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埼玉県 蕨市

平成17年12月教育まちづくり常任委員会−12月05日-01号




平成17年12月教育まちづくり常任委員会

 教育まちづくり常任委員会記録

1.開会日時    平成17年12月5日(月)  午前10時

2.開会場所    市役所第一委員会室

3.出席委員    志 村   茂 委員   尾 崎 節 子 委員
          鈴 木   智 委員   岡 田 栄 次 委員
          須 賀 博 史 委員   石 毛 由美子 委員
          池 上 東 二 委員   江 崎 茂 雄 委員

4.欠席委員     なし

5.事務局職員   事務局長 長谷川 秀一    庶務係長 小谷野 賢一

6.説明のため   市長   田 中 啓 一    助役   田 島 照 男
  出席した者
          収入役  山 田 悦 宣    教育長  秋山 亜輝男

  (総 務 部) 総務部長 岩 瀬 悦 康    行政経営 天 野 博 行
                         担当参事

          総務部  今 井   武    行政経営 佐 藤 慎 也
          次長             推進室長

  (都市整備部) 都市整備 酒瀬川 功夫    市街地  倉 狩   司
          部長             開発室
                         副参事

          市街地  田 中 光 男    市街地  倉 津 富 夫
          開発室            開発室
          副参事            係長

  (教育委員会) 教育部長 新 井 英 男    教育委員会三 島 智 幸
                         参事

          教育委員会志 摩 範 夫    市民体育 清 水 敏 與
          次長             館長、北町
                         公民館長

          中央公民 吉 武 秀 幸    旭町・下蕨坂 本 俊 厚
          館長             公民館長

          西公民  澤 崎 俊 明    南公民  宮 前 秀 夫
          館長             館長

          東公民  冨士田  始
          館長

7.会議に付し   陳情第5号  旭町公民館の蕨駅西口市街地再開発事業区域への移転を求める陳情書
  た事件

          議案第83号 平成17年度蕨市一般会計補正予算(第3号)
                  第1条第1項歳入歳出予算補正の内
                   教育まちづくり常任委員会所管の金額
                  第1条第2項第1表歳入歳出予算補正の内
                   〇歳出の部  第10款 教育費

          議案第88号 蕨市民体育館の指定管理者の指定について

8.審査の内容    (1) 開会時刻  12月5日 午前10時00分
  及び結果
           (2) 閉会時刻  12月5日 午前10時35分

           (3) 審査の経過概要及び結果



陳情第5号 旭町公民館の蕨駅西口市街地再開発事業区域への移転を求める陳情書

◆鈴木 委員  旭町公民館の建て替えの問題について、私たち日本共産党もこれまで毎年の予算要望などで建て替えを要求してきたところであり、また多くの市民の方から声が寄せられていることもみなさんご存知のとおりであるが、旭町公民館の建て替えに対して、今、市の方針としてはどのような検討状況にあるのか、お聞きしたい。
 また、蕨駅西口の再開発の関係であるが、今まで市長は第一工区では公共公益施設を権利床を利用して24時間型の保育園を設置したいということを表明されてきた。今回の陳情にある旭町公民館を再開発の施設に含めるということは、今の計画の中で可能であるのか。

◎田中 市長  旭町公民館は住宅街の真ん中に建っており、老朽化もさることながら騒音の問題で近隣から大分苦情が来ているようであり、例えば民謡などで太鼓をたたくと、太鼓は相当響くので叩いては困るなど色々あるようである。いつかはどこかに移転をしなければいけないと考えており、中央第一土地区画整理事業の区域内であるので、近隣に騒音の迷惑がかからないような場所に移転をしようかという構想をもっていた。区画整理も事業認可がおりて、これからというところであるが、だんだんと進んでいく上でそうした形を出していこうと思っていた。
 ところが駅前の再開発のほうが先に進むのではないかという懸念もあり、また公民館を利用しているみなさんも今のものよりも再開発のほうに移ったほうが良いのではないかという見解かどうかはわからないが、こういう陳情が提出されたわけである。中央第一区画整理区域内と想定していたが、住民の陳情であるので、みなさんが再開発のほうへ移ったほうがいいということであり陳情が採択されたならば、再開発組合へ公民館も入れてくれるかどうか、これから権利者として主張していくということになろうかと思う。
 いずれにしても相当先の問題になると思うが、中央第一区画整理区域内か、あるいは再開発へいくのか、その辺は早く想定していたほうが駅前の再開発にも都合がいいのではないかと思う。

◎倉狩 副参事  2点目の質問であるが、今の計画でいくと面積的には十分可能であると思う。今3階建てを予定しているが、仮に2階、3階を使ったとしても錦町コミュニティセンターとほぼ同規模であるので、十分対応できるであろうと考えている。

◆鈴木 委員  計画についてお聞きするが、これまで権利床で行うということが表明され続けてきたかと思う。可能だという話であるが、それはすべて権利床において可能であるのか。
 また、フロアを2階、3階と利用するという話もされたが、保育園も一つのフロアとして可能であるのか。

◎倉狩 副参事  第一工区、7番街区の事業計画は今策定中であるので、現在の計画の状況でお答えしたわけである。この権利床、保留床については市だけではなく、一般の地権者の方も入っているので、権利変換でもって最終的にははっきりしてくるので、今の段階では計画の面積でお答えしたほうが一番よろしいかと思う。
 また、仮に保育園と公民館となった場合についての対応は十分できるであろうと思っている。

◆鈴木 委員  権利床だけで行うということは以前の議会の中で市長が答えられていたことであるので、大きな問題かと思うところである。
 再開発そのものの問題についてはこの後の一般質問に譲ることにして、日本共産党蕨市議団としてはこの蕨駅西口再開発事業については市民負担増につながる大問題ということを主張してきており、また白紙撤回の上で、市民参加で再検討すべきであると主張している。市民の求める公共施設については、独自の計画で必要な施設を確保すべきであると考えているところである。
 ただ、一方でこの陳情は蕨駅西口再開発地域の第一工区内に計画されている公共公益施設に旭町公民館を含めることを求めているわけであるので、老朽化著しい旭町公民館の建て替えを願う、そういう市民の気持ちは十分理解するものである。
 よって本陳情の賛否については、日本共産党蕨市議団としては棄権することを表明する。

(鈴木委員 退席)

 以上で質疑を打ち切り、討論に入り、

◆須賀 委員  陳情第5号「旭町公民館の蕨駅西口市街地再開発事業区域への移転を求める陳情書」に、新政会を代表し賛成の立場から討論を行う。
 公民館は、地域の人々がふれあい交流する、生活に密着した総合的な社会教育の場であるとともに、市民の生涯学習、自治活動の拠点として重要な施設である。
 旭町公民館についても、町会、婦人会等の諸活動、趣味を生かしたサークル活動、健康増進やまちづくりなどの講座への参加者をはじめ、年間約22,000人の市民が利用する、多くの人々から親しまれている地域活動の拠点であり、また、災害時の避難場所にも指定されている、旭町地区には欠かせない施設である。
 しかしながら、現在の建物は市内公民館の中で最も古く、老朽化が進んでいることから、何よりも地震等に対する安全性が危惧され、また、利用者のニーズに対応できる公民館として機能の向上、充実が望まれていることからも、新しい公民館の早期建設が課題となっている。
 また、旭町地区は、蕨駅西口周辺に位置することから、多くの人々が行き交い集まる地区であり、蕨市の顔として、また、市民が集い交流するコミュニティ活動の中心として、市域全体と連携したまちづくりが求められているところでもある。
 一方、蕨駅西口市街地再開発事業は、現在、7番街区において、準備組合が平成19年度着工、平成20年度完成を目途に積極的に作業を進めているところであり、この事業で整備される公共施設については、市が、「市民生活や生涯学習等の多様な活動を支援し、交流をはぐくむコミュニティ機能の整備」を基本方針に検討することとなっている。
 これらのことから、蕨駅西口地区7番街区市街地再開発事業は、旭町公民館が抱える課題を早期に解消するとともに、市民全体が利用できるコミュニティ機能の拠点整備を推進する絶好の機会である。
 旭町公民館を7番街区の再開発事業で整備される建築物に移転し、複合的な公共施設として整備することは、旭町地区の方々が安心し充実した活動ができる拠点をつくることにとどまらず、旭町地区と市域全体が連携したコミュニティネットワークの形成が促進され、蕨市全体のコミュニティ活動に大きく寄与するとともに、蕨市の顔づくりの一翼を担うものと確信している。よって、我が新政会は本陳情に賛成する。

 以上で討論を終結し、採決の結果、本件については、全員異議なく、本会議において、採択すべきものと決しました。

議案第83号 平成17年度蕨市一般会計補正予算(第3号)
 第1条第1項歳入歳出予算補正の内
  教育まちづくり常任委員会所管の金額
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正の内
 〇歳出の部  第10款  教育費

◆鈴木 委員  今回工事を行った中で、以前にすでに処理を行っているところもあると思うが、そこが今日まで撤去されずに、長年にわたって残され続けてきたということについて、どういう事情であったのか。また、その辺の認識について。
 これまで市内の施設でのアスベスト問題について当局にお尋ねすると問題はないというお答えをいただいていたかと思うが、その辺のお答えとの関係も説明いただきたい。

◎三島 参事  北小学校の体育器具庫については昭和62年に調査を行った時点で発見され、その時点で飛散防止策ということで固化処理を行った。さらにその上にボードを張り飛散防止を図ったところである。

◎吉武 館長  公民館の関係で、南公民館についてはやはり昭和62年に固化処理を行っている。また、東公民館についても既に10月に囲い込み処理をしている。

◆鈴木 委員  そうしたものが、北小学校、南公民館にそれぞれあるということの、これまで職員もしくは児童、利用者等への説明状況はどうであったのか。また、体に及ぼすような影響が懸念されないのかどうか、そういう事態がなかったのかどうか、お聞きする。

◎三島 参事  北小学校については固化処理を行い、天井で囲い込みをしているということから飛散の恐れは全くないが、児童・生徒の安全を考えて今回さらに撤去することとなった。

◎吉武 館長  南公民館についてもやはり昭和62年に固化処理を行っていることから飛散の恐れはないが、安全を考えて今回撤去することとなった。

 以上で質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、当委員会所管の金額については、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。

議案第88号 蕨市民体育館の指定管理者の指定について

◆岡田 委員  指定管理者制度は官から民へということで、その方策については非常に結構なことであるが、市民体育館の場合は財団法人蕨施設管理公社ということで、理事長は田中市長である。本会議の質疑の中でもあったように理事長が市長ということから、今後は民間人を登用して官庁という影を少しでも薄めたいという市長の考えが表明されたが、その民間人を登用することによって多少のリスクを負うと思う。それはどういうことかと言うと、やはり少なからず無報酬のボランティアというわけにはいかないと思っており、報酬を払うことになると田中理事長よりは多少リスクを負うことになるだが、その点についてどのように考えているのか。

◎田中 市長  そういうことになるとは思うが、契約の範囲内で収めていかなければ市の支出が多くなるということになるので、契約の範囲内で行っていきたいと思う。
 こういう形のものがたくさん出てきたわけであるが、今後官から民へとなるので、施設管理公社も民間だということを出さなければいけないので、理事長については交代しなければいけないだろうと。しかし今まで理事長は無報酬であったが、新しい方は無報酬というわけにはいかないだろうと思う。その代わりに実務は行っていただけると考えるので、ある程度の報酬は出さなければならないだろうと思う。
 しかし、あくまでも契約の範囲内で処置をしていただく、市長としてはそういう考えである。

◆岡田 委員  いずれにしても民間の経営能力というか、そういうものをここで打ち出すわけであるので、少しでも経費の節減、その辺は新たに理事長になった方の手腕によるのだろうと思うが、そういうことを期待したいと思う。

◆尾崎 委員  市民体育館の指定管理者には施設管理公社以外の団体も申請しているが、複合施設であるということが前面的に出されていて、全く民間では太刀打ちできないといった状況となっていなかったのか。選考する上で他の申請団体の複合施設への対応はどうなっていたのか。

◎清水 館長  市民体育館については公民館、市民連絡室が併設されているので、指定管理者の募集要項の中で複合施設であるという面での協力もお願いしたいということも載せていた。従って全く同じ状況で説明をし、募集を行っているわけであるので、施設管理公社を優先するということは行っていない。

◆尾崎 委員  選定する上での申請団体の評点にもばらつきがあり、施設管理公社を選んだというはっきりした理由が見えてこないのだが、いかがか。

◎天野 参事  評点をする上で大きな視点としては複合施設ということがあり、民間の公募された団体は複合施設の実績が少ないということが一つある。例えば市民体育館だけの管理運営やプールだけの管理運営などといったものはあるが、それに併設されているものに対して補う点などを行っているかというと実績的に低いということが、まず一つの大きな要素である。
 ただこれは、単にそれだけで評点をつけたわけではなく、五つの視点から総合的な評価をさせていただいており、特に市民体育館に関しては、例えば地域に密着しているといったことや事業の継続性等々を評価の中に大きなウエイトとして加えている。そうしたことから今の民間企業の中では施設管理公社より評点が上回るものが出てこなかったということで、結果的に結論付けたということになるわけである。
 従って、そういったことを踏まえて、今後も先ほど市長が申し上げたように、いくら法人といっても民間という主体性に従って改革、改善をし、住民サービス、施設のサービスといったものに重点を置いていただくということを判断し、施設管理公社に決定させていただいたところである。

◆鈴木 委員  住民サービス、施設サービスと今話をされたが、実際に今回の指定管理者制度により、同じ施設管理公社であるが、指定管理者として今後業務を行うということで、市民サービスの上ではどのような改善点を期待できるのか。
 また、自主事業などは今までの水準を確保し、さらに要求に応えるというところではどのように考えているのか、お聞きする。

◎清水 館長  住民サービスの向上についてであるが、体育館について公社の提案としては、IDカードを発行し申請の手続きを簡単にするといったことや、電話による予約を可能にする、また、現在本人の都合による取り消しでは利用料金を返還しないがそういう場合も料金を返還できるような方法を検討していくなど、そういった面で色々とサービスは向上されていくと思う。
 また、自主事業については、今まで体育館で実施してきたものが6本ほどあるが、その自主事業については今までどおり無料で行っていただき、さらにそれ以上に指定管理者の方で企画、立案するものについては充実していただくということになっている。

 以上で質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、本案については、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。


上記のとおり相違ありません。

平成17年12月5日

教育まちづくり常任委員会委員長
             志 村   茂


※ 添付書類
 ・指定管理者選定委員会における検討経過
 ・蕨市民体育館指定管理者指定申請書