議事ロックス -地方議会議事録検索-


埼玉県 日高市

平成18年  第4回 定例会 09月20日−一般質問−05号




平成18年  第4回 定例会 − 09月20日−一般質問−05号







平成18年  第4回 定例会






 △議事日程(9月20日)
 開 議
 日程第 1 一般質問
 日程第 2 意見書案第1号 出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書の提出について
   ……………………………………………………………………………………………
 △出席議員(20名)
     2番 関 根 徹 芳    3番 廣 川 千惠子    4番 桂   好 弘
     5番 野 口   明    6番 荒 井 一 宏    7番 橋 本 利 弘
     8番 駒 井 貞 夫    9番 小笠原 哲 也   11番 唐 沢 アツ子
    12番 岩 瀬 昭 一   13番 中 沢   愼   14番 高 木 泰 文
    15番 吉 本 新 司   16番 新 井 俊 康   17番 戸 谷 照 喜
    18番 清 水 常 治   19番 齋 藤 忠 芳   20番 土 方 孝 純
    21番 安 藤 重 男   22番 高 橋 東 治
   ……………………………………………………………………………………………
 △欠席議員(な し)
   ……………………………………………………………………………………………
 △職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名
   事務局長 中 山 正 則  次  長 椎 橋 政 司  主  査 飯 島 和 雄
   主  任 市 川 礼 子
   ……………………………………………………………………………………………
 △地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名
   市  長  大 沢 幸 夫  助  役  北 田 弘 明  収 入 役  大 野 誠 作

   総務部長  大川戸   隆  企画財政  滝 島 久 夫  環境経済  砂 川 一 芳
                  部  長           部  長

   環  境  持 田 孝 史  健康福祉  駒 井 秀 治  都市整備  水 村 達 男
   経 済 部           部  長           部  長
   参  事

   上・下水道  大 野   博  教 育 長  早 川 康 弘  教育次長  吉 澤   茂
   部  長

   参  事  佐 藤 信 弘





   ……………………………………………………………………………………………



△開議の宣告(午前9時30分)



○議長(高木泰文議員) ただいまの出席議員は全員であります。これより本日の会議を開きます。

 なお、本日の議事日程についてはお手元に配付してありますが、これによって議事を進行させていただきます。

   ……………………………………………………………………………………………



△諸般の報告



○議長(高木泰文議員) この際、諸般の報告をいたします。

 意見書案が1件提出されましたので、報告いたします。ただいま報告いたしました意見書案は、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

 これをもって諸般の報告を終わります。

   ……………………………………………………………………………………………



△日程第1 一般質問



○議長(高木泰文議員) 日程第1、一般質問を行います。

 通告により、5番、野口明議員より順次質問をお願いいたします。

 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告書にのっとり併用方式にて質問を行いたいと思います。

 その前に、一部カットさせていただきたいと思います。1の消防行政について、要旨の中の1の(2)、第2次埼玉西部広域消防10か年計画、この件については先輩の議員2人にやっていただきましたので、これはカットさせていただきます。

 まず最初に、消防行政について。昭和51年4月に日高町消防本部が設置され、10月には日高町消防署が現在の位置において開始され、それから既に20年が経過しようとしています。時代の変化の中で近代化とともにさま変わりしてきている消防行政も、近年特に財政難のあおりを受ける形とならざるを得ないのは極めて心痛のきわみであります。

 このことから、まず1、消防行政に対する市長の考えについて。近年巨大化してきている天災地変、自然災害が地球上の至るところで起きている。さらに急病、火災、交通事故等を含め起きてはならぬ災害も多様化してきているのが現状です。このようなことから、市民は日常生活に一抹の不安を抱えております。行政は、これを何とか払拭しようと努力していることは認めます。しかし、近年恒常化する財政難の中ではありますが、財政難を理由に市民の願いである安心、安全まで削減はできないのではないでしょうか。

 そこで、次の質問をします。近年多様化してきている災害に対する消防行政について、市長はどのように把握し、考えているのか。

 次に、2、消防団処遇改善に対する市長の考えについて。近年、消防団への市の対応について、団員の意見を聞こうとする姿勢を見せているものの、現実には財政難のためさまざまな処遇は改善されず、家族慰安の廃止等逆に後退しているのが現状ではないでしょうか。このような中、10か年計画による日高消防署が縮小されることも含め、消防署員に課せられる負担もさることながら、消防団員への負担も増大するものと懸念されます。

 そこで、次の質問をします。(1)、消防団に対する処遇は改善されず、逆に後退しているが、市長は現在を含め今後どのような考えか。

 (2)、消防団員は、身を粉にして活動に励んでいる。防災拠点、日高市消防団第4分団車庫新設に対して団員の意見をどのように聞き、どのように反映しての計画か、市長の考えは。

 次に、防災行政無線(広報塔)に対する市長の考えについて。防災行政無線、いわゆる広報塔は、今や全国的にもなくてはならない行政が地域住民に直接する唯一の緊急通報手段であり、現在当日高市においても有効に運用され、市民の安心、安全のための一翼を担っております。市は、この広報塔有効活用についてさらなる改善、改良に尽くされているとは思います。

 そこで、次の質問をします。防災行政無線(広報塔)について、現在の活用状況と利用の問題点及びその改善策をどのように考えているのか。

 次に、総務関係について。陳情、要望、嘆願及び請願等は、市民が生活に支障を来していることなどに対する唯一切実な訴えであり、地元及び関係者あるいは被災者でなければ細部の苦情は理解できないと思います。このことから、まず区長要望について。各区の区長は、行政と区民とのはざまにあり、あるときは行政からの通達を区民に知らせたり、あるときは区民の苦情を聞き、その解決に尽くしたりなど自分の時間がないほど大変な尽力をされており、まさに感謝の一言ではないでしょうか。そのような中から発する市民の切実な訴えでもある区長要望に対しては、真摯に受けとめ、達成するよう努めることが必要不可欠ではないでしょうか。

 そこで、次の質問をします。近年の区長要望の内容と達成状況、また平成18年度の区長要望の内容と目標とする達成率は。

 (2)、区長要望は、世帯数や区の面積に関係なく一律3件以内となっているが、その理由と実態は。

 次に、市長に提案された陳情・要望について。地域住民や団体等の代表が行政にお願いの一念で提出する要望には、切実な思いでの改良や改革の希望があり、生活基盤の改良や補修を求めて書式から始まり大変な苦労をしてでも提出せざるを得ないと、踏み切るにはそれ相応の切なる思いからではないでしょうか。

 そこで、次の質問をします。以前から、市長に対して区長を含め市民単独での陳情・要望があるが、処理の対応及び達成状況は。

 次に、都市整備関係について。まず、寄附採納による市道の整備について。急病あるいは火災等緊急事態があったとき、救急車、消防車が出動しても道路が狭いために現場に到達できなかったなどの問題点は数多くあります。そんなことのないように、自宅の前のみに限らず狭小幅員の道路の拡幅、また通学路における歩道の整備にと、道路に面した地権者の理解と協力により、寄附採納の申し出がありますが、時節柄ありがたいことではないでしょうか。

 そこで、次の質問をします。地域住民の協力により、無償で敷地の道路後退をして、市道の拡幅を希望する道路の受け入れ状況とその後の道路の現状は。

 次に、市道に対する道路のサポートについて。県が管理している県道・国道に対する地域住民による道路や側溝の清掃奉仕などは地域環境美化の一翼を担っております。これと同じようなことが古くから行われており、地域の道普請、堰普請、堀普請としておてんま仕事、いわゆる無料奉仕として近所同士が出て道路や堀等の補修や清掃が行われていました。また、現在では地域住民による、あるいは市の職員のボランティアによる道路沿いの花壇の手入れが行われており、大変よいことと思います。

 そこで、次の質問をします。市内における県道、道路サポートの実態について市の状況把握及び市道に対する道路のサポートについての考えは。

 次に、県道新飯能寄居線工事に対する市の把握について。この県道は、日高市にとって市の中央部に位置し、数少ない南北を縦断する貴重な路線の一つです。特に南平沢、北平沢、板仏の交差点は、朝夕だけでなく慢性化した交通渋滞を起こしています。地域住民及び通行する車両の運転者から、早期の全線開通が大変待ち望まれている道路です。

 そこで、次の質問をします。現在の進捗状況及び以前の地元説明会の経緯を含め、今後の計画について市はどのように把握し、県に要望しているのか。

 2、新堀工区周辺の市道整備の状況及び計画は。

 以上、質問いたします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 消防行政について。最初に、消防行政に対する市長の考えについてのご質問にお答えします。

 まず、災害に対する消防行政についての把握及び考えでございますが、市民の安心、安全を担う機関として消防が果たしてきた役割は大変大きなものがあり、議員の皆様を初め多くの皆様がそのような認識をお持ちのことと思います。当市の消防職員は、平成7年の70名体制から広域消防に移行した平成8年には166名になり、最も多いときには203名と一気に増強され、小中規模災害の備えは整ったところでございます。

 しかしながら、広域化してから10年が経過し、両市の人口や財政状況の見通しが修正され、消防についても転換が必要な状況となっております。現在、万全な消防力を持つ自治体は全国どこにも存在しませんし、災害の多様化、大規模化と低成長期を迎え、すべてが自前でという発想は現実的ではなくなっております。その一方で、多様化、大規模化する災害に備える必要性はおろそかにされてよいはずはなく、規模縮小を補う手段を確保しなければならないと思うところでございます。そのためには、三つの方法が有効であると考えております。

 一つ目は、地域を担う消防団と市民がみずから結成する自主防災組織であり、今後市内全域での組織化を目指してまいります。

 二つ目は、消防の広域化であり、国ではことしの6月に消防組織法を改正し、さらなる消防広域化の促進を図っております。

 三つ目は、全国の消防で組織する緊急消防援助隊でございます。この組織は、消防庁長官の指示により大規模災害等に出動する部隊であり、国では隊の数を平成20年度には現在より600隊ふやし4,000隊規模に増強する計画を立てております。市といたしましては、既存の常備消防及び消防団の充実強化を可能な限り図り、消火栓等の利水施設の増強、道路計画の促進など、インフラ整備に努めるとともに、ただいま申し上げました三つの方法を推し進めて、多様化する災害から市民の安心、安全を守ってまいりたいと考えております。

 次に、消防団に対しての処遇についてでございますが、昨年の特別点検では公私ともお忙しい中にもかかわらず、全員の参加があったことに対しまして市として敬意を示したいということで、顕彰バッジと訓練用のTシャツを贈らせていただいたところでございます。今後とも地域の安心、安全のため消防団活動をお願いしたいと考えております。

 次に、第4分団車庫の新設についてでございますが、建設に当たって消防本部が取りまとめた団員からの要望事項につきましては、一部は実施できないものはあるが、ほぼこたえられていると伺っております。

 次に、防災行政無線についてのご質問にお答えします。当市の防災行政無線は、平成4年度から3カ年かけて整備し、その後難聴地域への増設を5カ所で行い、現在68の子局を市内に設置しております。それ以外にも聞こえない地域の世帯等には戸別受信機の貸し出しを行っております。しかしながら、問題点として地域によっては聞こえづらいというご指摘をいただいているのは事実でございます。防災行政無線の設計上、屋外での聴取を原則としておりますので、放送時には窓をあけて聞く、あるいは外へ出て聞くといったご協力を市民の皆様にお願いしているところでございます。市といたしましても、話し方の工夫やスピーカーの調整などにより、できる限りの対策を行ってまいりたいと考えております。

 続きまして、総務関係についてお答えいたします。最初に、区長要望についてお答えいたします。過去3年間の区長要望で申し上げますと、平成15年度は199件、平成16年度は196件、平成17年度は201件の要望がございました。内容につきましては、過去3年間の状況では道路関係が最も多く239件となっており、次いで街路灯の設置135件、カーブミラーの設置が75件となっております。これらの要望で全体の約78%を占めている状況でございます。また、達成状況につきましては、過去3年間の実績を平均いたしますと、当該年度内に実施できたもの約66%、翌年度以降予算化して実施する予定のもの約14%、他の実施機関等に対して要望等を行ったもの約10%、基準外などにより対応できなかったものは約10%となっており、市で実施可能なものにつきましては、おおむね実現できているものと思われます。平成18年度につきましては、198件の要望が提出されております。中でも道路に関する要望が約50%を占めており、特に多くなっております。次いで街路灯設置、カーブミラーの設置となっております。

 達成目標でございますが、市民の身近な切実な声として受けとめているところでございますので、内容を十分精査し、実現できるよう努力してまいります。なお、今回の補正予算で計上させていただいた内容を含めますと、約65%が今年度中に実現できる見通しとなっており、必要なものにつきましては翌年度以降の事業として実施してまいりたいと考えております。

 区長要望は、区長会の事業として毎年地域の要望を取りまとめ、区長会から市長に対して早期実施できるよう要望しているものです。この件数についても、毎年度役員会において協議し、世帯数や面積についてもご意見があるところですが、現在のところ3件として取り決めているところでございます。

 次に、区長要望以外の要望等についてでございますが、過去3年間で62件が提出されております。内容といたしましては、建設関係12件、環境関係37件、福祉関係8件などとなっております。他の実施機関へ依頼して対応するものも20件ございますが、市で対応するものの要望を実現することはできているところでございます。なお、処理の対応につきましては、各担当課においてそれぞれ内容を十分精査し、必要のあるものから実施している状況でございます。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) 都市整備関係についてのご質問に順次お答えをいたします。

 1点目の地域住民の協力により、無償後退による市道の拡幅を希望する道路の現状についてでございますが、狭小道路の整備については建築基準法第42条第2項の規定にあります4メートル未満の道路につきましては、市の後退道路等整備要綱によりまして、地権者等のご協力により用地の無償提供いただき、整備を進めております。建築行為に伴うのが基本でございまして、農地の点在やブロック等の工作物の除去等の必要な箇所があり、路線単位での狭小道路の解消は相当の期間が必要となる問題等もございます。しかしながら、今回の区長要望につきましても、地区住民及び関係地権者の協議により拡幅整備等について用地の無償提供を前提に要望されている路線もありまして、市といたしましても市民の積極的な協力体制を重く受けとめまして取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、2点目の道路サポートに関するご質問にお答えいたします。県が管理する道路のサポート制度、彩の国ロードサポート制度につきましては、ボランティアとなる住民団体、学校、企業などの活動団体と県及び市町村の3者がパートナーとなりまして、道路の清掃美化活動を行うことにより、快適で美しい道路環境づくりを進める取り組みでございます。具体的に申し上げますと、活動団体の清掃美化活動に対しまして表示板の設置やボランティア保険への加入を県が、発生するごみの処理やごみ袋の提供などを市町村が、それぞれその活動を支援する仕組みを3者が確認書を取り交わして実施する制度でございます。市内におきましては、平成14年5月を最初に、現在までに14団体が前述の確認書を取り交わしており、鋭意、県管理道路の清掃美化活動を実施しております。

 次に、市道に関する道路サポート制度につきましてのご質問にお答えをいたします。まず、安心、安全で快適な道路環境を創出、維持していくために、市民と行政が協働して張り紙、張り札等の違反簡易広告物の除去を行う違反簡易広告物除去推進員制度を昨年10月1日より施行いたしまして、7団体が登録をしていただきました。日々活動を行っていただいております。また、議会開会日、市長の行政報告でも申し上げましたとおり、市民による道路の清掃、除草等の一斉活動、その他市民の自主的な活動に対する支援等を柱といたします道路愛護推進事業を今年度から実施しております。この事業の一つとして、本年7月25日市道の愛称を命名するため、道路愛称命名基準を作成いたしました。

 ご指摘の市道の道路サポート制度につきましては、前述の道路愛称命名基準同様、道路愛護推進事業の一つといたしまして、市道の美化活動団体を認定、サポートし、安心、安全で快適な道路環境を創出、維持する制度を現在策定中でございます。主な内容といたしましては、ボランティアで市道の清掃、除草、花木の植栽等を行う市民団体等を活動団体として認定し、その活動を市としてサポートしていくものでございます。道路愛護推進事業のいずれの事業も市民の自主的な活動を奨励し、支援、安心、安全で快適な道路環境を創出、維持する、道路を市民の身近なもの、自分たちのものという愛護意識の醸成を図るものとして、ご指摘の趣旨に合致するものであると認識をしております。いずれにいたしましても、市道の道路サポート制度につきましては、今年度のできる限り早い段階で策定し、その推進を図ってまいりたいと考えております。

 次に、3点目の県道新飯能寄居線工事に対する市の把握についてでございますが、新堀工区の現在の進捗状況につきましては、用地買収率75%、工事進捗率34%、本年度事業については引き続き用地買収に努めると聞いております。現在、未着工の北平沢工区については、平成16年12月に飯能県道整備事務所が説明会を開催し、事業計画等を関係者に説明いたしましたが、北平沢工区の整備につきましては新堀工区の開通を見ながら、交通需要等を勘案の上、着手していきたいとのことであり、現在もこの状況については変わっていないとのことでございます。市といたしましても、新堀工区の早期完了、北平沢工区早期着手に向け、国、県等関係機関に機会あるごとに要望しているところであります。

 次に、新堀工区周辺の市道整備状況、計画についてでありますが、当路線に接続します幹線69号につきましては、幹線4号もくせい通りまでの整備が完了いたしましたが、区画整理区域までの延伸区間につきましては、早期に整備すべき路線として評価する考えでおります。また、他路線については、具体的な拡幅計画はございませんが、A1073号線、A1075号線等バイパス西側区域の雨水対策について、地元より要望がなされておりまして、今後地域の生活道路として拡幅、雨水対策として側溝等の整備について、新堀工区の進捗、整備後の交通状況等を勘案しながら、検討していきたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、併用方式にのっとりまして順次質問させていただきます。

 まず、災害に対する消防行政について。「多様化する災害から市民の安心、安全を守っていくために、消防団の充実、強化を図り」と答弁されましたが、具体的にはどのようなことなのか。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) なかなか難しいご質問でございますけれども、市民の自主防災意識の育成などを通しまして、消防団の重要性、消防団に対する感謝の気持ちを育成していきたいと考えています。市民の消防団に対する感謝の気持ちが、これは団員の士気の向上につながるのだろうと、そういう考え方でございます。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、次に消防団の処遇改善についてお聞きします。

 答弁のとおり、昨年度の消防団の特別点検に二十数年ぶりの全団員が出動したことに対する顕彰バッジ及び訓練用のTシャツを贈ったということは、大変に賞賛できます。しかし、これからは特に消防団に対する市民の安心、安全確保のための負担が要求され、さらに消防団員確保が厳しくなることが懸念されます。そこで、7月14日付で、先ほども答弁ありましたけれども、消防団員確保のさらなる推進について、書簡が消防庁長官通知として各市町村長あてに送付されましたが、今後の消防団に対して具体的な処遇改善は図れるのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 消防を取り巻く環境は、大変厳しいものがございまして、国では全国の市町村消防の維持が難しくなっているとして、広域化を推進しているところでございます。埼玉県でもまだ方針は示されておりませんが、その方向で進んでいるとお聞きしております。埼玉西部も例外ではございません。人口規模からして、職員の数が多いということで、現在減員の計画を進めており、署の廃止や分署化等を進め、消防力を維持しながら合理化を進める計画でございます。今後、消防団の必要性はますます大きくなるわけでございますが、このような状況での処遇の改善についても退職報償金について毎年改正するなどしており、今後も改善に鋭意努力していく所存でございます。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 退職報償金については、毎年やっているということなのですけれども、現在消防団員がこの9月には、特に旅行とかありますよね。その中でもって、旅行に行くのにどうしているかといいますと、いわゆる1年間、年俸8万円ですね。その8万円を各団員で集めて、それを保存しておき、さらに団員は月5,000円ずつ積み立て、自分のお金を積み立てて、それで旅行に行っているのです。市民の間では、「消防団員はあっちこっち海外旅行に行けていいな」ということを特に聞きます。ですけれども、そういう中で消防団員は自分たちのお金で行ってるのです。市のお金は1円も旅行には出ていないのです。そういう中で、団員の報償金、年俸ですね、年報償金が8万円、そして1回の出動手当が2,400円、このことを1カ月にしますと約6,666円、1日で219円、で消防団員は一年じゅう待機しているわけです。そういうことからしますと、年俸、もう二十数年以来上がっていない年俸、あるいは出動手当の増額等はそろそろ考えてもいいのではないかなと思いますけれども、その点についてお聞きいたします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 現在、飯能市、日高市とも消防費の拡大が続いているということで危惧している状態で、財政的なことももちろんあるわけなのですが、消防費を何とか抑制しなければならないということで、ただいま答弁したとおり、その方面ですと大変苦慮している状態でございます。ですから、年俸のその引き上げということも確かに消防団の重要性から考えれば、二十数年上がっていないということであれば、そういうこともごもっともなご意見だとは思うのですが、そういう現在の状況の中で手当引き上げということは大変難しい状況になっているかなというふうに考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、年俸とか出動手当を上げられないというようなことでありますけれども、もしそういうことであれば、処遇改善という意味の中から少しでも違った形でできないか、その辺のところはこれから検討していただきたいと思います。

 次に、防災拠点、日高市消防団第4分団車庫についてお聞きいたします。答弁では、「4分団の希望を聞き、それに対して一部は実施できないものはあるが、ほぼこたえられた」とのことですが、4分団員に聞きました。その結果、「一部は聞いてくれたが、ほぼこたえてもらえなかった」、まさに逆なのです。「その一部についても、トイレ、掲示板等の要望しなくても車庫には当たり前だけの、いかにも希望を聞いてあげるかのように見せていますが、最終的には行政の言いなり、思わせぶりも甚だしい、がっかりしている」と言っております。このことについて、市長はどのように思っているのかお聞きいたします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 消防団の車庫につきましては、広域消防の方で担当しているわけですけれども、車庫は消防の拠点というような位置づけでございまして、防災の拠点という位置づけにはしてございません。したがいまして、予算の関係もありますし、他署の1分団から6分団まであるわけですけれども、それとの比較あるいは飯能市は飯能市でやっているわけですけれども、消防の車庫としてどうあるべきかというところで意見はお聞きしたと思うのですが、多分4分団の団員さんとの何か考え方の相違があったのかもしれませんが、その範囲で、広域消防は広域消防の考え方の範囲でお聞きしたということだと思います。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 今の答弁からして、やはり団員としては、「だったら聞かない方がよかったよ」というふうな声さえあるようなのです。そこで市長、市長は常日ごろ「市民の声をよく聞き、反映していきたい」と言っておりますね。しかし、このようなことは市長の考えとちょっと逆行しているのではないかなと思いますけれども、この点についてはどうでしょうか。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) ただいま申し上げたとおり、予算の範囲の中で精いっぱい努力したはずでございます。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、その辺のこれからの宿題として、市長に与えておきたいと思います。よろしくお願いします。

 (「大きな宿題ですよ」の声あり)



◆5番(野口明議員) 次に、現在の消防団の車庫は外部の屋根、外壁が石綿波形スレート、内部は車庫の部分が外壁材、いわゆる波形スレートのあらわし、団員の詰所が塗装は施してはあるものの、石綿板、いわゆるアスベスト含有成型板が使用されております。国の基準では、飛散はしないので人体への影響はないとはいうものの、解体時には割れて飛散しないよう特別の扱いを心がけるようになっており、必ずしも安全とはいえません。そのような中に市の大事な消防団員を置いて、今まで建設を長引かせたことをどのように思っているのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 建設の順序がつくられていたということで、その順序からして4分団の車庫の建設がおくれたということのようなのですが、3分団の車庫は歩道の拡幅に伴って順序を変えて、あえて先にやったと。その後、国体の事業もありましたので、その関係でもおくれたと。もう一つは、用地の確保の関係で、4分団の車庫の建設がおくれたと。計画に基づいて確実に進めているという考えはあるのですが、結果として今年度になってしまったということのようです。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 先ほどのアスベストについてのあれはなかったのですけれども、もうそろそろ新しくして変えることでもありますから、関係はないと思うのですけれども、最後に健康診断等するぐらいは見ていただきたいと思います。

 それから、用地の確保についておくれたということですね、現在の計画の場所ならもうとっくに計画できているはずなのですが、その点はどうでしょうか。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) まず、アスベストの関係ですけれども、これは国の基準からしても問題ないということでございますので、特にスレートの建物が危険というふうな判断はしておりません。ですから、解体時に十分気をつけて解体すれば問題ないのだろうと考えております。

 それから、用地の関係ですが、私も広域消防の方にお聞きしながらの答弁なものですから、用地がなぜおくれたのかという詳細については承知していないのですが、広域消防の方から用地の確保がおくれたということは聞いております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、建設用地の地盤調査をした結果、地盤の補強が必要で、設計変更と聞きます。補強工事については追加工事になると思われますが、どのような工法になるのか。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 何かあそこは、地盤の支持力がないということで、パイルを打ち込む予定になっているようです。パイルは、7メートルのパイルを打ち込むようです。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) そして、これは追加工事になるのではないかと思いますけれども、どうでしょうか。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 追加工事といいますか、あくまで当初の予算の範囲でやる予定になっております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、上・下水道部の問題になるかと思うのですけれども、建設現場の東側約100メートルの、いわゆる近いところに市の大切な水源である取水用井戸があります。このパイルを打つということによって、地下水脈の上流でもあり影響はないのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) これ、水道課に伺いまして、図面で確認していただいたのですが、図面の上での計測ですけれども、47メートルほど離れておりまして、何ら問題ないそうです。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、いわゆる建設用地である、これは教育委員会の問題になりますけれども、建設用地である箇所は毎年行われるかわせみマラソンのスタートに当たるところです。以前より言われているかわせみ街道は、道路が狭いため、選手が路肩より転落等危険なので、広くしてほしいとの要望も出ています。計画用地の仕上がり形態を教育委員会は把握しているのかどうかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 吉澤教育次長。



◎教育次長(吉澤) お答えいたします。

 現地確認をし、現状は認識をしております。必要に応じて転落防止の方策を講じてまいります。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 十分な対策が必要かと思われます。

 それから、都市整備部になるかと思います。かわせみ街道、いわゆる市道幹線2号は拡幅計画があり、既に測量済みと聞きます。車庫建設による道路計画への影響はないのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 都市整備部の関係で、このかわせみ街道、市道幹線2号につきましては、整備の構想の段階でございまして、整備構想では幅員を10メーター、片側の歩道を幅員2.5メーターで整備構想として考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 今までのことをすべてを考えてみますと、大変な場所に計画されているわけです。このことについて、このことはちょっと市長に答えていただきたいのですけれども、市長、ことしのかわせみマラソンのときにはスターターを務めまして、台の上でもってピストルを打ったのを見させていただきました。そのときに恐らく感じたのではないかなと思います。あの狭い道路でもってスタートする選手が大変だなということはつくづく感じたのだと思います。そういった意味からしますと、その場所が図面を見ますと厳しいような状況になっています。そして、その地域の、すぐ近くの住民に聞きましても、「うちの土地なんか平にしたって構わないよ」と、そのくらいに言ってくれているところなのです。ですから、これは市長として今後どのようにその辺のところを考えていくかお聞きしています。市長、お願いします。



○議長(高木泰文議員) 大沢市長。



◎市長(大沢) 現地をよく確認をしたり、それから関係機関とよく協議をして、これから要望等も考慮に入れながら、研究してみたいと思っております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、続きまして防災行政無線に対する市長の考えについてを再質問させていただきます。

 火災発生時の際、規定ではサイレンの吹鳴が5秒、間隔が6秒、全体で27秒かけ、その後おもむろに火災発生が広報されます。多くの住民から言われることですが、住民及び関係者にいち早く内容を伝えるためにサイレンの吹鳴を2回にする等、吹鳴時間を短縮できないのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) これ、広域消防の方に伺ったことなのですが、飯能、日高とも同じような対応をしておりまして、特に支障はないと感じていると、今後もその方向でいきたいということなのですが、確かに日高の側から考えますと、ちょっとおっしゃるとおりかなという気もします。ですから、今後また広域消防の方に改めて検討を要請していきたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、火災発生時の際、広報塔による火災発生の緊急放送の時間、緊急放送をする時期ですね、時期が遅過ぎるのではないかという苦情も出ておりますが、その点についてはどうでしょうか。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) これについて、消防署の車がまず現場に行きまして、現場を確認して、その現場の状況によって消防団を要請するためにサイレンを鳴らすということで、消防署の車が先行しているというのはそれが理由なのだそうです。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、今後の国民保護法も踏まえて防災行政無線は何のためにあるのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 災害時の非常事態、人命にかかわる緊急事態等に関することを、市民の皆様にお知らせするために設置してございます。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 8月1日より始まった緊急地震速報は、何秒か前に予測し、地震を知らせる画期的なシステムで、いずれは一般家庭などの加入も受け付けるということを言われております。今やこのような時代です。前もって知らせろとは言えません。火災通報があれば、その時点で通報確認は行っているはずですから、地域の住民にいち早く知らせる義務があるのではないのですか。今まで再三の経緯で、「消防車のサイレンが近くで鳴りやんだので、外に出てみると1軒先の隣が火災になっており、その後に広報塔が鳴り出した」と、火災現場近くの住民から聞きました。このことから、緊急事態は住民に早く知らせるべきではないのか、このことについてお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 先ほど申しましたけれども、消防本部の考え方がまず現場を確認してからという考え方なのですが、確かに日高の消防署が発足した当時から昔のことを考えてみれば、火災発生と同時にサイレンを鳴らしていたわけで、日高の市民からすればちょっと違和感があるのは承知しております。しかし、広域消防でやっていることでございますので、もしこれを議員がおっしゃるような方式にするとすれば、飯能方式と日高方式でサイレンの鳴らし方を変えなければならないというようなことも起きかねませんので、そういうことが可能なのかどうか検討していただくように要請したいと思います。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、次に移りたいと思います。

 区長要望についてですけれども、これ、環境経済部ですか、街路灯の設置及びカーブミラーの設置、これ要望箇所に対して高い設置率と聞きますが、大半は設置されるのかどうかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 砂川環境経済部長。



◎環境経済部長(砂川) ご質問にお答えいたします。

 街路灯の設置率につきましては87%が設置をされております。また、カーブミラーにつきましても77%が設置されていまして、高い率で設置をされていると思いますが、要望のすべてを対応するのは非常に難しいかと思いますが、現場の確認等あるいは危険箇所等確認をいたしまして対応をしてまいりたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、次に市長に提出された要望ですけれども、過去3年間で62件あるとの答弁ですが、10年も前に提出した要望は既にお蔵入りしてしまったのかどうかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 大川戸総務部長。



◎総務部長(大川戸) 過去の要望につきましても、市民の方々の身近で切実な声でございますので、その必要性、優先順位などを考慮しながら順次努力しているところでございます。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、次に都市整備部関係についてお聞きいたします。

 寄附採納による市道の整備についてですけれども、敷地の後退していただける地権者には、報償金を贈っているようですが、せっかくの厚意でもあり、素直に受け、その分改良工事を優先的に施してあげる考えはないのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 寄附等による後退道路整備につきましては、整備効果として路線単位として整備を図っておりますが、ご質問の趣旨を踏まえまして効率的な整備に努めてまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 中には、農地で相続税の納税猶予を受けている用地にもかかってしまう例もあるようです。公共に対しての寄附行為でもあり、対策は考えられないのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 農業政策上の措置といたしまして、農業の相続人に対して農業継続を条件に相続税の納税を猶予することを認めております。しかし、公共用地の取得につきましても用地提供分の納税猶予の一部解除が生じまして、納税負担が必要となります。ただし、公共事業の場合は利子税等の軽減特例措置が行われておりますが、これら軽減措置等の拡大、改正がない限り難しい状況であると考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) 確かに法律上は無理なことはわかっています。しかし、地権者の厚意として提供していただけるわけですから、市でその分を報償金に合わせて対応するようなことはできないのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えいたします。

 納税猶予に係る税負担分を市で行うことは現状ではできません。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、市道に対する道路サポートについてお聞きします。

 市道の道路サポートについて、1点お聞きします。先ほど質問の中でも述べたとおり、道普請など、いわゆる無料奉仕という観点からすると、地元行政や各種団体などに限定せず、道路に愛着を持てる方であればどなたでもその活動を歓迎し、市としてサポートしていくべきと考えますが、現在検討の中ではどのような方法を対象としているのか、お聞きします。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えいたします。

 市道の道路サポートについてお答えいたしますが、現在策定中の道路のサポート制度におきましては、ご指摘のとおり道路に愛着を持っている方で一定の人数を有する方々であればどなたでも活動団体として認定をいたしまして、サポートしていくことで検討を進めております。今後も引き続きご質問の趣旨に沿うように、鋭意事務を進めてまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、次に県道新飯能寄居線についてお聞きします。

 北平沢工区については、県は北平沢工区は具体的には実施計画及び調査には至っていないとのことでありますが、それでは平成16年12月、先ほども答弁ありましたけれども、開催した図面を提示しての県の職員による地元住民に対する事業説明会は何のために開催されたのか、疑問視いたします。このことは、当時市の職員も確認しており、説明を求めます。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 北平沢工区の地元説明会につきましては、飯能寄居バイパス北平沢工区の事業着手に向けまして工事概要、進捗状況等を説明をいたしまして、より一層周知及び理解を深めていただき、今後の円滑な事業の推進を図るため、開催したとのことでございます。

 また、今後事業着手に当たりましては、用地、工事に伴う詳細な調査、測量等が必要になるとのことでございます。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) それでは、次に新堀工区周辺の市道整備について、以前から再三にわたり質問してきたわけでありますが、そのたびに「県道飯能寄居線バイパスの開通に合わせ整備していきたい」との答弁でした。しかし、今回は「新堀工区の進捗、整備後の交通状況等を勘案し、検討する」に変わりましたが、これはどうしてなのかお聞きします。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 新堀工区周辺の市道整備につきましては、雨水排水とあわせた整備が不可欠でございます。現在、バイパス路線を含め1級河川高麗川までの雨水管布設整備が進められておりまして、バイパス工事、雨水管埋設工事の完成により流末の確保された時点での整備が必要であると考えております。



○議長(高木泰文議員) 5番、野口明議員。



◆5番(野口明議員) ということは、バイパスの完成が前提となり、県の対応が待たれるということになるのか、どうでしょうか。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) 高麗川までの雨水管につきましては、バイパスの路線に布設する工事でございまして、その進捗に合わせて整備を考えていかなければならないというふうに考えております。

 (「終わります」の声あり)



○議長(高木泰文議員) 次に、20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 私は、通告しました二つの項目について、併用方式の方法で質問を行わせていただきます。

 質問に入る前に、一部訂正をします。通告書の2番目、「国との関係」というふうにありますが、「国等との関係」というふうに訂正を願います。

 また、その項で、「同仁学院踏切」というふうにありますが、「学校通り踏切」に訂正をいたします。

 では、質問を始めます。1番目は、都市整備関係と交通安全対策の関係で、1、原宿地区北西部のまちづくりについて質問します。以前の一般質問で、「同地区のまちづくりの構想はあるのか」と質問したら、「逆線引きされた調整区域だから、まちづくりの構想策定の考えはない」との答弁がありましたが、私のこの質問の趣旨は、今住んでいる地域を整備する計画という小さいことでありますので、その趣旨から答弁を願います。

 蛇足ですが、日高町当時の現在の市役所の敷地の選定で思い起こすことがあります。当時の執行部は、現在の図書館の旧日本セメントのグラウンドを考えました。県から、「そこは自分たち日高町が10メートル以上の建物を建てられない区域に決めておいて、今さら役場を建てるのはおかしく、できない」と言われていました。当時の町執行部は、次に現在の市街化区域内で物色しました。そのとき私は、武蔵高萩駅と高麗川駅の中間の旭ヶ丘の西端部、三角山付近を区画整理し、新駅をつくり、役場の敷地を減歩で調達、あわせて武蔵高萩駅周辺のにぎわいと高麗川駅周辺のにぎわいを連担させ、まちの活性化を提案しましたが、関係者からは一笑に付されました。しかし、戦前の満州国の都市計画を行った人が、「まちづくり、都市計画はそうあるべきだと、褒めていた」と伝え聞いております。また、ある民間企業が後年同じように、高麗川団地付近から三角山付近まで新たに住宅開発を計画しました。

 蛇足をもう一つ。県の事業は遅々として進まない感じがします。しかし、5年後、10年後には事業が完成しています。日高市の場合に、主に都市計画道路以外では数年間の事業が見当たらない、一気にやる、しかし財政難だからできないという論法です。一気にやってあげたいという気持ちはありがたいが、実現、実施されなければ意味がない。財政難だからこそ、数年間かけた事業化が必要であると思います。

 さて、質問の本題に戻りますが、まず当該地区は道路整備、下水道の整備、雨水排水の整備、街路灯の整備、公園の整備等々で今住んでいるまちをよくしていくのがまちづくりだと考えます。そういう点からは、当該地区を整備する計画はどのような考えかお伺いをいたします。

 次に、旧日本セメント引き込み線跡地の活用の位置づけですが、私は一つには周辺地域の住民のマイカーや消防自動車、救急車の進入道路として使用できる。二つに、歩道をつけた道路にすれば、高麗川中学校から学校通り踏切までの通勤通学道路の混雑解消に寄与します。三つには、高麗川小学校のプールわきの道路を拡幅すれば、市役所通り、幹線6号の通学時の過密状態の緩和に寄与します。四つには、旧体育館わきの交差点は見通しが悪く危険です。引き込み線跡地とセメントの入り口とを十字路にして信号機を設置すれば、交通安全に寄与する等々考えられますが、担当部課はどう位置づけられているか伺います。

 次に、引き込み線跡地の取得についてですが、以上述べたように、取得すればたくさんの副次的効果をもたらすと私は考えますが、相手があってのことです。セメント会社の意向はどうか伺います。

 また、引き込み線跡地に対する市の基本的方向性はどう考えているのか伺います。

 また、引き込み線跡地に対する大沢市長の考えはどうかお伺いをいたします。

 次に、2の都市計画道路についてです。都市計画道路原宿旭ヶ丘線から市道幹線6号までの整備計画と交通安全対策について質問します。都市計画道路原宿旭ヶ丘線は、平成17年度からの継続事業で、国道407号に仮ではありますが接続されました。現在、都市計画道路日高川越鶴ヶ島線と国道407号の接続工事が完了、新宿地内の未開通部分の工事が計画され、平成20年3月までには全線開通の予定と聞いています。時間は、残すところあと1年半しかありません。原宿公会堂から市道幹線6号までの間の整備計画はどうなのか、担当課の計画をお伺いします。

 次に、市長として、原宿公会堂から市道幹線6号までの間の整備の必要性などについてお考えをお伺いをいたします。

 次に、平成20年3月ごろの全面開通後の、原宿公会堂から市道幹線6号までの間の交通安全対策をどうする考えか伺います。

 次に、(2)の都市計画道路路線と市道の交差点の交通安全対策ですが、ベイシア西側、旭ヶ丘中央線との交差点は信号機が設置され、また近々ベイシア東側国道407号交差点にも信号機が設置されると聞いております。それら以外の信号機のない交差点への安全対策をどう考えているのか。一時停止の標識は設置するでしょうが、うっかり見落とす場合も考慮すると、後ほど質問しますがハンプとの併用、一時停止の標識は視覚に訴えるものです。ハンプは、体感等のもので、ダブルでの安全対策が必要と考えますが、担当課の考えをお伺いいたします。

 次に、3、交通安全対策ですが、(1)の市内各地の交差点における交通安全対策についてと、2のハンプの効果についての検討結果はどうか、及び(3)の危険な交差点におけるハンプ設置の方針はあるかについて、関連しますので一括して質問します。

 まずは、市内の交差点すべてに信号機の設置は無理で、かつ交通渋滞を招き不経済です。先ほど述べたように、主要な市道の交差点で信号機のない交差点への安全対策をどうするのか。一時停止の標識は視覚に訴えるもの、ハンプは体感するということでのダブルでの安全対策も必要と考えますが、どうなのか。

 それから次に、ハンプの効用の評価はどうなったか。もし、ハンプの効用が是とした場合の導入計画等は検討の俎上に上がったことがあるのか伺います。

 また、ハンプ以外で運転者の視覚に頼らないで確実に運転者に交差点を知らしめる方法があるかを検討されたか伺います。

 次に、2番目、国等との関係について(JR東日本関係)について質問します。まず、1、JR高麗川駅構内の学校通り踏切の改善についてですが、現在八高線や川越線などの電車や汽車の入れかえ作業は学校通り踏切を使って行っています。高麗川駅南側は日高陸橋があり、電車や汽車の入れかえ作業を高麗川駅南側を使って行ってもらえば交通緩和に大いに役立ちます。JR東日本に改良を申し入れる価値は十分にあると思いますが、担当課のお考えをお伺いします。

 次に、2、同駅の東口開設の見通しですが、JR貨物の考え等はどうなっているのか。市として現状をどう検討しているのか。また、どう今後検討していくのか。

 以上の点について質問をします。



○議長(高木泰文議員) 大沢市長。



◎市長(大沢) ただいまの質問に対しまして、都市整備関係と交通安全対策についてお答えを申し上げます。

 まず、セメント引き込み線跡地の取得についてのご質問でございますが、議員が言われているとおり、セメントの引き込み線につきましては沿線の地域のまちづくりに大きな影響がある土地であります。これまでにも地域の雨水排水計画であるとか、通勤通学路、公園など活用案を検討してきた経緯もございます。議員のご提案も地域の現状を踏まえた非常によい案だと認識をしておるところでございます。いずれにいたしましても、地域のまちづくりにさまざまな利用が可能な土地でありますので、日本セメント様にご協力をいただけるよう、引き続き働きかけてまいりたいと考えております。

 それから、都市計画道路関係でございますが、原宿公会堂から市道幹線6号までの間の整備の必要性についてでございますが、幹線6号への接続路線といたしましては、幹線32号、太平洋セメント南門に通じ接続するB362号線、それからB970号線がありますが、現状では大型車両等の相互通行ができない状況で、拡幅を要する路線であり、いずれも住宅、工場等の建物移転が必要でございます。整備に当たっては、相当の期間、費用を要するものと思われております。また、幹線6号につきましては、多くの子供たちが通学路として利用している路線でありまして、これらの安全対策を最優先にし、検討しなければならないと考えています。

 これらの状況を踏まえまして、当面は既存幹線道路における車両の分散、誘導を実施し、接続路線の整備につきましては慎重に検討してまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) 原宿地区北西部のまちづくりにつきまして、都市整備部が一括してご答弁申し上げます。

 1点目の当地域を整備する計画についてでございますが、当地域につきましては現在のところ整備計画はございません。しかしながら、以前議員よりご指摘のとおり、大型緊急車両の進入は困難な道路が存在することや、小中学生の通学時間帯に周辺の道路が混雑するなど、解消すべき課題があることは認識しているところでございます。今後、安心、安全のまちづくりのためには、道路整備を初めとする各種基盤整備が必要であると考えております。

 続きまして、2点目の引き込み線跡地の活用の位置づけについてでございますが、引き込み線跡地を取得することにより、当用地内で大型緊急車両が通行できる車道及び歩道は確保可能と思われることから、引き込み線跡地の整備は当地域の防災対策や周辺地区を含めた交通安全対策の施策を実施する上で有効であるととらえております。また、引き込み線跡地と現在の市道との接合部や周辺道路の整備について、ご提案の活用方法や周辺道路とのネットワークを踏まえた検討は必要であるとともに、道路整備に伴う雨水排水対策が今後の課題であると考えております。

 次に、引き込み線跡地の取得につきましては、太平洋セメントと定期的にそれぞれ状況、意向とを持ち寄りまして、協議を行っているところでございます。市といたしましては、財政的に厳しい状況でございますので、市の財政の負担とならないよう、お願いをしているところでございます。引き込み線跡地につきましては、地域のまちづくりに大きな影響を及ぼすものでありますことから、今後とも取得に向けて調整を図ってまいりたいと考えております。

 次に、都市計画道路についてのご質問に順次お答えをいたします。1点目の原宿公会堂から市道幹線6号までの整備計画と交通安全対策についてでございますが、幹線6号に通じる幹線32号は、両側に建物が連檐しておりまして、地権者の用地協力は不可欠であるとともに、移転費用等に相当の事業費を要するため、非常に困難であると考えております。

 次に、原宿旭ヶ丘線の全面開通後の原宿公会堂から市道幹線6号までの間の交通安全対策についてでございますが、開通後においては相当な交通量の増加が予想されておりまして、市道幹線32号の拡幅等が難しい現状におきましては大型車両等の誘導、分散が緊急の課題であると認識しております。短期的には、幹線10号、幹線33号等の南北路線への誘導、交通規制等により流入の抑制が必要な対策として考えております。

 次に、主要な市道の交差点で信号機のない交差点への安全対策についてでありますが、市内各地の交差点における交通安全対策といたしましては、交通量が多く危険な箇所につきましては、信号機の設置要望を行っております。また、交通量の少ない箇所につきましては、カーブミラーの設置、路面標示や啓発看板等を設置して、事故防止に努めております。

 次に、ハンプの効果について検討した結果でありますが、ハンプを設置すると運転者は減速しなければならず、その都度注意喚起できるので、事故の抑制効果を発揮することになりますが、機能振動、衝撃音等周辺住民対策も必要となってまいります。また、議員ご指摘のとおり、危険交差点における一時停止は、規制とあわせ道路照明、路面標示等視覚と物理的な認識の充実により、事故の抑制効果が高まるものと考えております。危険な交差点における安全対策につきましては、ハンプ以外に交差点狭窄、自動車通行区間を狭める。または交差点シケイン、これは障害物というのですが、自動車を水平方向に移動させる等の道路構造を改編し、物理的に自動車交通の速度を抑制する方策もありますが、本市の道路事情には適さないため、今後もハンプの長所、短所につきまして引き続き調査、検討するとともに、規制等により交通の制御するソフト的な手法もあわせ、有効な安全対策の実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、高麗川駅の東口開設の見通しについて順次お答えを申し上げます。JR貨物につきましては、「高麗川駅東地区の整備について、市が計画等の素案ができたところで話をいただければ、協議に応じたい」と回答を得ております。また、「現在の計画されている駅前広場を西側にスライドして、JR貨物所有地内に位置変更することとなれば、市への土地の協力も十分考えます」とのことでございます。

 次に、市としての現状をどう考えているかにつきましてですが、現在の高麗川駅東側から駅利用者は北側の学校通り踏切を渡っていくか、南側の線路下の四反田堀をふたかけしたガードを通行して駅を利用しておりまして、いずれも十分に通行可能な幅員ではなく、車両との接近もありまして、安全確保が必要と思われるほか、駅までの所要時間もかかる状況でありまして、駅利用者が安全かつスムーズに駅へ行ける道路環境が必要と考えております。

 次に、どのように検討しているかでございますが、高麗川駅東口を開設する上で駅東地区の構想、計画を策定する段階におきまして、例えば東西の連絡通路を考えた場合には、先ほど述べました駅前広場の位置を変更することによる東西駅前広場間の距離の短縮、事業費の縮減につながるものでありまして、法的な事務処理として都市計画決定の変更が必要となります。このようなことから、各段階におきまして関係各課、JR東日本、JR貨物等との調整を図って進めてまいりたいと考えております。

 また、来年度からこの東地区の担当を設けまして、最少限の投資で最大の効果を得られる手法を検討し、実施に向けて取り組む所存でおりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(高木泰文議員) 滝島企画財政部長。



◎企画財政部長(滝島) 国等との関係で、JR高麗川駅構内の学校通り踏切の改善につきまして、お答えをさせていただきます。

 高麗川駅の北側にあります学校通り踏切では、八高線、川越線の列車の入れかえ作業によってしばしば通常の運行以外に踏切が閉じられてしまいまして、通行者の方々にはいら立たしく感じられているところでございます。JR東日本によりますと、電留線からホームへの電車入れかえ作業が1日当たり15回行われており、1回当たりの所要時間はおよそ5分間とのことでございます。議員ご指摘の陸橋がある南側での入れかえにつきましては、入れかえ信号等の設備が必要になり、相当の費用がかかるようでありますが、市といたしましても今後改善に向けましてJR東日本に要請してまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) では、まず先ほど大沢市長が太平洋セメントに引き続き働きかけるという答弁がありました。これは、従来から見れば大きく一歩前進した答弁だというふうに考えます。地元としても大いに期待をしているところでございます。今までその点があいまいであったので、職員がアクションを起こすということができにくかったというふうに判断をしております。それ以外のところで、担当の部長から答弁がありました。「市として認識している各種基盤整備が必要だ」という答弁ですけれども、どうするのかという具体的な答えがありませんでした。ただ思っているだけでアクションは起こさないのか、思っただけなのか、やるのか、その点については。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 同地区の基盤整備につきましては、地域の方々の協力を得ながら、狭隘道路の解消、隅切りの改良などの道路環境整備に努めてまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) では、次に跡地の活用の関係についてお聞きします。

 「跡地整備は有効で、今後の課題」という答弁ですけれども、これも具体的に答弁がなかったわけですけれども、何か具体的に検討されているかどうか。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 旧日本セメント引き込み線跡地の活用につきましては、先ほどお答えをいたしましたとおり、当地区のまちづくりに有効であると考えております。そのことから、用地取得にあわせその具体的な活用方法、整備内容、防災面、交通安全面など多方面から検討していきたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 今の答弁は、右を向くのか左を向くのか、その第一歩の基礎固めができたと判断します。しかし、検討だけではだめなので、引き続いてアクションを期待して、次の項目に移ります。

 用地の跡地の取得の関係で、市の財政負担とならないようにお願いしていると。取得に向けて調整を図っていきたいということで、また市長も引き続き働きかけるということなので、大きく一歩前進したと判断できます。今後、鋭意努力していただくようお願いして、次の項目に移ります。

 原宿旭ヶ丘線から市道幹線6号までの整備の関係ですけれども、まず市長の「慎重に検討したい」という答弁は、普通慎重にというと、一般的に当分はやらないという答弁に受け取られやすいわけですけれども、ただ「重要かつ緊急の課題」という答弁もありました。そういう点からいくと、遅くとも市長の任期中には開通のめどをつけたいというふうに、任期中というとまだあと3年半ありますけれども、ちょっと長いわけですけれども、慎重にということが、やろうということで一歩踏み出すのか、従来のように慎重に検討して任期を全うするということで、意地悪く言いますと、そういうふうに一般的になりやすいわけです、慎重にというとですね。その点市長は、慎重というものはどういうふうな趣旨で答弁されたか、その点お伺いします。



○議長(高木泰文議員) 大沢市長。



◎市長(大沢) 先ほども申し上げましたが、あの部分を拡幅をするということは、大変な財政的負担を予想せざるを得ないわけでありまして、特にあのエリアからずっと駅までにかけましては、住居地域であります。このところを大きな車を入れるようにするということは、本来的には私は好ましいことではないと思っていまして、両側に分けることの方が大事かなと思っています。したがいまして、住居地域に車を大量に入れるようなことではなくて、むしろいかにこの両側にうまく分けていくか、こういう形で外側に都市計画道路が計画されているわけでありますから、それらをつくって誘導していく方が大事かなと思っております。したがいまして、あわせてもう一つ子供たちが歩くのに安全なエリアを確保する、そういう方策も考える必要があろうかなと、そういうことを考えております。

 以上です。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 住宅地に大型を入れるということについては、全く同感であります。

 私は、ここでちょっと申し上げたいのは、そういうことを考えたときに、この問題は日高町当時の失政のツケだというふうに私は認識しています。その理由は、この都市計画道路が計画されたときに、いわゆる市道幹線6号、貫通道路ですね、それから産業道路、市道幹線33号、この二つあって、その狭いところへもう一本都市計画道路なんか要らないよという、地元住民の反対の意見を押し切って都市計画決定をされたわけです。だから公会堂のところでとまっているわけです。だから、そういうようなことが、事務方に言ってもしようがありませんけれども、そういう点もちゃんとよく考えていかなければいけないというふうに私は思うのです。

 それで、今市長の方で財政的負担と用地確保というようなことでありましたけれども、用地確保は相手があって、地権者の同意が必要で難しい側面がありますけれども、財政の問題は市が独自に対応できる問題です。また、年次計画でも対応が可能と思います。周辺の住民としては、市が解決の方向に向かって検討しているというのと、財政的問題と用地確保の問題だから難しい、難しいと、いつになるかわからないということだと、安心の度合いがちょっと違ってくると思うのですね。費用面から見て困難さがあるという答弁ですけれども、どのくらいの費用と見込んでいるのか、その点について。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 幹線32号につきましては、改良延長約250メートルでございまして、新たな拡幅が約3メートルほど必要と考えております。これに基づきます概算整備費用につきましては、約2億8,000万円程度と考えております。内訳といたしましては、用地補償費約2億2,000万円、工事費約6,000万円と考えております。また、物件移転にかかる費用につきましては、従前の機能の確保等ケースによっては費用が大きく変化することとなります。事業化を進めるに当たり補助金等特定財源の確保とともに、地権者等の方のご理解、ご協力が必要であると考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 次に、大型車両の誘導、分散化については理解します、ああいうところに来られては困りますので。大型はそういうふうにする。では、普通車はどうするのですか。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えいたします。

 普通車両対策につきましても、基本的には誘導、分散化を図り、生活道路への通過車両の流入を抑えたいと考えております。また、高麗川駅東地区の課題に取り組むため、先ほどご答弁いたしましたが、できるだけ早く基本的方向、整備計画の骨子を固めまして、地域の合意形成に取り組んでまいりたいと考えております。そのまちづくりの合意形成を図る中で、交通体系を整備することも話し合うことも必要ではないかと考えております。具体的には、通過車両が通行しづらい道路環境も検討していくことも必要かなというふうに考えております。あわせまして、県公安委員会等関係機関と協議を進めながら、安全対策を実施をしてまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 通過車両の排除、それから誘導、分散ということは、できれば地元の住民、周辺の住民とすれば大いに結構なのです。しかし、ここで私ちょっと素人でよくわからないのでお伺いします。大型車両も普通車両も通さない、誘導、分散して通らせない都市計画道路というのは、都市計画法の施行規則とかいろいろ調べました。都市計画道路の中でも幹線街路は自動車なんかを通す道路だというようなことで補助金や何かが来ているわけです。すると、何のために多額の費用を費やして実現したのか、大いに疑問が残るわけです。なぜ多額の費用を費やして大型や普通車両を通さない都市計画道路原宿旭ヶ丘線をやったのか、大型車両と普通車両の通行を規制した都市計画道路では、全国的にも珍しいと思うのです。そうしたら、国から国庫補助金を返納しろと言われないか心配するわけなのですけれども、素人でよくわかりませんけれども、その点はどうなのか。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 通過車両としての大型車、普通車の誘導、分散化を考えておりまして、工業地域に所在をいたします企業への通行を制限することは考えてはございません。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 今の答弁納得するわけではありませんけれども、ひとつ今後庁内で検討していただきたいというのは、今申し上げた都市計画道路鹿山南平沢線、それから都市計画道路鹿山田波目線については、こういっては失礼ですけれども、委託業者の作文と、業者はつくることに責任持たないのです、絵かくだけですよ。やるのは、皆さんがやるわけです。そういう点で、職員が知恵を出し合えば委託しなくてもできるのではないかなというふうに思うのです。

 これ、新聞報道で見たのですけれども、関東地方のある県の合併した某市でのまちづくりは、合併前の旧K市の職員が行っている。それで、旧のN市はまちづくりを業者に委託してできばえはきれいだったと。しかし、旧K市の職員が自分たちの知恵を出し合って、委託でなく自前でつくった。その経験が合併後の某市のまちづくりの計画は旧のK市の職員が担当、検討しているというのですね。過去の行政の失政を今さら言ったところでしようがありませんけれども、職員の頭で考えればできると思うのです。そういうことを今後、検討していただきたいというふうに述べまして、次の項目に移ります。

 都市計画道路、市道の交差点の関係ですけれども、いろいろハンプ等について消極的な答弁でしたけれども、まずハンプについては国土交通省も設備の貸し出しを実施しているのですね。それを借りて1回でも実験をやって、結果が悪かったなら消極的になるというのは理解できますけれども、それをやらないで消極的になるというのは理解できません。私も、実際に富士見市に行って、現地を見ました。周辺の住民に聞いたところ、確かに設置した当時は知らないから、スピード出してきてどすん、どすんとやったけれども、なれてくれば、ああ、ここにハンプがあるからとスピード落とすというのですね。そういう点から来て、どうも消極的になっているのがよくわかりませんで、この近辺では鶴ヶ島でもその後設置したというのですね。富士見市が設置した後、またこういうふうにやっていると、日高はやらないということで、どうもちょっとよくわかりませんので、実際に鶴ヶ島市をよく走ってみて、次の議会で質問しますので、次に移ります。

 それから、交通安全対策についてですけれども、答弁を聞いていますと、どうしてもハード面がなくてソフト面が十分なような感じがするわけですけれども、ソフト面だけで十分というふうに、確かに道路照明灯をつくるとかいう点はいいでしょうけれども、もっとハード的な面を考えなくても、交通安全対策ができるのかどうか、その辺が疑問なのですけれども、その点について。



○議長(高木泰文議員) 砂川環境経済部長。



◎環境経済部長(砂川) 答え申し上げます。

 交差点対策のハード面といたしましては、警察署と協議をいたしまして、交差点を明確化するため交差点内のカラー舗装、自発光式交差点びょう等を設置しております。また、道路反射鏡の設置や減速マーク、「止まれ」等の路面標示等も実施をしております。

 歩行者対策といたしましては、ポストコーン等を設置をし、車歩道分離が可能な箇所には設置を検討してまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 少し弱いですけれども、ポストコーンなどの設置で車歩道の分離についてやるということでありますので、今回はその実施状況を見たいということで、次の項目に移ります。

 次に、国等との関係で、電車の入れかえ等ですけれども、JRは車が北側に行くのに2分、運転者が後ろから前に来て1分、そして操作に2分で、計5分だということですけれども、過去にJR東飯能の駅の構内で、某私鉄の職員が踏切の遮断機がおりている時間が長いということから、ポイントに置き石をした事件がありました、東飯能の駅の構内で。学校通り踏切の西側では、いらいらしてもそこに入ってしまうと抜けられないから、いらいらして待っている。ところが、東側の方は、ちょっと工夫すればほかの道へ迂回できるということで、方向転換する人がいるわけです。そういうような点を踏まえて、JRに強く申し入れ、交渉してほしいと思いますけれども、その点についてはどうなのか。



○議長(高木泰文議員) 滝島企画財政部長。



◎企画財政部長(滝島) 再質問にお答えをいたします。

 今、議員からご質問ありましたように、いらいらした運転になりますと事故の危険性も生じてくる可能性もございます。通常のダイヤによります踏切の閉鎖のほかに、電車のホームへの入れかえが15回もあるということでございますので、この解消が可能になればこの踏切の利便性は大きく進展することになりますので、沿線自治体で組織をする団体がございまして、それらを通しまして市として要請をしてまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) はい、了解しました。

 では、次に、東口の関係についてお伺いします。東地区の担当部署を来年から設けるということは大変ありがたいことです。その設けるのは、一応開設の時期をいつごろまでにめどを置こうかなというふうにやるのか、一応ただつくったよということだとすると、相当違うわけですけれども、どちらの趣旨でつくるのか、その点について。



○議長(高木泰文議員) 水村都市整備部長。



◎都市整備部長(水村) お答えをいたします。

 開設時期の目標を設定することにつきましては、現在の状況では財政的な面や鉄道関係者等の調整を考えますと、設定するところには至っていないと、そういう状況でございます。

 しかしながら、東地区の整備につきましては、補助事業等の活用によりまして局部的改良及び既存施設を活用した整備を中心としたまちづくりを、補助期間5年間の事業によりまして、まずは進めていけるか検討しておりますので、事業が認可され、整備にかかる5年間のうちには2次的なまちづくりとして東口開設を含めた事業計画に取り組んでいきたい。また、1次から2次へつなげていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(高木泰文議員) 20番、土方孝純議員。



◆20番(土方孝純議員) 今の答弁で、補助期間5年間ということで、それで検討するということです。ただ、これは地権者の問題もあったり、財政問題があったりしますので、幾ら市がやりたいというふうに思ってもできないこともありますので、しかし5年間で何とかめどをつけようということであります。また、大沢市長もさきの引き込み線の関係とかいうことで、全面的にいろいろ考えをお示しいただきましたけれども、この点についてもぜひ鋭意努力していただきますようお願いをします。

 職員の積極的な姿勢を評価して、かつ期待をして、私の質問を終わります。



○議長(高木泰文議員) 暫時休憩いたします。

   午前11時12分 休憩

   ……………………………………………………………………………………………



△会議中における一時不在議員

 21番 安 藤 重 男(午前 9時40分)

   ……………………………………………………………………………………………



△会議中における再出席議員

 21番 安 藤 重 男(午前 9時44分)

   ……………………………………………………………………………………………

   午前11時25分 再開



○議長(高木泰文議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 通告どおり併用方式で行いたいと思います。

 まず、産業観光にかかわることについてお伺いいたします。日和田山をめぐる環境整備についてお伺いいたします。日和田山にかかわる登山者に対する公衆トイレの設置についてお伺いしたいところであります。日和田山については、埼玉県の治山事業における県の補助事業として平成16年度から平成18年度の3カ年にわたり生活環境保全林整備が進められているところであります。その結果、荒れていた山道は歩きやすくなり、立木の間伐で林の中全体が明るくなっております。日和田山は、高さからして登山ではなく、ハイキングあるいは散歩程度で気軽に登れる山でもあります。市内の人はもとより、近隣からも多くの人が訪ねているところであります。日高市のシンボルとも言える日和田山に公衆トイレがない。

 そこで、お聞きしますが、公衆トイレの設置について担当課にいろんな人から要望が寄せられているのではないかと思いますが、いかがであるのか、お伺いしたいと思います。

 次に、2番目の下水道関係で、高麗汚水処理場施設についてお伺いいたします。公共下水道への接続についてでありますが、武蔵台、横手地区のコミプラ処理下水についてお伺いいたします。武蔵台については、昭和50年代から入居が始まり、処理開始から30年ほど経過しているところであります。公共下水道への接続についてお聞きします。

 まず、公共下水道の処理能力でありますが、現在の浄化センターは当初計画では4系列8池が計画されておりました。現在は、3系列5池となっております。今まで農業集落排水の接続、さらには埼玉医大の接続がありました。この地域の武蔵台、横手地区の接続について現在の処理能力で対応できるのかどうか、お伺いしておきたいと思います。

 次に、企画財政部関係についてお伺いいたします。利便性の向上と運賃体系についてでありますが、運賃体系については幹線あるいは地方交通線、電車特定区間などの複雑な運賃体系をJRはとっております。まず、利便性の向上についてお伺したいと思います。八高線は、昭和6年から工事が進められ、八王子―高麗川間が昭和8年に開通しているところであります。さらに、昭和9年には全線が開通して、昭和32年には気動車が導入され、さらに平成8年に高麗川―八王子間、このときから八高南線の呼称がされるようになりましたが、電車化がされているところであります。そのことにより、利便性の向上は図られております。

 しかし、現在の八王子方面についての運行回数は、時間当たりほぼ2本で、午後1時台では1本という状況であります。川越線との直通運転もされておりますが、川越線は時間当たり3本であり、同じ本数にすることによってすべてが直通運転が可能であると考えるわけであります。単線であることから、八高南線については駅間が長いこともあり、各駅での待ち合わせ時間が長くなり、施設的な問題もありますが、鉄道の利便性向上は市のイメージアップ、市の発展にも欠かすことができない条件であると思います。日高市としてどのような取り組みが今までされてきているのかお伺いしたいと思います。

 次に、財政関係についてお伺いしたいと思います。実質公債費比率についてでありますが、総務省は7月に全国の自治体の健全財政度の指数として新たに取り入れた実質公債費比率の試算値を発表しております。これは、各自治体の予算規模に対する市債の償還金等の割合を記したものであると。12番議員の質問に、「各会計間での流用、基金の繰り替えにより一時借入金は日高市にはない」ということが答弁がありました。実際、実質公債費比率については、600億円に達する巨額負債を抱えた夕張市の例から、算出について各自治体の公営企業の借金を加えるということであるようであります。公債費比率は、決算書にはあらわれてきません。決算状況を見ますと、平成11年度が11.4%、12年度12.0、13年度12.9、14年度13.6、15年度13.5となっております。比較的日高市の場合は安定しているというふうに思うわけでありますが、現在の公債費比率及び今後の推移をどのように予測しているのかお伺いいたします。

 また、総務省が言う実質公債費比率と公債費比率との関係についてはどのようになるのか。実際、実質公債比率で算出した場合、公債費比率との数値はどのように変わるのかお伺いしたいと思います。

 最後に、平成19年度予算編成における市長の方針についてお伺いいたします。平成19年度予算は、大沢市長にとって2回目の予算編成になると思うわけであります。予算編成に当たり平成18年度予算は市長となって日程的に十分な時間がないにもかかわらず、今議会で四つの柱を主に答弁がされております。今回は、市長本来の予算編成が行われるものと思われますが、平成19年度予算編成に向けての市長の所信をお伺いしたいと思います。

 以上、1回目の質問とします。



○議長(高木泰文議員) 持田環境経済部参事。



◎環境経済部参事(持田) 日和田山をめぐる環境整備のうち登山者に対する公衆トイレの設置についてのご質問にお答え申し上げます。

 議員お話しのとおり、市のシンボルでもある日和田山は、市民の皆さんに愛されるふるさとの森として生活環境保全林整備事業を実施し、間伐や歩道の整備を進めてまいりました。この整備事業には、トイレの設置についての計画はございませんが、今後この日和田山を巾着田と一体となった観光資源として活用していきたいと考えております。こういった意味からも、議員ご提案のとおり日和田山に公衆トイレを設置することは、登山客を初めハイキング客等の利便性を向上させるものと考えております。

 しかしながら、日和田山周辺の観光公衆トイレの設置要望につきましては、巾着田のトイレの水洗化については聞いておりますが、日和田山につきましては要望は寄せられておりません。したがいまして、現在日和田山に登られる方には巾着田または高麗駅等に設置されているトイレをご利用いただき、その先のハイキングコースを進まれる方には、駒高公衆トイレをご利用いただくことをお勧めしているところでございます。



○議長(高木泰文議員) 大野上・下水道部長。



◎上・下水道部長(大野) 下水道関係のご質問にお答えいたします。

 現在の市浄化センターの処理能力は、議員ご指摘のとおり3系列5池で、1日最大1万8,250立方メートルでございます。武蔵台、横手台地区の下水を接続した後も、現在行っております汚水処理運転を続けるためには、既存の処理能力では対応が難しい状況にありますので、施設の増設を計画しているところでございます。



○議長(高木泰文議員) 滝島企画財政部長。



◎企画財政部長(滝島) 企画財政部関係についてのご質問にお答えをいたします。

 初めに、JR八高線の利便性の向上についてでございますけれども、日高市では沿線自治体が構成をしております八高線電車化促進期成同盟会、これは昭和44年に発足しております。それと、JR八高線八王子・高麗川間複線化促進協議会、これは昭和56年に設置をしております。これらの協議会におきまして高麗川―高崎間の電車化、それから八王子―高麗川間の早期電車化、それから運行の増発、接続の改善等、利用客の利便性の向上に向けまして毎年度JR東日本に対しまして要望活動を実施しているところでございます。

 続きまして、財政関係につきましてお答えをいたします。まず、1点目の実質公債費比率についてでございます。実質公債費比率とは、市の公債費による財政負担の程度を客観的に示す指標として新たに用いることとされた指標でございます。具体的には、市債の元利償還金のほかに公営企業の元利償還金の財源とされた一般会計からの繰出金や一部事務組合の公債費への負担金など、実質的な公債費に費やした一般財源の額が標準財政規模に占める割合の3カ年の平均値で算出をされるところでございます。日高市の平成17年度決算では11.5%でございまして、県内市平均の12.95%より低く抑えられており、公債負担は健全であると考えております。今後もこの数値を上回らないよう努めてまいりたいと思います。なお、平成17年度決算の中で公債費比率について申し上げますと13.5%でございます。

 続きまして、平成19年度の予算編成方針についてでございます。平成19年度の予算編成に当たりましては、特に4点を今年度に引き続きまして重点施策としたところでございます。まず、1点目でございますが、公共施設の耐震化対策など市民の生命、財産を災害や犯罪などから守り、市民が安心して暮らすことができる市民の安心、安全の確保に資する事業。

 それから、2点目といたしましては、21世紀を担う元気で心豊かな人づくりに向けまして、創造性豊かな児童生徒の育成など、教育への期待にこたえるとともに、子供たちの健やかな成長を地域全体で支える教育子育て支援に資する事業。

 それから、3点目といたしましては、企業誘致につながる投資効果の高い幹線道路の整備や土地区画整理事業、さらに地域に密着した生活道路の整備など、都市基盤生活環境の整備に資する事業。

 それから、4点目といたしまして、開かれた行政運営を目指し市民と行政が相互に役割の分担を行い、市民が積極的にまちづくりに参加し、市民との協働が図られる事業。

 以上の4点を柱としまして、明るい日高、元気な日高づくりに向けて取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 日和田山における公衆トイレの関係についてお伺いしたいと思いますが、以前に地元土地所有者から元宿公会堂の神社付近に土地を提供するからトイレの設置をしてはどうかという話もありました。先ほどの答弁では、市当局についてはそのような要望等はなかったということでありますが、トイレの設置を考えた場合、登り口付近の広場が最適であると思うわけでありますが、補助事業などを活用して新設の考えを聞きたいというところであります。新設の方針がないとすれば、何が問題なのか、その辺についてお聞きしたい。

 高麗地区の観光としての位置づけからいいましても、このような施設が必要ではないかと、人間が集まる場合は、排せつ物というのは必然的に生ずるものであるということとあわせてお聞きしたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 持田環境経済部参事。



◎環境経済部参事(持田) 再質問にお答え申し上げます。

 日和田山の登山口の広場付近に、県補助金などを活用し新設できないかとのご質問でございますが、県補助金としては埼玉県ふるさと創造資金の観光魅力アップ事業を活用することが可能と考えられます。この事業は、市が一般財源として支出した経費の3分の1を補助するもので、残りの3分の2は市の一般財源の確保が必要となります。現在の市の財政状況等を考えますと、公衆トイレの新設は大変厳しいものと考えます。市といたしましては、巾着田の公衆トイレの水洗化が第一優先と考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 また、高麗地域の観光に寄与するトイレということでございますが、巾着田の公衆トイレの整備がある程度進みましたら、そちらの方についても検討をしていくべきものというふうに考えております。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 先ほどの20番議員も言いましたけれども、積極的にやる、そういう気持ちが欲しいわけです。検討するということでありますので、今後を見たいと思います。

 次に、下水道関係に移ります。高麗汚水処理場施設の公共下水道への接続でありますけれども、公共下水道への接続は平成24年と言われております。その計画は一体どのようになるのか、また地域市民の考え方、また意向についてお伺いしたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 大野上・下水道部長。



◎上・下水道部長(大野) お答え申し上げます。

 公共下水道接続計画及び地域の意向についてでございますが、平成24年度の汚水受け入れに向けまして本年、平成18年度の事業といたしまして武蔵台、横手台地区の下水管などの状況を把握するため、現在調査を実施しているところでございます。平成19年度では、下水道事業の認可変更申請及び平成18年度の調査結果をもとに、修繕方法やその時期について協議を進めるとともに、中央幹線の延伸工事の実施設計を行う予定でございます。また、汚水の受け入れのための整備といたしまして、浄化センター増築工事を平成21年度に着手をし、平成23年度までの3カ年で完了する予定でございます。中央幹線の延伸工事も同様に3年間で終了する予定でございます。

 この公共下水道への接続につきましては、武蔵台、横手台地区の各自治会を代表する方々などで構成されております汚水処理施設協議会と市との話し合いの中で早期接続の要望がありましたことから、この計画を進めているものでございます。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 公共下水道の武蔵台、横手地区の下水道接続についてでありますが、現在公共下水道の使用料と武蔵台、横手地域の下水道使用料は相当の格差があるというふうに聞いております。その点についてはどのように把握し、その取り組みについてどのようにされるのかお伺いしたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 大野上・下水道部長。



◎上・下水道部長(大野) お答え申し上げます。

 公共下水道使用料と武蔵台、横手台の下水道使用料の格差についてでございますが、公共下水道は使用量によって料金が変動いたしますので、単純な比較はできませんが、一般的な家庭の使用水量を20立方メートルとすると、1カ月2,630円でございます。一方、コミュニティプラントでは、汚水量に関係なく一律1カ月1,932円と聞いております。格差につきましては、公共下水道接続までに住民の方々にご理解をいただけるよう働きかけなどをいたしまして、接続時には公共下水道使用料で統一をしていきたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 今までにコミプラ下水道の接続があったわけですが、東急こまがわあるいはこま川団地の接続が行われているところであります。このときの取り組みでは、老朽化した管などについては整備した上で取り組みをした経過がありますが、今後のことでありますけれども、どのような方針であるのかお伺いしたい。当然東急こまがわやこま川団地と同じように古いものは修理して、そのまま受けられるという状態で引き受けるということになろうかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(高木泰文議員) 大野上・下水道部長。



◎上・下水道部長(大野) お答え申し上げます。

 老朽化した管などの取り扱いについてどのような方針であるかということでございますが、平成18年度事業の調査結果により、汚水の本管、取り出し管などの損傷、不明水の浸入など確認された場合には修繕をしなければなりません。修繕につきましては、施設の設置者である団地開発事業者と施設の利用者であります団地住民の方々により、平成25年までの修繕計画が立てられていると承知をしているところでございます。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 次に、移ります。

 企画財政部関係のJR八高線について、利便性の向上と運賃体系についてお伺いいたします。利便性の向上については、私もよく関係したことから、八高南線については非常に複線化が難しい、駅間が長い、そういうことからしても運行回数をふやすことはなかなか難しいということは承知しておりますので、運賃体系についてお伺いいたします。八高線の運賃体系でありますけれども、JRの運賃体系は幹線交通線、地方交通線、東日本、西日本、北海道、四国と、さらには電車特定区間、山手、大阪環状線等の複雑な運賃体系をとっております。上田知事がJRに改善を申し入れていることはありますが、電車特定区間の運賃格差について上田知事は……

 (何事か言う声あり)



◆22番(高橋東治議員) 質問しているところであります。このことについて、特定区間、埼玉県では東京から大宮までは30.3キロ、中央線においては高尾までが31キロ、青梅線で一番長いのは74.7キロ、それから久里浜が70.4キロがこの電車特定区間に入っています。この点について上田知事は、改善方を申し入れているわけですけれども、知事はこの不平等を是正されたいということで申し入れております。首都圏から50キロ圏の八高線でありますけれども、ローカル運賃で運賃計算されているということから、通勤通学にも相当影響するところでありますが、この点については市としてはどのようにお考えになっているかお伺いしたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 滝島企画財政部長。



◎企画財政部長(滝島) お答えをいたします。

 今、議員からもご指摘のありましたように、JRの電車の特定区間につきましては、県議会におきましても取り上げられているところでございまして、知事も直接JR東日本に働きかけているところでございますけれども、よい回答はいただけなかったと、このように聞いております。市といたしましても、県や沿線自治体と連携し、協力しながら粘り強く働きかけてまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 非常にこれ難しい問題でありますが、沿線の各市と連携をとってJRに申し入れなければならないことだと思います、改善の申し入れをしなければならないものと思いますけれども、八高線については首都圏50キロ圏内ですよね。東京から高麗川までは60キロぐらいになると思うのですね。そうすると、東京から久里浜が70.4キロですから、高麗川までは60キロになります。それで、70キロとなりますと熊谷まで行くわけですね。この点が上田知事が申し出たところだと思うのです。それと、八高南線については、幹線運賃が適用されております。北線については、地方交通線の運賃が適用されております。八高北線では高麗川―高崎間が1,280円、距離からして東海道線の辻堂から三島までが1,110円、この差があるわけです。地方線運賃についての今後の日高市としての取り組みはどういうふうに行っていくのか、運行形態も含めて、沿線住民と沿線市町村と連携をとって進めていくのかどうか、この辺について積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。



○議長(高木泰文議員) 滝島企画財政部長。



◎企画財政部長(滝島) お答えを申し上げます。

 いずれにいたしましても、利用者に理解できる運賃体系を働きかけてまいります。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) 最後に、市長にお伺いしますけれども、来年平成19年度予算というのは、市長が本格的に予算編成に取り組める予算だと思うのですね。先ほども言いましたけれども、平成18年度予算というのは選挙がありまして、ほぼ固まった段階で市長に就任していますよね。そうすると、2月、3月、もう1カ月あるなしの関係で四つの柱を入れたということは私も言いました。今度の場合は、じっくり予算編成できるわけですね。その点でどのような重点施策なり、自分の考え方はどういうふうに予算に反映していくのか、その所見をお伺いしたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 大沢市長。



◎市長(大沢) お答えを申し上げます。

 先ほど企画財政部長からご答弁申し上げましたが、この四つの柱に沿いまして、私なりに美しく、明るく、元気な日高を目指しまして、効果的な結果が出るように、一生懸命やらせていただきます。

 以上でございます。



○議長(高木泰文議員) 22番、高橋東治議員。



◆22番(高橋東治議員) ちょっと、骨太ではないのですよね、細いような気がするのです。いま少し積極的に、まだ時間があるので、積極的な予算編成、自分の考え方を入れた予算を組んでいきたいということを私はお聞きしたいのです。四つについて、それはそれなりにあります。そうではなくて、これから本当に向こう3年間あるわけですよね。向こう3年間をこの予算でやっていく、さらにそれを進めていく、そういう意気込みが私はお聞きしたいと思うのです。



○議長(高木泰文議員) 大沢市長。



◎市長(大沢) ありがたいご提言をありがとうございました。そのつもりでやっていきますので、いろいろのお助けをいただければありがたいと思います。

 以上でございます。



○議長(高木泰文議員) 暫時休憩いたします。

   午前11時56分 休憩

   ……………………………………………………………………………………………



△会議中における一時不在議員

 18番 清 水 常 治(午前11時30分)

   ……………………………………………………………………………………………



△会議中における再出席議員

 18番 清 水 常 治(午前11時32分)

   ……………………………………………………………………………………………

   午後 1時30分 再開



○議長(高木泰文議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、3番、廣川千惠子議員。



◆3番(廣川千惠子議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告書に従いまして併用方式で一般質問いたします。

 質問の前に、通告書の訂正がありますので、お願いします。表題の1、放課後児童の居場所についての要旨1、高萩北小学校の北っ子クラブについてとありますが、この「北っ子クラブ」を輝く多い、小さい「つ」に「子」で「輝多っ子」、それとアフターは片仮名で、スクールが平仮名になっております。申しわけありません。訂正をお願いします。

 (「もう一回」の声あり)



◆3番(廣川千惠子議員) はい。済みません。

 北っ子クラブと通告書にあるのですが、「北」が「輝く」という字に「多い」で「輝多」、それで小さい「っ」に「子」で「輝多っ子」になります。

 それで、アフタースクールになるのですが、アフターは片仮名ですが、スクールは平仮名になっておりますので、よろしくお願いします。申しわけありません。

 では、初めに、放課後児童の居場所についての質問をいたします。本来子供は、学校が終わりましたらうちに帰り、かばんも放り出して勉強から解放され、思い切り遊ぶもの。また、自然環境豊かな日高市におきましては、山や川、雑木林、広場などで自由に遊び回っている。子供は、本来何もなくても外にいれば鬼ごっこや隠れんぼうなどで暗くなるまで遊ぶものだと思っておりました。

 しかし、最近では近所の公園でボール投げをしていたり、何気なく砂いじりをしたり、追いかけっこなどしている子供をとても珍しい貴重なものを見た感じになります。テレビゲームなどでサッカーや野球、テニスなど、本来自分の体を使ってプレーするものを、目と手だけで、その運動だけでスポーツを疑似体験していると聞くと、これで本当にいいのかなと思わずにいられません。もっと伸び伸びと遊んだらいいのにと思っております。最近ですが、ちょっと前ですね、地域の大人の方がかかわりながら校庭で子供たちが遊んでいるということを聞きました。今の子供たちにはとても大切なことだと思います。そのようなことが一部のところだけで行われているのではなく、日高市じゅうの多くの子供たちにもそういうことができればと思っております。

 現在、高萩北小学校での校庭を使って行われております輝多っ子アフターすくーるについてお尋ねします。放課後、学校で地域の方々がかかわって、子供たちを見守りながらいろいろ遊ばせていると聞きます。現状が知りたいと思います。本来、子供の遊びには子供の世界があって、大人が立ち入るというのは本当ではないと思いますが、現在の状況を考えますと、安全に安心して子供たちを遊ばせるにはそういうことも必要かなと思われます。この子供たちが安全に安心して遊んで過ごせるところとして、学校が開放されているのは大変評価されます。この事業の目的と現状についてお聞かせください。かかわっている多くの地域の方々、そして子供たちはこの事業をどのように評価しているのでしょうか。また、この事業が他の小学校にも広がればいいと思っておりますが、そのことがどうなっているかお尋ねします。

 また、もう一つの放課後児童の居場所についてお尋ねします。それは、学童保育室です。共働きの家庭や母子家庭、父子家庭の子供たちの放課後、居場所として大変有意義になっております学童保育室がありますが、ことし日高市では学童保育に入室した1年生が大変多かったと聞いております。日高市の学童保育室も、高根学童保育室が2005年から日高市学童保育の会に民間委託され、日高市じゅうの6学童保育室すべてが日高市学童保育の会の運営になりました。また、高萩北学童保育室に次ぎまして高萩学童保育室が新しく高萩小学校の余裕教室を活用し、ことし開設されております。日高市において十分な理解のもと学童保育室が充実していることは評価されると思います。しかしながら、今年度1年生の入室が大変多かったこと、学童保育室の必要性が大変大きく重要な施設だと期待されているのだと思います。子供たちが安全に安心して過ごしているこの学童保育室についてお尋ねします。

 今年度4月、6学童保育室の入室者数は高麗学童保育室以外は入室定員を上回っていましたが、ほかの学童保育室の現状をお尋ねします。各学童保育室の入室者数、また児童1人当たりの面積はどれだけなのかお尋ねします。

 また、高麗川学童保育室は昨年度末プレハブが急に設置されました。床面積はどれくらいふえたのでしょうか。高麗川学童保育室の入室者数も90名を超えていると聞いていますが、その子たちがあのスペースでエネルギーを発散していると思いますが、十分な広さと場所があるのかどうか、どのようにお考えかお尋ねします。

 日高市じゅうの児童数は、大幅にはふえていないのに学童保育室の入室者は今年度急増しております。学童保育の会の今年度の総会資料、2006年4月1日の学童の児童数は高学年が含まれていると思いますが381人になっており、次世代育成支援行動計画の学童保育室における保育の充実において、推定ニーズ量が372人、目標量が310人、現状270人となっております。需要の推移を見きわめながら事業の拡大を検討しますとありますが、高麗川学童保育室におきましては、90名も超えております。また、保育の会からは第二学童保育室をという声が出ており、陳情書や要望書が出ております。市はどうされるのか、お尋ねいたします。

 また、障がい児の学童保育室の入室の状況を伺います。障がい児の入室については、希望者がちゃんと入室できているのか。受け入れの体制はとれているのかお尋ねします。

 次に、子育て支援について伺います。子育て応援隊について伺います。子育て支援は、日高市においても重要な施策であり、「子どもがまんなか子育て応援団ひだか」におきまして、次世代育成支援行動計画が着々と進んでいると思います。生涯学習課による子育て応援隊についてお尋ねいたします。子育てにおいては、悩んだり、困ったり、そういう親は数多くいらっしゃいますし、だれでもぶつかることです。その子育てをしている親の応援をしてくださるというのは、大変心強いと思いますが、現在行われている応援隊の養成講座の内容はどのようなものでしょうか。また、今まで応援隊養成講座を受けた方々は講座終了後どのような活動がされているのか。そして、その目標達成度はどう評価しているのかお尋ねいたします。十分に活動されているのか、またその相談をしている保護者の方たちとのかかわりについて伺いたいと思います。

 もう一つの子育て支援についてですが、日高市の次世代育成支援行動計画の第3節、計画の目標の14番目、一番最後にあるのですが、つどいの広場事業の実施についてとあります。最近、入間市にあるつどいの広場、NPO法人なのですが、アイクルというところに視察に行きました。そこは、空き店舗を利用しているもので、入間市駅の近くで、人の集まるところにありました。乳幼児と保護者が気楽に集まり、遊んだり、子育ての情報を交換したりできる場を提供していました。日高市の場合の行動計画の中にも学校の余裕教室などを利用、活用するとありますが、現在この計画はどうなっているのかお尋ねします。現在でも集まる場所は児童室などありますが、わざわざそこに出向くのではなく、買い物の途中などに立ち寄れるようなところへできないものでしょうか。このつどいの広場を運営するに当たって市民の声や意見をどのように取り入れるのか、お尋ねします。

 以上、1度目の質問といたします。



○議長(高木泰文議員) 吉澤教育次長。



◎教育次長(吉澤) 放課後児童の居場所についてのご質問のうち、高萩北小学校の輝多っ子アフターすくーるについてお答えいたします。

 輝多っ子アフターすくーるは、文部科学省の平成16年度から平成18年度までの3カ年にわたる委託事業である地域教育力再生プラン事業を埼玉県が受託し、市町村に再委託している地域子ども教室推進事業として実施しているものでございます。日高市では、この事業を高萩北地区の団体、地域住民等が中心になって組織した輝多っ子アフターすくーる実行委員会に委託し、市と協働により事業を展開しているところでございます。本事業は、地域の大人の協力を得て地域に根差した多様な体験活動や交流活動等の機会を提供することにより、社会全体で子供をはぐくむ環境を充実させて、子供たちが安心、安全に過ごすことのできる居場所の提供と地域の教育力の再生を図ることを目的としているところでございます。

 輝多っ子アフターすくーるの活動は、学童保育室やスポーツ少年団に影響のないよう、事前に調整した上で、授業のある平日の放課後週2回程度の開催をめどに、スポーツ、文化体験を中心として事業を展開してまいりました。スポーツ体験では、ミニテニス、グラウンドゴルフ等のニュースポーツ、文化体験では英語や中国語などの語学から絵画、ケーキづくりやパソコン体験などを行ってきました。

 特に今年度はスポーツ体験をメーンにして、ミニテニスや卓球、カヌー、鳴子踊りなどの事業を展開しているところでございます。子供たちの反応は、どの体験においても楽しく遊ぶことができればすべて体験が楽しいという声を聞いております。保護者にも大変好評の事業でございますが、今後指導者や安全管理者の確保、育成等を十分に検討した後、本事業の目的を地域の皆様にご理解いただき、他校についても展開できるよう検討してまいりたいと考えております。

 次に、子育て支援についての中の子育て応援隊についてお答えいたします。まず、目的ですが、従来日本の子育ては血縁、地縁の中で行われてきました。それは、みずからの兄弟姉妹や近所の子供などの子守や遊びを通して子供の成長していく様子を見たり、体験したり、支え合ったりと、自然に行われてきました。このような過程の中で、多様な子育てや成長があることを学び、やがては自分自身が子育てをする際のノウハウとして役立ってきました。しかし、最近核家族化が進み、地域の地縁化も薄れ、子育ての仲間や援助者がいない中で、子育てが母子密着、孤立化していく傾向が見られます。保護者は、みずからの子育てに戸惑い、不安を感じながら自信をなくし、孤立感を感じながら子育てに取り組んでいる現状があります。

 そこで、1点目として子育てにかかわる事柄を地域社会の問題としてとらえ、みんなで子供を健全に育てるという社会にするため、子育て中の保護者の方が必要とされる支援者、子育ての理解者をふやすこと、2点目として、日高の子育て支援を発展させるために、講座受講者が地域で子育て支援活動にかかわれるように活動の場を提供することを目的に応援隊を養成しています。子育て応援隊にかかわる経過では、平成16年度に5回の養成講座を開設し、19名の受講者がありました。講座終了後16名の方が応援隊員に登録をされました。平成17年度は2期生の養成講座を開設し、12名の受講者のうち5名の方が応援隊に登録をしていただきました。平成18年度は3期生の募集を行い、15名受講し、講座が終了したばかりで、現在登録者の募集を行っているところでございます。

 活動の場としては、公民館と協力し、高麗川公民館で平成17年度当初からぽかぽか広場を月2回、第2、第4火曜日開催しています。それは、子育て中の保護者の集まる場所として場の提供をお願いし、応援隊員が保護者の相手や相談に乗っております。また、高萩北公民館では平成17年度9月からひよこルームを月2回、第1、第3水曜日開催し、子育て中の保護者に喜ばれております。

 応援隊の達成度についてですが、企画する段階から県に登録されている子育てアドバイザーの方々と協働で事業運営を行い、市民の意見を聞きながら事業を実施しております。両公民館では、毎回10組程度の保護者と乳幼児が来館し、応援隊の方々と交流を持っております。また、広場の開催だけではなく、定期的に体験教室や保育士を招き、保護者の質問等に答え、子育て不安の解決に努力しております。



○議長(高木泰文議員) 駒井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(駒井) 放課後児童の居場所についてのご質問のうち、学童保育室についてと子育て支援についての質問のつどいの広場事業について順次お答えしてまいります。

 初めに、学童保育についてのご質問でございますが、各学童保育室の9月1日現在の入室者数及び物入れ、トイレ等の共有部分を除いた児童1人当たりの面積は、高根学童保育室が57名で1.47平方メートル、高麗川学童保育室が91名で2.19平方メートル、武蔵台学童保育室が52名で1.35平方メートル、高萩学童保育室が82名で1.73平方メートル、高麗学童保育室が32名で2.19平方メートル、高萩北学童保育室が69名で2.16平方メートルでございます。

 続きまして、高麗川学童保育室につきましては、平成18年度の入室希望者が96名となったため、急遽床面積54.09平方メートルのプレハブを設置し、児童の入室に対応いたしました。これにより、適正で必要な面積を確保することができました。また、高麗川第二学童保育室の設置の件につきましては、財政状況等を勘案し、当分の間現状で対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。

 次に、障がい児の入室状況でございますが、高麗川学童保育室に1名、高萩学童保育室に2名の方が入室しておられます。今後、入室希望がございましたら、保護者の就労状況と入室の条件を満たしている児童であれば、日高市学童保育の会と協議の上、受け入れてまいりたいと存じます。

 続きまして、つどいの広場事業に関するご質問にお答えいたします。初めに、現状と今後の計画についてのご質問ですが、つどいの広場とは乳幼児と保護者が気楽に集まって遊んだり、子育ての情報交換ができる場で、日高市次世代育成支援行動計画において平成21年度までに1カ所の整備を目標としておりますが、現在のところ未設置の状況でございます。しかしながら、市では児童ふれあいセンターや高根児童室、また子育て支援センター、親子が気楽に集えるつどいの広場的な施設運営を実施しており、多くの方に利用をしていただいておりますので、今のところ設置の予定はございません。なお、児童ふれあいセンター等の事業の運営につきましては、市民の声を運営に生かし、市民との協働に努めてまいりたいと思います。



○議長(高木泰文議員) 3番、廣川千惠子議員。



◆3番(廣川千惠子議員) 輝多っ子アフターすくーるのことをお尋ねします。

 大変好評のようですが、他校に広がればよいと、先ほど言いましたけれども、思っております。これから始めてみたいという地域におきまして、今からでも準備ができるようにいろいろな情報を出していただけるのかどうかお尋ねいたします。



○議長(高木泰文議員) 吉澤教育次長。



◎教育次長(吉澤) お答えいたします。

 輝多っ子アフターすくーるは、好評の事業でありますが、文部科学省の委託事業は本年度で終わりとなります。来年度からは、輝多っ子アフターすくーるが地域のボランティアの協力を得てどのように展開していくのかが今後の課題でございます。市といたしましても、支援を継続すべき事業であると考えております。今後、他校でも事業を展開できるよう情報の提供に努めるとともに、地域のご理解、ご協力を得ながら事業を実施できるよう努力してまいりたいと考えております。



○議長(高木泰文議員) 3番、廣川千惠子議員。



◆3番(廣川千惠子議員) 輝多っ子アフターすくーるをこれは運営している構成メンバーとか、それから実際に指導していらっしゃる指導員の数、また登録して遊んでいる児童数ですが、低学年、高学年、何人ぐらいいるのか。そして、開催されているときの参加している児童は何人ぐらいなのか、お尋ねします。



○議長(高木泰文議員) 吉澤教育次長。



◎教育次長(吉澤) お答えいたします。

 輝多っ子アフターすくーるを運営いたしますメンバーは、高萩北地区の関係者、健全育成、民生・児童委員、スポーツ少年団、地区体育協会、学校、公民館関係者15名でございます。指導員は高萩北地区を中心に50名を超えています。登録児童は、低学年45名、高学年34名で合計79名。1回の平均参加者は30名でございます。



○議長(高木泰文議員) 3番、廣川千惠子議員。



◆3番(廣川千惠子議員) 次には、子育て応援隊のことについてお尋ねいたします。

 子育て応援隊、活躍していただきたいのですが、登録した方々のことを今聞きました。本来子育て中の保護者が、学習する場の機会があるのかないのか伺いたいのです。子供の相談をするのではなくて、保護者が自分のために何か学べる場があるのかどうかです。毎日子供と向き合っているだけの生活をしていると、乳幼児期間中保護者自身がとても落ち込むことがあります。そういう方のための学習機会が設けられているのかどうかお尋ねいたします。



○議長(高木泰文議員) 吉澤教育次長。



◎教育次長(吉澤) 子育て支援を受ける方々の学習機会についてお答えいたします。

 現在、子育て中の保護者を対象に年2回子育て講演会を開催しております。内容は、乳幼児期の子供とのかかわり方などについて専門家の方を招き講義をいただいております。また、より多くの保護者を対象に子育て講座を開催するため、就学時健康診断や中学校の入学説明会などを利用し、新入学生のすべての保護者を対象に講演会も開催しております。



○議長(高木泰文議員) 3番、廣川千惠子議員。



◆3番(廣川千惠子議員) 子育て中の保護者の方々が本来どのような支援を受けたいのか、意見などを集めていらっしゃるのでしょうか。子育て中のお父さんやお母さんたち、公民館でのぽかぽか広場、ひよこルームで子育て応援隊の方たちにどのような相談をしていらして、またどう解決されているのかお尋ねいたします。



○議長(高木泰文議員) 吉澤教育次長。



◎教育次長(吉澤) 子育て支援を受ける方々がどのような支援を受けたいのかとのご質問ですが、ぽかぽか広場とひよこルームが参加者にとったアンケートを見ますと、サロンに望むことは両者ともふれあい遊び、手遊び、友達づくりなどを期待しております。そのため、広場を運営しているスタッフ、応援隊はリトミック、いわゆる音楽に合わせた踊りを取り入れたり、紙芝居を行ったりして遊びのお手伝いもしております。

 また、相談内容や解決策ですが、保護者から寄せられる相談は多種多岐にわたりますので、専門的な内容は保育士に話を聞いていただいたりしております。応援隊員は、保護者に押しつけをするのではなく、常に応援、相談という立場で自分の体験などを話し、保護者の選択の一つにしていただくという方針でございます。



○議長(高木泰文議員) 3番、廣川千惠子議員。



◆3番(廣川千惠子議員) 今回、乳幼児から児童までのことを質問させていただきました。これが子ども福祉課と、それから教育委員会の方と両方で伺ったわけですけれども、「子どもがまんなか子育て応援団」を中心にしまして、子供たちが幸せに過ごせるためにお互い情報交換をもっと密にしていただいて、子供たちの幸せのために努力されたいと望んで、質問を終わりにします。



○議長(高木泰文議員) 以上で通告のありました一般質問は終了いたしました。

 これをもって一般質問を終結いたします。

   ……………………………………………………………………………………………



△日程第2 意見書案第1号 出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書の提出について



○議長(高木泰文議員) 日程第2、意見書案第1号 出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書の提出についてを議題といたします。

 意見書案の朗読は省略いたします。

 提案説明を求めます。

 22番、高橋東治議員。



◎22番(高橋東治議員) 意見書案第1号 出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書の提出について、提案説明を述べます。

 上限金利を引き下げなどにより、中小零細企業者、消費者などの健全な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求めるため、この案を提出するものであります。

 以上。



○議長(高木泰文議員) これをもって説明を終わります。

 これより質疑に入ります。

 (な し)



○議長(高木泰文議員) 質疑なしと認めます。

 よって、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 (異議なし)



○議長(高木泰文議員) ご異議なしと認めます。

 よって、意見書案第1号については委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 意見書案第1号に対し反対の方願います。

 (な し)



○議長(高木泰文議員) 討論なしと認めます。

 よって、討論を終結いたします。

 これより意見書案第1号 出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書の提出についてを採決いたします。

 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 (異議なし)



○議長(高木泰文議員) ご異議なしと認めます。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

   ……………………………………………………………………………………………



△会議中における一時不在議員

 21番 安 藤 重 男(午後1時43分)

   ……………………………………………………………………………………………



△会議中における再出席議員

 21番 安 藤 重 男(午後1時44分)

   ……………………………………………………………………………………………



△次会日程の報告



○議長(高木泰文議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、次会の日程について報告いたします。

 次会は、27日午前10時から会議を開きます。議事日程といたしましては、決算特別委員会及び各常任委員会に付託してあります議案の委員長報告から採決までを行う予定といたしております。

   ……………………………………………………………………………………………



△散会の宣告(午後2時04分)



○議長(高木泰文議員) これで本日の会議を閉じて散会いたします。

 ご苦労さまでした。