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埼玉県 深谷市

平成11年  3月定例会(第1回) 03月10日−04号




平成11年  3月定例会(第1回) − 03月10日−04号







平成11年  3月定例会(第1回)





        平成11年深谷市議会第1回定例会議事日程(第10日)


平成11年3月10日(水曜日)

 1、開  議 午前9時
 2、市政一般に対する質問
 3、次会日程報告
    3月11日(木曜日)ないし3月22日(月曜日)本会議休会
    3月23日(火曜日)午前9時本会議
    委員会の審査経過並びに結果報告
    委員長の報告に対する質疑、討論、採決
 4、散  会

〇出席議員(24名)
     2番   小  島     進  議員    3番   飯  野     広  議員
     4番   柴  崎  定  春  議員    5番   吉  岡  信  彦  議員
     6番   中  村  友  久  議員    7番   原  口     博  議員
     8番   高  橋  靖  男  議員    9番   小  林  恒  雄  議員
    10番   福  島  四  郎  議員   11番   森     公  治  議員
    12番   今  井  俊  雄  議員   14番   中  村  和  男  議員
    15番   北  本  政  夫  議員   16番   宮  沢  弘  昌  議員
    18番   佐  藤  美 智 子 議員   19番   今  村  三  治  議員
    20番   池  田     昇  議員   21番   塚  越  補  寿  議員
    22番   大  沢  正  雄  議員   23番   島  崎     陳  議員
    24番   福  島  敏  雄  議員   25番   栗  原  庄之助  議員
    26番   梅  沢  利  夫  議員   27番   又  吉  清  孝  議員

〇欠席議員(1名)
    17番   細  矢     弘  議員

〇事務局職員出席者
   事務局長   福  島  豊  次      局長補佐   河  田  新 八 郎
   議事係長   吉  川  芳  明      調査係長   柿  沼  政  好

〇説明のための出席者
   新  井  家  光   市  長      宮  田  正  夫   収入役

                                       水道事業
   加  藤  和  説   教育長       武  井  克  巳
                                       管理者

   生  方  貞  夫   秘書室長      野  口  光  章   企画部長

   小  関  一  弥   総務部長      本  庄  八  衛   税務部長

   木  島  武  晃   市民部長      倉  上  征 四 郎  環境部長

                福祉健康
   香  川  治  郎             矢  島     茂   経済部長
                部  長

                                       都市整備
   清  水  征  一   建設部長      安  野  信  行
                                       部  長

                下水道
   金  子  康  雄             真  下  裕  史   水道部長
                部  長

                                       総務部
   正  田  孝  光   出納室長      松  本  高  康
                                       次  長

                                       行  政
   逸  見     稔   教育次長      神  藤     喬   委員会
                                       事務局長

                行政管理
   森     利  明
                課  長




          3月10日午前9時2分開議







△開議の宣告





○北本政夫議長 ただいまから本日の会議を開きます。





△宮田収入役退任のあいさつ





○北本政夫議長 宮田収入役から発言を求められておりますので、特に発言を許可いたします。

 宮田収入役、登壇願います。



          〔宮田収入役登壇〕





◎宮田正夫収入役 皆さん、おはようございます。議会開会中、大変貴重なお時間でございますが、議長さんの特別のお許しをいただきましたので、一言退任のあいさつを申し上げます。

 このたび本日付をもって任期満了となりました。2期8年、議員各位には公私にわたり大変お世話になりました。心より厚く御礼申し上げます。今後は、一市民として深谷市繁栄のため、力不足ではありますが、努めてまいりたいと存じます。議員各位のますますのご健勝と、深谷市議会のさらなる躍進を心より祈念申し上げまして、御礼の言葉といたします。ありがとうございました。



○北本政夫議長 ただいま宮田収入役から、大変ご丁寧な退任のごあいさつがございました。私からも、本当に長い間市民のため、そしてこの深谷市政のために一生懸命頑張っていただきました宮田収入役に、本当に心からご苦労さまと申し上げたいと思います。ありがとうございました。ぜひ引き続き一市民として、先ほど申されましたように、深谷市政あるいは深谷市民のためにこれからも頑張っていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。ご苦労さまでした。





△市政一般に対する質問(続き)





○北本政夫議長 それでは、昨日に引き続き市政一般に対する質問を続行いたします。

 11番 森議員。



          〔11番 森議員登壇〕





◆11番森公治議員 11番、森公治です。市役所の西の通り、市道1号線を北へ向かっていくと、間もなく市街地を抜け、道路の両側には水田地帯が広がります。さらに北上すると小山川があります。やがて小山川の土手は、黄色い菜の花が一面に咲き乱れるのどかな田園風景が見られる季節となります。しかし、この時期は農業用水路に生活排水が流れ込み、悪臭を放つ季節でもあります。かつては、この地区の農業用水路にはメダカやオタマジャクシが泳ぎ、水路の土手や田んぼのあぜにはスミレやタンポポが花を咲かせ、空にヒバリがさえずっていたのであります。人口10万人を超えて発展している深谷市の中にあって、北部の水田地帯は生活環境が悪化しつつあり、また農業の担い手の高齢化が進み、やがて耕作が放棄される農地が出てくることは明らかであります。

 また、大寄地区は人口が減少し、特に少子化が著しく、大寄小学校の児童が年々少なくなり、このままでは小学校の維持ができなくなってしまいそうな状況にあります。その原因は何かといえば、市街化調整区域であり、農業振興地域ということで、農地の宅地化が極端に制限されていることによるものであります。大きく発展している深谷市の中にあって、北部の水田地帯は取り残されているという感が強いのであります。このような地域にこそ行政の目を向けなければ、深谷市の今後の発展は望めないのであります。このような観点から、平成4年より圃場の再整備、集落内道路の拡充と、集落排水処理事業による生活環境の整備、そして一部農地の宅地化による人口増を目的として、小山川右岸地区活性化事業を推進してまいりました。新井市長は、この事業をどのように評価しておられるのでしょうか。上敷免、高畑、戸森地区を中心とした大寄東部地区は、多くの農家の皆様の同意を得て、県営土地改良事業の施行申請と土地改良区の設立認可申請を昨年10月末に県に提出しております。今後この事業をどのように推進していくのかお尋ねいたします。

 次に、今後県営土地改良事業の施行と土地改良区の設立申請を予定している大寄西部地区について、大寄東部地区と同様な考えで推進しているのかどうかお尋ねいたします。大寄西部地区については、地域の活性化の開発の核となるような施設がないと活性化が進まないのではないでしょうか。市は、何か核となるような施設を考えているのかどうかお尋ねいたします。

 また、福川南部地域については、市街化区域に面している地域であり、他の2地区とは変わった活性化策が必要ではないでしょうか。例えば、宅地化率を高めるとか、あるいは運動公園といったような施設をつくるといった政策が必要ではないのでしょうか。市の考え方をお聞かせください。

 次に、小山川右岸地区活性化事業の大寄東部地区内に移転を予定している深谷赤十字病院についてでありますが、市長は県議会議員であった昨年7月、県議会の一般質問の中で、深谷赤十字病院の移転先として大寄地区は不適当であるという質問をしておられました。その理由の一つとして、低湿地帯である旨の発言をしておられました。大寄地区は水田地帯でありますが、決して低湿地帯ではありません。多くの先人の努力により、かんがい用水が開かれ、長年にわたりそれを維持管理して今日に至っているものであります。市長は、低湿地帯という認識を改めていただきたい。深谷赤十字病院の移転については、昨日の質問の中で18日に市長が日赤側と話し合うということでありますので、その結果を待ちたいと思います。ただ、1点お尋ねいたします。市長は、深谷赤十字病院の移転先として、大寄地区が不適当であると今でも考えておられるのかどうかお尋ねいたします。



○北本政夫議長 矢島経済部長。



◎矢島茂経済部長 小山川右岸地区活性化事業の中の、1点目の大寄東部地区の今後の事業の進め方についてお答え申し上げます。

 本事業につきましては、議員ご存じのとおり、平成4年度から大寄地区を中心に地域の活性化が求められるとともに、地元住民からこれを強く要望する声が高まり、小山川右岸地区活性化促進協議会が発足され、これに伴い県とも協議しながら小山川右岸地区活性化事業を推進してまいりました。本地区は、農業振興地域の整備に関する法律に基づき、また地元の合意を得て農村活性化計画を作成し、総合的な整備を行う目的の中で、まず優先される農業生産基盤の整備を実施するものでございます。大寄東部地区につきましては、平成10年10月29日付で都市改良法に基づく申請人により申請が行われました県営土地改良事業、担い手育成基盤整備事業の施行について、平成11年1月6日付で知事から適当である旨の通知を受けました。これと同時に申請した土地改良区の設立認可申請は、定款などの審査中のため、現在適否の決定に少し時間がかかると思われます。土地改良事業は、地元の申請事業でありますことから、事業に関係する地権者全員の同意があって実施できるものであります。現在の同意率は、関係者総数455人に対し、73%でございます。この背景には、農業者の高齢化及び後継者不足、さらに米の生産調整政策、また景気回復の兆しが見られない社会情勢の中で、未同意者の理解を得るにはかなりの時間を要するものと思われますが、早急に同意率100%達成を目標に、土地改良区設立のため、小山川右岸地区活性化促進協議会及び設立申請人と協力し、未同意者の事業参加の呼びかけ、事業着手に向け、引き続き全力を尽くしてまいりたいと考えております。

 なお、続きまして2点目の大寄西部地区の今後の進め方についてお答え申し上げます。大寄西部地区につきましては、土地改良事業の法手続を行う設立申請人の選出について、各集落ごとにお願いしているところでございます。この選出により、申請人組合が組織され、3条資格者の同意の取りまとめを行うこととしております。なお、事業の推進に当たっては、地元説明会を開催し、関係者の理解と協力を求めて、小山川右岸地区の活性化促進事業の一環として、地元と一体となって事業化に向けてまいりたいと考えております。福川南部の地域については、地域性を考慮し、地域に適した事業手法を検討することが必要で、県が行った農業農村基盤調査の結果をもとに、小山川右岸地区活性化促進協議会を通じて地元と協議し、地域の総合的な活性化計画を推進してまいりたいと思います。このような状況の中で、なおご質問の中にもありますように、本地域に核となる市の施設の導入計画についてでございますが、現在のところ事業推進中ということでございますので、検討しておりませんが、今後事業推進の中で地域の関係者の要望を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。

 以上のとおりでございますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 森議員の私に対するご質問にお答えします。

 まず、第1点は、小山川右岸事業活性化事業の話であります。森議員のご指摘のとおり、大寄地区は過疎化、また本当に少子化に悩んでおるということは、もう私も十分わかっております。その中で、小山川右岸活性化事業というのは、農業の生産基盤の整備とともに生活雑排水の整備を行うという趣旨で設立されたものということも、私は十分理解しているつもりであります。しかし、今日の農業の後継者不足、また担い手、また農業をする方々自身も高齢化になっていること、景気の回復が非常におくれているという、そういういろいろな事情が重なり合いまして、かなり同意率が73%と、まだ低いということであります。しかし、深谷の北口、特に大寄地区のこの問題というのは、森議員ご指摘のとおり、十分私は理解しているつもりであります。そのためにも、今後未同意者の加入を呼びかけ、全力を私は尽くしたいと思っております。同じ市で、南がいい、北がいいとか、そういうまちではありません。やはり公平、公正に、南北均一な活性化を図るのが今後の市政の大きな課題だと私は感じています。

 小山川右岸の活性化事業についてのうち、二つ目の大寄西部地区の今後の進め方でございますけれども、福川南部につきまして地域性を考慮し、地域に適した事業手法を検討することが私は大事だと思っております。また、県が行った農業農村整備基礎調査の結果をもとに、小山川右岸活性化事業促進協議会を通じまして、地元の人とまた密接にひざを交えまして、今後の活性化対策を検討していきたいと思いますので、よろしくご指導をお願いいたします。

 さらに3点目といたしまして、深谷日赤の大寄地区の移転のことでございます。私は、先日申し上げましたように、これも医療において医療過疎は私は断じて許されないと思っております。南北に、人の命を預かる以上、医療機関のあり方というのはやはり均等でなければいけないと。時間的にも、アクセス、それから周辺の状況、それらを総合的に踏まえた検討が私は大事だと思っています。それは、十分森議員と同様に私も認識しております。大寄地区の地域が不適当であるか否かの質問でございますけれども、私は事業の推移、日赤の移転状態がどのように推移しているのか、私には何の連絡もなくこのまま推移してきたのも事実であります。また、市議会でどのようなことでこれが進捗しているかということも、また院長の方からも私にはそのような話は今までなかったわけであります。

 ただ1点、私が申し上げたいのは、活性化というものはどういうものかということであります。活性化というものは、周辺の宅地も整備できず、またアクセス、それから災害のときの周辺の条件、すべてのものを総合的に支援をして、初めて私は移転が可能になるものだと思っております。でなければ、建てた後の利便性、また患者さんの不便というものを考慮した上でいろいろなものを決定していかなければならないと私は思っております。大寄地区が不適切であるか否かということは、今後のこの日赤の移転についての整備がどこまで協力できるものなのか。また、赤十字本体が、これは事業の主たるものであります。その主たるものの事業運営が、どのようなものを想定しているのか。そういうものを私は改めて確認し、可能な限り協力できるものは、私は協力していきたいと思っております。同じ地域であって、不適切、適切ということは、この場は控えさせていただきたいと思います。ただ、広く深谷市全体を見れば、どの地域でも私はよろしいのではないかと思っているのは事実であります。深谷市内であれば、私はいいと思います。ただ、1点としては、利用するのは患者さんであります。弱者であります。弱者にとって利便性、そしてこの病院の特色は周産期と災害拠点病院でありますし、3次救急病院であります。その効率と、また役割が十分果たせるようなところであれば、私は口を挟むようなことは避けたいと思います。よろしくお願いいたします。



○北本政夫議長 11番 森議員。



◆11番森公治議員 小山川右岸地区の、特に西部地区及び福川南部地区の今後の進め方なのですけれども、今核となるような施設が、これから考えるのだというようなことでございますけれども、東部地区については日赤病院という大変核になるような施設が来る。今後どうかわかりませんけれども、一応そういう形になっておりまして、ある程度同意率も73%という形で上がっておりますけれども、西部地区あるいは福川南部地区について、そういった施設、あるいは何か事業がないとなかなか皆さんの同意を得るのが難しいのではないかと思いますけれども、それについて市の方はどのように考えておるのかお尋ねいたします。

 また、日赤病院の移転についてでございますけれども、市長は市長選の折には日赤病院について移転先周辺で10万坪単位の開発が必要であるというような文書が出ておりましたけれども、そういった文書を出した事実があるのかどうか。また、それについて小山川右岸地区の活性化事業に大変深いかかわりがありますので、もしそういうことを考えておられるのでしたら、真意をお聞かせいただきたいと思います。



○北本政夫議長 矢島経済部長。



◎矢島茂経済部長 再質問にお答え申し上げます。

 西部地区または南部地区ということで、核となる施設、何かこれから考えられるかということでございますけれども、先ほど答弁申し上げましたとおり、これから事業推進の中におきまして、この辺につきましては皆さんと相談しながらうまい方法を考えていきたいというふうに考えております。議員もご存じのとおり、過疎化対策につきましては新規住宅等についての計画は持っているわけでございますけれども、特に核となる施設については今までも進めてまいらなかったということでございます。そういうことから、今後事業推進の中において、要望等を踏まえながら検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 森議員の私に対する再質問にお答えいたします。

 私は選挙中、活性化ということについて幾つか考えておったことがあります。それは、核となる施設があって、ただそれが畑の中に建っているだけでは、私は活性化とは考えておりませんでした。やはり周辺の人口がふえて、経済的な波及効果、また人口の流入があって、若い人たちが集まれるようなものがあって、初めて大寄地域は活性化するのではないかと。先ほど来森議員が、過疎化、少子化に悩んでおられるということは十分聞きました。しかし、一つの中核の施設が存在したから、それで若い人たちが集まるか、そしてさらに子供たちがその周辺にふえるかというと、これはまた疑問を持つところであります。その意味で、核となるものがあれば、その周辺の整備をしながらやはり農振除外が外れるかどうかを今後検討しながら、新しい市街地形成に向けてもいい一つの策ではないかと。ただ物をつくるだけでは、やはり私はいけないのではないかと。その周辺に公園があって、コンビニがあって、薬局があって、そして周辺に住宅があって、職員の宿舎も整えられるような、そのような複合的な考えでなければ、私は活性化はなかなか進まないのではないかということをいつも思っていました。その意味で、その周辺の小山川右岸ということ、少子高齢化も踏まえて、どのように住宅を整備したらいいものか、私は今後の課題とさせていただきたいと思っております。

 さらに赤十字の移転というのは、市が決められることではございません。もう森議員もご承知のように、赤十字本社が社団法人として、この進出を決定するのか否かは赤十字にかかっていると私は思っております。主たるものは赤十字であります。従たるものが市であります。したがいまして、従たるものの立場としては、側面的な協力をするわけでありますけれども、主たるものの意見と、またその決定は主たるものの赤十字本社であります。そういう意味で、仮に北口のこの大寄地区にやはり断念するような経済的な事情、財政的な事情が生じた場合のことも私は想定しなければならないと思っています。その際、日赤が明らかに北口に移転を断念するようなことがあれば、北口のその地域において核となるようなものを、その時点で検討しなければならないなと、私はそのように考えております。

 以上であります。



○北本政夫議長 11番 森議員。



◆11番森公治議員 大寄西部地区、あるいは福川南部地区について、核になるような施設をこれから検討するということでございますけれども、今までにおいても地域の人たちの話し合いの中で、いろんな核となるような施設が欲しいという形は、十分に市の方へは通じているはずでございます。特に福川南部地域においては、市街化区域に接している地域でありまして、その地域を特に市街化調整区域は非常に目に見えて、格差が見えているわけですね。そうするとその地域に、やっぱり地域の人たちの要望によれば、例えば運動公園みたいなものを、ある程度広いことが必要だという話が当然今までにも出てきておるわけですけれども、そういうことを考えて今後進めていくのかどうか、その1点をお尋ねいたします。

 市長におかれましては、日赤問題について確かに市長さんの言うとおりだと私は思いますけれども、もし日赤が大寄地区に移転しないと決定された場合には、市長は大寄東部地域についてはどのような施設を考えておられるのか、その1点をお願いいたします。



○北本政夫議長 矢島経済部長。



◎矢島茂経済部長 再々質問にお答え申し上げます。

 福川南部地区の核となる施設ということで、大きな公園等という話でございますけれども、この辺につきましては平成4年、私たちがこの事業の推進に当たった当時から、その話は伺っております。そういうことで、いずれにしても基盤整備とあわせてやらないと用地の関係等につきまして難しいということで、基盤整備を進めながらその辺についても考えていきたいというふうに現在のところ思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 森議員の北口に移転のない場合どのようなという、私に対するご質問でございますけれども、現時点想定しているのは、私は赤十字が今進行中でございますので、その推移を見守りながら、最終的な結論を見てから私はお答えしたいと思いますので、この場のお返事はご遠慮させていただきます。



○北本政夫議長 11番 森議員に申し上げます。

 既に発言が規定の回数に達しておりますが、会議規則第56条ただし書きの規定により許可いたします。

 11番 森議員。



◆11番森公治議員 日赤病院が移転しない場合については、まだこれから、もしそういうことになってもこれからだということでございますけれども、先ほどの開発ですね、例えば10万坪開発が必要だというような話を選挙中にしておられたということでございますけれども、基本的に大寄東部地区、上敷免、高畑、戸森の含む地域について、日赤が来るか来ないかは別として、ある程度農業以外の施設で開発をするという考えがあるのかというか、そう聞き取れたのですけれども、そのような理解でよろしいのかどうか確認したいと思います。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 私は、今日赤の病院の方の進行も現在お見合いをして、これが結婚が進むかどうかであります。離婚のことは、私はまだお話ししたいという趣旨ではございませんので、その点をご理解していただきたいと思います。さらに、では活性化になるようなものも考えておるかということでありますけれども、北口にとって少子高齢化が非常に厳しい状況はもう重々承知しております。そのためにも、今後の施策として若い人たちが集まれるようなものを、施設も検討には入れております。ただ、今ここで森議員のように、私があれをつくりたい、これをつくりたいというのは、もう少し時間をいただきたいと思っております。しかし、何らかの、私自身も今検討しているのは、もちろん医療施設も結構、福祉施設も結構、もう一つはやはり学園なり、そういう構想も一つは結構ではないかと思う。

 私自身も一つだけ、これは私の個人的な考えとして森議員にお伝えしたいと思っております。今渋沢栄一翁の、いろいろ青淵事業を行っております。事業を行うに当たりまして、一番これから社会に有用なもの、そして地域、大きく見れば世界にとって一番何がこの深谷市から送れるものかなというふうに考えたときに、例えば物とかお金とか、そういうものではなくて、私は人材を世界、またアジア、そして日本、小さくすれば深谷、この人材を供給することが形成事業としての、大きな私は意義があるのではないかなと、そのように感じています。ですから、これからどんなに不況があろうとも、国ががたがたしようとも、人だけは生き続けるわけであります。その人材を、渋沢栄一翁の教訓と、その偉業をたたえて深谷市から世界に、アジアに、日本に出してあげるのが私たち深谷市民の務めではないかなと、そのような感想を持っております。ですから、コンセプトとしては、そのようなところから森議員、私はこの施策を北口にどうにかということを考えておりますので、具体的なことは今後の推移を見守りながらお話しさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○北本政夫議長 7番 原口議員。



          〔7番 原口議員登壇〕





◆7番原口博議員 おはようございます。7番、原口でございます。きょうは例年になく傍聴者の方も、通常でありますと2日目の一般傍聴というのはこれまで少なかったのであります。今回は新井市長のもとに、新市長のもとに開かれる議会、また4月には私ども市議会議員の選挙もあるという中で、市民の方々、また候補者となられる方も傍聴におられるようでありますけれども、大変こういう経過は市民が市政に対して関心を持つと、こういうことは大変すばらしいことだと思います。ますます多くの市民の方に議会に傍聴に来ていただいて、市政の活性化を図っていきたいというのは、私常日ごろから考えているところであります。きょうは大変お忙しいところ、大変大勢の皆さんが傍聴していただきましてありがとうございます。ご苦労さまです。

 それでは、早速私の一般質問に移りたいと思います。今回は2点であります。その1点目は、上柴コミュニティセンターが開館をしたわけでありますけれども、その中で運営について執行部に考え方をお伺いをしたいと思います。一つは、今年度になるわけですけれども、10年度の上柴コミュニティセンターの使用状況、開館して以来年々利用者がふえてきているのは事実であります。4月のオープンのときには、全体で1,047人でありましたけれども、ことしの1月においては1,337人とふえてきているのは事実です。また、全体では合計で、これは1月現在までの集計でありますけれども、1万835人の方々が利用されていると、こういう状況があります。ただ、この施設の、それぞれの施設の中の施設がバランスよく使われていないという状況があります。ちびっ子ルーム、クラブ室、これは和室でありますけれども、談話室と調理実習室とあります。そうした中で、利用されている中の方々の意見として、今団体登録をして利用しているわけですけれども、常にあいている状態にならないか、開館している状態にならないかという声が大変多く出てきております。これまでの執行部の考え方でありますと、財政上の問題等もあるので、なかなか一日開館をするのは無理であると、こういう考え方でありましたけれども、非常にそうした声が多くなってきておりますので、具体的に提案される方もおりまして、シルバー人材センターの方にお願いをして、10時から4時ぐらいまででもあけてもらえないかと。また、そういう運営ができないかという提案もされておりますので、その辺の考え方についてお聞かせを願いたいと思います。

 また、談話室の方が非常に利用団体、利用者が少ないという状況もございますので、やはりそれは常に団体登録していても、例えば囲碁クラブであるとか将棋クラブだとか、こういう地域の方々が数人でやれる、楽しめるような団体をつくっても、なかなかその上柴の公民館までかぎを借りに行って返す、自分の時間があいたときに友だちと集まってやれるような、そういう感じでできないかという声からこういう意見が出てくるわけでありますけれども、そういう点で市の考え方についてお聞かせを願いたいと思います。

 2点目については、もう既に中村議員や吉岡議員、森議員、先ほどの質疑もございましたけれども、基本的に私も出したのは移転問題についてでありますけれども、1番、2番ともに進捗状況についてはきのう、きょうの質疑の中でなかった部分、こういうふうに具体的に進んできていると、こういうものがありましたらお聞かせを願いたいと思います。

 また、この病院の移転の問題については、上柴地域の方々からは上柴ニュータウンということで開発をしてきました。その際には、区画整理を行って現在の病院を入れていただいた、こういうことなのですけれども、区画整理に協力した方々の意見としても、自分たちの土地を提供をして、日赤病院が来るということで協力したと、こういう方もおります。そういう人からすれば、何の相談もなく移転をされてしまうのもおもしろくないと、こういう意見の方もおりますし、また上柴ニュータウンとして新しい住民の方々、生活環境の整備がされている、小中学校もありますしショッピングセンターもある、病院もある、こういう中で上柴地域に新たに入居された方々もおります。そうした方々は、病院がなくなってしまうのは残念だと、こういう声もありますので、市長のこれまでの質疑を聞いていますと、基本的に18日の病院側との話し合いをしなければ何とも回答のしようがないということでありますので、一つはそうした地元上柴地域の人たちの声も念頭に入れて18日の話し合いに臨んでいただけるかどうか、その辺についてお伺いをしたいと思います。意見としては、病院を分院という形で、今回取り上げられてきたのは災害指定病院の指定を受けて、病床を100床増床しなければならない、現在の施設ではできないというところから日赤側が移転の問題を考え始めてきたと、こういうことは私も日赤の方から話を伺いました。そういうことであれば、現在は救急救命センターが日赤にあるわけですけれども、センターや災害指定病院、そうしたものについて新たに候補地、今議論されている大寄地域の方に移転をして、できるならば上柴、新しい人たちのためにも婦人科であるとか小児科であるとか、またお年寄りのための循環器科、こういったものを分院として分けて運営するという考え方を持たないかということで、今後の話し合いの中で住民の声として出していただけるかどうか考え方をお聞かせいただきまして、壇上からの質問といたしますので、よろしくお願いします。



○北本政夫議長 野口企画部長。



◎野口光章企画部長 上柴コミュニティセンターでございますが、平成9年4月に地域コミュニティの醸成のため、主に市東部地域のコミュニティ活動の拠点施設として開館した施設でございます。活用状況といたしましては、議員からのご指摘もございましたが、平成9年度において28団体が登録をし、年間の利用回数は446回でございまして、一月当たりにいたしますと約37回、延べ9,259人の方々にご利用をいただいておるところでございます。また、開館して2年目になるところでございますが、平成10年度の2月末現在では、議員ご指摘もありましたが、登録団体は31団体と利用率もまた徐々に上がってきておるところであります。

 さて、本施設の利用に際しましては、利用される方は、議員おっしゃいますとおり、その前日の5時までに上柴公民館を通してかぎと利用日誌を借用しまして、責任をもって開閉を行い、使用した後の部屋は、これまた責任をもって清掃をしていただきまして、かぎは再び上柴公民館に返却するという方法をとっており、現在上柴コミュニティセンターには常駐の職員は置いておらないところでございます。特にかぎの借用について、利用団体から、かぎを上柴公民館まで取りに行かねばならない、使いづらいといった意見があるのでしょうけれども、これら方法を見直し、上柴コミュニティセンターに管理職員を常駐させ、一日開館をする考えはないかとの議員のご質問でございますが、上柴コミュニティセンターにつきましては、その目的が地域コミュニティの醸成の拠点基地であるとともに、そこを利用される方々には上柴コミセンがコミセン地域の大切な財産として考えていただきまして、自分たちの公共施設は自分たちで大切に利用していただこうという意識を持っていただくため、管理等につきましてはある程度地域にお任せし、館には職員を置かず、館長は自治広報課長が兼任し、貸し出し等の諸事務について上柴地区センター所長が行っておるところでございます。このような利用方法は、自治会役員の方々や登録利用団体の方々もあらかじめご承知いただいておるところでございます。このようなことですので、おかげさまで地域の方や登録団体の方々にも本施設の利用趣旨を理解していただき、施設内に例えば草が繁茂いたしますと市で除草するほか、地域の老人会や自治会会員の方々がボランティアとして自発的に除草をしていただいており、また館内の清掃につきましても、昨年暮れにはお忙しい折にもかかわらず、館を利用していただいている団体の皆さんにお集まりをいただき、清掃を実施していただいたところでございます。また、館内のごみ等は利用団体が必ず持ち帰るようお願いし、これもほぼ実行されておるところでございます。

 このように、上柴コミュニティセンターについては、かぎを媒体に利用団体や地域の住民の皆さんが、自分たちの施設は自分たちで大切にしようとの考え方が育っておりますので、当分は現在の方法を続けていきたいと考えておるところでございます。ただ、かぎの借用の問題につきましては、上柴公民館での借用のほか、例えば上柴コミセンのある近くの地域の自治会等の責任ある方に対応していただけるかどうか、そのような方向で今後当該自治会と話し合いを図ってまいりたいと存ずるところでございます。

 以上でございます。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 原口議員の私に対する質問にお答え申し上げます。

 現在日赤の移転事業はどこまで進んでいるかということでございますけれども、現在の進捗状態としては、昨年9月の定例会以降の状況といたしまして、農振除外のための資料作成のため、専用コンサルタントと契約をいたしまして、資料作成の作業を進め、1月末にその作業が終了し、既に県の方に提出していると聞いております。さらに埋蔵文化財の調査について、今県との調整を進めておるという話で私の方は伺っております。

 二つ目といたしまして、赤十字が移転した場合、現在の上柴の施設を分院として残すことができないかというご質問でございます。これは、日赤の施設でございますので、処分はあくまで深谷日赤が行うことになると思います。日赤といたしましては、これを売却し、移転費用に充てたい意向だそうでありますけれども、市といたしましては、上柴地区にふさわしい利用がされるよう深谷日赤に要望していきたいと思っております。先ほど来私は、公平、公正ということも考えておりまして、医療に格差はあってはならないというのが私の持論であります。北口に移転した場合、南側の今までの患者さんを初め、ニュータウンの方々が非常に受診をされているということもよく聞いております。そのためにも、北口に赤十字が移転した場合、何らかの施設を私は南側に置かなければならないなというのが私の持論であります。ですから、人の命に南北の格差は断じてあるべきではないと私は思っております。原口議員の地元の方々の意向、また熱い思いというのを十分酌んで、今後移転が決まりました時点におきまして、南部地域の医療体制をどうするか、また施設としてどのようなものがふさわしいのか検討させていただきたいと思っております。

 以上であります。





△休憩の宣告





○北本政夫議長 この際、暫時休憩いたします。



          午前9時48分休憩



          午前10時12分開議







△開議の宣告





○北本政夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。





△市政一般に対する質問(続き)





○北本政夫議長 市政一般に対する質問を続行します。

 10番 福島議員。



          〔10番 福島議員登壇〕





◆10番福島四郎議員 私が一般質問して水飲むと、議員の諸公がまた飲み過ぎかと言うのですけれども、そうでもないのです。やっぱり気が小さいと、どうものどが乾くから、1杯飲まないと一般質問ができないのです。私も、3期12年議員生活をやらせていただきました。きょうの一般質問が最後になるやもしれません。議長のお許しを得ました。多少脱線することもあるかもしれない。また、時間が長くなるかもしれませんけれども、議長のお許しを得たのですから、議員諸公もおつき合いのほどを願います。

 10番、福島です。最初の質問は、グラフィックデザイン館についてですが、この件につきましては、きのうの飯野議員の質問に対し、新井市長の英断により中止になりました。私は、深く敬意を表するものであります。市長の交代が禅譲であったならば、このような英断はできなかった、このように思うわけでございます。そもそもこのグラフィックデザイン館なるものが出てきたのは、昨年の8月の20日ごろではなかったかと思います。我々福祉文教委員に、有名な清風亭、誠之堂が深谷へ移築になるというので、グラフィックデザインでは日本有数の故亀倉雄策先生の遺族の方がそれを知り、その建物の中にグラフィックデザインを展示してください、そうすれば無償で提供しますというものがありました。9月議会になりまして、それが予算化されたわけでございますが、何とその予算たるものや2,200万というような数字でございます。その9月議会にあって、議案51号に対し反対討論、賛成討論する方がありました。賛成討論は2人でございます。反対討論は4人ありました。しかし、それを事前にキャッチして、ある大会派の幹事長が、市長提案だから通してくれ、通してくれとあっちこっち歩った。市長提案だから通すということであれば、議会も議員も要らないと、私はこのように思うわけでございます。



          〔「そうだ」と言う声あり〕





◆10番福島四郎議員 その後、我々は委員会の視察へ行ってきたわけでございます。大垣にあるグラフィックデザインを主題としましたところを見てまいったわけでございますが、委員会とすれば、こんなものというような感がありました。私は、去る3月2日、新潟の県立の近代美術館へ行ってまいりました。新潟の近代美術館ですから、県立ですから、恐らく新潟にあるのではないかと、このような考えのもとに104で聞きましたら、「いや、それは新潟ではありません。長岡です」、このような電話の連絡がありました。それで、長岡の県立近代美術館、「亀倉雄策さんのものを知りたいのですけれども」と電話いたしましたら、「いや、今亀倉雄策先生のグラフィックデザインの展示をしております」、これがデザイナー亀倉雄策展の本でございます。そのごあいさつという中に、「1997年5月、82歳で惜しくも亡くなった国際的グラフィックデザイナー亀倉雄策氏、新潟県吉田町出身」。吉田町というのは、燕市のすぐ北にあります。それが、「生前収集していたコレクションが、昨年3月遺族から新潟県に寄贈され、当館に収蔵されました。この亀倉コレクションの総数は281件に上ります。その内容は、ピカソ、フォンタナ、ベン・ニコルソン、海老原喜之助氏のほかの絵画、マリノ・マリーニ、イサム・ノグチ、有元利夫などの彫刻、ミロ、キリコの版画、ロシアのイコン、朝鮮の李朝、アフリカの仮面」、このようなことが書いてあります。「そして、亀倉氏が寄贈され、各種の賞のトロフィーや賞状となります。いずれも亀倉雄策氏の制作活動の周辺と人間像を浮かび上がらせる貴重な作品資料です。このたび展覧会では、これらの亀倉コレクションを初公開します。また、当館がこれまでに収蔵している亀倉雄策のポスター、マーク、さらに故人を追悼して交友があった国内外の著名デザイナー、画家が制作した亀倉へのオマージュ、作品43点をあわせて展示し、時代をデザインした男、亀倉雄策の肖像を多面的に紹介します。この展覧会が、郷土の先達への追悼となれば幸いです。最後に、亀倉コレクションをご寄贈いただきました亀倉英治氏を代表とするご遺族を初め、展覧会にご協力いただきました関係各位に厚く御礼申し上げます」、このように冒頭のあいさつがあったわけです。

 私は、昨年の12月議会に、「亀倉雄策さんの奥さんは80歳と聞いておりますけれども、どういう方ですか」、これはずっと教育委員会でも、遺族の方、遺族の方と言っているのです。だけれども、奥さんと行き会った人がいない。私は、亀倉さんが現在生きていれば83歳だと、その奥さんだから三つぐらい違うのが妥当かなと思って80歳だと言ったのです。実際奥さんいないのですよ。それで、寄贈した亀倉英治氏というのは、これは亀倉雄策さんの兄さんなのです。こういうふうに、もうトロフィーとか賞状までも県立の近代美術館に寄附してしまう。そうすると、後に残っているものはろくなものないのだよ。十把一からげなのだよ。あのね、こういうのがあるのですよ。清水次郎長、清水一家には500人とも600人ともいう子分がいるのです。では、全部そうかというと、やはりそれには皆さんも清水へ行くと、ああいう手ぬぐいにちゃんとある。清水一家28人衆、大政、小政、大瀬半五郎、桶屋の鬼吉、森の石松、それきりないのだよ。それが全部新潟の近代美術館に行ってしまう。残っているもの、だからあれは実際に、きょうの読売新聞にも新井市長が英断で中止にすると、そういうのがあったけれども、あれは亀倉雄策さんの品物ではなくて、ほかのものを集めて、そして深谷へ展示する。去年の12月の市長の答弁でもあったけれども、その維持管理、収蔵、そういうものを私たちに、私の会社へ任せてくれと、そうするとずっとそれでその会社食っていけるのです。そのために、深谷市がそういうことをやるべきでないと。そして、その新潟の近代美術館へ行ったって、外の光は全然見えないのです。しかし、清風亭を、では全部遮断してしまったらどうなるのか。だから、それは清風亭を見に来ようという人もいるだろう。中の展示品を見たい、それは一石二鳥だと。しかし、二兎を追う者は一兎をも得ずということもあるのです。これは、当然もう少し市部局にしても何にしても、これからそういう話が出たら、もう少しまゆ毛につばつけて物事を判断すべきです。だから、私なんかだって、皆さんもそうですけれども、会社を経営している、計理士がついている。計理士がついていれば、ちゃんとこの一銭一円もないような決算書を出すのです。だけれども、その裏に何が隠されているのかというのを見るのが税務署なのです。だから、もう少し行政というものは、一銭一円でも余り市民のものは使わないようにする。だから、今回の市長の英断については、私は敬意を表すると前もって言いましたけれども、この件については答弁はいいとしますけれども、その次に各審議委員の人選についてお尋ねします。

 きのう市長が、ごみの問題で女性を対象に、いかにしたらごみの問題が解決できるか、そういうことに公募するというようなことが広報に載っておりました。私は、1期のときに図書館建設の話ができてまいりまして、その審議委員になった経緯がございます。これは、私が福祉文教委員の副委員長という立場で、充て職でなりました。そして、坂戸の図書館を視察してまいったわけでございますけれども、坂戸の図書館は女性の館長でございます。そして、いろいろと質問しました。私は、「館長、どこかここはこうすればよかったなという点があったかないか」、館長は「ありません」と。そばに教育長がいて、図書館長がありましたと言うわけにいかないだろうと、私は日を改めて行きましたけれども、「福島さん、うちの方はこの建設につきまして、1年間周到な調査をし、計画をしたからありません」ということでした。その年の12月の8日、私は戦前に生まれて、終戦が中学の3年生でしたから、大東亜戦争勃発の日だったから、12月8日というのをよく覚えているわけです。そして、それから二、三回会議をいたしまして、そして1月の末にはもう答申したのです。もう少し検討すべきだったけれども、「でも、いいんだよ、いいんだよ」、これは時の商工会の会議所の会頭がそう言いました。「それは、業者に任せればいいのだから、建設は」。それだけれども、私は腑に落ちなくて、次の3月議会に一般質問すると言ったら、「福島さん、それは違うよ」と。「何で違う」と言ったら、「だって、答申が出てそのようにした。だから、あんたたちの意見を聞いてやったのだから、それで質問したらおかしいのではないか」と。だから、「出したものとできるものが違うから、だから言うのだ」と言ったのです。だから、2月の28日に岡部町の商工会が主催で、「まちおこし、まちづくりの講演会」というのがございました。これには、「本庄地方拠点地域基本計画とこれからの岡部町」と。講師は、北原典夫さんという方です。これは、本庄の拠点の都市整備。それから、本庄市の参与、田島一久さんという方、2人の講師でございました。田島さんというのは、建設省から本庄市役所の参与として迎えられて、本庄の新幹線の駅づくり。我々も、初めのうち新幹線本庄に何本とまるのだろうという考えでいたわけですけれども、「熊谷並みにとまります」。「どうして」、「いや、知事は南北の格差を是正するのだ。そして、それをやるのは本庄きりないのだ」と。本庄の人口が、将来的には深谷を抜くということは事実でございます。そして、産学協同で物事を考えろと。それには、世界的に有名な早稲田大学のあるところで研究することが望ましいということであります。ですから、話が横道それますけれども、本庄と熊谷のはざまで深谷が今後どうしたらいいかということは、十分検討しなくてはならない。そのときに、「どなたか質問がありますか」と、こういうことを尋ねたら、本庄の商店の方の奥さんが挙手をして、「本庄市では、どうも何か決めるときには、今までの市街地の人が多かった。しかし、本庄も北でなくて南が繁栄している。よそから来た人だから、そういう人の意見は全然酌み入れていないのだけれども、その点はどう思いますか」と。今岡部町では、榛沢の方に工業団地ができます。結構入る人がいる。そういうことであれば、田島さんのおっしゃるのには、「今後そういった来るであろう人の意見も聞くような、そういう行政をすべきだ」と、このように言っておりました。どうか深谷市においても、そういう考えも持って今後の審議委員の人選に当たってもらいたいというふうに思います。

 次に、補助金について質問いたします。この問題については、昨年12月議会において柴崎議員が一般質問をしたわけでございますが、そのときの答弁が、「平成11年度も厳しい経済状況のもと、大幅な収入、歳入増が見込めないことや、今後の新たな行政サービスの需要に対し、限られた財源を効率的に配分するためにも、補助金等の見直しは重要であります。このことから、平成11年度の予算編成に当たりましては、予算編成方針の中で、補助金等については深谷市における補助金等の見直しについての答申を尊重し、引き続き存続させるべき理由が認められない限り廃止の方向で検討するという方針で各課に見直しをお願いしているところでございます」。各課にお願いをしているところですと。「また、補助金等の全体的な見直しにつきましても、平成11年度に見直しのための委員会等を設置し」と、こういうふうに書いてある。11年度も厳しいと。だから、各課に見直しをしてくれと。また、平成11年度には見直しのための委員会等を設置すると。では、どっちなのだと。見直ししたのなら、それを平成11年度の予算に、これは充てればいいのです。見直しするのに10日も20日もかかるということは考えられない。きのうの市長の答弁……きょうですか、朝令暮改もあり得るのです。これがいいとなったら、前の決めたものを直したって別におかしくない。ですから、今暫定予算だからだけれども、あと一月かそこらの間にこういうものを見直して、そしてやはり経費を少しでも少なくすべきだと、そういうふうなのです。では、一般の補助金だけをそういうふうにすべきかと、そういうのではない。やはり市長も交際費を減らす、そして公用車も減らすとすれば、議員もそれなりのことを考えないと、市民にだけの補助金を減らすということは、それは考えるべきではない。

 ここに、きのうの上毛新聞、これがございます。「6市で兼務報酬返上」と。群馬県は11市でございますけれども、この4年間で議会の行政改革の新たな取り組みとして出てきたのが、兼務報酬の返上。市議会議員が市の附属機関の委員会、審議会の委員や非常勤職員を兼務する場合、従来は一般市民と同様の報酬を受けていた。しかし、大半が議員への充て職となっていることから、昨年1月に館林が返上を決定したのを皮切りに、伊勢崎、桐生の両市が98年度から、高崎、沼田両市が99年度から実施することになったほか、安中市でも新年度から返上の見通し。さらに太田、藤岡、富岡でも検討に入るなど、追随する動きが広がっている。群馬県でもそういう考えなのです。ですから、深谷市でもそういう考えをすべきだと。私は、手前みそになるけれども、今深谷と岡部に140軒酒屋さんがあります。どの酒屋も大変でございます。ですから、組合費の徴収も大変。ですから、私は3年前に組合長になったときに、組合費を減らすのにはどうしたらいいか。では、その家に不幸があったときに、香典を半分にしようということになった。「半分にされたのでは、おらちのおやじが死んだら半分きりかい」と、こういう考えもありますけれども、しかし香典は半分にしても、お返しはいただいてこない。そういうことであれば、施主の方もそんなに、同じくらいだというふうに思うわけでございます。

 ここに、深谷市議会改善研究会なるものがありますけれども、一般の市民の方に補助金を減らすというのではなくて、我々もこういうことを考えるべきだというふうに言っていったわけです。それなりの皆さんが意見を出して、これを何とか実現しようと、そういう考えでいたわけですけれども、去年の6月議会に定数削減ぱっと出た。そうしたら、議員クラブを抜けた議員が3名おります。この改善研究会だって、定数削減の問題が出ているわけですよ。だから、我々は大会派だから何を提案したっていいのだという発想をしている幹事長がいるから、こういうことになるのです。



          〔「偉い」と言う声あり〕





◆10番福島四郎議員 ですから、傍聴者の方にも言いますけれども、こういう問題ですね。視察の問題、ではどうしたらいいか、あるいは報酬の問題をどうする、こういうことを我々もやっているということをご承知願いたいと思います。ですから、今後ともこういった補助金の問題も、執行部、議会、一般市民を交えてどうしたらいいかということを検討すべきだと思いますから、ぜひともそのように明快な返答をお願いします。



○北本政夫議長 野口企画部長。



◎野口光章企画部長 福島議員には、本庄拠点都市の講演会にご出席をされ、勉強された上でのご質問、まことに傾聴に値するものと深く敬意を表する次第でございます。そこで、本市の審議会の状況でございますが、議員からのご質問は公募制の導入についてというようなことだと承りました。まず、本市におきます現在法律または条例により設置されている審議会等は28ございまして、その委員の総数は593人となっておるのであります。

 さて、新聞紙上等で既にご承知かと存じますが、現在久喜市や鶴ケ島市といった市では、本年3月議会でご議決を得れば、審議会に対する整理、統合、あるいは人員の上限の設定などの見直しを根本的にやっていくというようなことが報道されております。本市におきましても、ただいま議員のご質問の審議会委員の選考方法、委員構成の見直し、あるいは今後のあり方に関するご提言等承りましたので、本市におきましてもこういった各市の動き、あるいは議員のご提言等を踏まえまして、例えば一般公募制の導入は既にごみ問題でも始めたところでございまして、それから委員の構成、委員の固定化の見直し、女性の登用、そういったより多くの市民のご意見が反映できる審議会のあり方を平成11年度のなるべく早い時期に見直しを行うようにと、既に市長からご指示を受けておるところでございまして、この市長のご意思に対しまして、十分に今後検討してまいる所存でございます。なお、議員から特にご提案ございました今後本市へ来るべき方、そういった方も委員に迎えたらどうかというようなことでございますが、こういった点も十分に参考にしてまいりたいと思いますので、また大変意義あるご提言でございますので、大いに意にとめまして、審議会制度の運営に当たってまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○北本政夫議長 小関総務部長。



◎小関一弥総務部長 3点目の補助金を見直すべきだと思うがということでご質問でございます。

 この件につきまして、各種団体に対する補助金を見直す考えということでございますが、補助金の見直しにつきましては、予算編成の段階でも毎年実施しております。ただ、昭和57年に大幅な見直しということで、これ民間人を入れて、前回の一般質問のときもご答弁申し上げましたが、昭和57年の補助金等調査委員会ということで、商工会議所、それから議会から2人、埼玉銀行、それから県職員と入れて見直しを行ってきております。その後、このようなスタイルで見直しを行っていないということでご答弁させていただきたいと思います。

 現在の厳しい経済状況のもと、大幅な歳入増が見込めないことから、今後多様な行政サービスの需要が予測されることから、限られた財源を効率的に執行していくために、補助金の見直しは重要であると考えております。11年度には見直しのための委員会を設置し、行政改革の一環として補助金の見直しを実施する方向で考えております。見直しの具体的な方法といたしましては、現在検討中でございますが、補助金交付の基本的な考え方であります公平、適正であること、公益性があること、需要度の高いこと、行政効果があること等に基づきまして実施してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 福島議員の私に対する質問、グラフィック館から一般公募、審議委員の人選、そして補助金の見直しという多岐にわたるご提言、本当にありがとうございます。また、非常に幅広い見識と、そしてもうひ一つは現場に行って実際見ていただいたと。清水次郎長までの話、大東亜戦争の話まで、私にとって本当にためになる話、ありがとうございました。

 今回の施策に当たりまして、私は1点ほど、まず暫定予算を組む前に考えておいたことがあります。それは、「時のアセスメント」という言葉であります。これは、平成10年の4月に北海道で、今までの公共事業は、例えばダムだとか湾岸の整備だとか、もう既に何十年も経過しているものをただ公共事業として流していると。そういうものを北海道庁の中で、もう時のアセスメント、その時点、その時点でこの政策はこの時代に合っているのか、財政の持ち出しはこれでいいのかどうかという施策の評価を出してきたわけであります。それを、そのとき、そのときに審議しなければならないということを訴え出まして、現時点でその必要性、妥当性、そして優先性、効果、住民の意識はどうか、代替案はないかどうか、こういう幾つかの評価をいたしまして施策を再認定し、継続するもの、これはもう時代にそぐわない、そういうものの施策の方を時のアセスメントとして評価しています。この施策の評価というものを関係部局に今後指示し、今の事業が本来の住民に合った生活になっているかどうかということを指示してまいりました。また、福島四郎議員の一銭、一円たりともむだにできないと、まことにそのとおりだと思っています。我々は、税金を預かり、その税金を執行する以上、一円たりとも私はむだにするべきものではないと思っております。民間の企業がどのような苦しい思いをして、また皆さんの生活がどのような思いで切り詰め、生活していることは私も十分承知しています。ですから、施策の評価を含めて、今後の運営に当たって私は進みたいと思っております。そして、グラフィックデザイン館のことに関しても、先日の答弁がありましたように、やはりこれからのことをどういうふうにしていくのか、十分市民の意見、もちろん誠之堂、清風亭の建築保存委員会、そして地域の方々のモニターをしながら、その運用策を考えさせていただきたいと思っております。

 2点目の各審議会委員の人選についてであります。これも、私もかねがね議員と同じような意見を持っておりました。常に委員構成は一定の方々が長期にわたっていると。本当にこの中で正しい議論がなされているのかどうか、疑問も持つのも議員のご指摘のとおりであります。そのような意味で、ぜひこの審議委員の人選について、もう一度この人選に当たり、またふさわしい人物なのかどうか、マンネリ化してはいないのかどうか、そういう意味を含めまして、改めて検討させていただきたいと思っております。

 三つ目としては、補助金を見直すべきということであります。これも大変大事な話であります。私は、補助金を見直すというのは、昭和57年以来大幅な見直しは行っていないそうであります。57年といいますと、もう何十年もたっている話でありますけれども、本年度はこの補助金をぜひ見直し、一円たりともむだにしないという私は精神で臨みたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思っております。

 最後に、議員上毛新聞まで、埼玉新聞、群馬新聞までいろいろ福島四郎議員は拝見しているようでございますけれども、私も上毛新聞まで見たことはございません。しかし、その中で議員のいろいろな経費のことも訴えております。今回都市計画税の減税に当たりまして、事務事業の見直しということで、市長執行部の見直しをしたわけであります。私は、市長がやれば議員がやるという考え方は、私はそれはおかしいのではないかと思っています。あくまでも独立した機関であります。議会は議会の考え方で、どのような運営方法をするのか、議会の独自性がなければ、私は内政干渉になると思います。そういう意味で、私どもが考えておったのは、財源を見直すに当たりまして、まず市長みずから襟を正さなければならないという、その姿勢で今回取り組んだわけであります。交際費の50%カット、それから公用車の件、もろもろの件であります。そして、もう一つ私は執行部に申し伝えたことは、これから交際費も減るわけであります。冠婚葬祭のお金も、これから慎まなくてはならないということも十分言いました。額が減りますので、お土産だとか引き出物は一切ご遠慮していただくようにということを申し伝え、その紙面にてこれから申し伝えておきます。そのような意味で、まずみずから私は自分でできるところは改善します。しかし、議会であるべき姿というのは、議員各位のやはり政治的判断、また見識でこれから物事を進めていくわけでありますので、議会は議会でどのような運営方法、そしてどのような機構改革、どのような流れをつくり出すかは議員各位のご判断にお願いしたいと思っています。

 以上でございます。



○北本政夫議長 10番 福島議員。



◆10番福島四郎議員 丁寧な答弁ありがとうございます。先ほど市長から、市長がこうだから、執行部がこうだから議会もこうしろと、こういうふうな発言がございましたけれども、先ほども言いましたけれども、深谷市議会改善研究会というのをずっとやっていたわけですよ。議員みずから正せばほかの者も何とかなるのではないかと、こういうふうな考えがいて、この中には議員定数もあったのです。議員定数の削減というのもあった。そういうもろもろのことを考えている最中に、去年の6月の議会で議員定数削減ができた。それで、だからずっと積み重ねていって、もう今度皆さんに諮って、そしてこの点はどうしたらいいかなというようなところまでいったときに、ぱたっとやって、あれから8カ月もたっていながらこの研究会が開かれなかったというのが事実でございます。そういうことのないように、25人の議員なのだから、いろんなことで敵対行為ではなくて、相反するのではなくて、切磋琢磨するような議員になっていただきたい。また、新たに議員になられる方もそうあってほしいと私は思うわけでございます。

 一つ総務部長に再度質問しますけれども、11年度中なんて言わないで、だから9月の暫定予算が切れる6月までに、これはやればやれる思うのですよ。そんな難しいことではないですよ。微分積分やれというのではないのだから。ひとつ答弁お願いします。



○北本政夫議長 小関総務部長。



◎小関一弥総務部長 補助金の見直しにつきまして、即やれるのではないかということだと思います。この関係につきまして、9年度の補助金交付状況を見ましても、これは決算で上げた数値でございます。交付件数にいきますと203件、交付団体は全部入れますと552件、交付金額が9億283万9,809円ございます。このうちの市単独補助金交付状況なのですが、交付件数が159件、それから交付団体数が408件、交付金額は4億3,243万1,469円ございます。そして、昔の昭和57年ですか、当時そういった委員会をつくって検討されているわけです。今回こういった委員につきましても、公募の方向とか、市職員内部でやるのではなくて民間人入れてやっていく方向とか、そういった日程からしますと、確かに総務部の方でこういった補助金等扱っておるし、洗い出しもしております。ですが、こういった実際に執行する段階になりますと、やっぱり補助金等というのにつきましては、非常に実際現在交付されている団体とか、そういった利害関係も非常にありますし、簡単に、ではサンセット方式でスパッと切れるようなものではございません。中身をいろいろ検討してやっていただくということで、やっぱり一定の時間はかけて、十分その中身を検討していただかないと結論が出ないのではないかというふうに考えておるところでございます。そういったことで、前回も12月のときも質問ございましたが、そのときも答弁していますのは、11年度中ということでお答えしているわけでございます。その方向で現在進めておりますので、よろしくご理解の方賜りたいと思います。よろしくお願いします。



○北本政夫議長 10番 福島議員。



◆10番福島四郎議員 部長の言わんとするところはわかるのですけれども、でも私は糸川英夫さんの「続・逆転の発想」、こういうものが好きなのです。その糸川英夫さんというのは何だというと、これは戦前に中島飛行機に勤めていて、隼を設計した方なのです。ですから、大東亜戦争始まったら、うん、あそこから隼が来るぞと、みんなアメリカもイギリスの飛行機も逃げていったという、そのくらいの人なのです。その糸川英夫さんが設計したのが28歳なのです。だから、年寄りが、頭が凝り固まっている人ではだめなのです。ですから、1割削減するのは難しい。しかし、2割削減するのは楽なのです。というのは、何でも全部なくす発想から、ではここはどうしようもないからここだけはといったら、2割ぐらい削減できるのですよ。だから、発想の転換をお願いして、答弁は結構ですから。



○北本政夫議長 24番 福島議員。



          〔24番 福島議員登壇〕





◆24番福島四郎議員 24番、福島敏雄です。先ほどは、同じ福島でございますけれども、なかなかの論客の先輩でございます。先ほど上毛新聞の話がございましたけれども、私は上州の名物でございます「かかあ天下と空っ風」と、その風について市長のご意見をただしたいというふうに考えておるわけでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 春先の季節風は、いわゆる上州から来る空っ風であります。市役所から西の空を見ますと、砂ぼこりで真っ赤になっております。この中を通りますと、自動車にぴちぴちとやはり表土、あるいは砂が当たるわけでございます。それを通り過ぎますと、中通り、この辺を通り過ぎて櫛引まで行きますと、大変穏やかに風も静かになります。これはひとえに、私は大谷なのですけれども、大谷はその陰なのです。ですから、非常に助かっている。なぜ櫛引がそのように静かになるか。これは、開拓のときに計画された防風林がその作用をしているわけでございます。約6通り防風林がございます。この北風は、先ほどの上州から岡部町を通って中通り、両かしあい、人見、境、折之口を吹き抜けまして、川本まで十分荒れるような吹き方をしているわけでございます。これは、ひとえに終戦後平地林開墾とか、いわゆる乱開発の結果であろうというふうに私は考えております。このことは、言うならば人災であろうというふうに言えるのではないかなと考えておるところでございます。

 先ほど申し上げました地域は、いわゆる荒川中部土地改良区の受益地でございまして、私の勤務しているところの地域でございます。この土地の農地の表土の飛散、これらについてやはり私は立場上、いわゆる農地の保全というふうなことは考えなければならないというふうに考えております。この地域は、県営圃場整備並びに上唐沢の耕地整理で整理された地域で、旧来より平地林、桑園を普通畑として整理され、非常に軽い土壌であるため、乾燥しておりますと季節風が表土を飛ばし、道路側溝は一晩で埋まるというふうに言われておるわけでございます。地域の住民は生活に支障を来し、早急にこの問題を改善しなければならないというふうに思うわけでございます。このことについては、平成6年3区選出の代議士が取り上げられ、いろいろやったわけでございます。この後、現市長でございます新井市長さんが県議在任中、昨年県会の一般質問で質問されたというふうに伺っているわけでございます。

 そこで、3点にわたってお尋ねいたします。新井市長さんは、県会で質問なさった結果についてどのように感じておられるか、ご意見を伺いたいと思います。2番目といたしまして、その後県はどのように対応したかと、そのことについてお尋ねしたいと思います。3番目といたしまして、為政者となられました新井市長さんは、この問題の対策としていわゆる植樹するか、あるいは乾燥を防ぐための散水等も考えるか。また、将来すぐにどうこうということではございません。用地を確保して、適当な間隔を置いて防風林等を考えておられるか。これらについて、以上3点にわたりまして壇上からの質問とさせていただきます。端的な答弁をお願いいたします。



○北本政夫議長 矢島経済部長。



◎矢島茂経済部長 福島議員の深谷市西部の砂ぼこり対策についてのうち、1点目の市長が県会で質問なさった結果についてお答え申し上げます。

 昨年県会での市長の質問に対する県の農林部長の答弁といたしまして、「宿根地域周辺は県下有数の露地野菜地帯でございますが、ブロッコリーやネギの収穫が終わる2月から3月には、季節風により砂じんが発生しやすくなっております。また、肥沃な表土が失われることは農業上からも問題がございますので、早急な対応が必要であると考えております。対策といたしましては、県内で効果が認められております麦類や豆の牧草などを作付けることや、生け垣などの防風施設を設置すること、あるいはスプリンクラーで散水により土の飛散を防止することが考えられます。しかしながら、これらの対策につきましては農家の営農計画や費用負担、及び管理作業などの課題がございますので、広く地域の方々の合意を得るため、隣接する岡部町を含めた広域的な取り組みが必要と考えております。このため、深谷市、岡部町で準備を進めておると聞いております対策協議会にも、県も積極的に参加し、対策の検討を進めてまいります」との県の見解が示されておりますので、この答弁内容の報告をもって答弁とさせていただきたいと思います。

 続きまして、3点目の質問の防風林帯の新設等考えられるかについてお答え申し上げます。当該地域の砂ぼこり被害につきましては、発生源の一部が隣接する岡部町の農地であり、行政区域が異なることもあわせて対策の困難さがあるものでございます。また、防風林帯及び散水施設の設置等については相当な費用を要し、発生源の対策にはその農地所有者の協力も必要不可欠でございます。このようなことから、県、国及び岡部町との連携をとりながら、最も有効な対策方法の調査研究を行い、防風林帯の設置も含め、砂ぼこり対策の検討を進めてまいりたいと考えておりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○北本政夫議長 倉上環境部長。



◎倉上征四郎環境部長 (2)の砂ぼこりに対する問題についての追跡についてということでございますけれども、環境部といたしましては、季節風などによる砂ぼこりに対しての調査とか対策追跡調査は、現在では実施はしておりません。

 以上です。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 福島敏雄議員の私に対する質問でございますけれども、その前に上州名物かかあ天下ということありますけれども、これはかかあ天下というのはべっ視したわけではなくて、群馬選出の福田赳夫代議士によりますと、かかあは殿下と。表に出ないぐらい家の中で仕事をしているという意味でございますので、決して威張っているとか、そういう意味ではないということを申し伝えておきます。

 深谷西部の砂ぼこり対策についてでございますけれども、これはもう長年いろいろ中通り地区、また宿根の方々が、本当に砂じんが舞い上がると幾ら掃いても家の中に入り込んでくると。ひどいときは、車の運転も支障を来すと。2メートル先も見えないこともあるということも聞いております。また、福島議員ご指摘のように、一晩で側溝が砂に埋まり、非常に生活に支障を来しているということも以前からご指摘があった点だと思います。この件につきまして、私も県議会で質問いたしまして、福島議員おっしゃるように、これは天災ではなくて明らかに人災のような気がいたします。それは、冬季にわたり2月、3月のブロッコリーだとかネギの収穫が終わると、そこの土をかんましてしまうと。そのために、表土が風に覆われて、もう砂あらしのような状態を呈しているわけであります。そういう意味で、私は人災ではないかというふうに感じているのは同感であります。

 しかし、この対策について、県の方も検討するということで言葉を濁らせたわけでありますけれども、この砂ぼこり対策については、深谷市以外にも岡部が一番の発生源の拠点であります。先ほど来部長の答弁にありましたように、行政の管轄が違うためにどうしても岡部の農家の方々、もちろん岡部の行政の方々にもご協力願わないとなかなか立ち行かない問題であるかと思っております。手法としては、スプリンクラーだとか、そういう散水の施設、また議員ご指摘の防風林の設置等いろいろ手はあると思います。しかし、原則的には岡部も含んだ広域的なものの環境保全をこれからやらなければならないと、そのように思っております。そういう意味で、国、県、岡部と連携をとりながら、最も有効な対策の方法を調査検討いたしまして、防風林の設置も含め、砂ぼこり対策に当たりたいと思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。



○北本政夫議長 24番 福島議員。



◆24番福島四郎議員 市長には、かかあ天下の解説までしていただきまして、まことにありがとうございます。それから、ご丁寧な答弁をいただきましたけれども、ゆうべ私はこの質問するので寝ずに考えたのです。そうしたら、これはもう昔から吹いている風をとめるわけにはいかない。新井市長は流れを変えると言うから、これは静かにしてくれるかなと、そんなわけにはいく問題ではございません。そして、では櫛引の防風林がかなり経済効果が出ていると、これは事実でございます。あれがなかったら、櫛引砂漠でございまして、私ども大谷地区も大変な目に遭うと、これは事実でございます。

 しからばどうしたらいいか。先ほど県営事業でやっております上唐沢地域で、知事さんの公約で桜植えましたね。何本だか、ずっと西側へ植えたわけでございます。その反対側にも何か小さい木でも植えておけば、10年たてば大きくなる。とにかく金をかけることばかりが能ではないというふうに私は考えております。それから、部長も岡部から来るのだと、これはどうにもならぬと。私は岡部の方も担当しておりますので、両方へまたいでおりまして、お互いに平成6年の資料によると、これは責任回避しているのです。深谷はこうだ、岡部はこうだ、県はこうだ、補助事業はないのだと、だからできないのだと。これは、だれか騒がなければだめなのです。それで、新井市長さんが実行力ございますので、新進気鋭で我々期待しておるわけでございますけれども、これが1年や2年で解決する問題ではない。一つ一つ地域の農家の人も、また行政も、国も県も市も町も、そして我々改良区もそれに対して全面的に協力しなければ、この地域の砂ぼこりはとまらないというふうに思うわけでございます。

 深谷市とすれば、島崎議員のうちあたりから特に強く来るのですね。しかし、成徳学園のヒマラヤシーダー、かなり本数がございまして、その影響力もかなりあるというのです。ですから、南公民館ができたと、あそこへもシーダーでも何本か植えると。すぐにすぐ大きいのを植えるから、金がかかるのです。小さいのを植えておけば、10年たつとかなり大きくなります。そういったいろいろ創意工夫によって、ある程度解決できるのではないかなと。同じ植えるなら、建設部長も一生懸命メモをとっておりますけれども、建設部長にもお願いしたいというのは、都市整備部長もそうですね。街路樹、これについてはただ植えればいいのだ、きれいならいい、やっぱり風のことも考える。そして、低木もいいだろう、中木もいいだろう、高木も場所によっては必要ではないかなと、私はそう考えます。岡部町が、コスモス街道、あれを整備しました。大した高木も植わっていない。私は町長さんにも言っておりますけれども、高木をもっと密接に植えればかなりの効果が出るのかなと、そんなふうなことを考えております。上唐沢も整備が終わった、両堤塘へ小さな木でもいいから植えてほしいと。邪魔になったら切ればいい。役人が切れなかったら改良区で切ります。ただ、植える前に日陰になるからという心配をしたら、何もできない。繁茂してきて木障になる。木障というのは日陰です。日陰になったら、切ればいいではないですか。植える前からそういう心配をすると何もできない、そう考えております。ですから、経済部も建設部も、また都市整備部も、各々その立場において、やはりいかに風を弱くするか。とめることは、これは季節風ですからできませんけれども、そういうふうなことはやはり一人一人の協力体制いかんではないかなと思うわけでございます。ですから、環境部はソフトでございますので結構でございますけれども、3人の部長さんの答弁をお聞きしたいと思います。



○北本政夫議長 矢島経済部長。



◎矢島茂経済部長 経済部の方から答弁をさせていただきたいと思います。

 まず、議員ご提言いただきました上唐沢、西側の排水路の端に植樹したらどうだろうというご提言でございますけれども、これにつきましても現在東側には桜を県の方で植えていただいております。西側のノリのところに、この辺につきましても県営事業で造成したものでございますので、県の方と連絡とりながらこの辺については進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それと、経済部の方では現在中通りの処理場なんかもつくっています。そういう敷地内なんかにも、できるだけ木を植えるような形で今後進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○北本政夫議長 清水建設部長。



◎清水征一建設部長 今福島議員からご提言をいただきましたので、これから実施するもの、あるいは歩道等の設置も含めまして、街路樹の選定につきましては十分配慮した計画をしていきたいというふうに考えております。

 それから、コスモス街道につきましても、これから南通り線も延長してまいりますので、もちろん都市整備部とも連携をし、あるいは岡部町にも強い要請を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○北本政夫議長 安野都市整備部長。



◎安野信行都市整備部長 都市整備部につきましても建設部と同様でございまして、これからできる都市計画道路の歩道につきましては、やはり高木、あるいは樹枝によりまして風に強いところ、あるいは町中に植えるものについては十分研究しながら植えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○北本政夫議長 24番 福島議員。



◆24番福島四郎議員 ご答弁ありがとうございました。平成6年の資料によると、深谷市は岡部町が騒がないからできない、県はそういう項目はない、また関東農政は補助制度がない、いろいろ何か無責任ムードで、市長さんも質問してもそれほどの効果はなかったのではないかなと思うわけでございます。これについては、やはりどこか核になるところがなければ困るし、調査をして、どうしたらこれがある程度実現するのかなと。風がやまればいいですけれども、これはもう絶対にそういうことはないわけですから、いかに弱くするか。それから、植樹するにも、あるいは防風林帯をつくるにしても、経済部長、騒がなければだめなのです。行かなければだめなのです。ここで騒いで、議会でやりますと言ったって、動いてもらわなければならない。これは、経済部の問題か、あるいは建設の問題か、市長サイドの問題かわかりませんけれども、その点についてはやはりお互いに協力し合って地域住民に、余り風が吹いたとき、ご飯食べるのにおかずは要らない、ほこりが十分あるというふうなことでは気の毒でございますので、そういった環境を整備するには、やはり農家にもそういった、今ですからお茶というわけにはいかないから、低木を植えると。余り日陰にならないようなものをお互いに植えるというふうな指導も必要だと思うし、また所管の方々はいかにそういったことに対して事業が補助事業に該当するか、させるか、これらは今後の課題であろうと思います。とにかく新井市長さんがいかに骨を折っても、1年、2年で解決絶対できない。絶対という言葉言えると思うのです。ですから、3年、5年、10年と、その間に少しでも風が優しくなるよう執行部の皆さんのご協力をひとえにお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。





△休憩の宣告





○北本政夫議長 この際、暫時休憩いたします。



          午前11時20分休憩



          午後1時開議







△開議の宣告





○北本政夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。





△市政一般に対する質問(続き)





○北本政夫議長 市政一般に対する質問を続行します。

 21番 塚越議員。



          〔21番 塚越議員登壇〕





◆21番塚越補寿議員 21番、塚越でございます。大変昼食後の眠いところでございますけれども、わずかな時間なので、ご辛抱願います。

 桜ケ丘幼稚園についてお伺いします。園舎建設について、新市長の考え方を、方針を伺います。昨年12月の議会において、質問させていただいております。今度の新市長は、公平、公正、公開の理念を持ち、教育、福祉に力を入れるという新市長は、去る2月22日、着任して8日目において桜ケ丘幼稚園を視察されました。築33年目を迎えて、大変老朽化が進んでいることを見ていただきました。園舎建設についてのPTAの要望についてどのように受けとめているか、建てかえについての新市長の方針をお尋ねいたします。私は、この問題について真剣にPTAの方と話し合いましたけれども、新市長のこれからの方針が早い時期に出されることを希望いたします。

 2番目として、幼稚園の園庭の整備についてお伺いします。桜ケ丘幼稚園の園庭は、道路側溝より茶売街道でございますけれども、園庭が低いため雨水が側溝に流れない。したがって、水がたまってしまうということがあるのです。何とか改良したようですけれども、改良がし足りないということで、水がたまってしまうということで、幼稚園の方では困っております。

 次に、南通り線の整備について、南通り線の今までの進捗状況と今後の計画についてお伺いします。

 次に、下水道整備について、鼠地区の4地区において、公共下水道整備計画について大変先送りされるということが予想されていますが、鼠4地区の計画をこれからどのように考えているかお伺いいたします。

 私は、再質問はないつもりでいますので、明快な答弁を、納得いく答弁をよろしくお願いいたしまして、壇上からの質問を終わります。



○北本政夫議長 加藤教育長。



◎加藤和説教育長 塚越議員の桜ケ丘幼稚園についてのご質問にお答え申し上げます。初めに、教育委員会として幼稚園教育についてどう考えているか簡単に触れまして、それから本題にお答え申し上げたいと存じます。

 本市の公立幼稚園10園は、おおむね小学校単位に設置されておりまして、小学校へ入学する前段として、円滑に小学校教育に適用させるための就学前教育として位置づけられ、現在に至っております。議員ご案内のとおり、近年の核家族化、少子化の進行といった社会状況の変化は、幼児を取り巻く直接的な環境であります家庭や親の意識、あるいは地域社会にも影響を及ぼし、それが幼児の生活に大きな影響を与えております。少子化により、兄弟姉妹、あるいは地域社会における同年代の子供との触れ合いの減少も目に見えておりまして、それらのことと関連して人間関係の希薄化を招いておるのが実情でございます。このため、同年令の子供たちによる集団活動など、さまざまな体験活動を充実し、子供を心豊かにはぐくんでいく環境を整備していくことが極めて重要な課題となっております。教育委員会といたしましては、公立幼稚園が就学前教育を担う役割だけでなく、幼稚園独自の教育機能を十分生かせる、特色ある幼稚園として位置づけていかなければならないというふうに考えておるところでございます。

 さて、桜ケ丘幼稚園でありますが、昭和41年に新築をいたしました後、45年には増築しまして、保育室6室、職員室1室がございます。建築後32年が経過しておりまして、ご指摘のとおりかなり老朽化が進んでおります。また、桜ケ丘幼稚園以外にも、大寄幼稚園なども建てかえが必要な時期に来ております。これまで、平成5年度の深谷西幼稚園園舎の建築を最後に、園舎の建てかえを凍結いたしまして、現在は幼稚園の振興計画を策定中であります。この振興計画の中で、今後の幼稚園の運営形態や幼稚園、保育園一体施設、2年保育の実施等々について検討を進めているところでございます。ご質問の桜ケ丘幼稚園園舎の建てかえにつきましても、今後全体計画の中で実施に向けて鋭意検討してまいります。また、園庭整備についてでありますが、現在園庭にくぼ地ができまして、そこに水がたまるという状況が発生しております。抜本的な改善は、園舎建築とともに処理していかなければならないと考えておりますが、応急的にはくぼ地の整地、側溝の清掃等で対応してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、これからの本市の幼児教育の充実を図るため、新市長の方針等をも受けまして、できるだけ早い時期に結論を出せるよう努めてまいりますので、よろしくお願いをしたいと存じます。

 以上でございます。



○北本政夫議長 安野都市整備部長。



◎安野信行都市整備部長 塚越議員ご質問の南通り線の整備についてお答えをいたします。

 経過につきまして、簡単に触れさせていただきます。この路線につきましては、早期の整備について平成6年度より毎年要望がなされております。平成8年度には、地域住民から陳情が2件出されております。その主な理由といたしましては、岡部町のコスモス街道から県道より岡部、深谷線通り茶売街道までを経て、県道深谷寄居線より南通り線に至る経路が朝の通勤時間帯の渋滞が非常にひどいということで、新規路線の早期開通が望まれているからであります。また、過去に4人の議員さんから南通り線の接続について、どうにかならないかということで一般質問を受けております。さらに深谷市総合振興計画第3次基本構想におきましても、道路整備計画として市民の利便性、快適性を高め、道路のネットワーク化がうたわれております。今後南通り線が開通することによって、JR高崎線の南部の骨格となる幹線道路として大きな役割を果たすことになります。これを受けまして、深谷市でも整備についての検討を開始いたしました。既に岡部町のコスモス街道は、幅員が20メートルから15メートルの道路として整備済みとなっております。また、南通り線も熊谷市境の起点から県道深谷寄居線まで完了しているところでございます。したがいまして、この間の区間、約1,230メートルございます。県担当窓口や警察と協議を重ねてまいりました。地元地権者に対する説明会も何度も開催いたしまして、地権者皆さんのご協力をいただきながら、現地測量や面積の確定測量、あるいは家屋調査等実施してまいりました。今後の予定でございますが、引き続き平成11年度より補助事業として認めていただけるように、国、県に対して事務手続を進めてまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。



○北本政夫議長 金子下水道部長。



◎金子康雄下水道部長 塚越議員のご質問にお答えいたします。

 下水道事業は、議員ご承知のとおり市民生活の環境の改善、浸水の防除、公共用水域の水質の保全等市民環境の注目される中で、重要な都市施設でございます。深谷市では、昭和60年度より下水道が供用開始となり、現在の認可面積は996.1ヘクタールであります。平成10年度末予定の整備面積は806.4ヘクタール、未整備面積は189.7ヘクタール、その整備率は81%になります。公共下水道の利用者も3万4,226人、水洗化率74.5%になります。ご質問の鼠地域でございますが、現在のところ認可区域に含まれておりませんので、ご理解いただきたいと思います。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 塚越議員の私に対する桜ケ丘幼稚園についての(1)、建てかえについての新市長の方針はについてお答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、私も2月22日のときに桜ケ丘幼稚園へ行ってまいりまして、その幼稚園の老朽化、また古く傷んでいるということ、窓ガラスも紙で張っているような状態、私はつぶさに見学させていただきました。ご存じのように、今建築32年ということで、深谷市のそれ以外の、桜ケ丘幼稚園以外にも大寄幼稚園を含めて、各施設もかなり老朽化しているのも事実であります。その幼稚園、時間の許す限りこれまで何カ所も行ってまいりましたけれども、やはり園児を預かる以上快適な環境で教育をしたい、それはもう塚越議員のご指摘のとおりだと思っております。そういう意味で、市といたしましては幼稚園の振興計画、建てかえるための基本的な計画を立てなければならないと思っております。それは、幼稚園の2年制保育にするのか、そして幼保一元化にするのか、これがやはり基本になると思います。これが済み次第、建てかえというのは私は簡単にできるものだと思っております。一番大事なのは、その指針を早く確実に私は立てた上で、この建てかえを逐次進めたいと思いますので、ご理解の方お願いいたします。



○北本政夫議長 21番 塚越議員。



◆21番塚越補寿議員 ただいま市長の答弁の中に、2年保育ということを言われました。その2年保育についての問題は、大変保育園との関係がありまして、難しい面がたくさん出てくるかなと思います。それはそれとして、近いうちにPTAの役員さんが市長にお会いしてお願いしたいということでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。

 それから、次に下水道の関係でございますけれども、鼠地区はまだまだ当分予定がないということでございますけれども、認可申請が、次の申請はいつか。それについて、認可申請のときに鼠地区を入れていただきたいということでお願いをいたしますけれども、認可申請をする時期、入れるか入れないか、よろしくお願いします。



○北本政夫議長 金子下水道部長。



◎金子康雄下水道部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。

 鼠地域の整備計画ですが、現在の認可区域外の主な地区といたしましては、鼠地区、見晴町地区、宿根地区、上柴町西地区、東方町地区の5地区になっております。今後の具体的整備に当たりましては、現在の認可未整備面積189.7ヘクタールの整備を鋭意努力していきたいと思っております。また、鼠地域の現在のところ認可区域外でありますことから、他の認可区域外地区からも整備のご要望がございます。これらを踏まえまして、今後検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○北本政夫議長 27番 又吉議員。



          〔27番 又吉議員登壇〕





◆27番又吉清孝議員 27番、又吉です。発言通告に基づきまして、これから一般質問を行います。

 今回は、新井新市長になりまして、本格的な予算編成が次の定例議会となります関係もありまして、敬意をあらわす意味から、通告書にもありますように、新市長に対しまして、地方自治の原点について市長の考え方をただしていきたいと思います。私も、今回新井新市長に質問いたしますと、深谷市長5代のうちの3代の市長とつき合うことになりました。昨日からの市長の答弁を聞いておりまして、感じることは、歴代の市長に増して、今度の新市長は基本的な考え方がはっきりして一番わかりやすい。頼もしく思った次第でありますから、ぜひそれに沿った答弁をお願いいたします。

 我が党は、毎年市民の安全と健康及び福祉の増進という地方自治法の立場から、市民から寄せられました切実な声をまとめまして、予算編成に当たっての要望書を提出しております。今回も新市長に直接面談し、要望書を提出したところであります。その内容は、乳幼児施策から老人施策、環境整備まで具体的で全市民的なものとなっておりますので、6月の本格的な予算編成に当たってはぜひとも参考にしていただき、市民が希望の持てる深谷市政にしていただきたいということをまず冒頭にお願いしておきます。

 さて、大型ハード事業、いわゆる箱物事業から福祉、教育、環境整備のソフト事業への転換についての質問であります。私は、箱物すべてがだめだという立場はとっておりません。市民から見て必要なものは、計画的につくるべきであるというふうに考えております。豪華過ぎる施設がつくられる一方で、肝心な施設が後回しになっているような、地方自治体の本来の仕事の順番が後回しになっているようなことでは困るわけであります。県北一と言われる総合体育館がありながら、先ほども答弁がありましたように、できて32年間もそのままの状態の幼稚園舎、深谷市立老人ホームはそれより1年前に、33年前の昭和41年のままであります。そのほか、学校や保育園など改築、改修が急を要するのがあるわけであります。また、福祉施策についてみても、埼玉県は全国平均に行っておりませんが、せめて深谷市は県平均までは引き上げるべきだというふうに思うわけであります。以上の点から、今後大型のハード事業を抑制して、ソフト事業に重点を置いた行政運営に切りかえるべきであるというふうに思いますが、新市長の考え方をお聞かせください。

 次に、自治体も市民も法律で総動員されることになる戦争参戦法、いわゆるガイドライン法案に対して、10万市民を預かる市長の見解をただしたいと思います。私は、福嶋前市長に対して戦後50年目に当たっての節目の年に、平和を守る観点から質問したことがあります。そのとき、平和というのはそれが手に入ったそのときから忘れられていくというようなことを言った覚えがあります。英字新聞ジャパンタイムス紙がずばりと、このガイドラインは戦争マニュアル、いわゆる戦争の手引だと報じた。今回の新ガイドライン法案とは、まさにアメリカの戦争に日本が参加させられる、戦争法そのものなのです。ご存じのように、憲法9条は戦争はしない、戦力も持たないという二つのことを決めております。政府は、これまで自衛のためならいいといってごまかして、自衛隊という軍隊をつくってきました。しかし、その自衛隊でさえ国民の世論と運動があったために、海外での戦争に出ていくことはできませんでした。ところが、今度のガイドライン法は、憲法の戦争はしないという決まりまでひっくり返して、日本を海外での戦争に乗り出す国にしてしまおうとしているわけであります。憲法の平和原則を持った日本で、戦争参加、戦争協力一色の法案が出てきたのは戦後で初めてであります。軍事専門家も、「ガイドラインというのは、米国が軍事介入する際、いつ、どういう規模で軍事行動するかは米国が決める。それに自動的に日本が協力するという白紙委任状である」、こういうふうに指摘をしております。

 さて、今回の法案が自衛隊だけの戦争参加では済まされない内容であり、地方自治体も民間もいや応なく国益という名のもとに戦争に総動員されることになります。10万市民の市長として、また地方自治法に基づく深谷の長として、この戦争法案に対する見解をお聞きしたいというふうに思います。

 以上、壇上からの質問といたします。



○北本政夫議長 新井市長。



◎新井家光市長 又吉議員の私に対する質問、新市長の政治姿勢についてお答えいたします。

 大型ハード事業から、福祉、教育、環境整備充実のソフト事業の転換へというご質問でございます。私が常々申し上げていますけれども、ハードとソフトの区別、非常にこれは難しい面があります。ともにハードがなければソフトもないということも想定して言えます。しかし、ここで明確にしておきたいのは、いわゆる又吉議員の私に対する質問のハードというのは、非常に大型な、自治体の財政能力にそぐわない大型な施設、また各自治体とも同じような類似性を持っている施設を私は総称しているのではないかと思っております。そういう意味で、今後一番必要なのは、そのような公益性のものを含めて、まちづくりは隣のまちも踏まえたやはり事業展開を考えた上でやらなければならないと思っております。そして、ハードがすべていけないとは思っていません。というのは、上下水道も公共事業も一緒くたにハード、ハードととられますと、生活の基盤整備そのものが立ちおくれてしまいます。ですから、私が又吉議員の質問にあえてお答えするのは、いわゆるハードとはそのような豪華で、華美で、財政能力にそぐわない建物、さらには市民生活に密着したものではないという解釈の中でお答えさせていただきたいと思っております。

 今日国初め、国際的にも日本のように国家が先頭に立って国土開発をするという国は、もう存在しなくなってきました。アメリカがダムの建設は終わったというふうに宣言したとおり、政策の転換をそろそろ21世紀を前にして図らなければならない時代に、私は入ってきたのではないかと思っております。そういう意味で、各国、日本以外の国の政策を参考にしていきますと、公共事業そのものを環境と共生させた事業転換をしているということに非常に注目すべきところではないかと思っています。さらに市民の政治の参画、NPO、情報公開など、そしてまたその予算をコントロールする国会と公平、正義を実現する裁判所のチェック機能、これが今後ますます大事な要件になってくるのではないかと思っております。そういう意味で、前段としては私の理念的なことを申し述べさせていただきました。

 続きまして、深谷市において、ではハードからソフトへということであります。私は、ソフトというのは、ハードの中でもやはり福祉センターや中央公民館など、市民の日常生活に有意義で、また密接にかかわり合っている施設は今後ともつくっていくつもりであります。また、古くなったものでも新規にすぐにつくるのではなくて、やはり改築し、またそのソフトを十分検討した上で新たなる事業転換、施策の方針をしていくべきではないかと思っています。建てかえが必要な施設は、現在幾つもあります。例えば、ごみの焼却場施設、もちろんダイオキシン対策に対応できるような施設をこれからつくらなければなりません。火葬場もそうであります。し尿処理場の環境施設もそうであります。体育館や幼稚園園舎の、学校教育施設のやはり建てかえも今後継続的に進ませなければならないと思っています。また、公民館、養護老人ホームや、そういう福祉施設も今後計画的に私は建てかえていく所存であります。また、新たに整備すべきだと私考えている施設は、やはり公的介護保険の導入も踏まえて、デイサービスセンター、そしてホームヘルパーの増員、ホームヘルパーも私は3倍というふうに言いましたけれども、深谷市の住民に関しては非常に少ない、県レベルでも非常に少ない予算で今やっております。このためにも、デイサービスセンター、ホームヘルパーの増員を私は図りたいと思っています。また、障害者や高齢者に優しいまちづくりのための推進、そして児童館の設置、24時間低年齢保育の適正な増設を、育児支援対策の一環として図りたいと思っております。

 また、数日前又吉議員から、いろいろなことで私に要望書を手渡されました。多子世帯の保育料の負担軽減を図るために、第3子の保育料の無料化、医療費の無料化の5歳児未満までの拡大、難病患者の見舞金制度の創設、痴呆対応型老人共同生活支援事業、及び在宅歯科訪問事業等の提案事業につきまして、6月の議会までに事業内容を私は再検討させていただきたいと思います。再検討するとともに、前向きな対応をいたすということで、この場をご理解していただきたいと思っております。

 また、教育関係においては公立幼稚園の2年制保育の実現が私の公約であります。先ほど塚越議員のご質問がありましたけれども、基本的な計画を早急に立ち上げまして、どのような形に進ませるのか、これも検討させていただきます。また、もろもろソフトの面ではいろいろございますけれども、今議会で公共施設の予約システムをもっと簡便に早くしていただきたいということも考えております。さらに図書館の開館の延長、祝祭日の開館、公民館等の休日の変更や管理運営の見直し等も、今後とも積極的に進めていきたいと思っています。

 また、環境関係においては私は公約しておりませんでしたけれども、その重要性と緊急性におきましていつも念頭に置いているわけでありますけれども、ご存じのとおり所沢の野菜のダイオキシン対策の問題は極めて深刻であり、野菜生産地である深谷にも大変な影響をこうむったわけであります。このようなことから、ダイオキシンやトリクロロエチレンなどの有害物質による大気、水、土、土壌の感染汚染の発生を防ぐために、定期的に検査、また分析していく方向であります。さらにごみの減量化とリサイクル活動にも積極的に取り組んでいくため、今後の必要と思われる施策は積極的に推進していく予定であります。また、水の浄化を図るための公共下水道の整備を推進するとともに、合併処理浄化槽の設置に対する補助も引き続き続けていく所存であります。以上が私の政治姿勢に基づいた、今後推進する予定の主な政策でありますけれども、6月の議会のときには予算の中でその具体的な内容を明らかにしたいと思っています。

 続きまして、又吉議員の私に対する自治体も動員される戦争参戦法、ガイドライン関連法案に対する市長の見解についてであります。ご存じのように、平和のありがたさというのは、私以上に又吉議員の方がよくご存じだと思っております。今まで私たちの世代になりますと、平和にしても安全にしても、すべてただで手に入るような感覚で、今私たちは生きています。しかし、こういう平和な時期、前市長が平和なときこそそれを考えるべきだというのは、私も同感であります。昔ユダヤ人にとって、危機という言葉というのは継続であり、蓄積されるものだというふうに申しております。それはなぜかといいますと、ユダヤ人民族は2000年の時空を超えて、亡国の象徴である嘆きの壁に対面し、民族の悲劇を、そしてジェノサイドを常に肝に命じて平和のありがたさを感じるというわけであります。ところが、我が国においては危機というものは常に継続ではなくて、一過性なものであると。このところに国民的な、やはり合意形成がなされない大きな要因もあるのではないかと思っております。さらにマスコミも、常に一方的な見解を述べるだけで終わり、その平和のとうとさ、戦争の回避の仕方を、やはり正論を踏まえた情報を提示していないのも、私は日本人の平和に対する認識の甘さではないかと思っております。平和は、主義主張にとらわれず、もちろんイデオロギーにとらわれず、国民全員が私は討論し、議論を闘わせるものではないかと、そのように感じています。又吉議員もご存じのとおり、今国会で行われておりますガイドラインの関連法案につきまして、1996年にクリントンが訪日した折に、そのガイドラインの見直しということで、97年にそれが見直しされたわけであります。しかし、今回の関連法案を見る限りにおいては、非常に抽象的な言葉、いわゆる抽象的というよりもあいまいな表現であり、私は一地方公共団体の長としてもなかなか理解に苦しむことがあります。このことに関しても、平和を愛する気持ちは一国民として変わらないものであります。しかし、このガイドラインを又吉議員からご指摘の見解をと言われても、一市民としての感想だけ述べさせていただきたいと思っています。

 日本では通用することが世界で通用するかということは、ないわけであります。国際法に照らされても、後方支援というものがどういうものであるのか、それから地方公共団体の長に、そのあれをゆだねるとしても、どのような認識で、どのような根拠で言っているのか、私にはこのガイドラインを読んでみてもなかなか理解に苦しみます。国際法に照らし合わせて、後方支援そのものが戦争行為であるというならまた別、しかし日本で考えているものは、それは戦争行為でならないということも指摘されて、非常に常にあいまいであると。日本人の解釈では済むかもしれませんけれども、実際は国際法に照らし合わせると、なかなか日本の正論が通らないというのも事実であります。私は、今国会にこのガイドラインの法案が上程されるに当たり、いま一度日本国民として平和というもの、そして戦争の危機、そういうものを検討に入れ、国民的な合意が得られるよう、私は討議すべきではないかと思っています。ただ、私個人の見解としては、このガイドラインの法案そのもののあいまいさが目立ちますものですから、あえて見解はここまでとさせていただきますことをご理解いただきたいと思っております。



○北本政夫議長 27番 又吉議員。



◆27番又吉清孝議員 基本的には、いわゆるハード事業とソフト事業、これは前の議会のときも申し上げましたが、ハードなくしてソフトなしということも今市長言われたように、私も同感であります。今回あえて大型のハード事業、いわゆる大型プロジェクトということを挙げたのは、それがために本来地方自治体がやるべき原点が見失われていく、いわゆる市長が言われております市民サービスが後回しになると。余りにも豪華な施設をつくったために、それに対するランニングコストが高くてほかに回らないというような、いわゆる大型のハード事業というのはもうそろそろいいではないか。それから、市長の今の考えで、大型の施設というのは公益的にもいいのではないか、それも私は大賛成なのです。今市長の答弁聞いておりますと、基本的には私が考えているのと一致しておりますので、ぜひ箱物というと公民館まで箱物、学校も箱物という形で、一概に箱物を否定する風潮がなきにしもあらずなものですから、あえて大型のハード事業というのはもうそろそろはと。本来の地方自治体の仕事である福祉、教育、生活環境整備に転換してはということであります。具体的な問題については、また6月の議会にも、当選した場合にはまた具体的なものを取り上げて、いろいろ市政についての質問をさせていただきたいというふうに思います。ぜひ6月に向かって、壇上からも言いました数十項目に挙げる中から検討していただければ幸いだというふうに思っております。

 それから、2点目の戦争法についてなのですが、実際初めて市長になられた新市長に対しては非常に酷かなという気もいたしましたが、先ほども述べましたように、この法案というのが非常に抽象的でわかりにくいという市長の答弁ですが、わからないところが非常に危険なのです。いっぱいこの中には支援するところが、支援だとか活動とかという活字がばんばん載っているのですよ。それはどういうことかというのは、すべて米軍がアジア地域で戦争したときに支援していく。どう支援するか、どうその活動を担うかというのでなされている法律で、その権限が国の最高機関であります国会に諮らず、閣議だけで決定されるという、いわゆる世界でも類のない、交戦権を閣僚に与えるという内容で、条文としても矛盾が出てくるというのはやむを得ないというふうに思います。そういう意味で、非常に法的には国会で論ずる法ですので、大変難しいということもわかりますが、私が言わんとすることは、いわゆる平和の観点から戦争をどう見るか、深谷の市民がいや応なしに戦争に参加させられる昔の総動員法に匹敵するこの法案についての見解を、一応ただしておきたいということでありました。この件については、先ほどの答弁でよしとしたいというふうに思いますので、これからも市長はぜひとも深谷市民の生活向上、福祉向上のために奮闘され、これからの4年間平和の問題も、また事あるごとに私の方は質問していくというふうになると思います。私も、生まれ育ったのが沖縄で、地上戦戦った生き残りといいますか、経験した中の一人でありますので、平和については人一倍関心を示す人間だというふうに自負しております。ぜひこれからも、新市長が市民の立場に立った市政を貫きますよう希望いたしまして、質問を終わりたいと思います。答弁は結構です。





△次会日程の報告





○北本政夫議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 あす11日から22日までは本会議を休会とし、その間にそれぞれの常任委員会を開会し、付託された事件の審査を願います。

 23日は午前9時から本会議を開き、委員会の審査経過並びに結果の報告、同報告に対する質疑、討論、採決を行います。





△散会の宣告





○北本政夫議長 本日はこれにて散会いたします。

  3月10日午後1時45分散会