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埼玉県 朝霞市

平成 2年  6月 定例会(第2回) 06月15日−04号




平成 2年  6月 定例会(第2回) − 06月15日−04号









平成 2年  6月 定例会(第2回)



           平成2年第2回朝霞市議会定例会

議事日程(第4号)

                   平成2年6月15日(金曜日)午前9時開議

第1 一般質問について

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出席議員(30名)

  1番   鈴木龍久君    2番   守田貴久子君

  3番   金子光男君    4番   塩味昌弘君

  5番   井島伊三雄君   6番   堀内初江君

  7番   大貫敏男君    8番   三田一義君

  9番   波澄哲夫君   10番   篠原逸子君

 11番   葛西 明君   12番   神谷裕之君

 13番   渡辺康成君   14番   浅川万次郎君

 15番   辻  勝君   16番   石原 茂君

 17番   陶山憲秀君   18番   有冨森太郎君

 19番   斎藤 忠君   20番   中尾陽之助君

 21番   峯岸恒男君   22番   高橋隆二君

 23番   塩味長一郎君  24番   曽根田晴美君

 25番   比留間昭男君  26番   高橋健一君

 27番   小寺貞安君   28番   八巻勝夫君

 29番   奥山貞三君   30番   田辺 淳君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人

 市長    岡野義一君   助役    栗原幸一君

 収入役   岡本昭寿君   教育長   柏 慶次郎君

 総務部長  栗原利男君   民生部長  元澤慎次君

 建設部長  木村 勇君   水道部長  塩味正一君

               総務部

 消防長   平  等君         斉藤靖良君

               次長

 総務部           民生部

       金子武夫君         野島 栄君

 参事            次長

 建設部           水道部

       中村 茂君         松下貞夫君

 次長            次長

 教育次長  稲葉洋暎君   教育次長  中島昭二君

 秘書人事

       仁瓶 悟君   庶務課長  船本祐志君

 課長

               清掃事務

 社会課長  宮崎国利君         高野正人君

               所長

 福祉事務

       佐藤征四郎君  管理課長  伊藤 寛君

 所長

 建設課長  堤田哲夫君   開発課長  渡辺明夫君

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本会議に出席した事務局職員

 事務局長  金子好隆    書記    小澤勝正

 書記    丸山義治    書記    関根 悟

 書記補   田中 浩

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△開議の宣告



○議長(塩味昌弘君) 皆さんおはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

                                 (午前9時)

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△一般質問



○議長(塩味昌弘君) 日程第1、一般質問でございます。

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△堀内初江君



○議長(塩味昌弘君) 昨日に引き続きまして、12番目、堀内議員の質問を許します。登壇して御質問ください。

         〔6番 堀内初江君登壇〕



◆6番(堀内初江君) おはようございます。

 通告順に従いまして、一般質問をいたします。

 第1番目に、障害者福祉の福祉タクシー制度についてでありますが、障害者がタクシーを利用するとき料金を補助する福祉タクシー制度があります。これは県の施策として、在宅障害者地域福祉促進事業費補助金として、すなわち福祉タクシーや補装具、診断書料、福祉電話、ガイドヘルパー、映画会、手話講習会等について最高限度額 120万円の2分の1、60万円までを県が補助するという制度であります。

 さて、当市の状況はといいますと、対象者は身障者手帳1級、2級、下肢3級、療育手帳(A)、A,Bであり、年間1人当たり24枚が支給をされているそうであります。対象者にはあらかじめ申請書が送付をされ、申請書受理後、県が発行をされます。この3年間の利用者枚数は、昭和62年には 6,079枚、63年は 6,347枚、平成1年には 6,476枚と増加の傾向にあります。障害を持った方にはよい制度でありますが、利用者から、その問題点が指摘されています。

 例えば、下肢障害の方は当然、歩行困難ですので、タクシーを呼んで来てもらう。すると基本料金をオーバーをしてしまうことがあります。ところが、配付されている福祉タクシー券は基本料金用のみでありますから、オーバーをした分は、そのたびに本人が実費を支払わなければならないというのが実態であります。これはこの制度の改善点ではなかろうかと思い、板橋区を調査をしてみました。板橋区では、タクシー券が3種類交付されていることがわかりました。つまり、基本料金用と80円券、10円券という補助券が2種類発行されているわけです。このような方法をとれば、その都度本人が実費を負担しなくとも済むわけですし、障害を持った方には大変親切な方法だと思われます。福祉タクシーについては、朝霞、和光、志木、新座、4市で共同で行っているそうですから、いろいろ難しい点もあるかと思いますが、この際、補助券の発行についても検討をされ、改善をすべきではないでしょうか。

 もう一点は、発行枚数についてでありますが、例えば内部疾患の方、特に人工透析等を行っている方は、年間24枚ではとても足りません。これも板橋区を調べてみましたら、障害の段階で2種類に分け、身障(A)の方については、1カ月に基本料金用10枚と補助券がそれぞれ15枚ずつ、年間ですと、基本料金用がなんと 120枚、補助券が 180枚ずつ配付されているそうであります。基本料金用の枚数だけ見てみましても、当市を含む4市は年間24枚、板橋区では年間 120枚と、随分と差があります。基本料金用のこの券については、1人当たりの枚数をもっとふやし、障害者の方にもっと利用をしてもらうべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、自然保護についてでありますが、本年度3月1日と4月1日の2回、樹木を保護すべき地区として13カ所、保護樹木83本が指定をされました。年々開発が進む中、当市としてもおくればせながら緑化推進条例に基づき行われたことは、当市にとっても喜ばしいことと言えると思います。指定した保護地区の地籍合計は8万2,530.06平方メートルとなっております。地域別では、根岸台、岡、朝志ケ丘、宮戸、膝折となっていますが、今後はどのような計画で、そしてどのような段取りで進めていくのか伺います。

 3番目に、平和行政についてであります。

 対立の時代から共存の時代へと、歴史の転換を告げたマルタの米ソ首脳会談、今や平和への世界的潮流が大きなうねりとなっている状況にある。世界唯一の被爆国である我が国は、世界的潮流に歩調を合わせ、全力で、地球的視野に立って、さらなる平和運動を展開すべきである。今こそ地球家族の一員として、世界の恒久平和が確立されることを強く願うものである。朝霞市民は、だれもが安穏に暮らせる平和と希望の21世紀を築くために、市民の1人1人が努力することを誓い、このことを次代に引き継ぐため、ここに平和都市宣言をする。

 これは昨年12月定例議会で議決をされた、朝霞市平和都市宣言の決議文であります。思えば8月6日の8時15分、8月9日11時2分は広島、長崎に原爆が投下をされた日であり、唯一被爆国である日本の国民は、この日を忘れることはできません。同時に8月15日の終戦記念日、私たちは、この日も生涯忘れてはならない日だと思っております。

 平和都市宣言を高らかに決議をした当市として、初めての夏を迎えます。平和都市宣言を行っている市町村では、それぞれ工夫を凝らし平和事業を行っています。我が朝霞市としてはどのように平和事業を行うのでしょうか。市民は高い関心を持っていますので、具体的にお話をお伺いいたします。

 2点目に、今回の東部方面総監部の移転の問題でありますが、今回の移転は移転のみならず、自衛隊の基地の拡張、増強がねらいであります。平和都市宣言の趣旨からすれば、市民の平和と安全を守る立場からすれば、今回の移転問題に対する朝霞市長の態度は矛盾をしております。市長はむしろ安保条約を廃棄して軍事費削減を願う立場にあると思いますが、その見解をお伺いいたします。

 4番目に、ごみの問題についてでありますが、ごみは豊かで快適な生活の落とし子と言われ、昭和40年代の高度成長時代、物を捨てることが「消費は美徳」ともてはやされてきました。しかし、地球の資源には限りがあります。ごみは、もはや大きな社会問題です。今、歯どめをかけなければ将来に大きなツケを残すことになります。当市のごみの量も、御存じのように、昭和51年を境にしてその量は急速にふえ続けています。地方自治体にとっても市民1人1人にとっても大変な事態だと、今、資源回収、リサイクル等を進めてきています。しかし、毎日の買物に行けば、例えばたった果物1つ買ったにしても二重、三重の包装がされています。企業の過剰包装の分までをも、結局のところ地方自治体の焼却場が最終責任を負わなければならないのは、余りにも片手落ちではなかろうかと思います。ごみ問題を解決するためには、企業も当然努力を惜しんではならないと思うわけであります。

 そこで、市としても県や国に、企業に対して過剰包装をやめさせるよう強く働きかけていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 2点目としては、資源回収は現在進んでおりますが、今後はどのように行っていくのか伺います。

 1回目の質問を終わります。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。民生部長。

         〔民生部長 元澤慎次君登壇〕



◎民生部長(元澤慎次君) 御答弁申し上げます。

 まず、第1点目の障害者福祉についてお答えいたします。アとイが関連ございますので、一括してお答えいたします。

 平成元年度、福祉タクシーの利用者は 441名で、利用率は62.6%でございます。そのうち24枚使用した方は22.6%となっております。また、利用券を1枚も使用しなかった方も10.8%おります。したがいまして、利用券の増発につきましては、現在のところ考えておりません。

 また、基本料金以外の走行距離も併合することにつきましては、タクシー会社7社との契約の問題と、4市統一で実施していることから、大変難しい問題もあり、現在のところ考えておりませんので、御了承いただきたいと思います。

 次の、一番最後のごみ問題について、お答えいたします。

 (1)番の企業の過剰包装につきましては、昨年、埼玉県西部第一広域行政推進協議会の清掃部会で県レベルの総合的な減量化、資源化の施策推進を陳情してまいりました。さらに市といたしましても、商工会、市内営業商店に対して協力の呼びかけをしているところでございます。

 (2)番目、資源回収につきましては、三田議員の御質問にお答えしたとおりでございますので、御了承賜りたいと思います。

 また、今議会におきましても、各議員さん方から貴重な御提言をいただいておりますので、それらを十分参考にしながらごみ問題に対処していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 建設部次長。

         〔建設部次長 中村 茂君登壇〕



◎建設部次長(中村茂君) 第2点目の、自然保護についてお答え申し上げます。

 緑地の保護地区及び保護樹木につきましては、先ほど堀内議員さんが申されたとおりでございます。今回の指定につきましては、市街化区域内の地区から選定し、お願いしてまいりましたが、今後は市内全域を対象に、保護地区等の指定を進めてまいりたいと考えております。

 段取りにつきましては、現在、その地権者等の拾い出しを行っておりまして、来月ごろから、その関係地権者に対しお願いする予定でございます。



○議長(塩味昌弘君) 市長。

         〔市長 岡野義一君登壇〕



◎市長(岡野義一君) 堀内議員の、私に対する平和行政についてということについての御答弁を申し上げます。

 まず1の、当市の平和都市宣言は昨年12月議会におきまして、全会一致により議決されたところであります。市ではこの宣言を受けまして、3月に懸垂幕を作成し、本庁舎及び支所に掲げており、また、本年度には市内に立て看板を設置する予定でございますが、その他の具体的な事業につきましては、今後、機会を見て検討していきたいと思っております。

 次に、平和都市宣言と自衛隊移転とにかかわる御質問でございますが、防衛に関する問題は、基本的に国の所掌に属する問題であると考えられますので、難しい問題でございます。今回の移転問題は、あくまでも国の機関の省庁移転の一環として行われるものであると認識しておりますので、特に市の平和都市宣言と自衛隊の移駐問題は、決して矛盾するものではないと考えております。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 6番、堀内議員。



◆6番(堀内初江君) 福祉タクシーの件からもう一回伺いますけれども、きのう、実は福祉事務所長にも伺ったんですけれども、今、民生部長が増発は考えていないという見解をね、お話になりましたけれどもね、その見解の中身というのは、その利用者の利用率ですか、62.6%、それから1枚も使わなかった人が、ちょっと聞こえなかったんですけれども、何人かいたということを考えると、増発は考えていないということですよね。私は先ほど、1回目の質問のときにですね、下肢障害のある人が基本料金用では足りないから、そして人工透析を行っているような方は全然足りないわけですね。実費を払っているんですよ。だから必要なんではないかというふうに言ったんですけれどもね、それの答えには全くなっていないんじゃないですか。

 もう一回聞きますけれども、そちらで利用率62.6%というのはね、残りの37.4%の人、使っていない人たちは、なぜ使わなかったのか調査しましたか。では、なんで東京や板橋区の例では、朝霞では年間24枚ということは、月にすれば2枚ですよ。板橋区では月10枚で年間120 枚も発行するんですか。多少の差はあると思いますけれども、そんなに、 120枚と24枚なんていうのはね、これはどう見たって行政の方が、どのように障害者に対してサービスを行っていくかという点がね、明らかに違うということが出ているんじゃないですか。

 予算の問題なんですかというふうにきのうお聞きしましたら、県の方では対象額 120万の2分の1しか出していないそうですね。それは県の方にも確かに、予算の問題ではあります。しかし、実際朝霞市で障害を持った方がね、その初乗り券、基本料金券ではだめだと、それから内部疾患の方ではとても足りないという状況があるんでしたら、そういう状況をきちんと調べて、把握をして、そして検討をして増発の方向に持っていくべきじゃないんですか、枚数の件についてはね。さっき私が言った、その下肢障害の方の問題については、もう一回伺いますが、下肢障害の方が、ではそのたびに自分で実費を払っているわけですけれども、そういう点についてはどういうふうに対応したらいいというふうに考えていらっしゃるのか、その点について、もう一回。

 それから、人工透析をやっている方は大変少ないわけですけれども、4市で共同、7社のタクシー会社でしたっけ、とやるわけですね。実務上とか事務上の問題というのは確かにあろうとは思いますよ。あるけれども、難しいからやらないというのはおかしいんじゃないですか。難しいけれども、実際にこれは改善をされて、補助券を発行しているところは実際にあるわけですよ。何でそれを難しいからやらないと決めつけちゃうんですか。難しいから、難しい問題だから、障害を持った方にもっとタクシーに乗っていただいて、障害を持った方というのは大変外に出にくいですよね、一般の方よりも。いろいろな条件がありますから。ですから、せめてタクシーを使って通院をしてもらう、どこかへ出かけてもらうということはね、これは障害者にとっては大変うれしいことだし、私たち一般市民と障害を持った方の関係で言っても、非常にいいことですよ。難しいからやらないというのはおかしいんじゃないですか。

 でも難しいとおっしゃるなら、ではどこがどういうふうに難しいのか、ではもう一回その2点、もう一回では説明してください。

 それから、自然保護についてでありますが、今年度からやり始めたものですから、これからいろいろ計画があると思いますが、1つお聞きしたいのはですね、当然、緑地を保護していくためには、朝霞市の面積の中の緑比率は一体どのぐらいあるんだろうか、それで、それはこの数年間どういうふうになってきているんだろうか、そういうことを当然調べていく中で検討をして、そして、では今後10年間にこれぐらい、1年にこれぐらいずつというふうに計画を立てなければいけないと思うんですけれども、そういう点について、緑比率について。それからまた、それを考えて今後どういうふうにやっていらっしゃろうと思っているのか、もう一点伺いたいと思うんです。

 それはね、緑化推進条例ができたから直ちにいろいろなところを、保護するところを保護しなきゃいけないというのはありますけれどもね、こういうものは、やはりそこだけを見るのではなくて、朝霞市全体としてどうなんだろうかということを見ていかなければ、うやむやに進めていくわけにはいかないんですよ。

 これは練馬区で出しております、練馬区では大変、自然保護に対していろいろやっているわけなんですけれども、練馬の緑比率を示した地図なんですね。1つの区を5つの区域に割って、この区域は緑比率が何%、この区域は何%、何%というのを全部調べまして、それから計画を進めていくんです。どこでもそうだと思いますけれども、そういう点について、もう一回お伺いをします。

 ごみの問題の2点目についてなんですけれども、企業に対しての過剰包装は、ぜひ県や国に対しても、これから強く働きかけていっていただきたいと思います。私たちが一生懸命、市や市民1人1人がリサイクル、資源回収を一生懸命やってもですね、一方では企業が過剰包装なるものをどんどんやってくるわけですから、結局それをどこが責任を持つかといったら、一地方自治体の焼却場が責任を持たなければいけないわけですよね。ですから、これはやはり私たち市民も努力すると同時に、企業にも、もっと過剰包装を少なくさせる、そういうことをね、制度や法律としてつくっていくべきじゃないか。その、まず先頭に立って焼却場、大変市の焼却場がいろいろ問題が起きていますけれども、そういう状況をきちんと県や国に示して、そして過剰包装を企業にやめさせるような、そういう運動をぜひ進めていっていただきたいと思います。

 2番目の資源回収についてなんですけれども、現在、58団体の団体が登録をして、そして回収をやっています。私の七小地域でも、PTAの方、一生懸命やっていらっしゃいますが、ただ、PTAも、それから子供会や町内会、ほかの団体も一生懸命やっていらっしゃいますが、共働き家庭ですとか、また町内会に入っていない家庭ですとか、たまたまその日に出せない家庭ですとかね、そういう家庭がまだまだたくさんいらっしゃいます。それは、ごみを捨てに行ったとき、集積場所にまだ新聞の束、それから雑誌、布類、そういった物がよく出ている状況があるわけですね。こういうことも一刻も早く解決をしなければいけませんので、私は、お隣の志木市と新座市でやっております1つの方法を考えてみてはいかがかなというふうに思うわけです。

 志木市の場合はですね、団体登録をして報奨金、新聞紙、衣類などについて1キログラム当たりにつき10円というのは出して、こちらと同じですけれども、それ以外に、委託業者に市がお願いをしまして、ごみの集積場所にですね、ごみの日とは別に、地区に月に1回、市を4つに割りまして地区につき1回です。だから月4回で全市を回るという計算になりますが、そういう方法をとって、缶、瓶は別です。新聞紙、雑誌、それから布類、そういったものの回収を市としてやっているそうです、委託業者にお願いをして。これはことしの5月から始めたそうですが、かなり量が多い。そして、1回に約、1つの場所ですね、1つの地区で10トン弱、ですから志木市でもって1月に、その回収をすることによって40トン弱が回収をされたそうであります。ですから、朝霞市はもっと、志木市より広いし人口も多いわけですから、これよりも、どのぐらいになるかわかりませんが、かなりのそういった新聞紙類、また布類が回収できるのではないかと思うわけですね。

 さっき言いましたPTAや団体に出せない方などはね、共働きの方、そういう方は、どうしてもごみの日に新聞紙などを出してしまいますから、そういうのを出してしまうのではなく、日にちを決めて市として回収をさせるような、そういう方法をとってみてはいかがかというふうに思います。

 新座市では、一定の区域を決めて、現在は市の職員が実験的にやっている段階だそうです。

 そのことについて、もう一回伺います。

 それから、平和行政についてでありますが、垂れ幕と立て看板を立てていくというのは、それは平和都市宣言を行った市としては第一歩というか、やることだと思いますけれども、ことし8月を迎えるわけですね。去年の12月に宣言をしたわけですから、当然3月議会で予算をとることもできただろうし、また、そんなにたくさんの予算をとらなくても平和事業というのは、工夫をすればいろいろできるわけです。

 それで、平和事業を行っている、平和都市宣言を行っているところは埼玉県内もあちこちにございますけれども、桶川の例を私、調査をしてみました。そうしたらですね、桶川では昭和57年ですね、57年から「平和を考える10日間」というのを8月6日から8月15日まで指定をしています。桶川です。そして、いいですか、市長。8月6日、沖縄じゃありませんよ、桶川ですよ。8月6日、桶川駅にですね、議員と執行部が平和の、その大切さを訴えたチラシとティッシュを通る方に、市民にお配りをしているそうです。それから、8月8日、9日、10日の3日間を平和の集いと称しまして、平和の映画、アニメだとかそういった映画をやり、また8月10日には1部、2部に分けて大々的に平和の集いをやるそうです。そして、風船に「平和について一言書いてください」という手紙をつけて、子供たちに飛ばして、そして、その風船がどこに行くかはわかりませんけれども、全国から、その風船をもらった人から返事が実際に届いているそうです。こういうことも桶川ならではの、私は大変工夫をされたいいことだというふうに思うんです。何もこのとおり朝霞がやるとかいうことではありませんよ、これは一例ですけれども。そして、8月6日8時15分と8月9日11時2分、8月15日の正午は、市役所のみならず消防署でサイレンを鳴らして1分間の黙祷をするそうです。啓発塔の設置も行っておりますが、こういうことをね、そんなに予算のかかる、莫大な予算のかかるものではありませんが、1つ工夫をしていくということで、市民にもこの平和の大切さというのを訴えていく必要があるのではなかろうかと思います。

 どうして「機会を見てやっていく」というようなね、今回せっかく平和都市宣言をされ、初めての夏を迎えるのに「機会を見てやっていく」というようなことをおっしゃられるのかね、私、大変不思議なんですけれども、何らかの形でやられるべきじゃないんですか。それは、これから用意をしてもできるものじゃないんでしょうか。ぜひやっていただきたいと思うんですけれども、その点について、もう一回伺います。

 それから、2点目の、平和都市宣言を行った市としては自衛隊の東部方面総監部の移転については、市長は国の省庁移転でもって矛盾するものではないというふうにおっしゃいましたね。どうして矛盾しないんですか。私は、どうして矛盾しないんですかを、逆に聞きたいんですよ。平和都市宣言というのはね、市長ね、だれがどのように解釈をしても、市民の安全と平和を守るための宣言ですよね。ですから非核、もちろん現代は「非核」をつけているところが多いんですけれどもね、非核平和都市宣言をつけている神戸なんていうところは、アメリカの船の「核を積でいるだろう」と思われる船だって入港させていません。それだけの、都市宣言を行うということは、それだけの効力もあるし、できるんですね、実際に。それがね、今回の自衛隊の移転が矛盾、省庁の移転ですから矛盾するものではないというのは、おかしいんじゃないですか。

 もっとはっきり言いますと、先ほど私は1回目の登壇のときに言いましたけれども、今回の自衛隊の移転というのは、移転だけがねらいではなくて、実際には増強、拡張ですよね。そして、この自衛隊の増強、拡張というのは、つまり先ほど市長がおっしゃいましたけれども、防衛庁がアメリカとの間でどんどん軍事力をふやしなさい、そしてアメリカの安保条約のもとで、アメリカのために自衛隊がいつでも出動できるようにしなさいというもとでつくられたものでしょう、そうですよね。安保条約というのはそういうものだし、今回の自衛隊の移転もそういう軍事力を拡大するものですよね。でしたらね、なんで朝霞市が平和都市宣言をして、平和を守る、市民の安全を守ると言っておきながら、そういうものを黙って、いたし方ないというふうに受け入れてしまうのかね、やはり矛盾していると思うんですけれども。

 私は、はっきり言って自衛隊は、あれはアメリカとの約束の間で進められている軍事力ですよ。人を殺す兵器ですよ。何のためにあの自衛隊がね、富士山の裾野で、また海上で、アメリカと日米合同演習なんかをやらなければいけないんですか。日本は憲法でも、もう戦争をしないとはっきり明記している国ですから、まして被爆国ですから、戦争の準備なんかする必要は全くないんですよ。でも、実際にはアメリカの要求でもってそういう演習をどんどんやり、そして軍事費をどんどんふやしているでしょう。これは、つまり戦争のために日本が加担をしているということですよ。国の問題はそういうふうにありましても、朝霞市としては平和都市宣言を行ったんですから、最低、そういう軍事力が朝霞市に来るんだったら、それは、やはり市長としては、来てもらっては困るという、そういう態度をはっきりとるべきだったと思いますけれども、私は、やはり矛盾していると思いますけれども、その点について、もう一回お願いします。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。

 福祉事務所長。



◎福祉事務所長(佐藤征四郎君) それでは、福祉タクシーの再質問にお答えいたします。

 まず、第1点目の、現在増発を考えていないということに対する理由でございますが、先ほど民生部長が、利用率は62.6%で、そのうち24枚全部使用した方は22.6%というふうにおっしゃってございます。そういう関係で、現在、24枚を全部使用した方々が22.6%で、4分の1にもまだ満たない状況でございますので、現在のところ考えていないと、そういうことを言ったわけでございます。

 2点目の、下肢障害や内部障害の方についてということでございますが、これにつきましては、福祉事務所といたしましては、現在、調査することで担当者の方とは話し合いをしていたところでございますけれども、参考までに、下肢障害の方々で24枚を使用した方が49名、あと内部障害の方々で24枚全部使用した方が19名でございます。このぐらいの人数でございますので、うちの方では調査をして、実態を調査をしてみたいと考えております。

 3点目の、大変難しいという問題についてということでございますが、昨年4市で身障者のケースワーカー合同会議を開いてございます。そのときに、こういう増発の、失礼しました、走行距離の併合することにつきましても話し合いを持ったわけですが、担当者の方では難しいという、その理由としては、やはりタクシー会社7社との話し合いの問題と、もう一つは、やはり4市の方でいわゆる統一ができなかったという問題もございますので、それで、大変難しいということで、現在考えていないということでございます。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 建設部次長。



◎建設部次長(中村茂君) 緑化のこの地区につきましては、あくまでも現存する樹木を保護するものでございまして、先ほど堀内さんがおっしゃいましたとおり、地域、面積による比率等、それから人口等とか、そういうもので指定するものではございません。特に現存する緑地そのものはですね、樹林地そのものが、前回の指定するときに我々の調査した範囲では19万 6,000平米、約20万平米ございました。そのうち御了解が得られて指定した面積が、先ほど申されました8万 2,530平米でございます。ですから、我々としてもまだまだ、このお断りされた方につきましてもですね、今後とも協力をお願いしていきたいというふうに考えておりますので、比率までの問題、そこまで行っている状態じゃないというふうに考えております。



○議長(塩味昌弘君) 民生部長。



◎民生部長(元澤慎次君) ごみ問題についてお答えいたします。

 資源ごみの回収につきましては、昨日、三田議員にもお答えしておりますが、今年度、資源ごみ回収車を購入いたしまして、既にスタートしております。



○議長(塩味昌弘君) 市長。



◎市長(岡野義一君) この平和についてのですね、平和都市宣言を行ったということについてはですね、平和都市宣言は、日本人がだれでも平和な社会でありたいと、1日1日平穏無事でありたいと願う心、これは人間の人情であります。その結果が、当朝霞市といたしましての平和都市宣言であると、こういうように理解しておりまして、議会の平和都市宣言の決議に全幅の賛意を表しているところであります。

 しかしながら、この平和の尊さ、喜びに対する意識の高揚と、それを実現する手段、方法というのは、私とあなたの考え方が違いますので、若干の運動については違うと思います。なぜならば、私とあなたと主義信条が全く違うために、どうしても同じ平和ということについても、運動の仕方については若干違うことがあるかと思います。

         (何事か呼ぶ者あり)



◎市長(岡野義一君) 次の、2番の自衛隊と、それからこの平和都市宣言とは矛盾しているんじゃないかと、安保条約を廃棄して軍事費削減を願うべきではないかと、こういうことでありますけれども、市民、国民の平和と安全を守るための手段として安保条約があり、自衛隊があると私は信じております。

         (何事か呼ぶ者あり)



◎市長(岡野義一君) 日本人の世論の87%が安保条約を認め、自衛隊を認めているということを堀内議員も御存じだと、私は思っております。

 また、これがですね、いつの日にか、私どもの今考えている考え方と違った、あなた方の時代が来たときには、それはそれなりに、私どもはあなたのやることについて無条件で認めます。

         (何事か呼ぶ者多し)



○議長(塩味昌弘君) 質問ございますか。6番、堀内議員。



◆6番(堀内初江君) 障害者福祉のタクシーの制度については、ぜひ調査をしていただきたいと思うんですね。それで、調査をして、なぜ使えなかったのか、そういうことをぜひ調べてもらいたい。そして、使いたいという、やはりそういう要求も私は実際に聞いているわけですから、いらっしゃると思いますから、そういう点で増発を、枚数の増発をしていっていただきたいと思います。

 それから、補助券の発行ですけれども、7社、タクシー会社7社とのあれが難しいというお話なんですけれども、何が難しいのか、やはりわからないんですけれども、後で具体的にお伺いしますけれども、でも、この補助券がやはりあるとないのは、先ほど、何回も先ほどから言いますけれども、本人が実費を支払っているわけですよ。そういうことが改善をされないんですよね。それで、ではその実費支払っている、基本料金過ぎた分を本人が支払えばいいじゃないかと言う人がいるかもしれませんけれども、それは障害者福祉の基本的な考え方からは随分ずれてしまうんですよね。やはりこの障害者のための福祉タクシー制度はきちんと、障害者のためにある制度ですから、本人がそのたびに実費を払って「嫌だな」とか「困ったな」とかということにならないようにさせるためのものですから、実費を支払わせるなんていうことはないように、補助券についてはぜひ、難しいというお話ありましたけれども、検討をしていっていただきたいと思います。それは要望にしておきます。

 それから、自然保護については、これから検討をするということですので、ぜひ検討していっていただきたいと思います。

 それで、先ほど見せました練馬区の「練馬のみどり」という、こういう実態調査の結果というのが大変すばらしく、立派でなくてもこういったものを発行したり、それから練馬区では、大変驚いたことに、練馬区の中の民地を買い上げることができなくても、借用をして、?30、30までの憩いの森という緑地を保護して、管理をしています。そういう中に、おととし問題になりましたカタクリ、清水山憩いの森というのがありましたけれども、民経の委員会で調査に行きましたが、こういった大変すばらしいものもございました。順次そういうものも進めていかなければなりませんが、とにかく当市としても、御存じのように開発がどんどん進んできていますのでね、買うことができなくても、借用するというようなこともぜひ考えて、そしてプランを練っていただきたいと思うんです。プランを練っていただいて、それから進めていっていただきたいと思うんですよ。そういうことを、また、これは練馬区報なんですけれども、非常に毎回熱心にですね、「緑をみんなの財産に」というタイトルで、毎回区報に、この保護樹林の問題だとかいろいろな、緑の大切さを訴える記事がわかりやすく載っています。そういうこともぜひ市民の皆さんにPRをしていっていただきたい。これは要望にしておきます。

 それから、ごみの、2番目の資源回収車の件ですけれども、先ほどもう回っているとおっしゃいましたけれども、いつ回っているんですか。1回も私見たことないんですけれども、それは、きのうの同僚議員からの質問でありましたけれども、1台でしたよね、1台。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) 1台で4地域をどういうルートで回っているんですか。例えば、志木のように地区でこういうふうに割って、幾つかに割って、こういうルートでこういうふうに回るというふうにやっているわけですか。そして、その実態としてはどうだったんですか。新聞、新聞と紙と、瓶とか缶も含まれているわけですか。そういう物は含まれているのか含まれていないのか、実態としてはどのようになってきているのか、もう一回伺います。

 それから、市長にもう一回、平和の問題で伺いますが、市長、2番目のことをちょっと置いて、1番目の平和都市宣言の問題ですけれどもね、市長、何かおかしくなりませんか、話していて。人情でありますから、意識の高揚を図っていくのは当然でありますね。私もそう思いますよ。だけれども、あなたと私では運動が違うというのは、一体どういうことですか。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) ちょっと待ってください、話しているんですから。

 考え方が違って……

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) 私が発言しているんですから、市長、ちょっと聞いてください。

 考え方が違っても、今回、朝霞市でこの決議文を出したのはですよ、いいですか、市長。自民党の会派から社会党、共産党、公明党まで全部の会派で、これは決議を行っているんです。この中身についてもいろいろありますけれども、しかし、この1、2、3、4、5、6、7行については全部の会派が、やはりこれをやっていかなくちゃいけないという立場に立っているんです。つまり、私たちは市民の代表でここへ出てきているわけですから、そうしますと、朝霞市民の人たちがですよ、この朝霞平和都市宣言をやってよかったというふうにしなきゃいけないわけですよ、全部の会派で一致したんですから。それをね、「私とあなたと運動が違うからおかしい」というのは、どういうことですか。そんな言いぐさはないでしょう市長。

 それから、それから市長に、そういう言い方をするんでしたら私からもう一回伺いますけれどもね、市長は市長選のときに「よりよい朝霞市政を求めて−−公開質問状」というのが、これは市民ネットワークという団体から出されてね、この中で「朝霞市として非核平和都市宣言をする考えはあるか」という項目がありましてですよ、この中で「ない」と答えたのはたった1人で、市長は「ある」と答えているんですよ。非核平和都市宣言をする考えはあると答えているんですよ。私たち議員が決議をするまでもなく、市長としても、平和の問題についてはきちんと市民にも啓蒙させて、そして意識を高めていかなければいけないと思うから、こういうものに丸をしたんじゃないですか。それが「運動が違うから」云々というのは何ですか。そんなに、私は日本共産党で、あなたは自民党の考え方を持っていらっしゃるかもしれませんけれども、しかし、ここに立っている以上、岡野さんは市長ですよ。自民党の市長だとか社会党の市長だとか、共産党の市長だとかと関係ないんですよ。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) そうですよ、30人議員と10万市民の市長ですから、そんなことを言うのはね、公私混同甚だしいんですよ。そうじゃないですか。

 市長であるならば、平和都市宣言を行ったらば具体的に平和に対する施策を順次進めていくというのが、これは自民党の市長であろうとどこの市長であろうと、みんなやることなんですよ。関係ないんですよ、自民党だろうと共産党だろうと、この市議会のあなたの立場は。そういう先ほどの、その運動が違うとか考え方が違うというのはおかしいんじゃないんですか。私は一議員として発言していますけれども、市長はそういう、運動が違うから云々かんぬんなんていうのはね、市長としての発言としては私はとても思えません。きちんとした、責任ある市長としての立場で発言していただきたいんですよね。

 返す返すも私は、こういう発言をされますと非常に残念だと思うのは、あの長崎市長のことですよ。あの方は自民党の方ですね。だけれども天皇問題では、はっきり「責任がある」と議会で発言して、大変いろいろ迷惑をこうむり、そして被害に遭われました。だけれども、あの方は、私テレビで見て大変偉いなと思ったのはね、自分は自民党であるけれども、長崎市民の代表であるから、そうね、皆さんの、市民の安全、平和を願う立場から、そう簡単にこの発言をひっくり返すわけにはいかないと自民党の代議士に言い張ったんですよ、テレビで。それを放映をしていたんです。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) 私はそのテレビを見まして、大変偉い方だと思いました。そして、今こういうふうに市長が発言をするのはね、本当に、返す返すも残念な、市長としてはもう少し何とか言いようがあるんじゃないかなというふうに思いますけれどもね。そんな狭い考えでね、そんな平和のことなんか進めていけるんでしょうか。

 もう一回、きちんとした考え方できちんとした答弁をしてください。そんなことで10万市民の平和と安全なんか守れませんよ。

 それから、2番目の問題については、ますます、市長にははっきり私も言いますけれども、安保条約と自衛隊が市民の安全と平和を守るというふうに市長はおっしゃいましたね。赤旗にも書いてあるとか何とかと言いましたけれども、そんなこと赤旗には書いてありませんよ、市長。では、今度ぜひ、こちらで出しております「安保条約を考える」という大変わかりやすいパンフレットがありますから、これをぜひ読んでください、市長。安保条約というのは一体どういうものなのか。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) 読んでくださいと、私は今発言をしているんですから、何で不規則発言するんですか、市長。今は私の発言の時間ですよ、そうでしょう。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆6番(堀内初江君) ルールを守ってください。私が発言をしているんですから、あなたは聞かなくてはいけませんよ、市長。

 安保条約というのは一体どういうものなのか、この中に大変詳しく書いてあります。軍事費をふやせというだけではありません。それだけではなく、経済、農業、暮らし、そういうものにも全部この安保条約をもとにして、アメリカが日本に大変いろいろ迫ってきています。そしてね、この安保条約を廃棄した方がいいというのはね、私たち日本共産党は前から言っていますけれども、私たちだけじゃありません。今は自民党の代議士の中でも、大変有名な方が安保条約を廃棄すべきだと言っているじゃないですか。また、テレビのね、朝までテレビというのを3カ月に1回か4カ月に1回、たしか10チャンネルだと思いましたけれども、あそこで1時ごろから6時ごろまで討論会をやっています。そういうのを見ましてもね、いろいろな、これは別に共産党を支持するしない関係ない、ごくごく普通の、一般の学者が安保条約を廃棄しなければいけないと。

 だって、もうアメリカとソ連の脅威論なんていうのは、だって現実に市長、なくなってきているじゃないですか、今。そもそも安保条約をこれ決められたとき……決められたというか、強行したときには、ソ連が攻めてくるというソ連脅威論みたいなものがありましたけれどもね、今はもうそんなもの、全くないですよ。ですから自民党だって、もう安保条約を廃棄しなきゃいけないというふうに言っているわけです。

 さて、安保条約の問題はそういうことなんですけれども、それはぜひ市長にも、こういうものもぜひ読んで、赤旗の新聞もぜひ読んでもらいたいと思いますね。

 それから、そういうことが矛盾しないということなんですけれどもね、市長ね。これは絶対に矛盾しますよ。だって自衛隊は何のために、先ほど言ったように演習を行っているんですか。戦争を想定して演習をしているんじゃないんですか。そういうものを想定してやる必要が、なぜ日本にあるんですか。日本にはないんですよ。ですから日本は、一国であるならば、ソ連が攻めてくるとかほかの国が攻めてくるなんていう、そういう甚だおかしな疑問というのはあり得ないという、そういうことを自民党の方もおっしゃっていますよ。そうすると、あれはアメリカとの間の、軍事力を拡大をして、そしてアメリカがほかの国を侵略するときに日本の自衛隊を、また軍事力を使うためにどんどんやらせている、拡大をさせているわけですよ。今回の移転だって、その一環だということはもうはっきりしましたよね、防衛庁説明にこちらに来たときにね。人数だとか、どういったものが来るというのも説明してくれましたよね。ですから、そういう戦争の演習をするような部隊を移転させることは、平和都市宣言を行った、その市長としては、私はやはり矛盾すると思いますが、もう一回、はっきり答弁をお願いします。



○議長(塩味昌弘君) 民生部長。



◎民生部長(元澤慎次君) ごみ問題についてお答えいたします。

 現在ですね、ごみの集積所に出された紙類、あるいは布類等を回収しておりまして、瓶、あるいは缶等については回収はしておりません。



◆6番(堀内初江君) あれは言ってないじゃない。部長、答弁漏れ。どういうあれでやっているんですか、市を4つに分けてとか、週に1回とか、どういうルートで回っているんですか。



◎民生部長(元澤慎次君) そういう区分はしておりません。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。市長。



◎市長(岡野義一君) 何か堀内議員はですね、私の答弁を、私から見たら変わった方向に理解しているように思っております。なぜならばですね、私は議会の、先ほど申し上げましたように、議決に対して尊重しておりますと。それから執行、厳正に執行しますと。ただし、あなたと考え方が違うことがあるかもわからないと、こういうことを言ったので、現実に冷厳に執行していくと、こういうことでございます。

         (何事か呼ぶ者あり)



◎市長(岡野義一君) それから、第2のですね、この安保条約と自衛隊の問題に対しては、ここであなたと私と論戦をする問題ではないと、私もあなたに論戦するぐらいの、私も見識の勉強はしてきています。でも、ここで言うことではない、朝霞市の議会ではなじまないということでございます。



○議長(塩味昌弘君) この際、暫時休憩をいたします。

                              (午前9時59分)

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○議長(塩味昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前10時21分)

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△井島伊三雄君



○議長(塩味昌弘君) 13番目、井島議員の質問を許します。登壇して御質問ください。

         〔5番 井島伊三雄君登壇〕



◆5番(井島伊三雄君) それでは一般質問を申し上げます。

 最初に、学童保育の問題についてお尋ねをするわけであります。

 最近の、この朝霞市内の状況を見ましても、共働きの家庭がふえており、家族がふえておる。これは、都市化の中ではどこでも同じような傾向が続いてきているわけであります。こうした中で、この朝霞市においても、各学校区に1カ所の学童保育室をということで、長い間市民の皆さん方が市に要請をしてまいりました。ことしの予算で、第九小学校にも新たに設置がされるということで、この設置がされることによって、ようやくすべての小学校区に1カ所という状況がつくり出されてきたわけであります。ところが、本年の申し込みの状況を見ますと、所によっては大変多くの子供さんが、この学童保育室にぜひ入れていただきたい、こういう状況であります。今日の社会の状況から見ますと、当然このことは、今後もですね、一層この学童保育室に対する要望と要求は強まるものであるというふうに私は考えるわけであります。

 こうした中で、埼玉県においても国に先がけて、この学童保育室に対する事業を積極的に進めているのが現状であります。こういう県の補助もいただきながら、朝霞市においても学童保育事業が進められてきているわけでありますけれども、こうした中で、ぜひ私は、この学童保育に希望を望んでいる地域的な問題等もございます。したがって、私はすべての学童保育室を、人員の定員の枠を直ちに増加していただきたいということまでは言いませんけれども、地域的に見ますと、例えば現在9つの学童保育室がございますけれども、その中でも希望者の多いところ、本町、あるいは北割、さらには栄町、さらに泉水、こういう学童保育室においては、大変多くの希望者が出ていることは執行者の皆さん方も御存じのとおりであります。したがって、私は今日の、この実態というのはですね、どうしてもそういう市民の要望にこたえていくということになりますと、指導員の、現在各2名でございますけれども、これを、指導員の増員をしていくということ、さらに学童保育室そのものもですね、この近隣の市、4市の中で比較をしてまいりますと、朝霞の学童保育室そのものは、面積そのものも、部屋の面積そのものも比較的小さいわけです。こういうところからしますと、希望者を市が受け入れていくということになりますと、当然、先生、指導員の皆さん方も大変な状況になります。同時に、入っている子供さんも窮屈な思いをせざるを得ない。こういう実態であります。

 私は、こういう点からしまして、今後ですね、この学童保育室そのものに対する、いわゆる増築と申しましょうか、ほとんどプレハブでございますので、そういう点では、この改善を図っていくということが強く、私は今、市民の皆さん方から望まれていることでありますので、この点で、今後この学童保育室に対する執行者の考え方、あるいはまた先ほど申し上げましたような、本町その他、大変多く希望者のいるところ、こういうところについては今後とも、私は増加の傾向をたどっていくだろうというふうに見ているわけです。そういう点から、ぜひそういうところについては学童保育室の増設、あるいは増築を含めた計画をつくって、そしてこの要求にこたえていける、そういう態勢をつくるべきだというふうに考えるわけであります。こういう点について執行者の、今後の計画をどのように検討されているのか、そのことについて御答弁をいただきたいわけであります。

 次に、2点目の問題、福祉行政の問題についてお尋ねをいたします。

 世界一豊かな国と言われている、この日本でありますけれども、寝たきり、あるいは痴呆性の老人の介護、こういう介護に疲れ果てて、家族の自殺やあるいは無理心中、こういう悲惨な事件が後を絶ちません。日本的美徳と称して妻や嫁、あるいは娘などに犠牲を押しつけてきた家族介護の限界と、そして今日の政治の貧困、いわゆる貧しい福祉の現実を、こうした新聞等に報道される悲しい事件は告白をしているものだというふうに私は思います。こうした中で、政府は長年にわたって放置をしてきた在宅福祉対策、これにようやく重い腰を上げてきたということは、むしろ遅過ぎるというべきであります。

 私は、今回この在宅福祉の中で取り上げておる問題は、ホームヘルパーの増員についてお尋ねをするわけであります。御存じのように、ホームヘルパーというのは障害者や高齢者を介護し、そして日常生活を支えて、在宅福祉のかなめと言われているものであります。朝霞市においては、先日もこの議会でも一般質問で取り上げられておりますけれども、福祉事務所に3名、そして社会福祉協議会に3名、合わせて6名の家庭奉仕員、ホームヘルパーがおられて、現在49人の方々へのお世話をされているわけであります。ちなみに埼玉県では、自治体で持っておられるホームヘルパーが、県全体で見ますと、これは89年3月末の状況でありますけれども 383名、その他 480名、人口に直しますと、人口1万人当たりに対して0.78名という状況であります。朝霞の場合は埼玉の平均以下の状況であります。

 福祉事務所の方に尋ねましたら、現在48名で、現在の6名の方々によって60名程度は面倒見れると、こういうことですから、今の状況では対応できるということでありますけれども、しかし、今後このお年寄り、高齢者、障害者に対する在宅福祉というのは、一層要望も強まってくることは明らかであります。そして、今政府が進めようとしている、このホームヘルパーの派遣事業では、10年後の2000年までに10万人にふやして、そして人口1万人当たり現行の 2.2人を 6.7人に引き上げるという、こういう計画で進められようとしております。ですから、現在この国の進めようとしている計画に直してみますと、朝霞市は現在10万人の人口ですから、10年後には、人口が同じだとしても、国の進めようとしている数字から見ると67人のホームヘルパーを確保していただきたい、これが国の計画であります。

 しかし、実際この計画を実行しようとするとなると、地方自治体にはさまざまな問題があることも、これまた事実であります。今年度の厚生省の基準によりますと、ホームヘルパー1人当たりの年間のですね、この人件費というのは、家事援助中心型、活動費5万円を含めまして、この家事援助中心型というのは1人当たり年間 167万円であります。それから介護中心型、同じく活動費を、5万円を含めましても 249万円。これが厚生省の今年度の基準であります。国はこれだけのお金しか出さない。しかも国は、出すのはこの半分、2分の1。そして県が4分の1、残りを地元の市で負担をする、こういう状況であります。したがって、このように人件費について見ましても、まさに国が出しているのはわずか、実態とすると4分の1程度しか面倒見ていない、こういう状況であります。

 私は、こういう点からしましても、これからこの障害者や、あるいは高齢者、こういう方々への本当の福祉、憲法に保障されているような、人権を守っていくという、生存権、こういう点からも国と地方自治体の責任は明確であります。しかし、その責任を果たすような状況になっていない、ここに大きな問題があるというふうに考えるわけであります。

 そういう問題点は多々ありますけれども、しかし、いずれにしても、市としてこれからの計画をきちっとつくって市民の要望にこたえていく、このことが私は大変大事だというふうに考えるわけであります。こういう点から、今年度については、先ほども申し上げましたように、対応ができるということでありますけれども、来年度以降どういう計画で進めようとしているのか、きのうですか、おとといですか、答弁によりますと「検討中」と、こういうことであります。私は、先ほど申し上げましたような問題点というのは確かにございますけれども、市としてですね、こういう国の貧弱なやり方、これに対しても、きちっと言うべきことは言う、同時に市としても市民の要望にこたえていくという、こういう姿勢でですね、これからの計画をぜひつくって進めていただきたいというように考えるわけであります。そういう点での対応を、ぜひ進めていただきたいと思います。そういうことで、答弁をいただきたいというふうに思います。

 それから、3点目の問題であります。基地の問題について伺うわけであります。

 私たちが住んでおります、この朝霞のまちはですね、御存じのように、1941年、陸軍被服本廠朝霞分所が赤羽から移設をされて以来、今日まで約半世紀という長い間、軍事基地が置かれ、そのために、まちの発展は大きく阻害をされてきたわけであります。そもそもこの基地があったところというのは、武蔵野のすばらしい大地であります。そして、そこに根津公園としてですね、平和のとりでとして一大公園がつくられようと、その計画のもとに着々と工事が進められていったわけであります。ところが、この公園をつぶして、そしてあの侵略戦争の中で不幸な道を歩まされてきた。この事実はだれしも絶対に忘れることのできない、こういう歴史がこの土地にはしみついて、刻まれてきているわけであります。戦後においても、多くの市民はこの基地撤去、そして基地跡地を市民の手にということで訴え続け、運動してまいりました。私は、朝霞市民のこうしたこれまでの歴史を振り返ったときに、二度と再びこの朝霞の町を軍靴で踏みつぶしてはならない、このことが圧倒的多くの市民の、良識ある市民の願いだというふうに確信をするものであります。

 また、この米軍基地跡地の問題でありますけれども、全国で米軍基地跡地が撤去をされて日本に返還される。この跡地が再び軍事基地に使われている、使われようとしている、そういう米軍基地跡地というのは、日本全国どこにもないわけであります。この朝霞の南キャンプ、これただ1カ所だというふうに聞いております。

 さて、私はこの基地問題については、(1)として、大蔵省の基地跡地の処分条件の変更は市民、地方自治体にとって改悪である、見解を問う。それから(2)の、市民は自衛隊の拡張を望んでいない。基地の拡張、軍備増強は市民の願いに逆行すると思うが、見解を問う。そして(3)として、北キャンプ跡地利用で市民の要求をどう反映をさせるのか、その対応を問う。この3点の問題について、市長並びに執行者の見解を伺うわけであります。

 この朝霞の基地跡地の問題については、3分割有償方式、これが示されて、朝霞基地の処分条件が決められた。その後、市民の要求に基づきながら跡地利用の計画をつくって、現在まで進められてきています。そして、これがですね、今度は昭和62年6月12日付で国有財産中央審議会の答申によって、大蔵大臣に提出をされております。この、まさに大口返還財産の留保地の取り扱いについて、これが示されているわけでありますけれども、この内容をよく見てまいりますと、まさに市民の要望や要求にこたえるどころか、これまた市民の願いに全く相反する、そういう基準を、この答申によって示されているというふうに、私はこの文章を見まして思うわけです。

 具体的な問題で、幾つかここに出ておりますけれども、例えば、この留保地の利用を認める場合の基準ということが2番目に明記をされております。その中には、利用計画について「次のように必要性及び緊急性が認められること」ということで、アとして「当該計画を認めなければ広域的な都市計画事業、その他の事業の実施または国家的事業への対応に支障を来す場合」イとして「周辺住民の行政に対する需要の変化に対応して設置する施設であって、他の地域に比べて著しく立ちおくれているなど早急に施設を設置する必要がある場合」そして云々ということであります。まさにこの答申の内容というのは、いわゆるこの朝霞のキャンプ跡地、これの留保地に対する答申であります。自衛隊があそこに防衛庁の東部方面総監部を移転させる、そのための条件をこういう形で大蔵省に答申を出させる。こういう形で準備が進められてきたことは、私は本当のことだろうというふうに考えます。

 朝霞市がこれからさまざまな消防施設、あるいはその他市民要求をぜひともこの跡地につくっていただきたいと言っても、この条件を満たさない限り、市長がどんなに「体を張って私は頑張る」と言っても、この基準に沿わない限り大蔵省はOKを出さない。しかも、値段も、価格もですね、一方的に上げて、そしてこの朝霞市の市民の要求にこたえるような状況になっていない。こういう点からも、私は市長として、10万市民の代表として今後どういう対応をとっていくのか、あわせてお尋ねをいたします。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。民生部長。

         〔民生部長 元澤慎次君登壇〕



◎民生部長(元澤慎次君) 御答弁申し上げます。

 1点目の学童保育室につきましては、1、2一括してお答えいたします。

 学童保育室9カ所に対しまして、指導員1カ所2名を配置し、運営をしております。利用の状況については、62年度から平成元年度までの実績を見ますと、各年度の利用率の平均は76%台でございますが、今年度につきましては、本町、北割、栄町等におきまして申し込みが多く、これらの保護者からの要請がありましたので、社会福祉協議会とも協議を重ねまして、今年度は保護者の要望に沿って受け入れをしたところでございます。このような過年度の状況から、利用者の動向は流動的でございまして、見込み数を把握することは大変困難でございます。したがいまして、現行の定数を基準として運用していきたいと思いますので、増設の件については現在考えておりませんが、今後は申し込みされる方々の状況等の把握、調査をいたしまして、必要の程度に応じた人員づけなどの方法も検討し、対策を講じていきたいと考えておりますので、御了承賜りたいと思います。

 次の、2点目の福祉行政についてお答え申し上げます。

 この件につきましては、一昨日、塩味議員にも御答弁申し上げましたが、今後の本格的な高齢化社会に進み、ひとり暮らし老人や寝たきり老人等の増加が予想されますので、今までの家事中心型から介護中心型の在宅介護が増加するものと考えております。したがいまして、今後、御質問のホームヘルパーの増員につきましては、今後、高齢者のニーズや実態に即した検討をしてまいりたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 市長。

         〔市長 岡野義一君登壇〕



◎市長(岡野義一君) 基地問題について、井島議員の私に対する質問に御答弁申し上げます。

 基地跡地にかかわる処分条件につきましては、埼玉県基地対策協議会を通じて要望するとともに、埼玉県を通じ、基地が所在したことによる有形無形の影響を訴える等、優遇措置の継続を強く要望してまいりました。しかし、国においては昭和58年に返還国有地以外の国有地の処分条件を改定したことなどもあり、また、これらとの均衡上、改定すべきであるとの国有財産中央審議会答申も出されたことなどから、平成元年1月に改定したものでございます。この改定により、留保地利用に当たっての財政負担が増大し、地方自治体にとりましては大変厳しい状況になってまいりましたので、今後は払い下げ価格の抑制など、地元利用を推進するための財政上の措置を強く要望してまいりたいと考えております。

 次の、市民は自衛隊の増強を望んでいないというようなことでありますけれども、このたびの東部方面総監部移転に伴う基地跡地の利用は、多極分散型国土形成促進法に基づく国の機関等の地方移転の一環として行われるものであり、また、今回国が利用する地区は、地理的条件や当市の財政力などから市が整備することが困難な地区であることから、国が利用することもやむを得ないものと判断しております。

 次に、北キャンプ跡地利用で市民要求をどう反映させるかということでありますけれども、北キャンプ跡地、北地区につきましては、昭和62年に第二次利用計画を策定し、国に要望したところでございますが、その後、処分条件の改定を初め諸条件が変化してきており、再検討すべきであろうと考えまして、現在、庁舎内に基地跡地利用検討委員会を設置いたしまして、現計画の見直しを含め、北地区全体の利用構想の検討に着手したところでございます。同地区は市の中心部に残された貴重な空間であり、当市の発展に重要な位置を占めるものであると認識しておりますので、十分慎重に検討してまいりたいと考えております。

 したがいまして、こうした検討過程において、昨年実施した市民意識調査や市長への手紙などで寄せられた市民の方々の御意見や御要望等を十分参考にし、また、執行部案がまとまりました段階で、議会の皆様方に御報告を申し上げるとともに御意見をちょうだいし、市民要望に反映させてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 質問ございますか。5番、井島議員。



◆5番(井島伊三雄君) 最初の問題、学童保育室の関係ですけれども、先ほどの部長の答弁によりますと、いわゆる現在のところですね、確かに多いところもあるけれども、今年度はね、けれども、では来年、今後ですね、指導員の増員や、あるいはこの枠の広げる問題、それから学童保育室の、いわゆるこの増設等については考えない、やらないという、言ってみれば現状のまま行くというように受け取れる答弁でございましたけれども、私先ほど申し上げましたように、部長の言っている真意がよくわからないんです。

 例えば、希望者を全部、ことしの場合は受け入れたわけですね。こういうところは4カ所ぐらいですか、出ているわけです。来年度については、ではどうするんだということですけれども、その点については、この対応を積極的に進めようというところがどうも感じられないんですね、先ほどの答弁ですと。確かに、この学童保育室の件では、残念ながら国が法的にきちっと「こうしなさい」というようになっていないことも事実であります。けしからん話だと私は思うんですけれどもね。そういう中で、この埼玉県は積極的に取り入れて、そうした埼玉県の施策の中で、朝霞市もやってきているわけです。したがってね、朝霞市がそういう、市としてね、大いに積極的にそれを進めようとするならば、県の補助金指導員の関係も出してきているわけですから、この朝霞市がこういう市民要求にこたえて進めようという姿勢をとらない限り、これ来年になってもまた問題が、私は発生すると。そうなってくると結局は、一番そういう問題で困るのはこの子供たちであり、直接担当をされている指導員の皆さん方なんですね。そのことは十分承知の上だと思うんですけれども、改善を図っていくという、積極的に図っていくというその姿勢がない限り、私は解決されない問題だと思います。いわゆるこの希望者を絞り込むという、こういうことにもなりかねないというふうに私は思うんです。

 市の取り組みとしてですね、進めようと思えばできる仕事なんですね。ですから、そういう点で、この要望の強いところについてはぜひ、予測がつかないと、来年度、では何人入るのか予測がつかない。つかないので云々という問題、それから、希望者はどうなのかという点で、その点も配慮しながら進めるということでありますけれども、やはり基本的にね、先ほど申し上げました、部長も答弁をされておりました何カ所かについては、私は積極的に指導員をふやす方向、そして部屋も広げていく方向、こういう立場を、やはりとっていただきたいと思うんですね。そういう、この姿勢を示すことによってですね、今の問題点を解決していくことができるわけですから、それができないというのはどういうことなのかね。お金がかかるからできないというのか、それともそんなところにする必要がないということなのか、その辺を、私は最大限、今の要望にこたえられるような態勢を市がつくっていただきたいというふうに思うんです。ですから、その点でもう少し具体的に、枠を縮めるのではなくして広げる方向、そういう点でね、問題点はどこなのか、そこがはっきりしないと今のような形になっちゃうと思うので、そこをもう一回、ひとつお願いしたいと思うんです。

 それから、基地跡地の問題で、市長もですね、この(1)の処分条件の問題については、市長も考え方の上では、とらえ方の上では私と同じとらえ方をしているように思うんです。いわゆるこの処分条件の変更によって、この地方自治体の、いざ払い下げを受けるということになると大変な出費をしてしまうという、こういう点では一致しているわけでありますけれども、しかし、ではこれから市が計画をし、そしていこうとしている3番の関係ですね、北キャンプの関係で見ると、ただ単に財政部の出費が多くなるということだけでは、私は、この答申というのはないと思うんです。とりわけ留保地の問題、今、市はこの第二次利用計画については再検討をして、そしてこの案ができ上がったら諮っていきたいという市長の答弁でありますけれども、そもそもこの跡地を利用するに至っては、条件をつけてきているわけですね。条件をつけてきているわけです。ただし書きを含めてですね。ですから、私はそう簡単にいかない問題がここに枠組みをされてしまったというふうに思うんです。そういう点では、どうも市長の見解と違うようであります。

 国家的需要の関係、これは自衛隊の問題であろうというふうに私は思うんですけれども、それからですね、具体的な問題で、周辺住民の行政に対する需要の変化に対応して設置する施設であって、他の地域に比べて著しく立ちおくれている、こういうものならば、1つは検討しようということになっているわけですね。そういうことでありますけれども、留意事項の中に、そういうことであっても「ほかに用地を求められない」ということもつけ加えられているわけです。ですから、例えばこのプールの問題ね、大変市民的、大きな要求に一貫してなってきているわけですけれども、こういう点で見た場合にもどうかと。あるいはほかの市民要求の強い公園の問題だとか、そういう点で見ましても、朝霞市は公園もできてきた、広場もスポーツ施設も一定程度できてきた。近隣の市と比べて著しくおくれているというふうに見えない、言えないということになりますと、この計画を出しても大蔵省は、あるいは公有財産中央審議会は、市の要望、計画を認めないということにもなりかねない。これが今度の変更の条件なんですね。

 こういう点からすると、私はそういう点で、もう一回、第二次計画を積極的につくって再検討していくというのは大いに進めるべきだというふうに考えるわけですけれども、いざその後ですね、計画をつくって出した場合に、この処理基準に基づいて審査がされると大きな問題点が出てくるということになるわけです。こういう点で、本当に大丈夫だという、市民要求を実現できるという、そういう見解というのは、この処分条件の関係から見て、どういう点を指して言っているのか、そこをはっきり答えていただきたいと思うんです。そうしない限り、私は市民要求を実現することはできないと。市長は「体を張って」云々という、これまでもいろいろな答弁をされてきていますけれども、それほどひどい処分条件をつけられているというふうに私は見ているわけです、先ほどから申し上げているように。

 それから、関連している問題ですけれども、先ほど市長は、この自衛隊の東部方面の問題については「やむを得ない」という、やむを得ないというか、それは市長の見解だからね、しようがないんですけれども、市民はですね、私先ほど申し上げましたように、この朝霞の基地が、先ほど申し上げましたように被服廠が、分所が朝霞に設置されて、そしてその年の5月ですか……

         (何事か呼ぶ者あり)



◆5番(井島伊三雄君) 予備士官学校が設置をされる。それ以降、本当にこの基地の町として、この朝霞市の発展を妨げてきた。あの侵略戦争の中でですね、私は、あの基地が果たしていった役割というのは絶対に忘れちゃならないと思うんですよ。朝霞市民の中にも、また身内の中にも、あの戦争によって被害を受けた方というのはたくさんいるわけです。ですから、二度と再び、やはりそういう基地を広げるなどということは、私は良識ある市民ならばそういうことは考えていないと思うんです。だからこそ、一貫して今まで「跡地を市民に返してほしい」ということが多くの市民の声であったはずです。事実だと思うんですね、これは。だから、そういう点からすると、私はこの市民の願いに逆行するものだということを先ほどから申し上げているわけです。

 そういう点で、市長はやむを得ないという答弁をされたんですけれども、この朝霞市として見た場合に、市民の立場に立つならば、やはりあの侵略戦争によって払われた犠牲、またまちの発展を阻害された、こういう被害、こういう点からしてですね、基地を広げることについては重大な問題だと、これが多くの市民の声だというふうに私は思っています。そういう点でね、どうなのかという点については非常に不十分だというふうに思いますので、ぜひ、あわせてですね、この処理条件の変更とあわせてですね、その辺も含めて答弁をいただきたいというふうに思います。



○議長(塩味昌弘君) 民生部長。



◎民生部長(元澤慎次君) 学童保育についてお答えいたします。

 問題点は何かということでございますが、現状を見ていただけばおわかりだと思いますが、特に本町とか栄町の場合ですね、本町はもちろん土地も狭いし、プレハブということです。栄町の場合はマンションということもございますので、それらが一番大きなネックになっておるということで、それから、今年度もそうでしたが、多少の幅でしたら受入態勢を整えておるということで、多少定員はオーバーしますけれどもですね、ですから、今後もそういった方向で、増改築のときはまた別にしてですね、現状ではその方向で行きたいというふうに考えております。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。市長。



◎市長(岡野義一君) どうも今、井島議員の私に対する質問は、初め基地について(1)になって、その次(3)になって、(2)になったような質問、あれでありますが、まず、私の方で整理させていただいてですね、第1の大蔵省との交渉についての問題でありますけれども、この条件につきましては今ここでどうする、こうするというのではなくて、その個々の問題について、これから先どうするということで明らかにはできませんけれども、今後の交渉の中で国と協議、あるいは要望していきたいと、このようなわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから次の、第2の市民の声、市民に返せと。私、それで今ちょっと考えてみたんですが、市民に返せと。では市民に返すというのはだれに返すことかという……。おれによこせ、おれによこせというわけじゃないだろうと思うんですね。市民の声、市民の声。あなたの市民の声、私が考えている朝霞市民の声なき正しい市民の声、私も、そういうものも考えながら今後やっていきたいと、そのように考えているところでございます。

 次の、キャンプ跡地の市民要求、これについてもさっき申し上げたとおりでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(塩味昌弘君) 質問ございますか。5番、井島議員。



◆5番(井島伊三雄君) 学童保育室の問題についてはですね、いろいろな条件が、確かに本町等の場合についてはあるという、あるいはまた、私も知っているつもりなんですけれども、いずれにしても、その要望を満たしていく方向で進めていただきたいというふうに思うんです。増築、改築含めてね、用地の関係も確かにあると思うんですよね、マンションの場合を広げるということは、これは難しい相談だということははっきりしているわけです。いずれにしても、そこを含めた上でね、広げられるところについてはぜひ広げるような方向でですね、部屋そのものもね、進めていただきたいというふうに思います。それから、定数の枠についてもそういう方向で努力をしていただいて、締めつけるようなことは、ぜひやめていただきたいというふうに思うんです。

 そういう方向で努力をするということは、私は、やはり今日の状況に合うものだというふうに思いますので、ぜひそういう点で、これからの検討についてもそういう方向で取り組んでいただきたいというふうに強く要望しておきたいと思います。

 それから、あと基地問題ですけれども、市長、今言われましたけれども、1の問題というのは、これは処分条件なんですよね、処分条件というのが、市長も知っているように示されたんですよね、処分条件というのが。変更ですかね。だから、交渉していくといっても、この条件に、大いに交渉していただきたいと思うんですよ、その点では。この処分条件、こういうものでなければ認めないというようなことが明確に示されているわけですから、こういう点で、私は、この国のやっていることは全く不当なやり方だというふうに思うんですよ。本来、国有地の払い下げについてはですね、法律で示されているわけなんですよ。ところが、この基地跡地、朝霞のキャンプ跡地の場合については、この一片の中央審議会の答申に基づいて、言ってみれば法律に基づかないで勝手に答申を出させて、そして「これが処分条件でございます」という全くけしからんことを国はやってきているわけですから、ここにも私は問題があると思うんですよ。だから、そういう点で見ると、私は、やはり市長、大いに交渉することは交渉していただきたいというふうに思います。

 それから、同時にですね、今後の問題ですけれども、交渉をやったから、ではこの処分条件が撤回できるかといったら、これまた難しい問題だというふうに思うんです。本当にこの市民の立場に立って市民要求を実現させていくという、国のやり方に対してですね、こういうことになると、私は本当に、もっと多くの市民をバックにした運動も、引き続き進める必要があるだろうというふうに私は思うんですよ。市長、お願いしますということで、市長にね、あるいは知事に交渉をお願いするだけじゃなくて、そういうことも考えていく必要があるというふうに私は思うんです。

 それから、跡地の問題で、市民に返せという、市民の手にという私の言葉じりをとらえまして市長、云々していましたけれどもね、いわゆる市民がこの跡地を利用できるようにしてほしいと、これがね、「私にくれ」なんて言っている市民の皆さんの要求じゃないんだということは市長、よく御存じのとおりだと思うんですけれどもね、市民の皆さんが利用できるようにしようと、これが市民の声だと、またこれまでの歴史でもあるわけです。その辺は、ぜひ変な勘ぐりを入れないでですね、市民要求をまともにね、まともに腹におさめて、ね。そういう決意をしない限り、私は市民要求にこたえることはできないだろうと思うんですよ、市長どんなに体を張っても。市民とともに、やはり頑張るという姿勢を示していただきたいというふうに思うんですね。そうしない限り、今の国の悪徳不動産のようなやり方ですね、これをやめさせて市民要求にこたえていくという、これは絶対にできないだろうというふうに私は思います。

 そういう点から、私はこの跡地を本当に市民が利用できるように、そういう立場でこの問題を見ているわけですから、誤解のないようにしていただきたい。これは市長には質問でなくて、要望として言っておきます。

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△大貫敏男君



○議長(塩味昌弘君) 次に、14番目、大貫議員の質問を許します。登壇して御質問ください。

         〔7番 大貫敏男君登壇〕



◆7番(大貫敏男君) それでは、質問を続行するそうですから、私の質問に入りたいと思います。

 私の質問は全般にわたって、発言通告にありますように、答弁はですね、なるべくよい答弁が返ってくるだろうというふうに期待をしているわけですが、政治的なことは余りありませんから、市長と余りやり合うこともないと思います。

 ただ、冒頭に私は申し上げておきますけれども、市長に申し上げておきますけれども、先ほどの市長の答弁を聞いていますと、何か議会の中で思想、信条が違うような場合には、見解の相違ということでもって、この一言でもって事を処理しようというふうな傾向がありますけれども、議会というところは、いろいろな思想、信条の人間が集まっているんです。その言論の府で言論を闘わせるのが議会でありますから、そういう立場でもってですね、きちんとした答弁をしていただきたい。このことを、まず冒頭に申し上げておきます。

 最初にですね、資料館建設についての問題について質問するわけですが、これは昨日も辻議員の方から御質問がありまして、答弁がありました。私はこの問題について、さきの議会でも何回か、建設準備、いわゆるこの職員の方たちが今、実際に構想を練っているようですが、その進捗状況を何回か伺ったわけです。そのことについて答弁をいただいておりますけれども、まだ極めて私の方の、私が考えていることとかなり食い違っているようです。ですから、もう一度この点についてお伺いをするわけです。

 といいますのは、私ども先日、文教委員会でも九州の方に資料館の視察にも行きましたし、私どもの議員団も資料館の視察を何回かやってまいりました。それで、各地域の資料館を見てまいりますとね、今、朝霞の中で今プロジェクトチームが構想を練っているのはどういうふうなものなんだろうかなということを考えざるを得ないわけです。というのは、各地の資料館を見てまいりますとね、名称は、どこでもやはり「郷土資料館」という名称ですね。確かにその地域地域によっていろいろな、その郷土の文化財があり、民芸品を展示している部分があるんですがね、それはその地域によって非常に多いところと少ないところもあるんです。それからまた、その地域によって非常にすばらしいものもあるところもあるし、極めて月並みなものが展示をされているところもあるわけですね。そういう点からいきますとね、どうも今市長が考えているこの資料館というものは、相当巨額の費用も使うだろうし、相当いい物をつくろうというふうに考えているんじゃなかろうかなというふうに思うんですね。

 そうなりますと、この朝霞も当然これはいろいろと、埋蔵文化財の宝庫とも言われているところですから、いろいろ埋蔵文化財もあるんだけれども、そういう、この立派な器とですね、この朝霞の文化財、いわゆる民芸品、工芸品、あるいは埋蔵文化財、こういったものの展示をする場所との関係ですね、こういうことから考えますと、一体どんな資料館ができるのかなというふうに私も疑問を、1つは持たざるを得ないんですね。

 そこで、私もよく、博物館なり美術館というものをよく見るわけですが、当然、巨額の金をかけてつくるんであるならば、これは補助金の関係もあるでしょうけれども、資料館というふうなもので終わってしまうんじゃなくて、例えば美術品、あるいは、大きなことを言えば世界各国から非常に有名な美術品が入れるような、あるいは展示できるような、博物館的なですね、そういう構想を今持っておくことの方が重要じゃないかなというふうに思うんですね。当然、これには学芸員の数も当然必要だし、せっかくつくるものですから、つくってみて郷土資料館、ところが、どうも展示する物が後からおいつかないというようなことでは、これまたせっかくの器が泣くような事態になる羽目にはならないだろうかということが、1つは心配の、私の心配の問題なんですね。

 そこで、先日も申し上げましたけれども、当然、今プロジェクトチームがやっておられる全体の構想を、これができ次第ですね、伺うところによると、また改めて建設委員会のようなものができるかの話も聞いておりますが、やはり当然、この分野でもって精通した専門家をやはり入れた、やはり委員会を、建設委員会をつくって、どういう形のものにしていくのか、用途面でですね、どういうものにしていくか、このことを専門家を含めた形で今後練っていく必要があるんじゃないかというふうに私は思うんですが、その点についてですね、構想と準備をお伺いしたいわけです。これがまず第1の、資料館の問題であります。

 それから、2番目の開発指導要綱の問題につきましては、これは特に駐車場の問題に限って、私は今回質問をしたいと思うんです。今、法律でもかなり今度厳しく、何か軽自動車までが車庫証明がなくては購入できないというようなことが、今、大都市、いわゆる東京、大阪では実施をされたようであります。車企業においては、最近では1世帯2台なんていうことを盛んに宣伝して、盛んに販売競争をあおっておりますけれども、まさに今、車社会であることは事実なんですね。ところが、朝霞を見ましても、各地域に非常に高層のマンションがかなり建てられております。その状況を見ますと、マンションはできるんだけれども、それに伴う駐車場の問題が極めて不十分なんですね。ずっと見ていますと、大体5世帯に1駐車場ぐらいの割でもってつくられているのが現状なんですね。ところが、最近の状況ではどの家庭でも、車を持たない家庭というのはほとんどないくらいにですね、マンション住まいでも皆さん車を持っているわけですね。

 そうしますと、どうしても車の置く場所がなければ、地域の民間の駐車場にお金を払って借りるということになってきます。ところが、最近の状況を見ていますと、どんどん駐車場がつぶされて、これはもう当然地権者の問題でもありますし、その地主さんがそうするんですから、やむを得ませんけれども、駐車場をつぶしてマンションに建てかえていくという、こういう循環が今、行われているんですね。そうすると、その駐車場に置いた車が今度居場所がなくなるということになると、これは、きのうの黒目川じゃないけれども、不法駐車になってくるわけですね。これはきのうの、初めてじゃないけれども、当然、先日の東京多摩のマンションの火災のように、消防車が行ってもはしご車が行っても実際には消火活動はできないという、極めてこれは悪循環が繰り返されるわけですよ。

 そういう点から考えましてね、やはりこれからも中・高層マンションや、あるいは、特に最近はマンションの下に商店をつくるという、そういうのがはやっておりますからね、そういうビルを建設する場合は、やはり指導要綱として相当強力にですね、駐車場の設置を求める指導要綱をつくっていかなくてはならないんじゃないかなというふうに思うんですね。これは当然、これは市民の生活を持っていく、あるいは安全を守る、こういったものにも即つながるわけですから、ぜひこの点でもって開発指導要綱の検討を急いでほしいということであります。

 それから、3番目は職員の勤務体制についての問題でありますが、ここには市民センター、コミセン、あるいは公民館等というふうになっておりますが、これはですね、今回議案が提出されております土曜閉庁の問題ともかかわり合いを持っているわけです。この議会でもって私も、土曜閉庁導入に伴う検討委員会の報告書というのを手にしたわけですが、これによりますとね、最初の1ページにこういうふうに書いてありますね。人事院勧告においても土曜閉庁の推進が提言され、官民において週休二日制の機運が大いに高まってきている。また、労働時間の短縮によって豊かで健康的な生活を実現して、労働意欲の増進を図る見地からも、週休二日制の推進が求められているんだというふうに書いております。私は、そのとおりだと思うんですね。土曜閉庁については、私は大いに結構なんです。ただ、土曜閉庁によってですね、この報告書にありますように、閉庁部門と開庁部門においての職員間の勤務条件面での均衡を確保する、このことが、障害があってはならないというふうに思うんです。

 私は、この発言通告には市民会館、コミセン、公民館と書きましたが、実際にはですね、そのほかにも閉庁できない部門というのがあるわけです。清掃事務所とか、あるいは保育園とか老人センターとか、養護老人ホームとか、あるいは学童保育室とか公園管理事務所、浄水場、消防署、図書館、自然の家、こういうところは閉庁できないわけですね。この問題を含めて、まず御質問するわけですが、この土曜閉庁に伴って、本当に不均衡があらわれないような形をとるためには一体どういうふうに考えているのかですね。本庁の職員は毎週土曜日休むわけですから、今度。毎週あの、土曜日休むわけですからね。ところが出先機関といいますか、出先機関の公共施設は休めない。今ローテーションを組んで休んでいますけれども、これは、もしそういうことになれば、かなりの不均衡があらわれてくるのではないかと思うんですね。

 それともう一つ、公民館の問題です。公民館職員の問題と市民会館職員の問題、コミセンの問題ですね。この状況を見てみますとね、私も何回か行ってみたんですが、大変評価すべきは、ことしの4月から公民館に職員が1名ずつ増員されたんです。現在の、現行では4名になったわけです。今まで3名、館長外2名だったんですね。これが今度4名になりました。それで、各公民館に御婦人の職員がいますね。ことしから、私これは文教委員会でも教育長に申し上げたんだけれども、そのときは「考えてみましょう」ということだったんですが、実際にはもう今実施をされていますけれども、いわゆる9時までの勤務体制が今、ことしから始めたんですね、今年度から。9時まで今まで警備員だったのが、今度は職員が9時まで勤務する。これは大変結構なことなんだけれども、この9時まで勤務する関係で、9時まで勤務をする職員は、その日の午後から出勤をするわけですね、着くわけでしょう。そうしますと午前中は空白になるわけですね。そうすると、人をふやしたんだけれども、実際に昼間の体制というのは、やはり体制としては何ら変わりないという状況が現実に生まれているんです。いろいろ聞いてみますと、館長や職員は、非常に中央公民館に行く仕事というのが多いらしいんですね。そうすると、せっかく職員はふえたんだけれども、そういったローテーションの関係でもって、昼間は空白になってしまうということが起こっているんです、実に。

 それからもう一つ、中央公民館というのを見ますとね、中央公民館というのは夜間大変に利用者が多いんです、これは率として。確かにそうですね。ところが分館といいますか、例えば東朝霞公民館とか内間木公民館とか、南公民館とかというところは、昼間利用者が非常に多いんですよ、御婦人の、主婦の。夜は、まあ御主人が帰ってくる関係だろうから、夜の利用というのは非常に少なくなるんですね。聞いてみますと、夜は全く利用されない場合もあって、職員がポツリと1人でもって留守番をするというようなことも、実はあるようです。そういうふうになりますと、何か、いわゆる社会教育活動を活発に推進をしなくてはならない、そういう中での職員増強ではなくて、あたかも夜間の9時までの体制を確保するための職員増強という形になっているような状況になっていますね。ですから、そうではなくて、せっかくふやしたんだから日中の、いわゆる社会教育活動が大いに活発に展開されるような、そういう状況をつくっていただきたい。

 そのためには、職員のローテーションを、このいわゆる夜勤の、夜間勤務のローテーションもいいんだけれども、同時に、それをやるならば、もう1人、2人の職員も増員する必要があるだろうというふうに私は思うし、もしこのまま続けていけば、職員の勤務、いわゆる労働条件の過剰になってくるしね、同時に、一方では土曜閉庁が行われるし、片方ではそういうローテーションをやりながら休日はとれないという、こういう状況になってくるんですね。まさに土曜閉庁における職員の勤務条件の不均衡があらわれているわけですね。そこのところをどういうふうに解消していかれるおつもりなのかですね、そこのところをお聞きしたいわけです。

 それから、もう一つ、これは夜勤にはなりませんけれども、夜の勤務になるわけですから、ただの超過勤務という手当では、超過勤務になっていないんです、これね。いわゆるこれは時差出勤らしいですから、手当というのは全くそのままらしいんですね。これはですね、ほかのまち、新座や和光を聞いてみますと、そういう場合にも、きちんとした労働基準法に伴う手当が支給をされているということも聞いておりますので、その待遇についても今後考えていただきたいということについて、これも答弁を欲しいと思います。

 最後の、4番目です。これは駐輪場の問題についての、特に私がじかに聞いた話なんですが、朝霞台とか、それから北朝霞とか、それからこちらの南の方にですね、朝霞駅の方に駐輪場がありますね。ここで働いている方の、係員のための施設設備のことを言っているんです。先日、私、朝霞台の駐輪場でいろいろ整理をしているお年寄り、これはシルバーセンターの方だと思うんですよね、ちょっと雑談をしている中でもって「皆さんここで働いていて、トイレはどこへ行かれるんですか」と、こう言ったんです。そうしたら「トイレないんです」「どこへ行くのですか」と言ったら、「あそこのパチンコ屋まで行くんです」と、こういう話なんですね。確かに地下駐車場にはトイレはあるんですね。それで、あそこは高架下ですから、雨は降っても確かに濡れませんけれども、例えば休むところとか、短時間でもほっとするような、そういう場所もないんですね。もう突っ立ったままやっているわけですね。それでトイレはパチンコ屋まで駆け込むということらしいんですね。

 それを見ていまして、やはりああいうところで働く方の、やはり施設設備も、当然これは考えてあげるべきだろうというふうに思うんです。特に冬なんか、それは寒い中でやっているわけですから、トイレも行きたくなるでしょうよ。一々パチンコ屋まで駆け込んでいくんじゃ、これは余り設備としても、せっかく駐輪場という、通勤者のために、利用する人たちのために働いている方ですから。ですから、そういう部分についてはですね、ブロックの、冷暖房とは言わないけれども、小屋を、小屋と言ってはあれだけれども、そういう場所をつくってあげたり、トイレぐらいはつくる必要があるのではなかろうかということで、この駐輪場の問題についての、整理員の、整理の係員のための設備というのはそういうことを言っているわけなんで、その辺についての御答弁をいただきたい。

 まず第1回の質問です。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。総務部次長。

         〔総務部次長 斉藤靖良君登壇〕



◎総務部次長(斉藤靖良君) 第1点目の資料館建設について御答弁申し上げます。

 資料館の建設につきましては、辻議員にもお答え申し上げましたように、庁内の検討委員会において、先進地の視察を行うなど調査、検討を進めており、構想については現在のところ未定でございますが、市長の構想としては、単なる資料館的なものではなくて、博物館的な規模を持った施設にするよう指示を受けてもおりますので、御提案のようなことも含めまして引き続き検討を行い、検討委員会の答申が出ました時点で専門家による審議会を組織し、御意見を拝聴するなど、建設に向けて十分審議いたしまして、他市と比較し決して遜色のない、朝霞市にふさわしい施設といたしたく考えておりますので、御了承いただきたいと思います。

         (「了解」と呼ぶ者あり)



○議長(塩味昌弘君) 建設部長。

         〔建設部長 木村 勇君登壇〕



◎建設部長(木村勇君) 第2点目の開発指導要綱について、御答弁申し上げます。

 中・高層マンション等の建設に伴う駐車場設置につきましては、建築基準法、都市計画法など関係法令にも特に規定されておりません。したがいまして、当市のみならず各市町村とも、指導要綱等により対処しておりますのが実情でございます。

 御承知のとおり、駐車場の確保につきましては、自動車の保管場所の確保等に関する法律により車両所有者に義務づけされているところでございます。この法律が守られていれば違法駐車はなくなるはずでございます。しかし、近年この違法駐車が増大し、社会問題となっていることも事実で、その対策に苦慮しているところでございます。違法駐車の原因はいろいろあると思いますが、中・高層建築物等、大型共同住宅の建築が多くなってきていることもその一因と考えられます。したがいまして、先ほど大貫さんから御指摘がありましたが、現在、開発行為及び中・高層建築物に関する指導要綱の見直しを行っておりますので、これら駐車場問題も重要な事項として検討しているところでございます。

 いずれにいたしましても、この問題解決には市町村の指導要綱では強制力が弱く、国においての、先ほど申し上げました関係法令等の見直しも含めまして対処していただくのが理想ではないかと、このように考えております。



○議長(塩味昌弘君) 秘書人事課長。

         〔秘書人事課長 仁瓶 悟君登壇〕



◎秘書人事課長(仁瓶悟君) 大貫議員さんの土曜閉庁に伴います職員の勤務体制につきまして、御答弁申し上げます。

 土曜閉庁に伴います市民会館、公民館等の取り扱いにつきましては、市民の方々の利便性を考えますと、他市同様開庁方式となるわけでございます。したがいまして、ここに勤務する職員の勤務につきましては、本庁に勤務する職員とは勤務の割り振りが異なるため、一月2回の閉庁土曜日の分を平日の1日、または半日を2回休むことになります。なお、休務日の指定につきましては、本庁勤務職員に比べ極力不利とならないよう配慮し、職場ごとに弾力的に取り扱う考えでございます。また、施設等の性格上やむを得ないわけでございますが、ここに働く職員に対しましては、土曜閉庁の趣旨を十分理解していただくとともに、開庁部分に長期的に在勤しないなど、定期的な人事異動によりまして職員間の均衡を図ってまいりたいと考えております。

 なお、御質問の中で時差出勤ですか、時差出勤をした場合に、他市では手当的なものを出しているようなお話も出ましたけれども、私きょう初めて聞きましたものなので、その支給につきまして、法的に支給が可能かどうかを含めまして検討してまいりたいと考えております。

 なお、公民館関係につきましては、運用の問題もございますので、教育委員会の方からお願いいたします。



○議長(塩味昌弘君) 教育長。

         〔教育長 柏 慶次郎君登壇〕



◎教育長(柏慶次郎君) 公民館関係の御質問にお答えいたします。

 まず最初、夜間の勤務は中央公民館が従来から行っておりました。しかし、5つの地区公民館におきましては、午後5時で職員は退勤しておりました。しかし、市民なり利用者の方々の希望が、地区公民館においても夜間交代で勤務してほしいという強い要望がございまして、昨年度末からそれを検討してまいりました。そこで、先ほど御指摘の文教常任委員会で、ただいまお話ありましたように、非常に職員の勤務に問題があるんじゃないかというような御指摘もございました。私どもも、まだあのときは検討の段階でございまして、その後、検討いたしまして、市民の方々の要望、そして職員の勤務等の均衡等も考慮いたしまして、現在、地区公民館は職員が隔日、1日おきに9時まで勤務しているわけでございます。この職員は、先ほど御指摘のように時差出勤、いわゆる正確に言えば勤務時間の割り振りということで勤務しておりまして、職員に過剰の負担のかからないよう十分配慮しております。

 なお、御指摘のようなことがございますかどうか、さらに私どもも調べて、そのようなことのないようにやっていきたいと、そう思います。

 それから、地区公民館、4名職員でやっておりますが、これは県下各市の公民館等を調査いたしましても、朝霞の地区公民館は館長も専任でございますし、非常に恵まれた状況にあると考えております。そういうことで、今後、御指摘のことを十分配慮しながら運営してまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 庶務課長。

         〔庶務課長 船本祐志君登壇〕



◎庶務課長(船本祐志君) 駐輪場問題について、御答弁申し上げます。

 自転車駐車場の整理係員のための施設設備についてでございますが、無料自転車駐車場の整理員につきましては、時間的にも短く、近くに公衆トイレや駅などがあり、現在のところ、トイレや休憩場所などの施設の設置については考えておりません。また、朝霞台駅南口自転車駐車場の管理人につきましては、地下には管理人室、トイレが完備されておりまして、地上の高架下には冷暖房完備のブースが設置されております。トイレにつきましては、地下か、昼間は出張所も利用することができます。また、御質問の中にございました、パチンコ屋のトイレに行くとのことでございますけれども、地下のトイレの方がパチンコ店のトイレに行くよりも近いと思われます。さらに、勤務形態も、地下と地上で90分で交代しておりまして、現状では問題はないものと考えております。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 7番、大貫議員。



◆7番(大貫敏男君) 答弁はですね、そう……。

 では、幾つかですね、ちょっと再質問ということで申し上げますけれども、資料館については、ひとつ頑張ってください。

 それで、この土曜閉庁に伴う公民館の問題なんですが、先ほど教育長からもお話がありましたけれども、ちょっと気になるのは、今、公民館を、地域公民館を見ますと、御婦人が皆さんいますよ、どこでも1人ね。そうすると、婦人はこの夜勤というか、9時の勤務はやらないわけでしょう。そうすると、結局3人になるんですよ。3人が隔日にやっていくわけでしょう。そこへ今度土曜閉庁でもってね、2日間のウィークデーでもって休暇をとるということになると、なおさら今度、公民館の方の仕事が、かなり支障を来すんじゃなかろうかなというふうに思うんですね。聞いてみるとね、比較的中央公民館との連絡でもって、会議だとか打ち合わせに行くことが、館長なんか多いらしいんですね。そうなると今度は、週のうち今度、1カ月に2回、今度は休むわけですからね。そうなるとわずか、言ってみれば男性3人でもって、これで足りるんだろうかというふうに思うんですよ。その辺はどうなるのかですね、ひとつこれ、ちょっとお伺いしたいんです。

 それから、仁瓶さんね、確かにね、仁瓶さんじゃない、トイレはね、それは出張所まで行ったり地下まで行けば、それはあるに違いないけれども、それは違いないんだけれども、やはりそういうものはつくってあげるべきじゃないかと思うんですね。別に無理してね、けしからんじゃなくて、そこに働いている者なんだから……。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆7番(大貫敏男君) いやいや、だけれども、わざわざ、例えばトイレといったら10メートルも20メートルも離れていなくて、通勤者じゃないんだから、働いている人間なんだから、つくってあげてもいいだろうと言っているんですよ。またそういうと、またカッカするからね。何もトイレぐらいつくってあげても、休憩所ぐらいつくってあげてもいいじゃないかということを言っているんですよ。何も地下駐輪場まで行く、パチンコ屋まで行く、あるいは出張所まで行かなくたっていいだろうと。しかも働いている人はシルバーセンターのお年寄りなんだから。そういうことを言っているんですよ。

 どうですか、それは。

         (何事か呼ぶ者多し)



◆7番(大貫敏男君) それだけの話なんだよね。



○議長(塩味昌弘君) 教育長。



◎教育長(柏慶次郎君) ただいまの御質問ですが、土曜閉庁は実施になりましても、現在も4週6休制を実施しておりますので、職員の勤務については、現在の割り振りどおりやっていけば土曜閉庁をやっていることと同じことになると思うので、特にこのことについては影響がないと考えております。

 それから、4名地区公民館に職員おりますけれども、1名は女性ですね。あと男子3名で、1週間1回9時までという勤務でございます。したがって、そのほかのことにつきましては先ほどお答えしたとおりで、今後もひとつ十分配慮しながら運営してまいります。

 以上でございます。

         (「要望ですよね、便所は」と呼ぶ者あり)



◆7番(大貫敏男君) 要望でいいや、じゃあ。



○議長(塩味昌弘君) 質問ございますか。

         (「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(塩味昌弘君) この際、暫時休憩をいたします。

                             (午前11時50分)

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○議長(塩味昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                 (午後1時)

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△神谷裕之君



○議長(塩味昌弘君) 15番目、神谷議員の質問を許します。登壇して御質問ください。

         〔12番 神谷裕之君登壇〕



◆12番(神谷裕之君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず最初に、都市計画街路の整備計画についてということでございます。

 1番目に、 348号黒目川通線の調査状況は、どのように進展しているのか伺います。また、その次に、さらにその他、市内延伸1キロメートル以上の4路線についての、その後の経過と今後の見通しと対応について伺います。この4路線は 343号中央通線、 344号岡通線、355 号新河岸川通線、 349号下ノ原通線の4本の計画路線についてであります。

 私は以前にも、都市計画街路の整備関係については一般質問を通じて、その整備計画は早期に事業着手できるように、提言したり要望してまいりましたところであります。まちづくり、すなわち都市基盤整備及び地域開発の基本は、道路の整備が何よりも重要課題として取り組まなければならないと認識しているからであります。岡野市長は、市長就任以来、行政をつかさどる最高責任者として、我が朝霞における今日的課題解決はもちろんのこと、道路行政に対する高い理想と施策遂行のための強い信念というものが、担当部署を通じて大変に力強く伝わってくるところであります。日ごろの御努力に心から敬意を表します。

 そこで、質問の黒目川通線でありますが、平成2年度当初予算に現況調査及び登記簿調査の予算が計上され、いよいよ事業実施へと大きく動き出したわけでありまして、大変に嬉しく思うものでありますが、その調査状況はどのように進展しているのか伺いたいと思います。また、調査結果と今後の事業計画等、対応について、御答弁をお願いいたします。

 次に、 343号中央通線について伺います。これは幅員16メートルで、朝霞駅付近を市内を東西に通る延伸 4,060メートルで、ほとんどが市施行の大変重要な道路であると思います。

 次に、 344号岡通線であります。これは幅員18メートル、延伸 4,240メートルで、整備状況は 688メートル、率にして16.2%でありますが、この整備は北朝霞土地区画整理事業絡みではないかと思うのであります。御承知のとおり、この岡通線は東上線に並行して走り、市内の商業地の拠点となる朝霞駅南口と北朝霞を結ぶ路線であり、国道 254バイパスとも並行する重要路線であり、今年度予算計上した北朝霞周辺及び朝霞駅南口、そして北口周辺の地区整備計画の策定と、非常に深いかかわりが将来生ずるものと思うのであります。さらには根岸台地区及び岡地区の土地区画整理計画とも深くかかわってくるものと思います。

 続いて 355号新河岸川通線、幅員12メートル、延伸 4,240メートルでありまして、以前の私の質問に対する答弁では、新河岸川の河川改修工事によって計画路線の一部が川の中になってしまうので、計画路線を見直しせざるを得ない状況であるという答弁であったのでありますが、その後どのようになったのか、経過を含めて御答弁をお願いいたします。

 なお、この新河岸川通線も、国道 254バイパス計画と非常に深く関連する計画路線であり、見直しした結果によっては早急にその対応を図らなければならないと考えるものであります。

 最後に、 349号の下ノ原通線ですが、幅員16メートル、延伸 1,450メートル、これは県道で、すべて県施行のようであります。

 以上、お伺いしました各路線は、いずれも昭和39年に都市計画街路として決定した路線であります。計画決定以来25年の長い年月がたっているのでありますが、今まで私の質問に対する答弁として、それぞれ緊急度や成熟度等、考慮した上で検討する旨の答弁でありましたが、その後の経過と今後の対応について、御答弁をお願いいたします。

 続きまして、2番目の治水(水害)対策について伺います。

 内間木地区用水路整備工事の進捗状況について伺うわけでありますが、昨年8月1日の未明の集中豪雨により、内間木地区の一部が床上浸水の被害を受けたのでありましたが、9月定例会議会において、その水害対策の応急措置として、用水路の整備及び汲み上げポンプの増強等を含め 4,800万円の補正予算から計上され、継続事業として、さらに12月定例議会では、 9,200万円の予算化を見たのであります。その後の工事が順調に進んでいると思います。さきの3月定例会においても予算計上され、これから雨季シーズンに対応しなければならないわけでありますが、現在の工事進捗状況はどのようになっているのか、また現状ではどのぐらいの雨量に対応できるのか、伺いたいと思います。

 続いて、田島地区の対応についてでございますが、昨日、辻議員の方から田島の1丁目の、すなわち笹橋の住宅近辺については私も全く同じような質問をしようとしておりまして、御答弁でよく理解しましたので、田島の美女地域の水対策について伺いたいと思います。あそこも昨年の8月の豪雨のときに冠水を、一部床上浸水等がありましたので、その後、どういった対応を考えられておられるのか、また、昨年程度の雨量に対してどう処置しようとしているのかを伺いたいと思います。

 次に、(仮称)郷土資料館建設についてでございます。この質問に対しましても、昨日来同僚議員の方がいろいろと御質問しておりましたので、ダブらない角度から質問をさせていただきたいと思います。

 御承知のように、あの地域は大変に埋蔵文化財の宝庫と言われる地域でありまして、まず、あそこに資料館なるものをつくろうという、いわゆる土地選定につきまして、大変よかったのではないかと思います。先ほどの、同僚議員からもお話しがありましたように、郷土資料館という形で、果たして、私も描いている資料館そのものがですね、ちょっと明確になっていなかったのでありますけれども、執行部の御答弁の中から、複合的に、なおかつ将来を見据えて朝霞にふさわしい(仮称)資料館的なものにしたいということでありますので、どうぞプロジェクトのチームでは、今までの既成概念に捕らわれない大きな角度から、ぜひ立案、検討してもらいたいというふうに思います。

 何点か触れますと、あそこはいわゆる埋蔵文化財のたくさんある地域とともに、朝霞市に、非常に数少なくなりました遊水池もございます。そういったところから、岡野市長の政策の1つでもあります、大きな政策のスローガンでもあります「水と緑と文化」、こういうことでありますので、どうか自然遊水を最大活用できる、一つのことも考えていただくと同時に、朝霞市においては伝統的、こちらにも議員さんいらっしゃいますが、東円寺という大きな寺もございますから……

         (何事か呼ぶ者あり)



◆12番(神谷裕之君) そういった大きい角度から、いわゆるその緑と水と文化が一体化していく中での、岡野市長にとっては就任以来大きなプロジェクトの構想でありますので、どうかそういった角度からも、大いに御検討を図っていただきたいというふうに思います。

 次に(仮称)健康増進センターの建設についてということでありますが、これも同じく、あの浜崎地区、すなわちちょうど黒目川の、黒目川沿いということになりますので、いわゆるその地域選定におきましてですね、大変いいところを目につけていただいたなというふうに思っているところでございます。今日まず土地、いわゆるその用地を確保するというのは非常に困難と言われている中で、当初予定する用地も地域の地権者の御協力によりまして確保できたようでありますので、これからいよいよ、その建設等のプロジェクトが検討に入るわけでありましょうが、どうか全市民的な立場に立って、より多くの方が利用、活用できるような、まず状況をつくっていただきたいと思います。役所がつくるといえども、まずは大勢の人が使えるかどうかによって、喜んで使っていただけるかどうかによってその計画が、実現できたものが成功であったか、あるいは不十分であったかが、判断の1つの材料にもなるかと思いますので、どうかそういったところから、きのうの御答弁でも、まだ確固たる位置づけというか、決まっていないようでありますので、どうかプロジェクトチームとして柔軟な発想と、そして将来を展望した上で、朝霞市に今まで考えられなかったようなものを計画していただければありがたいというふうに思います。

 なお、つけ加えさせていただきまして、用地、建物用地は確保されたようでありますが、朝霞市にも一昨年、いわゆる緑化条例というのがありまして、その緑化に関する現状では、私有地を大変に、緑化云々、緑化を守るというところからいろいろと問題になっているようでありまして、どうかこういった機会に、その導線として、現状12メートル道路をですね、導線を考えられておられるようでありますが、こうして初めて向こうの地域に計画されるのでありますので、どうか導線についてはセンターとあわせて十分配慮して、私が望むのは、18メートルないしは20メートルくらいの幅員を持った導線を考えられたらどうかというふうに思います。そして、やがてあの黒目川がさらに清流を取り戻していったときに、あの一帯が、一つの建物だけではなくその一帯が、いわゆる朝霞市の現状、(仮称)健康センターにふさわしいゾーンになるように御検討をしていただければというふうに思いますので、その辺についての構想等を含めて、お伺いをさせていただきます。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(塩味昌弘君) 建設部長。

         〔建設部長 木村 勇君登壇〕



◎建設部長(木村勇君) 第1点目の都市計画街路の整備計画について、お答え申し上げます。

 まず、第1点目の黒目川通線の調査状況につきましては、浜崎の水道橋付近から泉橋の間、約 1.6キロメートルの用地測量等の業務委託等を発注し、現在、基準点測量を行っているところでございます。この中で、整備という話がちょっと出たと思うんですけれども、現在、広沢土地区画整理事業との関連で、本町通線、あるいは観音通線、駅前通線等の実施を優先的に考えたということで、本年度からやはり調査費を見込んでおりますので、これらとの兼ね合いもございますので、実施については、またこれらを考慮した形で検討していきたいというふうに考えております。

 それから、第2点目の4路線の見通しと今後の対応について、お答え申し上げます。

 都市計画街路の整備につきましては、従来の買収方式ではなかなか地権者の方々の御了解が得られず、理想から行けば、面整備の事業の中で整備していくのが理想ではないかというふうに考えております。御指摘の4路線につきましては、路線ごとにその整備手法は検討していかねばなりませんが、このうち岡通線、それから新河岸川通線、下ノ原通線の3路線は、施行区分が県施行でございます。今後の対応を含め、検討、協議していかねばならないものと考えております。

 また、御指摘の中に、新河岸川通線について御指摘がありましたが、御指摘のとおり、新河岸川の拡幅計画によりまして、計画路線が第五中学校の裏からずっと上流に向かいまして、川の中に計画が入ってしまったということ、それから、もう一つは、当時のこの新河岸川通線を計画した時点ですね、その時点では、これは和光、志木、そして朝霞を結ぶ横の連絡という路線の性格を持っていたわけですけれども、その後、現在 254バイパスですね、これが新しく決定されたこと、また志木との、この取りつけの問題については志木の市場坂下ですか、この付近との兼ね合いもございますので、当面この一部ルート変更ということで、今後、県、それから3市で協議していかなければならないものと考えております。

 ただ、この路線につきましては、先ほど言いました 254バイパスの関係もございますので、必ずしも今度3市でつながなくちゃならないということは、必ずしも言えないんじゃないかなという感じはしておりますけれども、これはただ朝霞市の考えだけであって、志木、和光がどういう、考えはまだ示してございませんので、これらとの協議が必要かと考えております。

 いずれにいたしましても、都市計画道路の整備につきましては、今後ともその実現に向けまして努力してまいりたいと考えておりますので、御了承いただきたいと思います。

 それから、第2点目の治水対策でございます。内間木地区の水路整備につきましては、本年8月完成を目指しまして、現在、施行中でございます。進捗率は、しゅんせつ工事、それから排水機場改修工事を含めまして、おおむね50%の進捗率となっております。

 次に、田島地区の対応でございますが、この田島地区の美女地区につきましては、雨水管の布設を初め集水升等の増設等を行っておりますので、ことしは特に問題はないんじゃないのかなというふうに担当は見ております。

 また、田島一丁目地区につきましては、前者の辻議員にもお答えしたとおり、緊急時には土のうによる応急処置を考えておりますので、御了承いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 総務部次長。

         〔総務部次長 斉藤靖良君登壇〕



◎総務部次長(斉藤靖良君) 3点目の(仮称)郷土資料館の建設について、御答弁申し上げます。

 (仮称)郷土資料館の建設につきましては、昨日来、辻議員さん、大貫議員さんにも申し上げましたように、プロジェクトチームでの調査、検討を進めており、施設の規模等については現在のところ未定でございますが、先ほど大貫議員さんにも御答弁申し上げましたように、博物館的施設としての規模を考えておりまして、御指摘のような近隣の地理的諸条件等も十分考慮いたしまして、今後プロジェクトチームでの検討、さらには専門家による審議会を設置するなど、十分検討、審議いたしまして、より充実した施設としたいと考えております。

 また、4点目の健康増進センターの件でございますけれども、(仮称)健康増進センターの建設につきましては、辻議員にもお答え申し上げましたように、同じようにプロジェクトチームにおける視察等の調査、研究を経て、各構成委員から諸提案を求めまして、これらの案の検討段階に入っているところでございます。したがいまして、今後(仮称)郷土資料館の検討に引き続き、再度の視察等を含めて、さらに調査、検討を重ねまして、御指摘の緑化の問題や導入道路の問題等についても十分考慮に入れて、市民の皆様の要請に十分こたえられるような施設にしていきたいと考えておりますので、御了承いただきたいと思います。



○議長(塩味昌弘君) 質問ございますか。12番、神谷議員。



◆12番(神谷裕之君) 計画路線の関係でございますが、朝霞市の現状、土地区画整理に絡みまして、あるいは過日の北朝霞のですね、いわゆるその地区整備に関する地元地権者への説明等ございまして、仮に今の、この朝霞の広沢土地区画整理事業の完成、あるいは駅周辺の再開発等ができ上がったときですね、やはり真ん中、いわゆるそこをより効果的に、あるいは機能的に発展させるのには、どうしてもその道路、こういったものが完備されていなければならないというふうに私は思っているわけであります。

 大変に、道路1つ整備するというのにも、当然予算の方でも莫大な予算がかかるわけでありまして、一朝にして完成するものではございませんが、いわゆるそういった将来を見据えた形での都市計画道路でありまして、先ほども触れました、既に四半世紀の年月が経過をしております。思えばここに来てどうやら、そういった道路のですね、整備のおくれを何とかしていかなければならないというふうに、執行部の皆さん方の努力というものをひしひしと感じるわけでありますが、どうか、計画をより早くするということは決して悪いことじゃありませんので、どしどし計画を立てましてですね、やはりその計画が地権者に、いわゆる御協力をいただく地権者に早くそれが伝わっていきますと、より用地の確保等も実現可能に近づいてくるのではないかと、こんなふうに私は考えております。そういった面から、内部でさらに一層の、こういった計画道路を初めとする道路行政全般にわたりまして、御検討、あるいは計画確立を図っていただきますことを要望させていただきます。

 なお、次の用水の関係についてですが、先ほど、8月末を完成のめどとおっしゃっておりましたけれども、これは継続、昨年12月に予算化された分でございますか。これ、そうですね。そうしますと、今年度もこの3月定例会において、さらにあの地区の万全を期すための予算が計上されているわけでありますけれども、これの完成、いわゆるこれとのかかわる完成はいつごろなのか、もう一度ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。

 それから、美女住宅地のですね、昨年、私も現場に行きましていろいろと見たり、つい先日も、議会初日の日もいろいろとしたんですが、いわゆるあそこの雨水が集中的になったときにですね、昨年の場合はちょっと排水溝が満杯になってしまって、約1時間強の間冠水状態にあったと、こういうことであります。昨年は、まだ雨水管も完成状況でなかったというふうに伺っておりましたし、それから一部、ちょうど落差、昔の古川、現在の釣り堀という、あの段差があります、地盤的に段差があります。そこのですね、雨水については全般、どの地域でも同じ雨水でありますので、これは釣り堀に流れていっていようが、別に釣り堀の方も何とも思わないと、こういうことでありましたが、いわゆる行政としては、いわゆるその汚水、これがですね、やはりいわゆる釣り堀の方に汚水が入っては商売上困るし、生き物でありますので、ちょっとそれは困るから、ぜひ汚水の完備を大至急払っていただけるように、役所の方にも話してもらいたいと、こういう釣り堀のオーナーの方の意向もございますので、どうかこの雨季シーズンに際しまして、もう一度点検を図っていただいて、昨年ぐらいの、昨年ぐらいといってもかなりの集中豪雨でありましたけれども、昨年程度の雨量では、あの地域の方の御心配のないように、もう一度、雨季に対しまして再点検を図っていただきますことを、これは要望させていただきます。

 また、郷土資料館と(仮称)健康増進センターの件につきましては、どうかあらゆる角度からですね、先ほど次長の御答弁にありましたように、余り今までの既成にこだわらない、定められないところから大胆な発想と、そして立案をしていただいて、どうか多くの市民が喜ばれる、結果として喜ばれる、すなわち大勢の方々が御利用いただけるような建物及びその施設にしていただけますことを要望させていただきます。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 建設部長。



◎建設部長(木村勇君) 排水路の改修、要するに平成2年度分の改修の件なんですが、準備としましては、この6月に入札に付したいということで4月からずっと準備をして、設計に入っていたんですが、御存じのように、何分にも機械の入る場所がなかなかできないんですね。それで、ちょっと今月出すのは無理じゃないかということで、現時点では7月を予定して設計を準備しているところでございます。

         (「1つ要望、最後です」と呼ぶ者あり)



○議長(塩味昌弘君) 12番、神谷議員。



◆12番(神谷裕之君) 今の用水の関係のですね、やはり今年度も用水路については3路線の計画が、当初予算に計上していただいたわけですけれども、とかく用水というのは、かなり緊急性を擁した形で今年度も執行部の皆さん方が御検討の上、予算計上されたというふうに思います。また、私どもも議員として、そういった角度から賛成をさせていただいているわけでありますが、そういったところでですね、通常の工事とやや違う性格を持っておりますので、どうかその発注、あるいは業者説明のときに当たりまして、そういったことをより要望をした上で業者選定等もお願いできればというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上です。

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△有冨森太郎君



○議長(塩味昌弘君) 次に、16番目、有冨議員の質問を許します。登壇して御質問ください。

         〔18番 有冨森太郎君登壇〕



◆18番(有冨森太郎君) それでは、議長のお許しがございましたので、順次質問をさせていただきます。

 まず、市民プールの建設についてでございます。一昨日の同僚議員の質問の際、市長は「プールをつくらないとは言っていない。つくるんだ」と、このような趣旨の答弁がなされました。私は安心をいたしまして、このプール建設について、今後の計画についてお伺いをいたしてまいりたいと思います。

 今般の私の通告は、基地跡地利用と市民プールの建設についてという件名で、要旨は「市民プールの建設は、広く市民の期待するところであるが……」というふうな形で通告をいたしました。具体的な質問の前に、少し述べさせていただきたいと思うわけでございます。それはどういうことかと申しますと、基地跡地利用については、現在、大蔵省の払い下げ基準の点から、またまた、どうもこのプール建設については振り出しに戻った感があります。また、このプール建設に対する市民の期待はどのようになっているかと申しますと、こういうことを振り返りまして、いま一度、これまでの市民プールの建設の取り組みについて振り返ってみる必要があろうかと思うわけでございます。

 そこで申し上げますが、私ども公明党が、最初、この市民プールの建設を主張してまいりましたのが昭和50年12月議会でございます。その後、毎年の予算要望、その都度この議場でも主張してまいりましたところでございます。ただ、ここで、昭和52年9月には 6,224名の署名をもって当時の市長に陳情したことがございます。市民プールの建設への具体的な、最初の、市民の具体的な要望としての最初の結集ではなかったかと記憶をいたしております。ちょうどこの時点では、人口が29万、約。あ、ごめんなさい、世帯が29万、2万 9,000でございます。それで人口が8万 6,000。成人者の署名でございますので、 6,224名というのは大変な市民の要望ではなかったろうかと思うわけでございます。

 そのときに明らかになったのが、内間木の地域に自然公園をつくり、そこへプールも併設をしていこうじゃないかという旨の考えが明らかになったわけでございます。しかしながら、御承知のとおり、国の調節池の計画で自然公園も断念せざるを得なくなった。その後また、第三中学校の横の方を計画いたしました。そして話し合いに入ったわけでございますけれども、第三中学校の、当時の第三中学校の用地取得の問題の絡みで、地主さんの協力は得られなかった。そこでまた、58年3月には議会においてもプール建設促進審議会が設置され、基地跡地との意見もございましたが、申請等でも時間がかかる。そのような観点から、一日も早く市民に市民プールを実現したいという面もありまして、この議会のプール建設促進審議会は、地域を調整区域とするということから、城山公園の道の向こう側といいますか、そこに市として用地買収に取りかかったわけでございますけれども、御承知のとおり、60年ごろでこれもまた断念せざるを得なくなったわけでございます。そこで、62年5月には第二次基地跡地利用計画の中でプールも張りつけまして申請をいたしまして、現在に至っているわけでございますけれども、先ほども申し上げたように、需要の見直しをしていくような状況になっているのが現状でございます。まさに一転、二転、三転の状態であります。

 市民の具体的な、先ほど申し上げました要望から十数年を経過してまいりました。今ここで私どもが忘れてならないのは、溝沼の子どもプールができるときでございました。使用状況のときに、子ども用のプールである、小学校低学年云々ということから、この議会も大変に紛糾したことがございます。このときに市民の方々は、このプールについても全市民が注目をしたということになっております。暫定的な子供プールであるから、いずれ早急に市民プールが建設されるんだというふうなことで、納得をさせていただいたというふうな、まさにこのときに、全市民に市民プールの建設が、隅々まで約束したというふうな形じゃなかったろうかと、私はこう思うわけでございます。

 そこで、市民の要望を真正面から受けとめ、それにこたえていこうという姿勢の岡野市長に、市民プールの今後の計画について、まずお伺いをいたしておくところでございます。

 次に、市道2235号線の隧道完成についてということでございます。その後の状況と今後の見通しについてであります。このことについても、非常に時間がかかり過ぎているのではなかろうか。特に当該地域住民には、非常に不便を感じていることでございます。これは私が申すまでもないことでございます。これまでも我が党の中尾議員が幾度かお伺いをしております。私もまた、再度お伺いをさせていただくわけでございます。一向に進展が見られないように思われるのであります。

 しからばこの件で、進展が、変わりようがないということでございますが、変わったのは何かといいますと、まず、私の通告、この質問の通告が変わってまいりました。前回は83号線踏み切りとなっておりましたが、今回は83号線を持ち出すわけにいきません。市道2235号線の隧道ということで、まあその辺のところかと思います。また、担当の、直接担当の課長さんも私の記憶では5名以上ほど変わっておられます。その都度、担当の方一生懸命頑張っておりますので、これにつきまして、これ以上私は申し上げませんが、どうかこれまでの状況と今後の見通しについて、お伺いをいたしておきたいと思います。

 次に、朝霞台駅の急行停車についてでございます。我が市には東上線朝霞駅、朝霞台駅があるわけでございますが、いずれも急行は停車をいたしておりません。幾度か同僚議員の方からも、また私どもの中尾議員の方からも何回も提案のあったところでございますが、特に朝霞台駅は、御承知のとおり、言うまでもなくJR北朝霞駅との乗りかえの駅でもあることから、急行停車を望む声があることは既に御承知のとおりでございます。

 ちなみに平日のダイヤの上りだけを見てまいりますと、これも東上線側は時刻表を出しておりませんので、私自身で調べたので若干の食い違いはあろうかと思いますけれども、朝霞台通過の急行は、通勤急行も入れて1日73本ほどあるようでございます。といいますと、これは朝霞駅も同じでございますね。それで朝霞市民、これを利用する朝霞市民の側から見るならば、いずれもホームでお見送りをするということでございます。ちなみに、この一方乗降客数を見ますと、昨年度、64年ですから、平成元年度のデータをそれぞれの駅に聞きましたんですが、まだ集計が出ておりませんということでございましたので、63年度の点でいきますと、1日平均約、北朝霞駅が、乗降客ですね、6万 7,291名となるようでございます。朝霞台駅が8万 7,000、志木駅が、これどうしても志木駅を持ち出さざるを得ないんですけれども、9万 7,280。このうち北朝霞と朝霞台との乗りかえがどのくらいかは、これは定かでございません。以前よりも、ますますこの利用者は増加する傾向にあります。

 考えてみますと、特に土地の上昇等も含めて、この東上線沿線はますます奥の方から住宅がふえてくると、奥の方へ、奥の方へと。そうしますと、この乗りかえ駅は大変に、今後も利用度の高くなるところではなかろうか。昨日も北朝霞の駅長さんと話す機会がございまして、いろいろとお伺いしたわけでございますけれども、JR側は既に朝のラッシュ時は、今6両ですけれども、8両に編成をしなきゃならないということで上層部の方へ申請をしているというふうなことでございます。このような観点から、今後この市民の要望、利用者の要望を市行政としてどう対応されるのか、お伺いをいたしておきたいと思うわけでございます。

 次に、公衆ファックスの設置について。1、市役所に公衆ファックスの設置を提案するがどうでしょうかということでございます。最近のテレビを見ておりますと、時々といいますか、だんだん多くなってまいりましたが、「御意見、御感想をお寄せください」という字幕等、また音声等が出てまいります。それで、これは電話番号に並んでファックス番号の提示がなされているわけでございます。これまでは電話番号だけでございましたが、ファックス番号がついてきた。中にはファックス番号だけのものもございます。これが今日の通信網の発達、そしてまた情報化時代の流れであろうか、そういう時代に入ったかなということをまず御認識をいただいて、質問にお答えをいただきたいと、こう最初にお願いを申し上げておきます。

 昨日、三田議員の、視覚障害者のための広報のテープ配布の提案がなされましたが、私は聴覚障害者のためにも、また一般市民のためにも、このファックスの設置を提案するわけでございます。皆さん御承知のとおり、先日の新聞に飯能市役所の公衆ファックスの設置の報道がございました。埼玉県下では最初ということだそうでございます。飯能市におかれましてはこれまでも、早くからこのファックスの設置ということを、導入ということを考えられまして、聴覚障害者の方にはこのファックスの設置の補助金等を設けるとか、あるいはまた庁舎内の業務用ですけれども、これを貸してあげるとか、そういうふうな形をとってきたようでございますが、このたび、その人たちのためにも、遠慮なく使えるように市役所に1台ファックスの導入をしたというふうになっております。決して飯能市のまねをしようということではございませんけれども、先ほども申し上げましたように、そういう時代に入ったんだということも踏まえて提案を申し上げますが、御答弁をいただきたいと思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 答弁願います。市長。

         〔市長 岡野義一君登壇〕



◎市長(岡野義一君) 有冨議員の、私に対する御質問にお答え申し上げます。

 基地跡地利用と市民プールの建設ということでありますが、この基地跡地ということにつきましては、いろいろ議員の皆さんからの御質問もございますので、一応プールの建設ということについて、限定させていただきたいと思います。

 一般論でありますけれども、これは、人間というのは欲望といいましょうか、次から次への願いというのは、これはもう人間の性質であります。かつてこの日本が戦争で負けたときには、本当に食べる物もなかった。「せめて腹いっぱい飯を食べたい」と。それがですね、腹いっぱい食べられるようになったら「せめていい着物を着てみたい」これも人間の性質であります。こうなってくると、今度いい着物か着られるようになったら「せめてバラックからいい家に住みたい」これもまた人間の性質であります。今、日本はおかげさまで経済大国となった。ですから、ここまで来ると、ひとつ私も今度はレジャーに、健康にというのは、これはまた人情であります。ですから私は今、市長といたしまして、その人情、皆さんの人情に報いたいという気持ちは本当に、皆さんに言って言い切れるものでないほどの、私の気持ちであります。

 そこで、今のレジャーやスポーツということをかりますと、やはりせめて、海に行かれないから、時間的に経済的に都合が悪いので何とかプールをつくってもらいたいという、これは皆さんの希望でもあります。そこで私は、この皆さんの希望に報いるためにいろいろ考えましたけれども、今、有冨議員が言われましたように、このプールのいきさつというのは私も、当時この市に関係しておりませんでしたが、理解しているところであります。これはできなかったけれども、このままでは済まないと。それでは今あいている基地はどうかといいますと、今申し上げましたように基地跡地、最低、市民プールというからには 5,000坪程度のプールをつくりたい。また駐車場もつくりたい。 5,000坪程度のものをつくりたいということになってくればですね、今坪、基地跡地だと最低でも、北キャンプの場合は 150万を見なきゃならないだろう。坪当たりです、1万坪で言うと 150億です。そこへプールを50億かけるということになると、これはえらいことになります。ですから私は、この問題を解決するには、皆さんに喜んでもらうためには、もうあそこよりも、どこかほかでいいところがあればそこを見つけていきたい。そしてそこへつくってですね、市民の皆さんの要望にこたえたいというのが、本当の私の偽らざる気持ちでございます。

 でありますから、私は、必ずいつの日にかつくりたいという願いと、いつの日にか何とかしてその用地を物色しようということについて、これからも皆さんの期待にこたえられるように、今、目下、目を皿のようにして用地を、適当な用地があるかどうかねらっております。ひとつ時間がかかりますけれども、皆さんと、皆さんの声を何としても形づくるには、言うならばプールということでいきますので、もう少し時間をいただきたい。

 よろしくお願いします。



○議長(塩味昌弘君) 開発課長。

         〔開発課長 渡辺明夫君登壇〕



◎開発課長(渡辺明夫君) 2番目の、市道2235号線の隧道問題について、御答弁を申し上げます。

 このことにつきましては、過去数回にわたり御質問をいただいており、利用者に大変御迷惑をおかけして申しわけないところでございますけれども、最後の地権者と、代替地等についてなかなか合意が得られないのが現状でございます。今後とも引き続いて鋭意交渉してまいりますので、御了承いただきたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 総務部長。

         〔総務部長 栗原利男君登壇〕



◎総務部長(栗原利男君) 3点目の朝霞台駅の急行停車について、お答え申し上げます。

 朝霞台の急行停車につきましては、毎年、東武東上線改善対策協議会や埼玉県交通政策課を通じまして要望し、さらには市単独でも東武鉄道に対して直接の要望活動を行ってまいりました。昨年も、東武東上線改善対策協議会におきまして、東武鉄道東上業務部長に面会の上、直接申し入れをいたしましたが、急行を初めとする列車種別ごとの停車駅は、全線的な運行バランスを考慮して決定しており、また、川越以北の利便性を主な目的とする急行列車の性格の面からも、停車駅の増加は非常に困難であるということでございました。しかしながら、その必要性は十分認識しておりますので、市民の利便性向上のため、今後も継続して強く要望してまいりたいと、かように考えております。

 次は、4点目の公衆ファックスの設置についてでございますが、ファックスは公衆電話回線の開放以来、情報化社会のOA機器として急速に普及し、主に業務用として利用されてきたものでございますが、最近は利用者も増加の傾向にあるものの、一般家庭への普及にはまだ時間がかかるものではないかと、そのように思っております。市におきましても、現在、聴覚障害者を対象にファックスを貸与する朝霞市福祉電話設置事業に利用しているところでございます。また、先般、県内、先ほど申されました飯能市では、公衆ファックスを聴覚障害者の利用を主に、市庁舎内に設置したところでございますが、利用コスト、利用者を限定した場合の管理運営面の問題もありますので、現時点での設置は考えておりません。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 質問ありますか。18番、有冨議員。



◆18番(有冨森太郎君) 質問と、要望というのはないんですけれども、私はあえて要望させてもらいますけれども、要望と質問と、再質問とをひっくるめて申し上げたいと思います。

 最初の、市民プールの建設でございますが、これは市長も一生懸命頑張るということでございました。これにつきましてはですね、私も長々としゃべりましたけれども、十何年たっているわけですね、先ほど申し上げましたように、市民が……。市長の話では、いろいろな人間の欲望といいますか、持っている、戦後のことから何かありましたけれども、このプールにつきましてはですね、62年からやはりこういう要望があったということで、そう、あ、52年からですね、そう変わっていないと、こう見て結構じゃなかろうかと思います。といって、市民に実はうそをついてきたんだと、それもまた当たらないと思います。いかに用地の取得の困難さがわかるわけでございまして、私もまた当議会に在籍をさせていただいている以上、同じ、わかっておりますので、これ以上執拗には申しませんけれども、ただ、先ほど市長からお伺いしましたようにですね、今私がなぜここでこういうことをお伺いしたかといいますと、子どもプールが、それでまた一方健康センターが、そこへ温水プールもつくろうと。ダダダッと、温水プールがあるじゃないか、子どもプールがあるじゃないか、学校のプールがあるじゃないかとダダッと行かれるとまた困りますのでですね、ここで市長の本当の腹の内を、決意のほどをお伺いしたいというのでお伺いをいたしましたので、ひとつそのことについては再質問というよりも、どうか、1つだけ言っておきます。ぜひともひとつ、虎視眈々とひとつ用地の取得をねらっていただきたいと、このように要望いたしておきたいと思います。

 それから、踏み切りの点につきましても、ひとつよろしく今後も努力していただかないと、あれが国道か何かだったらね、相当な道路に面したところだったらいろいろなやりようもあるでしょうけれども、余り大きい声で言うと、また相手があることですので、ひとつどうか努力をしていただきたい。

 それから、朝霞台の駅の急行停車につきましてはですね、これも市がやることじゃございませんので何とも申し上げにくいんですけれども、川越等のいろいろな、志木から向こう側の住宅のできぐあい、運行増につきましては、恐らく東武もですね、全体的なダイヤの組みかえが必要になってくるだろうと思うんです、近いうちに。確かに現時点では、昔から志木駅に停車していたわけですから、その隣となると、これはまたおかしな、そうそうに各駅停車といったら、これは急行になりませんからね。通勤急行も実際はとまっていないわけです。そういうこともありますけれども、先ほど申し上げたように、この乗降客数がですね、わざわざ私は朝霞駅のことは聞かないで、志木駅の1日の乗降が9万 7,000、朝霞台が8万、そんなに変わらないんですね、これがふえていますから、元年度は。そういうふうなこともありますし、いろいろな形で状況も変わってまいりますので、どうかひとつ、その都度よろしくお願いをいたしたいと思います。

 最後にですね、今まで要望で来ましたけれども、このファックスの点につきましては、これは質問です、再質問いたします。

 先ほど、いや、どうも部長さんの答弁がですね、何といいますか、経費の点とか、いろいろなこともおっしゃいましたので、これはですね、だから私先ほど、一等最初の質問のときにですね、これは情報化社会の時代の流れだと、これはもうそういう時期に来たんじゃなかろうかということを御認識をいただきたいということで、まずお願いをしたのはその辺にあるわけです。それが再質問となったわけですけれども、これね、今ね、大体ちょっとした会社等でも持っているんですね。ですから一般市民用、あるいはそういった形になろうかと思いますけれども、聞きますとですね、60カ月契約の、公衆、市で設置するんですからリースとは言いませんけれども、リースでさえも、今1万円以上というのないんです。1万円以下なんです、60カ月で。5年契約ですね、約。今話上げた、ものすごくですね、その状況によって随分安いんです。この辺のところも考えていただきたいなと思うんです。

 それで、実はですね、朝霞市内にそういったたぐいのものがあるかと申しますと、私の範疇の中では1カ所あるんですね。これはJR北朝霞駅の改札口の横っちょに、これは何というのかな、公衆電話みたいな感じでこう、全部ふたがかぶさっていまして、使うときはこう出してくる。これが 100円ですね、 400円まで入るということで、大体ああいう場合ですから、これは市で 100円の費用のかかるもの入れろと、そういう意味じゃないけれども、ないけれども、こういうふうな、 100円ぐらいかかろうかと思いますけれども、最初 200円というふうな、そういう公衆ファックスです。これはJRファックスサービスとか何か、こう書いてありましたけれども、もうこういう時代になってきたということでございます。それで先ほどの、1台置くにも、電話機は別といたしましても、通常リースでやれば十分、何か先ほど 2,500円だという話もありましたけれども、こういうのも、ひとつ考えていただきたいなと。

 それで、矛先をちょっと変えますけれどもですね、質問じゃございません。私、通告はこれを入れたらどうかということですので。ただ飯能で、今後は公民館の、今まで業務用を貸していたらしいんですけれども、市役所の。公民館のファックスも、1台ずつ聴覚障害者には貸すというふうな、そういうふうになってきた。これは一般市民はどうかわかりませんけれども、そういう感覚になっております。ですから、このことについては別に答弁は要りません、通告しておりませんので。こういう時代になってまいりましたのでですね、こういうことも踏まえてひとつ、もうちょっと、この大した費用もかからないんだから、前向きに考えていただきたいと思うんですけれども、どうですか、その辺。



○議長(塩味昌弘君) 総務部長。



◎総務部長(栗原利男君) 私、先ほど一般家庭への普及はまだまだ先であるというふうに申し上げましたが、このような利便性のある機器は私どもの予想しがたい面もございまして、ある時期、急速に普及率を高めるということもございますので、そのようなときには改めて検討してみたいと考えております。



○議長(塩味昌弘君) 質問ございますか。

         (「じゃあそこで終わりだな」と呼ぶ者あり)

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△守田貴久子君



○議長(塩味昌弘君) 次に、17番目、守田議員の質問を許します。登壇して御質問ください。

         〔2番 守田貴久子君登壇〕



◆2番(守田貴久子君) それでは、一般質問いたします。

 まず初めに、公民館の活用についてお伺いいたします。この件につきましては、先ほど同僚議員よりも関心の深い質問が出ましたが、私は私なりに感じていることをお伺いしたいと思います。

 文明の利器のおかげで時間的に余裕ができるようになったことなどから、商業社会でも各種のカルチャーセンターが盛況な時代となりました。文化人とは、いかに余暇をうまく使えるかということにあるくらいです。さて、そのような状況の中、当市にある6つの公民館も設備などの有無により多少の差はあれ、ほぼ連日予約があり、利用されているようです。公共物がこのように活用されていることは、とても喜ばしいことですが、しかしながら、市民の財産である公民館ですから、やはり本来の趣旨に沿って運営されるべきだと思います。

 公民館設置については、社会教育法の第20条に「公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もつて住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。」とあります。昭和22年に公民館は、戦前それまでに強かった縦のつながりから、学校生活とは離れてしまった社会人にもよりよい地域生活を行えるための知識を提供するとともに、住民相互の横のつながりを大切にするために生まれました。

 民主主義のあらわれであるかのようなこの公民館も、初めのころはなれない中、活用が大変だったようですが、第20条にのっとって、主に公民館主催の事業が行われていたようですが、最近では自主団体、つまりサークル活動が活発に利用を競い合うようになってきています。なんと昨年度の事業の割合は、公民館主催は全体の1%でしかありません。しかし、回数で申しますと、その1%とは6カ所合計で百七十数回の開催となっております。実に各種サークルの利用は1万 7,164回にも上っているわけであります。

 しかも、朝霞市の公民館には、種々の資格を持った職員は、現在は6カ所中お1人のようであります。私は、本来の公民館の役割から考えますと、運営に当たっては資格の有無は余り関係ないと思っております。と申しますのも、住民相互の親睦を図り、自主的に学ぶ姿勢を大切にするということを大前提に、真心を持って職務に当たっていただければよいわけですから。しかしながら、この利用数を考えますと、これだけ多くの市民とじかに接し、しかも正しく行政の役割を果たすとなりますと、やはり自分を支える確固たる指針のようなものは必要だと、現場の職員の方は痛切に感じられるのではないかなと思うわけであります。

 また、これだけのサークル利用回数になりますと、その活用のあり方が正しいかどうかを現在の職員数で掌握できるのでしょうか。コミュニティセンターとは違って、公民館運用は、本来、社会教育の中枢ではないかと考えますが、いかがでしょうか。私塾のような使われ方をしていないかどうか、また、講師との関係が知らず知らずのうちに営利関係のようになり、団体の中でぎくしゃくとしたところが出てきているところもあるようです。公民館活動であれば、講師料も会に対して1回幾らとなるべきと思いますが、会員数に対して謝礼を決めてあるようですと、それは私塾の経営的やり方になるのではないでしょうか。現状をどのように把握されておられますか。また、このような点も指導がなされておりますかどうか、お伺いいたします。

 次に、朝霞市表彰規程についてお伺いいたします。昨日も同僚議員より似通った質問がございましたが、私は、このことをお尋ねしたいと思いましたのは、限りある市の財政を考えますと、市民の協力を得て美しいまちづくりをしたり、また、思いやりのある市民を育てたりすることは、とても必要なことではないかと思ったからであります。

 市民の中には、きのうのお話にも出ましたように、ごみ集積所の後始末や人がよく行き来しながらも家のない道路の清掃、また児童公園の自主的管理等、こつこつと長い間やってくださっている方々があります。昔はこのようなことも当たり前のことだったのでしょうが、家庭の中が便利になったり個人の生活が充実したりしてきた今日、残念ながら反比例するかのように社会性が薄れてきていることは事実であります。いろいろなことを市民の権利として行政へ要求し、また満たされていくことは大変に喜ばしいことですが、しかしながら、与えられることになれてしまって、自主的に物事を考えたり行動したりする人間性が知らず知らずのうちに失われていくようでは、将来を考えますと大変なことだと思います。徳育は一朝にして成るものではなく、地道な努力が必要かと思います。ただ現在ある表彰規程にだけ沿うということは、私が感じておりますことからは少し離れているような気がいたします。

 このように、真の意味での善行の方々に心ばかりでも報いる方法として、いや、それよりも、もっとそのような市民がふえることを願って、市長の感謝状を贈呈するなどお考えいただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。また、その場合、あくまでも広く公平に取り扱っていただくために、声が上がってくるルートを考えていただきたいと思います。民生に関することは、町内会を通ずることもよいと思いますし、また、県などは障害者、高齢者を率先して雇用している事業所等に年ごとに感謝状を贈るために、表彰基準を示し、職業安定所へ依頼してあります。当市といたしましても、このような手だてを使い市民の愛市精神を育てていただけたら、もっと身近な行政となるのではないかと思いますので、あわせて考えをお伺いいたします。



○議長(塩味昌弘君) 教育長。

         〔教育長 柏 慶次郎君登壇〕



◎教育長(柏慶次郎君) 公民館活用についての御質問にお答え申し上げます。

 公民館利用の状況把握についてでございますが、各団体、サークルの活動状況を知るため、毎年利用団体カードを提出していただき、定期的に利用団体調査を行っており、昨年度は 285団体から提出いただきました。なお、御質問のような問題があった場合には、直接確認するなどして対処してまいりたいと考えております。まずはそのようなことのないよう十分注意を払ってまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、公民館運営の目的を十二分に踏まえ、事業の推進ができるように努力してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 秘書人事課長。

         〔秘書人事課長 仁瓶 悟君登壇〕



◎秘書人事課長(仁瓶悟君) 守田議員の、朝霞市表彰規程について御答弁申し上げます。

 まず、朝霞市表彰規程の適用につきましては、その目的もございますように、広く市の模範となるべき功績のあった個人及び団体に対して表彰するものでございまして、その基準といたしましては、市政功労を初め10項目の基準がございます。この適用につきましては、主に市制施行記念日等の記念事業の際に表彰を行っているところでございます。なお、受賞者につきましては、その都度表彰審査会を開催し、審査の上決定するものでございます。

 ところで、お話にございましたように、これとは別に感謝状の贈呈がございますが、こちらにつきましては特に基準はございませんが、表彰規程の基準を参考に、感謝状を贈呈するに値すると思われる個人及び団体に対しまして、担当課が調査の上、個々に決裁の上、感謝状を贈呈しております。守田議員の広く、幅広くということにつきましては私も同感いたしますので、今後、担当課が、そういう事例がありましたら積極的な運営をしていくように伝えたいと思います。

 以上です。



○議長(塩味昌弘君) 2番、守田議員。



◆2番(守田貴久子君) 昨日の同僚議員の質問に対しましても、教育長は、社会教育としては市民の文化活動を奨励し、正しく推進したいというようなことをおっしゃっておりましたが、このことを考えましても、私の先ほど質問させていただいたことは重要なことではないかなと思うわけであります。ただ、入れ物をつくって管理だけに追われるというのでは、生涯教育の推進にも、社会教育の一端を担うことにもならないのではないかと思うわけであります。ただ、需要と供給との関係でいかんともしがたいことはありましょうが、予約受け付けに終始し、職員がただの管理の業務に追われるようであれば、やはり問題ではないでしょうか。

 このようなことを考えましても、ぜひ各公民館に公民館主事を最低1人は配置するようにしてほしいと思いますが、この点はどのようにお考えでしょうか。

 先ほど申しましたようなことは当市だけの問題ではなく、最近のカルチャーブームから、あちらこちらの市町村で問題に直面していることのようです。つい自主性ということに任せ切りであったら公民館の本来の使用目的から離れていたりと、そういうことがあるようでございます。そこで、ある市では、このたび改めて、現代に合わせて利用規則をわかりやすく書き、利用者に説明会を開き、配布したそうです。その中には、定期的に開くサークルの講師料は1回上限 7,000円、また、会員相互の親睦の中から学ぶことが前提であることから、「謝礼も会として支払うこと」ということまでうたってあるそうでございます。このようなことは朝霞市においては考慮されますかどうか、もう一度お伺いいたします。



○議長(塩味昌弘君) 教育長。



◎教育長(柏慶次郎君) 質問の第1点目は、社会教育主事のことだろうと思います。社会教育主事は非常に、資格を持った人が大変難しいということが第1点目にあります。それからもう一つ、資格を持った方を私どもの社会教育課なり、あるいは公民館に得たとしても、人事異動等で、やはりよく動いていくというような場合もございます。ということで、現在、公民館には社会教育主事の資格を持った者が1名おります。しかし、公民館の職員は部屋の貸し出しだけでなくて社会教育等の指導もしてまいりたいと、そう思います。そういう観点からすれば、社会教育主事の資格を得るような勉強をさせなければならないということで、本年度は教育委員会の社会教育課から1人、それから公民館から1人、約40日間の講習を受けて資格を取るような予算措置もしております。今後ともそのような努力をしてまいりたいと考えております。

 それから、第2点目の公民館使用についての指導について、さらにこれを考える必要がないだろうかというような御指摘だろうと思うんですが、ただいまの件については、貸し出し規程のようなものをひとつ内部でも検討いたしまして、公民館運営審議会等の意見も聞き、ひとつ今後検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(塩味昌弘君) 2番、守田議員。



◆2番(守田貴久子君) 大変、教育長のお考えはよくわかりました。ただ、朝霞市の市長として岡野市長が、職員の研修、講習などに非常に熱心に力を注ぐとおっしゃっておりますので、ぜひとも市としても、このような主事の資格を取ることができるように援助していただけたらと思うわけであります。そして、そういうことを要望させていただきたいと思います。

 また、表彰規程に対しましては、前向きにお考えくださるということですから、どうぞよろしくお願いいたします。

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△散会の宣告



○議長(塩味昌弘君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

                              (午後2時18分)