議事ロックス -地方議会議事録検索-


埼玉県 秩父市

平成23年 12月定例会 12月07日−一般質問−05号




平成23年 12月定例会 − 12月07日−一般質問−05号







平成23年 12月定例会





                秩父市議会定例会議事日程 (5)

平成23年12月7日(水) 午前10時開議

 1 市政に対する一般質問
    26番  荒 船   功 議員
    24番  浅 海   忠 議員
     5番  竹 内 勝 利 議員
    16番  江 田 治 雄 議員
    20番  山 中   進 議員

 出席議員(26名)
    1番   金  崎  昌  之  議員     2番   上  林  富  夫  議員
    3番   新  井  重 一 郎  議員     4番   木  村  隆  彦  議員
    5番   竹  内  勝  利  議員     6番   冨  田  俊  和  議員
    7番   ?  野     宏  議員     8番   五 野 上  茂  次  議員
    9番   小  池     治  議員    10番   松  澤  一  雄  議員
   11番   新  井     豪  議員    12番   金  田  安  生  議員
   13番   逸  見  英  昭  議員    14番   笠  原  宏  平  議員
   15番   落  合  芳  樹  議員    16番   江  田  治  雄  議員
   17番   斎  藤  捷  栄  議員    18番   出  浦  章  恵  議員
   19番   新  井  康  一  議員    20番   山  中     進  議員
   21番   大 久 保     進  議員    22番   福  井  貴  代  議員
   23番   小  櫃  市  郎  議員    24番   浅  海     忠  議員
   25番   宮  田  勝  雄  議員    26番   荒  船     功  議員

 欠席議員(なし)

 説明のための出席者(20名)
     久  喜  邦  康   市  長      横  井  隆  幸   副 市 長
     前  野  進  一   教 育 長      大  島  育  生   市長室長

     新  井  秀  弘   市 長 室      森  前  光  弘   総務部長
                  参  事

     峰  岸  宏  明   総 務 部      大  沢  賢  治   財務部長
                  参  事

     関  根     進   環境部長      井  上  ま り 子   市民部長

     加  藤     登   健康福祉      黒  沢  美  也   健康福祉
                  部  長                   部 参 事

     松  ?  重  男   産業観光      新  井  清  久   地域整備
                  部  長                   部  長

     村  田  幸  雄   病  院      島  崎     洋   水道部長
                  事務局長

     斎  藤     保   教  育      山  口  辰  雄   吉田総合
                  委 員 会                   支 所 長
                  事務局長

     島  田  孝  行   大滝総合      山  中  和  則   荒川総合
                  支 所 長                   支 所 長

 事務局職員出席者(5名)
     佐 々 木  奉  昭   事務局長      高  橋     睦   次  長
     浅  見     徹   主  査      堀  口  忠  寿   主  査
     石  ?  雅  拓   主  任



午前10時00分 開議





△開議



○議長(小櫃市郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。



                        ◇                     





△議事日程について



○議長(小櫃市郎議員) 本日の日程はお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。



                        ◇                     





△市政に対する一般質問



○議長(小櫃市郎議員) 昨日に引き続き市政に対する一般質問を行います。

  それでは、発言を許します。

  26番、荒船功議員。

    〔26番 荒船 功議員登壇〕



◆26番(荒船功議員) おはようございます。一般質問も最終日になりましたけども、大変傍聴者の皆様、早朝よりおいでいただきまして、ありがとうございます。きょうは市民クラブの要望を含めて質問をいたしますんで、よろしくお願いいたします。

  市民クラブでは、11月8日に久喜市長に、平成24年度予算編成に当たり、11項目と秩父、吉田、大滝、荒川、各地区の政策提言を行いました。その内容を中心に4人の議員が質問を行います。私は5項目について質問をさせていただきます。

  1つ、公共施設の再配置について、(1)、市役所本庁舎の建て替え、(2)、市民会館の建て替えについて。市民クラブの考え方につきましては9月議会でも質問しました。その答弁は大沢財務部長が行いました。内容は、市民会議からの提言、議会からの特別委員会における検討結果等踏まえ、年内を目標に基本方針を決定したいとの答弁でしたが、議会初日の28日に建設基本方針が突然提案され、そして13日には発表したいとのことでした。今議会での一般質問でも意見が出されていますが、本庁舎の場所に合築で建設する案については、まだまだ議論の余地があると思っております。

  市民クラブは10月28日にも市民対話集会を開催して、市民の意見を伺いました。この中の意見としましては、秩父産の木材を使用した庁舎建設の意見が多く出されました。市民クラブが市庁舎は低階層の木造建築を主張しているのは、1つは耐久性にすぐれていることと、秩父産の木材利用の推進からであります。冷暖房につきましては、市民会館の地下に水脈があり、台風時にはポンプでたまった水を排出しているとのことです。武甲山の伏流水だと推測しますが、水温が年間を通して15度から16度で変化がない。この水をくみ上げて冷暖房に使用する。使用後の水は市庁舎の周辺を流して、番場町から秩父神社方面に流していってはどうでしょうか。秩父市エコタウン構想にも合致して、4月の埼玉エコタウン構想の選定にも役立つのではないかと思っています。また、亀の子石のところに水場をつくれば、縁結びの水として観光にも使えるのではないかと思っているところでございます。

  次に、市役所の駐車場ですが、現在不況の中で、自宅から通学できる範囲内で大学、専門学校へ通学する子どもの親が多いようであります。その人たちのためにも600台も駐車が可能になるのであれば、月曜日から金曜日に駐車場の一部を提供してもよいのではないかと考えているところであります。旧営林署跡地に、通学する学生に利用してもらう目的で購入したと記憶しています場所があるわけですけども、あの場所は議会に説明なく移転の代替地となっている現状であります。

  次に、市民会館ですが、秩父市民の利用という考え方ではなく、秩父地域全体という視野に立って建設を考えれば、旧秩父セメント跡地が望ましいと考えます。

  2、行財政改革の推進、(1)、チャレンジ80プランの推進、(2)、事務的経費の削減、投資的財源の確保について。22年度秩父市監査委員報告で、財政健全性をはかる4つの指標を意識した財政運営を行わなければならず、長期的視野に立ったコストの削減を図り、財政将来予想を見据えた効果的な事業展開と定住自立圏構想を活用したまちづくりに一層努力してほしいとあります。そこで、80プランにつきましては目標に近づいていることについては評価をいたしますが、委託料については全体どのくらいの金額になるのか。専門的な事業から随意契約が多いのではないかとは思っています。その兼ね合いはどうなのか。委託料にメスを入れることによって相当の経費削減が図れるのではないかと思っています。一例を挙げますと、9月議会の決算審査でも指摘しておきましたが、ファイリングシステム委託料、22年度決算で107万円あります。この事業を導入して何年もたちます。今後継続していくのであれば、職員が担当してもいいのではないかと思っております。また、森のキャンパスアドベンチャー委託料なども見直す事業ではないかなと思っております。惰性で予算を計上していないかをお聞きいたします。

  3、道路整備の促進、(1)、国道140号バイパスの整備と大滝トンネルの事業化について、整備状況について質問いたします。

  (2)、蒔田トンネルについて、期成同盟会が結成されて、地元の期待は大きいわけですが、現状について質問をいたします。

  それと、各県道の道路拡幅でございますけども、場所を言わないと答弁してもらえないんじゃないかと思いまして、1つは、主要地方道高崎・神流・秩父線の改良促進、県道石間・下吉田線の改良促進、県道阿熊・日野沢線の改良促進、県道秩父多摩甲斐国立公園三峰線の早期改良整備、県道秩父・荒川線の改良促進、県道皆野・荒川線の改良促進、県道皆野・両神・荒川線の改良促進、県道熊谷・小川・秩父線、(仮称)定峰トンネルの早期事業化について、進捗状況と今後についてを質問いたします。

  次に、(3)、市道の整備促進について、各通学路について危険箇所の把握対策について質問いたします。

  それから、(4)、森林管理道の整備ですが、管理道整備費として今年度の予算が道路交付金6,487万円、森林管理道整備事業債9,810万円、一般財源3,368万円と、前年度に比較しまして6,670万円の増加しております。増加しているこの金額について、来年度もこれ以上の金額の確保と努力をお願いしておきたいと思っています。

  4、環境対策であります。(1)、秩父市エコタウン構想の推進について。既に各議員から質問されております秩父埼玉エコ計画構想の5候補地が決定しまして、来年の4月の絞り込みに向けて、秩父市も2社の協力事業者と規制緩和と事業項目の検討が進められてきていますが、さきのところでも述べましたけども、地下熱の利用、あるいは各家庭で進められている緑のカーテン等のエコ対策等が考えられますが、手のうちを余り披露できないことも考えられますが、さわりだけでもお聞かせいただきたいと思っております。

  (2)、河川の総合浄化対策の推進、(3)、上水道の整備について、将来と来年度に向けての事業。特に最近の傾向を見ますと水道の利用が減っているような状況でありまして、収益についてもこれから不安があるわけでありますけども、そういった観点からも現状と来年度に向けまして質問をしたいと思っております。

  5、秩父市防災訓練について。9月4日、秩父市防災訓練が行われましたが、訓練には久喜市長を本部長に、訓練の目的を明確にして徹底を図るために組織を挙げて取り組んだと思いますが、実施の状況、訓練の結果と成果について質問をいたします。

  以上で壇上での質問を終わらせていただきます。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 大きな2番の行財政改革の推進について、順次お答え申し上げます。

  まず、(1)についてでございますが、平成22年度決算における経常収支比率は81.0%となり、目標値である80%に近づいてまいりました。しかし、これはさきの9月定例会の一般質問の答弁でも申し上げましたように、職員の努力の成果も大きいものがありましたが、経常一般財源収入である普通交付金の増額や臨時財政対策債の大幅な増額など外的な要因も影響してございます。この外的な要因に左右されることなく目標値に近づけるためには、さらなる努力が必要となります。そこで、現行のチャレンジ80プランの計画期間が本年度で終了することに伴い、これから新たな秩父市財政健全化計画を策定し、目標値の80%を目指してまいります。そして、先日、職員で構成する、このための計画作成部会を結成したところでございます。今後の検討課題になりますが、新たな財政健全化計画では、今までの歳出削減策に加え、財源の確保策を盛り込む必要があると考えております。

  続いて、(2)についてお答え申し上げます。当市の平成23年度一般会計当初予算における委託料総額につきましては37億6,099万円で、予算総額266億7,300万円に対しては14.1%を占めております。これは扶助費の14.9%に次いで2番目に高い割合となっております。このため事務的経費の削減のためには、この委託料につきましても検討を加える必要があると考えております。そこで、現在実施している新年度予算に係るオータムレビューでも、業務委託については業者への委託が本当に必要かどうかなど、予算査定の前段階として検討しているところでございます。

  さらに、ご指摘のありましたファイリングシステムコンサルティング委託料につきましては、平成24年度より職員が指導し、予算を削減する方向で検討しております。

  また、補助金につきましても、秩父市補助金等健全化に関する要綱に基づき見直しを図っておりますが、この削減効果額は平成22年度で総額約1億5,000万円、平成23年度で約8,000万円以上と見込んでおります。

  最後に、財源の確保策でございますが、引き続き、市で保有する未利用で貸し付けや売却ができる土地、建物等について、その有効活用を進めてまいります。また、本年度は、財源の確保に対する職員の共通認識を得るため、自治体の財源確保策研修と題して職員を対象とした研修を実施しております。全3回の研修で、最終の3回目は12月中の実施を予定しております。これにより職員がみずから財源の確保策を検討することに努め、実際の財源確保につなげていくことを目指しております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 3の道路整備の促進について、順次お答えいたします。

  初めに、国道140号皆野秩父バイパスの進捗状況でございますが、現在、丘陵部の工事が進められておりまして、平成23年11月末現在、工事は77.5%、用地買収は面積ベースで丘陵部は89%、延伸部は40%の進捗になっております。今年度は丘陵部のトンネル工事を2本発注する予定であるとのことでございました。いずれにしましても、国道140号皆野秩父バイパスは平成26年度末完成を目指し、急ピッチで整備が進められているところでございます。

  次に、(仮称)大滝トンネルの早期事業化でございますが、国道140号秩父中央バイパス建設促進期成同盟会で、毎年、国、県へ要望活動を実施しておりますが、現在進めている皆野秩父バイパスの完成を最優先に取り組んでいるとのことでございましたので、ご理解を賜りたいと存じます。

  続きまして、(2)の各県道の進捗状況につきまして、県に伺った状況を順次お答えいたします。初めに、県道吉田・久長・秩父線のトンネル建設、(仮称)蒔田トンネルの開設促進についてお答えいたします。昨年12月市議会定例会で議員からご質問がございましたが、その後につきましては特に進捗が見られない状況であります。また、本道路の期成同盟会であります(仮称)蒔田トンネル開削促進期成同盟会総会が、本年7月29日に2年ぶりに開かれ、事業報告、事業計画等の関係議案をご承認いただきました。このため、今後も県事業として実施いただきますよう、引き続き粘り強く要望してまいりたいと存じます。

  次に、主要地方道高崎・神流・秩父線でございますが、平成21年度から休止しておるとのことでございます。

  次に、県道石間・下吉田線の改良促進でございますが、全体延長が570メートルございまして、今年度は110メートルの工事を実施する予定でございます。

  次に、県道阿熊・日野沢線でございますが、全体延長770メートルでございまして、今年度は用地測量を行い、平成24年度から用地買収に着手する予定でございます。

  次に、県道秩父多摩甲斐国立公園三峰線でございますが、平成23年度より、藤岩トンネル、ダム寄りの測量、調査に着手いたしまして、施工区間の検討をしているところでございます。

  次に、県道秩父・荒川線でございます。久那地内の工事でございますが、全体延長が1,040メートルございまして、1期工事は平成17年度に完了しており、2期工事の延長540メートル区間のうち、今年度は280メートルの工事を実施する予定でございます。また、別所地内の歩道整備でございますが、全体計画延長が1,600メートルございまして、1期工事としましては、佐久良橋交差点からキッズパーク入り口までの延長340メートル区間の用地買収を進めているとのことでございまして、平成23年度末の買収率は79%を見込んでおります。

  次に、県道皆野・荒川線の改良促進でございますが、品沢地内の廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部入り口の改良済み部分から森脇橋付近までの延長900メートル区間につきまして、用地買収と170メートルの工事を予定しております。

  次に、県道皆野・両神・荒川線でございますが、国道140号の荒川贄川地内から小鹿野町境まで、延長約2,300メートル区間の整備計画でございます。現在は1期工事の延長1,360メートル区間を改良しておりまして、工事進捗率は80%で、今年度は橋長175メートルの橋梁を仮設する予定で、平成24年度完成の見込みでございます。

  次に、定峰トンネルの開削でございますが、秩父地域から大学病院等への救急搬送も数多くあるため、定峰峠トンネル開削促進期成同盟会より、早期開削に向けて国、県へ要望活動を実施しているところでございます。

  次に、(3)の市道の整備についてお答えいたします。現在進めております歩道の整備状況でございますが、幹線51号線、札所13番交差点から一般国道140号交差点までの延長310メートルの区間につきまして、お花畑通線と同じ規格で昨年度から用地買収に着手し、現在、面積ベースで15%になっております。この路線は、平成26年度完成を目途に事業を進めているところでございます。また、幹線3号線の滝の上町地内の視目坂下の未改良箇所でございますが、用地等の難しい問題もございますので、今後も引き続き交渉してまいりたいと考えております。

  次に、(4)の森林管理道の整備状況についてお答えいたします。市が管理する森林管理道は、67路線、総延長約120.2キロメートルでございます。うち舗装済み延長は91.8キロメートルで、舗装率76%になっております。現在、開設事業を実施しているのは3路線でございまして、下吉田地区の粟野山線と吉田石間地区の石神沢線、大滝地区の大達原線でございます。開設状況でございますが、粟野山線が90%、石神沢線が19.6%、大達原線が72.8%でございます。大達原線につきましては、今年度から起点と終点の2か所から工事を行う予定でございます。

  続きまして、県の林道事業でございますが、横瀬地内の二子線と浦山から大滝強石地区を結ぶ秩父中央線から成る秩父中央横断林道、計画延長10万メートルで、進捗状況でございますが、進捗率9%で、現在、市内の工事は白久地区で行っております。

  小鹿野町から吉田を経て皆野町までの複数の森林管理道から成る西秩父横断林道、計画延長4万4,485メートルの進捗率は87%になっております。吉田地区の半納・城峰線の工区につきましては、今年度休工となっております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔関根 進環境部長登壇〕



◎関根進環境部長 4の(1)、秩父市エコタウン構想の推進についてお答えいたします。

  秩父市エコタウン構想の推進につきましては、政策のご提言をいただき、ありがとうございます。埼玉エコタウンプロジェクトは、人口の急激な減少など地域の課題が多い中、森林資源や水資源、太陽光など、自然環境を生かした山間地域ならではの再生可能エネルギーの地産地消と、エネルギー自給率の向上を目指すものでございます。そして、このエコタウンの取り組みは、地域産業との連携を核として実施し、官民が一体となって秩父地域を活性化させることを目的としたものでございます。

  具体的な取り組み内容といたしましては、木質バイオマス発電、バイオディーゼル燃料発電、風力発電、蓄電池などを活用した地域スマートグリッド実証実験がございます。また、太陽光発電・太陽熱利用、蓄電池、地元産LED照明などによりエネルギーをつくり出す創エネと省エネがございます。さらに、バイオトイレ、バイオマス排水処理なども加えて、秩父産木造エコモデル住宅による実証実験の構想も予定しております。また、地元産LED照明、木質バイオマスボイラーなどによるエコファームの展開や、地元産EV、電気自動車等のクリーンな移動手段を日常生活や観光振興に活用するなどの内容でございます。

  小水力発電につきましては、地元事業者が研究開発を行っているマイクロ水力発電について、産学官連携により取り組んでまいりたいと考えております。

  このような秩父市の提案は、調査対象団体の選定に当たり、埼玉県から豊富な森林資源など地域特性を生かした取り組みで、農山村型エコタウンモデルとなるといった評価をいただいております。

  これから年度末にかけ、最終選定に向け埼玉県と県の委託したシンクタンクにより、エコタウンプロジェクトの事業推進調査が行われます。市もこの調査に積極的にかかわり、事業の実施主体と実施方法、事業費の調達方法、規制緩和等について十分検討してまいりたいと考えております。ご提言の地下熱の利用等についても、この中で検討してみたいと思っております。

  そして、秩父市が来年4月には県のエコタウンプロジェクトの事業実施団体として選定されるよう、(仮称)秩父市エコタウン推進本部及びワーキンググループ等を設置し、全庁体制で取り組んでまいりたいと考えております。秩父市におけるエコタウンづくりに当たりましては、市民、事業者、市議会など、市全体の盛り上がりが必須条件でございます。議員各位におかれましてもご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  次に、4の(2)、河川の総合浄化対策の推進についてお答えいたします。河川の総合浄化対策といたしましては、公共下水道事業、農業集落排水事業及び戸別合併浄化槽設置事業の3事業を推進しております。

  まず、公共下水道につきましては、旧市内及び影森地区の整備はほぼ完成に近づき、現在は大野原地区を中心に管路整備を進めております。平成22年度末の状況は、事業認可区域に対する面積整備率で約86%となり、その区域の人口での水洗化率は約97%となっております。なお、現在整備を進めている大野原地区につきましては整備率が約74%で、人口での水洗化率も87%を超えている状況でございます。

  また、農業集落排水事業につきましては、既に太田上地区、小川戸・塚越地区など7地区で実施しており、また別所・巴川地区では平成22年4月から供用を開始いたしました。現在、すべての世帯に接続していただけるよう、関係する皆様へお願いをしているところでございます。

  さらに、合併浄化槽設置事業につきましては平成元年度から実施しているところでございますが、平成22年度末では補助金によるもの及び市設置型による総数は3,801基でございます。平成20年度から市設置型に制度を統一しておりますが、設置の実績は平成20年度が136基、平成21年度は143基で、平成22年度は91基でございました。

  今年度につきましては、埼玉県で、くみ取り式便槽や単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換のための補助金を新設いたしまして、6月定例会において補正予算をご承認いただき、事業を積極的に推進しております。現在までに一定の成果が出ているものと思われまして、11月末現在、申請中も含めて114基の設置基数がございます。このうち52%に当たる59基が転換事業によるものでございまして、昨年は設置が91基、転換が31基、34%でございましたので、設置基数で1.25倍、転換においては1.9倍の伸びとなっております。なお、今年度の設置基数は125基程度を見込んでおります。

  これら3事業に係る今後の計画につきましては、平成22年度に秩父市生活排水処理基本計画を策定しておりますので、これを踏まえ、それぞれの地域に最も適した処理方式を選び、河川の総合浄化対策を強力に推進するため効率的な整備を図ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 水道部長。

    〔島崎 洋水道部長登壇〕



◎島崎洋水道部長 4の(3)、上水道の整備についてお答えいたします。

  現在の秩父市において、水道の整備とは、すなわち老朽化した水道管設備の耐震化を踏まえた更新とほぼ同義となりますので、それに沿った内容でお答えいたします。

  老朽管の代表的なものである石綿セメント管の更新状況でございますが、平成23年3月末における整備済み延長は6万7,550メートル、進捗率53.6%でございます。

  今年度の当初予算に計上した布設がえ工事についてはすべて既に発注済みであり、この工事完了により今年度末には旧秩父市地区において更新済み延長が4万3,098メートル、進捗率は50.1%、同じく吉田地区で1万4,134メートル、進捗率は53.93%、荒川地区では1万3,593メートル、進捗率は84.78%、合計で7万834メートル、進捗率は56.2%となる見込みでございます。来年度以降につきましても、本年度と同様、漏水の頻発している配水管及び基幹的な配水管について更新を実施していく予定でございます。

  管路以外の水道施設の主な更新工事といたしましては、本年度、橋立浄水場の改修に着手し、来年度以降も継続してまいります。

  さて、本年の3月11日に発生した東日本大震災は、水道施設の耐震化は一刻の猶予もないとの思いを起こさせるものでございましたが、では、今まで以上のスピードと規模で耐震化を進めようと思いましても、とにかく現在の当水道事業は非常に財政的に厳しい状況にあり、資金調達が非常に困難でございます。議員のおっしゃるとおり水道収益は年を追うごとに減少しており、このままの状態が続きますと、近い将来、水道事業は赤字になることはほぼ必至でございます。

  皆様方におかれましては、水道の使用量が減少するとそれに応じて費用も減少するのではないかというふうに思われる方も多いと存じますが、水道事業は、その性格上、費用のほとんどが固定費となっておりまして、使用水量が減少しても、それに応じて費用が減少するということも非常に程度が少ない状況にございます。当水道部といたしましては、今後も市民の皆様に水道事業の抱えている課題と、その厳しい財務状況についての情報を、時期を失することなく、かつ、わかりやすい形で提供させていただき、そのことにより、深いご理解を賜れれば、資金調達の道も開けるのではないかと思っております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 総務部長。

    〔森前光弘総務部長登壇〕



◎森前光弘総務部長 5の秩父市防災訓練についてお答えいたします。

  秩父市総合防災訓練につきましては、毎年、防災週間の日曜日に実施しておりまして、4月に開催したコミュニティー懇話会におきまして、今年度の実施計画についてご説明申し上げ、ことしは9月4日、日曜日を統一実施日とし、会場の確保や事前準備等について、各町会に対してお願いをしております。

  従来の防災訓練は、行政、消防、警察、公共事業者等の関係者間の連携を内容としたものが中心でございまして、いわば行政主導型の防災訓練であったため、市民が主体となり参画するという視点に立った防災訓練をとの指摘がございました。そのため、災害時における自助、共助の重要性、また多くの市民の皆様に参加していただくため、平成18年度より、各町会及び自主防災・防犯組織が中心となり、地元消防団等の協力のもと、その地域の実情に応じて自由の企画、立案していただいて、だれもが参加できる身近な、いわば市民による手づくりの防災訓練として市内各地で実施していただいております。

  市といたしましては、地震災害と土砂災害の2つを想定して、訓練の実施計画を提出していただいております。

  訓練内容につきましては、その地域の実情に応じ、町会内の緊急連携網等を活用した情報伝達訓練、避難場所まで安全に避難するための避難誘導訓練、消火器や消火栓を使った初期消火訓練、応急処置・救出訓練、炊き出し訓練、土のう積み等の水防訓練、危険箇所点検等、地域の実情に応じた内容となっております。また、計画を作成する際には、ノウハウを有している地元の消防団に協力を依頼していただければ対応するようになっております。

  また、防災訓練を実施していただいた後、訓練実績報告書を提出していただいております。ことしの総合防災訓練にあっては、台風12号の影響により当日の実施を見合わせた町会もございましたが、9月4日は63町会、約5,600名の市民の方に訓練に参加していただき、その後11月30日現在までに76町会、約6,700名の市民の方々に防災訓練に参加していただいております。

  担当の危機管理課といたしましては、実績報告書に基づきまして市民の皆様の防災への取り組みやニーズを的確に検証いたしまして、より実効の上がる防災施策を構築してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 荒船議員からの最後の質問となります。順番的には一番先に挙げられている項目でございますが、答弁の都合上、一番最後にさせていただきました。

  その内容は、市役所本庁舎、市民会館建て替えという大きなテーマでございまして、それに対しまして、今議員のご質問内容を伺っておりましたが、これは大切なことであり、50年から100年に1度の大事業ということでございますので、少々内容を広げて詳しく説明をしたいというふうに思います。

  きょう議員の皆様と、そしてまたインターネット等々で、またテレビを通しましてごらんの市民の皆様にもわかりやすく説明していきたいというふうに思っております。また、初日に金田議員からの一般質問と、一部というか、かなりの部分で重複することはお許しいただきたいと存じます。

  まず、昨年度から、市役所本庁舎の老朽化、そしてまた市民会館の老朽化ということで、今後どうしようかというふうなことで、いろいろ内部で議論を重ねてまいりました。そのころは、(仮称)ふるさと学習センターの建設というふうな大きなテーマがございまして、それに向かって進んでいる中で行ってきた事業でございます。

  3月11日の東日本大震災、未曾有の大震災、この秩父地区におきましても、地盤がかたいという秩父地域におきましても、このIs値が相当低いところであり、そういうところで、そのIs値どおりの状況で倒壊の危険性、要注意建物というふうな診断が下されたところでございます。

  この3月11日の震災のときには、一部テレビの誤報がございまして、秩父市役所倒壊という内容でございました。これは議員の皆様も全国から、お知り合い等々からいろいろ心配されたお話があったというふうに思います。ごらんの市民の皆様も、そのようにいろいろご心配されたというふうに思います。そういうような市民の大きな不安、そしてまた実際に市役所内で業務している職員。思い出していただきたいんですが、約1か月ほど、ヘルメットをかぶりながら市役所本庁舎での業務を行わざるを得なかったという状況。そして、3月11日の次の日には被災度判定を行い、そしてまたさらには、それに対する対応をどうしようかということで、歴史文化伝承館への本庁舎部分の移動。また、10月いっぱいまで続きました各総合支所への分庁化というふうなところで、一定の業務等々が完了したところでございます。そういうところの中でも、職員も本当に不安を持って毎日業務を行っていた事実というふうなものは、議員も市役所においでになられてお感じになられたというふうに思います。私自身も毎日登庁しながら、そういうふうな職員の顔を見ているのが大変忍びなく、そしてまた、これが市民サービスの停滞につながらないようにということで訓示をし、そのように業務をしたところであります。

  おかげさまをもちまして、市役所本庁舎から歴史文化伝承館への移転というところでスムーズにサービスが行われ、そして市民の皆様からのお声も、順調に運んだというふうな話も伺う中で、何とかよかったなと、ほっとしているところでございます。

  そして、そういうふうな大きな不安というふうなことに対しまして、これは行政として一つの方向性を出さなければいけないというふうに私なりに考えました。これは、今まで(仮称)ふるさと学習センター建設というふうなところを、やはり延期もしくは中止という判断を行いながら、そして市役所本庁舎の業務を優先すると。建物に対する耐震対策を優先するというふうな判断をさせていただき、そしてこれは昨日と、その前にもお話しさせていただきましたが、最終的には市民の声を聞きながら、ことしじゅうに結論を出していくという内容でございました。そういう中で、いかにして市民の声を聞くかというところで、いろいろ考えてまいりました。

  まず、組織をつくろうということで、7月から議員ご存じのとおり秩父市役所本庁舎等建設市民会議を開催しまして、11月までで計8回、また現地調査も行っております。そこでは耐震についての議論、そして老朽化対策の方法、そしてその規模、さらにはその機能をご論議いただきました。熱心なご論議でございました。そして、もちろん行政のほうとしても、秩父市役所本庁舎等建設推進本部会議を行い、そしてそれは10回行っております。さらには担当課長会議、これもそれぞれの課長のところで18回会議をその間行ってまいりました。

  いろいろご議論をしていく中で、やはりこの内容というのは市民にきちんと伝えていかなければいけないということで、広報のほうには、できるだけ市報でその文面を割いて、市民に細かく伝えるようにという指示をし、今まで市報での掲載は7回行っており、そしてさらには市長と語る会、これは毎月、多いときには週3回行ったこともございます。合計9回行い、266人の参加をいただきながら、行政の考え方、そして皆様はどのように考えるか。必ず意見を求めて、そしてこちらの耐震対策に対しての参考とさせていただきました。そして、改めて申すまでもありませんが、被災状況調査も3回行い、そのもとでの内容も報告しております。

  そして、いよいよ11月8日には市民会議からの報告書の提出をいただきました。その結果を踏まえまして秩父市の推進本部会議、先ほど申しました行政の組織ですが、建設基本方針案ということで策定をさせていただき、11月28日、正副議長、また正副委員長との相談の中で、議員の皆様に建設基本方針案を提出させていただいたところでございます。今後、議員各位のご協議をいただきながら、それを尊重した上で、その案を取り払い、秩父市役所及び市民会館建設基本方針を策定したいというふうに考えておるところでございます。

  その基本方針案の内容ですが、これも一般質問の答弁でも重複することをおわびさせていただきますが、その内容としては、まず建て替えるという内容、そしてさらに合築という提案をしております。その理由でございますが、早急な機能回復をする。そして、さらには建設費用を抑えることができる。また、3つ目としては、インフラ整備費が少なく済む。さらには利便性がある。駅から近いというところの中で現在地ということがございますので、利便性があるということと、あと中心市街地への影響。そして、さらには後年度の維持管理費等々ということをかんがみまして、繰り返すようですが、現在地に、そして合築で建て替えるというところになります。

  もちろん低コスト化、またコンパクト化などの費用対効果を十分に図っていくこと。そして、高齢者にとって交通の便のいいところであり、そしてまた市有地で、土地交渉などが必要ないというところ。現在地は市有地でございますので、土地交渉の必要がない。また、早期に機能回復が期待できるということ。そして、合築ということでございますが、議員のほうから駐車場のことをお話しいただきました。そういうふうな市民会館というところが解体されるところでおりますと、その駐車場対策にも十分に広いスペースがとれるというふうに期待できます。そういうふうなことの中で、繰り返すようですが、現在地に、そして合築で建て替えるという内容でございます。

  その基本理念ということで改めて申し上げますと、やはりこの東日本大震災ということで、災害に強くなければいけないということ。これをまず基本にしなければいけないというふうに思います。そして、環境立市、自然環境のすばらしい秩父でございますので、その自然環境、環境共生型の庁舎を目指したいと。自然環境に優しい施設ということであり、その内部といたしましては、自然光を十分に取り入れ、そして自然通気、風を感じさせる。そして、さらには自然エネルギーの活用、温室効果ガスの削減等々、環境に十分に配慮した環境共生型の庁舎を考えているというところでございます。

  また、今回、木質についてもいろいろご議論いただき、今議員のご質問内容にも木質の話が出てまいりました。これは私自身も市会議員でお世話になりました平成18年からの動きとして、木質ということ、秩父の木質、林業活性化ということは大きな旗頭として掲げ、木材をできるだけ活用しながら、秩父らしさを感じさせられる庁舎ということを考えてまいりました。

  その秩父らしさですが、これも一般質問にございましたが、改めて申し上げますと、豊かな自然、そしてやはり祭り、亀の子石という言葉がございました。そのとおりでございます。祭りのまさに中心のところでありますので、祭り、文化をきちんとそこで展開できる。祭りを展開できる。そして、町並みとの調和、そしてさらには歴史文化伝承館との調和等々、それにも十分に配慮した建物を考え、さらには武甲山伏流水というふうなことを活用しながら、新たな憩いの場としての市役所本庁舎並びに市民会館ということを考えております。

  もちろんこの建物ですが、コンパクト化というふうなことは目指してまいります。実際に今の本庁舎面積でございますが、5,626.8平方メートルで、総務省の基準からの面積比較では1,727.8平方メートル以下となる面積で既にコンパクト化は達成しておりますが、そういう中におきまして、現在の市役所本庁舎と市民会館の延べ床面積を合わせますと1万1,223平方メートルということになりまして、それを超えない範囲で、つまりコンパクト化を目指した総合庁舎、また市民会館というふうなことを考えております。いずれにしましても、50年から100年に1度の大事業であり、それに対しまして、何とか市のほうといたしましても、このすばらしい、使いやすい、そして後世にとって自信を持って継承できるような、そういうふうな庁舎を目指して、建て替えという方向で行政は考えております。

  ぜひ議員の皆様におかれましても、またごらんの市民の皆様におかれましても、また傍聴の皆様におかれましても、ぜひご理解、またご協力、ご支援をいただくことを心からお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 26番です。それでは、市庁舎建設についてから再質問させていただきます。

  秩父市はふるさと学習センターを第1プラント跡地への建設ということで、太平洋セメントとA地区で検討していたわけですけども、22年度の決算で進入路等予備設計202万円支出しています。今議会でも全体のマスタープランの策定の研究というふうなことの話がありましたけども、そういうことは、秩父市と会社のあの土地について交渉は継続しているという認識でよろしいんでしょうかね。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長室参事。



◎新井秀弘市長室参事 ふるさと学習センターに関する交渉というものは、昨日市長が答弁いたしましたように、現時点においてはありませんが、今後1P跡地の活用につきまして、内容はふるさと学習センターではなく、協議は続けていく予定でおります。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) それと、先日の市長の答弁の中で、市長は企業誘致という立場で太平洋セメントに出張したという話をされていましたけども、その内容というのは、企業からのお願いということで太平洋セメントへ交渉に行ったのか。あるいは、市長みずからがその必要があるということで行かれたのか。その辺はどういうスタンスというか、立場であの場所を企業誘致ということで行かれたんでしょうか。その見通しというのはどんなようなことを考えているんでしょうか。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長室参事。



◎新井秀弘市長室参事 先日市長が出張いたしましたのは、市の政策として企業誘致としてあそこを使わせていただきたいという申し入れに行きました。市民満足度調査等でも、雇用の確保、これが今市民から一番求められていることでありますので、まずそれを市の政策としてお願いに上がったということでございます。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 市長にちょっと聞きたいんですけども、その可能性というのはゼロではないということを言われましたけども、ゼロではないというのは、どのことからゼロではないという認識を示されたのか。その行った経緯。企業はどこの企業か知りませんけども、そこの企業に言われて行ったのか、あるいはその辺はどういう立場で行かれたんですか。だれかに誘われて行ったんか。その辺のところがはっきり、市長はどういう立場、スタンスで。マスタープランを立てると言いながら、そこをまた企業誘致に、太平洋セメントへ行ってお願いをしてきたと。じゃ、かなり確率が高い企業誘致なんだろうというふうに私は思っているんですけども、市長が動くということはどういうことなんかということも市長も理解していると思いますけども、その辺の市長の立場を考えた行動なのかどうかということも含めて、どういうスタンスで行かれたのか、ちょっとお聞きします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 再質問に対してお答えいたします。

  セメント跡地、仮に今回1Pと略させていただきますが、1Pに対して企業誘致というふうな考え方、申し入れを太平洋セメントに国会議員と一緒に参上させていただきました。今まで震災の後、この1Pにふるさと学習センターを建設するというふうな対策会議を開き、またセメントとの、ある程度合意形成も出された中の動きの中で、昨年度、ふるさと学習センター建設ということでいろいろ動いてきたわけでございますが、ところが、この震災ということで、中止もしくは延期という、先ほどお話をさせていただきましたが、そのことを太平洋セメントにお話をさせていただき、ご理解をいただいたというところの中で、次のステップとして、このマスタープランを作成するに当たりどのように活用していくかと。

  先ほど市長室参事の答弁にありましたとおり、この秩父地域にとっては、どこでも危惧するのは、やっぱり働き場がない。そして、大手企業が秩父の中に来ていただければ、どれだけまちの中が繁栄するか、にぎわうかというふうなところが、だれでも思うところであるというふうに思います。ですから、そういう意味で、今回は1Pに関しては企業誘致を行いたいという話の申し入れを行いました。太平洋セメントのほうとしましても、その申し入れは受けたという形になるわけですが、今後その対策会議等々、またワーキング等々が行われ具体的に進むというふうに思っています。

  その実際に企業ですが、私は全く可能性がなくて、ゼロでというふうなことではなく、いろいろな専門家の話、企業誘致の専門家の話を聞いていきますと、これが二、三の候補地の一つにこの秩父地域は挙がったというふうなところを聞いている中で、それであれば何とかこのチャンスを物にしたいという、きのうの答弁でしたか、一般質問でもございましたが、そのような表現をさせていただきました。ですから、この企業誘致を何としてでも、県、そしてまた国の力をいただきながら果たしていきたい。ゼロではありませんので、何とかこれを物にしたいというふうなところでございます。

  また、この企業誘致に対しましては、市のほうとしても、できる限りの計画を立てていかなければいけないというところであり、その辺のところがマスタープランの基本になってくるんではないかというふうに思います。いずれにしましても、あそこの土地、3万坪弱の広大な土地でございますので、優秀な大手企業を秩父に誘致したいということで動いてまいりたいと思いますので、議員におかれましてもご理解いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 企業誘致ということで、我々も話をしたんですけども、秩父に大手企業が来ればいいなというふうには思っていますけども、果たしてそれが可能なのかどうか、まだ未知数だという状況でありまして、我々、市民クラブとしては、あの場所はやはり市民会館の候補に挙げているわけでありまして、それを、今そう言われたからといって、おろすつもりはないわけであります。

  それで、ここに市役所本庁舎等建設市民会議の議事録の抜粋がありまして、市民会館についてなんですけども、大は小を兼ねるが、小は大を兼ねないという考えがある。青年会議所では年1回、秩父の人たちに著名人の話を聞いてもらいたいという趣旨で講演会等を企画している。そのときに最も人気の高い人を呼んでいる。そうすると座席数が足りないというふうなことが書いてありまして、現状の1,100席だから、そこを基準ということではなくて、きちんとした専門家の意見を聞くということであれば、あるいは50年先というようなことを考えると、もっと大きいものでもいいんではないかというふうな意見もあるわけであります。

  あそこの場所が企業誘致で実際に1,500名の雇用が確保できれば、それはそれで結構なことなんですけども、そうでなくて、まだうわさの段階とか、まだ相手の企業が会社に行って話し合いをしたという段階ではないんで、これは我々としては、そのまま、あそこのところを市民会館の候補地ということで、これからも推進をしていきたいなというふうに思っているところでございます。

  確かに広いところでありまして、これからの秩父市を考えた場合に、あそこをどうに使うということが本当に大切なことだというふうに思っていますんで、その辺については、これからもあそこを市民会館等利用して、あるいは広域的な考え方をすると、あそこが一番、今のところではベターな場所ではないかなというふうに思っているところであります。

  だから、この件はこのまま平行線だというふうに思いますので、今後、答弁を求めても進まないと思いますので、私たちはあそこへ企業が来るということが確定するまでは、あそこの土地を市民会館の場所というふうに考えて、これからも進めていきたいというふうに思っているところです。また何か考え方がありましたら出していただきたいと思います。

  それから、次に移りまして、エコタウンのことにつきましては、先ほど丁寧な説明がありまして、いろいろな策を立てて、来年の4月の県の構想に合った形で、ぜひ二、三の候補地の中の入りたいということを関根部長のほうから強く言われましたけども、最後は規制緩和ということを言われましたけども、やはりそこのところを国からも規制緩和を求めて秩父市のエコタウン構想ということを話されましたけども、何かそれについて具体的なことがありましたら答弁お願いしたいと思うんですけども。規制緩和。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  環境部長。



◎関根進環境部長 その規制緩和について、具体的なことはまだ考えていないんですけども、先ほど申しましたように、これから県と協議していく中で、いろいろ市が出した構想が、間に入っているシンクタンクを交えまして変更になってくる可能性があるということでございまして、こういうふうなことをやったほうがいいというふうな提案が出てきた場合に、その許認可が一般的な法律に基づけば許認可が厳しいというものを、特区の申請によってそれがどうにかならないかというふうなことを考えていきたいというふうに思っております。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) ぜひ環境部長に期待をしておりますので、よろしくお願いします。

  それから次に、水道部のほうから話がありまして、非常に財政上のことを言われましたけども、資金調達が厳しいということを言われまして、そんなに厳しいんであれば、近い将来にある程度のことを考えていかなきゃならないかということを私もちょっと自覚したんですけども、そこら辺についてはどうなんでしょうか。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  水道部長。



◎島崎洋水道部長 先ほど水道の財政財務状況、非常に厳しい。これは事実でございまして、17年度に吉田と秩父の水道事業合併して、さらに19年度に大滝、荒川の簡易水道事業会計も統合しまして、その後、一貫して使用水量、給水契約件数も減少しております。さらに、料金統一をさせていただきました。これは実質、単価の引き上げという意味合いもありましたが、その当時の単価設定のもとにした平成20年度に関して、現在は既に使用水量でいくと94%ぐらい、大幅に減少している。特に飲料水に関して言えば、家族が3人、4人、いわゆる生産人口を抱えた世帯の使用水量、さらに一月100立方以上というような、これは企業の企業活動で使う部分の水量ということだと思いますが、この辺の減少が非常に著しいということで、まさに秩父市の現状を反映した使用水量となっておりますので、これは水道事業というものの収益の主なものといいますか、唯一のものが給水収益ということであれば、この辺についてまたお願いをしなければならない。さらに、既に広域水道整備計画もありますが、これによって施設の統廃合。先ほど申し上げましたとおり水道事業は装置産業ですから膨大な固定資産を持っておりますので、この減価償却費、さらに人件費、そういったものを広域化によって減少させていく。そういうことで圧縮する。それでも更新に必要な資金が調達できなければ給水収益のほうで考えせざるを得ない、そういう状況にあるかと思います。

  以上です。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) なるべく値上げしないように、ひとつ努力をお願いしておきます。

  防災訓練についてちょっと質問したいんですけども、先ほど話がありまして、手づくりの防災訓練、格好いいやね。手づくりの防災訓練といえば格好いいんだけども、行政主導型でなく手づくりの防災訓練と言いましたけども、これはある程度行政主導型も含めないと統一がとれないんじゃないなというふうに思っていまして、サイレンも鳴らなければ、これから開始しますというようなあれもなくてですね、ただのんべんだらりんとやっているんでなくて。ただ、雨が降っていたもんですから、その辺の意思徹底もなかったんかなと思うんですけども、もう少し、きょうは訓練ですとか、何か放送もなくて、どういうことなんかなと。

  それで、大野原のことを申しますと、役員の方が最初に行きまして、きょうは雨が降ったから中止なんだってさなんて帰ってきたんですけども、これじゃ、姿勢としてちょっとまずいなと。みんな緊張して、これから出ていこうと。要するに訓練に参加しようというところが、きょうは中止だってよなんていうんで、乾パンなんかもらってきたんじゃ、ちょっと格好がつかないんで、これを反省して、もう少し、部長、行政の主導も若干は加えて、例えば市長が、これから防災訓練を開始しますというような合図があって、もう少し緊張を高めてやったらどうかなというふうに思うんですけども、どうでしょう。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  総務部長。



◎森前光弘総務部長 お答え申し上げます。

  実は、先ほど申し上げましたけども、台風12号が9月1日から警戒始めまして、危機管理課といたしまして、9月1日から4日まで泊まり込んで対応いたしました。

  また、ご指摘のとおりその当日の朝、非常に台風もございまして、防災無線で9時にお知らせするというのが原則だったんですけども、防災無線をかけることによって台風情報との混乱が起きるんじゃないかという、担当として危惧がありました。そこで、防災無線というのは聞こえないとか、間違ったとらえ方をされるので、そういう部分でちょっと苦慮しているんですけども、その日については急遽防災無線の放送を取りやめて、各町会にその旨をご連絡を差し上げました。それは、9時の放送の前の7時から8時の間だったと思うんですけども、その中で、町会によって、放送によって開始をするのにということで、苦情をいただいたのも事実でございます。それは、そのところでは究極の選択をせざるを得なかったかなという感じをしております。ただ、今後につきましては、そういうことも含めて緊急対策ということも考えなくちゃなりませんので、今反省すると、仮にそういう放送をしない場合はもう少し早く決定をすればよかったかなという反省を持っております。

  また、手づくりということでなく、行政が入り込んで、もう少し指導をしてというようなお話があったと思いますが、やはり今まで平成18年から、それまでは要するにショーアップ型の防災訓練でございましたので、うまくいって当たり前というような防災訓練だったのが、それの反省のもとに、各町会が参加していただけるような形で今の形になったんだと思うんですけども、それもマンネリ化しているんじゃないかという意見を聞きます。その反省をもとに、皆さんから報告書をもとに、例えばですけども、一町会だけじゃなく小学校区単位でやってみるとか、いろいろな方法があると思いますので、実績報告書等を参考にいたしまして、また危機管理課から新たに町会等にお話を申し上げて、また実効の上がる防災訓練を計画したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 総務部長から反省を含めて答弁をいただきました。ぜひ実効の上がる訓練をしていただいて、マンネリ化になるんで、目先を変えながら、ぜひ緊張を持った訓練をやっていただけるようにお願いをしておきます。

  いろいろ質問しましたけども、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 一般質問の終了のようなところで、再度お話をさせていただくのは大変恐縮でございますが、追加してお話をさせていただきます。

  企業誘致というふうなことに対しましては、今現在、水面下で動いています。その仲介となるところの会社、専門の業者でございますが、両社の、太平洋セメントと先方のところとの今交渉というふうな顔合わせ等々、具体的に進んでおりまして、そういうところの中で、大手企業でございますので、どうしても3万坪から、行く行くは10万坪に広げるという計画でございます。

  何といっても市民会館という考え方、私も実はふるさと学習センターの建設というふうなこと、昨年度いろいろ計画をしていく中では、あそこの場所では、市民会館、いい場所だなというふうに私思っていました。これは正直なところです。また、広いところであり、駐車場の心配もなく、そしてまた秩父駅の東側ということで、比較的いいところだろうなというふうに思うところもございますが、ただ、企業誘致というふうな、ここから先は繰り返すようなことですけど、企業誘致というふうなことに対しましては、今本当に大きなチャンスでございますし、このチャンスがまた次のチャンスにつながるという可能性も含んだ内容でございます。そこに市民会館という考え方がある場合には、やはりこの大手企業の進出のスペースが限られてまいります。ですから、これ以上の、あの場所のところというのは、国道140号、そして国道299号の交差する、まさに中心のところであり、そしてまた歴史的にも長い年月を培ってきたところでありますので、でもそういうふうなところの中で、どうしてもあそこに大型の企業ということで、そこに向かって働きかけていきたいというふうに思っています。市民会館という考え方も一部理解、私はできるものでございますが、いずれにしましても将来の秩父に向かい、ここから100年に続く大きなプロジェクトでございますので、その100年先まで見越した企業誘致ということを積極的に働きかけていくことが、今後秩父が生き残っていく、そしてまた全国に秩父から大きな夢を発信できる、そしてまた、この地域が人口をふやしながらにぎわっていく、そういうふうな大きなチャンスでございますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前11時14分



    再開 午前11時25分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。

    〔24番 浅海 忠議員登壇〕



◆24番(浅海忠議員) 24番、市民クラブ、浅海忠でございます。

  先ほどの荒船議員、そしてこの後、竹内議員、江田議員と4名で、市民クラブ平成24年度政策提言につきまして質問させていただきます。あらかじめ通告をしてありますので、明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。

  それでは、通告に従まして質問いたします。1、秩父広域行政の推進について伺います。定住自立圏構想について、一昨年来進めてきました地域間連携としての秩父市を中心市とした1市4町で定住自立圏の協定が結ばれ、現在までに多くの項目で締結がされました。これまでの進捗状況と今後の見通しについて伺います。

  次に、火葬場の早期改築の推進について伺います。現在、秩父広域市町村圏組合で運営している火葬場は、ご承知のとおり昭和48年から供用が開始され、38年が経過し、老朽化が著しく、早期の建て替えが叫ばれていますが、昨年8月に地元町会との建て替えに関しての協議が決裂し、建設予定地が白紙になってしまいました。その後、聖地公園グラウンドが最適地として管理者から提案がありましたが、地元町会や隣接する特別支援学校PTAから反対の声が上がっていると聞いています。現在の状況を秩父市としてどのように把握しているのか、また今後の見通しについても伺います。

  次に、広域消防、救急体制の充実について伺います。広域市町村圏組合の消防署、分署の統合計画が進められています。現在7つある分署を、東、横瀬の分署、北、皆野、長瀞の分署、西、小鹿野両神分署、吉田分署を統合した西分署、南、影森分署と大滝荒川分署の統合の4分署に再編成する計画であります。本来現状のままでいたほうがいいという同様の質問は、昨日3番議員からもございましたけども、限られた消防職員で対応するべく、分署を統合して対応しようということで、既にことしの5月には横瀬分署が東分署として竣工し、皆野長瀞分署の統合分署として北分署の建設が始まりました。小鹿野町両神分署と吉田分署の西分署、影森分署、大滝荒川分署の南分署が計画されています。用地について、南分署を荒川総合支所敷地内に計画をしているようですが、その進捗状況を伺います。

  次に、(2)、まちづくり事業の推進、旧秩父セメント跡地の利用。進捗状況と今後の進め方について伺います。2日間の一般質問、また本日、荒船議員の質問の中でも、市役所本庁舎との関連でセメント跡地の質疑もありましたが、私からは昨日までのことも含めて、いろいろ市長また担当者の答弁の中でマスタープランを作成する、また公共施設の再配置を考えている、そしてまた企業誘致。何を一番求めているのか。きょうの質疑でもよくわからない部分がありました。特にマスタープランについて、どちらを優先しているかの、もう一度お答えいただきたいと思います。

  市有林、木材の有効活用について伺います。秩父市では伐採時期を迎えた市有林が数多くあると聞いています。今、市では、市役所本庁舎や市民会館の建て替えが計画されています。市長はかねてから、公共施設には木を使った秩父ならではの建物にしたいと言っていましたが、そのためには材料となる木材の手当てが必要となります。木材は使いたいといっても、すぐ使えません。伐採して、ある程度寝かしておく期間が必要です。市有林の活用について伺います。

  ウ、市街地の活性化について伺います。これまでの実績と今後の計画について伺います。

  (3)、地域情報網の整備。情報格差(光ファイバー網)の整備状況と、7月から地上デジタルテレビ放送が開始されました。その成果と対応、また今後の見通しについて伺います。

  (4)、教育、文化の対策。教育の充実、小中学校の再配置の研究、検討について伺います。ご承知のように小中学校とも施設の整備については計画的に進行していると思います。しかしながら、少子化のスピードが予想以上の速さで進行しています。本年度市内の中学3年生は約700名ですが、小学1年生では約550名。1歳児では約450名と激減していきます。このような状況で、同じような規模で学校を運営していくのは困難だと思いますが、教育委員会ではその対策等、検討していますでしょうか、伺います。

  イ、文化財、伝統行事の保護と継承。後継者育成事業の実績と今後の事業計画はどうか、伺います。

  (5)、農林商工業の振興。ア、森林と水を守る施策、イ、農林振興事業の推進、ウ、既存産業との連携と企業誘致、エ、秩父ブランド登録の推進。これらにつきましては、これまでの成果と今後の取り組みについて伺います。

  (6)、観光の振興。ア、ジオパーク秩父、アニメ、祭り、花、芸術、自然をテーマにした年間集客対策について伺います。

  イ、秩父祭のユネスコ無形文化遺産への登録。今回は見送りということになりましたけども、今後の取り組みについて伺います。

  (7)、公共交通の充実。地域バス路線の充実、検討について伺います。現在、荒川花見の里までのバスが運行していますが、先ほど県道の関係で地域整備部長からもございましたが、県道秩父・荒川線の久那から平仁田地区の改良の区間が間もなく終了しようとしています。これにあわせて花見の里の路線を延長し、日野鷺橋を経由して周遊するようなことができないものか、伺います。これにつきましては、過日、市民クラブで対話集会を開催した折、久那地区の住民の方から、公共交通のない地域であるので、ぜひ検討していただきたいという強い要望がございましたので、伺うものであります。

  また、定住自立圏の関係になりますけども、小鹿野町から吉田地区を経由して皆野町へのバス路線について、多くの方からその復活を希望する声が聞こえています。再開についての検討をしているかどうか伺うものであります。

  (8)、大滝、荒川地区道路整備の促進。大滝地区大中橋、大滝幹線17号線、旧中津川林道について、荒川幹線2号、3号、4号の改良について、それぞれその進捗と今後の見通しについて伺います。

  (9)、大滝、荒川地区の観光の振興について伺います。大滝地区では、ダムに隣接してBMX場が整備されました。そして、この1年間、大きな大会も誘致し、また子どもたちを巻き込んだストライダーの大会も開かれています。これまでの成果と今後の展望について伺います。

  また、大滝といえば自然であります。紅葉まつり、また冬のつらら等、この観光対策について伺うものであります。

  荒川地区におきましては、しだれ桜とそばの里づくりの振興策につきまして、これまでの取り組みについて伺います。

  また、そばの里づくりにおいて、そば生産組合の機械化の体制の充実について伺うものであります。

  壇上からは以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長室参事。

    〔新井秀弘市長室参事登壇〕



◎新井秀弘市長室参事 大きな項目、1の(1)、秩父広域行政の推進、ア、定住自立圏構想の推進につきましてお答えいたします。

  さきの9月議会におきまして、定住自立圏形成協定の追加協定をご審議いただき、地域ブランドの確立と特産品の販売促進を初めとしては、十分野20項目にわたる協定締結を行うことができました。この結果、ほとんどの項目におきまして1市4町の間で締結できましたので、多くの分野で1市4町が一体となって取り組む環境が整ってまいりました。

  これまでのちちぶ定住自立圏の主な事業の成果でございますが、まず平成22年度、23年度、こちらにつきましては、地域医療の危機的な状況に対応するため医療分野に重点配分をしてまいりました。この支援により、行政として医療崩壊を防ぐための一定の責任を果たすことができたと考えております。今後も地域医療の充実を図るため、行政関係者、医療関係者から成るちちぶ医療協議会を9月に設置いたしました。秩父で地域完結型医療の実現を目指していく体制もできたと考えております。

  また、ジオパークにつきましては、ちちぶ定住自立圏振興基金を活用して、協議会運営や看板設置、ジオツアーの支援など、定住自立圏の事業として活動支援しており、ことし9月には秩父地域が日本ジオパークに認定されております。昨日も産業観光部長から答弁いたしましたが、今後さらに地域活性化に寄与するような活動が期待されます。

  このほかにもファミリー・サポート・センター事業の圏域への展開や秩父郡市歯科医師会と連携しての口腔ケア啓発事業など成果が出てきております。

  来年度以降の具体的取り組みにつきましては、ちちぶ定住自立圏推進委員会や地域住民で構成するちちぶ定住自立圏共生ビジョン懇談会、市議会、町議会との意見交換を経まして、今年度中に共生ビジョンを更新してお示ししてまいる予定でございます。

  現在、ちちぶ定住自立圏推進委員会では、秩父地域で地場産業として確立してきた織物業やセメント産業、製造業に続いていく可能性のある観光分野や環境分野に重点投資を行うことなどが議論されております。これらの取り組みにつきましても共生ビジョンに盛り込みたいと考えております。

  ちちぶ定住自立圏の中心市であります本市といたしましては、今後とも横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町の4町と十分に協議を重ね、行政サービスを向上させる有効な手段として、この定住自立圏の制度を積極的に活用していきたいと考えておりますので、議員の皆様には引き続きご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔関根 進環境部長登壇〕



◎関根進環境部長 1の(1)、秩父広域行政の推進、イ、火葬場の早期改築の推進について。火葬場建設を所管しております秩父広域市町村圏組合から伺った内容についてお答え申し上げます。

  現在、秩父広域組合では、聖地公園グラウンドを第1候補地として、建設に向けた準備を進めているところでございますが、これまでの経緯と今後の進め方についてご説明いたします。

  昨年8月に現在地隣接の市営馬場での建て替えを断念し、秩父広域組合において用地選定作業を進め、旧秩父市内に13か所の候補地が挙がりました。この13か所について、所有者の調査、現地調査などを行い、秩父市の関係部課から都市計画決定や開発行為などについての意見を聞き、本年2月の秩父広域組合理事会で聖地公園グラウンドを第1候補地と決定し、秩父広域組合議会全員協議会で説明を行いました。第1候補地決定後、直ちに隣接する埼玉県立秩父特別支援学校の校長や、聖地公園隣接の上宮地町、中宮地町、下宮地町、大野原、上山田及び下山田の各町会長、横瀬町15区、16区の区長に、秩父広域組合の管理者を務める久喜市長等が面会し、第1候補地となった旨を報告したとのことでございます。

  平成23年度に入り、中宮地町会及び上宮地町会の役員、住民、特別支援学校のPTA役員及び保護者等に対して、候補地選定の経緯と今後の進め方等について説明をしたとのことでございます。

  7月には、中宮地町会長から秩父広域組合管理者あてに、当地での斎場建設反対の申し入れ書が提出されたとのことでございます。

  9月には、秩父手をつなぐ育成会から、学校に隣接して火葬場を建設することに疑問を呈するお願いの文書が提出されたとのことでございます。

  なお、7月下旬から9月上旬にかけて、上宮地町と中宮地町を除く関係町会、行政区の役員等に対しましても、候補地選定の経緯と今後の進め方等について説明をしたとのことでございます。

  現在は、新火葬場整備基本計画の策定とあわせ、計画の説明資料の作成を進めており、資料ができ上がりましたら、特別支援学校及び関係各町会、行政区に対して説明会を順次開催し、理解を求めていく予定であるとのことでございます。

  以上、秩父広域組合から伺った内容をご説明いたしましたが、浅海議員のご質問からも、火葬場の早期建設については市民ニーズや関心度が非常に高いことがうかがわれます。秩父広域組合は、ご案内のとおり圏域の1市4町で構成された特別地方公共団体として、1市4町の市長と町長が執行機関として理事会を構成し、また構成団体から選出された議員で議会を構成する独立した法人格を有する団体として行政を執行しております。しかし、市民の中には、秩父市役所が火葬場業務を行っていると誤解している人も多く、火葬場の進捗状況について正確な情報が提供されていないとの意見をしばしば耳にしております。市といたしましては、秩父広域組合に対し協力をするとともに、構成団体である1市4町の圏域住民に対し、正確かつ迅速で継続的な情報提供を行うよう、より一層積極的な広報活動を行うよう強く要請してまいります。

  続きまして、1の(2)のイ及び(5)、アについて、順次お答えいたします。

  最初に、1の(2)、イ、市有林、秩父産木材の有効活用でございます。市庁舎及び市民会館の建設に向けて市有林の木を活用するということでございますが、基本方針の策定並びに基本構想の進捗状況等を見きわめながら関係部局と調整してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。

  続きまして、(5)のアでございますが、森林と水を守る施策の中で、市の事業といたしましては、まず市有林の除伐、刈り払い、枝打ち、間伐等の保育事業、伐採木の搬出及び利活用、並びに植林及び広葉樹の植栽事業等を行い、計画的な保育、伐採、利用、植栽を基本とした造林管理を実施いたします。

  次に、民有林からの木材搬出コストの低減を図り、団地化による効率的な森林施業を推進するため、民有林の森林施業団地化促進により搬出コストを削減し、木材の入り口確保を行ってまいります。また、秩父市公共建築物における木材の利用の促進に関する方針にのっとり、公共施設の木造、木質化を推進するとともに、市民等による木材利用の意識の高揚を図り、秩父産木材の利用拡大等による木材の出口の確保を推進してまいります。国の緊急雇用対策事業を活用した事業の実施及び秩父広域森林組合に後継者育成を兼ねた森林指導員設置など、雇用対策事業による森林雇用及び後継者の確保を行っております。さらに、治山事業による山地災害危険地の保護等の事業を行ってまいりたいと考えております。

  県に対しましては、みどりの基金事業による水源林の保護や森林整備加速化事業による森林整備の推進等の継続実施を要請している状況でございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 総務部長。

    〔森前光弘総務部長登壇〕



◎森前光弘総務部長 1の(1)についてお答えいたします。

  秩父消防本部は、今日の消防需要に対応するため、消防本部を従来の分散配置型から拠点配置型の1消防本部4分署に再編整備を図っているところでございます。本年8月には横瀬町を管轄する東分署が運用開始となり、皆野町、長瀞町を管轄する北分署が平成24年度の完成を目指し建設が進められております。

  また、現在の秩父消防署影森分署と荒川大滝分署を統合し、大滝地区、荒川地区、影森地区、浦山地区、久那地区等を管轄する南分署につきましては、立地する自治体が建設用地を選定し提供することとなっておりますことから、市といたしましては現在の秩父消防署影森分署と荒川大滝分署のほぼ中間に位置しております荒川総合支所の敷地内の一部を南分署建設用地として提供すべく準備を進めております。具体的には、建設用地の測量を実施するとともに、用地となります荒川総合支所と協議を行いながら準備をしているという状況でございます。

  続きまして、(3)、地域情報網の整備、情報格差(光ファイバー網)の早期解消についてお答えいたします。インターネットを初めとする光ファイバーによる情報通信サービスの利用可能エリアは、現時点で旧秩父市及び旧荒川村の全域、旧大滝村のうち強石、巣場、大血川、大達原、大輪の各地区において、計2万4,003世帯、世帯カバー率91.39%を達成しております。太田部地区を除く旧吉田町のエリアは、平成24年2月15日から利用可能となることから、1,880世帯を含めると本年度末までに2万5,883世帯、世帯カバー率98.55%となる見込みでございます。しかしながら、旧吉田町の太田部地区27世帯及び旧大滝村のうち、NTT東日本の大滝局、これは55局でございます。及び中津川局、56局でございますが、このエリア内355世帯に関しましては、現時点では利用開始の見通しが立たない状況にございます。市といたしまして、今後とも通信業者とサービス開始に向けた協議を継続してまいる所存でございますので、ご理解いただきたいと思います。

  また、地デジ対策につきましては、おおむね対策を完了しておりまして、7月の地デジ移行後も問題は発生しておりません。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 1の(2)のウ、中心市街地の活性化対策についてご答弁を申し上げます。

  中心市街地の活性化の取り組みといたしましては、小池議員の一般質問のご答弁でも触れました。まちなか再生総合プロデュース事業として秩父神社周辺商店街について、事業候補物件である個店の事業企画や所有者の意向確認、物件の現状調査、実測調査を実施しておりまして、来年度の事業化に向け、国の認可を取得するための準備を行っているところでございます。今後、個店のファザード整備など魅力的な施設改修を行いまして、民間活力の呼び水として頭出し事業として展開してまいりたいと考えております。

  将来的には、まちなかに点在している秩父市の地域資源や整備された施設等を面的に発展させまして、にぎわいのあるまちなかになりますよう、関係団体と連携して活性化施策を実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  次に、5の農林振興事業の推進についてお答えを申し上げます。秩父市の農業は平地と山間部との間にある中山間地域に位置し、比較的不利な条件での農業経営を余儀なくされております。多くの集落では、農業従事者の高齢化、担い手不足により、耕作が放棄された農地が多く見受けられるようになっております。

  そこで、市は、農業振興を図る観点から主要事業として次の4つの事業を中心に推進しております。まず、1つ目は、遊休農地の解消でございます。里山の景観を生かした花づくり事業、市民農園の開設、遊休農地を解消する方への補助金の交付などを行っております。

  2つ目は、認定農業者への支援対策でございますが、ビニールハウスあるいは農産物処理加工施設、農業用機械等の資金の借り入れに対します一部利子の補助制度事業、生産団体への補助金の交付を行っております。

  3つ目といたしまして有害鳥獣対策でございますが、農作物を守るための防護柵、電気柵の設置経費の一部補助や、定期的なパトロールによる猿等の動向調査を継続し、その居場所を農家の皆様に知らせ、農作物を守るなどの対策を行っているところでございます。

  4つ目といたしまして、農山村の生活改善対策といたしまして、集落の生産性を高めるための農業用水路の整備を行い、水質保全の維持を図っております。また、集落ごとの環境保全作業に対し補助金を交付する中山間直接支払い事業なども推進しておるところでございます。今後も、国、県、農協など関係機関と連携し、引き続き農業者に対する支援を進めていく所存でございます。

  続きまして、1の5のうち、ウ、既存産業との連携と企業誘致につきましてご答弁を申し上げます。まず、既存産業の支援策でございますが、現在、産学官コーディネート事業を中心に事業を実施しております。この事業は本年度より定住自立圏事業として位置づけられており、中小企業診断士の資格を有するコーディネーター及び金融や地域内企業に精通した地域コーディネーターが地域内企業を訪問し、企業が抱える課題解決の助言指導を実施しております。今年度の訪問等の件数は、11月末までの8か月間で114件となっております。

  また、地域内企業169社で組織する広域秩父産業連携フォーラムに対する支援も行っております。特に本年度は金属加工業、電子部品製造業の企業が連携して受注拡大を目指す共同受発注の取り組みを重点的に支援をいたしているところでございます。

  続いて、企業誘致の現状につきましては、企業支援センターがワンストップ窓口となり、現在企業誘致推進に取り組んでいるところでございます。本年度の実績といたしまして、福島第一原発の事故により操業停止を余儀なくされましたみどり化学が秩父みどりが丘工業団地に工場を新設し、11月3日から操業を開始いたしました。今後も2期、3期と工場建設の計画があり、業務を順次拡大していくとのことでありまして、市としても支援を継続してまいりたいと考えております。

  今後の展開といたしましては、一昨日小池議員の答弁の中でも触れましたが、企業立地アンケート調査により判明した有望企業への誘致活動を進めるとともに、公有地、民有地を含めた誘致可能な土地の情報収集を進め、積極的にマッチングを図ってまいりたいと思っております。

  さらに、企業立地を促進する優遇制度につきましても、現行制度の再検討を行い、秩父市が企業活動を行う場所として魅力ある地域となるよう制度の構築をしてまいりたいと考えております。

  次に、5、農林業の振興、エ、秩父ブランド登録の推進についてお答えを申し上げます。今年度は、新たに秩父ブランドとして製造された商品として、秩父みどりが丘工業団地内で醸造されたモルトウィスキーが販売されました。この蒸留所では、昨年、ことしと吉田兎田地区で生産された大麦を原料としたシングルモルトの醸造が始まっておりまして、数年後には、まさしくメイドイン秩父のシングルモルトウィスキーが販売されることになると思われます。

  また、吉田釜の上で栽培されたマスカットベリーAを使用したワインは、今年度山梨で開催された国産ワインコンクールの国産改良品種の赤ワイン部門におきまして、栄えある銀賞を受賞いたしたところでございます。さらに、ワインについては、久那地区で栽培されたシャルドネ種の白ワインが製造されておりまして、今後の評価が楽しみな商品でございます。

  続きまして、食材のブランドとして、龍勢の町よしだで開発をいたしました米粉を使用した刺身コンニャク米っ娘美人や、ゆずこしょうなども販売が開始され、好評でございます。

  さらに、ここ数年ブームとなっておりますちちぶ太白芋は、芋じょうちゅうやお菓子へ使用され、好評をいただいております。12月9日、金曜日でございますが、午後8時からNHKにて放送されます「キッチンが走る」の番組でも食材として取り上げていただきまして、メディアを活用したPRも継続して努めてまいりたいと考えております。

  また、本年度は、アニメの「あの花」の人気により、多くのグッズが販売されました。市内でも、文房具、お菓子、または地酒やワインのラベルにも使用されるなど、そのグッズ数は今もなおふえております。今後は地元で生産されたグッズにつきましては、秩父ブランドとして市内限定での販売など付加価値をつけ、誘客と販売促進に努めてまいりたいと考えております。

  続きまして、6の観光のア、ジオパーク、アニメ、祭り、花、芸術、自然をテーマとした年間集客対策についてお答えを申し上げます。秩父市では、春の芝桜や花の回廊を初め、夏の新緑とレジャー、秋の紅葉、冬の氷柱、そして数ある祭りなど、歴史と自然豊かな秩父の情報を観光ホームページ「秩父観光なび」により最新情報を発信し、観光客の誘客に日々努めておるところでございます。

  本年は、秩父が舞台設定のモデルとなりましたアニメ「あの花」により、秩父市がアニメの聖地となり、札所17番、秩父神社、龍勢祭などに多くのファンに訪れていただきました。また、9月には秩父地域が日本ジオパーク認定となり、自然の地質を生かした新たな資源として観光及び地域振興へ活用できることとなりました。

  今後も新たな資源を積極的に活用するとともに、観光パンフレットや観光ホームページを利用した情報を発信し、秩父のPRと集客へ努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 教育長。

    〔前野進一教育長登壇〕



◎前野進一教育長 1の(4)のア、小中学校再配置の研究検討についてお答えを申し上げます。

  初日の一般質問でも答弁させていただいたとおり、教育委員会といたしましては、児童生徒数が年々減少していることから、市民や地域の立場に立った学区の見直しや学校の統廃合等の検討は避けて通れない課題であり、今後も研究、検討していく必要があると認識しております。現時点では、全小中学校の再配置にかかわる計画を策定する検討委員会を設置するのではなく、状況に配慮しつつ個別に対応したいと考えております。

  議員ご指摘のとおり、秩父市の小中学生の人数は、平成23年度では5月1日現在5,564人ですが、将来人口予測では10年後の平成33年度には約4,300人、本年度比約1,260人減、15年後の平成38年度には約3,800人、本年度比約1,760人減と激減する試算値が推計されております。この時点においては、吉田、大滝、荒川地区を初め旧秩父市内においても児童生徒数の減少が著しくなっています。これまで学校が果たしてきた役割を踏まえつつ、児童生徒数の推移を保護者、地域の皆様や学校関係者にもご理解いただき、ご意見等をちょうだいする中で、今後の望ましい方向性について研究、検討してまいりたいと存じます。

  次に、(4)のイ、文化財、伝統行事の保護と継承についてお答え申し上げます。現在、市から補助金を交付している団体は、後継者育成では、神楽、獅子舞など合計21団体です。無形民俗文化財の活動費補助金として、秩父祭、川瀬祭、白久の串人形芝居、荒川神明社の川瀬祭に交付しております。また、本年度は、文化庁の助成を受け、秩父歌舞伎、黒谷の獅子舞では後継者育成、川瀬祭、恒持祭、貴布祢神社神楽では用具整備を実施しております。さらに、白久の串人形芝居の用具整備には、財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団からの助成を受けております。今後につきましても、引き続き補助金を交付して保護保存に努めるとともに、厳しい財政状況の中、高額な経費が必要な用具整備などの場合には文化庁や財団などの助成事業を積極的に活用したいと存じます。

  学校における後継者育成の取り組みとしては、荒川中学校の白久の串人形芝居や荒川神明社神楽、吉田中学校の貴布祢神社神楽、高篠中学校の矢行地の獅子舞、大滝中学校の三峰の神楽などであります。今後も秩父のよさである豊かな文化財、伝統行事に積極的に取り組み、保護、継承等を重ねるとともに、これらをはぐくんだ郷土秩父を愛し、誇りに思う心を養うよう努めていく所存であります。

  次に、1の(6)のイ、秩父祭ユネスコ無形文化遺産への登録についてお答え申し上げます。秩父祭の屋台行事と神楽は、平成20年5月、文化庁より、日本の第2回提案候補の一つとして選定されました。これに伴い秩父市では、平成20年度に秩父祭の屋台行事と神楽の映像記録を作成しました。平成21年8月に、この映像記録を含む申請書がユネスコへ提出されましたが、平成22年、ユネスコ事務局の事務処理能力を理由に、秩父祭を含む日本から申請した11件の審査が見送られました。

  本年1月、文化庁が、日本の11件の中で秩父祭を優先順位の2番目とすると発表したことから、本年度の無形文化遺産登録が期待されたところでございます。しかし、11月、ユネスコ政府間委員会から、協議の結果、秩父祭については、さらなる情報照会を求めるとし、今回の採決は見送る旨が発表されたところでございます。今回登録を見送られた大きな要因として、既に登録の京都祇園祭の山鉾行事や日立風流物との違いが明確ではないと判断されたことが挙げられます。今後は、この2件との違いと秩父祭の独自性をさらに明確にし、政府間委員会の理解を求める必要があります。追加資料の作成は文化庁が行いますが、秩父市としても全力で協力をしていく所存であります。引き続き、登録に向けて議員各位のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 零時07分



    再開 午後 零時59分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  24番、浅海忠議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 1の(7)、公共交通の充実、地域バス路線の検討についてお答え申し上げます。

  初めに、久那線の上久那地区への延伸につきましては、私たちも現地を見てまいりましたが、バスが回転できる適当な場所がないめ、日野鷺橋を回るコースになると思われます。しかし、このコースでは、市中心部まで運行時間、距離が長くなるため、循環型運行には適さないこと。また、利用者数が余り見込めないことや大きな経費がかかることなど、路線延長もしくは新規路線の運行となりますと非常に難しい状況もございます。そのため現状では、この地区につきましては、秩父市公共交通会議において民間で運行している乗り合いタクシーの利用対象地域として対応しております。今後は、この乗り合いタクシーの利用促進策として、高齢者の方々への利用補助券交付を検討しておりますので、こちらの利用を推進してまいりたいと存じます。

  次に、皆野・吉田・小鹿野線の復活につきましては、現状では現下の路線を維持し継続するために、限られた予算の中、多額の赤字欠損補助等を行っている状況がございます。この地区には、秩父・吉田線や吉田大田乗り合いタクシーが運行しておりますが、現在、調査及び協議を進めております1市4町の定住自立圏構想において地域ごとの利用者の要望等を考慮しながら全域の中で見直しを行い、だれもが利用しやすい公共交通の構築を目指してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 大滝総合支所長。

    〔島田孝行大滝総合支所長登壇〕



◎島田孝行大滝総合支所長 大滝地区に関連する事項につきまして、順次お答え申し上げます。

  初めに、1の(8)、大滝地区道路整備の促進についての中で、大中橋の新設についてでございますが、平成18年に橋梁予備設計及び実質調査を実施しておりまして、地元町会並びにPTA等からの要望もございますので、今後、詳細設計から工事実施へ向け財源の確保等を研究してまいりたいと考えております。

  次に、市道大滝幹線17号線、旧中津川林道の早期県道昇格の実現でございますが、県道昇格の条件等、課題が多くございまして、進捗していないのが現状でございます。市といたしましては、今後とも引き続き用地の確定作業を進めながら、埼玉県及び長野県に対しまして要望活動を継続していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  次に、(9)、大滝地区観光振興のうち、BMXコースの成果と今後の展望についてでございますが、滝沢BMXコース、11月末の累計利用状況は、コース利用4,273人、そのうち976人が大会参加者でございます。

  また、オープン以来2年間の大会開催状況でございますが、全日本BMX選手権大会、海外勢も参加したジャパンシリーズBMX大会、3回目を数えます秩父市長杯BMX大会は、ことし10月2日に開催し、2歳から5歳の子どもたちを対象としたペダルなし自転車のストライダー大会も同時開催され、選手348人、観客も含めますと1,200人が一堂に会し、盛大に行われました。

  今後の展望でございますが、全日本大会や国際大会の誘致を積極的に行い、ストライダーコースの併設も現在環境省と協議中でございまして、利用者の増加を図っていくべく進めておるところでございます。

  続きまして、紅葉とつららの観光拠点づくりについてでございますが、秋の紅葉シーズンには奧秩父大滝紅葉まつりを、また冬の観光資源として定着いたしましたつららシーズンには、大滝氷まつりをそれぞれ開催し、今後も継続して誘客活動に努め、観光拠点づくりや誘客促進を図ってまいります。

  ことしの紅葉まつりでございますが、10月23日のオープニングイベントでは、紅葉の時期には若干早かったことや、天候等の影響によりまして来場者が例年になく少ない結果となりました。しかしながら、11月3日に開催された三峰成蹊殿、三峰神領民家を活用したイベントやライトアップには大勢の観光客が訪れ、美しい紅葉とともにイベントをお楽しみいただきました。

  なお、課題の改善につきましては早急に取り組み、来年度に向けて事業の検討を行ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 荒川総合支所長。

    〔山中和則荒川総合支所長登壇〕



◎山中和則荒川総合支所長 ご質問1の(8)のうち、荒川地区道路整備の促進についてご質問がございましたので、荒川地区の主要幹線改良計画の推進状況と今後の取り組みについてお答えいたします。

  まず最初に、荒川幹線2号線についてご説明申し上げます。2号線の改良計画につきましては、千手観音先から越の十字路までの延長240メートル、幅員5.5メートルの拡幅改良工事であり、平成22年度に詳細設計が完了し、現在は今年度9月補正予算による用地測量並びに物件調査業務を発注し、作業を進めております。その後は、地権者並びに関係者と交渉に入り、ご承諾が得られたならば、来年度国庫補助を活用し、用地取得、物件補償を行い、平成25年度に工事発注する予定でございます。

  次に、荒川幹線3号線につきましては、芦川地区の和田橋手前付近の道路狭隘箇所で、延長120メートル、幅員5.5メートルの改良工事を予定しており、昨年度に詳細設計が完了しております。現在、地権者へ個別の説明を行っており、来年度に用地測量、物件調査を実施する予定で、平成25年度から26年度に工事を発注したいと考えております。

  最後に、荒川幹線4号線でございますが、平成22年度の繰越事業により、本年度?工区、三峰口駅から二見沢橋の間、延長707メートル、幅員9メートルの拡幅改良のための用地測量、物件調査等の境界確認作業を実施しております。地権者のご承諾が得られるよう交渉を進め、来年度に国庫補助を活用し、用地取得、物件補償契約を行い、平成25年度に工事着手ができればと考えております。

  また、同路線の?工区、二見沢橋から高橋までの間、延長793メートル、幅員9メートルの改良事業につきましては、平成22年度よりの繰越事業として本年度中に一部詳細設計を実施し、来年度以降に残り区間の詳細設計及び用地測量と物件調査を行い、地権者のご承諾が得られるよう用地交渉を進め、用地取得、物件補償契約が済み次第、工事に着手していく予定でございます。

  なお、荒川幹線4号線において、現在一部地権者のご理解が得られない箇所もございますが、引き続き地権者のご理解が得られるよう誠意を持って交渉に当たってまいります。

  以上、主要幹線改良計画の進捗状況等についてご説明申し上げましたが、来年度からは各路線とも地権者との本格的な用地交渉に入りますので、地元議員の皆様にはさまざまな面でご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  次に、1の(9)のうち、荒川地区の観光振興についてお答えいたします。荒川地区では、「しだれ桜とそばの里」をキャッチフレーズとして観光の振興を図り、花見の里を拠点とした、そばの花見まつり、あるいは新そばまつり等を開催しており、地域の活性化づくりに取り組んでおります。現在では、マスメディア等を通じ幅広いPR活動を行っており、その結果、そばの里あらかわの名が定着してきております。今後も引き続き、市といたしましても、そばの里づくりに全力を尽くしてまいりたいと存じます。

  次に、荒川そば生産組合機械設備購入の経緯と今後の計画、補充についてお答えいたします。荒川そば生産組合には、今まで、ソバ収穫用コンバイン及び乗用トラクター、ソバ用播種機、ソバ用乾燥機など、ソバ加工機械等を国庫、県費補助事業等を取り入れ購入し、大型機械によるソバの収穫システムの構築を図ってまいりました。しかし、現在では、平成12年度に購入したソバ収穫用コンバインを初め、大型機械等の耐用年数が既に過ぎており、故障修繕等のメンテナンスが必要となっている現状でございます。

  荒川そば生産組合では、主に荒川管内を中心に遊休農地解消に積極的に取り組んでおりますので、今後も同組合と調整協議を図りながら国や県の補助事業を探求し、活用できるものは積極的に活用し、大型機械、加工設備の導入を検討していきたいと考えております。いずれにいたしましても、道路整備あるいは機械設備の整備等につきましては、市の負担も相当額予想されますので、財政当局とよく協議して進めてまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 浅海議員からの最後の質問にお答えをいたします。順番が狂いましたことをおわびを申し上げます。

  なお、この質問に関しましては、初日の金田議員、そしてまた先ほどの荒船議員、また荒船議員におかれましては、質問、答弁時間を全部入れますと74分になるらしいんですが、そのうちの10分間をかけて説明をしてきたところでございます。十分に説明したつもりですが、一部わからないという表現がございましたので、再度、同じような重複するようなところはございますが、その点をおわびして申し上げさせていただきたいと存じます。

  まず、経緯でございますが、旧秩父セメント跡地、今回1Pと略させていただきます。この土地に関しまして、今後その利用計画ということを平成17年12月に旧秩父太平洋セメント第1プラント跡地対策会議を設置いたしまして、そのもとで1Pの有効活用を協議してまいりました。非常にありがたいことに、セメント側からは、秩父の未来のために貢献することが、その活用として最も望ましいというご意向をいただきました。そこで、秩父市とセメントとの協議の末、ふるさと学習センター建設で合意をしたところでございます。それを受けまして市議会並びに市民会議等々で、その建設に当たり論議を重ね検討してきたところでございます。

  本年3月11日、東日本大震災で、ふるさと学習センター建設の延期もしくは中止ということで、本庁舎の耐震対策を優先するという判断をさせていただきました。それは、太平洋セメントの村田専務に連絡をし、その理解を得たところでございます。

  そこで、この利用ということで議員からの質問内容でございます。答弁内容でございますが、この1Pの跡地利用に対しまして、市といたしましてはマスタープラン策定に向けまして研究を重ねておるところでございます。そういうようなところの中で、私といたしましては、またいろいろな市民の声をもとにして、何といっても雇用の場が今秩父のところでは厳しい状況であると。雇用の場の確保というふうなことをいただいております。そういうところの中で、何としてもこの場で、この1Pの広大なところに大手企業が来ていただければというふうに考えておったところ、そういう希望の声というのが、二、三の候補地のうちの一つにこの場所を入れたというふうなところで、仲介に入りました不動産関係の企業誘致の専門業者、そしてまたそれに携わる専門チーム等々がこの場所ということの中で企業に働きかけていっているというところでございます。

  それらを加味して、太平洋セメントに12月の2日、国会議員とともに伺い、秩父市といたしましては雇用の促進がこの土地には優先されるというところ。そして、跡地利用としては、140号と299号、国道のそれぞれのところが交差する、秩父としてはまさに一等地であると。そういうところの中で、ここに大型企業を誘致しようというふうな思いを太平洋セメントに申し出て、その申し出を受けたというところで、今後これに対しまして対策会議等々が行われていくというふうなところでございます。

  具体的に少しずつ見えてくるというふうに思います。相手が個人企業でありますので、それ以上の名前は出すことはできませんし、水面下で動くところもございますので、何とぞその内容に関しましてはご理解いただきたいというふうに思います。

  最後になりますけども、秩父にとって今まで秩父セメント、また太平洋セメントという形で、100年間、秩父地域の経済をリードしていただいた秩父太平洋セメントに対しまして、私たちは心から感謝をし、そしてこれからの100年を光り輝く秩父にするために、市が前面に立って邁進していきたいというのが私の思いでございます。何とぞご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) それぞれ、今回市民クラブの政策提言ということで、多項目にわたりまして、各担当の部長さん方には丁寧に答弁をしていただきまして、本当にありがとうございました。

  その中で何点か、確認の意味を込めて、また再質問したいと思うんですけども、定住の関係につきましては、本当によくやってもらって、取りまとめをしてもらったなというふうに思っています。これからも、よく言われた言葉ですけど、秩父は一つですので、ぜひ秩父市を中心に、あとの4町との連携がこれからも進むように、また努力をお願いしたいと思います。

  火葬場の関係、環境部長から広報面ということで言われました。これヒアリングのときも出ましたけども、確かに広域のほうで、私も広域の議会でお世話になっていますけど、なかなか広報ということがきちんとできていなかったなというふうなこともあります。ですから、市も積極的にそこの部分にはかかわって、やはり進捗状況等、市民の方々によく見えるような配慮をしていただければと思います。

  消防署の分署の関係ですが、これは南分署も荒川の総合支所内の敷地ということで、今、地域整備部も入って、非常に敷地が有効に使われているという状態で、これから分署が入ると確かに狭くなるなということもあります。しかし、また今出ている庁舎の問題もあります。そういったことも踏まえて、また分署の建設にはよく地元の総合支所とも連携をとって、いい形でできるような形で進めていってもらいたいと思います。

  また、西分署のほうにつきましては、小鹿野町と、またこの吉田地区の関係があると思いますので、鋭意また、よく調整をしていただきたいと思います。

  木材につきましては、やはり積極的な有効活用ということでしていただくのには、いわゆる無垢で使うものと集成材にして使ったり、またいろんな多方面で使い方はあると思います。やはりあるものを有効に使っていただくという観点で、積極的な活用をしていただくことがよろしいと思いますので、よろしくお願いします。

  教育の関係ですけども、教育長からありました。私も実はいろいろ調べたとき、本当に子どもの人数が減るなということで、これはどこの学校だとか特定するのでなく、秩父地域全体でも、ことしの中学生全体では1市4町で1,100人、これがそれこそ今の1歳児、15年後には700人になってしまうというのがもう現状です。ですから、そういったものを踏まえて、やはり秩父の地域、これは市長にもちょっとこのコメントをいただきたいと思うんですけど、小学校、中学校、その上に行くと高校もあるんですよね。高校も、これは確かに高校は県が絡んでいるから、県のものだと言えばそれまでですけども、秩父市には秩父高校と秩父農工科学高校、小鹿野町に小鹿野高校、皆野町に皆野高校ということで、現在定員が840人です。しかし、1,100人いる子どもたちで実際に、今年度、今高校1年生で約740人ぐらいしか行っていません。1,100人のうち360人、1学校分以上、いわゆる飯能、入間方面、熊谷、深谷、本庄方面の公立高校、私立高校を出ているのが現状です。そうすると、やはりこういった地元の子どもたちが通える、今度は中学校から高校に行く、そういったこともこれから考えていかなくちゃいけないと思います。そういったこと、これは県立高校だから県がやっていればいいんだというんでなくて、地元の自治体としてぜひ考えてもらいたいなというふうに思います。これは今別にどうこうということもできないと思いますけども、市長の考え方をいただきたいと思います。

  あと、ユネスコの文化遺産については、今回見送りということでありますけども、せっかくエントリーするところまで行ったわけですから、ぜひあきらめず、また次の機会をきちんと取り上げてもらうように準備のほうをよろしくお願いしたいと思います。

  公共バスの関係、久那のほうはどうも距離的にも難しい。また、利用者も望めないから、民間の乗り合いタクシーの利用を促していくと。また、利用券の交付をしていくということで、できないんならできない、それはいいと思います。ただし、地域の人に何か公共の足がきちんと手当てできるような施策をとっていただくようにお願いしたいと思います。

  また、これは確かに秩父市だけではありませんけども、小鹿野、吉田、皆野のこの路線につきましても、これはやはり、これこそまさに定住でやっぱりきちんと議論してもらわないとできないことですから、特に先ほど話に出しましたけども、高校生とか通っている子は、寄居、熊谷方面に通っている子は皆野に出ていきますよね。それがどうしても出られないということで、非常に不便を来しているということは、よく地元の方からも聞いていますので、ぜひそういった対応が早くできるようにお願いしたいと思います。

  また、観光面では、非常に成果が出ているなと思ったのはBMXですよね。特に、私、ちょうど行けなかったんですが、うちの子どもたちも行ってストライダーを見てきたそうです。うちの孫も2人、ストライダーを買って、今、うちの近くの公園で乗っていますけども、3歳と4歳になるんですけども、ちょっと下り坂だと、いわゆる足をつかないで、補助輪を使わないでずっと乗っていけちゃうんですね。やっぱり子どもというのは順応性が非常にあるから、そういったものをやらせるとおもしろいなというふうに感じました。

  それでまた、結局、子どもだけでは来ませんから、保護者も含めて1,200人来る。それがまた、泊まっていただけるということは非常に観光にもいいことですので、ぜひこういったものは定期的に大きな大会を、地元とすれば大変かと思いますけども、招致して、ぜひ活性化につなげていただきたいと思います。

  今回また、そばの関係、ことしは雨上がりということでありましたけども、大勢の方に来ていただいたようです。そばまつりも非常に定着化し、また昨年からですか、場所が今の花見の里に移りましたけども、昨年は移った初年度ということで、いろいろトラブルもあったようですけども、ことし食べに行った方もおいしかったというふうに聞いています。その辺で、そばまつりのほうで何かあれば支所長にコメントいただければと思います。ちょっと時間が長くなりまして、申しわけありません。

  最後、市長からセメントの跡地のことがありました。この3日間の質問の中で、市長の答弁の中で、マスタープランを作成する。それもわかります。自分たちは決して企業誘致に反対しているものでもございませんし、とにかく秩父市がよくなるためにということで、昨年の実際1月には、この市報の中で市長の新年のごあいさつにも、ふるさと学習センターをセメント跡地につくっていくんだというごあいさつもありましたし、そういう方向でいたと思います。そういった中で、今回、いわゆる路線変更したんだということであれば、あの土地は企業誘致をするんだから、ほかのものはできないんだよということをきちんと公表して、今の場所に市役所と市民会館をつくるしかないんだということを私は公言したほうがいいと思うんですよ。そうすれば、ほかの人も納得すると思いますし、また企業誘致にしても、いつまでに企業誘致をするのかと。これが、するんだ、するんだと言って、5年かかるのか、10年かかるのか、ずっとそのままでいるのか、まだわかりませんよね。希望がゼロではないということですんで、ゼロではないと思うんですけども、これが何年後に、またいつごろをめどに考えているのか、市長の考えをお聞きしたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  荒川総合支所長。



◎山中和則荒川総合支所長 再質問についてお答えいたします。

  ことしのそばまつりについてということでございますが、先ほど議員からお話しございましたとおり、ことしのそばまつりにつきましては前日大変な大雨でございまして、実行委員会の方々、関係者の方々も本当に準備等大変な思いをされたところでございます。当日、おかげさまで晴天に恵まれまして、昨年とほぼ同じ、約1万1,000人の方にご来場いただきました。大変にぎやかにさせていただきました。昨年は会場を初めて、下の総合グラウンドのほうから花見の里に移したこと、及び会場がかわったということで食券の販売方法をちょっと変えたということもございまして、来場者の方の混乱、あるいはまた苦情等も賜ったところでございますけど、ことしにつきましては、その辺のところを反省いたしまして、食券の販売方法を見直しをした等によりまして、ほとんど混乱もなく開催することができました。

  また、昨年は会場のスペースの関係から、招待者の方々の接待会場、まつり会場の隣接しております民間の店舗をお借りしまして接待をいたしましたところ、私どもの不手際もございまして、時間等がちょっとかかり過ぎたというようなことで、お客様に大変ご迷惑をかけてしまったわけでございます。この反省から、ことしにつきましては、あるいは議員さんからもご提言をいただきましたけど、会場の中に接待場所を確保したことによりまして、招待者のお客様につきましても、ゆっくりと新そばの味を満喫していただいたのではないかなと思っておるところでございます。

  いずれにいたしましても、この新そばまつりにつきましては荒川地域にとりましては最大のお祭りでございまして、地域振興のためのこの祭りに寄せます期待は大きいものがございますので、祭り当日行いましたアンケートのご意見等参考にさせていただきまして、来年度の開催に向け、よりよいイベントとなりますよう今後も努力してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 2つ再質問いただきました。

  まず1点目、高校生が秩父外に出ていくという現状。今議員からも360人ぐらいというふうな具体的な数字もいただきました。そういう中で、この秩父の子どもたち、私はいろいろな時代の流れの中で、出ていく子どもたち、この子どもの気持ちもある程度、私わかるものがあります。つまり外に出ていって、そして秩父から出ていきたいという子どものそういうふうな未知への期待というふうなものがあるのも事実だと思うんですね。でも、そういう中においても、そうは言っても、そのままいきますと当然秩父の高校がやっていけなくなるのは明白でありますので、今地元の高校がそれぞれ魅力を出し、つまり高校独自のいろいろな取り組み、そしてそれが具体的な形となって出てくるというふうなところを展開していかないと、この秩父の高校はいずれやっていけなくなるんではないかなというふうに私は心配されます。

  具体的に申し上げますと、秩父高校あたりでは、進学に対しましてかなり力を入れているのも事実です。それぞれいい大学に進み、そしてそれだけのキャリアをつけている秩父の秩高の生徒もいます。そして、さらには農高の生徒におきましても、いろいろなところで活躍している事実もあります。浅海議員のように、卒業されて、また大学に進まれるという方も農高からはいらっしゃいますし、それぞれ農高の、旧東高と一緒になって、さらに拡大していくという形。こういうのは高校独自の独自のあらわれだというふうに私は評価しています。

  ですから、子どもたちにとって、出ていくというふうなこと、これを抑えることはできませんが、地元の高校のそれぞれがもっと魅力を出して、さらに魅力を出して、やはりこれは秩父に残って、例えば小鹿野高校に行きたいとか、皆野高校に行きたいとか、そういうふうな希望が出てくれば随分変わってくるんではないかなというふうに思っております。

  いずれにしましても、それぞれの高校の情報を子どもたちに伝えていく。例えば文化祭活動を通していくとか、子どもたちに来てもらうとか、あとは市の取り組みとして今注目しているのが、高校生が小学生に授業を教えるというのがございました。新聞報道もございまして、具体的にはチャレンジスクールと称しまして、かなりの子どもたちに評価をいただき、そしてまた教える高校の学生にとっても、将来教員になりたいとかいう一つの足がかりになるような、そういうふうなときではなかったかなというふうに思っております。それぞれの高校で独自性をもっと高め、そして情報をきちんと子どもたちに発信して、そしてたくさん地元の高校に来ていただくよう市も応援してまいりますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに存じます。

  それから、あとは、1Pの企業誘致ということで再質問をいただきました。議員の話を聞いて、私、非常にありがたいと思ったのが、公言をしたほうがよいというお話を今賜りました。私自身も、この12月定例会は、まさに1Pに対しての企業誘致の場ということで公言をしていく場でございます。それぞれの議員の質問をいただき、それぞれのところで、あそこは企業誘致だというふうなことを前面切って、今ご説明を申し上げておるところでございますので、まさに企業誘致に対しましてのスタートの議会というふうに私は位置づけ、今後も市を挙げて取り組んでいきたいというふうに思っております。

  具体的には、企業ですが、恐らく1年以内にその結果が出るんではないかなというふうに私は期待しております。ただ、早ければ、もっと早く出るでしょうし、実はいろんな事情があって、もう今ごろには決まっているという話もあったんですが、こちらのほうとしては、その対応等々がなかなか難しいところがございましたので、1年以内にという話で来ていますので、できるだけその状況に合わせた企業誘致ということで働きかけていきたいというふうに思っております。セメント側のほうもご理解をいただきつつあると私は個人的には思っておりますし、議員の皆様にも今議会でご理解をいただき、そしてきょう傍聴の皆様にもご理解を賜り、そしてさらにインターネット、テレビ等々で見ていらっしゃる市民の方々にもご理解を賜り、1Pのところでは企業誘致ということでぜひ頑張ってまいりますので、応援、またご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) ありがとうございました。

  今市長は企業誘致ということで明言されました。そうしますと、きのう、おとといですか、他の議員の質問の中で、ふるさと芸能会館を考えるとか、公共施設の再配置について考えるという発言があったと私は記憶しているんですけども、そのことについては撤回するということでよろしいですね。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 いずれにしましてもマスタープランを作成していかなければいけないわけでございます。その中で私が申し上げているのが、腰田堀から東側の状況でございます。腰田堀から西側に関しましては、今ウニクスがあり、道の駅があり、セメントのいろいろな旧庁舎があるわけです。あの辺の開発というのは、また別の問題であり、そういうところの中で芸能会館とかいろいろな話がありますので、そういうのをいろいろ加味しながら考えていきたいというふうなところでございます。あくまでも今申し上げているのは腰田堀から東側の状況ということで、あの場所、昔、ふるさと学習センターという時代ですね。そこにA区画というところで、そこでふるさと学習センターというふうなところの位置づけがありました。そういうところを一面、そのまま区画として残しておき、大手企業をそこに誘致していくというところの話の中でございます。そのようにご理解いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) どうもありがとうございました。

  長時間にわたりまして質問して、本来、質問また答弁合わせて1時間以内ということを推進していたにもかかわらず、長時間になったことはおわびして、終わりにさせていただきます。ありがとうございました。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 5番、竹内勝利議員。

    〔5番 竹内勝利議員登壇〕



◆5番(竹内勝利議員) 皆さん、こんにちは。一般質問も本日最終日となりました。5番、市民クラブ、竹内勝利でございます。

  お忙しい中、傍聴においでくださいました皆さん方にお礼を申し上げます。しばしの間、傍聴お願い申し上げます。

  我々市民クラブは、広く市民の皆様の声を反映させていただく会として、秩父市内はもとより、大滝、荒川、吉田、すべての地域、広範囲にわたり議員が結集しております。市民の皆様、ぜひお近くの議員にたくさんのご意見をお寄せください。少しでも多くの意見をお届けできるよう努力していきたいと思います。

  さて、先日は、本年度も秩父夜祭が25万6,000人という大勢の人たちを迎え、無事に終了することができました。一時は天候が心配されましたが、午後には天候にも恵まれ、屋台の引き上げ、花火の打ち上げ、盛大に迎えることができました。この喜びとともに、再度ユネスコ無形文化遺産に登録できるよう、市民の皆様と力を合わせて盛り上げていきたいと思います。

  そこで、市民クラブ政策提言の中から、私、吉田地区の提言をさせていただきます。通告に基づきまして質問させていただきます。

  まず、第1、道路整備について。市道吉田8号線(一本杉峠)の今後についてでございます。市道吉田8号線は、一本杉峠開削促進期成同盟が平成18年を最後に凍結いたしました。平成23年8月12日に期成同盟会の総会が開催されました。目的である秩父市と小鹿野町を結ぶ一本杉峠の道路のトンネル化、秩父市、小鹿野町の産業、経済、観光の目的と文化の交流に寄与するとともに、地域住民の福祉増進を図ることを目的とする。この期成同盟会が今回始まるきっかけになったのも、秩父消防署による組織合理化推進検討委員会により消防署の統廃合でございます。小鹿野分署、吉田分署が1つの署になって西分署という名称になっておりますが、そのことにより、小鹿野町としても当秩父吉田地域の人たちにとっても、とても重要な道路になります。どうか、先ほど来出ていましたが、統廃合により利便性がよくなるよう、早期の開削をお願いするところでございます。今後の計画や進捗状況をお聞かせいただければと思います。

  続きまして、(2)、森林管理道の整備でございます。吉田地域には、大きく分けて4路線の森林管理道があり、森林管理道白岩線、小川線、女形線、粟野山線があり、まだ整備が整っていない路線が数多くあります。今後の整備についての進捗状況をお聞かせください。

  粟野山路線については、今年度も工事が進んでいるようですが、いつ完成なのか。完成後、行きどまりでなく、室久保地域の林道の延長をお願いする次第でございます。先般、阿熊地区の区長さんを通じて要望書も出ております。この路線が完成すれば、地域の発展と自然を生かした遊歩道に最適な路線になると思います。今後の対応をよろしくお願いいたします。

  2番目の保育所の改築について。6月の定例議会におきまして一般質問をさせていただきました。保育所の改築について、平成19年に秩父市合併協約確認協議会に基づき改築をお願いいたしましたが、予算措置が難しく、財政事情等を考慮しながら検討いたしますとの答弁があり、6か月がたちました。保育所では、さきの大震災により屋根がわらの破損、テラスの雨漏り、室内の床はぼろぼろとの声が聞こえています。この吉田保育所では、他の保育所と違って園児の数も非常に多く、人気のある保育所でございます。職員たちの話を聞いたところ、現状を見ていただきたい、速やかな改善をしていただきたい、改築に全力で取り組んでもらいたいとの要望がございました。ぜひとも早急な対応をお願いいたします。

  3番目でございますが、龍勢祭対策の充実ということで、龍勢の国指定文化財を目指す協議会等が発足している吉田の龍勢でございます。今年度も盛大に行われました。秩父の夜祭に次ぐ祭りでございます。ことし、「あの花」の龍勢も奉納されたとあって、ことしの観客は11万1,300人とのことでございました。しかし、大勢の人たちが来ると、発生するのは反省と苦情でございます。

  その中で、反省点を幾つか取りまとめてみました。まず1に、大勢の人たちを迎えると駐車場問題、これが第1でございます。やはり10月という時期でございまして、せっかく河原を整備したところ、台風で流されてだめになるというようなこともございまして、駐車場問題についてご検討していただければということでございます。

  それと、やはり駐車場問題につきましては、仮設トイレ等も準備してもらってあるわけでございますが、水洗トイレがありながら水がなくなってしまうというような諸問題等もございます。また、龍勢会場の近くのスピーカーの音が小さくて聞こえないとか、西武線からの直通バスの便数が少ない。利用者がふえる時間帯だけでも増発をしていただきたい。また、みどりが丘工業団地からのシャトルバスの増発。やはり龍勢もかなり資金繰りが難しいので、升席ではございませんが、夜祭じゃありませんけど、升席で早目に金をいただいて見学場所を確保するというようなことで、一般席の見物するところがないということでございます。ないということで、これも附随するわけでございますけど、歩道での観覧する人が非常にふえてしまった。そこへ来て、また追い打ちをかけるように警備がそこへまた行ってしまうというような、なかなか追いかけっこのような状態が続いております。そんな中、多くの対策事項がありますが、龍勢祭も年々大勢の人たちに来ていただき、今後の対策と充実についてをお聞かせいただければと思います。

  以上で壇上からの質問を終わりにさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 5番、竹内勝利議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  吉田総合支所長。

    〔山口辰雄吉田総合支所長登壇〕



◎山口辰雄吉田総合支所長 大きな1と3について、順次お答えいたします。

  1、道路整備について、(1)、市道吉田幹線8号線(一本杉峠)の今後についてお答えいたします。ご質問の一本杉峠の道路開削は、旧吉田町と小鹿野町の間で平成5年度に一本杉峠道路開削促進期成同盟会を設立し、市道吉田幹線8号線を改良するもので、下吉田橋倉を起点として、終点を町立小鹿野中央病院までの総延長を2,330メートルとし、そのうちトンネル部分の計画が500メートルでございます。

  秩父市分といたしましては、1,250メートルを所管し、既に400メートルの改良工事を実施いたしました。小鹿野町分は1,080メートルのうち、町立小鹿野中央病院から国道299号線までの区間469メートルは整備が完了いたしました。現在、トンネル部分については事業の進捗が見られない状況にありましたが、平成18年に総会を開催して以来休止状態にあった期成同盟会の総会を本年8月に5年ぶりに開催し、事業の推進を図るものでございます。

  当該路線は、秩父市吉田市街地と小鹿野町市街地を結ぶ路線で、秩父みどりが丘工業団地や西関東連絡道路へのアクセス道路として、また町立小鹿野中央病院へ通じる重要な道路として地域住民からも開設への期待が高いものと考えております。

  総会開催後の10月には幹事会を開き、両市町の情勢の変化や厳しい財政状況等を踏まえて協議を行いました。今後路線の再調査を進めてまいりたいと考えております。

  次に、(2)、森林管理道の整備についてお答えいたします。ご質問の吉田地域の森林管理道において、特に傷みのひどい路線の整備についてでございますが、吉田地域の森林管理道は、県営の森林管理道が6路線、秩父市管理の森林管理道が28路線あり、延長にして約40キロメートルございます。このうち秩父市管理の森林管理道の舗装率は80%を超えておりますが、白岩線、女形線、小川線及び開設中の粟野山線などが路面の傷みがひどいものと把握しております。補助金や辺地債等、有利な財源の確保を図り、未舗装路線の計画的な整備に努めてまいりたいと考えております。

  次に、粟野山線の今後の開通見通し及び吉田阿熊室久保地区へ向けた計画についてお答えいたします。粟野山線は、平成13年度に林道粟野山線全体計画調査報告書を策定し、全体計画の延長3,400メートルのうち平成22年度までに3,059メートルを開設いたしました。平成25年度までには終点まで到達する予定で工事を進めております。

  粟野山線開設後の吉田阿熊室久保地内への延伸計画についてでございますが、国では新たな森林・林業政策の基本方針を模索中で、森林自給率50%以上を目指し、今後10年間を目途に低コストで崩れにくい作業道などを主体とした路網整備を行うこととしておりますが、具体的な方針が固まっておりません。今後、国の動向等を踏まえ研究を重ね、前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたくお願い申し上げます。

  次に、大きな3、龍勢祭対策の充実についてお答えいたします。龍勢祭につきましては、現在、秩父地域において秩父夜祭に次ぐ盛大な祭りとなり、観光客数も増加しております。ことしの人出は過去最高の11万1,300人を記録したこともあり、幾つかの課題と反省点がございました。

  議員ご指摘の問題等も発生しております。ご質問の仮設トイレの対応もその一つですが、水洗用の水が出ない、トイレットペーパーがない等の苦情が多く寄せられました。このため問題点を検証し、来年については水洗用の水、トイレットペーパーの補充人員の見直しを行い、万全な体制をとりたいと考えております。

  次に、最寄り駅からの会場までの直通バスの運行についてですが、西武秩父駅からは5台、皆野駅からは2台体制で運行をいたしました。特に午後の帰りの時間帯の数時間はバスを待つ長蛇の列ができてしまい、利用者の皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。今後、込み合う時間帯だけでも台数をふやしてもらえないか、西武観光バスと協議したいと考えております。

  次に、駐車場の充実についてですが、多くの駐車スペースを占める吉田川の河川敷は、台風など大雨の影響で使用できる箇所が限定される状況もあり、小中学校のグラウンドや会社等から借用して、可能な限り駐車場の確保に努めております。また、秩父みどりが丘工業団地内の5つの企業に駐車場を借用し、シャトルバスでの送迎を実施しておりますが、さらにご協力いただける企業等にお願いし、駐車台数の増加を図ってまいりたいと考えております。

  次に、音響設備のふぐあいや一般観覧席が少ないために祭り会場周辺では歩道を観覧席として利用している現状があり、歩行者にご迷惑をおかけしております。また、観覧席があっても見物に適していない箇所もあるので、現地を調査し、土地所有者や龍勢保存会等の関係機関と協議を行い、一般観覧席の拡大を図ってまいりたいと存じますので、ご理解賜りたくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 健康福祉部長。

    〔加藤 登健康福祉部長登壇〕



◎加藤登健康福祉部長 2の吉田保育所の改築についてお答えいたします。

  吉田保育所の改築につきましては、合併前の旧吉田町当時から吉田地区の皆さんの重要な課題でございました。合併後も、その計画を引き継ぎ、改築に向け準備を進めてまいりました。しかしながら、改築工事費の予算措置が難しいことから、実現には至っておりません。

  このたびご指摘いただきました床とひさし等の傷みでございますが、保育への影響を考慮し、ご指摘いただいた場所以外にも修繕が必要と思われる箇所につきましては早急に補修を行って対応してまいりたいと存じます。

  また、今後の改築の予定についてでございますが、市立保育所の将来のあり方について計画を策定するために、本年10月に秩父市立保育所再編委員会を立ち上げました。委員会において、吉田保育所の改築等も含め、今後のあり方について積極的な計画を策定し、議員の皆様に検討状況をご報告しながらご提案していくよう努力してまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 5番、竹内勝利議員。



◆5番(竹内勝利議員) 5番、竹内です。それぞれご答弁ありがとうございました。

  再質問といいますか、総括的なことでちょっと市長さんに最後お聞きしたいと思いますが、第1の一本杉峠でございます。これもやはり統廃合という、先ほど、有事ではございませんが、火災並びに救急、いろいろな方面から統廃合ということで、小鹿野町にできれば我々は損するし、こっちのほうへつくれば小鹿野が損するというような形でございまして、本当にちょうどこの支所があるので、小鹿野をやると、南線と北線、流れたときのちょうど真ん中にいるというようなことで、真ん中を貫くと小鹿野の町立病院にも真っすぐ行けるというような形で、非常に便利な道になろうかと思っております。統廃合も含めた形で、市長のほうには、今後の予定、今後の一本杉峠に対してのご意見をお聞かせしていただければと思います。

  2番目の保育所なんですが、先ほど健康福祉部長のほうから前向きの検討していただけるということで、本当にありがとうございます。この保育所なんですが、6か月たって行ってみましたら、本当にまだ何も手もつけていないよというようなご指摘をいただきましたんで、今回6か月ぶりに早期に手直しをしていただけるというご答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。これは何としてもやってもらわなければいけない諸問題の一つかなというような形でございます。ぜひとも執行の長としましての市長のご見解をお伺いしたいと思います。

  最後になりましたが、龍勢祭でございます。これもやはり前向きにご答弁をいただけるというようなご回答がございました。本当にありがとうございました。これは何といたしましても、先ほど言うように秩父市でも2本指に入る祭りということで、今後とも盛大にやっていかなきゃいけないお祭りでございます。実行委員長としての立場のご見解をそれぞれ総括した中で市長にお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 まず、再質問いただきました一本杉峠についてご答弁を申し上げます。

  先ほどご案内のとおり、この8月の12日には、期成同盟会、今まで休会をしておりましたところの中の総会を、議員もご出席を賜りまして吉田で行われました。そのときに小鹿野町の町議会議員もご出席をいただき、盛大にその開催ができたということ。これは実はこの期成同盟会の発足に当たりましては、私もこの吉田地域のいろいろな方々の思いで、一本杉峠トンネルをどうしても引いてほしいという、そういうふうなご要望をいただき、議員も今質問のとおり、地図を見ますと、ちょうど真っすぐ町立病院に向かう道であり、これが開削されたところにおいては、町立病院まで恐らく十分かからないで行ってしまうだろうというふうに思います。非常に便利のいいところであります。私もそういうふうな思いを感じ、そしてこの4月、町長さんがおかわりになってから、真っ先に小鹿野町役場に私一人で伺いました。自分でいろいろ話をさせていただき、とにかく秩父市といたしましては、吉田地域の住民の悲願という言葉を使い、これを開削してほしいという願いがあるので、総会をぜひもう一回、休会しているのを行ってほしいという、私からの強い思いを述べさせていただき、その結果として、先ほど申し上げました8月12日になるわけでございます。

  第一歩が踏み出されたというふうに思います。そういう流れの中で、10月25日には秩父市と小鹿野町のそれぞれの担当者が出席をいたしまして、期成同盟会の幹事会を開催したところでございます。その内容につきましても、平成24年度の事業内容について意見交換をさせていただきました。

  今後、小鹿野町側の計画路線に、今現在、工場が建設したという箇所もあるというふうに伺っております。そして、ご存じのとおりこの台風12号では、秩父市側、吉田側ということになりますが、地すべりがありました。私も実際にその地すべり現場まで伺って、その状況を拝見いたしました。大変な地すべりだなというふうに思います。ですから、今後、その路線の再調査を行わせていただく予定でございます。具体的にもう少し言わせていただきます。議員の熱い思いを感じたところの中から、この24年度には秩父市として100万円の、そしてまた小鹿野町側でも100万円の予算要求をさせていただくというところでございます。何とか開削できるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

  続きまして、保育所のほうのところでございますが、吉田にとりまして幼稚園と保育所というのは、ここしかないところであります。民間が入っていないところであり、まさしくこの地域にとっては最初の教育の場でありますので、唯一の場所であり、そしてまた今までの合併協約等々もございますので、そういう中で何とかあそこの保育所のところも立派にしていきたいという思いがあります。少しずつでありますが、前に進めていきたいというふうに思います。

  それから、龍勢祭に関しましては、「あの花」効果で、11万1,300人という多くの方に来ていただきました。私もいつもと違う龍勢祭だなというふうに思い、めんま役の茅野愛衣さん、声優の茅野さんと一緒に立って、非常に感動した思いがございます。

  そこでなんですが、今後、龍勢祭が早期に国の重要無形民俗文化財の指定を受けられるよう、それについて努力してまいりたいというふうに思います。これから秩父市ではいろいろな人事配置も行うわけでございますが、そういう中においても、龍勢祭が早期に国指定の重要文化財になるように、いろいろな専門の職員を充てたり、いろいろな形をこれを確実にとれるようにということで努力してまいりますので、議員におかれましても、非常に文化関係にお詳しい、ご造詣の深い竹内議員でございますので、ぜひご指導並びにご協力のほど心からお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(小櫃市郎議員) 5番、竹内勝利議員。



◆5番(竹内勝利議員) 答弁ありがとうございました。平成24年度に向けて、吉田地区、非常にいい答弁をいただきまして、本当にありがとうございました。

  私も吉田地区のことをやれということで言われたんですが、本当に1年間、執行部の方々にもお世話になりまして、また来年もいい年を迎えられるようご祈念申し上げまして、終わりにさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 2時08分



    再開 午後 2時20分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。

    〔16番 江田治雄議員登壇〕



◆16番(江田治雄議員) 16番、市民クラブの江田治雄でございます。

  3日目の一般質問も、あと2人になりました。傍聴においでの市民の皆さん、そしてインターネット中継でごらんの皆さん、議会に関心を寄せていただくこと、感謝をいたします。ありがとうございます。きょうは時間がたっぷりあるようですから、じっくりお世話になりたいと思います。

  暖冬の影響でしょうか、紅葉の色づきもいまいちのようでした。しかし、先ほど答弁の中で荒川総合支所長から話が出ましたけれども、先月20日に行われました荒川新そばまつりも、天気に恵まれまして、1万1,000人の来場者で、にぎやかに開催することができました。そばは4,000食用意をしたんですが、早いうちに完売をいたしまして、食べられないお客様には迷惑をおかけました。ことしで18回を数えるイベントですが、この時期になりますと、秩父荒川産の新そばを食べようと待ちわびた多くのファンが駆けつけていただけるイベントとなりました。関係者の一人として、とりたての新そばをより多くの皆さんに味わっていただこうと頑張っております。特に荒川産のそばは風味がよくて、自信を持ってお勧めすることができます。真心込めたおもてなしでお客様の期待を裏切らないように、頑張って今後も継続していきたい事業でございます。

  さて、本題に入りますが、今回は4点について質問をいたします。大きな1の市民クラブの政策提言の中で、医療、福祉の分野について伺います。昨年に引き続き市民クラブでは、市民が安心して住み続けられるまちの条件として、医療、福祉行政の充実を図らなければなりません。来年度の予算編成に関し、医療、福祉のさらなる充実について改めて要望いたしました。ちょうど来年度は秩父市福祉3計画の見直しの年度に当たっておりまして、その計画作業が随時進められています。私は、現在、文教福祉委員長の立場で地域福祉計画、障がい者福祉計画、高齢者福祉計画、さらには介護保険事業計画の各策定委員会に参加をさせていただいておりますので、私は内容は認識しておりますが、ここで改めて市民の皆さんに向けて、3計画の進捗状況をお示しいただきたいと思います。

  2番目の項目です。有害鳥獣の問題です。私は過去にもこの問題をシリーズ化として取り上げてまいりました。シカ、猿、イノシシ、ハクビシン等の被害で大変大きな問題となっております。その現状を訴えてきましたけれども、その被害に市もこたえていただき、県の協力を受けたり、対策を講じていただき、積極的に動いていただいております。担当者には大変なことで、この場で感謝をしたいと思います。

  その関係かどうかわかりませんが、この秋、9月ごろより各地で猿の出没がめっきり少なくなっております。以前は頻繁に影森地区や我が荒川地区でも大きな群れがやってきて野菜や果物が荒らされ、被害を受けていましたが、ここのところ姿を全くと言っていいほど見ていません。そして、当然被害も出ていないんです。地元では収穫時期に猿が出ないで助かっているんですけども、何かキツネにつままれたような不思議な気持ちであります。最近にないこのような状況を当局はどのように判断し、把握をしているのか、伺いたいと思います。

  また、猿の駆除も継続して実施しているようですが、とても個体が減るほど駆除したとは到底思えません。そこで、猿の駆除の実績も過去3年にわたりお聞きしたいと思います。

  今回はカラスの被害について伺います。カラスも有害鳥獣で、深刻な被害が出ており、各地からお話をいただきます。昨日も斎藤捷栄議員から質問がありましたが、聖地公園の付近のみならず、特に上蒔田、田村地区の市民から、被害が多く困っていて、何とかならないのかとの相談をいただきました。最近はごみの集積場所もそれぞれの地区で指定日の朝にごみを出し、ごみ出しの徹底やネット囲いから鉄製置き場の設置の対策をしたことにより、食い散らかす光景はほとんど見なくなりました。しかし、被害状況は、野菜の新芽をつままれたり、ふんによって洗濯物や車の屋根を汚されるなどのさまざまです。聖地公園の場合は、新たに購入希望で下見に来られたお客様も、カラスの大群を見て、環境が悪くてあきらめた人もいたと聞いております。墓地所有者の方にも、よいイメージはないようです。カラスのふん対策については、実はお客様の要望があれば、東京電力に相談に行くと、電柱が民家の敷地を提供している場合、電線の針状のものをつけて、カラスがとまれなくなるようにする工事をしてくれました。まちなかで見かけると思います。しかし、震災後、東電も財源が厳しいようで、なかなか対応がおくれているようです。県もこのカラスの問題は余り把握をしていないようですが、市としてこのような有害のカラス被害をどのように把握しているか、伺いたいと思います。

  カラスも有害鳥獣になっておりまして、駆除対象になっておりますので、猿と同様、過去3年間の捕獲実績もあわせてお伺いをしたいと思います。

  次に、3の地域のスポーツ広場について伺います。合併前の各地区で盛んに使用されていた地区のスポーツ広場の内容です。地域により、地区ごとにこの施設は設けられていると思います。そこで、現在、市で管理しているスポーツ広場は何か所あるのか、伺いたいと思います。

  その施設が現在は一時集合場所の看板がかけられていまして、大きな災害のときは役に立つと思われますが、最近、場所によって草が伸び放題で、余り管理状態がよくない広場も見受けられます。ゲートボールやグラウンドゴルフ、ペタンク等で使用しているグラウンドは利用者が手入れをするためにきれいになっていますが、しかしその反面、使用頻度が少なく放置状態の広場も見受けられます。そこで、このような実態をどこまで市としては把握しているのか、伺いたいと思います。できれば地域別に教えてください。

  最後の項目です。職員人事について伺います。合併以来、市では定員適正化計画に基づいて職員数を徐々に削減をしてきていますが、その削減実績はどのように推移しているか伺いたいと通告しましたが、この問題は先日の金田議員の内容と重なりますので、省かせていただきます。

  そこで、人事といえば、官民問わず適材適所が基本です。職員は階級が同じであれば、職場を問わず同じ身分だと思いますが、人事異動に関して、何か市として内規みたいなものがあるのか。そういったものが存在するのか、伺いたいと思います。例えば個人から希望を聞き取ったり、参考にするとか、一般事務職、技術職員によって異動のスパンが異なるとか、そういったものがあるのか、お聞きしたいと思います。

  それから、これは私が感じることで、一般質問にはちょっとふさわしくないかと思いますが、確認のためお尋ねします。実は本庁舎の職員と出先機関の職員の間で、何かちょっと違う違和感を感じるときがあるんです。本庁舎のエリート意識ということではありませんが、出先の職場の職員と雰囲気が異様に感じるときがあるのは私だけでしょうか。仕事に対する取り組みが違うのか、うまく言葉では表現できませんけども、人事交流も盛んにあり、そのようなことはないと思いますが、確認の意味で伺いたいと思います。

  以上、壇上からの質問とします。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔加藤 登健康福祉部長登壇〕



◎加藤登健康福祉部長 ご質問の1の(1)、福祉3計画の内容についてご説明申し上げます。

  まず、内容と進捗状況についてですが、初めに第2期地域福祉計画ですが、計画期間を平成24年度から平成28年度までの5年間として策定しております。この計画は、秩父市総合振興計画を上位計画といたしまして、地域福祉を推進するための計画でございます。計画の概要でございますが、「人にやさしい助け合いのまちちちぶ」を基本理念に掲げ、優しい心をはぐくむ福祉教育の推進、地域を支えるネットワークづくりの推進、自立を支え、みずから生きるための仕組みづくりの推進、安心して生活できる環境づくりの推進を計画の基本目標として、それぞれ基本方針を設定し施策を展開してまいります。

  この第2期計画の特徴といたしましては、地域福祉に関する市民意識調査を新たに実施したことや、基本方針に自助、共助、公助の取り組み内容を記載している点などがございます。

  続きまして、第三期障がい者福祉計画については、計画期間は平成24年度から平成26年度までの3年間として策定しております。この計画は、障害者基本法に基づき、本市における障がいのある人の状況を踏まえ、障がいのある人の施策に関する基本的な計画としての障害者基本計画と、本市における障がい福祉サービス、相談支援及び地域生活支援事業の提供体制の確保に関する計画としての障害福祉計画を一つの計画として策定するものでございます。

  計画の概要でございますが、いつまでも安心して住み続けられる助け合い温もりのまちを基本理念に掲げ、早期療育と学校教育の充実、地域生活の充実、社会参加の促進を計画の基本目標として、障がいの早期発見と支援、療育の場の充実、だれもが利用しやすいサービス・相談の充実、障がい福祉サービスの充実、日常生活に関するサービスの充実、また就労支援の促進などを施策として展開してまいります。

  続きまして、高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画ですが、この計画も平成24年度から26年度までの3年間の事業計画を策定するものでございます。この計画は、老人福祉法に基づく市の高齢者全般にわたる高齢者福祉計画と介護保険事業の円滑な運営を図るための介護保険事業計画を一体化して策定いたします。

  計画の概要でございますが、高齢者の尊厳が保たれ、住みなれた地域で安心して住み続けられるまちを基本理念に掲げ、高齢者の暮らしを地域社会全体で支え、できる限り住みなれた地域で在宅生活を継続することを目指して、高齢者の生きがいづくりとサポート体制の充実、健康づくりと介護予防の充実、要介護者の支援の充実などを施策として展開してまいります。

  最後に、この計画の進捗状況でございますが、計画の素案に対し、市の関係課職員で構成する作業部会や部長職で構成する検討委員会での検討を経て、福祉に関する団体や福祉事業所の代表者、また市民の代表者等で構成し、江田議員さんにも参画いただいております策定委員会で最終的な検討を行い、そのご意見を反映させるべく修正を行っているところでございます。

  なお、今後の予定ですが、12月22日から1月23日までの間にパブリックコメントを実施いたしまして、さらに広く市民からご意見を伺い、計画に反映していきたいと考えております。

  なお、各計画の実際の記述と内容につきましては、多くの皆様の意見を取り入れ、わかりやすく具体的な表現、よりニーズに合った内容となるよう努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔関根 進環境部長登壇〕



◎関根進環境部長 2のカラスの被害対策について、行政や町会等における生活環境面の対策についてお答えいたします。

  カラスによる被害として、人間の生活環境への被害があります。市街地においては、主にごみの散らかし、うるさい鳴き声、ふんによる被害、場合によっては人を威嚇する、攻撃するなどの問題がございます。現在、カラスの被害対策といたしましては、ごみステーションを食い荒らす被害に対して、各町会で、かごやネットを使って被害を食いとめていただいております。

  また、東京電力の電柱の先についております避雷針のような棒は、カラスの電柱への営巣を防ぐためにつけてあるもので、東京電力の直営班も営巣時期には巣の撤去や、ひな、卵の捕獲など、カラスの駆除に当たっているとのことでございます。

  カラスがふえた原因は、食べ物となる生ごみが豊富になり、栄養化の高い生ごみを食べ、繁殖率が高まったこととされております。また、カラスは人のそばの生ごみを得ることで人を怖がらなくなり、人の近くに巣をつくるようになってきており、カラスの増加には人間生活が深くかかわっていると言われております。

  また、カラスは毎日食べないと生きていけない動物だそうでございます。畑のとり残しの不要な果実などは、とってしまう。野菜くずなどは埋めるなどして、カラスのえさになるものを置かないようにする。また、ごみステーションの対策としては、生ごみを食い荒らされないために、ごみ袋をカラスを避けるかごに入れたり、シートやネットをかけるなど物理的に遮断する方法があります。ごみ袋を出す市民の皆さん一人一人が決められた時間にごみ袋を出し、丁寧にネットをかけるなどの取り組みをお願いしたいと思います。被害がひどい場合には、カラスが嫌がるからしの成分をネットに塗る方法などもあるそうです。

  また、カラスは人を威嚇したり、攻撃することがあります。巣落としや、ねぐらに集まるカラスを追い払うなど緊急対策が必要な場合も考えられます。いずれにいたしましても、カラスは学習能力が高く、カラス問題解決にはそれなりの労力と時間がかかるという覚悟で、腰を据えて地道に取り組む必要がございます。

  市といたしましては、カラスの生態が生活環境に与える影響が大きいことから、近く広報紙による啓発等を実施いたしまして、カラスについての知識、問題について認識を深めていただきたいと思っております。これによって、カラス問題の予防、被害軽減に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 荒川地域の猿を見かけなくなったという状況についてでございますが、複数の状況が重なった結果と推測をいたしております。

  まず、電気柵等の設置や、花火を用いての追い払い等による効果のあらわれが挙げられるところでございます。次に、ことしは秩父地域において、猿の群れの山への依存度が高かったということが挙げられると考えております。さらには、荒川地域に関しましては猿の群れの分裂が進んでおり、今までの行動パターンに変化が出始めている最中であるということで分析をいたしております。このような状況の中で、一時的に集落への出没が減ったということも考えられるため、今後も動向を注視しながら、農作物の被害防止のために、防護、捕獲の両面から継続的に取り組みを行っていきたいと考えております。

  続きまして、有害鳥獣のうちカラス、猿の過去3年間の捕獲実績につきまして申し上げます。カラスにつきましては、平成20年度、15羽、21年度、10羽、22年度、15羽、総計40羽捕獲をしております。他の有害鳥獣に比べまして捕獲実績が低いわけでございますが、これはカラス等の鳥類は銃を用いての捕獲が主流であるため、民家周辺の銃の使用ができない、周辺の安全確保ができない等、捕獲環境が整っていないことが原因と考えられているところでございます。

  次に、猿についてでございますが、平成20年度が107頭、平成21年度、139頭、平成22年度、103頭、総計で349頭捕獲しております。猿につきましては、捕獲実績は上がっているものの、栄養価の高い農作物等食べているため、山だけに生息する猿に比べ格段に繁殖率が高く、捕獲を繰り返し行っても、次々に猿の子が生まれてくるという悪循環がございます。このようなことからも、捕獲し、個体数の調整をすることも重要でありますが、農作物等を食べさせない取り組みを行っていくことも重要不可欠と考えております。今後も引き続きまして、関係団体と連携をいたしまして、追い払いの推進や捕獲活動に取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 3の地域のスポーツ広場についてご答弁を申し上げます。

  市内には、市が一般貸し出ししているサッカー、野球、テニス場などのスポーツ施設のほかに各町会で管理運営している地域のスポーツ広場がございます。そのうち、市で所管しているものは、秩父地区の大畑スポーツ広場と荒川地区では第1から第9支部に体育広場がありますが、その中の5か所の広場が該当しています。それらの広場は各町会に維持管理をしていただいておりますが、使用頻度は町会により多少違いがある状況にございます。また、町会が独自に所有したり、直接地主の方からお借りしている広場も数多くあり、そのような広場ではペタンクの練習など活発に活動している風景を随所で見ることができます。

  生涯スポーツの推進には、議員のお話のとおりグラウンドゴルフやペタンクなど、子どもから高齢者まで幅広い層の方々が、だれでも手軽に取り組むことができるニュースポーツを推奨することが必要であり、各町会で活動するためには、やはり地域のスポーツ広場が大変重要になっていると思います。

  市といたしましては、生涯スポーツを各地域に普及し、各グラウンドやスポーツ広場を有効利用いただくよう、町会から選出されております地域スポーツ推進員の方々とより一層連携を図ってまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 総務部長。

    〔森前光弘総務部長登壇〕



◎森前光弘総務部長 4の職員の人事についてお答えいたします。

  まず、人事異動を行う上では、職員が意欲を持って自己の能力を十分に発揮できるような適材適所の人事配置が大変重要であると考えております。人事異動に関しましては、例規に記載している以外には特に内規等があるわけではございませんが、そもそも人事異動に対する基本的な考え方を申しますと、長期にわたって一つの部署で業務を担当し続けることは、職員にとって事務の改革改善の発想意欲が低下することや、配属当時のモチベーションを維持継続することが難しいことなどが挙げられ、組織を活性化するためにも人事異動は定期的に行う必要があると考えております。ただし、一部の業務につきましては、長年の経験によって習得する技術もございますので、そのような部署に経験の少ない職員を配置する場合には、ベテラン職員をその部署にとどめ、職場内で人材教育ができる環境づくりや過去の業務経験にも配慮して人事配置を行っているところでございます。

  これらの基本的な考えをもとに、より効果的な人事異動を行うため、昨年度から各部局長を対象とした人事ヒアリングを実施しており、職員を指導、育成する立場にある部局長から、私と人事課長が直接、部局内の人事や職員のあり方に対する考え方を伺い、人事異動の基礎資料としております。

  さらに、職員に対しましては、自分に合った仕事、能力が発揮できると思われる職場への異動希望調査等を、平成21年度に続き今年度も実施いたしました。すべてというわけにはいきませんが、本人の希望も考慮の上、異動先を決定することが、職員のモチベーションを維持し、結果として職員の能力を最大限に発揮できるものと考えております。

  議員ご質問の中に、本庁と出先とでは職員の意識の違いがあるのではとのお話がございました。職員の意識につきましては、基本的には職員の問題であると思いますが、これまでの職場環境の違い等により、仕事に対するアプローチの違いがあるとすれば、本庁と出先の交流人事等をさらに積極的に行い、その違いを払拭していかなければならないと考えております。

  いずれにいたしましても、人事異動は少数精鋭主義のもと、職員一人一人が意欲を持って直面する新たな課題に挑戦し、積極的に業務に取り組むことにより、より一層の市民サービス向上を図るため、能力を十分に発揮できる適材適所の人事配置に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) それぞれの答弁をありがとうございました。これからは一問一答形式で再質問をさせていただきたいと思います。

  健康福祉部長、秩父市福祉3計画、よくわかっていただけたと思います。各会議の中で主な意見が出たのは、市の文書は成文化はきちっとしてあるんだけども、なかなか利用者にわかりづらい、文章ばかり長くて。きちっとなっているんだけども、内容がいまいち見えないという意見が出されました。箇条書きでいいから、1、何々、2、何々。そして、これはあくまで計画なんで、できれば事業名も具体的な名前を入れて、こうにしたいという計画をつくってもらいたいという意見がたくさん出されました。

  先ほども答弁をいただきましたので、パブリックコメントに向けて準備はしていると思いますが、このパブリックコメントというのも、なかなか公開、公表しても、それを見て市民が、こうにしてくれ、ああにしてくれというのはなかなかやっぱり少ないと思います。ですから、さっき言った成文化してあるんだけども、ページをめくると80ページもあるもんですから、これはなかなか見切れない、内容を見られなくてあきらめちゃう利用者もやはりいるんじゃないかと思うんですね。ですから、そんなことも含めまして、ぜひわかりやすく端的な福祉計画をそれぞれ作成をしていただけたらと思います。財源が厳しい中ですけども、利用の立場に立って進めていく福祉の政策をお願いをしておきます。答弁は結構です。

  次、有害鳥獣、カラスの被害について、3年間で40羽から駆除の値にはないかなと思います。聖地公園なんかも、公園指定なので、あの中ではなかなか捕獲が難しいんだと思うんですね。でも、東京都や山形県の鶴岡市ではやっぱり駆除していまして、例えば春先の営巣時期、これは4月から7月ごろですけども、巣をつくって卵がふ化したときに卵のうちに駆除するということ、こういうことを心がけているそうです。今部長が、腰を据えてみっちり対策をするという答弁をいただきましたけれども、今ごろ腰を据えたんじゃだめなんで、やっぱり具体的にこういう対策を今考えているんだというのがありましたらお聞きしたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  環境部長。



◎関根進環境部長 今、江田議員から聖地公園のカラス対策についてご質問いただいたんですけど、先ほど申し上げようかどうか、ちょっと迷ったんですが、カラスが多くて聖地公園の購入を断念したというふうなお話があったんですが、実際に斎藤議員、それから江田議員からこういうお話を聞きまして、前から聖地公園、私、たびたび行っておりますし、この間も聖地公園管理事務所の職員と現場に行ってみたんですが、夕方6時から7時ぐらいですけれども、カラスが集まるのは、電線にとまる、それから結構夕方になりますと鳴いて飛んで騒ぐと。それが問題だということだと思うんですけど、まず電線の下を見ましたら、ほとんどふん害というのはないというんですね。聖地公園にお聞きしましたら、ふんの害もない、それから墓所を汚しているふうもないと。聖地公園に対する苦情も余りないということで、きのうの斎藤議員にもお答えしたとおりなんですけども、こういう現状でカラスを駆除していくというのが、聖地公園だけに限って言いますと、いかがなものかということになるんですけれども、もし駆除する必要が出てきた場合には、今言われたように卵で駆除するとか、あるいは何らかの形で駆除するというふうな必要も出てくると思うんですが、それについてはじっくり腰を据えて考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 10月中旬だったでしょうか、田村地区、上蒔田で被害があるということで相談に行ったことがありましたけども、そこの部分は確認はしていただいていますでしょうか。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  環境部長。



◎関根進環境部長 田村、上蒔田のカラスというのは、私、ちょっと現地に行ったことなんですけども、実家が大田の品沢というところなもんですから、大体、毎週ぐらいあちらへ行って、田村、蒔田は通るんですけれども、夕方、あの辺通るんですが、私の目で見た限りで申しわけないんですが、それほどカラスが多いというふうには感じておりませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 牧場の関係なんでしょうかね。ちょっとえさがある関係で集まっているという被害者からの相談だったんですけども、今後また注視していきたいと思っております。

  猿についても、追い払いが幾らか効果しているんかしれないんですけども、ことしハチヤガキも当たりで、甘ガキもほとんどとられていないんですよ。毎年つるしガキをしても、軒下まで来て、お正月に上げるカキがなくなるぐらいとられていたんですけども、ことしはそういったことで、ちょっとおかしな現象になっております。報告したいと思います。

  それと、3番目、スポーツ広場についてでありますが、意外にスポーツ広場というのが少ないですね。私、合併前、吉田でも大滝でも、どこでも各支部別にスポーツ広場があってスポーツを盛んにやってきたんかなと思っていたんですが、荒川地区はさっき言ったように支部ごとにスポーツ広場がありまして、先ほど言った、きれいに使っているところと若干草になっているところが見受けられるもんですから、これ取り上げたわけです。

  初日の一般質問の中で、生涯スポーツという言葉が出てきました。市民部長が考える生涯スポーツというのは、市ではどういうふうに位置づけているのか。基本的なことで申しわけないですけども、聞きたいと思います。

  それで、大久保議員から質問がありました点で、私、ある施設を生かした競技で、ペタンク競技、これの振興を提案していきたいと思っているんです。今、ペタンク連盟というのがあって一生懸命活動していただいて、大会の誘致もできたわけですけども、ペタンク連盟関係にどのぐらい今補助金が出ているのか。

  2点伺いたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市民部長。



◎井上まり子市民部長 江田議員さんから生涯スポーツとはどういうふうにとらえているかというご質問いただきました。私たち、市民スポーツを担当するものといたしましては、一人でも多く市民の皆様にスポーツに親しんでいただきまして、また5月にチャレンジデーで推奨もしているところでございますが、1日15分以上運動をしていただくというようなことができればいいと思いますが、毎日とは言わずに、週に2回、3回なりと体を動かすことが市民の皆様が習慣化するようなことができればと考えているところでございます。また、そのようなことが健康づくりにつながると考えております。そして、だれでも、いつでも、どこでも気軽に参加できるスポーツということで、市では今ペタンク競技を推奨しております。

  そういう中で連盟のほうに補助金というお話ですが、特に幾らという金額でお願いしているということではなくて、大会をするとき、事業などで委託金として秩父市ペタンク連盟のほうにお願いして、いろいろご協力をいただいているという状況でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) ありがとうございました。何か予算も大分厳しいようですから、ぜひ補助金のほうも、市長にもお願いしておきたいと思います。

  最後、4点目の人事なんですけども、先日の金田議員の答弁の中にもありましたが、計画をもって減らしてきている。しかし、特殊な部署については増員もしているんだという話がありました。どういったところを増員しているのか聞きたいということと、通告してありますので、やはり職員としては特別な職場であります市立病院を例に挙げて伺いたいと思います。

  今全国で公立病院が非常に赤字で苦しんでいる中、定住自立圏の関係や病院スタッフの努力によりまして、22年度は黒字を生み出したという報告がありました。病院は公営企業でありまして、民間とまさに一緒だと思うんですね。収入を上げ、支出を抑え利益を出していくという職場であろうかと思います。現在の市立病院の職員配置はどのようになっているか、局長にお尋ねをしたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  総務部長。



◎森前光弘総務部長 定員管理上、目標を持って減らしていくのでありますが、必要に応じて増員をしていくと。特にことしに関して言うと商工関係の部署で増員をしております。また、医療、福祉に関しては、例えば保健師を採用するとか、過去、そういう増員した例がございます。また、病院も診療科目がふえましたので、昨年あたりは看護師等の採用もふえました。総体的には、現在4月時点で778名という現状でございますけれども、定員適正化計画の目標に向かって減らしていくという目標でございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 病院事務局長。



◎村田幸雄病院事務局長 江田議員の再質問にお答えいたします。

  本年12月1日現在の市立病院の正職員でございますけれども、医師が19人、また看護師につきましては111人でございまして、このほか放射線技師とコメディカル、また事務職員を合わせまして、合計で168人となっております。このほかに看護師、看護助手、クラーク等のパート職員でございますけれども、合計で51人勤務してございます。

  それから、スタッフの人員の過不足といいますか、その辺が出たんですけれども、この辺につきましては、医師だとか診療水準、また診療範囲、患者数、診療報酬上の基準がございまして、このことによって大きく影響を受けるものでございまして、簡単に申し上げにくい部分もございますけれども、市立病院に期待されている機能や役割を果たすためには、もう少し増員が必要ではないかなと感じております。ただ、一番問題なのは医師が安定的に確保できないという部分でございます。現在当院には常勤医が19人おりますけれども、その多くが県や大学医局からの派遣人事に頼っているという状況でございます。こういったことから、看護師を初めとする医療スタッフの配置につきましては、医療のかなめでございます医師の数によりまして大きく左右されるというような状況でございます。いずれにしましても、市立病院の充実を図るためには、まずは何より医師の安定的な確保が最優先ではないかと考えております。

  一方、事務局職員につきましては、正規職員が8名、パート職員が3名の計11人で構成しております。裏方的存在ではなく、病院経営のかじ取り役、こういった形の中で職員は毎日慌ただしく業務に当たっておりますけれども、参考に申し上げますと、平成21年度の市町村公営企業決算概要というのがございまして、これによりますと100床当たりの事務職員数は6.6人ということで、県内12ある自治体病院の中で一番少ない状況となっております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) ただいま病院事務局長から市立病院の職員に関する答弁いただきました。

  少数精鋭でまさに頑張っているということで、なかなか事務局長に伺っても、本当に急がしそうですよね。大変だと思います。やはりわかりますよ。局長以下、本当に頑張っている姿が肌に伝わってきます。やはり必要なところは必要なんで、局長も遠慮しないで市長に、もう少し職員を出してくれとか、がんがん請求をしていく形のほうがいいと思いますよ。ぜひ前向きに、限度がありますから、ぜひ必要なところはやっぱり職員を配置すべきだと私は思っております。

  最後に市長に2点伺いたいと思います。まず初めに、スポーツの振興ということで、ペタンクを取り入れたまちづくりを提唱したいと思います。きのうも話題になりましたけども、大変大きなペタンクの大会が誘致できた。特に関東北信越大会では、約120人の方が前泊、要するに市内に泊まって参加されたという話を聞いております。さらに、日曜日だったため、荒川運動公園で競技したんですけども、ペタンク連盟の会長さんが秩父鉄道のSLまで実はお願いをして、荒川運動公園を見たらペタンクをやっている人がいっぱいいるから警笛をじゃんじゃん鳴らして激励をしてもらいたいというお願いをしたそうです。そうしたら、大会をしていた人もですね、そこで休んで、SLに向かって手を振って、その激励にこたえたという風景で大会も終わったようです。

  先ほど市民部長からも答弁がありましたけれども、このペタンクこそ、だれでも、どこでも、本当に易しいルールで、すぐに始められるスポーツ。準備運動も特になければ、コートに行けば始められるスポーツで、特にコート制限なんかもないようです。今秩父では、3対3でやるトリプルでやっているようですけども、1対1のシングルスでもいいんだそうです。また、コートがなければ林の中でも、ビュットボール、目標物を置いて、そこへ近づけるスポーツですから、極端な話、林の中でもできるスポーツだそうです。そういったスポーツゆえに、ペタンクをもうちょっと力を入れて、私は日本一のまちにしたらどうかと思っているんです。というのは、野球やソフト、やっぱりメジャーなスポーツは会場がないですから、大きな大会を誘致できないんですよね。ペタンクであれば、そういった面では宿舎もそろってていますし、場所もあるという中で、県内随一なんて小さいこと言っていないで、日本一を目指したペタンクのまちをやったらどうかと思うんです。秩父に一つや二つ日本一があってもいいんだと思うんですよ。

  こういったことが普及してきますと、まさに一石二鳥ならず、一石三鳥ぐらいの効果が私はあると思いますので、市長、1点目はペタンクで日本一になるまちをつくるんだということについてお答えを願いたいと思います。

  もう一つは市立病院に関する質問であります。ことし我々、文教福祉委員会では、北海道へ10月に視察に行かせていただきました。3市を訪れて、関係する所管である教育やら、そういった場所を見てきたんですけども、その一つ、砂川市立病院という病院を視察しました。ここは札幌と旭川にある、ちょうど空知地域の中にある砂川市なんですけれども、500床を誇るマンモス巨大病院です。これは大学病院に匹敵するぐらいの市立病院なんですけども、その中で学んだことなんですけども、これは私、議長に提出した報告書の一部でありますけれども、4年前、夕張市が破綻した。その後、道内の各市町村では、第二の夕張にならないために、行政はもちろん議会でも真剣に行財政改革を取り組んでいる。伺ったまちの職員一人一人が将来を考え行動し業務遂行に当たり、提案をしている姿が印象的でありました。

  砂川病院の事務局長さんの話によると、病院経営は働く環境づくりだと、きっぱり言い切っていました。公立病院の大きな悩みが、先ほど局長からありましたように医師不足であります。砂川病院では、この対策として医療機材の新規導入を自負しておりました。医師は最新技術をマスターすべく、機材のそろった病院へ自然に集まるそうです。ここ数年、その砂川病院では医師不足など感じたことはないそうです。さらに、そういったことによって職員のモチベーションが上がり、よい雰囲気の中で職場が保たれている。そして、医師、看護師、職員とのコミュニケーションも図られ、人間関係のトラブルもほとんどないそうです。したがって、雰囲気の病院には患者さんも当然評判を聞いて集まってきて、診療収入がふえ、利益計上に結びつくと。まさに、これはいい好循環サイクルになっているんですね。規模こそ違いますけども、そういった経営手腕を学んでまいりました。大変勉強になりました。

  そこで提案なんですけども、この病院では、やはり職員もですね、病院採用でプロパーとして将来的なことも見据えて育てていくということも話されていました。このことは賛否両論がもちろんあると思いますけれども、将来の病院経営の中で、そしてさらには秩父地域の中核病院としてさらに充実をするために、こういった人事について市長の考えを伺いたいと思います。

  以上2点。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 再質問を私のほうにいただきました。2点について順次お答えをさせていただきます。

  まず、ペタンクについてでございます。本日傍聴に、秩父市ペタンク連盟の大山様を初め、ペタンク関係者、また影森の大沼町の方々にも傍聴いただきまして、きょうのこのペタンクについての質問内容を注視しているというふうに思っております。傍聴いただきまして、心から御礼を申し上げます。

  まず、ペタンクですが、今秩父市で開催しているペタンク大会は大体、毎回合わせて100チームぐらいの方々が参加しており、市民に大変浸透しているという実感がございます。ただ、まだ未参加の町会もございますので、そのばらつきはあるなというふうな感じも同時にしております。ペタンク教室の実施や広報PR等によりまして、今後ペタンクのほうも参加チームが増加していくというふうに思います。まさに、ペタンクは生涯スポーツに秩父市の場合にはなりつつあるというふうに実感をしております。

  このような中で、議員のご案内のとおり、ことしの8月には関東北信越ペタンク選手権大会が荒川グラウンドでございました。私もそこに出席をして、ごあいさつをさせていただきました。皆さん遠くからおいでいただき、秩父のこの風光明媚な自然の中で伸び伸びとペタンクをなされている光景を見て、ああ、これはペタンクはやはり秩父に合うなというふうなことを改めて実感をしたところでございます。

  そのとき、日本ペタンク協会の会長さんもおいでになりまして、いろいろ意見交換をさせていただきました。会長様からは、これほどペタンクの盛んな自治体は全国でもまれだと。日本ペタンク協会も注目しており、今後もさらに大いに期待をしていきたいというお言葉をいただきました。まことにうれしく思ったところでございます。議員のほうから、県内一番だというふうなことのご案内がありました。確かにそのとおりであり、そして、きょう大沼町の方もいらっしゃっていますが、10月下旬には徳島大会、全国大会で決勝戦まで残ったという話も聞いて、うれしく思っております。

  今後も秩父市ペタンク連盟のご協力をいただきながら、さらに普及に力を入れて、議員のお言葉のとおり日本一。

    〔「お願いします」と言う人あり〕

  はい。日本一のペタンクのまちとしていきたいというふうに思うところでございます。

  江田議員におかれましても毎回ペタンクのほうにご参加いただき、心から感謝申し上げますとともに、議員のお話のとおりペタンク競技の盛んなまちになるよう、職員と力を合わせて頑張っていきたいと思いますので、ぜひご理解とご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。

  生涯スポーツというのはいろいろ形があろうかと思います。そういう中で、秩父の場合には、まさに市としてペタンクというのは生涯スポーツの一環として、これから取り入れて推進していきたいと思います。

  また、2つ目といたしまして、病院のことの話をいただきました。砂川の市立病院の病院概要、私も今入手して、実は事前にも目を通していたんですが、確かに純利益が4,500万円ですね。病院収益が97億円ですね。そして、支出のほうが97億4,000万円で、その差が4,500万円の黒字と。20年度はマイナスの1億3,000万円、その前はずっと黒字だったというふうなことでございます。これだけの大きな病院で4,500万円の黒字。秩父市の場合には160床ですから、100ちょっとですけど、それで1億6,000万円の黒字ですから、効率は市立病院のほうがいいと思います。しかも、人のほうですね。

    〔「続けばね」と言う人あり〕

  続くように努力してまいりますが、いずれにしても効率的には非常にいいと。また、人のほうも、議員ご案内のとおり、もっとふやしてという、そういう少ない看護師の数の中でも黒字に持っていったというところであり、よく職員がやってもらったなというふうに思います。

  実は今度職員を増員しまして、議員のご提案もございましたので、職員を増員いたしまして、そしてさらにいろいろな方向にサービスを充実させていきたいというふうに思います。

  そして、事務職員のプロパーでございます。私も議員のとき、これは一般質問も当時の前栗原市長にも質問させていただきました。病院経営というのは、ご案内のとおり毎年薬価改定なり医療費の請求が変わるわけですね。これは国のほうのそういう改定に合わせていかなければいけない。そういう宿命を持ったところでございますので、どうしてもそれに対して、毎年変わるということで、内容が医療の請求書を見ますとこんな厚い本なんですね。これを端から端まで見ていかなければいけない。ということになりますと、非常に専門性が要求されます。ですから、そういう意味で言うと、プロパー職員という考え方もございますし、私もできるだけ市立病院のほうに伺って、その事務的なことを聞いておりますし、自分でいろいろな経験上のアドバイスをその都度させていただき、少しは役に立ったかなというふうに思うところもございます。

  いずれにしても、このプロパー職員というふうなところ、これが今の人事的な問題はなかなか難しいかもわかりませんが、ただ、ぴたっと合う、要するによくわかっている、そういうところの中で人事ということを考えていきたいというふうに思います。なかなか医療請求というのは難しいところですので、できるだけ詳しい専門的な職員をそこに配置させて、その上でいろいろ議論も行っていきたいというふうに思っておりますので、そのようにご理解いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 市長には力強いご答弁をありがとうございました。

  私の地元のペタンクチーム、陽野チーム、これは荒川日野の名前でなくて、太陽の「陽」に野原の「野」、まさにぽかぽか日が当たる地区ということで、私がつけました。毎日、雨以外は、きょう会長来ていますけど、練習、15人ぐらいがしているんですよ。ですから、だんだん強くなってきました。そんな中で、長い間、人工透析をして通っている人がいまして、その方を友達が誘い出して、ペタンクやらないかということで来ましたら、大分顔色もよくなりまして、今はペタンクが楽しく毎日が過ごせるということで、元気になって、非常に顔色もよくなってきたんですね。そういったことも非常に効果があることは実証がされております。そういったことの中で、ぜひ日本一を目指して頑張っていきたいと思いますんで、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

  最後に、昔、よい子、悪い子、普通の子というのがありまして、職員も、よい子、悪い子、悪い職員は余りいないかと思うんですけども、市長にはやはり市政を考えると、耳の痛い話もする職員もいるんだと思うんですよ。でも、市長はやはり株式会社秩父の社長として、いろんな広い意味で聞き入れていただいて、悪い子の話もね。悪い子というのは、やっぱりいい子だと思うんですよ、私は。だから、ぜひ聞く耳を持ってその職員を育てていってもらいたいということをお願いし、さらに元気のある秩父にするために、みんなで知恵を出し合って頑張ろうではありませんか。

  以上、江田治雄の一般質問終わり。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 3時24分



    再開 午後 3時40分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員。

    〔20番 山中 進議員登壇〕



◆20番(山中進議員) 20番、日本共産党の山中進です。

  この一般質問するに当たり、市民クラブの皆さんにはご配慮いただき、大変ありがとうございます。それから、遅くまで傍聴していただいている皆さんには、重ねて御礼を申し上げます。

  それでは、最後ですので、江田議員がしっかり頑張っていただきましたが、私はゆっくりと切々と訴えてまいりたいと思います。3次補正が国会を通りましたけれども、この寒い冬を迎えて、被災された方々が本当に安心して復興できるような、そういう3次補正になってもらいたいものだと思っております。

  それでは、通告書に基づき5点ほどお伺いしていきます。秩父市の基本方針として掲げている環境立市秩父に基づいた環境、そして子育て支援、元気長寿のまちを標榜しているこの市の考えを中心にお聞きしたいと思います。

  まず、1番の大滝地域のこれからのビジョン、あるいは振興ビジョンについてお伺いいたしますけれども、中津川の広大な森林と自然、そういう中でのトレッキング、また三峰地域においては三峯神社を中心に年間多数の参拝客や観光客が訪れている三峰地域。道の駅から雁坂トンネルまでの間には、滝沢、二瀬ダムのほか、先ほど出ておりましたけれども、BMXのコースだとか、それから栃本の急斜面の畑や関所跡など、この地域で見ること、そして体験すること、できること、さらには環境保全などのこういった取り組み次第では今後も将来性のある地域であります。しかし、残念ながら地域として高齢化と少子化が着実に進んでいる地域でもあります。そんな中、頑張っている地域の皆さんを応援したいがため、1として、地域の振興ビジョンについてお聞きいたします。

  (1)として、冒頭で特徴を述べましたけれども、市として大滝地域の今後の観光振興として、ジオパークも視野に入れた取り組みについての考えと、誘客のための宿泊施設の充実についてお聞きいたします。ジオパークとしても、やはり拠点づくりが必要だと思います。そういったことも含めて答弁をお願いいたします。

  (2)として、大滝小、中学校の児童生徒の将来像についてであります。一般質問でも2名ほどの方が、この大滝小学校、中学校の統合の問題について意見が出されました。しかし、この問題については、私たち大人や周りの人間が言うことではないと思います。さらに、幼稚園のときのように有無を言わさず廃止するような、そういったことでもまた困ります。そういった意味で、保護者の皆さんや子どもたちの意見や考え方を中心に考えていくことが大事であり、教育委員会主導でもなく、計画性を持った取り組みが求められます。現状について答えていただきたい。

  (3)として、心配なのは、それと同時に子どもを取り巻く放射能の汚染であります。栃本地区や大滝小中学校では、市内に比べても高い数字が出ております。また、市内においても影森地区や荒川地区においても高いところが検出されておりますけれども、とりわけ比較的高い酉谷山からの放射性物質の高いところがあります。そういったところも見ますと、この間の新聞に出ておりましたけど、秩父市は除染については受けないと言っておりましたけれども、初日に市長のほうからメモが出まして、これについても検討していくと。検討していくということは考えていくんだと私は理解しておりますけれども、そういったところが出てきたときには、きちっと対応していただきたいという思いがあります。

  そういう中で、市長は初日に、山間部の一部だと言ったと思うんですけれども、そういったことで、非常に大滝の地域という地域性が何か置き去りにされているんではないかと思ったわけです。そういった意味では、この放射能の測定について、子どもの健康調査もできないか。それから、この酉谷山から水源を発している大血川の水を飲んでいる方もいます。そういったことで、東部水道の放射能の測定をしているかどうか。また、測定値が出ていれば、その測定値について教えていただきたい。

  次に、大きな2の第5期介護保険の見直しについてお伺いいたします。同僚の出浦議員もこの質問で、これで本当に安心して介護サービスが受けられるのか、多くの疑問を禁じ得ません。

  まず、1として、先日の出浦議員の質問で、市は総合事業は受けないという、私は感じたんですけれども、総合事業についてはやらないで、他の自治体の動向を見た上で判断したいというお答えでした。しかし、この総合事業が導入されると、要支援の人は介護保険のサービスを利用するのか。この総合事業を自分で決めることはできません。すべて市町村が判断すると明記されております。そこで伺いますが、この総合事業のねらいは、要支援と認定された人から介護保険が使えない要支援者のサービスの切り捨て、これについて市町村が決める、判断するということで、サービスから除外できる仕組みになっていると思われます。新たに規定された介護予防給付と生活支援の総合化について、市の考えをお聞きしたいと思います。

  (2)、今回の改正で地域包括ケアを支える基礎的サービスとして新たに登場したのが定期巡回サービス、随時対応型訪問介護というものです。このサービスは、重度の在宅介護者を支えるため、日中、夜間を通じて訪問介護、訪問看護が連携をとりながら、短時間の定期巡回・随時対応型サービスと説明されております。人員体制も全国の平均では、介護職員22.8人、看護職員1.71人と、わずかな看護職員です。これは全国平均の1事業所の数字です。改正内容では、外部の訪問看護事業所と綿密な連携も可能であるとありますけれども、看護職員なしの事業所も認めると思います。この定期巡回・随時対応型で1回5分から15分程度の短時間で1日何回も定期巡回して訪問するとありますけれども、この訪問する事業所について。また、大滝地域など対応できるのか。また、このサービスを受けることによって、他の訪問介護、訪問看護サービスが利用できなくなると想定されるのですけれども、これについてお答えをお願いいたします。

  3番、介護保険料について。これは今75歳以上のお年寄りの方は、年金から天引きされて非常に大変だと。もう限界に来ているというお話があります。これについても十分な配慮をお願いしたいところでありますけれども、介護保険料については、出浦議員の答弁により割愛させていただきます。

  大きな3です。視覚障がい者への助成制度についてお伺いいたします。障害者基本法が、障がい者が求めていた水準から、不十分でありますけれども、この7月に改正されました。さて、この市の身体障がい者福祉の手引をもらいました。その手引によると、視覚障がい者への助成制度で行動範囲の拡大という項目があります。この中に自動車燃料費の補助がありますけれども、備考欄に、視覚障がい者が自分で運転に限ると明記されております。この視覚障がい者の行動範囲を広げる意味からも、家族の応援が必要であります。そういうところで、視覚障がい者の家族の方にも燃料費の助成制度を適用できないか、お答えをお願いいたします。

  大きな4です。市営、市有住宅の水洗化についてお伺いいたします。先月のことですけれども、黒谷の前原住宅に入居される方がおりました。見に行きましたが、確かに低家賃で文化的な生活は営んでおります。高齢者にとって、トイレがくみ取り式でもよいのか。このほかにも、大滝の神岡団地、大輪、前述の前原、辻原住宅、寺尾の新屋住宅へのトイレの水洗化について、住んでいる方たちが快適な生活を過ごしていただくために計画的に設置のための事業が実施できないか。県の補助もあるようですので、考えていただきたいと思います。

  最後に、5番目、子ども・子育て新システムについてお伺いいたします。現在政府は少子化社会対策会議を設置して、これを受けた厚生労働省は、子ども・子育て検討会議を設け、検討を進めております。23年7月27日に子ども・子育て新システムに関する中間取りまとめについてという文書が出されました。昨日も出ております。

  そういう中で、これを受けた厚生労働省は法案づくりに着手し、本年度の通常国会において法改正を行い、2013年度から施行しようとしています。この中身を見ますと、幼保一元化、自治体の保育責任をなくし、保護者の自己責任にするとしており、さらに保育園の事業に社会福祉法人だけでなく、無認可保育所、株式会社、NPOなどにも参入の道を開くことが盛り込まれております。

  現在の保育制度はどうなっているかというと、児童福祉法第24条において、公的責任による保育の実施、言いかえれば保育に欠ける子どもについては市町村が責任を持って保育所に入所させ、そして保育しなければならないとしています。

  2つ目に、児童福祉法第45条において、公的責任による保育水準の確保することが規定されております。このため、全国一律の水準にするために児童福祉施設最低基準を設けております。左のほうが今の制度であります。それが今度は、右のほうの制度に変わるということなんですけれども。

  3つ目に、児童福祉法第50条から55条にわたって公的責任による財政保障が規定されている。保育園において保育の最低基準を確保するための財政保障を国、県、市が規定されております。この制度は世界的に見ても非常にすぐれたものであり、拡充することによって乳幼児に、より豊かな保育環境を提供することができる、すばらしい制度であると認識しております。

  ところが、政府はこの制度を解体し、国、県、市が責任を負わないようにし、保育所に預けるのも保護者の責任にしようとしている。左のほうですね。さらに、保育事業に企業が参入できるようにし、保育を企業の金もうけの場にしようとしています。厚生労働省は、従来一貫して福祉事業に企業の参入はそぐわないとしていましたが、一転して企業の参入を認めようとするものです。

  子ども・子育て新システム4の中身を見ますと、現在の児童福祉法で見ますと、共稼ぎなど保育に欠ける場合は市町村の窓口に保育所入所申し込みを行い、市町村はこれを受けて、市町村の運営する保育所あるいは認可保育所に責任を持って措置しなければなりません。また、乳幼児を措置した場合、保育所に保育単価に基づく運営費を負担しなければなりません。保護者からは、世帯の収入に応じて、市町村の定める保育料を支払うことになっています。ところが、児童福祉法が改正されますと、市町村の責任は、第1に保育所の入所申し込みを受けるのではなく、介護保険と同じように、保育する時間、いわゆる要保育度の判定をして、保護者に認定書を渡します。要保育度については、現在6時間、8時間、11時間が予定されています。認定された時間を超えて保育所に預かってもらう、例えば土曜保育、休日保育、夜間保育を初め、残業でお迎えが遅くなったりすると、すべてが自己負担となってしまいます。このような条件のもとで認定書をもらった保護者は、この認定書を持って自分で保育所を探します。保育所はこの認定書に基づき入所を決定しますけれども、要保育度と保育料が連動していますので、保育所の運営費を確保するためには短い時間の保育でなく、保育料の高い人を優先して入所を認める傾向になります。また、保育料も、従来のように市町村に納入するのではなく保育所に支払うことになるので、収入が低い人、滞納しそうな家庭の子どもを受け入れることにちゅうちょすることになります。例えば滞納があった場合は、保育所が父母に催促したり、時には家庭訪問をして徴収することになります。払ってもらえない場合には、保育所の収入がなくなってしまいます。こうした可能性があるため、保育所に応諾義務が課せられていますけれども、保育士が確保できないなどの理由があれば入所を拒否できることになってしまいます。保育料については、中間取りまとめの中で今後検討すると言っておりますけれども、雰囲気として保育単価の4割から5割程度になるのではないかと言われております。ゼロ歳児で見ますと、現在保育単価は定員によって変わりますけれども、16万円ですが、このうち4割から5割が自己負担とする。現在4割から5割だとすると、6万円から8万円の保育料を支払わなくてはならなくなってしまいます。厚生労働省は減免措置は講ずると言っておりますが、いまだ何の案も示されておりません。今日就職難であったり、収入が少ない世帯にとって、保育所に入所させることができないということになってしまい、その結果、差別と選別、格差はますます広がることになります。

  また、保育所の設置最低基準も廃止され、市町村で基準がつくられることになると、現在の基準よりよくなることも考えられますが、財政支出を伴うため低い基準となり、保育環境の悪化を招く結果となることが予測されます。現に秩父市においては、公立保育所の財源が特定財源から一般財源になったということで、保育所の職員の給料も一般財源化されましたので、今75%の方が1日、またショートのパートに置きかえられているということであります。このことが本当に良好な保育サービスにつながっているとは考えられません。

  次に、一元化についてでありますけれども、その図のように、このようになっていたんですけれども、これが上が新しくなるとこのように変わっていくということで、総合施設として、幼稚園、認定こども園、保育所については総合施設とした形になります。そのため、認可外保育施設についても客観的な基準を満たしていれば保育事業をするとしてしまいますので、このため幼保一元化でなく、四元化になることになってしまい、検討の本旨からかけ離れたものになってしまうということになります。

  また、幼稚園と保育所を合体させた場合について、4時間について幼児教育、残りの時間は預かり保育、3歳未満児にあっては保育としており、現場での混乱が予想されると同時に、子ども自身がこの環境の中で伸び伸びと生活することができるかが不安が残ります。

  このような子ども・子育て新システムについては、政権党である民主党の一部の国会議員を初め、自民党、公明党、社民党、共産党などの国会議員からも、疑問や反対の声が上がっております。ぜひこのことについても考えていただいて、政府に意見書を出していただきますよう、皆さんにもお願いし、また執行部にもお願いして、壇上での質問とさせていただきます。



○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  大滝総合支所長。

    〔島田孝行大滝総合支所長登壇〕



◎島田孝行大滝総合支所長 1の(1)、観光振興についてお答え申し上げます。

  ことし9月に認定されたジオパーク秩父では、全体のテーマを「大地の守人と育むジオ学習の聖地(メッカ)」としています。その中で、大滝地域は、約2億から1.5億年前の中生代ジュラ紀に付加した秩父帯や約1億年前から6,500年前の白亜紀に付加した四万十帯の地層に位置づけられ、中津川地区にはマグマによる独特な地質、地形が存在しております。

  このような大滝ならではの地質、地形によりはぐくまれた歴史、文化、産業は、ジオパーク秩父のテーマを確実に体感いただけるものと確信しており、既存観光スポットである中津峡や三峰公園などとあわせた大滝地域独自の体験ツアーを構築し、知的観光コースとして提供してまいりたいと思います。

  次に、宿泊施設の充実についてのご質問でございますが、市の宿泊施設といたしましては、中津川ふれあいの森にありますこまどり荘でございますが、オープン当時と比べますと年々利用客が減少しておることから、今後、従業員の意識改革や冬期休館中の社員研修及び首都圏への施設の宣伝広報活動等、指定管理者の源流郷おおたきを指導していくとともに、秩父観光協会とも連携いたしまして、誘客促進を図ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 教育委員会事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 大きな項目1のうち、(2)の児童生徒の将来像についてお答え申し上げます。

  ことしの10月と11月に、教育委員会と大滝地区小、中学校保護者との意見交換会を行いました。どちらの会合でも保護者の方から、真摯で貴重なご意見をいただき、教育委員会といたしましては、改めて学校規模と配置の適正化について慎重に協議、検討していく必要性を感じたところでございます。次回は保護者の方々だけで打合会を行い、その方向性について意見をある程度まとめて報告したいとのお話を伺っております。

  市といたしましては、大滝幼稚園廃園の際の教訓を生かし、保護者打合会や大滝地区の関係者の皆様、そして何より学校に通う児童生徒のご意見を十分に尊重し、またご相談をしながら、大滝小、中学校のより望ましい方向性について計画づくりをしていく必要があると考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔関根 進環境部長登壇〕



◎関根進環境部長 1の(3)についてお答えいたします。

  大滝地域の放射線量の高い場所の除染についてでございますが、市ではこのたび、市有施設における放射線量の高い箇所の対応方針を策定いたしまして、小学校、中学校、保育所、幼稚園、児童館、公園など、子どもが利用する施設を対象に放射線量の測定方法や除染の目安について定めております。ご指摘いただきました川又地区、栃本地区におきましても、これまで定期的に測定を行っております。直近の11月29日の測定結果は、1時間当たり、川又観光トイレが0.117マイクロシーベルト、川又入川橋付近が0.150マイクロシーベルト、栃本消防団詰所が0.120マイクロシーベルトとなっております。

  今後も大滝地域の対象となる場所について対応方針に従って放射線量の測定を行い、除染の目安を超えた場合には除染を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 水道部長。

    〔島崎 洋水道部長登壇〕



◎島崎洋水道部長 1の(3)、放射性物質の対応と除染のうち、大血川を水源としている大滝東部簡易水道の水道水への放射性物質の影響についてお答えいたします。

  水道部では、昨日の上林富夫議員の質問への答弁でお答えしましたとおり、3月23日に水道水への放射性物質混入について検査をしておりますが、これはすべての浄水場の浄水について検査を行ったわけではなく、旧秩父市ほかの4地区の主な浄水場の浄水について検査を行いました。大滝地区については、落合浄水場の浄水について調査を行っておりまして、大血川浄水場の浄水について調査を行ったことはございません。ございませんが、酉谷山を水源としている荒川地区の安谷川の浄水については検査をしておりまして、これはやはり昨日答弁いたしましたとおり、3月23日には16ベクレルパーキログラムということで、酉谷山の空中放射線量の高いのと符合している、ある意味では符合しておりますが、その後の調査については、検査結果については、安谷川についても不検出となっております。

  その後、水道水についてではございませんが、すべての水道施設の浄水場、取水場について、大気中の放射線量について11月24日調査を行いました。これは大血川の浄水場及び大血川の取水場についても調査を行いましたが、これはいずれも国の基準、0.23マイクロシーベルト、毎時、時間当たりですね、これを下回っておりますので、大血川についての水道水について、放射線の影響を受けているとは考えておりませんが、浄水そのものについて調査をしておりませんのは事実でございますから、今後は合理的な検査ローテーションを定め、すべての浄水場について検査を実施し、水道水への信頼を損なうことのないようお伝えしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 健康福祉部長。

    〔加藤 登健康福祉部長登壇〕



◎加藤登健康福祉部長 大きな項目についての2、3、5についてお答えいたします。

  初めに、2、第5期介護保険の見直しについてですが、一般質問の初日に出浦議員さんへの答弁と重複している部分を除き、順次お答えいたします。

  (1)、介護予防・日常生活支援総合事業についてでございますが、介護予防給付と総合事業のサービスの併給につきましては、同じ種類のサービスにつきましては併給できないことになっております。

  次に、(2)、定期巡回・随時対応型訪問介護看護についてでございますが、このサービスを利用する場合、現行の訪問介護及び訪問看護につきましては、サービスの内容が重複することから利用できないものとなります。ただし、訪問介護における通院等乗降介助につきましては、併給ができるよう、国の審議会において議論をしているようでございます。

  いずれにいたしましても、新たに創設されたこの2つのサービスにつきましては、当市におきましては整備、導入は検討中でございます。先進自治体及び周辺自治体の動向やサービスを提供する事業者等の意向を勘案し、高齢者が住みなれた地域において安心して生活ができるよう、必要なサービスの整備、導入、また代替サービスの検討も行ってまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと存じます。

  続きまして、大きい3の視覚障がい者への助成制度についてお答え申し上げます。自動車等燃料費補助金は、障がい者の行動範囲を広げるという意味で有効な事業であると考えておりますが、視覚障がいにより1級、2級、また3級の手帳を所持している方で免許を所有していない方につきましては、重度心身障害者自動車等燃料費補助金交付要綱上、補助金の対象とはならず、福祉タクシー利用券のみ支給対象となっております。

  今後、移動援助の充実という視点から、自動車運転免許の受験資格に該当しない視覚障がい者で身体障害者手帳1級、2級、また3級所持者でも、知的障がい者と同様に、同居し生計を一にする親族で、主に視覚障がい者の移動支援を行っている方に対して燃料費の補助も選択できるよう検討してまいりたいと考えております。

  次に、5の子ども・子育て新システムについてお答え申し上げます。議員おっしゃるとおり、国においては、7月に子ども・子育て新システムの中間取りまとめが閣議決定され、その後も検討会議作業グループや基本制度ワーキングチーム等においてさまざまな意見が出され、議論が進められております。

  子ども・子育て新システムに対する秩父市の考え方でございますが、保育園を利用される保護者、子どもたちに混乱が生じないよう、また安心して利用できる保育環境が整えられることが最も重要であると考えております。また、実現に当たっては国による財源の確保も必要不可欠であります。

  引き続き、国の動向を注視し、ホームページ等で議事録の確認、保育関係団体の意見等の情報収集にも努めるとともに、定期的に実施しております県北福祉行政事務連絡会議等を活用し、情報の交換、共有を図ってまいりたいと考えております。現状では以上のとおりでございますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 4の市営、市有住宅の水洗化についてお答え申し上げます。

  当市では、現在、市営住宅36団地757戸、特定公共賃貸住宅2団地30戸、その他住宅6団地36戸、合計823戸、及び大滝地区の市有住宅3団地15戸の管理運営を行っております。

  この住宅のうち、老朽化により入居者が退去後、貸し出しを行わない住宅は、全体の24.8%である17団地204戸となっており、老朽化した住宅が多い状況でございます。

  公営住宅の整備は、住宅に困窮する低額所得者の方に良質な住宅を低廉な家賃で供給することを目的としております。この趣旨に基づき、当市の住宅整備方針は、秩父市営住宅ストック総合活用計画で定めており、既存の市営住宅をそれぞれの団地の実情に応じ、建て替え、改善、維持保全、用途廃止の4つに区分して整備を行うことを基本的な考えとしております。

  ご質問のありました非水洗となっております各団地の水洗化についてでございますが、この区分に従い、維持保全となっております新屋住宅と、改善とする兎田住宅につきましては、今後水洗化を進めてまいりたいと考えております。また、建て替え、用途廃止となるその他の団地につきましては、現在の入居者が退居後は住宅を解体撤去する予定となっております。

  いずれにいたしましても、今後も適正な住宅の維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。



○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員。



◆20番(山中進議員) 20番、山中です。

  1番の大滝地域のビジョンなんですけれども、立派なうたい文句があるジオパーク、これについてはきちっとやっぱり認識を持って、今度指定管理者制度で源流郷も指定されると思いますけれども、そういったところはきちんと意識を持って取り組んでいただくというのが一番のことだと思うんですけれども、やっぱりその中で指導、あるいは研修させるというお言葉をいただきました。ぜひその旨、よく伝えていただいて、立場に立った取り組みをするようにお願いいたします。

  2番目、その廃止を、強力に廃止させられてしまったという苦い経験を、そこまで酌んでいただいたということに関しては感謝申し上げます。これからもやっぱりそういった取り組みをしていかないと、きょうも何件か出ておりますけれども、やっぱり考える時間を持ってもらったり、それからどういう気持ちでいるのか持っていただかないと、これからこういう少子高齢化がますます進んでくる秩父にとっては大事なことだと思います。本当に周り、大人の私たちの目だけで、かわいそうだとかというのは、これはしてはいけないと思っております。本人たちの十分な意見を酌み上げた形で進めていってほしいと、これは願いです。

  3つ目、ちょっとこれは再質問させていただきますけれども、環境部長がおっしゃっていますけれども、もし上回った場合には除染するということは、0.23マイクロシーベルトを上回った場合ということですね。これは計算すると、365掛ける24掛ける0.23という形でいくと年間1ミリシーベルトを超えるから、その場所についてはということなんですけれども、計算は8時間になっているんですよね。だけども、常にそこで出ているわけですから、また落ちても、風でまた飛散する。その繰り返しなんでね、そういったところがありますので、ホットスポットと言われる部分もあります。そういったことについてもぜひ注視していただいて、特に小学校、あるいは幼稚園、保育園というのは、子どもに対しては5倍、10倍の影響がありますから、ぜひその点については十分に、総務部長、危機管理課長に言ってですね、そういうところでやっぱり率先して行って測定していただいて、そういった場合にはすぐ全庁的な対応をとっていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。

  先ほど部長が答弁した、もし上回った場合には市としては、市の財源でやるのか、それとも環境省のほうから言われた指定を受ける、受けないという問題なんですけども、指定を受ける方向でいるのか。その点、1点だけ確認させていただきます。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  環境部長。



◎関根進環境部長 基準を上回った場合の除染の費用ということ。今回定めました放射線量の高い箇所の対応方針、これによりまして上回った場合、これは、これを適用されるのは市の施設でございます。それはもちろん市のほうで費用負担をしてやる予定でございます。あとは、民間の施設等については、具体的に考えていないんですけども、そういう場合には検討したいと思います。

  それから、今後、0.23マイクロシーベルトを超えるような地域が居住地域に出てきたような場合には、地域指定、汚染状況重点調査地域を指定を希望するという方向で再検討していきたいというふうに思っております。



○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員。



◆20番(山中進議員) 20番、山中です。

  もしじゃなくて、本当にみんな放射能については恐怖感を覚えております。きょうも何人か見えられておりますけれども、本当に心配なさっている方が多いということで、ぜひその方向で、特に影森地域から、この荒川、大滝にかけて、再度調査、じっくり調査をしてほしいと思います。

  それから、2番の第5期介護保険についてなんですけれども、確認しますけど、部長、要支援者が今度の改正によってどうなるかを確認したいと思います。サービスが今までどおりに介護保険の給付によったサービスができるのか、できないのか。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。



◎加藤登健康福祉部長 今議論を国会でしているところですけれども、このままの流れが通りますと、要支援者につきましては包括支援センターでの判断ということになります。それにつきましては、ご本人の希望を十分取り入れて判断をするということになりますので、基本的には今までと変わらないサービスが受けられるというふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員。



◆20番(山中進議員) 余り時間ないから急いでやりますけど、国会の附帯決議でそういうことが出ているんですよ。だけど、実際やるのは秩父市です。包括支援センターなんですよ。市長、個別にそういうサービスを受けられるようにするには、やっぱり市長の判断が要るんですよ。そういったときの、特に市長に答弁求めるわけじゃないんですけど、財源がかかるわけです。国のとおりにやったら本当に、何のために介護保険料払っているのかと怒りますよ。その辺についてはきちんと申し入れておきます。そういったときには、甘い、本人の意思を最大限尊重するなんて、こんな甘い言葉には乗らないでください。きちっとやっぱり市でその要支援者に対する責任はとるような、サービスするような、そういう気持ちでいてもらいたいと思います。

  それから、訪問看護、定期巡回ですね。その事業所について、やれるかどうかと聞いたんですけれども、今検討中だということなんですけれども、やっぱり地域性に合った、この組み立て自体が、要するに大都市を中心に考えていると思います。そういった意味で、こういった地域性もあわせ持ったような形で、やっぱりこれは秩父市としても厚生労働省や国に意見書を上げるべきだと思うんですけどね。その点についても申し入れておきます。

  それからあと、定期巡回サービスを受けると訪問介護あるいは訪問看護サービス、その他のサービスを受けていたものが受けられなくなるというおそれがあるということなんです。これも確認しますけど、そうなんですか。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。



◎加藤登健康福祉部長 再質問ですけれども、今の時点では、そのように文章上とれると思いますので、ご了解いただきたいと思います。

  以上です。



○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員。



◆20番(山中進議員) 山中です。

  すべて新たな規定を盛り込める改正内容になっているけど、ほとんどサービスを切り捨てるというような、そういう内容になっていることだけ指摘しておきます。

  視覚障がい者のことについては、やはり移動範囲を広げる、あるいは本人も仕事をしたいんだということで毎日通っているときには、やっぱり同居している家族の方が送り迎えすることになるんですけど、そういった人の精神的な苦痛、あるいは肉体的な大変さもあるでしょうから、やっぱりその辺は、検討するんじゃなくて、この後ろのほうにこういう表があるんですけど、ぜひこれについても、この中に選択できるという形で、ぜひ盛り込んでいただきますよう、市長、お願いいたします。

  それから、市営住宅のことについて。まだ時間あるかな。市営住宅のことについてなんですけれども、やっぱり最低限度の、25条、確かにやっていますけど、やっぱり年とった方が多いんですね。トイレで段差のあるところもあるし、それからやっぱり冬なんか冷たい風が吹き荒れてきますから、血圧が高い人なんか非常に心配な面もありますので、県の助成事業でも使いまして計画的に少しずつやってもらいたいと思います。

  それから、市長、これは市長に聞きたいんですけれども、例えば花ノ木住宅を新しくするというような話があったんですけれども、花ノ木団地ね。ああいうところを低収入の方に提供するような、そういう住宅にするような、そういうことができないか。その点だけ市長に伺っておきます。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 花ノ木住宅、私も少々個人的になりますが、あそこに何度か、議員になる前ですね、往診に伺い、その内容、地域の方々がどのような生活をされているかというのをよくつぶさに見た覚えがあります。確かに相当老朽化しております。今後、秩父市のほうといたしましても、できるだけ今のいろいろな施設、市の市有している施設に対しましては整理統合をしていかなければいけないというふうに思っております。財源確保というところでも必要ですし、その維持管理費というところでも相当膨大なお金がかかってくると。そういう中で、民間でできることは民間にという考え方もございますし、その辺のところの民間の住宅のほうの活性化というふうなことも加味して、今後、私は花ノ木住宅に関しましては廃止という判断をしております。民間への売却というところを考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 20番、山中進議員。



◆20番(山中進議員) 20番、山中です。

  わかりました。残念ですね。せっかくああいう学校の近くで、一番いいところなんですけれども、やっぱりそういったことも、市庁舎の建て替えも大事ですけれども、市民のそういった安価で、子どもがふえるような条件をつくってやることも政治家の役目だと思うんですけれども、この間、そういう答弁がありましたので、市長にお返しいたします。

  それから、子ども・子育て新システムについてでありますけれども、時間とらさせていただきますが、この間、さいたま市議会のほうでは、さいたま市の清水勇人市長は、5日の市議会で保育所の面積基準を緩和しない方針を表明しましたと。我が党の戸島義子さんという議員がいるんですね。その方の一般質問に答えたものなんですけども、国がさいたま市などの保育所面積基準緩和を認めたことについては、戸島市議はこう言っています。緩和でさらなる保育の質の低下を招くべきではないと。今度の新システムのゼロ歳児が3.3平方メートルの面積があるのを2.5平方メートルにするというような、そういう基準の緩和を掲げているんですね。そういうことからすると、やっぱり秩父市でも、さいたま市でできたことができないはずはないということで、そういった国の最低基準を上回る基準を設定して、これからの子どもの安心、安全な保育環境を考えていただきたいということなんですけれども、1点はこれです。

  それから、子ども・子育て新システムの導入がされると、先ほど壇上でも述べたんですけど、やっぱり格差が広がったり、低収入の人たちの子どもが入れないとか、あとは障がいを持っている子どもも入れなくなるおそれがあるんですよ。そういうところもあわせて、それでつくったのはいいが、もうからないからというんで子どもをほっぽって出ていくような、そういう企業も出てくるわけですから、そういったこともあわせ持って、市長、皆さんにお願いしたいんですけれども、この子ども・子育て新システムについてどのように考えているか、お聞きします。

  国に対して秩父市として、この子ども・子育て新システムに反対して、現行制度を拡充してほしい、こういった思いの皆さんがいます。まじめに取り組んでいる保育所です。そういう旨の意見がたくさんありました。そういった考えを秩父市でもって国に意見を伝える考えはないのか、市長に最後にお聞きして、質問を閉じさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 山中議員におかれましてはこのようにわかりやすい表をつくっていただき、私も改めてその内容がわかってきたところでございます。今後、この新システムについて十分に検討して、そしてその上でいろいろこの対応を考えていきたいというふうに思っております。議員各位におきましても、議員提出議案という方法もございますので、ぜひ議員の方々も皆さんで協議の上、それぞれ今後のご判断を決めていただければありがたいというふうに思います。市のほうもそれを参考にして今後の方向性を定めていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 以上で市政に対する一般質問を終結いたします。

  以上で本日の日程は終了いたしました。



                        ◇                     





△次会日程の報告



○議長(小櫃市郎議員) あす8日及び9日は各委員会を開き、付託案件について審査を願います。10日は土曜日、11日は日曜日、12日は事務整理のためそれぞれ休会といたします。

  来る13日は午前10時から本会議を開き、各委員長の報告を求め、各委員長の報告に対する質疑、討論、採決を行います。



                        ◇                     





△散会



○議長(小櫃市郎議員) 本日はこれをもって散会いたします。

    散会 午後 4時35分