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埼玉県 加須市

平成18年 第2回 定例会( 6月) P.79  06月20日−03号




平成18年 第2回 定例会( 6月) − 06月20日−03号









平成18年 第2回 定例会( 6月)



        平成18年第2回加須市議会定例会 第7日

議事日程(第3号)

               平成18年6月20日(火曜日)午前9時30分開議

 日程第1 市政に対する一般質問

       17番 宮崎重寿議員

       11番 笠井博之議員

        5番 酒巻ふみ議員

       10番 長谷川弘光議員

       19番 石井敏郎議員

 日程第2 次会日程報告

出席議員(24名)

  1番   鈴木久才君        2番   小林信雄君

  3番   福島正夫君        4番   高野勝良君

  5番   酒巻ふみ君        6番   内田圭一君

  7番   大熊恒雄君        8番   内田照夫君

  9番   松本正行君       10番   長谷川弘光君

 11番   笠井博之君       12番   松本幸子君

 13番   小坂徳蔵君       14番   鎌田勝義君

 15番   岩井道雄君       16番   加村金一君

 17番   宮崎重寿君       18番   恩田 博君

 19番   石井敏郎君       20番   青鹿 誠君

 21番   服部登志雄君      22番   野本 勇君

 23番   中條恵子君       24番   新井孝司君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者の職氏名

 市長      大橋良一君    助役      青木勝昭君

 収入役     雄鹿勇太郎君   総合政策部長  熊倉敏雄君

                  安全環境

 総務部長    中村 明君            角田光穂君

                  経済部長

 健康福祉部長  小島さえ子君   建設部長    松澤温夫君

 上下水道部長  岡田一夫君    教育委員長   中里清次郎君

                  安全環境

 教育長     片庭 直君            大井好夫君

                  経済部理事

 生涯学習部長  戸川 宏君    学校教育部長  武正和己君

 総合政策部

 参事兼     角田守良君

 財政課長

事務局職員出席者

 事務局長    野中一男     議事課長    酒井 正

 議事係長    野崎修司



△開議 午前9時29分



△開議の宣告



○議長(加村金一君) これより本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(加村金一君) 本日の議事日程につきましては、印刷の上、お手元に配付しておきましたのでご了承願います。

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△市政に対する一般質問



○議長(加村金一君) 日程第1、市政に対する一般質問に入ります。

 通告がありました順により、順次質問を許します。

 発言時間につきましては40分間とし、なお終了しない場合は20分間の延長を認めます。したがって、質問者及び答弁者においては簡単明瞭なる発言をなされるよう希望いたします。

 初めに、17番、宮崎議員の質問を許します。

 ご登壇願います。

     (17番 宮崎重寿君 登壇)



◆17番(宮崎重寿君) 通告に基づきまして、市政に対する一般質問を行います。

 今回は、三俣地区の諸課題について2点質問をいたします。

 1点目は三俣小学校の大規模改修について、2点目は国道 125号バイパスについてであります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 まず初めに、三俣小学校の大規模改修についてお尋ねいたします。

 三俣小学校は建設から35年経過し、老朽化してまいりました。先生方や保護者の皆さんの改修をしてほしいという声もあり、今年度、大規模改修の調査設計費の予算計上がなされました。大変ありがとうございます。この間、議会における民生教育常任委員会の委員の皆さんには現地視察をしていただきました。また、石井議員にも本会議で取り上げていただきました。そして、最終的には大橋市長自ら三俣小学校に赴いていただきまして、市の財政が大変厳しい折、大英断を下していただきましたこと、本当に感謝に堪えません。ありがとうございました。

 さて、そのような経過で、三俣小学校の大規模改修が行われるわけでございますが、そこでお尋ねいたします。

 まず、改修の今後の予定、スケジュールについてであります。スケジュールはどのようになっているのかお答えください。

 続きまして、改修の内容はどのようなことを予定しているのか、お答えください。

 また、建設当時の昭和45〜46年とは打って変わって新しい教育内容になってきていると聞いていますが、それはどのようなもので、それに対応した空間構成はどのようなものなのかご答弁ください。どうせなら、リフォームですから新しい機能も付け加えることができればありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 さらに、改修に当たり、せっかくの機会でもあり、保護者の皆さんもかかわり合いを持ちたいと思っております。小学校というものは、どこの地区でもそうだと思いますが、在校生、卒業生はもちろん、地域の人々の心のよりどころであります。今回の大規模改修を機に、三俣地区の地区民のよりどころとなるような、何かシンボル的なものを設計に盛り込んでいただければ大変ありがたいと思っております。いかがなものかお答えください。

 続きまして、2点目の国道 125号バイパスについてお尋ねいたします。

 この間、大橋市長を先頭に、国道 125号バイパス建設促進期成同盟会を通じて、国土交通省、財務省、国会議員、県知事、県会議員等への陳情活動を精力的に展開され、また地元のご理解、協力もありまして、近々開通すると聞いております。大橋市長をはじめ、関係する皆様のご尽力に深く敬意を表するとともに、感謝申し上げます。

 さて、質問でございますが、現在進められている国道 125号バイパスの用地買収と工事の進捗状況について、また、今後の開通に向けての見通しについてお答えください。

 さらに、バイパスの開通により分断される生活道路や通学路について、今年の2月に地区住民、またPTAより要望が出されていると聞いておりますが、その内容と実現の見込み、見通しについて答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(加村金一君) 戸川生涯学習部長。

     (生涯学習部長 戸川 宏君 登壇)



◎生涯学習部長(戸川宏君) 三俣小学校の大規模改修についてお答え申し上げます。

 学校施設につきましては、学校施設の安全確保と老朽化した施設の環境改善を図るため、年次計画に基づきまして順次改修を進めてきたところであります。三俣小学校の校舎は平成10年度に耐震補強工事を実施しており、構造上は特に問題はございませんが、施設や設備が老朽化してきておりますので、これらの改修を行うことにより学習環境の改善を図るため、国の補助を受け大規模改修を実施しようとするものであります。したがいまして、今回の改修では、建築面積が増えるような増改築工事や建物構造に影響を及ぼすような改修ではなく、あくまでも老朽化した施設の改修が主たるものであります。

 今後のスケジュールにつきましては、本年7月に設計業者を決定し、8月には建物調査を行い設計を進めてまいり、平成18年度末までに実施設計を終了したいと考えております。また、改修工事につきましては平成19年度の実施を予定しております。

 次に、大規模改修の内容について申し上げます。

 改修内容につきましては、今後調査を行いますので、その結果を踏まえて決定することになりますが、建築工事としては、屋根防水改修工事、外壁改修工事、教室内の天井、床、壁の内装工事及び建具改修工事、ほかに電気設備工事、機械設備工事などが考えられます。最も効果的な改修となりますよう、関係者と十分協議を行い進めてまいりたいと思います。

 次に、PTAや地域の皆さんからの要望につきましては学校で取りまとめをしておりますが、それが終了次第検討してまいりたいと考えております。



○議長(加村金一君) 武正学校教育部長。

     (学校教育部長 武正和己君 登壇)



◎学校教育部長(武正和己君) 三俣小学校の大規模改修についてのうち、新しい教育とそれに対応した空間構成についてお答えいたします。

 初めに、新しい教育の内容についてでございますが、平成8年7月、中央教育審議会答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」では、いかに社会が変化しようと、基礎的、基本的な知識、技能を徹底して身につけさせ、学ぶことへのやる気や自分で考える力、自分で判断する力、自分を表現する力、問題を解決し自分で道を切り開いていく力などの確かな学力を育成し、豊かな人間性やたくましく生きるための健康や体力とあわせた生きる力をバランスよく育むことが重要であると提言しております。

 また、平成16年3月に出された中央教育審議会の答申「今後の生涯学習の振興方策について」では、家庭教育への支援及び地域の教育力の向上が明記されました。そのうち、地域の教育力の向上の中で、子どもが生きる力を育むためには、学校、家庭、地域が相互に連携し、家庭や地域における教育力を充実させ、社会全体で子どもを育てていくことが重要であると指摘しております。子どもたちを健全に育成するためには、学校教育だけでなく、学校が積極的に家庭や地域に働きかけ、社会全体で育てていくことが強く求められておるところでございます。このようなことを踏まえ、市政の「元気で住みよい加須市づくり」の人づくりを担う教育委員会として、21世紀を心豊かにたくましく生きる子どもたちの育成を目指し、地域の子どもたちは地域の人とともに育てるを基本理念に、学校、家庭、地域が一体となった地域密着型、地域一体型の教育、いきいきステーション事業を積極的に推進しているところでございます。

 お尋ねの新しい教育に対応した空間構成につきましては、学校が家庭や地域に積極的に働きかけ、学校、家庭、地域が一体となって、心豊かにたくましく生きる子どもたちの育成を図るために、高い資質能力を備えた教師の育成とともに、地域の拠点となる学校づくりを推進することが重要であると考えております。そのために、いきいきステーション事業を中心として、小学校の余裕教室等を活用し、学校と家庭と地域を結び付け、そして調整を行うふれあい推進長が学校に常駐できるよう、ふれあい推進教室の設置を考えておるところでございます。そこでは、保護者の子育て相談を行う子育てサロンや、地域の方との交流、親子での体験活動、子ども同士、親同士の交流、地域の方と子どもの交流が期待されるところであります。また、地域のさまざまな分野の方々に学校応援団になっていただき、子どもたちの授業支援や安全確保などに応じる幅広い視野から学校や子どもたちとかかわり、支援していただく機能も持ち合わせた場ともなっております。

 新しい教育に対応した空間構成においては、学校に地域の方々が集い、地域一体型の教育を推進する視点や学校の機能そのものの見直しを行うという視点に立ち、学校をもっと元気にし、家庭、地域の教育力の回復への支援を図り、学校を身近に感じ一層愛着が持てるよう検討してまいりたいと存じます。



○議長(加村金一君) 松澤建設部長。

     (建設部長 松澤温夫君 登壇)



◎建設部長(松澤温夫君) 国道 125号バイパスの進捗状況と今後の見通しについてお答えいたします。

 まず、進捗状況についてでございますが、県道加須・北川辺線から会の川までの約 1.6キロメートルの区間において、懸案でございました北小浜地内の寺沼につきまして用地取得がなされ、4件の用地買収が済みました。区間内の用地買収面積率が平成18年4月現在で97.8%になっておると県より伺っております。

 工事につきましては、県道加須・北川辺線から南篠崎交差点西の会の川までの区間におきまして、供用開始に向けて工事が進められており、平成18年度に区間内の道路舗装工事に着手すると伺っております。工事の進捗状況に合わせ、市道と交差する箇所について、交通安全施設などの関係機関と現在協議中でございます。いずれにいたしましても、平成19年度末までには暫定2車線で供用開始するとのことでございます。今後におきましても、引き続き、残る地権者との用地交渉はもとより、南篠崎交差点付近の用地取得ができるよう、市といたしましても県に必要な情報や資料の提供に協力し、事業推進を図りたいと考えております。

 次に、開通に向けた地区住民の要望の内容とその実現の見込みについてお答えいたします。

 開通に向けての要望につきましては、平成18年2月23日付で埼玉県行田県土整備事務所長及び加須市長あてに、三俣第1区区長から第5区区長及び北小浜団地町内会長、三俣小学校・昭和中学校のPTA会長より連名押印の陳情書が提出されました。内容につきましては、国道 125号バイパスの早期完成とそれに伴う生活道路や通学路の横断について、地区の分断により計画されましたアンダーパスの設置と側道の整備についての要望でございます。これらについては、市としても県に引き続き要望しております。

 バイパスにより寸断されます通学路、生活道路のうち昭和中学校北の市道4121号線は、地元の強い要望により側道を利用したアンダーパス(地下道)で横断する計画となっておりますが、暫定2車線での供用開始時は平面での交差計画になりますので、信号機を設置して交通車両、歩行者等の横断を考えていると伺っております。国道 125号バイパスの供用開始に伴う市道等交差する場所につきましては、埼玉県警、加須警察署、行田県土、加須市等の関係機関において、信号機の設置や安全対策について協議をしてきたところでございます。今後におきましても、地区住民の要望に沿った安全で安心な生活環境が十分配慮できるよう関係機関と調整し、早期完成に向けて県に強く要望してまいりたいと存じます。



○議長(加村金一君) 17番、宮崎議員。



◆17番(宮崎重寿君) それぞれご答弁ありがとうございました。

 幾つかの点で再質問させていただきます。

 初めに、三俣小学校の大規模改修であります。改修の今後の予定について、あるいはスケジュールについては、先ほどの答弁で、7月に設計業者を決定して8月には建物調査を行った上で設計に入って、平成18年度末までに実施設計を終えるということでございました。ここで言う改修のための建物調査、あるいは改修のための設計というものがどういうものなのか、もう少し詳しく教えていただければありがたいというふうに思います。

 また、学校教育部長さんの方から、これからの教育は、地域の子どもは地域の人とともに育てるという理念のもとに地域との連携が求められる。したがって、これからの小学校に必要なスペースとして、あるいは場所として、学校と家庭と地域を結びつけ調整を行うふれあい推進長が学校に常駐できる、ふれあい推進長室の設置を挙げておられましたけれども、これは今年度から三俣小学校でも始められるいきいきステーション事業の活動拠点教室のことだと思うんですが、この整備は今年度の設計の際入れられるものなのかどうか、生涯学習部長にお答えいただければありがたいと思います。



○議長(加村金一君) 戸川生涯学習部長。



◎生涯学習部長(戸川宏君) 再質問にお答えいたします。

 建物の調査につきましては、建物の外壁モルタルの浮きの具合、剥落のおそれのある部分及びバルコニー手すりの不良箇所等の安全上の問題となる箇所の調査、屋上の防水、外壁のコンクリートのひび割れなどの建物の雨による劣化の原因となる箇所の調査、水飲み場、照明設備、大便器の洋式化などの環境改善のための現況調査や学校で取りまとめた要望事項や不良箇所についての調査などを行うものです。また、設計は、これらの調査した箇所の改修方法を検討し、設計図面としてまとめていく作業を行っていくものです。

 次に、いきいきステーション事業の活動拠点については、現在、三俣小学校は教室に余裕のない状況でありますが、この事業に適したスペースの確保ができるかどうか、学校と調整を図りながら検討し、設計を進めてまいりたいと考えております。



○議長(加村金一君) 17番、宮崎議員。



◆17番(宮崎重寿君) 今の答弁、それと先ほどの答弁とで、今回の三俣小学校の大規模改修が、建物調査をもとにした老朽化した施設の改修が最優先だということがよく分かったわけです。子どもたちの安全上の問題、あるいは教育環境の改善という点で大変ありがたいことですので、それはしっかりやっていただければありがたいと思います。

 また、建物の面積、これが増えるという増改築の工事ではないということも分かったわけですが、いきいきステーション事業の活動拠点など必要なスペースについては、耐震上の構造に影響のない範囲で確保の可能性があるということで、そういう判断をしてよろしいでしょうか。



○議長(加村金一君) 戸川生涯学習部長。



◎生涯学習部長(戸川宏君) それでは、お答えいたします。

 先ほど申し上げましたけれども、先ほどのいきいきステーション事業の拠点につきましては、それらのスペースが確保できるのか、学校と調整を図りながら進めていきたいというふうに考えております。



○議長(加村金一君) 17番、宮崎議員。



◆17番(宮崎重寿君) いずれにしましても、設計に当たっては現場の教職員の声とかPTAの保護者の皆さんの声、あるいは地区住民の声を聞いてやっていただければというふうに思うわけですが、教育長にその辺の確認をちょっとお願いをしたいと思います。



○議長(加村金一君) 片庭教育長。

     (教育長 片庭 直君 登壇)



◎教育長(片庭直君) お尋ねのPTAや地域の声を改修に当たってお聞きすることについてでございますけれども、この点に関しましては、PTAや地域の皆様のご要望をお聞きして、いわゆる三俣小学校の大規模改修に反映させることは大事なことだというふうに存じております。したがいまして、そうした要望をすべて取り入れられるかどうかにつきましてはいろいろ難しいケースもあろうかと存じますけれども、この改修に当たりましては、学校、つまり先生方、PTAをはじめ地域の皆様方のそうしたお声に十分耳を傾けながら、この事業は進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(加村金一君) 17番、宮崎議員。



◆17番(宮崎重寿君) どうもありがとうございます。

 この間の地域防犯活動、昨年来からのですが、本当にPTAの役員の皆さん、あるいは保護者の皆さん、あるいは地域の方々が一生懸命やっております。これは市の、あるいは教育委員会と呼応しながらというんですか、子どもたちのために何とかしたいということで、朝早く雨の中でも角々に立っておりますし、夕方もそうであります。そのほか、ドイツで上がったこいのぼりですが、これも三俣小学校の方に平和祭のときに上げるこいのぼりをつくってほしいということで要請があったそうです。これについても、校長先生をはじめ、PTAの皆さん方も何とか応えようということで、こいのぼりをつくって、どうせつくるのならばドイツまで持っていってほしいということで、頑張れ日本ということでこいのぼりに書いて、何か校長先生に聞きますと、PTAの役員さんも来ていただいて3日から4日でつくったというふうに聞いております。

 そのように、地域の防犯活動とか、こいのぼりの例をとっても、私は何か、市とあるいは教育委員会と学校、あるいはPTA、地域の人たちというのは、非常にこう、キャッチボールをしながらというか、信頼関係が何かずっとできているような気がするんです。大橋市長が言っている市民との協働というんですか、それが少しずつ進んでいる気がしております。そういう意味では、今度の改修についても、自分たちの学校、おらが学校というんですか、そういう気持ちに少しずつなっておりまして、せっかくの機会だから何か三俣小学校ならでは、あるいは三俣ならではのものも盛り込んでほしいという声も出ております。

 聞くところによりますと、PTAの方でアンケート調査をして、今度の改修にということでPTAで調査をしたそうですが、その中でも、正面から入ってきたところの壁に、三俣小学校のスローガンであります「伸びゆく子」をイメージした何かそういうイラストをかいたらどうだとか、あるいは三俣小学校の校章とか三俣小学校の花をイメージしたものを何か外壁に描いたらどうだと、これは構造上は問題ないわけですから、そんな声も出ているようですし、それから、壁面緑化というんですか、環境問題があるので、例えばヘチマだとか何かをはわすようなことがこれをきっかけにできないかとか、何か単に市にやっていただくというだけではなくて、自分たちも少しでもかかわって、この改修に臨んでいきたいというようなことも保護者の中からも出ているようでございます。

 そんな意味で、三俣はとにかく非常にこう、私も住んでいて住みよいところなんですが、この改修を機に、さらに自分たちの地域、自分たちの村というんですか、そういう気持ちが起こってきたら非常にいいなというふうに願ってやまないところでございます。

 どうぞ市も、あるいは教育委員会の方もそのところをお酌みいただいて、今度の建物調査なり設計に取り組んでいただければありがたいなというふうに思います。

 続きまして、国道 125号バイパスの件でちょっと部長に確認をしておきたいんですが、当面の暫定2車線での供用開始時に信号機が必要な箇所ということですが、通学路、あるいは生活道路として、三俣公民館、あるいは新造橋の通りのところの交差点、それから、藤搦橋からおたる寿しの通りのところの2か所ということでよろしいんでしょうか、ちょっとそこを確認をしたいんですが、よろしくお願いします。



○議長(加村金一君) 松澤建設部長。



◎建設部長(松澤温夫君)  125号バイパスの2車線での供用開始になりますが、県道加須・北川辺線から会の川の手前まででございます。現道の 125号との交差する区間の信号機の設置箇所につきましては、県道加須・北川辺線の交差点に設置してある信号機の改良、それと、ただいま宮崎議員の申しておりました三俣公民館前の通りで市道 110号線、昭和中学校北、藤搦橋を通る市道4121号線、これらにつきましては手押しの信号機の設置、また、現道の125 号と交差するところの信号機ということで、合計4か所の信号機設置について、今現在、警察と検討協議をしているところでございます。



○議長(加村金一君) 17番、宮崎議員。



◆17番(宮崎重寿君) この 125号バイパスに関しましても、今、部長の説明にあった4か所、これはぜひ安全上の問題から信号機を設置して暫定の供用開始ということでやっていただければありがたいと要望しておきます。あわせて、いずれアンダーパスの設置だとか側道の整備、これも要望のとおりでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 この件も、三俣の場合、先ほど部長が答弁されたように、三俣の1区から2区、3区、4区、5区と、それから北小浜団地自治会、三俣小学校PTA、昭和中のPTAということで連名で要望しております。子どもたちのためにみんなで何とかしようという願いのあらわれであります。ぜひとも早期開通とあわせて要望も実現をしていただければありがたいということをお願いをする次第であります。

 2つの点について、市長の方から総括的なコメントをお願いをしまして、私の質問を終わります。



○議長(加村金一君) 大橋市長。

     (市長 大橋良一君 登壇)



◎市長(大橋良一君) 宮崎議員のご質問に順次お答えを申し上げます。

 最初に、三俣小学校の大規模改修の件でございます。

 これについては、教育長をはじめ教育委員会の方から答弁を申し上げましたが、私としても、この三俣小学校につきましては老朽化が来ているということについては、私自身も現地を見させていただいて、そのとおりであるというふうに承知をしております。そういうことから、この改修を進めようということにさせていただいたわけでございます。

 いずれにしても、教育というのは確かにソフトも大事ですけれども、そこの学ぶ器、ハードもやはりきちんと環境が整備されていなければならないと、これは両方相まって初めて教育が適切に行われるということかというふうに存じております。そういう意味から、いろいろ議員から提案も含めてご質問をいただきましたが、そういう点を十分踏まえながら、地域の皆さん方のご要望をお聞きしながら進めてまいりたいというふうに思っております。

 いずれにしても、地域の子どもたちの教育力の向上をまず図る、そういう改修、そして、あわせまして、これから地域の1つの拠点になります学校、防災の拠点、あるいはいろいろな安全・安心の拠点、そういう拠点に今学校がなろうとしております。そういう機能を高めることも考慮しながら、市民の皆さんに愛される、地域の皆さんに愛される小学校の整備に努めていきたいというふうに考えております。

 それから、 125号バイパスの開通の件でございます。

 この問題につきましても、本当に計画予定地域の皆さん方のいろんなご協力で、もう最後の時期に参っておるということはご案内のとおりでございまして、このバイパスの開通というのは本市における都市基盤整備に係る重要課題の1つであるというふうに私は強く認識をしております。そして、その見通しでございますけれども、睦町交差点付近、渋滞状況を見ておりますと、部長は19年度末というふうな答弁申し上げましたけれども、私としては、そういうことを言わずに一日でも早く供用開始が必要であるというふうに考えております。県においても、この点については十分承知をしており、理解をいただいているというふうに私は承知しております。私としては、地元の皆さん方のご要望を十分踏まえながら、そういう方向でこれからも最大限の努力をしてまいりたいというふうに存じております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 以上で、17番、宮崎議員の一般質問は終了いたします。

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△休憩の宣告



○議長(加村金一君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午前10時04分



△開議 午前10時15分

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△開議の宣告



○議長(加村金一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、11番、笠井議員の質問を許します。

 ご登壇願います。

     (11番 笠井博之君 登壇)



◆11番(笠井博之君) 順次質問をいたします。

 まず、質問に入る前にお礼をひとつ申し上げたいと存じます。

 それは、去る5月9日、公用車による市長をはじめ全職員が、下校時の子どもたちを守れと、そういう合い言葉で、青色灯安全・安心パトロールを始めたことには、加須市は市全体で守るという防犯意識が高められたことを私は確信をしております。それについては非常に感謝を申し上げております。

 それでは、質問に入りたいと思います。

 初めに、子どもの生命を守るために「あいさつ」運動の実施をすることについて伺います。

 子どもたちが被害者になる犯罪が後を絶たず、暴力などの被害は、登下校で通学しているごく普通の生活空間で起きております。いつ命が奪われる事件にならないとも限りません。最近の秋田の事件、栃木、そして広島で起きた殺人事件など、今では全国にそういった傾向があることも事実であります。下校時の子どもたちを見守ることなど、こんな社会になるとは誰が思っていたでしょう。私たちのころは、仲間と道草を食って長い時間かけてうちへ帰ったものであります。その長い時間のその時間というものは、非常に子ども同士の信頼関係ができ、人間としての成長をしました。今日なぜこんな時代になったのでしょうか。非常に残念でなりません。

 しかし、現実には我々大人が子どもたちを守っていかなければなりません。先ほど述べましたが、他人任せでなく、市全体で立ち上がるなど、そういう体制が確立したことは、魔の手にすき間を与えることを避けるような、そういった体制ができ上がったというふうに思いますし、すき間を縫ってついてくることも事実です。人間と人間との関係が希薄なところに忍び込みます。可能な限り、人目が隅々まで届くよう、人と人とのつながりが密になるような連携が深められ、地域社会におけるネットワークを緊密なるものにする以外に、安全確保の道はないというふうに思っております。子どもたちが大人の温かいまなざしの下で伸び伸び遊び回る社会に戻れるよう願っている一人でございます。

 先日の新聞で報道されておりましたものを見ましたら、公判中の犯人と記者とが交わした手紙の文が新聞に掲載をされておりました。女の子が1人で歩いていて、町が密室になる状況、誰の目も被害者に届かない状態。また、黄色い帽子が目隠しをしてくれる。また、防犯カメラありと書いてあるとやはりやりにくいです。もう1つは、子どもにしっかりとあいさつされたとき、迷いや恐れが生まれることも事実であると、こう述べております。

 あいさつは人間の心理からも大切であり、この運動の実施が人間をつくっていくことであるというふうに私は確信をしております。あいさつは人と人との連携を密にし、悪のない社会を構築していくというふうに思っております。教育委員会だけの問題ではなくて、人間としての、市全体でこのことを考えていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。答弁を求めます。

 次に、野外の遊びの体験が総合力を育てることについて伺います。

 最近の子どもは1日が忙しく、体験に乏しいといわれております。学校から帰ると塾通いなど、自分の時間はほとんどない状況です。能力を伸ばすには実際の体験に尽きるというふうに思っております。特に、自然の中で、五感と言いますが、見るとか、においとか、いろんなことがありますが、五感をフルに使って遊ぶ体験こそ大切だというふうに思っております。最近では学校教育の中にも取り入れられ、自然と触れ合える機会も増しているように思っております。次の子どもたちを、活力ある人間を育てることだというふうに私は思っております。いろんな体験をして、話が幾らでもできる人、常に前向きに生きていく人、そんな活力のある人を育成するには、自然の中でたくさん遊ぶ体験が必要です。そのことが現在の子どもの生活の中で一番不足をしているのではないでしょうか。学校教育の中でも考慮してほしいというふうに思っております。次の世代に責任を持つのなら、野外での体験や生活経験を取り入れる検討も今求められているのではないでしょうか。答弁を求めます。

 次に、介護保険改正による本市における影響について伺います。

 介護保険法の改正により、平成17年10月から介護保険3施設の食費、居住費が全額自己負担になりました。昨年末の3か月、負担増を理由に退所した人が、埼玉県では30の施設から68人が退所いたし、17都府県では 519人が退所したことが新聞で報道されておりました。3施設の入所の特養ホーム約37万人、老人保健施設約29万人、介護型療養病床約13万人、これとは別に医療型の療養病床に約25万人が入院をしております。低所得者には軽減措置がありますが、一般的な所得の人には相部屋の場合は月約3万円増、2008年4月には65歳以上に拡大することになっております。

 また、本年4月からは、これまで家事援助のヘルパー派遣を受けていた要支援、要介護1の在宅要介護高齢者は、ヘルパー派遣を原則的に廃止をされました。5年間にして法改悪がされ、高齢者には、「選べる福祉」とか「在宅介護の社会化」と、よいことずくめの宣伝で始まった介護保険制度でありましたが、制度の後退で、怒りの声も上がっております。

 そこでお尋ねいたしますが、1つは、昨年10月の改正で居住費及び食費が自己負担となりましたが、その概要と給付を受けている被保険者に与えた影響についてはどういう状況であるのか。2つ目は、本年4月からの改正で、要支援者のホームヘルプサービスが制限されるなど、介護度の低い者への支援が後退してしまいました。これはどうなっておられるか。3つ目は、本市における介護保険事業の今後の運営状況はどうなっていくのか。

 以上、3点の答弁を求めます。

 次は、防犯カメラ設置で市民生活を守ることについて伺います。

 防犯カメラを設置して、安全・安心のまちづくりのためにということ自体、21世紀の今日、誰が予想したでしょうか。世界の人々から、治安が一番いい国の日本、こういう呼び方をされていたことが現在うそのように思えます。勝ち組、負け組の弱肉強食、いわゆる動物社会にまで落ちてしまったと言っても過言ではありません。金もうけのためなら手段を選ばない、情けない日本に成り下がってしまったことは残念でなりません。

 犯罪事件の発生に対し、市民生活を守るためには防犯カメラの役割はますます重要になってきております。川崎のマンションで起きた殺人事件、あるいは金融機関での強盗事件など、カメラの設置で犯人逮捕につながり、問題解決しているところもあります。今後、凶悪犯は年々増加する中で、防犯カメラの設置・活用が犯罪捜査のために不可欠のものとなるというふうに思っております。一方、歓楽街の犯罪防止としてのカメラの設置が、プライバシーの侵害と問題視する声もあることも事実であります。凶悪犯罪防止との関係を含め、検討する課題だと思いますが、どうでしょうか。

 また、学校への妨害が多発をしております。ガラスの破壊など、あるいは、センサーを設置しても電源を切られる。後を絶ちません。そういった学校もあることも事実であります。私は、犯罪を防止するためにも防犯カメラの設置はすべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。私は、この問題で在学中の生徒に与える不安など影響を考えたら、早くそういったことを取りやめるような防止措置が必要であるというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。

 最後になりますが、東武伊勢崎線ダイヤ改正について伺います。

 去る3月18日、東武伊勢崎線のダイヤ改正を市民は熱い期待を寄せて見守っていたことも事実であります。市民の願望である終車の時間の延長、輸送力増強の改正となり、名実ともに加須市の存在感が示されるものと多くの市民の方がそう思っていたのではないでしょうか。ところが、いざ改正されると、終車延長は零時9分ということで達成をされましたが、北埼玉地区の中核的役割を果たしている本市がローカル都市に格下げをされ、全市民の落胆は私ははかり知れないというふうに思っております。

 久喜市を中心のダイヤ改正であり、浅草へ行くには2回乗り換えなければなりません。お年寄りや子ども、体の不自由な方々に、特に弱い立場にある方々に嘆きを与えていることも事実であります。私は、このまま永久に不自由な思いをさせたくはないというふうに思います。人口の問題、本市の活性化の問題を考えれば、半蔵門線の延長要望など市民全体の要望に取り組み、東武側に早い時期に、できれば全市民の署名をもって説明し申し出をすることが私は大切ではないかというふうに思いますが、執行部の考え方を教えてください。

 以上です。



○議長(加村金一君) 武正学校教育部長。

     (学校教育部長 武正和己君 登壇)



◎学校教育部長(武正和己君) 子どもの生命を守るために「あいさつ」運動の実施をについてお答えいたします。

 昨年末の広島市、今市市の児童殺害事件に引き続き、5月には秋田県でも下校途中の男子児童が殺害されるという痛ましい事件が発生しました。今日、児童・生徒を取り巻く環境は極めて憂慮すべき事態となっており、学校、家庭、地域が連携を密に安全体制と安全指導の徹底を図り、幼児、児童・生徒の安全・安心を守ることが重要な課題となっております。

 教育委員会では、秋田県での事件後、直ちに市内全幼稚園長、小・中学校長に対して、幼児、児童・生徒の安全確保の徹底について通知し、安全体制の一層の充実を指導したところでございます。

 また、昨年度から、地域で子どもを見守る取り組みの1つとして、各小学校区の地域の方々に安心・安全ボランティアを委嘱したり、安全環境経済部とも連携し、登下校時の児童・生徒の見守りや付き添い、学区内の安全パトロールを実施しておるところでございます。5月末現在 939名の方を委嘱しており、今後もボランティアの拡大を図ってまいる考えでおります。

 さらに、本年度からはあいさつ運動を再構成し、全市的な運動として取り組んでいるところでございます。「あいさつ さわやか かぞのまち」のスローガンのもと、子どもたちにあいさつの習慣を育てること、地域の人々との交流を深め、子どもたちの豊かな心を育むこと、そして、地域の人々が子どもたちを温かく見守り育てようとする意識を醸成し、子どもたちの安全確保を地域で推進することを目的としております。

 特に、7月3日から7月14日、11月13日から11月24日までをあいさつ運動強化期間として設定し、積極的な取り組みを実施してまいります。

 7月のあいさつ運動強化期間の主な取り組みとしては、まず、各学校でのあいさつ運動に対する意識啓発を図る取り組みです。例えば、子どもたちへのあいさつ運動やあいさつの習慣化への指導とともに、学区内の全家庭にあいさつ運動への協力をお願いする文書を配布し、期間中、登校時刻に合わせ、地域の方々が子どもたちに声かけをするあいさつ運動を地域ぐるみで実施してまいります。次に、市民に対するあいさつ運動の啓発です。現在、青色回転灯の防犯パトロール車が巡回しておりますが、期間中は、あいさつにより地域のつながりを深め、犯罪のない安全・安心なまちづくりを推進しましょうなどの小学生の声でのスピーカーを通して地域の方々に呼びかけを行ってまいります。また、教育委員会で作成したあいさつ啓発ポスターを市の施設等へ掲示したり、呼びかけのPRチラシを全家庭に回覧してまいります。

 また、11月の強化運動期間では、市民、児童・生徒による作文コンクールの計画もしているところでございます。現在、市内の子どもたちのあいさつの状況につきましては、調査したところ、地域の方々にあいさつをしている児童・生徒は小学生で86.5%、中学生で74.2%でございました。「あいさつ さわやか かぞのまち」あいさつ運動を学校、家庭、地域、市が一体となって取り組み、地域の方にあいさつのできる子ども、子どもに声かけをする地域の方の姿があちこちで見られるようにするなど、地域の子どもたちは地域で守り育てる機運を積極的に醸成してまいる所存でございます。

 次に、野外の遊びの体験が総合力を育てることについてお答えいたします。

 子どもたちの豊かな人間性を育む上で、外遊びによるさまざまな体験活動は誠に重要であります。しかし、生活環境や社会環境の変化に加え、最近では安全・安心の面からもさまざまな課題があって、子どもたちが外で遊ぶことが年々難しくなってきております。内閣府が平成16年2月に発表した体力・スポーツに関する世論調査によれば、20歳以上の大人が、自分が子どものときと比較して、今の子どもたちのスポーツや外遊びの環境は悪くなっていると回答した割合が約64%に達しております。その要因としては、子どもたちが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった、スポーツや外遊びができる時間が少なくなった、仲間が少なくなったなどが挙げられております。このような状況を踏まえ、各学校では、地域と連携を深めつつ、教育課程の中に飼育栽培活動やスポーツ、外遊びなどを取り入れ、日常的に豊かな人間性を育む活動の充実を図っているところでございます。

 例えば、子どもたちの興味関心を育み、技術、技能を向上させ、自主性や仲間意識を高めるため、同好の子どもたちが集い、クラブ活動や部活動を行っております。子どもたちは、野球やサッカー、バスケットボールなどはもちろん、武州加須ばやしやジャズダンス、琴の演奏など、興味ある活動に仲間とともに取り組んでおります。また、全校挙げての朝の業前運動や特設のロング昼休みなど、教師と子どもが一緒になって時間走やダッシュ走、ドッジボール、縄跳びなど、それぞれの学校で創意工夫を生かした取り組みが進められております。

 さらに、那須の恵まれた自然の中で豊かな人間性を育もうと、那須甲子少年自然の家小学生宿泊学習が5年生を対象に実施されております。そこでは大自然の中でのハイキングやキャンプファイアー、飯ごう炊さんなど、集団活動を通して自然と触れ合い、友情を深めるさまざまな体験活動が行われております。こうした大自然の中でのさまざまな活動を自然体験学習として取り入れている中学校も多くなってまいりました。

 教科学習や総合的な学習の時間の中でも、さまざまな体験、経験を通して学習が展開されております。ナスやトマト、ジャガイモ、サツマイモなどの野菜栽培をはじめ、水稲栽培なども行っております。水田に裸足で入っての田植え体験では、初めての体験で皆興味津々、泥だらけになりながらも楽しかった、稲刈りが楽しみとの感想を寄せておりました。そのほか七夕集会やお別れ集会などの縦割り活動や幼稚園、小学校の異校種交流など、各学校で創意工夫を生かした取り組みが進められているところです。今年度からは、機会をとらえて子どもたちの学校間交流も計画しているところです。

 豊かな体験は、豊かな心、豊かな人間性を育むといわれます。今後も地域の皆様のご協力をいただきながら、市政の「元気で住みよい加須市づくり」の中の人づくりに向けて、学校における児童・生徒の体験活動の充実と推進を図ってまいる所存でございます。



○議長(加村金一君) 小島健康福祉部長。

     (健康福祉部長 小島さえ子君 登壇)



◎健康福祉部長(小島さえ子君) 介護保険法改正による本市における影響についてお答えいたします。

 最初に、居住費及び食費が自己負担となった概要と被保険者への影響についてお答えいたします。

 議員お話しのとおり、施設給付の見直しが実施され、平成17年10月より、施設に入所されている方の居住費及び食費が保険給付対象外となっております。その基準額は、居住費は多床室で1日 320円、月にして約1万円、個室で1日 1,150円、月にして約3万 5,000円、ユニット型個室で1日 1,970円、月にして約6万円となります。食費は1日 1,380円、月にして約4万 2,000円でございます。これは在宅給付の方との公平性の観点等から行われたもので、高齢者の方にもお支払いいただいている介護保険料の引き上げ幅をできる限り抑える効果もございます。

 一方、所得の低い方の施設利用が困難にならないよう負担軽減を図る観点から、新たな補足給付を創設し、居住費、食費の負担限度額を定め、過重なご負担とならないよう配慮しております。その軽減の内容につきましては、平成17年の9月議会において、笠井議員さんのご質問に対し詳細にお答えしたところですが、その仕組みは、食費、居住費とも所得段階1から3の方に対し、それぞれにご負担の限度額を設けたものでございます。平成18年3月時点の本市の施設受給者数は 280人でありまして、そのうち軽減を受けている方は、所得段階の1段階の方が11人、2段階の方が 130人、3段階の方が40人でして、合計いたしますと181 人となり、全体に対しましての割合は約65%という状況でございます。

 本市での状況でございますが、食費、居住費の保険外給付措置の約半年経過後の平成18年5月時点において、市内の特別養護老人ホームである久下けやきハウス、愛泉苑、利根いこいの里、みずほの里の4施設と、介護老人保健施設ケア・ビレッジシャロームを合わせた5施設に対し、居住費及び食費が保険給付対象外となったことにより、入所を差し控えるとか退所をした方がいるかどうかを伺ったところ、いずれの施設においてもそのような該当者はいないとのことでございました。

 次に、要支援者のホームヘルプサービスの制限についてお答えいたします。

 平成18年4月から改正された新しい介護保険は、介護が必要になったときだけではなく、できる限り介護状態にならないようにという介護予防にも重点を置いた仕組みに変わりました。介護保険の基本理念である自立支援をより徹底する観点から、状態を改善し悪化を防ぐ介護予防サービスである新予防給付が新設され、要支援1及び要支援2の方がこの新予防給付の対象となります。

 新予防給付では、家事援助をすべてヘルパーに任せるのではなく、利用者がヘルパーと一緒に家事を行うような自立を助けるサービスが用意されております。できることまでヘルパーに頼っていたり、いつも安静にしているような生活を続けていますと、使わないことで体が次第に衰えてしまう可能性がありますことから、できることをなるべく自分で行うことにより、心身の悪化を防いだり改善することができますよう介護予防を行い、自立したその人らしい生活を目指すことを目的としております。

 この改正によりまして、要支援1及び要支援2の方は、従来と同様なホームヘルプサービスは利用することができませんが、ケアマネジャーの判断によりまして、その人の状態に合わせた必要なホームヘルプサービスは利用することが可能となっております。

 最後に、今後の介護保険事業の運営についてお答えいたします。

 本市におきましては、介護保険事業の安定的な運営を目指し、本年3月に高齢者保健福祉計画(第4期)・介護保険事業計画(第3期)を策定いたしました。この計画は、前計画の終了に伴い見直しを行ったもので、平成18年度から平成20年度までの3か年を計画期間とするものでございます。策定に当たりましては、高齢者人口や要介護認定者数を推計し、居宅サービスや施設サービス等介護保険事業量を見込み、計画期間である3年間の介護保険サービスの総事業費を推計し、その財源でありますご負担いただく介護保険料を算定し、本年4月より改定させていただきました。

 また当計画は、現在、本年4月より改定された介護保険制度の趣旨を踏まえ、介護予防重視型システムへの転換を図るなど、さまざまな分野での本市の高齢者施策推進の目標であるとともに、家庭、地域、事業者、団体、関係機関、行政が一体となって取り組みを進める指針としての性格を有しております。今後におきましては、本年4月に高齢者福祉課内に創設した地域包括支援センターを中心として、介護予防事業の取り組みをスムーズに実施し、被保険者が要介護状態等になることを予防するとともに、要介護状態等になった場合においても、可能な限り住み慣れた地域において自立した日常生活を営むことができますよう支援いたすなど、当計画の目標が達成できますよう努めてまいりたいと存じます。



○議長(加村金一君) 角田安全環境経済部長。

     (安全環境経済部長 角田光穂君 登壇)



◎安全環境経済部長(角田光穂君) 笠井議員ご質問の防犯カメラ設置で市民生活を守ることについてのうち、市内の主な繁華街に設置することについてお答えいたします。

 初めに、防犯に関します加須市の現況でございますが、強盗、窃盗、詐欺、侵入盗などの刑法犯は平成17年は 1,337件でございました。これを前年の16年と比較いたしますと 116件の減、15年との比較では 244件の減という状況にございます。この犯罪件数の減少状況を見ますと、この間の警察の取り組みのほか、議員の地元自治会をはじめとする各自治会の自主防犯パトロール、市街地における消防団員と警察職員などで行う安全・安心パトロール、また、各種の広報などがきっかけとなり、地域住民の方々に自主防犯への考え方が広まった効果ではないかと推測しているところでございます。

 しかしながら、昨年の広島や栃木における児童殺害事件、さらには、昨年末に市内小学校児童に対するインターネットにおける書き込み事件が発生したことから、地域で子どもを守ろうとする機運が高まり、地域住民の皆様によります児童・生徒の登下校時における自主的な防犯活動が市内の各地域で行われているところでございます。市におきましては、既に防犯活動を実行されている地域住民の皆さんと、そして家庭、学校、行政が1つになって、私たちのまちで犯罪を起こそうとしている者がいたなら、このまちでの犯罪は無理だと思わせる、安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、加須市防犯まちづくり推進大綱を本年2月に策定したところでございます。また、5月9日からは公用車に青色回転灯を装備し、全職員による安全・安心パトロールをスタートさせ、児童の通学路を重点にパトロールを行っているところでございます。

 ご質問の防犯カメラの設置でございますが、市民の安全を守るハード面の1つの手段として、犯罪の抑止に有効であると考えられておりまして、機器の発達により幾つかのシステムがあるようでございます。仮にこの防犯カメラを設置するとした場合、加須市内のどこにどのように設置するか、また、プライバシーの保護の観点から、録画した画像をどのように管理すべきか、さらに、維持管理費の問題等さまざまな課題が考えられるところでございます。市といたしましては、加須市防犯まちづくり推進大綱に基づきますハード面への対策としまして、道路等公共空間の防犯性の向上を施策に掲げており、その施策内容であります防犯灯の整備促進や見通しのよい道路等の普及などの展開に努め、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(加村金一君) 戸川生涯学習部長。

     (生涯学習部長 戸川 宏君 登壇)



◎生涯学習部長(戸川宏君) 防犯カメラ設置で市民生活を守ることについてのうち、学校に防犯カメラを設置することについてのご質問にお答えいたします。

 三俣小学校におきまして校舎の窓ガラスが破損された件につきましては、本年度に入り、4月2日に出勤してきた教員が発見したもので、4月1日深夜に校地内に侵入した者によって破壊されたものと思われ、校舎1階男子更衣室窓ガラス2枚と1年2組廊下北側の窓ガラス2枚の合計4枚が破損され、また、防犯用センサーライト及びダミーのカメラ一式も破壊されたものであります。

 なお、校舎内に侵入した形跡はないとのことでした。

 2日に現場を発見した職員が、すぐに校長に連絡し、関係機関等へ連絡、報告するとともに、加須警察署へ通報し被害届を提出いたしました。その後、速やかに当該箇所の原況回復をいたしました。学校では、4月3日、全教職員に対し事件の概要を説明し、退勤時の施錠確認、校門閉鎖等、不審者侵入防止についての指示を行い、事故防止に努めてきたところであります。また、加須警察署に夜間パトロールを要望し、実施していただいているところであります。さらに、地域住民の皆様にも連絡をとり、学校の防犯対策にご協力いただくようお願いしてきたところであります。

 ご質問の防犯カメラの設置に関しましては、ダミーのカメラが壊されていることやプライバシーの保護など慎重を期さなければならない面もあります。今後におきましても、加須市防犯まちづくり推進大綱に基づく施策の推進を図り、学校管理に万全を尽くすとともに、被害の未然防止に努めてまいりたいと存じます。



○議長(加村金一君) 熊倉総合政策部長。

     (総合政策部長 熊倉敏雄君 登壇)



◎総合政策部長(熊倉敏雄君) 東武伊勢崎線ダイヤ改正についてのご質問にお答え申し上げます。

 議員ご案内のとおり、今回の3月18日のダイヤ改正では、下り最終電車が30分繰り下げられ、加須着零時9分が最終電車となり、久喜駅でのJR宇都宮線と東武伊勢崎線との接続が大幅に改善されました。これまではJR宇都宮線の久喜着23時34分以降の5本について接続ができませんでしたが、今回のダイヤ改正により、そのうち23時57分までの3本の接続が可能となりました。県南や東京都などで働く通勤者の皆様にとりまして、通勤状況が大きく改善され、日ごろの生活の利便性が大きく向上したものと存じております。

 ただし、ご質問の朝夕の通勤時間帯以外の普通電車は、加須・浅草間では上り下りともに久喜駅と曳舟駅との2回の乗り継ぎが必要な状況となりました。市といたしましては、この点について、東武鉄道本社、あるいは加須駅、花崎駅に対し、ダイヤ改正以前から重ねて問い合わせをしておりまして、これに対する返答は、乗り継ぎの車両は到着ホームの反対側に停車しており、待ち時間が短いこと。また、乗り継ぎの半蔵門線直通の車両は10両編成であり、座席はほぼ確保できる見込みであること。さらに、停車駅数の関係などから、乗り継ぎの待ち時間を含めても浅草への到着時間は短縮されることなどを総合し、利用者にとっては利便性の高いダイヤ改正との返答でございました。

 また、東武鉄道では、本年4月からダイヤ改正後の利用者の反応につきまして、従来の電話や窓口での対応に加え、利用者からのご意見を求める手紙、声のたよりを駅に設置し、意見の収集をしているとのことでございますが、久喜駅乗り継ぎの不便さに対するご意見は、現在のところ月に1件程度とのことでございました。

 市といたしましては、これまで、市主催の会議の際などさまざまな機会を通じて、ダイヤ改正後の市民の皆様のご意見、ご意向の把握に努めておりますほか、東武鉄道本社及び加須駅、花崎駅とも随時連絡を取り合っているところでございます。

 これまで本市では、伊勢崎線の輸送力増強についての取り組みといたしましては、久喜市、羽生市、宮代町、鷲宮町及び加須市の5市町で構成しております東武伊勢崎線輸送力増強推進協議会を通じ、あるいは加須市単独で、東武鉄道に対し、電車の増発、増両、特急電車の停車、最終電車の時間延長などの要望活動を続けてきているところでございます。既に、今回のダイヤ改正につきましては、加須市単独で最終電車の時間延長についての評価をした上で、地下鉄半蔵門線乗り入れの久喜駅以北への延長など、さらなる輸送力増強についての要望書を東武鉄道に提出をしました。

 今後につきましては、今回のダイヤ改正により、協議会の構成市町の間で伊勢崎線の利便性に大きな違いが出てきているところでございますので、協議会としての要望活動を基本としながらも、協議会の枠にとらわれない形も含めまして、1つには、地下鉄半蔵門線の羽生駅までの延伸、2つとして、浅草から館林・太田間の直通運行電車の復活、3つ目として、特急りょうもう号の停車の増設などにつきまして粘り強く要望を続け、市民の皆様の交通利便性の向上に向け鋭意努力してまいりたいと存じております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 11番、笠井議員。



◆11番(笠井博之君) 一通りご答弁いただきました。

 子どもの命をあいさつ運動で守る、これは誰も否定できないことだというふうに思いますし、ただ、あいさつというのは、今日言ったからあしたからやりなさいと言っても、人間が大きい声を出してあいさつできるようになるまでに相当な時間がかかることも、これはご案内のとおりです。

 ですから、そういった意味で、先ほど私が言いましたように、そういった人間としての、悪いことしようかなと思っても、大きいあいさつをされたときに迷いが生まれて、恐れ、これはできないんだという、そういうやはり人間の心理をつくあいさつというのは、決してされた方は悪いわけではない。いい気持ちなんですから、お互いにね。そういうものをやるべきだと思うし、これは子どもさんだけに押し付けてですね、しろよということではないと思う。ですから、私ら地域の人がそういった方向で全体で、教育委員会の問題ではなくて、私は加須市全体の問題として、どうでしょうか、あいさつ運動実施をして、お互いにできるようなそういったものを、それで地域と子どもと同じ地域同士の加須市の皆さんとの連携ができていけば、加須市の全体が防犯の意識も高められるし、防犯に大きく役立つというふうに思います。

 先ほど角田部長が、減りましたと言いました。確かに減る。それには加須市全体がそういう状況に意識が高まっている、このまちはという、そういうまちをつくっていかなければならない。その1つの中での大きな役割は私はあいさつだというふうに思っています。

 この間、教育新聞をちょっと見させてもらいましたら、東京都でもあいさつ運動、9月には第1回フェスタをやって、東京都全体であいさつ。なぜか。あいさつというのは、人間と人間の緊密なそういった感情のあれが生まれて、それが自然に犯罪意識の防止につながっていく。そういう結論に達したそうです。

 そういうことも含めて、私は加須市の場合は、先ほど部長言われましたように、さわやかあいさつ、私は大賛成ですし、ただ、それには、やることについては、今日やったからあしたということではなくて通常のあいさつ、できれば子どもさんが外へ出たときにどう言えるか。学校の中はいいんです。私なんか学校へ行ってもみんな大きい声で言ってくれます、こちらも言いますけれども。でも外へ出たときにどうできるか。そのことが、私何回も言いますけれども、今までは知らない人に会ったらだめよ、口きいては、あいさつしないでという、そういう指導が1つあったわけですけれども、逆な意味で、知らない人でも大きい声であいさつする。そのことがどれぐらい命を、防犯、防止のことに役立つかなと、こんなふうに思っているわけですが、教育長、何かその辺についてあったら、ひとつお願いしたいと思います。



○議長(加村金一君) 片庭教育長。

     (教育長 片庭 直君 登壇)



◎教育長(片庭直君) 笠井議員さんのあいさつについてのご質問にお答えをいたします。

 今、いろいろるるお話しいただいたのを私もよく聞いておりました。子どものあいさつはもとより、あいさつを通して防犯のまちづくりを進めることであるとか、あいさつをすることで子どもの安全確保がされるとか、そういうお話でした。私も全く同じにそう思っております。

 いずれにしても、子どもたちにあいさつしようという、そういう1つの視点だけではなくて、子どもはもちろんですけれども、PTA、自治会、関係諸団体、加えて私ども市役所という1つの行政機関にいるわけですけれども、そうした行政機関を含めて、これはいわゆる市ぐるみというんでしょうか、そういう形であいさつ運動をしなければ、実効あるものにはならないのではないかというふうに基本的に考えております。

 そういう意味では、子どものあいさつという私どもの仕事がありますので、大いに教育委員会として、全市的にこのあいさつ運動を進めるような、そういう取り組みといいますか、発信をしていきたいというふうに、今幾つかの計画をつくっているところでもあります。よく手打ちうどんのまち加須、手書きこいのぼりのまち加須、こういうフレーズがありますけれども、私の願いとすれば、加えて、「あいさつ さわやか かぞのまち」、この辺が市民に徹底されて、よく使われてですね、いいまちづくりができるといいなという夢を描きながら、仕事を進めてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(加村金一君) 11番、笠井議員。



◆11番(笠井博之君) 今、職員の方々が案内をあそこで立ってやっております。4時間半大変だなと言うんですけれども、でも、職員の皆さんがあいさつするということ、これどれぐらい市民の人が受けとめたときにどう思うか。対人間と人間との、職員の皆さんが市民の皆さんにあいさつをする、そのことがどのぐらいの大きな影響があるかということを考えたときに、物すごくあります。来たときに、職員の皆さんが我々にあいさつしてくれる。今までは考えたことなかったです。そういうことも含めて、それが1つの防犯のためにもなるし、市民と市民の皆さんの結びつき、この大きなねらいがそこに私はあると思うし、そういう意味では、確かに恥ずかしいかもしれません。恥ずかしいけれども、さっき言ったように一、二回では出ません。でも、慣れてくれば必ず出る。そのことがどれぐらい市民と行政との親密な結びつきができるかということ、これを考えたときに、うんと大きい影響があるということを、ぜひ私申し伝えていきたいというふうに思っております。

 それから、野外活動の場合、これはもう当たり前のことなんですけれども、最近、言いました、条件もあるし、昔の我々のときと違う、外に出ていってもなかなかできない。それもあります。でも、そういう人と人との交わり、そういったものから、どう人間としての成長があるかということをきちんとやっていけば決して悪い人にはならない。つかえながら、はっきり自分の意思を表現ができて相手に伝えられる、そういうものが今の子どもさんに物すごくない。ですから、それがある意味では誤解なり、おかしい方向に進むということでありますし、こういうものも含めて、要望になりますが、学校の中でも若干取り入れていただければなと。

 この間、私、三俣の子どもさんかな、四、五人ずつグループで行き合いました。先生がいまして、なるべく一般の市民の人と話し合いをしてねと言う。ですから、私は途中で会ったんですけれども、私も行きましたら、話しかけてきてあいさつすると、市民と子ども。そういう指導をやっていることが、これは一番大切で、そうすれば、みんな子どもさんかわいいんですから、いろいろ話をするという。そういう1つの初めの教育が非常に大事だなと、こんなふうに実は思ってこの間も接してきたんですが、さっき五感といいますか、見ること、聞くこと、においをかぐこと、味をみること、接すること、このことが五感、これが人間と人間のつき合いの中から生まれる。このことが一番人間の成長の上で大事だなと、こんなふうに思って、あえてこの問題を出しました。

 次に移りたいと思いますが、介護保険の方、本当に大変。これから、私ちょっと要望ですけれども、いろんな困った人に会ったらぜひ相談に乗ってください。そうしないと、どうしたらいいかと迷っている人というのは市民の中にいっぱいおります。民生委員さんの方からやってあるかもしれません。でも、やはりそういった注意の目も行政側でもちゃんとしながら、困ったときにはやって助けてあげるという、人間というのは困ったとき話をしただけでも半分精神的に落ちつくということは、これは心理的にあることですから、そういうことも含めてですね、大変な時期に来ました、本当にいつ退所、出されるか、あるいは入りたくても入れないかと、こういう人だっていっぱい出てくる。こういう介護保険になってしまったの残念なんですけれども、保険あって介護なしで、保険料ばかり取られて介護はない状況になってきたということ自身も事実ですから困ると思います。

 それから、これから市長にちょっとですが、安心して暮らせる住みよい加須市のまちづくりということで、そういう意味で市長の考えていることをお聞きしたいなと、こんなふうに思っています。



○議長(加村金一君) 大橋市長。

     (市長 大橋良一君 登壇)



◎市長(大橋良一君) 介護保険にかかわるご質問でございますが、本市においても、ご案内のとおり着実に高齢化というのは進んでおります。そういう中で、まず、高齢者の方には、できる限り介護サービスを受けない、いわゆる自立した生活が送れる、そういうお年寄りで、いつまでもそういう形でいてほしいと、これを強く思うわけでございます。そういう意味で、筋力アップトレーニング事業をはじめとする予防的な施策、これをまず充実する必要があるというふうに考えております。その上で、やむを得ず介護が必要になった場合には、介護保険制度がきちんと機能するように、適切に運営するよう制度管理に努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 11番、笠井議員。



◆11番(笠井博之君) 人間生きていく上で、ならないように、常にその方向で考えながら、運動したり、いろんな面でやっていくことは事実だし、万が一なってしまったときは、やはり一番人間としてはどうするかということで迷うわけですから、そういうときには行政側の1つの大きな力で安心できるような、加須市に住んでよかったなと、こういうまちづくりは今後特に必要になってくるのではないかなと、こんなふうに思っております。

 時間がありませんが、防犯カメラの問題、さっきも出ましたようにプライバシーの問題が1つあります。ただ、それだけに、プライバシーがあるから難しいということではなくて、そうしたらどうしたらいいんだと、そういうことの研究といいますか、そういうことも私は必要ではないかなと。ただプライバシーがあるからつけてはいけないんだよと、ここへつけてもプライバシーにならないところにつけても、これが本当に防犯のためになるということ、それを研究する機関、あるいは検討する機関、そういうものをつくりながら、きちんと研究していくことが私は今後必要だというふうに思っております。

 ダイヤ改正ですけれども、一番本当にショックだったのは、これだけ加須市が一生懸命やっているのに、どうもローカルになってしまって格下げの市になってしまったなと。これはもう私だけではなくて、みんなそう思っているんです。それはやはりこのままで終わらせてしまってはこれは困るわけで、市民の皆さんの士気にもかかわる。確かに、終車はあったのはわかります。

 それだけではなくて、私いつもあそこで久喜の駅で見ているんです。そうしますと、2番線で太田行きが、あるいは館林行きが発車です。待っています。その間に宇都宮線は2本、3本到着します。それ全部行って、みんな座って大体いっぱいになります。私はいつも見ています。そうすると、東武線が着きます。向こうから座ってきてお年寄り、体の不自由な方、子ども、来たらみんな立たなければいけない。今までだったら、加須まで、あるいは羽生まで座って行けた人が立ってそのまま発車なんです。そういったやはり時間が早いだけではなくて、そういうサービス的なもの、そういうものは考えるべきであるし、ただ単に浅草へ行く、あるいはどこか行く、半蔵門線だから10分早く行きましたなんていうことではないんです、人間の気持ちというのは。

 そうではなくて、そういうことも含めて考えてやるダイヤ改正しなければならないし、部長が、今後は半蔵門線を羽生まで、あるいは直通、りょうもう号を含めて、これは行政側もやってもらう。あるいは市民の側からもそういう要望をきちんと出していく必要があるのではないかな。大きい東武鉄道を動かすというのは容易なものではありません。ですから、そういう面も含めて、大きな形でやった方がいいのではないかと思いますけれども、時間がありません。何かありましたら、ちょっとその辺についてお話、市長、何かございますか、ダイヤ改正について。



○議長(加村金一君) 大橋市長。



◎市長(大橋良一君) 東武線のダイヤ改正については、正直言ってこういう形になるとは思っておらなかった結果になっているわけです。いろいろ議論になっている点については十分心して、これから東武と調整というか、対応してまいりたいというふうに考えております。



○議長(加村金一君) 11番、笠井議員。



◆11番(笠井博之君) それで、いろいろ問題もあるでしょうけれども、住みよいまちづくりはどうしようか。行政だけではなくて市民全体がその問題に取りかかっていけば、必ず私は住みよい加須市ができるのではないか、そういう確信を持っております。

 時間がまいりましたので、これで終わります。



○議長(加村金一君) 以上で、11番、笠井議員の一般質問を終了いたします。

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△休憩の宣告



○議長(加村金一君) 暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。



△休憩 午前11時14分



△開議 午後零時59分

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△開議の宣告



○議長(加村金一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、5番、酒巻議員の質問を許します。

 ご登壇願います。

     (5番 酒巻ふみ君 登壇)



◆5番(酒巻ふみ君) 通告に基づきまして順次質問させていただきます。

 午前中から子どもが受難の時代であるということは、今日に限らず、このところずっとマスコミなどで報道されているわけですけれども、そういう中で、出生率が1.25という数字がこのほど発表されました。ますます少子化が進んできているというのに、子どもを生んでいただくためのあらゆる整備、それがなかなかこの時代の流れについていけないのが現状であるかなと思っているわけですけれども、産婦人科医や小児科医が減少して、特に地方での不足が全国的に大きな問題になっているということは皆様既にご案内のとおりです。

 加須市においても決して例外ではないと思います。子どもを育てたことがある人であるなら、夜中の子どもの急病は親にとっては不安でどうするすべもありません。子どもの急病で救急車を呼んで処置をしていただいたという人から聞いた話ですけれども、嫁に行った娘が孫を連れて実家に来ていて、子どもが急変したときに、かかりつけでないと言われ、病院をたらい回しされ、最後の病院に着いたとき死ぬ寸前だった。怒りを通り越した鬼の形相で後日その祖母に当たる方ですけれども、話してくれました。

 夜中の救急の診察を断られたほかの経験者に聞いてみますと、断られる理由はいろいろあります。救急隊員はすべてよくやってくれたと皆様が言っております。しかし、医者も人間ですから、かかりつけでないという理由は言うまでもなく、自分では処置が困難である、あるいは大きい病院でもちょっと今日は医者がいない、自分は専門外なのでというような断られ方が多いということを伺っています。かかりつけの医者であっても、別な方は居留守を使われたことがあるんだというような話も聞きました。

 どうして子どもの救急を受けたがらないのかということは、もちろん先ほども申しました、医者も人間ですからいろいろ言われています診療報酬が安い、つまりお金が安いとか、処置が難しいとか、医者が1人しかいなければ確かにそういうこともあります。医師の立場からの理由はいろいろあるということは、やはり人間として否めない理由ということで理解もできますけれども、そこで、まず最初にお伺いします。

 17年度中の市内の小児救急の発生状況とその病例、また、先ほど申し上げました救急隊の人は本当によくやってくれたと、私がお会いした方は皆さんそのように言っておりましたけれども、その対応はどのような状況になっているのかということをまず最初にお伺いします。

 そして2番目に、子どもは大体夜中に急病になることが多いわけですけれども、夜間や休日など診療時間外の小児救急医療の体制は、今、加須市でどうなっておりますか。特に夜、急病というのが多いわけですから、その辺の実態について2つ目にお伺いしたいと思います。

 かかりつけの医師がいるのがいいことだということは、母親である皆さんはみんな知っています。そのような状況であっても、知っていても、風邪のような軽い症状であっても、親は急変を恐れて2次の小児救急病院に連れていく。そんな傾向が現在あるように思います。やはり小さい病院、小さいというと語弊がありますが、1次病院に行ってちょっと難しいと、どっちみち2次病院へ行かなければならないという、そんなようなことを多分頭に描いていることだと思います。

 これも仕方のないことかと思いますけれども、なるべくであれば、2次救急や3次救急が確かに混雑している現在ですから、いかに小児救急が大変であろうとも、初期症状、初期救急疾患の場合は、近くのお医者様に診ていただくというのが好ましいのかなと私自身は思っておりますけれども、その辺のご指導も、保健課あるいは関連の皆様にはしていただく必要があるのかなということも、保護者への周知指導も大切であるということは私自身も考えておりますけれども、近年の小児科の、先ほども何回も言いました不足の理由から、加須市の小児2次救急医療体制は、聞くところによりますと本年から輪番制が 100%整備されていない状況ということを伺っております。

 そこで、3つ目にお伺いします。

 そんな中で、長い間市民が要望して待ち続けております総合病院の誘致という問題がありますけれども、前回の議会ですか、総合病院誘致のプロジェクトチームが助役さんを中心に市の部課長さんの間で結成されたというお話を伺いました。そのチームがどのあたりまで内容的に検討がされて進行しているのか。また、現在、岩槻に第3次救急小児医療センターがありますけれども、子ども専門の救急医療センターの第3次というのは岩槻にしかないと伺っております。それらを加須にも、その総合病院のプロジェクトチームの話し合いの中で検討して、併設ができないものか検討していただきたいという思いがあるのですけれども、いかがでしょうか。

 なかなか少子化とは言っても、医療体制も整っていなければ、ほかの先ほどの不安だとか心配だとか、いろいろ子どもたちの受難な時代の中で、やはり1つでも整備されていくということは大変必要なことであろうかなと思うわけです。その辺のところもお聞きしたいと思います。

 それから、2番目ですけれども、この前4月にオープンいたしました東部コミュニティセンター幼児用のトイレについてということで、ちょっとお聞きしたいと思います。

 私も、先ほどの話ではありませんが、孫を連れて遊びに行ってきました。大変キッズルームはお客さんがいっぱいで、そのときの話ですけれども、開館して早々には1日 400人も500 人も出入りがあるということを伺って、それはよかったなという気持ちで、孫も夢中になって遊んでおりましたけれども。ふとトイレと思ったときに、幼児用のトイレがなかったんですね。ちょっとその辺のところが、幼児用のトイレが欲しかったなという気持ちがありますけれども、その辺のところは、どういうお考えでそのように設置されなかったのかということをお伺いしてみたいと思います。

 おむつを取り替えるトイレは多目的トイレの中に確かにありました。私自身が孫を連れて遊んでいる間に、あそこでおむつを交換される方はなかなかいないんですね。というのは、キッズルームの遊んでいる中で、ちょちょちょいとおしめをかえてしまうという光景が結構幾つか見られましたので、もろもろ考えてみますと、その辺のところがどうなのかなと。やはり教えていく必要があるのかなと思ってみたり、いろいろ考えました。幼児用のトイレが欲しかったと考えますけれども、いかがなお返事が来ますでしょうか、よろしくこちらの方もお伺いしたいと思います。でも、全体的に評判がいいというのは大変うれしく思っております。あわせて、どのぐらいの利用率があるのかもお伺いしたいと思います。

 3つ目です。市民プラザかぞ、それからパストラルかぞの車いすの利用についてということで、お伺いしたいと思います。

 市民プラザかぞ、これは障害者の方からのお話ということで、なるほどと私も、自分自身もちょっと違って考えていたことがありました。というのは、駐車場というのは、私自身もそうですけれども、白いラインが引いてあるものということで頭に入っていました。そうではないんですね。

 プラザの駐車場はデザインとかいろいろ考慮した上で、それにデザインを優先させたということで、白い駐車場の線が入っていなくて、障害者の方が車を入れるのに大変四苦八苦していると、目安がつかめないんだということでした。なるほどこれはデザイン上の問題かなと現場を見て思いました。車いすの絵がかいてあって、その隣にれんが状の、茶色のれんがより少し色の濃い棒がつつつっと引いてあるだけで、私も駐車場といえば白いラインということで自分なりのインプットがされていたものですから、ちょっと認識を新たにしたところですけれども、その駐車場がちょっとそういう意味で使いづらいと。

 また、これは多分もう改善されておりました、私が見にいったときは。出入りのところに杭が打ってあって、いちいち体が悪いのに、呼びに行かなくては入れないではないかということを言われまして、その後見に行きましたら、あそこでプーッとクラクションを鳴らせば、係の者が出てきて杭を抜いてくれますよという札が、あそこへとまって車の中でクラクションを鳴らしてくださいという指示の紙が張られておりましたから、これはその後ちゃんとプーッと鳴らせば出てきてくれるようになっているのかと思いますけれども、いずれにいたしましても、そこの市民プラザかぞの障害者用の駐車場について、その後どのように管理されて、どのように障害者に使いやすいように直されて、ちゃんとやられておられるかということもお伺いしたいと思います。

 同じくもう1つ、パストラルの方の車いすですけれども、事務室と大ホール、小ホールのトイレの通路の方に確かに車いすが2台か3台置いてあります。これも今はわかりませんけれども、車を駐車場にとめて、あの東側の通路から入るときに、事務室のあそこまで車いすをとりにいかなければ乗れないというのは不便だということをお聞きしまして、確かにそうだなということで、ここでお願いをするわけですけれども、その辺のところは障害を持たれた方からいろいろご意見を伺って、そちらもいい方向で対処できるような方向で、一々あっちの方までとりにいかなくて済むようなやり方でやっていただければいいのかなと。

 あとは、終わったときにまたあそこまで返しに行かなければならないというので、大変不便をしたというお話を一般の方から聞きました。多分、飛び入りで参加された方なのかなと、もしかしたら思いましたけれども、それらの方々にどのように車いすの対応をされているのか、お伺いをしたいと思います。少しでも皆さんが使いやすいような方向で持っていっていただきたいなと思うわけです。

 そして、4点目の質問です。

 皆様にはもう再三市長からご案内がありました、ドイツではかなり、4回も巨大なこいのぼりが上がって大成功だったということは、もう既に何回もお話のとおり、ご案内のとおりでございますので、そのことについては別にここで質問はいたしませんけれども、ただ上げてきましたというのでは、ちょっといかがなものかなということで、幾つか質問をさせていただきたいと思います。

 こいのぼり、あの大きいのは、写真を見る限りでは、私は行っておりませんので、加須市で利根川で上げるよりも、よっぽどよくきれいに上がっているなというのが印象ですけれども。ちょうど風の具合とか、殊に気象の具合がよかったのであろうなと思います。いろいろないきさつがあって、あのようにあちらの地で上げたということで、ただ行ってきましたと、打ち上げ花火をどんと上げたということではなくて、あの時分は確かにテレビでやったり新聞にいろいろ紹介されたり、加須市が世界にありということを知らしめていただいたわけですけれども。

 そこで、こいのぼりを使ってと言いましても、加須市にもこいのぼりの業者がそう何軒もあるわけではありませんけれども、では、こいのぼりの業者がぱっとそれによって栄えたから市が栄えるかというと、それもまたいろいろ問題はあるかと思いますけれども、しかし、ドイツに行って大きいのを上げてきて、加須に巨大こいのぼりありということを世界に知らしめた以上、少なくてもドイツのカイザースラウテルン市内だけでも認識はされた方が多かったわけですから、その辺の小さなこいのぼりも持っていってくれたり、いろいろ宣伝にこれ努めてきたわけですけれども、それが観光に、こいのぼりを上げたあれは観光にどんなふうに結びついていくのかなということを、市の方で市長もそれらはお考えになったことであろうかなと思いますので、これを観光に結びつけるよい方法がありましたらお話をいただきたいと思います。

 そして、先ほども言いました、小さなこいのぼりを持っていって大分喜んでもらった。これらのグッズを、世界中とまでいかなくても、せめてカイザースラウテルン市の子どもたち、あるいは市内の皆さんに親しんでいただけるような、少しでもこいのぼりの売り上げにアップできるような、そのようなグッズなどで業界の活性化、あるいはそれが引き金となって商店街の活性化にどんなふうにか結びついていくのが理想でありますけれども、そのようなよい方法を考えられたと思いますけれども、その辺につきましてもお伺いをしたいと思います。

 そして、こいのぼりにまつわる最後のことですけれども、今後の両市の関係、ただ、こいのぼりを上げて、終わりました、はいご苦労さん、それはそれでいいと思いますけれども、加須市はほかに提携姉妹都市があるかどうかということは、海外にはたしかなかったと思いますけれども、その方面のことを考えているのかどうかということをお伺いしたいと思います。

 よろしくお願いいたします。



○議長(加村金一君) 大井安全環境経済部理事。

     (安全環境経済部理事 大井好夫君 登壇)



◎安全環境経済部理事(大井好夫君) 酒巻議員さんご質問の小児救急についてのうち、平成17年中の市内小児救急の発生状況とその病例、対応についてお答え申し上げます。

 今日、救急業務は国民の生命、身体を守る上で必要不可欠であり、出場件数、搬送人員とも年々増加しているのが現状であります。

 初めに、本市における平成17年中の救急出場件数は交通事故 344件、急病 1,217件、その他 547件で、合わせまして 2,108件であります。また、搬送人員は交通事故 411人、急病1,156 人、その他、一般負傷や転院搬送でございますが、 511人で、合わせまして 2,078人であります。

 このうち、7歳未満の小児救急の搬送人員は 115人であります。その内訳は交通事故12人、急病60人、その他、一般負傷や転院搬送でございますが、43人であります。急病の病例としては、熱性けいれん39人、それに関係する発熱等7人で、合わせまして46人、その他急性胃腸炎等14人であります。

 また、対応でございますが、救急隊は現場到着時に症状を観察し、家族にかかりつけ等搬送を希望する医療機関を聴取し、救急車内から医療機関に収容の可否について連絡いたします。収容不能や希望する医療機関がない場合においては、小児輪番制の医療機関、または管轄外の小児科専門病院や第3次救急医療機関へ家族の承諾を得て搬送いたします。いずれにいたしましても、小児の症状につきましては一刻一秒を争うことも考えられますので、今後も迅速、的確な対応で救急業務を遂行してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 小島健康福祉部長。

     (健康福祉部長 小島さえ子君 登壇)



◎健康福祉部長(小島さえ子君) 小児救急についてのうち、まず、診療時間外の小児救急医療体制についてお答えいたします。

 小児に対する診療は、成人に比べ非常に手数がかかり、大変過酷な業務と言われておりまして、新たに小児科医を志望する医師が少なくなり、絶対的な小児科医不足につながっているようでございます。このような状況により、救急はもとより、通常の小児科診療を廃止する医療機関が増加してきており、大きな社会問題となっているところでございます。

 しかしながら、小さなお子さんをお持ちの保護者の方たちは、医療機関が休診となる休日や夜間に、急に子どもの具合が悪くなった場合どうしたらよいか非常に迷い、また、大きな不安を抱くことと思われます。

 本市におきましては、1病院4診療所で小児専門医の診療が行われておりまして、診療時間外、特に夜間の対応につきましては医師の状況に応じて対応がなされております。例を挙げますと、電話連絡があれば、急患に限り、月曜日から金曜日まで午後9時から午後10時まで診療可能な医療機関や、同様に午後11時まで診療する医療機関もございます。また、3年前から本市ではインフルエンザや風邪の患者が増える12月から翌年3月にかけて、休日の午前9時から正午までの3時間、市内5つの小児医療機関が輪番で休日診療を行っております。平成17年度は延べ23日診療を行い、受診者は 842人、1回当たり36.6人が受診いたしました。

 救急体制におきましては、初期救急では対応が難しく、入院が必要となるような患者には、より専門的な医療が受けられるよう、小児2次救急医療機関との連携がとられています。この地域の小児2次救急医療機関は、済生会栗橋病院、土屋小児病院、高木病院でございます。さらに、初期や2次で対応できない重篤な小児患者には、埼玉県立小児医療センターが対応する小児3次救急医療体制がとられているところでございます。

 しかしながら、先ほどの小児2次救急医療体制は、平成17年度末までは 365日輪番が整備されておりましたが、近年の小児科医不足等の理由から、本年4月より75%程度しか輪番が整わない状況になっておりまして、保健所を中心に東部第1地区医療圏の構成市町である3市9町とともに体制整備に向け取り組んでおります。また、輪番が組めていない日については、本医療圏外において小児2次救急診療を行っている獨協医科大学越谷病院や春日部市立病院、大宮医師会市民病院、行田総合病院、羽生総合病院などに小児2次救急患者の受け入れについて協力のお願いをしているところでございます。

 この小児2次救急医療機関を受診する患者さんは、大半が初期の救急疾患という実態もあるようですので、診療時間内の早目の受診や小児疾患への対処方法など、保護者教育も重要であると考えております。小児救急時の支援として、子どもの発熱やけいれんなどの適切な対処方法が、社団法人日本小児科学会のホームページで紹介されております。本市では、市のホームページからリンクできるようにしたほか、このサイト周知のため、案内チラシを乳幼児健診において配布しております。

 今後におきましても、少子化の進む中、大事な子どもの健康を守るため、地元小児科専門医の皆様と夜間の診療等につきましても十分に協議を重ね、ご協力を仰ぎながら、小児医療体制の充実に努めてまいります。

 次に、市の病院誘致プロジェクトチームでの検討内容、特に小児救急医療併設についてお答えいたします。

 本市が誘致を希望する病院は、急性期及び亜急性期や必要に応じて回復期への医療に対応でき、がん、心疾患、脳血管疾患に対応する高度専門特殊医療及び救命救急に対応できる設備と機能を有するものでございますが、これらの対象は乳幼児から高齢者までを想定しております。議員お話しのように、小児救急体制の充実につきましては大変重要でありますことから、これまでの会議におきましても、小児救急を含め協議しているところでございます。



○議長(加村金一君) 熊倉総合政策部長。

     (総合政策部長 熊倉敏雄君 登壇)



◎総合政策部長(熊倉敏雄君) 東部コミュニティセンターの幼児用トイレについてのご質問にお答え申し上げます。

 東部コミュニティセンターは、子どもからお年寄りまでの幅広い市民の皆様が集い交流する場、すなわち地域コミュニティの形成の拠点として整備をいたしまして、本年4月22日から、東部地域の皆様をはじめ多くの市民の皆様方のご利用をいただいております。

 初めに、東部コミュニティセンターの利用状況を申し上げます。

 4月22日のオープン以来、5月末日までの入館者数は 4,023人でございまして、1日当たり平均 134人の皆様にご利用をいただいております。特に好評なのがキッズルームでございまして、子育て中のお母さん方の情報交換や新たな出会いの場として、連日多くの皆様方にご利用いただいております。

 ご質問の幼児専用トイレについてお答えいたします。

 東部コミュニティセンターは、乳幼児から高齢者までの幅広い層が安全、快適に利用できますよう、平屋づくりのバリアフリーとし、子育て支援のための設備として、乳幼児を対象としたキッズルームを設置いたしたものでございます。キッズルームを利用する乳幼児のトイレでございますが、キッズルームは乳児から3歳児ぐらいまでの親子での利用を基本としておりますので、乳児向けには多目的トイレ内におむつ交換台を設置いたしましたが、幼児に対しましては、安全面等を考慮いたしまして幼児単独でのトイレ使用は想定せず、一般のトイレを親子で使っていただくとの考え方から、幼児専用トイレの設置は見送らせていただいたものでございます。

 なお、今後につきましては、多目的トイレ内に幼児用の補助便座を用意するなど工夫をいたしまして、より快適にキッズルームをご利用いただけますよう努めてまいりたいと存じます。

 次に、市民プラザかぞの障害者用駐車場について、パストラルかぞでの車いす利用について順次お答え申し上げます。

 初めに、市民プラザかぞの障害者用駐車場の利用についてでございますが、障害者の方が車で市民プラザを利用する際、なるべく近くに車をとめられるよう、市民プラザ建物敷地内に3台分の駐車場を確保しております。

 なお、駐車場が広場内にあることから、市民プラザ利用者の安全面を考慮し、普段は一般車両が進入できないよう入り口に車止めを設けております。

 この障害者用駐車場の利用方法につきましては、入り口にパネルで表示してありますが、入り口で車をとめていただき、車のクラクションを鳴らしていただければ、警備員が車止めを外して駐車場まで誘導するという方法をとっております。また、会議室等の利用申し込みや主催者との打ち合わせの際、事前に障害者用駐車場の利用確認がとれている場合には、利用時間に合わせ、職員が車止めを外し駐車場まで誘導いたしております。したがいまして、障害者用駐車場を利用する場合、若干お待たせする場合もございますが、市民プラザ利用者の安全性の確保のため、ご協力をいただいております。今後につきましても、市民プラザ利用者の安全性の確保と障害者の方がより快適に利用できますよう、障害者駐車場の管理に万全を期してまいりたいと存じます。

 次に、パストラルかぞでの車いす利用についてお答え申し上げます。

 パストラルかぞは、大ホールをはじめ、生涯学習棟の各種会議室に至るまで、すべて車いすでの利用が可能となっております。大ホール、小ホールは常時2人分の車いす専用席が確保されておりまして、それ以上の利用者がある場合には、大ホールでは中央通路部分、小ホールでは後方通路部分を車いす分として利用しております。

 車いす利用者への対応でございますが、施設利用申し込みのときや主催者との打ち合わせのとき、あるいはチケットを販売するときに車いす利用者の事前確認をいたしまして、利用日には職員が待機し所定の席までご案内しております。また、足腰の弱い方が来館された場合には、パストラルかぞに備え付けの車いすをご利用いただき、同様に職員が案内しております。今後とも、障害者の方が快適にパストラルかぞをご利用いただけますよう努力してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 角田安全環境経済部長。

     (安全環境経済部長 角田光穂君 登壇)



◎安全環境経済部長(角田光穂君) ドイツ・カイザースラウテルン市での加須のこいのぼり遊泳後の取り組みについてお答えいたします。

 最初に、この度のドイツでのジャンボこいのぼりの遊泳についてでございますが、このイベントは、カイザースラウテルン市には巨大魚がいたという伝説があり、市の紋章にも魚の絵が描かれていることから、魚のまちにちなみ、ワールドカップドイツ大会のプレイベントとして巨大こいのぼりを上げたいと加須市に話が持ちかけられ、計画がまとまったものでございます。その後、偶然にも同市でのサッカーワールドカップ大会の日本代表戦が決定したことはご案内のとおりでございます。このワールドカップ大会開幕前の5月27日及び28日にジャンボこいのぼり3世の遊泳が行われた大学グラウンドには、地元市民らが延べ1万人以上詰めかけ、空に浮かぶ巨大魚に目を輝かせ、歓声と感激の声が数多く寄せられ、ドイツと日本との友好と交流に貢献したものと考えておるところでございます。

 ご質問のこいのぼりでさらなる観光開発の可能性についてでございますが、ジャンボこいのぼりは、まちおこしのシンボルとして加須青年会議所が1988年に 100メートルのジャンボこいのぼり1世を制作し、その後、 111メートルのジャンボこいのぼり2世、 100メートルのジャンボこいのぼり3世がつくられ、これまで18年間、こいのぼりのまち加須のシンボルとして、5月3日に利根川河川敷で開催される市民平和祭で遊泳してきたことは、ご案内のとおりでございます。

 その間、ハワイでの遊泳、そして今回のドイツでの成功となったわけでございまして、こいのぼりのまち加須の知名度は大いに高まり、今後の遊泳に対する注目度もさらに上がったものと認識しておりますので、今後は、このブランド力を生かしていただくよう各方面に働きかけてまいりたいと存じます。また、この市民平和祭時の遊泳には毎年各地から大変多くの方々が加須市を訪れ、たくさんの方に喜ばれていただいている市の一大観光イベントとして評価されておりますことから、さらに定着することに努めたいと存じます。

 次に、ドイツ・カイザースラウテルン市での加須のこいのぼり遊泳後の取り組みについてのご質問のうち、こいのぼりグッズなどで、業界、ひいては商業の活性化にどう結びつけるかについてお答えいたします。

 現在、こいのぼりグッズとして発売されているものは、マグカップ、ハンドタオル、ミニこいのぼり、手書き和紙こいのぼり、携帯ストラップ、キーホルダー、刺しゅう額入りエンブレム、ネクタイピン、こいのぼりTシャツ、エプロン、こいのぼりフラッグ、こいのぼりもなか、こいのぼりせんべいなどがございます。これらの商品は、こいのぼり業界や衣料縫製業界、食品業界などの方々が、こいのぼりのまち加須をキーワードに、まちづくりの一環として取り組んでいるものでございまして、店頭や市内外で行われるさまざまなイベント開催のときなどに販売活動を行っているところでございます。

 また、市におきましてもジャンボこいのぼりの写真入り名刺やこいのぼりの図案を活用した封筒やはがき、そして、市のバスや循環バス、循環バスの停留所看板にこいのぼりのデザインを取り入れて、こいのぼりのまち加須をPRしているところでございます。今後におきましては、各業界の商店主や加須市商工会などと連携を深めながら、加須の知名度アップと加須市の商業活性化のための1つの方策として、こいのぼりを積極的に活用してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(加村金一君) 中村総務部長。

     (総務部長 中村 明君 登壇)



◎総務部長(中村明君) 酒巻議員ご質問のドイツ・カイザースラウテルン市での加須のこいのぼり遊泳後の取り組みについてのうち、今後の両市の関係は、姉妹都市提携に至るのかについてお答えいたします。

 この度のドイツ・カイザースラウテルン市でのジャンボこいのぼり遊泳は、同市の市長を主催責任者として、日独親善と文化交流を目的に、サッカーワールドカップドイツ大会のプレイベントとして企画されたものでありまして、加須市といたしましてはこの企画の趣旨に賛同し、日独友好親善の一翼を担うとともに、特産であるこいのぼりをメーンとして加須市を世界に向けてPRし、さらに、日本選手の活躍を大きく願い、この企画に参加したものでございます。

 そこで、今後の両市の関係は、姉妹都市提携に至るのかというご質問でございますが、議員お話しのとおり、加須市におきましては、過去においてドイツの都市との友好都市提携を模索した時期がございましたが、実現には至りませんでした。

 そうした中、平成8年には加須市海外友好都市検討懇話会を設置し、加須市としての海外都市との交流についてのご検討をいただき、海外都市との交流に当たって、コミュニケーションが容易な国の都市であること、負担の少ない交流であること等が基本的な考え方としてご提言をいただいております。また、国際化の取り組みにつきましても、その中で、市民レベルの交流を基本とすることや民間団体等の交流をさらに展開していくために、民間団体と行政の連携が求められることなどが盛り込まれております。当時とは自治体を取り巻く環境も異なるわけでございますが、今後、仮に海外都市との交流を推進しようとする場合でも、こうした考え方が基本であることに変わりはないものと考えております。

 この度のジャンボこいのぼり遊泳は、先ほど申し上げました経緯によりまして市として取り組んだものでございまして、現在のところ、市として継続的な交流を図っていくという予定はございませんが、将来におきましてヨーロッパ方面における都市との交流を検討する機会がありましたならば、そのときには候補地の1つになるものと考えております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 5番、酒巻議員。



◆5番(酒巻ふみ君) 一通りお答えいただきましてありがとうございました。

 小児救急のことなのですけれども、現在、救急ということに入ると思いますけれども、日曜の当番医というのがあります。その中には多分、中田病院、鈴木、福島、十善、3つ4つで当番医を決めているわけですけれども、そういうときに子どもを連れて医者に通った方から、専門の診察をしてもらえなかったという話がやはりあります。

 ですから、先ほどの小児輪番制、2次病院、救急病院とか、救急の皆さんが本当に努力していろいろ搬送していただいているという事実は分かりました。先ほどの話によりますと115 人、7歳未満を運んだと、昨年中、ありましたけれども、大体3日に1人の割合で運んでいるのかなと思いましたけれども。

 その救急以外に、先ほど申し上げましたように、普通の日の日曜日、やはり困ることがあるわけです。そして、先ほども答弁の中で、冬場は12月から3月までの風邪を引く季節、子どもが多く病気にかかる季節は3病院にご協力願っているという話ですけれども、それ以外のところで、やはり日曜日の当番医というのが必要なのかなということを感じましたので、それをまた、今後それをどのように考えているか再質問としてお聞きしたいと思います。

 それから、コミュニティセンターの幼児用トイレですけれども、これは先ほどの答弁で、子ども用の補助の便器をつけていただくという話がありました。それはそれで誠に結構だと思います。ただ、できてしまったものはしようがないですから、そうしていただくのが今後のベストなのかなと思いますけれども。

 また、うちのことを話しますけれども、うちも実は補助トイレを幼児のためにつけていますけれども、結構これは汚れますので、お掃除の方も念入りにしていただけるようなご注意を要望したいと思います。大人便器の上に子どもの小さいのがまたぐわけですから、かなりこれは汚します。そのこともご注意をいただいて、常に清潔に安全に。

 それから、もう1つ、私が一緒に孫を連れていったときに、キッズルームの中でおむつをかえられていた方がたくさんおりました。これはどのようになっているか、せっかくある乳児用のおむつ交換台を利用されるのが多分理想なんでしょうけれども、その辺のところも後でよく話し合って、中には漏らしてしまって床がびちょびちょになったりしていることもありましたので、その辺のところは、やはり今後のトイレとあわせて、ご注意というか、きれいに、少しでも気持ちよく使っていただけるような方向で利用していただけるのが理想かなと思いますので、その辺のご注意というか喚起もよろしくお願いしたいと思います。

 早速つけていただけるように、補助便器ですね、お願いします。

 それから、その後の市民プラザかぞとパストラルかぞ、市民プラザかぞの障害者用の駐車場の白線を引くのが無理という、やはりデザイン優先というふうに私は受け取りましたので、くれぐれも、障害者の方で後ろ向きになりづらくて、白線があるとよく見えて車が入れやすいんだけれどもということですので、それは話を聞いておりますと、デザインでそうしたもので無理だということですので、くれぐれも補助していただける警備員さんやなんかに、ちゃんとエスコートしていただけるような方向でお願いしたいと思います。

 それから、入り口のところでクラクションをプーッと鳴らしてくだされば係員が駆けつけますというのが、紙に書いてビニールが上に張ってあって張り付けてありますけれども、ああいう応急的なものでなくて、ちゃんとした張り紙というか、看板にちゃんと書いて、雨が降っても崩れないようなものをあそこへ置いておかないと、風が来ると吹っ飛んでしまいます。その辺のところもきちんと書いたもので対応していただけると、もう少し分かりやすくなるのかなと。あれだと風で飛んでしまいますと、あれっということになりますので、そちらの方はやはりそのようによろしくお願いしたいと思います。

 それから、パストラルの方ですけれども、ちゃんと切符を買われたときに、何名障害者の方がいてということを把握しているというお返事をいただきましたけれども、たまにはフリーで来られる方もいらっしゃるようですから、フリーで来られたときの対応はまたそれとは別になるんだと思いますけれども、あそこまで、やはり車いすのところまではとりに行けないというようなときにはどうしたらいいかという、その辺の対応まできっちりと利用者の障害者の側に立っていただいたマニュアルでもこれから考えていただいておければ。駐車場にとめて、東側の入り口の通路、事務室の横を通って車いすのあるところまで行くのが大変だという。もちろんこれは先ほど言いましたようにフリーで来られた方の話ですから、それ以外、切符を買ったり、いろいろ催しのときの対応はきっちりとなさっているようですので、そのフリーの方が来られた場合の対応もあわせて気をつけていただけるように、マニュアルのようなものでも。とりに行かなくて済むにはどうしたらいいか、終わってから車いすを返さなくていい方法、そのようなことをお願いをしておきたいと思います。それ以外については、かなり気を使っていただいているようでありがたいと思います。よろしくお願いします。

 それから、最後に、カイザースラウテルン市のこいのぼりですけれども、皆さんがもう十分に存じ上げて、また、さらにご丁寧な説明いただきまして、さらに把握できたところでございますけれども、グッズもいろいろあるようですけれども、こいのぼりマグカップ、ハンドタオル、ミニこいのぼり、手書きのこいのぼり、携帯ストラップ、キーホルダー云々、なかなか世界的に通用するようなグッズでもなさそうだなと思って聞いておりましたけれども、だからといって、それをなかなか世界に売り込むのも大変なことであろうなと。JCの皆さんが協力して、ここまで大きなイベントに仕上げてきたということに対しまして、本当に心から敬意と努力に感謝申し上げたいと思います。本当に行かれた皆様にはお疲れさま、ご苦労さまでしたと申し上げます。

 それから、姉妹都市提携ですけれども、調べていただきました、この間。かつて、平成元年の7月24日からマールブルク市スポーツ少年団加須市来訪ということがございましたね、ドイツの。その後、平成2年に市長特使として加須から職員が何名かマールブルク市へ訪問していると。これは姉妹都市提携調査のためのドイツ訪問と、その後、平成3年の8月に日独交流協会設立、その後、平成3年11月にマールブルク市議会の議長夫妻が加須に訪問をされて、私事ながら、私が三ともで「桜」と「春の海」を演奏したという経緯があります。その後、いろいろ映画祭をやったり音楽祭をやったり、平成9年の10月、懇話会から市長へ答申というのを最後に、ぷつんと糸が切れております。

 ですから、そのころは、ドイツのマールブルク市と姉妹提携でも結ぶのかなと思って私も協会員になりまして一生懸命やった経緯がありますけれども、なかなかドイツというところは、先ほども条件の中の1つとして、遠いということがありますし、市民も行きにくいということもありますし。

 その後、日独交流協会の森田会長が、ではもっとのどかなところのホルプ市というのがその辺にあるから、そこと交流しようなんて、また2年ぐらいそれが持ち上がって消えたという経緯がありますけれども、なかなか姉妹提携を結ぶにしても、いろいろな先ほどの言われたような条件でかなり難しいところがございます。これもしり切れトンボになっておりますし、行政の市の財政を見ましても、一般市民のいろいろな生活から見ましても、なかなか姉妹提携をしたからといって、そうたやすく行けるものでもないしということで、過去のこういう経緯があったということも踏まえて、私自身は余り提携には乗り気ではありませんものでしたから、先ほどの答えは誠によい答えであったかなと思うわけですけれども、機会があれば、もっと近いところで提携というのも、国際都市に仲間入りする1つとしては有効ではないのかなと思いながら、もろもろ感想を述べさせていただきました。

 とにかく、あとはワールドカップもブラジル戦がありますけれども、勝てればいいなと。ドイツというのは、なかなかこれ見ますと姉妹都市にも至らないし、ご縁がないのかななんて、ふと思ったりしておりますけれども、頑張って応援をしたいと思います。とにかく、あちらへ行かれた皆様には本当にお疲れさまでした。加須を一生懸命宣伝していただいたことに対しまして、感謝と敬意を表したいと思います。

 先ほどの答えをお願いします。



○議長(加村金一君) 小島健康福祉部長。



◎健康福祉部長(小島さえ子君) 再質問にお答えいたします。

 冬季に実施している休日の小児科診療を年間通して実施できないかということでございましたが、この冬季に実施している休日小児科診療につきましては、保護者の方も医師も専門医志向でございまして、市内の1病院4診療所の小児科専門医に輪番をお願いしているところでございます。

 平成18年度におきましても同時期に同様に実施する予定でございますが、診療に当たる5つの医療機関の先生方は、休日を返上し、当番された日の前後2週間はお休みなしで診療に当たっておられますので、かなりのご負担をおかけしての休日診療でございます。この小児科休日診療につきまして、冬季期間だけではなく一年を通した実施を望む市民の方の声もいただいておりますが、この実施につきましては、小児科専門医に、より過重なご負担をおかけすることになりまして、本来の日常診療に支障を来す可能性もございますので、実現は難しい状況でございます。

 小児救急医療は、加須市のみではなく、近隣市町や県の共通の課題でございますことから、今後は、県及び地元保健所にご指導をいただきながら、近隣市町とともに小児救急医療体制について検討してまいりたいと存じます。



○議長(加村金一君) 5番、酒巻議員。



◆5番(酒巻ふみ君) ありがとうございました。

 時間もありますので、市長さんに、こいのぼりの話、あと病院のことについてひとつご所見をお願いしたいと思います。



○議長(加村金一君) 大橋市長。

     (市長 大橋良一君 登壇)



◎市長(大橋良一君) 酒巻議員さんのご質問に順次お答えを申し上げます。

 最初に、小児救急のご質問でございますが、この件については本当に私も、特に2次救急の体制が崩れつつあるということを非常に憂慮しておりまして、ただ、これも金を出せばお医者さんが来てくれるのかと、そういう状況でもない状況でございますので、ただいま部長が答弁いたしましたように、やはり県、あるいは県立病院とか、そういうところとも十分調整しながら、できるだけ、少なくとも輪番制が当番制が維持できるように、まずそれについて市民の不安感を払拭できるように取り組んでいきたいというふうに思っております。いずれにしても、小児救急は重要だというふうな認識でおります。

 それから、ドイツ・カイザースラウテルン市のこいのぼりの遊泳の関係でございます。この点については、いずれにしても、私も参加させていただいた一員でございますが、多くの方に本当にご支援、行く前から物心両面でのご支援をいただいたということについて、改めて心から御礼を申し上げたいというふうに思っております。特に、同行していただいた皆さん方には、本当に心から感謝申し上げたいと思っております。

 ただ、いろんないきさつの中で始まったことでございます。最初から姉妹提携とか、余り国際化というのを念頭に置いた今回の企画ということではございませんでしたので、この点については、個人的な友好関係はこれからいろんな意味で築かれる可能性はございますが、その辺も十分踏まえながら、将来を見ながら考えていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 5番、酒巻議員。



◆5番(酒巻ふみ君) ありがとうございました。

 終わります。



○議長(加村金一君) 以上で、5番、酒巻議員の一般質問は終了いたします。

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△休憩の宣告



○議長(加村金一君) 暫時休憩いたします。約10分間。



△休憩 午後1時55分



△開議 午後2時05分

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△開議の宣告



○議長(加村金一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、10番、長谷川議員の質問を許します。

 ご登壇願います。

     (10番 長谷川弘光君 登壇)



◆10番(長谷川弘光君) 通告に基づきまして、順次質問させていただきます。

 まず最初に、防犯対策について次の2点をお伺いいたします。

 まず最初に、子どもの家の看板についてですが、この制度が始まってから約8年経過しておりますが、私用で市内を移動していると、時々、看板が破損していることを目にすることがありますが、このようなときはどのような扱いをしているのかお伺いしたいと思います。

 この制度は、地域の方の自宅やお店を子どもたちの緊急避難場所として提供していただくことを目的とした制度であり、市民の協力なくしては成立いたしません。また、最近言われたのですが、子どもの家の看板を掲示している家で、自宅に家の人がいない場合があるそうですが、やはり看板を出していても家の人がいなければ緊急避難場所としては成り立たないと思いますので、こういうこともありますので、もう一度この制度の意義を再確認していただく必要があると思いますので、それについてもお伺いしたいと思います。

 最後に、今後の取り組みが分かれば教えていただきたいと思います。

 次に、防犯組織への支援と組織同士の連携についてお伺いいたします。

 先日、埼玉県主催の防犯のまちづくり集中セミナーに参加させていただきましたが、犯罪はいつでも起きる状況になっている。昔ならば犯罪者を摘発すれば犯罪率は減少したが、今は身近な場所で起きている。特に、住民の目が届かないところは犯罪率が高くなっている。犯罪が起きる場所は汚い場所であり、落書きや不法投棄、放置自転車等がある地域で、住民の連携が薄い地域で、犯罪者がすきをねらって犯罪を起こしている状況であります。

 このことの中で、アメリカのニューヨークでは犯罪率が高いということで、この犯罪率をどのように少なくするかということをいろいろ検討していたところ、アメリカのジョージ・ケーリング博士が提唱した割れ窓理論というのがありまして、1枚の割れた窓を放置しておくと、そこから秩序が崩れ始め、やがてまち全体の廃墟につながるという、そういう理論があり、これを実際に導入してニューヨーク市の犯罪率は減少したということです。

 このことを踏まえて、市民一人一人に放置自転車や落書き等を絶対に許さないという気持ちを持ってもらうことが重要であり、そのために、埼玉県では、昨年度から県民防犯推進室を設置して、全県で防犯対策、安心・安全なまちづくりに取り組んでもらうことを主な目的として活動しております。自分たちの地域は自分たちで守る、自主防犯組織の組織率の拡大をはじめ、市町村単位で防犯まちづくり推進会議を立ち上げていただけるように、県としては要請しているとのことです。

 また、県の担当部署でも、各地での防犯に対する出前講座も実施しておりますので、要請があれば、どこでも出張して講座を開きたいということであります。そういうことを踏まえて、加須市単独ではなく、県と連携をして、どのように支援していくかということを考えるべきではないでしょうか。また、各種団体が連携していることも大切であり、自治会、PTA等の諸団体が連携をしなければ、本当の意味での安心・安全に強いまちづくりはできないと思います。地域が結束していることが一番の犯罪抑制につながります。防犯のまちづくり推進会議を活用して、組織間の連携を図ることができないでしょうか。それについてお伺いしたいと思います。

 次に、地産地消についてお伺いします。

 先月、産業建設常任委員会の行政視察で大分県由布市を訪問いたしましたが、そこで担当者からの説明の中で、これからは地産地消ではなく地買地消に転換していかなくてはならない時期に来ているというお話を伺いました。私も同感だと思いました。やはり地元で購買、消費されて初めて他地域の人たちにその地元産、特産物とかを勧められるのではないかと思います。そこで、まずお伺いしますが、今までの地産地消の経過と実績についてお答えをお願いいたします。

 次に、現在でも取り組んでいる地元産の小麦あやひかりを使ったうどんづくりがあると思いますが、地産地消の拡大を図るためにも、商工会と協力連携は必要不可欠であると思いますが、今後はうどん会だけではなく、飲食関係の店にもやはり地元産を活用していただけるように、商工会を通して要請することはできないかお伺いいたしたいと思います。

 最後に、庁舎内の案内業務についてお伺いいたします。

 昨年11月から試行的に実施されておりますが、本年4月から案内業務は本格運用されております。この案内業務について、どのような経過で実施されてきたか、ご説明をお願いいたします。

 また、この案内業務は午前と午後に分かれて1日2名体制で行っているようですが、職員本来の業務に影響が出ていないのか。また、影響が出ているとなれば、やはり市民サービスの一環で始めた業務でありますから、マイナスになるのであれば導入した意味がないと思います。そこでお伺いしますが、職員の負担はどうなっているのか。また、負担が起きた場合は今後改善していく余地があるのかどうかお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(加村金一君) 武正学校教育部長。

     (学校教育部長 武正和己君 登壇)



◎学校教育部長(武正和己君) 防犯対策についてのうち、子どもの家の看板についてお答えいたします。

 子どもの家は平成11年度より始まった事業で、その意義は、登下校時における変質者や痴漢等による被害から子どもたちの安全を確保するために、子どもたちが一時的に避難できる場所としての機能を果たすとともに、地域の人たちと子どもたちとのふれあいを深めるためのものでございます。そのため、小学校区を単位に、PTA会長が中心となって、この事業に協力していただける家庭や事業所、公共施設を選定してもらい、教育委員会が子どもの家として委託しております。

 広島、栃木、秋田において、下校途中の児童が殺害されるという痛ましい事件が発生し、加須の子どもたちの生命を何としても守ることが喫緊の課題となっている今日、安心・安全ボランティア、青色回転灯パトロールとともに、子どもの家は子どもたちの安全確保に大変役立っております。

 現在の子どもの家の委託状況は、中央地区では加須小学校の 211軒をはじめ 528軒、西地区では不動岡小学校の43軒をはじめ 212軒、東地区では花崎北小学校の 106軒をはじめ 274軒、北地区では大越小学校の53軒をはじめ 118軒の合計 1,132軒にご協力いただいております。こうした家庭や事業所の方々には、子どもたちの安全確保のために日々ボランティアで活動していただき、心から感謝申し上げます。

 昨年度の子どもの家の具体的な取り組みにつきましては、けがの手当てをした、下校時に体調を壊した子どもを自宅まで送り届けた、危険な遊びの防止のために声をかけた、置き傘を準備し貸し出しをしたなど、さまざまな面で児童・生徒の安全確保にご尽力をいただいているところでございます。留守の家があるとのご指摘でございますが、子どもの家の趣旨を踏まえ、子どもたちが登下校する時間には家の人や事業所の方々にできる限り在宅、協力していただけるよう、今後ともお願いしてまいりたいと存じます。

 次に、子どもの家の看板の付け替えについてでございますが、毎年度初めに各小学校を通して看板の状況について調査し、老朽化している看板につきましては随時交換する仕組みをとってまいりました。今後は、より実効性のあるものにするため、通学路安全点検時や子どもの家継続の依頼などの折に、各小学校の教職員、PTAが子どもの家一軒一軒を訪問し、子どもの家の意義やその活動についてお願いやお礼を申し上げるとともに、利用する子どもたちの様子や子どもの家の事業に対するご意見、ご要望を伺ったり、看板の設置状況を把握し、必要によっては付け替えるなどするよう各小学校を指導してまいります。

 次に、子どもの家と学校との連携についてでございますが、昨年度の例としまして、子どもの家への避難訓練を実施した、学校行事に招待し子どもと交流を深めた、手紙や絵日記、花や学校だよりなどを届けた、卒業式へ招待したなど、さまざまな連携を図っているところでございます。また、子どもの家の方からは、委託を受けたことにより地域の子どもたちとの関係が深まった、看板の掲示が犯罪の抑止に役立っている、子どもの家を中心に地域全体で子どもを見守る体制ができてきたなどの感想も寄せられております。教育委員会といたしましては、今後、各学校に対して事例を示しながら、子どもの家との連携を密にとるよう指導し、学校、家庭、地域が一体となった地域密着型の学校づくりを推し進めるとともに、安全環境経済部とも連携して、児童・生徒の安全確保に全力で取り組んでまいります。



○議長(加村金一君) 角田安全環境経済部長。

     (安全環境経済部長 角田光穂君 登壇)



◎安全環境経済部長(角田光穂君) 長谷川議員ご質問の防犯対策のうち、防犯組織への支援と組織同士の連携についてお答えいたします。

 現在、市内で組織的に防犯活動をされているグループとして市が把握しておりますのは、自治会を中心とする自主防犯組織の5グループ、各小学校の安全・安心ボランティアが11グループ、これに消防団と市職員を合わせますと18のグループを数えるに至っておりまして、それぞれの地域で組織的に活動されておりますことに敬意を表するものでございます。

 初めに、ご質問のこれらの防犯組織への支援でございますが、これまで、防犯活動に要します帽子や腕章のいわゆる防犯グッズにつきまして、自治会には市民安全課から、各小学校の安全・安心ボランティアの皆さんには学校教育課から提供しているところであります。また、自治会での自主防犯組織の立ち上げ時には、その活動が夜間に及ぶこともありますことから、防犯活動実施者には加須警察署の支援をいただきまして警察署員による講習を受けていただいております。さらに、防犯に関します県の研修会の案内などを市民安全課及び学校教育課を通じて情報提供をしておりまして、先般、自主防犯活動を行おうとする団体の指導者養成のための県主催の防犯のまちづくり集中セミナーへ、小学校の安全・安心ボランティアの中から、議員を含め2名の推薦を行ったところでございます。

 議員のご質問にありました組織への支援や組織間の連携によります指導者の育成や情報の共有化につきましては、地域ぐるみでの防犯活動を推進していくためにも必要なことと考えておるところでありまして、加須市防犯のまちづくり推進大綱の中におきましても、地域防犯リーダーの養成講座への派遣や多様な媒体を通じた情報の提供を施策の一部として位置づけているところであります。市としましては、引き続きこの施策を推進するため、県及び加須警察署などとの連携を図り、防犯活動の参考となります各種情報の収集とその情報を積極的に提供していくことに努めてまいります。

 さらに、防犯のまちづくりをより一層地域ぐるみで推進していくため、各地域で個々に活躍されておりますグループの代表者の皆さんを一堂に会し、事例発表や関係機関職員による講習等についても検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、防犯のまちづくり大綱で目的としております犯罪者に犯行をあきらめさせるまちづくりに、市民、行政、警察などの関係機関が一体となって取り組んでいく環境づくりに努めてまいりたいと存じます。

 次に、地産地消について順次お答えいたします。

 初めに、地産地消の取り組みの経過と平成17年度の実績についてでございますが、近年、BSEの発生や輸入農産物の残留農薬問題、あるいは食品表示における原産地表示の偽装問題など、農産物に対する信頼性が揺らいでおり、消費者の食に対する安全・安心志向が高まっております。こうした高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取り組みとして期待される地産地消は、消費者に生産者の顔や生産地が見える中で、新鮮で安全な農産物を生産し地元に提供するものでございますので、相互理解のみならず、地域経済の振興にもつながる面があるなどさまざまなメリットがございますので、市では平成15年度から主要施策として位置づけ、関係機関と協力し合って栽培方法や新規作目の導入など支援してきているところでございます。

 地産地消の具体的な取り組みといたしましては、新鮮で安全・安心な地元農産物のよさを市民の方に知ってもらう直売所、支援を兼ねたイベント関係、地元の米や野菜を学校給食に導入するなど多様な形で行っているところでございます。

 初めに、農産物直売所における地産地消の状況でございますが、現在、市内には昭和63年度に開所したJAほくさいの加須と平成13年度に開所した加須未来館の2か所に直売所がございます。2直売所では、米をはじめキュウリ、トマト、ナス等の野菜類や、バラ、カーネーション等の花卉類を取り扱っておりまして、平成17年度の年間販売額は約1億 3,560万円で、地元農産物はこのうち約 66.36%を占めております。

 次に、学校給食食材への地元産農産物の供給については、平成9年度から実施しておりますが、平成17年度はジャガイモ 521キログラム、タマネギ 1,113キログラム、ニンジン 474キログラム、大根 877キログラム、トマト40キログラム、コシヒカリ8万 666キログラムを給食センターに納入いたしました。また、市の保育所におきましても平成14年度から導入を初め、平成17年度はジャガイモ 200キログラム、タマネギ 140キログラム、もち米54キログラム、コシヒカリ 1,457キログラムを、さらに、浮野みそにつきましても平成17年度は地元産の米 4,028キログラムと大豆 1,937キログラムを原料として納入したところでございます。

 次に、青空市場についてでございますが、平成15年度から秋と春の年2回実施しております。平成17年度の1回目は市民まつりと同時に開催するよう計画いたしましたが、あいにくの悪天候で、やむなく中止といたしました。2回目はこの3月にはなさき水上公園において農業団体、商工会のご協力を得ながら、キュウリ、大根等の野菜類をはじめ、浮野みそや花卉類を販売したところでございます。当日はフリーマーケットも開催され、多数の方のご来場をいただき、大変好評でありまして午前中にほぼ完売となりました。

 次に、小麦あやひかりによる地産地消の取り組みについてでございますが、平成17年度は地域の営農集団で収穫されましたあやひかりの玄麦 2,100キログラムを製粉加工し 1,250キログラムの粉にしまして、加須手打ちうどん会加盟8店舗をはじめ、和菓子2店舗、洋菓子1店舗のご協力をいただき、地元に根差した加工食品での商品化、消費拡大の見込みについて検証いただくとともに、市民まつり等のイベントにおいて、あやひかり商品の知名度アップに取り組んだところでございます。

 次に、市内の飲食店に地元産野菜等を使ってもらえるよう、商工会と連携して地産地消を拡大していく考えがあるかについてのご質問についてお答えいたします。

 先ほど、地産地消の取り組みの経過と平成17年度の実績でお答え申し上げましたとおり、これまでも商工会と連携を図りながら、地元産あやひかりを使った手打ちうどんをはじめ、いがまんじゅうやロールケーキに取り組んでおりまして、ご質問の市内の飲食店に地元産野菜等を使うことにつきましても、必要とされる供給品目や供給量等について、生産者や飲食店の皆様にご意見を伺うとともに、商工会と協議を重ねながら研究してまいりたいと存じます。

 また、本年度は新規事業といたしまして、いつ、どこで、誰が、何を販売しているのか、分かりやすい農産物直売所マップの作成やのぼり旗を作成いたしまして、広く市民の皆様に情報を提供することを計画しているほか、さらに地産地消を推進するため、通常使用される農薬や化学肥料について、使用料を5割以内に抑えて栽培する埼玉県特別栽培農産物認証制度を活用した、付加価値の高い特別栽培農産物の生産振興を図ってまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 中村総務部長。

     (総務部長 中村 明君 登壇)



◎総務部長(中村明君) 庁舎総合案内業務について、ご質問にお答えいたします。

 まず、これまでの経緯等でございますが、職員による庁舎総合案内につきましては、来庁者へのより一層のサービスの提供と市職員の資質の向上、特に、市業務内容全般の把握の促進と接遇能力の向上を図ることを目的とし、昨年11月14日から試行的に始めました。この業務につきましては、ご案内のとおり、これまで民間業者に委託して実施しておりましたが、平成18年3月31日をもって業務委託を廃止いたし、現在は職員による庁舎総合案内係だけで来庁者への案内、説明等を行っているところでございます。

 業務の実施方法等につきましては、技能労務職員、嘱託・臨時職員等を除く市庁舎に勤務するすべての職員が、原則、部課単位ごとのローテーションにより1人ずつ順番に半日交代で、1階の案内カウンターわきにおいて、来庁者の目に触れやすいよう案内係というネームを身につけて、来庁者の方々の用向きをお伺いし、ご案内、ご説明等をさせていただいております。また、場所が分からないというお客様には、案内係の職員が直接その場所までご案内もさせていただいております。

 これまで職員がご案内等させていただいた件数につきましては、本年5月末までの6か月半の期間で 5,068件でございまして、民間委託をやめ、本格運用を始めた4月からの2か月間では 1,965件となっております。その内訳といたしまして、用件を伺い担当課を判断して案内、誘導したケースが約4割、担当課が分かっている方を課まで案内、誘導したケースが約3割、庁舎内での催し物を案内したケースが約1割、その他、循環バスの案内、市内の案内等でございます。

 次に、従事している職員への負担というお話でございますが、まず、この案内につきましては、障害を持っている職員、妊娠している職員、体調が思わしくない職員等については、本人の意向を尊重し、無理のない業務の実施を前提としております。そうした前提のもと、この案内業務は半日交代制で実施しており、約7か月強で庁内の職員が一巡することになり、1人の職員が平均で年間約 1.7回、ほぼ1日ぐらいの従事で済むことから、負担はそれほどないものと考えております。

 こうした中、今月6日から2巡目となったわけでございますが、この2巡目に当たりましては、これまで職員から出されておりました意見等を踏まえ、実施方法の改善を行ったところでございます。

 その内容といたしましては、まず、基本的には立ったまま対応することとしており、疲れたときは用意してあるいすに座ってよいとしておりましたが、なかなか座りづらいという意見がございまして、これにつきましては、これまでどおり立ってフットワークを生かした案内を行いますが、ほぼ中間の午前10時、午後3時には、身体への負担軽減に配慮し、おおむね15分程度はカウンター内に着席し対応できるものといたしました。また、半日では長いのではないかという意見もありましたことから、半日は維持しつつ、業務の都合などを考慮に入れ、実施日を2日に分けて2時間、2時間でもよいとするなど、流動的対応を取り入れるほか、記録簿の簡素化など改善したところでございます。

 今後におきましても、案内係の実施に当たりましては、その運営方法の改善を図りつつ、来庁者へのよりよいサービスの提供と職員の資質の向上に努めてまいりたいと存じております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 10番、長谷川議員。



◆10番(長谷川弘光君) それぞれご答弁ありがとうございました。

 まず、子どもの家なんですけれども、通学路の安全確認を通して、子どもの家の掲示されているお宅に一軒一軒訪問しながら意見、要望を聞くということですけれども、そういう形でやはり直接先生が行ってお話しすることが大事かなと思いますので、顔の見えることをすることが基本かなと思いますので、今後もそういう形ではやっていただきたいというふうに思っております。

 あと、子どもの家 1,132軒ということですけれども、本当に子どもの安心・安全を守るためにもやはりそういう人たちの協力が必要ですから、今後ともお願いしたいということで、していただきたいなというふうに思います。

 次に、防犯組織についてですけれども、これは先ほど、県と警察とかそういうところと連携をしながら、情報提供とかそういう形にしていくということです。やはりこういうことは情報が必要ですから、そういうところで情報を収集したら、すぐ情報を公開するような形でしていただきたいなと思いますし、そのためには、やはりそういうリーダー的な人間を育成していくことが大事だと思いますから、先ほど、県の方も、そういう形では直接そこの地域に行って講座等とか開いたりしますのでということですから、そういうのを活用しながら、やはりどんどん各地区にそういうリーダー的な人間をつくっていくことが大事かなと思いますので、今後ともそういう形で力強く取り組んでいただくことを要望したいと思います。

 あと、地産地消ですけれども、そういう形で学校給食とか直売所とかやっておりますけれども、もう少し拡大していくような形で、飲食店とかそういうところにも商工会を通して協議をしてもらって、できるだけやはり地元産のものを使ってもらうということが大事かなと思いますので、そういう形では本当に商工会にお願いするしかないんですけれども、力強く商工会にお願いをして取り組んでいただきたいなと思います。

 最後に、庁舎内の案内業務についてですけれども、やはり職員に負担かかっては意味がないですから、そういうことでは、やはり職員の意見を尊重しながらこの業務をやっていくことが大事かなと思いますので、今後とも、本当に職員のそういう形で意見を取り入れながらこの案内業務を、市民サービスの一環ということですから継続していただきたいなと思いますので、そういう形でお願いしたいと思います。

 以上で、私の質問を終わります。



○議長(加村金一君) 以上で、10番、長谷川議員の一般質問は終了いたします。

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△休憩の宣告



○議長(加村金一君) 暫時休憩いたします。約10分間。



△休憩 午後2時38分



△開議 午後2時50分

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△開議の宣告



○議長(加村金一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、19番、石井議員の質問を許します。

 ご登壇願います。

     (19番 石井敏郎君 登壇)



◆19番(石井敏郎君) 私は3つの問題について質問をします。

 まず最初は、 100メートルジャンボこいのぼり3世のドイツでの遊泳についてお伺いしたいと思います。

 去る5月27、28日の両日、ドイツ南西部、フランスとの国境に近い学園都市カイザースラウテルン市において、前後4回にわたってジャンボこいのぼりが見事な遊泳を見せてくれました。このことにつきましては、新聞やテレビなどでも私どもの予想していた以上にかなり大きく取り上げられましたから、もう皆様既に十分にご承知だろうと思います。青年会議所の皆さん、市民ボランティアの皆さん、そして市の職員有志の皆さんたち大勢のスタッフの方々の涙ぐましい努力が報われたわけで、本当に心からおめでとうございますと申し上げるものです。

 12年前だったでしょうか、ハワイ・ホノルルフェスティバルの招請で、初の海外遊泳に挑んだジャンボこいのぼり1世は、無残にも立木に触れてびりびりに破けてしまいました。その状況を目撃して無念さをよく知っている私などは、恥ずかしながら本当に目がうるうるしてしまいました。

 さて、6万 8,000加須市民がこぞって快哉を叫んだ今回のジャンボこいのぼりドイツ遊泳なのですが、この快挙を加須市の歴史の1ページとしてしっかりと記録に残し、長く人々の記憶にとどめていくために、3点ほどお伺いをします。

 まず第1点は、そもそもこの話の発端はどういうことから始まったのか、今回のこの事業が行われることになった経緯というか経過というか、そういうことを詳しくご説明ください。

 第2点目は、遊泳当日の模様をご紹介ください。当日、現場でスタッフとして遊泳を目撃した人も、私を含め10人ほどはこの議場におられますが、そのほかの方々のために、当日のあの感動的なシーンを皆さんにぜひ報告していただきたいと思います。

 第3点目は、今回のジャンボこいのぼりドイツ遊泳に対して、執行部としてはどのように認識をし評価をしているのか、その公式の評価のほどをお伺いします。

 2日間4回、すべての遊泳が大成功のうちに終了し、テレビや新聞などマスコミの報道もいろいろとなされ、加須市とこいのぼりの知名度を高めるために相当に役立ってくれたものと考えております。ドイツ国内で、またカイザースラウテルンの人口10万人の市民の間で、我が加須市のこと、そして我らがコイノボリのことを知ってくださった人がどのくらいいるものやら、私には全く分かりません。私が承知しているのは、地元の新聞二、三紙に写真入りで報道されたということくらいです。それでも、27日の朝、カイザースラウテルンの駅から会場の工科大学グラウンドまで乗ったタクシーの運転手さんに、日本の巨大魚のことを知っているかと聞きましたら「オー、コイノボリ」という答えが返ってきましたから、カイザースラウテルン市民の皆さん、それなりに知っていらっしゃるらしいなとは思いました。執行部としては、こうした加須市及びこいのぼりの地名度の向上の具合、現地における反響などをどのくらい調査、追求しておられるのか、その努力の結果を教えてください。

 2番目の質問です。

 この質問は先ほどの酒巻議員の質問と重複しますが、よろしくご配慮くださるようにお願いします。

 今回のこの画期的な交流、ワールドカップ大会、日本の初戦が行われるカイザースラウテルン市が巨大魚の伝説を持つ緑の学園都市であり、日本一巨大なこいのぼりを誇る加須市と巨大魚が取り持つ縁で、ジャパンフェスティバルを催してワールドカップの前夜祭を盛り上げ、加須市とカイザースラウテルン市の名前を大いに世界にアピールしたのは紛れもない事実であると思います。そして、私たちのジャンボこいのぼりは、4回の遊泳とも、ほどほどの強風を受けて完全に水平の形で見事に華麗にその美しい姿を披露してくれました。

 私は、10数年間にわたってずっとジャンボの遊泳を見詰めてきましたが、毎年もうちょっとのところで、大抵風が少し弱くて、いつもしっぽが少し垂れ下がった形の遊泳を見せられていました。それがドイツの遊泳では、4回ともかなりの強風だったので、本当に真横に水平に、実に力強い、美しい姿で上がりました。こんなに美しいジャンボこいのぼりを見たのは実に初めての経験でした。私たちのジャンボこいのぼりは本当に 100点満点以上、 120点くらいの大成功をおさめました。これで本番のサッカーがオーストラリア戦に勝利すれば万々歳だったのですが、まさかの逆転負けを喫してしまって本当に残念でなりません。

 さて、それはそれとして、せっかく築かれたカイザースラウテルン市との太いきずな、そして熱い友情、これを単にワールドカップ大会、日本チーム初戦開催を祝っての一過性のイベントとして終わらせてしまっては余りにも残念だと思います。前段でちょっと触れましたが、実はジャンボこいのぼりの海外遠征は今回が2回目です。10年前、ジャンボこいのぼりは、破れた2年後に再挑戦してハワイでの遊泳に成功しました。しかし、あれはホノルル市からの要請で、観光客を増やしたいホノルル市が開く日本祭りへの1回だけの出演でした。今回は違います。ワールドカップドイツ大会12会場の中で、カイザースラウテルン市は一番小さい市です。知名度も低いようです。そこで何かイベントを開きたいと考えたドイビッヒ市長が、巨大魚の取り持つ縁で、ぜひジャンボこいのぼりを呼びたいと声をかけてきたのがそもなれ初めと聞いています。今回の交流は最初から1対1で巨大魚でつながれ、人口規模もほぼ同じくらい、縁組としてはまず理想的なものと言えるでしょう。

 大橋市長は、帰国後にすぐ、今回の交流を大切にして何らかの形でつなげていきたいと発言されています。ドイビッヒ市長と熱い抱擁を交わしたことも報告されました。私も日本庭園での交流会の夜、両市長が、今回の催しの成功を喜んで熱烈に友情を交換しておられた状況を目にしております。カイザースラウテルン市民約10万、加須市民6万 8,000こぞって今回の交流、そして成功を歓迎していると思います。しかし、見方によっては、一番高揚していらっしゃったのは大橋、ドイビッヒ両市長だったのではないかと思います。そう思えるくらいお2人は非常に感激し、満足しておられました。特に大橋市長は、5月末の時点では市長就任10か月、国際交流としては初めての大仕事だったと推察いたします。今後の両市の交流をどのような形で継続していこうと考えていらっしゃるのか、お考えを聞かせてください。

 3番目に、愛国心と学校教育についてお伺いをします。

 このところ連日のように、国を愛する心をめぐって、それを通知表に載せて採点をすることの是非が新聞等で話題になっています。小学校6年生社会科の通知表に、「我が国の歴史と政治及び国際社会での日本の役割に関心を持ち、意欲的に調べることを通して、国を愛し、世界の平和を願う自覚を持とうとする」という評価項目を入れている学校があるのだそうです。これは埼玉県内、特に県北の小学校に多いそうで、行田、鴻巣、深谷、熊谷、騎西、寄居などに50校以上あるといいます。

 これは、もとをただせば文部科学省の学習指導要領の評価目標や県の評価基準に沿って出てきたもので、要するに、国や県のリードで生まれたものに違いありません。しかし、小泉首相は、「愛国心の評価項目は設けるべきではない」と言い、埼玉県の上田知事も、「評価するのは難しい」と言っています。一方、小坂文部科学相は、「通知表の表現は学校長の手にゆだねられている。評価項目に国を愛する心という文言を入れるのは構わないが、内心を評価することがあってはならない」と言っているようです。何か矛盾をしています。評価してはいけない国を愛する心だったらば、初めからそんな表現は外してしまえばいいのにと私などは考えるのですが、たとえ評価はしなくても、愛国心的な言葉をなるべく入れておきたいという文部科学相の本音がちらついているように思います。

 加須市の小学校の通知表には、愛国心についての評価項目は入っていないと思いますが、北埼地区の学校では数十校が愛国心について記載されているようです。この「国を愛する心」についての通知表論争について、加須市教育委員会の見解はどうなっているのかお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(加村金一君) 熊倉総合政策部長。

     (総合政策部長 熊倉敏雄君 登壇)



◎総合政策部長(熊倉敏雄君) ジャンボこいのぼりのドイツ遊泳についてのご質問にお答え申し上げます。

 初めに、ジャンボこいのぼりがドイツ・カイザースラウテルン市において遊泳するに至った経緯についてご説明申し上げます。

 まず、ジャンボこいのぼりの遊泳地でありましたドイツ・カイザースラウテルン市は、フランクフルトの南西約 100キロメートルに位置します人口約10万人の学園都市で、サッカーワールドカップドイツ大会の開催地の1つでございます。また、同市には、かつて湖で約6メートルの巨大魚が捕獲されたという伝説が残り、市民の魚好き、特に巨大魚好きはこの伝説に始まったと言われ、市の紋章にも魚が描かれております。

 平成15年の秋ごろ、この大会の開催市の中で人口が最も少ないカイザースラウテルン市は、この大会の開催に先立ち、この機会を通じ同市を大いにPRしたいと考え、プレイベントの計画案を進めておられました。この折、かねてから同市の日本庭園の造成に尽力され、同市と親交のありました東京都にお住まいの建築家赤松様から加須市のジャンボこいのぼりの話題をお聞きし、このプレイベントのメーン事業の1つとして、巨大魚伝説の都市に加須市の巨大魚をと、ジャンボこいのぼりの遊泳をぜひ実現していただきたい旨の要望を受けたとのことでございます。

 その後、平成16年10月、本市で当初からジャンボこいのぼりの遊泳の技術指導をいただいております法政大学川口名誉教授が、建築家赤松様の恩師というご縁も重なり、川口名誉教授から加須市長あてに、カイザースラウテルン市でジャンボこいのぼりの遊泳を希望している旨のメールが届き、市では初めてカイザースラウテルン市の意向を承知したわけでございます。

 その後、昨年10月、川口名誉教授と建築家の赤松様が来庁され、ジャンボこいのぼりの所有者である加須市とその遊泳の実施主体である加須青年会議所に対しまして、その時点での事業計画案の進捗状況などの報告がございました。市といたしましては、この企画の趣旨に賛同し、ジャンボこいのぼりの貸し出しを決定した上、この事業への参画方法などについて検討を進めることといたしました。

 このさなか、12月9日にワールドカップサッカードイツ大会の抽選会が行われ、これまで遊泳事業を進めてまいりましたカイザースラウテルン市が日本代表チームの初戦の地となり、この遊泳事業に強い追い風が吹き、さらに注目を浴びることととなったところでございます。本年1月、カイザースラウテルン市がこの遊泳事業の実施を最終決定したことを受け、2月22日、川口名誉教授と建築家の赤松様が来庁され、正式要請となったところでございます。

 市といたしましては、特産であるこいのぼりと加須市のシンボルであるジャンボこいのぼりをメーンとして、加須市を日本国内はもとより世界に向けてPRし、さらにはサッカー日本代表チームの活躍を大きく願い、この企画に参画したところでございます。

 次に、ドイツでジャンボこいのぼりを上げる会の組織の構成について申し上げます。

 この会は、ジャンボこいのぼりの遊泳事業をはじめ、カイザースラウテルン市内にあります日本庭園での手打ちうどんの実演披露や宇宙メダカの放流事業、津軽三味線などの日本文化の紹介など各種事業の参加者で構成された組織でございます。市といたしましては、加須市をPRする絶好の機会ととらえ、この事業を円滑に推進させるとともに、強く支援したいため、主体的にこの事業を考えることとしました。事業を進める上での全体調整やミニこいのぼりや加須市を紹介するリーフレットなどの経費に充てるため、市民の賛同者から日本代表チームへの応援などの熱い思いを伝えるメッセージこいのぼりの製作などによる募金活動をはじめ、広報紙、ホームページにより、市民の皆様に情報を周知することはもとより、報道機関に対しまして積極的な情報提供を展開し、市としてでき得る限りの支援体制をとってまいりました。

 なお、現地の日本庭園内で夕食会が5月27日に開かれ、市内のうどん店の若手お2人により本場手打ちうどんが振る舞われ、ドイビッヒ・カイザースラウテルン市長をはじめ、現地の方々に大好評でございました。

 最後に、今回の遊泳事業の評価についてのご質問でございますが、ご案内のとおり、この事業はジャンボこいのぼりがドイツで遊泳する以前から国内で反響を呼び、新聞、テレビ、ラジオなどの報道機関によって大きく取り上げられておりました。こうした多くのご期待に応え、全員ボランティアで参加してくださいましたスタッフの皆様の気持ちが1つにまとまり、遊泳に当たり、気候など条件が違うドイツの地でジャンボこいのぼりの遊泳が予定どおり4回すべて成功となりました。現地におきましての反響は予想を大きく超え、会場だけにとどまらず、ジャンボこいのぼりの写真や映像は、大きな驚き、感激、感動とともに、新聞、テレビ、インターネットを通して、日本国内はもとより、ドイツに、世界中に報道されました。

 この遊泳事業の成功を通じまして、加須市をドイツはもとより世界中にPRすることができたと考えております。ワールドカップサッカー大会という地球規模でのスポーツの祭典と重なり合い、加須市のジャンボこいのぼりは世界のジャンボこいのぼりの地位を築き、そして、加須市を世界の多くの方々に強く印象づけ、加須市の知名度アップははかり知れないものにつながったものと確信しております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 中村総務部長。

     (総務部長 中村 明君 登壇)



◎総務部長(中村明君) 石井議員のご質問のうち、カイザースラウテルン市との今後の交流についてお答えいたします。

 酒巻議員さんへの答弁と重複する点があろうかと存じますが、お許しをいただきたいと存じます。

 この度のドイツ・カイザースラウテルン市でのジャンボこいのぼり遊泳は、同市の市長を主催責任者として、日独親善と文化交流を目的にサッカーワールドカップドイツ大会のプレイベントとして企画されたものでありまして、加須市といたしましては、この企画の趣旨に賛同し、日独友好親善の一翼を担うとともに、特産であるこいのぼりをメーンとして加須市を世界に向けてPRし、さらに日本選手の活躍を大きく願い、この企画に参加したものでございます。

 そこで、カイザースラウテルン市との今後の交流についてというご質問でございますが、加須市におきましては、平成8年に加須市海外友好都市検討懇話会を設置し、加須市としての海外都市との交流についてのご検討をいただいております。この懇話会には石井議員さんにも委員として検討に加わっていただきまして、ご議論をいただいたところと存じます。懇話会ではさまざまな角度から活発な議論がなされたようでございますが、その報告では具体的な交流の相手先となる都市または地方についてや交流の手法等については言及されておらず、海外都市との交流に当たっての基本的な考え方のみを取りまとめていただいております。当時、具体的な方向性を示すことが非常に難しいことであり、委員の皆様には大変なご苦労をいただいたものと拝察するところであります。

 現在、加須市における財政状況等、海外都市との交流を模索した当時とは大分異なってきておりまして、友好都市提携等を推進するには非常に難しい環境にあると存じております。この度のジャンボこいのぼり遊泳は、先ほど申し上げました経緯によりまして、市として参画したものでございまして、現在のところ、市として継続的な交流を図っていくという予定はございませんが、将来におきましてヨーロッパ方面における都市との交流を検討する機会がありましたならば、そのときには候補地の1つとなるものと考えております。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 武正学校教育部長。

     (学校教育部長 武正和己君 登壇)



◎学校教育部長(武正和己君) お尋ねの愛国心と学校教育についてお答えいたします。

 初めに、愛国心を育てる教育の考えについてでございますが、平成14年度からの現行学習指導要領では、小学校第6学年社会科の目標の1つに、国家、社会の発展に大きな働きをした先人の業績やすぐれた文化遺産について興味、関心と理解と愛情を深めるようにするとともに、我が国の歴史や伝統を大切にし、国を愛する心情を育てるようにすると定められております。また、国立教育政策研究所教育課程研究センターは、これを受けて歴史単元の評価基準について、社会事象への関心・意欲・態度、社会的な思考・判断、資料活用の技能・表現、社会的事象についての知識・理解の4つの観点を設け、関心・意欲・態度の評価基準を、自分たちの生活の歴史的背景、我が国の歴史や先人の働きについて理解と関心を深め、我が国の歴史や伝統を大切にし、国を愛する心情を持とうとすると具体的に記しておるところでございます。

 国を愛する心情を持とうとするとは、家族愛や自ら育った地域の自然や文化、伝統、すなわち郷土愛が育まれることによっておのずから生じるものと認識しております。具体的には、加須市では副読本かぞを作成して、小学校3年生で学校の周りの様子や加須市の概観、加須市に暮らす人々の仕事と暮らし、加須市の安全な暮らしを守る仕組みなどを、小学校4年生では加須市の健康な暮らしを支える仕組みや郷土加須に伝わる願い、そして、埼玉県について学習しております。これらの学習を進める中で、子どもたちは加須市の北には利根川が流れ、浮野にはトキソウが自生するなど水と緑に恵まれ、ジャンボこいのぼりや手書きこいのぼり、手打ちうどんや武州加須ばやしなどの伝統文化、芸能が息づくすばらしいまちであることに気づくようになります。それらは、埼玉県の学習、日本や世界の地理や歴史の学習へと広がる中で、郷土から次第に我が国へと拡大していくものと認識しております。すなわち、郷土を愛し誇りに思う心は、やがて我が国を愛する心にもつながるものであり、日本人として成長する上でも大切なことであると考えておるところでございます。また、このことが世界各国の文化や歴史を学び、互いの国を理解し合い、国際社会に貢献しようとする意識や国際協調、協力する心につながるものと認識しているところでございます。

 現在、社会、経済、文化、スポーツなど、国際化が進展し、多くの日本人が世界で活躍しております。まさに、そうした中で我が国の自然や文化、伝統を理解し、尊重し、さらに、郷土や国を愛する心を育むことは、21世紀を切り開く、心豊かでたくましい日本人を育成するために大変重要なことと受けとめておるところでございます。

 次に、通知表のあり方についてお答えいたします。

 通知表は、児童・生徒の学習や生活の状況を保護者に伝えるために、各学校が創意工夫して作成するものでございます。市内の小・中学校の通知表の評価基準につきましては、6年生社会科では、関心・意欲・態度、思考・判断、技能・表現、知識・理解の4つの観点から評価項目をそれぞれ設定し、自国を愛する心や愛国心を評価項目として挙げている学校はございません。関心・意欲・態度の評価項目といたしましては、我が国の歴史と政治及び国際社会での日本の役割に関心を持ち意欲的に調べようとするといった内容でございます。

 教育委員会といたしましては、学習の評価は教科目標及び内容との関連において、その教科学習への関心・意欲・態度、思考・判断、技能・表現、知識・理解などを評価するものであって、自国を愛する心情や愛国心だけを取り上げて学習の評価として評価することは適切ではありませんし、また行っておりません。また、愛する心、内心を評価することは難しいことと考えております。今後も学習の評価につきましては、学習指導要領の目標や内容、国立教育政策研究所の評価基準及び埼玉県小中学校教育課程評価資料等をもとに、各学校で十分検討した上で適切に作成、評価できるよう指導してまいりたいと存じます。



○議長(加村金一君) 19番、石井議員。



◆19番(石井敏郎君) 一通り答弁をいただきましたが、ここで市長のご見解をぜひお聞かせいただきたいと思います。

 何らかの形で、あの経験をつなげていきたいと広報で言われた、そのお考えが、どうも今ちょっと、余りの加須市の財政のこの不調、不安から、やや後退してしまったかなという気がしますので、ぜひそのお考えをお聞かせください。



○議長(加村金一君) 大橋市長。

     (市長 大橋良一君 登壇)



◎市長(大橋良一君) ジャンボこいのぼりのドイツ遊泳についてのご質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 ご案内のとおり、繰り返しということになりますが、ワールドカップサッカー大会の日本初戦の地、カイザースラウテルン市におきまして、見事に7万市民の夢と希望を抱きながら、メッセージこいのぼり2匹とともにジャンボこいのぼりを遊泳することができました。この遊泳に当たりましては、石井議員さんをはじめ多くの議員の皆様にも現地でのご協力をいただきましたことについて厚く御礼を申し上げたいと存じます。特に2日目の、日が照る中、暑い中、石井議員さんは汗をかきながら一生懸命こいのぼりを移動させていただきました。厚く御礼を申し上げたいと存じます。

 今回のジャンボこいのぼりの遊泳につきましては、この遊泳を通じ、加須市を日本国内はもとより全世界にPRすること、またサッカー日本代表チームを応援すること、この2つの目的があったところでございます。連日降り続いていた雨のため、この遊泳がどうなるかと思っておりましたが、遊泳スタッフ46名の気持ちが天に通じたのか、雨もやみ、世界一のジャンボこいのぼりがドイツの空を悠々と泳ぎ、大勢の現地の皆さんが驚きのまなざしで見上げておりました。私は、この遊泳成功の瞬間、責任を果たすことができたことによる喜びと感動を今も忘れることができません。

 遊泳に当たりましては、全員ボランティアで参加していただいたスタッフに加え、ドイツの方々やドイツ、フランスなどに在住されている日本の方々、中には加須市出身の方もおりましたが、これらの方々にも参画していただいたところでございます。

 会場での見物者も回を追うごとに増え、最終的には数千人の方々が見守っておりました。さらに、現地では予想を超える反響を呼び、テレビ、新聞でも大きく報道され、ドイツはもとより、ヨーロッパをはじめ全世界に発信されたところであります。この遊泳を通じまして、加須市をドイツはもとより全世界に大きくPRすることができたものと存じております。

 次に、今後の交流についてというお話でございます。

 ただいま申し上げましたように、カイザースラウテルン市と加須市、ひいては日本とドイツとの友好親善に大きく貢献したものと存じております。市としての今後の交流につきましては、当初の目的に、この交流の継続については余り重視されていないところもございまして、現在のところは考えておりませんが、カイザースラウテルン市とは今回のイベントを通じまして友好関係を築くことができたものと考えております。現在、現地ではサッカーワールドカップ大会の開催中であり多忙であると存じ、こちらからの連絡は現時点ではとっておりませんが、改めて個人関係をベースとした友好関係について調整できればと考えております。こうした中で、今後、市民の中に機運が高まることを期待しながら、そうなった場合に改めて検討してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(加村金一君) 19番、石井議員。



◆19番(石井敏郎君) ありがとうございました。

 この時期です。ですから、私も、もう七、八年前、10年前ぐらいでしょうか、国際交流を一生懸命やりましょうなんていうふうに大きな声を上げた時期とは、私も考え方も変わっておりますし、市長の今のご発言、個人的にはしっかりと友情をつなげて、時期が来たらば、また再開するというふうなところも仕方がないのかなとは思っております。私も、もう一生懸命お金を使ってやれとは言いません、この時期ですから。倹約に倹約を重ね、削るところはできるだけ削って、でも使うところではやはりちょっと頑張って使うというのが私の基本姿勢なのですが、今回はそれも申し上げませんけれども、市長が帰ってこられたときは非常に高揚していて、何とかしてこの関係をしばらく続けて、理想的な友好都市関係を築こうなんていうふうに、もしかしたら考えていらっしゃったのかな。

 この時期、お城に残っておられたご家老の方々が「殿、ご乱心召さるな。今の時代でござる、我慢を、我慢を」と、こういう何か一場面もあったのかななんていうふうに想像しなくもありません。どっちにしても、今の時代ですから、殿がちょっと一生懸命力を一人で入れようと思っても、なかなかそういうわけにはいかないと思いますし、確かに、これはじっくり機会を待って、お互いに熱い心をしっかりと継続していくことも大切だろうと思っております。

 でも、あの時点で、あの雨の中、突然雨がやんだ2日間、あそこで一生懸命汗を流したあの場を体験した人には、国際交流というのは大変だけれども、やはりうれしいものだなという気持ちがすごく伝わったと思うんです。

 私ちょっと、小ざかしいようですが、日中友好というのをかなりやっておりますから、そういういろんな経験もありますし、何しろ、こつこつと長いこと続けて、そして、お金をたくさん出すほど最初からお金はありませんけれども、それでもやはり自分のお金を使って、そうして国際交流というのはやはり地道に長く続けるこそ大事で、そのまた、何と言うんですかね、戻ってくるもの、そういう気持ちも、とても自分を豊かにリフレッシュさせてくれるものですから、何しろそういう国際交流の気持ちというのは、今後これをいい機会として、加須市民の皆様も、そして市の職員の皆様もどんどん大事にしていっていただきたいと思っています。

 そして、これはちょっと、今日特に声を大きくして申し上げたいんですが、ジャンボこいのぼりと一緒に上がった2匹のメッセージごいですね、市民の寄せ書きや応援メッセージなど書かれたあの2匹がジャンボと一緒に上がったんだよという報道は、とてもたくさんなされております。皆様方の発言でも、それはとても何回もあったんですが、実は、カイザースラウテルン市で上がったジャンボこいのぼりのお供をしていた子どもたちは11匹いたんです。だからあの2匹以外に9匹いたんです。

 その9匹というのは、みんな市内の小学校や幼稚園の子どもたちが、例の2匹のメッセージごいと同じで、僕たちの、私たちの気持ちをどうせならジャンボと一緒にドイツで上げたい、上げてもらいたい、そういうことで依頼された9匹なんです。私は、当日いろいろうろうろしていて余りよく見ていないんですが、はっきり確認したのは、三俣小学校というのと不動岡幼稚園というのがありました。これだけはよく覚えています。何しろ9匹そういうのを依頼されていたんです。それと、市民のメッセージごい2匹と、11匹がお供でかわいくぶら下がって上がりました。そのことをここで大きな声でご報告しておきたいと思います。

 それから、私、帰ってきてから、二、三の市民の方からいろいろな質問なり疑問点みたいなことを言われました。これは今、回答をくださいとは申し上げませんので、何らかの形で今後市民の方に、ちゃんと広報か何かで報告していただきたいと思って申し上げておきます。

 1つは、新聞なんかで報道されたんですが、今回の構成スタッフ、「ドイツでジャンボこいのぼりを上げる会」というふうに何か仮の名前がついたらしいんですが、私の理解では青年会議所のメンバー、それから呼びかけに集まってくださった市民ボランティアのメンバー、そして市の職員の中の有志、そして、そこには多分、名前的には入っていなかったと思うんですが、私を含めて、何か好奇心と応援団といろんな気持ちで行った議員の5名、これなんかも多分、その本人たちの気持ちとしてはこのメンバーに入っていると思うんですが、この会というのがどういう会なのかというのは、何か市民の皆さんはちょっと不思議に思っているらしいんですね。だから、このこともちゃんと説明をしていただきたいと思います。中には、会長は誰なんだ、市長なのかなんていうようなことおっしゃっている方もいたんですが、その辺もどうぞお願いします。

 それから、市長は自費で参加ということは何か新聞にも出ましたから、これは知る人ぞ知るで、市内的に認知されていると思うんですが、本当に市の職員の方なんかが全額自費で参加したというふうに思っていらっしゃらない市民の方もいらっしゃるようです。ですから、そういうことは、やはりこの時期ですから、しっかり市民の方に申し上げた方が私はいいのではないかなと思っております。

 特に今、ここ二、三年、いろんな市民団体、スポーツ団体、文化団体、それからボランティア団体にしても、何しろ市からの補助金というのは年々少しずつ削られています。そういうことのある中で、何かこういうふうに突発的に起こったジャンボこいのぼりの遊泳ということに対しては、何か市の宣伝ということがあって、市ではやはりそれなりのお金をかけたのではないかということを非常に市民の方は気にしていらっしゃるようです。ですから、それはしっかり本当にこれから報道していただきたいと思います。特に、市バスというか役所のバス、これを何年か前からいろんな市の団体、市民の団体には、ちょっと申しわけないけれども使用不可というんでしょうか、使わないでくれというふうに決まりましたね。あのことも市民の方は非常にどうもご不満というか、そういうお気持ちがあるようで、そういうことをおっしゃっている方も2人ぐらいいらっしゃいました。

 何しろ、そういうふうに何か税金を使うのなら、その方も税金使うのを全くいかんとはやはりおっしゃっていませんでした。ちゃんと公表さえすれば、例えば何百万円かぐらいのお金がかかったってそれは仕方がないでしょう。加須市をそれだけ宣伝してもらうんだから、そのぐらいのお金かかったってしようがないんだろうというふうなご発言でした。また、同時にやはりおっしゃるのは、先ほどの酒巻ふみ議員と同じなんですが、せっかく盛り上がった市と市の国際交流、これを一発の打ち上げ花火のようにワールドカップでぽんという、それ1回では、何か逆に、皆さんがお金をたくさん自分で払って参加したって、何かそれも余り役に立たなかったのではないかというようなことをおっしゃっている方もいらっしゃいました。

 何しろ本当にこの時期ですから、何しろ市民の方に洗いざらい全部、ガラス張りで、そしてそのことの意義を見つけて、自ら参加しようとされた人だけが参加して、本当に汗流して、そして勝手に感激して、涙、目をうるうるにして、そして帰ってきたんだと、そういうことを本当に市民の方々にお伝えしていただきたいと思います。これはよろしくお願いします。

 というわけで、次の通知表の問題にいきたいと思うんですが、今の学校教育部長のお話を伺っていて、いや、さすがに教育のまち加須市の教育委員会だなと私は大変うれしく思いました。文部科学省が打ち出した例の歴史と文化、さっき私自分で読んだんですが、もう一遍繰り返しませんが、要するに歴史と文化に関心を持ってそして云々と言って、国を愛する心情をというふうにつなげるその前段と後段ですね、加須市教育委員会は前段まではちゃんと通知表に載せて後段はカットした。私が先ほど申し上げたのと同じ形ですけれども、そういうふうにして文部科学省の要求を上手に処理している。

 それに比べて、北埼地区の50数校は、正直にというんでしょうか、従順にというんでしょうか、お上のということはないですね、文部科学省の要求をそのまま受けとめて、そして内心を評価することはできないから、評価の基準にはしておりませんというようなことを言って、なおかつ慌ててやめようとしている学校があるかと思えば、今からやめるとこれまでそれを基準にして採点したようにも思われるから、このまま続けるなんてばかなことを言っている学校もあるようですが、とにかく、私はこの加須市教育委員会の本当に理性的な態度に改めて敬意を表したいと思います。

 そして、この間、天皇が東南アジア訪問に出発して、もう帰ってこられたと思いますけれども、その行くときに、外国人の新聞記者と何か質疑応答みたいなことをされたようです。そして、ある1人の外国の新聞記者が、教育基本法を改正するということを今政府はやろうとしているようだが、これは即憲法改正ということにつながるのではないかというようなこと、これ外国人記者がよくも日本国天皇に向かってそういうことを聞いたと私は思うんですけれども、そして、それに対する天皇の答えは、もちろん教育基本法を変えるのは私反対です、憲法は今のままがいいと思いますとかって、そういう答えはもちろんしませんでした。天皇がそんなことを言ってしまったらそれこそ大変でしょうから。

 しかし、この今の日本国天皇というのは1933年の生まれです。私と同じ年に生まれています。別に、だからどうということではありませんよ。でも、つまり日本が戦争に負けて、そして日本の社会が本当に天と地とのようにひっくり返って、教育も昨日まで教わっていたのを全部墨で筆で消して、そういう教科書を使った世代なんです。だから何だかんだ言っても、今、憲法9条の会というのがいて、昔は進歩的文化人と呼ばれた人たちが、そして、みんなもうおじいさんおばあさんになった人たちが、一生懸命、今、憲法を変えてはいけませんという運動をやっています。その世代なんです。一番、つまり本当に純粋に軍国主義は嫌だ、戦争は嫌だ、僕たちは本当にこの開放された新しい日本を大切に思う、うれしく思うということを素直に感じた世代だと思うんです。つまり敗戦時に10歳ぐらいから十四、五歳ぐらいまでだった子どもたち、それが私であり今の日本国天皇なんです。

 別に私は天皇を特に尊敬しているわけでもありません、特に反対もしていませんけれども。そういう人間ですが、その今の日本の天皇というのは、戦争というものを本当に体験した国民を代表して、そして平和憲法を守り、戦争反対、世界は平和でなければいけない、そういうことが本当にやはり、何というのかな、理屈ではなくて体にしみこんでいる、体の真ん中の辺までしみこんでいる、そういう世代だと思うんです。あの人の率直でいいところは、沖縄だとかそういうところへもよく行くし、戦争反対、戦争反対ということだけは、これは幾ら天皇の地位で言っても、戦争賛成というのはまずいだろうけれども、戦争反対を天皇の地位の人が言ったって、これは別にひっかからないと思いますから、そこだけは本当に強調するんですね。

 ですから、本当にあの人はいいところあるな、本当に平和を希求する日本国民のそういう世代の代表者として、やはり私なんか同じようなことを年中大きな声で言っていますけれども、ああいうときに日本国天皇が、平和を何とかし、ぶつぶつと切れるような独特のしゃべり方ですが、あれで言うのは、あれ本当に私はその面では偉いなといつも思っております。

 というわけで、その教育基本法を改正するということに、この愛国心という問題はどうしてもつながると思うんです。一番困るのは、今やあの教育勅語、ここで教育勅語というのをある程度知っている人というのは3分の1いるかいないかだと思いますが、「朕思フニ」というやつですね。あれはね、本当にあれで日本国は戦争の中へ突き進んでいったという、そういうのだけれども。あの中に、親には孝行を、兄弟は仲よくとか、当たり前ですよね、そういうのが入っている。そういうのがないから今の戦後の日本の教育はよくないなんていうことを本当に言う人がいるんですね。

 また、その親に孝行、兄弟仲よく、友達には親切にというのは、それは当たり前で、それが入っているのはいいに違いないのだけれども、その論法、だから教育勅語はやはりいいんだ、ある程度いいんだみたいな言い方が一番困るわけで、これはつくる会の論法と同じです。日本軍はアジア諸国で非常に悪いことをしました。でも、とってもいいこともしましたというあの言い方ですね。どんなに日本軍がいいことして、それは少しはいいことしたでしょう、そこで生きていくんだから、その土地で。そういうことをですね、そういういいことをしたんだから、悪いこと 100やってもいいこと40やったら悪いことは60だという、そういう論法、教育勅語もそうです。いいこと書いてあるんだから、だから「汝、臣民ハ君ニ忠」、忠君愛国ですね。それを言いたくて、それが一番主要眼目なんですが、それにくっついて、親には孝行しろ、兄弟は仲よくしろというのがくっついていたからといって、だから教育勅語はいいんだよと、それを復活されなきゃならんというようなことを言う、とんでもない話だと思います。

 そういう考え方が、日の丸・君が代を強制はしません、これは強制ではありませんと言いながら、東京都では、ついに教員が有罪判決を受けるようなことにもなりました。あれは業務違反だからというふうで有罪になったと思うんですが、あれが業務違反だというふうに思っている人は、余り普通の世の中の是非が分かる人は誰も思っていないと思うんですが、あれはやはり日の丸・君が代にこだわった、それをやめろというのを、それを反対したということが即、有罪判決にまでつながった。あれは東京都教育委員会の本当にめちゃくちゃな右寄りの傾向、それがそういうふうにさせたと思っております。

 相変わらず私はいつも自分の言いたいことばかり申し上げましたが、最後にもう一度、加須市教育委員会の本当に厳正、中立、正しい教育に対するお考えを私は本当に感謝、そして尊敬申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。

 ありがとうございました。



○議長(加村金一君) 以上で、19番、石井議員の一般質問は終了いたします。

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△次会日程報告



○議長(加村金一君) 日程第2、次会日程報告をいたします。

 あす21日も午前9時30分から本会議を開き、市政に対する一般質問を行う予定でありますから、ご了承願います。

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△散会の宣告



○議長(加村金一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午後3時50分