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埼玉県 秩父市

平成22年  9月定例会 09月06日−一般質問−03号




平成22年  9月定例会 − 09月06日−一般質問−03号







平成22年  9月定例会





                秩父市議会定例会議事日程 (3)

平成22年9月6日(月) 午前10時開議

 1 請願・陳情
 2 市政に対する一般質問
    16番  江 田 治 雄 議員
     3番  新 井 重一郎 議員
    22番  福 井 貴 代 議員
    21番  大久保   進 議員
    19番  新 井 康 一 議員
    17番  斎 藤 捷 栄 議員

 出席議員(26名)
    1番   上  林  富  夫  議員     2番   金  崎  昌  之  議員
    3番   新  井  重 一 郎  議員     4番   木  村  隆  彦  議員
    5番   竹  内  勝  利  議員     6番   冨  田  俊  和  議員
    7番   ?  野     宏  議員     8番   五 野 上  茂  次  議員
    9番   小  池     治  議員    10番   松  澤  一  雄  議員
   11番   新  井     豪  議員    12番   金  田  安  生  議員
   13番   逸  見  英  昭  議員    14番   笠  原  宏  平  議員
   15番   落  合  芳  樹  議員    16番   江  田  治  雄  議員
   17番   斎  藤  捷  栄  議員    18番   出  浦  章  恵  議員
   19番   新  井  康  一  議員    20番   山  中     進  議員
   21番   大 久 保     進  議員    22番   福  井  貴  代  議員
   23番   小  櫃  市  郎  議員    24番   浅  海     忠  議員
   25番   宮  田  勝  雄  議員    26番   荒  船     功  議員

 欠席議員(なし)

 説明のための出席者(18名)
     久  喜  邦  康   市  長      横  井  隆  幸   副 市 長
     久  保  忠 太 郎   教 育 長      大  島  育  生   市長室長
     森  前  光  弘   総務部長      大  沢  賢  治   財務部長
     金  丸  一  郎   環境部長      井  上  ま り 子   市民部長

     米  持  孝  之   健康福祉      松  ?  重  男   産業観光
                  部  長                   部  長

     新  井  清  久   地域整備      富  田     昭   病  院
                  部  長                   事務局長

     島  崎     洋   水道部長      斎  藤     保   教  育
                                         委 員 会
                                         事務局長

     山  口  辰  雄   吉田総合      島  田  孝  行   大滝総合
                  支 所 長                   支 所 長

     山  中  和  則   荒川総合      加  藤     登   健康福祉
                  支 所 長                   部 参 事

 事務局職員出席者(5名)
     佐 々 木  奉  昭   事務局長      高  橋     睦   次  長
     浅  見     徹   主  査      川  合  良  成   主  査
     石  ?  雅  拓   主  任



午前10時00分 開議





△開議



○議長(小櫃市郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。



                        ◇                     





△議事日程について



○議長(小櫃市郎議員) 本日の日程はお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。



                        ◇                     





△請願・陳情



○議長(小櫃市郎議員) 次に、請願の委員会付託を行います。

  今期定例会において受理した請願は1件であります。お手元に配付しておきました請願文書表のとおり生活産業委員会に付託することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(小櫃市郎議員) ご異議なしと認めます。

  よって、請願については生活産業委員会に付託することに決定いたしました。

  次に、今期定例会において受理した陳情はありませんので、ご承知おき願います。



                        ◇                     





△市政に対する一般質問



○議長(小櫃市郎議員) これより市政に対する一般質問を行います。

  順次発言を許します。

  発言に入る前に一言申し上げます。質問者においては制限時間は原則として35分でありますので、その内容を端的に述べられ、またこれに対する答弁は要点を簡明に述べられるよう、特にお願いいたします。

  それでは、発言を許します。

  16番、江田治雄議員。

    〔16番 江田治雄議員登壇〕



◆16番(江田治雄議員) おはようございます。16番、市民クラブの江田治雄でございます。暑い中、大勢の方に傍聴においでいただきまして、ありがとうございます。まずは御礼申し上げます。

  この9月議会でもトップバッターで一般質問の役を務めさせていただきたいと思います。明るく元気に進めますので、どうぞよろしくお願いをします。

  ただいま議長から議会の進行上、質問内容は端的に、そして答弁も簡明に述べよと指示がありましたので、それに従い進めていきたいと思います。

  さて、ことしの夏は大変な猛暑で、気象庁の発表による、まさに異常気象と発表されました。1898年の観測開始以来113年だそうですが、猛暑日や熱帯夜、すべての項目に関して記録を更新しているという報道がなされました。新聞紙上でも連日のように、全国各地で熱中症による死亡者が出たと取り上げられています。この秩父消防広域管内でも、熱中症の症状で救急搬送された人が6月から9月4日までの間で、何と70名を運んだそうです。救急搬送の人数ですから、ぐあいが悪くなり直接医者に行った方も含めますと大変多くの方が熱中症でかかったと思われます。不幸にして、この秩父でも熱中症でお亡くなりになった方もいると聞いております。さらに、日本国内でなく世界各地でゲリラ豪雨や洪水などの天変地異で、多くの犠牲者が出ております。被害に遭った方々に心よりお見舞い申し上げます。

  これらの原因は地球温暖化がもたらしたものと言われ、我々人間の生活習慣が起因しており、それを新たに見直す時期、そして真剣に取り組まなければならないタイミングが本当に来ているんだと思います。

  さて、通告いたしました4項目につきまして、順次質問をいたします。最初に、環境立市ちちぶについて伺います。平成22年1月号の市報の中で「環境立市ちちぶ」の連載が始まり、7月号までの半年間にわたりまして、環境のテーマが取り上げられました。その中で市の取り組みも紹介されていますが、この環境問題は非常に範囲、分野が広く、あらゆる関連性があり、また二酸化炭素の排出量の削減方法や、測定などが結果的に計測困難なケースが多いため、数値目標や結果がほかの事業と違い、つかみどころがないため、推進する市としても大変苦労があるのだと思います。

  7月23日、これは第1回環境市民会議が、市民会館で市内の環境に関係する多くの団体が集まり開催されました。その成果などは市はどのように把握し、分析をしているのか、伺います。さらに、今後の取り組みについて、具体的にどのような計画をし進めていくのか、伺います。

  項目の2としまして、秩父鉄道の利用促進についての質問です。全国各地で利用客の減少による鉄道の廃線等が大きな社会問題になっております。少子化や自動車社会の影響をもろに受け、利用客減少に拍車がかかっている現状は、この秩父においても同様と認識をしております。

  時代とともに鉄道の利用方法にも変化が起きていると思います。例えば、私たちが育つ時代から、つい最近まで、シーズンになると県内外から多くの子どもたちが長瀞などに遠足に来てくれました。また、三峯神社やキャンプ場へ林間学校などで電車や路線バスを乗り継いで団体客が利用していましたが、現在めっきり減ってしまいました。そんな理由も利用客減少の大きな要因であると私は思っております。

  当市には和銅黒谷駅から三峰口までの10駅があり、市内を縦断しております。この秩父鉄道は、まさに市民の足、基幹交通であり、大切な交通手段であることは言うまでもありません。利用客拡大のため、昨年12月より始めた三峰口、長瀞間のサイクルトレインのアイデアは、とてもすばらしいことだと思います。市内に自分の自転車と一緒に乗り込み、気軽に買い物や通勤に利用することができます。お聞きしたところ、多い月で約130名の利用があるようですが、思ったような実績は出ていないそうであります。まだちょっとPRが足りないのかなと思っております。

  私も機会あるごとに極力電車を利用するように心がけております。しかし、影森どまりが多く、三峰口まで下る本数は非常に少なくなってしまい、不便をしております。鉄道によりますと、お客さんが少ないので、やむを得ない措置、まさに悪循環のサイクルと秩父駅長さんが頭を抱えておりました。ちなみに、御花畑駅の乗降客が年間約22万人、単純に1日当たり約600人だそうです。この10駅の中で一番少ない白久駅では、1日三十五、六人ほどの利用者しかいません。市民はこんな現状を見て、将来的に大変心配をしています。そんな中で鉄道を守る意味で、我々も利用し協力をしていかなければならないと思っております。

  そこで、鉄道利用促進をするための方法の一つとして提案です。現在市では、市内を走るバスの回数券の購入に補助金を交付しております。65歳以上が対象で、3,000円の回数券を購入すると、そのうち現金で2,000円の補助を年2回に限り補助しております。つまり、年間4,000円を限度に補助をしている。

  先日、市内の鉄道利用者から、バスの補助はあるのに、なぜ基幹交通の鉄道の利用者に特典はないのかと話をいただきました。大変納得できる話で、今回、市民の声として取り上げました。バス利用者と同じような条件で、私はいいと思います。鉄道運賃にも補助をする考えがあるか、市の対応を伺いたいと思います。

  3つ目、ふるさと納税制度についての質問です。当市も収入が減少する中で、支出を抑える形で市政運営をしています。先日の議会初日に、財政健全化法に基づく健全化判断比率等についての説明がありました。数字的には黒字で推移をしておりますが、景気の影響を受けて、税収の落ち込みも現状では大幅な減額が予想されています。そんな中で、税制上、画期的なシステムであるふるさと納税制度が平成20年度より行われておりますが、制度開始以来の実績を件数、納税額等、詳細に伺いたいと思います。

  最後の質問になります。教育問題に関する問題です。ことしの夏休みの期間中、大きな事故もなく、子どもたちは元気に2学期を迎えました。猛暑を克服し充実した夏を過ごして、真っ黒に日焼けをした顔は非常に頼もしく映ります。

  さて、そこで、この夏休みの期間に、埼玉県では初めてとお聞きしましたが、小学生と高校生のふれあい体験学習が行われました。8月10日に新聞、テレビなどでも報道され、大きな反響があったようです。そこで、この事業を始めたきっかけと参加した児童生徒、そして協力をいただいた県立秩父高校、秩父農工科学高校、両校の反応はどのようなものがあったのか。把握していれば、あわせて伺いたいと思います。

  以上、私の4点は以上でございます。あとは質問席にて再質問をさせていただきます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 1についてお答えを申し上げます。

  秩父市は、本年3月に埼玉県から環境みらい都市の認定を受けたことから、アクションプランを作成し、環境立市ちちぶの諸施策を進めているところでございます。ご質問いただきました地球温暖化に対する市民への具体的な取り組みについてでございますが、市では秩父市地球温暖化対策実行計画に基づきまして、市役所の温室効果ガス排出量の把握、各職場の温暖化対策取り組み目標の推進、緑のカーテンの推進、エコライフDAYへの参加などの取り組みを進めております。特に、市役所としてグリーン購入調達指針を定めまして、環境に配慮した製品を購入するグリーン購入の推進を本年7月から本格的にスタートさせました。

  また、市役所の温室効果ガス排出量については、本年から改正省エネルギー法に基づいて、原油換算値の国への報告、埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づく県への報告が始まり、それぞれの制度に基づく温室効果ガス排出削減の計画を作成、報告することになりました。今回、国や県への報告のために把握した平成21年度の秩父市役所の温室効果ガス排出量は、二酸化炭素換算が1万4,772トンでございました。これをもとに平成18年度を基準年とした秩父市地球温暖化対策実行計画の見直し作業を進めているところでございます。また、市民、事業者を含めた市全体での温室効果ガス排出削減目標は、平成32年時点で、埼玉県の地球温暖化対策実行計画と同じ25%削減を目指しております。市民の皆様には、省エネやエコライフDAYへの取り組みなど、温暖化防止の取り組みにご理解とご協力をお願い申し上げます。

  次に、環境市民会議の今後の具体的な取り組みについてでございますが、議員ご指摘のように、7月23日に立ち上がった環境市民会議は、環境保全や温暖化防止について多くの市民の環境意識の底上げと、一人一人ができることから実践、実行を始めていくことを目指しております。この会議では、第1回のプロジェクト事業として、だれにでも簡単に取り組めて、温暖化防止への意識啓発効果の高いエコライフDAYの取り組みを9月末まで進めることを決めました。

  環境市民会議は、市民、市民団体、学校、企業、行政など、あらゆる人が自由に参加することができる会議でございます。次回は10月23日の午後に開催する予定でございますので、大勢の市民の皆さんに奮ってご参加をいただきますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 ご質問の2についてお答え申し上げます。

  初めに、利用促進の施策についてでございますが、まず利用人員を秩父鉄道株式会社の資料で見ますと、一例でございますが、御花畑駅の乗降人員は、昭和60年度の年間約184万人に対し、平成20年度では約113万人と大幅に減少しています。そこで、埼玉県、沿線の8つの市や町、秩父鉄道株式会社で組織する秩父鉄道利用促進協議会の中において、より連携して利用者の減少傾向を打開する取り組みを強化してまいりたいと存じます。また、市といたしましては、市民の皆様への啓発はもとより、地元以外からのお客様にもご利用いただくよう、さらなるサイクルトレインの活用や秩父路のハイキングなど、観光面の誘客を軸とした利用促進を検討してまいりたいと存じます。

  次に、65歳以上の利用者に対する助成制度についてでございますが、バスの助成制度と同様に、鉄道の回数券購入に対し助成できるような制度を、今後、利用者の需要と財政面を含め検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市長室長。

    〔大島育生市長室長登壇〕



◎大島育生市長室長 3のふるさと納税制度についてお答えをいたします。

  ふるさと納税制度は、納税という名前がついておりますが、実際には税金ではなく、寄附の扱いとなります。

  実績でございますけども、平成20年度は17件、97万4,000円余り、平成21年度は15件、63万9,000円余り、本年度は8月31日現在、8件、30万1,000円のご寄附をいただきました。東京都、埼玉県南地域など関東近県の方々や、遠くは兵庫県、福岡県、福島県等の方からもご寄附をいただいております。これらの方々は、子どものころ秩父に住んでいた、あるいは聖地公園にお墓があるなど、何かしら秩父に関係がある方がほとんどでございます。また、毎年寄附していただく方は4人ほどおります。

  制度の仕組みとして、都道府県や市区町村へ寄附した場合には、一定の限度額という制限はございますが、この寄附金から5,000円を差し引いた金額が住民税と所得税から控除されます。例えば、サラリーマンで給与収入が600万円、妻と子ども2人の4人世帯というケースの方が4万円のふるさと納税を行ったと仮定した場合では、所得税が3,500円、住民税が3万1,500円、合わせまして3万5,000円が軽減されることとなります。同様に、10万円のふるさと納税をしたと仮定した場合では、所得税で9,500円、住民税が3万8,700円、合わせまして4万8,200円が軽減されることとなります。

  なお、この控除を受けるには、ふるさと納税をした翌年にその領収書を持参いたしまして確定申告を行うことにより、所得税、住民税の両方の控除を受けることができます。

  このように寄附をしていただく方にも特典があり、ふるさと秩父を思う気持ちを大切にしたいため、秩父市では制度発足当初から、ご寄附をいただいた方々をちちぶ夢創り倶楽部のメンバーとして登録させていただき、市のさまざまなイベント情報を提供したり、何度も秩父を訪れていただくきっかけとなるように、ふるさと秩父カードをプレゼントしております。今後もPRチラシや市外の聖地公園に墓地を持つ方々への案内にあわせて、ふるさと納税を秩父市にしていただくようなお願いを地道に行い、多くの皆様の善意をお寄せいただくよう努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 江田議員におかれましては、ご多用な中、小学生と高校生のふれあい体験事業の各会場にて子どもたちの活動を視察いただきましたこと、心より御礼を申し上げます。

  趣旨についてでございますが、県立秩父高等学校を会場にして実施いたしました学力向上チャレンジ・スクールは、小学生が年齢の近い高校生に学習を指導してもらうことによりまして、新鮮な感覚の中で学習意欲を高め基礎学力の向上を図ることを目的といたしまして、夏季休業中に3日間実施いたしました。また、県立秩父農工科学高等学校を会場に実施いたしました、小学生と高校生のふれあい体験は、小学生が各専門学科に所属する高校生の支援を受けて、調理やものづくり体験をすることで専門的な技能を身につけたり、新たな発見等を通しましてこれからの学習に役立つことを目的として、夏季休業中に6回実施をいたしました。

  実績についてでございますが、学力向上チャレンジ・スクールの参加児童数は、市内11校から延べ277名、高校生ボランティアは延べ63名でございました。小学生と高校生のふれあい体験の参加児童数は、夏季休業中は市内12校から延べ78名、保護者は延べ33名、高校生ボランティアは延べ75名でございました。9月から10月にかけまして、さらに2講座を予定しているところでございます。

  成果についてでございますが、アンケート等をもとにお話をさせていただきたいと思います。学力向上チャレンジ・スクールにつきましては、参加児童からは、家ではなかなか学習に集中できず、宿題をする気になれなかったけれど、高校生に優しく教えていただき勉強が順調に進んだなどという感想が多く、他校の友達ができたという児童もおりました。高校生からは、勉強を教える難しさ、大変さがわかり、貴重な体験ができた。教師になりたいという気持ちが強くなったなどの感想が聞かれております。

  小学生と高校生のふれあい体験につきましては、参加児童や保護者からは、高校生から丁寧にわかりやすく教えていただき、楽しく充実した体験ができたとか、高校生と話ができたり、高校の教室や設備を見学できたりして、よかったという感想が多く聞かれておりました。高校生、小学生ともに、ふだんの学校生活では味わえないようなすばらしい体験がお互いにあったのではないかと思うところでございます。

  両高等学校の関係職員、またかかわっていただきました高校生の皆さんに改めて感謝を申し上げるところでございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) それぞれご答弁をいただきまして、ありがとうございました。1項目ずつ再質問をさせていただきたいと思います。

  まず、1番の環境問題なんですが、市のほうでもいろいろ取り組みをしているようですが、関連をしていまして、ごみの問題、実はありまして、実は荒川総合運動公園、野球場、多目的グラウンド、テニスコートありますが、その入り口に舗装された駐車場を完備しているんです。そして、トイレも完備しているんです。そういった中で、夏、特にキャンプであるとか、バーベキューですとか、車を駐車場に置いて荒川河川敷におりて遊びに来る方が非常にここ最近多いんです。キャンプはキャンプ場へ行ってもらえばいいと思うんですが、やはりお金がかからないというところなんでしょうが。

  それで、実は毎年この場を見て、荒川の上流域にある荒川がこんな状態では下流の人たちに申しわけない、環境を破壊してしまうということで、ボランティアでごみ拾いを積極的にやっていただいている組織があるんです。いいことですので紹介をしたいと思いますが、立正佼成会の荒川支部の皆さんで、聞きますと毎年盆明けの8月末にこの場所を20から30人ぐらい会員が集まって、掃除をしていただいております。ごみの中に使った鉄板やなべや包丁までが落ちているんですね。非常に危険だということで、何とかならないでしょうかという話を実はいただきました。

  県の管理地の河川でもありますので、市の対応はどうかと思うんですが、何年か前から長瀞の親鼻橋の下、そして下って寄居の玉淀では、美化協力金というような形で利用者からお金をいただいて、トイレであるとか、清掃活動にそれを充てているという話も聞いておりますが、そんなことも一つの方法ではあるんだと思うんです。そういったことで1点は、再質問として、あの部分をどんな形で市として今後管理をしていくのかお聞きしたいと思います。

  それと、もう一点、環境問題で、循環型社会の構築とよく言われますが、バイオマスの関係でちょっと新しい情報をいただきましたので、この場所で紹介をしたいと思うんですが、実はこれは、そば殻58%を使ったバイオマスプラスチックでもって成型をした商品なんです。いろんな商品ができるそうですが、そば殻は、そば粉をとりますと単に焼却したり捨てたりということで、いわゆる廃棄物なんですね。それをここの業者は何とかならないかということで研究をして、そば殻58%、あとはPPをまぜて成型するんだそうですけども、こういったものを現にもうつくっている。11月3日に行われる荒川の新そばまつり、今回は花見の里に会場を移してまたやりますけども、そば殻を利用した器で全部そばを提供しようということで、今計画をしているようです。

  FIND Chichibuなどでも、産官学ということで連携によるいろんな地球温暖化の対応をしようということで研究も始まっておりますが、やはりまさに循環型社会の構築というのはこういうことではないかなと私は思います。環境推進をする当市として、こういったものを秩父の例えば産物、産業にできないかということで、今後そういったことについて研究していく考えがあるか、お聞きしたいと思います。

  以上2点、お願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  荒川総合支所長。

    〔山中和則荒川総合支所長登壇〕



◎山中和則荒川総合支所長 再質問についてお答えいたします。

  荒川総合運動公園下の河原のごみの投棄についてでございますが、議員ご指摘のとおり夏のシーズンには多くのお客さんが涼を求めていらっしゃいます。そうした中、自分たちの出したごみは自分たちで持ち帰っていただくのが大原則でございますが、中にはごみを置き去りにしていく人も多く見受けられ、当支所といたしましても、近くに市道あるいは総合運動公園があり、環境面でも好ましくないので、シーズン中に何度か職員で片づけを行いました。また、ボランティア団体の方々による清掃も行われているとのことで、大変感謝を申し上げる次第でございます。

  さて、市といたしましても、このようなごみを市民団体などが片づけていただく場合には、ごみ袋の交付や回収したごみの処分等、秩父広域市町村圏組合への持ち込みについて、減免の手続を行うこともできます。いずれにいたしましても、今後は河川管理者であります秩父県土整備事務所にもお願いをし、シーズン中の河川パトロールを強化していただくとともに、近隣の取り組み事例も参考にさせていただき、市といたしましても観光協会あるいは商工会等にも協力を依頼し、対策を講じてまいりたいと存じますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 再質問いただきました2点目、バイオマス利用についてお答えを申し上げます。

  バイオマスは再生可能な生物資源でございまして、地域で発生するバイオマス資源を利活用していくことは、これからの循環型社会を目指していく上で非常に大切な取り組みでございます。市内の民間企業が、地域内で発生し、今まではごみとして扱われてきましたそば殻から、はし、皿、玩具などをつくる取り組みを始めたことは、バイオマスタウン構想を進める上でも民間主導で動き出した初めての事例でございまして、市といたしましてはリサイクルやごみの減量化など、資源循環型社会のための環境学習の際に事例紹介するなどをしていきたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 実は、親鼻橋、玉淀で協力をいただいている話をしましたが、皆野町にちょっと行きまして確認しましたら、車1台300円を協力していただいているそうです。昨年度の実績が年間で約380万円ほどだそうですが、これもまた問題があるんだそうです。マナーが悪いもんですから、300円払ったから、ごみはてめえらが片づけろと、こういう理屈を述べてトラブルになるケースもあるそうです。美化協力金といって300円払ったんだから、生ごみや、おれたちのごみはおまえらが片づければいいんだということで、基本的にはごみの持ち帰りを推進しながらいろいろやるんですけども、そういったことで380万円いただいて、清掃活動であるとか、トイレだとか、ややとんとんにいっているそうです。依頼はシルバー事業団等をお願いしながらやっているそうですが、私も先日ちょっと行ってみました。きれいになっていますよね。気持ちいいです。まさに観光地長瀞にふさわしい場所ではないかなと、こういうふうに思います。いずれにしても前向きに検討していただければと思います。

  バイオマスのことについても、研究、検討しているということで答弁をいただきましたので、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。

  続いて、2番目の鉄道の利用促進についてということで、市民部長からは大変期待のできる答弁をいただきまして、ありがとうございました。それで、平成18年度から実施しているバスの補助金、これはどのぐらい利用者がいるのか、実績がありましたら年度別にお願いをしたいと思います。

  1点だけ、再質問お願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 再質問いただきましたので、お答え申し上げます。

  平成18年度から市で実施しております65歳以上の路線バス利用者を対象とした補助金の実績につきましては、平成18年度、414件、平成19年度、541件、平成20年度、993件、平成21年度が1,010件でございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 実績をお聞きしました。始まったときには400件、21年度は1,000件を超えたということで、バス路線を変更しながら、市民の足として要望にこたえながら、バスをくまなく回していくということについても、こういった実績が出ているんだと思うんですが、非常に喜んでいる方もいっぱいいまして、さらにこれはこれでまた使っていただけたらと思います。市民部としても、ぜひまた引き続きPRをお願いしたいと思います。

  3番目のふるさと納税についてであります。思ったより少ないですね。私はもっと、いい企画なんで、年々ふえているんかなと思っていたんですが、8月末で、ことしは30万1,000円ということで、本当少ないのでびっくりをしております。

  平成21年度の秩父市の一般会計に占める税収の自己財源比率は、前年を下回り、45.4%でした。このふるさと納税、寄附金の一部でありますけれども、PRをして努力すれば、ふえる可能性のある収入だと私は思っております。秩父市は、この始めた当初、夢を見てですね、使い道まできちっと決めているんですね。幾つか紹介しますよ。ふるさと納税の使い道、これは大きな金額はぼんぼん入ってきたところを予想したんだと思うんです。環境に優しい秩父をつくります。バイオマスの研究事業を推進します。住みたくなる秩父をつくりましす。セカンドライフの応援、おもてなしの心で迎える秩父をつくります。こういった幾つかテーマを挙げて、よそからいただいた税金を秩父のために有効的に使っていこうというのがもくろみだったわけでございますが、30万円という金額では、なかなかこの目的に対しての使い道には至らないようですね。

  昨年10月に秩父市観光大使を、実は4名の方にお願いをしております。冠二郎さん、ジ・アルフィーの桜井さん、そして落語家の林家たい平師匠、そして俳優の藤原竜也さん、この4名の方に秩父をPRしていただきたいということを目的に昨年10月に委嘱状と名刺をお願いしたシーンがカットで出ておりましたけれども、具体的にこういう4人の方には、ふるさと納税がありますよ、ぜひ高額所得の一部のうちをふるさと秩父のためにお願いできないかということでですね、具体的にお願いをしたケースがあるのでしょうか。

  それと、先ほど、寄附をいただいた方にふるさと秩父カード、これを差し上げていますよという話がありましたが、もう少し、例えば盆、冬休みに帰ってきたときにみんなで使えるようなもの、例えば大滝温泉の入浴無料券とか、ミューズパークのコテージレストランの割引だとか、秩父市が関係している施設の特典をこういう人たちにもう少し元気よく出してもらえないかということで、以上2点、ふるさと納税について再質問します。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長室長。

    〔大島育生市長室長登壇〕



◎大島育生市長室長 ふるさと納税についての再質問をいただきましたので、お答えを申し上げます。

  寄附者への特典でございますけども、先ほどふるさと秩父カードというお話をさせていただきましたけども、そのほかに寄附額に応じまして、ちちぶ銘仙館、まつり会館、龍勢会館の招待券、先ほど議員さんのお話にありました大滝温泉遊湯館の優待券をプレゼントさせていただいております。また、市報も1年間送付させていただきまして、市の取り組みやイベントなどに参加していただけるよう、情報提供をさせていただいておるところでございます。

  それと、ふるさと納税の寄附の秩父を応援していただける観光大使の皆さんにもPRしていただけないかということでございますけども、それも含めまして観光大使の方には名刺をお渡ししてございます。それでPRに努めていただくお願いをしていると。ちなみに、私もここに名刺があるんですけども、ふるさと納税で輝く秩父をあなたのふるさとに、ちちぶ夢創り倶楽部という名刺がございますので、こちらにつきましても観光大使の方にも、観光の名刺とあわせましてお願いしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 質問は観光大使にふるさと納税をお願いしたかということを聞きたかったの。この名刺は私もつくって持っていますよ。これね、いい名刺なんですけど。そうでなくて、名刺を頼んだんではなくて、ふるさと納税、高額納税のうちの少しでいいから秩父にお願いをしたいという協力を依頼をしたかということを聞きたいんです。どうぞ。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長室長。

    〔大島育生市長室長登壇〕



◎大島育生市長室長 昨年の10月に観光大使4名委嘱いたしましたけども、その段階では、今現在ではふるさと納税はお願いしていない、おりませんので、今後につきましては、それもあわせて検討させていただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 名刺も1箱でしょうから、1年たつんで、そろそろなくなるんだと思うんですね。ですから、また新たに名刺をお届けしたり。500頼んである、そうですか。追加の名刺をお願いしたり。ふるさと納税をお願いしたり、名刺をお願いしたりということで、継続をしてお願いしていただいたらどうかと思います。

  それと、4つ目なんですが、小学生と高校生のふれあい体験について、教育長のほうから答弁いただきました。私も現場にちょっと行かせていただきまして、子どもたちにとって本当に高校生と触れ合うことができて、また高校という雰囲気の学校で学習ができた。高校生も、先ほどありましたけれども、教える難しさを知った。子どもたちの保護者も大変喜んでいたようですね。高校の立場でもいいPRができたということで、まさにこういうことを一石三鳥、四鳥と言うんじゃないかなと私は思うんです。

  高校は県の管轄下、小学校は市の管轄の中で、管理下の違うところが一緒に事業ができたということは、非常に私は評価をしてもいいと思います。そういった中で、今後こういう事業をさらにまた続けていくのかどうか、教育長に再質問したいと思います。よろしくお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 再質問についてお答えをさせていただきたいと思います。

  先ほど議員さんのほうからもお話しございましたが、小学生にとりまして高等学校を会場にして高校生と触れ合うということは、まさに学習意欲を高めたり、また将来の高等学校の選択に関しましても、大変考えるよい機会になったのかなと思っているところでございます。また、高校生につきましても、先ほど申し上げさせていただきましたが、小学生に教えることを通しまして、将来の職業意識を高める機会になったのかなと思うところでございます。

  また、ついこの間まで日本の社会においては、子どもの社会と申しましょうか、地域で子どもたちが集まりまして、上級生が下級生を見ていくという、リードしていくと申しましょうか、そういう社会が日常的にあったわけでございますが、今後そんな社会が再び来ればいいなと思っているところでございますが、今後につきましては、やはり今回の成果を踏まえまして、今度は中学生と大学生の交流等も視野に入れたりさせていただいたり、また日程や内容等及び運営方法につきまして改善等を図りながら、部活動にかかわる活動等につきましても含めて、高等学校にご協力を要請、いろんな面でお願いを申し上げまして継続していければと考えているところでございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) どうも久保教育長、ありがとうございました。一つの実績をもとに、さらにまた次のステップ、違う角度から見た事業の展開ができるということ、これはすばらしいと思います。ぜひできる協力は私どもしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。

  最後に、市長に2つばかり質問をしたいと思います。

  まず、一つは環境立市ちちぶについてということで、市長は事あるごとに環境立市ちちぶの推進、環境立市だということで、あいさつの中で述べられます。この地球温暖化、二酸化炭素削減の早急な具体策が私は本当に必要だと思います。この7万人の市民がこぞって参画できるような何か妙案はないのかと思っております。市政運営をする市長にとって、強いリーダーシップでこの環境問題に卓越をしている市長の考えを1つはお聞きしたいと思います。

  それと、ふるさと納税制度について伺います。私もこの名刺をつくらせていただきました。議員の皆さん、つくってくださいよ、ただでいただけますから、印刷代だけでね。市長はこれお持ちでしょうか。まずお聞きします。

  この制度、さっき話がありましたけども、ちちぶ夢創り倶楽部、ふるさと納税で輝く秩父をあなたのふるさとにということでですね、うたい文句で始めたわけですけども、本当にこれが単なる夢、本当に夢で終わってしまうのか。私はここは本当に踏ん張りどころだと思うんです。そういった中で、みんなとともに何かできるような市長としてのアイデアがあればお聞きしたいと思います。

  以上2点、お願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 江田議員からの再々質問に対してお答えをいたします。

  まず、ふるさと納税からなんですが、私の机の上に用意してありまして、このように名刺はいつも持っており、いろいろな方々にもお会いする機会がございましたらば、それぞれ渡しているところでございます。そういうことで、今、議員のほうから、議員の皆様にもつくっていただきたいというご提案はありがたいと思っておるところでございます。

  今、市長室長からの答弁の中で、聖地公園の埋葬されている方々のご遺族の方々にこういうふうなご案内をするというのは、これはいい考えだというふうに思い、答弁書を読みながら、これは推進したいなと思っており、またいろいろな形でこの納税制度を広めていく方法を考えていきたいというふうに思っております。ただ、寄附という、税ではなく寄附だというご説明をいたしましたが、寄附をお願いするというのは大変こちらのほうとしても心苦しいところがあるのが正直なところでございます。ですから、そういう意味で、今回4人の観光大使にそれぞれお願いをしてなっていただきましたが、まずは名刺というところから始まって、一緒にということは余りにも厚かましいというか、そんな気持ちが心の中も少しございましたので、まずは秩父をPRしていただくというところをお願いしたわけでございます。チャンスがありましたら、その辺のところに広げられればなというふうに思います。今後推進していくつもりでございます。なかなか難しい問題ではございますが、少しずつ頑張らせていただきたいと存じます。

  続きまして、環境立市ちちぶの推進という大きなテーマでございます。これをお話しすれば、多分1時間、2時間かかる内容でございますので、端的に申し上げさせていただきますが、議員のご指摘のとおり、この夏の暑さ、異常気象というマスコミ表現もございましたが、大変暑いというところで、ただ、やはり私も、議員ご指摘のとおり、地球温暖化というふうな大きなところの中で、この残暑厳しいというところが起こってきているんじゃないかなと。これは個人的な見解でございますが、そんな感じさえいたします。ですから、そういう意味でも低炭素型循環型循環型社会をつくっていかなければいけない。そういうところで、この秩父を見たときに、このすばらしい自然環境、そして荒川上流という、水をつくり出す地域という環境としては、秩父としてはその大きな使命があるという地域であるからこそ、ここで環境への大きな取り組みをしていかなければいけないということで動いたところでございます。

  そういうところで、まずは市のほうといたしましても秩父市地球温暖化対策実行計画というのを策定いたしまして、それが今年度、少し基準値が変わるというところがございまして、多少その変更があるというところなんですが、その中でも、それはまずしっかりやらなければいけないと。私の好きな言葉、管理率先垂範。つまり公務員から、市からやり出そうと。管理率先垂範という意味で、地球温暖化を市からやっていくということで、いろいろ基準値の設定をし、再設定をしながら、この25%削減に向けまして頑張っていくというところで、それは強力に推進してまいります。

  そのような動きの評価として、ご存じのとおり環境みらい都市を県からご指定を受けたと。これも大きな、秩父としては張り合いになったというふうに思います。今お話ししました温暖化対策のこととか、そして新エネルギービジョンですね。その辺も提示しながら、そういう中でバイオマスの利用ということで、それは発電ということよりも、もっと大きなところをとらえた動きであるということは何度も議会でご答弁しておりますとおり、大きな流れの中でやっていく。ですから、議員の今ご提案のありましたそば殻というのも、これも一つの考え方でありますし、そのほか廃食油活動、これ今やっておりますし、あとは製材所の残った木、残材とか、山の中に残っている林地残材とか、それを利用していくと。チップ工場、さらにはペレット工場、その辺のところに進んでいきますと、緑の分権改革を国のほうからご指定を受けて、3,000万円以上の、こちらのほうにお金、補助金が出たということもご案内のとおりだと思います。そういうことで、秩父の木を有効活用しながら行っていくということでございます。

  それも今回、この一般質問3日間ございますが、多くの方々のご質問もございますが、その中でも述べようと思いますが、できるだけ山を再生するということで、間伐をしながら、そしてその出てきた木を有効活用し、そしていろいろな公共建物、そしてまた民間の建物に利用促進していくと。建築用材はそういう形であり、バイオマス材に関しては、利用材に関してはペレットとチップ等々使っていくということで、そういうような入り口と出口をきちんと確保しながら秩父の森林をよみがえらせるというところが私の大きな政治テーマであり、これに向かって何としてでもやると。政治生命をかけてやるという気合いを持って今やっております。議員におかれましても、それぞれのところで有害鳥獣等々ご専門の範囲もございますので、議員におかれましてもご指導いただきながら、議員の皆様の一丸となったそういう取り組みにご協力のほど心からお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 市長から力強いご答弁をいただきました。

  最後に一言コメントをさせていただきたいと思います。今回取り上げた件もそうなんですけれども、とかく行政の事業運用の内容は、最初に行うことは前例がないから、ほかの市でもまだやっていないからということで、非常に慎重なんですね。ただ、一回決めると、もう−−−−。全国各地で100歳以上の敬老祝金を所在も確認しないで交付している。秩父ではないそうですけども、そういう一たん決めたことは本当に惰性でもって、次から次、担当者に引き継がれてやってしまっていると。こういうのが私は実態だと思うんです。今回の環境問題やふるさと納税もそうなんですけれども、やはり実態にそぐわないものはどんどん、どんどん改革、改正していくということも必要ですし、やはりそういったことを事業も見直しをしながら新しい方向にやはり進んでいくということが必要だろうと思います。

  しかし、我々議員も市民も、みんな行政にお願いするんでなくて、できることは我々も一緒にやらなくちゃならないんだと思うんです。市民の代表だからといって、お願いばかっしじゃなくて、できることは我々も率先垂範して、今、管理率先垂範ということもありましたけれども、市民も民間もやっぱりできることはやっていくという姿勢が必要だと思います。

  そういった中で、今回、有害鳥獣シリーズは夏休みをさせていただきました。でも、静岡三島のかみつき猿、東京板橋の猿、1頭出るだけであんなに大騒ぎするんですよ。秩父の猿は、話題、世論にならないんかね。本当に悔しくてしようがないですよ。全くもって不公平。こういったことをまた次のシリーズで取り上げますけども、いろいろ申し上げましたけれども、ひとついろんな形の中で、本当この秩父をみんなでつくっていくという気持ちを訴えまして、16番、江田治雄の質問を終わります。ありがとうございました。



                        ◇                     





△発言の取り消し



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員、ただいまの発言の一部に不穏当と認められる発言がございました。

  発言の取り消しを命じます。

  16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) −−−−という意味ですね。大変失礼をいたしました。取り消しをさせていただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前11時05分



    再開 午前11時20分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 3番、新井重一郎議員。

    〔3番 新井重一郎議員登壇〕



◆3番(新井重一郎議員) 3番、新井でございます。

  傍聴の皆様方には、お忙しいところ、この残暑で物すごく暑いところ出席いただきまして、ありがとうございます。私も先ほどお茶をたっぷり飲んできましたので、皆さんも水分をかなりとらないと、この議場はまた異常です。私、そう思うんですけども、かなり暑いです。終わったら、すぐ水を飲んでいただいて、体調を整えてもらわないと、帰るときに非常に問題になると困りますので、よろしくお願いいたします。

  こういうふうに暑い日が続きますと、これはむしろ、これが毎年のこの傾向になりますと、これは南方系の気候ですよね。これが冬もある程度続くような、この暑さが続くということはないですよ。数度上がるようになりますと、南方系の病気が日本で蔓延してくる可能性が十分あるんですね。そういうことに対して、やっぱり国も危機感を持っていまして、こういうものに対するワクチンを製造していかなきゃいけないということを、もう既に、ある意味ではスタートしているんです。そんなことについても私はいろいろとお話ししたいと思います。

  通告に従いまして、幾つかの問題について質問させていただきます。私がいろいろ皆さん方にお話しして、これから提案していくんですけども、結構細かく、私の内容について、皆さん、これ読んでいただけば、かなりわかるような形で、いつでも私はそういうつもりで書いています。それは、つまり市民の目線ということでやっておりますので、私が聞くというより、皆さんがそれを聞いて、これを読んでいただいて、ああ、そうか、新井重一郎、そういうこと言っているんだと、わかるような形で私はいつも原稿をつくっております。

  まず、リーマンショック以降、日本の経済は大変な不況に陥っておりまして、少しずつ回復しているとは申しましても、いまだまだ予断を許さない状態でございます。秩父でも倒産があったり操業停止があったり、操業はしているけれども、雇用調整基金でやっと生き延びているという企業がかなりでございまして、雇用も減ってまいりまして、若者が秩父には定着できないような状態である。市の税収も減少している。こういう状態で、何とか秩父に活を入れたい、活性化したいという気持ちから、以下の今度の私の一般質問は、そこに1番にありますように秩父を活性化する。秩父活性化の具体的施策の提案ということです。単なる、こうしたらいいんじゃないかということよりも、もっと具体的に突っ込んで、こうやってもらいたいということをお話ししたいと思います。

  まず、それには秩父の特徴をしっかりつかんで、その秩父の特徴を生かすことが私は大事だと思います。それはやっぱり山があり、森林があり、木材がある。そんな急峻な山でもないんですけども、里山もある。都心から大体1時間もすれば秩父に来られるということを生かさなきゃいけない。そういうことで、まず最初に取り上げましたのが、秩父に豊富にある木材資源を十分に活用しようではないかと。

  実は、私がこういう質問をする直前に、これも国もやっと重い腰を上げまして、これはこういう法律ができました。公共建築物における木材の利用の促進に関する法律というのが、ことしの5月26日に公布されまして、木材をとにかく公共建物に使っていこうではないか。そうすることによって、山で眠っている木材が再利用されるようになる。そうすること、つまり木を切って出す、加工する、また山に植えなければいかぬ。そういうことによって、少しでも回転が起こってくれば歯車が、今、歯車がとまっちゃっているんですよ。さびついちゃっているんですね。それが少しでも動くようになれば、それはやっぱり雇用もふえる。そして、新しく木を植えれば、若い木というのはどんどん二酸化炭素を吸ってくれますから、これは国の言っている、まさに二酸化炭素削減の効果あるわけです。そういう意味では、木材が動き始めると、一石二鳥どころじゃなくて、一石三鳥ぐらい効果があるというふうに私は思いまして、これをぜひ推進していただきたい。これは行政で支援をしていただきたいということをまず申し上げたいと思うんです。

  木材を十分に活用することが、今申し上げましたように地場産業を生き返らせる、雇用を生む、そういうことにつながってくるわけです。具体的どこから始めたらいいのかと。ただ、漠然と言ってもしようがない。もう少し具体的に突っ込んでいきましょうということで、私がここで申し上げたいのは、まず木材利用をアピールする手始めとして、次のことから始めていただきたい。今は市民会館とか市役所の本庁舎、これが老朽化してきた。これを何とかしなけりゃ困ったと。そういうことで、今秩父セメント第一工場跡に、これは仮称ですけども、ふるさと学習センターとして建てかえることが検討されている。これは実は市報の8月号に載っていました。私もよく読ませていただきました。何とかこれを建てかえたほうがいいんじゃないか。そういう検討が今されておって、計画段階にもう来ているということが出てましたんで、これをまず利用させていただきたい。木材利用のアピールということです。現在検討中のふるさと学習センター、これは仮称ですけども、これを秩父の木材を用いて、秩父の木材建築のシンボルとしてつくっていただきたい。しかも、それが立派なものをつくることによって、しかも私の希望しているのは無垢の木でつくると。これがいければ一番いいんですけども、こういうものをシンボルとしてつくれば、これは歴史に残る建物になる。これは秩父に行くとすばらしい建物がある。市庁舎もすばらしいと。全部が木造だと。それが秩父の木でできている。これは物すごいアピールに私はなると思うんですね。こういう建物というのは、個人住宅と比べて非常に規模が大きいですから、構造上の問題はないのか。耐久性、耐熱性、耐震性は大丈夫かどうか、そういうことになるんですけども、これは専門家に言わせますと、十分大丈夫であるということが実証されているということでございまして、この木の持つすばらしさ、温かみを感じさせるような木造建築のすばらしいモデルとしてぜひ立ち上げていただきたい。

  まず、これを進めていってもらおうとすると、手始めに、これはやっぱり今、秩父市が所有している、これ提案書、間違っている。「私」という字が書いてありますけど、これは市有林、秩父市の「市」です。市有林の面積ですね。それと建築材として使える木材が、これは実は合併前から私のところ、吉田だったですけど、大滝、荒川、みんな村有林、町有林というのを持っていまして、それが秩父市になって、それが秩父のものになっちゃったわけです。私なんかも実は小学校から中学校にかけて、村有林の杉植えなんかやらされたんですよ。それがそのまま育ってきているとすると、もう50年、60年生。もっと年数のたったのは70年、80年というのが今山にあるんですね。こういうものを何とか利用して、まずこういう秩父の市有林からとれる木材を、これを使っていきたい。そして、そのためにはどうしたらいいかというと、まずはどのくらいの市有林が秩父の中にはどういうふうに分布しているのかということをまず頭に入れようじゃないか。それと、実際に建築材として使えるような30年生から70年生ぐらいまで、80年生でもいいですよ。そういう木材がどのくらい量あるのかということをまず我々の頭にたたき込もうと。そういうものを土台にして物を考えていこうじゃないかということを私は申し上げたい。ぜひそのところを、量、市有林の面積、そういうものを報告していただければと思います。

  それから、秩父はこういう山間で山に囲まれていて、住宅地としては非常に適地だと私は思うんです。この秩父に住んで、それから新しい住宅を秩父で希望するという人に対して、エに当たるんですけども、秩父の木材を用いた一戸建ての住宅、新築住宅を市が支援していただきたい。これは、例えば貸付制度。つまり秩父に住んで、秩父で新しい住宅を建てる人に対しては、一定条件をクリアする、例えば秩父の材木を使うというようなことを条件にして、最高額の300万円ぐらいを融資する。あるいは、土地のあっせんをする。それから、各建築業者を紹介する。あるいは、5年間ぐらいの固定資産税を減額する。ある程度のそういう支援、優遇措置をしていただくということがやっぱり大事じゃないかと。そうしますと、やっぱり秩父に住んで秩父で住宅を建てるという若い人が私はふえてくるんじゃないかと。例えば、こういうものは皆秩父の人口増加につながるわけです、うまくいけばですね。だから、例えば寄居で今度ホンダの工場がそろそろ動き始めますけども、勤務先はホンダの工場でいいんです。住むのは秩父。秩父に住んでホンダの工場に勤めよう。30分で行きます、車で。こういうやり方も私はあると思うんです。それには、相当秩父市が、家を秩父に建てる人に対して融資、貸付制度、そういうものをつくって支援していただくことが大事だと。私はここのところを市長にぜひお願いしたいと思うんです。この話は、今議長やっている小櫃議員の以前の質問にも実はあったところなんですけどね。ぜひそれをお願いしたい。

  それから、オになるんですけども、地球の環境を守るためにはやっぱり山が必要、森林が必要なんです。森林の果たす役割、それから木造建築、木造住宅のすばらしさを知ってもらうためには、やっぱり広報活動が必要です。どこに家を建てようか。どういう形の家を建てようかと考えている人がいたときに、木造住宅でやるとこういうメリットがありますよ、こういうすばらしさがあるんですよということを、そういう広報活動である程度そういうものを呼び込むことが必要だと思うんですね。それと同時に、地球環境をいかに保全していくかという学習、木の文化についての学習、こういう学習の場を今計画中のふるさと学習センター内にぜひ開設していただきたい。そして、木のすばらしさというものをそこで勉強する。子どもたちがそこへ来て、やっぱり木造の建物の中で何とも言えないいやしの気持ちが、その中に入って感じられる。そういうものを子どもたちが味わうことによって、やっぱり木のよさ、そして木が地球環境を保全していくために非常に重要であるということの勉強も、そういうセンター内でできるような施設をぜひお願いしたいというふうに私は思います。

  それから、この話は、今、私が話している話は、これは私の個人の意見じゃなくて、実は秩父地区の森林振興、木造建築普及の会というのがございまして、私もこの会員にさせていただいておりますけども、そういう皆さんの一つの意見を集約した形での希望、要望書でございまして、さらに私も今、広域森林組合というのがございますけれども、そちらの理事もさせていただきまして、これは森林組合のほうもぜひそういう木材を利用するということに対しては積極的に皆さんが意見一致おるわけでございますから、これを代表して私が質問させていただいたというのが本音でございます。

  それと、次に活性化の方法というのはいろいろありますよね。例えば、さっき江田議員がいろいろ話した秩父を活性化する方法、いろんなバイオマスなんかの話もありますけども、私はまずはそういう木材利用からいこうじゃないか。しかも、住宅用に使おうじゃないか。それから、次に取り上げましたのは観光です。やっぱり秩父というのは、それなりのしっかりした自然が残っているわけですから、こういうものを十分に利用してかなければいけない。これは秩父の自然観光。そのところに書いてありますように、森林ツアーとか遊歩道。こういうところに来てもらうためには、いろんな登山道とか遊歩道、こういうものを整備していかなきゃいけない。川遊びのできるキャンプ場なども必要です。自然を利用した遊び場、あるいは地質学的に非常に秩父は恵まれているところですから、子どもたちが勉強のために来る。ジオパークの案内人なんかの養成も必要です。それから、そういうところに行くにはやっぱり自転車も必要です。自転車道も整備して、どこでも乗り捨てて、自転車を置いてこられるような、そういう自転車もつくっていただくといいと。そういうことをぜひ進めてもらえれば、秩父に来て非常に楽しい、もう一度来たい、そういうリピーターをふやすもとになるんじゃないかと私は思います。

  ところが、ランキングというのが今すごくはやっていまして、東京、関東地方周辺で余り高くない山で、ぜひハイキングに行ってみたいというところを挙げてもらってランキングしたんがあるんだけども、秩父は入っていないんですね。どんどん秩父を越えて群馬のほうへ行ったり長野へ行ったり、そっちなんです。秩父はそういうハイキングに行ってみたいコースに入っていない。これはいろいろここのところ分析してもらって、何が悪いのか。やっぱり秩父へ行って楽しい、そしてもう一回行きたい、そういうリピーターがふえるような政策をとってもらいたい。これがやっぱり観光をやるためには大事だと私は思っております。

  それから、秩父の山を利用して、県南市民のほうの人たち、埼玉というのは、まさに県南と秩父とは雲泥の差でございまして、県南のほうというのは東京と同じですよね。秩父は山。これは物すごく差があるわけです。むしろ、だからいいんです。だから、都会の人たち、とにかく奥座敷としての秩父を利用してもらう。埼玉の県民のほとんど、東京に近いところの人たちにどんどん利用していただく。そういうことを考えていかなけりゃいけない。これも埼玉なんですよ。埼玉にはこういう山、自然が残っているんですよ、そういうことをアピールして、ぜひ秩父へ人を連れてくる。

  そして、さらに進んでいけば、県南の人たちにセカンドハウスなんかをあっせんしていく。例えば、もう住まなくなったような家もあります。そういうものを利用して、そういうものを提供して、秩父へ来てセカンドハウスで週末は過ごす。ちょっとした農業でもやって畑をつくったりして、それで週末は秩父で過ごして帰ると。それが可能な距離にあるわけです、秩父というのは。何も秩父を越えて、群馬や長野へ行くことはないと私は思うんですよね。そういうふうな施策をぜひとっていただきたいというのが私の要望でございます。

  それから、今まで1、2番、観光、木材利用、お話しいたしましたけども、これは実はこれ以外の方法というのは、私がここのところで(3)に当たりますけども、これがやっぱり重要なんですね、もう一つの。非常に重要な一つのやり方である。それは、新しい企業、新しい産業ですね。要するに新産業、先端産業、こういうものを、私、今現在、検討中、これは個人的なネットワークでそれもいろいろ当たっているんですけども、そういうものをやっぱり考えていかなきゃならない。それについての幾つかの実際に私が個人で動いている案件についてお話ししたいと思います。そして、いろんな要望をしていきたいと思うんですけども、これはアに当たります。国の支援によります遺伝子工学を利用したバイオ医薬産業というのがございます。そういうものを推進して、秩父へそれを誘致していきたい。私もいろんなところに当たって、あっちこっちで話をしているんですけども、例えば、今先ほど言ったのは日本が南方系の気候になりつつある。そうしますと、やっぱり今までいなかったような蚊が来る。すみつく。それが冬越しをして残る。そういうことになると、新しい病気というのが今までなかったのが出てくる可能性があるんですね。そういうワクチンをつくることが必要になってくる。国もそれを危機感を感じていまして、いろんなことでもうプロジェクトを立ち上げております。

  例として、これはインフルエンザのワクチンのことを一つ取り上げてみますけども、ワクチンの製造法というのは、今までは鶏卵を使って、有精鶏卵を使っていたんですけども、これは時間がかかるんですね。半年から1年かかります。それに対して、細胞培養法という新しい手法が今立ち上がっておりまして、これでワクチンを数か月、しかも大量につくることができるということが、今、この実用化を目指す官民共同プロジェクトというのがスタートしておりまして、私もその一端を担っておるんですけども、特に今言われているのが新型インフルエンザに対する対応ですね。対象なんですけども、いろんなワクチンがこれから日本では必要になってくるという、国としての危機感があります。そういうものを何とかして、秩父、これは国の支援、県の支援が必要なんですけども、秩父まで誘致できればと私は思っているんですけど、秩父でだめなら埼玉のどこかでも私はいいと思っていますけども、そういうものをぜひ持ってきたいなと。

  そのためには、そこにイに書いてありますように、秩父の弱いところは大学がないということなんですね。例えば、医学、薬学系の大学、これはないんですよ。だから、産官学で共同でいろんなプロジェクトの申請ができないんだよね。そういう意味で、私は大学を誘致してくるのは難しいから、むしろ一つの薬学系の大学の学部でもいい、学科でもいい。あるいは、それがだめだったら研究室の分室でもいい。こういうものをぜひ誘致してきて、産官学の連携で動かなけりゃ、大きい仕事はできないと。私はそういう意味で、私のいた大学なんかでも、もちろん薬学部もありますし、それからほかのところの大学の薬学部の知っている、私の個人的なネットワークを使いまして、いろいろ話はしておりますけども、それがどういうふうに実際実現するか。これはちょっと、もう少し時間がかかるところでございますけども。

  これは実は前回、私はこういう問題取り上げる前に、理科教育というのを中心にして秩父を活性化しようと。理科教育のモデル都市に秩父をばんと打ち上げて、その秩父をアドバルーンを上げて、理科教育のモデル市でもって私は少し大学との連携をとりながら、それを利用していこうと思って、いろいろ提案してきたんですけども、なかなか、それが市のほうからオーケーがなかなか出なくて、それはそれで残っていますけども、今度は少し、そういうんじゃなくて、こういう新しい産業を秩父へ誘致してくるという意味で、大学の学部や学科、研究室を持ってきたい。そういうものを今一生懸命私も模索中でございます。

  今度はウに当たるんですけども、今の我々が使っている薬、現代医薬というのは、これはよく皆さんもご存じかもしれないけど、低分子の化学合成医薬品ですよね。こういうのは非常によく効く薬もありますし、効き過ぎて逆に薬害効果と逆の効果が出てくる。だから、よく効くがんの薬というのは、逆に成長細胞まで殺してしまうという可能性十分持っているわけですね。そういうことで、やっぱり現代医薬の非常に盲点がそこにあるわけで、そういうことから考えると、むしろ漢方を中心にした、効き方は確かに弱いけども、長年そういうことを常用することによって、ある意味での体質改善ができて、そういうものに対するだんだんとそういう力が備わってくるというような、要するに漢方を中心にした東洋医学というのを最近見直されております。私は、これを秩父でぜひ立ち上げたい。むしろ、秩父は山間でありますから、米つくっているより、むしろそういう薬草栽培に私は適していると思うんですね。それも、今でも薬草園を持ったり、まちでもミューズパークのほうにありますけど、そんな規模のものではなくて、秩父の山間を利用した、今休んでいる畑、遊休農地、そういうものを使って秩父全体が薬草園の開拓をしたり、秩父全体。そして、秩父を漢方の里に持っていければ、これはすばらしいことになるんじゃないか。これはやっぱり1年や2年じゃいかないと私は思います。やっぱり5年、10年、あるいは次の我々の子どもの時代に花が咲くかもしれません。でも、いつか、だれかが種をまかなければ、そういうものは動き始めない。だから、私はその種を実はまきたい。

  そういう意味で、ぜひ秩父を全体として漢方の里に持っていきたいというようなことをぜひ私は積極的にあちこちでお話しして、自分ができることをやっていこうと。そのためには、やっぱり今、イで言いました大学の研究室、学部、学科、こういうものと連携いたしまして、薬草園の開拓したその一部を大学に無償で貸すことによって共同開発していきたい。産官学の連携で、秩父を漢方の里に持っていければ、すばらしいことが我々の子どもの時代にできるんではないか、私はそういうふうに思って、今から種をぜひまきたい、そういうふうに思っております。余り時間がなくなったんで、これはこの辺にいたしますけども、上記のような新しい産業、私がいろいろ個人的にネットワークで動いているんですけども、そういうものがある程度話が煮詰まってきたときに、秩父市からどういう協力が得られるのか、どういうふうに秩父は支援してくれるんだと。秩父ではこういうことを支援してくれますよというものがあれば、私はそれを持って、いろんなところへ行ってお話をしたいんですね。だから、ぜひそういう新しいものを秩父に持ってくる場合にはどういう支援が得られるのかということを具体的にお話ししていただければと思います。

  それで、今度は次に教育の問題に入ります。これはちょっと秩父活性化とはまた別な話なんですけども。これは国でやっております全国学力テストですね。今、皆さんご存じだと思いますけど、抽出方式に変わっています。ですから、秩父では中学校1校、それから小学校が2校、3校だったかな、抽出されて、実際に試験受けて結果が出ているわけです。それと、さらに埼玉県独自でやっている小学校の5年生、中学校2年生、これはほとんど全部の学校が受けているということでございますから、この埼玉県でやっている学校の学習状況調査の結果を知りたい。今後の対応について質問したいと思います。

  市の抽出校というのは非常に少ないわけですから、小学校は希望参加をしたということでございますので、全小学校の結果が出ていると思うんですけども、それがいろいろ埼玉県と全国との比較をどうやってしたらいいだろう。全国的な集計、統計をとるためには、全国から集めますから、かなり統計数が多くなるんで信用高いんですけども、秩父でやった数校のところを全国と比較してどれだけ意味があるのかなという気も私もするんですけども、こういうものをどういうふうに活用できるのか。これを活用して、これからどのように生かしていくのかということが1番の質問です。

  それと、あとは2番目ですけども、こういう抽出方法の学校数が少ないと市内全体の学力の正しい把握はできないということになりますから、秩父市全体の小中学校が全国学力テストに希望参加をやはりして、ちゃんとそのデータが全体的に見たデータと秩父のデータとが比較できるような、そういう状態をつくっていったほうが私はいいんじゃないかと。それにはやっぱり希望参加を各学校は全部やって、秩父の小中学校がやって、そのデータをやっぱりとる必要があるんじゃないかなというふうに私は思いますけど、それに対してはどういうふうにお考えでしょうか。

  それから、埼玉県独自でやっています県の学習調査データというのが出ておりまして、もうこれは集計されて、これは自治体名も明記されて公表されております。その結果について、またこれをどのように活用していくのか。これを来年度以降はどうするのか。これをずっと続けていくのか。例えば、国のほうよりも、むしろ埼玉県のほうの学習調査のあれをメーンにしていくのか。これからどういうふうに対応していくのかということをお聞きして、秩父市の子どもたちがしっかりした基礎教育を身につけて、そして秩父を育てていってもらいたい。そういうものがやっぱり我々大人の責任じゃないかと思うんですね。そういうものをできるものは、やっぱり小学校、中学校、もちろん高校も大事ですけども、そういう基礎教育をしっかりつくってあげるということ、これを忘れてはいけないと思うんですけども、そういうことについてこれからの対応についてお聞きしたいと思います。

  ちょっと長くなりましたけども、壇上での質問をこれで終わらせていただきまして、あとの個々の再質問は質問席のほうからやらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 3番、新井重一郎議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 1の(1)のうち、初めにアについて、及びオのうち森林学習センターの開設についてお答えいたします。

  現在、(仮称)ふるさと学習センターの設立に向け、市民が学ぶ、憩う、集う施設としての内容、用途、規模等の検討を進めているところでございます。また、ご質問いただきました森林学習のためのセンターにつきましても、施設の一部として設置ができるかどうかの検討もしてまいりたいと存じます。

  (仮称)ふるさと学習センターの建設に当たっては、秩父産の木材を利用することは、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律の趣旨の上からも、また地場産業である林業の活性化のためにも必要なことと考えます。現下の厳しい財政状況を踏まえつつ、建築基準法等の関係法令、施設の保安、防火対策、災害時の利用、さらには建設から維持管理におけるコスト等を含め、秩父産木材の利用の可能性について検討してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  次に、エのうち固定資産税の減額についてお答えいたします。現在、新築住宅につきましては、地方税法により建築面積が50平方メートル以上280平方メートル以下の一般住宅について、新築後3年度にわたって120平方メートル分までは固定資産税が2分の1に軽減されます。また、耐震性等、国土交通省が定める一定の要件を満たす長期優良住宅は、新築後5年度分、同様に固定資産税が2分の1に軽減されますが、要件が厳しいため、数件のみが適用されております。これらの制度は建築材料の生産地に関係なく全国的なものでありますが、本年度は約960件、建築面積で約1万平方メートルが秩父市におきます軽減対象となっておりまして、軽減税額は約4,400万円に上っております。

  秩父産木材を用いた戸建て新築住宅が増加することは、秩父地域の林業振興や活性化に大いに資することとなると存じます。しかしながら、今後、地価の下落傾向等により、固定資産税の税収は減少するものと見込まれておりますので、さらに軽減対象を2年間延長することは、市税等自主財源比率が低下している財政状況の中で大きな影響があるものと考えております。したがいまして、現在の新築軽減制度について、引き続き広報紙や市のホームページ等で積極的にPRを行い、秩父産木材を用いた住宅の新築も働きかけてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 1の(1)につきまして各般にわたってご質問いただきましたけれども、残りの部分につきまして私のほうからお答えを申し上げます。

  初めに、イ、これからの公共建築物等の木造化、木質化の推進についてでございますが、現在、秩父市では秩父産木材利用検討委員会を組織いたしまして、秩父産木材の利用の検討を始めたところでございます。委員会では、市の公共施設についても、木材利用の拡大に向け検討を進めたいと考えております。

  公共建築物については、多数の方が利用する施設であり、その性格上、安全性、耐久性、経済性、利便性など、さまざまな要求をバランスよく満たす必要があるわけでございます。加えて、建築基準法等の法規制で許される範囲で計画する必要がございます。今後の公共建築物等の木造化、木質化につきましては、これらを踏まえた上で可能な限り計画に反映していきたいと考えております。

  次に、ウ、市有林面積とその分布、建築材として利用可能な木材とその量についてお答えを申し上げます。一般会計決算書の362ページに掲載されておりますが、面積は直営林、貸付分収林、借入分収林を含めまして約3,379ヘクタールでございます。分布につきましては、大滝の栃本、三峰、落合で約2,000ヘクタール、全体の60%を占めております。次いで、秩父の高篠、浦山で約1,300ヘクタール、これが全体の38%、残り2%が吉田と荒川でございます。このうち建築材として利用可能な木材といたしましては、杉、ヒノキなどの針葉樹の人工林でございますが、市有林の大部分が現在伐期を迎えております。面積にいたしますと全体面積3,379ヘクタールのうち約1,500ヘクタールでございまして、蓄積量といたしましては約24万立方メートル程度と推定するところでございます。

  次に、エ、秩父産木材を用いた戸建て新築住宅への支援でございますが、貸付制度につきましては、埼玉県ではエコ住宅を建設する場合の住宅ローン負担軽減を行う助成制度があり、県産木材の使用割合に応じた加点も補助を受ける際の環境配慮基準の一つとされております。

  公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律は、国が率先して木材利用に取り組むとともに、地方公共団体や民間事業者にも国の方針に即して主体的な取り組みを促し、住宅など一般建築物への波及効果を含め、木材全体の需要を拡大することをねらいとしておりますので、市が主体的に秩父産木材の利用にかかわることで地域産業の振興につなげていければと考えております。

  そこで、地域材を使用した戸建て住宅について、市町村独自で支援している自治体もございますので、これらを参考に秩父産木材を用いた秩父市独自の支援体制を検討してまいりたいと考えております。

  なお、他の支援としてご質問のございました土地のあっせん、建築業者の紹介につきましては、市といたしましては特定業者の紹介等はできかねることをご理解いただきたいと思います。

  最後に、オのうち、木材、木造建築の広報についてお答えを申し上げます。国産材の需要を拡大することは林業の再生につながり、地域の活性化にも資することから、木材の利用促進について関係機関と協力し広報してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前11時58分



    再開 午後 1時00分



    〔議長、副議長と交代〕



○副議長(金田安生議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  それでは、3番、新井重一郎議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 大きい1の(2)、埼玉県の奥座敷、自然観光(自然のいやしどころとしての秩父の自然を活用)についてお答えを申し上げます。

  初めに、アの森林ツアー(春、秋)の遊歩道、登山道の整備、川遊びのできるキャンプ場の開拓、自転車道の整備、乗り捨て自由な自転車、ジオパーク案内人の養成について、順次お答えを申し上げます。

  まず、森林ツアー(春、秋)の遊歩道についてでございますが、市で作成いたしましたハイキングマップにおきまして、山岳地域や丘陵地、里山など、自然や歴史を感じることができる変化に富んだ全12コースを紹介し、多くの方にご利用いただいております。また、観光ホームページ「秩父観光なび」を通じても発進しているところでございます。

  なお、遊歩道の整備につきまして一例を申し上げますと、大滝においては神岡地区から三峰公園を結ぶ、通称馬道を昨年、秩父農林振興センターにより遊歩道として整備をいただきました。今年度、この遊歩道に道しるべの設置を計画いたしまして、大輪から三峰公園、三峰公園から神岡地区、さらに神岡地区から大輪へと周遊コースを設定することで、三峰山の新たな魅力を創出できることと考えております。

  このような市内各所の古道や軌道跡、歴史に名を残す偉人が通った道、軽装で散策できる遊歩道等を整備いたしまして、都心から一番近い森として、また、この数年注目されております森林エコツアーコースとしてもPRしてまいりたいと考えております。

  次に、登山道の整備についてでございますが、秩父山岳連盟や荒川山岳会の自主事業といたしまして、一部登山道の簡易的な整備を行っている状況でございます。

  次に、川遊びのできるキャンプ場の開拓についてでございますが、新井議員ご案内のとおり市域には豊富な自然を有しているところから、自然を生かしたキャンプ場が充実しており、気軽にレジャーを楽しめる場所も数多くございます。こうした施設につきましては、夏のレジャー特集といたしまして、夏休み親子や友人たちと楽しめるキャンプ場を観光ホームページ「秩父観光なび」を通じて発信をしております。今後、さらに観光客の方においでいただけるようホームページを初めをさまざまな形で広く発信し、PRに努めてまいりたいと考えております。

  次に、自転車道の整備についてでございますが、県で実施する自転車が快適で安心、安全に通行できる環境を整備する、ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想に基づいた整備の計画に対して、市としても県と十分協議しながらコース設定について要望してまいりたいと考えております。

  次に、乗り捨て自由な自転車についてでございますが、複数の市内主要駅においてレンタサイクル事業を実施するよう関係機関と協議をいたしました。過日、西武秩父駅前の秩父観光情報館でレンタサイクル事業を開始いたしました。このことにより、鉄道、バス、自家用車などで訪れた次の二次的な交通手段として整備され、サイクリングをしながら気軽に観光スポットを回りたいという観光客の利便性や回遊性を向上できたものと考えております。今後は、利用状況を把握し、複数箇所の貸し出しが可能で、採算がとれるようであれば乗り捨て自由なレンタサイクル事業について関係機関に働きかけてまいりたいと存じております。

  次に、ジオパーク案内人の養成についてでございますが、大地を形成する地質や地形は言葉を語りません。そこで、人が地球科学的に見た秩父の存在価値、秩父の特異性などを語ることで、秩父の価値や魅力が伝えられます。ジオパークでは、質の高いガイドを養成していくことが、とても大切なことでございます。おもてなしガイド養成講座受講者や秩父学検定の上級合格者など、意欲ある地域住民の方が多いので、これまでの成果を生かして、秩父まるごとジオパーク推進協議会の事業といたしまして、ジオガイド養成講座を実施してまいりたいと考えております。

  続きまして、イの県南市の市民の家誘致、同住民へのセカンドハウスのあっせんについてでございますが、姉妹都市豊島区とのふくろう協定に基づきまして、財団法人豊島区勤労者福祉サービスセンター、通称フレンドリーとしまと大滝こまどり荘とで福利厚生利用施設として本年8月1日契約締結をいたしました。このフレンドリーとしまは、厚生労働省の中小企業勤労者総合福祉推進事業によりまして、中小企業が単独では実施が難しい福利厚生について、地域の自治体が中心になりまして、事業主とその従業員が協力して設立する総合的な勤労者福祉事業を行う団体でございます。また、豊島区内の従業員500人以下の中小事業所、商店等で働く従業員及び事業主を対象といたしまして、8月1日現在、1,046社、5,098人もの会員を抱える団体でございます。このような大都市圏の団体と契約することによりまして、宿泊体験等を通じ、秩父のよさを肌で感じていただき、市民、区民の第二のふるさととしてアピールしてまいりたいと考えております。

  次に、同住民へのセカンドハウスのあっせんについてでございますが、ちちぶ定住自立圏形成協定の締結項目として圏域外住民の交流及び移住促進であります。これを具体化するため、空き家の所有者から物件の登録をいただき、埼玉県宅地建物取引業協会秩父支部等と連携を実施いたしまして、空き家バンクの構築準備を行っておりますので、このシステムを利用してセカンドハウス等について積極的にあっせんをしてまいりたいと考えております。

  いずれにいたしましても、首都圏から近くて気軽に行ける観光地秩父として、さまざまな自然資源を見て回れる機会を創出することが多くの方々が求めている観光ニーズにこたえるものと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  次に、1の(3)、新企業、新産業の誘致についてお答えを申し上げます。新井重一郎議員さんにおかれましては、ご自身の持つ強いネットワークによりまして研究施設や企業の誘致にお力添えをいただきまして、心から感謝を申し上げるところでございます。

  埼玉県が策定した埼玉県産業元気・雇用アップ戦略におきましても、バイオ分野は重点的な産業育成の4分野の一つに掲げられており、県レベルでの企業集積や産学官連携に取り組んでおります。また、秩父市の恵まれた自然環境ときれいな水は、このような医学、薬学の研究拠点としても適していると考えているところでございます。

  さて、秩父市への立地を検討している研究施設や企業がある場合でございますが、具体的な希望条件に応じ、市に登録済みの用地情報などを提供させていただきたいと思っております。また、企業支援のメニューとしては、条件を満たした場合において固定資産税相当分を3年間にわたり交付する工場誘致条例奨励金、水を多量に使用する企業への水道料金助成制度、ISOの認証を取得する場合の補助制度があります。また、金融支援策として借入利率の1%を利子補給をいたします秩父市ハイパワー資金、市の制度融資でございます小口・特別小口金融制度を用意してございます。さらに、企業支援専門家による産学官連携コーディネート事業により、企業と研究機関との橋渡しや新しい商品の開発などコンサルティングを実施しておりまして、企業の競争力強化の支援を行っているところでございます。

  このような秩父市へ立地するメリットについては、秩父市企業立地ガイドを作成してPRをしているところでございますが、立地の条件が具体化した場合にはぜひ情報をご提供いただきたいと存じます。市長みずからトップセールスマンを行うなど、積極的な誘致活動を展開してまいりたいと思います。新分野の産業農地により、雇用の拡大や既存企業への相乗効果も期待されますので、今後とも企業誘致のご協力をいただきたい思っておるところでございます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 大きな2の(1)についてお答えいたします。

  今年度の全国学力・学習状況調査は、国語と算数、中学校におきましては数学の2教科で実施されました。結果でございますが、小学校では抽出校及び希望利用校を合わせた秩父市全体の平均は、全国平均及び県平均を下回っております。基礎的、基本的な知識や技能の習得と、活用を図る力を身につけさせる必要がございます。一方、中学校の抽出校では、全国平均及び県平均を上回る結果でした。該当中学校の対象生徒につきましては、小学校6年時の全国学力・学習状況調査においては全国平均及び県平均を下回っておりましたが、今回の調査で平均点が上回ったことは、小学校との連携を図りながら継続した指導を行った成果が出てきているものと考えております。今後につきましては、調査結果を各学校で詳細に分析し課題を把握するとともに、具体策を明確にし指導改善に努めてまいります。

  (2)についてお答えいたします。全国学力・学習状況調査が抽出校方式となったために、埼玉県では県独自に悉皆調査、埼玉県小・中学校学習状況調査を実施いたしまして、県の施策に反映させるべく、小中学校の学力等の実態把握に努めております。さらに、中学校におきましては校長会が中心となりまして、秩父地区中学校学力検査も実施しております。今年度からは実施回数も、これまでの2回から3回に増加をしております。こうした状況を踏まえ、議員ご指摘の全国との比較の視点も考慮しながら、来年度以降の対応につきましては、今年度を参考にいたしまして、実施の日程、そして内容、予算等含め検討してまいりたいと存じます。

  次に、(3)についてお答えいたします。埼玉県では、小学校4教科、中学校5教科について、埼玉県小・中学校学習状況調査を悉皆で実施をいたしました。結果の詳細につきましては、先ほどお話がございましたように、過日、埼玉県教育委員会のホームページに公表されました。秩父市と埼玉県の平均を比較してみますと、小学校では教科ごとの内容別ではいい結果もありますが、県平均を下回っております。一方、中学校では、英語を除き県平均を上回っております。全県の中でも相対的に大変高い位置を占めている教科もございます。対象の中学校2年生につきましては、小学校6年時に実施いたしました国語、算数の全国学力・学習状況調査では全国平均及び県平均を下回っておりました。今回の調査で平均点が上回ったということは、小学校との連携を図りながら継続した指導を行った成果が出ていると考えております。

  結果の活用につきましては、教育委員会としても全小中学校を訪問し個別に情報提供するとともに、結果の有効活用を図ることで学力向上に努めるよう努力をしております。各学校におきましては、自校の課題と把握するとともに具体策を明確にし、指導改善に生かしてまいります。また、来年度以降も今年度同様に県では悉皆調査を予定しております。市もこの調査を有効に活用させていただきたいと思っております。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 3番、新井重一郎議員。



◆3番(新井重一郎議員) いろいろな答弁をありがとうございました。幾つか質問させていただきます。

  木材利用ということ、一番最初に取り上げたわけですけども、先ほども言いましたように、この歯車が動き出しますと雇用もふえていって、地場産業がある程度復活する可能性もある。それには一つのシンボルとして、そういう大きな建物として、秩父セメント跡に考えておりますふるさと学習センターというのは一つのシンボルとして建ててみたらどうかということを私は申し上げたいんですけども、市長が市長に当選されて、その直後にスウェーデンに行かれて木造建築を随分見てきて、そのときのお話で非常に感銘を受けたと。しかも、橋までそれが木材でできていてというようなお話も聞きまして、秩父もやっぱり、そういうことから考えて、もう少し木材を利用するほうがいいんじゃないかというような話として私は市長の話を聞いたんですけども、市長の直接の心のうちといいますか、秩父で木材を使ってそういうものを立ち上げて、そのシンボルにしていこうじゃないかということに対しては具体的にどういうふうなお考えを持っているか、お聞きしたいと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 新井議員からの再質問に対してご答弁させていただきます。

  ふるさと学習センターで木材利用ということの考え、それは議員ご指摘のように私も前から考えておりまして、ふるさと学習センター以外でも、例えばこの間、建設完了いたしました高篠中学校にしろ、さらにいろいろなところで公共施設の木材利用をするということは前々から考えており、できるだけその方向にというふうなことで考えておるところでございます。

  ただ、今、議員の質問内容をずっと拝聴しておりましたが、この木材を使うということは、それは理屈の上では考え方としてはそれはどなたでも異論を呈するところではないというふうに私は思います。どなたでも賛成だということだと思います。ただ、その現状として、木材を使うという、秩父産の木材、これをどの程度の今木材価格なのかということを把握していただき、それがどういうふうに建物を建てる上でお金がかかっていくか、建設がそれがどうなるか、その辺のところを十分ご研究されることは必要だというふうに私は思い、私もそのような形でいろいろ公共施設を建てる上では、その理想と現実の違いということをよく把握しながら、今後秩父の木材を使うという方向で考えております。要はその費用ということを、私もそうですし、多くの方にもご理解いただきたいと存じます。

  では、いかにその費用を安価にして木材を出すかという、そういうところでございます。要は、これだけある木材、森林があるわけですから、その森林を有効活用するということで、現に秩父の製材会社も、私が回らせてもらった中で、その木材を物の見事に数分のうちにきちんとした利用材になり、そしてそれを乾燥させるという一連の工程がある会社がございます。そういうところを見ると、そういう会社まで持ってくるところ、その木材利用の入り口というところをしっかり確保しなければいけない。ということは、もう少し具体的に申し上げますと、木材をいかに山から安く持ってくるか。そして、それをどうに集積するか。そして、それをいかにその木材を仕分けをするか。その仕分けしたものをできるだけ建築会社に利用していただくかというところが工程として、今、秩父の森林を考えたときにその辺に大きな問題があるところであると私は断言できると思います。

  ですから、その辺のところを行政としていかにそこをてこ入れするか。それには、大きな用地も必要です。その仕分けする場所も必要ですし、そしてその機械化ということも必要です。そして、木を切るとか、いろいろマンパワーの上で熟練した方々の育成もしていかなければいけないというところの、まずは森林から木を出すという、そこに今注目されているわけで、そこが完成された後には、議員のご指摘のとおり安く、すばらしい秩父の木材がこの地域で使われるという流れになってきます。その流れに乗せるように、今行政では努力しているところでございます。そのようにご理解いただきたいと思います。同じ考え方であるということは、重ねて申し上げますが、秩父の木材を積極的に使うという同じ考え方であることはご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 3番、新井重一郎議員。



◆3番(新井重一郎議員) いろんなことを、今、スウェーデンのお話は出なかったんですけども、木材を利用しようという意味では、私の述べたことと一致していると私は思います。それに使う木材として、まず市有、市有という意味は市が所有している林、市有林に、もう100年ぐらいの木がかなりあると思うんですね。そういうものをとにかく最初に利用する。それはとにかく山から出してこなきゃいけませんから、その秩父市所有の市有林から出す道はかなりのものをつくってやれば、あとはその残った道というのは、今度は私の、私有林のほう、そういうところの山からも木が出せるようになるということで、そういうものを最初に道をつくれば、それがどんどん、どんどん動き始めるんじゃないかというふうに私は思うんです。そういうことまで検討していただきまして、なるべく最初のあれとしては、市の山から出したものを使う。しかも、かなりの大きな木があるはずですから、ぜひそれを利用していただきたいということでございます。それは質問ではございません。

  それから、埼玉県の自然観光として利用するということで答弁がございましたけれども、どうもランキングで、またランキングの話になって、余り好きじゃないんですけども、要するに東京あるいは埼玉県の南のほうから、休みになったらちょっと行ってみたいと。ハイキング程度でいいと。そんなにすごい登山じゃなくてもいいんだから、ちょっと休みを利用して行ってみたいというランキングの中に秩父は入っていないんですよ、全然。何でなんですかね。これだけ一生懸命、さっき答弁していただいて、これもつくりました、これもつくりました。それは、結局お客様と我々の秩父が考えていることとはずれているんじゃないですか。もっと若者の希望をね。今まさに若者たちが何を考えているのか。秩父というのは東京から1時間、車で1時間ちょっとで来るわけですから、車に乗ってきて、それでいろんなところを散策して歩くと。そういうことが、ランキングで見ると秩父は入っていないですよ。むしろ長野や群馬のほうへ行っちゃう。何でそうなのか。いい施策をいろいろやっているという今お話を聞きましたけど、そこのところ、私は聞いてみたい。それは要するに行政のほうで考えている、やっぱり年齢差なんですかね。若者の希望が十分に満たされていないんじゃないですか。いかがなんでしょうか。私はその辺を具体的に聞きたいと思っているんです。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 ランキング、ランキングという話をいただきましたが、私もランキングで判断するのは好ましくないというふうに思いますし、議員のお考えになられているランキングというのが、どういうところに入っているのかということ、私のほうでは把握できておりません。ということで、そのランキング云々ということよりも、要はこの秩父地域に若者が来ていただける、多くの方が来ていただける、そういうふうな方向をこれから全庁挙げて取り組んでいるところでございます。ランキングでの判断よりも、その実態ということを議員もよくこの現状を見ていただき、その上でいろいろご意見を寄せていただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 3番、新井重一郎議員。



◆3番(新井重一郎議員) わかりました。

  ランキングだけを私は問題にしているんじゃなくて、ランキングも一つの目安であると思うんですよ。だから、どうもずれがあるんじゃないですか。迎える側と来てくれる人との気持ちの上でずれがあって、それを満たしていないんじゃないかと。もっと若者の意見を聞く。若い者にそういうところを先頭に立って走ってもらう。そういうことをやっぱりやっていかないと、観光、観光と言ったって、自然があるからいいじゃないかと言ったって、若者たちは来てくれないんですよ。その辺のずれを何とか修正していただかなけりゃだめじゃないかと私は思います。余りこれ長くなっても。

  次に、私は秩父全体を漢方の里にしたいと。これがやっぱり大きな、10年、20年後の秩父の、ある意味での生きていく一つの大きなあれになっていくんじゃないか、活性化していく大きなもとになるんじゃないかというふうに思うんですけども、これに関してはまだまだ大きな問題もいっぱいありまして、私もいろいろとあっちこっち火をつけて、秩父にはこういう自然が残っていて、実に漢方をやっていくにはいいんだということを主張しているんですけども、この辺は市長はどう考えておられるかということを一言お聞きしたいと思うんですけど。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 先ほどの若者云々という話がありましたので、その辺は議員ご指摘のご意見もよくわかりまして、今後、観光客の流れというのは十分にこちらのほうも調査をかけていきたいと思います。また、ご意見等々を寄せていただきたいと存じます。

  続きまして、スウェーデンのことがなかったという話をいただきましたので、大変失礼いたしました。スウェーデン、確かに私も昨年の12月議会でもご答弁させていただきましたが、木材、森林の国、木の国という、木を積極的に使う国というふうなことで現場を見させていただき、行く行くはそういうふうな世界的に木材を取り入れた先進国であるスウェーデン、特にシェレフティオ、そういうところのようなところを秩父の将来像として目指したいなというところ。それは12月議会でも申し上げさせていただきましたので、まだ議事録を読んでいただければというふうに思います。

  そして、漢方のお話でございますが、議員ご存じだとは思いますが、ミューズパークには薬草園がございます。行かれたこともあると思いますし、私もあの前を何度か散歩して歩いて、ただ、その薬草園の管理が今不十分じゃないかなという感じさえ、個人的にはいたします。これは個人の見解でございますが。今後はああいうふうなところを薬草園として、さらに活性化していくと。隣には花の回廊がございますので、そういうふうなところと連携しながら薬草園を使うというところで、先ほど議員のご質問を聞いていますと、漢方の里秩父という発想、これも私の心の中に残った言葉でございます。というところで、議員もご存じだと思うんですが、秩父市内には漢方医が何人かいらっしゃいます。先ほど昼休みにその漢方医の方と連絡をさせていただきまして、状況はどうかというふうなところをいろいろ聞いてまいりました。過去の経緯で、実は秩父と薬、特に抗生物質ですね、これが実は関連があるんですね。ある有名な、今でも使われている抗生物質、名前、商品名ですので、あえて名前を伏せさせていただきますが、その原料は秩父からとれているということも聞いております。そういうところで、薬とこの地域ということが関連があるというふうに私もある程度結びつけながら考えたときに、先ほどその漢方医、これは富山医科薬科大学の非常勤講師の先生なんですが、その先生とも連絡しながら話を聞きましたら、やはりこの地域の漢方というのは、ある程度、いいところではないか。植えて育つということに対してはいいところだというふうなことをお褒めの言葉をいただいて、そういうところで、どんな薬があるんですかねと言ったらば、例えばなんですが、高麗ニンジン、これは薬もそうですし、飲食、食べるほうにも高価なものでございますので、その辺の開発というのはこの地域の中ではいろいろできるだろうと。特に議員ご指摘のとおりの耕作放棄地、遊休農地等々で栽培できればというふうに思っております。

  今、産業観光部長のトップセールスマンという話がありましたが、私もそのつもりで今就任しておりますので、そのトップセールスマンとして、これから大手、例えばツムラとかカネボウとか、小太郎等々、いろいろ漢方薬の会社もございます。私もそれらのところと面識がございますので、いろいろ連携しながら、漢方の里秩父というのを、これは市長として考えていきたいというふうに思っております。

  以上、いろいろなご案内をいただいて、参考になることが多かったというふうに思います。議員もご専門の立場でいろいろご見解を教えていただき、ご協力のほどお願いを申し上げます。

  以上です。



○副議長(金田安生議員) 3番、新井重一郎議員。



◆3番(新井重一郎議員) どうもありがとうございました。

  この漢方、とにかく積極的に利用して、秩父を活性化する方向でいければ、これはやっぱり次の世代の大きな産業に発展すると私は確信しております。

  それから、もう一つ、さっき言ったワクチン。こういうふうに温暖化が進んできますと、今まで日本になかったようないろんなものが、南方系の病気、例えばテング熱とか、それからいろんな蚊が媒介するようなものがふえてくるんですよね。そういうものに対して、今、国は非常に危機感を持って、それに対するある程度の対処をどうするかということを考えておりまして、私も自分のできる範疇でネットワークを利用して、そういうものも秩父の方向で、そういう工場も、ワクチン製造工場みたいなものは、秩父かどうかわかりませんけども、埼玉県になるかもしれません。ぜひそっちのほうも力を入れてやっていきたいと思っておりますので、私ができる方向と、それから市長のできる方向と、いろいろあると思いますけども、お互いに力を合わせて頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。



                                              





○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。

    〔22番 福井貴代議員登壇〕



◆22番(福井貴代議員) 22番、公明党の福井貴代でございます。傍聴の皆様には、暑い中、足をお運びくださいまして、本当にありがとうございます。

  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

  大きな1番、疾病予防対策。人間の命と健康を守ることは、政治の最優先課題と言っても過言ではありません。ところが、ワクチンで予防できる病気があるにもかかわらず、日本は世界からワクチン後進国と指摘され続けてきました。こうした状況を打破する力強い一歩として、秩父市では、ことし5月から高齢者用肺炎球菌ワクチン接種に2,000円の補助が受けられるようになりました。また、6月定例会においては、市長より、女性の命を守る子宮頸がんワクチンに平成23年度当初より公費助成できるように取り組むとの力強い答弁をいただいたところです。国も子宮頸がん予防ワクチン接種の助成事業を新たに設け、約150億円を予算に盛り込む方針との記事を読みました。12歳女性へワクチン一斉接種に必要な費用は約210億円、公明党は全額国庫負担での接種を訴えてまいりましたが、この予算では自治体の負担は避けて通れないようです。今後の動向に注目をしてまいりたいと思います。

  さて、本日は細菌性髄膜炎から子どもの命を守るワクチンについて質問をさせていただきます。(1)、細菌性髄膜炎予防ワクチンの公費助成について。細菌性髄膜炎は、脳を包む髄膜に菌が取りつき、炎症を起こす病気です。国内では年間1,000人が発病、約5%の死亡。救命できても、約25%の方に脳に後遺症を残してしまいます。発病年齢は生後3か月から5歳ごろまでに多いのですが、70歳以上でも多いとされ、決して侮ることのできない警戒すべき感染症でございます。何よりも迅速な診断と適切な治療で重症化を防ぐことが大事ですが、早期には風邪と見分けるのが難しいという問題があります。このため、ワクチンで細菌性髄膜炎を予防することが最も重要なのだと考えます。現在、この病気の予防ワクチンとして、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの2種類があります。

  ア、ヒブワクチンについて。細菌性髄膜炎の原因菌の約6割がヒブ菌です。病気の原因となるヒブ菌は、せき、くしゃみで飛び散ることによって感染が拡大し、集団保育の中での感染が多いと言われています。ワクチン接種を受けると、のどなどにヒブ菌がつかなくなり、感染の抑止効果が高くなります。ヒブワクチンについては、平成21年3月定例会でも質問をさせていただきました。答弁では、他市の接種状況や医師会との調整を図りながら検討をするとのことでした。その後の状況はどのようになっているでしょうか。

  公明党の調査では、現在、ヒブワクチンに公費助成する自治体は204ということです。そのうち、90の自治体が1回の接種に3,000円から4,000円の公費助成をしています。ヒブワクチンは1回の接種が約8,000円で、必要な4回の接種を受けるためには約3万2,000円を負担しなければなりません。

  イ、小児用肺炎球菌ワクチンについて。細菌性髄膜炎の原因菌の約2割が肺炎球菌です。小児の場合、肺炎や難治性中耳炎の原因にもなります。小児用肺炎球菌ワクチンは小児期だけでなく、高齢期まで肺炎を防ぐ効果があると言われています。このワクチンは本年2月24日に販売が始まったばかりですが、早くも11自治体が公費助成に取り組み、1回の接種に5,000円以上の公費助成をしている自治体が4自治体となっています。1回の接種に約1万円、接種年齢によっては最大4回が必要で、その場合は4万円の負担が必要となります。この2つのワクチンは任意接種で全額自己負担のため経済的な負担が重く、接種したくてもできないという現状があります。ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンで細菌性髄膜炎の原因菌8割に有効となります。両ワクチンとも、日本以外の先進国では任意接種ではなく、定期接種がされております。子どもたちが家計の理由で接種できなくなることがないよう、公費助成はぜひとも必要と考えます。細菌性髄膜炎から子どもの命を守るヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの公費助成についてお考えを伺います。

  大きな2番、女性特有のがん対策、(1)、乳がん、子宮頸がん検診クーポンの継続実施について。日本は世界有数のがん大国です。反面、国民の命を守るがん対策は、いまだに後進国です。がん対策は検診率をどう高めるかが最も重要です。国のがん対策基本計画では、2011年までにがん検診受診率50%以上という大きな目標を掲げていますが、全国平均は24.5%、とても及ばない状況です。

  昨年、国の第1次補正予算に216億円が計上され、一定年齢の方を対象に、乳がん、子宮頸がん検診無料クーポンの配布が実現し、検診率向上に向けて大きく動き出しました。しかし、鳩山政権が編成した今年度予算では、検診無料クーポン事業費は3分の1の76億円に減額され、自治体の負担が必要となってしまいました。予算減額の影響を受け、検診無料クーポン配布事業ができない自治体もある中、秩父市においては2年連続でこの事業を継続していただきました。また、市立病院で乳がん検診ができる体制も整えてくださいました。この場をおかりしまして、ご苦労くださっております多くの皆様にお礼を申し上げたいと思います。この事業は5年間継続して初めて20歳から60歳の女性全員が1度の無料クーポンを使って検診を受けられる事業でございます。公平を期すためにも、ぜひ検診無料クーポン事業の継続をお願いしたいと考えます。

  子宮頸がんは、ワクチンと検診で100%予防ができるがんだということや、女性の20人に1人が乳がんに罹患している状況を思うと、検診無料クーポン事業の役割はますます重要になってまいります。日本対がん協会は、ことし5月、全国46道府県支部を対象に行ったアンケート調査の結果から、無料クーポンは若年層に受診を促す大きな効果があったということや、無料クーポンが受診者拡大を牽引し、これまで受診しなかった女性の背中を押したと分析をしています。

  そこで、質問のアとして、平成21年度の女性特有のがん検診無料クーポン事業の秩父市の取り組み成果について伺います。

  質問のイとして、平成22年度の取り組みについて伺います。

  質問のウとして、検診率向上に向けた平成23年度の検診無料クーポン事業の継続について、お考えを伺います。

  大きな3番、エコスクールの整備促進、(1)、エコスクールパイロット・モデル事業の活用と取り組み。地球温暖化対策は世界共通の重要課題となっており、我が国においても低炭素社会の実現に向けた取り組みをより一層推進することが求められています。文部科学省では、平成9年度にパイロット・モデル事業を創設するなど、環境を考慮した学校、これをエコスクールと呼び、その推進をしてまいりました。ことし5月には、すべての学校でエコスクールづくりを目指して、既存学校施設のエコスクール化のための事例集を発表しております。公立小学校、中学校の施設は、現在、耐震補強を含めた老朽対策のための改修整備が進んでいますが、子どもたちの快適な学習環境を確保しつつ、省エネ対策やCO2削減対策をあわせて実施して、エコスクールづくりに取り組むことが重要だと考えます。

  エコスクールパイロット・モデル事業の活用とは、文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省が連携、協力して学校設置者である市町村等がエコスクールとして整備する学校をモデル校として認定するものです。モデル事業の認定を受けると、学校施設の新築、増築、改築、または改修にあわせて事業を実施する際に、文部科学省より施設整備費について、関係各省より補助事業の優先採択などの支援を受けることができると聞いています。例えば、太陽光発電導入の事業に2分の1、地震補強でIs値0.3未満は3分の2、地域材を利用した内装の木質化の導入で交付率2分の1などとなっています。屋上緑化や校庭の芝生化も対象になっているようです。すべての学校がエコスクールづくりを目指すという国の取り組みに対し、秩父市がどのように活用し取り組みをしているのか、現況と今後についてお考えを伺います。

  (2)、校庭、幼稚園、保育園の芝生化について。ことしの暑さは異常なほどの暑さで、今も続いています。朝早くから太陽が照りつけ、外に出ることをちゅうちょしてしまうほどです。それは、学校に学ぶ子どもたちも同様かと思います。日本の学校はほとんどが土のグラウンドです。暑い日には、より暑く感じ、これが緑の芝であったなら、見た目も涼しく、外遊びに興じる子どももふえるかもしれません。

  校庭の芝生化については、平成21年6月定例会で公明党の富田恵子元議員が一般質問をしています。答弁では、校庭の芝生化は今後の検討課題とのことでした。しかし、エコスクールの推進の中では校庭の芝生化もモデル事業とされていますし、県においても、みどりの園庭・校庭促進事業において費用の補助を行っています。校庭の芝生化は子どもの体力向上やけがの防止、騒音の低減など、教育、健康保全上の効果、そして学校の緑化、雨水を吸収して水吐けがよくなる。土ほこりを防いで温度上昇の抑制など、環境対策としての効果があります。また、防災時の効果として、防災ヘリコプター離着陸の際、一刻を争う緊急時の散水が不要になるという効果もあります。

  近年、手入れが楽で成長の早い品種ティフトン芝をポットで育てて、1平方メートル当たり4束を田植えのように植え、自然繁殖させる鳥取方式での校庭芝生化が広がっています。苗代の材料が安く、特別な土壌改良も必要なし。維持管理は水やり、芝刈り、肥料を上げるだけ。専門業者を必要とせず、除草剤や農薬を一切使用しないので、環境上も安全と言われています。

  芝生化を考えるとき、慎重になってしまう理由は2つあると思います。1つはコスト面です。鳥取方式は1平方メートル当たり、従来の5,000円から1万円かかるのに対して100円程度。6,000平方メートルの校庭なら60万円です。もう一つの問題は、維持管理の作業の人的確保があると思います。これには地域住民や保護者の理解をいただき、学校芝生化にともに携わっていただき協力を得ながら取り組んでいる学校が多くあります。維持費については、従来の方法だと1平方メートル当たり2,000円から3,000円であるのに対し、鳥取方式は50円から150円ということです。6,000平方メートルの校庭なら30万円から90万円ということでしょうか。埼玉県でも鳩ヶ谷市里小学校が、ことし6月にPTAや地域の住民360人が参加して、6,000平方メートルの校庭に鳥取方式を採用して、2万ポットの芝生の植えつけを行ったそうです。当初予算は197万5,000円、内訳は苗をつくるまでが30万円、電動の芝刈り機2台で67万1,000円、散水機25万円、水道料初年度は75万円、次年度以降は20万円から30万円を予定しているとのことでした。秩父市においても小中学校を初め、幼稚園、保育園の中でできるところから鳥取方式による芝生化をモデル事業として取り組むことができないでしょうか。校庭、幼稚園、保育園等の芝生化についてお考えを伺います。

  大きな4番、高齢者の安心、安全のために、(1)、24時間対応高齢者、介護家族の相談体制について。高齢者が住みなれた地域で安心して、できる限り自立した、その人らしい生活が送れるよう支援していくための総合機関として地域包括支援センターが開設され、平成20年4月から全市町村で本格的に運営が開始、2年がたちました。ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯、または常時注意が必要な高齢者がいらっしゃる世帯等が年々増加している中で、24時間365日対応の地域における相談体制の整備は大変重要な課題と考えます。

  神奈川県相模原市では、平成19年8月から、ホッと!あんしんダイヤルで高齢者や介護家族を支援する目的でフリーダイヤルの電話相談窓口を開設しています。24時間、専門家が電話で相談に対応しています。また、東京都中央区では、ボタン1つでつながる、あんしんコールサービスを提供、ひとり暮らしの高齢者と高齢者のみの世帯を対象に365日24時間体制で電話による健康相談アドバイス、自宅を訪問して安否確認、必要に応じてヘルパーの派遣等を、こちらは有料で行っています。このように各地で地域の実情に合わせた相談体制が整備、強化されているようです。

  ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯、または常時注意が必要な高齢者がいらっしゃる世帯では、体調の急変など生死にかかわる緊急の場合から、ちょっとした体の異変なのかどうか、その体の異変が重篤であるかどうか、本人や家族の判断がつかない場合もあります。さらに、高齢者やその介護家族の日ごろの悩み事や心配事を休日や夜間でも気軽に相談できる仕組みが望まれています。秩父市における24時間対応の高齢者、介護家族の相談体制について、現状と今後の取り組みを伺います。

  (2)、救急医療情報キットの配布事業について。これは、駆けつけた救急隊員が患者本人から容体を確認するのが困難な場合、記入された医療情報をもとに適切な応急処置をするのが目的につくられています。アメリカのワシントン州ポートランド市が20年前から実施している高齢者等の救急対応に有効な事業を参考にして、東京都港区が高齢者や障がい者、健康に不安のある方の安全、安心のため、無料で配布事業を開始したことがきっかけとなり、各地で導入が広がっているものです。情報キットの多くはプラスチック製の筒ですが、自治体によって形はさまざまです。容器の中身は、本人の名前や年齢、担当する民生委員さんの連絡先、持病や服用している薬、かかりつけの医療機関の連絡先、救急連絡先などが書き込めるようになっています。健康保険証や診察券のコピーも入れることができ、冷蔵庫の中に保管しておきます。急病などで救急車の応急処置を受ける先、救急隊員がキットにおさめられている情報を活用し、消防、医療機関と連携して、いち早く搬送に結びつけることができます。救急隊員に家にキットがあることがわかるように、玄関と冷蔵庫に専用のステッカーを張っておきます。冷蔵庫に保管する理由は、ほとんどの家庭に冷蔵庫があり、救急隊員にもわかりやすいからです。この取り組みは災害時対策の視点からも注目されて、高齢化に伴って需要が拡大をしています。

  救急搬送の半数近くは高齢者が占めていると言われています。昔は近所づき合いがあり、どこにお年寄りがひとり暮らしをしているかなど地域の人が皆知っていましたが、今は個人情報保護の立場から行政でも情報を集められないということも多くなっています。高齢者が急病で倒れてしまった場合、救急車を呼ぶところまではできたとしても、その人がどんな病気歴か、持病があるのか、どんな薬を飲んでいらっしゃったのか、だれに連絡したらいいのか、本人でしかわからない情報を救急隊員に確実に発することができるものとして具現化されたのが、この救急医療情報キットだと思います。

  秩父市では、高齢者が地域の中で安心して暮らせるための見守り活動がありますが、その現状や緊急時の対応はどのようにされているのか、伺います。救急医療情報キットのような毎日の備えがあれば、福祉対策もさらに充実すると思いますが、お考えを伺います。

  (3)、高齢者の熱中症予防対策。ことしの夏は連日の猛暑、熱中症で搬送された人は全国で4万6,000人を超え、半数が65歳以上で、亡くなられた方は158人もいらっしゃいます。ひとり暮らしの高齢者が空調設備のついていない窓を閉め切った部屋で夜間に亡くなるケースが大半を占めていたそうです。秩父広域圏でも、先ほどもお話が江田議員からありました。熱中症で運ばれた方が70人を超えているという厳しい現状がございます。秩父市の現況はどのようになっているでしょうか。

  熱中症対策の一つとして、8月6日付の読売新聞には、熊谷市が携帯型熱中症計をひとり暮らしの高齢者に無料配布する取り組みを続けているとの記事がありました。民生委員が直接訪ねて、熱中症対策のチラシとともに手渡しをし注意を喚起するため、高齢者の見守り対策として役立っているそうです。熱中症計は、縦6センチ、横5センチほどの大きなたまごっちのような形状です。気温と湿度を計測し、熱中症の指標値をもとに危険度を、ほぼ安全から危険まで5段階に分けて、ランプとブザーで知らせる仕組みの熱中症計ということです。昨年からスタートして、ことしは電池の交換を行っていると記事には書いてありました。高齢者は脱水が進んでも、のどの渇きが起こりにくく、温度の感覚がわからなくなっている方もいらっしゃいます。危険な状況をブザーで知らせることで水分や塩分をとること、扇風機や冷房のスイッチを入れることなどで自分で気をつけることができます。すぐれものだと考えます。熱中症被害が全国で相次ぎ、この状況は、もう温暖化による大災害と言っても過言ではありません。対策が必要だと考えます。高齢者の熱中症予防対策について伺います。

  壇上からの質問は以上で、あとは質問席にして質問させていただきます。



○副議長(金田安生議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 1時55分



    再開 午後 2時12分





○副議長(金田安生議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  22番、福井貴代議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  健康福祉部参事。

    〔加藤 登健康福祉部参事登壇〕



◎加藤登健康福祉部参事 ご質問の大きな1番、2番、4番につきまして順次お答え申し上げます。

  1、疾病予防対策ですが、初めにヒブワクチンの公費助成の県内実施状況を申し上げます。現在、埼玉県内では、北本市、蓮田市、新座市の3市で、ゼロ歳から5歳未満児を対象に、接種費用1回につき1,000円から3,000円、1人につき2回から4回の一部助成を実施しております。ヒブワクチンの接種方法は、生後2か月から5歳未満までの間に1回から4回するものでございますが、初回接種の時期によって接種回数が変わるものでございます。そして、5歳以上はヒブ感染症がほとんどないとのことになりまして、不要とされております。接種費用は、5,000円から9,000円くらいと医療機関によってさまざまでございます。

  現在、当市の5歳未満の乳幼児人口は約2,650人となっております。ヒブワクチン公費助成の実施につきましては、助成の金額や回数等の十分な検討を要するところでございます。公費助成の実施に向けましては、接種方法や助成金額等につきまして、秩父郡市医師会や財政当局と検討を重ねてまいりたいと存じます。

  次に、小児用肺炎球菌ワクチン接種の公費助成についてでございますが、このワクチンの接種も対象年齢や回数につきましては、ヒブワクチンとほぼ同様のものでございます。接種費用は、1回約8,000円から1万円と高額なものとなっております。

  小児用肺炎球菌ワクチン接種公費助成の実施状況につきましては、埼玉県を調査いたしましたところ、実施している市町村は、まだ把握できておりません。今後の実施につきましては、さまざまな視点から調査、検討してまいりたいと考えております。

  現在、保健センターで行っている予防接種事業は、麻疹、風疹、日本脳炎予防接種のように接種勧奨を一時期間控えていた予防接種の再開や接種回数、対象年齢等の広がりにより予防接種事業費が増加しているのが現状でございます。また、子宮頸がんワクチンの一部助成の来年度に実施に向けて、現在検討しておるところでございます。財政的な課題も非常に大きくありますので、今後ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンにつきましては検討させていただきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

  続きまして、大きな2番、女性特有のがん対策についてお答え申し上げます。乳がん、子宮がん検診無料クーポン券についてでございますが、この事業は平成21年度から始まった検診事業でございます。

  初めに、クーポン券を発行したことによる受診率の効果でございますが、平成20年度と平成21年度の受診率を比較いたしますと、乳がんは約2倍の受診率となっております。子宮がんは35%、21年度が増加しております。具体的数字を申し上げますと、乳がんは平成20年度の受診者数は899人、これが平成21年度は1,657人になっております。そのうちクーポン券の受診者は691人で、クーポン券に占める割合、クーポン券発行した全体に占める割合は28.19%となっております。子宮がん健診につきましては、平成20年度が1,350人受診いたしましたが、21年度は1,813人となっており、クーポン券受診者が409人と全体の21.78%となっております。

  クーポン券の若い世代への効果についてでございますが、クーポン券の対象年齢が20歳からとなっているため、早いうちから乳・子宮がんを初め、あらゆるがんの怖さ等改めて認識し、早期発見、早期治療のための検診がとても重要であることを知る大変効果的なきっかけづくりになっていると考えております。

  この効果は受診者数にもあらわれ、平成20年度は子宮がん検診の若い世代、20から30代世代が577人でしたが、21年度は887人と、約300人若い世代の受診がふえております。また、クーポン券を使用しない一般の乳がん検診の対象者は30歳からとなっておりますが、子宮がん検診と同時に同一会場で行っているので、乳がん検診の30歳代受診者も21年度には約40人以上の増加が見られております。

  女性特有がん検診事業の22年度の状況でございますが、クーポン券受診対象者は、乳がんが2,325人、子宮がんが1,845人で、5月末日に対象者へクーポン券を発送を行ったところでございます。事業費につきましては、前年は十分の10、国から補助がございましたが、今年度の国庫補助は2分の1となっております。

  国庫補助金による乳・子宮がん検診は、指定の医療機関での個別検診と4か所の保健センターで行う集団検診がございます。10月には、秩父、吉田、荒川の3つの保健センターで5回の集団検診があり、現在、受け付け中となっておりますが、多くの方から申し込みを受けている状況でございます。

  次に、23年度の実施予定でございますが、この事業は実施開始当初、乳・子宮がん検診受診対象者を5歳ごとで5年間行うことにより、全女性に対して、がんに対する検診意識の向上を図るものとして全国的に始まったものでございますが、その趣旨を考慮しつつ、現在、当初の目的や補助金の状況等について変動が生じましたことから、今後、国や県の動向を考慮しながら検討することも必要と考えております。

  乳・子宮がん検診を初めとする各種がん検診事業は疾病対策の基本でございます。ふえつつあるがんを早期発見、早期治療により克服できるよう、健康カレンダーや市報、またホームページ等において周知するとともに、あらゆる場において受診勧奨を行ってまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  続きまして、大きな4番、高齢者の安心、安全のためにについてお答え申し上げます。秩父市における高齢者及びその家族に対する相談体制につきましては、市直営の地域包括支援センター3か所及び社会福祉法人に委託し、設置しております在宅介護支援センター7か所においてご相談をお受けしております。しかしながら、在宅介護支援センターにつきましては平成9年に設置をいたしましたが、平成18年に地域包括支援センターが設置され、業務の多くが地域包括支援センターに移行したことから、本来の機能を発揮していない状況となっております。こうした現状を踏まえ、平成22年度の重点施策といたしまして、地域の高齢者のセーフティーネットの充実を目的に、在宅介護支援センターの再構築を検討して行う予定でございます。設置に当たりましては、老人福祉法に規定する在宅介護支援センターとして設置いたしますが、市民の皆様にわかりやすくするために、高齢者相談支援センターという名称に変更いたします。

  具体的な業務といたしましては、地域の相談窓口として24時間の相談業務を行います。また、各センターに相談協力員として、民生委員さん、また新たに在宅福祉員さんを含め、それぞれの団体の日常活動や、給食を配食するという配食会などの事業時において、栄養バランスに偏りのある方や、今後増加が見込まれる認知症患者の早期発見など幅広く要援護高齢者等の実態の把握をしていただき、情報を集約いたします。各センターに集約された情報は、月に1回程度、各地域の包括支援センターと高齢者介護課及び各総合支所市民福祉課とケア会議を開催し情報を共有し、必要な支援につなげていきたいと存じます。

  また、より地域に身近な相談窓口とするために、新たに1か所ふやし、8か所設置いたします。高齢者及びその家族から気軽に相談していただけるよう広く周知を行い、高齢者にとって安心して住み続けられるまちづくりを進めてまいりたいと存じます。

  次に、救急医療情報キット配布事業についてでございますが、この事業はひとり暮らし高齢者の方などを対象に、既往症や服用薬などの救急時に役立つ情報を専用の容器に入れ、自宅の冷蔵庫等に保管し、医療の現場へ正確な情報をお伝えすることを目的としており、全国の自治体で導入が進められつつあります。現在、当市におきまして、民生委員さんのご協力により災害時要援護者の登録制度やふれあいコール事業など、地域の見守り活動を常時行っているところでございます。

  救急医療情報キットの導入につきましては、災害時の対応などに有効と考えられますが、個人情報の流出の課題もございますので、近隣の自治体の動向を踏まえ検討してまいりたいと存じます。

  次に、高齢者に対する熱中症予防対策についてでございます。埼玉県消防防災課の調査によりますと、6月から8月末日までの3か月間において、県内で熱中症と見られる救急搬送は3,303件、全国の熱中症による救急搬送者の約7%を占めております。そのうち高齢者は1,537件となっており、高齢者の占める割合は46%と非常に高い状況でございます。

  当市の状況は、同期間におきまして、これは秩父消防本部の情報をいただいたものですが、27件の熱中症と見られる救急搬送があり、そのうち18人が高齢者で、高齢者の占める割合は66.7%と、県内の割合よりも高くなっております。高齢者は暑さを感じにくく、またエアコン等の使用を嫌われる方が多いなど、熱中症にかかる可能性が非常に高くなっております。こうした状況から、県から9月末までの間、熱中症対策強化月間として、市民に広く周知を行うよう協力要請があったところでございます。

  当市といたしましては、県からの協力依頼に先駆け、防災行政無線による放送や民生委員さんによる訪問時の声かけ、また過去サービス利用者等に対する注意喚起を介護サービスを提供する事業者に依頼するなど、熱中症予防に取り組んでいる状況でございます。今月2日には、環境省が高齢者と接する機会が多い宅配業者に注意を呼びかけてもらえるよう要請をすることが決まっております。当市といたしましても、引き続き高齢者が集まる行事や、窓口にいらっしゃる方に対し積極的に注意を呼びかけ、高齢者に対する熱中症予防に努めてまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 教育委員会事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 大きな項目の3、エコスクールの整備推進についてご答弁申し上げます。

  初めに、(1)、エコスクールパイロット・モデル事業の活用と取り組みについてでございますが、この事業は、環境を考えた学校施設の整備に関しモデル事業として認定を受けたものについて、国が支援する制度でございます。対象事業といたしまして、太陽光発電などの新エネルギー活用型、屋上緑化などの自然共生型、地域木材利用型、資源リサイクル型などの事業タイプに分かれております。

  秩父市では、この事業の利活用につきまして、今まで学校施設の改築工事等の基本設計時にその効果及び費用について検討を行ってまいりましたが、設備の維持管理費や建設コストを検討した結果、当市の財政状況を考慮し、見送ってまいりました。しかし、近年、環境問題が課題として提起される中、学校施設においても環境負荷の低減に対応し施設整備が求められております。また、未来を担う子どもたちが環境問題を身近に感じられるような工夫を行うことは重要でございます。今後は、この事業の活用も視野に入れながら、コスト意識を持ち、環境に配慮した学校施設整備について、さらなる研究をしてまいりたいと考えております。

  なお、本年度、太陽光発電設備を南小、高篠小、荒川東小、第一中、吉田中の5校について整備いたします。ご提案の事業での支援ではございませんが、財源を公共施設臨時交付金等の全額国庫補助にて事業を行う計画でございます。

  続きまして、(2)の校庭、幼稚園、保育園の芝生化についてでございますが、芝生化は、児童生徒のけがの防止、ヒートアイランド現象の緩和、砂ぼこりを抑えるなどのさまざまな効果が示されており、生き物である芝生を扱うことから、子どもたちにとって情操教育的な効果や環境に対する意識の向上など、教育的観点からも大きな役割を担っていると考えられます。

  しかし、その一方で、校庭は体育の授業、部活動、運動会、さまざまな用途に使用されているため、使用目的によって芝生が有効でない場合があると考えられます。また、芝刈りや水やりなどの維持管理、それに伴うスプリンクラーや芝刈り機などの備品や散水にかかる水道料等、さまざまな問題もございます。市といたしましては、けがの防止に効果的であると思われる遊具の周辺に芝生を養生するなど、今後検討してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。



◆22番(福井貴代議員) ご答弁ありがとうございました。一つ一つ、要望と質問をさせていただきたいと思います。

  最初に、疾病予防対策の細菌性髄膜炎予防ワクチンの公費助成について、本当にいつもワクチン行政のことについて叫んでいる福井で、子宮頸がんワクチンが23年度から公費助成されるという前段階で、またこのお願いをしているわけなんですけれども、やはり命にかかわる問題、子どものことについては、まさにすごく大事な問題だと思うんですね。私自身は、このことについて、さいたま医療センターの薗部友良先生の講演、そしてまた、斎藤昭彦先生、国立成育医療センターの感染科医長の先生ですけども、2度、講演を聞かせていただきながら、この細菌性髄膜炎が怖い病気であるにもかかわらず、親御さんたちも余りご存じないんですね。そして、一度かかってしまったら死に至るかもしれない。重篤な後遺症を残してしまうかもしれない。そして、あるとき、事例として、過去にはお父さん、お母さんが小児科医でありながらも、専門知識を持っていながらも早期に発見することができなかった、そういう状況もあったときに、本当にワクチンを使って予防する以外にないではないか、私はそう思いました。

  こうした大事な子どもたちの命を、まずワクチンがある、その原因菌の8割を防ぐことができるこの予防ワクチン、それについて、やっぱり財源は厳しいけれども、何とか公費助成をしていく方向に検討していただくことが、私は大事だと考えております。大変な状況ですが、現在も埼玉県では三郷市が子宮頸がん、ヒブワクチン、そして小児用肺炎球菌、おたふく風邪、水痘、水ぼうそうですね、そのワクチンに公費助成をするというニュースも聞きました。同時に、4種、5種を始めるという自治体が、今少しずつ出始めています。私はやはり命を守るという点で最優先に考えていただきたい。大変な状況だけれども、考えていただきたいという思いがしております。ワクチン行政の扉を開いてくださった市長に、ここはもう一度お考えをお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 福井貴代議員からの再質問に対して、ワクチンに対しての大変なご関心、そして取り組みの意欲というのを、お話を聞いている上では大変感銘を受けたところでございますが、この間の答弁、3月からそのような形でワクチン接種公費助成を行うということなんですけども、このヒブワクチンと肺炎球菌に関しましては、これざっと今計算してみたんですが、2,650人で、ヒブが5,000円としますと1,325万円。最低の費用でも1,300万円以上のお金がかかる。肺炎球菌に関しましては2,120万円かかるということで、これ最低の金額で盛っていった場合の状況で、両方合わせても大体3,500万円ぐらいかかるということで、そういうふうな形でこの財源をそこに充てていかなければいけないというところが、今のご指摘のとおりの財政状況が厳しいというところですので、その有効性とか効果というのは大変なものがあるのはよく承知しておりますが、なかなかこれに関しましても慎重にやっていかなければいけないというところが今の現状だというふうに思っております。今後、財源確保等々いろいろ考えながら、議員ご指摘のヒブにしろ、肺炎球菌にしろ、これらを検討してまいりたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。



◆22番(福井貴代議員) ありがとうございました。

  厳しい財政状況は、本当に胸が痛いほどわかっているので、余り無理は言えない。でも、ぜひ前向きに時間をかけて検討していただきたいとお願いをしたいと思います。

  続いて、検診無料クーポンのことで、21年度の実績をずっとご報告をお聞きしながら、大きな効果があったんだなと実感をいたしました。本当にうれしいことですし、また多くの方がこの無料クーポンを使って、しっかりと検診を受けていただきたいというふうに思っております。

  そうした中で、1点お聞きをしたいんですけれども、検診無料クーポン、事業の平成21年度の取り組みの中で、検診無料クーポン対象者でありながら受診しなかった方がどのくらいいらっしゃるのか。また、その背景などをお聞きできればと思います。そしてまた、受けられない方がいるというのは大変もったいないことなので、有効期限が切れる前に再度お知らせするなどのお知らせ運動、啓発運動ができるかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  健康福祉部参事。

    〔加藤 登健康福祉部参事登壇〕



◎加藤登健康福祉部参事 それでは、検診を受けられなかった方の人数について申し上げます。クーポン券利用者につきましては、乳がん検診が691人でございます。対象者が2,451人ということになりますので、1,760人ほどおいでになります。それから、子宮がん検診につきましては、受診者が409人、対象者が1,878人ということになりますので、1,469人ということになります。やはり受診率から見ますと、まだまだ大変低い状況でございます。

  これらにつきましては、諸般の事情ということでございますが、当初利用者につきましての案内が各1回、また市報等におけるお知らせが約1回ということでございまして、十分な周知ができなかったということもあるかと存じます。これにつきましては、事業を実施し始めたのが昨年の10月前後からということになっておりまして、期間的にも大変短い状況でございました。今年度は、もう一歩早く実施できておりますので、十分な周知期間が設けられると思います。また、対象から漏れている方につきましても、再度ご案内をすることができるかと思いますので、今後そのような対応をし、この受診率向上につきまして努力をしてまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。



◆22番(福井貴代議員) ご答弁ありがとうございました。

  本当に多くの方が漏れなく受けられるようなお知らせ、啓発をお願いしたいと思います。

  また、23年度の継続については、まだまだ検討という状況のようでございます。また、公明党のほうで調べている情報の中では、23年度についても厚労省が無料クーポン事業について来年度も今年度と同規模の予算で実施する方針という方向を聞いております。そういった状況で財源が2分の1つくのであれば継続が可能なのかどうか、その点についてちょっとお伺いをしたいと思います。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  健康福祉部参事。

    〔加藤 登健康福祉部参事登壇〕



◎加藤登健康福祉部参事 来年度のことにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、これは5年間行うことによって初めて有効となる事業でございます。ということをもとにいたしまして、できればぜひ実施していきたいというふうに考えております。ただ、先ほど市長が申し上げましたように諸般の状況ございますが、その辺を検討しながらも前向きに、本当にやる方向で検討してまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。



◆22番(福井貴代議員) ありがとうございます。

  本当に厳しい状況の中ですが、この子宮頸がんに関しては、ワクチンと、そして検診で100%予防できるという取り組みなので、今おっしゃっていただいたように本当に前向きに取り組んでいただければありがたいと思います。ぜひとも前向きな方向での検討を要望させていただきたいと思います。

  続きまして、エコスクールの整備推進ということで、うちの秩父市で取り組んでいる太陽光発電等の設置が全額国庫負担で、この事業とは別でやっているという状況がわかりました。このエコスクールのパイロット・モデル事業も視野に入れながら、また今後検討を重ねて、取り組みと活用をしていただけるといいのかなと。やはり温暖化対策の中で、しっかり学校関係も取り組んでいかないといけないと考えております。

  そしてまた、芝生化についてですが、遊具の下にというお話をいただいて、少しほっとしているんですけれども、きのうも防災訓練がありまして花の木小学校へ行きました。消防自動車が放水訓練で、ホースをだあっと出していきますと、砂ぼこりがばあっと舞って、これなんだよなって、本当にこのほこりがすごく大変だよなという思いがして、またAEDの実地の訓練を見させていただくと、ブルーのシートの上で、まいちゃんという人形を使ってAEDをやったわけなんですけれども、そのときも、これが芝生であったらもっといいのかなって思ったりもしました。

  花の木小学校などはグラウンドと遊具がはっきり分かれていまして、グラウンドじゃなくて、遊具のあるところが芝生化されますと、やはり環境的にもすごく緑がきれいになったり、涼しい感じが出たり、いいのかなというふうに思います。できるところからモデル事業で取り組んでいただけたら本当にいいと思いますし、想像以上に安くて補助金もつかないというふうなことも伺っています。このティフトン芝が外来種ということもあって、根を張るまでに水をやることが必要なんですけれども、本当に手がかからない。雑草が生えても一緒に刈ってしまえば、それで大丈夫、刈りっ放しでいいという、そういう状況も聞いております。ぜひ挑戦してみるといいのかな。環境立市、環境みらい都市に認定された秩父市にオールグラウンドが芝生というのがあってもいいんじゃないかと私は思うんですけれども、本当にこうやって暑いのを感ずると、クーラーをつけてあげるのが先なのかなとか、いろんなことも考えたりしてせつない思いもするんですが、ぜひ芝生化もできるところに実現をお願いできればと思います。

  最後の高齢者の安心、安全のためにのこの質問について、私も24時間対応の高齢者の介護の相談窓口、ずっと心配をしておりました。成果報告書を見ても500件に近い相談が来ておりますし、また年々、内容も多岐にわたって、関係者の皆様には相当なご苦労をしていただいている状況も伝わってきました。また、お話の中で、平成22年度の重点施策としてセーフティーネットを再構築するということで、高齢者相談支援センター8か所を開設してくださるというお話を聞き、これが皆さんのよりどころになって、高齢者の皆さんが安心、安全に暮らせるその中身がもっと進むことを祈っていきたいと思います。ぜひともよろしくお願いします。

  そして、2番、3番の救急医療情報キット、そして熱中症予防対策のたまご型の携帯型熱中症計なんですけど、これすごく私はすぐれたものだなと思うんですね。見守り対策の中で一番活躍してくださっているのは、実は民生委員さんだと思います。最前線でボランティア精神にのっとりながら、一生懸命一人一人の安否を気遣って行動をしてくださっております。ですが、たとえ民生委員さんといえども、なかなか何もなくて訪ねることは大変なんですね。そうしたときに、こういった情報キット、あるいはまた携帯型熱中症計を持ちながら訪ねていくことで話が弾み、聞くこともできないその人の情報をお聞きして蓄積していくことができる。これはむしろ、本当に民生委員さんの信につながると私は思っています。そういう意味で、もちろん熱中症対策のチラシをお届けしてくださっているとは思いますが、こういった具体的にその人、一人一人をお守りするグッズ、これも大事だと私は考えております。

  また、見守り対策という点について、今高齢者の所在不明の問題が社会問題化されていまして、この問題については後の議員さんたちがお尋ねすることになるので、挙げておきたいと思うんですが、問題には3つあると私は思っていまして、1つには住民基本台帳の管理の問題、そして2つには個人情報保護の問題、3つ目に地域の見守り活動として最前線に立つ民生委員さんの役割のあり方というのがあると思うんですね。この最前線を担ってくださっている民生委員さんにその活動支援につながる、そういった活動。そして、民生委員さんの待遇改善、また定員の増加という点も、ある意味では定員を超えて抱え切れない人数を心配されている民生委員さんもいらっしゃると思うんです。その定員増加の件。そして、活動に必要な個人情報の提供という点で、今回も秩父市でないと思っていたら、基本台帳にあったという事実を聞いたときに、民生委員さんたちがつくってくださっている世帯の名簿が生かされているのかどうか、そういったことが私はちょっと気になりました。そういった点で、縦割り行政じゃなくて、福祉部と、そして市民生活のほうとの連携がどのようにされているのかなという心配もあるんですが、地域福祉計画とあわせて、その民生委員さんの待遇改善、定員の増加、活動に必要な個人情報の提供、そして高齢者の皆さんの孤立化防止を定める地域福祉計画について、わかる範囲でご答弁いただければと思います。状況をお伺いします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 再質問いただきました。

  まず、処遇の問題についてお答えをいたします。民生委員さんの活動は、少子高齢化や核家族化の問題に深いかかわりを持っておりますので、要援護者や、あるいはひとり暮らしの高齢者、障がい者から児童虐待やひきこもりの問題などの対応のほか、各町会とか、いろんな地域で行われているイベントへの参加とか、いろんな大変な激務があると私認識しておるところでございます。この問題につきましては、民生委員・児童委員協議会会長会議というのを毎月開催しておりますので、民生委員の地域における役割をもう一度再検討して、できる限り負担を軽減していく方向で検討してまいりたいというふうに考えております。

  次に、定員の増加についてお話をいただきました。民生委員さんの定員につきましては、ことし一斉改選なんですけども、この時期には県知事のほうに申し出れば変更することは可能でございますが、秩父市におきましては前回実は増員をしていただいております。今回の一斉改選につきましても、実はもう推薦会を通しまして県知事のほうに送ってあるわけでございますけども、一部欠員の状況で送っているのが現状でございます。全国的に見ましても、なかなか民生委員さんが不足という実情がございまして、実は新任の民生委員さん、今までは65歳未満ということでございましたが、今回からは75歳未満に実は変更になりました。それでも集まらないという現状がございますので、ご理解をいただければというふうに思います。

  あと、個人情報に関連いたしまして、特にこのところ問題になっております身元不明高齢者対策についてご質問いただきました。全国的には個人情報保護法により、お年寄りの安否確認も満足に行えないなどの問題があると聞いておりますが、当市においては平成14年度から全地域でふれあいコール事業を始めております。これは高齢者等の見守り、声かけ事業でございます。民生委員さんや在宅福祉員の見守りの必要な高齢者や重度障がい者の世帯を調査し、そのご近所の方と一緒に日々の見守りや異変を感じた場合の通報などを行うもので、対象世帯は町会長さんを通じて市に報告をしていただいております。

  21年度の対象世帯数は1,688世帯でございました。この事業によりまして、高齢者等が救急搬送されまして一命を取りとめるケースが毎年数件ございます。この事業においても民生委員さんの負担は増加しているわけでございますが、ひとり暮らし高齢者等の状況把握や孤立化の防止対策等につきまして、当市においては事業の充実が図られてきている状況でございます。引き続き検討を重ねたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。



◆22番(福井貴代議員) ご答弁いただき、ありがとうございました。

  本当に民生委員さんの役割、大変重要で、やってくださっている皆さんのご苦労を察しながら、本当に私たちもできるところを応援していかなければなと思っております。

  最後に熱中症対策のところで、先ほども傍聴に来てくださった皆さんが、いいねっていうふうに言ってくださったこの携帯型熱中症測定器、こういった具体的なものがあると、やっぱり高齢の方は判断できるのかなと思います。お金かかりますけど、ちょっとまた考えてみていただければいいかなと思います。

  また、熱中症対策は、本当に温暖化が進む中で、これからまだ絶えることなく続くことがあるのかなって。本当に対策、考えておかなければならないと思います。先ほどご答弁いただいた中にもありました対策のほかにも、いろいろとらなければならないことがあると思うんですが、その中でも1点、気になっているのが、高齢者や、また低所得者の方たちへの特別対策が必要なのかなという点があります。例えば生活保護世帯の方の、冬は加算がついたりするわけですけれども、夏も冷房つけたときに大変な費用がかかるわけで、それを気にしながら使わない方もいたり、中にはエアコンがなくて、その暑い中、本当にこのままじゃ大変だよという状況の中で暮らしていらっしゃる方もいて、そういった状況確認も必要だと思いますし、いわゆる特別対策といったことが可能なのかどうか。エアコン未設置の実態把握と対応とか、生活保護世帯、また低所得の方たちへの対策についてはどのようにお考えになっていらっしゃるか、その点だけ最後お聞かせいただきたいと思います。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 この夏の猛暑ということで、今高齢者の方、また低所得者の方々、そういう方々のいろいろなクーラー等々による電気料加算というふうなことに対しての財政支援ということは、議員ご指摘のとおり、当市でもいろいろ検討していかなければいけないというふうに思います。新たなこういう状況ですので、それに対しては対応ということで、今回どの程度、いろいろなご負担かかっているかということをいろいろこちらのほうも調査をかけて、この夏の状況も、1週間ぐらいでこの猛暑は峠を越すという報道されておりますので、その時期が来ましたら、この夏の状況を調査し、そしてまた来年度に向けてそれを検討してまいるというふうな方向で考えてみたいと思っております。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 22番、福井貴代議員。



◆22番(福井貴代議員) ありがとうございました。

  多岐にわたりいろいろと答弁いただきました。本当に高齢者の皆さんは、今までの時代を築いてくださった大切な方々でございます。さらに大切にしていく、見守りをしていく、その決意で実態をしっかりと把握した上で対策をお願いしたいと思います。

  以上で福井貴代の質問を終わります。ありがとうございました。



                                              





○副議長(金田安生議員) 21番、大久保進議員。

    〔21番 大久保 進議員登壇〕



◆21番(大久保進議員) 皆さん、こんにちは。21番、公明党の大久保進です。傍聴席の皆様には、お忙しいところ、また残暑とは言えないほどの物すごい暑さの中、傍聴にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。

  通告に従い一般質問をさせていただきます。1番の学校耐震化についてであります。学校は子どもたちが一日の大半を過ごす場所であり、災害時には地域住民の避難場所ともなる大切な場所であります。文科省の調査によれば、公立小中学校の校舎や体育館などの耐震化率は、ことし4月1日現在で73.5%、全12万4,238棟のうち未改修の建物が3万1,665棟、耐震診断していない建物が1,469棟で、合計3万3,134棟が耐震性十分とは言えない状態であります。このうち震度6以上の大規模地震で倒壊する危険性が高い建物は、実に7,498棟に上っているという結果が出ております。政権交代の直前、前政権において公明党は、全国の自治体から寄せられたすべての要望にこたえるため、2,775億円を耐震化予算として計上、実に5,000棟分もの学校施設の耐震化を進めようとしておりました。それを民主党に政権交代をしてから、約2,200棟分に減らし、予算額でも1,032億円と半分以下に大幅削減し、地域によっては耐震化工事の実施が難しくなってしまっていったのです。この秩父市においては予算削減の影響はあったのでしょうか、お伺いいたします。

  民主党政権の命を守る予算とのかけ声とは全く逆のことをしています。コンクリートから人へと言い、公共工事を減らすことがよいことのように言ってきましたが、学校耐震化のように必要な工事は行わなければ、大切な子どもたちの命を守ることはできません。このため公明党は国会質問などで、耐震化工事に後ろ向きな民主政権を徹底追及して、方向転換を迫りました。特に、山口代表が参院本会議で、命を守る政治を貫く信念と目指すビジョンがない、学校耐震化に対する首相の姿勢を鋭く追及しました。文科省は、昨年8月の2010年度予算概算要求で、自治体が計画していた約5,000棟分の耐震化予算を盛り込んでいましたが、政権交代で9月に発足した民主党政権では半分にも満たない約2,200棟分しか2010年度予算に計上しませんでした。公明党が残る2,800棟分の予算措置を繰り返し主張した結果、ようやく4月に予備費の活用を視野に入れた検討をと首相が指示、これを受け文科省が再度自治体の耐震化計画を確認、その時点で把握された約2,100棟分の予算が予備費で確保された。昨年8月の段階から耐震化計画が700棟も減少したのは、政府の予算減額で耐震化事業を先送りした自治体があるからです。民主党政権が来年度当初予算でも同じことを繰り返せば、耐震化がさらに先送りされかねません。そこで、4月14日、衆院文部科学委で、同15日、参議院文教科学委では、予備費を活用した学校耐震化の早期実施などを求める全会一致の決議を公明党の主導で実現させました。こうした粘り強い公明党の努力によって、学校耐震化を早期実施できる道が開かれたのです。

  決議では、政府に対しての予備費を積極的に活用して、耐震化や老朽化対策の予算を確保すること。2、耐震化の工事が夏休み期間中に間に合うように速やかに具体的な対応方針を示すこと。3、耐震化や老朽化などの状況を正確に把握し、来年度以降も十分な予算確保をすること。この3点を求めております。この決議のポイントは、予備費の活用とともに、公明党が主張してきた夏休み期間の工事実施と来年度以降の予算確保の道を開いた点にあります。多くの自治体は夏休み中の工事実施を計画しています。このため自治体からは4月末までに予算の具体的な政府方針が示されなければ、夏休み中の工事に支障を来すとの声が上がっていました。学校の耐震化、地震大国日本にとっては待ったなしの課題であります。今、秩父市の状況は、何校の工事が終わっていないのか。それは、いつまでに終わる予定なのかをお伺いいたします。

  続いて、大きい2番の公共施設の老朽化への備えについてであります。公共施設及び社会基盤の多くは、1950年代後半からの高度経済成長期に一気に進められたため、今後耐用年数を超えるものが急増する見通しにあります。また、これに伴って更新費も重なるため、管理する国や地方公共団体の財政を圧迫することも予想され、対応が求められています。平成20年秩父市建築物耐震改修促進計画の中に、市有建築物については災害時には学校は避難場所として活用され、病院では負傷者の治療が、庁舎では被害情報収集や災害対策指示が行われるなど、多くの建築物が応急活動の拠点して活用されます。このため、平常時の利用者の安全確保だけでなく、災害時の拠点施設としての機能確保の観点からも建築物の耐震性確保が求められているとあります。

  先ほどの質問で、小中学校の耐震化は答弁が出てくると思いますので、小中学校以外の建物についても非常に古い建物が多いと思いますが、ふるさと学習センターの建設に伴い、公共施設の再配置が検討されている建物もあるかと思います。また、建築物のほかに生活基盤の整備について、秩父市内においても古く危険な橋とかあると思いますが、整備しなければいけない橋、危険な通学路、歩道が狭いとか、いろいろ手を加えなければならないところがたくさんあると思います。特に、橋などは、一つの橋が使えなくなっただけでも、秩父市みたいなところでは回り道をするだけで15分、20分はすぐにかかってしまうことがあります。橋が使えないといったことがないように、しっかりとした整備が求められています。また、道路は人命にかかわってくるものですから、早急な整備が必要かと思われます。通学路は子どもたちが安心して通学できるようにしなくてはなりません。既に先進的な自治体では、例えば神奈川県藤沢市、千葉県習志野市等では、公共インフラを効率よく管理し、低コストで維持、補修、新築していく公共施設のアセットマネジメントという概念が導入され、長寿命化への取り組みも始まっています。秩父市ではどのように管理計画で進めているのか。どのぐらいの割合で整備されているのか、お伺いします。

  続きまして、大きい3番の地籍調査についてであります。さきの通常国会で、国土調査促進特別措置法の国土調査法の一部改正法が成立しました。今回の法改正は、地籍調査の迅速化を図るために行われました。特に都市部や山林部でおくれており、都市開発や森林整備のおくれの原因となっています。都市部や山林で重点的に進めることが法改正の目的です。地籍調査とは国土調査の一つであり、主に市町村が主体となって、1筆ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量するものです。地籍とは、言うなれば土地に関する戸籍のことです。地籍調査を実施しなければ、次のような弊害が考えられます。

  1、土地の境界が不明確であり、土地取引等におけるリスクが発生します。2、行政機関による公共用地の適正管理に支障を来します。3、山村の境界が不明確なことにより適切な森林施業に支障を来します。4、地籍が不明確ですと課税の公共性の確保に課題が残ります。5、判別できなくなった境界確認から始めるために災害復旧おくれが出ます。具体例を挙げてみますと、1、六本木ヒルズの再開発では、境界確認に4年の歳月と1億円の追加経費を要した。2、阪神・淡路大震災後、地籍情報がないことによるトラブルが多数発生した。3、土地の境界をめぐる隣人トラブルに発展する可能性は多数あります。

  2007年度末で要調査面積のうち調査が終わったのは半分以下の約48%にとどまっております。特に人口が集中する都市部が約20%、山村部が約41%と出おくれております。今現在、秩父市の状況はどのぐらいの進捗率になっているのか、お伺いします。

  今回の改正法により、国と地方が適切な役割分担のもと、民間の力を活用しつつ、地籍調査の円滑かつ着実な実施を図ることになります。一方、改正国土調査法により、民間活力の導入による国土調査の実施が可能になりました。今後、都道府県または市町村が行う国土調査にかかわる調査、測量等を一定の要件を満たす法人に委託することができます。地籍調査の進捗は、実際に事業を受け持つ市町村の動向にかかっています。市町村が主体性を発揮することが何より重要であります。今回は財政面の配慮も行われており、特別交付税による市町村の負担は実質5%程度と軽くなっています。何より住民サービスの向上につながるということがあります。平成21年度決算書の中に地籍調査費が536万円が上がっておりますが、調査済みの地域はどこなのか。また、今後の取り組みについてお伺いをいたします。

  最後に、大きい4番の市民の声であります。初めに、6月の定例会でも少しお聞きしましたけれど、飼い猫等の避妊手術の啓発についてであります。今、避妊手術もしないままに子どもができてしまい、適切な手続もしないで心ない人たちが山へ放置したり、いろいろな形で捨て猫の面倒を見ている人の家の前に捨てていってしまう、そんな話を耳にします。そんな小さな命を守るため、また不幸な命をふやさないためにも避妊手術の啓発を行ってもらいたいと思います。

  そこで、6月にお願いしました手術費の補助もそうなのですが、市報の欄外にでも、飼い猫の避妊手術をしましょうとの文言を入れることはできないのか、お伺いをします。

  最後に、青少年育成会の廃品回収の報奨金についてであります。各町会によって違うとは思いますが、現在、年4回の廃品回収を行っております。1回の回収で30人から50人の親御さんたちが一生懸命子どもたちのために汗を流しております。いろいろ育成会でも行事等あり、お金が必要であります。この報奨金は育成会にとっても非常に大切な財源であります。しかし、今現在、キロ8円いただいている報奨金を、たとえ1円でも2円でも上げていただければ、この報奨金がもう少しあれば、子どもたちにも楽しい思いをさせてあげられる。もう少し充実した行事ができるという声を耳にします。財源的にも非常に厳しい状態はわかっております。けれども、何とか前向きに考えていただければと思います。そこで、市の考えをお伺いいたします。

  壇上からは以上でございます。ありがとうございます。



○副議長(金田安生議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 3時11分



    再開 午後 3時25分





○副議長(金田安生議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  21番、大久保進議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  教育委員会事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 大きな項目の1、学校耐震化の早期実現のためにについてご答弁申し上げます。

  当市では、国庫補助、合併特例債等を有効に活用しながら、計画的に学校施設の耐震化を進めております。地震に対して特に危険度の高い校舎、体育館から順次改築工事または耐震補強工事を実施し、平成26年度までに耐震化を完了する予定でございます。現在のところ、順調に事業が進んでおり、国の予算の影響はないものと思われます。

  ご質問のございました耐震化工事が終了していない学校施設につきましては、平成22年度末で全部で23校の小中学校校舎、体育館を59の棟数に分けて考えた場合に、一部でも残っておりますのは、小学校14校中10校、中学校9校中1校でございまして、学校施設の耐震化率は69.5%となる見込みでございます。

  学校施設の耐震化は、児童生徒の安全確保はもとより、震災発生時における地域住民の避難場所としても重要な役割を果たすことになり、早急な工事が求められております。市といたしましては、国等からの補助制度を最大限に活用いたしまして、早期に安全、安心な学校施設整備が図られるよう積極的に対応してまいります。耐震化は、早ければ早いほどよいと考えております。

  ちなみに、本年度は花の木小の第1校舎、西小の校舎A棟、第二中校舎A棟、第一小の体育館、荒川東小体育館の耐震化工事を夏休み期間を中心として実施しておる状況でございます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 2の公共施設の老朽化への備えについてお答えいたします。

  初めに、市有建築物の耐震化についてでございますが、当市では、住宅及び多数の方が利用する建築物の耐震化を促進することにより、地震災害に強いまちづくりを目指して平成20年度に秩父市建築物耐震改修促進計画を策定し、既存建築物の耐震化を総合的に進めております。

  この計画の中で、法に基づき耐震改修が求められている市有建築物は、学校施設9、社会福祉施設1、一般庁舎3、劇場、集会所2の合計15施設でございます。現在、学校につきましては、耐震化の優先順位に従い、耐震改修工事を順次実施しておるところでございます。市役所本庁舎、市民会館及び福祉女性会館につきましては、今後計画されます(仮称)ふるさと学習センター設立に伴う公共施設の再配置の中で老朽化対策等の検討が総合的に進められます。また、吉田、大滝の各総合支所及び大滝公民館につきましては、市民が安心して使用できる施設になるよう、各施設管理者と建物の耐震化について協議を進めてまいりたいと考えております。

  次に、老朽化する道路施設の整備についてお答えいたします。橋梁についてでございますが、市で管理する道路橋は223橋ございまして、そのうち建設後30年以上経過している橋梁が3割を超えており、今後、老朽化の進展により、安全で円滑な交通の確保が困難になることが懸念されております。このため、重要な道路網を建設する路線の橋梁につきまして、健全度を把握するため国庫補助金を活用しまして、道路橋の長さ15メートル以上、80橋の橋梁点検を平成21年度より行っておりまして、平成23年度までに調査を完了する予定で進めております。この調査結果に基づきまして、平成24年度に橋梁長寿命化修繕計画を策定する予定でございます。この計画策定でございますが、従来の事後的な修繕及び架けかえから予防的な修繕及び計画的な架けかえと転換を図ることを目的としておりまして、橋梁の長寿命化並びに修繕に係る費用の縮減が図られ、地域の道路網の安全性、信頼性に大きく寄与するものと考えております。また、道路の舗装並びに通学路の整備でございますが、道路点検や地元町会の要望によりまして、通行の安全を図るため、順次整備を実施しているところでございますので、ご理解いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 大滝総合支所長。

    〔島田孝行大滝総合支所長登壇〕



◎島田孝行大滝総合支所長 3の地籍調査についてお答えいたします。

  当市では、合併前の旧大滝村におきまして、平成14年度から50年間の全体計画で事業着手いたしました。議員ご承知のとおり地籍調査は、土地に関する戸籍調査とも言うべき基礎的な調査でございまして、現在我々が利用できる地籍は不動産登記簿だけでございます。

  秩父市の地籍調査事業の現状でございますが、大滝地域の旧荒川村に近い巣場、強石地区の一部、滝沢ダムループ橋付近の塩平、廿六木向全域の約3.66平方キロメートルが終了しておりますが、当初の計画どおり進捗しておらないのが現状でございます。進捗率につきましては、全国平均48%、埼玉県平均約30%と比べますと、秩父市全域で0.82%、大滝地域に絞りましても1.63%と低い値となっております。平成21年度は、強石第4地区、今年度につきましては大達原地区の一部を予定しております。

  今後の調査計画でございますが、調査対象面積が広大なことから、相当な期間と膨大な費用が必要なため、市全域を含め今後研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 4、市民の声についてお答えいたします。

  まず、(1)の市報の欄外に、飼い猫等の避妊手術の啓発についてでございますが、この件につきましては、6月定例会でもご質問いただきました。県内全域でほとんどの自治体が未制定の状況であることや、他市町村の状況や秩父管内の動向を考慮した上で検討してまいりたい旨をお答えさせていただいたところでございます。その後、秩父管内の自治体4町に聴取いたしました結果、現在はどこも要望もなく、実施の予定はないとの回答を受けたところでございます。去勢や避妊手術は、繁殖を望まない犬や猫の増加を抑え、公衆衛生の向上と市民生活の安全を図ることでもございまして、市報の9月号に記事を掲載したところでございます。小さな命を守る、犬猫も私たちと共存する大切な命であるとの観点から、去勢、避妊手術について、今後も市報等を利用しながら啓発してまいりたいと考えております。

  次に、(2)の育成会等で行っている廃品回収の報奨金についてでございます。この事業は、ごみの減量化及び適正処理を行い、資源の有効利用を図る目的で、地域住民団体、再生資源卸売業者及び市が一体となり、有価物回収事業を推進しております。

  事業開始当初は、1キログラム当たり2円だったものを段階的に引き上げまして、平成11年度からは現行の1キロ8円の報奨金を交付しております。平成21年度の交付状況は、回収事業の登録団体135団体のうち115団体に事業を実施していただいておりまして、総額では1,534万856円を交付しております。

  1キログラム当たりの報奨金額を上げることはできないかとのご質問をいただきました。この報奨金が育成会等の地域住民団体の活動運営費に充当され、その依存度も大きくなっていることは十分認識しているところでございますが、秩父管内の4町及び近隣他市の状況を調査いたしましたところ、現在の秩父市の交付単価でも、当市は群を抜いて他自治体を上回っている状況でございます。したがいまして、現在の報奨金の単価を引き上げることにつきましては現段階では考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 21番、大久保進議員。



◆21番(大久保進議員) それぞれご答弁をいただきまして、まことにありがとうございます。幾つか再質問をさせていただきます。

  初めに、学校耐震化についてでありますが、こういう事業ですから、学校が長い休みじゃないとできないということで、大体夏休みにするんだと思うんですけれども、来年の夏休みの工事実施する予定はどのぐらいを予定しているのか、お聞かせください。

  また、本校舎の工事が終わっていないというのは何校ぐらいあるのか、お聞かせください。よろしくお願いします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  教育委員会事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 先ほど申し上げましたように、平成26年度までに、現在のところですとすべて完了する予定ということになっておりますが、ちなみに平成23年度で8棟、24年度で5棟、25年度で3棟、26年度で2棟でございます。

  大久保議員のご質問の建物、屋体別で何棟かということなんですが、今ちょっと資料を持ち合わせておりませんで、ご承知のように耐震をする場合には棟数で数えます。棟数というのは、もし地震が発生した場合に、それを建物の中である程度力を分散するためにジョイント部分があります。そのジョイント部分があるために、一つの建物でも3棟とかいう場合がありますもので、ちょっとその数は把握しておりません。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 21番、大久保進議員。



◆21番(大久保進議員) わかりました。ありがとうございます。

  では、公共施設及び社会基盤の老朽化についてでありますけれども、学校以外の公共建築物でまだまだ必要な数あるかと思うんですけれども、また下水道とか管の交換をしなくてはならないようなところというのは今現在どのぐらいあるのか、わかる範囲で結構ですので、よろしくお願いします。



○副議長(金田安生議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 3時41分



    再開 午後 3時43分





○副議長(金田安生議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  議長のほうから当局に申し上げます。資料の状態がはっきりしないということなんで、後日、議員のほうへ関係資料を提出するということで措置をお願いいたします。

  21番、大久保進議員。



◆21番(大久保進議員) 混乱させる質問で申しわけありませんでした。

  続きまして、地籍調査についてであります。今のところ大滝管内ということなんですけれども、市街地もこの地籍調査、大分必要性は高いと思うんですけれども、市街地のほうをやるということはまだ予定としてあるのかどうか。ちょっとお聞きしたいと思うんですけど、よろしくお願いします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  大滝総合支所長。

    〔島田孝行大滝総合支所長登壇〕



◎島田孝行大滝総合支所長 ただいまご質問をいただきました大滝地域外についてどうかということでございますが、現在のところ大滝地域につきましても非常に進捗がおくれておりますので、この事業費全体についても県の枠もございます。非常に厳しいもんですから、この辺も県のほうへも働きかけてまいりますが、現在のところ他地域についても考えておらないのが現状でございます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 21番、大久保進議員。



◆21番(大久保進議員) わかりました。ありがとうございます。

  時間も非常にかかる調査だと思いますので、50年、60年スパンでやっていくのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

  最後に、市報の欄外にのところなんですけれども、これは9月号に入れてくれるということで、毎月でなくても、1か月置きにでも入れてもらえればと思いますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。

  あと、報奨金の件に関しては、ほかの自治体と比べて非常に秩父市は高いということで、とりあえずこれはこの旨、お伝えをいたします。

  最後に、子どもに関することが質問が多かったんですけども、市長にちょっとお伺いします。子どもは世界の宝と言いますけれども、その子どもを守る、はぐくむといったことの市長のお考えをひとつお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。



○副議長(金田安生議員) 大久保議員、それは通告外ですので、却下いたします。

  21番、大久保進議員。



◆21番(大久保進議員) わかりました。申しわけありません。では、私のほうの質問はこれで終わりにさせていただきます。

  自分でも緊張しながらいろいろ議会やっておりますけれども、またひとつよろしくお願いいたします。

  以上です。ありがとうございました。



                                              





○副議長(金田安生議員) 19番、新井康一議員。

    〔19番 新井康一議員登壇〕



◆19番(新井康一議員) 19番、日本共産党の新井康一です。猛暑の中、傍聴の皆さんには大変ご苦労さまでございます。

  現在、民主党の代表選挙が行われております。国民の生活が第一と言いながら、実際には国民生活そっちのけで個人攻撃の見苦しい誹謗合戦、覇権争いが続いています。多くの国民の皆さんが失望しているのではないかというふうに感じております。

  通告に基づいて質問に入らせていただきます。今回の質問は、市民の方から寄せられた声に基づくものが2点。1つ目は、夏休み等長期休業中の保育所と学童保育室の保育時間について、2つ目が、秩父市在宅重度心身障害者自動車等燃料費補助金交付要綱について、そして3つ目には、6月定例議会での市長のコメントについて、以上3つの問題について質問をさせていただきます。

  まず第1に、夏休み等長期休業中の保育所と学童保育室の保育時間について。秩父市保育所条例によりますと、開所時間等を規定する第3条で、保育所の保育時間は午前7時30分から午後6時30分とすると定められていますが、ただし、市長が必要と認めるときは、この時間を変更することができるとして、早朝は延長保育料を月額1,000円払うことで午前7時から、また夕方も延長保育料月額1,000円で午後7時まで延長保育を受けることができるように規定されております。

  ところが、学童保育については、秩父市学童保育室条例施行規則の中で、春季、夏季及び冬季の休業中の保育時間について、午前7時45分から午後6時45分までとするとなっています。ただし、秩父市教育委員会が特に必要と認めたときはこれを変更することができるというただし書きはありますが、その内容についてまでは記載されていません。

  また、条例等に規定はないようですが、学童保育室に子どもを預けるときは、基本的に保護者が指導員のいる時間に行って直接引き渡し、帰るときも保護者が迎えに行くことになっています。そこで問題になるのが、この受け入れ時間の差です。保育所と学童に子どもを預けている場合に、保育所は朝7時から受け入れをしてもらえますが、学童保育は7時45分まで待っていなければ預けることができません。しかし、それでは仕事の始業時間に間に合わなくなってしまいます。どうして同じ時間にならないんでしょうかと質問をされました。施行規則の中では、教育委員会が認めたときは変更できることになっているようですが、明確な規定がないために、保護者にはそのことが知らされていないようです。通常の学校へ行っている時期には集団登校などで近所の子どもたちと登校するので、問題になりませんが、夏休み等の長期休業中は、保育所と学童保育室の受け入れ時間に整合性を持たせることはできないものでしょうか。また、保育所条例のように保育時間の延長について明確な規定を設けることはできないものでしょうか、お伺いをいたします。

  2つ目に、秩父市在宅重度心身障害者自動車等燃料費補助金交付要綱について。ある障がい者のお母さんから、こんな質問をされました。今まで障がい者のガソリン代の補助金をもらっていたんだけど、車の名義が本人じゃないので、ことしからは補助金は出せませんって言われたんだけど、そんなことがあるんですか。私はよくわからないので、車を買いかえたんですかと聞きました。車は今までと変わっていません。名義は主人の名義になっていますとのことでした。その方が言うには、交付要綱がそうなっているので、今まではあいまいだったものを、ことしから厳格に守ることにしたんだそうでということでした。

  私は1階の窓口で、なぜそういうことになるのか聞いてみましたが、担当の職員さんからは、やはりそういう答えが返ってきました。要綱では、対象者は秩父市に住所を有し、道路交通法の規定に基づく運転免許証及び自動車の所有者で、みずから当該自動車を運転している者で、かつ次の各号のいずれかに該当する者とするとして、4項目が挙げられています。詳細は省きますが、問題は自動車の所有者でなければならないのかということです。車検証上の名義が本人のものとなっていないから、要綱を厳格に守って支給しませんというのは、どうしても理解ができません。障がいを持つ方が経済的に本人名義の車が持てるかといえば、障がい者が健常者のように安定した収入が保障される仕事につくことは、現在の雇用情勢ではなかなか難しい。収入が安定しないから、障がい者本人の名義ではローンが組めない。家族名義の自動車ではなぜいけないのでしょうか。また、仮にローンが組めても、分割払いで購入した場合に、自動車販売店や信販会社の所有権がついてきます。車検証を見ても、使用者は購入者になっていますが、所有者は購入者ではありません。そういう場合もやはり支給の対象から外されてしまうのでしょうか。この補助金交付要綱は、障がい者をふるいにかけて、あなたには補助金は支給しませんよとすることが目的ではないはずです。

  要綱の第1条、目的にはこう書かれています。「この告示は、在宅重度心身障害者が移動に要する自動車等の運行に伴う燃料費用の一部を補助することにより、在宅重度心身障害者の経済的負担の軽減と生活の利便を助長し、もって福祉の増進を図ることを目的とする」。障がい者の生活実態に即して、もっと柔軟に対応してもよいのではないかと思いますが、お考えをお伺いいたします。

  3点目、6月定例議会での市長のコメントについてお伺いをいたします。この質問は、去る6月定例議会、第9日目、6月18日の金崎昌之議員の一般質問にかかわる問題です。話の内容を明確にするために、あえて名前を出させていただきましたので、ご了承ください。

  金崎議員の一般質問に対する市長のコメントの内容について、金崎議員、私、そして斎藤議員と3度にわたって議事進行がかけられました。3度目には議会運営委員会が開かれ、その結果、議事進行には当たらないという結論になりました。しかし、私は、市長の発言には大いに問題があると感じておりますので、あえてこの場で発言をさせていただきます。議事録に基づいて、まず時系列的に見てみます。

  金崎議員が再質問の中で、職員の削減について、「850人が810人になる予定が797人。これはやはり数字があらわしているところでありますので、今後よく精査していただいて、柔軟な採用の取り組みをしていただければというふうに、これは要望をしておきたいと思います」と要望し、トイレの設置については、「観光秩父を標榜する中では、このトイレの設置については積極的に取り組んでいく必要があるんかなというふうに思いますので、要望しておきたいと思います」と要望しています。通常では、議員が一般質問の中で要望しておきますと発言したときには、あえて答弁は求めませんという意味で使っていることは、市長も議員を経験されているので、理解できると思います。そして、時間切れになりました。

  昼食休憩を挟んで市長が登壇し、「先ほどの金崎昌之議員の一般質問は終わっておりますが、それに対するコメントを、こちらのほうで答弁という形で考え方を述べさせていただきたいと思い、こういう時間でございますが、答弁させていただきたいと存じます」と、求めていない答弁を始めました。途中省略しますが、「職員の数を減らして、サービスはできる限りそこに、今以上に充実させるという思い、その思いをぜひご理解いただき、これは私は市の行政としての大きな成果だというふうに認識しております」と発言しています。市長は、職員の削減を成果だと自負し、金崎議員は、行き過ぎではないかと発言する。これは立場の違いであり、見解の相違ですから、お互いの意見が食い違うのはしようがないことです。

  「ただ、議員に、これはお話ししておきたい点がもう一点ありまして、職員の数が行き過ぎではないかという意見とともに、あとはトイレのほうを増設してほしいと。支出ですね。ですから、そういうふうなところの相反するようなところを私自身も感じたところであり、ですからその辺のところのきちんとした自分の考え方を示していただき、どういうふうにしてこの市を経営していくかというところ、それは市長である私の決裁権を持つものとともに、議員としての立場の考え方があるわけですから、その点をきちんと確立した上でのいろいろなご要望、ご提言をいただければありがたいと思っております」と締めくくっています。

  議会の仕事は、行政のチェック機関です。そして、私たち議員の仕事は、市民の声を行政に届けることです。無理難題を押しつけようとしているわけではありません。金崎議員もいろいろと発言しましたが、最後はあくまでも要望という形で終わっております。では、何で質問時間がなくなって反論も意見も言えない状態になった金崎議員に対して、括弧つきの答弁をしてきたのか。私が感じたのは、自分は市長として、経営者として歳出削減に努力をしてきた。議員は何でそのことを非難するのか。議員も、あっちは減らすな、こっちはふやせなどと好き勝手なことを言っていないで、財政面も考えて、もっと経営感覚を持って発言しなさいという意味の言葉でした。ですから、私は議事進行で、「議員の一般質問に対して内容を制限するような発言というのは、たとえコメントでも私は看過できないと思います」と、市長に発言の訂正を求めたわけです。

  その翌日の市長のブログには、「市民の方々からはいろいろなご要望は寄せられます。それを何とか叶えてあげたい、との思いは議員の方々と同じです。しかしながらその財源をどのように確保するかを、議員の方々と行政がともに真剣に考え、議場で制限されることなく論議できればと願っております」と書かれていました。市長の真意が見えません。あの発言は何だったのか。市長のお考えをお聞かせください。

  以上で壇上からの質問を終わります。



○副議長(金田安生議員) 19番、新井康一議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 新井康一議員からの質問に対して、まず私のほうから、順序が逆になりますが、3番からご答弁をさせていただきたいと存じます。

  まず、6月議会での市長コメントということで、それはどういう意図なのかというふうなことでございます。先ほど新井康一議員のご質問内容を聞いておりまして、大体事実、私の記憶している範囲では、そういうような形で議会が流れていったと。そういう流れで、私も認識しております。ただ、私は今回、議会というのは、やっぱりアカウンタビリティー、つまり説明責任は、市長もあり、行政側すべてあり、そういうことをアカウンタビリティーをきちんと尽くすということの使命の中で、次の議員がまだ登壇していない段階でございましたので、議員からの一般質問の中の言葉の中に対しまして、こちらのほうで説明責任の果たせるものに関しましては、次の議員が登壇していない限り、私のほうでは今後もやらせていきたいというふうに思います。これは、私のほうに対しての説明責任、アカウンタビリティーとしての義務、責務だというふうに思っておりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。ですから、あの時点では、2番議員のほうに、そういうことで昼休みを挟んでご答弁をさせていただいたところでございます。

  今、ブログの内容もございました。確かにそういうふうな形で、議会を活性化するということは私の使命であり、一つの自分の描くところだと思っておりますので、できるだけ通告内容に基づいて、議員と市長、また当局のほうが積極的にいろいろ意見をやり合う、言い合うというふうなこと。それで、それがすばらしい方向に市政の運営が結びつければいいということで考え、そういう方向で活性化したいという願いを持っております。

  そのようなことを結論づけてお話しさせていただきましたが、今回、職員の定数の削減に関しましては、やはりこれはなかなか難しい問題がございましたが、予定よりも早く職員定数を削減していかなければいけないということで、いまだに私は成果だというふうにとらえております。そういう中において、あと、この市を経営していく上においては、やはり教育施設や道路設備等々、インフラ等々、合併特例債でいろいろ使ってきたというふうな、充ててきたというふうなことをやっておったんですが、ただ、ご存じのとおり合併特例債終了後には地方交付税が、合併算定がえが終了しますので、試算では約12億円の減額が見込まれていくというふうなことであり、さらにはリーマンショック以降、経済不況ということがございますので、今、収入の減少ということとともに、そして出るお金をできるだけ削減していくというふうなこと、これは推進していかなければいけないということで、今回も一般会計の決算を上程させていただきましたが、15億円を合併算定がえにあわせまして基金に入れていくというふうな将来構想のもとで、今、行っておるところでございます。

  いずれにしましても、私も市の最高責任者といたしまして、財政のバランスを常に念頭に置きながら事業の取捨選択を行っていくというふうなことであり、それを今後も推進していきたいというふうに思っております。

  議員におかれましても、いろいろなご要望等々、いろいろなところでお寄せになられると思います。その財源はどうするのかというふうなこと、それはやはり議員としての一つの重要なところだというふうに思いますので、その辺も踏まえましていろいろなご要望等々寄せていただきたいというふうに思います。それはブログで書いてあるとおりでございまして、以上いろいろなことを申し上げましたが、私は議員と行政が一体となって議会を運営していくという考え方、その基本的な考え方は全く変えておりませんし、今後もアカウンタビリティーをきちんと尽くすということで、議会に対しての運営に全力を尽くしていきたいというふうに思っております。

  以上です。



○副議長(金田安生議員) 教育委員会事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 大きな項目の1、夏休みと長期休業中の保育所と学童保育室の保育時間についてお答え申し上げます。

  学童保育室は、留守家庭児童が放課後を健全かつ安全に過ごすことができる施設として、ご利用いただいておるところでございまして、保育料は月額4,200円となってございます。そして、各保育室の指導員が熱心に地域の特性を生かした保育を行っております。基本的な保育時間は、放課後から6時45分までとなっておりますが、春、夏、冬の休業日の保育時間につきましては、午前7時45分から午後6時45分までと臨時的に指導員を増員して実施しておるところでございます。議員ご提案のように、今後延長保育を実施する場合には、指導員の配置とさまざまな課題が生ずることが考えられますので、今後ニーズを十分に把握した上で検討してまいりたいと考えております。

  なお、ご参考までに近隣の本庄市、深谷市、熊谷市の長期休業中における保育時間を調査いたしましたが、開始時間は午前8時もしくは午前8時30分、終了時間は午後6時もしくは午後6時30分となっておりました。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 大きな2番についてお答えをいたします。

  この事業の登録資格は、身体障害者手帳と精神障害者手帳所持者は自己運転で自己所有の自動車であること、知的障害者手帳所持者は生計同一親族まで要件が緩和されております。この補助金事業の資格登録につきましては、毎年度自動更新をさせていただいておりましたが、住所及び自動車等の内容変更が生じた際に変更手続をされない受給者の方が見受けられましたので、平成22年度からは登録内容の報告書の提出をお願いしたところでございます。その際に、障害者手帳と運転免許証、それに車検証で登録内容に変更がないか確認をさせていただきました。その中で、自動車の自己所有の確認もさせていただいたところでございます。

  この補助金は、障がい者の行動範囲を広げるという意味で大変有効な事業であると考えております。しかし、先ほど議員がご指摘のとおり、障がい者の方が車を購入し、ローンを組む場合や、親の名義の場合、現在この要綱では補助金の対象となりません。このため、生計同一親族が所有する車も補助対象となるように要件の変更等検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○副議長(金田安生議員) 19番、新井康一議員。



◆19番(新井康一議員) もろもろ答弁ありがとうございました。随時、再質問をさせていただきます。

  まず、夏休み等長期休業中の学童保育の保育時間についてなんですが、まず、近隣他市町村というお話をされましたけれども、この間の議案質疑のときにも私ちょっと言ったんですけど、自治体がやることですから、他の市がどうのこうのとかというのは、一応ある程度は参考になると思いますけども、自分の市は、自治体なんですから、自分で決めるということを前提にやっていただけたらありがたいなというふうに思います。

  学童保育につきましては、私たちの主張とは若干方向性が違う部分もありますけれども、年々施設の拡充等を行っていただき、受け入れの定員もふやしていただいて、利用者の利便性が向上しております。この質問をするに当たりまして、改めて条例を読ませていただいて疑問に感じたことがあります。例えば、秩父市保育所条例では、入所児童についての条文でも、開所時間についての条文でも、例外規定はすべて市長が必要と認めるときはと規定されています。また、秩父市学童保育室条例でも、休日や保育時間についての例外規定、これは市長が特に必要と認めた云々と、こういうふうになっています。ところが、秩父市学童保育室条例施行規則では、春季、夏季及び冬季の休業中の保育時間についての例外規定は、秩父市教育委員会が特に必要と認めたときはと。ここだけなんですね。書かれているのが、教育委員会が特に必要と認めたとき。事務的には全く同じところがやっておられるんだと思いますけれども、通常時と長期休業中の責任の所在が違うというのは、ちょっとおかしいんじゃないかなと。責任の所在がはっきりしないから、例外規定もあやふやになっているんではないかと、変な勘ぐりもしてしまいそうな状況なんですけれども、いずれにいたしましても、両親が働いている家庭で、子どもが保育所と学童保育に行っているときに、お母さんが保育所に子どもを預けて、学童保育に7時45分まで待っていたんじゃ、会社におくれちゃうんですよね。そういう状況があるんで、これは何とかならないでしょうかということなんで、ほかの市が8時だからとか、8時半だからとかというのは答弁にならないんです、これじゃね。だから、その辺、ちょっとどういうふうに、ほかの市がそうだからこれでいいんだということではないと思うので、ちょっとお考えを聞かせていただけたらというふうに思います。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  教育委員会事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 新井議員おっしゃるように、自治体がそれぞれ自分たちのことを自分たちで決めるというのは、私は大賛成でございます。そういう中で、これからの子どもたちの本当の幸せを考えるときに、小さなお子さんを持つ母親が残業なしで帰れる職場環境づくりがよいのか、あるいは公共団体が母親の留守家庭を徹底的に支援する社会づくりがいいのか、ビジョンをはっきりさせていくことも、これから私たちに課せられた大切なことだというふうに考えております。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 19番、新井康一議員。



◆19番(新井康一議員) 新井康一です。

  教育委員会事務局長の答弁は理想論。親が小さい子をそうやって預けて働かなければ食っていけない社会でいいのかというのは、それは全くの理想論で、今現実に困っているお母さんのためにどうするのかということをここで議論しているわけで、だからその現実に困っているお母さんに対して、そういう社会じゃまずいんですよって言っていたんでは、それじゃ、何年先になるかわからないですよね。そういうことじゃなくて、もうちょっと私は何とかできないのかなという、そういう思いなんです。ぜひ市長にお願いいたします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 学童保育室と保育所のその違いということで所管の違いというところがあり、その辺の条文の違いが出てくるんじゃないかなというふうに思いますが、いずれにしましても、だれが責任云々というよりも、その利用されるお子さんが、そこで健やかに夏休みの長期間過ごしてもらう。そしてまた、親御さんも安心して預けられるということだというふうに思います。

  今、新井議員からの話を聞いていて、まずこれに対しましては、私のほうで進めている政策の中で、広聴部分の充実と、これ何度か議会でお話ししておりますので、それに対しまして、実際に利用されているお母さん方、お父さん方のアンケートをとらせていただきまして、その上でどうだという実態把握をまずさせていただきたいと存じます。続きまして、それに対しまして学童保育室の先生というか、そこに指導している方々の定員の数、実際どうか。時間調整できるかどうか。そしてまた、それで保育所の時間と合わせられるかどうか。その辺を検討するということになると思うんですが、いずれにしましても実態把握だけは早急にやらせていただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 19番、新井康一議員。



◆19番(新井康一議員) 新井康一です。ありがとうございます。

  いずれにしても、そういう実態で困っている方が、何とかならないかねということで相談をしてくれたわけなんで、そういう方もいるということで、割合がどのくらいあるのかはそちらでアンケートをとっていただいて、できたらきちっとした対応していただければありがたいということでお願いをいたします。

  続いて、秩父市在宅重度心身障害者自動車等燃料費補助金交付要綱について、部長から前向きな答弁をいただきました。対象となるように変更していきたいということで、障がい者には自動車の税金についても減免制度があります。このことを私に相談した方に確認をしましたが、自動車税については主人の名義で減免を受けていますとのことでした。国の制度が家族名義の自動車で税の減免を認めているのに、市が補助金を認めないというのはやっぱりおかしいと思いますので、ぜひ対応ができるようにしていただきたいということでお願いをいたします。

  3つ目に、先ほどの市長の答弁についてなんですが、私としては、このときの金崎議員の質問内容云々で言うことではなくて、議員の発言に対しての、要するに財政面も考えてとか、そういう財政面を考えるのは後からついてくることだと思うんですよ。とりあえずは市民がどういう声、要望があるのかということをやっぱり議会の中で発言をしていくのが私たちの仕事で、それに対して事業実施をするに当たって、じゃ、どういうことが必要なのかということは、その後の問題だと思いますので、その発言に対しての、発言することに対して財政的な裏づけまで考えなきゃいけないのかということで私は感じたもんですから、そういう発言をしたことなんですね。

  だから、市長のおっしゃることもよくわかりますけれども、とりあえず私たちは、市民からこういう声があるんですよということを議会の中で発言することまで制限されてはいけないんじゃないかなという感じです。ですから、市長のおっしゃることもよくわかるけれども、私たちは私たちとして、こういう声もありますよということで議会の中で発言をすることに対してまで制限を受ける必要はないだろうと思ったので、そういう質問をいたしました。

  いずれにいたしましても、これからも市民から要望があれば、私たちは議会の中でいろいろと発言をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。これについては、あえて市長の答弁は求めませんので、よろしくお願いいたします。

  以上で私からの一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



                        ◇                     





△会議時間の延長(1時間)



○副議長(金田安生議員) この際、お諮りいたします。

  議事の都合上、会議時間を1時間延長し、午後6時までといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と言う人あり〕



○副議長(金田安生議員) ご異議なしと認めます。

  よって、会議時間を1時間延長し、午後6時までとすることに決しました。

  暫時休憩いたします。



    休憩 午後 4時22分



    再開 午後 4時35分





○副議長(金田安生議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○副議長(金田安生議員) 17番、斎藤捷栄議員。

    〔17番 斎藤捷栄議員登壇〕



◆17番(斎藤捷栄議員) 17番、日本共産党の斎藤捷栄でございます。暑い中、傍聴にお出かけの皆さん、本当に心からのごあいさつをお贈りしたいと思います。お疲れさまでございます。そして、本当にありがとうございます。

  本日の一般質問は、私が最後でございます。お疲れさまでございましょうが、いましばらくおつき合いをお願いしておきます。本日私は、質問通告に沿いまして、5項目にわたる質問をさせていただきますが、そのいずれもが提案型のものであることをあらかじめご承知ください。

  さて、世の中、去る1日に告示された民主党次期代表選挙の話題がしきりでございます。昨年の総選挙、それまでの自民公明政権による構造改革路線がもたらした貧困と格差の拡大、福祉切り捨てに対して、政権交代を掲げて華々しく登場した民主党中心の連立政権が私たちにもたらしたものはどんなことだったでしょうか。国民の暮らしそっちのけで、権力のための権力闘争に明け暮れる代表選、端的に言って、失望と不安の増大ではなかったでしょうか。

  貧困と格差の拡大、福祉切り捨て社会を象徴するかのような出来事がこの暑い夏、各地で明らかとなり、大きな話題となりました。改めて言うまでもなく、多数の所在不明高齢者問題であります。幸い秩父市においては、住民登録のある100歳以上の高齢者で所在不明の方はいないということでございましたが、住民登録はないのに戸籍が残っている所在不明者は、154歳の女性を筆頭に49名いると、去る8月27日の新聞は報じています。なぜそんなことが起きたのか。原因究明と対策について万全を期して当たってもらうようお願いをいたします。

  私は、今回の所在不明者多数の記事の触れて、ちょうど4年前、9月議会での一般質問を思い出しておりました。4年前の9月議会で私は、人づき合いや人間関係が希薄になっていると思う人が80%を超え、どんな人づき合いを大事にしたいかという問いに対しては、69.6%の人が隣近所づき合いであると答えているという読売新聞の世論調査。また、1か月に1回以上、地域組織にかかわっている人は長生きできるという東京都老人総合研究所の調査結果を紹介し、地域の中に触れ合いや助け合いなどのネットワークをつくり、生活共同で不安のない社会づくりを進めることが大事だと訴えました。それから4年経過し、この夏、多発した行方不明者の問題は、高齢者、家族の社会的孤立がより深刻化していることを私たちに教えています。

  秩父市では、人口減少の中、世帯数がふえる。いわゆる核家族化が依然として進行しています。同時に、高齢化も進んでいます。先日、高齢者介護課で調べてもらいましたところ、75歳以上の単身者世帯が2,432世帯、実に全世帯の9.2%に上っていることがわかりました。75歳以上の高齢者だけで構成される、いわゆる高齢者世帯についても調査をしてもらいましたが、こちらは残念ながらコンピューターシステム上、検索できないということで、実数を捕捉することはできませんでした。しかし、単身者世帯数が2,432世帯であることから、かなりの数に上ることは容易に想像できることであります。これら高齢者家族を社会的に孤立させない、そのための施策を講じることが必要です。各地で高齢者に声をかけ、支え合う取り組みが始まっておりますが、こういった取り組みに対する行政の支援も必要です。孤立からつながり、そして支え合いの社会構図をつくりたい、そんな思いから、空き家、空き店舗を活用した高齢者サロンづくりを提案するものでございます。

  そこで、具体的な質問に入ります。質問は5つです。1つ目は、最近目につく空き店舗に関連してお伺いをいたします。秩父市は、平成13年、秩父市中心市街地活性化基本計画を策定しております。合併前の計画でありますから、詳細は結構です。計画の概要と実施された施策としてどのようなものがあったのか。ごく簡単で結構ですから、教えてください。

  2つ目、これも端的にお願いいたします。現在、空き家、空き店舗について、その実態把握状況がどのようになっているのか、お伺いをいたします。

  3つ目は、現在、空き家、空き店舗等の活用施策としてどのようなものがあるのか。活用の取り組みについて、これも簡単にお答えください。

  4つ目、市報8月号に「『空き家バンク』構築準備にご協力を」という記事が掲載されました。これに対する反響、問い合わせ、それらについて状況をお教えください。

  5つ目、ここが本日の問題の核心であります。本年2月14日付東京新聞に、「空き店舗活用し高齢者サロン志木にオープン、笑顔絶えない場に」という記事が掲載をされました。高齢者に日常的な居場所を提供する場所としてオープンした。行政と市民ボランティア団体の共同運営で空き店舗を活用した。家賃や改修費は全額公費負担、運営費の一部も市が助成。お年寄りの話し相手になったり、さまざまな行事を計画し、世代間交流も目指す。これがこの記事の概要でございます。記事の最後には、孤独死などを防ぐためにも一人でも多くの人が気軽に利用できる、笑顔の絶えない場にしたいと、運営に当たるボランティアの言葉が紹介をされ、テーブルを囲んでにこやかに談笑する写真が添えられておりました。

  志木市での事例は、ヒアリングでもお話をしておきましたので、若干調査もしていただいたと思いますが、ここ秩父市でも空き店舗や空き家を利活用して、このような高齢者サロン、地域サロンをつくることができないか。そうした考えはないかということについてお伺いをしておきます。

  大きな項目の2つ目は、学校隣組についてであります。学校隣組、何だ、それは。聞きなれない言葉だなと思われる方も多いと思います。実は、第一小学校にかつてあったものだというのです。第16代、第一小学校の校長、昭和40年の4月から46年3月まで務められております。また、その後、市議会議員も務められた、いわば我々の大先輩でもある藤元智恵司さんが在職中、学校のご近所の方と語り合う中で組織したものであると聞いています。

  私がこのことを知ったのは、実は今回の第一小学校の体育館の改築工事に関連して、ご近所の方の苦情や不安をお伺いする中でのことでございました。地元ご近所に十分な説明なしで始まった解体工事。解体されて日当たりがよくなったけれども、あるいは先日工事が始まるからとあいさつに来てもらったけれども、どんなものができるのか、ちょっと不安。さまざまな不安や苦情が寄せられました。そんな中で、昔、学校隣組というのがあって、学校と隣近所が結構いろいろ話し合いをしていたもんだなという話を伺ったわけであります。こう言っちゃ何だがと前置きして、この方はこうおっしゃいました。学校も時としちゃ迷惑施設だ。ぐあいの悪いときなんぞは、元気な子どもの声はがんがん頭に響くし、運動会など行事が近づくと、ブンチャッチャ、ブンチャッチャさまざまな音がする。冬場は冬場で校庭の砂ぼこりは立つし、だからよ、ふだんからできるだけのめっこくしておくこったあ、いいこったい、こういう話です。そういったことから、いわゆる学校隣組というのができたということでございました。

  そこで伺います。質問は2つです。1つは、かつてあったと言われる学校隣組について、教育委員会は把握しているのかどうか。また、現在もそういった組織を持つ学校があるのかどうか、お伺いをしたいと思います。

  2つ目、地域に根づく、地域に息づく学校とするために積極的に地域との融和を図る意味からも、こういった組織づくりも必要かと思いますが、当局のお考えを伺います。

  大きな項目の3つ目は、公園橋の鳴き龍現象についてでございます。日光の鳴き龍は有名でございますが、多くの方が既にご承知かと思います。共鳴振動による音の現象でありますが、これと同じような現象が秩父公園橋、いわゆるハープ橋で経験できることをご存じの方はまだ少ないのではないかと思います。

  私も一月半ほど前に、地元のある方からこのことを伺いました。現地に出向いて試してみたところ、なかなかの共鳴音が体感できました。実はこの話、既に秩父市のホームページに紹介されていることをヒアリング時点で私も初めて知りました。取り下げようかとも思ったんですが、まだまだ知る人は少ないなと思い直して、あえて取り上げることにさせていただきました。ちょっと見えませんが、場所は公園橋の中ほどの、いわゆるセンターピア、正式な名称は何というのか知りませんが、いわゆる真ん中の上空に突き出している柱です。道路の左右にある柱の間で手をたたくと、いわゆる鳴き龍現象、反響音が響くのです。ぜひお試しください。

  さて、きょうの提案は、この鳴き龍現象の周知を図り、新たな観光スポットとして宣伝したらいかがかということであります。橋の名前がハープ橋、その正面には山の中腹には音楽寺を控えるというロケーション。そういう状況の中で、一定の人気スポットとなるというふうに考えますが、当局のお考えをお伺いしたいと思います。

  大きな項目の4番目は、旧秩父セメント第一工場引き込み線跡地利用についてであります。秩父の一つの大きな象徴であった秩父セメント第1プラントが消え、今その跡地利用が市民の大きな関心の的となっています。時代の流れの大きさを痛感いたします。その第1プラントには鉄道の引き込み線がありました。その跡地ですが、現在、特別な利用もされず、雑草が繁茂しています。この跡地について、かねてより地元の方から、高齢者や子どもが安心して遊べる公園として利用できないかという要望が多く寄せられています。土地の所有者はセメント会社となっているようでありますが、今議会の議案質疑でも明らかになったように、解体した工場跡地の一部について協議をしているということでもあります。その協議の中に、この引き込み線の跡地についても加えていただいて、地元の要望を酌んだ活用に道が開けないか、このことについてのお考えをお伺いしたいと思うのであります。

  最後の大項目は、歩行喫煙禁止条例の制定についてであります。先日、さいたま市へ通勤するさる方と話をしている中で、たばこの吸い殻が話題となりました。その方はこう言いました。さいたま市はガムのポイ捨てが多くて非常に困る。秩父市はガムのポイ捨ては少ないようだけれども、そのかわりたばこが多いね、こういう話です。この秋、たばこの値上げを控えて、愛煙家にとっては厳しい話かもしれませんが、歩行喫煙、路上喫煙、吸い殻のポイ捨てなどを規制する条例制定について、基本的にどう考えるかを伺いいたいと思います。時間の関係もございますので、端的に質問3つ、お伺いをしたいと思います。

  1つ、路上喫煙、歩行喫煙、ポイ捨て防止等、いわゆる屋外喫煙に関する自治体の規制の状況について、条例制定、その種類などについて情報を教えていただきたいと思います。

  2つ目、これに関するホームページ、あるホームページを閲覧しますと、秩父市は路上喫煙禁止条例制定の検討中自治体として紹介をされています。ちょっと古いんですが、2006年8月17日付の埼玉新聞記事を引用したもののようでありますが、時間の経過が問題となりまして、当該記事を閲覧することができませんでした。この記事の内容を初め、当時の取り組みの状況についてお教えいただくとありがたいと思います。

  3つ目、路上喫煙、歩行喫煙、ポイ捨て等の規制について、今後秩父市としてどう対処していくというふうにお考えなのか、その考え方についてお伺いをさせていただきたいと思います。

  以上で壇上からの質問は終わります。再質問については質問席から行わせていただきます。



○副議長(金田安生議員) 17番、斎藤捷栄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 まず、ご質問いただきました4点の中で、中心市街地活性化基本計画では環境問題や少子高齢化社会への対応を踏まえまして、歩いて暮らし、秩父を楽しむまちづくり、多様なコミュニティーを支える舞台づくりを目標といたしまして、地域資源を活用した秩父らしい生活空間づくりを推進しております。

  ご質問がございました中心市街地の空き店舗は現在増加をしておりまして、近年は特に中心市街地の上町、中町の南側エリアについて空き店舗率が高くなっておるところでございます。郊外店舗の進出による商店街の集客力やにぎわいの低下、また商業者の高齢化や後継者不足、老朽化した店舗、家賃が高い等が空き店舗の増加の要因になっているようでございます。空き店舗につきましては、今年度中の市内の調査を実施いたしまして、その実態を把握してまいりたいと考えております。解消に向けた空き店舗等の登録制度の充実など施策を推進してまいりたいと存じております。

  空き店舗活用の取り組みといたしまして、秩父ふるさと館、秩父ブランド館、この秩父ブランド館につきましては、旧本町まちかどギャラリーでございます。ほっとすぽっと秩父館など、空き店舗やそれに近い状況の施設であったものを市で経営支援を行い、地元の方たちや観光客など、世代を超えたコミュニティーの場としてご利用をいただいております。

  空き家バンクにつきましては、田舎暮らしを希望する都市住民との交流及び移住促進のため、秩父市が中心となりまして、近隣各町とともに埼玉県宅地建物取引業協会秩父支部などの関係機関と連携をいたしまして、空き家の所有者から物件を登録いただく空き家バンクを今年度中に構築する準備を行っておるところでございます。

  3番目の秩父公園橋ハープ橋の鳴き龍現象でございますが、ご答弁の内容につきまして、ほとんど議員さんのほうでしゃべっていただきましたので、市のほうの現状と申しますか、対応について申し上げたいと思います。

  秩父公園橋ハープ橋の鳴き龍現象につきましては、観光課の職員も情報を入手しておりまして、秩父市観光ホームページ「秩父観光なび」内のブログコーナーの「観光担当のひとりごと」という欄に、8月4日に紹介をさせていただいているところでございます。音の観光スポットは、実際に訪れないと体験できないという誘客面でのメリットがあると思います。

  また、観光パンフレット等に掲載し切れなかった観光スポット、あるいは情報について、今後も秩父市観光ホームページ「秩父観光なび」、観光ブログ「観光担当のひとりごと」等において随時紹介してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 また、1番に戻っていただきまして、核心の高齢者サロンの設置について、私のほうからご答弁させていただきます。

  現在、秩父市におきましては、市の主導によるサロン事業は行われておりませんが、類似の取り組みといたしましては、みやのかわ商店街振興組合が運営しております、ほっとすぽっと秩父館がございます。ここでは、いろりを配置いたしました無料休憩所やインターネットを無料で使えるフリーすぽっとを設けておりまして、異世代間の交流ができる環境が整っております。そして、館内には、その日の朝に届く地場の新鮮野菜や食品もそろえられており、高齢者の食のサポートに一役買っている状況でございます。また、地元のお店のアンテナショップとして、陶芸等の手づくり品など、いろいろな種類の商品が展示、販売されておりまして、秩父駅周辺の観光スポットから近いこともあり、観光客も多数訪れている状況でございます。

  また、昨年度は、当館を利用して、地元町会を中心とした高齢者の方々に介護予防について学んでいただくために、健康運動指導士や保健師を講師に迎えて、みやのかわ商店街振興組合福祉事業部主催で、介護予防教室を2回開催していただきました。

  斎藤議員さんからご提案いただきました、空き店舗を活用した高齢者サロンの設置につきましては、このほっとすぽっと秩父館が有効的な活用かと思いますけれども、まだ空き店舗登録等、これから制度が整った後には手づくり工芸品、あるいは製造販売を行っているシルバー人材センターや老人クラブ連合会等に、このサロン事業への協力について働きかけを行うなど、対応を検討してまいりたいというふうに考えております。



○副議長(金田安生議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 2についてお答えを申し上げます。

  (1)と(2)、重なる部分がございますので、一連の流れで答弁させていただきたいと思います。ご指摘のとおり子どもたちを健やかに育成するためには、学校、家庭、地域との連携、協力が不可欠でございます。また、開かれた学校といたしましても、家庭、地域に対して積極的に働きかけを行い、家庭、地域とともに子どもたちを育てていくという視点に立った学校運営を心がけることは、極めて重要だというふうに認識しているところでございます。こうした中で、議員におかれましては、地域の方々に耳を傾けていただいていることに改めて敬意を表するところでございます。

  先ほどの学校隣組という言葉については、私は認識しておりませんでした。そういう中で、議員ご指摘の、いわゆる学校隣組のように、校長を初め教職員がより一層家庭、地域に出向き、学校の情報を地域に発信したり、地域の声を聞くなど、双方向の積極的なコミュニケーションを図りながら信頼関係を構築していくことが大切だということは認識しております。

  新たな教育基本法では、「学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする」として、教育の目的を実現する上で、学校、家庭及び地域住民等の相互の連携の重要性が規定されたところでございます。

  ご案内かと思いますが、本市においては吉田小学校に増田玄次郎先生という校長先生が明治23年に吉田小学校に赴任していただきまして、32年間、埼玉県の教育をリードしていただいた校長先生がいらっしゃいます。その校長先生がいろんな部分で埼玉県に発信している部分があるわけでございますが、その中に、家庭と社会の一致、そして家庭と学校の一致の美談ということを既に保護者会で説いておりまして、それをいち早く県下にそういうことを説いた先生がいらっしゃいます。まさに、家庭、学校、地域の連携協力の重要性を説いたところであると思っているところでございます。そういう中におきまして、本市の学校におきましては、以前からPTAや地域の方々の協力をいただき、学校の支援にかかわって、いろいろな形でご協力をいただいているところでございます。

  現在、学校、家庭、地域の連携の方策として、学校が核となり、家庭、地域と連携した取り組みとして、保護者や地域の方が学校の教育活動を支援する学校応援団づくりを推進しております。本市では、14校すべての小学校で学校応援団が組織され、9校すべての中学校にも学校の教育活動を支援する組織がございます。具体的な活動として、学習活動の支援、安心、安全の確保への支援、学校の教育整備への支援、部活動等の支援をいただいているところでございます。

  教育委員会といたしましても、学校の基盤は地域であり、学校応援団等を通して学校の教育活動をより豊かにするとともに、地域との一体感も強めていきたいと考えているところでございます。

  学校づくりは、私はまちづくりにつながると思っているところでございます。今後とも地域に根差し、地域に密着した元気な学校づくりに努めてまいりたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 大きな4についてお答えいたします。

  引き込み線跡地についてでございますが、秩父市都市計画マスタープランの中にうたっております(仮称)宮地・横瀬線の道路用地として、市に提供いただける旨の回答を平成11年に旧太平洋セメント秩父工場よりいただきまして、現在に至っております。そのため引き込み線跡地につきましては、地権者が道路用地として確保してあるということですので、現在のところ、プラント跡地の利活用についての協議の対象外になっているということですので、ご理解賜りたいと存じます。今後は、道路計画の見直しも含めて、公園の整備も可能か、研究課題とさせていただきたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 5、歩行喫煙禁止条例の制定についてお答えを申し上げます。

  ご質問の1点目は、他自治体の条例の制定状況とその形態ということでございます。県内を調べましたところ、さいたま市や川口市など18市で条例を制定しておりまして、ほとんど県南の市でございますが、県北でも、熊谷市、行田市が制定しております。

  規制の形態といたしましては、駅周辺の繁華街などを禁煙地区として、地域を指定して規制している自治体が多く、地域指定をしないで全域を規制しているのは、3自治体のみとなっております。

  また、過料などの罰則を設けているのは9自治体でございまして、これまで罰則適用の実績があるのは越谷市のみと伺っております。

  2点目は、秩父市の過去の取り組みについてでございますが、平成18年、2006年8月17日の埼玉新聞一面に「禁止条例、秩父も準備」との小見出しの記事が掲載されました。これでございます。図書館に行ってコピーしてきたものでございます。これは、当時、路上喫煙防止条例を制定する自治体がふえている状況の中で、事務レベルでの検討をし始めていたものが記事にされたものでございまして、組織的な動きにまでは進まなかったものでございます。

  3点目は、秩父市として今後どのように取り組むかというお尋ねでございますが、県内の条例制定状況を見ますと、人通りが多い駅周辺の繁華街などを地域指定して規制している自治体がほとんどでございまして、受動喫煙やたばこの火による危険回避に重きを置いて制定しているものと推察するところでございます。

  秩父市におきましては、このような場所は現状では存在しないと考えられ、また吸い殻のポイ捨てについては秩父市環境保全条例で空き缶、吸い殻等の散乱防止の条文で既に規定されております。こうしたことから、秩父市といたしましては、現段階での条例制定は考えておりません。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 17番、斎藤捷栄議員。



◆17番(斎藤捷栄議員) それぞれご答弁をいただきました。再質問をさせていただきます。

  順が逆でありますが、歩行喫煙から聞きたいと思います。ご承知のように、かなり前になりますが、静岡県だったと思いますけれども、子ども議会で、歩きながらたばこを吸っているということは非常に危険だという子どもの指摘があって、これが条例制定に結びついたというケースもあります。改めて申し上げるまでもなく、少なくとも歩行喫煙は他人に対する受動喫煙の問題、それから火によるやけどや衣類の焼け焦げの問題、それから火災の誘発、そういうものにつながります。ポイ捨てについては、別の条例があるということでありますけれども、何らかの規制が必要ではないかというふうに考えるところでして、したがってこの提案をしたわけであります。

  確かにこの条例、私も一定の資料を用意をしてみたんですが、非常に内容複雑です。罰則を持つもの、持たないもの、それから地域を限っているもの、それからルールとして定めたもの、そういったことで形態も非常に多岐にわたっています。いろいろ難しい点もあって、現在考えていない、そういう地域もそうはないと思うというお話でございましたが、私が考えるには、例えば歩行喫煙の手に持ったたばこの火、これは高さがちょうど車いすの利用者の顔、子どもの顔の位置に当たります。そういったところから、少なくとも通学路、これらはやはり規制の該当とする地域に当たるのではないかというふうに考えます。ぜひ通学路上は、通学路標示とともに禁煙標示をするとかいうところから始めていくということについて、改めて考え方を伺っておきたいと思います。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 先ほどご答弁申し上げましたけれども、いろいろな形の規制がございまして、考え方にもよるものと思われますけれども、ただいまは通学路ぐらいはせめて禁止したらどうかというお話でございました。ここら辺につきましても、この場でご答弁するのがなかなか難しい問題でございまして、十分これは検討させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(金田安生議員) 環境部長に申し上げます。発言をする場合には、その旨をきちんと表示してから発言してください。

  17番、斎藤捷栄議員。



◆17番(斎藤捷栄議員) 先ほど申し上げましたように、条例の制定までいかなくても、ルールとして定めるというふうなこともあります。そういったことで、ぜひ前向きにご検討をいただきたいというふうに思います。

  続きまして、引き込み線の問題について再質問をいたします。これは、実は上宮地地域というのは公園がないんです。1つあるんですよ、大きなのが。聖地公園という公園があるんですが、要するに児童公園みたいなものはございません。したがって、地元の要望は非常に強いものがありまして、ご承知のとおりあそこは、今陸橋が平面化されるというような計画も、計画といいますか、そういう要望も出ているような状況です。そういう中で、ショッピングモールや道の駅も近くて、広い範囲の利用者が見込まれるというところから、これは強く要望しておきたいというふうに思います。

  それから、ハープ橋の鳴き龍、これ私もホームページ、コピーもきょうしてまいりましたけれども、まだまだやっぱり知られていない。なかなかあのブログにたどり着くの大変ですよね。8月4日にアップされていまして、もう毎日更新されていますから、かなり後ろへ下がっちゃっている。ですから、検索をしていかないと出てこない。そういった関係もあります。今、若者の間でパワースポット、心霊スポットというのはちょっといただけませんが、パワースポットというのが大変話題になっています。そういったところからも注目に値するのではないかというふうにも思います。

  この現象名、鳴き龍って、つまんないですよね。物まねみたいなもんですからね。ですから、例えばこの現象をその秩父のあそこでということでネーミング募集するとか、そういった形で周知を図っていくというふうなことによって、観光スポットとして、あるいは宣伝もできるのではないかというふうに思いますので、その辺も含めてお考えを伺えたらありがたいと思います。

  それから、学校隣組でありますが、これ先日、藤元智恵司さんのご子息に会う機会がありまして、そのお話をいたしました。そうしたら、こう言うんですよ。おやじは学校にじっとしていられないような人間で、隣近所、お茶飲みしながら歩いていて、その中でできたんじゃないんかい、こういう話なんですね。でも、これが私、大事なんだろうと思うんです。少なくても、大変学校も忙しいというのはよくわかります。しかし、具体的には、例えば1学期に1回程度でもいいと思うんですね。隣近所の方に寄っていただいて、最近の学校の様子、それから行事の予定、そんなものをその時々の情報交換をしていく。こういうことによって、今回の体育館建設にかかわるような不安や苦情の解消にもつながってくることができるし、また子どもたちとご近所の方の相互見守り効果等も十分期待できるのではないかと思いますので、見解を伺いたいと思います。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 ハープ橋の鳴き龍についてご答弁させていただきます。隣組に関しましては教育長のほうからご答弁させていただきます。

  鳴き龍現象、私も実は、ご存じのとおり議員さんともお会いしたと思いますが、毎朝4年間、あそこのところを歩きながら、初めて聞いたところが鳴き龍ということで、びっくりいたしました。早速やってみて、聞こえるかどうかを確認したいというふうに思いますし、またそれが観光スポットになるかどうかということ。一つのいいアイデアだというふうに思います。とにかく、あのハープ橋は、私も皆様方も歩かれたり、車で通られたり、あそこはやっぱり秩父地域全体の一つの中心の観光スポットだというふうに、あの橋だけ見てもそう思います。あそこを見ると秩父全体が見渡せて、正面には武甲山、下には荒川清流、そういうところで、本当に私もあそこを歩くにつけ、身も心もすっきりするということで、あそこをハープ橋を今後、音楽寺とあわせて売り出していくということは、いろんな形で進めたいと思いますし、それにあわせましての観光スポット、鳴き龍。ネーミング募集ということになりますと、果たして何がいいのかなと考えながら登壇したんですが、ちょっと思い当たらない。ネーミング募集というのもいいかと思います。まずは自分の耳で確認させていただきます。ありがとうございました。



○副議長(金田安生議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 再質問にお答えさせていただきます。

  先ほどの江田議員さんにも私お答えした部分の中に、かつて日本人の子どもたちの社会は、やはり上級生が下級生を、勉強でも、遊びでも見ていた時代があったのかなという、リードしていたという時代があったというふうに認識しております。そういう中で、たしか、私も思うんですが、当時、学校の先生が自転車でそういう中を回った時代があったのかなというふうに私は思っております。そういう中で、今、それをなかなかやれということについては難しい部分がございますが、条件が今変わっておりますが、先ほど議員さんがおっしゃっていただきました学校隣組なんかは、やはりお互いをそういうことを信頼しようではないかという趣旨なんだと思います。そういう中には、現代風でいきますと、今、なかなか教職員も自動車で通勤して、顔も見えない状況だと思います。そういう中で、今、秩父市では、あいさつ運動を行っているわけでございますが、まず会ったらば、職員も、あるいは地域のお互いがあいさつを交わすことによって相手の存在を認めることから始まりますので、そういう積み重ねが大きく動いていくのかなという感じがするところでございます。ですので、質的に前とはちょっと違っている部分がありますが、その本質的にはやはりあいさつから始まるものは一つの流れになるのかなということを考えますので、先ほど申し上げましたように、私は学校づくりというのはまちづくりにつながると思っておりますので、ぜひそういうものを含めて、またいろんな面で先生方、あるいは学校にも協力を求めていきたいと思っているところでございます。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 17番、斎藤捷栄議員。



◆17番(斎藤捷栄議員) 高齢者サロンについての再質問をいたします。

  志木市の問題については調査をしていただいたと思うんですけれども、私も一定の調査をさせていただきました。志木市のサロンを紹介しますと、1日10人から15人程度利用していると。今、健康福祉部長からも話がありました研修会、家族介護教室であるとか、おれおれ詐欺のパターン研修会であるとか、近隣の保育園児との異世代交流なども行っているということがわかりました。

  先ほどの新井議員の質問の中に出てきました財源の問題でありますが、これ実は総予算620万円ばかりでやられています。そのうち国の補助金が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ということでやっているようであります。そんなことで、そのすべて公費負担というのはそういうことでございます。

  私が問い合わせをした返答の中で、志木市の担当者がこう答えているんですね。だれとも話さない日がないように、高齢者がいつまでも地域で楽しく暮らしていけるよう支援していくつもりです。そして、今までうちの中でテレビを相手に過ごすしかなかった高齢者が、サロンができたことにより居場所ができ、友人の輪が広がり、笑顔がふえてきたことが何よりうれしいことです。こういうあれを寄せていただきました。この気持ちが私大事なんだろうというふうに思うんですよ。開設後、半年を経て、毎日来られる方もおり、ひとり暮らしや昼間ひとりになる高齢者がだれとも話さない日がないようにという基本コンセプトがクリアされて、市としても喜んでいると、こう答えています。大変こういうことがやっぱり大事なんだろうというふうに思います。

  実は私の地元にも、高齢者とばかり言えないんですが、いわゆる近隣の人のたまり場がございます。これは医療生協の支部が運営をしているんですが、1週間に2日、半日ずつ公開をされています。ここでは、民家の1室を借りてやっているんですが、だれでも気軽に訪れて、そしてそれぞれ得意なことをお互いに教え合ったりして、例としてはクラフトテープのかごづくりとか、シュロの葉のかごづくりであるとか、牛乳パックでスツールをつくるとか、折り紙をするとか、そういったことを進めていまして、最近はパソコン教室なども開いているようでありまして、15人から、多いときは30人近くの利用者があるようであります。こういうことというのは、とても大事なことなんだろうというふうに思います。空き店舗活用は、まちなかで、また空き家活用は、例えば巡礼道沿いにそういったものができるというふうなことになると、地域の人だけではなくて、観光客にまでこれを公開していくと。そして、まちなかに意外と休み場が少ないという観光客の苦情にもこたえることができるし、そして地域の人との交流が生まれてこそ、観光客はリピーターとなる。私はそう思っています。

  これは「よってがっせぇ」というものですが、これね、私、すぐれものだと思っているんですよ。ちょっとご紹介しますが、「おらが秩父の“おもてなし”ちょっくら考えてみるべぇ」と、こういう表紙ですね。中にはこう書いてあります。「ありがてぇありがてぇ えれぇ遠くからほんとによく来てくれたいなぁ ちょうどこれから隣んちのおばぁがお茶ぞっぺぇを持ってくるっつうし てえしたおごっつぉーもこしらえてゃあいねぇけど ちょっくら上がっておだあげでもしていきないねぇ」と、こう書いてあるんですね。「伝えたい秩父のみんながもっているあったけぇおもてなしのこころ」、これが私、実は観光客の、もう一度行ってみようという気持ちにつながってくる最大のポイントだろうと思うんですよ。そういう意味で、例えば巡礼古道の整備と並行して、そういう空き家を利用したサロン。これは高齢者サロンにとどまらず、一歩踏み込んでそういうものがやっぱり必要なのではないかなと思います。

  それから、この質問の中で答弁漏れがございます。これはどういうことかというと、8月号に「『空き家バンク』構築準備にご協力を」、それでお問い合わせはこれこれこれへと書いてあるわけです。反響、問い合わせ状況などについて教えてくださいと聞いたんですが、これが答弁が漏れていますので、この辺をお伺いしておきたいと思います。

  これに関しても、いわゆる定住自立圏構想に基づいて定住移住促進ということがねらいなのかもしれませんが、現実に今ここへ住んでいる方が孤立しないで、明るく元気に過ごせるまちでなければ定住促進なんていうものは図れません。そういう意味からも、やはりまずこういうものを充実していくということが大事なのではないか。基本的な考え方についてもう一度お伺いをしたい。

  それと、もう一つは、高篠福祉交流センターというのがあります。あそこに学童保育室がありました。あれ1番寺に近いんです。差し当たって、先日問い合わせをしましたら、学童保育室がこの4月、学校へ移ってからほとんど利用されていない。もったいない話ですよ。あれ学童保育室としては非常に恵まれた状況にあるということで、私たちはその学童保育室の移転に反対をしたわけでありますが、やむを得ず移動してしまいました。その後が全く利用されていない。これはどういうことなのか。これらを差し当たってこういう交流サロンとして使っていくというふうな考え方はないのか、その辺についてお伺いしていきたい。高篠交流センターの利活用に触れてお願いをいたします。



○副議長(金田安生議員) 当局の答弁を求めます。

  市長室長。

    〔大島育生市長室長登壇〕



◎大島育生市長室長 先ほど産業観光部長からご答弁申し上げましたけれども、空き家バンクの関係でございますけども、これは定住自立圏の関係で田舎暮らしを希望する都市住民との交流及び移住促進のために秩父市が中心となりまして、4町とともに埼玉県の宅地建物取引業協会秩父支部などの関係団体との連携をいたしまして、物件を登録していただく空き家バンクの構築を今しているところでございまして、市民からの問い合わせ等については現段階ではございません。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 空き家、店舗等の調査の関係でございますけども、今年度につきまして、会議所のほうに委託をいたしまして、店舗等の調査を実施いたす予定でございます。その内容につきましては、その調査が上がり次第、その情報とかあっせん、積極的に行う予定になっておりますので、その席でまた今お話しいただいたような内容の検討をさせていただければと思っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(金田安生議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 高齢者サロンに対しましてのご提案に対して答弁させていただきます。

  志木市でのその事業ということ、今、議員さんからのいろいろな内容を聞いておりますと、確かにいい事業であり、市の負担もそれほど多くなくできるということ、これもいいかなというふうに思っており、興味がわいた話の内容でございました。そういう中におきまして、果たして志木市とこの秩父市の状況、明らかに大きな違いがあると。向こうは核家族化というか、一戸建てのうち、小さなうちがたくさんあるようなところの中で、若い世代が住んでいらっしゃる。秩父は高齢者が多いところであり、高齢者がそれぞれ固まってそれぞれのところでお住まいになられているという状況であり、秩父市と志木市との単純比較はできないかもしれません。ただ、ご提案のような格好というのは、今後秩父の中でも考えていきたいということは、これは実は私の昨年の市長の選挙のときにも公約の中にいろいろ考えてきた内容でございました。

  と申しますのは、実は秩父地域いろいろ歩かせていただきますと、ある地域に行きますと、これは私、感動したんですけども、あえて言いましょう。美の山の下のほうなんですね。行きましたら、いろいろな私の考えをお話しする中において、いやあ、そんなことよりも、ちょっと食っていきないなと言われて、何が出たかというと、まんじゅうなんですよ。まんじゅうをみんなでこうやって、つくりっこして、それでふかして、みんなでそこで食べていたと。それで、私もいろんな考え方を申し上げる中において、そんなことよりも食っていきないなって言って、ご婦人たちが出てきたのが四、五人、もっと多かった、五、六人いらっしゃいましたかね。そういう中において、この地域というのは、そういうような、みんなで寄り集まって、先ほど空き家の話もありましたが、一戸建ての一戸の家が大きいわけですね。そこに地域の方が、きょうはだれんちへ行ってお茶飲み、きょうはだれんちへ行ってお茶飲み。そういう活動というのが、この地域いろいろ展開されているんですね。

  さらに、これは浦山のほうの方の実際見たお話なんですが、そこからまんじゅうを、やっぱりまんじゅうなんですけど、まんじゅうをつくって売り出しちゃった。そのまんじゅうが実は売れ残ってしまいまして、どうしたかというと、旧市内のほうへ出てきて、そのまんじゅうを売って、残りを全部販売していった。そういうふうな、自分のところに対する商売としての地域活動、その辺まで進んでいる高齢者もいらっしゃいます。それがさらに意欲的に結合していきますと、今、議員さんご指摘のとおり、札所の方々がおいでになったときに、ちょうど浦山ということであれば鍾乳洞だなと歩かれたときに、いろいろな方々がそこで、地元の年寄りがつくったまんじゅうを食べていただいて、そして地元の方とお茶飲みしてという、まさにそういうふうなまちづくりというのが私はこの地域で必要であり、それがまさにおもてなしのまちづくりだというふうに思います。

  ですから、そういうおもてなし観光ということ、私の大きな施策の一つでございます。ですから、そういう地域挙げて、そういう観光客をもてなす、そして高齢者の方々がいろいろなところで集まって、そしてそれぞれ持ち寄ったもので楽しく時間を過ごすということ、そういうまちづくりを私はやってみたいというふうに思います。

  「ゲゲゲの女房」、それでちょうどドライフラワーでしたっけ、あれをつくって、きょうも放映したように思いましたが、そういうふうなお宅に集まってみんなで楽しく時間を過ごす、そういうようなことが昔あり、今後も消えつつある中で、それを再生して、さらに復活再生して秩父の魅力をつくり上げていきたいというふうに思います。議員におかれましても、いろいろなご意見等々、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(金田安生議員) 斎藤議員、ちょっと当局に確認いたします。

  先ほど質問者の方から、高篠福祉交流センターの旧学童保育室の扱いはどうなっているんですかという、こういう質問がたしかあったと思うんですけど、まだ答弁されていません。当局の担当者の答弁をお願いします。

  健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 市長のほうから構想は述べられましたので、私は現状についてだけお話ししたいと思います。

  旧高篠学童保育室につきましては、現在のところ、決まった形での利用は行われておりません。学童保育室が移転した時点では、例えば2階の会議室の利用希望が重なってしまったときなどは、旧学童保育室のホールを利用していただきました。また、地元の方々から要望があった場合にも利用していただけるような体制をあわせてとらせていただいております。

  そのほかの対応といたしましては、センター内に併設されております高篠デイサービスセンターの事業におきましても、指定管理者であります秩父市社会福祉事業団へ申し入れを行いまして、既に高篠小学校とデイサービスセンター利用者との交流会の場として、風船バレーボール大会での利用ですとか、高篠小学校の児童のお遊戯の発表会、あるいは高篠公民館のクラブの方々が慰問していただいた際の活用に使っていただいたりしております。今後も地元の方々との交流の場として積極的に使っていきたいというふうに、今のところ考えております。



○副議長(金田安生議員) 17番、斎藤捷栄議員。



◆17番(斎藤捷栄議員) 先ほど私、この「よってがっせぇ」を紹介させていただきました。ご承知のとおり、今、若者を中心として方言が花開いています。なぜ花開くか。これは方言こそ文化なんです。方言を失った文化はあり得ない、私はそう思います。そういうことで、これらは大いにやっぱり活用されていくべきだろうというふうに思います。

  最後に、先ほども紹介しまして、2度目になりますが、だれとも話さない日がないように、高齢者がいつまでも地域で楽しく暮らしていけるよう支援していくつもり。それから、今までうちの中でテレビを相手に過ごすしかなかった高齢者が、こういった居場所ができて、友人の輪が広がり、笑顔がふえてきたことが何よりうれしいと。こういう職員さんの気持ち、これがやっぱりとても大事なんだろうというふうに、ぜひこういう心を持って積極的にこのサロンづくりにも取り組んでいただきたいということを強く要望して、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(金田安生議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。



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△次会日程の報告



○副議長(金田安生議員) 明日7日は午前10時から本会議を開き、本日に引き続き市政に対する一般質問を行います。



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△散会



○副議長(金田安生議員) 本日はこれをもって散会いたします。

    散会 午後 5時39分