埼玉県 白岡市
平成24年 第2回( 6月)定例会 06月26日−委員長報告・質疑・討論・採決−05号
平成24年 第2回( 6月)定例会 − 06月26日−委員長報告・質疑・討論・採決−05号
平成24年 第2回( 6月)定例会
平成24年第2回白岡町議会定例会 第20日
平成24年6月26日(火曜日)
議 事 日 程 (第5号)
1、開 議
1、会議録署名議員の指名
1、一般行政報告
1、総務常任委員会審査報告及び質疑
議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例
議案第39号 白岡町火災予防条例の一部を改正する条例
議案第48号 平成24年度白岡町一般会計補正予算(第1号)
1、文教厚生常任委員会審査報告及び質疑
議案第38号 白岡町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例
1、討論、採決
1、議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
議案第49号 平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
1、議提案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議提案第2号 TPP交渉への参加反対に関する意見書
1、町税の収納について(総務常任委員会報告)
1、学校図書館について(文教厚生常任委員会報告)
1、建築及び開発行政について(産業建設常任委員会報告)
1、閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会)
1、閉 会
〇本日の会議に付した事件
1、議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例
1、議案第38号 白岡町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例
1、議案第39号 白岡町火災予防条例の一部を改正する条例
1、議案第48号 平成24年度白岡町一般会計補正予算(第1号)
1、議案第49号 平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
1、議提案第2号 TPP交渉への参加反対に関する意見書
1、町税の収納について(総務常任委員会報告)
1、学校図書館について(文教厚生常任委員会報告)
1、建築及び開発行政について(産業建設常任委員会報告)
1、閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会)
午前9時00分開会
出席議員(18名)
1番 藤 井 栄 一 郎 議員 2番 遠 藤 誠 議員
3番 岡 安 良 議員 4番 加 藤 一 生 議員
5番 大 ? 馨 議員 6番 江 原 浩 之 議員
7番 野 口 克 博 議員 8番 鬼 久 保 二 郎 議員
9番 ? 橋 弘 議員 10番 石 原 富 子 議員
11番 菱 沼 あ ゆ 美 議員 12番 大 倉 秀 夫 議員
13番 黒 須 大 一 郎 議員 14番 関 根 頌 二 議員
15番 古 武 三 千 雄 議員 16番 興 淳 明 議員
17番 仲 丸 教 子 議員 18番 高 木 隆 三 議員
欠席議員(なし)
説明のための出席者
小 島 卓 町 長 秋 葉 清 一 郎 副 町 長
福 原 良 男 教 育 長 田 辺 勝 広 総 合 政策
部 長
都 野 義 夫 市 民 生活 折 原 實 健 康 福祉
部 長 部 長
折 原 進 一 都 市 整備 宮 下 康 夫 会計管理者
部 長
黒 須 誠 教 育 部長 加 藤 仁 志 消 防 長
事務局職員出席者
井 上 日 出 巳 事 務 局長 折 原 浩 幸 書 記
山 田 真 規 子 書 記 成 田 幸 子 書 記
△開議の宣告 (午前 9時00分)
○高木隆三議長 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
◇
△議事日程の報告
○高木隆三議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。
◇
△会議録署名議員の指名
○高木隆三議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において
17番 仲 丸 教 子 議員
1番 藤 井 栄一郎 議員
2番 遠 藤 誠 議員
を指名いたします。
◇
△一般行政報告
○高木隆三議長 日程第2、一般行政報告を求めます。
小島町長。
〔小島 卓町長登壇〕
◎小島卓町長 それでは、議長さんからお許しをいただきましたので、先般6月19日から20日にかけまして直撃いたしました、台風4号における被害状況について、まずご報告いたします。
当町では、総降水量61.5ミリメートル、最大瞬間風速27.9メートルを記録いたしました。町といたしましては、防災担当所管課でございます安心安全課を中心に、道路課、街づくり課、農政商工課、下水道課において町内を巡回するなど、被害の未然防止に努めたところでございます。幸いにも町内におきましては、大きな被害は発生いたしませんでした。
それでは、一般行政報告を申し上げます。
初めに、市民生活部から、放射線量測定機器の貸出しについてでございます。白岡町では、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質への対応として、学校施設等での定期的な放射線量の測定、また消防署における毎日2回の空間放射線量の定点測定を行い、その結果をホームページで公表しているところでございます。当町の測定値につきましては、県内でも相対的に空間放射線量が高い東部地域を除く近隣市町と変わらぬ値で推移しており、現在行っている放射線への対応を継続して実施してまいりたいと考えております。
また、本年3月議会定例会の一般質問におきましても、放射線量測定機器の貸出しについて要望がございましたが、町が所有している放射線量測定機器は、操作方法が複雑なため、取扱いによっては故障の原因となるおそれがあるなど管理上問題があるため、貸出しは考えていない旨の回答を申し上げたところでございます。
しかしながら、土地建物等に付着した放射性物質は目に見えないものであり、依然として放射能汚染に対する住民の方々の不安は解消されていない状況でございます。このため、住民の方自らが放射線量を測定し、放射線量を確認したいという要望が寄せられているところでございます。
こうした中、最近になりまして、専門的知識を要せずとも測定でき、また性能の面からも信頼できる測定機器が入手できるようになり、近隣市町においても同様の測定機器を使用しているようでございます。このことから、このたび住民の皆様の不安を少しでも軽減できるようにするため、新たに測定機器を購入し、貸出しを行うこととしたものでございます。
なお、測定機器につきましては、2台購入し、本年8月からの貸出しを予定しております。また、貸出し方法等につきましては、広報しらおかや町ホームページに掲載して周知してまいります。
次に、都市整備部から、白岡西部産業団地への企業誘致についてでございます。白岡西部産業団地整備事業につきましては、埼玉県企業局との共同事業により進められ、現在、企業局により、今年度中の造成完了を目指して工事が進められております。
企業誘致につきましては、埼玉県からの発表のとおり、都市計画道路篠津・柴山線に面した1号区画から3号区画までの約8万3,320平方メートルについて、大阪に本社があります株式会社Paltacへの予約販売による分譲を行うことが決まりました。同社は、資本金約125億円、売上高約7,650億円で、全国的な事業展開が行われており、白岡西部産業団地に立地予定の物流センターは、延べ面積約5万平方メートルを2棟と規模が大きく、投資総額では約170億円が見込まれております。また、物流センターではありますが、パート従業員採用約1,000人を含む従業員数は1,230人ということで、埼玉県や町にとりまして、雇用の創出と大きな経済効果が見込まれております。
同社につきましては、今年度に入りまして、担当役員が埼玉県企業立地課とともに来庁され、同社の業績、立地規模、雇用等について説明をいただくとともに、同社から白岡西部産業団地への強い立地希望がありました。町といたしましては、事業規模や雇用において大きな経済効果が期待できることから、埼玉県公営企業管理者に対しまして、同社への分譲を進めていただくよう要望書の提出を行い、このたび白岡西部産業団地への進出が決定されました。
今後もこのような大きな効果が見込めるよう、埼玉県との連携を図りながら優良企業の誘致に努めてまいります。
以上、2件の行政報告をさせていただきましたが、議員の皆様には今後ともいずれの案件につきましても格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げまして、一般行政報告を終わらせていただきます。
○高木隆三議長 以上で一般行政報告を終わります。
◇
△総務常任委員会審査報告及び質疑
○高木隆三議長 日程第3、総務常任委員会審査報告についてを議題といたします。
総務常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。
江原総務常任委員長。
〔江原浩之総務常任委員長登壇〕
◎江原浩之総務常任委員長 それでは、総務常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。
まず、議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。
担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。
まず、委員から、「個人の町民税の税率の特例の規定は平成26年1月1日施行とのことであるが、住民への周知はどのように行っていくのか」との質疑に対し、「住民の方々への周知は、町広報紙やホームページなどを通じて図っていく予定である。また、平成25年度の納税通知書の中にチラシを同封し、その中で条例改正の内容を説明することも検討したい」との答弁がありました。
次に、委員から、「個人の町民税の均等割を増額することとなるが、低所得者に対する配慮はあるのか」との質疑に対し、「町民税については、均等割の非課税限度額制度により、所得の極めて低い方は均等割が非課税となるほか、障害者や寡夫等で合計所得額が125万円以下の方は町民税が非課税になり、低所得者の方々に配慮した仕組みとなっている」との答弁がありました。
以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。
引き続き採決の結果、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
次に、議案第39号 白岡町火災予防条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。
担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。
まず、委員から、「新たに危険物に追加された炭酸ナトリウム過酸化水素付加物は、白岡町内でどれくらいの量が貯蔵、取扱いされているのか」との質疑に対し、「貯蔵、取扱量については、今回の改正により、平成24年12月31日までに届出をしなければならないこととなっているため、今後提出される届出により把握に努めていく」との答弁がありました。
次に、委員から、「スーパー等で販売されている商品に含まれる危険物の合計が大量にある場合は、届出の対象となるのか」との質疑に対し、「該当数量であれば届出が必要となる」との答弁がありました。
次に、委員から、「届出がなかった場合の罰則はどのようなものか」との質疑に対し、「指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵、取扱違反は、30万円以下の罰金になる」との答弁がありました。
以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。
引き続き採決の結果、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
次に、議案第48号 平成24年度白岡町一般会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。
所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。
まず、安心安全課関係でありますが、委員から、「自主防災組織のトランシーバーの購入について、補助金を交付するとのことだが、携帯電話の時代に現実的ではないのではないか」との質疑に対し、「災害時には携帯電話が輻輳し、繋がらないことが想定されるので、トランシーバーを活用することになる」との答弁がありました。
次に、財政課関係でありますが、委員から、「歳入におけるコミュニティ助成金とはどのような補助金なのか」との質疑に対し、「コミュニティ活動の発展及び宝くじの社会貢献広報を目的に宝くじの収益金を活用して、お祭りなどのコミュニティ活動や自主防災備品の整備などに交付されるものである」との答弁がありました。
次に、委員から、「今回の補助金はどの地区が対象となっているのか」との質疑に対し、「小久喜1本村区・北区の自主防災事業と、篠津1神山西区のコミュニティ活動が対象となり、交付されるものである」との答弁がありました。
以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。
引き続き採決の結果、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上で総務常任委員会の報告を終わります。
○高木隆三議長 委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
◇
△文教厚生常任委員会審査報告及び質疑
○高木隆三議長 日程第4、文教厚生常任委員会審査報告についてを議題といたします。
文教厚生常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。
大倉文教厚生常任委員長。
〔大倉秀夫文教厚生常任委員長登壇〕
◎大倉秀夫文教厚生常任委員長 文教厚生常任委員会報告をいたします。
それでは、文教厚生常任委員会の審査経過及び結果を報告いたします。
議案第38号 白岡町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。
引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。
○高木隆三議長 委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
◇
△討論、採決
○高木隆三議長 日程第5、これより討論、採決に入ります。
まず、議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例の件について討論に入ります。
本件についての委員長報告は可決であります。したがって、原案に対する反対討論の発言を許します。
17番、仲丸教子議員。
〔17番 仲丸教子議員登壇〕
◆17番(仲丸教子議員) 議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論いたします。
附則第25条の関係ですが、全国の自治体が行う緊急的な防災事業の財源にするとして、町民税の均等割を500円引き上げて3,500円に、県民税も500円引き上げて1,500円にするというもので、町県民税合わせて1,000円の引き上げとなります。個人住民税の均等割引き上げは、非課税の方を除く比較的所得の低い人にも負担を課すことになります。町は、この改定によって、年間1,185万円、10年間で1億1,850万円の増収になると試算をしておりますが、税制の基本は応能負担であり、均等割に財源を求めるべきではありません。しかも、値上げ期間は10年間という長期に及ぶものであり、恒久的な増税措置になりかねません。また、この住民税均等割の引き上げは、被災自治体の住民にも及ぶものであり、被災者支援に逆行するものとなります。
以上の理由から、本条例の一部改正には反対いたします。
○高木隆三議長 次に、原案に対する賛成討論の発言を許します。
2番、遠藤誠議員。
〔2番 遠藤 誠議員登壇〕
◆2番(遠藤誠議員) 私は、議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場から討論いたします。
このたびの改正は2点です。1点目は、寡婦、夫も含め、控除の手続が、社会保険庁からの情報により、申告不要になったものです。2点目は、町民税の均等割を平成26年度から10年間、500円加算するものです。これは、東日本大震災を受け、不足する防災対策に資するものであります。さらに、低所得者にも十分な配慮があり、本案に賛成の意を表するものです。
なお、本件の財源をもっての防災対策には、住民その他の意見を十分取り入れ、有効な施策の実現を期待します。
以上です。
○高木隆三議長 次に、原案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議案第37号 白岡町税条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○高木隆三議長 起立多数であります。
よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
○高木隆三議長 次に、議案第38号 白岡町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の件について討論に入ります。
本件についての委員長報告は可決であります。したがって、原案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議案第38号 白岡町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○高木隆三議長 起立全員であります。
よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
○高木隆三議長 次に、議案第39号 白岡町火災予防条例の一部を改正する条例の件について討論に入ります。
本件についての委員長報告は可決であります。したがって、原案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議案第39号 白岡町火災予防条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○高木隆三議長 起立全員であります。
よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
○高木隆三議長 次に、議案第48号 平成24年度白岡町一般会計補正予算(第1号)の件について討論に入ります。
本件についての委員長報告は可決であります。したがって、原案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議案第48号 平成24年度白岡町一般会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○高木隆三議長 起立全員であります。
よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
◇
△議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
○高木隆三議長 日程第6、議案第49号 平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
小島町長。
〔小島 卓町長登壇〕
◎小島卓町長 それでは、今回追加でご提案申し上げました議案第49号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第49号は、平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正予算は、平成23年度白岡町公共下水道事業予算におきまして、当初要望した国庫補助の交付金が、東日本大震災の影響などにより減額交付となりましたので、予算に不足が生じ、緊急に補てんする必要が生じましたことから、平成24年度白岡町公共下水道事業補正予算(第1号)を提出させていただくものでございます。
急遽追加議案を提出させていただきますことにつきましては、議会に対しまして深くおわびを申し上げます。
補正予算の内容は、歳入歳出それぞれ200万円を減額し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ10億9,434万4,000円とするものでございます。
詳細につきましては、担当部長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○高木隆三議長 これをもって提案理由の説明を終わります。
◇
○高木隆三議長 次に、町長提出議案の補足説明を求めます。
折原都市整備部長。
〔折原進一都市整備部長登壇〕
◎折原進一都市整備部長 それでは、議案第49号 平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の内容につきましてご説明申し上げます。
今回の補正予算につきましては、当初見込んでおりました平成23年度の国庫補助の交付金が、東日本大震災などの影響によりまして減額交付となったため、公共下水道事業特別会計の歳入に不足が生じてしまいました。このため、平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の追加議案を提出させていただくものでございます。
それでは、恐れ入りますが、議案書の1ページをごらんいただきたいと存じます。第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ200万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億9,434万4,000円とするものでございます。
初めに、歳出についてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の8ページをお開き願いたいと存じます。2款1項1目公共下水道事業費でございますが、歳入で200万円を減額した分を考慮いたしまして、舗装補修整備事業について649万4,000円減額するものでございます。
次の6款1項1目前年度繰上充用金でございますが、地方自治法施行令に基づきまして、平成23年度の不足分を繰り上げて充用するため、449万4,000円を計上するものでございます。
次に、歳入についてのご説明を申し上げますので、議案書の7ページをお開き願いたいと存じます。5款1項1目繰越金でございますが、歳入に計上させていただきました繰越金をゼロ円にしなければならないことから、前年度繰越金を200万円減額するものでございます。
今回補正予算が追加議案となった要因といたしましては、国庫補助金の事務を執行するに当たりまして、交付状況の十分な確認ができませんでした。このことにつきましては、深くおわび申し上げますとともに、今後このようなことがないように、チェック体制を二重、三重に行い、十二分に注意を払い、再発防止に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以上簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○高木隆三議長 補足説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。
まず、本件に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議案第49号 平成24年度白岡町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。
本件は原案のとおりに決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○高木隆三議長 起立全員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
◇
△議提案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○高木隆三議長 日程第7、議提案第2号 TPP交渉への参加反対に関する意見書の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
大?産業建設常任委員長。
〔大? 馨産業建設常任委員長登壇〕
◎大?馨産業建設常任委員長 それでは、議提案第2号 TPP交渉への参加反対に関する意見書について提案理由を申し上げます。
案文を朗読し、説明にかえさせていただきたいと存じます。
議提案第2号 TPP交渉への参加反対に関する意見書
野田総理大臣は、昨年11月に環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けて関係国との協議に入ると表明し、その際、「世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村を守り抜く」、「更なる情報収集に努め、十分な国民的議論を経た上で、国益の視点に立ってTPPについての結論を得ていく」と述べた。
その後、政府はTPPの交渉参加に向けて関係国との協議を進めているが、これまでの政府からの情報では、食品の安全や医療等懸念事項について、十分な説明が得られているとは言えない状況である。
また、各都道府県での説明会や地域シンポジウムにおいても情報収集の不十分さや参加反対の声が多く、政府と業界団体との意見交換では、約7割の団体が反対や懸念を表明している。
さらに、昨年来、多くの地方議会から反対や慎重な対応を求める意見書が提出されており、国民的な合意とは程遠い状態である。
TPPは、加盟国の間で工業品、農業品を含む全品目の関税を撤廃し、政府調達、知的財産権、労働規制、金融・保険、医療サービスなど全ての分野に関する国内の規制を撤廃し、自由化するものであり、TPPが締結されれば、「日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村」が守り抜けるとは到底考えられない。
よって、国においては、TPP交渉に参加しないよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年6月26日
南埼玉郡白岡町議会
議長 高 木 隆 三
衆 議 院 議 長 横 路 孝 弘
参 議 院 議 長 平 田 健 二
内 閣 総 理 大臣 野 田 佳 彦
外 務 大 臣 玄 葉 光一郎
様
農 林 水 産 大臣 郡 司 彰
経 済 産 業 大臣 枝 野 幸 男
内 閣 官 房 長官 藤 村 修
国家戦略担当大臣 古 川 元 久
以上、産業建設常任委員会では、去る6月18日に開催した委員会におきまして、全会一致により委員会提出の意見書案として決定した次第でございます。
何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。
○高木隆三議長 これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。
まず、原案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議提案第2号 TPP交渉への参加反対に関する意見書の件を起立により採決いたします。
本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○高木隆三議長 起立全員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
◇
△町税の収納について(総務常任委員会報告)
○高木隆三議長 日程第8、総務常任委員会付託の特定事件、町税の収納についての件を議題といたします。
お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 ご異議なしと認めます。
よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。
なお、会議規則第77条の規定により議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
以上で総務常任委員会付託の特定事件については、報告済みといたします。
◇
△学校図書館について(文教厚生常任委員会報告)
○高木隆三議長 日程第9、文教厚生常任委員会付託の特定事件、学校図書館についての件を議題といたします。
お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 ご異議なしと認めます。
よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。
なお、会議規則第77条の規定により議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
以上で文教厚生常任委員会付託の特定事件については、報告済みといたします。
◇
△建築及び開発行政について(産業建設常任委員会報告)
○高木隆三議長 日程第10、産業建設常任委員会付託の特定事件、建築及び開発行政についての件を議題といたします。
お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 ご異議なしと認めます。
よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。
なお、会議規則第77条の規定により議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
以上で産業建設常任委員会付託の特定事件については、報告済みといたします。
◇
△閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会)
○高木隆三議長 日程第11、常任委員会の閉会中の特定事件の調査の件を議題といたします。
総務常任委員長、文教厚生常任委員長及び産業建設常任委員長から、所管事務のうち、会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしました特定事件の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○高木隆三議長 ご異議なしと認めます。
よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
休憩 午前 9時39分
再開 午前10時03分
○高木隆三議長 現在員18名であります。
再開いたします。
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△閉会の宣告
○高木隆三議長 以上をもって本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
これにて平成24年第2回白岡町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉会 午前10時03分