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埼玉県 羽生市

平成11年  3月 定例会 03月11日−04号




平成11年  3月 定例会 − 03月11日−04号







平成11年  3月 定例会



          三月定例羽生市議会会議録 (第八日)

   議事日程 平成十一年三月十一日(木曜日)午前十時

 開議

第一 市政に対する一般質問

   1 三番 蜂須直巳議員

        一、葛西用水整備改修計画について

        二、電気式生ごみ処理機の導入について

        三、グラウンドゴルフ場の整備について

   2 十一番 峯 順三議員

        一、市内近場の移動手段としてできるだけ自転車の利用を

        二、東武車両基地について

   3 十八番 岡戸 稔議員

        一、ISO一四〇〇一の取得について

   4 二番 落合信夫議員

        一、ダイオキシン等ゴミ問題について

        二、小中学校の施設整備について

        三、自然環境の創生について

        四、神戸地区集会所建設に伴う係わりについて

 散会

   本日の会議に付した事件

一、議事日程に同じ

       午前十時 開議

出席議員(二十名)

    一番  太田ヒサ子議員    二番  落合信夫議員

    三番  蜂須直巳議員     五番  渡辺勝司議員

    六番  石森正雄議員     七番  藤倉宗義議員

    八番  小林蔵吉議員     九番  藤田 肇議員

    十番  丑久保恒行議員   十一番  峯 順三議員

   十二番  吉田文則議員    十三番  川田身与留議員

   十四番  大戸堅吉議員    十五番  戸山正孝議員

   十七番  掘越哲夫議員    十八番  岡戸 稔議員

   十九番  柿沼俊助議員    二十番  須藤洋一議員

  二十一番  田沼一郎議員   二十四番  小野宗一郎議員

欠席議員(四名)

    四番  羽鳥秀男議員    十六番  岡村 弘議員

  二十二番  梅沢久雄議員   二十三番  大谷正雄議員

説明のため出席した者

  今成守雄   市長       室沢正孝   助役

  鈴木 哲   収入役      河田 昌   総務部長

                         経済環境

  相馬宏雄   企画部長     兼杉 明

                         部長

         都市整備

  片山正夫   部長兼      桜井好雄   消防長

         水道部長

  須永洋一   財政課長     尾上隆男   庶務課長

         教育

  田中 沖            入江常夫   教育長

         委員長

                         代表

  小菅 勲   教育次長     乾 寛二

                         監査委員

         監査委員

  須永正一

         事務局長

事務局職員出席者

  事務局長   鈴木 厚     総務課長   中村和人

  書記     三枝孝之     書記     小礒里恵

  書記     木村育恵



△開議の宣告



○大戸堅吉副議長 ただいまから本日の会議を開きます。



△日程第一 市政に対する一般質問



○大戸堅吉副議長 これより日程に入ります。

 日程第一、市政に対する一般質問を行います。

 通告順に発言を許します。

 まず、三番、蜂須直巳議員。

     〔三番蜂須直巳議員登壇〕



◆三番(蜂須直巳議員) おはようございます。

 通告に基づきまして、三項目について順次一般質問を申し上げます。

 最初に、葛西用水路の整備改修計画についてお伺いをいたします。

 葛西用水路及び埼玉用水路につきましては、平成七年度から水資源開発公団ですか、利根中央事業として用水路改修事業が年次計画で進められておりますことは、周知の事実であります。当市といたしましては、この葛西用水路の改修事業に伴って生み出されます堤防上の空きスペースを利用して、市民のオアシスゾーンとして活用すべく葛西用水路遊歩道整備計画を策定をし、整備を進めているところでありますが、利根中央事業としての計画と当市の遊歩道整備計画とがマッチをしていたのかどうかということと、どの程度整合しているのか、現在までの進捗状況をまずお聞かせをいただきたいと思うところであります。

 この葛西用水路の整備と遊歩道整備の全体計画はともかくとして、市としてはこの遊歩道整備計画を市のシンボライズとする景観づくりやまちづくり、市民生活に密着した環境づくり、親水性や冬期の通水による河川の浄化など、遊歩道整備の基本方針は今日まで何回か議論をされてきているところであります。私も過去に、宮田落や岩瀬落の伏せ越し改良等、大天白公園周辺の用水路にふたをして、公園と一体性を持たせた改修を質問させていただきました経過があるわけであります。幸い、宮田落、岩瀬落の改修につきましては、整備の一期目の改修に合わせて改善が図られたところでありますが、大天白公園との一体性を持たせた改修につきましては、残念ながら今のところまだ進んでいない状況であります。

 私が平成六年の六月議会で質問した折りの当時の小倉部長の答弁では、葛西用水路にふたをすることにつきましては、通水時の流量管理など水路管理者との協議が必要であるとしながらも、遊歩道利用者の安全性確保や景観性、あるいは道路の利用状況、大天白公園への大型車の進入、あるいは駐車スペース等の観点から、積極的に取り組んでいく考えが示されておりました。この間大天白公園を抱える市内の大和町、あるいは東大和町の両町内会長からも同様の要望が出されております。この件に関しどの程度検討をし、研究をされたのか伺うものであります。

 今年度の予算の中に盛り込まれた施策の概要では、水資源開発公団との連携による葛西用水路遊歩道整備の促進が盛り込まれております。この説明の中でも、拠点地域の整備に入ることになったという説明もされております。予算面を見ましても、平成十年度、昨年度にはなかった葛西用水路橋梁拡幅等工事請負費八千五百万円が計上されているわけであります。

 一方現在、大天白公園の整備事業が二カ年計画で進められておりますが、葛西用水路改修事業と大天白公園整備は整合しているのか、一体化計画という面で問題はないのか、伺うものであります。

 二項目めの質問であります。

 電気式生ごみ処理機の導入についてお伺いをいたします。

 環境問題につきましては、今日的には大きな社会問題になっておりまして、それぞれの地区であるいはこの羽生市議会でも、議会のごとにさまざまな角度からさまざまな質問や提言がなされておりまして、取り組みもそれなりに進められているところであります。

 しかしながら、完璧な改善策が見当たらないどころか、むしろこの環境問題については難しさが増している状況であろうと言えます。事、ごみに関して言うならば、出さないことが一番の解決策でありますが、現代社会の中で完全にこのごみをなくすということは不可能ならば、いかに少なくするか、いかに再利用をするかを考えなければならないわけであります。

 今回は、家庭から出されるあるいはさまざまな場所から出されます生ごみについて考えたいと思います。

 生ごみの処理については、従来家庭用あるいは敷地の広いお宅では、コンポストを利用した堆肥づくりなどでその一部が有効に再利用されておりましたけれども、このコンポストの購入についても購入費補助がされておりました。しかしながら、住宅事情などからこのコンポストが利用できない家庭に対し、電気式生ごみ処理機が開発をされました。最近では、多くのメーカーが競って開発を進めた結果、一般家庭用あるいは業務用とさまざまなタイプと同時に、開発当初に比較をし価格も極めて安定をしたというか安くなり、導入をする家庭も増えつつあるようであります。この際、市の給食センターをはじめ、市内小中学校での給食の残飯であるとか、保育所あるいはこの市庁舎内での残飯処理などに、業務用の電気生ごみ処理機の導入を検討してみてはと考えるものでありまして、いかがお考えかお聞かせをいただきたいと思います。

 また、広がりつつある一般家庭用の処理機に対しまして、コンポストの購入と同様に、補助金制度を確立して、利用の促進を図るというような考えがあるやにも伺っております。事実、本年度の予算を見ましても、昨年度のこうした家庭用ごみ処理補助ということで、倍額の六十万円が計上されております。この場合、こうしたコンポストやあるいは生ごみ処理機に対する補助をどの程度考えているのかについて伺うものであります。

 最後に、三項目めの質問であります。

 グラウンドゴルフ場の整備についてお伺いをいたします。

 当羽生市は県内でも秩父市に次ぐ高齢化の高い市でありますが、その割に医療費が少なくて済んでいるのは市民の皆さんが健康であるあかしであります。社会全体の高齢化が進んだことの反面、最近の高齢者の方の元気さは目をみはるものがあります。こうした高齢者の方々の屋外行動といいますか、交流と健康づくりや楽しみも、少し前まで行っていたゲートボールから最近ではより広いサークルの必要なグラウンドゴルフに変化をしてきているようであります。つまり、高齢者の方々の中にグラウンドゴルフ愛好家が増大しているということでの反映であろうと思えるところであります。

 屋外スポーツ施設として、中央公園の陸上競技場をはじめ、野球場やテニス場、ソフトボール場は少ないながらも確保されており、愛好家の人たちには喜ばれておりますが、特に今回、西公園が暫定的とはいえ、ソフトボール場として整備されることに関しまして、評価もされておりますが、その反面、高齢者を中心に親しまれておりますグラウンドゴルフにつきましては、地域によっては公園の一部をグラウンドとして確保し、このグラウンドゴルフが楽しめる場所もあるようでありますが、全体的にはその数も極めて少なく、身近に確保してほしいという要望と同時に、他の地域や複数のグループでの交流試合が開けるようなグラウンドを望む声もあります。一定の広場が確保されていても土曜・日曜日となりますと、大勢の人たちが利用する場所になってしまって、なかなかお年寄りの方が、高齢者の方がグラウンドゴルフを楽しめない。学校のグラウンドにつきましては、児童生徒が利用するいわゆる学校の時間帯と重なってしまうという点で、なかなか利用というか借用ができないこともあって、この場所探しが大変なようであります。高齢者の方の健康づくりと楽しみを交流の場としてのグランドゴルフ場の確保、整備ができないものかどうか、前向きな検討を期待をいたしまして、私の一般質問を終ります。



○大戸堅吉副議長 都市整備部長兼水道部長。

     〔片山正夫都市整備部長兼水道部長登壇〕



◎片山正夫都市整備部長兼水道部長 命によりまして三番、蜂須議員のご質問のうち、葛西用水路整備改修計画についてのご質問にご答弁申し上げます。

 まず、葛西遊歩道計画と利根中央事業との整合についてでありますが、葛西遊歩道整備計画につきましては、水路改修工事に伴い生じる余剰地を、市が水路管理者であります葛西用水路土地改良区等の占用許可を得て遊歩道の整備を行う計画であります。

 市は平成六年度に葛西遊歩道整備基本計画を策定いたしましたが、その後の利根中央事業の整備の進捗とともに、実際の施行者である水資源開発公団や水路管理者である葛西用水路土地改良区と水路の形状及び施工時期等打ち合わせを行い、事業の整合を図るべく基本計画の見直しを行なっているところであります。

 葛西用水路の改修工事は、平成七年度から工事に着手し、平成十二年度には最上流部の親水公園まで工事を完了する計画でありますが、市街地部の整備は平成十一年度に予定されております。

 また、葛西用水路遊歩道計画は、川俣のもと砂取り場や大天白神社、北小学校、旭橋、文化ホール付近を親水拠点として整備し、これらを遊歩道で結ぶ計画であり、この一環として起点部に葛西親水公園が整備されております。これらの拠点整備は水辺環境の整備として親水性を高め、憩いの場、あるいは交流の場として位置づけられており、張り出しテラスや水上テラスなどの整備を計画といたしております。

 これらの整備を行う場合、橋げたの強化などがあらかじめ協議が必要で、拠点整備に伴う下部工等を並行しての施工が必要であります。ご質問にありました北部幹線から大天白公園まで葛西用水路にふたをして、駐車場としての利用等につきまして検討してまいりましたが、大型車等の通行や駐車などを考慮すると、重い荷重がかかることにより、水路構造を強固にしなくてはならないため、莫大な費用負担が生じることになります。

 さらに、水路管理上から長い区間にわたって暗渠構造にすることは、水資源公団等の了解が得られないため、葛西用水路にふたをかけることは困難であります。このため、これにかわる方法といたしまして、大天白公園付近の左岸については、水路改修工事に伴い余剰地が生じますので、これを利用し、一般車両の交通に支障を来さぬよう配慮しながら、駐車スペースの確保等について現在葛西用水路土地改良区並びに水資源公団と協議中であります。

 次に、大天白公園と葛西用水路改修との整合についてのご質問につきましては、大天白公園は市の花であるフジの名所としてフジ祭りが開催され、市内はもとより遠くから観光バスでの来園もあり、親しまれてきたところであります。フジ棚は昭和三十一年に市観光協会により約九百平米のフジ棚が整備され、ヤマフジが植えられ、四十数年が経過し、またフジの木も近年コブ病に侵されているため、その姿は痛ましいもので、樹木医に診断していただいたところ、再生治療は非常に難しいとのことであります。そのため市を代表するフジの公園として、平成十年度から三カ年継続事業で改修整備を計画し、現在工事に着手しているところであります。

 また、葛西用水路の遊歩道とのかかわりにつきましては、大天白公園は葛西用水路に隣接していることから、大天白公園南東から遊歩道へのアプローチ道路を整備し、さらに葛西用水路左岸と連絡橋で結んで水辺空間と一体的な活用を図り、公園の来園者や遊歩道利用者に利用しやすい整備をしてまいりたいと存じます。

 なお、葛西遊歩道整備に当たりましては、水路管理者である葛西土地改良区及び水資源開発公団と綿密な協議を行い、遊歩道整備を進めてまいりたいと存じます。

 以上答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 経済環境部長。

     〔兼杉 明経済環境部長登壇〕



◎兼杉明経済環境部長 三番、蜂須議員の一般質問のうち、電気式生ごみ処理機の導入について命によりお答え申し上げます。

 ごみ問題を検討いたしますとき、蜂須議員も言われておりましたが、発生源対策がまず一番目に挙げられます。したがいまして、平成四年度から実施してまいりました生ごみ処理容器コンポストの購入費補助制度を一歩進め、十一年度から電気式生ごみ処理機を補助対象機種とし補助率二分の一、限度額二万円で三十機分の準備を進めているところであります。研究の成果により、最近の処理機は生ごみの堆肥化が簡単にできることから家庭園芸と花いっぱい運動へもお手伝いできるものと存じます。

 次に、給食センターや市庁舎等から排出される生ごみの堆肥化について申し上げます。

 このことにつきましては、先日市長が「はばたけ羽生 まちづくり作戦パート2」の中で、特に重点的に取り組む施策について申し上げましたが、市民と市職員によって構成するワーキンググループの一つである堆肥化及び再利用等の研究の中で取り上げ、調査検討を進めていきたいと存じます。

 以上答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 教育次長。

     〔小菅 勲教育次長登壇〕



◎小菅勲教育次長 三番、蜂須議員の一般質問のうち、グラウンドゴルフ場の整備についてのご質問にお答え申し上げます。

 グラウンドゴルフは場所を選ばないこと、準備やルールも簡単で人数制限もないこと、審判員は自分自身という特徴から、高齢者に限らず愛好者が増えております。教育委員会が把握している数は羽生市グラウンドゴルフ協会に十一団体約四百七十名、その他のクラブとして判明しているもの五クラブ百三十三名となっておりますが、そのほかにも愛好者は多数いると思われます。それぞれの団体、クラブとも中央公園や地区グラウンド及び町中の公園等を利用して楽しんでおります。このような状況にありますので、教育委員会としても用具の無料貸し出しや、グラウンドゴルフ大会を行い、愛好者に支援をしているところでございます。

 議員ご指摘のとおり、場所を選ばないとはいえ、規定のとおり八ホール設定しますと約三千平方メートルを要することもあり、町中で行うにはいろいろ制約もございますが、当面の間は利用団体やクラブが公園などの利用時間帯の調整を行い、現有の施設を効率的にご利用いただきたいと存じます。

 今後は、十二月議会でご可決いただきました羽生市総合振興計画基本構想の基本計画にグラウンドゴルフ場の整備の推進を位置づけておりますことから、グラウンドゴルフに利用できる広場あるいはいつでもだれでもプレーできる専用のグラウンドゴルフ場について、関係部局及び関係団体と協議しながら、場所、管理等を含め検討してまいりたいと存じます。

 以上答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 三番。

     〔三番蜂須直巳議員登壇〕



◆三番(蜂須直巳議員) それぞれにつきましてご答弁いただきました。

 一点だけ再質問をさせていただきます。

 葛西用水の遊歩道整備計画と葛西用水路の改修についてでありますが、事業主体が当市ではなくて水資源開発公団ということでありますから、向こう側の事業計画が基本になることは全く理解をするんですが、いわゆる秋口に稲刈りが終わる段階で水が落ちて、翌年の田植えまでの間の水の引いている時期だけの工事ということで、年度内にやる距離というか区間というのが極めて限られていると思うんですが、それらが私の勉強不足もあるんですけれども、年度計画が先方から出されて、当市として具体的にそれらを進めるに当たって、市の事業計画との整合性、あるいは本年度はどの地域をやるということで具体的に、では当市としてはどういう形のところを進めようかということが、どの程度詰められているのか、その辺についてお伺いをできればというふうに思いますので、ご答弁をよろしくお願い申し上げます。



○大戸堅吉副議長 市長。

       〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 三番議員の再質問にお答えを申し上げます。

 一点の葛西用水の整備計画でございますが、先ほど部長ちょっと答弁を落としたと思いますけれども、一つは大天白公園のバスの駐車場という要望が出て、ふたをしてバスをということでございましたけれども、実は今、水資源公団と協議をいたしております段階では、先ほど部長が申し上げまたとおり、かなりの重量、それからかなりの部分にわたっての暗渠はどうかという問題で行き詰まっておるわけですが、私どもとしてはかわりとしてテラス、人が広場としてそこで憩えるような、水辺を楽しめるようなそういう形のものを逆提案をしておりまして、この辺も含めて大天白公園との関連といいますか、系統性を持っていきたいと。このように今のところ協議はいたしておりますし、この計画そのものも実は昨年ですか、葛西用水が二川になるということで、猛反対を私いたしたわけでありますけれども、これが時間を食いまして議会に報告申し上げたとおりでありますけれども、その結果この葛西用水の遊歩道整備の提案と協議がおくれまして今この問題を詰めておるわけでございます。この後当然に大体の方向が出ますと、地域の方へご相談をかけて、これでどうかという問題の提起にあるいは取り組みになってまいるわけでございますが、それと同時に、ただいま再質問いただきました渇水期における工事の場所、そして渇水期における水の配置、これらにつきましても、今後水資源公団と詰めていく。こういう過程になっておりますので、事実上工事は今のところ、通水が終わる最低十月ごろからということになりますので、一応は八月ないし九月を目標に詰めると、このように考えておりますので、再質問のご答弁とさせていただきます。



◆三番(蜂須直巳議員) 了解。



○大戸堅吉副議長 次に、十一番、峯順三議員。

       〔十一番峯 順三議員〕



◆十一番(峯順三議員) 通告に基づきまして順次一般質問をいたします。

 まずはじめに、市内近場の移動手段として、職員あるいは市民に対して広く自転車利用促進運動の展開について伺うものであります。

 自転車利用の促進は都市部の自治体では環境対策、CO2 問題、交通対策、渋滞の解消等の一環としてとらえ、既に実施しているところが結構あるように聞いております。本来ならば、徒歩が健康管理と体力の維持向上に一番よいわけでありますが、時間的や距離的な問題があり、これは論外だと思います。

 当市では十一年度予算で低公害車のハイブリッドカー購入が計上されております。別にこれには異論を唱えるものではありませんが、さらに一歩進めて環境に優しく健康づくりにも大変よい足として自転車の利用見直しをし、できるだけこれを普及させるべきだと思いますが、いかがなものでありましょうか。当市内では郵便局、警察署が一部利用していると思います。前述したように、経費の節減にもつながり環境にも優しく、健康にもよく、移動に際しても車での移動に比べ自然の息吹を感じながら、しかも目配り気配りもでき、市民サービス向上へもつながると思われます。できることから始める、「ちりも積もれば山となる」の例えどおり、一つ一つの積み重ねが肝要であります。

 そこで、自転車利用の促進は、モータリゼーションの中で行政としても率先して積極的に取り組むべき問題であり、市民に対する呼びかけも必要と思いますが、その見解を伺います。

 次に、東武車両基地について伺います。

 かねてから懸案であり、難問であった車両基地につきましては、全域にわたり租税特別措置法第三十三条四項の適用が当局の努力の結果認定され、去る平成十年十二月十三日、土地買収価格が発表され、現在に至っているわけでありますが、まず土地買収の経過は順調、それとも不調に推移しているのでしょうか、現況をお尋ねいたします。

 次に、少し前置きが長くなりますが、広報「はにゅう」の二月号に経緯はわかりませんが、三月十六日火曜、東武鉄道のダイヤ改正が実施され、特急・急行列車のスピードアップ、羽生停車の急行列車増便、下り四本が十三本に、上り六本が十二本にという記事が掲載されたのはご承知のとおりであります。

 新聞によりますと、市電を運行していた各自治体が、交通対策、渋滞の解消、環境対策、CO2等の問題で積極的な見直しを実施する計画のようでありますし、中でも東京都心に路面電車が復活か、都議会で都心地域や下町地域などに新型路面電車の導入が検討されいてることが明らかになったとも報じられております。この電車はLRTと呼ばれ、軽少で高性能が売り物とのことであります。環境に優しい町の足として、既に欧米各国で導入されており、都では昨年度から調査を進めていたようであります。そして都内では中央区が銀座に路面電車をと独自構想を持っているほか三鷹市でも路線誘致に積極的だそうであります。これらのマスコミ報道に触れるにつけても、いかに車社会の現代でも、安全・正確・クリーンである鉄道の位置づけが見直されようとしております。

 住みやすい環境の一つの条件、そして最終的には利便性のアップの観点から見ても、まして当市の場合、現在進行中のいろいろのプロジェクトの一番の基礎、土台となりますのが東武鉄道の輸送力であり、加えてまた経済効果も期待されているわけであります。

 以上、種々述べましたが、東武鉄道車両基地の問題は民間事業とはいえ、しかも現状のような経済情勢の中で一日も早い完成そして運用開始を目指して当市としてもできる限りのバックアップが肝要だと思いますが、いかがなものでありましょうか。土地買収終了後の東武鉄道に対するバックアップとして具体的に何か方策を考慮しているのか、例えば市税の優遇措置等について伺います。またその後新たに動きがあればあわせて伺い、私の一般質問を終わります。



○大戸堅吉副議長 市長。

       〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 十一番議員の一般質問に、私から第一点の自転車の利用ということにつきましてお答えを申し上げ、東武車両基地については担当部長からお答えを申し上げさせていただきたいと存じます。

 いわば、峯議員今エコロジー時代の中であって、この中で我々の取り組むべき方向というものを示唆されたわけでありますけれども、峯議員自身が毎日自転車に乗りましてさっそうと跳んで歩いている姿を拝見いたしますと、まさに身近なことから今おっしゃったように実践をしているという思いを強く感じまして、感服の次第であるわけでございます。

 一昨年だったですか、京都で地球温暖化会議が開かれまして、五・二%というエネルギー削減を含めた環境の議定書が交わされたと思っておりますが、しかし現実にこれが実質的に地域にあるいは行政で懸命に努力をしているかというと、なかなかそこまで来ていない中でそのようなご提案をいただいたわけでございまして、私どもとしても心を新たにしなければならないと思っております。

 私どもといたしましては、ただいまのところ、自転車導入については市役所の自転車置き場に三台の無料自転車を設置いたしておりますし、自転車での徴収等も一部は行なっておるわけでございます。それから、ご案内と思いますけれども、毎週水曜日ノーカーデーとノー残業デー、そしてこれから夏に向かいますと、Tシャツデーがあり、カジュアルデーを実施いたしまして、さらには通勤も二キロ以内は徒歩ないし自転車と、このように決めてでき得る限り協力をしようという考え方を進めているわけでございます。

 しかし、最近の警察の方のお話を聞きますと、最近の交通事故は車と自転車の事故が非常に多いそうでございまして、何度かその自転車対策を進める上では、基本的に自転車の乗り方でありますとか、あるいは高齢者、子供にとりわけこういう自転車の交通というものを指導しなくてはならないのではないかという思いが一つありますし、もう一点はやはり、それに伴う自転車増でありますとか、歩道における自転車のあり方でありますとか、そういうものも考えなくてはならないというように思うわけでございます。

 いずれにいたしましても、ご趣旨を十分に尊重いたしまして、単に市役所とか行政だけでなくて、市民とともにそれから系統立ったエコロジーという問題に取り組まなければならない時代だと思いますし、これを系統立った一つの政策として考えられるかどうか、十分にこれから見出す方向を探していきたいと、このように考えます。



○大戸堅吉副議長 企画部長。

     〔相馬宏雄企画部長登壇〕



◎相馬宏雄企画部長 十一番、峯議員の東武車両基地についてのご質問にお答え申し上げます

 東武車両基地整備事業につきましては、新たな展開として本格的用地取得が始まり、現在推進中であります。大事な土地をお譲りいただく地権者の方々にはこの事業を深くご理解いただいているとともに、その中にありましても住居、建物等の移転の方々にもご理解いただいていることは総じて順調に展開していると理解しております。

 議員も触れていましたが、去る平成十年十二月十三日に地権者五十九名を対象に、土地買収価格発表を含む事業説明会を開催し、平成十一年一月三十一日より用地買収に入り、今日現在で四十三名の契約調印をいただき、契約率で七二・三%となり、引き続き一〇〇%を目指し鋭意努力しているところでございます。

 ご質問でございます用地取得後事業主体東武鉄道への本事業、すなわち東武鉄道車両基地整備の促進対策につきましては、本用地買収が市の主導で早期解決することが東武鉄道関連のまちづくり事業の促進につながるものであり、議員の言われる東武鉄道に対するインセンティブである市税等の優遇措置対応については、現下の環境下においては非常に厳しいものであると判断しております。ご理解願いたいと存じます。

 また新たな展開として、周辺地域の方々及び地権者の方々より周辺環境整備の要望が提出されましたので、市といたしましては、地域の方々と話し合いを進め、これら要望につきましては市の責任において積極的に対応してまいりたいと存じます。

 以上答弁といたします。



◆十一番(峯順三議員) 了解。



○大戸堅吉副議長 次に、十八番、岡戸稔議員。

       〔十八番岡戸 稔議員登壇〕



◆十八番(岡戸稔議員) 通告に基づきまして、ISO一四〇〇一番取得について一般質問を申し上げます。

 環境問題が最近になって、注目されているようであります。

 特に、マスメディアの関係はその報道が過熱ぎみであります。所沢のダイオキシン野菜問題をはじめ、それはヒステリックであったり、まるで環境問題がブームであるかのように受け取られておるようであります。しかし、この問題は今始まったことではなく、イタイイタイ病、水俣病の問題から、ベトナム戦争の枯れ葉剤のダイオキシンによるベトちゃん、ドクちゃんの奇形児の問題まで、過去にたくさんあった問題であります。

 私は九年前市議会にお世話になって、最初の議会でごみ問題を取り上げ、行政と市民の接点にごみ問題があり、この解決は行政のみに押しつけることなく官民一体で努力することこそ、住民参加の自治ではないかと訴えました。そして、そのころ目に余る状態の散乱する集積所の整理整とんを行政と市民の協力で実現していくきっかけをつくったと自負いたしております。

 ごみ問題は見苦しいとか不潔であるとかという直接的な問題はもちろんでありますが、もっと根本的には自分たちの住む社会と個人とのかかわりの問題を私たちがどう考えるかという問題でもあろうかと思います。国道一二五線を熊谷の方に向かったときに、国道一七号線と接する三差路がございます。このごみの散乱、ビニール袋の散乱にまゆをひそめた人たちも多いと思います。それこそ、自分の車の中をきれいにするために要らないものは窓の外に捨てるという生活態度、人のエゴが大きな要因だと思います。この自分本位の甘えの精神構造が、地球温暖化やダイオキシン問題などの環境問題の根本的な原因であると考えられます。そして、大人たちの自分本位のエゴが当然子供たちに感染し、いじめや校内暴力など教育問題にまで陰を落としていると考えられると思います。

 しかし、ここでは教育論、精神論はもちろん大切でございますが、それは別にいたしまして、同時にシステムとしての環境問題をとらえることも行政として大事なことはないかと思います。こんな観点からシステムとしての環境問題のグローバルスタンダードといういわゆる国際標準とも言うべきISO一四〇〇一番の取得に羽生市として取り組むことは大切なことではないかと思います。

 これは、企業や自治体の環境管理システムであり、将来にわたって環境の維持、発展に努力し続けるというシステムであります。企業は今後の国際取引や企業間取引やあるいは官庁への納品にはこのISO一四〇〇一番の取得が当然取引の前提条件になっていくと思われます。また自治体でも省エネや省資源、職員の環境に対する意識の向上、そして備品、消耗品も環境配慮企業、環境配慮型商品のリストの中から調達するという方向にいくと思われます。現在のところは埼玉県でも、ISO一四〇〇一番の認証取得を終えており、今後県に追随する市町村も多くなるかと思います。ちなみに現在、埼玉県内の自治体では市の段階では川口市、大宮市、久喜市が平成十一年度の当初予算に関係経費を盛り込み、議会に提出されているというふうに聞いております。

 また、羽生市内の企業では東京三洋電子と日本精工が既にこのISO一四〇〇一番の認証を受けていると聞いております。羽生市としてこの認証取得をとることは今後の品物の調達、工事の請負その他に関して大事なことであり、また市内の中小企業を指導する立場でも大事なことだと思います。この認証取得に前向きに準備すべきと考えますが、市長のお考えを伺いまして私の一般質問とさせていただきます。



○大戸堅吉副議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 十八番議員の一般質問にお答えをいたします。

 今回の一般質問につきましてはISO一四〇〇〇シリーズの中の一四〇〇一の取得についてという考え方でございます。

 私も二年前だったと思いましょうか、実は幹部会でISO九〇〇〇シリーズにつきましてお話を出したことがございます。今思い起こしておりますが、そのときにその内容についてはだれも余り知らなかったという思いがいたしておるわけでございますが、最近では全国の先進の市役所あるいは都道府県その他でこれに取り組んでおるわけでございますけれども、九〇〇〇シリーズが最初話題になりまして、これは品質管理ということで官庁あるいは公共団体で行うすべての施策につきまして、この品質の問題から入ったわけでございます。それが最近は環境管理を中心といたしました一四〇〇〇シリーズに移ってきておるわけでございますが、確かにただいま岡戸議員ご指摘のとおり、埼玉県ではこのたび一四〇〇一を取得したと。そして本年、多分川口、大宮、おっしゃった今の久喜だと思いますが、そのような方向で取り組んでいるということを新聞紙上で拝見をしたわけでございます。

 せんだっても、実は私ども一日市長、一日部長、一日課長を実施させていただいたわけでございますけれども、その中で一日市長を受けていただきました羽生三洋電子の内田行茂社長が全部課長に講評いただいたわけでありますけれども、その中でこのISO一四〇〇〇シリーズをぜひとるべきだという講評をいただきまして、私も心を新たにしたわけでございます。

 なお、ただいま岡戸議員もおっしゃったように、羽生市内では羽生三洋電子が九〇〇〇シリーズと一四〇〇〇シリーズそして日本精工の埼玉工場がやはり九〇〇〇シリーズと一四〇〇〇シリーズをとっておりまして、仕事の流れ、品質管理、あるいは行政面で言えばサービスの提供の手順をわかりやすく、そしてガラス張りに住民やお客というものを意識しながら努力を続けるとこういう目的だそうでございますので、私どもも取り組みたいとこういう思いをしておるわけでございます。

 しかしただ、私どもの場合はまだ情報公開がおくれておりまして、今回のこのISO取得に当たっての問題点は、基本的に経営者の責任の明確化、そして品質管理システム、工程管理、教育訓練、内部監査、これらがきちんと定められておりまして、極めて整備されたシステムが必要なわけでございます。私どもとしてはこの情報公開に向けて本年度取り組むべきものが庁内のLANシステムとファイリングシステムの整備、これがはっきりいたしませんと、これはもう個人のプライバシーが完璧に抜けてしまうと。あるいはシステムができないと、このISOシリーズへの取り組みもできないということで、これに向けてまず積極的に取り組んで、同時にこのISOシリーズに取り組みたいと、このように考えておるわけでございます。

 いずれにしても、この環境システムあるいは情報公開のためには膨大な金がかかるということだけはご認識をいただきたいと。それはあくまでもシステムの構築のためであり、市民のプライバシーを守るためであり、そして市の行財政の改革の一つでもあるということをご認識を賜りたいと思います。

 以上をもって答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 十八番。

       〔十八番岡戸 稔議員登壇〕



◆十八番(岡戸稔議員) ただいまはISO一四〇〇一番の取得に関しまして、前向きなご答弁ありがとうございました。

 ここで、情報公開に関するこれからの作業があると、その後だということのようでございますが、私これの勉強をまず、予算づけをしてというのは来年なり再来年なりで結構だと思いますが、その準備としての勉強会をもはや始めるべきではないかというふうに考えるわけであります。

 私はISOの九〇〇〇番の前身であります、これは国際基準でございますが、日本工業規格というJISマークというのをご存じだと思いますが、JISマークの取得に参画したことがございます。確かに、膨大な時間と、費用はさほどではなかったんですが、その工賃を計画すると費用というふうになるかと思いますが、それも決して優先順位として後回しにすべき問題ではなくて、その費用くらいはもう橋一個つくったり、建物一個つくるに比較するとずっと小さいものであります。そういったものをやっていくのに、前向きではありますけれども、時間的にちょっと後ろ向きかなというふうな気がいたしますので、ぜひ今年度から勉強だけでも始めるという姿勢をお願いできればというふうに思います。

 再質問とさせていただきます。



○大戸堅吉副議長 市長。

       〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 十八番議員の再質問にお答えを申し上げます。

 私の答弁がどうもISO取得に対して前向きではないのではないかという考え方でございますが、私は基本的には経営者の責任でありますとか、その明確化でありますとか、そういうものはほとんどお金はかからないと思います。基本的には今情報公開として取り組んでおります町内のLANシステムとファイリングシステム、これが完璧にできれば、同時に私はISOシリーズも取得できると、このように考えておりまして、当然にこの情報公開部会ではISO取得に向けての同時勉強会というのは続けていきたいと。したがいまして、情報公開とともにできれば、それに余りたがわずこのシリーズをとりたいと、こういう考えでおりますことを申し上げさせていただきます。



◆十八番(岡戸稔議員) 了解。



△休憩の宣告



○大戸堅吉副議長 暫時休憩いたします。

     午前十時四十八分 休憩

     午前十一時十二分 開議

出席議員(二十名)

  一番        二番        三番       五番

  六番        七番        八番       九番

  十番       十一番       十二番      十三番

 十四番       十五番       十七番      十八番

 十九番       二十番      二十一番     二十四番

欠席議員(四名)

  四番       十六番      二十二番     二十三番

説明のため出席した者

市長        助役        収入役      総務部長

企画部長      経済環境      都市整備      消防長

          部長        部長兼

                    水道部長

財政課長      庶務課長      教  育      教育長

                    委員長

教育次長      代  表      監査委員

          監査委員      事務局長



△開議の宣告



○大戸堅吉副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 次に、二番、落合信夫議員。

     〔二番落合信夫議員登壇〕



◆二番(落合信夫議員) 通告に基づきまして順次一般質問を申し上げたいと思います。

 まず、ダイオキシン等ごみ問題について伺うものであります。

 ご承知のように、テレビ朝日の報道をきっかけといたしました農作物のダイオキシン汚染問題は、所沢市を中心として県内農家に大きな打撃を与えました。ホウレンソウをはじめとした県内野菜の被害額は三億円から四億円と言われております。「産廃の焼却をやめてほしい」との運動が大きく高まる中で、埼玉知事が焼却停止をお願いする、県議会が国への要請と農家支援の決議を行うとか、変化が起こっているわけであります。

 当市におきましては、キュウリを中心といたしましたハウス栽培が主だと思いますけれども、影響はどうだったのか、まず伺っておきたいと思います。安くて安全な食品は、消費者をはじめだれしもの願いであり、農家の方が安心して農作業ができる環境を一刻も早くつくらなければなりません。そのためにも、ダイオキシンを根絶する抜本的な対策を国に強く要求していくべきと考えるわけでありますが、まず所見を伺います。

 ダイオキシンを発生させる焼却中心のごみ処理から、分別収集、リサイクル、再利用のごみ処理へと大転換を図ることが今日差し迫った課題であります。ダイオキシンの発生源になっている産業廃棄物処理施設及び工場や事業所に対して、強力な指導と監督を強化することが求められております。昨年九月議会の答弁では、大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設は羽生市内に百二十二施設、四十八事業所で、そのうち百八施設、四十三事業所については、年二回以上のばいじん測定が義務づけられている。その数値は、報告書の閲覧により行われているとのことでありました。

 あれから、半年が経過いたしましたが、どのように民間施設でのダイオキシン発生が抑制されてきたのか、その取り組みを伺いたいと思います。市民の目線で見てみますと、「日中は燃やさなくなったようだが、暗くなってから燃やしている」との声があります。こうした状況もしっかり把握して対応されるよう求めるものであります。

 また、小松台工業団地のある工場から悪臭がする、黒い煙が焼却炉から出されている、何とかしてほしいとの声も、市当局に寄せられております。こうした声に対しても積極的に県と協力し、解決のため一層の努力を求めたいのであります。

 続いて、鉄くずの暴落に対して伺います。

 鉄くずの値段が暴落しております。昨年一月ではトン一万四千円だったものが、この一月には半分以下の七千円を割るという状況にまで落ち込んでおります。この鉄くず単価は、昭和二十五年当時と同じだということからしても、その暴落ぶりが異常であると思います。これは長引く不況のもとで建設資材の需要が落ち込んでいること、スクラップを再生する電炉業界や大手の問屋は品余りを理由に購入額を大幅に減らし、超安値で買いたたいているわけであります。こうした状況を放置すれば、以前のような鉄くずの山が各地に生まれることは必至であります。羽生市内を歩いてみましても、自動車の廃棄された車が山のように積まれている、こういう光景があちこちに生まれてきているわけであります。スクラップを主な原料とする電炉メーカーに対して、適切な引き取り価格を維持させることであります。そのため、政府に強力な働きかけを早急に行うことが求められていると考えます。いかがなものでしょうか、伺います。

 また、当市のリサイクルを支えている回収業者の経営安定、これも極めて大事であります。助成策についてもあわせて伺うものであります。

 次に、小中学校の施設整備について伺います。

 九五年の阪神大震災を契機といたしまして、学校施設の耐震補強工事が毎年計画的に実施されていることは大変望ましいことであります。しかしながら、学校施設の整備については一層の努力が望まれているものであります。私ども日本共産党議員団でこのほど、市内の小中学校を見て回り校長さんからの率直な要望を承ってまいりました。この中で、建築してから二十年以上の学校施設では、総じて二号館や体育館、プールなどは計画的な整備が求められるいるというふうに感じました。つまり、老朽化が進展しているわけであります。この中で、体育館が時々雨漏りをする、体育館の床のくぎが浮き出てしまうので金づちで打ち込んでそれから使用している、トイレの天井にしみが広がっている、トイレのドアの戸板がはがれてしまっている、受水槽の配管が腐食をしている、トイレの水の圧力が弱い、またトイレのにおいがきつい、屋上の鉄さくが塗装がはがれ真っ赤になっている、小鳥やウサギ小屋を新しくしてほしい、駐車場の側溝にふたをしてほしい、校門の入り口が低いため雨が降るとたまって歩けない等々、切実な声が聞かされたのであります。子供たちにとって安全な学校、快適な環境は私たち大人の願いであり、私たちの先人たちは教育優先の立場に立って営々とやってこられたものであります。

 しかしながら、今日の実態は教育優先とは言いがたいと言わざるを得ません。ある校長先生は「家庭や社会から十年はおくれているのでは」と冗談めいて話してくれました。歴代自民党政府は学校施設整備のためのお金を削りに削ってまいりました。一九八〇年、今から十九年前には、五千七百十三億円だった施設整備費が九九年度では一千六百三十八億円、何と四千億円も削っているわけであります。こうした中で庁舎はぴかぴか、学校はぼろぼろという状況が全国各地で生まれているのであります。当市における学校施設整備費の状況はどうか。一九八〇年が約九億円、一九九八年昨年度が約七億円。これには耐震補強工事が含まれている額ですが、約二億円少なくなっているのであります。この二億円があれば、今日出されている大方の学校からの要望は解消できるものであります。私は国に対して、小中学校の施設整備費を大幅に増額するよう強く求めていくべきであると考えますが、見解を伺うものであります。この際、教育こそ最優先でという立場に立って、現状をしっかりとらえるために実態調査を行い、緊急に整備が必要な箇所は速やかに措置されるよう強く求めたいのであります。加えて、修繕費や消耗品等の大幅な増額を図られるよう切望いたします。見解を伺います。

 次に、自然環境の創生について伺います。

 環境庁は去る二月十八日、国内の河川や湖、沼などに生息する魚類について新しいリストを公表いたしました。絶滅のおそれがある種はこれまで広く見られたメダカやホトケドジョウが加わって計七十六種となり、一九九一年にまとめた二十二種類から大幅に増加しております。多くの方がこの報道を知って驚いているのではないでしょうか。「メダカの学校は川の中」と歌われ、親しまれてきたメダカは、ごくごく私たちの身の回りで見られてきた小さなかわいい魚です。環境庁は水田や用水路の減少など生息環境の悪化が原因としております。当市においても、環境庁が絶滅のおそれがあると指摘していることは、そのとおりであると思います。昔は農薬で、今は用排水路の三面護岸や家庭からの雑排水で川が濁り、メダカの生息地が奪われております。絶滅させないために今何をなさねばならないのか、私たち市民一人一人が真剣に考えるときを迎えていると思います。とりわけ、行政においては、真剣な反省が求められているものと考えるのであります。

 私は八年前の九一年九月議会で、昔のような魚のすむ河川を取り戻そうと、市内の河川の生態系の実態調査を求めて、また保護対策を求めて、一般質問を行なってまいりました。このときの答弁は、河川の改修について工夫を凝らしたい、調査については慎重に検討したい、そういうことでありました。その後にあっても、いまだ生態系の調査は行われておりません。河川の改修も生態系は無視された三面護岸が続けられているのであります。生態系を壊して人間が生きられる保障はあるでしょうか。鳥や虫など野生動植物が群れる自然環境の中でこそ、人間が生きられるというふうに私は確信をいたしております。今日のメダカの絶滅の危機は、このことを私たちに問いかけているのではないでしょうか。当局の率直な感想をお聞きしたいと思います。

 当市には全国に誇れる淡水魚の水族館があります。水族館の職員と協力して、市内を網の目のように流れる河川に、メダカやドジョウを復活させようではありませんか。そのために、生態系の調査をはじめ、河川の改修は魚が宿れる区域をつくること、これを義務づけることであります。農村地域の集落排水整備事業に、今こそ着手することであります。当局の前向きな所見を伺うものであります。

 最後に、神戸地区集会所建設に伴うかかわりについてお伺いいたします。

 まず、断っておきますけれども、一地域の集会所建設に口を挟み、集会所建設にストップをかけようとするものではありません。それどころか、一日も早く住民の皆さんの合意がなされ、集会所が建設されることを心から切望しているものであります。質問の趣旨は市当局の対応の問題点について問うものであります。

 ご承知のように、各地区におけるコミュニティーの場としての集会所の果たす役割はますます増大しているものと思います。必要性は十分理解しながらも住民一人一人にとってみれば、大きな負担を伴うことであり、すぐに納得することができない頭の痛い問題であります。地域の幹部の皆さんの苦労がよく私は理解できるものであります。昨年の十二月ごろ私のもとに神戸地区の方から集会所の建設に当たってどうしたらいいだろう、との相談が寄せられました。そのときの話では、「集会所をつくることには反対ではないんだが、進め方が納得できません。まだ何人も反対している人がいるのに、建設予定地で工事が行われています」という内容でした。このような地元住民の声をもとにいろいろ調べてみますと、当局の対応のあり方に大きな疑問を感じたのであります。南羽生区画整理事業の区域外の集会所予定地の土留工事に要した費用が、特別会計から支出されている、このことであります。本来あり得るはずがありません。

 ご承知のように、区画整理事業の特別会計はあくまでもその区域内、その事業に充てることを目的に会計がつくられているからであります。担当職員が知らないはずはありません。上からの強い圧力がかかったのではと、推測されるのであります。さらに、集会所建設は地元住民の同意が大前提であり、十分合意形成がなされないうちに、建設予定地の土留工事や排水路工事が行われたということも大変疑問であります。従来の各地区の集会所建設においてはこうしたケースはただの一件もありませんでした。なぜ住民の合意形成が十分なされないうちに、急いでやる必要があったのか、その理由を明確にしていただきたいと思います。

 以上申し上げましたが、集会所建設の経緯と実態を明確にされることを求めて、一般質問を終わります。



○大戸堅吉副議長 市長。

     〔今成守雄市長登壇〕



◎今成守雄市長 二番議員の一般質問のうち、四番目の神戸地区集会所の建設の経緯と実態について、上からの圧力でありますとか行政の問題点があると、こういうことでございますので私からお答えを申し上げさせていただきたいと思います。

 まず経緯でございますけれども、一昨年の十一月であったと思いますが、地元の区長さんと議員さんがまいりまして、現在使っております、神町集会所の借地期限が来て明け渡しを迫られる、こういうことで新集会所について検討してほしいということでございます。従来の戸数が二百五十戸であったものが現在南羽生の土地区画整理の進捗によりまして、既に五百七十戸を超している、将来はなお増加すると思うので、ついては新住民のことも考えて、何らかの集会施設を南羽生の地域内に建設していただけないかということが最初の申し出でございました。しかし、そういう例はなくて、今までは区画整理地内では、栄町におきましても元町におきましても、あるいは東町におきましても、いずれも集会所用地を区域内に極めて低価格で、保留地を買いまして、そこへ地域の寄付で建設をした経過をたどっておるわけでございます。

 しかし、今回は六千人以上の人がここに住むという計画の中で、その用地の確保が考えられていなかったということは、私も問題であると思う、これは申し上げました。しかも、南羽生につきましては、さまざまな経過がございまして、その際に申し上げたんですが、例えば、減歩率につきましては従来平常三四%前後の減歩率が南羽生につきましては実に二七・五六%で、破格の減歩率でございました。これは地区の事情もございました。しかも、バブルの絶頂期の採算計画でありまして、地価の大幅下落あるいは特別保留地の処分等の優遇等もございまして、保留地の売れ残りが多々出たわけであります。これは、蜂須議員が昨日ですか質問をされたとおりでありまして、今まで実に市費の投入は、当初の計画昭和六十一年の計画が一億八千百万円に対しまして、現在実に三十九億一千五百万円を投入をしておるわけでございまして、なお十億円程度の投入が予測できるとこのように事務所では申しておるわけでございます。と申しますことはこの十数年間で相当の額を投入してしまったと。そういう中で、このような問題が出てきたわけでありまして、このような実情から実は私は、このときに区域内に保有地を持つことはもう無理であろうと、したがいまして、建設の場合はぜひ区域外の近い、安い土地を買って建設した方がよいと思うと。しかし、区域内の用地をとらないという例、あるいは地域にとれなかったと、あるいは地域の人が利用できるということを踏まえて、ある程度の便宜は図りましょうということを申し上げました。

 その後何回かの全体会議の後、役員会で正式に建設することを決め、農協から借り入れを起こしまして、土地を確保したと。建設委員長も小島染織の小嶋茂朔さんが先頭に立って建設に取り組むという正式の申し出をいただきました。この点私は当時、その日は助役いなかったと思いますけれども、都市整備部長、経済環境部長、総務部長、そのほかに庶務課長、都市計画課長、農政課長、関係課長集めまして、この計画と申し出を話しまして、討論をいたしました。

 その結果、周辺整備については排水路については区長要望として農政課で整備をする。それから、敷地整備については土囲いについて区域内に用地が確保できなかったこと、そしてまたコミュニティーのためには新住民もぜひとも利用してもらわなくてはならないと、こういうことも含めて、南羽生会計で負担をすると、このことの資金計画をよく指示をいたしまして、そのほかにも資金計画についてはよく地元に聞いて、補助金等の導入についてできるだけの協力をしてあげる。このようなために、用地を早急に確保するというような結論を持ちまして、それぞれの部署が確認をいたしたところでございます。

 その経過を聞きますと、地域におきましては、平成七年から八年、九年と、役員会あるいは総会等においてこの問題が出ていたと。それから、平成十年四月には役員会において建設及び予定地案について決定をしております。そして四月には集会所建設について市側に要望と。それから同じく四月では全区民に対し建設の概要等について文書を配布。建設の目的、現集会所の関係、建設予定地、規模、建設のための組織、それから役員会、地区集会で建設に向けて協議を重ねる。五月に入りまして、役員会において土地の取得について協議をし、決定をする。六月においては、その取得のための開発行為の許可申請を出す。農地法第五条の申請も市農業委員会へ出す。八月には、埼玉県のコミュニティー施設特別整備事業計画概要書の提出を行う、これは神戸地区集会所建設ということで県の補助五百万、市が四百万これにつけておるわけですが、この申請に至る。九月におきましては県の東部生活センター、行田土木事務所長からの内定通知ということがありまして、九月に開発行為の許可、農地転用の許可、そして購入ということに相なったのであろうと思います。十月に入りまして、助成申請のための用地の区画整理、これは先ほど申し出ました排水路と土囲いの問題でございますが、この時点では同意率が七〇%ということをお聞きしております。十一月に入りまして実は、南羽生地域の新住民と旧住民のコミュニティーという問題を考えると、その財団法人の自治総合センターで、千五百万限度の補助に対象する事業の項目があると。こういうことで仮称神戸コミュニティー建設事業ということで、この申請をして千五百万をもらった方がいいのではないかという話が出まして、この問題の提出ということになったわけですが、この時点で、実は用地の確保ということでこの時点までに排水と土囲いの整備をしなくてはならないという問題がここに出てきたわけでございます。

 そんなことでこの経過が以上のとおりでございますけれども、これをもって私どもとしては県の関係機関あるいはただいまの申請その他になっているということでございます。その際の費用といたしましては、排水路については市一般会計、それから土囲いにつきましては、確かに消費税込み百三十六万五千円、南羽生会計から支出をしております。

 なお、私は誤解を招かないように市の繰出金、当時は今年度多分二億円前後だと思いましたけれども、この中から負担をした方が私はいいのではないかというような、負担金としてでも出した方がいいのかなという考えもありまして、そのことを申し上げたと思います。

 ところがその後、地区の方から私の自宅へ電話がありましたり、直接おいでをいただいたということもありますし、地域の方も地区外の方も私のところへご提言がありました。それは、大方の区民が反対しているのに、役員やその他の一部の人たちだけで独断専行で本計画が進められている。それに加えて、この不当な計画に市がさまざまな便宜を図っているのはまことにおかしいという話がございまして、これは県にもあったそうでございまして、苦労して考えたことがこのようなことではいけないということで私は改めて、地域の合意を十分に得るようにという意向を区長さんと建設委員長に申し上げるように、庶務課長に指示をいたしました。その結果といたしまして、その経過も調べてくるようにと申し上げたわけでありますけれども、その経過につきましては逐一区長さんのところに記録をされていると。その結果は記録されているという結果を私は庶務課長から聞きました。

 また、地域の同意率は先ほど申し上げましたように、当時七〇%に達していたと。既に了解をして積み立てを始めたところもあると。なお全地域の同意を得るよう努力を続けているとの報告をその後も随時受けているということを申し上げました。しかし、その後も反対をして集会所寄付を行わないと、村八分にされるという苦情もいただきましたし、そういうことがありましたので、寄付というものは強制すべきものではないと。その意思にしたがってまとめてほしいということも私は地元の方に申し上げました。

 この区画整理に伴う集会所につきましては、落合議員はほかに問題はなかったと申しましたけれども、いずれの地域におきましても、例えば先ほど申し上げました栄町におきましても、東町におきましても、あるいは元町の落合議員お住まいの元町会館にいたしましても、こういう問題が出てまいりまして、それぞれの問題の中で役員さんが苦慮されてこの集会所というものを建設してきたわけでございます。しかし、私としては十分な公開と論議をなお進めていただくよう、そのときにその現状をお願いしたというふうに私は記憶をいたしております。

 したがいまして、落合議員ご指摘の南羽生土地区画整理事業会計からの支出ということにつきましては結論を改めて申し上げますと、私は土囲いについては、新住民の方々の集会にも使えるようにという思いから、私の責任において指示をいたして支出をさせております。これはもし、一般会計で負担をすれば、ただいま落合議員もおっしゃったように特例ケースの枠が外れまして、今後の集会所建設に当たって、あるいはうちはお宮のところに建てるんだと、だから土囲いをしてくれとか、さまざまな要求が出ることを私は想定したわけであります。

 そしてもう一つは、一般会計で負担をしたならば逆に今落合議員ご指摘のように、これは今までに例がないじゃないかと。特定の人の特定の要請に応えて独断的な政治的な配慮でこのような工事を行なったんじゃないかとご指摘を私は受けるんではないかと、このように心配したわけでございます。

 それからもう一つは、ご質問の第二点の、建設が決まってからあるいは反対の方々がちゃんと整備を、その問題が整えられてからでもいいのではないかと。多数いる中でなぜこれを早期着工したのかということでございますが、現時点の同意率は九〇%に達しているということでもありますし、私としては、この先の経過で申し上げましたとおり、第一番目は新旧住民の混在型のコミュニティー施設として今回は財団法人の自治振興センターというところへ千五百万円を限度とする集会所の申請をお願いするということに当たりまして、用地の確保の整備、図面の提出、これら等がありまして早期着工完成の早期の土囲いと排水の整備と、こういうことになってこれを条件として、財団法人の自治総合センターへの補助申請と相なったわけでございます。

 繰り返し申し上げますけれども、この早期着工がもし地域のコミュニティーを悪化させるということであるならば、私自身が反省をいたします。「万人は一人のために、一人は万人のために」という言葉がありますけれども、やはり多くの物事を進める中には、さまざまな問題もあります。そして、過去にもそういう問題はさまざまな問題として出てまいりました。しかしその中で、我々がとったことが最良と思ったことでありますけれども、それが間違いであったとすれば、反省もいたします。

 また、会計処理につきましては、この金額は部長決裁権限でありまして、部長で決裁をされているわけでありますけれども、私といたしましては、南羽生会計で処理する場合は私として市の繰出金から負担を明確にするということで、予備費の負担金でも出すべきだと私は考えておりますけれども、本来落合議員がおっしゃるとおり、一般会計であるとかこれは負担はいけないということでありますれば、私は県や監査委員の意見を聞きまして、適正処理をいたしたいと考えております。

 そのようなことで、こういうことは過去にも大沼工業団地の場合もございましたし、小松台工業団地の場合もありましたし、あるいは三田ケ谷地区等の焼却場受け入れのときは、完全に私どもが農村センターという形で集会施設をつくりました。そして新郷におきましても、議員と区長さんがまいってミニ公園が欲しいと、そういうことには私もそれに対応いたしました。これから今後は東武鉄道の車両基地の周辺整備、これは最近斎場との関連もありまして、さまざまな要求が出てまいってくることが予想されております。下川崎団地もそうでありましょうし、今後岩瀬区画整理においてもまた、これも問題が出てまいると思います。その際にはどうしても、地元の議員と区長さん、あるいはさまざまな方の意見を聞かなければ、こういうことはなかなか進まないわけですし、それも私は大事にしたいと思っております。幸いこのことについては、落合議員は建設には賛成なんだとこうおっしゃっておりますので、今地域では落合議員ご調査のとおり、懸命にコミュニティーの確立等集会所建設に説得を続けているということでありますので、どうぞひとつそっと見守ってほしいとこのように思いまして、私どもも改めるべきところは改めさせていただきます。

 以上をもって答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 経済環境部長。

      〔兼杉 明経済環境部長登壇〕



◎兼杉明経済環境部長 二番、落合議員の一般質問のうち、経済環境部所管部分について命によりお答え申し上げます。

 まず一点目のダイオキシンとごみ問題についてのうち、農産物に対する影響についてお答え申し上げます。

 二月一日のテレビ朝日の報道に端を発しましたいわゆる所沢市野菜ダイオキシン問題につきましては、去る二月十八日にテレビ朝日の謝罪報道を受けて、県の環境生活部ダイオキシン対策室が、野菜もお茶も問題とならない値であるとの発表を行なっており、同じく県の環境生活部長も、安全である旨のコメントを発表をいたしております。しかしながら、この間における地元農家のダメージは多大であり、県としては二月三日から二十八日の間を対象に、保証基準価格を下回った場合の補てん枠千二百万円や、再生産に必要な無利子融資枠、五億円の支援を決定いたしております。市ではJA北埼を通じて市場の動向を調査し、経済連等の支援措置を確認いたしましたところ、埼玉農産物の販売促進キャンペーン等の側面的支援を実施するとしていることから、市といたしましても消費者に対してその安全性について周知し、ご理解していただけるような支援を行なってまいりたいと存じます。

 次に、工場、事業所等焼却炉からのダイオキシン対策について申し上げます。

 企業の焼却炉からのダイオキシン対策につきましては、大気汚染防止法と廃棄物の処理及び清掃に関する法律、いわゆる廃棄物処理法に基づき、埼玉県東部環境管理事務所の所管事務として、焼却施設設置事業所への合同立入調査等実施しているところでございます。しかし、ダイオキシンにつきましては、法的規制がないまま、有害物質であることが先行し、規制を求める声が埼玉県内から発信され、平成九年十二月一日施行により、既設への適用は一年後でありますが、大気汚染防止法及び廃棄物処理法の改正がなされたところであります。その内容は、設置許可が必要な施設規模の引き下げであり、一日の処理能力五トン以上から一時間の処理能力二百キログラム以上と改正され、一年後の平成十年十二月一日以降、年一回以上の測定を行い、ダイオキシン類濃度基準に適応していることを確認することになりました。

 なお、県では埼玉県公害防止条例の一部を改正し、ダイオキシン類の排出削減に向けて、国の大気汚染防止法や廃棄物処理法では規制対象とされていなかった小規模の廃棄物焼却施設の基準を新たに設けました。その内容は、一時間の処理能力百キログラム以上から二百キログラム未満の施設を対象施設とするもので、平成十一年四月一日施行で施設への適用は一年後とするものです。その上、一時間の処理能力三十キログラム以上から百キログラム未満の施設をダイオキシン類の規制はないものの、ばいじん及び塩化水素の対象施設とするものとなっております。

 以上申し上げましたとおり、大気汚染防止法、廃棄物処理法及び埼玉県公害防止条例の一部改正による規制強化が図られましたので、今後とも東部環境管理事務所との連携を密にし、苦情の対応についても速やかな処理が実施できるよう努力したいと存じます。

 なお、昨年九月以降半年が経過したが、その間の取り組みにつきましては、昨年の九月時点でダイオキシン類濃度規制のかかる施設が市内に四カ所ありましたが、規制適用日の平成十年十二月一日以前に三カ所において、廃止届が県に提出され受理されております。規制対象施設についてはダイオキシン類の自主測定の指導を含め、立入指導等県とともに実施しているところであります。

 次に、鉄くずの暴落対策について申し上げます。

 鉄くずについては、需要と供給のバランスから市場価格が設定されているところであります。当市においては、清掃センター粗大ごみ処理施設から排出される鉄くずを埼玉県再生資源事業協同組合羽生支部に処分委託を行なっており、平成四年度から逆有償となりましたが、最近の急激な暴落までの約六年間はさしたる変化もなく推移をしてまいりました。

 昨年秋の暴落後、委託先であります再生資源事業協同組合羽生支部より引き取り価格についての協議を受け、本年一月から一トン当たり二千円の逆有償価格を同三千円といたしたところでございます。この件につきましては、今後とも市場価格と関連を考慮しつつ、その都度協議していくこととなっております。

 なお、空き缶や鉄くずについては、資源ごみとして分別回収等しているものの逆有償価格にどこまで対処できるか、幾らまで出せるのか、考えると不安であり心配でありますが、とりあえず、市民の皆様には鉄くずに限らず、ごみを出さないよう、一歩進めてゴミをつくらない、家庭にごみを持ち込まない生活を一日でも早く実践していただけるようPRに努めたいと存じます。

 次に、自然環境の創生、メダカ等の生息地調査等生態系の現状と回復策についてお答えいたします。

 環境庁は絶滅のおそれのある種をまとめたレッドデータブックの見直しをしておりましたが、ただいま議員が延べられたとおり、先月十八日に汽水域と淡水域に生息する魚類のうち、絶滅のおそれのある七十六種を発表いたしました。この中には私たちのよく知っているメダカやホトケドジョウなど何年か前まではその辺でよく見られていた懐かしい名前があり、生息環境の悪化を認めざるを得ない状況であると存じます。

 そこで、メダカ等の生息地調査でございますが、今まで市で実施したものはありませんが、県水産試験場及び水族館が行なったメダカの生息調査結果がありますので申し上げますと、水郷公園内の宝蔵寺沼をはじめ、中川、新槐堀川で生息が確認されております。意外なのは利根川や荒川といった大河川では確認できなかったことでございます。

 次に、なぜ七十六種もの魚類が絶滅の危機に至ってしまったのか。その原因として一つは農薬、化学肥料の量過剰及び各家庭から排出される生活排水などによる水質悪化、そしてもう一つは生息場所の破壊、つまり乾田化であります。用排水路の三面コンクリート化であると言われております。特にメダカの生態系を見た場合、寿命が約十四カ月の野生のメダカにとって、生息場所の減少に合わせ、越冬できる場所も極端に少なくなってしまった今、春先に五百から八百個の卵を産む能力をも役に立つことはなく、減少いたしております。

 最後に、生息地の回復策について申し上げます。

 まず、市が実施する用排水路の整備工事の約三〇%を占める三面コンクリートにかわるものとして、環境に優しい整備方法を選ぶことですが、地元の要望はコンクリート水路が多く、現実はいろいろな要素が加わり整備後の手間のかからない便利なものが喜ばれております。今後はかけがえのない地球環境を守るため何をしたらよいのか、何がだめなのか、環境の保全及び創造について基本理念を定める環境基本条例の制定に合わせ、検討していきたいと存じます。そして、メダカが生息できる小川は藻やミジンコ、カエル、水生昆虫等多くの動植物、ひいては人間の環境にも望ましいものとなることを忘れないようにしたいと存じます。

 以上答弁といたします。



△休憩の宣告



○大戸堅吉副議長 暫時休憩いたします。

 なお、午後の会議は午後一時からの予定であります。

     午前十一時五十八分 休憩

     午後一時 開議

出席議員(二十名)

一番      二番      三番      五番

六番      七番      八番      九番

十番       十一番       十二番       十三番

 十四番       十五番       十七番       十八番

 十九番       二十番      二十一番      二十四番

欠席議員(四名)

四番       十六番      二十二番      二十三番

説明のため出席した者

市長        助役        収入役      総務部長

企画部長      経済環境      都市整備     消防長

          部長        部長兼

                    水道部長

財政課長      庶務課長      教育       教育長

                    委員長

教育次長      代表        監査委員

          監査委員      事務局長



△開議の宣告



○大戸堅吉副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 二番議員の一般質問に対し、答弁を求めます。

 教育長。

       〔入江常夫教育長登壇〕



◎入江常夫教育長 二番、落合議員の一般質問のうち、小中学校の施設整備についてのご質問にお答えいたします。

 本市の小中学校の施設整備に関する予算につきましては、従来からそれぞれの施設設備等を運営管理し、その設備保全を担当する校長からの要望書に基づき教育委員会担当部署によるその要望箇所等の状況の確認並びにヒアリングを通して修繕、工事等の必要性の把握をするとともに、その緊急度に応じて市長部局との協議を経て予算の計上を行なっているところであります。

 ご質問では、このたび議員が各小中学校を訪問され、それぞれの施設整備の中で改善の必要性のある施設設備について指摘されておられるわけであります。

 なお、ご質問の中で、議員も触れられておりますけれども、平成七年一月十七日に発生しました阪神・淡路大震災を契機といたしまして、国は地震防災対策特別措置法を公布し、平成八年度を初年度とする地震防災緊急事業五カ年計画を作成、学校施設の安全確保を図るため、各自治体に耐震診断を行い、耐震補強工事の推進に努めるよう指導がなされたところであります。

 本市におきましても、これらの指導のもとに、地震に対する学校施設の安全確保を図り、学校の管理運営及び教育活動が安心して行われますよう、平成八年度の井泉小学校の耐震補強工事を含めた大規模改造工事をはじめとして年次計画に基づき、その整備を進めているところであります。

 ご案内のとおり、本市も現在厳しい財政事情のもとにありますけれども、学校で学ぶ子供たちの安全のために耐震補強関係工事を優先しておりますこと等によりまして、議員からのご指摘のとおり、他施設の整備保全のための各種要望に十分に沿えない状況もあると存じますが、教育委員会といたしましては、今後も議員のご質問の趣旨を踏まえまして、子供たちが楽しくそして安心して学べる教育環境の整備に努力をしてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げ答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 二番。

       〔二番落合信夫議員登壇〕



◆二番(落合信夫議員) 順序がちょっと異なりますけれども、最初に集会所建設に当たっての当局の対応について、一言要望という形になると思いますけれども、申し上げたいと思います。

 私の指摘しました趣旨につきましては、十分理解されたものと受けとめました。今後におきましては、予算に計上し議会の審議を経て適正な執行に努められるよう、切に要望する次第であります。

 二つ目の質問でありますけれども、今教育長から答弁をいただきました。施設整備の件でございますけれども、大変厳しい財政状況のもとで、しかしできるだけ教育環境の整備については努力をしていきたいと、そういう決意を聞かされたわけでありますけれども、こうした立場で努力されることはもちろんでありますけれども、しかし現実の問題といたしますと、私が質問で申し上げました点多々生まれているのが現実であります。学校長さんからいろいろ率直な話も聞くんでありますが、「財政状況が厳しいからやっぱり学校としても我慢はしなくちゃならない。そういうことで先生と子供たちで必死になって補修できるところは、例えばペンキをぬる作業ですとか、あるいは学校内にある池の清掃、こういうことも子供たちが自発的にやっているんですよ」と、こんなうれしい話もちょうだいいたしているわけであります。こういう学校側の今日の財政状況を踏まえてのそうした努力も私は高く評価していかなければならないと思いますし、とりわけ私が指摘した点につきましては必要性、緊急性からいっても措置なされていいんでないかとこういうふうに考えますし、学校長さんが満足度はどうですかっていう話を私率直に申し上げて、やっぱり満足度っていうのは七〇かな八〇かなとそんなことを申しておりました。そういう点から考えてみますと、やはり本当に危険性がだれしもが見て確かめられる、こういう点については緊急的な措置が必要だろうっていうふうに考えるわけであります。

 そういう点で一点提言を申し上げてみたいと思うんですが、やはりこうした学校を含め、施設整備のスケジュールといいますか、これは大体基本的には建物、そして附帯施設、それとそういうものについては基本的には修繕をいつごろにしなくちゃならないか、また改造はいつごろになるのか、こういうのはあると思いますけれども、学校長さんに言わせると、そういうスケジュールといいましょうか、そういうスタイルといいましょうか、こういうものをできたらいいんじゃないでしょうか、こんな話も率直にお聞きいたしました。一つの目印、目安というものがあれば非常にいいんですがっていう話もなされておりました。確かに、建物によっては傷みの度合いが違う場合もありますから、単純にこれを当てはめるということは無理があるかもしれませんけれども、一定の目安を持ってこうした施設整備に当たっていく、このことは今後求められているのではないかっていうふうに考えるわけでありますけれども。この点についても触れて答弁をいただきたいと思います。

 以上で再質問を終わります。



○大戸堅吉副議長 教育長。

     〔入江常夫教育長登壇〕



◎入江常夫教育長 二番議員の再質問にお答えいたします。

 質問の内容につきましては、学校施設整備の必要とするものにつきましては、いわゆるスケジュール、年次計画を立てたものを基本として整備しなさいと、このような提案であると思います。

 先ほども、ご質問の趣旨を体して対応したいということを申し上げましたが、今のご質問の中身につきましては、学校現場との意思の疎通を図りながら、そしてさらには財政負担を伴いますので市長部局とも協議を重ねてそのスケジュールの見通し、そういうものについても検討してまいりたいとこのように考えます。ご理解をいただきたいと思います。

 以上答弁といたします。



○大戸堅吉副議長 以上で、市政に対する一般質問を終結いたします。



△次会日程報告



○大戸堅吉副議長 次に、日程報告を申し上げます。

 明十二日から二十三日までは休会とし、各委員会ごとに付託された議案の審査を行い、二十四日は午前十時から本会議場に会議を開き、付託された議案に対する各委員会の審査の報告、質疑、応答、討論、採決を行い、全日程を終了し、閉会する予定であります。

 ただいま出席の方には改めて通知いたしませんから、ご了承願います。



△散会の宣告



○大戸堅吉副議長 以上をもって、本日の議事全部を終了いたしました。

 これをもって散会いたします

     午後一時十二分 散会