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埼玉県 鴻巣市

平成17年  第1回 定例会(旧川里町) 03月04日−一般質問−02号




平成17年  第1回 定例会(旧川里町) − 03月04日−一般質問−02号







平成17年  第1回 定例会(旧川里町)






        平成17年川里町議会第1回定例会議事日程(第2号)
                      平成17年3月4日(金曜日)午前9時00分開議
日程第 1 町政に対する一般質問
                                          
〇出席議員(14名)
  1番  木  暮  勝  之  君     2番  五 十 嵐  英  治  君
  3番  小  暮     一  君     5番  大  塚  佳  之  君
  6番  羽  鳥  功  一  君     7番  坂  本     晃  君
  8番  根  岸  貴 美 恵  君     9番  渡  辺     仁  君
 10番  羽  鳥     健  君    11番  青  木  勝  也  君
 12番  片  山  幸  生  君    13番  石  渡  健  司  君
 14番  青  木  保  介  君    15番  小 谷 野  一  郎  君

〇欠席議員(なし)
                                           
〇説明のための出席者
      町    長   嶋  村     孝  君
      助    役   小 ノ 澤  克  彦  君
      収  入  役   野  本     勲  君
      教  育  長   小  川  武  雄  君
      教 育 次 長   岡  田  良  雄  君
      総 務 課 長   池  澤  喜 久 二  君
      参  事  兼   岡  田  喜  一  君
      企画財政課長
      住 民 課 長   松  永  よし子  君

      参  事  兼   榎  本  一  眞  君
      福 祉 課 長

      税 務 課 長   古  山  昌  男  君
      産 業 課 長   倉  川  孝  一  君
      土 木 課 長   金  子  克  司  君
      ま ち づくり   吉  澤     隆  君
      推 進 課 長
      水 道 課 長   関  塚  光  二  君
                                           
〇事務局職員出席者
      局    長   野  本  征  吾
      書    記   横  田  敏  江









△開議の宣告



○議長(青木保介君) 皆さん、おはようございます。

  ただいまの出席議員は14名であります。

  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                                   (午前 9時00分)

                                           



△議事日程の報告



○議長(青木保介君) 議事日程はお手元に配付のとおりでございますので、ご了承願います。

                                           



△町政に対する一般質問



○議長(青木保介君) 日程第1、町政に対する一般質問を行います。

  それでは、通告順に質問を許します。9番、渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) 9番、渡辺です。皆さん、おはようございます。ただいま議長さんより発言の許可が出ましたので、3月定例会での一般質問を通告順に行いたいと思います。

  けさは、外は大変寒い朝となりましたが、この議場内では暑くなるよう一般質問を一生懸命行いたいと思います。よろしくお願いいたします。

  今回の鴻巣市・川里町・吹上町の1市2町の合併に関しましては、協議会の委員の皆様、議員の皆様、そして住民の皆様、そして役場の職員の皆様に大変前向きなご理解をいただき、よい方向へと事が進みました。まことにありがとうございました。また、ご苦労さまでございました。住民説明会も行われて、より理解していただけたと思います。

  しかし、住民の立場になったときには、ふだんのことでいろいろと心配や不安は、もっともっとたくさんあると思われます。職員ですら統一した答えが返せない事項もあると思われます。そこで私は、合併に向けての対応といたしまして、2点ばかり質問をいたします。

  要旨1点目、住民説明会の資料の中に「合併後5年以内に運営方法を検討します」、また「18年度までには再編します」、また「18年4月までには新市において再編します」などが明記してありました。合併をしなくてはできないこともあると思います。また、その中に協議や調整が合併後でなければできない項目もあるようですが、このような事項について今後の方向性や考え方はどのような形で行われていくのでしょうか。

  要旨2点目は、合併の相談窓口を設けたらどうかという質問です。合併の相談窓口的な専門の窓口の設置の考えはありますか。行政も合併の件に関してゼロからのスタートではありましたが、しかし行政はそのスタート時点ではおおむね理解していたはずです。住民の皆さんは、合併の協議が行われて、合併説明会が行われて、ようやくスタートの位置についたところだと感じます。ですから、町の関係する職員と住民とでは、なかなか理解度が違っております。例えば役場の職員ですら鴻巣市と川里町と吹上町の3市を合わせた人口、住民の数ですが、正確に答えられない人もおりました。合併に関係している職員は、正しく答えられると思いますが、かかわっていない人はそれというか、まちまちの答えが返ってくることもあります。ですから、住民の多くもいろいろな不安や心配がたくさんあるはずです。役場の関係者によりますと、不安や心配は説明会でも行ったし、また広報紙でも今後お知らせするからと話しており、不足の場合はいつでもお答えしますと言っておりますが、これで大丈夫でしょうか。

  住民は、たくさんの不安や心配事があると思います。9月から10月にかけて住所を異動する人、また10月1日、9月30日に何かを変更する予定になっている人、車の免許の更新が近い方、商店ではカレンダーを発注する担当の方、この中には住民の皆さんの本当に身近にある事柄の心配事です。その関係で、また10月1日に鴻巣市になったときに、いつまで川里町として名乗ってよいとか、逆にいつから鴻巣市と明記してよいのかなど、大変な心配があるはずです。細かなことですが、住民にとっては大変心配事があると思います。重要な合併です。一つ一つ住民に迷惑をかけないためにも、合併に関して身近な問題など相談に乗れる窓口、そして答えを出せる専門の窓口の設置は必要だと思いますが、その設置の考えについてお答え願いたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) それでは、渡辺議員さんの合併までの諸問題の協議、調整に対しての考え方、方向性はどのようにしていかれるのかの質問に対しましてご答弁申し上げます。

  鴻巣市・川里町との合併につきましては、平成17年1月24日に1市2町の首長による合併調印式がクレアこうのすで行われまして、合併の基本協定項目と言われております合併の方式、合併の期日、新市の事務所の位置などのほか、各種事務事業の取り扱い、新市建設計画など、28項目について協定を締結をいたしました。また、1月31日には、議員各位のご理解とご協力をいただきまして、臨時議会におきまして合併関連4議案を議決していただきました。そして、これを受けまして2月1日に埼玉県知事に対して合併の申請をすることができました。

  協定書の内容につきましては、特に健康・福祉に関する分野について、次世代育成支援対策を最重点化して子育て日本一の環境をつくっていきたいと、このように考えているところでございます。そして、高齢者福祉や障害者対策についても後退させることなく、また地域保健・医療については、受益者負担の導入と内容の充実を図ることを基本に、事務の一元化を図ることとしました。そして、料金等に大きな差異のあるものについては、激変緩和措置を講じるなどして、調整方針が決定をされております。これらの協定内容に基づいて各種事務事業をこれから調整を行っていくと、このように考えてございます。

  支所機能につきましても、住民の皆さんに直接関連する事務につきましては、従来どおり取り扱うこととし、住民サービスの低下を招かないようにしていきたいなと、このように考えているところでございます。そして、設置をするところでございます。今後これらの調整方針に基づき具体的に一つ一つ事務事業の調整を図っていきたいと、このように考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。

  それから、合併相談窓口の専門窓口の設置を考えてはと、この質問でございます。合併に関するご意見やご質問については、鴻巣市・川里町・吹上町合併協議会事務局において窓口が開かれており、電話、ファクス、Eメールでの受け付けを現在行っております。また、川里町のホームページから合併協議会のホームページにリンクしておりまして、インターネットを利用し、意見や質問をこちらの方にいただくようになってございます。

  川里町に合併相談窓口とのことでございますけれども、合併担当窓口となっている企画財政課に何らかの表示をしまして、対応してまいりたいと考えてございます。議員さんおっしゃるとおり、住民の方もいろいろとまだまだ合併に対していろいろな不安を持っているのは、おっしゃるとおりだと思います。そして、工業団地等もあるわけでございますけれども、商工あるいは工業、このような会社の方にもこれから商工会等を通じ、また産業課等を通じ、いろいろ負担の部分もお願いする部分もございますし、これからの名称等いろいろと会社は会社なりにしなくてはならないこともあると思いますので、そのようなことを町からも情報を発信していきたいなと、このようにも考えてございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) そうしますと、相談窓口の設置の方向は、前向きに検討するということで理解してよろしいでしょうか。

  それでは、再質問なのですけれども、一つお願いいたします。7回行われた合併の住民説明会では、冊子の中に合併に関するQ&Aというのがありまして、その中にこのような文章がありました。「今後10月1日までに各家庭へ新市における事務事業の手続の手引などを配布し、通知する予定です」とありましたが、現在10月1日までにそのようなものをどのような形で、どのくらいのボリュームで通知するかなど、計画あるいは決まっているところまででも結構ですから、説明いただければと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 住民説明会、研修センターを含めまして7回行いました。出席できない方もおりましたので、全家庭の皆さん方に、合併説明会に出席いただきました皆さんに資料として配りました資料を全戸配布をしまして、一応全家庭の方にわかっていただくためにしたところでございます。

  また、今合併推進室の方と相談をしておりますけれども、合併の冊子、これは話を聞きますと、何か千曲市の方の合併協議会で冊子をつくりまして、その冊子を助役を通じて私も見せていただきましたけれども、非常に便利にできております。いろいろわからない部分をその冊子を見ることによってある程度理解できるような、そういう内容になってございます。私もぜひそういうものが1軒に一つあれば、困ったときに合併についてのいろいろな情報がその資料によって得られると、そういうことだと思います。そのような形の中で、今合併推進室とお話をしておりますけれども、情報によりますとそのような冊子をつくる計画があると、このように伺っております。部数につきましては、4万部つくりたいと、このようなお話も伺っておりますので、ぜひそのようなことを考え、皆さんにわかりやすく提示していきたいなと考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) ありがとうございました。大体わかりましたので、それでは4万部の冊子の件はひとつよろしくお願いいたします。

  それでは、2番目の質問に入らせてもらいます。2番目の質問は、庁舎の2階に女性専用のトイレの設置の予定を伺いたいものです。この件に関しては、何度か私も一般質問してきましたが、どう考えてみても余りにもお粗末としか言いようがありません。なぜ今男女共用のトイレなのでしょうか。まして公共の場である役場庁舎のトイレです。役場は、避難場所として指定場所とはなっておりませんが、災害時も含め、一時的には何らかの形の緊急に集まる場所とはなるはずです。当然トイレの問題も重要なものになってきます。今この時代、洋式トイレは当たり前であり、現在は和式では使えないほど普及しております。役場庁舎を調べますと、別館に二つの洋式タイプがあります。あとは障害者用トイレが洋式となっております。その3カ所が洋式であって、残り4カ所がありますが、和式タイプになっております。四つの和式タイプのうち、1カ所がその2階部分にあるわけです。設置の数も少ないと思われますが、しかしそれより2階のトイレの男女を区別してほしいと思っております。生理的現象もあり、2階で安心して使用できるようにしてほしいと思っております。女性の立場になったら、また使用する住民の気持ちになったら、専用の女子トイレ設置をしないわけにはいかないと思いますが、その件に関して考え方のお答えを聞きたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 2階に女性専用のトイレの設置の予定はありますかと、この質問につきましてご答弁申し上げます。

  現在の庁舎は、昭和44年に建設された建物であり、1階は事務室ですが、2階には会議室、委員会室、電算処理室、議場、議会事務局となっておりますが、2階部分は主に各種会議室として利用されております。会議は年々増大し、2階の会議室は頻繁に利用されておりますが、2階のトイレは当時のままで男女の区別がなく、共用となっており、利用者に大変不便をかけております。本当に心苦しいなと思っております。

  2階の女性用トイレの設置でございますが、鴻巣市・吹上町との合併により、本年10月から川里町役場は支所と決定されております。業務の内容が大幅に変更になりますので、2階部分の利用計画を総合的に見直す中で検討していきたいと、このように考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) 今合併の関係で、合併の件も少しかかわってくるかと思いますけれども、この庁舎は多分合併後は支所として機能される場所となる予定になっておると思います。それであればなおさら快適なトイレにぜひとも改修していただかないといけないと私は考えます。川里地区の中心的な支所であって、やはり人が集まり、にぎやかなことが何より重要だと思います。合併してよかったなと、町長が言われる合併してよかったなというのは、その後の結果がそうなると思います。やはり人が集まってにぎやかなところ、にぎやかな支所になってこそ、合併してよかったなと言われるのではないでしょうか。2階の部分の使われ方などまだはっきり決まっていないわけですが、にぎやかな支所にするためにも重要なポイントだと思います。

  再質問二つほどですけれども、一つはトイレの男女の区別をし、2階の有意義な使われ方を積極的に考えていただきたいと思いますが、その件に関しての考え方をひとつ聞きたいと思います。

  もう一つは、以前より川里町は、子育てをするなら川里でとアピールしてきたことだと思います。これは、女性を支援しているという意味も中には含まれていると思います。それなのに2階に女性トイレがないのは変だし、またこの時代でベビーベッドなどを置くスペースも考えていなかったようです。住民の皆様にこれを設置しなかった理由とかというのをもしはっきりお答えできるのであれば、その答えを伺いたいと思います。

  以上の2点について質問させていただきます。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 先ほども答弁させていただきましたけれども、男女の兼用のトイレと、本当に特に女性の方には大変ご迷惑をかけてしまっているなと、このように痛感しているところでございます。そして、理想的には議員さんおっしゃるとおり、すぐにでも男女の別々のトイレを設置するのが理想でございます。求められているところだと思います。町といたしましても、すぐそれができるかどうか、業者にも相談した経緯もございます。その中で改修する場合に、その改修に当たるところにいろいろな配線等がございまして、それらのことをクリアしないとできないと、そういうお話も業者より伺っております。そのような点も踏まえまして、先ほど申し上げましたとおり、これから合併しまして2階等の利活用の様子、利活用の中身も精査しまして、前向きに検討してまいりたいなと、このようにも考えているところでございます。

  それから、今までのいきさつでございますけれども、昭和44年に建設されたということでございまして、私も今までの経緯は承知していないわけでございます。そのようなことでございますので、ご答弁させていただきました。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) 多分トイレに関しては、あそこにつくればいろんな状況があってできないという支障もあると思いますが、お金をかけるところが重要であって、私はこのトイレに関してはお金をかけて改修するべきであったと思います。また、あるべきだと思います。この間も次世代の子育て育成支援の協議会に出席しましたが、やはり女性の問題、子供の問題に当たるときに、設備の問題もかなり障害になってきます。ぜひともそういうことを前向きに考えていただいて、2階の有意義な使われ方、企画立案をうまく上手に積極的に取り組んでいただきまして、新市になってしまうわけですけれども、川里地区が寂れないためにもこの辺は強く要望していってほしいと思います。これで一応トイレ問題は質問終わらせてもらいます。よろしくお願いいたします。

  3番目の質問に入ります。三つ目の質問は、公共工事の検査という問題です。質問の相手が土木課長としておりますが、土木課が関係した公共工事ということで限定されてもよろしいと思います。公共工事については、住民の生活に直結した施設の整備や河川、道路の整備などをするため、税金を使って行う工事であると思われます。無理むだのない、また公平に使用されなければならないものであると思います。公共工事の完成に当たっては、住民に最大限利用され、喜んでいただけることを願って完成に運んでいると思います。そんなことを前置きにしまして、公共工事の検査について、以下四つのことについて質問いたします。

  要旨1は、現在行われている公共工事の検査の方法は、どのように行われているのか。私以前にも一般質問で答弁はいただいております。同じ答えになるかと思いますけれども、再度お聞きしたいと思います。

  要旨2は、工事が完成した場合、検査をしていますが、仕上がりのぐあい、完成度の確認あるいはチェックは、どなたが責任者で行っているのか。

  要旨の3、設計書の図書どおりでき上がっているのか、検査はどのように行われているのか、お聞きします。

  要旨4では、もし検査が終わり、チェックされたところの手直しもあったりし、それも終わり、物件の引き渡しが終了ということに普通なります。しかし、その引き渡しを受けた後に、住民の方より不備の申し出や意見などが出た場合は、その不備に対してどう処理、修繕されているのでしょうか。

  以上、要旨4点についてお答えお願いいたします。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) それでは、私の方から、土木課長がお答えする前に、工事検査に関します手順についてご説明申し上げます。

  まず、工事の検査の種類につきましては、工事の完成を確認いたします完成検査、工事の打ち切りや部分払いなどの場合に行います当該工事の既成部分を確認する既成部分検査、それと工事中随意行います検査で、契約の履行を確認する中間検査の3種類がございます。検査員につきましては、1件の請負金額が300万円未満の工事につきましては工事主管課長が、また300万円以上の工事につきましては町長がその都度指名する者が検査員となることになっております。

  また、1件3,000万円以上の工事につきましては、検査員が2人置かれることとなります。検査員の指名につきましては、工事担当課から企画財政課に対し、工事検査請求書が提出されます。総務課長、助役、町長の順に供覧をいたしまして、事務局であります企画財政課において検査員を指名し、工事検査命令書を作成し、町長の決裁を受けまして、正式に検査員として指名する手順になっております。

  一般的には、指名された検査員は検査期日に工事担当課から提出された書類の審査及び現場での検査を行い、検査調書を作成いたしまして、工事担当課に検査結果を報告いたします。検査に合格しますと、その後代金の請求書に検査調書を添付して支払いの手続になるという手順でございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 土木課長。



◎土木課長(金子克司君) それでは、私の方から2番、3番、4番でございます質問の要旨についてお答え申し上げます。

  まず(2)、完成度のチェック体制はだれが責任者かと(3)、設計書の検査はどのように行われるのかとのご質問につきましては、関連がございますので、まとめてお答えいたします。まず、町が計画しております設計業務や建設工事の事業を執行する場合、所管の土木課あるいは執行依頼があった場合は、執行先の所管課とともに配分された予算に基づきまして目的、実施方法、内容等の検討を行い、その事業ごとに設計書、仕様書を作成いたしまして、決裁を受けた後、入札等により事業を執行いたします。設計業務にいたしましても、建設工事にいたしましても、契約締結後は町が職員の中から監督員を指名し、この監督員が事業の担当者として契約業者と打ち合わせを行いながら工事を進めてまいります。

  設計業務の場合は、契約書や仕様書に基づき、平面図の間取りや大きさの決定、使用する材料等の選定や承認及び建築確認申請等、法手続の実施などについて、時には監督員だけでなく、課長も加わり、内容の確認や変更の指示を行うなど、その工程ごとに完成度チェックを行い、打ち合わせの記録として残しまして、最終的には完成品とともに資料として提出させます。このようにして実施された設計等の業務委託の場合は、担当課長が検査員となり、竣工検査を行うことになっておりまして、契約書、仕様書に基づき、設計書や設計図面が作成されているか、打ち合わせや指示どおりの材料が使われているかなどについて検査を行い、合格すれば検査調書を作成し、支出の手続を行います。

  建設工事の場合でございますが、一般的な土木工事と分けて建築工事というのがございます。今回は特に建築工事について申し上げます。建築工事につきましては、小さな工事を除き、工事の請負契約とは別に設計事務所と施工管理の契約も行います。施工管理は、町の監督員とともに専門的知識を持った設計士により、工事が契約書や仕様書のとおり施工できるよう定期的に工程会議を開催し、各工程ごとに内容の確認や現場に合った変更の指示を行うなど、工事を無事に完成させることが目的でございます。工事の請負契約も、施工管理の契約も、記録として残し、最後に検査を行い、合格すれば検査調書を作成し、支出の手続を行います。

  以上のことから、完成度のチェック体制における最終責任者は、担当課長と認識しております。

  続きまして、(4)、不備が住民から上がっているときは、どのように処理、修繕されているのですかについてお答えいたします。町が建設工事を実施する場合、道路工事は住民の代表である議会議員の皆様や土木委員、あるいは地先の方々に理解をいただき、実施いたします。建築工事は、設計の段階で施設を利用する団体等と配分された予算を有効的に活用できるよう十分な打ち合わせの上、調整を行いますが、場合によっては事業予算やその他の諸条件によりすべて要望どおりの大きさや希望している部材が使用できないことがございますが、このような場合でも打ち合わせを重ね、理解をいただくよう努めております。そして、工事の実施段階においても配分された予算の範囲内ではありますが、可能な限り内容の変更等を行い、工事の完成を目指します。施設の完成後、利用していて施工方法や建築材料等のふぐあいにより不備があった場合は、所管課の立ち会いのもと現場を確認し、契約に基づいた改修などの処置を行うこととなります。

  以上が設計及び建設等公共工事の検査に関する概要でございます。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) ありがとうございました。1回目の質問で、その大体の公共工事の検査の流れは把握できました。私2回目の質問をさせていただきますが、この質問はポプラ館の増築工事に関してちょっと細かく聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。

  ポプラ館の増築工事が完成し、議員で現地の視察をしました。不備な点がそのとき見られました。そして、そこには今になっても改善されないままになっているようなものが見受けられたので、その件について質問いたすところです。

  それは、クロークの折り戸、ケーキ工場の入り口の折り戸、台所の間仕切りの折り戸、その木製建具にこんな張り紙があるのを見かけました。それは視察のときもそうだったのですが、先日も行ったときにまだ張ってありました。それは、「手を挟まれないように注意をしてください」、「手を挟まれないように注意をしてください」です、という張り紙です。多分挟まれるとどうなるか、結果が出たので、注意をしてくださいと言っているのであると思います。

  そこで再質問を四つほどお願いいたします。一つは、なぜ改善されていなかったのか、またできなかったのか。なぜ改善しないのか、あるいはできなかったのか。

  二つ、検査の責任者はそのことに、そのことというのは、この折り戸の不備ですね、検査の責任者はそのことを見落としたのであるかどうか。

  三つ目は、設計図書の指示に、あるいは設計書の指示にそのようにしてあったのかどうか、聞きたいと思います。

  四つ目は、施工業者の責任で不備の箇所は改善できるのかどうか。また、設計監理の責任はそこで発生するのか。

  以上、4点について再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(青木保介君) 土木課長。



◎土木課長(金子克司君) それでは、まず1点目のなぜ改良されなかったのかについてお答え申し上げます。

  ポプラ館の設計に関しましては、入札におきまして設計業者を選定しまして、行田市の林建築設計事務所が落札の結果、請け負ったわけでございます。設計の段階で利用者の方、利用者の団体、それから担当であります福祉課の担当者あるいは課長等と打ち合わせの上、設計内容、増築の間取り、そういったものを計画をいたしたわけでございます。予算的に申し上げますと、まず町としますと増築の部分の建設ということで考えておったわけでございますが、増築に際しまして既存の建物のリフォーム、そういったものを利用団体の方から要望がございまして、それらをミックスした上での設計となりました。そういった中で予算的な範囲の中でどのように計画をしたらよいかということで、利用団体等と十分な打ち合わせを行った結果、最終的には面積、それから使用する部材、そういったものも制限をされまして、可能な限り希望を取り入れていこうということで設計を組んだわけでございます。その結果、既存の作業室がございまして、その作業室のものと同じ材質を持ったものを設計に織り込んだというのが現状でございます。そういった中で当然設計の段階でそのような部材を使うということで承認をしたわけでございます。

  それから、検査の責任者はそれを見落としたのかということでございますが、先ほども申し上げましたように、設計の段階で材料を決定する前に、利用する団体あるいは担当課でございます福祉課と打ち合わせの結果、こういったものを使うということで事前に利用する団体にもお話をしてございます。それから、現在の作業所の仕切りがしてある折り戸と同じものを使ったということ。それから、もう一つにつきましては、設計業者にも確認しましたが、あそこに使われております折り戸は、一般的な家庭でも使われている折り戸ということでございます。そういった3者の理解のもとに、そういった材質のものを選定したというのが経緯でございます。

  それから、3点目の設計書のこれは指示にそのようなことがあったのかということでございますが、先ほど申し上げましたとおり、3者で合意のもとに町では設計者に指示をしたと、私の方は認識しております。

  それから、最後に施工業者の責任において修理はできるのかということでございますが、その設置したものが不良品あるいは不適格な適合のものであれば、施工業者の責任によって改修、修繕を指示することができますが、こちらの指示に基づき設計書のとおり作ったということでございますので、指示、改修につきましてはできないと理解しております。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) 議長、これ2回目の質問ではないのですけれども、一つ目の今の再質問の答え、答えになっていないと思いますよ。なぜ改善していないか、できないかという答えにしては、答えになっていないし、検査の責任者は見落としたのかと聞いているのに、同じものを使ったから問題ないと。それから、設計図書の、あるいは指示や設計書の指示はどうだったかというと、指示は3者の合意のもとであったと、これ答えではないと思いますね。あともう一つ、最後の不良品であれば業者の費用でというふうに、不良品ではないと言っているのですけれども、私は手を挟まれないように注意をしてくださいというのは、これ不良品あるいは改善しなくてはならないものだと思っているのですけれども、その辺は逆違うのでしょうかね。それちょっと不良品と思っているか思っていないかを先に聞きたいと思います。ちょっと2回目の質問の答えにすべてなっていないと思うので、お願いいたします。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君に申し上げます。

  3回目になりますので、簡潔明瞭にちょっとそのまま続けて質問してください。



◆9番(渡辺仁君) 今のが3回目の、今度3回目の質問になるのですか。



○議長(青木保介君) はい。そういうことですから、質問の精度を完成するように。



◆9番(渡辺仁君) それでは、3回目の質問をさせていただきます。

  一つ目は、手を挟まれないように注意をしてくださいというものが、これは不良品だと思います。不備だと思うのですけれども、土木課長あるいは検査員の方の考え方を聞きたいと思います。それが一つ。

  二つ目、なぜそれに関しては、もし不良品であれば改善しないのか、できないのか。不良品であれば検査の責任者は見落としたのかどうか。不良品であれば設計図書の指示や設計書の指示はどうだったか。あるいは、それが不良品であれば施工業者の責任で改善できるのであるはずであるけれども、どうかということと、もし不良品であれば、あるいは不備と認めれば、どこに問題があったか、あるいは今後どのようにすれば起こらないのか。現在の不備を、またどのように改修していくかを具体的に聞きたいと思います。



○議長(青木保介君) 土木課長。

  土木課長に申し上げます。的確に答弁をしてください。



◎土木課長(金子克司君) それでは、お答え申し上げます。

  まず、不良品であるかないかという点でございますが、私ども認識しておりますのは、あの部材につきましては不良品ではないと認識しております。

  それから、施設のあそこに設置してある場合、手を挟まれないように注意しましょうという表示があるということでございますが、それにつきましてはどのような形で設置、そういった表示をしたのかにつきましては、私どもは認識しておりません。施設の管理者でございます福祉課長の方からお答えをいただければと考えております。

  それから、検査員でございますが、検査員につきましては、先ほど企財課長が申されましたとおり、竣工検査につきましては検査員を任命させていただきまして、検査を受けております。そういった関係で町といたしますと、その部材がもともと不良品であったのかないのか、あるいはそれとそこの場所に適切だったのか、適切でなかったのか、分けて考えております。予算の関係で、やはり折り戸なのか、アコーディオンカーテンなのか、あるいは引き戸なのか、そういった設計をする場合に、やはり一番いいのは安全でベストなものを設計すればよろしいわけですが、予算全体の枠の中で総合的に判断した場合に、あの折り戸を設計の中に組んだということでございます。その根拠としますと、現在使われているものと同じものを設計に組んだという形で指示をしたわけでございます。そういった意味で設計業者の見解を申し上げますと、通常使われているクロゼットにも使われている折り戸ですという認識のもとに設計を組んだわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(青木保介君) 参事兼福祉課長。



◎参事兼福祉課長(榎本一眞君) 私の方から手を挟まないようにということでの張り紙があるということについてお答えを申し上げます。

  ちょっと長くなりますが、重複する部分あるかと思いますけれども、土木課長さんと。私が昨年の4月に参りましてから打ち合わせが全部済んでおるというふうに認識しておったわけでございますが、保護者の方の皆さんからご要望がございまして、担当と私で4月の23日、4月30日に話し合いを持ちまして、保護者の皆さんから5項目の要望と、それから18項目にわたる確認事項がございまして、それにつきまして我々も一つ一つチェックをいたしまして、文書で回答を差し上げてございます。その中に再三問題になっております折り戸の件につきましても、こういう場所につきましては折り戸でございますということでお話をいたしまして、そういうことで確認をいたしまして、合意をしたわけでございます。それで工事を始めていただきまして、手を挟まないようにというふうなことにつきましては、注意を喚起する意味で、でき上がった後にいろいろこういうことですというふうなことでお話もいただいたので、そこについては注意を喚起する張り紙をしてくださいというようなことをこちらでお願いしたこともございます。

  それと、この扉に限らず、トイレのワンタッチ式で押すとそのまますぐにあく車いすの入る扉がございましたですけれども、そちらにも「寄りかかると危険です」というふうな注意を喚起する文言がございまして、同じような意味合いでこちらで事故があるといけませんので、事務員の方に指示をいたしましてお願いをしたところでございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 渡辺仁君。



◆9番(渡辺仁君) 今答弁をいただきましたけれども、課長の方からは不備、不良品というふうな確認というか、認めてもらっていませんけれども、一つ大きな間違いがあると思います。今課長の方から一般的な家庭の折り戸、一般的に使われている折り戸のものだから、それを使ったと言っていますけれども、ここの場合はポプラ館というのは、一般的な家庭ではないのですね。そこが認識が違っているかと思います。今の住宅であっても、あのような折り戸のおさまり方はしていないわけなのです。その方法が設計屋さんは、あるいは設計業者は、わかっているはずだと思います。それを役場の検査員もわからなければならないと思います。

  ポプラ館は、身体機能の低下した高齢者や心身にハンディキャップなど障害者の住まい、そうではないですか。私はそう考えております。間違っていたらば後で異議を言ってください。その障害者も一人一人が持っている障害の内容は大小さまざまで、違うハンディがあるわけです。そのことをやはり理解してもらわなければ、こういう建築に関しては難しいところがあるはずです。利用されている人の中には、手や足などの肢体障害、視覚障害、聴覚、言語障害、心臓や肺機能などの内部障害、ダウン症、自閉症などの知的障害、さらには精神障害などの多種多様な障害があり、またその内容や程度、重複度などは、一人一人が異なる障害を持っているわけです。手を挟まれないように注意をしてください、手を挟まれないように注意をしてください、こんな張り紙をそのような施設に張って処理されているのはいかがなものか。プロとして恥ずかしいということを設計者あるいは検査員も感じてほしいと思います。まして台所の仕切りの折り戸をひもで縛ったまま、ケーキ場の入り口の折り戸は傾きかけていて危険を感じていてもそのままなのです。どうしてこんなことになってしまったのか。設計のプロ、施工のプロ、検査員のプロであれば、見逃さずにすぐに処理して、すぐに改善をしていかなくてはならないと思います。発注する側にも重大な責任があったと思います。課長の方では、その辺認めてもらっていませんけれども、これは大変な間違いであったと私は指摘して、一般質問を終了させてもらいます。ありがとうございました。



○議長(青木保介君) 要望ということで、答弁は要しません。

  それでは、5番、大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) 5番、大塚佳之でございます。議長から発言の許可をいただきましたので、通告書に従いまして、本議会におきましては4点質問を申し上げます。

  まず1点目、まちづくり交付金事業についてであります。このまちづくり交付金事業については、昨年概要説明を受けました。今までの補助事業と異なり、異なる交付金事業と理解をしております。その概要説明の言葉を引用しますと、市町村の自主性と裁量性を最大限発揮できる補助制度であり、個別の事業採択ではなく、面的な、いわゆるエリアとして事業展開が図れるとの説明と理解をしております。

  また、昨日行われました17年度予算説明においても、この事業が新規事業として提案がされました。そこで要旨1として、このまちづくり交付金事業の概要について説明をお願いいたします。

  次に、要旨2として、川里町の中央部である町道3号線を中心とした区域での事業が、さまざま盛り込まれているという事業の説明であります。この事業全体の計画の内容、また17年度予算に盛り込んである事業計画の内容をあわせてお答えください。

  3点目として、本事業は17年度事業ではありますが、この事業の最盛期、要は完成を迎えるころになりますが、恐らく合併後となることが想定されます。多分このまま新市に引き継がれると思われますが、ここでその動向も気になるところであります。したがいまして、3点目として、合併前と合併後ではどのような違いがあるのかについてお伺いをいたします。

  また、このまちづくり交付金事業は、本年1月から事業の所管がえがあったと伺っております。今現在所管をされております企画財政課長にお答えをお願いいたします。

  以上です。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) それでは、大塚議員さんのご質問にお答えしたいと思います。

  まず、要旨1点目の事業の概要について伺いたいということでございますが、まちづくり交付金事業は、都市再生特別措置法に基づきまして国において平成16年度に新たに創設された地方自治体に対する支援制度でございます。このまちづくり交付金事業の特徴は、地域の歴史、文化、自然環境などの特性を生かした地方自治体主導により、個性あふれるまちづくりを実施し、都市の再生を効率的に推進することによって地域住民の生活の質の向上と地域経済の活性化を図ることができることでございます。

  また、まちづくり交付金は、要望市町村から提出される都市再生整備計画に対して交付金が交付されるものでございます。川里町におきましては、現在第4次川里町総合振興計画の目標達成に向け、諸施策の事業推進に取り組んでいるところでございます。厳しい財政状況ではございますが、早期事業推進が必要とされる事業を中心に、このまちづくり交付金制度の導入を検討してまいりました。そして、平成17年度からこの交付金支援が受けられるよう国に対しまして川里中央地区都市再生整備計画の申請を行ったところでございます。

  次に、計画の内容でございますが、川里中央地区まちづくり交付金の事業目標を地域資源、地域特性を最大限に活用し、豊かな自然環境との調和を図りながら地域の個性輝くまちづくりの創造として定めました。事業といたしましては、(仮称)花と音楽の館「かわさと」の建設、それにアクセスする道路の整備2路線、施設の案内標識、川里中央公園の未整備区域の公園整備、川里中央土地改良事業で生み出される非農用地の利活用、整備といったハード事業に加え、住民主体によるまちづくりを実現するため、ボランティア活動への運営費の一部を支援する計画内容となっております。

  なお、事業期間につきましては、平成17年度から平成21年度までの5年間としております。平成17年度につきましては、このまちづくり交付金を活用いたしまして、今年度16年度検討を進めてまいりました旧青木家の跡地に(仮称)花と音楽の館「かわさと」の建設に着手するとともに、アクセスする町道の拡幅のための測量調査などを実施する予定となっております。

  次に、合併前とその後ではどんな違いがあるのかということでございますが、まちづくり交付金事業につきましては、第4次川里町総合振興計画に基づき、早期事業推進が必要とされる事業として実施する位置づけになっております。合併前につきましては、あくまでも川里町の事業としての位置づけとなっております。合併後につきましては、これらまちづくり交付金事業は新市建設計画の主要プロジェクトと位置づけられ、新市の一体性の推進としての川里地域拠点整備事業として位置づけられ、引き続き推進することになります。川里中央地区まちづくり交付金事業につきましては、企画財政課、土木課、産業課がそれぞれ各種事業を執行することとなりますので、新市の中でも横断的組織が必要ですので、平成17年2月14日付で新市の中にこのような組織を設置することを要求しているところでございます。引き続き推進にご支援、ご協力を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) ただいま要旨1から3におきまして答弁をいただきました。その中身の中でもう少し詳しく知りたいところがありますので、2回目の質問をさせていただきます。

  まず、事業の概要についてでございますが、現在はまちづくり交付金事業という名称になっております。私もこの点につきまして調べたところでありますが、本来は平成の12年からこの前身でありますまちづくり総合支援事業という名称のもとに、要は地域の活性化を図るための補助というのを目的に始められた事業が前身ということでありまして、平成16年度においてそれがシフトされ、この略称「まち交」と言われるこのスタイルになったと。それぞれまち総、まち交には、特性といいますか、大きな目的がありまして、若干その施策のスタイルが変わっているということも調べてわかっております。

  そんな中で始まった川里町におけるこのまちづくり交付金事業でありますが、平成16年度の国全体の費用が1,330億円、また埼玉県内においては、鴻巣市のエリア3カ所を含みますが、県内今現在22カ所が進行中ということであるそうです。川里におきましては、ただいま県の方に、あるいは国の方に書類を申請してありまして、恐らく3月の末までには17年度の事業として認可がおりるのかなというふうに予定だということも伺ってあります。

  そこで2回目の質問でありますが、先ほど申し上げました面的な事業ということであります。昨年伺いました概要説明の中で、あわせて地図を用いまして説明を受けたように記憶をしております。その地図の中には、地域でいきますと、一番共和地区に近いところが旧青木家、それから一番屈巣に近いところが、これも仮称になるのでしょうか、合併記念公園ということで、かなり広いエリアであったということも覚えております。

  また、今計画の内容の中で、例えば(仮称)「かわさと」の建設あるいはそれにかかわるアクセス道路、また整備が必要だと思われる道路、また非農用地という幾つかの場所が挙げられましたが、概要説明に触れられておったところと若干抜けている場所があるように思われます。その一つが、例えば川里町のグラウンドゴルフ場あるいはそのゴルフ場に隣接をしますポプラ館、あるいは図書館を含むふるさと館、これらも一つのエリアに含まれるわけですから、これらについての計画があるのかどうかについて、2回目の質問で伺いたいと思います。

  以上です。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) それでは、お答えいたします。

  まちづくり交付金事業のエリアにつきましては、議員さんが先ほどおっしゃいましたように、町道3号線を挟んで共和といいますか、関新田側の方では旧青木邸エリアから、先ほど議員さんもおっしゃられましたふるさと館、創設非農用地、中央公園までの約96ヘクタールのエリアでございます。したがいまして、ふるさと館あるいはポプラ館、グラウンドゴルフ場、それに中央公園、種苗センターなどもエリアの中に入ることになります。

  まちづくり交付金のエリア内での具体的な事業につきましては、先ほどお答えしたとおりでございますが、議員さんが今言われたような施設につきましては、現時点では具体的な施策はございません。ただ、このエリア内において各施設等が互いに連携をし、各種企画等を継続的に行うことによりまして、エリア内の交流人口を目標値といたしまして4万人から8万人にしようという計画となっておるところでございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) ただいまお答えをいただきましたが、具体的な計画はないということで理解をいたしました。しかしながら、このまちづくり交付金事業は、エリア、一つの区域を指定して、まさに都市再生計画ということで行うわけですから、私はそのエリアに含まれているということであれば、何らかの、先ほど課長の答弁でいきますと、関連性といいますか、バランスのとれたというのは、当然必要なことだと思われます。

  改めて3回目の質問として伺いたいと思います。(仮称)「かわさと」、これは公の施設ということで理解をしておりますが、先日これも説明がありましたが、例えばこの(仮称)「かわさと」については、指定管理者制度を適用していくのか、あるいは町というよりも新市になると思いますが、新市においての直営となるのか。そういった運営方法についてはどのようにお考えでしょうか、それについてまずお答えください。

  また、(仮称)「かわさと」の今までの私どもにいただいているイメージといいますか、展開の予想の中で食の提供というのを何度か耳にしております。確かに今ある意味はやりということで、地域にある食材等を活用しまして食の提供というのが、あちらこちらで見受けられます。例えばその中に、今申し上げた指摘した中の一つでありますが、ポプラ館。このポプラ館は、先ほど渡辺議員の質問にもありましたが、授産施設であります。あそこに通う通所される人たちは、あそこの中で自分たちの生きがいあるいは生活の大半を過ごしているわけですから、そこに通う人たちにとっても今現在本当に生きがいを感じて日々生活をしているのかということを考えたときには、やや疑問が生じると思われます。

  そこで一つ提案をいたしますが、例えば(仮称)「かわさと」における食の提供に関して、ポプラ館で関連性を持って何らかの形でそこにかかわることができるのかどうなのか、そういったことを考えたことはあるでしょうか。あるいは、また別の施設になりますが、そのエリアの中に県立の種苗センターがあります。あくまでも県の施設でありますから、川里町としてあるいは新鴻巣市としてこうしたい、ああしたいという要望は出せない部分もあるかと思われますが、当然エリアに含まれている施設でありますから、県立の種苗センターについても今後何らかの対策、対策といいますか、方針を打ち出して、そのエリアにおける一つの拠点といいますか、ポイントとしてとらえるべきだと考えております。

  3回目の質問でありますからまとめますが、まず1点目、(仮称)「かわさと」における食の部分においては、ポプラ館との共通する部分、お互いに理解できる部分があるのかどうなのか、それについてお考えがあるかについて伺いたい。それから、もう一つは、県立種苗センターについて今後どのようにとらえていくのか、あるいは具体的に利活用の方法があるのであれば、それについて提示をお願いしたいと思います。

  以上です。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) それでは、まず1番目の運営方法ということで、直営か指定管理者制度を利用するのかということでございますが、これにつきましては、現在鴻巣市、川里町、それと吹上町で新市の指定管理者制度について話し合いといいますか、始めたところでございます。基本的なものとしては、鴻巣市側の方で考える形で指定管理者制度の導入をしていくということでございますが、この旧青木家の花と音楽の館「かわさと」につきましては、この指定管理者制度に最もふさわしい施設かなというふうに理解しているところでございます。最終的に建物ができるのは合併した後でございますので、最終的に直営になるのか、指定管理者制度を採用するのかということは、今ここでははっきり申し上げられませんけれども、制度としてこの指定管理者制度が生まれたその制度の趣旨からいえば、最もふさわしい施設ではないかなというふうに考えているところでございます。

  次に、食の関係でございますが、先ほどもお話しいたしましたように、このまちづくり交付金というのは、ハードももちろんですけれども、そのエリア内における都市再生ということで、にぎわいをつくる、交流人口を増やすということでございますので、このエリア内にあるいろんな施設あるいはポプラ館でクッキーとかいろんな食の物をつくっているわけですけれども、そういうものについてもできるだけ取り入れていきたいというふうには考えております。ただ、具体的にそこまでの検討にはまだ至っていないということですが、今後検討させていただくということでご理解いただければというふうに思います。

  また、区域内に種苗センターがございます。面積的にも一番、一番というか、大きな面積を持っています。また、花を生かしたという形で、そういう意味からいうと種苗センターというのは、それなりに利用、言葉がちょっと適切かどうかわかりませんけれども、利用価値のある施設だというふうに考えております。ただ現在では、一部農家のプラグ苗というのですか、そういうものをやっているようでございますけれども、今後いろいろ交渉をしていきながら地域のその花に関する部分について協力等をしていただけるような形で今後話し合いをして、このエリア内のにぎわいの一翼を担っていただきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) 今現在特に(仮称)「かわさと」におきましては、建設が目前に迫ったということで、建物は当然のことながらいろんなエリア、またそれぞれさまざまなご意見を取り入れてできるのがわかってまいりました。ぜひ今後におきましては、(仮称)「かわさと」の運営の部分で、また時間も労力も費やさねばならないと思いますが、いい形の運営ができるようにこれからもご配慮いただきたいと思います。



○議長(青木保介君) ここで暫時休憩をいたします。

                                   (午前10時10分)

                                           



○議長(青木保介君) 定足数に達しておりますので、会議を再開いたします。

                                   (午前10時40分)

                                           



○議長(青木保介君) 5番、大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) それでは、休憩を挟みまして2点目の質問であります支所機能について伺います。

  要旨は4点であります。今現在開催をされております埼玉県議会2月定例会でございますが、2月の21日に開会をし、3月25日までの期間において、第105号議案として提案されている議案は、皆さんご存じでしょうか。

  鴻巣市・川里町・吹上町を区域とする廃置分合の議案であります。恐らく予定どおり最終日であります3月25日には、無事可決をするものと思われます。そこで合併の期日を10月1日と定め、今まさにこの川里については支所として変身をするわけであります。そこでこの支所機能について伺うところであります。

  まず1点目、支所機能を充実させるための基本方針、基本的な考え方については、どのようなお考えをお持ちでしょうか。

  2点目として、支所としてどんな窓口を考えているのでしょうか。先ほど渡辺議員の質問にもありましたが、「暮らしの便利帳合併バージョン」なるものが4万部作成され、恐らく各家庭に配布されるものと思われます。その窓口も当然この中に含まれると思われますが、できましたら具体的な窓口の名称、またその窓口に携わる職員数等もあわせてお答えがあればいただきたいと思います。

  3点目としましては、住民への周知方法についての計画を伺うものであります。「暮らしの便利帳」につきましては、先ほどお答えをいただきましたので、それ以外の部分で計画があればお答えください。

  4点目としまして、その支所における職員配置であります。窓口の名称、人数等については、前の要旨で触れておりますので、この職員配置については基本的な考え方、またできましたら支所の中央に当たる今現在でいう庁舎と、それから出先機関という箇所が何カ所かそのまま継続されると思われますが、それらについても考え方があれば伺うものであります。

  以上、4点についてお願いをいたします。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) それでは、ご質問の要旨の1番から3番までについて企画財政課の方でお答えさせていただきます。

  支所機能を充実させるための基本方針、理念はということでございますが、合併後につきましては、現在の川里の役場は鴻巣市の川里支所ということに決定しております。支所につきましては、住民の皆さんに直接関連いたします業務を従来どおり取り扱うことといたしまして、住民サービスの低下を招かないことを基本として設置するということに決定してございます。

  次に、支所としてどんな窓口を考えているかと。現在本庁、支所の組織機構について協議を行っている段階でございまして、具体的なところまではお答えできませんけれども、いわゆる管理部門でございます総務部門、企画部門や議会、教育委員会などにつきましては、本庁機能として本庁に設置されることとなります。したがいまして、支所の窓口としては、住民の皆さんに直接関連する業務について残るということになります。現在どのような課ということでございますが、支所の管理などを所管いたします地域振興に関する窓口、それと住民記録あるいは戸籍などを所管いたします市民生活に関する窓口、福祉や介護などを所管いたします健康福祉に関する窓口、まちづくりや道路などを所管いたしますまちづくりに関する窓口が考えられます。

  また、人数でございますけれども、現在考えられているものは、課としては先ほど言いましたように4課ということで、担当は13係程度を考えております。また、職員の全体の人数でございますけれども、35人程度が今考えられているところでございます。

  次に、住民への周知をどのように計画しているかということでございますが、住民の皆様への支所の業務内容につきましては、決定次第広報紙や町のホームページ、それと先ほど議員さんからおっしゃられました「暮らしのガイド」を除いてということなのですが、鴻巣市・川里町合併協議会で現在つくる予定になっております「暮らしのガイド」を利用して周知していきたいというふうに考えております。

  職員配置につきましては、町長の方からお答えいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) それでは、大塚議員さんの職員配置についてお答え申し上げます。

  私の職員配置の基本方針は、そのときの主要事業や施策の推進のために必要な職員配置を行うと、これが考えでございます。各課適正な職員配置を行っていきたいと、このように考えてございます。

  そこで平成17年4月の職員配置につきましては、この間鴻巣市・川里町・吹上町との合併協議会で決定されました協定項目に基づく調整や合併に向けての準備が予定されていることから、定期人事異動は原則的には行わない方針でございます。しかしながら、必要最小限度の人事異動は行いたいと、このように考えてございます。

  次に、平成17年10月の合併時の職員配置につきましては、新市誕生のため大幅な人事異動による職員配置となることが考えられます。川里及び吹上支所につきましては、住民サービスの低下とならないよう十分に1市2町で協議してまいりたいと考えております。

  次に、平成18年4月の職員配置につきましては、新市誕生の平成17年10月に大幅な人事異動がございまして、職員配置が行われるわけでございますので、そのときは小規模なものと考えられます。引き続き新市の各種事業の推進が図られ、住民サービスの低下とならないように要請していきたいなと、このように考えているところでございます。

  また、現在の出先機関の関係につきましては、合併いたしますとすべて本庁付の出先機関と、このようになると思っております。ですから、保育園、保健センター、図書館等ございますけれども、現在とは変わりまして本庁の指示と、このようになると思います。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) 1回目の答弁を受けまして、2回目の質問をさせていただきます。

  まず、要旨2の窓口のところでありますが、先ほどお答えの中に地域振興、市民生活、健康福祉、まちづくりという、これがそのまま窓口の名称になるかはいずれにしましても、主な業務の割り振りといいますか、そういった形であるということをお答えいただきました。また、人数につきましても35人程度というふうなことで理解をいたしました。

  過日当議会で、任意ではありますが、合併推進協議会の事業として、もう既に合併をしている野田市の方へ出向きまして、その中で関宿支所、旧関宿町でございますが、そちらの方に町長にもお供をいただき、視察ということで研修をしてまいりました。関宿町の状況をお話ししますと、合併前はおおむね200人いた職員体制であったところが、支所になった年その時点で職員数が24人ということで、約十分の1あるいは9分の1程度になりましたというお話。また、通常でいう定期異動の時期、恐らく半年後か1年後かになると思いますが、その時期にはさらに2人減をして、今現在22人で支所の中で業務に当たっているという現状であったと思われます。

  川里におきましても、要旨4のところでお答えをいただきました。人数的なものもそうですが、その異動の時期が何回かあるだろうということを想定してのお答えだと思いますが、この要旨4について再質問をさせていただきます。

  職員の人たちは、それぞれ自分の適性、例えば得意な仕事についてはこういう分野ですとか、そういったものをそれぞれ皆さんお持ちだと思います。したがいまして、本年4月の定期異動に関しては大きな異動はないという基本でありますから、これについてはよろしいのですが、合併日であります10月1日、この大きな異動を迎える時期、あるいは次年度の4月についてでありますが、職員の配置に当たっては、職員それぞれの希望を伺うようなそういうふうなことは今現在考えておられるのでしょうか。本来ならば適正配置、適材適所という言葉を使えば、本人の希望する形で落ちつくというのが、ある意味理想になるかと思われますが、それについては非常に今おおむね100人体制で行っているところが半減以下、要は約3分の1になるわけですから、難しいところもあると思われますが、1点お伺いしたいのは職員配置の中で職員それぞれの希望等を取り入れるというよりも聞くような体制、そういうふうなことを計画されているのかについてお伺いいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) それでは、大塚議員さんの再質問についてお答えいたします。

  人事異動でございますけれども、技術職の職員等につきましては、そんなような形で職があるわけでございますので、その能力を生かすという意味では考えて、川里町には特別技術職ということではございませんけれども、新市になりますと当然鴻巣市とかございますので、それはそのような形になろうかなと私は考えております。

  また、異動につきましては、今までも希望等は職員からも聞いております。また、自己申告ということで、今年も助役、課長を中心に各自自己申告を行いました。そういうこともございまして、データ等もありますので、それがすべてその本人の希望どおりにかなうとは考えられませんけれども、かなえられるものにつきましてはそういう目的のために自己申告等も行っておりますので、できる限り範囲内で活用できればいいのかなと考えてございます。

  いずれにいたしましても、職員の配置につきましては適材適所と、そういうような形で行政の能率が上がるように、これを大前提に考えて実施するのが理想であると、このようにも常日ごろ思っております。ですから、私はそのような形で考えてございますし、また町長ということで失職しますけれども、そのような意向は新市の首長にも伝えていきたいなとも考えてございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) 今お答えをいただきまして安心した部分もあります。この当庁舎が支所として十分に機能できるかどうかというのは、ある意味どのような職員が配置されるのかということにも当然かかわってまいりますし、ややもすれば経年とともに、先ほどのお答えにありました当初4窓口制度ということも、やはりこれでは足りないので、またそれらを変更、増減も含めてですね、変更するということもあり得るかと思われます。残念ながら当町長におかれましては、合併と同時に失職というのは、これは事実でありますから、それらについて保証してくれと、今この場で頼むわけにもいきませんが、今後私たちも含めて支所として十分住民のサービスが低下しないように、あるいは今以上のサービスが提供できるように、私たちも精査しながら努力をしてまいりたいと思っております。

  以上をもちまして2点目の質問を終了いたします。

  続きまして、3点目、図書館運営についてであります。要旨を2点ほど用意をいたしました。

  要旨1、過去3年間における利用状況について伺うものであります。

  また、要旨2においては、その3年間の利用状況も踏まえた上で、合併後の川里図書館の位置づけ、意義についてどのようにお考えなのか、これらについてお答えをお願いいたします。



○議長(青木保介君) 教育次長。



◎教育次長(岡田良雄君) それでは、大塚議員さんの図書館運営についてご答弁申し上げます。

  最初に、過去3年間の利用状況につきましては、お手元に配付いたしました資料をごらんいただきたいと思います。平成13年度が貸し出し冊数12万3,949冊、貸し出し人数2万6,166人、平成14年度が貸し出し冊数13万5,928冊、貸し出し人数2万8,398人、平成15年度が貸し出し冊数14万1,887冊、貸し出し人数2万9,234人であります。

  町内の利用者数ですが、平成13年度が貸し出し冊数3万5,938冊、29%、貸し出し人数8,689人、33.2%、平成14年度が貸し出し冊数3万6,373冊、26.8%、貸し出し人数8,768人、30.9%、平成15年度が貸し出し冊数3万9,067冊、27.5%、貸し出し人数9,430人で32.2%であります。

  町外の利用者数ですが、平成13年度が貸し出し冊数8万8,011冊、71%、貸し出し人数1万7,477人、66.8%、平成14年度が貸し出し冊数9万9,555冊、73.2%、貸し出し人数1万9,630人、69.1%、平成15年度が貸し出し冊数10万2,820冊、72.5%、貸し出し人数1万9,804人で67.8%であります。特に鴻巣市の利用者は、平成13年度が貸し出し冊数5万7,776冊、46.6%、貸し出し人数1万1,428人、43.7%、平成14年度が貸し出し冊数6万4,434冊、47.4%、貸し出し人数1万2,457人、43.9%、平成15年度が貸し出し冊数6万8,615冊、48.4%、貸し出し人数1万2,806人、43.8%であります。

  また、吹上町の利用者は、平成13年度が貸し出し冊数3,280冊、2.6%、貸し出し人数658人、2.5%、平成14年度が貸し出し冊数3,113冊、2.3%、貸し出し人数690人、2.4%、平成15年度が貸し出し冊数3,403冊、2.4%、貸し出し人数778人、2.7%であります。

  次に、合併後における川里町図書館の意義についてですが、現在3市町の図書館が開館時間、人員配置、勤務形態、システムの再編がある中で、合併協議の中では合併後3年を目途に再編することとなっております。どのように再編をするのか考えたときに、対外的にもどこの図書館を基幹館として位置づけるのか、開館時間をどうするのか、管理職を含めた人員配置、勤務形態をどうするのか、どこのシステムを採用するのかなど、多くの課題についてこれから協議を進めていかなければなりません。

  川里図書館については、駐車場も整備され、蔵書も新しく、特にCD、ビデオディスクなどの視聴覚資料、雑誌においては、鴻巣市図書館、吹上町図書館と比べても一番充実しており、非常に明るくて安らぎのある図書館として、また集客力がある図書館として高い評価をいただいているところでございます。幸いふるさと館には、保健センター、郷土資料館、老人福祉センター、コミュニティーセンターが併設されておりますので、図書の貸し出しのみならず、学校図書館との連携はもちろん、各施設との連携による新たな事業展開を図りつつ、地域文化交流の拠点となればと考えております。合併後も子供たちに読み聞かせをするお話ボランティア、クリスマスコンサートなど特色のある事業や地の利を最大限に生かした事業展開を図ることが川里町図書館としての役割であると同時に、存在の意義があるものと考えております。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) ただいま1回目の答弁をいただきました。くしくも私が用意した資料と、ただいまお答えいただいた教育次長のお答えの中身の数字が一致していたので、一安心というところもあります。

  まず、私の方で用意させていただいた資料について、若干説明をさせていただきます。左側の表につきましては、ただいま次長のお答えのとおりであります。右側でありますが、その中からこれから私の再質問の中で使う資料なのですが、比較していただきたいということで表をピックアップしてつくりました。13、14、15と三つその枠がありまして、それらには川里図書館、鴻巣図書館、吹上図書館の数字であります。13年度、要は川里町の図書館が川里町町民においてどのぐらい認知をされ、利用されているかという表であります。例えば一つの見方として、川里と書いてあるところが3枠あると思いますが、13年は3万五千九百何がし、14年が4万、それから15年が4万3,000ということで、町民の利用が徐々に増えているというのがわかるわけです。

  それと合わせまして同じ川里図書館の中においても、鴻巣市民の利用状況は5万7,000、6万4,000、6万8,000と、これも年々増加をしている。また、吹上町民においては、3,200、3,100、3,400、増加の傾向という表現でよろしいかと思います。

  同じように鴻巣図書館においても川里の利用率が増加をし、また鴻巣図書館における鴻巣市民の増加もしている。吹上もまた同じであります。

  同じように吹上の図書館のところに目を置いていただきたいのですが、川里町民の利用状況は44、181、159という数字が載っております。鴻巣市においては、3万4,000、翌年度が3万2,000、またその翌年度が3万ということで、これは明らかに吹上町立図書館の鴻巣市民の利用者が減っているということが読み取れると思います。吹上の図書館でありますから、吹上町の皆さんは若干ではありますが、微増ということで増えております。

  この表には載っておりませんが、県央都市づくり内におきます県央ファイブと言われる桶川市、北本市の状況をお話し申し上げます。桶川市においては、近隣ということではなくて、桶川市図書館における桶川市民の利用状況でありますが、過去3年間においては横ばいもしくは下落傾向にあります。北本市におきましては、北本市民の利用状況がこの3年間においてだけいえば、かなりの率で下落、下がっております。これは、その年度あるいはその地域性、あるいは図書館の立地条件等があってのことでありますので、一概に利用率が下がっているからどうだという判定はできないのかなと思うものであります。

  また、資料の左の下に書いてあります資料費というのが、年度ごとに提示をしてございます。これは、昨日行われました17年度予算においてもそうなのですが、図書館運営にかかわる部分の資料費という項目をピックアップして、数字を載せました。もし希望があればということで、この翌年に続きます16年の資料費につきましては714万2,000円。また、昨日提出されました17年の数字につきましては、439万5,000円。これは、あくまでも予算でありますので、まだ確定した数字では17年度のではありません。

  そこで再質問をさせていただきます。合併後における川里図書館の意義については、何となくではありますが、わかったような気もしないでもありません。しかしながら、次長のお答えにもありましたとおり、例えば合併先として鴻巣市の図書館、吹上町の図書館と比べて川里図書館は、極端に利用者にとっては使いやすいという評判を聞いております。その一つの理由は、常に新刊がそろっている、要は新しい蔵書があるということ。それからもう一つは、これは建物の構造上のことだと思いますが、非常に明るくて、またその明るさに負けないぐらい職員の対応が非常に心地よいということを川里図書館に訪れる多くの方から伺っております。私は、その川里らしさ、川里のよさを今後も継承、また継続していくならば、何らかの形でそれを裏づけるようなものが必要であると思います。

  確かにソフト面においては、例えば職員、パートさんの勤務状況、要は人との接し方等については、幾らでも改善なり改良はできると思いますが、私があえて伺いたいのは、13年からの数字を今申し上げましたが、この資料費、要は図書購入費の予算であります。年々減っているのはおわかりいただけるでしょう。まして16年から今回提出されました17年予算、本来これはここで述べるべきではないかもしれませんが、においては、約65%の数字しか計上されておらないと計算をいたしました。川里の中で誇れるものたくさんありますが、この図書館もまさにトップレベル、トップクラスの施設であり、みんなの生活の場であると考えております。この図書館を今と同じように、あるいは今以上に活用していくためには、私は年々下がりつつある資料費、いわゆる図書購入費が必ずどこかで足かせとなってくるのではないかなというふうに思われてなりません。したがって、これは今後のこの図書館の位置づけにもかかわってくると思いますが、ここら辺について今まさに3館の中でどこをセンター、要は中心に据えるのか、どのシステムを取り入れるのかが検討されている最中であると思いますので、川里らしさを失わない、川里をいつまでも残すという意味から、改めて教育次長にお伺いいたしますが、この図書館を今以上に成果の上がる施設として取り扱っていただけるようお願い、また要望したいと思いますが、それに対するお答えをお願いいたします。



○議長(青木保介君) 教育次長。



◎教育次長(岡田良雄君) それでは、お答えをいたします。

  合併後の川里の図書館のあり方でございますが、現在先ほども申し上げましたとおり、いろんな課題がございます。そういう中におきましても、議員さんご指摘のもありましたけれども、川里の図書館については安らぎがあるということで、非常に評判がよいということはご案内のとおりでございます。それをいかにして今後も合併後も引き続いて、また新たに、また今まで以上に図書館の特色を出しながら、この地の利を生かした川里町の図書館の独自性を出していくことが、一番必要かなということで考えているところでございます。ただ、それを保証、裏づけるものということでございますけれども、現場での考え方でございますが、やはりそれを保証するのは、またそれをやるのは、何といっても人間でございます。ですから、適正な人的な配置はもう最低限必要なものかということで考えております。

  また、この資料費につきましては、年々最近になって少なくなっているということではございますが、特に今年は合併等の関係もございまして、3館でも同じような資料をそろえてもということがございますので、一つは様子を見るということもございます。ですから、今度は機動的に連携をとりながら、また広域利用ということもございますので、そういうことで資料費については少ない予算にはなってはございますが、合併後はやはりいろんな資料というのは、何といってもこの図書館の命だというふうに考えてございますので、その辺は合併後も整えられるように働きかけていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) ただいま資料費のことで触れられておりましたが、一つ確認をさせてください。

  確かに川里町も年々資料費が減っております。鴻巣市においても、13年から15年までは1,800万、これが16年が1,500万、また今回提出された17年予算については1,000万、減少率といいますか、掛け率は川里と全く同じで65%であります。吹上町におきましても、通年1,000万ほどあったものが、16年が800万、17年が700万という数字を確認をしております。確かに非常に厳しい財政状況ではありますが、それぞれが目的、要は位置づけを、意義をちゃんと見出して、その事業を行うかどうかということが、ある意味こういった数字にあらわれてくるのかなとも思われます。

  確認をしたいことを申し上げます。ただいまの発言の中で、合併直前ということもあって調整をし、減額ということになったというお話でありますが、しからば合併した後、3館ありますので、満遍なくということになるのでしょうか、わかりませんが、合併した後についてはこの図書購入ですとか、図書館運営に関しては戻ることがあるということで理解をしてよろしいのでしょうか。それについてお伺いをしたいと思います。

  それから、適正配置ということでお話が出ましたが、図書館の館長も多分兼任されていると思いますので、1日のうちに何回ぐらい図書館に出向いておられるのか、それもあわせてお答えください。



○議長(青木保介君) 教育次長。



◎教育次長(岡田良雄君) まず、図書館の館長ということでございますが、私の場合は教育次長と図書館の館長ということで兼務をしているところでございますが、1日に何回ぐらい行っているかということでございますけれども、なかなか心がけてはいるのですけれども、毎日何回行っているとかということでは、現状といたしましては何回ということではございませんけれども、なかなか現場の職員にある程度ゆだねている部分もございまして、必ずしも毎日行っているということではございません。

  それと、資料のことでございますが、関係でございますけれども、合併後につきましても図書館ということでありますので、やはりこの資料については図書館の命というようなことでも考えてございますので、これはもう極力合併後も予算づけができるような形で努力をしていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) 立場上教育委員会の次長、また図書館の館長ということで兼務でございますので、非常に忙しいとは思いますが、ぜひ図書館の職員がどれだけやっているかということではなくて、図書館に通って本を読んでいる方あるいは本をお借りに来ている方、CDその他のオーディオ機器を使っている方等の顔色をぜひ見に行っていただきたい。皆さんがどういう思いで川里の図書館に来ているかというのを、ぜひその目で1日1回で結構ですから、確かめていただけるよう要望として出したいと思います。

  また、聞くところによりますと、先ほど3館統一したシステムを適用しなくてはという中では、もう既に吹上町の図書館に置いてあります蔵書ですね、1冊1冊のバーコードの張りかえを始めたと。かなりの数ですから、大変だと思います。理由とすると、川里と全く同じシステムを使っていますので、同じ番号の本が2冊あっては困るというのが理由で、便宜上吹上の分を違うものに張りかえるということでやっているそうであります。

  非常に調整、すり合わせという部分では、まだまだ労力も時間もかかると思いますが、今後ますます図書館のいい部分を引き出していただけるよう要望として出させていただき、この件については質問を締めたいと思います。

  続きまして、本日最後の質問事項になります4点目であります。工業団地通線について、要旨としては1点であります。

  事業の進捗状況と今後の予定について伺います。既にこれも事前の概要説明を受けております。大きく分けまして道路の部分と橋梁の部分、ハード的には。それぞれ私の中にもイメージとして説明を受けたものが残っておりますが、改めましてこの場におきましてまちづくり推進課長より答弁をいただきたいと思います。



○議長(青木保介君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(吉澤隆君) それでは、大塚議員さんの工業団地についてのご質問に対しましてご答弁申し上げます。

  工業団地通線は、行田市小針地内の都市計画道路古代蓮の里通線から川里町広田地内の県道騎西吹上線までの延長1,400メートルの幹線道路として、平成8年3月に都市計画決定された道路でございます。この工業団地通線の川里町内の延長約1,100メートル区間の現状でございますが、県道騎西吹上線から川里工業団地内の約550メートルの区間につきましては、既に川里工業団地の造成事業で整備がなされております。しかし、残りの旧忍川までの560メートルの区間につきまして未整備という状況でございます。このため町といたしましては、この未整備区間の整備を推進するため、平成16年度において重点事業といたしまして調査費が予算化されたところでございます。

  お尋ねの進捗状況と今後の予定につきましては、平成16年7月に地権者及び地元に関連する自治会代表者に対しまして事業計画説明会を開催するとともに、道路本体の構造、旧忍川にかかる橋梁の構造、及び道路建設に伴う用地買収の面積算出などが完了いたしまして、現在地権者との用地交渉を鋭意進めておるところでございます。平成17年につきましては、国の補助事業採択を受ける予定としておりまして、用地買収を行うとともに、道路を横断する排水路の改築工事など、一部工事に着手することとしております。

  なお、旧忍川の新橋建設につきましては、平成18年度から着手できるよう行田市と調整を済ませたところでございます。工業団地の整備は、新市建設計画におきましても町道3号線延伸部の整備と合わせ、新市骨格道路の整備事業として位置づけがなされておりますので、今後とも地権者を初め地元の皆様方のご協力をいただきながら早期完成に向け取り組んでまいりますので、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) ただいまのお答えをいただきまして、2回目の質問をさせていただきます。

  まちづくり推進課、吉澤課長におかれましては、数年前この川里町に着任をいただき、数々の困難と思われる事業を遂行してまいりました。おかげさまをもちまして都市基盤整備事業の部分でありますが、かなりの実績を上げ、また私たち議員、また住民の皆さんもかなり安心をしている部分が多いと思われます。まず、この点に関して敬意を表し、改めてお礼を申し上げたいと思います。

  間もなく当初予定されていた吉澤課長としての期日が、締め切りが迫ってまいるところではありますが、この件に関しましては恐らく川里町の歴史に残る非常にすぐれた部分、あるいはまたある意味では特出した部分として残るものと思われます。

  ただいまそんな誠心誠意業務推進をされてきた課長さんからご答弁をいただきましたが、その中で1点だけ再質問をさせていただきます。それは、道路及び橋梁に関する景観の部分であります。私が見せていただいたイメージ図の中には、当然自然あるいはその地域に調和したデザイン画があったのは覚えておりますが、具体的にその道路または橋梁に関して何かポイントというか、訴えるような、アピールするような景観を考えていらっしゃるのかどうかについて伺うものであります。

  上田県知事の言葉をかりれば、埼玉県の地域を彩るというか、形をつくる上で、一つ考えられることがありますと。例えば1本の道路を走っていて、途端によく見たら道路の周りに花がなくなったなと思ったら、そこはもう埼玉県から離れております。要は、埼玉県と例えば群馬県、埼玉県と東京都、隣接する都道府県がはっきりわかるような、ここまでが埼玉県だよというようなものをできたら花を使ってこれからの彩の国づくりをしていきたいというのを聞いたことがあります。もし同じような観点で考えるとするならば、今回工業団地通線にかかる道路、またあるいは橋梁においても、そういった独自性、オリジナリティーを考えているのでしょうか。その点についてだけお伺いをいたします。



○議長(青木保介君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(吉澤隆君) それでは、ご答弁申し上げます。

  まず、大塚議員さんの方から温かいお言葉をいただきましてありがとうございます。それでは、質問の道路と橋梁の景観についてのご質問でございますが、景観につきましては、当工業団地部分は田畑地帯に道路を通すというところでございまして、構造について重々配慮しました。詳細な内容でございますが、芝張りの盛り土構造、かたいもので立ち上げるのではなくて、盛り土構造にするということにしております。また、背面が田園地帯ということを考慮いたしまして、側道部を設けると。本線部分の自由化交通と田んぼ等の耕作者のものを分離するということにも心がけております。

  また、先ほど申しました上田知事さんの方が、埼玉県に入ると道路が云々かんぬんというご発言がありましたが、今回の道路につきましては、行田市との一体的な整備ということに計画当初から配慮しております。植栽並びに橋梁形態等につきましても行田市と詳細な詰めを行って、構造等を決定しております。

  また、花等のご質問でございましたが、今回の道路整備に当たりましては、工業団地内に一部余剰地ができます。ちょうど工業団地の北側の街区と計画道路のところに余剰地ができます。こちら歩道をつくったほかに余剰地ができますので、そちらの方を川里らしい植栽並びに樹木等を景観に配慮した歩道整備ができればということを考えて設計をしております。

  また、橋梁でございますが、ちょっとご質問とは違うのですが、新たな橋梁をつくる場合に新しい橋の名前というものを、名称をつくらざるを得ません。この名称につきましては、行田市とともに広報等を通じて広く住民等に公募していきたいというふうな考えを持っております。

  また、茜通り、町道3号線のような中央通りと、道路に愛称がございます。今回の工業団地通線につきましても、愛称なんかをつけられればということを考えておりまして、あわせて公募して愛称名をいただきたいということで行田市さんの方と調整が済んでおると、このような状況でございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 大塚佳之君。



◆5番(大塚佳之君) ただいま担当課長の方からご答弁をいただき、その名称のこともそうであります。なるべく地域に親しみのあるような形で、川里らしさをぜひ残していただけるよう今後も業務に推進していただきたいと思います。とはいえ、本来こちらにいる時間がないというのを前提にお話ししますが、私の思いとすると、ぜひこの工業団地通線にかかわる道路もしくは橋梁が完成したときの竣工式には、勤務時間中であると困ると思いますので、ちょっと隅の方からのぞけるような時間をつくっていただければ、テープカットの参加とはいかないかもしれませんけれども、ぜひ私たちが今後もこの進捗状況については見守っていければなと考えております。

  以上をもちまして、本日予定をしておりました4点についての質問を終了といたします。以上です。



○議長(青木保介君) 次に、11番、青木勝也君。



◆11番(青木勝也君) 青木です。通告書に基づきまして発言の機会をいただきましたので、質問をさせていただきます。今期私は1点をお聞きしていきたいと思います。

  今回の議会で、一般質問をしようか、実は6月にしようかということで悩んだのですが、6月の議会ではちょっと遅いのかなということで、また3月議会でやるということになると、時期尚早なのかなということもありました。先ほど言いましたように、6月議会ですとちょっと時期がおくれてしまうのかなということで、今期今議会で質問させてもらうということで通告書を出させていただきました。

  件名として、歴史的な合併を控え新鴻巣市誕生を祝う祝賀行事についてお伺いしたいということです。昨日のいわゆる閉町等について、総務課長の方から日本一簡素でいきたいという答弁がありました。裏を返すというと、いわゆる祝賀行事については相当盛大にやるのかなという私は期待を持って質問をさせていただきます。

  なぜかといいますと、当町においても平成13年度にいわゆる町制施行をやりまして、あわせて16年度ですか、合併50周年事業をやってきたということで、職員の皆さん方にはそれなりにいろいろな部分で取り組んでいただいたということは認識をしているところであります。しかしながら、皆さんもご存じだと思いますけれども、平成13年度の町制施行については、私もその関係していたのですが、いつの間にか町制施行が終わってしまったと。メーン的なそのお祝い行事も、祝賀行事もなくて、ただ村から町制になったと、こういうふうな経緯が実はあります。

  合併50周年についてはそれなりに、昨年ですから皆さんもご存じのように、一部については私も質問させてもらった経緯があるのですが、いわゆる各団体にある程度補助金を、10万ほどだとか出して、あとは皆さんやってくださいよという、こういう部分が実はありましたし、ある団体については補助金をカットしておいて、こういう事業をやりなさい、あわせてやりなさいという、こういう経緯があったわけですね。

  それについて鴻巣市さんなんかの例を見ますと、合併50周年事業においても、もう既に1年以上前からどういう企画をして、どういう行事をやろうかということで、鋭意鴻巣市さんはやってきているのが現状であろうかなと思います。当町においては、先ほども言いましたように、企財含めて企画力相当持っている職員もいますし、いろんな部分で実は今この祝賀行事について検討をしているのではないかなというふうに考えられます。

  そこで要旨1として、現在鴻巣市・吹上町・川里町とどのようにこの祝賀行事について進めてきているのかどうか。進めるに当たって今後の課題は何があるのかどうかということを私が聞きたいのは、今現在の1市2町で例えば合併してその祝賀行事をいわゆる新鴻巣市としてやるのについても、旧川里地区はこういうものをやる、吹上地区はこういうものをやる、鴻巣はこういうものをやるということで、それなりに別々にやるのか。そうでなければ、一つの鴻巣市、新鴻巣市としての事業展開、いわゆる祝賀行事にするのか。これ誤解があってはいけませんので、開所式とは違いますので、いわゆる一般の市民を対象とした祝賀行事をどういうふうに考えているのか、お聞きしたいと思います。

  それから、要旨2として、現在の川里町の考え方は、先ほどと絡んでいきますけれども、そういうような形で進めていかれているというふうに私は理解しているのですが、お答えを願いたいと思います。

  それから、要旨3について、行事内容については広く町民の要望にこたえるべく、公募の今現在の当町としての考え方が公募で一般の、今度市民になりますから市民になる前に、町民としてどういうものをやれば皆さんが喜ばれるかどうか、こういったその公募方式で考えておられるのかどうか。

  それから、最後になりますが、要旨4として、祝賀行事を実施するに当たって平成17年度の予算の説明があったのですが、いわゆるこの関係について予算が持っていないということは、考えられるのは恐らくそういうふうな形でやるとすれば、補正というふうな形になるのかなという、こういうことで考えられますし、要旨1から要旨4まで質問をさせていただきます。

  私が一番心配しているのは、いわゆる10月1日で新市誕生になるわけですから、これを6月ごろから検討して、6、7、8、9、いわゆる3カ月、4カ月でこの歴史的な合併の祝賀行事を、3カ月、4カ月ぐらいでたたき上げないで、今から取り組んでいただいて、いわゆる市民が総体喜ばれるような祝賀行事にぜひしていただくために、今期ちょっと時期尚早かなと思ったのですが、質問をさせていただきますので、ひとつ明快な回答をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) それでは、お答えいたします。

  まず、1番目の鴻巣市・吹上町・川里町とどのように進めているのか、また課題は何かということでございますが、議員さんおっしゃられますように、3月ではちょっと早い、次6月では遅いというようなことでございまして、実際その中間あたりで早いうちが本当はよろしかったのかなとは思いますけれども、新市の誕生祝賀会につきましては、これは10月1日以降でございますので、基本的には新市において実施することになります。新市のスタートに当たっての式典行事につきましては、現在のところ具体的な検討はまだ行われていないところでございます。また、予算につきましても、鴻巣市の新年度予算にもこの事業にかかる予算は計上されていないというふうに聞いております。しかしながら、先例市におきましては、合併を記念する式典等を開催することがおおむね通例となっているようなことから、今後鴻巣市の方から何らかの話があるものというふうに考えております。

  また、川里町につきましては、どのように進めているのかということでございますけれども、先ほど申しましたように、現時点では検討されておらない状況でございます。しかし、議員さんからもご提案があったことですし、新市において実施するに当たっては、川里町の要望や考えを鴻巣市側へ伝えてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  次に、新市鴻巣市として、あるいは別々にやるのかというふうなことでございますが、最初のご質問でお答え申し上げましたけれども、現時点では祝賀式をどのようにしていくなどについては、現在のところ検討されておりません。したがいまして、新鴻巣市として実施するのか、あるいは川里町・吹上町個別に実施するかにつきましては、新市の考え方に沿って実施することとなりますけれども、新市における早期の一体性の醸成などを考えますと、別々ではなくて新鴻巣市として1カ所で実施することとなるのではないかというふうに考えているところでございます。

  また、広く町民の要望にこたえるべく行事の内容については公募の考え方はということでございますが、今後1市2町で協議をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  また、財政面でどのように考えられるかということでございますが、基本的には先ほど申しましたように、新市の予算の中で実施するということでございまして、もちろん川里町の予算の中には計上されてございません。具体的に実施することとなった場合におきましては、すべて新市の予算措置ということになりますので、鴻巣市の補正予算に計上されるということになると思います。

  以上でございます。

          〔「公募をするのかしないのか」と言う者あり〕



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) もう一度お答え申し上げます。

  行事内容について公募ということでございますけれども、これにつきましても、先ほど言いましたように、まだ話し合いを全然始めてございませんので、そういう中で始まりますれば、この辺につきましても検討をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(青木保介君) 青木勝也君。



◆11番(青木勝也君) 今の要旨1から要旨4の回答をお聞きしたのですが、いずれにしてもまだ考えていないよと、打ち合わせもしていないよと、こういうふうな形で要約できるかなと思います。公募方式についてもこれから内容を検討していって、それぞれについては考えていくというか、まだ未知だよと、こういうことでよろしいですか、理解するについては。

  一つ再質問させていただきますが、今の回答を見てすべてこれからだよというふうな回答だったものですから、私は冒頭も言ったように、こういった祝賀行事についてはいろんな皆さんに喜んでもらうためには、やっぱり時間をかけてじっくり企画を練って、それで10月1日なりそれ以降の新市になっておめでとうという、こういうことに実は持っていきたいのです。

  先ほど言いましたように、当町においては町制施行も、いつの間にか村から町になってしまったよなと。別に行事という行事はやらなかったような気がするのですね。合併についても、先ほど言いましたように、かもめーるか何かのはがきを施行前全戸配布し、やった経緯もあります。合併50周年事業にしても、繰り返しになりますが、冠だけつけて、あなた方やってくださいよと、これが現状ではなかったかな。

  だから、ぜひその部分については、今回歴史的なもう合併なのですよね。1市2町がもう私なんか生きているうちに合併はないかもしれないですよ。それゆえに、やっぱりじっくりこの部分については企画を練っていただいて、本当に市民こぞっての祝賀式にしていただきたいということで期待を申し上げるのですが、閉町式については確かにお祝いということではないと思いますので、これは日本一簡素な式でもいいと思うのですよ。でも、開所式含めて、やっぱりこの辺についてはきちっと歴史的なのですから、やっぱり皆さんでよかったなという、こういう祝賀行事をぜひやっていただきたいなと。この部分については、鴻巣にきちっと川里の考え方、鴻巣主導ではなくて、川里はこう考えているということをきちっとやっぱり私は申し入れるべきだと思うのですよ。それには時間を、繰り返しになりますけれども、時間をかけてじっくり、いわゆるその検討するなり、ただこのままでいきますと、回答を聞いていますと、どうも期間的にその期間が少ないのではないかなと。いわゆる駆け込みでいかれてしまうのではないかなという、こういう気がします、私は。ですから、今から、それはいろいろ職員の皆さんも合併に向けて、いわゆる詳細なすり合わせ等を、日々忙しいのはわかっていますが、しかし町民なり市民というのは、そういうのはわからないわけですから、それゆえにきちっと時間をかけて鴻巣へ、いわゆる吹上に、川里の考え方をきちっと申し上げながら、ぜひそういうふうに要望、要望というか、町の今現在の考え方を出していっていただきたいと思います。

  回答が回答なので、これ以上私も質問することがありませんので、先ほども言いましたように、きちっと鴻巣なり、吹上なりに川里として、今何も本当にないということですから、今後において一日でも早くその辺の申し入れができるかどうか最後にお聞きしまして、質問にかえさせていただきます。



○議長(青木保介君) 参事兼企画財政課長。



◎参事兼企画財政課長(岡田喜一君) 新市の誕生につきましては、議員さん言われるように、本当に50年に1回というふうなことで、歴史的なことでございます。祝賀式につきましては、財政上の問題もあるかと思いますけれども、新市民ですね、皆様に祝ってもらえるような形で、それなりに目に見えた形でやっていきたいという、そういうご希望でございますので、早いうちにその祝賀行事をどうするのかということで検討を始めようではないか、始めたいというようなことで鴻巣市側、吹上側に話をして、本当に短期間でばたばたということではなくて、十分検討した中で実施していけるように早いうちにお声がけをして川里の考え方を伝えたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○議長(青木保介君) ここで暫時休憩いたします。

                                   (午前11時49分)

                                           



○議長(青木保介君) 定足数に達しておりますので、会議を再開いたします。

                                   (午後 1時30分)

                                           



○議長(青木保介君) 8番、根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 8番、根岸貴美恵でございます。ただいまより一般質問を行います。

  1点目は合併問題について、2点目、安心して受けられる介護保険制度について、3点目、長寿祝金支給制度について、4点目、境地区の霊園開発について、順次行ってまいります。

  まず、1点目の合併問題についてであります。1月31日、臨時議会が開かれ、川里町は鴻巣市・吹上町との合併が決まり、10月より鴻巣市に編入されることになりました。合併協議会の協議の中では、合併は有料化するチャンス、無料見直しなど、あるいは受益者負担やむなしなどの意見が出ておりました。住民は今10月の合併を前に、暮らしがどうなるのか心配の声が聞かれております。そもそも行政の目的は、その基本は住民の福祉と暮らしを守ることであります。1点目の合併で暮らしを守ることについて、国民健康保険制度は社会保障及び国民保険の向上に寄与することが目的とあります。まさに命を守ることです。18年4月1日に再編するという調整方針になっておりますが、税率で見ると鴻巣・吹上は税率が高くなっており、鴻巣方式に合わせると負担が増えてくるのではないでしょうか。この点についてお聞きしたいと思います。

  また、水道料金は3年を目途に調整とありますが、水道は命の源であるともいいます。既に12%ほど値上げされ、さらに値上げになるのでしょうか。どちらも国保にしても、水道料金にしても、命と暮らしを守る制度であります。また、国民健康保険事業とも関連があることですが、今まで川里町は各種の健診など無料であったわけです。それは、本人のためはもちろんでありますが、病気の早期発見は医療費の抑制にもつながり、ひいては国民健康保険の健全な財政運営にも寄与することになると考えられます。予防活動を徹底する上からも、引き続き健診の無料化を推進することを求めるものですが、いかがでしょうか。

  また、公民館、体育館などの公共施設の使用料について、今まで無料であったわけですが、この無料化を堅持し、社会活動、文化活動を豊かに保障していく、そういう観点でぜひ無料化を堅持していただきたいのですが、この点ではいかがでしょうか。

  また、2点目の川里町のすぐれた施策を残すことについてでありますが、長寿祝金事業については別建てで取り上げております。子育て支援の件で、特に充実しているものとして保育園の施策がありますが、完全給食で子供たちの健やかな成長が保障されておりますが、その給食について1市2町では差異がありますが、この点も川里町の完全給食についてぜひ残していただきたいと思いますが、この点についてのご見解をお願いいたします。

  また、保育料についても子育ての若い両親にとっては、大変安いということで助かっておりますが、この保育料も1市2町では差異が大きいため、この点の堅持についてもお考えをお願いしたいと思います。

  また、学童保育料についても、また新しく広田地区にも学童保育が充実され、大変子育て支援になっていると思いますが、この保育料についてもぜひ値上げせずやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

  また、川里町では非常に小さなところゆえ、きめ細かな制度が多々あったわけですが、ひまわり号の継続についても大変ありがたい制度であると利用者からは喜ばれていた制度ですが、このひまわり号の継続についてもぜひ取り上げていってほしいと願っております。

  以上についての町長の見解をお願いいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) それでは、根岸議員さんの質問に対しましてお答えを申し上げますけれども、まず最初合併で暮らしはどうなりますかと、暮らしを守ることと、このような質問でございますけれども、これらにつきましては、合併協議会で協議した中でいろいろ調整方針、基本方針等が決まっておりますので、それらを踏まえまして総体的にご説明申し上げます。

  鴻巣市・川里町・吹上町の合併については、平成17年1月31日の臨時議会におきまして議員各位のご理解を賜り、賛成多数で合併関連4議案を議決いただき、平成17年2月1日に埼玉県知事に合併の申請をいたしました。これで17年10月1日、新鴻巣市誕生の運びとなったわけでございます。

  今回の合併に当たっては、地方分権への対応や少子高齢化への対応、日常生活圏の拡大への対応、そして厳しい財政状況への対応などの背景がございました。私は、合併住民懇談会や合併住民説明会において、これらのことを説明してまいりました。人口8,000人の町では、今後も引き続き厳しい財政運営が強いられております。今まで実施してきたサービスを同水準に実施することは、今後不可能な状況が予測されます。このようなことから財政基盤を強固なものとし、少子高齢化や高度多様化するニーズなどに対応できる自治体をつくり、川里町住民の生活を守り、向上させるためには、私は合併がいいと、そのような判断のもとに選択をしたわけでございます。そして、合併の協議に当たりましても、特に健康・福祉の分野では、次世代育成支援対策を最重点化し、子育て環境日本一のまちづくりを進めることとし、児童医療助成費については全国でも高い水準に設定をいたしました。また、高齢者福祉についても、元気な高齢者づくりにシフトする一方で、介護の必要な高齢者の福祉については後退させないこととし、高い水準に設定することといたしました。そして、障害者福祉についても充実を図り、後退させないことといたしました。地域保健や医療の充実につきましては、税負担の公平性の立場からも受益者負担の導入を行い、多少のご負担をいただくことといたしました。行政サービスと利用者負担については、鴻巣市との1市1町で実施いたしました住民意識調査におかれまして半数以上の市民、町民の方々が、「当然」あるいは「やむを得ない」と、このように回答しております。合併協議会においてもご理解をいただいております。このように合併を選択したことにより、しっかりとした財政基盤の上で住民の生活、特に福祉や健康については、現在の水準あるいは現在の水準以上のものといたしたわけでございます。

  また、二つ目の川里町のすぐれた施策を残すこと、これについてご答弁申し上げます。まず、保育所の保育料及び3歳以上児の完全給食並びに学童保育料についてでございますが、ご案内のとおり1市2町の中では、川里町が最も低額でございまして、3歳以上児につきましては現在も完全給食を実施しているところでございます。これらにつきましては、鴻巣市・川里町・吹上町合併協議会の調整方針では、激変緩和措置を講じて、いずれも合併後3年を目途に再編することとなっております。具体的には、合併後協議して決定することとなりますが、段階的に適正な受益者負担をお願いすることとなるものと考えております。

  次に、ひまわり号についてでございますが、ひまわり号の運行については、公共交通機関として定時運行、バス停での乗降として運行することで運行を開始したわけでございます。しかし、実際には電話予約による自宅からの送迎という状況でございます。このような運行は、公共交通としての運行とは言えませんし、万が一の事故についての責任問題にも発展しかねません。

  また、福祉バスとして運行するについても、社会福祉協議会で有料ではございますが、同様のサービスを今実施しているところでございます。このようなことから、無料で同様のサービスを行うことは、均衡を失することになります。

  また、財政状況も非常に厳しいことから、費用対効果等を十分に検討した結果、運行廃止を決断したものでございます。ご理解を賜りたいと思います。

  また、先ほどの中で具体的に国民健康保険の関係あるいは水道料金の関係、健診の関係、公共施設の関係等、ご質問いただきましたけれども、国民健康保険につきましては現在でも川里町の健康保険の料金を見ましても、実際には今までは基金を積み立ててございまして、それを取り崩しながら現在に至ったわけでございます。しかし、この基金も取り崩しまして、今はもう一般会計から充当するしかないと、このような状況でございます。現在川里町の国保料をどのように設定したらいいかということで、私もいろいろ考えてきましたけれども、10月1日に合併するに当たりまして、ここで国民健康保険料を値上げすると、そういうことになりますと、また新市になってからの対応等もございますので、ここはとりあえず健康保険料については現状でいくと、このような判断をしてございます。しかしながら、合併しまして新市になりますと、おのおのの自治体で国民健康保険料金が違いますので、これは当然ながら合併して一つでございますので、これから調整すると、このような状況でございます。

  また、水道料金も同じでございます。現在違いますけれども、これも激変緩和ということでございます。3年後に統一すると、このようなことで考えてございます。しかしながら、今年の4月1日から川里町も約20年間据え置いた水道料金も値上げされるわけでございます。しかし、これらの値上げにつきましては、水道の料金を諮問した際に、料金の値上げについてはやむを得ずと。しかし、石綿管の取りかえなどそういう事業を住民のためにスムーズに行っていただきたいと、こういう要望等もいただいているところでございます。

  また、健診の関係でございますけれども、これらにつきましてもいろいろとご審議いただいて決定したわけでございます。健診につきましては、多くの方が受診をしていただきまして早期発見のために本当に役立っているなと考えてございます。しかしながら、この一部有料化をお願いする際にも、有料化にはしますけれども、健康診断はぜひ自分の責任においてやっていただきたいと。そして、健診の結果をもう少し見きわめてもらいたいと。そのためには、やはりたとえ500円、1,000円という形になろうかと思いますけれども、いただいたときは、そういう自覚がもう少し持っていただけるのではないかと、そういうお話も出ました。今日の財政状況をかんがみたときに、一部受益者負担ということでお願いをしたところでございます。

  また、公共施設の関係でございますけれども、これらにつきましても鴻巣・吹上・川里町おのおのの自治体で内容が違っております。これらにつきましてもこれから合併の中で、合併した後ですか、どういう料金あるいはどういう形でいくのか、細かく精査、検討されるものと考えてございます。いずれにいたしましても、合併協議会でもいろいろご意見をいただきましたけれども、これだけ厳しい財政状況の中で一部の受益者負担はやむを得ずと、こういうお話も伺っております。私どもも何が何でもすべてのものを一部受益者負担ということではなくて、やはり今までどおり無料でできるものは無料で引き続きやっていきたいと。しかしながら、今日の状況を考えた中で一部受益者負担ということでお願いする部分もこれから検討して、あるいは実施していかなくては、なお一層の健全な財政運営ができないと、このように認識しているところでございます。ぜひそのようなことでございますので、ご理解を賜りたいと、このように考えてございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 今町長からお答えをいただいたわけですけれども、一部その負担の根拠になったということでアンケートの結果が引用されているのかと思うのですが、その住民意識調査の中で受益者負担は当然であるあるいはやむを得ない、そういったことが今言われましたが、少なくとも川里の町民は半数はいかなかったわけなのですよね。それで、その結果がこういう形で意識調査が使われるというか、結果的にはそういうことで裏づけになってきているところもあるのかということを考えますと、川里町民にとってはそういった料金が上がるそういう不安が、一番合併に対してはあったわけです。町長は、暮らしはよくなることだということを言ってきたわけですから、ぜひそのことは十分考えていただいて方向を出していただきたいと思います。

  先ほどのお答えの中で、健診の私は一般的な健康診査の話だけではなくて、各種検診ありますね。それらについてもどうなっていくのか、そのことをお聞きしたかったわけですけれども、そのお答えはなかったかなと思うのですね。

  そして、繰り返しますが、そのひまわり号にとっても川里町だからできたということで、社協との整合性の問題というのが今出ていますけれども、本当に足をどうしたらいいのか、弱者の足の確保ということは、あちらこちらから寄せられておりますので、それらについてぜひ検討していただきたいと思います。

  それから、先ほど交付税の問題ですけれども、合併してもしなくても交付税は今削減される方向で政府はいるわけですね。その合併というのが、その国の市町村合併の推進の目的の一つが地方への交付税の削減にあるということが、はっきり国がそういうことを言っているわけなのですけれども、川里町が合併した場合に、その11年目以降から段階的に交付税が減らされて、20年間では類似団体で見ると約100億円の交付税が減らされることになるという試算も出ております。そして、特例債事業の返済の一番多くなるのが、合併後11年目以降であると、こういった交付税が段階的に減るときに、借金を一番多く返さなければならなくなる。非常に財政的には厳しさの中で、さらにこの住民負担を増していくという方向になることも予測今できるのではないでしょうか。

  先ほどの、そういった中で町長は、特例債で夢を持ちたいというようなことを以前お話ししていたと思うのですけれども、前にもお話ししまして繰り返しになりますけれども、特にその川里町で今もう既に着手しようとしている青木邸に関していいますと、今まで示された計画の中で8万人収容を目指しているというようなことなのですけれども、もちろん外からの観光客も歓迎はされるものかと思いますけれども、やはり一番はその住民の人が交流できる場、本当に近所のおじいちゃん、おばあちゃんが裏木戸から入って縁側でひなたぼっこができるとか、そういったこの住民が安らげる場が何よりやっぱり町民にとっては必要なのではないかと思うのです。そういうことで再度先ほどの事業の問題等、そして今の特例債での青木邸あるいはその記念公園の位置づけなどについてお答えを願いたいと思います。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 健診の話で再質問いただきましたけれども、最初の答弁の中にございます地域保健や医療の充実につきましては、税負担の公平性の立場から受益者負担の導入を行い、多少のご負担はいただくと。しかしながら、これらも重要な項目でございますので、引き続きやっていくと、こういうことで述べさせていただいております。

  そして、先ほどのまち交の関係ですか、あるいはその合併の特例債を利用しての事業の話でございますけれども、これらは通告にはないわけでございますけれども、あっさりと説明させていただきますと、8万人という数字が出ました。これは、その青木邸で8万人ということではなくて、まちづくり交付金の申請の中で目的が川里の交流拠点として位置づけた青木邸からコミュニティーセンターあるいは非農用地、あるいは現実ございます川里中央公園、そしてこれから第4次の川里町総合振興計画に基づきまして屈巣沼の弁天沼の付近をこれから公園として整備していくと、こういう事業でございますけれども、この中の集客人員が現在、図書館等も含まれておりますので、年間4万人の利用者がいるということなのですね。これをこのまち交あるいは合併の特例債の中の事業で行っていくわけでございますけれども、これを8万人にして多くの市民と交流が持てるような場として考えていきたいと、こういうことで今進めているところでございますので、あわせてご説明をさせていただきました。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 先ほどその8万人のお話を町長からお聞きして、全体でというようなことはお話わかったわけですけれども、やはり町民が本当に安心して集える場、そういった観点をぜひ、そしてまた住民の命と福祉を守るのが町の仕事、町長の仕事であるというところをぜひ貫いていっていただきたいと思います。

  次に移ります。安心して受けられる介護保険制度について。平成12年4月、介護保険制度が始まりました。この制度により高齢者の介護は、社会全体で支えられることになりました。川里町、当時は川里の村であったわけですけれども、第4次川里村総合振興計画2001から2010年の中に介護保険制度の推進というところがありまして、その中でも村は保険者として介護サービス提供事業者の確保を図り、介護サービス需要に対応し、適切なサービスが提供されるよう努めるとともに、住民に正しく情報提供すること、さらには介護保険を補完する介護サービスの提供などを行っていく必要があります。また、介護老人福祉施設や介護老人保健施設、療養型病床群などの施設については、広域的な観点から整備を検討していく必要がありますということで、町の保険者としての位置づけをしております。

  今まで介護保険制度になってからサービスは契約によるサービス提供となり、本人、家族が介護しながら病院や施設を駆け回って探す、そういった状況になっております。病院からは退院を迫られ、施設のあきもなく、やむなく在宅で見なければならないという現状もあります。介護する側も病人でおむつを取りかえるのも大変苦労しております。老老介護の実態は大変深刻であります。まして高齢者で障害者の場合、施設入所はますます困難な実態があります。

  また、施設入所でありますが、あいているのは申し込んでからも1年、2年待ちあるいは新設のところはあいているとか、そういった実態でありますが、現在ではユニット型で1カ月十六、七万払わなければ入れないという声も聞いております。川里の年金受給者は、平均4万円台と聞いておりますから、年金ではとても入所はできません。しかも既存施設でも今年10月からホテルコストや食費の実費徴収などで13万円ぐらいになるという話も聞いております。

  そこで質問をいたしますが、まず川里町の介護保険の実態、実施状況についてお答えください。

  2点目では、ホテルコスト、施設入所者の居住費などを取るということですが、食費の給付範囲、水準の見直しが問題になっております。先ほども言いましたが、一挙に13万あるいは新設の施設ですと16万とも17万とも言われておりますが、入所に大変難しい実態になっております。そうした中でこの値上げされるであろう部分についての、特に低所得者対策の助成などを考えられないでしょうか。

  そして、3点目では、サービスの必要な人には受けさせるという問題でありますが、現在介護保険制度は自立、そして要支援、それから介護度1から5という段階になっておりますけれども、今要支援であっても生活援助、お掃除をお願いするとか、それから買い物に行ってもらうとか、そうしたことで大変状態が悪くならずに済んでいる方もあるわけですね。そういった人たちの予防給付の方に介護保険から外していくと、サービスの対象者でなくそうという今話も出ております。そうした場合に今までどおりサービスが受けられることが本人にとって何よりも大事なことでありますので、ぜひそのサービスが必要な人には引き続き受けさせていただきたいと思います。

  そして、国への要望というところでは、政府は通常国会において、先ほども言ってきたような改悪計画を提出しようとしております。専ら介護への国の財政抑制をするために高齢者のサービスを制限し、国民負担を一層増やすことを今考えております。先ほどとも重複しますが、在宅の介護サービスの利用制限あるいは利用料の値上げ、そして20歳からの保険料徴収と障害者支援費制度との統合、これらの改正を考えているようですが、ぜひ国に対して介護保険施設の部屋代あるいは食事などの利用料負担を増やさないこと、そして要支援、要介護度1のヘルパーの利用、あるいは福祉用具の利用制限をしないこと、そして何より介護保険の国庫負担を増やして介護保険料と利用料を軽減すること、利用料の値上げをさせないことなどの要望を国の方に町長から上げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

  以上、お答えください。



○議長(青木保介君) 参事兼福祉課長。



◎参事兼福祉課長(榎本一眞君) それでは、安心して受けられる介護保険制度について、?から?までにつきまして私の方からお答えさせていただきます。

  まず、?の実施状況についてでございますが、12月末現在の累計で申し上げますが、要介護認定申請件数は新規申請53件、区分変更申請12件、更新申請173件の合計238件で、非該当者は1人でございました。

  次に、認定者のうちサービス利用者の割合ですが、認定者192人に対しまして現在ご利用いただいている方が155人でございまして、80.07%でございます。また、このサービスの内容を12月の1カ月間の請求で見ますと、居宅サービスが281件で883万9,650円、施設サービスは45人で1,595万5,240円でございました。また、居宅サービスで主なものを挙げますと、デイサービスが54件で351万6,420円、ホームヘルプサービスが36件で175万1,760円、ケアプランの作成110件で91万2,500円でございます。この12月につきましては、福祉用具の購入、それから居宅改修はございませんでしたが、これまでの平均を申し上げますと、いずれも毎月2件程度でございまして、金額は両方で約30万円程度でございます。

  最後に、ホームヘルプサービスの低所得者助成ですが、対象者が12人で、12月末累計で14万36円を支給してございます。

  次に、?の待機者の実態でございますけれども、近隣の特別養護老人ホームの状況を申し上げますと、地元の川里苑、全体の待機者が253人で町内者が37人でございます。鴻巣市翔裕園、全体が178人で町内者5人、南河原村おきな、全体130人で町内者ゼロ、羽生市くわの実、全体165人で町内者2人、騎西町多賀谷寿光園、全体153人で町内者9人、吹上町吹上苑、全体で187人で町内者1人でございます。

  次に、?のホテルコストなどの問題、また?のサービスの必要な人には受けさせることについてでございますが、いずれも法改正後の取り組みについてのお尋ねでございまして、現在県の介護保険課等から説明を受けている段階でございまして、不透明な部分も多く、お答えはご容赦いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) それでは、?の国への要望についてお答えいたします。

  このたびの介護保険改正につきましては、制度発足後5年ごとの大規模な改正であり、私もこの点について注視しているところでございます。ご提言の国への要望でございますが、全国町村会として平成16年中に2回要望書を提出しております。内容をお話ししますと、1回目は6月18日付で「介護保険と障害者施設の統合に関する緊急申し入れ」の表題で、支援費制度との統合は慎重を期すべきとの申し入れを行っております。今回の改正では、「被保険者の拡大は平成21年度を目途に所要の措置を講じる」との決定でございまして、要望が実を結んだものと、このように考えておるところでございます。

  また、2回目でございますが、12月2日に全国町村長大会で改正に対して保険者や被保険者が不利益をこうむることがないよう13項目の要望を決議しまして、厚生労働省、総務省、財務省に要望書を提出してございます。今後におきましても、機会をとらえまして要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) お答えいただきましてありがとうございました。

  今町長がその要望を国に上げて実現してきている部分もあるというお答えで、大変心強いお話ですが、その不利益をこうむらないようにということで13項目というお話でしたけれども、その点をもう少し細かく教えていただければと思います。



○議長(青木保介君) 参事兼福祉課長。



◎参事兼福祉課長(榎本一眞君) それでは、私の方から全国町村長大会で決議された内容を朗読させていただきます。

  介護保険制度の円滑な実施。介護保険制度は、施行以来5年目を迎えたが、町村はこの間多くの課題を抱えている状況にある。今後急速に進む高齢化や多様化するニーズへの対応が求められる中、課題の解決に取り組み、将来を見据えた安定的持続可能な制度を早急に構築する必要がある。平成17年度の制度改正に当たっては、サービスの第一線である町村の意見を十分に尊重すべきである。よって、国は次の事項を実現されたい。

  1、保険者について。市町村が保険者となっているが、市町村が希望する場合には、公平公正かつ効果的な制度運営のため、都道府県単位の広域連合組織等での運営を推進すること。

  2、保険料について。(1)、国及び都道府県による財政補てん制度を創設した上で、低所得者に対する保険料については、特別の措置を講じること。また、保険者の責めに帰さない事由により高額な保険料となる場合については、実態に即した適切な措置を講じること。

  (2)、保険料6段階制のさらなる周知を図ること。

  (3)、第1号保険料に係る特別徴収の対象範囲(遺族年金、障害年金等)を拡大すること。

  (4)、介護保険料の上乗せ賦課に伴う国民健康保険料(税)の収納率低下により生じる歳入欠陥については、適切な措置を講じること。

  3、財政調整について。(1)、国の負担25%のうち5%が調整財源とされているが、調整財源については25%の外枠とするとともに、算定基準に介護保険施設の病床数を加味すること。

  (2)、財政安定化基金に係る財源は、国及び都道府県において負担すること。

  (3)、広域化等保険者支援事業については、所要額を確保すること。

  4、要介護認定について。(1)、公平公正かつ迅速な認定を確実なものとするため、都道府県の責任において審査基準や不服に対する統一見解の提示及び連絡調整を行う本部、並びに生活圏域を単位として審査判定を行う支部を設置すること。

  (2)、認定審査会については、地域の実情に応じた審査体制の整備を図ること。また、2次判定については、事務の簡素化、迅速化を図ること。

  5、介護報酬等について。(1)、訪問介護の給付については、身体介護と生活援助の2類型設定となっているが、これを一本化するなど、実態に即して見直すこと。

  (2)、いわゆる介護タクシーの取り扱いについては、原則制度外とすること。

  (3)、介護老人福祉施設の居住費等の徴収については、低所得者に十分配慮すること。

  (4)、福祉用具の貸与については、品目の選定、利用に関する適切な情報提供を行うとともに、利用者が希望する場合は購入可能とすること。

  (5)、介護報酬の特別地域加算に係る影響額については、利用者負担を含め、適切な措置を講ずること。

  6、利用者負担について。国及び都道府県による財政補てん制度を創設した上で、低所得者に対する利用料負担については、特別な措置を講じること。

  7、家族介護に対する評価について。(1)、町村においては、家族介護に依存する度合いが高いという現状にかんがみ、現金給付の制度化を含め、支援策を充実すること。

  (2)、同居家族に対する訪問介護に係る基準について、時間規制の2分の1要件は削減すること。

  8、サービス提供事業体等について。(1)、市町村において行う苦情処理事務については、円滑に処理できるよう支援体制を強化するとともに、適切な措置を講じること。

  (2)、市町村特別給付については、法律、政省令等によって関与しないこと。

  9、保険給付について。保険給付については、施設サービスがいまだ大きな割合を占めることから、介護保険制度本来の趣旨のとおり、在宅支援体制の充実強化を図ること。

  10、介護基盤の整備について。(1)、市町村介護保険事業計画に基づき介護サービスが適切に提供できるよう介護基盤整備については、人材の育成確保等に係る支援策を含め、適切な措置を講じること。

  (2)、介護療養型医療施設の入所定員数が市町村の保険料水準に及ぼす影響が大きいことにかんがみ、療養型病床群はすべて医療保険の適用とすること。また、当面介護保険制度で対応するとしても、介護療養型医療施設の新規指定に当たっては、町村の意見を踏まえて行うとともに、転換型介護老人保健施設で対応すること。

  (3)、介護支援専門員の地域的偏在等についての対応策を講じるとともに、研修を充実すること。

  (4)、サービス事業者の指定については、地元町村と十分協議し、同意を得た上で指定を行うこと。

  (5)、介護老人保健施設については、町村が必要とする事業に対する地方債及び地方交付税による万全の措置を講じること。

  11、居宅介護サービス計画のチェック等、町村が給付の適正化のために行う取り組みが促進されるよう国は支援すること。

  12、養護老人ホーム及びグループホーム、特定施設等の施設入所者に対して住所地特例を適用すること。

  13、その他。(1)、介護保険制度に関する国民の理解と協力を得るため、的確な広報を十分に行うこと。

  (2)、高齢者が可能な限り自立可能となるよう介護予防、地域支え合い事業等を推進すること。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) ありがとうございました。

  所得別階層第1号被保険者数で見ましても介護保険料は1,565人、その中で本人が住民税非課税まで入れますと1,324人、1,565人の該当の中で1,324人が非課税者であるということなのですね。先ほどもいろんな場所で言ってきましたけれども、川里町は非常にきめ細かに顔が見える施策が行われてきたということで、さっきそういった中で介護保険制度から外れた対象者に対しても生きがい活動支援通所事業とか、そういう形で制度をきめ細かにしておるという実態だと思います。

  今後その介護保険料や、あるいは制度のすり合わせの中で町長としてそういった川里町のよさを生かしていただきたいと思うのですが、その点での所見、お考えをお聞かせください。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 非常に難しいお話だと思います。先ほどもお話ししましたように、この制度というのがそのときそのときによって、やはり実情に合わせて変わっていくわけでございます。ですから、当初発足したときの介護保険制度から、今日の介護保険制度に至るまで、やはり一部ではございますけれども、変わっている部分があるわけでございます。そのように制度というものは、そのときの実態に合わせた中で変わっていくわけでございまして、根岸議員さんがおっしゃるとおり、きめ細かくその制度を見直していくと、こういうわけにはなかなかいかないわけでございます。

  しかしながら、このような制度ができた中には、今日の高齢化のこの社会の中でこのような介護保険制度がなくてはこれから高齢者の安心した生活が支えられないと、そういう形の中でできた制度でございますので、これらの制度につきましてはその時期に合わせて使い勝手がいいと言っては言葉が悪いのですけれども、利用が利用していただいて高価な、高い価値が上がるような制度になるように私どもも国に対しても要望していかなくてはならないし、また町といたしましてもそのためにはどうするのかと、こういうこともこれから考えていってみたいと思っております。

  何といっても財政とこのサービスと両方あるわけでございますので、限られた財政の中のサービスでございますので、なかなか皆さんの意向に沿うような実態にはちょっと難しいものがあると考えてございます。しかしながら、繰り返しになりますけれども、やはりそのときの時代に合わせたよりよい制度になるように私どももこれから頑張っていきたいなとかように考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 町長からよりよい制度になるように頑張っていきたいというお言葉でした。いろんな国のその動向もありますけれども、住民にとって安心して利用できる介護保険制度に向けて、ぜひその住民の福祉向上に寄与するこの観点で今後も努力をお願いしたいと思います。

  次に移ります。長寿祝金支給制度について。川里町には、現在長寿祝金支給の制度があります。この制度は、川里町に居住する高齢者に長寿祝金を支給することにより、長寿を祝福することを目的とする制度であります。平成13年3月議会で、当時の松谷村長がこの制度の提案をしました。以前は、それまでは敬老年金支給条例というものでありました。5月から町になるというところで、この提案があったわけです。当時は、敬老年金支給条例の中では川里村に居住する高齢者に対し、村に貢献した功績をたたえ、長寿を祝福するため敬老年金を支給することを目的とするということで、長寿祝金制度に改正された時点で「村に貢献した功績をたたえる」、この大事な文言が抜けました。

  当時は、その敬老年金制度が長寿祝金に変わった当時ですけれども、70歳以上すべての方に支給され、大変喜ばれていた制度で、町の誇りでもありました。それが節目支給になり、当時の高齢者の方からは、張り合いがなくなったとか、高齢者は肩を落としました。そして、現在またその70歳以上全員支給に戻ったわけですけれども、今回改正の条例改正が出ております。

  そこで伺いますが、新年度の支給の実態、そして影響を受ける人数、改正の問題点についてお答えをお願いいたします。



○議長(青木保介君) 参事兼福祉課長。



◎参事兼福祉課長(榎本一眞君) それでは、長寿祝金支給制度についての?、?につきまして、私の方からお答えいたします。

  ?の新年度の支給についてですが、これまでの70歳以上全員支給を改めまして、70歳から5歳ごとの節目支給にするものでございます。具体的には、70歳、75歳、80歳、85歳の方に1万円、90歳、95歳の方に2万円、100歳の方に10万円を支給するものでございまして、対象者は合計で316人、金額にいたしまして363万円を予定しております。

  ?の影響額でございますが、16年度実績との比較で申し上げますと、16年度につきましては1,153人に合計で888万5,000円を支給いたしましたので、対象人数で837人減、支給金額が522万円減でございます。

  以上でございます。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 改正の問題点についてという項目で、私の方からご答弁申し上げます。

  厳しい財政環境の中、選択と集中を基本に総合的に勘案して、17年度の予算作成を行ったわけでございます。1月18日から3日間にわたりまして教育委員会で行っております高齢者学級が行われました。私も講師ということで招かれまして、各公民館、これは共和、屈巣、広田の創作館と3会場に出向きまして、講師として約2時間半ぐらいお話を、町政について2時間半ぐらいお話をさせていただきました。高齢者学級でございますので、参加者は当然ながら高齢者学級に申し込んだ人、高齢の方でございました。3会場で合計で163人の方に参加していただきましたので、私はこの長寿祝金の制度につきましてお話しするいい機会だなと、このようにとらえまして、2時間半の中でこの長寿祝金の改正についてもお話をさせていただきました。反応をいろいろ見たわけでございますけれども、そして最後にはご質問等もいただいたわけでございますけれども、その中では理解をいただいたと、このように考えているところでございます。

  これらにつきましても、まだ全体の人にお話ししたわけではございません。参加いただいた163人の方にお話をしたということでございますので、まだまだ知らない方もおるわけでございます。今後におきましてもあらゆる機会をとらえて説明責任を果たしてまいりたいなと考えてございます。あわせて混乱を来さないように広報等で周知し、万全を期してこの改正等につきまして皆さんにお願いしていきたいと、このように考えているところでございます。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 今手元に14年12月議会の議事録があるのですが、当時嶋村町長が就任して初めての議会であったと思います。その中で町長は、公約を当然掲げて当選したわけでありますが、その1点、長寿祝金を全員に支給するという公約が掲げられたと思います。町長はその中で「70歳以上のお年寄りに全員長寿祝金を差し上げます。川里町が現在あるのもお年寄りが一生懸命働き、築き上げた町です。私もお年寄りを大事にして、式典の持ち方も再度見直しをして、本当に長寿を祝う式典とします」、こういうふうに言っております。

  当時は、敬老年金というのが5歳刻みの支給に変わり、やはり先ほどの報告にもありまして、800人以上の方が当時支給がされなくなったわけですね。そして、その後出てきた新井町長が復活をするということで、大きな公約の一つにして選挙で当選しました。新井町長のもとで70歳で75歳からということで、1期ではなかったと思うのですけれども、71から74歳、その一番多い年齢の人たちはもらえなかったわけです。それで、その後選挙に出まして当選した嶋村町長は、全員に支給しますということで公約に掲げられて当選したのだと思います。

  それで、町長は覚えておられると思うのですけれども、何回それからその支給できたのでしょうか。確かにいろんな事情はあるかと思いますが、公約の中で掲げたその点については、町長どのようにお考えでしょうか。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 17年度で今予算のお願いをしておりますけれども、この中で決断をしたわけでございます。長寿祝金の支給制度は変更になりますけれども、平成16年度でお話ししたこの気持ちは、今でも全く変わってございません。今のお年寄りにつきましては、そのときそのとき大変な時代の中で川里町のために本当に貢献された方でございますので、本当に大事にしていきたいなと、これは今でも変わってございません。そして、その当時いろいろお話しした中で、ある人が言うには、私たちはお金が欲しいのではないのですよと、こういうお話も聞きました。気持ちが欲しいのだと、こういうお話でございました。そういうことなので、私もよくわかりますよと、ぜひできることはこれからやっていきたいという形の中で長寿祝金全員支給ということでやってきたわけでございます。

  それが財政状況もここ二、三年で急激に変化してございます。地方交付税の削減あるいは税収入の落ち込み等で厳しくなってございます。その中でまた同じような形でこれやっていければいいのですけれども、いろいろ精査した中で同じような形では非常に無理があると、そういう形の中で大変申しわけないわけでございますけれども、この長寿祝金を改正すると、そういうことで決断いたしまして、今までやってきた経緯もございますので、早速1月18日の高齢者学級の中でお話しする機会が得られましたので、私の方から先にその部分については、今までこのような形でやってきたけれども、これからはこういう町の状況下の中でやっていけないと、ぜひ皆さん方のご協力をお願いしたいと、そういうことでお話ししました。

  そういうことで、気持ちといたしましては本当に今でも高齢者を大事にして、また長寿祝金につきましてもできるものなら全員の方に支給していきたいと、これは変わらないわけでございます。しかしながら、繰り返しになりますけれども、いろいろの中で17年度の厳しい予算編成の中でもいろいろ精査した中で、このような判断をしたわけでございます。ですから、今後につきましても周知徹底できるように皆さん方に機会あるごとに私の方からもこの中身をお話ししていきたいと、このように考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 町長は、気持ちは変わっていないという、それはわかりますけれども、やはりそういった事情を高齢者の中に示すと、合併の説明会でも同じなのですけれども、そこできちんと意見を言いにくい、町長を前にしては、そういうのが実態としてはあるわけですね。それで、お金ではなくて気持ちなのだという方もいたと、確かにそういう人もいると思います。

  では、どうしたらみんなに同じように上げられるのか。せめて合併前なわけですから、9月は、そういったことを考慮していただきたかったと思います。ぜひその点どこを大事にするかというところでその部分について、少なくとも公約でありますので、貫いていってほしいと考えております。

  では、次に移ります。最後4点目であります。境地区の霊園開発についてです。境地区には、既に今400を超える檀家を有する地元のお寺もあります。また、上会下や騎西などに檀家として入っている家も入り、あるいはほかにそのお寺のほかには共同墓地も所有していて、今住民にとっては墓地はもう十分であるということです。今何か墓地ができるらしい、墓地の開発に回っている業者がいるらしい、そういったうわさがありまして、それについて町の方で対応しているのかどうか。また、もしそういうお話があった場合においては、いち早く住民に知らせていただいて、地元の意見を聞いていただきたいと思うのですが、よろしくお願いいたします。



○議長(青木保介君) 町長。



◎町長(嶋村孝君) 根岸議員さんの境地区の霊園開発についてご答弁申し上げます。

  土木課長から境地区の生物特定産業技術研究推進機構跡地に霊園開発についての問い合わせがあると報告を受けてございます。具体的な内容等につきましては、担当課長、住民課長と土木課長が該当いたしますけれども、答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(青木保介君) 土木課長。



◎土木課長(金子克司君) それでは、ご質問の要旨のうち?の現状と町の対応についての要旨でございますが、現状について申し上げます。

  境地区にございます生物特定産業技術研究推進機構、いわゆる生研機構跡地を株式会社アイダ設計が約7,000平方メートル保有しておりますが、このうちの5,000平方メートルに対しまして開発や設計を手がけている会社が1月下旬に来庁し、これは土木課においでいただいたわけでございますが、霊園の開発を行う場合、どのような手続が必要ですかという話でした。具体的な話なのか、町の私どもが問い合わせていきますと、調査中であるということでした。この件に関しまして2月8日に庁内の関係課長が集まりまして、今後具体的な動きがあった場合には、連携して対応できるようにしようということで確認をいたしました。

  以上が現在の状況でございます。



○議長(青木保介君) 住民課長。



◎住民課長(松永よし子君) 続きまして、住民課よりお答え申し上げます。

  霊園開発につきましては、墓地埋葬等に関する法律等の許可が必要となり、川里町における当該許可の所管は鴻巣保健所でございます。鴻巣保健所に確認しましたところ、現時点では当該地における申請等は出ていないとのことでございました。

  なお、お尋ねの住民の意向については、埼玉県墓地等指導要綱に基づきまして設置者の関係住民への説明会の開催が義務づけられております。また、関係住民等は計画書の内容について宗教的感情、公衆衛生、そのほか公共の福祉の見地から意見を述べることができることになっております。今後とも霊園開発につきましては、鴻巣保健所と連絡を密にして関係各課と連携をして対応してまいりたいと存じます。

  以上です。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 今お答えいただいたわけですけれども、私も保健所に行ってまいりましたが、やはり申請はまだ出た段階ではなく、相談はあったということであります。その先ほどの西部開発というところですが、鴻巣の糠田の霊園開発についても同じ業者が動いていた経緯があるようです。現在のそのアイダ設計の土地ですが、昭和40年、農林省が境地域の住民から所有権を移転をしております。当時10軒ほどの方が土地を売ったようであります。そこで、その農機具の性能を調べる会社あるいは農家のために役立ついい機械をつくってくれるということで、地元の人も歓迎をしたようであります。それが気がつきますと、地元住民が気がついたときには、高い泥山になったり、あるいはコンクリを破砕する機械が入ったりして、そういう段階で地元の住民は一体どういうことになっているのだろうということで、それでも心配をするような設定をしていたわけであります。ですから、その今住民にとっては安心して生活できる場、あるいはその農業ができる場、そういったあの場所は大変美しい新田水田地帯でシラサギが舞っているようなところでありますから、そういう中での開発というのは、大変住民にとっては心配があるわけなのです。

  そして、あの土地の周辺に関しても、その土地利用上から、町の土地利用上ではどういう位置づけになっているのか、その点もお聞きしたいと思いますが、お願いいたします。



○議長(青木保介君) 土木課長。



◎土木課長(金子克司君) 先ほどご答弁させていただきました、このアイダ設計の所有する土地でございますが、生研機構これは現在の名称でございますが、以前は通産省の出先機関ということで農地を、先ほど議員おっしゃるように地元の農家から土地を取得して、研究所の施設の一部として宅地に変更してございます。そういった関係で現在宅地をその財務省が普通財産になっておったものを、競売で処分をしたというのが実情でございます。

  ですから、農地ではなくすべて宅地になっております。そうしましてその隣接地は、先ほどご質問のときにお話がございましたとおり、優良農地ということで町は周辺は優良農地であるというふうに認識をしております。ただ、その該当地につきましては宅地ということで、宅地の開発等の手続が正式に上がってくれば、先ほど住民課長申し上げましたとおり、所定の手続等を正式に踏んであった上での申請であれば、当然町とかあるいは地域住民の方々に説明やら、保健所から照会等があると思います。そういった中で町の意見としますと、その中で町としまして関係する産業課あるいは土地の利用計画につきましては企画財政課が所管でございます。開発につきましては土木課が所管でございますので、そういった関係課と協議をしまして、もちろんその席では地元との意見の調整を行いながら町の方向を出していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(青木保介君) 根岸貴美恵君。



◆8番(根岸貴美恵君) 今その意見が上がってきて、その計画が上がってきた段階で町の方向を出していきたいということで、その中で地元の意見も聞いていきたいというお話でありました。ぜひその地元の住民にとっては不安がありますので、そういった段階では早く周知していただきまして、意見を十分に聞いていただきたいと思います。

  以上、一般質問を終わりにいたします。



○議長(青木保介君) 以上で一般質問を終了します。

                                           



△散会の宣告



○議長(青木保介君) 次の会議は15日午前9時から開きますので、ご参集願います。

  本日はこれにて散会いたします。

                                    (午後 2時52分)