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埼玉県 鴻巣市

平成17年  第1回 定例会(旧吹上町) 03月10日−一般質問−02号




平成17年  第1回 定例会(旧吹上町) − 03月10日−一般質問−02号







平成17年  第1回 定例会(旧吹上町)






           平成17年吹上町議会第1回定例会 第8日

3月10日(木曜日)
 議 事 日 程 第2号

 1、開  議
 1、町政に対する一般質問
     2番  福 田   悟 議員
     5番  村 上 愛 子 議員
     9番  谷 口 達 郎 議員
     4番  長 嶋 貞 造 議員
 1、散  会
出席議員 16名
    1番   町  田  信  隆  議員    2番   福  田     悟  議員
    3番   平  賀  健  司  議員    4番   長  嶋  貞  造  議員
    5番   村  上  愛  子  議員    6番   木 野 田     博  議員
    7番   阿  部  愼  也  議員    8番   渡  辺  四  郎  議員
    9番   谷  口  達  郎  議員   10番   加  藤  久  子  議員
   11番   斎  藤  忠  司  議員   12番   宮  脇  則  夫  議員
   13番   丸  岡  治  雄  議員   14番   中  野     昭  議員
   15番   島  崎  朝  則  議員   16番   柳     健 一 郎  議員

欠席議員 なし
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
  町  長   齋  藤  武  史      助  役   柳        肇

  参  事   高  橋     勝      参  事   平  井  正  治
                         総務課長

  企画課長   室  田  昌  宏      参  事   小  林  達  良
                         財政課長

  人権政策   柿  沼  こ ず え      参  事   古  澤  正  司
  課 長 兼                   税務課長
  住民課長

  福  祉   草  野  照  子      介  護   篠  崎  正  人
  こども                    いきがい
  課  長                   課  長

  保険年金   坂  本  善  一      参  事   嶋  崎  照  夫
  課  長                   保  健
                         センター
                         所  長

  環境整備   丸  山     泉      建設課長   大  谷  善  康
  課  長

  開発課長   橋  本     哲      都市計画   宮  城     昇
                         課  長

  区画整理   丸  岡  高  志      下 水 道   榎  本  勝  一
  課  長                   課  長

  経済課長   小  林  友 次 郎      国体推進   小  林  元  一
                         室  長

  水道課長   木  村  久  夫      参  事   小  林  カ ツ 江
                         会計課長

  教 育 長   細  井     稔      参  事   福  島  英  夫
                         教育次長
                         兼 教 育
                         総務課長

  学校教育   田  所     章      生涯学習   柳     健  一
  課  長                   課  長

  参  事   金  井  正  信      監査委員   小  暮  眞  治
  体  育
  課 長 兼
  コスモス
  アリーナ
  ふきあげ
  所 長 兼
  勤  労
  青 少 年
  ホ ー ム
  館 長 兼
  町  民
  体育館長


職務のため出席した事務局職員
  参事議会   飯  塚  賢  一      局長補佐   金  子  さ ち 江
  事務局長                   兼 庶 務
                         係 長 兼
                         議事係長

  議 事 係   吉  田  勝  彦
  主  査









△開議(午前9時32分)



○議長(宮脇則夫議員) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

  本日の議事日程につきましては、印刷の上お手許に配付したとおりでありますので、ご了承ください。

                                              



△町政に対する一般質問



○議長(宮脇則夫議員) 日程第1、町政に対する一般質問を行います。

  質問は、通告順に順次許可いたします。質問通告者は、一覧表にしてお手許に配付したとおりでありますので、ご了承願います。

  なお、質問及び答弁は簡潔に要領よくされ、議事進行にご協力お願いいたします。

                                              

     ◇2番 福田 悟議員



○議長(宮脇則夫議員) 初めに、2番、福田悟議員の質問を許可いたします。2番、福田議員。



◆2番(福田悟議員) おはようございます。2番、福田でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、質問をさせていただきますが、本題に入る前にお断りをいたします。質問の全文原稿を提出後、3日に議案上程説明があり、17年度事業が明らかになりましたので、質問原稿と多少内容が変わることがあると思いますが、よろしくお願いをいたします。私の質問は、件名3、要旨6であります。通告順にお聞きいたしますので、ご答弁をよろしくお願いいたします。

  まず、件名1の平成17年度事業についてお伺いをいたします。平成17年度財政運営は、かつて経験したことのない厳しい局面を迎えていることと思います。地方財源保障機能である地方交付税と臨時財政対策債の大幅な減額や、一般財源の柱となる町税収入の数年前からの落ち込み等による財源不足の中で、町長はもとより、職員一丸となって大変ご苦労され、予算編成されましたことを心から敬意を表します。しかし、厳しい、厳しいといっても何もしないのでは困ります。本年は、鴻巣市、川里町と合併する記念すべき年であると同時に、吹上町合併50周年の年です。末永く吹上の歴史を子孫に残すためにも、記念事業をぜひ実施していただきたいということでお願いしようと思ったのですが、既に実施するということでございますので、その内容につきましてご説明をいただけたらと思います。

  次に、昨年中止しましたコスモス祭りや町民体育祭復活の件でございます。昨年のコスモス祭りは、町民の強い願いや継続を希望する有志の皆さんの熱意により、中止は回避され、規模は縮小となりましたが、すばらしい祭りとなりました。予算が厳しいから中止するのでは、すべてが後退してしまいます。鴻巣市、川里町との合併を控えて、吹上町としては最後となるコスモス祭り、体育祭でございますけれども、先日の説明では、コスモス祭りは中止、町民体育祭は復活というような説明をお聞きしました。そこで、コスモス祭りを中止ということは、昨年と同様ということになります。どうして町民が望んでいるものを中止しなければいけないのか。それと、最後の町民体育祭については、どのような内容で実施されるのか、お聞かせをいただきたいと思います。

  次に、件名2の吹上町地域水田農業ビジョンの取り組み実績についてお伺いをいたします。食料・農業・農村基本計画に基づき、米政策改革大綱が平成14年12月に農水省省議決定されました。これを受けて行う米政策改革では、平成22年度までに米づくりの本来あるべき姿の実現を目指すことと、平成20年度までに農業者・農業団体が主役となるシステムを構築することを目的としております。これらを実践するために、地域水田農業ビジョンを策定し、各市町村において本年度から取り組みがなされてきました。ビジョン作成に当たり、地方公共団体の役割は、地域の農業者・農業団体にとって最も身近な行政機関として、関係者と連携しつつ、地域における米づくりの本来あるべき姿の実現に向け、農業者・農業団体の主体的取り組みの支援や助言及び指導をし、生産出荷団体と一体となって作成するとなっており、吹上町としても農業団体関係者と大変ご苦労してビジョンを作成したと思います。そして、本年から実践的な取り組みが始まったわけです。初年度からすべてのビジョンどおりとなればすばらしいことですが、現実は大変厳しかったと思います。そこで、取り組み初年度の年度末でありますので、何点かに絞って、どのようなアクションを起こしたか。結果は、そして今後の見通しについてお伺いをいたします。

  それでは、まず要旨1の売れる米づくりについての取り組みでございますが、地域の条件と実需者及び消費者ニーズに考慮した作付けの品種誘導、これについては5品目ということで、コシヒカリ以下、埼玉県が策した彩のかがやきまであるわけですけれども、取り組み状況について、昨年度との対比と来年度以降の推進方策をお聞かせください。

  次に、要旨2の農地の利用集積についてですが、担い手を育てるためには、この利用集積が一番重要なことであります。行政や農業団体が一体となって推進を図り、担い手へと移行させることが必要と思います。特に転作となると集積し、土壌条件、これは田んぼを乾かす方法等を整えることが絶対必要であると痛感しております。ビジョンによれば、担い手への集積は、平成16年度当初57ヘクタールを、平成22年度には179ヘクタールと集積目標に掲げてありますが、初年度の今年、どの程度集積できたのか、お聞かせを願いたい。

  次に、要旨3の米飯給食への取り組み状況についてですが、水田ビジョンと関係がありますので、ここでお伺いをいたします。一向に向上しない食料自給率について、昨年12月の定例会に「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する請願書が提出され、吹上町議会において全会一致で採択されましたことは、皆様ご存じのとおりでございます。自給率向上に一番効果が高いのは、米の消費拡大であり、常に話題に上がるのが学校での米飯給食であります。まずは、公共機関がみずから率先して国産米、できれば地元の米ということになろうかと思いますけれども、を使うべきであると考えます。町広報の2月号に、吹上小学校での食育教育に地元産米の給食と生産者との交流の記事が掲載されておりました。すばらしい取り組みと高く評価をいたします。小さいころから米の大切さを理解し、日本型食生活を身につけるためにも、米飯給食をしっかりと進めていただきたいと思います。

  そこで、お伺いをいたします。現在吹上町の小中学校において、米飯給食は週何回程度実施されておりますか。また、地元産の米を使っての給食の割合はどの程度でしょうか、お聞きいたします。

  次に、最後の質問となります。件名3の安全・安心な町づくりの取り組みについてお伺いいたします。昨年12月定例会で回答がありました、農作物に影響の少ない緑色街灯の設置について、通告書を提出後、試験的に設置されたのを確認しております。早速の取り組みについては心から感謝を申し上げます。今後は、農作物や昆虫に対する影響等をしっかりと調査し、コスモスアリーナ等に接続する道路に設置が可能かどうか見きわめ、対応していただきたいと考えております。前向きな取り組みに期待しておりますが、今後の見通しについてお聞かせいただきたいと思います。

  以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。ご答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を願います。町長。



◎町長(齋藤武史) 福田議員のご質問につきましてご答弁を申し上げます。

  件名1の平成17年度事業につきましては企画課長、そして教育委員会の方から、続きまして件名2、吹上町地域水田農業ビジョンの取り組み実績について、この件につきましては経済課長並びに教育委員会の方から、最後の件名3につきましては、件名3の安全・安心な町づくりの取り組み、これにつきましては環境整備課長の方からお答えを申し上げます。よろしくお願いします。



○議長(宮脇則夫議員) 企画課長。



◎企画課長(室田昌宏) 件名1、平成17年度事業についての要旨第1点目、合併50周年記念事業につきましてお答えを申し上げます。

  ご質問者もご案内のとおり、吹上町は昭和30年10月1日に北埼玉郡下忍村と合併以来、本年の10月1日に50周年という記念すべき年を迎えるわけでございます。これまでの間、多くの町民や先人たちの英知と努力の積み重ねをはじめ、幾多の困難を乗り越え、今日の吹上町を築き上げた長い歴史があるわけでございます。その一方で、近年の市町村を取り巻く環境は、社会経済情勢や産業構造の変化に加え、地方分権の進展や少子高齢化の進行、そして大変厳しい財政状況によりまして、吹上町におきましても大きな変革期の中にあります。このような背景のもと、ご質問者もご案内のとおり、昨年の7月に鴻巣市、川里町との合併協議会が設置され、そして基本的な協議が終了し、合併50周年という記念すべきこの10月1日に、鴻巣市と川里町との合併を控えているところでございます。このような中で、町民の皆様とともに、この合併50周年を機に過去を振り返り、現在を見詰め、そしてこれから向かう新たな将来を見詰め、町民と行政が一体となって行う町づくりの吹上町最後の節目の年となる17年度の上半期となります4月から9月にかけまして、合併50周年の記念事業を実施したいと、このように考えているところでございます。

  ご質問の記念事業の計画の策定、そしてその内容でございますが、現在におきます記念事業にかかわる計画の状況についてご説明をさせていただきます。町、教育委員会が実施する事業の中で、記念事業にふさわしい事業、これにつきましては冠をつけて実施する事業、いわゆる冠事業の対象につきまして、過日各課に投げかけをいたしまして調査をいたしました。その資料のもとに、日程についての打ち合わせを行ったところでございます。なお、冠事業の対象といたしましては、教育委員会が所管しております町民体育祭、陸上・民謡の部をはじめとする七つ程度の事業を対象に現在考えられているところでございます。この中で新規事業といたしましては、NHK夏期巡回ラジオ体操、あなたとエアロビックの二つの記念事業を予定しております。なお、これらの事業の中に冠事業での対象でなく、核となる事業として位置づけを必要とする事業もあるのではないかと思われますので、これにつきましては今後検討をしてまいりたいと考えております。

  また、町、教育委員会以外で実施する記念事業といたしましては、各種団体等において、みずから実施する事業の中で、50周年記念の冠事業としてふさわしい事業、そして実施が可能な事業につきまして、過日吹上町商工会にご協力をお願いしたところでございます。また、この50周年記念事業を迎えるに当たり、平成17年度予算の中に式典開催事業費といたしまして150万円を計上させていただいております。この記念式典につきましては、文化祭と同一会場、コスモスアリーナふきあげにおいて、かつ核となる事業として位置づけをしております。9月4日、日曜日に実施をしたいと現在考えておるところでございます。文化祭につきましては、教育委員会の所管でございますが、文化祭開催費補助金を、また記念事業の一環といたしまして、同じく教育委員会で町民体育祭、陸上・民謡の部の開催事業費をそれぞれ予算に計上していると、このように伺っておるところでございます。このような基本的な考えをもとに、今後の記念事業の実施に向けまして、現在記念事業にかかわる計画を作成中でございます。基本方針あるいは事業の体系、推進体制などについて検討しておるところでございますので、よろしくご理解をお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 教育長。



◎教育長(細井稔) 件名1、平成17年度事業についての要旨2点目、コスモス祭りや町民体育祭の復活についてお答え申し上げます。

  コスモス祭りは、教育の町を宣言し、翌々年の62年11月に教育の町づくり町民会議と実行委員会主催で、吹上コスモス祭りとして第1回目を開催いたしました。以来、「広げよう、心の輪」をメインテーマに参加団体も年々増え、平成15年10月には41団体が参加し、会場もコスモスアリーナふきあげ周辺に移し、初めて満開のコスモスに囲まれ、大変盛大な祭りとして開催することができました。しかしながら、昨年のコスモス祭りには、大変厳しい財政事情を踏まえ、参加団体等と協議した結果、自主的に実施しようという話が持ち上がり、昨年10月17日の日曜日にコスモスアリーナふきあげ周辺を会場としてコスモスイベントが盛大に開催され、事務局も側面から協力してまいりました。このような動きは、民間主導型を理想とした教育の町づくりの目指すものであり、今後におきましても、この灯を消すことのないよう、参加団体、関係機関との連携のもと、町を挙げてのイベントとして実施できるよう努力してまいりたいと存じます。

  次に、町民体育祭の復活についてお答え申し上げます。ご承知のとおり、平成16年度は町民体育祭、陸上・民謡の部は、第59回国民体育大会との開催時期が重なり、どのように町民体育祭と国体の両大会を成功させたらよいか、町、町内会、体育協会、教育委員会の代表者が協議を重ねたところ、国体のソフトボールの部を全町一体となって成功させるように全力を挙げるという方向で、町民体育祭、陸上・民謡の部をやむなく中止したものでございます。平成17年度におきましては、町長の予算説明にもございましたように、町民体育祭、陸上・民謡の部については、予算規模は従来より縮小しておりますが、合併50年記念事業の一環として実施を予定しております。なお、実施時期につきましては9月を予定しているところでございますが、実施内容につきましては、今後町、町内会、体育協会、教育委員会の代表者で構成する町民体育祭代表者会議において、よりよい記念大会になるよう協議を重ねてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 経済課長。



◎経済課長(小林友次郎) それでは、件名2、吹上町地域水田ビジョンの取り組みの実績について。売れる米づくりについてお答えいたします。

  昭和30年以降の高度経済成長に伴い、生活様式は変貌し、食生活も和食から洋食へと変化を遂げております。特に主食であります米の消費は落ち込み、平成元年より米価格の低迷が続いております。米余り時代のこれからは、売れる米と、そうでない米とのすみ分けが進み、価格差となってあらわれてくると思います。本年度から米政策改革がスタートしまして、生産者と農協が主体となって、売れる米を需要に見合った量を生産するシステムが行政と一体となって構築していかなければなりません。吹上町地域水田農業ビジョンは、需要に応じた地域の特色のある作物として、米、麦、大豆づくり、それから稲作経営をする担い手としての認定農業者の育成、米の生産調整の推進と豊作時の過剰米対策などでございます。これからの米づくりにつきましては、売れる米を需要に見合った量を生産することだと思います。当町における米づくりのビジョンとしまして、うまみのあるおいしい米として、コシヒカリ、キヌヒカリ、彩のかがやき、朝の光、あかね空の品種誘導を掲げております。ご質問の5品種の取り組み状況ですが、出納品種作付面積について申し上げます。15年度、コシヒカリが4ヘクタール、キヌヒカリ147ヘクタール、彩のかがやき1.1ヘクタール、朝の光101.4ヘクタール、あかね空25.3ヘクタールとなっております。16年度につきましては、現時点で町で把握しています数値について申し上げます。コシヒカリ6ヘクタール、キヌヒカリ159ヘクタール、彩のかがやき3ヘクタール、朝の光87ヘクタール、あかね空29ヘクタールでございます。こうした状況の中、売れる米づくりの取り組みといたしまして、吹上町減々米研究会による特別栽培米キヌヒカリの栽培でございます。認定農業者等11名の方の取り組みによりまして、認証面積の実績で15年度6.45ヘクタール、16年度15.21ヘクタールと増加しております。また、生協の吹上店及び北本店のお米コーナー等で販売され、おいしい吹上の米として大変好評を得ていると聞いております。今後も安全で安心な特別栽培米キヌヒカリの推奨を図るとともに、販路の拡大に向け、農協等に働きかけてまいりたいと存じます。

  また、来年度以降の推進方策といたしましては、埼玉県が進めておりますブランド米創出の取り組みといたしまして、彩のかがやきの作付推進がございます。栽培に当たっては、種子更新を100%で自家採取を行わない、栽培管理記録の実施をするとなっております。町といたしましても、農家支部長会議等において機会をとらえて、品種の誘導を生産者に周知してまいりたいと思います。これらの品種は、多少収穫量は減少すると思いますが、消費者の好みを考慮し、来年度以降も農家、農業団体、農業関係機関等に呼びかけ、連携を密にして、売れる米づくりの推進をしていきたいと考えております。

  次に、ご質問2点目、農用地の利用集積についてお答えいたします。ご質問者ご承知のとおり、町としての担い手は認定農業者と位置づけております。農業従事者の平均年齢は64.3歳と年々高齢化が進み、担い手を中心に農業者、農業団体、行政、農業関係機関等が協力し合い、地域農業を推進していかなければならないと考えております。担い手育成としての農用地の利用集積ですが、農業経営基盤強化促進法の農用地利用集積計画制度により、農地を集積する方法がございます。この制度は、農業委員を中心に掘り起こし活動を強化して、農地の出し手と受け手を結びつけることにより、農地の集積を図る方法でございます。また、農地保有合理化法人としての農林公社及び鴻巣市農協で利用集積を図る方法等がございます。ご質問の転作となる農地集積ですが、町では麦、大豆、飼料作物の推進しております関係で、関連化が必要となると思います。一部の生産者においては、畦畔を除去している方もいらっしゃいますが、大規模の集団化になりますと、所有権、資金、法人設立等クリアしなければならない課題が多くございます。

  ご質問の平成16年度を初年度とする利用権がどのくらい集積できたのかについてお答えいたします。平成22年の目標数値179ヘクタールに対して、15年度実績で61ヘクタール、16年度実績で68ヘクタール、17年度の目標として72ヘクタールを掲げております。米麦を中心とした担い手の集積が徐々ではありますが、進んでおります。今後も農地の集積が図れるよう農業委員会だより、農家支部長会議等において周知をしてまいりたいと存じますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 教育委員会教育長。



◎教育長(細井稔) 次の米飯給食への取り組み状況については、学校教育課長からお答えいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 学校教育課長。



◎学校教育課長(田所章) 件名2の要旨3、米飯給食への取り組み状況についてご答弁申し上げます。

  現在吹上町におきましては、年間で小学校は188回、中学校は184回の学校給食を実施しておりますが、その中で米飯につきましては、週3回の実施をしております。埼玉県学校給食会のまとめによりますと、平成15年5月1日現在、埼玉県で米飯給食の実施回数別の実施状況は、週2回が18.4%、週2.5回が35.9%、週3回が43.9%となっており、週3.5回以上は1.8%の状況であります。平均いたしますと週2.65回という状況でございます。

  次に、地元産米の米についてでございますが、吹上町におきましては、一昨年度、吹上町の米の生産者の方やJA関係の方のご協力のもと、平成15年11月より、吹上産米の学校給食への導入を始めました。以来、本町の学校給食における米飯は、すべて吹上産米のキヌヒカリを供給しております。児童生徒、また試食会に参加した保護者の方からも好評をいただいております。現在、知育、徳育、体育とともに食育も注目されております。食に関する指導の充実ということでございますが、健康教育の一環、また食と脳の関連を考える教育の一環としても学校給食の重要性は増してくることと思います。ご質問者からもご評価いただきました小学校の給食での生産者との交流でございますが、平成15年度は小谷小学校で、そして今年度は吹上小学校が学校給食週間に実施いたしました。児童の声に、「農家の方の苦労や工夫がわかった」、「米の特徴や育て方がわかった」、また「食べ物を大切にしたい」、「つくった人への感謝の気持ちを持って食べようと思った」などの感想があったとのことでございます。今後もこのような取り組みを通して米飯給食の充実を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 環境整備課長。



◎環境整備課長(丸山泉) 続きまして、件名3、安全・安心な町づくりの取り組みにつきましてお答え申し上げます。

  昨年12月定例会で質問者からのご質問に私がお答えいたしました、農作物に影響の少ない緑色街灯の設置について、コスモスアリーナ等に接続する道路に設置が可能かどうか、今後の見通しについてのご質問にお答えいたします。先ほどのご質問の中でも触れられてございましたが、本年2月22日、吹上町大字小谷530の1番地先の道路に緑色街灯、グリーンガード灯を1基設置いたしました。今後質問者のご指摘のとおり、農作物や昆虫に対する影響等をしっかりと調査する予定でございますが、中でも稲作に対する影響はどれほどあるのか、あるいはないのか、そのことをきちんと調査することが最も大事な事柄であると認識しております。したがいまして、例年の実績から判断しますと、6月に実施される田植えから10月に実施される稲刈りまでの間、稲の生育調査あるいは稲穂のできぐあいの調査等を綿密に実施してまいりたいと考えております。この影響調査結果が良好なものが得られるならば、コスモスアリーナ等に接続する道路に街灯を設置していくことを検討していく上で、非常に前向きで有効な、大きな意味を持つことを確信するものでございます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 2番、福田議員。



◆2番(福田悟議員) それでは、2回目の質問をさせていただきます。

  まず、合併50周年事業でございますけれども、それぞれ今後細かな詰めがされることと思いますが、一つお願いがございますのは、やはり主力は町民参加型ということを念頭に入れまして、いろんな事業を取り組んでいただければありがたいと思います。

  続きまして、コスモス祭り、町民体育祭の関係でございますけれども、町民体育祭については50周年事業との一つの位置づけで行うということでございますし、コスモス祭り中止ということで、私も実際かなり憤りを感じたわけですけれども、いろいろと話し合いの中でまた復活していくという返答もございましたので、この辺につきましては、行政と町民等でまさに育て上げたお祭りでございますので、今後とも前向きに進んで取り組んでいただきたいということでお願いをいたします。

  続きまして、水田農業ビジョンの関係でございますけれども、私がいつもこの事業につきまして、ビジョンとアクションの関係についてお話をさせていただいてきたのですが、すべての行政に関係することでございますけれども、これからの行政というのは、なかなかビジョンだけではだめだということをもうちょっと認識をいただきたいかなと思います。担当の課長さん自身のところもいろいろと大変でしょうけれども、まだまだ我々からすればアクションが少ない。行政がしっかりしないと、今の米政策は農業団体や生産者に移行する方向で行きますけれども、やはり地域で一番身近な町の行政がしっかりと手綱を握って指導してあげないと、また崩壊状態になってしまうということもございますので、ぜひ、これからは合併も控えておりますけれども、地域ごとに行政あるいは農業団体、生産者等を交えながらお話し合いを進めて、それで水田農業のあるべき姿というものを見つけてほしいと思います。この売れる米づくりの品種誘導にいたしましても、1年たった結果を聞きましても、ちょっと数字的には低いのではないかと考えております。この数字についてはどのようなお考えなのか、ちょっと後でお答えをいただきたいと思います。

  それから、地元産米の消費拡大を図ることが一番大切なわけですけれども、一つ気になるのは、コスモス祭りも中止になったということをお聞きしております。この件につきましては、コスモス祭りというのは、たしか農産物の共進会のようなことをおやりになっていると思いますが、そういったことの中で、まさに地産地消ということでPRしていく必要があるのかなと……モクセイ祭りか、ごめんなさい。そういうふうに考えておりますので、ぜひともそういったものを、また農業生産者の皆さんとお話し合いをしながら、そういう機会をつくっていただいて、まだまだ町民の方にもPRを図っていくということが私は必要と考えています。ですから、この点につきましてもどうお考えなのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

  次の農地の利用集積でございますけれども、これはなかなか難しい問題だと思います。しかしながら、この集積ができないということは、農業後継者がどんどんいなくなってしまうということは多分おわかりのことだと思いますけれども、いずれにしましても、そういうことのないように、吹上町の農地が荒れ地にならないような策を今からやっていきませんと、後になって手おくれだということのないようにしっかりとやっていただければと思います。このわずかな期間ですけれども、地域の行政というのは、非常に今一番大切な時期に来ています。ですから、はっきり申し上げます。机に座っただけでは先に出ません。できるだけ地域に行って、そういった方々とよくお話をしていただきたい。この点につきましても、そういった気持ちがあればお聞かせを願いたいと思います。

  それから、米飯給食の関係でございますけれども、吹上は週3回おやりになっているということで、これはまず全国平均なのかなという感じはいたします。私もちょっと調べてみましたけれども、多いところですと高知県が3.5回、福井県が3.4回と。これがトップクラスです。低いところですと、やはり神奈川が一番少なくて2.1回と。東京が2.4回というようなことがございますけれども、いずれにしましても、こういったものを、日本食のすばらしさを子どもさんのうちから知っていただく。何か今の方々、若い方々、どうもスナック菓子に頼ったとか、そういうことをよくお聞きしますけれども、今から、小さいうちからそういった教育をしていただく。それと同時に、PTA等を通じて親の食育教育もぜひお願いをしたいということで、これは要望とさせていただきます。

  次に、件名3の安全・安心な町づくりの取り組みでございますけれども、緑色灯ということで設置して私も見てまいりました。何かネオンが輝いているようで明るくなったような気がしますが、いずれにしても、農作物に与える影響、それから昆虫等に与える影響等をしっかりと調査をしていただきまして、私どもはそれだけを要望しているわけではありませんので、最終的には一番大変なコスモスアリーナのところへぜひとも早い時期に街灯を設置して、皆さんが安心して行けるような状況をつくっていただきたい。また、ほかのところもよく見て回って、そういった人家がないところが一番大切なのです、街灯というのは。むしろそういうところが大切なので、そういったことをお気遣いをいただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。

  以上で2回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。経済課長。



◎経済課長(小林友次郎) ご質問は2点かと思いますが、お答えいたします。

  5品目の誘導の品目が少ないのではないかというお答えでございますけれども、ご質問者ご存じのように、ビジョンの方に5品目について平成15年度、それから18年度等の対比が出ておるわけでございますけれども、これにつきましては吹上町といたしましては、キヌヒカリが、売れる米づくりについて町のビジョンにおける誘導5品目のうち、キヌヒカリの作付面積が56%、159ヘクタール、次に朝の光が31%でありまして、両方合わせますと87%、240ヘクタールになるわけでございます。今後は、残りの品目についても県が推奨する彩のかがやきを推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどお願いいたします。

  それから、農地が荒廃にならないようにということでございますけれども、担い手の集積というふうなことではないかというふうに考えております。そこで、利用集積についての行政や農協などが推進大使となりまして、農業委員会が毎年8月1日現在で実施しております農地の意向調査、農家から農地を貸したい、借りたいという希望がある場合には、土地利用型の農業における規模拡大を図ろうとする意欲的な認定農業者等に対してあっせんし、利用権の設定を進めているところでございます。そのほか各地区には農業委員さんがおりまして、日常生活の中で農地の貸し手、それから借り手にかかる情報を適切に把握して、両者を結びつける利用権設定も進めておるところでございます。そのほか町としての農家支部長さんを通じまして、農家に利用権設定に関するチラシを毎年配付して啓発活動も推進しておるところでございます。また、農協でも農地保有化合理化事業を実施しておりまして、農家の身近な窓口として利用権設定にかかる促進事業につながるための農地の賃貸のあっせんをしておるところでございます。

  そこで、吹上町地域水田ビジョンの平成16年度を初年度とする利用権がどのくらいできたかというふうなことでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、吹上町地域水田ビジョンにおける平成16年度の集積につきましては68ヘクタールとなっております。また、今後安定的な兼業農家や跡継ぎのいない高齢農家の増加に伴いまして、利用権集積が多くなるのではないかと、こんなふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。



○議長(宮脇則夫議員) 2番、福田議員。



◆2番(福田悟議員) ただいまお聞きしまして、若干数字の伸びが少ないかなという感じは持っておりますが、これから特にお願いしたいことは、担い手さんでもどうやって集積したらいいかとか、そういったことがわからないでできればいいなというような方もいるわけですので、そういった人たちがもっともっと気軽に農業委員会なりに相談に来ながら、また行政としてもこういったお手伝いができますよとか、そういったものを、門をもうちょっと広げていただきたいと思います。課長もぜひ、みんなもっともっと外へ出て実態を把握してほしいなというのが現状でございますので、今後合併してもそういうものはみんなどこでも続けてほしいなと思っております。いずれにしましても、すべてのことを前向きにひとつよろしくお願いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で2番、福田悟議員の質問を終わります。

                                              

     ◇5番 村上愛子議員



○議長(宮脇則夫議員) 次に、5番、村上愛子議員の質問を許可いたします。5番、村上愛子議員。



◆5番(村上愛子議員) 5番、村上愛子です。通告順に従いまして一般質問をいたします。

  一般質問の第1点目、住民課行政の住民基本台帳大量閲覧の件についてお聞きします。今年の4月より、個人情報保護法の全面施行が予定されています。これは個人情報を取得し、取り扱っている事業者に対し、さまざまな義務と対応を定めた法律です。業者はこの法律により、利用目的の特定及び制限、適切な取得、取得に際する利用目的の通知または公表、安全管理、第三者提供の制限などの義務を果たさなければならなくなります。違反者には行政処分がされ、命令に反した場合には罰則が課せられることになりました。

  一方、住民基本台帳法第11条で定められている制度により、市町村では住民基本台帳に記載されている住民の住所、氏名、性別、生年月日がだれでも申請すれば原則として閲覧できるようになっています。自治体では、この4情報を世帯ごとにリスト化し、地域別に何分冊化して管理し、閲覧用に提供しています。1冊には何百人という単位の個人情報が含まれており、これが毎日大量に閲覧されていると思います。吹上町でいえば、住所別に3冊、出生・死亡別各1冊ずつになっています。大量閲覧は、法律に定められた制度であっても、だれがどのような目的で、どのように行われているのか、その実態は余りわかっていないのが実情です。しかし、毎日のように送られてくる商業用ダイレクトメールの情報源となっているだけではなく、持ち帰られた個人情報が流用、転売され、売買されている可能性も高いと推察されています。閲覧は法律で決められているとはいえ、住民の個人情報を切り売りして自治体が業者に売り渡していることにもなり、疑問があります。最近になってようやくDV、ドメスティック・バイオレンスの被害者やストーカー被害者については閲覧用リストに載せない方向になりましたが、架空請求の情報源になっているとも言われています。個人情報保護と閲覧制度は矛盾していると思います。このままでは市町村は住民の個人情報を保護するという公的機関の本来の役割を果たしていないだけでなく、合法的に大量の個人情報を流出させていることになります。このことについて現場としてはどう考えているのか、お聞かせください。

  この大量閲覧制度は、法律で定められているとはいえ、どのように運用するかについては市町村の判断にゆだねられています。住民基本台帳法第11条第3項では、大量閲覧が不当な目的で行われる場合は、閲覧を拒否できることになっていますが、吹上町では不当な目的とはどのようなことと考えているのか。また、不当な目的に使用されるおそれがないことをどのような方法で確認しているのか、お聞きします。万が一大量閲覧が情報源となってトラブルが発生した場合、個人情報保護法は、事業者と本人との間に生じた苦情が適切に処理されるために必要な措置を講ずる努力義務が課せられています。その場合の対処方針はどのように考えているのか、お聞きします。

  次に、防犯対策については、体育館への道の街路灯設置の件をお聞きします。このことについては、私の知っております限りでも、2002年から何人かの議員より設置の提案がされています。荒川の堤防上に建てられた体育館に至る道路は、町内どこから行くにしても人家のない水田や畑の中を通らなくてはなりません。利用者は子どもや女性など、必ずしも車を使える町民ばかりとは限りません。何らかの照明灯の設置についての要望は大変強いものがあります。繰り返しになりますが、前町長の答弁では、設置されるとすれば防犯灯と言われるものであり、町内会の判断で設置場所が決められ、町に申請されることになっている。そのため、町が該当町内会に伝えても設置されるとは限らない。水田に面した道路に照明灯を設置することについては、米の生育への影響もあり、ほかの地域においても地権者の同意を得られにくいことが多いという答弁があり、非常に強い違和感を感じた記憶があります。多額の税金を投入して建設した施設は、町民を中心として多くの人が利用できるようにしてこそ建設目的を果たすことになります。施設に至る道路の整備、交通手段の確保も含めての整備は当然であり、幾ら立派な施設をつくっても、気軽に利用できなかったり、帰り道を心配しなくてはならないようでは欠陥施設です。防犯灯設置要綱がどうとかという問題ではありません。ましてや町内会任せで済ませるようなことではありません。町の責任で設置すべきと考えます。1点目、このことについての見解を求めます。

  また、昨年6月議会において、私は鎌塚・新宿地区間の水田地帯を通る道路においては街路灯が設置されていることを指摘しました。答弁では、この設置についても農作物への影響から反対があったが、小学校の通学路でもあり、痴漢の問題が発生したため、児童の安全のためとして関係者の理解が得られたとのことでした。また、農作物への被害対策として、農作物への明かりを遮る遮光板のついた器具の採用、照度を落とす、点灯時間を21時までとするなどとして、夜間照明により考えられる農作物への被害防止を行ったとのこと。この町道34号線の街路灯設置後数年を経過しているが、農作物被害の苦情はないと聞いていることが明らかにされました。このことから考えますと、ほぼ同じ環境にある町立体育館に至る道路の街路灯の整備について、あえて町独自で開発途中の照明器具を導入して実験するまでもないと考えるのが普通の感覚ではないでしょうか。この件について町長の答弁を求めます。

  以上1回目の質問を終わります。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 村上議員の質問に対してご答弁申し上げます。

  件名1の住民課行政につきましては、住民課長並びに経済課長から、件名2の防犯対策につきましては、環境整備課長から答弁を申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 住民課長。



◎人権政策課長兼住民課長(柿沼こずえ) それでは、件名1、住民課行政について、要旨1、住民基本台帳大量閲覧の件についてお答えをいたします。

  1点目、住民基本台帳大量閲覧制度の状況、問題点について、現場としてはどう考えているのかとのご質問でございますが、住民票の一部の写しの閲覧につきましては、ご指摘のように住民基本台帳法第11条で、何人でも市町村長に対し住民基本台帳の一部の写しの閲覧を請求することができると規定をされております。吹上町においても、電話による事前予約を受け付け、当日窓口に来た方から閲覧申請書及び目的外に使用しない旨の誓約書を提出していただき、閲覧に応じております。平成16年の閲覧申請者を見てみますと、多くは事業者で、その目的は市場調査、商品の販売あるいは塾等の案内をダイレクトメールで送るための対象者の把握であります。このような状況をかんがみ、地方公共団体の戸籍、住民基本台帳の担当者の集まりであります全国連合戸籍事務協議会では、国に対し何人でも閲覧の請求をすることができるとしている住民基本台帳法第11条の閲覧制度を、個人情報の保護に関する法律の趣旨に沿った視点で根本的な改正をするように強く求めています。会員である吹上町も同様に考えております。

  次に、2点目の不当な目的とはどのようなものかというご質問ですが、不当な目的とは、他人の住民票の記載事項を知ることが社会通年上相当と認められる必要性ないし合理性がないにもかかわらず、その記載事項を探索したり、暴露したりなどしようとすることをいうとされています。具体的な例としては、住民の住所、氏名等を転記して住民名簿を作成し、これを不特定多数の者に頒布、販売するような行為を行うおそれがあると認められる場合の請求をいうと考えます。

  次に、3点目、不当な目的に使用されるおそれがないことをどのような方法で確認しているかというご質問でございますが、閲覧申請書の閲覧の具体的な目的欄を確認しているところでございます。そして、疑問があるときは、請求者に対し口頭で質問をしています。さらに、目的外に使用しない旨の誓約書を提出してもらうことで確認をしているのが現状でございます。

  続きまして、4点目の万が一大量閲覧が情報源となってトラブルが発生した場合、事業者と本人の間に生じた苦情を適切に処理するための対処方針はどのように考えているかとのご質問でございますが、住民課といたしますと、4月1日からの個人情報保護法が全面施行されることに伴いまして、住民基本台帳大量閲覧につきましては、請求事業者に対しまして、個人情報保護法の趣旨を注意、喚起するとともに、請求事由の審査を厳格に行うなどにより、トラブルの起こらないよう、より慎重に対応していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 経済課長。



◎経済課長(小林友次郎) ご質問4点目、万が一住民票の大量閲覧が情報源となってトラブルが発生した場合の対処方法について、担当する経済課としては、個人情報保護法が2005年4月1日から施行されることに伴い、事業者の守るべき義務が明記され、これにより個人情報の不適切な取り扱いが是正され、トラブルが未然に防止されると思います。また、個人情報の提供を受ける業者のモラルもあると思います。町といたしましては、現在実施しております消費生活相談窓口で苦情の相談を受けたり、消費者相談窓口であります県の消費生活センターや警察と協力しながら対処してまいりたいと存じますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 環境整備課長。



◎環境整備課長(丸山泉) 続きまして、防犯対策について。体育館への道の街路灯設置の件につきましてお答え申し上げます。

  防犯灯設置要綱がどうとかいう問題ではありません。ましてや町内会任せで済ませるようなことではありません。町の責任で設置すべきですとのご質問にお答えいたします。昨年6月議会の一般質問で、村上議員よりご質問いただき、ご答弁申し上げた経緯がございますが、その後改めて地元の意向を確認いたしました。該当箇所に接する2町内会長さんにお伺いしたわけでございますが、結果としましては、道路照明灯、防犯灯についても、稲作に対する影響が考えられるので設置は好ましくない、あるいは町内会で管理している防犯灯を設置することはできない。ただし、農作物に対する被害対策を検討し、隣接地権者の理解が得られれば、体育館利用者の利便性を考慮してもよいのではないかなどの意見をいただいたところでございます。一方、吹上町役場内の関係部署との協議を行い、町道734号線につきましては、町内会任せということではなく、町として街路灯設置の方向で検討することといたしました。

  次に、町道34号線の街路灯設置後、数年を経過しているが、農作物被害の苦情は聞いていないことが明らかにされました。ほぼ同じ環境にある町立体育館に至る道路の街路灯の整備について、あえて町独自で開発途中の照明器具を購入して実験するまでもないと考えるのが普通の感覚ではないでしょうかとのご指摘にお答えいたします。平成16年6月議会におきまして、村上議員から私への再々質問の中で、今植物に与える光の影響ということで研究をなさっている方もいて、それが完全でないにしても技術的な開発がされているというふうなことも、情報としては多分環境整備課の方もご存じかなというふうに思うのですけれども、そういうことも取り入れて考えて、これから先検討課題にしていっていただきたいとのご提案がございました。それに対する私の答弁といたしまして、緑色フィルターつきの蛍光水銀ランプの開発というテーマでもって、ある研究者が開発したのがあるのですが、この研究者が研究を行った結果、緑色光の多い光質は、植物の生育影響を低減することがわかったというような報告がされております。この論文を参考にすることはもとより、さらに今後も企業あるいは学者の研究状況について情報を入手しながら、調査研究をしてまいりたいと述べております。その後具体的な調査研究をどう進めていったらよいのかの検討に入りまして、昨年12月議会での福田議員のご質問に促される中で、試験的に緑色街灯、グリーンガード灯を1基設置したものでございます。

  したがいまして、このたび緑色街灯を試験的に設置したことにつきましては、昨年6月議会における村上議員からの私への質問が、そのきっかけになったわけでございます。大変ありがとうございました。先ほどの福田議員への答弁でも申し上げましたが、この緑色街灯につきましては、今後とりわけ稲作に対する影響調査を行っていく所存でございます。このことは、町道34号線と町立体育館に至る道路が環境的に共通している事柄もある一方で、そうではない点もあることを考えますと、大変重要なことであると考える次第でございます。つまり、緑色街灯の影響調査結果が良好なものが得られるならば、隣接地権者の賛同をより得られやすくなると考えるものでございますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 5番、村上愛子議員。



◆5番(村上愛子議員) 2回目の質問をいたします。

  最初に、住民基本台帳の大量閲覧についてです。今の答弁の中で、個人情報保護法が施行されることによって、大量閲覧制度との矛盾についての現場としての考えをお聞きしましたところ、国に対して根本的な改正を求めているという答弁でした。では、その根本的な改正の内容についてお知らせください。

  それから、不当な目的とはどのようなことを想定しているか。また、不当な目的に使用されるおそれがないとのことをどう確認しているかということにつきましては、何か申請者に対しての申請書を出す、目的を明示する、わからないところがあれば口頭で質問していくと。そして、さらに誓約書を出してもらっているという答弁でしたが、これについては、これは私が現場の方に、ちょっと今いろいろな全国的な調査の中で自分の住んでいるところの大量閲覧制度の状況を調べるというふうなことに参加したこともありまして、窓口というか担当の方にヒアリングと一緒に、それから住民基本台帳閲覧申請書の情報開示を求めました。その中で幾つか気になる点があるので、チェックをしたりしたのですけれども、ご答弁によりますと、閲覧目的に不明が、わからない場合には口頭で聞いてとか、いろいろご注意を払っているような答弁がありましたが、実際に見てみますと非常にこれノーチェックではないかと思うような申請書が何枚か見られています。例えば日付、基本的に業者が来て、業者の申請住所なんかは出されるのですけれども、閲覧の範囲とか閲覧の具体的な目的、あとは予定期間とか、そういうところの書き込みが本当にふざけている業者がいますよ、実際に。これは一目瞭然で、たとえ単純ミスとしても、注意しなければいけないし、こんな申請書で閲覧を許可しているということ自体が私はちょっと窓口業務としてはおかしいのではないかなというふうに思います。

  例えば一つ、毎月毎月来ている業者なんかは、1月から12月までの間に毎月来ているのですけれども、9月か10月ぐらいまでは、とりあえずは閲覧の期間とか自分のところの電話番号なんかは丁寧には書いているのですけれども、例えばあれですよ、閲覧予定期間が10月1日です。閲覧予約年月日が11月11日とか書いたものが、平然とこれをもとに閲覧がされているのです。これはどう考えたっておかしいです。同時に、そのときに自分のところの電話番号の記載なんかが048―5幾つといくはずのものが、0485―4幾つというふうな、こんなのが、今までは、その月の前まではちゃんとまともに書いてあったのが、その月以降、年末のころになってくると、こういう書類が平気で出ているのです。これ何枚か続いているのですよ。ちょっとずつ、ちょっとずつ変なこと書いてあるのです。こういう業者というのは、私は担当者というか町はちょっとあれではないですか。ふざけて記入されていると、こういうものに対しても閲覧がさせられているというふうなことについて、本当に窓口の中で申請目的確認されているのか。口頭で丁寧に聞いているのか。それと、誓約書は一体では何なのだろうということになってきます。実態として、吹上町の大量閲覧に関しての窓口では、きちっと見られていない。もう当然来ました、はいどうぞという関係になっているのが実態ではないかなと、例えば。これを見てそういうふうに思ったわけです。そういう意味で、この現場の実情について非常に疑問があります。このことについてお聞きしたいと思います。

  それから、4番目に苦情の処理方法についてということでお聞きしましたらば、個人情報保護法ができる中で、請求の審査とか、それから事由の届け出について厳格さを求めていく方針であるというふうなお答えでした。これも具体的にどのような手だてをするおつもりなのか。もう今3月ですし、4月に入りましたら、また毎月のように決まった業者は来ると思います。そういう意味で、この点についてお聞きします。

  それから、経済課長の方でお答えがあったように、個人情報保護法ができると守るべきものが明記されていて、事業者に対する責務なんかが明記されるので、今よりよくなるだろうというふうな予測がお話しされましたが、これは本当にそうなのかというふうな、いろいろな具体的なところで問題を感じておりますので、これはまた別途お話ししたいと思います。

  それから、こういう住民の個人情報をきちんと管理していくことは、この自治体の自治事務というものですよね。そういう意味では非常に重要な仕事のはずなのです。ですから、今言ったようにかなり住民の側に立った、住民の利益を守るという意味での大量閲覧制度については、自治体としては慎重にしなくてはいけないはずです。そういう意味で、どういうふうな厳格さを求めていくのかということなどが私としては非常に関心のあるところです。それと、個人情報保護法ができることで本当に事業者がモラルを守るようになるかということについては、なかなかこれは疑問があるところです。逆に大量閲覧制度も個人情報保護法の対象になっていくわけです。そういう中で、今市民のプライバシーに対する感覚、意識というのは非常に変わってきています。それを証明するものとして、2003年の12月に、国の内閣府とかいうところの個人情報保護に関する世論調査の結果、知られたくない情報として、現住所と電話番号ということについて調べています。それが昭和60年は8.1%の方が知られたくないということで答えております。平成15年になりますと42.9%の方が知られたくない個人情報として現住所と電話番号を挙げています。これを考えますと、かなり変わってきている。住民の約半数の人たちが住所や電話番号を知られたくないというふうに自分自身のプライバシーのことを考え出しているという変化が大きくわかる数字だと思います。そういう中で、電話番号簿に記載するかしないかは個人で選べますよね、今。そういう意味で、町の電話番号簿なんかも年々薄くなってきているという傾向があります。ところが、住所というのは住民基本台帳から消してくれといっても消してもらえないのです、住民は。そういう意味でいえば、自治体がそういうものを集めて管理しているということに慎重し過ぎることはないというふうに思います。そういう中での今、個人情報保護法の施行であり、それからそれによる大量閲覧制度が変わっていかなくてはいけないということがあります。そういう意味でいいますと、もっと窓口厳密にしていただきたいというふうに思います。ということで、この大量閲覧制度については、今ご質問したことについてお答えいただきたいと思います。

  それから、次の街路灯に関しましてです。非常に丁寧なお答えをいただきましたが、何かちょっと気になることがあるので、それはちょっと訂正していただきたいと思います。答弁者が私への質問ということを繰り返しておりますけれども、別に個人への質問ではないので、そこいら辺はちょっと耳ざわりなので、訂正していただけたらありがたいと思います。

  それから、この街路灯の設置に関しましては、いろいろ経過を丁寧にお話しいただきましたが、もう今の体育館の前からこの声はあったはずです。そうしますと、2年や3年ではないわけです。そういう中で、私が聞きたかったのは、このことを解決するためのクリアしなければいけない問題は、一番最大の問題は何なのかということです。そういう意味で、地元の意向というのが今回の答弁に出てまいりましたので、地元の方とお話し合いをなされたということがやっとわかったわけです。その中で稲作への影響とか被害対策が得られればよろしいというふうなこととの関連で緑色灯ですか、そのことの意味があるというふうなご答弁だったと思います。しかし、新宿と鎌塚の間の34号線ですか、あそこがやれているのになぜやれないのかということについては、同じ点もあるけれども、相違点もあるというふうなお答えでしたが、私は水田の中を走る、あそこは本当に田んぼ地帯の中ですから、稲作というそのものなのです。ほかの農作物ではないのです。今回の緑色灯ですか、それは前回の答弁の中で説明いただいたのは、ホウレンソウにとってはとても効果があったというふうな答弁の内容があったような気がするのですけれども、もし違っていたらごめんなさい。だけれども、ほかのものに関してはわかっていないのだというふうなご答弁だったと思います。ですから、そういう意味で、そこら辺がちょっと釈然としないものがあります。鎌塚の町道34号線においては、もう被害に関してのクリアがされているとの答弁がはっきりあるわけですから、そのことを前提にして地権者と積極的な話し合いをすることが、この問題をクリアするべき基本的な姿勢ではないかなというふうに思います。もちろん、より被害の少ない技術的な開発されたものがすぐにつくられれば、ぜひすぐにでもそれを設置していただきたいとは思いますが、それを待つ、しかも1本つけたその成果というのが、この6月、10月ぐらいの間に果たしてどの程度数字的に証明されるのかは、それこそ普通の感覚でいうとわからないのです。一定の範囲で何本かつけた中での、ある収量とか、そういうものとしての計算はされると思うのですが、ちょっと私にはそれは納得のできない答弁なのです。ということで、相違点は何かということ。それから、地権者との話し合いについて、もうちょっと、より積極的な姿勢、町道34号線で得た成果、防犯対策も速やかにできたと。しかし、被害についてはほとんど影響は考えられなかったのだと、そのことについて持ちながら、もっと地権者との積極的な話し合いをしていただきたいと思うのですが、そのことで2回目の質問といたします。



○議長(宮脇則夫議員) 村上議員の2回目の質問中でありますが、ここで暫時休憩といたします。

          (休憩 午前10時55分)

          (再開 午前11時10分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  答弁を求めます。住民課長。



◎人権政策課長兼住民課長(柿沼こずえ) それでは、村上議員さんの再質問についてお答えを申し上げます。

  ご質問、要旨は大きく分けて2点にわたっているかと存じますので、そちらにつきましてお答えをさせていただきます。まず第1点目なのですけれども、全国連合戸籍事務協議会が国に対して根本的な改正をするように求めていると。その根本的な改正の内容はどのようなものかというご質問につきましてお答えを申し上げます。これにつきましては、住民基本台帳法第11条第1項の、何人でも閲覧の請求をすることができるという部分を、閲覧の原則禁止化、原則として公共性、公益性のある目的だけを認めるという形で16年の5月に要請書として国の方に提出をしております。

  それから、大量閲覧につきまして現場の窓口での対応、また今後厳格に行うということだけれども、その内容についてというご質問かと思いますので、それにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。現在の窓口の対応につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございますけれども、今後につきましては4月からの個人情報保護法の全面施行に合わせまして、現場としては細かい綿密な、ただいま打ち合わせを行っております。その具体的な内容といたしますと、まず申請書の請求事由の審査の厳格化ということで、その内容等にありまして、不特定多数の対象者であっても、何年生まれから何年生まれの人、またどの地区を見るという、そういう範囲もはっきりと書いてもらう。それと、請求者の本人確認といたしまして、公的な証明でのチェックをしていく。また、請求者が閲覧により取得した情報の管理方法を明らかにするために、被閲覧者へ閲覧事業者が実際に発送する現物の文書を申請時に提出をしていただく。また、閲覧によって転記した情報のコピーを町でとっておく等、現在検討しております。また、これにつきましては10月の合併に向けまして、鴻巣市、川里さんとも一緒に大量閲覧制度の事務について検討、調整していきたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 助役。



◎助役(柳肇) それでは、防犯対策の中の街路灯設置関係についての再質問についてお答えをさせていただきます。

  まず、現在の体育施設、これらの経緯をお話をさせていただきながらご理解を賜ればと、こんなふうに思っておりますけれども、まず現在している体育施設でございますけれども、当初は昭和50年以前に運動施設として従来の明用池を埋め立てをしまして、グラウンドだけできた、こんな経緯がございます。その後昭和56年に体育館を設置してございます。それで、その運動施設、俗に言うグラウンドですけれども、これができて何年かたってから、当然皆様方の利便性を考えて街路灯の設置をさせていただいた経緯がございます。その経緯の中で、大変明かり、要するに稲作等の影響が出たということで、そういった影響を受けた農家の方には町から補償もさせていただいたと、こういう経緯もございます。それで、最終的には、現在みたいな技術的なあれがございませんので、タイマーとか、それから遮光板、こういったあれがまだ技術的には開発されていませんので、当然そういった中で撤去を一部させていただきました。残りがグラウンドの周りに最終的には5基ぐらい残ったと思います。今その形は現在の施設でございますが、当然全体的に撤去をさせていただいたのですけれども、そんな経緯の中で、大変地元の方にも迷惑をかけております。また、行政としてもそういった過去の経緯がございますので、当然慎重に慎重を期して対応していきたいと、こんなあれで現在取り組んでおります。担当課長の方からもお話をしたとおり、当然そういった危惧が開発の途上でございますけれども、その結果において前向きに取り組んでいきたいと、こんなご答弁をさせていただいておりますので、ご理解をいただければと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 5番、村上議員。



◆5番(村上愛子議員) 再々質問をいたします。

  住民基本台帳の大量閲覧の件に関しましては、国に原則禁止あるいは公益性に照らしたものというふうな要請中だということなので、内容的には私も原則禁止ということで法律の改正にまでいければ本当にベストなことだと思います。ただし、なかなかそれは今回の個人情報保護法を見ましても、やっているようで結構ざるの部分が多いということもありますので、ちょっとほど遠いかなという気がします。それで、次として条例をつくる、各自治体が条例をきちんとつくる、または大量閲覧制度運用をもっと厳格化するというふうなことが考え方としては、やれることだというふうに思います。そういう意味では、今課長のお答えになったように今後、今後というか、もうあしたからでもと思いますけれども、今後窓口業務の中で請求事由を厳格化していくということとか、あとは本人確認を求めるあるいは現物、例えばダイレクトメールを出すためといった場合には、そのダイレクトメールをきちんと見せていただく。それから、何か市場調査のアンケートをするのだということならば、そのアンケート用紙、内容をきちんと明示していただくということ。あと請求者が書き写したものをちゃんとコピーしたものを手元に行政が残していく、そのようなことはぜひやっていくということで、やっていっていただきたいというふうに思います。ただ、それをもうちょっと条例あるいは要綱、規則、要領というふうな形できちんと制度化をしていただきたいというふうに思います。このことについてお聞きします。これは住基台帳法では運用については何ら定めがないということで、市町村のところで運用をできる。それによって厳格化も十分にできていくという実例は、全国的に調査の結果では幾つか見られます。ですから、そういうふうにこれから窓口業務をしていきますというお答えでしたが、そのことについて制度化をしていただきたいというふうに質問したいと思います。

  それからあと、合併を控えているわけです。合併でもう10月からは鴻巣市ということになります。私今回の調査では、鴻巣市の方にも調査に伺いました。その中で、窓口の方は問題意識を持っているというふうにおっしゃっていました。それで合併した時点では、吹上町との合議をした上で、今の時点では、何か鴻巣よりも吹上町の方が、手数料の問題なのですけれども、高いから、余り安くするのはまずい、大量に、簡単に取られてしまうというふうな意味でだと思うのですけれども、吹上町さんのやり方の方に合わせていこうかなというふうに思っていますよみたいなお話があったのですけれども、それは担当者のお話ですので、上の方との相談もあると思いますので、とにかく合併によって新たにこのことについては話し合いをしなくてはいけないのだろうというふうに思います。その中で、今申し上げたように、条例とか要綱、規則、そういうふうなものできちっと定めていただきたい。これはぜひやっていただきたいのです。この住民基本台帳法の中では、商業的な閲覧というのは、一応不当な目的にはされていないのです。だけれども、やっぱり今、この間、ある大手の子ども相手の教育メーカーみたいなところが、自分のところの非常にある程度厳しいものを自分たちで自己規制していたようなことがありますが、私は考え方としては、極力商業目的の大量閲覧というのは制限していただきたいというふうに思います。そうしないと、その転売とか、そういうことについて非常に危惧が残ります。そういう意味で、このことについては今後合併による新市との中での厳格化についてでき得る、考えられ得る最高の厳格化をしていただきたいというふうに思います。

  それからもう一つ、さきのこれから窓口業務で気をつけますということの中に抜けているのが、閲覧目的のところ、閲覧目的が現状では非常にアバウトなのです。DMとか書いてあるのです。ああ、ダイレクトメールを発送するためなのだなというのはわかるのですけれども、そこら辺をはっきりと、一つの業者であっても、その業者が扱っているすべての商品に対して適用されてしまうような個人情報のとり方はできないように。例えば電気屋さんだったら、携帯電話の宣伝物、ダイレクトメール発送のためとか、そのぐらい厳格にしていかないと、後で個人とのトラブルが起きた場合に、行政の方が市民の個人情報を守る立場に立てなくなるのです。そういう意味では、非常に厳格にしていただきたいというふうに思います。そのことも含めて、今後の合併時に当たって、新鴻巣市における住民基本台帳大量閲覧制度についての姿勢、話し合いの姿勢というものについてお聞きしたいと思います。

  それから、次の防犯灯の件で、かなり古い時代からの経緯をお聞きしました。被害があったというふうなことで慎重に対応したいということなので、やっと今回、なぜ違うのかというか、非常に奥歯に物の挟まったような答弁しか得られなかったのかということがある程度わかりました。ただし、先ほど申し上げたように、新宿・鎌塚間のあそこでは一定の、今のやり方で一定の効果を上げているということを考えたときに、公共施設に至る道であるということも考えたときに、やはり速やかにあそこに何らかの防犯灯の、街路灯というのか、設置をぜひしていただきたいと。聞くところによりますと、例えば川里町あたりもかなり何もない中に公共施設なんかが建っていますよね。それに関してでも、きちんとそこに至る道は防犯灯の設置がされているというふうに聞きますので、当然のことだろうと思うのです。それがいろいろな形で今まで吹上ができなかったということについては、もう本当に早くやっていただきたい。

  それから、合併したときに、こういう防犯灯の設置についての設置の経費の負担がやっぱり制度として変わってくるというふうにもお聞きしています。吹上のような形ではなくて、割と市が全体的に負担していくというふうなことであるということも聞いておりますので、やりやすくなるということにもなると思いますので、ぜひその点は合併後の緊急なテーマとして取り組んでいただきたいというふうに思いますが、この件についてお答えもお願いしたいと思います。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。住民課長。



◎人権政策課長兼住民課長(柿沼こずえ) それでは、再々質問で、先ほど再質問でお答えを申し上げました等につきまして、制度化をしてほしいというようなご質問でございましたけれども、現在既に鴻巣ともいろいろ、鴻巣、川里町とも協議を進めておるところでございますが、現在吹上町にもこの閲覧についての要領がございます。その要領を今申し上げましたようなことを取り組みながら改正をして制度化をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

  それと、合併に当たっては、厳格化等いろいろ申し上げましたようなことを慎重に検討してほしいということでございましたけれども、担当課としても鴻巣、川里とお話し合いの中で、新市としての大量閲覧制度の事務についてさらに検討し、調整をして住民の利便性だけではなく、個人情報を守るという形でも進めていきたいと存じておりますので、よろしくお願いをいたします。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 助役。



◎助役(柳肇) それでは、防犯灯と、それから街路灯、こういった関係についてちょっとお話をさせていただきますけれども、当然合併等の調整、こういったものも含めた中でちょっとお話をさせていただきます。実は吹上も当初、恐らく昭和40年ごろのまた昔の話なのですけれども、当然行政でこれ全部設置をしてきております。特に行政では手落ちがあるということで、できれば町内会の中で一番ふさわしいところはどこだろうということで、こんな切りかえをさせてきて現在に至っていると、こんな経緯でございます。それと、街路灯については当然これは行政で現在も対応していると、これ従来どおりやらせていただいております。それで、これからの合併を控えた中での調整方針は、鴻巣さんの方では既に行政で全部やるということになっております。ましてうちの方もこれからいろんな整備をお願いしていくような関係がございますので、当然公共施設、皆さんが利用する施設でございますので、安心で利用できるような施設のあり方、それには当然皆さんが利用していただく道路、こういったあれも、明るい道路をつくりながら、そういった整備に向けて調整をしていきたいと、こんなふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で5番、村上愛子議員の質問を終わります。

                                              

     ◇9番 谷口達郎議員



○議長(宮脇則夫議員) 次に、9番、谷口達郎議員の質問を許可いたします。9番、谷口議員。



◆9番(谷口達郎議員) 9番、谷口達郎です。ただいま議長よりお許しが出ましたので、これより一般質問を行いたいと思います。

  まず、前任者からの発言がありましたように、私の質問とダブるところが一部あります。本定例会の初日に町長より予算説明があり、一部が判明しましたので、若干変更になることをご了承いただきまして、質問を行いたいと思います。質問は2件、要旨3件にて通告しておりますので、通告順に行います。

  まず、町制施行50周年記念事業についてでありますが、今年で合併50周年ということで、町長は以前より記念事業を行いたい旨の発言をしておりますので、その内容について前任者と同じように質問したいと思いますが、前任者の質疑でありましたので、私はその補足的意味で若干一部お尋ねしたいと思います。前任者の回答の中で、7事業を中心に計画検討中ということでありましたけれども、その事業について具体的詳細をご説明いただければと思います。

  また、従来8月から11月ぐらいにかけてスポーツ分野において町内に各種いろいろ大会がありましたけれども、今後はその大会がどのようになるかについてもあわせてまずご答弁いただきたいと、そう思います。

  次に、町民プールの問題であります。町民プールは、昭和58年の開設以来、昨年は機器老朽化の問題により、その修理費用が多額との判断により、また当町の財政難から開催が見送りとなりました。昨年の説明では、16年度はプールの開催のためにどのぐらいの費用がかかるのかを調査を行いますというふうな説明があったと思いますが、この修理の費用などについてご説明をいただければと、まず思います。

  次に、本年度の予算内容を見ますと、プールについては維持管理のみの金額が計上されているようですが、本年度はプールの開催がどのようになるのでしょうかというふうに通告しておりましたが、今定例会の初日に、先ほど申し上げたように町長より17年度予算についての説明があり、本年度はプールの開業は行わないという方針が明らかにされました。この件についてはそういうことで非常に残念でありますが、子どもたちが非常に落胆していることだろうと思われます。しかし、プールとして使わないのであれば、今後町民プールの設備、敷地の活用など何か考えがあればお聞かせいただければと、そのように思います。

  なお、参考までに申し上げておきますと、鴻巣市は昨年開催を吹上と同じように見送りましたが、今年は6,000万円をかけてプールを開催するというふうに聞いているところでありますので、一応参考にしていただければと、そう思います。

  次に、パークゴルフについてでありますが、パークゴルフについて私は常に二つの問題点をまず感じております。一つは、パークゴルフ場の維持管理についてでありますが、吹上町のパークゴルフ場は、公認コースとして近在にその名が知られており、今や我が町を代表する施設と言っても過言ではないと考えております。その施設がよその地区の業者が維持管理するというのは、何か施設に魂が入り込んでいないのではと思えてならないからであります。特に昨年からの町の歳入予算は、厳しく減少の一途と言っても過言ではなく、これにより町の建設業を中心とした業者は受注減に泣いていることと推察されます。これらのことの対応の一環として、安定的に仕事のあるパークゴルフ場の維持管理業務の仕事を町の町内業者で指導育成したらどのようなものかということを考えておりますので、この件について町当局のお考えをお伺いしておきたいと思います。

  二つ目は、パークゴルフ場の利用料金ですが、昨年9月より11月までの間、月曜から金曜までウイークデーに限り500円の通常料金で、町民に限りツーラウンドができ、町民より大変喜ばれました。このことから、今後の運営についてお聞かせいただきたいのと、昨年度の500円でツーラウンドの実績から、ワンラウンド500円とツーラウンド500円とでは利用者の予想がどのようになるかという見解をお聞かせいただき、なおかつ今後の運営についてのご見解をお聞かせいただきたいというふうに思います。

  以上で第1回目の質問といたします。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 谷口議員の質問への答弁でございますけれども、件名1、町長の行政姿勢につきましては企画課長の方から、件名2の教育行政につきましては教育委員会並びに都市計画課長の方からご答弁を申し上げます。よろしくお願いします。



○議長(宮脇則夫議員) 企画課長。



◎企画課長(室田昌宏) 件名1、町長の行政姿勢についての町記念事業についてお答えを申し上げます。

  ご質問の内容が前任者のご質問に関連しておりますので、一部重複した答弁になろうかと存じますが、よろしくお願いを申し上げます。ご質問の行事の具体的な内容についてのお尋ねでございますが、初めに実施いたします期間につきましては、平成17年の上半期になります。4月から9月の間に予定をしてございます。行事の内容でございますが、現在のところ記念事業を二つの事業に位置づけをし、区別する必要があると考えております。一つが核となる事業、いわゆる核事業として位置づける事業でございます。そして、もう一つが冠をつけて実施をする冠事業でございます。前任者のご質問にもご答弁をいたしましたとおり、町、教育委員会が実施する事業の中で、記念事業にふさわしい冠事業の対象につきまして、過日各課に投げかけをいたしまして、そして取りまとめが終わり、その資料を作成したところでございます。冠事業の対象といたしまして、教育委員会が所管しております町民体育祭、陸上・民謡の部をはじめとする七つ程度の事業を対象に考えているところでございます。これらの行事の内容でございますが、現時点での予定している事業名、そして計上させていただいている予算額につきましても、それぞれご答弁を申し上げさせていただきたいと存じます。

  初めに、核としての事業でございますが、記念式典でございまして、式典開催事業費として150万円を計上させていただきました。この記念式典につきましては、文化祭と同じ会場になりますコスモスアリーナふきあげにおきまして、核事業となる事業として位置づけをしております。期日が9月の4日、日曜日に実施したいと、このように考えております。また、具体的な内容につきましては、今後検討委員会等をつくりまして協議をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

  また、教育委員会の事業でございますが、文化祭開催補助金として150万円、それから町民体育祭、陸上・民謡の部の開催事業費として260万円を予算計上させていただいております。これらの内容につきましても、今後関係団体との協議をさせていただきまして実施をされるものでございます。

  それからまた、例年実施をしている事業につきましてでございますが、教育委員会の所管になりますが、レクリエーション大会、これの内容につきましては、コスモスアリーナでソフトバレーボール大会、それからパークゴルフ場におきましては、パークゴルフ大会を開催するものでございまして、予算額が7万円を計上してございます。

  それから、グラウンドゴルフ大会、この内容につきましては、総合運動場におきまして、グラウンドゴルフの地区対抗戦あるいは個人戦を開催する予定になっております。予算につきましては5万円程度を計上してございます。

  また、新規の事業といたしましては、二つの事業を予定してございまして、6月にあなたとエアロビックという事業でございます。内容といたしましては、NHKとの共催によりましてコスモスアリーナふきあげを会場といたしまして、初心者向けのエアロビック教室の番組収録でございます。なお、事業費につきましては、NHKの方のご負担をいただくということでございます。

  次に、NHK夏期巡回ラジオ体操を7月に予定してございます。内容といたしましては、NHKと郵政公社との共催によりまして、総合運動場を会場とし、一般町民を対象にラジオ体操教室を実施するものでございます。これらの記念事業の実施に向けまして、現在推進体制などを整えて、これから検討をさらにして実施をしていきたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 教育長。



◎教育長(細井稔) 件名2、教育行政についてのうち要旨1、町民プールについてと要旨2、パークゴルフについて体育課長よりお答え申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 体育課長。



◎参事体育課長兼コスモスアリーナふきあげ所長兼勤労青少年ホーム館長兼町民体育館長(金井正信) ご質問1点目の町民プールについてお答え申し上げます。

  町民プールにつきましては、昨年9月議会でご質問者にお答えいたしましたように、平成16年度は、施設が23年を経過し老朽化したことと、費用の削減のため施設のすべてを休止したところでございます。平成17年度においては、開場する場合の費用を積算しましたところ、プール関連事業費として2,131万5,000円となり、内容は機械設備修繕が524万3,000円、機械設備保守点検委託並びに管理運営委託等で1,182万3,000円、それから電気、水道料等で408万7,000円が主なものとして見込まれるものであります。また、昨年9月議会でもご答弁申し上げましたが、町民プールの利用者は町内利用者のほか近隣利用者も多く、幼児から子どもに人気のあるプールでありますが、幼稚園児や保育園児には幼稚園や保育園でのプールがあり、また小学校の子どもたちには学校のプールの使用が可能であるとも考えられるので、それらを勘案し、町の厳しい財政事情のもと、平成17年度も中止もやむを得ないと判断いたしたものであります。また、当初予定しておりました調査は、プールの開場を平成17年度も中止の判断をしたこともありまして、行っておりません。なお、また今後のプールの活用につきましては、財政事情が厳しい中でありますので、他の活用も難しいと考えておりますところです。

  次に、ご質問2点目のパークゴルフについての2番目の今後の運営についてお答え申し上げます。昨年9月から11月にかけて、平日の町内在住、在勤、在学利用者を対象に平日の町内利用者の利用促進と町内利用者への優遇を図るため、パークゴルフ利用料金を1ラウンドの料金で2ラウンドまで利用していただいたところ好評であったことに伴い、また平日の利用者は高齢者が多く、町内の高齢者の健康増進に寄与することを目的として、本年の4月から9月まで、合併50周年も記念して同様な内容で実施をしていくことといたしております。また、1ラウンドの料金で2ラウンドまで利用とした場合の利用者の予想については、昨年9月から11月の実績は、町内平日利用者は対前年比17.6%でありますので、昨年より利用増が見込めると考えております。よろしくご理解のほど願います。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 都市計画課長。



◎都市計画課長(宮城昇) パークゴルフ場の維持管理についてお答えいたします。

  吹上町のパークゴルフ場は、18ホール、延長923.3メーター、パー66、面積2.3ヘクタールを平成13年、14年の2カ年で整備を行い、国際パークゴルフ協会公認コースとして平成14年秋にオープンをいたしました。以来関係者等のご協力をいただき、質問者ご認識のとおり近在に名が知られ、利用者も増加の傾向にあり、吹上町を代表する施設の一つとなっております。そこで、パークゴルフ場の維持管理の仕事を指導育成したらいかがなものかのご質問ですが、質問者ご承知のとおり、町では施設の管理は委託契約で行っており、年間を通して、ラフ、フェアウエー、グリーン等それぞれの芝に応じた芝生の刈り込み、肥料の散布、目土、土壌から二酸化炭素を放出するためのエアレーション、病気・害虫類の薬剤の散布、カップ切りが主な内容で、使用機械器具も約20種類、そのうち約10種類が芝管理専門の機械器具を用いて行うなど、それぞれの業務が芝の、その時々の状態や病気の種類などを見きわめながら行うきめ細やかな管理を年間を通して行っており、また芝生の管理用機械器具も高価でレンタルが適さないなどのことから、町が芝管理業務業者を指導していくことは難しいかと思われますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 9番、谷口議員。



◆9番(谷口達郎議員) ご答弁ありがとうございました。

  1点目の記念事業についてですけれども、結論的に核事業と冠事業と二つありますということで、核事業については式典と文化祭というご説明だったようなふうに理解しましたけれども、冠事業について7事業ありますという形で、その7事業が体育祭、レクリエーション大会、レクリエーション大会の中にソフトボール、パークゴルフ、グラウンドゴルフ、それからエアロビ、ラジオ体操という形なのかなというふうな気がしたのですけれども、具体的にこれでどういう感じで7事業なのか、再度ちょっとご説明いただければと思うので、よろしくお願いします。

  それから、町民プールについてですけれども、まずお尋ねの中で、プールが閉鎖という形は、2年連続して使わないという形は、今後も当然かなり費用がかかり、新市で合併になってどうなるかという問題もありますけれども、多分推察するのに、恐らくプールとしてはもう恐らく再開できないというふうなことが推測される点から、今後その跡地の活用等を何か計画の考え等があればというお尋ねを先ほどしたのですけれども、この件のご回答がなかったので、この件についてお答えをいただくという形と、ただ費用が大変かかるからプールについては開催しませんという形ではなく、非常に人気があり、小さなお子さんも楽しみにしていたわけです。ですから、少なくとも今度合併する鴻巣市が6,000万円かけてプールを開業するという形であるので、少なくとも合併前になりますけれども、そちらを何とか利用させてあげるという方策を考えの一つとして持っているのか、持っていないのか、どのように理解されるのかということについて所見をお尋ねしたいなと、そう思います。

  それから、パークゴルフについてでございますけれども、4月から9月まで昨年同様に実施するという形でありますけれども、吹上町としても近隣いろいろ各行政ともお世話になっているわけで、町民だけが従来どおりまたツーラウンドできるという形であると、実際昨年3カ月間実施した中で問題点は、現場を管理している方が町民なのか、よその地区の方なのか、非常に身分を確認するのがなかなか難しいと。それから、鴻巣、吉見、隣接から結構愛好者の方がいらっしゃって、かなり不満も多いということから、コースの増収を図るのであれば、まだ期日前ですから、町民だけに限らず各利用者全体がウイークデーに関しては平等にツーラウンドまでできるということについてどのようにお考えになっているのか、お考えをいただければと思います。

  それから、維持管理で地元業者の育成ですけれども、今年度、17年度の予算等が配付されているので、その内容を吟味すると、私がざっとはじいたところによると、町の建設業に携わる方への発注は、大体16年度に比較し17年度は30%以上ダウンするのです。恐らく今後新市に合併してどうなるかということは難しいところでありますけれども、そういう厳しいことが当然予算をおつくりいただいた執行部の方は当然おわかりいただけるし、かなり町の建設業に携わる方は受注減に大変困っていると。それで、我々も結果的に町の業者に発注すれば、結果的に税金でまた翌年度戻るという循環もありますし、それから例えば今年は非常に少なかったのですけれども、町内に大雪が降れば町の建設業の方に除雪を協力して、いろいろボランティア的にご協力いただいているという、いろいろ持ちつ持たれつの立場がありますので、もっと親切心から前向きにお考えいただき、先ほどの結果的に機械類等がレンタルでは適さないという回答もありましたけれども、今のレンタルリース等においては、大体ないものはないというぐらい各種全部リース等でそろっているわけです。そういうことから考えて、決してその気になれば地元業者を育成するに当たって不可能ではないと私はそういう気持ち持っていますので、改めてそういったことから再度ご答弁をいただければと、そのように思いますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 企画課長。



◎企画課長(室田昌宏) 先ほどのご答弁させていただきました七つ程度の事業ということで、これすべて冠事業ということで始めておられまして、その中で記念式典を9月4日に開催を考えております。それを格付しまして、核事業、それと同日開催しますので、文化祭を核事業ということで位置づけをさせていただいております。したがいまして、七つの事業の中の二つが核事業、先ほど申し上げました、あとレクリエーション大会、グラウンドゴルフ大会あるいはNHKのラジオ体操というものが冠事業として今考えられているものでございます。今後もまだいろいろと各課に投げかけをしまして、冠事業なるものがあれば取り入れていきたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 体育課長。



◎参事体育課長兼コスモスアリーナふきあげ所長兼勤労青少年ホーム館長兼町民体育館長(金井正信) お答え申し上げます。

  今後のプールの活用についてでございますけれども、今の大変財政厳しい中では、他の活用もちょっと難しいというふうな考え方を持っているところでございます。

  それから、パークゴルフの方でございますけれども、平日の利用で、ほかの一般の町民以外の方へもというご指摘なのでございますけれども、これも4月から9月という半年間なのでありますけれども、先ほど申し上げましたように高齢者の健康増進と。町内の高齢者の健康増進ということを考えまして、この形で半年間はやっていきたいと、このように考えていますので、ひとつご理解いただければと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 都市計画課長。



◎都市計画課長(宮城昇) 除雪等いろいろやっていただいている関係とかありますので、地元業者を育成したらということですけれども、質問者のご質問があった後に、地元業者の方にもさりげなくは聞いてみましたけれども、要は業者の方がそういう姿勢があるかどうかということで、姿勢があれば我々の方も積極的に協力しますし、ただなかなか難しいというのは業者の方がよくご存じで、自分のところでやっていくにはちょっとというようなことでしたので、姿勢があれば積極的に我々も協力して何らかのものは見ていきたいとは思っておりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 助役。



◎助役(柳肇) それでは、私の方からプールの施設、当然プールの本体と、それから取り巻く駐車場、いろんなあれはあるかと思いますけれども、教育委員会の方の考え方も財政的な問題で大変厳しいというご答弁をさせていただいております。その中で、例えばせっかく場所がございますので、費用をかけないで何ができるか。やっぱりこういったあれも当然前向きに検討する必要もあるだろうということで、今後調査研究をさせていただくということで、どういう形で利用できるかは別としまして、調査研究をしていきたいというふうに考えております。

  それから、パークゴルフ場の関係でございますけれども、ご質問者ご理解のとおり、吹上の施設は国際パークゴルフ協会の公認コースということもご理解いただければ、大変管理の問題、こういった確かにできる、できないではなくて、そんなあれも含めた中で当然いろんな実績のある業者に現在委託していると、こういう状況でございますので、ご理解をいただければと思います。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 9番、谷口議員。



◆9番(谷口達郎議員) お答えいただきましたけれども、再々質問については要望にとどめさせていただきたいと思いますけれども、1項目めの記念事業については理解を得ましたのでわかりました。2点目の町民プールについては、少なくとも隣の鴻巣が6,000万かけてやるわけですから、少なくともまだ期間があるので、それについて10月から同じ市になるわけですから、それらの利用について前向きにご検討いただければと、そう思いますので、ひとつ要望としてよろしくお願いしたいと、そう思います。

  それから、パークゴルフ場についても、地元業者で姿勢があるのか、ないのかという問題もありましたけれども、少なくともそれについては積極的に町から、そういった指導育成を心がけて、働きかけていただいて、少なくともこれから町内業者がひとつ困ることが比較的少なくなるように便宜を図っていただければと思いまして、要望にかえさせていただきたいと、そう思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で9番、谷口達郎議員の質問を終わります。

  ここで暫時休憩といたします。

          (休憩 午前11時58分)

          (再開 午後 1時30分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を続行します。

                                              

     ◇4番 長嶋貞造議員



○議長(宮脇則夫議員) 次に、4番、長嶋貞造議員の質問を許可いたします。4番、長嶋貞造議員。



◆4番(長嶋貞造議員) 4番、長嶋貞造です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、私なりに質問させていただきます。よろしくご答弁をお願いいたします。

  件名、町長の行政姿勢について。要旨1、学校への不審者侵入対策について。治安に守られた日本は、かつて世界に類を見ない安全と平和の国でした。近年、外国人の不法滞在者の増加とともに、想像を絶するような凶悪犯罪が多発し、これに比例するかのように検挙率が低下しております。このような中、不法侵入者による学校内での凶悪事件も増加しているのが現実です。神戸、長崎、佐世保と今回の大阪府寝屋川市の小学校での教師殺傷等、幼児、児童生徒や教師が被害者となる事件が多くなりました。地域社会と一体という考えから、「地域に開かれた学校」づくりを目指し、門扉などはなく、自由に出入りできたのがまさに地域の学校でありました。これは過去のこととなりつつあります。現状では、幼児、児童生徒等の安全を第一に、外部者に対して厳しくチェックしていかなければ安全と平和の確保ができない時代となりました。不審者を事前にキャッチし、侵入を防ぐことは大変難しいことであると思います。まず、学校と教育委員会及び警察、そして地域社会等と防犯ネットワークを結び、対応することも必要かと考えます。

  そこで、お伺いいたします。不審者が侵入しようとしている、また侵入したとき、学校側はどのような対応をしますか。監視体制とチェック機能はありますか。

  2、学校の外さく、門扉等は不審者侵入防止策として完全ですか。

  要旨2、児童生徒等の安全対策について。学校へ侵入する不審者は、学校や地域の地理に詳しいものが多いと言われています。今回の寝屋川小学校のように卒業生で学校に精通していること等も念頭に入れた対策が必要と思われます。不審者侵入事件が発生した場合、各地の学校では自己防衛手段、危険防止策として刺股やネットランチャー等を備えているところもあると報道されています。

  そこで、お伺いいたします。生徒や児童の避難訓練、安全教室、教職員の対応訓練、警察等への通報訓練を実施したことがありますか。吹上町では、不審者が侵入したときの防犯用具、自己防衛用具などの設置等の対策はできていますか。

  以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 長嶋議員の町長への行政姿勢について2項目ございますけれども、いずれも教育委員会の方から答弁を申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 教育長。



◎教育長(細井稔) 町長の行政姿勢についての要旨2点、学校教育課長よりお答えいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 学校教育課長。



◎学校教育課長(田所章) 件名1、町長への行政姿勢についての要旨1、学校への不審者侵入対策について及び要旨2、児童生徒等の安全対策についてご答弁申し上げます。

  学校は本来、児童生徒にとって安心・安全の場であり、落ちついた環境の中で勉強に運動に力を注ぐことができるところであると考えます。しかしながら、ご質問者ご指摘のとおり、後を絶たない不審者の侵入事件によって、安心・安全であるべき学校が常に危険管理を要求される状況にあります。平成13年6月に発生した大阪教育大学附属池田小学校での事件後、国、県を挙げて各学校の危機管理の点検が行われ、本町においても各学校でさまざまな対策を講じてまいりました。事故発生時の緊急対応マニュアルの作成、それに伴う訓練等を実施してきたところでございます。しかしながら、学校外での児童生徒に対する誘拐事件や不審者による声かけ事案等が頻発、後を絶たない状況に加え、先月14日に大阪府寝屋川市で起きた小学校への侵入による教師殺傷事件により、学校の内外にかかわらず、子どもたちの生命を守る取り組みの重要性がますます増してきたことと認識しております。寝屋川市の事件のあった学校では、防犯に対するハード、ソフト面の対応も十分されていたということでございます。学校への侵入に対しても職員が声をかけており、マニュアルどおりの対応をされたことと思います。しかしながら、悲惨な結果になってしまいましたことは、まさに痛恨のきわみだと思われます。事件、事故はいつでも、どこでも起こり得るとの認識に立ち、「まさか起きないだろう」ではなく、「もしかしたら起きるかもしれない」という視点での安全点検や危機管理が必要であると痛感いたしました。

  ご質問の要旨1、学校への不審者侵入対策の1点目、不審者の侵入監視体制とチェック機能に対する取り組みでございますが、各学校では児童生徒登校後、門扉を閉鎖し、来校者の窓口を一本化しております。門扉には、来校者は必ず受け付けをするようにとの表示もございます。来校の際は氏名を記入し、名札、バッジ等をつけるなどの対応をとっております。また、職員についても来校者を見かけた場合には声をかけ、用件、氏名等を伺うなどの対応をとることの共通理解はなされております。また、職員の当番を決め、校舎内外を定期的に巡回し、異状がないかの確認もしております。そして、不審者を発見した場合の連絡体制などもマニュアル化しております。

  ご質問の2点目、学校の外さくや門扉等の関係でございますが、門扉、外さくにつきましても、日常的に点検をしており、修理等の必要が生じた場合には、すぐ対応する態勢でおります。門扉につきましては、児童生徒の登校後閉めており、外部から侵入しようとする者に対しては抑止力になっているものと考えております。

  次に、要旨2、児童生徒等の安全対策についてで、ご質問3点目の避難訓練等についてでございます。小学校におきましては、すべての学校で防犯訓練または防犯教室を実施しております。教職員対象の防犯に関する研修会は、小・中すべての学校で実施いたしました。防犯訓練や防犯教室では、警察署の方に来校いただいて、実際に不審者に対峙したときの対応の実技指導や講話をいただいたり、また実際に警察へ通報訓練を取り入れているところもございました。現在、児童生徒の非行問題行動に対して、学校と警察との連絡等に関する協定書を締結しておりますが、今後児童生徒の安全対策に関する協定書の締結に向け準備中でございます。現在でも鴻巣警察署で、管内の小学校を中心に制服着用の警察官による学校等への立ち寄り警戒を実施していただいております。今後も警察との連携を密にしながら、児童生徒の安全確保に向けて取り組んでいく考えでございます。

  次に、ご質問4点目の不審者が侵入したときの防犯用具の設置等についてでございます。各学校には、刺股が1本配備されております。防犯教室等の折に警察の方から指導していただいておりますが、鴻巣警察署で3月中に2回、管内の教員を対象とする刺股講習会を実施していただくことになっており、吹上町でも各学校一、二名の職員が参加することとなっております。その講習を受けて各学校での教職員へ伝達することとなっております。また、防犯ブザー、防犯スプレーは各教室に配備されております。自己防衛用具につきましては、児童用のいすの使用や体育棒、女性教職員の場合は消火器も有効であるとのことです。今後も継続的に緊急対応マニュアルを見直し、効果的な防犯訓練がなされるよう確認していきたいと考えております。児童生徒の安全確保については、生命にかかわることだけにいっときも気を緩めることはできません。教職員の危機管理の高揚を図り、今後も安心・安全な学校づくりを推進していく所存でございますので、ご理解いただきたいと存じます。



○議長(宮脇則夫議員) 4番、長嶋議員。



◆4番(長嶋貞造議員) どうもありがとうございます。今マニュアルができて対応しているということをお聞きしましたが、マニュアルはどのようなことが、どのようなときに、どのような対応をするかというようなことについて、わかるところを少し教えていただけたらと思います。

  あと、不審者に対して巡回しているということですが、このような巡回、吹小みたいに先生が多くいるところはいいかと思うのですが、大芦とか小谷小学校になると先生も少ないかと思うのです。そのようなときどのような巡回ができるか。この前の寝屋川小学校のときも先生はいたということですが、会議中であって、実際に職員室に対応できる先生が少なかったというようなこともあったという報道もありました。ということから見ると、実際に小学校、中学校、学校の周りをどのように巡回し、未然侵入を防止できるかということについてはどのように考えているか、いま少し詳しく教えていただけたらと思います。

  それとあと、学校の門、ここのところは私もよく学校へ行って見させてもらっているのですが、門扉はいつだれが来るかわからないから、かぎはかけていなくて、いつでもえい、やあとやればあくような形になっているのです。そうすると、先生が少ないような学校だと、どのように入られたかも見られないと思うのです。また、今私も話ししたように学校、地域精通しているような人だと、そのような人はどのような考えで入るか、どうやったらうまくそういう人たちが目的を達成できるかということを考えていると思いますので、ほかの報道によれば、ちゃんとしたカメラとか電子ロックとか、何か人が通ると感知できるようなものがしてあるというようなところもあるかと思うのですが、そういうような現代武器を使ったものが吹上ではできていないとしたら、実際に人間の労力で実際の目でもって監視しなければいけないと思うのですが、そのようなことに対してどのように指導しているか。現場として実際にどのようにできるかということについても検討したことはありますかということをお聞きしたいと思います。

  それとあと、訓練です。いろんな訓練などもあるかと思うのですが、これは学校の中でもいろんな訓練あるかと思うのですが、今私がお伺いしたいというのは、こういう外部侵入者が来たときに、どのような避難訓練ができるか。実際にどのようなことをしたかというようなことです。吹上の小学校では、小学校、中学校、あと直接の公立でなくも幼稚園とか保育園などもあるかと思うのです。そういうようなところでは避難訓練などはやったことあるものなのかどうか。あと、安全教室は、先ほどやったと言いますが、どのくらいやっているか。やはり1回やっても1回、何回やっても安全教室、やっぱり訓練も安全教室も数やらないと、実際に先生なり職員が対応できないかと思うのです。そこで、この前先生にも聞いたのですが、訓練をしたらやはり、暴漢といったらいいのですか、そういうような人にはちゃんとそれなりの名札、大きなのをつけてやったけれども、生徒も震え上がるし、先生も実際には大変な動きで、しっかりできなかったというようなことも聞いていますから、やはり訓練やれば訓練どおりに実際のときにすればいいということがあるかと思いますので、訓練はどれだけやったらいいかということもいろいろあるかと思うのですが、やはり学校の都合もあると思いますが、数多くやって実際に生徒児童の安全を確保しなければいけないのではないかなと思います。

  それとあと、警察とは協定を組んであるかということでありますが、どのくらいの協定なのか。警察が朝晩回ってくれるのか、学校の中も朝晩回ってくれているのか。そうすれば、そういうような不法侵入しようというような人も、ああ、ここの学校とかこの町はちょっとしづらいなと。事前にやる気がなくなるような巡回などしていただければ一番いいのではないかなと思うのです。

  それとあと、不審者が侵入したときの防犯用具、自己防衛の用具などいろいろあるかと思うのです。ここでは刺股とかネットランチャーとか報道もされていますが、今1本配置してあると。各学校に1本配置してあると。あとはいすとか体育棒とか消火器を使えばいいと。いろいろな方法もあるかと思うのですが、この1本がどこに置いてあるか。入ってきたときでも、学校施設というのは広いものですから、どこにも置けばというと、何本置いても足らないと思うのですが、1人に対しては、昔の捕物帖ではないですけれども、何人かで対応しないとやはり対抗できないと思いますので、このような、やはり来たら大変なのだ、やられるというぐらいの強い防衛能力を持った方がいいのではないかなと思います。

  それとあと、児童生徒の安全としては、こういう外部者からの危険ばかりではなくて、学校の施設の中にも遊具とか運道具などがあるかと思うのですが、こういうものも経年変化で壊れるか危険になるか、いつ遊んでいても、運動していても壊れて落っこってけがをするとか、そういうものもあるかと思うのですが、そのような遊具、運道具の安全点検、だめだったらすぐ入れかえて、新しいものが入れてもらえるものなのか。危険性があって、もうこれは撤去だよ、そうしたら次は入れてもらえるよと。危険だけれども、次が入れてもらえないから、やはりこのまま無理して使っているというようなものがあるものなのかどうなのか。そういうようなところも一つお聞きしたいと思います。

  それで今、私この訓練とか、いろいろ施設、町の施設、子どもがいっぱいいるところの施設、ここには吹上にも保育園とか幼稚園などがあるかと思うのですが、こういうところにおいての指導はどうなっているものなのかということも一つお聞きしたいと思うのです。

  それとあと、この刺股とかいろんな防犯用具あるかと思うのですが……



○議長(宮脇則夫議員) 質問者、今の発言されたのは通告がないと思うのですが、通告に従って質問していただきたい。



◆4番(長嶋貞造議員) はい。

  それで、また刺股ですね。こういう防御用具、こういうものを使うことによって、また相手が暴力で来るから暴力というのか、力、実力で対抗しなければいけないのですが、そこにおいて児童生徒がそういう暴力を見てしまったということに対して、ある教育委員会では、これはどうしたものか、難しい問題があるなということを言っているところもあるかと思うのですが、吹上町の教育委員会としては、こういうものに対してやはり守る方が先決だよということであるかどうか。そこのところもお聞きしたいかと思うのです。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁願います。学校教育課長。



◎学校教育課長(田所章) それでは、8点かなと思うのですが、再質問にお答えさせていただきます。

  まず、マニュアルの内容についてでございますが、侵入された場合、授業中である場合あるいは休み時間である場合、清掃中である場合、部活動中である場合等、場面を想定してのそれぞれ対応が記入されております。

  それから、日常の管理につきましても、そのマニュアルの中に位置づけられておりまして、例えば児童が登校後、門を閉める。午前10時、午後3時に見回る。校舎内見回り当番表に記入するとか、それぞれ学校ごとに職員の数等によって対応できるようなマニュアルを組ませていただいております。

  2点目、校内の巡回についてでございますが、職員数の少ない大芦小あるいは小谷小学校等についてどうかということでございますが、校長、教頭、教務、事務、全部職員総動員で割り振りを行いまして、決められた時間に校舎内を巡回している体制をとっております。それについての記録の方もするようになされておりますので、職員数の多い、少ないによってそれほど影響ないのかなというふうに考えております。

  3点目、門扉についてでございますが、常時閉めているような状況でございまして、給食業者とか、場合によっては子どもがぐあいが悪くて遅刻してきたりとか、あるいは早く帰ったりする場合には、一時不便なところもあるわけでございますが、常に閉めるような体制をとっております。したがいまして、施錠はしておりませんので、どなたが来た場合でも門扉をあけて中に入るということは可能な状況でございます。しかしながら、防犯カメラ等の設置につきましては、現在のところ北中学校1校ということでございますので、その後校舎内の受付を通るということになっておりますので、そこのところで確認するような体制でおります。

  4点目の防犯訓練についてでございますが、防犯訓練につきましては、教員、教職員が不審者の役をやるというような形で実際にその教室の中に入って、そういう場合の対応でございます。防犯教室につきましては、警察の方をお呼びして、不審者に遭遇した場合の対処の仕方あるいは講話等をいただいているところでございます。また、防犯訓練、防犯教室のほかにも、今年度より取り入れました子どもを暴力から守るキャッププログラムを各学年で実施しております。また、学級指導等の折に安全指導等も実施しておりますので、訓練自体の回数といたしますと年に1回程度ということになりますが、そのほかさまざまな対応をとらせていただいているところでございます。

  5点目の協定書についてでございますが、現在締結しておりますのは、非行防止に関する協定書でございます。今後児童生徒の安全に関する協定書を鴻巣警察署と管内の市町村で結べればいいということで、今交渉中でございます。実際現在鴻巣警察署の方で自主的に実施していただいております立ち寄り警戒につきましては、制服を着用した警官が学校等へ立ち寄るということで、ただ管内多くの小中学校ございますので、決められた時間にその学校を伺うことはちょっとできないというような状況でございます。ただ、警察の方が管内を回られているということで犯罪の抑止力になっているとは考えております。

  それから、6点目の防犯用具についてでございますが、刺股は各学校1本でございますが、そのほか体育棒あるいはモップとか、そういったものを利用するような形でおります。また、学校には防犯ブザーのほかにハンドマイクとかあるわけなのですが、ハンドマイクについているブザーというのはかなり防犯ブザーよりも大きな音がします。そういったのを徐々にそろえていくなどの学校も出てきております。

  続きまして、7点目の学校内の安全点検についてでございますが、遊具とか固定施設につきましては、定期的な月1回の安全点検と、それから臨時あるいは日常の点検等を実施しております。学校で対応できるものは即対応するような形、さらに修理が必要なものは教育委員会と相談して業者の方へお願いするというような形ですぐ対応するようにしております。

  8点目の、例えば防犯訓練等で刺股等で、子どもたちが実際に犯人を取り押さえるところを見るということなのですが、それについて子どもも心理的なストレスを感じてしまうようなケースも考えられないことはないと思いますが、実際訓練のところでは、警察署の方から指導いただいたところでは、とにかく犯人に向かって投げられるものはすべて投げる。もう過剰防衛はあり得ないというような、そんな指導もいただいております。したがって、もし実際にそういった場面に遭遇した場合には、確かに子どもたちの心の問題もあるわけでございますが、その後につきましては心のケアの方を考えていきたいというふうに考えております。

  以上でございますが、よろしいでしょうか。



○議長(宮脇則夫議員) 4番、長嶋議員。



◆4番(長嶋貞造議員) どうもありがとうございます。私は、避難訓練と安全教室の件についてお聞きしたいと思います。

  今やっているということを聞いて、ああ、やっているのねということなのですが、避難訓練、安全教室やったとき、生徒、先生がどのように実際に行動できたか。その後に、やはりこれ難しいものだということはあるかと思うのですが、そのときにやはり先生としては、今私、刺股とかネットランチャーと言ったのですが、やっぱり1本しかないのでは、これはやっぱり1対1になったときやられてしまうな。それでも先生が数で棒とか消火器ひっかければいいなというように、いろいろな対応はあるかと思うのですが、やはりそれなりの道具というものをそろえておかなければ必要なとき必要な行動ができないかと思うのです。かかるものはかかって、これは今吹上町は予算が少なくて大変だということもあるのですが、そこのところ命と予算とどっちをとろうかなというようなこともあるかと思いますので、そこのところはできるだけ検討していただければいいかと思いますので、そこをできるかできないか。検討だけだよとなるかわからないですけれども、一つお聞きしたいと思います。

  それと、ネットランチャーというのは、幾らかちょっと高いのですけれども、これは女の先生でも一つだけでやると逃げられてしまったときに困るのですけれども、えい、やあと二、三人が同時にかければ何とかひっかけて動けなくすることができるので、こういうものは一番、今言った子どもに捕物帖を見せるのでなくて、網だけで動けなくするような感じのようですから、一番効果があるのではないかなと思うのです。これは火薬使っていないということですから、またいいと思うのです。こういうような訓練の結果、どういうことだったということをお聞きしましたかということを一つお聞きしたいのですが、実際にした人から。

  それとあとは、今言ったネットランチャーとか、こういうもの、防具はそろえていただけるか、そこの件だけ一つお聞きしたいと思います。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 学校教育課長。



◎学校教育課長(田所章) 再々質問にお答えさせていただきます。

  避難訓練、安全点検の件でございますが、学校では今まで防災訓練ということで、地震とか火事に対する避難訓練、そして今度は防犯に対する避難訓練ということで、それぞれやはり児童生徒が逃げるような体制も若干違います。防災の場合には、すぐに整列させて人数が確認できるようにして、避難後すぐ確認するというような体制でございますが、防犯訓練の場合には、避難時の整列云々よりも、まずは命にかかわるということですので、どんどん集まった子どもから逃げていくような形ということで、若干その辺も訓練が必要かなというふうに考えております。今後その辺につきましても、各学校の方での避難訓練等を確認しながら指導してまいりたいというふうに考えています。

  それから、道具でございますが、やはり現在刺股のみでございますが、今後さまざまな用具が出てきておりますので、その効果等を考えながら検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で4番、長嶋貞造議員の質問を終わります。

                                              



△散会



○議長(宮脇則夫議員) 以上で本日の日程は全部終了しました。

  本日はこれにて散会します。

  どうもご苦労さまでした。

          (散会 午後 2時00分)