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埼玉県 草加市

平成18年 12月 福祉環境委員会−12月21日-08号




平成18年 12月 福祉環境委員会

        平成18年草加市議会福祉環境委員会会議録(第8回)

◇開会年月日  平成18年12月21日(木曜日)
◇開催の場所  第2委員会室
◇付議事件   第109号議案 平成18年度草加市一般会計補正予算(第2号)第1条 歳出中、健康福祉部及び市民生活部に係る部分、第2条 継続費の補正
        第112号議案 平成18年度草加市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
        第113号議案 平成18年度草加市介護保険特別会計補正予算(第2号)
        第114号議案 平成18年度草加市立病院事業会計補正予算(第1号)
        第123号議案 草加市母子生活支援施設設置及び管理条例を廃止する条例の制定について
        第125号議案 草加市公害防止施設整備資金融資条例の一部を改正する条例の制定について
        第127号議案 草加市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について
        第129号議案 (仮称)草加市リサイクルセンター整備事業請負契約の締結について
        第130号議案 指定管理者の指定について
        第132号議案 埼玉県後期高齢者医療広域連合の設立について
        請願第 15号 草加駅西口の安全・安心を求める請願書
        請願第 16号 放課後児童健全育成事業(児童クラブ)の充実を求める請願
        閉会中の特定事件について


午前10時10分開会
◇出席委員 10名
  飯 塚 恭 代      委員長          小 川 利 八      委員
  丹 羽 義 昭      副委員長         小 澤 敏 明      委員
  斉 藤 雄 二      委員           須 永 賢 治      委員
  須 藤 哲 也      委員           大 野 ミヨ子      委員
  西 沢 可 祝      委員           瀬 戸 健一郎      委員

◇欠席委員  なし

◇委員会に出席した議会事務局職員
  金 子 忠 弘      議事課主幹        武 田 一 夫      議会事務局書記

◇傍 聴 人  なし

午前10時10分開会

○委員長 ただいまから福祉環境委員会を開会いたします。
 ──────────◇──────────
△資料の配付
○委員長 初めに、昨日の委員会におきまして要求いたしました資料につきましては、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。
 暫時休憩いたします。

午前10時10分休憩

午前10時48分再開

○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 ──────────◇──────────
○委員長 討論を行います。
 討論のある方は挙手をお願いいたします。
 大野委員。
◆大野 委員  日本共産党議員団を代表して討論を行います。
 福祉環境委員会に付託された議案は10件、請願は2件です。
 日本共産党は、市長提出議案10件のうち第112号議案、第113号議案、第114号議案、第125号議案、第127号議案、第129号議案、第130号議案の7件に賛成し、第109号議案、第123号議案、第132号議案の3件に反対します。
 また、請願2件はいずれも採択に賛成いたします。
 また、賛成議案のうち第114号議案、第129号議案、第130号議案は、意見を付して賛成といたします。
 第114号議案 平成18年度草加市立病院事業会計補正予算(第1号)についてであります。
 2件の損害賠償請求が行われ、和解が成立し、和解金を支払うものです。
 1件目の事故は、平成12年に起き、4年後の平成16年に提訴されています。損害賠償請求3,000万円に対し、和解金500万円です。
 2件目の事故は、平成9年に起き、平成13年に提訴されています。損害賠償請求7,183万4,482円、和解金3,000万円です。
 いずれも死亡事故でありますが、死亡から和解に至るまで6年、9年もの長い期間を要しています。医療事故は裁判で被害者側が勝訴するのは大変難しく、しかも判決が出るまで相当長期間かかるため、多くの被害者が泣き寝入りしているのが現実です。
 今回の2つの事故は、裁判所が和解金として500万円、3,000万円を提示していることからしても、医療ミスの可能性が高いと思われます。
 特に2件目の事故は、市立病院に十二指腸潰瘍でかかっていたにもかかわらず、腹痛の原因をヒステリーと診断し、十二指腸潰瘍穿孔を見落とし、精神病院に移した直後の死亡事故です。
 裁判所の鑑定医からも経過観察ぐらいはした方がよかったと指摘されているとおり、市立病院側の過失であることはほぼ間違いありません。病院の信用が落ちることを心配し、医療ミスを認めず、判決が出るのを待っていたとしか思えません。和解金を支払うことは賛成ですが、患者救済というなら、市立病院の落ち度を認め、もっと早く慰謝料を支払い解決するべきであったと思います。
 医療ミスはあってはならないことですが、万が一発生したときは潔くミスを認め、患者と遺族に対し、きちっと謝罪するべきであると指摘しておきます。
 第129号議案 (仮称)草加市リサイクルセンター整備事業請負契約の締結についてであります。
 長年の待望であったリサイクルセンター建設がやっと日の目を見ようとしています。ごみ処理施設は、談合が常態化し、現に今も多くの企業が独占禁止法違反で指名停止になっています。こうした中、執行部は、談合防止と価格低減のため、新しい入札制度を活用したと説明しました。しかし入札が終わり契約に至るまで議会には説明されていません。このような重大問題については、きちっと説明責任を果たすよう、かねてから指摘しているにもかかわらず、今度もそれが守られなかったことは甚だ遺憾です。今後二度とこのようなことがないよう厳しく指摘をしておきます。
 第130号議案 指定管理者の指定についてであります。
 この議案は、西町児童クラブ、氷川児童クラブの委託更新と花栗児童クラブ、谷塚児童クラブをNPO草加・元気っ子クラブに委託するものです。
 元気っ子クラブは、長年、民間学童保育所を運営したノウハウを持ち、その理念も指導員の質や意欲はどこにも負けないものを持っている申し分のない団体です。にもかかわらず、指定管理の任期が切れるたびに業者が公募され、選考委員会にかけられ、民間企業などと競わされています。理念、意欲だけではなく運営費も競争の対象とされます。本来福祉の仕事は、専門性が要求され、継続性が求められる仕事です。人件費が事業のほとんどを占める福祉の分野のコストを下げるとなると、不安定雇用に置き換えざるを得ません。人を扱う福祉はまさに指定管理者制度にはなじまない分野です。元気っ子が継続して運営を任され、安心して事業ができるように最低でも特命で行うべきであると指摘しておきます。
 次に、反対する議案に対し、反対理由を述べます。
 第109号議案 平成18年度草加市一般会計補正予算(第2号)についてです。
 1点目は、後期高齢者医療広域連合設立準備会市負担金263万5,000円についてです。平成20年4月から始まる後期高齢者医療制度は、75歳以上のすべての高齢者と65歳以上で重度心身医療費助成制度を受け、なおかつ寝たきり状態の人を被保険者として県単位の保険制度をつくるために広域連合を設立するための準備です。
 そのねらいは、公費負担を減らし、医療費を抑制することです。かかった医療費の1割が新たに高齢者の保険料負担となり、年金から有無を言わさず天引きされ、滞納者には資格証明書が発行されるひどい制度です。人生の残り少ない75歳以上の人から保険料をむしりとり、払えない人は医者にかからせない、この冷酷な制度は絶対反対です。
 2点目は、健康づくり啓発事業です。保健指導として新たにメタボリックシンドローム対策が始まるため、内臓脂肪測定機を2台購入するものです。
 問題は、これを契機に平成20年から基本健康審査や保健指導が各保険者の仕事となり、これまで税金で行われていた健診などが国保の事業となります。平成17年度実績では、保険事業費は総額2億1,850万円であり、これが国保加入者の保険料に跳ね返り、問題です。
 以上の2点に反対といたします。
 また、柿木焼却場北側水路のダイオキシン汚染のヘドロ除去は当然ですが、いまだ汚染原因がはっきりしていません。ヘドロを除去することでうやむやにすることなく、汚染原因をはっきりさせ、公表するよう指摘しておきます。
 第123号議案 草加市母子生活支援施設設置及び管理条例を廃止する条例の制定についてであります。この施設は、母子家庭の母親と子供を入所させ、その保護と自立促進のためにその生活を支援することを目的とし、昭和42年に建設された施設です。廃止の理由は、他の制度で目的を果たすことができるようになったことと施設の老朽化とされています。利用者もいないとされています。
 しかし、市営住宅も県営住宅も全く足りない草加市で、行くところのない母子を救済できるような施設や制度がどこにあるのでしょうか。利用者がいないのではなく、利用するに耐えないような施設になっているからではありませんか。建設以来39年たっている同施設は、共同ぶろに共同トイレ、プライバシーも守れないような施設です。しかも平成2年に屋上防水工事を実施したのを最後に修繕されず、13室のうち使えるのはわずか4室で、傷んだまま放置され、全室が空きになるのを待って廃止する計画だったとしか思えません。
 毎年離婚はふえ続け、ドメスティック・バイオレンスもふえ続けています。施設の必要性がないどころか、必要性はますます高まっています。平成17年には3世帯、平成18年には1世帯、一時保護を行っていることからもそのとおりではないでしょうか。
 廃止後の対応は、戸田市、または松伏町の施設に委託するとのことですが、どちらの施設も室数20に対し、現在18世帯が入居しています。県内には同様の施設が6施設しかありません。絶対数が不足しています。こうしたことをかんがみると、これまであった施設を廃止するのではなく、他市のようにトイレやふろが備わった個室、プライバシーが保障された施設に改築するべきです。
 よって、この廃止条例に反対といたします。
 第132号議案 埼玉県後期高齢者医療広域連合の設立についてであります。
 反対の理由の第1は、後期高齢者医療制度は75歳以上すべての高齢者と65歳以上で重度心身障害者医療費助成を受け、なおかつ寝たきりの状態にあるすべての人から新たに保険料をとる仕組みです。保険料は医療費の1割とされ、全国平均で月6,200円、1万5,000円以上の年金生活者は年金から天引きされる仕組みです。保険料滞納者は保険証が取り上げられるひどい制度だからです。
 第2は、広域連合は、各自治体の事情を抜きにした画一的な事業が行われる危険性大だからです。市町村長のうちから1人連合長が選ばれ、職員は各自治体からの派遣で人口8万人以上は1人、30万人以上は2人となっています。保険給付や保険料を決める大事な議会議員はわずか20人、首長代表10人、議員代表10人で、ほとんどの自治体は1人も議員を送り出すことができません。
 その結果、国の準則にのっとった画一的な制度となってしまい、各被保険者の実態をきめ細かく把握し、資格証明書の発行をできるだけ抑えようと努力してきた、これまでの市町村の努力が無になってしまいます。
 広域連合設立の目的は、これまで国単位だった老人医療保険制度を県単位にし、自治体間の相互扶助にしようというもので、国の責任放棄です。このひどい制度は絶対認められることができません。
 よって、反対といたします。
 以上です。
○委員長 ほかにございますか。
 斉藤委員。
◆斉藤 委員  日本共産党を代表して討論を行います。
 請願第15号について賛成の立場から討論いたします。
 草加駅西口は、御存じのとおり、大人の男性でも歩くのをためらってしまう現状があり、議会においても日本共産党だけでなく、各会派の議員が取り上げております。
 現状では、市民の安心、安全が守られていない、そう感じた方々が1,874名もの署名を集め、提出をされた請願です。重大事件も起きているなど、早期に解決をしていただきたい問題でもあるため、賛成といたします。
 以上です。
○委員長 ほかにございますか。
  〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、討論を終了いたします。
 ──────────◇──────────
○委員長 直ちに採決を行います。
 なお、採決につきましては、委員会付託表のとおり、議案番号の順序で行ってまいります。
 初めに、第109号議案 平成18年度草加市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手多数〕
○委員長 挙手多数であります。
 よって、第109号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第112号議案 平成18年度草加市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第112号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第113号議案 平成18年度草加市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第113号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第114号議案 平成18年度草加市立病院事業会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第114号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第123号議案 草加市母子生活支援施設設置及び管理条例を廃止する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手多数〕
○委員長 挙手多数であります。
 よって、第123号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第125号議案 草加市公害防止施設整備資金融資条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第125号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第127号議案 草加市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第127号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第129号議案 (仮称)草加市リサイクルセンター整備事業請負契約の締結については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第129号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第130号議案 指定管理者の指定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、第130号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第132号議案 埼玉県後期高齢者医療広域連合の設立については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手多数〕
○委員長 挙手多数であります。
 よって、第132号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、請願の採決を行います。
 請願第15号 草加駅西口の安全・安心を求める請願書は、採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、請願第15号は採択されました。
 次に、請願第16号 放課後児童健全育成事業(児童クラブ)の充実を求める請願は、採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
  〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
 よって、請願第16号は採択されました。
 ──────────◇──────────
○委員長 次に、閉会中の特定事件についてを議題といたします。
 取り扱いについて御協議をいただきたいと思いますので、協議会に切り替えてよろしいでしょうか。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、協議会に切り替えさせていただきます。

午前11時08分休憩

  〔協 議 会〕

午前11時09分再開

○委員長 協議会を閉じまして、委員会を再開いたします。
 ただいま御協議いただきましたとおり、今定例会におきましては、特定事件の付託を受けないということでよろしいでしょうか。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
 ──────────◇──────────
○委員長 以上で、福祉環境委員会を終了いたします。

午前11時09分閉会



      委 員 長   飯   塚   恭   代

      臨時委員長  小   澤   敏   明

      署名委員   西   沢   可   祝

      署名委員   瀬   戸   健 一 郎