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埼玉県 草加市

平成18年  5月 福祉環境委員会−05月23日-03号




平成18年 5月 福祉環境委員会

        平成18年草加市議会福祉環境委員会会議録(第3回)

◇開会年月日  平成18年5月23日(火曜日)
◇開催の場所  第3委員会室
◇付議事件   特定事件「介護予防について」


午前10時06分開会
◇出席委員  8名
  松 井 優美子      委員長          平 野 厚 子      委員
  田 中 昭 次      副委員長         芝 野 勝 利      委員
  井 出   泉      委員           吉 沢 哲 夫      委員
  鈴 木 由 和      委員           中 村 丈 夫      委員

◇欠席委員  2名
  大久保 和 敏      委員           佐 藤   勇      委員

◇説明のため出席した者
  石 田 幸 治      健康福祉部長       梶 田 優 一      介護保険課長
  福 田 睦 明      長寿福祉課長       棚 田 清 司      保健センター所長

◇委員会に出席した議会事務局職員

  金 子 忠 弘      議事課主幹        武 田 一 夫      議会事務局書記


◇傍 聴 人  なし


午前10時06分開会

○委員長 ただいまから福祉環境委員会を開会いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 初めに、本日の日程ですが、閉会中の特定事件「介護予防について」を議題とし、さきの県外行政視察を踏まえての意見交換を行い、その後、閉会中の特定事件「介護予防について」の今後の取り扱いについて、御協議をいただくという形で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 閉会中の特定事件「介護予防について」を議題といたします。
 5月15日から17日に実施いたしました近江八幡市、東近江市及び高浜市における県外行政視察を踏まえての意見交換を行います。
 意見、または御質問のある方は挙手をお願いいたします。
 平野委員。
◆平野 委員  視察では、いろいろお世話になりまして、ありがとうございました。
 全体的に先進地の取り組みが、なるべくお金をかけないで、閉じこもりとおっしゃっていましたよね、閉じこもりの高齢者が元気よく、健康増進も図りながら、いろいろなボランティア活動に生き生きと取り組めるような、そんな取り組みをされていたかなというふうに思うんですけれども、草加市でももちろん、そういった趣旨からいろいろさまざまな活動を展開されているかと思うんですよね。
 現状としては、そういった閉じこもり対策とか、あるいは高齢者の方の健康増進に当たって同様の事業としては、草加市ではどのような事業に取り組んでいらっしゃるのか、まずもう一回振り返ってみたいなというふうに思うんですけれども、その点に絞って、他市と比較してどうなのか、ちょっと伺っておきたいんですけれども。
○委員長 健康福祉部長。
◎健康福祉部長 それでは、保健センター所長の方から御答弁申し上げます。
○委員長 保健センター所長。
◎保健センター所長 閉じこもり予防ということで、全庁で行っている事業内容について御答弁申し上げます。
 身体機能回復訓練事業という名称で行っておりまして、それには大体はなかなか外に出られない方、あとは精神の方ですね、少し病気をされて、その後回復途上にある方、そういうような方を対象にしまして事業を組んでおります。
 事業内容としましては、保健センターの方に来ていただいて、生きがいといいますか、生きる活力と意欲を刺激するという、そういう内容が大体主なんですが、手工芸を行ったり、物をつくってみたりとか、料理をしたりとか、そういうようなこと、あとは課外に出て例えば花見に行ったり、そういうようなところを通じて、活動に参加すること自体がなかなか難しい方が多いものですから、呼びかけながら参加するような促進を図っていくと、そういうふうな事業を中心に私どもでは進めてきております。
 介護予防事業の方でも、介護予防事業の通所型介護予防事業ということで、同じ身体機能回復訓練事業という名称で用意をしておりますので、内容的には大体同じ内容で展開をしていこうということで考えております。
 以上でございます。
○委員長 平野委員。
◆平野 委員  私たちは先進地視察をさせていただいて、工夫しているなと思ったのが、なるべく間を置かずに7回シリーズで男の料理教室みたいなものをされて、その間に間を置かずにボランティア活動へのお誘いというのを意識的に働きかけながら、おやじクラブとか、いろんな名称も工夫しながら、次に自立してそういった閉じこもり予防のボランティア活動などにも継続してつなげていく工夫というのがされていて、非常にそういう点ではよく考えられた事業の展開だなというふうに思ったんですけれども、草加市の場合、現在やっている身体機能回復訓練などについては、回数とか、その後の身体機能回復訓練を終えた方々なんかの対応については現在どのようにされているのか、ちょっと伺っておきたいんですけれども。
○委員長 保健センター所長。
◎保健センター所長 現在、身体機能回復訓練事業は大体場所が4カ所で行っておりますので、保健センターを入れまして、月に合わせますと4回、毎月大体行ってきております。
 それで、御視察の内容で、いろんな流れをくんでボランティアとか、そういう方も一緒に入っていただいてという展開をするというような、そういうようなことだということなんですが、私どもの方ではそこの事業に参加していただいて、卒業されて、自主グループ、できましたらそういうような展開をしていきたいということでお話は申し上げているんですが、なかなかキーマンとなる方がすぐには出てこないというのが非常に難しいところでございまして、これから身体機能回復訓練は特定高齢者だけのところでもって事業展開をしていくということに一応なりまして、特定高齢者に該当しないような方でも出てきてしまうというようなところがありますので、そこの部分を当面はどういうふうに私どもで行政で対応していくかというふうなことをこれから検討していくという、課題としてはそこが一番の現在考えております課題でございます。
 将来的には、平野委員さんのおっしゃいましたように、ボランティアも含めての全体としての運動の展開というようなことが必要だとは考えておりますが、これからよく研究してまいりたいと思います。
 以上でございます。
○委員長 平野委員。
◆平野 委員  それから、あともう1点お伺いしたいのは、視察先でいただきました草加市からの補足答弁の資料です。介護予防事業に係る保健師さんの配置状況等について伺いましたが、この資料によりますと、結局、母子保健推進員という形で12名が配置されていて、それで免許取得の方は保健師さんが5名、助産師さん2名、看護師さん4名、准看護師さん1名ということで配置はされているんですけれども、現在は母子の健康の保持及び増進を図ることが設置目的になっているということで、現在の要綱の範囲内ですと、介護予防のための訪問等の業務にこの方々が事業に参加されるということができない状況なのかなというふうに理解したんですが、ここの点について現状がどうなっているのか、伺っておきたいと思います。
○委員長 保健センター所長。
◎保健センター所長 資料でお出ししましたように、体制としてはそういうふうな内訳の体制で現在進めております。母子保健推進員ということですから、母子保健の関係の業務に当たるというのが要綱で設置された役割というふうになっておりますので、成人の関係、介護予防の関係ということで新たな事業ということになりますと、要綱改正をしまして役割の範囲を広げていくというふうなことで、名称等も含めましてということになろうかなと思います。そういうふうな改正が必要になるものと考えております。
 ただ、現体制の正職員でどれぐらいできるかというのがまだちょっと見えない部分がありますので、そちらでどれぐらいやれるかをやってみまして、それによりまして第2段階として、どうしてもできないというようなことであれば、そのようなことも検討していくというふうに考えております。
 以上でございます。
○委員長 平野委員。
◆平野 委員  草加市における状況としては、そういう状況なんだということがわかると思うんですね。要するに、現時点での要綱対応では、他市で展開されているような高齢者の介護予防に係る、例えばいろんなコミュニティセンターに行ったり、町会会館に、出先へ訪問していって、身体機能の改善の訓練、あるいは閉じこもり防止のさまざまな取り組みというところに現在の市の保健師さんなどは配置できないという、そういう状況にある。
 冒頭で御答弁にあった身体機能の回復訓練というのは、新たに4月1日から導入された介護保険の中の特定高齢者という限定された、しかも視察で問題になりましたが、25項目の調査項目のうち11項目該当しないと特定高齢者になれない、それだけ該当する人はもう要介護状態かもしれないという、こういう非常に限定された部分でしか現在は草加市で市の回復訓練等の事業の対象となっていないという点では、非常に狭い範囲で今は介護予防事業というのが展開されているように思えます。
 健康福祉部長にお伺いしたいんですけれども、草加市のこういった現状を踏まえまして、確かに草加市の高齢化率というのは全国平均に比べるとまだ低い方なんですけれども、今後、団塊の世代の退職も迎えますし、草加市にとっても必要な事業ではないかなというふうに思うんですが、健康福祉部長も視察も御一緒させていただきましたし、必要性についてどのように認識されたか、伺っておきたいと思うんですけれども。
○委員長 健康福祉部長。
◎健康福祉部長 まず、このたびの視察に私、それから介護保険課長、随行させていただきまして、大変お世話になり、ありがとうございました。私も3市を見させていただきまして、大変参考になりまして、ありがとうございました。
 今の平野委員さんからの御質問の部分でございますが、確かに私、担当の方から聞いている範囲でも、若干まだ草加市の対応としては不十分なところがあるなと感じたのが正直なところでございます。私、今回の視察を踏まえて、そういう先進地の事例も参考にしながら、本市でどの辺のレベルまでできるのか、どうすればできるのかというところを、今後、担当課長を踏まえて、担当者間で十分調整をして、何らかの対策が講じていければというふうに考えております。
 以上でございます。
  〔委員長、副委員長と交代〕
○副委員長 委員長を交代いたします。
 松井委員。
◆松井 委員  視察を踏まえて、いろいろな事例を見させていただいたんですけれども、先ほど平野委員さんからも出されました閉じこもりなんですけれども、実際、今、閉じこもりと思われる方と、これから閉じこもりになる可能性のある方と二通りあると思うんです。
 それで、閉じこもり対策として保健センターに来ていただいたりして事業に参加していただくという御答弁があったんですけれども、保健センターに来ていただけるような方は、コミュニティセンターでも、スポーツ健康都市記念体育館でも、いろんなところへ公民館活動なんかにも参加されて、閉じこもりと言えるかどうかという状況だと思うんで、むしろ出てこられないような方たちを簡単に保健センターに来ていただいてという対策で介護予防になっていくのかどうか。
 それで、視察を踏まえて、長寿福祉課、健康づくり課、保健センター、介護保険課、この四つが連携して事業をきちっと見きわめながら対策を講じていかないと、予防にならないような事例が随分あったと思うんです、今回の視察で。その辺を考えて、対策で結果が出るような部分はどのように考えておられるのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○副委員長 健康福祉部長。
◎健康福祉部長 長寿福祉課長の方から御答弁申し上げます。
○副委員長 長寿福祉課長。
◎長寿福祉課長 ただいまの問題でございます。松井委員長おっしゃいますように、連携した作業の中で解決すべき問題ととらえてございます。一つの改善策といたしまして、旧在宅介護支援センター、本年度より法改正がございまして、発展的拡大の中で地域包括支援センターができてきたところでございます。
 旧在宅介護支援センターにおいて、今、松井委員長がおっしゃいますような問題につきましては、特定の困難事例といたしまして、地域ケア会議の中で、市内に散らばってございます事業者の代表、介護支援専門員の方、それから実際に訪問介護を行う中でヘルパーさんの訴え、それから地域の民生委員の方の訴え等の連携の中で、地域ケア会議の充実ということで個別なアセスメントを実施してまいりました。確かに、出てくる方はそんなに心配しなくていい、出てこない方について心配だということで、地域ケア会議の主眼点は、まさにそこに置いた中で活動をお願いしていた部分でございます。
 それが、地域包括支援センターに置きかえられたということで、国の施策の中で重要項目として見守りネットワークの構築をしなさいということで地域包括支援センターに役割の一つとして命じられているところでございますので、旧在宅介護支援センターが培いました地域ケア会議における個別指導、個別問題点の改善等の地域ケア会議をもっと発展させるような形で、民生委員の方々にはもうお願いしてございますので、その見守りネットワークを通じて、地域資源とする町会、それから民生委員の方、それから事業者、うちの方のケースワーカー、すべて包括させた中で、その問題を掘り起こして個別の対応を、6カ所ございますが、その6カ所において地域ごとに充実させていければなと思ってございます。
 その方向性は、うちの方のケースワーカー、それから地域包括支援センターの担当でございます介護保険課の地域支援担当と今、連携して進めてございますので、いずれ在宅介護支援センターの部分で培われた部分をもっと有効に引き出すような形で発展していくだろうということで今、事業を進めてございます。御理解をちょうだいしたいと思います。
 以上でございます。
○副委員長 松井委員。
◆松井 委員  それから、25項目でこれから特定高齢者の認定をしていくわけですけれども、チェックそのものが、それで上がってきたもので実際その特定高齢者としての認定をするかしないかというのは、本人の確認がかなり重要だと思うんですよ。その辺で、その対策はどのようにされていかれるのか、お聞きしたいと思います。
○副委員長 保健センター所長。
◎保健センター所長 25項目自体を、前回の委員会のときに御報告申し上げました、最初に19名の方を対象にしましてチェックリストをやっていただきまして、5名の方が該当しましたというふうに報告させていただいたところですが、実はその方たちの書かれた内容を、本人に確認させていただきますと、やはりちょっとつけ方が違っていたとか、そういうようなものが結構多く出てまいりました。
 改めてチェックをし、確認を対面で行っていきますと、結果としては18名の方が該当するというふうなことにちょっとなりましたものですから、ここで手続的には改めて、前回は5名というふうに御報告させていただきましたけれども、18名の方が特定高年者とさせていただきましたので、その旨を最初にちょっと御報告を申し上げさせていただきます。
 それから、チェックリストで行うときに、実は黙ってお医者さんの方で基本健診を受けていただくときに自分で書かれて持ってこられる方が大多数かと思われるんですが、私どもの方では今、民生委員さんの方の集まりと、それから地区社会福祉協議会さんの方にお願いして、これからリストといいますか、対象者となりそうな方についての情報をいただいて、保健師が戸別訪問をしていくというふうな方法でいこうということで動き始めておりまして、そういうことの対象の方については対面で説明しながらチェックリストを書いていただくと、それで間違いのないようなことで、特定高齢者になるかどうかの判断をきちっとできるようにしていくという、そんな方法をやっていこうというふうに考えております。
 それ以外の方で、御家族の方も含めてなんですが、チェックリストをきちっとどなたかが書いていただければ、本人の状態を把握したものとして確認はとれるということになるんですが、ひとり暮らしの場合はなかなかそういうぐあいにいかない、あと高齢者お二人の場合とか、そういう場合にはいかないという場合がありますので、そういう点についてもできるだけ私どもの方では訪問しながら、書き方をフォローしながらきちっと書いていただくようにということを、その点もフォローしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
  〔副委員長、委員長と交代〕
○委員長 ほかにございますか。
 田中委員。
◆田中 委員  視察先で、いわゆる2007年問題と関連して、男性を地域にどのように生かすかという問題にかなり積極的に取り組んでおられるところがあって、そういうところと比べると、草加市の場合には、いわゆる退職後の男性を地域の中で生かすための、そういう活動というのをどのように考えて今やられているようなことがあるのかどうか。遊びの要素みたいなものがかなり入っていて、市がやられたものが終わった後に、自然な形で仲間づくりに発展していくというような努力が非常に印象に残って、大事なことだなというふうに思ったんですが、その辺についてちょっとお尋ねしたいというふうに思います。
○委員長 長寿福祉課長。
◎長寿福祉課長 今、田中委員さんがおっしゃいました部分につきましては、具体的な施策の中では残念なことに動いてございません。ただ、それに近い形で健康教室・介護教室の中で健康づくり、生きがいづくりに励んでいただく部分、それから助成という形になってございますが、シルバー人材センターの有効活用として生きがいづくり、それから高年者の就労支援、その辺の活性化を図っているところでございます。
 それから、地域における活動につきましては、すこやかクラブ等の拡大の中で、今年度よりシルバー人材センターと連携する形で相互会員の御案内を今いただいている部分でございますので、その辺の活性化をにらみながら、地域における離職後の生きがいづくり、健康づくり、社会参加を図ってまいればと思ってございます。
 それから、具体的な施策の中では、高年者福祉センター等で地域住民の皆さんに合った施策、一つの娯楽と申しますか、陶芸教室とか、男の料理教室とかというのは、ふれあいの里、であいの森にお願いしているところでございますので、いずれそういった部分で催し物が、若干ではございますが、今年度から取り組めるものと思ってございます。
 以上でございます。
○委員長 田中委員。
◆田中 委員  今、草加市でも始めようとなさっている、そういう中で、やはり先ほどちょっと平野委員がおっしゃっていましたけれども、回数を集中してやって、それが終わったときに、このまま解散してしまうのが惜しいということが皆さんの中から出てきて、それが自然発生的に仲間になっていく、また地域で市やそういう行政のタッチ以外に仲間としての活動が広がっていく、そういう何か含みを持たせた取り組みの仕方というのが今後課題になってくるのではないかというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
○委員長 保健センター所長。
◎保健センター所長 一つ前の御質問の件の部分もあわせましてということなんですが、保健センターの方で行っております事業では、介護予防元気アップ草加塾という体力運動教室、それは20回がワンクールといいますか、ワンラウンドになっていまして、それの卒業生の方が自主的に一つクラブを立ち上げまして、今サークルとして実施してございます。
 それから、マッサージ・ストレッチ体操教室というのも実施しておりますが、これについても今、卒業生の方について自主的にサークル化していただくようにということで、今お話をさせていただいているところでございます。
 以上でございます。
○委員長 健康福祉部長。
◎健康福祉部長 広い意味での2007年問題というんでしょうか、私も同じ男性として、あと数年後にその年代を迎えるものですから、自分としても非常に身につまされる思いでございます。
 確かに、やっぱり企業で第一線で働いていた男性が、ある日突然定年を迎えて、じゃ自分はどこに身を置くのかという、非常に大きな課題なんだと思うんです。当然、介護予防とか、そういう福祉の分野の切り口であることも一つの要素かと思うんですけれども、行政としてやっぱりそれに取り組むときに、単に福祉という面だけじゃなくて、福祉だとか健康でなくて、やっぱり大きな意味でいくと生涯学習であったり、あるいはそれが自治会活動への参加であったり、やっぱりそれぞれの人々の生きざまというか、生き方のスタンスの問題になってくるのだと思うんですね。
 例えば、男性の料理教室についても、福祉の分野でも今、保健センターなり長寿福祉課の方のふれあいの里とかの施策もありますけれども、公民館であるとか、あるいは文化センターであるとか、あるいは勤労福祉会館であるとか、ちょっと調べてみましたら、やっぱり男性の料理教室とかは結構人気のある講座のようでございまして、3回だとかシリーズでやって、あるいは今度はそこで学んだ方々が代表になって、勤労福祉会館とか文化センターを使って自分たちが自主グループで現に活動している団体が集計では3団体、もう既に活動を毎週曜日を決めましてやっているようでございます。
 それは一つ、男性の料理という部分での切り口でございますけれども、当然そこで目指しているものは、単に料理をつくるだけではなくて、ひいてはやっぱりまちづくりとか、コミュニティの醸成という部分で、多少その意識をしながら皆さん取り組んでいらっしゃるのかなと思います。したがいまして、今後においてもやっぱり全庁的な施策として、この2007年問題を考えていく必要があるのかなと私自身は思っております。
 ですから、今後やっぱりそういう面で関係部局間の連携を図りながら、こういう対策を一つひとつ積み重ねる中で、関連課を中心にして、そういう市としての対策をやっぱり講ずる必要があるのかなと、今回の視察もしての感想でもあるんですけれども、そういう思いも非常に私自身強くしたところでございます。
 以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
 鈴木委員。
◆鈴木 委員  視察の随行、お疲れさまでした。
 今、皆さんが閉じこもりの件で結構出ているんで、ちょっと基本的なところを聞きたいんですけれども、閉じこもりで、要するにこれから2007年問題とか出ていますけれども、かなりの対象となる人が出てくるのかなと思います。その中で、すべての対象者の人をこういった事業に参加していただくためにやっていくのか、それとも一人でも多くの方にそういう事業に出てきてほしいと思ってやるのかによって、今後の事業展開はかなり違ってくると思うんですね。その辺のちょっと基本的な考えを教えていただきたいんですけれども。
○委員長 健康福祉部長。
◎健康福祉部長 確かに、市の施策としてすべてを対象にするかどうかという部分なんですけれども、やはりそれはそれぞれの方々の一人ひとりのニーズというものが、例えばその家族構成の違いとか、さまざまなものがあろうかと思います。ですから、その辺はやっぱりその時代時代の様子を見ながら、その対策を講じる必要があるかと思います。ですから、私どもとしては、やっぱりそのいろんな要素を踏まえながら今後検討していく必要があるなというふうに思っております。
 以上でございます。
  〔委員長、副委員長と交代〕
○副委員長 委員長を交代いたします。
 松井委員。
◆松井 委員  一つだけ。視察へ行きまして、職員さんというか、非常におもしろい発想で、これはいいなと思ったのがあったんですが、さっき出ている地域包括支援センターとかという名称なんですが、市民の方は非常にわかりづらいと、地域包括支援センターとかね。だから、執行部や議員はわかっても、市民はわかりづらい、そういう名称を非常にわかりやすい名称に言っていたんですよね。ちょっと私も、ごめんなさい、ど忘れしたんですが。
 やっぱりこれから事業をしていく上で、そういう柔軟性を持った、名称まで市民にわかりやすく、そして売り込んでいって利用していただくという発想をこれからしていくつもりがあるのかどうか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○副委員長 長寿福祉課長。
◎長寿福祉課長 今の名称の問題でございますが、松井委員長おっしゃいますとおり、大事な問題かと認識してございます。ただ、補助事業だったり、制度に基づく正式な名称等がございますので、冠は冠で仕方がないという部分も片面にはあるかとは思うんですが、サブタイトルではございませんが、地域包括支援センター何とかかんとかという形で、もう少し親しみを持って市民の方に受け入れてもらう、そういう施策の発展も非常に重要でございますので、検討を重ねながら、そういった方向性ができていければなと思ってございます。
 以上でございます。
  〔副委員長、委員長と交代〕
○委員長 ほかにございますか。
 平野委員。
◆平野 委員  介護保険課長は視察に御一緒していただきましたので、せっかくですから、全体を通してどのようにお考えになり、また草加市の課題をどのようにとらえられたのか、伺いたいと思うんですけれども。
○委員長 介護保険課長。
◎介護保険課長 改めまして、視察3市ですか、先進地に行かせていただきまして、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 まず、それぞれの市へ行きまして、特徴的なそれぞれさまざまな事業をやっておりましたので、それぞれ各市ごとに感想といいますか、私の考え方を述べさせていただきたいというふうに思ってございます。
 まず最初に、近江八幡市でございますが、こちらにつきましては特に退職した高年者に対します事業、そういったものが大変参考になりました。今後、先ほど健康福祉部長の方から2007年問題というお話がありましたように、団塊の世代を初めとする高年者がたくさん退職者という形で地域に出てまいります。そういった方の居場所の確保という意味で、退職後の男性の方の閉じこもり予防事業は大変参考になった事業かなというふうに思います。
 私も何年後かに同じような状態になって、確かに地域の中で男性というものはなかなかなじみといいますか、地域ごとで男性同士のなじみというものがないわけですので、退職後にそういった居場所の確保だけでなく、退職後男性が地域でまとまれば、一つのこれからのさまざまな活動、近江八幡市で見ますと、退職後男性の講座の後でそれぞれがさまざまにサークルをつくって、例えば地域の環境ですと植栽とか、ごみの掃除とか、または防犯ということで登下校の見守りとか、そういった活動もやっておりますので、そういったものも含めまして、大変に今後、市としてもそういう退職後男性の閉じこもり予防事業というのを取り組んでいくべきだというふうに感じました。
 それから、もう1点、近江八幡市ですが、これは介護予防の啓発の中で認知症についての啓発を行っておりました。これの特徴的なのは、直接企業とか、または学校に出向いて、向こうから聞きに来てくれるのを待っているのではなくて、直接出向いてお話をしているということでございます。特に、中学3年生の生徒が感想の中で、認知症の人に偏見を持たず、しっかり向き合っていくべきだというふうに感想文を書いてございました。大変これは、中学生の感想でしたが、中学生などの若年者に認知症の正しい知識を提供していくことは、高年者の尊厳を守っていくという意味でも非常に重要だなというふうに感じております。
 たしか学校の授業の一環ということでございましたので、今後そういうことが授業の一環としてできるかどうか、今後これはほかの部課との調整があると思いますが、検討させていただきたい事業だなというふうに感じております。
 次に、東近江市でございます。こちらにつきましては、特に感じましたのは、介護予防事業に対して高年者が参加しやすいような環境づくりが非常になされているなというふうに感じました。
 一つとして、事業名を親しみやすい、草加市はどうしてもかたい名前が多いんですが、いろんな親しみやすいネーミングをしていました。そういった参加しやすい工夫が必要かと思います。
 それから、もう1点、事業に継続して参加しやすいような工夫をしてございます。特に介護予防事業というのは何回も継続して行いますから、継続性が非常に重要ですが、参加者が介護予防事業の内容に飽きないように、事業ごとに非常に資料を工夫したりとか、そういった事業ごとに工夫を行っているというのが非常に参考になってございます。
 続きまして、3番目の高浜市でございます。こちらにつきましては、さまざま特に一般高齢者施策で地域介護予防事業が充実しておりまして、特にIT工房とか、パソコンを使用した介護予防事業とか、さまざまやってございますけれども、特に感じましたのは、高年者の技術とか知識とか経験とかを生かした事業を行っているということでございます。
 そういった高年者がみずから持っている技術とか知識とかを生かした生きがいの場をつくり、それが認知症予防、閉じこもり予防にもつながっているのかなというふうに感じました。また、高年者の自立支援にも役立っているのかなというふうに思いました。そういった高年者の技術とか、自分の持っている知識とか、そういったものを活用した生きがいの場をつくる事業もやはり必要になってくるかなというふうに感じました。
 もう1点は、やはりパソコンなんかも一つのツールとして、高齢者同士の交流、または世代間を踏まえた他の世代との交流等も行っております。これも一つの閉じこもり予防、また認知症予防、また介護予防施策につながってくるのかなというふうに思いました。
 ざっと、3市の先進地につきまして、視察に同行させていただきました感想を述べさせていただきました。
 以上でございます。ありがとうございました。
○委員長 ほかにございますか。
  〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、執行部から、感想等ございますでしょうか。
 健康福祉部長。
◎健康福祉部長 それでは、私の方から、今、介護保険課長の方からほとんど全体を通しての感想ということでの説明になったかと思いますが、私なりに感じた部分で、ちょっと御礼も兼ねて申し上げたいと思います。
 本当に、先ほども申し上げましたとおり、今回、私も初めての職責を負った福祉の分野での初めての視察ということで、特に今回の目的が介護予防ということのテーマで3市を視察させていただいたわけでございます。
 3市共通で一番私が感じたのは、やはり関西地区の方の生き方というか、文化というんでしょうか、やっぱり地域の方々が非常に人間らしく、言葉が適切じゃないかもしれませんが、本当に人間らしく接していこうという姿勢がすごく見受けられました。それと、やはり役所がやる仕事ですけれども、何か型にはまらない。先ほど松井委員長さんの方から、地域包括支援センターのネーミングの問題もございました。それぞれの取り組みが、3市ともいろいろネーミングに工夫をされているというのがすごく自分としては印象的でございました。
 やっぱり同じことをやるんでも、かた苦しい役所用語でなくて、例えば東近江市さんですと、「すこぴんくらぶ」とか、元気くらぶだとか、あるいは口腔機能の検査の部分でパタカラ教室というんですか、逆に何か説明を聞かないとわからないような言葉なんですけれども、説明を聞くと、言葉として言いにくい言葉を言えれば、その人は正常だというようなことをはかる、何かそのための教室だと、聞いてみると、ああ、なるほどなというんで、何かすごくユーモアがあって、ただ、その地域の方々もそれになじんでいけば、ああ、じゃきょうはパタカラ教室へ行こうということで、非常にそれはそれでもう目的が達せられるというような、何かとても、高浜市なんかですと例えばお達者健康教室とか、何かネーミングに非常に気を使って、とても温かみがあるもので、ぜひ本市でもこれから、多分同じような事業をうちの方もやっているんだと思うんですね。それについて、やっぱりそういう部分の工夫。
 それと、なるべくお金をかけないで、資料、あるいは道具を自前でつくるんですよと東近江市の方なんかもおっしゃっていましたけれども、自分たちで安い材料を買ってきて、自分たちで手づくりをして、検査の目的を達成していくというような、非常に何か工夫が見られて、やっぱりこれも非常に大きく我々も取り入れていかなくちゃいけないのかなという感じをした次第でございます。
 一番大きな要素は、やっぱり地域の方、人材を有効にうまく使っているなというのが一番大きく私、感じた次第でございます。やっぱり人のこういう一生というのは順送りなんだなと、自分が元気で動けるときは、そういう介護を必要とされるような方々へのいわゆる援助をして、自分が不幸にもそういう状態になったときは、人様のお助けを、お手をかりるというのも、これは順送りで、それは仕方ないのかなというふうに思っています。
 ですから、これからやっぱり地域での、草加市においてもかなりいろんな形での意識の高い方々もたくさんいらっしゃいますので、そういう方々をうまくこういう事業に参画をいただきながら展開をしていく必要があるのかなというふうに思ってございます。そういう点で、今後、福祉の方の施策も展開していきたいなというふうに思った次第でございます。
 大変雑駁ですけれども、私の方の感想としては以上でございます。本当にありがとうございました。
○委員長 以上で、県外行政視察を踏まえての意見交換を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、閉会中の特定事件「介護予防について」の今後の取り扱いについて御協議をいただきたいと思います。
 協議会に切り替えてよろしいでしょうか。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、協議会に切り替えさせていただきます。

午前10時52分休憩

  〔協 議 会〕

午前10時54分再開

○委員長 協議会を閉じまして、委員会を再開いたします。
 ただいま御協議いただきましたとおり、閉会中の特定事件「介護予防について」は、今回をもちまして調査を終了させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
  〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 以上で、福祉環境委員会を終了いたします。

午前10時55分閉会



      委 員 長   松   井   優 美 子

      副委員長   田   中   昭   次

      署名委員   大 久 保   和   敏

      署名委員   中   村   丈   夫