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埼玉県 草加市

平成18年  7月 臨時会(第3回)−07月12日-01号




平成18年 7月 臨時会(第3回)

                                       草加市告示第231号


 地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項に基づき、草加市議会議員26人の請求により、平成18年草加市議会第3回臨時会を次のとおり招集し、同条第2項の規定により告示する。


  平成18年7月5日


                                     草加市長 木 下 博 信



 1 期  日  平成18年7月12日
 2 場  所  草加市議会議場
 3 付議事件
   公共工事をめぐる恐喝事件等について(調査終了の報告の件)


◇応招議員 30名
   1番  青  木  義  之   議 員     16番  松  井  優 美 子   議 員
   2番  飯  塚  恭  代   議 員     17番  須  永  賢  治   議 員
   3番  井  出     泉   議 員     18番  小  澤  敏  明   議 員
   4番  鈴  木  由  和   議 員     19番  新  井  貞  夫   議 員
   5番  浅  井  昌  志   議 員     20番  種 子 島  久  代   議 員
   6番  切  敷  光  雄   議 員     21番  吉  沢  哲  夫   議 員
   7番  今  村  典  子   議 員     22番  宇  野     博   議 員
   8番  平  野  厚  子   議 員     23番  有  賀  正  義   議 員
   9番  大  野  ミ ヨ 子   議 員     24番  中  村  丈  夫   議 員
  10番  大 久 保  和  敏   議 員     25番  石  村  次  郎   議 員
  11番  宇 佐 美  正  隆   議 員     26番  浅  井  康  雄   議 員
  12番  田  中  昭  次   議 員     27番  斉  藤  幸  子   議 員
  13番  小  川  利  八   議 員     28番  瀬  戸  健 一 郎   議 員
  14番  芝  野  勝  利   議 員     29番  佐  藤     勇   議 員
  15番  飯  田  弘  之   議 員     30番  中  山     康   議 員

◇不応招議員 なし



                平成18年草加市議会第3回臨時会

                   議 事 日 程

                                平成18年 7月12日(水曜日)
                                午前10時   開  会


 1 開  会
 2 開  議
 3 新任者の紹介
 4 市長あいさつ
 5 会議録署名議員の指名
 6 会期の決定
 7 諸報告
  (1) 地方自治法第121条の規定による説明員の報告
 8 閉会中の特定事件の上程
 9 特別委員長報告
  △ 公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長報告
10 特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑
11 討  論
12 採  決
13 市長あいさつ
14 閉  会

本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ



午前10時15分開会
◇出席議員 30名
  1番  青  木  義  之   議 員      16番  松  井  優 美 子   議 員
  2番  飯  塚  恭  代   議 員      17番  須  永  賢  治   議 員
  3番  井  出     泉   議 員      18番  小  澤  敏  明   議 員
  4番  鈴  木  由  和   議 員      19番  新  井  貞  夫   議 員
  5番  浅  井  昌  志   議 員      20番  種 子 島  久  代   議 員
  6番  切  敷  光  雄   議 員      21番  吉  沢  哲  夫   議 員
  7番  今  村  典  子   議 員      22番  宇  野     博   議 員
  8番  平  野  厚  子   議 員      23番  有  賀  正  義   議 員
  9番  大  野  ミ ヨ 子   議 員      24番  中  村  丈  夫   議 員
 10番  大 久 保  和  敏   議 員      25番  石  村  次  郎   議 員
 11番  宇 佐 美  正  隆   議 員      26番  浅  井  康  雄   議 員
 12番  田  中  昭  次   議 員      27番  斉  藤  幸  子   議 員
 13番  小  川  利  八   議 員      28番  瀬  戸  健 一 郎   議 員
 14番  芝  野  勝  利   議 員      29番  佐  藤     勇   議 員
 15番  飯  田  弘  之   議 員      30番  中  山     康   議 員

◇欠席議員  なし

◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
   木  下  博  信   市長           宮  田  敏  男   都市整備部長
   津  留  龍  雄   助役           花  井  健  三   建設部長
   田  口  嘉  則   助役           宮  野  和  雄   病院事務部長
   宮  嶋  昭  雄   教育長          村  田  悦  一   学校教育部長
   長  濱  惠  一   総合政策部長       田  中  章  夫   生涯学習部長
   荒  井     勇   総務部長         田  村  嘉  門   水道部長
   石  田  幸  治   健康福祉部長       佐  藤  勝  美   消防長
   藤  波     孝   市民生活部長

◇本会議に出席した議会事務局職員
   田  中  和  明   議会事務局長       臼  倉  敏  明   庶務課主幹
   田  中     薫   議会事務局次長      金  子  忠  弘   議事課主幹
   清  水  昭  祐   議事課長         押  田  安  治   議事課主幹

◇傍 聴 人   23名



午前10時15分開会

△開会の宣告
○宇野 議長  ただいまから平成18年草加市議会第3回臨時会を開会いたします。
─────────── ◇ ───────────
△開議の宣告
○宇野 議長  直ちに本日の会議を開きます。
─────────── ◇ ───────────
△新任者の紹介
○宇野 議長  新任者の紹介を行います。
 7月1日付けで異動されました職員の職氏名につきましては、お手元に名簿を配付しておきましたので、御了承願います。
─────────── ◇ ───────────
△市長あいさつ
○宇野 議長  次に、市長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。
 木下市長。
  〔木下市長登壇〕
◎木下 市長  本日は、地方自治法第101条第1項の規定に基づき、草加市議会議員26人の方から臨時会の招集の請求がございましたので、平成18年草加市議会第3回臨時会を招集させていただきました。
 このたびの公共工事をめぐる恐喝事件等につきましては、事件の解明に向けまして、埼玉県警及び草加警察署による捜査に全面的に協力をさせていただいたところでございます。
 また、平成18年5月12日に開催されました臨時会におきまして、公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会が設置され、この特別委員会の調査に対しましても真摯に協力をさせていただいたところでございます。
 議員の皆様、市民の皆様には市政に対する不安を与え、また不信を招きかねない事態となりましたことにつきまして改めておわび申し上げ、平成18年草加市議会第3回臨時会開会のあいさつとさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。
─────────── ◇ ───────────
△会議録署名議員の指名
○宇野 議長  次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、議長において
   6番  切 敷 光 雄 議員
  12番  田 中 昭 次 議員
  17番  須 永 賢 治 議員
  28番  瀬 戸 健一郎 議員
を指名いたします。
─────────── ◇ ───────────
△会期の決定
○宇野 議長  次に、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
○宇野 議長  御異議なしと認めます。
 よって、会期は1日間と決定いたしました。
─────────── ◇ ───────────
△諸報告
○宇野 議長  次に、諸報告を行います。

   ◇地方自治法第121条の規定による説明員の報告
○宇野 議長  本臨時会に説明員として出席通知のありました人の職氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
─────────── ◇ ───────────
△閉会中の特定事件の上程
○宇野 議長  次に、公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会に付託しておきました「公共工事をめぐる恐喝事件等について」を議題といたします。
─────────── ◇ ───────────
△特別委員長報告
○宇野 議長  公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長から調査の結果について報告がありました。
 公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会調査報告書(案)をお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
 これより公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長から調査の経過及び結果について報告を求めます。

   ◇公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長報告
○宇野 議長  中山公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長。
  〔30番 中山議員登壇〕
◎30番(中山議員) 公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会における調査の経過及び結果につきまして、その概要を御報告申し上げます。
 報告に先立ちまして、議員の皆様のお手元に公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会調査報告書(案)を配付してございますので、御了承願います。
 また、この報告書の内容につきましては、調査の趣旨、調査特別委員会の設置、調査事件、委員会の開催状況、証人、参考人、執行機関の出頭等、記録及び資料の提出、委員の派遣、調査の内容と結果、証言拒否等、告発、調査経費等を掲載してございますので、これらの御報告は省略させていただきます。
 次に、当委員会では5月12日に第1回委員会を開催して以来、11回にわたり委員会を開催し、説明員10名、参考人2名、証人14名の延べ26名の方々に出頭等をいただくとともに、調査資料として13点の資料を提出していただき、慎重に調査を進め、調査の終了を見るに至りましたので、御報告申し上げます。
 初めに、当委員会設置の経緯について申し上げます。
 平成18年4月19日、草加市の公共工事を請け負っていた建設会社から現金をおどし取ったとして、住吉会系高橋組の暴力団幹部である藤澤一賀氏及び建設会社役員の鈴木統一氏が逮捕され、草加市役所が家宅捜索されました。4月24日に開催された各会派交渉会の中で、木下市長と暴力団幹部の藤澤一賀氏が以前から面識があったことが明らかとなり、さらに5月1日に開催された議員説明会では、木下市長の1期目の選挙のとき、街宣車に乗り特攻服を着た藤澤一賀氏が立候補の取りやめを求め選挙事務所にあらわれ、それ以降、木下市長と暴力団幹部の藤澤一賀氏が携帯電話で連絡を取っていたことが明らかになりました。また、草加市の公共工事にかかわる恐喝・苦情等が13件もあったことなども明らかになりました。このことを重く受けとめ、議員27名の連名により、臨時会招集請求がなされ、5月12日に臨時会を開催し、9名の委員をもって構成する地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限を付与された特別委員会が議員全員の賛成により設置されたものであります。
 御承知のとおり、地方自治法第100条の調査権は国会の国政調査権と同様の権能を有するものであり、必要によって関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を求めることができ、正当な理由なく出頭しなかったり、記録を提出しないとき、証言を拒んだり、虚偽の陳述をしたと認めるときは、法律の定めるところにより、議会は告発をしなければならないこととなっております。
 当委員会は、名称を公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会とし、調査のための経費は100万円以内とし、公共工事をめぐる恐喝事件等についての調査が終了するまで、閉会中も調査できることとして議決されたものであります。
 以上が当委員会設置の経過であります。
 次に、当委員会では、公共工事をめぐる恐喝事件の被疑者から受けている苦情・通報13件に関する市側の対応、保険会社のかかわり及び木下市長と暴力団幹部の藤澤一賀氏との関係に調査の焦点を絞り、今日まで調査を進めてまいりました。
 調査の進め方としては、公共工事をめぐる恐喝事件の被疑者から受けている苦情・通報13件に関する市側の対応を把握するため、それぞれの苦情・通報について当時の担当課長などに状況説明を求め、各委員から質問を行ったところ、平成14年3月5日、草加北通線の件及び平成17年9月6日、谷塚上町地内の件について、さらに調査を進める必要があると認めた次第であります。
 次に、当委員会で明らかになりました内容について、御報告申し上げます。
 初めに、平成14年3月5日、草加北通線の件について申し上げます。この件は、藤澤一賀氏が乗用車で、草加市が発注した草加北通線街路築造工事(12−25)の工事現場を走行中、小石が飛んでベンツのフロント部右側を損傷したとのことであります。
 当該工事は、佐藤建設工業株式会社が受注し、平成13年3月21日から平成14年3月29日までの工期で行われていたものであり、佐藤建設工業株式会社としては、藤澤一賀氏から政治結社皇紀塾塾長との肩書の名刺を差し出され、その後も工事現場に街宣車が何度も来るなど、不気味さを覚え、一般的な普通の市民に対しての対応では解決することは非常に難しく、かつ困難な状況であると判断し、慎重に対応するため、警察に相談する中で、弁護士に一切の件を委任することにしたとのことであります。弁護士と藤澤一賀氏の話し合いでは、車の修理代の請求はしない、行政に対して言っているだけとの話であったため、佐藤建設工業株式会社としては、解決したものと判断していたとのことであります。
 しかし、2年後の平成16年5月18日に藤澤一賀氏が佐藤建設工業株式会社を訪れ、示談はまだ終わっていない、下水管を入れた3m下に埋めれば死体は出てこないから殺人事件にはならない、草加市長に連絡したら公共事業がしにくくなるだろう、などの話をしたとのことであります。また、このとき、藤澤一賀氏は、実際に草加市長に携帯電話から電話をし、折り返し草加市長から藤澤一賀氏の携帯電話に電話があったことが明らかになっています。そして、その後、公共工事の指名から外すよう草加市長に言いに行くと言って帰ったとのことであります。
 翌5月19日に藤澤一賀氏が草加市役所を訪れ、市長公室において木下市長と面談し、佐藤建設工業株式会社を公共工事の入札の指名から外すよう要求していたことも明らかになりました。
 また、佐藤建設工業株式会社が弁護士を立てて対応していることに対し、草加市は、問題を起こさなければ一市民であり、なぜ弁護士に委任するのか、もっと藤澤一賀氏と直接話し合うように指導していたとのことであります。
 このような経緯があったにもかかわらず、平成16年6月4日付けで木下市長名で佐藤建設工業株式会社に対して、暴力団擁護とも言える公文書(草契第286号)が発送されていたことが明らかになりました。その内容は、貴社は事故発生時以降、藤澤一賀氏に対して今日まで適切で誠実な対応が図られてきたとは判断しがたい状況にあるとの内容で、平成16年6月21日までにそれまでの経過と今後の対応について報告を求めるものでありました。
 草加市は、報告書の提出期限を6月21日までと定めているにもかかわらず、提出期限前の6月15日には指名委員会が開催され、佐藤建設工業株式会社に草加北通線街路築造工事(12−25)における第三者に対する損害で不誠実な行為があったとの理由から、指名を外していた事実も明らかになりました。
 佐藤建設工業株式会社は6月21日の回答期限に報告書をまとめ、その終わりに次のような文書を残しています。
 「草加市長様から今日まで適切で誠実な対応が図られてきたとは判断し難い状況にあるとの指摘を受け、深い悲しみと悔しさを覚えた」、「普通の一般市民に対する対応ができずやむを得ずこのような対応になってしまった」、「何も因果関係が認められないまま先方の要求を呑むということは弊社として誠に不本意なことだが、これ以上貴市に対して御迷惑をかけることはできないため、解決金を提示し解決しようと思う」と記載されています。
 その後、平成16年6月30日には、佐藤建設工業株式会社が藤澤一賀氏に解決金15万円を支払い示談したとのことであります。
 当委員会に出席した市職員からは、市長は常々、暴力団であれ問題を起こさなければ一市民として対応しなければならないと言っているとの発言がなされ、毅然と対応した佐藤建設工業株式会社が不誠実な対応であると判断され、佐藤建設工業株式会社の報告を待たずに指名から外したことは、当委員会としては許すことができない行為であり、暴力団幹部の言いなりに行政事務が進められていたと言わざるを得ません。
 また、木下市長は、一般市民が事前連絡なしで来庁した場合、面談は断っているとのことですが、藤澤一賀氏については、事前に連絡もとらずに来庁したにもかかわらず面談をしていたことも明らかとなりました。
 また、警察に相談し、弁護士に依頼をして毅然と対応していた佐藤建設工業株式会社に対して、平成16年6月4日付けの公文書を送付したことについて、木下市長は適切な措置であると証言をしました。当委員会として両者の証言を求めた結果、当該公文書が適切な内容であるとは認めがたく、明らかに暴力団幹部である藤澤一賀氏の言い分を尊重する内容になっており、このような公文書を送付した木下市長の道義的責任は重大であります。
 次に、平成17年9月6日、谷塚上町地内の件について申し上げます。この件は、草加市谷塚上町521番2地先の市道30820号線を藤澤一賀氏がベンツで走行中、道路舗装の石張りがはね上がり、車両の底部を損傷する事故が発生したものであります。
 なおこの事故は、草加市の道路管理に瑕疵があるということで、平成17年12月定例会における当市議会の議決により、104万6,010円の損害賠償額が確定をしたものであります。
 調査を進める中で、当市議会の議決前である平成17年10月13日には草加市から藤澤一賀氏へ概算払い、すなわち前払いと同様なものとして全額の104万6,010円が支払われていたことが明らかになりました。本来、概算払いは被害者が治療のため医療行為などを受けるとき及び生活困窮の状況により加害者が治療費を負担する必要があるときなど被害者に治療、生活等のための経済的負担がかかり、事件解決まで長期に及ぶ場合に損害賠償額の一部が内金として支払われるものであります。木下市長が就任した平成13年度以降に発生した事案は、今回を含め2回しか行われておらず、前回は賠償額のうち医療費としての部分のみの概算払いでした。それが今回は物損のみであるにもかかわらず全額が概算払いされております。過去の例としては、平成14年4月14日に松原団地駅西口ロータリーで横断防止さくに市民が寄りかかったところ、上部のさく1本が外れて転倒し、急性硬膜下血腫、頭蓋骨骨折等の負傷を負わせた際の損害賠償額は200万円を超え、治療に要する費用などが必要であったにもかかわらず、概算払いは行われていなかったことが明らかになっています。
 さらに、藤澤一賀氏への概算払いについては、木下市長自身から担当へ、早く払えるのであれば払うようにと指示したことが市職員及び木下市長自身の証言で明らかになり、このことは、木下市長みずから藤澤一賀氏を特別扱いしていたことを裏づける確固たる事実であります。
 また、平成17年草加市議会12月定例会に提出された第123号議案 損害賠償の額を定めることについては、概算払いとして藤澤一賀氏に損害賠償金の全額を支払い済みであることを一切説明をしなかった理由として、議会側から質疑されなかったため、答弁を行わなかったと証言しました。概算払いとして既に全額を支払い済みであるということは想定外のことであり、その説明を怠ったことは議会への説明責任を果たしていないと言わざるを得ません。さらに、その責任を議会側に転嫁する発言であり、到底容認することはできないものであります。
 また、平成17年10月13日に概算払いとして、草加市は自動車の修理費用及び代車費用の全額を、藤澤一賀氏に支払ったものの、藤澤一賀氏からレンタカー会社へ代車費用の支払いがなかなかされていなかったため、損害保険会社から草加市への保険金の支払いがおくれていたことも明らかになりました。さらには、ようやく平成18年2月15日付けでレンタカー会社に振り込まれた代車費用は、振り込み人名義が草加市から代車費用を受け取った藤澤一賀氏ではなく「フジサワカズノリ」氏となっており、本人が自分の名前を間違えたとは考えにくく、このことで本人以外が負担した疑いが生じました。
 以上が当委員会における調査の中で明らかになった事項であります。
 次に、説明員、参考人、証人等の発言及び資料等を分析、審査した結果、当委員会の総括として所見の一端を述べさせていただきます。
 当委員会では、平成18年5月12日に開催された本会議において付託を受け、11回の委員会を開催し、付託事項の調査を行ってきました。数々の証言を総括する中で、
?木下市長が5年前の選挙時から暴力団幹部である藤澤一賀氏とかかわりを持ち、携帯電話でやりとりをする間柄になっていたこと、また、藤澤一賀氏が逮捕されるまで携帯電話の番号を抹消しなかったことは、首長として許せない行為である。
?木下市長は、草加市不当要求行為等対策要綱及び草加市不当要求行為等対応マニュアルをみずから作成しているにもかかわらず、暴力団であっても問題を起こさなければ一市民として対応するように指導していた。このことにより、市職員は藤澤一賀氏は見るからに普通の人ではないと認識しながらも毅然とした態度で対応することができず、行政事務が暴力団の言いなりとなっていた。その結果、公共工事の請負業者は藤澤一賀氏からの要求に従わざるを得ない状況をつくり上げてしまった。
?木下市長が暴力団幹部である藤澤一賀氏と連絡を取り合っていたことにより、市職員は草加市建設工事請負契約約款第28条第3項の規定では、第三者への損害に対しては、市と業者が協力して解決することになっているにもかかわらず、業者に対して穏便に済ませるよう指導し、結果として業者は金銭解決を選ばざるを得ない状況であった。
?木下市長が暴力団幹部である藤澤一賀氏に対して、これ以上苦情を持ちかけられないように概算払いを指示するなど、苦情が大ごとになることを恐れ、市長として解決策を見出せず、首長としての処理能力、毅然とした態度がなかったことが、事件発生の要因となった。
?藤澤一賀氏の要求で安全推進講習会が臨時に開かれ、建設業者、市職員に加え、藤澤一賀氏も参加した。暴力団の要求で開催したこの大会が藤澤一賀氏に「安全推進協議会」のお墨つきを与えた結果となり、藤澤一賀氏はこれ以降、「安全推進協議会」を名乗り、市内をパトロールし、業者に言いがかりをつけ、金銭要求を繰り返していたことが明らかとなった。
?藤澤一賀氏の不当要求に屈せず弁護士を立てて対応していた佐藤建設工業株式会社に対し、市が指名外しを行ったことにより、それを知ったほかの建設業者が、指名から外されるくらいなら、藤澤一賀氏の要求に応えるという選択をせざるを得ない状況をつくり出した。
 以上の6項目がこれまでの公共工事をめぐる恐喝事件等の根底にあったと考えるものであります。
 終わりに、調査に当たっては、説明員、参考人、証人として御協力をいただき貴重な御意見をいただきました皆様、また、調査に御協力いただきました関係各位の皆様に改めて御礼申し上げまして、公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会の報告とさせていただきます。
○宇野 議長  以上で、特別委員長報告を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△休憩の宣告
○宇野 議長  暫時休憩いたします。

午前10時47分休憩

午前11時38分開議

△開議の宣告
○宇野 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────── ◇ ───────────
△特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑
○宇野 議長  特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑を行います。
 発言通告により発言を許します。
 21番、吉沢議員。
  〔21番 吉沢議員登壇〕
◆21番(吉沢議員) それでは、公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会の委員長報告及び調査報告書(案)について少々質疑をさせていただきたいと、こういうふうに思っております。
 ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 それでは、特別委員長報告及び調査報告書(案)に対する質疑であります。
 調査特別委員会を設置していただき、そして鋭意、報告書をつくっていただきました。ありがたく思っております、一市民として、市民の代表として。そういう中で、皆さんが現状の認識をしながら、いろいろな立場でいろいろな角度からやっていただきましたね。それで、案を提出をしていただきました。私は、この中で、これを知るには、──────────────────そういうような形で、あえてそういうような形で、私は皆さんが言っている中についても、それはわかっておりますけれども、知るわけにいかない、新聞等で見ただけであります。
 さて、そういう中で、先ほど委員長の方からるる報告がありましたね。どうも一方通行のような気がしてならないんであります。委員の方ばかり取り上げている。私は何も市長に肩を持つとか、そういう状況ではないんですよ。だから、先ほど私が言っているように、署名もしなかったし、そしてこれの評価については評価はしている。だけれども、どうもあの委員長の報告を聞いていると偏り過ぎている。中立、公平、平等で、私は現在まで市内の中を一人で活躍、活動をしているところであります。わかりますね、皆さんね。
 そこで、この報告書は調査事項と現状の整合性が図られているのかどうか。皆さんが一生懸命調査をしてくれました。したがって、先ほど前段からずっと報告をされています。下に6項目があります。どうも整合性が図られていない、こういうふうに思っております。そういうことで、その辺はどう図って、どう対処し、そして作成をしたのか、こういうことです。これが一つ目。
 二つ目は、報告書を、これにちょっと関連するんですけれども、報告書を作成するに当たり、手法はどのようにして報告書を作成したのか。
 それから、三つ目、委員会の可否の状況。
 それから、調査の経費、すべて含めてどのぐらいなんでしょうか。
 こういうような形でひとつお願いしたいなと、こういうことでございます。
○宇野 議長  中山公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長。
  〔30番 中山議員登壇〕
◆30番(中山議員) 調査事項と現状の整合性が図られているのかという御質疑でございますが、公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会で数々の証言等をもとに作成したものであり、整合性は図られております。
 また、委員長報告における所見部分の6項目においては、数々の証言等をもとに、当委員会における委員全員の意見を総括したものであります。
 二つ目として、報告書を作成するに当たり、手法はどのようにして報告書を作成したのかという御質疑でございますが、当委員会での調査終了後、各委員からそれぞれの意見を持ち寄っていただき、作成したものであります。
 三つ目といたしまして、委員会での可否の状況はという御質疑でございますが、各委員から意見を持ち寄っていただき作成し、最終的な確認を経ておりますので、全委員の賛成により作成されたものであります。
 四つ目として、費用はどのぐらいかという御質疑でございますが、参考人及び証人等の費用弁償、事務的な郵便料などを含め約9万2,000円、会議録の作成で約78万円となり、合計いたしまして約87万円を見込んでおります。
 以上でございます。
○宇野 議長  21番、吉沢議員。
  〔21番 吉沢議員登壇〕
◆21番(吉沢議員) それでは、再質疑をさせていただきたいというふうに思っております。
 随分、一連の問題を新聞等で見ましたら、これはすごいですね。こういうような形で、皆さんも御案内のとおりかと思いますけれども、世間を騒がせていると、遺憾だと、こういうふうに私は思っております。
 電話のやりとりで、そして携帯電話から番号を消さなかった、さらには、こういうIT時代にもかかわらず機種を変えなかった。これは悪い。市長、悪いんだよ、これは。そういう形で、────────委員長報告に対する再質疑をさせていただきます。
 実は、先ほど整合性の問題、ギャップがあると、こういうことだったけれども、整合性は図られていると、こういうことですよね。こういう報告書を作成するのに何通りかあるんですよね。一辺倒だけ使った、そのほかの四方を使えばもっと両方の意見がかみ合ったと、こういうふうに私は思っているんです。特に、この問題は大きく世間を騒がしている問題ですから、市長が悪いにしても、当然これはもっと克明に市民に明らかにする必要があるんですよ。あるんですよ、正直言って。だから、─────になっちゃうと、こういうような形。
 そこで、この調査事項の中で、調査事項の問題点と委員会における判断、6項目出ましたよね。おれは、その根拠を聞きたいんですよ。それについては、それは執行部では、ああでもないこうでもないと、それはわかっているんです。
 実は、1番ですかね、やりとりをする間柄。間柄というと、どういう状況なんですかね。間柄、相当仲がいいということですよね。そういう状況なんですかね。そういうふうな形で受け取りましたか、皆さん。執行部から聞いて、それで判断をしたんですよ、皆さんは。間柄というのは、普通じゃないんだよ。そこで、─────────────────────そういう形で、こういうふうにするということについて、それはどういうふうな形で聞き取りをして、こういうふうに間柄というように書いたんですか。これが一つ。
 それから、指導をしていた。これは市長もそういうふうに言った、さらに職員もそういうふうに指導をされたと、こういうことを言ったから書いたんだろうと思うけれども、この辺の信憑性。何人も言っているんだったら、名前を出してください。
 それから、苦情が大ごとになることを恐れ、そして市長としての解決策を見出せず、首長としての処理能力、毅然とした態度がなかったことが事件発生の要因となった、こういうふうに委員会では判断をしてまとめているけれども、この整合性はどうなのか。
 さらに、この文章を見ると、5番の安全推進講習会が臨時に開かれ、これについては、こういう状況だと市が開催したみたいになっちゃうんですよ。これはどこが開催しているんですかね。これは調査で皆さん、わかっているんでしょう。だから、そういうような形できちっと皆さんにわかるように、市民にわかるように書かなくちゃわからないんですよ。我々議会人だって、これじゃ草加市が開催していると、そこのところに暴力団が云々くんぬんと、こういう話になってしまうんですよ。この作成はどういうふうにしたんですかということです。わかりますね、私の言っているの。
 それから、市が指名業者から外したと。外したというのは、皆さん、一回指名委員会を開いて、例えば5社が入ったら、そこで外すことを外すと言うんですよ。最初から公平、平等、中立で、そして指名するのが指名委員会のあり方なんですよ。この辺は、どういうふうに聞いてこういうふうにしたのかね。市長もそういうふうな形で言ったのか、職員もそういうふうな形で言ったのか。
 だから、そういう形ですべて本当に実のあることを書いてくれたということになれば、これは本来の姿としては指名外しなんていうのはないんですよ。先ほど言うように、5社を選んだ、あいつはだめだから外しちゃえというのが指名外しというんですよ。市長は、指名のことについては一切口を出せないんですよ、助役も。指名委員長がいて、そしてその中で指名委員長がさらに指名委員の皆さんと、今度はどの業者にしますかという形で諮って、そして順番に公平、平等に、そして指名をしていくんですよ。
 そういう形で、こういう変なことを書くから、私たちに理解のできないようなことをお書きになるから、だからこういうふうに質疑をしているんですよ。そういう形で、とにかく皆さん、しっかりしてくださいよ、しっかり。そういう形で、この辺をきちっと御答弁をしていただきたい。
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△議事進行の発言
 〔「議長」と言う人あり〕
○宇野 議長  20番、種子島議員。
◆20番(種子島議員) 今のやりとりなんですが、質疑の関係について不穏当発言に値するところがありますので、議長をして調整をお願いしたいと思います。
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△休憩の宣告
○宇野 議長  ただいま20番、種子島議員から調整していただきたいとの議事進行の発言がありましたので、調整するため、暫時休憩いたします。

午前11時59分休憩

午後 2時12分開議

△開議の宣告
○宇野 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
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△発言の一部取り消し
○宇野 議長  先ほどの20番、種子島議員の議事進行の発言については、議長をして調整したところ、21番、吉沢議員から特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑における発言の一部を取り消したい旨の申し出がありました。
 会議録から削除いたしますので、御了承願います。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
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△特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑(続き)
○宇野 議長  引き続き特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑を行います。
 21番、吉沢議員の質疑に対する答弁を求めます。
 中山公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員長。
  〔30番 中山議員登壇〕
◎30番(中山議員) 一つ目として、携帯電話でやりとりする間柄というのは相当親しいと受け取れるがという御質疑でございますが、間柄の意味として、人と人との関係を意味するものであり、委員長報告としては、携帯電話でやりとりする関係が明らかになったことを意味するものであります。このことは、当委員会での証言や、要求した時系列の資料にも明確に記載されているものであります。
 二つ目としまして、暴力団であっても問題を起こさなければ一市民として対応するように指導していたとする根拠はという御質疑でございますが、当委員会において、複数の職員から、市長は常々、問題を起こさなければ一市民として対応するよう指導していたことが証言されております。
 三つ目として、苦情が大ごとになることを恐れ、市長として解決策を見出せず、首長としての処理能力、毅然とした態度がなかったことが事件発生の要因となったとする根拠はという御質疑でございますが、市長自身が当委員会に証人として出席した際、苦情が大ごとになることを恐れていたという内容の証言を行っています。
 また、アポイントメントなしに来庁した市民には面談を断っていたが、暴力団幹部の藤澤一賀氏とは面談をしていたことも明らかになっており、市長は毅然とした態度で接していなかったことは明らかであります。
 四つ目として、安全推進講習会の関係の御質疑でございますが、藤澤一賀氏は市職員の前で、善英建設株式会社に安全推進講習会の開催を要求しており、善英建設株式会社が主催をして開催したものであります。
 五つ目として、佐藤建設工業株式会社を指名外ししたというのはおかしいのではないかという御質疑でございますが、時系列で申し上げますと、平成16年5月18日に、藤澤一賀氏が佐藤建設工業株式会社を訪れ、公共工事の指名から外すよう草加市長に言いに行くと言っております。翌5月19日には、藤澤一賀氏がアポイントメントなしに草加市長との面談に訪れ、市長は市長公室において、藤澤一賀氏から当該業者を入札の指名から外すよう要求を受けております。6月15日には、指名委員会が開催され、冒頭の事務局からの説明により、佐藤建設工業株式会社が不誠実な行為があったとの説明がなされ、それを理由に指名を外していた事実が明らかになっております。
 以上です。
○宇野 議長  以上で、特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)に対する質疑を終了いたします。
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△討論
○宇野 議長  次に、討論を行います。
 発言通告により発言を許します。
 8番、平野議員。
  〔8番 平野議員登壇〕
◆8番(平野議員) それでは、日本共産党草加市議会議員団を代表して討論を行います。
 4月19日、住吉会系暴力団幹部、藤澤一賀被告が逮捕され、その容疑が市役所の会議室で建設業者をおどし、市役所の駐車場で金品の授受が行われた恐喝事件であったことに、私たち議員はもとより、草加市民は大きな衝撃を受けました。
 なぜ、このような信じられないことが白昼堂々と行われたのか。我々議員は、木下市長の関与なしに、このようなことが行われるはずがないと、すぐさま直感しました。ところが、5月1日に行われた議員説明会で木下市長は、職員に対しては毅然とした態度をとるよう指示した、不当要求行為等対策要綱に基づく対応は担当課からの申し出が全くなかったので行わなかったと平然と言ってのけました。
 しかし、11回にわたる100条委員会の調査の中で、実は毅然とした対応をとっていたのは藤澤被告からおどされていた佐藤建設工業株式会社の方で、市長は職員に暴力団員も一市民として対応するようにと常々指示を出し、暴力団員の言うなりに、いわば恐喝に応じるよう指導文書まで出していました。市長のこの態度は、毅然どころか、実に暴力団員に対し卑屈な態度と言わざるを得ません。
 また、市長に一市民と言われたら、一体、職員のだれが不当要求行為と判定できるのでしょうか。5月1日の市長の説明は、うそをついてまで自分の罪を職員になすりつけようとする許せない態度であります。
 加えて、暴力団幹部の藤澤被告がどのように公共工事受注業者を恐喝していたのか、思い起こす必要があります。委員会調査の中で、藤澤被告は、市長にどなり込んで指名停止にするぞと、繰り返し業者をおどしていたことがわかりました。市内最大手の佐藤建設工業株式会社が指名から外されたことは、藤澤被告にとってまたとない恐喝の道具になっていました。市長の暴力団優遇の態度が恐喝を幇助することになっていた、この点だけとっても、木下市長に市長の資格はないと断じるものです。
 木下市長は藤澤被告を一市民と言っていましたが、逮捕間際まで直接市長と携帯電話で連絡がとれる一市民がどれだけいるのでしょうか。予約なしで市長と面談できる一市民がどこにいるのでしょうか。木下市長は、私たち議員の紹介であっても、すべての要求にこたえられないからといって面会を拒否してきたではありませんか。一市民とは対等、平等であって初めて一市民です。特別優遇の市民は一市民とは言いません。暴力団幹部を特別扱いすることも、断固許せないことの一つであります。
 さらに、木下市長は昨年12月定例会に出してきた104万6,010円の損害賠償額の支払いについて、全額、2カ月も前に概算払いしていました。私は平成14年4月14日に頭蓋骨骨折の重傷を負った被害者の方から直接お話を伺ったことがありますが、治療が完了して議会の議決を経なければ損害賠償額は支払えませんと草加市に言われ、1年半も待たされたと言っておられました。200万円余りの医療費及び損害賠償額は後払いで処理をしておきながら、ちょっと暴力団員に言われただけでベンツの修理代、レンタカー代を概算払いした木下市長の行為は職権乱用、違法すれすれの脱法行為です。
 しかも、議会側が質疑しなかったから黙っていたとは噴飯物です。私たち日本共産党は、修理代にもレンタカー代にも不当性が見られたためにこの議案に反対しましたが、厚かましくもこれを全額支払い済みだったとは常識の範囲を超えており、この責任をあたかも議会にあるかのように言ってはばからない市長の非常識のほどにはあいた口がふさがりません。
 しかも、やくざ者という名前の修理会社、スカーフェイスはどこにも存在しません。記載された住所を確認しに行ったところ、掘っ立て小屋に耕運機が入っていました。近隣の住民も、そんな会社はどこにも見たことがない、毎日通っているから、あればわかるよと証言してくれました。草加市が払った公金は、まんまと藤澤被告にだまし取られていたという疑いが強まりました。これらのことも、木下市長に市政を担う資格のないことの明らかな証明であります。
 いずれにしても、委員長報告のとおり、木下市長の卑屈なまでの暴力団組長に対する優遇措置が大きく市政をゆがめ、草加市内で数々の恐喝事件を引き起こす引き金となり、実際被害者を生み出し、市内業者及び市民に損失を与えたということは明らかであります。木下市長は、平成13年12月、平成15年6月、平成17年6月、平成17年12月と4回にわたって反省を求める決議及び問責決議を議会から受け、市長の肝いりで選任された兒玉助役は収賄罪で逮捕されました。
 23万8,000人の人口を持つ、埼玉県で6番目という草加市においては、さまざまな団体、さまざまな業者がいろいろな要求を持ち込むことがあるでしょう。しかし、長たる者は特定の団体や業者の不当な圧力に屈することなく、公明正大に市民の信託にこたえなければなりません。とりわけ今回のように、見た目からも明らかに暴力団であるとわかる人物が不当な要求を突きつけてきたときには、下水管の下に埋めるぞとおどされようが、まず市長が毅然とした態度をとって、きっぱり暴力団の要求をはねのけ、職員の見本とならなければなりません。このことができないのであれば、木下市長はみずから市長の職を辞するべきです。
 よって、私たち日本共産党は100条委員会の委員長報告及び調査報告書(案)を全面的に支持するとともに、木下市長に対して、潔く市長の職を辞するよう強く求めるものであります。
 以上です。
○宇野 議長  以上で、討論を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△採決
○宇野 議長  直ちに採決を行います。

   ◇特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)の決定
○宇野 議長  「公共工事をめぐる恐喝事件等について」は、特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)のとおり決定することに賛成の諸君の御起立を求めます。
  〔起立多数〕
○宇野 議長  起立多数であります。
 よって、「公共工事をめぐる恐喝事件等について」は、特別委員長報告及び特別委員会調査報告書(案)のとおり決定いたしました。

   ◇公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会調査終了の宣告
○宇野 議長  これをもって「公共工事をめぐる恐喝事件等について」の調査を終了いたします。
 以上で、本臨時会の議事はすべて終了いたしました。
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△市長あいさつ
○宇野 議長  市長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。
 木下市長。
  〔木下市長登壇〕
◎木下 市長  平成18年草加市議会第3回臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
 このたびの公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会の報告につきましては、反省すべき点や改善すべき点などの検証を行うとともに、不当要求行為等に対する研修、組織の充実による再発防止等に全力で取り組み、市民の皆様に信頼いただける市役所づくりを進め、より一層の研さんに努めてまいります。
 議員の皆様におかれましては、なお一層の御指導、御協力を心よりお願い申し上げまして、第3回臨時会閉会のあいさつとさせていただきます。
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△閉会の宣告
○宇野 議長  これにて、平成18年草加市議会第3回臨時会を閉会いたします。

午後 2時29分閉会



             議     長   宇   野       博

             署 名 議 員   切   敷   光   雄

             署 名 議 員   田   中   昭   次

             署 名 議 員   須   永   賢   治

             署 名 議 員   瀬   戸   健 一 郎