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埼玉県 蕨市

平成18年第 4回定例会−09月01日-01号




平成18年第 4回定例会

              平成18年第4回蕨市議会定例会
               議 事 日 程 (第1日)

                                 平成18年9月1日
                                 午前10時  開会
1.開  会
2.開  議
3.継続審査に対する委員長報告
 (1) 議会運営委員会委員長  小 林   正 議員
4.会議録署名議員の指名
5.会期の決定
6.諸 報 告
 (1) 議長報告
 (2) 市長報告
7.今議会受理の陳情
8.提出議案の上程、提案説明
 (1) 議案第63号 行政委員会委員等の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例
 (2) 議案第64号 蕨市消防団員の任用、給与、分限及び懲戒、服務その他身分取扱いに関する条例の一部を改正する条例
 (3) 議案第65号 蕨市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例
 (4) 議案第66号 蕨市議会議員及び蕨市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例
 (5) 議案第67号 蕨市国民健康保険条例の一部を改正する条例
 (6) 議案第68号 蕨市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
 (7) 議案第69号 蕨市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例
 (8) 議案第70号 蕨市総合社会福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例
 (9) 議案第71号 蕨市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例
 (10) 議案第72号 蕨市特別市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例
 (11) 議案第73号 蕨市老人医療費の支給に関する条例を廃止する条例
 (12) 議案第74号 蕨市身体障害者等訪問入浴サービス事業実施に要する費用の徴収に関する条例を廃止する条例
 (13) 議案第75号 平成18年度蕨市一般会計補正予算(第3号)
 (14) 議案第76号 平成18年度蕨市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 (15) 議案第77号 平成18年度蕨市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)
 (16) 議案第78号 平成18年度蕨市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 (17) 議案第79号 埼玉県市町村総合事務組合への加入について
 (18) 認定第 1号 平成17年度蕨市一般会計歳入歳出決算認定について
 (19) 認定第 2号 平成17年度蕨市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 (20) 認定第 3号 平成17年度蕨市老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について
 (21) 認定第 4号 平成17年度蕨市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 (22) 認定第 5号 平成17年度蕨市都市計画事業錦町土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
 (23) 認定第 6号 平成17年度蕨都市計画事業中央第一土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
 (24) 認定第 7号 平成17年度蕨市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 (25) 認定第 8号 平成17年度蕨市立病院事業会計決算認定について
 (26) 認定第 9号 平成17年度蕨市水道事業会計決算認定について
9.散  会


◇本日の会議に付した事件
 追加議案の報告及び上程
  議員提出議案第5号 今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対する出処進退を求める決議
 提案理由の説明
 追加議案に対する質疑
 追加議案の委員会付託の省略
 討論及び採決
 議会運営委員会委員の辞任
 議会運営委員会委員の選任



午前10時21分開会
◇出席議員 22名
  1番 梶 原 秀 明議員   2番 鈴 木   智議員   3番 尾 崎 節 子議員
  4番 庄 野 拓 也議員   5番 比 企 孝 司議員   6番 川 島 善 徳議員
  7番 山 脇 紀 子議員   8番 清 水 直 子議員   9番 新 藤 喜 六議員
 10番 今 井 良 助議員  11番 岡 田 栄 次議員  12番 田 中 鐵 次議員
 13番 須 賀 博 史議員  15番 松 本   徹議員  16番 志 村   茂議員
 17番 池 上 東 二議員  18番 染 谷 一 子議員  19番 小 林   正議員
 20番 一 関 和 一議員  21番 岡 崎 春 雄議員  22番 江 崎 茂 雄議員
 24番 堀 川 利 雄議員
◇欠席議員 な し

◇職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 長谷川 秀 一  事務局長      大久保 克 義  事務局次長
 坂 本   旻  調査係長      川 上 和 之  庶務係長


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
 田 中 啓 一  市長        田 島 照 男  助役
 山 田 悦 宣  収入役       秋 山 亜輝男  教育長
 岩 瀬 悦 康  総務部長      高 森 和 久  市民生活部長
 藤 田   明  健康福祉部長    酒瀬川 功 夫  都市整備部長
 大 山 秀 雄  水道部長      高 野 政 信  市立病院事務局長
 山 崎   徹  消防長       新 井 英 男  教育部長
 野 田 光 二  監査委員      天 野 博 行  行政経営担当参事
 川 崎 文 也  総務部主幹



△開会と開議の宣告
○染谷一子 議長  ただいまの出席議員は22名であります。
 所定の人員に達しておりますので、これより平成18年第4回蕨市議会定例会を開会いたします。
 直ちに、本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○染谷一子 議長  お手元に配付いたしました議事日程のとおり、本日の議事を進めます。
 なお、本日配付いたしました書類は、
 議事日程
 会期日程(案)
 議長報告第5号
 陳情文書表
 以上であります。よろしくご審議、ご参照のほどお願いいたします。
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△継続審査に対する委員長報告
△議会運営委員会委員長報告
○染谷一子 議長  最初に、今定例会にかかわる議会運営委員会委員長の報告を求めます。
 議会運営委員会委員長 19番 小林 正議員。
   〔19番 小林 正議員 登壇〕
◎19番(小林正議員) おはようございます。
 去る8月29日に、平成18年第4回蕨市議会定例会にかかわります議会運営委員会を開催いたしましたところ、次の事項が決定をいたしましたので、ご報告いたします。
 1、会期は、9月1日金曜日から9月26日火曜日までの26日間とする。
 2、質疑の発言通告は、9月5日火曜日の午後4時までとする。
 3、市長報告を含む一般質問の発言通告は、9月12日火曜日の午後4時までとする。
 4、委員会の開催日程は次のとおりとする。
 総務常任委員会、9月8日金曜日、午前10時、第1委員会室。
 環境福祉経済常任委員会、9月11日月曜日、午前10時、第1委員会室。
 教育まちづくり常任委員会、9月12日火曜日、午前10時、第1委員会室。
 以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○染谷一子 議長  以上で、議会運営委員会委員長の報告を終わります。
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△会議録署名議員の指名
○染谷一子 議長  次に、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第81条の規定により、私から指名いたします。
 15番  松 本   徹 議員
 16番  志 村   茂 議員
 以上2名の方にお願いいたします。
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△会期の決定
○染谷一子 議長  次に、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今定例会の会期を、本日1日から26日までの26日間とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、今定例会の会期を、本日1日から26日までの26日間とすることに決しました。
 なお、議案に対する質疑の発言通告は、9月5日火曜日の午後4時まで、市長報告を含む一般質問の発言通告は、9月12日火曜日の午後4時までに、本職あてご提出願います。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△休憩の宣告
○染谷一子 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前10時25分休憩
午前11時09分開議
◇出席議員 22名
   1番     2番     3番
   4番     5番     6番
   7番     8番     9番
  10番    11番    12番
  13番    15番    16番
  17番    18番    19番
  20番    21番    22番
  24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
           (前に同じ)


△開議の宣告
○染谷一子 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△議会運営委員会委員長報告
○染谷一子 議長  ここで、議会運営委員会委員長の報告を求めます。
 議会運営委員会委員長 19番 小林 正議員。
   〔19番 小林 正議員 登壇〕
◎19番(小林正議員) ただいま、議会運営委員会を開催いたしましたところ、次の事項が決定をいたしましたので、ご報告いたします。
 1、追加議案について。
 (1)議員提出議案第5号「今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対する出処進退を求める決議」、(2)議会運営委員会委員辞任の許可及び議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、行う。
 以上2件については本日の日程に追加し、委員会付託を省略し、即決することに決定をいたしました。
 以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○染谷一子 議長  以上で、議会運営委員会委員長の報告を終わります。
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△追加議案の報告及び上程
△議員提出議案第5号の報告及び上程
○染谷一子 議長  最初に、20番 一関和一議員ほか9名から、議員提出議案第5号「今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対する出処進退を求める決議」が提出されております。
 この際、議員提出議案第5号についてお諮りいたします。
 本案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第5号を日程に追加し、議題といたします。
 直ちに追加議案の上程、提案説明に入ります。
 これより、議会事務局長をして朗読いたします。
 長谷川秀一議会事務局長。
   〔事務局長朗読〕
○染谷一子 議長  以上、朗読のとおりであります。
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△提案理由の説明
△議員提出議案第5号の提案理由の説明
○染谷一子 議長  直ちに、提案理由の説明を求めます。
 20番 一関和一議員。
   〔20番 一関和一議員 登壇〕
◎20番(一関和一議員) おはようございます。
 20番 市民連合の一関和一でございます。
 私は、議員提出議案第5号「今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対する出処進退を求める決議」に対し、案文の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。
 今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対する出処進退を求める決議。
 去る平成18年7月20日、21日の両日、第68回全国都市問題会議が札幌市において開催され、蕨市議会からも議員6名が6月定例会の議決により随行職員2名とそれぞれ参加した。
 そのうち4名の議員が20日の会議日程の午後の部において会議を抜け出し、予定外の小樽市を観光したことが判明した。
 そこで、当該議員は、それぞれの事実を認め、公費の一部を返還し、その後、石毛由美子議員は8月9日付けで議長宛に議員辞職願を提出した。
 蕨市議会としては、一昨年も常任委員会の行政視察中、私的に福岡競艇に出掛けたとして住民から監査請求を受け、平成18年5月31日付けでさいたま地裁より、違法公金支出請求事件の判決があったばかりで、6月20日には、「不祥事の再発防止を図ること」を議会の決意として表明している。にもかかわらず、このように度重なる出張先における不祥事は、極めて重大で、言語道断であり、議員辞職に値する。
 よって今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対しては、議員の品位と信頼を大きく失墜させた責任は重大であり、真摯な態度で世論の批判を受け入れ、公式謝罪を行い出処進退を明らかにする事を求めるものである。
 平成18年9月1日。埼玉県蕨市議会。
 以上、議員各位には、全員がご賛同していただくよう、切にお願い申し上げます。
○染谷一子 議長  以上で、提案理由の説明を終わります。
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△休憩の宣告
○染谷一子 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前11時17分休憩
午前11時17分開議
◇出席議員 22名
   1番     2番     3番
   4番     5番     6番
   7番     8番     9番
  10番    11番    12番
  13番    15番    16番
  17番    18番    19番
  20番    21番    22番
  24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
           (前に同じ)


△開議の宣告
○染谷一子 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△追加議案に対する質疑
△議員提出議案第5号に対する質疑
○染谷一子 議長  これより追加議案に対する質疑を行います。
 議員提出議案第5号を議題といたします。
   〔何事か言う人あり〕
○染谷一子 議長  これより、追加議案に対する討論を行います。
 議員提出議案第5号を議題といたします。
 本案について討論の通告がありましたら、ご提出ください。
 本案については、討論の通告がありません。
 よって、通告による討論を終わります。
   〔何事か言う人あり〕
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△休憩の宣告
○染谷一子 議長  暫時休憩させてください。
午前11時18分休憩
午前11時20分開議
◇出席議員 22名
   1番     2番     3番
   4番     5番     6番
   7番     8番     9番
  10番    11番    12番
  13番    15番    16番
  17番    18番    19番
  20番    21番    22番
  24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
           (前に同じ)


△開議の宣告
○染谷一子 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△追加議案の委員会付託の省略
○染谷一子 議長  ここでお諮りいたします。
 議員提出議案第5号について、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。
 これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第5号について、委員会付託を省略することに決しました。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△休憩の宣告
○染谷一子 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前11時21分休憩
午前11時21分開議
◇出席議員 22名
   1番     2番     3番
   4番     5番     6番
   7番     8番     9番
  10番    11番    12番
  13番    15番    16番
  17番    18番    19番
  20番    21番    22番
  24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
           (前に同じ)


△開議の宣告
○染谷一子 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△討論及び採決
△議員提出議案第5号の採決−可決
○染谷一子 議長  これより、討論、採決を行います。
 議員提出議案第5号「今井良助議員、田中鐵次議員、池上東二議員に対する出処進退を求める決議」を議題といたします。
 本案については、討論の通告がありません。
 よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○染谷一子 議長  起立多数であります。
 よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△議会運営委員会委員の辞任
○染谷一子 議長  次に、議会運営委員会委員の17番 池上東二議員から委員の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 この際、議会運営委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、この際、議会運営委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題といたします。
 お諮りいたします。
 17番 池上東二議員の議会運営委員会委員の辞任を許可することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、17番 池上東二議員の辞任を許可することに決しました。
 17番 池上東二議員の入場を求めます。
   〔17番 池上東二議員 入場〕
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△議会運営委員会委員の選任
○染谷一子 議長  ただいま、議会運営委員会委員1名が辞任したため、欠員が生じました。
 お諮りいたします。
 この際、議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、選任を行いたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、この際、議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、選任を行います。
 お諮りいたします。
 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員会委員に3番 尾崎節子議員を指名したいと思います。
 これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○染谷一子 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしましたとおり、議会運営委員会委員に3番 尾崎節子議員を選任することに決しました。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△諸報告
△議長報告
○染谷一子 議長  次に、諸報告に入ります。
 最初に、議長報告でありますが、別紙議長報告書をもって報告にかえます。
 なお、資料は事務局に保管してありますので、ご閲覧ください。
 次に、去る8月9日、14番 石毛由美子議員から議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日付でこれを許可したことをご報告いたします。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△市長報告
○染谷一子 議長  次に、市長報告を行います。
 田中啓一市長。
   〔田中啓一市長 登壇〕
◎田中啓一 市長  本日、平成18年第4回蕨市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆さんには、何かと大変お忙しい中、お集まりをいただき、厚くお礼を申し上げます。
 さて、今議会でご審議いただく案件は、条例案12件、補正予算案4件、決算認定9件、その他1件の計26件であります。いずれも重要な案件でありますので、慎重なるご審議をいただきまして、ご議決くださるようお願いを申し上げます。
 それでは、ここで、さきの定例会から今日までの市政の取り組みや当面する課題など、5点につきましてご報告を申し上げまして、議員各位を初め、市民の皆さんのご理解をいただきたいと思います。
 まず、第1点目は、錦町地区の公共下水道整備についてご報告を申し上げます。
 錦町地区の公共下水道は、これまで汚水整備を優先して行ってまいりましたが、土地区画整理事業の進行に合わせて、昨年、「下水道法」による雨水事業の認可を取得することができましたので、今年度から雨水整備を行うことができるようになりました。
 そこで、当面は、区画整理事業との整合性を図りながら、雨水整備の根幹となる幹線を主体に整備を進めてまいりますが、その初めとして、錦町2丁目地内の富士見公園野球場の管理事務所前から、都市計画道路元蕨法ケ田線との交差点まで、道路延長101.9メートルにわたって最大級の大きさとなる縦横それぞれ内寸3メートルのボックスカルバートを埋設することにいたしました。
 この整備によりまして、錦町地区の雨水対策が進むものと大いに期待をしております。
 なお、工期は、今月上旬から本格的な工事に着手いたし、約6カ月間の工期を予定しております。工事期間中は、通行にご不便をおかけいたしますが、市民の皆さんの生活の向上と水害を防止する極めて重要な雨水対策でありますので、皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。
 次に、第2点目は、学校施設の耐震化の推進について報告を申し上げます。
 関東や東海地方では、いつ大きな地震が発生しても不思議ではないと言われておりますが、地震などの災害発生時に、児童や生徒の安全を確保することはもとより、防災拠点として機能できるよう、学校施設を整備することは、緊急の課題となっております。
 そこで、学校施設の耐震化を進めるために、昨年度と今年度にわたり、全小中学校の耐震化優先度調査を実施いたしました。
 その結果、昭和46年以前に建築された校舎は、耐震化の優先度を示す5段階中、最も優先度が高いランク1という結果でありました。また、昭和47年から56年までに建設された校舎などを対象に実施いたしました今年度の調査では、第2中学校の4階建て教室棟を除いて、優先度ランクは2から4という結果でありました。また、2年度にわたり調査をした体育館は、10棟すべて優先度ランクが3と4で、比較的優先度が低い結果となりました。
 こうした調査結果に基づきまして、今議会に耐震診断を行うための補正予算をお願いしているところであります。
 そして、来年度以降は補強のための工事設計を行い、その後、実際の補強工事に取りかかる計画であります。
 学校施設の耐震化は、児童・生徒の教育環境や市民生活の安全対策にかかわる重要な施策でありますので、今後も積極的に進めてまいりたいと考えております。
 次に、第3点目は、市民プールの管理・運営状況についてご報告を申し上げます。
 去る7月31日に、ふじみ野市のプールにおいて小学生の死亡事故が起こりましたことは、まことに痛ましく、公共施設の安全確保の大切さを改めて痛感をいたしました。
 蕨市には、中央と塚越地区に2カ所の市民プールがありますが、平成18年4月1日から指定管理者による管理運営を行っております。
 今年度は、7月8日から9月3日までの開設に当たりまして、吸排水口の鉄ぶたがボルトで間違いなく固定されているか、さらには監視員などの管理運営体制がしっかりしているかなど、利用者の安全確保の徹底を指示し、安全を確保した上でオープンをいたしました。
 しかしながら、ふじみ野市であのような事故が発生いたしましたので、早速、さらなる安全確認のために、指定管理者に対してふたの再確認や、吸排水口の吸い込み防止金具の二重取りつけなどを指示するとともに、必要な措置を講じる一方、利用者の皆さんには不安を与えないように、万全な安全対策を図っていることを掲示板などにお知らせをしております。
 また、小中学校のプールは、一部の学校を除いて8月4日にプールの指導期間は終了しておりますが、市民プールと同様の安全対策を実施いたしました。
 次に、第4点は、学校給食センターの調理業務の民間委託についてご報告を申し上げます。
 この民間委託は、「行政経営戦略プラン」に基づいて進めてきたもので、小中学校の2学期が始まる今月から実施いたします。
 調理業務を初め、配送業務やボイラーの管理業務などを一括して委託することで、学校給食運営の効率化と運営経費の大部分を占めていた人件費などの削減が図られるとともに、民間の持つ能力やノウハウを活用することにより、栄養豊富で児童・生徒の食生活の正しい理解と習慣をはぐくむ学校給食が、一層充実するものと思っております。
 なお、給食の献立作成や食材の選定、購入、衛生管理等は、これまでどおり市の職員で行いますが、6月に、株式会社東洋食品と委託契約を行った後、委託業者とは業務内容の確認や調理器具の取り扱い説明、そして作業基準の調整を入念に行ってまいりました。
 なお、試験操業も実施するなどして、調理業務などが円滑に移行できますよう万全の対応を図ってまいりましたので、これまでと同様に安全で安心、安定したおいしい学校給食が提供できるものと考えております。
 最後になりますが、第5点目は、「蕨市国民保護計画」策定に向けた取り組みについてご報告を申し上げます。
 「国民保護計画」は、万一、国外からの武力攻撃や、大規模なテロが発生した場合に、国や県、関係機関などと連携、協力して、迅速に住民が避難できることや、被災住民の救援、そして被害を最小限にとどめるための具体的な指針となるものです。
 現在、「国民保護計画」の策定に向けて、市の職員による「蕨市国民保護関係条例及び計画策定に伴う庁内検討会議」で、調査・研究を進めておりますが、新たに国民の保護のための措置に関する施策を総合的に推進するとともに、計画の策定について諮問する機関として、昨日、「蕨市国民保護協議会」を設置したところであります。
 この協議会は、「国民保護法」で定められている指定地方行政機関の職員を初め、学識経験者や県職員などによる委員40名で構成されており、国民保護に関する幅広い議論を重ね、計画内容に対するご意見などを取りまとめていただくことになっております。
 今後は、この協議会を初め、市民の皆さんのご意見などを伺って、今年度中に「蕨市国民保護計画」を策定いたしまして、より一層市民生活の安全なまちづくりを進めていきたいと考えております。
 以上で報告を終わりますが、ひとつよろしくご協力のほどをお願い申し上げます。
○染谷一子 議長  以上で、市長報告を終わります。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△今議会受理の陳情
○染谷一子 議長  次に、今議会受理の陳情を議題といたします。
 今議会受理の陳情は1件であります。
 お手元に配付いたしました陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━
△提出議案の報告
○染谷一子 議長  次に、提出議案の上程、提案説明に入ります。
 今議会に提出されました案件は議案17件、認定9件の計26件であります。
 これより、議会事務局長に朗読させます。
 長谷川秀一議会事務局長。
   〔議会事務局長朗読〕
○染谷一子 議長  以上、朗読のとおりであります。
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△議案第63号〜議案第79号、認定第1号〜認定第9号の一括上程
○染谷一子 議長  議案第63号から議案第79号まで及び認定第1号から認定第9号まで、以上26件を一括議題といたします。
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△提案理由の説明
○染谷一子 議長  直ちに、提案理由の説明を求めます。
 田島照男助役。
   〔田島照男助役 登壇〕
◎田島照男 助役  ただいま、上程になりました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議事日程の順序に従いまして、まず条例案よりご説明申し上げます。
 議案第63号は、「行政委員会委員等の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正に準じまして、選挙長、開票管理者、投票管理者、投票立会人、選挙立会人及び開票立会人の費用弁償をそれぞれ改正するとともに、公職選挙法の一部改正に伴う期日前投票制度の導入により、期日前投票所の投票管理者及び投票立会人の費用弁償について、新たに定めようとするものであります。
 議案第64号は、「蕨市消防団員の任用、給与、分限及び懲戒、服務その他身分取扱いに関する条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、消防組織法の一部改正に伴い、条例中に引用されております法律の条項移動による条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第65号は、「蕨市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、議案第64号と同様の理由により、条例中に引用されております法律の条項移動による条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第66号は、「蕨市議会議員及び蕨市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、公職選挙法施行令の一部改正に準じまして、蕨市議会議員及び蕨市長の選挙において、候補者が選挙運動用自動車を使用する場合及び選挙運動用ポスターを作成する場合に支払う公費をそれぞれ改正するとともに、選挙運動用ポスターの作成枚数の限度を掲示場の数の「2倍」から「1.2倍」に改正しようとするものであります。
 議案第67号は、「蕨市国民健康保険条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、健康保険法及び健康保険法施行令の一部改正に伴い、改正しようとするものであります。
 この主な改正内容につきまして、ご説明申し上げます。
 まず、第1点は、70歳以上の現役並み所得者の前期高齢者について、医療費の一部負担金の割合を療養給付に要する費用の額の「10分の2」から「10分の3」に改正しようとするものであります。
 第2点は、被保険者が出産した場合における出産育児一時金の額を「30万円」から「35万円」に改正しようとするものであります。
 第3点は、被保険者の葬祭を行う場合に支給する葬祭費を「7万円」から「5万円」に改正しようとするものであります。
 あわせて条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第68号は、「蕨市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、障害者自立支援法の施行に伴い、現行、身体障害者福祉法及び知的障害者福祉法の規定による施設を、障害者自立支援法の規定による施設に変更するとともに、障害児施設に入所している者を新たに助成対象者に加えようとするものであります。
 あわせて条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第69号は、「蕨市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、県の補助金交付要綱の一部改正に伴い、児童福祉法第7条に規定する児童福祉施設に入所している者を、新たに支給対象に加えようとするものであります。
 あわせて条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第70号は、「蕨市総合社会福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、障害者自立支援法の施行に伴い、同法第77条に規定する地域生活支援事業としてデイサービス事業、相談支援事業、日中一時支援事業等の事業を実施するため、所要の改正を行おうとするものであります。
 あわせて条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第71号は、「蕨市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、公営住宅法施行令の一部改正に伴い、公募によらない入居が可能となる理由を拡大するとともに、精神障害者、知的障害者及び「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」に規定する配偶者からの暴力を受けた被害者について、単身で入居することができるようにするなど、施行令の改正に合わせた所要の改正を行おうとするものであります。
 あわせて条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第72号は、「蕨市特別市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、議案第71号「蕨市営住宅設置及び管理条例」の一部改正に伴い、当該条例の条項移動による条文の整備を行おうとするものであります。
 議案第73号は、「蕨市老人医療費の支給に関する条例を廃止する条例」であります。
 この条例は、県の老人医療費支給事業の対象となる昭和9年及び昭和10年生まれの者が、平成17年12月31日をもってすべて70歳以上となり、本市における対象者がいなくなったこと及び県の補助金交付要綱が廃止されたことに伴い、廃止しようとするものであります。
 議案第74号は、「蕨市身体障害者等訪問入浴サービス事業実施に要する費用の徴収に関する条例を廃止する条例」であります。
 この条例は、障害者自立支援法の施行に伴い、訪問入浴サービス事業の実施に要する費用について、市が徴収する方法から事業者へ直接支払う方法に変更となるため、廃止しようとするものであります。
 次に、議案第75号「平成18年度蕨市一般会計補正予算(第3号)」では、歳入歳出予算の総額に6,671万7,000円を追加し、総額を184億4,123万5,000円といたしました。
 歳出では、第2款総務費におきまして市庁舎の修繕及び市民会館改修工事、男女共同参画サポート研究委託料を追加計上するとともに、世代を越えた交流を通じて交通安全意識の高揚を図る世代間交流交通安全事業への補助金を新たに計上いたしました。
 第3款民生費では、障害者自立支援法により10月から始まるサービス経費や福祉総合システムの経費、地域包括支援センターの臨時職員賃金、国民年金のシステム修正委託料などを増額するとともに、高齢者福祉費では利用対象見込みに基づいて、介護保険特別会計との予算組み替えを図るほか、特別会計への繰出金について調整いたしました。
 第4款衛生費では、臨時職員の賃金や障害者自立支援法により、地域生活支援事業の経費を計上いたしております。
 第9款消防費では、旧市民プール管理棟に設置されておりました防災行政無線受信所の移設に伴う経費を新たに計上いたしました。
 第10款教育費においては、小学校4校、中学校1校の校舎耐震診断委託料のほか、県から委託される4つの学校教育事業の経費や、北町公民館並びに市民体育館の樹木剪定委託料などを計上いたしました。
 一方、歳入におきましては、国庫支出金においては、国民年金事務取扱費の委託金を追加計上し、県支出金では新たな県補助金交付要綱の制定に伴い、障害者福祉費補助金の組み替えを図るとともに、4つの学校教育事業の委託金を新たに計上するほか、前年度繰越金を追加計上し、財源の調整を図っております。
 次に、議案第76号「平成18年度蕨市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」では、歳入歳出それぞれ2億8,960万6,000円を増額し、総額を60億3,860万6,000円といたしました。
 歳出につきましては、従来の市町村共同事業であります高額医療費拠出金の対象が、レセプト1件70万円を超える医療費から80万円を超える医療費に変更されたことに伴い、拠出金の減額を計上する一方、10月から新しい制度として、レセプト1件30万円を超え80万円以下の医療費についても市町村共同事業を実施することになったため、新たに保険財政共同安定化事業拠出金を計上するものであります。
 また、議案第67号で説明いたしましたように、出産育児一時金と葬祭費の改正に沿った予算の増減のほか、システム改修費、療養給付費等返還金などを増額いたしております。
 歳入につきましては、歳出の高額医療費拠出金の減額により、国・県支出金を減額し、共同事業交付金は、新たに保険財政共同安定化事業交付金を計上するとともに、増額いたすほか、一般会計繰入金を減額して財源の調整を図っております。
 次に、議案第77号「平成18年度蕨市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)」では、歳入歳出それぞれ409万4,000円を増額し、総額を44億5,409万4,000円といたしました。
 歳出におきましては、医療制度改革に伴うシステム改修費を計上したほか、返還金を増額し、これに対する歳入として、前年度繰越金を増額し、財源の調整を図っております。
 次に、議案第78号「平成18年度蕨市介護保険特別会計補正予算(第1号)」では、歳入歳出それぞれ1億1,570万5,000円を追加し、総額を32億3,170万5,000円といたしました。
 歳出におきましては、人事異動後の人員に合わせた人件費に改めたほか、地域支援事業の利用対象見込みに基づいて予算の組み替えを行い、また、実績に基づいて介護保険給付費準備基金積立金と返還金を増額いたしました。
 一方、歳入では、それぞれの負担割合に応じて国県補助金及び支払基金交付金を増減したほか、一般会計繰入金並びに前年度繰越金の増額により、財源の調整を図っております。
 議案第79号は、「埼玉県市町村総合事務組合への加入について」であります。
 この議案は、平成18年9月30日をもって埼玉県市町村消防災害補償組合が解散することに伴い、従来、同組合で共同処理している事務について、引き続き埼玉県市町村総合事務組合で共同処理するため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
 引き続きまして、認定第1号「平成17年度蕨市一般会計歳入歳出決算認定について」ご説明を申し上げます。
 平成17年度の一般会計につきましては、179億円の当初予算に4回の補正を重ね、最終予算の総額は189億4,395万9,000円といたしました。
 執行事業につきましては、市民生活、福祉、教育の充実に向けた環境整備を重点事業とし、市民の皆さんが安心して快適に暮らせるまちづくりに取り組んでまいりました。
 その結果、決算額の総額は、歳入193億1,305万4,347円、歳出185億3,815万67円となり、歳入歳出差引額は7億7,490万4,280円となります。
 決算額を前年度と比較いたしますと、まず歳入総額では9.9%の減となっておりますが、前年度に実施した減税補てん債借りかえ分を除いた実質的な決算額との比較では2.1%の減となっております。
 科目別では、景気回復によって税収が増額となり、また、生活保護費負担金の大幅増により、国庫支出金もわずかながら増額となりました。一方で、国と地方の税財政改革、いわゆる三位一体改革の影響を受けて、地方交付税が減少しております。
 続いて、歳出におきましては、前年度に比べ10.5%の減となっておりますが、前年度の減税補てん債借りかえ分を除いた実質的な決算額との比較では2.5%の減となりました。
 主な普通建設事業は、公共施設のアスベスト分析調査並びに改修工事や知的障害者更生施設ハート松原の開設、防犯灯・道路照明灯の整備など、市民要望の高い事業や安全・安心を考慮した事業を実施してまいりました。
 次に、普通会計を基準とした財政指標を見てみますと、市税の徴収率は1.9ポイント増の91.0%、公債費負担比率は公債費支出の減少により0.1ポイント減の10.1%となっております。また、経常収支比率は、主に税収の伸びによって経常一般財源がふえた一方、退職手当の減額や人件費の抑制によって経常的経費が減少したことにより、3.4ポイント減の85.7%となっております。
 こうした財政指標が示すように、前年度に比べて定年退職者が少なかったことや、人件費の抑制や補助金の削減など行政経営戦略プランの成果により、経常収支比率は多少改善されたものの、扶助費は大幅に増加し続けており、財政構造の硬直化は依然として続いております。
 また、歳入では、税収が回復傾向を示しているものの、地方財政を取り巻く環境は三位一体の改革が進められる中、国庫補助負担金の一般財源化や地方交付税の削減など、大きな転換点のさなかにあります。
 市といたしましては、この改革の方向性や、依然として厳しい財政状況を踏まえながら、税収入の確保や受益者負担の適正化等財源の確保に努めるとともに、歳出においては、行政経営戦略プランの実施を初めとする行財政改革を強力に推進し、自立的な財政運営を行っていけるよう、行財政基盤の強化に努めてまいる所存であります。
 それでは、歳入の概要から順次ご説明申し上げます。
 第1款市税は、101億8,292万7,820円の収入済額であり、前年度と比較いたしまして5億1,456万3,140円、率にいたしまして5.3%の増となっております。
 配偶者特別控除や均等割の見直しなどの税制改正や、景気回復の影響により、8年ぶりに市民税が増収となったほか、固定資産税も、新増築による家屋課税の増などにより増収となっております。
 第2款地方譲与税では、国庫補助負担金改革によります財源措置として、所得税の一部を所得譲与税として税源移譲されたことにより、前年度と比較いたしまして45.8%増の4億828万円の収入済額となっております。
 第3款利子割交付金、第4款配当割交付金、第5款株式等譲渡所得割交付金、第6款地方消費税交付金、第7款自動車取得税交付金においては、地方税法の規定に基づき交付された額をそれぞれ収入いたしたところであります。
 第8款地方特例交付金は、恒久的な減税による地方税減収額の一部を補てんするものであり、収入済額は3億7,783万2,000円となり、前年度に比べ3.9%の減であります。
 第9款地方交付税では、普通交付税として13億3,542万7,000円、特別交付税として1億3,102万2,000円、総額で14億6,644万9,000円の収入済額となっております。
 普通交付税の算定では、固定資産税や所得譲与税の増によって基準財政収入額がふえた結果、交付額が前年度と比較いたしまして1億3,768万1,000円、9.3%の減となっております。
 この交付税の算定により、基準財政需要額と基準財政収入額の差が減少されましたため、財政基盤の強さを示す財政力指数は0.820から0.842へと上昇しております。
 第10款交通安全対策特別交付金は、前年度に比較いたしまして1.9%減の1,264万1,000円の収入済額となっております。
 第11款分担金及び負担金では、市民葬負担金や保育料負担金の増収などにより、前年度と比較いたしまして16.1%増の1億7,044万9,478円の収入済額となっております。
 第12款使用料及び手数料では、総合健康診査の利用料の増などにより、前年度と比較いたしまして2.3%増の3億2,897万5,668円の収入済額となっております。
 第13款国庫支出金では、生活保護費負担金の大幅な増額などにより3.0%増の20億2,496万7,461円の収入済額となっております。
 第14款県支出金では、緊急地域雇用創出事業が終了したことなどにより、前年度比1.3%減の5億8,681万6,694円の収入済額となっております。
 第15款財産収入は7,615万7,817円の収入済額となっており、第16款寄附金では、社会福祉資金や教育資金など、総額1,290万1,086円の寄附をいただいております。
 第17款繰入金では、公共下水道事業整備基金から5,000万円を、また、市民会館自主事業基金の廃止により300万円を繰り入れしております。
 第18款繰越金では、前年度繰越金として総額7億1,234万7,953円を収入いたしております。
 第19款諸収入は、10億1,252万2,370円の収入済額となっておりますが、このうち主なものは、前年度と比較いたしまして1億円減となる決算額4億円の戸田競艇事業収入や貸付金元利収入などであります。
 第20款市債では、減税補てん債や臨時財政対策債など、10億7,090万円を借り入れております。
 これによりまして、一般会計における平成17年度末の市債現在高は140億6,012万4,083円、平成16年度末と比較いたしまして1億271万5,815円の減額となっております。
 次に、歳出の主要施策につきましてご説明申し上げます。
 第1款議会費は、議会運営に要する経常的経費の執行でありますが、前年度に比較いたしまして3.3%減の2億6,069万4,269円の支出済額となっております。
 第2款総務費では、前年度に比較いたしまして11.0%減の23億4,220万2,639円の支出済額となっております。
 一般行政経費を執行したほか、防犯灯の設置や建てかえ、また、防災・防犯・環境対策などに係るまちづくり事業を推進する町会活動を補助する安全・安心きれいなまちづくり事業を初め、ドイツのリンデン市で開催された国際青少年キャンプへの派遣事業、平成18年度から市税等をコンビニエンスストアでも納付できるようにするためのシステム開発、国勢調査などが主な事業となっております。
 第3款民生費では、前年度と比較いたしまして3.6%増の63億882万9,440円の支出済額となっております。
 その主なものといたしましては、進む高齢化に対応して、新たな老人保健福祉計画等の策定や、ぴんしゃん教室の開催、介護サービス利用料の助成や配食サービス事業、けやき荘などへの高圧電位治療器の設置などを初め、障害者福祉では知的障害者更生施設ハート松原の開設や、障害者就労支援センターの設置のほか、支援費制度に伴う扶助費の充実を図ってまいりました。
 また、子育て支援施策といたしましては、地域で子育てを支援するファミリーサポートセンター事業を初め、地域子育て支援センター事業や子育て支援フェスタの委託など、きめ細かなサービスに意を用いてまいりました。
 第4款衛生費では、21世紀の健康づくり運動として健康わらび21計画を策定したほか、健康教育や相談などの事業を執行いたしました。また、総合健康診査や各種検診においては、乳房エックス線撮影装置を整備したほか、子宮がん検診の対象年齢を30歳以上から20歳以上に引き下げ、完全個別検診に改めるなど、一層の充実を図ってまいりました。
 さらに、環境分野においては、新たに環境配慮行動計画を策定して環境保全行動に取り組んだほか、生ごみ処理容器等の購入費補助や雨水貯留槽の設置費補助などの行政施策はもとより、各町会の皆さんにご協力をいただきながら、ごみの減量化や再資源化に努めてまいりました。
 その結果、衛生費の総額は19億510万6,307円の支出済額となっております。
 第5款労働費につきましては、勤労青少年ホームの運営や職業相談室「わらびパートサテライト」などに要する経費の執行となっております。
 第6款農林水産業費は、農業委員会の運営などに要する経費の執行であります。
 第7款商工費では、商工行政に要する経常的経費のほか、各種融資に係る預託金や観光行事委託料、消費生活相談に要する経費など、総額で2億6,015万7,814円の支出済額となっております。
 第8款土木費では、25億1,315万9,902円を支出いたしました。
 その主なものといたしましては、駅西口地区市街地再開発第1工区への事業費補助を初め、塚越跨線人道橋の補修や中央公園の改修工事、中央2丁目住宅の改修工事や戸田市への上戸田川整備事業負担金、さらには、土地区画整理事業や公共下水道事業特別会計への繰り出しを執行しております。
 第9款消防費では、災害に強い町の実現を目指し、8億510万7,115円を執行いたしております。
 その主なものといたしましては、自動体外式除細動器の購入や大型油圧救助器具一式を買いかえ、年次的に進めております災害対策用備蓄品及び備品の購入、消火栓の整備などであります。
 第10款教育費では、豊かな心を育てる教育や生涯学習の推進など、17億3,613万3,482円を執行いたしました。
 学校教育では、小中学校全校への冷水機の増設を初め、心の観劇事業や中学生ワーキングウィーク事業などのソフト事業、小中学校の校舎等耐震化優先度調査やアスベスト除去などのハード事業を執行しております。
 続きまして、生涯教育の推進におきましては、生涯学習推進計画を策定したほか、学びあいバンク活用推進事業やパソコンボランティア養成事業など、市民の皆さんを主体とした生涯学習の環境整備に努めたところであります。
 そのほか、成年式60周年記念事業や図書館の改修、合宿通学事業など、多様な事業を執行いたしました。
 第11款公債費は、前年度に実施した減税補てん債の借りかえに伴う償還を除いた実質的な公債費と比較いたしまして、4.2%減の14億3,436万4,665円の支出済額となっております。
 第12款諸支出金は、公営企業金融公庫納付金を初め、土地開発公社への利子補助や水道事業会計への出資金、さらには、財政調整基金や公共施設改修基金などへの原資積み立てなど、8億5,277万8,273円の支出済額となっております。
 以上で、一般会計歳入歳出決算の説明を終わります。
 なお、詳細につきましては、決算概要報告書あるいは関係資料を添付しておりますので、ご参照いただき、説明にかえさせていただきます。
 また、認定第2号以下第9号までの特別会計、企業会計の詳細につきましても、決算概要報告書あるいは事業報告書を添付しておりますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。
 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
 なお、お手元にお届けしてあります報告第5号及び報告第6号は、「損害賠償の額の決定について」であります。
 これは、地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして、昭和47年3月28日議会の議決により指定されました事項を専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものであります。
 以上で説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○染谷一子 議長  以上で、提案理由の説明を終わります。
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△次会日程の報告
○染谷一子 議長  これをもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 次会本会議は、9月7日木曜日、午前10時であります。時間厳守の上、ご参集願います。
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△散会の宣告
○染谷一子 議長  本日は、これをもちまして散会いたします。
 ご苦労さまでございました。
午後0時12分散会
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