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埼玉県 久喜市

平成26年  福祉健康常任委員会 06月30日−02号




平成26年  福祉健康常任委員会 − 06月30日−02号









平成26年  福祉健康常任委員会





        久喜市議会平成26年6月定例会福祉健康常任委員会

平成26年6月30日(月)

出席委員(7人)
  委員長   斉   藤   広   子     副委員長   岸       輝   美
   委員   渡   辺   昌   代       委員   平   沢   健 一 郎
   委員   川   辺   美   信       委員   丹   野   郁   夫
   委員   梅   田   修   一
議長      井   上   忠   昭

欠席委員(なし)

紹介議員(2人)
        岡   崎   克   巳            杉   野       修

委員外議員(13人)
        杉   野       修            貴   志   信   智
        新   井       兼            成   田   ル ミ 子
        猪   股   和   雄            園   部   茂   雄
        田   中       勝            矢   崎       康
        岡   崎   克   巳            石   川   忠   義
        青   木   信   男            山   田   達   雄
        鈴   木   松   蔵

参考人(1人)
 全国B型肝炎訴訟東京原告団幹事   鈴  木  和  彦

一般傍聴者(5人)

久喜市議会委員会条例第21条の規定により説明のため出席した人
 市  長   田   中   暄   二

 福祉部長   立   川   里   子     福 祉 部   三   浦   俊   夫
                          副 部 長

 社会福祉   奥   谷   弘   幸     社会福祉   田   中   弘   子
 課  長                     課 主 幹

 障がい者   椎   橋   桂   子     介護福祉   石   井   哲   雄
 福祉課長                     課  長

 子 育 て   久 保 田   美   孝     保育課長   中   村       晃
 支援課長

 健康増進   中   島   三   男     健康増進   小   林       弘
 部  長                      部副部長
                          兼 健 康
                          医療課長

 健康増進   平   井       勝     国民健康   小   林   雄   二
 部参事兼                     保険課長
 中央保健
 センター
 所  長

 菖蒲総合   中   村   昌   三
 支  所
 福祉課長

 栗橋総合   岡   戸   孝   克
 支  所
 福祉課長

 鷲宮総合   鈴   木   要   司
 支  所
 福祉課長

委員会に出席した事務局職員
 議  会   斎   藤   悟   留     議  会   冨   澤   均   仁
 事 務 局                     総 務 課
 参 事 兼                     課長補佐
 議会総務                     兼 議 事
 課  長                     係  長

 議  会   武   田       学     議  会   上   岡   美 弥 子
 総 務 課                     総 務 課
 庶 務 ・                     庶 務 ・
 調 査 係                     調 査 係
 担当主査                     主  任



               開会 午前10時00分



○委員長(斉藤広子委員) ただいまの出席委員7名であります。定足数に達しておりますので、去る6月26日に付託されました議案1件、請願1件について審査するため、福祉健康常任委員会を開会いたします。

  初めに、議長のご挨拶をお願いいたします。



◎議長(井上忠昭議員) おはようございます。福祉健康常任委員会の開催に当たりまして、委員の皆様並びに執行の皆様には、朝早くからご参集いただきましてありがとうございます。委員の皆様におかれましては、付託いたしました議案及び請願につきまして十分審査いただきますようよろしくお願いいたします。また、執行の皆様におかれましては、質疑に対しまして丁寧かつ明快な答弁をいただきますようお願い申し上げまして、挨拶とかえさせていただきます。よろしくお願いします。



○委員長(斉藤広子委員) ありがとうございました。

  続きまして、市長のご挨拶をお願いいたします。



◎市長(田中暄二) おはようございます。福祉健康常任委員会の委員の皆様におかれましては、本会議に引き続きまして、当委員会に付託されました調停の申立て等についての1議案につきご審査をお願いするものでございます。ご質疑につきましては適切に答弁申し上げますので、速やかにご決定を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○委員長(斉藤広子委員) ありがとうございました。

  初めに、委員外議員の発言につきましては、過日ご協議いただきましたとおり、委員の発言を優先して認めることといたします。

  審査に当たり、皆様に申し上げます。発言の際はマイクのスイッチを入れていただき、発言が終わりましたらスイッチをお切りください。また、執行部の皆様は、発言の際には挙手と同時に職名を名乗っていただきますようお願いいたします。

  審査に入る前に、皆様に申し上げます。川辺美信委員から議案第49号の調停の申立て等についての審査に当たり、平成19年以降の協議経過についての資料を提出してほしい旨の申し出がありました。委員長として必要と判断しましたので、執行部にお願いし、資料を提出していただきました。お手元に配付してございますので、ご確認のほうお願いいたします。

  これより審査に入ります。

  初めに、議案第49号 調停の申立て等についてを議題といたします。

  過日ご協議いただきましたとおり、提案者の説明を省略し、直ちに質疑に入ります。

  これより質疑に入ります。

  渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) おはようございます。よろしくお願いいたします。

  本議会のほうでも質疑がありまして、いろいろわかってきたところですけれども、今後のことがやはり一番心配になるものですから、今後のところでお聞きをいたします。まず、相手方の大熊さんですけれども、今現在群馬県のほうにお住まいでいらっしゃって、年齢もお聞きしたいところなのですけれども、個人情報で無理でしたらいいのですが、今後調停を進める上でですけれども、年齢がご高齢であれば、その後がどうなっていくのかというところが心配なのですけれども、やはりご高齢であれば病院に入られてしまったりとか、突然とかということもあると思います。今回理事長の方が亡くなられたという件もありますので、今後調停進める上で、この方の後見になる方がいらっしゃるのか、ご家族がその後引き受けていくのか、そのことからまずお伺いいたします。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 相手方に関するご質疑でございますけれども、年齢につきましては個人情報でございますので、正確な年齢は言えませんけれども、60代という形でございます。

  あと、相手方の体調とか、そういった面ですけれども、本議会のほうでもご答弁申し上げていますように、今年度に入りまして4回ほどこちらのほうに来ていただいて、直接交渉のほうも行っております。現時点では、入院されるとか、そういう心配はしてはおらないところでございますけれども、またその後の後見人等につきましては、現時点では考えていないところでございます。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) わかりました。

  今後の調停をしていく中でです。最後の交渉のときに、全額の支払いには応じられないということをずっと言われてきていると思うのですけれども、そこの全額の支払いには応じられない。向こうからの提案されているとかという金額とか、そういうものはあるのですか。これなら応じられるとか、分割なら応じられるとか、こういう形なら応じられるとか、そういうことはあちらから提案されているのでしょうか。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 相手方のほうからは、全額の支払いは難しいということでございます。また、相手方のほうから金額の提示というのはございません。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) これまで20万円ほど返していただいているという経過があると思うのですけれども、市としては少しでも返還していただくという、そういう考えで調停に臨むのでしょうか。少しでもいいから、少しずつでもいいから返還していただくという考えのもとに調停のほうに臨んでいくのでしょうか。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 今年度に入りましての直接交渉におきましては、あくまでも全額の返済ということで交渉を行っております。全額交渉に合意していただいたならば、その返済方法については、その後の協議という形になったかと思うのですが、その時点で全額の返済ということが難しいということでございましたので、特に幾らというような形のものの交渉はしてございません。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) 今の課長の答弁だと、現在はしておりませんという形ですけれども、今後調停の中では、それは話し合いの進め方によってだと思うのですけれども、それは変化はあり得るというふうに私たちは受け取ってよろしいのでしょうか。今は、だから全額ではなかったら応じないという形、今までしてきましたよね。それで、金額については聞いたりとか、交渉したりとかということはしていないけれども、今後はそれというのはあり得る形になってくるのでしょうか。そのことだけちょっと確認したいのですけれども。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 議案の中でも説明のほうしてございますように、あくまでも市といたしましては全額の返還を求めての調停の申し立てという形になってございます。その後のことにつきましては、調停の内容を見て判断してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) わかりました。

  もう一点お願いいたします。現在の法人の理事長ですけれども、こちらはどのようになっているのでしょうか。この件については、現在の理事長とはお話はしているのでしょうか。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 前任の理事長が3月にお亡くなりになられまして、4月に入りまして法人のほうも理事会等を開催をしてございます。今理事長というお話がございましたけれども、理事長につきましては5月下旬の理事会において決まってございます。

  それと、理事長とは別に施設長につきましても4月の理事会で決まっておりまして、これは別の方がなられております。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) 理事長が決まったかどうかお聞きしたのではなくて、その方とお話がどうしているのか、それからどうするのかということをお聞きします。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 失礼いたしました。理事長のほうにつきましては、新しい方決まっているのですけれども、まだ正式な形で市のほうと会ってございませんので、この件についてはまだ話のほうはしてございません。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) 話はしていないということなのですけれども、今後お話はしていくのですか。していかなければならないと思うのですけれども。



○委員長(斉藤広子委員) 保育課長。



◎保育課長(中村晃) 7月早々に会う日程を調整して、その中でこの件についてもお話のほうはしていく予定です。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) わかりました。

  今後のこともまだまだ見えない中なのですけれども、ぜひとも市の公金という、税金ですので、ぜひとも全力で頑張っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(斉藤広子委員) ほかに質疑ございませんか。

               〔「なし」と言う人あり〕



○委員長(斉藤広子委員) なければ、議案第49号の質疑を打ち切ります。

  暫時休憩いたします。



               休憩 午前10時10分



               再開 午前10時11分





○委員長(斉藤広子委員) 再開いたします。

  次に、請願第1号を議題といたします。

  本日は、参考人として、請願者を代表し、全国B型肝炎訴訟東京原告団幹事、鈴木和彦様のご出席をいただいております。

  それでは、議事の順序等について申し上げます。初めに、紹介議員から本請願の趣旨を説明していただいた後、参考人から追加の説明がある場合は簡潔に5分程度で説明をいただきます。その後、質疑に入ります。

  参考人におかれましては、委員長の許可を得てから発言くださいますようお願いいたします。また、委員会条例第29条第3項の規定により、参考人は委員に対して質疑することができないことになっておりますので、あわせてご了承願います。

  これより審査に入ります。

  初めに、紹介議員の説明を求めます。

  岡崎克巳議員。



◎紹介議員(岡崎克巳議員) 皆さんおはようございます。それでは、本委員会にご提案申し上げました請願の案文を読み上げて、趣旨の説明をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

  請願第1号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願。標記の請願を次のとおり地方自治法第124条の規定により提出いたします。平成26年6月26日。紹介議員、岡崎克巳、同川辺美信、同杉野修。請願者 埼玉県白岡市小久喜834―2、全国B型肝炎訴訟東京原告団幹事、鈴木和彦。久喜市議会議長、井上忠昭様。

  案文と趣旨を読み上げます。

  ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願。

  趣旨。貴議会において、ウイルス性肝炎患者に対する医療費の助成について、衆参両議院並びに政府(内閣総理大臣・厚生労働大臣)に対し、以下の事項を内容とする意見書を提出していただくよう請願します。

  (1)、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。

  (2)、身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること。

  以上の趣旨に賛同し、紹介議員になったものでございます。

  請願書の一番後ろなのですけれども、参考文書として意見書を提出をさせていただきました。どうか委員の皆様におかれましては、ご理解をいただけますようよろしくお願いを申し上げます。

  なお、理由については、本日参考人が出席をしておりますので、参考人のほうから申し述べさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。委員長、取り計らいのほう、よろしくお願いをいたします。



○委員長(斉藤広子委員) 次に、参考人より追加の説明がありましたら説明をお願いいたします。

  鈴木様、よろしくお願いします。



◎参考人(鈴木和彦) 理由について申し述べたいと思います。

  現在我が国におけるウイルス性肝炎患者は、350万人以上いると推定されているところ、国はウイルス性肝炎患者(肝硬変・肝がん患者を含む)に対するインターフェロン、核酸アナログ製剤を中心とする一定の抗ウイルス療法について、国と自治体の予算に基づく医療費助成を実施している。ウイルス性肝炎患者に対してかかる特別な措置がとられるに当たっては、平成21年制定の肝炎対策基本法の前文にあるとおり、「国内最大の感染症」である「B型肝炎及びC型肝炎に係るウイルスへの感染については、国の責めに帰すべき事由によりもたらされ、またはその原因が解明されていなかったことによりもたらされたもの」であり、C型肝炎の薬害肝炎事件につき国が責任を認め、B型肝炎の予防接種禍事件について最終の司法判断により国の責任が確定したことが周知の歴史的前提である。

  しかしながら、国が実施している現行の医療費助成の対象は、上記のとおりインターフェロン治療、核酸アナログ製剤治療など一定の抗ウイルス療法に限定されており、これら治療法に該当しない肝硬変・肝がん患者の入院、手術費用等は極めて高額に上るにもかかわらず、助成の対象外となっている。

  そのため、より重篤な病態に陥り、就業や生活に支障を来し、精神的、肉体的に苦しみつつ、経済的、社会的にも逼迫している肝硬変・肝がん患者に対しては、一層の行政的・社会的支援が求められるところであり、国の「平成26年度予算要求にかかる肝炎対策推進協議会意見書」でも、厚生労働大臣に対し予算として必要な措置の一つとして、「肝硬変・肝がん患者を含むすべての肝炎医療にかかる医療費助成制度を創設する」ことが上げられている。

  ところで、B型肝炎訴訟については、平成23年の国と原告団との基本合意締結、B型肝炎特別措置法の制定に当たって、国は「予防接種時の注射器打ち回しによるB型肝炎ウイルスの感染被害者は40数万人に及ぶ」と繰り返し言明してきた。しかしながら、基本合意から2年以上経た今においても、B型肝炎訴訟の原告として給付金の支給対象たりうる地位にある者は1万人程度にすぎず、大多数の被害者は救済の入り口にさえ立っていないのが現状である。被害者数と原告数とのこうしたそごが生まれる最大の原因は、長年にわたって国が注射器打ち回しの予防接種禍の実態を放置し、平成元年のB型肝炎訴訟の最初の提起後も、予防接種禍の実態調査を怠ったことで、時間経過により母親が死亡するなど予防接種禍を立証する医学的手段を失った被害者が膨大に存在することである。

  他方、C型肝炎についても、時間の経過に伴うカルテ廃棄等の理由により、薬害であることの被害立証が困難となった多数の被害者が存在することは容易に推定できる。また、一定時期までには感染を回避することが簡単でなかったとはいえ、輸血によってB型、C型肝炎ウイルスに感染した者、あるいは因果関係の立証がB型肝炎に比べて医学的に困難ではあるが、客観的には予防接種その他の注射時に注射器の打ち回しによりC型肝炎ウイルスに感染した者など、我が国には医療行為に関連してウイルス性肝炎に感染した多数の肝炎患者が存在し、「国民病」としてのウイルス性肝炎は、また全体として「医原病」としての性格を濃厚に帯びている。そのため、近年では全てのウイルス性肝炎患者に対し、より厚い行政的対応を求める国民の声が広がっている。

  このように、肝炎対策基本法制定後の事態の推移は、我が国のウイルス性肝炎が「国民病」かつ「医原病」としての本質を持つことをますます明らかにし、とりわけ国の責任が明確化され、国が多数存在することを認めているB型肝炎の予防接種禍被害者ですら、その多くが立証手段を失って司法救済の対象とならないという厚生労働行政の矛盾が一層鮮明となっている。ここに至っては、肝炎対策基本法前文の基本精神に立ち返りつつ、法制定時より一層明らかとなった「国民病」、「医原病」としてのウイルス性肝炎の特異性に思いをいたし、厚生労働行政を担う国の責任において一般疾病対策の水準にとどまらない患者支援策を進めるべきである。とりわけ高額の医療費負担と就労不能等の生活困難に直面しているウイルス性肝硬変・肝がん患者については、毎日120人以上の方が亡くなっている深刻な実態に鑑み、現在は助成対象となってはいない医療費にも広く助成を及ぼすよう、早急に制度の拡充・充実を図るべきである。

  また、肝硬変患者に対する生活支援制度である障害年金については、基準の明確化を図りつつ、適正な認定範囲の実現に配慮した基準見直し作業が進んでいる。しかし、同じく肝硬変患者に対する生活支援の制度である身体障害者福祉法上の肝疾患の障害認定制度(障害者手帳)は、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘が現場の医師からも多くなされているところであります。そこで、障害者手帳の認定基準についても、早急に患者の実態に配慮した基準の緩和・見直しを行うべきである。

  以上より、貴議会において、地方自治法第99条の規定により衆参両議院並びに政府(内閣総理大臣・厚生労働大臣)に対し、意見書を提出していただくよう請願します。

  以上です。



○委員長(斉藤広子委員) ありがとうございました。

  これより質疑をお受けいたします。質疑ございますか。

  渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) ご説明ありがとうございました。

  質疑をしたいのですけれども、患者の数が350万人以上いるという、推定されるということなのですけれども、そのいる中で、国からの制度に見合って補助を受けて、助成を受けている人の数が本当に少ないということなのですけれども、実際に2ページ、3ページのところで説明をしていただいた国が実施している医療の助成がインターフェロンの治療と、それから核酸アナログ製剤治療などの、本当に一部のものであるということなのですけれども、これらの治療法に該当しないものというのは一体どのくらいあって、それで極めて高額というふうにおっしゃっていらっしゃるのですけれども、高額というのはどのくらいの額を患者の方たちは今お支払いをしながら生活をしているのか、その辺の実態をお知りでしたら教えていただければと思います。



○委員長(斉藤広子委員) 鈴木参考人。



◎参考人(鈴木和彦) それでは、お答えいたします。

  まず、今のインターフェロン、核酸アナログ製剤の治療というのは抗ウイルス製剤といいまして、ウイルスがどんどん増殖しないようにという、抑える薬なのです。ですから、これで治療といっても、完治するための治療ではなくて、蔓延するのを抑えるという治療でございます。ですから、特にB型肝炎の場合は、いまだに完治しない病気というふうに言われております。再発が非常に、ウイルスが体の中にいる限りは再発を繰り返すということで、徐々に重篤化、肝硬変、肝がんになっていくという特徴を持っております。

  もう一つは、慢性肝炎から肝硬変、肝がんというふうに進んでいくものではなくて、慢性肝炎から突然肝がんになったり、いわゆるキャリアと言われている、症状が発症されていない方が突然肝がんになるということもこのウイルス性肝炎の特徴でございます。

  費用の件なのですけれども、厚生労働省の中の研究班で調べた数字では、平均的に年間で34万円の費用がかかっているというふうに言われております。再発をすると、肝がん患者でも3度、4度と繰り返す手術で、肝臓を摘出するなり、いろんな治療をしていくという、そういう意味の手術代が相当この数字にも含まれていないものがたくさんあるんじゃないかというふうに言われております。

  以上です。



○委員長(斉藤広子委員) 渡辺委員。



◆委員(渡辺昌代委員) わかりました。ありがとうございます。

  それから、もう一点わからなかったところがあるのですけれども、ご説明にありました3ページの中の下のほうからなのですが、(5)の中の下のほうから7行目あたりに、しかしからありました。身体障害者福祉法の肝疾患の障害認定制度は、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されているというところがちょっとよくわからないので、この辺の説明をしていただけますか。



○委員長(斉藤広子委員) 鈴木参考人。



◎参考人(鈴木和彦) 今の障害者手帳にかかわるご質疑だと思いますが、障害者手帳の障がい者というのは何だと。専門家の方がおられると思うのですけれども、要するにもとに戻せない。恒久的にそのふぐあいが続くよということが基本になって障がい者認定というのはされていると思うのですけれども、では外見的とは違って、内臓的な問題で、ではそれがどう証明できるのだということが大きなテーマになったのだろうと思うのですけれども、その内容は、今チャイルド・ピューという判断基準がありまして、その中で一応点数をつけて、障害認定として4から1まで決めるということで、今だともう4以上でなければ障害認定を受けられないという実態になっております。チャイルド・ピューで4点以上と。ところが、そのチャイルド・ピューの4点とは何だといいますと、寝たきりがまず前提なのです。寝たきりであること。もう重篤になって、生活支援というか、介助を受けなければ生活ができない方、そういう方なのです。そういうことになると、もう肝硬変でもほとんど末期の方で、もう死ぬ直前にならなければ障害認定の対象にならないと。そういうことが、生活支援としては、亡くなる直前に生活支援をもらってどうなのだということを我々患者の中では大きな声を出して叫んでおりますし、最近は医者の方もその矛盾について声を上げていただいております。

  以上です。



○委員長(斉藤広子委員) ほかに質疑ございませんか。

               〔「なし」と言う人あり〕



○委員長(斉藤広子委員) なければ、請願第1号の質疑を打ち切ります。

  これをもって質疑を終結いたします。

  これをもって付託された議案及び請願の質疑を終結いたします。

  参考人の鈴木様におかれましては、本委員会にご出席いただきましてまことにありがとうございました。

  暫時休憩いたします。



               休憩 午前10時30分



               再開 午前10時33分





○委員長(斉藤広子委員) 再開いたします。

  これより討論、採決に入ります。

  なお、討論につきましては発言席に着いてお願いいたします。

  初めに、議案第49号 調停の申立て等についての討論に入ります。

  討論のある方は挙手をお願いいたします。

               〔「なし」と言う人あり〕



○委員長(斉藤広子委員) 討論がありませんので、直ちに採決に入ります。

  議案第49号 調停の申立て等について、原案に賛成の方はご起立願います。

               〔起立全員〕



○委員長(斉藤広子委員) 起立全員であります。

  よって、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

  次に、請願第1号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願の討論に入ります。

  討論のある方は挙手をお願いいたします。

               〔「なし」と言う人あり〕



○委員長(斉藤広子委員) 討論がありませんので、直ちに採決に入ります。

  請願第1号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願、採択することに賛成の方はご起立願います。

               〔起立全員〕



○委員長(斉藤広子委員) 起立全員であります。

  よって、本案は採択すべきものと決定いたしました。

  これをもって討論、採決を終結いたします。

  以上で審査を打ち切ります。

  この際、お諮りいたします。委員会報告書の作成等につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

               〔「異議なし」と言う人あり〕



○委員長(斉藤広子委員) ご異議なしと認めます。

  よって、そのように決定いたしました。

  以上で福祉健康常任委員会に付託されました議案及び請願の審査は全て終了いたしました。

  委員の皆様には、慎重な審査をいただきまして、厚く御礼申し上げます。まことにありがとうございました。

  議長のご挨拶をお願いいたします。



◎議長(井上忠昭議員) 委員の皆様には、付託いたしました議案及び請願につきまして十分審査いただきまして、ありがとうございました。また、執行の皆様方におかれましては細やかな説明をいただきまして、まことにありがとうございました。傍聴の皆様もありがとうございました。

  以上、お礼を申し上げましてご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。



○委員長(斉藤広子委員) ありがとうございました。

  市長のご挨拶をお願いいたします。



◎市長(田中暄二) 福祉健康常任委員会の委員の皆様におかれましては、当委員会に付託されました調停の申立て等についての1議案につきご決定を賜りまして、まことにありがとうございました。審査の過程で頂戴いたしましたご意見等につきましては、今後の市政運営に反映をさせてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。まことにありがとうございました。



○委員長(斉藤広子委員) ありがとうございました。

  これをもって福祉健康常任委員会を散会いたします。

               散会 午前10時37分