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埼玉県 幸手市

平成16年 第2回 臨時会(11月) 11月11日−01号




平成16年 第2回 臨時会(11月) − 11月11日−01号







平成16年 第2回 臨時会(11月)



            ◯招集告示

幸手市告示第71号

 平成16年第2回幸手市議会臨時会を次のとおり招集する。

  平成16年11月4日

                   幸手市長  町田英夫

 1 期日  平成16年11月11日

 2 場所  幸手市議会議場

 3 付議事件

  (1) 久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議について



            ◯応招・不応招議員

応招議員(25名)

  1番  大橋秀樹議員     2番  川井淑行議員

  3番  枝久保喜八郎議員   4番  小林順一議員

  5番  中村孝子議員     6番  藤沼 貢議員

  7番  手島幸成議員     8番  小島和夫議員

  9番  三石力也議員    10番  矢作一三議員

 11番  渡邊邦夫議員    12番  内田雄司議員

 13番  田口勝哉議員    14番  竹内 孝議員

 15番  石川廣雄議員    16番  青木 章議員

 17番  吉良英光議員    18番  高野 優議員

 19番  渡邉美智子議員   20番  吉羽武夫議員

 21番  渡辺勝夫議員    22番  増田育夫議員

 23番  大平泰二議員    24番  高崎清治議員

 25番  大久保忠三議員

不応招議員(なし)

       平成16年第2回幸手市議会臨時会 第1日

平成16年11月11日(木曜日)午前10時開議

議事日程(第1号)

    開会

    市長あいさつ

    開議

    議事日程の報告

 第1 会議録署名議員の指名について

 第2 会期の決定について

 第3 報告事項

 第4 議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決

     議案第57号 久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議について

    閉会

午前10時01分開議

 出席議員(25名)

     1番  大橋秀樹議員      2番  川井淑行議員

     3番  枝久保喜八郎議員    4番  小林順一議員

     5番  中村孝子議員      6番  藤沼 貢議員

     7番  手島幸成議員      8番  小島和夫議員

     9番  三石力也議員     10番  矢作一三議員

    11番  渡邊邦夫議員     12番  内田雄司議員

    13番  田口勝哉議員     14番  竹内 孝議員

    15番  石川廣雄議員     16番  青木 章議員

    17番  吉良英光議員     18番  高野 優議員

    19番  渡邉美智子議員    20番  吉羽武夫議員

    21番  渡辺勝夫議員     22番  増田育夫議員

    23番  大平泰二議員     24番  高崎清治議員

    25番  大久保忠三議員

 欠席議員(なし)

 欠員(なし)

 説明のための出席者

   市長      町田英夫      助役      大久保重雄

   収入役職務

   代理者参事   田口重雄      総務部長    新井幸一

   兼会計課長

   民生部長    小島一成      建設経済部長  藤倉 正

   駅周辺

           後上貞一      水道部長    小林 勇

   開発部長

   消防長     田辺 清      教育長     柴田幸雄

   教育次長    関根信雄

 事務局職員出席者

   事務局長    金子隆生      主査      小堀政晴

   書記      山本 悟



△開会の宣告(午前10時01分)



○議長(吉羽武夫議員) ただいまの出席議員は25名です。定足数に達しておりますので、平成16年第2回幸手市議会臨時会は成立いたしました。

 これより開会いたします。

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△市長あいさつ



○議長(吉羽武夫議員) この際、市長よりごあいさつをお願いいたします。

 市長。

   〔町田英夫市長 登壇〕



◎市長(町田英夫) 皆さん、おはようございます。

 平成16年第2回幸手市議会臨時会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 おかげさまをもちまして、先月、国体新体操競技会も無事終了することができました。市議会議員の皆様には、夏季大会のカヌー競技会や大会旗炬火リレー、そしてこのたびの秋季大会新体操競技会と多大なるご協力を賜り、まことにありがとうございました。この場をおかりしまして厚く御礼申し上げます。

 さて、本日は議案第57号として久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議についてを提出させていただきます。大変重要な案件ですので、皆様には慎重なるご審議をいただきまして、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 少子高齢化を初めとする社会構造の変化や、地方分権時代の到来など、市町村を取り巻く環境も大きく変化しております。今後、生ずるであろう新たな行政課題に対処しつつ、市民の声を反映した市政運営をより一層推進してまいる所存ですので、ご支援、ご協力を賜りますようお願いし、開会のごあいさつとさせていただきます。

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△開議の宣告



○議長(吉羽武夫議員) それでは、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(吉羽武夫議員) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。

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△会議録署名議員の指名



○議長(吉羽武夫議員) 日程第1、会議録署名議員の指名について。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、私から指名いたします。

  1番  大橋秀樹議員

  2番  川井淑行議員

  3番  枝久保喜八郎議員

 以上、3名にお願いいたします。

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△会期の決定



○議長(吉羽武夫議員) 日程第2、会期の決定について。

 お諮りいたします。本臨時会の会期については本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(吉羽武夫議員) ご異議なしと認めます。

 よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

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△報告事項



○議長(吉羽武夫議員) 日程第3、報告事項。

 地方自治法第 121条の規定により、議案説明のため市長以下理事者各位の出席を求めております。職氏名については、お手元に配付したとおりです。

 なお、今回、議会関係事項の報告については割愛させていただきます。

 以上で報告事項を終わります。

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△議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(吉羽武夫議員) 日程第4、議案第57号 久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 市長、登壇してお願いいたします。

 市長。

   〔町田英夫市長 登壇〕



◎市長(町田英夫) それでは、ただいまより議案第57号 久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議についての議案説明を行います。

 既に各議員の皆様にはご報告申し上げたとおりですが、さきの住民投票の結果、久喜市において合併反対が賛成を上回る結果となってしまいました。このようなことから、今回の合併については白紙に戻すという合意が2市1町の間でなされました。市民の皆様の意思を考えますと、大変つらく、苦渋の決断でした。私としては、これらの経緯を踏まえ、合併協議会を11月末日をもって解散すべく考えており、地方自治法第 252条の6の規定に基づき、これらについてご承認をいただきたく提案するものです。

 また、別紙の久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議書の案にございますように、これまでの合併協議会における収支報告について、合併協議会規約の第19条により、協議会の収支は解散の日をもって打ち切り、会長であった者がこれを決算することになっておりますので、後日精算され、歳入歳出決算の状況が確定いたしましたら、各議員の皆様にもお知らせをしたいと考えておりますので、ご了承いただきたくお願い申し上げます。

 提案理由の説明とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(吉羽武夫議員) これより質疑に入ります。

 質疑のある方は挙手をして発言願います。

 21番、渡辺勝夫議員。

 登壇してお願いします。

   〔21番 渡辺勝夫議員 登壇〕



◆21番(渡辺勝夫議員) 21番、渡辺勝夫です。

 この久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に当たりまして、久喜市では合併協議会でかかった経費が負担金が定かではないんですが約 6,300万円、派遣職員の人件費といたしまして約 7,100万円かかったと報告されておりますが、幸手市においてはどのくらい経費がかかったかについてお伺いいたします。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(吉羽武夫議員) 答弁願います。

 総務部長。



◎総務部長(新井幸一) それでは、私の方から答弁申し上げます。

 平成15年度、平成16年度ということで申し上げたいと思います。

 まず、平成15年度については、当初は幸手市と五霞町との合併協議会があったわけでございまして、これを除いた分で2市1町の分について申し上げたいと思います。2市1町において、平成15年度においては幸手市分といたしましては 1,906万 4,654円です。

 それから、平成16年度については 2,362万 9,318円です。これは住民投票、これを行いました関係で、この金額も入ってございまして、ちなみに住民投票経費はこのうち 1,031万 3,524円という金額です。



○議長(吉羽武夫議員) 再質疑がございましたら発言願います。



◆21番(渡辺勝夫議員) 人件費も聞いているんですが、どういう状況か。



○議長(吉羽武夫議員) 答弁願います。



◎総務部長(新井幸一) では、人件費について申し上げます。

 人件費については、平成15年度が 848万 5,029円です。それから、平成16年度が 2,629万 9,074円です。合計いたしますと 3,478万 4,103円です。



○議長(吉羽武夫議員) 再質疑がございましたら発言願います。

 21番、渡辺勝夫議員。



◆21番(渡辺勝夫議員) この報告で見ますと、久喜市と大幅に違うんですが、その辺は行っていた人の給料の関係が違うからこのように違うのかと。

 あと、平成16年度が久喜市は 3,480万円ということで一応報告していて、平成15年度か、平成15年度は 3,680万円と負担金を報告していましたよ。平成16年度が一応 2,694万円という形の報告がなされて、幾らか幸手市の方が安く済んでいるのと、人件費も平成15年度分として 4,460万円ということで、幸手市が 840幾万円とかということで、多少差があるんですが、その辺は普通、最初はみんなで2市1町平等に持つということで始まったんじゃないかと思うんですが、その辺がちょっと違っているから、住民投票なんかも人口とかいろいろ違うから違うのかなとは思いますが、その辺を一応確認しておきたいと思います。



○議長(吉羽武夫議員) 答弁願います。

 総務部長。



◎総務部長(新井幸一) 平成15年度については、幸手市は12月から途中で入った関係でございまして、久喜市においては当初から入っておりましたので、久喜市は 4,460万 8,006円です。鷲宮町については 3,362万 5,784円ということでございまして、幸手市は先ほど申し上げましたように、途中ということで 848万 5,029円という差があるものです。渡辺勝夫議員がおっしゃるとおりです。



○議長(吉羽武夫議員) ほかにございませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(吉羽武夫議員) ほかに発言がありませんので、以上で質疑を終わります。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第57号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(吉羽武夫議員) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第57号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 なお、発言の際は挙手願います。

 まず、反対意見の発言を許可いたします。

   〔発言する人なし〕



○議長(吉羽武夫議員) 次に、賛成意見の発言を許可いたします。

 23番、大平泰二議員。

 なお、登壇してお願いいたします。

   〔23番 大平泰二議員 登壇〕



◆23番(大平泰二議員) 23番、大平泰二です。

 私は日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第57号 久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議について、賛成の立場から討論を行います。

 まず、第1点目といたしまして、合併問題の経過と今後の基本的方向性です。

 幸手市議会としましては、平成14年8月26日に、合併の是非も含め多角的に調査、研究を行うと幸手市議会市町村合併検討協議会を全会一致で結成してから今日まで、2年以上の月日が経過したわけです。久喜市、幸手市、鷲宮町の合併の是非を決める住民投票の結果は、久喜市の反対多数により白紙となりました。しかし、これですべてが終わったわけではありません。合併問題は今後もさまざまな形であらわれてくることは十分に予想されるわけです。今回のさまざまな問題を振り返り、そこから生まれた教訓を後世に残すことは議会として極めて重要であると考えます。

 今後、目指す幸手市の方向性は単なる合併ありきの対決姿勢ではなく、まずは行政改革を基本とした自立できる方策を示し、住民サービスのさらなる充実を目指す施策を市民とともにつくり上げることが必要であると考えます。その上で、国による押しつけ合併ではなく、独立した自主的な合併協議により、さらに住みよいよいまちができる構想を示せるなら、合併協議を行うことは決して否定しないわけです。

 ただし、最終決定はあくまでも住民投票でということを一貫してこの間主張してきたわけです。我々が言っている住民投票で決めるという意味について、共産党は合併協議の結果に反対する意思表示は行っていても、今回の合併で仮に2市1町の住民投票がすべて賛成が上回ったという結果については認めるということです。まず、このことについては共産党の場合は一貫して合併の是非は住民投票ということを議員の選挙以来、主張してきたわけです。

 今回の合併問題の若干の経過ですが、田園都市づくり協議会解散から始まった新たな合併の枠組みの問題でした。3市5町、幸手市、久喜市、蓮田市、菖蒲町、白岡町、鷲宮町、宮代町、杉戸町で結成した田園都市づくり協議会が平成14年11月8日に解散したわけです。しかし、ここから新たな合併枠組みの問題が始まりました。幸手市議会は合併検討協議会をつくり、議論や協議を重ねた結果、全議員賛成、これは平成14年12月19日でしたが、2市3町の間で合併問題を推進することを決めました。また、同日、幸手市議会議員全員協議会は、市として五霞町との合併を進めたいので議会として推進することに賛成してほしいとの前市長の申し入れも全会一致で認めたわけです。市議会が全員賛成したことの重要性を認識すべきではなかったのかと、協議も始めないうちから緊急アピールを勝手に表明した議員がいたことは非常に残念な結果であったと考えています。

 この問題から、当時、久喜市長や久喜市の市議会議長は何を発言していたかということが問題となってくるわけです。久喜市側は、幸手市議会正副議長、これは当時ですが、話し合いの席上、こんなことを言っていました。幸手市議会が2市3町で決定されたことに感謝する、五霞町が加わることについては何ら問題ない、久喜市も菖蒲町とのかかわりもあり両自治体が同じ、さらに菖蒲町といろいろやりとりしているが、久喜市、鷲宮町の間に法定協議会を発足させたいので3月定例議会中に決定すると。ただし、このとき菖蒲町町長は、これは平成14年12月末ですが、幸手市が加わる場合は久喜市との合併を再考することを久喜市長に申し入れたわけです。このことは菖蒲町が住民投票の結果、仮に久喜市を選んでいたら、幸手市は最初から合併協議の対象とはされなかったことを意味しているのではないかと、このように考えているわけです。

 さらに、平成15年1月27日は前市長のみ、2月3日は佐伯前議長と前市長で久喜市長と会談したわけです。そのとき久喜市長は、久喜市は現在1市2町との合併協議会を目指しており、市民説明会を行っている。2点目は、両首長の合意事項として前市長が議会運営委員会に公表したものです。法定期限内を目指し、久喜市、菖蒲町、鷲宮町で合併協議会を立ち上げる、また幸手市、五霞町で法定協議会を立ち上げる、それぞれが合併した後、協議によりさらに中核都市を目指すことで意見が一致したとしているわけです。その後、この合意メモは久喜市長によってなしになったわけです。この合意メモが非公開だったとの久喜市長の言葉については、正直言って驚いたわけです。幸手市の場合は、既にこの合意メモについては公表していたということです。

 それから、平成15年2月24日、幸手市議会及び五霞町臨時議会において合併協議会設置議案が可決されたわけです。その中で、五霞町との合併協議は開始されたと。3月14日、幸手市は住民発議の審査手続きを久喜市、鷲宮町に行いました。4月4日には、久喜市、鷲宮町両首長から、久喜市との合併を優先させる市民の会の住民発議を議会に付議しないの返事が来たわけです。そのときの理由ですが、その理由の一つに菖蒲町が入っていないと久喜市長は発言されたわけです。しかし、その後、菖蒲町は住民投票で久喜市との合併協議を拒否したわけです。

 ここから久喜市長の態度は幸手市に向いてくるわけですが、五霞町との合併協議を白紙に、新市長なら拒まないと、幸手前市長のリコール運動と市長選挙を応援し、露骨な内政干渉を行ったわけです。菖蒲町との合併協議に失敗した久喜市長は、その後、五霞町との合併協議を白紙に、新市長なら拒まないと、幸手市長のリコール運動を久喜市の市議会議長とともに応援し、内政干渉を始めたわけです。11月の市長選挙のとき最終日に、久喜市の議長は、幸手市民の皆さん、お迎えに上がりましたとまで言ってのけたわけです。市長選挙の結果は、久喜市、鷲宮町との期限内優先合併を目指す町田市長の誕生となるわけです。幸手市は五霞町との協議を白紙にして、久喜市、鷲宮町との合併協議に合流することになっていったわけです。

 協議会の内容は、議会内の推進協議会や一般質問で協議し、問題点をいろいろただしたところです。その結果、共産党は今回の合併は見送りと提案しました。その内容として、余りにも急ぎ過ぎている、大切な問題が先送りされ、不明点も多く、説明責任を果たしていない。2点目は、意図的につくった赤字論、これを市民に押しつけ脅迫している。3点目は、幸手市は自立できる財政であると、その根拠として4点を示しました。財政力指数0.66は全国 719市の中の平均であったと。合併したときの経費削減効果、10年間で 158億円は全予算のたったの 3.3%、平成15年度決算歳入の中での歳入歳出の差の10億円の範囲にこれは入っている数字であると。3点目は、今後10年間で定年退職される方、これは職員総数の3分の1以上に相当すると、職員の適切な配置を目指していけば経費削減は可能ではないかと。4点目は、借金が少ない幸手市、合併しない方がはるかに楽であると。さらに、大きな4点目として、合併10年後の起債残高 840億円、さらに利息を入れると起債残高としては 1,000億円以上になってしまうんではないか、返済不能の状態になり財政破綻になると、自立できないと指摘したわけです。

 その後、住民投票が終わり、議会の議論の中もいろいろありました。住民投票の前についても議会の一般質問もいろいろあったわけです。トータル的にいいますと、町田市長は自立の道は真っ暗だと、生きていけない、やっていけなくなる、合併しなくてもやっていけるという保証はどこにあるのかと、いろいろ議会の中で答弁したわけです。つまり、市長は合併できなければやっていけないと、これは議会に対しても市民に対しても公言しているわけでありまして、今までやれないと言っていた市長が今後市政運営を続ける、これほど矛盾していることはないのではないかと。しかも、その矛盾した環境は市長みずからの発言によってひとり歩きをしているわけです。矛盾を抱えたまま市政運営を続けることができるのか、答えは明らかではないでしょうか。町田市長は、今までのやっていけないとした議会への発言を取り消し、謝罪し、自立できる施策を市民に示すことが今一番求められているのではないでしょうか。市民はその声を大いに期待しているわけです。

 次に、市民クラブの問題です。

 2市3町の間で合併問題を推進する、市として五霞町との合併を進めていきたいので議会として推進することに賛成してほしいとの前市長の申し入れ、これも全会一致で認めたわけですが、これを認めた上で、久喜市、鷲宮町との優先合併を打ち出した当時の4人の議員がいました。さらには、緊急アピールを出し、市長リコールを提唱した議員の問題もあります。これは4人です。今後、この議案に対する対応によっては、これらの議員の責任問題はどうするのかという市民の声もあります。共産党は、この4人の議員の責任は極めて重大であると、このように考えています。ですから、今回の議案に対してどのような態度をとるのか、市民は注目しているわけです。

 2点目は、チラシを住民投票当日に新聞折り込みした問題です。今、議員の倫理条例の制定を求めている動きもありますが、この住民投票条例に違反した問題について、これも明らかに倫理に反するわけですから、市民クラブは市民に対する謝罪と説明責任があるのではないでしょうか。

 いずれにいたしましても、今後の幸手市が目指す方向性としては自立できる道、しかもその条件は十分にあります。さらに、貧しいから合併するという論法では相手側からも嫌われることは事実です。幸手市のより明確な自立できる方針、これを早急に市民に示すことが大事であると、このように考えています。

 以上の点を指摘いたしまして、賛成討論といたします。



○議長(吉羽武夫議員) ほかにございませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(吉羽武夫議員) ほかに発言がありませんので、以上で討論を終わります。

 これより議案第57号 久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会の廃止に関する協議についてを採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(吉羽武夫議員) 起立全員です。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△市長あいさつ



○議長(吉羽武夫議員) 以上で、本臨時会に付議された事件は議了いたしました。

 この際、市長よりごあいさつをお願いいたします。

 市長。

   〔町田英夫市長 登壇〕



◎市長(町田英夫) 平成16年第2回幸手市議会臨時会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 まず、提案させていただきました議案については、慎重、かつ円滑な審議をいただき、議決を賜りましたことに対しまして厚く御礼申し上げます。

 当面、幸手市では単独で行政運営をすることになりましたが、地方自治体を取り巻く状況は大変厳しく、本市においてもさまざまな行政課題が山積しております。今後においても、議会と執行部が互いに協力し、課題の解決に取り組むことが必要であると考えます。住民本位の市政運営のため、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 秋も深まり、寒さが厳しくなってまいりましたが、議員の皆様におかれましてはくれぐれも健康に留意され、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、簡単ですが、閉会のごあいさつとさせていただきます。



○議長(吉羽武夫議員) ありがとうございました。

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△閉会の宣告



○議長(吉羽武夫議員) これをもちまして、平成16年第2回幸手市議会臨時会を閉会いたします。



△閉会 午前10時35分

 地方自治法第123条の規定により署名する。

   平成  年  月  日

          議長    吉羽武夫

          署名議員  大橋秀樹

          署名議員  川井淑行

          署名議員  枝久保喜八郎