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埼玉県 上尾市

平成28年  9月 定例会 09月13日−一般質問−07号




平成28年  9月 定例会 − 09月13日−一般質問−07号







平成28年  9月 定例会





              平成28年9月定例会 第16日

平成28年9月13日(火曜日)
第7日 議 事 日 程

 1 開  議
 2 市政に対する一般質問
     9番  大 室   尚 議員
    26番  糟 谷 珠 紀 議員
 3 次会日程の報告
 4 散  会

午前9時30分開議
 出席議員(30名)
   1番   新  道  龍  一  議員     2番   田  中  一  崇  議員
   3番   斎  藤  哲  雄  議員     4番   尾  花  瑛  仁  議員
   5番   新  藤  孝  子  議員     6番   平  田  通  子  議員
   7番   小  川  明  仁  議員     8番   星  野  良  行  議員
   9番   大  室     尚  議員    10番   深  山     孝  議員
  11番   戸 野 部  直  乃  議員    12番   前  島  る  り  議員
  13番   浦  和  三  郎  議員    14番   鈴  木     茂  議員
  15番   池  田  達  生  議員    16番   秋  山  も  え  議員
  17番   新  井  金  作  議員    18番   渡  辺  綱  一  議員
  19番   嶋  田  一  孝  議員    20番   野  本  順  一  議員
  21番   長  沢     純  議員    22番   道  下  文  男  議員
  23番   町  田  皇  介  議員    24番   井  上     茂  議員
  25番   秋  山  か ほ る  議員    26番   糟  谷  珠  紀  議員
  27番   小  林  守  利  議員    28番   田  中     守  議員
  29番   橋  北  富  雄  議員    30番   池  野  耕  司  議員

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
         市     長   島  村     穰
         副  市  長   遠  藤  次  朗
         教  育  長   池  野  和  己
         市 長 政策室長   山  田  良  平
         行 政 経営部長   駒  ?  久  志
         総 務 部 長   吉  澤  彰  一
         子ども未来部長   井  上  建  一
         健 康 福祉部長   本  橋  宜  臣
         市 民 生活部長   磯  越  雄  高
         環 境 経済部長   小  幡  雄  人
         都 市 整備部長   内  田  正  良
         上 下 水道部長   高  橋     清
         消  防  長   田  島  孝  一
         会 計 管 理 者   野  田     正
         教 育 総務部長   保  坂     了
         学 校 教育部長   西  倉     剛

 本会議に出席した事務局職員
         事 務 局 長   中  島  英 二 郎

         次長兼議事調査   塚  越  俊  久
         課     長

         議 会 総務課長   松  本  宣  孝
         議会総務課主幹   川  村  勝  也
         議事調査課主幹   嶋  田     勉

         議 会 総 務 課   中  川  真  里
         副  主  幹

         議 事 調 査 課   谷  川  義  哉
         副  主  幹

         議会総務課主査   百  瀬  徳  洋
         議会総務課主査   吉  川  抄  織
         議事調査課主任   岡  野  隆  史
         議事調査課主任   川  村  明 日 香







△開議の宣告





○議長(田中守議員) 定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。





△市政に対する一般質問





○議長(田中守議員) これより日程に従いまして、市政に対する一般質問を行います。

  9番、大室尚議員。

        〔9番 大室 尚議員登壇〕



◆9番(大室尚議員) 皆さん、おはようございます。議席番号9番、大室尚でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。

  今回は、大きな項目を3つに分けております。まず初めに、大項目1、駅西口地域の都市整備と安全対策についてから早速お尋ねさせていただきたいと思います。

  まず1点目としまして、西口大通り、3点ほどお尋ねさせていただきます。ただいま電柱地中化工事に関しまして、たしか年度内完成と記憶しているのですが、予定どおり工事が進んでいるのか、今年度の工事予定についてお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 現在、北側の歩道に道路照明灯8基を設置する工事に着手したところでございます。引き続き、9月中には歩道整備と車道の舗装工事の発注を予定しており、年度内の完成を目指してまいります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 次に、既に工事完了の部分に関してちょっとご質問させていただきます。

  自転車道上にある、1.5メートルぐらいのグレー色をした大きな機械箱のようなものがありまして、危ないのですがと言われ、あれは一体何のためにあり、どのようなものなのか、また地中に埋設することができなかったのかという質問を受けたのですが、あの機械について教えてください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) ご指摘の地上に置かれました箱は、東京電力が電圧を変換するための変圧器やNTTなどの通信事業者が埋設されたケーブルの点検や操作を行う機器を収納するために必要となる地上機器でございます。東京電力に確認したところ、この機器は災害時や緊急時に容易に操作が行えるよう、地上に置くことが必要な施設であるとのことでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、3点目、ガスト付近の浸水対策についてお尋ねいたします。

  集中豪雨が起きると、ドラッグストアセキ前付近の道路は大変昔から池のように水がたまりやすく、特に夜間時などは、西中側から駅の方に走ってきますと、富士見橋の丘を過ぎると急に水没するような大変危険な箇所と認識しているのですが、道路排水の浸水対策は施されているのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 道路が一番低くなるドラッグストアセキ前付近には、街渠ますと呼ばれる雨水ののみ口を通常より多く設置し、道路排水の改善を図る計画でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、大通りについて要望させていただきます。

  富士見小前道路は、朝夕は子どもたちの通学路でもあります。十分配慮していただき、引き続き安全に施工をしていただけますようお願い申し上げます。

  続きまして、西宮下中妻線について12点ほどお伺いいたします。5年前の3月定例会で、初めて西宮下中妻線の工事計画について質問させていただきました。翌年、この計画道路の事業に着手することが決定になりまして、大変うれしく思ったのですが、「西宮下中妻線ニュース」等が、会報などが柏座、春日地区には配れていないため、一体どうなっているのか、進んでいるのかというふうな声を聞きました。

  まず最初に、都市計画決定してからどれぐらいたっているのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 昭和37年3月19日に都市計画決定がされ、54年が経過しているところでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、現在の終点部までの整備が終わってから一体何年経過しているのでしょうか。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) おおむね10年が経過しております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) しっかりした舗装がなされているにもかかわらず、片側しか使用できない、使用していないというのは大変もったいないという声が上がっておりますが、そのような声に市当局はどのようにお考えでしょうか。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 大室議員さんのおっしゃるとおり、完成当時は西宮下中妻線の終点部より接続される狭あいな生活道路への進入車両が増えることなどが懸念され、地域の皆様や警察と協議を重ね、現在の交通形態となった経緯がございます。しかしながら、交互通行を望む声も多く寄せられていることから、改めて地元の区長さんをはじめ地域の方々の意見を伺いながら警察協議を進めてまいりたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 現在の終点部まで整備が終わってから10年が経過ということですが、中断した理由をお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 西宮下中妻線の延伸整備につきましては、関係地権者約63名、用地買収面積約8,500平方メートル、移転が必要となる家屋約28棟のほか、ブロック塀や物置、樹木等の支障となる物件が約25件あり、補償費と工事費を合わせた総事業費は膨大になります。このようなことから、事業の延伸には至りませんでした。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、現在の進ちょく状況をお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 昨年度は、未整備区間の670メートルにつきまして、現況測量や予備設計、交通量調査を実施したところでございます。今年度につきましては、既に工事が完了している谷津地内から西宮下公園の通りまでの約390メートルの用地測量や物件補償調査を実施しているところでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、工事施工概要に関してお聞かせ願います。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 未整備区間の670メートルを2工区に分けて事業を予定しております。1工区は既に工事が完了している谷津地内から西宮下公園通りまでの約390メートル区間、2工区は西宮下公園通りから県道川越上尾線までの約280メートル区間を予定しております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) そのお話の第1工区についてお尋ねいたします。

  工事の着手から完成までの予定などをお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 平成29年度から用地買収に着手し、早期の完了を目指し、事業を進めてまいります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、国からの補助金はあるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 国土交通省所管の社会資本整備総合交付金を活用し、事業を実施する計画でございます。なお、補助率は、用地買収や物件補償費、道路の工事費等に係る事業費の55%となっております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) その第1工区の工事計画の内容なのですが、以前、私の前回一般質問で電柱地中化の要望をさせていただいたのですが、その件に関しましては、今回第1工区について検討されているのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 沿線地中化を行う必要性の高い道路であると考えておりますが、結論には至っておりません。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、フリップをちょっと参照にお願いしたいのですが。

  西宮下中妻線が、計画道路がこの赤の線です。この第1工区に伴いまして、工事に伴いまして、現在の一方通行でここが入れないようになっているのですけれども、現在の一方通行区間の規制はどうなるのでしょうか、教えていただきます。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 工事に伴う車両の搬入路につきましては、今後検討しなければなりませんが、警察と協議を行うことで、一定期間、一方通行の交通規制を解除することは可能でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 第1工区の工事を一刻も早く完成させるためには、ただいまご答弁いただきました、現在一方通行区間の規制を解除して、大型車両や大型重機を運ぶ回送車両などをダイレクトにこの工事箇所に入れるようにすることが先決ではないかと考えます。大型ダンプが全て駅周辺から入ってくるように通るのでは大変効率が悪く、しかも苦情や交通事故のもとになりかねないと思うのですが、その点に関してどうお考えなのかお答えください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) ご提案のとおり、ジョナサン交差点から既に工事が完了している区間は現在一方通行となっておりますが、工事を行うときには、安全性、効率性を確保するためにも、この一方通行区間を有効に活用したいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、工事区間内にお配りされております「西宮下中妻線ニュース」に掲載されているその他のご意見についてお尋ねいたします。

  このニュースに載っている掲載内容を読ませていただきます。この事業は、平成2年ごろから話が出て、一部は整備されたが、かなり時間がたっている。これからの工区も、世代が変わる前に用地買収をして早急に進めていただきたい。昔と違い、今は車利用も多く、狭い道路に多くの車が入っているので、この計画道路はぜひ整備していただきたい。こういう事業には賛成、反対もいるものだが、早く買収してほしいという地権者の心境も察して進めていただきたいとのご意見が載っております。このようなご意見にどのように対処していかれるのかをお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 西宮下中妻線につきましては、本市のまちづくりを進める上で大変重要な骨格となる道路であるとともに、関係する地権者の皆様や居住されている皆様には長い間ご心配をおかけしているところでございます。事業を進めていく上で、地権者の皆様からご協力いただけるとのご意見は大変ありがたく、心より感謝申し上げる次第でございます。市といたしましても、このようなご意見に応えるべく、一日も早く開通ができますよう、力強く事業を進めてまいりたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、同じく「西宮下中妻線ニュース」に載っているのですけれども。

  この計画道路によって災害に強いまちになることは間違いないので、早く整備されることを願っている。60年前から、区画整理もせずにきょうまで来てしまった。いろいろな問題があるかと思うが、一刻も早く完成することを目指して、近隣の方や地権者も協力していく必要があると思うという意見が載っておりました。このご意見のように、一日も早く整備されることを願っている人は、今回の工事周辺の地権者だけではなく、かつてこの計画道路に土地を提供された谷津、柏座、春日、浅間台、井戸木、中妻等の多くの方々、そして今現在西宮下中妻線を利用されている方々が一刻も早く整備されていくことを願っております。ぜひとも一刻も早く開通することを強く要望して、次の質問に移らせていただきます。

  鴨川沿いの整備についてお尋ねいたします。まず、柏座四丁目地区沿いの鴨川左岸道路につきましてお聞きいたしますが、近隣の住民の方から、川沿いの桜の木を切って、歩道整備して安全に歩行できるようにできないかとの要望を、地元の区長さんが道路課担当者の方と相談されているみたいなのですが、まず桜の植樹の経緯についてお尋ねいたします。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 桜の木につきましては、県の河川用地に植樹されておりますが、過去に埼玉県や上尾市が植樹した経緯はなく、どのような経過で植樹されたかは分からない状況でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、桜の木の切断が可能なのか、そして歩道整備が可能なのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 河川区域内の桜の木につきましては、河川法に基づき伐採することは可能でございますが、桜の木に親しみや安らぎを感じておられる方々もおりますので、歩道の整備も含め、埼玉県や地元の皆様と協議をし、慎重に対応してまいりたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、この写真フリップを参照にしていただきたいのですが。

  これは鴨川沿いの写真なのですけれども、L型側溝とフェンスの間に草が生えますと、大変通行に支障を来します。この草のところの、この部分の管理者はどのようなのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) ご指摘のL型側溝とフェンスの間は1級河川鴨川の河川用地で、埼玉県が管理しております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、ちょっと裏面を。

  この写真は、北鴻巣の武蔵用水路の写真なのですが、この側面、分かりますか。これは、側面ののりのところ、草が生えているところに防草シートを設置しております。このような防草シートを設置していただければ歩行困難等が避けられるのではないかなというふうに考えるのですが、見解をお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 埼玉県に確認しましたところ、防草シートの敷設は、のり面の亀裂や崩落等を目視により確認することができなくなるため、敷設することはできないとのことです。なお、草刈りにつきましては適切に実施してまいるとのことでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、次に対岸の東今泉地区沿いについてちょっと質問させていただきます。

  現在の区画整理の進ちょく状況と側道整備についてはどうなっているのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 東今泉地区の鴨川西側を整備しております大谷北部第二土地区画整理事業につきましては、平成27年度末の進ちょく率は65.6%となっております。

  この区画整理事業の中の鴨川の側道整備についてでございますが、一部権利者の協力が得られないことから、約20メートルの区間を残すのみとなっており、現在も交渉を重ねているところでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 今後の見込みはあるのでしょうか、お答えください。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 今後も継続して関係権利者と移転交渉を重ね、早期に鴨川側道を開通させ、安心して安全に通行していただけますよう事業推進に努めてまいりたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) ご答弁ありがとうございます。

  続きまして、ここから安全対策についてなのですが、去る7月26日に西中学校の地区ふれあいの会の会議にて、安全対策についていろいろ質問を承りましたので、随時お尋ねさせていただきたいと思います。

  まず、自転車の乗り方とマナーについてなのですけれども、自転車に関する道路交通法規が変わったみたいなのですが、まずは法改正について教えていただきたいと思います。



○議長(田中守議員) 磯越市民生活部長。



◎市民生活部長(磯越雄高) 自転車に関する最近の主な道路交通法の改正としては、平成19年に自転車は車道走行を原則とする普通自転車の歩道通行可能要件の明確化及び児童や幼児を自転車に乗車させるときは自転車乗車用ヘルメットの着用に努めるなどの一部改正を行いました。また、平成25年の改正では、悪質、危険な自転車運転者に対する講習制度が創設されました。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、ただいまご答弁がありました、悪質、危険な自転車運転者に対する講習制度とはどのようなものなのでしょうか。



○議長(田中守議員) 磯越市民生活部長。



◎市民生活部長(磯越雄高) この講習制度は、近年自転車の利用者が増える一方で、自転車関係事故の増加傾向や交通ルールが正しく守られない実態などを背景に昨年6月から施行されました。内容は、信号無視や一時不停止など特定の危険行為を過去3年以内に2回以上繰り返した場合、講習手数料5,700円を支払い、3時間の自転車運転者講習の受講が命じられます。なお、受講命令に従わなかった場合は5万円以下の罰金となります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 地区ふれあいの会で、大人の自転車の乗り方のマナーが大変悪いというふうな意見が大変多かったので、安全運転の啓発、啓もうをさらに強化していただけますよう要望させていただきます。

  次に、富士見小学校学区内の子どもさんたちが通学路ないし、大人もそうなのですが、カラスの巣ができて、カラスに威嚇されるというふうなことで、どうしたらいいかというふうなご質問をいただいたので、質問させていただきますが。カラスの巣を撤去するにはどうしたらいいのか、また許可等があるのか教えていただきたいと思います。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 巣の中にカラスがいない場合には、撤去に許可は必要としておりません。巣の中に親鳥やひなあるいは卵がある場合には、鳥獣保護管理法により巣の撤去は原則禁止されております。しかし、カラスに威嚇されるなどの被害が発生した場合には、巣のある場所の管理者が鳥獣保護管理法の許可を受け、巣を撤去することは可能でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、その巣をそのまま放置したらどうなるのかお聞かせいただけますか。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) カラスは基本的に毎年新しい巣をつくると言われておりますが、縄張り内に巣づくりに適した木がない場合や繁殖に失敗した場合には、もとの巣を再利用することもあると言われております。そのため、巣を放置いたしますと、場合によっては次の年に再びカラスが繁殖に訪れることもあると考えられます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) ありがとうございました。

  それでは、野良猫に対しても大変困っているという方々がいらっしゃるのですが、本年度から始まりました飼い主のいない猫の不妊・去勢手術事業の概要につきましてお尋ねさせていただきます。



○議長(田中守議員) 小幡環境経済部長。



◎環境経済部長(小幡雄人) 本市では、本年4月より飼い主のいない猫の不妊・去勢手術支援事業を一般社団法人上尾伊奈獣医師協会の会員の方を中心とする合計9名の獣医師さんのご協力により無償で行うこととなりました。これにより、猫の殺処分の減少及び公衆衛生の向上につながればいいのかなというふうに考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、現在の申請状況はどのようになっているでしょうか。



○議長(田中守議員) 小幡環境経済部長。



◎環境経済部長(小幡雄人) 本年8月25日現在で45件の申請があり、20匹の猫の手術をしております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 45件で20匹ということですから、残りはどうなっているのでしょうか。



○議長(田中守議員) 小幡環境経済部長。



◎環境経済部長(小幡雄人) 現在、猫が捕まっていない状況であるためということでございます。該当する猫が捕まり次第、手術をしていくということになろうかと思います。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、飼い主のいない猫の捕まえ方はどういうふうにすればいいのかお聞きしたいと思います。



○議長(田中守議員) 小幡環境経済部長。



◎環境経済部長(小幡雄人) 昨年、市の方で、箱わなといいまして、捕獲器を5つ購入いたしました。必要な方には貸し出しを行っております。現在あるものは、箱の中に餌を取り付け、猫がそれをさわるとおりが落ちるというタイプということです。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) そもそも論になりますが、飼い主がいない猫であると特定する方法は何かあるのでしょうか。



○議長(田中守議員) 小幡環境経済部長。



◎環境経済部長(小幡雄人) 申請時に飼い主がいない猫であるかどうかを申請者に確認をするとともに、市の職員が現地確認を行うのですけれども、その現地確認の際に申請者のほかに第三者の方にも該当する猫の主な活動場所や餌やりの有無を聞き取りいたしまして、箱わな設置を近隣へチラシや声かけによるお知らせをするよう依頼しているということでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 分かりました。ありがとうございます。では、引き続きぜひ周知の方を、皆さんに広く知れるようにお願い申し上げて、次に移らせていただきます。

  次の質問は、大きな災害時に地域の対応につきましてちょっとご質問させていただきます。川口市では、防災リーダー認定講習会に中学生が多数参加しておりまして、たしか600人以上は受講しているかと思うのですけれども、災害時について中学生の対応について質問します。応急活動でリーダーとなる中学生育成について、本市、上尾市ではどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 川口市防災リーダー認定講習会につきましては、自分の命は自分で守る、地域のことは地域で守るといった自助、共助の考え方を中学生に啓発する意味で大変有意義なことだと考えております。市内の中学校全てが指定避難所となっておりますことから、市といたしましても、中学生を対象とした市政出前講座を積極的に実施するとともに、避難所での活躍の場につきましても避難所運営会議の中で検討していきたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、中学生を対象に出前講座を積極的にということですが、具体的にはどのような方法を考えているのでしょうか。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 要請のあった中学校を対象に、危機管理防災課では、備蓄や家具の転倒防止など自宅でできる震災対策や上尾市の災害対策など、また消防署では、人工呼吸、心臓マッサージ、自動体外式除細動器、いわゆるAED、止血などの応急手当ての市政出前講座等を実施するものでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、要望させていただきます。

  地区会議で、災害時避難所としての機能をするときに、中学生にも何らかの形で協力をしていただけないかというお話というか、要望の意見が出ましたので、ぜひ、中学校、それから避難所運営会議、それから行政側が連携をとって、大きな災害時に対応できますように協議をしていただけますよう要望いたします。

  大項目最後の質問とさせていただきます。防災無線と防犯カメラについて、4点ほどちょっとお尋ねをいたします。防災行政無線の一般放送の所管についてお聞かせいただきたいと思います。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 防災行政無線で一般放送を行う場合、例えば犯罪や迷い人に関する情報は交通防犯課、光化学スモッグ注意報に関する情報は生活環境課、熱中症対策に関する情報は健康増進課など、情報ごとの担当課から放送を所管する部署に依頼することとなっております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、防災無線放送の情報発信があるが、結果の配信を聞いたことがないということをお聞きしております。

  それで、ちょっとお尋ねしたいのですが、生活環境課で発信する光化学スモッグ注意報のその後の結果については放送があるのでしょうか。



○議長(田中守議員) 小幡環境経済部長。



◎環境経済部長(小幡雄人) 光化学スモッグは、工場や自動車から排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物に太陽の紫外線が当たることにより発生いたします。日没によりまして太陽の紫外線がなくなる夕方には収束をするため、解除の放送は行っておりません。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 同じ質問です。

  健康増進課に質問させていただきますが、発信する熱中症予防に関する情報発信のその後の放送、結果放送などはあるのでしょうか。



○議長(田中守議員) 本橋健康福祉部長。



◎健康福祉部長(本橋宜臣) 暑さ指数WBGTが31度以上になると熱中症の危険性が高まりますので、注意喚起のための防災行政無線放送をお願いしております。その後、気温が下がったとしても熱中症の心配はありますので、あえて解除はしておりません。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、防犯カメラについてお尋ねいたします。

  防犯カメラを設置して、安心して暮らせる安全対策を検討してほしいとの意見をいただいております。今後の本市の防犯カメラについての見解などをお聞かせください。



○議長(田中守議員) 磯越市民生活部長。



◎市民生活部長(磯越雄高) 防犯カメラの整備につきましては、市が直接設置するのではなく、地域の協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。引き続き、県の補助制度の動向などを注視するとともに他の自治体の先進事例などを調査研究してまいります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、要望させていただきます。

  きのうも防災無線について一般質問がございました。防災無線のその後の情報がないという声を結構多く聞いております。そこで提案したいのですが、その後の情報や経過の情報は、きのうの回答ではメール配信というふうなお答えもあったと思うのですが、別の切り口から提案させていただきたいのですが、上尾市ホームページの防災無線情報のページにワンクリックで飛べるようなアプリを無料ダウンロードできるようにしていただいて、そして先ほどのご答弁のあるように、あえて防災無線では流していないもの、経過あるいは中間報告、結果などをそのページで掲載しておいていただいて、見たい人がワンクリックで見るというふうな形態をとったらどうかなと思います。ぜひ検討していただけるよう要望いたします。

  それから、防犯カメラについても、大変皆さん関心が多く、一つでも多く設置していただきたいという声が多いので、その件も含めてご検討をお願い申し上げて、次の大項目2に移らせていただきます。

  それでは、大きな項目の2つ目、図書館についてご質問させていただきます。新図書館建設に賛成する立場から改めて質問させていただきますが、1点目としまして、現図書館の問題点、課題及び市民からの苦情、要望等、具体的にご答弁をお願い申し上げます。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 現図書館は、開架、閉架書庫も収容能力が限界であることから、除籍基準に基づきながらも頻繁に資料を除籍し、書架を維持している状況です。

  また、保存すべきより貴重な資料は、平方東小、平方北小学校の余裕教室に特別閉架を設けて保存しております。しかし、特別閉架の資料貸し出しには1週間から10日の時間を要してしまうため、利用者にご不便をかけております。図書館本館には、図書サービスの中核としての役割とともに、分館とは違って図書資料を保存する役割があります。十分な蔵書を収集する役割を現図書館本館では果たすことができないのが現状です。

  また、館内に専用の学習室はありません。本来図書館が行う講演、講座、自主事業で使用する集会室を開放し、学習室として利用いただいております。それは、集会室も従来の使用ができないということです。学生の長期休業中の時期は、開館前から座席確保に並ぶ状況でございます。テーブルつきの閲覧席も、児童エリアに30席、一般エリアに16席と、1日1,000人を超す来館者がいる図書館にはあまりにも少ない状況です。開館当初の座席より少ないのは、閲覧席を書架に変えたことが当時のパンフレットから見てとれます。現在は、利用に支障を来さない場所にできる限り椅子や机を置いて対処しております。利用者からは、机のある席がもっと欲しいという声があります。

  また、図書館でしか知ることができない郷土資料に関しては、その地域でしか集められない、知ることができない、未来に継承しなければならない重要な分野ですが、現在は市民に啓発、継承する手段は資料の閲覧のみでしか提供ができないでいます。

  また、就学前のお子さんを連れた方も多くご利用いただいておりますが、子どものトイレ、授乳室やおむつがえベッド等がなく、ベビーカーを置くところも苦慮し、長期滞在しづらい施設でございます。また、乳幼児を対象に行う事業は駐車場も満車となり、大変ご迷惑をおかけしております。

  また、多くの情報を伝える館内表示は、聴覚、視覚障害者には情報が届きづらく、ご不便をおかけしている状況でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、現本館について、上尾地区の分館としてリニューアルするとしておりますが、どのような分館にするのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 新図書館本館の1階部分にある児童エリアを活用して、分館として整備することを検討していきます。なお、公共施設等総合管理計画を考慮しながら、面積を最大限とれるように検討していきます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、分館として残すことで利用者の方の利便性はどうなるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 上尾地区の分館として整備することで、自宅のパソコンやスマートフォンなどで予約した図書を受け取り、返却することができ、現在と変わらない図書サービスを提供できます。また、各館閉館後は、各館のブックポストのほか、上尾駅西口、北上尾駅のブックポストで返却することもできます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、新たな図書館が現図書館本館より狭いのではないかというふうな声をよく聞くのですが、実際のところはどうなのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 現図書館本館は約2,337平方メートルであり、新図書館複合施設での図書館の専有部分は約2,100平方メートルと公表しております。しかし、新図書館複合施設では、会議室、研修室、郷土資料コーナー、学習室などを社会教育施設として位置づけ、図書館利用者はこれを利用することができるため、実際には現図書館本館の2倍ほどの面積を利用することができます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、新図書館になればどうなるのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 利用者は毎回、開放日を気にせず、静かに学習室を利用でき、ラウンジでは会話を楽しんだり、グループで勉強に取り組んだり、気分転換を図る場所にもなります。郷土資料コーナーの設置により、紙ベースだけでなく、映像等を活用し、上尾市の歴史を広く伝えられます。会議室、研修室も、図書館の自主事業、映画会や青少年センターでの会議等に対応できます。キッズコーナーでは、子どもを遊ばせながら、図書館で借りた本を子どもも、そして保護者も一緒に読むことができます。市内のさまざまなボランティアの活動をしている市民の打ち合わせやスキルアップにも利用できるなど、今の図書館にはない施設が充足されます。もちろん、パソコンやワイファイなどインターネット環境を整備し、情報化社会に対応した施設の充実を図るものです。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 複合施設とするということですけれども、私、今青少年センターをよく利用させていただいております。スポーツ少年団等について、会議で。それで、今度青少年センターが入るということなのですが、複合施設に入る青少年センターについてなのですけれども、開館時間、開いている時間や会議室の大きさ等がちょっと気になるのですが、その点についてお伺いさせていただきます。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 開館時間につきましては、現在と同様の運用ができることを前提に検討しております。

  また、2階部分には現在の青少年センターの会議室より大きな約180平方メートルの会議室と約160平方メートルの研修室が社会教育施設として予定され、それぞれが間仕切りで2部屋とも利用できるなど、利用目的や人数に応じ柔軟な利用ができるよう検討しているところです。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、図書館について最後の質問をさせていただきます。

  建物全体のネーミングを市民から募集する考えはあるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 新図書館複合施設の名称については、広く市民に公募することを考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 一通りのご答弁、ありがとうございました。

  私の地元柏座を含めた西口市民のいろいろな方々から、上町にある現上尾市図書館が移転してしまうのか、なくなってしまうのかとのご意見が多く寄せられております。あえて質問させていただきました。

  今回のご答弁で、現本館が抱える問題に対して、改善しなければならない問題等が浮き彫りになったというふうに、それが新設という形であることが理解できました。現図書館が上尾地区で分館として残される、リニューアルされるということは非常に感謝申し上げるところでございます。

  最後に、新図書館について要望させていただきます。上尾市総合計画の最上位計画であります。現在、そして未来の世代の人たちからも末永く愛され、さらに50年たっても色あせないようなすばらしい図書館複合施設にしていただけますよう強く要望しまして、大項目3の質問に移らせていただきます。

  それでは、大きな項目の3番目、ICTにつきましてお尋ねさせていただきます。まず、パソコンについてですが、上尾市が業務で使用しているパソコンについて、OSがウィンドウズ7で、ブラウザがIE8と記憶しておりますが、IE8が2016年1月13日を最後にセキュリティープログラムの配布が終了しております。この点につきまして、上尾市の対応はどのように考えているのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 市では、IE8をバージョンアップしたIE11を昨年12月までに全てのパソコンに設定済みでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、マイクロソフトは、ウィンドウズ10よりセキュリティーがより強化されたブラウザのマイクロソフト・エッジを標準装備として搭載しております。近いうちにマイクロソフト・エッジが標準ブラウザとなると思いますが、住民記録や税情報などの基幹システムがマイクロソフト・エッジに対応する必要があるかと思うのですが、その点についてお聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 導入しているシステムの環境が整えば、ご認識のとおりと考えます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、マイクロソフトの最新のOSはウィンドウズ10ですけれども、上尾市の今後の対応はどのようになっているのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 最新のOSはウィンドウズ10であることは承知しておりますが、現在運用しております一部のシステムにおいてウィンドウズ10に対応していないシステムがあることから、今年度新たに導入するパソコンについては、その1つ前のウィンドウズ8.1を導入する予定でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、今年度新たに導入するウィンドウズ8.1のパソコンは一体どれぐらい、何台ぐらいあるのでしょうか。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) OSについて、ウィンドウズ8.1対応となるパソコンの台数は600台でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、住民記録や税情報などの基幹系システムに使用する業務パソコンも同様なのかお聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 基幹系システムはインターネット接続することがなく、外部からのリスクは極めて低いものと考えられることから、現在のウィンドウズ7を引き続き使用することとなります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) つまり、基幹系システムで使用する業務パソコンについては、OSやIEのサポート期間を考慮することなく使用することができるということでよろしいのでしょうか。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 従来はOSやIEのサポート期間と業務パソコンのリース期間を考慮しながらパソコンの入れ替えを行ってまいりましたが、インターネットから分離した基幹系システムで使用するパソコンについては、パソコン本体の機能が低下しない範囲内において再リース契約を締結し、費用を抑えることができるものと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、ネットワークについてちょっとお尋ねしたいのですが、ネットワークのセキュリティーについて今後の方針はどのようになっているのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 昨年12月に総務省が提示しました自治体情報セキュリティーの抜本的強化対策として、都道府県と市町村が共同で高度な情報セキュリティー対策を講じることを目的とした自治体情報セキュリティークラウドを構築することが決定しております。上尾市においても、埼玉県が構築するこの自治体情報セキュリティークラウドに参加をいたします。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、自治体情報セキュリティークラウドでセキュリティーがどのように強化されるのか、少しお聞かせいただきたいと思います。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 市町村のインターネット回線の出入り口を都道府県ごとに1つに集約し、強靱なセキュリティー対策を実施するものでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 本庁舎のワイファイ環境が、前からちょっと要望させていただいているのですが、整備する予定はあるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 本庁舎におけるワイファイ環境の整備につきましては、地方公共団体が自らワイファイ環境を整備することの必要性や当市の置かれた地域特性を踏まえた上で調査研究してまいりたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、セキュリティーについてご質問させていただきます。

  本市におきまして、最高情報セキュリティー責任者のCISOはいるのでしょうか。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 最高情報セキュリティー責任者を設置しており、当該責任者は副市長でございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、最高情報セキュリティー責任者のもとで実際に実務を担っているのはどなたなのでしょうか。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 各課の課長を情報セキュリティー管理者としているところでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、情報セキュリティーの監査はしているのでしょうか、どうなっているのでしょうか、お聞かせ願います。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) 情報セキュリティー内部監査委員の資格を有した職員を育成し、今後セキュリティー監査の実施に向けて検討をしてまいります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、データ管理と電子化についてお尋ねいたします。

  熊本県の荒尾市では、従来のサーフェスプロ3で会議や打ち合わせ等をしておりまして、ペーパーレス化を実現しております。従来の紙ベースではなく、電子化して持ち歩き、市職員の機動力向上に一役買っているとのことなのですが、本市でも検討してみてはと思うのですが、所見をお聞かせください。



○議長(田中守議員) 吉澤総務部長。



◎総務部長(吉澤彰一) ご指摘のとおり、公務職場においてもペーパーレス化は推進していくべき課題と考えております。このような課題について、データ管理の電子化に伴うセキュリティー上の問題や費用対効果などを勘案し、検討してまいりたいと考えております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、ITを活用した、今度は教育委員会さんの方にご質問させていただきます。

  現在、小・中学校の普通教室において、無線ネットワーク、ワイファイ環境は整備されているのかについてお聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 市内の小・中学校において、今のところ無線ネットワークは整備されておりません。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、小・中学校の普通教室において、無線ネットワーク、ワイファイ環境整備やタブレット導入に関する他市の状況はどうなっているのかお聞かせ願います。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 埼玉県内では、さいたま市、戸田市、羽生市などが一部の小・中学校において無線タブレットを導入しております。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 昨年度、上尾市の小学校において無線ネットワークの検証を行ったと聞いているのですけれども、どういうふうな検証内容だったのかについてお聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 昨年度、ネットワーク業者の協力によりまして、中央小学校及び富士見小学校2校の普通教室においてワイファイ環境を試験的に構築し、既に整備済みのタブレット端末や大型モニターを活用した実証授業を実施いたしました。また、鴨川小学校や大谷中学校でも、携帯会社の協力によりセルラータイプのタブレットを活用した実証授業を実施しております。

  実証授業の内容は、中央小学校を例に示しますと、教師用タブレットにあるデジタル教科書を大型モニターに表示する授業のほか、児童4人構成の各グループに1台ずつタブレットを配布し、教師が無線配信した写真や動画等のコンテンツを利用しながら課題を解決させ、児童がその結果をタブレットや大型モニターを活用して発表するという内容でございました。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、その実証授業の結果はどうなったのかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 実証授業の結果、ワイファイ環境のハード面は、1台のネットワーク機器で、ワード、エクセル、写真などのデータ連携であればタブレット40台の接続が可能であり、動画連携でも20台の接続が可能であることが分かりました。また、セルラータイプのタブレットでも、各ソフトやデータ連携もスムーズに接続できることが判明いたしました。

  一方、教育面においては、児童生徒の興味、関心を大いに引く授業であったという感想が寄せられ、教師と児童生徒が相互に情報の発信や受信を瞬時に行うことができ、双方向性を生かした深い学び、主体的な学びの実現や授業の効率性向上などのメリットも感じ取れたところでございます。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、児童生徒が使用する教育用パソコンにおいてのフィルタリングは施されているのかについてお尋ねします。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 教育用パソコンには、不正なホームページへのアクセスを制限するフィルタリングソフトが導入されております。フィルタリング対象は、SNS、掲示板、いたずら、誹謗中傷、オンラインショッピングなどの項目が主なものとなります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) それでは、ICT最後の質問になります。

  上尾市において、大型モニタリングが全小・中学校に設置されておりまして、埼玉県下でも先駆的な取り組みを行っているというふうに伺っております。しかしながら、無線ネットワーク環境を整備することによって大型モニタリングやデジタル教科書を活用した学習環境の充実がさらに期待できるのではないかというふうに考えますが、上尾市の無線ネットワーク整備への展望を最後にお聞かせください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 本市においては、これまでICT環境の整備を順次進めてきており、教職員1人1台のノートパソコン配布や全小・中学校、全普通教室への大型モニター整備、デジタル教科書の導入、小学校におけるパソコン教室の端末タブレット化などを行ってまいりました。

  大室議員さんご指摘のとおり、無線ネットワーク環境の下でこれら既存の機器を活用していくことは、教育の情報化をさらに進め、児童生徒の学びを質、量両面から向上させることにつながると考えております。また、先進的な無線タブレット授業を広く社会にアピールしていくことで、上尾市で教育を受けたい、上尾市に子どもを住まわせたいと感じてくれる人が増えるというシティセールスの点からもメリットがあるとも考えます。今後も、このような観点から実証授業を重ねていき、その活用効果をさらに精査し、整備に向けた研究を進めてまいります。



○議長(田中守議員) 9番、大室尚議員。



◆9番(大室尚議員) 一通りのご答弁、ありがとうございました。それでは、要望させていただきます。

  ICTについての要望をさせていただきます。まず、マイナンバー制度の導入によってICTにおけるセキュリティー管理が大変重要になってきたと感じております。早急にセキュリティー監査を実施していただけますよう要望させていただきます。

  また、先ほどご答弁をいただきましたように、無線LAN環境、ワイファイ環境の整備をして構築をすることで、教育現場、そして市庁舎、要は市民へのサービスが期待できると思います。ぜひ導入に向けてご検討くださるようにお願いいたします。

  それから、最後に、情報系システム、基幹系システムやクライアントPCは、先ほどご答弁がありましたように、主要OSの変更や法令の変更に伴いまして大変コストがかかるものであります。一つの例をとりますと、静岡県焼津市では、ホストコンピューターから脱却いたしまして、基幹系システムをクライアントサーバーシステムへ、情報システムをウエブシステムへそれぞれ切り替え、サーバーの仮想化技術を導入、採用いたしまして、仮想化したサーバー上で全てのシステムを稼働されることでICT環境を最適化し、大幅なコスト削減をしているという実証があります。全部局、全課共通の仮想基盤上でベンダーに依存しない柔軟なインフラ運用が可能ということで、サーバーの台数を削減しているというふうなことであります。

  時間がありますので、千葉県松戸市の今度は事例ですけれども、20の基幹システム、31業務をわずか1年でオープンシステムに一斉更改、再構築ということ、マルチベンダー採用でコストを大幅削減。市長のコメントを読み上げますと、オープン化したことでさまざまなメーカーの機器が使用できるようになり、随意契約を解消して入札方式に変えることで新しいシステムやネットワークを非常に安価に構築することができました。削減できた費用の内訳を職員から聞きましたが、何でもっと早く実施しなかったのだと反省するぐらい大幅なコスト削減が実現しております。短期間のうちに一斉にシステム更改したことも、さらなるコスト削減につながっていますとのコメント等があります。ぜひシステム基幹のコストダウン等も今後考慮していただけたらというふうにご検討していただけますよう要望いたしまして、一般質問を終了とさせていただきます。ご答弁、いろいろありがとうございました。



○議長(田中守議員) 以上で9番、大室尚議員の一般質問を終了いたします。

  暫時休憩いたします。



        休憩 午前10時28分



        再開 午前10時45分





○議長(田中守議員) 休憩前に引き続き会議を開き、市政に対する一般質問を続けます。

  26番、糟谷珠紀議員。

        〔26番 糟谷珠紀議員登壇〕



◆26番(糟谷珠紀議員) 26番、糟谷珠紀でございます。議長の許可をいただきましたので、私、今回、質問項目を、新図書館建設から見る市の事業計画の経過と市民参加のまちづくりと変更、戸崎地区パークゴルフ場整備計画についてを追加させていただきました。項目が項目なものですから、傍聴者の皆さんは言いたいことがたくさんあると思うのですけれども、どうか傍聴規程をお守りいただけますよう、まず初めにご協力をお願いいたします。

  参議院選挙が終わった途端に始まった安倍政権の国民をだます傍若無人な暴走ぶりは目に余り、ここは法治国家かと見まがうほどです。例えば海外に派遣する自衛隊に駆けつけ警護など武器使用を前提とした新たな任務のための訓練の開始など安保法の具体化、参議院選の投開票の翌日早朝から再開された沖縄・高江のオスプレイのヘリパッド工事、選挙では、現職の自民党議員、それも沖縄担当の現職大臣が落選という、あまりにもはっきりと示された民意を無視して強行されている基地建設です。しかも、送り込まれている警視庁などの機動隊の強権的な住民排除の暴力は、その映像がインターネットを通じて世界に発信されています。私も見ていますが、あまりにもひどいその映像、本当に目を覆うばかりです。そして、オリンピックにかこつけた共謀罪の再燃、自民党総裁の任期延長、医療、介護、保険制度改悪の提案など、参院選後、民意無視の暴走を加速しています。

  今月召集予定の臨時国会では、環太平洋連携協定、TPPの承認案の提出、このTPPは、アメリカ、民主、共和両党の次期大統領候補2人とも反対をはっきりと表明しております。そして、労働法制を再び改悪するなどを推し進めようとしています。

  憲法改正についても、安倍首相は、この夏の参院選挙の記者会見では、そこまでは考えていないとはっきり発言し、遊説でも一切口にしていませんでした。しかし、選挙直後の7月11日の会見では、憲法審査会で自民党改憲草案をベースにしながら3分の2を構築していくと、それまでの発言などなかったことにして野望をむき出しにしました。選挙が終われば自分のやりたいことを全部押し通すというだまし討ちは、選挙も民意もないがしろにした横暴ぶりをきわめています。

  私は、安倍晋三首相と同じように、選挙中は争点を隠し、選挙後はその争点を支持を得られたと勘違いする人をもう一人知っています。島村市長です。選挙中、図書館建設は争点ではないと新聞記者らに答え、選挙公報には図書館のことは一切触れていませんでした。選挙が終わってからの記者を前にして抱負を述べた場では、市民が願うよい図書館をつくると語ったと報じられていました。安倍首相と同じように、いや、先を行く暴走ぶりです。

  私は、東京・築地の豊洲移転が上尾の図書館移転に重なって仕方ありません。都民の皆さんから現場の声をもっと聞いて、築地のままで改修できないのか、何でそんなにお金をかけるのだという声が上がっているそうです。

  そして、ここ上尾では、広報を使って、あたかも決まったかのような印象を持たせる紙面で図書館を知らせ、本来、普通だったら決まる前に、あるいは設計の段階で市民向けに意見を募るために広報で知らせて、話題にしていくというのが本来の市民参画のまちづくりではないでしょうか。白岡市もそういう手法で行っています。また、橋北議員が取り上げていた小布施町のまちとしょテラソも、でき上がる前の議論を大事にしていたのです。

  ところが、上尾方式は何でも事後報告、どういう経緯で上平のこの場所を選んだのかは、総合的判断という、お役所特有の都合が悪くなると常に使う常套句です。市民の声には、耳当たりのよいものは飛びつき、耳ざわりの悪いものはその意見表明の場すら奪い去る、説明会開催の要望も無視する、委員会審査で資料や書類も出し渋る、数字は都合よく解釈する、利用人数が倍になるという予測も計算も合わず、算出根拠もはっきりしません。この図書館事業に関する市長や当局のスタンスは、常にこういうやり方です。図書館に限らず、戸崎のパークゴルフの問題も全く同じ構図です。

  そこで、通告順に従って質問をしてまいります。新図書館建設から見る事業計画の経過と市民参加のまちづくり。今議会で新図書館に関する質問をされた議員はかつてなく多く、私が恐らく8番目ではないかと思います。それだけ図書館について市民の中でも話題になっており、議員にもさまざまな声が寄せられているあらわれであるということが言えます。新図書館は移転ではなく、新たなものだと主張していた議員もいました。また、本当にこの人、図書館を利用したことがあっての質問をしているのか疑問に感じた議員もいました。しかし、分館や公民館図書室の充実を求める議員は、推進、見直し問わず、ほとんどだったと思います。

  私は昨年6月から新図書館問題を取り上げてきていますが、質問のたびに、この計画の不可解さ、そして市民不在の進め方がますます鮮明になっていることを感じています。そして、この間、図書館を考える会の皆さんが主催するタウンミーティングに参加し、直接参加された方から疑問や意見をいただく中で、上平への移転やそれに伴う費用があまりにも大き過ぎることなど、理解されていないし、見直してほしいという声がやはり多いことを受け、一般質問で取り上げることにしました。今回取り上げるのは、おさらいも含めて、計画の経過と市長マニフェストにある政策、市政運営についてもただしてまいります。

  まず、土地の取得について伺います。今回の提案されているこの上平の土地が、なぜ政策会議に出された4つの候補地、最終候補地に挙がったのでしょうか。現在地の建て替え、これは市の所有地です。大谷北部第四土地区画整理組合の中の土地は、土地開発公社が取得して、いずれ市が買い戻す予定地でした。西口大駐車場は、一部民地ですが、市の所有地が含まれています。最終的に政策会議で決めたという上平の土地に市の所有地があるかどうかを調べてもらったところ、脇に若干の水路がある、水路です、水路があるそうなので、そこを除けばほぼ、今回の議案で提案されているとおり民有地です。大谷北部第四の土地も西口大駐車場の土地も、市有地だから候補地として検討されたのは、これは理解できます。

  では、ほとんどが民有地の現予定地は、いつごろどういう情報を得て候補地として選択肢の一つになったのか、その経緯をまずお聞きします。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 新図書館の建設予定地につきましては、その条件として、延べ面積が5,000平方メートル程度の図書館の建設が可能で、かつ100台程度の平置き駐車場が確保できることや交通アクセスなどを考慮し、上尾駅周辺から郊外まで候補地を検討してきた中で、候補地の一つとして平成25年秋ごろ掲げたものでございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 私が質問する意図は、どういう情報を得たのかと聞いています。西口大駐車場や大谷北部第四区画整理地内の土地は、両方とも市所有の土地があります。周辺の土地を買い足さなければならないとしても、市所有のあるまとまった広さの土地です。

  ところが、今回建設しようとしている土地は、ほぼ全面買収が必要な土地です。そういう土地がなぜ候補地にノミネートされたかということです。なぜ候補地になったかという理由と経緯を聞いています。いかがでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 先ほど申し上げましたとおり、市内、駅の近くから、航空写真ですとか、あるいは都市計画図ですとか、そういったものを見たりして、ある程度まとまった土地があるかどうか、そういったことを考慮して、この辺なら土地が何とか確保できるのではないかといった中でもって選定もしてまいりました。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 今言った、まとまった広さの土地を鳥瞰で見たということなのですけれども、今回の予定地に限らず、まとまった広さの土地は市内各所にあるはずです。なぜ今回の土地だけが候補地になれたのか、これである意味はっきりしたかなと思うのですけれども、今回の土地の選定の経緯は、要するに、公にできない何らかの理由があるのかなと勘ぐってしまいます。

  最終的に残った現本館を含む4カ所の候補地の中で、この上平の土地だけが何ら市とゆかりのない土地です。これまでの答弁では、予定地として決定した具体的な理由になかなか答えてくれませんでした。ついには、総合的判断という、理由になっていない答弁で押し切ってきました。市長は、政策会議でも、上平が最もよいと判断した理由を明確に述べずに押し切っています。上平の土地が候補地となった経緯が理由にならない総合的判断で押し切っていることと併せて考えれば、何かあるという印象を持った市民が多いのも当然です。だから、なぜ上平なのかと私たち議員もよく聞かれるのですが、まともな答えは私たち議員も答えられないのです。

  さて、市長が2期目から3期目になった途端に、三か年行財政計画から消滅したものが2つあることに気づきました。まず、第2体育館の建設です。もう一つは、中央図書館(第2図書館)の整備に向け検討を進めるという、第2図書館という記述です。市長の2期目のマニフェストで、第2体育館の建設検討を掲げています。こう書いてあります。震災により一部利用できない市民体育館の改修と生涯スポーツ推進へ第2体育館の建設。その後、平成25年、26年、27年度の三か年行財政計画には第2体育館の建設を検討するとあり、28年度、今年度の三か年行財政計画にはその項目自体が消滅しています。その理由をお答えください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 第4次上尾市総合計画後期基本計画及び平成27年度までの行財政三か年実施計画において第2体育館の建設を検討するとしておりましたが、計画年次の中でめどが立たないことから、第5次上尾市総合計画後期基本計画及び平成28年度行財政三か年実施計画から取り下げたところでございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 第2体育館を、そうすると、今の新図書館の予定地で検討したことはあるでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 新図書館の候補地につきましては、第2体育館の候補地として検討したことはございません。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) そうだとすると、種地でもないのになぜ図書館の候補地になったのか、さらなる疑問が湧きます。なぜ私がこの質問をしたかというと、ちまたでは、体育館が図書館に化けたとか、体育館崩れの図書館などとやゆする声も聞いたことがあるからです。

  ところで、先日、メディックスの激励会で来賓として出席された市長は、図書館をつくらせてもらうと述べ、体育館をつくりたいと公言したと参加している方から聞きました。まさか、また市民の税金を投資して、メディックスのために体育館を新設するのでしょうか。これは、本当にいいかげんにしてほしいなと思います。

  もう一つ加えて言うなら、消滅したのが、中央図書館、第2図書館の整備に向け検討を進めるという記述がなくなり、老朽化、狭あい化という言葉とともに新図書館複合施設整備事業、複合という言葉が初登場しました。第2体育館がなくなり、第2図書館ではなく複合施設に変わったということで、土地に関する因果関係があるのかなと思ったわけです。

  そして、消滅したものであえてつけ加えるなら、市長の施政方針の中から協働という言葉が消滅していました。私は、市長が毎年3月議会の冒頭に述べる所信を、2011年から3期になって直後のことしまでにどんな言葉を市民に向けて述べていたか確認しました。2011年は、このように述べておられます。「市民の皆さんの要求は誠に多様です。私は、その一つ一つの声に耳を傾け、真摯に応えていきたいと考えています。しかし、財源には限りがあります。市債を大量に発行すれば実現できるかもしれませんが、それは後年度負担を次の世代に強いるだけであり、私は容認することができません」と、総合計画のテーマである協働のもと、「市民、事業者、行政が手をとり合い」、うんぬんかんぬんと続きます。

  ところが、ことしの所信では、協働という言葉がなくなり、かわりに市民の皆様をリードできる魅力ある行政を目指すと言いました。リードするというのは、推し進めるということではないはずです。まさか意識的に協働という言葉を外したのではないと思いますが、どうなのでしょうか。

  2011年におっしゃっていた割に、今市長が進めている事業は、それなりに市債を発行して次世代に負担が残ることをやっています。当時は、私は容認することができませんと言っていたにもかかわらずです。図書館だけで市債26億円ですよね。なので、私は子どもたちに負担を強いることのないような市政運営をしていただきたいということで幾つか質問します。

  まず、第2次図書館サービス計画のパブリックコメントで、本館の修繕費用と新築費用の差はという問いに対して、市は比較検討していないと答えていました。本来、候補地の選定をするのであれば、建て替えや修繕のシミュレーションをするのではないでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 現図書館本館位置での建て替え、リニューアルについては検討はしました。

  まず、リニューアルだけでは求める規模の図書館にはなりません。また、延べ面積を5,000平方メートル程度の施設を前提とした場合、建築基準法等の建蔽率、容積率や日影規制などがあり、その上、必要な緑地面積、駐車場面積、駐輪場面積などを考慮しますと、現図書館本館の敷地では狭く、計画ができません。

  さらに、解体から新館の完成まで2年程度の工事期間が想定され、本館を閉館する期間の図書館の運営が一番の課題となります。この場合、本館の図書資料を含む機能を別の場所に一時移転が必要となり、これには多額の費用と仮設場所を必要とします。また、本館を閉館すると、システムで結ばれている分館の運営にも支障を来します。これらを総合的に判断し、現図書館本館位置での建て替えは無理と判断しました。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 今回の議会で、意外とこの答弁、何回か繰り返されているのですけれども、私、ちょっとこの中で聞きたいのは、多額の費用と仮設場所を必要とすると言っているのです。この多額の費用というのは、そうすると、今計画している38億円よりも高かったのかどうかお答えください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 現在想定しております新図書館複合施設の機能を全て備えるとした場合、現図書館本館位置で計画する場合、必ず高くなると考えております。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) そうすると、そういう高くなるのだったらなるなりのやっぱりシミュレーションとか、費用が、ではこういうことで高くなるというような示し方をして、初めて私たちはそこからもっと議論を深めていかなくてはならなかったのではないかなと思うのです。そういうこともなかなか聞かれないまま、ずんずん進んでいくというこのやり方に非常にやっぱり不信も持つわけです。

  ただ、今の38億円というのが広報にも書かれて、市民の中でも、図書館複合施設、38億円だというふうなことでみんな理解はしています。理解しているというか、38億円というのが今皆さんが認識している総額です。だけれども、土地を新たに買うものではなく、現本館の建て替え、建て替えというのは、一番、2年程度仮設を建てて工事をすればということなのでしょうが、例えばそれを2年の工事期間ではなく、あるいは増築、そして部分的なリニューアルを徐々にしていく、例えばそういう工法で費用が大体どれぐらいかとかいうことも含めた、やっぱりシミュレーションがあってしかるべきだったのではないかなというふうに思います。

  素人的に見て、今の現本館で38億円以上かかるということがなかなか、どうしてなのだろうというのはちょっと残りますけれども、では現本館の耐震診断はいつ行われたのでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 平成26年11月に判定を受けております。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) そうすると、平成26年11月、政策会議で今の上平の候補地を決めたのが平成26年、たしか1月22日の政策会議で決定をしています。代表者会議に報告されました。そのときの予算で、測量とかがたしか予算で通過したというふうに私は記憶しています。

  では、耐震診断の後に改めて現本館で建て替えをすることは検討されたでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 現図書館本館位置での建て替えの検討要因は、先ほど説明しましたように建築基準法の法的制限などや工事期間中の運営の課題ですので、直接耐震診断の結果に関係ないと判断し、検討はしておりません。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 耐震診断の判定の結果というのは、耐震工事をすぐやらなくてもいいですよという判定だったと思います。今の答弁ですと、耐震性があるかないかで検討したわけではないから、耐震診断がやられて、耐震性は大丈夫だよと言われても、その後、そこで現本館というのは改めて検討していなかったということです。でも、そうだとしても、私は先ほども申し上げましたけれども、建て替えは無理と判断するのがあまりにも早いなと思います。

  そもそも、5,000平米を前提に言っているのですけれども、なぜその5,000平米が前提になったのか、その数字の根拠がはっきりしません。これまでの答弁を思い返せば、強いて挙げると、5,000平米以上の理由は23万都市にふさわしいくらいしか見当たりません。現本館に新たな建物を建築制限の目いっぱいまで建て増しした場合、どれぐらいの床面積をとれるのか、市民ニーズの許容範囲となるのかという、そういう検討がないことが問題だと思います。5,000平米に足りなければなぜふさわしくないのか、その説明がないのです。だから、上平移転ありきだと市民から批判されるのです。

  土地と併せて、建物などの物件補償について、先日の文教経済常任委員会でやりとりがありました。このやりとりを踏まえて、改めて伺います。候補地に建つクライズ、社名変更前は新埼玉リースという会社の事務所と倉庫に約5,600万円の物件補償料ということが分かりました。私は、その金額を聞いたとき、あまりに驚き、そんなに高い、あの建物にそこまで価値があるのかと非常に疑問を持ちました。なぜその建物にそれだけの補償をしなくてはならないのか、合理的な理由をお示しください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 補償につきましては、埼玉県県土整備部、都市整備部の公共用地の取得に伴う損失補償基準細則に基づき、建築物の移転料を処理してございます。事業地内の建物は現在空き家でありますが、使用可能な状態であることから、細則第16第1項第2の規定にあります除却工法には該当しません。よって、補償は敷地外に移転して建て直す構外再築の工法としたものでございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 細則第16第1項第2には、前段は省略しますけれども、「又は建物を再現する必要がないと認められる場合には、(1)の規定にかかわらず、通常妥当と認められる移転先の認定を要しないものとし、通常妥当な移転方法として除却工法を認定するものとする。」とあります。つまり、使用可能かどうかではなくて、再現する必要があるかないかで判断すると書いてあります。

  この建物は、建築後約41年です。木造であれば、上物の価値はないと判断される建物です。答弁は、簡単に言えば、この古い建物を、移転先に新しい建物を建てた場合にかかる費用であっても正当なものとして認めることができることになりますが、現在ほぼ使われていない物件に、こういった算出方法があるからといって、ここまで高額になるのは市民の理解が得られるでしょうか。むしろ、再現する必要がないとして、除却工法として土地代金プラス補償金を上乗せするぐらいが妥当ではないかと思います。こういったことも不透明さが残ります。

  では、土地の鑑定について、随契で不動産鑑定を赤熊不動産鑑定所に依頼した理由をお答えください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 土地鑑定評価の依頼に当たりましては、埼玉県の不動産鑑定業者選定指針を準用し、また地域の特性や市場を熟知している必要があることから、市内に事務所のある赤熊不動産鑑定所に依頼したところでございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 私は、不動産鑑定士の方に、こういう土地の価格というのは、土地の相場がたとえ同じでも、最終的な評価額にする場合、違いがあるというふうにお聞きしたので、こういう土地の価格を決定する際は、複数業者で鑑定して、どちらかを見ながら最終的にお願い、委託をするというやり方なのかなと思ったし、私はそういうやり方でやる必要があったのではないかなと思っていました。

  では、物件補償調査についてです。文教経済常任委員会で調査結果報告書を閲覧しました。まず、指名競争入札で落札した株式会社新日本エグザに委託した物件補償調査の業務内容と委託料をお答えください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 業務内容は、事業用地内の物件を調査し、その補償金額を積算する業務でございます。業務委託料は410万4,000円でございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) その調査結果、かなり膨大な資料で分厚いものでした。閲覧したときに、市の職員と「Buttress」、これは英語表記でしたが、「Buttress」という会社名らしき人とのメールのやりとりの記録があったので、株式会社新日本エグザが業務を下請しているのかどうかを確認します。もしそうだとすると、業務上の問題はないのでしょうか、伺います。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 下請には出しておりません。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) あの「Buttress」とクレジット名は、では何だったのかなと思いました。どう見ても「Buttress」という会社の方からのメールにしか見えなかったのですが、外注したわけではないのですよね。

  メールの内容は、土地の価格が宅地は6万2,000円、畑地は2万4,000円など、職員からその「Buttress」というクレジットの人物に宛てたものでした。不動産鑑定の価格が物件補償調査になぜ必要なのでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 先ほどの「Buttress」という名前は、同じ会社の中なのですが、パソコンについている愛称でございまして、外部の者とは違います。

  そして、不動産鑑定がなぜ物件補償調査に必要かということなのですが、宅建業者に移転先の土地の選定を依頼するときの費用の算出に当たり、その土地の価格が必要となるものでございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) では、最終的に宅地の平米単価が6万6,000円となったということで、その分の調整が後々されての約5,600万円ということで理解しました。

  私はそもそも、以前に事務所として使っていた大江化学工業が手放したとき、新埼玉リース、今のクライズが幾らでその土地と建物を購入したかが一番参考価格になるのではないかと思うのですが、売買価格は確認しているでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 現在の所有者と前所有者の契約に関することでありまして、確認はとっておりません。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 今回の買収価格の鑑定調査では、周辺の土地売買事例が少ないことが挙げられていました。大江化学工業と新埼玉リースの売買価格は数少ない取引事例ではないでしょうか。確認していないのはどういう意図からなのか、必要がないということなのか。一般的には、そういう確認をして、移転補償費が、ではそれで妥当かどうかを比べるものだと思いましたが、公共のやることは一般のやり方とは方法が違うのか、本当に私は理解に苦しみます。

  先日の委員会審査の際、教育総務部長は、この問題について、「理解できない方には理解できないかもしれません。しかし、我々も決してでたらめをやっているわけではなくて、県の基準に基づいて、しかもプロが算定をして、これに基づき、我々はその情報を得てこうやって実施してきているわけです。したがいまして、この算定の仕方、何ら問題もなく、また不正も一切ありません」。でたらめでないことは当然です。しかし、委員会審議では、委員から疑問が出されて、その疑問には合点がいく答弁がなかったわけです。しかも、理解できない方には理解できないかもしれませんでは分からない、私が悪いのだ、議員が悪いのだ、何ら問題もないのだから黙って賛成しておけという傲慢な考え方にとても聞こえてしまいます。

  ちなみに、物件補償調査の委託先の新日本エグザの社長は、上尾市の選挙管理委員長をことしの市長選の投票日から就任されている方だと後で知りました。

  ここで、議長の許可をいただきまして、資料の配布をお願いいたします。



○議長(田中守議員) 資料配布をお願いいたします。

        〔事務局職員配布〕



◆26番(糟谷珠紀議員) 質問を続けます。

  さて、現本館について何点か伺います。現図書館本館は1階に残ると議会でも答弁されていますが、では地下や駐車場はどうなるでしょうか。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 新図書館複合施設建設後の現図書館本館の跡利用の詳細な内部配置計画や駐車場の利用については決定されておりません。公共施設マネジメント計画を踏まえ、検討してまいります。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 要するに、まだ決めていない、決まっていないということです。

  先日、私は井上議員と図書館本館の地下の閉架書庫を見せていただきました。その写真が?です。地下1階、2階がありますが、この写真は地下2階です。ずらっと並んだ書架には、貴重な資料や古くなった本がたくさんあります。たしかここに収納されている冊数は12万冊とお伺いしたと記憶しています。これは固定された書架なのですけれども、集密式書庫を導入すれば収納スペースはもっと広がると思いました。

  ?の写真が集密式書庫で、上尾市の本庁舎の地下にあります。これは、手動のハンドルを回すタイプです。この市役所が建ったときから使っているとのことで、かれこれ25年はたつそうです。

  私はこの間、いろいろな図書館を視察してきました。その中で、例えば文教経済常任委員会で行った富山市図書館では集密式書庫を採用していました。それから、先日、個人的に行った嵐山町の図書館も同じタイプでした。ちなみに、嵐山町の図書館の設計をしたのが、今回上尾市が設計を委託している楠山設計です。多くの図書館で集密式書庫を使っています。

  そして、上尾市の特別閉架書庫が平方東小、平方北小にあるということで、秋山もえ議員に行ってもらいました。それが5の写真です。まだスペース的には余裕があるのが分かります。

  先ほど大室議員の質問に部長がお答えでしたが、保存環境が悪いとか、それから貸し出すまでに時間がかかるということを言っていましたけれども、私は、余裕教室の活用としても、遮光カーテンをしたり、湿気対策でエアコンを設置するなど、工夫次第で十分まだまだ活用できるのではないかと思いました。

  貸し出しは1日10件ほどあるとのことですが、図書館を巡回している車に乗せて、タイミングがよければその日のうちに、もしくは翌日には届くということ、あるいは遠いところ、ここは平方なので、例えば原市だとか上平の図書館に届けるとなると、もしかしたらもう少し時間がかかるかもしれないけれども、先ほどの答弁で1週間から10日かかるというのはちょっとオーバーな気がします。だとすれば、巡回させる車をもうちょっとうまく機能させるということで、ネットワークの充実を図ればいいのではないかなと思いました。

  しかも、第8次上尾市行政改革大綱・行政改革実施計画、これは平成28年3月、ことしの3月なので、今年度から実施されている行革大綱です。この中には、余裕教室の活用というのが位置づけられております。平方北小、大石南小、西小などとなっています。収納スペースが限界とおっしゃっていましたけれども、私は、建て替えの理由には全く当たらないし、理由にならないなということが分かりました。まして、自動化書庫を新図書館で導入しようとしているようですが、井上議員の質問にもありましたけれども、イニシャルコストもランニングコストも相当高いということが分かりました。

  では、上尾市の図書館の1年間の実利用登録者数は何人でしょうか、伺います。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 平成28年9月9日現在、過去1年間の実利用登録者数は3万2,575人です。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 本を1年に1回以上借りた人が、人口22万8,000人のうち3万2,500人程度ということが答えられました。

  私は本をよく借りています。閉架書庫に置いてある本も借りますが、不便を感じたことは全くありません。もちろん、本を借りるだけが図書館利用者ではないということは分かっていますが、そこまでお金をかける必要があるのかどうかということも当然考えなくてはならないわけです。

  上尾市民も上尾市外の方も図書館で本を借りることができる相互利用になってから大分たつと思います。先ほどの実利用登録者には、市外の利用者も含まれているのでしょうか。その場合、市外の利用者数と、本館利用者数と市外利用者数をお答えください。



○議長(田中守議員) 保坂教育総務部長。



◎教育総務部長(保坂了) 市内図書館全館の利用者のうち、市外の利用者数は約3万6,000人です。また、本館利用者数約22万人のうち市外利用者数は約2万1,000人です。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 今の数字が多いのか、少ないのか分かりませんが、本館や駅前分館は使い勝手がいいので、通勤途中やお勤め帰りに立ち寄る市外の方は結構いるということが分かります。

  私は、市民が、そうすると、他市の図書館をどれくらい利用しているのかを調べてみました。皆さんのお手元にも同じ資料がありますが、1が利用者数で、2が位置図です。桶川の図書館、駅前の図書館、利用者が確実に増えています。先日、図書館を考える会が主催するタウンミーティングに参加されていた浅間台の方は、桶川の図書館を利用していると言っていました。

  それから、宮原の図書館は利用者の3分の1が上尾市民というところに私は注目しています。私は西宮下に住んでいるので、すぐ行くとさいたま市です。宮原図書館はとても近いです。本館よりも近いです。だから、宮原図書館に行っている方がとても多いです。瓦葺の方から、春野図書館をよく利用しているとお聞きしたことがあります。

  こうやって、行政同士で相互協力をしながら、近くの図書館を市民が便利に利用できるということです。しかも、先ほども言った行革大綱の中には他自治体との連携がうたわれています。市民ニーズは何か、最少のコストで最大の効果を得るためにはどうしたらいいのか、その答えは市民が持っているかもしれません。

  そこで、市で行う事業で住民参加のまちづくりを実践している例として、大谷北部第四区画整理地内で進めているグラウンドワークという手法を取り入れた公園整備を、私も都市整備消防常任委員会のときに興味を持って視察しました。どんな事業コンセプトで事業を進めているのか伺います。



○議長(田中守議員) 内田都市整備部長。



◎都市整備部長(内田正良) 区画整理事業は、地元の権利者による組合が施行者となり、土地の減歩により公共施設の用地を生み出し、事業を推進しております。

  大谷北部第四土地区画整理事業の公園整備につきましては、組合関係者と地域の皆様に加え、大学教授などまちづくりの専門家を核としたNPO法人都市づくりNPOさいたまと芝浦工業大学で都市計画を学ぶ学生の皆さんとの協働により、地域の特色を生かした8カ所の公園を計画し、平成27年度から順次オープンしております。公園利用者の皆様からは、自分たちがかかわった公園には愛着がある、大切に使っていきたいとの意見をいただいております。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 市民の皆さんは、自分の住むまちをこうデザインしたいと思っている方は少なくありません。だからこそ、答弁にあったように、何かつくり上げるときにかかわったことで愛着を感じ、郷土愛が芽生えるのではないかと思うのです。

  総合計画に位置づけている市民、事業者、行政が協力し合う協働や市民とともに歩む図書館を標榜する市の方針や理念に沿ったまちづくり市長は進める意思があるでしょうか、市長に伺います。



○議長(田中守議員) 島村市長。



◎市長(島村穰) 糟谷議員さんには、いろいろと言っていただきました。やはり、これはいろいろと考えが違う、そういう中で多分あると思います。私の方も、マニフェストはいろいろなくなったとか、その年度年度によってやはり私の考え、またいろいろな形の中でやっている、それをまず考えていただきたいと思います。全ていろんな形でやって、仕事をやらせて、ただ、全て、新しいこともある、ですから前のことは消えている。それは、だけれども、仕事上はやっていくということは、これは皆さん方がご協力をしていただくところでございます。その辺をまず考えていただきたいと思います。

  まず、先ほど都市整備部長が答弁いたしましたが、大谷北部の第四区画整理事業の例でございますが、施行した組合でも、一般の公共事業に対するものと違った背景があるものでございますが、市がさまざまな重要施策を実施していく中で、市民の皆様の声をお聞きし、取り入れていくことは大変重要であると私は考えております。これは恐らく私が聞いていないというお話がありましたけれども、全てが入らない、それはあります。しかし、できる限り皆さん方のお声を聞き、そしてそれをさせていただく、それは私の考えでございます。今後も、市民と行政双方が情報や意見を受信、また発信できる体制を強化いたしまして、さらによりよい行政運営を行ってまいりたいと思っています。

  以上です。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) よかったです。市長が市民の声を聞かないわけではないということが分かったし、前言っていたことが必ずしも今ないからといって、前言ったことが自分の中で消えているわけではないみたいなことをおっしゃったので、それはそれでぜひ遂行してもらいたいと思うのですが。

  私は、かつて市長が所信で述べていたように、恩田木工民親の政治改革をなぞらえて、対話によるコミュニケーションを大切にしながら、全員をしっかりと納得させた上で、自らが目指す改革へと向かわせたことを手本にしていくとおっしゃっていたのはすごくいい所信だなと思ったのです。

  市の最上位計画、総合計画で、もちろん図書館の建設、位置づけられています。しかし、その前提は協働がベースです。ぜひ市長には、これからも丁寧な説明をしながら、十分市民の声を聞くという姿勢は崩さないでいただきたいと思いますが、市長が上平に土地を決めた理由の総合的判断というのはどういうことなのか、解説を求めます。



○議長(田中守議員) 島村市長。



◎市長(島村穰) 私が上平に決めたという、これは総合的な中で決まったわけでございますけれども、これは議会の中でもお話をしました。いろんなところをお話をさせていただきました。そして、その中でいろいろと検討した中で上平になったということで、別に上平に図書館をということではございません。

  例えば今の現図書館、そこのところでもやりたい、そしてその場所がどうしても狭いとか、その後ろに今マンションの関係がありました、そこもありました。それから、大谷第四の関係とか水道部の関係とか原市の方とか、いろんな地域的な、全てを考えて、それでやはりこの地域がないだろうということで決定をさせていただいたところでございます。

  そして、私が図書館をつくりたい、それはやはり文化の殿堂的なものをつくらなければいけない、あくまで、何十年たって、今反対という形で言っている方もいます。しかし、やはり文化の施設をつくらなければいけない、ですから、どうしてもやはりつくっていきたい。そういう形の中で、そして、ましてその場所を考えたときに、だったら、今言ったいろんなところは恐らくなくなってしまうだろう、ですから今のところで早くやっていきたいということで。特に上尾の西口の駐車場、これは多分、市の職員さんでもいましたから、よく内容を知っていると思いますけれども、そういう細かいこともちゃんと知っているわけなのですよ、昔からのいろいろなことがあって。それを私は考えて決定をさせていただいたところでございます。

  以上です。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 文化を大事にするために、何か施設をつくらなくてはならないという理由がそもそも分からない。

  私は、市長、今いろいろ、るる述べていただきましたけれども、今の計画の対案として、私の私案はですけれども、現本館を利用することを提案するのです。理由は2つです。1つはまだ使えるから、2つ目は市の将来財政が不安だからです。

  まだ使えるからと、築41年にもなる事務所や倉庫に物件補償費5,600万円を使うより、築35年の現本館を当面利用する方が財政的な負担は軽くなります。現本館の施設自体、まだ利用できるから、改修して分館にしたり、2階を教育センターにしたりと言っているわけです。だとすれば、それこそ余計な出費を、余計な改修費を出すよりも、今のままで活用し、長寿命化を図ることが国の方針にも市の公共施設マネジメント方針や行革大綱にも沿っていると思います。つまり、余計な出費は控えて、少しでも節約していこうとしている方針に沿って、十分、市民への説明を果たし、市民の理解を得られるような努力をすることで市民の理解は深まり、市民は協力をしてくれます。

  この間、平田議員の質問で、プレハブ教室が15年たっていて、20年使えるけれども、改修すれば20年使えるとか耐用年数は延びると答えていました。子どもたちには劣悪な環境で我慢させて、図書館は豪華でぴかぴか、こんなお金の使い方でいいのかと思うのです。

  先ほどの保坂部長の答弁で、大室議員の質問に対して、今、現本館の課題などが出されていました。駐車場が満車のときが多いとか、閲覧席が一般16とか児童が30とか言っていましたけれども、この間、私が行ったときに閲覧席をカウントしてみました。もちろん、学習室とか、そういうのも全部含めて椅子は幾つあるかという調べ方をしたのです。そうしたら、1階は39、座るところがあります。2階は132あります。もちろん、ベンチというかソファとかの椅子を1つとカウントして132ある、トータル171席あるのです。だから、急いで、みんながなぜ上平なのと言っているときに慌ててつくるというのではなくて、もうちょっと今使える施設を利用していかがですかということを言っているのであって、やっぱり財政的なことももちろん心配ですし、そういうことを私は市長にはこの間ずっと厳しいことを言いながらも訴えているわけです。

  それでは、もう時間がなくなってきてしまったので、パークゴルフ場整備計画について追加質問しましたので、質問します。戸崎に住む方から、私のところにこんな問い合わせがありました。楽しみにしている公園の整備だけれども、本当にパークゴルフ場になってしまうのか、市長は私たちが随分前から話し合いを重ねていることを知っているのか、ぜひ聞いてほしいとのことでしたので、質問を追加しました。いずれも市長の認識を問うものなので、市長に伺います。

  まず、公園整備を計画化したのはいつからとの認識ですか、伺います。



○議長(田中守議員) 島村市長。



◎市長(島村穰) 公園の構想自体は、今から30年ほど前になると思いますが、公共残土の埋め立てについて地元地権者の皆さんと話し合いをさせていただいて、そのころからいろいろと認識をしておるところでございます。これは、ちょうど私が担当の職員でございましたので、今の形をよく知っておるところでございます。その後、公共残土の埋め立てが完了して、平成5年ごろから埋め立て後の跡地利用について具体的な検討に入りまして、平成9年に公園として整備する方針を定めたと、承知しておるところでございます。

  いずれにいたしましても、この土地を何とか公園にしたい、その多くの皆さん方、特に地権者の皆さん方は、ほとんどの方がそういう形の中で公園にしたい。ただ、花の丘があるから、それと同じような形はだめだという形の中で、スポーツができる施設が欲しい、そんなお話が大変あったことをお伝えさせていただきます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) そうなのです。スポーツができる公園をつくりたいというのが、もう30年来の地域の方々の要望なのです。

  では、パークゴルフ計画になったのはいつからとの認識でしょうか。



○議長(田中守議員) 島村市長。



◎市長(島村穰) パークゴルフにつきましては、平成24年にパークゴルフの計画についての報告を受けまして、その後、地元地権者の皆さんからの要望を受けて、平成25年、パークゴルフ場を含む公園計画ということで認識をしておるところでございます。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 平成24年からがパークゴルフ計画になったのですね。

  そうすると、先週池田議員がこの質問を行ったときに、市長はこう答えていたのです。パークをつくってほしい、30年も前からずっとある話なのです。多くの方々がパークをやりたい、それは大きな力だと思いますとおっしゃっていました。だから、30年前からパークゴルフという計画ではなかったということが今分かりました。

        〔「ちょっといいですか」と言う人あり〕



◆26番(糟谷珠紀議員) 議長に聞いてほしい。



○議長(田中守議員) ちょっと待ってください。

  市長、どうぞ。



◎市長(島村穰) 実践的には、やはり前からずっと話して、ただ、正式にという形でなったのが25年ということですから、その前からずっと話ししています。



○議長(田中守議員) 理解できましたか、大丈夫ですか。

  26番、糟谷珠紀議員。



◆26番(糟谷珠紀議員) 私が聞いていたのは、30年も前からパークをつくってほしいということだったから、確認のために質問をしました。

  市はこれまでの答弁でも、戸崎東部公園を地区公園と位置づけています。戸崎地区でも地区公園として捉え、公園整備を含めて地区内の道路の改善、ライフライン埋設の課題など、どうしていきたいかということを話し合いをずっと重ねてきているのです。毎月定例で全戸対象の常会という、班会というか、地域の会合を開いて話し合いを継続してきたわけです。地域のコミュニティを大事にしているお手本ともなる地域だと、私はうらやましくも感じています。市の都市計画課も一緒に地区内の道路整備の計画を作成してきました。

  先ほどの答弁のとおり、グラウンドワークデザインの手法で地域、NPO、市が協働でつくる公園づくりをしています。戸崎地区でできないことはないと思います。地域の声を生かしたまちづくり大事にして進めるという考えについて、市長の見解を伺います。



○議長(田中守議員) 時間がありません。端的にお願いいたします。

  島村市長。



◎市長(島村穰) いずれにしても、公園という形の中でスポーツができる、パークゴルフ、多くの皆さん方が要望しておりますので、私はそれを進めたいと考えております。

  以上です。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員、時間ですので。



◆26番(糟谷珠紀議員) どうもありがとうございました。



○議長(田中守議員) 26番、糟谷珠紀議員の一般質問を終わります。





△次会日程の報告





○議長(田中守議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。

  来る16日は、午前9時30分から本会議を開き、議案及び請願の上程、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。





△散会の宣告





○議長(田中守議員) 本日はこれにて散会いたします。

        散会 午前11時45分