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埼玉県 坂戸市

平成16年  6月定例会(第3回) 06月04日−議案質疑−02号




平成16年  6月定例会(第3回) − 06月04日−議案質疑−02号







平成16年  6月定例会(第3回)




平成16年6月4日(金曜日)
△議事日程(第2号)
 日程第 1 議案第33号 平成16年度坂戸市一般会計補正予算(第1号)を定める件    
 日程第 2 議案第34号 坂戸市男女共同参画推進条例制定の件              
 日程第 3 議案第35号 坂戸市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件      
 日程第 4 議案第36号 市道路線の廃止について(市道第6089号路線外3路線関係)  
 日程第 5 議案第37号 市道路線の認定について(市道第6809号路線外6路線関係)  
 日程第 6 議案第38号 市道路線の廃止について(市道第3457号路線外270路線関係)
 日程第 7 議案第39号 市道路線の認定について(市道第3941号路線外85路線関係) 
   ………………………………………………………………………………………………………
△本日の会議に付した事件
 議事日程のとおりである。
   ………………………………………………………………………………………………………
△出席議員  26人
       1番      2番      3番      4番      5番
       6番      7番      8番      9番     10番
      11番     12番     13番     14番     15番
      16番     17番     18番     19番     20番
      21番     22番     23番     24番     25番
      26番
   ………………………………………………………………………………………………………
△欠席議員   なし





△開議の宣告(午前10時00分)



○井上勝司議長 皆さん、おはようございます。

  現在の出席議員26人全員であります。

  よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。





○井上勝司議長 本日の議事日程については、お手元に配付のとおりです。

  直ちに本日の議事に入ります。

   ………………………………………………………………………………………………………



△日程第1 議案第33号 平成16年度坂戸市一般会計補正予算(第1号)を定める件    



△日程第2 議案第34号 坂戸市男女共同参画推進条例制定の件              



△日程第3 議案第35号 坂戸市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件      



△日程第4 議案第36号 市道路線の廃止について(市道第6089号路線外3路線関係)  



△日程第5 議案第37号 市道路線の認定について(市道第6809号路線外6路線関係)  



△日程第6 議案第38号 市道路線の廃止について(市道第3457号路線外270路線関係)



△日程第7 議案第39号 市道路線の認定について(市道第3941号路線外85路線関係) 





○井上勝司議長 日程第1・議案第33号・「平成16年度坂戸市一般会計補正予算(第1号)を定める件」から日程第7・議案第39号・「市道路線の認定について」までを一括議題といたします。

  これより質疑に入ります。

  初めに、議案第33号・「平成16年度坂戸市一般会計補正予算(第1号)を定める件」について質疑を願います。

  1番・新井文雄議員。



◆1番(新井文雄議員) 1番、新井文雄です。平成16年度一般会計補正予算について、1点質疑をさせていただきます。

  5ページの歳出のところ、教育費の節13、委託料の関係についてです。180万円の教育研究委託料ということで、埼玉県教育委員会より、浅羽野小学校が学力向上プログラム開発事業の委嘱を受け、4年生、5年生の国語、算数を対象に、学力の向上に向けた研究を行うというふうに説明をされていますが、詳しい内容についてお伺いをいたします。



○井上勝司議長 吉本教育次長、答弁。



◎吉本祐一教育次長 学力向上プログラム開発事業の研究内容につきましてお答えいたします。

  学力向上プログラム開発事業につきましては、子供たちの確かな学力の定着、育成を目指し、小学校の4、5年生の国語と算数を対象として、児童のつまずきの発見とそのつまずきを克服していくための県独自の学力向上プログラム開発を目的としております。研究の主な内容は3点ございます。一つ目は、学習診断テスト等による児童のつまずきの発見方策を検討すること、二つ目は、保護者や地域住民、民間教育機関などの学校外の人材を積極的に活用し、個に応じた指導の充実を図ること、三つ目は、算数検定や漢字検定など、具体的な目標の達成を目指して取り組ませることにより、学習意欲の向上を図ることでございます。

  なお、研究内容の1点目のつまずきの発見並びに2点目の民間教育力の活用につきましては、県内10校、委嘱されました県内10校すべての研究委嘱協力校で取り組む内容でございます。また、3点目の学習意欲の向上につきましては、浅羽野小学校が独自に選択した研究内容でございます。

  以上でございます。



○井上勝司議長 よろしいですか。

  1番・新井文雄議員。



◆1番(新井文雄議員) 基礎学力をつけていくということは、非常に重要なことというふうに認識をしております。子供の豊かな学力や、それからつまずきの発見ということで、それを克服するという3点の内容というふうに聞きましたけれども、16年、17年度の事業のわけですけれども、17年度の事業についてはどのようになっていくのか、まずその辺を1点。

  それから、2点目は、県内小学校10校ということで、坂戸市の中では浅羽野小学校が選ばれたと、学力向上プログラム開発事業研究の委嘱校ということですけれども、この浅羽野小学校を選定をした理由、そこについてお伺いします。

  そして、最後に、16年、17年度ということで、このプログラム開発事業ですけれども、この成果をその後どのように生かしていくのか、その3点についてお伺いします。



○井上勝司議長 吉本教育次長、答弁。



◎吉本祐一教育次長 御質疑に順次お答えいたします。

  まず、平成17年度の研究状況につきましては、平成16年度と同様小学校4、5年生の国語と算数を対象として研究を継続し、内容の進化を図っていくものでございます。

  次に、浅羽野小学校選定の理由につきましてお答えいたします。埼玉県教育委員会による平成16年度公立幼稚園小中学校研究委嘱校の追加募集に対し、浅羽野小学校が学校課題解決に合致すると判断し、主体的に応募しましたところ、県教育委員会より選考され、委嘱が決定いたしました。

  次に、事業の成果を生かす点についてお答えいたします。児童の学習上のつまずきの発見及びそのつまずきを克服していくための学力向上プログラムの活用につきましては、その成果を市内全小学校で共有し、教育活動に生かしていきたいと考えております。また、事業研究会の開催や研究成果で培われたものの配布をはじめとして、さまざまな機会を通して研究成果の普及、活用を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解いだきたいと存じます。

  以上でございます。



○井上勝司議長 よろしいですか。

  1番・新井文雄議員。



◆1番(新井文雄議員) 大方了解をしましたけれども、4、5年生のつまずきということで、基礎学力の克服をしていくということで、非常に重要かなというふうに思いますけれども、何点か御指摘をさせていただきたいと思います。

  県の教育委員会の研究開発推進委員会で、このことは決められたということでいろいろ調べますと、研究内容の枠の中で進めていくというふうになっているようです。特にこういう中で下請的に進めることがないように、ぜひ学校の自主性の尊重をぜひしていただきたい、そういうふうに思います。

  それから、成果を上げるということが当然必要になってくると思いますけれども、そういうことのみにとらわれない、過度な指導で子供や教師に大きな負担がかからないように、その辺についても配慮をお願いしたいということ。

  それから、民間教育機関の活用ということがあるわけですけれども、特に塾のプログラムとか教材を安易に使用して進めると、そのようなことがないようにぜひお願いをいたしまして、私の質疑を終わりにいたします。



○井上勝司議長 ほかに。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第33号についての質疑を終わります。

  次に、議案第34号・「坂戸市男女共同参画推進条例制定の件」について質疑を願います。

  24番・広沢市太郎議員。



◆24番(広沢市太郎議員) ただいま議題となっております議案第34号について質疑をいたします。

  少子高齢化の進展、国際化等の社会環境の変化の中で、男性と女性が助け合いながら自己実現をしようとする男女共同参画の実現は、自治体の新たな課題であると思います。坂戸市では、男女共同参画社会の実現に向けて、平成14年に策定されたさかど男女共同参画プランに基づき、早い時期からさまざまな事業を展開してきたと認識しておるところでございます。こうしたプランにおける取り組みに加えて、さらに今条例を制定しようとするその必要性とは何なのかについてお尋ねいたします。

  次に、この条例は既に制定されている国の基本法や県の条例をもととして策定されていると思いますが、国や県とは違う市条例の特徴として挙げられるものは何か、また条例が制定されると具体的にどのような効果を望めるのか、以上3点についてお伺いいたします。



○井上勝司議長 岸澤市民生活部長、答弁。



◎岸澤英明市民生活部長 初めに、条例を制定する必要性につきましてお答えをいたします。

  国では、平成11年6月に男女共同参画社会基本法を制定いたしました。この法律は、男女が互いに人権を尊重しつつ、責任を分かち合い、性別にかかわりなくその個性と能力を発揮できる社会を目指すといたしまして、第9条では、さらに地方公共団体は区域の特性に応じた施策を策定し、実施する責務を規定しております。

  本市におきましては、既に平成7年にさかど女性プランを策定しておりまして、国の基本法の制定を受けまして、その後平成14年に第2次の計画として、さかど男女共同参画プランを作成して、現在に至っております。しかし、プランのみでは実効性が薄いということ、また一部の取り組みに終わってしまうのではないかというふうな懸念もございます。そういうことから、基本法ではカバーし切れない地域の特性やきめ細やかな施策の展開をするために、本条例を制定するものでございます。

  本市の特徴につきましては、坂戸市の将来都市像、市民がつくり育むまち、さかどを受けて、市民と協働による条例づくりを進めてまいりました。条例は、男女共同参画懇談会で検討してまいりしまたが、懇談会委員のうち2名の方は一般公募による委員でございます。また、本市としては初めての市民コメント制度に基づき、市民からの御意見、御提案をいただきながら条例づくりをしてきたという点が、まず特徴として挙げられます。また、内容面では、第7条に教育の推進を規定しておりますが、この規定を設けている条例は全国に例が少ないために、この点も坂戸市の特徴の一つというふうに言えると思います。

  また、制定後の効果といたしましては、啓発的要素の強い施策から実効性のある施策への転換、推進体制の強化や市民、事業者の責務が規定されていることにより、今まで着手しにくかった新しい分野の施策展開も期待できるところでございます。

  以上です。



○井上勝司議長 24番・広沢市太郎議員。



◆24番(広沢市太郎議員) 御答弁ありがとうございました。再質疑をさせていただきたいと思います。

  条例の制定意義や、制定後期待できる効果等については了承をいたしたところでございますが、私は4月19日の読売新聞と5月2日の朝日新聞で、ジェンダーフリーという、余り聞き慣れない言葉が出て、そして今、非常にこれら等で誤解や混乱を招いていると、こういう記事を読みましたが、その用語に関して坂戸市はどのように表現しているのか、お尋ねをいたします。



○井上勝司議長 岸澤市民生活部長、答弁。



◎岸澤英明市民生活部長 ジェンダーフリーに関しましてお答えをいたします。

  ジェンダーフリーという言葉は、社会的、文化的に形成された性差の解消を意味する和製英語でございます。男性と女性の区別をなくし、画一的に扱い、違いを一切排除しようとする意味で使われているとの報道がございました。しかし、男女共同参画社会はそのようなジェンダーフリーを目指しているのではなくて、性別にかかわりなくその個性と能力を発揮することができる社会を目指しているものでございます。

  本市条例では、第3条の基本理念の中で、性別による固定的な役割分担が、社会の活動における自由な選択に対して影響を及ぼすことがないよう配慮されなければならないと規定をいたしました。この規定は、男女の性差について、行き過ぎた考え方や誤解が生じるような表現ではありませんで、極めて緩やかで常識的な表現をとったと考えております。極端な主張、解釈と基本法が目指す社会とを混同することなく、男女共同参画の推進を図ってまいりたいと存じます。

  以上です。



○井上勝司議長 よろしいですか。

  24番・広沢市太郎議員。



◆24番(広沢市太郎議員) 要望いたします。条例の制定は男女共同参画のまちづくりに向けて一つの目標の到達点であると同時に、取り組みの出発点であると思います。どうぞ市民と協働してしっかりと取り組んでいただきますよう、要望して質疑を終わります。



○井上勝司議長 ほかに。

  2番・大山茂議員。



◆2番(大山茂議員) 2番、大山です。ただいま議題となっております議案第34号・「坂戸市男女共同参画推進条例制定の件」について、数点質疑をいたします。

  この条例案は、国の男女共同参画社会基本法、あるいは県の男女共同参画推進条例などに基づいて提案をされているかと思います。これまでも本議会の中で、市としての男女共同参画推進条例をつくるべきだと一般質問などで取り上げられてきたかと思います。さて、国の基本法の第3条に、男女の人権尊重の内容として、個人の尊厳、男女の平等、個人の能力の発揮の3原則の内容が示されています。この条例制定に当たっては、人権の尊重、男女の平等を大きな柱とした、そのような条例の制定が望まれるところだと思います。そこで4点質疑をいたします。

  第1点、この条例制定案では、男女平等をどのように貫いていこうとしているのでしょうか。

  第2点、条例案の第2条第2号に、積極的格差是正措置とあります。これについてどのようなことを指すのか、具体的に答えてください。

  第3点、男女共同参画の社会では、子育ての支援が大いに求められるところであります。この子育て支援について、個人の努力では行き届かない部分、企業の責任があるかと思いますが、企業の責任についてはどのようにこの条例案では触れてあるのでしょうか。

  第4点、先ほどの質疑の中にもありましたけれども、第7条に教育の推進、これは本市の独自な内容ということで、特徴の一つというふうにも答えられております。県の条例や近隣市の条例には、教育が独立した条文にはなっていません。そこで、本市で特徴として挙げておりますが、この教育の推進の条文を独自に提案をしている、この理由についてお聞かせください。

  以上4点の質疑、お願いします。



○井上勝司議長 岸澤市民生活部長、答弁。



◎岸澤英明市民生活部長 初めに、男女共同参画社会における男女平等のとらえ方でございますが、国の男女共同参画社会基本法では、男女平等を人権の問題としてとらえております。基本法を受けて本市の条例におきましても、第3条第1項において、男女の個人としての尊厳が重んぜられること、性別による差別を受けることなく人権が尊重されることの大切さをうたっております。男女平等の精神があらゆる場面で尊重される男女共同参画社会を築いていくことを目指しております。

  次に、積極的格差是正措置についてお答えいたします。積極的格差是正措置は、男女間の格差を改善するため、活動に参画する機会を積極的に提供することをいいます。具体的には、雇用の場に限って申し上げますと、募集や賃金格差、雇用形態、職場配置、女性の登用などにおける格差が挙げられます。条例第13条で、格差がある場合は、積極的に男女間の均衡を図るよう努めると規定をいたしました。

  次に、子育て支援に関する事業者の責務についてでございますが、女性が子供を持って働き続けていくために子育て支援は大変重要な課題であり、事業者の責務の一つというふうに考えております。企業によっては、女性が働きやすいように企業内に保育所を設けたり、あるいは育児休業の充実が図られつつあります。しかし、子育てしながらの働きにくさという、そういう点では日本は先進国の中でも大変上位にあると言われておりまして、この問題は地方自治体の力だけでは解決しがたい課題でもあります。条例制定後におきましては、事業者の責務を根拠に理解を深めていただくよう働きかけてまいりたいと存じます。

  次に、教育の推進の項目を設けた意味についてお答えをいたします。大山議員さんが着目したように、他市町村の条例におきましては、教育の推進を項目に規定しているところは大変少なく、本市の条例の特徴と言えます。社会に幅広く浸透している性別役割分担意識から脱却するには、家庭のしつけや学校教育など、さまざまな場で女性と男性が性別で差別されることなく、一人一人の個性を認め合う感性を培っていくことが必要でございます。男女共同参画社会の形成には、学校教育をはじめとして、すべての教育分野において男女平等教育が実施されることが大切であり、機会の均等だけではなく、性別による固定的な役割分担意識にとらわれない教育を実施することが求められております。男女共同参画社会を推進する大事な要素として、本市では条例の中にあえて教育の推進を項目として加えたものでございます。

  以上です。



○井上勝司議長 よろしいですか、

  2番・大山茂議員。



◆2番(大山茂議員) それでは、ただいまの御答弁にありました中で、格差是正ということで幾つかの点に触れていただいたと思いますが、男女平等を貫くという点では、とりわけその男女の賃金格差、多かれ少なかれ事業者によって男女の賃金格差が依然として存在するかと思います。男女平等ということを貫くに当たっても、またこの条例案で積極的な格差是正措置、そのように触れてあります。男女同一賃金に向けて引き続き努力していただくことを指摘しておきます。

  再質疑として、2点させていただきます。子育て支援に関しての事業者の責務について触れられていただきましたが、事業者に対して具体的にはどのように働きかけをしていくのでしょうか、具体的にお答えください。

  第2点、教育の推進についての立場について答えていただきましたが、この教育の推進、男女共同参画における教育の推進についての具体的な取り組みについてのお考えを聞かせてください。

  以上2点、再質疑、よろしくお願いします。



○井上勝司議長 岸澤市民生活部長、答弁。



◎岸澤英明市民生活部長 子育て支援に関し、事業者への働きかけにつきましてお答えをいたします。

  男女がともに子育てと仕事を両立させていくためには、子育てしやすい労働環境を整備することが大変重要でございます。しかしながら、仕事と育児の両立を支援するための制度である育児休業制度が実施されているにもかかわらず、十分活用されていない企業などの状況もございます。育児休業制度の普及、促進について、広く周知されるよう広報活動を強化したり、また市内の事業団体に対し、女性の能力発揮を積極的に推進し、女性が働きやすい環境を整えるよう、より一層の普及を働きかけてまいりたいと存じます。

  次に、教育の推進に関する本市の取り組みについてでございますが、本市では平成14年に策定された男女共同参画プランの中でも、教育の推進を位置づけております。学校教育におきましては、出席簿の男女混合名簿の導入、集会などの整列や靴箱、ロッカーの名札の色等に男女混合を実施するほかに、教科や道徳、特別活動における男女平等教育指導資料の活用、性別にこだわることなく自分の未来を考える力となる進路指導の推進、教職員の研修機会の充実等が進められております。

  また、家庭や地域に対する教育及び学習の機会も大切でございますので、男女共同参画の視点に立った講座の企画、子育てに当たる大人への学習機会の提供、男性の生活自立学習、女性の職業能力開発等、今後関係各課とも連携をしながら推進してまいりたいと考えております。

  いずれにいたしましても、性別による固定的な役割分担意識にとらわれることのない社会を目指しまして推進をしてまいりたいと考えます。



○井上勝司議長 よろしいですか。

  2番・大山茂議員。



◆2番(大山茂議員) それでは、幾つかの点について具体的なところを答えていただきましたが、いずれにしても、今回の男女共同参画推進条例、これが真に男女平等、あるいは子育て支援についても、またあるいは教育の重要性、こういったことを推進していくためにも、本当にこの条例制定によって、男女共同参画の社会に向けて効果を発揮できるように、市全体を挙げての努力が求められるかと思います。その点を指摘いたしまして、この条例制定後、市挙げての努力を再度指摘した上、この真の人権の尊重、男女平等を推進していけるよう申し述べまして質疑を終わります。



○井上勝司議長 ほかに。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第34号についての質疑を終わります。

  次に、議案第35号・「坂戸市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件」について質疑を願います。

  9番・塘永真理人議員。



◆9番(塘永真理人議員) 9番、塘永真理人。坂戸市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定に当たって質疑をしておきます。

  質疑は、移動図書館を廃止する理由、またこれまでの中央図書館、移動図書館、分館といった、いわば坂戸市が築き上げてきた図書館網のもとで、移動図書館の果たしてきた役割と移動図書館廃止に伴う図書館網の充実について、さらに児童、障害者、病人、高齢者等に対するサービスはどのように考えているのか質疑します。



○井上勝司議長 小塚教育次長、答弁。



◎小塚満教育次長 お答え申し上げます。

  初めに、移動図書館廃止の理由についてでございますが、移動図書館は昭和57年9月18日運行を開始以来、多くの市民に親しまれてきたところでございます。しかしながら、分館、分室の整備、情報網、交通網の発達、少子化等による貸し出し冊数の減少と移動図書館車の老朽化、さらにはNOX・PM法の規制により、平成16年9月30日以降の車検有効期間満了日を越えての使用ができなくなることによりまして、廃止のやむなきに至ったものでございます。

  次に、移動図書館が果たしてきた役割と図書館網の充実についてでございますが、坂戸市立図書館協議会からの御答申にも触れられておりますとおり、移動図書館のステーションは中央図書館や分館、分室と連携してネットワークを形成し、各施設に遠距離にある市民へのサービスの機会均等に重要な役割を果たしてきたところでございます。そこで、移動図書館が廃止になった後の対応策の一つとして、平成16年度におきましては、現在巡回している小学校5校について、図書を運搬、入れかえし、あわせて読書指導を行う計画でございます。

  次に、児童サービス等についてでございますが、読書活動は子供が言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で、欠くことができないものと考えております。本市図書館でも、幼児、児童が、早くから読書に親しむような環境づくりとしてさまざまな事業を行っておりますが、その一つとして、毎週土曜日、日曜日に中央図書館児童コーナーにおきまして、絵本等の読み聞かせを実施しております。また、障害者サービスといたしましては、現在視覚障害者に対しまして録音資料、点字図書の郵送貸し出しをはじめ、情報テープの作成提供や対面朗読サービスを実施し、高齢者へのサービスといたしまして、老人福祉施設3施設について、月1回訪問朗読サービスを実施しているところでございます。これらのサービスについては御好評を得ておりますので、利用者のニーズを的確にとらえ、内容の充実に努めながら、今後とも継続してまいりたいと思います。

  以上です。



○井上勝司議長 よろしいですか。

  9番・塘永真理人議員。



◆9番(塘永真理人議員) 再質疑しておきます。

  移動図書館の果たしてきた役割についての答弁を聞いても、移動図書館の廃止は残念であります。その後の対策の一つとして、小学校5校に図書の配本体制を考えておられるようであります。この答弁ですと、義務教育の機会均等という点はどのように受けとめたらいいのか、心配になります。機会均等が不均等にならないよう、まずお願いしておきます。

  それと、図書を受け入れた後の各学校側がどう対応していくのかが問われてくると思います。いわゆる学校教育サイド、その姿勢が問われてくるかと思うのです。坂戸市行政報告書から、移動図書館は児童書の貸し出しに大きな役割を果たしてきたことがわかります。また、平成16年度版坂戸市教育行政重点施策における図書館の充実についての内容を見ても、あるいは答弁にも出てきました平成15年7月25日付坂戸市立図書館協議会から提出された答申、移動図書館レインボーの運営についての中でも、また坂戸市民による学校図書室の充実を考える会から、紫籐教育長あてに提出された学校図書室整備充実に関する要望内容からしても、さらには紫籐教育長はもとより坂戸市歴代の教育長の議会答弁からしても、この移動図書館が廃止された今日、学校図書館、学校図書室の充実は切実なものがあると思います。その果たす役割はますます大きくなってきたと思うわけです。その学校図書館については、平成15年9月坂戸市定例会では、今後さらに学校図書館の充実を図るためには新たな人の配置が必要だと認識し、学校司書の配置を検討していくと、教育委員会からは答弁していただいております。

  再質疑ですが、移動図書館廃止に伴ってこの学校図書館、学校図書室に人の配置、つまり学校司書の配置については、具体的にどのように位置づけられているのか、再質疑をしておきたいと思います。



○井上勝司議長 吉本教育次長、答弁。



◎吉本祐一教育次長 学校司書の配置についてお答えいたします。

  学校図書室の運営につきましては、必要とする学校に司書教諭を配置し、その任に充てているところでございます。しかし、司書教諭について国、県からの人的配置がないため、教諭の中から司書教諭を充て、他の校務分掌を兼務しながら職務に当たっているのが現状でございます。つきましては、司書教諭と連携して学校図書室の運営等に当たる学校司書などの人的配置を行い、学校図書室の充実を図っていくことも大切な課題であると認識しております。今後庁内調整を図りながら引き続き検討してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○井上勝司議長 9番・塘永真理人議員。



◆9番(塘永真理人議員) 先ほど紹介した学校図書室の整備充実に関する要望書の、学校図書室の充実を考える会の市民から出された要望書の前文に、「私たちは小学校などにおいて読み聞かせ、本の整理、修理などのボランティアを行っている。活動を通じて強く感じるのは、子供たちは決して本嫌いではない。本や紙芝居が大好きです。けれども、どんな本が今の自分に合っているのか、情報を提供してくれる人もなく、成長していく心に合った本を見つけられずに、高学年の子供の多くが本から離れていく。子供たちの成長の中で他人を思いやるルール、みずから学び、みずから考え、主体的に判断し、さまざまなことについての解決策を模索する想像力、豊かな感性をはぐくむ本との出会いや、子供たち一人一人の学びを援助する学校図書室の充実が必要であると思います。移動図書館車が、自動車NOX・PM法の規制対象となり運行できなくなる今、学校図書館、学校図書室の必要性は高まったと言えるでしょう」といったことが訴えられております。

  ここには、本がたくさんあればいいとか、本が整理されておればいいということではなしに、子供たちや教師の要望にこたえていく人の配置が求められていると思います。移動図書館廃止を契機にさらなる図書館網の充実として、学校図書館、学校図書室に人の配置が焦眉の課題として、学校司書の配置を要望するところであります。

  このことは、私、改めて伊利市長をはじめ市長部局にも、これを単なる要望と受けとめずに対応していただくよう、図書館設置条例の一部を改正するに当たって切にお願いする次第であります。よろしくお願いします。



○井上勝司議長 ほかに。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第35号についての質疑を終わります。

  次に、議案第36号・「市道路線の廃止について」質疑を願います。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第36号についての質疑を終わります。

  次に、議案第37号・「市道路線の認定について」質疑を願います。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第37号についての質疑を終わります。

  次に、議案第38号・「市道路線の廃止について」質疑を願います。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第38号についての質疑を終わります。

  次に、議案第39号・「市道路線の認定について」質疑を願います。

          (「なし」の声)



○井上勝司議長 以上で、議案第39号についての質疑を終わります。

  これをもって質疑を終結いたします。

  次に、日程第1・議案第33号から日程第7・議案第39号までの7議案は、お手元に配付しておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

  ……………………………………………………………………………………………………………



△次会日程の報告



○井上勝司議長 以上で本日の日程は終了いたしました。

  おはかりいたします。

  来る7日、8日、9日、10日、11日及び14日は休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」の声)



○井上勝司議長 御異議なしと認めます。

  よって、来る7日、8日、9日、10日、11日及び14日は休会とすることに決定いたしました。

  なお、8日及び9日は常任委員会を開き、15日は午前10時から本会議を開きます。

  ……………………………………………………………………………………………………………



△散会の宣告(午前10時36分)



○井上勝司議長 本日はこれをもって散会いたします。