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埼玉県 鴻巣市

平成16年  第4回 定例会(旧吹上町) 12月14日−一般質問−03号




平成16年  第4回 定例会(旧吹上町) − 12月14日−一般質問−03号







平成16年  第4回 定例会(旧吹上町)






           平成16年吹上町議会第4回定例会 第8日

12月14日(火曜日)
 議 事 日 程 第3号

 1、開  議
 1、町政に対する一般質問
     4番  長 嶋 貞 造 議員
     7番  阿 部 愼 也 議員
     6番  木野田   博 議員
     1番  町 田 信 隆 議員
 1、散  会

出席議員 15名
    1番   町  田  信  隆  議員    2番   福  田     悟  議員
    3番   平  賀  健  司  議員    4番   長  嶋  貞  造  議員
    5番   村  上  愛  子  議員    6番   木 野 田     博  議員
    7番   阿  部  愼  也  議員    8番   渡  辺  四  郎  議員
    9番   谷  口  達  郎  議員   10番   加  藤  久  子  議員
   11番   斎  藤  忠  司  議員   12番   宮  脇  則  夫  議員
   13番   丸  岡  治  雄  議員   14番   中  野     昭  議員
   15番   島  崎  朝  則  議員

欠席議員 1名
   16番   柳     健 一 郎  議員
                                              
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
  町  長   齋  藤  武  史      助  役   柳        肇
  参  事   高  橋     勝      参  事   平  井  正  治
                         総務課長

  企画課長   室  田  昌  弘      参  事   小  林  達  良
                         財政課長

  人権政策   柿  沼  こ ず え      参  事   古  澤  正  司
  課 長 兼                   税務課長
  住民課長

  福  祉   草  野  照  子      介  護   篠  崎  正  人
  こども                    いきがい
  課  長                   課  長

  保険年金   坂  本  善  一      参  事   嶋  崎  照  夫
  課  長                   保  健
                         センター
                         所  長

  環境整備   丸  山     泉      建設課長   大  谷  善  康
  課  長

  開発課長   橋  本     哲      都市計画   宮  城     昇
                         課  長

  区画整理   丸  岡  高  志      下 水 道   榎  本  勝  一
  課  長                   課  長

  経済課長   小  林  友 次 郎      国体推進   小  林  元  一
                         室  長

  水道課長   木  村  久  夫      参  事   小  林  カ ツ 江
                         会計課長

  教 育 長   細  井     稔      参  事   福  島  英  夫
                         教育次長
                         兼 教 育
                         総務課長

  学校教育   田  所     章      生涯学習   柳     健  一
  課  長                   課  長

  参  事   金  井  正  信
  体  育
  課 長 兼
  コスモス
  アリーナ
  ふきあげ
  所 長 兼
  勤  労
  青 少 年
  ホ ー ム
  館 長 兼
  町  民
  体育館長


職務のため出席した事務局職員
  参事議会   飯  塚  賢  一      局長補佐   金  子  さ ち 江
  事務局長                   兼 庶 務
                         係 長 兼
                         議事係長

  議 事 係   吉  田  勝  彦
  主  査









△開議(午前9時37分)



○議長(宮脇則夫議員) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

  本日の議事日程につきましては、印刷の上お手許に配付したとおりでありますので、ご了承願います。

                                              



△町政に対する一般質問



○議長(宮脇則夫議員) 日程第1、町政に対する一般質問を行います。

                                              

     ◇4番 長嶋貞造議員



○議長(宮脇則夫議員) 初めに、4番、長嶋貞造議員の質問を許可いたします。4番、長嶋貞造議員。



◆4番(長嶋貞造議員) おはようございます。4番、長嶋貞造です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、質問させていただきます。よろしく答弁お願いいたします。

  町長の行政姿勢について。1、合併問題について。各地で多くの合併がもう少しというところで破断したり、また意欲的に合併協議会が新しく結成されているところもあります。吹上町においては、住民投票で方向性が出ました。合併後によくなるのか、地域によっては取り残されてしまうのではないかと心配している方もいます。4月18日の住民投票により、鴻巣市・川里町との合併の方向性が決定し、現在それぞれの項目について調整の協議が進められておりますが、町民の皆さんから、1、駅北口、南口の開発はどうなっているのか。また、2、合併をしたら吹上町は現状と比べてどのようによく変わっていくのかという質問があります。

  そこで、ただいま申し上げました2項目について、開発と方向性についてお伺いいたします。

  2、災害対策の行動と実行について。行政は、災害に対して全機能を有効に活用し、町民の生命、身体及び財産を災害から保護する責任があり、所在を明確にする責務があります。阪神・淡路大震災は、戦後我が国が初めて経験した大都市直下型の大規模地震で、多くの教訓と問題点を明らかにしました。また、今年は地球規模で異常気象となり、各国で多くの被害が出ています。日本では夏に猛暑が続き、真夏日の連続最多記録を各地で更新しました。そして、夏がようやく終わったかと思うと、台風の上陸も6月から始まり、過去最多の10回を記録し、各地で大きな被害が出ました。台風や豪雨の襲来は予測可能ですが、それでも日本各地で堤防の決壊や洪水となり、大きなつめ跡を残していきました。

  台風シーズンが終わったかと思ったら、今度は新潟県中越地震が発生しました。内陸直下型地震で、規模的にはあの阪神・淡路大地震を超えるエネルギーとも言われています。吹上でも大きな揺れがありました。私は、被害の状況はどうかと思い、町内国体会場を見て回りました。会場の最終準備をしている職員にも聞きましたが、幸いにも被害がない様子であり、胸をなでおろしました。新潟県中越地震では、広域消防応援体制、震災時協力体制を相互に協定していたが、協定していた地域全体が被害を受けてしまったために、お互い余力がなく、助け合うことができない状況であったと報道されていました。

  そこで、吹上町ではどのような相互応援協力の体制になっているか、1点目、お伺いいたします。

  次に、災害対策にも各種計画が多くあると思いますが、計画を実行に移すためには平時からの調査研究、図上訓練及び実行訓練を習熟してこそ災害発生時に迅速な行動がとれると思います。

  そこで、質問の2点目です。吹上町でも多くの経験と教訓を生かした対策ができていますか。耐震性の低い老朽木造住宅の倒壊による多数の犠牲者の発生、木造住宅密集地、市街地における火災の多発、ライフラインの機能停止、高齢者等の災害弱者の被害等の対策は万全ですか、お伺いいたします。

  質問3点目です。新潟県中越地震発生直後、吹上町でも大きな震度4がありましたが、吹上町の行政機関としての行動、即応体制としての災害計画に基づき実行されたものはどのような行動であったか、以上お伺いいたします。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 長嶋議員の質問に対しましてお答えを申し上げます。

  町長の行政姿勢についてでございますけれども、最初の要旨1、合併問題についてお答え申し上げます。最初に、駅の北口、南口の開発はどのようになっているかというご質問についてお答えを申し上げます。まず、駅北口の開発につきましては、平成5年に街路事業で進めることを決定し、以後補助事業として実施するために事業認可を得て推進しているところでございます。吹上町としての従来の計画は、駅北口広場整備事業について平成17年度から19年度までに町開発公社で先行取得した事業用地を買い戻して平成20年度、21年度の2カ年で工事を実施する予定でありました。駅北口自転車駐輪場整備事業につきましては、今年度中に事業用地の取得を完了し、平成17年度に実施設計、平成18年度に工事を実施する予定であります。駅前通線街路改良事業については県事業でありまして、今年度中に用地取得を完了し、工事は平成17年度と平成18年度で完了する予定のことです。また、駅南口街路及び多目的広場整備については、さきの第3回定例会でご説明いたしましたとおり、現在整備計画面積4,600平米のうち3,690平米が暫定供用開始されているわけです。今後は、未整備部分の残り1名の地権者の協力が得られるよう鋭意努力して、全面開設を実施させたいと考えております。

  いずれにいたしましても、この二つの事業については、厳しい財政状況等により、当初の予定より完成が遅れる見込みとなっております。合併後については、吹上地域の拠点である吹上駅周辺を整備することで駅利用者の安全性や利便性が向上するとともに、新市の均衡ある発展が期待できることでもあり、新市建設計画の所要事業にも盛り込み、吹上地区の優先事業として取り組んでもらえるよう強く要望しておるところでございます。そして、合併後もできる限り速やかに本事業が推進されるよう努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  次に、合併したら吹上町は現状と比べてどのようによく変わっていくのかという質問についてお答えを申し上げます。先ほども申し上げましたとおり、吹上町の財政は大変厳しく、今まで実施してきた事業等も見直しを迫られる状況にあることはご承知のとおりでございます。このままでは現在の吹上町の行政水準を維持することも難しいものと思われます。新市では、スケールメリットを生かして、懸案となっている主要事業の推進を図ることが期待できます。特に福祉、健康の分野の施策を最重点課題として取り組む方針であり、次世代育成支援対策として子育て環境日本一の町づくりを進めるほか、高齢者福祉の推進、障害者対策、地域保健医療の充実などに積極的に取り組むこととしています。これらの政策が推進されれば、現状よりもさらに充実した福祉環境づくりが達成できるものと考えております。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

  件名1のうちの要旨2でございますけれども、災害対策の行動と実行について、これにつきましては、総務課長より答弁を申し上げますので、よろしくお願いします。



○議長(宮脇則夫議員) 総務課長。



◎参事総務課長(平井正治) お答えいたします。

  町長の行政姿勢の災害対策の行動と実行についての第1点目、吹上町ではどのような相互応援体制になっているかとのご質問でございますが、まず県内市町村の相互応援協定締結の状況は、平成16年4月1日現在で79市町村が応援協定を締結しております。このうち45市町村が県外の市町村と協定を締結しております。吹上町では、友好都市であります福島県金山町と羽生市との間に災害時における相互応援協定を平成9年3月22日に締結しております。また、川口市、鳩ヶ谷市、戸田市、蕨市、さいたま市、伊奈町、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、川里町との間にも相互応援協定を昭和54年1月3日に締結しております。また、これは市町村間ではありませんが、吹上町建設業協会、社団法人埼玉県看護協会、郵便局、鴻巣地区LPガス協会と応援協定を締結してございます。

  続いて、第2点目の被害時の対策はとの点でありますが、吹上町は従前より住宅密集地の災害対策の一つとして消防力の強化を進めてまいりました。特に駅周辺を管轄している消防団第一分団は団員を多く配置し、消防ポンプ自動車も2台配備しております。また、災害対策の基本は自助、共助、公助であります。この中で特に重要なものは自助と共助であると考え、住民一人一人の日ごろの備えが自助であることを訴えるとともに、防災訓練などを通じ、防災意識の高揚や、自分たちの町は自分たちで守るという共助の考えのもと、自主防災の育成に努め、現在自主防災組織の結成率は100%となっております。本年の災害は、行政の初動体制の重要性とともに災害時要援護者対策など自主防災組織の重要性を強く認識させられました。今後とも自主防災組織の強化を進めてまいります。

  続いて、質問3点目の新潟県中越地震発生直後の対応でございますが、当日17時57分に地震が発生しましたが、18時10分には防災担当職員3名が役場が参集し、18時30分にはほかの総務課職員が2名参集し、5名で防災設備の点検と災害情報の収集を庁舎内で行いました。18時45分には担当者が巡回により町内情報の収集を開始し、その後埼玉県央広域消防吹上分署消防団車両により町内巡回を開始したものであります。また、18時50分には水道施設、19時15分には下水道施設の安全の報告を受けておるところであります。各施設の状況確認、町内巡回の結果、吹上町では被害の発生がなかった旨を確認し、20時十分に参集を解除したものでございます。

  以上でございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 4番、長嶋貞造議員。



◆4番(長嶋貞造議員) 合併問題の1について、北口、南口、この件については、いろいろと事情があって遅れているようですが、速やかに進行するようにしていただければと思います。

  あと、合併をしたら吹上町は現状と比べてどのように変わっていくかということについても、先ほどいろいろ福祉、健康、子育てなどお聞きいたしましたもので、こちらの方も現状よりよくなる方向性で進めていただきたいと思います。

  それと、広域相互応援協定についてですが、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震の教訓から、都市型、農山村型直下型地震、いろいろとありますが、直下型となると震央から広い範囲が被害を受けることになります。新潟県の場合、近隣市町村が相互に応援協定はしていたが、応援協定していた地域全体が被害に遭ってしまい、お互いに助け合うことができなくなってしまったということを聞いております。このようなことから今聞いた話ですと、羽生市、金山町は遠いですから、吹上が万一大きな被害を受けてもすぐ飛んで来ていただければ、そちらの方は被害がないと思いますが、あとほかの協定の方は県南の方ですので、こちらですと同じ震災になったら来てもらえない、行ってあげられないというふうなことになるかと思いますので、一つの町を飛び越えた大きな範囲で広域な相互応援協定の整備充実についていかがなものか、お伺いしたいと思います。

  それと、吹上町が被害を受けたときの応援要請、来ていただくときですね、このときに応援要請はしたが、受け入れ態勢ができていなければ、どのようなことをしていただきたいかということが、新潟でもあったかと思いますので、そのようなものはどのようになっているか、お聞きしたいと思います。

  あと、今度は協力要請を受けたとき、今度は相手の方に行ってあげるときですね、応援隊の編成はどのようになっているのか。また、行くときになったら必要な資機材は常に準備してあるものかどうかというようなことについてもお伺いしたいと思います。

  それとあと、訓練と備蓄の件についてお伺いしたいと思います。新潟県中越地震の教訓から、市の防災担当者は今訓練の大切さを痛感しているということをお聞きいたしました。「SOS メシタノム」、新潟県中越地震が起きた10月23日から2日目の朝、小千谷市の避難所の駐車場に住民の切迫ぶりを示す大きな文字が書かれた。死者が12人に上る大きな被害が出た市では、食糧品が市民に行き渡らず、市内を焦燥感が包んでいた。市民のスーパーやコンビニエンスストアは地震から2日たってようやくおにぎり、パンなどが届いた。市の職員が23日夜から手分けをして市内を回り、スーパー、コンビニエンスストアを訪ねてみると倒壊していたり、閉店したりしていたということです。ニシキゴイの産地では、生けすの水を沸かしてのどの渇きをいやした住民もいたとのことです。備蓄の非常食、水、毛布はあったが、避難者が多過ぎて全然足らなかったというようなことです。非常用に保存食を備えていた家庭もあったが、住民の多くは着の身着のまま家を飛び出していった。余裕がなかったせいもあるが、備蓄品を持って出る習慣も身についていなかった。このようなことは準備しなさいよとか、いろいろと計画はあるが、実際に実の訓練をやっていないというようなことがあるために持ち出しをすることができなかったというようなことだと思います。ですから、図上訓練、机上訓練は幾らでもすることはできると思いますが、そのほかに実動の訓練をしていただきたい、このようなものはどのようになっているか、お聞きしたいと思います。

  川口町では、災害は台風などと決めつけ、予見できるものと想定していたので、十分準備はできると思っていたというようなことですが、台風などの災害は、今は何日も前から予見できますが、地震は即その場でどかんっと来るものですから大変難しいと思います。このようなとき、一番大変だということを言っているわけですね。山古志村は、秋に収穫した米や各家の井戸水を備蓄がわりととらえていたが、井戸の多くは地震で崩れ、使い物にならなかったということです。町としては、村としては、このようにやっておけばいいだろうなと思ったけれども、その想定を超えた被害が出てしまったということです。ということは、町としては、そのようなことがあったとしても対処できるような体制をしなければいけないということになるかと思います。各家庭での自己防衛の必要性及びこの教訓を生かした訓練と備蓄について、この件についてどのように考えているか、お聞きしたいと思います。

  また、町民へ防災の意識改革にあわせて職員の非常参集訓練についてお伺いします。先ほど担当者が参集したということですが、このような地震があったときに実際の訓練と思って職員の非常参集をやるようなこともいいのではないかと思います。その後にやったかどうか、年間今までどのようにやっているのかということについてもお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 暫時休憩いたします。

          (休憩 午前 9時59分)

          (再開 午前10時15分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。

  ご答弁願います。総務課長。



◎参事総務課長(平井正治) 再質問についてお答えをいたします。

  大きな範囲での広域応援協定の関係につきましては、災害時応援協定につきましては、近隣市町村間での協定は、大規模災害時に地域が同時に被災してしまい、協定が機能しないこと、他県と市町村との協定は、災害情報が伝わりにくい場合があり、また災害により交通が途絶する可能性があることを考慮し、県内全市町村が参加した災害時応援協定を検討していることから、吹上町も県と協力して進めていきたいと考えております。

  それから、二つ目の応援要請についての対応についてでございますけれども、応援隊につきましては、相手も状況もありますので、その都度の判断となるかと考えております。

  三つ目の受け入れ態勢についてでございますけれども、対応の窓口といたしましては、社会福祉協議会等を窓口とするべく計画しているところでございます。

  四つ目の実動訓練につきましては、住民を対象としたものにつきましては、現在のところ行ってはございませんが、現在防災訓練を行っており、この防災訓練を発展させていきたいと考えております。

  五つ目の備蓄体制につきましてでございますけれども、各家庭での備蓄につきましては、自主防災会の集まり等を通じ、常にお願いしているところでありますが、また各小学校に備蓄倉庫を設置しており、食糧品、生活用品及び機材等の備蓄にも努めているところでございます。

  それから、職員の非常参集訓練につきましてでございますけれども、阪神・淡路大震災後2度ほどでございますけれども、行っているのが現状でございます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 4番、長嶋貞造議員。



◆4番(長嶋貞造議員) ありがとうございました。

  応援協定ですね、県内全域を見て、県の方とすべて協力してやっていきたいという、このようなことは大変すばらしいことではないかと思います。多くの広いところから協力していただき、もらったり上げたりできれば一番いいのではないかと思います。

  あと、実動訓練、こちらの方は、私としてはもっと多くの訓練をしていただきたい。そうでないと、体で覚えて訓練をして、それが実際に生かされないのではないかというふうに思っております。

  それとあと、備蓄については、各地区にということですが、この備蓄というのは危険分散ということがありますので、いかに多く広く備蓄するかということが大切ではないかと思います。

  それと、参集訓練について、何か今の話だと、ちょっと回数が少ないと。私なりには思うのですが、今の近々の大きな地震があったというようなことですから、このようなものもあわせて多くの訓練をしていただけたらよろしいのではないかと思います。一応こちらの方は要望というようなことになりますが、これから最初に言いましたように、町が住民の身の安全を保護してあげなければいけないという前提がありますので、そこのところをしっかりお酌みいただき、これからの防災についてもいろいろとしていただけたらよろしいのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で4番、長嶋貞造議員の質問を終わります。

                                              

     ◇7番 阿部愼也議員



○議長(宮脇則夫議員) 次に、7番、阿部愼也議員の質問を許可いたします。7番、阿部愼也議員。



◆7番(阿部愼也議員) 7番、阿部愼也です。議長からお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

  当初ごみ問題だけが合併問題ではないと、このように申されてきました。私が質問する内容は、町長の行政姿勢の中の要旨1点目が、ごみ問題であります。そして2点目が、合併問題であります。よろしくご答弁願いたいと思います。

  ごみ問題だけが合併の問題ではなく、それも合併問題の中の一部であると、そのように豪語されていたような気がいたします。それが現在に至っては、ごみ問題こそが合併における最重要問題であるというふうに大きくさま変わりしてまいりました。では、あれは一体何だったのだと言わずにはいられないところであります。

  それでは、質問に入ります。9月議会でお尋ねしました、町長の敬老会での発言、それは繰り返し、吹上のごみについては、お年寄りに対して、「安心してください。小針のクリーンセンターが動いているうちは、動いているうちは」と繰り返し申され、「適切に吹上のごみを処理することができます」と、このように申されておりました。今でもその言葉にお変わりありませんか。1点、お尋ねいたします。

  次に、やはり9月議会でご答弁いただいた、新しい一部事務組合も考えていきたいということでありました。がその後、その一部事務組合の進捗状況はどうなっているのか、お尋ねいたします。

  また、それに加盟するであろう自治体とはどのような話し合いを行ってきたのか、お聞かせください。

  次に、彩北広域清掃組合から町長に対して出されておりましたところの期限を10月までと切られていた宿題はどうなったのか、お尋ねいたします。

  そして、要旨2点目の合併問題ですが、合併には二通りございます。正式に県に提出する、その合併の申請用紙には、新設、あるいは編入のどちらかしかないのですよ。吹上町は、この鴻巣、川里、吹上の合併を県に対して、この二つのうちのどちらで申請するのか、はっきりとお答え願いたいと思います。

  次に、吹上町から鴻巣市に要望している14項目の件でありますが、町長が今この中でできるものをいつまでにできるかということをつけ加えて、ぜひ公約いただけたらありがたいなと、このように思いますので、お答えいただきたいと思います。

  簡単ですが、1回目の質問といたします。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 阿部議員からの町長の行政姿勢について、合併問題について、このご質問についてお答え申し上げます。

  まず最初に、ごみ問題についてお答えを申し上げます。私の敬老会における、ごみ問題に係る発言について、現状でも全く同じ認識を持っているかと、このようなお尋ねでございますけれども、その認識には全く変わりございません。その根拠といたしましては幾つかございますけれども、7月27日の彩北広域清掃組合におきまして、質問者も議員としてご出席なされていたわけでございますけれども、管理者から新しい施設が稼働するまでの間は現有の施設を利用できることとなりますと、このような答弁がございました。また、11月30日の正副会長会議におきましても、改めてその会合の中で管理者から、現有施設を新処理施設ができるまで吹上町が使うことは全く当たり前のことであると、このような見解が示されました。以上のような二つのこともございまして、それからこの現在稼働している小針のクリーンセンターは、昭和59年から吹上町と行田市が共同出資して建設したものでございまして、そのことも含めて、もろもろの管理者の発言等も踏まえての認識から、敬老会のときに私が、いわゆる小針のクリーンセンターが動いているうちは、吹上町の皆さんのごみは安心してあそこで焼却できますと、このような旨を申し上げましたけれども、あのときの認識と現在の認識は全く同じでございます。

  次に、2点目の質問でございますけれども、9月の議会におきまして、三つの選択肢、これを申し上げたわけでございます。吹上町の将来のごみにつきましては、現在の行田の方でお世話になるか、あるいは中部環境でお世話になるか、あるいはもう一つの選択肢として、新しい一部事務組合をも考えていきたいと、このように申し上げました。その3点目の新しい一部事務組合に関する進捗状況はどうなっているのかと、これが直接の質問でございます。9月議会におきまして私は、吹上のごみの処理方法として、今ご案内いたしましたように三つの選択肢を申し上げました。そのうちの一つが新施設でございます。しかし、この新施設の建設につきましては、合併が成立し、中部環境について、中部環境へ吹上のごみの受け入れが困難になった場合の一つの考えでございまして、私は合併成立直後は、まず中部環境での受け入れについて、鴻巣市長ともども現在鋭意私どものごみが焼却できるようにお願いをしているところでございます。このように考えまして、9月議会の私の発言が、三つの選択肢のうち全く同等にすぐ新処理施設を建設するのだというふうに質問者がご認識いただいたようであれば、私の説明が言葉足らずで誤解を招いた向きがもしあるとするならば、ここでもって改めておわびを申し上げます。

  次の、したがいまして新しい施設につきましては、いずれの自治体と話し合いを持っているのかというふうな質問でございますけれども、そのような趣旨から現在は話し合いは持っておりません。

  なお、合併協議会の会長である鴻巣市の原口市長も、吹上のごみ問題の処理については、私と同意見でございまして、まず成立後には具体的な、吹上のごみ問題の受け入れにつきましては、中部環境への働きかけを第一義として、その実現を図るべく最大限の努力をしていただいているところでございます。

  次の質問でございますけれども、彩北広域清掃組合から新炉建設にかかわる吹上の去就について、10月までに返事を持ってくるようにと、このような宿題はちょうだいしております。このことにつきましては、議員の皆さんにも過日全員協議会において、このような宿題をちょうだいしているという旨は報告させていただいているとおりでございます。すなわち吹上町としては、このごみ問題の去就は、最大の課題として受けとめて進めているわけでございますが、合併の方向性が見えるまでは、すなわち2月20日くらいまでは、吹上町の新炉の加入に対しての最終的な返答は延期をさせていただきたいと、このように答えております。そのような私の考えは、吹上町の町民のごみが、合併後、それから合併から何年かたった後においても、このごみの去就の方向性を決めること、そのことに関しまして最大限の努力をすること、これは当然のことでありますので、そのことを考えたときには、現在の段階で吹上が参加する、参加しないと、このようなことを明言することは非常に難しいと、このように考えた次第でございます。私の10月末までの、そのような考えは、行田の市長である管理者並びに構成市町村の関係者の方々にも大変ご迷惑をかけるという点につきましては重々感じていたわけでございますけれども、首長として、あの段階で、あるいは現在の段階でお答えできるのは、2月10日くらいまで、ぜひ何とか回答を待ってくれないかというふうに考えている次第でございます。そのようなことをご理解いただければ幸いに存じます。

  次の要旨2の合併問題についてのご質問で、具体的には合併の方式、あるいは県への申請の手続につきまして、どのようにするのかというふうな質問についてお答えを申し上げます。初めに、二通りある合併の方式、県に提出する申請書には新設、あるいは編入、どちらの方法で正式にこれを行うのかとの質問でございますけれども、ご質問者もご案内のように7月26日に開催されました第1回の法定協議会におきまして、合併協定項目の一つとして合併の方式について協議が行われたところでございます。その協議の結果、調整方針といたしましては、合併の方式は対等な立場での編入合併とする。北埼玉郡川里町及び北足立郡吹上町を廃し、その区域を鴻巣市に編入すると、そのようなことが決定されたわけでございます。

  県知事への合併の申請につきましては、ご質問者もご案内のとおり地方自治法第7条第1項の規定によりまして、合併関係市町村は、合併に関する協議が終了したときには、それぞれの議会の議決を経て知事に対し配置分合の申請を行うと、このようにされております。そこで、知事への申請に当たっての、その申請書でございますが、これにつきましては様式が定められましておりまして、合併関係市町村のすべての市町村名で申請することになります。申請の記載に関してでございますが、県の指導では、申請書に次の事項を記載することとされております。表題部分につきましては、「鴻巣市、北埼玉郡川里町及び北足立郡吹上町の配置分合について」と記載になります。この表題部分は、新設または編入合併、どちらも同じ表現となります。

  次に、文面についてでございますが、これにつきましては、先ほど申し上げました合併の方式について決定された調整方針によりますと、編入合併の場合の申請ということになるわけでございます。このことから文面記載内容につきましては、「地方自治法第7条第1項の規定により、平成○○年○○月○○日から北埼玉郡川里町及び北足立郡吹上町を廃し、その区域を鴻巣市に編入することとしたいので、別添の関係書類を添えて申請します」というような文面になると思われますので、ご理解をいただきたいと思います。

  次に、吹上町から鴻巣市に要望しております14項目の件について、今公約できるものをいつまでに、これをつけ加えてほしいと、こういう質問でございますけれども、この14項目につきましては、吹上町における新市主要事業の素案につきまして、9月16日に開催されました全員協議会の中で説明をさせていただいたところでございます。また、本町におきましては8月31日の全員協議会のときに、7月27日における小針クリーンセンターにかかわる議会の報告と同じ日に、現在このような14項目を合併協議会の方に候補として提出しているということをご報告もしていただいているわけでございます。ご質問者もご案内のとおり、14項目につきましては、新市建設計画における主要事業として位置づけ、対象となる事業でございます。新市の将来像を実現するためには新市の速やかな一体性の確立と均衡ある発展に寄与する事業を合併特例債を有効に活用して実施する必要があります。しかしながら、これとあわせて将来にわたり安定的かつ健全な財政運営を図ることも極めて重要なことであります。このようなことから合併特例債の活用にありましては、総事業費の上限の枠を設けるなど、その上で新市の主要事業の優先順位を決める、そして戦略的に事業を実施することが重要である、このように考えておるわけでございます。

  現在合併協議会の事務局におきまして、1市2町における主要事業について取りまとめ等調整を行っているところであります。将来にわたっての財政運営を考えた場合、1市2町におけるそれぞれの主要事業の優先順位について基本的な考え方を示す必要があると思います。それぞれの主要事業に幾つかの枠を当てはめ、整理をして、そして優先順位等について協議を行っていくことも一つの方法かと考え、そのように現在進めているわけでございます。財政計画は、新市建設計画に定められた施策を計画的に実施していくため、施策の優先順位と今後の財政見通しを明らかにするとともに、長期的展望に立って、限られた財源の有効的な運用を図ることなど、適切な財政運営を進めるため施策されるものでございます。また、計画期間を新市建設計画と同様10年間として、合併後新市建設の施策を推進するに当たって必要となる財源の見通しと、その年次別の重点的、効率的配分など計画的な財政運営を図る指針として作成するものでございます。したがいまして、吹上町の要望も含めた新市の主要事業については、10カ年の財政計画のもとに展開されるわけでございまして、1市2町の一体性、それぞれの地域における均衡ある発展を考慮しつつ、かつ計画的な財政運営に配慮しながら協議、調整が行われていくものと認識している次第です。

  そこで、吹上町として掲げました、主要事業として考えられることは、北口駅前広場整備事業、小谷小学校屋内運動場新築事業、総合的教育施設建設事業、荒川総合運動公園緑地整備事業、駅南街路改良及び多目的広場整備事業につきましては、新市建設計画における10カ年という期限の中で事業を実施することとなるわけでございますが、大方の事業が10カ年の前半、または中盤ころには完了するのではないか、このように想定しているところでございます。また、ふるさと散歩道路整備事業、吹上分庁舎整備事業、小中学校校舎改築事業並びに広域循環バス等につきましては、新市の共通事業として位置づけていかなければならないものと思われます。それ以外の主要事業につきましても、新市における適切な財政計画に基づき事業年度が確定して実施していくことが求められるものであります。先ほど申し上げましたように新市における主要事業の進捗に当たっては、財政の見通し等その年次別重点的、効率的な配分など計画的な財政運営を図ることが極めて重要なことになるわけでございます。このようなことを踏まえながら協議を行っていくこととなりますので、現時点で、この事業がいつまでにと申し上げられない状況でございます。いずれにいたしましても、吹上町の発展を要望している主要事業、特に継続事業におきましては、一年でも早く事業が完了できるよう積極的に協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 7番、阿部愼也議員。



◆7番(阿部愼也議員) それでは、再質問を行います。

  町長に先ほどお答えいただきました。動いているうちは彩北広域清掃組合で、結局吹上のごみは適切に処理していただけると、このように申しておりました。ごみ問題は、私にとっても、町民にとっても、もう吹上の生命線であると言っても過言ではありません。現在小針のクリーンセンターの寿命を考えたとき、今すぐにでも新施設の建設着工が急がれるところでありまして、吹上町町民としても大いに期待するところであります。やっとここに来て具体的に平成18年度着工、平成20年の完成を目指すという計画が出されました。後で申しますが、この計画の足を引っ張っているのは、何を隠そう我が吹上町であることはご存じのとおりであります。

  さておき、この平成20年には新施設が稼働すると同時に、現在使用している施設は当然壊すことになります。そういうことを町長は知っているはずなのに、あのような言い方をされる。本来であれば平成20年までの4年間は吹上町のごみを行田で処理してもらえるというのが親切な言い方ではないでしょうか。先ほど私、ごみは生命線と申しました。ここで仮に、もし余命幾ばくもない、重い病を持った患者が、それこそ悲痛な思いで主治医に、「私は何年生きられますか」と、このように聞いたとき、「安心してください。心臓が動いているうちは生きています」、こういう答えと何ら変わりがない、このように私には思えてなりません。余りにも医師は患者を、そして町長は町民を愚弄した物の言い方をしていらっしゃる。何か私のこの質問に対して、あなたが今気持ちを変えて、こういうふうに言い直すということがあったら、ぜひお聞かせいただきたい、このように思います。

  次に、一部事務組合の進捗状況についてお聞きしました。12月12日、ついせんだっての日曜日ですが、合併協議会が吹上中央公民館で行われました。そこで、吹上町のごみ問題について、それこそ白熱した議論がなされているにもかかわらず、同席した我が町の町長は、一部事務組合はおろか、まるで他人事のように何ら発言することはなかったと、このように聞いております。それは本当ですか。本当かうそかで答えてください。また、いつもそうですか。あなたは、この町の長なのですから、しっかり町民の利益を守っていただきたい、そう思うところから、こういう質問をしました。そして、あげくの果てには、そのいわゆる合併協議会、余りにも厚かましい協議内容を合併協議会から押しつけられた。その内容というのは、合併の前に彩北広域清掃組合から脱退し、そして合併日に新鴻巣市として加入すると、こういうものでございました。行田の彩北広域清掃組合の副管理者である町長も、そのいわゆる理不尽とでもいいますか、その結果を持って管理者である行田市長のところへ、その旨を伝えに行かなければならなくなった。それで、今月の27日に彩北広域清掃組合では全員協議会が行われます。この報告を、いつ、だれと行くのか、お答えいただきたい。

  次に、そしてなぜあれほど中部環境を一番に考えていると、このように鴻巣市長も申されていると答弁いただきました。なぜ中部環境保全組合の、いわゆる吹上町長は彩北の副管理者ですが、中部環境の副管理者である原口市長は、それこそ同じように合併日に吹上を含む鴻巣市として吉見の中部環境保全組合に加入すると、なぜ言ってくれないのですか。悪いことは全部こっちに押しつけて、吹上を思いやる気持ちなんかどこにも見えないのですよ。そして、仮に先ほど申しましたように4年間は彩北広域清掃組合が吹上のごみを、行田が吹上のごみを受け入れてくれたとしても4年から先はどうにもなりません。もし仮に、また仮にですよ、吉見の中部環境保全組合が、その後受け入れてくれたとしても、何か中部環境の炉に詳しい筋の方から私伺いました。「中部環境の炉の寿命はどのくらいですか」と、このようにも伺いました。「七、八年でしょう」と、非常に詳しい方から聞きました。だとすれば、吹上のごみは七、八年後には、いわゆる今の構成市町も含めて全部どうにもならなくなるのです。そして、どうにもならなくなって、あそこから七、八年後には中部環境保全組合ごみ処理場は出ていくというふうに地域の住民は思っているのですよ。これをまた逆なでするように、それこそ中部環境は改修に改修を重ねて、またごみを減量して使用できる限り使用していくのだというようなことを申されているようであります。もしそういうことが、あの中部の、いわゆる吉見のごみ処理場周辺に住む住民を逆なでするようなことが伝わると大変な怒り爆発につながると、このように私は懸念しております。質問者もぜひあの地域の住民に、どんなお考えでいらっしゃるのか、尋ねてもみたいなと、このように考えておるところであります。

  そして、ちなみに町長は知っているか知らないか、まあご存じだと思いますが、吉見のごみ処理場、いわゆる中部環境では構成市町以外のごみもあそこで処理しているのですね。そういうことを知っていましたか。本年の5月から7月の初旬にかけて、また本年8月の下旬から10月の中旬にかけて、改修による期間工事として彩北広域清掃組合のごみを1,500トン余り焼却しているのですよ。そして、平成12年には東松山市のごみ、そして平成13年から15年まで桶川市のごみを徹底的に焼きました。そして、その結果、合計4万8,000トンのごみの増加がありまして、施設に与えたダメージがいかに大きなものであったかということ、それもその筋に詳しい方に聞いております。そして、その方にあえてもう一度、本当にそういったことも含めて、「中部環境の、この寿命というのはどのくらいですか」と聞いたら、やはりさっきの方とは別人ですが、「吉見は七、八年です」という答えが返ってまいりました。二度と吉見にはごみ処理場はつくれない、これは町長もご存じだと思います。ですから、合併協議の中で原口市長は、本来であれば、今すぐ始めたって10年はかかると言われるごみ処理場建設を、何年かしたら計画しなければならないと、このように答弁されたそうであります。そうすると空白が残ります。この回答では、逆算すれば小学生だってわかるような空白が出てくるのですよ。そういう無責任な回答、その中にもしも吹上町に、このごみ処理施設建設の可能性があるかないか、ある、なしで結構です。答えてください。ないと言うのなら、その理由をしっかりと述べていただきたい、このように思います。

  次に、彩北広域清掃組合の足を引っ張っている、あの10月までの宿題ですが、それは2月10日と言ってみたり、2月20日と言ってみたり、本当はどっちなのですか。一つに絞っていただきたい。また、それについては、後からこの件について質問される方もいらっしゃるようですので、余り立ち入らないことにしておきましょう。

  次に、合併問題です。新設か編入かという問題、これは編入であるということがはっきりいたしました。対等の立場での編入、余り町民に期待を持たせるようなことは言わないでほしいと、私はそのように申し上げたい。そして、編入合併の中で町長が当初予想していたとおり、またお望みどおりの合併協議が進んでいるというふうに考えておられるかどうか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。

  そして、最後の問題ですが、14項目、公約できるものはあるかというふうにお聞きしましたところ、今のところはないように私は思いました。この合併協議の中には、ついつい合併後再編するという、まこともって鴻巣側に有利な文言が数多く出てまいります。町民としては、とても納得のいかない、いわゆる後出しじゃんけんみたいなものであります。この14の事業も当てになりません。であるならば、我が町もここで極端な話、一時合併を踏みとどまり、鴻巣と川里の合併後の姿を見てから、それこそ後出しじゃんけんで、それでもよかったら合併しようという考えはないかどうか、ぜひお尋ねしたいと思います。いずれにせよ、合併に編入であることは変わりなく、恐らく一時とまることによってごみ問題も一遍に解決するに違いないと私は考えております。改めて町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

  そして、もう一つ、これは全文原稿提出後なのですが、12月9日のテレビ報道で、新潟県中越地震の報道がございました。これは合併問題の一つでありますので、ぜひイエス、ノーで結構ですから、お答えいただきたいと思います。地震発生後、困っていることがあると、このように申しておりました。それは倒壊した建物の中から発がん性の高いアスベストの処理であります。それを聞いたとき、ふと我が吹上町の水道の石綿管対策を思い出したのであります。町民の身近な、それこそ健康を考え、対策を講じてまいりましたが、今回の合併で鴻巣の水道管にいわゆる石綿、アスベストを含む石綿管はどのくらい使われているのか。そして、それは吹上町の水道と接続されるのかどうか、ぜひそれをはっきりとお答えいただきたいと、このように思います。

  再質問を終わります。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 阿部議員さんの再質問につきましてお答え申し上げます。

  小針のクリーンセンターが動いているうちはということで、寿命の問題も行われました。そして、平成18年着工、平成20年完成ということで、最後の方では凍結解除の方向でもって進んでいることも承知しております。そのようなことを考えたときに、私は吹上町の将来のごみがどうなるかということについて、議員の指摘するように参加します、あるいは参加できませんということを、はっきりここで申し上げることは、大切だと思うけれども、いわゆる合併が最後の最後まで見えてくるまでは、そのことに関しては非常に慎重にしなくてはならない。具体的に申し上げますと、私も、それから鴻巣の市長も、いわゆる合併成立後には、新市鴻巣のごみは、やはり一つのごみ処理施設でもって焼却するのが必要ではないかという、そういうふうな理解に立っておりますので、過日の正副会長会議等では、あのようなことを申し上げたわけでございます。そんなわけで、愚弄しているとか、そのようなご評価もありますけれども、吹上町の事情から構成市町の方々には大変迷惑をかけるということを重々承知でありますけれども、私は小針のクリーンセンターが解体工事になった暁にも、吹上町のごみに関しての先行きが見えるようにしなくてはならないと、このような思い、気持ちから、現在は迷惑を顧みずといいますか、迷惑を考える中でも、現在私がとっている考えは、先ほど申し上げたとおりでございます。

  それから、一部事務組合のことにつきまして、過日の法定協議会での、いわゆる発言が町長としてしていないと、このことに関しては、私は事実としては、あのことに関しましては発言はしておりません。合併の前に、過日の調整方針としては、吹上町が加入している彩北広域清掃組合については、合併の前日をもって脱退し、合併の日に新市が加入するというふうなことでございます。このような表現でございますけれども、この物の中には、私は二つの要素が絡んでいるのではなかろうかというふうに思います。いわゆる新市に合併した場合には、吹上町という行政体そのものが存立し得ませんので、今小針のクリーンセンターが稼働している間のごみの処理は、吹上のものは担保したというふうに考えていても、吹上ではなくて、新鴻巣市の吹上の地区ということでございますので、現在のクリーンセンターの稼働につきましても、新市としてお願いするような形になるのではなかろうかと思います。

  それから、後段の部分で、要するに今問題になっている彩北広域清掃組合の新処理施設について、この問題がどうかということに関しては、そのことに関しましては、私は基本的には、先ほどの答弁にありましたように吹上のごみが、将来鴻巣と合併した場合には構成市である鴻巣市民のごみとして中部環境の方にお世話になっていくと、これが基本でございますので、その辺のことに関しては、そのような見通しは持っております。この12月12日の調整方法の文言に関しては、そのようにご理解をお願いしたいと。今まで吹上町でお世話になっているものを、今度は鴻巣市として吹上地区のごみの処理に関してお願いしたいというふうに考えているわけでございます。それにつきまして、当然私も管理者である行田の市長さんのところにごあいさつに行くべきであるというふうに考えております。アポをとって、この議会中、あるいは議会が終わって直後にも、少なくともこのことに関してはご報告を申し上げたいと。基本的には私一人で行ってお話をしてくる予定でございます。

  次に、中部環境に関してでございますけれども、中部環境の寿命につきましては、議員がいろいろとご心配し、調査なされたようでございまして、7年、8年というふうな考えもあるようでございます。あるいは10年くらいはもつのではないかと、このように評価をしている考えもあるわけでございます。いずれにいたしましても、3基ございまして、常に稼働しているのは2基でございます。そうすると1基は休止しているということで、比較的メンテナンスの方を十分していけば、長くもつようになるのではなかろうか。1年でも長く、この稼働に関して使っていきたいというのは、現吉見の町長である管理者並びに構成市町の役員の方の考えではなかろうかと思います。そんなようなことを考えたときに、私どもは、これが要するに稼働しなくなったら、そして彩北の現在使っている小針クリーンセンターが、解体の時期が来たらば、吹上町のごみは何年か空白があるのではないかというふうなご指摘でございます。私の考えとすると、いわゆる合併をして、中部環境の方に吹上分のごみもお願いするようになった場合には、まさに中部環境が焼却のエリアとしている構成市の市民として、吹上のごみは扱われることは当然のことであります。そうだとしたならば、要するに吹上の脱退とか、吹上が出ていくとか、そういう問題ではなくて、新鴻巣市として現在中部環境を構成している北本市、あるいは吉見町ですか、川里町については、当然構成町でありますけれども、新市になりますから、要するに現在かかわっている中部環境の構成市町の中で、いわゆる中部環境の焼却炉は何年もつのか。そして、その後の新炉建設に関しては、どこにどういう方法で、どのくらいのスパンをかけて準備していくのかというのは、そのような対応は新市でもって吹上のごみが中部環境に新市以降受け入れが可能になった場合にはなされるのではなかろうかというふうに思っております。

  ところで、それではやがて7年、あるいは10年、このような時期のときには、中部環境の施設は、使用できなくなる時期はやがてやってまいります。そのときに吹上に来るかどうかというふうな具体的な質問がございました。私が現在考えているところでは、私の要するに私見でございますけれども、恐らく吹上町に来ることはないであろうと、このように考えております。新炉のことに関して、吉見の焼却炉を解体した後にどこにつくるかというふうな問題は、全く話題になっているわけではございません。ただ、想定するところによりますと、吉見への建設は、かなり無理があるのではないかという感触は持っております。

  次が、10月までの宿題に関してでございますけれども、2月10日だとか2月20日だとかという指摘がございましたけれども、私は合併協議が2月の初旬までには完了するであろうから、2月10日あたりまで待ってほしいという形で、2月10日あたりにはお返事を申し上げたいというふうにはっきりと明言しております。

  それから、合併の申請、あるいは方針等につきましてですけれども、編入合併というふうな形は、これは私は、合併協議成立のときから、このことに関しては名を捨てて実をとると、こういう視点から認識しております。ただ、その合併協議の中で、形の上では新設か編入かといった場合には編入でございますけれども、協議の段階では、関係する三つの市町が、町と市が対等な立場でもってあらゆる項目を検討していこうと、このような立場に立って臨んできたわけでございます。現在における満足度というか、対等な立場で今まで協議してきた、その内容に関してどうかという具体的なことでございますけれども、私は言うべきことは十分に主張したし、そしてある程度の、私の考えていること、この点に関しては、望みは通って及第点に達しているのではないかと、このように考えております。例えば駅前開発、あるいは小谷の小学校、あるいは総合的な教育施設等々におきましても、過日12日の合併協議のときに、いわゆる重要なもので、必ず取り組んでいきましょうという候補の中に入っておりますし、福祉の町吹上の精神も、いわゆる子育て環境日本一というスローガンのもとに福祉行政は重視していく、これは吹上の姿勢、吹上の伝統を引き継ぐものでございまして、いろいろな観点から考えたときに、ある意味では言うべきことは言い、そして話し合いの中で納得すべき点は納得して、今まで合併協議に参画してきて、実績等も積み上げてきていたのではないかと、このように私は考えているものでございます。具体的に事業の中で公約できるものを云々ということですけれども、これとこれというのは各論で申し上げませんけれども、1回目の私の答弁の中に、その点に関しては触れられているかと思いますので、ご容赦ください。

  それから、今のところでもって、やはり言葉の上で、具体的には合併がどうなのかと。鴻巣と川里の合併の様子を見て、そのうちゆっくり吹上の合併を考えていけばいいのではないかというご指摘でございますけれども、そのような考えは、私は全くございません。といいますのは、4月18日、このときに住民投票を行いましたけれども、昨年の3月の住民投票条例により住民投票の結果を最大限に尊重すると、こういう形で住民投票が行われ、鴻巣との合併を吹上の住民が選択したわけですから、このことに関しましては、私は一歩たりとも変更する考えはございませんので、議員の直接の質問に関しては全く考えないという申し上げておきたいと思います。

  最後に、新潟県中越地震のことに関してのご指摘がございましたけれども、水道課長の方から答弁をお願いしたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 水道課長。



◎水道課長(木村久夫) それでは、合併関係のうち水道事業についてお答えいたします。

  まず、第1点目なのですけれども、鴻巣の石綿セメント管についてでありますが、調べてありませんが、かなりあるということを聞いております。

  それから、2点目ですが、接続の問題ですが、いつになるかわかりませんが、将来的には連絡管を接続する予定であります。よろしくお願いいたします。

          (「議長、答弁漏れお願いします。暫時休憩」と言う人あり)



○議長(宮脇則夫議員) ここで暫時休憩いたします。

          (休憩 午前11時13分)

          (再開 午前11時14分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。

  答弁を願います。町長。



◎町長(齋藤武史) ただいまの指摘につきましてお答えをいたします。

  吹上町にごみ処理場の建設の予定があるかないか、これに関しては先ほどと同じように中部環境の将来的なことを考えて、建設をする場合にどこかという候補等については、一切まだ話題に上っておりませんので、吹上町になるかどうかということにつきましての直接のご答弁は、現在は差し控えたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 7番、阿部愼也議員。



◆7番(阿部愼也議員) それでは、再々質問いたします。

  最初の質問ですが、迷惑をかけているかもしれないけれども、あの考えに変わりはないと、このように申されておりました。あくまで私は、町民に対して町長のお答えは、動いている限りというのは不親切であって、これからはどんどん4年間は使えるとこのように答えていただきたいと思います。そして行田市の方にごあいさつに行くのにだれと行くのかというふうにお尋ねいたしました。したところが、近々に1人で行くと。本来であれば、新市の市長も一緒に行ってくれるのが当然ではないのですかね。一緒に行ってくれなんて町長は頼まないのですか。ぜひその辺のところもご答弁いただきたいと思います。一緒に行ってくれと頼むか頼まないか。

  12月27日には彩北広域清掃組合の、これが全協が開かれるのですよ。その席で我々組合議員は、よその議員の前で恥をかきたくないのですよ。ぜひともしっかりとしたあいさつ、ご報告をしていただきたい、このように要望するものであります。

  次に、ごみ処理場建設の可能性は、今そういった問題が出ていないから、語られていないから、ないというふうに答弁いただきました。語られていなければないという、そういう考え方は、私はよくわかりません。可能性というのは、今現在吉見には二度とつくってはいけないという和解条項ができているのですよ。そうすると、今度は今までお世話になってきた、それこそ鴻巣、北本、そして川里、今度吹上がまざって新市鴻巣、聞くところによると、鴻巣市と北本市は余りうまくいっていないとか伺っております。そうした中で、人口も圧倒的に多い鴻巣市の方にもし新炉建設するのであれば、お鉢が回ってくるのは、当然だと、このように私は考えております。そして、何よりも、この新市の中で、当然川里町には迷惑施設の一つである火葬場がございます。川里ばかりが、それこそ二つも迷惑施設を受け入れるなんてことは考えられません。そして、ましてや、今の鴻巣市長のおられる鴻巣地内に迷惑施設を持っていくというになりますと、恐らく原口市長の、これは失政につながるというふうに私は考えておりますので、当然一緒になったときは、吹上さんにご厄介になりたいというふうに言ってくるに決まっていると、このように考えております。ですから、可能性があるかないか聞いているのですから、なくはないのでしょう。その辺のところをはっきり言ってくださいよ。あるのですよ。私は、大いにあると考えております。ゼロというのはないのですから、可能性はあるのですよ、間違いなく。

  そして、一時合併をとどまるかとどまらないかということについても質問いたしました。とどまらないと、このまま突き進むという考えでいらっしゃるように私は伺いました。住民が決めたということで、多少の非はあっても、それには目をつむって突き進もうという考えであろうかと思います。住民投票から今現在8カ月がたちました。眼力に乏しい私でもはっきりと住民の合併の方向に対する意識の変化を感じ取ることができています。新市構想がしっかりと固まったとき、その時点で合併前にもう一度吹上町は住民投票をやるべきだと、このように私は考えております。町長が、それこそ先頭に立って、あれほど住民投票こそが最大の、最高の民主主義だと申されてきたのですから、ぜひ呼びかけていただきたい。そして、やっていただきたい。やるかやらないかでいいです。言ってください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

  これで私の再々質問を終わります。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) お答えをいたします。

  新ごみ処理場の吹上に関する建設の可能性はいかにということに関しては、先ほどの答弁で、吉見における建設に関しては、かなり難しいであろうという認識には立っております。そうすると、川里、鴻巣、吹上の地、あるいは北本の地ということでございますので、いわゆる統計学というか、あるいは理論的には、可能性のあるなしに関しては、可能性はあるというふうに認識することはできると思います。しかし、先ほど申し上げましたように新設のことに関しては具体的な話が上がっておりませんので、現時点における吹上の可能性はないというふうにはお答えしておきたいと思います。

  2点目でございますけれども、住民投票に関してですけれども、これは私の考えとしては、現在やる意思はございません。

                                                                                                                                              

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で7番、阿部愼也議員の質問を終わります。

  ここで暫時休憩いたします。

          (休憩 午前11時25分)

          (再開 午前11時34分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                              

     ◇6番 木野田 博議員



○議長(宮脇則夫議員) 次に、6番、木野田博議員の質問を許可いたします。6番、木野田博議員。



◆6番(木野田博議員) 6番、木野田です。町長の行政姿勢について7点通告してありますけれども、順を追って質問させていただきます。しかし、通告した以降、12日の第7回の合併協議会、さらには7日に彩北広域清掃組合の正副管理者の報告がありまして、若干情勢の変わった部分もあります。これについてはとりあえず1回目は通告文をそのまま読み上げますけれども、再質問の中で、場合によったら新たな質問内容が出るかもしれませんけれども、ご了解いただきたいと思います。

  まず1点目、通勤手当について伺いたいと思います。これについては、前回の質問のフォローという形にもなりますけれども、よろしくお願いします。平成15年3月に1度考え方を伺っておりますが、町の財政は厳しい状況が続いていることを背景に再度自動車通勤手当の見直しを早急に実施することを提案し、要望を含めて伺います。

  その見直しの内容として、車種を原付バイク、軽自動車、普通乗用車で区分し、それぞれの支給基準を個々に設定し、通勤距離に対して1キロ単位で支給額を算出する提案をします。前回通勤手当は国の支給基準に準拠し、さらには近隣の動向などから設定している旨の答弁でした。また、支給額にはガソリン代とあわせ自動車の維持消耗品代なども含むとの答弁内容であったと思います。しかし、維持消耗品代は、原付バイク、軽自動車、さらに3000ccの普通乗用車で同じということはあり得ないし、個人名義で所有している自動車に通勤補助として支給することは説得性に欠け、理解できないし、今もって納得できません。納税者の目線に立って自動車通勤手当の支給基準を見直し、財源の有効活用を図るため、早急に実施する検討をするべきと思います。合併協議の検討事項として先送りするのではなく、町長の基本姿勢「変わること、変えること、勇気を持って挑もう」に沿って、できるものはすぐ実施する要望をします。民間企業の手法やよいところを取り入れながら、住民本位の政治を進める考えにある町長の考えを伺います。

  2点目は、管理職の案内サービス実施について伺います。11月の町広報で、管理職が交代で来庁者に案内サービスする紹介が載っていました。10月から管理職を交代で配置させ、対応しているようですが、その配置目的は、役場に来た方を用件に合った窓口に案内し、その対応事例を記録して接客対応を改善することにあるとしています。市や比較的大きな町では受付を入り口に配置し、住民サービスに努めていますが、吹上町の庁舎レベルでは余り例を見ない取り組みと思います。住民サービスの行き届いた、よりよい町づくりのため、斬新的で奇抜な導入と思っていますが、行政評価の視点からは投資効果をどのように判断するか重要になります。現段階の取り組みは、正式な係として行政機構図に組み込むための試行期間とも思っていますが、今後の計画をどのように進める考えにあるのか、伺います。

  また、実施に至った経緯として、これまで住民から窓口業務に関連した苦情はどのような内容があっ たのか。10月から2カ月間の実施期間ですが、投資コストは幾らだったか。

  また、管理者が職場を離れることでの支障はなかったか、逆にそれに見合う成果があったか。そして、この取り組みが、住民の利益にどのように反映されると考えているのか、町長の見解を伺います。

   3点目、危機管理と災害対策について伺います。神戸地震を経験に災害に対する行政の取り組みが重要視され、この議会でも何度も議論されてきました。そして、10月23日夕刻の中越地震、さらに11月29日未明の釧路沖地震を経験し、行政の災害に対する危機管理が一層重要になっていると思います。災害は、地震のみならず今年は台風も多く、四国や北陸地方などは水害で大きな被害を受けました。吹上町も過去に荒川堤防の決壊で水害の経験があり、万全の水防対策とともに大雨時には警戒を強化し、大きな被害に至ることもなく幸いに思っているところです。しかし、特に地震は、いつやってくるかだれも知りませんし、万が一に対応できる準備と心構えが自治体とともに住民にも重要と思います。神戸の地震は都市型、中越は過疎化した山間部であり、神戸で経験した災害対策と大きく変わった準備体制と対応が求められたように思います。吹上町としても万全を期して体制整備をしていると思いますが、その体制を確認する上で、今回の中越地震から訓練では把握できない対応がなかったか、被災地の現場から直に学ぶ必要があります。この地域でも起こり得ることを想定し、どのような検討や見直しをされたのか。また、今後どのような心構えを学び取ったのか、伺います。

  あわせて、災害を受けた後の住民の避難場所は公民館や学校体育館などになると思いますが、町長は、これらの施設は万全な態勢になっていると考えているのでしょうか。新たな対応や必要になった準備がないかを含めて伺います。

  4点目、悪徳商法被害対策について伺います。年末や年始を控え、高齢者が被害に遭うオレオレ詐欺や粗悪品を高値で売りつける詐欺商法などの横行が心配されます。この種の事件は、新聞に掲載されない日がないと言っても過言でない社会情勢にあると思います。高齢者が被害に遭う理由は、頑固さと経年の自信がありますが、実は精神的な抵抗力が弱くなっているため、人の誘いや勧めを断ることが難しくなってくるとも言われ、だまそうとする人は言葉巧みに手をかえ品をかえて近寄ってきます。幸いにして、この吹上町で被害に遭った情報は得ていませんが、いつ我が身に降りかかるかもしれません。また、この被害者の多くは高齢者でしたが、最近は50歳代の主婦層もねらわれるようになっています。被害に遭った方を町で救済することは難しいことから、町では広報紙によるPRや講演会などを開催しながら、被害者にならない啓蒙活動に取り組んできたと思います。町が展開した取り組みの記憶が薄れないように定期的に実施することも必要と思います。そこで、住民の生命と財産を守る自治体の取り組みとして、どのような対策を立てているのか、また町で被害に遭った方はいたのか、伺います。

  5番目、学校医報酬について伺います。これについても前回のフォローという視点での質問です。吹上町のみならず地方自治体は財源収入が減少し、来年度の予算編成ができずに大変苦しい状況に置かれています。自治体として収入減にとるべき対策は、支出を減らすことが考えられますが、その手段や方法はいろいろ数多くあると思います。しかし、自治体に課せられた基本的な住民サービスは維持しなければなりません。これまでの慣例や既得権など、大胆な見直しを行わなければ、この厳しい財政状況に対応できないと思っています。前回学校医報酬の見直しについて、医師会に協力をお願いする要請をしました。町長の答弁は、「会って要請する約束はできませんが、予算編成に絡んで交流もあるので、機会があったら申し上げたい」とした内容であったと思います。また、「協力への意思は医師会の判断が優先される」としたような答弁でもありました。町長は、今日に至って財政状況を十分理解し、医師会に丁寧に協力のお願いをしていただいたものと思っています。6月定例会以降どのような状況になっているのか伺います。

  6番目、国体記念事業の経過について伺います。これも前回のフォローという形の質問です。パークゴルフ場の利用者に2ラウンド目を無料とした国体開催記念事業を9月1日から11月末までの期間で行いました。この取り組みは地域住民に還元する事業としたい旨の答弁が町長からもありましたが、この期間内での町内並びに町外の利用者は対前年比でどうだったのか。また、当初の目的が達成されたのか、伺います。

  また、この実施に当たっては、町広報紙やホームページなどで周知徹底されたと思いますが、そもそも町民や近隣の住民の中にはパークゴルフを知らない方もいます。さらに、吹上町にパークゴルフ場があることを知らない方も多くいます。平成15年度の決算でも収入予算720万円に対し収入済額630万円で未達成でしたが、施設の維持管理は利用者の多少にかかわらず一定の資金投入を続けなければなりません。町内を含めて近隣市町村へ積極的に紹介や宣伝を続け、利用者を増やす工夫が必要と感じています。しかし、町長は荒川総合運動公園整備事業については、厳しい財政事情と稼働率、さらには維持管理のことなども勘案し、計画の見直しも含め、今後検討が必要であると言っています。新たな整備事業のことと思いますが、町長は今後パークゴルフ場を維持し、利用収入と利用者拡大をどのように進める考えにあるのか、伺います。

  最後7番目、ごみ処理対策について伺います。鴻巣との合併協議の日数的進行と比例して、吹上住民の間にごみ処理の問題が目前の不安となって広がっているように感じています。町長は、「町のごみ処理は心配ありません」と言っていますが、町民は安心できる状況にないと判断しています。小針クリーンセンターとして建設した既存の施設は、稼動している期間は利用できる合意をされたことは理解しますが、彩北広域清掃組合議会で新炉建設に参加するか否かを問われていることを町長は町民に説明していません。行田市長の個人的な要求であったとしても10月末を期限とした自治体トップの約束です。彩北広域清掃組合への返答は守れたのか。また、どのように返答されたのか、内容もあわせて伺います。

  また、広報9月号にごみ問題は、「今後の合併協議で調整とし、どのような方向に進んでも住民の生活に欠くことのできないごみ処理を適切に行い、安心して暮らせる町づくりを行うことができます」と言っています。しかし、合併協議は11月30日で6回目となっていますが、吹上町の住民が安心できるごみ処理対策の合意が得られたのか、報告も説明もされていません。合併協議会でどのような話し合いがされているのか、町長はその詳細を住民に説明する義務があります。町長は、合併協議会の合意内容をどのように住民に説明し、町民から安心を得る考えにあるのか、伺います。

  以上、質問です。答弁をよろしくお願いします。



○議長(宮脇則夫議員) ここで暫時休憩いたします。

          (休憩 午前11時50分)

          (再開 午後 1時27分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。

  6番、木野田博議員の質問に対しましてご答弁願います。町長。



◎町長(齋藤武史) 木野田議員からのご質問、町長の行政姿勢について、要旨7項ございますけれども、私が最初にご答弁を申し上げ、その他につきましては、関連の課長から答弁申し上げたいと思います。

  最初の要旨1の通勤についてのお答えを申し上げます。質問者ご案内のとおり、地方公務員法で職員の給与は生計費及び国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従業者の給与、その他の事情を考慮して定めなければならないとされ、職員の労働基本権が制約されていることの代償として設けられた人事院勧告制度が民間準拠を基本に行われていることから、この勧告に準ずる、いわゆる国公準拠により地方公務員法の均衡の原則が実際に運用されていると解されています。各種手当についても同様であり、本町においても昨年度の人事院勧告に準じて通勤手当の改正を行ったところでございます。本年度の人事院勧告には、通勤手当について言及されておりませんでしたが、埼玉県人事委員会の報告の中で、民間事業所との不均衡から交通用具、いわゆる自動車等を使用した場合の通勤にかかわる諸費用及び職員の通勤実態を精査した上で手当の額及び支給方法の見直しについて昨年から検討を進めているわけでございます。昨今のガソリンの価格の変動が著しい情勢下、通勤にかかわる燃料費の算出が極めて困難な状況にあることを考慮して、通勤手当の見直しについては、今後のガソリン価格の推移を見定めながら引き続き検討するとなっております。また、通勤手当は職員の通勤にかかる費用を補助することを目的とする実費弁償的な性格を有する手当であり、通勤に要する燃料費以外の経費についてもあわせて検討としております。県人事委員会が実施した民間給与実態調査の自動車等使用者に対する通勤手当の支給状況の結果は、吹上町の額と一概に不均衡とは思えません。厳しい財政を背景としたご質問者のご提案は大変参考になりますが、車種別の設定、燃料費の基準など難しい点があり、冒頭申し上げました国公準拠の原則により対応してきた経緯もございます。ご指摘の点につきまして、すぐにとの実施は難しいわけでございますが、このことをよくご理解いただければ幸いに存じます。

  次の要旨2点目、管理職の案内サービス実施についてお答え申し上げます。質問者ご承知のとおり、10月1日から本庁舎、教育委員会、第二庁舎に籍を置く議会事務局及び農業委員会を含む20課57名の管理職が1日4交代で案内サービスをスタートさせています。現在議会開催月等の関係もあり、係長まで含めた体制に拡大をし、サービスに努めております。

  さて、質問者の、実施に至った経緯として、窓口業務に関連した苦情はどのような内容があったかとのお尋ねでございますが、今取り組んでいることは決して住民からの苦情を契機として始めたものではございません。目的の第一義は、当然のこととして住民サービスの向上にあります。私が常々申し上げておりますNPM、住民に軸足を移した行政の実践、このような視点から、管理職みずからが汗を流し、率先垂範、職員の意識改革が、むしろこの制度のねらいでございます。そのような考え方、また視点からスタートさせたものでございます。投資コストの件につきましては、管理職が案内に携わる間の人件費は当然のこととして、特別な出費はしておりません。管理職が職場を離れることでの支障については、それぞれの各課内の自助努力をすることによって支障なく案内係に当たっていただいているものと認識しております。本取り組みを始めて2カ月を経過いたしましたが、多くのお客様からは、おおむね好評をいただいており、住民が主人公、きめ細かなサービスと来庁者の方々には理解をいただいているものと認識しています。ソフト面における住民へのサービス向上をさらに推進することは、直接、間接的に住民の利益につながるものと考えて、この制度を実施しているわけでございます。

  最後に、今後の計画をどのように進めるか、その考えについてのご質問でございますが、議員ご推察の行政機構に取り組むという考えは現状では持っておりません。我々の仕事は、住民の皆様をお客様とするサービス業であるとの自覚と認識を持ち、今後も継承してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

  次の要旨5の学校医の報酬についてお答えを申し上げます。質問者におかれましては、6月定例会の一般質問で、学校医の報酬についてご質問をいただきました。その内容につきましては、私の答弁として、今回の議員の質問に指摘されているとおりでございます。医師会の皆様には、少子高齢化社会が進展する中で、行政が中心となって立ち上げた、例えば介護いきがい課におきましては、老人福祉センターの相談業務、あるいは次世代教育支援対策推進協議会、老人ホームの入所選考委員会等幾つかの課にまたがってお願いしているものや、保健センターの事業計画の中に健康チェック、各種健康診断事業、このようなものがございます。医師会の皆様には地域医療の充実という視点から休日当番医制度、夜間診療所関係、そして教育委員会が管轄する小中学校の学校医等として、吹上町の医療全般において町政への協力をいただいているわけでございますけれども、日ごろの医師会の活動につきましては、敬意を表しているところでございます。

  しかしながら、昨今の財政事情から限られた予算の効率的な活用と今年度の予算編成の上から、学校嘱託医、校医の皆さんに、その報酬の見直しについてご理解をいただかなければならない状況にあると私は考えております。このような認識のもと、私は6月議会での答弁、この結果を受けて、鴻巣、吹上医師会での会合の折のあいさつの中、あるいは医師会を含む町内の会合の中でも財政状況等についてあいさつの中で申し上げ、折に触れて話題を提供してまいりました。10月には、例えば鴻巣地区の医師会と合併に関する意見交換会がございました。そのときにも申し上げた経緯もありますし、あるいは12月に入りまして、吹上町の医師会の役員の方との意見交換会もございました。そのような折にあいさつの中でも、あるいは個人的な話し合いの中におきまして、報酬等について見直すお願いを時期をとらえてさせていただいているところでございます。学校医の報酬につきましては、各種検診事業等に関連して鴻巣地区医師会の中との調整もあるわけでございますが、その調整等を含めて見直しについてお願いをしているところでございます。詳細につきましては、具体的に私の方からお願い申し上げ、担当課と医師会による協議で詰めていく予定でございますけれども、以上のような経過、状況でありますので、ご理解をいただければ大変ありがたいと思います。

  続きまして、要旨7、ごみの処理対策についてお答えを申し上げます。合併にかかわる調整項目の中で、ごみ問題は住民として最大の関心事であり、かつ不安の案件でもあります。このことから広報9月号で、ごみ処理を適切に行い、安心して暮らせる町づくりを行うと町民に発信しています。その他、合併協議会だより、あるいは町のホームページ等で発信もしております。次の質問の内容で、10月末までに彩北広域清掃組合への回答はどうなっているのかと、このことにつきましては、前議員のところでお答えして、2月10日まで待ってほしいというふうな状況でございます。議員も十分ご承知だと思いますけれども、現在の彩北広域清掃組合で新しい施設をつくるというのは、平成18年に事業を起こし、平成19年、この辺に完成していくと、あるいは平成20年に完成していくというふうな方向で進められておりましたけれども、そのことにつきまして7月27日の組合会議で管理者の方からの、いわゆる昨年の12月に凍結した新処理施設の建設に対する凍結の意向が示されました。そのときに私は、その議会に参加していたわけでございますけれども、凍結の解除のことにつきましては、その会場で私も初めて知ったようなことでございまして、正副管理者間の調整については、やや足りなかった面があるというふうに私は思っています。そのような状況の中で、組合議会の討議の中で、吹上のごみ問題、いわゆる新処理施設に関しての参加云々という去就の問題もありまして、私は10月末ということの宿題を持ち帰って、先ほど申し上げましたようなお答えをしたわけでございます。27日に予定されております全協におきましては、7月における組合会議の討議の中で、やはり正式に正副会長会議の中で、そのことを十分論議をして議会の方に諮る必要があるというふうなご指摘もいただき、過日正副会長会議を起こし、議運を経て、27日の全協におきまして凍結の解除、そして新焼却施設の建設についてのことが話題になってくるものではなかろうかと思います。

  次の問題に関しまして、お答えを申し上げたいと思います。新市の中で、3首長間で新たなごみの行政をどうするのかと、このようなことでございますけれども、3首長間でたび重なる討議をし、合併後は吹上町民のごみは新鴻巣市民のごみとして責任を持ってごみ処理対策を行うことで確認をしております。解決の方法として中部環境での受け入れ、これを基本に原口市長、そして私と中部環境の管理者との話し合いも行っておるところでございます。その結果におきまして、現時点では、吹上町が合併をした後に中部環境の構成市民となった場合には、吹上町のごみも受け入れてくれるとの感触は持っております。具体的に組合の会議、あるいは住民に対する説明等は、現管理者としては、私どものこの合併が成立をし、正式に鴻巣市民となることが確定した後に具体的なお話を進めてくれる、このようなことになっているわけでございます。

  合併のことに関して、住民への説明等に関することの質問にもお答えをいたしたいと思います。1月の中旬に最終の法定協議会が行われる予定でございます。そのときまでには合併の協定項目の大部分が調い、合併の全容が明らかになるのではなかろうかと思います。1月16日に中央公民館において法定協議会主催の住民説明会を行う予定でございます。その後、吹上町の主催で住民説明会を1月下旬まで実施する予定でございます。このときにごみに対する対策等につきましても住民説明会の折に申し上げ、住民の方の理解をいただけるように考えているわけでございます。

  以上、議員の指摘の要旨7の中の、私がお答えする部分はお答えを申し上げました。その他、要旨3でございますけれども、危機管理と災害対策につきましては総務課長から、悪徳商法被害対策については経済課長から、そして国体記念事業の経過につきましては教育委員会の方から答弁を申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 総務課長。



◎参事総務課長(平井正治) 町長の行政姿勢についての3点目、危機管理と災害対策についてお答え申し上げます。

  去る10月23日の夕刻に発生いたしました新潟県中越地方の地震では、今後の調査、研究により多くの課題が示されることと思われますが、報道機関による情報や去る11月29日に開催されました埼玉県市町村防災主管課長会議におきましては、埼玉県防災安全局長以下数名が被災地を視察した折の状況説明によりますと、甚大な被害であるとともに、特に避難所運営の難しさを痛感した旨の報告がありました。今後さまざまな情報や研究結果を精査しながら、防災力強化の糧としていくとともに、直ちに検討する課題として備蓄物資食糧の見直しを図りたいと考えております。内容でございますが、被災者から乾パンについては、かたい、まずいと不満が続出した旨の報告が上がっております。現在吹上町は乾パンを1万5,134食備蓄しておりますが、温かい食糧の提供や被災者の要望に対応すべく乾パンのかわりにビスケット及びアルファ米などに変更を進めていきたいと考えております。また、マスコミのニュースでの報道によっての救援物資の対応がとり切れず、衣類が山と積まれたままになり、被災された方々に届かなかったことにつきましても、物資を対応する所管課の強化等も図ってまいりたいと考えております。

  次に、避難場所の体制についてでございますが、吹上町では災害時における住民避難計画を町内の小学校を中心として考え、広域避難場所である各小学校を会場に防災訓練を実施し、広く町民への周知に努めてまいりました。そのことによりまして、各小学校には食糧及び生活用品等を備蓄した防災備蓄倉庫と非常災害用取水設備を配備し、避難場所の強化に努めてまいりましたが、今後避難施設である建築物の耐震工事等につきましては、関係部署とも協議しながら事業を進めていきたいと考えております。また、災害弱者、いわゆる高齢者等の災害時要介護、援護者の避難場所であります各小学校での健常者とのすみ分けにつきましては、現在町では補助避難場所として保育所等を充てるべく防災計画に規定しておりますが、今後このような場所を確保するべく進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほど賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 経済課長。



◎経済課長(小林友次郎) それでは、件名1、町長の行政姿勢についての要旨4、悪徳商法被害対策についてお答え申し上げます。

  ご質問者ご承知のとおり、テレビ、新聞等で報道されていますように、言葉巧みに相手を信用させ、金銭を口座に振り込ませるオレオレ詐欺や、災害につけ込み、架空の団体に振り込ませる義援金詐欺等手をかえ品をかえ不特定多数の方に電話や手紙による詐欺行為がはんらんしております。また、悪徳商法としては、ひとり暮らしの高齢者等をターゲットとした家屋の無料点検と言いつつ、高額な請求をする点検商法、景品につられて相手のペースにはまり、高額な布団や健康器具を売りつけられる催眠商法、あるいは成人をねらったデート商法、マルチ商法、最近は携帯電話やインターネットの情報提供利用料などの身に覚えのない架空請求、不当請求、販売目的を隠して消費者に近づき、商品販売や請求を行う悪徳業者が増加しております。消費者被害を未然に防止し、救済するための消費者契約法や特定商取引の制定など法整備も進んでおりますが、激しい変動する社会生活の中で、何よりも消費者自身が自主的に合理的な行動ができるよう必要な知識を身につけることが求められております。

  当町における取り組み及び対策ですが、町民が被害に遭わないよう町内会を通じて年に2回啓発リーフレットの回覧をしております。また、毎月の「広報ふきあげ」の消費生活110番コーナーで、身近で起きている悪質商法の事例などを掲載し、被害の防止に努めております。特に社会的経験か少ない、契約や交渉になれていない若者や判断能力の衰えている高齢者等がねらわれやすいので、それぞれが被害を受けやすい悪質商法対策の啓発リーフレットの配付をしております。若者向けでは、成人式参加者と地元吹上高校の生徒に、高齢者向けでは敬老会、老人福祉センター、シルバー人材センター会員等に、身近に起きている悪質商法の手口、被害と対策法などを大きな文字で、またイラスト等手づくりで印刷し、配付しております。さらに、中央公民館主催のコスモス大学校の授業や老人福祉センター等において悪質商法の被害と対策法をテーマとして講座を実施しております。また、地域の世帯状況を把握しておられる民生児童委員あてにリーフレット等を配付し、協力のお願いをしております。さらに、消費生活情報誌、冊子でございますけれども、暮らしのまめ知識を公共施設等に配付し、啓蒙、啓発、被害防止に努めております。また、支援及び対策事業として、町民の皆様の相談窓口といたしまして、平成15年6月から毎週火曜日に消費生活アドバイザー等の資格を持つ消費生活相談員による消費者相談窓口を開設し、契約上のトラブルや商品の品質などの消費生活全般に関する相談や苦情を受け付けております。訪問販売や電話勧誘販売で、政令で指定された商品であれば契約書面の契約の日から8日以内にクーリングオフ等ができる等さまざまな相談事例等に対して問題解決に向けての情報提供やアドバイスを行っております。

  次に、被害に遭った方はいたのかというご質問でございますが、消費生活相談状況について報告申し上げます。相談日や相談日以外における電話や来庁による相談件数は、平成15年6月から3月まで50件、それから平成16年4月から11月末までで106件と既に倍以上に増加をしております。この中で不当請求、架空請求、電話勧誘販売、訪問販売等悪質商法と思われるものは平成15年度30件、平成16年11月末で54件でございます。これらの被害に遭われた相談例につきましては、専門相談員が必要に応じて契約相手と、それから直接交渉したり、または相談困難な事例の場合は県の消費者生活支援センター、国民生活センター、被害者対策弁護団等と連絡をとり、解約、代金返金、クレジットの支払い停止等の結果が得られております。今後も町民の皆様が悪徳業者の被害に遭わないよう消費者の立場に立って啓蒙、啓発活動等を定期的に実施していきたい。町民からの相談や苦情に対し、適切な対応、国、県、警察等の関係機関と連携して速やかに解決できるよう努力してまいりたいと存じますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 教育長。



◎教育長(細井稔) 要旨6、国体記念事業の経過については、体育課長より答弁申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 体育課長。



◎参事体育課長兼コスモスアリーナふきあげ所長兼勤労青少年ホーム館長兼町民体育館長(金井正信) ご質問6点目の国体記念事業の経過についてお答え申し上げます。

  初めに、パークゴルフ場の利用について、町内利用者への還元と、利用の少ない平日の利用の促進を目指し、実施した状況につきましてお答えいたします。まず、3カ月間の全体利用者は5,191人、うち町内利用者3,038人、町外利用者2,153人であり、前年に比べまして町内利用者においては483人の増、町外利用者においては353人の増でありました。そして、事業の対象である平日の利用にあっては2,445人で、うち町内利用者1,482人、町外利用者963人であり、前年に比べまして町内利用者においては222人の増、町外利用者においては1人の増でありました。当初の目的は達成されたものと思っているところであります。ちなみに事業の対象外でありました土曜、日曜、祝日における利用状況は2,746人で、前年に比べまして613人の増であり、内容は町内利用者で261人増、町外利用者で352人の増となっておるところであります。また、パークゴルフ場の利用も少しずつ増えてきており、特に11月の利用は、10月に国体やコスモス見学者にパンフレットの配付やパークゴルフ場までの指示、看板設置等でパークゴルフ場のPRをしたことや天候にも恵まれたこと、埼玉県内にある2会場の公認コースとしてマニアに認知されてきたのか等で、月間で2,000人を超す2,289人、1日当たりで91.6人の利用者があり、1カ月の利用料も110万円を超えました。今後の推移が期待されるところと思っているところです。

  次に、今後における利用収入と利用者拡大につきましては、今年度と同様夏季期間における開始、終了時間の延長や、今回の事業も通年に拡大し、ご指摘の近隣市町等へのPRや利用者の組織化等も視野に入れて利用者の拡大を図っていきたいと思っているところです。

  なお、北足立北部体育指導員連絡協議会の来年度の研修科目としてパークゴルフを計画しておりますので、近隣市町の体育指導員への普及、体育指導員から各市町の住民への普及なども考えているところであります。ご理解を賜りたいと存じます。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 6番、木野田博議員。



◆6番(木野田博議員) 再質問させていただきます。

  まず最初に、通勤手当の関係ですけれども、現状が理解されずに非常に残念だなという気がしております。唯一この間見直しが始まっているのは、最近のガソリンの高騰があったから見直しされているという状況でしかないのではないかと。財政問題について、余り真剣に考えられていないなというふうに思います。今の状況の通勤手当というのは、見方が、立場が違うわけですけれども、行政の仕事としてやっているから通勤手当を払ってやるというふうな感覚で運用されているのではないかというふうに思います。この通勤用具についても、町が規定する通勤用具というのは、第2回の合併協議会の参考資料の中で初めて知ったのですけれども、自転車の通勤も補助対象になっているわけですよね。これが交通用具というのは、条例の中では一くくりで自動車等となっているのですよね。一般の方は、自動車と見ると、当然ながら自動車ですよ。これが自転車も一緒のくくりで運用されているというのは、恐らく住民の方は理解していないのではないか。これが自転車の方にも自動車という規定の中で一緒に運用されていると。本当にそれが通勤手当として、今までの中でふさわしい運用なのかということが非常に疑問にあります。

  それで、見直しするのが非常に難しいということであれば、町としてやる気があるのであれば、今企業が行っている運用基準、データを上げますよ。そんな難しいことではないですよ。自動車というのは、燃費というのが計算されて、1リッター当たりどのぐらいの距離を走るかということで、民間は支給基準をつくっているのです。まして原付バイクも3000?の自動車も同じ基準で運用されている。これは知らない方が見れば、これを知ることによって非常に疑問に思うでしょう。中には財政的に厳しい。職員の給料を下げる。いろんなことをやっているわけです。だけれども、目に見えない、こういうところをメスを入れていかなければ、財政の厳しさというのが見えないのではないですか。まずはやれるところ、やっぱり税金の公平な使い方というところで、ぜひ見ていただきたい。そういうことから、もし町として時間的に難しいというのであれば、何も合併のときに調整しなくても、町として来年9月までは町の単独予算でやるわけですから、この期間だけでも運用する気があれば民間が行っているデータを差し上げます。これについてどう思うか、ご答弁をお願いしたいと思います。

  それから、管理職の案内サービスの件についてですけれども、行政機構の中に入れる考えは、今のところはないというような答弁だったかなというふうに思います。しかし、住民課かな、この中に平成14年度の機構改革の中で総合窓口業務というのがあるわけですね。にもかかわらず今回新たに管理職の方たちが玄関の前で交代でああいう業務を行ってきた。そういうことから見ると、今の行政機構の住民課の総合窓口業務との、この整合性をどう整理していくのか、この考えをお聞かせください。

  それから、新たなコストが発生しませんでしたと。確かに毎日勤めている中でのある時間ですから、それは新たなコストは発生しないでしょう。だけれども、そういう考え方は間違いですよ。新たな仕事ですから、やらなくてもいい仕事をやったわけですから、それは新たなコストですよ。単純に今職員の平均年齢が44歳ですよね。それを単純に1カ月の給料とすれば34万円ですよ。この2倍かかっているわけですよね、2カ月間で。それがコストに発生していないということになると、逆に言うと余計な職員がいるということでしょう。そう思いませんか。私は、要らない職員がいるからできた仕事だというふうに思っておりますけれども、それについて見解をお願いします。

  それから、危機管理と災害対策についてですけれども、これは非常に難しい話ですけれども、自分の身近で起きなければ、なかなか理解できない話なのかもしれませんけれども、今の体制で本当にいいのかということをもう一度見直してほしいなというお願いがあります。例えば一つには、もしこういう災害があった場合に、今想定されることというのは、防災無線で案内するのだと思うのですよ。そうしたときに今の防災無線が、時たま冬場なんかになると、あちこちから2回も3回もエコーのような声で案内されます。そういう体制の中で、逆に正確な情報が伝わらなくて住民が混乱することはないのかどうかということの私は心配もあります。そのことがどうなのか。前任者も防災無線の件は質問されましたけれども、ぜひその辺をもう一度見直してほしいなというふうに思います。

  それから、避難場所について、耐震対策は本当に万全なのかというのが、今回の中越地震を見ると、避難場所がやっぱりいろんな面で壊れて、そこの中で生活するのが、非常に困難な状況がテレビで報道されています。本当に吹上町の避難場所が、そういう状況にないのかどうかというのが、今答弁いただきましたけれども、ちょっと具体的ではなかったので、改めて避難場所そのものが、1日、2日ではないですよ。今中越地方は何カ月も避難しているような状況ですよね、仮設住宅ができるまでの間。だから、そういう期間、そういう場所が本当に安全な状況になっているのかどうか。あした起きるかもしれないのです。そういうことを考えながら、その耐震について再度見解をお願いしたいと思います。

  それから、悪徳商法の関係ですけれども、これについては、まだ具体的に私も被害に遭ったという情報を得ておりませんけれども、行政としても非常に難しい対応を迫られると思うのですね。ですから、これは1回やればいいというものではなくて、やっぱり常にこういうものを情報提供しながら、身近な場所にこういう話題が出るような形にしておかないと、忘れたころにやっぱりだまされるという状況になりますので、ぜひ継続して啓蒙活動を進めていただきたいというふうに思います。

  それから、学校医報酬についても、町長の答弁を聞いていますと、私は6月以降具体的に医師会の協力を得られて、来年度予算に削減の効果が得られるような答弁をいただけるのかなというふうに思っていました。非常に残念な思いでなりません。6月の一般質問した以降、近隣市町村の状況をいただきまして、個人的にある地域の基準をもとに費用効果を算出してみました。この場で具体的な自治体名を言うのは、ちょっと差し支えがあるかと思いますので、県南の方ということにしておきますけれども、今の現状の学校医報酬、これを県南が行っている基準に見直した場合に、小学校では300万円以上、400万円弱と言った方がいいのかもしれませんけれども、こういう効果が期待できます。それから、中学校においても80万円近く効果が得られるわけです。6月のときにも、こういう経費削減したところで教育の充実をさせる施策に回したらどうですかという提案をしております。本来状況がはっきりしない憶測の話になりますけれども、吹上町の医者というのは、学校医をやるのが本業ではないのだと思うのですよね。ある面では、本業をやりながら、町の行政に協力しながら、学校医を担っているという状況だと思います。そういうことから考えて、将来ある子どもたちの教育環境を整えるために少しは医師会としても理解を示していただくような交渉をぜひやっていただきたい。この間余り真剣に交渉されていただけなかった町長の態度は非常に残念に思います。改めて具体的にできれば来年4月以降の予算編成に反映できるように、あしたからでもぜひ交渉に当たっていただきたい。これについて町長は、約束という言葉を使いたいのですけれども、考えを示していただきたいと思います。

  それから、国体記念行事の関係ですけれども、当初の目的が達成されたと、利用者も増えたという話でした。今後利用料収入の拡大、利用者拡大に向けても新たな企画もあるようです。できればせっかくの状況ですから、町全体としての何とか大会とか、そういうイベント的なことも工夫したらどうでしょうかという提案にしておきたいと思います。もしこれについて考えがあれば見解をお願いしたいなというふうに思います。

  それから最後に、ごみ対策の問題ですけれども、これも答弁については、期待した答弁とは非常にかけ離れて残念に思います。これまで発信してきたということですけれども、具体的に合併協の中でも話が進んでいないというのが実態だというふうに思います。これについて町長は、具体的こういう状況になる前は、吹上のごみは安心ですという状況で町民に話をしてきたと思います。その一つが、またこの資料を出しますけれども、こういうビラが発行されています。これ走は知らないということは、6月の議会で町長から、これは認識しているという答弁をいただいておりますので、そのことを背景にして、また伺うわけですけれども、この中では要約すると、吹上のごみは鴻巣がいつでも引き受けてくれるということになっていますと。ですから、町民の皆さんは安心して鴻巣との合併に丸をつけてくださいということで、町民の方に情報発信したわけですよね。ところが、現状に至っては、そういう状況ではないということになっております。さらには、先日の12月12日、日曜日の合併協議会の中でも、合併の前日に吹上町が彩北広域清掃組合から脱退し、合併の日に新市に加入するという条例の調整方針が確認されました。ただし、そこには鴻巣市が加入する清掃組合というのは、新炉建設の彩北清掃組合ではないと。当初吹上と行田が単独で行ってきた、今の小針クリーンセンターの焼却炉のような答弁でした。

  今現状は、そういう組織はないのですよね。行田・吹上清掃組合はもうなくなって今の彩北広域清掃組合になっているのですよ。ないところの組織へどうやって入るのですか。12日の会議はどういういきさつで決まったのか、町長のその辺の判断の説明をお願いしたいと思います。これは町長が、これまでのいろんな資料の中で、ごみ問題については、場合によったら行田の市長と話し合いをされて、お互いに理解していることであると私は認識しております。でなければ、こういう「安心して鴻巣市との合併に丸をつけてください」ということは言えないと思います。さらには、町長みずからやった、このリコールの署名Q&Aの中にも書かれております。「鴻巣と合併した場合のごみ処理はどうなりますか」というところの回答が書いてあります。町長が知らなかったということはないと思いますので、場合によったら、この合併をあいまいなままに来年の9月を迎えるようなストーリーになっているのではないか。町民に対して情報提供を操作した形で進められているようにしか思えません。これについて町長はどう思うのか、見解をお願いしたいと思います。

  以上、再質問とさせていただきます。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 木野田議員の再質問についてのお答えをいたします。

  最初に、自転車等を含めた通勤手当の問題でございますけれども、先ほどの答弁で、いわゆる国公準拠の関係でもって、その手当等の額については、そんなに不整合ではないというふうなお答えを申し上げました。しかし、民間等の関係から燃費を中心とした手当の支給等も、そういう方法もあるのではないか。その辺に関して積極的なことはどうかということでございます。確かに議員指摘のように徒歩、自転車、バイク、あるいは車、車でも大きさによってガソリン等の使用量は大分異なってきます。県、あるいは人事院勧告等の考えでは、いわゆる交通手段として車等を使う場合には、ガソリン代も含めて、その他の経費も入り、通勤手当を算出しているというふうなことで、やはりその検討の必要はあろうということから調査もしたけれども、今のところは県としても動きがない、このようになっているようでございます。

  ところで、吹上町はどうかというと、筋としては、私は1キロ単位のガソリン代を中心とした通勤手当の支給に関しては正しいというか、非常に合理的であるというふうに考えます。しかし、今申し上げましたように、どの車に乗るかということでもって燃費も当然違ってきますし、私は理想的ではあるけれども、やはり現在の段階では応急に取り組むのは、ちょっと早いのではなかろうかというふうに思います。その早い理由の一つは、合併ということが絡みでございまして、条例、規則等におきましては、基本的には鴻巣の条例、規則が引き継がれていくと、そういう段階で、例えば4月から改正をし、9月あたりまでの実施は、物理的には可能であろうかと思いますけれども、その後再び吹上町の新しい通勤にかかわる条例は消滅し、鴻巣市に統合されていく、こう考えたときに、やはり今することに関しては、控えるという形をとっているわけでございます。

  ところで、近隣の状況ですけれども、1キロだとか2キロだとか、あるいは5キロ単位というのもございますけれども、21行政あたりを私の方で調査してみました。5キロについては行田、加須、あるいは羽生、鴻巣、深谷等でございまして、私たちが直接関連を持つ鴻巣市におきましても5キロ単位で現在自動車等の通勤に対する手当を支給している。このようなことから、やっぱり合併後は鴻巣に従うというふうな条例上のことから考えて、議員の指摘は理論的、あるいは合理的であるということは承知しておりますけれども、その条例を制定した後の条例の施行期間等を考えたときに来年度のことに関しては見送っていってよろしいのではないかというふうに考える次第でございます。

  その次が、管理職のことにつきまして、費用対効果等のこともございましたし、あるいは総合窓口業務、大きな市におきましては案内係等が置かれておりますけれども、町の行政機構のあるべき姿を検討している、その諸政策からの整合性はどうかということでございます。私どもは、この規模におきましては、案内業務は係として、あるいは職掌として位置づけなくともよいというふうに考え、今まで推進してきたわけでございますけれども、より一層の住民へのサービスと、こういう観点から本年10月からその開始に踏み切ったわけでございます。その費用対効果につきましては指摘ございましたけれども、課の中の職員が、お互いに係としての仕事の業務分担をさらにその垣根を広げて、課全体として仕事を担当することによって特定なところへの負担、あるいは管理職が1日に案内をする、それも多くて年間で2回ないし3回、余り多くの勤務時間をこの案内業務に充てるというふうに考えておりませんので、何とか現在の状況で、業務に支障もなく、これが行うことができるのではないかと、このように考えております。将来、あるいは来年度以降につきましては、この案内業務を新たに独立するという考えは現状では持っておりません。

  それから、そのことに関するコストの発生という指摘もございましたけれども、具体的な仕事に対して、そこを離れればどのくらいの経費がかかるかという指摘もありましたけれども、トータルで考えて、現在の予算の中で仕事に支障なく行うということでございますので、当分の間の方向として、今進めている方向を継承してまいりたいと思います。

  その次に、学校医の問題ですけれども、6月議会の後の町長の具体的な行動についてということの指摘でございました。私も県南を含めた参考の資料を取り寄せましたけれども、吹上町の校医の手当につきましては、トップの水準にあるということは認識しております。このことにつきましても、先ほどお話し申し上げましたけれども、いよいよ来年の予算を策定する段階になりまして、今までのお話をさらに詰める意味でもって具体的に申し上げました。いわゆる校医とのことにつきましては、基本的には鴻巣医師会との関係もあろうかと思いますけれども、現在の鴻巣市あたりを基準にしてご検討いただきたいと。あるいは健康諸調査につきましても、受益者負担という範疇を拡大してご理解いただきたいと。そして、受益者負担をべらぼうに無制限に増やすことは受診者の数にも影響してくるし、私どもが、要するに福祉行政、あるいは健康行政という観点から、受診者が非常に多いということは、それだけ町民の健康に対する認識が高いということで、その受診率を下げないことを配慮しながら、財政状況への格段の協力をいただきたいというふうな形で強く要望してまいりました。その辺のことを受けまして、今月の下旬に担当課を通して、これから具体的な調整がなされると思いますので、今年度よりも幾分の進展した形でもって協議が進められることを私も期待している状況でございます。

  最後に、ごみ対策の件でございますけれども、吹上のごみは鴻巣が引き受けるのだから安心してというふうなご指摘もございましたけれども、私はやはりその道筋をつけることは、私の責務であるというふうに考えておりまして、当座クリーンセンターが稼働している間は、午前中の答弁にもございますように使うことが確約されておりますので、安心していただきたいと。そして、今後のこと、将来的な展望に立っては、これは新鴻巣市として、これは私ども吹上町の住民だけではなくて、鴻巣市民の問題とも全く同じ比重がございますので、新鴻巣市民を中心とした近隣の行政との間で広範な一部事務組合等を立ち上げてやっていく方法もあるし、あるいは中部環境へというふうな検討もする必要があろうかと思います。私は現在のところ、新市になりましたらば、吹上の住民も中部環境の構成員となりますので、そのことを中心に吹上のごみの受け入れに関して鋭意努力していきたいと。そのことにつきましては、現在の鴻巣の市長の全く同じ考えであり、現在の中部環境の管理者も、合併が確定した場合には積極的に進めていただくというふうなことの答弁もいただいているわけでございます。10月に合併をする、9月1日に合併する、この合併の期日は、やがて明らかになってきますけれども、今私が申し上げたような、中部環境へのこれからの折衝、あるいは中部環境受け入れに対しての話し合い、こういうことは合併の期日をもって開始するのではなくて、合併の方向性が決まった段階から直ちにスタートを切りたいと、このように考えております。そのようなことから、ごみの問題に関しましては進めてまいりますので、ご理解をいただければありがたいというふうに思っております。



○議長(宮脇則夫議員) 体育課長。



◎参事体育課長兼コスモスアリーナふきあげ所長兼勤労青少年ホーム館長兼町民体育館長(金井正信) 再質問についてお答えいたします。

  大会等のイベントの関係なのですけれども、現在今年度は3回ほど行いまして、また今度は小学生と親子を対象とした、そういった大会を予定しておるところでございます。そういった意味で、来年度もそういった大会等を予定していきたいと、こんなふうに考えております。よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 総務課長。



◎参事総務課長(平井正治) 防災無線についての見直しということでございますけれども、防災無線の対応につきましては、先日のご質問者にも申し上げましたように今後の方針等の中で状況把握に努め、対応していきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。

  それから、避難場所の安全状況についての万全性についてでございますけれども、この件につきましては、避難施設及び防災拠点につきましては、現在14施設で27棟あります。そのうち昭和56年以前の建築物が18棟であり、うち5棟が耐震診断を実施し、3棟が耐震工事を完了しているところであります。今後もその耐震診断等、工事等につきましても関係部署との協議を重ねながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 6番、木野田博議員。



◆6番(木野田博議員) 立場が違うので、平行線のことはやむを得ないのですけれども、あえてまた確認させていただきたいと思います。

  まず、通勤の関係ですけれども、新市になると鴻巣の条例に従っていくのだという形ですけれども、恐らくこの合併の方向を確認するのは来年年明けだと思うのです。その後、具体的な条例の見直しというのは、基本的に今この通勤手当のところがどういう調整方針になっているか、ちょっと記憶にないのですけれども、今まで見た中では、再編という形で先送りされている話が、ほとんどだと思います。ならば合併を確認された以降、来年の9月までに吹上が、全国の行政から最も進んだ通勤手当を運用したということで見直しをして合併に臨んだらどうですか。要するにこの通勤手当は、ガソリン代以外の費用も入っているということを私は問題にしているのです。本来の適正な実費支弁の手当ではないでしょうと。まして、これは非課税対象ですよ、もらっても。さらに、自転車で通う人に本当に月2,000円払うのは適正な運用なのですかと。住民から見た場合に非常に不合理な税金の使われ方をしているのではないかと。何もこれを見直すことによって車で通勤する人が自腹を削ってガソリンを買ってくださいということを主張しているわけではないのですよ。ガソリンを買う、に見合う十分な費用を見直してくださいという言い方をしているのです。民間はガソリンの値段変動があったら、それに即応、対応できるような基準で運用しているのですよ。行政みたいに一たん決めたら、もうがちがちで動かせないような運用はしていません。今みたいに一時期よりも10円も20円もガソリン代が高騰したときには、即に見直しできるような運用をしています。それをぜひ見習っていただきたい。それを町長はNPMだという言い方をしているわけですから、ぜひ実施してください。よろしくお願いします。

  それから、避難場所の耐震については、なかなか言いづらいのだと思います。わかりました。ぜひ耐震対策を、住民が安心するような形で、あした地震が来ても吹上の避難場所は安全ですと言えるような体制で、この防災整備を進めていただきたいというふうに思います。

  それから、ごみ問題についてですけれども、何度話をしても、これはなかなか見えませんけれども、町長は、このごみ問題について知らなかったのか、過去知らなくて、こういう状況に陥ったのを、今になって反省しているのではないかと私は思います。6月の段階で、ああいうビラ関係を発行されていること、中身については否定しませんという答弁をされておりました。だけれども、今日に至って、こういう状況になってきた。鴻巣は、吹上のごみはいつでも引き受けますと言っていますと。だけれども、12日の状況を見ると、吹上のごみは、鴻巣は面倒を見れませんという確認をされたわけですよね。それを住民にはっきり説明しなくてはいけない。そうなると町長は、このビラを発行した方たちと一緒に運動してきたときのこの言葉というのは、うそだったということを、では今ここで言えますか。この言葉はうそだったと。町民をだますための言葉でしかなかったと。それが情勢が変わったのかどうかということについて、最後見解をお願いします。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 通勤手当の問題につきましては、議員のご指摘、要望として受けとめておきたいと思います。

  ごみ問題につきまして、そのビラの内容にかかわることでございますけれども、私現在もずっとこのごみ問題に関しては、やはり大変重要な問題であって、その場しのぎの発言でもって、あのような発言をしたという気持ちは全くございませんので、鴻巣市と連携をして、町民の皆さんが安心できるような方法を探っていると。そして、現在は、合併の最終的な確定が終わった後には、そのことに関してすぐに動いていきたいと。鴻巣市側としても、吹上のごみに関しては市長が全責任を持って対応するというふうに言っておりますし、私は、そのことは絶対でなくてはいけないということで、再度その方針に基づいて可能な限り私も含めて、吹上のごみが新市になった場合には、基本的には、鴻巣市は中部環境の方にお世話になるというふうな基本線を持っておりますので、その線でもって鋭意努力してまいりたいと、このように思います。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で6番、木野田博議員の質問を終わります。

                                              

     ◇1番 町田信隆議員



○議長(宮脇則夫議員) 次に、1番、町田信隆議員の質問を許可いたします。1番、町田信隆議員。



◆1番(町田信隆議員) 1番、町田信隆です。議長より質問の許可を得ましたので、通告順に従いまして一般質問をさせていただきます。件名4、要旨8にわたっております。質問の内容が前任者のものと重複している場合も多々あろうかと思いますけれども、同一回答でも構いませんから、よろしくご答弁をお願いいたします。

  件名1、町長の政治姿勢について。要旨1、政治姿勢の基本について。町長の所信表明が行われた6月議会の中で、4大事業の推進がありました。その中の3事業は「原則的に継続事業として促進したい」とありました。つまり、「駅北口駅前広場整備(あわせて県実施の駅前通線街路改良事業)及び小谷小学校体育館建設については、可能な限り早い時期に完成するように努める。北新宿第二土地区画整理事業も継続事業として早期実現を図れるよう努める。また、(仮称)生涯教育センター建設については、新規事業として教育の町にふさわしい複合的教育施設の建設を考えている」と力強い決意がありました。以来、半年が過ぎようとしておりますが、その姿、吹上町の希望あふれる姿が一向に見えてこないと思えてなりません。また、新市建設計画にかかわる合併特例事業の主要11項目というのか、14事業についても単なる計画事業名の列挙にすぎなかったと思えてなりません。こうした中、新町長に期待した人ほど失望が大きいのが現状ではないでしょうか。吹上町議会での発言の中で、新人議員として大変気にかかるものがありました。例えば「1票でも多い方が勝ち」という発言です。理屈として、そのとおりでありますが、さきのアメリカ大統領選挙で勝利した陣営が真っ先に掲げたものが、全米が団結して問題に当たろうとした点であります。勝者も敗者もともに希望あふれる未来に向って進もうとの呼びかけに感動した一人であります。もう一つは、「名を捨て実をとる」との発言であります。本来は、「名は体をあらわす」べきであり、名と体が別々になってしまっているところに吹上の将来の混乱と混迷を予感させられたのであります。吹上町のよさは、自主性と独立心が強いところにあると思っておりました。現在は、そうした風土自体に危険信号が点灯しているのではないでしょうか。

  質問1の1の1、町長の政治姿勢として、吹上町の将来はどうあるべきかについて、お考えを伺います。

  要旨2、これからのごみ処理問題について。現在合併協議が進められておりますが、町民の方からの最も多い声が、「吹上町のごみ処理はどうなっていくのか」ということであります。そこで、種々寄せられた声をもとにしながら質問をさせていただきます。町長は幾つかの会合にて「現在使用している可燃ごみの焼却施設、彩北広域清掃組合の小針クリーンセンターを引き続き使用していくことは特に問題はありません」という発言をされております。しかしながら、合併が成立すると同時に一部事務組合は退会するわけですから、小針クリーンセンターを使用する権利なるものが吹上町には存在しなくなると思うのですが、いかがでしょうか。彩北広域清掃組合の新炉焼却施設の建設に対する吹上町の参画意思表示は10月までの回答期限が11月に延長されましたが、その後どういう返事になったのか。なぜ回答が出せないのか。このまま回答保留の状態で進んだときに問題は生じないのか。小針クリーンセンターを引き続き使用していくためには手続上で必要なことがあると思います。また、住民感情という手続以上の難問があるとも考えられます。こうしたことを考えると、引き続き使用することに問題はないというのは、本当なのかと疑問になります。

  質問1の2の1、合併後も引き続き小針クリーンセンターの焼却施設を使用することは、問題ないのはなぜなのか、その根拠について伺います。

  次なる問題点は、新ごみ処理施設建設についてであります。9月議会では、選択肢として、1、彩北広域清掃組合での計画事業に参画する。2、新鴻巣市になった段階で中部環境組合との絡みを考える。3、別の形での広域事務組合を立ち上げる。4、ごみの外部委託はないとし、新市最大の課題として積極的に取り組んでいく必要がある。そして、その対応策は、合併協議会での協議にゆだねることになるとの回答がありました。1の彩北広域清掃組合の計画事業に参画するためには、新鴻巣市の中の吹上町としては不可能で、独立した法人格を有していることが必要と理解していたのですが、いかがでしょうか。そうであるならば、新鴻巣市になった段階で参画は不可能となります。

  質問1の2の2、新鴻巣市となった段階で、彩北広域清掃組合の新焼却炉建設に参画することは、吹上町としては不可能だと考えられますが、吹上町の参画意思表示が遅れているのはなぜなのか。また、どのように回答されようとしているのかについて伺います。

  次に、新鴻巣市になった段階で中部環境組合、または別の形での広域事務組合を立ち上げることを合併協議会にゆだねるとしていますが、この件については、合併協議会では一切検討されていないと思います。委員の方の発言では、新炉建設は3首長により行われるとありましたが、この点のご認識を伺います。

  質問1の2の3、9月議会の回答で、「行田に参画して、あるいは新鴻巣市を中心としたごみ処理場を建設するのかは、合併協議会、あるいは3首長の方で結論を出す」とありました。ごみ処理場建設に関しては、合併協議会では検討すら行われていないことから、当然ながら3首長で結論を出すと考えられますが、いかがでしょうか、見解を伺います。

  行田の新焼却炉が完成した後は、吹上のごみはどこに行くのかとの質問には、「新鴻巣市民として中部環境のごみ処理場にて吹上のごみを処理することが可能か検討してほしいと鴻巣市長に強く要望している」とありましたが、中部環境での受け入れは可能なのでしょうか。鴻巣合併後でなければ検討できないとの話もありますが、真偽のほどを伺います。

  質問1の2の4、中部環境のごみ処理施設にて吹上のごみを処理することは可能なのでしょうか。合併前にその可否がわからなければ、合併そのものが成立しないのではないかと考えますが、いかがでしょうか、見解を伺います。

  次に、町長は、「合併後には、吹上の住民も新鴻巣市民として鴻巣市が責任を持って吹上のごみ処理に関しては対応できるようにすることが私の責務である」と回答されました。その後の進行状況はどうなっているのかについて伺います。

  質問1の2の5、吹上のごみ焼却について、鴻巣市が責任を持って対応するとは、具体的にはどうすることなのかについて伺います。

  最後に、このごみ処理問題については、見解の相違とも言うべき内容が横たわっていると思えてなりません。行田合併では解決済みの内容であるが、鴻巣合併となると、現在質問者が独断で予想するところでは、処理施設が行田の小針から吉見町、それから新炉建設と転々とすることになります。住民投票では、「ごみ処理問題は、鴻巣市合併でも全く問題はない」との言葉が先行しておりましたが、その問題ないの実態が伴わないのではないでしょうか。吹上町の合併協議相手である鴻巣市は、現在ごみ処理問題では困難な事態にないため関心が薄い。にもかかわらず吹上町は、独自での対応ができないためお願いするしか方法がない。それゆえに新焼却炉建設に関する進行が極めて遅いと考えます。鴻巣市との合併協議での最重要課題であるにもかかわらず迷走せざるを得ない状況にあると考えざるを得ません。

  質問1の2の6、鴻巣市長は、吹上町長のごみ処理問題に対するお願いについては、全責任を持って推進するとの確約されたのでしょうか、見解を伺います。

  要旨3、吹上駅北口開発の今後について。吹上町の顔である吹上駅と駅北口開発についてお尋ねいたします。平成15年9月議会の議事録によりますと、「平成5年4月に整備の進め方については街路事業で進めることが決定された。駅前広場は町事業として平成11年度事業認可を受け、補助金により土地の買い戻しと個別の用地買収に着手し、平成17年度の完成に向け努力する。また、駅前通り線は県単独事業として平成7年度から用地買収に着手し、平成13年度からは補助金を導入して実施している」とあります。そこで、平成17年度が完成の年となっていますが、当初予定した姿で完成するのか、疑問に思うところです。

  質問1の3の1、平成17年度における吹上駅北口開発の完成の姿と、これからもこの事業は継続するのかについて伺います。

  件名2、財政改革について。要旨1、公会計改革について。現在自治体では財政再建が重要な課題となっております。厳しい財政のやりくりをして明年度の予算編成が行われていると思います。そこで、自治体で行われる会計制度の中に現状を打破する方途が見つかるのではないかと考え、質問をいたします。一般的に地方自治体の公会計は、その年度の歳入と歳出だけを記載する「単式簿記」で、毎年度の行政活動によって資産や負債が幾ら増えたか減ったかという情報が見えてこないのが欠点としてあり、このため、公債発行など借金に対する意識が弱くなり、財政再建が進まない原因とされております。もう一つの問題として、現金主義を採用しているため、実際に取引が行われていても、現金の出入りのない未収金や未払金が記録されず財政の実態を正確に把握できない。こうした公会計では、長期間にわたって使用する建物や橋などの建設費が工事の行われた年度に計上されるため、耐用年数に基づいて算出される減価償却費を毎年度の経費とする考えがない。資金調達の経費である金利も計上されず、コスト意識の欠如につながっている。これは長期的な展望から税金を効率的に使っていくという経営感覚が育たない。そこで、コスト感覚の乏しい「お役所仕事」を脱皮し、財政の効率化を進める効果が期待される企業会計並みのバランスシート(貸借対照表)の導入を進めている自治体が出てきています。現在の「単式簿記」の課題を克服するために「複式簿記」「発生主義」により、現金の出入りと同時に、資産、負債、収益、費用への仕分けを行うことにより、正確なバランスシートや行政コスト計算書の作成を可能にするものです。

  質問2の1の1、吹上町の財政改善の基礎ともなる公会計の並列記載、つまり従来の「単式簿記」「現金主義」とあわせて「複式簿記」「発生主義」の導入が必要と考えますが、いかがでしょうか、見解を伺います。

  件名3、教育行政について。要旨1、読書力向上について。「本は生涯を通して人間性を高め、暮らしを豊かにしてくれる師匠であり、最良の友達である」と言われております。しかしながら、人は本を読まなくても生きていけるのも事実であります。そうした中、活字離れの傾向は若者の世代だけでなく、中高年以上の世代でも同様の傾向が見られます。だが、月に1冊の本を読まない人が増加している現状を見たとき、大きくいえば日本の将来は一体どうなるのかと憂えている人も少なくありません。この読書力を鍛えるための具体的な方策を模索している現状があります。最近の科学的な研究で、読書は脳や心によい影響を与えることがわかり、特に音読、つまり声に出して読むという行為が思考や感情をはぐくむ脳の前頭前野を活性化することが明らかになってきました。脳のトレーニングが豊かな他人とのコミュニケーション力を育て、高齢者の認知障害への予防にも読書の効果が大きいこともわかってきました。こうした研究を踏まえて、言葉がわからない赤ちゃんにも絵本の読み聞かせを行い、親子のコミュニケーションが深まるとのことで、乳児健診時に絵本を贈る「ブックスタート運動」が自治体でも広がっております。

  質問3の1の1、吹上町での読書力向上に対する現状の取り組みと今後について伺います。

  要旨2、学校図書館の整備について。学校の教室で授業前の数分間、生徒が静かに自分の好きな本を読む「朝の読書」活動が全国的にスタートしたのが1995年。以来、実施する学校では、「集中力が高まった」「心の教育に活用でき、荒れた学校を立て直した」との報告もあります。こうした現状を踏まえて、子どもが本と出会う場所は学校図書館であります。この学校図書館にさまざまな本を確保するため、自治体は必要で十分な予算を振り向けるべきであると考えます。学校図書館と公共図書館をネットワーク化し、一つの図書館として整備を図る必要もあると考えます。これについては9月議会での回答に、「費用対効果を見きわめながら今後の課題としていく」との回答がありましたが、継続して取り組むべき問題であり、何らかの成果を出す必要があると思います。また、学校図書館では、司書教諭と学校司書の果たす役割は大きい。本の数が多くても、子どもたちに適切にアドバイスできる人がいるかによって図書館の質が変わるとされております。司書教諭は12学級以上の学校には配置が義務化されていると思います。学校司書は給与が全額自治体負担のため配置が進まない現状があります。学校に司書が置ける財政支援も必要であります。

  質問3の2の1、学校の図書購入費を増やし、図書の整備を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか、見解を伺います。

  質問3の2の2、本の案内人である司書教諭、学校司書の配置についての現状と今後について伺います。

  要旨3、地域で取り組む活字文化推進について。学校での読書への取り組みにより、算数、数学や理科など、国語以外の教科での成果も出ている例もあります。こうした地道な取り組みを支えるのが家庭であり、地域であります。大人が読書する姿を意識して子どもに見せ、書店や図書館に連れて行き、親子で本について語り合う。こうした読書の楽しさを身をもって伝え、子どもが自主的に本に手を伸ばす環境を整えることが、持続した本とのつき合いであると考えます。こうした観点から活字文化推進について、地域で取り組む体制づくりが求められていると思います。

  質問3の3の1、地域で取り組む活字文化推進について具体的な実施例があるのかについて伺います。

  件名4、安心と安全の町づくりについて。要旨1、防災・防犯活動について。吹上町では、9月に防災訓練が実施、多大な訓練の成果がありました。また、11月には消防点検が実施され、年末の慌しい時期を迎えるに当たり、心強い思いでありました。こうした中、最近のペットブームは過熱気味であり、ペットを家族の一員として扱う家庭も多くなってきていると思います。そこで、ペットも災害に備えてもらおうとペットの 避難訓練を実施し、ペット愛好家から好評を得たそうであります。これは春日部市で行われ、ペットが生き物であり、生命の大切さを認めるとの立場から、防災訓練にあわせて実施したそうであります。防災意識の拡大の意味からもぜひ取り上げてほしいと考えます。

  質問4の1の1、防災避難訓練にあわせてペットの避難訓練を実施項目として取り上げてほしいと考えますが、見解を伺います。

  次に、防犯活動について伺います。9月定例議会でも小中学校による防犯活動の内容についての答弁がありました。それを踏まえて、「安全・安心の町づくり条例」を制定し、防犯意識向上を図っていくことが必要と考えます。この自主防犯活動には、支援事業としての助成を図って地域防犯活動をバックアップしていくべきと考えます。犯罪が増加傾向にありますが、それを上回る自主防犯組織の結成と巡回を中心とした犯罪防止活動により、地域安全は自分たちの手で獲得するとの意識啓発が必要であります。

  質問4の1の2、「安全・安心の町づくり条例」を制定し、防犯意識の啓発を図るべきと考えますが、見解を伺います。

  質問4の1の3、自主防犯活動には支援事業としての助成を図っていくべきと考えますが、見解を伺います。

  次に、悪質商法による被害について伺います。オレオレ詐欺の被害が拡大するにつれて、だましの手口については知らされているにもかかわらず被害が増加している状況にあります。地方のお年寄りから都市部の30代の主婦などの若年層にまで広がりを見せております。手口は巧妙、悪質化にあり、複数犯による劇場型とよばれるもので、警察や保険会社になりすまし、周到な準備を重ねて行われるものであります。「自分は絶対にだまされない」と思う人ほど詐欺にかかりやすいそうですが、人間の深層心理に踏み込んだ内容であり、対応の難しさを感じざるを得ません。対策の一つとして、防犯、交通事故、火災などの情報を公開する。空き巣や車上ねらい、悪徳商法、オレオレ詐欺の被害実態などを詳細に情報開示する必要があると思います。年末にかけて一段と被害が拡大する時期にありますが、徹底した対策が必要です。先日、国会では、オレオレ詐欺の犯罪防止を目的に預金口座の不正売買を禁止する改正本人確認法が成立しました。こうした法律による対策も進むことと思いますが、一人一人の懸命なる対処による対策が必要であります。悪質な詐欺にだまされない。賢くありたい。鋭く邪知を見破る力を持っていきたいと念願しております。

  質問4の1の4、悪質知能犯罪に関する被害状況の情報公開を行う必要があると考えますが、見解を伺います。以上で第1回目の質問といたします。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) ここで暫時休憩いたします。

          (休憩 午後 2時55分)

          (再開 午後 3時10分)



○議長(宮脇則夫議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。

  答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 町田議員のご質問にお答えいたしたいと思います。

  最初に、町長の政治姿勢について、この件からお答え申し上げます。要旨1でございますが、政治姿勢の基本についてでありますが、具体的な質問、町長の政治姿勢として、吹上町の将来はどうあるべきかについてお答え申し上げます。政治姿勢の基本につきましては、議員の緒論の展開につきまして、議員ご自身のお考えと受けとめ、私としては、あえてここでは、ご意見を申し上げることは差し控えさせていただきます。

  さて、質問1の町長の政治姿勢として、吹上町の将来はどうあるべきかについてお答えを申し上げます。吹上町は、「水と緑・人にやさしい文化都市」、これを21世紀の将来像として掲げ、先日の斎藤議員の予算にかかわる質問のところでも申し上げましたように、基本的な6項目を実現すべく目指して町政を担当する覚悟でございます。平成13年に策定いたしました後期基本計画の実現に努める覚悟でいるわけです。住みよい町づくりに向けて鋭意努力するところでございますけれども、想像を超える厳しい財政状況から、その実現は至難のわざと受けとめますけれども、できるところからこの基本姿勢を一歩でも前進するべく努力をしてまいりたいと思います。

  合併に関する理想は、前々から申し上げておりますけれども、私は、吹上町の存続が可能であれば独立独歩、これが一番すばらしいことであろうというふうに考えておりますけれども、しかし昨今の状況から、町民とともに選択した住民投票の結果を尊重し、鴻巣、川里との合併を強力に進め、必ずやこの合併協議が成功し、吹上の明るい見通しが見えるように考えてまいりたい、このように考える次第でございます。新市は、「花香り、緑あふれる鴻巣」というふうに都市像を策定しております。これは吹上町の掲げる「水と緑・人にやさしい文化都市」と基本的には一致するものでございます。私の責務は、大分今まで討論いたしましたけれども、ごみ問題の解決、それと吹上町の発展、これを新市に託すことが最大の政治責務であると、このように考え、行動しているわけでございます。合併協議におきましては、新市建設計画の策定で、新市における速やかな一体性の確立と均衡ある発展につなげるべく、新市事業等につきましても、吹上町を新鴻巣市の副都心として位置づけ、吹上町が量的、質的に発展をしていくように協議が進展することを目指しているわけでございます。

  例えば量的な面としては、継続事業は間違いなく進めていきたいし、そして新市の顔となる吹上駅周辺の開発も新市建設計画の中で、なるべく早い時期でもって実現できるように考える。あるいは北新宿の、いわゆる土地区画整備事業が進展する中で、吹上町の新たな町の発展の方向性、市街化が北西部に誕生すると、このような量的な拡大も期待しているわけでございます。そのほか、質の面におきましては福祉の充実、教育、文化、そして地域振興策、そのようなソフト面の充実につきましても合併協議を通し、その継続ができるように頑張っているところでございます。基本的な政治姿勢としては、合併の中に吹上が埋没しないように吹上の個性、いいところは、そして伝統は守っていくように、その道筋をつけるべく、地域振興のための一つのポジションを策定するように努めるなど、吹上町の将来の発展を合併である意味では託す、この姿勢をこれからも堅持し、これからの法定協議会の、あるいは事務方の調整の中で鋭意図るように努力してまいりたい。日常における政治の姿勢としては、前にも申し上げましたけれども、不易と流行、これを基本的な政治姿勢として日々の行政を担当してまいりたいと、このように思います。ご理解をいただければ大変ありがたく存じます。

  第2点目の、これからのごみ処理問題についてお答えを申し上げたいと思います。質問の1の2というところになりますけれども、引き続き小針のクリーンセンターの焼却施設の使用に関する問題でございますけれども、午前中にも申し上げましたように昭和59年に吹上町と行田市が共同出資して立ち上げた現在のクリーンセンター、これにつきましては7月27日の会議並びに11月30日の会議のときの管理者の考え方を紹介してございますけれども、そのようなことを含めて、合併後も引き続き使用することが可能ではないか。しかし、今の段階で、私は先日12月12日の法定協議会のときにも確認されましたように、やはり吹上の町長として、行田の管理者のところにごあいさつにお伺いをして、その点のご理解を図るように努めてまいりたいと、このように考えております。新市となった場合の段階でもって彩北清掃組合の新しい焼却炉建設に参加することは吹上町として不可能と考える。吹上町の参加の意思表示が遅れている理由はなぜかと、このようなご質問でございますけれども、私は合併のあるなしにかかわらず吹上町のごみの焼却につきましては、一日も空白の期間を出してはいけない、このようなことから合併の結果が、最終的に判断される2月までお待ちいただきたいと。この考えを踏襲しながら関係の行政のご理解もいただいているところでございます。

  そういうことにつきましても、議員もご理解をちょうだいできればありがたい。9月議会におきまして、鴻巣を中心として新焼却施設をつくる考えはどうかというふうなことでございますけれども、3首長で現在検討しているのは、吉見の中部環境の施設が稼働している間は、吹上町のごみは、合併した暁には、構成市のごみとして中部環境に基本的にはお世話になる。そして、中部環境の施設も当然長くても10年くらいの期間でもって新設の時期が来ると。そういうときになって初めてそのことに関しまして議論をするわけですけれども、結局中部環境が稼働している間に早い段階で、その新炉の建設に関しても検討しなくてはならないというふうに考えております。現時点で鴻巣市を中心としたところに新炉をつくるのかという問題につきましては、現時点では、そのことは話題にはなっていないということを重ねてご答弁の中でさせてもらいたいと思います。そのようなことから、3市町間で進めてきた吹上町のごみ問題に関しましては、合併後は中部環境への受け入れを推進していく方向で努力してまいりましたし、今後も合併の方向性が見えた段階におきましては、鋭意新市のごみとして吹上町の住民のごみを中部環境にお世話になるように働きかけてまいりたいというふうに思っております。

  次に、やはりごみ問題にかかわることでございますけれども、吹上のごみを中部環境で処理することが可能なのかということ、これは前の質問ともダブるわけでございますけれども、私は処理能力の点におきましては、中部環境は、現在3基ございまして、常時運転は2基というふうに聞いております。そういう点で量的には可能であると思います。しかし、中部環境の今までの住民との協定事項、住民との交渉の中におけるお互いの協定事項等もございますし、それから制度として、現在の中部環境は構成市町の住民のごみに限るということになっておりますから、現在は、吹上町は構成町ではございません。そういう意味からすると、今から入れる、今から入れてほしいというふうな話し合いは、首長の間ではしておりますけれども、一般の住民へのお願い、あるいは関係の議員へのお願いは、合併の方向性が確定した2月以降におきまして積極的な行動をとってまいりたいと。このことにつきましては、鴻巣の市長並びに私の方もそのことを確認しているところでございます。

  次に、質問の5と6でございますけれども、これは関連がございますので、一括してお答えを申し上げます。吹上のごみ処理について鴻巣市が責任を持って対応するとは具体的にはどうなのかと、全責任を持って推進するとの確約をされたのかというふうな見解でございます。鴻巣市が責任を持って中部環境への加入を推進し、ごみ問題の解決をするということでございます。これが鴻巣市が責任を持って対応するという内容の一つ目の基本的な考えでございます。合併が成就した後、彩北広域清掃組合の現有施設が稼働している間は、その施設で吹上町のごみは処理をできるわけでございますけれども、吹上町のごみの将来に向かって担保ということになると、鴻巣の市長と何回も協議を進めてきておりますけれども、吹上町の住民が排出するごみについては、合併後は鴻巣市民のごみであるとの認識のもとに全責任を持って処理していくというふうに鴻巣市長は明言をしております。そして、吹上町民の合併に係る最大の関心事であるごみの道筋をつけていくことは私の責務でもある。そして、それは町民に対する責任でもあると、このように考えておりますので、私も最大限の努力をいたしていく所存でございます。以上が、ごみ問題にかかわる答弁ということでございますけれども、よろしくご理解をいただければ幸いに存じます。

  続きまして、町長の政治姿勢の要旨3でございますけれども、吹上駅北口開発の今後につきましては、都市計画課の方から、そして件名2の財政改革については財政課長の方から、そして件名3の教育行政につきましては教育委員会の方から、件名4の安心と安全の町づくりにつきましては環境整備課の方からご答弁を申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 都市計画課長。



◎都市計画課長(宮城昇) 町長の政治姿勢について、駅北口開発の今後についてお答えします。

  駅北口の開発については、昭和35年3月17日に駅前通り線として吹上駅から行田市境までを都市計画決定し、その区間の旧中山道から行田市境までは既に整備が完了しております。残りました吹上駅から旧中山道までの間を昭和59年から具体的に検討し、平成5年4月30日に街路事業で進めることに決定いたしました。現在町事業として駅北口駅前広場整備事業、駅北口自転車駐車場整備事業、県事業として吹上駅前通り線街路改良事業が進められております。駅北口駅前広場整備事業は、駅前広場を補助事業として実施するために平成12年1月26日付で平成17年度完成をめどに事業認可申請を行い、同年3月3日に認可を得た事業でございます。事業の概要については、平成15年3月、定例議会全員協議会においてレイアウト等の概要を報告いたしました。また、その後、警察との協議による修正箇所を平成16年1月、定例議会全員協議会において報告しているところでございます。駅北口駅前広場整備事業の現状については、平成16年4月1日現在の進捗率でありますが、計画買収面積3,220.75平米に対しまして買収済み面積3,161.53平米、これは吹上町都市開発公社名義の買収分も含めた数字であります。用地買収率98.2%で、今年度は残用地を買収すべく現在交渉を重ねておるところでございます。

  次に、駅北口自転車駐車場整備事業についてですが、この事業は平成16年6月4日に事業認可を得て駅北口駅前広場整備事業に接続する駐輪場を整備するもので、事業の進捗状況につきましては、平成16年度に事業用地を510平米買収すべく現在交渉を行っております。

  次に、県事業であるところの吹上駅前通線街路改良事業につきましては、平成13年度に国庫補助事業の認可をとり、平成16年6月1日現在で計画買収面積1,830平米に対しまして買収済み面積1,549.03平米となっており、用地買収率84.6%であります。県としましては、今年度中に本事業用地及び駅北口広場整備事業との競合地を吹上町と同時に買収することにより、用地の取得を完了する予定とのことで、現在両者で交渉を行っておるところでございます。そこで、平成17年度における吹上駅北口開発の完成の姿と、これからもこの事業は継続するのかとのご質問ですが、駅北口駅前広場整備事業につきましては、平成17年度に事業認可の変更手続を行い、平成17年度から19年度までに吹上町開発公社で先行取得した事業用地を買い戻して平成20年度、21年度の2カ年で工事を実施する予定でございます。駅北口自転車駐車場整備事業につきましては、平成17年度実施設計を行い、平成18年度工事を実施する予定となっております。吹上駅前街路改良事業につきましては、平成17年度、18年度の2カ年で工事を実施する予定です。したがいまして、現在吹上駅北口開発は、平成21年度完成を目指した継続事業となる予定になっております。今後も引き続き努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(宮脇則夫議員) 財政課長。



◎参事財政課長(小林達良) 件名2、財政改革について。要旨1、公会計改革についてお答え申し上げます。

  地方公共団体における現在の公会計制度は、地方自治法によって定められており、会計年度及びその独立の原則、総計予算主義の原則、歳入歳出予算の区分等が定められております。また、地方自治法施行規則では、予算書及び決算書の様式等について事細かに規定されております。吹上町においても地方公営企業法の適用を受ける水道事業において企業会計を用いているものを除き、一般会計、特別会計において地方自治法に定める会計制度に従い、予算書、決算書及びこれに基づく財務諸表を作成し、議会や住民の皆様に公表、ご理解を求めていることは、ご質問者ご案内のとおりでございます。この地方自治法で定められた予算、決算の会計方式においては、ご質問者のご指摘のとおり、単年度会計主義による単式簿記により行っていることから、ややもすると長期的財政運営の視点に欠け、コスト意識の乏しい体質に陥るおそれが強いということが指摘されております。こうした現在の公会計に対し、民間企業の経営感覚を取り入れ、コスト意識を導入し、より効率的な財政運営を行うべきであるとの声が強く聞かれるようになりました。先進的な自治体では、独自のバランスシート、貸借対照表でございますが、こういったものの作成などに取り組みを始めました。埼玉県内においては比企郡玉川村や草加市において、こうした取り組みが行われました。

  しかし、これらの自治体でのバランスシートの作成の試みは、それぞれの自治体で作成基準が統一されていなかったことから、自治体間での比較が難しいなどの難点もありました。国では、地方自治体の要請等もあり、当時の自治省、現在の総務省でバランスシート作成に当たっての統一基準が示されました。これは決算統計資料が存在する昭和44年度以降の決算により、投資的経費に基づく資産の状況、現金、預金等の流動資産、地方債残高等の負債の状況等を表記するものであります。一般の企業が作成するバランスシートに対し決算統計資料から作成するため、一部異なる面もありますが、ほぼそれに準じたバランスシートとなっております。このバランスシートは、各地方自治体がそれぞれの判断で対応しているため、すべての自治体で作成しているものではありませんが、吹上町では自治省で示された基準に基づき平成10年度からバランスシートを作成し、毎年「広報ふきあげ」に掲載して公表を行ってきたところであります。平成15年度決算のバランスシートについては、現在作成を急いでおり、本議会の開会中に議員の皆様にお伝えするとともに、来年1月号の広報に掲載できるよう、その作業を進めているところであります。自治体経営では、現在の公会計制度においても、さまざまな統計手法を参考にしながら適切な財政運営に努めているところでありますが、今後ともバランスシートの活用も含め、健全な財政運営を目指して努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 教育長。



◎教育長(細井稔) 件名3、教育行政についてのうち、要旨1、読書力の向上についてと、要旨3、地域で取り組む活字文化推進について生涯学習課長から、学校図書館の整備について学校教育課長からお答え申し上げます。



○議長(宮脇則夫議員) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(柳健一) それでは、件名3、教育行政についての要旨1、読書力向上についての吹上町での読書力向上に対する現状の取り組みと今後について並びに要旨3、地域で取り組む活字文化の推進についての地域で取り組む活字文化推進について具体的な実施例があるかについてお答え申し上げます。

  町といたしましては、図書館を設置し、各種事業を展開していることや、日々行われている図書館としての活動が、すなわち読書力向上に対する取り組みに当たると考えております。図書館の事業といたしましては、大人をはじめ親子が一緒に楽しむことができ、毎回80名から120名の参加者がある絵本出版者の編集長を招いての講演会がございます。この講演会では、熱心に参加される方が大変多く、過日10月30日に行われました絵本出版者の編集長、後路好章さんの講演とおはなしの夕べでは、当日の準備や片づけなども参加した方が自発的に協力してくださり、みずから学ぶ意欲のあらわれと感じております。ほかに夏休み子ども会、クリスマス子ども会や毎週金曜日のおはなし会、また夏休み、冬休み、春休みの3回行われている映画会、さらに毎月1回保健センターで行われている10カ月児相談のときに実施しております、赤ちゃんのためのおはなし会などがございます。このおはなし会は「絵本での子育て、夢育て」と題し、乳幼児期から絵本の読み聞かせを通じてコミュニケーションを図りながら豊かな感性と理解力を養おうというもので、将来子どもから大人へと成長していく過程での読書力の向上と活字に親しむ一助となることを期待しているものでございます。また、日々の図書館としての活動では、新刊図書の購入、リクエストやレファレンスへの対応などがございます。みずから学ぶことが生涯学習であり、住民がみずから学ぼうという意欲、欲求に答えられるよう図書館としての各種事業を進めております。さらに、ご質問者ご承知のとおり、図書館では携帯電話やパソコンのインターネットを利用しての蔵書検索、予約や、自分が借りている資料の確認などができるシステムを導入しており、利用者から大変好評をいただいておるところでございます。今後におきましては、現在実施されている事業や日々の取り組みの充実を図りたいと考えております。特に利用者にとっての利便性や経済的なメリットも多いEメール登録への加入を呼びかけてまいりたいと考えております。

  次に、質問3の3の1の地域で取り組む活字文化推進について、具体的な実施例があるかとのご質問ですが、図書館としては現在ございません。ただ、先ほど申し上げましたように、みずから学ぶことが生涯学習であります。図書館を身近の感じてもらうため、毎月の「広報ふきあげ」の図書館だよりにも紙面1ページをとり、地域に活字文化推進のための発信ができればと工夫しております。近年、特に若者の活字離れなどが憂慮されており、豊かな活字文化を守り伝えていくことの必要性を考えるとき、文化創造の基盤となる役割を担う活字文化推進が重要であることから、住民がみずから学ぼうとする意欲、欲求にこたえられるよう各種事業を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

  以上です。



○議長(宮脇則夫議員) 学校教育課長。



◎学校教育課長(田所章) それでは、件名3、教育行政についての要旨2、学校図書館の整備についてご答弁申し上げます。

  吹上町におきましては、平成14、15年度、国立教育政策研究所により、生きる力をはぐくむ読書活動推進地域に指定され、児童生徒の読書意欲の向上を図る取り組みを実践してまいりました。それ以前におきましても、彩の国五つのふれあい県民運動の一環として、本とのふれあいを奨励してまいりました。小谷小学校におきましては、今までの読書活動に対する取り組みが評価され、本年4月23日の子ども読書の日に文部科学大臣より表彰を受けました。現在も各学校では朝の一斉読書に取り組んでおり、ご質問者のご指摘のほかに読書意欲の向上が図られた、また1日が落ちついてスタートできるなどの成果を上げているところでございます。一斉読書のほかにも各学校におきましては読書活動の整備を図るとともに、読書意欲の向上を図るさまざまな取り組みを継続して行っております。一例を申し上げますと、読み聞かせグループや図書委員会による児童生徒への読み聞かせの実施、特別活動や国語の時間におけるパネルシアターやアニマシオン、ブックトークなど創意を生かした実践がなされております。学校の読書環境を考えた場合、その中心となるのは、ご質問者のご指摘のとおり学校図書館であり、その充実が望まれているところでございます。

  ご質問の1点目、学校の図書購入費の件でございますが、昨年度中学生の海外派遣事業が中止されたことに伴い、その予算の一部を学校図書の購入に充てるなどして、その充実を図ってきたところでございます。今後も計画的に充足率を上げていく考えではございますが、財政状況の厳しい現状では、その増額は難しいものと考えます。現在でも事業等でたくさんの資料等が必要となった場合には、町立図書館の団体貸し出しを利用しているところでございますが、今後もその連携を密にして支障のないように取り組んでいく考えでございますので、ご理解いただきたいと存じます。

  次に、2点目の司書教諭、学校司書の配置についてのご質問でございますが、学校図書館法に学校に司書教諭を置く規定がございます。また、吹上町立小中学校管理規則に11学級以下の学校にあっては、当分の間、これを置かないことができるとなっております。本町におきましては、6校中5校が司書教諭の発令を行っております。いわゆる司書の資格を持つ方の学校司書は配置しておりません。司書教諭の発令のない学校におきましては、学校図書館主任の教諭が中心となって学校図書館教育の充実を図っております。いずれの学校におきましても、司書教諭等を中心とする学校図書館教育部会が設置されておりますので、この組織を活用して、その充実に向けて取り組んでいるところでございます。司書教諭の業務内容としましては、学校図書館の運営計画の策定、図書館利用の約束の立案、図書の選定、注文、受け入れ、分類、図書資料の紹介、読書環境の整備等でございます。この司書教諭の配置によって学校図書館の利用の増加など読書活動が充実した、また児童生徒への学習支援が充実したなどの報告を受けております。

  なお、学校司書の配置につきましては、現在のところ考えはございません。今後につきましても、子ども読書の日の活用を図りながら、学校を挙げて児童生徒の読書力向上のための取り組みの充実を図っていく考えでおりますので、ご理解賜りたいと存じます。



○議長(宮脇則夫議員) 総務課長。



◎参事総務課長(平井正治) 件名4、安心と安全の町づくりについて、要旨1の防災・防犯活動についてのペットの避難訓練についてお答え申し上げます。

  過日の新潟県中越地方の地震では、多くのことを教訓として学ぶことがありました。その一つに愛がん動物や家畜対策であります。これまで被災者対策につきましては多くの調査、研究が行われ、対策を進めてまいりましたが、現在吹上町地域防災計画におきましても動物の避難計画については記載されておりません。また、検討もしておらないのが現状であります。新潟県中越地震においては、家族同然に暮らしてきたペットが、多くの被災者が避難している避難所内で暮らすこともトラブルの原因になっていることや、牛などの家畜やニシキゴイなどの対策については報道等でご存じかと存じます。去る6月10日の埼玉県市町村防災主管課長会議におきましては、今後の災害時における動物対策について研究を進めていく旨の説明がございました。この現状を踏まえつつ、今回の震災の教訓を生かすべく、県をはじめ関係機関及び関係部署と協議を行っていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 環境整備課長。



◎環境整備課長(丸山泉) 続きまして、ご質問4の1の2の安全・安心の町づくり条例を制定し、防犯意識の啓発を図るべきと考えますが、見解を伺いますとのご質問につきましてお答え申し上げます。

  安全で安心して生活できる地域社会を築くためには、町、町民及び事業者等が生活の安全に関する知識を高め、協働して行動することが求められており、質問者のおっしゃるとおり条例を制定し、防犯意識の向上を図ることも一つの有効な方法であると思います。しかし、インターネットでの調査によりますと、現在条例を制定しているところは関東首都圏でも東京、千葉、茨城の1都2県だけでございます。埼玉県は、まだ条例を制定しておりませんし、県内すべての市町村で条例制定されていないのが現状であります。今後県等の動向を見ながら対応していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  続きまして、ご質問4の1の3の自主防犯活動には支援事業としての助成を図っていくべきと考えますが、見解を伺いますとのご質問にお答え申し上げます。支援事業につきましては、新たな助成金を交付するという意味では、町財政の逼迫を考えますと、困難であろうと考えられます。しかし、町民の安全で安心して生活できる地域社会を築くためにも自主防犯活動を実施していただく町内会につきましては、パトロール用チョッキ等の防犯用品で町所有のものを貸与するような形で支援したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  続きまして、4の1の4の悪質知能犯罪に関する被害状況の情報公開を行う必要があると考えますが、見解を伺いますとのご質問についてお答え申し上げます。ご質問者のおっしゃるとおり、最近の犯罪は相当手口の込んだ手段で犯罪を犯し、人間の心理を読み切った犯罪であります。鴻巣警察署管内のオレオレ詐欺の手口も、最近では交通事故を装った示談金詐欺と、娘に金を貸しているので振り込めという金融業を装った詐欺の二つの事件が発生しているとのことです。ほかに鴻巣警察署管内以外では、電車で痴漢をした、あるいは子どもが自転車でベンツにぶつけたからなどのつくり話で示談金、修理代請求等の事例があるとのことです。また、鴻巣警察署管内のオレオレ詐欺の被害件数ですが、平成15年が9件、そのうち吹上町では1件、平成16年が12月7日現在では14件、そのうち吹上町では1件発生しております。相談件数は、今年12月7日現在で51件もありますが、警察署でもすぐにお金を振り込むのではなく、必ず相談してほしいとのことです。情報公開といたしましては、現在吹上駅前交番が派出所だよりとして作成し、多種犯罪の実態を記載したものを町として毎月町内会に回覧しております。今後鴻巣警察署発行の犯罪被害状況を記した週間警戒情報、あるいは交通事故日報等を町役場情報公開コーナーにて情報提供し、さらに啓発を強めていきたいと考えております。また、先ほどの木野田議員の質問に対する経済課長の答弁にもございましたとおり、悪質商法に関する消費生活相談を町として週1回行っておるところでございますが、架空請求やマルチ商法など相談件数もかなりございます。そこで、相談事例につきましては、毎月「広報ふきあげ」の消費生活コーナーにて情報提供をさせていただいております。今後とも定期的に情報提供し、啓発を行ってまいりたいと考えますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

  以上でございます。



○議長(宮脇則夫議員) 1番、町田信隆議員。



◆1番(町田信隆議員) 再質問をさせていただきます。

  まず1点目は、町長の政治姿勢ということで、吹上町の将来が、明るい見通しが見えるような、そういう対応をとっているということでございますけれども、私個人的な話になりますけれども、吹上町の将来、そんなに明るくはないという認識でございます。合併も対等な立場の編入合併で、書類としては、吹上町は鴻巣市に編入合併したいので、申請をすると。そういう編入合併という形での申請になるということでございます。そういうふうになりますと、この合併協議の中で、鴻巣市の中に吹上町か入っていった場合に、吹上町が一番物が言えるのはいつなのかというと、今を置いてしかないというふうに私も思うわけなのです。全体の中で吹上町が入っていったときに吹上の力というのは、そんなには大きくはないというふうに考えたときに、今この時期こそが一番物が言えるときではないかなというふうに思っておるわけなのですけれども、それでもなかなか吹上の主張が通らないといいますか、なかなか先が見えてこないな、そういう思いをいたしておるところでございます。そういう面では、本当に今年4月に住民投票という形で実施されたわけでございますけれども、住民投票をしたときの、そのときの姿、いろいろ見えない中で行われた住民投票、それと現在8カ月といいますか、過ぎた段階で、それなりに吹上町の将来方向が見えてこなくてはいけない、この時期において、その差というのが、そんなに変わっていない。変わっていないというのは、吹上の姿が見えてこないという意味で変わっていないのではないかな、そういうふうに思っております。そういう面では、先ほども阿部議員の方からありましたけれども、何としてでも現在住民投票を行ったときの時点と町民の意識というのが大きく変わっているのではないかなという思いもありまして、ぜひ住民投票をもう一度やって、それで最終的な確認をしていく、これが筋ではないかなというふうに思っております。そういう面では、本当に吹上町の5年後、10年後、30年後の姿という、こういうものを提示しながら、吹上町民の方に意見を伺うという、こういう形が適切ではないかなというふうに思っております。それが町民に対する説明会という形になるかと思いますけれども、現時点でなかなかそこの将来の姿を見せる形で行っていないのではないかなというふうにも思っておりますけれども、もう一度この件について町長のご見解を伺いたいと思います。

  それから、ごみ問題でございますけれども、今でもちょっとまだ気になるのですけれども、吹上のごみは行田の小針クリーンセンターでやっている。それに対して共同で出資をしたという形で、吹上のごみ処理は権利を有すると、こういうお話がございましたけれども、そうは言いましても、合併と同時に吹上町は彩北広域清掃組合から脱退といいますか、脱会をするわけでございますから、その権利もその時点で消滅をするというふうに思っている一人でございます。そうなりますと、脱退をした時点で、吹上のごみを処理するのが当たり前だという、その意見というものがなくなってくるのではないかなというふうに思います。そういうことを前提にしたときに、行田の小針クリーンセンターで引き続いて吹上のごみを焼却していくためには、ある意味で言うと、行田が好意的にやってくれるという、そういうことではなくて、吹上がお願いをして、何とかやってほしいという、そういう立場に吹上町が置かれるのではないかなというふうに私は思います。そういうことで、これまで長い間、新炉の建設計画での回答が保留されてきておるわけなのですけれども、そういう形で密接に行田の方とコンタクトをとりながら相談をしていく中で、初めて現在の吹上町のごみが行田で処理できるというふうになるかなと思うのです。その間の空白期間が長くあって、突然持っていくというのは、相手に対して非常に失礼な話になるのではないかなというふうにも思っております。今度町長がお一人でお願いをしに行くというお話がございましたけれども、吹上のごみがどうなるのかというのは最大の重要問題ですし、行田の管理者からの約束はあるとはいえども、行田が合併と同時に吹上のごみは焼却することは相ならぬという、そういう回答もあり得るのではないかな、そういう危惧を持っている一人でございます。そういう面では、本当に行田の方には誠心誠意吹上のごみ処理をお願いするという、そういう態度が必要ではないかなというふうに思っております。これについては要望という形になってまいります。

  それともう一つ、現在のごみ処理施設を使えるのは、新しい炉が建設されて、それ完成するまでと、こういう形になるかと思うのですけれども、それ以降は中部環境の方に移るという手順になると思います。そういう面で、私としては、合併前に中部環境で処理ができるという、そういう約束を取りつけるのが、それが町長の責務ではないかなというふうに思っております。合併が正式に決まらないと交渉ができないというふうになると、合併そのものが、私としては成立しないという、先ほども言いましたけれども、そういう思いでございます。その点、現時点で中部環境で受け入れることがどうなのかということについて、これまで何回かあったのですけれども、再度お考えをお聞かせ願いたいと思います。

  それともう一つ、最終的には新しい炉をつくらなくてはいけない、中部環境もある年が来ると使えなくなってくる。そういうふうになると新しい炉が建設されます。その建設に対しては、新鴻巣市長に対してお願いをしてあるということなのですけれども、具体的にその検討の進め方といいますか、検討が現時点ではされていないということになりますと、吹上のごみは問題ないという、その言い方をするためには、最終的には新しい炉がどこにできるのか、どういう形でできるのかというところまで決め事がないと、問題ないという形の返答にはならないというふうに思っております。そういう面で、具体的に今話がないし、具体的に吹上にそういう処理場が来るかどうかもわからないというお話なのでございますけれども、これについても一日も早く、少なくとも合併というものを一つのメリットにしながら、何らかの形で具体的な話を展開していくのが大事なことではないかなというふうに思っております。これについてもご見解を再度聞かせていただきたいと思います。

  以上で再質問を終わります。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) 町田議員の再質問に対してお答えいたします。

  合併に対する住民投票以来8カ月経過しているけれども、なかなか見えないというふうなご指摘でございますけれども、合併協議が7月から始まりまして、過去9回正式な会議が行われ、それに至るまでには事務方の検討、それから幹事会等でもって十分審議しているわけでございます。その見通しについては、ある程度私は方向が出てきたというふうに思いまして、今後まだ課題として残っている問題は幾つかございます。例えば議員の定数にかかわる問題であるとか、あるいは合併の最終的な日時の決定であるとか、あるいは吹上町は支所となる予定でございますけれども、その支所機能であるとか、あるいは地域振興の問題だとか、幾つか大きなハードルはございますけれども、大分新市建設計画が策定され、了解をいただいた段階でもって私は見えてきたのではなかろうかと思います。この経過につきましては、いわゆる形は要するに編入合併であるとも、必要なことは必要であると十分に主張して合併協議に反映をさせていきたいと、こういう姿勢をとりまして、事務方並びに私どもも発言をしてまいりました。その観点からは、ある程度の成果はもう上がっているというふうに思っておりますし、合併の方向性も4月に比べて8カ月の経過の中で、私は十分見えてきたのではなかろうと思っております。議員との見解は多少異なりますけれども、8カ月精いっぱい頑張ってきたということを含めまして、最終的な方向性が見えてくるまでにはもう少し時間をちょうだいしたいと。なお、合併の方向が完全に見えてくるのは、合併して何年かたってからであろうということは、昭和の合併のことを振り返ってみても、私はそのように思いますので、本当の意味の合併の成果は10年あたりが一つの評価の基準になるのではないかというふうに思います。今後のいろいろな協議事項の中で、吹上のいい点、そして総体的な新市建設計画の作成並びに個々の問題につきましても十分反映してまいりますので、ご理解をいただきたい。

  ごみの問題につきまして幾つかの指摘がございましたけれども、彩北広域清掃組合の仕事は、大きく分ければ、内容は二つに分かれているのではないかと思うのですよ。一つは、従来昭和59年以降に建設されてきました、いわゆる小針クリーンセンターにおける行田と吹上のごみの日々の処理、これも耐用年数がありまして、あと四、五年だろうということは言っておりますけれども、その仕事が一つ。それから、この小針クリーンセンターの耐用年数が見えておりますので、やはり新しい炉を建設しなくてはならないというふうに考えて、結局現在の南河原村並びに羽生市も参入して、今までの組合の名称を発展的に解消して現在の彩北広域清掃組合としての事業を展開しているわけでございます。したがいまして、前段につきましては、午前中から、あるいは午後からも質問されましたけれども、管理者である行田の市長さんが、この行田の、差し当たりの、いわゆる小針のクリーンセンターが稼働している間のことに関しては、供用することは差し支えないということを重ねて明言しておりますので、私は、その考え方に関しては、基本的には敬意も表するし、担保されたものというふうに考えるわけでございます。しかし、先ほどの木野田議員のときにもお話を申し上げましたけれども、私は近々のうちに、今までの合併の協議の成果を踏まえて、今の状況に関してお話を申し上げ、新市になったときにおかれましても、吹上町地区分のごみは従来どおり、焼却のことに関してお願いもし、確認をしてまいりたいというふうに思います。そのようなことがございます。したがいまして、吹上町として、新市誕生後のこともお願いしてくるわけでございますけれども、当然合併協議の方向性が見えた段階では、具体的に言いますと、3市町の議会におきまして、合併協議が確定した場合には、鴻巣の市長は新市の市長の予定になるわけですから、新市の市長で予定される鴻巣市長ともども2人でもってこのことに関しては行田市にもお話をする予定でございます。町民のごみは、とにかく1日も空白期間を置けないという危惧からご指導をちょうだいしておりますけれども、私も誠心誠意これからそのようなことのないように頑張ってまいりたいというふうに思います。

  以上、答弁とさせていただきます。



○議長(宮脇則夫議員) 1番、町田信隆議員。



◆1番(町田信隆議員) 再々質問というか、先ほどの質問で、最終的な新炉建設について急いでやらなくてはいけないのではないかということの質問でございます。ちょっとご回答をお願いしたいと思います。



○議長(宮脇則夫議員) 答弁を求めます。町長。



◎町長(齋藤武史) ただいまの指摘でございますけれども、新市における構成団体が、将来的には中部環境との耐用年数もございますので、新炉の建設は話し合わなくてはならないのではないかという趣旨のご質問だと思います。それにつきましては、今すぐに新鴻巣として新炉の建設については、話題には上っていないと。しかし、新鴻巣市となった場合、私どもが新鴻巣市の構成員となった場合には、中部環境の構成市となりますので、新しい鴻巣市を含む新炉の建設に関しては、鴻巣市のみでするのではなく、中部環境全体として、中部環境の施設の耐用年数等をにらみながら、一日も早く新炉建設に関して取り組まなくてはならない、このように考えております。そのことにつきましては、現鴻巣市長も中部環境の副管理者としての考えも同様だというふうに私は考えております。



○議長(宮脇則夫議員) 以上で1番、町田信隆議員の質問を終わります。

                                              



△散会



○議長(宮脇則夫議員) 以上で本日の日程は全部終了しました。

  本日はこれにて散会します。

  どうもご苦労さまでございました。

          (散会 午後 4時10分)