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埼玉県 久喜市

平成12年  第 7回定例会(9 月定例会)(旧久喜市) 09月14日−04号




平成12年  第 7回定例会(9 月定例会)(旧久喜市) − 09月14日−04号









平成12年  第 7回定例会(9 月定例会)(旧久喜市)




             平成12年久喜市議会第7回定例会 第7日

平成12年9月14日(木曜日)
 議 事 日 程 (第4号) 

 1 開  議        
 2 市政に対する質問    
 3 次会の日程報告     
 4 散  会        

午前8時59分開議
 出席議員(25名)
     1  番   木  村  奉  憲  君
     2  番   木  下     篤  君
     3  番   砂  川  サ カ エ  君
     4  番   後  上  民  子  君
     5  番   岸     輝  美  君
     6  番   渋  谷  晃  次  君
     7  番   原     進  一  君
     8  番   岡  崎  克  巳  君
     9  番   内  田     正  君
     1 0番   石  川  忠  義  君
     1 1番   福  垣  令  由  君
     1 2番   新  井  勝  行  君
     1 3番   須  藤  充  夫  君
     1 4番   岡  崎  健  夫  君
     1 5番   小 河 原     都  君
     1 6番   戸 ケ 崎     博  君
     1 7番   角  田  礼  子  君
     1 8番   柿  沼  孝  男  君
     1 9番   鈴  木  松  蔵  君
     2 0番   猪  股  和  雄  君
     2 1番   松  村  茂  夫  君
     2 2番   金  澤  滋  雄  君
     2 3番   川  瀬  剛  三  君
     2 4番   木  村  茂  二  君
     2 5番   町  田     実  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
     市  長   田  中  暄  二  君
     助  役   羽  諸  定  雄  君
     収 入 役   早  川  清  作  君
    市長事務部局               
     総務部長   樋  口  純  一  君
     市民経済                
            浅  子  秀  夫  君
     部  長                
     健康福祉                
            須  鎌  博  文  君
     部  長                
     建設部長   塚  田  康  雄  君
     水道部長   町  田  英  夫  君
     庶務課長   金  子  建  男  君
     財政課長   渡  辺  光  郎  君
     商工課長   中  村  正  男  君
     環境課長   岡     孝  夫  君
     社会福祉                
            須  藤  三 千 夫  君
     課  長                
     介護福祉                
            飛  高     守  君
     課  長                
     建設課長   池  内  俊  雄  君
     建築課長   針 ケ 谷  昌  三  君
    教育委員会                
     委 員 長   野  原     宏  君
     教 育 長   小  松  富 士 男  君
     教育次長   金  子     敬  君
     教育総務                
            関  根  重  雄  君
     課  長                
     学校教育                
            橋  本  久  雄  君
     課  長                
     社会教育                
            斎  藤  悦  男  君
     課  長                
    選挙管理委員会              
     委 員 長   松  本  要  人  君
    監査委員                 
     代  表                
            塚  田  利  一  君
     監査委員                
 本会議に出席した事務局職員           
     局  長   芝  崎  晴  夫   
     次  長   上  野  良  雄   








△開議の宣告            (午前8時59分)



○議長(柿沼孝男君) ただいまの出席議員25名であります。

  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。



                ◇              





△市政に対する質問



○議長(柿沼孝男君) 昨日に引き続き市政に対する質問をお受けいたします。

  石川議員。

    〔10番 石川忠義君登壇〕



◆10番(石川忠義君) おはようございます。10番 石川です。市政についてそれぞれ質問します。

  まず、市から送付する文書のあて先についてです。いまだに世帯主以外の同居人個人に市から郵便などを送付する場合に何々様方と、様方表記を見受けます。この件については、今年市民などからのやめてほしいという意見があった後、庁内で検討し、各課には所管課である庶務課より様方表記の使用を基本的には禁止する文書が通知されました。意見があってからの所管課の迅速な対応までは評価していますが、残念ながら各課、各職員の対応はいまだ徹底されておらず、様方表記への不満の声をお聞きしました。

  もともと様方表記は郵便局などの配達人が表札に書いてある名字と同居している者で名字が違う者の配達を間違いなく行うために必要なものですが、今まで久喜市も含めて多くの自治体が表札に表記されている名字と同じ名字で同居している家族であっても、世帯主以外は何々様方とつけて送付していました。根本的には家単位の戸籍のあり方や現法律上の問題もありますが、成人している方で世帯主の名字とその方の名字が同じであっても、世帯主でないと世帯主の名前に様方をつけて、その後に本人のあて名を書いて送付していることがあります。もちろん文章の内容もその方本人にだけあてた内容です。

  高齢者の方や女性からも名字が同じであって、自分あての文書であっても世帯主である息子や夫の名のもとに何々様方と表記され、まるで居候的扱いを受けた。現実にはそうでないのに養われている、食べさせてもらっているような見方だ、夫の附属品扱いと一方的に行政に決めつけられたことにお怒りのようです。戦前の家族制度のよしあしを議論する以前にも、人権的に配慮が足りなかったと言わざるを得ません。改善を徹底すべきですが、市としての考えを伺います。

  一つ目です。先ほど申し上げましたとおり、庶務課より通知は各課に回っているはずですが、残念ながら徹底されていません。通知、周知の方法について事実を確認します。

  二つ目です。課によっては、やろうと思ってもなかなかできない、またできなかったという場合やうっかりしていたということもあるのではないかと思います。例えば上部団体や加盟団体、各課で共通に使用している住所録などのソフトにもともとそのように記録されてしまって、気づかなかった、対応できなかった、このようなこともあったというように推測しますが、そうであれば改善策を急いでとるべきですがいかがか、お考えを伺います。

  三番目は、先ほどの一問目と二問目の質問を踏まえて様方使用の改善を徹底すべきですが、いかがか、市の見解を伺います。

  次に、市職員の昇格について伺います。昇格試験もこれからは併用すべきですが、いかがでしょうか。現在の昇格制度については久喜市一般職職員の初任給、昇格、昇級等の基準に関する規則などによって定められ、昇格の要件は上司による人事考課や勤務年数、保有資格などによって昇格が決まる仕組みになっています。昇任試験の導入については、久喜市行政改革大綱や実施計画によれば、検討を平成14年に行い平成15年には実施すると定めています。また、きのうの議会での答弁でも係長級への昇任試験導入を検討するとし、その目的は公正性の確保、職員の勤務意欲、自己研さん意欲の高揚のためとしており、行革大綱でも勤労意欲を高めるための昇任試験の導入と明文化しています。

  つまり、一生懸命働きまた勉強もした者は昇任試験を受けて、合格すれば係長になれるというご褒美的試験と私は解釈しています。それはそれで一定の効果はあると思うのですが、行革大綱でも言っている能力主義、成績主義を参考にということにすれば、昇格のための試験が必要だと考えます。能力のある者をそれに見合った号級に配置することで勤労意欲だけでなく、結果的には職務遂行能力の向上にもつながり、市民サービスの向上に結びつくことと考えます。すべての号級の昇格とは言いませんが、一定の号級からは昇格試験も導入すべきですが、いかがか、考えを伺います。

  次に、提燈祭りについてです。提燈祭りについては、先日の新井議員さんの質問でも取り上げられ、説明がありましたので、特に詳しくここでは述べませんが、久喜市の一大イベントであることについては先日の答弁を伺っていてもありましたとおり、行政も認め、観光的にも文化的にもその役割は大きく、市民からも大きく期待されているところと思います。しかし、残念ながら大きな期待をよそに、その実態はというと、観光資源、要素としての活用や一つの文化としての活用に乏しく、行政としてそれらを最大限に活用、潜在的効果を引き出しているとは思えません。

  このような現状に、特に最近では祭典関係者や一般の市民、中でも若手の方々から不満の声が聞かれます。単に人や金を出して援助すべきとの主張ではありません。市としてきちんと提燈祭りの位置づけを認識し、観光や文化としての一面を期待される方向に最大限生かす、活用していくべきですが、いかがか、それぞれ考えを伺います。

  一つ目です。提燈祭りとその宗教的な位置づけについての市の見解を伺います。今まで市として余り突っ込んだかかわりがなかった、できなかった理由として、宗教との関連を抜きにして論ずることはできないと思います。ご存じのように、提燈祭りは天王様の祭りともいい、八雲神社の神事を欠かすことはできません。しかしながら、この提燈祭りを伝統文化、伝統行事としてとらえた場合、神事自体は宗教行為としても、神事を行っていることを理由に祭りそのもの全体をもって宗教行為とする考えには納得できません。もしも市としての考えがそうなのであれば、納得のいく根拠で説明がいただきたいものです。

  この辺の考え方については、観光事業としての祭りの活用に成功している例えば川越市では、神事は宗教、祭りは行事としてはっきりと区別して認識し、観光協会はもちろん市としても行事に積極的に関与、関係し、その潜在的効果を最大限引き出しているということです。提燈祭りの実態、法解釈を考慮して宗教と提燈祭りの位置づけについてきちんとした見解を市では持つべきですが、市はどのように考えるのか、見解を伺います。

  二番目です。提燈祭りの支援については、先ほど申し上げたような理由で市がしない、できないことから、観光協会を通じて提燈祭りへの金銭的な支援がされています。もちろん金銭的に支援することも不可欠なのですが、観光協会として提燈祭りを観光事業の目玉として、実態として生かしていくことが必要です。しかしながら、協会の実態は、市で行えない提燈祭りの支援、肩がわり機関としての側面が強く、組織的にも会員百数十名中提燈祭りの関係者が数十名と市内の主な団体代表者、残りは全会員中6割以上を市の職員で組織しています。提燈祭りのための観光協会であることを物語っています。

  もちろんほかの観光事業の支援も行っていますが、市商工課管轄事業を後援するくらいで、協会として提燈祭りを含めて、それらを観光資源ということで有効、効果的に最大限活用しているとは認められません。こういったことからも、観光協会が観光事業として提燈祭りを最大限活用するという本来のあり方を遂行することなく、観光協会が単なる市の祭典補助金の受け入れ機関、市の支援の窓口化していることが裏づけられます。

  そこで、伺いますが、観光協会の会長は市長であり、事務局は市の商工課内にあり、職員が兼ねてはいますが、規約、多くの会員を持つ別の組織ですから、市からの提案という形で伺います。観光資源として最大限活用を図るよう協会に提案していくべきですが、いかがか、市の考えを伺います。

  三番目です。今度は観光としての面でなくて、文化としてどうということかです。提燈祭りそれ自体はもちろんなのですが、それに使われる各町会などで所有する山車についても、文化的に貴重なものについてはきちんと調査した上で、積極的に審議会に諮問していくべきですが、考えを伺います。文化財としての指定には、もちろん所有者の意見を聞きながらそれらを尊重して事を進めることは当然ですが、山車などのその文化的価値を正しく評価し、諮問すべきです。

  文化財として指定されることで所有者には多少の制約などがつきますが、そこで初めて市民共有の財産としての位置づけがなされます。山車の所有権自体が変わるわけではありませんが、公も認める価値あるものとなり、市民全体の誇りとなるものと考えます。また、山車の所有者や提燈祭り主催者に対しても、条例第14条に基づいて晴れて初めて表立って行政から直接金銭的な支援も行われることとなり、結果提燈祭り、山車の運行などの伝統を守ることになります。調査し、審議会に諮問すべきですが、考えを伺います。

  次に、大きな4番目、捨て看などの違法広告物の扱いについてです。一時期よりも減ったものの、また最近捨て看が目立つようになってきました。景観上や道路交通上の支障になることも考えられ、また実際にそのようなこともあることから、法に基づいて埼玉県では条例を定めて違法な捨て看などの対策を講じていますが、久喜市では簡易除却、つまり捨て看の取り外しだけの権限を県から移譲されています。そのようなことから、今後のことも含めて市の対応について質問します。

  まず、苦情などがあってからの対応についてです。一、二年前までは捨て看についての苦情や通報があった場合、また、ない場合でも発見したときなどに、比較的迅速に所管課で除去するような対応をしていたようですが、ここのところ除去までに数日かかり、そのまま放置されているケースがあります。所管課の通常の業務に捨て看の除去という突発的な業務が入るわけですから、ふだんの業務を優先して、人員的にもなかなか手が回らないという言い分もわかりますが、県の権限を自ら希望して移譲を受けた立場を考えれば、言い分も単なる言いわけです。

  県の担当者の話では、捨て看は設置してから外されるまでの時間が長いほど効果があるので、見つけたらすぐに外してほしい、違法業者には設置してもすぐに除去されてしまうことや、捨て看の効果は少ないということを認識させることが必要だと県の職員言っています。そのとおりだと思います。私も個人的に8月に議会事務局の職員を通じて捨て看の除去をお願いしましたが、除去されたのがつい先日、約1か月も後のことでした。違法業者としても、捨て看の効果は十分に上がったとにんまりしていることと思います。迅速に対応すべきですが、考えを伺います。

  (2)番目です。本来このような違法業者には市として行政から捨て看除却の命令を出し、原因者自ら自分が設置した捨て看などの除去をすることが望ましいわけですが、残念ながら久喜市で県から受けている権限の現在の簡易除却事務権限の移譲では、業者に取り外しを命ずるなどの権限は移譲されておらず、することはできません。あくまでも除却するだけの権限です。

  このような中では、所管課では通常の業務に加え、忙しい合間を縫って職員が除去に出かけ処分したりと、肝心の捨て看を設置した側の違法業者には何のペナルティーもなく、職員さらには納税者にそのツケが回っていることとなり、腑に落ちません。このような不合理を改善するよう今後のことも含めて考えるべきですが、それぞれの市の考えを伺います。

  初めに、イとして、違法業者の警察への通報協力です。先ほども述べましたように、市が今受けている権限では違法業者への除却の指導などの命令も取り締まりもできません。あくまで捨て看の除去だけです。条例上違法業者を取り締まるのはあくまで警察です。このような権限がない市の対応としては、まず市民などから情報が寄せられ、現場で事実を確認した時点で、警察当局へ通報、協力の依頼をすべきです。今までは所管課へ苦情などの情報が来て、外して処分して終わりという流れだったと思いますが、この間に警察への通報、情報提供を入れるということです。いかがか、考えを伺います。

  ロとして、将来的には、先ほどからも述べている違法業者に指導をする権限などを含めた許可事務権限の移譲も受けるべきですが、いかがですか。近隣では、幸手、宮代、菖蒲、蓮田など、既に簡易除却事務権限の移譲とともに許可事務権限の移譲を受け、業者への勧告や指導などを行える立場を整えています。また、許可事務権限の移譲を受ければ、イベントの案内や一時的に設置する非営利事業の案内や捨て看以外の看板などの設置について、正式に許可を受けて設置したい広告物などの申請が県まで行かなくても市で行え、利便性の向上にもつながります。

  許可事務権限の移譲について伺いますが、先日ほかの席で市の考えとして、市としては許可事務権限の移譲を受ける予定でいるとの考えを伺いましたので、そのスケジュールなどについて詳しくお願いします。特に条例などの例規の整備が必要になると思うのですが、どのようになるのか、お願いします。

  次です。5番目と6番目の質問については主に質問後の経過について伺います。5番目では、六間通りの踏切についてです。

  3月議会で質問し、踏切内歩道の確保や遮断機のタイミングについて、鉄道事業者などに要望する、また協議するとの答弁ですが、3月議会後どのような経過となったか、相手の考えはどのようなものであったのか、それを受けての今後の予定などについて伺います。

  また、3月議会では取り上げていませんが、踏切との接続部分について六間通り東側は両サイドに歩道が設置されていません。特にJRの建物側では道路部分と舗装されていない部分に段差があり、一部危険です。特に危険だった部分については所管課で迅速に対応し、段差を解消したものの、歩道がなく、舗装されている範囲が狭いため水たまりやでこぼこも多く、危険です。歩道としてきちんと整備すべきですが、見解を伺います。

  最後です。アイドリングストップについてですが、これも3月議会で取り上げました。踏切待ちの自動車などへのアイドリングストップの協力を求める看板を設置する件について、市では関係機関と協議するとしていましたが、どのようになったでしょうか。経過、関係機関の考えはどのようなものだったのか、それを受けての今後の予定などについて伺います。

  次に、事業者へのアイドリングストップ協力要請と現状についてです。アイドリングストップについては、市民の協力はもちろん、事業者の協力が不可欠であり、市、関係機関などが全体としてアイドリングストップに取り組むことが望まれますが、市ではどのように協力を要請するのか、伺います。

  次に、駅前、特に東口に停車している従業員送迎用のバスの中には、堂々とアイドリングを続ける企業があります。駅に通勤する方々からは、大通りに停車している送迎用バスの排気で息もできない、一瞬息をとめてその場を走って通っていると伺いました。地球温暖化もさることながら、直接的に市民の体にも脅威、影響を与えています。10秒くらいならともかく、送迎用のバスの中には10分、20分もその場に停車し続け、黒煙をまき散している悪質なものもあります。ロータリー市道の管理者として改善を求めるべきですが、いかがか、考えを伺います。



○議長(柿沼孝男君) 石川議員の質問に対する答弁を求めます。

  総務部長。

    〔総務部長 樋口純一君登壇〕



◎総務部長(樋口純一君) おはようございます。それでは、石川議員さんのご質問に順次お答え申し上げたいと思います。

  まず、大項目1の様方の表現を改めるに当たりまして、各課への通知、周知の方法でございます。ご質問のような市から発送する文書のあて名に様方の表現を用いている例を本年4月に調査いたしましたところ、5課から発送する文書に該当がございました。これを踏まえましてその後の対応を協議、検討した結果、あて名の表現方法で何々様方何々という表現は原則として使用しないこととしたところでございます。なお、実施についての通知、周知につきましては、各所属長あて文書で通知するとともに、部課長会議におきまして可能な限り速やかな対応を周知したところでございますが、その結果、一部の課では既に改善済みでございます。

  次の様方表記の改善が遅れている関係につきましては、ご指摘のようなことも一つの原因かと思われます。基本的に通知対象者の住所、氏名につきましては、住民票に基づきコンピューターによる管理を行っているところでございます。対象者の住所、氏名等の表記方法を変更する場合には、システムの変更が必要となるものもありますことから、変更するための予算等の問題もありまして、改善に至っていない課もあるわけでございます。システムの変更が必要なものにつきましては、本年10月までにシステムの変更を図りまして、11月以降の通知から改善をする予定で現在準備を進めております。

  次の徹底についてでございます。文書事務の基本につきましては、文書を受け取る側の視点に立ちまして、相手の立場を尊重し適切な表現を用いることが大切であると認識しておりますので、今後におきましてもこの考え方を徹底してまいりたいと考えております。

  次の昇格試験の導入の関係でございます。この昇格試験につきましては、昨日後上議員さんにもご答弁申し上げましたように、昇任試験と現実的には同じ扱いでございまして、昇任というのは任用行為の一つでございます。そういう意味から、現実的に一級上位の職に格づけするということにつきましては、同じ行為でございます。そういうことから、昨日後上議員さんにもご答弁申し上げましたように、この昇格試験につきまして平成15年から導入ということで予定しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 市民経済部長。

    〔市民経済部長 浅子秀夫君登壇〕



◎市民経済部長(浅子秀夫君) それでは、ご質問項目、大項目の3と6につきましてご答弁申し上げます。

  最初に、宗教と提燈祭りの位置づけについての市の見解でございます。提燈祭りにつきましては、久喜市民に定着した行事でございます。市内外から多くの見物客が訪れまして、夏を彩る風物詩として大変喜ばれております。また、この提燈祭りにつきましては、青少年の健全育成や市民のふるさと意識醸成にも大きな役割を果たしていると認識しているところでございます。八雲神社の祭礼は、神社の総代がとり行いまして、提燈祭りは各地域の祭典保存会が組織した久喜市祭典委員会が八雲神社の祭礼として行っております。このようなことから、提燈祭りは歴史的に八雲神社とかかわりのある行事であると認識しているところでございます。

  それから、久喜の提燈祭りでございますが、久喜市を代表する夏祭りというふうな知名度も高くなっていると申し上げておりますが、今年も11万人を超える人出がございました。こういうところから、久喜市の観光資源として有意義な財産であると受けとめております。

  県内の著名な祭りをちょっと見てみますと、本庄祭りということで金鑽神社の例大祭、川越まつり、氷川神社の例祭に合わせた市民まつり、熊谷のうちわ祭、これにつきましては八坂神社の祭礼、秩父夜祭りは秩父神社の例大祭、こういったものがあるわけでございます。これらの祭りにおける運営主体でございますが、観光協会、商工会議所、自治会等で構成する実行委員会、あるいはまつり協賛会、各町内会等が行っているというようなことでございます。市や観光協会の補助を受けており、それで運営もしている部分もあるわけでございます。

  いずれにいたしましても、祭りは地域の方々が支えまして、自主的に運営していくことが肝要であると考えています。行政といたしましては、側面的に支援に当たるべきではないかと考えているところでございます。しかしながら、市の観光協会におきましては、八雲神社の祭礼としてばかりでなく、観光的側面、各町内の祭典保存会や久喜市祭典委員会の協力を得ながら、例えば久喜駅100年のお祝いとして久喜駅前に山車を集合して盛り上げていただいたり、大銀座祭り、神宮外苑の日本の祭り、大江戸花火大会などの参加に支援を行ってきております。

  久喜の提燈山車のPRをそのような形で図ってきたところでございますが、市が観光協会に主体的な活動をお願いするというようなことでございますが、観光協会がさらに充実され、独自の活動が実行できるようにすることがまず大事であると思いますので、会員増も含めてその辺の努力をしてまいりたいというふうに考えています。さらに、今後も各保存会や祭典委員会と連携を保ちながらさらなる発展に、進展に努力をしてまいりたいというふうに考えております。

  続いて、6点目のアイドリングストップの関係でございます。踏切付近の啓発看板の設置でございます。踏切に余り近過ぎても意味がございませんので、踏切からどの程度離れたところに設置したら多くの運転者に認識できるか、検討させていただきました。その結果、設置位置はどうしても道路上となってしまいますので、常設的な看板の設置は場所や交通安全に配慮する必要があるため、難しいと判断しております。そういうところから、のぼり旗を設置することで具体的な対応策を警察と協議いたしました。

  通称六間道路、四間道路ともに歩道が狭いこと、あるいは歩道がないため交通安全上好ましくない、また夜間のアイドリングストップは前照灯を消灯してしまうため危険があるなどの指摘がされたところでございます。このような経過で、現在のところ設置に至っておりませんが、踏切以外の設置可能な場所につきましては、のぼり旗を設置してございます。なお、民有地、電柱等に設置する方法もございますが、予算措置、関係者との協議がございまして、今後の課題とさせていただきたいと考えております。

  次に、事業者等への協力呼びかけでございますが、昨年からバス、タクシー会社、自動車学校、自動車整備会社などにステッカーを配付し協力を求めるとともに、環境推進協議会が参加されている企業、団体等へ協力要請を行いました。また、駐車場等において騒音苦情が出ている事業所には、のぼり旗の設置をお願いし、協力を求めているところでございます。駅前での送迎バスのアイドリングにつきましては、冷暖房等の関係で行われておるものと思われますが、駅前広場等においてアイドリングストップのための表示をするなど、できるだけアイドリングを行わないよう啓発してまいりたいと考えております。

  加えて、3月議会でも答弁させていただいておりますが、今年度中に地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく実行計画を策定することになっております。現在その作業を進めておりますので、平成13年度からはこの計画に基づき地球温暖化防止のための施策に計画的に取り組むとともに、市民や事業者などの皆様方に対してもその趣旨の啓発に努めてまいる考えでおります。よろしくお願い申し上げます。



○議長(柿沼孝男君) 次に、教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) それでは、石川議員さんの提燈祭りの文化財としての位置づけでございます。提燈祭りの由来につきましては、久喜市の文献によりますと、天明3年、1783年の浅間山大噴火により桑や夏の作物が全滅し、年貢の半減、米づくりの奨励があり、愛宕様の祭礼用の山車を借りて、これを町内に引き回し豊作を祈願したのが始まりと記されております。ご質問の提燈祭りは、長い歴史のある祭りであります。また、山車につきましても、聞くところによりますと、古いもので明治40年に製作されたものもありますので、町内の保存会にもご意見をお聞きし、了解が得られれば文化財調査委員会に諮ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 建設部長。

    〔建設部長 塚田康雄君登壇〕



◎建設部長(塚田康雄君) それでは、石川議員さんのご質問にご答弁をさせていただきたいと存じます。

  まず初めに、捨て看の苦情に迅速に対応しないが、改善とのことでございます。違法屋外広告物の除去につきましては、県からの委任を受けまして、平成8年度から張り紙、張り札及び立て看板の簡易除去事務を実施しております。除去につきましては、通報また巡回等で発見したときはおおむね当日、遅くとも2、3日後には除去するよう心がけておるところでございますが、大量に掲示された場合には、掲示者に連絡をいたしまして除去指示を行うことがありますので、そのような場合には除去に多少の時間がかかることもございますので、今後は極力速やかに対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

  次に、警察と連携し違法業者への対応を徹底すべきとのことについてでございますが、違法屋外広告物で大量に掲出されるものや悪質なケースにつきましては、市からの指示に従わずに掲出している場合は、今後県杉戸土木事務所及び久喜警察署と連携を図りながら、指導を行うよう協議をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  次に、許可事務権限の移譲についてでございます。屋外広告物の許可及び違反是正事務につきましては、埼玉県分権推進計画によるモデル市町村として、彩の国分権推進自治体の指定を受けました。その権限移譲事務の一つといたしまして、平成13年度から権限移譲を受けまして指導の徹底、許可申請の利便を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  なお、スケジュールというようなことでございますけれども、移譲事務に係る県の条例改正がございます。これにつきましては、県におきましては12月を予定しておるというようなことでございます。久喜市といたしましては、許可手数料に係る条例の一部改正、こういうものがあるわけでございますけれども、県の条例改正を受けてということになろうかと思いますので、3月に予定をされるというふうに考えております。そのほか、年度内には事務引き継ぎ等もあるわけでございます。まだ細かい点でのお話がないわけでございますので、今後このことにつきましては、4月1日に受けるわけですけれども、遺漏のないよう進めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  次に、六間道路の踏切についてでございます。この道路は、市の東西を結ぶ重要な幹線道路でございまして、特に朝夕の通勤・通学時の混雑時などにおきましては、その安全確保の必要性は十分認識しておるところでございます。まず、踏切内の歩道の確保についてでございますが、現在歩車道の分離がされていないため安全確保を図ることから、現在の踏切内の幅員8メートルを拡幅いたしまして、両側に歩道を確保する計画でございます。この協議につきましては、東日本旅客鉄道株式会社並びに東武鉄道株式会社と既に2回協議をいたしました。3月議会以降も遮断機の件などをお願いしておるところでございます。

  なお、歩車道を含めまして10メートルにということで希望を申し出ておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。いずれにいたしましても、この踏切拡幅には遮断機の移設が伴いますので、莫大な市負担を要することなどから、財政的裏づけとなる実施計画に位置づけするべく努力していきたいと考えておりますし、さらに協議も進めてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

  次に、遮断機のタイミングについてでございますが、遮断機の上げ下げにつきましては、電車が通過し遮断機が上がって通行中に、5秒前後で警告音が鳴り出しまして遮断機が下がってしまう場合があるわけでございます。これにつきましては、鉄道事業管理者に確認いたしましたところ、JRと東武鉄道のその当日の電車の上り下りの通過の頻度や電車の速度によりましても微妙に違いがあるとのこと、またたまたま遅れが出た場合など踏切付近での電車の接近や交差などによって違いもあるとのことでございました。

  なお、遮断機の開閉を調整することにつきましては、JR、東武両電車が踏切において常に接近、交差を繰り返しておりますので、非常に調整システム上この調整をすることは難しいということでございました。いずれにいたしましても、この件につきましては各鉄道事業管理者に調査研究等を今後も要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  次に、踏切接続部への歩道の設置についてでございます。東側の道路幅員が約14メートル、西側の幅員が約10メートルとなっております。この踏切の拡幅を、ただいまも希望を申し出たわけでございますけれども、10メートルに予定しておるというようなことで、この拡幅幅員に合わせる線形で踏切拡幅時に両側接続部分の歩道整備を含めた道路整備を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと、このように存じます。



○議長(柿沼孝男君) 石川議員の再質問をお受けいたします。

  石川議員。

    〔10番 石川忠義君登壇〕



◆10番(石川忠義君) 再質問します。

  様方使用については、今後徹底していくということですので、よろしくお願いしたいと思います。

  その次の昇格の試験についてなのですが、昇任と昇格の言葉の使い方はともかく、きのう議会で示されたものですとか行革大綱の中で言っているのは昇任試験であって、係長になるための試験ですよね。その目的というのは、行革大綱の中で勤務意欲を高めるためとなっているのです。僕が先ほどの質問で言ったのは、それに加えて職務遂行能力も高められるように、試験をすることで。つまり、一級、二級、三級と全部の級には必要ないのですけれども、級から級に昇格するたびに試験を受けて、その試験を受けることによって結果的には仕事をこなす能力も高まっていくようなものにすべきだと、そういう質問をしたのですよ。

  きのう示されたものだと、いろいろある階級の中で、係長職になるのを認めるための試験だけですので、そうではなくて号級ごとにどうですかということなのです。もちろん一級から二級から全部という意味ではないですよ。ある段階からはそういうものも必要なのではないですかという質問の趣旨ですので、お答えいただきたいと思います。

  それと、昇任試験だとすると、県内の自治体でも例規を整備しないでつくっているところもあるのですが、市では今のところどういうふうに考えているのか、きちんと要綱か規則で位置づけてやっていくのか、その辺の考えもお願いしたいと思います。

  次にお祭りについてなのですが、青少年の育成にも役立てているですとか、その辺の答弁はきのうも含めて平成8年の議会の答弁と全く文章的にも同じ答弁なのですが、要するに八雲神社の祭礼としてやっているので、かかわりがあると思っていると、そういうことですね。言わないだけで、宗教との絡みがあるというふうに受けとっていることだと思うのです。

  再質問で伺いたいのは、法律的な解釈ですとか、そういうものをどういふうに解釈して結論づけていくのか。かかわりがあるというだけでなくて、どういうことだから宗教、まあ宗教行為とは断じてはいないですが、宗教と結びつけて、市での直接的なかかわりあいを避けているのか。その根拠をお願いしたいと思います。次の久喜市振興計画の素案の中でも、市の方から出した文言の中に提燈祭りは伝統文化というふうに定義しています、はっきりと文章に書いて。伝統文化であり伝統行事であるというふうに定義をしています。

  そういう中で、八雲神社の祭礼もその中で神事を行われるとどうして宗教行為というふうにとらえてしまうのか、その根拠を、法的解釈、理論、宗教行為とする定義をすべて具体的に掲げてください。これをやっていて、これをやっていることはどういう理論に基づいて、宗教だから市ではかかわりあいのあることはできないというふうに結んでいるのか、詳しくお願いします。

  それから、観光協会に対しての提案についてです。会員の増強も要望していくと、提案していくということなのですが、僕が言いたいのは、今ある観光協会は組織的にも提燈祭りの補助金を出し入れするだけの機関にすぎない。そうではなくて、観光事業をもっと一生懸命やる団体に変身させて、その中の事業に提燈祭りを取り込んで、一生懸命提燈祭りについてさらにPRいうか、観光事業を進めてもらいたいということなのです。

  ぱっと名簿を見ただけでも、職員の管理職の方がほとんどですし、それ以外の方はほとんどが祭典関係者だけで占められていますよね。その中に一般の方ですとか広告関係や観光関係についてのスペシャリストというか、専門家の方にどんどん入ってもらう、事業の中にも観光について研究していくですとか、そういうことをやってもらえるように市でお願い、提案していくべきだと、そういう意味ですので、どのように考えているのか、単に会員だけ増やすとかそういうものではないと思いますので、もう一度お願いしたいと思います。

  その次の文化財についてなのですが、先ほど山車については承諾を得られたら諮問していきたいというようなことを答弁いただいたのですが、祭りそのものについてはどうなのか、いろいろ歴史上のことを文献ではということでご答弁いただいたのですが、お祭り全体について無形文化財としてどうなのか、諮問していく気持ちがあるのかどうか、もう一度お聞きします。

  その次の捨て看については理解しました。担当課の方でも一生懸命やろうとしているところもわかりますし、実際やっているところも僕も認めます。ただ、一つだけお願いといいますか、質問をしたいのは、いろいろな席で僕言っているのですが、役所に通ってくる職員が毎日400人近くいる中で、例えば自宅の前や何かの電柱に捨て看がついていたりですとか、通って来る間に捨て看を幾つも見かけるのだけれども、その情報が担当課に行かないでそのまま放置されるということも結構あるのです。

  それは僕も含めてなのですが、僕は見つけたとき極力すぐにお知らせするようにはしているのですが、担当課だけではなくて、職員の皆さん全体に機会を通じて、そういうことがあったらお知らせしてもらうようにお願いしていくべきだと思うのですが、いかがか、もう一度お願いします。

  踏切についてです。今後も要望していくということですので、歩道の関係についてですとか遮断機のタイミングについては引き続きよろしくお願いしたいと思っております。

  踏切接続部についても踏切内と同時にということですから、ある程度理解はするのですが、現場も確認していただいたと思って、一部直していただいたところもあるのですが、まだ何と言うのでしょうか、でこぼこがあって危険を訴える方もいますので、踏切内を整備する前にでも、歩道とは言いませんが、簡易舗装でも危険がないように改善をなるべく早くしていただけるように思うのですが、いかがか、もう一度お願いします。

  それから、アイドリングストップについてです。踏切待ちの自動車へのエンジン停止を求める看板の設置についてなのですが、ちょっと意外な答弁でした。踏切近くでは意味がないということをおっしゃったのですが、逆に踏切より遠いと意味がないのですよ。踏切でどうせとまっているのであれば、そのときエンジンを切るように求めてみたらいかがですかという意味なのです。ですから、踏切近くに是非設置してもらいたいと思うのです。

  先ほどの答弁聞いていると何か警察の方からいろいろ意見も出てだめだったということなのですが、例えば夜間のアイドリングストップを呼びかけるのは危険ということなのですが、それでしたら夜間はアイドリングストップは無理のないようにですとか、書き方で十分工夫はできると思うのです。先ほどの答弁だと、3月議会の答弁を踏まえて、何か当局の方でのぼりだけで済ませたいというような意図を感じるのですが、看板をきちんと設置して、のぼりでしたらもう既にいろいろなところにも設置してありますし、決められた文句が書いてあるだけなのです。

  中には半分破れてしまって、そのままくっついているところもありますが、そうではなくてきちんと久喜市の名前でそういうものをつくって、踏切待ちをする方に呼びかけてくださいと、そういう意味なのです。もう一度答弁をお願いしたいと思います。警察の方と協議してということもわかるのですが、市でどういうふうに考えるのか、警察の方にどういうふうに伝わっているのか、少々疑問が残る答弁でした。もう一度お願いします。

  それから、バスやなんかのアイドリングストップ、駅前についてなのですが、前回の議会の答弁どおり計画書に基づいてアイドリングストップについては進めていくということなのですが、今現在通勤するのにあるいは通学するのに、そういうところを通っていかなければならない人がいますので、市から直接的にその企業に対して指導というかお願いというか、停車中はしないように呼びかけるべきだと思うのです。この計画ですとか法の整備が済むまでずっとそれを我慢して毎日毎日通勤しろというのは余りにも酷です。その辺どういうふうに考えるのか、もう一度お願いします。



○議長(柿沼孝男君) 石川議員の再質問に対する答弁を求めます。

  総務部長。

    〔総務部長 樋口純一君登壇〕



◎総務部長(樋口純一君) 再質問にお答え申し上げたいと思います。

  どの職に昇任試験を採用するかということでございますが、昇任試験を実施しているところの埼玉県庁を初め多くの市町村が、係長級への昇任の際に試験を実施しているようでございます。そのほかに、主任級あるいは課長補佐級、課長級とそれぞれその段階があるわけでございますけれども、現時点では当市におきましては、初めて監督者となる係長級が適当ではないかというふうに考えているところでございまして、昨日来ご答弁申し上げているように、まず係長級の昇任試験を15年度を目標に導入をしてまいりたいということでございます。今後、他市の状況等を検討しながら、ほかの昇任試験等につきましては慎重に決定をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

  それから、試験を実施するに当たりましては、例規等の作成についてでございますけれども、当市といたしましては規定あるいは要綱等を策定してまいりたいというふうに考えております。



○議長(柿沼孝男君) 建設部長。

    〔建設部長 塚田康雄君登壇〕



◎建設部長(塚田康雄君) 石川議員さんの再質問にご答弁をさせていただきたいと思います。

  捨て看板の対策のご提案いただいたわけでございますけれども、私ども現在職員が通勤途上におきまして道路の溝等によります通行上危険な箇所については報告をいただいていると、こういう状況でございますので、あわせましてこの捨て看についても報告をいただけるよう対応してまいりたいと、職員に周知、お願いしていきたいというふうに考えております。

  それから、踏切接続部分、東側でございますけれども、こちらの方につきましては、歩道として整備することにつきましては、現在踏切の方に歩道がございませんので、線形上からも非常に危険であろうというふうに考えておるところでございます。そのようなことから、現在の歩道部分といいましょうか、少し広がった部分でございますが、溝等の改修につきましては状況を判断しまして整備してまいりたいとこのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(柿沼孝男君) 教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) 石川議員さんの提燈祭りの関係でございます。祭りそのものも調査委員会に諮っていくのかというご質問ございますが、有形、無形あわせて調査委員会の方に諮ってまいりますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 市民経済部長。

    〔市民経済部長 浅子秀夫君登壇〕



◎市民経済部長(浅子秀夫君) 再質問にお答えいたします。

  提燈祭りが神事かというふうなことでございます。久喜の提燈祭りは、昔から12日、18日ということで実施されております。そういう中で施行されております提燈山車の引き回し、私どもは神事に当たるというふうに解釈しております。

  しかしながら、現段階におけるこの提燈祭りは神事を超える行事として、観光として市民の皆さんの中にも位置づけされている、そういう理解がされているというふうに理解をしているところでございます。いろいろな形の中でございますが、先ほど申し上げましたように、神事を超えるものとしていろいろな形で市から観光協会に補助をし、観光協会でもこの提燈祭りをさらに発展させるべくいろいろな形で今まで進めてきているということをご理解いただきたいと存じます。

  それから、アイドリングの関係でございますが、もう一度看板とかいろいろな形の検討の関係も出ておりますが、今年度の取り組みといたしまして、今考えているものを幾つか申し上げておきます。12月に行われます青空キャンペーンというのがございます。これに合わせまして広報によるお知らせ等も行いまして、アイドリングストップとかそういったものを実施する広報PRするというようなことも考えてございます。

  それから、東口の時の塔、水位の塔でございますが、これを利用した形でアイドリングの関係も各運転者の方にも呼びかけてまいるというようなことも既にお願いしてございます。それから、駅前、東口駅前、西口もそうでございますが、実際運転している時間帯、送迎している時間帯、特に朝の時間帯の早朝から各運転手の方々に直接ビラをお配りするというようなことも計画しているところでございます。そういった形で、特に踏切の看板につきましてはいま一度検討して、実効の上がるような形を再度検討したいというふうに考えております。

  以上です。



○議長(柿沼孝男君) 石川議員の再々質問をお受けいたします。

  石川議員。

    〔10番 石川忠義君登壇〕



◆10番(石川忠義君) 最後の質問をします。

  昇任の試験についてなのですが、例規に関しては作成していく予定でいると。それから、号級についても他市の状況を考慮して慎重に決定していくということです。僕の調べでも、例えば幸手では主査ですとか主幹の場合にもやっていたりですとか、さまざまなのですよね。蓮田の場合、課長、係長、課長補佐と段階的にやってみたりですとか、ねいろいろなケースがあると思うのです。いろいろ研究してその中でいいものを出していただければと思います。

  初めて管理職になるのが係長だから、係長のというのは勤務意欲、最初に言ったご褒美的な昇任でしたらその程度の昇任試験でいいと思うのですが、そういうご褒美的なものでないのであれば、それとプラスして職務の遂行能力の向上のためや何かうたうのであれば、もう少し段階的にやってもいいのかなと思いますので、検討をお願いしたいと思います。これは要望です。

  次に、お祭りの関係です。12日と18日にやっているし、提燈山車の引き回しもあるので、それは神事だと。ということは、12日と18日にやっているからお祭りは神事だと。ただ、神事を超えるものであるから観光協会を通して支援をしていると。あくまで祭り自体が神事であるというふうに理解しているということなのですね。僕はそうではないと思うのですよ。二回目の質問で言ったように、法的な解釈ですとか理論、宗教行為として定義するのは何かということで聞いたのです。

  今さっきの答弁だと、12日と18日にやっているから神事、宗教行為だというふうなことです。ちょっと根拠としてはあいまいなのです。例えばいろいろ裁判でも先例判例があるのです。例えば判例でどれが宗教行為だというふうに定義づけられている中に、当該行為の行われる場所、例えば久喜の場合には八雲神社の宗教的評価ですとか当該行為者、つまり祭典委員会の意図、祭典委員会がどういうことを考えて、どういう目的でやっているのかによって宗教行為であるというふうにするのか、宗教でないようにするのか判断すべきだというふうに司法では判断しています。

  そこで、では祭典委員会はどういうことでやっているのかと見ると、祭典委員会の方の規約によると、夏祭りの開催と維持保存に努め、観光事業の一環として久喜市の発展に寄与すると書いてあるのです。どこにも宗教に関することですとか、そういうものは示されていないのですよ。もちろん宗教的なこういう裁判というのは、僕が今読み上げた以外にもいろいろなもので方向性が示されています。例えば行為者自身が宗教団体である場合というのも挙げているときもありますし、市民がどういうふうに、市民といいますか、一般的にどういうふうにお祭りというか行為をとらえているかで判断すべきかというように判例でも示されています。

  法的根拠を明らかにしてください。12日、18日にやっているので、提燈山車を引き回しているので、神事イコール宗教行為だから観光協会を通してやっているということではないと思うのですよ。はっきりと祭り全体については宗教行為ではないということで市はきちんと整理して、観光協会は観光協会で観光事業にだけ絞ってPRや何かに努めてもらって、そのほかの部分はいろいろな団体を市も協力してつくって祭りを盛り上げていくと、そういう立場にこれからは立つと思うのです。法的解釈についてもう一回、先ほども聞いたのですが、示されていませんので、もう一度詳しく伺います。

  宗教行為とする定義は何かお願いします。提燈祭りのどの部分でどういうことをやっているから、どの理論に結びつけて宗教行為としているのか、きちんとお答えいただきます。いろいろ既にもうお勉強なさっていると思いますけれども、裁判で例が出されています。竣工式の際の例えば神事についての判断ですとか、そういうものも行政はいろいろなそういう判例やなんかに基づいてやっていると思うのです。考えはあると思いますので、伺います。

  先ほど僕が例えば例に挙げたのが大阪の判例なのです。先ほど挙げたように、宗教行為と認定するには、例えば久喜の場合にはお祭り、お祭り自体の目的ですとか宗教的意識の有無、程度、それから当該行為、祭典委員会の一般人に与える効果、影響などを考慮して、社会通念に従って客観的に判断しなければならないというふうに言っているのですが、それをもとに考えれば、僕は提燈祭り自体は宗教行為でなくて、お祭りとしての行為の中に神事が一部あるというふうに受けとめるのですが、この考え方についてどうなのか、判断をお願いします。

  もしもその判断がつかないのであれば、きちんと最初からもう一度整理し直して市としての考えをまとめ直すべきだと思うのですが、それについてもいかがか、あわせて伺います。

  それとアイドリングストップについてです。12月に青空キャンペーンですとかそういうものをやるので、運転している者については時間帯を選んで直接ビラを配っていくということなのですが、今なのですよ。今、きょう。ですから、12月まで待ってですとか、そういう問題ではないのですよ。すぐに、特に幸手の方にあるような企業なのですが、アイドリングをずっと続けているような状態ですので、直接的にお願い、指導をすぐにでもすべきなのですが、いかがか、もう一度お願いします。



○議長(柿沼孝男君) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前10時4分



    再開 午前10時5分





○議長(柿沼孝男君) 再開いたします。

  石川議員の再々質問に対する答弁を求めます。

  市長。

    〔市長 田中暄二君登壇〕



◎市長(田中暄二君) ただいまの石川議員さんの再々質問の関係でございますが、部長からのご答弁と重複する結果となりますけれども、八雲神社の祭礼につきましては、この神事につきましては、総代さん、各町内から選抜されました皆さんがご苦労していただいて、例年行われているわけでございます。また、提燈祭りにつきましては、それぞれ各地区の保存会が組織をされております。この保存会の皆様方が組織をいたしました久喜市祭典委員会、こちらの方々が各地の祭典保存会の代表の方を含めて構成をなさっておるわけでございますが、八雲神社の祭礼として行っているわけであります。当たり前のことでありますが。

  したがいまして、久喜市の祭りとしての位置づけですけれども、提燈祭りはこのような歴史的な経過からいたしまして、八雲神社と深くかかわりのある行事であるというふうに思っております。当然のことながら、その運行につきましてもその一連の事業、行事ということで、八雲神社と深くかかわりのある行事ということで認識をしております。しかし、一般的に現在の市民の方々の認識、またそれを楽しみといたしまする多くの子供たち等々、またそれにかかわっておられる方々自身の意識といたしましても、従来のそういった伝統的な歴史を超えた、いわゆる神事を超えた行事として現在久喜市においては定着をしているというふうに認識をしております。



○議長(柿沼孝男君) 市民経済部長。

    〔市民経済部長 浅子秀夫君登壇〕



◎市民経済部長(浅子秀夫君) アイドリングにかかわる再々質問にお答え申し上げます。

  先ほどの答弁の中で、12月の青空キャンペーンに合わせて行うというようなことで、ちょっと説明、答弁の中身が不足されておりますので、併せてその辺も含めて答弁させていただきます。まず東口の水位の塔の利用の関係でございますが、これにつきましては既に9月上旬、現在もアイドリングストップの呼びかけは行っているところでございます。それから、駅前にて各運転手の方々に直接協力依頼するということにつきましては、今月下旬からでも実施すということで今計画しておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

 以上です。



○議長(柿沼孝男君) 以上で石川議員の質問を打ち切ります。

  休憩をいたします。



    休憩 午前10時8分



    再開 午前10時28分





○議長(柿沼孝男君) 再開いたします。



                              





○議長(柿沼孝男君) 木村奉憲議員の市政に対する質問をお受けいたします。

  木村奉憲議員。

    〔1番 木村奉憲君登壇〕



◆1番(木村奉憲君) 1番 日本共産党の木村奉憲です。それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

  最初に介護保険の改善と充実のために、5点にわたって質問をさせていただきたいと思います。今年4月発足しました介護保険は、9月で6か月を経過しました。また、65歳以上の高齢者に対する保険料徴収がいよいよ10月から始まります。既に始まった自治体もあります。そういう中で、高くて払えないあるいは少ない年金の中からどう支払えばいいかという問題などが改めて今全国各自治体から挙がっています。この中で、更新申請の現状と新たな対応について第一点目お伺いしたいと思います。更新申請が今後どんどん出てくると思いますけれども、事務的な手続、それから再発行に当たっての再認定などさまざまな問題について、新たな対応が必要だと思われます。そのために、現状とその対策の幾つかについてお聞きしたいなと思います。

  その第一点目、再更新に当たって利用者の声はどのように聞き、反映しようとしているのか。

  それから、第二点目、介護度の変化などどのように把握、再認定に当たってどのような手続を踏みながら反映していくのか。

  それから、三番目、今までに特に認定されながら利用されない人、約90名ほどおりますけれども、その人たちへの再確認あるいは指導、希望等をどのような形で取り組んでいかれるのか、お聞きしたいと思います。

  第2点目、厚生省の第一次判定ソフトに基づいて各自治体がしましたけれども、それがいろいろな面で不備があるということで、見直しを図ることが決まっています。そのために、各自治体でのこれに対する対応とかあるいは見直しを含めての現状の改善、それからどのような体制をつくっていくかも含めて、大切な時期になっていると思います。そのための方向性についてお伺いしたいと思います。

  その一つ、特に認定に当たって痴呆にかかわる人の判定が不十分だ、介護度が一般的に低く抑えられる傾向が各地で出てきています。その点についての対応の仕方についてお伺いしたい。これに関して、久喜市で痴呆にかかわる人の介護度別の人数をそれぞれ挙げていただきたいと思います。

  それから、二番目、痴呆の要介護度が低く判定されたことについて、久喜市の現状とそれを是正していくために何らかの方策を練っているのかどうか、お伺いしたいと思います。

  また、今までの生活背景や家族との話し合い、それから調査が不十分だということで、私なんかも何度も質問していますけれども、生活背景が十分に反映されていないという点についても、見直しをすべきということが出ていますけれども、それについての方策についてもお伺いしたいと思います。これらについては、厚生省もその不備を認めた上で、この8月に具体的な見直しのための検討会を設置しています。久喜市については現在どのようなその見直しの状況が入ってきているのか。それから、どう対応していくのかについて、お伺いしたいと思います。

  大きい(3)番目、介護保険事業者の調査についてお伺いしたいと思いますけれども、現在厚生省は介護サービスが利用者本位に行われているのか、禁止されているような身体拘束とか虐待は行われていないのか、それを把握するための指針を発表しています。そのために、実態調査、指導、監査、その指針について具体的にどのように久喜市では行う予定になっているか、お聞きしたいと思います。

  特に施設については、特養ホームは2年に一遍、それから在宅サービス事業者は3年に一回ということを、立入検査実地指導も含めながらやることが方針として出されていますけれども、それについての具体的なスケジュール、予定がありましたらお願いしたいと思います。

  それから、民間事業者の担い手の中でサービスの質の確保が大きな課題になっています。最近の民間事業者の動向について、具体的に市の方で掌握している分についてお知らせ願いたいと思います。

  それから、4番目、これは私たち日本共産党も何度も要望し、お願いしている問題ですけれども、保険料、利用料の免除、軽減についてです。65歳以上の高齢者に対して介護保険の保険料徴収が10月から始まります。久喜市でも間もなく徴収の通知も届くということになると思いますけれども、現在各地で多くの疑問、問い合わせが殺到しています。

  例えば川越市では連日100件以上、それから川口市でも一週間で1,500件の問い合わせあるいは苦情も含めて出ているのだそうです。これは久喜市でも今後そういう形の問い合わせや苦情、それから内容を知らない人も含めて、またいろいろな形で出てくるだろうと思います。それについてのさらなる宣伝、対応の仕方、それから説明会等も開く必要があるのではないかと思いますけれども、その点についてお伺いしたいというのが一つです。

  厚生省の発表でも、保険料それから利用料の問題ではお年寄りの76%が住民税非課税ということを統計の中から言っています。この人たちからも保険料を取るということは、いわば生活あるいは生存権、それをかなり否定する、あるいは奪うという論議が改めて出ています。日本共産党は、在宅介護、その利用料については所得の低い、そういう人たちについては、ホームヘルプサービスと同じようにすべて10%から3%へ引き下げてほしいと。それから、10月から、延期になりましたけれども、保険料徴収、それを再検討して、住民税非課税のお年寄りからは取らないようにという要求、それから署名活動をずっとこの間続けてきました。この点については、改めて市でも基本的なことでこの2点については各地でもその後保険料の全面的ないわゆる補助、さらに利用料の軽減については相次いでいます。この点について改めて市の考え方をお伺いしたいと思います。

  それから、(5)番目、これも基本的な国の予算にかかわることですけれども、介護保険の国の負担割合、これは本来低所得者、お年寄りから保険料を取り立てて重過ぎる利用料を強いる。その大もとは、基本的には国の介護に対する予算を今までの2分の1から4分の1に切り下げたことにやっぱりあるのではないか。そのために、国の予算も今年でも2,500億円の削減を図っています。

  このために、地方自治体への負担、これは地方分権の名をかりて負担を強いたり、その自治体の自主性に任せるという形になっていますが、やはり基本的に国がその介護保険制度の発足に当たってはかなり自信を持ってやるのだということを言っていましたので、やはりそれが十分今不備な点が出ている中で、この負担割合をせめてもとの2分の1に戻すという基本的な視点が大事だと思います。その点について、市で改めて国なりにその辺の要求をしていただくようにお願いしたいのですけれども、それについてのお考えをお聞かせください。

  それから、大きな2番、新しい歴史教科書をつくる会の動向と教育行政についてお伺いしたいと思います。現行の社会科の教科書を自虐的などと攻撃している新しい歴史教科書をつくる会、以下つくる会というふうに省略したいと思いますけれども、会長は西尾氏です。が提唱している中学校の歴史と公民の新しい教科書が、今年の4月文部省に検定申請をしています。その検定審査の最中、教科書の内容を会報で紹介したり、大々的に事前的な宣伝をしています。

  この教科書は、基本的には戦後の憲法あるいは教育基本法、これを批判し否定する中身を含んでいます。このような中で、つくる会は「国民の油断」という、これは立派な本です。これを久喜市の教育委員会に送ってきました。この本についていつ送られて、その本はどのような発行団体、それから著者であるか、それから値段等を改めてお聞きしたいと思います。その本の内容については、昨日の猪股議員の回答の中で、ざっと目次に目を通したということを伺っていますが、それについて、この発送とともに2通の手紙がつけられていたと思いますけれども、それぞれの中身についてさらにお聞きしたいと思います。

  それから次に、このつくる会は当然教科書の認定も含めてその準備段階からさまざまな目的を持っていろいろな行動をしています。このつくる会、この創設の目的について教育長はどのように理解しているかということについてお伺いしたいと思います。昨日の質問の中にも「国民の歴史」という本が以前にも全国各地の教育委員会に配られた。今回は「国民の油断」という形になっていますけれども、「国民の歴史」については送られてきていないということの発言がありましたけれども、このような本の贈与については、一つは独占禁止法に基づく公正取引委員会、その内容に抵触するのではないかというのが一つ、これは「特殊指定」に当たる。それから、文部省の指導はどのように教育委員会でとらえているのか。それから、三番目に社団法人である教科書協会、これは7社も含めて、それから今教科書認定を含めてその出版社も加盟している団体ですけれども、その申し合わせ事項、いわゆる自主規制に違反するのではないかという疑いを持っていますが、その見解、その三つについて改めてお伺いしたいと思います。

  このように、つくる会の中学校社会科教科書、今年の4月に、先ほど言ったように、申請されていますが、それに伴ってさまざまなパンフレット、そして今後も、昨日もあったように、「国民の道徳」なる冊子も送られる予定になっているなどというような形で、今まさに10月にその認定がされるか否か、そういう時期に「国民の油断」を実際には久喜市の教育委員に贈与して宣伝活動を行っている。

  また、その本の中身で8章に採択制度の変更まで誘導するような内容が書かれています。これは明らかにつくる会が教科書の事前宣伝、それから事前採択運動であるにもかかわらず、教育長や教育委員会、それに送り、これはさまざまな意味で独禁法、それからいわゆる教科書の申し合わせ事項等に違反する過ちだというふうに思います。その点についての見解をお聞きしたいと思います。

  それから大きい3番目、社会福祉協議会の事業の内容についてお伺いしたいと思います。一つは、在宅介護支援センターが社会福祉協議会の中にオープンしました。介護保険がスタートして、地域の高齢者や家族の総合的な対応という形でさまざまな相談活動、それから地域への啓蒙活動などを行っています。これについては、保健や福祉サービス、それから医療との結合も含めて大変重要な役割を今後持っていくだろうと思います。その中で、社会福祉協議会にあるのは基幹型在宅介護支援センターというふうに位置づけられていますけれども、この基幹型ということと地域型との連携を図ると言われていますが、具体的にどのような形で連携を図ろうとしているのか、お聞きしたいと思います。

  できたらば、スタッフの内容も聞いておきたいと思います。これについては看護婦もスタッフの中に入っているということで、地域の訪問介護事業、これについてもうたっているようですので、この点についての、今後どのような予防活動も含めた形で進められていくのか。私は、介護それから医療も含めて地域の連携と予防活動も含めた活動が今後非常に大事になると思いますので、その辺の事業内容についてお伺いしたいと思います。

  それから、同じようにあんしんサポートネットというのがつくられています。この事業は、県の福祉サービスの利用援助があるようですけれども、どのように位置づけられて、予算内容、それから現在生活支援という形で位置づけられているようですけれども、活動の内容についてお伺いしたいと思います。その際の利用する場合の利用料金等についてもお伺いしたいと思います。

  以上です。



○議長(柿沼孝男君) 木村奉憲議員の質問に対する答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) 木村議員さんのご質問に順次お答えをさせていただきます。

  初めに、1点目の介護保険の改善と充実のためにの(1)、更新申請に当たって現状と新たな対応策についてでございますが、要介護、要支援の更新申請につきましては、介護保険法に基づき、認定期間満了日の60日前から有効期間の満了日までに申請することとされております。市では、認定期間ごとにその都度すべての更新申請対象者に対しまして更新申請の手続を促す文書を発送して、円滑な事業運営を図っておるところでございます。

  次に、(2)の厚生省の一次判定ソフトの見直しについてのイ、現在認定中の痴呆にかかわる人数と介護度別区分でございますが、日常生活に何らかの支障を来すような痴呆を有すると思われる方は389人で、認定状況につきましては要支援が16人、要介護一が60人、要介護二が64人、要介護三が76人、要介護四が93人、要介護五が80人でございます。

  次に、ロの痴呆の要介護度の判定が低い、ハの在宅介護の状況が十分に反映されていない、ニの厚生省の見直し検討会の現状と今後どのように対応していくのかにつきまして、一括してお答えいたします。

  厚生省は、コンピューターによる一次判定で痴呆判定などが実態よりも軽目に出るといった指摘を受け、より適切な二次判定を行うため、二次判定変更事例集を作成し、市町村に配布する予定とのことでございます。また、平成12年度中に高齢者の介護の実態に関する調査を実施するとともに、平成13年度以降自治体の協力を得てモデル事業を実施し、具体的な改善方法を検討するなど、一次判定のあり方について検討を進めていくとのことでございます。

  なお、見直しの検討を進めるため、国に設置された要介護認定調査検討会は8月11日に初会合を開き、今後議論すべき論点をまとめたとのことでございますので、今後の状況を見守ってまいりたいと存じます。

  次に、(3)の介護保険事業者の調査についてのイ、ロについて、一括してお答えいたします。厚生省による介護サービス施設、事業所調査につきましては、10月1日を調査日として実施いたします。介護老人福祉施設、通所介護事業所、短期入所生活介護事業所及び痴呆対応型共同生活介護事業所につきましては、都道府県を通じ福祉事務所を経由して調査表の配布、回収がされます。その他の施設、事業所につきましては、保健所を経由するものと国が直接事業所に郵送により調査表の配布、回収を行うものがございます。また、特養ホームやサービス提供事業者への実地指導につきましては、県において介護保険施設等指導指針や介護保険施設等監査指針等に基づき、実施されるものでございます。

  次に、ハの民間事業者の動向でございますが、介護サービスの提供において民間事業者の果たす役割には、大きな期待が寄せられておるところでございます。現在、本市においては8事業者が訪問介護事業者としての指定を受け、サービスを提供しておるところでございます。民間事業者が事業規模を縮小する等の報道もございましたが、本市におきましてはそのような動きはございませんでした。今後とも、介護サービス事業の確保を図るため、引き続き民間事業者の参入を促進してまいりたいと考えております。

  次に、(4)の保険料、利用料の免除、軽減についてございますが、保険料につきましては、介護保険法や介護保険条例等の規定に沿った運営をしてまいりたいと考えております。また、利用料につきましては、国の特別対策に基づく軽減施策のほか、市独自に助成制度を実施しておりますので、新たな免除、軽減制度を設ける考えはございません。

  次に、(5)の介護保険における国の負担割合の是正についてでございますが、介護保険につきましては、現行の負担割合による財政運営を図ってまいりたいと考えております。

  次に、3点目の社会福祉協議会についてでございます。在宅介護支援センターに関する2点のご質問につきまして、一括してお答え申し上げます。

  市では、ご案内のように、本年4月から久喜市社会福祉協議会に委託して、基幹型在宅介護支援センターを設置したところでございます。地域型在宅介護支援センターは、市内の特別養護老人ホーム鶴寿荘及び久喜の里に併設する従来からの在宅介護支援センターを地域型と位置づけまして、本年度も運営を委託しているほか、久喜市社会福祉協議会には地域型としての役割も担っていただいております。

  基幹型の役割及び主要な業務について申し上げますと、地域型在宅介護支援センターの統括支援、地域ケア会議の運営、介護予防、生活支援事業の総合調整、介護サービス機関、介護支援専門員の指導、支援、育成などがございます。次に、地域型の役割及び主要な業務について申し上げますと、地域において介護を必要とする高齢者やその家族の方などに対する相談窓口、高齢者の実態調査、処遇台帳の整備、福祉用具の展示、紹介、介護保険対象外サービスの申請手続の代行などがございます。

  介護保険制度のもとにおける在宅介護支援センターについては、介護保険指定居宅介護支援事業者としての業務を担うとともに、さらに介護保険の対象外の方に対する介護予防、生活支援サービスの調整及び地域ケア体制の拠点になれるよう期待をしているところでございます。したがいまして、基幹型在宅介護支援センターを地域ケア体制の中核としての役割を果たせるよう、また地域型在宅介護支援センターを地域における総合相談窓口として定着していけるよう、地域ケア会議やケアマネジャー連絡調整会議等の運営を通じまして、充実を図ってまいりたいと考えております。

  次に、(2)のあんしんサポートネットについて、2点のご質問に一括してお答え申し上げます。当該事業につきましては、国庫補助及び県補助事業として埼玉県社会福祉協議会から委託され、久喜市社会福祉協議会が実施する埼玉県福祉サービス利用援助事業でございます。事業の内容について社会福祉協議会に問い合わせましたところ、生活支援員につきましては、生活支援員として研修を受けた者を3名配置しているとのことでございます。

  具体的な活動でございますが、定期的な訪問をしての相談や状況把握、年金、手当の届け出、福祉サービスの情報提供、福祉サービスの利用手続の援助、代行、福祉サービス利用料金の支払い及び福祉サービスの苦情等の申し立て代行を行うとのことでございました。生活支援は、利用者と契約成立後、専門員の指示に従い契約に基づき先ほど申し上げましたようなことを行うわけでございますが、現在までに契約は成立しておりませんので、実際の活動はしていないということでございました。

  次に、契約内容とその利用料についてでございますが、契約内容につきましては生活支援員の活動内容の6項目の中から利用者が選択をして契約することになります。その利用料金は、契約内容に関係なく基本料として一回の援助について400円、時間料金として1時間までは800円で、以降30分ごとに400円が加わるとのことでございました。

  なお、生活保護世帯は無料とのことでございました。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 次に、教育長。

    〔教育長 小松富士男君登壇〕



◎教育長(小松富士男君) 木村議員さんのご質問のうち、(1)、(4)については昨日猪股議員さんにお答えしたとおりでございますので、(2)と(3)のロについてお答えいたします。

  まず、新しい歴史教科書をつくる会の創設の目的は、現行歴史教科書教科書検定基準採択制度の見直しにあるのではないかと推量されますが、それ以上のことは十分には把握しておりませんので、ご理解をいただきたいと存じます。

  次に、(3)のロ、「国民の油断」や以前の「国民の歴史」を地方教育行政に贈与することについてのうち、ロの文部省の指導についてということについてお答えいたします。教科書採択に際して、独占禁止法による規制に基づく公正取引委員会告示、教科書業における特定の不公正な取引方法、これを踏まえまして、公正な採択が確保されるよう、発行者だけでなく、採択関係者に対しても指導が行われております。具体的には4点ございます。

  まず、見本は一定の制限部数の範囲内で教育委員会や教科書展示会を送付することとしますが、教師用指導書及び検定申請図書は献本等を一切禁止します。二つ目、発行者が主催しまたは関与する講習会、研究会等の開催は一切禁止します。三つ目、文部省が教科書編集趣意書を作成、配布する一方、各発行者の作成する宣伝用パンフレット等の配布は極力自粛を求めます。四つ目、採択関係者に影響力を有する教職関係者等を宣伝活動に従事させることを禁止するとともに、その他の宣伝従事者についても削減に努めるよう指導します。また、教科書の編集者、著作者が採択に関与することを排除しますというぐあいに、教科書を対象にしてのみ指導がなされておるところでございます。



○議長(柿沼孝男君) 木村奉憲議員の再質問をお受けいたします。

  木村奉憲議員。

    〔1番 木村奉憲君登壇〕



◆1番(木村奉憲君) それでは、再質問します。

  介護保険の更新申請に当たって、さまざまな形で連絡の文書を行っていくということは当然必要だと思いますけれども、これに当たって漏れのないように、そしてその後の変化や今まで利用していなかった人について具体的に聞きながら、今度の再認定はどうするのだという形のきめ細かな対応が必要だと思います。そういう点で私が3点にわたってお聞きしていますので、もし今、市の方で再申請の時期ですよという形で、その文書だけのお知らせで十分それが反映できるかどうか、改めてお聞きしたいと思います。

  それから、第一次判定ソフトが、厚生省自身も多くの自治体それから利用者によって十分それが機能していない、むしろ逆の形で低く抑えられているということを認めざるを得ないという形で、ソフトの判定を見直すという形でしていますけれども、現在のところ8月の検討会を含めてこれが実施する、その中で既に再申請の審査も行われていきます。私は、その点について、この初会合の内容がもっと具体的につかまえられて、それでその判定のあり方については独自に対応する必要性も出てくるのだろうと思います。

  それについて、いわゆる再申請の際にそれがどの程度反映されていくのかということを改めてお聞きしたいと思います。調査していただいて、痴呆にかかわる人が私の予想以上に各分野におると。特にかなり介護度の高い人、3、4、5あたりにやはり集中してはいる、それでも低く抑えられているという形になっていますので、この点について具体的な対応の仕方が求められていくのだろうと思いますけれども、それについてどのような見通しを持っているのかも含めて改めてお聞きしたいと思います。

  それから、介護保険事業者の調査については、10月1日という形で予定されているみたいですけれども、これについては厚生省の方では、例えば集団指導、それから書面指導、実地指導という形で大きく3点に分けていますけれども、この3点についてはその実態調査の中でどういうふうに明らかになっていくのかということと、それから特養ホーム、それから在宅サービスと痴呆のそういう指導も含めて、県からの指針に基づいてやるということを言われていますけれども、これについても10月1日なのか、また違った形で行うのかどうかをお聞きしたいと思います。

  それから、民間事業所の問題なのですけれども、これについては大きな役割があるということで、この久喜市でも当初の予定よりかなり認定が少なくなっていますけれども、その人数についてはそこでかなりフォローしてもらうという形で当初から計画を立てていたと思います。私も以前民間事業者については内容、それから介護度、それから営業的な場面も含めて調査してほしい、あるいはそういう指導、さらに契約内容についても明らかにしてほしいということを以前にも質問していますけれども、それが私にとっては、あるいは近くの人には十分明らかになっていない部分が出てきます。

  そういう中で、各地方では利用者が抑制したり、介護事業者が撤退したり廃業しているという様子が出ています。特に大手のニチイとかコムスンなんかも各地で撤退の動きが出てます。この久喜市でも営業所が廃止されたあるいは撤退したということを聞きました。そういうことも含めて本当にないのかどうか。ハの事業者の内容についてはどういう事業者があるのか、もう一度お聞きしたいと思います。

  それから、保険料、利用料の軽減、それから免除については、以前と同じような回答ですけれども、私は久喜市ではかなり初め全国に先駆けていろいろな形のフォローをしながら改善を図ってきた。それについては評価をするのですけれども、それ以降、各自治体ではやはり保険料、利用料については対応を改善しながら進めて、多くの自治体でその後続いている。そういう状況を踏まえて、久喜市ではさらにその点については今の現状を踏まえて新しい形での改善策も打ち出す必要があるのではないかというふうな思いがしますので、その点について改めて、もう今のままでいいのかどうかも含めてお聞きしたいと思います。

  それから、社会福祉協議会の事業内容の基幹型在宅介護支援センターと地域型の関係を言ってもらいましたけれども、この基幹型在宅介護支援センター、その役割それから任務についてはかなり大切だと思いますし、今答弁あったように将来は総合的な相談窓口の一つになるという形で期待はしていますけれども、何しろ今のところスタッフは3人だと、そのうち看護婦が1人という形で、4月以降についてはほとんど介護保険の相談窓口対応で訪問介護あるいは予防活動には十分手が向けられていないというような悩みを出されているようです。そういう面で、その辺の予防活動、訪問介護活動に対する具体的な今後の方策を私はお聞きしたかったのです。

  その中で、地域のケア会議、それから介護予防会議ですか連絡会ですか、その点について、それから支援のための連絡会議等も予定しているというふうなことも伺いましたので、その辺の具体的な内容ですね、今まで行われていたならばその様子も含めてお聞きしたいというのと、それから基幹型ですから、基幹型と地域の、今鶴寿荘と久喜の里との連携ですけれども、それを具体的にどのような連携のパターンに持っていくのかということを大きな意味でお聞きしたいと思いますので、その点について回答ございませんでしたので、もう一度お願いしたいと思います。

  それから、あんしんサポートネットについてですけれども、これは県からの委託ということで、予算はどのくらいかということを改めてお聞きしたい。今生活指導員が3人ということですけれども、それが定期的な訪問とかそれから料金の支払いとか、そういう形で行っているみたいですけれども、具体的にはまだ登録あるいは契約をしている人がいないようですけれども、今後市民へのアピールの仕方も含めて、この辺の中身についてはもっときちんと知らせていく必要があるというのが一点です。ですので、どのような形で今契約への見込みがあるのかどうか。一年近くなっていると思いますけれども、それについての今後の方針について伺いたいと思います。

  それから、その中で利用料金の問題が出てきて、社協の中では一回が1時間まで1,200円という表示が出ていました。今聞くと登録で400円ですか、それから800円、それから30分たって400円という形ですので、私はこの値段についてはかなり高いのではないかという印象を受けました。その生活支援の中身については思いましたので、その点について、例えばそのために契約者が少ないのか、契約の内容も私はかなり複雑なように思いますので、その点について改めてお聞きしたいと思います。

  それから、つくる会の問題なのですけれども、昨日の猪股議員に対してお答えしたということで、かなり答えられる部分が限定されてしまいましたけれども、私の方で改めてこれは通告していますので、お聞きしたいのです。いつ送られたのか、だれが著者なのか、値段は幾らなのかというのは猪股議員のところでも答えられていません。

  ですから、その手紙の2通については猪股議員が質問の中で1通だけだったというようなことも言われていますけれども、例えば教育長あてとそれから教育委員会あて2通あったはずなのです。だから、それについての手紙が、ではないのか、その中身がどうなのかというのを改めてお聞きしたいと思います。その上で各委員に配ったわけですね。それはその手紙の内容に基づいて配ったのか、そのときにどのような対応をしたのかについてやはりお聞きしたいと思います。

  それから、つくる会の創設の目的については、採択基準の見直しにあるだろうという形にされていますけれども、規約の中にそれについての基本的な立場も書かれている。4条では、新しい歴史教科書の採択促進の活動を目的とすると。それから、新しい歴史、公民教科書を企画、編集すると。それから、新しい教科書をつくって児童・生徒の手に渡すことを目的というような中身が書かれています。

  つくる会の、きのう出ていた代表的な西尾、藤岡、この両氏はつくる会の代表委員でもあり、この申請している著者でもありますね。そういう面で、先ほど独占禁止法との絡みで、これは文部省の指導の中では教科書のみという形になっていますけれども、これは昨日も猪股議員が言ったように、独占禁止法の基本に基づいて文部省の指導があるわけですね。ですから、これはその教科書のみに関係するものか、「国民の油断」はそれに該当しないという形で、はっきりそういう認識に立っておられるのか、お聞きしたいと思います。

  それから、もう一つ、これもお答えいただけなかったのですけれども、社団法人教科書協会の申し合わせ事項、いわゆる自主規制についてはどのように認識しておられるのか、お答えください。

  このつくる会は、「国民の油断」、それから「今までの歴史」、さらにこれからは「国民の道徳」などを各委員会に配布してきたし、配布する予定でもあると言われていますけれども、現在のこのつくる会の、例えば「国民の油断」の中には、7社に対する誹謗、中傷があるわけですね。きのうの猪股議員の質問に対しては、7社の見解ということで言っておりますけれども、見解以上に誹謗、中傷がこの中には全面的に織り込まれています。そういう点で、昨日の質問を踏まえて言いますけれども、7社に対する見解ならば、この独禁法の公正取引委員会の特殊指定に当たらないのかどうか、その辺について改めてお聞きしたいと思います。

  この本、そしてさらに歴史教科書、実際の問題については本来これはオープンにしてはいけないのですね、著者も含めて。しかし、もう既にテレビのマスコミやそれからさまざまな会報を通じてこの内容もうたっているわけですね。それについて多くの歴史学者、さまざまな団体からもこれについて、今ある7社のまさに検定で合格した教科書に対する誹謗、中傷、さらにそれを各教育委員会に送ることによって採択、そういう意図は会の目的、それから実際に送ってきた手紙の内容でも私は明らかだと思うのです。その辺について考えるならば、やはりこれは慎重に対応することが必要だと思います。むしろ今どういう形で教育委員に配られたか、わからないけれども、むしろそれについては回収するということをお願いしたいと思いますけれども、それについていかがか。

  それから、昨日猪股議員の中で、例えば「国民の道徳」が今後送られてきたならばどういう形で対応するかということにもかかわってきますので、ぜひその辺についてはやはり慎重に対応する必要があると。その辺のことについてもう一度お伺いしたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 木村奉憲議員の再質問に対する答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) それでは、木村議員さんの再質問にお答えをいたします。

  初めに、利用している人の更新申請についてのご質問でございますが、更新申請を促す文書につきましては、介護サービスを受けているとか受けていないとかにかかわらず、認定有効期間が満了する方すべてに行っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  次に、痴呆の判定についてでございますけれども、痴呆の症状は毎日異なります。また、同じ日の中でもさまざまに変化を見せるなど、その実情をとらえることは非常に難しいものでございます。したがいまして、訪問調査におきましては、介護をされている方に通常の生活状況や痴呆状況についてのお話を特に丁寧にお聞きし、できる限り介護の実態を特記事項に記載するよう心がけておるところでございます。また、かかりつけ医の意見書の内容とあわせ、介護認定審査会において審査を行っておるところでございます。

  次に、実態調査についてでございますけれども、調査は全国の介護サービスの供給体制、供給内容等を把握することにより、介護サービスの提供面に着目した基盤整備に関する基礎資料を得ることを目的として実施されるものでございます。今年度の実地指導につきましては、県の監査指導室が従来から実施しておりました社会福祉施設等指導監査に合わせて行うとのことでございます。

  介護保険に関する具体的な内容につきましては把握してございませんが、利用者個人に関する事項では介護状況、契約書、介護給付に関する事項であるとのことでございます。また、事業所につきましては、運営規定の概要や利用料等の事務所内掲示についてや運営規定、秘密義務確認書、身体拘束記録等の書類について指導、監査を行うとのことでございます。

  次に、民間事業所の撤退についてでございますが、市ではございません。事業所の実態でございますけれども、8月1日現在の指定事業所でございますが、在宅サービスにつきましては、在宅介護支援事業者が8事業所、訪問介護が8事業所、訪問看護が3事業所、通所介護が4事業所、通所リハビリテーションが1事業所、短期入所生活介護が2事業所、短期入所療養介護が1事業所、福祉用具貸与事業所が2事業所でございます。また、施設サービスにつきましては、介護老人福祉施設が2施設、老人保健施設が1施設という状況でございます。

  次に、保険料、利用料金について新たな取り組みをとのことでございますが、介護保険はすべての人が保険料を負担し、介護を必要とする方を社会全体で支え合うという趣旨のもと創設された制度でございます。また、保険料は負担能力に応じて負担をしていただくとの観点から、所得段階別の保険料が設定されております。所得の少ない方には減額がされてございます。

  単に低所得者であるという理由での減免や免除の措置はございませんが、災害や主たる生計維持者の死亡あるいは失業等で一時的に保険料の納付が困難になった場合等については、保険料の徴収猶予や免除の制度もございますので、市独自の低所得者に対する免除、軽減を行う考えはございません。

  次に、6点目の在宅介護支援センターの関係でございますが、地域ケア会議等の活動についてでございますが、在宅介護支援センターの職員配置につきましては、国の基準に基づく配置をお願いし、運営を委託しているところでございます。社協の在宅介護支援センターは基幹型2人、社会福祉士と看護婦、地域型1人、これは社会福祉主事が配置されており、地域型は隔日1人、看護婦、久喜の里1人、介護支援専門員となっております。

  在宅介護支援センターは要介護高齢者とその家族の相談、援助、介護サービスの利用調整が業務の一つの柱でありますことから、介護保険制度導入に伴い、居宅介護支援事業者の指定を受けていただいているところでございます。このため、本年4月から介護保険制度がスタートして、ケアプラン作成に伴う給付管理業務等初めての業務が発生し、その対応にはかなりの時間が割かれてしまっていることは事実でございます。

  しかしながら、介護保険制度がスタートして6か月目に入り、煩雑な給付管理業務にも徐々にではありますがなれてまいりまして、本来の業務であります在宅介護支援センターの統括支援や地域ケア会議の運営、ケアマネジャーの連絡調整及び支援等の業務を担えるようになってまいりました。そこで第一回目の地域ケア会議は8月下旬に開催いたしました。ケアマネジャー連絡調整会議は9月下旬に開催する予定でございます。10月以後も月一回程度地域ケア会議またはケアマネジャー連絡協議会を開催する予定でございます。

  市といたしましては、今後も社協との連携を図るとともに、基幹型在宅介護支援センターが地域ケア体制の中核として機能できるよう支援をしながら、充実を図ってまいりたいというふうに考えております。

  次に、あんしんサポートネットでございますが、予算額ということでございますが、782万1,000円でございます。

  それから、今後の契約の見通しというようなことでございますが、7月までの状況を申し上げますと、相談を受けた件数が17件ございました。28回の訪問調査活動を行ったということでございます。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 教育長。

    〔教育長 小松富士男君登壇〕



◎教育長(小松富士男君) 再質問にお答えをいたします。

  いつ送られたかでございますが、定かな日にちは覚えておりませんが、5月の末か6月初旬だったかなというふうに記憶しております。PHP文庫590円、税抜きでございます。著者は、議員おっしゃるとおり、西尾幹二氏と藤岡信勝氏でございます。

  教科書業界における自粛措置について、自主規制でございますが、社団法人教科書協会の中の自粛措置でございまして、宣伝自粛に関する申し合わせが中心になっております。

  回収の件でございますが、その必要はないと考えております。



○議長(柿沼孝男君) 木村奉憲議員の再々質問をお受けいたします。

  木村奉憲議員。

    〔1番 木村奉憲君登壇〕



◆1番(木村奉憲君) 介護保険についてお伺いしたいと思います。特に私が心配しているのは、認定を受けながら利用しなかった90名については、同じように満期ですからという形でほかの利用している方と同じような形でお知らせしているような感じを受けましたのですけれども、それについては私は一言この認定を受けながら利用しなかった人に対する丁寧なコメントがやっぱり必要だと、そういうふうに思っています。

  というのは、私の近くでもその辺のところでいろいろな悩みを抱えながら、それについてのちゅうちょをしている人もありますから、むしろなぜ認定を受けながら利用できなかったかということも丁寧に聞くような窓口なども設ける必要があるであろうと思うのです。その辺について改めてお聞きし、そのようなことを是非してほしいと思いますので、その辺についての見解をお伺いしたいと思います。

  それから、判定ソフトについては、厚生省でも、あるいは部会との関係でいろいろな指示があるだろうと思いますし、指導もあるだろうと思いますので、早急にそれについては対応して、一人でも二人でも早くそれが十分反映されるように望みたいと思います。

  今部長が言ったように、生活状態、それから家族からの聞き取り、これは最初の認定の受ける場合にも、私もたびたび取り上げましたけれども、本人あるいは家族の十分な意向を聞かない、それからケアマネジャーがサービスのプランを立てる場合でも、十分それが反映していないところにもかなり影響すると思いますので、その点については是非今後ともその点について十分配慮しながら今後もやっていただきたいということで、これは要望したいと思います。

  それから、今民間事業者の問題を出されていますけれども、恐らく久喜市における撤退業者は、久喜市にあるけれども、この周辺の利用者に対する内容が中心だったのではないかなという感じがしますけれども、この中で8社あるいはいろいろな中身を聞いて言っておりますけれども、特に改めてお聞きしたいのは、在宅関係、それから訪問看護関係で8社がありますけれども、それだけもう一度、詳しくわかりましたら8社の名前を、ほかの方はいいですから、この二点についてわかりましたら是非お知らせください。



○議長(柿沼孝男君) 木村議員、久喜市では、撤退したみたいな言い方をしていますけれども、答弁では撤退はしていないというふうに言っていますので、それは訂正していただきたい。



◆1番(木村奉憲君) 撤退していないということなので、そのように撤回いたしました。

  それから、社会福祉協議会の問題ですけれども、既に地域ケア会議とかケアマネジャーの会議も今後予定されているみたいですし、基幹型の規定があるみたいですので、私はその点については今後そういう規定のところで補助なり出たらもっと拡充してほしいという思いで、それは要望しておきたいと思います。

  この中で一つお伺いしたいのは、基幹型の場合と地域との連携がいまいちわからないのですけれども、例えば地域ケア会議とかそれからケアマネジャー、それから支援連絡会議等あると思うのですけれども、これは全部含めた形で総合的に全部集まると、その担当者全員が集まるということで理解していいかどうか、ちょっと確認させていただきたいと思います。

  それから、あんしんサポートネットについては、県からの予算782万円ついていますけれども、今後これは例えば契約者がいなくてもこの事業については継続していく予定なのか。それから、さっき値段が高いというのが一部出ているのですけれども、例えばこのほかに活動中の移動については改めて別途お願いしますよというようなこともあって、非常にその内容が十分その重要性とともに伝わっていない部分があると思うのですけれども、その辺の値段については、これは県なりでのある程度の指針が出ているのかどうか、お伺いしたいと思います。

  それから、教科書問題ですけれども、5月あるいは6月初旬に送付されたという形になっているみたいですけれども、それに添えられていた手紙の内容についてあるのかどうか、それからどのような中身だったのかというのを改めてお聞きしたいと思います。それに基づいて配布し、回収もしないということですので、その手紙の内容について改めてお聞きしたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 前回猪股さんにお答えしていますよ、そのことは。



◆1番(木村奉憲君) それから、教科書問題については、つくる会の動きについては、やはり今までの採択の内容を事前的に活用すると、それからつくる会の目的、さらに今後もそういう形で直接的な白表紙本も含めて見本等を送ってくる可能性もあると思いますので、その辺については十分、それこそ慎重に対応をしていただきたいことを要望いたします。



○議長(柿沼孝男君) 木村奉憲議員の再々質問に対する答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) 木村議員さんの再々質問にお答えを申し上げます。

  一点目の認定を受けながらサービスを利用していない方について丁寧なコメントが必要だというようなご質問でございますが、昨年10月から準備要介護認定を実施したわけでございますけれども、今年3月の時点でサービス利用計画の届け出が出されていない方につきまして、電話により、介護サービスを受けたいにもかかわらず手続がされていないという方がおられないか、確認を行ったところでございます。

  今後におきましては、介護サービス未利用者の方がどのような理由によるものなのか、県において市町村の協力を得て調査を行う計画があるようでございますので、それらの動向を見てから市として独自に調査を行うかどうか検討をしてまいりたいというふうに考えております。

  次に、基幹型と地域型との連携、構成員というようなことでございますけれども、地域ケア会議は、行政担当者、保健婦、介護支援専門員、サービス事業者等によって構成される地域ケアに関する総合的な調整検討組織でございます。地域型在宅介護支援センターの統括のほか、介護支援専門員、サービス事業者の支援、連絡、調整、介護、予防、生活支援サービスの調整などを行うことを目的といたしております。

  構成員は、これまでの高齢者サービス調整チームを活用するなど、地域の実情に応じて設置できることとなってございます。本市の構成員は、在宅介護支援センター職員として社協の基幹型2人、鶴寿荘の地域型1人、久喜の里の地域型1人、老人福祉施設職員として特別養護老人ホーム鶴寿荘1人、特別養護老人ホーム久喜の里1人、老人保健施設鶴寿の里1人、市立養護老人ホーム偕楽荘1人、久喜市介護福祉課職員4人、社会福祉課職員2人、保健センター保健婦1人、計15人となっております。

  適切なケアプランを提供するなど、利用者への福祉の向上を図ることは、ケアマネジャーの資質の向上、ケアマネジャーへの支援が必要と考えております。そのため、基幹型在宅介護支援センターから、職員が中心となり市内の居宅介護支援事業所のケアマネジャーを集めまして、ケアマネジャー連絡協議会を開催し、情報交換、研修等を実施してまいります。

  次に、あんしんサポートネットの件でございますが、利用者がいなくともこれからも続けるのか、利用料金について県内で指針といいますか、出ているのかということでございますが、そのことにつきまして現在社協の方に問い合わせてございません。また、この事業は、先ほどお答えいたしましたように、県の社会福祉協議会から久喜市の社会福祉協議会が委託を受けて実施している事業でありますこともご理解いただきまして、パンフレット等もございますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 以上で木村奉憲議員の質問を打ち切ります。

  休憩いたします。



    休憩 午前11時42分



    再開 午後0時59分





○議長(柿沼孝男君) 再開いたします。



                              





○議長(柿沼孝男君) 砂川議員の市政に対する質問をお受けいたします。

  砂川議員。

    〔3番 砂川サカエ君登壇〕



◆3番(砂川サカエ君) 3番 砂川でございます。2点ほどお伺いをいたします。

  まず第1です。小・中学校に様式トイレの設置についてお伺いをいたします。市内小・中学校14校のうち、洋式トイレが一つもない学校が江面第一小学校、江面第二小学校と太東中の3校であります。新しい北小学校には41か所のトイレのうち10か所が洋式トイレであります。久喜中学校は70か所のうち17か所と整備をされています。

  先生から洋式トイレを設置してほしいと伺ったとき、けがで和式トイレが使えないから洋式トイレが必要だと考えていました。しかし、洋式トイレのない学校の先生や子供を持つお母さんたちに伺ったところ、それだけではないこともわかってきました。2、3年前のことですけれども、男の子が骨折し苦労されたことや、入学間もなく大便のお漏らしをした女の子、和式トイレの使い方になれないことと使いにくいということ、そして我慢も手伝ってお漏らしになったということであります。

  子供たちがけがをしたとき、洋式トイレは必需品であります。家庭では洋式トイレが多くなっている昨今、洋式トイレはあって当然ではないですかとか、また公共施設の多くは洋式トイレが必ずと言っていいほどあるのに、学校は子供たちにとって生活の大半を過ごしている場です。安心して用を足せるように整備するのは行政の仕事ではないですかなど。また、久喜小学校には69か所のうち3か所洋式トイレがありますけれども、お母さんたちに聞いてみますと洋式トイレが本当にあったのですか、このように言われたり、また3か所ではどこにあるのかわからない、もっとふやすべきではないですかなどと反対におしかりを受けました。

  子供たちにとって、小学校入学という出来事はそれこそ一人ひとりの人生の新しい門出であります。ところが、希望に燃えている新入生たちが最初に直面したのが小学生として不名誉で最も耐えがたいお漏らしであっては、本当にかわいそうです。それも行政としての配慮が欠けたためではと責任を感じませんでしょうか。家庭では多くが洋式トイレとなっています。学校のトイレを使わず、我慢してあわてて帰ってきて、そして家でお漏らしをしたという話も聞きます。

  和式トイレの使い方になれない子供たちのためにも、けがなどで和式トイレの使えない児童・生徒のために江面第一小学校、江面第二小学校と太東中に洋式トイレの設置を急ぐべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。また、設置されていても、太田小は96か所のうち洋式トイレが1か所であります。また、清久小学校は33か所のうち1か所、南中学校は51か所のうち2か所と、また驚くほど少ないところについても充実をさせていくべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。

  2番目です。高齢者福祉サービスについて伺います。各会派から幾度となく給食配食サービスの充実が求められ、ようやく介護保険のスタートに合わせて週2回の給食サービスが実施されました。利用者も増え、利用者からは大変喜ばれ、配食の日を心待ちにしています。また、その日は時間が近づくと玄関をあけて待っているほどであります。ひとり暮らしで80を超えた方ですが、生活習慣病で医者通いをしています。この方、6月でしたか、3度目の脳梗塞を患い、話すことも大変になりました。死んでしまった方がよかったと、ひとり暮らしの辛さを涙ながらに話していました。一人での生活は本当に大変です。週2回2時間の家事援助サービスを受けながら、給食サービスを週2回利用してどうにか生きているのよと言っています。最近話もよくできるようになりました。そして、涙も見せなくなりましたけれども、彼女は給食は私の命の糧であると強調します。

  食は体をつくるものであり、健康を保つもの、なのに自分では一品しかつくれない。栄養のバランスが取れないのですよと訴えます。食事づくりが大きな負担になっているので、給食サービスをふやしてほしいと切実であります。彼女は、家事援助サービスを週2回受けていますので、そのときは調理もお願いしています。ですから、週4回、つまり週4食は自分で調理しなくても済むということであります。普通食事は一日3食、一週間では21食になります。そう考えれば、あとの17食は栄養のバランスもとれない食事だと強調しながら、せめて一日一食栄養のバランスがとれた食事がとれればどんなに助かるかというものであります。

  久喜市の配食サービス事業実施要綱は、その目的を、食事の調理が困難な在宅の高齢者及び障害者に対し栄養のバランスのとれた食事を提供する配食サービスを実施することにより、福祉の増進に寄与するとしています。調理が困難な高齢者の願いにこたえ回数を増やしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。

  また、内容の改善については、揚げ物が多く、お年寄りにはちょっとなじめないという声が寄せられています。また、生活習慣病などで悩んでいる人たちに対する献立も今後検討していただきたいと思います。最近アンケートも行ったそうですので、是非要望していただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(柿沼孝男君) 砂川議員の質問に対する答弁を求めます。

  教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) 砂川議員さんの小・中学校の洋式トイレに関しまして、2点の質問がございます。関連がございますので、一括して答弁をさせていただきます。

  久喜市では、学校施設を建築する場合、トイレについては一部洋式を設置することにしておりまして、最近では久喜北小学校、久喜中学校体育館に設置をするとともに、大規模改造をいたしております本町小学校も一部洋式便器に変更をいたしました。また、昨年ある学校に障害を持った児童が入学をいたしまして、学校生活上洋式トイレが必要なことから便器の改造を行い、使用をしていただいております。

  そのほか、けがをして緊急に洋式トイレが必要であるという事例はありませんが、もしそのような事態が生じた場合は、和式便器の上に洋式便器を乗せて、洋式として利用できる簡易便器がありますので、それらを活用していきたいと思っております。したがいまして、トイレのみを洋式に変えるということは考えておりませんが、現在進めておりますように、改築や大規模改造工事の際に洋式便器を設置していきたいと思っております。今後とも、児童・生徒の学校生活に支障を来すことのないよう対策を講じてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 次に、健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) それでは、砂川議員さんのご質問にお答えいたします。2点目の高齢者福祉サービスについてでございます。配食サービス事業に関する2点のご質問につきまして、一括してお答えを申し上げます。

  初めに、内容の改善についてでございます。年度当初におきましては献立の内容や味について利用者から改善を求める声もございましたが、現在におきましては、利用者にアンケートを実施した結果を見ましても、全体的に満足していただける内容に改善されておりますので、今後もさらに内容の充実に努めてまいりたいと考えているところでございます。

  次に、配食の回数についてでございますが、ご案内のように、本年4月から従前実施していた月2回の給食サービスを週2回に拡大して在宅福祉サービスの充実を図ったところでございまして、現在のところ配食の回数を増やすことは考えございませんので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 砂川議員の再質問をお受けいたします。

  砂川議員。

    〔3番 砂川サカエ君登壇〕



◆3番(砂川サカエ君) 再質問いたします。

  まず、第1の小・中学校に洋式のトイレの設置についてでありますけれども、今の答弁を伺っておりますと、学校教育に支障を来すことのないようにしていきたいというふうに最後に答弁なさいましたけれども、私は必要が生じた場合にというところがちょっとひっかかってきたのですけれども、今洋式トイレのない学校に通う子供たち、現実問題として不便を来しているという実情はあるというふうに思うのですね。

  現在は不便を来すということがないというふうに答弁なさいましたけれども、小学校に入って初めて学校生活を送る子供たちがトイレに入るときのその気持ち、男性には女の子の気持ちが理解できないのかなと今ちょっと感じたのですけれども、教育委員会は古い学校には洋式トイレがなくてもいいというふうに基本的に考えているのでしょうか。改めて、学校という場が果たして子供たちにとって本当に過ごしやすい場なのかどうかという疑問が、私は答弁を聞いて生まれてきました。

  特にトイレの問題は、これまでも臭いとか汚いとか使いにくい、こういう声が出ていました。改善もされてきたところでありますけれども、本当にトイレの問題は子供たちにとっては、特に低学年の子供たちにとっては切実な問題となっています。学校という施設が公共施設の中で一番利用度が高いものです。14の小・中学校には7,153人の児童・生徒、そして364人の教職員や、また用務員の方や給食等に携わる人たちを含めますと、7,500人以上の人たちが利用しています。

  一日こんなに利用されている公共施設がほかにあるでしょうか。本当に学校施設の整備がいつもいつも後回しにしてきているということでは、本当に納得がいかないというふうに私は考えます。児童・生徒の立場に立って、本当に子供たちが安心して学校に通い、生活し、学び、遊べるという教育原理につなげて、一日も早い整備充実を図るべきだというふうに考えます。

  最初の質問のときにも言いましたけれども、本当に子供が安心してトイレを使うということは基本的なもう考えに立っていかなければならない条件の一つだろうというふうに思うのです。古い学校だから建てかえのときに整備をしていくというのでは、子供たちにとっては遅過ぎるのです。近々古い学校について建てかえの計画があるかのような答弁になっていますけれども、そういう事実があるわけではないですし、そうなればやっぱり学校には洋式トイレはもう常識でだって、だれに聞いても、お母さん方一人ひとりに伺っても、そんなの当然でしょう、行政の責任で何でできないのですかというふうに逆に返ってくるのです。

  それをもう本当に聞くたびに、これではもう一つもない学校にはどうにかして1階、2階、その階ごとに1つや2つの洋式トイレをつくっていくということはもう行政としての責任ではないかというふうに考えるわけですけれども、改めてお伺いしますが、財政的に無理だからできないというふうに答弁は聞こえますけれども、では洋式トイレの一つをつくるのにどのくらいの費用がかかるのでしょうか。積算をしてみていただけたでしょうか、お伺いをいたします。

  また、子供たちではなくて、学校で働く人たちも含め、これまでに不便を来した人の話も伺いました。ひざに水がたまって曲げられず困った。その方は外へ出たときに用を足したというふうに、それは大人ですからできたということなのですね。また、腰を痛めてしゃがむのが大変だったとか、足首の捻挫でトイレに入るのは大変だったと、そういう話が次々と出てきているわけです。洋式トイレはもうなくてはならないものになっています。そのなくてはならないものであるという認識に教育委員会として立てるでしょうか、そのことについてお伺いをいたします。

  次に、高齢者福祉サービスについてであります。これは給食配食サービスの回数を増やしてほしいという切実な要求なものですから、4月から施行されて、本当にまだ何か月もたっていないときに取り上げるのはどうなのかなという思いもありましたけれども、でも今利用していて、待ちに待っていたその給食が本当に自分の生活の一つとして、また自分の命の糧として利用されているというその切実さに私は今回取り上げたわけなのです。2回の食事でも喜ばれ、満足をしているという人もいらっしゃいます。

  しかし、お使いに行くのも大変だという方、台所に立つのもつらいと言われる方、お年寄りを見たり、またそういうことを聞いたりするたびに、要求の切実さを実感しています。月曜から金曜日まで毎日業者は給食をつくっているわけですから、特に希望する人に対してはその回数を増やしていくということはできないものでしょうか。部分的な要望になっても、切実な人にはその対応を急ぐべきだと考えますけれども、そうした考えがありますでしょうか、お伺いをいたします。

  配食サービスの基本的な考え方なのですけれども、基本的には毎日行うべきだという立場に立つべきだというふうに考えますけれども、そのことについての見解をお伺いをいたします。



○議長(柿沼孝男君) 砂川議員の再質問に対する答弁を求めます。

  教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) 砂川議員さんの洋式トイレの関係でございます。教育委員会は、洋式トイレの必要性を認めないのかというご質問でございますが、必要性そのものは必要であるというふうに認識はしております。しかしながら、先ほども答弁しましたように、教育委員会におきましては学校の大規模改造あるいは改修、そういう時期に洋式トイレの設置を考えていくということで答弁いたしましたが、今後もそのような方針で進めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  それから、もう一点、改造費はどのぐらいかかるのかということでございましたけれども、一基当たり32万5,000円ぐらいの見積もりでございます。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) 再質問にお答えをいたします。

  配食サービスの回数でございますけれども、これを2回から3回に増やすことによりまして自立した生活を支援できる状態の方にとりましては、ホームヘルパー派遣などによる買い物や調理の援助、あるいはデイサービスによる給食利用など、複数のサービスを組み合わせてそのような給食をやっていただければありがたいというふうに考えておるところでございます。

  それから、基本的に食事は一日3食ということでございますけれども、公的支援といたしましての配食サービス、これを週何回にすべきかという点につきましては、ご意見の分れるところかとは思いますけれども、内容等につきまして充実を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 砂川議員の再々質問をお受けいたします。

  砂川議員。

    〔3番 砂川サカエ君登壇〕



◆3番(砂川サカエ君) 再々質問いたします。

  洋式トイレについてなのですけれども、2回目のときにも言いましたけれども、学校の大規模改築のときに設置をしていくのだということなのですけれども、大規模改築が例えば江面第一小や第二小学校、太東中についてはいつ行われるのですか。だって、子供たちは一年一年成長し、それで新入学生、毎年毎年新しい子供たちがそういう不便を来していくという状況になっていくわけなのですよ。本当に何度も言うようですけれども、もうトイレを使うようになってすぐから家庭では洋式トイレを使う子供たちが多くなっているのですよ。大半だというふうに思うのですけれども。

  そういうふうに特に女の子については洋式トイレを使うということと和式のトイレを使うということが全然違うのですよ。ですから、その思いが、なれないということが第一だろうと思いますし、お母さんたちや学校の先生なんかの話を聞きますと、和式のトイレが使いなれてないために利用したくない、学校ではトイレを使わないで我慢をして慌ててお家へ帰る、そういう子供たちが現実にいるわけですし、私も女の子を育てていますから、子供が小さいときにやっぱりそういう思いをしたことは何回かありました。

  ですから、今少しずつ洋式トイレに改善をされていっているこの表の数を見ますと、本当に改善をしているのだなというふうな思いも持ちますけれども、でも現実問題として一つもない学校があるということをお母さんたちに話しますと、驚きの方が先に来ているのですよね。行政何しているのですかというふうに逆に私の方におしかりの言葉を言ってくるというふうになるわけです。ですから、今の状況から見ますと、やはり一日も早くそういうトイレを設置していく、洋式トイレを整備していくということは、もうやっていかなくてはならないものだろうというふうに思うのですね。

  先ほど伺いました必要性そのものは認めているのですから、是非子供たちが不便を来さないよう、教育に支障を来すとか来さないかということもありますけれども、生活そのものに支障を来すというふうに私は考えるわけです。そういうものも含めて是非検討していただきたいというふうに思いますし、また今一基改造しますと32万5,000円ぐらいかかるというふうに答弁されました。議員さんの方から15万円ぐらいでもできるという話も聞こえてきましたけれども、やっぱりそれはいろいろまた検討していけば、その金額については違ってくるようになるとは思うのですけれども、子供たちのことを考えれば、例えば一基32万5,000円でも、ない学校には早急に設置をしていただきたいというふうに思うのですよ。

  また、あっても1基とか2基、さっきも言いましたけれども、そういう学校がありますよね。そういう学校についても改善をすべきだろうし、久喜小なんかも69個あるうちの3か所なのですよね。それから、青毛小も40か所のうちの3か所、東小学校も53か所のうちの3か所というふうに、増やしていかなければならないだろうという学校がこれだけあるわけですから、まずはそのない学校について是非早急に設置をしていただく、その検討をしていただきたいというふうに思います。検討をしていただくテーブルにのせていただけるのかどうかお伺いをいたします。

  それから、給食サービスについてでありますけれども、回数を増やしていくということは今はできない。だけれども、ヘルプサービスを利用しながら、デイサービスを利用しながら給食の回数を増やしていくということを考えて利用していただきたいということなのですけれども、それはそれとして事業は進める。また、私も先ほど言いましたけれども、お一人の方は給食サービス2回受けて、あとはヘルプサービスで2回になって、4回を利用させてもらっている勘定になるわけですけれども、それでも台所に立てないその苦労を話されるのですよ。

  せいぜい努力してやっても私は1品しかつくれない、このつらさ、今まで元気で働いているとき、元気なときには2品、3品つくって、楽しみながら食事ができたというふうにおっしゃっていましたけれども、今はそういうものではなくて、生きるためにどうするかということで考えながらやっているのだと、本当に切実なのですよ。私が考えていた以上に大変だなというふうに思っています。私が年をとって、80過ぎて同じような状況になったときにどうするのだろうなと私も考えましたけれども。

  その方は夫もいませんですし、子供もいませんですし、本当にひとり暮らしで苦労をしてきた方ですから、余計に話をされる切実さが伝わってくるわけなのですけれども、そういう方々がいるのだという認識に是非立っていただいて、今後の問題では一日も早く給食サービスの回数を増やしていく検討をしていただきたいというふうに思うのですけれども、今はやらないというふうに答弁なさいましたけれども、今後回数を増やしていく検討はしていくというふうな立場に立つのかどうかということでお伺いをいたします。

  それと、ちょっと要求になりますけれども、これまで私は生活の苦しい方に対して、低所得者の方に対しては給食サービスのね、今400円徴収されますけれども、その減免だとか減額を行うべきだということをこれまでも提案してきましたけれども、きょうはその話はここに出していませんので、要望にしておきたいというふうに思いますけれども、是非今後の検討課題にしていただきたいということをお願いをしておきたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 砂川議員の再々質問に対する答弁を求めます。

  教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) 砂川議員さんの再々質問にお答えいたします。

  洋式トイレの設置について検討していただけるかということでございますけれども、洋式トイレの必要性については認識をしておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(柿沼孝男君) 健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) 再々質問にお答えをいたします。

  ご質問者の方から給食サービスで命をつないでいるというような方もおいでだということでございますけれども、回数でございますが、内容等の充実を図るべく今後引き続き努力をいたしてまいりたいというふうに考えております。回数につきましては、現在の週2回で十分というふうに考えているものではございませんが、現時点におきましては回数の増は考えておらないところでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(柿沼孝男君) 以上で砂川議員の質問を打ち切ります。



                             





○議長(柿沼孝男君) 次に、岡崎健夫議員の市政に対する質問をお受けいたします。

  岡崎健夫議員。

    〔14番 岡崎健夫君登壇〕



◆14番(岡崎健夫君) 14番 岡崎健夫でございます。通告どおり、3点にわたって質問させていただきます。

  まず初めに、公共施設の利便性向上についてということでお伺いいたします。市街地の文字どおり中央部に位置する中央公民館は、ほかの公民館や集会施設に比べて非常に利用度の高い施設であるということは、既にご案内のとおりでございます。数多くの部屋を有効に利用しやすい地理的条件に恵まれているのも、利用度の高い理由の一つとして上げられると思います。しかし、収容人数の多い施設の割には駐車場が極端に狭く、30台にも満たない状況となっています。

  遠方からの利用者は、常に駐車場の心配をしながら出向いている状況でございます。近くの人は歩いてあるいは自転車で行きますけれども、遠方の人はどうしても車に頼らざるを得ません。ましてや、雨の日などは特に車で行きたくなるのが人情ではないでしょうか。公共施設の利用者のためということで循環バスもありますけれども、本数が少なく、たとえ行くには行っても帰りの足が当てにならないようなバスには乗れません。

  ある市民が以前公民館に行ったときのことですけれども、駐車場はいつものとおり満車だったそうです。そこで近くの商工会へ行き、わけを話して駐車させてもらおうとしたところ、いつ何どき緊急の会議が入るかしれないのでと言って断られたそうです。駐車場は余裕あったそうですけれども。予定時間に遅れてしまうために仕方なく、良心の呵責に耐えながら短時間ならと路上駐車をし、終了後車のそばに行くと、近所の人が通報したために駐車違反のステッカーを張られてしまったそうです。このような話はほかからも何度も耳にしております。

  また、一方では、満車のため駐車場の枠外にとめてしまった利用者は、会合中館内放送で移動するようにと言われ、嫌な思いをさせられています。しかし、移動するにも当然移動する場所がないため、泣く泣く会合を中座して帰ることを余儀なくされてしまいました。また、時にはこの館内放送もダンスとかそういった会合などで盛り上がっているときなどは聞こえないときもあり、公民館の職員が各部屋を回って車の持ち主を探して歩くこともしばしばあり、大変な苦労をしているようです。

  このように、遠方から車で来る利用者のみならず、公民館の職員までもが常に駐車場不足で難儀を強いられているわけです。極力自転車などを利用してほしいと呼びかけてはいるようですけれども、この自転車置き場ですら雨ざらしの状態では満足のいくものとは言いがたいと言わざるを得ません。最近屋根をつけたところもあるようですけれども、まだまだ十分にはほど遠い状況です。

  また、自転車置き場からあふれた自転車が歩道にはみ出して、点字ブロックをふさいでいたりするのをよく見かけます。このようなことから、近隣に駐車場を緊急に確保してほしいと願う市民の声が多数を占めています。この現状をどうとらえ、またこの対策をどのように考えておられるか、お伺いしたいと思います。

  なお、きのうの戸ケ崎議員の質問の中で、本町郵便局の前の前谷・五領線に駐車している車があるというのがありました。それに対する答弁の中で、商工会と駐車場の相互利用もできるというようなことでした。この相互利用についてもさらに明確にする必要があると思いますが、いかがでしょうか。公民館利用者の利便性を考え、早急に駐車場を確保すべきと考えて、お伺いいたします。

  次に、福祉施策の充実、タクシー券のあり方についてお伺いいたします。在宅障害者のための福祉施策の一助として福祉タクシー利用券が発行され、多くの人々に利用され、好評を得ているようでございます。利用状況としては、平成10年度は4,290件、金額にして325万8,710円、平成11年度は5,715件、金額にして434万1,670円となっており、件数で約1,400件、金額にして約100万円と、率にして33%も増えており、利用件数の上から見てもすっかり定着してきていると思います。

  しかし、初乗りだけの現状では充実したものとは言いがたく、さらにきめの細かい福祉サービスを求める声も多く聞いております。そこで、都内のタクシー券のように100円、300円、500円といったいわば補助券を発行して、利用者のためにさらに便宜を図る方策も必要ではないでしょうか、お伺いいたします。

  また、せっかくタクシー券を受けていながら、使わずに破棄している人々も大勢あるようです。いや、使いたくても使えないので破棄せざるを得ないと言った方が適切かもしれません。なぜならば、車椅子などと一緒に乗り降りさせるには手間取るのはもちろん、障害者によっては奇声を発したり落ちつきのない人もあり、運転手の中には嫌な顔をする人もいるようです。このような状況から、ついつい運転手に気兼ねしてタクシーを利用できなくなっているのが実情のようです。

  また、トランクの中に車椅子を乗せるとふたが閉まらず、雨の日にはトランクをあけたままでは走れません。ましてや雨の日こそタクシーに乗りたいのが一般的ではないでしょうか。現在障害者を持つほとんどの保護者は、マイカーによる施設への送迎や通院をしています。そうすることによっていつでも自由に移動ができるし、またタクシーに乗るときのように運転手に気兼ねしないで済むからです。

  そこで、このような人々のためにも、タクシー券にかえて、以前から要望が非常多いガソリン券というものを発行してはいかがでしょうか。近隣の幸手市や蓮田市などの自治体でも、ガソリン代の支給をしているところが増えてきているようです。タクシー券はタクシー券として、先ほど申し上げたとおり、有効に利用している人々も大勢いるわけですから、タクシー券とガソリン券のいずれかを選択できるようにすることによって、さらに福祉の充実にもつながるのではないでしょうか、当局の見解をお伺いいたします。

  次は、中落堀の安全対策についてお伺いいたします。東地区内の市道14号線にかかる中落堀の下谷橋付近から下流の東公橋付近までの間の右岸は防護柵、フェンスが数か所にわたって傾き、倒れそうになっているところがあります。特に追出橋付近から下流で東公橋の上流100メートル付近、つまり市道の9140号線と9018号線が交わる地点付近ですけれども、この付近はその傾向が著しく、30度以上も傾斜しているような状況となっております。

  川沿いには歩行者用の道路もあり、休日などには釣りを楽しむ人々の憩いの場所にもなっています。このあたりの中落堀は見かけによらず時には大物がかかることもあるそうです。このようなときには、釣り人はフェンスによりかかり釣り上げることになるわけで、傾いているフェンスを乗り越えて転落することも懸念されます。また、護岸整備はされているものの上部のフェンス付近は土のままの状態のため雑草が生い茂り、背丈以上にもなっています。危険防止、そして心ない人々によって雑草の中へ空き缶などのぽい捨て防止のためにも、フェンスを整備し、また雑草を刈り取り、環境保全に努めるべきではないでしょうか。

  なお、対岸は中落堀に沿って市道の9023号線が走り、土手には桜が植えてあり、春には花見でにぎわう新名所となっているのは、ご存じのとおりです。

  さて、今回の議会では、東中学校のわきの平沼落の防護柵の一部を交換する補正予算が組まれているようですけれども、転落事故があったためとも聞いております。このように、事故がなければ修理しない、要望がなければ修理しないというのではなくて、事が起きる前に策を施して、市民に安全と安心を提供することこそ行政の役割と考え、このフェンスの整備計画についてお伺いをいたします。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 岡崎健夫議員の質問に対する答弁を求めます。

  教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) それでは、岡崎議員さんの中央公民館の駐車場の関係について答弁をいたします。

  中央公民館の駐車場につきましては、駐車スペースが27台分のみであることから、公民館利用の皆様に極力バスや自転車の利用をお願いしているところでございます。平成10年度には、前谷・五領線のポケットパークの整備に合わせて3台分の駐車スペースを増設した経緯もございます。しかしながら、公民館利用者が大変多いことから、駐車場が満杯になることもしばしばあり、限られた駐車スペースを有効に活用できるように努めているところでございます。

  近隣に駐車スペースを確保することにつきましては、以前に地主の方にご相談した経過もございますが、隣接地に駐車場を確保することは難しい状況にあります。また、商工会との相互利用につきましては、現在公民館の駐車場が混雑しているときは、商工会のご協力をいただいて、商工会の駐車場を利用させていただいているところでございますが、来館者には自転車の利用や自動車の相乗りをお願いいたしまして、引き続き駐車場の混雑の緩和に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 健康福祉部長。

    〔健康福祉部長 須鎌博文君登壇〕



◎健康福祉部長(須鎌博文君) 岡崎議員さんのご質問にお答えいたします。

  2点目の福祉施策の充実についてということで、タクシー券のあり方についてのご質問でございます。福祉タクシー利用料金補助事業につきましては、在宅の重度心身障害者の方を対象にいたしまして、生活範囲の拡大、社会参加の促進を目的に、主に外出の手段を確保するという趣旨で設けたものでございます。

  久喜市では、身体障害者手帳一級、二級及び肢体不自由、内部障害三級の方及び療育手帳(A)、A、Bの方を対象に、660円を限度といたしました初乗り料金相当額の福祉タクシー券を交付しておるところでございます。平成11年度から福祉タクシー券を24枚から30枚に拡大をしたところでございます。

  現行の660円券一種類のほかに100円券、300円券、500円券の補助券の発行ということでございますが、現在の福祉タクシー利用料金補助事業は、利用者が県内のすべての市町村で利用できるよう、県内92市町村が初乗り料金を助成するため、埼玉県知事に委任いたしまして、埼玉県タクシー協会と協定を結び実施している事業でございますので、市単独で300円、500円券等の補助券を発行いたしますことは、現時点では大変困難でありますことをご理解をいただきたいと存じます。

  また、ガソリン券の発行につきましては、車をお持ちの方には自動車税の減免あるいは有料道路の割引など福祉サービスがありますことから、今まで考えてまいらなかったところでございますが、福祉タクシー券の交付対象者でありましても、本人や介護者が自家用車をお持ちであり、外出等の際自家用車を利用するので、タクシー券を全く利用しないという方もおいでかと思いますので、福祉タクシー利用料金の範囲内でのガソリン代の補助について、福祉タクシー券とガソリン券の選択性による利用料金補助事業について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(柿沼孝男君) 建設部長。

    〔建設部長 塚田康雄君登壇〕



◎建設部長(塚田康雄君) それでは、岡崎健夫議員さんのご質問にご答弁をさせていただきたいと存じます。

  東地区の中落堀川のネットフェンスについてでございますが、全体的な状況はまちまちでございます。堤塘敷ののり面肩に設置というようなことで、傾斜している部分がございます。そういうことから、ご指摘のように、特に傾斜角度が大きく危険と思われる箇所につきましては補修をしてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと、このように存じます。



○議長(柿沼孝男君) 岡崎健夫議員の再質問をお受けいたします。

  岡崎健夫議員。

    〔14番 岡崎健夫君登壇〕



◆14番(岡崎健夫君) 再質問させていただきます。

  公民館の駐車場の関係ですけれども、商工会との相互利用できることになっているということだそうですけれども、これは、先ほどの質問の中にありましたけれども、実際に断られた事実があるわけですので、その辺をもっと明確にしていただきたいというふうに思います。

  それから、近隣に駐車場の確保は難しいということでした。近隣とはどの辺を指しているのか、ちょっとこれをお伺いしたいと思います。探せば何かあるような気がいたします。

  それから、2番目のタクシー券の件ですけれども、タクシー券の範囲内での補助事業は検討したいということでございました。是非こういった方向で、現在非常に困っている人が大勢いるわけですので、その方向で是非やっていただきたいというふうにこれ要望しておきます。ちなみに、近隣のガソリン券の状況を報告いたしますと、幸手では年間1万5,800円、蓮田で1万2,000円、伊奈町で1万5,200円、そういった状況のようでございます

  それから、3番目、これは傾いているところに関しては補修していただけるということでございます。なるべく早い時期にひとつお願いしたいというふうに要望しておきます。

  以上です。



○議長(柿沼孝男君) 岡崎健夫議員の再質問に対する答弁を求めます。

  教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) 中央公民館の駐車場の関係の再質問にお答えを申し上げます。

  まず、一点目の近隣の駐車場はどこかということでございますけれども、これにつきましては、中央公民館の周辺ということでご理解いただきたいと思います。これはいろいろ個人的な関係がございますので、周辺ということでご理解をいただきたいと思います。

  それから、商工会の駐車場を利用するときに断られたということでございますけれども、商工会と教育委員会、市の方で平成4年に契約を結びまして、商工会の駐車場をお借りするような形をとっておりますので、断られたというのは何かの行き違いかなということで私ども考えておりますので、私どもも商工会の方には、中央公民館の職員が車等満杯のときには商工会の方にまた直接お願いする場合もございますし、直接利用する方に商工会の方へご案内する場合もございますので、断られたということがちょっと私どもには理解できないのですけれども、今後、そういうことがあったとすれば、そのようなことのないような形で指導をしてまいりたいと存じておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(柿沼孝男君) 以上で岡崎健夫議員の質問を打ち切ります。



                              





○議長(柿沼孝男君) 次に、木下議員の市政に対する質問をお受けいたします。

  木下議員。

    〔2番 木下 篤君登壇〕



◆2番(木下篤君) 2番 木下篤です。

  まず、学校施設の整備についてお伺いいたします。(1)といたしまして、太東中の地盤沈下についてであります。太東中はできて16年になりますが、ご承知のとおり、あの周りは田んぼだったところに建てられたため、地盤沈下によって校舎全体が現在浮き上がってきております。それも沈下が一様な形ではなく、少ないところは10センチぐらいのところもあれば、また20センチ以上も沈下したところもある。そのために雨どいが地中から露出をしたり、また雨どいの接続部分が外れているところもあります。先日の雨のときなんかも雨水のマスには流れないで外へ出るというような状況もありました。早急に改修をする必要があると考えますが、いかがでしょうか。

  また、地盤沈下によって、校舎の生徒の昇降口といいますか、出入り口が地面から浮き上がっております。今すぐにどうなるということではないにしても、今後も地盤沈下が進むものと思われますが、その対策をどのようにするか、お伺いをいたします。

  (2)としまして、青葉小学校の玄関の上にある渡り廊下のことですが、この夏休みの中で行われました市の文化財展示室に行くその渡り廊下は、雨の日はひどい雨漏りで、バケツを置いたり、また雑巾を敷いたりしております。これまでも修理をしたようなこともありますけれども、一向に直っておりません。当局もこの状況は知っていると思いますが、改修をする必要があると思いますが、お伺いをいたします。

  2番目の太東中前の市道の7351号線の側溝のふたかけについてお伺いをいたします。

  市道7351号線は、御成街道へ抜ける車がよく利用をしております。特に通勤時間帯は車が多いのですが、幅員が6メートル弱で、車がすれ違うときなどは道路いっぱいになります。太東中の生徒の約80%が自転車で通学をしており、事故の起こる危険性もあります。また、ここの生徒が学校の周囲をランニングもやっております。側溝にふたをかける必要があると思いますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(柿沼孝男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。

  教育次長。

    〔教育次長 金子 敬君登壇〕



◎教育次長(金子敬君) 木下議員さんの太東中学校の地盤沈下対策についてのご質問にお答えを申し上げます。

  ご質問のとおり、基礎ぐいにより支持された建物部分は沈下していませんが、その部分に接し基礎を打っていない部分が沈下し、建物が浮き上がったかのような状況となっております。このような地盤沈下により、昇降口に段差が生じ歩行に支障を来すことや、といや雨水升等の間隔があいてしまうと水道に亀裂が生じ、漏水の原因になることなどの問題が起きるおそれがあります。この地盤沈下の対策でありますが、児童・生徒に危険を及ぼすおそれのあるもの、漏水のようにむだな経費につながるようなものは早急に処理しておりますし、今後におきましても速やかな対応をしてまいりたいと存じております。

  次に、青葉小学校の雨漏り改修の質問でございますが、青葉小学校については、校舎と校舎の間にあるエキスパンションジョイントの周辺から雨漏りが起きております。雨漏りの原因がどこにあるのか調査をし、部分的な改修をしてまいりましたが、効果が出ませんでした。このようなことから、先日屋根に水を張って雨漏りの調査をし、雨漏り改修の範囲を絞り込み、近日中に再度補修をする予定でございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(柿沼孝男君) 次に、建設部長。

    〔建設部長 塚田康雄君登壇〕



◎建設部長(塚田康雄君) それでは、木下議員さんのご質問にご答弁を申し上げたいと存じます。

  側溝のふたかけについてでございますが、市道7351号線は太東中の敷地の西側に接する幅員5.8メートルの道路でございます。御成街道へ抜ける車が利用すると思われる箇所は、学校正門から青毛堀川方向に向かう約延長230メートルの区間になります。道路は両側にあごつきの側溝がございまして、有効幅員は4.9メートルとなっております。

  中学校の反対側につきましては田が連なり、側溝が用排水路の機能を果たしているようでございます。また、清掃もなされているようでございます。中学校側は、ごみや土砂等の流入がわずかですが見受けられる状況でございます。ふたかけにつきましては、側溝の土砂の清掃の維持管理等の上から、また安全性の上から総合的に検討をいたしておるところでございまして、今後学校や地元のご意見を踏まえながら対応してまいりたいと考えておるところでございます。

  なお、太東中の80%の生徒が通学をしておるということだそうですが、平成12年度の太東中の通学路には指定されていないということを確認してございますので、ご理解を賜りたいと、このように存じます。



○議長(柿沼孝男君) 木下議員の再質問をお受けいたします。

  木下議員。

    〔2番 木下 篤君登壇〕



◆2番(木下篤君) 再質問いたします。

  最初の地盤沈下の問題についてでございますが、この地盤沈下の今の現状についてはよく認識をしているということでございまして、それに対して速やかな対応をしていくということなのでございますが、この対応ということで関連してお伺いしますけれども、今私が気づいたというか、学校の方でもそうなのですけれども、やっているのは雨水管が外れたりあるいは盛り上がったりというような状況があるのですが、そのほかに、ちょっとこれは私もお伺いしたいのですが、水道管、さっきお話が出たものですから、あるいはガス管、こういうものについては心配要らないのかどうかということがあります。

  多分あれはきちっとした形でやっていると思います。岩盤まで打ち込んであるところでやられていると思うのですけれども、しかし、先ほどの例の雨水管のような状況があった場合に、ジョイントをした部分がちょっと問題が出てきているというような関係もあって、この点はどうなのか、お伺いをしておきます。

  それから、その次の青葉小学校の問題については、是非これはよろしくお願いしたいと思います。早急に調査をして、改修の方をやってください。

  それから、2番目の太東中学校の前の7351号線のことです。先ほどの答弁にもありましたように、確かに私が指摘したところは学校の通学路という形ではありません。しかし、通学している子供たちはあちらの方も結構通っているのは事実です。問題は、通学のときだけではなくて、問題はあそこの道幅が5.8メートルしかないと。そういうところで子供たちは周囲をランニングしているわけです。そうすると、車が来た場合なんかよけざるを得ない。ところが、そこには側溝があると。

  だから、それについて何とかして、これをはっきりとふたかけして、ほしいというのが学校の切実な要望でございます。そのことについて今後は意見を踏まえてということでございますけれども、地域の人たち、それから学校のということなのでございますが、今のように学校としては何しろ早くふたかけをしてほしいという強い要望がございますので、その点について改めてお伺いをいたします。



○議長(柿沼孝男君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。

  建設部長。

    〔建設部長 塚田康雄君登壇〕



◎建設部長(塚田康雄君) 木下議員さんの再質問にご答弁をさせていただきたいと。

  この道路につきましては、太東中学校が開設当時に築造されたと、このように考えておるところでございます。そして、青毛堀川沿いの道路が狭いというようなことからも、交通量が多くなってきたのかなというようなことも考えられますし、またご質問にございましたように、クラブ活動等でも利用しておるというようなことでございますので、ただいま申し上げましたように、今後学校や地元のご意見を踏まえながらということで検討、対応してまいりたいとこのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと、このように存じます。



○議長(柿沼孝男君) 以上で木下議員の質問を打ち切ります。

  これをもって市政に対する質問を終結いたします。



                ◇              





△次会の日程報告



○議長(柿沼孝男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

  次会の日程を申し上げます。

  次会は9月19日火曜日午前9時より本会議を開き、議案に対する質疑、議案の各委員会付託、決算特別委員会の設置及び付託を行います。議員の皆様には定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。



                ◇              





△散会の宣告



○議長(柿沼孝男君) 本日はこれにて散会いたします。

    散会 午後2時6分