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埼玉県 鶴ヶ島市

平成27年  6月 定例会(第2回) 06月12日−一般質問−03号




平成27年  6月 定例会(第2回) − 06月12日−一般質問−03号







平成27年  6月 定例会(第2回)





    平成27年第2回燕市議会定例会々議録(第3号)
          平成27年6月12日(金曜日)午前9時30分開議

議事日程
 第 1  一般質問

本日の会議に付した事件
 日程第 1  一般質問

出席議員(24名)
   1番 山 ? 光 男 君     2番 堀   勝 重 君
   3番 山 本 知 克 君     4番 藤 井 秀 人 君
   5番 白 井 丈 雄 君     6番 柳 川   隆 君
   7番 宮 路 敏 裕 君     8番 吉 田 勝 利 君
   9番 小 林 由 明 君    10番 樋 浦 恵 美 君
  11番 渡 邉 雄 三 君    12番 中 山 眞 二 君
  13番 大 原 伊 一 君    14番 山 ? 雅 男 君
  15番 タナカ・キ ン 君    16番 塙     豊 君
  17番 長 井 由喜雄 君    18番 齋 藤 信 行 君
  19番 渡 邉 広 宣 君    20番 大 岩   勉 君
  21番 土 田   昇 君    22番 田 辺   博 君
  23番 丸 山 吉 朗 君    24番 中 島 清 一 君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者の職氏名
  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君
  教 育 長 上 原 洋 一 君   総務部長 斎 藤 純 郎 君

  企画財政 五十嵐 嘉 一 君   市民生活 広 野 義 徳 君
  部  長             部  長

  健康福祉 小 林 恵美子 君   商工観光 堀   孝 一 君
  部  長             部  長

  農林部長 三 富   仁 君   都市整備 五十嵐 一 夫 君
                   部  長

  水道局長 大 越 正 人 君   教育次長 金 子 彰 男 君

  教育委員 長谷川   智 君   総務課長 前 山 正 則 君
  会 主 幹             兼選挙管
                   理委員会
                   事務局長

  総 務 課 ? 橋 義 彦 君   防災課長 今 井 和 行 君
  主  幹

  用地管財 内 藤 良 久 君   企画財政 田 辺 秀 男 君
  課  長             課  長

  地域振興 田 辺 一 幸 君   商工振興 大 谷   聡 君
  課  長             課  長

  農政課長 和歌浦   進 君   農  業 大 平 静 夫 君
                   委 員 会
                   事務局長

  都市計画 松 村 金 司 君   学校教育 山 田 公 一 君
  課  長             課  長

  学校教育 佐 藤 浩 一 君   子 育 て 宮 路 豊 行 君
  課 統 括             支援課長
  指導主事

  社会教育 堀   克 彦 君
  課  長

職務のため出席した者の職氏名
  議会事務 堀 越   基 君   議会事務 幸 田   博 君
  局  長             局 議 事
                   課  長

  議会事務 川 崎 祐 晴 君   議会事務 竹 田 亮 子 君
  局 議 事             局議事課
  課長補佐             主  任



          午前 9時29分 開議



○議長(中島清一君) おはようございます。

  ただいまの出席議員は全員であります。定足数に達しております。

  直ちに本日の会議を開きます。

  本日の会議は、お手元に配付をいたしました議事日程のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。

                                 



△日程第1 一般質問



○議長(中島清一君) それでは、日程第1 市政に対する一般質問を行います。

  最初に、1番、山?光男君に発言を許します。



◆1番(山?光男君) 皆さん、おはようございます。議長から発言の許しを得ましたので、通告に従い3回目となる一般質問を始めたいと思います。

  大項目1、燕市合併10周年を記念したさまざまなPRについてです。2014年度から今年度にかけて、県央の5市町村ですけども、燕市、三条市、加茂市、田上町、弥彦村は、全て市町村議選と首長戦がダブルでございました。そんな中、そのうちの2市の1つ、三条市は先月1日に合併10周年を迎え、本市も来年3月20日に10周年を迎えることから、今年度はメモリアルイヤーであります。今年度4月26日にはゲストランナーに谷口浩美さんをお招きして燕マラソンを開催、また合併10周年をPRするための記念ロゴマークが作成され、シールもできました。また、10周年を機に、戸隠神社のマスコットキャラクター、つばくろちゃんの着ぐるみが今月中にも完成予定とお聞きしました。少し余談ですが、このつばくろという言葉ですが、北アルプスに「燕」と書いて「ツバクロ」と読む燕岳が存在しますように、燕の別名の一つであることは皆さんよくご存じかと思います。また、今後記念事業としてミュージカルや美術展、そして来年3月19日には記念の式典も予定されているとお聞きしました。

  私は、先月19日に市長が行った市政報告会のこちらの報告書ですけども、これをいただき、私も中を読ませていただきました。その5ページに、「燕市の人口は、平成12年度以降一貫して減少し続けています」とあります。合併した当初、2006年3月末の人口は8万4,506人でしたが、現在5月末で8万1,902人です。減少幅は小さいとありますが、国立社会保障・人口問題研究所の推計では2025年に7万3,636人、2040年には6万2,613人になるというデータが出ています。もちろんこのまま手を打たずに何もしなければここまで減少するということで、例えばですが、今長岡の団体が人口減少時代を生き残る地域づくりに向けた提言本を執筆したり、またこちらの市政報告書の6ページには3つの人口増戦略が書かれています。今回も前回に引き続き、交流、応援人口について質問させていただきます。

  中項目1、市の鳥、ツバメの制定についてです。全国には燕市、柏市など漢字1文字の市は全部で10あり、そのうち鳥の名前がつくのはもちろん燕市だけです。市町村にはそれぞれさまざまなシンボルがございます。この後ろにございます平仮名の「つ」とツバメがデザインされた市町村旗やゆるキャラ、ロゴマークなどいろいろですが、市町村の木、花、鳥、ここまではよくありますが、中には市町村の魚や三条市のように市町村歌、歌まである自治体もございます。このように全国には市町村の木、花、鳥をセットで定めている自治体は少なくありません。新潟県30市町村だけで見ても、新潟市、阿賀野市、胎内市、佐渡市、糸魚川市、妙高市、三条市、魚沼市、津南町の8市1町は木、花、鳥が全て制定されています。本市の市の木は桜、市の花は菊、サルビア、バーベナテネラと3つもあります。合併後の2006年8月10日に制定されました。しかしながら、市の鳥はいまだ正式には制定されておりません。合併10周年を記念して、正式に市の鳥、ツバメと制定してはいかがでしょうか。市当局の考えをお伺いします。

  続きまして、10周年の次は100周年の話でございます。中項目2、燕市市民であるグラフィックデザイナー、亀倉雄策氏についてです。前回3月の一般質問で私が取り上げた今井家、そして杉山家及び亀倉家は近世の吉田村を代表する豪商でした。ここで少し簡単に亀倉氏の経歴をご紹介します。1915年、大正4年の4月6日、旧吉田町中町に生まれ、大地主の6人兄弟の末っ子で4男で生まれました。9歳になったころ生家が没落し、一家を挙げて東京の西郊外、武蔵境に移ります。中学時代にグラフィックデザイナーになることを決意。その後日本グラフィックデザイナー協会を設立し、初代会長となり、1991年にグラフィックデザイン界で初の文化功労者となりますが、それまでにグッドデザインマーク、東京オリンピックのポスター「スタートダッシュ」、大阪万博のポスター、NTTのシンボルマーク、明治ミルクチョコレートのパッケージなどをデザインし、日本のグラフィックデザインを国際的に広めた功労者でした。1997年5月11日、急性肺炎により亡くなりました。享年82歳。2000年には吉田町名誉町民の称号を得ています。私も吉田町出身のこともあって、亀倉氏はずっと興味を持ち続け、2011年の新潟県立近代美術館での作品展や今年3月、三条市立図書館での企画展に行ってまいりました。また、2010年2月1日発行のこちらの「広報つばめ」ですけども、これ4ページにわたってこのように特集が組まれていたんで、覚えている方もおられると思います。以上のように日本が世界に誇るグラフィックデザイナーの亀倉雄策氏は、本年4月6日に生誕100周年を迎えました。合併10周年と重なった本年こそ彼の偉大な功績をもっと世に広め、顕彰すべきと考えますが、そのような取り組みが行えないか伺います。

  最後に、大項目2、選挙権年齢18歳以上への引き下げについてです。中項目1、高校生を含む未成年に政治に関心を持ってもらうための燕市の取り組みについてです。昨年10月26日に行われた燕市議会議員選挙の投票率は54.04%で、2010年の62.36%を大幅に下回り、過去最低でした。昨年末の衆議院議員選挙の投票率は全国で52.66%で、新潟県内の投票率とともに、これも過去最低でした。また、今年4月12日投開票の統一地方選挙、新潟県議選の投票率は初めて5割を割り込み、過去最低の49.70%を記録。このことから、新聞では民主主義や地方自治の危機、地方の衰退、地方のエネルギー低下などと報道されました。昨年末の衆議院議員選挙で20代の投票率は32.58%どまりで60代の半分にも満たなかったことから、昨今民意は比較的高い年齢の方々が決めているのが実情で、若者の声が政治に反映されにくいと言えます。

  昨年6月に改正国民投票法が成立。衆議院政治倫理公選法改正特別委員会は、今年5月26日の理事懇談会で選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる公選法改正案を28日から審議入りすることを決め、その後6月2日に全会一致で可決しました。6月4日に衆議院本会議で全会一致で可決され、来週17日には参議院でも可決され、成立する見通しでございます。その結果、来年7月の参院選から適用され、その後に告示される知事選などの地方選挙でも導入されることになっています。成立すれば1945年に25歳以上から20歳以上に引き下げて以来70年ぶりとなり、160以上の国々が18歳以上であることから、世界の主流と同じになります。文部科学省は、選挙の意義を解説した高校生向けの副教材の準備に着手。模擬投票のような参加型の授業も全国で導入する方針とのことであります。

  このように全国的に投票率低下、特に若者層の政治離れや選挙無関心が問題になる中、燕市においては高校生を含む未成年の有権者にどのような啓発を行っていくか今現在のお考えを伺います。

  以上で1回目の質問終わります。



◎市長(鈴木力君) おはようございます。それでは、山?光男議員のご質問にお答えいたします。私からは1番の(2)燕市名誉市民である亀倉雄策氏の関係につきましてご答弁いたします。それ以外の項目につきましては、担当部長のほうからご答弁いたします。

  議員ご指摘のとおり名誉市民である亀倉雄策氏の偉大な業績は、私たち燕市民の誇りであるというふうに思っています。今回亀倉氏の生誕100周年と燕市の合併10周年が重なるという観点からご指摘をいただいたわけでございますけれど、私自身もこの関係性はちょっと問題意識を持っておりました。そういった背景から、今年10月に全国産業観光フォーラムというのが開催されます。この燕市の産業なりに非常に関心の高い方々が全国から集まってくると。こういうチャンスを捉えて何かできないかという問題意識の中から、この産業フォーラムの開催に合わせて燕三条地場産業振興センターのデザインギャラリーにおいて亀倉氏が手がけた作品コーナーを設けてやって、そしてさらに燕市のいろんなデザイン性の高い商品なりを並べるということで、今の産業の原点がここにあったみたいな、そんなストーリー性のある中での情報発信ができないかということを企画しているところでございます。このデザインギャラリーは、燕市だけでなく、三条地域も含めたすぐれたインダストリアルデザインを展示、紹介していくスペースでございますので、こういったことをすることによって亀倉氏の業績を知らしめるだけではなく、燕の物づくりの、さらにはデザイン力のPRにつながるものというふうに考えております。10月でございますので、これから具体的に詰めてまいりたいというふうに考えています。

  以上です。



◎総務部長(斎藤純郎君) おはようございます。私のほうからご質問の1番の(1)市の鳥の制定についてお答えをさせていただきます。

  議員ご指摘のとおり市の木と市の花は、基本的には合併前の3市町において制定されていたものを合併後の新市においても引き継ぐこととし、合併直後に制定をさせていただいたものでございます。燕という市の名称そのものがそのまま鳥のツバメを連想させるものでございますし、現状では市民の皆様から制定の声が上がってきていないというものでございますので、市の鳥の制定につきましては今のところ考えておりません。よろしくお願いいたします。



◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長(前山正則君) おはようございます。ご質問2番の選挙年齢の引き下げについてお答えいたします。

  未成年者への選挙啓発につきましては、選挙用具の貸し出しや選挙啓発ポスターの作品募集など学校現場と連携し、取り組みを毎年行っております。また、新たに選挙権が与えられる新成人を対象に選挙啓発パンフレットを送付することにより選挙権を得たことの周知及び選挙啓発の実施をしているところであります。

  選挙権年齢が18歳以上へ引き下げられることへの対応につきましては、改正公職選挙法施行日以降に新成人と同様の選挙啓発パンフレットを送付し、選挙権を得たことの周知を行ってまいりたいというふうに考えております。

  以上です。



◆1番(山?光男君) 皆さん答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。

  現在の燕市は、市の木、花しかなく、合併前の旧燕市にさかのぼってみましても市の木は松、市の花は菊で、市の鳥はございませんでした。私は、ずっと不思議に思っていたんです。どうして市の鳥がないんだろうなと。燕市の市の鳥は、もちろん誰が考えてもツバメだと、当然と思ったんですけども、済みません。もう一度ですけど、今まで市の鳥を制定しなかった一番の理由をお聞かせいただければと思うんですけど。



◎総務部長(斎藤純郎君) 先ほども申し上げましたんですけれども、合併する前、それから合併直後でございますけれども、燕市という、燕という名前自体がもう鳥のツバメを連想するということでございますし、山?議員からもお話ありました、つばくろの話もありました。そういうことで、もうふだんからツバメという鳥が市のイメージキャラクターというような形で捉えておりましたので、あえて市の鳥ということで制定することはないということでございました。

  以上でございます。



◆1番(山?光男君) ありがとうございました。

  今回一般質問に臨む際、私は多くの市民の皆様に、ちょっと知人の皆さんにお聞きして、燕市の市の鳥はツバメではないと言いますと意外に思われたり、ええっとびっくりされたり、または燕市の市の鳥はツバメのほうがわかりやすくていいという意見を多くいただきましたが、ちょっと重複するのかもしれません。こういった市民の声を聞いてどう思われましたか。



◎総務部長(斎藤純郎君) 山?光男議員さんが問題意識を持たれて周りの方にお聞きになられて、燕市の市の鳥が制定されていないということについてお聞きになられたということなんですけれども、私どものほうにはそういう声は届いておりませんで、現状ではそういう市民の皆様のお声が届いていないものですから、合併前、合併直後もそういうことでございましたので、今現状そういうことで制定をしていないということなのでございます。



◆1番(山?光男君) ありがとうございました。

  それでは、じゃ最後の質問ですけども、全国にはツバメを市町村の鳥にしている自治体は8つありまして、その理由を幾つか申し上げたいと思います。筑西市ですけども、茨城県ですけども、田植え期の田園を飛び交い、躍動感を感じさせるその姿は筑西市の将来像にはふさわしいと、貴重であり、幸せを呼ぶと言われています。軒先に巣をつくる姿をよく見かけ、親近感を感じるということでございます。もう一つ紹介します。三重県川越町でございます。ツバメは、春、南方から渡来して人家に巣をつくり、田畑の害鳥を補食し、繁殖する益鳥である。古来からツバメが巣をつくる家は繁栄すると言われ、川越町の限りない発展と子孫繁栄を願って選定されたとあります。そして、もう一つ、徳島県阿南市ですけども、こちらも市のシンボルとして、市制施行40周年を記念として本当に市の鳥に制定したという経歴でございます。

  また繰り返しで済みません。燕市でも10周年を迎えた今こそ制定するのがベストタイミングと私は思ったんですけど、済みません。もう一回何か答弁ないでしょうか。



◎総務部長(斎藤純郎君) お答えいたします。

  全国の市で市の鳥を制定されている事例をお話をいただきました。そのいずれもが市の鳥を制定している鳥の名前と市の名称が一致していないのではないかと思います。燕の場合は燕という市の名称自体がもう鳥のツバメを連想させるものでございまして、全国で唯一ではないかというふうに思っております。市の鳥を制定するまでもなく、もう既に鳥のツバメが燕市のイメージキャラクターでございます。そういう意味では例えばイラストで鳥のツバメを使っていくとか、象徴として鳥のツバメを大事にしていく。それから、事例もお話いただきました。そういう形で鳥のツバメを使っていくということはやっていくように考えております。

  以上でございます。



◆1番(山?光男君) ありがとうございました。

  では、亀倉雄策さんについての再質問にまいりたいと思います。今回一般質問に際して、私はまた先ほどのように何人かの市民の方に亀倉雄策さんをご存じかとお聞きしたところ、やはり全員知らないという答えが返ってまいりました。亀倉さんは、地元ではあまり知られてはいませんが、世界的には偉大な人物と言えると思います。

  ところで、皆さん、心理学用語ですけども、ジョハリの窓ってご存じでしょうか。観光などでよく使うんですけども、自分を私たち、他人を市民と置きかえますと、例えば私たちも市民も知っているのが開放の窓です。私たちは知らないが、市民がわかるのが盲点の窓で、私たちはわかるが、市民は知らないのが秘密の窓です。私たちも市民も知らないのが未知の窓となります。燕の金属洋食器は、もちろん開放の窓に入りますけども、亀倉雄策さんは未知の窓もしくは秘密の窓に入るのではないでしょうか。すごくもったいないといいますか、もっともっと多くの燕市民の皆様に亀倉雄策さんの存在を知っていただきたいと私は思うんです。もう一度広報で先ほどのような特集記事をつくったり、または燕市役所内ではポスターとか、また外では垂れ幕とか、また燕市役所のホームページにバナーとか、何かそういった取り組みをできないんでしょうか、お願いします。



◎総務部長(斎藤純郎君) お答えいたします。

  先ほど市長からもお話がございました。議員さんおっしゃられるとおり亀倉雄策さんというのは私どもの誇りでございます。そういう意味で市長は問題意識を持たれて、全国産業観光フォーラムのデザインギャラリーの中で展示をさせていただき、広く紹介をさせていただきたいということでございますし、その前には当然広報のほうで皆様に紹介をさせていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。



◆1番(山?光男君) 先ほど産業観光フォーラム、10月という前向きな発言をいただきまして、ありがとうございました。

  では、やはり生誕100周年ということなので、これから続々と新潟、長岡で展覧会等がございます。今月29日はメディアシップで日本を代表するグラフィックデザイナーを招いたトークセッションが「亀倉雄策の足跡とデザインの明日」、7月11日から8月30日まで新潟県立万代島美術館で作品展がございます。こちらになります。11月14日から来年1月17日までは新潟県立近代美術館でまた作品展がございます。

  燕市内の近年の動きとしましては、没後13年後の2010年2月5日から3月22日まで、産業史料館でポスター展が開催されました。また、今年はエクスチェンジという企画展で三条市立図書館に亀倉氏の資料が展示されました。それに関連して、燕市にとってもうれしいニュースがございました。読書活動の推進に向けてすぐれた取り組みを行っているとして、4月23日に県内の図書館では唯一、文部科学大臣賞を受賞しました。こういったPRをもっともっと広めていただきたいです。例えば専門家を招いた基調講演とか、こちらの本なんですけども、今もアマゾンで入手できるし、借りてきたんですけども、「直言飛行」、亀倉さんの自叙伝といいますか、そういう本がまだ24年もたって、まだ今でも買うことができます。こちらを紹介したり、または新潟県の展覧会を広報等で告知したり、そういった取り組みはできないでしょうか、お願いします。



◎総務部長(斎藤純郎君) 県内で亀倉さんの作品展なり顕彰するものが開催をされているということを承知しておりますし、私どもその一環として先ほどお話ししたような形で開催をさせていただくということでございます。名誉市民である亀倉雄策氏をこれからもさまざまな機会を捉えて市民の皆様に知っていただくような取り組みをやっていきたいというふうに考えております。



◆1番(山?光男君) じゃ亀倉さんについては最後の質問になります。

  亀倉雄策氏に関しては、没後10年たったころから、こちら一般質問で取り上げられたことがございます。平成20年第3回定例会でのその当時の市長の答弁を少し申し上げます。「旧吉田町出身であります日本画家の横山操さんとグラフィックデザイナーの亀倉雄策さんは、全国でもそれぞれの部門をリードしてきた巨匠でございます。また、燕市の出身であるということについて多くの市民が誇りに思っているところでございます。市といたしましては、横山操さんの作品3点、亀倉雄策さんの作品4点保有をいたしておりますが、偉大なお二人の業績を市民にどのように継承していくか、そしてそれにどんな方法があるか今後各方面の方々と広く協議、検討を重ねてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います」とあります。

  もう一つですけども、平成21年第3回定例会での当時の教育次長の答弁を申し上げます。「旧吉田町の出身であります日本画家の横山操氏とグラフィックデザイナーの亀倉雄策氏につきましては、日本国内のみならず、世界に名をはせた実績の持ち主であり、名誉市民にもなっておられる方々でございます。今後お二人の業績を市民の皆様に継承していくために、さまざまな企画を検討中でございます」と、こう答弁されています。これをお聞きになりまして、済みません。もう一回何か答弁ありましたら。



◎総務部長(斎藤純郎君) 名誉市民であります横山操氏のお話も議員さんから出していただきました。ご存じと思いますけれども、ご親戚が横山さんの作品をずっと戦後保管していらっしゃいまして、それが世に出てまいりました。合併後でございますけれども、それを私ども寄贈を受けまして、きちっと額装させていただいて、市民の皆様に若かりしころの、横山さんがみんな若かりしころのものは焼却してしまったんですけれども、唯一残っている作品、大変な数だったんです。数十点ございましたけれども、それを大事に保管させていただき、市民の皆様に見ていただく機会もその後、今ご質問いただいたその後なんですけども、設けさせていただいております。また、貸し出しをして、例えば新津美術館等で展示もされております。そういう形で一生懸命横山さんの関係につきましては皆様に知っていただくような取り組みもやっておりますし、亀倉さんの関係につきましても合併後に「広報つばめ」でも先ほど議員さんおっしゃられましたように取り上げさせていただきましたし、特別展示、産業史料館、長善館史料館でも取り上げさせていただいております。これからも力を入れて顕彰してまいりたい、市民の皆様に知っていただきたいということで取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆1番(山?光男君) ありがとうございました。

  横山操さんのことが出たので。燕市名誉市民はちょうど10人おりますが、1910年代や20年代に生まれた方が本当に多いんです。そのうちの一人が先ほど私たち話していました横山操さんですけども、実は現在弥彦の丘美術館で展覧会が開かれています。横山さんは、シベリア抑留を経験するなど大変な時期を乗り越え、復員しました。戦後の日本画家に新風を吹き込んだ偉大な日本画家……



○議長(中島清一君) 山?議員、今亀倉雄策氏の顕彰について質問通告されておられますので、横山操さんの件については、これは控えてください。



◆1番(山?光男君) これから亀倉氏だけでなく、もっと名誉市民を取り上げていただけると思いますので、私も10月の産業フォーラムを楽しみにしております。これで、亀倉さんは終わります。

  じゃ最後に、18歳選挙権の再質問させていただきます。今年4月30日現在で燕市の18歳人口は804人、19歳人口は743人。仮にこの1,547人全員が昨年10月の燕市議会議員選挙に投票したとしても、投票率は54.04%から55.08%と約1%上がるのみです。その燕市議会議員選挙での投票所別の投票率のデータでは、全39の投票所のうち井土巻集落開発センターの34.51%が一番低かったんです。その投票率低下の大きな要因は、若年層の選挙離れもさることながら、18歳まで選挙権の年齢を下げたら間違いなく投票率はさらに下がると言われています。

  ここ最近の報道では、2014年度から小中学校で出前授業を行い、県選挙管理委員会は高校にも広げることを検討しているそうです。未成年とはいえ有権者になれば、投票だけではなく、候補者の話を聞くため集会に行くといった選挙活動にもかかわります。高校時代から政治への意識が高まれば、成人してからも政治への関心を持ち続け、その結果、若い世代の立候補者が今よりももっと増えれば若者の政治離れを食いとめられることも考えられます。

  今年4月の統一地方選では、函館大学など全国12の大学に期日前投票所が設置されました。政策も何も知らないままに投票して、人気投票になってしまうことを避けるために、高校の公民の授業で主権者教育をするなどふだんから政治、社会に関心を持ってもらい、その上で燕市内の高校にも期日前投票所を置いてもらうといった提案はいかがでしょうか。



◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長(前山正則君) まず、選挙年齢引き下げに伴う啓発活動についてなんですけれども、国のほうで今年の夏、高校生に副教材を配付するというように伺っております。その副教材をどのように県の高校のほうで活用していくかについてはまだ未定だということでございます。

  議員ご提案の県内の高校に期日前投票所をというようなお話でありましたけれども、その辺についてはまだ選挙管理委員会のほうで特に協議等もしておりませんで、まだどのようなことが可能なのかということから今後検討していきたいというふうに思っております。

  以上です。



◆1番(山?光男君) 今回のこの質問に対しても、私18歳になる方にちょっとめいというか、親類がいまして、ちょっと聞いてみたら、やっぱり若い人の話を聞いてくれる議員がいないとか、政治家にはクリーンなイメージがないとか、興味のある政策がないとかいった声が返ってきました。高校生を対象にしたアンケートでは、選挙権年齢を18歳以上に引き下げることに賛成です。18歳以上になれば高校生だけではなく、中学生や小学校高学年も選挙と政治に対して関心が湧いてくると思います。また、親の世代も選挙や政治への関心が高まるのではないでしょうか。なぜなら選挙権を得た子供やこれから得る子供が投票経験のある先輩として親に知識を求めれば、親は子供の質問に答えられるようにするため、政治に関心を持とうと考えることでしょう。反対の意見の人は、選挙年齢の引き下げに私は反対です。政治に関心がないのではなく、責任を持って投票できないと考えるからです。確かに選挙権年齢を引き下げれば投票に行く人が増えるかもしれません。しかし、どれぐらいの人がきちんと政治について考えて投票するでしょうか。人気投票のようになって、政治の混乱につながるのが心配です。選挙権年齢を下げるよりも、投票率が低い今の状況を改善することに力を入れるべきだと思いますとあります。来年の参院選まで1年あまりと短い中で、急いで取り組まなければならないのは学校現場での政治教育ではないんでしょうか。何をしたら違反になるかを含めて、適切に考えなければならないと思います。

  18歳選挙権が実現すると、選挙の時期によっては高校3年生の半数近くが有権者ということになり、政治教育、主権者教育を促進していく絶好の機会となります。しかし、逆に考えれば1つのクラスの中に有権者と非有権者が一緒にいることになりまして、この不公平感から学校教育の現場ではいろいろ気を使う問題が出てくると考えられます。いずれにせよ一番肝要なのは、政治的中立性を確保した公平な教育、啓発と思いますが、この点について何か見解があればお願いします。



◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長(前山正則君) 今18歳の方のいろんな意見があるということを述べていただきました。これは、大きい問題でありまして、まず市の選管というよりは国でどういうふうに対応していくか、そして県でどういうふうに対応していくか、市で今度対応できるものがあるかということを順に考えていく必要があると思いますので、その辺を分析しながら今後選挙管理委員会のほうで検討していきたいというふうに考えております。

  以上です。



◆1番(山?光男君) それでは、今回最後の質問させていただきます。

  選挙権年齢が16歳以上と世界で最も若い国の一つであるオーストリアですが、その首都ウイーンでは2002年から子供議会が始まりました。小学3年生が主な対象で、区の議員や職員が子供議会の提案の採否を伝えると児童から次々に質問が飛び出します。それもあって、若年層の投票率が高いんだそうです。

  先月21日ですけども、岩手県奥州市の議会広報編集委員会の9名の皆様が燕市の議会報等特別委員会の私たち委員のところに視察に来られました。そのときいただいたのがこちらの市議会だよりでございます。小学5、6年生を対象に議員を募集し、昨年11月15日に児童の保護者や市民が傍聴する中、12名の子供議員が市長に対し質問を行ったそうです。



○議長(中島清一君) 山?議員、どうも皆さんも不審に思っているんですが、子供議会の話になりますとちょっと今のいわゆる18歳からの選挙問題について少しかけ離れた内容になっておりますので。



◆1番(山?光男君) わかりました。

  それでは、改めまして最後に、私もSNSを利用して若い人に情報発信したり、自分からも若い人との話し合いの場をもっと持ちたいと思います。この質問に関してはまだまだ流動的な面もありますし、これからの推移を注視していきたいと思います。

  これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。

          午前10時09分 休憩

          午前10時29分 再開



○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。

  次に、16番、塙豊君に発言を許します。



◆16番(塙豊君) それでは、通告に従いまして一般質問をしたいと思います。

  最初に、市長の政治姿勢について。現在合併特例債事業がほぼ終わりを迎え、これからは公債費の償還と公共施設の老朽化対策というイバラの道を歩み始めていかなければなりません。平成27年3月の燕市の中長期財政見通しによれば、平成27年度の財政調整基金はおよそ30億円。今後10年間でほぼ使い切る状況が明示されております。しかし、住みやすいまちづくり、人口問題、地域の活性化など行政に課せられた課題は山積しております。今議会において議論をされている県央大橋西詰開発、旧燕工業高校跡地活用問題などはその代表と言っても過言ではありません。この2カ所の大がかりなプロジェクトにいかに取り組むのかを考えると、民間活力を活用する現在の手法となると私は理解をしております。

  そこでお伺いしますが、市長がなぜ行政単独で事業を推進する道を選ばず、現在の手法を選んだかについてまずお聞きをしたいと思います。

  さらに、今回の財政見通しでは予測される交付税の減少をどの程度織り込んでいるのか。

  また、国の借金は1,000兆円を突破しており、今までのように最後は国頼みの構図は終えんを迎えているのです。6月1日の新潟日報によれば、高市早苗総務大臣は全国の自治体に歳入歳出両面からの地方財政改善を図るように、さらに交付税制度の見直しという名の削減を2016年度から実施するとの発言が紹介されております。他市はともかく、燕市が果断に行政課題に取り組めるように一般財源の確保が重要な課題になるが、当局の考えはどのようなものであるのかをお聞きしたいと思います。

  当然行政財政改革のさらなる推進ということにもなりますが、庁舎も完成、旧燕庁舎、旧吉田庁舎の改修も終わり、人員配置の適正化をどこまで求められているのか。また、昨今言われている公共施設の維持管理、民間事業者の参入問題への取り組みなどについてお聞きをしたいと思います。

  次に、戸隠神社春季祭礼を燕市の登録無形文化財に指定できないかではなく、是非ともすべきという問題についてお聞きをしたいと思います。ご存じの方も多いと思われますが、5月の第3土日に行われる戸隠神社の春季祭礼は上横町神楽組が祭りの先触れとしてお清めをした後、宮町萬燈、横町萬燈の若連中が伊勢音頭を歌い、宮町のお玉、横町の踊り子が「ヨーイトナ」のかけ声とともに踊り、氏子町内をめぐり、その後に棒振り、大名行列と続く200年続く燕の旧市街地の一大イベントであることは当然ご承知であると思います。特に萬燈で伊勢音頭の子供の踊りは、新潟県内はもとより全国的に見ても、大変珍しい祭りではないかと思います。しかし、旧市街地の高齢化、若者の市外流出、祭りを取り巻く環境は厳しさを増すばかりであります。現在地域住民の精いっぱいの努力により何とか継承しておりますが、棒振りは二十数年前から後継者難でなくなり、かつてのにぎわいが失われつつあります。戸隠神社春季祭礼を文化財に登録することにより燕市、特に旧燕地区全体の祭りばかりではなく、まち全体の活性化のために意識改革が必要と考えておりますが、いかがでしょうか。

  次に、産業政策についてお聞きをいたします。2015年4月の商工会議所ニュースを見ていたら、事業継承、後継者問題が喫緊の課題とされておりました。回答企業1,187事業所、後継者が決定している事業所は308事業所、必要だが未定が344事業所、後継者不要531事業所、そのうち493事業所が廃業予定とあります。通常魅力のある仕事、魅力のある収入であれば事業所継承もスムーズでしょうが、洋食器産業全盛時代、磨き屋3年やれば家が建つと言われた時代もありました。現在は磨き屋一番館で研磨の後継者の育成をしている状況であります。私は、廃業予定の493事業所は無理にしても、必要だが未定の344事業所については何が課題なのか、どこを解決すればよいのかの詳細な調査の必要性、なくなっては困る事業の存続のための方策を見定める必要があります。特にコバスリの現状、ナイフ製造の現状をどのように把握しているのかをお聞きをして1回目の質問としたいと思います。



◎市長(鈴木力君) それでは、塙議員のご質問にお答えします。私からは、1番の(1)の?についてご答弁させていただき、それ以外の項目につきましては担当部長のほうからご答弁いたします。

  中長期の財政見通しを踏まえた今後のまちづくりに向けた基本的な考え方、特に民間活用という点についてご質問いただきました。燕市では、道路や公共施設の改修、防災機能の強化など各種基盤整備に合併特例債などの財政優遇措置を効果的に活用しながら合併後の新たなまちづくりを進めてまいりました。しかしながら、議員ご指摘のとおり財政優遇措置期間ももう終わりを迎えようとしており、厳しい財政見通しの中、それでも他団体に先駆けてESCO事業の導入、東町公園の防災関連施設の設置において民間の活力や資金を呼び込むなどの少しでも市の財政負担軽減に民間の活力を活用しながら取り組んできたという経過がございます。このたびの県央大橋西詰周辺地域の整備や旧燕工業高校跡地活用に関しても、将来的な市の財政負担を見据えたときに、やはり民間の活力を導入していく。それが市の財政負担の軽減に直結するということだというふうに考えているところから、このたびそういった方向性の中で取り組もうというふうに考えたところでございます。さらに、これも議員ご指摘の点でございますけれど、国では地方創生に向けた新たな交付金を創設する一方で、民間活用や公共施設の集約化などに地方交付税の算定基準を、そういった取り組みをしっかりやっているかどうかということを加えていこうというような見直しを検討しているということで、これまでの財源の仕組みも大きく変わるというようなことが予想されてくるところでございます。したがいまして、こうした国の動向や社会情勢を的確に捉えながら、先般議員協議会でご説明しました地方創生総合戦略を始め第2次の総合計画や公共施設等総合管理計画、さらには行政改革大綱、こういったものの策定を今現在進めているというところでございます。こういった計画づくりに取り組みながら、財源の確保による財政基盤強化と安定した健全財政の運営を図ることを基本に今後のまちづくりに努めてまいりたいというふうに考えています。

  以上です。



◎企画財政部長(五十嵐嘉一君) 改めまして、おはようございます。私からは、ご質問の1番の(1)中長期の財政見通しを踏まえた一般財源の確保についてお答えいたします。

  最初に、公債費につきましては合併特例債や国の財源対策で発行いたしました臨時財政対策債の償還の本格化により平成34年度まで増加する見込みとなっております。

  一方、地方交付税に関しましては合併に伴う財政優遇措置期間の終了により平成28年度から大幅な減額が懸念されておりましたが、国が平成26年1月から市町村の姿の変化に対応した交付税算定の考え方を順次示していることにより減額幅が緩和される見通しとなっているものの、依然として減額となることには変わりございません。

  さらに、議員ご指摘のとおり6月1日に開催された経済財政諮問会議において、総務大臣から民間委託等を前提とした単位費用の引き下げによる基準財政需要額の減額や歳出削減で成果を上げた自治体に対し、地方交付税を手厚く配分する仕組みの構築などの地方財政改革案が示されたところでございます。まさに地方行政の業務効率化が求められている中、引き続き歳出の削減と自主財源の確保を図り、現在策定をしております第2次燕市行政改革大綱でさらに徹底した形で引き継いでいく必要があると考えております。また、昨年度から取り組んでおります3つの人口増戦略を政策の柱とした施策を展開し、雇用創出や定住促進などを図りながら市税等の一般財源の確保に努めてまいりたいと思っております。

  以上であります。



◎総務部長(斎藤純郎君) 私のほうからご質問の1番の(1)の?、職員の適性人員と公共施設の維持管理についてお答えをさせていただきます。

  職員の定員管理につきましては、定員適正化計画に基づきまして適正な人員配置に努めてきておりまして、合併時点の平成17年度末で752人おりました正規職員は平成27年4月1日現在では624人となりまして、128人の削減を図ってまいりました。今後は国や県からの権限移譲による事務の増加や市の魅力を発信していくための独自の事業が増加している実情を十分に考慮するとともに、幼稚園、保育園の統廃合や民営化による適正配置を進めるなど適正な人員配置に努めてまいります。

  また、公共施設の維持管理につきましては維持更新費用が今後財政を圧迫することが懸念されることから、単なる管理コストの削減のみならず、中長期的な視点に立った公共施設の総合的なマネジメントが必要不可欠であると考えております。つきましては、老朽化した公共施設等の改廃や維持管理の手法も含めた公共施設等総合管理計画の各論、これを平成28年度末までに策定し、今後に向けた具体的な方向性を明らかにしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◎教育次長(金子彰男君) おはようございます。私のほうからは、大きな2番の戸隠神社祭礼の無形文化財登録についてのご質問にお答えしたいと思います。

  市内の各地の祭礼行事につきましては、それぞれが個性豊かで次世代に継承すべき燕の宝であるとともに、地域のきずなを深める、また地域の活性化を図るためにも大切な行事の一つであると考えております。しかしながら、議員さんご指摘のとおりで行事の担い手の高齢化、人口減少により祭礼行事に限らず、地域の各種行事の継承が危ぶまれる状況にあることは聞き及んでいるところでございます。祭礼行事に代表されるさまざまな伝統行事の継承については、まずは地域の方々から関心を持ってもらうことが担い手育成の第一歩であると考えております。引き続きつばめ文化財だよりや「郷土史燕」の発行、市のホームページを通じた文化財の啓発活動を推進してまいりたいと考えております。

  なお、ご指摘の戸隠神社祭礼につきましても、まずは地元の皆さんから祭礼を継続すること、そのための担い手の育成に注力いただくことが大切と考えております。なお、無形文化財登録につきましては今後燕市文化財調査審議会でしっかりと議論をしてまいりたいと考えているところでございます。



◎商工観光部長(堀孝一君) 改めまして、おはようございます。それでは、私のほうからご質問の3番、産業政策についてお答えさせていただきます。

  初めに、?の事業継承と後継者問題についてお答えいたします。議員ご承知のとおり燕商工会議所が実施したアンケート結果によりますと、1,187事業所のうち、後継者不要で自分の代で廃業予定との回答が493事業所あり、約4割を占めております。燕市は、全国でも有数の物づくりの産地でございますが、その特徴の一つは多くの企業による分業体制と考えております。今後事業所の廃業が進みますと産地の技術やノウハウの喪失により分業体制が維持できなくなり、産地全体の力の低下につながる大きな問題であると考えております。市といたしましては、昨年度からつばめ産業レガシープロジェクトを展開しているところですが、新潟県においても今年度から新たに地場産業振興室が設置されたところでございます。今後は県や業界団体と連携し、情報を密にとりながら効果的な支援策がとれるよう進めてまいりたいと考えております。

  次に、ご質問の?、小規模事業所や下請事業者の減少が産地全体に及ぼす影響などについてお答えいたします。前の質問でもお答えいたしましたとおり産地全体の力が弱体化することは、大きな問題であると考えております。そのため、市といたしましてはつばめ産業レガシープロジェクトとして、平成26年度に市内の業界団体、事業所へのヒアリングを行いまして、支援すべき業種を定め、今年度から事業に取り組んでおります。産地が保有する技術として、今年度はやすり、きせる、彫金に絞り、技術アーカイブを制作することにしております。また、撮影した素材を使用して後継者の発掘や育成のためのドキュメント的な番組を制作し、放送することで人材確保の面で効果的なPR活動を行ってまいりたいと考えております。

  洋食器におけるコバスリにつきましては、日本金属洋食器工業組合が新潟県地域人づくり事業を活用しながら研磨技術者の育成を行っております。現在17名の方が市内9社でコバスリを含めた研磨技術の研さんに努めており、今後各社の担い手として活躍していくことが期待されております。また、ナイフの製造に係るさまざまな工程の技術が失われつつあると考え、発注側でもある日本金属洋食器工業組合に働きかけを行い、ナイフ製造業者とも話し合いの場を持ち、ナイフの製造技術を継承するシステムを構築していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



◆16番(塙豊君) それでは、再質問に移らさせていただきます。

  まず、事業手法ということで市長に答弁いただいたんですが、アウトラインとしては非常に私もわかるんですが、そこでちょっと中に入った話をさせていただきたいんですが、今市長がお答えになったように私もこの手法は悪いと思わない。ただ、よく言われるように総枠、全てのことを業者が決定するというスタイルだという誤解があるんです。あくまでも燕市が事業主体なんだと、燕市にとってメリットのあるやり方でやるという部分の認識がなかなか伝わりにくいという部分があると思うんです。特にそういう民間事業者となると、福祉の部分となるとなかなか織り込むのが難しい部分もあると。それで、そういう部分をトータル的にどう民間事業者と行政と一緒になってやっていくのかという、その辺のところについてもう一遍答弁お願いします。



◎市長(鈴木力君) 再質問にお答えします。

  ご指摘ありがとうございました。民間活力の行政が導入するのに、私は3つぐらいの流れがあったんじゃないかなというふうに思っているんですけれど、民間活力、私も全てが万能だと言うつもりはありませんけど、まずは有効な手法であるという認識は持っているところでございます。かつて民間の活力を活用しましょうといったときに、最初に1つはやったブームというのが財団法人という形で、民と官が一緒になって新しい事業主体をつくって、そしてそれぞれのいいところを持ち合いながらいろんなことをやっていきましょうという歴史があったと思います。それは、高金利時代はかなり有効だったはずなんですけど、今のような低金利時代になるとなかなかそういった手法はできないし、逆に官と民のいいところをといったところが官と民の悪いところだけが残ってしまったみたいな批判もあったように、これまでの歴史はあった部分もあったと思います。そういった流れの中からもう一つの流れは、今度官が民に任せられるとこは任そうという形でぽんと全面的にお任せするみたいな、あくまでも官と民というのが1つ壁があって、そこにいろんなものをお任せしようというような流れというのがあったと思います。

  一方で、最近はそうじゃなくて、行政と民間というのが、あるいはNPOというのも含まれると思うんですけど、それぞれの特徴を生かしつつパートナーとして、ここの部分はお任せするけれど、ここはしっかり行政の部分というのがコントロールしていくよと。全体としてはやはり行政のコントロールのもとに、ここはやっぱりおたくに力をかしてほしいんだというようなプロジェクトというのが注目されてきているんだろうと。私が今やっていきたいのはそういった形のことでございまして、何でもかんでもお任せではなくて、全体としては行政のほうがコーディネートというか、プロデュースしながら、やはり資金的には民間の資金を一部入れたほうがいいとか、あるいは運営の部分でやっぱりお任せしなければならないところ、そちらのほうが効率的に運営してもらえるというような部分については民間の方にお任せするというようなことの中で、効率的で効果的な取り組みというのができないかということを念頭に置いているということでございます。今はそういったこと、燕工業高校についてはそういったパートナーとして燕市としてやっていきたいという方がいらっしゃいますかと、どんなお考えですかというのを募っているというふうにご理解いただければありがたいなというふうに思っています。

  以上です。



◆16番(塙豊君) 市長のおっしゃるとおり私もその意見大賛成ですけども、よく理解できます。ただ、私も最近、これよく出てくる話なんですけど、PFIというのはもともとこれ十数年前からイギリスあたりから始まって、港湾建設のときにものすごい有効性を出したというんで一躍脚光浴びたというのが本当の経緯なんでしょうけど、最近では渋谷区の区役所建設、それから池袋の駅前の総合開発かな。あれあたりはもう民間と都会地の特性を生かした、自分とこの持っている資産を有効に評価してもらって、民間が相乗りをして区役所の上に高層マンションつくっていくと。そしたら、全くお金もかからないと。というのは持っている資産価値が非常に大きいというメリット持っているわけです。その評価の大きさによって、行政として非常にいろんな取り組みが可能になっているというのは、これは都会地としては特徴であるのは言うまでもない。

  そんなのと燕市とを比較しても詮ない話なんですけども、私は常々市長が言うているとおり総合プロデューサーとしては市が真ん中にいると、常に。その中に先ほど市長が答弁されたような民間事業者が一翼を担ってもらう部分があると。そういう発想という、全体を丸投げするんではなくて、あくまでも市が総合プロデュースの地位にいて、それを基軸にして事業を展開していくんだという部分の理解でいいのか、もう一遍そこんとこ確認の意味で答弁お願いします。



◎市長(鈴木力君) ご確認いただく質問いただきましたけど、全くそのとおりでございまして、もう既に行った事業でご説明するとちょっとサイズは小さいんですけれど、子ども応援おひさまプロジェクトというのがございました。全体として燕市がプロデュースしました。そこに発電する事業者を募り、そして屋根を貸してくださる事業者を募って、そして行政はそこの間に入ってただお見合いさせるだけじゃなくて、いいマッチングしたら、行政としては東北電力さんにこのプロジェクトはこういう趣旨なので、是非とも認めてくれということで許認可部分を担いながら、発電しようとする人と屋根を貸している方々を見合いさせながら、全体としてプロデュースをした上で、燕市にとってはその一部の寄附金という形でもらって、それを英語の子供の親善大使の旅費に充てるという、まさにこの全体をプロデュースしたのは燕市でございまして、そこに民間の人たちが発電したい、あるいは屋根を貸すことによって、いろんな自分の収益を上げたいという人をうまくミックスさせたということで、こういった基本的な精神を燕工業跡地とかという部分でできないかということを今私としてはやっていきたい。今回の募集もそのプランをそのままいいとか悪いとかじゃなくて、それを受け取った段階でここはこうしてほしい、ああしてほしいということで、デザインビルドという表現になっていますけれど、やっぱりちょっと違うなとか、やっぱりこうしてほしいなという部分は後でいろいろと修正しながら、よりいいものにしていこうというようなスキームになっていますので、まさに行政が全体をプロデュースしながら、民間の力をうまく活用していきたいというふうなプロジェクトだというふうにご理解いただきたいと思います。



◆16番(塙豊君) わかりました。

  それで、それは次の問題にもちょっと絡むんで、財政問題についてお話ししたいと思います。この前の議会で示された市債残高、燕市の中長期的な財政見通しと。これ公債費の推移というとこのやつなんかを見ると、私なんかに言わすと非常に歳入見積もりとか、そういう推移というのが甘くというか、非常にこれでも相当甘いんじゃないかなと言えるぐらいの見通しだと思います。というのは何か大きな事業というのは一つも織り込んでいるわけでもないし、計画のないものについてはあくまでもあなたたちがずっと流れていくという。先日の大原議員の質問の中にもあったけども、一番大きいのは公共施設の維持管理で、一応計画的にやっていけばという理屈はあったにしても、何が突発的なことが起きるかは誰も織り込んではいないわけです。そういう喫緊の財政需要というのもあり得るわけ。そんな中でこれを見ていると、要するに財政調整基金が今約30億円あるわけだ。別に大した見通しを立てているわけじゃなく、自然にやっていくともう36年にはもうほぼないと。これでも3億2,000万円ぐらい残るという見通しを立てていますけど、算数によれば。それでも、これの恐ろしいところは単年度は28年度からずっと赤字なんです、単年度収支は。それにこの30億円ある貯金というか、財調を取り崩しながら何とかやっていこうという非常に私に言わせりゃ後ろ向きな感じがします。何とかこれを克服していこうというんじゃなくて、何となくやっていこうというような感じに受けるんです。だけど、現実に今燕市の市の財政規模から見て、この10年後というときに3億円ぐらいの財調が残っているのでということが一体皆さんにとってはどういう、これはただ数字の結果論として出しましたというんではなくて、燕市としては財調としてはこの程度でいいのですかという発想も逆にあると思うんだ。そこら辺はいかがですか。



◎企画財政部長(五十嵐嘉一君) 昨日からいろんな見通しが甘いというようなお話をいただいておるところでございますが、まずこの中長期財政見通しにおきましても人口減少によります市税の減少、それから固定資産の評価がえ等による評価の減少による市税全体の減収並びに歳出におきましては高齢化に伴います扶助費の増加、それから国保、介護、後期高齢者、これらの繰出金が大幅に増えていくという観点から、かなりシビアに見積もらせていただいた結果でございます。公債費につきましても平成34年度には約48億円の償還というピークを迎えるという状況でございます。したがいまして、全体をかなりシビアに見詰めた結果、こういった財政調整基金の残高になってしまったということでございます。したがいまして、昨日から話がありますように、先ほど総務部長もご答弁させていただきましたが、公共施設の総合管理計画、これの着実な推進、とりわけ行財政改革の観点から幼稚園・保育園適正配置実施計画、こちらが計画期間が平成29年度までとなっております。また、定員適正化計画につきましても平成28年度までの計画期間となっております。したがいまして、こういった計画等の整合性を図りながらスピード感を持って、また市民の皆様に理解をいただきながら公共施設の統廃合、民営化を進めていかなければならないという前提がこの見通しということでご理解いただきたいと思います。



◆16番(塙豊君) 今企画財政部長さんが答弁されましたけど、私はちょっと違う感覚持っているんです。というのは、国はもう1,000兆円を超える借金を持っているわけです。こっから先交付税削減したいに決まっているんです。ここしか切り込むとこはないぐらいです。もうほかのとこはさっき言ったように高齢者問題があったりしていて、今国の一番大きなパターンは経済財政諮問会議というのが非常に重要な位置づけになっていると。そこでの発言というのはやっぱり非常に重みがある。この中で民間議員は、徹底的な地方歳出の抑制を図るべきだと言っているわけだ。要するにまだまだ地方と中央では違うんだけども、例えばインフラの整備なんかにしても、そういう公共事業なんかはばさばさ切ってくる。もうそういうところまで来ているんじゃないかなと。そういうことを見詰めると例えば交付税の部分はある程度確保したにしても、今度は国の補助金だの負担金というのはカットされていくと。そうすると、結果的には何にもならない。地方にとっては財政圧迫だと。さらに、この27年度、今年度は国勢調査の年です。ナショナルセンサスの年です。これは、今後の交付税を算定していく上では非常に大きなファクターになるもんなわけです。今後5年間の人口とかそういうものは、この国勢調査によって動いていくと。そういうものを考えると、今までこの5年前の数字と今回多分起きるであろう数字を比べると燕市の高齢者の数は当然増えているだろうと。総人口は減っているわけです。そうすると、交付税算定の基礎は人口が一番ですから、人口と面積が一番なんですから、この人口という問題は非常に私は恐れているんです。そういう部分、人口対策もやるのはもちろんなんですけども、そういう現実論の部分というのをやっぱりしっかり見ておかないと私はいけないと思うんですが、それは厳しく見たとは言うけども、私にすればそういうところがちょっと違うのかなと。やはり今後の課題としても、やはりそういう取り組むための課題としても、私は是非ともそういう部分についてはシビアに見ておく必要があると。そうじゃないと何か起きたときに緊急の財政出動に耐えられないまちになってしまうんじゃないかなという危惧がある。だから、私は民間手法を市長がやっていって、少しでも財源を浮かせたいのもわかるし、それを担保するためにもそこらの見方についてもう一遍答弁してください。



◎市長(鈴木力君) 私のほうから答弁させて……

  おっしゃるとおりでございまして、決して我々もこれから先甘いなんていうふうに思っていないからこそいろんなことを、民間の活力やろうとしたり、例えば少しでも交付税、それを一般交付税じゃなくて、特別交付税をもらうために定住自立圏という取り組みをしたり、ありとあらゆる考えられることに着手しながら、財政基盤というのを少しでも安定させようという取り組みをしているということはまずご理解いただきたいと思います。そして、財政見通しも、お気づきだと思いますけれど、5年前につくって全然改定しなくて、今後ずっとそうだというんじゃなくて、今燕市の財政見通しは毎年予算編成のときに、その状況に考えられる前提条件のもとで変更して、まだ数年はこの中でおさまり切れるからあれだなとか、それでもその先大変だから、こんなことをやらなければならないことがあるねということを我々の作業、予算編成なり今後のいろんな計画づくりの中の作業としてしっかりそれを計算しながら、見据えながら取り組むということをやっているわけでございますので、今現在まだ改革のいろんな国から示されるものが織り込んでいないことは確かなんですけど、出てきた段階ですぐに編集して、どうなるんだということを検証しようというふうな姿勢で毎年毎年予算編成に臨んでいますので、決して甘いとかということじゃなく、やっぱり議員と同じように我々も将来に対してかなりの危機感なりを持ちながら仕事を進めているということだけはご理解いただければなというふうに思っています。

  以上です。



◆16番(塙豊君) わかりました。お金の話をそれまでやっても、ちょっとつらい部分があるんで、次に移ります。

  私今度人員計画というところに行きたいんですが、人員適正化というとこに。私は、一番ここで問題になるのは公務員という部分だと思うんです。基本的に公務員の課せられている一番大きな部分というのは守秘義務だと思うんです。公務員として採用する人間をどうしていくのかと。これある有名な地方団体の長がいた話ですけども、要するに例えばわかりやすく言えば株式会社燕市というのを別組織としてつくって、そこで人間を採用して、それは公務員としてじゃなくて。そうすることによる別建ての、公務員というのの枠を規制していこうと。税務だと個人の秘密にかかわる部分の職員の数というのとそれを補佐する人間というのを別建てに雇うというのというのは結構話題にはなっていると。なかなか現実問題としては難しい部分がいっぱいあるのは私も承知しているんで、そんなことは簡単にはいかないとは思うんですけども、考え方として今度そういうふうになっていくんじゃないかなと、流れとしては。だから、要するに全部公務員として丸抱えをするんではなくてという考え方をやっぱり入れていかなきゃいけないのかなというところには来ているんじゃないかなと思いますが、そんな考え方いかがですか。

  それともう一個、公共施設の維持管理の問題ですが、昨今、ついこの前ですけど、三条市で建築業者に公共施設の維持管理を任せるという話が出ています。なかなか私もおもしろいなと。そういう手法というのもこれからの燕市にとっても取り組む要素はあるんだろうと思うんですけど、その辺について、今の人員の問題等含めましてどういうふうなあれをお持ちですか。ちょっとお願いします。



◎総務部長(斎藤純郎君) すばらしいアイデアを頂戴いたしました。今までもシンクタンクですとか補佐する役というようなことで、外部の人材を活用するということはございましたけれども、今のようなアイデアを今後取り組む必要があるんだろうなというふうに思っております。とかく規制された中で採用された職員というのは、公務員として採用された職員というのは働いているわけでございますけれども、それを補佐する部分としてそうではない部分の会社のほうからまたいろいろなアイデアをいただくというのは大事なことと思いますし、またさまざまジョイントを組んでいろいろなこともできるのではないか、そういう可能性があるのではないかというふうに思っております。

  それから、公共施設の維持管理、これを建設業営む方々にやっていただくというアイデアもお聞きしております。今後も検討していく必要があるだろうというふうに考えております。

  以上でございます。



◆16番(塙豊君) 要するに行革というのはいろんな物の考え方の中で規制じゃないと私は思っています。その中で、やっぱりそれは法に定められた中でしっかりやるしかないわけですけども、やっぱり維持管理の手法なんていうのはなかなか燕市の職員の方々がやっていくとなると相当負担もあると思うんです。この前のときも、大原議員のときに専門業者にやるという話もあったぐらいで、やはりそういういわゆるプロがしっかりと管理していく部分というのは、私はメンテナンスということを含めて考えると非常に有効な手法なのかなと。単純な民間委託という発想ではなくて、どういう事業者の方が向いているのかというのを含めてしっかりと捉える意味では、今後そういう発想を入れた民間委託というのを考えていくときに来ているんじゃないかと思うんですけど、その辺はいかがですか。



◎市長(鈴木力君) 大変ご示唆に富むご指摘をいただきました。冒頭おっしゃった人材の確保の問題というのは、たしか兵庫県の何とか町という有名な事例がございまして、もう全国の各自治体が毎日かのように視察に行くという話は聞いたことがあって、私もいっときそれについて興味があって、ちょっと調べかけたことがあったんですけれど、そういったいろんな事例、今年行革大綱というのを改めて改定する時期でございますので、まずは先進事例としてどんなのがあるか、そしてそれが取り入れられるものなのかということを調査、分析しながら今回の行革大綱まとめ上げていければなというふうに思っています。



◆16番(塙豊君) じゃ今度できてくる行革の大綱について、期待しながら見させていただきたいと思います。

  次に、祭りの問題です。私もこの祭りには随分かかわって、ずっと出ているんですが、今おっしゃったとおり、ただ現実に今まで自分たちの地域で抱えてくるというやり方では限界があるということになってきているんです。今まではそこそこ以上に、その地縁関係者までということを含めて、相当の努力をしてきているんです。それでなかなか人材の確保も難しくなっている。一度なくなった祭りというのは復活しないというもんだと私は思っているんです。一番いい例が旧燕の上町というところにあった灯籠押しです。灯籠押しというのは、もう二十数年前になくなったんです。やっている方たちがもうとても無理だと言って、灯籠押しなくなったんです。なくなったらもう後の祭り。もう一切出てこない。ただ、その当時そういう地域は灯籠押しを担っている人が、四間町とか七間町とかいう呼び方があって、そういうちっちゃな上町という町、秋葉町1という地内の中をまた細かく分けたような、そういう通称がいっぱいあったわけだ。そういうものというのはやっぱり地域の文化の一つだったと思うんです。萬燈もそうです。木場小路萬燈組といっているぐらいで、木場小路というのはどこだというと、今小林議員もいるんですけども、あのあたりをいうんですけども、宮町と木場小路は違うと。あくまでも木場小路は木場小路だと言いながらも、だんだん木場小路単体では維持できないから、宮町にも協力してもらってみんなでやっている。これは、自然の摂理だと思う。どんどんそうなっていかなきゃいけない。そんな中で、私は別に行政がお金を出せというんじゃないんです。やっぱりまちの活性化とか、それから祭りを維持していこうという人たちにいいインセンティブというか、ものを与えてほしいんです。それが私は、無形文化財への登録だと思うんです。是非ともそういったことを考えてもらいたいんですけども、次長、答弁ありますか。



◎教育次長(金子彰男君) お話を伺っております。ご指摘の地元の伝統行事というのがなかなか維持が難しくなってきているということにつきましては、今お話のある萬燈のほかにも地元でも市内でも幾つかございます。

  私どもが考えますのは、今議員さんご指摘のとおり一旦なくなるとなかなか復活は難しい、これは間違いないかと思っております。ここで考えておりますのは、歴史をもう少し地元の子供たちも含めてしっかりと伝承していくことが必要ではなかろうかなという気はしております。例えば今お話のありました木場小路という名前につきましても、なぜ木場小路という名前なのかというところから探ってみますと地元の歴史、旧燕の市史にもございますけども、その歴史の勉強になろうかと思っております。そういう形の普及がまず必要ではなかろうかなと思っております。直接文化財指定がそれの活性化につながるのかどうかというのはまた考えは別に考えなきゃいけないところもあろうかと思いますけれども、お話しいただいておりますとおり特に無形の民俗文化財という類になろうかと思っております。その中では市内の状況をまた把握することも必要になってこようかと思いますので、それらを含めて審議会のほうで議論させていただければというふうに思っているところでございます。



◆16番(塙豊君) そういうことで取り上げてもらうことが私は非常にいいことだと思うんです。

  ただもう一つ、私ちょっと気になることがあって、祭りに関して言っておきますけども、今燕市の産業カレンダーありますよね。燕市の産業カレンダーに戸隠神社の祭りのあれ載っていないんです。いつあるかと出ていないんです。書いていないんです。戸隠神社祭礼とは書いていないんです。過去はずっと出ていたんです。ここ一、二年出ていないんです。ポスターつくったからいいやみたいな発想でいるんじゃないかなと。そういうところが私は意識の欠如だと思います。前は必ず戸隠神社祭礼というのは入っていましたけど、見てください。見りゃわかると思います。大体三条市の、これは隣のまちの三条市さんですけど、三条市さんのお祭り見ていると、もう大名行列だと。だって、もう燕市の人だっていっぱい出ているわけです。燕三条青年会議所が、それから三条エコノミークラブ、もう大々的にいろんなとこから人集めて祭りとしてやっていると。そういう道、選択肢もあるということを含めて、私らはいろんなことで単に守っていくということも考えなきゃいけないけど、実際高齢化していて非常に大変だというのも事実です。これは、数年前からものすごく苦労してやっていると思います。今後1年や何年かはまだやれるでしょうけども、だんだん、だんだんというのはこれ事実ですんで、そんな意味でもう1つの大きなファクターとして取り組んでいただきたいと思いますが、さっき答弁したっけ、もうこれ以上答弁、市長……



◎市長(鈴木力君) 無形文化財の関係については教育委員会でしっかり議論してもらうにして、私の立場でちょっとこの問題といいますか、伝統文化をどう継承していくかといったときに、ちょっとご答弁させていただきたい。

  産業カレンダーが抜けていたというのはちょっと私もうかつでしたので、商工会議所なりにちょっと問題提起をしていきたいと思いますが、今年私も萬燈の練習風景を見に行きました。そのときにえっと思ったちょっと印象がありまして、それは確かにあの地域でも住まいの人が少なくなっているんで、参加する人も少ないということの悩みがあるんだろうなというふうに行ったら、意外と子供たちいっぱいいるんです。聞くと、もうあの地域の子供たちじゃなくて、市内のいろんな地域からお玉さんになりたいといって来る子供たちが最近は増えているんだというようなお話を聞いて、もう逆にそういったところから何かこの祭りというものを維持していく切り口があるんじゃないかなというふうにちょっと思って帰ってきたんですけど、やはりその地域の人だけで支えるんじゃなくて、燕全体として大切な行事なんだということで広く参加してもらう。それは、先ほど議員が三条の祭りに燕の人が参加していると同じように、燕のお祭りにも宮町とか横町の人たちだけじゃなくて、吉田の人、分水の人もお玉さんやりたいとか、金棒やりたいとかというような形で集まってくるというような仕掛けというのを今後考えていく必要があるんじゃないかなというふうに思った次第でございまして、実はそういった流れが例えば子ども広報なんか始めたときに、全然違う地域の子供たちが子ども広報のテーマとして戸隠の祭礼というものを取り上げて記事にしたというのが第1回目だったか2回目にございましたし、今回私はたまたまそういった意識じゃなかったんですけれど、PR大使の本宮さんと萬燈のコラボレーションをちょっとやることができたと。そうすると、あの本宮さん、燕市の人であるにもかかわらず、水道町の人であることによって、宮町とか横町のあの音楽に実は触れていなかったみたいなことをみずからおっしゃっていて、これからもっともっと自分もかかわっていって、その音楽を広めていきたいなんてお話が出てくるぐらいでございますので、そういった形でその地域だけの問題でなく、広く燕市、場合によったらお隣、近隣も含めて、あのお祭りおもしろいよと、是非参加したいなと、保存していこうというような方向に動いていく。これが何か一つのヒントというか、方向性なんじゃないかなというふうに思って、具体的にどうするかというのは今直ちにアイデアありませんけど、何となくそういった観点を一つのよりどころにしながら取り組んでいくということはもしかするといい結果に結びつくんじゃないかなと、そんなふうに私自身思っています。

  以上です。



◆16番(塙豊君) 市長のおっしゃるとおりで、戸隠神社の祭りというのは見ている祭りじゃなくて、出る祭りなんです。出ている人間が一番楽しいと言っても過言ではないような祭りだというところもある。そんな意味で、確かに今現状、もう何年か前から地域外のお子さんが踊っているというのはそのとおりで、そういう状況であります。昔は町内に子供がいたというのもあったんですけども、なかなかそういうのも難しくなっているというところも今もう現状であります。

  じゃ最後の産業政策について。商工観光部長さん、私ちょっとこの新聞、これ来たときに私ショックだったんです。だって、4分の1がなくなるんです。廃業です。もう決定しているというんだから。この人たちは、やめようかどうしようか迷っているんじゃないんです。もうやめると決めた。ということは数年、二、三年のうち、長くても四、五年のうちにはこの493の事業所はなくなるんです。調査した企業が1,187のうちの493ですから、これはものすごい数です。約40%以上超えているぐらいの数でしょう。もうこれは既定路線だとして考えなきゃいけないです。そうすると、まだどうしようか迷っていると、344が。これがそっちに加わったなんていえば大変なことになってしまう。まず、この人たちをどう食いとめるかというのが私は一番最初の問題だろうなと。それで、この商工会議所のニュースではこの内容も調査しながらと言っていますけど、具体的手だてとなるとやっぱり相当難しいのもまた実情であると思います。

  燕の金属産業というのは1つの大きな特徴があって、ピラミッド構造なわけです。元請さんがいて、下請が何社かあって、最後に末端の1人、2人でやっている方がいながら、それが組み合わさって1つの物になっていると。ところが、一番下の1人、2人でやっている方が欠けていくことがもう産業構造そのものを揺さぶるという。さっきおっしゃったけど、私はナイフとコバスリはもう本当にその問題だと思うんです。現実に私も80出たコバスリを今やっている方に、私は言われたんです。私らみたいにやっていて、年金もらっていても、しようがなくて、やめないでくれと言われるから、しようがない、やっていると。何とか後継者つくってくださいよと言われても、これはだから私もさっきの一般質問の中に入れたけど、経済の問題も絡むんです。要するにどんなに育成しても、仕事として成り立たなければこれやっていかんないわけです。だから、そこんところをどう見るかというのが一番大きな問題だと私は思います。その辺はいかが考えていますか。



◎商工観光部長(堀孝一君) 344人の未定という回答がございます。そちらのほうの後継者を必要と考えているけれど、未定というふうな回答でございまして、事業の継続を考えていることから、子とか親族に引き継ぐのか、またあるいはそれ以外の従業員なのか、または外部に経営権の移譲するとか、回答される方がまだ若いということで検討していないというふうな方たちが一応いられるのかなというふうに思っていますし、事業継承の問題につきましては早い時期から検討していくことが重要であると考えておりますので、今後も商工会議所と連携を図りながらやっていきたいなと思っております。

  もう一点の経済の問題というところでございます。工賃が安いということになろうかと思うんですけれど、経済原理に沿いますと需要と供給のバランスによって価格が決まるものと思っております。産業がピークのときを基準にしていますので、工賃が引き継がれたものと思っております。行政のほうで工賃を上げるという要請を行うということにつきましてはちょっと難しいところがあろうかと思いますが、業界団体とも問題共有させていただきながらというふうに考えております。

  以上でございます。



◆16番(塙豊君) 私は、よく聞くんですけど、もう燕で相当大きな注文が来ても、できないというんです。それはなぜかいうたらコバスリがいないし、ナイフもまとまらないと。要するにそれで何で困るかというと、じゃ工賃が上がっていったのかって言ったら上がっていっていないんです。だから、問題があるんです。だから、産業構造を考えてもらうときに、やっぱり洋工の方も含めて、そういう観点も入れながらしっかり討論してもらいたい。結局その部分はおっかながって逃げているから、先へ進まないんで。ナイフの問題も先ほどの報道で洋工のほうでも真剣に取り組むようになったというのは悪い話じゃないと思うんですけども、でも実際ネックはどこにあって、何が必要でどうなのかというのはもっと、私はこういう話をするときは、皆さんもっとわかっていると思ったんです。それは、私らでもある程度以上わかるというのに、何でああいうときになるとみんなわかんない形骸化したみたいな話をするのかなと。もっと本質的なところをしかっとやってもらわないと私はうまくないと思うんですけど、もっと格好つける話じゃなくて、しっかりと対応というのは、私は一番大きいと思っているのはナイフの刀の焼き入れの問題だと思っていますから、あの設備をどういうふうに持っていくか。今昔のやつです。ああいうやつじゃなかったらもうやれないんです、コストが合わなくて。だから、そういうことというのも含めて考えないともうしっかりとしたものは出てこないと思いますんで、ちょっとその辺を含めて対応してもらいたいと思いますけど、いかがですか。



◎商工観光部長(堀孝一君) ナイフの製造に係るさまざまな工程の技術が失われているというふうに聞いてございます。現在洋工さんのほうで働きをかけまして、ナイフの製造業者とも話し合いの場を持ち、ナイフの製造技術を継承するシステムを構築したいというふうに会議を開かせていただいているところでございます。おっしゃるようにナイフの製造ができないということになりますと、燕の物づくりのカトラリーのセットができないというふうなことになりますので、できる限り伝承できるものは伝承していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



◆16番(塙豊君) そのとおり。ただ、今ナイフをつくっている方たちは、みんなちょっとでも割のいいというか、できる包丁のほうへみんなシフトしているというのが事実なんです。だから、ナイフというのはなかなか厳しくなっているというのも、それがはっきりしたとこだと思います。なぜそうなるかということは、先ほど私が言ったようなことだと思います。

  これで私の一般質問終わります。ありがとうございました。



○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。

          午前11時32分 休憩

          午後 1時14分 再開



○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。

  次に、18番、齋藤信行君に発言を許します。



◆18番(齋藤信行君) お昼になりまして、1番バッターとして議長の許しをもらいましたので、通告に従い一般質問を始めたいと思います。

  今回は項目は3つに分かれていまして、まず一日市長についてからいきたいと思います。一日市長について、(1)市民から一日市長になってもらい、行政と市民とが協働でまちづくりをということで項目挙げました。?、一日市長については住民から行政への関心を持っていただくために、小中学生などを一日市長に任命し、市のPRをしているところが全国でも多く見受けられます。また、有名人を一日市長に任命し、市のPRをしているところもあり、燕市でもおととしにヤクルトスワローズのキャラクター、つば九郎を2日間限定でつばめ市鳥、この「シチョウ」の「チョウ」はあの当時は「鳥」ということで、つばめ市鳥に任命したという記憶もしております。

  さて、私が日ごろから思っていることでありますが、市役所の仕事は市民課の窓口などは別として、多くは市民から見えにくく、わかりづらいのではないかと思っています。そこで、提案ではありますが、市役所の仕事に関心のある人を小中学生などに限らず、一日市長として任命し、市役所の仕事を知っていただく。市役所の職員も日々どのような仕事で頑張っているのかを理解していただくことは、市民と行政とが協働でまちづくりを進めていく上で必要なことではないかと思っていますが、ここで市長の考えを伺います。

  2番目といたしまして、今回は地方自治について、(1)地方創生について。?、私は地方創生を推進するための3つの柱ということで、市はいろんな事業を掲げていますが、1つの事業でもほかの事業と連携することで一石二鳥になる事業もあるのではないか、各課の連携についてここでお伺いします。

  ?、地方創生は、国では各自治体のアイデア、そして各首長のリーダーシップとも言っています。地方創生、今後の市のあり方、方向性について市長の考えをお伺いいたします。

  あと3、4は、同じ地方自治と地方創生については、これは子供たち、特に学校のほうでどのようなことかと思ってお伺いします。まず、?、地方自治及び地方創生について、市の小中学生に対する授業の取り組みについてを伺います。

  ?、小中学校で燕の授業で、燕の何年後かはどうなるのか考えることがあるのかもお伺いします。

  ?、小中学生を対象とした模擬議会などの対応も、燕市についてということで考えられないかも伺います。

  3番目といたしまして、農業問題、(1)チャレンジ・ファーマー支援事業について。これ今回予算で新しい事業でございますが、たまたま私も農業やっていまして、いろんな農業者の方が「あんにゃ、おい、どうなったんだや」と。今後またチャレンジ・ファーマーに関しては、やるのはやったんだけど、将来はどうなるんか、またどういうふうな形で物事をやっているのか、どの程度の方にあれがあったんかとか、そういった意味で聞かれましたので、ここでまたお伺いしたいと思います。

  ?といたしまして、チャレンジ・ファーマー支援事業について、今年度の状況を伺います。

  ?、来年度もチャレンジ・ファーマー支援事業を続けるのか、また予算はどうなるのかも伺います。

  ?、チャレンジ・ファーマー以外の支援について、今後の方向性についても伺います。

  ?、チャレンジ・ファーマー支援事業について各農家の反応はどうか伺います。

  あとは答弁に対する再質問でお願いいたしたいと思います。



◎市長(鈴木力君) それでは、齋藤信行議員のご質問に順次お答えします。私からは、1番の一日市長の関係につきましてと、それから2番の(1)の?ですか、地方創生の今後の方向性、この2点についてご答弁申し上げます。そして、教育長から2の(1)の?、小中学生に燕の未来を考える機会を提供するという関係の教育委員会としての基本的な考え方をご答弁させていただいた上で、具体的な取り組みについては担当というようなリレー方式でさせていただきたいと思います。それ以外の部分につきましても担当部長のほうからご答弁申し上げます。

  まず、一日市長についてでございますけれど、議員がご指摘いただきましたように他の自治体でかなりいろんな取り組みやられておりますが、大きく分けると2つの目的で行っているのかなと。これも議員ご指摘のとおりなんですけれど、1つ目は市の仕事を体験してもらって、行政への関心、理解を高めていただくということが一つの目的として掲げている市が多いようでございます。

  もう一つは、これもご指摘のとおりPR、情報発信という意味で有名人なんかに来ていただいて、一日市長としての行動をしてもらうと。大きく分けるとこのような2つの観点で取り組んでいる事例が多いというふうに理解しております。

  しからばということなんですが、この2つの観点から申し上げれば、1つ目の燕市の仕事なり燕市の実態をいろいろと体験してもらう、理解してもらうという観点では、既に燕市は子ども広報という取り組みで子供たちにいろんな燕の仕事なり関係のところを経験してもらうという取り組みを行っていますし、何とこの取り組みはメーキング映像を中心に、26年度の全国広報コンクールで総務大臣賞特選という部門別での最優秀をいただいたというような子ども広報という取り組みがございます。また、2つ目の市のPRにつきましては、PR大使という形で燕の魅力を発信する取り組みをしているということで、その2つの目的という観点からしますと燕市はもう一日市長というやり方にこだわらず、取り組みを進めているというふうにご理解いただければなというふうに思っています。いずれにいたしましてもそういった取り組みをさらに拡充なり充実させながら、子供たちなりに燕市のことをよく理解してもらう、あるいは燕市の情報発信するということに今後も取り組んでまいりたいというふうに考えています。

  次に、地方創生に関連した燕市としての今後の方向性というご質問でございますけれど、これも既に議員協議会の場で中間報告しているところでございますけれど、燕市としては日本創成会議が人口減少に対して警鐘を鳴らしたいわゆる増田レポートの公表前に3つの人口増戦略というのを打ち出して、早い段階でこの課題について取り組もうというふうに着手したというところでございます。

  今後の地方創生、あるいは人口減少に対してどのように取り組むかというふうに考えていきますと、やはりよそから人を呼び込み、定着させるというのが重要な観点だろうというふうに思っています。そういった観点に立ったときに燕市の地域特性というのを考えるとやはり物づくりを始めとした産業振興、働く場をしっかりつくっていくということが大切だと思っておりますし、さらには若い人たちにとって魅力ある働く場、これを確保していくことが最も重要であるというふうに思っているところでございます。それに加えて、働きながら子育ても両立できるような環境を整え、そして交流人口の拡大などどんどん燕の魅力を感じて人が集まってくる。場合によっては海外からもインバウンド観光という形で集まってくる。そんなふうな方向性の中でいろいろ戦略を組み立てていくということが必要だろうというふうに思っています。その辺の概略につきましては、さきに議員協議会でご説明した中間報告に大体まとめてあるとこでございますが、いずれにいたしましてもその辺をベースにしながら、さらに詳細を詰めていきたいというふうに考えているところでございます。

  以上です。



◎教育長(上原洋一君) それでは、私のほうから小中学校の授業での燕市の未来を考える機会はあるのかというご質問につきまして、市教育委員会の考え方や取り組みについてお答えしまして、学校における学習内容につきましては主幹のほうから答弁いたしたいと思います。

  まず、議員ご指摘のとおり小中学生たちは、将来大人になって、仕事について生活していく。文字どおり燕市を担っていくわけですから、その動機づけとしましてこれからの燕市のあり方を考える機会を設けることは極めて意義あることと考えております。このことから、市教育委員会としましても学校の授業以外にふるさとに誇りと愛着を持ち、未来の燕市を担う人づくりに近年力を入れているところであります。具体的には幼稚園、保育園、こども園の歌であります「みんなつばめのこども」を始めとしましてつばめっ子かるた、燕ジュニア検定、長善館学習塾、燕キャプテンミーティング、Jack&Bettyプロジェクト、そして今年から始まります羽ばたけつばくろ応援事業などさまざまな事業を展開しているとこであります。市教育委員会といたしましては、これからの燕市について考える機会の一つという意味も含めまして、引き続きこれらの事業を推進していくことで未来の燕を担う子供たち、生きる力がみなぎる燕の子供の育成に努めてまいりたいと考えております。



◎企画財政部長(五十嵐嘉一君) 私からは、ご質問の2番、(1)地方創生についての?番、地方創生における事業の連携についてのご質問にお答えいたします。

  本市の地方創生総合戦略は、平成26年度から取り組みをスタートさせている3つの人口増戦略を柱に据えることとしており、その各種施策につきましてはさきの議員協議会でご説明をさせていただいたところでございます。

  議員ご指摘のとおり人口減少対策は、1つの事業で成果が上がるものではございません。そのため、本戦略ではさまざまな分野にわたる施策を掲げておりますが、例えば商工振興課ではU、I、Jターン促進に向けた企業ガイドブックを、地域振興課では移住、定住希望者向けの総合パンフレットを作成し、これをセットにして移住交流フェアなどのイベントや首都圏の大学などへ積極的に情報発信していくことを計画しております。この事例では、商工振興課と地域振興課がそれぞれのノウハウを生かして、一体となって進めてまいりますが、これに限らず今後とも各課で連携を深め、一層事業効果が上がるよう工夫を凝らしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◎教育委員会主幹(長谷川智君) それでは、議員ご質問の2番の地方自治及び地方創生について、小中学校での具体的な取り組みについて順次お答えいたします。

  地方自治及び地方創生に関する内容につきましては、小学校4年生社会科、まちづくりにかかわる内容を、それから6年生社会科では暮らしの中の政治にかかわる内容を学習しております。また、中学校では主に3年生で行う社会科公民的分野で地方自治、それから住民参加のまちづくりにかかわる内容を学習しております。市教育委員会としましては、学習指導要領に定められている内容について各学校で適切に指導され、地方自治及び地方創生について理解が図られるよう引き続き指導してまいりたいと思います。

  続いて、燕市の未来を考えることにかかわりまして、具体的な取り組みについてお答えいたします。小学校では、学習指導要領に基づいて、まずは自分の住んでいる地域の現状を知ることを大切にして学習しております。先ほどご説明いたしました小学校の社会科では、まちづくりにかかわる内容について学習する際には燕市の産業、自然、文化等取り扱い、燕市の特色について学習しております。中学校では、社会科の公民的分野で現代の民主政治を学習する際に、企業の跡地利用を市長になって考えようという学習や地方の政治と自治を学習する際には地域や国、国際社会において、今私たちが何をすべきか、遠くない将来、大人になって何をすべきか考えることの学習や住んでいる地域について調べ、まちづくりについて考えることなどの学習をしております。

  次に、小中学生を対象とした模擬議会の実施についてお答えいたします。模擬議会の実施につきましては、以前にも議会で提起いただき、その実施について検討した経緯がございます。その際は各校の日程の調整や教育課程上への位置づけ等が必要になり、実施には至りませんでした。しかしながら、小中学生が燕市の将来について考える機会を持ったり、市への提言を試みたりすることは大きな意義があると認識しております。模擬議会という形をとらなくても、各校で実施している社会科や総合的な学習の時間等に位置づけることでその機会をふやすことができると考えております。学校側の意向を踏まえながらも、社会科や総合的な学習の時間等への指導計画の位置づけについて小中学校へ市教育委員会から提言してみたいと考えております。



◎農林部長(三富仁君) それでは、私のほうからはご質問3の(1)の?、チャレンジ・ファーマー支援事業の今年度の状況について、まずお答えいたします。

  今年度の新規事業としてスタートいたしましたチャレンジ・ファーマー支援事業は12件の申請がございまして、事業費規模で約849万円、補助予定額で約340万円となっております。内訳といたしましては、農力アップチャレンジ支援が5件で事業費規模で約343万円、補助予定額で約106万円、コスト低減チャレンジ支援が7件、事業費規模で約506万円、補助予定額で約234万円となっております。

  次に、ご質問3の(1)の?、事業の継続及び予算についてお答えいたします。チャレンジ・ファーマー支援事業については、平成27年から29年度の3カ年事業として計画させていただきました。平成30年産米からの大幅な米政策の見直しが予定されておりますので、これからの国の動向を見きわめる必要がありますが、今のところは3年間を一つのスパンとして考えております。予算についても今後の状況を見きわめながらお願いしていきたいと考えております。

  次に、ご質問3の(1)?、チャレンジ・ファーマー以外の支援及び今後の方向性についてお答えいたします。議員ご承知のように米価の長期下落傾向が続く中、国の米政策の見直しによる米の直接支払交付金の半減、30年産からの廃止が公表され、稲作を主業とする農業経営体の経営は厳しさを増し、所得確保が課題となっております。このような中、農業戦略策定会議との協議を踏まえ、所得確保のきっかけづくりとなる市独自の施策を検討し、今年度チャレンジ・ファーマー支援事業に取り組むことといたしたものでございます。本事業につきましては、農業所得の向上を目指し、農業経営の複合化や付加価値向上、コスト軽減にチャレンジしようという意欲ある農業経営者を支援していこうという事業でございます。当面は本事業に意を注ぎながら、今後については国県の動向や財源的なことを含めて検討していく必要があると考えております。

  次に、ご質問3の(1)?、各農家の反応についてお答えいたします。新規事業として市内の全農家に事業の内容を記したチラシを配付させていただきました。市単独の新規事業であることから、市に直接問い合わせをいただいたほか、JA等の情報を含め約30件を超える問い合わせをいただいてございます。また、来年も継続するのかというような問い合わせもあり、来年度に向け、意欲的に考えている農家がおられると推察しております。

  以上でございます。



◆18番(齋藤信行君) じゃ1つずつお伺いしたいと思います。

  まず、一日市長について、先ほど市長のほうからPR大使でそういった面も行っている。また、広報はたしか優秀な賞をもらったということで、広報も一つのPRだと思います。私ここで思うのはどういうことかというと、実質そういうのをやっていても、私もいろいろ市民の側へ立っていろいろお話を聞くと、市長は確かに物事やっているのはわかるんだけど、どういうふうな形でやっているのかとか、要するに顔が見えないという話をよく聞くんです。いろんな事業をやっています、方向性もこのように物事やっています、その過程を、要するにこういった形でもってこういった仕事だと、そういう部分が私は市民の方がわかりたいんだと思います。一日市長ということになると、確かに市長という職は大変だと思いますが、そういうことによって、市民の方が市はこういったのをやっているのがわかると。そういった部分の一日市長の部分のウエートも私大事だと思います。確かにPR、またそういうのも1つのあれなんですが、まずこの1点で再質問という形で、市長がどのような、やっているのはわかるんです。市民にわかってもらえるかというふうな形をどのような形で持っていくかということで、ここで伺いたいと思います。

  あと、2番目の地方創生の部分の、これはまず?の市長の部分、よそからの呼び込み、また働く場所の確保、若者が魅力のあるまちづくり、また交流人口の拡大、本当これトータルの部分で1つじゃ言いあらわせないと思うんです。だから、私はそれで、国のある講演会でちょっと聞いたんです。そしたら、今のふるさとというか、地方創生というのは、その首長の持っているリーダーシップ、1つのアイデアでもっていろんな交付金も例えばもらえるんじゃないかとか、例えば人口がどうして増えているか。それは、そこの自治体のやっぱり環境が、環境ということは、今物事を言っている全部の要するにトータルの部分だと思うんです。いろんな事業を行って、そういう中で私ここに挙げたのは事業が1つを2つにして、これUターン、Iターン、また移住とかそういったので地域振興課と商工振興課で関連して物事やっていると言いましたが、環境課的な、もうこののに取り組む、物事をやるのにはその環境を整えてやる。そういったふうな形の課というか、ぱっと行ったらそこでもう物事できるような、地方創生に取り組む、そういった物事というのはできないんかなと思ってちょっと伺ったんですが、ちょっと質問の仕方もあれなんですが、ちょっとアバウトになりますが、要するに1つの環境、そこの部分で一応再質問という形で、またわからなかったらお聞きしますが、それでお願いしたいと思います。

  また、小中学生に対する授業に関しては、4年生なりそういったところでまちづくりとか、まず最初は自分の住んでいる、子供の目線だから、そこの自治体になるんかな。自治体というか、自治会。その辺から始まって、6年生ぐらいになるとある程度、また中学生になると全体的なことを考えたりとか、そういったのがあるというのを今伺いました。はっきり言いまして、当然燕市に住んでいて、燕のことを考えてもらう。これ一番大事なことだと思うんですが、今はっきり言って国で言われている教育も地方創生の中では独自性を持ってもいいなんていう、そのように私受け取っているんですが、その自治体独特のこともできるんじゃないかなと思うんです。やっぱり将来的に今ここの場所がどうなる、子供からいけば要するにそこの自治会がどうなる、だんだん大人になってくると自治体がどうなる、将来的には今度国がどうなると。そういう物事を考える子供をやっぱり教育の中で考えてもらいたいんですが、今いろいろやっているということなんで、あれなんですが、私それでその中でもしできましたら今燕市の子供たちがどういう物事を考えていて、そういったのを模擬議会的なことで取り上げて、何か市の中でわかるような取り組みを教育委員会として、子供たちもこういったことを考えているんだよということで何とかできないものかと思ってこれ上げたんです。また、たしかさっきの話の中では中学校の公民ですか、そこのときになると自分が市長になったつもりでもって物事やっていくという何か授業も先ほどあるとか言っていましたが、その中で例えばここで述べてもいいような、こういったことを考えている子供がいたとか、そういうのがあったらまず例を挙げてもらいたいと思います。

  あと、3番目の農業問題、これ前の大原議員さんのところである程度もうわかったんですが、私はチャレンジ・ファーマーのそこの部分に限定してということなんですが、私が聞いたのではいろいろやっているのはわかるのと、あと将来的に何年後かというのが、今聞きましたら一応3カ年の計画。その中で農家が例えばそういうふうにこういう物事をやりたいんだけど言って、今の件数からいうと、もう予算的に見ると両方の農力アップチャレンジ支援とコスト低減チャレンジ支援ですか、これ合わせると全部で12件なんです。そうすると、3カ年やるとどうなるんかわからないけど、12件、12件でいくと3カ年でせいぜい36件ぐらいの対応しかできないということですよね。その辺のあれはあれなんですが、それで一応農家の反応はこういったのでどのぐらいの反応、一応30件の問い合わせがあったということで、今後またこれ以上増えるのか増えないのか、それはわかりませんが、そういった物事の対応についてまたお伺いします。それ再質問したいと思います。



◎市長(鈴木力君) 2回目の質問いただきました。私から2点お答えしますけれど、1点目の一日市長の関係で、PRとかじゃなくて、燕市といいましょうか、私がいろいろ打ち出している政策というのがまだ市民の方々理解されていないと。それを理解してもらうために一日市長というやり方はどうかというご質問のように受けとめさせていただきましたけれど、確かに従来の政治環境と違って、何か箱物ぼんと建てて、あれ建てたのがあの市長だというようなわかりやすい環境はかつてあったんだろうと思いますけれど、今はそういった環境になくて、どちらかというといろんなソフト事業を打ち出すという環境なもんですから、なかなかその事業にかかわったり、事業を知っている方にはそれなりに理解してもらっていても、その事業なりとちょっと距離がある方々にとってみるとまだ何をやっているかがよくわからない。そんな感想を持たれるのはある意味やむを得ないことかもしれないというふうに思っていますけれど、それをわかってもらう手法として、じゃある人を一日市長に任命したからといって、その人はわかってくださるかもしれませんけれど、なかなかあまり効果的な方法ではというふうに、私の頭の中ですぐにちょっと結びついていきにくいなというふうに思っています。市のいろんな仕事を理解してもらうためには、やはり広報なりホームページなりという当たり前のやり方と、あとはふれあいトークという実際の地域に入っていって、こんなことをやっています、こんな課題があるんで、こんなというようなことをやって、それは地道に積み重ねていくしかないんじゃないかなというふうに思っていまして、そういった意味で昨年からふれあいトークについても大きな会場で3回ぽんと、燕、吉田、分水の3地区で大きな会場でぼんとやるんじゃなくて、どちらかいうと各小さい公民館でもいいから、なるべくいろんなところにお邪魔してこんなことをやっています、こんな課題に取り組んでいますということをお話しする機会をふやしていこうということで、昨年からちょっとふれあいトークもやり方を変えたりしていますので、そういったことを地道に積み重ねていきたいというふうに思っています。

  それから、一日市長というのはそんなにやる、やらないにこだわる必要ないのかもしれませんけれど、ある意味もう逆に言うとどこにでもやられている手法といいましょうか、よくある手法なので、PRとか、情報発信とか、あるいは仕事を理解してもらうということに、例えば燕市が一日市長始めましたと言っても、私あまりインパクトがない。むしろ子ども広報というのをやって何か賞とったよとか、今回も東京つばめいとというよそではやっていないような事業やって、若い人たち、高校卒業した後の大学生とかの人たちに今ふるさとではこんなことやっているんだよとかというようなことをやったということでこの間も新聞に載りましたけれど、やはりよそでやっていない仕事を通じてPRすることのほうが私は効果的なんじゃないかなというふうに思っていますので、先ほど来言っているように二番せんじのやり方よりは燕市独自のやり方いろいろ考えながらやっていく、情報発信していくというほうが効果的なんじゃないかなというふうに私は今思っているところでございます。

  それから、地方創生の関係で、ちょっとご質問の趣旨取り違えているかもしれませんけど、要はリーダーシップというのが大切だということで申し上げれば全くそのとおりでございまして、ある意味地方は競争させられているといいましょうか、競争させられる環境になっちゃったということは否めない事実だと思うんです。そういった中でどういう方向に向かっていくか、あるいはどういうスピード感で取り組んでいくかというのはまさに首長のリーダーシップが問われているということだろうと私自身認識しておりまして、そういった意味では先ほど最初の答弁にもありましたように国から言われる前にそのテーマについて取り組みを始めましたよと。通常であれば定住人口、よくあるそれに次ぐ概念としては交流人口という2つぐらいの人口の概念があるところに、私としては活動人口という、議員からご指摘ありましたように市と住民の方が一緒になっていろんなことに取り組むということをふやしていくという活動人口とか、交流だけじゃなくて、外から応援してくれる応援人口とかというこの2つの概念をいち早く導入した中で取り組みを始めているという意味では、私自身この置かれた環境の中でリーダーシップを発揮しながら取り組んでいこうというふうに思っています。そういった中で企業が主役になってもらう、あるいは若い人が主役になってもらう、女性の方が主役になっていろいろ活動してもらうという意味で、それがどんどん活躍できる環境ということをつくっていくためのいろんなプロジェクトを今用意し始めているということで、若い人というのを例にとれば若者会議というのを始めたし、今度は東京つばめいとというのを始めましたし、女性であれば今年は女性が輝くプロジェクトというのを、主役は女性たち、若者たち、あるいは産業であれば企業という方々がこの厳しい状況の中でどういうふうに活動していくかということの環境づくりといいますか、場づくりというのをしながらそこを行政がサポートしていく。そんなことをベースにしながら地方創生というのを組み立てていければなと、そんなふうに思っているところです。

  以上です。



◎教育長(上原洋一君) 齋藤議員からは、独自性を是非打ち出してほしいという強いメッセージいただきましたので、お答えしたいと思います。

  先ほど私のほうから幾つか市教委の取り組みについて列挙させていただきましたけども、幼稚園、保育園、こども園の園児から今20歳以下まで非常に幅広いターゲットに対して、こういうふうに今多くの事業に取り組んでいるところであります。これらの取り組みというのは市オリジナルのものでありまして、そういった面では私は独自性というのは十分打ち出しているんではないかなと今考えております。

  それから、議員ご指摘のとおりまず小学校段階まではある程度地元のことをよく知ったり、好きになったり、愛着を持ったり、誇りを持ったり、そういうとこから始まるんですねというお話でしたけど、まさにそのとおりでありまして、それに続く段階としましてだんだんリーダーシップや何事にも積極的に挑戦していこうというチャレンジ精神ですとか、仲間と一緒になって物事に取り組んでいこうという心が育んでいくように、こういうプログラムも組まれています。その中で恐らく子供たちが自分自身をしっかり見つめて、燕市のことだけに限定するのではなくて、自分の将来のことや夢や希望や目標というのをしっかり考えていくことになろうかと思います。そういう過程の中で当然愛着を持つ燕市のこれからについても思いをはせていくものと期待しているところであります。



◎教育委員会主幹(長谷川智君) それでは、具体的なことについて例をということですので、少し紹介させていただきます。

  まず、6年生の総合学習についてですが、先日依頼文がこちらのほうに学校から参りまして、6月末に市内の小学校の6年生がここに来て、いろいろ市の職員に質問したいということで来ております。例えばどうして燕市は、世界に通用するような技術が生まれたんですかとか、なぜラーメンが有名になったのですかとか、燕史上一番の偉人は誰ですかとか、そういうような燕市に対して今自分が興味を持っているものを聞きたいと、生の声を聞きたいということで来る予定になっております。これまさに今現状を知って、そして誇りを持って将来考える人間になってもらうための第一歩じゃないかなと思います。

  それから、中学校のほうですが、ご指摘のとおり実際に中学校から市長になって、こういうことをしたいというような具体的な要望が来ているわけではないですけども、教室内でそのような地方自治の具体的なものを出し合うということは、校内における模擬議会的な、教室内での模擬議会といってもいいと思いますが、そういうものを出し合うということ自体にまず意義があるんじゃないかなと思っておりますし、また学校のほうにもその中で本当に有効なものだとかいいものがあれば紹介してもらえればなということで、学校のほうにも声かけていきたいと思っております。



◎農林部長(三富仁君) 件数が少ないのではないかというようなご趣旨のご質問かと捉えております。本事業は、単なるばらまきではなく、やる気のある農家が所得向上を目指して、ある程度のリスクを抱えながらチャレンジする取り組みに対し係る経費の一部を補助しようとするものでございます。チャレンジいたしました意欲ある農家の取り組みが成功しまして、所得向上につながって、それらが波及することによって地域農業の活性化に結びつくことを期待しております。増えるかどうかについては今後検証していく課題と考えております。



◆18番(齋藤信行君) じゃ再々質問ということで、市長、一日市長というのは私当初これを持っていく上に市長のリーダーシップ、またそういったいろんな仕事の中で市民にわかってもらうための一つの方法であるんじゃないかなと思って私今回聞いたわけでございますが、一番大事なのはそこまで持っていくプロセス、それをいかに市民の方に理解してもらって、市長がやるんであれば我々もというような、そのような雰囲気を燕市に、1つの自治体だったら自治体の中でそういった雰囲気に持っていくのはやっぱり市長だと思うんです。そういった意味合いにおいては市長はこれやるんだと、燕市はこれやるんだということになれば、そこに当然職員もついていかんばだめだし、市民も賛同してついていく。そういった部分をいかに市民に見えるようにするかというので私上げたのが本音なんです。ただ、そこまで持っていくほとんどの段階でもってある程度、それは言われたのはさっきの市長の答弁のとおりだと思いますが、やっぱりやる以上は燕市はもう何年後このような形でいくんだ、市民の皆さん頼むよと、このぐらいの市長、意気込みがあってもいいんじゃないかなと思うつもりで書いたんですが、それはまたそれといたしまして、やっぱりわかりやすく皆さんがついてくるように説明するのも一つの方法でもあるし、PRするのも方法であります。そういった意味合いにおいて再々質問でありますが、また市長の決意なりをお願いいたしたいと思います。

  また、はっきり言ってそういったので連携してやってもらう部分、ある程度の例は挙げてもらいました。本当わかりやすいというか、例えば燕に行ったらこれこれこうなんだよというのを、例えば1つの場所聞いたらもうぽんと出るような体制、これはもう各自治体私今度将来的には競争だと思います。燕の場所開いたらもうすぐ何でもわかったと。やっぱりそういった意味にあって物事、人が住みやすいようにする、移住してもらう。やっぱりわかりやすくて、住んでもらうには環境だと思うんです。当然今言われております出生率にしても、どうして出生率が高いのかいうて、それが今何か国のほうでも話題になっていまして、日本で一番高いのは徳之島町だそうです。それで、何か国会の先生方がかなり視察しに行っていますが、どうして出生率が高いのかと。やっぱり最終的にはそこの町を取り巻く環境だと思うんです。そういった意味合いもあって、私この物事の事業の中で環境が大事だから、1つの物事で環境課的な連携が何とかできないかと思ってここで私聞いたんです。

  あと、教育関係ではいろいろやってくれるということで、本当燕を思う子供たちがやっているのがいいんですが、それをまた発表する機会も設けるという意味で私模擬議会的なことを言ったんです。それは、また例えば自分の子供がそういったのに携わっていて、親御さんあたりがこういったのも燕市で発表するのあったよとか、同じ勉強していても、子供たちも発表する場所があってもいいと思うんです。その辺をまた再々質問でお願いいたします。

  農業問題、少ないんじゃなくて、私が聞いたのは件数がこれだけ来ているけど、3年間で今30件の問い合わせだから、また今度問い合わせ来たときには対応できるんかなと、そういった意味合いで聞いたんです。

  以上、そういった質問で。



◎市長(鈴木力君) 再々質問にお答えします。

  私が目指す燕市としての方向性、それをしっかり市民の皆さんに理解していただきながら、その実現にしっかり取り組めという趣旨だというふうに受けとめさせていただきました。そのように頑張っていきたいというふうに思っております。そういった意味では誰かに一日市長になってもらうんじゃなくて、私が市長としてしっかりリーダーシップを発揮していくということなんだろうと改めて理解させていただきます。ありがとうございます。



◎教育長(上原洋一君) 発表する場の大切さ、ご指摘のとおりだと思っております。先ほど私が申し上げました多くの事業では、当然成果発表会ですとか、帰国報告会ですとか、それから当然スピーチコンテストなどは公開されて、市民の方々からおいでいただくことが可能になっております。そういった点では発表する場を具体的に設けていくことをこれからもしっかり続けていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。



◎企画財政部長(五十嵐嘉一君) 地方創生に関連いたしまして、2つの意味での環境ということでお答えさせていただきたいと思います。

  まず、市役所内での環境整備という関連についてでございます。これは、以前議員さんからもご指摘いただきましたが、まず移住、定住のための総合窓口がないという指摘を受けたことがございました。それに関連いたしまして、本年4月から地域振興課の中に交流促進係という移住、定住のための総合窓口を設置させていただきまして、現在先ほど市長が申し上げました東京つばめいとは移住、定住のための関係で首都圏の大学回りなどをさせていただいておるところでございます。

  それから、もう一つの意味での住みやすさの環境という関連でございます。私も徳之島、伊仙町というところがたしか平成26年の合計特殊出生率が2.81ということで、極めて高いという話は聞いております。これは、住みやすくて環境がいいというのはもちろんございますが、あわせてコミュニティというのが非常に濃密で、共助、それから支え合いの精神というのがもう以前から育まれているということで血縁を超えたコミュニティがあって、非常に子供が育てやすいというふうな話を伺っております。そういった観点からも当市の政策の中にも生かしていければというふうに考えておりますんで、よろしくお願いいたします。



◎農林部長(三富仁君) ご質問の3年間で30件対応できるかということでよろしいんですか。それは、予算的なこと、事務的なことでしょうか。その辺少しお願いします。



◆18番(齋藤信行君) 最初の答弁の中で、今30件ほどの問い合わせがあったと、今回。一応27年から29年の3カ年間の一応事業と。そうなった場合農家はどのぐらいの問い合わせが来るかわかりませんが、例えばこれを計算すると今12件ですよね、今回。例えばこの30件がその中におさまったとして、それ以上になったらどうなるんかなと、そういう質問でした。



◎農林部長(三富仁君) 予算の範囲で対応させていただきたいと思っています。



◆18番(齋藤信行君) これで質問終わりたいと思います。



○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。

          午後 2時04分 休憩

          午後 2時19分 再開



○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。

  次に、7番、宮路敏裕君に発言を許します。



◆7番(宮路敏裕君) 議長の発言の許しを得ましたので、通告に基づいて質問を行ってまいります。

  まず、大項目の1つ目、旧燕工業高校跡地利活用提案事業について、基本的認識について順次伺ってまいります。旧燕工業高校跡地は、周辺の住民や散歩をして近くを訪れる市民が口々に一体どうなるのかと話題にし、関心を寄せているところです。この旧燕工業高校跡地の利活用に当たり、当局による提案説明では、用途指定解除が承認されたことを受け、特別養護老人ホームなどの福祉施設としての活用を求める要望や文化的施設整備を望む意見、住宅団地として造成し、分譲したらどうかという提案などさまざまな見解があり、公平性の観点からも何らかの選考プロセスを経る必要があるという認識に立って、事業者提案制度の導入を立案したという、こういう説明がありました。私は、公募を開始したこの事業者提案制度を否定するというわけではありませんが、この制度には課題もたくさんあると思います。

  事業者提案制度は、地方自治体のさまざまな事業に取り入れられ、安かろう、悪かろうという弊害を乗り越え、質の高い提案を期待できるというメリットがある制度という意見もありますが、自治体が財政負担を抑え、公共目的を最大限達成していくためには事業計画への市民の参加と行政側の交渉能力にかかっている、こう指摘する専門家もいます。今度の跡地利活用事業に当たり、市の財政負担を最小限に抑え、公共目的を最大限に達成していくということは、市民にとって大事なことであります。そこで、基本的認識について4点伺うものです。

  1つは、福祉施設や文化的施設、また住宅団地造成などのこれらの要望、提案がこの間あったという説明でした。私は、これらの要望というものは市民にとって資する、それぞれ意義あるものになり得るのではないかというふうに思いますが、一体これらがどういう過程でどのような人から出されたものなのか。また、市当局から周辺住民始め市民の要望、意見を酌み取るための何らかの施策をこれまで積極的に行ってきましたか伺います。

  2つに、事業提案について、民間の活力やノウハウに基づく自由度の高い新たなる提案も期待し、想定しているということでありますが、何を想定しているのか。福祉施設や文化的施設、住宅団地造成以外にも市として想定しているものがありますか伺います。

  3つ目に、事業提案の申請書類とプレゼンテーション及びヒアリングを実施して、審査委員会が審査し、提案していくことになっています。委員の中に近隣自治会長が含まれる予定ですが、どこの自治会を考えているのですか伺います。

  4つ目に、応募に関する留意事項の中の市内業者の活用について、事業実施に際して業者を採用する場合には可能な範囲で市内業者を採用するように努めるものとするとあります。この文面では、審査で高い評価を獲得すれば、市内業者が入っていなくても採用される場合もあり得るということを私は解釈しますが、そういう認識でよいのか伺います。

  次に、大項目2つ目、燕市子ども・子育て支援事業について、中項目でいいますと幼稚園、保育園、こども園の施設整備についてであります。まず、本市においては安心して子供を産み育てられるまちづくりを目指し、子育て、教育環境の整備や多様な保育サービス、子育て家庭への支援が現在今行われています。さらに、就学前児童の保護者や小学生の保護者を対象にしたニーズ調査も行い、その結果を踏まえて子ども・子育て支援事業の実施計画を策定し、取り組みが進められています。その計画の中で教育、保育の一体的提供及び当該教育、保育の推進に関する体制を確保するためには子供の育ちの観点を大切にしながら、教育、保育機能の充実と施設の整備を一体的に捉えた環境整備が必要であると子ども・子育て支援事業の実施計画では、こう結論づけています。そんな中で幼稚園、保育園、こども園の施設整備についても大事なこととして位置づけられていると私は思います。

  そこで、現在市内の幼稚園、保育園、こども園の建築年数、これはさまざまであることは承知していますが、主に古い建築年数の施設というとどこの施設で築何年経過しているか伺います。

  2つ目に、幼稚園、保育園、こども園、それぞれ当該施設の園長さん、また保護者の皆さんからの施設整備の要望はどのようなものが上がっているのか伺います。

  これで1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) 宮路議員のご質問にお答えいたします。私からは、1番の(1)の?についてご答弁させていただき、それ以外の項目につきましては部長のほうから答弁いたします。

  事業者提案制度による旧燕工業高校跡地の利活用の関係で、どんな民間からの提案というのを想定しているかというご質問でございますけれど、ご案内のとおり4月の30日から10月30日までの6カ月間で民間事業者からの自由な提案を広く募集しております。この際には土地の活用方法についても購入、賃借、無償貸与を問わないこととするなど活用条件を広げております。したがいまして、予断を持たずに自由度が高く、なおかつ実現性の高いというようなアイデアが幅広く提案されることを期待しているところでございます。



◎総務部長(斎藤純郎君) それでは、私のほうからご質問の1番、事業者提案制度による旧燕工業高校の跡地利活用について、?と?、?についてお答えをさせていただきます。

  まず、(1)の?でございます。今までの活用策のアイデアにつきましては、庁内で組織された検討委員会で検討したものと議員の皆さんからも一般質問の中で多数ご意見、ご要望をいただいてきたものでございます。また、平成19年の2月に県から譲渡を受けた後、10年間は埋蔵文化財の保管場所や体育施設として使用するように用途が指定されておりましたので、今までは市民の声を酌み上げる段階には至っておりませんでしたが、用途指定が解除されたことを受けまして、さまざまな活用法の検討が可能となったことから、地域のニーズをより効果的に事業に反映させる手法として事業者提案制度を導入したものでございます。つきましては、提案内容の審査の過程で周辺の自治会の自治会長さんから審査委員会に入っていただき、ご意見やご要望をいただきたいと考えております。

  次に、?についてお答えいたします。審査委員会に入っていただきたいと考えております近隣の自治会長さんにつきましては、中央通五の三、三王渕、灰方のそれぞれ自治会長さんにお願いしたいと考えておりまして、今後正式にご依頼を申し上げたいと思っております。

  最後に、?でございます。市内業者の活用につきましては、地域貢献の観点からも積極的に提案内容に反映していただきたいと考えておりますけれども、議員ご認識のとおりこれは必須要件ではございませんので、たとえその内容が提案内容に入っていなくても、総合的に最も高い評価を受けた場合にはその提案事業者が採用されるものでありますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



◎教育次長(金子彰男君) 私のほうから大きな2番、子ども・子育て支援事業についての、最初に市内幼稚園、保育園、こども園の建築年数の古いものということでございます。最も古い施設につきましては、燕東幼稚園で48年になります。

  その他築年数40年以上の施設につきましてお答えをいたします。地蔵堂保育園が44年、吉田日之出保育園の3歳以上児棟が42年、燕保育園が41年となっております。

  それから、施設整備の要望についてということで、2番のご質問でございます。幼稚園、保育園、こども園の園長、副園長及び保護者の方からいただいております要望でございますけれども、冷暖房等の空調設備の老朽化に伴う機器の入れかえ、また未設置保育室へのエアコン、網戸の設置、また汚れの目立つ外壁塗装の塗り直しや内壁、それから床の老朽化に伴う修繕及び園舎建物以外では門扉やフェンス等の腐食などさまざまな要望が出てきておるところでございます。このうち特に保護者からの要望の強い冷暖房設備の設置につきましては、今年度は現在未設置の3歳児保育室への設置工事を進めさせていただいております。その他の要望につきましては、緊急性や必要性等から判断をして、順次改修等進めてまいりたいと考えているところでございます。

  なお、幼稚園・保育園適正配置実施計画に基づきまして、大規模な施設につきましてはこれまでに燕南こども園、それからよしだ保育園、吉田西太田保育園、私立ではきららおひさまこども園の整備を進めてまいりました。さらに、今年度は仮称ですが、燕西こども園の施設整備も予定させていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(宮路敏裕君) それでは、2回目の再質問ということで進めてまいります。

  大項目1つ目の燕工業跡地利用についてからでありますが、今ほどこの事業に当たって、これまでは用途指定があったことも含めて、市民のほうからは意見を求めることはしていなかったが、この事業者提案制度を通じて地域のニーズを反映させていくというお答えでありましたが、私この問題を取り上げるに当たって、その民間提案業者は市内外、県外も含めてこれから応募があり得るかと思いますけれども、本当に1回目で言いましたようにこの制度のメリットを生かしていくという点では市民の参加、市民参画というものが私は一つのキーワードだと思っていまして、その点で民間業者がどういう形で燕市民の声、特に周辺自治体の皆さんの声を吸い上げていくかというのはこれからのことでわかりませんけれども、市としても今後それを事業者との協議を進めていく上でもしっかりと市が地域ニーズ、市民の声を素早く、そして多様に多くつかんでいくことが大切だというふうに思います。

  市民の財産であります跡地の利活用について、事業者公募実施の実施要綱というものがありますけども、その中で地域ニーズを把握している燕市と民間事業者が連携して地域と当該エリアを一体的に整備したいとうたっています。これが先ほどの斎藤部長からの説明があった内容も含まれるのかと思いますけども、しかし私先ほど述べたように周辺自治会、周辺の住民の、あるいは市民の要望、意見を酌み取るという点では本当にまだこれからということでありますけども、私はそのことを強調したいと思います。私燕市の工業高校跡地周辺の6つの自治会、その自治会長さんにもお会いして、跡地の利活用についてはこれまで市から要望、意見が求められたことがありましたかという、これについては市当局からはこれまではなかったと。これから各自治会長さん含めて意見、要望求める、そういう機会があるのかと思いますけども、今後実施要綱のスケジュールによれば11月ないし12月には提案された事業計画のヒアリングを行い、来年2月には市当局と業者が詳細協議を行うことになっています。こういうスケジュールです。私は、その間に市当局が地域ニーズをしっかりと把握してヒアリングや詳細協議に臨むことが極めて重要だと思っています。先ほど紹介しました自治会長さんに計画作成の段階で周辺住民の要望、意見を上げてもらい、少しでも計画に盛り込まれるようにすることが大事ではないかということを自治会長さんにお話ししますと、自治会長さんからはそのとおり大事なことで、そのようになればいいと一様におっしゃいました。大事なことで、中には町内の住民に集まってもらって要望を取りまとめて市に上げてもいいのかと、こうおっしゃる自治会長さんいました。

  そこで伺いますが、地域ニーズの把握のためにアンケートかどういう形式にするかは別として、少なくとも周辺住民を対象に何らかの意向調査を市としても実施するべきではないかと思いますが、いかがか伺います。



◎総務部長(斎藤純郎君) 宮路議員さんから周辺の自治会の自治会長さんにお話をいただいたということで、まずもってお礼を申し上げたいと思っております。そういう意味で自治会長さんから審査委員会にお入りいただいて、さまざまご意見をいただくことが私ども大事と思っております。しかしながら、その前に民間の事業者からよりよいアイデアを出していただくことがこの事業者提案制度のまずもって大きな目標でございますので、そういう意味でそれをまず考えていきたいということでございます。そのアイデアをもとにまた自治会からご意見をいただきたい、そのために審査会を開かせていただくということでございます。審査会の中では十分に事業者からいただいたアイデアを市に有利なような形でまた協議をさせていただくという仕組みでございますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(宮路敏裕君) 今事前に住民からの意向調査とまでいかなくても、自治会長さんに審査委員会に入ってもらう。そして、民間のアイデアを通じて、その中で盛り込んで反映させていくということですが、住民の意見というのは多様な意見があると思います。その多様な意見に全て応えられることはないと思いますけれども、私は市民が一体何を望んでいるのか、そういう傾向というものが意向調査を通じて知ることができて、そういう傾向、市民の望んでいることがわかることによって業者との詳細協議の中でもそれが反映される、盛り込まれていく。そういうことが担保されていくのではないかというふうに私は思いますし、市民の側からいえば意見を聞いてもらえたということで、こうした事業と市当局への信頼感というものを持ってもらえるようになるのではないかというふうに私は考えるものであります。それで、こういう指摘をしております。

  自治会長さんとの話の中で、工業高校の統合によって閉鎖された工業高校のグラウンドは、閉鎖の数年前に暗渠工事を施し、大変水はけのよい敷地になっているそうですという話がありました。そして、近くにありますスポーツランド燕と連携したスポーツ施設をとか、あるいは若者が集えるように、そういう場所になってもらいたいとか、あるいは雇用の場を提供してもらいたい、こういう声がある。その自治会長さんにちらっと聞いた話の中ではそういうことも出されております。私これ繰り返すようですけれども、昨年私燕市の下太田に立地していた旧保健センター跡地の売却問題に当たって、地元住民が直前まで知らなかったことで市当局への不信を持った点を指摘したという経緯がありましたけれども、この跡地利用計画についても私は何らかの形で計画が始まる今から市が市民の、あるいは周辺住民の要望、あるいは期待なども含めてつかむことが極めて大事じゃないかということを改めて思いますけども、いかがでしょうか、それについての見解は。



◎総務部長(斎藤純郎君) 事業をなすにあたりまして、周辺の住民の皆様のご理解を得るために一生懸命ご説明をさせていただくということは、これは非常に大事なことでありますし、私どももそうさせていただきたいと思っております。今回の事業者提案制度の事業者からのよりよいアイデアを出していただくために、まず先入観なくよりよいアイデアを出していただくため、そういうことが必要でございます。したがって、できるだけ縛りをかけない形で、今いろいろなアイデアを出していただける期間を設けておりますので、そこのところをご理解いただきたいと思います。出てきたアイデアをその後いろいろな形で検討させていただく、検討委員会の中で地域の住民の皆さんの代表である自治会長さん、そして市民の代表であります市議会の皆様ともやりとりをさせていただいて、よりよい計画へ持っていくというやり方でございますので、その点をよろしくお願いいたします。



◆7番(宮路敏裕君) 今ほどよりよい計画というふうにおっしゃいましたし、先ほど午前中の議論の中でも市長も民間業者との間でデザインビルドを通じてここの点はもっとこうしたほうがいいんじゃないかという、そういう協議をしていくという説明ありましたけども、ここをというところを市民、特に周辺住民含めてこういう思いがあるんだということ、事前にやっぱりわかっているかわかっていないかで大分違うんじゃないかというふうな私は問題意識で指摘したところであります。この点で見解がありましたら一言お願いします。



◎総務部長(斎藤純郎君) 午前中の一般質問の中で、先ほども宮路議員さんおっしゃられましたデザインビルド、修正しながらよりよいものを行政がプロデュースして、中に入ってやっていくという意味では宮路議員さんがおっしゃられるとおりなんです。ただ、今の時点で民間事業者からよりよい提案を6カ月間かけて考えてもらっておりますので、その提案を縛るような形は今のところ考えておりませんと、そういう意味でございます。ただ、周辺の皆様にきちっと説明をしていくというのは私どもの責任でございますので、そのような形で一生懸命取り組ませていただき、議会ともご相談をさせていただき、よりよいものをつくり上げていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(宮路敏裕君) 今周辺の住民の皆さんにも説明していくということですが、これについてはどのぐらいのスケジュールの時期を考えていらっしゃるんでしょうか。



◎総務部長(斎藤純郎君) 今のところはご説明させていただいたスケジュールでは、この10月末までに提案が出てまいります。その中でプレゼンテーションしてもらったり、検討委員会の中でご協議をしていただくというようなことでございます。その中に自治会長さん入っていただくことにさせていただきますので、よく自治会長さんとまた相談をさせていただきたいと考えております。



◆7番(宮路敏裕君) じゃ次に、同じ第1項目の中の小項目の4番目についてですが、今ほど私の?の質問の中で市内業者の活用については、これは必須条件ではないという、そういうお答えでありましたけれども、そういう要綱になっている以上はそれ以上のものがないのかもしれませんけれども、やはり私はこの事業に当たり、地域への貢献、このことは審査委員会の審査基準の中にも地域への貢献ということがうたわれていますけども、地域への貢献という意味でも市内の業者がしっかりと仕事を請け負うというふうなことになるように、これ最大限の努力ということになるかと思いますけども、やっぱり私はそういう形にしていかなければならないものと、そういう事業であるかというふうに私認識しますけども、見解がありましたら伺います。



◎総務部長(斎藤純郎君) 事業者公募プロポーザル実施要綱ということで出させていただいておりまして、先ほどもお話をしました市内業者の活用ということで宮路議員さんからもお話しいただいたわけでございます。極力市内業者を使ってほしいということでございまして、実は審査基準の中にも配点がそれあるんです。したがいまして、最大限やはり縛っていると、そういう部分では縛っているんです。だから、努力してもらいたいということです。しかしながら、それを超えて、さらに他の項目で点数がよかった場合は総合的にそちらが上回るということでございます。基本的には宮路議員さんがおっしゃられるように市内企業を使っていただくように努力していただくよう取り組んでまいりたいと考えております。



◆7番(宮路敏裕君) 最大限努力していただくことを期待しまして、大項目の1の質問はこれで終わらせていただきます。

  次に、大項目2のほうでありますが、答弁で市内の古い施設、40年以上の建築年数のところが3つの施設があるというご答弁がありました。私もそのほか含めて古い建築年数の施設について少し資料もいただきまして、この幼稚園、保育園、こども園の施設については昭和40年代、50年代に建てられ、建築年数が先ほど40年が出ましたけども、建築年数が30年以上の施設が17あり、その中でも30年間一度も改修の手が入っていない施設があります。私は、それらの施設を見学に回ってきました。その結果、遠目から見る範囲では外観の汚れがそれほどでもない施設と外壁の黒ずみが大変目立つ施設と二分できるように感じました。このことは当局の皆さんも子育て支援課の皆さんも重々承知されていることだと思います。しかし、園児を預けています保護者の方の切実な声、こういう声を承知されているかということであります。

  私は、燕北幼稚園の保護者の方から、約20人の方から聞かせてもらった声がありまして、紹介していきますと、1つに外壁の黒ずみを、これ燕北幼稚園のことです。外壁の黒ずみを見ると、一様にすごいと言われる。次、実家の母もお化け屋敷みたいという。保護者は、まず外観を見て入園を判断する。次、4年前に引っ越してきた。黒ずみに最初ためらった。次、主人も入園していた。お昼寝がいい。外壁を見て、入園をやめた人もいる。次、七夕のとき祖母が見に来て黒ずみを見て、どうにかならないのかと。次、ガラス拭きに来て、高圧洗浄機も使ったが、外壁の黒ずみは落ちなかった。次、外壁の黒ずみはほかにこんなの見たことがない。入園人数が減った原因ではないか。よいところもいっぱいある。去った人もいる。以上、保護者の皆さんが、これは市当局に知ってもらいたい、そういう声であります。

  保護者の方に大変喜ばれている声も聞かせてもらいました。市外から引っ越してきた。3人目が入園。見た目がのびのびしているとお母さんは話している。小中川から北幼稚園に通っている。よい教育をしていることを知り、ここに決めた。次、自然が豊かでよい教育をしている。次、ナビで探した。先生が優しい。子供も喜んでいる。次、自然が豊かで大好き。一番の強みが小学校の校長が兼任していて、連携がとれていること。次、何かとよい点を知り、吉田から来ている。次、わからない人が多い。子供たちが喜んでいるので、決めてよかった。黒ずみにためらいもあったが、小学校もあり、入ってよかったと思っている。

  さらに、もう少しだけ紹介させてもらいますけども、切実な要望の声も寄せられました。よい施設である。お昼寝があることがメリット。絵が描かれていれば、外から見て幼稚園とわかるのに。次、下の子は南こども園へ入った。在園している間に壁に絵が欲しい。次、主人も卒園した。きれいにしてほしい。次、幼稚園教育のニーズに応えるためにも今後も存続を願う。次、何の施設かわからなかった。のぞいてみて初めてわかった。よさを知ってもらいたい。私は、これらの切実な声を大変重く受けとめてお聞きしました。保護者の皆さんは、子供のために外観はどうでもよい教育だと判断して通わせているその熱意が伝わってくるところでした。ただ、外観だけの判断でほかの園に行ってしまう保護者が現にいることをこの幼稚園の保護者の方は大変悲しんでいる、そういうことも受けとめました。ほかの園でも切実な声があると思います。これらの要望が私はぜいたくな要望でしょうかというふうに考え、先ほど前の同僚議員の議論の中でも子供子育てしやすい環境についての議論がありましたけれども、行政の側がこうした切実な声を真摯に受けとめて応えていくべきじゃないかというふうに私は思いますけれども、いかがでしょうか。



◎教育次長(金子彰男君) 大変ご足労かけたようでございます。ありがとうございます。

  先ほども申し上げましたが、基本的には緊急性、それから必要性等で順位をつけながらということでございます。外壁についても各施設によりましてその汚れの程度が変わってきていると、場所的なことがあるのか、環境的なことがあるのかちょっとわからんのですけど、そういうことがあり得るのは確かでございます。ただし、どうしても日ごろ実は園児を見る、生活を支えるという中においては、どうしても施設内のほうに目が行くというのはご理解をいただきたいと思います。

  それから、もう1つはやはり外壁がなかなか経費的に高うございまして、それにさわるにはそれなりのやはり財政的な背景も必要になってまいりますので、順位が少しずつ低くなってきているのかなとは思います。ただし、今のお話もございますので、少し前向きな対応ができるのかどうか検討しなくちゃいかんのかなという気ではございますが、今のとこの結果としては外壁についてのものについては少し順位が低くなっているということでございます。

  以上です。



◆7番(宮路敏裕君) 今ほどの答弁でも緊急性、重要性の問題、あるいは外壁ということになると大規模改修ということに相当するのかということもあるかもしれません。ただ、こういう声があって、この園の保護者の方々はこんなにいいところなのに、来年新規に入園を考えようとする方が外だけを見て判断されたという、非常に本当に心配している、残念がっているということは、是非当局の皆さんにもこれは受けとめていただきたいと思いますし、大規模改修じゃなくても、一定の小規模改修も含めて可能であれば、先ほどの要望の中で遠目から園だということがわかるかどうかというのは確かに絵がついているとわかる。大分これ違うと思うんですけども、そういうことも含めて是非私は検討課題とするぐらい、そのぐらいの声が寄せられたんじゃないかというふうに思いますけれども、その点についていかがでしょうか。



◎教育次長(金子彰男君) ご指摘いただきました入園の際の判定基準ということになるとちょっと影響が大きいのかなという感じもしております。また、絵が描いてあればということなんですが、その辺も経費の関係もあって、なかなか進まないのかなと思っております。施設改修につきましては、先ほど申しました大規模なものについては順次適正配置計画に基づいて運用しているところでございます。その中でまた財政的な面も踏まえて、財源の確保も踏まえてですが、対応ができるかどうか検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(宮路敏裕君) 是非検討課題にしていただきたいと思いますし、これ最後の私からのあれですけども、是非こうした北幼稚園に限らずですけれども、保護者の方から生の声を聞いていただきたいということが要望がありましたら是非そういう場を持っていただくことを私は提起したいと思いますけども、要求したいと思いますけども、是非答弁お願いします。



◎教育次長(金子彰男君) 議員さんのほうから直接お聞きになったというお話、先ほどお聞かせいただきました。実際は保育士、また園長、副園長もおりますので、具体的にはそちらのほうからお話が入ってきているかなというふうには思います。直接お聞きするタイミングがあれば、それも検討の一つかなと思います。

  以上でございます。



◆7番(宮路敏裕君) 今のこの問題取り上げた件でも園のほうの園長さん、副園長さん含めて、要望もこれまでも上げていらっしゃっているということを受けた上で私も話を伺いましたので、是非これからもそういう要望など声を聞く機会を持ってもらうことを、これは求めまして私の質問をこれで終わりたいと思います。



○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。

          午後 3時00分 休憩

          午後 3時14分 再開



○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。

  次に、9番、小林由明君に発言を許します。



◆9番(小林由明君) それでは、本日最後、一般質問をさせていただきます。

  大項目1、住民とともに取り組む情報の活用についてです。中項目1、住民から提供された情報の活用について。?、パソコンやスマートフォンの普及が進み、誰もが簡単に情報の発信や収集を行うことができるようになっています。住民の情報発信力を防災や観光、まちの安全、安心の実現など市政に生かしていくべきではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。

  ?、住民から写真つきで提供される市内の危険箇所や魅力的な場所などの情報が掲示されるページをインターネット上に設置できないものでしょうか。

  中項目2、市の業務の透明性の向上について。?、日々住民からどのような要望があり、どのように対応したのかなど、市内にはどのような課題があり、市の業務がどのように進んでいるのかや市の事業の進捗状況などを住民に理解してもらうためにも市のホームページ上で定期的な報告をするグラフなどを用いた見やすいページを設けてはいかがでしょうか。お考えをお伺いいたします。

  中項目3、フォトロゲイニング開催による燕市の魅力発見、魅力発信についてです。ランニングブームや登山ブームの高まりから、トレイルランニングなど自然の地形を活用してのスポーツに取り組む方が増えています。住民の方から魅力的な地域の情報を提供していただき、それをもとに地図を作成し、フィールドを山野ではなく市中に変え、スポーツをしながら燕市内の魅力を満喫し、情報発信にもつながるフォトロゲイニングを開催できないでしょうか。お考えをお伺いいたします。

  大項目2、防災についてです。中項目1、市と消防団との連携について。?、防災、減災の取り組みについて、市と消防団の連携はさらに強くできるものと考えており、そのようにすべきと考えていますが、消防団と市の連携、意思疎通の重要性をどのように考えているかお伺いいたします。

  ?、消防部局と行われるさまざまな会議等において、消防団からも出席していただき、ともに企画運営で意見交換をするなど市と消防団との直接的な意思の疎通の機会をふやしていくべきではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。

  中項目2、住民一人一人の防災意識の向上について。?、まちの防災力向上は、住民一人一人の防災意識の向上やその具体的取り組みが必要不可欠であります。住民の意識や具体的取り組みをさらに進めるために、どのような方策を持っているかお考えをお伺いをいたします。

  ?、住民、自治会、自主防災組織、そして行政、それぞれ相互に求める役割の認識に差異があると感じています。その認識の差異が住民の防災意識と取り組みの向上の妨げとなっている感があります。それぞれの認識の差異をなくしていく方策はあるかお考えをお伺いいたします。

  大項目3、都市形成についてです。中項目1、まちなかの今後について。?、3市町共通して、まちなかでは高齢化、少子化が特に進んでおります。跡継ぎ世代との同居や老朽化に対応するための改修を行おうにも狭い家屋の密集するまちなかでの工賃は高くなるということや自身の駐車場の確保の難しさや一方通行の多い狭い小路の不便さなどから、若い世代は郊外や新しい宅地造成地に土地を求め、また一方通行の多い狭い小路は救急車や消防車などの緊急車両の往来を妨げ、老朽化する密集した家屋は1度火事が出れば周囲の住宅にも大きな被害を与えます。適当な広場もないため、大雪の際の雪捨て場や災害時の避難にも困る状況にあり、そういった住みにくさにつながるさまざまな課題、問題をまちなかは抱えており、それらによってまちなかでの居住人口が減少していくという実態もあります。そして、空き家、空き地の増加の一因ともなり、空き家でも現住建物であっても、管理不全な建物が増加していく一方ではそういった地域に新たにみずからの住まいを求めるとは考えにくく、さらに加速的にまちの衰退は進んでいきます。

  旧燕では、(仮称)朝日大橋の建設による交通環境の大きな変化が想定され、まちなかへの車の流入減少はもちろん、商用施設の立地や居住区域の移動により今までのまちなかの衰退が容易に想定されます。また、合併と新庁舎建設により旧3市町のまちなかにあったそれぞれの役所は本庁機能を終え、現在の庁舎へと移転しました。本庁機能の移転や燕・弥彦定住自立圏構想により、燕の中心は吉田に移っていくものと想定され、116号バイパスの建設や新庁舎周辺の整備はいまだ見えてきてはいないものの、今後間違いなく燕市のまちの形は大きく変化してまいります。そういう状況にあって、まちなかの今後がどうなっていくのかと不安を抱かずにはいられないのであります。旧3市町のまちなかの現在の課題と今後のあり方を市はどのように考えているのかお考えをお伺いいたします。

  ?、政治や行政が一方的にまちの今後を定めても、そこに住まう人々の思いが込められていなければ、その後のまちのあり方は人々の気持ちのない、愛着のない政治や行政任せ、他人任せのまちになってしまいます。さらによい社会へと歩みを進めるためには自分に何ができるのかといった一人一人が主体的に考え、みずから行動することが必要なのだと考えており、そのための取り組みを進めていく必要があると考えております。そこに住まう住民がみずから考え、みずから未来を切り開いていく姿勢を推進していくための方策はあるかお伺いいたします。

  以上、1回目の質問を終わります。



◎市長(鈴木力君) 小林由明議員のご質問にお答えいたします。私からは、3番の(1)の?、まちなかに住まう住民がみずから考え、みずから未来を切り開いていくという関係につきましてご答弁をさせていただきます。そして、副市長のほうから1番の(1)住民から提供された情報の活用、この点をご答弁いたします。それ以外の項目につきましては担当部長のほうからご答弁いたします。

  まちなかに住まう住民がみずから考え、みずから未来を切り開いていくことが重要である。全く同感でございまして、そういった意味で若者会議というのを私としてはちょっと立ち上げたつもりでございますし、実際に若者会議のメンバーの一部有志がまちなかに住む人同士、そういった方メンバーいますので、その人を中心に、あるいはいろんな人を巻き込んで自分たちが住むまちについていろいろ語り合うという動きがある、小林議員よくご存じだと思います。ワークショップのような立ち上げ、プロジェクト「市」という名前でしょうか、そういった取り組みが進んでいるというふうに私としては承知しておりますけれど、まさにこういった動きというのが出てくるということを私自身はすごく歓迎しておりますし、それが成功していくということを後押ししたいなというふうに思っています。何よりも大切なのは、まずそういった思いを持って行動する。そして、それをどんどん、どんどん実現に向かっていくということだろうと思っていまして、一応少なくともプロジェクト「市」のような行動する人たちが出てきたと、こういうことがまずすごく意味があることだろうと思いますし、是非ともそれを成功事例に持っていって、こういった動きをすればこういった形で実を結ぶんだと、こんな形になるんだという、1つでもいいですから、そういった成功事例をつくっていくこと、そしてそれを波及していくということが私は大切だろうというふうに思っています。今立ち上がっていろんな動きはしているということでございますので、是非とも成功事例にまで持っていければというふうに思っています。そういった意味で市としてもみずから考え、みずから行動しているんで、余計なことをし過ぎるのも問題で、この辺の距離感が微妙なんでございますけれど、少なくても何か求められたりということであれば大いにお手伝いしたいと思いますし、最低限でもそういった取り組みが行われているということを、議員別の項目でご指摘されていますけれど、情報発信していって、そんな人たちがこんな行動しているんだということをまずほかの人に承知してもらうということも大切なんじゃないかなと思っています。いずれにいたしましても、今芽が出てきている部分を花を咲かせるように、いい距離感の中でサポートしてまいりたいというふうに思っています。

  以上です。



◎副市長(南波瑞夫君) 私からは、1番目の(1)住民の情報発信力を市政に生かせないかということでございます。

  現状では、市民の皆さんからの情報活用につきましては、災害関連情報につきましては燕市の公式ツイッターにより投稿いただき、避難情報などに活用するべく、これは既に運用しております。また、先般渡邉議員さんからのご質問にお答えをいたしましたように、市のホームページでご意見や問い合わせなどで使っていただいている「かんたん申請」につきましても、テキストに限らず、危険箇所などは画像データも送受信できるようにして情報提供しやすい環境を整えるべく今準備を進めているところでございます。

  一方、一般的な魅力のある場所や、あるいは個人的なイベントなどについて広く市民の皆さんの自由な情報発信の場ということになりますと、現在のように誰でもが個人のホームページやブログを容易に立ち上げたり、ツイッターやフェイスブックなど経費をかけずに自由に使える民間のSNSの環境が整っている中では、あえてそこに市が市費を投じて環境を整えるまでもなく、情報の提供に意欲のある市民の方などは既にこれらを活用して、その公開の仕方や反響を楽しめる状況でありますし、情報を求める方たちは個人であるか、公式であるかを問わず自由に検索をして、その情報を求めていくものというふうに認識をしております。したがって、本来の行政情報、これもまだまだわかりにくいとか、情報が不足だというご意見もあるところでございますが、行政情報や公式なイベントに係る情報、また安全、安心の視点から防災情報などに特化をして情報提供するというのが今日の大きな行政の責務だというふうに考えております。特に防災情報は、プッシュ型のサービス、つまり情報をとりに来られるのを待つというのではなくて、正確な情報を速く必要な人たちにこちらのほうから渡すということが基本でございますので、運用方法等については今後既存の情報伝達手段含めまして、しっかり研究をする必要があるというふうに考えております。

  以上でございます。



◎企画財政部長(五十嵐嘉一君) 私からは、ご質問1番の(2)市の業務の透明性の向上についての?、市の事業の進捗状況や住民からの要望、住民への対応など市のホームページ上で定期的に報告してはどうかとのご提案についてお答えいたします。

  事業の進捗状況の公表につきましては、山本議員のご質問にもお答えしましたが、数多くの事業があり、事業の規模や形態などさまざまでありますので、全ての事業の公表は難しいものと考えておりますが、しかしながら可能なものにつきましては新庁舎建設事業の際に行いましたように、写真なども使ってわかりやすく公表していきたいというふうに考えております。また、市民の皆さんからホームページや投書等で要望、ご意見をいただいております「市長への手紙」の内容や対応の公表、こういったものにつきましてはプライバシーにかかわるものなど公表できないものも多数ありますが、市民の皆さんに有益な情報は今後公表できるよう、公表の基準やその方法を含めた仕組みづくりについて検討していきたいというふうに考えております。



◎教育次長(金子彰男君) 私のほうからは、1番の(3)フォトロゲイニングのことについてのご質問にお答えいたします。

  勉強不足でございまして、小林議員からのご質問で初めてこの競技を知ったというところが現実でございます。燕市で開催できないかというご要望でございますけれども、競技スポーツとしては残念ながら競技者を含め、指導者等についても把握はできてない状況でございます。今後スポーツ推進員の皆さんがいらっしゃいますので、そちらのほうの会議で紹介してみたいなというふうに思います。

  以上でございます。



◎総務部長(斎藤純郎君) それでは、私のほうからご質問の2番、防災についてお答えをさせていただきます。

  まず、(1)の?です。消防団は、地域における消防防災のリーダーとして、平常時や災害時を問わず地域に密着し、市民の皆さんの安全と安心を守るという重要な役割を担っていると認識をいたしております。また、消防団と市との連携や意思疎通を図ることは重要なことであると考えております。燕市は、消防団事務を燕・弥彦総合事務組合において、弥彦村とともに共同処理いたしておりますので、燕・弥彦の消防本部と市の防災課が連携して消防団と意思の疎通を図ってまいりたいと考えております。

  次に、(1)の?についてお答えいたします。例えば今回の総合防災訓練の実施に当たっては、消防団の皆さんから救急講習を行っていただくことといたしましたが、これにつきましては市の防災課が消防本部に相談し、その後消防団の幹部会議で依頼事項を協議していただいておりました。今後は意思の疎通がさらに深まると思いますので、議員ご提案のとおり3者での会議の開催を消防本部と消防団へ提案してみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  次に、ご質問の(2)の?についてお答えをいたします。議員ご指摘のとおり災害時は自分の身は自分で守るという自助、地域のことは地域で守るという共助の精神が重要でございます。市では、「広報つばめ」や防災出前講座を通じて個人や地域でできる防災活動や災害時に市民の皆さんにお願いしたいことなどについて周知、啓発を行っているところでございます。来る7月5日に実施予定の総合防災訓練では、シェイクアウト訓練を導入し、簡単に実施できる防災訓練を通じて市民の皆さんの防災意識の向上を図ってまいります。また、今年で4年目を迎えました防災リーダー養成講座では、地域の防災リーダーの養成を目的として防災に関する知識の習得を行うとともに、講座のステップ5では公開講座として、受講生がみずから講師となって実践内容を発表するなど地域における防災意識の向上の牽引役として学んでいただいております。今後もこれらの事業を継続的に行うことで市民の皆さんから防災の意識を高めていただきたいと考えております。

  次に、?、それぞれの役割についてお答えをさせていただきます。まず、住民の役割は自分の命は自分で守る自助、自治会や自主防災組織の役割は、地域のことは地域で守る共助、そして行政の役割は市民の生命、財産を守る公助であり、それぞれの役割を果たしながら地域の防災力を高めるために連携した取り組みを推進していく必要があると考えております。市では、「広報つばめ」6月1日号で地域で備えることや家族で備えることを掲載させていただきました。議員ご指摘のようにそれぞれの認識に差異があるとしたならば、まだまだ市の説明不足であると思いますので、これからも粘り強く周知や啓発を行うとともに、防災出前講座や防災リーダー養成講座を継続的に実施してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



◎都市整備部長(五十嵐一夫君) それでは、私のほうから3の(1)の?、旧3市町のまちなかにおける課題と今後についてお答えをいたします。

  燕、吉田、分水の3地区のまちなかにつきましては、大型店舗の郊外出店や少子高齢化が顕著になっている区域があり、市街地の求心力が低下するなどより活力が失われております。まちなかの人口やにぎわい、活気の回復、多様な人々に配慮したコミュニティ機能の充実が求められておるというところでございます。また、密集市街地が存在する一方で、空き地や空き家などの低未利用地が存在しております。安全な居住空間の創出、高齢者などに配慮した生活環境の改善が必要であるというふうに考えております。今後のあり方につきましては、個別具体なものではなく、一般的なものになりますが、市街地においては歩いて暮らせるまちづくりを念頭に置いて、比較的高密度な都市の集積を図るなど地域住民との協働によって活性化方策を検討するということが重要であるというふうに考えております。



◆9番(小林由明君) それでは、順次再質問させていただきます。

  では、住民とともに取り組む情報の活用についてから質問させていただきます。副市長からは、現在住民の皆さんがそれぞれそれこそ自由に情報発信ができる環境にあるということで、特別市のほうでそういった情報発信が、燕市の魅力が発信できるようなページをつくる必要はないんじゃないかというようなご答弁だったと思うんですけども、確かにそういった答弁が自分も想定されておりました。ただ、これずっと思ってきたことなんですけども、燕市というワードを検索したときに、確かにたくさんの方のブログやホームページが出てくるかもしれませんけども、燕市のホームページから入って燕市の魅力が発見できるというところに自分はよさがあるんじゃないかというふうに考えているんです。そういった要するに燕市のポータルのサイト、窓口となるサイトとして燕市のホームページを捉えているんです。そういった中で燕市の魅力的な箇所などの情報が掲示されるようなページがあったらいいんじゃないかということなんですけども、もう一度お考えをお伺いします。



◎副市長(南波瑞夫君) 公式なものとか緊急性のある防災関連のものを除いて、ごくごく一般的なといいますか、プライベートなそういう情報、例えば誰かさんのお庭がとてもきれいなので、見に来てくださいみたいな、そういう情報を、たとえポータルが市であったとしても、市の名前のもとでそれを公開していくということになりますと、例えばそれを日本中に発信をするわけですから、たくさんの方がもしそこに見に来て交通渋滞が発生するとか、あるいは花であったりしますと見れる時期が限られているとか、いろいろ情報に対して責任を持つケースが想定されます。それらについてもう全く無責任に、さあ、自由にどうぞということであれば、これは残念ながら市の名前のもとでというよりも、個人の責任でやっていただくということが重要だろうというふうに思います。

  それから、これ私個人的な経験なんですが、今から20年ほど前です。まだホームページ等々が公開され始めたころの状況ですが、私も同様のことを考えまして、燕市の関連のホームページを全部自分の個人のホームページの中にリンクをする、要するにそこからいろんなところに入っていけるようなものをつくったんですが、とてもじゃないですけど、作業量の多さといいますか、そういうものについてとてもじゃないですけど、ついていけないというふうな状況でありました。それが20年前の状況であります。今だとさらにその情報量は多いんだろうというふうに考えますので、これはちょっと希望者に限るとかというふうにしましても、冒頭申し上げましたようなリスクの部分をどうカバーしていくのかということの兼ね合いもありますので、あえて市がそれを今やる必要があるのかというのは少し疑問かなと思います。ただ、いろんな準備ができている公式のイベントですとか災害情報については、冒頭申し上げたとおり当然これらは積極的に発信をしていく必要があるだろうというふうに考えております。



◆9番(小林由明君) 確かに副市長おっしゃられるように、個人情報の関係といいましょうか、プライベートにかかわる問題が大きく発生するんだろうというような点についてはよく理解できました。

  私は、今回の大項目1の質問をするに際しまして、オープンデータの推進というところをひとつ念頭に置きながら質問させていただいているんです。平成26年版の情報通信白書によれば、平成25年末の情報通信機器の普及状況を見ると携帯電話、PHS及びパソコンの世帯普及率はそれぞれ94.8%、81.7%となっている。急速に今普及が進んでいるという状況にあります。こういった中にあって、燕市におけるオープンデータの推進を進めていただきたいというような思いがあって、今回この質問させていただいております。

  それで、中項目の1と2、ここはそれぞれ住民側、行政側の情報の活用について取り上げているんです。副市長が言われるような確かに課題はあるんだろうと思うんですけども、ちょっと自分がイメージしているのがあまりにも細かく入り過ぎているので、ちょっと今自分が今回イメージして、実現していただきたいものを具体的に申しますと、経産省にオープンメティプロジェクトというものがあります。それから、全国的にはデータシティ鯖江、鯖江市の取り組み、横浜市などがこういった取り組みの先進地として知られているわけですけども、各自治体で現在取り組まれているものの具体的なものの中には公共施設の箇所、それからトイレの設置位置、AEDの設置箇所などの情報が盛り込まれたアプリケーションがあったりするんです。そういった今の中項目1の?の質問とは若干つながりにくいようなイメージはあるんですけども、さまざまな行政が持っている情報もそうなんですが、住民が持っている情報もそれぞれが結びついてよりよいICTの環境が推進されるといいなというふうに思っているんです。その点お考えお伺いします。



◎市長(鈴木力君) 小林議員がおっしゃっている趣旨よくわかるんですけど、副市長が申し上げたセキュリティーの問題というのもあることもご理解いただいたと思うんですけれど、基本的に私は情報の集め方、住民から情報を提供してもらってというとそこにセキュリティーの問題だとか誹謗中傷とか大丈夫かという話になると思うので、私なりに今やりとりを聞いていて思ったのは情報の集め方の問題でいろいろ工夫ができるんじゃないかなというふうに私としては理解しておりまして、まず小林議員から2点の指摘があったと思うんですけど、我々がやっている行政の情報でなるべく広く市民の方々に提供するということは一生懸命やれと。それは、いろんなプロジェクトとか事業とかがしっかりどんな進捗状況であるとか、AEDがどこにあるかと。意外とそののが個別に聞かれればここにそんなパンフレットありますよというけれど、それが全てじゃポータルサイトの中でしっかりアクセスできるかという環境にあるかというとまだそこは不十分な分がある。そこは先ほどの五十嵐部長からもご答弁したように、そういった視点でできるもの、ちょっと基準をつくりながらやっていきたいというご答弁をさせていただきました。ちょうど今年ホームページのリニューアルの事業もありますので、おっしゃられた趣旨は踏まえながらホームページのリニューアルの中でちょっとできるものから取り組んでまいりたいというのがこれが1つです。

  もう一つの住民をいかに巻き込んでいくかといったときに、これは先ほど言いましたように防災とか危険箇所とかといったのを受け取る際には今のテキストデータだけじゃなくて、画像でもらえるようにこちら側の仕組みをちょっと変えようということは先ほど副市長が答弁したわけです。その後のこれからが要はポイントなんですけど、魅力を集めてきて発信するという、住民からの魅力というところの仕組みの中で、やっぱりセキュリティーとか課題とかをどう考えていくかといったときに、私なりに聞いていて1つ思ったのは何かこういうテーマで皆さん出してくださいというやっぱりその仕組みが大切なんだと思います。燕市としては、我が家の天神講というのをやりました。それぞれでご家庭で取り組んでいる天神講の情報上げてください、それを公開しますというやり方しました。ですから、例えば桜の季節に今我々としてはこんなところの桜のスポットというのがあって、こんな状況になっていますというのを観光の情報で投げていますけれど、それ以外で市民の方々へ燕でもっと気づかない桜の名所というのがあるんであれば投稿してくださいという形でしっかりその人の責任のもとで出してもらって、そしてそれを我々確認して、これだったら出せるなということをやる。やっぱりそういう仕組みをつくりながら市民を巻き込んでいくということが私必要なんだろうと思います。その仕組みがないまま何でもかんでもというと先ほど副市長が言ったような話になると思いますので、情報の集め方というのを工夫しながら、おっしゃっている趣旨もできるだけ必要なテーマなり必要なことというのは取り組んでいく価値はあるんだろうなというふうに思っていますので、その辺を踏まえてこれからの仕事のやり方に生かしていければなというふうに思っています。



◆9番(小林由明君) 大変前向きなご答弁いただいたというふうに思っております。特にICTについては普及率は確かに進んでいるんですけれども、今できることだけに、今できることというのは行政が取り組めるということではなくて、ページの設定の仕方とか、そういったものなんですけども、今できることだけに着眼置いていくとすぐに陳腐化してくるというところもありますし、若干燕市にとって、まちの水準よりも若干高いところに目標を置いて、ちょっとレベルの高い取り組みを、それこそ鯖江とか横浜とかああいったところ、結構やっぱりレベル高いのかなというふうにも感じるんですけど、そういったものを取り組んでいっていただけたらなというふうには思っております。その点いかがでしょうか。



◎副市長(南波瑞夫君) 確かに情報の見せ方としては、燕市のホームページに限らず、ごくごくプライベートなものも含めて情報の見せ方としてはまだ技術的な部分を含めて、センスも含めてレベルそんなに高いとは言えないんだろうと思いますが、ネタとしては、要するに情報の種類とか量といった部分においては他に引けをとるというふうには思っておりませんので、これをどういうふうに見せるかということについては今後研究が必要なのだろうというふうに思っております。



◆9番(小林由明君) ハイセンスなまち燕市の情報発信を是非期待しております。

  それから、フォトロゲイニング開催によるという中項目3の質問ですけれども、答弁が非常にシンプルというか、さらっとしていたというか、スポーツ推進委員会に諮ってちょっと研究していきたいというようなご答弁だったのかなと思うんですが、いきなりフォトロゲイニング云々なんていって突きつけたところ、はい、やりますなんていう答弁なんてできないとは思うんです。ただ、これちょっと研究していただくまでもなく、ちょっとページ調べたりするとわかるんですけども、これというのは、このゲームというのはオリエンテーリングに非常に似ているスポーツなんです。小学生のとき課外授業の中で、自分なんかは簡単な地図とヒントを携えてポイントを捜し出すということを課外授業の中でやった記憶があるんですけども、このフォトロゲイニングというのはそのポイントを写真で撮影して、大抵の場合はSNSでページが設定されていて、そこに情報を発信することで、発信というか、投稿することでそこのポイントに行きましたという証明になるんですが、同時にSNSのページからそこに登録している方のとこには情報がぽんと出ていくんです。このゲームというのは、同時に情報発信につながっているんです。それで、このゲームの大事なものというのは地図をつくることなんです。地図、それからページの開設なんですけども、この2つがそろうと住民の方1人でもできちゃうし、仲間を集めてやったりすることもできるんです。そういった燕市の魅力を自分たちで気づくことのできる一つのきっかけでもありますし、また町なかを歩いたりする健康の増進にもつながっていくんだろうというふうにも思っているので、決して今悪い答弁ではなかったと思いますから、ちょっと本当に実現可能性がある前提の中で研究していただきたいなと思いますが、いかがですか。



◎市長(鈴木力君) フォトロゲイニングそのものをやる、やらないという話になるとどうしても慎重な答弁にならざるを得ないんですけど、私はこれさっきの話と同じように趣旨がどこにあるかということを考えたときには燕のいろんな場所、魅力あるところに実際にいろんな人が行ってみて確認をして、こんなところがあったのかというふうにする。その一つのツールというか、やり方としてこういうやり方があるというふうに考えるんであれば、観光の振興であるとか、まち歩きみたいな取り組みの中にこういった要素を入れていくということは大いにやるべき話じゃないかなというふうに捉えているところでございまして、そういった意味でもうこのいただいた質問のときにすぐに指示出したんですけれど、今宵サミットでこれやれというふうに私は指示をしたところなんですけれど、そういったまずやれるとこから、その趣旨を踏まえてこういうことをやるということは、公式なフォトロゲイニングというやり方にはならないかもしれないけど、趣旨をうまく取り入れながら燕市の情報発信なり、燕市の魅力発見という行動に持っていくという意味では有効な非常に参考になるやり方ではないかと思っていますので、そういった趣旨でいろんなことを考えていきたいというふうに思っています。



◆9番(小林由明君) 機が熟したらこういったものも大々的な大会として開いていただいて、燕市の一大イベントとして何十万人もの方が来るようなイベントになったらいいなというふうな夢を抱いているわけであります。大項目1の質問についてはこれで終わります。

  大項目2、防災についてであります。部長、ちょっと確認させていただきたいんですけども、意思疎通については重要であるというふうな認識をお持ちであるということは今伺ったんですが、消防団との意思疎通についてはあくまでも本部を通じてということで行っていくということだったんでしょうか、お伺いします。



◎総務部長(斎藤純郎君) 今のところは消防本部と防災課のほうで連絡をとり合って、消防団のほうにまた依頼事項があれば協議をしていただくというようなやり方を今のところやっております。



◆9番(小林由明君) 多分自分答弁聞いていますと、今後前向きに、消防団との直接的な意思の疎通の機会も増えていくんだろうということは感じてはいるんですけども、今まで消防団員の方から何年も、例えば防災訓練であったり、ほかの何かがあったんでしょう。防災についての市の考え方が見えてこないというような声を聞いてきたんです。市と消防団には直接の指揮関係とかはありませんから、当然それはそうなんだろうとは思ってきたんですけども、この声を聞いて、最近ちょっとふと思ったのは実は彼らはその辺の指揮関係というものは認識もしかするとしていないのかもしれないですけれども、市と防災の取り組みを実は連携してやっていきたい、燕市の防災に貢献したいという思いが実はすごく強くあるんじゃないかなというのを感じたんです。燕市の消防団員というのは約1,000名いるわけです。彼らが市と防災の取り組みを市の考えを理解して連携してやってくれるようになると、これ大変心強い存在なんだろうというふうに感じているんですが、部長、その辺認識いかがですか。



◎総務部長(斎藤純郎君) 当然現場になりますと、連携をとってやらせていただくわけです。しかしながら、市の例えば防災課と直接消防団の方が話し合うという機会今までなかったんです。そういう意味で今度は議員ご提案のように防災課が出向いて、消防団の皆さんと直接お話をさせていただきたいと考えています。その間に入っているのが燕・弥彦の総合事務組合になりますので、消防本部と一緒にともに、常備、非常備も防災課も一緒に連携を図っていくことが大事と思っております。議員おっしゃるとおりでございます。



◆9番(小林由明君) 何か蛇足的な質問になってしまいました。済みません。1,000名の団員が実は実質というのはなりわいを持った普通の市民なわけです。その方たちと市の防災の考え方とか取り組みを共有できるようになるとものすごい頼りになる存在だと思うので、連帯感を醸成できるように進めていっていただきたいなというふうに思います。この中項目については終わります。

  それから、住民一人一人の防災意識の向上についてお伺いします。私この?の質問の中で、住民と自治会、それから行政それぞれに求める役割の認識に差異があると感じていると申したんですけども、その差異については何を指しているのかということって察していただけているか、推測していただいているかちょっとわからないんですが、自分が具体的にそういうふうに感じた理由というのはやっぱり何年も行政が保管している備蓄食料ってどれぐらいあるのかとよく聞かれるんですけども、同時に俺たちはどれだけの量を用意したらいいのかということを聞かれるわけです。自分ここで最初のころは違和感なかったんですが、本来的にはですけども、非常食というのはそもそも個人でやはりどこまでも用意すべきものなんだろうというふうに感じているんです。もう何年も防災についての取り組みで3日分の食料用意してくれとか言い続けてきてはいるんですけども、いまだにどこどこに行けば食べ物あるんだよというような、もう最初から行政を当てにしているような考え方がいまだにあるんです。例えば行政側にしてみたら、せめて住民側には3日分の食料を持っていてくれと。だけど、住民側にしてみれば自分たちが避難ができたら食べられる分の食料は用意しておいてくれとそれぞれに求めている役割があるんです。そこに差異が生じているわけですけども、ここの部分を明確にする取り組みというのは必要なんだろうと思うんです。そのためにさまざま情報発信をされてこられているんですけども、これもう長いことやっていますけども、ちょっと着眼を変えてやってみる必要もあるんじゃないかというぐらい長い間やられていると思うんですが、いかがでしょうか。



◎総務部長(斎藤純郎君) 小林議員さんおっしゃられるように市民の皆様には少なくても1人当たり3日分の食料、日用品などこちらをお願いしているわけでございます。私どももそのような形で常日ごろからお話をさせていただいておりますけれども、なかなかそこの部分で認識に差異があるのはやっぱり確かな部分かなというふうに思います。このたびの総合防災訓練でもそのことを皆様にお伝えしてまいりたいというふうに思っております。

  ちなみに、平成25年10月時点で8万2,678人といたしまして、15%で1万2,400人分、そのうち備蓄食料、飲料水については個人備蓄、それから流通備蓄、それらの対応を考慮しまして支給対象者を半数の6,200人としているんです。したがいまして、やはり市民の皆様から3日分の食料、日用品などこちらはやっぱり最低でもご用意いただきたいなというふうに思っております。

  以上でございます。



◆9番(小林由明君) わかりました。

  そして、住民一人一人の防災意識の向上であったり、取り組みであったり、さらにこれ進めていくために防災リーダー養成講座を開催されたりしているということで、これいい取り組みだとは思うんですけども、年間に養成されるリーダーの数もそんなに実は多いわけではないですし、先ほどもお話ししたように消防団の巻き込み方もひとつここに検討加えられるのかなというふうにも考えておりますが、いかがですか。



◎総務部長(斎藤純郎君) 防災リーダー養成講座には、毎年50人からの皆様から参加していただいております。その皆さんが地域に帰ってリーダーとして活動していただいて、幅広く市民の皆様に防災の必要性について普及していただくように取り組んでいるところでございます。さらに、防災リーダー養成講座の取り組みを充実して続けていくとともに、議員さんからご提案いただきました消防団の皆様からも今回の総合防災訓練にもご参加いただきますので、これをきっかけにさらに連携を深めてまいりたいと考えております。



◆9番(小林由明君) 再三消防団の活用についてご答弁いただきまして、ありがとうございました。是非そのように進めていただきたいと思います。

  それでは、大項目3、都市形成についてお伺いします。部長、私1回目の質問の中でまちなかにはさまざま抱えている課題があるんですよというふうなお話しさせていただきましたが、その点について部長はどのようにお考えですか。まさにそのとおり思っているということであればそのとおり思っているということでいいんですけども、部長から見てどのようにお考えですか。



◎都市整備部長(五十嵐一夫君) 議員さんのほうからは、本当にまちの中にある課題を幾つか、一つ一つ説明というか、教えていただいたことも、当然私どもも承知をしているところであります。個別具体に考えれば一つ一つが本当に課題になって、これを一つ一つ解決しなければ全体が解決できないという問題かと思います。例えば空き家の問題、例えば116号の周辺整備の問題、こういった部分は一つ一つが解決できた暁においてトータル的にオーケーというふうな状況になろうかと思います。ですから、この課題を解決するに当たり、今やっている空き家の問題の中の例えば撤去の助成事業、例えばあと新築の住宅の転入、転出の関係、そういった部分を一つ一つクリアしていくということが課題になっていると。それが一つの方策になっているというふうに思っております。



◆9番(小林由明君) 自分もそのように思っていますし、もちろん大きなビジョンを掲げて、大きなビジョンがはっきりとわかるからこそ一つ一つの課題にも力を入れていくこともできるというわけなので、これなかなか時間をかけてもいられるような課題ではありませんけれども、大きなビジョンをやっぱり行政として持っていただいて、今現在抱えている課題についてのそれを解決するための取り組みもしっかりと進めていっていただきたいと思います。

  それで、最初に市長がご答弁くださいましたけれども、そこにはやっぱり住民の協力なり思いなりが必要になってくるわけでありますけれども、若者会議が一役買ってくれることを期待しているようなご答弁だったのか。自分まちづくり協議会というのも実はこういったまちのあり方を考えていく機会をつくっていく存在でもあろうかと思うんですけども、市長の見解はいかがですか。



◎市長(鈴木力君) その地域によってはまちづくり協議会というのがそういった取り組みの中で中心的な役割を担ってくださる存在である場合もあると思います。全てのまちづくり協議会がそうかというと、そうではないと思うんですけれど、私すごく、何か具体的な成功事例というのをつくっていきながらそこに波及するというのが先ほどの答弁の趣旨でございましたので、そういった意味では若者会議の中に参加したメンバーが中心になって、そこに住んでいる若者もそうだし、地域外の人たちの若者会議の仲間が集まってきて、最近ではまちづくり協議会とか、その地域の若者以外の方までも巻き込んでいろいろ地域のことをどうしていったらいいかというのを話し合うワークショップみたいのが始まったという意味で、そういった動きに期待しているということを先ほど述べさせていただいた。ですから、まちづくり協議会というのもみずから、ある地域のことを言えば若い人がなかなかいない中でのまちづくり協議会で、まちづくり協議会そのものがどうやったらいいかというのを悩んでいたところに若者の人の動きがあって、まちづくり協議会の役員だった方がそこで一緒になっていろいろ議論が始まっているという意味ではいい動きになっているんじゃないかなというふうに私は理解しているところです。



◆9番(小林由明君) 自分は、最近若者会議のプロジェクトの一つであるまちなかプロジェクトというチームのメンバーがある町内でこれからのまちのこと考えましょうというワークショップ開いてくれたんですけど、これすごくいい取り組みしてくれたなというふうに思っているんです。でも、ああいうものを参加して思うんですけど、なかなかそれを引き出す力、ファシリテーションというのは非常にやっぱり難しくて、成功事例があっても、ほかの人たちがじゃやろうかと思っても、なかなか簡単にできるようなものでもないというのが実際だろうと思うんです。そこにじゃメンバーが行ってやればいいということでもなかなかならないとは思うんですが、とはいえああいった取り組みがやっぱりもっとまちなかで積極的に至るところで行われてくるといいなと思っていますし、早くそれが広がってほしいなという思いがあるんです。かなりスピード感持って広がってほしいなと思っているんですが、それを刺激する必要って十分あると思うんですが、市長、いかがですか。



◎市長(鈴木力君) 同じことを言っていると思います。同じプロジェクトの動きをお互い話していると思いますので、全然取り上げている事例は同じだと思いますので、まさにそういった。ただ、まだその話し合いが始まった段階で、それがどういう形でなっていったかというところまで見せないとほかのところに波及するにしても、なかなかうまく循環がしていかないという意味では、やっぱり核になる動きというのはある程度いい形で実を結びそうだなというところまで先に持っていくことが順番としてはいいんじゃないかなというふうに私は思ったということでございまして、それがもういい形になって、ほかのところに見せていくことができるんであればそれはそれでどんどん広げていけばいいというふうに思っています。

  先ほど距離感という話をしましたけれど、いつもこの若者会議になると冷たい態度をとっているというふうに言われているような気がして仕方がないんですけど、そんなことはないんです。そんなことはないです。むしろどんどん入っていって、お手伝いしたい気持ちはいっぱいあって、実際にうちの職員が入っているはずなんです。ただ、そこをそうじゃないと思っているメンバーもいらっしゃるというふうに聞いていますので、そこはあまり出過ぎないようにして、上手な距離感の中でサポートさせていただいている。だから、メンバーのほうから、その集まりのワークショップの中からもっともっとというふうな声が上がってくれば、全然もっと積極的にかかわる意識、意欲はありますので、その辺をいろいろ言ってほしい。逆に言ってほしい。そこなんです。決して冷たい態度をとっているつもりはありません。むしろ一緒になってやっていきたい。うちの職員のメンバーもそういう意欲は満々でございますので、ただ課題が大きいから、そんなに簡単に解決策が見出せるもんでもないということだと思うんです。だからこそ一緒に悩んで、一緒にいろいろ行動するということが私は大切で、そういうふうなスタンスでこの問題というか、そのことについては私たちは取り組んでいるということをご理解いただきたいと思います。



◆9番(小林由明君) 本当に以前も市長おっしゃられていたように、まちづくりは若者会議だけでやっていくんじゃないんだよというようなお話しされていました。自分もそのとおりだと思います。今回の大項目3の?の提言は、もちろん若者会議に期待するところは確かにあるんですけども、そうではなくて、市長もおっしゃられるようにその他の方もやっぱり気づいて動き出す。そういったことも必要だろうと思うので、そういったものを、それこそ住民一人一人の意識を刺激していく取り組みをもう一工夫というか、もう一声というか、もう一歩というか、是非考えていただきたいというふうに思っています。その中の一つの切り口としては、私はまちづくり協議会というものの存在もあるんだろうというふうに思っております。ここで答弁を求めても、また同じような答弁をいただくようなことになるかもしれませんけど、最後に市長、そのお気持ちをお伺いしたいと思います。



◎市長(鈴木力君) 本当に思いは同じでございまして、若者会議である程度意思を持った人たちが1つのワークショップ終わって、次いろんな形で自分たちで行動するという流れがある。その流れの中ではもう若い人たちだけじゃなくて、いろんな人たちがそれをサポートするとか、一緒になってやるということでございまして、この予算の編成のときにも言いましたように我々としては事務局として支え、パートナーとしてともに歩むということでございますんで、刺激策というのが今求められているんであれば、考えてくださいじゃなくて、私は一緒に考えましょうということだろうと思っていますので、一緒に考えさせていただきたいと思います。



◆9番(小林由明君) これで一般質問終わります。

                                 



○議長(中島清一君) 以上で本日の日程は終了いたしましたので、本日はこれで散会といたします。

  なお、15日の月曜日でありますけれども、午前9時30分から本会議を再開をいたします。

  全員ご起立願います。大変ご苦労さまでした。

          午後 4時13分 散会