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埼玉県 蕨市

平成17年第 2回定例会−06月21日-06号




平成17年第 2回定例会

              平成17年第2回蕨市議会定例会

               議 事 日 程 (第20日)
                                                                                       平成17年6月21日

                                 午前10時   開 議

1. 開  議
2. 付託に対する委員長報告
  教育まちづくり常任委員会委員長  志 村   茂 議員
  環境福祉経済常任委員会委員長   新 藤 喜 六 議員
  総務常任委員会委員長       比 企 孝 司 議員
3. 委員長報告に対する質疑
 (1) 議請第 2号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書(教育まちづくり)
 (2) 陳情第 3号 中央第一土地区画整理事業商店街区の推進を求める陳情書(教育まちづくり)
 (3) 議案第51号 蕨市農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例(環境福祉経済)
 (4) 議案第52号 行政委員会委員等の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例(総務)
 (5) 議案第39号 蕨市税条例の一部を改正する条例(総務)
 (6) 議案第40号 蕨市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例(総務)
 (7) 議案第53号 農業委員会選挙委員定数条例の一部を改正する条例(環境福祉経済)
 (8) 議案第41号 蕨市ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例(環境福祉経済)
 (9) 議案第42号 蕨市ホームヘルプサービス手数料条例の一部を改正する条例(環境福祉経済)
 (10)議案第43号 蕨市総合社会福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例(環境福祉経済)
 (11)議案第47号 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について(総務)
 (12)議案第48号 埼玉県中央広域行政推進協議会を設ける普通地方公共団体の数の減少及び規約の変更について(総務)
 (13)議案第49号 専決処分の承認を求めることについて(総務)
 (14)議案第50号 専決処分の承認を求めることについて(環境福祉経済)
4. 討  論
5. 採  決
6. 閉  会


◇本日の会議に付した事件
 追加議案の報告及び上程
  議員提出議案第2号 地方議会制度の充実強化に関する意見書
  議員提出議案第3号 蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例
  議員提出議案第4号 蕨市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
 提案理由の説明
 追加議案に対する質疑
 追加議案の委員会付託の省略
 討論及び採決


午前10時3分開議
◇出席議員 23名
 1番 梶 原 秀 明議員   2番 鈴 木   智議員   3番 尾 崎 節 子議員
 4番 庄 野 拓 也議員   5番 比 企 孝 司議員   6番 川 島 善 徳議員
 7番 山 脇 紀 子議員   8番 清 水 直 子議員   9番 新 藤 喜 六議員
10番 今 井 良 助議員  11番 岡 田 栄 次議員  12番 田 中 鐵 次議員
13番 須 賀 博 史議員  14番 石 毛 由美子議員  15番 松 本   徹議員
16番 志 村   茂議員  17番 池 上 東 二議員  18番 染 谷 一 子議員
19番 小 林   正議員  20番 一 関 和 一議員  21番 岡 崎 春 雄議員
22番 江 崎 茂 雄議員  24番 堀 川 利 雄議員
◇欠席議員 な し


◇職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 長谷川 秀 一  事務局長      大久保 克 義  事務局次長
 佐 藤 芳 男  事務局次長補佐   小谷野 賢 一  庶務係長


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
 田 中 啓 一  市長        田 島 照 男  助役
 山 田 悦 宣  収入役       秋 山 亜輝男  教育長
 高 森 和 久  市民生活部長    藤 田   明  健康福祉部長
 酒瀬川 功 夫  都市整備部長    大 山 秀 雄  水道部長
 高 野 政 信  市立病院事務局長  山 崎   徹  消 防 長
 新 井 英 男  教育部長      天 野 博 行  行政経営担当参事
 尾 嵜 秀 則  総務部次長



△開議の宣告
○田中鐵次 議長  ただ今の出席議員は23名であります。
 所定の人員に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  ────────────────
△議事日程の報告
○田中鐵次 議長  お手もとに配付いたしました議事日程のとおり、本日の議事を進めます。
 なお、本日配付いたしました書類は、
 議事日程
 以上であります。よろしくご審議、ご参照のほどお願いいたします。
  ────────────────
△議請第2号、陳情第3号、議案第51号〜議案第52号、議案第39号〜議案第40号、議案第53号、議案第41号〜議案第43号、議案第47号〜議案第50号の一括上程
○田中鐵次 議長  これより、付託に対する委員長報告を求めます。
 議請第2号、陳情第3号、議案第51号から議案第52号まで、議案第39号から議案第40号まで、議案第53号、議案第41号から議案第43号まで、議案第47号から議案第50号まで、以上14件を一括議題といたします。
  ────────────────
△付託議案に対する委員長報告
△教育まちづくり常任委員会委員長報告
○田中鐵次 議長  最初に、教育まちづくり常任委員会委員長 16番 志村 茂議員。
    〔16番 志村 茂議員 登壇〕
◎16番(志村茂議員) おはようございます。
 ただ今より、教育まちづくり常任委員会のご報告を申し上げます。
 本定例会におきまして、教育まちづくり常任委員会に付託されました案件は、請願1件、陳情1件の計2件であります。
 これより、審査の経過概要とその結果についてご報告申し上げます。
 当委員会は、6月9日の午前10時より、第1委員会室におきまして、市長、助役、収入役、教育長以下関係部課長出席のもと、審査に入りました。
 最初に、議請第2号「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書」については、別段の発言はなく、討論に入り、委員より、日本国憲法第26条は、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」と国民の教育を受ける権利を定めているとともに、「義務教育は、これを無償とする」と明記している。
 義務教育費国庫負担制度は、この原則の根幹をなす制度であり、たとえ財政力のない市町村に居住していたとしても、全国で同じ条件で教育が受けられるように義務教育にかかる費用を国と県が半分ずつ負担する制度で、教育の機会均等、義務教育の全国的な水準の維持向上に大きな役割を果たしてきたことは言うまでもない。
 しかしながら、本請願書の請願理由にあるように、政府の進める三位一体改革によって、義務教育費国庫負担金を削減し、一般財源化しようとする動きが進められているという状況がある。
 また、減らされた分の国庫補助負担金すべてが税源移譲されるわけではないため、地方交付税の削減を受けて、地方への予算が減らされることになれば、特に財政力の弱い地方などで義務教育の予算がしわ寄せを受けることになる。このことは、憲法に明記された国民が教育を受ける権利を踏みにじり、国の責任を放棄するものである。
 こうした動きに対して、今日まで小・中学校の運営に直接責任を負い、義務教育を支えてきた市町村が、義務教育費国庫負担制度の必要性を政府に対して訴えるべきと考える。
 以上の立場から、義務教育費国庫負担制度を堅持することについて、国及び関係行政機関に対して意見書を提出することに賛成であるので、本請願に日本共産党蕨市議団は賛成をするとの討論がなされました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、本件については、賛成少数をもって、本会議において不採択とすべきものと決しました。
 次に、陳情第3号「中央第一土地区画整理事業商店街区の推進を求める陳情書」については、中央第一土地区画整理事業の現状並びに換地協議の経過と協議の中で出された意見・要望の解決状況について。また、事業計画変更等、業務委託により変更となった事業計画や事業期間などの内容。また、同事業に対する市の負担額及び現在までの支出額について。更に、仮換地決定に至るまでの行程及び本工事期間の想定状況。また、区画整理事業に伴う建築制限など、地域へ与える影響とそれに対する地域住民の意見の把握状況について。また、本陳情項目の財源確保という観点から、都市計画税を見直すことに対する見解について、質疑応答後、討論に入り、委員より、中央第一土地区画整理事業は、蕨市の中心地域の区画整理事業計画であり、市民生活や商店街への影響は多大である。また、約80億円の市負担が伴うなど、市財政への影響、それに伴う市民負担増の問題も重大である。
 日本共産党蕨市議団は、こうした問題点を指摘するとともに、同事業については白紙撤回し、市民参加のもとで抜本的な見直しをすべきとの立場から反対を表明している。
 さて、本陳情においては、危機的状況に直面する商店街の状況とともに区画整理の網がかかった現状が状況を悪化させていることを指摘している。
 この点については、事業区域内の商店街から寄せられた切実な声であり、中央第一土地区画整理事業の問題点の一つとして、真剣な検討が求められるところである。
 しかし、一方で、その打開の方向が同事業の推進とそのための都市計画税の値上げという市民負担増を含む財源確保にあるという見解は支持できない。
 商店街の再生、魅力あるまちづくりは、問題の多い現事業計画に固執するのではなく、市当局の商店街政策の充実と市財政に見合った市民参加での抜本的な見直しによってこそ可能であると考える。
 また、私たちには、商店街で営業する皆さんから、今の事業計画そのものを推進してほしいというよりも、とにかく区画整理の網を外してほしいという気持ちが強いという意見や、この地域に一律に網をかけてしまうのではなく、検討と合意のできたところから自主的な商店街づくり、まちづくりを進める方法もあるのではないかといった意見、更に、区画整理だけで商店街が活性化するとは思わないといった意見も寄せられており、注目すべき意見であると考える。
 以上の立場から、日本共産党蕨市議団を代表して本陳情に反対するとの討論がなされました。
 また、委員より、近年、郊外型店舗の進出が進む一方で、商圏の縮小や人口の減少、景気低迷の長期化などから、既存の中心市街地商店街のにぎわいが薄れ、このままでは商店街の存続そのものが危惧されている。
 本陳情にもあるように、商店街はそのまちの顔であるとともに、地域コミュニティの維持・発展に不可欠な機能を担っている。
 また、高齢化が今後ますます進んでいくが、この高齢社会で安心して便利な日常生活を営むためにも、身近な商店街の発展は大切なことである。
 こうした観点からも、中央第一土地区画整理事業を推進し、商店街の再生・活性化を促進するとともに、安全・安心な住環境を整備することは、蕨市の将来の発展につながるものと確信している。
 市の財政状況は今も厳しいものがあるが、現在、市では、健全な財政基盤の確立等を柱とした行政経営戦略プランの策定に取り組んでおり、自主財源の確保などに努めることとなっている。この取り組みを進めることで、中央第一土地区画整理事業を進めることは可能である。
 よって、我が新政会は、本陳情に賛成するとの討論がなされました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、本件については、賛成多数をもって、本会議において採択すべきものと決しました。
 以上で、教育まちづくり常任委員会の報告を終わります。
  ────────────────
△環境福祉経済常任委員会委員長報告
○田中鐵次 議長  次に、環境福祉経済常任委員会委員長 9番 新藤喜六議員。
    〔9番 新藤喜六議員 登壇〕
◎9番(新藤喜六議員) ただ今より、環境福祉経済常任委員会のご報告を申し上げます。
 本定例会におきまして、環境福祉経済常任委員会に付託されました案件は、条例案5件、その他1件の計6件であります。
 これより、審査の過程と概要とその結果について、ご報告申し上げます。
 当委員会は、6月8日午前10時より、第1委員会室におきまして、市長、助役、収入役以下関係部課長の出席のもとに審査に入りました。
 最初に、議案第51号「蕨市農業委員の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例」については、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第53号「農業委員会選挙委員定数条例の一部を改正する条例」については、委員選挙の日程と任期について質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第41号「蕨市ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例」、議案第42号「蕨市ホームヘルプサービス手数料条例の一部を改正する条例」、以上2件については、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第43号「蕨市総合社会福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例」については、居宅生活支援事業におけるナイトケアの利用対象範囲及び支援費制度とレスパイト制度の関係について。また、ドリーマ松原通所者の障害の程度について。更には、支援費の決定を受けられない方が緊急に時間延長利用を行う場合の見解について質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第50号「専決処分の承認を求めることについて」は、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり承認すべきものと決しました。
 以上で、環境福祉経済常任委員会の報告を終了いたします。
  ────────────────
△総務常任委員会委員長報告
○田中鐵次 議長  次に、総務常任委員会委員長 5番 比企孝司議員。
    〔5番 比企孝司議員 登壇〕
◎5番(比企孝司議員) ただ今より、総務常任委員会のご報告を申し上げます。
 本定例会におきまして、総務常任委員会に付託されました案件は、条例案3件、その他3件の計6件であります。
 これより、審査の経過概要とその結果について、ご報告申し上げます。
 当委員会は、6月7日午前10時より、第1委員会室におきまして、市長、助役、収入役以下関係各部課長出席のもと、審査に入りました。
 最初に、議案第52号「行政委員会委員等の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」については、委員報酬額の算定基準及び本改正案で日額報酬とした法的根拠について質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第39号「蕨市税条例の一部を改正する条例」については、65歳以上の非課税限度額の廃止に伴う影響額について。また、税以外の関係での各部署における市民に与えるその影響の把握方について。質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第40号「蕨市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例」、議案第47号「彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について」、以上2件については、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第48号「埼玉県中央広域行政推進協議会を設ける普通地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」は、埼玉県中央広域行政の区域及びその区分について質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第49号「専決処分の承認を求めることについて」は、質疑応答はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり承認すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終了いたします。
○田中鐵次 議長  以上で、付託に対する委員長報告を終わります。
  ────────────────
△休憩の宣告
○田中鐵次 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前10時17分休憩
午前10時18分開議
◇出席議員 23名
  1番     2番     3番
  4番     5番     6番
  7番     8番     9番
 10番    11番    12番
 13番    14番    15番
 16番    17番    18番
 19番    20番    21番
 22番    24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
          (前に同じ)


△開議の宣告
○田中鐵次 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ────────────────
△各委員長報告に対する質疑
△議請第2号、陳情第3号、議案第51号〜議案第52号、議案第39号〜議案第40号、議案第53号、議案第41号〜議案第43号、議案第47号〜議案第50号に対する質疑
○田中鐵次 議長  これより、委員長報告に対する質疑を行います。
 議請第2号、陳情第3号、議案第51号から議案第52号まで、議案第39号から議案第40号まで、議案第53号、議案第41号から議案第43号まで、議案第47号から議案第50号まで、以上14件を一括議題といたします。
 以上14件については、質疑の通告がありません。よって、通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
  ────────────────
△休憩の宣告
○田中鐵次 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前10時19分休憩
午前10時20分開議
◇出席議員 23名
  1番     2番     3番
  4番     5番     6番
  7番     8番     9番
 10番    11番    12番
 13番    14番    15番
 16番    17番    18番
 19番    20番    21番
 22番    24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
          (前に同じ)


△開議の宣告
○田中鐵次 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ────────────────
△討論及び採決
△議請第2号の討論
○田中鐵次 議長  これより、討論、採決を行います。
 最初に、議請第2号「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書」を議題といたします。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 鈴木 智議員。
    〔2番 鈴木 智議員 登壇〕
◆2番(鈴木智議員) 日本共産党蕨市議団を代表して、議請第2号「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書」に対して、賛成の立場から討論を行います。
 日本国憲法第26条は、国民の教育を受ける権利について定め、「義務教育は、これを無償とする」と明記しています。
 義務教育費国庫負担制度は、この制度の根幹をなす制度であり、たとえ財政力のない市町村に居住していたとしても、全国で同じ条件で教育が受けられるように義務教育にかかる費用を国と県が半分ずつ負担する制度であります。教育の機会均等、義務教育の全国的な水準の維持向上に大きな役割を果たしてきましてた。
 しかし、今日、本請願の請願理由にあるように、政府の進める三位一体改革によって、義務教育費国庫負担金を削減をし、一般財源化しようとする動きが進められている状況は極めて問題です。
 減らされた分の国庫補助負担金のすべてが税源移譲される保証はないため、地方交付税削減を受けて、地方への予算が減らされることになれば、特に財政力の弱い地方などで義務教育の予算がしわ寄せを受けることになりかねません。
 このことは、憲法に明記された国民が教育を受ける権利を踏みにじり、国の責任を放棄するものであります。
 こうした動きの中で、全国知事会は、昨年8月にまとめた3.2兆円の補助負担金削減案に義務教育国庫負担制度の廃止を盛り込み、更に、現在審議が行われている中央教育審議会義務教育特別部会では、地方6団体の代表が国庫負担金を廃止して地方に税源移譲を求めたことが報道されています。
 しかし、地方自治体の態度は、この方向で一致しているわけではありません。
 中央教育審議会義務教育特別部会で片山鳥取県知事は、「ちゃんとした財源が補償されるか疑問」、また、土屋武蔵野市長は、将来の見通しとして、国庫負担制度のほうが安定的だ」、このように発言し、国庫負担廃止反対の姿勢を示しているところであります。
 決して国庫負担制度廃止の方向が地方自治体の義務教育政策にとって有利ということはなく、すべての地方自治体に共通する主張というわけでもありません。
 今必要なのは、「すべて国民は、ひとしく教育を受ける権利を有する」、この立場から、今日まで小・中学校の運営に直接責任を負い、そして義務教育を支えてきた市町村が、改めて義務教育費国庫負担制度の必要性を政府に対して訴えることであると考えます。
 蕨市議会は、昭和63年以来、毎年同趣旨の請願を採択し、意見書を提出してきました。このことは、義務教育費国庫負担制度の必要性が、ここ蕨市でもこの蕨市議会において長年にわたって確認され続けてきた、そのことを示すものであります。
 こうした立場を示していくことの重要性は一層高まっているのであり、変更しなければならない理由はないものと考えます。
 以上の立場から、義務教育費国庫負担制度を堅持することについて、国及び関係行政機関に対して意見書を提出することに賛成でありますので、議請第2号「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書」に、日本共産党蕨市議団は賛成をいたします。(拍手起こる)
○田中鐵次 議長  以上で、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
  ────────────────
△議請第2号の採決−不採択
○田中鐵次 議長  次に、採決でありますが、本件に対する委員長報告は不採択であります。
 よって、問題を可とすることについて、おはかりいたます。
 本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔起立者少数〕
○田中鐵次 議長  起立少数であります。
 よって、議請第2号は、不採択とすることに決しました。
  ────────────────
△陳情第3号の討論
○田中鐵次 議長  次に、陳情第3号「中央第一土地区画整理事業商店街区の推進を求める陳情書」を議題といたします。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 最初に、2番 鈴木 智議員。
    〔2番 鈴木 智議員 登壇〕
◆2番(鈴木智議員) 日本共産党蕨市議団を代表いたしまして、陳情第3号「中央第一土地区画整理事業商店街区の推進を求める陳情書」に反対の立場から討論を行います。
 中央第一土地区画整理事業は、蕨市の中心地域の区画整理事業であり、市民生活や商店街への影響は多大であります。また、80億円近い市負担が伴うなど、市財政への影響、それに伴う市民負担増の問題でも重大であります。
 日本共産党蕨市議団は、こうした問題点を指摘するとともに、同事業については白紙撤回をし、市民参加のもとで抜本的な見直しをすべきであるとの立場から反対を表明してまいりました。
 さて、本陳情書は、危機的状況に直面する商店街の状況とともに、区画整理の網がかかった現状が状況を悪化させていることを指摘しています。
 しかし、今議会での審議を通じても中央第一土地区画整理事業については明確な見通しは示されない状況であり、現在の事業計画の網がかかった現状に対して、市当局の認識は、当事者の不安を正面から受け止めるものとはなっていないことが示されました。
 区域内で営業、居住する皆さんの不安が極めて深刻であることは、私たちも認識するところでありますし、委員会での審議で紹介いたしましたが、私たちにも寄せられている商店街の皆さんの声とも共通するものと考えるものであります。
 しかし、その一方で、その打開の方向が同事業の推進と、そのための都市計画税の値上げという市民負担増を含む財源確保にあるという見解は一致できません。
 中央第一土地区画整理事業については、早急に進めようとすれば、市民の税金や公共料金などで負担増、そして福祉などのサービスの切り捨てが避けられないと思われます。
 一方、財政上の影響を少なくしようと、移転、工事の期間を延長、長期に延ばすことなどになれば、蕨市の中心的な商店街への営業への影響、また、住環境への影響は重大であると考えます。
 今、錦町土地区画整理事業など、この遅れている計画を推進しなければならない現状であるとか、また、市長などが推進を表明している蕨駅西口再開発事業が着工を強行されようともなれば、一層、同事業を推進される展望は見えなくなることとなります。
 この点についても、今議会の中で市当局の見解を伺いましたが、期間も財源なども明確に示されませんでした。
 今、本当に必要なのは、先の見えないこの事業に無謀に乗り出すのではなく、同事業を抜本的に見直しをして、この地域のまちづくりを現実的な内容で検討し直すことであると考えます。
 以上の立場から、日本共産党蕨市議団は、陳情第3号「中央第一土地区画整理事業商店街区の推進を求める陳情書」に対して反対を表明いたします。(拍手起こる)
○田中鐵次 議長  次に、6番 川島善徳議員。
    〔6番 川島善徳議員 登壇〕
◆6番(川島善徳議員) 陳情第3号「中央第一土地区画整理事業商店街区の推進を求める陳情書」に賛成の立場から、新政会を代表して討論を行います。
 お客様一人ひとりの顔がわかる商店街には、心温まる対応があり、そのまちに住むいろんな人たちの交流があります。毎日多くの人が集い、行き交う商店街は、そのまちの中心であり、顔であるとともに、地域コミュニティの維持、発展に不可欠な機能をあわせ持っております。
 また、今後ますます高齢化が進んでいきますが、この高齢社会で安心して便利な日常生活を営むためにも、身近な商店街の発展は大変重要な課題であります。
 しかし、近年、市内及び近隣市への郊外型店舗の進出などにより、新たな商業集積の形成が進む一方で、再開発の遅れた中心市街地では、商圏の縮小や人口の減少、景気低迷の長期化などから商店街のにぎわいが薄れ、このままでは商店街の存続そのものが危惧されております。
 商店街の活性化には、ハード・ソフト両面にわたる斬新な取り組みを今後とも力を入れて進めていくことが重要でありますが、区画整理事業は、安全・快適な歩道を整備するなど、商店街発展の基礎となる環境づくりを行うとともに店舗の更新をも促進し、魅力ある商店街形成に大変有効な事業であります。
 こうした観点から、中央第一土地区画整理事業を推進し、商店街の再生・活性化を促進するとともに、安全・安心な住環境を整備することは、蕨市の将来の発展につながるものと確信しております。
 市の財政状況は、今は厳しいものがありますが、現在、市では、健全な財政基盤の確立等を柱とした行政経営戦略プランの策定に取り組んでおり、自主財源の確保などに努めているとともに、この取り組みを進めることで中央第一土地区画整理事業を進めることは可能であります。
 よって、我が新政会は、本陳情に賛成いたします。(拍手起こる)
○田中鐵次 議長  以上で、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
  ────────────────
△陳情第3号の採決−採択
○田中鐵次 議長  次に、採決でありますが、本件に対する委員長報告は採択であります。
 本件を委員長報告どおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔起立者多数〕
○田中鐵次 議長  起立多数であります。
 よって、陳情第3号は、採択することに決しました。
  ────────────────
△議案第51号〜議案第52号の一括採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、議案第51号「蕨市農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例」、議案第52号「行政委員会委員等の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」、以上2件を一括議題といたします。
 以上2件については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、以上2件に対する委員長報告は原案可決であります。
 以上2件を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第51号から議案第52号まで、以上2件については、原案のとおり可決されました。
  ────────────────
△議案第39号の討論
○田中鐵次 議長  次に、議案第39号「蕨市税条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 梶原秀明議員。
    〔1番 梶原秀明議員 登壇〕
◆1番(梶原秀明議員) 議案第39号「蕨市税条例の一部を改正する条例」に、日本共産党市議会議員団を代表しまして、賛成の立場から討論を行います。
 本議案は、地方税法の改定に伴うものであり、内容的には、主に、65歳以上の方のうち、前年の合計所得金額が125万円以下の者に対する個人市民税の非課税措置を'06年度から'08年度で段階的に廃止するもので、高齢者に大変な影響のあるものです。
 しかしながら、地方自治体で地方税法に矛盾する独自の措置を取ることはできないため、その問題点を指摘して条例には賛成するものです。
 この改定による具体的な市民の影響を試算すると、世帯主の年金額が260万円で配偶者の年金が70万円ほどの場合、'05年度、本年度は市県民税非課税である者が、公的年金控除の縮小、老年者控除の廃止、定率減税縮小、廃止の影響と併せて、'08年度は市県民税は約3万3,000円になります。
 また、単身者で年金223万円の人の場合、同様に、現在非課税が'08年度には約3万5,000円となります。
 担税力がない、あるいは著しく弱い住民にそれ以上の税負担を求めることは適切ではありません。
 また、非課税措置を廃止する影響は、介護保険料の負担増や福祉入浴、介護サービス利用料の助成など、高齢者福祉サービスが受けられなくなったり、利用料金が上がることにもつながります。
 蕨市に対しては、来年度以降の市民への影響を具体的、統計的に調査、推計すること。来年6月と7月の市県民税の通知、介護保険料の通知においては、丁寧な説明、相談を行うこと。また、市民税の増収分などをもとにして市民の負担を軽減する措置を取ることを要望します。
 以上、議案第39号の問題点を示し、賛成討論とします。(拍手起こる)
○田中鐵次 議長  以上で、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
  ────────────────
△議案第39号の採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。
 本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。
  ────────────────
△議案第40号の採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、議案第40号「蕨市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 本案については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。
 本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。
  ────────────────
△議案第53号の採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、議案第53号「農業委員会選挙委員定数条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 本案については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。
 本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。
  ────────────────
△議案第41号〜議案第43号の一括採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、議案第41号「蕨市ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例」、議案第42号「蕨市ホームヘルプサービス手数料条例の一部を改正する条例」、議案第43号「蕨市総合社会福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例」、以上3件を一括議題といたします。
 以上3件については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、以上3件に対する委員長報告は原案可決であります。
 以上3件を委員長報告どおり可決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第41号から議案第43号まで、以上3件については、原案のとおり可決されました。
  ────────────────
△議案第47号〜議案第48号の一括採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、議案第47号「彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について」、議案第48号「埼玉県中央広域行政推進協議会を設ける普通地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」、以上2件を一括議題といたします。
 以上2件については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、以上2件に対する委員長報告は原案可決であります。
 以上2件を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第47号から議案第48号まで、以上2件については、原案のとおり可決されました。
  ────────────────
△議案第49号〜議案第50号の一括採決−承認
○田中鐵次 議長  次に、議案第49号「専決処分の承認を求めることについて」、議案第50号「専決処分の承認を求めることについて」、以上2件を一括議題といたします。
 以上2件については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、以上2件に対する委員長報告は承認であります。
 本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議案第49号から議案第50号まで、以上2件については承認されました。
  ────────────────
△休憩の宣告
○田中鐵次 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前10時40分休憩
午前10時50分開議
◇出席議員 23名
  1番     2番     3番
  4番     5番     6番
  7番     8番     9番
 10番    11番    12番
 13番    14番    15番
 16番    17番    18番
 19番    20番    21番
 22番    24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
          (前に同じ)


△開議の宣告
○田中鐵次 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ────────────────
△議会運営委員会委員長報告
○田中鐵次 議長  ここで、議会運営委員会委員長の報告を求めます。
 議会運営委員会委員長 17番 池上東二議員。
    〔17番 池上東二議員 登壇〕
◎17番(池上東二議員) ただ今、追加議案にかかわる議会運営委員会を開催いたしましたところ、次の事項が決定いたしましたので、ご報告いたします。
 1、議員提出議案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」、2、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」、3、議員提出議案第4号「蕨市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」、以上3件を本日の日程に追加し、委員会付託を省略し、即決する。
 以上で報告を終わります。
○田中鐵次 議長  以上で、議会運営委員会委員長の報告を終わります。
  ────────────────
△追加議案の報告及び上程
△議員提出議案第2号〜議員提出議案第4号の報告及び一括上程
○田中鐵次 議長  次に、17番 池上東二議員ほか3名から、議員提出議案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」、22番江崎茂雄議員ほか4名から、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」、16番 志村 茂議員ほか5名から、議員提出議案第4号「蕨市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」、以上3件が提出されております。
 おはかりいたします。
 この際、議員提出議案第2号から議員提出議案第4号まで、以上3件を日程に追加し、一括議題といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第2号から議員提出議案第4号まで、以上3件を日程に追加し、一括議題といたします。
 直ちに、追加議案の上程、提案説明に入ります。
 これより、事務局長をして朗読いたさせます。
    〔事務局長朗読〕
○田中鐵次 議長  以上、朗読のとおりであります。
  ────────────────
△提案理由の説明
△議員提出議案第2号の提案理由の説明
○田中鐵次 議長  直ちに、提案理由の説明を求めます。
 最初に、17番 池上東二議員。
    〔17番 池上東二議員 登壇〕
◎17番(池上東二議員) 議員提出議案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」は、案文の朗読をもって提案理由の説明とかえさせていただきます。
 平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以降、地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地方自治にかかる地勢図の変化など、地方議会を取り巻く環境は、近時大きく変化してきている。
 また、今日、三位一体の改革などが進められる中で、税財政面での自己決定権が強まれば、それに伴い議会の執行機関に対する監視機能を強化し、自ら住民のための政策を発信していかなければならないのは必然である。
 このような中、二元代表制の下での地方議会の役割は一層その重要性を増していることから、住民自治の代表機関である議会の機能の更なる充実と、その活性化を図ることが強く求められている。一方、各議会においては、自らの議会改革等を積極的に行っているところであるが、これらの環境に対応した議会の機能を十分発揮するためには、解決すべき様々な制度的課題がある。
 こうした課題は、現行の地方自治法が制定後60年経過し、「議会と首長との関係」等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず、ほとんど見直されておらず、議会にかかる制度の実態にそぐわなくなっていることから、議会制度全般にわたる見直しが急務である。
 21世紀における地方自治制度を考えるとき、住民自治の合議体である「議会」が自主性・自律性を発揮してはじめて「地方自治の本旨」は実現するものであり、時代の趨勢に対応した議会改革なくして地方分権改革は完結しないと考える。
 よって国におかれては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」を審議項目として取り上げ、活発な審議が行われているところであるが、地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより、?議長に議会招集権を付与すること、?委員会にも議案提出権を認めること、?議会に附属機関の設置を可能とすることなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成17年6月21日
 埼玉県蕨市議会議長 田中鐵次
 よろしくご賛同のほどお願いいたします。
  ────────────────
△議員提出議案第3号の提案理由の説明
○田中鐵次 議長  次に、22番 江崎茂雄議員。
    〔22番 江崎茂雄議員 登壇〕
◎22番(江崎茂雄議員) 去る6月2日、蕨市議会議会改革特別委員会の議員定数削減の決定にかかわる閉会中の継続審査の中間報告を申し上げました。
 よって、ここに「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」を議員提出議案として提案するものであります。
 議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」
 上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び蕨市議会会議規則第14条の規定により提出します。
 蕨市議会議員の定数条例(昭和37年蕨市条例第22号)の一部を次のように改正する。
 本則中「24人」を「18人」に改める。
 附 則
 この条例は、次の一般選挙から施行する。
 以上。
  ────────────────
△議員提出議案第4号の提案理由の説明
○田中鐵次 議長  次に、16番 志村 茂議員。
    〔16番 志村 茂議員 登壇〕
◎16番(志村茂議員) 議員提出議案第4号「蕨市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」について、日本共産党と社会民主党を代表して提案理由の説明を行います。
 蕨市は、市税収入が伸びず、国からの地方交付税が減り、戸田競艇事業収入が落ち込むなど、厳しい財政状況にあることから、市長等特別職と管理職職員の期末手当を、今年度と来年度の2年間削減することを決めました。
 しかし、議員の期末手当削減については、市長から会派代表者会議に要請はあったものの、条例改正の議案は提出されませんでした。
 私たちは、議員の期末手当についても、管理職職員と同じ10パーセントの削減を2年間行うべきだと考え、2005年、平成17年12月1日から2007年、平成19年6月30日までの間に支給される期末手当の額を10パーセント削減しようとするものです。これにより、2年間で合計1,017万4,560円の削減額となります。
 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○田中鐵次 議長  以上で、提案理由の説明を終わります。
  ────────────────
△休憩の宣告
○田中鐵次 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前11時3分休憩
午前11時25分開議
◇出席議員 23名
  1番     2番     3番
  4番     5番     6番
  7番     8番     9番
 10番    11番    12番
 13番    14番    15番
 16番    17番    18番
 19番    20番    21番
 22番    24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
          (前に同じ)


△開議の宣告
○田中鐵次 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ────────────────
△追加議案に対する質疑
△議員提出議案第2号に対する質疑
○田中鐵次 議長  これより、追加議案に対する質疑を行います。
 初めに、議員提出議案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」を議題といたします。
 本案については、質疑の通告がありません。よって、通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
  ────────────────
△議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」に対する質疑
○田中鐵次 議長  次に、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 本案については、質疑の通告がありますので、発言を許します。
 2番 鈴木 智議員。
    〔2番 鈴木 智議員 登壇〕
◆2番(鈴木智議員) 日本共産党蕨市議団を代表いたしまして、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」に対して、通告に従いまして質疑を行います。
 議員定数については、昨年12月定例市議会において設置された議会改革特別委員会で審議が行われてきたところでございますが、その中で、さまざまな角度からの十分な検討が行われたとは思えません。
 先ほどの提案理由においては、具体的な内容について触れられていませんでしたので、市民と議会の関係、議会の役割にかかわる重大な問題であるとの認識の上に立って、以下、お聞きをするものであります。
 第1に、議員定数を削減する理由、目的についてどのように考えているかという点であります。
 市財政などの問題に対応するための提案であると認識しているのか、それとも、議会活動そのものの改善という目的も含んでいると検討しているのか。これは今後の議論の仕方にもかかわる問題ですので、お聞かせいただきたいと思います。
 第2は、議員定数を削減した場合の影響について、どのように検討してきたのかという問題であります。
 メリット、デメリット、それぞれあると思いますが、重大な問題ですので、本当に削減が、懸念されるさまざまな問題点があったとしても行われるべき、そういう内容であるのか、検討しなくてはなりません。
 特に、例えば市民の視点で行政をチェックする役割や、市民の声を議会に伝える役割などが弱まるのではないかという懸念について。更には、委員会審議などが少ない人数で行われることとなり、詳細な検討が行いにくくなるのではないかという懸念について。この2点についてどのように検討されてきたのか、お聞きしたいと思います。
 第3は、議会改革特別委員会での審議についてであります。
 この中で、問題、不十分な点はなかったか。特に、必要性や市財政の状況など、前提の問題について検討されなかったのではないか。議会費において削減すべきその他の費用について、全体の検討が行われないまま、定数削減だけを決めたのではないか。以上2点の指摘についての認識はどうでしょうか。お聞きをしたいと思います。
 第4は、こうした議論を残したまま、今6月定例市議会に議員提出議案として提出されたことについてであります。
 私たち日本共産党は、議会改革特別委員会において、今年いっぱいの審議期間を提案しました。前提となる市財政の状況、削減した場合の影響、定数以外に削減すべき費用について検討が必要であり、削減の是非及び削減数の検討も含めると、その程度の期間が必要であると考えたからであります。
 そこで、そうした検討が行われないまま今回の提案となったことについて、どのように考えてのことかお聞きしたいと思います。
 以上で、壇上から、登壇しての1回目の質疑を終わります。
  ────────────────
△議事進行について
  〔20番 一関和一議員「議長、議事進行」と言い、発言の許可を求める〕
○田中鐵次 議長  20番 一関和一議員。
◆20番(一関和一議員) 20番 一関でございます。
 ただ今の議員提出議案第2号、慣例ではですね、質疑がなければ直ちに討論、採決ということで、そのような流れでやられていると思うんですが、今回はなぜその慣例を破ってこういうことになったのか、その点を明らかにしてほしいと思います。
 3回出るのは大変困るのでね、はっきりしていただきたいと思います。
○田中鐵次 議長  次の進行表には、一括して、2号から4号まで一括して3件を提案することになっておりますので、ご了解をいただきたいと思います。いつものやり方と同じなんです。
◆20番(一関和一議員) どう同じなんですか。具体的に説明しなさいよ。
○田中鐵次 議長  後ほどまた、ご検討した結果をお話し申し上げます。
  ────────────────
△追加議案に対する質疑(続き)
△議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」に対する質疑(続き)
○田中鐵次 議長  22番 江崎茂雄議員。
    〔22番 江崎茂雄議員 登壇〕
◎22番(江崎茂雄議員) 2番 鈴木 智議員の委員長に対する質疑にお答えをいたします。
 最初にお断りしておきますが、鈴木議員は、各政党会派から選出された特別委員会のメンバーであります。したがって、そのメンバーが委員長に質疑を行うということは、異例のことであります。提案者イコール委員長です。それが事実ですから、そのとおり申し上げているんです。委員長は、委員会においてみだりに討論に参加することはできません。意見の開陳もできません。委員長の任務は、その委員会で行われる審議をスムーズに進行させることが第一であります。委員会の秩序の維持並びに討論の明朗な進展を図るのが委員長の役目であります。
 したがって、ここに記されている1から4番までの議員定数の削減理由、目的についてどのように検討されてきたのか、これについて、鈴木委員は検討されているとは言えないと言っております。これは、ご自身がいかに検討されたかという裏返しですから、ご自身が検討していないという証明になるんです。
 私は、そういう見解で、議員のルールというのがありますから、共産党がいかにその持論を展開しようとしても、ご自身が委員会の委員として参加している以上、その委員会において審議、討論すべきことは、委員にその責務があります。したがって、ここで疑問を呈しておられることは、すべて私は、鈴木委員は現場でその討論の内容をすべて知っている、知っていなければならないと考えておりますので、これらの問題に対するお答えは、鈴木委員自身にお返しをいたします。
 私は、委員会で討論された以外のことは、ここでお答えすることはできません。
 以上です。
◆2番(鈴木智議員) 今のは答弁になっておりません。
 今回の議員提出議案として出された議案に対して私は質疑を行っているものであり、また、本会議席上におきまして、実際どのように検討が行われてきたのか、その検討が十分であったのかどうか、そういう検討をこの本会議席上において私は行う、質疑の中で明らかにする、そういう目的で行ったものであります。
 これに対して、委員長の責にある、そのことを理由に答弁を拒否するということはあってはならないことだと思いますし、この点について改めて私は答弁を求めるものであります。
 何よりも、今回の問題点の中心点は、特別委員会におきまして、私たちは、この議員の定数の問題については削減数だけを議論するではなく、その必要性、又はそれをやらなければならない環境に本当にあるのかどうか、そこはきちんと検討した上で、その上で市民への影響、そこもきちんと検討しなければならない。そういうことを繰り返し繰り返し述べてきたわけであります。
 しかし、残念ながら、こうした点につきまして具体的な検討は行われなかった、これが現状でありますし、また、議員の定数に先立って、今回、ほかに削減すべき項目があるのかどうか、この点についても、ぜひ認識としてお聞きをしておきたい、このように感じたところであります。
 ぜひこれは答弁をいただかないと、私としては納得できませんので、議長、よろしくお願いしたいと思います。
◎22番(江崎茂雄議員) たび重なる鈴木議員の質問なのでありますが、私は、提案理由の説明の前に、去る6月2日、蕨市議会議会改革特別委員会の議員定数削減の決定にかかわる閉会中の継続審査の中間報告を申し上げましたと断っております。
 この閉会中の継続審査において、たび重なる委員会開催にもかかわらず、委員さんは懸命な議論をしてくださいました。
 定数の削減についても、12名から20名までの定数を提案されました。それを何回も議論のうえ、慎重に検討してほしい、もちろんその間、議会経費の問題等の審議も鈴木さんから提言をされました。しかし、鈴木さんの言う議会経費の節減については、期末手当の問題に限って、少なくともこの問題は2年間の時限条例であり、議会改革にふさわしいとは思えない。少なくとも議会改革は、発端が議員の議会に対する姿勢、議会の構成、議会の運営、議会経費の大幅な削減という大きなテーマを抱えて議論してきているわけですから、それは、鈴木さん承知のとおりだと思います。
 そこで私は、最終的に、最後の委員会において討論、採決を行うわけですが、その前段で、1か月間、この議員の定数については慎重に各政党会派に持ち帰って検討してほしいということを要請しました。1か月間、討論、各政党会派の中で検討した結果、18名が適切であるという結論を、意見を開陳する会派、政党がありました。それに対して私は、委員長として採決をもって臨みました。7名の委員さんのうち5名は18名に賛成、残る2人は反対。したがって私は、委員長としては当然の結論として、特別委員会は、この次から行われる一般選挙の蕨市議会議員の定数は18名とするという決定をくだしたわけでありまして、その間、なんら手続上の齟齬はないという確信をしておりまして、6月2日の議会に対して中間報告をし、更に本日、その特別委員会の決定に基づいて、議員提出議案として提出したものでございます。
 以上が答弁です。
◆2番(鈴木智議員) ぜひ議長にお願いしたいと思いますが、これが、回数的には最後の質疑となってしまいますので、通告申し上げました四つの点につきまして、改めて答弁いただけるよう議長のほうからも声をかけていただければというふうに、冒頭、お願いしたいと思います。
 当初お伺いいたしました四つの点以外に、今、私たちが提案いたしました議会費の削減という問題については、議会改革にふさわしいと思えない、このような発言がございました。それでは、何が議会改革であるのかという点であります。
 今回の議論の中で示されてきたものは、これが最大の、財政的に考えても最大の行政改革になるという、こういう提案が聞こえてまいりました。それでは、それ以外の道として、それ以外の中で、今回の議員の定数削減、議会の運営に対して大きな改革であるという点につきまして、ぜひ、今回、提案者であられるところの江崎議員のご見解、お聞かせいただきたいと思う次第であります。
 そして、もし今回の、今までの議論の中で大いに表明されてきましたとおり、今回の定数の削減の問題が、議会、大きな行政改革である、経費を削減することにより最大の効果を生むんだということであるならば、それでは、なぜそのほかの経費の削減については議論できなかったのか、そこもあわせて本来ならば議論をして、そして市民と議会をつなぐ役割であるべき議員の役割をどれだけ今後も保っていけるのか、そこに検討すべき方向があったのではないかと思うわけなんですが、もしそのように思うのであれば、ぜひそうした点についてご見解をお示しいただきたいということをお聞きいたしまして、3回目の質疑といたします。
◎22番(江崎茂雄議員) 私は、委員会の委員長としての立場からも、議会経費の削減については、1人市議会議員を輩出することは、血税が約1,000万円ぐらい必要だと。したがって、6名を減員するということは、年間6,000万円の経常経費の節減になる。このことは、4年間では2億4,000万の削減をすると。
 ただし、一方、議員を削減することによって市民の意見が反映されなくなるのではないかという危惧もあることは事実であります。したがって、市議会議員の使命、職責はより重大になるということを議員は自覚しなければならないということを私は再三申し上げております。
 7万人規模の全国の市でもって議員を18名とするということは、先ほど読売新聞の記者の取材がありましたが、私は全国でもおそらく初めてじゃないか。5万人規模だったら18名という議員はおるけれども、7万人規模の市でもって18名という市議会議員の定数は非常に画期的である、私はそういうふうに申し上げました。
 これは議員としての私の信念でありますが、少なくとも、市民の負託に応えるのは議員であります。したがって、数が少なくなればなるほど、1人の議員に対する市民の数は3,000人から5,000人、5,000人から1万人、合併すれば7名ですから1万人ですが、今の現状では、18人で7万人を割れば、おのずとその議員に負託される市民の数は把握できると思います。
 したがって、今後は、議員の職責、鈴木さんの言う執行部、あるいは予算の追及、あるいは不祥事に対する追及、すべては議員の肩にかかってきますから、議員の職責は従前よりはるかに重大になるだろうと私は予測しております。
 したがって、私は、共産党が、少なくとも、次の議案で表明されるような経費の削減は、一時的な市民に対するアピールにしかならない。本来、この事実を、508万円と6,000万円とどちらが議会経費の削減に役立つか市民に聞いたほうがいいと、私はそう思っています。それが私の、鈴木さんの質問、質疑に対する見解の表明であります。
 以上です。
○田中鐵次 議長  以上で、通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
  ────────────────
△議員提出議案第4号に対する質疑
○田中鐵次 議長  次に、議員提出議案第4号「蕨市市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 本案については、質疑の通告がありません。よって、通告による質疑を終わります。
 質疑を打ち切ります。
  ────────────────
△追加議案の委員会付託の省略
○田中鐵次 議長  ここで、おはかりいたします。
 議員提出議案第2号から議員提出議案第4号まで、以上3件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第2号から議員提出議案第4号まで、以上3件については、委員会付託を省略することに決しました。
  ────────────────
△休憩の宣告
○田中鐵次 議長  ここで、暫時休憩いたします。
午前11時45分休憩
午前11時46分開議
◇出席議員 23名
  1番     2番     3番
  4番     5番     6番
  7番     8番     9番
 10番    11番    12番
 13番    14番    15番
 16番    17番    18番
 19番    20番    21番
 22番    24番

◇欠席議員 な し


◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
          (前に同じ)


△開議の宣告
○田中鐵次 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△討論及び採決
△議員提出議案第2号の採決−可決
○田中鐵次 議長  これより、討論、採決を行います。
 初めに、議員提出議案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」を議題といたします。
 本案については討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中鐵次 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。
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△議員提出議案第3号の討論
○田中鐵次 議長  次に、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 最初に、2番 鈴木 智議員。
    〔2番 鈴木 智議員 登壇〕
◆2番(鈴木智議員) それでは、日本共産党蕨市議団を代表いたしまして、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」に対しまして、反対の立場から討論を行います。
 議員、議会の最も大切な仕事は、市民の代表として、市民の声を聞き、議会に伝え、そして、市民の立場で行政をチェックし、市民要求の実現を図ることであります。そうした役割から考えれば、議員定数を現在の24名から、6人、25パーセントもの削減を行うことは、市民との関係が希薄になり、市民から見れば議員が遠い存在になってしまう、そういう状況をつくることにもつながりかねない問題であります。
 そうした性質を持つ課題でありますので、その検討に当たっては、削減を行うだけの理由があるのか、削減が求められる状況についての検討が必要であります。
 また、財政的な理由により削減の検討が行われざるを得ない場合でも、議員の果たしてきた役割を後退させないために、定数削減とは別に削減すべき費用はないのかの検討が行われなくてはなりません。
 議会改革特別委員会での審議で、私たち日本共産党は、市の財政状況や他市議会の状況に関する資料を求めるとともに、審議の進め方としては、議会費の削減という視点から、削減すべき項目や削減した場合の影響について、今年いっぱい程度の時間をかけて審議を行うことを提案し、議員定数の削減だけを決めるべきではないことを主張いたしました。
 更に、定数削減に先立って削減を検討すべき項目として、議員報酬の10パーセント削減、期末手当の0.4か月削減、特別旅費による行政視察を政務調査費の中に含む改革、費用弁償の廃止により2,400万円程度の費用削減ができる試算も紹介し、検討を求めました。
 しかし、6回に及ぶ議会改革特別委員会では、こうした点についての検討が行われないまま、定数の削減だけを決めてしまいました。これでは、議会の役割を後退させずに果たしていけるのか、疑問であります。
 特に、現在具体化が進められている行政経営戦略プランの路線の中では、市民に対しての負担が押しつけられる方向が示されております。本来なら、ますます市民の声を議会に詳しく伝えなければならない今このときに、十分な検討なしに議員の定数の削減を決めることは、市民にとっても大きな不利益であると考えます。
 今日まで蕨市は、一定の議員定数を確保することで、市民と議会の関係がつくられてまいりました。その関係に重大な影響を与える6名もの定数削減が、これまで述べたような十分な検討が行われないまま決められてしまいますことは、認められるものではありません。
 日本共産党蕨市議団は、以上の立場から、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」に反対を表明いたします。
○田中鐵次 議長  次に、24番 堀川利雄議員。
    〔24番 堀川利雄議員 登壇〕
◆24番(堀川利雄議員) 私は、議員提出議案第3号「蕨市議会議員の定数条例の一部を改正する条例」につきまして、賛成の立場から討論を行います。
 蕨市議会の定数条例の一部を改正する条例については、新政会、市民ネット21、自民党、民主クラブ、公明党蕨市議団を代表いたしまして、賛成の立場から討論に参加をいたしたいと存じます。
 さて、長引く景気の低迷で、恒常的な財政不足が続く中、地方自治体は、地方分権の推進や少子高齢化といった社会的変化に対応する行政改革を進め、効率的な地方自治体を構築する基礎整備が急務となっております。蕨市でも、3市合併が残念ながら破綻した昨年来、単独市として生きる決意を新たにし、この厳しい財政運営を乗り切るため、蕨市行政経営戦略プランを作成いたしました。職員や経常経費の削減などをはじめといたしました行政改革に努め、健全財政を堅持し、実効性ある市民福祉を確実に進めようと努力をしております。
 市議会では、合併協議破綻時から、市議会に寄せられる厳しい行政改革推進の声に応えるため、会派代表者会議全会一致のもとに、議員定数削減などの検討を行う蕨市議会改革に関する特別委員会を設置し、行政コストの削減に取り組み、6回にわたる慎重審議を重ねた結果、今定例会の冒頭に江崎茂雄同特別委員会委員長からご報告されたとおりであります。次回の一般選挙から定数を18名とすることに結論を得た次第であります。
 現在の定数24名から18名へと6名減員する本改正案については、施行された場合は、現在1人当たり年間約1,000万円強、全体で6,000万円、任期となる4年間に換算すると約2億4,000万円の議会費が削減されるところとなり、合併協議破綻以来、巷間耳に届く議会改革を望む民意を反映したものであり、近隣市にも類のない大きな改革をなし得るものであることを強調し、私は、市民の声なき声、もの言わぬ心に自ら行動を起こした結果であると確信し、賛成討論とさせていただく次第であります。
○田中鐵次 議長  以上で、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
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△議員提出議案第3号の採決−可決
○田中鐵次 議長  次に、採決でありますが、本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔起立者多数〕
○田中鐵次 議長  起立多数であります。
 よって、議員提出議案第3号は、原案のとおり可決されました。
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△議員提出議案第4号の採決−否決
○田中鐵次 議長  次に、議員提出議案第4号「蕨市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 本案については、討論の通告がありません。よって、通告による討論を終わります。
 討論を終結いたします。
 次に、採決でありますが、本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔起立者少数〕
○田中鐵次 議長  起立少数であります。
 よって、議員提出議案第4号は、否決されました。
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△閉会の宣告
○田中鐵次 議長  以上で、今定例会に付議されました案件は全部議了いたしました。
 これをもちまして、20日間の会期を閉じ、平成17年第2回蕨市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
午前11時59分閉会
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