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埼玉県 志木市

平成21年  3月 定例会(第1回) 03月13日−05号




平成21年  3月 定例会(第1回) − 03月13日−05号







平成21年  3月 定例会(第1回)



          平成21年第1回志木市議会定例会

議事日程(第5号)

                   平成21年3月13日(金)午前10時開議

第1 一般質問

    2番 水谷利美議員

   15番 天田いづみ議員

出席議員(15名)

  1番  高浦康彦議員    2番  水谷利美議員

  3番  河野芳徳議員    4番  小山幹雄議員

  5番  山崎東吉議員    6番  内山純夫議員

  7番  吉川義郎議員    8番  磯野晶子議員

  9番  香川武文議員   10番  伊地知伸久議員

 11番  池ノ内秀夫議員  12番  永井 誠議員

 13番  池田則子議員   14番  鈴木 潔議員

 15番  天田いづみ議員

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人

 市長        長沼 明   副市長       石原和平

 教育長       白砂正明   企画部長      杉山 勇

 総務部長      山田茂明   市民生活部長    山中政市

 健康福祉部長    尾崎健市   都市整備部長    原田喜久男

 医療政策部長    谷岡文保   水道部長      高橋 進

 教育政策部長    新井 茂

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本会議に出席した事務局職員

 事務局長      江口久夫   書記        渡辺政男

 書記        井上 茂   書記        諸井一美

 書記        柳下 勉

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△開議の宣告



○鈴木潔議長 おはようございます。

 ただいまの出席議員は15名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

                              (午前9時59分)

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△議事日程の報告



○鈴木潔議長 本日の日程は、お手元に配付してございます日程表により行います。

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△一般質問



○鈴木潔議長 日程第1、昨日の議事を継続し、一般質問を行います。

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△水谷利美議員



○鈴木潔議長 初めに、2番、水谷利美議員。

          〔2番 水谷利美議員登壇〕



◆2番(水谷利美議員) 通告順に従いまして、一般質問を始めさせていただきます。

 まず、第1番目に高齢者福祉について、70歳以上の高齢者の健診の無料化についてお伺いをいたします。

 平成19年度までは実施されておりました基本健康診査では、70歳以上の方たちが無料で受けることができていました。しかしながら、平成20年度に入りまして大きく制度改正がされまして、75歳以上とそれ以下の方で医療の制度が変わりました。同時に、すべての人が1割負担という形に志木市ではなったわけです。あわせて、後期高齢者の方たちは、今まで国保で受けていた人間ドックの補助とか保養所の補助もなくなるという高齢者福祉にとりまして大きく後退したものとなったわけです。新年度予算でようやくこの2つの補助というのは行うことになりましたが、健診の無料化については今回の予算では入っていません。ぜひとも高齢者の皆さんが安心して健診を受けて、健康を一番気にしている皆さんが健康に暮らしていける、そういう制度として非常に重要な制度だというふうに思いますので、健診の無料化については考えていってほしいというふうに思います。

 後期高齢者の広域のほうで健診についての自己負担の状況というのを発表しております。これによりますと、有料が32、無料が38、過半数以上が無料という形になっています。志木市の場合も先日のやりとりの中で、非課税の方の償還払いという形で非課税の方については実質無料の制度となっているということですが、高齢者の皆さんすべてが健診を無料で受けられるという制度にしていってほしいと。これについて改めてお伺いをしたいというふうに思います。

 交通安全対策についてお伺いをいたします。

 これは随分前にも一般質問しました。宗岡のジョンブックという本屋さんの前のところです。ここの県道についての横断歩道の設置をしていただきたいということで、多くの方からこの辺についての要望が出ております。改めてぜひこれは検討してほしいというふうに思います。

 先日、ここの交差点改良についての説明会というのが行われました。この先のおそば屋さんの角と宗岡の公民館の交差点改良、2つを同時に行いたいということで説明会が行われたんですが、その段階で住民の皆さんは、渋滞対策ということで県のほうは説明したんですが、渋滞は全くしていませんよと。それよりもここのところが非常に危険なんだと。まずそういうところをやっていただきたいという声なども上がりました。そういう意味では、ここは商店街にお買い物に行くために本当に多くの人たちが横断しておりますので、ぜひとも一刻も早い横断歩道の設置をしていただくことを検討していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

 未整備水路の改修についてお伺いをいたします。

 水路整備につきましては、非常に進んできているというふうに思っています。今回、2か所改善をしてほしいということで挙げさせていただきました。1つは、中宗岡4丁目11番というのは、いなげやさんからせせらぎに向かう道路のその横のところになります。せせらぎに近いところですが、結構長い距離の水路が未整備のまま、ここにはまだあります。反対側の住宅が今開発が行われて新しい住宅がどんどん建っています。そういう意味では住民の皆さんからこれについての整備の要望が来ておりますので、ぜひともこれについては整備を進めていただきたいということで、どのような計画になっているかお伺いしたいと思います。

 もう1点は、中宗岡5丁目、これは旧つつじ公園のそばです。ここの付近の水路につきましては、数年前に大きな改良していただきました。ほんの一部だけ残されたままになって数年たっています。これも近隣の住宅開発が進んできておりまして、道路としては整備がされているわけです。なぜにここの一部だけの水路が整備をされていかないのか、非常に皆さんからも疑問の声が上がっています。これにつきましては、どのような計画で進めていくのか。いつごろ行う計画でいるのかについてお伺いしたいと思います。

 臨時職員の問題について、これまでも何度も取り上げさせていただきました。ぜひとも志木市の臨時職員の待遇改善、賃金の改善につきまして検討していただきたいということで改めて取り上げさせていただきました。

 3月12日付の新聞で一斉に報道がされていると思います。厚生労働省の21世紀成年者縦断調査というのを厚生労働省のほうで2002年から始めていたということです。これは20代、30代、34歳までとなっていますね。男女を対象に調査をしてきたということです。そこで出てきた数字は、非正規の方たちの実態が浮き彫りにされたわけです。非正規の社員の皆さんが正規とは大きく差が出てきていると。男性の結婚率、女性の出産率、これが正規の皆さんの半分にとどまっているというデータが出たということです。これは所得格差だけではなくて育児休業制度などの有無などで福利厚生、待遇に多くの差があると。就業状態の違いが結婚や出産に大きな影響を及ぼしていると、改めてこういう数字が出たということが出てきています。

 志木市でも、まさにこれは同じケースになるのではないかというふうに思います。平成18年4月から任用の内容が大きく変わりました。それまでは臨時職員さんにつきましては、時給を毎年20円ずつアップ、6月、12月の特別賃金も一定度の支給がありました。大変でしたが、これで母子家庭の方なども何とか生活はできていたという状況でした。しかしながら、平成18年4月からは残念ながら大きく後退をして、これまでの制度すべて廃止ということになったわけです。当然、時給も上がらず、雇用についても毎年雇用の契約になり、非常に不安と、そして賃金の低下で生活ができないということになっています。ですから、いろいろな職場で非常に臨時職員さんの確保が難しくなっているという実態も出てきているというふうに思います。

 志木市は臨時職員さん300名以上いらっしゃるということで、多くの職場で志木市の行政を支えています。この方たちが本当に生きていける賃金、生活できる賃金体系を私は少しずつでも改善しながら進めていくべきであろうというふうに思っています。これについてどのように考えていらっしゃるかお伺いしたいと思います。

 教育予算についてお伺いをします。

 新年度の需用費、備品費につきまして平成20年度の当初予算との比較をしてみました。まだ決算が出ておりませんので、実数はちょっとわかりません。当初予算との比較です。残念ながらほとんどといっていいほど増額がされていないというふうに思います。備品のところでは少し動きがありますが、この大きな要因は新学習指導要領についての前倒しのための準備の費用が今回入っているということになっています。備品購入費などは本当に平成17年度から大きく下がってきたわけです。平成17年度は途中から備品購入の予算は凍結ということで戻しなさいということになりましたので、大きく下がりまして、さらに毎年どんどん下がっています。平成16年度で、これは小学校のほうで1,600万円得られていたものが平成20年度では640万円、今年は先ほど言いましたように新学習指導要領の金額が入っておりますので、それを引きますと708万円、1校当たり幾らという説明が委員会でもされましたので、その部分だけを引いてみました。708万円、半分以下という予算の計上しかされておりません。

 12月の議会のときに教職員組合の皆さんからも陳情が出されました。私たち委員会におきましても教職員組合の皆さんの意見も聞きまして、陳情そのものは不採択となりましたが、委員会としては十分に教育委員会、考慮してほしいというとの意見が添えられたわけであります。しかしながら、全く今回は増額になりませんでした。それにつきまして教育委員会としてはどのように考えていらっしゃるのか。今後もこれについての見直しはないということになるのでしょうか。現場の皆さんのお気持ちをきちんと酌み取っていただいて、少しずつでもいいですからこれは改善してほしいという強い要望になっています。ぜひともご検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 保育園の問題について……



○鈴木潔議長 水谷議員、発言の途中ですが、議事録の関係もありますので、教育長にお尋ねしますとかにつけ加えてください。答弁者を、前段は過ぎましたからそのように直しますので、後半は答弁者だれだれにお尋ねしますと入れてください。



◆2番(水谷利美議員) それでは、6番目に移ります。

 これは健康福祉部長にお尋ねをいたします。

 2つに分けて質問しました。これは市長報告に出てきたものをそのまま載せたものです。市有地を提供しての民設民営の保育園の建設について考えているということですので、その概要についてお伺いをしたいというふうに思います。

 2点目は、同じく出てきています公立保育園の民営化も検討していくという内容になっているというふうに思います。同時に2つが出てきましたので、どのような構想でこれから志木市の保育行政が進んでいくのかについてお伺いをしたいというふうに思います。

 7点目です。254バイパスについてお伺いをいたします。

 (1)、(2)につきましては都市整備部長に、(3)については市長にお伺いをいたします。

 マスタープランの見直し作業の進捗状況についてお伺いをいたします。

 これまでやり取りの中ではまだ決まっていませんという答弁が繰り返されてきました。最終段階に入っておりますのでほぼ固まっているのだろうというふうに思っています。これの策定委員会につきましては、市民を集めての検討が始まっていて、できる限りこれは傍聴をしてきました。最終ですという会議に出てきたわけですが、その段階で254の部分についてだけ私は質問しておりますので、そこに絞ってご答弁いただきたいと思いますが、これまでも何度か言ってきましたように、これまで志木市がこのマスタープランで掲げていた地下構造についての検討をしてほしいという県に対する要望については、すべてなくなってきているというふうにお見受けします。文言としては、重要な道路であるので事業主体に早期完成が図られるように要望するという文言になってきています。担当の職員のお話では、まだここについては検討の余地があるんだということで、最終案として出しましたが、まだ最終決定については内容が定かではないというお話がありました。委員会も終了で、公の場でのやりとりが見えていません。あとは執行部のほうで、市のほうで改正案をまとめて委員さんに個別にやりとりをしながらまとめていくということのようでございます。具体的にどのような内容にこれがなっていくのかということを質問したい。

 今後の進め方であります。この素案をまとめたら、あとはどのような形でこれの完成をさせていくのかということについてお伺いをいたします。

 その中で、住民説明を行わないのかということで質問させていただきたいというふうに思います。基本的には、素案をつくる段階で市民の皆さんの意見を取り入れて直すべきものなんだろうと私は思っていますが、残念ながらそういう形にはなりませんでした。公募というものもされなかったというふうに思います。そういう意味では非常に不十分な見直し作業だったというふうに思っています。

 マスタープランの全面的な改正になっていくわけで、改めてマスタープランを全文とまで言いませんが、ざっと見ました。その中に現在のマスタープランの中で最後のほうで、マスタープランの運営と見直しの体制づくりという項目が設けられているのがわかりました。これによりますと、マスタープランの管理と具体化に関する市民参画という項目があります。今後5年を一つの目安として重点事業や土地利用等の動向を踏まえたマスタープランの軽微な見直しを実施していく。このとき都市計画に関する事務的な調整は担当所管が行うが、重点事業や戦略的プロジェクトの新位置づけや継続見直しに関しては、十分に市民の意向が反映できるような体制を検討し整備していくということになっています。今回の進め方は、全くこれには合わない内容になっているのではないかというふうに思いますが、これについては担当部としてはどのように議論がされ、今回のような進め方になったのかお伺いをいたします。

 富士見有料道路の無料化に伴う交通安全対策についてお伺いをいたします。

 今回のやりとりの中でも、施政方針の中でも歩行者の歩車道分離政策の予算などが出ていると。その理由が今回の富士見の無料化に合わせての安全対策ですというご説明などがありました。8月までに間に合うようにということで補正予算なども出て、県の補助金をもらって進めていくんだということなんですが、そのほかについての安全対策というのはどのように考えているのか。

 実際に有料であった道路が無料化になることによって、志木市の中にはどの程度の車やどの程度の回路を通って車が入ってくるというふうに考えているのかもあわせてお伺いをさせていただきたいと思います。

 それでは、(3)254バイパス建設中止・半地下方式など見直しを求める声が非常に多く上がっています。これまで県の進め方は、私は非常に乱暴だったというふうに思っています。住民の皆さんの声をきちんと聞いて、これは決めていかなければならないものだというふうに常々思っておりますし、何度も質問を重ねてきました。ここで平面案というのがほぼ決まってきています。市民を集めて検討しているということで、4回のうち3回は傍聴に入ることができました。進めている方法や平面案の内容については知っています。

 この平面案を見て、私は改めて宗岡に大変大きな川がもう1本流れるという実感をしました。地域分断ということが改めて実感をしたわけです。交差点につきましては、立体交差、県道の部分のみです。先日、池田議員も質問していました。平面についての改善策と宮戸橋についてを立体にできないかと質問をしていたわけですが、市のほうのご説明は余りにも冷たい答弁だったというふうに思います。1年前に要望しているから、市のほうとしては県にあとお任せであるという答弁に聞こえました。この平面案について、私は交差点は非常に多くつくったなと逆に思いました。200メートル置きぐらいに交差点がつくられることになりました。逆にすべての道路に車が入り込むという問題点も浮上してきたという感じがします。

 ここ1週間か10日ぐらい、私、実は自転車を紛失しまして宗岡を歩いて過ごすということをしました。高齢者の方が非常に多く目につきました。手押し車やつえで歩いている人たちが非常に増えてきているという感じを強くしました。今、この平面案では、ご存じのとおり交差点まで行かなければ渡ることはできないということになります。歩行者にとりましては本当に大変な道路になるだろうなと。

 あわせて、環境の問題です。緑を少々増やしたからといって、この環境の問題は解決するとは思えません。1日4万7,000台通るということで県のほうは言っているんですが、騒音、振動、大気汚染、これは365日、24時間、私たちを悩ませることになります。

 今年の2月の段階で、私たち改めて市民アンケートをお願いしました。この市民アンケート、現在500ほど来ているんですが、全部の集計間に合いませんで、第1次分の184件の分類をしました。この254の問題だけではありません。ほかの質問もいっぱいしているんですが、この254についても非常に多くの方が回答を寄せていただいています。その結果が、本当に驚く数字となってきました。見直しを求める声が圧倒的に多い数字となったわけです。184件ありまして、全く答えていない白紙の方が2つありました。これは全部の質問に答えなかったもので白紙だけが送られてきたわけですが、これは外しました。182です。ここで平面案に賛成が23、地下・半地下も検討せよが61、白紙・必要ないが50、わからないが39、その他は無回答です。こういう数字が出たということは、私は非常な驚きです。まだ一部の集計ですので、もう少し違う数字が出てくるのかもしれませんが、大方の方は平面案に賛成というには容易にちょっとならないなという感じになりました。もちろん半地下あるいは地下あるいは白紙、必要ないという方の思いの中身は、これは個別に聞かなければわかりません。幾つかご意見が出ていたのは、そもそもこの道路本当に必要なのか。その他の人のところでした。採算はとれるのか。費用的に一番安いから仕方なく平面案に丸しましたと。人口も減る、車も減る、なぜ今さらこのような道路が必要なのか、こういう道路にお金を使うのでなく、暮らしを守ってほしいという切実な声がいっぱい出てきました。そういう意味では、私はこの道路、本当に平面案で通していいのかということを改めて市民の皆さんの総意でもあるというふうに思いました。

 今回の質問は、実は非常に迷いまして、平面案の解決策、改善策について、池田議員のように質問しようと思っていたやさきにこのアンケートが送られまして、急遽質問を変えました。そういう意味では、このような道路はやはり市民にとっては非常に厳しい道路であるということが皆さんの気持ちだというふうに思います。ぜひともこの問題につきまして、市民の皆さんと本当に時間をかけてもう一度改めて検討していくべきだというふうに思います。

 今まで市長にこの問題の質問を何度もしてきました。その答弁は、埼玉県が決めること、議会の同意もいただいた、商工会からもご意見をいただいた、平面案で賛成を私たちもしたのです。これは志木市としてどうなのかという検証は一度もやっていないというふうに思います。県は先ほども言いましたように非常に乱暴な形で進めてきているというふうに思います。この問題については、住民団体の皆さんが20年以上にわたって議論を続けてきて、平成11年に埼玉県が凍結し、その後改めての検討については、住民と十分に話し合いをして構想を決めていくという約束をしていましたが、全くほごにしたやり方で進めてきています。そういう意味では、私はこの問題について、本当に50年先、100年先、このような道路で本当にいいのか、改めて住民の皆さんときちんと話し合いをすべきだというふうに思いますので、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

 答弁のあり方についてちょっと一言触れさせてください。

 これまでの答弁で、再答弁、再々答弁という言葉を使っています。これはやめていただきたい。非常に不愉快です。回数につきましては、議長や局長がきちんとカウントしておりますので、ご心配なくきちんと答弁をしていただきたい。答弁につきましては、こちらの質問をきちんと酌み取っていただいて、丁寧に誠意を持ってお答えをしていただきたいと思います。

 1回目の質問を終わります。



○鈴木潔議長 それでは、答弁を求めます。

 初めに、尾崎健康福祉部長。

          〔尾崎健市健康福祉部長登壇〕



◎尾崎健市健康福祉部長 おはようございます。

 水谷議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。

 初めに1についてでありますが、まず高齢者の区分でございますが、現在、前期高齢者は65歳から75歳未満で、75歳以上が後期高齢者と位置づけられております。ご質問の70歳以上の健診とは、老人保健法に基づく基本健康診査のことで、制度といたしましては平成19年度をもって終了しております。

 なお、平成20年度からは各医療保険者がメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査を、また後期高齢者については健康診査を実施しております。

 いずれにいたしましても、世帯全員が市民税非課税の場合につきましては、自己負担分の補助をしておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 次に、6の(1)及び(2)につきましては、関連がありますので一括してご答弁申し上げます。

 保育園の民営化につきましては、児童福祉審議会の答申を踏まえ、多様な市民の保育ニーズにこたえるとともに、三位一体改革により見直しされた財源を有効活用するため推進するものであります。今後、庁内での検討を進め、児童福祉審議会のご意見を伺いながら平成21年度内に方向性を示してまいりたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 原田都市整備部長。

          〔原田喜久男都市整備部長登壇〕



◎原田喜久男都市整備部長 水谷議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。

 初めに、2についてでありますが、県道さいたま東村山線の宗岡ジョンブック前に横断歩道を設置することにつきましては、宗岡公民館前交差点に横断歩道が設置してあり、信号機があることから、朝霞警察署並びに朝霞県土整備事務所と以前にも協議いたしましたが、新たに横断歩道を設置することは難しいとの回答をいただいておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、3の(1)、(2)については関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。

 水路整備計画につきましては、下水道の雨水排水整備計画で道路改良計画にあわせてU字側溝による排水施設を設置する計画となっております。こうした道路整備に当たっては、緊急性や安全の確保を踏まえて整備計画を立ててきたところであります。ご質問の中宗岡4丁目11番41号付近及び中宗岡5丁目21番19号付近につきましては、現段階での整備計画には位置づけておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、ご質問7の(1)につきましては、計画策定から9年が経過し、中央通り停車場線の整備や西原特定土地区画整理事業の進展、一般国道254号バイパスの整備方針の決定、さらには第4次総合振興計画の策定やワイス工場跡地の開発、建築物の高さ制限など、計画を取り巻く情勢の変化に対応するため見直しを行っているところであります。現在、将来の目指すべき都市像との整合性を図るため、市民の皆様にも参画していただいた検討委員会を設置し、総合性、一体性の観点から見直しを行っております。

 今後につきましては、検討委員会の意見を反映した素案に対する意見公募を実施し、その結果を踏まえ、本市の将来都市像の実現に向けた都市計画の新たな基本的な方針を策定してまいりたいと考えております。

 また、一般国道254号バイパスは見直し要素の一つでありますが、都市計画マスタープランの見直しは社会情勢の変化に合わせた計画でありますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、7の(2)につきましては、車両の流入が予測された地域では、優先的に危険箇所について車道と歩道を分離するガードフェンス設置事業や安心歩行エリアという制度を活用し、歩行者、自転車利用者の事故が多かった中宗岡及び下宗岡2丁目地区で公安委員会や朝霞県土整備事務所と連携し、(仮称)しき安心・安全歩行プラン事業を推進するとともに、引き続き歩行者の安全と交通事故の防止を図るため歩車道の分離を着実に推進し、安心・安全な歩行空間を確保してまいりたいと考えております。



○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。

 杉山企画部長。

          〔杉山 勇企画部長登壇〕



◎杉山勇企画部長 水谷議員ご質問の4についてご答弁申し上げます。

 正規職員と臨時職員とでは、それぞれの採用条件や職務内容、職責、勤務時間等が異なることから、賃金等に一定の差異が設けられているものであります。

 本市の臨時職員につきましては、賃金、雇用期間、任用方法などの基準を勤務形態や職務の専門性等に応じて統一をしているところであります。今後におきましても、国や近隣市との均衡を図りながら適正な水準を維持してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 新井教育政策部長。

          〔新井 茂教育政策部長登壇〕



◎新井茂教育政策部長 水谷議員のご質問4についてご答弁申し上げます。

 教育委員会におきましても、市長部局と同様の認識であります。今後におきましても、市長部局との連携を密にし、適正な任用を図ってまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 白砂教育長。

          〔白砂正明教育長登壇〕



◎白砂正明教育長 水谷議員のご質問5についてご答弁申し上げます。

 小・中学校の需用費、備品購入費につきましては、各学校の実態に基づいた教育環境の充実に向け、引き続き必要な部分に必要な経費を適正に予算化しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 長沼市長。

          〔長沼 明市長登壇〕



◎長沼明市長 おはようございます。

 水谷議員のご質問にご答弁申し上げます。

 7の(3)についてでありますが、一般国道254号和光富士見バイパス志木市区間の道路構造につきまして、埼玉県では歩道整備や水害対策などの沿道のまちづくりや地域振興を図るためには平面構造が最適であること、その他走行性、経済性、防災及び環境面からも総合的な検討の結果、平成20年2月に道路の基本構造を平面4車線とすることを決定し、公表しております。現在は昨年2月に市から要望した具体的な道路設計に当たって、地域住民等の意見を反映していただくようにとの要望を受け、車道の両側に設ける歩道や植樹帯などからなる環境緩衝帯の整備などについて、市民等で構成する検討協議会などが設置され、ご議論をいただいているところでありますのでご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 議長から申します。

 今、サイレンが聞こえて、この関係については確認させていますのでご報告いたしますので。

 それでは、これより2回目以降の質問に入ります。

 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) それでは、2回目の質問に入ります。

 高齢者福祉の70歳という規定についてのご説明をいただきました。基本的にはこういう制度改正があったということはわかっているつもりであります。今まで無料であったものが有料化されて健診率が大きく落ちているというふうにお見受けいたします。そういう意味では、他市におきましても、まずその75歳以上の方については無料にしたという経緯があります。なぜ志木市では、せめてその後期高齢者のところについてだけはやろうということにならないのかについてちょっとお伺いしたいと思います。

 費用としましては、例えばどの程度かかるというふうに考えていらっしゃるかもあわせてお伺いをいたします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 尾崎健康福祉部長。



◎尾崎健市健康福祉部長 ご答弁申し上げます。

 市といたしましては、自分の健康は自分で守るという考えで受診をしていただきたいということで受益者負担を設けているものでございます。費用については、当然、何人の方がお受けになるかによって変わってきますので、一概に言えないということでございます。



○鈴木潔議長 ただいまのサイレンの関係でございますが、中宗岡の1丁目4−2、場所はアーバンかねこさんというところなんですが、煙等は見えていないそうです。また、順次報告を入れてもらいまして、ご報告いたします。

 水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) 自分の健康は自分で守る。それは基本的な話でしょうけれども、これまでもそういう基本的な考え方がなかったわけではないと思います。しかしながら、健診を受けていただいて早期発見ということを皆さんに図っていただいて、健診を受けてくださいということで進めてきたというふうに思います。そういう意味では、これまで無料だった人はせめて無料にしていこうというのが、埼玉県内でも多くの市町村が実施をしているわけです。金額についてはご答弁なかったんですが、今現在900円ですか。1,000名の方が受けても90万円、そういう意味ではもうちょっと要るのかもしれません。100万円程度かかるのかもしれません。そういう意味では、高齢者の方ほどやはり健康に非常に気を使っています。そういう意味では、私はやはり受けやすい環境をつくっていってほしいというふうに思います。そういう意味では、これを無料化するということは大いにこの施策を推進し、そして高齢者の皆さんの安心を買うことができるのではないかというふうに思うのですが、もう一度ご答弁いただきたいと思います。全く議論していないのでしょうか。検討していないのでしょうか、もう一度お願いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 尾崎健康福祉部長。



◎尾崎健市健康福祉部長 ご答弁申し上げます。

 基本的には先ほどご答弁したとおりでございますが、受けっ放しの受診ということでなく、その後につながるような意識づけも持っていただくために必要だというふうに考えています。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) どういう意味ですか。その受けっ放しの受診という物の言い方は。基本的には健診は病気の早期発見のためでしたよね。今回の特定健診については高齢者の方は除外してしまったじゃないですか。保健指導の対象にしなかったでしょう。これは国の制度そのものが本当はおかしい話で、違う角度から総合的に高齢者の皆さん、後期高齢者の方も含めて高齢者の福祉施策として、保健指導なり健康体操なりを充実させていくということが方針として打ち出さなければならないはずです。それは考えているんだろうというふうに思います。健診はあくまでも病気の早期発見が第一次的な大きな目的があると。そのために受けましょうというふうに思っているわけで、受けっ放しというその意味は何なのかわかりません。

 これは4回目になるということでございますので、そういう意味では、私の質問とはちょっと違うご答弁しか返ってこなかったというふうに思いますので、今後ぜひ埼玉県内で本当に多くの市町村は無料にして健診を受けられる環境づくりをしておりますので、志木市も検討していただきたいというふうに思います。



○鈴木潔議長 暫時休憩します。

                             (午前10時48分)

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○鈴木潔議長 休憩を閉じ再開いたします。

                             (午前10時48分)

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○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) 宗岡ジョンブックの県道のことをお伺いします。横断歩道です。

 先ほどのご答弁でいきますと、以前にも出した段階で、警察と協議をしましたという話を聞きました。その段階で余り人が通っていないので、人が通っているのを確認できなかったので、これは必要ないということで受け付けをしていただけなかったというお話を聞きました。今回もこれは事前に調査をしていただいたと、そういう意味なのでしょうか。それについてもう一度お伺いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 原田都市整備部長。



◎原田喜久男都市整備部長 先ほどご答弁申し上げましたようにこの横断歩道を要望されている場所につきましては、近くに信号が設置された横断歩道があり、安全な横断をする上でも既設の横断歩道を利用していただきたいというようなことでありましたのでご了解願います。



○鈴木潔議長 2番、水谷委員。



◆2番(水谷利美議員) なかなか信号があるからということでつけないということで答弁が警察のほうから返ってくるんですが、しかしながら……。

          〔発言する者あり〕



◆2番(水谷利美議員) 信号のところを渡ってくれというんでしょう。



○鈴木潔議長 進めてください。



◆2番(水谷利美議員) ぶつぶつせっかく言っていらっしゃるので。

 やはりここまで行って、また戻ってというのは非常に市民としては使いづらい、不便なんですよ。そういう意味で、実態を見ながらぜひこれは対応してほしいなというふうに思います。ここを本当に渡る方、夕方のお買い物の時間帯が非常に多いということになりますが、本当に多くの方がここを横断して危険なところになっています。ここを何らかの形で、信号なんて無理でしょうから、これは横断歩道ということを設置をすることがなぜにそんなに難しいんだろうなということです。

 そういう意味では、現場を市の職員がまず調査をしていただきたいというふうに思います。信号が近くにあっても改めて手押し信号をつけるというような施策に今少しずつ変わってきています。それは歩行者の安全を優先しようという考え方になってきているというふうに思います。ユリノ木通りのところで手押し信号がつきましたよね。歩行者がいっぱい通るところ、あれは非常に安心・安全な対策になりました。そういう意味では、こういう部分についてはぜひとも横断歩道などを設置してほしいという多くの要望がありますので、そういう方向での検証、検討していっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 3番目に移ります。

 未整備水路の関係につきましては、そうしますと整備計画にこの2つは入っていませんというご答弁でした。ちょっとびっくりしました。そうしますと、整備計画というのは何年までの整備計画が今つくられていて、整備率がどこまで進める計画になっていて、これを除外したという意味については、その順番が先送りされているということの理由をちょっとお聞かせいただきたいと思います。それぞれ、1、2を分けてきちんとご説明いただきたいと思います。まず1点目について。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 原田都市整備部長。



◎原田喜久男都市整備部長 道路整備計画につきましては、1、2を分けてということですが、計画は一体なものですからあわせてさせていただきたいと存じますが、計画を立てるに当たっては緊急性が必要か、安全の確保が必要かということをもとに計画をしているところでありまして、現在は協力歩道の確保ができる道路整備を優先しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) そうしますと、ここにつきましては、整備計画には上げていないということは緊急性がない、安全性もここはこのような状況に置いていても、それは安全であろうという意味ですね。この未整備水路の整備の要求というのは、衛生面の関係が十分にあるんですよ。そこの部分が非常に抜けているんですよね。水路整備については、ここは道路整備としては進めていくということで、私は水路整備だったのではないかなというふうに思っていたんですが、これは道路にいきましたということでそういう形になりました。そうしますと、これは水路整備の下水道のほうの関係で整備するということは全くできない、そういうことにも上ってこないということでは、本当にこれはいつ整備をしていただけるのかなということで、いつまでも残っていくわけですよ。位置づけをもう少しこれは総合的に考えてもらわないと、全く見通しがないんですか。この整備計画は何年までの整備計画を今立てていると。その先になるんですよというのならば、それは何年までの整備計画が入っているのかちょっとお伺いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 原田都市整備部長。



◎原田喜久男都市整備部長 整備計画については、およそ実施計画でお示ししているように3年程度しまして、それを毎年ローリングしているような状況でございます。

 以上でございます。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) そうすると、4回目になりますよね。2番目で聞きたい、(2)のほうで聞かせていただきたいと思います。

 そうなりますと、ここにつきましてもほんの一部だけ(2)は残されています。これは今言いましたように衛生上ここについては何とか早く整備してほしいという要望です。1についても全くそういう意味です。そういう意味では、3か年の計画の中にはありませんということは大変残念です。未整備水路、本当に少なくなってきました。そういう意味では、整備の計画の中にぜひ入れていってほしいというふうに思います。これは要望にしておきたいというふうに思いますので、早急に入れていくことをご検討いただきたいと思います。

 4番目にいきます。臨時職員の問題についてちょっとお伺いをいたします。

 基本的に臨時職員という位置づけが、地方公務員法に基づいてということでずっと言ってきました。地方公務員法の中でうたわれているのは、あくまでも臨時の職、職務の内容そのものが臨時のものであるということで、何十年もこれを継続して進めているということは、これは臨時の職には当たらないと基本的に私は思っています。それは正規職員できちんと充てなければならない職務の内容であるというふうに思います。そういう意味では、法の脱法的な解釈であろうというふうに思っています。臨時職員さんが先ほど言いましたように本当に300名以上の方が正規職員の間に入って一緒に仕事をしている。これは本当に同一賃金、同一労働という観点からいきますと、余りにも低い待遇であるというふうに思っています。

 基本的にはやはりワーキングプアを発生させない環境づくりをどうするのかというところが求められています。志木市でも本当に回転が速くなって、人が来てくれないという状況になっているのは、1つは大きなやはり雇用の問題だと思います。賃金とあわせて待遇の問題だというふうに思っています。

 先ほど部長の答弁で、国や近隣市の均衡を考えながらという言い方をしました。総括のときにもそういう言い方をしたわけですが、それでは近隣市との、現在でも均衡を保ってこのような内容で全く差異はない、問題ないんだと、見直しをするところについては全くないんだと、そういうお考えなのか。もう一度お伺いします。企画部長です。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 杉山企画部長。



◎杉山勇企画部長 お答え申し上げます。

 本市の臨時職員の賃金単価につきましては、適正であると、このように考えております。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) そうしますと、単価については全く問題ないと。そのほかについてはご答弁なかったんですが、待遇等については何らか変更するお考えがあるのでしょうか。

 あとは雇用の方法、採用の方法の問題です。私もこの問題についてはこれまでも何回か調べてきました。結構やはり市によって違う採用の仕方をしています。一時金の支給についても、例えば3か月しか働いていなくてもその働いた時間の時間割に応じての支給をする、年2回支給をきちんとすると。あるいは賃金についても一定度見ていくと。長期に雇用できるような嘱託職員みたいな形の制度にしているという意味では、非常に工夫をしながらその方たちが継続して働いていけるように、生活ができる賃金体系に少しでも近づけるという努力をしている市もいっぱいあるというふうに思います。そういう意味では、若い人が本当にせっかくなれたのにやめていっている、これでは生きていけないということで去っているということも聞いています。とても残念なことだというふうに思いますので、総合的にきちんとこれは検討していってほしいというふうに思います。

 次に移ります。

 教育予算の関係なんですが、先ほど教育長のご答弁でいきますと、学校の実態に応じて必要な予算は計上しているんですというご答弁を繰り返しています。今回も全く増額がなかったというふうに思います。しからば、これまで陳情が出て、校長先生のほうからもこれは出ているというふうに私なんかは思っているんですが、なかなか教育長の認識とは違うなというのをとても強く思っています。日々の日常の費用についても、文房具にしても非常に足りない、電気についても本当に節電しろということで、暗がりの中で通っているというような環境も聞いています。そういう意味では十分になっているとはとても思えません。備品についても、机やいすについて本当に傷んでいるのも私たちも見ました。

 そういう意味では、極端に予算を削ってきた、その影響が今もろに出てきているわけですよ。それは私以外の議員さんからもいろいろ声が出されていたわけで、もう少し必要な範囲で予算をあげなさいということになっているのか、その辺の仕組みはわかりません。とても十二分だという認識とは大きくずれますので、もう少し現場の声を聞きながらこれについては改善をしていくべきだというふうに思います。これも要望にかえていきます。よろしくお願いします。

 保育園の問題についてお伺いします。

 2つに分けてお伺いをしました。(1)についてなんですが、これの市有地を提供して民設民営についての構想についてお伺いしたいと思います。

 これまでのやりとりの中では、待機児童は2名だと。定数を超えて子どもを預かることが許されているので、待機児童という位置づけについては2名だけであるという中で、しからば、この(1)で今民設民営でつくろうということは、志木市の定員増を図ることであるというご答弁が市長あったのですが、そういう意味なのでしょうか、本当に。志木市は待機児童が2名しかいないけれども、オーバーして保育園に預かっている子どもたちをきちんと定員内におさめるために一つの保育園が必要なのだと、そういう意味の考えなのか、それについてお伺いします。

 どの程度の規模の保育園の民設民営のことを考えているのか。民設民営にした場合、例えば建設費などについてはこの辺はどのような仕組みになっているのか。国の補助等。なぜ市直営でつくれないのかということもあわせてお伺いをします。市で直営でつくった場合には、例えばこのような建設費についてはどういうような関係になっているのかについて、(1)についてお伺いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 尾崎健康福祉部長。



◎尾崎健市健康福祉部長 答弁申し上げます。

 児童福祉審議会の答申の中で待機児童の解消、保育の質の向上を目指してほしいということでの要望を受けて行うものでございます。民設民営保育園ができましたならば、当然それが認可保育園であれば定数が増えてくるものというふうに考えてございます。

 補助のあり方につきましては、建築補助につきましては、社会福祉法人等一定の団体が建設する場合については補助がございます。

 以上でございます。



○鈴木潔議長 市でやった場合に関係することを答弁してください。



◎尾崎健市健康福祉部長 市で行った場合はございません。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) どういう程度の規模なのかについてもご答弁返ってきませんので、まだ2回目ですよね。もう一回質問できましたよね。

 それで、どの程度の規模を考えていらっしゃるのかについてお伺いをしたいというふうに思います。それで、児童福祉審議会の皆さんからそういう提言があったのでという言葉だけが繰り返されるんですが、民設民営にしなければ質の向上がしないんだという答申ではなかったというふうに私は思います。児童福祉審議会も傍聴してきました。そういう意味では、3回くらいだったでしょうかね、開いたのは。余り回数は多くなかったと。諮問そのものが民営化について考えてくださいという諮問で、その長になった方が元議員の方で幼稚園をやっている方で、非常に乱暴な議論だったというふうに思います。まず市の意向でまとめていこうというのが見え見えの話になりました。しかしながら、この中に審議過程について部長については読んでいらっしゃると思いますが、これは非常に慎重に取り組んでほしいということが一緒に添えられていると思います。

 民営化の問題につきましてはさまざま、公設の施設を民営化することによって問題が起きて裁判が起きています。その一番の大きな問題は、保母さんたちが非常に入れかわりが激しいということで、子どもが落ち着かない。非常に不安になったり、けがが多くなったりという実態が出てきて、これに反対をして裁判を行っているという状況です。そういう問題をきちんと審議会の中でも議論がされました。そういう意味では、公設を民営化するに当たっても十分に周知をしながら親御さんたちの意見も取り入れながら進めてほしいという内容になったわけです。今回は改めて別な形で、民設民営でもう一つつくるんだということになって、今お話しのところにちらっと答弁が来たんですが、定数を増やすという理解でよろしいんですね。これをつくって、例えば公設の保育園を幾つか廃止をするという考えではないと、そういう理解でいいのか。(1)についてお伺いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 尾崎健康福祉部長。



◎尾崎健市健康福祉部長 ご答弁申し上げます。

 さまざまな課題も含めまして、保育園の民営化について今後検討していきたいということでございます。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) もう少し具体的にその中身についてご答弁いただかないとよくわからない。何度も質問しなければいけない。それで、回数超えてしまったということになります。もう少し丁寧に、何をさまざまな課題なのか、今、私が言った、例えば公設の保育園も将来的には古くなっていますので改修も必要だというところにぶつかっているというふうに思います。そういうことも含めて、ここはある程度大きなものを建てたい、そういう構想なのでしょうか。今年度中にそれを決めていくということですので、もう少し具体的にお示しをいただきたいというふうに思います。

 そういう意味で、(2)に移ります。関連をしているものですので、これが今まで公設であったものが例えば民営化をするという段階につきましては、本当に審議委員さんたちも心配しています。それは子どもたちにとって大変大きな影響があるということです。親御さんも心配です。やはり公立保育園に対する期待というのがとても多くて、どっちを選ぶかとなるとやはり公立保育園を選ぶという数字も出ています。そういう意味では、安易に民営化ということを考えることではないだろうなというふうに思います。十分にこれは時間をとりながら、市民の声をきちんと聞きながらこれは進めていってほしいというふうに思います。

 次に移りたいと思います。

 254バイパスです。マスタープランの関係の(1)でお伺いをいたします。

 プランの見直しの中身については、いろいろな問題がここにきてあるので見直し作業を進めるんだということでございます。先ほどお話ししましたようにマスタープランの見直しの体制づくりというのがあります。そういう意味では、この文言が入って市民の意見がきちんと反映できるように体制をつくって整備していくんだということは、一部の何人かの皆さんの意向は反映すればいいということではないというふうに私はこれを読んだんですね。特にその関連する事業で見直しをするときには、その関連する団体等との話し合いをきちんとするとか、関連する住民の皆さんとは十二分に話をしながら、見直し作業についての合意を得られる努力をするということがこのマスタープランの考え方であったのではないかと。これをつくる段階で、住民の皆さんと本当に手づくりでつくってきたという経緯があります。そういう意味では、今後、見直しについても十分にそれらを反映させてくださいという市民参画の文言が入ったわけです。

 今回は先ほど言いましたように、なかなか公募という形もとらずに市長の指名という形でつくられてきました。本当にわかりづらい形で進めてきたわけです。今後は意見公募という形だけでこれを済まそうということのようなんですが、意見公募は広報にそれぞれ意見公募して、これこれの意見の回答数がありましたということでほとんど1けたですよね。2名、3名、4名と。どのプランについてもそういうものしか出てこない。それはやはり、わかりづらいんですよ。ホームページ等で出してみたり、あるいは冊子がとても大きくて関係部署に置いてありますというだけでのやりとりですので、非常に市民の皆さんにはわかりづらい。そういう意味では、大きなものについての見直しについては、やはり住民にきちんと説明しながら合意を得る努力をすべきだったというふうに思うのですが、その点についてもう一点お伺いします。

 それともう一つ、このマスタープランの見直しの作業で反対の意見がたくさん出たら、それについてはきちんと訂正をして修正をしていくのかについてお伺いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 原田都市整備部長。



◎原田喜久男都市整備部長 マスタープランの関係でございますが、基本的には骨格は平成12年度に策定したものを踏襲しておりまして、都市計画事業の進展等により整合性が保ちづらい状況になってきたことなど、これらによって見直しをしたものでありますので、市民の方々については意見公募によってお聞かせ願うということでございます。

 また、反対意見があった場合ということでございますが、これら今申し上げましたように基本的なことについては踏襲しておりますので、市民の方からのご理解いただけると思っております。

 また、それらについては市のほうでも十分検討していきたいと考えてございます。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) それでは、十分に意見が上がったものについては検討していくということでございますので、期待をしたいというふうに思います。

 それでは、富士見有料道路の関係について無料化に対する安全対策、幾つかご説明をいただきました。私、一つ検討していただきたいなと思っている路線がありますので、ご答弁いただきたいと思います。

 ここは第1次工区、254の第1次工期が来年3月でたしか完成するというふうに思います。そうしますと朝霞市に抜けていく道路ということでは、宗岡循環道路のところを入って、光スナックを入って下宗岡に入っていくと、それで朝霞市に抜けると。ここの道路が何度も信号をつけていただきたいということで要望を重ねてきたわけですが、ここが非常に私は込むのではないかと大変心配をしています。ここについては歩車道分離がほとんどないというところですね。信号もない。そういう意味では、抜け道としては非常に貴重な道路にさらになっていく。しかしながら、歩行者にとりましては非常に危ない道路になってくる。ここについての安全対策については考えていないのかどうなのか。

 もう1点、迂回をしていただけないだろうかということで一つご意見をお伺いしたいと思います。県道朝霞蕨線というのがあります。これは秋ヶ瀬橋のところで曲がることになります。これは住宅地を通らないで朝霞市に抜ける道になってくるわけですが、県道に出ていただいて、さいたま東村山線に出ていただいて、ここを秋ヶ瀬橋まで上っていただいて右折をしてもらって朝霞市に入るというような経路に誘導するような迂回策はとれないだろうかと。そうしていただきますと、生活道路への影響は大分緩和されるというふうに思うのですが、この経路については不可能かどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 原田都市整備部長。



◎原田喜久男都市整備部長 お答え申し上げます。

 1点目の安全対策の関係でのご質問ですが、場所については、恐らく市のほうで指定する市道番号の2098号線という宗岡環状線から朝霞市の内間木へ抜けていく方向の道かと存じます。このご質問の区域につきましては、先ほど1回目の答弁でも申し上げておるんですが、(仮称)しき安心・安全歩行プラン事業という区域にもなってございます。中宗岡区域に入っている部分かと思います。この中宗岡区域の入っている部分については、この中で一部通学路等もございますので検討してまいりたいと考えております。

 それと、県道朝霞蕨線の今の迂回路の関係でございますが、これらについては担当事業しております埼玉県あるいは警察とも十分協議をして、ご要望についてはお伝えしたいと考えております。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) 時間が迫ってきました。今の何とかプランの中には、本当に中宗岡しか入っていません。下宗岡のほうは全く入っていませんので、こちらが危険なんですよ。そこは安全対策きちんと考えていただきたいというふうに思います。

 3点目に移ります。

 先ほどご答弁いただきましたが、今の進め方を見ますと、埼玉県は住民との協議会の中で進めて、市民にはこれは知らされないまま進めていくということなんでしょうか。もしそういうことならば、とても大変なことだというふうに思っています。平面案をきちんと市民に示していただきたい。埼玉県がやらないならば志木市が全貌を明らかにして、市民の皆さんに周知をし、そしてご意見をいただけると、そういう体制をとっていただきたいというふうに思っています。今の埼玉県のやり方を見ますと、どうも説明会を開かないような雰囲気になってきています。とんでもない話ですので、それについてどのように考えるか。

 先ほど市長にもお話ししましたが、この平面案については反対の意見、そして心配の意見がとても多いです。財政的な問題で平面案になりましたということだけでは市民は安心できません。そういう意味では、十二分にこの問題についても検討していただきたいというふうに思います。市民の意見をきちんと聞く、市民と真正面にぶつかって、本当に安心できる道路にしていくためにやっていただきたいというふうに思います。質問します、最後に。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 長沼市長。



◎長沼明市長 水谷議員の再質問にご答弁申し上げます。

 市民の声を聞くというお話でありました。日本共産党志木市議団に寄せられている声の中に、例えば館の方ですけれども、志木市内で道路の地下は必要ないという声も寄せられております。また、道路は地下に、地上は緑に、本当にこのようなことができるのか、また予算はとれるのか、安全は確保されているのかという声も寄せられているところであります。

 あわせまして、同じく館の方ですけれども、道路を地下にするのは考えものですという声があります。

 また、宗岡の方ですけれども、道路の地下化は無用、早期の全線開通を望むという声が寄せられております。

 加えて、また宗岡の方ですけれども、地下道は反対、金がかかり過ぎる。バイパスをつくるのは仕方がないという共産党も地下道にすることは反対するべきという声が寄せられておりますのでご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 2番、水谷議員。



◆2番(水谷利美議員) 私の質問に何も答えていないんですよね。私たちがとったアンケートの中身をあなたに読み上げてもらう必要はありません。十分に知っています。さまざまな声が上がっています。今言いましたように改めて私たち、アンケートをとりました。それぞれの個別の意見が集約されている段階にはなっていませんが、平面案では不安ですという声もたくさんあるということです。今読み上げたものについては、全体集計をきちんと見てください。平面案反対でしょう。そういう一部の自分の都合のいいところばかり発言しないでください。そういう意味では、皆さんに誤解を与えますので、貴重な1時間の質問時間です。きちんと誠意を持って答えていただきたいと思います。

 先ほど言いましたように平面案について埼玉県は、このまま住民に知らされないままにどうも進めていこうという形のようでございます。これは大変ひどい話です。そういう意味では、もし県がやらないならば、市がきちんと全貌を明らかにして、皆さんの意見を聞くということをやっていただきたいということで私は質問しました。残念ながら全く違う答弁しか返ってきません。これについて今後きちんと対応していただきたいと思います。

 終わります。



○鈴木潔議長 以上で2番、水谷利美議員の一般質問を終わります。

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△天田いづみ議員



○鈴木潔議長 次に、15番、天田いづみ議員。

          〔15番 天田いづみ議員登壇〕



◆15番(天田いづみ議員) それでは、通告順に従いまして、私の一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず1点目、志木市の進むべき方向性について、どのような自治社会をつくっていくのか、そのために果たすべき行政の機能はということにつきまして、市長にお伺いをさせていただきます。

 先般の一般質問の中で市長が2期目の出馬を明らかにされました。新年度に向けてこのような表題を立てたわけですけれども、社会経済情勢は一層厳しさを増している中で、行政のサービスというのは点に過ぎないわけですね。点の部分はどんなに充実したところで、真に市民の社会は幸せにはなれないということをずっと感じてまいりました。また、行政及び、ひいては市長の機能といいますのも、あくまでも市民社会が主体であって、その自治社会を実現するためにバックアップ、より適切に市民のニーズを酌み取ってバックアップをしていただくという機能であって、決して行政あるいは市長が主体になるということではないというふうに私はそもそも感じて、自分の議員の役割も認識しております。

 そういう意味で、私、今回のこういう形で質問を出そうと思いましたきっかけは、2の自助、互助、公助の福祉社会の構築等、すべてに共通する思想として流れているんですけれども、先般、市民福祉常任委員会で貴重な公費を使って九州に視察に行かせていただきました。大変ありがとうございました。福岡県大牟田市、そして筑後市、福岡市、市の規模はそれぞれ違うんですけれども、非常に共通して言えることは、自助、互助、公助といったことが、地域性もあるのかなと思うんですけれども、きっちりと行われているということに大変深く感銘を受けました。

 一例として、大牟田市の認知症ケアコミュニティ推進事業についてということで多少ご紹介させていただきたいというふうに思います。

 大牟田市では、平成12年の介護保険制度と同時に、大牟田市介護サービス事業者協議会を立ち上げ、市が事務局をして月1回の運営推進会議には必ず参加してきました。また、介護保険法に身体拘束禁止規定が位置づけられたことにより、平成13年には市内の老人病院等により大牟田市認知症ケア研究会が発足しました。平成14年から始まった認知症ケアコミュニティ推進事業は、市が事務局を務める認知症ケア研究会が認知症ケア実践塾、認知症コーディネーター養成講座などを行い、認知症コーディネーター養成講座修了生がサポートしながら物忘れ相談健診、脳の健康を守る予防教室、当事者に対するネットワーク支援などを行っております。また、認知症ケア研究会と認知症コーディネーターでワーキングチームを設置し、まちづくり推進チームでは小・中学校絵本教室、認知症市民サポーター心のみまもり隊養成講座、ほっと・安心ネットワークなどを行っております。

 平成14年度に行った認知症介護にかかわる実態調査では、3,000通を超える回答があったそうです。人口は12万8,000人程度です。高齢者5万3,000人中1万1,000人が独居のため危機感があり、認知症に対する正しい理解、行政と地域の連携、推進者の育成、配置、介護現場の質の向上等の課題に取り組んできた。また子どものときから学ぶ、触れる機会をつくる教育も具体的に進めてきたそうです。平成16年度には他職種協働の活動として物忘れ相談医、すなわち認知症ケアサポートワークショップを行いまして、半年に6回のワークショップを行い、関心をお持ちの医師、家族、ケアマネジャー等が参加されたそうです。平成17年度からは地域協働、地域啓発の活動として小学校区単位のはやめ南人情ネットワーク、はやめ南というのは小学校の名前なんですけれども、はやめ南人情ネットワーク、徘徊SOSネットワーク、絵本教室を行っております。絵本教室では、子どもたちに絵をかいてもらい、学校で読み聞かせすることにより、子どもたちの認知症への理解が進み、子どもが授業の話をすることにより大人にも理解が広がりました。

 はやめ南人情ネットワークについては、背景としてなべ焦がし、なべを焦がしてしまうんですね。それから火の不始末等により周囲の人が施設入所を勧める、また近隣トラブル等もありました。

 この辺の考え方として、仕掛けは行政と認知症ケア研究会、仕込みは地域サービス拠点、これは事業者ですね。主役は地域住民というキャッチフレーズがございます。平成7年度にできた特別養護老人ホーム、サンフレンズでは、月1回清掃活動を職員の方々が行ってきたと。また特養のほうから、日曜日にトイレや会議室を使ってくださいというふうに地域の住民の方々に申し出があり、高齢者はやめ南芸能会が開かれて、送迎は特養の車で行うなどの交流が続いてきました。特別養護老人ホームとして地域に開かれたものにしてきた努力がありました。また、特養の介護予防相談センターサンフレンズ、これは地域包括支援センターが事務局となって校区町内公民館連絡協議会、校区民生児童委員連絡協議会、校区老人クラブ連合会、校区社協、グループホーム等で世話人を組織し、郵便局、警察、PTA、病院、消防団、タクシー会社、水道メーター検針やゴミし尿処理収集関係者、ボランティア団体、介護サービス事業所等によるはやめ南人情ネットワークが立ち上がりました。

 当初は月1回の集まりに地域の皆さんから、行政はあれもこれもやらせるのかとの反発もあったそうです。そもそも校区社協や校区公民館連絡協議会まであって盛んに活動されていますので、そういった反発もあったそうですけれども、だれもが本人や家族となるリスクを持っている。困っているのは認知症の人だけではなくて子どもたちも不審者等の危険にさらされている。昔と違い、地域に話し合える人がなく孤立化しているなどから、あらゆる人が支え合う仕組みづくりとして日曜茶話会、ワンデーマーチ、これは地域の社会資源をグループで歩いて点検する、などを住民の手で行ってきました。2か月に一度開かれている日曜茶話会は、高齢者にとどまらず地域の子どもたちの課題を子育てサークルや小・中学校PTA、子ども支援センターも参画し、ともに学び考え合う世代間交流の場にもなっています。

 平成20年3月9日に地域ふれあいフォーラム大牟田、これはさわやか福祉財団の助成で行いまして、それをきっかけに23小学校区がそれぞれの校区としての取り組み、ほっと安心ネットワーク、これは徘徊を見守るということです、これを組織し、相談、捜索、発見、通報等を組織的に行っています。ネットワークで模擬訓練を重ねながら認知症の方に日常的に声をかける人を増やしていくことで、市民に認知症理解を広げ、地域コミュニティーの再構築、世代間交流、他職種協働、地域協働のまちづくりの推進を目指しています。また、介護予防拠点、地域交流施設については37か所の地域交流施設で小規模多機能ホーム職員の兼務等により地域でのサークル活動、脳の健康予防教室など、地域の実態に応じて多様な活動が展開されています。小規模多機能サービスは市が強力にバックアップしており、小学校区ごとに23施設を指定しています。

 予算の拡大、人的資源の確保という課題に対し、平成17年1月30日に市として認知症ケアフォーラム宣言を行い、市として位置づけて努力を続けています。去年行った全市民対象のアンケートでは、まだ市民の8割が市の認知症に関する取り組みについて知らないと答えており、さらなる啓発が必要と考えている。

 一方で、担当職員は休みない活動、残業等で燃え尽きているという厳しい実態があるけれども、認知症を通して市民との対話を重ねていきたい。それでも認知症を通して市民との対話を重ねていきたいということでした。

 委員一同、大牟田市職員の情熱と認知症はきっかけに過ぎないと明言しながら、認知症をきっかけとしてまちづくりに取り組み続ける市民、事業者、行政が一体となった地域ぐるみの実践に深い感銘を受け大変よい勉強をさせていただきました。

 筑後市についても、地域デイサービスという住民の方々がみずから運営するデイサービスをすべての小学校区で行っておりまして、ここでも住民の方が、できることは自分たちでやっていくんだという強い使命感で動いていらっしゃるということ、また市がしっかりとバックアップしてくれているからできるんだというふうに、もう市が主体じゃないですね、自分たちが主体なんです。またしっかり市がバックアップしてくれているからできるんだという真のパートナーシップに感銘を受けたところであります。

 また、福岡市の長生園なんですけれども、福岡市では区ごとに老人福祉センターがあるんですけれども、指定管理者を指定しているんですね。九州のほうは非常にそういった担っていく社会福祉法人ですとか事業者が豊かでして、そういったところでは指定管理者にもより専門性のあるところに出していける、社協とか文スポ以外のところにも出していける環境があるのかなというふうに思ったんですけれども、大牟田市の事例でも申しましたようにしっかりと、指定管理者になってからどうしようということではなくて、そもそも市として行政の機能をしっかりと果たしてきたという固いきずなの中で、行政がここまでやってくれるんだからということで、今度は民間事業者が地域のネットワークをしっかりと事務局機能をみずから担っているというところが、やはり歴史の取り組みの積み重ねの重みを感ずるところであります。そして住民が生き生きと動いているということであります。

 やはり、私はそうした志木市を目指していきたいというふうに思いますので、この考え方について、今後のまちづくりは地域のために市民と行政がお互いに役割と責任を分担し、課題解決に向かって取り組んでいくことが地域の人材を育て、同時に生きがいや社会参加などにもなると考えます。行政が市民に自助、互助、公助等をむしろ積極的に働きかけ、位置づけていくとともに、そうしたスタンスのもとでしっかりと対話していくことが魅力あるまちづくりを進める上で必要であるというふうに考えますけれども、2期目を目指される市長は今後どのような自治社会をつくっていかれるお考えかお伺いをいたします。

 また、先ほど申しましたように志木市らしい住民自治をつくるために、行政が果たすべき役割についてお考えをお伺いをさせていただきます。

 2点目、健康福祉部長にお伺いをさせていただきます。

 一方、志木市ではこれから西原地区に健康増進センターを開設していこうというビジョンがあると、保健センター機能ですけれども、それで総合健診センターもやっていくということで、どちらかといえばフォーマルなサービスを健診センターで行い、そして健康増進センターのほうはインフォーマルなサービスの拠点となっていくというふうなイメージかなというふうに考えております。また、24時間の訪問看護ステーションを市民病院で開設していくということですけれども、一事業者でありますので全市的な往診ですとか在宅医療の体制がきちんと確立されているわけではありません。

 また、精神保健との連携が非常に必要だということは申し上げてきましたけれども、心の安全週間の保坂先生のお話の中で、秦野市の事例をちょっとお聞きしましたので調べたところ、秦野市では介護者が非常にうつなどのリスクにさらされているということを保健師さんたちがみずから調査しましてそれに対する対策に取り組んでいくと。ですから、いろいろと課題はありますけれども、常々申し上げますように現状分析をきちっとし、そしてそれに対する対策を民間と連携してきちんと講じているということが大変重要なところだというふうに思います。

 行政がリーダーシップを発揮し、市民や地域の事業者を巻き込みネットワークを構築し、協働により地域の課題を解決していくことは行政にとっても、また市民にとってもメリットがあるというふうに考えるわけですけれども、今後地域福祉計画の見直しも想定されていく中でどのような体制を整備していくのか、健康福祉部長にお伺いをさせていただきます。

 それから、3点目、災害に強いまちづくりについて。地域社会における要援護者等の日常的な見守り、助け合いの体制をどうつくっていくのかということにつきまして、市民生活部長、健康福祉部長にお伺いをさせていただきます。

 この問題につきましては、9月の議会で詳細に取り上げさせていただいたところでありますけれども、災害時要援護者の台帳を市で登録を進めるということをやってまいりました。しかしながら、当初日常的に使えるものにしよう、要するに訓練や見守りにも使えるような仕組みづくりをしていきたいと、台帳ありきということではなくして、そういう仕組みづくりをしていきたいというビジョンに対して、結果的にはこの台帳については災害のときしか使えないということがわかってきたわけです。しかしながら、そうした中でもやはり災害時に強い地域社会はしっかりとつくっていかなければならないわけです。

 一方で、担当課が中心となりまして自主防災組織を一生懸命立ち上げを働きかけて、もう24町内会で組織化がなされたというふうにお聞きしておりますし、またさらに社会福祉協議会のほうでは地域のネットワークづくりということで、今年度に地域福祉コーディネーターや町内会、民生委員などによる地域福祉活動連絡会議でモデル地域を指定し、協力して地域を回りアンケート調査などをしながら、災害時を想定したシミュレーションを行っていくという活動をされているというふうに聞いております。地域防災について皆様がどのようなことが一番の問題で、どのようなことを不安に感じているかを小地域ごとに明らかにして、行政、町内会、社会福祉協議会が一体となりご近所での助け合いの仕組みづくりを進め、今後の地域防災への取り組みに役立てていくということです。

 さらに、地域福祉計画及び社会福祉協議会の地域福祉活動計画の見直しも来年度に想定されている中で、市としても今後地域防災計画に基づいて防災及び福祉関係者、町内会等の連携した災害時要援護者支援ネットワークも構築していかなければなりません。

 要援護者台帳についても随時登録見直しを行っているというふうに聞いているわけですけれども、やはりどういうふうにお互い助け合っていくのかという全体像が見えなければ、また実際の日常的な訓練はどうなるのか、災害時はどうなるのかというふうなイメージが見えなければ、台帳の登録、また地域支援者としての登録も進まないのではないかというふうに考えますので、年度が変わらないうちにこの辺をどのように、さまざまな今申し上げました自主防災組織ですとか、社会福祉協議会の取り組みですとか、あるいは要援護者の台帳の問題ですとか、その辺がばらばらではなくて一緒になって、その辺の仕組みづくりをどのように行っていくのかということについて市民生活部長、また地域福祉計画との関連もありますので、健康福祉部長にお伺いをさせていただきます。

 4、交通政策について。だれもが利用しやすい持続可能な交通システムについて、市民生活部長にお伺いをさせていただきます。

 このことにつきましては、従来からさまざまな議員の方々からも質問がなされてきたわけですけれども、昨年の施政方針には、新たな交通システムについて研究していきますということだったでしょうか。平成20年度の施政方針にはそういった市長の方針が出されていたわけですけれども、平成21年度の施政方針を見ますと、どこにもそういった文言が見当たりませんでしたので、一般質問という形でその辺のお考えについてお聞きしたいというふうに思ったわけです。

 今のふれあい号については、なかなかいろいろな意味できめ細やかに回っていくことができないという課題も明らかになっておりますし、それら市の既存の今までのバス路線の改善が困難な場合につきましては、地域の需要や特性に応じた新たな地域公共交通システムの検討が必要であるというふうに考えます。地域の特性を踏まえて、高齢者などだれでも利用しやすく、また持続可能なシステムとするためにも、地域や市が主体的に計画づくりから取り組むべきというふうに考えますけれども、その取り組みについてお伺いいたします。

 このことについても、こういうふうな私も問題意識をそもそも持っていたわけですけれども、先般の視察の中で、これは筑後市に視察に行きましたときに、担当の福祉関係の職員の方が、筑後市では今地域デイサービスも視察が多いんだけれども、一番視察が多いのは市民が走らせているコミュニティバスがあって、120万円の補助金で市民がバスを走らせているんだと。それに対する視察が一番多いんですよということをお聞きしましたものですから、調べてみたんですが、筑後市のホームページには見当たらないんですね。それもそのはず、もう完全に市民がやっておりますので、市のホームページにも載っていないというのは本当に驚きでありました。同じことを志木市でやりなさいとか、市民主体の取り組みですから、やりましょうとか、決してそういうことではないわけですけれども、非常にすごいなと思いましたので、平成15年の、ネットで見たんですけれども、市政11月号という記事で筑後市長がコミュニティバスのことについて述べていらっしゃいますところをちょっと読ませていただきます。

 「走る、市民が主役のコミュニティバス」、ご多聞に漏れず我が市の財政も平成12年度をピークにしぼみ始め、その前に、筑後市は人口5万人弱ですね。ところで、ご多聞に漏れず我が市の財政も平成12年をピークにしぼみ始め、改めて厳しさを実感しているところですが、この現状を乗り越えるには発想の転換、意識の改革しかないと役所内を手始めに市を挙げて意識改革に挑戦しているところですが、その原点は自己責任の自己決定にあります。我が市は全体的に人口も微増していますが、過疎化高齢化している地域では民営バスは走らなくなり、お年寄り夫婦やひとり住まいの家庭では病院や役所、はたまた買い物に行くにも交通の便が悪く苦労しています。うれしいことに、そんなお年寄りに地域で手を差し伸べようという新しい地域ボランティアが本年7月にスタートしました。市からは10人乗り白ナンバーのワゴン車を提供しただけですが、地域の人たちとそこに住む市職員の協力で運行協議会を結成し、バスを走らせる経費、これは燃料費や運転手当、運行コースや運動ダイヤの決定、停留所の確保まですべて地域で算段、行政がタッチしないところまで、まさに市民が主役の福祉事業がスタートしました。気軽に病院や買い物に出かけることが可能になったお年寄りのうれしそうな笑顔は、ボランティアの人たちにも役に立っている喜びが広がっています。

 これまで市は行政指導するもの、住民側は行政サービスを受けるものと思い込んできた固定観念からは考えもつかない、自己責任による自己決定型への大変身です。この発想こそ、新しい時代にふさわしい住民と行政の協働によるまちづくりの原点ではなかろうかと将来に指針を得た思いで、これからの市民の奮起と新たな展開が広がることを楽しみにしています。そして、自分たちのまちづくりには自分たちが知恵も汗も出す、そんな市民に支えられる自治体を目指して私自身、毎日知恵を巡らせ汗を流していますということで、非常にすべて志木市にということではないんですけれども、いずれにしてもこの交通システムの問題については、既存の発想の転換が必要だと思うんですね。そういう意味で、志木市は環境問題や経済問題等の視点から、先般、NHKのご近所の底力で紹介されていましたカーシェアリングの活動ですとか、志木市にも自慢できるような市民主導の活動がたくさんありますので、そういった市民の皆さんと手を携えて、新たな持続可能な交通システムを考えていくということについて、市民生活部長にお伺いをさせていただきます。

 5、図書行政について。市民が育て、ともにつくってきた図書サービスをどのような方向性に進めていくのかということにつきまして、教育長にお伺いをさせていただきます。

 平成21年度の施政方針の中では、柳瀬川図書館についてはということなんでしょうか、管理形態についても公の施設の管理方針にのっとり指定管理者の導入を図ってまいりますということがありまして、さらに子ども読書活動推進計画ですとか、そういったビジョンも示されてはいるわけですけれども、私はこの問題につきましては、そもそも指定管理者にするのか、しないのかということが問題の主眼になっては、それは違うのではないかというふうに考えております。指定管理者以前の問題として、志木市の図書サービス全体ということですけれども、中央館的な機能を持ちます今後の柳瀬川図書館をどのような方向性に持っていくのかということをしっかりビジョンを今つくっていかなければ、ただ指定管理者にするのかしないのかということであってはいけないというふうに思うんですね。

 この地域で市の直営、館、幸町地域においては市の直営でやっている施設は出張所はありますけれども、大きな施設は柳瀬川図書館のみであります。そういった意味で、図書館の基本的な役割の図書を中心とした図書サービスにとどまらず、地域のコミュニティー施設、また地域の人たちを支える心の安らぎの場であったり、居場所であったり、また地域福祉、地域公助の拠点であったり、また困ったときは図書館へというふうな、そういったサービスの拠点としての存在意義としての施設機能役割を柳瀬川図書館が現在も、これからも果たしていただけるということを私は期待しております。

 先般、見学、視察もさせていただいたんですけれども、施政方針でも図書館まつりでは1,200人の来館者があったということを聞いておりましたけれども、かなり空気が変わっておりました。地下の若い方たちのブースは模様がえをして、若い方たちが、あの方たちは高校生ぐらいですかね、非常に熱心に勉強や図書を使った活動をしていました。従来は図書を使った活動でないと認められなかったということですけれども、志木市ではご承知のように児童センターもどちらかといえば小学生、せいぜい中学生ですか、そのぐらい向きのものしかなくて、青少年を育てていく児童センター等もありませんし、そういった意味では柳瀬川図書館のあの地下のブースというのが非常に改善されて、若い人たちが安心して熱心に勉強したり、図書に親しんでいくという、まさに居場所になっているなということに感銘を受けました。

 そういう意味で、志木市の図書サービスというのは、私が申し上げるまでもなく市民が育て、そしてともにつくってきたボランティアの方々もたくさん図書館に協力するというよりは、図書館を支えて活動していらっしゃいます。そういった土壌をしっかりと引き継いでいかなければいけないというふうに考えまして、教育長にお伺いをさせていただき、1回目の質問とさせていただきます。



○鈴木潔議長 会議の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。

 午後は1時15分から再開いたします。

                             (午前11時51分)

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○鈴木潔議長 休憩を閉じ再開いたします。

                              (午後1時14分)

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○鈴木潔議長 休憩前に引き続き、会議を続行いたします。

 答弁を求めます。

 初めに、長沼市長。

          〔長沼 明市長登壇〕



◎長沼明市長 天田議員のご質問1についてご答弁申し上げます。

 冒頭、天田議員より委員会視察を踏まえた認知症をきっかけとしたまちづくりの事例についてご報告をいただきました。本市の市政運営の参考とさせていただきたいと存じます。

 さて、本市では既にご承知のとおり21志木市民会議、市民委員会に続きまして、市民協働の第3ステージとして平成18年7月から志木市市民協働運営会議を設置するとともに、本年4月からは新たに志木市市民協働推進条例を施行し、市民協働によるまちづくりをさらに推進していくこととしたところであります。

 私は、市政運営の基本方針として、地方主権を目指した持続可能な自治改革の推進を就任以来掲げており、社会環境の変化に対応したさまざまな施策を展開してまいりました。さきの2月14日に行われました市民協働運営会議によるシンポジウムにおきましても、災害時要援護者の支援やふるさと納税に関するご提案など、さまざまなご提案をいただいたところであります。これらの課題は、行政だけですべて解決できる問題ではなく、天田議員ご指摘のとおり自助、互助、公助を踏まえて、市民と行政がお互いに責任と役割を分担していくことで課題の解決へつながっていくものと考えております。

 このため、今後も市民とのコミュニケーションをしっかりと図り、さまざまな課題に対応できるよう地方主権を目指した持続可能な自治改革を推進する市政運営に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 尾崎健康福祉部長。

          〔尾崎健市健康福祉部長登壇〕



◎尾崎健市健康福祉部長 天田議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。

 初めに、2についてでありますが、昨今、地域の課題は多岐にわたり公的な施策だけでは対応できないものが多くなっております。これらを解決するには市民や事業者の協力を得て、地域での助け合い、支え合いなどの仕組みをつくり上げていくことが有効であると考えております。そのためには、地域福祉の主体である市社会福祉協議会との連携を図ることが重要であると認識しております。また、市民にも地域福祉コーディネーターとして養成され、地域活動の主体となり得る人材も育ってきておりますので、第2期地域福祉計画の策定についても、市社会福祉協議会や地域福祉コーディネーターなどとの協働で行ってまいりたいと考えております。コーディネーターには福祉団体や事業所とかかわりのある人材など、さまざまな立場の人がおりますので、広く連携を図れるものと考えております。

 今後におきましても、それぞれの立場がお互いにできること、できないことの共通認識を持ち、協働の意識を持って地域の課題解決に取り組める体制を整えてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、3についてでありますが、本市においても少子高齢化、核家族化が進む中で、近隣関係が希薄化し、かつてあったような市民相互の支え合いが弱くなってきている状況にあると考えております。災害が発生したときには、一番早く、かつ頼りになるのは隣近所の方々です。日ごろから地域の協力体制づくりを進めることが要援護者等の日常的な見守り、助け合いの体制づくりにもつながっていくものと考えております。

 市では、現在、地域包括支援センターの総合相談支援事業として、地域の高齢者が住みなれた地域で安心してその人らしい生活を継続していくことができるようニーズを把握し、適切なサービスの利用につなげるなどの支援を行っているところであります。

 また、市では町内会や民生委員をはじめ、郵便局、金融機関、電力会社などの協力をいただきながら、要援護高齢者を発見しましたら速やかに市や地域包括支援センターに連絡していただくようにお願いをしているところであります。

 さらに、市社会福祉協議会においても小地域モデル事業として2か所の地域を指定し、今後の地域防災に役立てるためにアンケート調査を実施するなど、災害においての課題を共有し、地域で解消できること、できないことを明らかにし、今後の対応を考えていくという取り組みを行っております。

 いずれにいたしましても、今後も要援護者等が地域で安心・安全に生活できる環境をつくってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 山中市民生活部長。

          〔山中政市市民生活部長登壇〕



◎山中政市市民生活部長 天田議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。

 初めに、3についてでありますが、阪神淡路大震災のときには近所の人によって救助された人の割合は、救助された人の6割強もあり、実に3人に2人の方が地域住民の力で救助されたということであります。

 このようなことから、市では地域住民による組織的な防災活動を支援するために、平成20年度から町内会に対して自主防災組織の設立を推進してきたところでございます。自主防災組織の設立時には、活動に必要なリヤカー、バールなどの防災資機材等の購入補助を行っております。平成21年度におきましても自主防災組織未設置の町内会に対しまして、引き続き組織化に向けた働きかけを行ってまいります。

 また、市では昨年11月には要援護者の安否確認や避難誘導の支援が迅速に行えるよう、災害時要援護者台帳を整備し、町内会、自主防災組織等の代表者に交付したところでありますが、今後、災害時要援護者台帳の効果的な運用を図るため関係団体等と連絡を密にし、災害時において地域との協力体制を確立してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、4についてでありますが、高齢化社会の進展による増加する高齢者等の生活移動手段の確保や環境意識の高まり、公共交通である路線バスの利用者の減少によるバス路線の廃止、変更など、全国至るところで都市交通の課題が浮き彫りになってきております。市といたしましても既存の鉄道や路線バスの特性を踏まえた上で、だれでもが利用しやすい公共交通環境の向上を課題としてとらえていかなければならないものと認識をしているところでございます。

 平成21年度には、公共交通の利用促進、交通環境の改善等を目的として、志木市、朝霞市、新座市の3市により(仮称)地域公共交通活性化協議会を設立し、この協議会の中で地域の公共交通の課題を抽出し、解決していくための計画を策定する予定となっております。公共交通の運営は採算性等から限界があり、すべてを公共交通によって満足させられることは困難であることからも、今後は公共交通の役割を担うバス事業者との連携や市民みずから育てる私的な交通システム等も視野に入れ、だれでもが利用しやすい公共交通網の整備に取り組んでまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 次に答弁を求めます。

 白砂教育長。

          〔白砂正明教育長登壇〕



◎白砂正明教育長 天田議員のご質問5についてご答弁申し上げます。

 柳瀬川図書館におきましては、昨年、開館時間の延長や図書館まつりを開催するなど、さまざまな運営の改善を行い、市民の図書館利用のさらなる利便性と利用の向上を図ったところであります。しかしながら、今日、社会や地域が大きく変貌する中、図書館サービスのあり方も変革が求められております。したがいまして、平成21年度にはさらなるサービスの向上と効率的な運営を図ることを目的として、指定管理者の導入を図ってまいります。

 今後も地域住民のコミュニティーのよりどころとして、地域に根づき、地域の課題解決に役立つ図書館経営を展開していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木潔議長 これより2回目以降の質問に入ります。

 15番、天田いづみ議員。



◆15番(天田いづみ議員) ご答弁いただきありがとうございました。

 1点目の志木市の進むべき方向性についてどのような自治社会をつくっていくのか、そのために果たすべき行政の機能はということで市長からご答弁をいただきました。

 基本的にはご答弁の方向性で了解なんですけれども、やはり毎回同じようなことを申し上げていまして恐縮な気もするんですけれども、1回目でも申し上げましたように、非常にさまざまな自助、互助、公助の地域づくりをやっている地域で、まちづくりをやっている地域で特徴的なのは、やはり押しなべて行政の機能がしっかりしているということを感じております。やはり連携を図るとともに、例えば九州のほうでは指定管理者をさまざまな社会福祉法人等、多様な事業主体があるわけですけれども、すべて行政にということではないんですけれども、やはりそういった民間の事業者あるいは市民等とも十分に連携を図りながら、場合によっては受け皿になり得るような事業主体まで育てていかれるような継続的、また計画的な行政のあり方と機能というものが、今後行政のサービスというのが精選されていかなければならない。社会において、よりまた重要になってくるのではないかなというふうに考えるんですけれども、その行政の機能のあり方と、またどのようにその辺を民間を育てていくのかというところについて市長のお考えをお伺いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 長沼市長。



◎長沼明市長 天田議員の再質問にご答弁申し上げます。

 お話しの趣旨としては十分理解できるところであります。しかしながら、すぐさまそういう方向は実現できるのかとなると、なかなか難しい点もありますけれども、いずれにしてもそういう方向を目指しつつ、先ほどもご答弁申し上げましたように自助、互助、公助を踏まえて、市民と行政がお互いに責任と役割を分担していくことで課題の解決につながっていくというふうに考えておりますので、そういう方向を目指して取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○鈴木潔議長 15番、天田議員。



◆15番(天田いづみ議員) わかりました。いつも思うんですけれども、やはり理想は高く、しかし日々の実践は一歩一歩、その理想に向かって積み上げていくということが大事ですし、何より市長がはっきりとしたその意思を持っていただく、そしてそれを広報ですとか、地域の会議ですとか、いろいろな場で市民や事業者の皆さんに積極的に発信して、みんなで同じ理想を共有していくことによって、また他の自治体の例も出しましたけれども、一歩一歩日々の実践を信頼関係に基づいて進めていかれるものと思いますので、ぜひその点よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

 それから、2の自助、互助、公助の福祉社会づくりを実現するために、保健、医療、福祉に対する行政の機能をどのように位置づけ、果たしていくのかというところで、健康福祉部長にお伺いしたわけなんですけれども、なかなか今の時期、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画についても大幅な変更ということではなくて、新たな点をつけ加えるというふうな形の中で新年度から実践していくと。また、地域福祉計画についてはこれから策定していくという中で、私も毎回形を変えて繰り返しておりますので、ここですぐさま、先ほど市長もおっしゃったように答えが出てくるというふうには思っていませんし、着実な実践こそ大事ですので、ただやはり課題は明らかにしなければいけないという意味で、先ほども申し上げましたように、ちょっと私、言い方が違ってしまったんですけれども、健診センターについてはリスクアプローチ、リスクのある方、特定健診が必要な方、またがんのリスクのある方、リスクのある方に対するアプローチ、そして健康増進センターについてはポピュレーションアプローチ、いわゆる一般的な方々に対して広く健康増進という意味での底上げや日常的なレベルアップを図っていくというふうな機能の分化だというふうに考えておりますけれども、そうした新たな、単に入れ物を変えるということだけではならないわけですね。やはり新たな、より一層のアプローチが求められていくというふうな志木市の状況の中で、やはり行政の機能ということが非常に重要だというふうに思っております。

 例えば、精神保健の問題にしても、非常にうつが増えているということで、地域を回っている方々のお話をお聞きしますと、例えば30代、40代で閉じこもりの方々がいらした場合に、今までは親御さんが面倒を見ていたわけだけれども、そういった方々がだんだん介護が必要になってきたときに、その家族丸ごと支えていかなければならないというふうな課題もありますし、高齢者のアルコール依存ですとか、あと、うつや、また認知症との境界にあるようなケースをどうするのかといったところにも、なかなか志木市では手がついていない状況かなというふうに思っているわけです。

 その辺、ほかにもさまざまにありますけれども、そういった多くの課題を、まずはそれぞれの担当レベルで現状分析し、そしてさまざまな民間の事業者、市民の方々と課題を共有しながら分析して、方策につなげていくというところの機能が、既に一生懸命やっているところがあることは十分承知しているんですけれども、まだまだかなというふうに感じているんですけれども、新年度に向けて、特に市長も2期目に向けた出馬表明の中で、たしか保健、医療、福祉というところをより重視していきたいというようなお話があったと思いますので、そういった背景も踏まえて健康福祉部長にお伺いをさせていただきます。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 尾崎健康福祉部長。



◎尾崎健市健康福祉部長 ご答弁申し上げます。

 志木市特有の政策立案のかぎというのは、やはり現場にあるというふうに考えております。一つ一つの市民の声、また担当職員の日常的な業務展開の中にそういった存在が出てくるというふうに考えておりますので、職員にはそういう課題をしっかり認識、整理をしていただきまして、市民と協働で組織的に課題克服を職員とともに目指していきたいというふうに考えています。

 今お話がありました高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画につきましても、このような過程を経まして、策定委員会など市民の意見をいただきながら策定をしたところであります。今後は計画にのっとり具体的な施策を民間、市民と協働しながら実施をしていきたいというふうに考えております。

 また、今年度第2期ということで策定する地域福祉計画につきましても、課題を整理する、こういった過程を経まして、この計画につきましては、高齢者、障がい者、児童、そして健康増進の各計画を横断的につなぐ計画として存在しておりますので、関係団体や地域福祉コーディネーターなどで組織する地域福祉推進委員会での協議を踏まえながら市民協働で計画づくりを進めていきたい、このように考えています。



○鈴木潔議長 15番、天田議員。



◆15番(天田いづみ議員) ありがとうございます。本当に尾崎部長の前段にご答弁いただいた部分は、本当に尾崎部長のおっしゃるとおりで、さも当たり前のことのようなんですけれども、それをやはり一つ一つ地道に誠意を持って取り組んでいくということが、最も今市民に求められているところなのだろうというふうに、実際私も市の空気や市民の皆さんのニーズ、またご意見をお伺いする中で感じておりますので、ぜひ地道に、すぐ効果が見える、見えないにかかわらず、地道に新年度に向けて取り組んでいっていただきたいということでよろしくお願いをいたします。

 それから、3の災害に強いまちづくりについて、地域社会における要援護者等の日常的な見守り、助け合いの体制はどうつくっていくのかということで、市民生活部長、そして健康福祉部長、それぞれご答弁をいただきました。

 健康福祉部長のほうから、先ほどご答弁いただきまして、そういったところであわせて地域福祉計画の見直しの中で市民と一緒に取り組んでいきたいというところに集約されるところがあるかなと思いますので、再質問としては、市民生活部長のほうにお伺いさせていただきますけれども、先ほど災害時要援護者台帳の効果的な運用を図るためにというふうなお言葉があったと思います。具体的なイメージが今の段階でわきませんので、その辺具体的なイメージをこれからみんなでつくっていきたいんですよということなのか、また台帳ということに関して、日常的に使えるようにしていきたいということなのか、もう少し市民の皆さんに伝わるようなご答弁をお願いします。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 山中市民生活部長。



◎山中政市市民生活部長 ご答弁申し上げます。

 災害時要援護者台帳を交付いたしました町内会や自主防災組織から、大規模災害に備えるために平時から要援護者とのコミュニケーションを図っていきたい、このような台帳の活用の改善や要望をいただいておることなどから、関係者のご理解を得られるようであれば、活用方法の改善を図ってまいりたい、このように考えております。



○鈴木潔議長 15番、天田議員。



◆15番(天田いづみ議員) ありがとうございました。

 富士見市のように最初から日常型ということで取り組んでいるところもあるわけですけれども、志木市は歩きながら考えていくということで、台帳をつくってみて、皆さんに伝達式をやったところ、やはり日常、日ごろからコミュニケーションを図っていきたいというご意見が出たということで、これはもう本当に志木市の地域には十分そういう潜在力がありますから当然のことだというふうに思います。ぜひそういった皆さんのご意見を反映できるような形で、また皆さんとコミュニケーションの中で進めてきていることですので、本当に地域の関係団体や皆様とよく意見交換をしながら、よりよい仕組みづくりをしていっていただきたいということをお願いしておきます。

 余り時間をかけてしまいますと、やはり皆さんにイメージが伝わらないでわけがわからなくなってしまいますので、その辺はタイムリーに取り組んでいただきたいということをお願いしておきます。

 それから、交通政策なんですけれども、先ほど新しいお話が出てまいりまして、今初めてお聞きしましたので、平成21年度に公共交通利用促進にかかわる公共交通の活性化協議会、仮称ということだったんでしょうか、志木市、朝霞市、新座市でともに考えていきたいというふうなお話だったと思うんですが、この点、今初めて出てきた考え方で施政方針にも載っていなかったかなというふうに思いますので、もう少しその概要について、どういうふうな仕組みなのかお話しいただきたいと思います。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 山中市民生活部長。



◎山中政市市民生活部長 ご答弁申し上げます。

 この協議会でございますけれども、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の施行に伴いまして、埼玉県から志木駅、朝霞台駅、北朝霞駅、朝霞駅を中心とした地域、これは朝霞市、新座市、志木市でございますけれども、それを先導的に実施する対象地域として県から働きかけを受けたところでございます。

 そして、この内容でございますけれども、まず今の案でございますが、協議会のメンバーでございますけれども、埼玉県、それから3市、交通事業者、警察、それと関係者等という形で組織されるものでございます。

 どのような内容かと申し上げますと、まず総合事業計画を3か年にわたりまして作成すると。1年目につきましては、連携事業計画をつくります。2年目については事業の実施計画をつくります。その後、事業実施に移りますということで、国・県、それぞれ市町村という形での負担割合のもとで事業を推進していくものでございます。



○鈴木潔議長 15番、天田議員。



◆15番(天田いづみ議員) そうしますと、まだ具体的には予算等には反映されていないということなんでしょうか。

 いずれにしましても、県からの働きかけがあってというふうなお話がありましたので、関係者の連携の中で、1年目に連携を図って、2年目、実施計画、3年目実施ということですので、このタイムスケジュールでいきますと、ちょうど私が危惧しておりました、例えばふれあい号の契約期間の関係ですとか、その辺も見据えて、全く多分白紙ということであるんでしょうけれども、先ほど部長のご答弁もありましたようにバス事業者との連携、あるいはみずから育てる住民参加型の交通網ということなんでしょうか、その辺も視野に入れてという話もありましたので、さまざまな関係者の方とよく密接に連携を図りながら、その辺考えていっていただきたいというふうにお願いしておきます。

 それから、5の図書行政について教育長からご答弁をいただきました。その指定管理者ということは、方針についてはわかったんですけれども、いずれにしても、図書のことだけではないんですけれども、従来から申し上げてきました、民間の事業者が必ずしもいい悪いということではなくして、行政であろうが、仮に民間の力が何らかの形で入るとしても、できる限り地域の中の人材ですとか、蓄積されて積み上げてこられたノウハウですとか、市民の参加ですとか、そういった志木市における、目には見えないんですけれども、非常に重要な、何より大事な宝だというふうに私は思っているんですけれども、そういったものがしっかりと、図書館であれば図書館に蓄積されて、そしてそこを拠点としてまた地域の中で循環していく仕組みづくりがなされるべきというふうに考えるんですね。単に行政なのか、民間なのかということではないというふうに思いますので、その辺のお考えについて教育長のご所見を承りたいと存じます。



○鈴木潔議長 答弁を求めます。

 白砂教育長。



◎白砂正明教育長 天田議員の再質問にお答えをしたいと思います。

 今、ご質問の中にもありましたように地域の人材ということでありますが、これは指定管理者であろうが、行政であろうが、だれが担当しようと、こういったものについては地域の人材を生かしながら、建設当初は、図書館は地域の憩いの場というコンセプトで建設がされたものでありますから、これはそこに携わる人の考え方だというふうに思います。ですから、地域の人材を生かしながら市民参加も含め、指定管理者等の導入について準備を着々と進めていきたい、こういうふうに考えております。



○鈴木潔議長 15番、天田議員。



◆15番(天田いづみ議員) 教育長の思いをどのように形にしていかれるのかというところは、まさに地域の市民としても単に行政にお任せということではなくして、一緒になって関心を持ち、そしてやはりよりよい図書サービスになっていくように見つめて、そして働きかけていきたいということをお話しいたしまして、私の一般質問を終わりにさせていただきます。

 ありがとうございました。



○鈴木潔議長 以上で、15番、天田いづみ議員の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○鈴木潔議長 以上で本日の日程、一般質問を終わります。

 来る19日は本会議を開き、各常任委員長の報告を求め、質疑、討論、採決を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

 お疲れさまでした。

                              (午後1時45分)