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埼玉県 戸田市

平成19年12月定例会(第5回)−12月14日-06号




平成19年12月定例会(第5回)

 12月定例会 第18日(12月14日)

平成19年12月14日(金曜日)
第18日議事日程
1.開 議
1.市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑
1.市長提出議案第77号〜同第90号 一括討論、一括採決
1.市長提出議案第91号 戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 討論、採決
1.市長提出議案第92号 戸田市立医療保健センター使用料、手数料等条例の一部を改正する条例 討論、採決
1.市長提出議案第93号 戸田市奨学資金条例の一部を改正する条例 討論、採決
1.市長提出議案第94号〜同第99号 一括討論、一括採決
1.市長提出議案第100号 平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号) 討論、採決
1.市長提出議案第101号〜同第111号 一括討論、一括採決
1.交通環境対策特別委員長報告の承認について
1.議員提出議案第13号 戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 討論、採決
1.戸田市選挙管理委員及び補充員の選挙について
1.閉会中継続審査事件の委員会付託
1.市長あいさつ
1.議長あいさつ
1.閉 会

〇出席議員(26人)
  1番 三 浦 芳 一 議員    2番 鈴 木 麗 子 議員    3番 菅 原 文 仁 議員
  5番 遠 藤 英 樹 議員    6番 召 田   厚 議員    7番 榎 本 守 明 議員
  8番 岡 嵜 郁 子 議員    9番 花 井 伸 子 議員   10番 馬 場 栄一郎 議員
 11番 手 塚 静 枝 議員   12番 中名生   隆 議員   13番 斎 藤 直 子 議員
 14番 平 野   進 議員   15番 細 井 幸 雄 議員   16番 浅 井 隆 夫 議員
 17番 熊 木 照 明 議員   18番 本 田   哲 議員   19番 望 月 久 晴 議員
 20番 高 橋 秀 樹 議員   21番 神 谷 雄 三 議員   22番 奥 田   実 議員
 23番 伊 東 秀 浩 議員   24番 山 崎 雅 俊 議員   25番 秋 元 良 夫 議員
 26番 栗 原 隆 司 議員   27番 石 井 民 雄 議員

〇欠席議員(なし)

〇説明者
神 保 国 男 市長  二 瓶 孝 雄 副市長   羽 富 正 晃 教育長
石 井 敏 道 消防長  岩 谷   務 総合政策部長  阿久津 義 隆 総務部長
河 合 悦 治 市民生活部長  武 内 利 雄 福祉部長
岡 田 隆 司 都市整備部長  小 槻 保 美 医療保健センター事務長
加 藤   正 会計管理者  田 辺 康 夫 水道部長  古 澤 立 巳 教育部長
石 田   功 選挙管理委員会事務局長
神 保 健 一 監査委員事務局長・公平委員会事務局長・固定資産評価審査委員会事務局長
山 田 一 彦 総合政策部参与・秘書広報課長  山 本   実 総務部庶務課副主幹



   開 議 10時00分

△開議の宣告
○中名生隆 議長  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。

△市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑
○中名生隆 議長  これより市長提出議案等を一括議題といたします。
 各委員長から審査結果について、それぞれ報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。
 各委員長から、審査の経過並びに結果について、順次、報告を求めます。
 総務常任委員長、17番、熊木照明議員。
◎熊木照明 総務常任委員長  おはようございます。
 総務常任委員会が付託を受けました案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告申し上げます。
 初めに、議案第77号教育委員会に属する職務権限のうち特例として市長の職務権限とするものを定める条例について申し上げます。委員からは、教育委員会制度の特性として首長からの独立性があるが、教育委員会所管の一部の業務を今回、特例として基本を崩してまで首長に所管を移すことになった理由、及び「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第24条の2第2項に基づく議会への対応について質疑が出され、執行部からは、前年度に基本方針を立てて、行政組織全体を生かした総合的な取り組みを実現するために、文化・スポーツ・青少年分野を市長部局に所管を移して、教育委員会では学校教育に専念できる体制をつくることから、このような構想に至った。また、同法第24条の2第2項の規定では、「地方公共団体の議会は、前項の条例の制定又は改廃の議決をする前に、当該地方公共団体の教育委員会の意見を聴かなければならない。」という規定があるが、本議案について、議長から教育委員長宛に、文書による意見照会があったことから、教育委員会の決定に従って、本議案は適当であると認める旨の文書を、教育委員長から議長に回答したとの説明がありました。その他、種々質疑を交わしましたが、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第81号戸田市行政組織条例等の一部を改正する条例について申し上げます。委員からは、県内初となる政策研究所の設置について詳細な説明を求めたところでありますが、執行部の説明によりますと、市長のトップマネジメントを発揮しやすくするために設置するもので、政策的なテーマや全庁的なテーマ、基礎的なテーマ、ふだんできない高度なテーマなどを取り上げて、1年ごとに結果を出していきたい。また、研究テーマにもよるが、市民への公表にも努めていきたいとのことでありました。また、他の委員からは、財政課と税関係の課が財務部にそれぞれ所管され、部として独立することのメリットについて質疑が出され、執行部からは、歳入歳出を一元管理することで、効率的な予算執行ができること。また、公共施設管理も財務部の中に管財検査課が一緒になることで、あわせて財産管理をする点にあるとの説明がありました。また、同委員からは、財産管理を一手に把握できる体制ができるので、中長期の財政計画をつくって議会にも説明してもらいたいとの要望がありましたが、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第82号政治倫理の確立のための戸田市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例、議案第83号戸田市情報公開条例等の一部を改正する条例、議案第84号戸田市特別職の職員で非常勤の者等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、以上3件については、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第85号戸田市みんなでつくる犯罪のないまち条例の一部を改正する条例について申し上げます。本案は、委員の削減と附則の見直し条項の削除が改正内容でありますが、委員からは、本条例が平成16年に制定された当初、附則に見直し条項を付し、本条例の目的の達成状況を評価した上で、3年以内に見直すとのことであったが、同条項を削除する理由について質疑が出され、執行部からは、本条例策定後、犯罪のないまちづくり基本方針、犯罪のないまちづくり計画を策定し、それらを柱に最大の効果が出るよう取り組んできたところ、本市の犯罪件数のピークだった平成15年中の4,610件から、平成18年中の3,096件と3割強、1,514件も減少した。その達成状況から、犯罪のないまちづくり協議会では、現時点での本条例の見直しは不要ということで、今回の条例改正に至ったとの説明がありました。また、他の委員からは、本条例は議員提出議案として可決したものであるが、附則の見直し条項については非常に大事な部分で、あえて入れた経緯があったことから、この条例を施行して3年間たった達成状況や成果を書面でまとめて、一つの区切りをつけてもらいたいとの意見が出され、執行部からは、達成状況や成果を書面でまとめて、今後も基本方針や計画に基づいて、しっかり取り組んでいきたいとの答弁があり、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第96号戸田市消防委員会条例の一部を改正する条例については、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第100号平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会所管部分について申し上げます。
 まず、人件費全般についてでありますが、委員からは、退職や休職の主な理由や、その補充等の対応について質疑を交わしましたが、市全体として定員管理により職員数を減らしていく方向で来ているが、必要な人員については十分に配置してもらいたいとの要望がありました。
 次に、土木費の都市開発基金費についてでありますが、委員からは、今年度は税収の伸びがあったが、実質的な投資的経費である都市開発基金の積み立てに対する、経常経費との予算配分の考え方について質疑が出され、執行部からは、まずは経常経費を確保してから投資的経費へと予算配分するが、今後も幅広く都市開発関連事業に充当する必要があることから、都市開発基金を積み立てていかなければならないと考えているとの説明がありました。
 その他の費目についても種々質疑を交わし、慎重に審査を行ったところでありまして、討論に当たり、一委員から、都市開発基金に積み立てる増額補正分は、市民の生活支援や福祉向上のための原資として生かすべきとして反対の旨の討論。一方、他の委員からは、都市開発にお金をかけていくことは、生活支援、福祉向上に役立っていると考える。また、新曽第一土地区画整理事業を初め、さまざまな都市開発整備を行わなければならない本市において、当該基金の積み立ては適当であるとして、賛成の旨の討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案の当委員会所管部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 最後に、継続審査となっておりました請願第1号「憲法9条の改悪に反対する決議」をしてほしい旨の請願につきましては、種々検討いたしましたが、結論の段階に至らず、継続審査と決定いたしましたので、御了承願います。
 以上、総務委員会の報告といたします。(拍手)
○中名生隆 議長  文教・建設常任委員長、5番、遠藤英樹議員。
◎遠藤英樹 文教・建設常任委員長  おはようございます。
 本定例会におきまして、文教・建設常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告申し上げます。
 初めに、議案第93号戸田市奨学資金条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。執行部より、本案については、奨学金をより多くの市民に利用してもらうため、奨学生・連帯保証人の資格要件の緩和や返還期間の延長などを行うこと、また、利用者が年々増加している現状を踏まえ、今後も奨学金制度を維持するための予算を確保する必要性から、半額返還を全額返還とすることなどを改正内容とするとの説明があり、委員会におきましては、過去の奨学金決算額の推移などについて質疑を交わしました。
 討論に際して、一委員から、貸し付け条件の緩和については、これまでの議会側の要望にこたえたものであり、評価できる。しかし、貸与が貸し付けとなる点については、最近の社会情勢として、学校を卒業しても、なかなか仕事が見つからないというケースもある。改正においては、まず貸付条件を緩和することから始めて、一定期間を経た後に、貸与を貸し付けにするのかどうか検討するという2段階で行うべきであり、本案に反対するとの意見がありました。一方、他の委員からは、貸付条件などを緩和することは利用者の間口の拡大につながり、奨学金本来の目的にかなうこと。また、半額返還を全額返還とすることは適正な予算執行と考えられることから、改正は妥当であり、本案に賛成するとの意見があり、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第94号戸田市海外留学奨学資金等給与条例の一部を改正する条例、議案第95号戸田市社会教育委員設置条例の一部を改正する条例、議案第99号市道路線の認定について、以上3件につきましては、審査の結果、特段の異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第100号平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管部分であります土木費の市街地開発費につきまして申し上げます。
 まず、戸田駅前地区建築物等整備事業につきましては、執行部より、戸田市と市民・地権者等の協働によるまちづくりを推進するため、その啓発活動を行うまちづくり推進団体の設立に係る業務を委託する予定であったが、新曽第二土地区画整理事業において、区域全域の用途地域の変更、並びに地区計画の指定を準備しており、その説明会等を開催する予定であることから、双方を同時に行うことによる市民・地権者等の理解の混乱を避けるために、戸田駅東口駅前地区まちづくり推進業務委託を先送りすることとして、減額補正したとの説明がありました。これに対して委員から、事業の推進においては困難な部分も多々あると思うが、戸田駅は戸田市の顔となる駅なので、土地区画整理事務所とも十分に連携を保ちながら、できる限り早急に事業を推進してほしいとの要望がありました。
 次に、住環境整備事業についてでありますが、執行部より、川岸地区は平成15年に国から、地震等で大規模な火災の可能性があることにより、重点的に改善すべき密集市街地と位置づけられており、国の補助事業である住宅市街地総合整備事業の導入に向けて、これまで、おおよそ月に1回開催している協議会や各戸に配布されるまちづくりニュースなどにおいて、事業の重要性を市民・地権者等に周知してきたが、現段階では周知が不十分であると判断し、住宅市街地総合整備事業・事業計画作成業務の委託を先送りすることとして、全額を減額補正したとの説明があり、委員からは、一般市民がまちづくりの考え方を理解するには難しい部分もあるため、アンケートをとるなどして、協議会への参加者以外の市民・地権者等に、より一層の周知を図り、事業への理解と協力を十分に得て進めてほしいとの要望がありました。また、その他の費目でも、種々質疑を交わし、審査を行ったところでありますが、審査の結果、特段の異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第102号平成19年度戸田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第108号平成19年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第110号平成19年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件につきましては、審査の結果、特段の異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、請願につきまして申し上げます。請願第5号ホテル等建築の適正化に関する条例の制定を求める請願、請願第6号ゆきとどいた教育を進めるための30人学級実現への請願、以上2件につきましては、審査の結果、結論を得る段階には至らず、継続審査と決定いたしました。
 ほかに、執行部より、全国学力・学習状況調査について、及び長期未整備都市計画道路の見直し作業について(第6回中間報告)、以上2件の報告がございました。
 最後に、本委員会は閉会中の活動として、市内小中学校における校舎等の劣化状況、いじめ・不登校などを調査することを目的に、11月1日、6日、21日の3日間、市内小中学校の視察を行ってまいりました。これまでに、すべての小学校と2校の中学校の視察を終えており、来年1月22日には、残る4校の中学校の視察を行う予定であることを申し添えまして、文教・建設常任委員会の報告とさせていただきます。(拍手)
○中名生隆 議長  健康福祉常任委員長、14番、平野進議員。
◎平野進 健康福祉常任委員長  おはようございます。
 本定例会におきまして、健康福祉常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果につきまして、順次、御報告申し上げます。
 初めに、議案第79号戸田市訪問看護ステーション条例につきまして申し上げます。委員会におきましては、訪問看護ステーションの設置経過について質疑が出され、執行部からは、戸田市では、国が制度化する前である平成2年より訪問看護事業を始め、その後、老人保健法の改正が実施され、平成6年10月から現在の形でやっているとの説明がありました。また、現在、市内には訪問看護ステーションが2カ所ありますが、現状として、訪問看護ステーション自体、規模が小さく、看護師の確保が難しく、介護報酬の中で民間が運営するには、かなり厳しいとのことでありました。本案につきましては、このほかにも種々質疑を交わし、慎重に審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第91号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。本案は、3歳未満の乳幼児に対して行っている医療費の患者負担軽減措置を義務教育就学時前まで拡大、及び70歳以上の前期高齢者について、負担割合を10分の1から10分の2に引き上げる改正であります。委員からは、70歳以上の負担割合の引き上げを1年間据え置かれるが、問題なく運営できるのかと質疑が出され、執行部の説明では、据え置かれた不足となる1割分については、国が公費負担医療を創設し、指定公費負担医療として医療機関へ支払う仕組みとなるとの答弁がありました。
 このほかの点についても詳細説明を求め、慎重に審査いたした次第でありますが、討論に当たり一委員より、平成18年6月の国会で採決された医療制度改革関連法の一つが、この70歳から74歳の窓口負担引き上げであり、同じく来年4月から実施されようとしている後期高齢者医療制度は、制度の中身が明らかになるに連れて、全国で制度中止・撤回を求める取り組みが広がっており、国会で決めた法案に伴う条例改正には反対するとの意見がありました。一方、他の委員からは、国民健康保険法に基づき負担割合は既に改正されており、本市独自の改正ではないこと、また、高齢者と現役世代間で均衡のとれた保険負担や、患者負担として世代間の公平を図るものであることから、今回の改正はやむを得ないものであり、賛成するとの意見が出され、採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第92号戸田市立医療保健センター使用料、手数料等条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。本案は、受益者負担の観点から、手数料の額及び診療費請求の根拠となる規定の改正を行うものであることから、執行部より、近隣公的医療機関の状況、各種診療内容の実情についての説明を受け、種々質疑を交わし、慎重に審査を行ったところでありまして、討論に当たり、一委員から、今回改正の手数料は倍近くなるものであり、医療機関にかかる高齢者には負担増が続く時期に改正すべきではないと考え、本案に反対するとの意見がありました。一方、他の委員からは、他の近隣の公的医療機関との均衡についても考慮しているとともに、医療保健センター経営の健全化も含め、総合的に判断されており、利用者に急激な負担増とならないように配慮した点も考慮し、また、長い間、据え置いてきたことも含め、妥当であると判断し、この条例改正案については賛成するとの意見が出され、採決の結果、賛成多数により、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第100号平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。
 民生費の高齢者福祉費についてでありますが、委員からは、健康長寿入浴事業となった際の重複利用のチェック方法について質疑が出され、執行部の説明によりますと、利用カードに記載されるバーコードを浴場が控えることで、利用者を特定することができる。しかし、個人情報の問題もあり、重複利用者を浴場に知らせることはできないため、市から注意の通知を送付する等を検討しているとの答弁があった次第であります。これに対し委員より、不正利用を防止するために、バーコード管理により不正利用はできないといった内容を知らせておく要望が出されました。また、他の委員から、浴場の偏在の問題もあり、地域により不公平感がある。今後、事業の内容について検討するよう要望がありました。
 次に、衛生費の成人保健事業費でありますが、委員より、各種がん検診費用については、本年度の申し込み状況を踏まえ、来年度は受診者数をふやすために予算を確保するよう要望が出されました。本案につきましては、このほかの項目でも種々質疑を交わし、慎重に審査の結果、当委員会所管部分については、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議案第101号平成19年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第103号平成19年度戸田市医療保健センター特別会計補正予算(第1号)、議案第105号平成19年度戸田市老人保健特別会計補正予算(第3号)、議案第107号平成19年度戸田市介護老人保健施設等事業特別会計補正予算(第1号)、及び議案第109号平成19年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第2号)、以上5件につきましては、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、継続審査となっていた請願第2号最低保障年金制度の実現と「消えた年金」問題の早期解決を求める請願につきましては、結論の段階に至らず、継続審査と決定いたしましたので、御了承のほど、お願い申し上げます。
 そのほか、報告事項として、福祉部より、福祉関連施設再整備基本計画、福祉部各課基礎数値資料、障がい者計画の策定、こだま保育園の廃園に伴う新設保育園の実施法人が社会福祉法人さきたま会に決定した旨、また、医療保健センターより、戸田市立介護老人保健施設条例施行規則の一部改正、以上5項目について、それぞれ報告がありましたことを申し添えます。
 以上、概要を申し上げまして、健康福祉常任委員会の報告とさせていただきます。
(拍手)
○中名生隆 議長  市民生活常任委員長、11番、手塚静枝議員。
◎手塚静枝 市民生活常任委員長  本定例会におきまして、市民生活常任委員会が付託を受けました議案12件につきまして、その審査経過並びに結果を御報告申し上げます。
 初めに、議案第78号戸田市ポイ捨て等及び歩行喫煙をなくす条例につきまして申し上げます。委員会におきましては、まず、市のたばこに対する考え方について質疑があり、執行部からは、たばこは嗜好品であるので、分煙がいいのではないかとの考えから分煙を基本とした。また、他市では「路上喫煙」としている自治体が多いが、戸田市は「歩行喫煙」にしたという説明がありました。次に、喫煙制限区域についてでありますが、3駅・駅前の東西に各1カ所、計6カ所を想定しており、半径何百メートル以内という設定ではなく、道路で区切られている駅周辺清掃業務の区域を考えている。そのほか、各商店街等から要望があれば考えていきたい。また、商店街等での制限区域については、喫煙場所について、商店街が管理をしてくれるという条件のもとで認めていきたい。制限区域の周知については、広報掲載あるいは制限区域に何らかの表示をする等、これから検討していきたいとの説明がありました。次に、喫煙制限区域内における喫煙場所でありますが、前述の6カ所に設置を考えているが、これについてJTと戸田市で予算を支出するべく、現在、交渉している。6カ所の維持管理は、駅周辺清掃業務委託の中で行ってもらう予定である。制限区域外については、事業者の責務として、たばこを販売する場所に灰皿を置くことの協力をお願いしており、条例の議決後、たばこ共進会等にお願いをしていきたいということでありました。次に、市の責務として、施策の実施には「ポイ捨ての防止」「飼い犬のふん放置の防止」「歩行喫煙の防止」が列挙されているが、団体の自主的な活動に対する支援についての項では「歩行喫煙」が明記されていない、たばこ共進会の行う活動は支援が得られないのかとの質疑に対しては、「ポイ捨て、飼い犬のふん放置の防止等」の「等」の中に含まれているとの説明がありました。次に、飼い犬のふん放置防止について、飼い主に対して、どのような取り組みを考えているのかとの質疑があり、執行部からは、本年、ボランティア団体による犬のしつけ教室を実施して好評であったことから、これを充実させていきたいとの説明がありました。このほか、委員からは、平成19年度予算でも、市たばこ税は9億円を超える歳入が計上されている。9億円の税金を納めるに当たってのたばこの売り上げを換算すると、約41億円もの金額になる。さらに、9億円という数字は、子供から高齢者まで含めて、1人年額7,600円を払っている計算になる。この税金に関しては何ら徴収コストがかかっておらず、しかも、100%納められていることからすると、愛煙家に対して、もう少し環境を整えてもらいたいとの要望がありました。その他、本案につきましては、種々質疑を交わし、審査いたしました結果、異議なく、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 なお、この条例制定に関連して、1点申し上げます。市役所本庁舎内は、平成17年4月1日から全面禁煙を実施してまいりました。しかしながら、今回、市は分煙を基本とする条例を提案し、内外に宣明しているわけであり、この条例制定を機会に、条例の趣旨を貫徹させる意味からも、庁舎内における喫煙環境を分煙という考え方で整備をするよう、委員会として要望するものであります。
 次に、議案第80号戸田市上下水道事業経営審議会条例につきまして申し上げます。本案につきましては、本会議においても質疑があったところでありますが、まず、委員の内訳について申し上げます。知識経験者として想定しているのは、公共事業の経済に関係する大学教授等の学識経験者、公認会計士あるいは税理士等の会計専門職、日本水道協会・下水道事業団等、関係団体の役員、東京ガス、あるいは東京電力等、他の公益事業の方を想定している。また、水道使用者、下水道使用者、合わせて6人のうち、半数を公募とし、そのほかは、水道の大口使用者ということで商工会等から、あるいは消費者団体等、各種団体からの推薦を想定しているということでありました。また、同じく本会議で質疑のありました会長の互選についてでありますが、執行部からは、委員はそれぞれ独立した対等の立場であり、公平性の面から互選と規定したが、事前調整はしていきたいとの答弁がありました。その他の点につきましても質疑を交わし、採決の結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第86号戸田市手数料条例の一部を改正する条例につきましては、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第87号戸田市保養所条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。本案は、保養所の宿泊料免除の際の確認書類である、ふれあいカードについて、平成20年4月から新規発行が廃止されることからの条例改正でありますが、委員からは、新規に発行しない理由について質疑があり、執行部からは、現在、ふれあいカードは、保養所の宿泊料免除と福祉センターの「いこいの室」の使用時の確認用のみであり、他の方法でも本人確認がとれることから、長寿介護課において廃止をすることにしたためであるとの説明がありました。以上の審査を踏まえて採決いたしました結果、本案につきましては、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第88号戸田市環境基本条例の一部を改正する条例、議案第89号戸田市小口融資条例の一部を改正する条例、及び議案第90号戸田市中小企業従業員退職金等福祉共済条例の一部を改正する条例、以上3件につきましては、いずれも、附属機関等の委員から議会選出委員を引き揚げることに伴う条例改正であり、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第98号戸田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についてにつきまして申し上げます。本案に係る事務の流れにつきましては、既に3月定例会における当初予算の委員長報告で詳述しておりますので、割愛させていただきますが、その他の点といたしまして、稼働時間は郵便局が開局している9時から16時までであること、書類の請求から受領までの時間は10分以内を想定しているとの説明がありました。以上の審査を踏まえて採決いたしました結果、本案につきましては、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第100号平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会所管部分について申し上げます。
 衛生費、清掃総務費の消耗品費の補正でありますが、今回の補正は、「新聞は紙ひもで」との普及事業として、紙ひもとストッカー2,000セットを町会を主体に無償配布し、試験的にモニターをしてもらう費用であります。これは現在、大半の家庭では新聞古紙を紙袋に入れてビニールひもで結束し、ごみ集積所に出しているわけでありますが、収集工程及び製紙工程において、結束ビニールひもやビニール袋などの禁忌品を除去するのに労力とエネルギーが投入され、環境負荷もふえるという問題点があります。これを専用ストッカーを使用し、紙ひもで結束して出してもらうことにより、ビニール等、禁忌品の混入を防ぐことで、新聞古紙の質向上につなげたいという説明がありました。そのほか、総務費の徴税費、賦課徴収費における課税資料イメージ管理システムについて、12月段階で補正する理由、また、法人市民税の償還金について、償還が生じる理由について質疑を交わしましたが、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第104号平成19年度戸田市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)、及び議案第106号平成19年度戸田市火災共済事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第111号平成19年度戸田市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして申し上げます。本案で質疑を交わしましたのは、企業債の繰り上げ償還についてでありまして、執行部の説明によりますと、企業債には資金運用部資金と公営企業金融公庫債があり、そのうち資金運用部資金については、借り入れ利率が高いものがあるものの、財政力指数が1以下でないと対象にならないことから、戸田市は該当しなかった。公営企業金融公庫債については、資本費として減価償却費と受水費の6割、それに支払い利息を加え、1立方メートル当たり88円を超過していれば認めるということであり、戸田市は89円ということから、今回、申請をした。年利6%以上に該当する企業債は3件あったが、そのうち1件は来年3月が償還期限であることから、他の2件のみとしたということでありました。そのほかの点につきましても質疑を交わし、採決の結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、市民生活常任委員会の報告といたします。(拍手)
○中名生隆 議長  交通環境対策特別委員長、27番、石井民雄議員。
◎石井民雄 交通環境対策特別委員長  交通環境対策特別委員長報告を申し上げます。
 当委員会は、新幹線・埼京線に関する調査に関連して、環境空間有効(暫定)活用計画、及び環境空間の一時使用について報告を受けましたので、その概要を御報告申し上げます。
 まず、環境空間有効(暫定)活用計画は保育園としての計画でありまして、申請者は東日本旅客鉄道株式会社、使用者は社会福祉法人さきたま会であります。申請場所については、戸田駅北側、戸田翔陽高等学校とスポーツセンターの間にあります一方通行道路、市道第7047号線に接する鉄道高架南側の環境空間でありまして、有効活用の総面積は1,587平方メートルで、そのうち戸田市所有地が503平方メートル含まれているとのことであります。市の使用貸借区域いわゆる合意書緑地については、当該活用区域内に100平方メートル、区域外の新曽小玉地内に226平方メートルを確保していきたいとのことであり、有効期間は20年とし、平成20年8月ごろに工事着手、平成21年4月のオープンを予定しているとのことでありました。委員から、市有地503平方メートルの取り扱いや送迎による路上駐車対策について質疑が出され、執行部からは、市有地については今後協議を行い、また、路上駐車対策については、開園後の状況を見て、駐車場を借りるなどの指導をしていくとの答弁がありました。その他の項目につきましても質疑を交わした結果、本計画については承認することに決定いたしました。
 次に、環境空間の一時使用については、既存の線路排水設備の交換工事に伴う資材置き場としての一時使用について報告を受けた次第であります。
 以上、交通環境対策特別委員長報告とさせていただきます。(拍手)
○中名生隆 議長  以上をもって各委員長の報告は終わりました。
 これより各委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
    (「質疑なし」という人あり)
○中名生隆 議長  質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終結いたします。
○中名生隆 議長  討論通告受け付けのため、休憩いたします。

   休 憩 10時43分
   開 議 10時43分

○中名生隆 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論、採決に入ります。

△市長提出議案第77号〜同第90号 討論、採決
○中名生隆 議長  議案第77号教育委員会に属する職務権限のうち特例として市長の職務権限とするものを定める条例から、議案第90号戸田市中小企業従業員退職金等福祉共済条例の一部を改正する条例まで、以上14件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案14件に関する各委員長の報告は原案可決であります。
 本案14件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認めます。
 よって、本案14件は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

△市長提出議案第91号 戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 討論、採決
○中名生隆 議長  議案第91号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。
 最初に、反対討論者、18番、本田哲議員。
◆18番(本田哲議員) それでは、議案第91号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例に、日本共産党を代表し、反対の立場から討論いたします。
 今回の戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、乳幼児に対する2割の患者負担を3歳未満から6歳までに対象を広げるものと、70歳から74歳の高齢者の患者窓口負担を1割から2割に引き上げることが盛り込まれている条例改正です。この乳幼児に対する年齢拡大で、平成18年度決算ベース3億4000万円と比較し、平成20年度の概算で3億1700万、約2300万が軽減されるとのことです。私たち日本共産党は、乳幼児の2割負担の対象が3歳未満から6歳までに年齢が拡大されることは、大いに歓迎するものです。しかし、高齢者医療に関する窓口負担が1割から2割に引き上げられることには、賛同することはできません。この70歳から74歳の高齢者に対する窓口負担が1割から2割に引き上げられることは、2006年6月国会で自民党と公明党が強行採決した医療制度改革関連法の一つであり、既に70歳以上の現役並み所得者は、昨年10月から窓口負担が2割から3割へと引き上げられています。全日本民主医療機関連合が昨年、2万人の65歳以上の高齢者を対象に行った実態調査では、本人の月収入が「10万円未満」という高齢者が全体の40%を占めるという結果が出ました。そのうち、「全く収入がない」が5.3%、「1万円から5万円未満」が12%、「5万円から10万円未満」が22.7%となっています。そして、35.7%の方が「生活が大変苦しい」「やや苦しい」と訴え、42.7%の方が「ここ四、五年のうちに暮らし向きが悪化したと感じている」とのことです。また、医療、介護の支払いに対する負担感では45.9%の方が「とても負担」「やや負担」と回答をし、医療、介護費用の負担可能額では、「月5,000円まで」と回答した方が45%を占めています。この間の定率減税の廃止、老年者控除の廃止、住民税増税など、連続する負担増が高齢者を苦しめ、多くの高齢者が少ない生活費を一段と切り詰め、医療費などを捻出していることが、この数字にあらわれています。政府与党も夏の参院選挙の大敗を受けて、窓口負担を1割から2割に引き上げることを1年間凍結すると言い出しました。しかし、これは負担増を1年間先送りにするだけで、高齢者に対する負担がなくなるわけではありません。政府与党自体が制度実施前に凍結などと言い出すような制度は、国民の声にこたえて、来年4月からの制度実施を中止すべきと考えます。よって、政府与党が強行採決した、この、高齢者の命を脅かし、暮らしを破壊する法律に関連する条例改正には、高齢者の命と暮らしを守る立場から、強く反対するものです。(拍手)
○中名生隆 議長  賛成討論者、2番、鈴木麗子議員。(拍手)
◆2番(鈴木麗子議員) それでは、議案第91号戸田市国民健康保険の一部を改正する条例に、賛成の立場から討論いたします。
 今、我が国は未曾有の少子高齢化が進行するとともに、既に2006年より人口減少社会に突入し、働き手の減少や消費の縮小等、社会保障を持続可能なものとするためには、経済改革が求められています。厚生労働省によれば、平成15年度社会保障給付費の70%、60兆円が高齢者の給付を占め、分野別では、年金関係に53%、医療関係は31%を占めております。しかし、伸び率では、今後の高齢化が進行する中、年金にかわって医療費が最大の項目になるのではないかと予想されております。急速な人口の高齢化は、世代間の扶養システムにも大きな改革を迫っています。医療においても、老人医療制度への拠出金制度は、現役世代の保険者組織にこのまま担い得るかという心配があります。平成17年、示された医療改革関連法案は、将来の医療費を増大させないために、これまでの病気中心の治療から、保健・予防医療に力点を置いた政策が盛り込まれ、医療保障制度の構造的問題への解決を進めるためのものであります。社会保障費は、保険料か税金か、または自己負担か、出し方の違いだけで、皆で負担していかなければならないものばかりでございます。さらに、年金、医療、介護の社会保障3分野における負担と給付水準の政府試算では、65歳以上の高齢者に対する給付水準を現行で維持したならば、2025年には現役世代における1人当たり社会保障費に係る負担額は、現在より41万円多い、162万円となると予想されております。また、現役世代の現在の負担水準125万円をこのまま維持したときの試算では、今度は高齢者への給付額は、年金は変わらないにしても、医療給付費は77万円から59万円分に、また、介護給付費は40万円から25万円分になると、計算上、予想されております。前期高齢者医療対象者である65歳から74歳までの年齢区分の見直しや患者の窓口負担のあり方、また、公費の投入の問題等、今後も引き続き改革の持続が求められるところでございます。ひるがえって、戸田市の状況を見るとき、平成18年度戸田市国民健康保険事業費は70億8881万2,676円であり、そのうちの前期高齢者について見れば、70歳以上74歳までの高齢者に係る医療費は6億5496万5,960円、また、65歳以上69歳までの医療費は6億8120万8,290円であります。事業費に占める割合は、それぞれ9.6%、13.4%となり、事業全体の23%を後期高齢者医療費が占めております。特に70歳から74歳までの自己負担分12%、5万484円に対し、保険者負担分は公費負担分50%、保険税分37.5%を合わせ、被保険者1,621人、1人当たりに対し、給付額は35万3,565円となっています。戸田市の人口に占める高齢者の予測は、平成19年度現在12.7%から、平成26年には15.5%となり、今後も保険料給付の大幅な伸びが見込まれる状況で、今回の医療制度改革関連法は、平成20年度から後期高齢者医療制度の併設とあわせ、70歳から74歳の前期高齢者について、現役世代と75歳以上の後期高齢者に係る定率負担との均衡を踏まえ、平成20年からの窓口負担割合を、現行1割から2割に負担を引き上げるものでございます。また、高齢者の経済や資産状況を平成19年度高齢者社会白書を参考に見ると、世帯人員1人当たりの総所得は184万円であります。また、住宅取得状況も高齢者夫婦世帯では84%、高齢者単身世帯では65%の方が持ち家であります。資産力の面からも、子育て世代と比較しても、すべての高齢者が劣っているとは言いがたい面を持っていると思われます。今回の条例改正は、反対討論者は前期高齢者の点ばかりをもって反対されていますが、あわせて、就学時までの子供の医療負担を引き下げている点も含んでいます。医療費全体を見渡した態度こそ、制度の持続性を高めるものであります。今回の改正は、高齢者と現役の世代間、また、高齢者世代内の公平性や制度の持続可能性の確保、また、財源の健全化という点から見ても必要な改正で、やむを得ないものと考え、議案第91号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例に賛成するものであります。
 以上。(拍手)
○中名生隆 議長  以上をもって討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案に関する委員長の報告は原案可決であります。
 本案は起立により採決いたします。
 本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○中名生隆 議長  起立多数と認めます。
 よって、本案は、委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

△市長提出議案第92号 戸田市立医療保健センター使用料、手数料等条例の一部を改正する条例 討論、採決
○中名生隆 議長  議案第92号戸田市立医療保健センター使用料、手数料等条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありますので、発言を許します。
 反対討論者、18番、本田哲議員。
◆18番(本田哲議員) それでは、議案第92号戸田市立医療保健センター使用料、手数料等の一部を改正する条例に、日本共産党を代表し、反対の立場から討論いたします。
 今回、医療保健センターの使用料、手数料の改定は、これまでの診断書料を普通と特別の2種類に分け、普通診断書料を420円プラスし1,050円、特別診断書料を3,150円にし、これまでの診断書料を5倍にするものです。また、死亡診断書料も普通と特別に分け、普通が2,100円と約3倍、特別を3,150円と5倍の手数料としています。そして、新たに死体検案料1万500円、成年後見用鑑定料5万2,500円などが盛り込まれております。2006年12月に日本銀行が行った生活意識に関するアンケート調査では、現在の景況感について、1年前より悪くなったと見る人や1年後はさらに悪くなると見る人が、前回9月の調査に比べてふえていること、また、暮らし向きにゆとりがなくなってきたという人もふえている数字が出ております。内閣府がことし1月に発表した国民生活に関する世論調査では、日常生活で悩みや不安を感じていると答えた人が67.6%と、1958年の調査開始以来、最高となっております。今、サラリーマンは、給与が9年連続で減少し、高齢者への年金支給も減らされている中、定率減税の全廃、住民税の増税や老年者控除の廃止、医療の窓口負担などが強いられ、どこを切り詰めて生活したらよいのかと、きょう、明日の生活に不安を持つ高齢者、国民がふえております。今回の使用料、手数料の改正の理由の一つに、センター運営の健全化を挙げ、この改正で約42万円の歳入増を見込んでいるとのことでした。しかし、42万円という金額を利用者に負担をさせなければならないほど、センターの運営は行き詰まっているのでしょうか。これは、あらゆる分野で受益者負担の徹底をさせるという考えに立っている条例改正だと言わざるを得ません。そのことは、委員会においても、今後も適切な自己負担を考えていきたいという発言にもあらわれていると考えます。また、民間医療機関との乖離があることを理由に挙げていますが、民間の高い診断書料を支払うことができない市民に対し、安価で診断書等を提供できるということは、地域に根差した公的医療機関としての重要な役割がそこにあるのではないでしょうか。戸田市は他市に比べて、これまで低い手数料で運営をしてきたことは理解するものです。しかし、市民の生活が困窮をしているこのときに、上げ幅が大きい使用料、手数料の改正を行うことは、認めることはできません。
 よって、議案第92号戸田市立医療保健センター使用料、手数料等の一部を改正する条例に反対するものです。(拍手)
(不規則発言者多数)
○中名生隆 議長  静粛に願います。
 以上をもって討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案に関する委員長の報告は原案可決であります。
 本案は起立により採決いたします。
 本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○中名生隆 議長  起立多数と認めます。
 よって、本案は、委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

△市長提出議案第93号 戸田市奨学資金条例の一部を改正する条例 討論、採決
○中名生隆 議長  議案第93号戸田市奨学資金条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。
 最初に、反対討論者、9番、花井伸子議員。(拍手)
◆9番(花井伸子議員) それでは、議案第93号戸田市奨学資金条例の一部を改正する条例に、反対の立場から討論を行います。
 本奨学金制度は、経済的な理由により修学困難な者に対して奨学資金を貸与し、有用な人材を育成するため、昭和40年施行から、たび重なる制度改正が行われてきました。昭和42年当時の議事録には、貸し付け本人はもちろん、父母からも大変感謝されていると、その事業効果が記載されています。これは特に、その返還金が奨学金総額の半額であるという、戸田市の制度の優位性があったからこそです。当時は、戸田米飯商組合、戸田市プロパン販売業者などから寄附金も、学ぶ若者への温かい志として加わっていました。今回の条例改正は、貸し付け要件、保証人要件の緩和、及び返還期間の延長がされるなど、一部、これまで議会の要望にこたえられたものと評価するところですが、本市の制度として最も喜ばれていた半額返還が全額返還へと、大きく改正をされてしまいます。改正理由の一つとして社会情勢の変化が挙げられましたが、この間の社会情勢は、貧困と格差が一層拡大し、その格差が教育の格差につながっているという調査結果が示されました。時代が経過しても、状況は深刻です。働いても生活保護基準以下の賃金しかもらえないなど、若者の多数が、低賃金で独立して生計を営むことができない者がふえています。年金を払うと生活ができないという若者もいます。今こそ本市の奨学金制度の半額返還が生かされるときではないでしょうか。
 現在、日本の大学の初年度納付金は、国立大学で約82万円、私立大学で約131万円です。1970年代、この制度が創設されたときと比較して、国立が51倍、私立が5.7倍にはね上がりました。学生の7割は私立に通っていると言われています。さらに、日本の学費が異常に高いことは、欧米諸国と比べると歴然としています。OECD加盟国30カ国中15カ国は、授業料を徴収しない無償制です。フランスは、授業料がなく、1万9,000円の学籍登録料のみです。北欧の3カ国とデンマークは、登録料さえもない、より徹底した無償制です。これらの国では、学生が学業に専念できるよう、生活費に充てることを目的とした、返還の必要のない給与制の奨学金も充実しています。それに比べて日本の奨学金制度は、学費補てんにも届かず、返還を義務づける貸与制です。しかも、半分以上が、有利子に改悪されています。アメリカの私学大学の学費は、かなり高いと言われていますが、学生の7割は学費の比較的安い州立大学に通っています。奨学金制度は日本の10倍以上の財政規模を持ち、学生の7割が何らかの奨学金を受けているそうです。学生がいる家庭には、年、数十万円程度の減税措置も加えてあります。アメリカ・ワシントンDCとカナダ・トロントを基盤活動とする教育政策研究所がまとめたグローバル高等教育ランキング2005によりますと、各国の学費や生活費、奨学金などをもとに、学生の経済的負担を15カ国・16地域で比較したところ、日本は総合で学生負担が最も重いとされました。文字どおり、日本の学費は世界一高いというのが実態です。10月11日に国民生活金融公庫総合研究所が発表した教育費負担の実態調査結果によりますと、高校入試から大学卒業までにかかる費用は、子供1人当たり1044万6,000円に上ることがわかりました。この調査は、国の教育ローンを2007年2月に利用した世帯を対象に、ことし7月に行われたアンケートに回答のあった勤務者世帯2,677件について集計されたものです。世帯年収に対する在学費用の割合は平均33.6%で、年収が少ない世帯ほど高く、年収が200万円以上400万円未満の世帯では54.3%と、年収の半分を超えているという実態が明らかになっています。また、教育費の捻出方法としては、「教育費以外の支出を削る」が59.8%、次が、「奨学金を受ける」が48.3%となっていました。
 制度改正に当たり、本市の奨学金制度を受けている母子家庭の保護者から、制度についての感想を伺いました。2人の子供に利用させてもらっていますが、市の奨学金だけでは足りないので、他の奨学金と2カ所から借りています。これから2カ所に返済が始まります。戸田市の半額返済は大変ありがたく、ぜひ続けてもらいたいという意見でした。まさに、昭和40年以来、本市が先駆的役割を果たしてきた奨学金制度の真価が問われるときです。奨学金制度は、子育て支援としての役目も果たしています。19年度の事業費は約4000万円、そのうち、半分の2000万円は返還されます。平成23年度の見込みは約6000万円と試算されましたが、事業費は3000万円です。本制度の目的に沿い、優秀な戸田市の人材を育成するために、半額返済を続けられるよう切に願いまして、反対討論といたします。(拍手)
○中名生隆 議長  賛成討論者、1番、三浦芳一議員。(拍手)
◆1番(三浦芳一議員) それでは、議案第93号戸田市奨学資金条例の一部を改正する条例に、賛成の立場から、簡潔に討論をいたします。
 本件につきましては、昭和40年4月に、経済的な理由により修学困難な学生生徒に対して奨学金を貸与し、有用な人材を育成することを目的として制定・施行されたものであります。その後、40年余りが経過し、現在の社会情勢や時代背景が大きく変化しており、増加する奨学生への対応が必要となってきております。今後もより多くの市民の皆様に御利用していただき、本制度を維持・発展させることは、大変重要なことであると考えております。今回の改正は、奨学生及び連帯保証人の資格要件の緩和を図り、あわせて、財源確保の観点から奨学資金の返還割合等の見直しを行っております。半額返還から全額返還になりますと、この制度による返済期間が来れば、公費投入分はなくなるわけであります。このとき、この奨学金の予算は増額するのが、この制度改正の趣旨からすると、増額は当然の帰結であると考えます。その趣旨で、私どもも賛成をいたしました。受給者数がふえれば、それだけ有意の人材を育てる可能性が高まる制度となるからであります。それが条例改正に携わる議員の責務であると考えます。さらに、返還期間につきましては、5年から10年に延ばすといった、利用者への配慮もされております。したがいまして、改正の趣旨は十分踏まえられていると考えます。そのようなことから、本制度を持続可能な制度とするために、今回の改正は必要なものであると判断し、賛成するものであります。
 以上、申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。以上でございます。(拍手)
○中名生隆 議長  以上をもって討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案に関する委員長の報告は原案可決であります。
 本案は起立により採決いたします。
 本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○中名生隆 議長  起立多数と認めます。
 よって、本案は、委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

△市長提出議案第94号〜同第99号 討論、採決
○中名生隆 議長  議案第94号戸田市海外留学奨学資金等給与条例の一部を改正する条例から、議案第99号市道路線の認定についてまで、以上5件について、討論の通告はありませんので、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案5件に関する各委員長の報告は原案可決であります。
 本案5件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認めます。
 よって、本案5件は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

△市長提出議案第100号 平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)
討論、採決
○中名生隆 議長  議案第100号平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。
 最初に、反対討論者、19番、望月久晴議員。(拍手)
◆19番(望月久晴議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表しまして、議案第100号平成19年度戸田市一般会計補正予算(第3号)に、反対の立場から討論いたします。
 本補正予算は、総額5億5000万円のうち、5億円を都市開発基金に積み立てるものとなっています。都市開発基金は当初予算で2億円を取り崩し、一般会計に繰り入れますが、今補正では繰り入れ額の2.5倍となる、大幅な積み立てです。河川や道路、区画整理や駅前整備等の都市整備事業は必要であり、否定するものではありませんが、福祉、教育、市民生活分野の予算を削減してまで都市整備資金を確保する必要性は認められません。19年度は定率減税の全廃や国保税の値上げがあり、市民の税負担が大幅にふえています。にもかかわらず、9月議会では敬老祝金の減額、今議会でも医療センターの手数料の大幅値上げなど、市民に負担を強いることばかりが行われています。19年度の市民負担の増で、税収が18年度比、約7億円も伸びており、市民に福祉向上などで還元すべきものを基金に積み立てることは、予算の当年度主義に反するものであります。19年度一般会計は、このまま推移すれば当初予算比で約30億円の歳入超過になり、今5億円の都市開発基金積み立てと20億円程度の繰越金を引いても、15億円前後の剰余金が発生するものと思われます。これだけの余裕財源があるならば、もっともっと市民の要求にこたえるべきであると考えます。
 以上の理由から、議案第100号に反対するものであります。(拍手)
○中名生隆 議長  賛成討論者、3番、菅原文仁議員。(拍手)
◆3番(菅原文仁議員) 議案第100号戸田市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場から討論します。
 当補正予算中、歳出の款8土木費、項4都市計画費、目8都市開発基金費の都市開発基金積立金の5億円に対しては、3つの理由から適正であると判断します。
 理由1つ目として、継続性のある活用がなされており、機能している基金であるということです。都市開発基金は昭和58年に設立され、主に道路、河川、橋、区画整理事業などのインフラ整備関連事業に要する経費の財源に充てる基金として設置されました。これまでも各年度の事業に応じて、財源が不足する場合に、財源調整機能を果たしてきた経緯があります。今回、5億円の積み立てをして、基金の残高は約20億3000万円となりますが、これまでの残高の推移を見ると、平成15年度末は18億5000万円、16年度末は14億5000万円、17年度末は17億2000万円、18年度末は17億3000万円となっております。まさに不足財源を確保してきた実績があり、継続的に活用されている基金であると言えます。
 理由2つ目といたしまして、全体的に見ても適正な比率で推移しており、福祉、市民サービスとのバランスがとれているということであります。委員会における反対討論者の御発言によりますと、福祉、教育、市民生活分野における経常経費の削減をしているのに、5億円を積み立てることは、バランスを欠くとの趣旨の討論がございました。しかし、この間の扶助費の推移を見ると、平成17年度から19年度の3カ年で、約17%の伸びを示しております。これに比べると、都市開発基金積立金の伸びはなく、平成15年度は10億円、平成16年度は6億円、平成17年度は5億円、平成18年度は6億円、平成19年度は5億円であります。全体的な比率で考えると、決してバランスが悪くなっているものではないと言えます。さらに言えば、戸田市は福祉、教育、市民生活関連サービスについて、これまで、予算的にも優先した財源の確保を行っております。足りない、おくれているということは、断じてないのであります。金があるなら使え使えというような無計画なおねだりに耳を傾けて、ばらまきの財政運営をしているような自治体は、間違いなく滅亡します。
 理由3つ目といたしまして、これからも都市開発、社会基盤整備が必要であるということであります。社会基盤整備は公共セクターによってのみなし得る事業であり、大都市に隣接して、今後さらに発展していく戸田市のまちづくりの基本的な原資として、まさに必要な財源であります。その財源確保のために基金を積み上げることは、決して無駄遣いではないのであります。どこかの自治体のように、次世代に借金をして要らない道路や橋をつくるような、無駄遣いするというわけではないのであります。本市は現在、区画整理事業を進めております。これが完成するまでは、まだ少し時間がかかりますが、この事業をなし遂げなければなりません。そして、市制施行40年たち、老朽化したインフラの再整備も、これから必要になってきます。こういったことからも、やはり各年度の財源不足が懸念されるのであり、当基金は必要であると言えます。これから、さらに住みやすいまちづくりをするためにも、計画的な都市開発と財政運営は、市民の福祉向上、生活向上にこたえるものであり、必要であると言えます。
 以上、賛成理由を述べて、議案第100号の賛成討論といたします。(拍手)
○中名生隆 議長  以上をもって討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案に関する各委員長の報告は原案可決であります。
 本案は起立により採決いたします。
 本案を、各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○中名生隆 議長  起立多数と認めます。
 よって、本案は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

△市長提出議案第101号〜同第111号 討論、採決
○中名生隆 議長  議案第101号平成19年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から、議案第111号平成19年度戸田市水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上11件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案11件に関する各委員長の報告は原案可決であります。
 本案11件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認めます。
 よって、本案11件は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。

交通環境対策特別委員長報告の承認について
○中名生隆 議長  これより委員長報告の承認の件についてお諮りいたします。
 交通環境対策特別委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、承認することに決定いたしました。

△議員提出議案第13号 戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 討論、採決
○中名生隆 議長  これより、議員提出議案第13号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を議題とし、討論、採決を行います。
 本案について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。
 最初に、反対討論者、14番、平野進議員。(拍手)
◆14番(平野進議員) それでは、戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案に反対の立場から、提案者に対し苦言を述べて、討論をさせていただきます。
 市の国民健康保険は、医療制度の中核として、地域住民の医療の確保と健康維持に大きな役割を果たしておりますが、昨今の国保事業の取り巻く環境は、急速に進む高齢化の進展、医療費の高度化などで、医療費は依然として増加傾向にあり、国保財政の運営は歳入不足を補うため、毎年、一般会計からの11億円を超える法定外繰入金に依存しており、大変厳しい状況にあることは十分理解しております。積極的に議案提案することは、議会の役割、使命からも望ましいことであり、否定はしない。しかし、提案される内容は、昨年12月議会で国民健康保険財政の健全で安定した運営をしていくためにも、戸田市国民健康保険税条例の一部改正については、健康福祉常任委員会で十分なる審査をし、議決した内容と、寸分も違わないものであります。我々議員は、その議案審議の際、国保のあり方について、あらゆる観点から検討し、当時の案がベストと判断して可決されたことであります。その議会の意思決定、議決の重みに対して、異論を挟む余地はありません。にもかかわらず、この決定に基づき、来年度から実施されようとしている段階で、状況変化は全く見られない中、ましてや事務を執行する執行者が提案するならまだしも、議会が改正条例案を提案するとは、大変驚きであります。議会にも提案権は認められているし、一事不再議に当たらないと判断し、あえて反論はしなかったが、議事手続上の質疑、あるいは委員会に付託しての十分な審査には、全く値しない提案内容であると思います。提案権は否定しないが、今回のような行為が今後も乱発されますと、一体、民主主義が何なのか、議会の存在意義は何なのかと、疑われかねないのではないでしょうか。いかがでしょうか。いずれにしても、今回の提案は貴重な時間を浪費し、議決の重み、議会の権威を失墜させる行為と批判されてもおかしくはない。全く恥ずかしい、残念なことであります。
 以上、申し述べて、今回の国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案について、反対討論といたします。(拍手)
○中名生隆 議長  賛成討論者、8番、岡嵜郁子議員。(拍手)
◆8番(岡嵜郁子議員) それでは、議員提出議案第13号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表しまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 本条例は、市民の暮らしを守るために、平成20年度の国保税増税の中止・撤回を求める改正案です。これにより、国保税の所得割・資産割・均等割・平等割の引き上げと、介護分の限度額及び税率の引き上げを中止することができます。例として、年所得200万円、65歳未満の夫婦世帯の場合、国保分で1万2,000円、介護分1万7,000円、合計2万9,000円の新たな負担増を抑えることができます。ぜひ、この議会で可決し、速やかに実行されることを願うものです。
 以下、大きく3点にわたって賛成の理由を申し上げますので、ぜひ最後までお聞きいただきたいと思います。
 まず第1に、本条例は、この間のたび重なる市民負担増に対し、これ以上の負担を負わせないという、市民生活最優先の市政を実現する提案であるということです。この間の政府や市による未曾有の負担増は、市民の暮らしを大きく圧迫しています。所得税と住民税の定率減税全廃、年金課税の強化や各種控除の廃止による高齢者増税、介護保険料の引き上げ、医療費負担増、障害者サービスや介護サービスの負担増など、市民の生活実態よりも財政事情を優先したものばかりです。さらに来年度は、後期高齢者医療制度で平均9万4,000円の保険料徴収、70歳から74歳の医療費負担増、敬老祝金の大幅削減など、高齢者を中心とした新たな負担増が計画をされています。こうした中で、国保の税率引き上げを行うとは、全く理解できないことです。むしろ税率を据え置いて、市民の暮らしを守り、福祉を守るという温かいメッセージを市民に送ることこそ、市政に求められていることです。
 第2に、本条例は、特に低所得者や無職者、高齢者が多い国保加入者の状況をかんがみた、社会保障のセーフティーネットを強化する案であるということです。国保加入者の状況は、無職者、非正規労働者、高齢者などが多く、低所得者の比率が他の健康保険に比べて大変大きくなっています。加入世帯のうち、年所得100万円以下の世帯は53%、年所得200万円以下の世帯は73%にも上ります。こうした世帯にとって、少ない収入から税や社会保険料を支払い、生活費、医療費、教育費などを捻出することは、ますます困難となっています。国保税を払えず滞納に至った場合、法律上は資格証明書の発行が義務づけられ、さらに戸田市では財産や収入の差し押さえなどの厳しい処分が行われ、国保加入者の医療を受ける権利と生活基盤そのものが脅かされる事態となります。このような事態は、可能な限り回避しなければなりません。市や反対討論者は、国保会計に11億円の一般会計からの法定外繰り入れが行われていることをもって、国保会計を健全化するために税率引き上げは仕方がないと主張してきました。しかし、国保会計の危機の本質は、まず、国が国庫負担を45%から38.5%へ引き下げるなど、削減を進めてきたこと。さらに、長期不況、高齢化、雇用不安による国保加入者構成の変化などにあります。これは、決して戸田市だけに起きていることではなく、何よりも政治的、社会的解決を必要としている問題です。社会的弱者の割合が多い国保加入者に、この責任を押しつけるのではなく、十分な一般会計の繰り入れを行い、社会保障のセーフティーネットを守ることこそが、市の果たすべき責任です。
 第3に、戸田市の財政状況からすれば、20年度の値上げを行わなくとも十分にやっていけるということです。戸田市の18年度決算では、繰越金20億円、新たな基金の積み立て5億4000万円、当初の予定を10億円も超過した土地購入など、総額35億円を超える余裕財源があったことが明らかになりました。今議会の補正予算でも、5億円の基金積み立てを計上しています。戸田市の財政力は県下1位、全国第9位です。国保会計の負担を今すぐ削減しなくてはならないほど、財政的にせっぱ詰まっている状況とは言えません。現に、18年度決算において、国保会計の11億円の繰り出しのほかに、区画整理事業への22億円の繰り出し、公共下水道会計への14億円の繰り出し、これらを行いながらも、前に述べました35億円の余裕財源を生み出しているのです。戸田市よりも財政力の低い蕨市では、当初予定されていた国保税の税率引き上げを中止しました。これは、市の姿勢いかんで負担増は中止できるという実例です。行政改革や値上げで、幾ら市財政が潤ったとしても、その引きかえに市民の暮らしがやせ細る一方では、一体何のための改革でしょうか。戸田市の豊かな財政力は、今こそ市民の暮らしに生かすべきときです。
 議会では、昨年12月の市議会で、19年度、20年度の連続増税となる国保税の条例改正を可決しました。しかし、このとき、賛成をした議員からも、国保の対象は3分の1の市民だが、介護保険料はいずれ全市民が加入するので、介護保険料引き下げのための一般会計投入なら理解を得られるなどの意見が、討論において述べられました。これは、市民の税や保険料負担の軽減を、議会としても模索する必要があると、こういう見解であると理解をしております。また、7月の参議院選挙で示された国民の審判は、生活優先の政治への転換を願ったものであり、政府与党もこれを受けて、医療や福祉の制度改革について、みずから決定したものを、一部ではあるが見直しを図っている、こういう状況です。反対討論者は、議会で十分に審議したことであるから、意思決定は重要だと述べていますが、条例可決から1年を経過した現在、市民の生活実態は向上するどころか、より深刻になっています。来年度の国保税値上げを知らない方も多く、知った人からは驚きと怒りの声が寄せられています。この市民の声を受けとめ、一度可決したものではあっても、勇気を持って正すべきは正す、これが市民の最も身近で活動している議会の責務ではないでしょうか。議会の信頼失墜との指摘がございましたが、この条例を否決するということは、市民の生活実感からいかに議会が乖離しているのかということを示すことにほかなりません。皆様の賛同のもと、ぜひ成立をさせていただきたく、賛成討論とさせていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○中名生隆 議長  以上をもって討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本案は起立により採決いたします。
 本案を、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (起立少数)
○中名生隆 議長  起立少数であります。
 よって、本案は否決されました。

△戸田市選挙管理委員及び補充員の選挙について
○中名生隆 議長  次に、平成19年10月19日付をもちまして戸田市選挙管理委員会委員長から、選挙管理委員4人、同補充員4人の任期が平成20年2月3日をもって満了することに伴い、選挙を行われたい旨、地方自治法第182条第8項の規定により通知がありましたので、これより選挙を行います。
 最初に、戸田市選挙管理委員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、指名推選の方法により、私が指名することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、私から指名をいたします。
 戸田市選挙管理委員に、青木宏之氏、池上良久氏、江口宏和氏、御嶽隆英氏、以上のとおり指名したいと思いますが、御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、ただいま指名いたしました方々が、戸田市選挙管理委員にそれぞれ当選されました。
 次に、戸田市選挙管理委員補充員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、指名推選の方法により、私が指名することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、私から指名をいたします。
 戸田市選挙管理委員補充員には、駒崎恭子氏、島野晧氏、熊木茂氏、萩原平寿氏、以上のとおり指名したいと思いますが、御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、ただいま指名した方々が、戸田市選挙管理委員補充員にそれぞれ当選されました。
 なお、委員に欠員が生じた場合の補充の順序につきましては、ただいま指名した順位をもって決定したいと思いますが、御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。

△閉会中継続審査事件の委員会付託
○中名生隆 議長  次に、各委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付の継続審査事項表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。本件は申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」という人あり)
○中名生隆 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
   【参照】巻末資料347ページ

△市長あいさつ
○中名生隆 議長  この際、閉会に先立ち、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。
 神保市長。
◎神保国男 市長  平成19年第5回戸田市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会は11月27日に開会し、本日まで18日間の会期の中、議員各位におかれましては、御提案申し上げました諸議案につきまして、慎重審議を賜り、御決定をいただきましたことに、心から感謝を申し上げます。
 本日、平成19年第5回戸田市議会定例会が閉会の運びとなりましたが、本議会におきまして議員各位より賜りました御意見・御要望等につきましては、真摯に受けとめさせていただきます。
 さて、平成19年もあと半月余りとなり、何かと慌ただしい年の瀬でございます。議員の皆様におかれましては、お体に十分御留意いただき、健やかなる新年を迎えられますことを御祈念申し上げますとともに、来年も市政運営に、より一層の御支援・御協力を賜りますよう切にお願い申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。

△議長あいさつ
○中名生隆 議長  閉会に当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会は18日間の会期でありましたが、多くの案件を慎重審議いただき、ここに閉会の運びとなりました。議員並びに理事者各位の御協力によりまして円滑なる議会運営ができましたことを、深く感謝申し上げます。
 さて、本年も残りわずか2週間余りとなりました。寒さも一段と厳しくなり、また、何かとお忙しいことと存じますが、健康に十分御留意をされまして、御多幸な新年が迎えられますよう御祈念申し上げまして、ごあいさつといたします。

△閉会の宣告
○中名生隆 議長  以上をもちまして、本定例会の日程は全部終了いたしました。
 これをもって、平成19年第5回戸田市議会定例会を閉会いたします。

   閉 会 11時41分