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埼玉県 蕨市

平成18年第 3回臨時会−07月28日-01号




平成18年第 3回臨時会

              平成18年第3回蕨市議会臨時会

               議 事 日 程 (第1日)

                                 平成18年7月28日
                                 午前10時   開会
1.開  会
2.開  議
3.継続審査に対する委員長報告
 (1) 議会運営委員会委員長  池 上 東 二 議員
4.会議録署名議員の指名
5.会期の決定
6.提出議案の上程、提案説明
 (1) 議案第59号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 (2) 議案第60号 平成18年度蕨市一般会計補正予算(第2号)
 (3) 議案第61号 工事請負契約の締結について
7.提出議案に対する質疑
 (1) 議案第59号〜議案第61号
8.委員会付託
9.散  会



午前10時1分開会
◇出席議員 23名
  1番 梶 原 秀 明議員   2番 鈴 木   智議員   3番 尾 崎 節 子議員
  4番 庄 野 拓 也議員   5番 比 企 孝 司議員   6番 川 島 善 徳議員
  7番 山 脇 紀 子議員   8番 清 水 直 子議員   9番 新 藤 喜 六議員
 10番 今 井 良 助議員  11番 岡 田 栄 次議員  12番 田 中 鐵 次議員
 13番 須 賀 博 史議員  14番 石 毛 由美子議員  15番 松 本   徹議員
 16番 志 村   茂議員  17番 池 上 東 二議員  18番 染 谷 一 子議員
 19番 小 林   正議員  20番 一 関 和 一議員  21番 岡 崎 春 雄議員
 22番 江 崎 茂 雄議員  24番 堀 川 利 雄議員
◇欠席議員 な し


◇職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 長谷川 秀 一  事務局長      大久保 克 義  事務局次長
 坂 本   旻  調査係長      川 上 和 之  庶務係長


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
 田 中 啓 一  市長        田 島 照 男  助役
 山 田 悦 宣  収入役       秋 山 亜輝男  教育長
 岩 瀬 悦 康  総務部長      高 森 和 久  市民生活部長
 藤 田   明  健康福祉部長    酒瀬川 功 夫  都市整備部長
 大 山 秀 雄  水道部長      佐 藤 茂 範  市立病院長
 高 野 政 信  市立病院事務局長  山 崎   徹  消防長
 新 井 英 男  教育部長      野 田 光 二  監査委員
 天 野 博 行  行政経営担当参事  川 崎 文 也  総務部主幹



△開会と開議の宣告
○今井良助 議長  ただいまの出席議員は23名であります。
 所定の人員に達しておりますので、これより平成18年第3回蕨市議会臨時会を開会いたします。
 直ちに、本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○今井良助 議長  お手元に配付いたしました議事日程のとおり、本日の議事を進めます。
 なお、本日配付いたしました書類は、
 議事日程
 会期日程(案)
 議案付託表
 以上であります。よろしくご審議、ご参照のほどお願いいたします。
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△継続審査に対する委員長報告
△議会運営委員会委員長報告
○今井良助 議長  最初に、今臨時会にかかわる議会運営委員会委員長の報告を求めます。
 議会運営委員会委員長 17番 池上東二議員。
   〔17番 池上東二議員 登壇〕
◎17番(池上東二議員) おはようございます。
 去る7月25日、平成18年第3回蕨市議会臨時会にかかわる議会運営委員会を開催いたしましたところ、次の事項が決定いたしましたので、ご報告いたします。
 一つ、会期は、7月28日金曜日から7月31日月曜日までの4日間とする。
 一つ、質疑の発言通告は、7月28日金曜日の提案説明後の休憩中とする。
 一つ、委員会の開催日程は次のとおりとする。
 総務常任委員会、7月28日金曜日、本会議終了後、第1委員会室。
 以上で報告を終わります。
○今井良助 議長  以上で、議会運営委員会委員長の報告を終わります。
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△会議録署名議員の指名
○今井良助 議長  次に、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第81条の規定により、私から指名いたします。
 13番  須 賀 博 史 議員
 14番  石 毛 由美子 議員
 以上2名の方にお願いいたします。
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△会期の決定
○今井良助 議長  次に、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今臨時会の会期を、本日28日から7月31日までの4日間とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と言う人あり〕
○今井良助 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、今臨時会の会期を、本日28日から7月31日までの4日間とすることに決しました。
 なお、議案に対する質疑の発言通告は、本日提案理由説明後の休憩中、本職あてご提出願います。
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△提出議案の報告
○今井良助 議長  次に、提出議案の上程、提案説明に入ります。
 今議会に提出されました議案は3件であります。
 これより、事務局長に朗読させます。
   〔議会事務局長朗読〕
○今井良助 議長  以上、朗読のとおりであります。
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△議案第59号〜議案第61号の一括上程
○今井良助 議長  議案第59号から議案第61号まで、以上3件を一括議題といたします。
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△提案理由の説明
○今井良助 議長  直ちに、提案理由の説明を求めます。
 田中啓一市長。
   〔田中啓一市長 登壇〕
◎田中啓一 市長  長い梅雨が間もなく明けようとしている本日、第3回蕨市議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多用の中、早速ご参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 今回の臨時議会開会に当たりまして、先般21日に上田清司埼玉県知事が蕨市を訪問され、市内の企業と公共施設の2カ所を視察されましたので、そのことを若干報告申し上げます。
 この訪問事業は、知事が県内市町村の実情を視察して、県と市町村、あるいは県民の皆さんと交流を図り、県政の推進に役立てようと企画されたもので、とことん訪問という名称で実施されています。
 過去には土屋知事が2回、本市を訪れていますが、上田知事は今回が初めてということで、まずは蕨市の歴史を知っていただくため、歴史民俗資料館を午前9時半過ぎから30分程度視察をしていただきました。資料館では常設展示を中心にごらんをいただきましたが、その中で知事は、特に中山道蕨地区の模型を通して、宿場の様子に関心を持たれたようで、館長や学芸員の説明に熱心に耳を傾けておられました。
 そして、資料館に続いては、錦町2丁目にあります株式会社アクロスを訪問されました。この会社は、昭和62年に川口市で設立され、平成5年から生産増強のため、本社工場を蕨市に新設して今日に至っていますが、県の産学官提携による共同研究に参画していることから、今回の訪問となりました。
 会社の業務内容は、耐熱性にすぐれた素材を独自に開発して、それを使って宇宙航空部品や自動車部品などの製造資材を販売しています。知事はこうした製品の製造工程を視察し、会社役員による研究開発の取り組みについて説明を受けた後、県の企業支援事業などについて意見を交換されました。そして、11時過ぎ、蕨市の訪問を終えました。
 今回の訪問は時間の関係もあり2カ所だけとなりましたが、松本副議長や奥田県会議員にもご同行いただき、より内容の充実した視察になったものと考えております。
 知事には、視察や懇談などを通して、本市への理解を深めていただくとともに、市と県と一層の協力・協調を図ることを確認し合ったところであります。私は、こうした事業などを通して、県との連携を密にしながら、今後も蕨市市政発展に努力してまいる所存であります。
 さて、今議会に提案いたしました議案は、条例案1件、補正予算案1件、契約案件1件の計3件であります。いずれも急を要する重要な案件でありますので、慎重なるご審議をいただきまして、ご議決くださるようお願いを申し上げます。
 なお、議案に対する提案理由は、この後、助役からいたさせますので、よろしくお願いをいたします。
 以上をもちまして、臨時議会に当たりまして、ごあいさつといたします。
○今井良助 議長  田島照男助役。
   〔田島照男助役 登壇〕
◎田島照男 助役  ただいま、上程になりました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議事日程の順序に従いまして、まず、条例案よりご説明申し上げます。
 議案第59号は、「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」であります。
 この条例は、新たな臨床研修制度などの影響により、大学病院から派遣される医師の確保が困難になっている状況にかんがみ、産婦人科医師を確保する観点から、市立病院において午後5時15分から翌日の午前8時30分までの準夜間並びに夜間から早朝にかけて、分娩業務に従事した医師に対し、新たに分娩手当を支給しようとするものであります。
 次に、議案第60号「平成18年度蕨市一般会計補正予算(第2号)」では、歳入歳出予算の総額に102万7,000円を追加し、総額を183億7,451万8,000円といたしました。
 歳出では、第2款総務費におきまして、住民訴訟の判決に基づき、地方自治法第242条の2第12項の規定により、原告から請求のありました原告側弁護士報酬に対する補償金を新たに計上いたしました。
 一方、歳入におきましては、住民訴訟の判決に基づき、市に納入されました旅費等の返還金を増額するとともに、前年度繰越金を追加計上し、財源の調整を図っております。
 議案第61号は、「工事請負契約の締結について」であります。
 この議案は、錦町雨水管渠築造工事18−1工区にかかわる工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 蕨市の公共下水道計画については、錦町地区は分流区域となることから、平成17年3月に雨水事業認可を取得し、今年度から本格的な整備事業を進めていくことになります。その第1弾として実施いたしますこの工事では、富士見公園野球場の北側にオープンシールド工法により内寸の縦及び横が、それぞれ3,000ミリメートルのボックスカルバートを延長101.9メートルにわたって埋設するものであります。
 工事の入札に当たりましては、一般競争入札方式を採用し、会社の経営状況及び施工能力、完成工事高などをもとに総合的に審査される経営自己審査の総合判定値並びに工事実績などに関する要件を満たす業者6社のうち、辞退届提出の1社を除く5社によりまして、去る7月7日、電子入札を行いました。
 その結果、落札いたしました株式会社奥村組と契約金額1億6,380万円をもちまして、請負契約を締結いたそうとするものであります。工期につきましては、議会の議決後、平成19年2月28日が完成予定となっております。
 なお、参考資料といたしまして、一般競争入札参加者一覧表、入札経過一覧表及び図面を議案に添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。
 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
 なお、お手元にお届けしてあります報告第4号は、「損害賠償の額の決定について」であります。
 これは、地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして、昭和47年3月28日、議会の議決により規定されました事項を専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により、報告するものであります。
 以上で説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○今井良助 議長  以上で、提案理由の説明を終わります。
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△休憩の宣告
○今井良助 議長  ここで暫時、休憩いたします。
午前10時15分休憩
午前10時15分開議
◇出席議員 23名
  1番     2番     3番
  4番     5番     6番
  7番     8番     9番
 10番    11番    12番
 13番    14番    15番
 16番    17番    18番
 19番    20番    21番
 22番    24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
          (前に同じ)


△開議の宣告
○今井良助 議長  休憩前に続き、会議を開きます。
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△提出議案に対する質疑
△議案第59号に対する質疑
○今井良助 議長  これより、提出議案に対する質疑を行います。
 最初に、議案第59号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 質疑の通告がありますので、発言を許します。
 1番 梶原秀明議員。
   〔1番 梶原秀明議員 登壇〕
◆1番(梶原秀明議員) おはようございます。
 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第59号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」について質疑いたします。
 本議案は、市立病院の産科医、現在4人勤務されているようですが、その4人を対象にして、市立病院において午後5時15分から翌日午前8時半までの間に分娩業務に従事した場合に、その医師に分娩1回当たり1万5,000円の特殊勤務手当を来月1日の勤務分から支給しようとするものです。
 特殊勤務手当は、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務、そのほかの著しく特殊な勤務で、給与上、特別な考慮を必要とし、その特殊性を給与で考慮することが適当でないと認められるものに支給される手当であります。
 特殊勤務手当については、昨年26種目ある手当のうち10種目を廃止、5種目を減額するなどの改定がされました。廃止された手当の中には、勤務実態がないと認められるものもありましたが、社会福祉業務手当や看護手当、保育業務手当などは廃止ないし減額すべきでないとの立場で、私どもは反対の態度をとりました。
 今回提案されている分娩手当については、産科医の勤務の特殊性、全国全県的に産科が減っている状況などから考えて必要な手当であろうと考えます。住民の安全と福祉の増進を進め、子育てを支援するという自治体の役割がますます重要になり、本議案は市立病院の産科を維持するための提案であるとも考え、順次質疑いたします。
 産婦人科を持つ病院は、全国で1996年から2004年の間に26%も減っているそうです。熊本市では、行政改革の一環として産院の廃止を打ち出していますが、同様な自治体は少なくありません。県内草加市立病院では、昨年3月15日に産科が休診して1年4カ月余り、再開のめどはたっていないようです。休診の理由は、医師が確保できず安全な医療ができないことだと、朝日新聞7月11日付は報じています。草加市内の33歳の主婦は、車で15分で行ける市立病院で産みたかったが、知人の勧めで自宅から1時間のお茶の水の病院で出産した。電車での長距離移動はつらかったと、同じく6月1日付は報じています。
 厚生労働省の調査では、1994年から2004年、この間、医師は4万人ふえているのに、産婦人科医は逆に900人減っているそうです。女性の医師が年々ふえていますが、女性医師が出産・育児をしながら働く環境づくりもまだまだおくれているようです。
 そこで第1に、産科不足の県内の実態と、その原因について、市長や病院はどのように認識されているか。
 第2に、蕨市内と近隣市の産科の状況はどうか。
 第3に、草加市立病院では2004年12月に5人いた産科医師のうち1人が退職、2005年1月、別の医師が病気によって長期休暇をとりました。一月当たりの出産は60件から70件。残された3人の医師では泊まり勤務の負担も大きく、安全な医療ができないと、休診を決めざるを得なかったとの報道がありました。
 蕨市立病院は一月30件前後の出産を4人の医師で行い、草加市立病院ほど厳しくはないように思えますが、医師の負担が重いだろうことは容易に想像できます。
 そこで、市立病院で働く産科医の勤務実態や健康状態、また、専門家としての研究・研修の参画状況についてお尋ねします。
 4点目に、分娩手当1万5,000円の根拠、影響額、ほかの手当との関連、宿直手当2万7,000円、土曜日の日直1万3,500円、休日の日直2万7,000円などとの関連についてお尋ねします。
 最後に、特殊勤務手当の見直しの条例改定が昨年9月、議会に出され、既に施行されていますが、昨年9月議会での山脇議員の質疑に対し、総務部長からは特殊勤務手当の考え方が示されました。その考え方と、今度新設される分娩手当の整合についてお尋ねし、1回目の質疑を終わります。
   〔佐藤茂範市立病院長 登壇〕
◎佐藤茂範 市立病院長  昨年の4月から市立病院の院長を拝命いたしております佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
 ただいまの梶原議員のご質疑に対して、5点ほどございましたが、お答えいたします。
 現在、病院勤務医師の地理的及び診療科別の偏在が日本の地域医療の推進上、大きな障害になっております。医師が地方勤務を嫌い都市部へ集中する傾向と、過重労働を強いられ訴訟問題が頻発する診療科への志望者の減少が続いております。このままいきますと日本の地域医療は近々崩壊すると、多くの医療人が深く憂慮している状況にございます。
 今、すべての病院にとりまして、医師の確保は以前には考えられないほど深刻な問題であります。とりわけ産婦人科と小児科の医師の確保は、病院にとりまして最重要項目と言えましょう。
 現在、埼玉県内における産婦人科を標榜する施設は320施設ですが、実際に現在、分娩を取り扱っている施設は131施設で40%にすぎません。大きい病院でも、先ほど議員からご指摘のあった草加市立病院、近いところですね。遠いところでは小川赤十字病院などが産科業務から撤退しております。産科医師の不足がその原因であります。
 当蕨市において、産婦人科においても産婦人科の開業医が続々と分娩業務より撤退しておりまして、現在、分娩を行う施設は蕨市では市立病院1カ所になりました。隣接する戸田市においても2カ所しかやっていないと、そういう状況にございます。
 現在、市立病院では4人の婦人科医の常勤がございますが、このような状況の中で非常な激務をよくこなしておりまして、4人とも健康面では問題なく、一方で、まだ大学から派遣しているという大学人でもありますので、学会や研究会の参加は時間の許す限り出席いたしております。
 分娩数でございますが、平成13年から17年の5年間の年平均の分娩数は357件です。そのうちの約6割が今回提出しました時間外、夜間の分娩の件数でございまして、それは220件になります。
 今回の夜間の分娩手当1万5,000円の支給によりまして、年間で330万円程度の影響額が見込まれます。分娩手当は特殊勤務手当として支給いたしますので、宿日直手当とは別にこれをあわせて支給するということでございます。その1万5,000円という額につきましては、他施設の支給額などを参考にいたしました。
 最後に、自治体病院の使命の一つに、他の医療機関ではできない、またはやらない分野で、しかも、地域に必要な医療を提供するというのがあります。現在の当院における産婦人科の状況は、まさしくこのような状況であると思います。ほかに取り扱う施設がないわけでありますから、何としてもこれは死守しなければいけないと思っております。
 さらに加えまして、最近、日本産婦人科学会の会長及び理事長の連名によりまして、産婦人科医の過酷な勤務の緩和と仕事に見合った収入にするよう、分娩手当の支給など何らかの対策を講じてほしいという異例の要望書が病院長あてに通知されました。特殊勤務手当の見直しが叫ばれていることは承知しておりますが、分娩手当の新設をあえて申請いたしました。
 ご理解のほどよろしくお願い申し上げ、答弁といたします。
◆1番(梶原秀明議員) ご答弁いただきました。
 何点か再度お尋ねしたいんですけれども、まず、これは他市のことなんですけれども、草加市立病院は1年4カ月たって、いまだに再開の見通しがないということなんですが、提案説明で医師臨床研修制度が始まっていることが背景の一つにあるというお話もありました。この制度は、平成16年4月から始まっていて、詳しくは知りませんけれども、国の指定した機関で研修をしなければならない、そういうことであって、卒業後、すぐこういう蕨のような病院にはなかなか来られないのかなと、そういうふうに思うわけなんですが、この研修制度の影響ですね。これ2年間研修を受けるということなんですが、16年4月から始まって18年3月で一部の研修医はその期間が切れていると思うんですけれども、18年に入って、この影響はどうなっているのか。19年に入ると、さらに厳しい影響が徐々に少なくなってくるのか、この辺の草加市立病院の現状とこの臨床研修制度の影響についてお尋ねいたします。
 それから、特殊勤務手当の見直しの考え方なんですが、昨年の9月議会、総務部長のご答弁では、手当の見直しの理由として幾つか理由を挙げられているわけなんですが、市民に対する説明が難しいもの、それから給料と重複しているもの、こういう理由を挙げられました。それで、その給料と重複しているという例として、保健業務や保育業務を挙げたわけなんですけれども、今回、夜間看護業務、昨年9月ではこれが事実上の削減になっているわけなんですけれども、これの増額等は今回検討はされなかったのか。医師に対するこの分娩手当に関連するそういう看護業務だとか、あと助産師や医療技術者等に対するそういう手当というのは、医師とは全然性格が異なるということであろうと思うんですけれども、そういうその辺の整合性をほかの対象者に対する手当の見直しは検討がなかったか、そういう整合性についてお尋ねをいたします。
 以上です。
◎佐藤茂範 市立病院長  お答えいたします。
 1番目は、研修医制度の前後におきまして、勤務状況はどのようになっているかというお尋ねだったと思うんですが、ご指摘のとおり、平成16年に始まりまして、前期研修制度2年間が18年3月で終わりました。その前後を大学病院に残って研修するという後期研修を志望するという医師のパーセンテージがございます。なぜ大学に限って言うかといいますと、我々の病院は大学の医局より医師が派遣されておりますので、大学の医局の医師補給状況というものが非常に大きなファクターを占めるからでございます。
 資料によりますと、平成14年のまだ制度導入前ですね。大学医局に回帰する医師は72%でございました。ところが、ことし18年、第1期の前期研修制度が3月に終わりまして、4月に大学に復帰した研修医は51%でございました。20%以上の医師が市中病院に研修に行ったまま大学に戻らないと、こういう状況が一つございます。
 さらに、先ほど申しましたように、外科、脳外科、産婦人科、小児科、こういった科の志望者が減っております。したがいまして、その2つのファクターが原因しまして産婦人科の医局に入局する医師が激減いたしております。そのような状況ですので、したがって、もし私どもの病院の産科医師が開業する、あるいはおうちに帰るという、親の後を継ぐといったような状況がありますと、その補充が非常に難しいということが予想されます。
 第2の、特殊勤務手当というものの整合性ということでございましたが、以上のような状況でございまして、どうしても病院に残っていただきたいという、そういう気持ちから出たものでございます。我々の病院の産婦人科医は非常に医師としてのプライドが高いといいますか、お金のことは一切私の方に言ってきませんでした。給料が安いから上げてくれろ、当直料がきついからちょっと上げてくれ、そういったことは一切申しませんでした。ただ、こちらの方から内外の状況をかんがみまして、何とかしてあげたいということを考えまして、産婦人科の部長を呼びまして、何か希望はないかと申しましたところ、当直料は別にアップしてもらわなくても結構ですと、ただ分娩の1件当たりの手当をいただけるとありがたいと、このように申されましたので、直ちに検討に入りまして、近隣の当直、市立病院に限りませんが、近隣の産婦人科の病院における分娩手当を支給している額を検討いたしました。4万円から1万円という非常に幅がございました。
 そこで、どの程度が希望なのかと聞きましたところ、1万5,000円程度で結構ですと、そういう回答でございましたので、1万5,000円という数字に落ちつきました。
 3番目の質問に関連しますが、助産師、看護師の方はそういう手当は考えないのかというご質疑だったと思いますが、実はその件も医師の方からは申し出がありましたけれども、もともと助産師、看護師には産婦人科に関しまして、夜間の看護手当というのと夜勤手当というのと二重に支給しておりますので、あえてお産の手当として出すことはないでしょうということになりまして、その件は現在のまま据え置きということになりました。
 以上が質疑の事項だと思われますが、それでよろしいでしょうか。
 終わります。
◆1番(梶原秀明議員) 1回目のご答弁で、医師の過酷な勤務状況を示されたわけなんですけれども、健康状態は良好であるということなんですが、このあたりの産科医に限らなくてもいいんですけれども、状況をもう少し教えていただければと思います。
 以上で終わります。
◎佐藤茂範 市立病院長  状況と申しますと、産婦人科の常勤の医師の月の当直回数が7回ほどになります。これは、かなり病院に勤務している医師としての当直回数としては週に1回以上ですから、多いものになろうかと、それだけ見てもかなり過酷であるということは言えると思います。
 以上です。
○今井良助 議長  以上で通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
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△議案第60号〜議案第61号に対する質疑
○今井良助 議長  次に、議案第60号から議案第61号まで、以上2件を一括議題といたします。
 以上2件については、質疑の通告がありません。よって、通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
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△提出議案の常任委員会付託
○今井良助 議長  次に、委員会付託でありますが、議案第59号から議案第61号まで、以上3件については、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
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△次会日程の報告
○今井良助 議長  以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 次会本会議は、7月31日月曜日、午前10時であります。時間厳守の上、ご参集願います。
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△散会の宣告
○今井良助 議長  本日はこれをもちまして散会といたします。
午前10時36分散会
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