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埼玉県 上尾市

平成25年  文教経済常任委員会 07月02日−06号




平成25年  文教経済常任委員会 − 07月02日−06号







平成25年  文教経済常任委員会





                文教経済常任委員会調査報告
                                   平成25年7月2日

 上尾市議会議長 矢 部 勝 巳 様
                              文教経済常任委員長 道下文男

 本委員会は、所管事務調査を実施したので、その結果を次のとおり報告する。
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│開会日時  │平成25年7月2日                           │
│      │午後 1時30分  開会                        │
│      │午後 2時35分  閉会                        │
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│会議場所  │第1委員会室                              │
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│出席委員  │◎道下文男  〇秋山かほる  鈴木 茂  平田通子  箕輪 登     │
│      │ 小林守利   岡田武雄                        │
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│欠席委員  │なし                                  │
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│紹介議員  │なし                                  │
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│出席職員  │環境経済部長 環境経済部次長 次長兼商工課長 農政課長 商工課主幹   │
│      │農政課副主幹 農政課副主幹 商工課主査 商工課主任           │
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│事務局職員 │庶務課長 吉澤彰一 議事調査課副主幹 森泉洋二             │
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│調査事項  │産業振興ビジョン策定について                      │
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│調査方法  │執行部による説明及び質疑                        │
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│      │ 「平成24年度上尾市産業振興ビジョン策定業務報告書」を受けて、報告されて│
│      │いる上尾市の産業の現状について、次年度以降の検討事項をまとめるまでに協議│
│      │した内容についての説明の後、委員からは、                │
│      │・国、県は企業の海外進出を後押ししている。市内の中小企業にとって市の役割│
│      │ は何かを審議会の中では考えていただきたい。              │
│      │・報告書をまとめるにあたり 、 しっかりとしたアンケートなど調査がされてい│
│      │ る。                                 │
│調査結果  │・産業振興ビジョンの策定は、策定までが目標なのか、策定後までを含めて考え│
│      │ ているのか、取り組みについて伺いたい。                │
│      │・梨のブランド「黄金の雫」、規格外のものは飲食店での利用や、ジャム、ゼリ│
│      │ ーに使うなど、取り組んではいかがか。                 │
│      │・不耕作地についてもビジョンで取り上げていただきたい。         │
│      │・検討項目に女性や若者支援とあるが、家庭の台所を守る女性の意見を取り上げ│
│      │ていただきたい。                            │
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│      │・商、工、農、観の連携を生かしていただきたい。             │
│      │・丸山公園や、新規オープンしたショッピングセンターなど休日は大勢の人が集│
│      │ まる。その集まった人を中小事業所の事業に誘導するような事業を考えていた│
│調査結果  │                                    │
│      │ だきたい。                              │
│      │・産業振興ビジョンには、具体的な政策の内容を期待する。         │
│      │など質疑・意見・要望等があった。                    │
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△開会の宣告



○委員長(道下文男) それでは、皆さん、こんにちは。ただいまから文教経済常任委員会を開会をいたします。

                                   (午後 1時30分)





△傍聴について



○委員長(道下文男) 調査に入る前に、委員の皆様にお伺いをいたします。

  ただいま傍聴希望者がおりますが、よろしいでしょうか。

          〔「異議なし」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) では、お入りください。

          〔傍聴者入場〕





△産業振興ビジョン策定について



○委員長(道下文男) 今回は、「平成24年度上尾市産業振興ビジョン策定業務報告書」、この配布がされました。この作成されたことを受けて、産業振興ビジョンについて所管事務調査を行います。各委員におきましては、産業振興ビジョンについて認識を深め、今後の検討に生かしていただければと思います。

  事前に通知をさせていただきました内容でございますが、「平成24年度上尾市産業振興ビジョン策定業務報告書」を受け、?として、報告書に報告されている上尾市の現状について、?としまして、次年度以降の検討事項をまとめるまでに協議した内容について、?、産業振興ビジョン策定にかかわる今後のスケジュールについての内容でございます。

  本日は所管事務調査に当たり、説明員として環境経済部長、環境経済部次長、次長兼商工課長、農政課長及び担当の職員の出席を求めておりますので、ご了承願います。

  それでは、執行部から説明をお願いをいたします。

  和田環境経済部長。



◎環境経済部長(和田正憲) きょうはありがとうございます。いただきました3点を中心に説明させていただきます。

  これにつきましては、前回4月30日に相当分厚い資料で説明させていただいたものを報告書としてまとめさせていただきました。したがいまして、きょうは重複を避ける意味で、その中のエキスということでお手元の資料1ページに要点をまとめてありますので、これに基づいて担当課長の方で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。



○委員長(道下文男) 小幡商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) それでは、説明をさせていただきます。

  冒頭委員長からありましたとおり、6月議会の最終日に全部の議員さんに産業振興ビジョンの中間取りまとめということで冊子にしてお配りをさせていただきました。この内容ですが、今部長が言ったとおり、前回の4月30日の所管事務調査で資料としてお配りしたものとほぼ同一です。細かい字句の訂正は若干あったのですけれども、ほぼ同一です。4月30日のときは検討経過ですとか、現状と課題ですとか、今後の産業振興の方向性ですとか、あと体験型農園だとかスイーツ開発だとか、幾つかの具体的取り組みについて4月30日のときは説明をさせていただきました。

  本日なのですが、今後産業振興ビジョン策定をどういうテーマを中心として検討していくのかといったあたりを中心に説明をさせていただきたいと思います。本日お配りした1枚の紙はお持ちでしょうか。



○委員長(道下文男) まだ。言ってもらって。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) では、説明のためにペーパー1枚用意いたしましたので、これを配布してよろしいでしょうか。



○委員長(道下文男) はい、では配布お願いします。

          〔事務局職員配布〕



○委員長(道下文男) お願いします。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) それでは、説明させていただきます。

  まず、上の枠で囲んだ中のところでございますが、前回4月30日以降の活動状況としては、作業部会を2度ほど開催をしております。その内容といいますのは、そこの作業状況に記載してありますとおり、基本方針に基づく既存事業及び施策の整備ということ、それと今後実施すべき事業または施策の検討ということでございます。あと、昨年度は現状把握、課題の整理ということを中心に行ってきました。今年度は施策の検討ということが中心のテーマで検討しておるということでございます。それで、現段階で基本方針を3本立ててやっておるところです。これを順次説明させていただきたいと思います。

  まず、基本方針の1が既存産業のバージョンアップということでございます。これなのですけれども、背景としては、まずは今ある事業者をサポートして、自立性、競争性を高めていくと。いかに高めていくかと。これが重要な視点であるという考えのもとに、この基本方針を定めているところでございます。

  その下に?から?まで記載してございますが、これは現在行っている事業とか、あるいは作業部会の部会員の方から提案のありました事業の概要をここに整理して記載をしておるということでございます。

  それと、その右側の吹き出しの中に入っている検討事項、こちらが今後作業部会あるいは策定委員会の中で検討していこうとしている事項でございます。本日はここの吹き出しの中の事項を中心に説明をさせていただきたいと思います。

  まず、吹き出しの中の1点目、女性と若者支援という視点ということでございます。こちらは策定委員会の中で委員の方から提案がありました。女性、若者の活用策を検討してほしいということでございます。その視点というのは、1つとして、出産退職後に職場復帰するための取り組み、2つ目として、創業支援ということでございます。創業に関して、女性が創業する事業は小規模なものが多いが、地域密着型で、地域にとってよいものが多いという評価もあるようでございます。また、埼玉県では女性キャリアセンターというのを設けて支援策を行っておりますが、市としてどのような取り組みができるのかということを今後検討していきたいということでございます。

  3点目の各種情報や機能の集約というところでございます。産業振興施策については、国とか都道府県等を中心に、あるいは中小企業基盤整備機構ですとか中小企業団体中央会とかさまざまな支援団体が主体となって、中小企業支援制度、産業振興制度を設けているのですけれども、中小企業自らがこういった情報を収集して、利用可能な支援制度を把握して、適切な手続を経て支援制度の利用までにたどり着くということには、意外と多くの困難が存在しているというのが現状かと思います。こうした観点、それから企業間の連携ですとか交流の場、あるいはさまざまな技術課題への対応、あるいは人材確保とか育成とか、さまざまテーマがあるわけですけれども、こういった中小企業のこういった課題に対して支援をしていけるような窓口が必要ではないかという問題意識から、この検討事項を掲げたものでございます。

  4点目の新たな販路開拓の方策ということでございますけれども、2年ほど前に工業者アンケートを実施したのですけれども、その中の設問で、「現在抱えている経営上の問題は何ですか」という設問に対して外部環境面、内部環境面からの回答がございまして、まず外部環境面では景気の低迷ということが1番目に多い。2番目に、同業他社とのコスト競争の激化ということが多い。3番目に、取引先からの納入価格の圧縮ということが多い。その次が、4番目に新規顧客の開拓ということが経営上の問題点であるということがありました。また、内部環境面では営業力の不足ということが上位に来ているというようなアンケートの結果がございました。

  また、本年に入りまして、農業者のアンケートを実施いたしました。その中で、農産品の主な販路は、庭先販売と言われる自宅前の販売も含めて、直売所での販売が最も比重が高いということが分かりました。また、アンケートの中の自由記述の意見の欄では、「農協や市で運営する直売所がもっと大きく活気のあるものになるとよいです」とか、「販路もあれば意欲も出ます」といったような声が上がってきました。工業、農業、そのような観点から、こういった新たな販路改革の方策というものがどういうことが可能なのかということを検討していく必要があろうかというふうに考えているところでございます。

  その次の基本方針の2のところを説明させていただきます。基本方針の2といたしまして、新たな交流、連携の推進ということを掲げました。これを掲げた背景でございますが、ここまでビジョンの作業を進めていく中で、策定委員のヒアリングですとかいろんな団体のヒアリング、それと策定委員会、作業部会を重ねてきたわけですが、総じて聞かれるのが、農業、工業、商業の分野を横断する連携が必要であろうという意見が多く出されたということでございます。そのことから、1つの柱として位置づけたものでございます。この中身を具体的に何かということで、同じくその右側の吹き出しの中を中心に説明をさせていただきたいと思います。

  2点目に、産業間における定期的かつ継続的な交流、連携組織の構築というふうに書いてあります。商工業者と行政、あるいは市民との対話による産業の状況把握と共通認識による施策を議論していただいて、提言をいただく場をつくってはどうかという発想でございます。他市の例ですけれども、産業振興会議というような名称を設けて、例えば市の総合政策における産業政策はこういうものを盛り込んでもらいたいですとか、あるいは地域資源を活用した産業活性化はどうあるべきかといったような論点でこういった組織をつくりまして、検討していただくと。検討した結果は提言にまとめていただいて、提言をいただくといったようなことを想定して、こういうことが上尾市でもつくれないかということを検討していきましょうということでございます。

  その次の3点目の観光協会組織の強化ということでございます。上尾市の観光協会、あげお花火大会、イルミネーションをはじめとして、結構予想外にいろいろな行事をやっている組織です。近隣でも観光協会を持っているところ多くあるのですけれども、例えば北本市では観光協会をNPO法人化いたしました。また、鴻巣市では公益財団法人化をしました。事業内容からすれば、上尾の観光協会の方がより多くの事業を行っているわけでございまして、上尾市の観光協会も体制強化、こうした法人化の必要性の有無とか、あるいは現在非常勤職員のみで運営をしているわけですけれども、こういった体制でいいのかとか、あと営業日、営業時間の問題とか、そういったことを今後検討していく必要があろうかということでございます。

  4点目の福祉や地域との連携の可能性ということでございます。これは買い物弱者とかいった視点がいろいろなところで話題になるわけですけれども、例えば上尾市の例で言うと、上尾市の西部地区商店街というのがあるのですけれども、そちらの有志でひまわりシール会というのをつくりまして、買い物代行とか宅配などの、あと出張の床屋さん、そういったような便利屋さんサービスというのを展開しておるということです。高齢化社会、高齢社会を迎えて、このような方策を広げていく必要があるのではないかということでございます。

  なお、このひまわりシール会は、過去3年間コミュニティビジネスを推進しているということで県の方から補助金を受けて、現在もこうした活動は継続しているということでございます。

  5点目の広域連携の可能性ということでございますが、国などのモデル事業あるいは補助事業に取り組むとか、あるいは現在も商工会議所が商談会とかをやっておるわけですけれども、これらを、商談会を例えばもうちょっと広域でやるとか、そういった可能性を検討していく必要があるだろうということでここに盛り込んだということでございます。

  一番下のイベント以外での市民や地域との交流方法ということでございますけれども、これは背景に住工混在の問題を意識して取り上げております。工業地域あるいは準工業地域にあった工場が撤退して、その後住宅地化すると。そこで、住宅地、住宅にお住まいの方から、騒音や振動や悪臭などの苦情が持ち込まれるということがたびたびあるということでございます。こうした例は上尾に限らずいろいろなところであるわけですけれども、なかなか対応が難しい問題でございまして、その緩和策といいますか、例えば事業者の事業活動を地元の人々に理解してもらうような機会をつくる。例えば、工場マップをつくるとか、あるいは事業者と住民の協議会の設立をつくるとか、あるいは事業者側に工場見学の受け入れを要請するとか、そういったことの可能性を検討していこうということでここに挙げたということでございます。

  裏側の面をお願いいたします。そこで上から3行まで、商業、まちゼミということについて若干説明をさせていただきます。

  まちゼミなのですけれども、これは本年度、上尾商工会議所の主催で実施する予定になっているということでございます。まちゼミというのは、商店街のお店の店主とかスタッフが講師となって、プロならではの専門的な知識や情報、あるいはちょっとしたコツを無料で受講者、お客様にお伝えする少人数のゼミということです。目的としては、お店の存在とか特徴を知っていただくとともに、お店とお客様のコミュニケーションの場から信頼関係を築くということを目的とするものでございます。例えば、お茶屋さんがおいしいお茶の入れ方とか、眼鏡屋さんがよく分かる補聴器講座ですとか、あるいはゆかた着付け講座ですとか、そのお店の得意とするものを無料で教えていくといったような機会で、商工会議所で検討を進めておりまして、本年9月の商工会議所広報紙「あぴお」で参加者を募集して、事業実施は来年の2月から3月の予定ということで現在進めておるということでございます。

  では、続きまして最後に基本方針の3、ブランド化の推進ということを若干説明させていただきます。これはなかなか簡単な話ではないのですけれども、例えば上尾、この近辺の果物の梨で、「黄金の雫」という名称で、これは1つのブランドに育っているのかなという感じがいたします。また、類似の事例としては、私も、観光協会が推奨土産品を認定しているといった例があったりとか、あるいは2年前からご当地グルメというのを取り組んでやっている、あるいは今年度上尾のスイーツ開発というのに取り組んでいるということは前お話ししたかと思うのですけれども、こちらも強いて言えばこういったことに関係してくるのかなということでございます。

  ブランド化の目的なのですけれども、1つは知名度の向上、もう一つは地域経済の活性化ということが目的になってくると思いますけれども、例えば今後工業製品とか、あるいは農業分野で上尾産シールを張るとか、一定の品質があるということがもちろん前提になると思うのですけれども、そういったブランド化に向けた取り組みはできないのかということを検討する必要があるというふうに考えているところでございます。

  これに関連して他市の事業なのですけれども、例えば千葉県の市川市などでは市川地域ブランド協議会というのを、商工会議所が中心だと思うのですけれども、町とか農協、漁協、商店会連合会などでこういう協議会をつくりまして、農水産物のブランド化に取り組んでいるという例があります。また、埼玉県の川口市では工業製品に対していいものブランドということで、特徴のある品質のある製品を今年度は12製品ほど認定したということを聞いております。

  最後に、自転車のまちとの関連と書いてありますけれども、上尾市では自転車のまちということを掲げて取り組んでおるところですけれども、最近では市街地に自転車専用レーンを設けて、ついこの間は中山道の両側にブルーの色の自転車レーンも引かれているということでございます。自転車利用と観光を結びつけて何か考えられないかということを検討する必要があるだろうということでございます。

  以上で、産業振興ビジョンについて今後の検討事項を中心として説明をさせていただきました。産業振興ビジョン策定、今年度が2年目の最終年度でございますので、なかなか一つ一つが難しい課題が多いと思っておりますけれども、策定委員にはいろいろな方が加わっておりますし、そちらの方から、また議会の委員さんの方からご意見をいただきながら、今後5年とか10年スパンの中期のビジョンをつくってまいりたいというふうに思っておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

  以上で終わります。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。

  それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。

  秋山副委員長。



◆委員(秋山かほる) まず、アンケートにもあった聞き取りでは、何が問題かと。景気が悪いと。要するに、景気がよくなるか悪くなるかというのはとても大きな問題で、つまりこれからどうなっていくのかしらということを、普通こういうのを出すときに頭書きに、日本経済は、要するに経済問題だから、つまり、私も概要に書いているけれども、今の状況が非常に事業者にとって困難な状況であるということは間違いないわけですよ。つまり、外国に出ていける……この間、私の友達なのだけれども、上尾で固形燃料をつくっている会社があるでしょう。あれ、中国へ行ってしまうのだよね。中国でも販売を広げるということらしいのだけれども、若夫婦は中国ですよ、これは。子どもも連れていくのです。つまり、そういう国際環境と市内の現状というのは切っても切れない。全体の流れがどうなっているかということね。行ける人はいいわけですよ、外国に行って。つまり、需要があるわけです、向こうは。要するに、一般質問のときにも資料を出したけれども、中国の最低賃金、3年か4年で倍になっているでしょう。つまり、日本人だって3年か4年で給料が倍になれば物を買うわけです。ずっと下がり続けているから物を買わない。安売り競争になってしまっているわけで、でもその中で外国に行ける人たちはいいわけ。要するに、あれにもあるけれども、今は国内を減らして、つまり海外で事業展開をして、海外で売り上げるというのが国が後押ししている方針なのです。では、県は何をやっているか、では上尾市はどうするのかという、そういう全体の方向があるわけでしょう。県も上海に出張所をつくって、中小企業の海外進出を後押ししているでしょう。今度子どももそうだよ。つまり、外国に行って働きなさいよという、国際人を育てるという方向でしょう。つまり、全体としてやっぱりそういうふうなあれがあるわけです。

  では、行ける人はいいわけよ、行ってしまえる人は。だけれども、多くの人たちは、そこに行けない人たちが圧倒的多数いるわけですね。だから、そういう現状の中で、例えばこの市の中の残っているというか、大部分だと思うのだけれども、この人たちに対する方針は非常に重要であるということは最初の認識なのです。だから、ここでこれがいかに重要かという認識をきちんと持って対処をしなければいけないという、そこなのです。あとは、やっぱり一つ一つの項目に対しては、国の方針がそうだから、つまり国はいろんな制度をつくっているでしょう。県もやっているわけですよ。では、上尾市は何をするか。やっぱりこの柱立てね。例えば、同じことをやってもしようがないわけで、形式的には全部やっているのよ、形式的に。やらないわけにいかないからという程度のことをやっているのですね。だけれども、基本的な方針は海外進出の後押しなのです。だから、市の役割というのは非常に重要なのですね、そういった意味で言えば。基本的に多くの人たちがそうだから。

  もう一つの流れというのは、やっぱり大店舗がだあっと出てくることです。一度に出たけれども、大店舗同士の食い合いというのもあっているわけではない。その中で中小商店をどうするかというのは、これは対比させて非常に必要なことなのですね。特色のある地元商店をどういうふうにバックアップしていくか、またどう力を引き出すかということはとても大事なことなのですね。

  だから、やっぱりそういうふうに全体の流れの中での必要性というのをきちんと最初に認識してほしい。市の役割は何なのかということも認識してほしい。その中で国と県と市の一つ一つの、例えば助成の、企業に対しては国はこういうのをやっていて、県がこういうのをやっていて、では上尾市はそれも含めてこれをやっていこうという。そういう、例えば審議会の人たちだって皆さんとは違うから、つまり私も議員だからあれなのだけれども、全部国の方針、県の方針と一応見るわけではない。その中で上尾をどうしていくかということを考えるわけではない。だから、やっぱりそういう審議会の中ではそういうことを審議していただきたい。つまり、重要なところの位置を占めて市の方針をつくってほしいわけです。そうすると、やっぱりその全体の流れの中が分かると、市が何をしなくてはいけないのかというのが見えてくると思うのですね。

  だから、ちょっとこれからどうするかとお伺いしたところでは、やっぱり従来のことがとても、この間視察に行ったときに、従来のことってなかなか役に立たないし、今までと同じことをやっていて、つまり今までやってきたことがうまくいっているのだったらそれをやればいい。うまくいっているのだったら、別の道を探さなくてはいけないという。要するに、結果的には私たちって、今別の道を探したいのです。その辺のことをやっぱりちょっと明確にして筋道を立てていただくのがいいかなというふうに思うのですけれども。つまり、それには今まで何をやってきたかというのをきちんと総括して、どこが問題だったのか、何でそれが多くの人たちに受け入れられないか、相談件数とか、そういう事実関係から積み上げることが必要だと思います。



○委員長(道下文男) 意見ですか。



◆委員(秋山かほる) いいです。意見です。



○委員長(道下文男) 意見でね。はい、分かりました。

  ほかに。

  箕輪委員。



◆委員(箕輪登) 幾つか質問させていただきます。

  非常に、徐々にまとまってきたかなという感じがしております。実際にいろいろなアンケートをされて、本音の部分が少しずつ引き出されて、それを少しずつ整理されている途中かなと思うのですけれども、最終的に当然上尾市の方でできることとできないこと、そしてやっぱり民間は民間で努力しなければいけないこと、いろいろ出てきていると思うのですけれども、今後のやり方として最終的なゴールというものをどの辺に持ってきて、例えばこの産業振興ビジョンをつくる時点でゴールなのか、それとも当然、それに基づいてやっぱり数年にわたっていろんな政策を実施して、最終的には、例えば商売的に言ったら、その各中小企業の会社が一定の割合成績を上げるとか、また失敗するケースもあると思うのですけれども、そういうところまでやっぱり置かれて、さらにその先を目指すのか、その辺のあたりをちょっと聞きたいと思うのが1点と、具体的に言うと、例えば基本方針のブランド化の推進ということで、非常にこれはいいことだと思うのですけれども、その説明の中に出ました黄金の雫という梨、私も以前から知っていますし、小泉で山?梨屋さんというところでつくって、毎年、非常に売る期間って短いのですね。でも、その期間に合わせて私買って、知っている人にいろいろ配ったりなんかしているのですけれども、それは味わったら非常においしい梨なのですね。これがやっぱり売れないわけないとは思ってはいるのですけれども、実際は山?さんに聞きますと、非常につくるのは難しい。規格が非常に複雑なので、なかなか多くつくろうと思ってもつくれないし、規格に外れるとやっぱり売れ残ってしまう。いろんな問題があるものですから、そういうところでいわゆる多くつくろうとするのをちょっとやめているような話も聞いたりして、ですから、そういうところまで追いかけていきたいのでしょうけれども、市としてはなかなかそこまで多分追い切れないと思うのですね。

  そういったところもひっくるめて、どの時点でビジョンとして答えを出して、どこまで行くのかあたりは、ちょっともし。まだそこまで行かないということであればそれでいいのですけれども、今の時点での考え方の中でどの辺があるのかなと思っておりますけれども、お聞かせ願いたいと思いますけれども。



○委員長(道下文男) 答弁、小幡商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) まず、ちょっと冗長になってしまうかな、産業振興ビジョンになぜ取り組んだかというところ、その出発点の整理なのですけれども、1つは、今後の高齢化とか税収減少の中で、市町村でも産業政策やられることはあるだろうということが出発点です。これは後で知ったのですけれども、1999年には中小企業基本法というのが改正されて、それまでは国が産業政策の中心になって、市町村は努力義務だったのが、99年の改正では市町村の責務、産業政策をやっていくことは責務というふうに変わっているのですよね。それと、実際幾つか先進的に取り組んでいるところでは、うまくいっていないところもあるのでしょうけれども、成果を上げている市町村もあるので、ぜひそういういいところをまねしたいなというところが出発点でありました。

  ゴールはどこかとか、そういった話なのですけれども、もちろん最終的に製本されてできてくるのは来年3月とか、そのぐらいになってくるわけなのですけれども、これまでの議論の中でも、これはできるのではないのというのがやっぱり幾つか出てきていますので、それについてはその産業振興ビジョンの冊子ができ上がるのを待つことなく、今年度の3か年なり予算要求の中でやっていこうよということで農政課も商工課も準備を進めているというところです。

  ただ、もちろん簡単な問題は全然なくて、あと秋山副委員長がおっしゃったように、市の方ではどうにもならない為替の問題ですとか親会社の海外進出ですとか、いろいろな技術革新による産業構造の変化とかということがあるので、難しい長期の課題になることも多いとは思うのですけれども、そういうものについてはビジョンとか何なりか掲げて、それに対して具体的な姿勢を示せないところが結構何か多いと思うのですよね。ただ、そういうのを見据えて、どういうことに取り組めるかといったようなことは記述をしていきたいなということをちょっと今考えているということです。

  あと、今の箕輪委員の方のお話の中でありました規格外の物が出てくるという。例えばほかの市の例なのですけれども、梨で規格外が出てきたものは、飲食店の食材、メニューの中にそういったものをつくるとか、あるいはジャムにするとか、そういった取り組みを進めているところもありますので、今後の検討の中でそういったものが上尾の中でできるのかどうか。そういったこともできれば、今後の策定の中で検討していきたいというふうには思っております。



○委員長(道下文男) それでは、ほかに。

  岡田委員。



◆委員(岡田武雄) 上尾の駅から役所のところへ自転車レーンができましたよね。私もきょうも通ってみたのですけれども、非常に快適で、また歩行者と会わないですから、安全な感じもして、非常にいいなと思っているところなのですけれども、これからもほかのところにも場所も広く考えていっていただければどうなのかなと、こう思っています。いろいろな面で自転車は大いに見直されておりますし、また自転車の専門店さんですか、そういうお店もふえているのかなと思っています。

  それから、農業の面なのですけれども、上尾・伊奈広域行政関連、伊奈と上尾の沼川あたりの関連のところでも不耕作地ですか、大分ふえてきているのですよね。その辺も集積を考えながら、議題、話題、また取り組み等々もしてみてはどうなのかなと。条件的にもいい耕地がありますので、その辺も考えていきたいなと思っています。



○委員長(道下文男) 意見としてでよろしいですね。



◆委員(岡田武雄) はい。



○委員長(道下文男) ありがとうございます。

  ほかに。

  平田委員。



◆委員(平田通子) 先日視察に行かせていただいた富士市とか熱海市とか、本当に相談とかすごい。企業支援とか創業支援とかすごく徹底してというか、展望を持って、やっぱりまちの業者が元気になって、まちが本当に元気になってというふうになっていて、いいなと思ったのですけれども、ここで既存産業のバージョンアップとして指導とか相談体制をしていくと書いてあるけれども、具体的にどういう方向を今考えていらっしゃるのか。

  このまち、上尾で確かに海外に行く人もいるけれども、ここで頑張ろうという人たちをやっぱり応援して、その雇用を守って、市内の景気回復の方向にもつなげるところで、すごくみんながやる気になるというところで、大事なところでどういうふうに考えていらっしゃるのか1つ質問と、それと基本方針の2の方で、新たな交流や連携の推進というところで、私は本当にやっぱりこれ市民の力とか、やっぱり上から、ただこうしましょう、ああしましょうだけではなくて、市民の力が反映されて、やっぱりこれから団塊の世代の方々とか本当に、消費をするのは女性の起業と言っているけれども、起業までいかなくても、物を買う、決定権は大体奥さんが持っていますので、女性がやっぱりこのまちに魅力があるというお店に感じられるようなところにするのに、やっぱりそれには市民の提言とか、市民が意見が言えるという、このアンケートを見ても、やっぱり直売所をもうちょっと充実してもらいたいし、それこそ、残念ながら私黄金の梨は知らないのだけれども、トマト屋さんでトマトがおいしくて、だけれども傷トマトで安く出ているのを何かゼリーにしてくれるところないのかなといつも思ったり、上尾のお土産としてすごく思うのです。それで、西口の直売所も、そこの直売所もそうなのだけれども、せっかく上尾、地元の野菜が豊かなのに、買えるところがなかなか。農家のところまで行っても、そこに行ってもない、もう売り切れてしまったというと、やっぱりわざわざそこまでは行けないのですよね、忙しいし。何か駅の近くで直売所があったら、すごく皆さんそこで買うだろうなと思うし、いろんなものはあれだけれども、やっぱり食べるものというのは必要なものだし、安心なものを食べたいと思うし、すごく可能性としてはこの自然環境豊かなところでいろんな農業体験もできるようなこととか、体験農園として進んでいるところもあると伺いますけれども、もっともっと上尾の魅力って、今まで私も知らなかったけれども、気づかなかったけれども、何か自転車で走ってみたいなと思うところとかもいっぱいあるし、もっと魅力をアピールして、実効ある産業振興ビジョンになるように、景気の波に負けないような中身にぜひバージョンアップしていただきたいなと切に願っているのですけれども、いかがなものでしょうか。



○委員長(道下文男) 質疑は1つでいいですか。1つでよろしいですね。



◆委員(平田通子) 質問は、指導、相談体制と、連携をどういうふうにするのか。



○委員長(道下文男) 小幡課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) 1点目の相談体制のところなのですけれども、市ではよろず経営相談ということを4年ほど前からやっておるのですけれども、ここについてはなかなか相談件数が伸びないというのが現実です、残念ながら。

  あと、市ではないのですけれども、これ、商工会議所というのはそもそもそういう中小企業の経営相談に乗るというのが本来の業務でして、ここでは相談件数はかなりの数やっていると聞いております。それと、アブセックという組織がありまして、ここは企業OBの方が200人ほど登録されて、いろいろな活動をされている団体なのですけれども、ここでも企業を回ってISOの診断をしたり、いろいろの相談に乗っているといったような組織もあります。

  それで、今後どうするかという話なのですけれども、そういう組織があることを前提に、一定の役割分担のもとに、行政の方でもそういう企業の役に立てるような何なりかの組織ができないかなということで今現在検討しているところです。

  既存のそういう団体がありながら、なぜ行政がやるかという、この線なかなか難しいのですけれども、仮にやってうまくいくとしたら、その一番のポイントは、アドバイザーなりコーディネーターなり、そこに有能な人を持ってこれるかどうか、これが最大で、一番大きな問題になると思います。私どももことしの2月ぐらいに大阪の八尾市というところに視察に行く機会があったのですけれども、そこでもやっぱりそういうアドバイザーにいい人が見つかって、その後長くいい方向に回転しているというのがありますので、そこはポイントになる。実際、企業は例えばいろいろな相談事があるわけですね。例えば、こういう検査機器を持っているところを知りたいのだけれども、それってどこにあるのとかいってもなかなか見つからないとか、あるいは新製品開発するときに、工業系のデザイナーの意見をもうちょっと聞きたいのだけれども、そういう人を知らないかとか、そういったことになかなか今の体制の中では対応できていないという現実もありますので、人材を探して、そういった問題にも対応できるような仕組みができないかということを模索したいなということが1番目に対するご回答です。

  2番目はいろいろ多岐にわたるご質問、ご意見があったかと思うのですけれども、共感したのは、1つはゼリーにしたりというお話があったのですけれども、農産品というのはできる時期というのは限られているわけなのですけれども、あと先ほどの箕輪委員の話ではないのですけれども、規格外の物は必ず出てきたりするわけで、それを何なりか無駄にしないで商品化するような、ゼリーだとかジャムだとかジュースだとか、そういったものができれば、かなり収入の確保とか、そういうことにつながると思っています。この辺が今で言う農商工連携ですとか、6次産業化とか、そういった話につながってくるのだと思うのですけれども、そういった仕組みを上尾でとれないかということもこれからの重要な検討の課題ということだと思います。

  あと、アピールが足りないのではないかというようなお話がありました。全くそれはそのとおりだと思います。これについても、例えば今私どもが課題として抱えているのが、商・工・農・観連携ポータルサイトというようなものもありますので、そういった場でも委員のご意見も念頭に置きながら今後検討していきたいというふうに思っております。

  以上です。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。

  よろしいですか。

  平田委員。



◆委員(平田通子) 市民の力をぜひ活用したいという、そういう意味で、継続的な交流、連携というのはどういうことを考えているのですか。市民ではないのですか、産業間における定期的かつ継続的な交流連携組織の構築というのは。



○委員長(道下文男) 小幡商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) 基本方針の2の中の検討事項の2番目のことをおっしゃられた。



◆委員(平田通子) はい。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) これは、できれば、今策定委員会をやっていて、いろんな各種団体あるいは各界各層から集まって議論していただいているのですけれども、なかなかいい意見が出てくる場になっていると思います。イメージとしては、こういった形で、例えば産業振興会議みたいなものを設けて、上尾市の中で産業を活性化させていくためにはどういう施策が必要かといった観点とか、そういったテーマを決めて、継続的に議論していく場をつくっていくことを検討していきたいなといったことです。



○委員長(道下文男) これは、平田委員、今言った内容は市民との一番下のことではなくて。上ででいいのですか。



◆委員(平田通子) いや、それは、一番下はあれでしょう。



○委員長(道下文男) 市民とのそういうことではないのですね。



◆委員(平田通子) 工業団地の話を、ほとんど何か話をされていたので。



○委員長(道下文男) いいのですね。では、分かりました。よろしいですか。



◆委員(平田通子) はい。



○委員長(道下文男) ほかに。

  秋山副委員長。



◆委員(秋山かほる) 全く個人的なことだけれども、丸山公園に行くと、土日は本当に市外からもたくさん人が来ているね、あそこはね。あそこ、多目的広場ってあるではない。私、何するのですかと言ったら、目的がないから多目的広場なんて言われて。



○委員長(道下文男) 目的がないのではない。



◆委員(秋山かほる) そう。やったことがあるのだけれども……



○委員長(道下文男) 多くの目的だよ。



◆委員(秋山かほる) ああいうところを、例えば人がいっぱい来るわけではない。そうすると、財布もいっぱい来るわけだ。口も来るし。そういうことを、例えば市の推奨品とか、あと何でもいいや、かき氷とか、そういう常に人が集まる場所を使えないか。例えば、そこで何とかグルメ、ご当地グルメあそこでやってみるとか、そうすると、つまり本当に人がいるわけですよ。子連れだから、それもね。ちょっと何かあれば物が売れるなとすごく思うのね。

  だから、その辺もそうだし、例えば今アリオってできたでしょう。すごい人ですよ。こんなにたくさんの車が、よく集まったなというぐらいだあっとあるわけですね。まだ私行ったことないの、近所なのだけれども。とても恐ろしくて行けないというぐらいにすごいですよ。

  例えば、ああいうふうに上尾に集まる。例えば、あれってやっぱり大店舗と地元商店では必ずぶつかるので、調整もするのですけれども、それをどう生かすかといったら、あそこに来た人たちをどこかに誘導できる策がないかとかね。せっかく来るわけですよね。だから、やっぱりそういうところでうまく連携していくような、いいものを生かすまちづくりというのはやっぱり必要なのではないかなと。黙っていても人が集まる場所とか、例えばあそこを丸山公園に誘導する、どこかに大きな。子連れ結構いるから、ああいう大きな施設ね。だから、子どもの遊び場があるでしょう。あの子どもの遊び場の通りの向こう側に、上尾丸山公園こっち、小動物コーナーありとかいろんな看板をつくってみるとか、やっぱりそうやって人の誘導をしながら、つまり市内でどの業者がここで銭をもうけることができるかという、そういうような具体的なことも必要ではないかなというふうに思うのね。そこで、例えばこの梨はここでしか買えないとか、ほかはとても高いけれども、ここだったら少しはまけてあげるとか、店舗がない分とか、ちょっと規格から外れているけれども、だけれども、誰にも負けないおいしい味をここだけで買えますとか、そういう何かやっぱり、上尾市内の誰かが、どこかの分野がやっぱりそれによって利益を得なくてはいけないわけですよね。だから、そういう、子どものを使ったらここで利益が、この人たちに利益が上がるという、そういうものを市内をぐるっと見渡して、そういうことができる場所と条件を探していくというのもとても大事なことだというふうに思います。

  だから、具体的にしてほしいのです。例えば、埼玉新聞に載ったでしょう。深谷、駅のそばの飲み屋街。わっと人が集まったとね。やっぱりあそこが、そういう市が条件を整えてくれることによって、市内の業者さんの幾つかが非常に元気が出たという、そういうやっぱり事例が出るような。それ、直接税収の向上に結びつく具体策を模索していただきたい。

  やっぱり、これだったらうまくいくというひな形はないと思うのです。だから、とりあえず今これができるというところをやっぱりやっていただいて、大した予算は必要ないと思います、今あるものを生かすかということであればね。というふうに思いますので、今後そのビジョンをつくるに当たって十分、先ほどは聞いたから、試しにいろいろやってみながらいくということでしたから、そういうことを考えていただきたいかなというふうに思っています。平方にはおまんじゅうつくるのが上手な人もいますし、屋台のうどん屋も上野本郷の特別なうどん屋台があるのですよね。とか、やっぱり地域の人たちと相談するといろんなことが出てくるのではないかな。それと、今若い人たちが失業してしまっているとか、収入がない人たちはたくさんいるのですよね。だから、そういう人たちも何か参加できて、アルバイトができて、地域に貢献できてというような、そういうのもいいかなというふうに思います。例えば羽根木プレーパークとか冒険遊び場とか、そんなことも併せて、つまりいろんな層の人たちが、それによって子どもも元気になるし、あと若者も元気になるし、ついでにじいさん、ばあさんもここでちょっと小遣いを稼げるよみたいな、そんなふうなことをぜひ考えてください。これは要望です。



○委員長(道下文男) どうですか。ありますか。小幡商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) いろいろありがとうございました。

  それで、ちょっとアリオ絡みでお話がありましたので、その関連で1つ2つなのですけれども、1つは、アリオができる1年ぐらい前か、もっと前からなのですけれども、西部地区商店会連合会とアリオとの話し合いを定期的にやってきまして、我々商工課とか商工会議所も入ってやってきた。おっしゃられたとおり、あそこに来る客を何とか回すような仕組みができないかということでいろいろ考えたのですけれども、スタンプラリーできないかといろいろ考えたのですけれども、あるいはカード、ナナコとかそういうカードを商店の方でそろえて買い物できるようにできないかとやったのですが、結果今のところうまくいっていません。ただ、今後も、開店後も定期的に協議をしていく場をつくることにはなっていますので、今後そういう模索は続けていきたいという……



◆委員(秋山かほる) ごめんね、商店ですか。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) あともう一点だけ、短く。あと、これは会期末の代表者会議で報告はさせていただいたのですけれども、アリオの中にパンフレットを置くコーナーを設けました。私も観光ガイドマップとかいろいろ各種置いてあるのですけれども、物すごい勢いでなくなりますよね。だから、そういうところもひとつ上尾市のほかの施設とか、あるいは、真っ正面からバッティングする商売の宣伝みたいなのは難しいとは思うのですけれども、例えば観光農園ですとかそういった程度ならパンフレットがあれば置けるかと思いますので、その窓口は商工課がやっていますので、今後いい使い方があれば考えていきたいというふうに思っております。

  以上です。



○委員長(道下文男) 秋山副委員長。



◆委員(秋山かほる) 要は市の仕事は、例えばあそこに行った人が、では帰りにマミーマートに寄るかといったら、寄らないです。だから、そういうことではなくて、やっぱり魅力的な場所と物づくりをすることが市の仕事ではないかなと思うのです。それをどうつなげるか。ただ、商店同士だと、やっぱり利害関係の対立の調整でしかないわけですよね。だけれども、市全体の産業活性化というのはちょっと次元が違うから、やっぱり別の分野でのいろんなことが必要だと思います。ただ、利害関係の調整は必要ですから、それは。ここができたら、多分ここはつぶれるだろうという、それは困りますから、ではこの辺で折り合いをつけてとやっていらっしゃるのは存じていますけれども、それは必要ですけれども、それ以外のやっぱり魅力ある場所をどうつくるかということと、どう誘導できるかということはやっぱり考えた方がいいと思います。せっかくあんなに人が集まって、商店街の利害調整だけではつまらないよと思います。



○委員長(道下文男) ありがとうございました。

  ほかに。

  鈴木委員。



◆委員(鈴木茂) 私は余りこっちの産業とかそういうのは専門家ではないので、偉そうなこと全然言えないのですけれども、産業振興ビジョンってやっぱりお金をかけて、毎回言っているのだけれども、つくるわけですよね。だから、せっかくつくってどうなのかなというのをいつも思ってしまうのだけれども、今回視察に行って、富士市のf―Bizだったっけ、あと熱海の営業する職員とかという、すごく分かりやすいのに、あるのに対して、こういう、まだでき上がっていないけれども、この上尾市の産業振興ビジョンなんていうのは、題目といえば当たり前というか、当たりさわりないのがばあっと並んでは、「はい、終わり」となってしまう。お金がかかって、どうなのかなというふうに思ってしまうのですけれども、部長なんか一緒に行ってみて、やっぱりここは上尾もこうした方がよかったなとかというの、何かありましたか。



○委員長(道下文男) 和田環境経済部長。



◎環境経済部長(和田正憲) 富士市のf―Biz、熱海のA―bizですね、これはひとつ麻薬みたいなもので、成功、失敗とか、人物が分からない人に4,200万出して、市長も議長も同意したと。結果的には1,200件という話ですけれども、年間数件の成功例は見させてもらいましたけれども、その下には1,000件近い失敗例もあるのかもしれないですね。

  もう一つは、あそこの理屈は、あの人はこういうふうに言っていましたね。幾ら人が集まっても、いいものをつくらなければ売れない。強みがなくては売れないのだ。駅の自由通路だって何だって、それはいいものでなくては人が集まってくれないよ。ゆえに、やる気のある人だけは私は相談に乗って強みを見せる。それ以外の人の均等な補助はもう打ち切るのだと、こういう割と特化した考えと、ご本人が国の役人というか、あるわけですよね。あとはマスコミにも強いという中で、上尾市一つとしては、物づくり協同組合とかいろんな形でグループの中で固まっていく中で、情報交換しながら上尾市全体を売っていこうよというのがあるので、どっちかの印象とすれば、上尾市にf―Bizというのはちょっとなじまないかなと。

  そういった意味で今提案させていただいているのが八尾市方式の振興会議ということで、これは最初2、3年行政、偉いコーディネーターというか、熱心なコーディネーターが、補助金といったってわけ分からないというのを商工課の職員と全部回ったのです、一件ずつ。それでセミナーを開きながら、ではそれからやっていこうという話で、2、3年は八尾市役所が事務局をしていたのですけれども、もう行政に頼ってばかりいられないと。補助金はそんなにもらってもしようがない、自分たちでやろうということで、その会議の中でことしはこれをやろうと決めたことは絶対にやり通すと、そこまで育ってきて、十数年八尾市は続いている。むしろここで産業振興会議とかというお話がありますけれども、そういった面での新たな提案というのはさせていただいているところでございます。

  産業振興ビジョン、具体的に何をやるという、役所のプログラムに一部してはどうかというお話もいただいていますけれども、やはりそういった中で、事前に、25年度、26年の頭からもうこれの方針を受けて、具体的に予算要求もことしの3か年からしていきたいというお話もございますので、アクションプログラム的なものも含めながら策定していきたいというふうに考えています。まだこれからですね、各論の施策について。

  以上でございます。



○委員長(道下文男) 鈴木委員。



◆委員(鈴木茂) これからアクションプログラムをつくっていくということで、できるだけ具体的に、ただ本当に、きれいな冊子ができましたというのではないものにぜひしてほしいと思います。

  以上です。



○委員長(道下文男) それでは、ほかにありますか。

  箕輪委員。



◆委員(箕輪登) 基本方針1の中の検討事項の中で、女性、若者支援という視点でということで、策定委員会の委員の方から出るという話なのですが、具体的にこの女性、若者支援というのは、お客さんに対しての、お客さんを女性とか若者をターゲットにしてやるというような支援なのか、それとも女性経営者とか若者経営者を支援するということなのか。若者、女性の経営者ということで。であれば、やった場合、今現時点で策定委員会さんの中で女性はいらっしゃるのか、それは知りませんけれども、どういう方がこれを言われたのかと、あと上尾市内で商業、工業ひっくるめて、女性経営者なり比較的若い方が経営しているというのはどのぐらいあるのかというのをちょっと教えて、大ざっぱでいいですけれども、あるのであれば、ちょっと有名なところでも教えてもらいたいなと思うのですけれども。



○委員長(道下文男) 小幡商工課長。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) 第2回の策定委員会が2月下旬にあったのですけれども、関東経済産業局の課長さんがこの意見を言いました。内容としては、中心となるのは創業支援です。女性が何らかの創業する場合に応援することを考えてもいいのではないのという、そういった話でした。

  あと、女性経営者どのぐらいというお話、ちょっと申しわけないですが、ちょっと把握していないので、ちょっと答える材料持っていません。



◆委員(箕輪登) 要するに、いなくはないのだよね。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) いなくはない……



○委員長(道下文男) いるだろうけれども。



◎次長兼商工課長(小幡雄人) そんなにはいない。



○委員長(道下文男) その人数は恐らくはいないということですね。



◆委員(箕輪登) 分かりました。



○委員長(道下文男) よろしいですか。



◆委員(箕輪登) はい。



○委員長(道下文男) ほかに。よろしいですか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○委員長(道下文男) それでは、質疑を終了いたします。

  質疑はないようですので、ここで一度委員会を閉会いたしまして、また次回の定例会の協議をしたいと思いますので、執行部の皆様、大変お疲れさまでございました。





△閉会の宣告



○委員長(道下文男) 以上をもちまして文教経済常任委員会を閉会いたします。

  ご苦労さまでした。

                                   (午後 2時35分)