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埼玉県 羽生市

平成28年  6月 定例会 06月08日−03号




平成28年  6月 定例会 − 06月08日−03号







平成28年  6月 定例会



          6月定例羽生市議会会議録(第10日)

   議事日程 平成28年6月8日(水曜日)午前9時30分

 開議

第1 市政に対する一般質問

    1  9番 永沼正人議員

        1 羽生市内の外国人居住者の状況等について

        2 市内中学校に硬式テニス部が設置できないか

    2  8番 中島直樹議員

        1 組体操の安全管理について

        2 道路標示の管理について

        3 南中学校周辺の出水対策について

    3  6番 本田 裕議員

        1 水郷公園南側への体験型観光農園構想について

        2 北部幹線道路の進捗と環境重視と交差点の改善について

        3 産業文化ホール駐車場西側道路の出入口混雑解消について

    4  7番 峯嵜貴生議員

        1 郷土芸能の伝承と郷土愛の醸成について

        2 企業版ふるさと納税について

 散会

   本日の会議に付した事件

 1、議事日程に同じ

     午前9時30分 開議

出席議員(14名)

    1番 斉藤 隆議員      2番 野中一城議員

    3番 阿部義治議員      4番 松本敏夫議員

    5番 柳沢 暁議員      6番 本田 裕議員

    7番 峯嵜貴生議員      8番 中島直樹議員

    9番 永沼正人議員     10番 奥沢和明議員

   11番 根岸義男議員     12番 島村 勉議員

   13番 保泉和正議員     14番 丑久保恒行議員

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  河田晃明   市長        三枝孝之   副市長

  田沼 昭   総務部長      飯塚丈記   企画財務部長

  小菅芳和   市民福祉部長    立花孝夫   経済環境部長

  松本和也   まちづくり部長   甲山 浩   会計管理者

  鈴木順一   消防長       宇都木一男  総務課長

  秋本文子   教育長       佐藤敏之   学校教育部長

  赤坂暁美   生涯学習部長    栗原富雄   代表監査委員

事務局職員出席者

  事務局長   小沢 厚      総務課長   原田 透

  総務課長補佐 本間健史      書記     秋山正代



△開議の宣告



○松本敏夫議長 おはようございます。

 ただいまより本日の会議を開きます。



△日程第1 市政に対する一般質問



○松本敏夫議長 これより日程に入ります。

 日程第1、市政に対する一般質問を行います。

 通告順に発言を許可いたします。

 初めに、9番、永沼正人議員。

     〔9番永沼正人議員登壇〕



◆9番(永沼正人議員) 皆さん、おはようございます。

 薫風会の永沼です。通告に基づき、順次一般質問いたします。

 最初の質問は、羽生市内の外国人居住者の状況等についてであります。

 経済のグローバル化に伴い、近年、羽生市内でも外国人の方を見かけることが多くなりました。また、いわゆるマイナンバー制の導入によりマイナンバーを取得した外国人居住者も日本人と同様の各種社会保障制度が利用できることとなりました。現在の羽生市内の外国人住民の実情、人数、性別、国籍、世代別数など資料をいただきました。29もの国、地域の国籍を持つ1,101人、814世帯の外国人居住者が羽生市内にいるとのことです。国籍別では、中国人が308人で最も多く、次いでブラジル人が151人、パキスタン人が112人、フィリピン人が111人となっております。

 そこで、1点目の質問として、外国人居住者における就学児童の実情、進路等について、そして教育現場での課題などについてお伺いいたしたいと思います。

 アレルギー以外に、宗教上の理由などで食せないなどの点で学校給食への改善要望などあるのでしょうか。

 2点目の質問として、文化や習慣の違いによるトラブルについて、そしてその解消への取り組みについてお伺いいたします。

 地元自治会に加入している外国人の方は、私の地元で2世帯あります。コミュニケーションがとれる方はいいのですけれども、アパートに入居されている方など実際のところ、どのような人が何人住んでいるのかもわかりません。国勢調査の際、居住実態はあるようだが、何回訪問しても行き会えないと、当時調査員の方が語っておりました。資源ごみ回収の日に一般ごみを投棄したり、スーパーやコンビニの駐車場の身障者スペースに駐車したり、また店内で大きな声で携帯電話を通話しているなど、自分の周りでもいらっと感じることがあります。恐らく、マナーやルールを知らないため、一種の文化摩擦が生じているのだろうと思います。

 そこで、こうした暮らしに必要なマナーやルールについて、それぞれの母国語で書かれた広報物を配付したらどうでしょうか。先ほども述べましたが、外国人の自治会加入率は極めて低く、通常の「広報Hanyu」も配付されておりません。また、予算的にもマンパワー的にも外国語版「広報Hanyu」を作成する余裕はないと思われます。

 そこで、単色簡易版のマナールールブック的な印刷物を作成し、住民登録窓口で配付したらどうでしょうか。文化摩擦解消のための各国語による広報の充実について当局のご見解をお伺いいたします。

 3点目の質問は、外国人による国籍別の横のつながりを生かしたバーチャル的な外国人自治会はつくれないかお伺いいたします。日ごろの行政からの連絡や外国人居住者からの生活相談など、こうしたグループ化により効率的に行われるのではないでしょうか。ぜひ専任の担当者を選定して、少しずつでもいいですから、市内に埋もれている外国人居住者にさまざまな情報を届けていただきたいと思います。特に、大規模災害発生時など、さきの熊本震災時では外国人の方々がコミュニケーション不足の中、避難所などで大変苦労されたようです。日ごろから行政も目配りしておく必要があるのではないでしょうか、当局のご見解をお伺いいたします。

 少子高齢化が進行する中、今後も外国人の市内居住者は増加するのではないかと思います。多様な文化を摩擦なく受け入れる工夫と寛容な精神が求められてくると思います。平均年齢は実に33歳、若い外国人の方が多く住んでおります。羽生に住んでいただいた後、母国に帰った後も羽生はいいところだったと感じていただければ、将来的には観光による再流入増加も期待できるのではないかと思います。外国人にも住みやすい羽生市をぜひ目指していただきたく、最初の質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 9番、永沼議員のご質問の1項目め、羽生市内の外国人居住者の状況等について答弁申し上げます。

 1点目、外国人居住者における就学児童・生徒の実情、進路等でございます。

 日本語が不得手な子供たちに対し、現在、市内小・中学校6校において3名の日本語指導員が巡回し、子供たちの個別の学習指導を行なっております。子供たちの不安を取り除き、理解を深めながら学習支援を進めております。日本語指導を受けている児童・生徒の内訳としましては、中学校に3名、小学校に10名でございます。そして、必要に応じて各国語版教科書を配付し、日本語学習に役立てております。

 また、ニュースレターMoshiMoshiを活用し、日本文化や埼玉県の情報提供、各教科の例題の提示などをしております。また、宗教の違い等で心配される学校給食でございますが、献立表に詳しく原材料等を記載し、宗教上食べることのできない食材について判断できるよう配慮しております。

 次に、進路でございますが、多くの児童・生徒が市内小学校卒業後は市内中学校へ進学しております。多くの場合、中学校卒業後の進路決定を迎える時期には日本語をある程度習得し、受験に臨み、高等学校への進学を果たしております。中学校卒業後の進路や将来の夢を見据えて、各校ではキャリア教育や進路学習を進めております。その中で、三者面談等で生徒本人と保護者の意見や考えを理解し、学校側も一緒に進路選択について考えていきます。

 そして、学校現場の課題でございますが、保護者との連携が挙げられます。子供は数年たつと、日本語によるコミュニケーションができるようになるのですが、保護者が日本語を理解しにくいケースがございます。進路説明会や修学旅行等の説明会のときに、内容をどのように正しく伝えるのかということが挙げられます。実際、学校現場では子供が通訳となって対応している現状がございます。

 最後に、学校給食への改善要望についてですが、現在のところございません。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 総務部長。

     〔田沼 昭総務部長登壇〕



◎田沼昭総務部長 9番、永沼議員のご質問のうち2点目、文化や習慣の違いによるトラブルとその解消への取り組みについて及び、3点目の外国人による国籍別の横のつながりを生かしたバーチャル的な外国人自治会がつくれないかについて答弁申し上げます。

 まず、2点目の文化や習慣の違いによるトラブル、その解消への取り組みについて申し上げます。

 市内で暮らす外国人の方が生活する上で、もろもろの制度を理解できずに生活に支障をきたしたり、周囲との摩擦を生んだりするのは言葉の壁により情報の伝達ができないことが大きな原因の1つに挙げられます。ご質問にあります外国人向けの簡易版の印刷物の窓口での配付につきましては、印刷物の作成についてどういうことを市として印刷物によって伝えたいかなどを整理し、検討してまいりたいと存じまず。

 例えば、ごみの出し方など、あらかじめ必要であると思われる情報につきましては、市役所へ転入届の際、これらを記載した物を配付するなどの方法で対応できればと考えておるところでございます。しかし、議員の申されましたとおり、全ての言語に対応することはできませんので、まずは英語で記載したもので対応していきたいというふうに考えております。

 さらに、市からの情報提供につきましては、外国人の方々が自治会への加入が少ないことなどを考慮すると、広報紙などの紙媒体の伝達方法よりもホームページなどのウェブを活用しての周知がより効果的ではないかというふうに思われます。

 そこで、翻訳機能を活用し、市の発信しているホームページの情報を外国語に翻訳して閲覧することができるよう改善を進めてまいります。こうすることで、多くの外国語に対応でき、世界各地から来ている外国の方々にもさまざまな情報の伝達が可能となります。また、埼玉県のホームページに記載されている外国人の生活ガイドのサイトでは、日本の生活情報を提供しておりますので、これらも活用し、外国人の皆さんへの情報提供を充実してまいります。

 また、外国の方が日本語を習得する場や市民が外国語を学ぶ、交流するための機会を設けることも必要であると考えています。お互いの交流からコミュニケーションが図れることでお互いの文化を理解し、摩擦も少なくなってくるものと思います。

 具体的な活動として、市が関連している事業では羽生市国際交流市民の会による日本語教室がございます。ここでは、会員の方々が無料で日本語を外国の方々に教えており、20年以上続いているボランティア活動で、これからもこの活動を広報し、支援をしてまいりたいと思います。

 現在行われております村君地区の英語村への取り組みや、岩瀬グローバルタウン構想に基づく岩瀬地区での外国語の学習の取り組みは、子供から大人に至るまで幅広い年齢層を対象に実施をされております。これらの取り組みがいずれは市内全域にわたって展開されるようになれば、羽生市民と外国人とのコミュニケーションがスムーズに図れるようになり、とても暮らしやすい羽生市になるものと期待をしているところでございます。

 続いて、3点目のご質問、外国人による国籍別の横のつながりを生かしたバーチャル的な外国人自治会がつくれないかということについて申し上げます。

 先ほど一部申し上げましたが、市内の外国人居住者に行政からのさまざまな情報が伝わることは、市といたしましても地域住民と外国人居住者との間でトラブルが少しでも抑えられ、お互いに日常生活をスムーズに営んでいただけることにつながりますので、大変重要なことだと思います。

 しかし、市内に居住している外国人の方々は、市内のあちこちに居住されており、たとえ同じ国籍の方であったとしても横のつながりを持っているとは限りません。さらに、自治会は地域の住民同士の自由な意思によって組織されている任意団体でございます。バーチャル的な外国人自治会を結成してはというご質問でございますが、市が市内に居住する外国の方々を国籍別に組織をし、自治会のような広報紙の配付や地元自治会情報が掲載された回覧板を回覧することなどは難しいものと考えているところでございます。

 また、専任の担当者を配置するということも言語の問題等が大変難しく、まずは相談内容に応じ、各担当課職員や通訳ボランティア等の協力を得ながら対応してまいりたいと考えております。

 今回、在住外国人の方々への対応について何人かの自治会長さんにお伺いをさせていただきましたところ、地域の中に外国人世帯の家が建ったり、外国人世帯が一軒家に引っ越してくれば、一般の日本人の世帯と同様に勧誘をし、自治会に加入していただいているということでございました。

 ご質問にございましたように、今後は地域において外国人が増え、一層グローバル化が進むことが予想されますので、日本における生活上のルールを守ることや災害時の対応等などの問題についてを少しでも解決するため、在住外国人の方を自治会に積極的に勧誘する取り組みを行なっていただくよう、自治会連合会に働きかけ支援をしてまいりたいというふうに思います。

 地域に居住する方々には、自治会に加入していただき、地域の一員として地域のルールを学んでいただき、地域の住民とともに助け合いながら生活していただくことが一番と考えますが、外国人の方全員にこれを求めるのはなかなか現状としては難しいものというふうに考えております。そのためにも、先ほど答弁申し上げましたようにウェブを活用した行政情報等の提供をまずは進めてまいりたいというふうに思います。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆9番(永沼正人議員) 議長、再質問します。



○松本敏夫議長 永沼正人議員。

     〔9番永沼正人議員登壇〕



◆9番(永沼正人議員) 答弁ありがとうございます。

 何点か再質問させていただきます。

 現在、中学校3名、小学校10名の外国人の生徒、児童がいらっしゃるということでございますが、先ほども質問で申し上げましたけれども、外国人居住者の方の平均年齢が33歳ということで非常に若い年齢構成になっておりまして、将来的にさらにその就学児童が増加するのではないかということが予想されます。現在3名の日本語指導員の配置ということでございますが、今後増えていく場合に日本語指導員の増員あるいはボランティアなりを頼むのかどうか、この辺の今後の方向性といいますか、教育委員会としてどのように対応していくつもりなのかということを1点お願いいたします。

 2点目としまして、そうですね、ウェブを活用するというのは非常に有効であろうと私も思います。紙媒体よりも確かに検索しやすい。ただ、機械翻訳を使うというように受け取ったんですけれども、なかなかこの機械翻訳というのが現状ちょっと問題が多うございまして、何というのかな、誤訳が発生するケースが多いと、その辺の対策についてどうされるのかという点と。

 やはり、外国の方でも全員が英語ができるということではなくてですね、逆に英語ができない外国の方のほうが圧倒的に多うございます。その辺、英語だけでいいのかという点で、先ほど市役所の窓口に相談に来る外国人の方に対して通訳のボランティア対応してもらっているというようなお話もございました。ボランティアはボランティアなんでしょうけれども、例えば今言った人数の多い国、中国、ブラジル、パキスタン、フィリピン、フィリピンは英語がしゃべれる方が多い国なんですけれども、特に中国人とブラジル、ポルトガルとあとパキスタン、3カ国ぐらいはそれぞれの方を臨時職員としてお願いして常時窓口で対応できるような、そういった対策というのも考えられるかと思うんですけれども、経費は当然かかってまいりますが、その辺の可能性についてどうなんでしょうかということをお伺いいたします。

 あと、ちょっと話がまた元に戻っちゃいますけれども、熊本の震災のときにやはり避難所で出された食事でですね、やっぱり食べられない、おにぎりの具が聞けないと、中に何が入っているのかわからないから食べられないと。宗教によってはそういった、日本人の私からしてみると、本当そんなね、大変な時に何言ってんだと思うかもしれませんが、調べてみるとやっぱり世界中いろんな宗教あるいは地域によっての禁忌というものが存在して、もちろんイスラム教でいうと豚肉が食べられないとか、あとはユダヤ教だとウロコのついていない水生生物は食べられない、乳製品と肉は一緒には食べられない、あるいはベジタリアン、肉は一切食べちゃだめ、あるいは牛肉はだめとかね、その宗教あるいは地域によって本当に千差万別でございまして、全部に対応は当然できません。ただ、日本人の感覚でそれらを解釈しちゃうと、やっぱりどうしても文化的な摩擦というのは解消できないんだろうなと思います。

 学校給食についてなんですけれども、日本語ができる子供さんは献立表は見られるかもしれないんだけれども、さっきも言いましたけれども、保護者の方とのコミュニケーションが非常に取りづらいと。その献立表についてなんですけれども、そこの辺もう少し踏み込んだ形で対策がとれないか、献立表の、翻訳しろとまでは言わないけれども、注意事項について、大体入学してきた時点でどういった国籍かというのはわかるかと思うので、そういった宗教上のタブーがある子供に対する献立表の翻訳なり指導というのを、そんな件数はないと思うので、それほど大変じゃないと思うんですけれども、改善する気持ちがあるかどうか、以上3点、お聞かせいただきたいと思います。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 9番、永沼議員の再質問に対しまして、2点答弁いたします。

 1点目でございますが、日本語指導を現在行なっている学校以外にも日本語指導の要望が上がっているのが現状でございます。調整して今後も対応していきたいと考えております。永沼議員ご指摘のとおり、今後も日本語指導を必要とする子供たちが増加することも十分考えられます。各校への日本語指導員の配置など、さらなるきめ細やかな対応が求められるところでございます。

 そこで、現在3人体制での対応をしているわけですが、今後難しい状況というのが生じてくれば、増員ということも検討してまいります。

 また、日本語を話せない保護者のために子供たちや日本語がわかる親類が通訳になっている場合があります。また、今後県の通訳サポート事業がございまして、そちらは残念ながら言葉がポルトガル語とスペイン語というふうに限られてしまうんですが、そちらも学校に周知しまして、例えば進路相談であるとか修学旅行、林間学校等の説明とか、そういったときに派遣ができればなというふうに考えております。

 それでは、2点目でございます。給食についてでございますが、献立表には毎日原材料名が全部示されております。6月の献立表を拝見しましたところ、俗に言うハラールというやつですね、豚肉が入っている日がほとんどでございまして、豚肉が食材に入っていない日がたった1日でございました。小学校2校において、実際には保護者の意向により6名の児童が各自弁当を持参しています。それから、1校では献立によって弁当を食べるときと給食というふうに対応しています。

 今後、実際には人数的には今のところは少ないので対応が可能かと思われますので、学校栄養教諭というのがございます。学校栄養教諭とも相談していきまして、学校とそれから担任と、それから保護者、児童・生徒と一緒にわかるような方法を考えていきたいと思っております。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 総務部長。

     〔田沼 昭総務部長登壇〕



◎田沼昭総務部長 9番、永沼議員の再質問に総務課所管の部分について答弁を申し上げさせていただきます。

 2点目のウェブの翻訳は100%正確ではないということでございます。確かに議員さんおっしゃるとおり、大筋では翻訳はできているというふうには理解しておりますが、全て100%の翻訳ではないということは十分認識をしているところでございます。そういうところから今回、埼玉県で用意したものにつきましては8カ国語対応になっております。それにつきましては日ごろの日常生活から、ごみ出しから全て載っております。そういうところも案内をさせていただきたいと思います。

 それと今、羽生市で翻訳ボランティア何語が対応できるかということでございますが、現在、英語、中国語、韓国語、インドネシア語、ポルトガル語、スペイン語と6カ国語が対応できるようなことで登録のほうをしていただいております。こういった外国人の方の対応に対して、常時そういった方を雇ってはどうかというようなご質問でございます。これにつきましては費用対効果等を考えますと、ボランティアさんにお願いしたほうが効果的ではないかというふうに考えているところでございます。

 今後、技術が進めば、「ペッパーくん」じゃないですけれども、翻訳ロボットとか、そういったものができれば、そういったもの、文句も言わずに働きますし、そういったものも活用が考えられるんではないかというふうに思うところでございます。ご理解賜りたいと存じます。



◆9番(永沼正人議員) 次の質問にいきます。



○松本敏夫議長 永沼正人議員。

     〔9番永沼正人議員登壇〕



◆9番(永沼正人議員) 答弁ありがとうございました。何か受付にペッパーくんがいる姿は余り想像したくないですけれども、じゃ次の質問にまいります。

 2番目の質問は、市内中学校に硬式テニス部を設置できないかであります。

 近年、日本人選手の華々しい活躍もあり、硬式テニスの人気が高まってきています。伸び盛りの中学生時代は、トップアスリートを育てる大事な時期であります。現在、市内公立中学校では軟式テニス部はあるものの、硬式のテニス部はありません。軟式テニスは日本発祥のスポーツですが、国際大会などプロのテニスプレーヤー活躍の場はありません。

 一方、硬式テニス、いわゆる一般的なテニスはプロテニスプレーヤーとしての活躍の場が約束されております。現在、プロテニスプレーヤーの世界ランク100位以内の日本人は2人だけで、1人は皆さんご存じでしょう、錦織圭選手でランキングは第6位、もう一人がダニエル太郎選手でランキングは93位、このダニエル太郎選手は父がアメリカ人、母が日本人で7歳のときテニスを始めたのですが、何とその場所はお隣の加須市志多見のむさしの村のテニススクールであったということであります。現在の活動拠点はスペインとなっております。

 軟式テニスと硬式テニスは、全く別のスポーツであり、ボールの打ち方やゲーム運びなど極端に異なります。中学時代に軟式テニスを経験したがために、逆に高校時代、硬式テニスにすぐに順応できないというケースがままあると聞いております。

 そこで、市内中学校に硬式テニス部を設置できないかお伺いいたします。

 1点目、なぜ今まで硬式テニス部がなかったのか、その理由。そして、現在の各校におけるテニスコート整備状況、特に西中はコートの整備状況がよくないと聞いていますが、どんな状態なのでしょうか、整備計画はあるのでしょうか、お伺いいたします。

 2点目として、西中の大規模改修工事にあわせて硬式テニス部でも使用できるクレーコートを整備できないかお伺いいたします。

 部活動において、横並びではない特色ある教育を実施することで、生徒数の減少に歯どめがかけられるのではないかと私は考えております。他の自治体に先駆けて設置することの意味がここにあると思います。

 最後に、硬式テニス部の新設に向けて具体的計画の策定が必要だと思われますが、今後の方針についてお伺いいたします。施設整備のほか、指導者の養成や民間からの登用なども考慮する必要があるかと思います。こうした計画の必要性と可能性について当局のご見解をお伺いいたしまして、私の一般質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 9番、永沼議員のご質問、市内中学校に硬式テニス部が設置できないかについて順次答弁申し上げます。

 現在、硬式テニスというと世界で活躍が目覚ましい錦織選手の人気もあって、国民の興味、関心の高まっているスポーツと言えます。

 さて、ご質問の1点目、今まで硬式テニス部がなかった理由、現在の各校におけるテニスコート整備状況、西中学校のテニスコートの状況、整備計画についてでございます。

 まず、今まで硬式テニス部がなかった理由でございますが、大きな理由の1つ目としては、軟式テニスが初心者の生徒でも技術を習得しやすく、ボールが柔らかいこともあり、けがをしにくいといった利点があることによって、広く全国の中学校に既に定着していたということです。

 一方、硬式テニスはボールが硬く、重いため、それを打ち返すラケットも重くなります。そのため、成長期の身体に負担が大きくかかるデメリットがあります。また、初心者のうちはボールコントロールが難しく、ボールが他の部活動にいかないような近隣の住宅に入らないような高いネット等の環境を整えることが必要となってきます。高いネットが整っていないので、硬式テニスの活動が難しかったのかなと思われます。

 大きな理由の2つ目としては、生徒や保護者から硬式テニス部を創設してほしいといった強い要望がなかったことが挙げられます。

 続きまして、現在の各校におけるテニスコート整備状況ですが、南中学校は常設コートが3面、仮設コートが3面あります。この仮設コートというのは支柱が取り外しでき、他のスポーツにも対応できるテニスコートのことでございます。東中学校は常設のコートが5面あります。

 一方、西中学校のテニスコートの状況ですが、現在6面あります。校舎側にあります3面のテニスコートは平成6年に改修工事が完了し、22年経過をしております。校庭側にあります3面のコートは、平成21年に改修工事が完了し、7年経過をしております。校舎側のテニスコートにつきましては、改修後22年を経過しているので、コートの真ん中のネット近くが低くなっているという状況がございます。

 整備計画でございますが、残念ながら今のところ新たに整備を行う計画はございません。今使用しているコートを修繕しながら、利用価値を現状よりも高めていく努力をしていきたいというふうに考えております。

 続きまして、ご質問の2点目、西中の大規模改修工事にあわせて硬式テニス部でも使用できるクレーコートを整備できないかでございますが、当面の間、西中学校に大規模改修工事の予定はございません。しかしながら、現在のテニスコートの状況は決して良好なものではなく、学校の施設設備の予算執行について優先順位を総合的に考え、検討してまいりたいと存じます。

 最後のご質問3点目、硬式テニス部の新設に向けた今後の方針についてでございます。

 このような声があることを中学校側も把握し、軟式テニス部員の生徒たちに聞いたところ、硬式テニスを希望している生徒はほとんどいないということで、現在のところ硬式テニス部新設は考えていないと学校より聞いております。また、今後生徒の数が減少してくるので、新しい運動部をつくることについては慎重に考えていくと学校より伺っております。ただし、もちろん将来的に硬式テニス部新設の希望が高まれば、新設に向けた具体的計画の策定、施設設備、そして指導者の養成や民間からの登用など検討していく必要性を、その可能性、これはあるかと存じます。

 以上、答弁といたします。



◆9番(永沼正人議員) 議長、再質問します。



○松本敏夫議長 永沼正人議員。

     〔9番永沼正人議員登壇〕



◆9番(永沼正人議員) 機運がまだそこまで高まっていないということでありますが、テニスコートの整備なんですけれども、私どもが学生だったときは練習が終わると、生徒がコート整備を、ローラーがけをやっていたんですよね、平らに常に毎日ローラーがけすることで、コート面が平らに保つことができていた。それが聞いたところだと、今は危ないからということで生徒にローラー引かせないらしいんですよね。ですから、そうなるとテニスですからね、下がぼこぼこであると、当然軟式・硬式別として競技自体、技量が上がるような状況では現在ないということで、中央公園じゃないですけれども、ある程度半永久的に利用できるようなコート整備というのが安全面から見ても今後必要になってくるのではないかなと思います。

 今のところ、修繕で対応をしていくということですけれども、大体、西中学校で1学年で13、4人くらいが軟式テニス部員としてだから、50人弱ぐらいの部員がいるようなんですけれども、全部というのはなかなか難しいと思うんですが、試合前の調整等でできるような本当に平らなテニスコートを男女1面ずつぐらいでも何とか予算化してできるところから整備していただきたいと思いますが、その辺教育委員会はどう思っているのか、率直にお答えいただければと思います。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 9番、永沼議員の再質問に答弁いたします。

 議員ご指摘のとおり、テニスというのは非常にコート面の状況というのがプレーに大きく影響いたします。軟式はもちろんですが、硬式となるとなおさらセンシティブにそれが反応していくという競技であるというふうに理解しております。そして、またローラーを引かせるということについて、最近は各校でなかなかやっていない現状というのもあり、コートの整備状況が必ずしもよくないというのが西中に限らずですね、ほかの学校でもあるのかなというところでございますので、委員会としましては状況を実際によく検討した上で、そこにお金を使っていけるかどうかということを検討していきたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



◆9番(永沼正人議員) はい、終わります。



○松本敏夫議長 次に、8番、中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) 通告いたしました3項について一般質問をさせていただきます。

 まず1項め、羽生市内小・中学校の運動会、体育祭で行われる組体操の安全管理について羽生市教育委員会にお伺いいたします。

 なお、今回の一般質問は運動会や体育祭での組体操の中止を求めることを趣旨としているものではありません。将来ある子供たちの安全をいかにして守っていくかという1つの問題提起であるということを冒頭に申し上げさせていただきます。

 昨年9月、大阪府八尾市の公立中学校の体育祭で行われた組体操での人間ピラミッドが崩れ落ちる動画がインターネット上に公開されました。以前から、一部では組体操についてさまざまな意見があったようですが、この動画を人々の感情を扇動するかのようにテレビ局が取り上げたことにより、組体操について各方面の団体や専門家の賛否を含めた多くの見解がメディアを通じて発信され、注目されました。

 文部科学省は、この事態を静観しておりましたが、1月29日の東京新聞に義家弘介文部科学副大臣の対応、文科省としては独自調査や規制はしないといった見解が掲載されました。

 しかしながら、1週間後、2月5日、事態は一転、産経新聞に馳浩文部科学大臣が組体操の中止を検討する旨の記事が掲載され、3月28日の定例記者会見で馳大臣は3月25日に演技種目の高さは一律に規制せず、原則として学校側の判断にゆだねる、その上で確実に安全でない場合は組体操を中止にすることを求める通知を全国の都道府県教育委員会などに出したと発表いたしました。そして、大臣自身も学校には子供への安全配慮義務がある。一律禁止ではないが、やるのであれば一層の緊張感を持ち、周到な対策に取り組んでほしいと述べております。

 スポーツ庁が日本スポーツ振興センターのデータをもとに分析した結果、過去46年間で組体操の事故で9人が死亡、けがの後に障害が残った子供は92人に上っているとしております。9人もの児童・生徒が組体操での事故が原因で死亡し、92人に障害が残ると聞くと、大変に驚きます。

 しかし、ここで注意しなければならないことがあります。それは小学校、中学校での生活、学校管理下において組体操での死亡事故や傷害事故が最も多いというわけではないということです。学校管理下において最も死亡事故が多いのは、小学校では体育を含む授業時間、中学校では部活動です。続いて、小学校でも中学校でも休み時間、登下校時間と続いています。傷害事故が多いのは、小学校では休み時間、授業時間、登下校の順であり、中学校では部活動、休み時間、授業時間という調査結果になっております。

 とはいえ、最新の調査結果である平成26年度では、全国の小学校で6,289件、中学校では1,885件の事故が組体操で発生しています。埼玉県では、同じく平成26年度に小学校では435件、中学校で104件の事故が組体操で発生し、日本スポーツ振興センターから医療費の給付を受けております。事実として、これだけの事故が起こっているわけですから、そのままでいいということではありません。組体操をやるからには、見直すべきものはしっかりと見直し、子供たちの安全を確保するために一層の対応策を講じる必要があります。

 一言で「組体操」といっても、演目はさまざまです。最も重大な事故が発生するのがタワーとピラミッドという演目です。平成26年度に起こった組体操の事故のうち、ピラミッドが1,241件、タワーが1,133件とその多くを占めております。けがをした子供の位置の割合を見てみますと、ピラミッドでは最下段が44%、タワーでは中段が46%を占めましたが、位置の高低を問わず、けが人が発生しております。また、少人数の演技であっても事故が多発しており、倒立や肩車では合わせて400件以上の骨折事故があったとしております。

 ここで、組体操に対する幾つかの自治体の反応を見てみますと、大阪市では2月9日、教育委員会がピラミッド・タワーを平成29年度から禁止することを決めました。東京都でも、都教育委員会が3月24日、都立学校においてピラミッドとタワーについて今年度は原則休止することを発表しております。一方で、市区町村立の小・中学校などについては、各教育委員会が対応を決めるとしております。千葉県教育委員会は3月8日に県内の公立学校を対象に行なった組体操の実施状況調査結果を公開し、平成28年度は7市町が組体操の中止を決定しているとしております。

 問題提起のために、あえて意図して否定的な言葉を並べます。子供たちが運動会、体育祭で組体操を行う、このことが運動会、体育祭の華として保護者や地域の人々に感動を与えるということが優先されていないでしょうか。忍耐力、協調性を身につけさせる、達成感、一体感を子供に味わわせるといった抽象的な教育論が目的になっていないでしょうか。学校関係者の見栄や体裁になっていないでしょうか。

 危険だからという理由で、何でも排除してしまうことは難しいことではありません。しかし、そうではなく、事故が多い、危険だとわかっているならば、問題になっているのならば、その危険をよりゼロに近づけるため、惜しみなく努力をするとともに、見直すべきことはしっかりと見直し、対策を講じることが重要です。組体操を行うに当たり、最も優先されるべきことは子供たちの安全を確保することであり、感動や抽象的な教育論、精神論、見栄や体裁は安全性をしっかりと確保した上でのことでなければならないと私は考えております。こういったことを踏まえた上でお伺いいたします。

 まず1点目、現在、市内の小・中学校の運動会、体育祭での組体操の取り組み状況はどうなっているのでしょうか。

 2点目、羽生市における練習時を含めた組体操での過去の事故の発生件数はどのようになっているのでしょうか。

 3点目、千葉県市川市では専門家を招き、小学校の教員を対象に組体操の研修会を開いております。関西地区でも関西授業研究会という団体が組体操の研修会を主催しております。埼玉県にも埼玉県組体操協会という団体が積極的に講習会を行なっており、その様子が動画投稿サイトに掲載されております。羽生市の運動会や体育祭で組体操を担当する教員は、こういった専門的な研修や講習会を受けた上で子供たちに指導を行なっているのでしょうか。

 4点目、羽生市教育委員会は学校管理下における組体操について、どのような見解をお持ちなのでしょうか。

 以上、4点についてお伺いし、1項目めの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 8番、中島議員のご質問、組体操の安全管理について順次答弁申し上げます。

 昨年9月に大阪で起きた組体操の事故以来、組体操に対する安全管理が問われるようになり、また中島議員がご指摘のように日本全国、そして埼玉県内でも組体操による事故が発生しており、保護者の安全管理への関心が高まっております。

 さて、ご質問の1点目、市内の小・中学校の運動会、体育祭での組体操の取り組み状況についてでございますが、昨年度の実施状況を申しますと小学校11校中7校、運動会で組体操を実施しました。中学校では組体操を実施した学校は1校もございませんでした。

 続きまして、ご質問の2点目、羽生市における練習時を含めた組体操での過去の事故の発生件数についてでございますが、平成27年度は打撲が1件ございました。平成26年度は打撲が3件、そして平成25年度は打撲が1件であり、いずれも軽傷でございました。

 ご質問の3点目、羽生市内の運動会や体育祭で組体操を担当する教員は専門的な研修や講習などを受けた上で子供たちに指導を行なっているのかでございますが、組体操を実施した全ての学校におきまして組体操の指導の注意点や配慮事項等の研修会を行なっております。また、民間の組体操講習会に参加をした学校と組体操の実技研修会を行なった学校があります。

 最後に、ご質問の4点目、羽生市教育委員会の学校管理下における組体操についての見解でございます。

 中島議員のおっしゃるとおり、組体操に限らず教育活動全般におきまして、最も優先されなければいけないこと、ならないことは児童・生徒の安全を確保することでございます。平成27年11月に埼玉県教育委員会から運動会、体育祭等の健康安全、体育的行事における事故防止についての通知がありました。また、平成28年3月25日にスポーツ庁からの組体操等による事故の防止についての事務連絡を踏まえ、平成28年3月28日に埼玉県教育委員会から組体操等による事故の防止についての通知がございました。

 羽生市教育委員会といたしましては、児童・生徒の安全確保を第一に考え、これらの通知も踏まえ6月1日に羽生市内全小学校へ組体操の実施に伴う安全確保について通知を発出したところでございます。事故につながる可能性がある危険度の高いわざについては、特に慎重に選択することや、タワーやピラミッド等を実施する場合の高さの目安を示して、全教職員への安全確保の周知徹底を指示しました。

 なお、今年度の市内の組体操の実施状況でございますが、現在のところ新たに2校が行わない計画となり、小学校5校が実施する予定でございます。この5校の実施内容を事前に確認して、安全の確保について個別に指導をしてまいります。今後も、教育委員会としましては市内の学校の状況を常に把握し、児童・生徒の安全・安心を第一に考えた教育活動を実施していくよう指導していく所存でございます。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) 再質問いたします。

 こういった形で、佐藤先生と向かい合うことがあるというのは、また不思議なものだなというふうに思います。再質問、何点かあるんですが、まず研修会について、組体操を担当する教員の研修会について、全ての学校が行なっているわけではないような感じの答弁でしたけれども、組体操を運動会で行う学校の組体操の担当する教職員は全て今答弁であった研修会等を受けているのか否かということが、まず1点。

 そして、あともう1点は、今回2校が今まで小学校で11校中7校がやっていて、2校が今年度は行わないということになったということですが、これは質問の中でも触れました文科省からの通知や、それを受けた県の教育委員会の通知を受けて行わなくなったというような理解でよろしいのかどうなのか、この2点について再質問といたします。よろしくお願いします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 9番、中島議員の再質問に対しまして、2点答弁いたします。

 1点目でございますが、研修会、全ての学校、ちょっと私の言い回しの下手なところで、大変申しわけないんですが、全ての学校で体育必携、説明会の資料なども使いながら、実際に研修を行なっています。実施している学校につきましてはということでございます。

 2点目でございます。新たに2校が行わないことになった、そのうちの1校が私の関係している学校でございます。その点については、私の関係ということで説明ができるのでございますが、もう1校については確かにそうだと、この通知を受けた上でやめることになったということなのかどうかということについては、断言ができません。私の関係していた学校については、この通知を勘案しますと、安全ということが担保されないのであれば、わざわざやることはないということでやめたということでございます。

 以上、答弁といたします。



◆8番(中島直樹議員) 了解しました。次へいきます。



△休憩の宣告



○松本敏夫議長 暫時休憩いたします。

     午前10時37分 休憩

     午前10時52分 開議

出席議員(14名)

    1番     2番     3番     4番

    5番     6番     7番     8番

    9番    10番    11番    12番

   13番    14番

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  市長      副市長     総務部長    企画財務

                          部長

  市民福祉    経済環境    まちづくり   会計

  部長      部長      部長      管理者

  消防長     総務課長    教育長     学校教育

                          部長

  生涯学習    代表

  部長      監査委員



△開議の宣告



○松本敏夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) 組体操につきましては、一層の安全管理をよろしくお願いいたします。

 次に移ります。続きまして、道路標示の管理についてお伺いいたします。

 先般、子育て世代の方から小学校の通学路の横断歩道が消えてしまっているとの連絡をいただきました。その場所が小学生の通学路であることから、至急補修すべきとのご意見をいただき、直ちに市街地にある現地を確認させていただきました。指摘された場所は、道路の幅員は広くないものの、横断歩道があることがわからなくなっているほど白線が消えており、かろうじて道路の両隅にうっすらと横断歩道の形跡が残っているだけでした。

 国道、駅周辺道路、イオン周辺や南北の幹線道路のように自動車の交通量は決して多い場所ではありませんので、あそこまできれいに白線が消えているということは、横断歩道が設置されてから、あるいは過去、道路の補修や横断歩道の塗りかえ補修が行われてから相当の年月が経過しているものと推察されます。

 私自身、運転免許を取得してから25年が経過いたしますが、恥ずかしながら今回指摘をされるまで横断歩道や停止線などの道路標示の状況を強く意識することはありませんでした。これをきっかけとして、5月の中旬に市内の西側を中心に道路標示の状況について時間をかけて確認してまいりました。すると、大変驚くことに市内の横断歩道は鮮明にはっきりと白線が引かれているところのほうがむしろ少なく、どこかしら消えかかっているところのほうが明らかに多いという現状です。

 小中学生の通学路、純真短期大学の学生の通学路にあるものまでが消えかかっておりました。その一部なんですが、本当に一つ一つそれを上げたら切りがないんですが、すみません、カメラ寄れますかね。これ議長、岩瀬小学校の前の横断歩道です。これがこういった形で消えてしまっていると。これはまだいいほうです。横断歩道がここにあったんだなというのがわかります。ほかの地域には、横断歩道が道路の形状によって横断歩道がここにあったんだろうなと推察はできるものの、全くもう横断歩道の痕跡すらないほど消えてしまっている箇所もございます。

 そして、ちょっとすみません、写真の選択を間違えちゃったんですが、こういう例もありまして、これは下羽生地内ですね、上手子林と下羽生地内の写真なんですが、私からの右側というのは水道管の布設がえの工事か何かしたのか、補修がされているわけです。横断歩道がありまして、1本の横断歩道の道路補修をした部分だけ横断歩道が塗りかえられていて、道路の補修をしていない横断歩道、あと2本だけが消えかかったままと、こういうところも市内には少なくありません、探そうと思えばすぐ見つかります。こういった状況なんですが、横断歩道だけではありません。横断歩道前にあるダイヤマーク、また一時停止線、注意喚起の文字、交差点という標示がすっかり消えてしまっているところ、消えかかっているところが市内にはあちらこちらにあります。

 道路といっても国道、県道、市道があり、それぞれの行政が所管になっています。市道は羽生市が道路管理者として全て保全、改修、補修するものと理解をしておりましたが、市道であっても横断歩道や一時停止線、停止線の改修、補修に関しては埼玉県が所管となっております。それぞれ個別での要望で補修、改修は行なっておらず、改修や補修の申請箇所の数がたまった段階で県が業者に工事依頼をしている旨を羽生警察署からお伺いいたしました。こういったことを踏まえた上でお伺いいたします。

 羽生市は現在、市内の道路標示が消えてしまっている、消えかかっている箇所が点在するといった現状をしっかりと把握されているのでしょうか。自治会や市民から道路標示の不備について問い合わせや補修、改修の要望があった際、どのように対応しているのでしょうか。現在、羽生警察署に補修の申請を行なっている横断歩道、一時停止線は何カ所ぐらいあるのでしょうか。教育委員会は、子供たちの通学路にある横断歩道の不備はしっかりと把握されているのでしょうか。

 以上、4点についてお伺いし、私の2項めの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 8番、中島議員の一般質問のうち、2項目めの道路標示の管理のうち、まちづくり部の所管についてお答えいたします。

 初めに、道路標示につきましては道路法、道路交通法に規定される規制標示と指示標示とがございます。このうち、公安委員会は規制を示す駐車禁止、指示を示す停止線、横断歩道などを所管し、市や県などの道路管理者は車道の通行区分を示す外側線、中央線などの区画線を所管しております。また、道路標示以外の「止まれ」や「とび出し注意」などについては、道路管理者が設置しております。

 まず、ご質問の1点目、現状の把握状況についてです。

 補修が必要な道路標示につきましては、主に3つの手段により現状把握に努めております。1つ目は、建設課の職員による工事の現場立ち会いや用地交渉の際、現地に向かう行程での確認です。2つ目は、学校やPTAから教育委員会を通じて寄せられる情報による把握です。3つ目は、市民やドライバーから寄せられる情報による把握です。市としましては、以上のような手段により状況把握に努めております。

 次に、ご質問の2点目、自治会や市民からの道路標示の不備についての補修、改修の要望や問い合わせに対する対応についてです。

 まず、一時停止線や横断歩道などの指示標示については、公安委員会の窓口である羽生警察署、こちらへ速やかに情報提供を行なっております。一方、「止まれ」や「とび出し注意」など、市が所管する部分については職員が現地を確認し、交差点部や見通しの悪い箇所、通学路を優先的に年間で委託している業者へ依頼し、随時補修を実施しております。

 次に、ご質問の3点目、現在、羽生警察署に補修の申請をしている横断歩道、一時停止線は何カ所あるかについてです。

 補修が必要な横断歩道、一時停止線については状況を把握した職員がおのおの速やかに羽生警察署へ補修の申請をしております。今年度については、羽生警察署の調整により4月と5月に建設課職員が主に幹線道路を対象に調査を実施し、補修が必要と判断した35カ所について先日補修の申請をしたところでございます。例年、羽生警察署管内における横断歩道や一時停止線の補修実績は40カ所程度となっておりますが、昨年度は市内全域の主に幹線道路において一時停止線10カ所、横断歩道54カ所の合計64カ所の補修を実施していただいたことを確認しております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 8番、中島議員のご質問の4点目、通学路にある横断歩道の不備の把握状況についてお答えいたします。

 児童・生徒の登下校時における安全確保は、学校が抱える大きな課題の1つです。年度当初、学期初めなどには交通安全指導の徹底について再確認しております。また、近年登下校の列に暴走車が突っ込むといったニュースも耳にし、交通安全指導の対応の難しさも浮き彫りとなっております。教育委員会では、毎年4月から6月にかけて各学校に通学路の安全点検をお願いし、危険箇所の把握に努めています。

 議員ご質問の横断歩道の不備でございますが、危険箇所として昨年度市内で6カ所について報告が上げられております。横断歩道の不備を含む各学校から報告された危険箇所については、建設課と情報を共有し、対応しております。建設課の対応については、昨年度、各校から上げられた6カ所のうち5カ所が補修されておりますことを確認しております。また、各学校より日々の登下校の指導の中で気がついた箇所についても随時報告してもらい、その都度対応しております。

 しかし、実際に市内の通学路を教育委員会として確認したところ、議員ご指摘のとおり横断歩道の不備が報告以上に数多くあることを詳細ではございませんが、把握いたしました。教育委員会では、今後も児童・生徒の生命の安全・安心を第一に考え、子供たちが安心して登校できる通学路の整備ができるよう、関係各課との連携を図ってまいります。

 以上、答弁といたします。



◆8番(中島直樹議員) 議長、はい、再質問です。



○松本敏夫議長 中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) 再質問をさせていただきます。

 まず、市内の西側だけですけれども、市役所から西側のほうを確認させていただきましたが、本当に横断歩道ってきっと数えたら、ちゃんとカウントしたら、かなりの数があると思うんです。しかしながら、パーっと、こう走って、あるいはバイクに乗って、車に乗って確認しても、いや本当にそんな何10カ所だか補修されているということですけれども、本当にそんな数が補修されているのかなというぐらい不鮮明な線が多いわけですけれども、補修されているということは、申しわけありません、本当に間違いなく補修されているのか、それをちゃんと建設課のほうで確認されているのかということをひとつ確認させてください。

 あと、建設課の職員が4月、5月ですか、幹線道路を中心に道路標示の不備について確認をしているということですが、実際停止線だったりとか、注意喚起の標示というのは幹線道路じゃない裏通りだったりとか、住宅街とかというのも、交通量が少ないがゆえに、幹線道路じゃないがゆえに、注意喚起があって事故が多いという箇所もあるわけですね。幹線道路、通りの多いところじゃなくて、しっかりと自治会長さん等と協力してもらって、住宅街、裏通りのほうもぜひ確認すべきだというふうに思いますが、見解をお聞かせください。特に、南小学校より北小学校かな、北小学校の校区の子供たちというのはキンカ堂周辺、昔の古い住宅街を抜けて通学する、登下校をすると、そういったところが消えちゃっているわけで、そういったところこそしっかりと確認すべきだというふうに思うんですが、見解をお聞かせください。

 これはどうかな、教育委員会のほうですかね、把握をされているということなんですが、繰り返すようですけれども、私が確認したのは市内の西側を中心です。須影、岩瀬、新郷第一、第二と、あと南小学校の学校区ぐらいになりますかね。いや、確認していますよということなんですが、須影小学校、余りこんな一般質問の席で自分の住んでいる地域のことは控えるべきだと私は考えているんですが、須影小学校の校門の前の安野商店のところも繰り返し、繰り返し、本当に事故が多い、年中といっても言い過ぎじゃないぐらい車がひっくり返っているような状況の、あの交差点も横断歩道が消えかかっているところがあります。下新田のほうなんかにも、明らかにこの交差点は子供が通学でここを通るんだというところも、横断歩道が消えてしまっているわけですね。

 なので、優先順位をつけて、もうちょっと申請なり何なり優先順位をつけて、言われたからやる、言っていたからやるというんじゃなくて、子供たちが通う通学路優先に、特に通学路を優先順位をつけて建設課のほうと意思疎通を図ってもらって、もっと積極的にやっていくべきなんじゃないかなというふうに思うんですが、見解をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 8番、中島議員の再質問にお答えいたします。

 まず、警察のほうでやっていただいた箇所について補修実績をちゃんと確認しているのかどうかということについてですけれども、こちらについては建設課の職員が現地に行って確認をしております。

 それから、続いて4月、5月、今年度の調査について、主に幹線道路ということなんですけれども、議員のほうからは裏通り、特に事故も多いということで、自治会長さんだとか、そういった方たちの協力を受けながら実施していくべきだという話については、まさにそのとおりだと思っております。

 実際に、市内には中島議員がお話のとおり、まだまだ消えかかっているところがいっぱい多く残っております。そちらは、道路管理者であるまちづくり部としても認識しております。そちらについては、今までもきちんとした調査等実施しておりますが、今後道路管理者であるまちづくり部と教育委員会とタッグを組みながら、例えば今年の夏休みに生徒さんがいない、そういった時期に調査を1回かけさせていただいて、特に1、2級の幹線道路で学校の通学路になっているようなところから、できるところからまず調査をしていきたいなというふうに考えておるところです。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 8番、中島議員の再質問に答えさせていただきます。

 毎年4月から6月にかけて、各学校で安全点検を行なっているわけでございますが、構造上の問題であるとか、それから安全の道路標識ですね、標示じゃなくて標識のほうにかなり重点的に見ていたという傾向がございました。今回のご指摘を受けまして、構造上の課題だけでなくて、道路標示の不備についてという視点で安全点検を行うようにということで指導をしてまいります。これが1点目でございます。

 また、先ほどございました、優先順位をつけてということでございますが、やはり危険度の高さというのもございます。それと、ご指摘のとおり、もう消えていてほとんど所在がわからないということもございます。その辺を総合的に判断して優先順位をつけていくようにしてまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) 最後なんですが、再質問の件については了解いたしました。

 最初の質問のときに提示させていただいたこういった道路、こういった横断歩道ですね、道路の補修・改修をした部分は線を引き直しているんですが、補修・改修を行なっていない部分はそのまま、これ本当に2本だけです。こういったところが、これは下羽生地内ですけれども、上新郷のほうにもありました。もっと意識をして探せば、東側のほう、また市内の北側のほうですか、意識をして探せばこういったところも点在していると思うんですが、こういう道路工事の仕方、確かにここは県道なんですが、こういった道路工事の仕方というのはどうにかならないものなんでしょうかね。どうせここまでやるなら、最後までやっちゃえばいいのにって普通思うと思うんですよ。

 これも、単なる縦割り行政の弊害なんですと言われてしまえばそれまでですが、縦割りだろうと何だろうと、それは行政の仕組みの都合であって、生活している住民はまた別の問題ですから、こういったところも今後警察ないし県土事務所なりちょっと協議をしてもらってね、こういうことが起こらないような工事のあり方というのも、道路標示の設置の仕方というのも考えるべきだと思うんですが、この件についてまちづくり部はどのように考えているのか見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 8番、中島議員の再質問にお答えいたします。

 横断歩道の工事の後に消えかかっている、消えてしまっているといった部分についてですけれども、まさにおっしゃるとおり、こちらは道路標示になっておりまして、管轄しておりますのが公安委員会になっております。占用工事だとか水道工事、下水道工事なんかについては市が行なったり、あとは補修工事であれば市、あとは県といったその管轄で実際に工事をやっているところなんですけれども、その辺については今後、市としても占用の工事を行う際にも警察のほうにあらかじめ連絡、調整をしまして、半分だけだったら、その残りの半分についても消えている部分をきちんと占用工事者にやってもらうような調整をですね、あらかじめしてもらうよう働きかけてまいりたいというふうに考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) よろしくお願いいたします。

 続きまして、3項めに移ります。

 3項めは、南中学校周辺地域の出水対策についてお伺いいたします。

 羽生市は、加須低地の北部に位置し、利根川から南東方向に緩やかに傾斜しています。そして、市の中央部を起点とする中川に雨水や排水などが集約される地形となっており、市街地中心部の宮田地区は葛西用水路により地形の勾配が分断されています。また、城沼、東谷地区は北西から南東に緩やかに傾斜し、周辺地域と比べ低地になっており、周辺の雨水が集まりやすいといった特徴があります。

 近年、日本各地で大雨による被害が多発しています。埼玉県においても、時間雨量50ミリを超えるような集中豪雨の発生回数がこの10年で約1.8倍となっており、明らかな増加傾向にあります。羽生市においても、平成25年10月に発生した台風26号では、床上浸水16件、床下浸水190件が発生したほか、ゲリラ豪雨による道路冠水が市内各所で発生している状況にあります。

 インターネットで検索すると、動画投稿サイトで平成23年に台風6号が上陸したときの大沼工業団地の大沼橋と中谷橋の間と羽生高校前の交差点に水があふれ出している中を自動車が通行している様子を確認することかできます。百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、映像ではありますが、話を聞くだけではない、これら地域の道路冠水のすさまじい様子を現在でも確認することができます。

 羽生市では、大雨が降ると水が出る箇所はある程度限定をされております。大沼工業団地入り口、市役所周辺、羽生市警察署周辺、旭町市営住宅周辺と南中学校、羽生高校周辺などがあります。また、昨年は西羽生駅南側でも悪い条件が重なってしまい、水が出てしまったとのお話を伺っております。水が出てしまう地域にお住まいの方々は、雨が降るたびに大変な心配をされることと思いますが、行政もこの状況を黙って見ているわけではありません。県の事業として、中手子林地内の調節池の建設、中川は河道改修を行なっております。羽生市としても、目立ったところではポンプ車や常設ポンプの設置、排水路の枠を道路より高くするなどの工事を行なっておりますが、残念なことにこれらは万全な出水対策となっていないというのが実情です。

 さらに、ここにきて早急に出水対策を講じなければならない場所ができました。それは南中学校周辺、羽生高校周辺の地域です。住所でいうと、加羽ケ崎、中岩瀬、南7丁目、8丁目となりますが、この場所は以前から降雨量が多いと水の出る地域であり、頻繁に道路が冠水いたします。今年度から岩瀬土地区画整理事業の南工区の造成工事が行われるに伴い、南中学校の西側の決して狭くない範囲に大量に土が盛られました。これまで田んぼだった場所に土を高く盛ったわけですから、その部分に水はためられません。これまでは、水がたまっていた場所に水がためられなくなるわけですから、降雨量が多い場合、単純に考えてこの分の水が別の場所に流れ込むことになります。たたでさえ水の出る地域です。これまで以上にあふれる水の量が多くなります。これまで以上にあふれた水の水位が高くなります。あるいは、これまで水につかることのなかった場所が水につかってしまうことがあるかもしれません。

 質問の表題のように、この地域には南中学校があります。羽生高校があります。中高生が広い範囲から通学しており、水が出ると学校生活にも支障を来すことになります。南部幹線道路は、東北自動車道羽生インターチェンジに向かう物流や人の移動の主要道路であります。こういった場所に今まで以上に出水してしまう可能性があるわけですから、事態を深刻に捉えなければなりません。例年ならば、遅くとも5月中には台風1号が発生するそうですが、今年はまだ台風が発生しておりません。18年ぶりの遅さであることを気象庁が発表しております。台風の発生が遅い年であっても、台風の発生する数は平年並みになることが多いことから、今年は7月から9月にかけ集中的に発生する可能性があるとして気象庁は注意を呼びかけております。こういった状況を見ると、南中学校周辺地域の出水対策は時間的な余裕はありません。羽生市は南中学校周辺地域にどのような出水対策を講じようとしているのでしょうか、具体的な対策方法と対策を講じるためのタイムスケジュールをお伺いいたします。

 以上、私から3項めの一般質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 8番、中島議員の一般質問のうち、3項目め、南中学校周辺の出水対策についてお答えいたします。

 南中学校周辺につきましては、これまでも台風などの集中豪雨の際には周囲から雨水が集まり、校門前の道路が冠水するなど、学校生活に支障を来す状況が発生しております。この地域の浸水被害を軽減するには、岩瀬土地区画整理事業による道路や調整池、水路の整備とともに下流域の中川の整備などが必要不可欠です。しかし、これらの整備は多額の事業費と多くの時間を要します。これまでも、応急対策として校門前の道路や側溝のかさ上げを実施してまいりました。

 現在、岩瀬土地区画整理事業の南工区においては平成28年1月より羽生第一高校南側の水田約2ヘクタールの盛土造成工事を実施しております。これにより、これまで水田が有していた貯留機能が失われ、周辺への雨水の流出につながることが考えられます。市といたしましても、中島議員のご指摘を真摯に受けとめ、盛土造成に係る出水対策を早急に講じるよう組合へ指導し、対応してまいります。

 具体的には、盛土の天端、上の部分ですね、の周辺に高さ30センチメートルの土手をつくり、現位置で約6,000立方メートルの雨水を貯留させ、周辺への流出抑制を図ります。タイムスケジュールについては、2ヘクタールの盛土造成工事にあわせ、6月末までに完了させます。しかし、平成29年1月からは、この土地に建物移転に伴う住宅の建設が始まるため、貯留機能が維持できなくなります。

 今後は、南工区内2カ所の公園予定地にその分、約7,000立方メートルをためられる調整池を暫定的に整備し、南中学校周辺の出水対策を講じてまいります。タイムスケジュールについては、平成28年度中に設計の実施、工事着手、平成29年度の出水期前の完成を目指します。今後、南工区に予定している約3万1,000立方メートルの調整池につきましても、平成32年度の完成予定と組合から伺っております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 中島直樹議員。

     〔8番中島直樹議員登壇〕



◆8番(中島直樹議員) 具体的にタイムスケジュールと出水対策について、こういったことを講じるというお話を伺い、ほっとした部分もあります。しかしながら、確認をさせていただきたいんですが、確かにあそこは岩瀬の土地区画整理地内に盛土をしたわけですけれども、岩瀬土地区画整理事業の組合の関係者の中には、いやそんなこと言ったって1回雨が降ってみないと水が出てみないと、どうなるかわからないんだよというような、申しわけありません、あえて汚い言葉を使います。悠長なことを言っている方がいらっしゃるんですね。

 実際、水が出てしまったら、現在でも、去年もですか、あの辺の地域は本当に水がよく出ますので、地域住民の方は水の出ることになれております。道路に雨が降って、道路に水が出たときに、車が通行してしまうと波が立って、その波で自分の家に水が入ってきてしまうと、だから水がたまって車が入ってくる前に、自分たちで車をとめるような策を、それが法的にいいか悪いかは置いておいて、そういう対策を講じるぐらい神経質になっているわけです。

 そういったことで、その地域の住民の方々が神経質になっている方がいる中で、水が出ないと実際どうなるかわかんないんだよというのを組合関係者が軽はずみに発言をするというのは、いささか緊張感がないんじゃないのかなというふうに思うんですが、こういった件に関して羽生市はどのようにお考えになっているのか、またこういう考えに対してどのように対処するのかご見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 8番、中島議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどの話では、組合の中に実際に大雨が降って被害に遭ってみないとわからないといった悠長な方がいらっしゃるという話ですけれども、市としては当然そういうことは言っていられませんので、当然今ですね、雨の降り方も昔と違ってゲリラ豪雨がかなり頻発しておるところで、過去10年についてもこれまでの1.8倍、先ほど議員のご質問の中にもありましたとおり、そういった意味でも行政としてこちらの問題にはきちんと対応していくべきだというふうに考えております。

 したがいまして、先ほどの答弁の中にもお話ししたとおりですけれども、まず未然にですね、できることについてはきちんと対策を講じていくといった部分で考えているところで、今回については組合に指示していくようになるわけですけれども、羽生市としても岩瀬土地区画整理事業、その他の周辺の地域についても大雨に対応できるような治水対策、こちらを図ってまいりたいというふうに考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆8番(中島直樹議員) 終わります。



○松本敏夫議長 次に、6番、本田裕議員。

     〔6番本田 裕議員登壇〕



◆6番(本田裕議員) 通告に基づきまして一般質問を行います。

 1項目め、水郷公園南側への体験型観光農園構想についてお伺いいたします。

 間もなく、圏央道が成田まで全線開通する日が近づいておりますが、東北道羽生インターを持つ羽生市にとっては、首都圏から人を呼び込む絶好のチャンスがやってきたと思います。関越道の花園インターを持つ深谷市では、花園インター近くに深谷テラスプロジェクトを立ち上げ、公共ゾーンにキユーピー株式会社の参画が決まり、野菜産地の深谷から野菜文化を発信することになりました。

 さて、私は昨年の「世界キャラクターさみっとin羽生」に2日間参加しました。45万人も人が集まったイベントでした。さて、私はこの県立水族館を含めた公園の広さにびっくりしたとともに、これだけ広い公園の西側エリアを整備していることを見て、キャラクターさみっとの2日間だけの公園ではもったいないと感じております。1年を通して人が来て、県民が、他県の人も有効利用できる公園になってもらいたいと思いました。

 埼玉県が企画運営している公園ですが、水族館だけではなく、南エリア、西エリア、北エリアと県は公園の価値を高めるための工事を進めております。もうすぐ完成が近づいているように見えますが、県がこれだけ立派な公園を羽生市でつくってくれていることに感謝すべきと思います。水郷公園の西には、東北道羽生インターがあるわけでありますから、羽生市としての企画で水郷公園と相互に発展できるような施策を考えるべきと思います。

 県では、広い見地で本多静六先生の考えを生かし、公園内に森づくりを育んでいます。現状の水族館とキヤッセ羽生だけでは、水郷公園全体の集客に限界があると私は判断しております。水郷公園の魅力を高めるために、羽生市としても具体的には南ゲート近辺に体験型農園をつくってはどうかです。

 さらに、具体的に言うと、農園に隣接して羽生でも実りが可能なナシ、ブドウ、ミカン、柿、栗、ビワ、ブルーベリー、イチジク、サクランボ、キウイフルーツなとで果樹の森を形成し、育てたらどうか。果樹園ではなく、散策ができる果樹の森です。四季を通じて観賞できるお花畑をつくることも魅力の一つです。

 農園では、指導員を置き、田植え、稲刈りのほか、畑の耕し方、種まき、苗の植え方、支柱棒の立て方などを現場指導し、土に触れる楽しさが体験ができるプログラムを組み、ジャガイモ、サツマイモ、ネギ、ナス、キュウリ、タマネギ、トマト、カボチャ、スイカ、イチゴ、トウモロコシなどの各種の葉物野菜などを種まきから収穫までを体験できる農園をつくってはどうかです。

 県内外をはじめ、東京の人たちに水郷公園と日帰りの体験農業ができる羽生、農産品の加工体験ができる羽生、販売分野もキヤッセ羽生の質を高め、何といってもレストランの充実を図り、首都圏広域に農と食の楽しみのある羽生の魅力を発信できるプロジェクトを立ててはどうかです。そして、観光に、健康に、食に、雇用の創出に、農業の振興につなげる青写真を描くべきではないかと思います。

 そこでお伺いいたします。

 1、県が進めている水郷公園の完成全体の計画をお伺いいたします。

 2、羽生インターを生かし、水郷公園周囲に果樹の森、観光型農園など体験できる農業エリアをつくり、県内外をはじめ東京の人たちを呼び込む羽生市の魅力を発信できるプロジェクトを立ち上げてはいかがと思いますが、市の見解をお伺いいたします。

 以上、1項目めの質問といたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 6番、本田議員の一般質問のうち、1項目めの1点目、県が進めている羽生水郷公園の完成全体の計画についてお答えいたします。

 羽生水郷公園は、身近な水辺の生き物と人との共生をテーマに埼玉県が整備を進めている計画面積53.6ヘクタールの都市公園です。議員お尋ねの全体計画についてですが、主な施設としてはさいたま水族館、ムジナモ保護区域、水生植物園、修景池、わんぱく広場、芝生広場などとなっております。現在の状況は、全体の約7割に当たる37ヘクタールが供用されており、本年度は園路や広場、水路を渡る橋の整備などを行うものと聞いております。市としましても、一日も早い完成、全面供用開始について埼玉県に要望してまいります。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 経済環境部長。

     〔立花孝夫経済環境部長登壇〕



◎立花孝夫経済環境部長 6番、本田議員の一般質問の水郷公園南側への体験型観光農園構想についてのうち、2点目、羽生市の魅力を発信できるプロジェクトの立ち上げについて答弁申し上げます。

 羽生市水郷公園周辺は、羽生市総合振興計画などにおいて広域的な観光交流拠点としての位置づけがなされており、交通アクセスがよく、羽生市の魅力を発信する上では極めて効果的な地域と考えております。そのため、市では都市と農村の交流拠点として三田ケ谷農林公園キヤッセ羽生を平成13年に開園し、羽生市の東の玄関口として魅力アップのための取り組みを実施してまいりました。

 例えば、多くの人が羽生市を訪れ、羽生市を知っていただくために、5月連休中の子どもまつりをはじめ、春と秋には水族館との合同でわくわく公園まつりを実施するなど、ほぼ毎月のようにイベントを開催しております。また、観光農園としてはジャガイモやサツマイモなど野菜の収穫体験、そして平成26年には夏場の魅力アップとしてブルーベリーの収穫体験を新たに体験メニューに加えたところでございます。加えて、今年の4月の29日、園内に親水広場がオープンし、5月の連休以降、多くの子供たちでにぎわいを見せているところでございます。

 さらに、来園者の利便性を向上するために、羽生市水郷公園周辺の道路整備にも着手しております。また、羽生水郷公園につきましては、先ほどまちづくり部長から答弁がありましたように、埼玉県のほうでは公園面積約53ヘクタールが一日も早く完成できるように整備を進めております。こうしたことからも、羽生水郷公園と三田ケ谷農園公園を含む当地域は、これまでにも増して市内外から多くの人を引きつけることが期待される地区でございまして、また観光交流人口100万人の実現には欠かすことができないと考えております。

 また、羽生水郷公園を活用して認知度が高まった「世界キャラクターさみっとin羽生」などのイベントや本多静六博士の森づくり、そして羽生水郷公園の全面供用開始は羽生市の魅力を発信する上でも大きなチャンスと捉えております。

 しかしながら、当地域においても課題がございます。それは、冬場に公園利用者が大きく減少すること、それと人々の消費対象が物から体験、サービスなどにシフトしている中、1年を通じて体験をしていただくメニューが不足していることだと考えております。そのため、こうした課題を解決するための方策を検討し、事業展開を図ること、それと羽生水郷公園の整備状況など情勢変化に対応できるよう計画的に施策を展開することが重要と考えております。

 そこで、議員ご提案の観光農園など体験型農業エリアの設置でございますが、当市の基幹産業である農業と地域資源である農地を活用した極めて有効な手段だと考えております。特に、最近では県内外を問わず、各地でイチゴ狩りをはじめブルーベリー狩り、田植え体験など家族連れやグループで楽しめる体験型スポットが多く人気を呼んでおります。私たちも、例えばイチゴの栽培施設を整備し、収穫体験や学習ができるなど、冬場の魅力アップを図ると同時に、イチゴを栽培する農業者を育てるといった施策など、さまざまなことが考えられるのではないかと思っております。

 したがいまして、ご質問のプロジェクトの立ち上げでございますが、市といたしましても高速道路網の整備や水郷公園の全面供用開始というチャンスを逸しないようプロジェクトを立ち上げ、その中でさまざまな青写真を描きつつ、何が必要で何ができるのか、またその実現のためにどのような手法があるのか、そして財源をどうするのかと、そういったことを総合的に検討してまいります。そして、社会情勢の変化に対応しつつ、羽生水郷公園との相乗効果が得られるように施策を展開し、羽生市の魅力を発信していきたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



◆6番(本田裕議員) 議長、再質問。



○松本敏夫議長 本田裕議員。

     〔6番本田 裕議員登壇〕



◆6番(本田裕議員) ありがとうございました。具体的なことに関しましては、非常に広範囲な問題ですので、これから詰めていく必要があると思うんですけれども、私はもし市のほうがこの水郷公園を、キヤッセ羽生をもっと充実したいという意向があるんであれば、このプロジェクトは市独自だけではちょっと無理だと思います。それはやはり県と国、そのほうにも協力をお願いしてもらわないと、なかなか実現は難しい問題じゃないかなと思うので、市として県なり国と連絡を取りながら、また協力を得られるような青写真を描いて、水郷公園、キヤッセ羽生、この羽生を首都圏から来てもらうと、そういうあれはできないかということで、県と国のほうの協力が得られるような、そういうパイプですか、それはできないか、それちょっとお伺いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 経済環境部長。

     〔立花孝夫経済環境部長登壇〕



◎立花孝夫経済環境部長 6番、本田議員の再質問にお答えいたします。

 ご質問の内容といたしましては、県、国との協力体制についてのことにお答えしたいと思います。

 まず、今回の水郷公園、またキヤッセ羽生の周辺につきましては、やはり水郷公園の所管が県ということもございまして、必ず県と意見調整あるいは情報共有をしながら進めていくことが大事だと思います。また、今後整備するに当たりましては、やはり財源確保という観点からすれば、国のほうの事業のメニュー等も含めてですね、いろんな形でどういった支援体制ができるか、そういったところも検討を確実にしていかないと実現が遅くなってしまうのかなというふうに思っております。

 したがいまして、今後、この計画、構想を検討する中では、やはり地域創生という意味も含めまして、県や国あるいは水郷公園、水族館、緑地協会も関係しておりますので、そういった協会の方、あるいは民間の農業者の方も含めて、多方面から相談体制を築いて実現に向けて頑張っていきたいというふうに考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆6番(本田裕議員) 2項目めの質問です。議長。



○松本敏夫議長 本田裕議員。

     〔6番本田 裕議員登壇〕



◆6番(本田裕議員) ありがとうございました。非常に大きな問題なので、多くの人と協力をして、ぜひいい方向へ持っていってもらいたいと思います。

 2項目め、質問いたします。

 北部幹線道路の進捗と環境重視と交差点の改善についてお伺いいたします。

 羽生市は、新しい道路ができると開発に視点がいき、沿線に商業系開発、工業系開発に、住居系開発等に視点が集まりがちです。開発全てが悪いということではありませんが、人口減少時代を迎える中で将来、焼き畑開発とならぬように30年サイクルで変化する栄枯盛衰の波を見据えて、北部幹線沿線沿いの開発を進めていくべきと考えます。

 また、現在の北部幹線は早朝から11トン車、タンクローリー、時には15トン車が群馬方面をめがけて通過していきます。もと平野病院わきの交差点のガードレールは、たびたびこすられて年間の被害は相当額に上ると地元の人たちは交差点現場を目にしているようです。

 そこでお伺いいたします。

 1、122号国道より東へ延びる北部幹線道路の工事が進められておりますが、進捗状況とその先の稲子のもと平野病院わきの交差点の改善予定の見通しをお伺いいたします。

 2番目、北部幹線北側には市民プール跡地、羽生実業高校の園芸科果樹菜園、小須賀、上川俣地区の田園、東武鉄道所有地が広がっておりますが、この沿線上は産廃置き場等ができぬよう環境重視の沿線開発をすべきと思います。市の考え方、構想をお聞かせください。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 6番、本田議員の一般質問のうち、2項目め、北部幹線道路の進捗と環境重視と交差点改善についてお答えいたします。

 北部幹線は、市街地から国道122号へのアクセスを強化し、交通渋滞の解消と交通安全の向上を目的とする道路で、現在、埼玉県によって整備が進められております。

 ご質問の1点目、事業の進捗状況ともと平野病院わきの交差点の改良予定の見通しについてです。こちらについては、行田県土整備事務所に確認いたしました。

 まず、工事の進捗状況についてです。

 現在、事業中の区間は国道122号の桑崎北交差点から川俣雇用促進住宅付近の北2丁目の交差点までの区間、延長約1.9キロメートルとなっております。この区間における用地買収率は99%です。工事については、国道122号から延長840メートル区間の整備が完了し、東武鉄道との立体交差部のうち東側の橋梁下部工及び取りつけ道路の地盤改良、擁壁工も完了しております。平成27年度末からは、鉄道の西側の橋梁下部工に着手しております。

 次に、もと平野病院前の稲子交差点の改良予定についてです。

 行田県土整備事務所は、現在の事業区間約1.9キロメートルの整備を重点的に進め、進捗状況を見ながら稲子交差点の改良についても検討していきたいとのことです。これまでも、平成23年度に地権者に連絡を取りましたが、やむを得ない理由により交渉を中断したとのことです。本田議員もご心配されておりますように、安全対策について改めて行田県土整備事務所に確認したところ、北部幹線の工事による大型車両も流入していることもあり、現地を再確認するということです。

 次に、ご質問の2点目、北部幹線北側の環境重視の開発についてお答えいたします。

 北部幹線の沿線は、一部市民プール跡地、現羽生西公園や東武鉄道所有地などがございますが、その多くは土地改良事業が完了した優良農地が広がる地域となっております。北部幹線の北側は、第5次羽生市総合振興計画における土地利用構想において大部分を占める農地を農業の振興を図るとともに、良好な景観を図っていく農業系ゾーンと位置づけております。現在、市としては北部幹線の北側について、議員がご懸念されるような商業系や工業系、住居系といった都市型開発を推進する考えはありません。市の構想は、議員のお考え同様、環境を重視し、豊かな自然環境や景観を形づくる美しい田園風景を維持、保全していくというものです。

 なお、ご危惧されております産業廃棄物置き場などについては、各種法令により厳しく規制されており、当地域のような市街化調整区域ではそういった土地利用は新規にはできないこととなっております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 再質問ですか。



◆6番(本田裕議員) まだ続けていいんですか。



○松本敏夫議長 再質問ですか。



◆6番(本田裕議員) 3番目、やっちゃいますか。



○松本敏夫議長 再質問ですか。



◆6番(本田裕議員) 再質問はよろしいです。



○松本敏夫議長 次の項目ですか。



◆6番(本田裕議員) 今お話伺ったんで、ちょっとだけよろしいですか。



○松本敏夫議長 再質問でないんでしたらば、休憩をとりたいんですけれども。



◆6番(本田裕議員) お話はわかりましたので。



○松本敏夫議長 3項目の項目ですか。



◆6番(本田裕議員) 入っちゃいますか。



△休憩の宣告



○松本敏夫議長 暫時休憩します。

 なお、午後の会議は午後1時からの予定であります。

     午後零時00分 休憩

     午後1時00分 開議

出席議員(14名)

    1番     2番     3番     4番

    5番     6番     7番     8番

    9番    10番    11番    12番

   13番    14番

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  市長      副市長     総務部長    企画財務

                          部長

  市民福祉    経済環境    まちづくり   会計

  部長      部長      部長      管理者

  消防長     総務課長    教育長     学校教育

                          部長

  生涯学習    代表

  部長      監査委員



△開議の宣告



○松本敏夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市政に対する一般質問を続行いたします。

 本田裕議員。

     〔6番本田 裕議員登壇〕



◆6番(本田裕議員) 引き続き、3項目めの質問をさせていただきます。

 産業文化ホール駐車場西側道路の混雑解消についてお伺いいたします。

 文化ホール、ワークヒルズ、資料館に催し事があると、出入り口は混雑により交通渋滞が起きております。今度、物流センターができると、トラックの増加で羽生電機わきの交差点信号からガストわき交差点間は渋滞の予想が考えられます。

 そこでお伺いいたします。

 1、催し事のとき、来場者の車の出入りがスムーズにできるように、新たな道路の整備計画をすべきと思います。具体的には、現在の駐車場から東方に進み、右に迂回し、羽生電機わきの交差点の東遠方で県道に交わるルートです。現状でいいのか、改善の必要があるか、市のお考えをお伺いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 6番、本田議員の一般質問のうち、3項目めの産業文化ホール駐車場西側道路の出入り口混雑解消についてお答えいたします。

 初めに、産業文化ホールの年間利用状況についてご説明いたします。

 平成27年度の利用状況は、大ホールは104日で延べ253件、小ホールが106日で延べ214件となっております。この数は文化ホールの自主事業に加え、貸し出しも含まれていることから、単純に利用団体による練習などでの利用数も含まれております。このほか、ワークヒルズや郷土資料館での催事や会議なども年間を通じて開催されております。

 特に、産業文化ホールの大ホールの催事の際は、自家用車での来場者により周辺道路、特に県道加須羽生線へとつながる産業文化ホール南側の駐車場、西側道路であります南北方向の市道が一時的に大変混雑いたします。

 混雑の解消に当たり、ご提案は図書館とワークヒルズとの間の東西方向の道路と市道と交わる葛西用水路の藪浦橋から南へ下る南北方向の市道を広げる工事を実施し、旧松村電機商会さん北側で県道加須羽生線と接続してはどうか、とのことと存じます。

 本田議員ご提案のとおり、混雑解消のために周辺道路を広げることも解決策の1つと考えられますが、これらの市道は地域住民の日常生活に使われる大切な生活道路です。生活道路を広げると、多くの車両の進入を招き、地域住民の安全な生活環境に支障を与えることになります。産業文化ホールでの催事開催時だけでなく、県道加須羽生線と県道南羽生停車場線の秀安交差点における信号待ちを回避するために、ふだんから車両が生活道路に進入してくるようになります。催事開催時にも通過しようとする車両の進入により、さらなる渋滞を招きますので、市としましては現段階では周辺の道路整備の計画は持っておりませんが、一度現地を調査させていただき、できることについて検討してまいります。

 また、議員がご心配されているとおり、今後、三洋電子跡地に物流センターが開業することにより、催事開催時の来場者と物流センターの出入り車両とにより、秀安交差点付近の渋滞車両の増加が考えられます。今後は、渋滞状況を確認しながら、県道の管理者である行田県土整備事務所に秀安交差点の改良などについて相談してまいります。

 道路整備によるハード対策は、多くの費用と時間を要します。そこで、今回、市としましては即効性もあり、効果的なソフト対策を早急に実施させていただきます。

 コンサートなどの催事開催時における周辺道路の混雑は一時的なものです。1つの例ですが、花火大会で有名な秋田県大仙市、旧大曲市では渋滞対策マネジメントとして、自動車利用者に対して事前・当日の情報提供の徹底などを行なったところ、交通渋滞の緩和に大きく寄与したとのことです。

 そこで、規模こそ異なりますが、産業文化ホールのイベントの事前・当日にイベントの開催の予告や交通渋滞予想を記した表示看板を設置いたします。さらに、これまでも渋滞が予想される公演の際には、催事開催前に産業文化ホールのホームページやイベントニュースなどに来場者への公共交通機関利用、乗り合いによる自家用車での来場の呼びかけを行なってまいりましたが、今後はチケット販売時にも新たにご案内させていただきます。また、催事終了後には時間差での退場を促すアナウンスによる啓発も新たに行なってまいります。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆6番(本田裕議員) はい、再質問。



○松本敏夫議長 本田裕議員。

     〔6番本田 裕議員登壇〕



◆6番(本田裕議員) ありがとうございました。

 ソフト面での対策についてはお伺いしたんですけれども、あそこの場所が1日中混むわけでないので、確かにお金をかけて道路整備をするということは今の財政からして厳しい面があるんじゃないかなと、それは理解できるんですけれども、やはりあそこに文化ホールと図書館と、それから資料館とワークヒルズと、ワークヒルズも駐車場を広げまして今指定管理者がやっていますから、やはりいろいろ催し事を今まで以上に多くするんじゃないかなと思うんですよ。全然、交通に支障がない時間帯もあるわけなんですけれども、催し物があるときはどうしても出る人も、今度は入る人も、あそこのクランクの交差点のところで右往左往すると、そういう状況が現実の話です。

 私も、そういう場面に遭遇していますので、1日のうちで一時の時間なんですけれども、やはり交差点があそこが羽生電機さんのところがT字路の交差点で、すぐ距離が短いところにクランク状のまたTの字の交差点が存在するということ自体が、やはり非常に公共物が建っているところにおいての出入り口としては問題があるんじゃないかと。

 図書館の東のほうから葛西用水のほうへずっと道がありまして、途中すれ違いのできない畦道があるわけなんですけれども、それをぐるっと右折をするともとの松村電気さんのところに出る道がありますけれども、片側は側溝工事が施してある、片側はそのままの状態で、やはりあそこの中だけ見ても、そういう下羽生の地区内に公共施設が4カ所ありながらも、出入り口の問題で交差点付近で渋滞が起きると。まして、今度もと三洋電子のところへ物流センターができるわけですから、今まで以上にトラックの出入りが多くなるんじゃないかなと予想されるわけですよ。

 ですから、ガストの信号のところから羽生電機のところは、通常は何とか乗り切れるとしても、何か大きな催し物があるときは入る人も出る人も非常にあそこの公共施設に行くのに不便を来すんじゃないかなと。

 ですから、図書館の東のほうの田んぼ道、畦道で松村電気さんのほうに抜ける道があるんですけれども、もう少し広げて迂回路を施せば、公共施設への出入りが非常に緩和されるんじゃないかなと私は思うんで、もちろんソフト面のガードマンを置いたり、お知らせ版を置いたり、そういうこともそれは当然に必要なことなんですけれども、長期的にあそこに公共施設がある以上は、やはりそういう現在幅員が2メートルちょっとの道をもう少し広げて、迂回路として利用できるような、そういう計画を立てたほうがいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点よろしくお願いします。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 まちづくり部長。

     〔松本和也まちづくり部長登壇〕



◎松本和也まちづくり部長 6番、本田議員の再質問にお答えいたします。

 ご質問は、4つの公共施設が結集している地域、こちらのクランクの交差点が出入り口になっている、これが問題だという話で、それに加えて今度、物流倉庫ができることによって、さらに渋滞が引き起こるといったことに対して、図書館の東側から旧松村電気さんの迂回路をですね、拡幅等をして整備をしたらどうかという話だと思いますが、こちらについては先ほどの答弁のとおりですけれども、生活道路については地域の方の生活に密着しているところでございまして、進入車両が来てしまうことによって、非常にまた今度事故の危険性といった問題にもつながってくると。実際、データなんですけれども、生活道路が抜け道になっているところの事故件数は10.7件といったデータがあって、普通の道路は2件、そうすると5倍以上の事故の発生率になってしまうといったデータもあるところでございます。

 ただ、先ほども申し上げたように実際にこれは生活道路で、市としては今そういった計画、考えはないんですけれども、実際に地元に住んでいる方の意見なんかも聞いてみる必要はあるかと思います。なので、そちらについても含めて調査をさせていただいて、できることについてはやらせていただくというふうに検討させていただこうかなと。

 さらに、これは県道の秀安の交差点になりますけれども、当然渋滞を解消するに当たっては生活道路の拡幅というのも1つだと思いますし、交差点の改良、県道同士の交差点ですから非常に交差点、もともと交通量も多いということで、こちらについては市としては強く行田県土整備事務所に働きかけてまいろうかというふうに考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○松本敏夫議長 本田裕議員。

     〔6番本田 裕議員登壇〕



◆6番(本田裕議員) 今、部長は交差点の改良工事をしたほうがいいというようなご意見を申しましたけれども、私は例えばですね、県の見地から見ればガストのところの交差点は現在でも非常に狭いですよ。それから、羽生電機さんのところのT字路の交差点は、本来はもっとあれは十字路になるべきところだったと思うんですよ。

 昔はね、いろいろな地域の事情でもって、ああいうふうな交差点ができたと思うんですけれども、部長の答弁の中には交差点の改良工事ということが示されましたけれども、図書館から東へずっと抜ける道で、これは農家をやっている地権者、田んぼですから、あそこのところを通ってみると、生活に直接、住宅に接する場所というのは2件なんですよね。あとは、生活道路というか、昔の畦道の状態の道路だと思うんですよ、両端は田んぼですから、稲をつくっているわけですから、生活道路とも言えますし、農道とも言えるんじゃないかなと思うんです。

 県道不動岡線の改良、交差点の改良工事というと、これは県の土木事務所のほうがやるわけですけれども、市独自として考えることは下羽生地内のあそこの田んぼの中に通っている現在狭い道をもう少し広げれば、地権者の了解を得られるように、そういう新しい設計をできないかと、私はそちらのほうが下羽生の人にとってもいいんじゃないかなと私は思うんですけれども、それともあれですか、県道不動岡線の交差点の改良工事のほうが、もちろん大事なことなんですけれども、優先されるわけなんでしょうか。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 市長。

     〔河田晃明市長登壇〕



◎河田晃明市長 本田議員の再質問にお答えいたします。

 この間、吉田兄弟の三味線がございまして、私も行ってまいりました。そのとき、やはり後ろの段の中腹ぐらいまで、約1,100人か1,200人くらいきましたかね、そういう催しをやるとやはり大変混雑いたします。ただ、夜ですので、南側へ出る道路は余り混んでいないので、すぐ出られる状況でした。ただ、これが交通渋滞とかあった場合は非常に出るのが大変だと思うんですけれども。

 図書館と、それから文化ホールの間の道を東へ向かう道路、これについては田んぼ道ですので、これから調査したり地権者の意見を聞いたり、広げられるかどうか検討していきたいと、そのように思います。

 また、物流倉庫は大変大きなものができますので、今度竣工式がございますので、担当責任者には十分交通について働きかけていきたい。そして、そういったことについて朝とか夕方とか、そういった点も配慮していただくように会社に話していきたいというふうに思っています。

 そして、南側に抜けるあそこの道路はもとは狭かったんですね。中島議員が、前議員がですね、あそこについてもっと広げてもらえるようにということで、広げさせていただいた経緯もございます。また、駐車場が足りないということで、議員おっしゃったとおりワークヒルズの前を増やしていただきました。また、近所の駐車場が少ないですので、周りの地権者にも駐車場について貸していただけるか、あるいは市に売っていただけるか、これらも進めようと今私の頭の中にはございます。

 ですから、催しがあると、どこでも同じなんですけれども、しかしできるだけ早くお家へ帰りたいし、また渋滞に巻き込まれたくないし、また交通事故等も心配ですので、そういったことを総合的に考えてこれから進めていきたいと、そのように思いますので、ご理解いただければと思います。

 以上でございます。



◆6番(本田裕議員) 了解しました。



○松本敏夫議長 次に、7番、峯嵜貴生議員。

     〔7番峯嵜貴生議員登壇〕



◆7番(峯嵜貴生議員) 通告に基づき一般質問させていただきます。

 1項目めとして、郷土芸能の伝承と郷土愛の醸成についてご質問いたします。

 昨年から三田ケ谷喜右エ門新田においてこども歌舞伎が復活されました。子供たちが真剣になって郷土芸能に打ち込む様は、胸を打つものがあります。羽生市内各地には、それぞれ個性ある郷土芸能が残されており、私が住む上村君地区においても獅子舞という芸能が残されております。

 上村君の獅子舞は、戦国時代末期の羽生城の救援に訪れた上杉謙信が将兵の士気を鼓舞するため、上野国よりささら舞師を呼んで始められたものです。獅子舞が行われる期日は、現在は7月14日に近い日曜日で、前日に避来矢神社で獅子頭へ甲掛をつけたり、花笠用の花をつくるなどの準備をし、その後、同地区内にある雷電神社へ宮参りをします。

 当日の午前は天下泰平、村内安全、五穀豊穣と描かれた旗を先頭に村内をくまなく回る村廻りを行い、村境においては辻固めを舞い、村内の安全を祈願します。花笠に飾る花は、悪病よけになる縁起物であり、獅子頭を子供の頭にかぶせると夏負けしないと言われているため、村廻りの道中を楽しみにしている人がいます。舞の構成では、大人が舞を踊り、小学生が花笠をかぶるなど、幅広い世代がかかわっておりましたが、少子高齢化の影響により、いつしか子供が芸能にかかわることがなくなり、大人だけで地区を回るようになっていきました。今、上村君地区はどうやって郷土芸能を伝承していくか、頭を悩ませております。

 羽生市全体を見ても、郷土芸能を未来へどう伝承していくかは、1つの課題であると感じております。岩瀬地区の白山太鼓や東大和町のお囃子など、伝承に力を入れている地区もある一方で、頭を悩ませている地区があるなど、場所によって現状はさまざまですが、地域の自助力を引き出すために行政からの促進も必要であると感じております。

 子供たちに郷土芸能に触れる機会をつくり出すことで、将来の伝承者となる可能性が高くなることに加え、ひいては郷土愛が醸成され、定住人口の安定につながってくることになります。子供たちにとっても、自分の故郷の芸能を知ることで、過去から現在へのつながりを感じることができ、今まで以上に郷土を誇りに思うことができ、教育においてもよい効果が期待できることでしょう。

 関連することが多いため、生涯学習部長並びに学校教育部長より、郷土芸能の伝承と郷土愛の醸成を市民と協働してどのように行なっていくかについてご見解をお伺いしたいと思います。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 生涯学習部長。

     〔赤坂暁美生涯学習部長登壇〕



◎赤坂暁美生涯学習部長 7番、峯嵜議員の一般質問、郷土芸能の伝承と郷土愛の醸成について答弁申し上げます。

 郷土芸能は地域の宝であり、子供から高齢者まで多くの世代が触れ合うことできずなを深め、地域を元気にしていくことができるとても大切なものであると考えております。本市では、平成21年1月から郷土芸能発表会を毎年開催し、地域文化の伝承と保存団体の育成に努めております。今年の2月で8回目となり、過去最高の8団体が出演しました。初参加の喜右エ門新田の羽生市こども歌舞伎保存会が登場したときは、保護者や地元の人たちも駆けつけ、ほぼ満席に近い状態となり、子供たちの一生懸命な演技に会場は大きな拍手で囲まれ、演技後のインタビューでは自信に満ちあふれていました。

 羽生市は、雄大な利根川に育まれた豊かな自然に恵まれております。この環境の中で、郷土芸能は古くから地域の安全や五穀豊穣を願い、各地域で獅子舞などの郷土芸能が生まれ、祭りとともに地域の皆さんが協力し合って脈々と受け継がれてきました。

 しかしながら、昨今では後継者不足により保存活動がだんだんと困難になり、現在まで活動が続いている獅子舞は市内で2カ所のみとなってしまい、一番の楽しみであった村祭りもなくなってしまいました。このような状況は、とても残念な思いがいたします。

 先祖代々から地域に伝わってきた祭りとともに伝承されてきた獅子舞など、無形民俗文化財の復活を目指し、祭りを通してきずなを深め、地域が元気になり、羽生市を離れた人たちも、またふるさと羽生に戻ってきてもらいたいと強く願っております。

 そのためにも、羽生市まち・ひと・しごと創生戦略にも位置づけた地域文化を振興するため、子供たちに郷土芸能に接する機会を提供し、継承に努めたいと思います。地域の皆さんや小学校とも連携を図りながら、子ども郷土芸能入門教室を開催していきたいと考えております。子供たちが地域に受け継がれた郷土芸能に直接触れることにより、生まれ育った郷土に誇りを持ち、次世代に伝えていけるよう、地域文化の振興と啓発に努めてまいります。

 以上、生涯学習部所管の答弁といたします。



○松本敏夫議長 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 7番、峯嵜議員の郷土芸能の伝承と郷土愛の醸成について、引き続き答弁申し上げます。

 核家族化、少子化、情報化等の社会の変化の中で、子供たちが異なった年齢の子供と遊んだり、地域の人と接する機会が減少し、地域住民の地縁的なつながりが失われていることが懸念されています。このような社会状況の中、学校、家庭、地域が連携することはより重要であり、地域の郷土芸能を学校教育に生かすことは郷土愛を醸成し、地域の学校づくりを推進する上で大変効果があると考えております。

 さて、市内の小・中学校の現状でございますが、岩瀬小学校において郷土芸能クラブの活動の中で白山太鼓に取り組んでおります。また、手子林小学校でも獅子舞、棒術に取り組む「ふるさとクラブ」がございます。どちらも地域の方を外部指導者としてお願いし、発表会で全校に広めるなど、郷土芸能を伝承するよい機会となっております。

 また、社会科の学習におきまして、羽生市教育委員会、羽生市教育研究会が編集、発行しております副読本「はにゅう」というものがございます。この副読本では、「かわってきた人々のくらし」という単元の中で、「昔から伝わる祭りや行事」について小学校3年生が学習しています。ここでは、「ささら獅子舞」や「まわり地蔵」が取り上げられ、市内の郷土芸能、伝統文化について学習しています。

 さらに、社会科や総合的な学習の時間では地域で行われている郷土芸能、伝統行事などについて調べ、発表会を行うといった学習に取り組んでいます。こうした取り組みを通して、学校教育では子供たちに郷土の伝統的な文化に興味を持たせるとともに、郷土に誇りを持ち、郷土愛が高められるよう実践しております。今後も、学習指導要領に即して地域のニーズ、子供たちの興味関心等を考慮しながら、郷土芸能に精通する地域人材を活用し、体験活動等を取り入れていく中で、子供たちに郷土愛をさらに醸成してまいります。そして、地域の伝統芸能や文化を大切にできる子供を育成するために、生涯学習課と連携を図りながら、よりよい方法を研究してまいります。

 以上、答弁といたします。



◆7番(峯嵜貴生議員) 再質問します。



○松本敏夫議長 峯嵜貴生議員。

     〔7番峯嵜貴生議員登壇〕



◆7番(峯嵜貴生議員) 両部長ありがとうございます。まずもってですね、生涯学習部長におかれましては具体的な事業名を答弁の中に入れていただいたことに深く感謝申し上げます。

 そこで、子ども郷土芸能入門教室について、もう少し詳細な説明を求めたいと思います。

 また、学校教育部長におかれましては答弁の中で技能者との連携や生涯学習部との連携など、幅広い年代の市民との連携を意味しているのかなと思います。

 コミュニティスクールが川俣地区で始まりました。学校と地域の結びつきは、さらにつながってくることと思います。コミュニティスクールの運営に当たって、郷土芸能を活用していくことは非常に有益であると考えておりますが、ご見解をお願いしたいと思います。

 以上、再質問です。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 生涯学習部長。

     〔赤坂暁美生涯学習部長登壇〕



◎赤坂暁美生涯学習部長 7番、峯嵜議員の再質問に答弁申し上げます。

 子ども郷土芸能入門教室の詳細についてということでございますが、郷土芸能を大切に守って継承していくためには、地域の子供たちが実際に郷土芸能に触れることがとても重要であるということと思っております。その中で、市の無形民俗文化財に指定されている獅子舞については、平成13年に練習から本番までを撮影した映像がございます。後継者の育成のために残したというふうに聞いております。

 そういったことを含めまして、まず小学校で社会科や総合的な学習時間の中で郷土芸能を学びながら、先ほどの郷土芸能の映像、DVDや実演を実際に鑑賞する機会を設けて、魅力を伝えていきたいというふうに考えております。そして、郷土芸能の保存に努めている地域の団体に声をかけて、地域の皆様にもご協力をいただきながら、公民館などで入門教室の開催をしていきたいというふうに考えております。

 以上、答弁といたします。



○松本敏夫議長 学校教育部長。

     〔佐藤敏之学校教育部長登壇〕



◎佐藤敏之学校教育部長 7番、峯嵜議員の再質問に答弁いたします。

 コミュニティスクールの実施に伴い、地域との連携をどう考えるかということであると思います。これからの学校教育に求められるものとして、これまで以上に地域との連携が大切になってくるということはご承知のとおりだと思います。

 そこで、今年度より川俣小学校でコミュニティスクールがスタートしました。保護者や地域住民の方々が一定の権限を持って学校運営に参画する、地域とともにある学校の仕組みでございます。これにより、学校運営や学校の課題に対して広く保護者や地域住民が計画段階から参加できるようになります。また、保護者や地域住民が当事者として、子供の教育に対する課題や目標を学校と共有することで、学校を支援する取り組みも充実するといったメリットも期待されているところでございます。

 教育委員会では、このコミュニティスクールの取り組みを今後市内に広げていき、郷土芸能、伝統文化の継承を含めた地域が持つ課題に対して、地域と学校が一体となって取り組んでいけるように支援してまいります。

 以上、答弁といたします。



◆7番(峯嵜貴生議員) 次の質問にいきます。



○松本敏夫議長 峯嵜貴生議員。

     〔7番峯嵜貴生議員登壇〕



◆7番(峯嵜貴生議員) 2項目めといたしまして、企業版ふるさと納税についてお伺いいたします。

 近年、ふるさと納税が人気を博しております。羽生市の広報にも掲載されておりましたように、平成27年は約2,900万円の寄附があり、子育て、教育支援、高齢者支援、さらに先ほどの質問にも関連する文化財や郷土芸能支援など、個性豊かなふるさとづくりに使われております。ふるさと応援寄附開始からこれまで、堅調に寄附額を増してきました。今後も、寄附額の確かな増加が見込まれることでしょう。

 さて、本年から地方創生応援税制、別名企業版ふるさと納税が開始されます。制度概要としては、地方公共団体による地方創生のプロジェクトに対し寄附をした企業に税額控除の措置を行うもので、企業が寄附しやすいように税額負担の軽減効果をこれまでの2倍にし、寄附額の下限を少額寄附に対応した10万円からにすることで、企業による地方創生の輪が広がる仕組みとなっております。

 しかしながら、企業版ふるさと納税では企業との癒着を防ぐため、返礼品は禁止されており、返礼品の魅力で納税を募ることはできません。

 ですが、企業の社会的責任に効果的に訴えていくことができれば、大いに納税を期待することができると考えております。

 例えば、家具を販売している株式会社ニトリは、創業地である夕張市に合計5億円のふるさと納税をするとの報道が出ておりました。企業版ふるさと納税に取り組むべきであるとの考えを持っておりますが、当局のご見解をお伺いいたします。

 また、取り組むとすれば、羽生市の地方創生プロジェクトをどうやって社会に発信し、企業の社会的責任にどう訴えていくのか、またどれくらいの寄附額を見込むことができるのか、当局のご見解をお伺いいたします。



○松本敏夫議長 ただいまの質問に対して答弁を求めます。

 企画財務部長。

     〔飯塚丈記企画財務部長登壇〕



◎飯塚丈記企画財務部長 7番、峯嵜議員のご質問のうち、2項目めの企業版ふるさと納税について答弁申し上げます。

 企業版ふるさと納税は、議員のおっしゃるとおり地方創生の事業に対し企業が寄附をし、寄附した企業の税額を軽減する仕組みでございます。また、寄附対象事業については地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略に記載があり、KPIと呼ばれる重要業績評価指標の設定があり、かつ未着手の事業であることが条件となっております。加えて、企業からの寄附の申し入れを受けた後、当該事業についての目標やスケジュールを示しました地域再生計画を策定し、国の認定を受ける必要がございます。

 市といたしましても、企業版ふるさと納税は地方創生を進めていく中で民間資金を活用できる有効な方策であると考えているところであります。しかしながら、本年4月20日施行と制度ができて間もないことから、事例も議員のおっしゃるとおり北海道夕張市に対する株式会社ニトリ1社のみの状況でございます。

 したがいまして、今後事例が増えてくることにより、さまざまなノウハウも増えてくると考えますので、どういった地方創生の事業ならば企業が寄附の申し入れをしてくれるのか、積極的に情報収集に努め、調査研究を進めてまいりたいと考えております。

 その中で、まず地方創生プロジェクトをどのように発信していくのかについてでございますが、企業版ふるさと納税を活用するためには、先ほど申し上げたような条件がございます。そのため、羽生市では羽生市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲載があり、かつKPIの設定がある事業はもとより、さらに新たな事業の検討も進め、必要に応じて総合戦略に事業を追加し、それらをホームページ等で情報発信をしてまいりたいと考えております。

 次に、企業の社会的責任にどのように訴えていくのかについて答弁申し上げます。

 現代の私たちは多種多様な企業があることで衣食住、教養、通信などさまざまなサービスが提供、保障されることにより、国民生活がより豊かになっているということが言えると思います。その一方で、企業の利益の一部により企業の地域活動への参加や環境対策など、社会に対し貢献することが広く求められております。そして、これは企業の経営戦略として長期にわたる持続的な成長につながり、企業価値が向上するということから、現在多くの企業で社会貢献活動が行われております。

 このようなことから、市では企業に寄附を働きかける際、企業版ふるさと納税の対象となりそうな市の総合戦略事業と企業で公開しております社会貢献活動等に共通点がないかを確認し、積極的に働きかけてまいりたいと考えております。

 最後に、どれくらいの寄附額を見込むことができるのかについてでございますが、現在のところ企業から羽生市への寄附の申し入れはございません。そのため、寄附額の見込みは現在のところ未定でございますが、今後、企業からの寄附の申し入れがあった際には速やかに受け入れができるよう準備を整えてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆7番(峯嵜貴生議員) 再質問いたします。



○松本敏夫議長 峯嵜貴生議員。

     〔7番峯嵜貴生議員登壇〕



◆7番(峯嵜貴生議員) ご答弁ありがとうございました。

 確かに、寄附が目的になってしまってはいけないというふうに思っております。事業ありきで、そこに企業が寄附をしていただき、より大きな事業になるのはよいことだと思いますし、企業の社会的責任、CSRが上がる、羽生市のセールスポイントとのマッチングというのは必要であるというふうに思っております。そういった意味では、慎重に物事を運んでいくべきであるという姿勢は大いに賛成できるものであります。

 部長の答弁の中で、新しい事業の検討というお言葉がありました。ふるさと納税のやりやすい事業をつくることも検討するというようなことだったと思いますが、どのようなことが検討材料として上げられるのか、その部分についてお伺いしたいというふうに思います。



○松本敏夫議長 ただいまの再質問に対して答弁を求めます。

 企画財務部長。

     〔飯塚丈記企画財務部長登壇〕



◎飯塚丈記企画財務部長 7番、峯嵜議員の再質問に答弁申し上げます。

 この企業版ふるさと納税、これがどのような新しい事業に該当していくのかということだと思いますが、まず現在のところなんですが、こちらの現在の羽生市まち・ひと・しごと創生総合戦略、こちらに事業対象として掲げているKPIと言われる事業が現在46ございます。

 しかしながら、これはもう既に着手している事業等もございますので、現在のところこの企業版ふるさと納税の対象となりそうな事業ということでは、主なものでは農業の活性化に位置づけました有機農業への取り組み事業、それから子育て環境の整備に位置づけました小児夜間診療実施医療機関の設置、また特色ある教育に位置づけました岩瀬グローバルタウン構想における外国語活動の充実、こういった事業が現在ところはこういったふるさと納税の対象になっていくのかなというふうに考えております。

 議員ご質問の新規事業ということでございますが、例えばですね、これが新規事業ですから、これから恐らくいろいろな事業が展開されていく中で出てくるものだと思いますが、例えば本日の本田議員のご質問にもございましたが、三田ケ谷の水郷公園周辺の観光農園事業、こういった事業は今後の取り組み方次第では非常に魅力のある羽生市を代表する事業になる可能性ございます。こういった事業が今後具体化した場合に、こちらの総合戦略のほうにKPIとして位置づけまして、企業にこれが羽生市の魅力ある事業だということでPRをしてまいりたいというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、現在のところ羽生市に対する寄附はゼロの状況ではございますが、今後そういったことで寄附の申し入れがあった場合には迅速に対処できるように準備を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



◆7番(峯嵜貴生議員) 承知しました。



○松本敏夫議長 以上で、本日予定の市政に対する一般質問を終結いたします。



△次会日程報告



○松本敏夫議長 次に、次会日程報告を申し上げます。

 明9日は午前9時30分に本会議場に会議を開き、本日に引き続き市政に対する一般質問を行う予定であります。ただいま出席の方には改めて通知いたしませんから、ご了承願います。



△散会の宣告



○松本敏夫議長 以上をもって本日の議事全部を終了いたしました。

 これをもって散会いたします。

     午後1時53分 散会