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埼玉県 羽生市

平成12年  6月 定例会 05月30日−02号




平成12年  6月 定例会 − 05月30日−02号







平成12年  6月 定例会



           六月定例羽生市議会会議録 (第三日)

   議事日程 平成十二年五月三十一日(水曜日)午前十時

 開議

第一 議会運営委員の選任

第二 議案(第三十八号−第三十九号)に対する質疑

第三 議案(第三十八号−第三十九号)の委員会付託

第四 市政に対する一般質問

    1 九番 森田常夫議員

       一、祝祭日における生ゴミ回収と電気式生ゴミ処理器の普及啓蒙について

       二、空カン等のポイ捨て対策について(罰則規定の制定を含め)

    2 十六番 峯 順三議員

       一、予算の執行について

       二、生活道路について

       三、東武車両基地整備の促進について

    3 十二番 丑久保恒行議員

       一、公園づくりに設計コンペ方式導入を

       二、救命体制の現状と今後について

    4 三番 蜂須直巳議員

       一、市民プラザの有効活用について

       二、図書館の充実について

       三、利根川運動公園(スカイスポーツ公園)の整備計画について

    5 一番 太田ヒサ子議員

       一、介護保険について

       二、医療費公費助成制度の見直しについて

       三、都市公園の整備拡充について

 散会

   本日の会議に付した事件

一、議事日程に同じ

    午前十時 開議

出席議員(二十二名)

    一番  太田ヒサ子議員    二番  落合信夫議員

    三番  蜂須直巳議員     四番  岡戸 稔議員

    五番  大貫 巖議員     六番  小原忠夫議員

    七番  齋藤 隆議員     八番  藤倉宗義議員

    九番  森田常夫議員     十番  蛭間政雄議員

   十一番  古井久美子議員   十二番  丑久保恒行議員

   十三番  藤田 肇議員    十四番  渡辺勝司議員

   十五番  石森正雄議員    十六番  峯 順三議員

   十七番  吉田文則議員    十八番  掘越哲夫議員

   十九番  戸山正孝議員    二十番  須藤洋一議員

  二十一番  田沼一郎議員   二十二番  梅沢久雄議員

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  今成守雄  市長       室沢正孝  助役

  鈴木 哲  収入役      河田 昌  総務部長

        企画財政           市民福祉

  相馬宏雄           金井信雄

        部長             部長

        経済環境           都市整備

  桑子安司           池田美和  部長兼

        部長             水道部長

  田中幸作  消防次長     北原信人  財政課長

                       教育

  尾上隆男  庶務課長     田中 沖

                       委員長

  入江常夫  教育長      小菅 勲  教育次長

        代表             監査委員

  乾 寛二           平井煌一

        監査委員           事務局長

  宮沢栄一  農業

        委員会

        会長

事務局職員出席者

  事務局長  中村和人     総務課長  阿部義治

  書記    三枝孝之     書記    木村育恵

  書記    清水直子



△開議の宣告



○岡戸稔議長 ただいまから本日の会議を開きます。



△日程第一 議会運営委員の選任



○岡戸稔議長 日程第一、議会運営委員の選任を行います。

 本件については、薫友会から選任されている十三番、藤田肇議員及び新政会から選任されている十九番、戸山正孝議員から本日付をもって議会運営委員を辞任したい旨の申し出があり、議会運営委員会条例第十四条の規定により、議長において許可いたしましたことに伴い、同会派から後任者について推薦を受けておりますので、それぞれ選任するものであります。

 お諮りいたします。議会運営委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、議長において十四番、渡辺勝司議員及び二十番、須藤洋一議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました二名の議員を議会運営委員に選任することに決しました。



△日程第二 議案(第三十八号−第三十九号)に対する質疑



○岡戸稔議長 次に、日程第二、議案第三十八号及び同第三十九号の二議案に対し質疑を行います。

 通告がありますので、発言を許します。

 まず、十六番、峯順三議員。

   〔十六番峯 順三議員登壇〕



◆十六番(峯順三議員) 皆さん、改めましておはようございます。

 通告に基づきまして、議案第三十八号 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園建物施設新築工事(その二)請負契約の締結について質疑させていただきます。

 まず最初に、契約の金額の内訳について伺います。

 参考資料によりますと、地ビール工房・休憩所・食堂の棟と農業体験棟と二棟になっておりますが、それぞれの金額はどのようか、あわせてビール製造に関連するプラント部分と申しましょうか、諸設備等の内容及びその費用はどのくらいを予定しているのか、まず伺います。

 次に、これも関連になりますが、市民の注目の的にもなっていますし、消極的な意見が多く、私も平成十年三月定例会で議案質疑させていただきましたが、再度質疑させていただきます。

 地ビール工房・食堂ですが、運営母体である第三セクター、株式会社羽生の里の直営で経営するのか全体を委託するのか、それとも部分委託を考えているのか。委託を考えている場合、どのような形態にするのか、具体的にそれぞれについて伺います。

 直営の場合、人的問題、経営的問題等、諸問題を抱えておるわけですし、最終的には採算性の問題になるわけですが、それぞれについての取り組みへの現況、そして抱負と申しましょうか、お考え、決意をお聞かせ願います。

 終わりになりますが、参考資料の農業体験棟の平面図の中で工芸室一、二とありますが、具体的にはどのようにするのか伺いまして、議案に対する質疑を終わります。



○岡戸稔議長 経済環境部長。

     〔桑子安司経済環境部長登壇〕



◎桑子安司経済環境部長 十六番、峯議員の議案第三十八号 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園整備事業にかかわります工事請負契約締結に関するご質疑にご答弁を申し上げます。

 このたび、ご提案を申し上げました工事請負契約は、地元で生産される農産物を提供する施設でございまして、地ビール工房・休憩所・食堂、いわゆる地域食材供給施設と地域ではぐくまれた食文化や手工芸などを地域住民との交流を通して来園者に体験してもらうための施設である農業体験棟の二棟の建設工事でございます。

 まず、それぞれの建物、施設別の工事請負契約につきましては、地域食材供給施設が二億六千六百十二万二千円、農業体験棟が一億二千二百三十七万八千円でございます。また、今後予定をいたしております地ビールプラントの工事費につきましては、設備規模を一回の仕込む量が一キロリットル、そして年間で六十キロの製造が可能なものを現在検討中でございます。

 次に、地ビール工房の運営方法につきましては、地ビール製造が酒税法の規定により、収益事業の主体となる法人に免許されることから、昨年の八月に設立をいたしました株式会社羽生の里が直接運営する計画でございます。そして、地ビールの特色につきましては、地ビール王国でもあり姉妹都市としての交流もございますベルギータイプのビールを予定しており、その職員の養成に当たりましては、デュルビュイ市からの技術者派遣等も検討をいたしております。

 また、ビールの製造に当たりましては、当座の間は現地からの輸入ビールを取り扱うことによりまして、日本人の味覚に合ったベルギータイプのビールを選定し、その後本格的に地ビールづくりに臨みたいというふうに現在考えております。

 また、ビールの製造量につきましては、人件費、諸経費等を念頭に損益分岐点を考慮した場合、年間二十六キロリットル程度が必要とされておりますが、これは園内の販売を中心に十分対応できる量であるというふうに試算をさせていただいております。

 次に、食堂部分の運営につきましては、現在料理メニューを含めた業態について検討中でございますが、食堂を利用する対象者はこれまでの水郷公園来園者アンケート調査結果等から、若い家族連れが七割以上と想定されるため、ファミリー向けメニューが最もふさわしいと考えております。そして現在、株式会社羽生の里の取締役でもあり、民間から登用した園江氏を中心に経営計画を検討中であり、六月に開催が予定されております取締役会に提案をする方針でございます。

 現在の水郷公園来園者、近隣からの来園者を考慮した場合、農林公園の来園者は年間で二十万人程度が見込まれており、またアンケート調査により水族館来館者の半数以上が食事施設を希望していることから、食堂の潜在的利用者につきましてはある一定数を想定することができます。したがいまして、魅力のある食材を提供することにより、確実に利用者の誘致を図り、株式会社羽生の里の中核施設として経営を確立したいというふうに考えております。

 峯議員が申されたとおり、新たな事業への挑戦につきましては必ず不安がつきまとうと言えますが、地域の活性化を考えるとき、あえてこれに立ち向かう勇気が必要ではないかというふうに私どもは考えております。そして、その勇気が地域社会を動かし、やがて不安を払拭し、確信につながるものと考え、私どもは農林公園の整備、そしてソフト事業に取り組んでいるところでございます。どうぞよろしくご支援とご指導をお願いしたいと思います。

 次に、農業体験棟の工芸室の利用につきまして申し上げます。

 農業体験棟は、地域住民と来園者との交流機能を持つ施設であり、その活用方法につきましては地元住民が講師になってのそば・うどんづくり等の体験教室、郷土料理の講習会、体験農場で収穫した野菜の試食会や交流の場、身近な材料を使っての工芸品づくり、野菜づくりや花づくりの講習会、こういったものを計画いたしております。

 以上をもちまして答弁といたします。



◆十六番(峯順三議員) 了解。



○岡戸稔議長 次に、二番、落合信夫議員。

     〔二番落合信夫議員登壇〕



◆二番(落合信夫議員) 通告に基づきまして、議案第三十八号 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園建物施設新築工事(その二)請負契約の締結について、何点かについて質疑を申し上げたいと思います。

 来年の春のオープンに向けた三田ケ谷農林公園の整備がいよいよ最終段階に入って、本案におきまして地ビール工房、そしてレストランを建設しようとするものであります。そこで、この地ビール工房について、既に峯議員の方から質疑がありましたんですけれども、私は市民の声をこれまでも三月議会を通じて詳しく市長の方に申し上げてまいりました。そういうことでありますが、また繰り返しになりますけれども、再度この議案が提案されたことによりまして質疑を申し上げてみたいと思います。

 過日のある町内の総会の懇親会で、大変この農林公園が話題になりました。どんなことを私は言われたかと申しますと、「地ビールはやめた方がよい。それよりは、スポーツ施設をもっと充実してもらいたい」、また「地ビールはもう流行が過ぎちゃった」と。「採算は絶対に取れないよ、こう思うんだ」と。また「行政がこういった地ビール、つまりアルコールを販売して売るというようなことは、やはり行政の仕事ではないんじゃないだろうかという疑問を持っている」と、こんなことを直接私は言われたわけなんです。私も全くこうした市民の方のご意見には同感です。大変、こういう点から考えてみますと、この地ビールというのは市役所の方が一生懸命PRをしておるにもかかわらず評判が余りよくないと、こういうのが率直な私の現実の感じでございます。

 しかも、私に言われた方が羽生市の工業界の先頭を行く、そういう有力者であり、しかも有識者、こういう方から直接言われたものですから、その感を非常に強くしたわけなんであります。しかも、こうした市民の声がこの地ビール工房やレストランの建設によって、ますます高まっていくということが予想できるわけであります。まさに、そういう点では市長は市民の声を行政に反映させる、市民参加の行政というのを大きなモットーとして取り組んできている市長であります。しかも、それと同時に強い指導力、こういうこともあわせて強調している市長であります。

 そういう点で考えてみますと、やはり私は住民の声、市民の声に率直に耳を傾けて、この地ビール工房については慎重の上にも慎重を期していく、このことが求められているというふうに痛切に感じるわけであります。このことについて率直に改めて、この案件が提出されている今日、お聞かせを願いたいのであります。

 続いて、農林公園が真に農業振興に役立つ、こういう確信が私は残念ながらできません。そういう点では、施設の整備がどんどん進められている一方で、この羽生市の地域農業を真に役立てるための方策というものが現実に見えてこないわけなんです。例えば、この地ビールを地域ですべて供給するというふうに言われておりますけれども、この麦をつくるための手だて、まだとられていない、こういうように率直に受けとめざるを得ないわけであります。

 また、いろいろな先進地やこの近辺の農林公園といいましょうか、道の駅とか、こういったところの農産物の供給、こういうようなことを見てみましても、当初は地場産の地域からの食材を提供するけれども、これが年間を通してとなるとなかなか困難だと。そのために、市場から安易に買って直売所で販売をしていると、こういう現実の問題も生まれているわけであります。

 そういう点では、この農業振興に役立つためにどうするかというのを本当に真剣に考えていく必要があるわけなんですが、この点がどうも後手後手になっているというふうにしか見えないのであります。農家の方々が本当に意欲を持って供給できるようにすることが極めて重要であります。そのためには、何といっても所得保障、市場任せでは暴落をしてつくれない、これが今日の農業の現実であります。この点も考慮しながら所得保障をどうしていくのか、このことが極めて羽生市の農業振興にとって、また農林公園の今後の問題について考える場合に絶対に必要だというふうに考えるわけであります。このことを強調し、また当局から、市長から率直にお答えをいただきたいのであります。

 以上で質疑を終わります。



○岡戸稔議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 二番議員の議案第三十八号に対します、とりわけ地域食材供給施設、いわばレストラン・地ビール工房等につきまして、基本的なことでございますので私から申し上げをさせていただきたいと思います。

 ただいまご指摘がありましたように、今までの過去の議会におきましても、また私がこの一年、話し合いや懇談会でご提言をいただきました中でも、すなわち地ビールは慎重に、あるいは地ビールはやめた方がいいと、こういう意見をたくさんいただきました。このご指摘のとおり、極めて各層各界の方からのご指摘でございましたので、私も慎重に検討させていただきました。

 そして、その結果として私はゴーの決断をさせていただきました。その理由といたしましては、羽生にとって今何が大切かという問題も一つございますけれども、それは後ほど申し上げることとして、まず県立水族館、水郷公園の拡張整備が始まっておりますけれども、加えてお願いをいたしましたハイフラワーの進出も現在いただいておるわけでございます。また、村君のスカイスポーツ公園もまだ未整備でございますが、せんだっての連休では列をつくって子供たちや家族連れがそこへ来たということも思いますし、さらには菜の花祭りあるいはコスモス祭り、そういうものに地域で取り組んでおるわけでございます。

 さらには、これから地域の生き方としてドイツのクラインガルテン的な計画、あるいは農村センターも整備しなくてはならないと思いますし、これがこれらの羽生の里計画にとりまして大きな地位として、あるいは要望としてレストラン的な物を食べるところが必要だということがずっと言われてきたわけでございますし、水郷公園が拡張されても食べるところがないと滞在できないんじゃないかというようなことも言われておる中で、この農林公園の決断を行なったわけでございます。

 実は、もうしばらく前ですけれども、屋根がふき上がったときに知事が内緒で見にきてくださいまして、その中で私はすべての県立公園の予算が凍結の中で、水郷公園の工事だけがわずかではありますけれども、一応順調に工事がもう二年間続いていると。こういうことを考え合わせますと、私はこの決断が一つの知事の心を動かしたと思っておるわけでございます。

 それと、このレストラン・地ビール等につきましては、農林公園の目的からいたしまして地場食材の直販加工提供が国の補助対象事業となっておりまして、地ビールかワインか地酒かあるいはハーブティー、そういうものを含めて地域生産食材の利用がないと、私どもが必要といたします物を食べるところ、いわゆるレストラン等が国の方針であります、いわば国庫補助事業の対象にならないということもまた私も考慮したわけでございまして、したがってこれらのことに取り組んでおります宮代町とか杉戸町ではワインをつくっておりますけれども、それにワインとは違った形ということを考えたわけでございます。

 また、このビールとかあるいはワイン等につきましては、前々から姉妹都市のベルギー・デュルビュイ市長にご相談をしておりましたわけでございますが、先日伺ったときの話では大変うれしいと、ぜひビール技術者の派遣あるいは職人の受け入れ等を含めまして、ベルギービールの普及につきまして支援がしたいというお話をいただいてまいりました。したがいまして、本公園のコンセプトは前から我々内部で検討しておりましたベルギービールの製造直販を目指したいという考えでございまして、具体的には、ただ今はベルギー感はどういうんだというようなEメールがベルギーから届いている状況にございます。

 しかし、ベルギービールと申しましても、普通の強いビールから本当に女性向けの弱いビール、あるいはフルーティーな果物のビール、ハーブビールと、さまざまございまして、それらを含めますと基本のものが四百種、そしてそういうフルーツビールといいますと八百種と言われておるわけでございまして、私も何本かビールを飲みましたけれども、姉妹都市のデュルビュイ市でつくっておりますジルボーという種類が大変私はおいしくいただいたわけでありますけれども、これはあくまで嗜好の問題でございまして、ただいま経済環境部長が峯議員にお答え申し上げましたとおり、したがいまして最初はでき得れば輸入ベルギービールの五種類、あるいはできれば十種類ぐらい置いてですね、いわばお客様の嗜好を確かめながら、テストを繰り返しながら軌道に乗せていきたいということで考えておるわけでございます。しかし、何としても瓶詰のビールとできたてのビールとは全く味が違うと、これだけは確実に言えるということを私は実感したわけでございます。

 また、あえてビール工房あるいは体験棟というのをつくっておりますけれども、今流行し出しました自分だけのマイビール、あるいは結婚式などに使う特別の名入りビール、あるいはワインはつくれませんけれども、混ぜワインによりますホームワイン、あるいはホームカクテル、これらはこの間も行って体験をいたしましたけれども、ヨーロッパではパーティとか食事前後に相当たくさん飲まれておりまして、これらを自分でつくる工房にしたいと思いますし、ハーブティーを自分でつくると、そして自分でつくって自分の味を楽しめるという方策も考えられないかということで担当も研究を進めているわけでございます。

 しかし、レストランのメニュー、飲み物、それから今ご指摘をいただきました地元組織の参加、さらには農作物の作付指導、ウコンの里、モロヘイヤの普及など、特産物の生産開発には取り組んでいただいておりますものの、これから組織の育成あるいは施設内の花農家の花の選び方、あるいはフルーツの里づくりとしてのフルーツの木の植え方、あるいはそれらを含めまして課題は山積でございます。これからオープンまでの約一年間、懸命に羽生の名所となりますように多くの市外の人々の訪れを願い、地域農業の指導、販売、活性化の核となるように最善の努力をしたいということが今の考え方でございます。

 先ほど、経済環境部長が峯議員の質問にお答えを申し上げましたけれども、私は経済環境部長の言ったあの強い決意と、それに対します思いを私ここで聞きまして本当にありがたいという思いがいたしました。私も何度かこの地ビールはもうこの一年間、さまざまな形で町内会の皆様とか、あるいは区長会の皆様とも研修をしていただきました。具体的に、下妻、宇都宮、太田等を見ますと、温泉とか宿泊部門では赤字であるけれども、ビールだけは黒字というところでございました。

 また、最近は私が出ますと各地でビール工房の倒産という記事を集まった方々に配っていただきまして、検討すべきだということも、そういう経験もいたしました。これらにつきましては、大体つぶれると申しますか、それらの閉鎖を行なっておりますことは第三セクターで何億もの設備投資を行なっておるものでございまして、しかもそれが第三セクターが設備投資をしていると、私どもの場合は国と市で投資は行いまして、その運営のみを会社で行うものでございますから、私は基本的に異なる経営面だということを申し上げております。しかし、その経営計画でもただいま部長が申したとおり、最悪の場合でもある一定期間の後は黒字というような計算をいたしておるわけでございます。

 また、ビール工房につきましてとりわけご指摘をいただいておりますけれども、これは私どもとしてはすなわち全体、羽生の里という一つの大きな計画の中でのものであり、それは当然に羽生インターでありますとか、羽生パーキングエリアとの連結あるいは将来構想、例えば羽生パーキングからの乗り入れというようなことが一時県の住宅都市部長から提案がありましたけれども、そういう将来を見据えての考え方で私どもは挑戦ということを言いながら、地域とあるいは職員の熱い思いでこれからオープンまでの一年間を頑張りたいという思いで、この勢いをやはり形にしたい、そういう思いをいたしておるわけでございまして、とにかく私どももいろいろなご批判に応えながらでも何とか頑張りたいという気持ちがいたしておるわけでございます。

 確かに、いろいろな有識者からもいろいろご忠告をいただきました。何もしなければこんな身のやせる思いもいたさないものと存じますし、それはスポーツとか環境とか福祉とか、あるいは落合議員がおっしゃったように米の価格保証をすると、それだけで済むことであるならば、私は一番楽な政治の手法であろうと思います。

 かつて、ジャスコ跡におきましても羽生駅の計画におきましても、車両基地の推進に当たりましても、そして工業団地におきましても岩瀬区画整理におきましても、これまでいろいろな批判を受けてまいりましたけれども、それ以上に今回もまた多くの人たちや支援者、あるいは同級生からもそのようなことを言われまして、おまえはそれは命取りになるよということまで言われました。が、しかし地域というものを思い、あるいはせんだって、これはベルギーのことをたびたび申して失礼ではございますけれども、デュルビュイ市長が言ったように「まちは何もしなければ消えていく宿命をヨーロッパの都市は背負っているんだ」と、「私たちは心ある人がたくさん訪れるまちにしたい」、その言葉を信じながら、その中で決断をしたわけでございますので、とにかくこのまちを思い、ふるさとを思い、全力を挙げて努力をいたす考えでありますことを申し上げたいと存じます。

 それから、第二点目の農業振興に本当に役立つ取り組みは進んでいるのかということでございます。

 まず、私は多様化農業への作付の指導センターとして、そしてアンテナショップとしての役割を果たしてもらいたいというのがまず一点でございます。この方向を踏まえまして、作付をする新しい野菜類でありますとかあるいは作物、新商品、それに取り組んでほしいということが一つであります。

 そしてもう一つは、この農家の皆様、いきいき羽生塾を含めた多くの皆様が研究、話し合いの場として使っていただくということ、そしてこれを新商品を含めた地域の話し合いの場にしてほしいということが二点目でございます。

 それと、これを申していいかどうかはわかりませんけれども、長年ごみの処理を一手に引き受けてくださいました地域がですね、希望の方向を失っているということを踏まえながら、この地域を新たな希望を持った地域にしたいと、こういう考え方もその中に入っております。

 それから、作付体制といたしましては、ビール麦につきましては現在のところ市内農業機械化利用組合では十一団体がありまして、これが動くということは可能性がございます。お米につきましては、JAほくさいを通じまして、北埼全域の品種が品ぞろえできると存じますが、私どものまちでは無農薬有機栽培米がつくられておるわけでございます。でき得れば市内生産者の名前、住所、顔写真まで入れた品質保証の販売、そういうものまでも手がけたいと、そしてこの無農薬有機栽培というもののお米のおいしさ、大切さをここでも売っていきたいということも考えております。野菜類につきましては市の園芸協会、農産物直売所の利用組合員が九十名おられますので、これらの方々と市内あるいは北埼地域を含めまして、ほくさい農協と話し合いを進めていきたいと思っております。

 それから、加工品につきましてはコスモス工房というのがただいま二十三人で組織されておりまして、今新商品といいますか、手づくり作品に取り組んでおるわけでございますが、この間さいたま新都心のまち開きに参加をいたしまして、いろんなものを売って自信を深めたという話をただいまのところ聞いておるわけでございます。これからもこれらの工房のグループを育てていきたいと存じますし、加えて先ほど、これも部長が答えましたけれども、うどん・そばの研究グループあるいは花づくりグループ、モロヘイヤグループ、あるいは現在進めておりますウコンの里づくりのグループ、これらをいかに組織化して地域のセンターとすることが課題であると思います。

 なお、これからの農林公園のあり方といたしましては、愛称を公募いたす考えでございます。また、市内の商工業者からも出店、出品の募集も行いまして、これからはまさに農林公園ということでなくて、羽生市の農・商・工・観光の拠点となるような、そういう考え方で私としてはこの大切なものを大きな地域の名所、あるいは地域の資産として取り扱いたいというように考えているわけでございます。慎重の上にも慎重に対処をしたいということでございます。

 せんだっての、私も会合のことは助役から報告を受けさせていただきました。経営をされている方、それぞれにご意見もちょうだいもし、私どもも検討もさせていただいております。そういう意見の中から、いかに我々のまちが本当に遠くの人から、あるいは近くの人から、市民から愛されるまちにするかと、その大きな挑戦でありまして、私は改めて申し上げますけれども、先ほど部長が答えた私どもは敢然として取り組むんだと、こういう思いを私は地域の業者にも農業の人にもやはり我々の気持ちを伝えて、この羽生をもう一回活力を戻す原動力としてもらいたい、こういう思い切でありますことを申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○岡戸稔議長 二番、落合議員。

     〔二番落合信夫議員登壇〕



◆二番(落合信夫議員) 答弁をいただきまして、再質疑を一点だけ申し上げたいと思います。

 部長や市長のそういう熱い思いというのは重々伝わってくるわけなんですが、私も羽生を愛する一人でありまして、そんな思いは共通しているわけなんでありますけれども、やはり市民の心配されていること、これはかなりの人たちが心配をされているわけです。新しいものに挑戦するときはそういう不安がつきまとう、これは一般的な常識でありますけれども、やはり行政が取り組む場合はあくまでもしっかりとした計画をつくり、その上に立って着実に進めていく、これが基本であります。

 こういうふうなことから考えてみましても、今回の農林公園の建設というのは市長も前に言ってましたように、国の補助金との関係で、また国の景気対策の公共事業という名でどんどんどんどんやれやれ式でやられてきたために、こうした受け皿づくりとか、こういうことが後手後手になっていると、こんなことも市長の口からお話があったいきさつがあります。こんなことを考えて不安が募っているわけであります。市長の方からも、慎重の上に慎重を期してこの一年間全力でぶつかっていくと、こういうふうなことが言われております。当然、そういう立場で努力をしていただきたいということと、私は将来的に安定した運営ができるかどうか、そのことも極めて重要であります。三年や五年、こういうことで終わる施設にしては絶対にならない、そういう視点からやはり農家の皆さんの所得保障、これも当然検討してしかるべきではないかと、こういうふうに考えるわけであります。これはそういうことが十分、所得保障ということが明確にされて、それでスタートさせていくと、こういうことを望んで、これについても答弁をいただいて再質疑を終わりたいと思います。



○岡戸稔議長 市長。

   〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 二番議員の再質疑にお答えを申し上げます。

 第一点のしっかりした計画をということでございます。これはもう、どなたが言われてもそのとおりでございまして、最初にこの発想が出ましたいきいき羽生塾、助役が会長をしている会でございますが、その中からも今回の国のいわば景気対策としてのこの方策に対しましてどのように取り組んでいくかという検討の中で、国の金は出るにしても、少なくとも今おっしゃったように長期的にきちんと地域に根づく施設でありたいということを何回も討議をしていただきました。そういう中での非常に、期間的には本来であるならば十年をかけてもやるというような考え方のものでありましょうけれども、このような形で取り組ませていただきました。ご指摘のとおり、しっかりとした計画を何度も見直しながら、今回の決断に対応をしていきたいと存じます。

 ご指摘のとおり、これが単なるその場限りの建物で終わってしまってはいけないわけでございまして、常に将来に向かっての安定したすばらしい羽生の里の地域になるということが我々の目標でございます。そのために今、所得保障ということでございますが、どこまでその保障ができるかは別として、そこへ出品され、出店され、そういう方々に対してはお互いに、ともに意見を交し合いながら、こういうものを売ったら、あるいはこういう形で売ったらという思いをともに研究しながら、これは全くの新しい挑戦でございますので、試行錯誤、右往左往もあるかもしれません。どうぞひとつ、私どもも将来への安定のためでありますので、ある程度長い目でひとつご指摘を賜りながら、その場その場におきましてご意見を賜りますようお願い申し上げまして、決意とさせていただきます。



○岡戸稔議長 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 質疑も尽きたようですから、これをもって二議案に対する質疑を終結いたします。



△日程第三 議案(第三十八号−第三十九号)の委員会付託



○岡戸稔議長 次に、日程第三、議案の委員会付託を行います。

 議案第三十八号及び同第三十九号の二議案は、お手元に配付の付託表のとおり所管の委員会に付託いたします。



△日程第四 市政に対する一般質問



○岡戸稔議長 次に、日程第四、市政に対する一般質問を行います。

 通告順に発言を許します。

 まず、九番、森田常夫議員。

     〔九番森田常夫議員登壇〕



◆九番(森田常夫議員) 祝祭日における生ごみ回収と電気式生ごみ処理器の普及啓蒙について質問いたします。

 初めて市議会の壇上に立ち、質問をする機会をいただき、心の引き締まる思いであります。市議会議員に選ばれ、一年間が経過いたしました。この間、羽生市政のさまざまな施策や事業の取り組みについて、その一端ではありますが、直接この目で確かめ、肌で感じましたことは、これから将来に向かって地方都市の進むべき道のかじ取りの難しさを改めて痛感いたしました。特に感じますことは、今日の高度情報化時代の中で住民からの行政に対する要望や期待はますます大きく、かつ多様化し、さらに高度化しつつあるということであります。こうした中にあって、今成市長においては国や県の法的規制や厳しい財政状況の中で、日夜理想の都市づくりを目指して心を休めるいとまとてなく、ご努力されておりますことに対し、心から敬意を表します。

 前置きはさておき、私の初めての一般質問は過去二年間にわたる私の区長としてのささやかな経験と、行政はサービス業であるとのゆるぎない信念に基づいての質問でありますことを申し置きした上で、地域の皆様の身近な問題を取り上げ、質問するものであります。

 まず、第一点目といたしまして、祝祭日の生ごみの収集についてお伺いいたします。

 お休みが増えることは大変ありがたいことであります。休みが続いてごみがたまることは、環境衛生上困るという住民の切実な声があります。せっかく国が余暇の充実、ゆとりある国民生活をといって休日を増やしても、それに即した行政施策の対応がなくては、安心した休日を過ごすことはできません。五月の連休明けに地域の主婦の方から、「連休中の生ごみがたまり、その処理について大変困りました。何とかならないのですか」と、そういうお話をされました。通常、生ごみの収集につきましては毎週三回三日間、収集していただいておりますが、連休中は生ごみの回収が全くないため、アパート住まいなどでは置く場所がなく、またにおいの問題があり、保管場所に大変困ったとのことでした。住宅が立ち並ぶ市街地、特にアパートなどにおいては夏場に向かうこの時期から、生ごみの長期間の保管はそれぞれの家庭でその処理に苦労しておるようです。この状況を踏まえ、祝祭日が長期間に続く場合の生ごみの収集のお考えをまずもってお伺いいたします。

 次に、生ごみ対策に関連いたしまして、電気式生ごみ処理器の普及推進状況についてお伺いいたします。電気式生ごみ処理器により発生する堆肥の有効利用については、去る三月定例市議会において落合議員から一般質問があったところですが、私からは電気式生ごみ処理器の普及啓蒙の推進状況についてお伺いいたします。

 今日、飽食の時代と言われる中で、生ごみの排出量も増加の傾向にあると伺っております。この問題の対応に当たっては、これまでのように台所の生ごみはただ単に燃えるごみとして焼却すればよいという時代ではなくなっていると思います。循環型社会の中で、これからの地球環境を考えるとき、リサイクル活動は切り離すことのできないものとなっております。羽生市も、これまでに平成四年度よりコンポストの購入に対する補助制度化を導入し、さらに平成十一年度からは電気式生ごみ処理器購入に対しての補助制度を設けられました。そこで、電気式生ごみ処理器購入に伴う平成十一年度における補助制度の利用状況並びに電気式生ごみ処理器のこれからの普及啓蒙についてどのようなお考えかお伺いいたします。

 二、空き缶等のポイ捨て対策について(罰則規定の制定の考えを含め)。

 次に、第二点目といたしまして、空き缶・空き瓶・ペットボトル・ポリ袋等のポイ捨て対策についてお伺いいたします。

 今、田植え時期に入り、そこかしこの田んぼでは田植え作業が盛んに行われております。この時期に入りますと、毎年農家の皆様から常に言われることは、田んぼや畑に空き缶や空き瓶を捨てられ、農作業にとても困っているとの苦情です。私も市内を車で走って感じることは、南部幹線や国道一二二号線などの幹線道路の、特に植栽内等に見られるように、市内随所で無造作にごみが捨てられており、余りにも多いポイ捨てごみの量に驚き、公共心の欠如と薄れゆく公徳心をとても嘆かわしく思います。幸い、地域によっては自治会長さんを中心に市民のボランティアの人たちの協力により、定期的な収集にご尽力をいただいたり、先日のごみゼロの日には市内の多くの市民のご理解により、一斉清掃を行うなどの環境美化の推進に少なからぬ成果を得ておりますことに感謝申し上げる次第です。

 今日、車社会が進む中で、日本全国随所にコンビニエンスストアーがオープンしており、また飲み物などの自動販売機も数多く設置され、とても便利になりました。しかし反面、これらの利便性とともにポイ捨てされるごみの種類も、その量も増加しているように思われます。ポイ捨てする人はほんの一部の人たちだとは思いますが、そのモラルの低さ、とても残念に思います。このまま環境破壊が続くと地球環境がどうなるか、その怖さ、その恐ろしさは常にマスコミで取り上げられております。

 一方、小・中学校教育はもとより、社会教育においてもごみ問題に対する幅広い教育がなされておりますが、一向に改善される様子もありません。羽生市も平成七年に羽生市空き缶等の散乱の防止に関する条例の制定による防止策、平成十年度から羽生市廃棄物等減量推進員、いわゆるクリーン推進員を委嘱するなど、ポイ捨て対策の成果は見られていると思います。

 しかしながら、まだまだ随所に空き缶・空き瓶・ペットボトル・雑誌・ビニール袋、またまれには自転車、車のタイヤなど、あらゆるごみの散乱が見受けられます。この問題は羽生市に限らず、全国すべての自治体が直面する共通の課題として、それぞれ苦慮しているところと思います。これらの状況を少しでも改善するための方策として、私の個人的意見といたしましては、個人の良識に期待しての改善が理想ではありますが、地球規模での環境保全がテーマとなっている今日、他に先駆け羽生市として条例等による独自の罰則規定を制定し、住民が安心して生活する上ではお互いが守るべき一定のルールがあることの認識と、これが当たり前という良識と感覚を高めることによって初めて公共の秩序が守られ、羽生市に住むことを誇りに思えるような美しい環境を形づけられるのではないかという強い思いがあります。

 そこで、現状での羽生市におけるポイ捨て対策の取り組み状況について、また罰則規定の制定の考えを含め、将来における羽生市のポイ捨て散乱ごみに対する環境美化事業の取り組みについてどのように考えているのか、以上二点お伺いいたします。ご答弁よろしくお願いいたします。



○岡戸稔議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 九番議員の一般質問に、第二点目の空き缶等のポイ捨て対策の罰則規定という問題を含めましてお答えを申し上げさせていただきたいと存じます。

 この問題につきましては、私が市長になりましてからすぐ、たくさんの市民の方からこのご苦情が相次ぎました。これは前からあったことだとは思うんでございますけれども、これを踏まえまして平成七年でございましょうか、私としては議会の同意を得まして羽生市の飼い犬ふん害等の防止条例、羽生市空き缶等の散乱の防止に関する条例、ただいまご指摘のポイ捨て条例でございます。羽生市自転車等の放置防止に関する条例など相次ぎまして制定をさせていただきました。その後も、羽生市廃棄物減量推進要綱などを含みましてクリーン推進員のボランティア制度とか、さまざまな形に取り組んで、このいわばごみ処理問題に何とか解決の糸口を、そして市民の意識を高めたいという気持ちでこの問題に取り組みをいたしまして、看板でありますとかステッカーでありますとか広報版でありますとか、あるいはクリーン推進員さんには帽子とか目立つジャンパーをお渡しするなど、さまざまなことに取り組んでまいりました。

 ただ、この条例の制定に対しまして罰則規定につきましては、内部でも大きな問題となりまして、罰則規定をここで盛り込むべきか盛り込まなくていいかということが、ただいまもご指摘がありましたとおり非常に問題となったわけでございます。いろいろ論議の末、結局、市民のモラルを信頼して指導、勧告またはその事実、氏名等を公表するということにとどめましたのが結論でございまして、この公表はそれなりの結果をあらわすものと期待していたわけでございますけれども、現実には適用できないと申しますか、適用件数は一件もございませんし、またその効果も期待どおりであったかということにつきましては、ご指摘のとおり疑問を持つわけでございます。

 森田議員は、これらの条例に対しまして、罰則規定の設定を含めましてこの対策をということでございます。全く現状ではご指摘のとおりの惨状でありますので、ご提言を受けましてというよりは、今までもさまざまなどのようにしたらいいかという、堂々めぐりと言ったら大変申しわけなく思いますけれども、そういう意見のままで推移してまいりましたので、ご提言を受けまして改めてこれからの対策と、あるいは罰則規定を設けてその場合の適用方法、あるいは解決策でできるんだろうかと、それはもう再検討しながらこの問題に取り組んでまいりたいと考えております。

 たまたま、埼玉県におきましてはこのポイ捨て行為が非常に埼玉県は他県よりもひどいんだそうでございまして、これらを含めて全県的に禁止するために直接罰、今おっしゃったような罰則規定を設けた条例制定を進めているということを伺っております。私どもといたしましては、その動向を見守るとともに、今、環境基本条例制定に向かいまして、これから環境基本政策懇話会を近く発足させる予定でございます。この委員会の中で、こういうさまざまな問題を取り上げながら、ただいまのご提言を率直に受けとめまして対処をしていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○岡戸稔議長 経済環境部長。

     〔桑子安司経済環境部長登壇〕



◎桑子安司経済環境部長 九番、森田議員の一般質問のうち、祝祭日の生ごみ回収と電気式生ごみ処理器の普及啓蒙についてご答弁を申し上げます。

 まず初めに、祝祭日における生ごみ回収について申し上げます。

 ごみの収集回数の拡大につきましては、ごみの排出量等を考慮するとともに、衛生協力会、クリーン推進員等の皆さんのご意見をいただき、さらには市の廃棄物減量等審議会でご検討をいただき、これまで見直しを行なってきたところでございます。

 しかしながら近年、国民の祝日に関する法律の改正が行われ、振りかえ休日あるいは第二月曜日への祝日が設定されたことによりまして休日が増加し、祝日におけるごみの収集の検討が新たな課題となっておる現状でございます。そこで、市では収集回数の少ない、まず不燃ごみにつきまして市民生活に支障を来すおそれがあるということを考慮いたしまして、今年度から祝日についても収集を開始させていただいたところでございます。ただ、可燃ごみにつきましては祝日収集を実施をしていないため、五月の連休期間中の収集日が地区によりましては週一回のみを余儀なくされ、ただいまご指摘のような事態を招いたものと思われます。

 市では、ここ数年来の連休明けの可燃ごみ集積所への持ち出し量の増加傾向、あるいは不燃ごみの集積所への不法持ち出し等の状況等から判断した場合、連休中の可燃ごみの収集につきまして検討を要するべきというふうに考えております。今後は衛生協力会、クリーン推進員等のご意見をいただき、具体的な実施方法について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、電気式の生ごみ処理器の普及啓蒙についてご答弁を申し上げます。

 まず、電気式生ごみ処理器購入費補助金の交付制度につきましては、昨年四月からスタートをし、一基当たり購入金額の二分の一、二万円を限度に助成が行われており、昨年は実績が八十二基、内訳は乾燥式が六十三基、バイオ式が十九基となっております。また、今年度につきましては、既に十二基のお申し込みをいただいておる現状でございます。

 次に、電気式生ごみ処理器の普及のための啓蒙活動についてでございますけれども、生ごみは一般廃棄物の約三割を占めることから、その堆肥化はごみの減量、リサイクルを進める上で今注目を集めているところでございます。また現在、国会におきましては食品関連企業を対象にいたしました食品廃棄物リサイクル法案が審議をされており、企業における生ごみ堆肥化への取り組みもまたクローズアップをされております。本市におきましても、市の広報への掲載、各地区で開催されますごみ問題研修会におきまして家庭への普及を推進しているところでございますが、これからはあわせて公共施設への導入の検討、民間事業所への普及を図っていきたいというふうに考えております。

 また、今年度からはこうした市の補助事業に対しまして県の補助制度が創設される見込みでございまして、これの積極的な活用を図るためにも、今後普及に力を注いでいきたいというふうに考えております。

 以上をもちまして答弁とさせていただきます。



◆九番(森田常夫議員) 了解です。



△休憩の宣告



○岡戸稔議長 暫時休憩いたします。

     午前十一時六分 休憩

     午前十一時二十分 開議

出席議員(二十二名)

  一番      二番      三番      四番

  五番      六番      七番      八番

  九番      十番     十一番     十二番

 十三番     十四番     十五番     十六番

 十七番     十八番     十九番     二十番

二十一番    二十二番

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

 市長      助役      収入役      総務部長

 企画財政    市民福祉    経済環境     都市整備

 部長      部長      部長       部長兼

                          水道部長

 消防次長    財政課長    庶務課長     教育

                          委員長

 教育長     教育次長    監査委員

                 事務局長



△開議の宣告



○岡戸稔議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 次に、十六番、峯順三議員。

   〔十六番峯 順三議員登壇〕



◆十六番(峯順三議員) 通告に基づきまして、三件について順次一般質問を申し上げます。

 まず、一件目は予算の執行について伺います。

 前々から疑問視していた点ですが、殊に目に見える土木事業等ですが、当初予算で決定した事業がなぜ年度末ぎりぎりとか年末に執行されるかということです。昔から一口にお役所仕事と言われるゆえんではないでしょうか。事業によっては国の補助金、県の補助金、税収等の関係で執行がおくれる事業があることはある程度理解はできますし、また市の単独事業であっても気候の関係等とか、おのずと農村部と市街地では諸条件面でも違いが出てくると思われますが、しかし事業全部が現実的には条件面で予算の執行がおくれてしまうとは考えられませんので、従来諸条件を加味しても最初に述べたような傾向があるのではないでしょうか。福祉行政ではないですが、できるものからやっていく、これを念頭に支障のない限り緊急性のものはもちろんのこと、計画的により早く実効ある予算の執行ができるよう努力すべきものと思いますし、市民サービスにもつながる問題だと思います。まずは、この点に関しまして当局の見解を伺います。

 今年度の場合、例えば具体的には建設課の年度事業であります五年目の側溝全蓋化事業の一部が例年に比べ非常に早くスタート、既に発注されております。大変よい傾向だと思います。また、これは反面、やる気ならできるということを実証したわけですし、すべての事業がこれらを見本として取り組むべきだと思います。

 次に、取り組み事業の内容、規模、形態等、比較の物差しが一定でなく、単純には比較できないと思われますが、参考まで過去三年間の五月末と本年度の五月末の予算執行額、予算執行率を伺うとともに、今後の取り組みをどのように考えているのかあわせて伺うものであります。

 次に、二件目は生活道路の整備についてですが、いわゆるメインストリートで言えばアクセス道路と申しましょうか、懐かしい言葉で言えば路地裏通りのネットワーク化と整備に対する考え方はどのようかを伺います。

 現行法では、最低幅員四メートルなければ道路とみなされませんが、四メートル以下の旧市街地の路地は市民、地域にとって生活道路として大変重要な役割を果たしていることは周知のとおりでございます。現在の社会情勢、すなわち車社会また高齢者社会、少子化社会の真っただ中で、執行部では市民にやさしいまちづくりを模索しております。しかし、都市計画決定以来、事業着手もままならない現状で、これらの地域のお年寄りや子供たちにとって安全対策や防犯面で非常に問題が生じてくると思います。

 そこで、この対策の一環として交通弱者また日常生活の役割も踏まえ、もちろん新設は無理があると思いますので、せめて必要性と利用度の高い地域の路地裏通りの段差解消や防犯灯の整備等は必要不可欠であると思いますし、将来はこれらのネットワーク化を図るべきと思いますが、当局の見解を伺います。

 三件目は、東武車両基地整備の促進について伺います。

 この件に関しましては、過去数回にわたりいろんな視点より質問してまいりましたし、他の議員も触れておりますが、去る三月定例会前の議案説明会の中で車両基地部分につきましては未買収地一件と報告があったように記憶しておりますが、その後の経過はどのようかまず伺います。

 次に、当初の計画では車両基地への引き込み線と申しましょうか、進入路の土地の買収も含まれておったと思いますが、この点につきましてその後の経過と現況を伺います。

 また、新駅の取り組み、なお関連事業として大道土地区画整理事業、北部幹線道路事業等、当市としても解決しなければならない問題が山積しているわけですが、ご承知のとおり国内景気の行方は輸出の伸びにより設備投資は徐々に回復の動きもあらわれ始め、また新規求人の増加など、明るい動きもあります。しかしながら、企業にとってのリストラ対策や家計消費は依然回復がおくれており、景気は一進一退を続けておる状態です。

 このような現状で、あくまでも事業主体は民間企業の東武鉄道ですから、当市としてせめて受け皿だけでも早々に整え、積極的な受け入れ体制づくりが必要であり、一日も早い完成、そして運用開始へのアピールの方法でもあると思います。これらを踏まえた上で、今後の計画の見通し、また問題点等がありましたら、あわせて伺います。

 以上で私の一般質問を終わります。



○岡戸稔議長 都市整備部長。

     〔池田美和都市整備部長兼水道部長登壇〕



◎池田美和都市整備部長兼水道部長 十六番、峯議員のご質問のうち、一点目の予算の執行についてから順次ご答弁を申し上げます。

 まず、当初予算で決定した事業の予算の執行がなぜ遅いのかについてのお尋ねから申し上げます。

 当市の基盤整備づくりを担当いたします都市整備部及び水道部の工事請負費について申し上げます。

 予算の執行に当たりましては、これまでも極力年度を通しての平均的な執行、いわゆる工事の平準化に努めてまいったところでございます。しかしながら、工事の種類によりまして関係機関に対して協議、許可を得なければならないもの、例えば下水道工事や水道工事では道路管理者からの工事の許可を受けなければならないものがございます。

 また、大規模な道路改良工事では工事期間を用水時期を避けて設定した方が工事費用の縮減につながることから、年度後半に発注せざるを得ないものなどもございます。その他、交通管理者であります警察署や電柱の管理等との詳細な協議、それに伴います支障物件の移設等、工事発注までには多くの時間を必要とするものもございます。工事の平準化のための地元の説明会の開催や関係機関との事前協議を前年度までに済ますなど、努力いたしているところでございますが、先ほど申し上げました理由から積算基準の改正に伴う見直しなどに時間を要しましたり、結果的に発注が同時期に重なりまして平準化につながらないことが発生していることも現実でございます。予算の執行のおくれ、とりわけ工事予算につきましては、市民に対するサービスの低下につながるものともなりかねませんので、今後におきましてはこれまで以上に工事の平準化に向け努力してまいります。

 次に、過去三年間を含め五月末の予算執行額、予算執行率の状況について申し上げます。

 平成九年度につきましては、五月末までの執行済額は約三億五千六百万円で、その執行率は一七・〇%でございます。十年度は執行済額が三億六千百万円、執行率は一六・五%。十一年度は執行済額が二億九千九百万円で、執行率は一四・五%。今年度につきましては、執行済額は二億五千七百万円となりまして、執行率は一五・五%となってございます。執行率の推移は、過去三年間と今年度を比べても、ほぼ横ばいの状況になってございます。

 次に、執行率を上げるため、今後の取り組みをどのように考えているのかについて申し上げます。

 工事の平準化は早めの予算執行にもつながり、それが生活環境の改善に直結するものでございます。舗装工事やふたかけ工事などのように、特段に協議を要しないものにつきましては、より一層の早期発注に努めてまいります。他のものにつきましても、支障物件を本工事の前年度までに完了させたり、用水に関連する工事は同様に前年度までに先行実施するなど、発注形態を工夫しまして、さらに主要事業につきましては進行管理計画などを取り入れまして、工事の平準化による効率的な予算執行に今後取り組んでまいりたいと考えてございます。

 次に、第二点目のご質問の生活道路のネットワーク化と整備についてお答えを申し上げます。

 お年寄りが路地裏の生活道路を利用して町内のお友達のお宅に遊びに行き、親交を深め、なじみのお店でお買い物をされる、このような町内会でのおつき合いや元気な子供たちが路地裏通りを忙しく行き交う光景はまことに微笑ましいものでございます。そんな折、ふだん何気なく利用している道路にでこぼこがあったり、曲がり角が暗かったりすると、思わぬけがをされることもあるのではないかと考えます。

 ご案内のとおり、近年の公共施設のバリアフリー化への取り組みは今後の少子・高齢化社会を迎えるに当たりまして、待ったなしでその整備が求められるものでございます。このような状況を踏まえまして、今後市民生活に密着した生活道路については段差、落差や暗い箇所などを解消するための調査を、これは将来の生活道路のネットワーク化も視野に入れながら進めたいと考えておりますが、早々に実施してまいりたいと存じております。あわせてご了承を賜りたいと存じます。

 以上を答弁とさせていただきます。



○岡戸稔議長 企画財政部長。

     〔相馬宏雄企画財政部長登壇〕



◎相馬宏雄企画財政部長 十六番、峯議員の東武車両基地整備についてのご質問にお答え申し上げます。

 まず最初に、第一点目の車両基地の買収状況について申し上げたいと存じます。

 車両基地関係の地権者は総数で五十九名であり、そのうち既に完了した方が五十八名でございます。残りの一名につきましては代替地を要望している方でありまして、その調整が整い、近日中に契約調印を行うこととなっております。地権者並びに地域の方々の温かいご理解により、これをもってすべての用地買収が完了することになります。

 次に、進入路の現状、新駅への取り組み、大道土地区画整理事業、北部幹線事業の推移と現況について申し上げます。

 車両基地本体整備につきましては、他の車両基地の事例等を見ましても、ある程度の年数をかけて徐々に整備していくものであり、当面留置線など、その一部分を整備することに伴う進入路の確保については既存の鉄道敷地内での対応可能であると東武鉄道より話を伺っております。したがいまして、今後は基地全体が整備されることに伴う新たな進入路及び新駅設置に伴う駅前広場等の用地確保に取り組むこととなりますが、これらの事業を進めるに当たっては相当数の住宅等の移転が伴うことから、一度新たな進入路で移転して、再度土地区画整理事業で移転するということのないよう、進入路及び新駅設置に伴う用地確保については区画整理事業の手法、すなわち大道土地区画整理事業の中で対応していきたいと考えております。以上のことから、本年度は当然ながら新駅設置を視野に入れた大道土地区画整理事業の具体的な計画づくりの検討を着手するものであります。

 次に、北部幹線道路事業につきまして申し上げます。

 北部幹線道路事業につきましては、十一年度末をもって同道路用地内の建物移転補償がすべて完了し、用地費を含め約四〇%の進捗率であり、十二年度以降は残っている用地の取得を推進していくとのことを聞いております。今後も、県に対し一層の推進を要望してまいりたいと存じます。

 最後に、今後の計画の見通し、また問題点について申し上げます。

 この事業の推進につきましては、東武鉄道の事業方針に負うところが不可欠でありますが、車両基地用地取得において当市が全面協力したことを踏まえ、同基地の整備及び新駅設置等の早期実現に向けて強く要望してまいりたいと考えております。また、今後事業を推進していく上での問題点でございますが、現在、南羽生土地区画整理事業と岩瀬土地区画整理事業に取り組んでいる中での新規の土地区画整理事業の認可時期の問題、そして新駅設置等に伴う費用負担を含めた財源確保の問題が考えられますが、これからの羽生市まちづくりの基盤事業であることを改めて再認識し、東武鉄道との連携を密にし、事業計画等を十分検討して推進してまいりたいと存じます。

 以上、答弁といたします。



◆十六番(峯順三議員) 了解。



○岡戸稔議長 次に、十二番、丑久保恒行議員。

     〔十二番丑久保恒行議員登壇〕



◆十二番(丑久保恒行議員) 通告に基づき、順次一般質問を申し上げます。

 まず第一点目に、公園整備に伴う発注業者選定に設計コンペ方式による決定の考え方について質問を申し上げます。

 いよいよ、来年の一月末日には羽生市の東側、三田ケ谷地区に北埼玉地区の観光拠点を目指し、さまざまなアイデアを駆使し、整備を進めていた(仮称)三田ケ谷農林公園の施設建築工事がほぼ終了し、平成十三年度オープンする運びとなりました。聞くところによりますと、この農林公園の整備に当たっては、都内の某コンサルティング会社が今日における先進的なノウハウを結集し、プランニングを担当したと伺っております。したがって、この公園に寄せる市民の期待は極めて大きなものと考えます。

 今、羽生市ではさまざまな新規事業に取り組んでおりますが、これらの事業を遂行していく上で、市民が本当に望む施設を整備するには市民の参加は必要不可欠と考えます。今成市長は常々、さまざまな機会をとらえ、市民参加のまちづくりの施政方針を示しています。多くの市民の意見や考えを聞くことは、市民本位の事業の原点でありまして、まちづくりに失敗は許されません。また、やり直しのきかない事業も抱え、正しい方向を見い出す上で極めて大切であることも言うまでもありません。昨今、羽生市の事業は市の東側地域に集中し、進められておりますが、国道一二二号や昭和橋、西公園の整備といった重点事業など、西側へとシフトしていくと言われています。こうしたことから、これらの事業を進めていく上での手法について提案し、質問をさせていただきます。

 初めに、昭和橋周辺の整備についてお伺いするものです。

 この整備計画の概要として、スーパー堤防地内、道の駅と利根川の堤外地の整備、川の駅、また周辺の公園化等の整備計画が予定されているように伺っております。そこで、これら事業を進めるに当たり、市民が参加して設計を決めるコンペ方式を取り入れてみてはいかがでしょうか。子供たちの新鮮なアイデアや若者たちの夢が公園づくりに生かせるように、小・中学生をはじめ、学生や社会人など、さまざまな年代層の人、自治会の代表者等をメンバーとした検討研究組織を編成し、業者選定を市民の代表に委ねる方法を提案し、その実現性についてお伺いするものです。身近な事業に計画段階より市民を参加させることで、より市民がまちづくりへの関心を持つきっかけとなると考えます。

 また、計画当初より業者選定までの間に提出された意見や提案を導入することで、新しいタイプの公園としてのイメージアップにつながることはもとより、より市民に親しまれ、愛される公園ができるのではないでしょうか。市の事業が市民の手でつくられたら、とてもすばらしいことと考えますが、行政サイドの考え方をお伺いします。

 次に、西公園の整備計画についてお伺いします。

 かつて、多くの市民に親しまれた市民プールが解体され、数年が経過しましたが、市民プールの跡地はどのように変わっていくのか、早めに整備してもらえないものかなど、その活用について市民からさまざまな問い合わせがあり、市民の西公園に寄せる関心の高さがうかがえます。私は、さきの三月議会を含めて何度が西公園の整備計画についてお伺いしました。今回は、なかなか進まないこの公園の整備計画について、市民参加の設計コンペ方式を導入して取り組む方法を提案するものです。

 以前に示された回答では、お年寄りから子供までともに戯れることのできる公園整備を進めたい考えを述べられておったと記憶しております。そこで、選ばれた業者と市民の代表、また市が広く市民に親しまれる公園整備について話し合いながら、具体的な整備内容を煮詰めていく方法は導入できないものでしょうか。市民が参加し、そこで市民の意見が幅広く反映されていくことは、今後の公園づくりに極めて意義深く、必要不可欠なものと考えます。行政の見解をお伺いします。

 さらに、西公園以外の公園整備についても同様に、市民参加の設計コンペ方式を導入していく考え方があるのかをお伺いします。

 大きな二点目の質問は、救命体制の現況と今後についてお伺いいたします。

 今、連日のように市内のあちらこちらで救急車のサイレンの音が聞こえます。車社会を反映しての事故や病気により、救急車の稼働率はますます高まっているものと想像できます。こうしたことから、救急隊員の仕事量の負担は高まる一方と考えられます。そこで、安全で安心して暮らせるまちづくりの立場から、消防庁基準における現在の救急隊員の有資格者数は、そして今後の資格取得者の配置に向けた養成計画についてお伺いいたします。

 ご承知のとおり、救急隊員の使命は救命です。隊員の素早い応急処置が講じられたことで、死を食いとめることができたケースは数多くあるのではないでしょうか。病気や事故などで呼吸が停止した場合、二分以内に人工蘇生の処置をとれば九〇%の確率で命を救えるが、三分経過しますと救命率は七五%、五分経過しますと二五%まで下がると言われています。このことから、患者に対する早急な対応はもとより、適切な処置が生命を左右すると言っても過言ではないと考えます。

 また、隊員の資質向上に伴って救急車の性能も日進月歩で高まっております。救急車に搭載されているOA機器をより効果的に動かす能力や、患者の病状によって病院を選定する判断力も強く求められています。そこで、これら近代化された救急車と救急病院との連携、病院間のネットワーク化についての現況と課題、今後のあり方についてお伺いします。

 次に、呼吸停止などに陥った重症患者に対し、一一九番通報から救急車到着までの間、付添者に対し人工蘇生などの応急処置の方法など、電話での指導により救命率の向上が図れないものかお伺いし、私の一般質問を終わります。



○岡戸稔議長 都市整備部長。

     〔池田美和都市整備部長兼水道部長登壇〕



◎池田美和都市整備部長兼水道部長 十二番、丑久保議員のご質問のうち、公園づくりに設計コンペ方式導入をについてご答弁を申し上げます。

 第一点目の昭和橋周辺の公園整備にコンペ方式導入をについてから申し上げます。

 道の駅を含みます昭和橋周辺整備につきましては、地元自治会の代表者をはじめ、国・県などの関係機関の職員で構成いたします検討委員会を本年度設置して、基本計画を作成していくところでございます。整備項目の中で、県と市が整備する道の駅につきましては、国の制度により休憩、情報交流機能など、整備内容が限定されてございます。市の整備する地域振興施設は、災害時の水防センター機能をあわせ持つ整備内容を持つことが決められてございます。

 また、国が整備するスーパー堤防上の防災ステーションにつきましては、水防用備蓄資材置き場やヘリポートなどが予定され、整備についてはある一定の制限もございます。さらに、利根川の堤外地部分の公園化につきましても河川区域内であることから、施設の設置などに多くの制限がございます。これらの状況を踏まえますと、当該事業の推進には整備段階ごとに国・県・市の三者による密接な協議と調整が必要となってくるものでございます。

 一般的にコンペ方式とは、コンペ参加要件を明示して市が参加を募った業者の提案を審査し、選定するものと考えられてございます。したがいまして、ご提案のありました子供たちの新鮮なアイデアや若者たちの夢が公園づくりに生かせるように、小・中学生をはじめ、学生や社会人、自治会の代表者など、さまざまな年代層の人をメンバーとした組織を編成し、業者選定を市民の代表に委ねるコンペ方式はまことに残念ですが、そぐわないものではないかと考えておりますが、当該昭和橋周辺整備に当たっては検討委員会において最大限、市民の意向を組み入れ、整備に努めてまいる所存でございます。

 第二点目の西公園整備と第三点目の今後の公園整備に設計コンペ方式導入をとのご質問について申し上げます。

 西公園整備につきましては、平成十二年三月定例会においてもご質問をいただいておりますが、当公園の整備計画に当たりましては平成六年に庁内検討委員会を設置し、その後自治会をはじめとする市内各種団体の代表者からなる羽生市民プール検討委員会を設置いたし、平成七年三月にご提言をいただいております。市といたしましては、この提言を受けまして平成八年度に「親子で遊べるゆったりパーク」を整備テーマに、中央公園や水郷公園と並んで西部地区の核となるべき公園として今後整備を図るべく基本構想を作成したところでございます。

 議員ご提案の市民参加による公園整備について、この手の例をここでちょっと申し上げますと、南羽生区画整理地内の風の公園や山の公園では、市において基本的な構想を描き、計画段階において地元説明会の開催や市民アンケートを行い、地域住民の方々のご意見を公園整備に反映させていただきました。これにより、平成九年度と平成十年度に完了いたしたところでして、大変ご愛用をいただいております。市民参加による特徴ある公園の完成は、大変喜ばしいことでもありますので、今後西公園を含む他の公園整備につきましては、市民コンペの必要性を勘案しながら、市民参加による地域特性を生かした魅力ある公園整備に取り組んでまいる所存でございます。ご了承をいただきたいと存じます。

 以上、答弁とさせていただきます。



○岡戸稔議長 消防次長。

     〔田中幸作消防次長登壇〕



◎田中幸作消防次長 十二番、丑久保議員の一般質問のうち、救命体制の現況と今後について、命によりご答弁申し上げます。

 救急業務につきましては、社会経済の発展、交通量の増加及び高齢化に伴い、救急需要は年々増加しており、現在では消防行政の中でも大きな柱となっております。平成十一年中の救急出動件数は一千六百七十七件で、前年より百五十五件の増加となり、全体で一〇・二%の増加でありました。そのうち、急病が最も多く一千四十四件、全体の六二・三%であり、次いで交通事故の二百八十五件、一七%でありました。次がその他の事故といたしまして三百四十八件、二〇・七%であり、一日平均約四・六件の出動でありました。また、搬送人員につきましても一千六百七十五名で、前年より百四十三名の増加で、全体の九・三%の増加となり、市内及び市外の医療機関へそれぞれ搬送しております。

 救急業務につきましては、年々出動件数も増加し、その内容も高齢化の進展、疾病構造の変化等により複雑多様化しており、救命率の向上を図るには救急現場及び搬送途上における応急処置が大きなウエートを占めております。当市消防本部におきましても、これらを解消するため、救急業務高度化の推進に取り組み、高規格救急自動車を平成八年度本署に、さらに平成九年度には西分署に配置し、また救急自動車に常時一名の救急救命士を乗車させるため、平成八年度より救急救命士の養成を年次計画に基づき実施しているところでございます。

 次に、ご質問の救急隊員の有資格者数についてお答え申し上げます。

 救急隊員につきましては、消防力の基準では救急自動車一台への専任要員は九名であります。当市消防本部におきましては本署、西分署に救急自動車を配置してございますので、専任要員十八名となります。救急隊員は人命を救護するという重要な任務に従事することから、当市消防本部におきましても埼玉県消防学校において実施されます救急標準課程の専科講習に毎年計画的に職員を派遣し、現在講習終了者二十七名を数えております。また、最も高度な知識と技術を必要とします救急救命士につきましては、救急自動車一台につき四名必要であり、現在資格取得者四名ですので、今後も計画的に計八名の救急救命士を平成十五年度までに確保する予定でございます。

 次に、ご質問の救急車と救急病院との連携、ネットワーク化についてお答え申し上げます。

 傷病者を救命するための重要な要素として、迅速な一一九番通報、周りにいる人たちや家族による応急手当て、救急隊員による応急処置、医療機関での医師による処置、この四者がうまくかみ合ってこそ救命率が大きく向上するものと思われます。現在、高規格救急自動車には患者観察装置を使用して傷病者の状態、バイタルサイン、心電図等を衛星回線を使用し、正確に医療機関に電送し、医師の指示が得られる資機材が積載されております。これらの資機材を使用し、重症者に対する病状悪化の防止、苦痛の軽減を図りながら、搬送中の容体変化にも即座に対応できるよう努めているところでございます。今後の課題といたしましては、救急出動件数の増加に伴い、二件、三件等、救急出動が重複した場合、救急車の現場到着がおくれることも考えられますので、消防ポンプ自動車に応急処置機材を積載し、まず先着した警防隊員により応急処置を行い、次に救急隊員に引き継ぐ体制づくりを検討していきたいと考えております。

 次に、ご質問の救命率を高める今後の体制についてお答え申し上げます。

 救急救命士をはじめとする救急隊員の資質の向上、救急資機材の高度化の推進等、救命率の向上に取り組んでおりますが、救命率の向上を図るには救急隊員が現場に到着するまでの間に、救急現場に居合わせた人たちによる適切な応急処置が極めて重要であります。これらに対応するため、当市消防本部におきましては、応急手当ての普及啓発を目的とし、平成八年に制定した羽生市消防本部応急手当ての育成、啓発活動の推進に関する実施要綱に基づき、実技を中心とした高度な知識を習得する普通救命講習会を実施し、現在までに講習終了者七百四十三名を数え、応急処置に対する正しい地域と技術の普及に努めているところでございます。

 さらに、議員ご指摘のとおり、一人でも多くの人を助けるには市民と消防職員とが一体となり、積極的に行動することが最も大切であると考えます。したがいまして、今後司令室に救急隊員の資格を有する職員を配置し、救急要請があった際に、その電話をかけた人に対し理解しやすい応急手当ての口頭指導を行い、より一層救命効果が高まるよう十分検討してまいりたいと存じます。

 以上、答弁といたします。



◆十二番(丑久保恒行議員) 了解。



△休憩の宣告



○岡戸稔議長 暫時休憩をいたします。

 なお、午後の会議は午後一時十分からの予定であります。

     午後零時四分 休憩

     午後一時十分 開議

出席議員(二十二名)

  一番      二番      三番      四番

  五番      六番      七番      八番

  九番      十番     十一番     十二番

 十三番     十四番     十五番     十六番

 十七番     十八番     十九番     二十番

二十一番    二十二番

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

 市長      助役      収入役      総務部長

 企画財政    市民福祉    経済環境     都市整備

 部長      部長      部長       部長兼

                          水道部長

 消防次長    財政課長    庶務課長     教育

                          委員長

 教育長     教育次長    監査委員

                 事務局長



△開議の宣告



○岡戸稔議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 次に、三番、蜂須直巳議員。

     〔三番蜂須直巳議員登壇〕



◆三番(蜂須直巳議員) 通告に基づきまして、順次一般質問を申し上げます。

 まず最初に、市民プラザの有効活用についてお伺いをいたします。

 昨年秋のオープン以来、市民プラザの有効活用についてはこの議場はもちろんのこと、あらゆる場面で繰り返し議論がされておりますし、去る三月の当初予算提案の際にも積極的な活用について、地場産センター機能としての産・学・官交流事業の推進であるとか、子育て支援のなかよしクラブ運営、ちびっ子学園の開設、小・中学校の実習体験教育の場としての活用、生きがいづくり支援事業の推進など、数項目の取り組みも提案されてますし、前庭をポケットパークとして整備をするというようなこともなされています。旧ジャスコ跡の購入、そして改装、オープンから今日まで、一部には批判的な声もありましたが、しかしあの市民プラザが市民の皆さんに本当に有効活用され、にぎわいを見せることができれば、そうした今日までの批判的な声も自然と薄らぐものと考えておるところであります。

 私の今回の質問は、当初予算の中で提案された中の生きがいづくり支援事業の推進に関連をすると思いますが、具体的にはより多くの団体やサークルに年間を通して市民プラザを利用してもらうことを前提としております。昨年十二月から広報というか、お知らせ版の十二月号で市民プラザのギャラリーを無料開放というお知らせ版が流れました。地下一階と地上二階部分のオープンスペース部分を、このお知らせ版によりますと引き続き七日間ということですから最長七日間、無料貸し出し開放をいたしますと。創作活動の発表の場として提供していることは、今回の私の質問の趣旨が既に取り入れられておりますわけであります。市民プラザにいつ行っても、何がしかの催し物が行われていると、何がしかの催しをやっているということをより多くの市民の皆さんに認識してもらうことが何より大事だと思うわけでありますが、残念ながら現在実施をしているこのオープンスペースの無料開放を認識をしていない団体やサークルが存在をしている実態があります。

 というのは、私のこの質問のきっかけにもなったわけですが、幾つかのサークルや団体から利用料が高くて困ったと、もっと安ければ借りるんだけどというような声も幾つかの団体やある個人からも言われました。そういう面では、これらがまだ十分徹底をされてないということの結果なのかなと思いますが、こうしたサークルとともに市内九公民館で創作活動を行なっている団体やサークルはかなりの数に上るものと思います。それが百なのか二百なのか、あるいはもっと多い数があるのか、私実態は把握しておりませんが、こうした人たち、こうした団体やサークルに呼びかけることはもちろんのこと、広く市民の皆さんに利用の呼びかけをして、プラザの休館日以外は必ず何かの発表会や展示会が行われている状況というものをつくれば、それらの関係者に喜ばれることはもちろん、関係者やその知人、友人が市民プラザに足を運ぶ、いわゆるにぎわいのある市民プラザになるものと思っております。

 郷土資料館から田舎教師コーナーがあの市民プラザに移転をしました。当初はかなりの訪問者というか、来場者もあったようですけれども、あの田舎教師の催しだけでお客を呼ぶというのはなかなか大変だというのを郷土資料館の方々もおっしゃっておりました。そういう面からしても、来場者の増大に相乗効果もあると考えを持っております。でき得るならば、このオープンスペースの無料開放に限らず、オープンスペースを利用する団体やサークルが同時に個室を使用する場合、いわゆる集会室を使用する場合にも割引制度が取り入れられるならば、より活発な利用が見込めると思いますが、この点につきましていかがお考えか見解を伺うものであります。

 次に、市立図書館の充実についてお伺いをいたします。

 当初予算のときにも提案されました。図書館図書の充実と広域圏による利用拡大ということで、一千三百万円の予算が提案をされておりましたし、予算の概要の中にそうした一項目が起こされておりました。羽生市の図書館の利用者は年間で延べ約十五万人、貸し出し冊数が約二十八万五千冊ということで、市民一人当たり四・五冊以上、約五冊に近づくんではないかという利用状況は、関係者の努力はもちろんのこと、羽生市民の学習意欲の高さを示す誇るべき数字だと思う反面、図書館の愛用者の間には新刊本の入れかえが少ない、図書購入予算をもっと増やしていただいて新刊本をもっとどんどん入れかえてほしいという声があります。そうした声が私の耳にも聞こえてきております。特に、映像や音声の視聴覚資料の更新がなされていないという声が強いようであります。

 このことは、去る三月議会の文教民生常任委員会の中で、藤倉議員の質問でもそれを裏づける担当課長からの答弁がありましたし、毎年度の決算資料による図書購入予算の推移を見ましても、昭和六十二年に三千六百二十万円の図書購入費用を計上したのを最高に翌年は二千五百八十二万円となり、その後二千万円で推移をしておりますが、ずっと減り続けて平成八年には一千九百万円弱と年々減り続けております。昨年、いわゆる平成十一年は一千六百十二万円強となりまして、本年予算では、とうとう図書資料購入費一千五百二十万円ほどに減少をしてきています。市民一人当たりの図書購入費用は平成十年度が三百二十九円、平成十一年度が二百八十円という試算がされていますが、本年度の予算では二百六十二円程度になってしまっております。

 こうした数字を見ますと、発刊される本等の価格が少なからず値上げをされている今日的な状況の中ですから、図書館利用者の中から先ほど申し上げたような声が出るのも当然かなとも考えられます。利用者の新刊本欲求に応えられるのは、一般的な見方のようですけれども、蔵書数の約五分の一の入れかえが望ましい図書館運営だそうであります。年間発行される新刊本の平均価格が約一千七百円から一千八百円だそうであります。ですから、羽生市の図書館の蔵書数約十六万三千冊のうち一般書で約九万四千冊、この当市の九万四千冊の一般書の蔵書に対して望ましい予算は約三千二百万円、五分の一入れかえると一千七百円で掛けても三千二百円ということになるわけであります。

 しかし、現況のような経済状況の中でありますから、望ましいほどに予算を、あるいは予算措置をということはとても望めない現状かもわかりませんが、しかし現状では十分の一にも満たない予算でしかないわけであります。今成市長の言う「教育と文化の薫り高いまち」とはとても言えないという厳しい声も聞こえてきております。

 私は、羽生市だけの現状ではなくて、たまたま深谷の図書館に行ったことがありますし、あそこの施設や蔵書も私が行った当時は似たような数字だったものですから、深谷市の図書館の方を調べさせていただきました。平成八年度が四千五百万円、その後九年度も同じく四千五百万円、十年度が四千万、十一年度四千九十四万、十二年度四千万ということであって、ここでは蔵書が十九万七千五百冊、一般書で十五万三千五百冊ということの数字が出されました。ここで五分の一を入れかえるとなると、五千二百二十万ほどの予算が、先ほど私が言った一千七百円程度で計算をすると必要になるわけですけれども、四千万の予算としても約七六・七%ぐらいのいわゆる充足率というか、達成率ですけれども、羽生市の本年度の一千五百二十万円の予算は三千二百万ほどが必要という、望ましい予算とするならば四七・五%強でしかないわけでありまして、やはりこれは規模の大きさ、少なさというよりも、総体的に新刊本の入れかえが少ないということの声がですね、こうしたところの数字にもあらわれているのかなというふうに改めて認識をしたものでありまして、厳しい財政状況は十分認識をしておりますが、もう少し図書購入費に配慮といいますか、努力ができないものかどうか伺うものであります。

 次に、最後になりますが、利根川運動公園、(仮称)スカイスポーツ公園の整備計画についてお尋ねをいたします。

 去る三月三十日に、羽生・外野栗橋線からあのスカイスポーツ公園へアクセス道路が完成をし、竣工式もとり行われまして、私どもも出席をさせていただきました。整備も最終段階に入ったと認識をしております。当年度、これも先ほど言いました平成十二年度の予算概要のところで触れられておりますけれども、利根川運動公園、スカイスポーツ公園の整備に一億六千五百万円が計上されまして、平成十三年度に全体整備計画完了予定というコメントが記されておりました。計画当初は、グライダー滑空施設とは別にスーパー堤防のいわゆるのり面部分といいますか、堤内部分のスーパー堤防をアスレチック広場やバーベキュー広場、駐車場等に整備をして、スカイスポーツを楽しむ人ばかりか一般の市民も楽しめる、あるいは水郷公園と一体化した公園計画が示されたと記憶をしております。

 その後、グライダー滑空場が徐々に整備をされ、若干のおくれもありましたけれども、整備が今完了に向かいつつありますが、当初のそうしたスカイスポーツ以外の施設整備の話が影を潜めて、今日ではのり面部分の整備計画がはっきり示されていないという感じを私自身受けとめております。確かに、三月三十日あの場所に行ったときには、やや大きめの滑り台が設置をされまして、羽生市広報にも滑り台が設置をされた写真入りの案内がされておりました。

 しかしながら、あの滑り台だけでは多くの市民が楽しめる憩いの場にはほど遠いなと感じたのは私だけではないと思っております。今後どのような計画で最終整備段階に入るのか、今年度予算でどの程度まで整備が整うのか、進んでいくのか。十三年度整備完了ということであれば本来、最終計画図もでき上がっているものと考えるものでありますが、その辺につきまして現状についてお聞かせを願いたいと考えるものであります。

 以上伺いまして、私の一般質問を終わりといたします。



○岡戸稔議長 経済環境部長。

     〔桑子安司経済環境部長登壇〕



◎桑子安司経済環境部長 三番、蜂須議員の一般質問のうち、市民プラザの有効活用についてのご質問についてご答弁を申し上げます。

 市民プラザ運営につきましては、昨年十月オープン以来、約七カ月が経過し、利用率も順調に推移し、グループ等の活用も定着をしてきております。ご質問をいただきました地下一階、二階ギャラリーにつきましては、講座やサークルで創作した作品などを発表していただくスペースとして設置をいたしたものでございます。ただいまお話をいただきましたとおり、市民プラザはいつでも何らかの展示やイベントが行われているような状況をつくり出すことにより、できるだけ多くの皆さんの交流の場として活用をしていただき、これを市街地の活性化に相乗効果として結びつけていこうというふうなことでございます。このため、地下一階及び二階ギャラリーにつきましては、昨年十二月からオープンギャラリーとして無料で開放をさせていただいております。

 ちなみに、本年四月に入ってからは華道展、書道展、藍染め展、民間会社の創作展、フラワーデザイン展などで活用をされており、延べで約一千四百人余りの皆さんの入場をいただいております。今日も絵画教室の作品展が二階のオープンギャラリーでは開催をされております。しかしながら、オープンまだ間もないことから、当分の間はもっとオープンギャラリーの存在を知っていただくためにも、市の広報等で定期的に周知を行い、ただいま蜂須議員からご指摘をいただきましたとおり、特に公民館で活動されている少人数の各種サークルの皆さんへの利用促進を図っていくべきだというふうに考えております。また、今後は事前に催し物の案内を行うなど、できるだけたくさんの皆さんにオープンギャラリーでの鑑賞を楽しんでいただけるよう配慮もしたいというふうに考えております。

 また、オープンスペース利用者が同時に使用する集会室等の割引制度につきましては、利用の状況等を考慮し、今後検討をさせていただきたいというふうに考えております。

 以上をもちまして答弁とさせていただきます。



○岡戸稔議長 教育次長。

     〔小菅 勲教育次長登壇〕



◎小菅勲教育次長 三番、蜂須議員の図書館の充実についてのご質問にお答え申し上げます。

 ご承知のとおり、図書館は図書、その他各種の資料や情報媒体を選択収集し、それを利用者の要求に応じるよう組織されたものであり、市民文化の向上、発展に寄与するよう設けられた社会的組織体であります。本市におきましては、その目的に沿うよう八名の職員を配置し、図書館の運営に当たっているところでございます。平成十一年度の概要を申し上げますと、蔵書冊数十六万一千三百十五冊、新聞八紙、雑誌百四十六誌、映像及び音声資料合わせて二千四百九十四点を所蔵し、利用者の要望に寄与しているところでございます。

 ちなみに、平成十一年度の近隣三市の蔵書冊数並びに貸し出し冊数を比較してみますと、行田市では蔵書冊数十一万二千五百七十冊、貸し出し冊数十五万一千百七冊、加須市では蔵書冊数十万五千二百七十五冊、貸し出し冊数十五万二千四百九十四冊であります。羽生市におきましては、先ほど申し上げたとおり蔵書冊数十六万一千三百十五冊、貸し出し冊数二十六万八千五百五十三冊となっており、他市に比較し蔵書冊数、貸し出し冊数とも大幅に上回っています。

 議員ご指摘の新刊本購入が少ないとの声があるとのお話ですが、ご指摘のとおり近年財政の悪化から本市予算の減少に伴い、図書購入費もその影響を余儀なくされているところであります。館といたしましては、館内に購入希望図書用紙を設置するとともに、新聞や図書の専門誌により読者の希望図書の傾向を把握すること。また、他市町村の図書館と情報交換を行い、購入図書の情報等の把握に努めております。今後とも、希望図書の多い書籍について複数冊備えるなど、市民のニーズに合った書籍を購入し、利用度の高い図書館を目指して工夫、改善を図ってまいりたいと存じます。

 なお、映像資料や音声資料については次々と新しい機器が開発され、それに伴う資料も販売されてきております。したがいまして、時代に即応した機器や資料を三年あるいは五年サイクルなど、最も有効と思われる購入方法を検討し、利用者の要望に応えてまいりたいと存じます。今後とも市長部局と協議の上、質が高く利用者の多い図書館を目指し努力してまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上、答弁といたします。



○岡戸稔議長 都市整備部長。

     〔池田美和都市整備部長兼水道部長登壇〕



◎池田美和都市整備部長兼水道部長 蜂須議員の一般質問のうち、利根川運動公園の整備計画についてご答弁を申し上げます。

 まず、基本構想についてでございますが、当公園は平成元年に策定されました羽生市総合基本計画基本構想に基づく羽生の里構想の中核をなす施設として、羽生市民はもとより市外からの来園者も想定いたし、東部地区の整備の一角を担う公園として位置づけられているものでございます。基本構想の内容につきましては、当地域がスカイスポーツを行う上での立地条件に適していますことから、スカイスポーツを中心にあわせてレクリエーション機能も兼ね備えた公園づくりを目指すものとして、スカイスポーツゾーンはグライダー滑走路及び格納庫などの整備を、また一般公園部分には市民の憩いの場としての芝生広場、アスレチック遊具を設置する冒険広場、その他親水護岸、花のゾーン、オートキャンプ場、バーベキュー広場などの整備計画を盛り込み、平成三年三月に基本計画を策定したところでございます。

 基本構想策定後、工事実施のための具体的な設計段階に入ったわけでございますが、建設省などとの関係機関と具体的な協議を進める中で、オートキャンプ場やバーベキュー広場につきましてはスーパー堤防上であるがゆえの傾斜している地形的な制約や、堤防の維持管理などの問題から、今後他の施設での整備を検討せざるを得なくなり、当公園での整備は見送ることといたした次第でございます。これらの整備に当たりましては、今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。

 次に、整備状況と今後の整備予定についてでございますが、整備状況は平成九年度から公園外周部分への植栽工事を行いまして、十年度は滑走路整備工事や仮設トイレ及び園路整備を実施いたしました。平成十一年度は一般公園部分の整備に移りまして、敷地造成工事と冒険広場への展望台つきローラー滑り台を設置いたしたところでございます。本年の五月の連休前には一部開園させていただき、子供たちに大変大いに楽しんでいただいているところでございます。

 今後の整備予定でございますが、現在のところ平成十三年度末にはすべてを完成させてまいりたいと考えておりまして、本年度は四阿やベンチなど、来園者のための休憩施設と水洗のトイレ、また子供たちが楽しめる複合アスレチック遊具などを設置するほか、芝生広場や花のゾーン、公園管理施設としての照明、給排水設備などの整備を予定してございます。最終年度の平成十三年度におきましては、駐車場の舗装工事やその他の修景植栽工事などを予定してございます。

 いずれにいたしましても、当公園が羽生水郷公園や来春開園が予定されております三田ケ谷農林公園と連携した市の核をなす公園として、また市民の皆様に親しまれ、ご家族で楽しく利用していただけるような公園づくりを目指しまして、引き続き努力してまいりたいと存じます。

 以上で答弁を終わります。



○岡戸稔議長 三番、蜂須議員。

     〔三番蜂須直巳議員登壇〕



◆三番(蜂須直巳議員) それぞれにわたってご答弁いただきました。簡潔に再質問をさせていただきたいと思いますが、いわゆるスカイスポーツ公園の整備計画についてですけれども、これから先複合アスレチックや芝生広場あるいは駐車場等の整備をする、同時に四阿やベンチも設置をするということですけれども、はっきりとわからないというか、私の認識不足であれば恐縮なんですけれども、当初の計画でいわゆるアスレチック広場やバーベキュー広場、こうしたのがですね、スーパー堤防上ということで整備が難しいと、ほかの公園への整備ということで、ここでは見送りということなんですけれども、これらの既に経過がされてますし、今日的にそれを復活するというのはなかなか難しさがあると認識してますが、いわゆるこの公園の管理なり、スーパー堤防を建設をしていく建設省等の意向がそういうことであったのか、あるいは青写真を書いてみたらなかなか難しいということだったのか、その辺について若干の経過があればお聞きをしたいということ。

 もう一点は、市内でバーベキューなどができる公園が、公園というと火を使ってはだめだというのが一般論でありまして、そうした面で火を使えてバーベキューなどができるということに対する期待というのがあったかと思うんですけれども、そうした問題も今回の中ではなかなか難しいということであるわけですが、こういう声に対してどのような見解をお持ちなのか、この辺についてのみお聞かせをいただいて私の再質問とさせていただきます。

 以上であります。



○岡戸稔議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 三番議員の再質問にお答えを申し上げます。

 第三点の利根川運動公園、いわゆるスカイスポーツ公園の整備につきましてアスレチック広場、バーベキュー広場、こういうものができないということは残念だというお話でございますが、率直に申しますと、この計画につきましては蜂須議員もご承知だと思いますが、当初の計画は十数億円というグライダー格納庫あるいは航空公園というものを含めた大きな計画でございました。しかし、時代の要請とともにそういう計画を私としては中止をさせていただきまして、新たな私どもの検討の中で考えた公園として整備していく計画をいたしました。

 ただいま都市整備部長が申し上げました。私は航空関係の施設を除きましては、他のものはほとんどそのまま折り込みたいという考え方をしておるわけでございますが、都市整備部長が建設省の利根川上流工事事務所との折衝の中では、あのスーパー堤防の中で堤防を第一とするあのスーパー堤防の役割として、それが疑問視を投げかけられたということであろうと思います。しかし、私は基本的にはアスレチック広場とバーベキュー広場はつくりたいと、こういう考え方でなお建設省あるいは担当部と相談をいたしまして、市民が本当に憩える、そして親子で楽しめる公園にしたいと、ただお金はそれほどかけずにでもですね、そういうことはできると。

 それは当然に、繰り返すようですが、農林公園、水族館、水郷公園、そしてハイフラワーそれぞれの問題、そして場合によっては今地域と話しております村君地区の新たな取り組みといいますか、考え方が−−今話が村君地区で、いろいろな考え方があの道路を含めて考えられているようでござ

いますので、私どももそれに応える形でいい、本当にお金がかからなくて市民が楽しめる、そのような広場にしたいと。子供の施設もただいまの滑り台だけでは、それだけで満足はできないという点もありますので、そういう施設も増やしていきたい。

 そして、でき得ればあそこは今折衝しているのですけれども、国から何とか飛行機がもらえないかということで、戦闘機ではございませんけれども、普通の飛行機か何かあそこへ置いて、その中が航空博物館的に利用できればなという思いで折衝しておりますんですが、なかなかここへ飛んでくるわけにはいかず、運んでくるわけにはいかず、難しい点がございますけれども、さまざまな思いを込めて公園の計画を考えており、いつの時点か議員皆様にご報告できるのではないかと思っておりますので、ご了解を賜りたいと存じます。



◆三番(蜂須直巳議員) 了解。



○岡戸稔議長 次に、一番、太田ヒサ子議員。

     〔一番太田ヒサ子議員登壇〕



◆一番(太田ヒサ子議員) 通告を申し上げましたとおり、三項目について質問をさせていただきたいと思います。

 まず、一番目に介護保険について質問を申し上げます。

 介護保険が実施されて二カ月が過ぎました。まず、質問に入る前に関係者の皆様方の並々ならぬご尽力のもとにスムーズなスタートが切れましたことに対しまして、厚く感謝を申し上げたいと思います。

 さて、私は介護保険が発表されたときから今日まで、介護を必要とするすべての人に公平なサービスの提供が行われるよう、当市議会においてさまざまな角度から質問を申し上げ、提言も行なってまいりました。本日は、実施されて間もない現状の中から、どうしても急いで改善が必要と思われる問題について五項目を挙げ、質問をさせていただきたいと思います。

 一、まず、第一点目に利用料負担の軽減策についてお尋ね申し上げます。

 「保険あって介護なし」、こういうことになってはならないと当初から言われておりました。しかし、早くもそれが現実の問題として浮かび上がってまいりました。全国的に十分なサービス水準に達していない、つまり利用料負担が厳しいためにサービスを手控える、こういう現状が毎日のように報道されています。羽生市においても例外ではなく、私が調査をした中でもはっきりとこのことがあらわれています。具体的に実例を挙げてみたいと思います。比較をわかりやすくするために、いずれも要介護四と五、そして八十歳以上の方を選ばせていただきました。

 Aさんは、共済年金受給者で息子さんの家族と同居、経済的には豊かなご家庭のように見受けられております。この方は、いろいろなサービスを組み合わせて上限額の九六%を利用しています。自己負担額二万九千五百円です。この方のように、ほぼ上限額の近くまで利用している方はほんのわずかということであります。

 Bさんは要介護五で、年老いた妻が在宅で介護をしています。老齢年金受給者です。サービス利用は月二回の訪問入浴と週一回の訪問看護で、上限に対しわずか二三%の利用であります。自己負担額は八千四百九十円です。「これ以上払えないから私が見ます」と、みずからも病気がちな奥さんはこう言っておられるそうであります。こういう方がほとんどのようであります。

 介護保険以前から在宅でヘルパーの訪問を受けていた人は、低所得者に対してヘルパー派遣に限り三年間三%という軽減措置が行われていますが、これではすべての人に公平とは言えません。介護保険制度は区分上限額まで利用することによって高齢者の人権、人としての尊厳が守られるわけでありますが、お金があるなしによって利用の量が決められるというのでは、保険の公平性が保てないのではないでしょうか。所得の少ない人にはどうしても利用の軽減策が必要であります。

 埼玉県内では、二十六の自治体が何らかの低所得者利用料軽減がなされています。例えば吉川市では、保険料の第一段階の人は七割の助成、第二段階の住民税非課税世帯には五割の助成をしています。軽減措置をしているまちに住んでいる人と、ないまちに住む人では著しい差が出てまいります。例えば、羽生市の人は要介護五で本人非課税、世帯が課税されている場合、月額三万五千八百円負担します。和光市の人は、同じサービスを受けて一万七千五百円です。こんなに違いが出てくるわけであります。低所得者層の軽減措置をしない限り、介護保険は福祉制度とは言えないのであります。当市においても、ぜひ利用料の軽減策をとられるよう求めて質問をいたします。

 二、ケアプラン作成後の実態を把握するシステムの構築についてお伺いいたします。

 介護保険は申請、調査、認定までが公的な仕事で、ケアプランをつくるところから市場にゆだねられます。つまり、ケアプランを作成する段階から自治体の手を離れ、給付の請求がくるまでは実態が把握できない状況が生まれてくるわけであります。先ほども実例を挙げて申し上げましたけれども、要介護五と認定されても実際には上限に対し二割程度しか使っていない、後はどうしているのか、家族の方に介護の負担がかかっているのだとすれば、介護保険をつくった意味がないわけでありますし、利用料が払えないのだとすれば対策を講じなければなりません。利用限度額いっぱいに利用しない原因がどこにあるのか、事業主体者である市は実態を把握する必要があると思います。上尾市では、民間事業所からケアプランの写しを市に上げてもらっているそうでありますが、ケアプランの状況を見て利用者の生活実態を調査するなどの対応がぜひ必要ではないかと思いますがいかがでしょうか。

 三、基盤整備のさらなる充実に向けて、デイサービス事業の公営整備についてお伺いいたします。

 デイサービスは、介護保険の中でも人気のあるメニューで、生活リハビリにも効果の高いサービス事業と言われています。また、この事業はそんなに多額の建設経費をかけなくても、地域の身近なところで既存の学校施設や公共施設などを利用することで開設が可能であります。近隣のまちの例では、NPO(非営利団体)によって空き家を借りて改善し、デイサービス事業を開始するそうであります。小規模のデイサービスを地域に密着して自治体サイドで開設してはどうでしょうか、当局のお考えをお聞きしたいと思います。

 四、ショートステイ利用上の問題点についてお伺いいたします。

 ショートステイの利用限度は、要介護五で六カ月間に四十二日となっています。一カ月にすれば七日ですが、国民の改善要求もあり、特別の事情があれば二週間まで認められることになりました。それでも、利用者にとって利用しにくいのかどうかわかりませんが、ほとんどの特養ホームなどでは用意してあるベット数に対しゼロとか二、三割の利用率ということであります。今まで、ショートステイは大いに利用されてきたわけでありますから、ニーズがないとは考えにくいものがあります。こうした現状について市としてはどのように分析し、解釈していらっしゃいますのか、お聞きしたいと思います。

 また、この問題を解決するためには、今のような基準をもっと緩やかにすることが望ましいと考えますが、当局はどのようにお考えでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。

 五、サービス事業者との連携を図り、利用者保護の強化についてお伺いしたいと思います。

 証券取引所で介護保険事業関係の株が動いていると言われています。まさに、介護保険が市場を左右するような力を介護福祉界が持ってきていると考えられるのであります。羽生市民がかかわるエリアの中でも、居宅介護支援事業者十五カ所をはじめ、介護保険メニューに加わる事業者は三十カ所に上っています。これだけ多くの事業者が市の行政としっかりと連携を図り、利用者保護に努め、心のこもったサービスの提供を図ることは極めて重要なことであります。

 特に、事業主体者である市は、介護保険運営協議会や相談業務等においてチェック機能を十分に発揮して、利用者保護に力を尽くすべきと考えます。このことについて、どのような手だてをお考えかお聞きしたいと思います。

 二項目目に移ります。

 医療負担について、二点お伺いいたします。

 一、県は社会保障の一環の中で、今まで四者に対し医療費の公費助成制度を実施してまいりました。高齢者医療の六十八歳、六十九歳の方、三歳未満の乳幼児、重度心身障害者、ひとり親家庭の児童に対し、それぞれ医療費の助成を行なってきたのであります。この制度によって、どれほど多くの県民の命と暮らしが守られてきたか計り知れないものがあります。県自身も、「この助成事業は対象者の疾病の早期発見・早期治療を促し、医療費負担の軽減で福祉の向上に大きな役割を果たした」、このように認めています。年をとっても医療費や介護の心配がなければ、どんなに安心して暮らせるでしょうか。前の畑知事によって、全国に誇るこのような制度が設けられてきたのであります。

 ところが、最近県はこの制度の見直しを検討しています。その中間報告によれば、制度対象者増の再検討をするということで、真っ先に上げているのが所得制限です。その上、入院時の食費の個人負担の導入など、高齢や心身障害で働けず、所得の少ない人に負担を増加させることが検討されています。もしこれが実施された場合、羽生市民がどのような影響を受けるのかをお聞かせをいただきたいと思います。

 また、乳幼児に対する助成制度は、対象年齢の拡大なども検討されているようでありますが、所得制限の導入により負担増となる家庭も出てきます。現行どおりを維持するために、市民の負担増部分について市で助成する考えはないかお聞きするものであります。

 二、受領委任払い制度の実施を求め、質問いたします。

 この制度は、医療費が高額になった場合、患者が医療機関に窓口での支払いをしなくても済むよう、市と契約をした医療機関が直接市に請求するというものです。羽生市では、ある期間この制度を実施していたと聞き及んでおりましたが、現在は実施されていません。高額医療費を一度窓口で支払い、後から償還払いとなる仕組みは、結局多額の現金を必要とし、市民にとって負担の重いものです。医療機関のご協力をいただいて、ぜひこの制度の復活を求めたいと思います。当局の前向きのご答弁をお願い申し上げます。

 三項目目に入ります。

 都市公園の整備拡充について、公園を愛好、利用している市民の声に基づいてお尋ねをいたします。

 一、大天白公園をグレードアップして、市民の憩いの場にふさわしく、文字通り一層花を添えていただきたいと願うものであります。市のシンボル・フジの花と言うには、重症の病気にかかっているフジの木が余りにもかわいそうでなりません。関係者による必死の看護と治療にもかかわらず、なかなか回復の兆しが見えてこないようであります。多くの市民は心から心配しています。甘く漂う、そして日本古来の高貴なフジ色、このフジの花で再び大天白公園が覆われる日を市民は願っております。

 また、フジの開花期は五月初旬であります。しかし、ほかのシーズンも四季折々に花が楽しめれば、もっと多くの市民に憩いの場として楽しんでいただけるのではないでしょうか。世はまさにガーデニングブームで、一般の家庭でもたくさんの草花やツルバラ、ハナミズキ、サルスベリやレンギョウ、ツツジ、アジサイ、アヤメなど、四季を通じてどの家庭も花を愛好する家庭は手入れが行き届き、通行人の目を楽しませてくれています。大天白公園も、せっかくつくった築山が土をむき出しにしていて寂しそうです。関係者の方にぜひお骨折りをいただきたいと思いますが、市としてはどのようにお考えでしょうか、お聞きしたいと思います。

 二、栄町新田公園のトイレの水洗化と休憩所の設置についてお尋ねいたします。

 栄町の新田公園は、ゲートボールのコートが二面あり、午前・午後とチームが交代で毎日利用して、高齢者の健康維持、生きがいとコミュニケーションの場として有効に活用されています。利用者の便宜を図る上に、トイレと休憩所は欠かせないものであります。昨年は、夏の炎天下に高齢者が熱射病にかかったという話も聞いております。また、今ある仮設トイレは危険を感じるほど老朽化しており、衛生的にも、また景観の上からも都市公園としてふさわしくない状態にあります。一刻も早く両設備を整備されますよう強く求めまして、質問をさせていただきます。

 以上、ご答弁をよろしくお願いいたします。



△休憩の宣告



○岡戸稔議長 暫時休憩いたします。

     午後二時 五分 休憩

     午後二時二十四分 開議

出席議員(二十二名)

  一番      二番      三番      四番

  五番      六番      七番      八番

  九番      十番     十一番     十二番

 十三番     十四番     十五番     十六番

 十七番     十八番     十九番     二十番

二十一番    二十二番

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

 市長      助役      収入役      総務部長

 企画財政    市民福祉    経済環境     都市整備

 部長      部長      部長       部長兼

                          水道部長

 消防次長    財政課長    庶務課長     教育

                          委員長

 教育長     教育次長    監査委員

                 事務局長



△開議の宣告



○岡戸稔議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 一番、太田議員の質問に対する答弁を求めます。

 市民福祉部長。

     〔金井信雄市民福祉部長登壇〕



◎金井信雄市民福祉部長 一番、太田議員の一般質問に命により順次ご答弁を申し上げます。

 まず初めに、介護保険にかかわりますご質問のうち、利用者負担の軽減策をについてお答えを申し上げます。

 我が国の社会保障につきましては、医療・年金等におきましても市民一人一人がみんなで支え合う社会保険方式で運営されておりますが、今後の急速な高齢化を考えますと、介護のために必要な費用が増大していくということも、これは現実問題として避けられない状況ではないかと考えております。

 こうしたことから、介護保険は四十歳以上の方に保険料を納めていただき、社会全体で介護を支え、介護が必要になった場合は一割の自己負担でさまざまな介護サービスを受けることができる仕組みとなっております。また、家計に与える影響を考慮し、一割の負担が高過ぎないように、自己負担の限度額をその家庭で一カ月三万七千二百円にしておりますが、さらに低所得者についてはこの負担の上限を二段階に分けて低くしておるところでございまして、つまり一カ月二万四千六百円と一万五千円との二通りでございまして、そのようにきめ細かな対応を行なっているところでございます。

 議員ご指摘のとおり、介護保険では四十歳以上の方に新たな負担をお願いするということになりますので、低所得者の方々に十分な配慮が必要であるということはそのとおりであると存じますが、したがいまして全国市長会等を通じまして低所得者の利用負担の軽減策につきましては、再三再四にわたりまして要望してまいりましたところ、先ごろ首相の私的諮問機関であります社会保障構造のあり方について考える有識者会議におきまして、市町村からの要望や問題点を洗い出し、今年九月中にまとめる中間報告の中で介護保険制度の改善策を盛り込むことが予定されていると聞き及んでおるところでございます。

 したがいまして、市といたしましても、このような国の一連の動きを今後も注意深く見守っていきたいと、こんなふうに考えているところでございますが、この軽減対策につきまして市が当面実施しております事項につきましては、ご案内のようにヘルパーの利用の一部の方の三%負担、それから訪問や通所介護あるいは短期入所、介護老人福祉施設サービスにかかわる利用、こういった方々につきましてサービスを実施する社会福祉法人のうち、特に私どもの方では協力しますよという協力が得られる法人の利用に限りまして、低所得者を対象といたしまして一割負担を二分の一とする軽減対策もあわせて実施しているところでございます。

 次に、ケアプラン作成後の実態把握のシステム構築をについてお答えいたします。

 介護保険のサービスを受けるためには、まず市に申請をし、介護の必要度がどれくらいなのか認定してもらわなければなりません。また、在宅でのサービスを受けるにはご自分のケアプランをつくる必要があります。そこで、専門的知識を持っているケアマネジャーと相談をし、限度額の範囲内で本人や家族の希望する介護サービスを組み合わせ、ケアプランをつくっていただくということになるわけでございます。

 なお、介護保険の制度上は、市町村に利用者のケアプランの提出は義務づけておりませんが、介護保険で利用できる在宅での十二種類のサービスや、配食サービスなどの介護保険対象外のサービスをどのように組み合わせて、利用者の希望に沿ったケアプランをつくっていくかが極めて重要なことであると認識をいたしております。

 そこで、市といたしましても、引き続き適正なケアプランが提供できるように、ケアマネジャーを対象とした研修を今後も引き続き実施してまいりますとともに、さらに六カ月ごとの更新申請の際に、利用者の立場に立ったケアプランになっているかどうか、アンケート調査を実施してまいりたいと考えております。そういうことで、今後も必要に応じ、またケアプランの提出も求めていきたいと、あわせてこんなふうにも考えているところでございます。

 次に、デイサービス事業について市独自の整備をについてお答えいたします。

 日帰りでデイサービスセンターに行き、入浴等のサービスを受けるデイサービスにつきましては、羽生市を実施区域として県から指定を受けている事業者は市内に三事業者、市外に四事業者の七事業者であります。議員からご提言をいただきました地域の身近な公共施設等を利用したデイサービス事業につきましては、介護保険事業として県の指定を受けるためには運営の基準等がありまして、困難な面があると考えられます。しかし、介護保険で自立と判定された方についてのデイサービス事業につきましては、介護予防として生きがい対策上からも大変重要な高齢者福祉施策と考えているところでございます。

 この生きがい対応型デイサービス事業は、現在市内の特別養護老人ホーム三カ所及び二カ所の老人憩いの家で実施しておりますが、例えば愛知県高浜市の例に見られるように、空き店舗等を利用して介護そのものを必要としない高齢者の皆さんを温かく地域ぐるみで支えているという事例にも見られますように、施設の有効利用等が図れれば大変そういったことですばらしいことではないかと考えているところでございます。したがいまして、ただいまのご提言やこのような事例等を参考といたしまして、関係部署と実施した場合の問題点などを今後整理研究をしてまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。

 次に、ショートステイ利用上の問題点についてお答えをいたします。

 本年三月までの措置制度におきましては、ショートステイは利用券方式によりまして、市と委託した特別養護老人ホームと原則として月一週間利用できる制度でございましたが、四月からの介護保険制度ではできるだけ多くの方に利用していただくために、要介護ごとに六カ月で利用できる日数が決められ、従来よりも利用が制限されてしまうという問題点が指摘されていたところでございます。

 しかし、このことにつきましては、国から三月末日に急遽、ショートステイの基盤整備が十分な市町村において、ショートステイの利用限度日数を拡大して受けなければ、在宅介護の継続が難しい方に対して、その方がもともとの利用限度日数を超えた場合に、その月のホームヘルプサービスやデイサービスなど、訪問・通所サービスの支給限度額の範囲内で一カ月に二週間を限度としてショートステイの振りかえ利用が可能であるとの通知があったところでございます。市としても、できるだけ利用者の利便性を図るため、先月二日ケアマネジャー会議を開催いたしまして、利用者へのさらなる周知徹底をお願いいたしましたところ、現在十名の方の利用申し込みをいただいているところでございます。

 また、このショートステイ振りかえ利用につきましては、利用者が利用料金を一たん全額支払い、後で支払った金額の九割を払い戻す償還払い方式とするよう国からの通知でありましたが、当市においては償還払い方式では利用者の方に一時的に多額の負担をお願いすることになるということから、サービス提供事業者の協力を得まして、他のサービスと同様に一割負担で利用していただき、サービス事業者から残りの九割を直接市に請求していただくというような受領委任払い方式と申しますか、そういった方式を採用して利用者の利便を図っているところでございます。

 次に、民間サービス事業者に対して保険の事業主体者である市行政との連携を確立し、利用者保護を図るについてお答えいたします。

 介護保険制度では、民間事業者や非営利組織等の多様なサービス提供者が参入することによりまして、サービスの選択の幅を広げ、費用の効率化を図ることも目的の一つとなっております。しかし、サービス提供事業者が利益追求に走る余り、利用者の利益や権利を妨げるようなことは絶対あってはならないことであります。

 介護保険制度では、サービス提供事業者は苦情相談の窓口を設け、利用者から苦情があればすぐ対応することが義務づけられております。また、対応に納得ができない場合には、市町村に相談できる仕組みともなっておるところでございます。介護保険では、自分で事業者を選んで契約をするため、従来の措置制度とは利用者の認識が変わり、苦情も言いやすくなるものと思っておりますし、利用者の苦情の申し出が事業者のサービスの質の向上にもつながるものと考えているところでございます。利用者からの申し出、苦情の対応をおろそかにする事業者は、次回の契約時に契約をしないとか、自然と淘汰されるものと思っております。

 いずれにいたしましても、苦情は介護保険を育てていくための情報源としての考え方に立って、利用者本位のサービスが提供され、介護保険が適正に行われますように、定期的に介護保険事業者連絡会議を開催いたしまして指導等を行なってまいりますとともに、今後設置をいたします介護保険運営協議会や相談機関等におきましても、十分その機能が果たせるよう努めてまいりたいと存じます。

 次に、医療費の公費助成制度の見直しについて申し上げます。

 ご質問の老人医療費、乳児医療費、重度心身障害者医療費及びひとり親家庭等医療費のいわゆる福祉医療につきましては、それぞれの制度が創設されて以来、相当の期間が経過し、最近の社会的状況の変化や少子・高齢社会に対応した適切なものとなるよう制度の見直しが必要との観点から、埼玉県福祉医療協議会において平成十年八月より検討を重ねてまいり、昨年十一月に中間報告がなされたところでございます。

 その内容によりますと、制度自体が経済的な支援であるため、経済的支援が不要と思われる階層の取り扱いについて、また乳児医療費については対象年齢の拡大について、さらに重度心身障害者医療費については現在対象外である精神障害者の取り扱いについて等の検討が必要であるとしておりまして、それ以外では入院時食事療養費について、食事が入院・在宅に関係なく必要な費用であるとして、助成対象外とすることが適当であるとしております。ただ、この中間報告では経済的に支援が不要であると思われる階層を具体的にどうとらえるか、また何歳まで枠を広げるのか等について細かく触れておらない状況でございます。したがいまして、具体的な考え方につきましては今後、協議会の最終報告を待たなければならない状況にあるわけでございます。

 なお、市といたしましてはご案内のように、本年四月に乳児医療の入院について市の独自事業といたしまして、助成年齢対象を小学就学前まで引き上げたところでございますし、当面現行の福祉医療制度を維持しながら県の動向を注視し、見直しの内容が明らかになった時点で対応を検討いたすことといたしたいと存じますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 次に、医療機関の受領委任払い制度について申し上げます。

 まず初めに、国保の高額療養費の支給制度について申し上げさせていただきます。

 この高額療養費支給制度につきましては、昭和五十年より法定給付として制度化されたものでございます。これは近年の医療水準、技術の向上に伴いまして、難病等に対する治療方法が飛躍的に進歩いたしました反面、医療費が高騰化する傾向が見られ、例えばがんなどでは月額数百万もの治療費を必要とする場合も少なくないわけでございます。ご参考までに、十一年度当市においての最高額はやはりがんでございまして、六百十五万円でございました。

 したがいまして、このような場合、その一部負担金は本人の支払い能力に関係なく増大いたしますため、三割の自己負担は当然高額なものとなり、支払う側にとっては過重な負担となることとなります。こうした過重な自己負担の軽減を図り、医療保険の機能をより有効に働かせるための制度が高額医療費制度でございまして、本人の負担額が六万三千六百円を超える場合に、その超える額の全額が支給されるものでございますが、当市では月平均二百名、一千七百万円が毎月支給されております。

 さて、ご質問の医療機関の受領委任払い制度でございますが、この制度は本人が支払いを受けるべき高額療養費の受領を本人が直接医療機関と委任契約を結びまして、また保険者である市と医療機関とがその委任払い方式について協定を結ぶことによりまして成立するものでございますが、その結果保険者が本来本人に支払うべき高額医療費を市が二カ月後等に直接医療機関に支払う制度でございます。なお、十一年度県内においてこの委任払い制度を実施した市町村は、九十二市町村中四十七市町村であります。

 しかし、当市においては十一年度一件も実績がなかったわけでございますが、その理由につきましては平成四年度よりこの受領委任払い方式にかえまして、高額療養費の貸し付け制度を実施したことによるものでございまして、この高額医療の貸し付け制度につきましては現在、県内の九十市町村で貸し付け制度を実施しているという、ほとんどのところでやっておるということでございまして、先ほど委任払いをやっているところが四十七市町村と申し上げましたが、あとの四十五市町村につきましては、この高額医療費のみで対応しているということでご理解をいただきたいと存じます。

 そういうことで、この高額医療費の貸し付け制度につきましては、本来本人が支払う高額療養費を本人が医療機関に支払う前、つまり請求の段階で保険者である市が本人に貸し付けまして、本人が医療機関に支払いをするということでございますので、本人の経済的な一時負担というのはなくなるわけでございます。そういう制度を現在のところ実施しているということでございまして、それに加えましてですね、本人の一時的な負担が避けられるということと、担当者とそういった本人もしくは家族等が窓口において接触をしていろんな話し合いをすることによりまして、医療制度への理解を深めていただくことにも役立っているということでございます。この医療費の貸し付け実績につきましては、平成十一年度に三十一件、九百六万四千円の貸し付けを行なっております。

 そういうことでございまして、この受領委任払いにつきましては、このような高額医療貸し付け制度を行なっているということで、全く当市については実績はないわけでございますが、しかしこれは全く問い合わせがないかということになりますとそういうわけではございませんで、年間数件ですね、医療機関等から問い合わせ、照会等がございます。そういった場合に、担当者といたしましては、先ほど申し上げました、これにかわる高額医療の貸し付け制度を十分ご説明申し上げて、これは本人の一時的な負担が要らないわけでございますから、こちらを利用いただきたいということで利用いただいているというのが実態なわけでございます。

 そういうことでございますので、これからもこの貸し付け制度については私どもとしては継続をしていくということで考えているわけでございますが、どうしても受領委任払いでなくては困るという方につきましては、過去にも二十一件ほど医療機関と契約・協定を結んだときもございますので、当然市の対応としては対応してまいる方向で対応してまいりたいということでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 以上、答弁といたします。



○岡戸稔議長 都市整備部長。

     〔池田美和都市整備部長兼水道部長登壇〕



◎池田美和都市整備部長兼水道部長 一番、太田議員の大きな三番目のご質問の都市公園の整備拡充についてご答弁を申し上げます。

 このうち、第一点目の大天白公園を市民の憩いの場としてグレードアップをとのご質問からお答えいたします。

 ご承知のとおり、大天白公園は市の花であるフジの公園として市民に親しまれ、市民のまた憩いの場となっている由緒ある公園でございます。改修に当たりましては地元より、当市の観光名所であり立派なフジを整備してほしいとの強い要望もございましたことから、フジを質・量ともに充実させ、フジのシンボル公園として全面改修を図るべく、十年度から整備工事に着手したものであります。

 整備工事は、これまで南側部分の築山工事や園内通路と南側のフジ棚が概成をして、トイレの改修工事は完了してございます。本年度は主に北側部分の大フジ棚をリニューアルするためのフジの植えかえや、病気を撲滅するための土壌改良工事を予定してございます。当公園の整備については、フジをメインにした整備といたすところですが、同公園は葛西用水路遊歩道整備計画の中でも拠点施設として位置づけられておりますので、ご提案の四季折々の花も楽しめるような整備も考慮することもまた必要と考えておりますので、これらを念頭に置き、今後の整備に反映させてまいりたいと存じます。

 次に、第二点目の栄町新田公園のトイレ水洗化と休憩所の設置をとのご質問のうち、トイレの水洗についてからお答え申し上げます。

 当公園が下水道供用開始区域内に入るのは、現在の予定では平成十三年度以降でございまして、昨年の十二月定例会においても都市公園トイレの水洗化の推進についてとのご質問をいただき、その際トイレの水洗化については下水道が供用開始された順から整備に努めるとのお答えを申し上げたところでございます。本年度も供用開始区域内の新田前公園のトイレ水洗化工事を実施いたすこととしておりまして、今後も順次トイレの水洗化を推進し、清潔で利用しやすいトイレの整備に努めてまいります。

 次に、休憩所の設置について申し上げます。

 当公園は現在、地元ゲートボール愛好者の皆様方に大変頻繁に利用していただいている状況でございます。この件につきましては、愛好者の皆様から急な降雨のための避難、また休憩場所として屋根つき施設の設置をとのご要望もいただいております。また、昨年九月定例会においても議員から今回と同様なご質問をいただき、検討させていただきました。都市公園に屋根つきの休憩所の設置につきましては、高齢者の皆様の心身のリフレッシュや健康増進のためにも、利用頻度の多い公園においてあずまや等の他の休憩施設の設置状況も勘案しながら、年次計画を立案した上で設置してまいります。

 以上で答弁を終わります。



○岡戸稔議長 一番、太田議員。

     〔一番太田ヒサ子議員登壇〕



◆一番(太田ヒサ子議員) それぞれご答弁をいただきました。おおむね了解はいたしましたけれども、一点だけ再質問をさせていただきたいと思います。

 介護保険の利用料軽減策についてであります。この中のご答弁で、ちょっと私理解ができなかったところがありますので、それをもう一度お願いいたします。それは、協力が得られる施設には二分の一負担していただくというような内容でご答弁がありましたけれども、この場合の二分の一というのは、もう片方の二分の一は施設の負担というふうに理解してよろしいのでしょうか、このことについてもう一度済みませんがお願いいたします。

 そして、この利用料軽減については国の動きを注意深く見守っていくというふうなご答弁でありましたけれども、私も前々から申し上げておりますように、こうした利用料あるいは保険料の軽減策は基本的には国が行うべきものと考えております。しかし、国がそういうことを決めないうちにスタートしましたので、やむを得ずと申しましょうか、それぞれの自治体でいろいろ工夫しながら住民負担にならないような策がとられているのが現状であります。

 先ほど、埼玉県内二十六の自治体で何らかの軽減策が行われているというふうに私は申し上げました。介護保険はですね、地方分権の先導的な役割がありまして、市町村の裁量によって自治体の個性がはっきりとあらわれるところであります。したがって、この二十六の中の幾つかをご紹介したいと思いますけれども、こうした市町村の工夫や努力が結局は大きく国の政治を動かしていくことになるということを、まず最初にそのことを申し上げて、あと幾つか例をご紹介したいと思います。

 例えば、川越、所沢、岩槻、入間、富士見、小鹿野、この市町村では第一段階、第二段階の自己負担の五〇%、二五%を助成しています。そして、羽生市と並んでといいますか、羽生市以上に高齢化の進んでいる秩父市ですけれども、やはり第一段階で五%、第二段階二・五%の利用者負担の減額、こういうことを実施しています。また、浦和、大宮、与野、春日部、桶川、坂戸、鶴ヶ島、毛呂山、越生、鳩山の市町村では、ヘルパー派遣の利用者負担減額を新規利用者にも拡大している、こういう例もございます。この二十六の市町村の軽減策は本当にバラエティにとんでいていろいろですけれども、主なところを今ご紹介をしましたけれども、羽生市でも本当に厳しい財源の中ではありますけれども、こうして多くの県内の自治体が実施−−しようと思えばできるわけですから、

何らか軽減策について考えていただきたいと思うわけであります。

 以上のことを申し上げて、再質問とさせていただきます。



○岡戸稔議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 一番議員の再質問にお答えを申し上げます。

 第一点の介護保険料の負担の部長答弁につきましては、後ほど担当部長からその内容についてご説明をさせていただきます。

 それから、第二点の利用者負担につきまして、それぞれ各市でそれぞれの形でやっているではないかというご指摘でございます。私どももそれなりに考えもありましたし、一部ではそのような措置をとっておりますけれども、基本的には私がさきの議会で申し上げましたように、私はこの介護保険がまず順調なスタートといいますか、導入をされることが基本であるということを申し上げました。

 それぞれに今、ご指摘の各市ではそれぞれの利用者軽減負担を行なっているわけでございますが、現実にやっている都市としてもこれがどの程度の将来負担になってくるか、そして国へ、全国市長会あるいはこの間関東市長会がありまして、それが話題になりましたわけですけれども、かつて我々が要望したものがやがて九月にこの方向が出てくるということがありまして、今回の関東市長会の決議ではその利用者負担の軽減の項目が削られております。

 それは、少なくとも国が恐らく近く結論を出すであろうということを期待しての問題でございまして、現実に今回の関東市長会の議決といたしましては、調査項目及び第一次判定ソフトの改善と、それから人材養成、確保に要する経費の負担、調整交付金について国の法定負担の二五%の別枠措置と、それから特養はあるんですけれども、養護老人ホームにつきましても所在地特例制度の拡大と、これは私どもも施設を持っておるわけですけれども、そのほかに各種施策に対して補助制度をやると。例えば、今の利用者軽減について補助制度をという意味もありましたんですがそうではないと。基本的には、市町村が独自に考える制度についての補助ということで、この利用者負担軽減については国が一律で今後考え方を出すようにというような考え方で、今回の関東市長会の決議とはなっております。

 したがいまして、それぞれがそれぞれの形でやっておりますけれども、一方ではそれが地方自治体の独自のこれからのあり方だとは申しましてもですね、今回の介護保険の導入に当たりましては、最初から非常に高い額で負担をされている都市も全国ではございます。しかし、それが将来にわたって途中で余りにも多額になって打ち切るとかですね、あるいは減額をするとかということになったらば、なおその介護保険に対象になる方の迷惑になるということも踏まえまして、それは論議は各市町村ではまちまちでございました。

 したがいまして、私どもとしてはもう少しこの導入後の経過をきっちりと押さえて、これから我々の都市が取り組むべきものを長期的な視野に立ってきちんと考えなくてはならないというのが私の考え方でございますので、どうぞ導入後のさまざまな問題、加えて申し上げますれば私もいつも会合で申し上げておりますんですが、ホームヘルパーを派遣をいたしますけれども、今まではホームヘルパーさんに十五分でも二十分でも心のケアということで話し合いをさせていただいたわけでございます。ところが、二十分話し合いをしますと、その時間がホームヘルパーのサービス料金にはね返ってくるわけでありまして、今私はホームヘルプサービスの大きな問題点は心のケアをやるためにホームヘルパーが話をしたら、それがまたお金がかかるということでは非常に問題じゃないかということを一つ申し上げました。

 それから、新聞にも出ましたけれども、ホームヘルプサービスを受けるよりも、訪問看護の医療費で支払った方が自己負担が少ないと、こういう問題点がありまして羽生が一番多いということで新聞にも出ましたけれども、細かい問題を上げますとさまざまな問題がありますので、基本的な問題はいずれにいたしましても、私ども今まで出た多くの問題を拾い上げた中からきちんと整理をして、委員会にかけましてこの措置を考えたいと、ですからもう少し時間をいただけないかというのが私の願いでございます。

 答弁といたします。



○岡戸稔議長 市民福祉部長。

     〔金井信雄市民福祉部長登壇〕



◎金井信雄市民福祉部長 一番議員の再質問に命によりご答弁を申し上げます。

 先ほどの答弁の中で、社会福祉法人が実施をいたしますいろんなサービス、四点ほど申し上げましたけれども、それがどんな内容なのかということでございました。これは、国の制度にのっとったものでございまして、社会福祉法人で介護保険事業を実施する法人のうち、国のこういった制度に協力できるかどうかというようなことがございまして、それぞれ社会福祉法人で前から検討しておったところでございますが、ただいまのところ二つの法人がこの事業に協力をしましょうということで申し出をいただいているところでございます。

 内容を細かく申し上げますと、利用をいたしますと一〇%、一割の負担が出てまいります。つまり、これを協力をいただいた、うちは協力しますと言ったところにつきましては、その負担が二分の一、つまり五%になりますと、こういうことでございます。したがいまして、本人の負担は五%になりますと、一〇%が五%に半分になりますということです。あとの五%につきましては、そのうちの半分、二・五%を法人が負担をしますということでございまして、あとの二・五%につきましては国が二分の一、県が四分の一、市が四分の一ということで公的な負担をいたしますということの制度でございます。したがいまして、その制度を当市も二法人の−−ただいまのところ、ほかの法人については検討中という返事をいただいておりまして、ただいまのところ二法人が協力を申し出ておりますので、そのように対応させていただくということでご答弁を申し上げたところで、再質問に対するご答弁とさせていただきます。



◆一番(太田ヒサ子議員) わかりました。



○岡戸稔議長 以上で、本日予定の市政に対する一般質問を終結いたします。



△次会日程報告



○岡戸稔議長 次に、次会日程報告を申し上げます。

 明六月一日は午前十時に本会議場に会議を開き、本日に引き続き市政に対する一般質問を行う予定であります。ただいま出席の方には改めて通知いたしませんからご了承願います。



△散会の宣告



○岡戸稔議長 以上をもって本日の議事全部を終了いたしました。

 これをもって散会といたします。

     午後三時六分 散会