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埼玉県 鶴ヶ島市

平成23年  6月 定例会(第2回) 06月17日−一般質問−04号




平成23年  6月 定例会(第2回) − 06月17日−一般質問−04号







平成23年  6月 定例会(第2回)





    平成23年第2回燕市議会定例会々議録(第4号)
          平成23年6月17日(金曜日)午前9時30分開議

議事日程
 第 1  一般質問

本日の会議に付した事件
 日程第 1  一般質問

出席議員(22名)
   1番 小 林 由 明 君     2番 樋 浦 恵 美 君
   3番 渡 邉 雄 三 君     4番 中 山 眞 二 君
   5番 大 原 伊 一 君     6番 山 ? 雅 男 君
   7番 タナカ・キ ン 君     9番 塙     豊 君
  11番 丸 山 吉 朗 君    12番 中 島 義 和 君
  13番 齋 藤 紀美江 君    14番 長 井 由喜雄 君
  15番 齋 藤 信 行 君    16番 中 島 清 一 君
  17番 中 條 征 男 君    18番 阿 部 健 二 君
  19番 渡 邉 広 宣 君    20番 土 田   昇 君
  21番 田 辺   博 君    22番 本 多 了 一 君
  23番 齋 藤 廣 吉 君    24番 大 岩   勉 君

欠席議員(1名)
   8番 田 村 善 典 君

欠  員(1名)

説明のため出席した者の職氏名
  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 菊 地   剛 君
  教 育 長 藤 澤 健 一 君   総務部長 南 波 瑞 夫 君

  企画財政 岡 本 泰 輔 君   市民生活 星 野 友 栄 君
  部  長             部  長

  健康福祉 小 平 松 雄 君   商工観光 赤 坂 一 夫 君
  部  長             部  長

  農林部長 田 中 勝 美 君   都市整備 山 岸 正 義 君
                   部  長

  教育次長 斎 藤 純 郎 君   教育次長 冨 森 ゆみ子 君

  総務課長 金 子 彰 男 君   管財課長 大 越 正 人 君
  兼選挙管
  理委員会
  事務局長

  企画財政 五十嵐 嘉 一 君   生活環境 水 野 和 昭 君
  課  長             課  長

  福祉課長 本 間 弘 之 君   商工振興 矢 部 健 二 君
                   課  長

  都市計画 五十嵐 一 夫 君   土木課長 伊 藤 堅 一 君
  課  長

  営繕建築 内 山 喜 昭 君   下 水 道 鬼 木 博 文 君
  課  長             課  長

  学校教育 長谷川   斉 君   子 育 て 小 林 恵美子 君
  課  長             支援課長

  スポーツ 樋 口 太弥人 君
  振興課長

職務のため出席した者の職氏名

  議会事務 島 田 貫 夫 君   議会事務 堀 越   基 君
  局  長             局 参 事

  議会事務 丸 山   篤 君   議会事務 中 山 登美子 君
  局副参事             局 議 会
                   係  長





          午前 9時30分 開議



○議長(大岩勉君) おはようございます。

  最初に報告いたします。田村善典君より欠席の届け出が出ております。

  ただいまの出席議員は22名で、定足数に達しております。

  これより本日の会議を開きます。

  本日の議事日程は、お手元へ配付したとおり進めたいと思いますので、ご了承願いたいと思います。

                                 



△日程第1 一般質問



○議長(大岩勉君) 日程第1 市政に対する一般質問を行います。

  最初に、11番、丸山吉朗君に発言を許します。



◆11番(丸山吉朗君) おはようございます。質問の前に、杣木議員に対し、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。いつも私の隣の席であり、大河の会のメンバーでございました。市政に対して意見を交わしたり、勉強したりしてまいりました。旧分水町議時代からのよき仲間でございました。大変きょうは落ち込んでおりますので、それでも頑張ってやりたいと思いますので、よろしくひとつお願いしたいと思います。

  また、東日本大震災の被害者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。私たち大河の会も4月24日、石巻市、仙台市若林地区、名取市、仙台空港及びその周辺を見てまいりました。百聞は一見にしかずとはこのことだと思いました。言葉ではとてもあらわせるものではありません。

  民主党政権も、原子力発電所事故、災害復興に非常に手間取っております。また、消費税問題、復興税等、あるいは選挙公約等について非常に苦慮されているようで、政治も非常に混沌としております。少しでも希望の持てる対策を早く出してほしい。どさくさに紛れての増税論だけでは国民は納得しないのではないでしょうか。総理大臣のリーダーシップはどこに行ったのでしょうか。

  そこで、燕市の税金の使われ方、各種団体、組合委託、補助金などを考えてみました。1つの例として、今回在宅介護の見直しを提案されておりますが、非常に私はよいことだと大賛成であります。今後も各事業に対し、見直しを検討されてもよいと考えております。今回の一般質問に当たり、各種団体への補助金等の税金の使われ方の観点からも質問させていただきたいと思っております。

  まず、1番目、磨き屋一番館の経営、運営についてでございます。合併特例債を利用し、磨き屋一番館を平成19年に設立されました。いろんな経過を経て、現在では燕研磨振興協同組合として運営委託されております。設立の趣旨は十分理解しておりますし、必要性も感じております。また、燕市磨き屋一番館運営協議会等を設立され、いろんな角度から助言などを行っていると聞いております。今後の経営、運営などをどのように考えられておるのか、お聞かせ願いたいと思います。

  1の2、合併特例債の最終償還時期と毎年の返済金額は幾らになるのか、お聞かせ願いたいと思います。

  また、早期返還をすることは可能なのかどうかもあわせてお聞かせ願いたいと思います。

  基本的に私は協同組合に対し、早期の払い下げを行ったほうがよいと考えるが、その場合どのような問題点があるかもお願いいたします。

  3、平成23年度も協同組合に対し2,400万円ほどの委託を行っているが、どの時点で委託金の削減を考えておられるのか。何年後くらいに独立採算に持っていく計画を持っていられるのかを、あわせてお聞かせ願いたいと思います。

  2番目、指定管理者制度について。2の1、市の施設数は小さな公園等を含めると338施設程度(平成20年4月1日現在)であると聞いています。現在はもっと多いと思われます。そのうち、平成23年度4月1日現在で指定管理者制度導入施設は22施設とありますが、今後どの程度まで増やす予定か、予定している施設があればお聞かせ願いたいと思います。

  また、指定管理者制度には民間手法を活用してとあるが、経営観念の観点から無理があると私は思い、当初から導入には反対の立場でありましたが、これからも導入されていく予定なのかもお聞かせ願いたいと思います。趣旨には、市民サービス向上と管理経費削減が見込まれる場合に導入を図りますとありますが、それらを含めてよろしくお願いしたいと思います。

  2番目、指定管理者制度は、条例制定が旧燕市で平成10年10月、旧吉田町で平成17年3月、旧分水町では合併時点まで制定なしと聞いております。また、合併後燕市では導入、実施され、契約続行途中であるものもあると思われますが、その効果等について検証されたか教えていただきたいと思いますし、またそのメリットとデメリットの両方が検証されたと思いますので、お聞かせ願いたいと思います。

  3番目、総合型地域スポーツクラブ、スポーツバイキングの運営についてでございます。県の肝いりで県内でも早い時期に旧分水町に設立されました。現在会員数800から900、月1,000円の会費と聞いております。体育協会の設立趣旨と総合型スポーツクラブの設立の趣旨が違うのではないかと私は思いますので、その点をお聞かせ願いたいと思います。

  3の2、通称分水スポーツバイキング設立には、旧分水町民が熱意を持って入会、運営して育ててきました。設立されました燕バイキング、吉田バイキング、分水バイキングの今後の会費はどのくらいの金額を予定されるのか、教えていただきたいと思いますし、また分水バイキングにあるマイクロバス2台等もありますが、どのような扱いになるのかもお聞かせ願いたいと思います。

  分水バイキングはNPO法人になっておりますが、燕、吉田バイキングもNPOにするのか、お聞かせ願いたいと思いますし、資金運営面から問題があり、体育協会の下部組織とされていますが、総合型地域スポーツクラブでは旧市町別に独立運営のほうが市民サービスの面でよいのではないかと思います。

  4点目、吉田南最終処分場跡地に太陽光発電の設置と市内一般住宅、工場等への太陽光発電、LEDランプの普及についてお尋ねいたします。4の1、吉田南最終処分場跡地に太陽光発電を設置にの質問は、初回が私平成21年6月定例会を始めとして今回で3回目になります。福島原子力発電所事故を受け、太陽光発電、風力発電の自然エネルギーの利用機運が非常に高まってきております。平成22年12月の一般質問では、新潟東港雪国メガソーラー発電所を7億円で設置されたと聞いております。吉田南最終処分場跡地も同程度と答弁をされてありましたが、燕市には具体的に設置に向け検討する気があるのかどうかをお聞かせ願いたいと思います。

  世界的、全国的な機運の中、国、県等の補助金制度等も今よりも充実してくると思われますし、発電効率も向上しています。設置に向け、見積もり等をとってみてはいかがでしょうか。

  4の2、福島の東京電力原子力発電所事故を踏まえ、太陽光発電がクローズアップされてきました。今定例会でも同僚議員何人も質問されておりますが、市内一般住宅、工場等への太陽光発電の設置、またはLEDランP.228

プ等の利用を促す考えはあるかどうか、お聞かせ願いたいと思います。

  ニューツーリズム推進事業250万円、成長産業参入支援事業889万円と今年度予算化されていますが、強力に設置を推進する考えはあるかどうか、お聞かせ願いたいと思います。

  以上で1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) おはようございます。それでは、丸山議員のご質問に順次お答えしてまいります。私のほうからは、4番目のエネルギー関係の中で(2)番目のご質問、太陽光発電やLEDの利用促進を促す考えはあるのかという部分につきましてご答弁させていただきます。それ以外は、担当部長のほうからご答弁させていただきます。

  太陽光発電とLEDの普及促進というご質問でございますけれど、太陽光発電につきましてはご案内のとおり今年度から新エネルギー設備等導入設置費補助金という制度を設けまして、事業所なり市民の方々に普及していくと、それを促進していくという制度を立ち上げて、既に6件ですか、のご利用があるということでございます。

  それから、LEDランプの利用促進でございますけれど、これもLEDというのは非常に電気の使用量をカットできるということで、丸形の電球、白熱等と比べれば90%、蛍光灯と比べても四、五十%の電力の削減ができるというふうにお聞きしております。そういった問題意識の中から、既に燕市としては大曲八王寺保育園で全面的にLEDに切りかえて、その効果検証を昨年の12月から行ってきておるわけでございますけれど、かなり30%ほどの電力使用量が削減できているという実績も出ております。非常にやはりLEDこれから普及するに効果のあるというふうに認識しております。そのため、一般住宅なり事業所、あるいは公共施設等へ普及していくということをいろいろ検討していきたいなというふうに考えております。今現在は、いろんな国なり県の財源なり、制度なりの情報収集をしているところでございます。何らかの取り組みができないか、今後検討を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。



◎商工観光部長(赤坂一夫君) おはようございます。私からは、1の磨き屋一番館の経営、運営について順次お答えいたします。

  燕市磨き屋一番館は、金属研磨業に携わる後継者の育成、金属研磨の技術の向上を図ることを目的に平成19年5月オープンいたしました。委託先は、平成21年9月に設立された燕研磨振興協同組合にお願いしております。そしてまた、磨き屋一番館の事業、施設管理など、運営全般について協議する燕市磨き屋一番館運営協議会を設置しているところであります。オープン以来、研磨技能研修事業に加えまして、県内外から大勢の視察の方々が訪れるなど、燕市の研磨技術を広くPRし、経済効果とあわせて知名度の向上に貢献しております。

  今後の経営、運営として、委託先である燕研磨振興協同組合の経営基盤の強化を支援しながら、研磨技能研修事業に必要な市委託料と組合の売り上げ収入の負担割合などについて協議を進め、経費の削減に努めてまいります。

  次に、合併特例債の償還についてであります。磨き屋一番館の建設事業費約1億7,000万円の財源として、国庫補助金6,264万円のほか合併特例債9,880万円を借り入れしております。償還期間は、平成19年度から据え置き3年を含めた15年間で、最終償還年度は平成33年度であります。毎年の元利償還額は平成22年度実績で約950万円、償還が進み、元金が減少していくことで最終年度の平成33年度では約830万円となる見込みであります。

  本合併特例債は、市内金融機関から借り入れ、昨年度から元金の償還が始まったばかりで、繰上償還をする場合には全額を一般財源で対応することから、財政的にも厳しい状況となります。また、そのほかには金銭消費貸借契約における金融機関の承諾が必要で、手数料などの違約金が生じる可能性があります。

  また、施設の払い下げをする場合ですが、国庫補助金の取り扱いが問題で、施設の払い下げには補助金の返還が発生するものと思われます。

  次に、どの時点で協同組合への委託料の削減を考えているのか、また何年後ぐらいが独立採算時期と考えているのかについてお答えいたします。平成23年度の磨き屋一番館運営費は、2,450万1,000円で予算が計上されております。このうち技能研修事業委託料が1,815万2,000円であり、委託料の内訳は研修生奨学金及び社会保険料などで1人当たり約166万円を8名で1,328万円、指導員報酬で1人240万円を2名分で480万円であります。平成22年度と比較して研修生で1名、指導員で1名分の委託料を削減して予算計上しております。

  磨き屋一番館がオープンしてから4年が経過いたしましたが、この間リーマンショックによる世界同時不況と東日本大震災という大きな外的要因により、地域経済は流動的で不安定ではありますが、委託料の削減については今後組合員の安定した仕事量の確保と経営状態を考え合わせ、研修奨学金の減額について磨き屋一番館運営協議会に諮りながら協議してまいりたいと考えております。

  また、何年後ぐらいが独立採算時期と考えているのかというご質問ですけども、委託先の協同組合では技能研修事業の仕事量を確保するため、オリジナル商品の開発とあわせて指導員みずからが土曜、日曜にかけて県外の即売会に出展したりして、販路の開拓を進めており、また財務体質の強化を図るために組合員同士が連携して受注の拡大に努めているところであります。組合では、技能研修事業を独立採算で実施することを目標に頑張っておりますが、そのためには研磨業界全体の底上げが必要であり、段階を踏みながら委託料の削減を進めてまいりたいと考えております。

  それから、先ほどのニューツーリズムにつきましてご質問ですけども、今までに会議を1回、燕・弥彦産業観光戦略会議を開催しまして、今後の方向について協議している最中でございます。9月の末に東京ビッグサイトで旅フェアが開催されますので、それに向けていろんな旅行商品の協議を進めているところであります。

  それから、成長分野参入についてでございますけども、これにつきましても医療分野につきましては勉強会を開催しておりまして、今月ですけども、横浜アリーナで開かれました見本市にも視察に行っておりますし、そのほかエネルギー航空分野につきましてはアドバイザーを委嘱しておりまして、新潟の大学とか、それから東京の大手企業との連携を図りながら進めているところでございます。

  以上でございます。



◎企画財政部長(岡本泰輔君) おはようございます。私のほうからは、指定管理者制度につきましてご答弁申し上げます。

  市の公共施設数は、現在341施設でございます。議員ご指摘のように、本年4月1日現在の指定管理者制度を導入している施設は22施設となっております。制度導入に当たりましては、行財政改革の視点からすべての公の施設について施設管理のあり方についての検証を行い、市民サービスの質的向上と管理経費縮減の達成が見込まれる場合には、積極的に指定管理者制度の導入を図ることとしております。今後新たに導入を検討している施設につきましては、交通公園や地区公民館などを検討しておるところでございます。

  また、この制度の活用によって地域の活性化及び行財政改革の推進効果が期待されることから、今後も各施設において市民サービスの向上や行政コストの縮減などの効果が期待できる施設については、導入を検討してまいりたいと思っております。

  続きまして、効果等の検証についてでございます。指定管理者制度におきましては、指定管理者に対する監視と評価を欠かすことができないと思っております。毎年度終了後に指定管理者みずから分析や評価した事業報告書の提出を要請し、施設所管課による検証、業務改善への分析などの実態調査を行った後、指定管理者の指定期間内に指定管理者選定等委員会の評価を受け、専門的な視点からのアドバイスを受けております。

  なお、委員会が行った評価結果につきましては、指定管理者へ通知するとともに議員の皆様に報告書の写しを配付し、またホームページへの掲載等により公表しておるところでございます。

  続きまして、指定管理者制度の導入でどういうメリットがあったかというところでございますけれども、まず利用者アンケートを行っておりまして、そのアンケートからおおむね皆さんからサービスの向上につながったというお声をいただいております。

  また、管理経費の削減につきましては、施設ごとに移行した年度というものは違いますけれども、指定管理者制度導入前と平成22年度の指定管理料の決算見込み等を比較いたしますと、総額で1,590万円の削減効果、削減率で7.2%となっておるところでございます。よろしくお願いいたします。



◎教育次長(斎藤純郎君) ご質問の3番、総合型地域スポーツクラブの運営についてお答えをいたします。

  まず、体育協会と総合型地域スポーツクラブの趣旨についてでございます。そもそも総合型地域スポーツクラブは、文部科学省のスポーツ振興基本計画と日本体育協会の21世紀の国民スポーツ振興方策において、生涯スポーツ推進事業の充実を実現する方策として位置づけられておりますので、地域におけるクラブの設立から運営に至るまで体育協会と密接に連携を図っていく必要があると考えております。また、市の体育協会は市全体をカバーするスポーツ振興の担い手として、総合型地域スポーツクラブの設立を始めクラブの育成、推進に力を注いでいかなければなりません。

  このように燕市の目指す生涯学習スポーツ社会を実現するためには、体育・スポーツ関係団体が有しておりますパワーを結集し、燕市のスポーツ振興事業を総合的、一体的に推進していかなければならないものと考えております。

  次に、総合型地域スポーツクラブの運営方法等についてお答えをさせていただきます。市では、市民のだれもが、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができるように、身近なスポーツ拠点といたしまして燕、吉田、分水の3地区に総合型地域スポーツクラブを設立するように取り組んでいるところでございます。このため、今年度新規に燕市体育協会への補助事業といたしまして、燕市総合型地域スポーツクラブ推進協議会を設置させていただき、各地区の総合型地域スポーツクラブの整備、育成、支援に取り組むこととしております。燕地区は、設立したばかりの総合型スポーツクラブの育成と運営支援を、吉田地区は総合型スポーツクラブがまだ設立されておりませんので創設支援を、分水地区はスポーツバイキングぶんすいの運営支援を行うものでございます。

  また、市全体の生涯スポーツ社会を実現するため、3地区の総合型スポーツクラブの連携を深め、将来的な経営の統合を目指して統一した事業を立案していきたいと考えております。

  現時点での統合のイメージでは、3地区にそれぞれ設置されます総合型地域スポーツクラブが、そのまま地区の特色を生かして市民に密着した運営やサービスを行っていただくことになると思っております。ただし、全国の多くの総合型スポーツクラブの共通した悩みがございます。それは経営の安定化でございます。このため、経営面については財政力を高めてクラブの安定的な運営ができるように、市全体をカバーするスポーツ振興の担い手であります燕市体育協会のもとで力を合わせて統合することは、意義があることと考えております。

  丸山議員さんからは、会費やマイクロバスの取り扱いについてご質問をいただきました。詳細につきましては、燕市体育協会が中心となって設立いたします推進協議会において3団体で検討をいただくことになりますが、経営面の統合を考えるならば、会費収入について調整を図るとともに財産についても持ち寄ることが基本になるのではないかと考えております。

  また、丸山議員さんから追加ご質問をいただいたものでございますが、3団体の現在のそれぞれの経営主体でございます。燕地区は、一般財団法人でございます。吉田地区も財団法人を予定をいたしております。分水地区は、議員さんからお話をいただきましたとおりNPO法人が現在の経営主体でございます。よろしくお願いいたします。



◎市民生活部長(星野友栄君) 私のほうからは、4の(1)吉田南最終処分場跡地での太陽光発電の設置についてお答えいたします。

  太陽光発電を始めとした風力、地熱など自然エネルギーを活用した温室効果ガスの削減は、これからのエネルギー問題を解決する上で大変重要な課題となってきております。議員ご指摘のとおり、今年3月の東日本大震災により福島第一原子力発電所が大変な被害を受けて以来、自然エネルギーへの関心が高まってきております。吉田南最終処分場跡地での設置については、昨年12月議会で提言をいただいております。現在燕・弥彦総合事務組合でエネルギーパークなど自然エネルギーを活用する方法の概算費用や設置工法、さらに財源などの情報を収集し、研究を進めているところであります。

  そんな中におきまして、事業主体、それから発電した電気をどうしていくのか、コスト面ではどうなのかなど幾つか課題もありますので、今後はそれらを総合的に踏まえた中で検討を詰めていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。



◆11番(丸山吉朗君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。

  まず、磨き屋一番館に関しましては、ここに書いてありますように磨き屋一番館運営協議会からは今私が質問したものに対してはどういうアドバイスとか、そういうものがあったかどうかをお聞きしたいと思いますし、私はこういうものに関しましては基本的にはやっぱりスケジュールをつくるなり、期限を切るなりしていかないと、いつまでたっても補助金を出していくと。ということは、逆に言うと33年の完済時期になった段階ではどうするのかということも、ある程度あわせて考えていく必要があるのではないかと思いますので、その点の2点についてちょっと2回目の質問をさせていただきます。

  あと、指定管理者についての話なんですけども、これも私は1回目の質問にしましたように企業経営の観点からしていきますと、どうしても私はどうもそれに参画して手を挙げるという気にはなれないんです。行政がやるということでやってきたことを引き継いでやっていって、コストダウンをして、コストダウンの分は分配しようとか、もっと安くせいとかということに、当然企業観念からいけばそうなるのかもわかりませんけども、その辺のところがどうもちょっと理解がしにくい点等ありますし、指定管理者のほうからいろんな意味でこういう問題がある、こういう問題があるということの提案があったかどうかを、2回目の質問としてお聞きしたいと思います。

  メリットのほうはお話聞いたんですけども、デメリットも多分あったんじゃないかと思いますので、その辺のお話がありましたらお聞かせ願いたいなと思っております。

  あとは、総合型スポーツクラブ、バイキングの運営につきましては、これは感情論で私は言っているわけではございませんので、あくまでも冷静な考えでやっておるんですけれども、やっぱり吉田におきましてはビジョンよしだがあったりしまして、中身に関しましてほとんど同じようなことになってくるのではないかなと私は思っております。その点のところをどういうすみ分けというか、それをやっぱりはっきりしていかないと、やったけども、だれも参加者がなかったとか、燕もなかったとか、分水は800人から900人いるんだと、これは先ほど申したように非常に旧分水町民の真心が入っていますので、その点もやっぱりお酌み願いたいなと思っておりますし、確かに燕は市長の言われるように燕はひとつということもあることもありますけれども、確かにあまり早急に感情をやっぱり逆なでするような形で統合するということも、私はいかがかなと思っていますので、その点についてお聞かせ願いたいなと思っております。

  吉田南処分場につきましては、これで3回目ですので、あまりくどくどとか、いろんなことをお話しするつもりはございませんけども、大体年間新庁舎で118万キロワットというんですか、ぐらいを使う予定だそうなんで、その辺のところからまたLEDのランプを使ったりということで非常に使用量が減ってくるということは見込めますので、やっぱりこういうものは先駆けてやることに意義があるのかなと思っていますので、予算的にもあそこの新潟の東港のところは昭和シェルの土地を利用して約7億ということで、国から5億、県から1億2,000万くらいかな、あとは自己負担ということでやられていますので、今の制度をいろんな制度をこれから考えられるともっと、より補助金制度が整備されてくるともっと安くできるのではないかなということで、初期投資は非常に確かに多いかもしれませんけども、それをできれば新庁舎なり、あの辺のところの電源として私は利用していったほうが、10年後、20年後の必ずプラスになるような気がしております。そのような点からもう一度、本当に見積もるかということを次回の9月の定例会でも質問したいと思いますので、やる気がなければ見積もる必要もありませんし、もしあるんであればその辺のところを少し覚悟のほどをひとつお聞かせ願いたいというふうに思っております。

  あとは、2問目のところのLEDランプというふうなこともありましたけれども、先回の回答では新庁舎では20%ぐらいを使いたいということなんですけども、今これからつくる施設はほとんどやっぱり100%とは言わないですけども、それに近いパーセンテージを占めているところが大分あるみたいで、工場なんかもいろんな意味でやっぱり、初期投資はちょっと高いですけども、後になると安いということになるかと思いますので、できれば新庁舎にももう少し割合としてどれくらいまでが考えられておるかと再度質問したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

  これで2回目を終わります。



◎商工観光部長(赤坂一夫君) 丸山議員さんの2回目のご質問にお答えいたします。

  まず、1点目でございます。運営協議会の組合に対するアドバイスということでございますけども、運営協議会ではまず1点として組合の経営体質の強化を図るようにというふうなことを指示しておりまして、21年の9月に発足してまだ約1年とちょっとしかたっておりませんけども、できるだけ組合員を増やしながら広く事業を進めながら体質を強化してほしいということで受けております。

  それから、スケジュールを具体的に立てて、償還の最終年度までには何らかの形で独立採算制に向けた形をとるべきじゃないかというふうなご指摘でございますけども、技能研修事業で1人今市のほうからは研修奨学金P.236

として166万円、先ほど申しましたけども、8名分で1,328万円の委託料を支払いしております。これをどのようにして減額をしていった中で、組合員の売り上げ収入の中で負担を進めていくかというふうな議論になるかと思うんですけども、今年の大震災によりまして、正直今の組合の仕事量が激減をしている状況でございまして、私のほうからは今年1年の推移を見ながら、ご提案がありましたスケジュールにつきまして運営協議会に諮りながら協議してまいりたいというふうに考えております。

  以上でございます。



◎企画財政部長(岡本泰輔君) 私のほうからは、指定管理者制度に関する再質問についてご答弁を申し上げます。

  まず、議員からは、コストダウンになった分も折半するなどの仕組みが必要ではないかということでご提案をいただきました。どういった仕組みでやればより民間活力が生かされる形になるのかという、より発揮されるようになるのかというところでございますけれども、この点につきましては今後研究をさせていただければと思っております。

  次に、指定管理者側から問題点などの提案があったかというところでございますけれども、指定管理者から毎年提出される事業報告書において、1年間の管理状況の自己評価が行われておるところでございます。この中で、新年度に向けて提案がなされるような場合があるというふうに把握しております。

  続きまして、デメリットというところでございますけれども、指定管理者制度を行うに当たっては、管理業務の評価であったり、選定等を行う必要があるということで、担当課のほうで事務事業がちょっと増えてしまうという、そういったデメリットはあるかと思いますが、市民サービスの向上等のため必要なものでございますので、そういうことでございます。よろしくお願いいたします。



◎教育次長(斎藤純郎君) 総合型地域スポーツクラブの関係につきましてお答えをさせていただきます。

  丸山議員さんがおっしゃられておりますように、分水地区のスポーツバイキングぶんすい、旧分水町におきまして平成15年に設立され、平成20年には生涯スポーツ優良団体として文部科学大臣表彰を受けておられまして、議員さんおっしゃられますように800人の会員を擁する全国的にも非常に注目をされてきた地域スポーツクラブでございます。これらの力を燕地区、吉田地区にも是非広げさせていただきたいということでございまして、たくさんのノウハウを持っていらっしゃるわけですので、目的を実現するためにさらに燕地区、吉田地区にもその力をいただきたいということで思っております。市民の一人一人が豊かで活力のある生活、暮らしを送ることができるようにスポーツを核としたまちづくりを進め、生涯スポーツ社会を実現すること、これを私ども目的としておりますので、3地区でこれらを実現するための取り組みを進めさせていただきたいと思っているわけでございます。

  議員さんからご指摘をいただきました吉田地区につきましては、ビジョンよしだの活動もあるわけでございます。それらにつきましては、水泳を中心とした、またジムの機器を使いまして体力づくりをするということで取り組んでいるわけでございますが、その活動以外にもさまざまなスポーツを通じた生涯を通した活動が必要になってきております。まだまだここを力を入れていかなければならないという認識でおりますので、きちっとすみ分けをしながら役割を分担できるのではないかというふうに思っております。

  いずれにしましても、できれば平成27年度を目指して燕市のスポーツ実施団体の統合に力を注いでいただければというふうに思っているわけでございます。生涯スポーツ社会の実現、そして公平なスポーツサービスの提供、さらには地域コミュニティの形成ということで、行政もまたスリム化しながら3団体と協力して力を合わせてこれを実現していきたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



◎市民生活部長(星野友栄君) 南最終処分場の跡地の関係でございます。丸山議員さんからは過去2回、県と昭和シェルの例をもとに提言をいただいております。ありがとうございます。ご承知のように、この場所は約9,000坪という広大な三角形の土地でございます。先ほど申し上げさせていただきましたが、今現在この野本に設置した場合の概算的な費用、見積もり的な面、それから施工工法など、いろんな面で今情報収集しているところでございますので、その点はご理解をいただきたいというふうに思っております。

  それから、LEDの関係につきましては、新庁舎へというような話がありましたけども、所管の課といたしまして、新庁舎には全面的な採用を今お願いしているところでございますので、その点もあわせてよろしくお願いしたいと思います。

  以上であります。



◆11番(丸山吉朗君) それでは、3回目の質問をさせていただきます。

  大体回答をいただきましたので、あれですけども、指定管理につきましてはもう燕では10年、吉田でも何年かたっています。その間に私は結局行政ができなくて民間でできると、確かに活用ということになるのかもしれませんけども、10年間のやっぱり蓄積を初めからしっかり検証されておれば、行政においてもそれらのノウハウを自分たちで検証してみれば、民間というのはこういうふうにやっているんだなと、我々とどこが違うのかということをしっかり私は検証していただいて、いろんな意味でそのノウハウをほかの行政の面でいろいろ発揮されるのが一番いいのかなと思っておりますので、その辺の指定管理による削減よりも、私はそのほうのメリットのほうが大きいのかなと思っておりますので、是非ひとつそのような方向で、一生懸命勉強させてもらうという意味で、民間の方法を勉強させてもらうということをひとつ力を注いでいただきたいなというふうに思っております。

  あとは、初めの一番館につきましては私も先ほど申しましたように、基本的に払い下げをやればそこの段階で終わりというようなことをやっぱり考えていかないと、いつまでたってもだらだら、だらだらということになるんではないかと思いますし、その成果をこれから今後考えますとあまり、私の意見なんですけども、そうあまり……運営は非常にこれからだんだんかえって困難になっていくような気がしますので、その辺のところを一番館運営協議会のほうから真剣にひとつ協議していただいて、方向性を決めてもらって、それに沿っていくというスケジュール内容をやっぱりつくっていかなければ、これから私は非常に負担になるというか、大変なことになるんではないかなと危惧していますので、その点もひとつよろしくお願いしたいと思います。

  あとは、LEDとかの設置に関しましては、私なりに前向きの姿勢というふうに受けとめさせていただきますので、是非ひとつ新庁舎にはLEDを使っていただきたいと思います。

  また、冒頭にお話ししましたように最後に市長にお願いしたいと思いますけれども、各種の組合とか団体に関しましては、これから私はどんどん、どんどんやっぱり見直していく必要があるかと思いますし、補助金の検討なんかも全体をひっくるめるのじゃなくて個々で検証をして、ここのところの無駄とか、ここのところはこうあったほうがいいということを私はやっぱりこれから本当に取り組んでいけば、税金面の使い方とか、いろいろな面でよくなってくると思いますので、是非その辺のことに対して一言答弁をいただきたいと思います。

  これで終わりにいたします。



◎市長(鈴木力君) では、3回目のご質問に総括的にお答えしたいと思いますけれど、まず太陽光発電前向きに受けとめたということでございますが、1点だけ、決して後ろ向きの話をするわけではなく、1点だけちょっとよくご理解していてもらいたいということなんですけれど、燕市が発電事業をやるわけにはなかなかいかないと思います。そうしますと、事業主体、県のあの昭和シェルも、昭和シェルという事業主体が登場してきてできたということでございますので、やっぱり事業主体というものを考えていかなければならない。そして、例えば議員がおっしゃったようにそこで発電してそれを新庁舎に持ってくるとなると、送電線というものが必要になってきます。そうしますと、送電線を整備するというのは莫大なコストがかかりますので、そうなるとなかなかいろいろ直ちにという話になりません。そうすると、既存の東北電力さんの送電線を利用させてもらうとなると、そこで東北電力さんとのいろんな調整がかかってくるとか、場合によったら使用料が取られるとか、いろんな問題があるということだけはちょっとご理解いただいてほしいなということでございます。

  それから、補助金の見直しの関係でございます。ご指摘のとおり、市民の税金を本当に大切に使わせてもらうという観点では、今までのいろんな事業を常に見直して効率的に進めていく、それは何か一律パアということではなくて、一つ一つ個別のケースに即しながら見ていくというその姿勢は、私は今後もやっていきたいと思っております。

  磨き屋一番館の件について、これもちょっといろいろ見直していきたいと思うんですけど、1点だけちょっとご理解していただきたいなと思うのは、これは今の仕組みでは今のスキームは補助金ではありませんので、委P.240

託料という形になっていますので、事業主体は市、研磨技能者の人材育成は市の事業で、それを組合に委託しているというスキームでございますので、あくまでもその事業主体の仕組みというのは補助金ではありませんので、全部そこに任せてしまえばいいということではない、どこかで市の役割というのが残ってしまうというスキームであの施設がつくられて事業が進んでおりますので、おっしゃっているような見直しになると、そもそもの根本から見直さなければならないということで、そうすると繰上償還であったりとか、いろんな問題が発生してくるんだろうと思っています。

  ですから、先ほど部長が答弁しましたように、委託料という中で今の例えば研修奨学金というのが含まれているわけですけれど、それが独立採算的にできないだろうかとか、そういった中で委託料であれ補助金であれ市が支出する額というのを、いかに少なくしていくかという視点でいろんな見直しというのはやっていきたいと思っているところでございます。

  以上でございます。



○議長(大岩勉君) 説明員入れかえのため休憩いたします。

          午前10時22分 休憩

          午前10時40分 再開



○議長(大岩勉君) 休憩を解き、会議を再開します。

  次に、7番、タナカ・キン君に発言を許します。



◆7番(タナカ・キン君) それでは、通告に従って一般質問を始めます。私の質問は、5項目についてであります。よろしくお願いします。

  1、つばめっ子かるたについてであります。(1)詠み句の応募が5月31日で締め切られましたが、寄せられた詠み句の点数をお聞きします。

  (2)今後詠み句に絵をつける作業になりますが、どういう人を考えていられるのでしょうか。

  2項目め、公園の管理、整備について。(1)秋葉町三丁目公園についてお聞きいたします。昨年の6月定例会でも質問をしました。公園とは名ばかりで、植木が多過ぎて人が入れるスペースもない。今後もこのままの状態で放置するのかという内容の質問に対して、地域の方々からのご意見やご要望もありますことから、低木の移動などの再配置を行い、公園内に空間をつくるなどの工夫をしてまいりたいとの丁寧な答弁がありました。1年が経過しましたが、私の目には何ら変わっていないように見えますが、どんな工夫がなされたのかをお聞きします。

  (2)吉田みなみ親水公園についてであります。これについて、昨年のオープン時の説明では、たしか最初の1年間は市で管理するが、2年目からは地域の人たちに管理をしてもらうという話でした。現在どのようになっているのでしょうか。

  (3)大河津分水さくら公園についてです。?4月1日にオープンし、4月中には仮設トイレが3基設置されました。しかし、トイレは工事現場でよく見られるロッカーのようなもので、段差もあり、また見るからに汚い感じのするものでした。市長は、自分もさくら公園に行ったら仮設トイレで用を足すと言われていましたが、足の悪い高齢者や体に障がいのある人には、不便というよりも使えないと思います。市では、このような弱者に対してはどのように考えていられるのかをお聞きいたします。

  ?3月定例会では燕市都市公園条例の一部を改正する条例が提出され、大河津分水さくら公園が条例の別表1に加えられることになりました。私は、この条例に対して、未整備のままだからそんなに急ぐ必要はないということで反対しましたが、多数決でこの条例が通りました。この条例は4月1日からの施行ということでしたが、市のホームページでは4月に入ってからもなかなかこれが別表に加えられていませんでした。私、4月1日で直す必要があるのではと思いましたが、現在は直されています。いつ直されたのかをお聞きいたします。

  3、観光振興についてお聞きします。(1)県内の観光地の観光客が大幅に減少し、深刻な問題になっています。佐渡の観光客も先日の新聞では、これは60万人を切ったと、大変な深刻な問題であります。燕市も例外ではなく、合併した平成18年度は約90万人もあった観光客入り込み数が平成22年度は70万2,760人に減少しています。この減少したといっても観光客入り込み数70万2,760人というのがちょっとぴんとこないのでありますが、確かに20万人も落ち込んでおります。この要因をどう分析しているのでしょうか。

  (2)また、観光客というと私はどうしてもやっぱり市外、県外の人に来ていただきたいなと思うんですけども、市内と市外、県外の観光客入り込み数の割合をどのようにつかんでおられるのでしょうか、お聞きします。

  (3)そんな中、燕市では今年度から観光振興室を開設し、主幹として民間人を招いたことは大いに期待しています。産業史料館の館長も兼任される高橋主幹の観光ビジョンをお伺いしたいと思います。

  4、横山操氏の作品についてです。新聞報道によれば、横山操氏が20歳前後にかいた5点の原画が5月30日までに修復を終え、燕市に戻りました。2009年12月に横山氏のおいから寄贈された39点のうちの5点が修復されたものです。また、9月には産業史料館で作品展が開かれると聞いています。横山操氏といえば、日本の近代美術史上にさんぜんと輝く芸術家です。今後、これらの作品はどのような形で保管、管理されていくのかをお聞きします。

  最後になりました。5番、東北大震災についてであります。私、4月には同僚の議員らとともに宮城県を視察してまいりました。物すごく驚きました。今までも三条の水害や中越地震、中越沖地震、自分の目で確認したりボランティアを行っておりますが、こんなにひどいのは見たことありませんでした。また、5月には市民とともに岩手県の陸前高田へボランティアに行ってまいりました。7月にもまたボランティア計画されています。私以外の議員の中にもボランティアに行かれるという人もいます。現地を目の当たりにすると、テレビや写真では感じられない衝撃がありました。実際に自分の目で見、感じることでまた燕市の防災についても考えさせられることが多く、ここからの教訓を生かさなくてはと思うばかりでした。

  私たち議員もそうですが、市の職員ならなおのこと現地を見てもらい、またできたらボランティアをしてもらいたいと願うばかりです。この6月定例会では、今日までも多くの議員が燕市の防災について質問をしています。しかし、幾ら市で防災についての検討をしても、職員にいざというとき燕市を守るという強い気持ちがなければ絵にかいたもちになることでしょう。是非若い職員に呼びかけ、職員のチームを編成し、ボランティアに行ったらいいと思いますが、防災訓練などよりよほど勉強になることでしょう。市長からもそういう働きかけはできないものなのでしょうか、お聞きして、これで1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) タナカ議員のご質問に順次お答え申し上げます。私のほうからは、3番目の観光振興についてのうちの3つ目のご質問、観光のビジョンという部分でございます。高橋主幹にというお話でございましたけど、市の観光のビジョンということをお答えするのであれば、私から答えるのが適当と思いますので、私のほうからご答弁させていただきます。

  観光振興室というものをこの4月から立ち上げました。その趣旨は、今後積極的に観光を推進していきたいということでございますが、その理由は観光というものは観光に関連する産業だけではなくて、物づくりの産業、あるいは農業など、幅広くいろんな分野に波及効果が期待されると、そういった意味でこれから観光というものに力を入れていく必要があるのではないか、そういう問題意識からでございますし、それはやはり専門的な知識なりネットワークというのを生かしながら進めていく必要があるということで、民間からの人材を招聘したということでございます。

  そういった中で、観光のビジョンというご質問でございますけれど、観光といいますと、漢字で思い浮かべていただけると光を観るというふうになっております。つまりそれぞれの地域で光っているもの、輝いているもの、すぐれた特色、そういったものを見ていただく、そしてもちろん来てくださいましたお客様に対して心を込めておもてなしをすると、そういった活動だろうというふうに思っております。燕市で輝いているもの、ほかに誇れる特色というものは例えば洋食器とかハウスウェアとかといった産業、金属製品であったり、あるいは良寛であったり、大河津分水であったり、背脂のラーメンであったというものだろうと思っております。こうした燕市の特色ある資源、これを掘り出してきて磨き上げて情報発信していく、これが重要だろうというふうに思っております。

  そして、これからは東京からではなく、地域のほうから情報発信していくという意味での着地型観光というものが重要であり、見る、体験する、学習する、こういった3つの要素が提供できるということが大切なのではないかなというふうに思っております。要約すれば、燕市の地域資源を生かしたルートを開発したり、旅行プランの企画を行って、見る、体験する、学習することが楽しめる着地型観光を推進すること、これが燕市が今後目指していくべきビジョンではないかなというふうに考えているところでございます。

  もちろんこれらを具体化していくためには、そういった地域資源の発掘と磨き上げというのが前提になりますけれど、さらにはそのおもてなしの心など、施設のサービス力の向上であったり、ボランティアガイドなどの人材育成、あるいは2次交通と言われる足の問題、そして燕にはなかなかない宿泊施設を他の地域とどうやって連携を図っていくか、お土産を開発するなどなど、いろんな課題を解決していかなければ達成できないものだろうと思っております。そういった問題意識の中で広域観光、ほかの地域とのいろんな連携を図るということが効果的だということで、まずは弥彦村さんとの連携会議、先ほど部長答弁申し上げましたけれど、連携会議を設置しながらいろんな取り組みを具体化を図っていきたいということでございます。

  今後も、より広域的な提携先、連携先というのは探しつつも、先ほど言った方向性に向かって取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。

  以上でございます。



◎教育次長(冨森ゆみ子君) それでは、私からはつばめっ子かるたについて2点のご質問にお答えいたします。

  まず、つばめっ子かるたの詠み句の応募点数についてのご質問でございます。つばめっ子かるたにつきましては、5月1日付の「広報つばめ」でかるたの詠み句の募集を開始し、5月31日で締め切りをいたしました。6月16日時点で担当課が把握しているものについては、応募者数251人、応募点数520点となっております。

  次に、かるたの絵札をどのような方にお願いをしていくかについてでございます。子供たちに親しまれ、愛着を持って使ってもらえるように燕ジュニア検定問題集及びつばめっ子かるた編集委員会において、かるたの詠み句の選考を始めかるたの絵札の描き手の選考方法についても、検討をしていただくようお願いをしているところでございます。

  以上でございます。



◎都市整備部長(山岸正義君) 私のほうから、公園の管理、整備につきましてお答えをさせていただきます。

  まず、(1)点目でございます。公園内の松などの高木周りに植樹されておりましたツゲ、ボケ、シンパク、スダレモミジの4種類の低木を24本、これをフェンス周りに移植し、公園中央部分の空間づくりを図ったところでございます。

  次に、(2)点目、みなみ親水公園でございます。現在みなみ親水公園の維持管理等につきましては市で行っております。ご指摘のように供用開始2年目となります今年度から、計画の段階から携わってもらってきておりました地元まちづくり協議会である吉田南地区協議会にお願いをしていく予定にしておりましたが、市で1年間維持管理を行っている中で、いたずらによる遊具や施設の破損及び公園利用に対するマナー等の諸問題が生じておるのが実情でございます。このようなことから、ある程度安定した維持管理体制が整った時点でまちづくり協議会への維持管理をお願いをし、地域特性を踏まえた利用者へのサービスの向上に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

  続きまして、大河津分水さくら公園、3点目の(1)でございます。ご承知のとおり、あくまでも交通公園に設置してあるトイレをこの公園に移設するまで、暫定的に設置してある簡易トイレであります。交通公園から移設する際には、駐車場からの段差を解消したスロープを配備して設置することとしておりますので、よろしくお願いをいたします。

  最後に、(3)の2であります。議員ご指摘のとおりでございます。更新が遅れておりました。5月9日には変更をさせていただいたところでございます。

  以上でございます。よろしくお願いをいたします。



◎商工観光部長(赤坂一夫君) 私からは、3の(1)観光客入り込み数の減少について、この要因をどう分析するかについてお答えいたします。

  平成18年度の観光客入り込み数は約90万人でしたが、翌平成19年度には約69万人と大きく減少してしまいました。この大幅な減少の要因は、平成19年7月に発生しました中越沖地震による風評被害を含めた影響によるものと考えております。新潟県全体でもこの年は大幅に減少していますが、当市は震源地に近いこともあり、観光客の足が遠のき、減少につながったものと認識しております。翌平成20年度は入り込み数の回復が期待されたのですが、9月のリーマンショックに端を発した世界的な金融危機とそれに続く長い経済不況の影響により、前年、19年度と同じ約69万人にとまっております。平成21年度は、NHKの大河ドラマ「天地人」の放映の影響で約75万人と若干持ち直したものの、平成22年度は「天地人」効果も薄れ、約70万人と減少に転じております。

  中越沖地震の発生以降観光客入り込み数がなかなか回復できない状況が続いておりますが、その要因はやはり長引く経済不況によるところが大きいものと認識しております。

  次に、(2)の観光客入り込み数の市内、市外、県外の割合でございます。これは推定値でございますが、市内が43%、市外が36%、県外が21%の割合というふうに考えております。



◎教育次長(斎藤純郎君) ご質問の4番、横山操氏の作品についてお答えをいたします。

  今回修復を終えました横山操画伯の作品は、画伯の初期の作品として大変貴重で興味深い作品であり、寄贈を受けました市といたしましてはこれを大切に保存、活用していく使命があると考えております。市では、まず今年の9月2日から19日まで産業史料館において、修復を終了した作品5点とその関連の下絵の一部を公開、展示する予定でございます。市民の皆さんはもちろんのこと、市外からも大勢の皆さんからごらんいただきたいと思っております。また、その後の作品群の取り扱いにつきましては、今現在市では絵画等の美術作品を展示する施設を持たない現状から、1つの手法といたしまして新庁舎での展示を検討しておるところでございます。なお、下絵、デッサン画、本画と50点近くの作品を一堂に展示する施設につきましては、今後十分に議論を尽くし、検討していく必要があると考えております。

  また、新庁舎竣工までの期間につきましては、広く県民の皆様に鑑賞していただける機会を設ける趣旨から、県立の美術館等他の施設にこれらの作品を一時寄託することも含めて検討してまいりたいと思っております。



◎総務部長(南波瑞夫君) 私からは、東日本大震災における職員のボランティアへの働きかけということのお問いにお答えいたします。

  今までの災害時でもそうでございましたが、職員の被災地への派遣については関係機関からの計画的な要請に応じて、今回では水道局、税務課の職員、これが十日町方面へ派遣をしまして、給水支援及び被災家屋の調査に当たらせてまいりました。また、全国市長会が総務省と連携を図っておりまして、人的派遣の調整を現在行っている状況でございます。この6月13日にも市長会を通じまして派遣の照会がございました。現在調整をしておるところでございますが、燕市としても罹災証明の発行事務といった一般的な事務のほか、土木職、保健師といった専門的な力を発揮してもらえる人材の派遣といったものが可能であるということで今までも報告をしてきております。被災地の支援のためにできる限り職員派遣をしていきたいと考えておりますし、この後も恐らく長期化に伴いまして2次、3次の要請といったものがあるのではないかというふうに考えております。

  また、職員の自主的なボランティアの参加要望ということにつきましては、従来からボランティア休暇制度がございました。東日本大震災を受けまして、この休暇の日数を5日から7日に拡大をし、参加しやすい環境を整えたところでございます。この制度を活用して、数名の職員が被災地へのボランティアに参加をしております。

  今後とも、これを機会にこれらの休暇制度を活用し、ボランティアに参加していただきたいと考えておりますとともに、ボランティアに参加する職員がいる場合、職場においても十分にバックアップするように周知していきたいというふうに考えておるところでございます。

  以上でございます。



◆7番(タナカ・キン君) それでは、再質問をします。

  まず、順番どおりにいきます。つばめっ子かるたについてであります。何点か、251人、520点という答弁がありました。私の想像をはるかに上回る、それだけやっぱり市民の方が関心があったんじゃないか、非常にありがたい結構なことだと思いました。そしてまた、絵をかく人はという質問に対しては、ジュニア検定やつばめっ子かるたの検討委員というか、そういう人たちに今後ということなので、それもいいと思いましたが、詠み句に対しての絵札です。私、でき上がったかるたが子供たちに親しまれるものでなければ何の意味もないと思っております。どうしたら子供たちに喜んでもらえるか、楽しく学べるのか。

  私から1つ提案をしたいと思います。詠み句の中から3枚ほど選びます。それにイラストレーターや漫画家といったプロの人、5人ほどに絵をつけてもらいます。同じ読み札に5人で絵をつけるわけですから、詠み句の力量もわかります。それを市内の小学校で展示し、子供たちに人気投票してもらいます。これは先日も行われましたAKB48の人気投票の盛り上がりを見てもわかりますが、そういうことで自分たちが投票することでなお一層親しみを持ったりとか、これは今やそういうような発想なんです。例えば子供たちに、はい、これであなたたち学びなさいというのと、子供たちも自分たちが人気投票したんだという中も大いに参考にしていただいて、その結果、検討委員会でかき手を選定したらどうでしょうか。

  また、絵がかき上がり、かるたが印刷され、かるたもでき上がりましたら、燕の文化会館の2階ギャラリーで原画展を開催するのもいいと思います。もちろん子供たちも自分たちが投票していますから、どんなふうになったんだろうと。そして、そこででき上がったかるたを市民の方に販売するということもいいと思います。このようにすると、子供たちに愛されるかるたができるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。

  2番の公園の管理、整備について。(1)秋葉町三丁目公園の工夫、4種類、27本と言いましたか、フェンス周りに移したと言いますが、見に行っても全然そんなふうに思わないのは私だけでしょうか。全く空間がないです。だから、あれ木を寄贈していただいていますけども、その方にきちっとお話をして、地域の人たちはあそこがやはり公園として遊べるようにしてほしいというふうな要望があるのは、もう部長もわかっていると思いますんで、やっぱりそのようにされていくのがいいと思いますが、まだまだ私は何の工夫もしていないと思いますが、もうあれ以上のことはしないのか、それともまだやるという可能性もあるのか、お聞きします。

  (2)親水公園についてです。これも、私これ本当心配しました。人間というのは、最初に市が管理するよと言ったら、じゃ2年目にあなたたち管理してねと、多分無理だと思いました。案の定無理です、これ。というのは、親水公園物すごく広いです。あれをまちづくり協議会の方に、じゃ管理してと、非常に厳しいです。今現在管理人は1人です。もちろん交代でシルバーの方がやっていますが、1人であの管理も非常に厳しいと思います。

  それで、私5月の終わりに立ち寄りましたが、転落防止の……あそこ人工の小川が流れていますが、転落防止のため人工のくいに穴があけられて、白い太いロープが2本張られています。そのうち3カ所が切れていました。管理人にお尋ねしましたら、昨年からであり、市のほうには報告し、職員からも確認をしてもらっていると。しかし、ずっと放置されてきた。この日は燕地区の幼稚園児がマイクロバスで多数遊びに来ており、ロープにもたれかかって遊ぶ園児も見られました。私は危険であると判断し、その場から都市計画課の公園係に連絡をしました。そしたら、翌日にはもう直されたそうです。やればできるじゃないですか。素早い対応でしたが、私は何か釈然としないのです。やればすぐできるのに、なぜ放置していたのか。職員は危険だと思わなかったのか。子供たちの安全性どう考えているのか。仕事に対しての意識があまりにも低過ぎます。こんな意識で防災、防災言ったって、本当に皆さんがどこまで取り組むか、私は疑問でありますけども、市長はこの公園係の対応をどう思われますか。今後どのような指導をもしされるんであればお聞きいたします。

  それから、親水公園には管理棟のトイレだけじゃなくて、裏手にもトイレがありますが、夜間は人通りもなさそうです。痴漢騒ぎがあったと管理人に聞きましたが、部長の耳には届いているのでしょうか。裏手の周辺は民家もなく、畑ばかりですが、トイレ内に子供や女性が連れ込まれでもしたら大変なことになります。このトイレ、幸いなことにシャッターがついております。だとしたら、夜間はシャッターをおろすことも考えたほうがいいのではと思いますが、お答えください。

  さくら公園についてです。これも私昨年の12月、また今年に入り3月定例会でも質問しました。また、この6月定例会では齋藤?吉議員もさくら公園の整備について質問をされております。市長の答弁、今の状況が最終でなく、有利な財源を見出し、中長期的な考えで整備を進めるとはっきりと答弁をされています。遊具の設置について、廃止となる吉田西太田第三遊園の遊具5基をさくら公園に移設すると答弁がまたありました。市長の答弁では、現在の形は最終形ではないということはわかりましたのでお聞きしますが、市長の言われる有利な財源というのは、有利なまた補助金というのは一体どういうものでありましょうか、お聞きします。

  また、中長期的な考えというのは、具体的に何年後をめどに考えておられるのでしょうか、これについてもお聞きしたいと思います。

  また、遊具の設置、これ現在燕市の児童遊園や都市公園で壊れて撤去されて、いまだに未設置のままの状態の遊具が63基あります。市長はこの事実も知っておられるのでしょうか。廃止となる第三遊園の遊具5基は、私も見に行ってきましたが、ほかの児童遊園や都市公園に使うのが自然だと思いますが、これについてもお答えください。

  観光振興について。1、観光客の減少、中越沖地震による風評被害から減った、何かするとみんなそれで減ったと言いますけども、私はっきり申し上げて燕市に観光の目玉になるようなもの、アピールできるようなものP.250

が不足しているからだと一番は思っております。

  また、市内と市外、県外の観光客入り込み数、21%が県外だと、15万人。70万人だとすると15万人ほどです。そうすると、この県外の人はどこか、燕には宿泊ひょっとしたらしないかもしれませんけども、お金を落としてくれる可能性が高いお客さんだと思います。あと、市内が43%、また市外、市外といっても近いかもしれませんので、私観光というとやはりまちにどれだけの経済効果があるのか、そういったことも絶えず私たちは考えていかないといけないと思っております。

  それで、市長のビジョン、産業、また良寛や長善館、燕ラーメン、大河津分水といったものとの連携を見ながら、そういうふうに観光を今後していただきたいということですので、是非ともそのようにお願いいたします。

  私、6月7日付の「越後ジャーナル」で観光振興室の高橋主幹が産業史料館の新館長に、兼務ですが、就任したという記事を読みまして、内容は観光と連携させることで入館者数の増加を図りたい。産業観光の中で最初に史料館に来ていただく、ここで燕市の産業の全容をつかんでもらい、それから磨き屋一番館や市内の工場など回ってもらう、そしてさまざまなものを見て体験してもらえば、印象もより強くなるのではというふうに紹介されています。私、これ見たときに、今年度はこの高橋主幹以外にも総務省から企画財政部長として出向していただきました。市長が力を入れているこれらの人事、なぜ広報で人物紹介という形で私市民に知らせないのか、こういうところもアピールが私非常に下手だと思いますが、これ意味があって人物紹介しないのなら、わけをお聞かせいただきたいと思います。

  横山操ですけれども、わかりましたが、これは本当に、これ横山操さんばかりじゃないです。良寛史料館や長善館史料館にも貴重な史料がたくさんあります。燕市でそういうものを例えばいただいて管理するということは、それらを収蔵しておく、むしろ展示よりか収蔵できるようなスペースが必ず必要です。美術館でクモが出たとかカビがなんていう話も耳にしたことがあると思いますが、せっかくそういうのをいただいても収蔵するところがないので、今のところ県立の他の美術館にお願いしていくような話もされていましたし、新庁舎に展示スペースをといったって、全部が展示できないんだから、だとしたら展示スペースも結構だけど、やっぱり収蔵していくスペースをつくられたらいいと思いますが、これは市長から答弁をいただきたいと思います。

  ボランティア、私ボランティア休暇制度、5日から7日に、ちょっと知らないでびっくりしましたけど、ボランティアじゃないじゃないですか、これ。休暇制度でしょう。ボランティアというのは、日本語で奉仕活動です。奉仕する精神、心、だからとうといんでありますが、ボランティア休暇であればこれ全然あれじゃないですか、奉仕でも何でもありません。また、ボランティア休暇もらったから、その間のやつを募金箱に入れるんだったらわかります。でも、若い方にこそ是非あの現場に立って、体であの状況を感じてほしいんであります。これは要望で終わります。

  以上、2回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) 2回目のご質問にお答えします。

  まず、人物紹介、意図があってというか、特に何か隠すとかそういう意図はなく、むしろいろんな場面で言っていたんですけど、おっしゃるとおりそういった紹介みたいなのをやったほうがいいかなと思っていたときもあったんですが、ちょっと正直言ってばたばたしていて、そういう具体的な指示を職員にすることをちょっと失念していたということでございます。やっぱりこんな人が来てこんなこと、活躍してもらいたいというのを市民の方々にご紹介する必要はあろうかと思いますので、今後検討させていただきたいと思います。

  それから、公園の関係につきましては、それぞれ個別具体的などう改善していったらいいかというお話が中心だと思いますので、再度都市整備部長のほうからご答弁させていただくことにさせていただきたいと思います。

  それから、横山操先生の絵画の保管なり展示の方法でございますけれど、先ほど答弁ありましたように新庁舎など幾つかの候補の場所を抽出して、どこが最も適当か、必要により専門家などの意見も聞きながら、十分に比較検討した上で私に報告するようにということで、今検討の指示を教育委員会に出しているところでございます。

  以上でございます。



◎副市長(菊地剛君) それでは、私のほうから親水公園の対応についてご答弁させていただきます。

  タナカ議員ご指摘のとおり、親水公園が土日になりますと、本当に多くの親子連れの方々が利用されているということでありますので、とにかく安全で安心に利用していただくということが第1であろうというふうに考えております。そういったことから、現場におられる管理人の方、この辺から連絡をいただく、これは当然のことでありますので、そういった対応について、市の担当部局と現場との連携というものをさらに深めてまいりたいというふうに考えております。



◎教育次長(冨森ゆみ子君) それでは、つばめっ子かるたにつきまして2回目のご質問にお答えいたします。

  ただいま議員からご提案いただきました選定方法につきましても、編集委員会にお伝えさせていただきたいと考えております。編集委員会では、子供たちに親しまれ、愛着を持って使えるようなかるたを作成したいという、このプロジェクトの趣旨を十分踏まえてご検討いただけるものと考えております。

  また、つばめっ子かるたプロジェクトの事務局におきましては、かるたの作成にあわせて今後のかるた普及推進活動についても検討を進めているところでございます。ただいまのご提案も参考に今後検討を進めたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◎都市整備部長(山岸正義君) 私のほうからは、最初に秋葉町三丁目の公園についてでございます。議員さん見てもそう変わっていないんじゃないかということでございますが、高木については動かさない、これ以上、今後も動かさないということでございまして、ご承知のとおりたしか平成13年、住宅団地の造成によりましてあそこ寄附をしていただいたということでございます。先ほども申し上げましたけども、低木をフェンス側へ寄りまして空間づくりを図ったところでありまして、今ほど申しましたように高木についてはこれ以上動かすつもりはございませんし、またこう言ってはなんですが、近くに公園がございます。そういったところでもドッジボール等はできるんじゃないかと、こう考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

  それと、吉田のみなみ親水公園でございます。副市長ご答弁申し上げましたんで、私のほうからはあれですが、痴漢騒ぎということで耳に入っているかということでございますけども、私どものほうには入ってきてございません。きてございませんけれども、じゃどうなんだということでございますが、自治会の役員さん、あるいはまたPTAさんのほうから情報、お話をお聞きしながら、夜間シャッターに関しておろしていいものか、またこのままでいいのかというようなことで情報収集しながら相談をさせていただき、その対応も考えていきたいというふうに今思っておるところでございます。

  それと、大河津分水のさくら公園についてでございます。有利な財源ということで、初日の齋藤副議長さんのほうの一般質問にもお答えをさせていただいたところでございますけども、今考えられますのはこの間も若干申したかと思うんですが、これまでまちづくり交付金事業で財源賄ってきたわけなんでありますけれども、分水地区については終了してございます。この期間はもご存じのとおり5年間ということでございますので、それにかわる社会資本整備総合交付金というものに着目していくか、あるいはまた合併特例債、これを単体に事業費を求めていくかというようなことが考えられるわけでございますけども、いずれにいたしましても市全体の財政状況ということもございますので、それらにかんがみながらこれからの検討ということでございまして、いつまでにどうするんだということは今のところ具体的に申し上げることはできませんが、その点よろしくお願いをいたしたいと思います。

  以上でございます。



◆7番(タナカ・キン君) 3回目の質問をします。

  丁寧なご答弁、ありがとうございました。まず、公園の整備について私何年後をめどに、これ中長期的、それで世の中済まないと思うんです。例えばこれが5年後とか、例えば20年後とか、やっぱりそういうふうに例えばある程度の目安がやっぱり答えられないようでは、これ本当にやるのかどうかわかりません。それで、これ特例債事業、8億円ほどの予定が5億円になりましたが、まだまだ完成に至らないということで、県のほうに未完成部分について再度合併特例債をというふうに申請すれば、オーケーになると私聞いておりますので、本当にあのままでは何の……公園とは呼べません。親水公園なんていうことですので、先ほども答弁ありましたけど、本当に子供たちが大勢楽しそうに遊んでいるんです。であれば、是非ともさくら公園もちょっと考えたほうがいいと思います。

  そして、あれぐらい広い場所、あのエリアではきっとこれは何かあったときの多分避難場所に指定されていくんだと思います。その中で、あんなトイレが仮設トイレが3つしかない。交通公園のトイレ持ってきても、あれだって貧弱なトイレであります。物には相応というものがあります。あれぐらい立派な例えば広さ、またあの周辺には大河津分水の周辺すべてが公園でしょう。だとしたら、それに見合うだけのやはり何か設備を考えていったらいいのではないか、そのめどとかそういうのについて再度お聞きいたします。

  それから、観光振興についてですけども、主幹、産業史料館の館長でもあります。私、以前一般質問で私の考える産業史料館入館者数5万人計画を提案したことがあります。これを本当に検討していただきたいのであります。それで、使える部分があったら是非参考にしていただきたい。今年も三条の下田のほうでクラフトフェアが4回目です……

            〔何事か呼ぶ者あり〕



◆7番(タナカ・キン君) 場所変わったの。ありがとうございます。

  これも、合併直後本当にあの当時中野副市長とか宇佐美部長、学芸員の斎藤君と松本のクラフトフェアに私一緒に視察にも行ったんです。私は2回も行きましたけど、是非ああいうような仕掛けを燕のあそこの河川公園でやると、すごくロケーションとしてはすばらしいんです。それで、そこに来るお客さんを史料館に呼ぶということ。ちなみに、松本では期間2日間で10万人以上のお客が来ております。是非とも参考にしていただきたい。

  また、市外や県外の人に多く来てもらえるか。私、魅力的なまちづくりともリンクすると思いますんで、それには何をアピールしていくのかが重要なかぎになります。私が考える今後燕市でアピールできる最大のものが新庁舎です。以前、新庁舎建設には百年コンクリートをというのを提案させていただきました。しかし、先日総務部長に伺ったところ、百年コンクリートじゃなくて長寿命化のコンクリートを使ってもらうようにお願いするつもりだと、業者に。がっかりしましたね、私。百年コンクリートを使った場合のメリットははかり知れないからです。

  公共建造物の耐用年数は50から60年ですから、仮に燕が百年コンクリートを使った場合、50年後の燕市のことを考えてみてください。普通であれば庁舎また建て替えんばだめだと。でも、百年コンクリートですから、100年もちます。それで、僕らは議員は現状を踏まえて絶えずまちの将来のことを考えるのが政治だと思っております。その場だけがよければいいというもんじゃないです。それで、つくった場合必ず視察がもう大変なほどになりますて。僕らも例えば視察先を見るとき、いろんな情報を見ますが、例えば燕が百年コンクリートで新庁舎つくった。これは公共建造物の先駆けになると思いますが、そうしたら、おい、行こうねかと。例えば産建であればさっきのそれこそ産業史料館、それから一番館、時間があればお昼に燕ラーメン、市長がさっき言ったコースじゃないですか、まるで。また、文教であれば燕は例えば教育立市宣言をしたまちなんだと、良寛史料館、長善館史料館、どういうことを取り組んでいるんだろうかと、必ず来ます。これで一番私が何より期待しているのが、庁舎内の見学もあると思うので、職員の背筋がぴんと伸びるし、職員のプレゼン能力が飛躍的に伸びることと思います。

  この百年コンクリートを使った場合のインパクト、市長、いかがなものか市長に最後にお尋ねして、私の一般質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) 3回目のご質問にお答えいたします。

  個別の部分につきましては、それぞれ部長のほうから答弁させていただきたいと思いますけれど、産業史料館の入館者数の関係でのいろんな取り組み、工夫をしていくということについては必要だろうと思っておりまして、その意味で館長を民間の観光のご経験がある方にしたということでございますので、その新館長を中心に商工観光部を挙げていろんな新たな取り組みをするということを期待していきたいと思っております。

  それから、新庁舎の関係でございます。今いろいろ百年コンクリートというお話もありましたけど、この段階でそういうことがどうなのかというところがちょっと今わかりませんので、それは総務部長のほうからお答えさせていただくといたしまして、いろんな意味で新庁舎、この震災を踏まえて先ほどのLEDの問題もあります。今の段階で何か新たに見直すといいましょうか、今まではどちらかというと事業費をなるべく減らそう、減らそうという方向で動いていたわけですけれど、この時点になったときに何か新たに考えていく必要があるのかどうかということは、再度検証した上で、当然そうなりますと、議会の皆さんのご理解も必要だということと兼ね合わせる話になろうかと思いますけれど、その辺も含めまして現時点では総務部長のほうからの答弁にさせていただきたいと思っております。

  以上でございます。



◎副市長(菊地剛君) それでは、私のほうからはさくら公園の関係でございます。いつまでの目安なんだというお話でございます。合併特例債を活用するということになれば、27年度ということの期限の中で整備が図られるわけでありますけれども、これも今まで合併後の合併特例債事業を見直してきた経緯もございます。それをすべて使ってということではなくて、あくまでも有利な財源というのは、今まで都市整備部のほうでまちづくり交付金、あるいはまた社会資本整備の関係の交付金を活用するという話でしたが、ある意味防災の面で考える、あるいはまた福祉、バリアフリーという観点から考える、また観光という視点で考えたときに、いろんな省庁関係の補助金も探りながら、そういった有利な財源を見出していきたい、その中で整備の計画が進められればというふうに考えております。



◎商工観光部長(赤坂一夫君) タナカ議員さんのほうから先ほど燕市には目玉が不足しているから、観光客が減少しているんじゃないかというふうなご発言がありましたけども、本当の真意につきましては恐らく、いいものはあるんだけども、それを磨き上げてアピールする手法がまだまだ足りないというふうなことで私ども理解をしております。産業史料館の入館者の増加につきましては非常に懸案事項でありまして、議員ご提案の松本市のクラフトフェアですか、ちょっと参考にしながらどんな形ができるのか、協議してまいりたいというふうに考えております。

  また、産業史料館を見て、それから磨き屋一番館とか市内の工場見学等の具体的なPRといいますか、事業につきましては、スマートフォンが非常に今拡大しております。私は持っていないんですけど、まだ。そのアプリケーションソフトでレイヤというのがございまして、詳しく知らないんですけども、現時点から5キロの範囲内についていろんな市の公共施設とか観光施設とか、そういうものを登録することによってみんながそれの情報を見られるというふうなのがございます。それにつきましては、市の公共施設とか産業観光施設、ラーメンマップ、良寛等の施設をレイヤの中で取り上げてスマートフォンでPRしていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



◎総務部長(南波瑞夫君) 新庁舎の関係で、私どもとしては長寿命化コンクリートを使っていただきたいということで進めておるわけであります。長寿命化コンクリートというのと百年コンクリートという言い方と、機能、性能そんなに違いはないんじゃないのかなというふうには考えておるところでございますが、ちょっとコンクリートについて専門ではございませんのであれですが、少なくとも今まで庁舎として考えられておられた耐用年数、一般的には50年、それをはるかに超えるものにしたいという考え方は、設計思想としてライフサイクルコストの低減ということで、要するに長く使うことでライフサイクルコストを下げていくんだという考え方、この設計思想につきましては、おっしゃるとおり視察等々に見えられた方には十分にアピールできるのかなというふうには思っておるところでございます。そのほか、先ほど丸山議員さんからもご質問ございましたLEDの採用であるとか、いろんな部分で総合的にこの新庁舎魅力のあるものにできればと思っておりますが、コストとの兼ね合い等もございますので、是非前向きには取り組みをさせていただきたいと思っておりますが、どこまでというのはちょっとコストを考えながらということになるかと思います。

  以上でございます。



○議長(大岩勉君) ここで、しばらく休憩します。

  この後、議長室におきまして議会運営委員会を開きます。なお、午後1時から会派代表者会議を開きますので、再開は1時15分より再開といたします。

  暫時休憩といたします。

          午前11時40分 休憩

          午後 1時12分 再開



○議長(大岩勉君) 休憩を解き、会議を再開いたします。

  次に、13番、齋藤紀美江君に発言を許します。



◆13番(齋藤紀美江君) 最後の一般質問の日になりました。皆さん、お疲れさまでございますが、もう少しの辛抱でございますので、よろしくお願いいたします。

  それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。早いもので、平成18年に合併をしまして今年で5周年になりました。合併はなかなか難しいものだと幾度となく感じました。それぞれ長い歴史のあるまちが1つになり、同じ方向に向かうということはやはりある程度の時間が必要で、事を急ぐよりじっくりと積み重ねていくことが大事かなと思っています。5周年ということで燕はひとつプロジェクトを立ち上げられ、取り組まれていますが、その中に燕ジュニア検定とつばめっ子かるたを提案されています。新しい試みとしてよいことだと私も思っております。このジュニア検定では、燕市の歴史や文化、すぐれた人や誇れるものなどを題材にした問題として、カトラリー、良寛、祭り、名誉市民、文化財、方言などを例に挙げられています。このジュニア検定やつばめっ子かるたを通してふるさと燕をよく知り、愛着を持ち、誇りを持ってほしいと私も思っています。それには、燕のことをわかりやすく伝えることが大事になるのではないでしょうか。

  先日総文委員会と教育委員会と合同でタブレットパソコンや電子黒板を使った授業を見させていただきましたが、子供たちはなれた手つきでパソコンを操作して与えられた課題に取り組んでおりました。子供たちにとってパソコンは、なれ親しんでいる情報源になっていると思われます。でも、燕市のホームページにはその子供たちに燕市をわかりやすく伝え、学んでもらえるものが入っていないと思いますが、どうでしょうか。全国の他の自治体では、キッズページや子供のページとして市の歴史や文化、産業、市役所の仕事などをわかりやすく表現をして伝えているところが多数あります。そこには、やはり検定という形でクイズ形式にしてあるところもあり、子供たちが楽しく学べる工夫が見られます。燕ジュニア検定などを計画されているわけですから、子供向けのページを是非つくってほしいと思いますが、どうでしょうか。

  次に、防災計画の見直しと総合防災訓練についてお聞きをします。この問題については、もう何人もの同僚議員が質問をされていて、防災計画は専門家の意見を聞いて見直しをする、総合防災訓練もする、講演会やセミナーもするというご答弁であったように思いますが、そのように理解していいでしょうか。確認をさせていただきます。

  この防災計画の見直しと総合防災訓練については、これまで私は幾度となく取り上げさせていただきましたが、一向に取り組む気配がありませんでした。この大きな震災を受けてやらざるを得なくなったということでしょうか。今までの水害でもそうでしたが、今回の東日本大震災でも、地震が起きたらまず逃げるという訓練を繰り返してやってきたおかげで、まず逃げようと思って助かったという証言がされています。まず逃げることの訓練です。まちづくり協議会等で防災訓練も行われていますが、バケツリレーやAEDの取り扱いの訓練がほとんどです。それも否定するものではありませんが、まず逃げること、どの道を通ってどこへ逃げるかという訓練が大事ではないかと思います。避難場所までどのくらいでたどり着けるのか、要援護者をどう援護できるのかということをやっておかなければ、いざというときには間に合わないのではないでしょうか。そのことについてお聞かせをいただきたいと思います。

  また、燕市では福島県から多数の被災者を受け入れております。燕市に避難されてきた人たちは燕市の対応に対して、本当に感謝している、よくしていただいているという言葉を口にされています。市長もほとんど毎日のように避難所に顔を出され、状況を見てこられていたようであります。避難所開設、そして運営というのは初めての経験で、大変だったろうと思います。業務をしながらの避難所運営には多くの教訓を得た、ボランティアには感謝している、臨機応変が求められると同僚議員の質問に答えておられましたが、いい勉強になったことと思います。この避難所開設や運営は、防災計画にのっとってやられたようには見えなかったんですけれども、どうだったんでしょうか。防災計画にも時系列の避難所運営や組織図などが示されていないので、防災計画は役に立たなかったのではないかと思います。結果としてどうだったのでしょうか。いろんな問題が発生したと思います。お聞かせをください。

  また、この大震災では大勢の人が大津波の犠牲になられました。5月29日の新聞に服を着たまま水に浮く着衣泳、その知識が生きて津波から助かった人もいたと報道されていました。宮城県東松島市の野蒜小学校では、児童や近隣住民が集まった体育館を津波が襲ったが、そこの校長は死を覚悟したが、以前に学校で講習を受けた着衣泳を思い出し、力を抜いて浮くことを心がけ、助かった。また、子供たちの保護者からも講習をやっていてよかったと今も声をかけられるとのことです。この着衣泳は、長岡技術科学大学の斎藤教授が考え出されたということで、救助法講習を受けた消防職員の救助に行っても手おくれのことが多い、せめて浮いていてくれさえすれば助かるのにという声に、専門の材料学の知識をもとに外履きの靴の浮力に着目して研究を進めてきたということです。新潟県では、これまで約200回講習を開いてこられました。このうち85%は小学生だそうです。

  水泳というと、私たちは川で泳いだものですが、今ではプールで保育園、幼稚園で水に親しみ、小学生である程度の距離を泳げるようになるのが一般的です。でも、残念ながら夏になると水難事故で小学生やともすると助けようとした大人が亡くなる事故が発生しています。この水難事故に遭うのは、ほとんど着衣の状態です。着衣の状態で水難事故に遭ったときにどうやって命を助けることができるか、研究されてプログラム化されたのがこの着衣泳です。この研究成果を命を守る着衣泳として平成13年に発表され、その後各地で指導者講習会や子供たちへの指導が実施されて広がってきたということです。燕市でも取り組まれたらどうでしょうか。

  最後に、文化の香るまちづくりについてお聞きします。燕市には誇りの持てる資源がたくさんあります。人間国宝の技術保持者や画家として多くの人に影響を与えた横山操氏、東京オリンピックの公式ポスターをつくられたグラフィックデザイナーの亀倉雄策氏、多数の人材を輩出された長善館の鈴木文臺氏、そして今なお多くの人に愛され慕われている良寛さん、まだほかにもいろんな意味での宝があると思いますが、この宝を市民にもっと知ってもらうこと、特に子供たちに知ってもらい、ふるさとの誇りとしてもらえるような取り組みが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。お考えをお聞かせください。

  以上で1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) 齋藤紀美江議員のご質問に順次お答えいたします。私のほうから、3番目の文化の香るまちづくりをということにつきまして答弁させていただきまして、それ以外の項目につきましてはそれぞれの担当部長からご答弁させていただきます。

  文化の香るまちづくりということでございますけれど、齋藤議員からお話しいただきましたように各地区の偉人や偉業を市民に、特に子供たちに伝え、燕に生まれ育ったということの誇りを持ってもらうということは大切なことだろうというふうに考えております。平成20年9月に議決をいただきました教育立市宣言の前文において、先人の偉業が今日の燕市を築いたものであり、これを子供たちに伝えていきたいというふうに宣言されております。これまでも産業史料館において、昨年人間国宝になられました玉川宣夫さんの金工展や横山操さんのデッサン展を開催したのを始め、良寛史料館では年3回の特別展など、さまざまな取り組みを行ってきたところでございます。

  また、このたび市の教育委員会が発行している小学校の社会科の副読本、これを改訂いたしまして、各地区のいろんな資源というものを学ぶページを充実したところでございます。

  そして、そういったところの楽しくしっかり学んでいただくという意味で、議員が冒頭にご質問されました燕のジュニア検定とつばめっ子かるたということを作成して、そういった中で地域の歴史や文化、いろんなものを学んでもらおうというふうに取り組もうということにしたところでございます。

  このように燕市の宝物というものを子供たちにしっかり伝え、誇りを持ってもらうように今後も力を注いでまいりたいというふうに考えております。



◎教育次長(冨森ゆみ子君) それでは、私からは市のホームページに子供のページが必要ではないかとのご質問にお答えいたします。

  先ほど市長からも答弁いたしましたが、今年度は燕市の子供たちに地域の歴史、文化、風物等を楽しく学んでもらうことによりふるさとへの誇りと愛着をはぐくんでもらうため、市内の小学生に配付している社会科副読本「わたしたちのまち 燕市」も参考に、燕ジュニア検定問題集及びつばめっ子かるたの編集を進めております。現在燕ジュニア検定事業及びつばめっ子かるた作成事業につきましては、燕はひとつプロジェクトの1つとして市のホームページに掲載し、事業の取り組み状況を紹介いたしております。今後は、検定問題集やかるたを活用した事業の内容を子供たちにわかりやすい形で掲載することで現在のホームページを充実し、燕市の歴史や文化などを紹介していきたいと考えております。

  以上でございます。



◎総務部長(南波瑞夫君) 私からは、防災計画の見直しと総合防災訓練と避難所の運営についてのご質問にお答えをさせていただきます。

  最初に、地域防災計画の見直しについてでございます。今議会においてもたくさんの議員さんから同様のご質問をいただいてお答えをしてまいりましたとおり、このたびの大震災、これを大きな教訓として、必要に応じて専門家の助言、指導といったものを得ながら見直しを検討していきたいというふうに考えております。

  また、今回震災直後という防災意識の高いこの機会に合わせて、議員おっしゃるとおりまず避難という動機づけになるような避難訓練の実施に向けて準備に入りたいと考えておりますし、また機会をとらえてあわせてセミナーあるいは講習会といったもの、講演会ですかね、そういったものを開催をしていきたいというふうに考えておるところでございます。

  次に、避難所運営状況についてでございます。直接被災をしていない燕市での避難所の運営であったわけでございますが、現実に被災した状況での大規模な避難所の運営となった場合、やはりマンパワーにせよ物資にせよ、また情報にせよ、かなり混乱はあるものと考えておく必要があるというふうに思っております。

  また、特に高齢者などの弱者への対応として福祉避難所の開設といったことも、これからは視野に置く必要があるのかなというふうに考えておるところです。

  また、議員おっしゃるとおり現行の防災計画ではなかなか考えられていなかった長期の避難所の運営といったようなところもございました。時系列に沿った運営といったことも、これも当然考えていく必要があるというふうに思っております。今回は、現場での臨機応変での適切な判断が求められる場面といったものが、もう毎日のように繰り広げられているという状況で、今後はそれらを防災計画にどのように盛り込んでいくかといった部分、これらも専門家の意見といったものを、専門家のアドバイスを得ながら図っていきたいというふうに考えておるところでございます。



◎教育次長(斎藤純郎君) ご質問の2番の(3)着衣泳の普及についてお答えをいたします。

  議員ご提案のとおり、着衣水泳は水難事故で自分の身を守るために大切な泳法でございます。警察庁の調査結果によりますと、水難事故の発生件数は年々減少しておりますが、水難事故に遭った場合2人に1人の方は亡くなっており、このうち大人が90%を占めております。このため小中学校では、水に落ちたらどうなるか、どのような泳法でどのように泳いだらよいか、着衣や履物がどのように影響するかなど、プールでの着衣泳の実技指導、こちらも実際行っておりますし、ビデオ教材を用いた指導を実施するなど、万一の水難事故への対応を図っております。しかし、大人のための着衣泳の講習等につきましては、現在実施いたしておりませんので、今後はB&G海洋センターの指導員や関係者と協議をさせていただきながら、市民向けの着衣水泳の講座を開設するなど、積極的に事故防止の対策を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆13番(齋藤紀美江君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。

  まず、子供向けのホームページについてですけれども、いろんなところの取り組みのものを教育委員会にはお渡ししてありますよね、ほかの自治体の取り組みを。是非わかりやすく子供のページということで立ち上げていただきたいなと思います。教育委員会がしっかりした資料を出せば、幾らでも現場でできるということでありますので、是非しっかりとした中身を持ってわかりやすい情報の提供ということで取り組んでいただきたいなと思います。

  それから、災害に関してですけれども、講演会とかセミナー、それから避難訓練もやられるということで、是非それは実施をしていただきたいと思っております。講演会にしても、主催する燕市がどういうことを市民に伝えたいのかというテーマ、具体的なテーマをしっかり持っていないと、ただ、ああ講演会があったなで終わってしまいますので、その辺しっかりと計画をやっていただきたいと思います。

  それから、新潟県でもこの東日本大震災を受けて防災計画の見直しを進めるとして、今月招集がかかっていると思うんですけれども、津波の対策委員会の設置、それから原子力災害対策の見直しの検討、それから市町村防災体制の緊急点検を6月中にやるというふうな県の方針が出されています。津波の想定地震として、佐渡北方沖地震がマグニチュード7.8、粟島付近の地震がマグニチュード7.5、新潟県南西沖地震がマグニチュード7.7としていますが、燕市としては津波の心配はすることは必要ないんでしょうか。この想定というのは、当てになってならないようなところがありますよね。この東日本大震災であっても、あれだけのものが起きるなどとはだれも想定はしていなかったわけですね。その辺をしっかりと踏まえた中で、やはり防災計画というものを見直していただきたいと思っております。

  また、原子力災害対策では、今まで10キロ圏内として県でも計画がつくられていたんですけれども、この福島の原発事故のことを考えると、風向きによっては広大な範囲に放射性物質の影響があると想定しなければならないとして、これも今回見直しをしなきゃならないということですね。燕市としては、分水地区が一部20キロ圏内に入りますし……

          〔「30キロ」と呼ぶ者あり〕



◆13番(齋藤紀美江君) 30キロ。30キロ圏内に入りますし、50キロ圏内になると全部すっぽりと入るということになると言われておりますが、いろんなケースを想定した取り組みが必要になってくるんではないかなと思います。

  また、同僚議員の中でも放射性物質測定器が必要ではないかというふうな質問があったようですけれども、私もやはりそれは用意しておく必要があるんじゃないか、それから定点的な測定というものを燕市でもやる必要があるんじゃないかなと、そんなふうに思っていますが、その辺はいかがでしょうか。

  また、市外に……今福島から来ておられますけれども、燕市民が市外に避難した場合、避難した市民への対応として気づいた、この経験を通してどういうふうに受け入れてもらった市としてどういう対応が求められているのかということで気づかれたことがあったら、お話をいただきたいと思います。

  また、被災地ではなく他市の被災者を受け入れることは想定外であったというふうに言われておりまして、私が見たところ燕市は現実に大きな災害に遭遇したこともなくて、避難所の開設や運営も経験がない状態で、被災を受けておられる三条市さんや長岡市さん、それから柏崎市さんとかと比べますと、何か本当にばたばたしていたなという印象があるんですけれども、それはどうだったでしょうか。

  その違いは、今回専決処分の補正で管理職特別勤務手当というのが燕市では出されておりました。ほかのところ、三条市さん、長岡市さん、柏崎市さん、見附市さん、私が調べたのはまだ今のところそれだけなんですけれども、そこでは管理職特別勤務手当というので決裁はないということですね。ある市にお聞きしましたら、通常の……これは緊急とは言えないと、通常の管理職手当で十分だというふうなお答えをいただいたところもありますけれども、この緊急時、緊急ということの認識についてお聞かせいただきたいなと思っております。

  それからまた、この避難所の運営に対して担当職員が毎日かわられたということで、避難していられる方は非常に戸惑いがあったというふうにおっしゃっておられました。通常避難所に常駐する担当者というのは、長期にいるというのが常識的、今までの災害から見ると常識的なことなんですね。毎日かわるということは、引き継ぎ自体にもそごが生まれてきますし、避難されている人たちもだれがどうなのかというのがわからないまんまにどんどん、どんどんかわられてしまうと、不安が大きくなってくるということで、通常であれば同じ人が常駐するというのが避難所運営の常識ではあります。

  その辺がどうだったのかということと、それから燕市は一生懸命職員の方が対応しておられましたけれど、それではやっぱり通常業務に支障が出るということがあって、私も体制変えたほうがいいんじゃないんですかというふうにご提案申し上げたこともありますが、三条市さんではもう20日の日、3月20日ですね、20日の日にそういう運営体制というものを支援体制本部ということをつくられて、しっかり社会福祉協議会と連携のもとでやっておられました。その辺で、社会福祉協議会との連携ということでどういう課題があったのかなというところでお聞かせいただければというふうに思います。

  それから、着衣泳については、子供を助けに行って亡くなるのが大人ということで、それを何とかしないとだめだということで、大人向けの講習会というのもたくさん開かれているんですね。そして、最初に13年に命を守る着衣泳といって出されたものが、平成16年に指導者向けのテキストとしてまた新たに出されているんです。その中で、やっぱり消防職員の方が大勢その講習を受けていられるというふうに言われているんですけれども、燕市でもここに燕市は消防がちょっと別のところに行っていますので、直接聞くことはできないんですけれども、要は教育委員会と消防のほうと連携をして、社会体育の部分だけではなくて、多分講習受けられる方が消防職員の中には大勢おられると思うんです。だから、そういう意味で大人向けの着衣泳ということをしっかりやっていただきたいなと思いますし、実技指導をしているというご答弁だったんですけれども、これは小中学校全部で毎年度やっていられるということなのかどうか、その辺お聞かせいただきたいと思います。新潟県は他県に比べて水難事故が多いということですので、是非取り組んでいただきたいと思います。

  それから、文化の香るまちづくりについてなんですけれども、横山さんの作品と亀倉雄策さんの作品が長善館にあります。横山さんののは「送電源」というのと、それから「白富士」でしょうかね、本物があって、あとレプリカが何点かあるようですし、亀倉さんののもあれはレプリカだけなんでしょうか。本物があるのかどうか、その辺ちょっと確認したいんですけれども、あるんですが、長善館の資料にもそういう横山さんの作品があるとか亀倉さんの作品があるとか、どこを見てもないんですね。資料もないし、それからホームページにも載っていません。燕市民で旧吉田の人たちは知っていられる方もおられるのかもしれないんですけれど、ほかの市民はほとんどあそこに本物があるなんていうことは多分知らないと思います。是非こういうものをやはり、先ほどタナカ議員の質問でもありましたけれども、今回横山さんの作品が何点か寄贈されていますので、是非その辺も一緒にした中で、市民に要は知ってもらうということと、保存をしっかりしてもらう対策というのは大事ではないかなと思っています。

  亀倉雄策さんは、自分のデザインの原点は私の少年期の幼い体験にあると、今でもその創作の思想の根底には自分のふるさとがあるというふうに述べておられますし、また横山操さんは新潟時代は大変みじめであったというふうに言っておられたんですけれども、亡くなる10年ぐらい前からふるさとの絵をかかれて、10年前にふるさとの「越後風景展」、個展を開かれたそうです。今まで何回も個展を開かれているんですけれども、亡くなる10年前に開かれたふるさと風景の個展に対して、自分の第1回の個展であるというふうに表現をされていて、やっぱりふるさとの思いというものをしっかりと感じられたんではないかなというふうに思っています。

  そのお二人のふるさととして、やはりもう少し目に見える形でやっていかれる必要があるんではないかなと思いますし、それから市長は先ほどのタナカさんの観光に対しての質問で、そこにあるものに光を当てることが大事だということですよね。それから、横山さんのデッサン展には本当に大勢の方が来られたということですので、是非そんなふうな取り組みをしていただけたらと思っております。

  それから、今県展が開かれていますけれど、燕市の方たちはいろんな意味で県展に積極的に作品を出されていて、今回奨励賞とられた方も1人ですか、おられますよね。だから、文化の香るまちづくりとしてそういう文化的なイベントといいますか、事業も燕市でやっていく必要があるんじゃないかなというふうに思っていますが、その辺はいかがお考えでしょうか。

  以上で2回目を終わります。



◎教育次長(冨森ゆみ子君) それでは、私からは子供のホームページについてのご質問にお答えいたします。

  燕ジュニア検定事業、つばめっ子かるた作成事業の実施に当たっては、子供たちにわかりやすいものになるよう、市内の小学校教員が編集委員となった社会科副読本の内容を参考に、教育委員会の指導主事も作成に携わっております。今後、事業の内容をホームページに掲載するに当たりましては、ほかの市町村の例も参考にしながら、子供たちにわかりやすいページづくりに努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。



◎総務部長(南波瑞夫君) 防災計画の関係のまず見直しのところからでございます。津波の影響というふうなお問いでございました。昨日たしかテレビで新潟地震のときの津波が過去さかのぼるともっと高いものがあったというふうな、6メートルぐらいのものがあったというふうな記録があるというふうな報道があったように記憶しております。先ほど議員おっしゃった3カ所を震源とする地震、これを起因とする津波の想定というのが県から発表されておるわけですが、野積沖でたしか6.5メートルぐらいだったかと思います。その想定のマップを見ますと、野積橋よりも内陸側のほうの影響というのは直接はなかったように記憶をしております。ただ、昨今想定外ということがよく言われますので、仮にこれが倍の12メートルあるいは13メートルといった場合でも、信濃川の分水路の堤防を超えてというところには至らないのかなというふうには思っておりますが、これもまた条件によっては、信濃川分水路それこそ雨季と重複をしたとかというふうなことがあれば、それこそまさに想定外ということになるんでしょうが、そういったことも考えておく必要があるのかなと。逆に、そういう複合的な部分を考えますと、1,000年に1回の地震ということよりもむしろ150年に1回という洪水といったものを1つ想定をして、防災計画等々の整備といったものがリアリティーのある計画になるのかなというふうに思っております。

  それから、原発の30キロ圏内が、先般の一般質問の中でもお答えしましたけれども、ちょうど大河津分水路のあたりが30キロの同周円の円周になるという中で、本当にそのとき燕市だけの影響ということになれば、これは市内で対応可能な範囲なんだろうと思いますが、恐らくそのときは原発のあります柏崎であるとか刈羽であるとか、また隣接する長岡であるとか、そういったところの住民の皆さんが北へ南へという避難行動を起こされる、そういった中で燕市がどういう状況になるのかという、なかなか想定の難しいことを考えていろいろ対策を練っていく必要があるだろうと。そうなると、ちょっと我々というよりやはり専門家の意見といったもの、考え方といったものをお聞きをしていく必要があるだろうと思います。

  それの原発の事故の原因が例えば地震ということに仮になれば、地震の影響で例えば道路が寸断されるとか、鉄道が使えないとかといった状況の中を避難行動するとか、いろんなことを恐らく考えていかなきゃならないんだろうということだけは何となくイメージできるんですが、じゃ具体的にそのとき何をどういうふうにやっていくのか、また周辺の市町村の人たちも一斉に動き出す中で、どういうふうに行動するのがいいのかというようなこと、そういったことも少し心配をしていかなければならないのかなというふうに思っております。

  また、今回は確かに受け入れをした。これが逆に県外なりに燕市民が避難をした、そういった場合、やはり今回燕へ避難されていらっしゃる方が異口同音に地元の情報が知りたいということを非常に強く申されておりました。これも当初のころは我々もなかなか打つ手がなくて苦慮したところでございますけれども、やはりそういった部分でいかに燕の市民の皆さんに燕市としての発信をした情報を受け取っていただくかということ、恐らく広域的に避難者が散らばるといいますか、市外へ出られたという場合の連絡手段としては、今持っている手段の中で考えられるのは、例えば防災つばめ〜ルですとかといったものが効果を発揮してくるのかなというふうに思っております。

  それから、放射能測定器でございます。これも県が現在何カ所か測定器を置いているという状況でございます。確かに今回被災をされた地域のほうでは、地元の自治体で測定器を用意してというところもあるやに聞いておりますが、これも使い方ですとか、そういったものは恐らく専門的な知識がないとなかなか使いこなせない、今も何か測定方法が地上から1メートルであるとかビルの上であるとか、いろんなことが言われてどうなんだというふうなことも話もあるようですので、やはりその辺は少し専門家にお任せをするべき分野ではないのかなというふうに考えております。

  それから、市の職員の超過勤務手当、管理職特勤を含めた超過勤務手当でございますが、これも本来やっぱり職員がそれだけ働いたということでございますので、災害救助法に基づく範囲には入っておりませんが、やはり特別交付税の算定の基礎として当然国なりに負担を求めていく必要があるところだというふうに思っております。ボランティアとして上げませんよという考え方もそれも1つあるかと思いますが、これは当然国なりに求めていくその根拠として、これは予算化をしておくというのが本来であろうと思っております。

  それから、避難所の運営において社協との連携ということですが、これ被災者の支援対策本部を立ち上げたときから社協のほうからは常に本部会議のほうにはメンバーとして入っていただいておりました。日赤とも常時連絡をとらせていただいて、避難所の運営といったものを調整をさせていただいたきたわけですが、なかなかボランティアさんのほうも何をやればいいんだろうみたいな感じ、ちょっと言葉悪いですけれども、本当に善意でお越しいただいて参加していただいて本当にありがたかったなと思っているんですが、やっぱり当初のときは何をやればいいのかというふうな部分で少し混乱があったというふうなことも聞いております。あと、日赤さんのほうとしても、ボランティアというよりもむしろ心のケアが重点ですよというふうなお話もありましたし、そういう意味ではちょっと避難所運営という意味では、当初のころは少しかみ合わない部分があったのかなというふうに思っております。

  それから、責任者が毎日かわったということでございます。これも最初のころは1人全面的な市のほうの、向こうからいった場合どの人が窓口なんだろうということでわからないと困るということで、特定の1人の方避難所に1人ずつ特定の方をお願いをして、本当によくやってくださったと私は思っております。ただ、毎日被災者の対策本部会議をやっていますと、彼らが日に日に憔悴をしてくるというのがもう目に見えておりました。そういった中で、これは長期化をするということを考えたときに、やはり交代制にするべきだということ、ただ1人の方はそれでも足しげく避難所には通っていただきましたし、場合によっては一番先頭に立って避難所運営に当たってくださったというふうに思っております。ただ、そういう部分で人間のやっぱり体力の限界というものもありますので、これはもう交代制ということでやらせていただかざるを得なかったと。でないとむしろ避難所のほうが混乱するんじゃないかという心配もありましたので、その辺はご理解をいただきたいというふうに思っております。

  私からは以上でございます。



◎教育次長(斎藤純郎君) それでは、私のほうからまず着衣泳のお話をさせていただきたいと思います。小中学校の取り組みでございます。現在小中学校8校で実施をしているところでございます。こちらは、着衣泳の実際の実技もやっているところでございます。また、その他のところにつきましては教材等を用いてまた子供たちに話をさせていただいております。

  続きまして、大人向けの着衣泳の講習の関係でございます。議員さんもご指摘のとおり、先日6月15日の新聞紙上でも出ておりました長岡技術科学大学の斎藤教授ということで私どもも調べさせていただきまして、参考にさせていただこうというふうに思っております。それで、消防の職員もということで、さきの新聞紙上では消防の職員の方も大勢出席して勉強を重ねているということでございますので、消防職員にお話をさせていただいて、ご協力をいただける範囲でお願いをしていきたい。そのほか関係者にもお声がけをさせていただいて、大人向けの着衣泳の講習に取り組ませていただきたいと思っております。

  それから、4番目の文化の香るまちづくりということでございます。長善館史料館にも議員ご指摘のとおり本物の作品も飾らせていただいているわけでございます。長善館史料館では、現在新しい市民や、それから市外の方向けの紹介冊子を現在つくっているところでございます。それにただいまお話をいただきました横山操氏、亀倉雄策氏の関係につきましても入れさせていただければありがたいなというふうに思っております。さらに、広報、ホームページ等を通じてしっかりと市民の皆様にご理解いただけるようにご紹介していくのが私どもの仕事と思っておりますので、取り組ませていただきたいと思います。

  それから、横山先生のデッサン展については、議員ご指摘のとおり大勢の方が市外からも訪れていただきまして、先生の若かりしころの作品、それから生い立ち等につきましても詳しくご説明をさせていただいて楽しんでいただいたということでございます。これからはタナカ議員さんのときにもお話を申し上げましたが、作品展示をさせていただきます9月の2日から19日ということで産業史料館で開催をさせていただきます。そこには、補修に当たっていただきました多摩美術大学の教授であります中野嘉之先生からもお越しいただきまして、作品解説をしていただく準備を現在進めているところでございます。名誉市民でありますので、大勢の方からもまた認識を深めていただきたいと思いますし、市外からも大勢おいでいただけるような取り組みを進めていきたいと思っております。

  また、亀倉雄策さんも含めましてお二人とも名誉市民でありますので、小学校の副読本におきましてもお二人を紹介をさせていただいております。子供たちにもよく認識してもらえるような取り組みを、今後も進めてまいりたいと思います。

  県展のお話をいただきました。議員も既にご承知と思いますが、平成12年には第55回県展燕巡回展、それから平成13年には第56回県展吉田巡回展それぞれ開催をさせていただいております。いずれも8,000人から9,000人という大勢の来館者をいただいているという過去の実績もございます。市民の皆様も県展にたくさん出していただいておりますので、これらも含めて今後検討させていただきまして、子供たちや市民の皆さんが文化を通したまちづくりにより、ふるさと燕市を誇りに思ってもらえるように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆13番(齋藤紀美江君) それでは、最後の質問をさせていただきます。

  防災に関してですけれども、職員が一生懸命働いたということで超過勤務手当を払ってもいいという、それは私は超過勤務払うななんていうことは何も言っておりません。ただ、管理職特別勤務手当というところで緊急という認識がどうだったのか。ほかのところではそういう認識、これは緊急には当たらないというふうな認識のもとで、管理職勤務手当ということは決裁はしていないというふうにお聞きをしましたので、その緊急という視点がやはりほかの市とちょっとずれがあるのかな、本当の災害を経験していない部分やっぱりちょっとずれがあるのかなというふうに感じましたので、お聞きをしただけでございます。

  それから、この防災計画の中身についてなんですけれども、その計画の中には要は福祉避難所となる福祉施設ですね、における安全確保という項目もあるんですけれども、そこの部分ではやはり一応話し合いとか、そういうことはやっておられるのかどうか、確認をとっておられるのかどうか、中身について。その辺お聞かせいただきたいなと思いますし、また今回避難所として使用された体育センターのトイレを緊急に改修をされました。洋式にかえられたということですね。これはよい教訓だったのではないかなと思います。これから避難所に指定されているところを点検する必要があるんではないでしょうか。そして、それはただ点検するということではなくて、今ほど言われた避難訓練とあわせた中で避難所点検というものを地域住民と一緒にしていっていただければ、より防災の意識というものが身近になるんではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。

  立川市では、地域で取り組む防災まちづくりとして、1回目のテーマ、災害時に開設される避難所の現状を確認し、問題点と課題を共有します。そして、2回目は避難所を運営する上での課題に対して地域でどのような対策が必要か検討します。3回目は、地域のマニュアルを検証し、今後の地域の組織づくりを目指しますということをやっておられます。こういうことをやっておくのは、皆さん経験されておわかりのように、避難所運営というのは職員だけでは到底できないということですよね。そこを避難所運営に関して地域の人たちがやはりみずからできるような、そういう体制をつくっていくことが大事ではないかなと、そんなふうに思いますが、どうでしょうか。

  それから、原子力災害に対しては、泉田知事は一生懸命やるというふうにおっしゃっておられますし、今回また招集された中で是非燕市としても積極的に防災計画に関与して、いいものをつくっていただきたいと思いますが、防災計画の見直しについては一番大事な視点というのがあると思うんです。それは、この燕市の防災計画で市民の命が守れるのかというふうな視点が私は大事ではないのかなというふうに思いますので、そういう視点を持って是非計画に取り組んでいただきたいと思います。

  それから、亀倉さんと横山さんのことに関しては、是非これは本当に燕の宝だというふうに思いますので、私は長善館史料館にちょっと横山さんののが2点あるんだけれども、それをそこに載せるというよりか、やっぱP.273

り別個の資料としてしっかりとつくられていく必要があるんじゃないかなと思いますし、亀倉さんの作品がどのくらい燕市にあるのかということも含めて、そういう資料をやっぱりきちっと整備される必要があるんじゃないかなと、そんなふうに思います。

  燕市では、以前ニューツーリズムで、今年ですね、ちょうど地震の起きた日にニューツーリズム、旅行、産業観光ということでやられたと思うんですけれども、そのアンケートの中でどういうニューツーリズムに参加したいかというお問いの中で産業観光が1番だったんですね、35%。30%が文化の観光ということでアンケートの調査結果では出ていますので、市長が言われるように着地型の中で是非燕の文化というものも視点に入れて取り組んでいただきたいなと思います。

  それから、1点言い忘れましたけれど、災害のほうですけれど、ボランティアが当初何していいのかわからないというふうなご答弁をされましたけれど、三条市は被災者総合支援センターの設置ということで、連絡調整班、避難所支援班、物資支援班、おもてなし班、このおもてなし班というのは炊き出しとか理髪とかマッサージ、読み聞かせなどに対応する班ですね。それから、健康支援班、被災者の健康面などに関する対応をするというふうに、しっかりと仕事を分けてボランティアとの関係というか、連携をとってきているんですね。何をしていいかわからないなんて言うのは、ちょっと私はおかしいなというふうに思っております。

  以上、終わります。



◎市長(鈴木力君) 3回目の質問に2点お答えいたします。

  文化の香るということでいろんなアンケートの中で、産業観光の次が文化というアンケート結果だというお話でございますが、午前中のタナカ議員のご質問にもお答えしたとおり、観光というのはその地域の光、誇れるものというものを見ていただくという観点からすれば、産業はまさに燕の光でございますし、先ほど齋藤議員がおっしゃったような方々の功績、それをしっかり見ていただくも、これも光だと思っていますので、そういった観点から観光ということに取り組んでまいりたいと、その文化を大切にするということを地域に根づかせていきたいというふうに考えております。

  それからもう一点、防災計画の見直し、いろいろご指摘いただきました。そういった視点で専門家の知識、助言も入れながら取り組んでいきたいと思うんですけれど、齋藤議員がおっしゃった視点と私、基本的には同じなんですけれど、私自身が思っている1つのテーマとして、防災、災いを防ぐというのはなかなか難しい、すべてを防ぐというのは難しいわけでございますので、今盛んに言われているのは減災、災いをいかにして事前に、あるいはそのときの的確な判断の中で減らしていくかということがやっぱり大切なんだと、そういった面ですべてを防ぐというよりは、災いをいかにして減らしていくかという、減災という視点での計画づくりというのが大切なんではないかなというふうに考えているところでございます。

  もう一つは、避難もいざ命を……助かった後の避難所の運営というのと、まず命を守るという避難というのを分けて考えるということだと思うんです。ですから、ただ単に避難所、避難所といっても、それはトイレを点検するというのは命が助かった後、じゃここに集まって住宅が直るまでの間生活しましょうという避難所と、いかに水なりから命を守るかという意味での避難と、そこを混同した計画をつくっていくと、ちょっと間違った方向になる。ですから、今盛んに言われているのは生存避難という言葉が言われていると思うんですけど、その視点でやっている、その後しっかり避難所の運営は、じゃ今回の実際に経験したことを踏まえてどういった形で運営していっているか、そんな視点で防災計画というのを考えていきたいと思っております。



◎総務部長(南波瑞夫君) 私から、ボランティアさんのところでございます。三条市さんとの比較の話が出てきたんですが、三条市さんやはり水害での経験もあるということなんでしょうか、非常に社協さんを中心によく動いたなというふうに、私も現場の状況をいろいろ伺うにつれて感心をしておりました。ただ、今回燕市の社協さんよくやっていないということじゃないんですけれども、やはりその辺経験が不足をしている部分もあったのかなと思っておりますし、ボランティアリーダーといいますか、そういった部分がやはりまだちょっと弱いのかなというのは、何となく感じるところでございます。逆に、そういった部分で燕市の場合は行政側が前に出て動いていく必要もあったのかなというふうに思っておりますし、またほかの議員さんでの質問もありましたけども、燕市の場合は通常業務は通常業務として日常の業務はやりましょう、プラス避難所の運営もやっていきましょうということで、管理職特勤がどうだったのか、緊急性がどうだったのかということを言われるわけですけれども、まず我々管理職のほうから動いてくれという、それに近い指示も出さざるを得なかったという状況もございますので、他市と若干状況は違うのかなというふうに思っております。

  以上であります。



◎教育次長(斎藤純郎君) 文化の香るまちづくりの中の亀倉雄策さんの部分が少し落ちておりましたので、お話を申し上げたいと思います。

  東京オリンピックのポスター3点を市は保有しておりますので、それらも大切に、また市民の皆様にわかるようにPRをしていくということが使命と思っております。先ほどお話ありました長善館史料館には、横山操さんの「送電源」と、それから「白富士」ということで本物を保有しているわけでございます。それらを含めて文化を切り口にしたまちづくりをまたPRできることによって、多くの市外の方々も目を向けてくださるのではないかと思いますので、それらを含めてパンフレットの制作含めまして考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(大岩勉君) それでは、説明員入れかえのため休憩します。

          午後 2時12分 休憩

          午後 2時25分 再開



○議長(大岩勉君) 休憩を解き、会議を再開します。

  次に、18番、阿部健二君に発言を許します。



◆18番(阿部健二君) 今回の横板に雨垂れのかけ言葉は、今はやりの「想定」、「想定外」であり、「思いをいたす」であります。

  まずは、通告1の東日本大震災の復興に膨大な金が必要な国に合併特例債のおねだりを続けるのはいかがなものかであります。

  (1)国は、東日本大震災の復興にまず4兆円をつぎ込むというが、悔しいのはその金で大津波にのみ込まれた人たちが生きて帰ってこないことであります。この震災での一番の悲劇は、多くの人が指定された避難施設でおぼれ死んでいることです。通告した質問は、大河津分水路が破堤したとき、今計画されている避難所で十分かでありましたが、これまで同様の質問に答えてこられたように、やっぱり専門家の指導のもと見直しを図りたいしか思いが至らないでしょうか。

  (2)一方、菅直人の終わりが見えてもと書いたんですが、その終わりも見えないようですが、一向に終わりの見えてこない福島第一原発の事故の処理費や今後の賠償費、廃炉に要する費用など、どこまで膨らむのかであります。国は、東電の賠償を支援するために公的資金5兆円を投入すると言い、そのための交付国債の発行に踏み切りました。そして、交付国債は電力会社の事業収益から時間をかけて返済させるため、最終的には国の財政負担にならないと言っていますが、たとえ国の財政負担にならないとしても、税金を使わずに済んだとしても、電力会社が事業収益を上げんがための電気料金の値上げが当然あり得ることから、結果国や電力会社の言う原発の安全神話をひたすら信じてきた国民にそのしりぬぐいをさせることにほかならないのではないかであります。

  ところで、国は交付国債の利点として、当面の国の財政悪化が防げるとしていますが、当面を過ぎたその後、東電の返済が終わるまでは国の財政悪化が続くと見なければならないのではないかであります。

  (3)市民厚生常任委員会の市内視察で、ある介護施設での話が、東日本大震災で国はあらゆる財源を見直しており、介護保険も例外ではないというものでした。そこで、質問です。国からの負担分が減額されて、その分介護保険税の引き上げが求められることを意味するのかどうかでありますが、いかがでしょうか。

  何よりも心配なのは、ようやく市がショートステイ用ベッドを特養向けに転用する方向が見えてきたのに水を差されないかでありますが、いかがでしょうか。

  (4)国は、既に大震災の復興に4兆円の補正予算を組み、さらに赤字国債を発行せんとし、東電の肩がわりのため公的資金5兆円を投入し、介護保険も例外でないと地方自治体の懐にまで手を突っ込もうとしている状況で、もはや合併特例債どころではないはずです。それでも新庁舎建設の合併特例債を国にねだり続けるおつもりか。

  また、大津波で役所が流されたり、放射能を避けてよそのまちの施設を借りて仕事をしている自治体が多い中、新庁舎建設の必要性の1つ、分庁舎方式が不便だからがさもしく聞こえてくるのですが、いかがでしょうか。

  そして、大河津分水路の破堤で水深4メートルにつかってしまう新庁舎を防災対策本部になどもいかがかであります。

  次に、通告2の鈴木市政になって1年、市長の目から見た市の執行機関と燕市議会についてを問うであります。

  (1)市のある事業の受益者が、入院騒ぎを繰り返すなどから受益者負担金を延滞し、積もり積もった延滞金が元金の倍になって困っているという話を耳にしたとき、ひたすら延滞金を加算した督促状を書いて送ることまでが市の職員の仕事で、延滞金が倍になるまでなぜ払わないか、いや払えないのかに思いをいたすことなど論外なのかであります。

  (2)3月議会で若者定住促進住宅について、市長も部長も検討したいではなく、参考にしたいと答弁されたが、その後市としての考えややり方はどのように決まったのか。

  また、去年の12月議会の高齢者向けコレクティブハウスについては、民間の活力を利用する形で研究したいであったし、共存型介護では事業者と調査研究したいであったが、それぞれの研究結果はいかなるものかであります。

  (3)ヨーロッパの風を感じてみませんかとは、2年前の「広報つばめ」4月1日号に載っていた第3回ライナー・シュミット夫妻のサマースクールの見出しです。が、一人の職員が思いをいたしたおかげで、3年間も続けられ、新潟市や東京からも生徒が来るという燕市の誇るべき事業が市の財政難を理由に消えたのです。ハーゲン管弦四重奏団で第2バイオリニストを務めるライナー・シュミットさんが燕市くんだりに来てくれること自体、たぐいまれなることと思うが、いかがかです。

  また、その価値に思いをいたせない一人の職員の画策で中止されたのが真相だったとも聞くが、いかがかです。

  (4)3月議会での地価相場の4倍近い法外な価格で新庁舎建設用地を買ったことは、背任行為に当たらないかという問いに市は、議会の承認をもらったのだから法外な価格とは言えないと答えているが、市は議会の承認という手順を巧みに利用して責任の所在をぼかしたのではないかであります。

  (5)最後に、燕市に避難している人たちから下着が欲しいと言われた市の職員が、長年市の委員会などにかかわってこられた方に電話したところ、その方から避難者名簿を求められ、個人情報の保護からできないと答えて一悶着あったとかであります。問題は、何ゆえ電話の先がボランティア活動に手ぐすね引いて待つ議員ではなかったのかで、市長たちが燕市議会をその方たちの属する委員会などより下の単なる追認機関と見ているからではなかったのかであります。明治憲法下での市会と戦後アメリカによって持ち込まれ、民主主義の学校と言われている市議会、いわゆる地方議会との差をどのように認識されておられるかであります。

  最大多数の最大幸福は民主主義の定義であるが、ハーバード大のマイケル・サンデル教授は、正義や真理を多数決で決めることに疑問を呈しておられる。マイケル・サンデル教授の疑問に対する見解と、数の力イコール最大多数の最大幸福と思われるかをお尋ねして、1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) それでは、阿部議員のご質問に順次お答えしてまいります。私のほうからは、なかなかどこを切り出してというところが難しいんでございますけれど、2番目の市長の目から見た市の執行機関と燕市議会についてを問うというところの、全体的な部分につきましてご答弁させていただきまして、それぞれ個別のいかがかという部分につきましては、それぞれ副市長なり担当部長のほうからご答弁させていただきたいと思っております。

  2つ目の大きな項目のご質問、私が就任して以来1年が経過いたしまして、市の執行部の仕事ぶり、あるいは市と市議会との関係についてどのように受けとめているかというご質問につきまして、いろいろな事例を挙げてご質問いただいたというふうに受けとめさせていただきました。個々の事例については、残念ながら幾つか何か誤解されているんじゃないかなというような部分がなきにしもあらずなんでございますけれど、ご質問のご趣旨が1つにはちゃんと市民の立場に立って仕事をしているか、あるいは法律とか前例、あるいは財政事情などに縛られて柔軟な発想なり対応ができていないのではないか、さらには議会を単なる追認機関として見ているんじゃないのかという、そういったご趣旨のご質問かなというふうに受けとめさせていただいたわけでございますけれど、私としては職員に対しては常日ごろ、市民の目線に立ってできる限り市民と対話をしながら仕事をするようにということを話しております。また、前例にとらわれず、効果的な政策を検討するということで、市役所内では通称千本ノックと言っているんですけれど、いろんな課題を設定し、いろんな形で検討するということを心がけるようにさせておりますし、そのための環境整備として政策調整費の予算化などをやってきたところでございます。

  もちろん隅々までそれが浸透しているかと言われれば、まだ不十分な面もあるでしょうし、スピード感が鈍いのもあるかもしれません。そして、それは私自身組織のトップとしてのリーダーシップがまだまだ未熟であるということによるものだとすれば、今後さらに自己研さんに励み、市民及び議員各位のご理解、ご信頼をいただけるよう引き続き努力してまいりたいというふうに考えております。

  ただ、市の政策には市町村だけでは解決できないもの、どんなに頑張っても財源の制約があるもの、費用対効果から考え、あるいは優先順位から考え、すぐに着手できないというものもありましょうし、過去の経過、そういったことを総合的に検討した上で結論を導いていかなければならない、これが私は現実だろうと思っております。したがいまして、結果として議員のいろんな方々からいろんなご提案、ご指摘をいただいても、残念ながらそれは直ちにはできません。難しいということが幾つかあるというのは当然のことだろうというふうに考えております。ただ、だからといってそれが必ずしも前例主義であるとか積極性がないということとは、ちょっと次元の違う話ではないかなというふうに考えております。

  そして、市議会との関係につきましても、二元代表制という制度の趣旨に立って、私としては誠実に市政運営に当たらせていただいているつもりでございますが、まだまだ若輩者でございますので、至らない点がございましたら、今後ともご指導、ご助言をいただければ幸いでございます。

  以上でございます。



◎副市長(菊地剛君) それでは、私のほうからご質問の2の(4)でございます、新庁舎建設用地の取得価格に関する3月議会でのご質問に対しての答弁が、議会の承認を利用して責任の所在をぼかしているのではないかとのご指摘の点につきましてお答えをさせていただきます。

  まず、3月議会では議会の承認を得たから法外な価格とは言えないと申してはおりません。執行側として進めた事務処理に基づき、周辺の売買実績を把握するとともに、土地の鑑定評価を受けながら取得価格を設定したもので、法外な価格とは考えていないとの答弁をさせていただいたものであります。また、その際には取得価格に係る議会への説明と協議をさせていただいた上で用地交渉をまとめさせていただいたという経緯もありますので、ご理解をお願いしたいとつけ加えさせていただいたものでございます。このことにより責任の所在をぼかそうとの意図は全くございませんので、この点はご理解をいただきたいと思います。

  なお、重要な案件でございますので、説明、協議をさせていただいたことは当然のことと思っておりますし、ご意見等踏まえて実際にその後の対応を図ってきたところであります。この件に限りませんが、これら議会協議の結果につきましては、議会、執行機関ともにそれぞれの役割に応じた責任が生ずるものと考えております。

  以上であります。



◎総務部長(南波瑞夫君) 私からは、何点かご答弁させていただきます。

  まず、大河津分水路が破堤した場合の避難施設に関するご質問でございます。大津波、あるいは水害等で大河津分水路が破堤した場合の想定というふうに考えておりますが、このたびの震災を受けまして避難施設もこれは当然いま一度検証する必要があるというふうに思っております。特に大河津分水路周辺の避難施設については、今まで公共施設を避難所というふうに考えておったわけですが、場合によっては民間の施設も避難所に充てるというふうな見直し等々もやりながら、十分な確保ができるように調整していきたいというふうに考えておるところでございます。

  次に、東日本大震災と新庁舎建設事業の関係でございます。新庁舎の建設、ご承知のとおり施設の老朽化であるとか耐震性の問題、分庁舎方式の弊害の解消、また行財政改革の柱となるという、さまざまな非常に大きな効果を期待されている事業でございます。さらに、各種の事業の縮小などが求められるという状況の中で、この事業は地域経済、特に建設業への影響が大きいと、そういった中でこのたびは施工者の選定方針においても、地元業者の受注機会の拡大に十分な配慮をさせていただいたものでございます。

  事業スケジュールにつきましても、災害復興の規模、期間といったものを考えますと、本格的な復興プロジェクトが始動する前に実施したほうが有利であり、効果があると考えております。これらを総合的に考慮しまして、既定の方針どおりに進めるべきとの判断をさせていただき、去る6月3日に入札の公告をさせていただき、この7月の12日に入札をする予定で現在進めております。この事業を推進するに当たりましては、当初から有利な合併特例債を活用するということで進めてまいりましたことは、今さら申し上げるまでもございませんが、この方針には変わりはございません。

  続きまして、震災の影響で庁舎機能を他のまちの施設に移さざるを得ない状況がある中で、分庁舎方式は不便だからというのが新庁舎建設の必要性ではぜいたくに見えてくるというご指摘でございました。この点は、議員もご認識のとおり新庁舎建設の必要性の1つの観点でございます。分庁舎方式の弊害といったの、これは単なる不便ということではなく、行財政改革の観点から本市にとって重要な事業であるというふうに考えておるところでございます。

  また、大河津分水路が破堤した場合を考えますと、新庁舎も防災対策本部とすることもいかがかというご指摘でございました。防災対策本部、それから災害復興に係る拠点を庁舎に設置することは、これは基本だろうというふうに考えております。そのために高い耐震性能を備えた設計を行ってきたものでございます。また、もしもの浸水に備えて本部機能や重要な設備機器等は3階以上に配置をするということにしております。

  庁舎は、通常時の市民の利便性でございますとか業務の効率性、またコストといったものを最優先に考える必要がございます。防災拠点機能については、さらに運用面を含めた中で強化を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

  次に、個人情報の保護と市議会に対する見解についてということでございます。着のみ着のままで避難されてこられた方の唯一の情報といったのは、この避難所到着後に作成をしました避難者名簿ということでございます。これは、ある意味避難者の皆さんにとっては戸籍、あるいは住民票にも等しいという非常に大切な資料でございます。市の職員がその名簿に記載された個人情報を守るというのは、これは当然のことであります。また、当時の状況においては物資など最も手に入りやすい方法といったものを考えながら調達をしていたものでございます。そのことによって、暗に議会を単なる追認機関と見ているということはございませんので、よろしくお願いをいたします。

  次に、戦前と戦後における地方議会については、議員おっしゃるとおり明治憲法には地方自治に関する条文といったものはなく、当時の市議会というのは国の支配機構の一部という性格が強かったのではないかなというふうに思っております。昭和21年に公布された日本国憲法では、地方自治が明確に盛り込まれております。首長と議会とはチェック・アンド・バランスの関係に立つものとされたというふうに認識をしております。

  それから、最大多数の最大幸福、これが数の力イコール最大多数の最大幸福と思われるかということですが、私の三十数年前の学生時代の記憶ちょっとたどりますと、これたしか最大多数の最大幸福というのはベンサムという人が言ったというふうに覚えています。人と人の間には利害の衝突があるとすべての人が幸福になることはあり得ないので、少数の犠牲があっても、できるだけ多数の人が幸福になることが全体の幸福であると考えた。現実問題としての幸福論を唱えたんですが、このベンサムさんはたしか後に少数の人が多数の人に抑圧される危険性といったもの、また少数の人が犠牲になって不幸が大きい場合は全体の幸福が減少してしまうということに気づいて、晩年になって定義を変えたというふうに聞いております。

  民主主義の中で、すべての物事を全員の一致した考えで行うということは難しい、そういった中で現実的には多数決が行われることは、民主主義国家の日本では当然のことというふうに考えておりますが、その過程に至るまでは少数意見であっても尊重され、議論を重ねることが大切であるというふうに考えておるところでございます。

  以上でございます。



◎企画財政部長(岡本泰輔君) 私からは、2点お答えを申し上げます。

  まず、東京電力の賠償が終わるまで国の財政悪化は続くのではないかについてであります。政府は、福島第一原子力発電所事故に伴う東京電力の損害賠償に関する支援を行うため新たな機構を設立し、電力会社等の原子力事業者が資金を拠出し合い、必要な場合には新機構に対し、政府が交付国債を発行するなどの援助を行う仕組みを構築することとし、国会に原子力損害賠償支援機構法案を提出しているところであります。

  新機構は、資金援助に当たって必要な場合には交付国債を現金化し、その資金を東京電力に交付するものとされておりますが、このたびの賠償金額がどこまで膨らむのかまだ見通しが立っていないこと、また東京電力がどこまで負担できるのかという金額等の課題もあるようでございますので、法律の成否も含めまして今後の動向に注意してまいりたいと考えております。

  2点目でございます。高齢者向けコレクティブハウスと共存型介護の研究結果についてでございます。議員ご指摘のとおり、高齢者に対しては買い物や通院の手段、泥揚げ、冬場の除雪、孤独死、公共賃貸住宅、家族介護者の心のケアなど、さまざまな課題が多く、市全体としての高齢者に対する施策を考えなければいけないという状況になっております。そこで、5月に高齢者福祉のあり方研究会を立ち上げ、部局を超えて横断的に検討しておるところでございます。この研究会では、高齢者のニーズに合ったきめ細かなサービスなどを検討する福祉サービス部会と高齢者を地域で支える仕組みを検討する環境づくり部会で調査研究を行っております。研究結果につきましては、10月を目標に成果品を完成させ、来年度以降の施策に反映させていきたいと考えております。

  以上でございます。



◎健康福祉部長(小平松雄君) それでは、私のほうからご質問の1の(3)東日本大震災で国はあらゆる財源を見直しており、介護保険も例外ではないとの話があるが、それは施設に支払われるサービス料の切り詰めを意味し、利用者たちの受けられるサービスの低下を意味し、ついには介護保険料の引き上げを意味するのかについてお答えをさせていただきます。

  第5期の介護保険料につきましては、厚生労働省が公表しました試算結果として、自然増や21年度補正予算で16万人分の緊急基盤整備の影響に加え、介護職員処遇改善交付金の取り扱い等による財政影響として、第4期の全国平均月額4,160円から1,000円程度、率で25%の増額見込みになると本年3月議会で答弁をさせていただいたところでございます。介護報酬の24年度改定に当たって、この介護職員の処遇改善が焦点となっております。現在、厚生労働省の諮問機関である社会保障審議会介護給付費分科会で検討されているところでございます。その分科会の座長が、このたびの東日本大震災の被災地復興に巨額の財源を要するため、24年度の介護報酬のプラス改定は難しいのではないかとの発言があったと市民厚生常任委員会の視察時で紹介をされたものでございます。よろしくお願いしたいと思います。

  被災地復興に向けて、国だけではなく国民も一体となって取り組んでいかなければならず、介護報酬の改定については今後社会保障審議会で被災地復興を念頭に置いて慎重に議論されていくものと思っております。

  次に、ショートステイ用ベッドの特養向けへの転用、新たな施設の建設に水を差すことにはならないかとのご質問でございます。確かに介護報酬は施設運営の基盤であり、財源を確保していかなければ組織の存続にかかわる問題にもなってまいります。今年度策定してまいります第5期介護保険事業計画において、これまで答弁をしておりますが、特養の待機者問題にどう取り組んでいくのかということになり、ショートステイ分を特養に転換してベッド数を増やしていくことも考えながら、国の新たな制度改正に対応して介護サービス基盤の整備、在宅サービスの充実、強化を図ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



◎都市整備部長(山岸正義君) 私のほうから、大きい項目2番目の(1)事業の受益者が負担金を延滞ということで、下水道事業と思われますことについてお答えをさせていただきます。

  市では、下水道の受益者負担金の未納のある方に督促状や催告状で連絡を差し上げ、納付のお願いをしておるところでございますが、個別の家庭の事情等についてはなかなか把握が難しいところでございます。しかしながら、滞納のご案内をした方で全く連絡のない方などについては、以後何らかの対応をとっていくとともに、事情に応じて納付方法等相談をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

  それと、若者定住促進の住宅関係でございます。これにつきましては、3月議会ということでお問いでございますが、この事例につきましては他の自治体のホームページ、これらを参考に検討いたしましたが、ほとんどが人口数千人規模の自治体でございまして、いわゆる過疎地域対策に施策を導入した町村と思われます。こうした住宅建設等の手法は、本市においてはなかなか難しいものと考えておりますので、何分ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



◎教育次長(斎藤純郎君) ご質問の2番の(3)についてお答えをいたします。

  市といたしましては、もちろんライナー・シュミット氏が世界的にトップクラスの音楽家であるということは十分認識をいたしておりますし、4年間文化会館自主事業として実施させていただいたことは、意義があったと思っております。しかしながら、財政的な問題とともに、一定の成果を上げた事業を見直し、今後は市民に密着した事業を行ってほしいという文化会館運営審議会からのご意見もいただいたことから、総合的に検討させていただき、平成22年度から文化会館自主事業の再編成を行わせていただいたものでございます。この結果、平成22年度においては市民の皆さんが発表する燕音楽祭とロック&フォークフェスタ、それに市内小学校合同音楽鑑賞会を継続して開催することとし、ライナー・シュミット氏の公演を含めたその他の事業は取りやめることになりました。

  また、新規事業といたしましては、県と共催で県内在住のクラシック演奏者によるコンサートを開催し、大勢の皆様から文化会館へ足を運んでいただきました。

  今年度においては、県と共催でマイタウンコンサートを再度実施するのを始め、新規事業といたしまして公募により出演団体を募り、選考の結果に基づいて事業を支援する文化活動支援事業を実施することとしております。このように、文化会館では市民ニーズにこたえ、工夫しながら自主事業を展開しておりますので、よろしくお願いいたします。



◆18番(阿部健二君) 2回目の質問です。

  燕市の防災計画の見直しについて。ほかの議員の質問に対して市長が、今後専門家の指導をかりて防災計画の見直しをするから始まったわけですけれども、私はそれを聞いたときちょっと市の職員の想定能力を見くびっておられるのではないかと、少なからぬ反感を感じたのですが、その後部長までが市長に右倣えして、「専門家の」を繰り返しておられた。また、今朝もありましたけれども、それを聞いていて、私ちょっと危険だと思うのは、専門家の指導をおかりしてという、そこでもしや思考停止しないか、災害に関して。そういう感じがしてならんのです。専門家が来るまでおら知らねと、何かそんなふうなご返事に聞こえてきたのですが、いかがでありましょうか。それでいいのかどうかですね。

  今までの防災計画の中でハザードマップちょっとのぞいてみたんですけども、例えば西燕桜町地区、世帯数が1,093世帯、人口は3,385人、そんな中で例えば分水路堤が破堤した場合に使えるのは西燕公民館1つ、たったの1つです。その西燕公民館の使用人員数は160人、これは恐らく1階部分も含めてだと思うんですが、その点もし1階が使えなくなったら何人になるのか、小づまらないことですけども、教えてください。

  それで、燕市地域防災計画(風水害等対策編)には、避難所に適する施設がない地域、避難所が使用不能となった場合、または避難所に収容し切れなくなった場合には、市は屋外バラックの仮設、または天幕の設営などの措置をとるものとすると書かれておりますが、それこそ横田切れでは3カ月も水が引かなかったと聞いています。ほかの方は1年とか言われていますが、あたり一面水浸しの中、どこに屋外バラックを建て、どこに天幕を張るおつもりか。そして、そのことも専門家の指導がなければ見直しができないかをお尋ねいたします。

  交付国債について、私がダイレクトに東電という会社名を書いたんで、ちょっと誤解ではないですけれども、ご説明いただいたんですが、要は私ちょっとそれこそ企画財政部長にお尋ねしたいのは、政府は予算措置なしで交付国債が出せるので、当面国の財政悪化を防げる。しかし、国債の引き受け先が必要であればいつでも現金化できる。政府は、支払いを要求されたら、予算措置を行ってそれを応じなければならない、これを繰り返すわけですから、私は早い話が東電の国への返済が終わるまで国の財政悪化が続くと解釈したのですが、間違いでありましょうか。

  それから、(3)一応市のほうとしての例えばショートステイ用ベッドを特養向けに転用することは、基本的に崩れていないということを聞いてちょっと安心いたしました。それも今後の国の制度いかんによると、そういう逃げ道をちゃんとつくっておられますが。

  (4)とにかく国には金がない、それを知りながら被災地が困窮しているというのを横目で見ながら今新庁舎建設にうつつを抜かすことが、被災地の困窮に背を向けて権力争いにうつつを抜かす国会に似て見えて、見場が悪いと思うのですが、いかがですか。その意味で、鈴木市長が言われた合併特例債の発行期限を延ばしてくれるなら我慢してもいい発言は、少しは救われるというものです。これは私の質問に対してじゃなかったですけども。

  それで、分庁舎方式が不便だからがさもしく聞こえてくるのですがと言ったんで、ぜいたくなんて、それを超えていると思うんです。それは答弁は要りませんけれども。

  それから、通告2の(1)のそれこそ「もしドラ」をひっ提げての登場からはや1年、でもまだ1年という表現もあると思いますが、私は鈴木市政になって執行機関の市民への思いのいたし方が、まだまだしてやる、くれてやるが底に流れているのを感じてならんのです。だから、例えばさっきの私はある事業と言ったんですが、その延滞金の処理にしても、いわゆる延滞金を加算して受益者に送るとき、その事務処理を通じながらそういうことを考えないのかという、そういうことにちょっと不思議でならんというか、その辺で今後そういうことのないようにというお言葉ですが、絶対あってはならんと私は言いたいところです。

  それから、先日の本多議員の質問に際して、延滞金を免除したケースの話がありましたが、私の耳にしたケース、ある事業の受益者が延滞金が元金の2倍にもなってしまった。少しでもいいから、減免してあげられないかであります。

  それから、高齢者向けコレクティブハウスについて、企画財政部長は10月までにその方向性を出したいと言われておりますが、今それ取りかかっているというのを電話一本でもいいから聞かせてほしいと思うんですが、いかがでございましょう。これも答弁は要りません。

  それから、ヨーロッパの風です。ライナー・シュミットさんがただバイオリンを聞かせてくれるだけではないということですね。それこそ今回燕市学校教育基本計画を読み直してみたら、その中に音楽という字と美術という字が出てこないんです。燕市では音楽を教育の対象としていないのか、お尋ねします。

  かつて岐阜県の指導主事をされた山本さんという方は、学校の音楽の時間が音楽は何の役に立つのかという多くの人の持つ疑問に答えないまま130年も続けられてきたことの異常さを指摘し、文科省に指導要領の見直しを求めているという記事を見ましたが、男のくせにピアノを習っていると同じクラスの女生徒に冷やかされ、男の子がピアノ教室に通うことをためらわされるのが燕市です。だからこそ本場のバイオリンの音を響かせるべきではないのかであります。

  それと、先ほど言いましたように燕市学校教育基本計画にない音楽教育をやってくれたのです。日本一輝くまち燕市にするため、燕市で光ったものの1つ、その意味でライナー・シュミットのサマースクールを復活してP.288

ほしいのですが、いかがでありましょう。

  それこそ市長がお答えになるかと思ったら総務部長でしたけれども、要は明治憲法下での市会と違って今の市議会は二元制であります。ゆえに、執行機関と独立、対等の立場にあり、市議会はね。市議会は、地方自治体の基本事項を議決する役割と執行機関を監視、評価するという重要な2つの役割があるのです。そこで、ちょっと変化球を投げたいのですが、先日の一般質問での義援金の使途についての市長の答弁の仕方、あの行為は議会の持つ執行機関を監視、評価する役割を無視したもので、もしかすると市議会を明治憲法下の市会と勘違いされているのではないかと思わされるのですが、いかがでございましょう。

  それから、最後の最大多数の最大幸福です。それこそベンサムが少数が多数に抑圧されるということで、その言葉自身をつくったベンサムは反省……反省しているというか、そういうふうに言い直しているところですが、ただ今の議会制民主主義の中で言われている最大多数の最大幸福に似て非なる、数の力によって議会がゆがめられているのではないか、それを行政側にうまく利用されているのではないかという気がしてならないのです。それについて所見をお伺いして、2回目を終わります。



◎市長(鈴木力君) 2回目のご質問にお答えいたします。

  私からは3点お答えしたいと思うんですが、まず防災計画の見直しで専門家の指導、助言を仰ぎながらということは、職員としては何にもやるつもりはないんじゃないかというご指摘でございますけど、決してそんなことを申しているつもりは一切ないんでございまして、意見を知見なり仰ぎながら……ながらですから、我々もしっかり考えるということだと思っております。ただ、どうしても専門的な知見なり指導が必要な分野だろうと思っておりますので、そういったいろんな専門的な方々の助言なりは私はいただきたいというふうに思っているところでございます。

  それから、何か私が就任してからまだ市民にしてやるとか、くれてやるとかという意識で仕事をしているんじゃないかというご指摘ですけど、決してそんなつもりで仕事していることは一切ございません。ただ、個別の事例で市民に対してご不快な面を与えるようなことがまだ個々具体的な現場ではあると、これは議員各位のご指摘も幾つかいただいておりますし、市長への手紙という形でもいただいております。先ほど申し上げましたように、隅々まで浸透しているかといえば、まだまだ不十分な部分があるということでしょうし、スピード感が鈍いということもあるかもしれません。「もしドラ」をひっ提げてと言いましたけど、まだまだ私のマネジメント能力が不十分だということで、先ほども申し上げましたようにさらに自己研さんを積みたいというふうに思っておりますし、職員には一層の奮起、奮闘を期待したいところでございます。

  それから、義援金の使い方、これも無視しているんではないかというご指摘でございますけど、これも何度も申し上げますように決してそういう意識で仕事をしているわけではない。ただ、ちょっと思いが至らなかった部分というのはあろうかと思いますし、そこは真摯に反省しているところでございますが、いずれにしても最終的には専決処分、これも3月のときにちょっと震災対応につきましてはいろんな早急な対応をさせていただきたいんで、専決処分をさせていただく部分がありますよということを、私としてはまずお話しさせていただいたという意識でございます。ただ、それがちょっと、やはり配分委員会にかけるという部分で数日ちょっとタイムラグがというか、先走った部分があるということでございましたので、これは繰り返しになりますけれど、今後そういうことのないようにしてまいりたいと思っております。

  議会に最終的に専決処分の承認をいただくという、これはしっかり二元代表制の中での制度を踏まえているということで、よその市のことを言うつもりはないんですけれど、特に議会に諮らなくても処理してもいいという考えで処理しているところもあるやに聞いておりますので、そことの比較で申し上げれば、しっかり議会の制度の中でルールにのっとってやらさせていただいているということをご理解いただければと思っております。

  以上でございます。



◎総務部長(南波瑞夫君) 大河津分水路の破堤を想定した場合の桜町地区でございますが、西燕公民館確かに1階が恐らく使えなくなるだろうというのは想定をしてございます。そういう意味では、160人全員が入れるということには恐らくならないと思いますが、その際も2メートル程度が今想定されているんですけれども、例えばそれ以上水が出るというようなことがどうも考えられそうだといった場合どうするかという部分、これらも含めて我々の想定能力はやはり限界ありますので、専門家のやっぱりアドバイス等いただきながら検討してまいりたいというふうに考えております。



◎健康福祉部長(小平松雄君) 特養の関係でございます。先ほども答弁をさせていただきましたが、第5期の保険料につきましては厚生労働省の試算で今のところ全国平均で25%、1,000円程度上がるというふうにお答えをさせていただきました。当市の介護保険料月額4,800円でございますので、単純に上昇率のみで計算をいたしますと、月額6,000円程度になるということでございます。

  日常生活圏域ニーズ調査、本年2月に調査をさせていただきました。その中で、保険料をできるだけ低く抑えてほしいという要望が調査票から出ております。そんなことも含めまして、ショートステイを特養に転換することも含めまして、保険者の費用負担と給付のバランスを考慮しながら介護保険運営協議会で審議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◎企画財政部長(岡本泰輔君) 私からは、交付国債の関係についてご答弁を申し上げます。

  交付国債につきましては、支払いの請求があった段階で予算措置をして、国債を償還、現金化なりして現金を交付するということになろうかと思いますけれども、国債の償還額、現金化した額見合いの負担金、国庫納付が新機構のほうからあるまでについては国が財政負担、賠償金の肩がわりをしているというのは議員のご指摘のとおりかと思いますけれども、国の財政状況にどの程度影響を与えるかという点につきましては、賠償金額等の全体像がまだ明らかになっておりませんので、今後も情報収集に努めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いをいたします。



◎都市整備部長(山岸正義君) 延滞金の減免、これできないのかということでございますが、うちのほうでも条例等ございませんし、またよその市にも聞いてみたところですが、いずれにいたしましても負担金の徴収猶予、また減免の規定、これらはございますが、延滞金に関する減免等はないということで、燕市と同じ今の対応でございます。先ほども申し上げましたけれども、お話をさせていただきながら、なるべく納めていただきたいというふうに考えております。また、これまでまた納めていただいている方についても、公平性といいますか、そういったことを欠かないように慎重にといいますか、対応してまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



◎教育次長(斎藤純郎君) 文化会館自主事業についてお答えをさせていただきたいと思います。

  もちろん音楽は生きる上で私たちにとって大切なものであり、生きる喜びにつながり、明日への生きる力につながっていくものと考えております。このため、小中学校ではもちろん学習指導要領に基づきまして、音楽や美術も一生懸命取り組んでいるところでございます。

  文化会館におきましても、先ほどもお話を申し上げましたが、生で子供たちにクラシック音楽を聞いていただく取り組みを昨年も、また今年もやり続けておるところでございます。文化会館につきましては、文化活動支援事業を市民の皆様から手を挙げていただく取り組みを、今年度から新たに実施をさせていただこうとしておるところでございますので、ライナー・シュミットさんの関係につきましては、自主事業として現在のところ実施するという予定はございませんので、よろしくお願いいたします。



◆18番(阿部健二君) 鈴木市政になって1年、それこそまだ1年で、市長の思うことが伝わっていない部分はあるかと思いますが、先般の義援金に大口かなんて聞く話を聞いたり、ほかの話もありますけれども、そういうのを聞くと、ざわっとするんですよ。そういうぶしつけな言葉が平気で出る人たちだな。

  それから、柳田邦男さんは役人はやれない理由を探す名人だと褒めております。例えば検討したいとか、参考にしたいとか、研究したいとかというのも、理念は同じところから出ているような気がしてならないのですが、是非そうじゃない市の執行機関になってほしい。

  それと、市長は一応市議会を対等として対応されているのかもしれませんけれども、ややもすると今までの議会の慣習というか、県議会もそうだったのかもしれませんけれども、そこでもう一度原点に立ち返って議会と行政機関は対等であるというその自覚を、生意気ですけども、その自覚に立ち返ってほしいなと思います。

  それから、延滞金の減免ですけれども、これ先般何か延滞金は20万円ばかりなんですけども、減免されたと、延滞金を。その話を聞いた上に、今できないというような言われ方していますけれども、かつて延滞金を減免したというのが、後で議事録お互いに読みっこしたいと思いますが、できないという、その突っぱねないでほしいと思うんですが。

  まとまりのない3回目でしたが、鈴木市長にまとめてほしいと思います。



◎市長(鈴木力君) 最後のご質問にお答えします。

  今後とも議会との執行部の関係につきましては、二元代表制という制度の趣旨、本旨、原点に立って、誠実に市政運営に当たらせていただきたいと考えております。



○議長(大岩勉君) 説明員入れかえのため休憩します。

          午後 3時30分 休憩

          午後 3時45分 再開



○議長(大岩勉君) 休憩を解き、会議を再開します。

  次に、14番、長井由喜雄君に発言を許します。



◆14番(長井由喜雄君) 今議会では、19名の議員が一般質問の通告を行いました。私、19番目、最後ということになりました。よろしくお願いをいたします。

  まずは、燕市学校教育基本計画についてでありますが、(1)として就労支援と安全、安心な居場所の確保に方向性、これが一覧として示されましたが、この計画の見直しをということで質問したいと思います。同計画の放課後の子どもの居場所づくり答申で書かれているように、合併前の燕地区では児童クラブを設置できない小学校区になかまの会を設置してきました。また、分水地区でも全域を対象とした児童クラブが1つつくられましたが、遠い距離の校区では小学校内での設置が求められてきたとしています。そして、合併後は分水地区で児童クラブではなく、なかまの会が設置されました。これらの経緯から見ると、なかまの会は児童クラブにかわるものとして位置づけられてきたと言っていいのではないかと私は思います。

  また、方向性のまとめの中で、すべての小学校区に子供の安全な居場所として児童館の設置が望まれるとしています。ところが、就労支援と安全、安心な居場所の確保の方向性では、なかまの会を児童福祉法上の18歳までの児童が利用できる児童館と同様の位置づけをしたことによって、幾つもの矛盾した方向性が示されているのではないかと思います。私は、子供たちが自由に来館できる児童館と就労支援の児童クラブの2本立てとするこP.293

とでなかまの会は発展的に解消することが矛盾のない方向性だと考えます。市は、同基本計画の中身を見直すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか、お聞きします。

  次に、児童館、児童クラブ、なかまの会の3施設の運営についてですが、さきの答弁では支援体制が一層充実する方法を検討していくとしていましたが、その後の状況はどうか、お尋ねをいたします。

  また、職員の資質向上の問題や資格のことについては、新規採用に当たって有資格者を条件としています。ほぼ全員が児童厚生員の資格を取得しているなどとしていますが、なかまの会では講習に出ても施設自体が資格取得要件に当てはまっておらず、無資格である指導員の時給はなかまの会に勤め続ける以上時給は変わらず、この面でも差別的状況に置かれたままであると思います。これらについてはどうお考えなのか、改善の方向を考えているのか、お尋ねをいたします。

  次に、2つ目でありますが、公立保育園民営化の問題点ということでありますが、民営化を進めようとしている市は、この間いろいろな議論の中でも民間の状況をしっかりと把握しているのかという問いについて、なかなか明確な答えがありませんでしたが、これについては皆さんその後しっかりと把握をされてきているのか、お尋ねをします。

  大きな3つ目に、燕市交通公園と吉田ふれあい広場に水で遊べる施設をということでありますが、拠点公園の施設整備の充実を求めたいと思います。吉田みなみ親水公園は、暑くなる夏場でもミスト噴水とポップアップ噴水などの設備があって、子供たちも楽しく遊んでいる姿が見られます。この公園利用の中で、噴水の効果をどう評価しているのかについてお聞かせをいただきたいと思うんです。異常気象が続く近年、特に暑くなると交通公園ではこどもの森に暑さをしのぐために親子が殺到する状況もあると聞いています。公園は、つくって終わりではなく、公園機能を発展させていく視点を持っていくことが大事だと私は考えます。みなみ親水公園にある噴水と同様の施設を、交通公園と吉田ふれあい広場につくってほしいと考えます。これについて担当部、課としてどうお考えか、お尋ねをいたします。

  大きな4点目では、保険給付費削減の手段としてのジェネリック薬希望カードの配布効果と今後の取り組みについてをお尋ねをいたします。ジェネリック薬希望カードの配布効果と今後の取り組みについては、昨年度このジェネリック医薬品希望カードが燕市においても国保保険者のほうから配布がされました。国保の保険給付費のうち薬の処方に係る費用総額は、合併後の平成18年の約10億200万円から年々約1億円増加し、平成21年度には13億1,100万円にまで上昇しています。燕市としてジェネリック医薬品希望カードを配布したわけですが、この効果については数値として把握しているところはあるのか、保険者としてカード配布を実施している以上、その効果を検証し、ジェネリック薬の目標数値も持ちながら調剤費用の効果的削減を図ることは重要ではないかと考えます。この点いかがか、お聞きをいたします。

  日本ジェネリック製薬協会によると、20年度の数量ベースでのジェネリック薬シェアは17.6%とされ、政府も24年度までにこれを30%に引き上げることを目標としていると言われています。燕市国保でこの数字を当てはめた場合、さらに幾らくらいの調剤費用が削減できることになるのか、お聞かせをいただきたい。

  全国的に見ると、新薬と後発薬であるジェネリック薬、これを使用した場合の差額を通知するサービスを行っているところもあります。高知県では、このサービスでレセプト分析も行い、生活習慣病の予防対策や保健事業に生かせる情報を得ているとしています。差額通知の取り組みも行うことは効果的であり、実施を検討すべきと思いますが、いかがか、お尋ねをいたします。

  最後に、この間ほぼすべての議員の皆さんが質問もされてきた部分とも重複をしてしまうかもしれませんが、私は端的に東日本大震災で市が得た教訓と課題は何か、また課題についてはどう今後の行政計画に生かすのかについてお尋ねをして、1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) それでは、長井議員のご質問に順次お答えいたします。私からは、最後の5番目の震災の関係につきましてご答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれの担当部長から答弁させていただきます。

  東日本大震災で市が得た教訓と課題は何かと、そしてそれを今後どう生かしていくのかというご質問でございます。今回の災害、従来我々が中越なり中越沖で経験した災害と比較して、やっぱり圧倒的な違いというのは、P.295

原発の事故だろうと思っております。安全確保が大前提でございました原子力発電所において災害が発生したと、そしていまだ収束する先が見えてこないということでございます。これにつきましては、いろんな面でこれからの燕市の防災計画についてもいろんな検討課題というのが出てきたんだろうと思いますけれど、まずこの点につきましてはいろんな議員にご質問にお答えしましたけれど、一刻も早い事故の収束、それから原子力発電所の安全確保なり防災対策の強化などを柱とした全国市長会での決議、そして国への要望という形で行動をとらせていただいているところでございます。

  そして、2つ目の教訓といいましょうか、この原発事故を起因としているということが基本なんだろうと思いますけれど、従来は市内で発生した災害に対していかに市民の方々の安心、安全を守っていくか、救援をしていくか、避難を誘導していくか、避難所生活での対応をどうしていくかということが基本だったわけですけれど、今回はまず県外からの方を受け入れるという全く想定外の避難所の施設運営ということがございましたし、これは逆を返せばもし原発事故が起きれば燕市民が広域的に避難せざるを得ない状況も想定しておかねばならないということだろうと思っていますので、これも、繰り返しになりますけれど、燕市の防災計画の見直しの中でこの点も検討していく必要があるんだろうというふうに認識しております。

  3つ目は、実際に避難所を運営するという中で、本当にそれこそ毎日毎日のいろんな課題、経験というのをさせていただいたということでございますので、その経験というものを今後のやはり防災計画に生かしていくということが必要なんだろうというふうに思っております。

  今後、いろんな見直しをする中では、これもいろんなご質問にお答えしましたように、やはり広域的な友好関係をつくっていくということも含めて、専門家の指導、助言も仰ぎながら、見直しを図っていきたいというふうに思っております。



◎教育次長(冨森ゆみ子君) それでは、私からは燕市学校教育基本計画、公立保育園の民営化に関する3点のご質問にお答えいたします。

  まず、燕市学校教育基本計画では、放課後の子どもの居場所づくりについて、地域、学校、行政の3者連携により、学校や公共施設等を活用して子供たちが学習活動や遊び、さまざまな体験活動ができる放課後の子どもの居場所づくりの拡大に取り組みますと明記いたしております。今後の方向性につきましては、すべての小学校区に保護者の就労支援と子供の安全、安心な居場所の確保が求められていることを踏まえ、施設の老朽度や地域の子供の数の状況に沿って、順次検討を進めていく必要があると考えています。

  次に、児童館、児童クラブ、なかまの会の3施設についてのご質問についてお答えいたします。今年度の事業の実施に当たっては、登録児童数が増加している施設もあるため、活動場所を拡大したり、指導員を増員したりして、施設の運営に支障を来さないよう取り組みを進めております。また、これら3施設の支援体制につきましては、市の担当者が各施設を回って管理運営上の相談に乗ったりしているほか、燕市が委嘱した家庭児童相談員が施設を訪問し、指導、助言を行い、支援体制の強化に努めております。

  続いて、指導員の資質向上につきましては、各施設には児童厚生員、保育士の資格または教員免許を有する方を募集しておりますが、資格がない指導員にあっては毎年児童厚生員の資格が取得できる研修に参加いたしております。しかし、資格の取得に当たっては児童福祉施設での一定期間の勤務経験が求められているため、中には資格取得の要件が備わっていない者もおります。今後も、資格を取得したい指導員には資格取得に必要な研修項目はすべて受講するように働きかけるとともに、本人の希望により資格取得の要件を満たすため、児童クラブへの異動も含めて検討していきたいと思います。

  次に、私立保育園についてでございます。公立、私立を問わず認可保育園については、厚生労働省令の児童福祉施設最低基準を維持するため、県の指導監査が定期的に実施されております。現在、市内にある私立保育園につきましても2年に1度施設整備や帳簿書類等の検査が行われております。その際は、子育て支援課の職員も立ち会いをして、県の担当職員により施設運営の管理を始め職員配置や保育内容、施設管理等について監査が実施されております。

  以上でございます。



◎都市整備部長(山岸正義君) 私からは、3点目の交通公園、ふれあい広場についてお答えをさせていただきます。

  まず最初に、みなみ親水公園の噴水についてどう評価しているかということでございますが、議員さんご承知のとおりこの公園には2種類の噴水施設がございます。ミスト噴水につきましては、真っ白な霧がつくり出す幻想的な雰囲気や大人も子供も霧で涼しさを感じさせ、またポップアップ噴水、これにつきましてはリズミカルに水が噴き上がり、どこからどんな水が出てくるかといった様子を予想しながら子供たちが水と戯れるその姿は、公園内に活気とにぎやかさをより一層加えてくれております。昨年4月の開園以来、年間利用者が約3万2,000人を数え、夏場においても多くの方々から来園していただけた要因に、暑い時期に涼が求められるこの噴水施設があったことではないかと、こう考えてございます。

  次に、交通公園及び吉田ふれあい広場にも同施設の設置ができないかとのことでございます。みなみ親水公園にこの噴水施設を設置いたしましたのは、公園わきを流れる基幹用水路からの水を利活用した小川やビオトープを配して、その下流部に水と親しみ、遊べる噴水施設といったコンセプトにより、地元市民とともに企画段階から協議し、整備計画に盛り込み、整備をしてきた公園でございます。ご要望でございます既存の2カ所の公園において一般財源で施工いたしますには、事業費が高額であることから何らかの国庫補助事業をと、こう考えますと、今現在適切な整備事業がないのが実情でございます。何分のご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

  以上でございます。



◎市民生活部長(星野友栄君) 私のほうからは、4、ジェネリック医薬品希望カードの配布効果と今後の取り組みについてお答えいたします。

  最初に、カード配布効果での数値把握についてであります。議員ご指摘のとおり、昨年8月の保険証更新時にジェネリック医薬品希望カードを被保険者全員に配布させていただきました。これは燕医師会のご理解とご協力により実施できたものと考えております。現在、被保険者の高齢化、医療技術の高度化などにより医療費は年々増加しており、平成20年度と21年度の費用額の比較では合計で2億7,000万円の増加、21年度と22年度の比較では5,600万円の増加となる見込みであります。そのうち調剤費については、20年度と21年度の比較で9,400万円の増加、21年度と22年度の比較では2,400万円の減額となる見込みであります。この調剤費減額の要因の1つとして、ジェネリック医薬品希望カードの効果があったものと考えております。

  次に、ジェネリック医薬品のシェアを24年度までに数量ベースで30%に引き上げた場合、燕市の国保が幾らくらいの調剤費用が削減できるかであります。薬ごとに新薬とジェネリック医薬品では費用の差額が違いますので、30%という数量ベースからは具体的な削減額を算出することはできませんが、今後とも調剤費削減のために医師会の協力を得ながら、被保険者にジェネリック医薬品についての理解を得るための周知を図っていきたいと考えております。

  次に、新薬とジェネリック医薬品を使用した場合の差額を通知する取り組みについてであります。今現在燕市では、差額通知は実施しておりません。しかし、国保中央会での国保総合システムが今年10月ごろに本稼働となる予定になっておりまして、このシステムには差額通知を作成する機能が含まれております。内容等を十分検討し、医師会などと協議の上、差額通知が実施できるように進めてまいりたいと考えております。

  今後とも、医療費の削減が国民健康保険事業の健全な運営に最も重要でありますので、関係機関との連携を密にし、医療費適正化の推進を始め特定健診、特定保健指導、健康教室、健康相談など、予防医療等のさらなる充実を図っていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。



◆14番(長井由喜雄君) それでは、再質問を行いますけれども、まずは1番目の学校教育基本計画の中での就労支援と安全、安心な居場所という問題についてであります。現状では、児童館がなくてなかまの会のみのところに今と同じなかまの会の役割を続けたまま児童クラブをつくってみても、月に8,000円の費用負担となる施設に移る児童は極端に少ないのではないか、こう言われます。これでは施設をつくる意味さえ問われてしまうことになるのではないか。安全、安心な居場所は、あくまで児童館と最初から位置づけてしっかりとその機能を持たせながら、児童福祉法上の児童の自由来館施設として。もう一つ放課後保育を保障する児童クラブをしっかりとつくっていくという方向性を示すことが大事なのではないか。今回出された方向性では、混乱をさらに複雑に拡大することにしかならないのではないかと実は私は考えてきました。

  児童館、児童クラブやなかまの会などの現場に、次世代育成支援行動計画や教育ビジョン検討委員会の経緯の報告及び各答申などについて現場に行って話を聞いたりしますと、それら資料については一切見たことがないという話も聞いたりもします。現場からは、それらについて一切回ってきたことがないというわけですけども、子供たちを取り巻く教育環境や放課後施設など、いずれもとりあえずの認識を共有しなければならない現場で私はあると思うんですが、実態はちょっとこれと違った扱いがされているのではないかと感じています。

  それで、教育基本計画の40ページ、ここを見ますと冒頭に共働き家庭などの児童に対して適切な遊びと生活の場を提供し、就労支援を目的とした放課後児童クラブと児童クラブが設置されていない小学校区に市独自の制度であるなかまの会を設置し、子供が自由に来館して健全な遊びや異年齢交流を行う児童館で放課後の安全な居場所づくりを進めてきたとされています。

  私、今これ読み上げているのは、ちょっと皆さんと一緒に答申を整理して、基本がどうなのかというところから話をしたいんですけれども、(2)の児童クラブとなかまの会というところでは、児童クラブを設置できなかった小学校区には、小学校施設を使って市独自の放課後対策であるなかまの会を設置し、その役割を持たせてきたとしています。ただ、同様施設であると、同機能を持たせてきたといいながらも、実はその下の比較の中にあるように、児童クラブの学校休業日、主に夏休みを例にとれば、午前8時から6時半までの開設にしている一方でなかまの会は8時30分から6時まで、冬期、冬休みの場合ではこれがおしまいが5時になるという、そういう違いもこの間続けてきたということですよね。

  今後の方向性というところでは、就労支援と子供の安全、安心な居場所の確保という2つの柱を2本立てで事業を推進していくということになっているわけですけれども、この中で児童館が設置されていない小学校区では当面なかまの会の事業を継続して実施していくということ、そして児童館が設置できないところについてはなかまの会を、現在なかまの会があるところはそのままなかまの会を続けながら児童クラブを別につくっていくよということになっているわけです。例えば燕地区のなかまの会が設置をされている南、北、大関、松長、ここで同様に学校内、あるいは公民館内で児童クラブをつくっていきますよと、でもなかまの会は他校の児童も来られる施設にしていくと。これ、児童施設としての18歳までの児童館のような施設としていきたいということではないんですよ。そこのところが私非常に重要なところだと思っているんです。

  今なかまの会が保険料だけでやっている中で、同施設内、学校、公民館施設内に児童クラブをつくったとしても、混乱が起きて、有料となるところにはやらなくてもいいと、今のままでいいということになってしまうんではないかと。

  これは分水地区においても同じです。分水なかまの会、島上なかまの会、ここに同様に敷地内に児童クラブをつくっていくんだというのが今後の方向性として示されております。

  一方で吉田地区、粟生津、それから吉田南、吉田北、ここでは……ここは吉田地区はみんな児童クラブが設置をされているわけですが、吉田児童センターがある吉田小学校区、ここは除いて粟生津と吉田南、吉田北、ここではなかまの会を逆に同じ施設内につくっていくというふうにしているわけです。そうすると、多くが8,000円かからないなかまの会に流れていくのではないか、そうも言われています。

  私は、やっぱりこの方向性というのをしっかり整理をしておかないと、後で……今でも大変な混乱があるのは事実だと私は認識していますけれども、今後さらにこれらの混乱が深まるんではないか。一時的に皆さんのお考えでは、当面なかまの会があって児童クラブがないところは児童クラブをつくる、逆のところはなかまの会をつくるとやっていったとして、それらにお金をかけて、でも将来的に児童館が望ましいから児童館は望ましいと書いているといっても、いつどうそれが実質的に変更がされていくのかについては全く不明確。ですから、私は児童クラブ、保育に欠ける子供たちの児童クラブと、18歳までの子供たちだったらそこの地域の小学生含めていつでも行っていい児童館を最初から目指すという形で整理整頓をしない限り、ここは混乱の解消は図られないと思っているんです。これについては、やはり責任者である教育長から率直な意見を私はお聞きしたいなというふうに思うんです。

  次に、時間の関係もありますので、噴水の関係ですけれども、今のお話では補助金、確かにお金も相当かかるというふうにも聞いています、金額的なところをおっしゃらなかったんだけれども。しかし、交通公園や、そして吉田ふれあい広場、ここにミスト、ポップアップ、あるいはまたほかの種類もあるのかもしれません。これらの噴水を設置していくということについては、担当部、課についてはどうお考えですか。必要なしということではないと思うんですね。思うんだけれども、やっぱりさまざまなみなみ親水公園の例についても皆さんは把握をされていらっしゃるわけだけど、やっぱり公園が発展的に充実をしていく上では、私は気候変動等も絡んでいくと、この噴水というのは非常に重要ではないかなと。公園をつくろうというときには、大きな……名前を忘れてしまいましたけれども、白いクッションのある、エアクッションのあるようなそういう施設もつくったらどうかというふうに求めたときもあります。それらについて、今現在燕市内の公園にはありませんけれども、公園充実という観点からこの点ではいかがか、お聞かせをいただきたいと思うんです。

  それから、ジェネリック医薬の関係であります。23年度が国保会計83億6,400万円、22年度……これは予算ということでありますが、22年度は82億2,700万円、本当に多くなっています。そういう中で、調剤料、これの伸びというのも、先ほど言いましたように年1億円ぐらい来たんだけれども、しかしジェネリック薬希望カードを配布をしたこの年度においては2,400万円削減がされたよという話です。私も資料いただいて比較をしてみていますが、21年度と22年度ではその件数、かかった件数については11万3,700に対して22年度11万4,100と、ほんのちょっとの伸びでしかない中で、2,473万2,875円の調剤料については減額ができたということからしたら、私はこの効果はやっぱり大きかったというふうに思っていますし、これについてさらに追求していく姿勢については、やはりこれは国保会計が被保険者の保険料、これに大きく依存をしていく中では、この引き上げをできるだけ抑えていくという意味からも健康の増進を図って、1つは医者がかりが少なくなることと、もう一つは保険者からの支出、これをできるだけ抑える、変な意味ではなくていい意味でできることで抑えていくというのはとても重要なことだと私は思っているんです。

  皆さんも同様であると当然ながら思っているわけですが、私幾つか自分が医者がかりをしたときに、私はいつもジェネリック薬希望カードを出すんですけれども、これについて薬の種類も新薬か、あるいはジェネリックP.302

か見ながらちょっと計算をしてみました。平成22年9月にのどの痛みで通院をしたときには、私本人は711円の負担でした。保険者である燕市は1,659円の負担だと。この中には先発薬を処方されて2種類いたんですが、調べてみるとジェネリック薬もあると。これを全部かえてくださいと私がこだわったとしたらどうだったか。私本人が84円少なく済み、保険者である燕市は196円少なくなったと。それから、23年の4月に花粉症、これになりまして、毎年花粉症が出てしまうんですけれども、花粉症とそれからあと張り薬もちょっと処方していただきましたけれども、このときは私の負担が3,492円でありました。保険者は8,148円だったんです。全部先発薬だったらどうかと、これを逆計算をしましたら、私の負担は546円高かったし、保険者である燕市は1,274円多く支払わなければいけなかった。全部先発薬であった場合と私がジェネリック薬希望カードを出しながらできるものはそうしてほしいと言ったことによって、これは金額ベースでありますけれども、87%で済んだんですね。これはとても大きいと。逆に、先発薬だけを処方されて、私が黙ってそれを処方してもらっていたら3,492円にあと534円足さなければいけなかった。保険者である燕市は8,148円にあと1,246円を負担をお願いしなければならなかったんですね。今年の冬にインフルエンザにかかってしまいました。このときは、タミフルですから、これは先発品しかありません。ですから、どう言おうと無理だったわけですけれども、ほかにもジェネリック薬出してもらったりしました。このときも全部先発品だったら保険者に91円、私自身39円を多く支払ったと。先発品に対してジェネリック医薬が可能なものはすべてそうした場合、74%、金額ベースでなるんですね。これっていうのは非常に大きいんです。

  先ほど言ったように2,400万円削減がされたということでしたが、燕市においても2,400万円、1件当たりの費用としても200円から300円ぐらい少なくなっています。これらの積み重ねが二千数百万円になったりしていくということです。

  大阪寝屋川では、これに対して積極的な取り組みを行っていて、ホームページでこれらについて掲載をしています。ジェネリック医薬の推進を呼びかけています。私は、それこそ医師会との協力のもとでこれをやっていく姿勢を持ってはいかがかと思います。

  そして、この中ではアンケートも寝屋川さんはやっていて、お知らせをしたわけだけれども、お知らせを見てジェネリックにかえたよという人が15.7%いた。今後切りかえようと考えていますという方は39.5%、40%いた。私は、このことはとても重要だと思うんです。皆さんもシステムの導入に伴ってそれを考えているということでしたから、これは是非やっていただきたいことだと思いますけれども、本当にここのところ大事だなと考えます。

  寝屋川ではどういう方に通知をしたか。生活習慣病、脂質異常症、高血圧、糖尿病で院外処方を受けている方に薬価差額をお知らせとして通知をしたんですね、約6,000件。アンケートでは、さっき言ったとおり。国保中央会の記事によれば、中医協調査でジェネリック医薬の軽減額通知を受け取りを希望する人というのは46.9%と、半数に上っているというんです、半数に。さらに、医療機関の側ではジェネリック薬変更不可に署名しない医療機関が、病院では69.2%、診療所、一般のお医者さんでは53.8%となっていることが明らかにされています。この数字はとても重要だと思います。つまりジェネリック医薬希望カードを出せばこれだけの医療機関がジェネリック薬を出す可能性があると全国から見ても言われているわけです。みんなが保険証と一緒にカードを持って実際窓口に出すことで、調剤費用が大きく軽減されることになるんじゃないか。

  私は、まず保険証更新に合わせて毎年カードもまた一緒に送るということを提起するし、できれば2枚をつなげてつくったらどうかと。これは私のですけれども、保険証と希望カードは昨年は別々に送られてきていますから、2枚を別々に持っています。これをもう一緒にする、下につけるでもよし、横につけるでもよし、医師会はとにかく協力的なわけでしょうから一たんこうする。でも、ジェネリック薬は希望しない、これについては賛同できないという方は、ここを切ってくださいね、それで済むんではないか。そうすれば、必ずお医者さんにも、あるいは院外薬局にもこれが同時に出される。それを見れば、必ずそれを希望されているんだなということで相手側は認識をして、ジェネリック薬の使用についてはもっと数値が上がっていくんではないかと思っています。これについてはいかがでしょうか。

  燕市には労災病院と県立吉田病院の2つの大病院があるわけですから、ジェネリック医薬の利用率データや今後の取り組みなど、まず訪問しながらしっかりと懇談をする、意見交換をするところから始めてほしいと考えますが、いかがでしょうか。

  それから、担当部には既に情報としてもお渡ししていますが、呉市の例、これはすばらしいですよね。ごらんになって、どういう感想をお持ちなのか、燕市としてできることがどの辺にあるのか、お聞かせをいただきたいのと、最後に国保のジェネリック普及促進通知と指定市町村という文書がホームページ上であったんですけれども、平成21年度の指定109市町村という中で、新潟県では阿賀町さんが名前がありました。ここでの取り組みについてご承知だったら、是非ともお聞かせをいただきたい。

  それともう一つ、最後の東日本大震災の関係です。市長がおっしゃった大きな3点の中で、原発事故の話をされました。私、市民の方から放射能カウンター、これを東電さんから自治体に配ってもらうことを要請したらどうかと。やっぱり不安視されている方多いです。私も実際、じゃ燕はどうかと、ゼロであるわけないと思っています。ですから、せめて東電に対してそれを求めていくことぐらいはできるんじゃないかと思うんですが、これについてのご意見をお聞かせをいただいて、2回目を終わります。



◎市長(鈴木力君) 2回目のご質問にお答えします。

  私のほうからは、公園の話を答えさせていただきたいと思いますけれど、議員ご指摘の親水公園、それから交通公園、それから吉田のふれあい公園、私はやっぱりそれぞれ一定のテーマなりコンセプトのもとにつくられた施設だろうというふうにとらえております。親水公園だからこそ噴水設備があり、交通公園だからこそゴーカートがあり、大規模ふれあい公園だからこそ広いサッカーが幾らでもできるような広場があるということだろうと思います。議員のようなご指摘であると、親水公園にもゴーカート場をつくれとかという話に広がると思いますので、私としては基本的には今のテーマの中で、涼を求めたい方がいれば親水公園のほうに行っていただくという中でするということがいいと思っております。それぞれの公園に噴水設備をするということに対しては、消極的にならざるを得ないと思います。



◎教育長(藤澤健一君) 私のほうから、放課後子どもの居場所づくりのことについてお答えいたします。

  長井議員さんのほうからご指摘のありました今3つが混在していてわかりにくいということは、私もそのとおりだというふうに思っております。

その点につきましては、地域のニーズも含めて現状を整理する必要はあるというふうに思っております。今は、緊急かつ適切な場所が確保されたところから順次取り組んでいるという状況でありまして、今年は杉名児童館と吉田、フレンドのことについて今取り組みを始めたところであります。今後、幼保一体化の動きとともに児童福祉法の改正の動きがありますので、その辺も見定めながら方針を定める必要があるというふうに思っております。

  また、議員さんのほうからご指摘のありました基本計画の中の放課後居場所づくりの拡大に取り組むということにつきましては、教育次長のほうからその中身についてご説明させたいと思います。



◎教育次長(冨森ゆみ子君) それでは、燕市学校教育基本計画について2回目のご質問にお答えいたします。

  議員から先ほど読み上げていただきました内容につきましては、燕市学校教育基本計画の資料編にある燕市教育ビジョン検討委員会が平成21年6月に出された放課後の子どもの居場所づくり答申でございます。この答申は、学識経験者や関係団体、市民の代表者の方から成る燕市教育ビジョン検討委員会より教育委員会に対して、今後の放課後の子どもの居場所づくりについてご提言をいただいたものでございます。この提言や本年2月に同委員会が出された燕市教育ビジョンについて答申を踏まえ、今般燕市学校教育基本計画を教育委員会で策定いたしました。

  燕市学校教育基本計画の中で放課後の子どもの居場所づくりの拡大については、今後5年間に総合的かつ計画的に取り組むべき施策の1つとして、重点施策10、学校、家庭、地域の連携強化の中で地域、学校、行政の3者連携により、学校や公共施設等を活用して子供たちが学習活動や遊び、さまざまな体験活動ができる放課後の子どもの居場所づくりの拡大に取り組みますとお示ししたところでございます。

  以上でございます。



◎市民生活部長(星野友栄君) ジェネリック医薬品の関係でお答えをさせていただきます。

  まず、1点目でありますけども、大阪府寝屋川市の例をいただきました。燕市としては、まず医師会の協力を得まして市のホームページ、そして広報などでわかりやすくこのジェネリック医薬品の普及啓蒙を行っていくことからまず始めてみたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

  次に、希望カードについての提言をいただきました。昨年8月に全世帯に配布をさせていただき、現在は新規の国保加入者には窓口で配布しております。なくした人などにつきましても、いつでもサービスセンターなどでお渡しできる状態になっております。議員さん言われましたように、保険証更新時に合わせての配布につきましては効果もあるということは十分承知しております。今後検討させていただきます。

  また、保険証とつなげての作成ということをいただきました。保険証につきましては、国民健康保険法に様式が定められております。カードの形態につきましても、保険証とは独立することということで厚労省からの通達も来ております。県国保連合会での共同印刷をしている状態でありますので、この点につきましてはご理解をいただきたいと思っております。

  ジェネリック薬希望カードを出す習慣、保険証と一緒に持参する、これは非常に大事であると思っておりますので、今後普及啓蒙に力を入れていきたいというふうに思っております。

  最後に、呉市の話をいただきました。厚労省でもこのジェネリック医薬品の使用を促しております。この医薬品の及ぼす影響につきましては、患者負担の軽減、それから保険財政の改善、これに及ぼす影響というのは非常に大であるという認識は持っております。市といたしましても、医療費削減という大きな目標がございます。これに向かいまして、呉市のような先進事例を参考にさせていただいた中で、できるところから前向きに対処していきたいというふうに思っております。

  最後にもう一点、阿賀町の例をいただきました。この阿賀町につきましては、国の基準よりも医療費が高かったということで指定されたということであります。その結果、医療費削減計画に取り組んできたわけでありますが、昨年度法改正によりまして今では指定が解除されているということでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。

  以上であります。



◎総務部長(南波瑞夫君) 私からは、放射能のカウンターについてでございます。ほかの議員さんからのご質問の際にも申し上げましたが、県内では県が今モニタリングポストを設置をしていると。報道でその値等連日掲載されておりまして、私も天気予報と一緒に見るようになって、毎日通常の範囲内という見出しを見てほっとしているという状況は、市民の皆さんも同じだろうと思います。この通常の範囲内という状況の中で東電に求めていくというのは、どうかなという気はしますが、やはりモニタリングポストであれ何であれ、測定ができるということは望ましいのかなということも考えております。そういう意味では、県に追加のモニタリングポストの設置ができないかということを求めていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



◆14番(長井由喜雄君) ジェネリック薬のことだけに触れたいと思います。呉市さんは、とても重要な取り組みをされてきたというふうに資料でももう出ているものなんですけれども、平成22年度、もっと前から取り組んでですけれども、平成17年からこれは始まった取り組みでありまして、平成20年度にこの通知等を行ったということでありますが、その効果が22年度として出ています。レセプトの電子化にかかったお金、郵送料、その費用合計が3,740万円、一方で費用削減効果がどうであったか。医療費の削減が1億800万円、レセプトの仕分け員の報酬で330万円、これ合わせて効果は1億1,130万円と、合計して7,390万円の効果がありましたよということです。人口比で見ます。15万の呉市さんに対して私たち8万、ちょっと多目で4,000で計算しましたが、55%でありますから、これらの取り組みを一生懸命やったらどうかと、単純過ぎますけれども、4,065万円の効果が期待できるということです。燕市も去年配って一定の効果はあるはずですが、もっと取り組まないとジェネリック薬の比率は上がらないよということも、ここの呉市さん先進事例でも明らかなのではないかと思いますが、取り組みをいま一度お聞かせをいただきたい。



◎市民生活部長(星野友栄君) ジェネリック医薬品の及ぼす効果非常に大であるという認識は、先ほど申し上げましたように十分認識させていただいております。これからも広報等通じまして、普及啓蒙には十分力を注いでまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(大岩勉君) これで一般質問を終わります。

  お諮りします。議案審査のため明日から23日までの6日間休会にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大岩勉君) ご異議なしと認めます。よって、議案審査のため、明日から23日までの6日間休会とすることに決定いたしました。

                                 



○議長(大岩勉君) 以上で本日の日程を終了したので、本日はこれで散会いたします。

          午後 4時40分 散会