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埼玉県 羽生市

平成12年  3月 定例会 03月06日−01号




平成12年  3月 定例会 − 03月06日−01号







平成12年  3月 定例会



羽生市告示第九号

 来る三月六日に平成十二年三月定例羽生市議会を招集する。

  平成十二年二月二十八日

                羽生市長 今成守雄

応招議員(二十二名)

    一番  太田ヒサ子議員    二番  落合信夫議員

    三番  蜂須直巳議員     四番  岡戸 稔議員

    五番  大貫 巖議員     六番  小原忠夫議員

    七番  齋藤 隆議員     八番  藤倉宗義議員

    九番  森田常夫議員     十番  蛭間政雄議員

   十一番  古井久美子議員   十二番  丑久保恒行議員

   十三番  藤田 肇議員    十四番  渡辺勝司議員

   十五番  石森正雄議員    十六番  峯 順三議員

   十七番  吉田文則議員    十八番  掘越哲夫議員

   十九番  戸山正孝議員    二十番  須藤洋一議員

  二十一番  田沼一郎議員   二十二番  梅沢久雄議員

不応招議員(一名)

  二十三番  小野宗一郎議員

           平成十二年三月定例羽生市議会会期日程表

                          自三月六日 至三月二十八日



日次
月日

時刻
摘要



3・6

午前十時
開会
会議録署名議員の指名
会期の決定
諸般の報告
議案(第一号−第二号)の上程−採決
議案(第三号−第三十二号の上程、提案説明



3・7

 
休会(議案調査)



3・8

 
休会(議案調査)



3・9

 
休会(議案調査)



3・10

午前十時
議案(第三号−第二十三号)に対する質疑
議案(第二十四号−第三十二号)に対する質疑
議案(第三号−第三十二号)の委員会付託



3・11

 
休会(土曜閉庁)



3・12

 
休会(日曜日)



3・13

午前十時
市政に対する一般質問
 1  五番 大貫 巖議員
 2  十番 蛭間政雄議員
 3  八番 藤倉宗義議員
 4  七番 齋藤 隆議員
 5  一番 太田ヒサ子議員



3・14

午前十時
市政に対する一般質問
 1 十二番 丑久保恒行議員
 2 十一番 古井久美子議員
 3 十七番 吉田文則議員
 4  三番 蜂須直巳議員
 5  二番 落合信夫議員


10
3・15

午前十時
付託議案の審査
 総務委員会(第一委員会室)
 文教民生委員会(第二委員会室)
 産業建設委員会(第三委員会室)


11
3・16

 
休会(事務整理)


12
3・17

午前十時
付託議案の審査
 総務委員会(第一委員会室)
 文教民生委員会(第二委員会室)
 産業建設委員会(第三委員会室)


13
3・18

 
休会(土曜閉庁)


14
3・19

 
休会(日曜日)


15
3・20

 
休会(春分の日)


16
3・21

午前十時
付託議案の審査
 総務委員会(第一委員会室)
 文教民生委員会(第二委員会室)
 産業建設委員会(第三委員会室)


17
3・22

午前十時
付託議案の審査
 総務委員会(第一委員会室)
 文教民生委員会(第二委員会室)
 産業建設委員会(第三委員会室)


18
3・23

 
休会(事務整理)


19
3・24

 
休会(事務整理)


20
3・25

 
休会(土曜閉庁)


21
3・26

 
休会(日曜日)


22
3・27

 
休会(事務整理)


23
3・28

午前十時
付託議案に対する各委員長審査報告、質疑、討論、採決
閉会



           三月定例羽生市議会会議録(第一日)

   議事日程 平成十二年三月六日(月曜日)午前十時 開会

 開議

第一 会議録署名議員の指名

第二 会期の決定

第三 諸般の報告

第四 議案(第一号−第二号)の上程−採決

第五 議案(第三号−第三十二号)の上程、提案説明

 散会

   本日の会議に付した事件

一、議事日程に同じ

       午前十時 開会

出席議員(二十二名)

    一番  太田ヒサ子議員    二番  落合信夫議員

    三番  蜂須直巳議員     四番  岡戸 稔議員

    五番  大貫 巖議員     六番  小原忠夫議員

    七番  齋藤 隆議員     八番  藤倉宗義議員

    九番  森田常夫議員     十番  蛭間政雄議員

   十一番  古井久美子議員   十二番  丑久保恒行議員

   十三番  藤田 肇議員    十四番  渡辺勝司議員

   十五番  石森正雄議員    十六番  峯 順三議員

   十七番  吉田文則議員    十八番  掘越哲夫議員

   十九番  戸山正孝議員    二十番  須藤洋一議員

  二十一番  田沼一郎議員   二十二番  梅沢久雄議員

欠席議員(一名)

  二十三番  小野宗一郎議員

説明のため出席した者

  今成守雄  市長       室沢正孝  助役

  鈴木 哲  収入役      河田 昌  総務部長

        企画財政           市民福祉

  相馬宏雄           金井信雄

        部長             部長

        経済環境           都市整備

  桑子安司           池田美和  部長兼

        部長             水道部長

  須永正一  消防長      須永洋一  財政課長

                       教育

  尾上隆男  庶務課長     田中 沖

                       委員長

  入江常夫  教育長      小菅 勲  教育次長

        代表             監査委員

  乾 寛二           月田利雄

        監査委員           事務局長

事務局職員出席者

  事務局長  鈴木 厚     総務課長  中村和人

  書記    三枝孝之     書記    小礒里恵

  書記    木村育恵



△開会の宣告



○岡戸稔議長 ただいまから平成十二年三月定例羽生市議会を開会いたします。



△開議の宣告



○岡戸稔議長 これより本日の会議を開きます。



△日程第一 会議録署名議員の指名



○岡戸稔議長 これより日程に入ります。

 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第八十一条の規定により、議長において十七番、吉田文則議員、十八番、掘越哲夫議員、十九番、戸山正孝議員を指名いたします。



△日程第二 会期の決定



○岡戸稔議長 次に、日程第二、会期の決定を議題といたします。

 本定例会の会期、日程等につきましては、議長から議会運営委員会に対し諮問を申し上げておりますので、議会運営副委員長から委員会の審査経過の概要並びに結果について報告を求めます。

 議会運営副委員長。

     〔梅沢久雄議会運営副委員長登壇〕



◆梅沢久雄議会運営副委員長 おはようございます。

 ただいま議長から報告を求められました議会運営委員会の協議の概要並びに結果について申し上げます。

 三月定例市議会が本日招集されたことに伴い、二月二十八日付で議長から会期及び日程等についての諮問がありましたので、去る二日午後二時から議長応接室において本委員会を開催いたしました。

 今期定例会における市長提出議案は三十二件、市政に対する一般質問の通告者は十名であります。これらの内容を勘案し、会期については本日から三月二十八日までの二十三日間とすること、日程についてはお手元に配付いたしました議会日程表のとおりとすること、議案第一号及び同第二号については発言通告及び委員会への付託を省略し、本日審議すること、その他の上程議案に対する質疑の通告は八日の正午まで受け付けること。

 以上のとおり、各委員のご了解をいただいたところであります。

 なおこの際、議案第一号、同第二号を本日審議することに決した過程について、委員会としてその概要を報告する必要があろうとの各委員から意見がありましたので、申し上げます。

 農林公園修景施設の整備工事については、去る平成十一年十一月十九日、第二回臨時市議会に契約案件として上程されたものであります。議会では、その審議の過程において当該公園用地の地質的状況や工事量などから、工期内完成の見通しについてただし、当局から「工期は短期間であるが、年度内完成を目指し頑張りたい」との答弁があった。また、それにさかのぼる九月定例市議会においても、本件工事に係る設計委託料の補正予算の審議に際しても工期内完成についてただした経緯がある。

 結論として、議会としてはこれを了とし可決しているが、このたびの工期延長の議案を見るとき当局はもちろん、議会としてもその責任の重さを認識しなければならない。今後、議案を提出するに当たっては、事前の調査、準備に万全を期するよう要望したい。

 しかしながら、工期延長を願い出るにはやむを得ないものがあってのことであろうし、議会最終日まで結論を持ち越すことは契約相手側に対しても不安要因を与えることになることから、本日審議し結論を出すことは妥当であるとの結論に至った次第であります。

 以上で、本委員会に諮問のありました三月定例市議会の会期及び日程等に対する協議の概要並びに結果についての報告を終わります。



○岡戸稔議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、議会運営副委員長の報告のとおり、本日から三月二十八日までの二十三日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 ご異議なしと認めます。

 よって、会期は二十三日間と決しました。



△日程第三 諸般の報告



○岡戸稔議長 次に、日程第三、諸般の報告を行います。



△地方自治法第百二十一条の規定による説明者



○岡戸稔議長 初めに、地方自治法第百二十一条の規定により本定例会に説明等のため、市長、教育委員会委員長及び監査委員に出席を求めたところ、次の者が出席する旨の通知がありましたのでご報告をいたします。

 市長部局から、市長、助役、収入役、総務部長、企画財政部長、市民福祉部長、経済環境部長、都市整備部長兼水道部長、消防長、財政課長及び庶務課長。

 教育委員会から委員長、教育長及び教育次長。

 監査部局から代表監査委員及び事務局長であります。



△定期監査結果及び例月出納検査結果の報告



○岡戸稔議長 次に、監査委員から定期監査結果並びに例月出納検査結果について文書をもって報告があり、事務局に備えつけてありますから、随時ごらんください。なお、写しを印刷の上、お手元に配付しておきましたのでご了承ください。



△市長のあいさつ



○岡戸稔議長 この際、あいさつのため市長から発言を求められておりますので、これを許します。

 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 皆様おはようございます。

 本日、平成十二年三月定例市議会を招集申し上げましたところ、議員皆様には年度末極めてご多用の折にもかかわりませず、大多数の皆様のご出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げさせていただきます。

 本定例会にご提案申し上げます議案は、平成十二年度一般会計及び特別会計予算を中心といたしまして、ただいまのところ三十二議案でございます。慎重ご審議をいただき、いずれもご可決賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。



△日程第四 議案(第一号−第二号)の上程−採決



○岡戸稔議長 次に、日程第四、議案第一号及び同第二号を議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。

 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 ただいま上程されました議案第一号 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園修景施設整備工事(その一)請負契約の一部変更について、及び議案第二号 平成十一年度羽生市一般会計補正予算(第五号)については関連がありますので、一括してご説明申し上げます。

 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園整備事業のうち、現在、農産物直売施設及び農産物加工体験施設の整備につきましては、順調に工事が進み、間もなく竣工の運びとなります。このたびの同公園整備事業にかかわる請負契約の一部変更につきましては、修景部分の敷地造成並びに園路、広場等整備を内容とするもので、昨年十一月十九日の臨時市議会においてご可決を賜り、小川・渡辺特定建設工事共同企業体と竣工日を本年三月二十八日として請負契約を締結したものであります。本工事につきましては、敷地造成工、給水施設工、排水施設工、循環施設工、さく井施設工がほぼ完了し、全体工事の進捗率は約六十六%となっております。

 しかしながら、工事の過程におきまして調整池の掘削土を利用して修景の起伏を施す工事に際し、当初予測を上回る地下水の湧水等が発生したことから、掘削土の水切りや転圧等の措置に多くの時間を要することとなり、代替策として新たな土砂の搬入等による工期の短縮の検討を重ねましたが、最終的に工期を延長して万全を期することが最良の策と判断させていただきました。このため、同工事の施工に合わせて予定されていた工事が順次先送りとなり、結果的に園路、広場にかかわるインターロッキングやれんが舗装、修景施設工にかかわる駐車帯路盤工事等の工期内竣工が困難となったものであります。

 以上のことから、本件につきましては国庫補助事業であるため、国・県等の審議、承認を踏まえ、竣工期日を五月三十一日に変更しようとするものでございます。本請負契約の審議の過程におきましては、工期内竣工につきまして厳しいご意見とご心配をいただいたところであり、工事執行に当たっては十分慎重を期し重ねて調査、検討をいたしてまいりましたが、結果的に完全を期すため本議案提出となりましたことを議会に対し重く受けとめております。

 なお、本工事の工期延長は今後に予定されている地域食材供給施設並びに農業体験棟の整備に影響を及ぼすことはないことを申し添えさせていただきます。

 次に、この変更契約は竣工期日が会計年度を越えることとなりますので、未施工相当額について予算の繰越明許措置が必要となり、関連して一体的に施工いたしております修景施設整備工事(その二)、同(その三)、同(その四)及び同(その五)につきましても竣工期日の変更をあわせて行いたく、議案第二号 平成十一年度羽生市一般会計補正予算(第五号)において計上いたしたものであります。なお、計上いたしました繰越明許額は五つの工事契約総額四億八千万円のうちの一億八千百八十九万円となっております。

 詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております参考資料をご参照賜りたいと存じます。慎重ご審議をいただき、ご可決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。



△休憩の宣告



○岡戸稔議長 暫時休憩いたします。

     午前十時十四分 休憩

     午前十時二十二分 開議

出席議員(二十二名)

  一番      二番      三番      四番

  五番      六番      七番      八番

  九番      十番     十一番     十二番

 十三番     十四番     十五番     十六番

 十七番     十八番     十九番     二十番

二十一番    二十二番

欠席議員(一名)

二十三番

説明のため出席した者

 市長      助役      収入役      総務部長

 企画財政    市民福祉    経済環境     都市整備

 部長      部長      部長       部長兼

                          水道部長

 消防長     財政課長    庶務課長     教育

                          委員長

 教育長     教育次長    代表       監査委員

                 監査委員     事務局長



△開議の宣告



○岡戸稔議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 お諮りいたします。すべて発言は通告制となっておりますが、ただいま議題になっております議案第一号及び同第二号については、会議規則第五十二条に準じ、通告なしで発言を許可いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま議題となっております議案第一号及び同第二号は通告なしで発言を許可いたします。

 これよりただいま議題となっております議案第一号及び同第二号について質疑を行います。

 質疑のある方は順次発言を願います。

 二番、落合信夫議員。

     〔二番落合信夫議員登壇〕



◆二番(落合信夫議員) おはようございます。

 私は、議案第一号 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園修景施設整備工事(その一)請負契約の一部変更について、何点かについて質疑を申し上げたいと思います。

 この件につきましては、議会運営委員会副委員長より報告の中に言われていることでありますけれども、ここに尽きているわけでありますが、私は改めて事の重大なことから考えてみまして質疑を申し上げるわけであります。

 この件につきましては、去る昨年の十一月十九日の臨時市議会で議決が行われたところであります。このときの工期につきましては三月二十八日ということであったわけであります。この中で、私は工期が四カ月間ということで、最初から大変無理があるのではないか、こういう心配をして質疑を申し上げたわけであります。これに対しまして、助役の方からは「地盤はそれほどいいとは言えませんけれども、昨年度その地盤改良のための転圧作業をしておりますし、また必要な箇所には杭を打っておりますので、そういった点につきましては我々は十分な配慮をして工事を進めてまいった」と、こういうように言っております。また、再質疑に対しても今成市長は「今、ご指摘の地盤の軟弱化とその強化、心配というものについては十分私どももう一度、業者あるいはコンサル会社との検討を加えまして十分な対策を講じていきたい」と、こういうように確信を持って答弁をしているわけであります。

 しかし、本日提案されたこの二カ月間延長の工期の変更は、私が質疑で申し上げた心配したことがそのまま当たってしまったと、こういうことにほかならないというふうに考えるわけであります。しかも、なぜ工期を延長しなければならないか、その理由であります。地下水の湧水によって工事が中断してしまったと、こういうことであります。当然、こうした田んぼを掘削するわけでありますから、地下水がわき出るというのは常識中の常識であります。この一月、二月という時期を考えてみますと、大雪が降って工事がやむなく中断したと、こういうことであればだれしもが納得できるわけでありますが、穴を掘って水があふれて工事ができなかったから工期を延長してほしい、これは余りにも安易な、まさにやり方ではないでしょうか。

 当初から、工期については不安があったわけでありますから、こうしたことを考えてみますと、しっかりとした監督責任というものが問われると、こういうことについても質疑の中で言ってまいりました。こういうことについては、本当にしっかりとした監督がやられてこなかったのではないかと、こう考えざるを得ません。市長も「十分な対策を講じたい」と、こう明言したわけでありますから、本当にこの対策を実際にとってこられたのかどうか、疑問を抱かざるを得ないのであります。この点について、詳しくお聞かせをいただきたいと思うんです。

 このことについて、本日配付されております三田ケ谷農林公園修景施設整備工事の(その四)を見てみますと、この着工が二月二日、竣工が三月二十八日、(その五)についても同様であります。こうした短期間の工期で果たして大丈夫なんだろうか、こういうふうに考えるのは私一人ではないと思うわけであります。こうしたことも含めまして、本当に工期についてはもっと真剣にしっかりとした計画をつくって進めていく必要があるのではないかというふうに考えるわけであります。市長及び当局の所見をお聞かせをいただきたいと思います。

 以上で質疑を終わります。



○岡戸稔議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 二番議員の質問にお答えを申し上げさせていただきたいと存じます。

 ただいまも大変厳しいご指摘で、このようなことが起こることは起こり得べくして想像されたのではないかというようなことでございます。それらを踏まえまして、さきの提案説明で申し上げましたとおり、このご指摘に対しましては私どもも再度調査、検討をいたして慎重を期すという答弁を私いたしておりますけれども、そのとおりに慎重を期したわけでございますけれども、議会に対しまして重くこの点を受けとめていることを重ねて表明をさせていただきたいと存じます。

 ただ、私の性格として非常に胸に置いておくことは嫌いな性格でございますので、この件につきまして率直に申し上げますと、まず今回の農林公園につきましては十一年度、そして十二年度の二カ年にわたりましてきっちりと国庫補助と起債計画というのを配分された計画でございました。それが国の景気浮揚策あるいはウルグアイ・ラウンドの農業振興策によりまして、次から次へと国の前倒しの補正予算が続きまして、さらに補助金もいただくことになったと。それはもう平成十年度から始まりまして、十一年度の補正につきましては今議会にさらに補正予算が提出されておりますけれども、国・県への陳情が認められまして、予定しておりました全額が十一年度で予算化されてしまうと、このような形で国が認めてくれたということがございます。したがいまして、常に詳細設計と、その進行に合わせた業者選定というものが追いかけられてきたという事情があったわけでございます。

 ですから私、関東農政局の構造改善部長に言われたんですけれども、「市長さん、この事業はもう大手ゼネコンの仕事ですよ」と。そして設計コンサルからもですね、「これはちょっと不安がある」というくらいに言われたわけでありまして、補助配分についてはぜひ工事におくれないように、必ず上げてくださいよということを言われたのを私は記憶しておるわけでございますけれども、しかし私はそのときに申し上げましたのは、こういうものこそ地元の業者でつくって自分たちのものとしてですね、これを生かすんだと、経済効果を上げるんだと、こういうことでご案内のとおり五工区に分けまして、地元業者の多くが参加する形でこの工事に取り組んでいただいたということがございます。

 私は、確かに大手ゼネコンであれば、多分予想外の地下水の湧水につきましても即刻対処をして、優秀な技術と何百人を投入しても期限内に完工を図ったかもしれません。しかし、当工事につきましては、各業者と工事担当者で毎週調整会議を開きましたし、調整を十分図って絶対におくらせないようにというようなことを私も直接指示もしたわけでございます。

 したがいまして、予算の面では一体この予算を、補助がついたものを国に断るべきかどうかというジレンマも一つはございました。そして、もう一つは、地元業者でなく一括発注で大手ゼネコンでやってしまおうかという、そういう悩みもございました。確かに、加須市も行田市も鹿島建設を入れ、あるいは大成建設を入れ、超大手ゼネコンがあらゆる分野に入っておるわけでございますが、当市は全くそういうものを入れておりません。とにかく、地元のものは地元でつくろうじゃないかという、お互いの力を合わせておるわけでございますけれども、このような形で私はやったことに一縷の反省を持っておりますけれども、私としてはとにかく議会のご了解をいただいて、自分たちの財産は自分たちでつくるんだという思いを遂げたいということがありましたことからこのようになったことを、一つは私は反省すべきかなということを思うわけでございます。

 それから、ご指摘の監督についてはどうかということでございます。もう落合議員から再三ご指摘がありましたので、毎週調整会議を開きながら、これらの問題も取り組んでまいりました。しかし、結論としてこのような形になりましたことは、私どものただいまおっしゃいましたように発注、完工、検査体制、これをもう一度見直さなくてはならないのかなと、このように思いますし、また今年の四月から始まります小規模企業への発注につきましても、今後の工期内完了あるいは不良工事、こういう問題を考えますと、十分これは議会との協議もしなくてはなりませんし、十分検討もしなくてはならないのかなという思いもしたわけでございます。

 そういう中での今回の措置でございます。事実、この工事施工につきましては慎重にも慎重を期しながら、努力をしながらこのようなことになったことにつきまして、私からの責任につきましては十分心にとめておりますことをご理解を賜りたいと、このように存じます。



○岡戸稔議長 他に質疑は……。

 二番、落合議員。

     〔二番落合信夫議員登壇〕



◆二番(落合信夫議員) 再質疑を申し上げたいと思います。

 どうも市長の方は、問題の本質をちょっと違ったところへ持っていっちゃったのかなというふうに受けとめております。というのも、結論的にこの短い工期の中で市内業者の皆さんが精力的に取り組んで工事を完了させる、こういうことで本案はあったわけであります。しかし、こうした地盤が軟弱であったということから、思わぬ地下水があふれ出て工事が中断し、二カ月の延長を余儀なくされたと、こういうことであるわけであります。

 しかしながら、この間の中で本当に市内業者の皆さんがもっともっと市の調整や監督責任というものからして対応ができなかったのかどうか、私はやると言ったら当然こういうふうにやるために市がしっかりとした調整や監督をすべきでなかったのか、こういうように一点考えるわけであります。それを避けて、市内業者ではなかなか短い期間の中で、また湧水が起こったということで対応し切れなかった。大手業者だったらば、これが対応できたのではないか、そんな思いがするんだということを率直に語られたわけでありますが、それは問題を違えているのではないかと思うんです。あくまでも、市内業者がこうした工事については仕事をしっかりとできる、そういう力を育てていくということも従来から市長は言ってきたわけでありますから、このことをとらえて市内業者優先を考え直す、これは問題を取り違えておりまして、市内業者優先から大手ゼネコン優先ということに端的に言うと考えがちになってしまうわけでありますが、決してそうではないと思うんです。

 あくまでも、市長が先ほど申しましたように、自分たちで自分たちのまちを、またこうした公園を仕上げていく、そのことが本当に大事なんだというふうに考えるわけであります。ですので、こうした市内業者優先について考え直すということは、絶対これはあってはならないことでありますし、このことを通してこれが多くの市内業者の皆さん方に悪影響を及ぼすようなことがあっては絶対にならない、こういうようにも考えるわけでありますが、その辺は十分もう一度答弁をしていただきたいと思うのであります。

 最初に戻りますけれども、やはりこうした地下水の湧水の工事、最初からやはり四カ月間というのでは、これは無理があったというふうに私は考えるわけであります。やはり、最低でも半年間というのはとるべきでなかったのかと、こういうように考えるわけであります。ですから、当然工期の問題が一番であって、そこで市内業者優先ということを貫かれれば立派に私は仕上がったと、こういうようにも確信をしているわけでありますから、この工期についてしっかりとした計画、定めをする必要があると、こういうふうに考えるわけでありますが、この辺についても再答弁をお願いしたいと思います。

 以上で終わります。



○岡戸稔議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 二番議員の再質問にお答えを申し上げます。

 ただいま私の答弁が本質を違えて片方へということでございましたけれども、先ほど申し上げましたように私の胸のうちにあったことを率直に申し上げてしまいましたので、そのようにお感じかと存じますけれども、私といたしましては従来どおり地元企業を育成し、努力をしていただくという気持ちには変わりないことを申し上げさせていただきます。そして、おっしゃるとおり発注、完工、検査体制、これはやはり我々行政の責務でございまして、その点につきましてはご指摘のとおりであろうと思います。

 まず、第一点の問題につきましては、私も工期の設定に当たりまして先ほど申し上げましたようにジレンマも感じました。懸命に汗をかいてもらってきたこの補助金を返すべきかどうか、このようなジレンマの中での発注が私にあったことは事実でございまして、このような中での工期という設定につきまして、私の提案につきましての一つの反省ということを申し上げたわけでございます。

 それから、その中でのこれからの工期設定という問題も含めてのご指摘でございますけれども、とにかくこの国・県の補助事業というものが極めてその決定というものが当初にあればよろしいんですけれども、その途中途中で国の政策でくるくる変わっていく。これは、我々地方自治体にとって極めて痛しかゆしと言っては言葉が語弊がありますけれども、とにかく頑張って金をもらってきても、それが何月に上げてくれというような、そのような状況の中での工事進行ということになりますと、私どもとしては極めて不本意ありますが、それをもとに懸命に取り組むほかはないというものでございまして、ただいまの工期の問題あるいは今後の管理執行体制の問題、十分もう一回見直させていただきたいと存じます。

 しかし、基本的には国の予算をいかに我々が確保するか、そして地域の業者ともども我々の財産をみずからつくっていく、この兼ね合いをどうしていくか、十分に検討しながらただいまのご意見を尊重させていただきたいと思います。



○岡戸稔議長 他に質疑ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 質疑も尽きたようですから、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第一号及び同第二号については、会議規則第三十七条第二項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第一号及び同第二号は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより議案第一号及び同第二号について討論を行います。

 討論のある方は順次発言を願います。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○岡戸稔議長 討論もないようですから、これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第一号 (仮称)羽生市三田ケ谷農林公園修景施設整備工事(その一)請負契約の一部変更についてを採決いたします。

 本案は原案のとおり可決するに賛成の議員の起立を求めます。

     〔起立多数〕



○岡戸稔議長 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二号 平成十一年度羽生市一般会計補正予算(第五号)を採決いたします。

 本案は原案のとおり可決するに賛成の議員の起立を求めます。

     〔起立多数〕



○岡戸稔議長 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。



△日程第五 議案(第三号−第三十二号)の上程、提案説明



○岡戸稔議長 次に、日程第五、議案第三号から同第三十二号までの三十議案を一括議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。

 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 上程議案の説明に先立ちまして、平成十二年度の市政運営に関する基本的な考えについて申し上げます。

 新しいミレニアムを迎え、いよいよ二十一世紀に向かってのカウントダウンが始まった感がいたします。それは、まさに我が国が少子・高齢社会へ突入し、高度情報化社会への基盤整備、経済の安定、環境問題など新たな課題に直面して、明治維新以来の時代の大変革という大きなうねりが押し寄せているようにも思います。特に、経済・社会システムは今や成熟段階に達し、その再構築が急務とされているものと存じます。

 一方、世界経済は情報産業などを基盤としたアメリカ経済は先行きに不透明感が見られるものの、景気は拡大の一途を続けており、またヨーロッパ経済は緩やかな改善に向かい、さらに厳しい状況にあったアジア諸国も総じて回復基調に転じているものと言われております。その中にあって、我が国経済は国の緊急経済対策などをはじめとする各種の政策効果の浸透によって緩やかな改善が続いておりますが、民間需要に支えられた自律的な回復にはまだ至っていない状況にあるものと存じます。

 このような経済状況を踏まえ、国は昨年十一月の経済閣僚会議において経済新生対策を打ち出し、日本経済新生の道筋を立てたところであります。それは、経済新生には景気回復と構造改革を同時に進めるものとし、企業の雇用・設備調整進展への取り組み、海外経済の動向など不確定要因が多いものの、本対策をはじめ諸施策を強力かつ機動的に推進することによって民需の回復を図り、本年度後半には本格的な回復軌道に乗せることといたしております。これらの基本的認識によって編成された国の平成十二年度一般会計予算は、前年度に比較して三・八%増となる八十四兆九千八百七十一億円、政策的な経費にあたる一般歳出は二・六%増の四十八兆九百十四億円となっております。

 また、地方公共団体の財政組み立ての指針となる『地方財政計画』においては、平成十一年度に引き続き景気の低迷と恒久的減税による地方税や地方交付税の原資となる国税が減収となる中、一方では景気回復に向けた取り組みや生活関連の社会資本整備に伴う地方分担と公債費の累増に加え、新たに介護保険制度のスタートや「地方分権一括法」の成立に伴う地方分権の推進が実行の段階を迎える中で、少子・高齢社会に向けた地域福祉施策の充実・拡大等に対応すべき重要政策課題推進のための財政需要がますます増大するものと分析しております。

 このため、それぞれの地域経済の状況を的確に把握し、従来に倍した財政の健全性の確保に留意しつつ、住民福祉の向上に積極的に努めることを基本として計画・編成した予算の規模は、前年度に比較し〇・五%増となる八十八兆九千六百億円、また公債費等を除く地方一般歳出では〇・九%の減となる七十四兆一千億円程度と想定いたしております。

 なお、恒久的減税を含む地方税や地方交付税の落ち込みと公債費の累増等によって徹底した歳出の抑制に努めても、なお九兆八千六百七十三億円という巨額の財源不足に対しては、従来どおり特別会計の借り入れで対応する地方交付税の確保や建設地方債の増発、さらには地方特例交付金、減税補てん債等によって補てんされるものとなっておりますが、なお引き続き厳しく困難な財政事情のもとに置かれていることは紛れもない現実であると言及いたしております。私が市政を担当以来、このような厳しい財政環境は年々その度合いを増しつつ、現在のような非常な事態に至っておりますことはご理解いただけるものと存じます。

 しかしながら、このような厳しい試練の中にあっても、常に「生きて、働いて、暮らす」この基本的な営みをサポートする市政の原点に返り、『強く、やさしく、美しい』新たなるまちづくりを目指しつつ、羽生というキャンバスに「夢を描き」、そして「夢を形に」をモットーに、市民の議会と行政とが一体となってさまざまなご提言を賜りながら、二十一世紀を踏まえた各種施策を力強く、しかも着実に展開してまいったものと自負をいたしております。

 また同時に、今まさに新しいミレニアムへと移り変わり、二十一世紀を目前に控えた本年は新たな市民社会づくりへの大きな変革のスタートの年でもあると考えております。したがって、私はこの年を「新時代の地方政治」として、五つの課題を基本に新しい時代の市政の展開に取り組んでまいる所存であります。

 その第一の課題としては、地方公共団体の自主性及び自立性が十分に発揮される国と地方の新しいシステムに転換をする「地方分権確立」の推進。第二として、多様化する情報化社会に的確に対応するとともに、開かれた市政の推進を図る「情報公開制度確立」の推進。第三として、市民と勉強し、議論し、市民を市政の舞台に登壇させるとともに、権利と義務を明確化した「新たな市民参加」の推進。第四は、石原東京都知事の行動に見られる新たな「行動主義」の台頭であり、第五は引き続き「小さな政府」への取り組みであります。これは、新しい市民社会政治、すなわち「提言する・意見を述べる・行動する市民参加を越えた市民政治」を追求しようとするものであり、このため新年度予算は多くの行政参加と行動を伴う市民活動施策を盛り込みました。

 さて、予算編成に当たっては、まず地方財政計画及び税制改正等関係法令との関連に留意しながら、「行政改革大綱・同推進計画」に定められた意図を反映させ、これまでより以上の一般経常経費全般にわたる徹底した節減合理化を実行する中で、事業の選択と重点化など「費用」対「効果」を念頭に、市民生活に直結する事業への財源の重点配分を第一とする一方で、現下の厳しい財政事情を乗り切ることも生みの苦しみの後に迎え得る新たなる羽生誕生のための試練と受けとめ、郷土羽生に夢と希望と誇りを抱ける予算の編成に意を用いたところであります。

 以上の方針に基づき編成いたしました平成十二年度一般会計予算は百八十億二千万円となり、前年度比較二・五%の減となっておりますが、これは公債費支出額よりも市債借入額を懸命に減額し、市債残高を減らす努力を続けたこと等があります。しかし、「介護保険特別会計」の新設に伴う高齢者福祉事業費の移行、及び国の緊急経済対策としての第二次補正予算に関連する三田ケ谷農林公園整備事業費の十二年三月補正予算における前倒し計上等を勘案したとき、実質二・三%程度の増になるものと言えます。また、特別会計については新たに設けた「介護保険特別会計」を加え、七会計総額で百十八億三千三百九十九万五千円、率にして一〇・二%の増、企業会計は十九億六千六百一万三千円で四・〇%の増と相なります。

 続いて、予算に反映いたしました各種施策についてご説明申し上げます。

 私は、展開する施策を『いきいき羽生まちづくり作戦』、そして『はばたけ羽生まちづくり作戦』として積極的な展開とその実現に向かって取り組んでまいりましたが、まさに新時代を迎える記念すべき年に臨むに当たり、新たな市民社会政治構築の柱として、公募による「まちづくり市政モニター制度」を発足させる中で、「強いまちづくり」、「やさしいまちづくり」、そして「美しく楽しいまちづくり」の三部門にわたる事業の評価と提言をいただくとともに、参加による行政への理解の場を広げることにより、まさに市民と一体となった本格的なまちづくり実践のスタートといたすべく、『新たな市民社会づくり・アクション二〇〇〇』をテーマとして掲げ、各種施策の着実かつ力強い遂行によって、市政の一層の飛躍に全力を傾注するものであります。

 『新たな市民社会づくり・アクション二〇〇〇』もまた、大きく「強いまちづくり」、「やさしいまちづくり」、「美しく楽しいまちづくり」及び「まちづくり経営の変革」の四本の柱に分類、さらに九つの事業目的別項目に区分し、それぞれに具体的事業と六十項目の新規事業を掲げ、その実践の中で「まちは生きているか」、「まちは風土を活かしているか」、「まちは歴史・文化・伝統を活かしているか」、「まちは安全で安心か」、そして「まちに夢や未来があるか」の理念をまちづくり探究のキーワードとして、常になすべき事業・施策を掘り起こしながら、市総合振興計画と関連づけて事業の推進を図ることとしたものであり、お手元にご配付申し上げておりますが、以下、特に重点的に取り組む施策について申し上げたいと存じます。

 私は常々、産業経済の安定と発展なくして都市の活力は生み出し得ないものと認識しており、本年も最重点事業として『地域産業の活性化対策』を推進することといたしました。昨年十月にオープンいたしました市民プラザは、市商工課及び商工会機能の移転も軌道に乗り、中心市街地再生と活性化の核として、本年は「産・学・官」交流事業の推進によるアパレル・藍染めなど、地場産センター機能の確立と技術研究の支援体制づくりにあわせ、生きがいづくりや子育てに対する支援、さらには小・中学校教育課程における活用など、さまざまな事業の展開を図り、一方では施設全体整備の総仕上げとして電線類地中化事業の完了とともに、前庭(ポケットパーク)を整備することといたしました。

 まさに、幼児から高齢者まで幅広く市民が集い・学び・憩えるマルチスペースとして人の流れを呼び、かつての市街地のにぎわいを誘発・再現させることにより、郊外型商業とは異なる要素を持った商店街の再構築へとつながっていくことに大きな期待を抱くものであります。あわせて、国の制度を取り入れた中心市街地の活性化と商店街のネットワーク整備につきましては、その主題を「空き店舗対策」としたT・M・O(まちづくり会社)の組織化の推進と並行し、重要な位置を占める羽生駅舎改築について具体的な計画の策定と市民への公表・提案を行うと同時に、積立金増額による目標を定めた資金の計画的確保を図ったところであります。

 さらに、ベンチャー企業の進出も重要な課題であり、まちおこしにつながる女性企業家の育成を目指した「チャレンジ羽生塾の開催」によって、ファッション・オリジナルブランドづくりや空き店舗の活用をも視野に入れた新たな施策を展開いたしてまいります。

 また、「都市型農業への転換」と「都市と農村の共生」など、新たな農業構造確立の基地となる(仮称)三田ケ谷農林公園は、積極的に国の助成を受けながら着々と整備を進めてまいりましたが、十一年度の国の第二次補正予算に呼応した地域食材供給施設、すなわち「地ビール工房・レストラン」及び「農業体験棟」、さらには残存する周辺整備など、十三年度オープンに向けていよいよ最終段階に入りました。このような状況の中で、施設の円滑で効果的かつ健全・有益な管理運営体制の確立を図るべく、第三セクターによる株式会社「羽生の里」に対する債務負担行為の設定による運営費などの支援を行なってまいりたいと存じます。

 同時に、健全な運営のための課題と言うべき近郊都市からの人の流入・招致につきましては、ようやく着工された県立水郷公園の拡張整備、ハイフラワーの進出等に期待するところ大ではありますが、一方では独自の方策の一つとして、限られた地域の枠を越えた都市間交流施設として週末滞在型農園である「クラインガルデン」などの研究を市民と市職員によるワーキンググループにおいて進めてまいりたいと考えております。

 米の生産調整につきましては、従来からの個別による転作対応が食糧自給率向上の観点から大きく政策転換をされたため、麦や大豆・飼料作物等の団地化による本格的生産を促進するとともに、一歩踏み込んだ取り組みとして新しい農産品開拓へのチャレンジ意欲のある営農者を積極的に支援いたしてまいります。

 なお、いまだ劣悪な経済環境にある中小企業の経営安定と不況対策、さらには雇用の安定といたしましては、制度融資や住宅資金融資枠の拡大並びに国の緊急雇用対策事業の推進、そして従業員退職金共済制度の健全な運営を図る中で取り組むとともに、用地取得もほぼ完了いたしました下川崎工業団地の造成整備と一日も早い企業誘致の調整を進めてまいりたいと存じます。

 次に、『都市基盤の整備』について申し上げます。

 優良な宅地供給のための土地区画整理事業につきましては、保留地処分に課題は残るものの、最終段階を迎えた南羽生の完成に向けた整備促進、また岩瀬地区においては仮換地指定に向けた事業を進める中で羽生駅西口開発と一体的な整備を目指し、大道地区にあっては東武鉄道車両基地と新駅を視野に入れた具体的な計画づくりに着手する運びとなっております。

 市民生活の基礎をなす市道の整備につきましては、引き続き限られた財源の重点配分でより効果的な事業の執行に努めてまいりますとともに、国道一二二号昭和橋の拡幅と南部幹線の四車線化及び北部幹線整備促進に加え、北の玄関口として重要な位置づけをする「道の駅」は、新たに「川の駅」構想も取り込みながら一体的な公園化について国・県との調整を図りながら、検討委員会において基本的な計画を練り上げてまいりたいと存じます。

 また、公共下水道及び上水道事業についても生活環境保全のための基盤整備として引き続き推進してまいるものでありますが、下水道接続・加入等の促進や上水道の老朽管更新に重点的に取り組んでまいる所存であります。

 なお、羽生市のまちづくりを探究する「都市戦略アドバイザー会議」も、多種多様な立場からの政策提案機能として、引き続き積極的な活用を図ってまいりたいと存じます。

 続きまして、『保健・医療・福祉対策』について申し上げます。

 まず、施策の根幹をなすテーマとして「保健・医療・福祉、そして生きがいづくりネックワーク化」の研究と開発を進める中で、まずシルバー人材センターによる働く場の提供、そして当面、保健センターをその発信基地に位置づけた「ライブライフ21」、いわゆる「LL作戦21」構想を打ち上げ、健康でより豊かな市民生活の構築を目指し、食生活改善と健康運動の普及など、「生きがいある健康づくり」の推進と住民検診をはじめとする各種検診などの「予防保健」の充実、さらには医療マップの作成等による「かかりつけ医定着」や「お元気ですか訪問」等々、幅広い施策を展開し、健康寿命の維持推進に努めてまいりたいと存じます。

 また、高齢者福祉対策の大きな変革と改善を目指して四月からスタートする介護保険事業につきましては、国における制度・事業内容の確定が紆余曲折する中で一抹の不安を抱えつつも、実務執行に当たる地方自治体の責任においてシステムの確立・認定作業など、準備に万全を期しており、この新たな事業の円滑な運営に誠心誠意取り組んでまいる所存であります。

 同時に、従来からの諸福祉制度利用者のうち、介護保険事業認定対象外となった、いわゆる自立者に対しましては市独自の支援策としてホームヘルパー派遣、ショートステイ、デイサービスを継続するとともに、新たに「外出支援サービス」、「寝具洗濯乾燥サービス」の制度化、そして配食サービスの回数を週一回に拡大するなど、一般事業として実施し、身体障害者支援施策につきましては民間施設との連携による拡充を図ってまいることといたしました。あわせて、介護保険事業の一環であります痴呆対応型共同生活介護事業として、市が所有する建物を活用し、「グループホーム」を整備・開設いたしたいと存じます。

 児童福祉部門では、子育て支援の拡充と少子化対策について積極的な推進と事業の拡大を図ることとして、まず基本的指針となる「エンゼルプラン」を策定し、保育所・幼稚園等における時間延長保育制度の拡充などに取り組むことはもちろん、新たな施策として乳幼児医療費補助制度における対象を国・県の枠拡大の方向を見据えて三歳児から六歳児までの未就学児童の入院に拡大、また幼稚園就園補助においては国庫補助対象外の世帯に対する助成額を増額、さらに市民プラザを活用した子育て支援サークル「仲良しクラブ」の発足と支援体制を確立してまいる所存であります。

 一方、市の四施設・民間委託の二施設で実施している学童保育室は、新たに民間委託一施設を開所、今後とも段階的に増設してまいる所存であります。

 なお、国民健康保険及び老人保健事業につきましては、介護保険事業のスタートとその動向にも留意しながら、引き続き適正な医療受診についての啓発と効率的運営、健全財政の構築に努めてまいりたいと存じます。

 次に、『環境対策』について申し上げます。

 年々増大する「ごみ処理」と「ダイオキシン問題」、そして地球温暖化防止を中心とした環境対策は、各自治体にとって早急かつ適切な対応が緊急の課題であり、責務となっております。本市においては、ダイオキシン対策としての既存施設・設備の適正な改善と維持管理、ダイオキシン類検査の拡大などを計画的かつ積極的に進めておりますが、今まさに「ダイオキシン」ゼロを目指すべく一部事務組合によって「ごみ処理広域一元化」の具体的な取り組みが進められており、最小の費用で最大の効果を有する施設の整備に向け、ともに知恵を出し合い、これを進めてまいりたいと存じます。

 一方で、地域活動の中心的役割を担っていただいている「ごみ減量推進ボランティア」等の関係組織と連携を強め、お年寄りから子供まで市民一体となったごみ減量作戦を展開し、「ごみの分別収集」と「リサイクル」運動を一層強化する中で、廃食油リサイクルのための石けん製造機の試験的導入や不用品情報センターの開設などを通じて、市民意識のさらなる高揚を図ってまいりたいと存じます。そして、新たに市民と市職員で構成するワーキンググループによる「ISO一四〇〇一」の取得及び「ごみの堆肥化」、「地球温暖化防止」に向けた研究を積極的に進めてまいる所存であります。

 また、懸命な維持管理に努めることによって機能の保全を図ってもなお、老朽化に伴う稼働限界が迫りつつある「し尿処理場施設」につきましては、新たな「汚泥再生処理施設」の建設を踏まえた検討委員会を設置し、喫緊の課題として取り組んでまいりたいと存じます。

 続きまして、『安全・安心対策』について申し上げます。

 第一に、近年の台風・大雨による利根川堤防の亀裂や市街地の内水害が市民に大きな不安を抱かせていることは記憶に新しいところであります。このため、中川・綾瀬川改修整備計画の早期策定や中川緊急対策工事、排水車購入など、国・県・市一体となった防護対策をただいま進めておりますが、「洪水ハザードマップ」の作成、衛星通信ネットワーク化による地域防災通信システムを整備するなど、万一の災害発生時における被害の防止に備えることといたします。

 また、阪神・淡路大震災以来、耐震性防火水槽と消火栓の増設に加え、消防防災井戸の新設あるいは防災行政無線子局の増設整備等、災害に強いまちづくりのための施策を展開しておりますが、本年もまたこれらの一層の推進を図ってまいる所存であります。あわせて、自主防災組織の育成や防災物資の備蓄、あるいは各地域における救急・介護手当て講習会の開催、防災活動の中心となる「三田ケ谷消防センター」の改築、消防ポンプ車の更新など、地域みずからの防災体制づくりについても積極的に推進し、強化を図ってまいります。

 さらに、毎日の生活の中における安全・安心のまちづくりとしては、県との連携による高齢者交通安全対策や旧村部通学路のグリーンベルト整備、そして各種防犯対策にも引き続き努力をいたしてまいる所存であります。

 次に、『教育・文化による人づくり』について申し上げます。

 「まちづくりは人づくりから」との観点で展開する教育・文化の向上にかかわる施策は市政の柱であるとの認識は不変なものであり、とりわけ義務教育部門の担う役割は極めて大きいことを踏まえ、学校施設の整備をはじめ国際化・情報化に対応できる教育機器の充実などの整備を進めてまいりたいと存じます。

 このため、羽生北小学校二号館、東中学校校舎の耐震補強工事、三田ケ谷小学校プール建設をはじめとした安全で快適に学べる施設整備を計画的に実施するほか、情報化時代に対応するため各校に教育用パソコンの最新機種の導入と増設を進めると同時に、部活動の推進による心身の育成、さらには教師を含めた「心の悩み相談」の充実、そして新たに地域人材を活用した学習支援体制の確立など、幅広い事業を展開してまいるものであります。

 また、次代を担う青少年が健全な成長の中に活力を備えて育ってほしいと強く願い、「青少年健全育成条例」の効果的実践を踏まえ、地域社会と一丸となった青少年の自主的活動に対して懸命の支援を行うとともに、他市との交流やリーダー養成を目的とするマリンセミナーへの参加を実施してまいりたいと存じます。

 生涯学習の取り組みといたしましては、市民プラザを新たな発信基地として位置づけ、軌道に乗った市民カレッジの拡充をはじめ、各地区公民館や文化ホールあるいは図書館を総合的に活用し、子供から高齢者までが幅広く学び楽しめる講座・事業の展開を図ってまいりたいと存じます。その中でも、話題を呼んだ文化ホールの映画館機能は自主事業の拡大として引き続き取り組んでまいります。

 また、女性行動計画に基づく「女性の能力を生かしたまちづくり」を進めるための拠点である女性センターにおいては、いきいき羽生女性塾等を中心とした事業の展開を推進し、また女性の社会進出の全面的支援策である「ファミリーサポートセンター事業」を軌道に乗せてまいりたいと存じます。

 続きまして、『水と緑のまちづくり』について申し上げます。

 余暇や自由時間の増大、生活水準の向上、そしてライフスタイルの多様化等により、市民は美しい自然と緑豊かな生活空間の創造を求めております。この市民要求は、とりもなおさず市民みずからが自然を愛し、緑豊かな環境づくりに取り組むことによって最大の効果を生み、また実現するものと確信するものであります。

 そこで、市民への新たな提案として道路植樹帯を市民に開放し、市民みずからの手づくりによる美しい道路環境の創出を目指した「道路アダプト」、すなわち「道路養子縁組」モデル事業を考案するものであります。

 一方、行政においてはまず第一に、利根川運動公園整備の十三年度末完了に向けた最終段階として休憩施設と給排水設備の整備を行い、一部供用開始を目指したいと存じます。また、市の花「藤」の再生と増設による観光拠点づくりの一つとして整備を続けてまいりました大天白公園は、いよいよ本年度末には新しく生まれ変わり、市民はもとより多くの来訪者の目を楽しませてくれるものと期待しております。

 あわせて、葛西用水路遊歩道整備の着手を間近に控え、その憩いの拠点として整備を計画する(仮称)藤のゲート橋も二カ年計画で完成を目指し、将来に向けた計画的な「水と緑のネットワーク」形成へと進めてまいりたいと存じます。と同時に、自然の財産として雄大な流れと景観を有する利根川は、時に応じてさまざまな活用の場を与えてくれるものであり、ネットワーク委員会における広域的な川の文化・交流イベント、そしてアート・バルーンフェスティバル及びグライダー体験飛行などのイベント開催により、市外に向けた羽生のアピールを図ってまいりたいと存じます。

 続きまして、『市政への市民参加促進』について申し上げます。

 いきいきとして活力のあるまちづくりは、これまでに申し上げてまいりました都市基盤や施設の整備によるところも大でありますが、新しい時代の大きな変革をなすべき今日、冒頭申し上げました「新時代の地方政治」を築き上げていくためには、市民が市政という舞台に登り、市民とともに勉強し議論する新しいまちづくりが極めて重要な役割を担ってまいります。

 このため、市民と市職員によって構成する「ワーキンググループ」を拡大し、PFI、堆肥化、羽生グッズ等、新商品開発の研究に加え、ISO一四〇〇一の取得、地球温暖化防止等の研究を進めるとともに、まちづくり市政モニターをはじめとする各種審議会・協議会委員等の選任に際しては、各階層から幅広い公募を行う中で、市民の提言と行動を生かしたまちづくり展開の基礎をつくり上げてまいりたいと存じます。

 なお、羽生という限られたエリアを越えて大きく飛躍するために、国際交流協会を中心としたデュルビュイ・バギオ市との市民相互のホームステイや中学生の海外研修派遣等を含めた姉妹都市親善・交流など国際化を進めることもまた、幅広い市民の参加を得て取り組むことによる市民参加であると存じます。

 最後に、『行財政改革の推進等』について申し上げます。

 市政は、市民本位を第一とする最大のサービス産業であるとの信念に立って、行政みずからのスリム化など、行財政の合理化を一層推進し、あわせて全市民のための市政運営による開かれた市政の確立に努めてまいる所存であります。このため「行政改革大綱」、「同推進計画」に盛り込まれた趣旨に沿い、種々の対応策を真摯に推進してまいります。

 十二年度予算に反映させた主な具体的事項といたしましては、職員超過勤務手当の圧縮、職員及び市議会議員期末手当の削減、行政サービスの低下を招かないことを前提とした業務の民間委託拡大による人件費の削減、そして小学校校務員の廃止等々、行政みずからのスリム化を断行するとともに、介護保険制度の開始に伴い、保健・福祉施策における住民検診受益者負担金の徴収、そして納税完納奨励金及び敬老年金の見直し等を決断させていただくとともに、従来から実施しております行政経費の圧縮をより一層推進することで、市民と一体となって一般経常経費の最大限の抑制を図るものであります。

 詳細につきましては、別添資料「施策の概要」十七ページに掲載いたしておりますが、総額で一億八千八百万円程度の削減になるものと存じます。

 以上、『新たな市民社会づくりアクション二〇〇〇』に掲げた施策に基づき、市民生活の安定と活力ある地域づくり事業の展開についてご説明申し上げましたが、続きまして歳入予算のうち主要な事項について申し上げます。

 まず、歳入の大宗を占める市税につきましては、平成十一年度の決算見込み額をベースとして恒久的減税制度等を勘案し積算いたしました結果、六十九億二千六百六十五万五千円を計上いたしました。これは、前年度計上額に比較して〇・八%の増で、歳入予算総額に占める割合は三八・五%になります。

 市税のうち、法人市民税につきましては、依然として景気の回復が不透明で期待できないために、前年度とほぼ同程度の三億八千六百万円を見込んだ計上となりました。なお、恒久減税による個人市民税等の減収影響額は、現時点において約三億二千万円と見込まれますが、十一年度に引き続き「地方特例交付金」、「たばこ税地方配分率の増率」、そして「地方交付税加算」及び「減税補てん債」によって補てんされることとなっております。

 次に、十一年度から制度化された恒久減税を補てんする地方特例交付金について申し上げます。

 減税制度による地方税減収の一部を補てんするものであり、減収影響額から「たばこ税加算額」及び「地方交付税加算額」、「減税補てん債措置額」を除いた額を基準に、地方財政計画を踏まえて積算いたしました結果、一億五千四百万円を計上いたしております。

 続きまして、地方交付税について申し上げます。

 景気の低迷と減税制度によって、理論的には地方への交付額が大幅に減となりますが、地方財政計画においては緊急経済対策の推進のための地方自治体財源が確保されるべく、特別会計の借り入れなどによる交付総額の増額が措置されております。これを踏まえると同時に、先ほど申し上げました各種施策の力強い展開に充当する主要な財源として普通交付税を十一年度比較で二億二千万円増額し、特別交付税と合わせて三十四億七千万円を計上いたしました。

 次に、分担金・負担金及び国庫支出金については関連がありますので、一括して申し上げます。

 ともに、前年度計上額に比較して大幅な減額率となりましたが、特に介護保険制度のスタートに伴い、施設利用・入所等の個人負担金及び国庫負担金が「介護保険特別会計」に移行することになったためであります。

 次に、財産収入について申し上げます。

 財産収入のうち、不動産売払収入二億円の計上は、昨今の経済情勢により意とする売却ができない状況にあります南羽生土地区画整理地内の市有地について、土地利用目的等の見直しも含めた多様な売却を図ることとして再計上いたしたものであります。

 続いて、繰入金のうち、基金繰入金について申し上げます。

 毎年度の主要施策展開財源として多額な取り崩し充当を行ってまいりましたが、本年度は基金残高が大幅な減少にある現状と後年度の財源調整等を踏まえる中で、必要最小限度の繰り入れを予定し、総額五億一千七百五十万円を計上いたしました。

 最後になりましたが、市債の借入予定総額は恒久減税の補てんを含め、総額十一億二千九百三十万円の計上といたしました。すなわち、地方自治体の課題であります財政健全化の取り組みを実践するために、元利償還に対して地方交付税措置等を有する有利な市債を最大限に活用することを基本とし、同時に適債事業の選択及び借入総額の縮減による財政硬直化の防止に留意した結果、十一年度比較で四億二千四百三十万円の減額計上となったものであります。

 以上、市政運営の基本的な考え方と平成十二年度予算に盛り込みました主要な施策等につきましてご説明申し上げましたが、今後も市民福祉のさらなる向上を目指す各施策の推進に当たりましては、議員そして市民の皆様のご理解と積極的な市政への参加、並びにご協力が不可欠でございます。どうぞ、議員各位におかれましては諸事情をご賢察の上、市政につきまして変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。

 次に、平成十二年度各会計予算以外の議案につきまして、順次ご説明申し上げます。

 まず、議案第三号 羽生市介護保険条例について申し上げます。

 本案は、介護保険法の本年四月一日施行を受け介護保険事業実施のため、法令に定めがあるもののほか、案文のとおり制定しようとするものであります。

 次に、議案第四号 羽生市介護保険円滑導入基金条例について申し上げます。

 本案は、介護保険事業の円滑な推進を図るため、第一号被保険者の保険料軽減分として国より臨時特例交付金が交付されることにより、有効期限を設定し、案文のとおり制定しようとするものであります。

 次に、議案第五号 羽生市老人医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。

 本案は、老人医療費受給者の訪問看護にかかわる利用料の額等について準用している老人保健法が平成十二年四月一日の介護保険法施行にあわせ一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。

 次に、議案第六号 羽生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について申し上げます。

 本案は、介護保険法施行法により地方税法が改正され、基礎課税額(国民健康保険税額)と介護保険課税額を合算して賦課・徴収することとなったことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。

 次に、議案第七号 羽生市高齢者等訪問入浴サービス事業実施条例及び羽生市ホームヘルプサービス手数料条例を廃止する条例について申し上げます。

 本案は、介護保険制度の実施に伴い制度が変更し、事業が介護保険に移行することにより、関係条例を廃止するものであります。

 次に、議案第八号 羽生市児童福祉審議会条例について申し上げます。

 本案は、このたび県から権限委譲される無認可保育所施設の指導監督業務を含め、広く市の児童福祉施策について審議をいただくため、羽生市児童福祉審議会条例を制定しようとするものであります。

 次に、議案第九号から議案第十二号につきましては、地方分権一括法に伴い関連がありますので、改正内容についてまとめてご説明申し上げます。

 本案は、平成十年五月に地方分権推進計画により閣議決定がなされ、平成十一年七月八日に地方分権一括法が成立、平成十二年四月一日施行に向けて地方分権一括法との整合性をとるために改正しようとするものであります。

 今回、地方分権一括法に伴う改正点につきましては、第一点目といたしまして地方自治法の改正により、機関委任事務制度が廃止され、地方公共団体の処理する事務は「自治事務」と「法定受託事務」とされ、いずれも地方公共団体の事務と位置づけられましたことにより、手数料はすべて条例で定めることになりました。

 第二点目といたしまして、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の改正であります。

 第三点目といたしまして、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う罰則の整備等に関する条例の改正であります。

 それでは、議案第九号 羽生市事務手数料徴収条例及び議案第十号 羽生市消防事務手数料徴収条例についてご説明申し上げます。

 従来、機関委任事務にかかわる手数料は、法律もしくは政令または地方公共団体の規則で定めることとされておりましたが、機関委任事務制度が廃止され、地方自治法の改正により、地方公共団体の手数料はすべて条例で定めることになったため、改正をするものであります。

 次に、議案第十一号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例についてご説明申し上げます。

 個別法の改正による根拠法令の条項の改正及び地方自治法の改正による、都道府県から市町村への権限委譲に伴い改正するものであります。

 次に、議案第十二号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う罰則の整備等に関する条例についてご説明申し上げます。

 分担金等を免れた者に対する過料につきましては、条例でその徴収を免れた金額の五倍に相当する金額以下の過料を科する規定を設けることができるとされておりましたが、今回の改正では「その徴収を免れた金額の五倍に相当する金額」の次に、当該五倍に相当する金額が五万円を超えないときは五万円とするという括弧書きが追加されたものであります。

 次に、議案第十三号 羽生市印鑑条例等の一部を改正する条例について申し上げます。

 本案は、民法の一部改正が行われ、現行の禁治産・準禁治産の制度が各人の多様な判断能力及び保護の必要性の程度に応じた柔軟かつ弾力的な措置を可能とする後見制度に改められるに当たり、関係三条例の用語を整備する必要があり、改めようとするものであります。

 次に、議案第十四号 羽生市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。

 本案は、子育て支援事業の一環として従来から実施している乳幼児に対する医療費の一部支給対象を自己負担が高額となる入院分について、三歳以上小学校就学に達するまで拡大しようとするものであります。

 次に、議案第十五号 羽生市敬老年金給付条例の一部を改正する条例について申し上げます。

 本案は、高齢社会の進展に伴い、高齢者への多様な福祉施策対応のため、給付金額の見直しを行おうとするものであります。

 次に、議案第十六号 羽生市都市環境整備基金条例を廃止する条例について申し上げます。

 本案は、開発行為等指導要綱に基づいて行政協力金の受け皿として、都市環境施設の整備費用に充てる寄付金を積み立てるために平成二年一月一日より施行されておりますが、建設省の通達並びに開発行為等指導要綱の改正に伴い、今後の受け入れが見込めないことから、本条例を廃止するものであります。

 次に、議案第十七号 市道路線の認定について及び議案第十八号 市道路線の廃止についての二議案は関連がありますので、一括して申し上げます。

 認定の整理番号一番から六番、及び廃止の整理番号一番から六番につきましては、水郷公園の拡張に伴い道路の認定、廃止をするものであります。

 認定の整理番号七番から九番、及び廃止の整理番号七番につきましては、(仮称)利根川運動公園の整備に伴い道路の認定、廃止をするものであります。

 また、認定の整理番号十番から十一番につきましては、建築基準法第四十二条第一項第五号による道路位置指定の道路、認定の整理番号十二番から十三番につきましては、開発行為により設置された道路及び認定の整理番号十四番から十五番につきましては、道路用地の寄付による道路の認定をするものであります。

 続いて、議案第十九号 平成十一年度羽生市一般会計補正予算(第六号)について申し上げます。

 今回の補正は、決算を控えた事業実績と収入見込みを勘案した歳入・歳出既定予算の見直しによる計数整理と、後年度の財源調整を踏まえた補正計上が主体となっておりますが、加えて国の施策に対応する緊急補正措置も講じております。

 まず、第三款「民生費」におきましては、四月一日にスタートする介護保険制度の円滑導入を図るため、第一号被保険者保険料減免見込相当額の国の補てん、すなわち円滑導入交付金三億七千七百五十九万七千円の受け入れに伴い、議案第四号でご提案申し上げております「介護保険円滑導入基金」への積立措置を講じるものであります。

 次に、第六款「農業費」におきましては、国の緊急経済対策第二次補正予算の関連で(仮称)羽生市三田ケ谷農林公園整備にかかわる地域食材供給施設及び農業体験棟建設など、事業費五億一千五百五十五万円を十二年度の前倒し予算として計上いたしております。

 また、後年度財源確保のため事務事業経費節減等の徹底、並びに歳入等の調整を図った結果、第二款「総務費」において五億四千万円を財政調整基金に積み立てる措置を講じるものであります。

 なお、介護保険円滑導入基金につきましては、介護保険特別会計において減収影響を生じる十二年度及び十三年度に、それぞれ減収相当額を繰り入れて事業の適正な運営を図るものであり、三田ケ谷農林公園整備事業費につきましては、全額を十二年度へ繰越明許して整備を実施するものとなります。

 次に、予算第二条「繰越明許費」につきましては、先ほど申し上げました国の第二次補正予算関連事業における全額繰越明許、及び上新郷地区の用排水路改修事業における水資源開発公団が施工する利根中央事業関連埼玉用水路改修工事との施工時期調整のための全額繰越明許措置を計上いたしました。

 予算第三条「地方債の補正」につきましては、対象事業費の確定等に伴う補正計上措置であります。

 次に、議案第二十号 平成十一年度羽生市国民健康保険特別会計補正予算(第一号)について申し上げます。

 今回の補正は、事業の円滑な運営のために国の特別対策費補助金が交付されることとなったために、歳入予算の組み替え補正措置を講じるものであります。

 続きまして、議案第二十一号 平成十一年度羽生都市計画事業南羽生土地区画整理事業特別会計補正予算(第三号)について申し上げます。

 今回の補正は、保留地処分の状況及び調整池整備と道路築造等事業の確定を踏まえて、歳入歳出予算のそれぞれについて組み替え・増減等の所要措置を講じるものであります。

 なお、予算第二条「繰越明許費」につきましては、駅西口広場の整備にかかわる建物移転が所有者の諸事情により、年度内に完了できない見込みとなったために計上するものであります。

 次に、議案第二十二号 平成十一年度羽生都市計画下水道事業特別会計補正予算(第四号)について申し上げます。

 今回の補正は、国の緊急経済対策第二次補正予算に関連して、市単独事業の管渠布設工事が国庫補助対象事業として変更認可されたことに伴い、歳入予算の組み替え措置を講じるものであります。

 次に、議案第二十三号 平成十一年度羽生市老人保健特別会計補正予算(第二号)について申し上げます。

 今回の補正は、予想を超えるインフルエンザの流行が主たる原因となり、医療給付費の予算計上額に不足を生じる見込みとなったため、所要の補正措置を講じるものであります。

 以上、上程議案につきましてご説明申し上げましたが、慎重ご審議をいただき、いずれもご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。



○岡戸稔議長 以上で提案理由の説明を終わります。



△次会日程報告



○岡戸稔議長 次に、次会日程報告を申し上げます。

 明七日から九日までは議案調査等のため休会とし、上程議案に対する質疑の通告は八日の正午まで受け付けいたします。

 十日は午前十時に本会議場に会議を開き、上程議案に対する質疑並びに議案の委員会付託を行う予定であります。ただいま出席の方には改めて通知いたしませんから、ご了承願います。

 なお、議案質疑は便宜上二回に分けて行います。すなわち、議案第三号から同第二十三号までの条例、補正予算等の議案、続いて議案第二十四号から同第三十二号までの平成十二年度各会計予算議案の順に行いますので、質疑のある方はこの順序に整理の上、通告を願います。



△散会の宣告



○岡戸稔議長 以上で、本日の会議を終了いたします。

 これをもって散会といたします。

     午前十一時三十六分 散会