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埼玉県 羽生市

平成27年  9月 定例会 09月11日−05号




平成27年  9月 定例会 − 09月11日−05号







平成27年  9月 定例会



          9月定例羽生市議会会議録(第11日)

   議事日程 平成27年9月11日(金曜日)午前9時30分

 開議

第1 市政に対する一般質問

    1 12番 島村 勉議員

        1 献血の推進について

    2  5番 柳沢 暁議員

        1 高い国民健康保険税の引き下げについて

        2 児童館の新設について

    3 10番 奥沢和明議員

        1 むじなも自生地と堀上田について

 散会

   本日の会議に付した事件

 1、議事日程に同じ

     午前9時30分 開議

出席議員(14名)

    1番 斉藤 隆議員      2番 野中一城議員

    3番 阿部義治議員      4番 松本敏夫議員

    5番 柳沢 暁議員      6番 本田 裕議員

    7番 峯嵜貴生議員      8番 中島直樹議員

    9番 永沼正人議員     10番 奥沢和明議員

   11番 根岸義男議員     12番 島村 勉議員

   13番 保泉和正議員     14番 丑久保恒行議員

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  河田晃明   市長        齋藤 淳   副市長

  田沼 昭   総務部長      三枝孝之   企画財務部長

  小菅芳和   市民福祉部長    齋藤一郎   経済環境部長

  帆刈 章   まちづくり部長   山崎友行   会計管理者

  小竹清司   消防長       宇都木一男  総務課長

  石井康三   教育委員長     小島敏之   教育長

  山畑昭司   学校教育部長    斉藤英夫   生涯学習部長

  栗原富雄   代表監査委員

事務局職員出席者

  事務局長   小沢 厚      総務課長   野口文男

  総務課長補佐 本間健史      書記     秋山正代



△開議の宣告



○松本敏夫議長 おはようございます。

 ただいまから本日の会議を開きます。



△日程第1 市政に対する一般質問



○松本敏夫議長 これより日程に入ります。

 日程第1、市政に対する一般質問を行います。

 通告順に発言を許可いたします。

 まず、12番、島村勉議員。

     〔12番島村 勉議員登壇〕



◆12番(島村勉議員) 皆さん、おはようございます。

 昨日、今日もまた台風で大雨の大分被害を受けているところがあります。幸いにして、羽生は大した被害がなくてよかったと思います。

 それでは、通告に基づきまして一般質問をいたします。

 献血の推進についてお伺いいたします。

 私は、ライオンズクラブ国際協会330−C地区の羽生ライオンズクラブでボランティア活動をしております。その活動の1つとして、献血推進運動にクラブの会員とともに参加しております。ライオンズクラブでは年に2回、4月と12月にスーパーケンゾー元町本店の駐車場において、ケンゾーさんのご厚意により無償で20数年間使わせていただいております。本当に感謝をしております。

 毎回、献血してくださる市民の皆様は常連になり、50回以上の献血を気持ちよく血を提供していただいている方も数多くいます。しかし、いつも献血にご協力いただいている市民の皆様も高齢化や慢性疾患などによる薬の服用により、献血をできる人が年々減少しております。15〜6年前と比べると、年々減少し、毎回120人くらいいた方が現在では60人前後と半減しております。この状況は羽生市に限らず、どの自治体においても同様のようです。採血事業者である日本赤十字社も、大変採血に苦慮しているようでございます。

 先月末の朝日新聞の朝刊に、厚生労働省の政府広報として献血への呼びかけが掲載されておりました。紹介しますと、1面でありますけれども、「献血ありがとう。日本では、毎日約3,000人もの方が輸血で命をつないでいます。血液は長期保存も人工的に製造もできません。献血だけが頼りです」というものでありました。血液事業とは、一般に血液を提供していただける方を募集し、その献血を採取し、血液製剤として治療を必要とする患者さんのために医療機関に供給する一連の事業であります。

 今日、血液事業に携わる関係者は幅広く、国、都道府県、市町村、日本赤十字社をはじめ、血液製剤の製造、販売業者、その血液製剤を使用する医療機関、患者の方々、そして献血に協力してくださる企業やボランティア、国民の皆様でございます。このように多くの人々の協力により血液事業は成り立っています。輸血はもちろんですが、血液製剤も健康な方々から自発的に無償で提供いただいている献血によりつくられております。このように、我が国の血液事業は献血により支えられており、血液を必要とする多くの患者さんが日々救われているという実態であります。

 そこで、献血について市関係部署、部長の皆さんはどういう認識をお持ちなのかお伺いいたします。

 まず1点目、献血の重要性についてどういう認識をお持ちかお伺いいたします。これは市民福祉部長、総務部長、企画財務部長、経済環境部長にそれぞれの立場からお願いをいたします。

 2点目、献血の市民への普及、啓発について、26年度、27年度の取り組み状況を市民福祉部長にお伺いいたします。

 3点目、市内で行なっている献血活動に対する行政の協力体制について、市民福祉部長と企画財務部長にお伺いいたします。

 4点目、市主催のイベントや市が関与するイベントにおける献血活動への支援、協力について、具体的に実施した事業がありましたら、行事名、事業名を経済環境部長にお伺いいたします。

 5点目、若者が献血しやすい環境づくりについて、どのように取り組んでいくのか、市民福祉部長にお伺いいたします。

 最後に、市職員に対する献血への理解、協力について総務部長にお伺いし、私の一般質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 12番、島村議員の一般質問、献血の推進について答弁申し上げます。

 まず、1点目の献血の重要性について、どういう認識を持っているかについて申し上げます。

 献血は、人の生命を維持するために必要な成分であり、体から一定量が失われると命にかかわります。科学や医療技術が十分進歩した現代でも、血液を人工的につくることはできません。また、血液を長期間保存することもできません。このため、けがや病気などで手術を受ける場合、または血液中の成分が不足した場合など、その不足した血液を補うために輸血が必要となります。人の善意によって得られた血液が医療の現場に提供されることによって、生命と健康が守られており、血液を安定的に供給していくためには献血は大変重要な役割を果たしていると考えております。

 次に、2点目の献血の市民への普及啓発につきましては、献血の啓発用ポスターの掲示、ホームページへの掲載及びリーフレットなどを活用し、献血の推進に努めております。また、高校生への献血推進ということで、市と保健所、埼玉県赤十字血液センターの三者により献血未実施の高等学校を訪問し、献血の重要性を理解していただくとともに、校内献血の実施の協力を依頼してございます。今後、こうした活動に加え、あらゆる機会を捉えて献血の重要性を訴え、理解と協力を求めてまいりたいと考えております。

 次に、3点目の市内で行なっている献血活動に対する行政の協力体制及び5点目の若者が献血しやすい環境づくりにつきましては関連がございますので、一括して答弁させていただきます。

 これまで、市では埼玉県からの献血者確保に関する補助金を活用し、市内社会奉仕団体が行う献血の協力者に記念品としてボールペンを配付しておりました。少子高齢化などの影響もあり、若年層の献血者は年々減少傾向にある一方で、輸血を必要とする高齢者の数は年々増加傾向にあります。このため、市といたしましては若年層を中心に普及啓発をより一層推進するため、平成25年度より配付先を新成人に変え、啓発用リーフレットとともにボールペンを配付し、献血の協力を呼びかけているところでございます。今後も、若年層に対して献血の重要性などの啓発を行い、若者が献血しやすい環境づくりに努めてまいりたいと考えております。当市といたしましては、献血に対する正しい知識と必要性を認識し、埼玉県赤十字血液センター及び保健所と連携、協力しながら、多くの方に献血していただけるよう普及、啓発活動に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 総務部長。

     〔田沼 昭総務部長登壇〕



◎田沼昭総務部長 12番、島村議員の一般質問、献血の推進についてのうち、1番目の献血の重要性についてどういう認識を持っているかについて答弁申し上げます。

 羽生市の献血事業につきましては、先ほど市民福祉部長が答弁したとおりでございます。議員のご質問の中にもありましたとおり、人の血液からしかつくることのできない血液製剤は、医療現場にはなくてはならないものであり、病人やけが人などで輸血を必要としている患者さんの尊い生命を救うために使われ、これにより多くの人命が助けられております。このもととなる血液は、献血によるものであり、その果たす役割は大変重要なものであると認識をしているところでございます。

 次に、6点目の市職員に対する献血への理解、協力について申し上げます。

 初めに、職員の献血への理解につきましては、市役所庁内で献血が行われる際には、毎回大体60人から70人程度の協力者がおります。そのうち、市職員は半数以上の30人から40人程度が毎回協力しているものというふうに捉えているところでございます。こういった状況で献血に協力をしておりますことから、献血の重要性については各職員十分に認識を持っているものと考えているところでございます。

 次に、職員の協力体制といたしましては、羽生市の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の中に、献血をする場合はその要する時間を特別休暇にすると規定されております。これは、近隣自治体にはない羽生市独自の規定でありまして、当市においては職員が献血に協力しやすいような体制、環境づくりが整備されておりますので、今後も献血への協力について推進をしてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 企画財務部長。

     〔三枝孝之企画財務部長登壇〕



◎三枝孝之企画財務部長 12番、島村議員のご質問、献血についての認識について答弁申し上げます。

 市民福祉部長からもありましたとおり、多くの患者の命を支える日赤の献血は、いわば行政活動で賄えない部分も担っていただいており、なくてはならない団体の活動であると考えます。

 私からは、市庁舎における献血について申し上げます。

 市庁舎につきましては、長年にわたり通常年2回実施しております。平成25年度、26年度の2カ年間は市庁舎耐震改修工事及び電気設備の改修工事がありましたため、安全を考慮しお断りさせていただきましたが、今年度は去る5月15日に実施し、来年1月にも予定していると伺っております。今後も、できる限り協力体制をとらせていただきたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 経済環境部長。

     〔齋藤一郎経済環境部長登壇〕



◎齋藤一郎経済環境部長 島村議員の献血の推進について、経済環境部長の立場から答弁を申し上げます。

 まず、1点目の献血の重要性についての認識、これにつきましては、これは先ほど来、各部長が申し上げておりますとおり、立場や役職などの社会的地位に関係なく、人の命をつなぐ大変重要な行為であると認識をいたしております。私自身も400CCの成分献血も含めて10回以上、ご協力をさせていただいております。

 次に、4点目の市主催のイベントや市が関与するイベントにおける献血活動の支援、協力体制についてでございますが、市が所管をし、あるいは関与するイベントや催し物は、私どもに限らず各部署ごとに年間を通じて多く開催をされております。私ども経済環境部所管のイベントや催し物会場に、過去に埼玉県の赤十字センターの献血車が来たお話は現在お聞きはしておらないわけですが、もしそのようなお話がきた場合には市の方針といたしましても、その普及、啓発活動に対し積極的に協力をしてまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 島村勉議員。

     〔12番島村 勉議員登壇〕



◆12番(島村勉議員) それぞれの部長さん、大変ご答弁ありがとうございました。共通に、献血の重要性は認識していただいているものと思っております。

 それで、再質問をさせていただきたいと思います。

 最初に、市民福祉部長の話にありました25年からですか、献血協力者に対してお礼のボールペンを少子高齢化で年寄りより子供に今度は金を使おうじゃないかという考え方みたいな答弁いただきましたけれども、そこのですね、例えばどの程度お金がかかっていたんだか、私たちライオンズが先ほど言った120人ぐらいの献血の場合でも、もしボールペン1本であれば100円として1万2,000円ぐらいだったんじゃないかなと思うんですけれども、その予算がどのくらいかかって、少子高齢化のほうへその金額を移行させたのか。ほかのところでの採血の件もあるかと思いますけれども、多分、羽生市、市の庁舎では何もあげていなかったんだかという話も聞きますけれども、同じようにやっていたんであれば、羽生市はほかの市に比べて献血者がすごい多いんですよね。加須市が例えば2,000人ぐらいだとしたら、羽生市は3,500人ぐらいか、そうですね、27年度で3,499人、加須市が2,500人というぐらいの献血者がいるわけです。かなり市としては一生懸命そういう運動というか、協力をしているわけです。それは承知なんですけれども、今言ったようなその金額がそれ全部にかかっているということで、大変な予算であるということかもしれませんけれども、その予算がどの程度、今度は少子高齢化のほうへ生かされるのか、ひとつお伺いいたします。

 それと、前に、これは放送は、防災無線は総務課ですか、総務課でいいですかね。7〜8年くらい前までは、毎朝というか、献血の日の年2回ですけれども、放送していただいておりました。そうしたら、防災無線だから防災に関係ないのはやらないよというようなことになりましたけれども、その辺もですね、年に2回、朝、昼、4時くらいまでやっているんですけれども、献血できるのは2時くらいで、もう間に合わなくなりますから、3回くらいの放送はやっていただいていたのがどうしてやめになっているのか、そこもお伺いいたしたいと思います。

 そして、あとは最後にですね、イベントにおける、今献血運動って今までなかったというような話でありました。話もなかったという。今年の11月の、また世界ゆるキャラさみっとに日本赤十字社が何とかこのイベントで献血をさせていただきたいという話を持っていったところ、ゆるキャラのそこの場所へ行くと30万くらい出さなければできないよと。ただ、その意義や先ほど言った認識がどうのこうのというのはそこにあるわけなんですね。献血というものの認識がないから、献血であってもお金を取るというような、イベントと同じような考えを持っているんかなと思います。

 それが、たまたま民間事業者と日赤の人が知っているということで、その人を紹介してもらえば、口きいてもらったほうが献血運動やらしてもらえるんじゃないかということで話したそうです。そうしたら、実行委員会のほうに行ったのが、民間と一緒に来たのが気に入らなかったか何かして、出展料を払えば出展というか、献血させると、そういう返事がきたそうです。払わないんなら出せないよという話をして、私がライオンズのほうで献血をやっていたので、その相談、何とか市のほうでお願いして、そういう献血事業は営利目的じゃないし、何とかお願いしたいという話をしました。それで、市民福祉部長にもいろいろご相談いたしまして、やっぱり市民福祉部長もそれわかっていただきまして、そこは担当部署が違うということで、キヤッセのほうでもいいんであれば、また話しますよということはありました。

 ただ、私のところへ日本赤十字社が相談に来て、言えばクレームをつけたという感覚をとって、実行委員会の担当者がですね、いや金払わないんならやめればいいんだよと、来なきゃいいんだよという言い方をして、民間事業者のほうへ何でそんなところを紹介するんだというような電話もしたそうです。その後、もう一度、先ほど言った市民福祉部長に相談したところ、キヤッセでいいという返事もらったんで、お話しましたら、今度は日赤のほうへもそういうような電話を入れたと、こういういきさつがあります。その辺のことについてお伺いいたして、再質問といたします。よろしくお願いします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 12番、島村議員の再質問にご答弁申し上げます。

 市民福祉部所管の部分は、献血の啓発品の使い道が、用途が変わったということで、それに対する費用というものだったかと思いますが、25年以前までは市町村献血者確保促進事業費補助金ということで、埼玉県のほうからいただいておりました。今年度も、人口5万人以上10万人未満の都市ということで4万8,000円ほどいただいております。これがボールペンに直しますと大体540本ほど買えます。

 これまでは、25年度までは市内のライオンズクラブさんを通じて献血をやっていた方にお配りしていたわけでございますが、若年層の献血者の減少ということで、ライオンズクラブの会長さんからもお話がありまして、何とか若年層を献血者として持ち直したいということで、当時の健康医療のほうの担当者とお話し合いの上、献血事業にこれまでライオンズクラブさんにお配りしていたものを新成人への啓発のパンフレットと一緒に記念品として配付を行なってよろしいでしょうかということで、当時の会長さんからご了解いただいて、その年から成人式の記念品ということで献血パンフレットと一緒にボールペンを配付しておりました。今後も、当市といたしましては若年層の献血の増加ということを考えまして、同じような形でやっていきたいかと考えておりますが、よろしくお願いいたします。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 総務部長。

     〔田沼 昭総務部長登壇〕



◎田沼昭総務部長 12番、島村議員の一般質問の再質問にご答弁申し上げます。私のところは、防災無線の使用が取りやめたということの経緯ということでございます。

 防災無線の使用に関しましては、平成15年、防災無線放送の基準をつくり、その後、適宜見直しを図りながら現在運用をしているところでございます。現在、放送は非常事態における連絡等のための緊急通信、正午や夕刻の音楽放送等の定時通信の2種類があり、催し物に関する放送については事前にお知らせをすることができないものや、突然の中止や変更などに限り放送することができることというふうにして運用をしているところでございます。

 これは近年、防災無線の放送に関し、敏感に反応され、騒音公害として捉え、苦情を申し出る方もいらっしゃいます。全国的には防災無線の使用に関し、緊急性、重大性、公益性の低い内容における防災無線の使用に関し、騒音公害がやはり全国的に問題となっているというような環境もございます。今までどおり、今後も放送基準に従いまして運用してまいりたいというふうに考えているところでございます。

 しかし、先ほど血液に対する認識という中で、献血は非常に大切なものだということで認識を述べさせていただきました。そういうこともありますので、献血実施に当たり市民の方への協力、お願いすることに関しましては、市広報紙やLINEでの情報発信に献血を実施することについて掲載することは可能だというふうに考えておりますので、献血の担当課であります健康づくり推進課にご相談をいただければ、広報等、協力をさせていただきたいと存じます。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 経済環境部長。

     〔齋藤一郎経済環境部長登壇〕



◎齋藤一郎経済環境部長 島村議員の3点目の再質問にお答えをいたします。

 献血者がさみっとに参加するについての件でございました。埼玉赤十字社の方が、この世界キャラクターさみっとの実行委員会のほうにお尋ねをいただいたのが今年の5月というふうに聞いております。そして、このときはお話のとおり大手通信広告代理店の民間企業の方、お二方と埼玉日赤の方1名、3名でお越しをいただいたようでございます。

 通常でありますと、公共の団体やこのような団体の方が民間の方と一緒にお越しに来ることがないわけでございまして、またこの代理店の方は昨年のさみっとにも出ていただいておりまして、担当した事務局の者が前々から取引のある代理店がお連れをしているということで、何か一緒におやりになるのではないかというふうに思い込んだようでございます。そのため、一般的な出展の要領の内容をお伝えをしてしまったということでございました。このとき、赤十字社の方は内容はわかりましたと申されて帰られまして、その後の連絡等、申し込み等がなかったということでございます。

 このように、民間の代理店を通じてのお話であったため、一般の出展についての説明をいたしたこと、そしてその後、連絡等がなかったことなどが、このような誤解と申しますか、を招いたものと考えております。

 しかしながら、受けた者の説明不足、そして理解不足については大変申しわけなく思っておりまして、その後直ちにこちらからお電話をいたしまして、双方ともに行き違いをおわびをいたしまして、実行委員会からはお越しをしていただけるならば、配置場所も含めて対応をいたしますという旨をお伝えしてございます。お話ですと、今回は見合わせて、また次の機会にということでお話をいただいているようでございます。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 島村勉議員。

     〔12番島村 勉議員登壇〕



◆12番(島村勉議員) 再質問をいたします。

 市民福祉部長の新成人にということで、それはそういう時代の流れというのもわかります。それでありますから、いいんですけれども、ただ今までになかなか献血ずっと、先ほど言ったように50回もやっている人がいっぱいいるわけですね。毎年、毎年、毎回、毎回、同じようながあって、それが欲しいために来るわけではないんですけれども、感謝の気持ちとしてということであったので取り入れたこと、若年層に使うということはわかりますけれども、この金額自体でですね、そんなに気に、それを下げてまでやらなくちゃならない、補助金かもしれないですけれども、とは思えないんですけれども、そういう時代の流れかもしれないんで、了解はいたします。

 それと、防災無線のほうなんですけれども、確かに防災無線に使うのが妥当だと思います。だけれども、先ほどの献血の重要性とか、そういうこともあってですね、年に2回だけの放送、そういうことはね、その日のうちに3回くらいの放送はいいんじゃないかなと思うんですけれども、その辺も検討していただければありがたいと思いますし、現在、毎日防犯に関係するから振り込め詐欺やいろんなのを毎日同じようなことをやっています。それと、子供たちが帰るのを毎回、毎回同じようにやっています。それが不要だと、必要ないという言い方はしませんけれども、そういうものに考えればですね、献血のときの1日、2日の放送は考えてくれてもいいんかなと思います。その辺はぜひ検討していただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。

 それと、後で返事はいただきますけれども、それと最後の経済環境部長がですね、民間企業と日赤が来たんで、同じような説明して金がかかると、それもおかしいと思いますし、それは市の代表、市というか、ゆるキャラ実行委員会の責任ある人が対応していると思うんですよ。ですから、それが勘違いしたというんじゃなく、しっかりしてもらいたい。

 それと、もう一つは、その説明に来てというか、お願いに来て、何とか市のほうにとりなしていただけないかな、献血はこういう重要性があるんで、ぜひお願いしたいんで、先ほど言った年々献血する人が減っています。それで、なかなか若年層といっても、それは先ほど高校のほうでもやっていただいたりも、もちろんしているかと思います。羽生市も多くなっていますけれども、私たちが献血協力者として半減したりして、そこを頼られてですね、またぜひこういうイベントがあったら、市のほうにも協力を依頼していただけますかと、私なんかに依頼しなくたって、本当は自治体の責務とか国の責務というのがこの献血にはあると思うんですよ。その辺を考えながらですね、幾ら一担当者であってもですね、相手の日赤さんや民間企業さんに返答をするわけですから、責任のある言葉を発しなきゃいけないかと思うんです。

 先ほど言ったように、1回目の話はそれでまた私に相談したのが、担当者に話に行ったら、そういうふうな会社のほうに何でそんな相談をするんだというような、いえば脅しみたいな、やりたくなければやらなくていいんだよ、払えなければやらなくていいんだよという言い方自体がおかしいと思いますよ。もう一度やっていますから。で、泣く泣く日赤のほうは、民間業者がですね、下ろされちゃう、今回出さないよと言われたというのを聞いたので、私のほうは、日赤は今回遠慮しますので、ぜひ民間業者は去年同様にやらせていただけないですかと、そういうふうに言ってきました。

 そういうことがないようにですね、やっぱり徹底して、だから私は最初に献血の認識ということをお伺いしたわけですけれども、ぜひこの問題があってからじゃなくてですね、今言った国の献血に対する、血液事業に関する国の責務や自治体の責務、そういうものがですね、いえば法に定めてあるわけです。この自治体でも、先ほど言っていた27年度の基本計画、実施計画、そういうのがうたってあります。そういうものを目を通していただいて、外に、いえば外というか、日赤さんは民間ですか、ですけれども、営利企業じゃありませんからね、一緒に来てもちゃんとした対応はとっていただきたいと思います。もう一度、経済環境部長、総務部長は放送はできるかどうか、できるというか、検討するだけくらいか、答弁一応お願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 総務部長。

     〔田沼 昭総務部長登壇〕



◎田沼昭総務部長 12番、島村議員の防災無線に関する再質問にご答弁申し上げます。

 2回ぐらいだから、やってくれないかというようなご質問だろうと思います。

 基本的には、やっぱり市民の生命、身体、財産を脅かすものを取り除くことを基本とする防災行政無線でございます。それを基本に運用をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。ちなみに、加須、行田市に確認をしましたところ、やはり行田、加須市も基本的にはこの身体、生命、財産を脅かすもの、緊急性の高いもの、これを基本に運用をしているというところでございますので、市といたしましてもこれを基本として運用をしてまいりたいというふうに考えております。

 そのかわり、先ほど申し上げましたとおり、広報媒体を活用をさせていただきまして、広く市民に周知をする形でご協力をさせていただきたいというふうに考えているところでございますので、何とぞご理解のほどお願いを申し上げたいと存じます。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 経済環境部長。

     〔齋藤一郎経済環境部長登壇〕



◎齋藤一郎経済環境部長 島村議員の再質問にお答えをいたします。

 おっしゃるとおりでございまして、窓口の対応している職員につきましても、当然献血についての認識は私どもが申し上げているようなものがあると思いますが、事務的に対応をしてしまったということで、これは率直におわびを申し上げなければならないものと考えておりまして、誤解を与えてしまったという点に対しましては申しわけなく思っております。

 そして、職員一同ですね、もちろん市職員としても、その事務局に携わる者にも再度、こういったものに対する共通の認識を確認し、徹底し、ご迷惑のかからないようにしてまいりたいというふうに考えております。ご理解を賜りたいと思います。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 島村勉議員。

     〔12番島村 勉議員登壇〕



◆12番(島村勉議員) ありがとうございました。

 今、経済環境部長のほうのですね、だから1回目はというか、最初の説明はそれはそういうことであったかもしれないですけれども、次にですね、また受けたのを、相談したのを気に入らないで、また文句を言っていったということ自体は大変な問題だと思うんです。もう一度ありました。そして、その民間業者は来年出展させないんですか、させるんですか。させないという返事はもらっていたわけです。何とかお願い、市民福祉部長にもお願いしまして、それはないようにしてほしいということだけは伝えてありますけれども、その辺の答えはもらっていません。それをぜひいただきたいと思いますし、また市長からも、この件について何か意見がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 経済環境部長。

     〔齋藤一郎経済環境部長登壇〕



◎齋藤一郎経済環境部長 島村議員の再質問にお答えをいたします。

 一度断った後に、もう一度電話をしたというようなことでございますけれども、そういうことの事実はございませんので、これは私も確認をいたしましたが、そういう腹いせ紛れといいますか、そういったことはもう決してございません。そして、民間業者の出展については、こういったやりとりがあったが、理由でそれを取り消すだとか、翌年もそれを出展させないだとか、全くそういうこともございませんので、それはもう確認してございます。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 市長。

     〔河田晃明市長登壇〕



◎河田晃明市長 献血につきまして、島村議員の再質問にお答えいたします。

 先ほど、部長たちが申したとおりですね、やはり献血で多くの病気になっている方、また血液を必要とする方に大変これが効果的で、日本の赤十字は非常にすばらしいものだなというふうに私も認識しております。市へ来たときはですね、多くの職員が参加できるように、私もやっているわけですけれども、そういう意味でこれからも何かそういった市民が多く集まる行事、そういったものをあらかじめですね、日赤のセンターのほうへ届け出て、そのとき私どもは協力できますよと、そういったことをしたいかなというふうに今思ったわけでございます。

 それから、防災無線については部長等がお話ししたように、市ではいろんな方を対応しなくちゃならないということで、一応原則を守りながら市民に情報提供をしておるわけでございます。

 それから、職員の対応についてはですね、やはり相手の立場に立って、そして何のために来たのか、やっぱりそういったことの認識がですね、しっかり持たなきゃならないかなというふうに思います。いろんな窓口がございます。やはり気持ちよく帰っていただく、また市の対応がよくやってくれるなと、そういったようなですね、やっぱりこれからも教育していかなくちゃならないかなと。やはりマンネリ化しますと、そういったことがつい忘れてしまったり、自分の考えが出てしまったり、対応が人によってさまざまになってしまうと、そういうことのないよう、やはりしっかりとこれからも指導、監督、私の責任においてやっていかなくちゃならないというふうに思います。献血については、職員の言動についておわびを申し上げ、今後とも積極的に協力することを心に決めですね、これからも進めていきたいと、推進したいと、そのように思います。

 以上でございます。



○松本敏夫議長 島村勉議員。

     〔12番島村 勉議員登壇〕



◆12番(島村勉議員) 市長、ありがとうございました。そのようにお願いしたいと思います。

 それとですね、先ほど経済環境部長は言ったことはないとか言っています。これは多分、市民福祉部長も日赤でですね、課長と部長がここへ来ました。そういうことで、取りやめたい、取りやめますけれども、ぜひ民間のほうに責任がいかないようにということは言ったと思います。経済環境部長は、そんなこと言ったと聞いていませんと言っていますけれども、対応した人が言わないと言っています。2回ほど民間会社へ電話と、日赤の上層部へ電話したそうです。これは、またよく調べていただいたほうがいいと思うんですけれども、聞いていますか、知らないと言っていますけれども、多分私と日赤の部長と課長の話した後、日赤のほうで市民福祉部長のほうに謝りにというか、こういう騒動があったということで謝りに行ってくれたと思うんです。そのときに言っていました。

 ぜひ、先ほども言いましたけれども、市民福祉部長はじゃイベント会場でだめであれば、キヤッセの駐車場のところでやらせてあげますよというような言い方をしてくれて、日赤のほうにも伝えましたところ、ただもう担当者が大変怒っているんで、なかなかそれではうまくいかないし、民間のほうに迷惑かけちゃうんであれば、私どもは引きますということで引いたと聞いております。ぜひ、そこわかりましたら、答弁。いや、経済環境部長は知らないと言っているんじゃ、市民福祉部長。はい、よろしく。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 島村議員の再質問にご答弁申し上げます。

 議員申されたとおり、日赤の課長と部長、これは川口のほうの献血推進部長のほうが私のところに訪れまして、その前に私どものほうからキヤッセのほうでできますよというお話を申し上げました。そのときに辞退はされていたんですが、私のほうから再三、大丈夫ですからということでお話は申し上げております。そうしましたら、課長と部長が私のところにお見えになりまして、今回は辞退させていただきますということで申されておりました。

 そのときの理由というのが、今、島村議員が申されたような内容のことでございましたが、私も行政の職員として、それはゆゆしき問題だということで、即座に経済環境部長を通じましてですね、事実確認を確認いたしました。そうしましたら、担当職員、担当課長、そういった者も、そのような発言はしていないと、なおかつ民間の業者のほうも今回取りやめにしたとか、そういった話もないということで、そうならばやはり行政として適切な対応だったんだなと私のほうは理解しております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 島村勉議員。

     〔12番島村 勉議員登壇〕



◆12番(島村勉議員) ありがとうございました。

 そういうことにしておきます。ただ、これからもですね、あることですし、それは日赤のほうでもうそ言うはずがないと思いますし、ここの部長の職員もうそを言わないと思いますけれども、そういうことがないようにぜひ気をつけていただきたいと思います。

 終わります。



○松本敏夫議長 次に、5番、柳沢暁議員。

     〔5番柳沢 暁議員登壇〕



◆5番(柳沢暁議員) 通告に基づき、一般質問いたします。

 まず初めに、高い国民健康保険税の引き下げについてお伺いいたします。

 日本共産党羽生市委員会が行なったアンケートには、国保税が高い、国保税を引き下げてほしいといった国保税引き下げを求める声が多数寄せられています。東京商工リサーチ埼玉支店が今年6月4日に発表した5月の県内企業倒産件数は、負債総額1,000万円以上で39件で、前年同月に比べて7件、21.8%増加をし、5月で前年を上回ったものは2011年以降で4年ぶりだと指摘しております。また、完全失業率も数字的にも改善が見られず、労働者の実質賃金は4年連続でマイナスになるほど、私たちを取り巻く社会経済状況は大変厳しいものとなっております。働きたくても働く機会がない、働いても正社員ではなく派遣であり、そして低賃金、病気になっても医者にかかれないなど、深刻な事態も生まれております。

 全日本民医連の調査では、加盟の病院、診療所648カ所で2014年度、経済的理由で受診が遅れ、亡くなった人が56人いるそうであります。その6割が無保険か窓口で全額負担が必要な国保の資格証明書や期間の短い短期保険証の人だったそうです。このことは氷山の一角であり、全国で推定される人数は5,500人に達しているとも言われるほど深刻な状況になっており、税金が納められない、高過ぎて支払えない現状がここにあらわれていると思います。

 ところが、政府は今年5月27日に参議院本会議において、国民皆保険を崩す医療保険制度の改悪案を強行採決いたしました。都道府県による国保財政の管理、標準保険料の提示、保険料の平準化の推進など、一般会計からの繰り入れをなくし、高過ぎる国保量のさらなる引き上げに市町村を駆り立てるものであり、市民の命と暮らしを守る立場から許すことのできないものです。この分野においても、市民の命と暮らしを守るための羽生市政の果たす役割は大変大きなものになっているものであります。

 そこでお伺いいたします。

 1点目の質問は、支払いたくても支払えない、滞納せざるを得ない状況がある中で、滞納の現状と取り組みについてどのようになっているのでしょうか、答弁求めます。

 2点目の質問は、滞納せざるを得ない要因は何なのでしょうか、答弁を求めます。

 3点目の質問は、国保税を滞納せざるを得ない市民が今年5月31日現在、およそ5人に1人に上っており、法定外の繰り入れや税率の見直しを行い、国保税を引き下げる、市民の命と暮らしを守るべきではないでしょうか、答弁を求めます。

 以上、一般質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 5番、柳沢議員の一般質問、高い国民健康保険税の引き下げについて答弁申し上げます。

 まず、1点目の滞納の現状と取り組みについて申し上げます。

 国保税の平成26年度収納状況は、調定額12億8,575万7,200円に対し、収入済額11億8,103万7,558円で、収納率は91.9%であります。滞納繰越分につきましては、調定額4億3,888万8,003円に対し、収入済額1億124万4,807円、収納率は23.1%であります。これにより、現年度分と滞納繰越分を合計しますと、国保税の収納率は74.4%となり、埼玉県内の市の中で7番目の上位にあります。また、滞納額は26年度課税分が1億464万5,842円、滞納繰越分が2億8,046万8,330円、合計3億8,511万4,172円となっており、平成25年度決算と比較し、約5,800万円、率にして13%の減少となっております。また、滞納件数は1,592世帯となっております。

 市では、平成20年度の組織改正により市税等の収納業務に特化するため、収納課を立ち上げ、滞納整理の強化に取り組んでいるところでございます。取り組みの一例といたしましては、納税コールセンターの開設、催告書の発送、財産調査や資産の差し押さえ等を行なっております。特に、納税コールセンターにつきましては、新たな滞納をつくらないよう、現年度分の滞納がある方を対象に電話催告を実施しております。また、平成26年度からは1回の納付金額を軽減し、納付しやすい環境をつくるため、年6回の納付回数を9回に変更いたしました。また、納期限内の納付が困難な方に対しましては、納税相談の場を設け、自主納付の呼びかけとあわせて計画的な納付をお願いしてございます。これにより、平成26年度の国保税は現年課税分が0.4%、滞納繰越分が2.3%、合計3.5%の増収となりました。

 ご質問の2点目、滞納せざるを得ない要因は何かについて申し上げます。

 国保税を滞納されている方は、他の市税におきましても滞納されている方が多く、その要因はリストラや非正規雇用、営業不振による収入の減少、疾病等による就労困難、住宅ローンや借金の返済など、さまざまでございます。

 しかしながら、中には納税意識の低い方もおり、十分な資力がありながらも滞納している方もおり、税の公平性の観点から預貯金等の資産を差し押さえられた方もいらっしゃいます。

 また、本年4月、生活困窮者自立支援法の施行により、自立支援のための新たな相談窓口を開設いたしましたが、生活困窮等により納付が難しい場合には生活相談を受け、それぞれの事情により解決策を見い出していきたいと考えております。

 ご質問の3点目、国保税滞納者が5人に1人おり、法定外の繰り入れや税率の見直しを行うべきではについて申し上げます。

 まず、26年度の国保加入世帯は8,797世帯であり、そのうち約18%の世帯に滞納がある状況でございます。国民健康保険は国保加入者の相互扶助の理念で成り立っております。まずは、国保加入者の納税による国保運営を考え、それでも賄えない場合は基金の取り崩しや法定外繰入金の補填となります。市の財政状況も依然厳しい状況にあることには変わらず、一般会計からの繰入金の増額は国保加入者以外の市民の負担増につながることをご理解いただきたいと存じます。

 平成30年度からは、安定した国保運営を推進するため、財政運営は都道府県に移行することになります。国保税については、都道府県の標準的な算定方法により市町村ごとの標準保険税率を算定いたします。市町村は、標準保険税率を参考に税率を決定し、個々の事情に応じた賦課徴収を実施することとなっております。現時点では、まだ標準税率は公表されておりませんが、国民健康保険の都道府県化の施行に向け、適正な課税方法の検討を進めてまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 再質問ですか、次の。



◆5番(柳沢暁議員) 再質問いたします。



○松本敏夫議長 柳沢暁議員。

     〔5番柳沢 暁議員登壇〕



◆5番(柳沢暁議員) 再質問いたします。

 先ほど、本当に滞納がですね、している世帯が1,192世帯、滞納をされていて、そういった厳しい現状の中で失業や非正規、そういった方でなかなか支払いが困難な方がいるというお話もありました。実際、羽生市の繰り入れ額ですね、県や近隣の市と比べますと羽生市は1世帯当たり1万2,566円の繰り入れ額があり、隣の加須市は1万7,043円、埼玉県平均は2万5,762円と、羽生市は法定外の繰り入れ額が少ないんですね。この状況については、どのようにお考えなのか答弁を求めます。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 5番、柳沢議員の再質問に答弁申し上げます。

 羽生市は、法定外繰り入れ金額が他市に比べて低いのではないかということでございますが、先ほども答弁申し上げましたとおり国保会計といいますのは加入者のその範囲内で行うのが第一番の目標でございます。法定外繰り入れは、その範囲内で運営ができなくなってきた場合に、難しくなってきた場合に一般会計からの繰り入れとなるものだと思います。そのために、国保運営を円滑に進めるために、当市のほうでも、どこの市のほうでも、医療費の抑制に取り組んでいるところだと思います。他市に比べて羽生市は法定外繰入金が少ないということでございますが、それだけ羽生市の国保加入者の医療費が他市に比べて1人当たり低い、そして健康であるという証拠ではないかと思います。

 ちなみに、平成26年度は法定外繰り入れ金額は1億9,300万円ほど繰り入れてございます。また、基金の繰り入れのほうも4億円ほど入れております。取り崩しております。このような状況で見ますと、羽生市は円滑な運営ができているのではないかと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆5番(柳沢暁議員) 議長、次の質問に移ります。



△休憩の宣告



○松本敏夫議長 暫時休憩いたします。

     午前10時40分 休憩

     午前11時06分 開議

出席議員(14名)

    1番     2番     3番     4番

    5番     6番     7番     8番

    9番    10番    11番    12番

   13番    14番

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  市長      副市長     総務部長    企画財務

                          部長

  市民福祉    経済環境    まちづくり   会計

  部長      部長      部長      管理者

  消防長     総務課長    教育      教育長

                  委員長

  学校教育    生涯学習    代表

  部長      部長      監査委員



△開議の宣告



○松本敏夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 5番、柳沢暁議員。

     〔5番柳沢 暁議員登壇〕



◆5番(柳沢暁議員) 次の質問に移ります。児童館の新設についてお伺いいたします。

 日本共産党羽生市委員会が行なったアンケートには、児童館をつくってほしい、雨が降ったときにどこに連れて行こうか迷いますといった声や、夏休みに子供の居場所となる児童館をつくってほしい、安心して遊べる場所をつくってほしい、加須市の児童館と比較してください、大変な違いですといった児童館の新設を求める声が多数寄せられています。平成27年度1月、羽生市人口減少問題対策プロジェクトチームによる人口減少問題対策に関する提言書の子育て、教育環境の整備、そういった項目には公立保育所の統廃合と児童館複合施設の創設が上げられており、そこには次のように記載されています。

 公立保育所を統廃合し、障がい児保育、長時間保育、休日保育、病児・病後児保育など特徴がある保育所の運営を行う、その保育所に児童館を併設する。児童館では、親子が自由に遊んだり、子供を遊ばせながら児童相談、就職相談を受けられるような窓口を開設する。つまり、羽生市人口減少問題対策プロジェクトチームも羽生市に児童館を新設したほうがよいと提案しているということだと思います。

 そこでお伺いいたします。

 1点目の質問は、どのような検討をしてきて、児童館をどういうふうに考えているのでしょうか、答弁を求めます。

 2点目の質問は、新設する予定はあるのかどうか答弁を求めます。

 以上、一般質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 5番、柳沢議員の一般質問、児童館の新設について答弁申し上げます。

 まず、ご質問の1点目、どのような検討をしてきて、どういうふうに考えているのかについて申し上げます。

 当市では、次代を担う子供たちの健やかな成長を支援するため、さまざまな施策を講じております。特に、小さなお子様とその保護者を計画的に支援するため、羽生市次世代育成支援行動計画や羽生市子ども・子育て支援事業計画を策定し、中長期的に支援しているところでございます。その計画の基礎資料となるものは、保育所や保育園、幼稚園や子育て支援センターを利用する保護者等へのアンケート調査並びに市民意識調査などであります。

 議員ご指摘のとおり、その調査の中でも児童館の設立要望は平成20年の調査では数件であったものが平成26年の調査では60数件となっており、増加傾向でございます。児童館は、次代を担う子供たちが夢と希望を持てる居場所、また児童健全育成の場、子育て保護者の交流の場として価値ある場所であると考えております。

 しかし、当市では子育てを支援するため、学童保育室の整備や待機児童を生み出さない保育環境の整備、子ども医療費の助成などを優先的に取り組んでいるため、限られた予算の中では新設による児童館の困難は難しい状況にあると言えます。そのため、児童館にかわるものとして、市民プラザ内に親子が気軽に集える子育てサロンを設置して、子育てをする保護者たちの交流の場を提供しております。

 また、市内に地域子育て支援センターを4カ所設置し、就学前の子供とその保護者を対象に自由に遊び交流できる場を提供しております。同センターは利用料は原則無料となっており、平成26年度から4つの支援センターで延べ1万4,573人の人が利用しました。今後とも、子育て世代を支援するため、子育てサロンや子育て支援センターの充実を図り、啓発してまいりたいと考えております。

 次に、ご質問の2点目、児童館を新設する予定はあるのかについて申し上げます。

 先ほども答弁させていただきましたとおり、児童館の新設は現在のところ難しい状況にございます。しかしながら、将来を見据えますと子供たちの健やかな成長を育む環境づくりは人口減少を抑制し、活力ある社会を目指す上で重要であることも十分認識してございます。子育てに関するニーズが多種多様化する中、居場所づくりも含め、羽生市にふさわしい子育てに関する施策を羽生市まち・ひと・しごと創生総合戦略に示してまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



◆5番(柳沢暁議員) 議長、再質問。



○松本敏夫議長 柳沢暁議員。

     〔5番柳沢 暁議員登壇〕



◆5番(柳沢暁議員) 再質問いたします。

 先ほどですね、プラザに児童館のようなものはありますというお話がありました。実際、住民からはですね、ちょっとプラザでは設備が悪くて遊びに行く気にならない、わざわざ久喜市の栗橋まで行っているといった声もあるんですね。ちょっと予算の関係で、予算のいいますか、財政状況の問題でなかなか厳しいという話もありましたが、例えば市民プラザの施設をもっと充実させるですとか、公民館ですとか、そういった場所をもっと充実させて児童館のようにしていってですね、財政が潤った状態で児童館を新設するとか、そういった考えというのは考えられないのでしょうか。

 以上、一般質問の再質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔小菅芳和市民福祉部長登壇〕



◎小菅芳和市民福祉部長 5番、柳沢議員の再質問に答弁申し上げます。

 市民プラザの現在の設備では悪いので栗橋のほうまで行っている方もいらっしゃると、そしてそこのところを充実することはできないのかということでございますが、私どものほうの考えもですね、この児童館は今後、子供たちの育成のため、十分必要であると認識してございます。その辺のことを考えながら、議員申されたとおりいろいろ今後検討と検証を重ねてですね、児童館のことについて調べていきたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



◆5番(柳沢暁議員) 質問を終わります。



○松本敏夫議長 次に、10番、奥沢和明議員。

     〔10番奥沢和明議員登壇〕



◆10番(奥沢和明議員) 通告に基づきまして、むじなも自生地と堀上田について一般質問をさせていただきます。

 先般、ムジナモ保存会の会員の方と話をしているときに、相変わらず国の天然記念物が自生地ではなくてムジナモであると勘違いしている方が多いという話がありました。しかし、ムジナモについては知っているとのことですので、自生地のPRがまだまだ不足しているのではないかということでした。そして、自生地の歴史についていろいろ伺いました。

 簡単に説明させていただきますと、現在でも水郷公園の北側の集落を宝蔵寺と言っていますが、水郷公園とその東側にかけて約100ヘクタールから200ヘクタールの宝蔵寺沼があったとのことです。1594年から1654年にかけて、利根川の東遷事業が行われましたが、このことにより利根川からの水の流入が減少し、沼がなくなり、植物が生育する湿原化をしたとのことです。そして、1645年から1675年ごろ、この湿原地帯の泥上げをし、水田にし、さらった跡がクリークとなり、今の形になっているとのことです。そして、大正10年9月に平島耕地でムジナモが発見され、昭和41年5月に自生地が国の天然記念物となったわけです。

 市のホームページに、「羽生」という地名が出てきたのが、1478年の太田道灌の手紙に「武州羽生の嶺にたてこもり」と書かれているのが最初ということでしたので、その後、新田開発が進んでいったと思われます。昭和41年8月の台風による洪水でムジナモは全部流失したとのことですが、その後、ムジナモ保存会の方、行政、そして関係機関等の努力により毎年越冬する現在の自生地となったということです。

 いずれにしても、自生地を世間に広く広げる必要があると思います。ここで、過去に一般質問させていただいた内容の再確認を含め、何点か質問させていただきます。

 まず1点目は、ムジナモ自生地の現況について伺います。

 5カ年にわたる宝蔵寺沼ムジナモ自生地の緊急調査の結果と成果も出ているようですので、あわせてお願いいたします。

 続いて2点目、ムジナモ自生地内の堀上田の実施について伺います。

 堀上田については、平成23年12月の一般質問にて提案させていただきましたが、稲との共生を含めた原風景の復活、自生地の効果的な市民への周知、PRのためには非常に有効な手段であると考えますので、今後の課題といたしまして検討委員会の意見も聞きながら、また国等、関係機関との検討材料としたいという答弁がありました。その後、どのような検討がされたのかお願いいたします。

 ムジナモも自然に越冬し、当初の原風景に戻りつつある今の自生地に足りないのは堀上田だと思います。堀上田のある環境にムジナモは適し、存在していたのだと思います。面積は小さくてもよいと思います。例えば、1畝、1アールくらいでしたら、テーラーで代かきをし、手で植えても時間はかかりません。水は自生地にあるポンプを活用し、タイマー等を設置し、生育期間中ずっと深水管理にできれば、草も内場だと思います。そして、水稲による富揚水の養分吸収と水田の地下浸透により水の浄化もできると思われます。収穫は手作業でできます。無農薬、無化学肥料の有機栽培での試作田を設置するのに問題はないように思いますが、考えを伺います。

 3点目、ムジナモ自生地外観、外周りの環境整備について伺います。

 この点も過去に質問させていただいておりますが、子供たちの学習や生涯学習の一環として、自生地の周りを散策、見学できる遊歩道等の設置について、その後検討が進んでいるのかお願いします。

 4点目、世界キャラ等を活用したムジナモ自生地のPRについて伺います。

 来月の10月11日に行われるコスモスフェスティバルからムジナもん気球が復活する話を伺いました。高いところからの展望は非常にすばらしいと思いますので、今回は私も乗ってみたいと思っています。このときにでもですね、コスモス畑、キヤッセ羽生、水郷公園、水族館、そして一角のムジナモ自生地、天然記念物と書いて大きく太枠で囲った地図があるだけで、来た方へのPRになると思います。また、世界キャラでも同様のことができると思いますが、考えをお伺いします。

 それと、今自生地の中に看板が立っているのですが、この看板が大分古くなってしまったようで、東側の県道から看板の文字がよく見えません。知っている人が見れば読めますが、知らない人が見るとわからないのではないかと思います。できれば、今ふうのカラーで図柄入りの看板で、配置も再考しながらつけかえてはどうかと思います。検討をお願いいたします。

 最後に、行田の古代蓮の里にある古代蓮会館に行ったことがありますが、展望台からの眺めは360度のパノラマ風景はすばらしいものがあります。そして、展示場には蓮の展示や行田の自然の風景が展示してありました。当市でも、自生地が展望でき、なおかつ宝蔵寺沼の歴史及びムジナモ自生地で行われてきた農作業、農具等を展示し、一目で学習できるような展望台資料館を設置してはどうでしょうか。市単独では厳しいと思いますので、遊歩道にあわせ県の協力や国の事業等を活用し、検討してはどうかと思います。県立水族館、キヤッセ羽生とタイアップしながら、周年を通じ観光交流の拠点にもなり得ると思いますので、前向きな答弁を求め、一般質問とさせていただきます。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 生涯学習部長。

     〔斉藤英夫生涯学習部長登壇〕



◎斉藤英夫生涯学習部長 10番、奥沢議員のむじなも自生地と堀上田について答弁申し上げます。

 初めに、1点目のムジナモ自生地の現況については、8月に新聞各紙で掲載されたとおり、ムジナモは順調に生育しております。今年の6月時点で、約3,700株を確認しましたが、これは昨年同月と比較しますと約10倍近い株数となっております。その後、8月1日の再調査では約9,000株以上が確認され、このうち越冬して生育を続けているものが約5,000株となっております。このことから、自生地のムジナモは大変良好な状態で回復傾向にあると思われます。これも、緊急調査を通して生態系のバランスを保つことに努めたことや、長年にわたりムジナモ保存会や地元の方々と一緒になって自生地の回復に努めてきた結果であると考えております。

 しかしながら、今後どのように急変するかわかりませんので、危機感を持って観察し、さらなる研究を進め、ムジナモの自生に向けて好ましい環境とは何かを解明していきたいと考えております。

 次に、2点目のムジナモ自生地内の堀上田の実施について申し上げます。

 昨年8月の検討委員会におきまして、ムジナモ保存会会員の方よりムジナモの増殖と増水時の流失を防ぐことを目的として、堀上田の復元についての提案がありましたが、検討委員会でさまざまな意見交換が行われたところではございますが、結論までには至りませんでした。

 なお、堀上田復元の趣旨でございますムジナモの増殖については、現在良好な状態にあること、また流失防止につきましては今年6月、7月の大雨で自生地内が冠水いたしましたが、クリーク内のヨシを意図的に残したことで流失を防ぐことができております。このようなことから、提案をいただきましたそれぞれの目的は既に達成されているものと考えております。

 また現在、ムジナモが良好に増殖している状況にあって、自生地内の改変行為に当たる堀上田の試作につきましては、明らかに好転するという根拠が示せない限り、国の許可をいただくことは難しい状況であると考えております。加えて、堀上田を復元した場合の現在良好であるムジナモに悪影響を及ぼさないか、懸念されるところでもございます。

 したがいまして、当面は現状の維持に努め、自生地全域の水路でムジナモが繁殖するような環境づくりに全力を傾けてまいりたいと考えておりますが、今後ムジナモの生育が急変した場合には1つの方法として堀上田の復元も視野に入れて取り組んでいきたいと存じます。

 次に、3点目のムジナモ自生地外観の環境整備につきましては、平成24年3月に県都市整備部が作成しました羽生水郷公園整備マスタープランによりますと、宝蔵寺沼ムジナモ自生地はムジナモ保護区に位置づけられ、自生地を外周部から観察し、説明及び紹介するための説明板などを設置するとされております。

 この具体化に向けまして、今年の7月31日には県都市整備部主催の意見交換会が地元の方々と市の関係部署が出席し行われました。その席で、ムジナモ自生地は全国で唯一、国の天然記念物に指定されている。そこで、自生地外周部に木道を設置し、散策できるようにしたらどうか、また自生地北側の森に展望台のような観察スペースをつくったらどうか、自生地東側から全体が見渡されるよう、県道に沿って歩道をつくったらどうか、さらには説明板を設置したらどうかなどの意見が出され、教育委員会といたしましても県に提案をさせていただいております。

 また、4点目の質問にありました自生地内の看板についても、東側の歩道整備が可能となった場合には、自生地の視界を遮らないような構造で、かつ景観に配慮した看板の設置を検討していきたいと存じます。

 今後も、ムジナモ自生地をより多くの方々に観察していただき、理解を深めていただくよう、関係機関に積極的に働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、4点目の世界キャラクター等を活用したムジナモ自生地のPRでございますが、多くの方々にムジナモ自生地を知っていただくことは大変有意義であると考えております。そこで、議員ご提案のわくわく公園まつりやコスモスフェスティバルでムジナモ自生地がわかるような簡易な地図を作成し、配付するなど、関係課と連携しながら自生地のPRに努めていきたいと存じます。

 また、世界キャラクターさみっとにおいては、会場内の一角に展示ブースを設け、水槽に入れたムジナモをはじめ、ムジナモの種子や開花している写真パネルなどを展示するとともに、さみっとを通して宝蔵寺沼がキャラクタームジナもんの生息地であることもPRしていきたいと考えております。

 最後に、自生地が展望でき、宝蔵寺沼の歴史及びムジナモ自生地で行われてきた農作業や農具などを展示し、一目で学習できるような展望台資料館を設置してはどうかについて申し上げます。

 議員のご質問にありました行田市古代蓮会館は、平成になって国が各市町村に交付したふるさと創生事業の1億円を原資に整備された施設であると聞き及んでおります。議員からご提案をいただきました展望台資料館の設置につきましては、ムジナモ自生地や農業を通した地域の営みを知る上で非常に価値あるものだと考えております。

 しかしながら、設置した場合、ムジナモにどのような影響があるのか、また県が設置する場合でも本市で維持管理ができるのかなどの課題も残るところでございます。

 また、3点目で申し上げました県との意見交換会でも、地元の方から学習できる施設等、要望もございましたので、これらの結果を見守りながら研究をしてまいりたいと存じます。

 以上、答弁といたします。



◆10番(奥沢和明議員) 議長、再質問します。



○松本敏夫議長 奥沢和明議員。

     〔10番奥沢和明議員登壇〕



◆10番(奥沢和明議員) 答弁ありがとうございました。

 一応ですね、それぞれ答弁をいただきまして、何点か再質問をさせていただきます。

 まず、堀上田の関係なんですけれども、ムジナモの生育は非常に順調であると、昨年に比べれば10倍、越冬についても5,000株も育っているので、目的は達成したというような答弁がございました。その目的は何の目的を達成したのか、ムジナモの生育は順調にいるから達成したということなんでしょうが、そもそもですね、この宝蔵寺沼が国の天然記念物の指定を受けたというのは、何というんですか、景観等も入っていると思います。

 歴史から見ると、湿地帯があって、その湿地帯を泥上げしながら田んぼにし、それを堀上田と言っているわけですけれども、そしてその水がたまっている部分をクリークということで私最初に申し上げましたけれども、原風景の復活という部分ではですね、まだまだ、そもそもそこの今雑草が生えているクリーク以外の部分については昔は田んぼが主にあったわけだと思います。

 直接、私もそのころの風景を見ているわけではないので、私が子供のころのことを思い起こしますと、実際クリークの周りにはカヤがいっぱいあるカヤ場とか、田んぼとか、いろいろの草が生えている部分、いろいろありました。ですから、全部田んぼがあったというのは、私この場所では言い切れないんですが、いずれにしても田んぼがあったのは間違いございません。そうすると、今の自生地の中に足りないのはカヤ場はありますし、雑草地もあるわけですから、水稲をつくっている田んぼがないということが1つは言えると思います。ですので、堀上田の考え方でいいますと、まだ目的は達成していないというふうに思いますので、その点の考えを1点お伺いします。

 それと、2点目についてですが、今自生地の中に看板が立っているわけでございますが、今東側道路整備に合わせてということで答弁をいただきました。実際、東側の道路は県道でございますので、この県道の整備についてはいつごろできるのか、もしわかれば、わかる範囲で結構ですので、お願いしたいと思います。

 そして、3点目です。このPRについて、先ほど簡易な地図を配付したいというような話がございました。いろいろちょっと考えてみたんですけれども、そういう地図ももちろん重要なんですが、実はですね、結構、市の観光パンフレット、そういうものにもよく見ると出ているわけですね。ですから、いろんなそういうイベントのときに合わせて、市の観光協会に行けば多分いっぱいあるんかなという気もしますので、そういう配付も含めて検討してみてはどうかなというふうに、今聞いていてちょっと思いました。

 そして、4つ目ですが、展望台つき資料館のことでございます。今、行田の話で1億円を原資に、そういう形でつくったというお話がありました。実際、今市の財政状況等を考えると、私もはっきり言って今選択と集中で行政改革に取り組んで、いろんな事業施策を行なっている中で、市の単独事業でこういう資料館なり、ほかの一般質問でもありましたけれども、難しいというのは重々わかっておりますので、できれば県に、県の敷地の中に、公園の敷地の中にですね、例えば今検討会で意見があったということですが、ムジナモ自生地の東側は県道です。南側は排水と農道があって田んぼがあるんですが、西と北側は水族館の公園の一角に入っているわけですね、その北側のくぼみの台地のところに設置すると、非常に南向きの景観としては最高な配置になるんじゃないかなと思います。

 ですので、できれば県にお願いするような形でですね、県につくってもらって、維持管理は先ほどの答弁だと市でやるようになると負担がかかるよというような意見もございましたが、いずれにしてもそういうものをつくる姿勢を見せて、県に働きかけをして、その実現に向けて努力していくということが、まず重要なんかなというふうに思いましたので、その点の考え方をもう一度再確認したいと思いますので、4点について再質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 生涯学習部長。

     〔斉藤英夫生涯学習部長登壇〕



◎斉藤英夫生涯学習部長 10番、奥沢議員の再質問にお答えを申し上げます。

 まず1点目、堀上田に関して先ほど答弁させていただきました。ムジナモがかなり増えているということで、目的を達成したのではないかという議員からのご質問の中にもございましたが、ちょっと私のほうの説明不足かもしれませんが、ムジナモ保存会の会員の方から平成24年の8月に堀上田の復元についてのご提案がございました。その中で、先ほど答弁に申し上げましたムジナモの増殖、またはムジナモの流失を防ぐことを目的として堀上田をつくったらどうかという提案をいただきましたので、現在、ムジナモが順調に増えている、それから流失はヨシ刈りのクリークの周りのヨシを一部残すことで、既に達成されていることで、ご提案をいただいた内容につきましては目的が達成しているのではないかということでとめさせていただいておりますので、決してムジナモの増殖について自生地全体の増殖が達成したという段階には思っていない、これからも危機感を持って状況変化に応じて見ていかなくてはならないというふうな形で考えておりますので、その点についてご了解いただきたいなと思っております。

 基本的に、先ほど原風景ということで、田んぼ、それから湿原、沼という形の、それも含めて国指定になったのではないかという形で議員のお考えをいただきました。昭和41年の指定になりましたのは、あくまでムジナモ自生地ということでムジナモがいる自生地が希少生物ということで食虫植物であるということで指定をされたのかなというふうに感じております。

 したがいまして、現在、市のほうとしましても、教育委員会としましても、まずムジナモがいい環境にあるんですが、さらなるいい環境を続けていきたい、そういうことをまず考えておりますので、まずは今の状態を継続し、状況を見守りたいというところでございます。

 すみません、それと2点目の県道の整備でございます。県道の整備につきましては、現時点ではいつ整備というのはわかっておりません。今後とも、関係部署等を通しましていろいろ要望をしていきたい。その県道整備の状況も伺っていきたいという考えでおります。

 3点目のPRということで、簡易の地図だけじゃなくて、いろんなところで載せたらどうかということでございます。関係部署もございますので、そちらのほうとも協議をしながら考えていきたいというか、検討していきたいと思っています。

 最後、展望台つきということで、県の敷地の中でいろいろ積極的に働きかけてはどうかということでございますが、先ほど申し上げました7月31日の意見交換会、この中で示されて、展望台の示した場所につきましては議員が先ほどおっしゃったようなムジナモの北側の現水郷公園内の森の中というか、林の中の位置ということで、お互いが、県も提案者のほうも認識しております。ですから、基本的には水郷公園の中にこのような展望台を、展望台というか、観察できるスペースをお願いしたいというような意味でございますので、自生地の中では決してできないということを考えていますから、外周の水郷公園の敷地の中にご協力をいただきたいというような旨で要望をさせていただいております。今後も、7月31日の意見交換がございまして、その後もまた会議が開催されると思いますので、そういう機会を通しまして、また要望等をしていきたいと考えております。

 先ほどの答弁の中で、24年8月と検討委員会について申し上げましたが、正式には26年8月の誤りでございました。訂正をさせていただきます。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆10番(奥沢和明議員) 議長、再質問します。



○松本敏夫議長 奥沢和明議員。

     〔10番奥沢和明議員登壇〕



◆10番(奥沢和明議員) 答弁、再質問のありがとうございました。

 1点目の堀上田の関係で再度ちょっと確認だけというか、お伺いしたいと思います。

 最初の答弁でですね、悪影響を与えるかもというような答弁がありました。そして、今順調にいって、見守りたいということなんですけれども、最初の答弁から、ちょっと揚げ足とるようで申しわけないんですが、悪くなったら復元も検討してみたいというような話があったわけでございます。ムジナモ自生地は、確かにムジナモが自生するところが国の指定になっているのかもしれませんが、その原風景の見方からすると、先ほども言いましたように、まず田んぼも必要なんじゃないかなというふうに私はそこはこだわりたいと思います。

 そこで、どうせ後で、もし悪くなったら検討するということでありましたら、試しに試作田を昔の原風景復活に含めて試作田を設置してみたいということで、強く国のほうにですね、要望、働きかけをできるような形で試作田的なものを1回やってもいいんかなというふうに、どうしてもそこだけはこだわりたいと思いますので、その点についてもう一度考えをお伺いしたいと思います。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 教育長。

     〔小島敏之教育長登壇〕



◎小島敏之教育長 奥沢議員の再質問にお答えいたします。

 まず、宝蔵寺沼の最終目的、どういうふうになったらば完成なのかという、我々の目指す点でございます。あの宝蔵寺沼の中にクリークがあって、そのクリークの中にムジナモがいて、そして原風景がある、いわゆる堀上田があったり、ソエカキでもって人の手であの原形が保たれていく。それには、やはりムジナモがいて、初めてムジナモ自生地ということだと思うんです。

 というのは、先ほどから話がありましたとおり、今回の緊急調査は5年間、ちょうど21年から始まって5年間ということだったんですが、その21年で予備調査をやった段階では、ムジナモも何も水生植物は一切いないという状態からスタートしました。もう実は、埼玉県の自然植物という中でのムジナモは、レッドデータに入っております。もうこれを解消する必要があるということで取り組んだわけでございます。

 それで、実はこの過程の中で奈良県の磐之媛命陵、これは仁徳天皇の皇太后の陵なんですが、非常に厳しい宮内庁の管轄がある中で、私ども見学に行きました。その中で、今までずっと40数年やっていた研究で新しい視点を5年間の緊急調査の中で見つけ出したようでございます。それがいわゆる共生、ムジナモが共生する。今までは、ムジナモに不必要なものはみんな排除するという形で、みんな周りからムジナモ以外のものを排除していったわけです。

 しかしながら、自然の中で例えば食害を及ぼす動物等は、これは自然に繁殖してくるんでどうにもならない。

 そこで、共生ということで、特に食害を及ぼす動物を駆除して、できるだけ駆除して、ムジナモ以外にもそういう動植物が食べられるような例えばタヌキモとか、そういうものをどんどん周りに繁殖して、その状態がちょうど先ほど言いました奈良の繁殖しているその場所と同じ状態、それに近くなった状態でございます。それで繁殖したというのは、実は今年がこれだけ出たのは初めてでございまして、この状態をまず観察する。この状態が常態になったときに、それぞれ国の了解を得ながら原風景に戻していくという、そういう方法が適切なんだろうと。原風景に戻す前に指定解除になったらとんでもないことになっちゃいますので、私どもとすると原風景に戻す前にこれをちゃんとそれぞれの沼にムジナモが繁茂して、そして原風景を形どるような、そんな形を今後の検討材料にしたいなというふうに思っているわけでございます。

 前、ムジナモと堀上田の関係でございますが、やはり原風景ではムジナモと堀上田が共存していたわけでございます。ただ、それが今の世の中の中で大丈夫かどうかというのは、もう増殖しているだけに多分国のほうは慎重に対処してくるのかなというふうに思うんですね。

 特に、あそこのところ、国の指定のものを変更する場合、非常に厳しい状況があるわけですので、まずは常態に、ムジナモが生育する状態をつくっておくということが大事かと思います。私ども、できるだけそれぞれ全部の沼にムジナモが生育できるような形になればいいなと、そういう段階の中で並行して原風景に戻していくという考え方も今後方向にしておく必要があると思いますので、そんな形でこれからの宝蔵寺沼を管理していきたいなというふうに考えているところでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆10番(奥沢和明議員) 終わります。



○松本敏夫議長 以上で、市政に対する一般質問を終結いたします。



△次会日程報告



○松本敏夫議長 次に、次会日程報告を申し上げます。

 明12日から27日までは休会とし、各委員会に付託されました議案の審査を行い、9月28日は午前9時30分に本会議場に会議を開き、付託議案に対する各委員会の審査報告、質疑、討論、採決を行い、全日程を終了し、閉会する予定であります。ただいま出席の方には改めて通知いたしませんから、ご了承願います。



△散会の宣告



○松本敏夫議長 以上をもって本日の議事全部を終了いたしました。

 これをもって散会いたします。

     午前11時54分 散会