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埼玉県 春日部市

平成29年 7月11日全員協議会−07月11日-01号




平成29年 7月11日全員協議会

1. 開催期日  平成29年7月11日(火)

2. 開催場所  全員協議会室

3. 出席者
  (1) 議 員(32名)
      石 川 友 和    水 沼 日出夫    斉 藤 義 則
      坂 巻 勝 則    卯 月 武 彦    大 野 とし子
      佐 藤   一    金 子   進    井 上 英 治
      松 本 浩 一    今 尾 安 徳    並 木 敏 恵
      鬼 丸 裕 史    岩 谷 一 弘    滝 澤 英 明
      吉 田   剛    古 沢 耕 作    海老原 光 男
      矢 島 章 好    木 村 圭 一    鈴 木 一 利
      荒 木 洋 美    会 田 幸 一    山 崎   進
      河 井 美 久    小 島 文 男    栄   寛 美
      小久保 博 史    蛭 間 靖 造    武   幹 也
      栗 原 信 司    中 川   朗
  (2) 執行部(9名)
      石川 市長
      池貝 副市長
      白子 総合政策部長
      土渕 総務部長
      渡辺 建設部長
      中島 都市整備部長
      濱田 鉄道高架担当部長
      青木 都市整備部次長兼都市計画課長
      村松 都市計画課都市計画担当主幹
  (3) 議会事務局(6名)
      木 村 浩 巳    須 田 芳 次    中 村 匡 則
      大和田   潤    小 川 裕 司    小 山 裕 一

4. 傍聴者       (4名)

5. 議題
 ◎春日部市都市計画マスタープランの改定及び春日部市立地適正化計画について

 春日部市議会議長           滝 澤 英 明




開会 10:00

○滝澤 議長 
 ただいまから全員協議会を開会いたします。
 初めに、市長の挨拶を願います。

 ◎市長挨拶
◎石川 市長 
 本日の全員協議会の開催に当たり、一言ご挨拶申し上げます。
 本日は大変お忙しい中、またお暑い中、貴重なお時間を頂戴いたしましてありがとうございます。また、議員の皆様方には、日ごろから市政運営に多大なるご理解・ご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
 さて、本日の全員協議会の議題は、春日部市都市計画マスタープランの改定及び春日部市立地適正化計画についてでございます。都市計画マスタープランにつきましては、次期総合振興計画に即し、市の都市計画に関する基本的な方針を定める法定計画でございます。
 本市においては、今後の社会情勢に対応し、集約型の都市構造への転換を図るため、都市計画の基本方針について見直す必要が生じたことにより、改定を行うものでございます。
 また、あわせて、その具体的な計画となる立地適正化計画の策定を行うものでございます。本日は、計画の内容を議員の皆様方に説明させていただき、ご意見をいただくための開催でございます。詳細につきましては、この後、担当部長から説明申し上げますので、ご協議のほどよろしくお願い申し上げます。
 本日は、お暑い中、大変ご苦労さまでございます。ありがとうございます。

 ◎春日部市都市計画マスタープランの改定及び春日部市立地適正化計画について
○滝澤 議長 
 本日の議題は、お手元に配付のとおり、報告事項1件です。
 春日部市都市計画マスタープランの改定及び春日部市立地適正化計画についてを議題といたします。
 本件について、説明を求めます。
 なお、説明については、着席してお願いします。
◎中島 都市整備部長 
 それでは、着座にて失礼をいたします。
 都市整備部より春日部市都市計画マスタープランの改定と春日部市立地適正化計画についてご説明させていただきます。
 説明に先立ちまして、1点修正点がございます。
 本日の議案でございます都市計画マスタープランの改定でございますが、全員協議会開催の申し入れにおきまして、改定の定の字が定めるではなく訂正の訂になっておりましたが、正しくは定めるでございます。訂正をさせていただきたいと思います。まことに申しわけございません。
 それでは、本日配付いたしました資料の確認をお願いいたします。
 春日部市都市計画マスタープラン改定案、続きまして、春日部市立地適正化計画素案、続きまして、春日部市立地適正化計画素案概略版、続きまして春日部市都市計画マスタープランの改定について、土地利用方針、交通体系整備方針、新旧対照図、A4、カラー刷りのものでございます。続きまして春日部市都市計画マスタープランの改定、春日部市立地適正化計画の策定について(説明資料)と書かれたA4のカラー刷りのものでございます。以上5点でございます。
 過不足はございませんでしょうか。

[「なし」と言う人あり]

◎中島 都市整備部長 
 よろしいでしょうか。
 それでは、早速説明に移らせていただきたいと思います。
 まず、春日部市都市計画マスタープランと春日部市立地適正化計画の関連性についてご説明をいたします。こちら春日部市都市計画マスタープランの改定、春日部市立地適正化計画の策定について、説明資料の2ページをごらんください。
 なお、以下の説明につきましては、この資料のことを説明資料と呼ばせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 まずは、春日部市都市計画マスタープランの定義でございますが、都市計画マスタープランにつきましては、春日部市の都市計画に関する基本的な方針を定めたもので、長期的な視点で都市計画の方針を総合的・体系的に示すプランでございます。役割としましては、都市計画施策にかかわる方向性や根拠を示すもので、個別の都市計画の決定、変更の指針を示し、円滑な実現を目指すものでございます。
 続きまして、3ページをごらんください。
 都市計画マスタープランにつきましては、都市計画法第18条の2第1項に規定されました法定計画で、春日部市総合振興計画と国や県の計画に即し、特に総合振興計画のまちづくりの分野を受け持っているところでございます。そのため、計画策定に当たりましては、市の都市計画の諮問機関でございます都市計画審議会において審議、答申いただき、決定をするものでございます。
 続きまして、4ページをごらんください。
 都市計画マスタープランの策定の背景といたしましては、平成4年6月26日法律第82号の都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律によって条文化され、旧春日部市では平成11年8月に、旧庄和町では平成10年12月に策定され、平成17年の合併に伴い、平成23年11月に改定を行い、これが現行の都市計画マスタープランになっているところでございます。
 9ページをごらんください。
 続きまして、立地適正化計画についてでございます。
 近年、少子高齢化や人口減少社会は全国的な問題となってございまして、国は平成26年に都市再生特別措置法を改正し、集約型の都市構造の実現に向けた住宅及び都市機能の立地の適正化について、方針を定めたところでございます。この方針は、一定の人口密度と生活サービス機能の計画的配置や公共交通の充実を図るため、立地適正化制度の創設を行ったところでございます。
 目的といたしましては、一定エリアでの人口密度を維持し、医療、福祉、商業施設や住居等の計画的な配置、居住の誘導や高齢者をはじめとして、これらの生活利便施設などにアクセスできる公共交通の充実など、都市全体の構造を見直し、持続可能なコンパクトなまちづくりへ転換を図るというものでございます。
 10ページをごらんください。
 そうした中で本市におきましても、日常生活に必要な生活サービスである医療、福祉、子育て、商業等が住まいの身近にあり、車に過度に頼ることなく、公共交通により便利に生活サービスにアクセスでき、外出する機会や歩く機会がふえ、日常の中での自然と健康的な生活を送ることができるよう、拡散型の都市構造から集約型の都市構造へ転換が必要であると考えているところでございます。そこで、本市の都市構造の特徴である東西南北の鉄道軸とバランスよく配置された鉄道駅を中心とした多極ネットワーク型コンパクトシティによる持続可能な都市の形成を目指すものでございます。
 11ページをごらんください。
 ただいま申し上げました都市計画マスタープランと立地適正化計画につきましては、春日部市総合振興計画と国や県の計画に即し、また、本市の各種計画と連携し、都市計画の方向性を総合的・体系的に定めるものでございます。この中で、都市計画マスタープランにつきましては、市全体の計画であるのに対し、立地適正化計画は都市計画マスタープランの高度化版という位置づけでございまして、市街化区域に関する計画だということでございます。これらの計画におきましては、市の都市計画に関する諮問機関でございます都市計画審議会や都市再生協議会のご意見を伺い、作成を進めているものでございます。
 ここまでが都市計画マスタープランと立地適正化計画の関連性についての説明でございます。
 それでは、お手元に配付をいたしましたこちら春日部市都市計画マスタープラン改定案をごらんいただければと思います。
 表紙を含め2枚おめくりいただければと思います。こちらが目次となっているところでございます。
 春日部市都市計画マスタープランにつきましては、序章の3つの部で構成をされております。
 初めに、第?部の全体構想では、第1章でまちづくりの背景、第2章で今後のまちづくりの方向と目標、第3章が部門別方針、第4章が地区整備の方針をまとめたものでございます。
 次に、第?部の地区別構想では、第?部の全体構想を受けまして、地区別の構想を市内10の地域ごとに章としてまとめたものでございます。
 第?部は、実現に向けた取り組みといたしまして、計画の実現のための進捗管理と協働による取り組みをまとめたものでございます。
 それでは、序章及び第?部全体構想につきまして説明いたします。
 説明資料にお戻りいただきまして、13ページをごらんください。
 本市では少子高齢化の進行が進み、集約型の都市構造の形成へと転換する必要がございまして、そのため、都市計画の方針を総合的・体系的に示すプランでございます都市計画マスタープランの改定を行うものでございます。
 当市の特徴と目指すべき、将来像につきましては、当市の特徴は東西南北の鉄道軸、バランスよく配置された8つの鉄道駅と、それを補完するバスネットワークが形成されてございます。目指すべき将来像といたしましては、この特徴を活かしまして、公共交通を軸に駅を拠点とした多極ネットワーク型コンパクトシティにより持続可能な都市の形成を目指すものでございます。
 14ページをごらんください。
 今後のまちづくりの方向性でございますが、本市における少子高齢化に対応し、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力のある地域を維持するものでございます。そのため、市民が主体となる安心安全なまちづくり、土地の効率化や本市の特徴を活かした仕事の創出を行うことで、職と住居が、近接したコンパクトで魅力的なにぎわいのあるまちづくりを目指すものでございます。
 15ページをごらんください。
 本市が目指す将来像実現のためには、土地利用の効率化を図り、駅周辺における居住誘導の促進のために空家等対策の推進や北春日部周辺の新市街地の形成など居住環境の整備を進め、さらに仕事の創出といたしまして、国道16号や4号バイパス、今後整備がなされる東埼玉道路沿線における産業エリアの整備を推進し、これらの職と住居が近接したコンパクトで魅力的なにぎわいのあるまちづくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。
 16ページをごらんください。
 これらのことを踏まえまして、改定都市計画マスタープランの目標でございますが、目標年次は10年後でございます平成39年度、人口につきましては、現在の作成を進めております次期総合振興計画と整合を図るというものでございます。
 少し飛びますが、22ページをごらんいただければと思います。
 まちづくりの基本方向といたしましては、先ほど申し上げましたとおり、職と住居が近接したコンパクトで魅力的なにぎわいのあるまちづくりでございます。この基本方向を実現するため、4つの目標を設定しております。
 1点目が安全で暮らしやすいコンパクトなまちづくり、2点目は人にやさしいまちづくり、3点目は新たな魅力と活力あふれたにぎわいのあるまちづくり、4点目は環境に配慮した持続可能なまちづくりでございます。
 23ページをごらんください。
 こちらには、目指すべき将来都市構造を示しております。本市の将来構造といたしましては、次の項目を推進を図りまして、拡散型の都市構造から集約型の都市構造への転換を図り、先ほどから申し上げております職と住居が近接したコンパクトで魅力的なにぎわいのあるまちづくりを目指すというものでございます。
 24ページをごらんください。
 本市における長期的な方針でございます全体構想につきましては、土地利用、交通体系整備、緑地空間整備、住宅・住環境整備、景観整備、都市の安心・安全の6つの部門の方針を定めております。部門別方針を定める内容につきましては、まちづくりの目標に沿った各部門の基本的な考え方やまちづくりの基本方針などでございます。
 恐れ入りますが、資料17ページにお戻りいただければと思います。
 拡散型の都市構造から集約型の都市構造へ転換する基本方針に沿いまして、コンパクトな都市構造に係る主な改定点でございますが、1点目は、平成8年度に当時の春日部市、岩槻市、蓮田市、杉戸町、白岡町、宮代町、庄和町の3市4町から成る埼玉県東部中央都市連絡協議会におきまして、各自治体間のネットワークを検討し、位置づけた広域幹線道路(構想道路)の見直し、長期未整備都市計画道路の見直しでございます。
 2点目が本市の長期的な都市づくりの課題を解決するために設定をされたまちづくりエリアの集約でございます。この主な改定点につきましては、先ほど説明をいたしました部門別方針の土地利用、交通体系整備に該当いたします。先ほどお手元に配付をさせていただきました土地利用方針、交通体系整備方針新旧対照図、こちらのA4冊子にございますこちらの1ページをごらんいただければと思います。
 現行の都市計画マスタープランでは、主に市郊外に延伸する広域幹線道路が構想されております。それらにつきましては、各自治体間におきまして位置づけなどの変化もございまして、見直しを行うというものでございます。
 このうち、?番の北春日部から宮代の路線につきましては、現在土地区画整理事業の準備会が設立をされ、土地区画整理事業における市街化区域への編入を進めている北春日部駅周辺の梅田地区におきまして、土地区画整理事業の区域内の幹線道路としての位置づけがあることから、存続としたものでございます。その他の路線につきましては、代替路線の整備がなされたことや近隣市の位置づけが変わったことなどにより、見直しとさせていただいたところでございます。
 続きまして、2ページは改定都市計画マスタープランにおける交通体系整備方針でございまして、先ほど申し上げました広域幹線道路のほか、赤い線で示しました長期未整備都市計画道路につきましても、その整備効果などの観点から見直しを行うものでございます。なお、青い色で示しました長期未整備都市計画道路につきましては、今後も必要な路線として整備を推進していく考えでございます。
 続きまして、3ページをごらんいただければと思います。
 土地利用についてでございますが、本市の長期的な都市づくりの課題解決のために設定されたまちづくりエリアの集約でございます。3ページに現行都市計画マスタープラン、4ページに改定都市計画マスタープランの土地利用方針を掲載してございます。3ページの図のうち、緑の斜線で塗られている箇所がまちづくりエリアでございます。今回の改定におきましては、エリア自体の見直しを行うほか、名称につきましても、土地利用の形態に合わせた名称に変更を行う予定でございます。
 まず?番の増戸地区でございますが、この地区におきましては、今後埼玉県で整備がなされる上野長宮線と国道16号が交差し、産業流通系の企業の進出が見込めることから、産業集積検討ゾーンとして位置づけるものでございます。
 ?番の下蛭田地区につきましては、さいたま市の東岩槻駅からの徒歩圏でございまして、さいたま市におきまして、現在、立地適正化計画の策定に着手し、駅周辺の土地利用に関して検討を進めているため、当該地域についても住居系の土地利用が期待できることから、低層住居検討ゾーンとして位置づけるものでございます。
 ?番の梅田地区につきましては、先ほども申し上げました当該地区におきまして、土地区画整理事業による市街化区域編入が都市計画マスタープランの目標年次である10年以内に見込まれるため、検討するゾーンではなく、低層住居ゾーンとして位置づけたものでございます。
 ?番の小渕地区、?番の八丁目、樋籠、牛島地区につきましては、農用振興地域、農用地区域を多く含む地域でございまして、農業振興と都市計画の調和の観点から見直しを行うものでございます。しかしながら、国道4号、16号の沿道につきましては、相応の土地利用が図れるということが期待できることから、沿道ゾーンとして位置づけるものでございます。
 ?番の庄和インター周辺地区につきましては、国道4号バイパス、国道16号が交差する地区でございまして、また、今後東埼玉道路の結節も予定されている交通の利便性を活かし、現在企業誘致を進めている地区を産業集積ゾーンとし、また、周辺の地区を産業集積検討ゾーンの位置づけのものでございます。
 ?番の一ノ割、薄谷地区につきましては、拠点となる駅から遠く集約型の都市構造を目指すことと相反することから、見直しを行うものでございます。
 次に、説明資料にお戻りいただきたいと思います。
 41ページをごらんいただければと思います。
 都市計画マスタープランにつきましては、市内10のうち、粕壁、幸松、武里、内牧、豊春、豊野、南桜井、庄和北、庄和中央、庄和南に分け、それぞれの地区の将来像ときめ細かいまちづくりの方針を定めてございます。こちらの地域別構想につきましては、先ほど説明をいたしました都市の構造に係る主な改定点を反映いたしまして、取りまとめているものでございます。
 以上が都市計画マスタープランの改定についての説明でございます。
 続きまして、都市計画マスタープランの高度化版として位置づけられ集約型の都市構造の形成を計画し、持続可能なコンパクトなまちづくりを目指すための、立地適正化計画についてご説明をしたいと思います。
 それでは、お手元に配付をさせていただきました春日部市立地適正化計画素案、こちらをごらんいただければと思います。
 表紙を2枚おめくりください。
 春日部市立地適正化計画につきましては、序章を含め8章で構成されてございます。
 まず1章が春日部市の現況動向で、課題の整理などを行ってございます。
 2章は、立地適正化計画に関する基本的な方向性となっており、都市づくりの基本的な方向性を示してございます。
 3章が都市機能誘導区域、4章が居住誘導区域となっており、それぞれの誘導区域の設定を行っているものでございます。
 また5章は、誘導施設となっており、各区域に誘導する施設の設定を行っているものでございます。
 6章が計画遂行に向けた取り組みとなっており、計画遂行に向けた施策の内容を記載してございます。
 7章は目標値及び計画の評価となっており、目標や期待される効果などとなっているところでございます。
 以降、説明につきましては、この目次と先ほどから使わせていただいていますこの説明資料を両方見ながらご説明したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 まず、目次の第1章春日部市の現況・動向についてでございます。
 こちらにつきましては、説明資料の46ページ以降に記載をしてございます。
 時間の関係上、説明は省略をさせていただきます。
 引き続きまして、48ページをごらんいただきたいと思います。
 春日部市における都市づくりの課題をまとめたものでございます。
 都市機能の状況といたしましては、各駅を拠点とし、利便性の向上、また、日常生活に寄り添った魅力・活力ある都市機能の集積が必要でございます。居住や都市インフラの状況といたしましては、既存ストックを活用しながら、快適で安全な居住環境を維持することが必要でございます。
 また、人口減少や少子高齢化の要因といたしましては、次世代が住み続け、子育てをして新たな世代に受け継いでいくこと、世代が循環することが必要でございます。また、既存ストックの有効活用とともに、市街地の更新・再生や雇用の創出が重要なポイントでございます。
 これらの状況に対応した都市とするためにも、多極ネットワーク型コンパクトシティへの転換が必要であると考えているところでございます。
 49ページをごらんください。
 目次の第2章、本市における立地適正化計画に関する基本的な方向性についての説明でございます。
 土台としての都市構造は、東西南北の鉄道軸、バランスよく配置された8つの鉄道駅とそれぞれを補完するバスネットワークが形成されている本市の都市構造を活かした多極ネットワーク型コンパクトシティの形成を目指すものでございます。
 また、拠点形成・機能維持更新といたしましては、都市構造の集約化とともに、既存ストックを有効に活用した市街地の更新・再生に向けた取り組みを推進し、日常生活に寄り添った魅力・活力ある拠点を形成することで、快適で安全な居住環境の維持と緩やかな更新を図るものでございます。
 また、春日部市独自の重点的な取り組みといたしましては、「春日部二世」以降の流出や高齢化の進展を踏まえ、新たな雇用の創出に向けた取り組みや各世代のニーズにマッチした戦略的な市街地の更新・再生と、住み替え施策の両輪の推進も図ってまいりたいと考えております。この3つの都市づくりの方向性により世代が循環するまちを実現し、将来的に持続可能な活力あるまちを目指すものでございます。
 1ページ飛びまして、51ページをごらんいただければと思います。
 こちらが将来都市構造のイメージ図でございます。鉄道駅を中心に、商業や医療、福祉などの都市機能を誘導し、公共交通によって移動ができる集約型の都市構造とするものでございます。立地適正化計画におきましては、都市機能誘導区域、居住誘導区域を定めるということになっているところでございます。
 まず、都市機能誘導区域でございますが、赤い着色部分で、居住誘導区域内において設定されるものでございまして、医療、福祉、商業等の都市機能を都市の拠点に誘導し集約することにより、各種サービスの効率的な提供が図られる区域とされているところでございます。また、居住誘導区域につきましては、黄色の部分でございまして、人口減少の中であっても一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより、生活サービスやコミュニティーが持続的に確保されるよう居住を誘導すべき区域とされているところでございます。
 続きまして、52ページをごらんいただきたいと思います。
 こちらにつきましては、目次の第3章都市機能誘導区域、第4章居住誘導区域についてでございます。
 まず、都市機能誘導区域と居住誘導区域の設定の考え方でございますが、国土交通省では表に記載しております手法で設定をすることと示しているところでございます。またあわせまして、都市機能誘導区域では区域ごとに立地を誘導すべき都市機能誘導施設を設定することとされているものでございます。
 少し飛びますが、55ページをごらんいただきたいと思います。
 都市機能誘導区域の設定フローといたしましては、こちらのフローに添って設定をするものでございます。以上のフローから設定した都市機能誘導区域が56ページの図になってございます。
 この中で、八木崎駅につきましては、春日部駅とも近く、都市計画マスタープランにおいても、同一の地域として計画されておりますので、都市機能誘導区域においても同一区域としております。また、北春日部駅、藤の牛島駅につきましては、身近な生活サービスを集積する区域として、居住誘導区域とするものでございます。しかしながら、現在、北春日部駅周辺におきましては、区画整理事業による市街化区域編入を計画している地区がございますので、その進捗によりましては、都市機能誘導区域へ変更することを検討しているものでございます。
 57ページ以降につきましては、各都市機能誘導区域の拡大図を示してございますので、あわせて確認をいただければと思います。
 それでは、62ページをごらんください。
 都市機能誘導区域に続きまして、居住誘導区域の基本的な考え方の説明をいたします。
 居住誘導区域の設定としましては、4つの視点から検討を行っております。
 1点目は、土地区画整理事業が実施されているなど既存ストックの充実度。2点目は、公共交通の利便性。3点目は、目標年次においても一定の人口集積が維持される区域で、これらの区域から、4点目といたしまして、災害リスクの高い区域を除外した区域を居住誘導区域としているものでございます。本市におきましては、交通空白地域につきましてはコミュニティバスで補完してございます。平成52年の将来推計人口においても、1ヘクタール当たり40人、いわゆる人口集積地区DID地区の基準を割り込む地区がないことから、南栄町と豊野工業団地などの工業地域、工業専用地域を除いた市街化区域全域を居住誘導区域としたものでございます。
 63ページをごらんください。
 黄色い線で囲まれた地区が今説明いたしました居住誘導区域となるものでございます。
 続きまして、64ページをごらんください。
 目次の第5章誘導施設についての説明でございます。
 都市機能誘導区域に誘導する誘導施設の設定でございますが、居住者の共同の福祉や利便性の向上を図る施設といたしまして、医療、福祉、商業、子育て、金融、教育、行政、文化・交流の8つの施設を誘導施設として設定するものでございます。
 続きまして、65ページをごらんください。
 本市の計画では、それぞれの都市機能誘導区域におきまして、段階的な生活圏の構築を検討してございます。一次生活圏に必要な施設、表の左側の図でございますが、これらの施設は住まいの身近にあるサービスでございまして、広く市域に配置されるべき施設でございますので、特に都市機能誘導区域の中に誘導施設として設定はしないというものでございます。
 また、公共交通等の利用を前提に、日常生活に密着した多用な都市機能である表の中央の列に記載をしました施設を誘導施設として位置づけるものでございまして、本市の中心拠点となる三次生活圏につきましては、より高次機能を有する表の赤い線で囲まれた施設を誘導施設として位置づけるものでございます。これらの施設につきましては、全て新規に建設を行うというものではなく、区域内への誘導や現在区域内にある施設につきましても、今後も区域内での立地を確保し、機能の維持を図るというものでございます。
 66ページをごらんください。
 第10章計画遂行に向けた取り組みでございます。
 基本的な方向性である世代が循環する持続可能な活力あるまちを目指すために、この計画の中では5つの施策を柱として設けてございます。
 67ページをごらんください。
 5つの施策の柱における詳細でございますが、1点目の、公共交通ネットワークの形成では、春日部市地域公共交通網形成計画と一体となって公共交通関連施策の展開を行っていくものでございまして、公共交通ネットワークの形成や交通結節機能の強化、公共交通の利用促進、バリアフリー化の促進を図るというものでございます。
 68ページをごらんください。
 2点目は、交通結節機能の向上及び歩いて暮らせる交通環境の形成といたしましては、一ノ割駅や、武里駅、豊春駅の交通結節機能の強化を推進するというものでございます。
 69ページをごらんください。
 3点目の魅力・活力ある拠点の形成では、連続立体交差事業を契機とし、春日部市中心市街地まちづくり計画と連携しながら駅周辺の一体的なリニューアルを図るものでございます。また、北春日部駅の徒歩圏に位置している梅田地区につきましては、歩いて暮らせる生活を支えるコンパクトな市街地拠点を新たに形成することを目指すものでございます。
 70ページをごらんください。
 4点目の戦略的な市街地の更新・再生につきましては、医療や教育、子育てなどの豊富なストックを有する武里団地におきまして、多様な世代のニーズに対応したリノベーションの推進を図り、多世代の交流や生活を支える拠点づくり、子育て世代に選ばれる住まいづくりや高齢者が安心して住み続けられる住まいづくりをUR都市機構と連携をして推進をしていくというものでございます。
 71ページをごらんください。
 5点目の世代循環に向けた緩やかな居住の誘導につきましては、世代が循環する住み替えサイクルの構築や空家等対策、近居や隣居に対する支援施策を検討するものでございます。
 以上が現在行っております立地適正化計画の概要となります。今後のスケジュールにつきましては、両計画ともパブリックコメントを8月下旬に行いまして、年度内に公表したいと考えております。
 以上で春日部市都市計画マスタープランの改定と春日部市立地適正化計画についての説明を終わりとさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

○滝澤 議長 
 ただいまの説明に対し、質疑等を求めます。

◆鬼丸 議員 
 それでは、3点ほど質問があります。
 まず初めに、都市計画マスタープランの改定案における主な改定の中で、土地利用については現在のまちづくりエリアを見直したいと説明ありましたけれども、この理由は何なのかお聞かせいただきたいと思います。
 それで2点目が同じく構想道路についても見直しをしたいということですが、その理由をお願いいたします。
 3点目が春日部市立地適正化計画の素案における、?章7ページですね、都市機能誘導区域の設定についてなんですけれども、この北春日部駅や藤の牛島駅については都市機能誘導区域が設定されておらず、居住誘導区域としておりますが、この2つの駅周辺について、どのような位置づけになっているか、以上3点お願いします。

◎中島 都市整備部長 
 まず1点目の主な改定点の中での土地利用については、まちづくりエリアの見直しとこの理由ということでございますが、現行計画におけるまちづくりエリアにつきましては、これまで想定していた人口増加に対する受け皿といたしまして、市街化調整区域において、住民が主体となる都市的土地利用を検討する地区をまちづくりエリアとして位置づけておりました。しかしながら、今回改定する都市計画マスタープランでは、今後の社会情勢の変化に対応し、土地利用の効率化を図り、集約型の都市構造への転換を進めていくために、産業系の土地利用を図るとして庄和インター周辺地区及び増戸地区を位置づけ、雇用創出とし、また、駅周辺において住居系土地利用を図る地区として、下蛭田地区と梅田地区を位置づけ、これら職と住居が近接したコンパクトで魅力的なにぎわいのあるまちづくりを目指すという考えで設定をしたところでございます。
 2点目の構想道路についての点でございます。
 こちらにつきましては、構想道路を整備するに当たりましては、交通量による必要性のほか、沿道の土地利用が図られ、周辺のまちづくりに好影響を与えるいわゆるストック効果が期待できることが必要であると考えてございます。現在の計画に位置づけられている構想道路につきましては、合併前の近隣市町とのネットワークを形成することが主な目的としてされたところでございます。しかしながらその後、各自治体での合併が推進されるなど社会情勢の変化に伴い、必要性に変化が生じてきたところでございます。
 また、現在の構想道路は駅から遠いことや住居系の土地利用にそぐわない、また産業系につきましても、幹線道路へのアクセスがあまりよくございませんので、産業系の土地利用の形成が見込めないということから、見直しをさせていただくところでございます。
 続きまして、居住誘導区域に設定した北春日部駅と藤の牛島駅についてのどのような位置づけなのかについてでございますが、藤の牛島駅周辺につきましては、現在の都市計画マスタープランにおいて、生活拠点として位置づけられており、それに沿った基盤整備がされてきたというところでございます。一方で、この周辺につきましては、県道春日部松伏線周辺にスーパー、ホームセンターなどの商業施設や幼稚園、さらに児童館など施設が立地されており、既に生活圏が形成をされているところでございます。また、このため、駅周辺に都市機能を誘導した場合、既存施設との競合することが懸念されるため、都市機構誘導区域の設定は行わず、居住誘導区域内において、現在ある生活を送る上で必要なサービスやコミュニティーを持続的に維持・確保するための生活拠点として位置づけをしたものでございます。
 また、北春日部駅周辺につきましては、現在徒歩圏内に農地が広がってございまして、その周辺におきましては、土地区画整理事業による市街地区域編入を検討しているところでございます。しかしながら、立地適正化計画につきましては市街化区域内での計画でございますので、現時点においては藤の牛島駅地区と同様に、生活拠点としての位置づけをしておりますが、今後、市街化区域の編入に合わせて、地域拠点としての位置づけについて検討をしていきたいと考えているものでございます。
 以上でございます。

◆鈴木 議員 
 私のほうからは、3点ほどお伺いしてまいりたいと思います。
 そのうち1点は、今、ちょっと先ほど鬼丸議員のほうからあったので、ちょっと重複する部分もありますけれども、よろしくお願いいたします。
 まず1点目といたしましては、都市計画マスタープランの今回改定ということで、まずは現状のマスタープランにおける実現不可能であった部分、これは例えば人口目標に対するまちづくりの分野の中で人口社会増はなされなかったという部分の反省点等はどのように総括されていくのか、いるのか、そういうこと。また、拡散型の都市構造から集約型の都市構造への転換を図っていくということで、本市におきましては、8つの鉄道駅を中心としたまちづくりへどのような構造変化を具体的には目指していくのかという部分をちょっとお伺いいたしたいと思います。
 2点目が鬼丸議員とかぶりますけれども、鉄道駅を中心とした都市拠点、地域拠点に都市機能を集約するとなっております。その考え方で藤の牛島駅周辺を都市機能誘導区域ではなく、居住誘導区域にした理由というのは今お伺いいたしましたので、結構でございます。
 では、さらに北春日部駅については今後新たな要因というのは明確になっているところでございますけれども、明確にならずとも、今後新たな要因がさまざま場面では出てくる可能性もないとは限りません。その場面においてこの本マスタープランは、柔軟な対応という部分はあり得るのかどうなのかということをお伺いしてまいりたいと思います。
 3点目は、全体構想における部門別方針に定められておりますまちづくりの目標では、いわゆるこの本市が今本当に中心になって考えております災害に強いまちづくり、この位置づけはどのように考えているのか。
 以上、3点ほどお伺いしておきます。

◎中島 都市整備部長 
 3点質問ございました。
 1点目の人口増に対する総括のところでございますが、これまでの現行版としてマスタープランによる目標値の受け皿となるまちづくりを進めるため、説明資料の6ページに記載していましたようなネットワークや住宅、教育などの整備を推進してきたところでございます。また、現在の都市計画マスタープランの目標年次は平成32年度末でございますので、これに向けまして、北春日部駅周辺における新市街地の形成や空家等対策における空家バンクの活用などに取り組んでございまして、都市基盤の分野では人口の受け皿として、着実に進捗をしているものというふうに考えているところでございます。
 拡散型から集約型のまちづくりにつきまして、どのような転換を図っていくのかということでございますが、現行の人口増加策の一つといたしまして、開発許可制度の運用によりまして、市街化調整区域内の市街化区域隣接部におきまして、住居系の土地利用を現在許容している制度を設けてございますが、集約型のまちづくりの観点から本来の市街化調整区域の基準に戻していくということを考えてございまして、鉄道駅を中心としたまちづくりをしていきたいというふうに考えているところでございます。
 続きまして、種々要因による計画に対する柔軟な対応ということでございますが、立地適正化計画、あるいは都市計画マスタープランにつきましては、例えば市街化調整区域から市街化区域への区域区分の変更、高規格道路の規格道路の整備が周辺のまちづくりに変化がある場合につきましては、計画の変更についても柔軟に考える必要があるものと考えているところでございます。
 続きまして、災害に強いまちづくりでございます。
 都市計画マスタープランにおけるこれからのまちづくりの視点といたしまして、災害に強い安全な都市づくりの観点から、適切な市街地整備により防災に配慮した計画的な土地利用を図り、耐震性の高い都市インフラの整備、建築物耐震化の推進や地震の発生による建築物の倒壊、延焼による火災拡大を最小限に防止し、災害に強い都市づくりを行うものでございまして、あわせて都市公園が持つ防災機能を活用するとともに、緑地や農地の保全により市街地における防災区間の確保を推進するものでございます。
 また、部門別方針では、都市の安全安心の部門において、都市や地域の安全性の向上を図るという計画として位置づけているものでございます。
 以上でございます。

◆小久保 議員 
 ちょっと確認というか、聞かせていただきたいと思うんですが、先ほど鬼丸議員の質問の中に、構想道路のことについて、答弁の中なんですが、合併等がある中でいろんな環境が変わってきたというお話の中で、うちも変化をさせていくというお話があったんですが、その3市6町だか何だかでやって東部地方都市連絡協議会か何かというその当時の自治体と例えばこの構想道路をうちのほうでなくすというときに、近隣といろんな話をした上で廃止をしていくという手続きをとっているというものなのか教えてください。

◎中島 都市整備部長 
 近隣市町と協議をさせていただいておりまして、先に位置づけがなくなった事象もあるところでございます。
 以上でございます。

◆卯月 議員 
 都市計画マスタープラン改定案と、それから立地適正化計画素案、この2つで考えているものがコンパクトシティかコンパクトで機能的なまちづくり、集約化ということなんですけれども、そういうコンパクトシティ化を進めていくという結論に至った、そのどういう検討がなされていますか、コンパクトシティ化をすることによっていい点もあると思いますけれども、悪い点もあると思うんですが、そういうメリット・デメリット、それがどういう検討をした結果、どういう方針だったかをお聞きします。

◎中島 都市整備部長 
 どのような検討が行われたかということでございます。拡散型の都市構造では、都市機能が分散しておりまして、高齢者などが各施設などにアクセスすることが将来的に自動車を運転できないなどで困難になってくるというおそれがございます。今の状態が続いた場合、税収の減少や社会保障の増加などにより財政が悪化し、都市インフラの持続的な維持管理を行うことが困難となる恐れがあり、また、拡散した市街地では先ほど申し上げましたが、自動車を運転できない高齢者が日常生活を行うということが大変難しくなっていく恐れがあるところでございます。こうしたことから、立地適正化計画、いわゆるコンパクトなまちづくりの検討に当たりましては、鉄道駅を中心に誘導された生活利便施設に公共交通により便利にアクセスできる集約型のまちづくりの検討を行ったもので、いわゆるそうした都市構造をつくることが、高齢者も住みやすいまちと、また、財政面で、持続可能な都市経営を実現するまちづくりにとって必要であるという認識により今回取り組みさせていただいたくものです。
 以上でございます。

◆卯月 議員 
 確かに、集約化していくということになれば、その地域は便利になりますし、活性化もされて定住する可能性も出てくるというふうに思うんですが、その地域に住まわれた例えば内牧ですとか、不動院野ですとか、そういった地域がそういうほうから見ると、過疎化を促進するということになるんじゃないかと、この1点。そういう地域が住みにくい、だからコンパクトシティ化するということは、そういうところから中心に移り住んでもらうということになると思いますが、みんながみんな移り住めるわけではなく、結局、今住んでいるところに住み続けなきゃならない人も相当いるわけだと思うんですね。そういう人たちが置き去りにされてしまう。必要な施設がどんどん集約されて、なくなっていく。ますます住みにくくなるということになっては、これはいけないと思うんですが、そういった点についてはどういうふうに解決されるおつもりなんでしょう。

◎中島 都市整備部長 
 市街化調整区域における集落の取り扱いということと思いますが、住宅環境の維持保全を都市計画マスタープランの中でも位置づけてございまして、それに向けた施策も展開をしていくものです。また、そうした集落につきましても、公共交通の路線バスや春バスなどを活用しまして、生活の利便施設があるところにきちんとアクセスできるようにしていく、そうした都市づくりをしていくということが今回の計画の主な内容でございます。
 以上でございます。


◆卯月 議員 
 春バスとか公共交通でそういう地域の方々もしっかりと便利に生活できるようにということは十分に配慮していただきたいということを要望しまして、以上です。

◆井上 議員 
 ご説明ありがとうございました。
 最初に忘れちゃうといけないんで、要望だけですね。
 この立地適正化計画の中で、公共交通の充実については何回もこう出てきているんですけれども、私の一連の主張でありますデマンドタクシーについてお話が全然出てこないんで、次の総合振興計画で出すのか、検討とか、ほかの市でも状況もあるので、公共交通、今回春バスのルートが増えて新規運用となりましたけれども、1日おきですよね。ダイヤのですね。1日1本とかという状況ですから、高齢化社会に対しては春バスじゃ対応できないというのが普通だと思うんですね。だから例えば、やりますじゃなくて、いつか検討とかですね、それについての例えば隣の白岡市とかですね、北本市でやっている状況を見ると、やっぱり公共ですから、これについてどうするかですね、お願いしたいと思います。
 それと、非常によくできた文章で、さすがにどこかのプランニング会社とかに頼んだかのような、優秀な文章、欠点のない文章、よくできていると思うんですが、逆に言うと春日部らしさがないなという感じが私はするんですよ。その辺はつくばエクスプレスで柏の葉というところがあります。あそこで16号とつくばエクスプレスが交差しておりますし、近くに常磐自動車道がありますから、交通頻度が比較的いい、春日部より都心から離れているけれども、行けば駅の周りはもう30階くらいのタワーマンションが10個、20個どんどん建っているという状況ですんで。目を見はるようなですね。この間、テレビで久喜が放送されていまして、あそこ、ノンストップで東京駅まで、あるいは新宿駅まで1時間以内に……

○滝澤 議長 
 井上議員、質疑を、できるだけ簡潔に。

◆井上 議員 
 はい。
 ですから、そういうようなものを、春日部版をぜひここに入れていただきたいなというふうに思います。それで、立地適正化計画の中の?の28ページの中に、人口減少の実績が出ていると、国土交通省の都市局の評価の中で、こうチャートが出ているのですけれども、これを見ると春日部は人口減少の原因がこれだけ要因ということで、医療施設の徒歩圏人口密度が低いと。福祉施設への徒歩圏の人口密度が低いと、商業施設への徒歩圏人口密度が低いというのが越谷市や草加市と比べると、低いとこうなっているわけですね。この部分の具体的な数字をできれば伺いたいというのと、これに対し、そこを公共交通で解消するという施策がこの中にどこにもない。これも一つご答弁いただきたい。
 それから、防災に対してなんですけれども、100ミリ安心プランの記述が全然出てきていませんよね。災害に強いまちをつくるということならば、一番やっぱり市で心配なのは冠水ですよ。ですから、それに対してどうするのかということを、文章が全然出ていない。それからもっと踏み込んで言うならば、誘導地域として規定しているところであるならば、春日部市の努力ではどうもできない100ミリ安心プランでも緩和できないところについては、ここは誘導地域から外すと、人口誘導地域から外すというようなことも必要なんじゃないかな。とりあえず2点お願いしたいと思います。

◎中島 都市整備部長 
 まずデマンドタクシーの関係でよろしいでしょうか。
 現在、地域公共交通網形成計画の中で公共交通については考えておりまして、今後そのデマンドをやるかどうかということをお伺いしたいということかと思いますが、まずは現在の公共交通の利用状況、そして新規ルートの状況など、そういったものを精査して、その中で本当に新たな施策が必要であれば、その時点で検討していくものと考えております。今はまずはこの公共交通網の中できちんと運行していきたいと考えているところでございます。
 あと、チャートの数値ということでよろしいでしょうか。

[「冠水だけ答えてもらえれば」と言う人あり]

◎中島 都市整備部長 
 都市計画マスタープラン改定案65ページの一番最後のところでございます。新方川、会之堀川流域における浸水被害軽減プラン、これが通称100ミリ安心プランでございまして、ここに記載させていただいているというところでございます。なおチャートの数値のことについては、データがございませんので、後ほどお知らせをさせていただければと思います。
 以上でございます。

◆井上 議員 
 次の質問に入りますけれども、富士見町の地下道にエレベーターを設置する計画があるわけですけれども、それについては東西の交通の有利性について今から調査費を入れているわけですから、この中に入らないのかどうか。これを1つ伺いたいと思います。
 それと、これは一番最後の適正化計画の?番の2の中に、チャート表がありまして、居住誘導区域、現在の人口に対してDID人口は20万にするということで、全人口に対するDID人口は88%。ここに書いてある数字は、社人研の計画では18万4000に対して15万2000ということで、84%。同じく期待値に関しましては、20万に対して17万3000と86%、ほとんど変わっていないじゃないかという感じです。これで誘導しましたと言えるのか、これをまず説明をお願いしたい。
 それから、各駅の乗降人員が載っていましたけれども、都市機能のあるところに誘導するということだったら、当然そこの乗降人員について数字の変動があるわけですけれども、それについては触れていない。じゃ春日部駅を具体的に言うならば、乗換客を含めて、今は13万人くらいですが、どのくらいの数字にするつもりなのかお伺いします。

◎中島 都市整備部長 
 まず、富士見町のエレベーターに対する東西の円滑化ということの質問でございますが、都市計画マスタープラン改定案の64ページをごらんいただければと思います。その一番上の交通体系の道路網整備のところの2番目の白い四角の地区の暮らしを支える生活道路の整備、その下1つ目のぽっちのところです。連続立体交差事業に伴って道路整備を実施することにより、東西の道路交通の円滑化を図る。これに反映させていただいているという考えでございます。
 続きまして、人口増減率ですけれども、こちらは立地適正化計画の素案の?−1のほうをごらんいただければと思います。立地適正化計画?−1、右側のところの真ん中あたり、世代循環による人口減少の抑制というところがございまして、居住誘導区域における人口増減率、平成22年から52年にかけてのものですが、上に社人研推計値78%となっておりまして、それを埼玉県平均の88%を目標として誘導していきたいという計画としているところでございます。
 また、最後の質問、駅の利用者の人口の増減についてでございますが、都市機能誘導区域に人口を誘導するというわけではなくて、先ほど説明しましたように、居住誘導区域に基本的には人を誘導します。その誘導区域は現在の市街化区域、ほぼ全域ということでございまして、基本的にその使う駅の方々の利用者が大きく変化するというものではないと想定をしております。当然、人口減少が進めばその乗降される方の利用者は自然減というものはあるかもしれませんけれども、この計画の場合はそこまでのものではないということでございます。
 以上でございます。

◆井上 議員 
 ご説明いただいたやつは、例えば100ミリ安心プランであれば、100ミリ安心プランという言葉を入れる。富士見町エレベーターもそういう言葉をいれる。この文章だと、そんたくしないとわかんないですね。そんたくがもう何かいけないみたいになっているんですが、ちゃんと聞いて、書いていただいて、わかるようにしていただきたいなというふうに思います。
 それと、16号の活性化、いろいろ書かれておりますけれども、私は来てみると、16号を走っていると、岩槻、大宮から野田の側へ行くと、春日部が一番16号の沿線の開発が遅れている。レストランなんかが非常に少ないなと思うんで、これを誘導するにはどういった施策が必要なのかとか、それと現状でいいのかどうかですね。16号沿線沿いのこのレストランが、食堂とかですが、そういったものを買えばいいんですよ。ドイトみたいなものなんかが書いてあるんですけれども、ちょっと今迫力が足りないなというふうに思いますんで、それについてお伺いします。

◎中島 都市整備部長 
 16号の沿道についての企業誘致ということでよろしいかと思いますが、先ほど説明いたしました、土地利用方針、交通体系整備方針新旧対象図、こちらの4ページのところをごらんいただければと思いますが、基本的には、沿道の土地利用ができるよう沿道開発を許容するような形で16号線、4号バイパス、4号線につきまして、さらには藤塚米島線につきましても、それができるような形での位置づけをしていきたいと考えております。しかし、一部におきましては農振農用地がございますので、こちらにつきましては開発許可制度の考えの中では難しいということがございます。特に近年ではストックマネジメント事業の受益地については、一定期間、開発を抑制されるという部分がございまして、現実としてはなかなか難しい部分もございますが、市としましては基本的には立地ができるようにきちんと位置づけをさせていただくということでございます。
 また、先ほど、個別具体的な事業を少し、はっきりと言葉で入れたほうがよいのではないかというようなお話がございました。基本的に都市計画マスタープランにつきましては、市全体の施策、具体的な施策に入れるのでなく、基本的な考え方を示すという考えでございます。これは上位計画の埼玉県都市計画マスタープラン、いわゆる「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」というのもございますが、そちらも個別事業を入れるというのではなくて、都市計画の基本的な考え方を示すもので、従いまして、こちらの春日部市都市計画マスタープランにつきましても、都市計画の基本的な考えを、個別事業について記載するというようなことではなく、考え方を示しているものでございます。
 以上でございます。

◆井上 議員 
 私ばっかりしゃべっちゃいけないんで、最後にします。
 16号の沿線はほかの市町とつながって、流通するので、この政策で挽回できるのかということだけ聞きます。よろしくお願いいたします。
 最後にしますけれども、適正化計画の?の8に春日部駅周辺の都市拠点の図面が出ておりまして、赤でたこみたいな形ですけれども、市役所の移転が平成34年予定ですね。この地図の端っこにくるわけですね、市役所の移転先は、旧病院ですから、この赤いエリアのほうは変化はないのかどうか。その辺について、変化があるかどうかをお伺いして、終わりにしたいと思います。

◎中島 都市整備部長 
 都市機能誘導区域の設定の仕方につきましては、お手元の資料の立地適正化計画の素案の?−6ページをごらんいただきたいと思います。こちらの表に基づいて設定をさせていただいたというところでございまして、基本的には、商業系の土地利用がされていて、さらに、都市型住宅ゾーンも含めるという形で設定をした結果がこういう形になります。市役所を立地されたことによって、例えば商業地域の用途地域に変更するかどうかにつきましては、その必要性がなければ基本的には、この用途地域に見合った施設をそこに誘導するという考え方でございます。既存のストックを利用して、その用途地域に見合った大きさのものを誘導するという考えでございます。例えば、この赤く塗られたいわゆる商業系の土地利用のところにつきましては、基本的にはそういう土地利用を誘導する、これまでも誘導してきたということで、それに見合った道路の幅員などある程度整備がされており、都市型住宅ゾーンにつきましては、そこからワンランク、ツーランク下がった道路の幅員整備をしますので、そこに大きな建物を立地しようとすると、開発許可制度の中で接続する道路の道路幅員の不足などが起こってきます。そのような話の中では基本的にはそうした地域には大きいものを誘導するというわけにはいかないということでございます。逆に言えば、そのようなものを誘導するのであれば、その周辺の用途地域や基盤整備も合わせて都市計画に位置づけしていく必要がございます。そのケースにつきましては、その必要性を加味しながら検討するというものでございます。
 いずれにしましても、新庁舎の建設につきまして、用途地域の変更等については、現在考えていない状況でございます。
 以上でございます。

◆並木 議員 
 少し具体的なことを幾つか伺いたいんですが、今ご説明いただいたこの説明資料の48ページのところで、都市づくりの課題のまとめの中の?で、更新期を迎えている市街地、一ノ割駅、武里駅周辺を緩やかに更新していく仕組みが必要ということで、緩やかに更新していく仕組みというのは具体的にイメージが湧かないのですが、どういうことが必要だという認識なんでしょうか、そこをまず伺います。
 それと、70ページのところで計画遂行に向けた取り組みで武里駅周辺における拠点形成というのが出ていまして、駅周辺のところに交通機能の強化ということで、何かこれは交通結節機能というのはどういうことを、強化するというのはどういうことか。
 もう一つ、同じページで、武里団地は地域の整理課題、住宅需要等に応じて再生ということで、その武里団地を春日部市が今後この計画の中で再生していくのに、どういう計画になるのでしょうか。

○滝澤 議長 
 この際、暫時休憩をしたいと思いますが、並木さんのほかにあと2人ぐらい手を挙げていますよね。では、この際、休憩をとります。
休憩 10:48

再開 11:00

○滝澤 議長 
 では、休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの質疑に対し答弁を求めます。
 よろしいですか。答弁を求めます。

◎中島 都市整備部長 
 まず、1点目の緩やかな更新をするということでございますが、こちらにつきましては、基本的には、例えば居住の誘導でございますが、家を建てかえするときに、誘導区域の中に立地をしてもらいたいということを指導していくというような形になります。都市機能誘導区域や都市施設の誘導につきましては、都市機能誘導区域外に例えば生活に必要な施設の計画が出た時に、できれば都市機能誘導区域内に立地していただけないかということを誘導していくのがこれが緩やかな誘導ということでございまして、企業誘致のように進めていくというものではございません。そのような建て替えのときにやっていただくもので、それらを緩やかなということでございます。
 続きまして、交通結節機能の強化ということでございます。
 それにつきましては、昨日より春バスの運行が開始された新規ルートということの中で、武里駅東口に春バスの乗り入れが始まりました。この路線としては狭隘というところの中で、ワゴン車による輸送を実施したということでございまして、このようなところの整備についても検討していきたいということでございます。
 また、住宅の再生事業につきまして、団地の再生をするのは、あくまでも、UR都市機構の再生事業の中で実施していただくものでございまして、市はそれと連携をしてその効果が最大限発揮できるよう、駅周辺の整備や活性化など、あるいは駅周辺の動線の整備など市がやるべきこととURにお願いするところをきちんと分けてコミュニティエリア全体の活性化を図るという考えでございます。

◆並木 議員 
 団地の再生について、春日部市としても、この一定の指針を持って武里団地の再生についての表記をするという、そういう意味ですか、これは。

◎中島 都市整備部長 
 UR都市機構とは連携を現在も密にとっておりまして、URのプランがどのような形の中で再生事業がどのように進んでいくかということに、我々もいろいろなプランを提案をさせていただいて、その中で種々検討をいただいております。選択権は向こうにございますけれども、このようなまちづくりになるのはどうでしょうかという提案などは差し上げるということでございます。あわせて、我々としては、市の範囲である駅周辺等々についても現状より向上させるという考えでございます。

◆松本 議員 
 いろいろあるんですけれども、1つは、先ほど鈴木議員が人口減少の問題を取り上げました。この説明資料の7ページを見ると、春日部市だけが激しく人口が減っているのが分かりますよね。それで実際、大まかな検証をしたというんですけれども、これまでの都市計画マスタープランの成果というのは、その6ページには書いてあるんですよ。書いてあるんですけれども、成果は書いてあるんですけれども、指摘ございましたように、総括というかね、実際人口減少していて、これは何が原因なのか突き詰めないと、新しいマスタープラン、改定するときには、その痕跡というか、その教訓というか、そこを酌み取らないと、この人口減少にストップをすることはできないと思うんですけれども、その辺を総括してどういうふうにしているのか。
 その総括に基づいて、今度の都市計画マスタープラン、改定するわけだから、その特徴は何かというと、この都市計画マスタープランの改定によって人口に歯どめをかけることができるのかどうかと、このマスタープランで新たな改定。市長も施政方針の中で、歯止めをかけなければならないとあります。それはそのとおりです。歯止めをかけるという点でのこの反省、教訓が並んでいなければならないと思うのですよ。

◎中島 都市整備部長 
 まず、都市計画マスタープラン改定案10ページの一番上のところをごらんいただきたいと思います。一番上のところにまちづくりの主要な課題があります。ここが今後、人口減少等に対応する主な課題と捉えているということでございます。これを総合的に対応していくということが求められていると考えておりまして、この課題の中で我々としましては、これからのまちづくりの視点の13ページの中で、この課題に対する対応をどのような視点で取り組んでいくのか記載してございます。
 立地適正化計画において、人口の歯どめができるのかどうかというようなところでございますが、これにつきましては、中心市街地の魅力を上げて、また住みかえ等々の施策をやっていく、またあるいは、北春日部の新市街地の形成、武里駅周辺の整備等々を含めまして人口増を図っていくということでございまして、それが具体的な政策をやることによって、この立地適正化計画の中では県水準となる水準までは上げるようにしたい、補正をしていきたいというふうに考えます。
 以上でございます。

◆松本 議員 
 わかりました。春日部市の特色というか、これをやっぱり出さないとだめだと思うんですけれども、それで、このマスタープランに基づいてこれから拡散型から集約型へということで、適正化計画が作られると。この資料の中の51ページのイメージですね。これを市民の方が見たときに、どういう感情を抱くかということなんですよ。今まで拡散型にしたということなんですかね、確かにそういう政策の中で例えばイオンが庄和地域にできて、商店がなくなっちゃったということがありますけれども、今度は逆にこういったまちなかのといった逆の発想なんだよね。それで、このイメージを見たときに、春日部駅周辺とか、武里駅周辺のような駅周辺の人はいいんだけれども、じゃ周りの人たちってどう思うかということですけれども、私ね、春日部は既にコンパクトシティだと思っているんですよ。8つの駅が十字路に鉄道があって、結構あちこちに難しくなく行けるんですよね、もう既にね。だからこういう集約型なんていう考え方をしないで、それぞれの地域の特色を生かしたまちづくりにするべきだと思う。じゃないと、例えば西宝珠花地域の皆さんはどう思うとかね、これを見て。しかしあそこはなかなかすばらしいところだったんですね。だからそういうふうに考えると、もっと全市的に、こういうふうに集約するんじゃなくて、全市的に発展させるのだと。それぞれの各地区の特色を生かして。こういうまちづくりこそ重要なんじゃないか。こういう立地適正化計画にしたらどうかなと。やっぱり集約するんじゃない、これは国の方針だからこうなってるんですけれども、春日部市のほうは全市的に何かするんだという、こういう考え方に立地適正化計画を見直したらどうでしょうか。

◎中島 都市整備部長 
 先ほどご説明したとおり、春日部市の策定しております立地適正化計画におきましては、居住誘導区域は市街化区域を全域にしていきたいという考えでございます。それは議員ご指摘のとおり、春日部市はもともと拡散型といって市街地が広がってきましたけれども、広がり方がコンパクトにおさまっていたこと。いわゆる市街化区域を拡大していくようなまちづくりをしていったのではなくて、市街化区域の中の土地利用を効率化を図ることによって、人口増に対応してきたということだと思われます。したがいまして、今後、人口が減るようなことがあっても、一定の人口密度が確保されるという中で市街化区域全域を誘導区域として設定することができているということでございます。これが地方都市ですと、市街化区域の7割とか6割とするような立地適正化計画をつくろうとしているところ、既につくったところもございます。そういう考えはなく、春日部市はそのような特色があったので、このような設定が可能となっていると考えていただいてよろしいのかなと思います。
 また、その西宝珠花とか調整区域におきましても、既存の集落コミュニティがございます。これを決してないがしろにしようというような計画ではございません。立地適正化計画の制度上は、基本的には市街化区域の中の計画でございますので、そちらも調整区域のものを明示するということは、これはルール上できないところでございますが、都市計画マスタープランの中でしっかりそういった部分も連携していきます。全市の計画である都市計画マスタープランの中で、そういった形で書かせていただいているというところでございまして、決して調整区域を軽んじているということではないということは申し上げたいと思います。
 以上でございます。

◆松本 議員 
 ならば、集約型を強調する余り、市街化区域外の皆さんが置いてきぼりを食うようなことにはならないよといったことをよく説明をするということ、これをしないと反発を食らいますよね。それはちゃんと説明をしないと反発を食らいますよねと言っているんですよ。置いてきぼりになっちゃうような、実はこれ、そういうふうになりかねないから。そこは丁寧にやらないとまずいなと思うわけ。と同時に、だとすれば、公共交通の充実をしないとならない。その春バスとかデマンドバスをやって相当拡充すると、置いてきぼりじゃないんですよと、こういう発想は、必要なんじゃないかと思いますが、いかがですか。

◎中島 都市整備部長 
 今回の立地適正化計画は、多極ネットワーク型コンパクトシティと言われいろいろなコミュニティーをネットワークを組みますよというのが大前提でございますので、それは何かというのは、基本は鉄道駅を中心としますが、ただ調整区域のような鉄道駅がないところについては公共交通でそれをネットワークをつくりますよという、それが大原則でございまして、それは当然のことながら、そうした中で公共交通の利便性についても図られているということでございます。既にこの立地適正化計画、都市計画マスタープランにつきましては、地元説明会などを開催しておりまして、今後につきましても丁寧に説明をしていきたいと考えています。
 以上でございます。

◆大野 議員 
 では、端的に。
 今、松本議員がおっしゃいました、私、この51ページの例を見ましたけど庄和地域を見ますと、私もこの地区に住んでおりまして、そういう点では今おっしゃったように、基本的な考え方を聞きたいと思っております。
 まず、庄和インター周辺地域が産業集積拠点に入っていますが私の一般質問でも民家と混在している点を取り上げました。しかしこれを見ますと、大きな倉庫が建てられる予定となっているようです。このインター周辺地域を整備していくのであれば、民家との混在など、どのように考えて整理していくのかをお尋ねしておきたいと思います。
 公共交通につきまして、春バスについて卯月議員も要望しましたデマンドという考え方もありますが、10年間の計画で、第3次ルートとなりましたが、実際乗る人が減っちゃっていると、庄和地域に特に悲しい現状がございます。そういう中で、10年間ですから、今後どのように春バスは考えているのか、充実していくのかと、考えを確認しておきたいと思います。
 3つ目は同じなんですけれども、調整区域の市街化編入はあまりしていかないと。さっき部長が状況によっては、考えていく必要があるかもしれないとおっしゃいましたが、具体的に住民の声を聞いて議会でも質問しています東中野地域ですね、ことしの3月までに家ができるという、もう周り中、見事に家になろうとしております。どんどん住宅が開発されていますけれども、私は市街化に入ることは税金が上がりますから賛成とは思っていません。また、最近排水路が臭いという声等を改めて聞いてきましたが、この地域に対してどのように今後考えていくのかお尋ねしておきたいと思います。
 最後は、空き家対策ですが、空き家対策の支援も考えていきたいとありますが、住宅リフォーム助成制度もあったらいいと思いますが、どのように空き家対策を進めていくのか、支援していくのかお尋ねしておきたいと思います。

◎中島 都市整備部長 
 まずは、下柳庄和インター、住宅との混在についてでございますが、こちらのエリアにつきましては産業系エリアということで、土地区画整理事業等々でも工業団地を整備を行ったのではなく、開発許可制度の基準により整備しており、そういう方策の中で地元の地権者と企業のマッチングによって立地誘導がされているというところでございます。したがいまして、その立地のマッチングの際に、いわゆる住居の移転等々について実際に開発が行われているときにやられているというケースもございます。そういうものを立地誘導の中で助言をしていきたいというふうに考えているというところでございます。
 2点目の春バスでございますが、これにつきましては第3次春バス運行計画も今回始まります。その中で、それの進捗・結果を見ながら、また地域の情勢などの変化も考えながら検討していくというふうに考えているところでございます。
 東中野につきましては、現在開発許可制度の中である程度立地されてきたというようなところでございまして、今後につきましても既存周落の維持管理というのは都市計画マスタープランの方で位置付けておりますので、それにつきましても整備していきたいというふうに考えております。
 最後の空家対策についてでございますが、これにつきましては現在基礎調査をやっておりまして、現在その結果を取りまとめているところでございます。来月には空家対策の協議会も開催をするという予定もございまして、その中で、空家等対策計画を策定いたしまして、その策定におきまして種々検討していきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◆山崎 議員 
 1点だけお伺いします。
 都市計画のマスタープランに入っているということで、構想道路の見直しとか、こういうことで1点お伺いしたいのですが、北春日部、宮代は存続ということで、これは事業が始まったからこれ恐らくできるのでしょう。不動院野線は見直しということで、これは合併という関係で構想された道路だからということで、合併がなくなった。だから将来的にもないだろうという、多分そういうことで見直したと。で、西口より大沼線の延伸ということなんですが、これはマスタープランの改定案の78ページの快適な都市環境を支える緑の整備という、この1節に全市的なスポーツ・レクリエーション施設である総合運動施設を中心とし、こういうふうに書いてあるんですが、さっきウイングハットの原点は運動公園として、これから将来的にということでありますから、この構想道路というのは、私は消す必要ないのかなと。この道路は、昔ですよ、越谷から浦和の有料橋ありますね、あそこの道路につなげようというような構想があったようですけれども、それが越谷市等々のほうもなくなってしまったというような話を聞いているんですが、このウイングハットを中心とした運動施設、公園、そういうものにつなげるのには、やはり構想道路というのは必要ではないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

◎中島 都市整備部長 
 春日部駅西口大沼線を越谷方面につなぐ構想道路につきまして、こちらにつきましては、消防本部の前のいわゆる市道1−15号線が並行しておりまして、また武里方面には武里内牧線や大場大枝線の整備がなされていて、交通体系などの状況の変化が生じるという中で1−15号線を活用してそうした周辺の整備を十分に行えるだろうという判断の中で廃止対象路線というふうに検討させていただいたというところでございます。
 以上でございます。

◆山崎 議員 
 将来的な整備というものを考えてみたら、それはやっぱり利便性を考えて、その駅から真っすぐ大きな春日部市の運動施設、運動公園に行けるんだよというような、やっぱりそういう一つのこの大きな道路をつくっておいたほうがさらににぎわいの創出につながっていくだろうということで、いずれはあの近辺にやっぱり公園だとか、そういうものも将来的には運動公園、あの柏にありますよね、運動公園ですごいのが。ああいうふうなような形になっていくのではないかなと期待しているんですが、そういう意味では、利便性から見たらやはり考え直してもらえるようにする必要があるのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。

◎中島 都市整備部長 
 例えば大沼公園を抜いて直接ウイングハットに行けるルートを構築したといったときにそれの費用対効果等のストック効果と、そのようなものを総合的に勘案して、どのように必要性が生み出せるかどうかというのが、非常に重要だと思います。こちらのエリアにつきましては、基本的には住居系や産業系の土地利用というのは、将来的にわたってもなかなか見込むことは難しいというエリアでございます。駅から遠いという観点や、また4号線や16号線といった広域幹線道路との接続がなかなか難しいという状況の中では、産業系の立地も難しいところです。したがいまして、その周辺に例えば雨水対策等々の中で遊水池の設置が必要だとか、今後、そのような計画が出されるという可能性があるのであれば、構想道路を整備する必要もあるのだと思いますが、そこはあくまでも人を集うところ、人を誘導するところの施策なのかどうかということも勘案しまして、総合的な判断の中でこちらにつきましては廃止路線とさせていただいたということでございます。
 以上でございます。

◆山崎 議員 
 最後です。
 都市計画道路というのは、計画すればこれはもうやるというような道路です。構想道路というのはあくまでも構想ですから、構想として残しておいておくということも必要かなと、こう思いますので、これは、答弁は結構です。
 以上です。

◆坂巻 議員 
 簡単に1点だけ。
 説明資料の68ページ、一ノ割駅、武里駅、豊春駅の整備だったと思いますけれども、特に一ノ割駅の橋上化というのは、計画に10年ということになっていますけれども、10年後までには整備が完了するというふうに考えてよろしいんですか。

◎中島 都市整備部長 
 こちらの68ページのところでございます。一ノ割駅の橋上化ということですが、こちらにつきましては、立地適正化計画の策定でございまして、基本的には将来の可能性も含めまして、目標を平成52年でございますので、そこに関してどれだけ改善できるか、52年度までの計画の中でこういった構想を持っているというふうにご理解をいただければと思います。ただ立地適正化計画につきましても10年ごとに見直しはしていくものでございますので、こちらにつきましては、ほかの他事業との進捗の状況も見ながら、市としては実施していきたいということでございます。
 以上でございます。

○滝澤 議長 
 ほかに質疑等はございませんので、以上で春日部市都市計画マスタープランの改定及び春日部市立地適正化計画についての質疑等を終結いたします。
 これをもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
 市長の挨拶をお願いします。

◎石川 市長 
 本日ご説明させていただきました春日部市都市計画マスタープラン改定案、春日部市立地適正化計画素案につきましては大変多くのご意見を賜り、厚く御礼申し上げます。これらの案につきましては、本日議員の皆様からいただいたご意見等を参考にさせていただくとともに、都市計画審議会、都市再生協議会、市民意見提出手続などを通じ、ご意見も伺いながら検討させていただきたいと考えております。
 今後におきましても、議員の皆様のより一層のご指導・ご協力をお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
 本日はまことにありがとうございました。

○滝澤 議長 
 以上で全員協議会を閉会いたします。

閉会 11:29