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埼玉県 上尾市

平成25年  文教経済常任委員会 09月04日−07号




平成25年  文教経済常任委員会 − 09月04日−07号







平成25年  文教経済常任委員会





                文教経済常任委員会調査報告
                                   平成25年9月4日

 上尾市議会議長 矢 部 勝 巳 様
                              文教経済常任委員長 道下文男

 本委員会は、所管事務調査を実施したので、その結果を次のとおり報告する。        
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│開会日時  │平成25年9月4日                           │
│      │午前 9時30分  開会                        │
│      │午前11時30分  閉会                        │
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│会議場所  │第1委員会室                              │
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│出席委員  │◎道下文男  〇秋山かほる  鈴木 茂  平田通子  箕輪 登     │
│      │ 小林守利   岡田武雄                        │
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│欠席委員  │なし                                  │
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│紹介議員  │なし                                  │
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│出席職員  │環境経済部長 環境経済部次長 次長兼商工課長 副参事兼農政課長     │
│      │商工課主幹 商工課主査 商工課主任                   │
│      │農政課副主幹 農政課副主幹                       │
│      │学校教育部長 学校教育部次長 次長兼学務課長 副参事兼指導課長     │
│      │学務課主幹 指導課主幹                         │
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│事務局職員 │庶務課長 吉澤彰一 議事調査課副主幹 森泉洋二             │
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│調査事項  │教育関係事業の報告について                       │
│      │ ? CAP研修会について                       │
│      │ ? Q―U検査について                        │
│      │ ? 「ものづくり技の教室」について                  │
│      │産業振興ビジョン策定の進捗状況について                 │
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│調査方法  │執行部による説明及び質疑                        │
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│      │ 執行部からの報告、説明の後、委員から次のような質疑、意見があった。  │
│      │                                    │
│      │〇教育関係事業の報告について                      │
│調査結果  │                                    │
│      │・Q―U検査により児童生徒個人、及び学級全体の状況について把握することが│
│      │ できるのか。                             │
│      │・Q―U検査の結果をどのように利用するのか。クラスに救済の必要のある児童│
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│      │ 生徒が確認できた場合の対応について伺いたい。             │
│      │・今回のCAP研修会は教職員向けの研修とのことであるが、研修内容について│
│      │ 伺いたい。                              │
│      │・資料にある相談機関の主体(公共、NPO等)について伺いたい。     │
│      │・CAP研修会は、今回の研修のみの開催か、今後の継続した研修を考えている│
│      │ か伺いたい。                             │
│      │・CAP研修会の依頼先選定の検討内容について伺いたい。         │
│      │・「ものづくり技の教室」はとても良いプログラムである。市内の他校において│
│      │ も実施できることを期待する。                     │
│      │・Q―U検査の結果について、大人によるものばかりではなく、子どもたち同士│
│      │ の中で自然と生かせるような活用も考えてはいかがか。          │
│調査結果  │〇産業振興ビジョン策定の進捗状況について                │
│      │・ビジョンは上尾道路周辺の活用についても考慮してはいかがか。      │
│      │・体験農園の推進について、規模、指導する協力農家、団体等について伺いた │
│      │ い。                                 │
│      │・ビジョンの具体的な内容について提示があったが、予算や将来的な予定も含め│
│      │ て、全体的な規模について伺いたい。                  │
│      │・ビジョン策定後も産業振興会議等続けていく考えか。           │
│      │・今後上尾市が発展していくためには、用途地域の見直し等も含めて考える必要│
│      │ があるのではないか。                         │
│      │・市民が中心となった中身のあるものにしていただきたい。         │
│      │                                    │
│      │ など質疑・意見・要望等があった。                   │
└──────┴────────────────────────────────────┘







△開会の宣告



○委員長(道下文男) 皆さん、おはようございます。ただいまから文教経済常任委員会を開会いたします。

  本日、学校教育部、環境経済部関係の所管事務調査を行います。

  初めに、教育関係の所管事務調査を行います。今回教育関係では、過日実施されたCAP研修会について、Q―U検査について、8月28日に大石北小学校で実施された「ものづくり技の教室」について、この3点についてご報告をいただきたいと思います。

  本日の所管事務調査に当たり、説明員として学校教育部長、学校教育部次長、次長兼学務課長、副参事兼指導課長及び担当の職員の出席を求めておりますので、ご了承願います。

                                   (午前 9時30分)





△職員の紹介



○委員長(道下文男) それでは、初めに部長から担当する職員の紹介をお願いします。



◎学校教育部長(講内靖夫) 失礼いたします。

  本日、出席しております学校教育部次長、野田でございます。



◎学校教育部次長(野田正) 野田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



◎学校教育部長(講内靖夫) 次長兼学務課長の西倉でございます。



◎次長兼学務課長(西倉剛) 西倉でございます。よろしくお願いします。



◎学校教育部長(講内靖夫) 副参事兼指導課長の石塚でございます。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 石塚でございます。よろしくお願いいたします。



◎学校教育部長(講内靖夫) 学務課主幹、宮田でございます。



◎学務課主幹(宮田純生) 宮田でございます。よろしくお願いいたします。



◎学校教育部長(講内靖夫) 指導課主幹、太田でございます。



◎指導課主幹(太田光登) 太田でございます。よろしくお願いします。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。





△教育関係事業の報告について



○委員長(道下文男) それでは、CAP研修会、Q―U検査、大石北小学校での「ものづくり技の教室」について、執行部から報告を願います。

  学校教育部長。



◎学校教育部長(講内靖夫) では、学校教育部長、講内でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

  それでは、今お話がございましたCAP研修会について、Q―U検査について、「ものづくり技の教室」について、副参事兼指導課長、石塚よりご報告申し上げます。

  なお、スクリーンを使わせていただきますので、中央ちょっと席を移動させていただきますが、ご了解ください。



○委員長(道下文男) よろしくお願いします。

  石塚指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 3点についてご報告申し上げるに当たりまして、紙ベースの資料を資料1、資料2、資料3まで用意させていただきましたので、配布させていただくことを了承いただければと思います。



○委員長(道下文男) 配布お願いします。

        〔事務局職員配布〕



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) それでは、ご説明申し上げますけれども、スライドの方はCAP研修会の様子を伝える一部の写真と、それから3つ目の大石北小学校での体験教室の様子のところで使わせていただきますので、それまでは申しわけありませんが、お手元の紙の資料の方を使いながら説明させていただくということでご了承いただければと思います。

  お手元に紙ベースの資料1、資料2、資料3を用意させていただきました。資料1は、CAPプログラムを提供しているNPO法人CAPくれよんが研修会の折に配布している資料、資料2はQ―Uの説明会を行った際に、Q―Uを発行している図書文化社から配布された資料、資料3は平成19年度のものでございますけれども、ものづくり技の教室について説明を受けました際のプリントとなっております。

  それでは、初めにいじめ根絶対策事業の一つとして実施いたしました、CAP研修会につきまして説明いたします。資料1の1ページをご覧いただきたいと思いますけれども、CAPというのはチャイルド・アソールト・プリヴェンションの頭文字をとった、子どもへの暴力防止という言葉を意味するものの略でございます。CAPとは、子どもがいじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力といったあらゆる暴力から自分を守り、自分も他人も大切にする心を育てるためにつくられた人権教育プログラムの一つでございまして、通常参加体験型のワークショップの手法を用いて行われております。このプログラムは、資料の中ほど下にもございますけれども、もともとはアメリカで開発されたものでございまして、1995年、平成7年から日本でも実施されるようになっておりまして、NPO法人などCAPプログラムを提供する140ほどのグループが、全国の各地域で活動して提供しているものです。

  めくっていただきまして、3ページの4の項目、上の方にございますけれども、CAPプログラムには人権、エンパワーメント、地域コミュニティという3つの理念とも言うべき柱がありまして、1つ目の人権は、子どもたちには誰でも安心して、自信を持って自由に生きる権利があるという理念であります。そして、暴力というのは安心、自信、自由の権利を侵す行為であって、大切な自分を暴力から守るためには、人権意識が必要であるという考えに立っています。2つ目のエンパワーメントでございますけれども、これは子どもは大人が守るべき弱い存在と見ているのではなくて、不安で困難な状況でも子ども自身の問題を解決できる力を信じて、そして子どもが持っている内なる力に働きかけて、その力を引き出すことが大切であるという考えであります。3つ目の地域コミュニティというのは、子どもたちの安全のためにはコミュニティ、すなわち地域の大人たちが互いに助け合って子どもたちをサポートしていくことが不可欠であると、そういう考えに立って活動をし、プログラムを提供しているということでございます。

  1ページの上の方に戻りますけれども、CAPのプログラムには、年齢に応じて90分から200分の計画で行う子ども向けのワークショップと、120分というと、2時間ほどかけて行う教職員や保護者を対象にした大人向けのワークショップがあります。今回学校の方で実施しましたのは、教職員向けのワークショックでございまして、大まかにこの内容、CAPの考え方を知ると、それからプログラムで提供されるロールプレーというのがありますけれども、ロールプレーというのは場面設定の寸劇なのですけれども、それを通して教員が子どもの気持ちや、いじめなどの暴力から身を守る対処法を考えたりしながら日ごろの生徒指導に役立ててもらおうと、そういう目的で行ったものでございます。

  CAP研修会は、夏季休業中の学校の研修日を中心に小・中学校の各校で実施しまして、教育委員会の予算で各学校に講師を派遣しております。講師の派遣は、埼玉県の中で上尾市近隣の地域で活動しているCAPくれよんというNPO法人の団体がありまして、そちらの方に今回は業務委託という形でお願いしました。

  研修会では、まずエンパワーメントや人権意識などの、先ほど申し上げましたようなCAPの考えについて説明を受けて、その後続いて学校の帰り道にかばんを持たされる場面の寸劇を通して、子どもがいじめから自分を守る具体的なスキルを考えたりしました。なお、CAPでは2ページにありますように、幾つかの場面を想定してのプログラム、小学生の子どもに提供する場合のいじめ場面、誘拐場面、嫌なさわられ方の場面というのがありますけれども、今回はいじめ根絶対策ということで行っておりますので、いじめというところに特化した実施になっています。子どもが自分を守るために選択できる方法としては、嫌だと言ってもいいこととか、逃げてもいいこととか、それから友達や信頼できる大人に相談するということなど、さまざまなことが考えられるわけですけれども、そういった対処の仕方等を教員が考えたりしながらディスカッションすると、そういう内容になっております。

  また、研修は2人から3人の少人数で教員が意見交換を行って、3ページの5番の項目のところにありますような、落ちついて相手の気持ちに沿って話を聞くこととか、思い込みや偏見を持って話を聞くと被害を受けた子どもをさらに傷つけてしまうことだとか、話を聞いたときに話してくれてありがとうとか、あなたの言ったことを信じるよとか、悪いのはあなたではないとか、そういった言葉を伝えることの大切さを、実際に参加者が子どもになってみたり、聞く方の先生になってみたり、役割を分担して試してみるというか、疑似的にやってみるというような、そういう研修を通して、相談されたときに何ができるのか一緒に考えることの大切さなどを学ぶといった、そういった研修の中身で実施されております。これらを日ごろの生徒指導に生かしてもらいたいというふうに考えているところです。

  写真だけになりますけれども、今スクリーンのところに映っているのは、これは中央小学校なのですけれども、研修会のときの写真です。これは、CAPくれよんの講師の方ですけれども、人権ということについて特に子どもたちに安心、自信、自由という、この3つの基本的な権利というのが大事だということを意識させることが大事なのですよというような、そういう講義を受けている。最初は、こういった座学の講義というか、先ほどのCAPプログラムというものはどういう考えでやっていくかという話を聞くという形で研修は進んでいくわけですけれども、さっき言った寸劇というのは、ロールプレーと私たちはよく学校で言っていますけれども、役割演技ということで、これは学校の帰り道にかばん持ってよと言って、1人の友達がもう一人の友達に実際にかばんを持たせるという、そういう場面を想定して、かばんを持たされてしまっているのは、嫌々ながら持たされているという場面ですけれども、その子の気持ち、そして嫌だというならば、まずどうしたらいいのかということを考えてみるという、そういうことをやっています。これも同じなのですけれども、そういったものを取り入れて、その後その子どもはどうしたらいいのかということを考えたり、それから子どもが相談してきたときにどういうふうに聞いたらいいかというのをやってみると。その中から、大体こうしなさいとか、指導という形というのが学校の指導場面では多いのですけれども、こういうこともできる、ああいうことも、逃げてもいいのだとか、それから相談できるのだよとか、それから嫌だと言うことができるのだよとか、対処法としていろいろ選択できることが考えられるわけですけれども、それを子どもに選択できるようにさせていくと、それがさっきのエンパワーメントという考え方になるのだと思うのですけれども、そういった研修を体験していくということで実施しています。

  受講した先生方から報告された感想としては、実際にいじめられている児童になりきって演技することで児童の心理をより理解することができたと、また子どもの力を引き出す話の聞き方のロールプレーを通して、教員がどのように子どもと向き合い、子ども自身が問題を解決できるようにするかをステップを踏んで学ぶことができたとか、いじめを見抜く力が少し高まったような感じがするとか、そういった感想が報告させているところです。

  以上、CAP研修会に関する報告とさせていただきます。



○委員長(道下文男) 続けてしまっていいです。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) それでは、続きましてQ―Uについて、お手元の資料2の紙のプリントの方を参照していただきながら報告させていただきます。

  資料2の1ページをお願いいたします。Q―Uというのは商品名になるのですけれども、クエッショナリーのQ、ユーティリティーズのUの頭文字をとった、楽しい学校生活を送るためのアンケートの略ということになっております。

  1ページの1番のあたりをご覧いただきながらお願いいたします。これは、日本語で言うと学級診断尺度調査という言葉に該当するものでありまして、簡単に申し上げますと、そこにあるようにアンケート調査を用いて学級での適応感とか満足度をはかって、よりよい学校生活の充実と人間関係づくり、学級づくりに役立てるための標準化された図書文化社から発行されております心理検査というものになります。

  この検査用紙の特徴としましては、1ページの項目の1の特徴という囲みのところにあります4つ、項目数は少ないが精度が高いとか、短時間で簡単に実施ができるとか、個人の情報だけでなく学級集団全体を把握できるとか、学級集団の状況を図表で把握でき結果の解釈が分かりやすいとか、そういった特色のある検査用紙になっています。

  今回このQ―Uを用いてアンケートを実施しましたのは、子どもの気持ちとか心理とか行動が非常に多様化しているというところから、教師による日常の観察や面接による子どもの理解に加えて活用していこうと、それによって不登校の予防とかいじめの発見や予防、あるいは学級崩壊の予防、日ごろの教育実践の効果の測定というのに役立ててもらいたいと、学校現場で役立ててもらいたいということで実施しております。

  実施方法でありますけれども、そこの1ページの項目3の下の方ですけれども、実施の仕方というところに幾つか書いてはあるのですけれども、今回上尾市の方で行ったのは小学校3年生から中学校3年生の児童生徒でありまして、6月に各学校の各学級で実施しました。1ページの項目3、実施の仕方のところにもありますように、調査時間は10分から15分程度と書いてありますけれども、実際15分程度ということでやっております。アンケート用紙の設問に対して、自分の考えや気持ちに一番近い数字に丸をつけるというやり方のものです。実施に当たりましては、本音で書いてもこれはマイナスとならないことや、成績や評価と関係はないということとか、他の子どもに見られないように回答の回収方法を先生が直接集めに行くとか自分で届けさせるとか、後ろの子が順番に集めてくるというような、そういうことがないようにするなどの配慮をしながら、抵抗感をできるだけ減らして行っております。

  めくっていただきまして、2ページの上の方に4、構成というところにもありますけれども、アンケートは尺度1、尺度2というのがありますけれども、学校生活に対する意欲を見るやる気のあるクラスをつくるためのアンケートと、学級に対する満足度を見る居心地のよいクラスにするためのアンケートの2部構成になっています。この資料にはありませんけれども、やる気のあるクラスをつくるためのアンケートでは、アンケートの方は小学校1年生から3年生用と小学校4年生から6年生用、そして中学生用の3つの種類があって、ほとんど同じようなことを聞いているのですけれども、その発達段階に応じて使っている言葉が若干だんだん難しくなっていたりする、あるいは項目が少し増えたりしているという違いはありますけれども、例えば4年生から6年生対象のアンケートでは、クラスの人たちはあなたに声をかけてくれたり親切にしてくれたりしますか、あるいは学校で勉強していてできなかったことができるようになるとうれしいと思いますか、あるいはあなたのクラスはみんなで仲よく協力し合っていると思いますか、こういうような設問が4年生から6年生版ですと9問ありまして、そしてそれに対して、とてもそう思うとか、少しそう思う、あまりそう思わない、全くそう思わないの4つの選択肢の中から自分の考えに一番近いところに丸をつけるというアンケートになっています。

  一方、居心地のよいクラスをつくるためのアンケートでは、小学校4年生から6年生対象のものでは、あなたが失敗したときにクラスの人が励ましてくれることがありますか、あるいはあなたはクラスの人に嫌なことを言われたりからかわれたりしてつらい思いをすることがありますか、あるいはあなたはクラスの人たちから無視されているようなことがありますかと、こういうような設問が12問並んでいまして、先ほどと同様に、そう思うとか、あまりそう思わないとか、あるいは問題によってはそういうことはよくあるとか、少しあるとか、あまりないとか、全くないとか、その4つの選択肢の中から自分の考えに一番近いところに丸をつけるというものになっています。どちらのアンケートも、先ほど申し上げましたように設問の数や設問の言葉につきましては、学年対応のもので若干違いはありますけれども、アンケートの結果は学校生活において特に悩みやつまずきの原因となる領域を絞り込んだり、学級内に温かい交流があるか、基本的なルールやマナーが守られているかなどを把握するための資料となっていきます。

  回収したアンケートは、業者の方、図書文化社ですけれども、そちらの方で集計して、Q―U結果のまとめとして学校にデータが提供されるというものです。居心地のよいクラスにするためのアンケート結果では、例えばそこの2ページの資料の真ん中よりちょっと上のところに承認得点とか、そういうのが書いてある座標がありますけれども、自分の存在や行動が級友や教師から承認されていると感じる度合いを縦軸に、そこが承認得点と書かれているところの矢印なのですけれども、そして不適応感やいじめや冷やかしなどを受けていると感じている度合いを、被侵害得点というのが横軸にあるのですけれども、それを横軸にとった座標のどの位置にどの子どもがいるかを番号でプロットしたデータが提供されてくるということになります。先ほどの設問に答えたことによって、例えば石塚は縦軸と横軸の、答えた結果によって一つの座標点が決まるということで、そこにプロットされてくるわけです。そうすると、アンケートに答えたクラスの子どもの位置がこの座標の中にプロットされていきます。その子が学級に満足しているところにいるのか、あるいは不満足のところにいるのか、あるいはあまりみんなに認められないというところにいるのかとか、そういう傾向が分かるという、そういうものです。

  今申し上げた資料3ページのところの座標、図は簡略したものではありますけれども、例えば3ページの図の右の上にCタイプというのがありますけれども、この上の方にその点が、子どもたちの位置が集まっている場合は、これは図書文化社ではなれ合い型というふうに呼んでいるわけですけれども、ルールが十分に共有されていないとか、のびのびしているけれども、反面小さなトラブルが起きやすいクラスの傾向があると、そういうふうに理解することができると、傾向が分かると、そういうものです。一人一人に対しましても、集団の中での位置を知ることで、すぐに支援しなくてはならないのかとか、そういうことを知ることができますので、いじめや不登校などの早期対応の一資料として活用することも可能ということになります。

  一方、やる気のあるクラスをつくるためのアンケート結果の方は3ページの下にありますけれども、右下の角のところにある、これはもう簡略化したものの図ですけれども、こういったデータが提供されて、友人との関係、学習意欲、教師との関係、学級との関係、あるいは進路ということで、どの領域のところで意欲があるとか、意欲がないとか、あるいは適応しているとか適応していないとかというものを見ることができる資料ができ上がるということであります。

  こうしたデータの見方や結果の解釈の仕方につきましては、学校の活動のリーダーになっています教務主任、あるいは主幹教諭を対象にした、データの見方や結果の解釈の仕方を学ぶ研修会を行っております。それを各学校の方で各教員の方に伝達してもらって、活用を推進していくと、このようになっています。また、学校での、あるいは教務主任を対象にした研修会だけではなくて、個人でももっとこれを勉強したいという教員に対しましては、自主的に研修したい教員に対して自由参加の教師力アップ講座というのを今やっておりますけれども、その講座の中でもQ―Uの活用の仕方という、データの見方ということで講座を一つ設けて研修会を行ったところです。

  Q―Uの研修会に参加した、教師力アップ講座の方に参加した教員の方から感想をいただいておりますので、少し読み上げます。個人の状況、学級の状況に合わせて指導の見通しを立てることが大切だということがよく分かりました。私自身のかたさをもう少し生徒の主体性を尊重できるよう工夫改善して、2学期以降の生徒指導に生かしたい。Q―Uの結果を見直して、クラスの集団、個人の特徴をつかみ、対応策をよく考え2学期以降の学級経営に生かしていきたいと、こういうような感想をたくさんいただきました。Q―Uの結果をよりよいクラスの経営や生徒指導に生かしてもらいたいと、そういう思いでいまして、それがいじめの根絶に結びついていったらいいというふうに考えております。

  以上、Q―Uに関する説明と報告とさせていただきます。

  続きまして、「ものづくり技の教室」につきましてご報告いたします。資料の方は、A4の表裏のものだけのご用意となりましたけれども、これは埼玉県職業能力開発協会と、それから社団法人埼玉県技能士会連合会という団体がありまして、その団体が学校に提供している事業でございまして、次の時代を担う子どもたちが、職人と呼ばれる方など技能士のすぐれた技能に触れて、その指導のもと実際に各種のものづくりを体験することによって、ものづくりの喜び、感動、さらには技能の重要性、すばらしさを体感することを目的に、平成13年度からというふうに聞いておりますが、毎年度埼玉県の学校の1校から3校ぐらいにおいて実施されている、出前事業というふうにイメージを持っていただければ分かりやすいのかなというふうに思いますけれども、そういう体験教室でございます。

  この教室の概要につきましては、技能士等が学校を訪問し、実演とものづくりの指導を行います。所要時間は3時間ほどで、この資料3の裏面、事業概要の下の表のところ、彩の国ものづくり技の教室の特徴というふうに、ちょっと見にくくて申しわけありませんけれども、ここに書いてあることがこの教室の特徴になるのですけれども、5人程度のグループ単位でとなっておりますけれども、児童3人に対して1人以上の職人さん、技能士がつくという非常に規模の大きいものです。

  事業の特徴としまして、教育委員会との連携のもと学校教育の一環として、授業時間に実施するというふうになっております。各技能士会、認定職業訓練校との連携で、いろんな多数の職種を同時に実施するというダイナミックなものというのが大きな特徴なのかなというふうに思います。児童から見た授業の特徴、児童から見てというのがありますけれども、学習の効果としましては、ふだん触れる機会の少ない熟練のわざ、あるいは名人のわざを目の当たりにでき感動を味わい、それから長年にわたる技能錬磨の経験談、あるいは仕事の特徴等を直接聞くことができる。また、クラス単位ではなく多様なメニューの中から個々の児童が自ら選択したものをつくることができる。ものづくりのコツや喜びを体感できる。少人数できめの細かい指導が受けられるなどの、そういう特徴、効果があります。技の教室のメニューは、文鎮、ベーゴマづくりとか印鑑づくりとかいろいろありまして、17種類が用意されているというふうに聞いております。児童の選択に応じて、その中から好きなものを選んでチャレンジできると、それに対応していただけるということでございます。

  ちょっとスライドも見ながら聞いていただければと思いますけれども、これは昨年埼玉県技能士会の関係者の方が上尾市にいらっしゃるということもありまして、上尾市教育委員会の方に実施についてのお話があって、そして大石北小学校はそのとき希望させていただきまして、先週の8月28日に開催されたということであります。こちらのスライドの方、谷口校長先生ですけれども、非常に腰が折れそうなふうに持っていて、重たいということです。これは石で、校章を彫った銘板を学校に寄贈して、これは石材業協会技能士会の方から、学校の校章を彫った立派な石を贈られた場面の写真であります。大石北小学校の方では、特別支援学級在籍の児童を含む6年生138人が参加して、73名の技能士の方が学校に来校されました。子どもたちは、15種類のものづくりを行ったと、15のメニューを選んで、15種類に技能士さんたちが対応してくれたと、そういうことでありまして、保護者や地域の方々も子どもたちの様子を参観されたというふうに報告をいただいております。

  ここからは、学校のホームページに今アップされているスライドでありますけれども、子どもたちは来校してくださったさまざまな分野のスペシャリスト、たくみの技能にじかに触れ、真剣な表情で製作に取り組んだと、すばらしい感動とともに貴重な体験をすることができたというふうに広報して、学校の方でホームページで紹介しております。これは、プログラムの方で最初に開会式というのを行ったわけなのですけれども、最初は子どもたちの方も、技能士の方、職人さんの方がたくさん来たので、非常に圧倒されたというか、緊張ぎみだったというふうに、行った担当指導主任の方から報告を受けていますけれども、でも楽しみにしていたので、だんだん頑張ろうという気持ちが高まってきたようだと、高まってきましたというふうに報告されています。いよいよものづくりが始まったわけなのですけれども、その大石北小学校の子どもたちが選んだものは、紹介いたしますと文鎮、ベーゴマづくり、それからスライド式の本立て、それから銅板でつくる金工というのですか、表札、それから畳の材料でつくる六角工芸畳、それからからくり屏風というのが、屏風というのはこうなっているのですけれども、これが普通はこういうふうにして見るわけなのですけれども、これがこういうふうにではなくて、こういうふうにも開いて模様が見えるという、そういうのがからくりなのだそうなのですけれども、そういうからくり屏風というものや、それからだるまへのペイント、それからこれは材料は石のようなものだというふうに聞きましたけれども、銘板でつくる表札、それからキティのクッションづくり、それから木工の木でつくる貯金箱、それから食べるものもありまして、煮物とかつくねづくり、それからこれ「先生もニッコリ!」となっていますけれども、男性がつけるような、結婚式のとき新郎がつけたりするブートニア、女性がつけるコサージュづくり、それから巻きずし、にぎりずし、そのほかに竹細工、あるいは竹でつくる竹細工のとんぼづくり、それから竹でつくる花瓶づくり、それから畳座布団、小さな畳の形をした下に敷くものです。それから、チョコレートクッキーとマジパンづくり、マジパンってアーモンドの粉と砂糖とかでつくるのがなのですけれども、よくケーキとかに乗っかっている人形とかみたいな、飾りで乗っかっているやつありますね、そういったものに大石北小学校の子どもたちはチャレンジする機会をいただいたということでございます。閉会式も行われまして、こちらでは技能士会連合会の会長さんの方から、子どもたちが真剣に取り組んでくれたことに対してお褒めの言葉をいただいたと、また校長先生からは、きょうの貴重な体験を生活に生かしていくようにと、それからまた技能士の皆さんの熱い思いが児童に伝わったというお話がありました。代表児童の挨拶では、完成できた喜びとか、あるいは家族に見せて大切にしていきたいとか、そういったありがとうの言葉が伝えられました。その後、終わってから子どもたちが書いた感想文を見せていただきましたけれども、その中には、私が表札を彫るのに困っていたら手伝ってくれたのがうれしかったです。また、彫る手つきもさすが職人さんという腕前で、とても感動しました。今回は、この経験ができてとてもうれしかったし、楽しかったです。また機会があればやりたいです。すごく楽しかったです。職人さんのつくる気持ちがとてもよく分かりました。将来の仕事で、こういうのもいいなというふうに思いました。この子は六角畳というものをつくった子だったと思いますけれども、そういった感想がたくさん書かれておりまして、成果が十分に感じられました。

  以上、報告とさせていただきます。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。

  では、以上で報告は終了いたします。

  報告に対する質疑のある方は挙手をお願いいたします。

  鈴木委員。



◆委員(鈴木茂) Q―Uの、ちょっといまいちものを見ていないから分からないのですけれども、ものってあるのですか。

          〔「アンケート用紙はあります」と言う人あり〕



◆委員(鈴木茂) では、後で見せて。

          〔「後で」と言う人あり〕



◆委員(鈴木茂) 要するにこれは、この子はこうだというのが出てくるのですか、一人一人。

          〔「一人一人の……」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) 質疑、では幾つか簡潔に言ってくれる。



◆委員(鈴木茂) では、いまいちよく分からないのだけれども、要するにだから学級全体がこういう学級ですよという回答と、それからこの子はこういう立場にいますよというので、資料が出ているのですか。



○委員長(道下文男) 石塚指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 先ほどのこういう簡単なのがありましたけれども、出席番号1番の石塚はここにいると、2番の野田はここだと、3番の講内はここ、4番の西倉はここと、こういうのがついてこういうふうに、この満足度と、それからいじめられているとか、認められているとか、そういうアンケートの回答によって、横軸の位置と縦軸の位置によって、こういうふうにプロットされるわけです。そうすると、1番の石塚は右上のところなので、先ほどの解釈を見るとクラスに満足して、自分も認められて生き生きやっているというようなことが分かる、個人に対しては。そして、この集まり方によって、クラスによって違う、変わってくるのです、一人一人違うので。その集まり方が先ほど説明したような、この辺に子どもたちが集まっている学級ではCタイプに当たると。Cタイプというのは、そこに書いてあるようなクラスの傾向があるよと、そういうふうな理解ができる、解釈ができるデータが提供されるということです。それによって、例えばこの辺にいる子はちょっと救ってあげないといじめられたり、いろんな意地悪をされている様子があるので、すぐに救わないといけない要支援の子がいるとか、そういうことに気づくことができるということです。ただ、もちろんこのQ―Uの調査が全てではなくて、日ごろ教員が観察していることとか授業の様子とか、いろんなデータの一つになると、側面をあらわすデータになると、そういうことです。



○委員長(道下文男) 鈴木委員。



◆委員(鈴木茂) 説明は分かりました。

  これをいつやって、結果がいつ出て、その結果を踏まえて学校でどういうふうに対応する、また教育委員会はこういうふうに対応するとか、それとも結果を見て個々の個人が個々に考える、その辺はどうなっているのでしょう。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) この結果は、学校にデータが提供されましたので、これを学級担任が見ています。

  それから、ではそのデータをどういうふうに見たらいいのかというのは、教務主任に……6月に各学校で、学校の都合のいい日付、時間帯にこれは実施しておりますので、それが終わった7月に教務主任対象の解釈の仕方、データの見方という研修会をやりましたので、その後学校で夏季休業中等を利用して、このデータの見方というのが伝達されていると。そのデータを活用、見方の解釈を勉強した先生たちが自分の学級のデータを見て、そして2学期の学級経営の仕方について改善策というか、対策を立てると、それは通常も行っているわけですけれども、1学期の学級経営案に、こういうふうに学級経営をしていくというので立てていますけれども、2学期に、それに当たってこういうデータを活用して見直して、自分の学級ではこうしていこうというようなことを立案して、今始まっているところということです。



○委員長(道下文男) 鈴木委員。



◆委員(鈴木茂) では、特に一番個々の危険だという子が出てきますよね、何番とかと。そうすると、その子の対応は教員が個別に話聞いたりしたりするという、そういう感じになるのですか。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) データにつきましては、もちろん校長も全部の学級を見ていますので、この学級はちょっと大変なのだなというようなことがあれば、教育相談部会とか生徒指導部会とか、そういったのを設けて、その学級の担任だけに任せるのではなくて、学校全体で支援していくという、そういうことが必要だということで指示を出して、これは取り組んでいきます。



◆委員(鈴木茂) 個別の。矢印の、一番ここに当たった子が出たときの対応、それはどうしているの。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 今申し上げたように……



◆委員(鈴木茂) クラスではなく、この子はこれだけ危ないよという子が出てくるのでしょう。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 出てくる場合も……



◆委員(鈴木茂) 出てきた場合。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 出てきた場合は、では……



○委員長(道下文男) 学校教育部長。



◎学校教育部長(講内靖夫) 簡単に言えば、通常の生徒指導と同じでございますので、個別に対応する場合と、それから学級全体として指導していく場合という形で、それを活用していくという形になっております。

  以上でございます。



○委員長(道下文男) よろしいですか。

  ほかに質疑。

  副委員長。



◆委員(秋山かほる) まず、資料の1の方から。CAP教職員ワークショップ資料というふうに載っていまして、教職員向け、保護者向け、子ども向けというのありますよと、その下に種類が書いてあるのです。小学生プログラム、資料2をあけると子どもワークショップの構成、小学生版と書いてあるのです。実際実施したのは教職員だというふうに聞いているのですけれども、この関連性がちょっと分からないので、資料としてあるのが子どもワークショップ小学生版で、教育委員会が実施したのは教職員向けというのが一つ。もう一つもし分かったら、相談機関と後ろにずっと書いてあるのですけれども、これは誰がやっているのか、これ誰がやっているかと書いてあるけれども、公の機関なのか、例えばNPO法人がやっているのかとか、いろいろあります。だから、もしそういうのが分かれば、いろいろ例えば子どもの人権110番というのは、これは弁護士がやっているとか、どこがやっているかというのが分からないと、なかなか適切に、ここに連絡してみたらというのが言えないものですから、やっている主体はどこでしょうか。任意でやっている団体、例えばいのちの電話みたいに、どこともつながらないで任意でやっている団体もあるわけです。そういうのがちょっと分かれば。これだけあると、ちょっとどこに電話したらいいのというふうに思います。



○委員長(道下文男) いいですか、とりあえず。



◆委員(秋山かほる) はい、とりあえず。



○委員長(道下文男) 石塚指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 1つ目の方ですけれども、今回行ったのは教職員向けのワークショップということでありますけれども、その中で子ども向けに行う場合はどんなプログラムになるかということを先生たちに理解してもらうために、この2ページの資料が提供されております。

  それから、2つ目の相談機関の紹介ですけれども、これはCAPくれよんの方が提供しているものなので、私たちの方がつくったものではありませんのであれなのですけれども、県立総合教育センターとか、そういうふうに書かれているものについては公的な機関のものということで、あるいは警察とか埼玉県警とか。そのほかにつきましては、そういったNPO法人であったり、そういう救済、救援の活動を行っているところです。



○委員長(道下文男) よろしいですか。

  副委員長。



◆委員(秋山かほる) 教職員のワークショップがどんなふうにやられたのか、つまり子ども用を説明したというわけではないでしょう。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 教員のプログラムは、まずCAPの事業というか、プログラムというのはどういうものなのかというのを先生たちに理解してもらうというのが1つです。

  それから、もう一つは、子ども向けのときは、さっき2ページに出ているようないろんな場面でのことを考えるわけなのですけれども、今回はいじめ対策ということで実施しているので、いじめの場面のところだけを疑似体験というか、しながら考えていくという、そして子どもの立場に立って考えてみたり、子どもが相談してきたときにどういうふうに対応するのがいいかということを話し合ったということになります。



○委員長(道下文男) いいですか。

  副委員長。



◆委員(秋山かほる) 今後は、例えばこれ教職員向け、保護者向け、子ども向けとあるのですが、とりあえず教職員ということで実施したということなのですが、ちょっと子どもにも、実際上子どもが自分自身を守るというところで言えば、とても大事なことなのかなというふうに思うのですが、将来このCAPは、これでおしまいかな、それともまた何か計画されているのでしょうか。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) これにつきましては、今回は教職員の資質向上ということでやっておりますが、CAPプログラムにつきましては大人がそういった研修を受けた上で、子ども向けのプログラムを実施するという、そういう二段構えになっております。しかしながら、子ども向けプログラムは小学生で90分ですから2時間、それから中学生で100分が2日間ですから4時間の授業を使わなければならないので、しかも学年一斉にとか全校でというのは実施ができないのです。少人数で、少なくともクラス単位になりますので、そうすると講師派遣の費用が課題になります。ですから、そういったものを一度実施してみるのもいいのではないかという考えも持っておりますけれども、課題もありますので、これから検討していくということでございます。



◆委員(秋山かほる) 課題は予算と時間。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) そうです。



○委員長(道下文男) よろしいでしょうか。

          〔「はい」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) では、ほかに。

  箕輪委員。



◆委員(箕輪登) 今の件ちょっと関連しているのですけれども、CAPのワークショップと同じような教育プログラムで、ライオンズクエストというプログラムがあって、それをたしか大石南中学校の先生たちは、学校を挙げて取り組んでいるというのを私ちょっと知っているのですけれども、プログラムの内容は、こういったことと同じように、子どもたちに体験をさせたりしてスキルをつけていくというようなプログラムだと思うのです。ただ、違いは、ライオンズクエストの場合は指導者向けのプログラムがあって、それを受けた先生たちが今度は子どもに実際に教えていくというようなプログラムであるということで聞いているものですから、今言ったように今後このCAP等のプログラムを実際に伝えていくときに、いろんな意味で違ったプログラムを見てもいいのかなと思ったので、もし存じ上げていなければ、大石南中さん行ってみたらいいかなと思いましたので、ちょっと意見ということで言わせていただいて。



○委員長(道下文男) 特にいいですか。

  指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 大石南中の取り組みは報告を聞いておりますので、一つ参考にしております。



○委員長(道下文男) ほかに。

  平田委員。



◆委員(平田通子) CAP研修で、CAPくれよんを選定した理由は近くということですけれども、いろんなほかを検討したのかどうか。それと、金額的にはCAPの研修というのはどこもみんな一緒ですか。それで、これ全体は115万だったかと思うのですけれども、今回の研修は何カ所でやって、1回はどのぐらいかかったのか、教えてください。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) このCAPのプログラムを提供している団体は、全国的な組織になっていますので、埼玉県の中では4団体ほどあるというふうに聞いておりまして、どこでお願いしても一番近いところを拠点に持っているところがプログラムを提供してくれるというふうになっているので、このあたりでは、近くは桶川を拠点にしているCAPくれよんさんであるということで、そちらに委託しております。費用につきましては、1校に3万5,000円。

  以上です。



○委員長(道下文男) いいですか。

          〔「何カ所」と言う人あり〕



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 会場数は33校です。



○委員長(道下文男) では、ほかに。

  平田委員。



◆委員(平田通子) Q―U検査で、結果の研修は教務主任対象に研修会を行って、それで学校には個人で学ぶ教師力アップ講座もやっているけれども、学校には教務主任からアンケートの結果の見方とか、対処の方法とかいっているはずだということだったと思うのですけれども、私もすごく心配しているのは、そのサポート体制、教師にも若い先生とか経験を積んだ先生とかいろいろある中で、これを全部先生たちがお互いに出し合ってというか、見せ合って、同じ学年の先生たちは一緒に、ではどうするかということを検討するのでしょうか。それで、その場合に自分のクラスでちょっと問題行動があったり、結果的にDタイプとかEタイプとか崩壊型とか、そういうふうになったときに、やっぱり先生としてはすごい自分自身も悩むだろうし、傷つくと思うのですけれども、そういうときに、個別対応と学校全体で対応するということですが、そういう体制をどういうふうに忙しい時間の中で、いつやるのか、ちょっとそういった具体的なサポート体制を心配しているのですけれども、どうなのでしょうか。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) それにつきましては、各学校の状況や体制が違いますので、それぞれの各校で支援策や相談、サポート体制をつくっていくということになります。



○委員長(道下文男) よろしいでしょうか。

  では、ほかに。

  副委員長。



◆委員(秋山かほる) 彩の国ものづくり技の教室、大石北小で実施されたと、とてもいいですよね、これ。いいと思います。大石北小でおしまい。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 私は、ちょっとお答えできないと。私がやっているのではないので、埼玉県にたくさんの地域、学校がありますので、なかなかめぐってくるのは、そう機会はないのかなというふうには思っているので、本当に今回はありがたいお話をいただいたなというふうに感じます。



◆委員(秋山かほる) 希望とか出せないの。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) これは県内でやっているので、順番というわけではないのですけれども。県内で二、三校しかできないのです。



◆委員(秋山かほる) でも、これだと2校出ているではない。

          〔「だからほかの市です」と言う人あり〕



◆委員(秋山かほる) そうか、飯能市と戸田市ね。



○委員長(道下文男) この件は、こちらに聞いても。



◆委員(秋山かほる) 分からないので、県に聞かないといけない。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) 団体の方に。



○委員長(道下文男) ものづくりの団体の方が主催で、たまたま上尾にどうかという話からつながったので。今後は、だからまた市として何ができるかを考えれば。

  よろしいですか。

  どうですか、ほかに。

  岡田委員。



◆委員(岡田武雄) ものづくり教室なのですけれども、この資料いただいたのですけれども、平成20年の資料、もっと直近のものはなかったですか。



○委員長(道下文男) 指導課長。



◎副参事兼指導課長(石塚昌夫) こちらの団体の方で、実施後に毎年度、多分恐らく報告書を冊子にされているのだと思いますが、今回このお話のご説明を頂戴したときに持ってきていただいたのが19年度の報告書であったので、なかなか数が限られているので、私どもの方では持っていませんので、これを今回資料として提供いたしました。



○委員長(道下文男) 岡田委員。



◆委員(岡田武雄) そうしますと、技能士連合会の方でこれを持ってきていただいたということで理解して。

          〔「はい」と言う人あり〕



◆委員(岡田武雄) この写真に載っています会長の菰田さんなのですけれども、昨年お亡くなりになっているので、それらも向こうだったのかなと、技能士会の連合会さんの方でお持ちになったのなら、それはそれなのですけれども、ちょっとそれだけ。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。

  ほかに。

  小林委員。



◆委員(小林守利) 意見なのですけれども、大人の世界ってデータ管理、子どもの世界というのは、そのデータをもとに動かせるのかなと。子どもは子どもの世界があって、これ私が育った経験上のことが入るかもしれませんけれども、グループができると必ずリーダー格の者が二、三人いて、そういう者にこういうデータのものを大人から伝えることなく、子どもの中で指導していって伝えるのが一番子どもも受け入れやすいのかなという、そういう感じを持っているのですけれども、大人の世界はどうしてもこういうデータ管理をしていかなければならない部分がありますけれども、やっぱり子どもは子どもとしての、これ先生も大変だと思いますけれども、こういうもののデータをもとにして、各クラス、各学年というと、必ずそういう形で動いていると思うのですけれども、その部分の子どもの中の指導体系を、もう少しこのデータをもとにして考えていってほしいと思いますので、お願いでございます。



○委員長(道下文男) 意見として。

  それでは、ほかによろしいですか。

  平田委員。



◆委員(平田通子) 私は、Q―U検査とかCAP研修とか、すごく大事な一面はあると思うのですけれども、子どもたちを先生が直接見る時間というか、クラスがどうなっているかというのは、やっぱり先生のゆとりが必要だと思っているのです。今30人程度学級をなくして、やっぱり先生が大変、それで授業時数が増えて、また夏休みも短縮されてという負担が先生たちの中にもすごく増えているのではないかという声も上がっているので、その負担軽減という、先生たちがやっぱり子どもたちを直接見て、話を聞く時間を保障するような勤務体制や環境整備をぜひともまた考えていってほしいと要望しておきたいと思います。



○委員長(道下文男) では、意見としてよろしいでしょうか。

  ほかよろしいですね。

          〔発言する人なし〕



○委員長(道下文男) では、質疑は以上で終結をいたします。

  教育関係についての所管事務調査を以上で終了いたします。ありがとうございました。

  ここで休憩をとり、休憩後に環境経済部の所管事務調査を行います。

  暫時休憩します。



          休憩 午前10時35分



          再開 午前10時45分





○委員長(道下文男) それでは、文教経済常任委員会を再開いたします。

  今回は、第3回策定委員会が開催されましたので、産業振興ビジョン策定の進捗状況について所管事務調査を行います。

  各委員においては、産業振興ビジョン策定の状況を把握し、認識を深め、今後の検討に生かしていただければと思います。

  本日の所管事務調査に当たり、説明員として環境経済部長、環境経済部次長、次長兼商工課長、副参事兼農政課長及び担当の職員の出席を求めておりますので、ご了承願います。





△職員の紹介



○委員長(道下文男) 初めに、部長から担当する職員の紹介をお願いいたします。

  環境経済部長。



◎環境経済部長(和田正憲) それでは、皆さん、おはようございます。

  まず、紹介からさせていただきたいと思います。まず、向かって前列4人、説明員ということで私の左から、小幡次長兼商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) 小幡です。よろしくお願いします。



◎環境経済部長(和田正憲) 私の右に、内田環境経済部次長でございます。



◎環境経済部次長(内田正良) 内田です。よろしくお願いいたします。



◎環境経済部長(和田正憲) そしてもう一人、佐藤副参事兼農政課長でございます。



◎副参事兼農政課長(佐藤則久) 佐藤です。よろしくお願いいたします。



◎環境経済部長(和田正憲) 続きまして、後列になりますけれども、担当職員ということで、向かって左側から小宮山農政課副主幹。



◎農政課副主幹(小宮山克巳) 小宮山です。よろしくお願いします。



◎環境経済部長(和田正憲) 仲間農政課副主幹でございます。



◎農政課副主幹(仲間賢一) 仲間です。よろしくお願いします。



◎環境経済部長(和田正憲) 続きまして、商工課でございますけれども、商工課の長谷部主幹でございます。



◎商工課主幹(長谷部弥生) 長谷部と申します。よろしくお願いいたします。



◎環境経済部長(和田正憲) 商工課、大上主査でございます。



◎商工課主査(大上晴子) 大上です。よろしくお願いいたします。



◎環境経済部長(和田正憲) 最後でございますけれども、商工課の東海林主任でございます。



◎商工課主任(東海林智之) 東海林と申します。よろしくお願いします。



◎環境経済部長(和田正憲) 以上、私を加えまして9人できょう会議に臨ませていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。





△産業振興ビジョン策定の進捗状況について



○委員長(道下文男) それでは、執行部から説明をお願いいたします。

  商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) 委員長の許可をいただきまして、資料の配布をお願いしたいと思います。



○委員長(道下文男) 配布をよろしくお願いします。

        〔事務局職員配布〕



◎次長兼商工課長(小幡雄人) では、お配りした資料でございますが、委員長のご挨拶の中でありましたとおり、先般8月6日に第3回の産業振興ビジョン策定委員会がありました。そのときに使った、一番コアの資料の検討結果の報告についてというやつが1点、横長のホチキスどめです。もう一点が、会議録が先日まとまりましたので、策定委員会の会議録、この2点をおつけいたしました。最初の資料を中心に、おおむね15分程度ぐらいを目安に説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  こちらの方の、まず1ページをあけていただきたいと思います。こちらの資料なのですけれども、タイトルが検討結果の報告についてということになっておりますが、産業振興ビジョン2年目になりまして、作業部会を中心に検討を加えておるわけですけれども、この資料は、大まかに言えば今後どのような事業にどのくらいの期間で取り組んでいくかということをまとめた資料ということになるかと思います。ちょっと右下の方に、見にくいのですけれども、ページ数が打ってありますので、まず最初2ページになるかと思います。こちらは、作業部会の活動報告、そして下の方に文経委員会の状況なんかも書かせていただきました。策定委員会の中では、文経委員会の中ではこういうことをやっているといったことを報告させていただいております。

  3ページでございますが、これまでの検討の積み重ねの中で、今後この3つの基本方針をもとに進めていこうということでございます。ここに至るまでの作業としては、策定委員会を2回、作業部会を4回、それから策定委員さんとか、あるいは各種団体のヒアリングを17回、それとアンケートが農業者のアンケート、消費者のアンケート、それと商業者と工業者のアンケート、これらを踏まえて市内産業の現状と課題を整理した上で、今後こういうことを軸としてやっていこうよという話でございます。

  次のページお願いいたします。次のページ、4ページから6ページまでが、先ほどの3つの基本方針ごとに、それぞれ2から4の項目を立て、それごとに矢印の右側が、おおむねこんな事業が入っていますよということで分類、整理をしたものでございます。この事業の施策の方は、上尾市が実施するものだけではなく、例えば商工会議所とかJAが実施しているものも取り組んでございます。例えば5ページの2の?の右側に、各産業内で団体の結成及び運営支援というようなところは、商工会議所とかJAの方でも取り組んでおる事業ということでございます。

  次に、また1枚めくっていただきまして、7ページをお願いいたします。7ページでございますが、これもこれまでの検討の中で、今後産業振興に向けてはこういった視点が必要であろうということで、二重丸印の後9点についてまとめたものでございます。

  次のページをお願いいたします。8ページから10ページまでが、7ページに記した新たな視点を踏まえまして、今後こういった事業が考えられる、あるいは必要とされる事業ということを、先ほどの区分に従って落とし込んだものということでございます。8から10ページが、そういった内容になっているということでございます。

  では、11ページをお願いいたします。11ページが現在策定中の産業振興ビジョンですが、その中でこういうことに重点を置いていこうということで3つを掲げております。ここについては、ちょっと個別に説明をさせていただきます。まず、一番上の(仮)産業振興会議の設置でございます。これは、市内商業、工業、農業の事業者、あるいは団体と双方向のコミュニケーションを通じて産業の状況やニーズを把握して、商工の事業者とのコンセンサスを得ながら、より有効な施策を展開していくため施策提言の場としていきたいと、そういったことを目的に産業振興会議を設置していきたいということでございます。こちらは、あくまで事業者のニーズを踏まえた現場の意見に立脚した、実現可能性の高い施策を提言していただく場としていきたいというふうに考えております。検討事項としては、例えば産業施策についてでありますとか、産業の発展、向上に関することですとか、その他産業振興に必要と認められること、もうちょっと掘り下げて具体的なテーマで言うと、例えばですけれども、地域資源を活用した地域産業活性化というテーマですとか、あるいは次期総合計画における産業施策はどうあるべきかとか、あるいは中心市街地の活性化など、こういったテーマについて各界の有識者等に集まっていただいて、検討していくような会議を設置していきたいということが1つ目でございます。

  2つ目が、(仮)中小企業サポートセンターの設置ということでございます。これは、目的は中小企業の事業者の研究とか技術開発とか、あるいは製品開発、人材育成、規模の小さいところだとなかなか手の行きにくいようなところに対して支援ができないかということ、あるいは産業施策というのは国とか県でいろいろな施策があるわけなのですけれども、個々の中小の事業者が自分の会社はどういった補助金があるのかとか、それが向いているのかどうかとか、あるいは実際向いてそうだなと思っても、補助金の申請に至るまでの手続になかなか至らないと、こういうこともございますので、そういった公的支援に対する助言とか、そういったことをやっていきたいということ等々を通して、中小企業の経営をサポートしていきたいといったような考え方で、2番目の中小企業サポートセンターの設置ということでございます。

  しかしながら、いきなりセンターの設置ということになると、人材の確保等々いろいろちょっとハードルが高いのかなと思っておりまして、ちょっと1枚紙めくっていただきまして13ページ見ていただきますと、一番下に(仮)中小企業コーディネーターの配置というのがあるのですけれども、いきなりサポートセンターに行く前に、こういったコーディネーターというようなものを配置して、実際の現場に回ってもらって情報収集、あるいは実態の把握をしていただいて、課題やニーズを探っていきたいということでございます。支援の対象を見つけて、必要な施策を見つけて進めていきたいということでございます。背景としては、これは当面は主に製造業とか工業とか、そちらを重点に考えています。例えば工場の事業所の数なのですけれども、平成元年ごろは上尾市全体で900ぐらいの工場があったわけなのですけれども、平成22年ぐらいになりますと現在270ぐらい、3分の1ぐらいになっているということで、これをこのまま放置すると、全体的な地盤沈下が進んでいきはしないかということが懸念でございます。そうなると、雇用の面ですとか税収の面で、まち全体が困るのではないのといったようなことが背景にあるということでございます。

  11ページに戻っていただきまして、3点目の上尾道路沿道の土地利用の検討というところでございます。ご案内のとおり、上尾道路が平成27年3月ぐらいまでには圏央道に接続される見通しとなっていると、そういう道路の形態、環境が変わってくると、土地利用の変更とか、そういったことも検討する必要があるのではないのという話でございます。土地利用の方針を変更するためには、市の各種計画、総合計画とか都市計画マスタープラン、こういうところに方針を位置付けた上で、初めて県とか関係機関と相談できるという話になっておるわけですが、まずこの産業振興ビジョンでこういった形で位置付けをして、そういった土地利用について庁内的にも検討を開始する必要があるといった考えで、これを3点目に入れたということでございます。

  それでは、次のページをお願いいたします。こういった事業案がいろいろあるわけですけれども、それをどういったスケジュールでやっていくかという整理も大事なことだと思います。12ページ以降が、そういう時間軸に分けてやっていこうとするものを区分したというものでございます。まず、12ページにつきましては平成25年度に実施しようとしているものでございます。一番上のまちフェスというのは、上尾駅を中心にして幾つかイベントを重ねてやっていこうというもので、これは10月12日に実施をする予定でございます。

  2番目の上尾スイーツ開発事業、これは今悪戦苦闘をしながら取り組んでいるところでございます。

  3番目の商店街活性化事業で、まちゼミ、まちバルと書いてありますが、まちゼミというのは商工会議所が主催となって、来年の2月ぐらいに実施する予定でおります。商店主が講師となっていただいて、来店のきっかけづくりという意味で開催をするものでございます。その次、まちバルと書いてあるのですけれども、なかなか聞き慣れない言葉だと思うのですけれども、これはたまたま埼玉県が主催となりまして、今年度県内10カ所で行う予定でいます。バルというのはBar、バーをスペイン語で読むとバルということになるそうなのですけれども、要は飲み歩きイベントみたいなものです。5枚つづりぐらいのチケットを出して、そのチケットを持っていけば飲食店の中で1品のつまみと1品の飲み物がついてくるといったものでございます。これについても、来年の2月ぐらいに実施する予定でおります。その次は、記載のとおり映画祭というのをやっていこうというものでございます。これが先駆け事業ということで、今年度やっていくもの。

  次の13ページがスタートアップ事業ということで、できれば26年度から実施していきたい項目を4点ほど掲げさせていただきました。産業振興会議、2番目が市長の公約でもあります商・工・農・観ポータルサイトというもの、3番目、この委員会でも何回か話題が出ました体験農園、4番目が先ほど説明した中小企業コーディネーター、これら予算の要求等々これからなのですけれども、担当課としてはぜひ予算化をして、実現していきたいというふうに思っているところでございます。

  14ページお願いいたします。こちらは、短期的に検討すべき事業ということで掲げたものでございます。短期的というと、おおむね二、三年という感じかなというふうに思っております。幾つか掲げました。

  その次、15ページが中長期で検討すべき事業、こちらは3年以上かかるかなといったものでございます。幾つか掲げております。

  次の16ページが、重点事業に掲げた1番目、産業振興会議のイメージでしょうか、こういったイメージで事業を進めていきたいということでございます。

  17ページ、こちらは検討の中心母体である作業部会の方でまとめた意見の総括ということでございます。ここまでで、資料の?の説明とさせていただきます。

  続きまして、資料の?、こちらは8月6日の策定委員会の会議録ということでございます。同じものを近々上尾市のホームページにもアップしていくということになろうと思います。策定委員会の中身なのですけれども、全般的に言えば作業部会で検討してきた先ほどの資料について、例えば3つの基本方針ですとか、短期とか長期とか分けて、こういった事業をやっていきたいという説明をしたわけですけれども、おおむね委員さんの方からは了解を得られたのかなというふうに思っております。

  それで、議論の中身については、なかなか時間の関係もあって説明は省略させていただきますけれども、ちょっと二、三出せば、1つは特に工業の振興や意識付けが必要ではないかと、廃業が増えているのも事実なのですけれども、光るものを持っている企業もそれなりにありますよといったような話ですとか、土地利用については長い期間がかかるので、検討している間に社会情勢が変わってしまうとか、不透明なところもいろいろあるのですけれども、ある程度柔軟に対応していった方がいいのではないのといったような意見ですとか、あとはいろいろなさまざまな立場の人が継続的に一つのテーブルに着いて議論できるような環境が必要でしょうといったような意見が出されておったかと思います。

  以上で、大変雑駁で恐縮なのですけれども、配布した資料の説明とさせていただきます。

  なお、今後の予定なのですけれども、現在作業部会での検討、あるいは事務局での検討ということを進めているところでございます。次回の策定委員会を11月中旬から11月下旬に開催する予定で、そういった作業を進めているところでございます。この策定委員会のところで、11月の策定委員会でおおむねの了承、方向性の了解がいただければ、その後パブリックコメントに入っていく予定でございます。年が明けて、来年の2月ぐらいに次の次の策定委員会で、大体そこで終了できれば理想的だなといったような感じで、今後のスケジュール感を考えております。全体の説明以上でございます。よろしくお願いします。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。

  説明に対する質疑がある方は挙手をお願いします。

  鈴木委員。



◆委員(鈴木茂) あまりよく分かっていない部分がたくさんあるのですけれども、上尾道路の、せっかくできるのに、やっぱり利用した方がいいなと思っています。圏央道なんかができて、その近辺によく、工場もそうだけれども、あと倉庫なんかが川島とかたくさんできています。そうすると、そういうことが上尾道路になったって、あれ市街化調整区域ですよね、そういうことが可能になるようにするためにどうしたらいいかというのを検討していくというふうに考えていいのでしょうか。



○委員長(道下文男) 商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) 基本的に、そういうことでいいと思います。

  それで、手法として幾つかあるのですけれども、一番分かりやすいのは、こうやるかどうかは別にして、用途地域の変更ということが一番分かりやすいのですけれども、これはもう大変な利害が絡んでくるし、手続的にもいろいろ大変なものがかかるということがあると思います。ほかの手法としては、例えば開発許可制度というのがあったり、あるいは地区計画制度というのがあったり、幾つかあるのですけれども、いずれにしろこれは、発端は産業分野から始まるのですけれども、検討する主体というか、中心はまちづくりのところにかかわると思うので、都市計画マスタープラン等々を所管するのが今のまちづくり計画課というところですので、そちらの方で産業の中ではこういうニーズがあるよと、産業関係だけではないので、もうちょっと幅広いので、そういうところも含めてトータルで都市整備部を中心に検討していただきたいなと。この産業振興ビジョンは問題提起というか、議論の端緒としたいと、そういったような考え方です。



○委員長(道下文男) よろしいですか。

  ほかに。

  岡田委員。



◆委員(岡田武雄) 13ページの体験農園推進事業、平成26年度実施予定、これもう26年度、来年度になりますので、かなりのところまで話し合い、また進ちょく状況等々、面積とか指導する関連の団体さんとか、そういうところが分かりましたらお願いします。



○委員長(道下文男) 佐藤農政課長。



◎副参事兼農政課長(佐藤則久) 体験型の農園につきましては、動きがございます。今現在の流れといたしましては、昨年度に体験型農園の説明会を農家さんに発信しまして、その中からやってもいいよ的な希望者が今のところ二、三名いらっしゃいますので、その方たちをまず先駆けとして動いています。最近の動きといたしましては、練馬の方が練馬方式ということで全国的に有名なのですけれども、そこの加藤さんという方のところに、その希望される方と市の職員が一緒に見学に行ったとか、そういう運動をして、なるべく希望者の方が積極的に開園していただけるように力添えというか、やれることを考えています。また、平成26年度予定ですので、そんなに時間もないですので、より具体的に働きかけていきたいと思っています。



○委員長(道下文男) よろしいですか。

          〔「はい」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) ほかに。

  箕輪委員。



◆委員(箕輪登) さすがに時間をいろいろかけながらと、各委員のメンバー見まして、より具体的なものが出てきたなという感じがしています。その中で、これからの話なのですが、いろんな具体的なものが出てきたものですから、当然予算という部分が出てくると思うのですけれども、将来的なものもひっくるめまして、今の考え方で結構なのですが、どの程度の規模を全体的に投入して育てようというお考え方か、大ざっぱでいいです。とれる、とれないというのは毎年のことですので、難しいと思うのですけれども、既に25年度やった事業、26年度、この辺は具体的にできていますし、産業ビジョンをつくった後の問題も出てくると思いますので、そういった全体的な大きな単位で結構ですので、どの程度投入されていくのかというのが1点。

  それと、この会議録の中にも載っていましたけれども、一応26年の2月、最後の策定委員会を開いて終結というような話もありましたが、当然その後引き続きこの産業振興会議的なものを継続していかれるかどうか、その2点教えていただきたいと思います。



○委員長(道下文男) 商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) まず、予算の関係なのですけれども、全体的なスケール、規模というのはちょっと算出していないのですけれども、それほど大きなお金ではないかなと思っています。

  それで、質問とはちょっと離れてしまうかもしれないのですけれども、上尾市の商工費の構造ということなのですけれども、全体で大体4.5億ぐらい商工費ありまして、そのうちの約半分、2.2億ぐらいが預託金なのです。融資制度のための預託とか勤労者融資のためが2.2億ぐらい、さらにその半分の1.1億ぐらいが団体への補助金なのです。商工会議所とか観光協会とか勤労者福祉サービスセンター、それでさらにその半分の6,000万弱が職員の人件費なのです。この3つを合わせると、それで大体4億なのです。4.5億のうちの4億がこれなのです。残り5,000万で、例えばプラザの管理費とかありますから、補助金の中にはもちろん産業振興の経費というのは入っていると思うのですけれども、本来名前からして産業振興施策に使っているお金というのは、非常に少ないと私なんか個人的には思っているのです。これ先進市と比べ、例えば大阪の八尾市なんかと比べると、大阪の八尾市の商工費というのは、人口ちょっと多いのですけれども、7億、8億ぐらいなのですけれども、ちょっと見た目でも政策的なものがやっぱり1億何ぼとか、そのぐらいあるのです。そういうことに比べると、やっぱりもうちょっとこの辺に力を入れてもいいのかなという、担当課長としての希望も含めてなのですけれども、そんなふうには思っています。

  それと、継続して検討していくのかみたいなお話があったのですけれども、やっぱりこれはぜひ継続して、検討していきたいというふうに思っています。ですので、継続するにはそれなりの成果を出さなければいけないわけで、かえってそれが実現しないと、どうしても人間やる気なくなってきますので、必要なことは、やっぱり現実に即した、現場に即した提言をいただいて、いただいた提言は、役所側はその実現のために誠心誠意努力するといったようなやり方が重要かなというふうに思っています。継続したいと思っています。



○委員長(道下文男) 箕輪委員。



◆委員(箕輪登) 意見としまして、せっかくここまで大きな将来的な像を持って、こういった具体的なものが出てきましたので、例えば5年間で20億だ30億だというような長期的な大きな予算を使って、何が何でも将来の上尾のまちのために商工業やるのだということで、ぜひ今後も頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○委員長(道下文男) ほかに。

  小林委員。



◆委員(小林守利) 上尾市自体の方針が住宅供給都市という中でこういう検討なされているのは、大変ご苦労なされているかなと思うのですけれども、特に部長にお聞きしたいのですが、こういう中で上尾市西部地区、西側が桶川市から日産の通りまで区画整理事業によって住宅供給をされた地域の中で、産業ビジョンをきちんとやって狭いエリアの中で果たして可能かなという、そういう感じでありますので、その感覚で、今後上尾市がやはり発展していくためには用途地域の見直し等も含めていかないと、先ほど上尾道路の沿線の問題もありましたけれども、その辺の考え方をどういうふうに考えていますか。



○委員長(道下文男) 環境経済部長。



◎環境経済部長(和田正憲) 主に上尾道路の沿線、区画整理事業なんかで整備されているけれども、日産ディーゼルまで、その辺の用途地域と。先ほど次長もお話ししましたけれども、この用途地域、これは私どもは、やはり提言として、ぜひこういうふうに流通とかをやっていきたいというお話はさせていただきたいと思っています。これを受けて、3本柱。ただ、受ける側の地主さんは財産権にかかわる問題で、沿道から何十メートル離れたところまではそうなって、そこから外れた人との財産権に伴う単価の差というのは、これは歴然と出てきたりして、いろいろ調整が、にじみ出しとか難しいというふうには考えております。ただ、その沿道の中で、逆に言うと住居地域への区画整理事業は、もう第四で最後だよというお話もあるのですが、逆に道路スパンとか道路面積を粗くした、そういう産業系のあらあらの区画整理みたいなところを用途の変更しながら沿道上やっていくというのも一つの手かなと。ただ、時間をかけていると、今工業団地を持っている市町村が悲鳴を上げているように、当時はよかったけれども、今はつくったけれども来ないけれども、我慢していたらまた来るようになったというタイムリー的なものがございますので、なかなかその辺のところも調整としては難しいと。そういった中で、先ほど言いましたように用途地域、地区計画、それから工業系の区画整理事業みたいなところを、やはり私どもはまずその位置付けで県に了解をとって、上尾市としてのそういう基盤整備というか、インフラ整備についても今後ちょっと、私ども発信として関係部署に、企財、都市整備に発信していきたいというふうには考えております。

  以上でございます。



○委員長(道下文男) 小林委員。



◆委員(小林守利) よろしいですか。環境的には、上尾市まちづくり、住環境ですばらしいと思うのですけれども、用途地域的に一番厳しい区画整理をやって大変な苦労をしたのに、商店も経営できないような用途地域の選定なのです。そういうものも含めて、ちょっとやはり環境経済部からこういう経緯があるので、提言はしていただければ、より発展していくのかなという感じはします。中には、お店出したいけれども、地域的にお店が出せない、そういう話も聞きますし、これから産業ビジョンに基づいて一生懸命頑張っていくと思うのですけれども、とにかく小さいところにも目を配りながら、それを最優先として検討していってほしいと思います。

  以上です。



○委員長(道下文男) 環境経済部長。



◎環境経済部長(和田正憲) 今いただきました用途に関する商業系、工業系、ゾーニングと言われるやつにつきましては、私どもの方からそういった中で庁内に発信していきたいというふうに考えます。

  以上でございます。



○委員長(道下文男) ほかに。

  いいですか。

          〔「一般質問でやるから」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) 平田さんもいい。

          〔「要望」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) では、平田委員。



◆委員(平田通子) すごくいろいろ検討されて、この中身がバージョンアップ、産業のバージョンアップとか、新たな交流とか連携とかというのが充実したら、本当に活気が出てくるまちに変われるのかなと思うのですけれども、その一つ一つを、これを実施していくためにも、やっぱりもっと市民の力というか、市民を主人公にしてもらいたいと思っているのです。これやります、あれやりますと行事や何かが決まるだけではなくて、ぜひ市民に公募をしてもらうなり、もう進んでしまったところですけれども、スイーツ開発に市民から公募をして出してもらうとか、地元の上尾に住んでいる人たちが、やっぱり上尾に対する愛着を持ってつくってもらったり、考えてもらったりという機会を持ってもらえたらもっと上尾は、障害者団体の皆さんもすごく頑張っていらっしゃるし、地元の農家の人たちの意欲にもつながると思うのです。そういうのをただばらばらではなくて、障害者団体の作業所とか、農家とか、商業とか結びつけられるような、やっぱり市民が中心になった中身のあるものにぜひしてもらいたいと思っております。そういったところです。要望です。



○委員長(道下文男) ありがとうございます。

  それでは、質疑はないようですので、終結をいたします。

  環境経済部の所管事務調査は以上で終了いたしますので、執行部の皆さん、大変お疲れさまでございました。このまま、ちょっとまだ委員の方は残っていただいて。

          〔執行部退場〕



○委員長(道下文男) いいですか、協議を続けますので。

  今、産業振興ビジョン策定の進捗状況を調査いたしました。策定委員会の今後のスケジュールが11月に次回策定委員会を予定しているということで、最終的にはパブコメをやって来年の2月という方向の話がありましたが、私たちの提言ということでのお話が当初ございましたけれども、それを考えるとやっぱり10月の我々の定例の委員会である程度、提言するのであればまとめていく必要があると思いますので、委員会の皆さんで、もし今の中で意見、産業振興ビジョン策定の件であればいただき、また10月のときに最終的にさらなる意見をいただきながらまとめていければいいかなと思っておりますので、まずはきょうございましたら。

  特にいいですか、きょうは。

          〔発言する人なし〕



○委員長(道下文男) そうしたら10月のときまでに、できれば各委員の方で書面で出していただいて、そこで皆さんそれぞれ意見を伝えていただきながら、委員会としての提言につなげていければなと思いますので、よろしいでしょうか。



◆委員(秋山かほる) 期限を区切ってくれないと、10月っていろんなイベントがあってすごく忙しいの。10月中というと……



○委員長(道下文男) そうではない、10月これから日程決めるから、委員会を。



◆委員(秋山かほる) そこまでね。



○委員長(道下文男) うん、委員会を。

  それでは、ちょっと10月の事務調査の日程を入れたいと思うのですけれども。

  どうですか、28日の週はどうでしょう。



◆委員(小林守利) 28日ぐらいなら。



○委員長(道下文男) よろしいですか、どうですか。

          〔「大丈夫です」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) いいですか。



◆委員(秋山かほる) うん。30日がほら、戦没者追悼式。



○委員長(道下文男) そうですよね。

  では、28でいいですか。

          〔「はい」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) では、28の朝9時半の所管事務調査ということで。

  ここは、所管事務調査というよりそれぞれの皆さんの意見をまてめていただいて、ここで協議してこういう方向でということで、あと委員長一任していただいて、委員長、副委員長で。



◆委員(秋山かほる) 文書化してくればいいのですね。



○委員長(道下文男) ええ、そうです。



◆委員(秋山かほる) 分かりました。



○委員長(道下文男) きょういただいた内容、今までの内容を踏まえて、提言としてぜひここはやっていくべきだと、この中にあっても入れていただければ。



◆委員(箕輪登) 具体的なものを。



○委員長(道下文男) ええ、具体的なものでいきたいと思いますので。

  よろしいでしょうか。

          〔「はい」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) それでは、10月28日、9時半に文経の委員会を行います。





△閉会の宣告



○委員長(道下文男) それでは、以上をもちまして文教経済常任委員会を閉会いたします。

  大変にお疲れさまでございました。

                                   (午前11時30分)