところもあろうかと思いますので、条例ができた以上、順次担当課として管理不全な空き家については把握していきたいと考えております。よろしくお願いします。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) 適正な管理をしている空き家は何ら問題ないのですよ、それは。問題ないのです。ですから、今言ったように、管理の行き届かない空き家と、さらにもうどうにもならない、風が吹けば倒れそうなうち、これへの対処でしょう。税の問題というのは国の法律が変わらなければできないのかもしれませんけれども、課長、では、半年たって、実際、具体的に、今ほかからも出ていると言ったけれども、どの程度なのですか、今のところ。どういう生活環境課としての考え方のもとに、どういうふうに今各地域にお願いしているのですか。それで、どのぐらいの地域から上がってきているのですか。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 現在のところ、情報をいただいた地区といたしまして3地区でございます。各地区へのお願いとしましては、4月の段階で区長会議の際に条例が施行になりましたので、情報をお願いしますということでお願いしたことでございます。

  以上です。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) 課長、申しわけないけれども、区長会で私もたしかそれは聞きました。ですから、区長会でお願いしたから、もういいのだということでしょう。いまだに3地区だということですから。だから、町の方針がないのだと私は思うのです。方針を決めて、1年なら1年の間に、こんなこと簡単ですよ、区長さんにお願いすれば。区長さんが各地区で1人でやっているわけではないのですよ、みんなそれぞれ、組長さん、班長さんがいるわけですから。区長さんがお願いすれば、簡単に調べられることだと思います。それを皆さんが見て回ればいいではないですか、順次。極めてこれまでの経過は、課長、申しわけないけれども、不十分と申し上げたい。どうですか。



○宮寺征二議長 古野生活環境課長。

                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕



◎古野秀喜生活環境課長 これまでの対応についてのご指摘をいただきまして、今後各地区の区長さんにお願いするに当たりまして、様式なり提供いただけるような準備をしまして、改めてお願いできればと、そんなふうに考えていきたいと思います。



○宮寺征二議長 長瀬衛議員。



◆12番(長瀬衛議員) ひとつよろしくお願いします。

  それでは、もう最後ですから、きょうの質問の締めくくりとして町の問題についてですけれども、先ほど企財課長から、人口が減少することで町内での消費など経済活動が落ち込み、町の活力が減退すると考えられます。特に生産年齢人口が減少することで、地域の活力の維持、労働力の確保という点に影響があるほか、税収の減収が想定され、高齢者を支えていく社会保障費の増加など財政負担が懸念されると、これは10年後に向けてこういう見通しを持っておられます。そして、先ほどから言っているように、それには住民との密接な協働関係が不可欠だと、こういうこと、それについて私はそのとおりだと思いますので、そういうことでお願いしますけれども。

  先ほど企財課長、人口推計、人口問題研究所のですけれども、2025年、3万6,275人と発表がありましたけれども、これは国勢調査の人数なのです。町の人口発表は統一しないと、約2,000人少ないのでしょう。それは、やっぱり統一していかないとわかりづらいですよね。それから、高齢化率も32%、10年後、32%というさっき発表がありました、平均で。これもちょっと、私は少し高くなるのではないかと思います。

  いずれにしても、子供たちのことや地域のことをいろいろ聞いてまいりましたけれども、とにかく町のグレードを高めるためには、これからでも遅くない、やっぱり都市計画道路、町長。川越坂戸毛呂山線をまずなし遂げなければ、町の未来はないと私は思っておりますけれども。しかし、医療、介護、福祉の増大が見込まれる中で、どちらかといえば、やっぱりソフト面のしっかりとした施策が行われなければ、私は10年後に向けていささか不安ではないかと思います。

  一部には、少子高齢化社会というのはデメリットばかりではないという意見もあります。都市部の過密解消、地価下落、住環境や自然環境の改善に寄与するとの考え方でありますけれども、また少子高齢化社会は方法次第で、ゆとりある落ちついた社会にも、沈み切った悲しい社会にもなるのだということも言われていますね、やり方によって。経済的に少子高齢化社会をどう成り立たせていくのか、どのような社会になるかを予想することが行政には大切だと言われています。

  いずれにしても、毛呂山町で生活する各地域で、69ですか、67ですか、行政区に住んでいる皆さんが、全員が生きがいを持って生活できる場所を10年後に向けてどうつくっていくのか、ひとつ町の姿をしっかりと見据えて、町長以下皆さん方には町政運営に努めていただきたいと、こうお願いして、私のきょうの質問を終わります。

  以上です。

                                              



△後日日程の報告



○宮寺征二議長 本日はこの程度にとどめます。

  明9月3日は、午前9時30分から本会議を開き、町政に対する一般質問を行います。

                                              



△散会の宣告



○宮寺征二議長 以上で本日の日程は全部終了しました。

  本日はこれにて散会します。

                                      (午後 3時28分)