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埼玉県 蕨市

平成19年第 1回定例会−03月20日-06号




平成19年第 1回定例会

              平成19年第1回蕨市議会定例会
               議 事 日 程 (第23日)
                                 平成19年3月20日
                                 午前10時   開議
1.開  議
2.追加議案に対する質疑
 (1) 議案第42号
3.委員会付託
4.一般質問(受付順による)
5.散  会



午前10時01分開議
◇出席議員 22名
  1番 梶 原 秀 明議員   2番 鈴 木   智議員   3番 尾 崎 節 子議員
  4番 庄 野 拓 也議員   5番 比 企 孝 司議員   6番 川 島 善 徳議員
  7番 山 脇 紀 子議員   8番 清 水 直 子議員   9番 新 藤 喜 六議員
 10番 今 井 良 助議員  11番 岡 田 栄 次議員  12番 田 中 鐵 次議員
 13番 須 賀 博 史議員  15番 松 本   徹議員  16番 志 村   茂議員
 17番 池 上 東 二議員  18番 染 谷 一 子議員  19番 小 林   正議員
 20番 一 関 和 一議員  21番 岡 崎 春 雄議員  22番 江 崎 茂 雄議員
 24番 堀 川 利 雄議員
◇欠席議員 な し

◇職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 長谷川 秀 一  事務局長      大久保 克 義  事務局次長
 坂 本   旻  調査係長      川 上 和 之  庶務係長
◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
 田 中 啓 一  市長        山 田 悦 宣  助役
 秋 山 亜輝男  教育長       岩 瀬 悦 康  総務部長
 高 森 和 久  市民生活部長    藤 田   明  健康福祉部長
 酒瀬川 功 夫  都市整備部長    大 山 秀 雄  水道部長
 高 野 政 信  市立病院事務局長  山 崎   徹  消防長
 新 井 英 男  教育部長      天 野 博 行  行政経営担当参事
 川 崎 文 也  総務部主幹


△開議の宣告
○染谷一子 議長  ただいまの出席議員は22名であります。
 所定の人員に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○染谷一子 議長  お手元に配付いたしました議事日程のとおり、本日の議事を進めます。
 なお、本日配付いたしました書類は、
 議事日程
 議案付託表
 以上であります。よろしくご審議、ご参照のほどお願いいたします。
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△追加議案に対する質疑
△議案第42号に対する質疑
○染谷一子 議長  最初に、追加議案に対する質疑を行います。
 議案第42号を議題といたします。
 本案については、質疑の通告がありません。
 よって、通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
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△追加議案の委員会付託
○染谷一子 議長  次に、委員会付託でありますが、議案第42号については、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
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△一般質問
△池上東二議員
○染谷一子 議長  次に、一般質問に入ります。
 これより、昨日に引き続き、順次発言を許します。
 最初に、17番 池上東二議員。
   〔17番 池上東二議員 登壇〕
◆17番(池上東二議員) 皆さんおはようございます。
 私は、無所属の会の池上東二でございます。
 通告に従い、次の1点目の放置自転車対策、2点目に、パートバンク廃止に伴う今後の就労支援対策について、3点目に、教育行政について、以上3点につきまして一般質問を行います。よろしくご答弁のほどお願いいたします。
 私は、去る3月15日、好日に恵まれた蕨第二中学校の卒業式に出席する機会をいただきました。近年にない卒業生より恩師に対しクラスごとに大きな声で感謝の言葉を申し上げ退席する姿に、厳粛なうちに挙行された卒業式に大きな感動を覚えたところであります。市内3つの中学校を卒業された508名の卒業生には、心よりお喜びを申し上げますとともに、今後のすばらしいご活躍を期待しております。
 それでは、私からは、初めに放置自転車対策について、2点について質問をさせていただきます。
 本市では、議会において、自転車放置防止の一部を改正する条例が提案され、委員会でも改正条例の内容について担当より説明を受けました。安全歩行区域の指定及び廃棄物の認定等、新しい取り組みをされるとのことでありまして、私も大いに関心を持っておるところでございます。
 先日、担当課より、平成18年度の放置自転車対策の取り組みを聞く機会がありました。新たな取り組みといたしまして、放置自転車の年間指導、クリーンキャンペーン、登録受付の駅前開設、民間自転車助成制度の見直しなど、実施してきたそうであり、さらに、年末から1月にかけ、新たにクリーンキャンペーン運動を警察、地元商店街と連携をとり実施されたところ、東口の放置自転車につきましては半減し、広報1月号においても特集を組まれ、その努力がうかがえるところであります。
 私も、これほどまで取り組んでいただいた成果と、今後、条例の見直しを行い、駅前から放置自転車がなくなることを期待しております。
 ところで、放置された自転車の対応についてのうち、本市で利用者等が引き取らない自転車のリサイクル制度を確立することにより、資源の有効活用を図ることを目的とし、蕨市撤去自転車リサイクル要綱を定め、有効活用をされてきております。しかしながら、その制度を知らない市民も多くいると思いますので、リサイクル要綱の内容についてをお聞きいたします。
 次に、昨年1年間にリサイクルされた自転車には何台くらいあるのか、購入方法について、どのようにしたら購入できるのか、その自転車の安全性に問題はないのかについてお聞きをいたします。
 次に、新たな取り組みとして、レンタサイクルを導入する考えはないかについて伺います。
 私は、県南都市問題協議会交通問題研究部会により、本年1月26日に、練馬区の自転車対策、練馬タウンサイクルについて、視察する機会をいただきました。
 その取り組みにつきまして報告をさせていただきますと、練馬区は、面積が48.16平方キロメートルで、人口は67万4,123人、区内には7路線、21の駅がありまして、駅周辺の自転車の乗り入れ台数は4万1,143台で、自転車駐車場等の利用台数は3万5,067台であり、その差の6,076台が放置台数とのことです。
 練馬区としては、新たな取り組みとして、自転車問題を都市交通問題として位置づけし、自転車駐車場不足の解消、自転車駐車場用地の有効活用などを検討した結果、タウンサイクル事業を平成15年度から実施しているそうであります。
 その内容は、レンタサイクル貸出自転車の一つで、1台の自転車を複数の人が使うことにより、自転車の有効活用を図るものであります。その制度をすぐに本市に取り入れるのは大変難しいとは思いますが、検討の余地はあると考えております。そこで、理事者のお考えをお伺いいたしたいと存じます。
 次に、大きな2点目のパートバンク廃止に伴う今後の就労支援についてお伺いいたします。
 蕨市ハローワークは、平成12年に、多くの期待を寄せられ、蕨市民会館レストラン跡地にオープンいたし、約7年を経過し、本年度末をもちまして廃止となるそうであります。この間、利用者数の減少や当初の就労目標も達成に困難となり、加えて、戸田市では、自動検索機が4台完備されるなど、この影響も一因の一つにも考えられるそうであります。
 今日、経済的視点から見ますと、いざなぎ景気を超える好調が続いてはいますが、なかなか地域経済にまでは実感させるまでには至っていない状況下にあります。
 仕事につきたい、働きたい、このような方々の就労窓口がなくなるわけであります。近年、フリーターの増加のほか、ニートと呼ばれる無業者の増加が社会問題となっております。
 そこで、当局に対し、何かこれにかわるものを検討してほしい、このような考えのもとに、パートバンク廃止に伴う今後の就労支援対策について、どのような就労支援対策を考えておられるかお伺いいたします。
 次に、3点目の教育行政についてお伺いいたします。
 まず、(1)の情報教育の現状と今後の推進についてですが、情報教育については、平成14年度から、学習指導要領により、小学校においては、児童がコンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段になれ親しむ、中学校では、生徒がコンピューターや情報通信ネットワークなどを積極的に活用できるよう努めることと示されているが、今日では、情報化、その進化は目を見張るものがあります。
 小学校においては総合的学習の時間に、中学校では小学校の学習を基礎に、年間の授業時間をふやすなどし、さらには、小・中学校にインターネットの整備にも取り組まれ、幅広い学習に取り組まれているものと推察いたしております。
 そこで、情報教育の現状と今後の推進についてのお考えをお示しください。
 次に、(2)の放課後子ども教室推進事業の拡大についてお伺いいたします。
 放課後児童クラブは、文部科学省が進めてきた地域子ども教室推進事業と厚生労働省が所管する学童保育事業を統一的に、全国すべての小学校で進めようという内容だが、実際には、多くの市町村で導入を見送っている中、本市におかれましては、新規事業といたしまして、新年度予算に783万5,000円を計上され、小学校の余裕教室を活用された放課後子供の拠点づくりが、市内の全7つの小学校で実施されるようで、高く評価をいたすところであります。
 今日、団塊の世代の地域デビュー、あるいは団塊世代のアンケートによると、多くの方々が地域に何らかのかかわりを持ちたい考えであるようであります。
 本年2月発行の市民参画・協働のまちづくり指針を見ましても、大いに協働のまちづくりを推進するべきと考えるとあります。私も、大いに地域のお力をおかりした事業に取り組むべきと考えております。
 そこで、まず、具体的放課後子ども教室の事業内容についてお伺いをいたします。
 次に、(3)の小・中学校の普通教室に冷房設備を完備する考えはないかについて伺います。
 本市の学校教育設備については、年次的に努力され、よりよい教育環境づくりに鋭意努力をされてこられたことにつきましては、理解をいたしておるところであります。
 さて、近年では、地球温暖化の影響やヒートアイランド現象による影響で、35度を超える熱い日も珍しくなくなりつつあります。このような状況下で、児童生徒に学習に励んでもらいたい、学習に専念できる学習環境を整えていただきたいと考えております。
 さらには、私の住む錦町の近隣市では、西に戸田市に冷暖房完備の芦原小学校が昨年開校され、さらには、北にさいたま市辻南小学校、これも太陽光発電、冷暖房完備に平成19年4月より開校いたします。また、3月19日の報道によりますと、さいたま市では、平成19年度より2カ年計画で、全小・中学校普通教室にエアコンの整備に取り組まれるそうであります。
 このようなことからも、よりよい教育環境の充実に視点を置き、その考えをお伺いするものであります。
 以上、大きな3点についてお伺いしまして、私の登壇による一般質問を終わります。よろしくお願いいたします。
   〔高森和久市民生活部長 登壇〕
◎高森和久 市民生活部長  おはようございます。
 私からは、市民生活部所管の2点のご質問に順次ご答弁申し上げます。
 初めに、1点目の放置自転車対策のうち、1番目の自転車リサイクルの現状についてでありますが、蕨駅前の放置自転車対策につきましては、年間を通しての指導やクリーンキャンペーンなど、種々対策を講じてきているところでございます。
 その対策の一環として、放置された自転車には、警告書等をもって指導をしており、指導に従っていただけない場合には、やむを得ず保管場所への撤去を実施しております。この保管場所へ撤去した自転車につきましては、埼玉警察本部への照会などを経て、ご本人に連絡をしておりますが、一定の期間が過ぎても引き取りにこられない場合には廃棄処分することになります。
 当市では、この処分の時点で、埼玉県自転車軽自動車商協同組合蕨支部の協力を得まして、再利用可能なものにつきましては、リサイクル自転車として各店舗において販売をしております。また、それぞれの販売店においては、責任をもって必要な修理等行った上で販売しており、その安全性については何ら問題もなく、市民の方々が安心して購入いただけるものと考えております。
 ちなみに、リサイクル台数を申し上げますと、平成17年度が877台、18年度はことしの1月末現在で777台の実績となっております。なお、取り扱っている販売店につきましては、シルバー人材センターにお問い合わせいただくか、市のホームページにおいても掲載をしておりますので、ご利用いただければと思います。
 次に、2番目のレンタサイクル導入に関するご質問についてですが、放置自転車対策としてこの制度を導入している自治体もあり、早くは、東京都練馬区が事業化し、世田谷区でも実施、千葉県の市川市ではNPO法人が運営して事業を行っており、その成果も、放置自転車の減少につながる一助にはなっているようであります。
 この練馬区の例を見ましても、自転車と駐車場をあわせて貸し出すものであり、コンピューター管理により、24時間稼動し、駅と自宅、または通勤通学先との交通手段として利用されております。
 この事業の特徴は、より多くの人が利用可能であり、土地収容効率が高く、放置自転車の削減につながるといったメリットがあります。
 しかし、この利用状況も、毎日利用するということではなく、自転車を持っている人はやはり自分の自転車で駅へ行くため、放置自転車が激減したという状況ではないという面もあるようです。
 また、3つの自治体におけるそれぞれの駅の利用状況を見てみますと、いずれも、駅からおりて市内への通勤・通学が多く、本市のように、通勤・通学のために駅へ向かう市民の方々が多いといった地域性の相違もあるのではないかと考えられます。
 いずれにいたしましても、放置自転車対策を進める上で、さまざまな角度から研究をしていくことが重要であり、ご指摘いただきました問題につきましても、今後、検討課題の一つとして、費用対効果の面も加味しながら研究をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 次に、2点目のパートバンク閉鎖に伴う今後の就労支援についてご答弁申し上げます。
 蕨パートバンク、実は、昨年までは蕨のパートサテライトと申し上げておりましたが、パートを中心とした職業相談、職業紹介の専門施設として、平成12年から地域住民の皆様に利用され運営を行ってきたところでございます。
 パートバンク閉鎖後につきましては、川口公共職業安定所ハローワークプラザ川口、戸田市地域職業相談室へ紹介をしてまいりたいと考えております。
 また、社会問題となっておりますニートについては、厚生労働省の調べでは、2002年以降2005年まで、約64万人と推計されてきましたが、2006年に2万人減少し、現在62万人と言われております。
 このようなニート対策といたしましては、さいたま市にありますヤングキャリアセンター埼玉、この施設は、埼玉県がハローワークを初めとした関係機関などと連携して設置をした就業を希望する34歳以下の若者のためのワンストップセンターです。ワンストップとは、ここ1カ所で仕事に関するさまざまなサービスが受けられることです。自分に向いている仕事がわからない、そろそろ定職につきたい、就職が決まらないまま卒業してしまった、転職について悩んでいる、このような方の就業活動を支援する施設です。
 また、川口若者ゆめワークには、若者自立支援センター埼玉が昨年の6月に開設をされました。この施設は、働きたいけれども働けないでいる若者と、我が子の自立に悩む保護者をサポートするための場所です。
 以上の施設をホームページ等で紹介したり、チラシを活用したり、PRに努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 以上でございます。
   〔新井英男教育部長 登壇〕
◎新井英男 教育部長  おはようございます。
 私からは、3番目の教育行政についての3点のご質問に順次お答えいたします。
 まず、1点目の情報教育の現状と今後の推進についてでありますが、情報教育の現状につきましては、学習指導要領の総則によりますと、小学校では、各教科の指導に当たって、児童がコンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段になれ親しみ、適切に活用する学習活動を充実すること、中学校では、生徒がコンピューターや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するよう努めることとなっております。
 また、蕨市教育行政の重点施策の中でも、情報教育の推進として、コンピューターや情報通信ネットワークを活用した学習の推進、情報モラル教育の充実を掲げ、情報活用能力の育成を重視して取り組んでいるところであります。
 今後の推進につきましては、教員の情報通信技術を活用する能力を高めることが不可欠であり、教育委員会では、各学校が校内研修会の充実を図り、教師一人一人のコンピューター活用能力を高め、ICTを活用して、わかる授業を展開するよう指導しているところであります。
 今後も、引き続き情報モラル教育の指導方法や授業で活用できるコンテンツの提供など、情報教育のなお一層の充実を図っていきたいと考えております。
 次に、2点目の放課後子ども教室推進事業の拡大についてでありますが、この放課後子ども教室は、新年度から、市内7つの小学校で週1回と月1回、放課後の子供の安全安心な活動拠点や居場所を設け、地域の方々の参画を得ながら、地域の教育力を活用して、子供たちとともに、勉強やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動事業を行っていこうとするものであります。
 放課後子ども教室の指導者やボランティアなど、運営に携わっていただく方につきましては、学校、公民館を初め、各関係団体に対して、人材の発掘をお願いしているところでありますが、その中で、地域で活躍する団塊の世代の方もぜひ紹介していただくなどし、積極的に参加いただけるよう、幅広い層からの選出をしてまいりたいと考えております。
 このことが、定年を迎え、地域で活動したいと考えている方々の活動の受け皿となり、地域社会の担い手がふえ、地域の教育力が高まることがこの事業の目的の一つでもあると言えます。
 さらに、団塊世代以外の幅広い世代の方にも力添えをいただくことで、地域全体で子供たちを支え、見守っていくことということが実現できることにもつながりますので、その他の多くの方にも参加いただき、市民と市が協働し、事業の充実、拡大をしてまいりたいと考えております。
 次に、3点目の小・中学校の普通教室に冷房設備を完備する考えはないかについてでありますが、市内小・中学校の冷房設備の状況を申し上げますと、すべての学校で設置されている場所といたしまして、職員室、事務室、校長室などの管理諸室と保健室、特別教室ではパソコン室があります。その他の特別教室では、塚越小学校、第一中学校を除く視聴覚室と中央東小学校と北小学校の図書室を初め、北小学校の音楽室、図工室、家庭科室、ことばの教室への設置がされております。また、平成19年度には、南小学校の図書室への設置を予定しているところであります。
 教育委員会では、防音のため、窓を閉めなければならない音楽室や静かな環境で読書ができるよう、図書室への設置を計画的に実行してまいりたいと考えております。
 したがいまして、今後も、暑さ対策として、授業中に扇風機を利用したり、冷水機や水筒を持参し、勉強しやすい環境づくりを進めてまいりますが、先ほど申し上げましたように、特別教室への設置を優先的に進めることとしておりますので、普通教室への冷房設備の整備につきましては、今後の検討課題と考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
◆17番(池上東二議員) それでは、自席より再質問をさせていただきます。
 それぞれ、3点の質問に対しまして、ご理解ある答弁をいただき、まことにありがとうございました。
 それでは、順次質問をさせていただきます。
 まず、放置自転車対策よりお願いをいたします。
 本市の犯罪率を見ますと、常に県内では上位にあります。この中には、自転車盗難が大きく起因されているとも言われています。
 そこで、川口市では、駅東口ロータリー地下にある市営駐車場の81台収容の自動車20台分のスペースを新たに自転車300台収容する駐輪場にするそうであります。大変私からはこの対策に努力をうかがうところであります。
 また、さいたま市では、武蔵浦和駅前でも、放置自転車ゼロキャンペーンが行われ、これも周辺放置自転車1,110台と県内ワースト10位だそうであります。内閣府の2005年度、全国調査によりますと、駅周辺放置自転車台数は、蕨駅が1,567台で、県内ワースト1位だそうでありまして、2位が1,251台で川口、そして、先ほど申し上げました武蔵浦和が続くそうであります。このことから見ましても、強力な対策が望まれるところであります。
 そこで、放置自転車対策といたしましても、何かこれからの取り組みに、理事者の名案がもしありましたら、そのお取り組みの方法をお伺いさせていだきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎高森和久 市民生活部長  名案というのは、なかなか難しいご質問ですが、比企議員さんのご質問でもちょっとお答え申し上げましたが、蕨の東口に関しましては、現在、18年度、6月8日現在、ちょっと調べたところ、西口は午前中は142台、午後が257台、東口が1,162台、午後が1,368台、このような状況になってございまして、東口にやはり重点を置かないと、なかなか抜本的な対策は図れないと思います。
 したがいまして、川口市とのやはり境の駐輪場がかなり老朽化していることは事実でございますので、今後、あそこの川口市境の駐輪場の改修を図ることと、また、拡大、もう少し蕨のロータリークラブの支柱が立っていますけれども、そこから少し200メートルぐらいは駐輪場拡大できないかなと。やはり、不法駐輪の数ぐらいの市営の駐輪場確保しないと、ある程度は対策、解決にはつながらないのかと、このように思っていますので、そこら辺が一番、東口の対策としては有効なのかなと、現時点ではそのような考えでおります。
 また、私営の、民間の駐輪場の、今、助成要綱も改正しておりまして、事実、約500台ぐらい民営の駐車場が東口もふえてございますので、さらにPRに努めて、民間の駐輪場の拡大も促進できればなと、今考えているのはこの2点くらいだと思いますけれども。
 以上でございます。
◆17番(池上東二議員) 先ほど、自転車のリサイクルの状況もご説明いただきましたけれども、以前、大宮市の状況もお伺いしまして、リサイクルとして余りこの自転車を安く販売しても、また駅前に不法、例えば、一月安く乗れて、有料駐輪場助かれば、何台か毎月そういうことを繰り返されていくと、その方が安く済むと、こんな声も聞いたこおがあります。
 そんなことで、リサイクルで市場に出すのも値段的にもいろいろ駅前の不法駐輪との整合性から考えるとなかなか難しいものがあるのかなと考えておりますが、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんのこの「もったいない」という声もありますので、また、後ほどレンタサイクルの方でもこの「もったいない」を入れさせていただきたいと思います。
 今、駅前レンタサイクルについてお伺いしておるところでありますが、先般、川口のこの地下駐輪場を視察させていただきました。そうしましたら、レンタサイクルの関係者にお話をいたしますと、まず返ってきたのは、「ここは観光地ではないよ」ということが返ってきました。確かにそのとおりだと思いますが、練馬区の視察した状況から見ますと、駅前の不法駐輪は余り見受けられなかったわけです。
 レンタサイクルを導入するに当たりましては、空きビルの1室をレンタルさせていただくということで、自転車の出し入れ、これに2つのゲート、それとカード、こういう最初の、当初の経費が800万円ぐらいかかるようでありますけれども、通常の自転車預かりとは、スペースが非常に有効的に使えるそうです。というのは、通路もびっしり一番奥から隣との自転車対自転車の空閑地も必要ないと、一番奥にびっしり預かれると、こういう台数のメリットもありますし、不整形な駅前のどこかそういう土地があれば、不整形でも利用できると、こういうメリットもありますので、先ほど、検討をさせていただくという答弁もありましたので、ぜひ、費用対効果、先ほど部長さんからも答弁がありましたけれども、ぜひ、費用対効果、そして駅前不法放置自転車対策、この辺をあらゆる角度から検討を加えていただき、よりよい方向になればなと、このように考えておりますので、掘り下げて、ぜひご検討を願いたいと思います。
 次に、2点目のパートバンクでありますけれども、先ほど、この廃止に伴い、部長の答弁では、戸田、川口、こういうところにワンストップセンター、あるいはゆめワークなどに就職活動を支援する窓口に紹介をしていくような取り組み方が答弁なされましたけれども、蕨市の今後その窓口で、市民にわかりやすい窓口と申しますか、この辺の考え方は何かお持ちでしたら、お考えをお伺いしたいと思います。
◎高森和久 市民生活部長  パートバンクが閉鎖されるということは、ある程度市民には周知をしていかないといけないと思います。ただ、利用状況が50%ぐらいが市内の方、それから50%ぐらいが市外の方の利用というようなデータも出てございますので、市内の方については、今後、それぞれハローワークの川口の職安とか、若者ゆめプラザとか、そういう窓口があるよというようなことは担当の方では周知するような、また、しばらくはチラシ等、そちらに行ってくださいみたいな、そういう啓発をしてまいりたいと思っております。
◆17番(池上東二議員) ぜひ、啓発にもご努力をお願いしたいと思います。
 それでは、次に、教育行政についての先ほどご答弁をいただきまして、情報教育についてのご答弁をいただき、これから推進してまいるというご答弁もいただいておりますが、まず、指導者であります。先ほどの答弁でも、教師一人一人の能力向上に努めていきたいということでありまして、この教師一人一人の能力向上にはどのような取り組み方を今後されていくのか、そのお考えをお示し願いたいと思います。
◎新井英男 教育部長  登壇でも申し上げましたけれども、研修会が主体になるかと思います。そもそも、ハードを使う技術のことについても研修ございますし、また、情報モラルについての教員としての個人情報を守る、あるいはセキュリティーの関係のことをちゃんと確保するというようなことも、教職員の指導の中の一つとして位置づけはされておりますので、そういうものを踏まえて、研修の中で、指導する立場として、研修をやっていくということでございます。
◆17番(池上東二議員) 次に、具体的に、情報モラル教育をどのように指導されていくのか、この点についてお願いをいたします。
◎新井英男 教育部長  ただいま、教職員の関係でお話し申し上げましたが、児童生徒についての具体的な取り組みということだと思います。
 一つの例で申し上げるとわかりやすいかなと思いますので、お話し申し上げますが、情報教育の全体計画というのが各学校等で計画されております。これは南小学校の例でございますけれども、情報教育の目標ということで、コンピューターに触れ、なれ親しむ活動を通して、高度情報社会に対応する生きる力をはぐくむ情報教育ということで目標がありまして、その中で、具体的には、発達段階に応じた情報活用能力のねらいということがございまして、低学年では、あるいは中学年、高学年でどういうことをしていくということで、具体的に目標が決まっております。
 そうした中で、総合学習の時間とか教科の中で、それぞれ取り組んでいるわけですけれども、1つ具体的に申し上げますと、国語の時間では、課題学習や作文に日本語ワードプロセッサーやコンピューター等を活用する学習ということで、それを国語の時間での教科の中で情報教育を進めるために、具体的に取り組んでいるということでございます。
◆17番(池上東二議員) ぜひ、その目標に向けて推進方よろしくお願いしたいと思います。
 次に、放課後子ども教室推進事業の拡大についてということで、新規事業といたしまして、まだこれからということでありますけれども、掘り下げて、事業の内容について、ご説明をいただきたいと思います。
◎新井英男 教育部長  新年度から、放課後の子ども教室ということを福祉の方と連携して行うわけですけれども、拡大ということについては、年度、早い時期に実施していくわけでございますけれども、発足当初は、いろんな課題が見えてこない部分と、それからボランティアの方の力というのが、相当ウエートを占めてまいります。そういう方の協力がないと、実際に運営ができないのかなということがありますので、発足当初は、先ほど登壇で申し上げた週1回、あるいは月1回の土曜日を前提で実施しまして、そういう中で、課題を見つけながら、今後、どうしたら拡大できるかなということでの検討はしてまいりたいと思います。
 それと、具体的な事業でございますが、これから運営委員会の中で、具体的に委員さんの中でどういう人材がいて、どの学校でどういうことをするかということは、これから具体的に決まっていくことになります。
 ただし、これも登壇で申し上げましたけれども、スポーツとか勉強とか、ほかのいろいろなものを利用しての活動の範囲がございますので、そういうことについては委員会の中で、何をするかということは学校を含めて検討してまいりたいと考えております。
◆17番(池上東二議員) 先ほど、答弁でも、週1回月曜日と、月に1回土曜日ということで、これから実施されていくそうでありますが、ただいまのご答弁でも、課題を見つけて、これから地域の力をおかりして推進していかれるようであります。ぜひ、地域の皆さんの声も、でき得れば、週1回の月曜日、月1回の土曜日にとどまらず、もう少し拡大をいたしていけたらありがたいなと、代弁者としてお願いをしておるところでございます。どうぞ、よろしくお取り組みのほど、お願いいたしたいと、これは要望でございます。
 いろいろ質問をさせていただく中で、小・中学校の普通教室の冷房につきましても、今後検討をなされるということで、ぜひ、厳しい蕨市財政ではありますけれども、今後、よりよい教育環境充実のためにも、努力をお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
  ─────────────────
△小林 正議員
○染谷一子 議長  次に、19番 小林 正議員。
   〔19番 小林 正議員 登壇〕
◆19番(小林正議員) 私は、今3月定例蕨市議会一般質問に当たり、次の4点に質問いたします。
 まず、第1は、インフルエンザ予防接種補助の現状とそのあり方について申し上げます。
 市民だれしもが、健康でありたい、元気でいたいと思うのは、市民の共通的願いであります。年々医療費の増加は高くなり、一般会計から国保特別会計への、平成19年度では8億4,561万2,000円が繰り出し運営せざるを得ない財政運営であります。この医療費の削減を目指し、市民の健康、予防事業が推進されていますが、特に、冬期期間におきます流行病のインフルエンザ感染予防対策としてのインフルエンザ予防注射接種を―ここをよくお聞きいただきたいんですが、65歳以上の高齢者に対しては、予防注射接種1回、個人負担1,000円で、公費上乗せを行いながら補助を実施をしています。
 一般的には、インフルエンザ予防接種を希望された場合は、医療機関によって異なることでありますけれども、1回4,000円前後の個人負担となっております。高齢者以外、つまり65歳以下の幼児や児童や生徒やあるいは一般市民にあっては、特に幼児、生徒、児童にあっては、集団的環境であり、感染率も高いと考えますが、心身ともに弱く、あるいは抵抗力が十分に満たされていない園児やあるいは児童、生徒を対象にして、希望者保護者の承諾を受けながら、インフルエンザ予防接種補助を積極的に実施することは、ひいては医療費の削減につながると考えている次第でありますけれども、いかがか、当市の医療費の現状及び県下の地方自治体の対応、近隣市の状況はどうか伺う次第であります。
 次の第2は、給食費未納に対する取り組みと今後の対応について、その見解を求める次第であります。
 この質問は、秋山教育長並びに田中市長にも答弁を求めますが、今までも、私は一般質問を通じ、当市の給食費未納について、その状況と対応についてただしてまいりました。この未納問題は、全国的にその影響が、それぞれの自治体で未納件数、未納額がマスコミの独自調査の報道や、あるいは文部科学省が各都道府県にその結果報告を通達によって各市町段階の現状が報告をされております。
 私は、我が埼玉県内小・中学校の未納件数、未納額は1月14日現在でありますけれども、県下71市町、自治体における状況を掌握をいたしておりますけれども、小・中学校児童生徒の未納件数は、小学校で3,827件、中学校では2,633件、合計で6,460件、未納総額は1億3,512万5,612円にも及んでおります。
 当市の場合でも、秋山教育長も十分に認識されているところでありますけれども、年々この未納件数が減少されずに、年々増加する傾向にあると示されております。
 この給食費の未納額は、学校給食運営に支障を及ぼすことは、ひいては市の財政にもその影響があらわれ、市民負担が課せられてくることになります。
 生活に困窮を来し、あるいは暮らしが厳しく納められないとすれば、行政が適切な指導、援助を行っていかなければならないところであります。一方、納められるのに納めないとすれば、これまた事実上しっかりと受けとめ、納入をする、つまり納入義務を果たしていただくために、それこそ適切な処置を講ずるべきではないでしょうか。長期的に未納を続けながらも、児童生徒の修学旅行積立金は、指定された口座に振り込まれ、あるいは現金で納入されながら、給食費だけが毎月納められていないという、こうした現状は、教育委員会、あるいは秋山教育長はどのように認識をされ、学校管理者に助言、あるいは指導、監督をどのように推進してきたのか、具体的に示していただきたいところであります。
 また、なぜ未納件数がふえ続けているのか、その原因も明らかに示していただきたいところであります。
 さらに、各自治体での給食費未納に対する対応は、これまたインターネットでも紹介されておりますけれども、市長みずからが給食費未納保護者と直接面談されていることが報道されておりましたが、田中市長も直接面談をして、真の未納の原因や、あるいは保護者の意見も十分に聴取されることも、未納に対する市長の姿勢や態度ではないでしょうか。
 何かの方策や、あるいは具体的対応、これは個人的見解でありますけれども、学校関係者、あるいは行政、教育委員会の3者構成で、仮称でありますけれども、給食費未納対策会議、あるいは未納件数減少に向けての検討委員会を立ち上げ、真剣に対応、検討すべきと考える次第でありますが、これまたいかがか伺います。
 第3は、教育行政にかかわる教育長の責務と対応について申し上げます。
 当市の教育行政の学校運営、管理、指導、監督の立場にある秋山教育長は、行政に対する責務は十分に心して認識されていると考える次第でありますけれども、みずからの対応についても、その見解を求める次第であります。
 私は、以前にも申し上げた平成16年6月3日、第二中学校生徒がマンションから飛びおり自殺をした悲しい事故に対する対応、処分について、秋山教育長への質問に対しては、次のように答弁をされております。事故後における学校管理、監督、指導上の責務、処分についてと、教育委員会の責務、処分についてでございますが、この事故について、学校、教育委員会、管理責任等の処分については行われておりませんと、みずからの責務、処分も棚上げをして、他人事のような答弁がされているではありませんか。今日でも、そうした考え方なのかどうか、態度なのか伺う次第であります。
 第4は、当市小・中学校児童生徒の不登校の現状を踏まえながら、各小・中学校における指導と対応について申し上げます。
 この質問も、再三この壇上からも申し上げておりますけれども、小・中学校児童生徒の年間登校日数は215日前後になる日数でありますけれども、平成16年度不登校最高日数は、なんと190日、平成17年度不登校最高日数は196日で、特に、16年度から3年間の各中学校での不登校件数は、二中で56件、一中で45件、東中で26件に及んでおります。小学校では減少している傾向に当たり、私は、その努力については敬意を表する次第でありますけれども、各中学校では、依然として、なお長期間不登校という、そういう現状を踏まえながら、不登校対策に当たる、その積極的姿勢と指導、対応について伺いながら、登壇しての私の第1回目の一般質問を終わります。
   〔藤田 明健康福祉部長 登壇〕
◎藤田明 健康福祉部長  私からは、1点目のインフルエンザ予防接種補助の現状とあり方についてのご質問にお答えいたします。
 インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こり、インフルエンザにかかった人がせきやくしゃみなどをるることによりウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛などであり、普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴と言われております。
 インフルエンザ予防対策としては、予防接種が有効であることは一般に認められており、我が国においても、高齢者の発病防止や、特に重症化の予防に一定の効果を有することが確認されております。そのため、平成13年の予防接種法の改正により、インフルエンザの予防接種の対象は高齢者に限定され、希望者が自己判断に基づき実施することとされております。
 蕨市では、このような背景のもとに、平成13年度から、高齢者のインフルエンザ予防接種費用の一部公費負担を実施して現在に至っております。
 また、この予防接種法の改正時には、国は、乳幼児、児童、生徒、受験生などのインフルエンザの予防接種につきましても、高齢者の予防接種と同様に、種々検討を重ね、ワクチンの有効性や健康被害などについて調査を行っているようですが、いまだにその結論が出ていない状況であります。
 そのため、インフルエンザ予防接種補助は、近隣市においても実施していない状況であり、市としましては、今後、国の動向を見定めながら、また、費用負担も十分に考慮し、慎重に対応してまいりたいと考えております。
 また、市民の健康を保つためには、予防活動、予防事業は大変重要であり、また、結果的には、医療費支出の削減につながりますことは認識いたしております。
 しかし、現行の予防接種によって、地域全体の流行を阻止し得ることを積極的に肯定する研究データは十分に存在しないことから、インフルエンザワクチンの接種は平成6年の予防接種法改正で、従来の法による接種から外れ、任意接種のワクチンとして位置づけられております。
 このような現状であるため、現行制度においては、接種状況、医療費などの詳細な把握は困難であります。
 また、現状の対応といたしましては、インフルエンザは感染症であることから、日常生活の中で、みずから予防することが何よりも大切であります。
 そこで、保健センターでは、うがい、手洗いの励行、あるいは睡眠不足などを避け、十分な栄養をとるなどを内容としたポスターやパンフレット等を、例年インフルエンザの流行期に、保育園、児童館、公民館などの公共施設に、掲示、配布して、市民に啓発しております。教育委員会においても、各学校からの保健室だよりなどで児童生徒及び各家庭に同様の啓発活動や学校医との緊密な連携をとり、対応に努めておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
   〔秋山亜輝男教育長 登壇〕
◎秋山亜輝男 教育長  私からは、教育委員会に関する質問につきまして、順次お答えいたします。
 初めに、2番目の給食費の未納に対する取り組みと今後の対応についてでありますが、学校給食費の未納に対する取り組みにつきましては、昨年の9月議会におきまして、小林議員からのご質問に対しましてご答弁申し上げたとおりでありますが、各学校では、給食費の未納が発生した場合には、発生した時点で督促通知を学級担任を通して、児童生徒の保護者に渡すようにしており、さらに未納が続く場合には、督促状の郵送、電話での催促、あるいは家庭訪問をするなどして、給食費の早期納入をお願いしてきております。
 今後の対応につきましては、このたび、文部科学省が学校給食費の未納問題への適切な対応に資するため実施しました全国調査の結果を踏まえ、留意事項を次の3点に取りまとめております。
 1点目は、学校給食の意義、役割及び学校給食の重要性についての保護者への周知であります。
 経済的な問題がないと思われるにもかかわらず、その義務を果たしていない保護者が少なくない状況にあると考えられますので、学校給食は児童生徒に食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけさせることなど、学校給食の意義や果たす役割を保護者に十分認識していただくとともに、学校給食は保護者の負担する学校給食費によって成り立っているため、一部の保護者の未納が他者に負担が発生することなどを保護者に周知し、理解と協力を求めること。
 2点目は、生活保護による教育扶助及び就学援助制度の活用であります。
 経済的な問題により、学校給食費を未納にしている保護者の中には、生活保護、あるいは就学援助制度の受給対象資格がありながら、申請を行っていない場合もありますので、これらの制度の説明を十分行うとともに活用を図っていくこと。
 3点目は、学校給食費の未納問題への取り組み体制であります。
 今回の調査では、学校給食費の未納問題が生じた場合の対応者として、学級担任や校長、教頭などの特定の者に負担がかかっている状況がうかがえることから、特定の者に過度の負担がかからないよう、PTAとの連携を図りつつ、学校全体としての取り組み体制を整えるとともに、学校給食実施者は、各学校の未納状況を随時把握し、教職員と連携して、未納問題の解消に努めることとあります。
 教育委員会といたしましては、これらの留意事項を参考として、今後とも、PTA、各学校長と連携を図りながら給食費未納の保護者に対して、早期納入を一層促してまいる考えでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 次に、3番目の教育行政に関する教育長の責務と対応についてでございますが、学校教育に関しまして申し上げますと、各小・中学校における学習指導や生徒指導等の教育指導はもちろん、校長の学校経営のあり方に関しても、指導、監督の立場にある教育委員会といたしましては、常にその責務の重大さを認識し、適切な対応に努めているところでございます。
 具体的には、常に小・中学校の実態を的確に把握すること、国や県からの通知等の必要な情報を各小・中学校に周知、徹底すること、そして、適切な指導、支援に努めること、これは教育委員会として重大な責務ととらえ、日常の学校訪問や定例の校長会等を通して、その徹底を図っているところでございます。
 さらに、緊急の事態が発生した場合には、即座に指導主事を派遣したり、臨時の校長会等を招集したりするなどして、各小・中学校への迅速、適切な指導、支援に真摯に努めているところでございます。
 次に、4番目の小・中学校の児童生徒の不登校の現状と各学校における指導、対応についてでありますが、年間30日以上の欠席の不登校児童生徒数は、平成15年度におきましては、小学校10名、中学校51名の61名、平成16年度におきましては、小学校4名、中学校48名の52名、平成17年度におきましては、小学校ゼロ名、中学校42名の42名、平成18年度2月末現在では、昨年と比べて、小学校では2名増の2名、中学校では5名減の37名、合計39名となっており、年々減少の傾向にあります。
 このような実態を踏まえて、本市におきましては、中学校にさわやか相談員を2名、スクールカウンセラーを1名、スクールカウンセラーに準ずる相談員を1名、小学校に子供と親の相談員を2名配置し、相談活動の充実を図っております。
 各学校におきましては、教育相談部を中心に、組織的な指導と対応をしております。
 具体的には、担任やさわやか相談員による家庭訪問、養護教諭による保健室登校の子供のケア等、役割を分担して、指導と対応に当たっております。
 各中学校に配置されているさわやか相談員は、学区の小学校も含めた相談活動や家庭訪問等により、地道ながら、不登校の解消に向けた活動を続けております。
 市内に1人配置しているスクールカウンセラーは、市内児童生徒や保護者のカウンセリングで、拠点校にはほとんど常駐できない状況でございます。
 また、児童センター内の教育相談室と適応指導教室においても、2人の相談員が日常的に不登校生徒の指導に当たっております。
 さらに、本年度から、小学校2校に、子供と親の相談員を配置し、家庭訪問などをしながら、特に保護者に対する相談活動を行っております。
 教育委員会といたしましては、今後も不登校の解消を目指し、次年度は、各中学校にさわやか相談員とスクールカウンセラーをそれぞれ1人ずつ配置し、教育活動の充実を図るとともに、家庭との緊密な連携を図りながら、共通理解に立った生徒指導、教育相談体制を一層充実させ、効果を上げてまいりたいと思っております。
 以上です。
◆19番(小林正議員) 自席から再質問させていただきますが、1番目のインフルエンザ予防接種補助と現状について、藤田部長、答弁いただきましたけれども、これから慎重に対応してまいりますという態度が示されたわけですけれども、従来の生活条件といいますか、今は1世帯住宅、2世帯住宅、あるいは大きく言えば3世帯住宅という住宅構成の中で、やむなく父親も、あるいは子供も孫も、一緒に生活をやむなくしている状況もあるわけです。
 具体的に言えば、65歳以上ですから、私は1,000円で1回接種実施されるわけでありますけれども、その2世帯、3世帯の家族の中で、孫、子供などの65歳以下、つまり園児、幼児、あるいは児童、生徒、一般市民などについて、具体的に言えば、1回で4,000円、つまり個人負担をしなければならないという状況について、藤田部長はどのように認識していますか。
◎藤田明 健康福祉部長  今は、市民の方の感情の話なのかなと思います。確かに、一家の中で見れば、そのような負担感について、違いがあるということについて、いろんな意見とか考えをお持ちかと思います。私どもの方で、先ほど登壇の中でも申し上げましたのは、この予防接種がもともと国の方で予防接種法の中に入っていたものが一たん外れてしまったと。その後に、高齢者だけが復活してきたということがございます。それには、そういう理由がございます。
 高齢者の方については、基本的に、非常に重病になりやすいというようなこともありますので、特に国の方でも補助を出して、市町村の方でも積極的に行うという考え方示しております。
 それに対して、乳幼児については、国の方でもいろいろ研究してございますけれども、特には、予防接種の効果がどの程度なのかはっきりしないという問題、それからまた、健康被害の問題も出てきたというようなこともございます。そのような経過を踏まえて、近隣各市でも皆そうですけれども、高齢者のみの限定的な公費負担を行っていると、そのような現状でございます。
◆19番(小林正議員) 慎重に対応したいという答弁でありますけれども、現実におじいちゃんは接種したら1,000円です、公費負担です、補助ありましたよ。孫は3人いて、小学生3人いて、1回が4,000円前後なんですよ。そうすると、3人いて3回やれば、当然同じ家族構成ですから、当然風邪も感染するわけです。そうすると、3人だと、仮に4,000円にして、1万2,000円、やむなく負担せざるを得ないという、そういう状況について、まさに65歳以上の高齢者は、いわば1,000円の補助はあるけれども、それ以外、65歳以下については、全くインフルエンザ予防接種について補助がないというような状況については、市長いかがですか、答弁いただければ。
   〔田中啓一市長 登壇〕
◎田中啓一 市長  インフルエンザが流行しますと、国も地方自治体もこれを予防しようとする機運が出てまいりまして、いろいろ補助だとかいろんな問題がわき上がってくるわけでありますけれども、各自治体、どんな対応しているか私ちょっとわかりませんけれども、確かに、一般の家庭から言えば思わぬ支出ということになるわけです。
 やはり、普通に生活していれば、また、しなくていもいいのが、やはり流行だということで、社会も、また市も国も、予防しなければいけないということを掲げますと、それでは、金を出して予防してこようかという気持ちになるわけで、自分の体は大事でございますから。そうすると、負担増という形になるので、自治体で少しなんとかならないかと、そういう意見でありますけれども、私どもも、これは、やはり一般通念としては、自分自身の体は自分で守っていかなければいけない、そういう観念がございます。しかし、なかなかそれが、金がないから自分の体の健康を守れないという、いわゆる病気にかかってしまうと、こういう問題もまた不公平といいますか、問題があるわけであります。
 そこで、どういうふうにして、どういうふうにやるかというのは、やはり私どもは、市の独自でもってこういう施策をどんどん進めていくということがなかなか財政上苦しいわけでありますから、やはり他の市町村、国の動向、そんなものを見きわめながら、国全体で、あるいは自治体がそういうことをやらなければいけないと、そういう機運、定義づけがございましたらば、出すことはやぶさかではございません。それは一つの検討課題として、今後も検討してまいりたいと思いますので、よろしくご理解賜りたいと思います。
◆19番(小林正議員) 今後も検討してまいりたいと、市長の態度でありますけれども、県下でも状況、藤田部長、調査していますか。県下でも、いわば地方自治体が市民の予防接種に当たっての対応というのは、それぞれ無料で、負担なしで、公費で全額負担しているという状況については認識していますか。
◎藤田明 健康福祉部長  先ほど、近隣の中では行っていないということを申し上げました。
 それから、例えば、前は、平成13年までは、和光市なんかは県内で唯一実施していたということを聞いておりますけれども、そこも、逆に国の方針を受けまして、既に廃止をしてございます。そのような経過がございます。
◆19番(小林正議員) 次へ移りましょう。4点あるので。
 給食費の関係、未納について、秋山教育長答弁されましたけれども、つまり全国的な状況だとか、県内の71市町のこうした資料確認されていますか、教育長、田中市長、いかがですか。
 県下71市町の、つまり未納、児童生徒、未納金額、こういう資料、取得していますか、していませんか、確認します。
◎秋山亜輝男 教育長  その同じ資料かどうかわかりませんが、私の手元にあるので見ますと、平成17年度の埼玉県内の給食費の学校給食費の決算状況しまして、これを見ますと、蕨市の学校給食費の収納率は、県の平均よりは高いんです。県の現年度、これ平成17年度のことでございますが、県の現年度平均が99.24%が収納率ですが、蕨市は99.31%ということで、蕨市の方が高いと。隣の戸田市を見ますと、戸田市は収納率合わせまして、戸田市よりも98.24%、蕨市は98.47%でございます。これは、この資料で見ますと。小林議員が示された資料は、ちょっと今手元にはないと思います、その大きなのは。これと同じかどうかわかりませんが、今、私の資料で申し上げますと、こういうことが統計上は入っていると。
◆19番(小林正議員) 同じかどうかという私が登壇して申し上げたように、未納総件数は、県下71市町の場合は、申し上げたように、1億3,500万円と、総計的に数字が出ているわけです。それ、同じかどうかは、教育長が私の質問を通じて確認をしたということになれば同じでしょうけれども。市長、こうした統計の数字どうですか、いかがですか。
◎田中啓一 市長  私の手元にはございませんし、見てもおりません。
◆19番(小林正議員) 具体的に言いましょう。そうしますと、教育長も、いわゆる当市の給食費の未納については、年々増加していますよという状況を報告をいただきました。これは、私のつまり14年、15年、16年、17年、給食費の未納件数を調査をしてみれば、明らかに年々増加しているという数字なんです、これは。グラフでもわかるように。
 だから、この未納件数を、さっき教育長、具体的に、やはり督促とか、あるいは電話とか、あるいは担当者が保護者のところへお邪魔をするというようなことを具体的に言っていますけれども、今までにこういう状況が発生をしながら、逆に、17年度はこの逆のように、つまり少なくなっていくという状況ならいいですよ、私は。私も理解しますよ、ほかの議員の方も理解するでしょうから。なぜ、それぞれの年度によって、これだけふえ続けていくのかという、その原因については、十分に教育長も認識していないのではないですか。私はそのように思います。
 そして、小学校、中学校の状況でありますけれども、小学校では未納の、つまり小学校の学校管理、運営によって、ゼロの小学校もあるわけです。ところが、一方、北小、南小の場合は、これは、つまり前年度から言っているように、減っているならいいんです。ふえているという状況でしょう。中学校もそうです。一番納入がされていない第二中学校、あるいはその次が東中学校、一中という状況については、少なくとも、教育長が認識しているように、こういう未納件数に当たって、少なくとも減少させる対応を私は具体的に私の個人的な見解でありますけれども、つまり未納対策、あるいは3者構成の対策会議を通じたり、積極的にこの件数を減少させることが、ひいては学校全体の運営もそうでありますけれども、保護者は承知していますよ、みんな、言いかえれば。
 なぜ、給食費だけが、つまり指定された期日にも、あるいは長期的に1年、2年という状況の中で未納になっている、こういう状況は憂うべき事態ではないですか。
 私、申し上げますけれども、小学校で長期未納、あるいは中学校へ進学して長期未納、こういう現状もあるではないですか。私も全小・中学校の校長や教頭、学校回りをして、苦しみの訴えも私は伺ってまいりました。どうやっても、もう、つまり校長の責務、あるいは教頭の責務、あるいは事務担当の責務、どうやっても、この未納件数はやれどやれどその効果が上がらないという、切実な状況を私は訴えられました。
 そういうことを通じて、この未納件数については、減少させるというもう一段の、もう新年度になりますけれども、年間で、平成17年度でありますけれども、70件も未納になっている。未納額は150万円です、約150万円。どうやってその150万円の未納金額を補てんしていくのか、納入されなければ補てんできません。だとすれば、その、つまり未納金額の補てんは一般会計、つまり市民がそれぞれ負担をされるという状況ですよ。
 何ですか、笑っているの、2人。人が話しているとき、質問しているときに、ここに2人で笑ったり話したり、そういうことをやめてくださいよ。侮辱してるんじゃないですか、それは。
 市長に申し上げますけれども、全国の自治体で、こうした未納対策に対する、市長みずから、つまり直接保護者と面談をして、そして未納について理解もしてください、協力もしてくださいというようなことも、あるいは訴訟も起こしたり、裁判になったりという状況も全国的にはあるわけです。私は、裁判を起こせとか、あるいはいわば差し押さえ行為を行えとか、そんなことを言っているのではないです。少なくとも、未納対策に対する教育長や、あるいは市長がこの問題を積極的に対応するという状況は、私は必要だというふうに思いますので、市長にも見解を求めたいと思います。
◎田中啓一 市長  当然、小林議員の意見と私同じです。食事は食べているんですから、それの代金を払うというのは、これは当然であります。しかし、教育の現場でございますので、先生方が徴収するということでございますから、なかなか催促しても持ってこない、そうなりますと、税金を徴収するように強制的とかいろんなことができない、そういう形でこういうものが残ってきてしまったんだろうと思いますけれども。
 これは、蕨市だけではなくて、全国的な問題でございまして、新聞でも大分取り上げておりますから、これから、教育現場でも、給食費については完璧に払っていただくという、そういう姿勢になってくると思うんです。私は、そういう原因があるんだと思います。
 それから、先ほど、市長もどこかの市長と同じように、面談行って徴収してこいと、そういう考えがあるかというんですけれども、私は面談して徴収するまでには至らない、そういうことはやらないと思います。これは、裏があるんです。新聞よく読んでみてください、小林議員さん。
 面談をして、給食費の未納を催促するんだと、その裏には、市の職員が何名も給食費未納の人がいたんです。市の職員が保護者になっておりまして、子供が学校行っていて、それで給食費を未納にしていたと、市長もそれで頭に来たんだと思います。市は、ちゃんと給料払って、子供の給食費ぐらいは払えるような給料払っているのに、なぜ未納になったと。市民の模範にならなければいけないのが職員だと、そんなことでもって、一件一件家庭訪問してこれを取ってくるぞと、そう言ったらば、慌てて、その職員は払ってしまったと。やはり、一つのジェスチャーなのではないかと思うんです。
 市長が学校給食の未納金を一々、一件一件払ってくださいと、そんな暇はございませんよ。私はできません。
 しかしながら、学校がこのままでいいということを言ってはいないと思います。やはり、給食をいただいたらば、その給食の費用というものは払っていただく、それは学校当局にぜひ十分に認識していただいて、給食費を徴収するようにしていただきたい。それが未納になれば、やはり小林議員が言うように、これは全般の市民の皆さんの税金で補っていくということになってきますから、これは不公平になりますので、そういうことは避けていきたいと思っております。
◆19番(小林正議員) 市長、今、答弁されましたけれども、それぞれの自治体で、いろんな意味でこの給食費の、つまり未納対策に当たって、対応している事実は市長も知っていると思うんです。
 だから、私は、市長に、あえて、当市の場合の未納が14年度、15年度、16年度、17年度、17年度のような70件も及んでいると、150万円も未納になっている状況というのは、市長も、そうしたそれぞれの地方自治体で運営されているような状況を私は考えられないかということを通じて、面談の一つを、あるいは対策の一つを私は申し上げたので、一々職員が行って、そんな未納を徴収できないという、そういう答弁でありますけれども、私はそのことを言っているのではないんです。
 つまり、今までの未納を減少するにはどうやったらいいのかと、答えがないんですよ、答えが。教育長、はっきり言ってくださいよ。このようにして、70件ある未納が、いわゆる年度ごとに減少していますよという状況ならいいというんです、私は。そうではないではないですか。どんどんふえ続けているんです、これ。
 だから、そこの姿勢と態度をしっかりと教育長もいわば責任者ですから、そういう対応を、しっかり、私は学校管理、指導、監督の立場にあるわけですから、そこを十分に踏まえて、私は伺いますけれども、これから19年度、あるいは20年度、21年度、こうした年度状況の中で、今の状況を減少、何としても減少させていく、いかなければならない、そういう決意をお持ちですか、伺います。
◎秋山亜輝男 教育長  これは、先ほど市長も話しましたですけれども、蕨市だけの問題ではなくて、これは全国的な問題で、国民の意識という部分で今論議されているところであります。
 ただ、経済的に困窮してというか、経済的に払うことが難しいという世帯に対しては、この就学援助制度については十分説明をしております。これからもしていきます。ですから、その数はふえております。その就学援助で給食費を賄っていると、これはまだよくその周知が徹底できていないということであれば、今後も十分すると、続けていきます。
 しかし、それ以外に、経済的には十分払える状況でありながら支払いがされていないということを小林議員も問題にしているのだと思います。これ、私も、大いに問題にしているんです。
 文科省はそのことを受けて、全国的な調査をして結果を出して、こうしたらいいという文部科学省の考え方も述べられました。その中で、やはり1番目の、いわゆる学校給食を学校給食法に基づいてやっているわけですけれども、それへの国民というか保護者の理解というか、規範意識というか、そういう社会的なそういうものに対する責任感とか、そういうものの欠如の風潮があるのではないかということで、文科省もとらえております。教育委員会でも、そういうことがないようにということで、あらゆるところで、PTAの方々にもお話ししながら、対策をとっているわけです。
 ただ、決意ということで、言ってどうなるのかということですが、そういう考え方、決意は持っているわけですが、ただ、19年度、では減っていくか、20年度減っていくかということについては何とも約束というか、そういうことを申し上げることはできませんが、いろいろと対策、先ほど小林議員が示された、そういう検討する会のようなものも必要になってくるのかなというような考えもあります。
 したがいまして、積極的に対応していくということでご容赦いただきたいと思います。
◆19番(小林正議員) 積極的に対応していくというしか答弁ができないようでありますので、それ以上、教育長とここで、私は一般質問でありますので、秋山教育長の今後の未納に対する姿勢と態度を伺ったわけでありますので、次に移ります。
 次は、第二中学校の自殺、生徒自殺の問題について、この自殺された年数、月日、教育長覚えていますか。
◎秋山亜輝男 教育長  平成16年6月3日でございます。
◆19番(小林正議員) 私がなぜそのことを伺ったかということは、この事故を起こし、担当の第二中学校の管理者、学校長もそうですけれども、教育長も、あるいは教育委員会も教頭もそうでありますけれども、この対応と処分については一切行っておりませんと、私も登壇でも申し上げたように、いわば、教育長は他人事のようなそういう状況を……
   〔「議長、ちゃんとしてくれよ」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  小林議員、これは通告していないのではないですか、この質問、今のおっしゃっていることは。通告にありませんね。
◆19番(小林正議員) 何が。通告ありますよ。
   〔「どこに書いてあるんだよ」と言う人あり〕
◆19番(小林正議員) 対応、処分について。書いてありますよ、ここに。議長。
○染谷一子 議長  対応、処分について……
◆19番(小林正議員) 教育行政にかかわる教育長の責務と対応について、つまり要旨を通告をして、私は登壇でも申し上げたように、教育行政の対応というのは、少なくともそういう事故を発生して、その後の学校管理、運営、あるいは監督などを通じて、これは学校、教育行政ではないんですか。教育長の指導下ではないんですか。だから、対応について、私は求めているわけです。
 議長が、つまり通告ないよという見解なら、私はやめますけれども、私は、この、つまり記載のあり方は、事務局が私が通告した内容を要約をして、制御したんです。
○染谷一子 議長  では、終わりにさせていただきます。
◆19番(小林正議員) 確認してください、議長。
 時間ですか。
○染谷一子 議長  いいですね。
 時間ですから。
  ─────────────────
△岡崎春雄議員
○染谷一子 議長  それでは、次に移ります。
 21番 岡崎春雄議員。
   〔21番 岡崎春雄議員 登壇〕
◆21番(岡崎春雄議員) 自由民主党の岡崎春雄でございます。通告に基づき、一般質問を行います。
 ことしの冬は暖かい日が続いておりましたが、昨年12月から2月まで、日本の気温は、平均に比べて約1.5度と高くなり、58年ぶりの暖冬だと発表されております。この分では、桜の開花も早くなると思われておりましたが、ここ数日、非常に寒い日が続いております。来る4月9日に行われます小・中学校の入学式に、新人児童生徒が、希望に胸を膨らませ、楽しい学校生活を夢見て登校する姿が目に浮かびます。
 しかし、今日、楽しいはずである学校現場では、いじめや学校暴力を初めとした児童生徒の問題行動が極めて深刻な状況にあることは、報道等を通して皆さんもご承知のことと思います。
 とりわけ、学校での懸命な取り組みにもかかわらず、対教師、あるいは生徒間の暴力行為などが依然として多く、現場では、その対応に苦慮されていることは私たちが想像する以上であると思います。
 埼玉県の調査によりますと、平成17年4月の暴力行動は、小・中・高合計で、2,121件発生し、前年度より130件の増加となっております。その内訳の主なものは、生徒間暴力が733件、対教師暴力が19件であり、生徒指導室では、気になることを言われ、急に相手を殴るというケースが目立っており、問題行動の低年齢化が進んでいると分析をしているようであります。
 この3月に入り、暴力による事件として、東京都小平市などの女子中学生、15歳4人が、同級生の女子中学生を暴行するなど、いじめをしていたとして、傷害や暴力行為法違反などの疑いで逮捕され、県内では八潮市の市立中学3年の男子生徒、14歳が、無断で校外に出ようとしたことを注意した45歳と23歳の男性教師2人を手で殴るなどをして、首などに軽いけがを負わせた疑いで逮捕されるという新聞報道がありました。
 このように、対教師への暴力が取りざたされているとき、蕨市でも、生徒による先生に対する暴力事故が発生したと私は聞き及んでおります。
 去る1月に、第二中学校の1年生男子生徒が、先生の行った指導に対して、先生2人を殴り、そのうちの1人の先生は鼻の骨が折れるという大けがだったということであります。
 私も、議員生活24年間という立場で、いろいろな市民の方と接する機会が多くあります。多くの方々から、第二中学校の事件について、どのようなことで暴力がされたのか、どの程度の状況だったのか、よく聞かれます。そのために、各方面で私も情報を収集しましたが、その全容について把握をしておりません。
 そこで、ここにあります敬天新聞に掲載されております記事を、抜粋をして朗読をいたします。事実確認をいたしたいと思います。
 クリーンが売りの民主党蕨市議一関和一氏の頭上に暗雲。校内暴力に荒れる一関氏の息子。今回は、隣町の蕨市議会議員、一関和一氏にかかわる投書を紹介しよう。その投書は、既に、蕨市役所内にもばらまかれているもので、一関議員の息子が校内暴力を起こし、教師の顔を蹴り上げ、顔面骨折の重傷を起こしたというのである。この件は、一関議員も認めており、深く反省しているので、詳細は、未成年であることから配慮して控えることにする。
 問題は、投書に記されたこの不祥事を隠ぺいするために、一関議員が議員バッジを振りかざし、教育委員会委員長や教育長に対して、内密にするよう指導し、目撃者を買収しているというものである。もしも、本当なら大変なことである。一関議員も秋山教育長も、校内暴力の事実は認めているが、隠ぺい工作には否定をしている。
 しかし、一関議員は、5期20年という議員歴であるから、ある程度穏便に済まそうとした考慮が関係者の間で働いても不思議ではないのだが。それまで否定してしまってはうそくさくなるだろう、という記事がここに記されております。
 私は、教師の方々、義務教育に責任を持ち生徒に指導を行っていると思っております。いじめ、自殺等に関することは、すべて教育者にあるような感がするのが現状であります。校内暴力で生徒に教師が骨折の重傷を負わされるようなことでは、教師になられる方が減少してしまうのではないかと思います。
 皆さんと一緒に考えなければならない、大きな大きな問題ではないでしょうか。
 昔から、「三尺下がって師の影を踏まず」あるいは「七尺去って師の影を踏まず」といった格言がございます。先生に随行するときは、3尺後ろに下がって従い、先生の影を踏まないようにする。弟子や生徒は、常に先生を尊敬し、礼儀を失わないようにして教えを受けなければならないといった教える者、そしてまた教えを受ける者の立場やけじめを説いた格言であると思います。
 私たちも、先生は教師ではなく恩師だという教育を受けてまいりました。このような生徒は、先生に暴力を振るうということは考えられるものではありません。これからの日本を担う子供たちが、健全に成長してもらうためには、学校教育ばかりではなく、家庭教育、いわゆる保護者の方々もしなければならない教育は山積されているのではないでしょうか。
 今回暴力を振るった生徒は、いろいろな要因が絡まっての行動だと私は思います。善悪の判断などのしつけは、まず家庭で行うべきものであると思っております。その点が不十分な結果、コミュニケーション能力や対人関係が不足し、自分の行為の結果を想像できないままに、怒りに任せて暴力行為に走ってしまった、いわゆる自分をコントロールできない、キレたという状態にあったのではないかと推察します。
 学校内で、このような暴力があったということは、考えなければならない大きな問題でありますので、生徒が繰り返し暴力を振るうことがないよう、また、暴力現場を目撃した生徒たちの心のケアについて、十分な対応をする必要があると考えます。特に、加害生徒はもとより、最も身近な存在である保護者に対しても、お子さんにどんなことがあっても暴力行為に走ってはいけないと理解させる責任があることをしっかり認識していただくことは大事だと思っております。
 今後のためにも、教育委員が毅然とした対応をとり、生徒はもとより、教師の方々も安心してできる教育現場にするため、この第二中学校の暴力行為について、その状況を明らかにしていただくよう、詳細なる説明をお願いをいたします。
 また、保護者への指導や同学年の生徒への心のケアについても、どう対処しているのかについても、あわせてお願いをいたし、登壇での私の質問を終わります。
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△休憩の宣告
○染谷一子 議長  ここで、暫時休憩といたします。
午前11時55分休憩

午後1時2分開議
◇出席議員 22名
   1番     2番     3番
   4番     5番     6番
   7番     8番     9番
  10番    11番    12番
  13番    15番    16番
  17番    18番    19番
  20番    21番    22番
  24番

◇欠席議員 な し

◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
           (前に同じ)


△開議の宣告
○染谷一子 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△一般質問(続き)
△岡崎春雄議員(続き)
○染谷一子 議長  一般質問を続行いたします。
 答弁を求めます。
 秋山教育長。
   〔秋山亜輝男教育長 登壇〕
◎秋山亜輝男 教育長  私からは、教育行政についてお答えいたします。
 第二中学校における教師に対する校内暴力行為についてでございますが、この事故は、平成19年1月17日に発生いたしました。学校からの報告によりますと、状況は次のとおりでございます。
 1年生男子の当該生徒は、当日放課後、社会科の再テストを受験中、解答がわからずひとり言を言っておりました。隣席の生徒がそれを注意したり笑ったりしておりました。試験監督の教諭が再三注意をし、うるさくしている人は採点しないと、再度注意いたしました。
 当該生徒の隣席の生徒がテスト終了後、答案を提出に行きましたが、態度について注意され、それに対して不満を持ち、当該生徒に注意された内容を話しました。これを聞いた当該生徒は、試験監督をしていた教諭に対し、顔面を中心に、素手等で10数回殴り、けがを負わせました。また、磁石の棒を投げたところ、それがテストを受けていた他の生徒2人に当たりました。さらに、連絡を受け、現場に駆けつけ、とめに入った別の教諭に対しても素手で1回殴りました。
 連絡を受けた校長と数名の職員が現場に駆けつけ、殴られた2人の教諭は、出血もありましたので、市内の医院に搬送いたしました。
 学校におきましては、同日夕方、保護者を呼び、事故について説明をし、その場で保護者は被害を受けた教諭2名に謝罪いたしました。また、校長と担任が、その後、家庭訪問を続け、今後のことについて十分話し合い、二度とこのようなことが起こらぬよう指導してまいりました。
 事故を目撃した生徒の中には、突然の事態にショックを受け、気分が悪くなる者もいたとのことですので、教育委員会といたしましては、全教職員による生徒への観察やさわやか相談員や養護教諭による相談活動を展開するよう指示いたしました。
 さらに、本市に配置しているスクールカウンセラーを第二中学校に派遣し、カウンセリングを行ったところでございます。
 以上でございます。
◆21番(岡崎春雄議員) 自席から再質問をいたしたいと思います。
 先ほど、登壇でいろいろるる私が質問をいたしましたが、今、教育長からご説明がありましたが、19年1月17日ということで、この1年生の中学生が教師に暴行を加えたということでありますが、私、さっき登壇で朗読させていただきましたけれども、敬天さんの新聞で出ておりました。そのことを朗読をさせていただいたんですが、教育長、それに間違いございませんか、確認をいたしたいと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  敬天新聞の方から、私も取材を受けました。そして、その取材を受けたのは、議員ご指摘の怪文書、そういうものがあって、こういうふうに書いてあるけれどもどうなのかという話だったんですが、隠ぺい工作というんですか、その隠ぺいをするとか、内容を内密にしようとか、そういう話は一切ありませんでした。
 ですから、そういうことがなかったということを教育長は言っているということでの、否定しているという、なかったということの記事でしたから、それはそのとおりであります。
◆21番(岡崎春雄議員) 私が聞いていることは、これで事実かどうかであるか、そのことだけもう一度、はっきり答弁お願いしたいと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  ですから、事故があったということはその書いてあるとおりです。それで、そういうふうに新聞も書いてあります。隠ぺい工作といいますか、そういう内密にしてほしいというような働きかけがあったかどうかということについては全くないわけです。
 そのなかったということを敬天新聞社の方でも書いてもらっていますから、なかったんです。
 ですから、書いてあるとおりといえば、書いてあるとおりでございます。
◆21番(岡崎春雄議員) 教育長、はっきりしましょう、はっきり。というのは、私、登壇で敬天さんの新聞を一応読ませていただきました。そこで、敬天新聞に書いてあることは、その議員さんと、それから教育長、秋山さんは、それに対して、そういうことはないということで、そういうことがあったなんて書いていないです。だから、それを事実かどうか、それだけで結構です。その書いてあることがどうかということを再三、再答弁願いたいと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  私も、これ、いただいているんですけれども、この不祥事を隠ぺいするために、その議員はバッジを振りかざして云々と。教育委員会委員長や教育長に対して、内密にするよう指導し、目撃者を買収しようというものであるということで、先ほど議員が登壇で読まれましたですけれども、秋山教育長は、校内暴力については認めているが、隠ぺい工作については否定しているというふうに私取材されましたから、そのとおりここには書いてある。ですから、ここに書いてあるとおりでございます。
◆21番(岡崎春雄議員) 何かすっきりしないんですけれども、そのとおりであるようでございますので。それでは、その1月17日に、その現場にいた他の生徒ですけれども、他の生徒も何かけがはなされたようなこと、ちょっと今申しておられましたけれども、私、それは初耳なんですよ。もうちょっと詳細に説明を願いたいと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  それは、教育委員会でも後から知り得たことですが、学校には棒状の磁石があるんです、黒板に紙を張ったりする。30センチメートル程度ですけれども、その棒状の磁石を、当該生徒は教師の方に投げたと、向かって投げたのが、手から外れたんだと思いますけれども、それが男子のもも、足ですね、それから、女子生徒の背中に当たったということで、大事をとって親御さんが病院に行ったと。打撲という診断を受けたということは聞いております。
◆21番(岡崎春雄議員) では、その現場にいた男子の生徒と女子の生徒は、一応打撲ということで今おっしゃいました。どのくらいの、診断書か何かおとりになってあれしたのか。どのくらいの傷だったのか、その辺をちょっとお願いいたしたいと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  診断書などをとったかどうか、ちょっと定かではないのですが、全治何日かということについても、ちょっと定かではないのですが、打撲ということであったということを聞いております。
 大きなけがにはならなかったように感じております。
◆21番(岡崎春雄議員) 私、教育長にお願いをいたしたいと思います。と申しますのは、今後の生徒の指導に当たって、先ほど、反省文を行ったとかいうこともお話しをしておりましたけれども、やはり、積極的に私は教育相談などもこれから心がけてもらいたいと、そのように要望をしておきます。
 それから、加害者の保護者の方から、教育長、または被害教師に対して、何か謝罪はありましたか、その辺をちょっとお答え願いたい。
◎秋山亜輝男 教育長  登壇でも申し上げましたが、保護者は、直ちに学校に赴いて、事故の内容を知って、当該生徒とともに、その先生に対して謝罪をしたということを聞いております。そのほかの日にも、両親で、その先生方に対して謝罪をしたということを聞いております。
○染谷一子 議長  教育長にはという、今、質問でしたが。
◎秋山亜輝男 教育長  私は、直接会話をしておりません。
◆21番(岡崎春雄議員) そうしますと、両親が被害のあった先生、教師には一応謝罪に行ったということで、教育のトップリーダーである教育長の秋山さんには謝罪がまだ来てないというご理解でよろしいですか。
◎秋山亜輝男 教育長  はい。直接聞いておりません。
◆21番(岡崎春雄議員) そうすると、教育委員会として、被害に遭った先生方への対応、さらには、被害に遭った先生方の現状、要するに、今、どのように、鼻が、10何発も殴られて、そして鼻の骨が折れるような、そういう大けがをしておるわけですけれども、そういう問題等に含めて、何か教育長の方は対応策とかそういうものはとっておりますか。
◎秋山亜輝男 教育長  教諭は2人いたわけですが、1人は多く殴られた先生でありますが、この教員は、翌日の1月18日から1月28日、日曜日ですが、28日まで、土日を入れて11日間休みをとっております。
 そして、たしか、診断書をとったようですが、私は直接、個人情報ですから見ていませんが、それによると、1カ月ぐらいは経過観察というようなことがあったようやに聞いております。もう一人の教諭は、休みはなしで、翌日から出勤しております。
 特に、大けがをした先生は、11日間休みをとったんですが、29日が月曜日だったんですが、その日には学校に来て、平常勤務をしております。ただ、その先生に対して、多くの生徒が、先生の気持ちはわかるよと、先生に対して激励をするというか、いろんな慰めといいますか、先生よく耐えたねとか、がんばってねとか、先生の気持ちはよくわかるねというような、そういう声があったと、かかっていたということは、学校から聞いております。
 今、しっかりと社会科の授業をやっております。そういう状況であります。
◆21番(岡崎春雄議員) 先ほど、私は、登壇で申し上げましたけれども、私も議員歴は24年間です。24年間議員をしておりますけれども、やはり私の耳に入ってくるということは、いろいろなことが、今この暴力事件、暴行事件ということで、これのことで入ってきております。各父兄の方々も数多く知人もおります。
 そんなことから、やはり、親御さんにすれば、これは大変な問題なんですよ。やはり、先生に手を上げるということは、やはり、かわいい自分たちの子供を学校に、第二中学校に通わせている、うちの子供に被害があるのではないかな、またという、そんなことも聞き及んでおります。そして、非常に心配でしようがないと、何とか、そういうものを絶対排除してほしいんだということを、非常に私のところに強く要望されておる方も数多くおるわけでございます。
 やはり、教育というものは、預ける方、預けられる方が、本当に一体となって、教育に享受することが私は必要ではないかと思っております。
 そして、また、教育長にお尋ねをいたしたいのですが、この問題について、学校長、各中学が3つあります、その校長さんとのいろんな話し合いはしたことがありますか。もし、あったとしましたらば、その内容をお願いいたしたいと思います。
 あわせて、学校のPTAの保護者の方、そういう方々ともお話し合いをしたことがございますか。いろんな申し入れがあったことがあろうかと思います、私は。そういう問題がありましたらば、ひとつご答弁をお願いしたいと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  校長会等で、このことについては、まず当該二中の校長から、校長先生方に話が出ておりまして、こういうことが二度とないようにということで、どこの学校でも、暴力については毅然として厳しく対応していきましょうという話し合いは、当然されております。
 また、保護者の皆さん方と学校は、いろんなところで話し合いといいますか、このことについての報告や内容的な状況についての話し合いはあったかと思います、PTAの役員会等で。
 あとは、市長面会日に、1学年の保護者の方が見えて、市長並びに私が面談をいたしました。
◆21番(岡崎春雄議員) 私は、今この日本、我が国では、本当にこれまでにない激しい変化の時代であると思っております。少子高齢化や経済不況など、当面する課題を解決し、明るい社会を創造するためには、社会の存在基盤となる優秀な人材の育成にかかっていると思っております。
 教育は、国家百年の計をなすという言葉がございます。一国の将来は教育にかかっていると言っても私は過言ではないと思っております。
 よく、教育問題が出ますと、「米百俵」という言葉をお聞きいたします。これは、幕末の戊辰戦争の頃、領民が食べるものに、やはり困っていた長岡藩が、他藩から援助を受けた米百俵を、今食べるより、百俵の米より、本当に子供たちの学問をということで、教育に生かし、後々、優秀な人材を出し、地域の繁栄に役立った、これは、本当に有名な話であります。いかに教育が大切かということであります。
 私の子供のころは、社会で生きていくために、必要な知識やルールを教えていただく学校の先生に対しては、だれもが先生に対して尊敬の念を持って日々過ごしていたことを私は思い出します。
 私は、この教育というものを、この事件、今、二中の事件、これを機に、やはり考え直す必要はあると思います。
 先ほども申し上げましたけれども、やはり、父兄の方、保護者の方、非常に心配をしていると思います。そのような意味からも、やはり私は、教育問題、非常に大変だと思います。いじめがあれば、いじめは学校の先生に全部責任があるということもよく言われておりますけれども、私はそうは思いません。やはり、先ほども登壇で私は話をしましたけれども、やはり、この問題というのは、家庭が責任を持って教育をしていくことが一番大切ではないかと私は思っております。
 そこで、田中市長に、私お聞きをいたします。
 この問題は非常に大きな問題で、やはり保護者の方々、非常に心配をしております。そして、先生方も大変だと思います。そんなことから、田中市長は、この蕨の行政のトップであります。トップリーダーとして、私は、どのように田中市長はこの事件を感じたか、そういうものを含めながらひとつご答弁をお願いいたしたいと思います。
 また、保護者の方々が、先ほど教育長が市長面会ということで来たようで、教育長もご一緒にそこに立ち会ったと今お話がありましたけれども、その来庁されて面会をされたということでありますので、市長の方からそのような中身の問題、こういうことを要望していると、やはり保護者の声をこういう厳粛なこういう場所で、私は、どういうものを学校の保護者の方が求めているか、それも、やはりトップリーダーである首長として、私はここで市長の答弁を求めたいと思います。
   〔田中啓一市長 登壇〕
◎田中啓一 市長  実は、この事件、聞きまして、私びっくりしたんですけれども、なぜびっくりしたかというと、私は、学校の暴力事件というのは、大体先生が、言うことを聞かない生徒を懲らしめるため、ついかっとなって生徒を暴力によって指導するとか、そんなことが通例でありまして、生徒が先生を殴る、ましてや、医者へ行かなければいけないような傷を負わせたと、今、質問にされた鼻骨を骨折したと、これは相当な衝撃があったんだろうと思いますけれども、その事件を聞きまして、私はその事件にびっくりしました。生徒が先生を殴ったと、それも生半可な殴り方ではなくて、鼻骨を折る、骨折を起こす、相当なこれはことだった、事件だと思うので、そういうことでびっくりしました。
 ところで、こんなことがあってはならないことでありまして、私は、古い人間でございますから、昔は、子供たちが修身とかいろんなことを習いました。岡崎議員もおっしゃっておりましたけれども、三歩下がって師の影を踏まずと、そんなことわざがあるように、それこそ先生の影も踏んではいけないと、これは大げさでありますけれども、そのくらい先生というのは尊敬もされ、尊敬もしなければならない。それが、生徒が暴力をもって先生を倒したと、これは大変な世の中になったなと、学校はどういう状態になっているのだろうと思いました。
 ところで、父兄の皆さんが、私の面会日、市長の面会日がございますから、そのときに、この問題について市長の意見を聞きにまいりました。私、内容よくわかりませんでしたから、これは教育長を呼んで、よく事件の内容を私も掌握しなければいけないという形で、教育長に来ていただいて、教育長が中心になってやりました。
 そこで、父兄の皆さん方は、何か小学校の時から私たちの子供は同級生ですと、その前にも、小学校のときにもいろいろそういう問題が、小さな問題であったけれどもありましたと、そういうことを言っておりました。中学へ来て、今度はあの大きな問題が起きたと、これについては、何か市長は善処してくださいと、そういうお話でございました。
 私は、そのとき申し上げたんですけれども、こういう暴力を振るう、学校を乱す、こういう生徒はやはり精神的異常があったり、いろんな問題があるので、正常な学級には入れておくと、また起きるのではないかと。ですから、ほかへ入れなければいけないこともあり得るのではないかと。しかし、そういう施設はあるようでありますけれども、ただ、初めての案件でございますし、そういう人を生徒を、ただ単に一つの事件が起きたからこの学校に置けないと、そういうことはできませんので、とにかく、特別に先生を1人つけてくれと。これもちょっと正常にやっているところに、何かこう用心棒と言ってはおかしいんですけれども、暴力を起こさないために、先生をつけるというのも、これまた異常な教室、異常な教育になりますので、これも、生徒にとっては非常に将来ともにいろんな形で学校中の障害になってくるだろうと。助手として、多少はいいけれども、そういうことはちょっと難しいだろうと。
 ですから、これから、学校中で、教育者としての何ていいますか力を発揮して、そういう生徒ができないようにやっていただきたいと、そんな願いでありました。そのときに申し上げました。もし、この次、こういう問題が同じ生徒によって起きたならば、これは中学校には置けませんと、そのときは、私が教育委員会に、教育委員会が反対しても、教育委員会に言って、生徒を学校から排除する、そして、しかるべき施設に行っていただくと、そういうことをお約束申し上げました。
 1人の子供が暴れただとか、問題が起きたんですけれども、今の時点をとらえてそういう処置はちょっと早計かなと、そんなことで決断をしたわけであります。
 そんな状態でございまして、父兄の皆さんも大変心配して、何とかしてくれよと、そういうお顔をしておりましたけれども、私としても何ともできませんけれども、そういうことをやりますと、そういうことを処置でしますということでお帰りを願ったわけであります。ひとつ、これは、学校中で先生方も気をつけなければいけないけれども、父兄の話も出ましたけれども、少年法で刑法には触れないかもしれませんけれども、少年法というのは、学校が子供も何ていうか保護する、また親も責任持って子供の行動を監視する。言いかえれば、子供には子供が犯した罪も、親、学校がやはり責任を持たすと、それが少年法の大筋だと思います。
 そういうことでございますので、これからも、ひとつ父兄、学校、先生方、ひとつ十分に注意をしながら、二度と起こさないようにひとつご配慮を願いたいと思います。
◆21番(岡崎春雄議員) どうも、市長、ありがとうございました。
 私は、やはり、この問題はその生徒の親がしっかりとしていただかなければならないと思っております。そして、先ほど私登壇で申し上げましたが、今、市長もちょっとお話が出ましたけれども、昔から、三尺下がって師の影を踏まず、あるいは七尺去って師の影を踏まずといった格言がございます。先生に随行するときは、本当に三尺下がって従い、そして、先生の影を踏まないように、弟子や生徒は、常に先生を尊敬し、礼儀を失わないようにして教えを受けなければならないということを、私は教育をされてきたわけでございます。
 そして、教師には、やはり次世代を担う児童生徒の育成という大きな使命があります。教育を教える人、教育を受ける人が、安全で安心して享受できる学校に私はなってほしいと思います。これは要望をさせていただいておきます。
 私も、まだまだいろんなことで教育長にいろいろいきたいと思いますけれども、教育長自体もやはりなかなか答弁のしにくいことも立場上あろうかと思います。しかし、ものをはっきりと言うことがやはり私は必要ではないかと思っております。
 そんなわけで、教育長にいま一度私がお聞きをしたいと思います。教育長は、この問題に対しまして、いろいろな面で、教育長、教育長ということで、責められたり、いろんなことがあろうかと思います。教育長の実感を今お話しを願えればと思います。
◎秋山亜輝男 教育長  蕨市には3中学校あるわけですが、一中、二中、東中と。この3中学校、特にこの二中においても、私は、全国に誇れる中学校だと思っています。私も校長をやってきました。他市の、旧浦和市でも校長をやってきました。そういう中で、この蕨市の3中学校とも、全国に誇れる、具体的に言いますと、3月15日の卒業式、第二中学校の卒業式に議員さん方も大勢来賓として招かれておいでになったと思います。私も行っておりました。
 あの卒業式を見るだけでも、全国に誇れる中学校だと。一中も東中もそうだったんです。きちっと3年生は、「仰げば尊し」を3番まで歌って、会場の皆さんと、1番は3年生が歌うわけですけれども、その「仰げば尊し」しっかり歌って、涙をこぼしながら先生方にお礼を言って出ていきました。卒業していきました。そういう学校であります。
 ですから、この対教師暴力というようなことはありましたせすけれども、この荒れた学校で起きた事件ではありません、事故ではありません。よく、校内暴力といいますと、本当に、指導が通らないという状況で、生徒や子供たちが、もう先生の言うことを全く聞かない状況での対教師暴力とか校内暴力が起きるわけですから、そういうことは全くありませんで、この学校、3校ともそうですけれども、全く荒れた状態はありません。みんな、生徒たちは一生懸命、部活、授業、しっかり受けてやっております。
 ここに、二中の校長が、この事故の後、直ちに学校だよりを書いたんですけれども、この校長の気持ちというか、苦悩のあらわれが出ております。荒れた学校ではないのにこういうことが起きてしまったということの苦悩ですが。時間をおかりして朗読させていただきます。
 厳しい寒さが続きますが、早いもので、もう2月です。平成18年度も、残すところあと2カ月となりました。3年生は高校入試が始まりました。今まで努力し、蓄えた力を十分に発揮して、3年生全員が自分の希望をかなえられることを願っています。2年生は、2月末に、早蕨幼稚園で保育実習を行いました。幼い子供たちに囲まれて活動する姿から、優しさとたくましさを感じました。この貴重な体験をもとに、最上級生になるための心構えを身につけてもらいたいものです。1年生はスキー体験教室です。菅平高原での3日間、スキー体験を通して、自然と触れ合い、人間関係を深め、学年のまとまりを高めてもらいたいものです。
 このように、二中生の一人一人が目標を持ち、充実した学校生活を送っているわけですが、先日、暴力事故が起こってしまいました。非常に残念なことです。暴力行為は、絶対にあってはならぬことです。暴力行為は、絶対にやってはならぬことです。暴力によって人が人を傷つけること、これは、人間として絶対にあってはならぬことです。
 人はさまざまなことを学習することにより、感情をコントロールする理性を身につけることができます。この、人間として生活していく上での極めて大切な理性を身につけるために、我々は日々学習していると言ってもいいわけです。また、人は、学習することにより言葉を獲得し使うことができます。この言葉によって、自分の感情、思い、考えを相手に伝えることができます。言葉をうまく使うことにより、お互いの感情のもつれを解消し、争い事にならないようにすることができます。人は、理性によって、うまく感情をコントロールし、そのコントロールされた感情を言葉によってうまく相手に伝えることにより、暴力に訴えるという行為はなくなるのです。
 繰り返します。暴力によって相手を傷つけることは、人として、絶対にやってはならぬことです。生徒一人一人に、毎日の学習を通し、理性と言葉をしっかりと身につけさせ、暴力のない、今以上明るい楽しい二中を築き上げていく所存です。保護者、地域の皆様のより一層のご理解、ご協力、ご支援をよろしくお願いします。
 一生懸命自分の考えを述べて、これを伝えているわけです。
 そこで、その当該生徒への対応に関してでございますけれども、学校も全力を尽くして、二度とこういう事故がないようにということで、さまざまな手だてを組んでおります。今までもやってきたんですが、一層それを強めようということでやっております。
 以下が当該生徒への対応でございますけれども、いかなる場合でも、ほかの生徒や教師に暴言を吐いたり、暴力を振るわないことを、さらに、教師の指導、指示に従うことを約束させたと。
 また、当該生徒の家庭との連携を密にし、一丸となって、学校と家庭が一丸となっていなければ、共通理解に立っていなければ、この指導はうまくいかないわけですが、それを一丸となってやっていくということを改めて確認したと。校長、教頭は、さらに1学年職員が、授業のない時間を利用して、可能な限り教室訪問等を行い、当該生徒の学習や生活の様子を把握するように努めている。定期、あるいは臨時の生徒指導委員会教育相談部会、学年会を通して、当該生徒に関する情報の共有化を図るとともに、学級担任や教科担任等を通して、適切な指導や対応がなされるように努めているということで、いずれにしても、家庭との連携を密にして、学校と家庭が一丸となって、一体となって、この当該生徒への指導、対応を学校は続けているところであります。教育委員会としても、スクールカウンセラーを派遣したり、指導主事を派遣したり、いろいろと対応については、指導、援助をしているところであります。
◆21番(岡崎春雄議員) 今、教育長から、二中の校長さんの切実なる私は言葉であると思います。私も、大変な問題が起き、非常に校長さんも大変な思いをしておると思います。
 実は、3月15日、今、卒業式の話が出ました。第二中学校の卒業式に私も来賓としてお呼ばれをさせていただき、あの第二中学校で、二中の校歌の中にも、やはり「恩師」という言葉がありました。私も、声を大にして、一緒に合唱をさせていただきました。そして、また、この第二中学校の式が始まるときに、先生の司会の中で、これから卒業生が入場します、そしてそこで、来賓の方々に、拍手、それは、厳粛なる卒業式をやりたいということで、拍手はやめてほしいということで、私は、緊張感を持ってその卒業式に参列をしてきたわけであります。生徒を見ましても、卒業生、そして在校生、すばらしい生徒ばかりでございます。
 いろいろな面で、私は、絶対に、これからは学校内において暴力を振るうようなことのないように、教育長を初め、教育者の方々、そしてさらには保護者の方々と一丸となりながら、第二中学校ここにありと、すばらしい学校にしていただきたいと思います。
 いろいろまだまだ話をしていますと、私は聞きたいことはたくさんあります、その暴力に対しての。でも、長くなります。時間も、もう先ほどベルが鳴りました。そのような意味から、私はこの辺で一般質問を閉じさせていただきたいと思います。
 最後になりますが、32年間8期、田中市長がこの蕨市制のトップリーダーとして、数多くの功績を残してまいりました。来る5月31日で、田中市長も任期満了になります。勇退するに当たり、私は、心から感謝と敬意を表します。
 田中市長、ご苦労さまでした。
 あわせて、この3月をもって退職する酒瀬川功夫都市整備部長、新井英男教育委員会教育部長、高野政信市立病院事務局長、柿沼正二総務部参事、北村昇監査委員事務局長、以上6名の部長、参事さんの皆様には、この議会が最後となりますが、長い間、大変ご苦労さまでした。
   〔「水道部長、大山さん」と言う人あり〕
◆21番(岡崎春雄議員) 大山さん、失礼しました。大山さん、どうも。
 どうぞ、長い間、この議会も最後となりますけれども、大変ご苦労さまでした。
 今後は、十分健康にご留意をされ、一層のご活躍をされますることをお祈り申し上げながら、私の一般質問といたします。本当にご苦労さまでございました。ありがとうございました。
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△次会日程の報告
○染谷一子 議長  以上で、今議会における一般質問は全部終了いたしました。
 次回本会議は3月23日金曜日午前10時であります。時間厳守の上ご参集願います。
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△散会の宣告
○染谷一子 議長  本日はこれをもちまして散会といたします。
 ご苦労さまでございました。
午後1時47分散会
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