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埼玉県 桶川市

平成 8年 12月 定例会(第4回) 12月19日−07号




平成 8年 12月 定例会(第4回) − 12月19日−07号







平成 8年 12月 定例会(第4回)



          平成八年桶川市議会第四回定例会 第十六日

平成八年十二月十九日(木曜日)

 議事日程(第七号)

 一、開議

 一、議事日程の報告

 一、第五十四議案、第五十六号議案の委員長報告、質疑、討論、表決

 一、第五十五号議案の委員長報告、質疑、討論、表決

 一、第六十三号議案の委員長報告、質疑、討論、表決

 一、第五十八号議案の質疑、討論、表決

 一、第五十九号議案の質疑、討論、表決

 一、第六十号議案の質疑、討論、表決

 一、第六十一号議案の質疑、討論、表決

 一、第六十二号議案の質疑、討論、表決

 一、第六十六号議案の上程、説明、表決

 一、議第十五号議案の上程、表決

 一、議第十六号議案の上程、説明、質疑、討論、表決

 一、議第十七号議案の上程、説明、質疑、討論、表決

 一、議第十八号議案の上程、説明、質疑、討論、表決

 一、請願三号の委員長報告、質疑、討論、表決

 一、特定事件の閉会中継続審査の申し出について

 一、市長のあいさつ

 一、閉会

午前十時開議

 出席議員(二十八名)

      一番   柳町栄子君

      二番   加藤千穂香君

      三番   砂川忠重君

      四番   山崎忠行君

      五番   内田泰弘君

      六番   加藤明夫君

      七番   高野和孝君

      八番   安藤重夫君

      九番   北村文子君

      十番   川辺 昭君

     十一番   皆川宗治君

     十二番   青木 実君

     十三番   島村宜次君

     十四番   田口寿英君

     十五番   白子敏夫君

     十六番   中島 弘君

     十七番   新井彬民君

     十八番   横川盛助君

     十九番   佐藤京子君

     二十番   関口作之丞君

    二十一番   山崎良雄君

    二十二番   小林 浩君

    二十三番   渡辺映夫君

    二十四番   岡地義夫君

    二十五番   飯野信子君

    二十六番   大沢信幸君

    二十七番   関根隆夫君

    二十八番   松川保彰君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第百二十一条の規定により説明のため出席した人

  市長              上原榮一君

  助役              強瀬良雄君

  収入役             岩崎正男君

  企画財政部長          西井安雄君

  総務部長            桜井茂年君

  健康福祉部長          酒井秀雄君

  環境経済部長          大塚一雄君

  建設部長            町田庄蔵君

  都市整備部長          椛沢 直君

  教育長             青山孝行君

  教育次長            浅岡淳三君

  総務部次長兼庶務課長      岩崎長一君

  教育委員会副参事兼生涯学習課長 倉林詢一君

  選挙管理委員会事務局長     吉田平治君

  企画財政課長          藤崎俊和君

  自治振興課長          松井賢一君

  こども課長           寺井睦子君

  長寿いきがい課長        田中豊憲君

  土木課長            大岡 均君

  下水道課長           中村 仁君

 本会議に出席した事務局職員

  事務局長     大木 弘

  議事係主席主任  柴崎正夫

  庶務係主席主任  金子和男



△開議の宣告(午前十時)



○議長(岡地義夫君) 直ちに本日の会議を開きま

す。

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△議事日程の報告



○議長(岡地義夫君) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してありますので、ご了承願います。

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△第五十四号議案、第五十六号議案の委員長報告、質疑、討論、表決



○議長(岡地義夫君) 日程第一、市長提出議案第五十四号議案、第五十六号議案を議題といたします。

 総務常任委員長の報告を求めます。

   〔十四番 田口寿英君登壇〕



◎十四番(田口寿英君) おはようございます。総務常任委員会の報告を行います。

 総務常任委員会は、付託されました第五十四号議案及び第五十六号議案の審査を去る十二月十日、委員全員出席のもと、執行部の出席を求め審査を行いましたので、主な質疑と結果についてご報告いたします。

 まず、第五十四号議案 桶川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を審査いたしましたので、ご報告いたします。

 執行部の補足説明の後、質疑に入りましたが、主な質疑は、初任給格づけで高等専門学校がないけれども、高校プラス二年ということで短大扱いになるのかという問いがございました。その答弁として、別紙資料の給料表で申し上げますということで、高校卒は一級の一号、短大卒は原則的に二年間なので一級三号、高等専門学校三年卒業の採用では一級の四号に格づけします。また、四年制大学卒は二級の二号の初任格づけになりますとの答弁がございました。

 次に、補正予算で見ますと、当初予算は人件費の構成比が二一・〇%から補正では二〇・九%と下がっています。また、退職金関係でも一・〇%から〇・九%に下がっておりますが、財政関係の説明をとの問いに、人件費の割合につきましては、トータル予算との関係で、当初予算と補正後の数字では構成比は変わってくると思います。今回、四月一日以降の退職であるとか、人事異動、事業等に伴いまして補正予算を整理していきますと、このようになります。人件費の中の退職金の構成比ですが、第五回補正では総務費二百四十万円の増、教育費で七百六十八万八千円の減、トータルで五百二十八万八千円の減の補正となっております。その関係の累計額を総額で除しますと、〇・九%の構成比となるとの答弁でございました。

 次に、当初予算説明で、職員数は一月一日現在で五百五十九名、三月三十一日の退職者九名、さらに広域消防に七十八名転出、新規採用が十二名、復職三名で、計四百八十七名と説明があったが、この給与改定ではさかのぼっての適用ですが、これに変化はないかとの問いに、五百五十九名が基礎になりますが、退職者九名のうちには一名が広域消防に派遣であり、実質退職は八名であります。新規採用十四名、復職二名で、四百八十九名となります。なお、この中には市三役と教育長が含まれていますとの答弁でございました。

 次に、職員の十四名の採用とのことですが、当初予算説明では十二名であった。退職等の関係があると思うが、定数条例改正で三年間三十名増員と説明されたが、その採用計画との関係はどのようになっておりますか。また、これに伴う所要経費をどのように考えるかとの問いに、十四名の採用で退職者八名であり、定員計画につきましては差し引き増となります。採用計画とのことですが、三カ年と説明した経緯がありますが、三十名を三カ年で全部使い切るのではなく、事業の増加等の中から必要な人数を補充するので、ストレートに三カ年ではなく、三カ年程度ということでございます。所要経費については、職員一人採用いたしますと、終身雇用を前提で考えなければなりませんから、財源的には現状の給与水準、今後のベースアップ等については確実な数字は算出できませんが、かなりの負担になります。必要最小限の人数で抑えることが基本的な考えでありますとの答弁がございました。

 次に、職員の増減について、退職と消防広域の転出者を除くと、実質的には新規採用十四名、復職二名、計十六名、実質八名増員と考えてよいか、また増員部署はとの問いに、八名の増員です。配置箇所は、庶務課の情報公開担当一名、企画財政課の電算担当一名、都市整備部の区画整理担当一名、新設した環境課一、市民安全課一、いずみの学園一、環境センター一、教育委員会一で計八名ですとの答弁がございました。

 次に、増員については必要な部署の増員で仕事に対応すべきと思うが、障害児保育の関係では保母の増員が以前から言われてきましたが、それが出ていないがどういうことかとの問いに、平成八年四月の保母の増員については、保母五名の採用はしておりますが、退職等の関係だけで、増員はありません。各保育所に障害児保育等の保育がありまして、これは平成九年に向けた増員を考えており、既に採用試験を終え、最終調整中でありますとの答弁がございました。

 次に、実質八名増員ということですが、ラスパイレス指数等はこの結果どのようになりますかとの問いに、ラスパイの関係ですが、九五年のラスパイレス指数は百四・六ですが、九六年の指数は未発表ですので数字的には差し控えさせていただきますが、対九五年対比では低下しておりますとのご答弁がございました。

 次に、今後の退職について、定年勧奨等の退職について、今後二、三年どんな見通しでしょうかという問いに、平成八年以降の退職者数ですが、六十歳定年制ということで、普通退職は定年退職で見ますと、平成八年度六人、九年度末八人、十年度末十一人で、これは一般事務、保健婦、保母、現業等ですとの答弁がございました。

 次に、今回の給与改定と当初予算で見込んである定期昇給分と合わせるとどのようになるかとの問いに、定期昇給分は平均が二・二二%、今回のベースアップの引き上げ率が〇・九五%ですので、定昇込みで三・一七%となりますとの答弁がございました。

 次に、所要経費では、今回の給与改定分は三千六百万であるが、定期昇給分はどのくらいか、また経常収支比率の推移はとの問いに、定期昇給にかかわる増加分は平均昇給率二・二二%で、総額三千二百三十万七千円で、平均昇給間差額は七千三百七十円であります。これは四月一日昇給、七月一日、十月一日、一月一日の平成八年度の昇給すべてを含めた数字ですとの答弁がありました。次に、経常収支比率の現状を発表できますのは平成六年度決算数値ですが、桶川市は八二・九%、埼玉県内四十二市中、高い方から九番目というところです。ちなみに市の平均は七七・三%であります。特に平成六年度につきましては、減税補てん債がほとんどの団体が反映されておりますので、全体的に高率になります。桶川市の平成四年は七四・三%、平成五年が七八・三%です。平成六年度は吉川町でしたが、現在は吉川市になりましたので、四十三市ですとの答弁がございました。

 次に、資料の中に平均給与月額、一般行政職で三十八万九千九百三円とありますが、この数字は平成七年度における給与改定分プラス定期昇給分を含めた平均給与だと思います。今回三十九万三千六百十九円となるとありますが、その中に四月一日以降発生する定期昇給分はどのように含まれているかとの問いに、この表はあくまでも四月一日現在の比較であり、七月以降の定期昇給者は含まれておりませんとの答弁でございました。

 以上で質疑を終結いたしまして討論に入りましたが、討論もありませんでしたので採決いたしました。結果、第五十四号議案 桶川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。

 次に、第五十六号議案の報告を行います。

 執行部の補足説明の後、質疑を行いましたので、主な質疑と結果について申し上げます。

 主な質疑は、地対法の期限が切れるということですが、今後の取り扱いはどのようになるかとの問いに、現在はこの住宅新築資金の貸し付けは国の同和対策の特別事業として取り扱っておりますので、現行の地対財特法の特別対策の位置づけになります。しかし、来年三月で地対財特法の期限切れになりますので、この扱い等でいろいろな動きがあります。一つには、本年五月十七日に地域改善対策協議会で今後の同和対策のあり方について意見具申をいたしております。その中では、一般対策に移行をすべき事業、それからなお法的な措置を含めて継続していくべき事業等があるので、十分に検討すべきであるとの意見具申がなされ、これを受けて七月二十六日、今後のあり方について閣議決定されております。この新築資金については、従来法律で措置をしておったものを一般対策に移行するという基本的な方向を出しております。ただし、住宅地区改良事業というのがありまして、一定の住環境整備のための改良事業とあわせて住宅新築資金、いわゆる住宅の建てかえ等を行う場合には、継続をして特別対策として扱いますというふうな方向性の確認を閣議決定でされております。

 桶川市の場合は、今後法制定がされるであろうその中の扱いとは違いまして、一般対策という形になります。ただ、一般対策になったときに通常の起債等充当できるのか、その辺の扱い方の方向性がどのようになるのか、今後国の検討と動向を待って市の対応を考えたいとの答弁がございました。

 次に、一般対策へ移行の方向と言われましたが、今の制度の特別会計を一般住宅資金貸付制度の中に移行していくということを意味するのか、このまま特別会計で維持をしながら新規に整備をしていくということかとの問いに、一般対策にどのような形で移行していくのか、国の基本的なものが見えておりませんので、国の動向を踏まえて市として検討していきたいとの答弁がございました。

 次に、国はこういう事業は一般行政の事業の中に含めていくが、しかし差別解消という点での啓発事業、ソフト面等は何らかの法制定なり対策をとっていくという方向が出されていると思うが、どうかとの問いに、このご指摘のとおりで、地域改善対策協議会の意見具申の中にも基本的には差別意識の解消に向けた教育及び啓発の推進は引き続き必要であると位置づけられております。それに加えて、人権侵害に対する被害の迅速な救済のための人権侵害救済制度の確立が必要であるとの意見具申もあります。一方では、環境改善の問題についてはかなり進んできたということで、ソフト面での継続した取り扱いという方向性の中で、国は十二月三日、いわゆる教育、啓発の関係については人権擁護施策推進法を制定していくような考え方が出されておりますとの答弁がございました。

 次に、国の方向で大体定まってきた中で、建設省の要領の改正であり、国全体の動きでは整合性の問題もあります。この要領の改正により市の条例を改正するということはどういうことかとの問いに、今回の条例改正は国の要領の改正に伴うもので、同和対策の方向性については国等のあり方を含めと答弁したとおりでございますが、現在も地対財特法がありますので、その範囲内での必要な改正ということで提案しておりますとの答弁。

 次に、事情はわかりますが、貸付状況、市中金利等の関係で見ても、改正してもメリットもないと思うがとの問いに、利用状況は現時点で三名であり、この条例の適用を受ける方は少数でありますが、桶川市は同和対策事業の施策としてこの条例を位置づけておりますので、ご理解をいただきたいとの答弁がありました。

 以上で質疑を終結し、採決を行った結果、全会一致で第五十六号議案 桶川市住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例は可とすることに決しました。

 以上で報告終わります。



○議長(岡地義夫君) 報告は終わりました。

 第五十四号議案の質疑を行います。

 九番。



◆九番(北村文子君) この議案は人事院の勧告を受けての改正ということなのですが、ほかに人事院の勧告で公務員の運営改善に対しての新たな人事管理ということで幾つか研究公務員とか、ボランティア休暇とか、人事管理の見直しとか、そういうことが提案されているわけですけれども、その辺についての当市の状況とか、これをどう改善すべきとか、導入すべきとかというような議論というのはありましたでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 総務常任委員長。

   〔十四番 田口寿英君登壇〕



◎十四番(田口寿英君) その辺のところの質疑はございませんでした。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第五十四号議案を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、第五十四号議案 桶川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

 次に、第五十六号議案の質疑を行います。

 ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第五十六号議案を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、第五十六号議案 桶川市住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

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△第五十五号議案の委員長報告、質疑、討論、表決



○議長(岡地義夫君) 次に、第五十五号議案を議題といたします。

 文教常任委員長の報告を求めます。

   〔十三番 島村宜次君登壇〕



◎十三番(島村宜次君) おはようございます。文教常任委員会の委員長報告を行います。

 文教常任委員会は、付託されました第五十五号議案 桶川市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例につきまして、十二月九日、議員控室において委員全員出席のもとに、教育委員会の出席を求め、補足説明の後、審査を行いました。その経過と結果について報告をいたします。

 主な質疑について申し上げます。専修学校の教育内容、修業年限及び入学資格はとの問いに、教育内容は、職業及び家庭の実生活に必要な知識あるいは技術、技能を習得させることが目的であります。修業年限は最低一年以上で、調理師免許取得等、教科によっては二年あるいは免許を取るまでであり、入学資格については、高等課程は中卒、専門課程は高卒で資格があるとのことです。

 次に、斉藤学院の規模と市内生徒の入学状況はとの問いに、九年度の募集人員は情報ビジネス四十名、社会福祉四十名、技能連携八十名であり、百六十名前後が一学年の規模とのことです。市内生徒の入学は、おおむね一学校二名ぐらいとのことです。

 次に、入学準備金の貸し付けが専修学校にまで幅が広げられますが、来年度の予算措置はどうなるのかとの問いに、必要人数分増額要求しているとのことです。

 次に、入学準備金貸付制度の周知と、申請から貸し付けまでの期間はとの問いに、市広報で全世帯に知らせるとともに、学校の方から三年生に制度の仕組み、申し込み方法を教えていますとのことです。貸付金の手続については、一月中旬から申し込みを受け付け、二月十五日ごろ締め切り、一週間以内に審査会を開き決定しますので、三月の入学の手続に間に合うとのことでありました。

 以上で質疑を終結し、採決した結果、第五十五号議案 桶川市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例は、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(岡地義夫君) 報告は終わりました。

 これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 九番。



◆九番(北村文子君) この入学準備に関していろんな施策が従来からあるわけですけれども、最近これについての必要性が余り叫ばれなくなったということもあって、例えば奨学金の制度を学校側が周知をしないとか、幾つかそういうトラブルが私の方にも入っているのですけれども、今入学準備金のことで三年生に申し込みの方法を教えているというふうに言われているわけですけれども、そのほかの入学の助成制度についてのあり方というものについてはどういうふうに学校側で教えたりとかしているかということについての、要するに入学の助成に関するそのほかの施策についての質疑とかというのがございましたでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 文教常任委員長。

   〔十三番 島村宜次君登壇〕



◎十三番(島村宜次君) ただいまの質疑ですけれども、例えば今北村さんが質疑されたような例については今回質疑はございませんでした。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第五十五号議案を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、第五十五号議案 桶川市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

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△第六十三号議案の委員長報告、質疑、討論、表決



○議長(岡地義夫君) 次に、第六十三号議案を議題といたします。

 民生経済常任委員長の報告を求めます。

   〔二十七番 関根隆夫君登壇〕



◎二十七番(関根隆夫君) 民生経済常任委員会の委員長報告を行います。

 委員会では、付託をされました第六十三号議案につきまして、十二月九日、委員全員出席のもと審査を行いましたので、その経過と結果について報告をいたします。

 第六十三号議案 埼玉県央広域事務組合規約の変更の協議について、報告をいたします。規約変更の内容は、同組合を編成する地方公共団体が現在無償貸与している常備消防用財産のうち消防署庁舎等土地を除く財産を平成九年四月一日をもって譲与したく、提案されたものであります。

 質疑を申し上げます。土地が無償貸与で建物が譲与ということで財産管理権の移行となりますが、行政財産が普通財産になる規定はとの質疑に、公有財産を行政財産と普通財産に分類し、行政財産とは、その団体において、普通地方公共団体、桶川市において公用または公共用に供することを決定した財産、例えばこの土地は学校のために必要であると決定した財産、あるいはごみ処理施設のための土地、道路のための土地、これを決定した財産を行政財産といい、行政財産以外の一切の公共財産を普通財産ということになりますとの答弁がありました。

 次に、広域消防ということで完全に組織体制の変更を行うのであれば、建物だけではなく土地も含めて広域ということが基本と思うが、関係自治体はどうなのかとの質疑に、平成八年二月十六日付で六団体で交わした消防事務等の共同処理に関する協議書の中で不動産の取扱方が約束されており、常備消防用の財産である土地については無償でそれぞれが貸与することになっており、組合は貸与を受けるという約束事が交わされております。したがって、六団体とも土地については無償で貸与、広域の方は無償貸与を受けるということになります。

 次に、委員より消防事務に関する六団体が交わした協議書の資料要求が出され、時間はかかりましたが、提出をしていただく中で、今議会の議案に必要な説明を求めました。協議書では、常備消防用財産である土地についての記載があり、埼玉県央広域事務組合が無償貸与を受けるものとされております。

 次に、常備消防用財産である建物については埼玉県央広域事務組合が無償譲与を受けるものとし、これらの施設に対する維持管理にかかる経費は県央事務組合が負担をするものと記載をされております。

 ただし書きがあり、譲与については関係機関との協議が整うまで従前のとおりとするということで、今回の規約の変更の協議という提案が各団体でなされているとの経過説明をいただきました。

 以上で質疑を終結し、採決した結果、第六十三号議案 埼玉県央広域事務組合規約の変更の協議については、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。

 以上で委員長報告を終わります。



○議長(岡地義夫君) 報告は終わりました。

 これより質疑を行います。

 七番。



◆七番(高野和孝君) 今委員長報告の中で協議書というのが報告ありまして、各参加市町村間における協議書ということだと思うのですけれども、それが提出する上に当たり時間がかかったと、こういう説明でした。したがって、なぜ時間がかかったのかなというところを詳しく報告いただきたいのです。情報公開の今時代の中で、どうして当局がそういうものを出し渋ったのか、それともものがなかったのか、それから見せてはいけないというふうになっていたものなのかどうか、広域組合との間で、それがなぜ見せてもよくなったのか、時間がなぜ解決をしたのか、そのあたりをわかるように報告をお願いしたいのですが。



○議長(岡地義夫君) 民生経済常任委員長。

   〔二十七番 関根隆夫君登壇〕



◎二十七番(関根隆夫君) 高野議員の質疑にお答えをさせていただきます。

 六団体で取り交わしたということでありますので、一団体の判断で提出してよいものか、その確認に時間がかかったというふうに私は理解をしております。

 以上であります。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

 七番。



◆七番(高野和孝君) その協議書というものが、六団体ということで桶川も参加しているわけですが、公開をするに当たっては相手の了承、いいですよということですが、それを得ないと出せないものなのか。要するに情報公開の中でプライバシーの問題とか、それから業務を遂行する上で支障が出てくるというような、そういうものが含まれている内容だということなのかどうか、その辺なのですけれども。



○議長(岡地義夫君) 民生経済常任委員長。

   〔二十七番 関根隆夫君登壇〕



◎二十七番(関根隆夫君) 委員会の中ではその点については特に質疑されておりません。ただ、私が先ほど申し上げましたのは、恐らくこういう質疑が出るかなということであえて申し上げさせていただきました。やはり高野議員がおっしゃる中身もこれからの検討材料になるのかなという気はしております。

 以上であります。



○議長(岡地義夫君) 九番。



◆九番(北村文子君) 今の消防事務の共同に関する協議書ということですか、これは委員以外にも、私どもの方にもぜひいただきたいというのが一点と、それからなぜこれが、例えば四月から桶川市は広域行政に参加しているわけですけれども、実態としてどうしてその前に発表がされなかったのか。つまり行政報告の中で幾つか、三月議会もあり、六月議会もあり、九月議会もあったと。その中で行政報告でなぜなされなかったのかということが非常に疑問なのです。前から広域行政のことについては事前にいろんなものが検討されて、それから出発しないといろんな矛盾点が出ますよということを何度も指摘をしてきて、こういうこともどうなったのかということをかつて質疑もしたことがあったと思います。そのときも暫時協議をしていくということでしたが、既にこういうふうにでき上がっていたということで、これに対する行政側の姿勢というのが議論がされているのかどうかということは、これはぜひ伺っておきたいと思います。

 それから、今の一団体の判断では見せられないということ自体が、まるっきりおかしいです。地方公共団体が一つの意思として参加をしてやることが、他団体と協議をしなければいけないということがまるっきり理解に苦しむので、その辺についてなぜ出せないのかというのがどの程度議論をされたのかというのをもうちょっと詳しく教えていただけますでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 民生経済常任委員長。

   〔二十七番 関根隆夫君登壇〕



◎二十七番(関根隆夫君) 最初の点については、大変お気持ちはよくわかるのですが、委員会の中ではそれ以上の質疑はされておりませんでした。

 後段の部分については、出せないという言い方は私しておりませんけれども、大変時間がかかったということで、その時間がかかった内容については、委員会の中というよりも休憩時間でありましたので、詳しい内容については私どもも承知はしておりません。

 以上であります。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

 二番。



◆二番(加藤千穂香君) ちょっと違う話なのですが、例えば広域という形では上尾・桶川・伊奈衛生組合だとか、北本・桶川もシステムは違いますけれども、いろいろとあるわけなのですが、こういったところの土地だとか建物についてはどういうふうになっているのか、審議ありましたでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 民生経済常任委員長。

   〔二十七番 関根隆夫君登壇〕



◎二十七番(関根隆夫君) 加藤議員の質疑の中身がちょっと私理解できないのですが、ただ私、先ほど委員長報告でその内容はさせていただいたというふうに理解しておりますので、よろしいでしょうか。

   〔何事か言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午前十時三十八分



△再開 午前十時三十八分



○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 二番。



◆二番(加藤千穂香君) 質疑があったかどうかということで、その中身について細かく教えていただきたいと思います。



○議長(岡地義夫君) 民生経済常任委員長。

   〔二十七番 関根隆夫君登壇〕



◎二十七番(関根隆夫君) 細かくは質疑されておりませんでした。



○議長(岡地義夫君) ほかに質問ありますか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第六十三号議案を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、第六十三号議案 埼玉県央広域事務組合規約の変更の協議については、原案のとおり可決されました。

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△第五十八号議案の質疑、討論、表決



○議長(岡地義夫君) 日程第二、市長提出議案第五十八号議案を議題といたします。

 事項別明細に従いまして質疑を行います。七ページから。

 七番。



◆七番(高野和孝君) 歳出でも出てくるのですけれども、こちらでもお尋ねしておきたいと思うのですが、まずシルバー人材センターの関係でランクアップしたという点で、その裏づけとなるデータについて、ここがこうなったからランクアップしたのだよという点を教えていただきたいと思います。

 それから次に、くにづくりのモデル顕彰ですが、これはどういう性格の表彰制度なのか、あるいは補助金の制度なのか、その辺の補助金の組み立て、それから金額のこの百万というもののレベルですね、レベルがどうなのか、トップレベルで百万なのか。

 それと、次の乳幼児の医療費の関係で、これは支給費の増という点でありますが、登録している人数、それから利用している人数、その点の関係がどうなのか。

 それから、医療費そのもの、いわゆるかかっている方がふえて、病気が多いのかという点もあるのですが、その辺も含めて説明をお願いします。

 次に、文化創造事業ですけれども、一千万円入っているのですが、べに花の郷文化創造事業ということで、これ歳出の方ずっと見ますと、どこにこれが使われているのかちょっとわからないのです。説明がなかったというので、ちょっと説明も不親切だったなという気がするのです、そういう点では。説明をお願いします。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 長寿いきがい課長。

   〔長寿いきがい課長 田中豊憲君登壇〕



◎長寿いきがい課長(田中豊憲君) 七ページの一番上にございます高齢者関係の補助金につきまして説明を申し上げます。

 お尋ねのランクアップ等によります補助金でございますが、これは二つございまして、上段にあります高年齢者労働能力活用事業費補助金と、この補助金のことを指してのご質問かと思います。これにつきましては、シルバー人材センター本体の運営費の補助金でございまして、お尋ねのように、会員数、それから月の就業延べ人員によりましてランクがAからDまで四ランクに分かれておりまして、今までは一番下のDランク、一千三百万のランクと、それが今年度につきましてはBランクの一千五百三十万というようなランクに上がったわけでございます。なお、会員数につきましては二百六十四名から三百二十名というように人数がふえておりますし、また就業延べ人員でございますけれども、二千百五十八人から二千四百三十三人というような伸びがございまして、一番下のランクからBランクに移ったと、それに伴います二百三十万の補正増でございます。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 自治振興課長。

   〔自治振興課長 松井賢一君登壇〕



◎自治振興課長(松井賢一君) くにづくりモデル顕彰事業についてご答弁を申し上げます。

 この事業は、埼玉県が市町村を表彰する制度でございまして、市町村の自主的、主体的な地域づくりを支援し、彩り豊かな地域づくりの一層の推進を図るため、他の市町村のモデルとなる先導的な事業を行う市町村を顕彰し、交付金を交付する制度でございます。

 桶川市といたしましては、べに花の郷づくり事業ということでこれを申請いたしまして、受賞をいたしたという次第でございます。

 先ほど申し上げましたけれども、交付金というふうな性格でございます。それで、歳出にもございますけれども、べに花の郷づくり事業に関する備品の購入ということで、移動型の音響設備セットの購入を考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) こども課長。

   〔こども課長 寺井睦子君登壇〕



◎こども課長(寺井睦子君) 乳幼児医療費の登録人数ですけれども、年間千七百二十八人でございます。延べ件数でいいますと、一万二千二十六件ということになっています。それは七年度でございまして、八年度での四月から十月までは大体延べ件数が一万三百七十、十月現在までにそういう利用件数ということになっております。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。

   〔教育委員会副参事兼生涯学習課長 倉林詢一君登壇〕



◎教育委員会副参事兼生涯学習課長(倉林詢一君) 文化創造補助事業についてご説明申し上げます。

 埼玉県の補助事業でございまして、文化面から埼玉の新しい国づくりを進めるために、市町村がそれぞれ個性を持った顔を創造することによって彩の国にふさわしい魅力ある埼玉県を創造していこうということで、本年度からの事業でございます。

 桶川市では、対象となる事業として、創造性、発信性、交流性ということで、ダック事業、舞台芸術土曜大学、それからべに花の郷づくり事業、それから市民ホールのプレイベントというふうな事業をこの事業として挙げまして、申請をして決定をいただいたところでございまして、この事業予算につきましては年度当初で計上してございまして、この決定によりまして補助金を振りかえるということで計上させていただきました。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 七番。



◆七番(高野和孝君) はい、ありがとうございました。

 まず、シルバーの関係では、確かに市民の中から非常に安く仕事をやっていただいてよかったと好評なのです。それで仕事もふえたのですが、市の関係での発注をふやす努力、これはどんなふうにされておりますか。これは決算等でも指摘があったと思うのですが。

 次に、くにづくりモデル顕彰ですけれど、他市の例としてはどんなものがあるのか、参考までにお聞かせいただけないでしょうか。この関係で表彰を受けたほかの例で結構です。

 それから、乳幼児の医療費の関係では、今年度のそうすると登録人数がちょっと漏れていると思うのです。

 それから、今の延べ件数、これが医療費の増加という形で補正増の要因かなと思うのです。したがって、現時点でありますから、昨年との比較でいきますと、まだちょっと件数ではわからないわけなのですが、恐らく決算見込みでかなりふえるという見込みだと思うので、その辺の関係について説明お願いしたいと思います。

 それから、文化創造の方は既に歳出で組んであるのだよということなので、ちょっとここでその辺の財源の振り替えの関係ですね、どことどこがどんなふうに、これが入ったことにより一般財源等減額になっているのかという点をここで説明していただけますか。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 長寿いきがい課長。

   〔長寿いきがい課長 田中豊憲君登壇〕



◎長寿いきがい課長(田中豊憲君) シルバーセンターに関係しました発注の努力というようなお尋ねでございますが、当然市自体も年々発注する件数がふえておりまして、参考まででございますが、平成六年度につきましては四十七件、それから平成七年度につきましては五十七件という形で年々ふえてきておりますし、またシルバーセンターの方におかれましても、市を含めた各市内の従業員が十名以上の会社あるいは商店等、約四百社あるそうでございますけれども、役員さん等が一軒一軒回りましてシルバーのPRあるいは就業に対しましての努力をしていると。今年度につきましても理事会の中ではそのようなことが考えられておりまして、交付金の中にも就業開拓、そのような予算的なものも計上されてくるところでございます。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 自治振興課長。

   〔自治振興課長 松井賢一君登壇〕



◎自治振興課長(松井賢一君) くにづくりモデル顕彰事業の他市の例ということでございますが、平成八年度につきましては、県内五十七の市町村から六十一の事業の応募がございまして、この中から審査をいたしまして五団体に対してこのふるさと彩のくにづくりモデル賞というのが贈られたわけでございます。

 桶川市の場合は、先ほど申し上げましたけれども、べに花の郷づくり事業でございます。それから、熊谷市、ラグビータウン熊谷、ラグビーを活用したまちづくり、それから岩槻市が人形のイメージによるまちづくり、戸田市が戸田すげの里帰り運動、それから都幾川村が木の村フェスティバルということで、五団体が受賞したわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。

   〔企画財政課長 藤崎俊和君登壇〕



◎企画財政課長(藤崎俊和君) 歳入の方で文化創造事業補助金につきましての歳出の振り替えについてはどうなっているかということでのお尋ねでございますけれども、歳出の方で十ページごらんいただきたいと思いますけれども、十ページの三目自治振興費のうちに財源内訳の欄がございますが、このうち国・県支出金という欄のうち、二百九十万が計上されておりますけれども、このうちの百九十万がまず一点でございます。それから、その下の十二目市民ホール建設費の項目でやはり五十万がございますが、これが第二点目でございます。それから、ちょっと飛びまして四十ページになりますけれども、一目社会教育総務費のやはり国・県支出金の欄でございますが、六百六十万。それから、四十二ページの五目歴史民俗資料館のやはり国・県支出金の百万、合計で一千万ということで振り替えをさせていただいているものでございます。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) こども課長。

   〔こども課長 寺井睦子君登壇〕



◎こども課長(寺井睦子君) 申しわけございませんでした。答弁漏れについてお知らせしたいと思います。

 十月までの登録件数ですけれども、千七百三十八件でございます。一人当たりに登録した人が何枚受診するかはその時々で非常に違いまして、むしろ一枚当たりの枚数で比較してみますと、平成七年度が一万二千二十六件で、先ほどお話ししましたが、今年度の見込みは一万五千六百件になる予定です。

 それで、そのふえた理由と申しますと、三つほどございまして、一つは医療環境とか社会変動なんかの理由がございまして、乳児医療費が四月から一応定額制になっておりまして、検査とか、投薬とか、指導料が一括で払うことになっております。それが一つと、それから高額医療費が平成八年の六月から改正されまして、基準額が六万三千円から六万三千六百円に上がっておりますので、それが非常に影響しております。それから、付加給付の支給基準の改定というのがございまして、各保険者が、不況になっておりますので、最低の付加する部分をどんどん上げております。それで、例えば三千円のところが六千円、五千円のところが二万円というぐらいの格差で付加する部分を最低限を上げておりますので、そのものがどんどん市の負担分として上がってきますし、それから受ける側でも非常に付加分が少ないものですから意識が高まっておりまして、申請件数がどんどん上がってきていると、こういう現状でございます。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 九番。



◆九番(北村文子君) まず、シルバーのことなのですけれども、これは法改正で県連合もできたということが最近新聞で報道されているのですが、シルバー人材センターそのものの役割というのがいきがい事業であって、いわゆる就労支援というよりは、生活支援というよりはいきがいをということの趣旨で始められたと思います。だから、そういう意味では、今十名以上の会社に役員が回ってPRに努力しているということです。これはその当初の法律の制定の趣旨のときに、最低賃金を引き下げるようなことはしないということと、それから雇用に対して不況のときなんかについては雇用をぶん取るというか、そういうことについては極力排除していって、そういう趣旨ではないということでなされてきたと思います。桶川の場合はシルバーの方が非常に頑張ってらしてそういうことまで拡大してきたということは努力にはわかるのですが、それは法の趣旨とまた変わってきてしまって、それでランクが上がったとなると、これはかなり問題ではないかというふうな気がしているのです。この不況下ですから、失業率としてはふえているわけですから。その辺が十人以下ならまだわかるのです。中小企業だったら、やはり倒産するかしないかで、最低賃金よりもっと低い金額なんかでお願いをするということだって中小企業を維持するということでわかるのですが、十人以上の会社を回るということについてはかなり問題があるのではないかと。それよりも行政側の就労についてはどんどん拡大をしていくということがこの法律の趣旨にあったと思うので、その点についてちょっと疑問なのですけれども、これについてどうなのでしょうか、明確にお答えいただきたいと思います。

 それから、くにづくりなのですが、これ審査はどなたがするのでしょうか。何か余り第三者的な機関で審査しているとは思えないのですが、その辺について伺いたいと思います。

 それから、これは歳出にときに聞いてもいいのですが、移動型の音響設備というのは、このくにづくりについてどういう効果があるのかということについて伺いたいと思います。



○議長(岡地義夫君) 長寿いきがい課長。

   〔長寿いきがい課長 田中豊憲君登壇〕



◎長寿いきがい課長(田中豊憲君) シルバーセンターの連合組織あるいは十人以上の会社等の訪問がいろいろと問題があるのではなかろうかというふうなお尋ねかと思いますけれども、まず県連合につきましては、埼玉県では十月の二十九日に認可されまして、八十団体のシルバーセンターあるいは高齢者事業団が加入をして発足したと。その中で、役員さんにつきましてもいろいろとご指導いただいた中で、桶川市のシルバーセンターにつきましても、その理事の一角を占めたという形でございます。

 次に、訪問して中小企業等のあれはおかしいのではなかろうかと、また最低賃金をとの話でございますが、シルバーセンターの配分見積金でも当然最低賃金等を考慮して配分金の見積基準を決めているということが現実でございまして、また十人以上というのは、やはりある一定の規模になりませんと、シルバーセンターの就労目的であります短期的就業、そういうものがなかなか出にくいのではなかろうかというようなことを考慮した結果、おおむね十名以上の事業所を回っていこうというような形で考えておるところでございまして、ご質問のような趣旨とは若干違うのかなというような感じで考えております。

 なお、一層市ではセンターのPRあるいは啓発活動をして市民の皆さん方に理解とご支援をいただきたいと、このように考えているところでございます。



○議長(岡地義夫君) 自治振興課長。

   〔自治振興課長 松井賢一君登壇〕



◎自治振興課長(松井賢一君) くにづくりモデル顕彰事業の審査員ということでございますが、地域づくりについての専門的知識を有する有識者や行政関係者ということで聞いておりまして、ちょっと名前までは存じておらないのですが、一応そういうような形でございます。

 それから、移動型音響設備セットがくにづくりとどういう関係があるのかということでございますが、桶川市といたしましてはべに花の郷づくり事業ということで、その一環といたしましてべに花まつりというようなものを開催しておるわけでございますが、こういった中でやはりそういう音響設備セットを使って祭り等を盛大にしていきたいというふうなことがございます。そういった中で使っていきたいということで、そのほか市民まつり等にも使えると思いますけれども、そういうイベントで使っていきたいと、そのような形でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(岡地義夫君) 九番。



◆九番(北村文子君) シルバーのことなのですけれども、私の言った意味が全部把握されていないのかなと思うのですが、いずれにせよ企業を回って、短期的な就労の場であっても、今失業率が桶川でかなりあると思うのです。それから、生活保護行政、高野議員も質問したように、就労がまずあって、それに対する生活支援をどんどんしていくのが生活保護行政の一つの部分であるということで、失業者に対する対策が先にありきだと思うのです。それを総合的に判断をしないでシルバーだけ拡大していくということは、現実に子供を抱えて生活に苦しんでいる人とか、そういう部分について非常に圧迫をすると。シルバー事業はあくまでもいきがい事業ですということは、これは法制度のときからずっと言い続けているわけですから、その枠の中で補助金をもらっているということで、もうちょっとその辺についての総合的な、縦割行政というか、補助金の使われ方についてもやはり問題が出てくるわけですけれども、ここはもうちょっと総合的にやらなければいけないのではないかというふうに思うのですけれども、それは市長にお願いしたいと思います。

 それでもう一つは、べに花の、大々的に盛大にしていきたいというので、よく桜の北本のところでも賑やかに桜の咲いているときは音楽が出て、私は余りお祭りが音が出ればいいというふうには思っておりませんけれども、今までもお祭りで使ってきたわけです。市民まつりで何らかの音響効果はあったわけで。それ以上のものを使うということに、使われ方ですよね、ほかにもっと効果的な方法もあるのではないかと思うのですけれども、その辺の支出についてはもう決定をされたのでしょうか、それとも考慮の余地があるのでしょうか、この点について。



○議長(岡地義夫君) 市長。

   〔市長 上原榮一君登壇〕



◎市長(上原榮一君) ご指摘のように、シルバーにつきましてはいきがいといいますか、そういう点が視点になっているわけで、お金をいただくということが、あわせてはございますけれども、ねらいはご指摘のとおりだと思います。したがいまして、就労に当たってお願いするのは、そういうような性質につながるもの、こういうふうなものをお願いしているというふうに理解をしております。



○議長(岡地義夫君) 自治振興課長。

   〔自治振興課長 松井賢一君登壇〕



◎自治振興課長(松井賢一君) くにづくりモデル顕彰事業の中で移動型の音響設備セットでただ声を大きくするだけかというふうなご質問でございますが、やはりお祭りというふうなことになりますと、ある程度そういったものがないと盛り上がらないというふうなことでございまして、必要最小限のものでございますが、購入していきたいということで考えております。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午前十一時八分



△再開 午前十一時二十一分



○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 二番。



◆二番(加藤千穂香君) シルバーの関係なのですが、Aランク、Bランク、Cランク、Dランクというふうにあるということなのですが、この基準をもう一度改めて教えていただきたいと思います。

 それから、先ほどの市の発注件数が平成六年、七年と示されたのですが、あわせまして少しさかのぼって五、四、三もお願いしたいですし、金額についてもあわせてお願いしたいと思います。



○議長(岡地義夫君) 長寿いきがい課長。

   〔長寿いきがい課長 田中豊憲君登壇〕



◎長寿いきがい課長(田中豊憲君) シルバー関連のご質問にお答えします。

 二点ほどあろうかと思いますが、A、B、C、Dのランクという形のお尋ねがまず一点目かと思われます。おおむねでございますが、Aランクにつきましては、会員数が六百一人以上、それから就業の延べ月人員が二千五百一人以上、それからBランクにつきましては、会員数が三百一人以上、就業延べ人員につきましては千五百一人以上というものでございます。それから、Cランクにつきましては、会員数が三百人以下、就業延べ人員が千五百人以下と、Dにつきましてもおおむね同じようなランクでございます。

 それから、もう一点目のお尋ねの公共の委託事業の件数並びに金額という形のお尋ねでございますけれども、平成三年度につきましては、これはとり方があろうかと思いますが、百六十件でございます。契約の金額の内訳につきましては、データ的に、法人化された段階でございますので、手元に契約金額はこの年度につきましては、申しわけありませんけれども、持っておりません。それから、平成四年度の件数でございますが、三十七件、同じく金額的に、ちょっと申しわけありませんが、数字を承知しておりません。それから、平成五年度につきましては、三十七件、金額的に三千五百八十三万九千円ほどでございます。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 二番。



◆二番(加藤千穂香君) 済みません。

 今の市が発注した件数と金額の関係なのですが、平成五年度はわかっているのですよね。あと六、七、三、四とデータ持っていらっしゃらないのですか。ちょっとやはり金額、件数もさることながら金額という点でもやはり気になるものですから、もう少しデータがあったら教えていただきたいのです。

 それから、CランクとDランクの関係なのですが、この説明でいくと何らCとDの区別がないように聞こえるのです。同じだというのですから。ですけれども、何か違いがあるのですよね、きっと。もう少し教えていただけますか。



○議長(岡地義夫君) 長寿いきがい課長。

   〔長寿いきがい課長 田中豊憲君登壇〕



◎長寿いきがい課長(田中豊憲君) シルバーセンターの関係のご質問でございますが、まずランクにつきまして、Dランクでございますが、会員数につきましては三百人以下、それから就業につきましても千五百人以下と。それから、Cランク、細かくいいますと、会員数が六百一人以上の場合、就業延べ人数が千五百人以下、それから会員数が三百人以下の場合につきましては、就業延べ人員が二千五百一人以上という形でございます。

 それから、もう一点のお尋ねでございますが、平成三年、四年につきましての金額的に承知してないかというお尋ねでございますが、これは法人化された過渡期でございまして、今データ的なものを承知しておりませんけれども、全体で平成三年度の金額が七千二百万と、この中でおおむね四〇%が公共の事業費であろうと、このように考えておりますし、また平成四年につきましても七千八百万という総契約でございまして、おおむね四割ぐらいが公共の委託金であろうと、このように考えているところでございます。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

 十九番。



◆十九番(佐藤京子君) 文化創造事業の補助金なのですが、先ほどダック事業とべに花の郷づくりと市民ホールのイベント事業ということなのですが、配分、一千万円の大体の配分割合がわかりましたら教えていただきたいのですが。



○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午前十一時二十九分



△再開 午前十一時三十分



○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 企画財政部長。

   〔企画財政部長 西井安雄君登壇〕



◎企画財政部長(西井安雄君) 先ほど企画財政課長の方から申し上げたとおりでございますが、配分金の総額が一千万ということで、べに花の郷づくり事業で百万円でございます。それと、桶川市民の歌の制定事業、これが九十万でございます。それから、市民ホール関係で市民芸術祭プレイベント事業として五十万円でございます。社会教育の関係では舞台芸術土曜大学、DACですが、この事業といたしまして六百六十万、それから民俗芸能発表会の記録事業ということで百万、合計が歳出で一千万ということで、一般財源で当初予算計上しておりましたが、この補助がつきましたので一般から財源内訳を振り替えさせていただいたということでございます。



○議長(岡地義夫君) 十九番。



◆十九番(佐藤京子君) 済みません。大体の割合でよかったのですけれども、文化創造事業の補助金の件なのですが、力を入れている桶川市のメーン事業ということでダック事業にはかなり力を入れていらっしゃるということはよくわかるのですが、市民の方から事業の力の入れ方に大変な不公平性があるのではないかという話も聞くところなのですが、その辺のところはいかがなのでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午前十一時三十一分



△再開 午前十一時三十一分



○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 企画財政部長。

   〔企画財政部長 西井安雄君登壇〕



◎企画財政部長(西井安雄君) 先ほど一千万円ということで申し上げましたが、これにつきましては県の方に申請する段階で各部署の事業内容ということで総額は出ておりまして、このDACの関係につきましては事業内容が総額で一千三百万余りございます。そういう各べに花あるいは市民の歌、プレイベント、民俗芸能、これらの予算総額が約二千三百万ほどございます。それらの予算総額から見た割合での割り振った額、それが一千万ということで、特にそういう意味では文化発祥ということでのDACに力を注いでいるということが一面いえるのではないかというふうに考えております。



○議長(岡地義夫君) ほかにありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 八ページ、九ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 十ページ、十一ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 十二ページ、十三ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 十四ページ、十五ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕、



○議長(岡地義夫君) 十六、十七ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕。



○議長(岡地義夫君) 十八、十九ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 二十、二十一ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 二十二、二十三ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 二十四、二十五ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 二十六、二十七ページ。

 九番。



◆九番(北村文子君) 先ほどのシルバー人材センターのことですけれども、ここで支出なので堂々と伺いたいと思いますけれども、市長の認識がちょっとずれているのではないかと思うのです。企業というのは、どんな企業でも安い賃金で、もしくはいきがいと称しても、労働と称してもいいのですけれども、安い賃金で何か役務を提供してくれれば喜んで出すわけです。収益事業です、収益ですから、利益を獲得するわけですから。それを企業にいきがい事業と、それこそ収益事業と振り分けてくださいと言ったって、そうはしませんよね。そこのところが、そういうふうに言葉で言っただけで、今の失業対策なり雇用対策に水を差しているということにはならないわけです。シルバーはもちろんどんどん支援していただきたいと、公共事業についてはどんどんやっていただきたいけれども、桶川市の雇用対策なり、商工業の対策もそうですけれども、非常にお粗末であると、一方で。それが如実にあらわれているから、市長の今のようなご答弁になるのではないかと思うので、シルバーはシルバーとしてのきちんとした住み分けをしないと、もしそういうような政策でやっていたとしたら、補助金返せと言われてしまいますよ。だから、それも含めて市長にもうちょっと認識を変えていただいて、シルバーの支援はこうあるべきだということと、雇用対策はこうであるということをもうちょっと明確にいただきたいと思います。



○議長(岡地義夫君) 市長。

   〔市長 上原榮一君登壇〕



◎市長(上原榮一君) 非常にデリケートな状況になるわけでございますけれども、基本的な考え方としては、先ほど申し上げた状況の中で、現実の議論になりますれば、いきがい事業といいながらボランティアではございませんで、そこには一定の、配分金という言葉は使っていますけれども、対価と、こういうことにもなるわけでございまして、その場を、働く場をどちらに配分するかということで、失業という点からの雇用対策に、私どもの方の施策がおくれているから、その分がと、こういうご指摘だと思いますけれども、雇用につきましてはなかなか行政が、特に桶川の行政の中で雇用対策をといっても、しかるべき事業というふうなものが、公共事業の中の限定されたものしかないという、こういう状況があるわけですから、そういう意味では非常に私どもとしても頭の痛い課題、問題と、こんなふうに受けとめているところです。ただ、現実はなかなか、住み分けとはいいながら、なかなか住み分けができにくいというのが現実でございまして、この辺は我々のもうちょっと努力をしなければいけない課題かなと、こんなふうに受けとめております。



○議長(岡地義夫君) 九番。



◆九番(北村文子君) ここに四百六十万の負担金と補助金という形で交付されるわけですけれども、たしか補助金のあり方についてもこれからはきちっとしたチェックをしていくということもあります。今その住み分けが難しいと言いましたが、ここの法改正の中で、たしか福祉分野にどんどん進出をしていただこうと、いきがいとともに、福祉の分野だったら企業とも競合しないしということが出てきたと思うのです。そういう意味でBランクの格上げもかなり大ざっぱに格上げもしてきたし、県連合もつくってきたという中で、福祉公社との関係も含めてボランティア活動と、それから介護も含めて福祉分野を広げていくというふうな話になっていたはずなのですけれども、その辺の検討というのはどういうふうになっているのですか。補助金の支給とともに、一方では上げるということと指導もあるわけですから、その辺はいかがなのでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 長寿いきがい課長。

   〔長寿いきがい課長 田中豊憲君登壇〕



◎長寿いきがい課長(田中豊憲君) 北村議員さんのご質問にお答えいたします。

 私どもも急速に高齢化が進展する中、高年齢者等の知識、技能、経験等を地域社会に生かしていくということが必要であり、また働くことを通じて社会参加、いきがいを感じる社会の実現が必要だというふうな形でシルバーセンターをとらえているところでございまして、また高齢者等のいきがい対策の一環とも考えているところでございます。

 お尋ねがあったように、シルバーセンターにつきましても、今在宅福祉と高齢者等が急速に進展しておりますけれども、本人たちも高齢者でございますけれども、できる家事援助あるいはほかのボランティア等の事業を拡大すべく研究をいたしておるところでございます。

 なお、福祉公社等につきましても役割分担をするのは当然のことでございますが、この辺の事業と関連を持って協調体制の中で事業等を進めていきたいと、このように考えているところでございます。



○議長(岡地義夫君) ほかにありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 二十八、二十九ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 三十、三十一ページ。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 三十二、三十三ページ。

 七番。



◆七番(高野和孝君) 三十三ページの江川の関係ですけれども、整備方針が出たということで、これはずっと保留になっていた問題ですから、この方針の内容について具体的にどんなふうに決まったのかというのは、今後のこともありますので、詳しく、資料等も示して説明をしていただけないかなと思うのですが、この点まずどうでしょうか。本来行政報告でやってもいいぐらいの内容かなと思うのですよね、この問題は、桶川市の今後の財源、事業等から考えて。これ一つです。

 それから、今回の補正の組み方については、従来、例えば用地買収等は中断していましたが、従来の事業とのつながりの関係というのはどういうふうな形になっているのかなと。地主さん等に声がかけてあって保留になった部分から先に手をつけているのか、方針に基づいてどこか箇所づけが改めて決まったのかという点もちょっとわからないのです、これだと。

 それから、いわゆる環境保全、貴重な動植物等の問題等もどういう扱いになって、用地買収にどう出るかというのがわからないですね、この補償等の関係でも。その辺が全然わからないので、これはやはり詳しく説明してほしいと思います。



○議長(岡地義夫君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) 江川に関しますご質問にお答えをいたします。

 今回の基本方針が出たということでの内容につきましては、さきの県の方で、平成六年の環境政策大綱が国から出された関係から一級河川となりました江川の部分につきまして、環境関係を配慮した河道の整備方針をどのようにしたらよろしいかということで今まで調整をしてきたわけでございますけれども、その中で、さきの一般質問の中でもお答えいたしましたが、下流一・三キロメートル部分の湿地性の生態系に配慮した河道の整備方針を検討する中で、一点目につきましては、当面の治水安全度、三分の一の確率でございますけれども、この水がどのように流せるのか。それから二点目としまして、河川沿いの湿地性の生態系をできるだけ保全するというこの課題の中で整備する方針が一応出されました。

 結論としましては、現在準用河川として用地買収進めております河道としましては、五十・二メートルの河道部分に、さらに両側に八・五メートルの道路部分ができますが、その河道部分の五十・二メートルの中で三分の一の治水安全度の水が流せるという計画が示されまして、数値的なものが出されました。このようなことから、その五十・二メートルの河道の中で必要最小限度の水路を掘り割りにすることによって周辺への環境対策も可能という方針が出されました。また、周辺への宅地あるいは畑等につきましても冠水がないように検討されたということでございます。

 それから、二点目の予算の組み方の中でのご質問でございますけれども、平成七年並びに今年度八年度につきまして、今までそのような基本方針がまだ出なかった関係から、建設省並びに県との間の調整が整わなかった関係から、用地買収の取得が凍結されておりました。今回国・県との基本的な整備方針の調整が整った関係から、この十二月補正で委託料から公有財産購入費の方への用地の振りかえが可能になったわけでございますけれども、既に事業につきまして平成三年から用地買収を進めております。過去の地権者の方との調整等をお願いしてきたわけでございますけれども、基本的には凍結された間につきましても権利者の方からいつから用地買収が進められるのか、その辺のこともありまして、現在数名の方から買収の希望等が出されております。そのような中で金額に合います権利者の方との調整を行って、用地買収の方は進めさせていただきたいと思っております。

 それから、環境の保全ということになりますが、先ほども申し上げましたが、準用河川の第一河道分については五十・二メートルの水路の部分があるわけでございますけれども、その中で三分の一の水量を流せる断面を掘り割りをするということですので、当面の間につきましては周辺への湿地性の植物等につきましては影響等が出ないという考え方をとっております。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 七番。



◆七番(高野和孝君) まず、素朴な疑問として、用地買収補償に入る前に、順番としてそういった用地の鑑定があり、測量があって、そして初めて用地買収になり、そして補償というふうになるのですね、流れは。この補正だと、前段をカットして、後段の方に振り向けていると。そこのところが一つわからないわけなのです。だから、ものが違うのかなと、対象とする場所が。同じだとすると、これおかしいわけですから。そこのところ説明してほしいです、一つは。素朴なこれは疑問です。

 それから、今の整備方針について、ちょっと部分的に説明受けてもわかりにくいのです。これは全体としてまず、陳情もしているわけですから、市の方が県に。特にその陳情では、下流の部分の湿地性の貴重な環境の保全について言っていますけれども、それがどういうふうに保全するようになるのか。上尾道路沿線の土地利用計画の中では、あそこは公園にするとなっているのです、あの本によりますと、公園。そういうのが出ているのですから、どうなっているのかというのが全然わからないです、今のだと。できれば図面か何かないのですか。今の説明だけだとちょっとわからないです。今までどういう整備の方針がどういうふうに変わったかというのがちょっとわからないです。これは例えば湿地ということについて言えば、たしか岩崎さんが部長のときにここで答弁していましたが、余り深く水路を掘り下げてしまうと湿地でなくなってしまうのだよと、そこで見直しをしているのだという説明をちょっと記憶しているのです。そうすると、今大丈夫だよと、三分の一だから大丈夫だよと、これだとちょっとわからないです。ですから、川の幅、断面というのでしょうか、深さ、それから護岸、この辺がどうなるのか。それから、保全すべき湿地の部分の地域とか面積、これがどうなるのかというのがちょっとわかりません。もう一つ、上尾道路のこれからの関係、そことの関係はどうなるのか。国の方が絡んできます。それはどうなっているのかという点について、もう少し、大切なことですから、わかりやすく説明をお願いします。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 建設部長。

   〔建設部長 町田庄蔵君登壇〕



◎建設部長(町田庄蔵君) それでは、江川の関係にお答えさせていただきますが、ちょっと前後するかもしれませんのでよろしくお願いしたいと思いますが、まずご指摘のように前部長の方でご答弁いたしましたようなことで、現在見直しを行っているわけでございますが、その中で、今の段階でございますと、いわゆる三分の一確率ということ、それからある程度環境に配慮するということを実現するということでは、今まで行ってまいりました準用河川の幅の中で対応できるというようなことが県と国の間で了解がされまして、したがって今までと同じ幅で用地買収を進めることについてはオーケーだよということをいただいたということで、予算の組み替えをお願いして、当面用地買収を進めたいということでございます。

 ご指摘のような、例えば環境がどうなるのかとか、あるいはいわゆる堤防がどうなるのかとかというようなことについては、この間一般質問でもお答えしましたように、多分実現するのでしょうけれども、県のお話では三月までに国と協議をしながら固めていきたいということでございまして、現在議会などで報告をさせていただくような図面も含めた江川の将来の第一河道の計画というのはまだ固まってはおらないわけでございます。したがいまして、そのようなものがまだお示しできないわけでございますので、これについてはご了解いただきたいと思います。

 あとの用地買収の進め方の中で、鑑定あるいは測量というようなお話がありましたが、従来行っていたもの、それから地主さんとのいわゆる保留中でありましても交渉のあったものについては引き続き、そういうことは済んでおりますので、そういった地主さんとのお話し合いができているものについて、予算の議決をいただいた段階で買収をしていこうということでございますので、それらの予算についてはお願いをしてないということでございます。

 そんな状況でございまして、なおまだ進行中でございますので、それらが固まった段階では、当然議会にはそういった細かい説明についてはさせていただく、あるいは場合によっては地元にも説明させていただくということになろうかと思いますので、今の段階ではそういうこでご理解いただきたいと思います。



○議長(岡地義夫君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) 江川に関しますご質問にお答えいたします。

 予算の関係の組み替えのご質問かと思いますが、十三節の委託料、今回一千八百万の減になっておりますが、当初予算で十三節の委託料ということで江川の現況測量調査委託等ということで二千万円の予算を計上してあります。うち一千八百万の部分につきましては、十七節の方の公有財産購入費、一千八百五十万が今回の補正額になりますが、そらちの方に振り向けます。残ります二百万の部分につきまして、土地の鑑定委託の方に使うように残金として残っております。

 それから、過去の整備方針との差ということになりますが、過去準用河川で事業を進めてまいりましたが、その準用河川の整備の中では暫々定改修ですか、現況の江川の河床高程度まで五十・二メートルの中の水路部分を掘り下げるというような計画だったようでございます。そのような中で下流の荒川の整備等の関係も関係してきますが、流せる水量あるいは下流河川への負担を軽減するというようなこと、あるいは時間降雨量の約五十ミリですが、そのような水量的なものの制約等もありまして、この見直しによって三分の一という数値の部分の水量を流せるように方針の方を国の方と調整をして定めたということでございます。

 それから、過去の見直し中ということでの議会の中での答弁の中で、掘り下げてしまっては湿地性の動植物等の影響というようなことで問題があるというようなことでの答弁もさせていただきましたが、今回の見直しによりまして、一応県から示されている内容につきましては、現況の江川の河床高部分はいじくらずに、三分の一の確率の水量が流せるようにということで、上幅の方を広げる計画でございます。掘り割りをします部分につきましては、現況の流れております水路部分を拡幅する方法になると思います。現在の段階では具体的にどの部分を掘り込むかということにつきましてはまだ具体的な数値が出されておりませんが、今回の見直しの中で県の方からの説明では、現況の水路部分を広げるということで、河床はいじくりませんという計画になっております。

 それから、護岸につきましては、高野戸につきましてもそうですが、コンクリート製や何かの二次製品等を使わずに、通常の要するに自然景観を残すような方法での掘り込みということですので、植生の関係、そういった点につきましては問題なく作業ができるものと思っております。

 それから、上尾道路との関係ということになりますが、一般質問のご答弁の中にもちょっと触れたかもしれませんが、今回の見直し作業の中では江川の河川整備の中でどこまで自然環境等を考慮した整備ができるのかということでの見直しを行ってきたところでありまして、今後各設立されております上尾道路等の環境整備検討委員会等があるようでございますが、そちらの方へ江川の関係等の方針を出すことによって関連した検討がさらになされるのではないかと思っております。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 七番。



◆七番(高野和孝君) ありがとうございました。大分わかりました。

 予算の関係の中で今回補正減となる鑑定委託と測量の関係、これとこの下の今度補正増となる用地と補償、これは関係あると思うのですが、その関係について聞いているわけです。同じ場所なのかどうかと。同じ場所だと、こういうことはあり得ないわけです。先に鑑定し、測量していかなくてはいけないわけですから、それから用地買収が発生するわけですから。場所が違うのであればどういうことかというのは説明できると思うので、そこのところをお尋ねしているわけですから、お願いします。



○議長(岡地義夫君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) 答弁漏れのご質問にお答えいたします。

 先ほどちょっと触れましたが、当初予算の中で十三節の委託料につきましては二千万の予算を計上してありますということで先ほどご答弁申し上げましたが、そのうち一千八百万の部分につきましては十七節の用地購入費の方に振りかえるということですので、二百万の鑑定委託料は残っております。そのような中で、過去、この一千三百十メートルの部分の丈量測量等も終えまして、関係権利者の方への説明も終わった中で、用地交渉等を中断したような状態になっておりますが、この一千三百十メートル部分の中での用地を買収するということです。また、あわせまして関係いたします対象の権利者の方への補償も見込まれますので、この分につきまして百万の増になっているということでございます。

 以上でございます。



○議長(岡地義夫君) 暫時休憩をいたします。



△休憩 正午



△再開 午後一時

   〔議長、副議長と交代〕



○副議長(松川保彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) 江川に関しますご質問の中の予算の関係につきまして、補足の答弁をさせていただきます。

 十三節の委託料から十七節の公有財産購入費への予算の組み替えの関係になりますが、予算書の組み方の関係から、当初予算の中で十三節委託料の中では、三十三ページの下段の方にあります江川現況測量調査委託等ということで当初予算では二千万の予算を組んでありました。先ほどの中で、県、国等の調整の中で平成八年度におけます基本方針等が定まった中で、準用河川の計画しておりました河川幅の中で用地買収を進めても基本的に問題ないという一応の方針が出ました関係から、準用河川幅の五十・二メートルの用地買収を行うことができるということで、十三節の委託料の中の一千八百万の分を十七節公有財産購入費の方に振り向けました。かつ予算書の書き方の関係から二段になりましたけれども、下段の方の江川現況測量委託等につきましては項目を残さざるを得ません。その差額の部分につきまして江川用地鑑定委託ということで、鑑定委託のみ予算が残るような状況となっております。そのような中で十七節の二千八百五十万の江川の用地買収並びに二十二節、これは用地に伴います上物等の補償がつくわけでございますけれども、補償といたしまして百万の補正をお願いしているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 二十一番。



◆二十一番(山崎良雄君) 江川の問題につきまして少々まだ理解がしにくい面がありますので、質問したいと思いますが、高野議員の方からの質問で大体の答弁を聞きましてわかるような気もするのですけれども、答弁の中で大体調整が整ったというふうなことも言われておりますし、またそうでないようなことも言われておるのです。国の方ではこの改修については多自然型の改修でなければだめだと、今までの設計に基づいた改修では国はだめだと言ってきたわけです。そしてまた、その流域はどうするのだということも指摘をされたと。そういう中で今日までいろいろ国や県と、それから関係四市、桶川市が事業主体で協議をしてきたと思うのですけれども、その辺がどうもまだはっきりしないのです。川底は現在の高さというか深さの中で、ただ幅だけを広げていくというようなお話もありましたし、何か前回の議会等での答弁では真っすぐではだめだと、要するに蛇行した形の中で多自然型の改修でなければだめだというような、そういうことを言われて要するに補助金等もストップされたと、こういう経過を踏んでいるわけです。ですから、国や県との調整がどこまで進んでいるのか、ということをはっきり聞きたいわけです。それから、今後の補助金に対しても、約一億円近く毎年建設省の方から来ていたと。それがカットされてしまったわけですけれども、今後その調整がついたならば、ついたのだかついてないのだか、ついたならば、その程度の補助金は来る確率があるのか、見通しがあるのか、そういう点はどうなのでしょうかということをお聞きしたいわけですけれども、もう一回ひとつ説明してもらいたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) ご質問にお答えさせていただきます。

 多自然型でなければならない、あるいは流域の考え方はということが質問の項目の中にありましたが、基本的には、繰り返しますが、準用河川の認定を受け一級河川へ移行いたしましたが、河川幅としまして五十・二メートルの河川用地部分があります。その中へ今回の見直しの中で数値的な整理ができまして、三分の一の確率の水量を流すことで国との調整が整ったということになります。そのために現況の河川の周辺への自然を配慮するということの中で、河床の高さをさわらずに三分の一の確率の水量が流せるように河道の幅を広げるということになります。河道の幅を広げる部分につきましては、現況の流れております江川の水路を広げるという考え方をとっております。

 流域内の考え方ということになりますが、この見直し作業の中におきまして、土地利用等の観点につきましては、三分の一の水量を搬送する中で、市街化の予測ということで、全域市街化区域を想定し都市化をされたという考え方をとっておりまして、その中で三分の一の水量が流れるような考え方をとっております。

 質問の次の項目になりますが、蛇行等をしなければならないというご質問ありましたが、これにつきましては現況の江川自体も多少の蛇行をしておりますけれども、その蛇行した部分を広げるというようなこと、またそれから掘り下げの関係につきましては、今後用地買収を進めていく中で県あるいは国の指導等を受けながら掘削方法等を検討する実施設計等が出てくると思いますが、そういった中で水路の水利の基本的なものをその段階で考えていきたいと思っております。そのような方針の中で国・県との調整ということになりますが、国・県との調整につきましては、江川の流せる水量、それを三分の一の確率にし、かつ周辺への湛水あるいは冠水等につきまして、宅地であるとか、あるいは畑等の部分につきましては水がかぶらないような方法での整備方法が整ったということになります。

 それから、補助金の見通しということになりますが、平成八年度につきましては予算の組み替えをいたしまして用地買収を実施していくわけでございますけれども、今後の平成九年へ向けての県を通しまして国への予算要求等が現在進められておりますが、現在までの県を通しての予算要求の中では過年度、平成六年あるいは五年の実績程度まで回復する見通しは一応今の段階では立っております。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 二十一番。



◆二十一番(山崎良雄君) 今ご答弁をいただいたのですけれども、樋管の位置を変えると。あの部分曲がって、江川の曲がっている部分を真っすぐにして、そして樋管を新しくつくるということで設計書も今までちゃんとできているわけです。そういう部分についてはどうなのでしょうか、国や県の方との調整というか、整ったと言いますけれども、その辺も整っているのですか、どうなのでしょうか。私は個人的な判断としまして、いろいろこれからの水害から地域を守るという意味では、将来的にはポンプアップといいますか、排水機の設置をということでお願いもしてきているわけですけれども、それはそれとしまして樋管の位置を変えるということまで設計書にちゃんとできているわけです。それに基づいて国の方でも承知をしましたということで補助金を出してきてくれたのだと、こういう経過をたどっているわけでございますけれども、どの辺までそれは調整が整ったのでしょうか。それ、ひとつ説明してもらいたいのです。課長さんでわからなかったら、市長の方からちゃんと説明してもらいたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) ご質問の中の樋管の関係になりますが、準用河川のときから現在の宮下樋管の位置は多少ですが上流側の方に位置変更をするような計画となっております。樋管の改修につきましては国の直轄工事ということになりますので、県あるいは国との今回の見直し等の中にもちょっと触れておりますが、樋管の工事につきましては、今後用地買収を進めていく中で、実際の三分の一の確率の掘削を行うまでの間に実施設計等を行う必要が出てきますが、そういった事業に入る段階におきまして、建設省の方の直轄工事の中で配慮していただくように検討しているところでございます。



○副議長(松川保彰君) 八番。



◆八番(安藤重夫君) 今の十三節の江川の件なのですが、将来の第一河道計画についてはまだ示されていないということから、これまで高野さんの質問でおおよそはつかんだのですけれども、この点からすると、今、これまで出されている答弁がさらに二転三転するような感じにも受けとめているのですけれども、やはり最初のときの説明で整備措置が整ったので組み替えるのだということですから、大枠、大体の方向が示されているのだろうと思っていたら、それは現在進行中で全体像については示すことができないと。何かよく理解できない面がたくさんあるのです。そういう中で、水路については五十・二メートル、そのうち現在の河道、江川そのものの流れ、河道については変えないで、そこを広げて三分の一の水量を保つというのですか、三分の一の水量というのは何を意味するのか、よく理解できない一つなのです。

 水路を掘り割りにして最小限の水路にするということで、そうすると今流れている江川は、その江川そのものの川幅は、流れている部分はもっと広がると。全体では五十・二メートルだけれども、その流れている部分を掘り割りという形で広げて、常時水が流れる部分はそこだというふうに受けとめたのですけれども、その辺についてもいま少しわかりやすく説明していただきたいのですが、それと両側八・五メートルについては、この部分は常時水が流れない部分ということなのか、五十・二メートルのほかに八・五メートルとって、そこを土手なり、そういうふうな感じに設けていくのか、この点についてもご説明いただきたいと。

 いずれにしても、現況を見るときに、さくら草用地の湿原になっているところなんかもこの五十・二メートルの川幅にすると相当食い込む可能性も出てくるわけなのですが、高い方に広げないのか、あるいは上尾分の低い方に広げていくのか、この点についてもわかりやすく説明していただきたい。

 それと、樋管の問題なのですけれども、樋管の上流側に位置の変更ということを言われたのですが、樋管そのものの高さは下げる方向なのか、この点について荒川の水害対策の問題も含めながら、こちらの江川の方の水害対策との兼ね合いも含めて、いま一度ご説明いただきたいと思います。

 以上です。



○副議長(松川保彰君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) 江川に関連しますご質問にお答えいたします。

 水量の中での三分の一という数値になりますが、三分の一につきましては現在市の公共下水道の雨水計画等の中でも使われておりますが、三分の一ということにつきましては、時間降雨量約五十ミリの雨が降ったときの対応する確率の数字になります。この五十ミリが降ったときの流れる水量ですか、総体的な水量を流せる部分の河道の改修を行うということになります。

 それから、両側八・五メートルということですが、江川の本線工事、要するに河川整備をする部分につきましては五十・二メートルを予定しておりまして、そのほかに両側に八・五メートルの道路用地を設けるように現在計画しております。今回の見直しの中では、ほぼ現在の高さから数十センチの高さのところに、仮の築堤のような方法になりますが、官地の部分と民地の部分を分けるような形態を整えるという作業を一応考えております。ですから、大がかりな築堤ということではなく、あくまでも水路を管理をする程度の高さの築堤を設ける、あるいは道路を設けるという高さを計画しております。このために基本的には三分の一の水量、時間降雨量ですが、約五十ミリの雨が降った場合につきましては、五十・二メートルの水路の中に今回三分の一の水量を流す部分を掘り割りするわけですが、その中で水が流れるということになります。通常時については、その築堤の部分からあふれて水が出るというようなことはないとは思います。台風等の特殊な場合につきましては、現在でも水があふれますが、多少の冠水は、三分の一を超える部分につきましては冠水する可能性はあります。

 続きまして、さくら草の用地の関係のご質問が入っていますが、現在八・五メートルを含む江川の改修事業の中ではトラスト地あるいはそういった部分でのさくら草の用地等につきましては計画幅員外となっております。

 それから、樋管の工事ということになりますが、まだ具体的な数値等につきましては今後県並びに建設省との中で整備の方針が出されていくと思いますが、この四市の協議会あるいは県を通しまして、将来計画の断面として整備を行ってもらいたいということでの要望の方を現在行っているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 九番。



◆九番(北村文子君) 今の江川の件なのですけれども、どうも計画がなくてこのままどんどん進んでいくというのが、どうしても行政の姿勢として納得ができないところがありまして、まず一つは、環境政策大綱のどこの部分を主に取り上げてこういう河川整備になっているのかということ、環境政策大綱をまず説明をしていただきたいと思います。

 それから、今の管理道路のことなのですけれども、余り大々的なものはつくらずにと言うのですが、実際には湿地というか、河川幅を広げるわけですから、護岸も工事をしないとなると道路が崩れるというか、車が通れば道路が崩れるということで、コンクリート舗装にするのではないかというふうに思うのですが、そうなるとやはりそれを守るためにある程度の地盤は固めなくてはならないだろうと、その辺はどうするのかというのが、それだと生態系がやはり破壊されてくるなという心配もあるのですけれども、その辺をどうするのかということ。

 それから、今しきりと三分の一ということがお話しされているわけですけれども、それと周辺が全部市街化として都市化をされた場合ということをおっしゃっているわけで、では現在五十ミリの雨が降ったときにどのくらの雨水が例えば浸透されていって、どのくらい流れている場合に氾濫をしているのかということのちょっとデータを示していただきたいのです。

 それで、これが市街化された場合には下に浸透する雨水も全部なくなるわけですから、全部道路はコンクリートになってどこかに流れていくという形になると、具体的にはどの程度の水量が出てくるのか。

 それと、上尾道路で六十七メートルですか、あの幅の中に雨が降るわけですから、その水量がどの程度流れていくのか、その辺の計算はたしか岩崎部長のときもそういう細かい計算もしなければいけないということがご答弁でありますので、多分数字として出てきていると思うので、それをもうちょっと具体的にわかりやすくご説明をいただけないでしょうか。

 それから、生態系が破壊されないという前提としては、自然環境の調査というのが長い間やる、やると言いながら、まだ行われてきていないと。環境調査も行われないまま工事に入ってしまうと、以前はどうであったのか、これからどうなるかということについてもわからないという形になるわけですけれども、またそれから県のアセス条例にある特定地域のような特別な種が出てくる可能性もあると、そのときにはまた計画は頓挫するわけですから、事前の調査というのは必ず必要だと思うのですけれども、その辺についてはどのように考えているのか。鑑定だけではなくて、自然環境の調査というのはこの場合にはすごく必要になると思うのですけれども、それがどうなるのかということ。

 それから、荒川の近くですか、かなり川幅が広がって、川幅のすぐそばから割と湿地に生えるような樹木がたくさん出ているわけですけれども、それは伐採されることになってしまうのでしょうか。その辺についても伺いたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 暫時休憩をいたします。



△休憩 午後一時二十五分



△再開 午後一時二十五分



○副議長(松川保彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) 江川に関係いたしますご質問にお答えいたします。

 環境政策大綱のどこの部分を引用しているかということでございますけれども、環境政策大綱につきましては前文の段がありまして、この中で、前文の中にも多少あるのですが、河川関係ということになりますと、国土形成における環境政策の理念という項目の中にうたわれる部分が多少あるのですが、ちょっと読み上げますと、?の緑とオープンスペースの保全、創出を進めるという項目の中に、河川、それから海岸、都市下水路の水辺等、人に安らぎ、潤い、憩いを与え、多様性豊かな生態系を育む緑豊かなオープンスペースとして、また水と緑のネットワークとして整備する、そういったような項目も出てきます。必然的に環境に対する人々の要求というか、そういったようなものを配慮する中での公共事業での整備を行う中で、こういった自然環境等を公共整備の中にも含めていくということでの環境政策大綱の中を使っていると思います。

 二点目の管理道路を両サイドに予定しておりますが、その部分につきまして舗装等で固めていくのではないかということでございますが、先ほど予算の中でもちょっと触れましたが、今後工事を実施するに当たりまして、さらに県あるいは国等の指導の中でどのような、例えば水路部分の掘削方法をしていくのか、あるいはその管理道路部分についての工事をどのような方法にしていくのかにつきましては、今後具体的な検討を行う時期がまいりますので、そのときにその自然環境への配慮を含めた整備方法等を検討してまいりたいと思っております。

 三点目の水量の関係になりますが、ご質問の中でちょっとトータル的な答えになってしまいますが、部分的な、例えば上尾道路の水量とか、どのくらいの浸透率があるのかとかということにつきましては、今回の見直しの中では、先ほど触れましたように、全域市街化区域を想定し、かつ都市化ということで計画の数値の方をカウントしておりまして、個々にということではなく、江川の流域は約十七平方キロありますが、その中でのトータルの水量ということで見直しの方を行っているところでございます。

 それから、四点目の自然環境の調査あるいは事前調査はということになりますが、この見直しの中では江川を整備する中でどのような整備ができるのか、あるいは水を流す場合に周辺への影響はどういうものかということに絞りまして見直しの方を行ってきたところでありまして、ご質問の中での自然環境という、上尾道路等が通る場合のトータルの調査等については河川サイドの方では特に実施してはおりません。

 それから、五点目の荒川の近くの樹木の関係ということになりますが、準用河川並びに一級河川への移行の中で、水路部分につきましての五十・二メートルの幅員自体の変更はありませんでした。その変更のなかった五十・二メートルの水路部分の中に三分の一の確率、時間降雨にカウントしますと約五十ミリの降雨があった場合に流せる断面をこれから掘り込むわけですが、掘り込みの部分につきましては多自然型の考え方等もありまして、よどみをつくってみたりというふうな方法もありますので、川の蛇行等をその中に含めていく考え方を取り入れておりますので、当面の間、五十年確率、一級河川が将来要求しています五十分の一の確率で全幅を掘削するまでの間につきましては、三分の一というのは相当期間の間三分の一のままということになると思われますので、当該計画の中での三分の一の断面の中では樹木の伐採等は行わない計画を考えております。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 九番。



◆九番(北村文子君) 今のお答えだと、こんないい加減なのでどんどん進むのかななんていう非常に疑問です。というのは、岩崎部長のときにはもっと詳しいご説明があって、今そういうことも全部、一時間当たりの流入量から上尾道路の流入量まで全部計算をして、それがどういうふうに受け入れられるかも全部計算した上で、しかも自然体系を破壊しないでと、そういうことも全部詰めていますという話からずっと来ているわけですから、それが数字で出ないでこのまま行ってしまうというのは何とずさんな計画で、後で後手に回らなければいいなというのが正直な話なのです。時間がないですし、どうせ答えられないから、ここの数字のことはいいのですが、問題は自然環境の調査なのです。これは別に上尾道路のことを言っているのではなくて、掘り下げれば、自然環境は既に破壊されるわけです。それから、掘削についても、車が入れば破壊されるわけです。その掘削の仕方が何とかという以前に、現状の自然環境がどうなっているかがわからなかったら、これをどういうふうに守っていくかという工事はできないはずなのです。それをやらずして工事をしてしまうというのはおかしいです。これ、絶対おかしいです。それは県なり国でやるということが本来の趣旨だと思うのですけれども、なぜこれがやらないのかというのは、これはひょっとして環境基本法にも抵触するのではないかという気もするぐらいの問題なのですけれども、この辺はどうするのでしょうか。

 それから、樹木は切らないでということだと、私ははかったことないですけれども、荒川の手前の方の川幅というのは五十メートルあるのでしょうか。かなり太い湿地に生える樹木が生えているわけですけれども、その辺はどのくらいのあれがあるのでしょうか、幅が。

 以上です。



○副議長(松川保彰君) 土木課長。

   〔土木課長 大岡 均君登壇〕



◎土木課長(大岡均君) ご質問が二点ありましたが、先に樹木の関係につきましてお答えさせていただきます。

 最下流部で宮下樋管に近い部分につきまして、ハンノキですとか、ミズナラですか、かなりの大きい木が残されておりますけれども、幅員的には上尾市側の方に広がるような計画にはなっておりますが、十分まだ荒川側の部分につきまして残っておりますので、その残っております幅員の中で河道の掘り込みを実施していきたいと思っております。そのために現在の河畔につきましては切らずに済むような方法を考えていきたいと思っております。

 それから、環境の関係ということになってきますが、平成六年度につきまして、準用河川の時代でございますけれども、多自然型川づくりの基本計画策定調査設計業務ということで、当時周辺での動植物等につきましてかなりのものの調査を行っておりまして、そういった中で今回の見直しの中で、具体的にちょっと触れておりませんが、見直しの中にも当然この資料を元手にしまして江川の環境整備が実施されていくということで利用されているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 次、三十四、三十五。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 三十六、三十七。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 三十八、三十九。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 四十、四十一。

 七番。



◆七番(高野和孝君) 社会教育総務費の関係で、さっき財源の振り替えのところでダックの方に振り替えていくということで減額で出ておりますが、この点では現在までDACにはどの程度費用がかかってきているのかという点が一つです。

 それから、現在の取り組みについて、今年度どんなような形でその成果というものが期待されるのかと。昨年度は見る機会もあったのですが、今回どんな予定であるか。

 そして、この事業というのはさらに、プレイベントというような話もありましたが、その辺を展望した場合に、どんなふうに今後つながっていくのかという点についてご説明をお願いします。



○副議長(松川保彰君) 教育委員会副参事。

   〔教育委員会副参事兼生涯学習課長 倉林詢一君登壇〕



◎教育委員会副参事兼生涯学習課長(倉林詢一君) DACについてのご質問でございますが、平成八年度につきましては、年度当初に昨年度に引き続き団員の募集を行いました。七十名の応募がありまして、六十名を研究生ということで採りました。それから、昨年度行いました募集のうちで、修了し、それから今後も続けたいという方が二百二十名おりまして、合計二百六十名、そんな中で本年度は五月十一日から開校式、講義を九月二十一日まで行いました。それとあわせて本年度は、来年一月にまた県立の芸術劇場での公演を予定しているところでございます。

 予算的には、昨年度が、ちょっと細かい資料を持ってきていなかったのですが、六百六十万程度、本年度は年度当初に千三百三十万ほどの予算を議決いただきまして、現在も土曜日、保健センターの研修室等で公演に向けての研修、新入生も含めての練習会を実施しているところでございます。

 大きな予算でいきますと、今年度につきましては講師謝礼等で六百万ほど、それから印刷製本ではチラシ等を印刷したりポスター等もということで、需用費が二百万ほど、それから当然台本等の印刷も含まれております。それから、映像の記録ということでの委託をしております。それから、芸術劇場の借り上げというようなことで進めているところです。

 以上です。



○副議長(松川保彰君) 七番。



◆七番(高野和孝君) 答弁漏れなのですが、そういうことでそれはプレイベントとの関係も出ていましたので、どういうふうに翌年度につなげていくお考えなのかという点なのですが。答弁漏れです。



○副議長(松川保彰君) 教育長。

   〔教育長 青山孝行君登壇〕



◎教育長(青山孝行君) 来年度に向けての動きでございますけれども、当初予算で計上していただきましたものにつきまして、もちろん市費でやることは大変結構なことなのですけれども、県の文学館と連動している仕事なものでございますから、県費の補助をぜひ欲しいということで、企財関係、自治文化関係に働きかけいたしまして、比較的にDACの仕事が市内の方だけではなくて市外の方も受け入れてくださっているということで認可をいただきました。一千万いただくことになりました。今の予定ですと、三年間継続でいただけるのではないかと予定しておりまして、オープニング以降の二年ぐらいについてもクリアできるのではないかというふうに思っております。

 一応卒業生を含めまして今申し上げましたように二百数十名おりまして、三期生も今回少し早めに三月に募集しまして、四月からは三期生者の授業と、それからオープニングに当たっての練習も並行して行い、オープンします十一月、十二月あるいは来年度の頭にかけての継続的な公演ができるような準備を努めたいというふうに思っております。

 それから、来年一月といいますのは来月でございますので、芸術劇場、与野にございますもので、練習公演いたしますが、本日議会が終了いたしましたら、議員の皆様方にも招待券を差し上げることになっておりますので、ご了承いただきたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 七番。



◆七番(高野和孝君) 催促したわけではありませんけれども、ありがとうございます。

 それで、少なくとも毎年、毎年の予算であってもオープンを目指しての連続した事業という形だと思うのですが、そういう中で、演劇というと演じるのが中心かなと思ってしまうのですが、実はそれをやる上で裏方のスタッフというのは相当な量が必要で、私も搬出の手伝いをしたりやったこともあって、本当大変だなと思ったのですが、そういういわゆる演劇、舞台に乗っけるまでの裏方というのでしょうか、そういうところまでも考えたいわゆるDACなのかなと思うのですが、その辺いかがなのでしょうか。



○副議長(松川保彰君) 教育長。

   〔教育長 青山孝行君登壇〕



◎教育長(青山孝行君) 実は二期生募集のときも、三期生募集のときも、テキストになっておりますのは兵庫県のピッコロシアターという県でやっております事業なものですから、あそこは三年目からスタッフ養成講座というのを設けましてやっておりますのですが、市の段階ではなかなか、討論の材料としてスタッフ講座も設けようという説があって大分検討したのですけれども、桶川ですから指導者は東京から来ていただくので確保できるのですが、事務局レベルでの二講座を開設する能力がなかなかございませんで、会場も今福祉部のご協力で保健センター使っておりますが、保健センターも目いっぱい使っておりまして、ユニティも時によってはお借りするという状況でございますものですから、一応原案としましては、ホールができて、施設が実際に使えるような状況になったときにスタッフ養成講座を開設したいと。ですから、十年になりましょうか。九年でオープンでございますから、十年ぐらいにそういうところまで着手できれば大変ありがたいという計画は持っております。



○副議長(松川保彰君) 次、四十二、四十三。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 四十四、四十五。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第五十八号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○副議長(松川保彰君) 起立全員であります。

 よって、第五十八号議案 平成八年度桶川市一般会計補正予算(第五回)は、原案のとおり可決されました。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第五十九号議案の質疑、討論、表決



○副議長(松川保彰君) 次、第五十九号議案を議題といたします。

 一括質疑を行います。

 七番。



◆七番(高野和孝君) 補正の理由が人事院勧告と人事異動ということでした。人勧の関係では既に議決をされておりますけれども、増額の要因であるというふうに思うのですけれども、今回トータルで減額補正ということなので、その辺の関係を説明いただきたいと思うのです。要するに人事異動という点で、当初予算では六人の内訳として、例えば部長さんが一名とか、一級ですか、七年度が一級の方が部長さんいなくて、今度は一級の方がいるということなので、その辺の変化もあるのかどうか。考えてみると、国保の会計がなかなか苦しいのに、人件費だけは何か部長さんの経費をここへ持ってきているのかなという気もしたのですけれども、その辺どうなのですか。



○副議長(松川保彰君) 総務部次長。

   〔総務部次長兼庶務課長 岩崎長一君登壇〕



◎総務部次長兼庶務課長(岩崎長一君) 国民健康

保険の、確かにお尋ねのように、総体では二百九十万五千円の減ということで、当然ベースアップがあれば増ということになりますけれども、今回人事異動の補正をやっておりまして、五級職の職員と実は二級職の職員の入れかえと、たまたま全体六人体制の中でこのような異動がございまして、その総額をここで補正をしていただいているということでございまして、この結果全体で、給料、職員手当含めまして二百九十万五千円の減となったところでございます。



○副議長(松川保彰君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第五十九号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○副議長(松川保彰君) 起立全員であります。

 よって、第五十九号議案 平成八年度桶川市国民健康保険特別会計補正予算(第二回)は、原案のとおり可決されました。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第六十号議案の質疑、討論、表決



○副議長(松川保彰君) 次、第六十号議案を議題といたします。

 一括質疑を行います。

 七番。



◆七番(高野和孝君) これも減額補正でして、職員が当初七人が六人ということですが、この辺を説明を願いたいと思います。

 あと、使用料、借り上げ料の関係で、一番最後に百万円の増なのですが、これは水道企業団の方からのデータを借りるという点で変更があったのかどうか、今回。不足が生じたということだけですので、あるいは件数の増加ということであれば、その辺の数字も説明してほしいと思います。

 以上です。



○副議長(松川保彰君) 総務部次長。

   〔総務部次長兼庶務課長 岩崎長一君登壇〕



◎総務部次長兼庶務課長(岩崎長一君) 下水道会計の一般管理費につきまして、下水道関係、トータルでは十九人の人数で予算化してございました。そこで、今回一般管理費が当初の人事異動との関係の中で七人が六人という人数の減に伴う減、それから人事異動に伴う減、合わせまして月額五十八万一千四百円の総額の変動がございまして、それに伴う全体的な補正でございます。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 下水道課長。

   〔下水道課長 中村 仁君登壇〕



◎下水道課長(中村仁君) ご質問にお答えしたいと思います。

 十四節にございます使用料及び賃借料の関係でご質問があったわけでございますが、この上水道検針データ借り上げ等の増百万円でございますが、これは件数の変更でございます。実は当初予算では年間で五万七千件を見込んだわけでございますが、実は平成八年四月一日に桶川団地、それと自然増加の部分が落ちておりましたので、今回二カ月に一回料金をいただいているわけでございますが、一カ月当たり七百五十件の増加が今後見込まれると、こういうこともございまして、この辺の不足がございまして、今回お願いするわけでございます。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) 九番。



◆九番(北村文子君) 十ページの残りの需用費や役務費の増加の原因、理由を言ってください。五十万と百九十万。



○副議長(松川保彰君) 下水道課長。

   〔下水道課長 中村 仁君登壇〕



◎下水道課長(中村仁君) ご質問にお答えしたいと思います。

 十一節でございます、需用費の関係でございますが、この印刷製本費の増額五十万円でございますが、これにつきましては九月議会において桶川・北本水道企業団の規約変更等をお願いしたわけでございまして、今回その関係で上下水道料金同時徴収と、こういうことがございまして、これらに伴いますお知らせ用の封筒、これらを印刷製本の方でつくってもらいたいと、こういうことを考えてございます。

 それと、十二節でございます役務費の関係でご質問があったわけでございますが、やはりこれも同じような形で今回の上下水道料金同時徴収に伴いますお知らせ用の郵便代、これらを今回計上させていただいたと。これ、現在下水を使用されている方がおるわけでございますが、上水道と一本化なることによって、金融機関でありますとか、その金融機関に持っています口座の名義人、口座番号、それらが不一致の部分がございますので、それらをできるだけ一緒にしていただきたいと、こういうお願い等を行っていきたいと、こういうものの代金を計上させていただいたわけです。

 以上でございます。



○副議長(松川保彰君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第六十号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○副議長(松川保彰君) 起立全員であります。

 よって、第六十号議案 平成八年度桶川市公共下水道事業特別会計補正予算(第二回)は、原案のとおり可決されました。

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△第六十一号議案の質疑、討論、表決



○副議長(松川保彰君) 次、第六十一号議案を議題といたします。

 一括質疑を行います。

   〔「なし」と言う人あり〕



○副議長(松川保彰君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第六十一号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○副議長(松川保彰君) 起立全員であります。

 よって、第六十一号議案 平成八年度桶川市老人保健特別会計補正予算(第二回)は、原案のとおり可決されました。

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△第六十二号議案の質疑、討論、表決



○副議長(松川保彰君) 次、第六十二号議案を議題といたします。

 質疑を行います。

 八番。



◆八番(安藤重夫君) 総選挙の場合は、解散日時が流動的で、選挙日程が定かでない状況があるのですが、来年の市長選挙においては、やはり早期に、日程はできるだけ早く市民に公表すべきだというふうに思います。私は地域で集会所を担当している立場から、自治会の年度間予定が、選挙投票所最優先の形をとっていますので、その予定がしばしば崩れる傾向があるわけなのです。既にきょうの新聞あたりでも、お隣川島町やなんかは桶川よりも遅い選挙の日程も公表しているようですし、そういう意味では選挙日程は選挙管理委員会の中でいつ決められるのか、この点について伺いたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) お答えいたします。

 市長選挙の日程でございますが、先般の選挙管理委員会におきまして四月の六日が告示で十三日が投票ということで決定をいたしまして、その後記者クラブの方へは担当課を通じましてご報告をしてございます。

 一般質問の初日か次日あたりにも若干この絡みでもって日程等も掲載されておりますので、ご了承願いたいと思います。

 以上です。



○副議長(松川保彰君) 七番。



◆七番(高野和孝君) 衆議院選挙において不在者投票が多かったというふうに聞いているのですが、どのぐらいだったのでしょうか。

 それから、それに伴う、例えば時間などの関係でトラブルがあったというふうにも聞いているのですけれども、その辺はどんな内容だったでしょうか。

 それから、いわゆる不在者投票ではないのですけれども、例えば特別養護老人ホーム等で投票をやりますよね。これは桶川の場合どこで行われて、投票した方は何人いたかと。それから、投票のいわゆる責任管理体制、これはどんなふうになっているのか、お聞かせ願いたいと思います。

 もう一つ、子連れ投票の関係で、選管委員長さんの方からご答弁をいただいたのですが、解釈がいろいろとれるようなお答えだったと思うのです。最初はかなり弾力的で、後は何か難しそうなこともおっしゃってたような気がして、それで終わっているのですけれども、その辺は本当はどうなのかというところを事務方の方からも説明願いたいと思います。

 以上です。



○副議長(松川保彰君) 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) お答えいたします。

 不在者投票の合計数でございますが、たしか、ここに資料がなくって申しわけございませんが、九百五十三か四だと思いました。

 それから、各施設の不在者投票につきましては、県の指定によりましてそこの施設長等が投票管理者ということで不在者投票を行っているところでございます。

 なお、先ほど申しましたどこの場所という形の中では、施設によっては会議室、あるいは病院によっては病院のベッドの上でも不在者投票できますので、そのようなところを利用してやっておるということで、ここでやっているのかということについては現在私の方では調査してございません。

 それから、子連れ投票の関係でございますが、先般の一般質問にもお答えしましたとおり、公職選挙法上では投票所に出入りできるからということで限られた、例えば選挙民、それから選挙事務に従事する方、立会人あるいは警察菅という形で決められております。したがいまして、そのほかの方につきましては入れないという関係等ございます。先般新聞等で出されました部外の関係の方ですか、断られてということもございましたですけれども、桶川市の場合につきましては、投票管理者にその状況に応じまして権限をお願いいたしまして、これは主体は投票の秘密という関係でございますので、例えば何歳から入ってはいけない、何歳から入れるのだという形、あるいはおぶさってきました乳幼児の方という形にもございませんので、投票管理者さんの方の状況に応じましてやっていただいているということでございます。

 それから、不在者投票のトラブルというのがあったかということでございますが、特にトラブルという形は不在者投票で聞いてございません。

 それから、不在者投票の件数でございますが、九百五十三とか申しましたのですけれども、訂正させていただきます。今回一千百九十三です。全部で一千一百九十三件でございます。訂正させていただきたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 七番。



◆七番(高野和孝君) この不在者投票は千百九十三人というのは、従来と比べると多いのですか、少ないのですか。やはり投票率アップのために不在者投票もできますよというような宣伝というか広報もされていると思うのですが、その辺との関係はどんなふうにお考えでしょうか。

 それから、今のちょっと質問の趣旨が伝わらなかったのですけれども、病院あるいは老人施設等での投票について、場所というのは施設のことを言っているわけなのです。どことどこの施設ですかと。そこでは何人投票をされていますかと。あわせて聞けば、その投票についてはどんなふうな扱いなのかなと、開票のときの扱いという点についてお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) 不在者投票に関するPRということでございますが、ご承知のとおり、選挙広報というのが若干早めに、今回の衆議院選につきましては日程等の関係でございましたので、新聞折り込みにおいて行いました。その中には不在者投票のできる方はこういう方、あるいは何時から何時まで、こういう方についてはどこどこで投票という形でPRをさせていただいております。

 また、衆議院選挙等におきましては転出者でももちろん投票できますので、この方につきましてははがき、個人にはがきで転出先に不在者投票の請求の用紙といますか、はがきの反対側にそれを記入をして送ってくれれば、こちらで不在者投票用紙を送るからという形の中でPRして行っております。

 それから、不在者投票の件数が今までより多かったかという関係でございますが、その選挙によって異なっておるということは事実でございます。九百、六百あるいは今申しましたとおり千百九十三という形で、今回千超えたのは、この何回かの選挙につきましては一番多かったということでございます。

 それから、各不在者投票の施設、場所でやりました投票数につきましては、ちょっと保留させていただきたいと思います。今資料持ってきていませんので、ちょっと保留させていただきたいと思います。



○副議長(松川保彰君) 暫時休憩をいたします。



△休憩 午後二時六分



△再開 午後二時二十五分

   〔副議長、議長と交代〕



○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) 先ほど保留にさせていただきました施設等につきましてご答弁させていただきたいと思います。

 まず、安らぎの里が二件です。それから、大谷記念病院が一件です。坂田病院では十一件です。はにわの里では四十件です。それから、ルーエハイムでは二回ありまして、九件です。市内の施設で行いました不在者投票につきましては、合計六十三名ということでございます。ちなみで市の選管で行いましたのは千四十六名が行っております。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

 九番。



◆九番(北村文子君) これ他市町村のことなのですけれども、補助金がなかなか到達しなかったことによって、職員手当を操作して、後で勧告を受けたという例があるのですが、実際の補助金というのはどういう形で確定をしてきて、いつ入ってくるのかということと、この職員手当の一千三十万の内訳、これは例年、毎年同じような人数というか、選挙をやるたびに同じような人数の振り分けになっているのか、その点についてご説明いただけますか。

 それから、もう一つは十三節の委託料ですが、内訳が出ていないのです。これはなぜなのか、もしわかれば内訳をいただきたいのと、それから電算委託の内容は何なのでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) 順次お答えさせていただきたいと思います。

 執行経費の関係につきましては、ご存じのとおり、国会議員等の選挙等の執行経費の基準に関する法律という形で計算されてくるわけでございまして、十一月の中旬には桶川の場合にはほぼ第一回目という形で入っております。したがいまして、そのとき若干足らない金額等には、もちろん一回目ですからありますわけですけれども、それにつきましては市の一般会計の方からといってはおかしいですけれども、それから出していただいてやっておるという関係でございます。

 それから、人員につきまして、事務従事者人員につきましては、各投票所とも五名ないし六名という関係で、ただ選挙によっては投票用紙交付係が二つになった場合については一名ふやすという形で、これは毎回同じような方法でやってございます。

 それから、委託料の関係でございますが、大きなものにつきましては、ポスター掲示場あるいは選挙広報の配布委託料等が委託料の主でございます。ポスター掲示場の設置、それから片づけ等全部委託しておるわけでございますが、そのほか保守点検、例えば投票用紙交付機だとか幾つかの機械があるわけでございますが、そういう機械類の保守点検の委託料でございます。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) 九番。



◆九番(北村文子君) これは市長の方にぜひ聞きたいのですけれども、毎回選挙で当初十一月の中旬、今回の場合は交付が決まっているというふうになるのですが、どこの自治体でも足らないというのが聞こえているのです。要するに職員手当というか、選挙費用としての要するに労務費、それが一般会計から拠出されているという、どこの市町村でも実態があって、それがいざばれると厳しくシビアにやられるということが、どこの市町村もかなりやっているらしいということを聞いているのです。その辺は全額もらえるように、当然国政選挙ですからきちんともらわなくてはいけないわけですけれども、そういう形のものをきちんと例えば市長会とか、そういうことで要望していくべきだと思うのですけれども、それはいかがなのでしょうか。

 それから、今の委託料について、内訳を聞いているのですけれども、それと電算委託の内容。



○議長(岡地義夫君) 市長。

   〔市長 上原榮一君登壇〕



◎市長(上原榮一君) 実態について勉強不足のところがありますけれども、少なくとも国等の選挙においては全部市が見る筋合いのものではございませんから、超過負担があってはならないことだし、少なくともそれはないだろうというふうに受けとめております。

 ただ言えることは、本来でしたらば、経費が執行の時点には金庫の方へ振り込まれていなければいけない、これが原則だと思いますけれども、その辺が支払いの段階までに来ているかどうか、この点で著しくおくれているようであれば、やはりその点については当然ただすといいますか、要望しなくてはいけないと、こういうふうに受けとめております。



○議長(岡地義夫君) 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) まず、選挙の執行経費でございますが、先ほど申しましたとおり、十一月の中旬には一千八百五十万弱入っております。総支出が現在のところ約二千万近くになるわけでございますが、不足の五十万円ぐらいにつきましては現在県の方へ要求いたしまして、ほぼ全額来る予定でおります。

 それから、委託の関係でございますが、ここにもありますとおり、電算委託につきましては選挙人名簿、あるいは抄本、あるいは入場券等の印刷あるいは打ち出し等の委託でございます。

 ポスター掲示の設置につきましては、市内百三十四カ所のポスターの設置の、先ほど申しました設置、片づけ等全部入れましての委託でございます。

   〔何事か言う人あり〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) 金額ですか。



○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午後二時三十五分



△再開 午後二時三十五分



○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 選挙管理委員会事務局長。

   〔選挙管理委員会事務局長 吉田平治君登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(吉田平治君) 恐らく金額という関係で、終わったのだからということかなというふうな若干そんなような気もちょっとしたのですけれども、実はこれは毎回選挙等につきましては、電算にしろ、ポスターにしろ、あるいは先ほど申しました投票用紙の計数機にいたしましても入札等を行っております。金額が出てしまうというわけにはいかないのではないかというふうに考えておりますので、ご理解をしていただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより第六十二号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、第六十二号議案 専決処分の承認を求めることについては、承認することに決しました。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第六十六号議案の上程、説明、表決



○議長(岡地義夫君) 日程第三、市長追加提出議案第六十六号議案を議題とし、提案理由の説明を求めます。

 市長。

   〔市長 上原榮一君登壇〕



◎市長(上原榮一君) 本日追加提案をさせていただきました議案につきまして、ご説明を申し上げます。

 第六十六号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については、固定資産評価審査委員会委員、山本明宏氏の任期が平成八年十二月二十六日で満了となりますので、引き続き同氏を選任することについて、地方税法第四百二十三条第三項の規定により同意を求めるものであります。

 何とぞ慎重なご審議をいただき、ご議決賜りますようお願いを申し上げまして、私の提案説明とさせていただきます。



○議長(岡地義夫君) 以上で市長追加提出議案に対する説明が終わりました。

 お諮りいたします。

 第六十六号議案は、会議規則第三十七条第二項の規定により全体審議ということにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、第六十六号議案は全体審議とすることに決しました。

 第六十六号議案は人事に関する件でありますので、正規の手続を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。

 第六十六号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、第六十六号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに決しました。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議第十五号議案の上程、表決



○議長(岡地義夫君) 日程第四、議員提出議案議第十五号議案を議題といたします。

 局長をして朗読いたさせます。

   〔事務局長朗読〕

議第十五号議案

  義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書

 大蔵省は、平成九年度予算編成において義務教育費国庫負担金の削減を図るため、教職員の新規採用を抑制し、事務職員、栄養職員の給与に対する国庫負担を打ち切り、全額地方自治体の負担にしようとしている。

 もし、これらのことが実施されると義務機養育の円滑な推進が困難となり、厳しい状況下にある地方財政に及ぼす影響は極めて大きいものである。

 よって政府は、現行、義務教育費国庫負担制度を堅持し、教育水準のさらなる向上を図られるよう強く要望する。

 右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。

  平成八年十二月十九日

             桶川市議会議長 岡地義夫

  平成八年十二月十九日提出

        提出者  桶川市議会議員  関口作之丞

        賛成者     同     内田泰弘

         同      同     高野和孝

         同      同     川辺 昭

         同      同     青木 実

         同      同     小林 浩

         同      同     渡辺映夫

         同      同     大沢信幸



○議長(岡地義夫君) 朗読は終わりました。

 お諮りいたします。議第十五号議案は、会議規則第三十七条第二項の規定により全体審議ということにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、議第十五号議案は全体審議ということに決しました。

 お諮りいたします。

 議第十五号議案については直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 これより採決いたします。議第十五号議案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、議第十五号議案 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書は、原案のとおり可決されました。

 ただいま議決されました意見書については、内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣あて提出いたします。

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△議第十六号議案の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(岡地義夫君) 次に、議員提出議案議第十六号議案を議題といたします。

 局長をして朗読いたさせます。

   〔事務局長朗読〕

  議第十六号議案

   第二産業道路の環境アセスメントを求める意見書

 本年八月、埼玉県は、第二産業道路(倉田五丁台線延長三キロメートル)の都市計画決定に向けて地元説明会を行った。

 この計画は、市東部を南北に横断し、圏央道と交差し、新幹線に沿って二百メートルから六百メートルの地域を通過するものである。

 当該計画道路は東京外かく環状道路と首都圏中央連絡自動車道を結ぶアクセス道路であるとともに工業団地と接続する産業道路の役割として位置付けられている。また、沿線地域には既に大型倉庫などの流通ゾーンの計画もなされていることから、その交通量はかなり増加すると見込まれる。この計画が実施され、完成した場合、周辺の環境の悪化は必至と考えられ、沿線住民の不安は、首都圏中央連絡自動車道や県道川越栗橋線の拡幅とともに拭い去ることはできない。とりわけ、これらの三本の道路に囲まれた宮の脇地区の住民や病院等は、従来の生活を維持できるのかは大きな問題となっている。

 しかし、都市計画決定権者である埼玉県は当該計画の環境アセスメントについて、都市計画決定後、設計のための環境調査を行うのみであり、実施の予定はないとしている。その理由として、今回の都市計画決定の延長が七・三キロメートルであり、条例の基準以下であるとしている。また、第二産業道路自体は、東京外かく環状道路と首都圏中央連絡自動車道を結ぶアクセス道路として位置付けられており、その延長は三十二キロメートルにおよび、最終地点である桶川市部分の完成は全線の供用開始を意味し、かなりの交通量になるのは必至である。

 今や、住民の不安の解消や、環境保全策、桶川市の将来へ向けた適切な土地利用計画を考えた場合、環境アセスメントは必要不可欠な条件である。

 既に、市長は埼玉県に対し、環境アセスメントの実施を要請している。

 よって、桶川市議会は、桶川市の将来に悔いの残すことのない計画と、桶川市民の健康を守り、環境自治体宣言都市に相応しい姿を求め、埼玉県に対し、環境アセスメント条例の趣旨を貫き、第二産業道路の環境アセスメントの実施を早急に行うよう求める。

 右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。

  平成八年十二月十九日

             桶川市議会議長 岡地義夫

  平成八年十二月十九日提出

       提出者  桶川市議会議員  加藤千穂香

        同      同     高野和孝

       賛成者     同     柳町栄子

        同      同     安藤重夫



○議長(岡地義夫君) 朗読は終わりました。

 お諮りいたします。

 議第十六号議案は、会議規則第三十七条第二項の規定により全体審議ということにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、議第十六号議案は全体審議ということに決しました。

 議第十六号議案の提案理由の説明を求めます。

 二番、加藤千穂香君。

   〔二番 加藤千穂香君登壇〕



◎二番(加藤千穂香君) 加藤千穂香でございます。

 議第十六号議案 第二産業道路の環境アセスメントを求める意見書についての提案理由をご説明してまいります。

 この第二産業道路は、上尾市から桶川市倉田の明星院の横、県道蓮田鴻巣線に少し重なり、倉田、小針領家、舎人新田、五丁台へと通過する道路です。上尾方面から平面で延伸してきた第二産業道路は、桶川部分からは高架四車線になり、川越栗橋線に合流します。桶川分三キロの中にはランプが上尾からの入り口に一カ所、小針領家に一カ所、五丁台、川越栗橋線付近に一カ所と、計三カ所も設置をされます。

 自然豊かな田園地帯に計画されるこの道路は、付近住民に排ガスによる大気汚染の心配、騒音、日照阻害、電波障害等の不安と心配を引き起こしております。また、昔からこの地域一体は排水の問題を抱えており、高架重量物の建設で水害の被害が広がらないのかなど、心配の種は尽きません。さらに、埼玉県最大と言われる綾瀬川活断層があり、大きな地震の心配もあります。特に排ガスの影響が最も心配されるのが、既存の川越栗橋線の東側、宮の脇地域の住宅や病院の一帯です。圏央道、第二産業道路が走り、三方を囲まれる形となります。その影響ははかり知れないものがあると思います。きちんと環境アセスメントを行う必要があります。

 また、景観上も小針領家から五丁台方面は見晴らしがよく、日常的にも秩父の山並みがよく見えるところですけれども、このよい見晴らしに沿って高架道路が走るわけですから、景観が全く阻害されます。これは五丁台も同様です。冬の晴れた日には富士山が見えるよいところと引っ越してきたのに、圏央道が新幹線の上を乗り越え、下には第二産業道路が通るということでは、せっかくの富士山が見られなくなってしまうという苦情もあります。

 動植物の関係でも、明星院のオオカヤは県の天然記念物です。シラサギが舞い、野ウサギがはねる環境がいまだ残されております。

 県がしゃくし定規に延長が十キロに満たない計画道路だから環境アセスを行わないというのは、納得できません。この道路は、今回含めまして、延長三十二キロに及ぶ大型道路です。しかも圏央道と外環を結ぶだけではなく、川越栗橋線から圏央道へ入り、ジャンクションから上尾道路を経て上武国道、関越道へと入ります。また、反対方向では東北道へのアクセス道路として機能していくわけで、通常の産業道路とは異なり、その交通量も推定三万台と言われますけれども、はるかに超えることが予想されます。

 県条例の前文では、「武蔵野の雑木林や荒川の清流に代表される豊かな自然に恵まれた私たちの埼玉でも、人口の集中や産業の集積により、活発な社会経済活動が展開される一方、多くの自然が失われ、都市・生活型公害が拡大するとともに、廃棄物の問題が深刻化しつつある。もとより、私たちは、健康で文化的な生活を営む上で必要とされる良好な環境を享受する権利を有するとともに、その環境を将来の世代に引き継ぐべき責務を有している。私たちを取り巻く環境は、すべての命をはぐくむ母胎であり、大気、水、土壌及び様々な生物の微妙な均衡と循環の下で成り立っている。私たちは、このことを深く認識し、健全で恵み豊かな環境を維持しつつ、環境への負荷の少ない持続的に発展することができる循環型社会の構築を目指していかなければならない。私たちは、共に力を合わせて環境の保全及び創造を推進し、水と緑の豊かな埼玉をつくるため、ここに、この条例を制定する」というふうに結んでおりますけれども、こういったことを考えることが今必要であります。

 そしてまた、意見書の中に出てきます東京外かく環状道路が通過した和光市ですけれども、この外環通過道路が示された直後、和光市議会は、この外環が市の中心部を通るため市街地が分断されることや、予測交通量が中央や東名、東関東、湾岸自動車道路より多く、かつて例を見ない多量通行であり、環境への悪影響等から東京外かく環状道路市内通過反対決議を行っております。そしてさらに一九七七年、そして七九年には東京外かく環状道路市内通過反対に関する意見書、こういったものも国や関係機関に提出をしております。

 こういったことからかんがみましても、桶川市議会といたしましても、市民の不安や心配に解消、あるいは環境保全のために、そして桶川市の将来のまちづくりのためにも、ぜひ現況調査し、予測をし、評価をしていく、いわゆる環境アセスメントを行うよう強く県に求めていただきたいと思います。二十年、三十年先に環境被害が顕著になったときに、なぜ桶川市は環境アセスメントを行わなかったのか、市民から批判を受けることのないよう、環境自治体宣言を行った桶川市の七万市民の代表である議会構成のすべての議員の皆さんがこのアセスメントを行う意見書にご賛同くださいますことを心からお願いいたしまして、議第十六号議案 第二産業道路の環境アセスメントを求める意見書の提案説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(岡地義夫君) 以上で説明は終わりました。

 質疑を行います。

 二十二番。



◆二十二番(小林浩君) 説明の中で、下段になりますけれども、市長は埼玉県に対し環境アセスメントの実施を要請しているということで説明されておるわけでありますけれども、これにつきましては口頭での要請なのか、あるいは正式な文章をもって要請しているのか、その辺ちょっとお聞きしたいのですが。

 それと、この内容、文書であれば内容的なものはどんなものなのか、お尋ねいたします。



○議長(岡地義夫君) 二番。

   〔二番 加藤千穂香君登壇〕



◎二番(加藤千穂香君) お答えいたします。

 先ほど来の議会の中での様子ですと、都市整備部長が口頭で申し入れをしているというふうに私どもは聞いております。市長につきましても、聞くところによりますと、口頭でというふうに聞いておりますけれども、そういうことでございますが、よろしくお願いいたします。



○議長(岡地義夫君) 二十二番。



◆二十二番(小林浩君) 口頭ということになりますと、電話等になるわけです。電話で口頭で要請をするということになるのでしょうか。



○議長(岡地義夫君) 二番。

   〔二番 加藤千穂香君登壇〕



◎二番(加藤千穂香君) 申しわけございません。それについては、口頭ということですので、じかに出向いたのか、電話か、私はちょっと確かめていないのですが、もし何でしたら、ちょっと休憩時間をいただきまして市長に確かめたいと思いますが、いかがでしょうか。そういうことにさせていただきます。



○議長(岡地義夫君) ほかに質疑ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議第十六号議案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立多数〕



○議長(岡地義夫君) 起立多数であります。

 よって、議第十六号議案 第二産業道路の環境アセスメントを求める意見書は、原案のとおり可決されました。

 ただいま議決されました意見書については、埼玉県知事あて提出いたします。

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△議第十七号議案の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(岡地義夫君) 次、議員提出議案議第十七号議案を議題といたします。

 局長をして朗読いたさせます。

   〔事務局長朗読〕

  議第十七号議案

   医療保険制度の拡充を求める意見書

 厚生省は、医療保険審議会の建議を受けて患者負担増を主な内容とする関連法案を通常国会に提出する方針とのことである。

 その主な内容は、健保本人負担を現在の一割から二割に引き上げ、七十歳以上の高齢者は、現在定額外来で月千二十円、入院で一日七百十円を、定率制を導入して医療費の一割を患者負担にしようとするものである。また、薬剤費についても医療費と切り離し三割を患者負担とし、市販されている薬剤は全額患者負担となる。さらに、市町村国保と国保組合への補助金の廃止または大幅削減を予定している。万一、これらが実施されると国民は安心して医療が受けられなくなり、保険料の大幅な引き上げを押し付けられることになる。

 よって政府は、エイズや特養老人ホームにかかわる反国民的な厚生行政について深く反省し、国民の生命や健康を守る行政を確立するために最大限の努力を払うべきであり、このような時期に、医療の後退と国民の負担増を求める医療保険制度の改定は撤回し、国民が安心して良い医療が受けられるよう医療保険制度の拡充を強く要望する。

 右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。

  平成八年十二月十九日

             桶川市議会議長 岡地義夫

  平成八年十二月十九日提出

       提出者  桶川市議会議員  高野和孝

       賛成者     同     柳町栄子

        同      同     加藤千穂香

        同      同     安藤重夫



○議長(岡地義夫君) 朗読は終わりました。

 お諮りいたします。

 議第十七号議案は、会議規則第三十七条第二項の規定により全体審議ということにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、議第十七号議案は全体審議ということに決しました。

 議第十七号議案の提案理由の説明を求めます。

 七番、高野和孝君。

   〔七番 高野和孝君登壇〕



◎七番(高野和孝君) 高野和孝です。議第十七号議案 医療保険制度の拡充を求める意見書について、提案理由の説明を行いたいと思います。

 厚生大臣の諮問機関であります医療保険審議会は、去る十一月の二十七日に今後の医療保険制度に関する建議書をまとめました。その建議書は、経済基調が変化した中での医療保険制度の維持と医療の質の向上、効率化を強調し、その第一段階として九七年改正に向けた当面の改革案としております。

 その中で最も大きな問題なのは、高齢者の医療患者負担について初めて定率負担の導入を打ち出したことであります。高齢者の医療費については、地方自治体が先行して老人医療費の無料化を実施してまいりました。そして、それを後ほど国の方も制度化をしたわけであります。その結果、世界有数の長寿社会を築くことになったわけであります。その後において財政面から現在のように一部定額化で有料になり、現在の外来月千二十円、入院は一日七百十円というふうに改正がされてきているのですけれども、こうした定額方式を定率にするということは、老人医療費への考え方をこの際百八十度転換をして、老人医療費の原則無料という策から有料へと後退をさせることになるわけであります。

 また、サラリーマンなどが加入している保険について、加入者本人の負担を現行の一割から二割に引き上げる。薬剤費についても、これまで医療費に含まれていたというものから外して三割程度の患者負担、市販されている風邪薬などは全額患者負担にし、さらに保険料等の引き上げも求めている内容であります。

 こうした内容に対して、現在の厚生省の不正事件というような状況の中で、さらには医療当事者である医師会も強く反発をしております。政権与党の中でも強い異論が出されておりまして、消費税と介護保険とのこのいわゆるトリプル負担増は、とてもこれは国民には受け入れられない、こういう内容で反発が強まっているわけであります。

 そうした中で新聞報道等によりますと、十二月十八日、与党医療保険制度改革協議会では、いろいろ話し合いを進めておりますが、なかなか結論に至ってないようであります。そうした中で、新聞報道でも、座長私案というものが報じられております。国民のそうした批判を受けて一定の手直しをせざるを得ないという状況が生まれてきつつあるというふうに思っております。こうした中ですから、地方からの声を我々議会としてもどうしても届けていくということが非常に大切であろうというふうに感じるわけであります。この私案の中では若干の手直しがされておりまして、お年寄りの医療費について、七十歳以上について、定率ではなくて外来は一回五百円にしていこうというような中身、あるいは薬剤費についても一種類一日分十五円上乗せをしていこう。それから、保険料についても八・二から八・六%程度に引き上げよう、こういう中身が含まれているようであります。

 しかし、お年寄りの医療費について見ますと、受診の日数は、診療科目等によって違いますけれども、全国保険団体連合会による調査では、リハビリなどを伴う整形外科で月平均受診回数は六・六日だそうであります。一回五百円としますと、患者負担は三千三百円ということで、現行の三倍以上になるわけであります。そうした負担というものがありまして、これを合計しましても実際の患者負担は約一兆円になるというふうに試算がされているわけであります。

 これらをあわせて考えますと、来年四月からの消費税の増税、三%から五%で五兆円の国民の負担であり、さらに税制の問題でも所得税、個人住民税の特別減税打ち切り、この影響が二兆円であります。こうした中で、さらに医療保険制度の改定によりまして一兆円、その上さらに介護保険制度が導入をされて、これまた国民負担が強まる。さらに、低金利のもとで国民の懐から金融機関に移された所得であります利子は約七兆円というふうになっておりますから、これらを合わせましても十五兆円を上回る国民の負担がふやされていくということになるわけでありまして、これが国民の暮らしをどれほど脅かすかわかりません。国民の命さえも脅かすということにもなりかねないわけであります。

 したがって、政府は、この際医療保険をめぐるいろいろな利権構造の徹底した究明、これこそまず行って、国民に政治と行政の責任を明らかにするのが先決であります。医療保険への国庫負担を削減してきた問題、欧米に比べて突出してる薬価の問題など、医療保険そのものの問題でも徹底した検討が必要であります。

 冒頭申し上げましたように、今度の建議というものは、医療の質の向上と効率化というものも強調しておりますが、この質の向上という観点が全くありません。それこそ国民がこれからの豊かな社会の中で求めている問題ではないでしょうか。

 したがいまして、当議会としても、先ほど申し上げましたように、今の情勢の中でいち早く国に市民の声を代表して要望をしていくということが極めて大切だと思います。

 若干いろんな論議もあったようでありますけれども、自民党の中でさえも強い異論があるというところをぜひご理解をいただいて、全会一致賛成をいただけるようにお願いし、提案理由の説明を終わります。



○議長(岡地義夫君) 以上で説明は終わりました。

 質疑を行います。ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議第十七号議案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立多数〕



○議長(岡地義夫君) 起立多数であります。

 よって、議第十七号議案 医療保険制度の拡充を求める意見書は、原案のとおり可決されました。

 ただいま議決されました意見書については、内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣あて提出いたします。

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△議第十八号議案の上程、説明、質疑、討論、表決



○議長(岡地義夫君) 次に、議員提出議案議第十八号議案を議題といたします。

 局長をして朗読いたさせます。

   〔事務局長朗読〕

  議第十八号議案

   固定資産評価替えに関する意見書

 一九九七年は、三年に一度行われる固定資産評価替えの年に当たる。前回の九四年は、土地基本法の制定(八九年)に伴う「公的土地評価の適正化」による初めての評価替えとなり、固定資産税の課税の基本となる土地の評価額が一挙に二〇%から七〇%に引き上げられた。そのため、評価額が時価を上回る逆転現象が生じ、しかも確実に増税となるために、多くの国民の不満と怒りが高まっている。そして大きな社会問題となっている。

 これは、バブルの最盛期に土地基本法が成立し、大企業や大金持ちが利潤獲得や投機目的のための大規模な土地所有と、勤労者の生活を営むための土地や建物との質的な違いを無視し、「公的土地評価」を機械的に一元化したためである。政府は、一時的な軽減措置をとろうとしているが、これでは根本的解決にはならない。

 このような固定資産税、都市計画税の大増税によって国民の生活と中小企業者の営業は大きな打撃を受け、借地、借家人も地代、家賃の大幅な値上げで、住生活がますます困難になる。

 また、公営、公団、公社住宅の家賃に市場原理を持ち込もうしているなかで、高額な家賃の値上げにつながるとともに、不動産取得税、登録免許税、裁判費用などの大幅な引き上げと連動しており、すべての国民に大きな影響を及ぼすことになる。

 よって政府は、固定資産評価替えに当たっては、国民合意が得られるよう努めるべきである。

 右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。

  平成八年十二月十九日

             桶川市議会議長 岡地義夫

  平成八年十二月十九日提出

       提出者  桶川市議会議員  柳町栄子

        同      同     高野和孝

       賛成者     同     加藤千穂香

        同      同     安藤重夫



○議長(岡地義夫君) 朗読は終わりました。

 お諮りいたします。

 議第十八号議案は、会議規則第三十七条第二項の規定により全体審議ということにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、議第十八号議案は全体審議ということに決しました。

 議第十八号議案の提案理由の説明を求めます。

 一番、柳町栄子君。

   〔一番 柳町栄子君壇〕



◎一番(柳町栄子君) 一番、柳町栄子です。固定資産評価替えに関する意見書の提案説明を行います。

 毎年毎年地価が下がっているのに、なぜ固定資産税が高いのか。固定資産税が高くて払えないなど、多くの人たちの怒りが高まっています。

 中央固定資産評価審議会は、十月十四日、固定資産税評価替えの算定基礎となる指定市町村の基準地価格を発表いたしました。それによりますと、平均宅地評価額の下落率は全国で二四%、埼玉で二七%、この桶川市では三二・二%となっています。このため、売買価格より評価価格が高い逆転現象が生じ、増税になることから、大きな社会問題にもなっています。与党や政府税制調査会の中からも税額の据え置きを求める声も上がっています。固定資産税の適正評価を求める不服申し立ては、九四年度評価替え時に全国で二万一千件以上に達し、過去最高となりました。また、九四年度評価替えについて、東京地裁が地価を上回る評価額は違法とする判決も出されています。

 このような世論の声に自治省は、十二月十二日、課税標準額の目標水準を九七年度評価額の八〇%に引き下げる措置を決めました。しかし、これは一時的な軽減措置であり、根本的解決にはならず、到底国民の納得できるものではありません。国民が安心して住み、仕事が続けられる水準まで引き下げることを願うものです。

 議員の皆様のご賛同を心からお願いをいたしまして、提案説明を終わりとさせていただきます。



○議長(岡地義夫君) 以上で説明は終わりました。

 質疑を行います。ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議第十八号議案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立少数〕



○議長(岡地義夫君) 起立少数であります。

 よって、議第十八号議案 固定資産評価替えに関する意見書は否決されました。

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△請願三号の委員長報告、質疑、討論、表決



○議長(岡地義夫君) 日程第五、請願三号を議題といたします。

 文教常任委員長の報告を求めます。

 文教常任委員長。

   〔十三番 島村宜次君登壇〕



◎十三番(島村宜次君) 文教常任委員長の委員長報告を行います。

 文教常任委員会は、付託されました請願第三号 屋外体育施設の建設を要望する請願について、十二月九日、議員控室において委員全員出席のもとに、紹介議員の田口氏及び教育委員会の出席を求め説明を受けた後、審査を行いましたので、その経過と結果を報告いたします。

 主な質疑を申し上げます。総合グラウンドを利用しているスポーツ団体名及びその数はとの問いに、ソフトボール、社会人野球、少年野球、リトルリーグなどで、四十六団体ということです。

 次に、スポーツ振興審議会の答申内容はとの問いに、総合運動公園と仮定して、面積は二十ヘクタールから三十ヘクタール程度、内容については、野球場一面一万五千平方メートルを四面で六万平方メートル、サッカー、ゲートボール兼用のグラウンド一面一万三千平方メートルを四面で五万二千平方メートル、陸上競技場三万平方メートル、その他駐車場、クラブハウス、修景施設、管理棟などを含めて考えておりますとのことです。

 次に、ソフトボール以外の利用団体との連携及び総合グラウンドの整備費はどのくらいかとの問いに、この請願を出すについて他の団体と話し合っていませんが、それぞれの団体が請願を出したいという話は聞いております。グラウンドの整備費については、定期的整備で四百万円、今年度はグラウンドが完成したので、さらに例年より八十万円強かかりましたのとことでした。

 以上で質疑を終結し、採決した結果、請願第三号 屋外体育施設の整備を要望する請願は、全会一致で採択すべきものと決しました。

 以上で委員長報告を終わります。



○議長(岡地義夫君) 報告は終わりました。

 質疑を行います。ありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 討論を行います。

 申し合わせによる通告はありません。

 討論を終結いたします。

 これより請願三号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は採択であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   〔起立全員〕



○議長(岡地義夫君) 起立全員であります。

 よって、請願三号 屋外体育施設の建設を要望する請願書については、採択することに決しました。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△特定事件の閉会中継続審査の申し出について



○議長(岡地義夫君) 日程第六、特定事件の閉会中継続審査の申し出について、総務常任委員長、民生経済常任委員長、建設常任委員長、文教常任委員長、議会運営委員長から、所管事項につきまして、会議規則第百一条の規定により閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 以上五委員長からの申し出につきましては、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(岡地義夫君) ご異議なしと認め、総務常任委員長、民生経済常任委員長、建設常任委員長、文教常任委員長、議会運営委員長から申し出がありました事項については、閉会中の継続審査とすることに決しました。

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△市長のあいさつ



○議長(岡地義夫君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許します。

 市長。

   〔市長 上原榮一君登壇〕



◎市長(上原榮一君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会におきましては、平成八年度桶川市一般会計補正予算を初めご提案申し上げました諸議案につきましてご審議をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては極めてご熱心な審議をいただき、いずれも原案どおりご議決をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。

 また、追加提案をいたしました議案につきましてもご同意をいただき、深く感謝を申し上げます。

 ご議決をいただきました予算その他の各案件の執行に当たりましては、議会のご意見、ご意向を尊重いたしまして適切に処理してまいりたいと存じます。

 終わりに、ことしも余すところあとわずかとなってまいりましたが、議員の皆さんにおかれましてはご健勝にて新年を迎えられますようご祈念をいたしまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△閉会の宣告



○議長(岡地義夫君) 以上をもちまして、本定例会に提案されました議案は全部終了いたしました。

 これにて平成八年桶川市議会第四回定例会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。



△閉会 午後三時二分

             議長      岡地義夫

             副議長     松川保彰

             署名議員    島村宜次

             署名議員    田口寿英

             署名議員    白子敏夫