議事ロックス -地方議会議事録検索-


埼玉県 春日部市

平成20年 6月定例会−06月19日-09号




平成20年 6月定例会

                平成20年6月春日部市議会定例会 第21日

議事日程(第9号)                             平成20年6月19日(木曜日)

 1.開  議
 1.各常任委員長報告とそれに対する質疑
 1.各議案並びに請願及び閉会中の継続審査に付されていた議案に対する討論、採決
 1.議第11号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.議第12号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.議第13号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.議第14号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.議第15号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.議第16号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.議第17号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
 1.特別委員会の設置について
   o議会基本条例等調査特別委員会
 1.特別委員会委員の選任及び委員長・副委員長の互選について
 1.特定事件継続審査の件
 1.市長のあいさつ
 1.閉  会

出席議員(35名)
     1番   鬼  丸  裕  史  議員      2番   岩  谷  一  弘  議員
     3番   滝  澤  英  明  議員      4番   秋  山  文  和  議員
     5番   村  松  君  子  議員      6番   卯  月  武  彦  議員
     7番   白  土  幸  仁  議員      8番   新  部  裕  介  議員
     9番   阿  部  真 理 子  議員     10番   栄     康 次 郎  議員
    11番   蛭  間  靖  造  議員     12番   渋  田  智  秀  議員
    13番   片  山  い く 子  議員     14番   松  本  浩  一  議員
    15番   福  田  晃  子  議員     17番   会  田  幸  一  議員
    18番   川  鍋  秀  雄  議員     19番   山  崎     進  議員
    20番   鈴  木     保  議員     21番   内  田  勝  康  議員
    22番   竹 ノ 内  正  元  議員     23番   小 久 保  博  史  議員
    24番   武     幹  也  議員     25番   五 十 嵐  み ど り  議員
    26番   冨  樫  清  年  議員     27番   河  井  美  久  議員
    28番   野  口  浩  昭  議員     29番   山  口     保  議員
    30番   石  川  勝  也  議員     31番   阿  部  喜  一  議員
    32番   鳴  島     武  議員     33番   小  島  文  男  議員
    34番   栗  原  信  司  議員     35番   中  川     朗  議員
    36番   大  山  利  夫  議員

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
  市長      石  川  良  三       副市長     秋  村  成 一 郎
  秘書広報防災担当部長               総合政策部長  香  田  寛  美
          奥  沢     武
  財務担当部長  関  根  金 次 郎       総務部長    三  木  和  明
  市民部長    新  井  栄  子       福祉健康部長  米  山  慶  一
  健康保険担当部長折  原  良  二       環境経済部長  松  岡  治  男
  建設部長    星  野     眞       都市整備部長  石  崎  純  一
  鉄道高架担当部長金  子     勉       庄和総合支所長 鈴  木  八 重 子
  会計管理者   石  川     隆       病院事務部長  河  津  由  夫
  消防長     日  向  一  夫       水道事業管理者職務代理者
                                   本  田  次  男
  教育長     植  竹  英  生       学校教育部長  斎  木  竹  好
  学務指導担当部長関  根  一  正       社会教育部長  河  井  輝  久
  監査委員事務局長町  田     務       選挙管理委員会事務局長
                                   三  木  和  明
  農業委員会事務局長
          田  口  利  雄

本会議に出席した事務局職員
  局長      小  林  国  行       主幹      須  田  芳  次
  主査      浜  島  孝  宏


△開議の宣告
○小久保博史 議長   ただいまから本日の会議を開きます。
 午前10時01分開議

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△各常任委員長報告
○小久保博史 議長  日程第1、これより各常任委員長から議案並びに請願及び閉会中の継続審査に付されていた議案に対する審査の経過と結果について、順次報告を求めます。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇総務委員長報告
○小久保博史 議長  最初に、総務委員長、内田勝康議員。
                   〔内田勝康総務委員長登壇〕
◎内田勝康 総務委員長  おはようございます。総務委員長の内田でございます。今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案7件並びに閉会中の継続審査に付されておりました議案1件につきまして、審査の経過と結果を順次ご報告申し上げます。
 最初に、議案第49号 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、総務委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、市税条例第51条の減免適用者の状況についてを伺いたいとの質疑に対し、19年度の減免の実施状況については、1号の生活保護受給者が13人で、減免額が66万2,500円であり、中国の残留邦人の方の対象者はいませんでした。2号の生活困窮者の方、3号の学生の方についての対象者はいませんでした。4号の民法第34条公益法人については、対象件数が42件で、減免額が約94万5,600円でした。5号の特別な理由のある方の対象者はいませんでしたとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第50号 春日部市監査委員に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、監査委員が新たにつくられた地方財政健全化法の4指標の意味を理解して監査に臨めるかどうかについてを伺いたいとの質疑に対し、東部監査委員会、埼玉県市監査委員会、関東都市監査委員会、全国都市監査委員会等が実施する審査手順などの講習会等に積極的に参加してきたところです。今後も監査委員事務局と財政当局が事務作業について連携を図り、監査委員に適切な情報を提供していきたいと考えていますとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第51号 春日部市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、特別土地保有税審議会委員の欄を削除するということで、ララガーデン春日部は、商業施設としてオープンしていますが、用途変更を地権者が申請した場合は、どのような扱いになるのか伺いたいとの質疑に対し、現在ララガーデン春日部の敷地は店舗用地に供しており、納税義務の免除を決定したものですから、今後万一店舗等が取り壊されるなど用途変更がなされた場合でも、免除決定を取り消すことはありませんとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第52号 春日部市税条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、寄附金税制の拡充による市県民税の影響額について伺いたいとの質疑に対し、今回の改正で適用減額が10万円から5,000円に引き下げられ、市県民税額が減税となる納税義務者が増加すると見込んでいます。影響については、寄附者数や寄附金額がわかりませんので、現時点での予想は困難な状況ですとの答弁がありました。
 また、平成21年10月からの年金の特別徴収は自治体の判断でやめることができないのか伺いたいとの質疑に対し、地方税法で規定されており、年金の特別徴収はやめることができませんとの答弁がありました。
 また、証券税制改正について、平成22年、23年と経過措置はあるようだが、税率が3%から5%になることにより市税は増収になるのか、あわせて増収額の見込みを伺いたいとの質疑に対し、平成23年までは特例措置として軽減措置が適用されるため、実際に影響額が出るのは平成24年度以降になります。株式譲渡所得や配当所得は、経済状況や株式市況の動向に左右されますので、税収見込みは想定が困難ですとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、反対の立場から、市税条例の一部改正について、特に47条の2の関係で、平成21年10月から市県民税の年金受給者に対する特別徴収が始まるということで、これは介護保険料や国保税、または4月からの後期高齢者医療保険料などに引き続く天引きということで、高齢者に対しては大変過酷なものになります。その1点で反対しますとの反対討論がありました。
 また、賛成の立場から、今回の改正内容は、主に寄附金税制の見直し、公的年金からの特別徴収制度の導入及び証券税制の見直しなど、地方税法の改正に伴うものです。寄附金税制の見直しについては、従来の寄附金に対する控除枠を拡大するとともに、ふるさと納税の一環として、地方公共団体への寄附に対して特例措置が講じられるなど、寄附を行いやすい環境が整備されたことは有意義なものと考えています。また、公的年金からの特別徴収については、徴収方法を普通徴収から特別徴収に変更するものであり、年金受給者の利便性及び徴収事務の効率化の観点からもやむを得ないものと認識しているところです。その他証券税制の見直しに伴う改正等がありますが、今回の市税条例の一部改正は、地方税法の改正に伴うものであり、適切なものと認識しています。今後は、市民の方々に改正内容を広く周知するとともに、ご理解をいただくよう要望して賛成するものですとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決するものと決した次第であります。
 次に、議案第53号 春日部市都市計画税条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、重要無形文化財などを公演する施設を運営する公益財団法人の具体例について伺いたいとの質疑に対し、現在のところ適用が見込まれる施設は、能楽堂など全国で15施設程度です。具体的には、東京都渋谷区の観世能楽堂は、社団法人観世会が所有しています。文京区の宝生能楽堂は、社団法人宝生会が所有しています。また、京都市の金剛能楽堂は、財団法人金剛能楽堂財団が所有しています。このように能の流派などがそれぞれ社団法人、あるいは財団法人となって能楽堂を所有していますとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第56号 埼玉県市町村総合事務組合規約の一部変更についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、質疑なく、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第58号 財産の取得についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、救急救命士の養成と充足率について伺いたいとの質疑に対し、現在の救急救命士は29名おり、救急救命士の必要人員は32名のため、充足率は90%になります。また、本年度は2名の救急救命士を養成しますので、21年度はさらに充足率が大きくなるものですとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、閉会中の継続審査に付されていました議案第1号 春日部市市民参加推進条例の制定については、6月5日の総務委員会において、執行部の説明の後、委員より、本条例の審議の論点が自治基本条例を制定すべきではないか、条例第14条の市民政策提案手続の中で市民の10名の連署という数の問題、条例第15条の市民登録制度において、広く市民に参加を呼びかけているにもかかわらず、登録された市民とそうでない市民との間で受け取る情報に格差の生じるおそれがある。以上3点に集約され、これらの点に執行部と議会との間に認識のずれが少々あり、執行部に議案を訂正する考えはないのかとの意見がありました。
 また、執行部より、検討の時間をいただきたいとの申し出がありました。その後、市長から、議案第1号の訂正について申し出があった旨議長から連絡を受けましたので、本会議において議案第1号の訂正についての承認の可否が決するまでの間、総務委員会における当該議案の審査を中止することにいたしました。
 6月11日の本会議において、議案第1号の訂正が承認されましたので、同日、本会議散会後に総務委員会を開催し、訂正後の内容により、議案第1号 春日部市市民参加推進条例の制定についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、春日部市市民参加推進条例を今後見直す場合には、一部の見直しか全部の見直しかについてを伺いたいとの質疑に対し、基本的には一部の見直しを想定しています。今後十分に自治基本条例等を検討する中で、現在の市民参加推進条例の内容についてを精査しますので、必要があれば全文の見直しもあると思いますが、今の段階で想定しているのは一部の見直しとご理解を願いますとの答弁がありました。
 また、全国的に自治基本条例や市民参加推進条例のようなものを持っているところについて伺いたいとの質疑に対し、すべての自治基本条例と市民参加条例を調べているわけではありませんが、策定中も含めてあわせ持つところが、大阪府箕面市、北海道猿払村、兵庫県宝塚市、北海道石狩市、鳥取県鳥取市、埼玉県宮代町、埼玉県久喜市、神奈川県大和市、神奈川県海老名市の9団体ですとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、賛成の立場から、本条例は、市民の皆様から制定が待たれていたものであり、今回ワークショップ等を含め広範囲な市民の参加のもとに制定されたことは評価に値し、制定に賛成するものですが、一方、条例制定から少々難産となった経緯を踏まえ、2点について要望させていただきます。まず、1点目として、この市民参加推進条例制定のための予算が計上されました際、真に市民参加で条例をつくるのであれば、1年半足らずでは時間的に無理があり、制定までのスケジュールにゆとりを持たせるべきとの指摘をさせていただきました。議会に身を置いて8年余り、市民参加を求めるたびに、市民の意見にはいろいろあると執行部より言われてまいりました。その都度いろいろあるからこそ徹底した市民意見の聴取と市民と行政との議論、対話が必要であると主張してまいりました。民主的な手続とは手間も暇もかかるものであり、手間と暇を惜しんで初めに期限ありきで事を進めては、真の市民参加が保障されないことをこの条例制定の過程を踏まえてお考えいただき、今後に生かしていただきたいと思います。
 2点目として、本条例制定が市民参加のもとで進められてきたことを評価いたしましたが、まことに残念なことに市民参加の重要な手続の1つである決定までの参加が十分であったとは思えません。せっかく条例案がまとまった段階でワークショップ等参加者の意見を聞きながら、その意見が条例案の見直しに十分つながったものかどうかを再度検討する機会が持たれなかったと伺っています。本条例制定を契機に、今後は決定までの市民参加を保障し、真の市民参加の実現を求めるものです。今後、まちづくりの基本となるべき自治基本条例の制定等も予定されていますことから、以上2点を要望し、本条例制定には賛成しますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 これをもちまして、当委員会に付託されました議案の審査の経過と結果についての報告を終わります。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇厚生福祉委員長報告
○小久保博史 議長  次に、厚生福祉委員長、鳴島武議員。
                   〔鳴島 武厚生福祉委員長登壇〕
◎鳴島武 厚生福祉委員長  おはようございます。厚生福祉委員長の鳴島でございます。今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案4件並びに請願3件につきまして、審査の経過と結果を順次ご報告申し上げます。
 なお、陳情1件につきましても意見を伺いましたので、あわせてご報告いたします。
 初めに、議案第49号 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、厚生福祉委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、質疑なく、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第54号 春日部市保育所条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、保育所の設置の目的を効果的に達成するために、指定管理者を導入するということだが、指定管理者のほうがどのようなことが効果的に達成できると考えているのか伺いたいとの質疑に対し、効果の1つは、経費の縮減が期待できるということです。また、これまでの春日部の保育の歴史により生み出された春日部の質のよい保育を継承しつつ、民間の創意工夫でさらによいものとしていただきたいと考えています。なお、民間のよいところは組織運営上小回りがきき、利用者のニーズに対して柔軟にすばやく対応ができるということだと考えていますとの答弁がありました。
 また、現在公立保育所では所長会議を開催し、保育所間の横の連絡を密にしているが、現在の状況と指定管理者導入後はどうなるのか伺いたいとの質疑に対し、現在公立保育所では所長会議を毎月開催しています。また、上席保育士による保育問題検討会を年5回開催しており、保育に関する課題や行事等の情報交換を行い、保育所間の連携を図っています。これらの会議については、指定管理者導入後も指定管理者による保育所からも参加していただき、引き続き保育所間の連携を図り、春日部市全体の保育サービスの向上を検討していただこうと考えています。
 また、現在公立保育所の保育士、民間保育所の保育士、さらに幼稚園の先生も参加して「子育てサポートアイランド」という交流会を開催しており、交流を深めています。今後も公立や民間の枠を超えて交流を行い、協力して春日部の保育を一層向上していきたいと考えていますとの答弁がありました。
 また、経費の縮減分はそのすべてを新しい保育サービスに振り向けていくのか伺いたいとの質疑に対し、経費の縮減分については、市全体の財政運営の中で決定されるものですが、できる限り福祉分野にいただけるよう要望しますとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、反対の立場から、今回の条例の一部改正は、指定管理者を導入することに伴ってその規定を改正するというものです。第8条に指定管理者による管理を規定しましたが、この内容によると保育所の設置の目的を効果的に達成するために、指定管理者制度を導入することは必要だと言い切っています。しかし、本来指定管理者よりも公立の運営で市が責任を持って、保護者や子供たちの要求に応じてより充実させていくということが市の本来の役割です。指定管理者ならばうまくいくとか、経費の削減によってメリットがあると言われていますが、指定管理者だから充実ができるということは、絶対にあり得ないと思います。子育て日本一を標榜している春日部市においては、指定管理者の導入ではなく、直営の保育所行政を続けていただくことを要求し、反対討論としますとの反対討論がありました。
 また、賛成の立場から、今回の改正は地方自治法の定めるところにより、指定管理者に保育所の管理を行わせることができるようにするもので、これにより多様な市民ニーズに対応するとともに、新たな保育サービスの拡大を実現していこうとするものです。また、指定管理者の導入により大幅な経費の削減が見込まれ、これは限られた財源を有効に生かすこと、最少の経費で最大の効果を上げるという地方財政運営の基本精神、民間でできることは民間に任せるという、いわゆる行革推進法の趣旨に合致するものであり、大いに評価できるものです。なお、指定管理者への移行に当たっては、利用者が不安を抱くことのないよう最大限の努力をしていただくことを要望し、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第55号 春日部市子育てセンター条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、指定管理者への移行による経費の削減額を伺いたいとの質疑に対し、職員配置によって違ってきますが、同様な事業を実施している市内にある民間の子育て支援センターと比較すると、人件費で約400万円の削減が見込まれますとの答弁がありました。
 また、今後の子育て支援センターの設置計画及びその管理について伺いたいとの質疑に対し、現在粕壁三丁目A街区市街地再開発事業地内に子育て支援センターの設置を予定しています。また、管理については、開所と同時に、(仮称)第9保育所とあわせて指定管理者の導入を予定していますとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、反対の立場から、本来この子育て支援センターの業務を達成していくということは、市の直営でこそ充実させていくことができると考えています。指定管理者制度に移行することによって、より高いサービスができるとは思えません。よって、この議案に反対しますとの反対討論がありました。
 また、賛成の立場から、今回の改正は地方自治法に定めるところにより、指定管理者に子育て支援センターの管理を行わせることができるようにするもので、多様なニーズに対応するとともに、民間のノウハウを活力として子育て支援センター事業の一層の充実を推進していこうというもので、まさにこれは日本一子育てしやすいまちに向けての手法であると考えます。また、指定管理者の導入により経費削減が見込まれ、これは限られた財源を有効に生かす最少の経費で最大の効果を上げるという地方財政運営の基本精神と、民間でできることは民間に任せるという、いわゆる行革推進法の趣旨に合致するものであり、大いに評価できるものです。なお、指定管理者への移行に当たっては、これまでの事業が円滑に移行、推進ができるよう最大限の努力をしていただくことを要望し、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議案第57号 財産の取得についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、財源及び返済計画を伺いたいとの質疑に対し、財源は起債対象経費の95%が合併特例債で、約17億8,700万円です。残りの5%が一般財源等で、9,448万5,000円です。また、合併特例債の返済計画は、3年間は利息のみで、平成21年度が約3,000万円、22年度、23年度が約4,800万円です。平成24年度からは、元本と利息の支払いとなり、平成24年度が約2億3,200万円、25年度が約2億6,000万円の見込みですとの答弁がありました。
 また、児童センターについて、子供たちが欲している施設とするために、来年9月のオープン前に中高生を主体とした運営委員会を立ち上げる必要があると思うが、見解を伺いたいとの質疑に対し、中高生主体の運営委員会については、有効な支援を行うためには非常によいことだと考えており、今後前向きに検討しますとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、請願第1号 「医師・看護師等を増やし、安心できる地域医療の確保を求める意見書」を国に提出することを求める請願を議題とし、紹介議員からの説明の後、質疑を求めしところ、質疑なく、討論を求めしところ、採択に賛成の立場から、全国では26万人も医師が不足していると言っており、看護師も不足しています。日本の看護師は100床当たりで54人、アメリカは233人、イギリスは244人と大変大きく立ちおくれている状況です。市立病院における一部病棟の閉鎖、小児科、産科の休止は、まさにここに起因しているわけです。国に医師・看護師の確保対策を求めること、この意見書を国に提出して国を動かしていくこと、これが市民全体の願いであると思われます。よって、委員全員の賛成により委員会で採択されるよう望み、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 また同様に、採択に賛成の立場から、現在の市立病院は350床を運営していくために必要な看護師の確保が図れず、やむを得ず297床での運営を余儀なくされています。しかしながら、市長と病院長が一体となって、関連大学とたび重なる協議を行い、一定の医師確保が行われるとともに、7対1の看護体制の確保により、質の高い医療体制が整えられていることは評価できるものです。また、昨年度は、高度医療機器であるがん放射線治療機器のリニヤックやCT、また国内最高精度のMRIの更新が行われ、西2階の産婦人科病棟の大規模改修等、これまでにない投資が行われ、地域医療の拠点施設としての充実を図り、入院患者を受け入れる環境整備に努力されています。さらに、病院で働く子育て世代の医師や看護師の定着率を高めるために、本年4月からは院内託児室をオープンするなど、職場環境の改善も行われてきました。また、看護専門学校の40人定員に向けて条例改正が行われ、それに伴う施設の一部改修も予定しているところです。こうした改善は、病院、設置者、議会の3者が一体となって市立病院のあり方を慎重に協議した結果であると考えています。今回のこの医師・看護師等の確保対策を国に求める意見書の提出を求める請願は、その趣旨には異論のないところです。しかし、国に医師確保、看護師確保等の対応を求める以上に、市立病院健全経営検討特別委員会の報告書にあるように、地元においてさらに病院、設置者、議会の3者が一丸となって、具体的かつ積極的な姿勢で医師・看護師等の確保に努め、市立病院を含めた地域医療の充実を図る行動こそが重要であることを申し上げ、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、全員一致で採択すべきものと決した次第であります。
 次に、請願第2号 春日部市立病院の充実と小児科・産科の再開を求める請願を議題とし、紹介議員からの説明の後、質疑を求めしところ、質疑なく、討論を求めしところ、採択に賛成の立場から、この請願の趣旨は、春日部市立病院の小児科・産科の再開と充実を図ってほしい。24時間安心してかかれる診療体制を整備してほしい。医師・看護師などを確保して、安心で行き届いた診療を行えるようにしてほしいという主に3点です。請願文にもありますが、春日部には小児科の入院先がない、夜間救急の受け入れ態勢がない、産科がないという状況は、一刻も早く解決してほしいという市民の大変切実な願いです。これは、署名が3万8,739筆という大変な数に上っているところからも明らかです。よって、委員全員が賛成をされ、この委員会で採択されるよう望み、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 また同様に、採択に賛成の立場から、春日部市立病院が地域における中核病院として小児医療、周産期医療を担っていくことの必要性を考えると、医療環境が年々厳しい状況となる中で、この請願事項にあるよう診療体制の充実を求めることについては、24万市民の願望として当然のことと理解するものです。しかしながら、全国的な小児科医師の絶対数の不足、病院勤務の医師の過酷な労働環境など、小児医療、周産期医療を担う医師の置かれている環境は、私たちの想像を絶するものと思います。そうした中で、市長や病院長の努力により、日本一子育てしやすいまちとして、本年2月からは、まず小児科外来が再開されるなど、明るい兆しが見えてきたことは大いに評価してよいものではないかと思います。
 また、日本医師会における調査では、小児2次救急医療機関を訪れる患者の90%以上は軽症患者であるとの報告もあります。24時間安心してかかれる診療体制は、市民のだれもが望むものですが、そうした市民の小児救急への要求が小児科医師を疲弊へと追い込んでいるという実情もあります。こうした認識に立った中で、今後の小児医療、周産期医療を考えた場合には、1次医療施設としての開業医院と2次医療施設としての市立病院という明確な位置づけを市民が理解し、小児科医師や産科医師の定着を地域全体で考え、支えていくことが不可欠です。そのためには市立病院健全検討特別委員会の報告書に盛り込まれた病院、設置者、議会の3者が一丸となって、小児科・産科の再開はもとより、再開後に医師の定着を地域全体で支えることについて、具体的かつ積極的な姿勢で臨むとともに、市民の理解と協力を得ていくことが重要であることを申し上げ、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、全員一致で採択すべきものと決した次第であります。
 次に、請願第3号 「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書」を国に提出することを求める請願を議題とし、紹介議員からの説明を省略し、意見を求めしところ、意見なく、討論を求めしところ、採択に反対の立場から、老人医療費の財源は、世代間の負担が不鮮明となっていました。また、医療の給付主体と保険者とが分かれていたため、財政運営の責任が不明確との問題がありました。後期高齢者医療制度はこうした負担を明確にし、世代間の負担の公平化を図るとともに、後期高齢者の心身の特性に合わせた医療サービスを介護サービスと連携して提供することにより、生活の質向上及び医療の適正化を目的に、独立した新たな医療制度として本年4月にスタートしました。しかしながら、国及び広域連合等による説明不足や保険料の軽減策について見切り発車的なところがあり、混乱を招いたことは遺憾であり、残念であったと考えています。現在、こうしたことを受け、政府与党においてもさまざまな見直しの検討がなされていますので、現段階ではこうした動向を注意深く見守る必要があり、後期高齢者医療制度の廃止については反対するものですとの反対討論がありました。
 また、採択に賛成の立場から、請願の趣旨にも書かれているように、今やこの後期高齢者医療制度の中身を知れば知るほど大きな怒りが全国に広がっています。そして、春日部市でも窓口などへの問い合わせが殺到しています。これは単なる見直しだけで済むという内容ではありません。この請願の趣旨をしっかりと議会として受けとめ、国に対して廃止を求める意見書を提出すべきであると強く確信しています。この請願が採択されるよう強くお願いし、賛成討論としますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第であります。
 次に、陳情第1号 在宅の中途障がい者への紙オムツ支給に関する陳情を議題とし、意見を求めしところ、執行部に対し、参考として伺いたいが、県内他市及び本市の支給状況を伺いたいとの発言があり、現在県内40市中23市が支給しています。本市では、先天性障害の方のみを対象として42人に支給しています。支給額は、1カ月当たり1万2,000円を限度とし、自己負担が1割となっていますとの執行部からの参考意見がありました。
 また、執行部に対して、参考として伺いたいが、23市が支給しているということだが、これは増加傾向にあるのかどうか伺いたいとの発言がありました。
 平成18年の自立支援法の制定以前から実施していた市が20市、制定後に実施した市が3市のため、増加傾向にありますとの執行部から参考意見がありました。
 また、本市で実施していないことは、相当深刻な問題であると受けとめます。中途障害者は、それでなくても財政的に圧迫されているので、何とか実施してもらいたいと思いますとの意見がありました。
 種々意見交換の後、陳情第1号についての意見交換を終結した次第であります。
 これをもちまして、当委員会に付託されました議案及び請願の審査の経過と結果及び陳情についての報告を終わります。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇建設委員長報告
○小久保博史 議長  次に、建設委員長、武幹也議員。
                   〔武 幹也建設委員長登壇〕
◎武幹也 建設委員長  建設委員長の武でございます。今定例会におきましては、当委員会に付託されました議案1件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 議案第49号 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、建設委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めしところ、市営住宅に入居するに当たっては、生活が厳しいということがありますから、生活困窮度を優先して判断する場合があるのかどうか伺いたいとの質疑に対し、市営住宅への入居に当たっては、生活困窮度をもとに判断していますとの答弁がありました。
 また、市営住宅に入居する条件として、3カ月以上市内に居住していないと認めない規定がありますが、中国残留邦人等については、例外規定として認めるということはできないのか伺いたいとの質疑に対し、市営住宅に入居するためには、市内に3カ月以上の居住要件があるため、3カ月以上市内に居住していない中国残留邦人等については、入居資格がないことになりますとの答弁がありました。
 種々質疑の後、質疑を終結し、討論を求めしところ、賛成の立場から、質疑の中で生活困窮度が優先されるという答弁をいただき、確認しましたので、賛成しますとの賛成討論がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 これをもちまして、当委員会に付託されました議案の審査の経過と結果につきまして、報告を終わります。

△休憩の宣告
○小久保博史 議長  この際、暫時休憩をいたします。
 午前10時45分休憩

  ─────────────────────────────────────────────────

△開議の宣告
○小久保博史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 午前10時46分開議

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△各常任委員長報告に対する質疑
○小久保博史 議長  ただいまの各常任委員長報告に対する質疑を求めます。
 最初に、総務委員長報告に対する質疑を求めます。
 質疑の通告がありませんので、以上で総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。
 次に、厚生福祉委員長報告に対する質疑を求めます。
 質疑の通告がありませんので、以上で厚生福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。
 次に、建設委員長報告に対する質疑を求めます。
 質疑の通告がありませんので、以上で建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。

△休憩の宣告
○小久保博史 議長  この際、暫時休憩をいたします。
 午前10時46分休憩

  ─────────────────────────────────────────────────

△開議の宣告
○小久保博史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 午前11時32分開議

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△各議案に対する討論、採決
○小久保博史 議長  日程第2、これより議案第49号から議案第58号まで並びに請願第1号から請願第3号まで及び閉会中の継続審査に付されていた議案について順次討論を行い、採決をいたします。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第49号の原案可決
○小久保博史 議長  最初に、議案第49号 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する各常任委員長報告は原案可決であります。各委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第50号の原案可決
○小久保博史 議長   次に、議案第50号 春日部市監査委員に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第51号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第51号 春日部市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第52号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第52号 春日部市税条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、14番、松本浩一議員。
                   〔14番松本浩一議員登壇〕
◆14番(松本浩一議員) 14番、松本浩一です。議案第52号 春日部市税条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論をいたします。
 この条例の一部改正は、65歳以上の公的年金受給者を対象に、来年10月支給分から個人市民税を年金から天引きする特別徴収をするというものであります。対象となるのは年額18万円以上の老齢基礎年金の支払いを受けている人ということでありますが、全国では500万人から600万人、約20%強、春日部市でも65歳以上の人が約4万2,000人のうち約1万人が対象、約20%となります。
 年金からは既に所得税、介護保険料、国民健康保険税、後期高齢者保険料が天引きされております。本人の意向を踏まえないで天引きをすることに対して、年金を主な収入としている受給者を中心に怒りが広がっております。ことし4月からは、65歳以上の年金受給者から国保税が、75歳以上の年金受給者からは後期高齢者医療保険料が年金から天引きされ、多くの問い合わせや抗議の声が寄せられております。年金からの天引きは、納税の便宜や徴収の効率化を図るためと言いますが、これは徴収する側の勝手な言い分であり、本人に断りもなしに国会で法律で決め、天引きすることに対して納得がいかないという抗議の声が上がるのも当然です。納税は国民の義務ですが、本人の同意もなく税金や保険料を年金から天引きするのは、憲法第29条に定める財産権を侵すものであり、個々個人の生活設計に介入するものであります。納税方法については納税者が決めるべきものであることを主張し、反対討論といたします。
○小久保博史 議長  次に、3番、滝澤英明議員。
                   〔3番滝澤英明議員登壇〕
◆3番(滝澤英明議員) 議席番号3番、滝澤でございます。議案第52号 春日部市税条例の一部改正につきまして、新政の会を代表しまして、賛成の立場から討論いたします。
 今回の改正内容は、主に寄附金税制の見直し、公的年金からの特別徴収制度の導入及び証券税制の見直しなど、地方税法の改正に伴うものであります。寄附金税制の見直しにつきましては、従来の寄附金に対する控除枠を拡大するとともに、ふるさと納税の一環として地方公共団体への寄附に対して特例措置が講じられるなど、寄附を行いやすい環境が整備されたことは有意義なものと考えております。今後は、多くの方々から寄附をいただけるような魅力あるまちづくりを推進されるよう要望いたします。
 また、公的年金からの特別徴収につきましては、年金受給者の利便性及び徴収事務の効率化の観点からもやむを得ないものと認識しているところです。対象となる納税者は、年金受給者ということで高齢の方々ですので、わかりやすく丁寧な説明をお願いするものです。
 その他証券税制の見直しに伴う改正等がございますが、今回の市税条例の一部改正は、地方税法の改正に伴うものであり、適正なものと認識をしております。今後は、市民の方々に改正内容を広く周知するとともに、ご理解いただくよう要望いたしまして、賛成するものです。
○小久保博史 議長  次に、26番、冨樫清年議員。
                   〔26番冨樫清年議員登壇〕
◆26番(冨樫清年議員) 議席番号26番、冨樫でございます。議案第52号 春日部市税条例の一部改正について、公明党市議団を代表して、賛成の立場から討論いたします。
 この条例改正は、地方税法の一部改正に伴い、納期限後に納付する税金や納入金等に係る延滞金の規定等の改正であります。その中でも個人住民税の公的年金からの特別徴収については、昨年の税制改正で決定し、先般の衆議院で地方税法改正案として再議決されました。
 春日部市の特別徴収の実施時期は、平成21年10月からですが、システム整備等の準備作業が伴うため、今6月定例議会において上程されたところであります。公明党としては、本年4月から始まった、いわゆる長寿医療制度における年金天引きについて、高齢者の声を踏まえて見直しを求めていることから、制度は異なる案件ではあるものの、個人住民税の公的年金からの特別徴収に係る考え方についても同様の考え方であります。
 個人住民税の特別徴収対象者は、65歳以上の公的年金受給者とされており、その中で2割強の方々が対象になると推定されており、基礎年金だけの方は課税対象にはなりません。このたびの特別徴収における条例改正案に至った背景には、地方団体より3年前からの強い要望を受け決定したものと伺っております。そして、本年4月30日に衆議院において再議決により成立したものであります。
 しかしながら、現在、長寿医療制度の年金からの天引きのあり方についても、既に公明党からは特別徴収の除外対象者の拡大などを含め強く要望しており、政府与党は検討を進められていることから、個人住民税の公的年金からの特別徴収についても条例案の除外対象者の見直しや、さらなる拡大改正を強く求めまして、賛成討論といたします。
○小久保博史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
○小久保博史 議長  起立多数であります。
 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第53号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第53号 春日部市都市計画税条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第54号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第54号 春日部市保育所条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、6番卯月武彦議員。
                   〔6番卯月武彦議員登壇〕
◆6番(卯月武彦議員) 6番、卯月武彦です。議案第54号 保育所条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。
 この条例改定案は、公立保育所に指定管理者制度を導入しようというものです。来年4月から庄和第1保育所を指定管理者に移行し、その後、来年9月にオープン予定の第9保育所、さらに第7保育所などに指定管理者制度を拡大していく方針です。
 指定管理者へ移行するメリットとして、人件費が削減できること、多様なニーズに対応したサービスの向上が図られることが挙げられています。人件費の削減では、公立の保育所の保育士の平均年齢が約40歳であるのに対して、民間では約27歳と若いので、定員100人規模の保育所で人件費が年間約3,000万円削減できるとしています。経費が削減できれば若い保育士ばかりでよいのでしょうか。若くて元気な保育士も経験豊富な保育士もバランスよく配置されてこそよい保育が可能となります。しかも、27歳というのは現在の市内民間保育所の場合です。もし株式会社が参入した場合には、利益を上げるためにより人件費が削減され、一層経験の浅い保育士ばかりになることも予想されます。
 多様なニーズに対応したサービスの向上についてでは、なぜ民間ではできて市の直営ではそれができないのか、明確な回答がありませんでした。部長を初め職員が本気でサービスの向上に取り組めば、民間に負けないだけの能力と経験を持っていると思います。市の直営ではできないというのでは、怠慢だと言われても仕方がないと思います。指定管理者として民間の保育所を想定しているということですが、株式会社の参入も可能であり、民間保育所が指定される保証はありません。株式会社は利益を上げることが最大の目的です。さきに述べたように、利益を上げるために人件費が削減され、待遇の悪さから優秀な保育士の確保が困難になったり、次々と保育士がやめ、交代するということになりかねません。保育内容の低下や子供たちの安全、健全な成長にとって悪影響を及ぼすことになります。子供たちの保育は大変重要であり、市が直接運営し、責任を持って行うべきです。
 以上の理由から議案第54号 保育所条例の一部改正に対して反対いたします。
 なお、議案第55号 子育てセンター条例の一部改正についても、指定管理者を導入するというものですので、同様に市が直接責任を持って運営すべきという立場から、反対であることを表明しておきます。
 以上です。
○小久保博史 議長  次に、1番、鬼丸裕史議員。
                   〔1番鬼丸裕史議員登壇〕
◆1番(鬼丸裕史議員) 議案第54号 春日部市保育所条例の一部改正について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。
 この条例の一部改正は、保育所に指定管理者制度を導入することができるようにするもので、これにより民間の能力を幅広く活用し、サービスの向上や行政コストの縮減を図ろうとするものであります。既に春日部市における指定管理者制度は、道の駅庄和、放課後児童クラブ、商工振興センター、体育施設などで導入されておりますが、保育所におきましても限られた財源を有効に生かし、最少経費で最大効果を上げるという地方行財政運営の趣旨を考えますと、指定管理者制度の導入は積極的に進めていく必要があり、評価できるものであります。
 また、指定管理に当たりましては、これまで春日部市の公立保育所が培ってきた保育サービスを継承しつつ、新たな保育サービスの実現も期待できるとのことですので、この点も評価できるものであります。
 なお、指定管理者への移行に当たりましては、児童など利用者が不安を抱くことないよう最大限の努力をしていただくことを要望し、賛成討論といたします。
○小久保博史 議長  次に、13番、片山いく子議員。
                   〔13番片山いく子議員登壇〕
◆13番(片山いく子議員) 13番、片山いく子でございます。議案第54号 春日部市保育所条例の一部改正について、フォーラム春日部を代表し、反対の立場から討論させていただきます。
 この条例改正は、公立保育所に指定管理者制度を導入するためのものです。その理由として、まず第1に、経費の削減が挙げられました。さらに、質疑の結果、その削減は主として人件費の縮減によるものであるとの説明を受けました。その根拠として、公立保育所の保育士の給与と民間保育所の保育士の給料の差を挙げました。
 言うまでもなく保育所は、主として親の就労等によって日中の保育に欠ける子供たちを家庭にかわって健全に育てるための施設であり、人が人を育てる場です。保育サービスを支えるのは、まず保育士さんによるところが大きいというのは自明の理です。既に保育所、保育園の運営を指定管理者にゆだねた自治体の例では、保育士の平均年齢が低くなる。すなわち保育士としての経験の浅い保育士が多くなる傾向が見られております。
 言うまでもなく春日部市の保育所の保育内容は、県内でも高い評価を受けており、その保育内容は経験の豊かな保育士さんによって継承されてきたと考えております。市長が子育て日本一を目指すということを重要課題として掲げる春日部市が、子育ての核となる保育所の運営を経費削減という観点から指定管理者にゆだねてしまうことは、重大な問題であると指摘せざるを得ません。
 また、部長の答弁では、保育士の配置などは保育内容が低下しないよう、募集要項等でチェックできるようにするとしていましたけれども、指定管理者となった事業所等が保育士を募集し配置するのは指定が決まってからであり、募集の段階から市が縛りをかけることは、甚だ困難であると言わざるを得ません。
 また、指定管理は、3年もしくは5年などの有期の契約となることから、民間事業所では契約が切れた後の経営の観点から、なるべく正規雇用を抑えるなど、保育士の人件費を削減する傾向があるなどの問題点も既に先進事例からは指摘されております。
 このような不安材料を含んでいる条例改正であるにもかかわらず、議会には単に条例改正のみが提案されているだけで、以上のような不安を払拭できるだけの応募や選考の基準等が一切示されておらず、このような状況のもとで議会としては責任の持てる判断はなし得ないという点を指摘させていただきます。
 以上の理由から本条例の改正には反対するとともに、同様の理由から議案第55号にも反対することを申し述べて、反対討論といたします。
○小久保博史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。
 本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
○小久保博史 議長  起立多数であります。
 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第55号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第55号 春日部市子育てセンター条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
○小久保博史 議長  起立多数であります。
 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第56号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第56号 埼玉県市町村総合事務組合規約の一部変更についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第57号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第57号 財産の取得についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第58号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、議案第58号 財産の取得についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。

△休憩の宣告
○小久保博史 議長  この際、暫時休憩をいたします。
 午前11時53分休憩

  ─────────────────────────────────────────────────

△開議の宣告
○小久保博史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 午後 1時01分開議

  ─────────────────────────────────────────────────

△各議案に対する討論、採決(続き)
 ◇請願第1号の採択
○小久保博史 議長  次に、請願第1号 医師・看護師等を増やし、安心できる地域医療の確保を求める意見書を国に提出することを求める請願を議題といたします。
 本件について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本件に対する厚生福祉委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、請願第1号は採択と決しました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇請願第2号の採択
○小久保博史 議長  次に、請願第2号 春日部市立病院の充実と小児科・産科の再開を求める請願を議題といたします。
 本件について討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、5番、村松君子議員。
                   〔5番村松君子議員登壇〕
◆5番(村松君子議員) 5番、村松君子です。請願第2号 春日部市立病院の充実と小児科・産科の再開を求める請願について、日本共産党議員団を代表し、採択に賛成の立場から討論を行います。
 市立病院の充実と小児科・産科の全面的な再開は、市民にとって大きな願いとなっております。議会に寄せられた署名は2月ごろから始められたということですが、短時日であったにもかかわらず、きょうまでに4万315人という大変な数が寄せられたということであります。いかに市民の切実な願いが込められているか、はっきりと示している数だと思います。
 市立病院は、不採算部門を担いながら営々と頑張ってその役割を果たしてきました。ところが、医師不足のため、小児科は平日の昼間だけの外来のみで、小児科の入院や救急対応ができず、またそれに伴って産科が休診ということになっております。市内の病院では1カ所も小児科の入院はなく、産科もない状況は、一刻も早く解消しなければなりません。市立病院と充実と小児科・産科の全面的な再開を一刻も早く求めるこの請願は、当然のこととして受けとめ、大いに私たちも努力をしてまいる決意でございます。
 この請願が議員全員の賛成で採択されるよう望みまして、賛成討論といたします。
○小久保博史 議長  次に、1番、鬼丸裕史議員。
                   〔1番鬼丸裕史議員登壇〕
◆1番(鬼丸裕史議員) 請願第2号 春日部市立病院の充実と小児科・産科の再開を求める請願について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論を行います。
 春日部市立病院が地域における中核病院として、小児医療、周産期医療を担っていくことの必要性を考えますと、医療環境が年々厳しい状況になる中で、この請願事項にあるよう診療体制の充実を求めることについては、24万市民の願望として当然のことと理解するものです。しかしながら、全国的な小児科医師の絶対数の不足、病院勤務の医師の過酷な労働環境など、小児医療、周産期医療を担う医師の置かれている環境は、私たちの想像を絶するものと思います。
 そうした中で、市長や病院長の努力により、本年2月から小児科外来が再開するなど、明るい兆しが見えてきたことは大いに評価してよいものではないかと思います。また、日本医師会における調査では、小児2次救急医療機関を訪れる患者の90%以上は軽症患者であるとの報告もあります。24時間安心してかかれる診療体制は、市民のだれもが望むものでありますが、そうした市民の小児救急への要求が小児科医師を疲弊へと追い込んでいるという実情もあります。こうした認識に立った中で、今後の小児医療、周産期医療を考えた場合には、1次医療施設としての開業医院と2次医療施設としての市立病院という明確な位置づけを市民が理解し、小児科医師や産科医師の定着を地域全体で考え、支えていくことが不可欠であります。そのためには市立病院健全経営検討特別委員会の報告書に盛り込まれた病院、設置者、議会の3者が一丸となって、小児科・産科の再開はもとより、再開後の医師の定着を地域全体で支えることについて、具体的かつ積極的な姿勢で臨むことに市民の理解と協力を得ていくことが重要であることを申し上げ、賛成の討論といたします。
○小久保博史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。
 本件に対する厚生福祉委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、請願第2号は採択と決しました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇請願第3号の不採択
○小久保博史 議長  次に、請願第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を国に提出することを求める請願を議題といたします。
 本件について討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、8番、新部裕介議員。
                   〔8番新部裕介議員登壇〕
◆8番(新部裕介議員) 議席番号8番、新部裕介でございます。請願第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を国に提出することを求める請願について、新政の会を代表し、採択に反対の立場から討論いたします。
 後期高齢者医療制度は、それまでの老人保健制度における財源について、世代間の負担が不鮮明となっていたこと、及び医療の給付主体である市町村とその費用を負担する保険者とが異なっていたため、財政運営の責任が不明確であるとの問題がありましたが、世代間の負担の公平化を図り、広域連合を保険者とすることで財政運営の責任を明確化したものであります。また、後期高齢者の心身の特性に合わせた医療サービスを介護サービスと連携して提供することにより、生活の質の向上と医療の適正化を図り、将来にわたって持続可能な医療保険制度とすることを目的に、本年4月から始まったものであります。
 しかしながら、国及び広域連合等による制度の周知不足、保険料の仕組みが複雑でわかりにくい、保険証が届かなかったことなど、結果として大きな混乱を招き、準備不足の感があったことは否めません。現在、国においてはこうした批判を真摯に受けとめ、追加の保険料軽減措置などの見直しが行われているところでありまして、現段階ではこれらの実施動向について注意深く見守る必要があると考えます。
 したがいまして、後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を国に提出することを求める請願については、採択することに反対をするものであります。
○小久保博史 議長  次に、15番、福田晃子議員。
                   〔15番福田晃子議員登壇〕
◆15番(福田晃子議員) 議席番号15番の福田晃子です。私は、日本共産党議員団を代表し、採択すべきとの立場から、賛成討論を行います。
 後期高齢者医療制度が4月から実施されてから約2カ月半が経過しました。4月15日、6月13日と年金から容赦なく保険料が天引きされるという事態であります。怒りの声が上がっております。この制度の中身が知れ渡るに従って、高齢者と国民の怒り、医療現場の抗議の声が政治的立場の違いを超えて大きく広がっております。後期高齢者医療制度の最大の問題は、75歳という年齢を重ねただけで国民健康保険や健康保険から強制的に脱退させられて、別枠の制度に囲い込まれ、保険料は天引きで2年ごとに際限なく引き上げられる、保険で受けられる医療はどんどん切り下げられるといった医療費削減のための高齢者を差別するというところにあります。年齢による差別医療などというものは、どんな理由があっても許されるものではありません。お年寄りが長生きされたらみんなで喜び、医療費を無料にしていくというのが本来当たり前の政治の姿であります。
 後期高齢者医療制度は、この請願にも書かれているように年齢差別医療であり、わずかな年金からの保険料の天引き、保険料を滞納した場合の保険証の取り上げなどは、法のもとの平等を規定した憲法14条や生存権を保障した憲法25条にも反するものであります。医療を受ける権利を奪い、人の命と尊厳、人権を脅かすものであります。
 現在、既に580の地方議会で反対決議が上がり、廃止を求める請願署名は600万を超え、全国の都道府県、医師会の6割を超える30の医師会が異議を唱えるという、こういう状況です。年金者組合や老人クラブなど、高齢者による国会要請行動も連日行われております。政府与党は、これら国民の痛烈な怒りの前に、批判の前に、低所得者層の保険料の軽減策を中心とした見直しを先日打ち出しました。しかし、小手先の見直しでは、高齢者の苦しみは決してなくなりません。一時的に一部の方の保険料が下がったとしても、後期高齢者医療制度は2年ごとに保険料を自動的に値上げする仕組みは変わりません。団塊の世代が加入するころには、保険料は今の2倍以上にはね上がるという試算も出ております。年齢による差別医療という制度の根幹そのものは変えない。そのまま残されたままなのであります。後期高齢者医療制度は、小手先の見直しではなく、制度そのものを廃止すべきであると考えます。そして、国の責任で長年ご苦労され、社会のために貢献してこられた高齢者の皆さんに対して、老後の生活の安心と病気になったときにはお金の心配をしなくとも必要な医療が受けられるように、社会保障を充実すべきであります。それこそが政治の責任ではないでしょうか。春日部市議会として今こそ市民の願いにこたえ、国に対して後期高齢者医療制度を廃止するよう意見書を提出すべきと考えます。
 以上で討論を終わります。
○小久保博史 議長  次に、13番、片山いく子議員。
                   〔13番片山いく子議員登壇〕
◆13番(片山いく子議員) 13番、片山いく子でございます。請願第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を国に提出することを求める請願に対して、フォーラム春日部を代表し、賛成の立場から討論させていただきます。
 まず、第1点、この後期高齢者医療制度は、医療にかかる機会の多くなる75歳以上の高齢者を年齢によって切り分けたことが問題となっています。セーフティネットというのは、支え手が広範であればあるほど安全性の高いネットとなることが自明の理だと思います。
 2点目として、他の社会保障制度との整合性がとれない制度となっていることが大きな問題点として指摘されております。細かい点をここで申し述べることは差し控えますけれども、1つだけ申し述べます。年金制度の一元化の議論の中では、今まで年金保険料を長い間払い続けてきた人たちにとって、給付が変わるのは問題として先送りされてまいりました。しかし、この後期高齢者医療制度は、若いときには将来年老いたときに安心して医療にかかることができると信じて高い保険料、保険税を払い続けてきた方々に対して、新たな負担を求める新しい制度に移ることを強制するものとなっております。一体この国は社会保障、殊に高齢者の命、暮らしを支えるための保障をどう考えているのかという批判の声が高くなってきております。
 今政府は、見直しをしていると言いますけれども、単に保険料の負担軽減程度の見直しでは、この制度の持つ根本的な問題、社会保障制度に対する国民の不信感を払拭することは不可能です。今こそこの制度を廃止し、老人医療を含む社会保障制度の中で矛盾なく国民が信頼して支え合うことのできる制度の再構築を議論すべきであると考えます。
 以上の理由からこの請願に賛成とさせていただきます。
○小久保博史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。
 本件に対する厚生福祉委員長報告は不採択であります。
 よって、原案について採決いたします。
 本件について採択することに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
○小久保博史 議長  起立少数であります。
 よって、請願第3号は不採択と決しました。

  ─────────────────────────────────────────────────

     ◇議案第1号の原案可決
○小久保博史 議長  次に、閉会中の継続審査に付されていた議案第1号 春日部市市民参加推進条例の制定についてを議題といたします。
 本案について討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたします。
 本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

△休憩の宣告
○小久保博史 議長  この際、暫時休憩をいたします。
 午後 1時18分休憩

  ─────────────────────────────────────────────────

△開議の宣告
○小久保博史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 午後 1時46分開議

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△日程の追加
○小久保博史 議長  この際、お諮りいたします。
 本日、議員提出議案7件が提出されました。これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案7件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第11号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第3、議第11号議案 医師・看護師等を増やし、安心できる地域医療の確保を求める意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 17番、会田幸一議員。
                   〔17番会田幸一議員登壇〕
◎17番(会田幸一議員) 議席番号17番、会田幸一でございます。議第11号議案 医師・看護師等を増やし、安心できる地域医療の確保を求める意見書につきまして、提案議員を代表し、提案理由を述べさせていただきます。
 なお、これは先ほどの請願第1号の全会一致を受けて、意見書として提出するものであります。
 医師や看護師等の不足が大きな社会問題となっております。埼玉県においては人口10万人当たりの医師数、看護師数は全国最下位にランクされ、深刻な事態が続いております。春日部市立病院は、必要な看護師確保できずに、一部病棟を閉鎖し、医師不足のため小児科、産科を休診せざるを得ません。小児科については、非常勤医師によって外来を再開いたしましたが、入院や休日、夜間救急に対応できる小児科の開業医院及び病院は、市内に1カ所もございません。医師・看護師等を確保し、安心できる地域医療体制を確立することは緊急の課題となっております。
 よって、国及び政府においては、医師・看護師等の確保対策を早急に講じ、適切な地域医療体制を確保するため、医師・看護師等を大幅に増員するとともに、定着促進、離職防止の施策を推進すること、緊急医療、周産期医療の体制整備のための支援策の拡充を図ること、小児救急の電話相談事業の充実のための対策を講じること、公立病院の診療体制の強化を図るとともに、中核病院と地域医療機関の連携を強化するための対策を講じることを早急に講じられるよう強く要望します。
 以上が医師・看護師を増やし、安心できる地域医療の確保を求める意見書につきましての提案理由でございます。議員皆様のご賛同を賜りますようお願いいたします。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第11号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第11号議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  討論もありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議第11号議案は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第12号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第4、議第12号議案 日本映画への字幕付与を求める意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 26番、冨樫清年議員。
                   〔26番冨樫清年議員登壇〕
◎26番(冨樫清年議員) 議席番号26番、冨樫でございます。提案議員を代表いたしまして、議第12号議案 日本映画への字幕付与を求める意見書につきまして、提案理由を説明させていただきます。
 現在、国内で上映される映画のうち洋画についてはほとんど日本語の字幕がついておりますが、邦画、いわゆる日本映画の場合は特別なものを除いて日本語字幕がついていないのが現状であります。聴覚障害者は字幕のない日本映画を楽しむことができません。昨年女優の菊池凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたことで注目された映画「バベル」は、約400人の聴覚障害者がエキストラとして参加し、日本の若者も多数出演しました。日本で公開される際、日本語場面だけ字幕がつけられていなかったため、聴覚障害者が署名運動などで改善を要望、その結果、配給会社は公開する全映画館で日本語場面にも字幕を入れて上映しました。聴覚障害者が映画を楽しむためには、せりふだけでなく電話の呼び出し音、動物の声、車の警笛など、画面にはあらわれない音声情報の文字視覚化も望まれます。日本映画への字幕付与は、ユニバーサル社会を目指す情報バリアフリーの一環として必要不可欠であります。
 よって、国及び政府においては、以上の現状を踏まえ、下記の措置を早急に講じられますよう強く要望いたします。
 1、情報バリアフリー化のため、日本映画や日本語映像ソフトコンテンツへの字幕付与を義務づけること。
 2、だれにでも理解できる字幕付与が行えるよう一定の規格・規定を定めたガイドラインを策定すること。
 3、日本映画への字幕付与が進むよう、財政的支援措置を講じること。
 以上の点につきまして、議員各位のご賛同を得られますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第12号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第12議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  討論もありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議第12号議案は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第13号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第5、議第13号議案 携帯電話リサイクルの推進を求める意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 24番、武幹也議員。
                   〔24番武 幹也議員登壇〕
◎24番(武幹也議員) 議席番号24番、武幹也でございます。議第13号議案 携帯電話リサイクルの推進を求める意見書について、提案議員を代表いたしまして、提案理由を述べさせていただきます。
 レアメタルを含む非鉄金属は、我が国の産業競争力のかなめとも言われており、その安定確保は我が国の産業にとって重要な課題であります。近年、国際価格の高騰や資源獲得競争の激化により、その確保に懸念が生じております。貴重な鉱物資源をめぐるこのような状況を受け、資源エネルギー庁に設置された資源戦略研究会が平成18年に取りまとめた報告書、非鉄金属資源の安定供給確保に向けた戦略では、使用済みの製品に使われたレアメタルの再利用推進が重視されております。中でも普及台数が1億台を超えている携帯電話には、リチウム、希土類、イリジウム、金、銀などが含まれており、これらを含んだ使用済みの携帯電話は、他のレアメタルなどを含む使用済み製品とともに都市鉱山として、適切な処理と有用資源の回収が期待されているところでございます。しかし、使用済みの携帯電話の回収実績は、2000年の約1,362万台をピークに減少傾向が続いており、2006年には約662万台に半減しております。回収率向上のための課題として、携帯電話ユーザーへのリサイクル方法の情報提供、携帯電話のリサイクル活動を行うMRN(モバイル・リサイクル・ネットワーク)の認知度向上、ACアダプター等の充電器を標準化することによる省資源化などが指摘されているところでございます。
 そこで、政府に対して使用済みの携帯電話の適切な処理とレアメタル等の有用な資源の回収促進を図るため、下記の事項について早急な対策を講じるよう強く求めるものでございます。
 1つ、携帯電話の買いかえ・解約時においてユーザーに対して販売員からリサイクルの情報提供を行うことを定める等、携帯電話の回収促進のために必要な法整備を行うこと。
 1つ、携帯電話ユーザーに対する啓発、携帯電話回収促進につながる企業・団体の取り組みを支援する施策を行うこと。
 1つ、ACアダプター等充電器の標準化や取り扱い説明の簡略化等による省資源化を実現すること。
 1つ、レアメタルなどの高度なリサイクル技術の開発に加え、循環利用のための社会システムの確立を目指すこと。
 以上の点、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第13号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第13号議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  討論もありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議第13号議案は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第14号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第6、議第14号議案 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 25番、五十嵐みどり議員。
                   〔25番五十嵐みどり議員登壇〕
◎25番(五十嵐みどり議員) 議席番号25番、五十嵐みどりでございます。議第14号議案 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書につきまして、提案議員を代表いたしまして、提案理由の説明をさせていただきます。
 女性のがんである子宮頸がんの死亡率は高く、毎年約8,000人が子宮頸がんと診断され、約2,500人が亡くなっています。子宮頸がんにはほかのがんにない特徴があります。1つは、発症年齢が低いということです。子宮頸がんの発症年齢層のピークは、年々低年齢化しており、若い女性の子宮頸がんが急増しています。
 もう一つは、原因のほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)による感染であるということです。このHPV感染を予防するワクチンの研究開発が進み、2006年6月にアメリカを初め80カ国以上の国で承認されています。つまり、子宮頸がんは予防可能ながんということになります。しかし、まだ日本ではこの予防ワクチンが承認されておりません。我が国においても予防ワクチンへの期待は高まっています。
 よって、政府におかれては子宮頸がんの予防、早期発見のための取り組みを推進するため、以下の項目について早急に実現するよう強く要望いたします。
 1つ、子宮頸がん予防ワクチンの早期承認に向けた審査を進めること。
 1つ、女性の一生においてHPV感染の可能性が高いこと、また予防可能ながんであることをかんがみ、予防ワクチンが承認された後は、その推進を図るため接種への助成を行うこと。
 1つ、日本におけるワクチンの開発、製造、接種のあり方に関して、世界の動向等も考慮し検討を進め、必要な対応を行うこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものです。
 議員の皆様方のご賛同が得られますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第14号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第14号議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  討論もありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議第14号議案は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第15号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第7、議第15号議案 消費税の増税に反対する意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 6番、卯月武彦議員。
                   〔6番卯月武彦議員登壇〕
◎6番(卯月武彦議員) 6番、卯月武彦です。議第15号議案 消費税の増税に反対する意見書について、提案議員を代表して、提案理由の説明をいたします。
 収入の減少や医療・年金・介護などの負担増によって国民の暮らしは苦しくなるばかりです。これ以上の負担増には耐えられません。消費税は、常に社会保障のため、財政赤字解消のためなどが理由とされてきました。しかし、消費税の導入、増税の一方で、医療や年金などの社会保障制度は改悪され、財政赤字は膨らみ続けています。また、2007年度分までの消費税の税収合計が188兆円である一方、この間の法人3税の減収分は159兆円にも上っており、消費税が大企業の減税に消えているのが実態です。
 社会保障の財源確保のためには、大規模開発や軍事費などの無駄遣いをきっぱりとやめ、税金の使い道を福祉国民の暮らし優先に変えるべきです。また、大企業や大金持ちへの行き過ぎた税の優遇をやめるべきです。
 消費税が増税されれば国民の消費が落ち込み、地域経済は一層悪化してしまいます。そもそも消費税は、所得の低い人ほど負担が重くなる最悪の逆進的な税金です。消費税の増税が貧困と格差を一層ひどくすることは明らかです。したがって、国民の暮らしや家計を守るため、消費税増税を行わないよう強く要望し、意見書を提出するものです。
 議員各位のご賛同をお願いして、提案理由の説明といたします。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第15号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第15号議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
 4番、秋山文和議員。
                   〔4番秋山文和議員登壇〕
◆4番(秋山文和議員) 4番、秋山文和です。消費税の増税に反対する意見書について、日本共産党議員団を代表して、賛成討論を行います。
 消費税は言うまでもなく逆進性の高い税制です。高い所得層には影響は少なくても、低い所得層、庶民にとっては大きな影響のある大変な痛みとなる税です。大企業にとっては消費税は価格に転嫁できる税ですが、中小企業や零細な小売店には多くの場合転嫁できず、身銭を切って支払うことになる重い税金です。勤労者の可処分所得は10年来下がる一方であり、若者や女性の2人に1人が非正規雇用で、貧困と格差が拡大しています。年金受給者に対する課税の強化や介護、後期高齢者医療等保険料の天引きなどでいじめとも言うべき事態が進んでいます。その上物価値上げに直面し、国民の多くが悲鳴を上げているのです。
 一昨日、福田首相が通信社のインタビューの中で、消費税について、「日本は世界有数の高齢化社会だ。その国が5%でやっている。だから、これだけ財政赤字を背負っている。その辺のところを決断しないといけない大事な時期だ」と述べ、引き上げは不可避との認識を示しました。福田首相は、高齢化に伴う社会保障費の増大が今日の財政悪化を招いているかのように宣伝することで、消費税増税を合理化しようとしています。しかし、財政悪化を招いたのは1990年代の国と地方で公共投資に50兆円、社会保障に20兆円と言われた逆立ち財政です。福田内閣は、社会保障費の自然増を毎年2,200億円ずつ抑制する小泉内閣以来の社会保障抑制路線を継承する一方で、高速道路をつくり続ける総額方式を改めず、行き過ぎた大企業、大資産家減税と年間5兆円規模に膨らんだ軍事費という、この2つの聖域にもメスを入れようとしていません。
 冒頭述べたように、所得が低い人ほど負担が重い消費税は、社会保障を語るには最もふさわしくない税です。福田首相はインタビューの中で同時にこうも述べています。「国民世論がどう反応するか一生懸命考えている」と、市民の声の代弁者として春日部市議会が福田首相が増税しない決断を促すようこの意見書を提出することを主張して、賛成討論とします。
 以上です。
○小久保博史 議長  ほかにございますか。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
○小久保博史 議長  起立少数であります。
 よって、議第15号議案は否決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第16号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第8、議第16号議案 妊婦健診のさらなる無料化拡大を国に求める意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 9番、阿部真理子議員。
                   〔9番阿部真理子議員登壇〕
◎9番(阿部真理子議員) 議席番号9番の阿部真理子でございます。提案議員、女性議員を代表いたしまして、提案の説明をいたします。
 意見書にあるとおり妊婦健診は、母子ともに順調であるかチェックするとともに、妊娠中の異常を早期に発見し、治療し、無事出産するための最低限必要な健康診断でございます。平成19年1月に国は各都道府県に対し「妊婦健診の望ましいあり方」と題して、妊婦健診は14回程度必要、本人負担でなく公費負担で行うべきとの通達を出しました。そして、5回までは公費負担となり、春日部市でも20年度日本一子育てしやすいまちを目指しの中で重点的に進める施策の1つとして、母子保健施策の拡充、妊婦一般健康診査を今までの2回から5回にふやし、安心して出産できる環境づくりを行っているところでございます。
 こうした支援を受けて、自治体の努力で14回を無料としているところもありますが、財政負担ができず5回までとなっているところが少なくありません。また、未受診妊婦は、経済的な問題を抱えていることが多く、経済的な理由で通常されている妊婦健診が受けられない方も多く見受けられます。妊婦は望ましい回数の健診を定期的に無料で受診できる健診の拡充が必要でございます。
 これまで全国各地で妊婦救急搬送において受け入れ先が決まるまで時間がケースや、中には手おくれとなることもあったと聞いております。きめ細かな健診を受けていれば、妊娠中の異常に対し早期に発見し、治療ができます。また、分娩リスクの高い妊婦の場合であっても早目の対応で事前に受け入れ先や受け入れ準備もでき、安心して出産に臨むことができます。少子化抑制、子育て支援のためにも、そして何よりもだれもが安心して安全に出産に臨むことができるように、妊婦健診のさらなる無料化拡大を国に強く要望するこの意見書にぜひ議員各位のご賛同を得られますようお願いし、提案説明とさせていただきます。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第16号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第16号議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  討論もありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
○小久保博史 議長  起立全員であります。
 よって、議第16号議案は原案のとおり可決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議第17号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○小久保博史 議長  日程第9、議第17号議案 ミニマムアクセス米の輸入禁止を求める意見書についてを議題といたします。
 事務局朗読願います。
                   〔事務局職員朗読〕
○小久保博史 議長  本案について提案理由の説明を求めます。
 14番、松本浩一議員。
                   〔14番松本浩一議員登壇〕
◎14番(松本浩一議員) 14番、松本浩一です。議第17号議案 ミニマムアクセス米の輸入禁止を求める意見書について、提案議員を代表して、提案理由の説明をさせていただきます。
 米や穀物の価格高騰は全世界に深刻な影響を及ぼしておりまして、フィリピンやインドネシアなど多くの国で暴動が起きております。国連のパン・ギムン事務総長は、かつては1日3食とれた家庭でも2食か1食に減らさざるを得なくなったと新たな飢餓の広がりに重大な懸念を示し、問題解決のための支援を呼びかけております。
 日本では、この数年、不必要なミニマムアクセス米が毎年77万トンも輸入され、在庫は3月末で137万トンにも及んでおります。政府は、今年度飼料用に70万トンを振り分ける計画と言われていますけれども、この量は米不足に苦しむフィリピンが緊急に手当てを必要とする米の量に匹敵するものであり、人道的にも許されるものではありません。
 ミニマムアクセス米の輸入があたかもWTO農業協定上の義務であるかのように言われますけれども、本来輸入は義務ではなく、輸入の機会を提供するというものにすぎないと1999年11月に政府も国会で答弁をしております。今後アジアでも水害や干ばつなどで米づくりが一層困難になり、日本が不必要なミニマムアアクセス米の輸入を続けることは、米不足の国々から食糧を奪うことになります。よって、ミニマムアクセス米は海外援助に回すなどして、在庫を一掃するとともに、従来の枠組みに捕らわれることのない対応を求めるものであります。
 したがって、ミニマムアクセス米の輸入を一時中止し、制度の見直しをWTO交渉の場で強力に働きかけるという意見書を提出するものであります。
 議員皆さんの賛同をお願いをいたしまして、提案説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○小久保博史 議長  ただいまの説明に対する質疑を求めます。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  質疑もありませんので、議第17号議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議第17号議案については委員会付託を省略することに決しました。
 続いて、討論を求めます。
 4番、秋山文和議員。
                   〔4番秋山文和議員登壇〕
◆4番(秋山文和議員) 4番、秋山文和です。ミニマムアクセス米の輸入禁止を求める意見書について、日本共産党議員団を代表し、賛成討論を行います。
 米などの穀物生産は、今世界的に不足しており、輸出規制を行う国も中国やベトナムを初め十数カ国に広がっています。日本も国産米の不足で売り出しを控えていた政府備蓄米の販売を試行と称して始めます。それなのに田植えが終わった今も、引き続き農家に青田刈りなどの減反を押しつけ、毎年77万トンのミニマムアクセス米の輸入方針を変えていません。日本がミニマムアクセス米を買い続ければ、世界的な米不足と価格高騰に加担し、さらに途上国から食糧を奪うことになります。これは、世界の食糧事情にもかみ合わないし、人道上も許されません。今こそミニマムアクセス米の輸入をやめることを初め、米政策の抜本転換が必要なのです。
 第1に、日本国内では減反の強制をやめ、農家に生産コストを補償する不足払い制度の確立と備蓄制度の充実など、米の需給と価格の安定対策を実施すること、また小規模農家を支援対象から排除する政策をやめることです。
 第2に、一部の麦製品では輸入品が国産品より高くなる事態が生まれています。輸入への依存が大きい麦、大豆、飼料穀物などを価格保証などの施策で本格的に増産することです。
 この意見書は、すべての農家の気持ちを代弁するものであり、国民の利益に合致したものです。議員の良識を示すものとして賛成するものであります。
○小久保博史 議長  ほかにございますか。
                   〔「なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
○小久保博史 議長  起立少数であります。
 よって、議第17号議案は否決されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△日程の追加
○小久保博史 議長  次に、お諮りいたします。
 この際、特別委員会の設置についてを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、特別委員会の設置についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△特別委員会の設置について
○小久保博史 議長  日程第10、特別委員会の設置についてを議題といたします。
 地方分権の時代にあって、市議会がその役割を最大限に発揮するために、議会のあり方や責務等基本的事項を規定する議会基本条例の制定に向けた調査研究を行うため、おおむね1年間を目途に委員13名をもって構成する議会基本条例等調査特別委員会を設置し、1、議会のあり方について、2、(仮称)春日部市議会基本条例について、3、関連する例規についての調査項目を付託の上、調査いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、委員13名をもって構成する議会基本条例等調査特別委員会を設置し、1、議会のあり方について、2、(仮称)春日部市議会基本条例について、3、関連する例規についての調査項目を付託の上、調査することに決しました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△日程の追加
○小久保博史 議長  次に、お諮りいたします。
 ただいま設置されました議会基本条例等調査特別委員会の委員の選任及び委員長・副委員長の互選についてを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、議会基本条例等調査特別委員会の委員の選任及び委員長・副委員長の互選についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議会基本条例等調査特別委員会委員の選任及び委員長・副委員長の互選について
○小久保博史 議長  日程第11、議会基本条例等調査特別委員会委員の選任及び委員長・副委員長の互選についてを議題といたします。
 委員会条例第8条第1項の規定により、議会基本条例等調査特別委員会委員には、
    2番  岩 谷 一 弘 議員
    6番  卯 月 武 彦 議員
    8番  新 部 裕 介 議員
   10番  栄   康次郎 議員
   11番  蛭 間 靖 造 議員
   13番  片 山 いく子 議員
   15番  福 田 晃 子 議員
   17番  会 田 幸 一 議員
   24番  武   幹 也 議員
   26番  冨 樫 清 年 議員
   28番  野 口 浩 昭 議員
   32番  鳴 島   武 議員
   33番  小 島 文 男 議員
 をそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました方々を議会基本条例等調査特別委員会委員に選任することに決しました。
 続いて、委員会条例第9条第2項の規定により、委員長・副委員長を互選の上、議長に報告願います。
 なお、念のため申し上げます。互選に関する職務は委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が行うことになっておりますので、よろしくお願いいたします。

△休憩の宣告
○小久保博史 議長  この際、暫時休憩をいたします。
 午後 2時26分休憩

  ─────────────────────────────────────────────────

△開議の宣告
○小久保博史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 午後 3時00分開議

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議会基本条例等調査特別委員会委員長・副委員長の互選結果報告
○小久保博史 議長  議会基本条例等調査特別委員会における委員長・副委員長の互選の結果をご報告申し上げます。
 議会基本条例等調査特別委員会委員長には、野口浩昭議員
               副委員長には、冨樫清年議員
 が互選されました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△議会基本条例等調査特別委員会委員長・副委員長就任のあいさつ
○小久保博史 議長  この際、委員長、野口浩昭議員並びに副委員長、冨樫清年議員の就任のあいさつをお願いいたします。
                   〔野口浩昭議会基本条例等調査特別委員長登壇〕
◎野口浩昭 議会基本条例等調査特別委員長  先ほど行われました特別委員会におきまして、委員長の職を仰せつかりました野口でございます。何分にもふなれでございますけれども、皆様方のご支援、ご協力をいただきながら精いっぱい務めさせていただきますので、よろしくお願いをいたしまして、就任のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
                   〔冨樫清年議会基本条例等調査特別副委員長登壇〕
◎冨樫清年 議会基本条例等調査特別副委員長  先ほど議会基本条例等調査特別委員会におきまして、副委員長の大任を拝しました冨樫でございます。もとより力不足ではございますが、野口委員長を補佐し、議会の活性化のために全力で取り組んでまいりますので、どうかよろしくお願いをいたします。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△日程の追加
○小久保博史 議長  次に、お諮りいたします。
 この際、特定事件継続審査の件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なしと認めます。
 よって、特定事件継続審査の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△特定事件継続審査の件
○小久保博史 議長  日程第12、特定事件継続審査の件を議題といたします。
 特定事件については、議会運営委員長並びに各常任委員長及び議会基本条例等調査特別委員長申し出により、お手元に配付いたしました特定事件一覧表のとおり閉会中の継続審査事項として、それぞれの委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と言う人あり〕
○小久保博史 議長  ご異議なし認めます。
 よって、特定事件継続審査の件は、議会運営委員長並びに各常任委員長及び議会基本条例等調査特別委員長申し出のとおり閉会中の継続審査事項として、それぞれの委員会に付託することに決しました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△市長のあいさつ
○小久保博史 議長  これをもちまして今期定例会の日程は全部終了いたしました。
 市長のあいさつを願います。
                   〔石川良三市長登壇〕
◎石川良三 市長  今定例会にご提案を申し上げました議案10件及び継続審査となっておりました議案1件につきまして、議員各位におかれましては慎重なるご審議をいただき、すべて可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。今定例会におきまして、議員各位から賜りました貴重なるご意見を十分に尊重し、今後の行政を執行してまいる所存でございますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
 時節柄、議員各位におかれましては、健康に十分ご留意をいただき、ご活躍されますようご祈念を申し上げ、閉会に当たってのあいさつといたします。まことにありがとうございました。

  ─────────────────────── ◇ ───────────────────────

△閉会の宣告
○小久保博史 議長  以上で平成20年6月春日部市議会定例会を閉会いたします。
 午後 3時04分閉会



 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
   平成20年6月  日

        議     長   小 久 保   博   史


        副  議  長   川   鍋   秀   雄


        前  議  長   山   崎       進


        前 副 議 長   鈴   木       保


        署 名 議 員   大   山   利   夫


        署 名 議 員   鬼   丸   裕   史


        署 名 議 員   岩   谷   一   弘