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埼玉県 ふじみ野市

目次 02月26日−議案説明−01号




平成22年   3月 定例会(第1回) − 02月26日−議案説明−01号









平成22年   3月 定例会(第1回)





 △議事日程(2月26日)
 開  会
 開  議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議会運営委員長報告
     次期議会の会期及び会期日程等の議会の運営について
    報告第1号 議会運営委員会調査報告
 日程第3 会期決定
 日程第4 市長あいさつ
 日程第5 議会運営委員長視察調査報告
     視報告第1号 議会運営委員会視察調査報告
 日程第6 諸報告
      (1)地方自治法第121条の規定に基づく説明員
      (2)平成21年第4回定例会において可決した意見書の処理結果
      (3)平成21年度ふじみ野市教育委員会の事務に関する点検及び評価報告書について
      (4)埼玉県後期高齢者医療広域連合議員(市長の区分)の選挙結果について
      (5)報告第2号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)
 日程第7 議案上程
 日程第8 市長施政方針及び提案理由説明
 次回予定報告・散会
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 △出席議員(24名)
      2番  有 山   茂 議員     3番  大 築   守 議員
      4番  田 村 法 子 議員     5番  伊 藤 美枝子 議員
      6番  堀 口 修 一 議員     7番  足 立 志津子 議員
      8番  山 口 公 悦 議員     9番  小 峰 敏 彦 議員
     10番  加 藤 末 勝 議員    11番  神 木 洋 寿 議員
     12番  岸 川 彌 生 議員    14番  野 沢 裕 司 議員
     15番  前 原 かづえ 議員    16番  新 井 光 男 議員
     17番  岩 崎 公 夫 議員    18番  小 高 時 男 議員
     19番  松 尾 勝 一 議員    20番  福 村 光 泰 議員
     21番  五十嵐 正 明 議員    22番  大 石 正 英 議員
     23番  小 川 愛 子 議員    24番  飯 沼 潤 子 議員
     25番  塚 越 洋 一 議員    26番  鈴 木   実 議員
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 △欠席議員(1名)
     13番  高 橋 順 子 議員
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 △職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名
   藤 田 光 雄  事 務 局 長      馬 場 健 次  事 務 局 次 長
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 △地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   高 畑   博  市     長      加 藤 和 男  副  市  長
   高 梨 眞太郎  大井総合支所長      福 田   寛  総 合 政策部長
   坂 田 秀 樹  総 務 部 長      田 中 清 次  市 民 生活部長

   毛 利 道 代  福 祉 部 長 兼      宮 崎 光 弘  健 康 医療部長
            福 祉 事務所長

   江 野 幸 一  都 市 政策部長      仲 野 政 男  危 機 管理監兼
                                  行 政 管理室長

   鈴 木   良  副 参 事 兼      松 本 敬 司  教  育  長
            会 計 管理者兼               職 務 代理者兼
            会 計 課 長               教 育 総務部長

   田 中 節 子  生 涯 学習部長      山 崎   豊  公 平 委 員 会
                                  事 務 職 員

   貝 瀬 彰 也  選挙管理委員会      山 崎   豊  監 査 委 員
            書  記  長               事 務 局 長

   奥 平 勝 久  農 業 委 員 会      山 崎   豊  固 定 資産評価
            事 務 局 長               審査委員会書記





△開会及び開議の宣告(午前9時30分)



○神木洋寿議長 ただいまの出席議員は24人です。議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、ただいまから平成22年第1回ふじみ野市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○神木洋寿議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、ふじみ野市議会会議規則第81条の規定により、福村光泰議員、五十嵐正明議員、大石正英議員を指名いたします。

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△日程第2 議会運営委員長報告



△次期議会の会期及び会期日程等の議会の運営について

☆報告第1号 議会運営委員会調査報告



○神木洋寿議長 日程第2、報告第1号・議会運営委員会の調査報告を行います。

 委員長の報告を求めます。

 小峰敏彦委員長。

       〔小峰敏彦議会運営委員長登壇〕



◎小峰敏彦議会運営委員長 皆さん、おはようございます。議会運営委員会の調査報告を申し上げます。

 平成21年第4回ふじみ野市議会定例会において閉会中の継続調査として申し出がありました次期議会の会期及び会期日程等の議会の運営について、平成22年2月22日に委員会を開き、調査を終了いたしましたので、ご報告申し上げます。

 平成22年第1回定例会についてであります。会期については、本日から3月16日までの19日間としました。

 次に、日程についてですが、お手元に配付してあります調査報告書記載のとおりであります。

 次に、第36号議案については、人事に関する議案でありますので、総括質疑終了後に議題とし、審議するものとしました。

 次に、会派別総括質疑についてですが、本定例会は施政方針に対する質疑があります。質疑の方法は、初めに施政方針に対する質疑を行い、終了後に議案に対する質疑を行います。

 次に、一般質問についてですが、17人の方から通告がありましたので、1日目6人、2日目6人、3日目5人とし、3日間で割り振りしました。

 以上が本定例会についての主な調査内容です。

 なお、詳細につきましては報告書をごらんいただければと思います。

 以上で議会運営委員会調査報告を終了させていただきます。ありがとうございました。



○神木洋寿議長 委員長の報告に対して質疑を受けます。

       〔「なし」という声あり〕



○神木洋寿議長 質疑を終了いたします。

 以上で報告第1号を終了いたします。

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△日程第3 会期決定



○神木洋寿議長 日程第3、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月16日までの19日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

       〔「異議なし」という声あり〕



○神木洋寿議長 異議なしと認め、よって本定例会の会期は本日から3月16日までの19日間に決定いたしました。

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△日程第4 市長あいさつ



○神木洋寿議長 日程第4、市長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。

 高畑市長。

       〔高畑博市長登壇〕



◎高畑博市長 おはようございます。平成22年第1回議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様におかれましては、ご健勝にてお過ごしのことと心からお喜び申し上げます。本日、平成22年第1回議会定例会を招集いたしましたところ、ご多用中にもかかわらずご参席いただきまして、まことにありがとうございます。

 ここ数日は春の予感を感じさせる天気でございますが、ことしの冬は2月に入り雪の日もありまして、例年にも増して寒く感じる日が続きました。こうした中、この季節ならではの祭典、カナダのバンクーバー冬季オリンピックが開幕し、数多くの熱戦が繰り広げられ、日本人選手の活躍から目が離せない日が続いております。そして、彼らの目標に向かって挑戦する姿を拝見するたびに勇気と感動をいただき、課題に向かって憶せず立ち向かう気力がわき上がるのを実感しております。

 さて、本定例会におきましては、平成22年度の当初予算を計上させていただきました。その編成、また市政運営を進めるに当たっての基本的な考え方につきましては、後ほど施政方針として申し上げさせていただきます。

 依然として本市の財政状況は厳しい状態が続いております。こうした中での新年度予算編成に当たりましては、すべての事務事業について原点に立ち返って無駄な経費を徹底的に見直し、限られた財源で最大の効果が得られるよう編成をさせていただきました。今後もこの厳しい環境を乗り越え、市民の目線に立った行財政改革を率先して図ってまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 本日ご提案申し上げます案件は、損害賠償の額を定めることについての専決処分の報告ほか37件でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。

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△日程第5 議会運営委員長視察調査報告

☆視報告第1号 議会運営委員会視察調査報告



○神木洋寿議長 日程第5、視報告第1号・議会運営委員会視察調査報告を行います。

 委員長の報告を求めます。

 小峰敏彦委員長。

       〔小峰敏彦議会運営委員長登壇〕



◎小峰敏彦議会運営委員長 それでは、議会運営委員会視察調査報告を申し上げます。

 平成21年第4回定例会において閉会中の継続調査の申し出をした所管事務調査に係る特定事件については、平成22年1月26日、27日の長崎県大村市及び福岡県大野城市の視察を行い、調査を終了いたしましたので、報告申し上げます。

 調査事項についてでありますが、議会改革の取り組みについて、市民と議会の集い、議会版タウンミーティングについては、長崎県の大村市です。市政研究会についても長崎県の大村市です。議会改革検討会議については福岡県の大野城市で調査をいたしました。

 また、視察については、公務多忙の中、神木議長にも同行願いましたこと、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 それでは、まとめを朗読させていただきまして、報告にかえさせていただきたいと思っております。

 まず、まとめ。大村市においては、市民に開かれた議会運営を推進するため、市民と議会の集いを開催し、議会から情報発信と民意の把握に努め、さらに議員同士の勉強会の場として市政研究会を設け、市政に関する政策等について共通の認識と議会の資質向上を図るなど、先進的な取り組みがなされておりました。

 また、大野城市においては、63項目にわたる議会改革に関する事項について、課題解決シートを用いた手法で効率的に整理を行い、それぞれの項目について、実施時期を短期、中期、長期に分け、計画的に議会改革の推進を図れるよう調査検討を行っている。その中でも、早期に取り組んだ予算常任委員会の設置は、他の常任委員会を含め専門性を持った政策提言できる委員会運営を図る上でも大きな改革でありました。地方分権が推進される中、住民自治の根幹として、住民の声を反映し、団体の意思を決定する機能を持つ議会においては、その果たす役割が大幅に増大しており、昨年6月には第29次地方制度調査会の答申が行われ、議会制度のあり方について、その機能充実強化について、更なる推進が求められているところであります。

 ふじみ野市議会においても、委員会の原則公開や質疑における一問一答の導入など、開かれた議会に向けた取り組みを行ってきているところでありますが、今後も引き続き分権型社会における議会運営について調査研究を行ってまいりたいと思っております。

 また、詳細については報告書に記載してありますので、十分にごらんいただきたいと思っております。また、参考資料が添付されておりますので、そのこともぜひご参照していただきたいと思います。

 以上で報告を終わります。ありがとうございました。



○神木洋寿議長 委員長の報告に対して質疑を受けます。

       〔「なし」という声あり〕



○神木洋寿議長 質疑を終了いたします。

 議会運営委員会の視察調査報告を終了いたします。

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△日程第6 諸報告



△地方自治法第121条の規定に基づく説明員



○神木洋寿議長 日程第6、諸般の報告を行います。

 本定例会に説明員として出席する者の職・氏名については、お手元に配付してあります説明員一覧のとおりですので、ご了承願います。

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△平成21年第4回定例会において可決した意見書の処理結果



○神木洋寿議長 次に、意見書の処理結果について報告いたします。

 平成21年第4回定例会において可決された食品表示制度の抜本改正を求める意見書については、内閣総理大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣及び消費者庁長官あて、八ッ場ダム事業の中止及び生活再建対策を求める意見書については、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、農林水産大臣及び経済産業大臣あて、労働者派遣法の抜本改正を求める意見書については、内閣総理大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣あて、それぞれ提出しておきましたので、ご了承願います。

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△平成21年度ふじみ野市教育委員会の事務に関する点検及び評価報告書について



○神木洋寿議長 次に、教育委員長から平成21年度ふじみ野市教育委員会の事務に関する点検及び評価報告書が提出されました。

 本報告書につきましては、既に各議員に配付してありますので、ご了承願います。

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△埼玉県後期高齢者医療広域連合議員(市長の区分)の選挙結果について



○神木洋寿議長 次に、埼玉県後期高齢者医療広域連合議員(市長の区分)の選挙の結果について、吉川市長の戸張胤茂氏が当選された旨の通知がありましたので、ご了承願います。

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△報告第2号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)



○神木洋寿議長 次に、市長から報告第2号・専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)、報告書が提出されました。

 市長から報告を求めます。

 高畑市長。

       〔高畑博市長登壇〕



◎高畑博市長 それでは、報告第2号・専決処分についてのご報告をさせていただきます。

 本件は、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分書のとおり専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。



○神木洋寿議長 ただいまの報告に対し、質疑を受けます。

       〔「なし」という声あり〕



○神木洋寿議長 質疑を終了いたします。

 以上で報告第2号を終了いたします。

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△日程第7 議案上程



○神木洋寿議長 日程第7、ただいまから市長の施政方針並びに本定例会に提出されました第1号議案から第36号議案まで、以上議案36件を一括して議題といたします。

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△日程第8 市長施政方針及び提案理由説明



○神木洋寿議長 日程第8、市長の施政方針並びに提出議案の説明を求めます。

 初めに、施政方針について説明を求めます。

 高畑市長。

       〔高畑博市長登壇〕



◎高畑博市長 それでは、ただいま議長からお許しをいただきましたので、平成22年度予算案及び関連議案のご審議をお願いするに当たりまして、私の市政運営の基本方針及び主要事業などについて申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。

 私が、昨年11月、第2代ふじみ野市長に就任してから、早3カ月が経過いたしました。この間、臨時議会や12月議会、平成22年度の予算編成、現在、各施策において抱える課題、懸案事項の確認、地域や各種団体からいただきました陳情やご要望への対応など、目まぐるしい日々を過ごしてまいりました。そして、ふじみ野市の実情を知れば知るほど、改めてその責任の重さと乗り越えるべき壁の厚さと大きさに身が引き締まる思いでございます。

 なお、就任からこれまでの間、市政運営に当たり、議員並びに市民の皆様の温かいご理解とご支援いただきましたことを心から御礼申し上げます。

 さて、私は、先の12月議会の冒頭で、政治と行政の原点は市民の命を守ることと申し上げました。お年寄りに健康で長生きしてほしい、そして何より子供たちの笑顔をふやしたい。ふじみ野市で暮らす10万人の市民の命を守る、これが私の使命であり、何物にも代えがたい信念であります。ところが、そのわずか3日後、母親が子供を虐待して死亡させるという大変痛ましく、悲しい事件が市内で発生してしまいました。事件の原因は何だったのか、どうにかして大切な幼い命を守ることができなかったのか。悔やまずにはいられません。母親の育児不安やストレス、児童虐待の問題、子供の心の問題などが社会的にクローズアップされている最中の事件でした。

 私は、市民の命を守るため、市民生活のさまざまな分野に確固としたセーフティーネットを張りめぐらし、市民生活に万全を期していくとともに、将来を見据えた高い目標と志を持ち、子育てや教育、まちづくりなど、あすのふじみ野市を形づくる施策を進めていくことの大切さを痛感いたしました。

 さて、今日の社会情勢でありますが、政府による平成22年度の経済見通しは景気が緩やかに回復していくと見込んでおります。これは、国の平成22年度予算に盛り込まれた家計を支援する施策等により民間需要が底堅く推移することに加え、世界経済の緩やかな回復が続くと期待されるからです。しかし、先行きのリスクとして、雇用情勢の一層の悪化、デフレ圧力の高まりによる需要低迷、海外景気の下振れ、為替市場の動向等に留意する必要があると見ており、依然不透明な状況であります。

 そして、我が市の平成22年度予算においては、歳入の根幹をなす市税収入が前年度対比で約3億円の減収、地方譲与税と国、県からの各種交付金収入で約1億円の減収が見込まれます。一方、歳出面では、ことし1月1日現在の高齢化率が20.6%に達して、超高齢社会を目前に控え、福祉、医療保険などの社会保障費の増大や住民ニーズの多様化、高度化による行政需要の増加など、今以上に厳しい財政状況に立ち向かって行かなければなりません。

 また、政府は、地方分権改革推進委員会からの最終勧告を受け、昨年12月、地方分権改革推進計画を国会に報告するとともに、ことし夏には自治体への権限移譲や国の出先機関改革の基本的な考え方をまとめた地域主権戦略大綱を策定するとしています。そして、その計画の中で地域主権の確立は、国と地方自治体の関係を、国が地方に優越する上下の関係から対等の立場で対話のできる新たなパートナーシップの関係へと根本的に転換し、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決めることのできる活気に満ちた地域社会をつくっていかなければならないとしています。

 そうした中、市政における私の経営理念と運営方針についてお話をしたいと思います。

 いよいよ本格的な地方分権時代が到来し、我が市においても、自らの責任で自らを決定する行財政運営の取り組みがより一層求められます。地域の持つあらゆる資源を効率的、効果的に活用しながら、明確な優先順位のもと迅速な意思決定と着実な課題解決を行っていくための都市経営の視点が重要になってまいります。市政運営に当たりましては、行政評価、PFI、指定管理者制度などの改革ツールを活用するとともに、都市経営という視点からの目標設定やコスト意識、スピード、顧客志向、アカウンタビリティ、ディスクロージャーといった手法を積極的に取り入れてまいります。また、行政の考えを優先するのではなく、市民第一、現場第一、行動第一で、この厳しい時代に立ち向かえる職員集団をつくることが、結果的にすべての市民サービスの向上につながり、すべての改革に通じる道筋であると考えます。

 私は、先の選挙において、変えようふじみ野をスローガンに掲げ、市民目線の行財政改革の推進、市民が主役の市政の実現、子供優先の政策・事業の実施、日本一元気なシルバー世代の実現という4つの基本姿勢と、具体的施策として30の宣言を市民の皆様に訴えてまいりました。そして、平成22年度をふじみ野市改革元年と位置づけ、マニフェストに掲げた市民の皆様との約束と推進すべき優先度の高い施策を重点事業として展開し、本市の将来像である、「自信と誇り そして愛着のあるまち ふじみ野」の実現に向けて、一歩一歩着実に実行していく所存であります。

 そこで、今申し上げました4つの基本姿勢のうち、行財政改革から順にお話しさせていただきます。私は、市民が痛みに耐えている今だからこそ、改革の第一歩として、自らの給与20%削減と黒塗りの市長公用車を廃止いたしました。改革はまず市役所から、改革の推進は市長、市職員から始めなければなりません。昔から入るを量りて出るを為すと言われておりますが、もはや昭和の時代の右肩上がりの経済成長が見込まれない中、あれもやります、これもやりますでは市の財政は破綻してしまいます。市がすべての業務を自ら行おうとすると、そのための人員や設備を抱え込むため大変な非効率であり、結果として市民に必要以上の負担を強いることになります。私は、改革の受益者は市民であることを念頭に、よりよい市民サービスの充実に向けた市民目線の行財政改革に力を入れ、本当に必要な政策や事業についてスピード感と実行力を持って取り組んでまいります。

 また、市町村合併は究極の行財政改革であり、旧上福岡市と旧大井町の合併を推進されました両首長のご判断を支持するとともに、その意思を引き継いで合併効果を最大限に発揮することが、後任者としての私に与えられた責務であると認識しております。そのためには、合併による財政的な優遇措置の期限である平成27年度までの残り6年間の取り組みが大変重要になります。私は、議員並びに市民の皆様からご意見、ご指導をいただきながら、この期間内にふじみ野市の未来を見据えた公共施設の整備などを計画的に実行してまいります。

 次に、市民が主役の市政についてでございます。まちづくりを進めるに当たっては、市民参画や市民との協働、パートナーシップが不可欠です。これらを一層推進していくためには、市民と行政との信頼関係を深め、そして市の財政状況をさまざまな角度から市民にわかりやすく説明するなど、正しい情報の共有化を図って、市民が主役の市政を目指さなければなりません。私は市長になり、立場は変わりましたが、以前から市役所の常識は市民の非常識という思いがございます。それを解消するためには、市が主催する講演会や各種会議への参加、傍聴、パブリックコメントなどを通し、市民が日常的に行政へ直接参加して意見を伝え、行政に市民感覚を認識させることが、市民と真に連携する力を持った行政へ導くものと考えます。そして、市民が行政のあらゆる分野に参加することで、市民が知りたい情報、必要とする情報、知らなければならない情報が明確になり、行政にとって都合の悪い情報を隠すということもできなくなります。情報公開と市民参加は一体で進めてこそ意義があります。

 また、合併から4年が経過しても統一できていない制度や事業が残っています。市民がお互いを思いやり、ともに助け合い、ともに生きるという共生、共助の精神をよりどころとし、地域や立場の違いを超えて、同じふじみ野市民であるという一体感のもと、融和からきずなへ、そして一つのふじみ野を目指し、力を合わせて課題を解決していかなければなりません。市民が積極的に交流を深め、それぞれの地域の持つ魅力や特色を同じ市民として共有し、誇りに思うと同時に、それぞれの地域が抱える課題に対しても自分のこととしてとらえていただく、そうした市民意識を醸成していくことが大切だと考えております。

 続きまして、子供優先の政策・事業についてです。子供たちは未来への宝であり、明日のふじみ野を創造する活力です。子供たちの笑顔は、お父さん、お母さんの笑顔へ、そしておじいちゃん、おばあちゃんたちの笑顔へとつながり、周りの大人たちに元気を与えてくれます。近年、少子化、核家族化が進んで、共働き世帯が増加し、子育て支援や教育環境の充実に対する期待が高まる中、平成26年度までを計画期間とする次世代育成支援後期行動計画を策定しました。私は、この計画を指針に若い世代が安心して子供を産み育てることができるよう支援し、将来を担う子供たちがふるさとふじみ野に誇りを持ち、愛着を感じながら成長できるよう、子育て環境と教育環境を重点に子供優先の政策や事業を実施してまいります。

 次に、日本一元気なシルバー世代についてです。政府は新しい公共として、教育やまちづくりなどの地域社会の運営にNPOや地域住民の役割を拡大する考え方を示していますが、その中心的な担い手としてシルバー世代の活躍が期待されております。今、団塊の世代の方々が定年退職されて、徐々に地域社会に戻り、市の行政や地域活動への協力、そして世代間の交流や総合的な学習の一環として保育所や小学校での指導など多彩な活動を行っています。こうした活動をさらに実りあるものとするために、シルバー世代の皆様が特技や経験などの得意分野の活動、そして福祉施設やイベントでのボランティアなどをしていただくための人材バンクを創設したいと思っております。また、シルバー世代がいつまでも意欲や気力を持って健康で長生きをしていただくため、仲間づくりや健康づくりとして地域型の生きがいづくり事業を実施し、日本一元気なシルバー世代を目指してまいります。

 さて、ここで、これからご審議いただく平成22年度の当初予算の編成方針についてお話をさせていただきます。

 幾度となく申し上げているとおり、厳しい財政状況のもと、歳出削減と歳入確保を図った上での予算となっておりまして、前例踏襲型の予算を脱却し、効率的、効果的な行財政体質へ転換していく必要性から、これらの実現に向けて計画的な取り組みを予算に反映させたものであります。

 平成22年度の予算編成においては、本市の将来像である「自信と誇り そして愛着のあるまち ふじみ野」の達成に向けて、市民ニーズに合った質の高いサービスを提供することを基本にいたしました。編成に当たりましては、市民目線で無駄な経費をなくすこと、そして職員の給与は市民の税金が原資であることを肝に銘じ、お役所感覚から脱皮して、民間企業並みのコストパフォーマンスを追求することを念頭に置き、本市の命題である安心・安全なまちづくりに向けた事業を最優先としております。そして、私は、平成22年度予算を子供たちへの応援歌、市民の命を守る予算と位置づけ、子育て環境と教育環境の充実といった子供優先の事業を重点に編成いたしました。

 続きまして、平成22年度の行政組織の方針についてご説明させていただきます。

 市政改革の推進やマニフェストの実行、そして直面する行政課題の解消と市民ニーズへの適切な対応を図るため、簡素で効率的な組織を目指しながら、平成23年度以降の抜本的な組織改正への移行期と位置づけ、重要政策遂行のための必要最小限の見直しを行うことといたしました。主な改編は、市政改革の推進やマニフェストを実行するため、企画政策室を改廃して新たに改革推進室を設置し、政策推進を担う政策推進係と総合的な計画、評価を担う計画・評価係を配置いたします。

 また、安心して使える公共施設を目指し、現在までの各公共施設の保全状況と今後の改修内容等を一元的に管理して計画的な施設保全を行うため、管財課に施設保全・管財係を新設し、平成23年度から市有施設の保全を一括して行うための準備を進めます。

 そして、市民相談、女性保護、DV関係などについて総合的な対応と相談体制を連携させるため、市民相談室と人権推進係を統合した市民相談・人権推進室を設置して、相談体制を強化いたします。

 また、学校を含む公共施設の改修等の設計、監理業務等が効率的に実施できるよう、教育委員会総務課施設係から建築課営繕・住宅係に職員を移行して、公共施設の管理を効率化いたします。

 続きまして、平成22年度の主要事業についてご説明をさせていただきます。私は、マニフェストの中で子育て、教育、産業、まちづくり、市役所の5つの分野に振り分けて施策をご提案しておりますので、それに沿ってお話をさせていただきます。

 初めに、子育て支援についてであります。赤ちゃんの健康状態のチェック、お母さんの健康管理、育児の心配事や悩み事の相談を受けたり子育てに関する情報を提供するため、生後4カ月までの赤ちゃんを対象に、保健師などがご家庭を訪問する、こんにちは赤ちゃん訪問事業をスタートいたします。また、乳幼児を抱える保護者の子育て支援として、外出中におむつ替えや授乳などで立ち寄ることができるよう、赤ちゃんの駅を市役所や公民館、図書館などの公共施設内11カ所に設置をいたします。

 次に、保育所の待機児童の解消につきましては、合併後、認可保育所の定員を270人増員しておりますが、近年の経済不況から共働きを望む世帯が増加して、保育需要は伸びております。平成22年度は、待機児童の解消と安心して子育てができる環境を整備するため、民間の認可保育所の建設費の一部を補助するとともに、運営支援として土地賃借料を補助いたします。また、児童数が71人以上の大規模学童保育施設を解消して児童の安全を確保するよう、西小学校と鶴ケ丘小学校の放課後児童クラブ室を増設します。そして、旧上福岡地域と旧大井地域で異なる運営方法や保育料について、それぞれの歴史的な背景も踏まえた上で、早期統一に取り組んでまいります。

 次に、こども医療費についてです。子供たちの健康を守り、子育て家庭の経済的な負担を軽減することが子育て支援の第一歩だと考えております。現在、小学1年生から中学3年生までの入院時の医療費を市で負担しておりますが、通院時の医療費も中学3年生まで段階的な無料化を目指しており、平成22年度は電算システムの構築を行い、実施に向けて準備をいたします。

 次に、女性特有のがん検診の受診促進と早期発見、そして正しい健康意識の普及、啓発のため、乳がんと子宮頸がんの検診費用を助成いたします。

 昨年夏以降、新型インフルエンザの感染者が急激に拡大したことを受け、就任直後の臨時議会で予防接種費用の助成について可決いただきましたが、引き続き平成22年度も助成してまいります。また、国との連携として、中学校修了までの子供を対象に子ども手当を支給します。

 次に、教育の分野ですが、不登校の未然防止や早期解決を図るため、担任と一緒に家庭訪問をしたり、早退する児童生徒の付き添いや自習時間の対応など、きめ細かなサポートをするピアサポーターを平成22年度も継続して全校に配置をいたします。また、授業が始まっても席に着けないとか、授業中に教室を抜け出してしまうといった児童生徒の心に寄り添う指導や補助をするなど、多様なケースに対応するため生徒指導支援員を増員いたします。

 近年、保護者の要望で、特別支援学校ではなく、特別支援学級に入学、在籍させたいというケースがふえております。一人一人の可能性を最大限に生かした教育を充実させるため、児童生徒の障がいの程度に合わせて適切な介助を行うとともに、教育現場の安全を確保するため、特別支援学級の介助員を増員いたします。

 地域の中で心豊かに健やかにはぐくまれる環境づくりのため、地域の方々の協力のもと、平成21年度から放課後子ども教室が西原小学校と東台小学校でスタートとしました。平成22年度からは学校との連携を図りながら、実施校をさらに拡大してまいります。また、学校応援団や学校ファームの実施など、家庭や地域との連携、協力のもと学校教育を進めていますが、従来の特色ある学校づくり支援事業を見直し、学校家庭地域連携推進事業を立ち上げ、地域の皆様の豊かな知識と経験を生かした事業や学校行事に取り組んでまいります。

 次に、安心・安全な教育環境の整備です。校舎と体育館の耐震補強工事については、平成24年度までに完了するよう計画的に実施しておりますが、平成22年度は、さぎの森小学校校舎など7校の耐震診断と設計を実施するとともに、鶴ケ丘小学校体育館など2校の耐震補強工事を行います。

 また、安全で良好な教育環境をつくるため、元福小学校の外壁と屋上防水の改修工事を実施するとともに、平成23年度の西小学校大規模改造工事に向けた設計業務を行います。そして、万一、学校で火災が発生した際、児童生徒が防火シャッターに挟まれる事故を未然に防ぐよう、小中学校の防火シャッターが自動停止するための設計業務を行います。

 次に、高校や大学への修学支援として、保護者の経済的な理由で進学をあきらめたり、退学を余儀なくされる生徒や学生を救うため奨学金の貸付額を引き上げるとともに、卒業後1年間は返済を猶予いたします。

 さらに、歴史や生涯学習などの施策についてです。埋蔵文化財は、文字や絵図などによる記録が残されていない時代の歴史を知るための唯一の資料です。平成22年度は遺跡の年代や発見された年などの時間軸、遺跡の範囲、各種情報を管理する遺跡情報システムを導入し、ホームページで閲覧できるようにいたします。

 また、地域の住民の学習や交流など、住民の自主的な社会教育活動の拠点として利用されている亀久保分館を平成23年度に移転、新設するため、平成22年度は設計業務を行います。

 続きまして、産業の分野についてです。地元で頑張っている商工業者への経営再生支援として、小口融資と中小企業中口資金融資については、引き続き50%の利子補給を実施します。また、県の不況関連融資制度に対して市は独自に利子補給を行っておりますが、景気の低迷により該当者が急増しているため、平成22年度は3倍強の予算を確保し、より一層の経営支援に努めてまいります。

 次に、商店街の街路灯につきましては、防犯、安全対策という点では、市が設置すべき防犯灯や道路照明灯の役割を担っていますので、商業支援も踏まえまして全面的に市が負担することにします。また、防犯カメラが犯罪の未然防止や解決につながることから、人通りの多い上福岡駅周辺の防犯対策として、霞ケ丘商店会の防犯カメラ設置費用の一部を補助いたします。

 次に、地域ブランドの構築に当たりましては、地域の商品やサービスが確かなブランドとして、いかに消費者の信頼を獲得し、地域そのもののイメージを高めるか。そして、最終的には買い物客や観光客を呼び込んで地域活性化につなげていけるかが重要なポイントです。平成22年度からは、大学生や消費者をメンバーに加えたプロジェクトチームを組織し、地域ブランドづくりを進めてまいります。また、地域農業の支援として、新たな特産品開発などの事業を実施して、地域農政の推進を図ってまいります。

 続きまして、まちづくりの分野についてご説明させていただきます。初めに、安心・安全なまちづくりに向けた具体的な取り組みとして、地震による既存住宅の倒壊などの被害を防ぎ、地震に強い住宅の整備を促進するため、耐震診断を実施する際の耐震診断料を補助するとともに、耐震改修工事費の一部も補助いたします。

 また、災害などの緊急時に市民へ情報発信する手段は防災無線に頼るほかなく、防災無線を計画的に整備することが、災害を最小限に食いとめ、市民の命を守ることにつながります。万一の災害に備え、デジタル化に向けた防災行政無線施設の統合化基本設計を行います。そして、地域に最も身近な防災組織である消防団は、通常の消火活動のほか、地震災害や風水害などの災害時の消防活動を行って地域を守っています。消防団のより充実した活動を支援するため、上福岡第3分団のポンプ自動車を購入いたします。

 次に、道路整備につきましては、国道254号線の大井東台付近の交通渋滞の解消と、亀久保交差点の交通環境の整備を引き続き実施いたします。

 また、安全な道路、歩道の整備としまして、私自身が地域の皆様と一緒に歩いて現地を確認し、ご意見を取り入れながら、バリアフリー対策や改修工事を実施してまいりたいと思います。

 また、ふじみ野駅周辺では、自転車が雑然と駐輪されているため、不用自転車の投棄や自転車盗難の温床となっております。そのため、ことし10月から自転車放置禁止区域の指定とあわせ、自転車駐車場を整備してまいります。

 なお、上福岡駅東口の駅前周辺整備につきましては、ふじみ野市の玄関口にふさわしいまちの顔づくりとして一日も早く狭あい部分が解消できるよう、最優先課題として取り組んでまいります。

 さらに、市内循環バスにつきましては、旧大井地域に限られていた運行経路を市内全域に拡大いたします。現在は4系統6コース、1日18便の運行で、ふじみ野駅は経由していませんが、新コースはふじみ野市役所または大井総合支所を出発し、ふじみ野駅または上福岡駅を経由する4系統8コースを運行する予定でございます。

 また、本庁舎駐車場の整備につきましては、本庁舎と第2庁舎の間の市道を廃止し、第2駐車場と公用車駐車場、福岡交番の跡地を含めて一体的に駐車場整備を実施することで220台の駐車スペースを見込んでおります。

 次に、障がい者も安心して住み続けられるまちづくりです。18歳以上の障がい者の生活介護や就労移行支援を行うため、平成23年4月に開設予定の就労支援施設に対し建設費の一部を補助するとともに、運営費の支援として土地賃借料を補助いたします。

 また、日本一元気なシルバー世代を目指し、仲間づくりや健康づくりを行うための生きがいづくり事業、そして知識や経験を発揮してもらうための人材バンクの創設について、平成23年度の実施に向けた具体的な検討を進めてまいります。

 次に、ごみ処理施設についてです。既存の両清掃センターにつきましては、耐震化の問題、そして老朽化による維持修繕費が毎年約2億円に上ることから、三芳町との広域ごみ処理施設の建設準備を進めております。平成22年度は周辺地域への環境影響評価や基本設計などを実施し、平成28年度の稼働に向けて最大限の努力をしてまいります。

 次に、緑地の保全と公園の整備です。今後20年の中長期を見据えたまちづくりの目標や土地利用、都市施設の整備などについての基本となる都市計画マスタープランを策定し、緑と水辺のまちづくりの方針として、公園、緑地の保全と充実を掲げております。平成22年度は、大井弁天の森と三ケ島緑地の一部を取得し、民間の宅地開発による緑地の減少を防ぐとともに、廃止されていた川崎地区の公園を新設し、災害時の避難場所としても活用いたします。

 さて、まちづくりや地域の課題への対応をだれが、どんな役割を担って、どのような方法で決めていくのか、自治体の基本ルールを定める(仮称)まちづくり基本条例の制定に向け、去る1月16日に市民準備会がスタートしました。来年度早々には市民や職員による検討組織が発足され、情報の共有化や市民参加、協働など、自治の基本原則について活発な討議が進められるものと期待しております。なお、議員の皆様との情報交換も予定しておりますので、ご協力いただきますようお願いを申し上げます。

 また、市民の皆様の夢や願いを一つでも多く形にし、協働によるまちづくりを進めていくため、私が地域の皆様と直接お会いし、市政に関するご意見やご要望などをお聞きするタウンミーティングを開催いたします。

 最後に、市役所の分野についてご説明いたします。厳しい財政状況のもと、より一層効果的、効率的な行政運営を目指し、事務事業をゼロベースから見直すための事業仕分けを実施いたします。そもそも必要な事業なのか、市が実施すべきなのか、実施手法はこれでよいのかなど、職員以外の第三者の視点による議論を通じて見直しを行うことにより行政資源の有効活用を図るとともに、事業に対する行政の説明責任の徹底と職員のさらなる意識改革を推進します。これからの職員には、意識改革や効率的な行政運営を行うための経営感覚、コスト意識、市民との協働型社会の実現を推進する能力などを身につけることが求められております。そのための職員研修とあわせ、危機管理上必要となる施設管理関係の研修を充実するとともに、職員自主研修を活性化するためのセミナーなどの受講費の一部を補助いたします。また、新しい発想で物事にチャレンジしクリエイティブに行動できる職員を発掘するとともに、職員のアイデアとやる気を引き出すため職員提案制度の導入や若手中堅職員との意見交換会を実施します。

 次に、情報の公開としまして、透明、公正な会議の運営を図り、市民の皆様に市政への理解を深めていただき、開かれた市政の実現を推進するため、審議会などの会議を一般に公開し、その会議録をホームページで公表いたします。

 また、入札制度改革としまして、一般競争入札の対象を1,000万円以上に拡大し、総合評価制度を引き続き実施するとともに、市内業者育成のための受注機会の拡大に努めてまいります。

 また、電子入札については、手続の透明性の確保、品質、競争性の向上、コスト縮減、事務の迅速化などの効果が期待されることから、平成23年度の本格導入を目指して模擬入札の実施を予定しております。

 そして、スポーツ施設や文化施設の予約方法につきまして、インターネットや携帯電話からの予約サービスに切りかえます。お年寄りやパソコンを持っていない方が困らないよう、市役所や主要な施設に端末機を設置して対応してまいります。

 最後に、大井プール事故の再検証についてです。大井プール事故については、業者委託のあり方や業者選定の方法など、ずさんの連鎖を招いた実態について、行政運営の一連の事務手続などから問題点を抽出し、原因の解明と再発防止に向けた市全体としての行政事務の改善策などについて検証いたします。

 以上、平成22年度の市政運営の基本方針及び主要事業などについてご説明申し上げました。この平成22年度は、ふじみ野市改革元年、私にとってのスタートラインであります。10万人の市民の命を守るという使命を貫き通し、職員と一丸となって行政の旧弊や常識を打ち破り、信頼されるふじみ野市役所となるよう、スピード感と実行力を持って市政刷新に取り組んでまいります。市民の皆様並びに議員各位におかれましては、なお一層のご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げ、私の平成22年度施政方針とさせていただきます。

 ご清聴ありがとうございました。



○神木洋寿議長 休憩いたします。

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 休 憩 午前10時24分

 再 開 午前10時37分

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○神木洋寿議長 再開いたします。

 続きまして、提案理由の説明を求めます。

 高畑市長。

       〔高畑博市長登壇〕



◎高畑博市長 それでは、今定例会に上程させていただきました議案の提案理由を申し上げます。

 初めに、第1号議案から第6号議案の各会計の補正予算につきましては、いずれも地方自治法第96条第1項第2号の規定によりご提案申し上げるものでございます。

 まず、第1号議案・平成21年度ふじみ野市一般会計補正予算(第8号)でございますが、本補正予算につきましては、国の平成21年度補正予算第2号の成立を受け実施する地域活性化・きめ細かな臨時交付金充当事業の予算措置及び決算補正の考え方により歳入については決定行為が行われているもの、歳出については契約差額の減額などの執行残を減額することなどについて編成させていただきました。これによりまして歳入歳出それぞれ6億8,011万5,000円を追加し、予算総額を303億2,566万7,000円とするものでございます。

 次に、第2号議案・平成21年度ふじみ野市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)でございますが、歳入歳出につきまして、決算見込みにおいて過不足が生じる科目について補正予算を計上させていただきました。これにより歳入歳出それぞれ9,005万3,000円を減額し、予算総額を107億4,036万3,000円とするものでございます。

 次に、第3号議案・平成21年度ふじみ野市老人保健特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入科目における支払基金交付金と一般会計繰入金の間での財源更正の変更について、補正予算を計上させていただきました。なお、予算総額の変更はございません。

 次に、第4号議案・平成21年度ふじみ野市介護保険特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入につきましては繰入金及び財産収入、歳出につきましては総務費及び基金積立金をそれぞれ減額するため補正予算を計上させていただきました。これにより歳入歳出それぞれ487万1,000円を減額し、予算総額を42億4,929万2,000円とするものでございます。

 続きまして、第5号議案・平成21年度ふじみ野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入につきましては後期高齢者医療保険料、歳出につきましては埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金等の減額について補正予算を計上させていただきました。これにより歳入歳出それぞれ885万9,000円を減額し、予算総額を12億1,521万1,000円とするものでございます。

 次に、第6号議案・平成21年度ふじみ野市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。今回の補正予算では、公共下水道の使用料国庫補助金及び下水道事業債の減額に伴う一般会計からの繰入金の増額及び各種委託料等の金額の確定による減額について計上させていただきました。これによりまして歳入歳出それぞれ9,640万2,000円減額し、予算総額を16億7,789万7,000円とするものでございます。

 続きまして、以下第7号議案から第23号議案の条例につきましては、地方自治法第96条第1項第1号の規定によりご提案申し上げるものでございます。

 初めに、第7号議案・ふじみ野市長の在任期間に関する条例につきましては、市長の職に同一の者が長期にわたり在任することに伴い発生するおそれのある弊害を防止するため、当該条例を制定したいので、提案するものでございます。

 次に、第8号議案・ふじみ野市公共施設整備基金条例でございますが、公共施設の総合的かつ計画的な整備及び改修に関する事業に要する経費の財源に充てる基金を設置するため、当該条例を制定したいので、提案するものでございます。

 次に、第9号議案・ふじみ野市環境整備基金条例につきましては、ごみ処理施設の整備並びにごみの減量化及び資源化に関する事業の財源に充てる基金を設置するため、当該条例を制定したいので、提案するものでございます。

 続きまして、第10号議案 ふじみ野市いきいき福祉基金条例でございますが、障がい者、高齢者、児童等の福祉の向上及び健康の維持増進に資することを目的とする事業の財源に充てる基金を設置するため当該条例を制定したいので、提案するものでございます。

 次に、第11号議案・ふじみ野市緑の基金条例につきましては、市内に残る貴重な緑地の保全及び緑化の推進に関する事業の財源に充てる基金を設置するため、当該条例を制定したいので、提案するものでございます。

 次に、第12号議案・ふじみ野市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例について申し上げます。ふじみ野市長宮地区等、これまで地区ごとに制定していた地区計画区域内における建築物の制限に関する条例を統合するとともに、新たに霞ケ丘三丁目地区の地区計画区域内における建築物の制限を追加して当該条例として制定したいので、提案するものでございます。

 続きまして、第13号議案・ふじみ野市部室設置条例及びふじみ野市総合振興計画審議会条例の一部を改正する条例についてでございますが、市政改革の推進並びに行政課題の解決及び市民ニーズへの適切な対応を図ることを目的に行政組織の改編を行うため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第14号議案・ふじみ野市手数料条例の一部を改正する条例につきましては、建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律の施行後の確認審査の厳格化に伴い手数料の額を改正するため当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第15号議案・特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございますが、市税徴収嘱託員を廃止し、新たに市税滞納整理補助員等を設置するとともに介護認定調査員の単位及び報酬額を改正するため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第16号議案・ふじみ野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及びふじみ野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、労働基準法の一部を改正する法律及び一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、市職員の超過勤務手当の支給割合の改定等を行うため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第17号議案・ふじみ野市立児童館設置及び管理条例の一部を改正する条例でございますが、ふじみ野市立第1児童館の利用者の増加に応じ同児童館分館を設置するため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第18号議案・ふじみ野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行を踏まえ、保険料に係る延滞金の割合の軽減を図るため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第19号議案・ふじみ野市自転車駐車場条例の一部を改正する条例につきましては、自転車駐車場の追加及び使用料の額の改正を行うため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第20号議案・ふじみ野市自転車放置防止条例の一部を改正する条例についてでございますが、放置自転車等の撤去方法及び処分方法に売却処分を加える規定を整備するため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 続きまして、第21号議案・ふじみ野市入学準備金・奨学金貸付条例の一部を改正する条例につきましては、現在の厳しい経済情勢を考慮し、奨学金の額の改正等を行うため、当該条例の一部を改正したいので、提案するものでございます。

 次に、第22号議案・上福岡市公有地取得基金条例等を廃止する条例についてでございますが、上福岡市及び入間郡大井町が設置した特定目的基金を廃止するため、それぞれの当該基金条例を廃止したいので、提案するものでございます。

 また、第23号議案・ふじみ野市都市農業センター条例を廃止する条例につきましては、都市農業センターを廃止するため当該条例を廃止したいので、提案するものでございます。

 続きまして、第24号議案・平成22年度ふじみ野市一般会計予算、第25号議案・平成22年度ふじみ野市国民健康保険特別会計予算、第26号議案・平成22年度ふじみ野市老人保健特別会計予算、第27号議案・平成22年度ふじみ野市介護保険特別会計予算、第28号議案・平成22年度ふじみ野市後期高齢者医療事業特別会計予算、第29号議案・平成22年度ふじみ野市下水道事業特別会計予算、第30号議案・平成22年度ふじみ野市水道事業会計予算につきましては、それぞれの会計の平成22年度当初予算を定めたいので、地方自治法第96条第1項第2号の規定により提案するものでございます。

 次に、第31号議案・入間郡三芳町の公の施設をふじみ野市の住民の利用に供することに関する協議についてでございますが、入間郡三芳町の公の施設である排水施設を本市の住民の利用に供することに関する協議をしたいので、地方自治法第244条の3第3項及び第96条第1項第15号の規定により提案するものでございます。

 続きまして、第32号議案及び第33号議案・ふじみ野市道路線の変更について、第34号議案及び第35号議案・ふじみ野市道路線の認定についてにつきましては、それぞれ道路法第8条第1項及び第10条第2項の規定により市道の認定及び変更することについて、同法第8条第2項及び第10条第3項並びに地方自治法第96条第1項第15号の規定により提案するものでございます。

 最後に、第36号議案・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてでございますが、人権擁護委員、高木志津子氏の任期が平成22年6月30日をもって満了となるため、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦することについて意見を求めたいので、人権擁護委員法第6条第3項及び地方自治法第96条第1項第15号の規定により提案するものでございます。

 提案理由は以上でございます。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いをいたします。

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△散会の宣告(午前10時53分)



○神木洋寿議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 あす27日は休日のため休会、28日は休日のため休会、3月1日は議案調査のため休会、2日は午前9時30分から本会議を開き、総括質疑、常任委員会付託、議案審議を行います。

 本日はこれで散会いたします。