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埼玉県 秩父市

平成22年  6月定例会 06月16日−一般質問−03号




平成22年  6月定例会 − 06月16日−一般質問−03号







平成22年  6月定例会





                秩父市議会定例会議事日程 (3)

平成22年6月16日(水) 午前10時開議

 1 請願・陳情
 2 市政に対する一般質問
    16番  江 田 治 雄 議員
    11番  新 井   豪 議員
    15番  落 合 芳 樹 議員
    24番  浅 海   忠 議員
    19番  新 井 康 一 議員
    10番  松 澤 一 雄 議員

 出席議員(26名)
    1番   上  林  富  夫  議員     2番   金  崎  昌  之  議員
    3番   新  井  重 一 郎  議員     4番   木  村  隆  彦  議員
    5番   竹  内  勝  利  議員     6番   冨  田  俊  和  議員
    7番   ?  野     宏  議員     8番   五 野 上  茂  次  議員
    9番   小  池     治  議員    10番   松  澤  一  雄  議員
   11番   新  井     豪  議員    12番   金  田  安  生  議員
   13番   逸  見  英  昭  議員    14番   笠  原  宏  平  議員
   15番   落  合  芳  樹  議員    16番   江  田  治  雄  議員
   17番   斎  藤  捷  栄  議員    18番   出  浦  章  恵  議員
   19番   新  井  康  一  議員    20番   山  中     進  議員
   21番   大 久 保     進  議員    22番   福  井  貴  代  議員
   23番   小  櫃  市  郎  議員    24番   浅  海     忠  議員
   25番   宮  田  勝  雄  議員    26番   荒  船     功  議員

 欠席議員(なし)

 説明のための出席者(18名)
     久  喜  邦  康   市  長      横  井  隆  幸   副 市 長
     久  保  忠 太 郎   教 育 長      大  島  育  生   市長室長
     森  前  光  弘   総務部長      大  沢  賢  治   財務部長
     金  丸  一  郎   環境部長      井  上  ま り 子   市民部長

     米  持  孝  之   健康福祉      松  ?  重  男   産業観光
                  部  長                   部  長

     新  井  清  久   地域整備      富  田     昭   病  院
                  部  長                   事務局長

     島  崎     洋   水道部長      斎  藤     保   教  育
                                         委 員 会
                                         事務局長

     山  口  辰  雄   吉田総合      島  田  孝  行   大滝総合
                  支 所 長                   支 所 長

     山  中  和  則   荒川総合      加  藤     登   健康福祉
                  支 所 長                   部 参 事

 事務局職員出席者(5名)
     佐 々 木  奉  昭   事務局長      高  橋     睦   次  長
     浅  見     徹   主  査      川  合  良  成   主  査
     石  ?  雅  拓   主  任



午前10時00分 開議





△開議



○議長(小櫃市郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。



                        ◇                     





△議事日程について



○議長(小櫃市郎議員) 本日の日程はお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。



                        ◇                     





△請願・陳情



○議長(小櫃市郎議員) 次に、請願の委員会付託を行います。

  今期定例会において受理した請願は1件であります。お手元に配付しておきました請願文書表のとおり議会改革特別委員会に付託することにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(小櫃市郎議員) ご異議なしと認めます。

  よって、請願については議会改革特別委員会に付託することに決定いたしました。

  次に、今期定例会において受理した陳情はありませんので、ご承知おき願います。



                        ◇                     





△市政に対する一般質問



○議長(小櫃市郎議員) これより市政に対する一般質問を行います。

  順次発言を許します。

  発言に入る前に一言申し上げます。質問者においては制限時間は原則として35分でありますので、その内容を端的に述べられ、またこれに対する答弁は要点を簡明に述べられるよう、特にお願いいたします。

  それでは、発言を許します。

  16番、江田治雄議員。

    〔16番 江田治雄議員登壇〕



◆16番(江田治雄議員) おはようございます。16番、市民クラブの江田治雄でございます。議長の許可をいただきましたので、6月定例会のトップバッターで通告に従い質問させていただきます。

  傍聴にお越しの皆さん、議場にお越しいただきまして、ありがとうございます。おかげさまで、再びこの議場で皆様の声を市政に届けることができます。初心を忘れることなく、明るく元気に、住みよいまちづくりのために働きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。

  15日未明、ワールドカップ南アフリカ大会で、岡田ジャパンが見事歴史的な勝利を飾りました。日本各地で大変な盛り上がりを見せております。次のオランダ戦もぜひ頑張って、勝利をしていただきたいと念願をしております。

  さて、ことしは平年より約1週間おくれて、関東地方も梅雨に入りました。この先、うっとうしい季節になりますが、アジサイやヘメロカリスなどが咲き始め、楽しみもたくさんあります。気象庁の長期予報によりますと、この先、夏にかけても冷夏が予想され、稲作を初めさまざまな作物のできぐあいが常に心配をされております。地球温暖化による異常気象とも言えるのでしょうか。今、私たちは現在の生活を見直し、できるエコから始めなければならないと痛感をしております。

  さて、通告いたしました4項目について質問いたします。冒頭に議長から、質問内容は端的に、そして答弁も要点を簡明に述べるようにと指示がありましたので、時間短縮に協力をしていきたいと思います。

  最初に、芝桜公園についての質問です。平成19年の100万人の記録から、年々来場者が減り続け、ことしは77万7,772名と発表されました。関係者の皆さん、大変お疲れさまでした。ここ数年、群馬や山梨の本栖湖など各地に芝桜公園が整備され、その影響もあると思いますが、この訪れる人の減少の原因を当局はどのようにとらえ分析し、把握しているのか、まず初めにお尋ねしたいと思います。

  次に、多くの観光客を迎えるために花を毎年咲きそろえるために、日ごろの除草作業やシーズン中の業務等に多くの市民がボランティアとして協力をいただいております。この場をかりて厚く感謝申し上げます。

  担当者は全般的にいろいろな苦労があると思います。そこで、毎年デザインを変えての植えかえや土の入れかえ、害虫の対策や苗の購入など、運営上の直接経費は年間どのくらいかかっているのか。過去3年間の実績を教えていただけたらと思います。また、どのような業者にこの作業を委託しているのか。あわせて伺いたいと思います。

  (2)の今後の展開でありますが、来園者が減少する中で、市としてこの芝桜の丘をどのようなビジョンを持って今後も進めていくのか、伺いたいと思います。

  大きな2です。教育施設について何点か伺います。その(1)、小中学校の地デジ化についての質問です。いよいよ地デジへの移行も来年の7月に迫ってきました。市内ではその受信対策も順調に進んでいますが、そんな中で教育施設の地デジ対応テレビはどのような計画で進んでいるのか、伺いたいと思います。

  (2)として、現在、市内中学校でプールのない学校が3校あると認識しておりますが、義務教育であくまで平等というのが基本のはずなのに、今までプールを整備しない理由は何かあるのでしょうか。また、水泳の教育上、プールがなくても中学生は特に問題がないのか、伺いたいと思います。

  次に、(3)、市立図書館について伺います。現在、上町にある図書館は、昭和61年に完成し、築24年が経過をしています。年間の利用者も多く、まさに市民の文化向上の拠点として活用されています。しかし、以前から雨漏り、水漏れ、地盤沈下等の問題で修繕がたびたび行われているようです。そんな現状に加え、駐車スペースが少なく、また駅から遠いため非常に不便だという市民からの声も届いております。そこで、長期的視野のもと、この図書館の将来、建て替えも含めてどのように考えているか、伺いたいと思います。

  (4)の学校施設についての質問であります。秩父第一中学校、吉田中学校、荒川東小学校、そして高篠小学校など、大規模改修が順次進められてきました。各地元の保護者初め関係者が大変喜んでおります。しかし、細かな点はともかく、予算をかけてできたスペースが全く使用されずにデッドスペースになっています。安全面でもう少し工夫が欲しいという意見も、各学校それぞれにあるようです。以前、第一中学校が完成したときも話題になりましたが、財政の厳しい中、ぜいたく普請ではないかとの批判もありました。今回、その一例として荒川東小学校について申し上げたいと思います。

  6月からふれあい学校を新設していただきました。その教室は2階の多目的室を充てております。廊下の部分を移動式の扉で仕切る構造になっており、大変よくできております。しかし、2階にあり、管理上の問題が不便のようです。ふれあい学校は土曜日などの開校もあり、そういった問題で特に管理上の問題はないのでしょうか、伺いたいと思います。

  つまり、大変立派な校舎なんですが、使い勝手を考えると、もう少し工夫が欲しいようであります。このように現場の先生からの意見を聞き出せれば、さらに有効な施設ができると思いますが、設計の段階でどのような検討をされるのか、伺いたいと思います。

  大きな項目の3、公図についての質問です。先月、市民の要望により浦山地区の大谷の公図が必要になりました。そこで申請したところ、窓口では、浦山地区の公図はないと言われました。担当者の説明では、昔、この公図の原図が燃えてしまい、法務局にないので、どうしようもないとの説明でありました。公図は、一般的に大体の方位や地形、隣地との関係位置を知るためには大変有効なものであります。それをもとに官民、そして民民境を目安にして関係する相互で協議をし、境界線を割り出して、次の作業にかかるものと自分は認識をしております。しかし、現在まで公図が存在しない浦山地区では、浦山ダムの建設の際に、つけかえ道路、水路などの市の事業として地域整備をしてきたと思います。公図のない場所で地権者との交渉、どのように進めてきたのか。また、今、市民からの境界の相談やトラブルは特にないんでしょうか。

  さらに、浦山地区以外の公図のない地域がこの市内に存在するのか、伺います。そして、公図については今後どのように整備をされる予定があるのか、見解を伺いたいと思います。

  最後に、大きい4の有害鳥獣対策について伺います。私は、この問題をシリーズとして取り上げてきております。依然として被害が拡大傾向にある問題は、ますます深刻になってきております。荒川贄川地区では、猿の出没を初め、夜になるとシカの群れがあらわれます。野菜はもちろん、庭の草花等も食い荒らします。食べないものは、ニンニク、ゴボウの葉っぱぐらいでしょうか。

  また、カワウの被害も深刻であります。我が家の近所でも川の魚以外に池の金魚やコイまでえじきにされ、地上部隊ばかりでなく、空中戦でも攻撃をされ、被害を受けております。

  一昨年、当議会でも特別委員会を立ち上げて協議をし、国や県に意見書を提出した経緯があります。その結果、県が直ちに行動を起こしていただき、昨年7月、秩父地域鳥獣害対策協議会が立ち上がりました。そして、新聞報道によりますと、第2回の協議会が4月28日に開催されたと伝えていますが、その対策協議会の内容と現在の対策の進捗状況について伺いたいと思います。

  以上4項目、あとは今回から設置されました質問席にて再質問、あればさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 1の芝桜公園について順次お答えいたします。

  まず、ことしの現状からお答えいたします。ことしの開花期前半の天候不順によりまして開花のおくれや状況の悪い箇所がございました。他の地区の芝桜植栽地におきましても同じようでございまして、館林の芝桜を管理している企業からも、管理方法についての問い合わせがあったほどです。状態をお聞きしたところでは、当市の芝桜の丘と同様に開花しない箇所や、雨水が流れたような模様で状況が悪い箇所があったそうです。なお、4月の降雪の影響につきましては、雪解けが早かったことからほとんどなかったと考えております。観光客の減少の原因でございますが、主な原因は他の地域との競合が大きいと考えております。

  今後の管理運営につきましては、例年のように苗の刈り込み、川砂による目砂の散布や土壌改良を実施いたします。過去にはコガネムシの幼虫による根の食害の被害がありましたが、平成16年から職員により成虫発生時の6月から8月まで、ほぼ毎日、夕方から成虫の捕獲、駆除を行った結果、近年は被害が激減いたしました。しかし、この3年ほどは、土中に生息する線虫による被害が発生しており、その対策としてマリーゴールドの植栽や土壌改良を行っております。

  なお、病害虫対策につきましては、埼玉県農林総合研究センターにご指導いただくほか、東京農大との連携も進めておりまして、先日も都市計画課職員が教授と意見交換を行ってまいりました。

  なお、議員ご質問の土壌改良や植えかえの施工方法ですが、土壌改良につきましては、指名登録してある造園業者で入札を行い、施工しております。

  過去3年間の維持費、整備費ということでございますけれども、芝桜全体として整備事業と対策事業ということで、平成18年が1億6,158万2,871円、19年度が1億6,818万4,495円、20年度が1億4,473万990円でございます。

  あと、デザイン関係なんですけども、植えかえも兼ねまして苗の購入ですね。芝桜の丘開設当初からの業者であります有限会社ハーバルKという会社と契約しております。平成21年度は7万6,000株となっておりまして、植えかえの箇所のデザインの微調整も同社によって行っております。

  なお、植え込みにつきましては、都市計画課職員及び都市計画課で契約しておりますシルバー人材センター会員により実施しております。作業の際には、苗の納品後に速やかに植栽する必要から、おおむね15名の人員で、1日約6,000株の苗を植栽しております。

  あと、最後に、今後の展開でございますけれども、今まで事業を行ってきた上でいろいろ反省点もございますので、それらを生かして、なお一層、お客様の増加に努めていかなければいけないと思っています。また、場合によっては指定管理者への委託なども視野に入れていく必要があると思っております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 教委事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 2、教育施設についての(1)、小中学校の地デジ化についてお答え申し上げます。

  ご承知のように、アナログ放送は平成23年7月24日をもって放送を終了いたします。そこで、そのときまでに幼稚園、小学校、中学校における地デジの対応が急務となっております。市の現状といたしましては、幼稚園3園、小学校13校、中学校8校につきましては、地上デジタル用アンテナ整備が済んでおります。そして、未整備の大滝地区の小中学校につきましては、共同受信用の設備を利用しておりまして、ことしの秋、受信が可能となる予定でございます。

  地上デジタル放送対応受信機器については、各学校におけるテレビ保有台数の調べ、及びデジタル放送対応必要台数の調べを実施したところでございます。保有台数は全体で408台でございます。今後は、学校教育に支障を来すことのないように、学校現場の要望を十分に把握し、財政厳しき折でございますので、今あるテレビの買いかえができない場合、アナログ機器でのチューナー使用やパソコン使用によるテレビ受信の活用も含め、地上デジタル放送対応受信機器の整備に努めていきたいと考えております。

  続きまして、(2)のプールの件でございますが、現在当市では、尾田蒔中、大田中、吉田中の3校と、今年度改築工事予定の高篠小にプールが設置されていない状況となっております。県内の未設置校の状況を見ますと、小学校はゼロ、中学校は367校中21校で設置がございません。また、秩父郡市内では、中学校8校が未設置となっております。

  学習指導要領では、適切な水泳場の確保が困難な場合には水泳を扱わないことができるが、水泳の事故防止に関する心得については必ず取り上げること。また、保健分野の応急手当てとの関連を図ることとされております。

  秩父市内の未設置校に状況を確認いたしますと、水難訓練等は体育館や小学校プールを活用するなど、不都合を生じないよう対応しているとのことでございます。今後、未設置校につきましては、学校側と綿密な協議のもと、市営温水プールやミューズパークスポーツの森プールの活用等も検討するなど、より学校の実情に沿った対応を行ってまいりたいと考えております。

  続きまして、(3)、市立図書館についてでございますが、当館は昭和61年11月のオープン以来、地域の情報の拠点として多くの方にご利用いただいております。提供している内容につきましては、秩父市史の編さんを初めとする地域の歴史的文献や郷土資料の保存と公開、また教養、文芸、娯楽作品等の各種書籍の閲覧と貸し出し、CD、DVDの視聴や貸し出し等を行っております。そして、俳句や短歌、万葉集、おはなし会などの講座を主催し、秩父地域最大の図書館として、市民等の文化活動推進のため支援を行っております。

  施設概要といたしましては、敷地面積は3,810平方メートル、建物面積1,349平方メートル、延べ床面積は3,800平方メートル余りの鉄筋コンクリート3階建ての構造となっております。建設から24年を経過し、老朽化に伴う雨漏り、床面の沈下、外壁のひびが見られ、各種設備は毎年ふぐあいが生じており、エレベーターの装置も含め、その都度、修繕、補修を行っておるのが現状でございます。

  次に、駐車場につきましては、現在35台の駐車が可能ですが、利用者数に比べて駐車スペースが狭いため、土曜、日曜日や講座の開催時には慢性的に不足しております。近隣に空き地も見当たらず、駐車場の確保が課題となっております。

  以上のとおり秩父図書館の現況をお知らせいたしましたが、現在ふるさと学習センター設立準備室では、職員によるプロジェクトチームやワーキンググループによって施設建設に関する調査研究が始まっております。その調査研究の過程において盛り込むかどうかについても検討する予定になっておりますので、移設の方向性等につきましては、いましばらくお待ちをいただきたいと存じます。

  終わりに、(4)、学校建設についてですが、近年建て替えられた校舎につきましては、第一中学校、吉田中学校、荒川東小学校、高篠小学校がございます。設計に当たりましては、まず設計者を選定し、基本設計、実施設計の手順を経て行っております。設計者の選定につきましては、第一中学校は規模が大きかったため提案型設計競技方式により決定いたしました。他の3校につきましては指名競争入札により設計者を決めました。設計の各段階では、予算、敷地、関係法令等の諸条件を考慮しながら、学校の要望を可能な限りかなえるよう基本設計をしております。

  実施設計段階におきましても、実際に各部屋を使用する先生方に直接意見をお聞きし、協議を重ねております。また、学校建設に当たりましては、限られた予算の中でできる限り機能的で使いやすく、安全、安心な学校となるよう心がけております。児童生徒の情操をはぐくみ、一人一人の思い出に残る学校を建設するという観点からも、それぞれの校舎に特色を持たせたデザインも重要な要素の一つと考えています。

  今後は、現在進めております小中学校の大規模改修工事や設計中の尾田蒔小学校建て替え事業につきましても、以前にも増して、実際に学校を使用する教育現場や保護者の方々のご意見を取り入れたいと考えております。この点につきましては、先日も尾田蒔小学校の基本設計に反映させるため、学校に出向き、先生方のご意見をお聞きしたところでございます。今後とも、温もりが感じられ、利用しやすく、だれからも親しまれる学校建設を進めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 大きな3、公図について、(1)、(2)、につきましてお答えをいたします。

  不動産登記法第14条第1項により、法務局は「地図及び建物所在図を備え付ける」ものとされ、第2項で、その「地図は、一筆又は二筆以上の土地ごとに作成し、各土地の区画を明確にし、地番を表示する」ものとされております。法務省令である不動産登記規則第10条により、「地図は、地番区域又はその適宜の一部ごとに、正確な測量及び調査の成果に基づき作成する」ものとされております。しかし、この規定による地図は非常に精度の高いものであるため、その作製が不可能な場合には、不動産登記法第14条第4項により、この「地図が備え付けられるまでの間、これに代えて、地図に準ずる図面を備え付けることができる」と規定されております。

  いわゆる公図というのは、不動産登記法に規定する地図及び地図に準ずる図面を総称しております。本市を初め多くの市町村では、法務局の公図を複製し、サービスの一環として、法務局と同様に、住民の請求により有料で閲覧に供し、また写しを交付しております。

  さいたま地方法務局秩父支局では、東秩父村を除く秩父郡市1市4町を管轄しておりますが、その保有する公図のほとんどは地図に準ずる図面とのことでございまして、地域全域で全体の公図がそろっていないのは秩父市浦山地区のみとのことでございます。その理由について、さいたま地方法務局秩父支局に照会いたしましたところ、昭和25年、台帳事務が税務署から法務局へ移管されたのに伴い、台帳附属地図も引き継ぎましたが、浦山地区は山林部分が多く、税務署では宅地部分しか税金の対象とはならなかったため、浦山地区全図の地図は保管されていなかったとのことでございます。このため、税務署から法務局へ送付された地図は宅地部分のみの地図であり、これを地図に準ずる図面としているとのことでございます。

  浦山地区の土地の地番は、親番号のみで見ますと、1番から4199番までございますが、1番から2411番までの公図しか引き継いでいないとのことで、2,412番から4199番までの公図は、法務局にも存在しないということでございます。法務局では、浦山地区の存在しない公図を作製するには、膨大な費用と所有者立ち会い等に長期間を要するため、現時点では考えていないとのことでございます。

  以上のように、法務局では浦山地区について、一部の区域の公図が存在しないため、積極的にはPRしておりませんが、該当地番の請求があれば閲覧に供し、または写しを交付しているとのことでございます。

  市といたしましては、浦山地区の公図は全区域で作製しておらず、閲覧や写しの交付には応じてまいりませんでした。浦山地区の公図のうち、法務局にある1番から2411番までの公図を複製するには約400万円かかります。法務局に行けばのこの公図が閲覧でき、写しの交付も受けられるわけでありますが、大変厳しい財政状況の中で、市といたしましては慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

  また、地番が2412番から4199番までの公図は法務局にも存在しないわけでありますが、全国的にも、これだけまとまった区域で公図の存在しない場所は少ないとのことでございますので、何らかの方法で公図を復元していただけるよう法務局へ要望してまいりたいと考えております。

  それから、浦山の公図がない中で、浦山ダムの開発、周辺道路整備、用地買収、用地補償等はどのように行ってきたのかというご質問でございます。浦山ダムの開発を行った水資源機構に照会いたしましたところ、地元の協議会と協議を進めながら、地元に伝えられた図面等を参考にして、1筆ごとに地主立ち会いのもと境界を確定した上で測量し、地積測量図を作成して、これら業務を行ってきたとのことでございます。その間、特にトラブル等があったという話は聞いておりません。

  また、その他の区域についてでございますが、法務局に公図があって、市に公図がないものとしまして、吉田総合支所管内に13件、大滝総合支所管内に77件ございます。これらにつきましては、予算の範囲内で適宜整備してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 有害鳥獣対策の現状と経過につきまして申し上げます。

  昨年7月29日に設立いたしました秩父地域鳥獣害対策協議会の活動内容についてでございますが、協議会構成団体の担当者を中心とした幹事会を4回開催いたしました。今後の具体的な被害対策の取り組みについて協議、くくりわな規制緩和要望書の作成、また未調査の猿の群れに発信機の取りつけ、優良事例現地視察等行ったところでございます。

  発信機につきましては、合計9頭、6つの猿の群れに取りつけることができ、埼玉県農林総合研究センターの指導、協力をいただき、関係市町が追跡調査を開始したところでございます。徐々にではございますが、群れの行動域、行動パターンが解明されてまいりました。秩父市管内におきましては、既存のものを含み、7つの猿の群れに発信機が取りつけてあり、現在調査を継続中でございます。今後、これらのデータをもとに具体的な効果ある対策を実施してまいりたいと考えております。

  続きまして、協議会の今後の活動でございますが、本年4月28日に第2回秩父地域鳥獣被害対策協議会総会が開催され、事業計画が承認されております。具体的な内容は、鳥獣被害防止対策総合対策事業並びにちちぶ定住自立圏構想を活用し、各市町の鳥獣被害防止計画の達成支援、地域における合意形成の拡大等、被害防止に向けた具体的な対策を行うと同時に、啓発用パンフレットの作成、イノシシ、シカ肉の活用に関する研究等を行い、複合的な取り組みを実施する予定となってございます。

  秩父市といたしましては、今後も事務局であります秩父農林振興センター、また協議会構成団体と連携し、被害の減少に向けた具体的な取り組みが実行できますよう協議を重ねてまいりたいと考えてございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) それぞれ答弁をいただきましたが、幾つか再質問をさせていただきたいと思います。

  まず、芝桜については、いろいろやはりよその観光芝桜も花が咲きが悪かったというような情報もあったりしたんですが、大型バスを見ますと、関東三大芝桜まつりツアー、要するに芝桜を見るツアーがありまして、群馬を見て、秩父を見て山梨へ行く、そんなバスが目立ったんですね。どこでもやはり観光客を寄せようということで頑張っているんだと思うんですが、幾つかやはり問題があるんだと思うんです。

  多くの観光客、また市民からも、まず開園時間8時から5時までということで、朝早く行きますと、早朝の空気を撮りたいカメラマンがどこからとも入っているんですよね。そうしますと、「開園前ですから出てください」と言って追い払いをするんですけども、入った人は料金を払って出てくださいというような形の中で、無理やり追い出すんじゃなくて、もう入っちゃっているんですから、時間前なんでということで、協力をしていただいて、入場料も協力してくださいというような形の中での例えば対応であるとか、大きな問題になったのが、時間が5時までということで、時間になりましたので閉園します。大型連休中に、なるべく早く行こうということで来たんですが、あのとおり299号、140号が大渋滞で来られないわけですよ。それを時間ですからって見せなかったら怒りますよ。

  観光客を迎え入れて、おもてなしの心でもっていろいろやっていこうという行政の、いわゆるお役所仕事と言われてもやむを得ないかなと思っていまして、そういう臨機応変の対応の仕方。私も何か所か行ってみましたけども、秩父は面積的にはちょっと負けるところはありますが、武甲山をバックにしたロケーションであるとか、杉木立の中のロケーション、非常にいい芝桜でありまして、都心からも近いということで、電車でも来られるという利点がありまして、お客さんが注目している芝桜だと思うんです。

  そんな中で再質問ということで、実は駐車場の問題も毎年大きな話題になるんですが、羊山のテニスコート、ここに多くのお客さんがいらいらしながら来るんですけども、優雅にテニスをしている、ああいう部分をシーズン中だけでも障がい者の駐車場とか、そういうことに転用して、何とかテニス協会等の話し合いでもって、本当ピークだけでいいですから、そういったものに活用できないか。検討の余地があるかどうか、お尋ねしたいと思います。

  それと、横瀬町が隣接なんですけども、非常に経済効果はあると思うんです、隣町も。今植栽されているのは秩父市内の市の所有地ということなんですが、将来的に横瀬町との協力体制も検討はされているかどうか。いわゆる隣町は、横瀬町でお客さんをおろして、物産へ寄ったり、駐車場のあれをやっていただいて協力していただいているんですが、当然経済効果もあると思うんですが、そういった町に対しての何か働きかけ等も今後しているのかどうか。

  2点について再質問したいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 それでは、江田議員の再質問にお答えいたします。

  まず、テニスコートを駐車場に利用してはどうかというご質問でございますけれども、あのテニスコートが担当部署が違いますので、今後担当部署と調整、またテニスコートへの進入方法、進入路、そういったものを、そこの整備を含めて検討してみたいと思いますので、よろしくご理解お願いします。

  あと、横瀬町の協力体制ということでございますけれども、現在、横瀬町の協力体制につきましては、横瀬観光協会として臨時駐車場を開設していただいておりまして、園内の駐車場が満車になりそうなときは対策本部と連絡を密に行い、渋滞対策に寄与していただいております。

  また、臨時駐車場から公園への通路の整備では、羊山公園内の整備にあわせて横瀬町分の通路の整備を行っていただくなど、お互いに協力しておりますので、さらに今後協力体制を推進してまいりたいと思います。また、宇根地区の皆さんには、横瀬駅からの沿道で、手づくりのプランターに草花を植栽し、訪れた皆様へおもてなしもしていただいております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) テニスコートの担当の方は、きょうはいないんですか。担当者が違うからと言うけど、担当がいましたらお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 ただいまの江田議員さんのご質問でございますが、申しわけございませんが、手元に芝桜でたくさんお客様が来ている期間の利用状況とか、そのようなものが資料がございませんので、後ほどまた調べてお答えをさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 テニスコートについての答弁を追加させていただきます。

  私もあの芝桜に期間中に何度も行きまして、確かにテニスをやっている方がいて、私、あの光景を見て、非常に秩父らしいなというふうに思いました。ああいうふうなほっとしたところ、そしてまた、市民の方々が優雅にテニスをしている。確かに駐車場でご迷惑かける点はございます。今、答弁のとおり、横瀬町との連携とか、セメント第1プラント跡地、1Pの駐車場利用というふうなこと、駐車場のほうの改良はしていくつもりでございますが、ああいうふうなスポーツのまち秩父というふうなところも外の方々に見ていただきたいし、ああいうふうな森林の中でマイナスイオンをいっぱい浴びて、そして楽しくテニスをするというふうなのは、私はこれはいいことだというふうに思っております。ですから、また駐車場ということでコートを壊してしまってもということもありますので、私としては今の現状のままで、ほかのもっと便利なところの駐車場整備というふうなところを心がけていきたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 答弁をいただきました。細かいところはあるんですが、またの機会にしたいと思います。

  2の学校施設、答弁をいただきました。学校へ行ってみますと、テレビも非常に古いんですよね、大きいばかしで。ですから、チューナーを入れて対応というような話もありましたが、県立高校では、もうすべて学校に新規を入れかえたということで、県のほうでも学校施設については順次新しいものをというような方向性でもありますし、学校というのは、我々が育ったときには本当に新しいものがそろっていましたよね。ですから、そういう教育面でも、各教室にということでなくて、とりあえず必要なところに配備をしていただけたらと思います。

  それと、プールの件なんですけども、小学校のプールも活用しながら、教育の必要なことについてはやっているということなんですけども、1990年に荒川で大きな事故が起きまして、飛び込みをして半身が不随になるという事故が起きて、水深の問題もあるんだと思うんです。中学校の生徒が小学校へ行くというのは、プールの深さも違いますよね。そういう形の中で、事故等の問題もやはり想定しなければいけないんかなというふうに思います。深いプールであれば水を調整すれば浅くなりますけども、浅いプールを深くするというのはなかなか難しいと思うんですけどね。そういった面も総合的に踏まえて今後検討していただけたらと要望しておきたいと思います。

  それと、各現場での先生方の意見も聞くシステムも、もう既にやっている話も聞きまして安心をしたところなんですが、民間レベルで言うと、自分の家を3軒建てないと気に入った家ができないとよく言われていまして、大金をかけてやはりつくるわけです。サラリーマンや我々ですと一生の買い物なわけです。そうしますと、いろいろ文献を調べたり、モデルハウスへ行ったり、友達がつくったのを見に行ったり、本当にいろんな角度で検討して、いいものをつくろうということでやっているわけなので、そういった民間レベルの中で現場の意見を聞きながら次の学校に生かしていく、こういうことはやはり必要だと思いまして、この辺も強くまた要望しておきたいと思います。特に再質問はありませんので、要望のみとさせてもらいます。

  それと、3番の公図についてですが、びっくりしましたね。全国でもこれだけの公図が飛んでいる地区はないということなんですが、1番から2411番までと、2412番から4199番まではないということで、膨大なお金がかかるということでしたが、これ代がわりでもしながら整理をしていかないと、相続の問題であるとか、そういったことについても大変大きな問題であると私は思うんです。

  それと、実際に実測しますと、図面上より面積の延びがあるのが結構多いんですよ。そうしますと、例えば固定資産の課税も、今課税台帳をもとに税金をかけているんだと思うんですが、実測をして公図ができ上がりますと適正な税金の徴収もできるということで、そういった面からもやはり必要ではないかなと思います。

  再質問としてお聞きしたいのが、合併の前の大滝では地籍調査、手を挙げて、市の負担もかかっていると思いますが、国でやっている地籍測量を開始しております。そういった中で、今までの進捗状況や移転等がわかれば、1点再質問したいと思います。

  それと、未確認情報なんですが、昔の営林署、今は林野庁になっていますが、あと、先ほど答弁ありました水資源などが手がけた測量図面があるやに聞こえてきたんです。そういうものを公図がわりに、例えば個人保護法の問題もありますので、所有者や面積を伏せて公表がとりあえずできないかどうか。その辺の観点から、当面の対応としてそういうことができないかどうか。また、そういう情報を持っているかどうか、再質問で2点お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  大滝総合支所長。

    〔島田孝行大滝総合支所長登壇〕



◎島田孝行大滝総合支所長 ただいまの江田議員さんの再質問にお答え申し上げます。

  3の2、今後の計画についての秩父市における地籍調査事業の現状でございますが、旧大滝村で平成14年度から進めておりまして、荒川地域に近い諏訪、強石地区の一部、滝沢ダムループ橋手前の塩平、廿六木向全域の約3.34平方キロメートルが終了しております。この事業を行うことによりまして、所有者、地番、地目、境界、面積等を測量調査いたしまして、土地の権利関係の明確化、公租公課等負担の公平化、登記簿の修正等を行っているところでございます。

  本年度につきましては、既に大達原地区の一部を対象とした事業計画決定通知を埼玉県知事より受理しておりますので、計画どおり進めてまいりたいと考えております。公図が整理されていない地区の調査でございますが、市全域を含めまして今後研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 再質問にお答えいたします。

  営林署や水資源機構が保有する地図を活用できないかということでございます。営林署につきましては、未確認でございます。ただ、水資源機構に先日照会いたしましたところ、原則非公開であるとのことでございますが、公用の場合には状況によって貸し出しをする場合もあるとのことでございますので、今後慎重に研究してまいりたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 水資源は原則的に非公開ということのようですが、公的に市のほうからお願いしますということであれば何とか協力していただけるんではないか。期待はありますよね。ぜひ、いろいろ市のほうとしても本当に必要だと思うんですよ。そういったことで、積極的に調査、働きかけていただければと思います。

  最後に、有害鳥獣の問題について、1点だけお願いしたいと思います。地域をまたいだ秩父地域の有害鳥獣対策協議会、始まりまして、いろいろやっていただいているんですが、どうもお話聞きますと、幹事会も4回実施されたということなんですが、被害者が思うのに、けものによって、みんな対策、対応は違うんですよ。ですから、この幹事会もまた分けて、猿部会、イノシシ、シカ、こういうのをみんな動物別に分けて、専門的にどうやったら対策になるのかということで、本当に被害に遭っている、例えば現場の方にも協力していただいて協議するとか。そうでないと、机の上での協議会であるような気がしてならないんです。ですから、そういった面で、私の提案は、今言ったようにけもの別に幹事会の下に部会みたいなのができないか。

  それと、町、市によって温度差がありまして、被害の受けていない地区、被害の受けていない町は、また迷惑な会議だなというような話がちょっと聞こえてきたんですよ。ですから、そういった部分もありまして、本当に被害に遭っている人たちの中で何とかしようというこの部会が立ち上がらないかということで、提案であったり再質問なんですが、そういった考えがあるかどうか、再質問します。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 ただいま獣種ということだと思いますけども、そういうけものの種類によりまして、専門部会の設置についての考え方ということで再質問をいただきました。

  江田議員の言われるとおり、複数の獣種に対する対策を一緒に考えるということは非常に難しいことかなと考えております。市では協議会設立当初より幹事会へ獣種ごとの専門部会の設置等の要望をしておるようでございまして、現在は実現をしていないというのが現状でございます。

  しかし、今年度、協議会長であります久喜市長の意向によりまして、秩父市の職員も事務局に入りまして対策をしていくということで、今後効果のある具体的な取り組みが実施できるよう協議をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 答弁をいただきました。

  多岐にわたり質問させていただきましたが、最後に市長に3つだけ、市長に対して答弁を求めたいと思います。

  1つは芝桜の公園なんですけども、市長は現在、秩父観光協会の協会長でもあるわけでして、いろいろ、いいこと、悪いこと、情報が市長のもとへ届いているんだと思うんですが、芝桜のことについて、先ほど担当部長からは将来ビジョンも含めて話がありましたが、観光協会長としての立場から、この秩父の芝桜をどうやって育てていくのか。市長の所見がありましたら、伺いたいと思います。

  2つ目が公図の問題なんです。先ほど、本当にいろいろ難しい、これは問題であると私も推測しますが、やはりどうしても公図がこれだけ飛んでいる地域がこの秩父にこれだけあったなんて、今までなぜそんなことがこの議会でも出てこなかったのか、不思議でしようがないんです。ですから、ぜひ必要なものですし、お金がかかるからって先延ばしすることが、私は必ずしもいい結果にはなっていかないと思いますので、市長はこのことについてどう考えているのか、答弁を求めたいと思います。

  それと、最後に有害鳥獣の問題です。効果的なことについていろいろ催促をしていくということで、シリーズでやってきたことで、毎回同じような答弁でして前に進まないんですよ。三歩進んで二歩下がる。そうすると一歩進むんだけど、足踏み状態で、本当に死活問題で大変な問題なんです。だから、いろいろ法的な問題があって、市でできない部分もあるんですが、そういった問題は国のほうへ要望を強くしていくとか、そういった対策もひとつお願いをしたいと思いますが、そういった面も含めまして、有害鳥獣対策協議会長の久喜邦康氏より見解を最後に伺いたいと思います。

  以上3点。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 江田議員からの再々質問に対して答弁を申し上げます。

  まず、芝桜の観光協会長としての考え方、運営方法等々含めてということでございますが、ことしの芝桜、議員さんも何度も行かれたようでございますし、ごらんになっていただくとおり、花つきが悪かったということで、それも昨年、私が就任してから、いろいろな形でこれを克服してきた経緯がございます。議員さんがご指摘されていましたほかの地域、例えば芝桜ツアーということで、いろいろな地域の中に秩父を入れてということの動きもありますが、確かに花が今回全般的に悪かったんですが、私はそういうのは結構いろいろ研究したり工夫していけば、もっといい、気候にも余り左右されずに、いい花になるというふうな、こういうことができるだろうというふうに私は考えております。そういう意味で、今回、東京農大のお力をいただいたり、ほかの関連機関のお力をいただいて、そういうことで、とにかくいい芝桜を見ていただこうというふうな思いがあります。花がよければ、必ず私は、ほかの地域がいろいろ芝桜があっても、来ていただけるというふうに思っております。武甲山と芝桜と周りの森林というところで、これほど立派なところはないし、これで多くの観光客、77万人とは減りましたが、でもさらにふえてくると。私は来年、また100万人を目指して頑張りたいというふうなところが私の目標でございます。

  そして、そういう中におきまして、この観光協会としての動きでございますが、やはり今回市内を回遊していただく、そういうようなことがいろいろ市民の催し、アートクラフト展等々、市民茶会等々、いろいろ市民の催しをいただき、見ていまして、結構周り、市内回遊は去年より多かったというふうに思います。事実、秩父鉄道秩父駅の乗降客を見ていますと、昨年よりも随分ふえて、120%ぐらいあったということです。そういうことで、回遊ということがふえているというふうに思います。今後、そういうふうなところをさらに力強くしていきたいと。今回アートクラフト展なんか見ていましても、私は3度行ったんですけど、これはすごいなというふうに思いました。今回7か所でしたか、そういう方々のご協力をいただいたんですが、さらにそれをもっとふやして、ああいうふうな秩父の地場産のすばらしいもの、手づくりのものを見ていただく。そういうようなことで回遊をふやしていきたいし、さらには文化団体との連携等々含めて、お茶を飲んで音楽を聞いて、絵を見て、写真を見て、書を見て、陶芸を見てというふうなところ。そして、さらにはおいしいものを食べていただいて、多くの方々にこの地域で楽しんでいただこうというふうな思いがございます。

  その辺のところを現会長といたしましては今後推進していきたいというふうに思っており、最後に、これはこれから運営するに当たりまして、市行政が今主体でやっております。議員ご指摘のとおり、指定管理者と民間という方向性もご意見としてございましたが、まだその時期ではなくて、もう少し土台をしっかりして、そのもとで民間という考え方もございますので、その辺は検討していこうということで、まずはしっかりした土台づくりをしていきたいと。まだその時期だというふうに、土台づくりの時期だというふうに私は認識しております。そういう意味で、今度市民と団体と行政というのは3つが連携して、そういうところで今後運営をしていきたい。

  今回、横瀬町さんの、芝桜から横瀬のほうに上がっていく道も整備させていただきました。昨年、実際に登ってみて、すごい急斜面で、これでは大変だということで今回整備させていただいて、そうしたら横瀬のほうも道を上で直していただいたり、そういう連携は深まっているような感じがします。今後、横瀬町さんとの連携をさらに深めて、行政が秩父市、横瀬町、そして各種団体、また市民という形で一体化した、これから運営をしていきたいというふうに思っておりますので、議員におかれましてもご理解とご協力をお願いしたいと存じます。

  続きまして、公図でございます。私も、議員ご指摘のとおり、この事実を知って多少なりともびっくりしたというところ、正直なところでございました。今後、法務局へ要望するなどして対処してまいりたいと思っております。

  また、今回、公的なものでしか、水資源なり、そういうところからの資料が渡されないというところ、その辺のところもまだ対応策としてお願いするところもあると思うので、いろいろな方面から、抜けている公図の地番のところは対応していきたいというふうに思っております。できるだけやらせていただきたいと思います。

  続きまして、有害鳥獣対策協議会のことでございます。これは昨年から引き続き、ことしもございました。汗をかいて、あきらめることなく、この有害鳥獣対策はこれから推進していかなければいけないと思います。特に、猿被害では1,117万ということで、一番多く、次にシカ、イノシシと続くわけでございますが、そういうところで、今答弁のとおり今度発信機をふやして猿の動きを見ると。そういうようなところが今後、例えば久那地区で、その発信機を持っているところ、猿がどう移動してくるかわかるわけですね。これで、今、お茶が、キノコが一番大切なときなんだというとき、猿が来ているということが事前にわかるというふうな方向。そういう意味で、発信機というのは重要な意味があると思います。そのような情報公開をできるだけしながら、市のほうとして今これから頑張っていきたいというふうに思っております。

  それから、もう一つ、ジビエという問題がございました。私、これに対しては非常に関心持っております。これは議員のときからも、このジビエというのが食肉加工、これだけシカがとれて、そういうところでジビエの方向をこの地域で何とかできないかなというふうな、これは実際にこの対策協議会でもそれを食させていただいて、なかなかおいしいもんでございました。その辺のところを研究課題としていきたいと思っております。

  それから、もう一つ、私はこれは大きな意味があると思っているのは、甲武信源流サミットの動きです。この10月に予定されております。今度は秩父なんですね。これから秩父のほうに、川上村、そして山梨市、今度市長さんかわりましたが、そして秩父ということで、秩父のほうで10月に予定しております。そこで、今まで話し合いのあるような形、そういうことも大切なんですが、必ず結果を出せる。特に私は、この有害鳥獣ということに対して、ある程度結果が出せるような会議にしたいというふうに思っております。それで、形ある会議にして実際に動き出す。話し合いじゃない。机の上の議論だけじゃなくて、実際に汗をかいて動き出す有害鳥獣対策というふうな、そういう位置づけとして頑張ろうというふうに思っております。もちろん国へも要望してまいりますが、まず私たちは地域で動かなければいけないんだと思うんですよ。それは議員さんはその専門家でございますし、地域で私たちが汗をかいて実際に動いて、この地域でこの有害鳥獣を何とかしなければいけない、みんなが力を合わせてやろうというふうな、そういう意気込みがまず必要でございます。地域から発信するという思いで、これから有害鳥獣対策を進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(小櫃市郎議員) 16番、江田治雄議員。



◆16番(江田治雄議員) 答弁をありがとうございました。

  いろいろ難しい注文もありましたが、みんなこれ市民の声ですので、行政運営になれてきました久喜市長にひとつ手腕の発揮のできるチャンスだと思いますんで、ぜひ前向きにお願いをしたいと思います。

  以上、16番、江田治雄、一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前11時11分



    再開 午前11時25分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 11番、新井豪議員。

    〔11番 新井 豪議員登壇〕



◆11番(新井豪議員) 11番、彩政会、新井豪でございます。本日は、傍聴席の皆様、こうしてご来場いただき、またふだん市政に大きな関心を持っていただいていること、心から感謝申し上げます。

  私も、無事にこの議会に戻ってくることができました。本当にありがとうございました。1期目の4年間の経験を生かしまして、そしてこの4年間も市政発展のため、この身を尽くしていきたい、そう思っております。

  私が平成18年に初当選したとき、当時の首相は小泉首相でした。それから、議員になりました4年と2か月たって、今現在は菅首相でありますけども、小泉首相から数えて6人目の首相であります。これだけの短期間に首相がこれだけ交代する。恐らく世界にも類を見ない現象だと、本当に悲しく思います。こうして国のトップの座が1年置きにたらい回しにされる。これは国民にとって大きな不信感を抱かせる要因となっていると私は思っております。ですから、この市議会においても、小櫃議長においては、1年でこの議長の座をたらい回しにすることなく、しっかりと務めていただくことを切に願いまして一般質問に入らせていただきます。

  現政権の民主党が野党時代から主張してきた目玉政策の一つである、この子ども手当の支給に関する法案が3月に衆参を通過し、4月1日より施行され、当市においてもこの6月から支給が始まっております。皆さんご存じのとおり、それまでの児童手当を廃止し、支給対象の年齢が12歳から15歳まで引き上げられ、所得や加入年金の種類などに関係なく、子ども1人につき、月額一律2万6,000円が支給されるという制度であります。しかし、財源の確保が明示されないまま制定されたことが問題視されております。半額支給となった今年度で2兆2,500億円、来年度からは倍の4兆5,000億円の財源が必要であるにもかかわらず、扶養控除と配偶者控除を廃止しても見込まれる税収額はあわせて1兆4,000億円ほどであり、それに事業仕分けによる削減額6,900億円をすべて充てても、満額支給には遠く及ばない数字であります。

  そんな現状の中で、先週12日、就任したばかりの菅首相が、この子ども手当について今の現金支給の1万3,000円に加え、上乗せして対応する、その部分については保育所の充実とか、いろんなものを含めると発言し、政府として、事実上、満額支給を断念したことを表明したことになります。このような現状では、この子ども手当制度も恒久的な持続は期待できず、また政局になれば名前が変わり、制度が変わって、また再び混乱をもたらすのではないかと懸念せざるを得ません。

  市長のブログにも掲載されておりましたが、期日までの支給に間に合わせるために、毎日夜遅くまで職員が頑張ったとありました。こうして国の制度が短期間で変更されるたびに、地方の職員にも大きな負担がかかっているということを我々は忘れてはいけません。短期間で審議、制定されたこの制度は、財源だけでなく、さまざまな問題を抱えております。この子ども手当は、景気対策になるという主張もある一方、貯蓄に回すという意見が多く、経済効果は非常に薄いとする調査結果も出ております。また、この法案の条文には、給付金を子どもの成長及び発達のために使用する責務があるとうたっておりますが、この法律には強制力がなく、親の遊興費などに充てられてしまうことも考えられます。

  そんな中、群馬県太田市の市長は、社会保障と考えられる児童手当と異なり、子ども手当は経済援助と考えられ、給付は滞納のないことが前提と要望したいとコメントし、市税、学校給食費、保育料などの滞納者には減額したいとの考えを示しました。法律上、その減額は不可能になってしまいましたが、本来の趣旨からすれば、支払うことができない、または支払われない給食費や保育料があるとすれば、それらに対してこの給付金が最優先に使用されるべきであります。前回の3月議会においても笠原重男前議員が同様の主張をしており、それに対し、給食費の滞納者に対して、子ども手当の趣旨や受給者の責務を踏まえ、滞納徴収対策も検討していきたいとの答弁がありました。

  そこで、私が具体的に提案したいのは、給食費や保育料の未納者、滞納者に対する子ども手当の現金支給であります。子ども手当からの強制徴収ができないなら、未納のある受給者には受給者の同意を得た上で、窓口での現金支給とすれば、そこで納付相談ができるというものであります。文部科学省からは、子ども手当の受給と給食費の引き落としを同一口座にするよう保護者に呼びかけるべきとの通達が5月に届いていると思いますが、この対策とあわせれば、より効果的なのではないでしょうか。この提案について見解をお伺いするものであります。

  次に、海外対策でありますが、この制度では、保護者が日本に居住していれば、子どもの居住国に関係なく支給対象となるとなっており、例えば海外に子どもを残してきた外国人労働者も支給対象となります。当市では海外に子どもが居住している場合の申請はまだないと聞いておりますが、こうした申請に必要なさまざまな証明書は現地国のものとなる場合もあります。日本の外国人登録証でさえも偽造が横行している昨今で、現地の書類の審議などはどう確認するのか。また、支給された手当がちゃんと現地に送金されたか確認するのか。または、支給のたびにそれらの確認をするのか、お伺いいたします。

  次の項目です。昨年行われた市長選挙において、正式なマニフェストにこそ記載がありませんが、秩父に地域FM放送局の設置を目指すとの構想を市長が力強く語っていたことを記憶しております。コミュニティ放送局は、市町村内の一部の地域において地域に密着した情報を提供するために平成4年に制度化されたFM放送であり、現在県内では入間市、鴻巣市、さいたま市浦和区、朝霞市において開局され、道路交通、病院案内、天気予報などの生活情報、議会や行政の情報、観光情報、地元ニュース、商店街やイベントなどの広告まで、情報提供や地域活性化のために運営されております。

  最近では、神奈川県清川村において、宮ヶ瀬レイクサイドFMがこの3月に開局しております。県内では、この4市のほかにも所沢市や春日部市で計画が進められており、同じ県北の深谷市においても構想が持ち上がっていると聞いております。このコミュニティFM放送局の開設には、その他多くの地域、自治体が準備を進めておりますが、県内では川口市、都内では新宿区のように計画を断念する地域も出てきております。その理由は、周波数の割り当てがないというものであります。

  放送電波には周波数の高い順から、テレビのUHF、VHF、そしてラジオのFMという順番になっており、そのVHFの低い帯域はテレビNHK放送の帯域となっているため、隣接するFMの高い帯域は混線を避けるために緩衝帯域、つまり空白となっております。それにより、低い帯域の中に非常に多くの電波が飛び交っており、特に東京周辺では空き周波数がない状況であります。この秩父地域も例外ではない状態ではあるのですが、今後この日本全国において周波数に大きくあきができるようになります。2011年7月、テレビ地上デジタル波放送への移行がそれであります。

  地デジ電波は、狭い帯域で非常に多くのデータを送信できるため、地デジすべてのチャンネルでもUHFの一部しか使用せず、VHFの帯域は空白となり、つまりFMの緩衝帯域も使用が可能になり、新たなコミュニティ放送局開設の大きなチャンスとなるのです。

  そこで、お伺いいたします。このコミュニティFM放送局開設に向けて、既に関係部課が調査をしているとのことでありますが、その調査の状況、また展望をお聞かせいただきたいと存じます。

  また、全国の割り当てられたデジタル放送用チャンネルは、地理的条件や技術的条件によって、ほかの目的にも利用可能な周波数があり、それらをホワイトスペースと呼びます。総務省では、利用可能な電波の有効利用の促進を図っており、その活用方法として、FMラジオだけでなく、エリアワンセグというものもあります。身近なものになりますと、最近の携帯電話で視聴できるテレビ放送がそのワンセグ放送であります。エリアワンセグは、コミュニティFMのように自治体レベルでなく、イベント会場、大学校内、スポーツ競技施設、そして商店街や観光地といった範囲で放送できるものであり、ラジオ放送に比べ規制も非常に少なく、家庭用のパソコンに小型の発信機程度の設備でも運営が可能であると、総務省の担当の方から聞きました。

  この秩父には商店街や観光地が点在しております。商店街では、それぞれのお店のCMを放送したり、夜祭や芝桜では、観光客に向けた広告やリアルタイムな情報を提供できます。秩父コミュニティFMに並行して、秩父コミュニティワンセグも構想の一つに加え、検討課題とする価値は十分にあると思いますが、この提案について見解をお伺いいたします。

  3つ目の項目です。昨年の12月議会の一般質問において、ミューズパークスポーツの森テニスコートの利用率向上について、幾つか提案させていただきました。その中で、都内のテニスコートはハードコートか人工芝コートがほとんどであるので、その環境に合わせて人工芝コートの設置を提案したものであります。しかし、今回はその環境を逆手にとった提案であります。市民皆様には余り知られていないことなんですが、スポーツ森テニスコートでは、数十人から数百人規模の参加者を擁する、ジュニアから一般までの全国規模の大会が数回開催されており、この秋からは何と1,000人規模の大会が計画されていると聞いております。その大会主催者に話を聞いたところ、都内では減少しているクレイコートが、このミューズパークには50面もあり、宿泊施設を伴った施設は、少なくとも関東圏内にはほとんどないとのことであります。クレイコートはハードコートに比べ足腰に負担が少なく、バウンドでボールのスピードが落ちるため、ラリーが続いて、よりテニスらしい試合ができるとのことであります。数百人の参加者には、それだけ応援する家族や友人も訪れ、それらの人たちが数日間滞在し、大会が終わって帰路につく前に秩父を観光することがあれば、その経済効果は小さいものではありません。

  また、この秩父市ではペタンクが普及してきました。ペタンクは、一定の広さがあれば、土の上でも芝の上でも、コートのラインを引けば場所を選ばずにできるスポーツであります。ミューズパークであれば、ペタンクコートの設置は難しくないのではないかと思われます。テニスに合わせ、全国規模の大会の誘致を積極的に行うべきと考えますが、現状と展望をお聞かせいただきたいと存じます。

  しかしながら、これまで行われたテニスの大会において問題点もあります。昨年行われた大会では、宿泊施設を伴った50面のコートを擁する施設での開催ということで話題となったそうですが、残念ながら宿泊施設であるコテージを利用した参加者は全体の2割程度にとどまり、ほかの参加者は主に小鹿野町の民宿などに宿泊されたとのことであります。理由は高額な宿泊料金であります。日本全国のコテージ型宿泊施設とすれば決して高額ではありませんが、スポーツの大会で宿泊する施設としては割高感は否めません。余り安価にしてしまうと民営圧迫になりますが、宿泊施設が隣接しているという付加価値がある以上、せめて半数以上の大会参加者には利用していただきたいと思っております。

  そこで、提案になりますが、観光機構と西武との協議の上、こうした大会、または大規模な合宿での利用を対象とした料金の特別な設定は検討できないか、お伺いするものであります。

  または、通常では1室4名までの利用となりますが、こうした大会や合宿の場合、エキストラベッドなどを利用して、五、六名の利用を可能とし、1人当たりの宿泊費を下げるという方法は検討できないか、あわせてお伺いするものであります。

  最後の項目です。秩父市の木、花についてお伺いいたします。この秩父市は、合併当時、その協議会において、新市のシンボルとして、新秩父市の木にカエデ、花はシバザクラ、鳥はオオルリと制定されました。市民の皆さんから公募して、その中から協議して決定されたと聞いております。合併前の市町村にも、シンボルとなる木、花、鳥があり、特にこの山に囲まれた秩父地域では、シンボルとなる木にそれぞれの特色があらわれていました。旧吉田町が現在の秩父市と同じカエデであり、旧荒川村がシダレザクラ、旧大滝村がトチノキ、そして旧秩父市がイチョウでありました。この中で、新市に採用されたカエデは、秋の観光資源である紅葉を彩るだけでなく、モンドセレクションを受賞した秩父産のお菓子に使われるメープルシロップを生み出す木として、新しい秩父のシンボルとしてふさわしいものとなっております。しかしながら、市民の皆さんの間からは、なぜイチョウが市のシンボルとして姿を消してしまったのかという惜しむ声と批判の声が、合併以来5年間、途絶えることなく寄せられております。

  この秩父市において、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に使われている校章、この校章に最も多く使用されているものは何でしょうか。イチョウの葉っぱであります。秋には多くの市民や観光客が訪れる有名なミューズパークのスカイロード、数キロにわたるイチョウ並木があります。何より秩父最大の祭典、秩父夜祭をつかさどる秩父神社を象徴するものがそのイチョウであります。

  そして、このイチョウは、古語でチチノキと言いまして、この秩父という地名の語源となったと言われております。これだけのゆかりと歴史を持ちながら秩父のシンボルとして消されてしまったのは、残念というより違和感を覚えます。市の木や花というのは、一つに限定されなければならないというものではありません。単刀直入にお伺いいたしますが、このイチョウをカエデと並べて秩父市の木として復活させるべきではないでしょうか。見解をお伺いいたします。

  次に、今後の秩父の花である芝桜の観光について質問いたします。先ほど江田議員からもいろいろな主張がありました。私も全く同感であります。江田議員の発言と少し重なる部分があるんですが、少しお話をいたします。この数年にわたり芝桜公園で出店された多くの方々から、ぜひ話を聞いてほしいと嘆願されて話を伺う機会がありました。その方々、その皆さんの話の中では、ことしほど、もうこんなまち二度と来るかとどなられたことはなかったそうであります。江田議員のエピソードと重なりますが、貴重な休日を使って家族で芝桜を見に来たところ、ひどい渋滞に巻き込まれて、羊山に到着したのが午後5時。毎年芝桜を見に来られるリピーターなので、5時30分になれば無料で開放されていたことを知っていました。しかし、ことしに限って中に入ることができず、6時間以上かけて車を運転してきたにもかかわらず、ことしに限って芝桜を一目も見ることができなかったのです。もうこんなまち二度と来るかとどなるのも当然であります。

  今回、このエピソードを話していただいた方々、我々と同じような若い世代であります。中には、青年会議所に所属して活動している方もいます。また、商工会の青年部、そういった組織に所属して、この地域をどうしようか、この秩父をどうやって発展させようか、そう日々考えながら活動している青年たちであります。この青年たちにとって、観光客の方から、もう二度とこのまちに来るか、こう言われたこの悔しさ、本当にどなられて涙が出た、そう私は聞いております。私も、このエピソードを聞いて本当に悔しい思いがしました。先ほどおもてなしの心ということがありました。一つこれは、その出店された方々の愚痴にもなるんですが、職員の方からは、おもてなしの心を持って対応しろ、こうきつく何度も何度も言われたそうでありますが、この対応こそがおもてなしの心に欠けているのではないかと私は思っております。

  ひとつここは単刀直入にお伺いいたします。毎年5時半以降開園していたもの、これをなぜ閉めてしまったのか。この理由をまずお聞かせください。私は、こうした民間の方からの意見をちょうだいして、意見を聞いて今ここで発言していますが、開園時間を早めること、または5時半以降に門をあけること、このことに対して職員の皆さんにかかる負担、大きな大きな負担を私は理解しております。ましてや、このせっかくの連休に、家族が休みというこの連休の中で芝桜公園に駆り出されて、暑い中、職員の皆さんが働いている姿、私は本当に日々、日々敬意を表しております。しかし、こうした観光客の皆さんからこれだけの不評を買う、これだけの文句が出る、これは市にとってもゆゆしき問題であります。そういった両方の観点から見て、私は質問させていただくものであります。この芝桜、この秩父の花として、よきシンボルとしてあるべきものでありますが、この芝桜が秩父市にとってイメージダウンにならないことを切に願いまして、壇上からの質問を閉じます。

  再質問は質問席からさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 11番、新井豪議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 1についてお答えをいたします。

  (1)につきましては、議員ご指摘のとおり、子ども手当は原則として口座振り込みとなってございます。現金支給するには、ご本人の了解が必要となります。保育料滞納者につきましては、数名の方に現金支給のご了解をいただき、既にその一部を納めていただいてございます。その他の項目につきましては、担当部署に伺った内容を話させていただきます。保健給食課では、子ども手当支給にあわせまして、14日から18日を学校給食費滞納整理強化月間といたしまして、学校長、教頭、教育委員会職員による家庭訪問を実施し、納入のお願いをしているところだと聞いております。税金等の滞納につきましては、市の公共料金等滞納整理本部会議で協議いたしましたが、子ども手当の子どもの健やかな育ちを応援するという支給の趣旨を踏まえまして、税金等の滞納には充てずに、保育料や給食費など子どもの育ちに係る費用につきまして滞納金整理にご協力をいただくようお願いしてまいりたいとの考えでございました。

  (2)につきましては、現在2人の外国人の方からご相談をいただいているところでございます。申請をいただき、受給要件や必要な書類が整っていることが確認され次第、速やかに支給に向けた処理をしてまいりたいと考えております。



○議長(小櫃市郎議員) 総務部長。

    〔森前光弘総務部長登壇〕



◎森前光弘総務部長 大きな2、秩父地域におけるコミュニティFM放送について順次お答えをいたします。

  まず、(1)、秩父市の取り組みにつきましては、コミュニティFM放送に対する市の取り組み状況でございますが、現在、本市を管轄する総務省関東総合通信局管内においては43社がコミュニティ放送を行っておりますが、利用可能な周波数が逼迫しているため、地域によっては今後の開局には課題が多い状況であるという見解もございます。また、かねてから期待をいたしておりました地上波デジタル放送への完全移行後のFM放送への周波数割り当ての拡大につきましては、厳しい状況であるという情報もございます。このような中にあっても、各地でコミュニティ放送の開始に向け、準備、研究を進めている状況でございます。

  本市といたしましては、関東地方のコミュニティFM放送局開局免許の審査状況や、完全民設民営の経営形態を確認するため、先ほどお話もありましたけれども、神奈川県の清川村に昨年度末開局いたしました宮ヶ瀬レイクサイドFMの視察調査並びに中越沖地震の際、災害放送を続けたことが高く評価されたFMながおかの運用管理体制と防災情報の伝達手法について等の視察調査をそれぞれ本年実施し、貴重な情報を得たところでございます。また、民間団体である秩父FM放送局開局設立準備事務局から開局に向けたご提案もお預かりして研究を進めていくところでございます。いずれにいたしましても、高い公共性と地域の需要にこたえる放送形態、経営の安定性が求められる案件であることから、今後とも慎重に研究を進めてまいりたいと存じます。

  次に、コミュニティ・ワンセグ開設準備のご提案についてでございますが、コミュニティ・ワンセグは、テレビ地上波デジタル放送の放送波の一部を活用して、通常の地上波放送と番組内容の異なる放送をするもののうち、放送用など、ある目的のために割り当てられている時間的、地理的、技術的な条件によって他の目的にも利用可能な周波数、いわゆるホワイトスペースを活用して、数十メートルから1キロメートル以内程度の極めて限られたエリアにワンセグ放送を行うもので、ワンセグ放送を受信可能な携帯電話、ポータブルゲーム機、カーナビゲーション端末などで視聴が可能であり、近年注目されている技術の一つでございます。

  コミュニティ・ワンセグは、比較的設備が簡易なため安価に構築できること、及び電波法、放送法などの法規制が比較的緩やかなことから、商業展示物の解説情報を展示品の間近な範囲に送信したケースや、国立西洋美術館において展示品の解説情報を提供したケース、繁華街において利用者へ情報を提供したケースなどがあるようでございます。

  仮に、将来、本市で活用をするとした場合は、秩父夜祭、芝桜、龍勢祭など多くの観光客が一定の範囲に集まる場合で、イベント情報や気象情報、防災情報の提供及び空き駐車情報などの提供が考えられます。また、恒常的には道の駅やそれぞれの到着駅周辺情報、その時期の観光情報の提供など、活用の可能性を持っていると考えられます。しかしながら、放送する情報の制作、設備設置などの事業主体、事業経費の措置など、取り組むべき、また研究すべき課題がございますことから、今後とも注意深く情報の収集に努めてまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 新井議員の質問に対しましてご答弁を申し上げます。

  ミューズパークスポーツの森の開催状況、展望、それから大会参加者やその家族のコテージの利用についてということでご質問いただきました。まず、大会の開催状況でございますが、スポーツの森では、昨年1年間で35の各種テニス大会が開催されておりまして、約4,972名の利用者がございました。大きな大会として、4月に開催されたルーセント杯、これは全国選抜小学生ソフトテニス大会でございますが、約920名、9月には関東学生庭球同好会の大会が364名、11月には埼玉県私立高等学校テニス大会525名の方においでをいただいております。また、テニス以外では、模型飛行機大会やロードレース大会が開催されているところでございます。

  今後の展望でございますが、ことしペタンクの大会役員さんの宿泊の問い合わせがございましたが、ことしは残念ながら利用いただけないということになっております。しかし、来年は秩父市でペタンクの全国大会を開催できるよう、主催者側と協議をしてまいりたいと考えております。

  次に、大会参加者やその家族のコテージ利用でございますが、参加者の方々の利用に約48%の方にご利用いただいているところでございます。秩父市は都心から比較的近い場所であることから、日帰りができることや、コテージは1棟4名の利用でご案内しているため、家族構成や参加者の状態で利用しない場合もございます。テニスとコテージ宿泊プランとして、1泊朝食、テニスコートが8時間利用できるプランや、1泊2食、テニスコート2日間利用できる合宿プランのご案内、団体利用、大会などについて、宿泊人数、過去の開催回数等考慮いたしまして、割引等の相談を受けられるようにご案内をしているところでございます。

  また、宿泊等につきましては、民業圧迫にならないように民間業者との差別化を図ることから、スポーツ中心の団体宿泊パックのPRや旅行業者を中心に営業を推進しているところでございます。今後は、委託しておりますちちぶ観光機構、西武レクリエーションの両者と各種大会のパッケージ料金、それから先ほどご提案ございましたエキストラベッドの用意は現在ございませんが、今後その4人を5人あるいは6人の宿泊できるように臨機応変に対応していただくよう協議を重ねまして、大会参加者がより利用しやすい施設として考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市長室長。

    〔大島育生市長室長登壇〕



◎大島育生市長室長 大きな項目4の(1)、カエデと並ぶイチョウの復活についてお答えをいたします。

  市の木、花につきましては、新秩父市が発足いたしました平成17年度に選定委員会を組織いたしまして、一般公募した結果を参考にしながら選定を行いまして、平成17年9月定例会におきまして議決をいただいたものでございます。現在の市の木、花となっておりますカエデ、シバザクラは、結果としてそれぞれ最も応募数が多かったものが指定されておるところでございます。

  市の木にイチョウを追加してはどうか。また、シバザクラ以外にも市の花を追加してはどうかとのご提案でございますが、確かにイチョウは市民にとって、なじみの深い木であると思っております。秩父高校や秩父農工科学高校など市内にある学校の校章はイチョウをモチーフにしたものが多く、秩父神社にも有名なイチョウがございます。秩父ミューズパークスカイロードのイチョウ並木は、秋に多くの方を魅了しておりますし、旧秩父市の市の木はイチョウでございました。また、市の木の選定を行った際にも、カエデに次ぐ票数を集めた実績もございます。

  現在、県内には市の木を2つ指定しているところはございませんが、さいたま市では、市の木、これはケヤキでございます。それと、市の花木として桜。また、上尾市では、市の木がカシでございます。それと市民の木、アオキを指定しております。

  また、市の花の指定状況でございますが、同じ仲間のサツキ、ツツジの2種類を選定している吉川市を除き、県内で2つ指定しているところはないところでございます。蕨市では、市の花のほかに、ニチニチソウを市の草花と定めているようでございます。桶川市では、市の木、これはケヤキですけども、そのほかにナラ、イチョウ、泰山木、モクセイ、カキの5種類を市民の木として指定し、同様に5種類の市民の花も定めております。

  各市におきましては、それぞれの経緯があり、そのような扱いをしているようでございますが、2種類の市の木、花を定めてはいけないというような決まりはないようでございますので、イチョウを含め、カエデ以外の木を市民の木、または市の花のシバザクラ以外に市民の花などとして指定することも可能であると考えております。

  いずれにいたしましても、当市は環境立市を掲げ、市域の約87%を森林が占めるような環境にございます。面積も県内の6分の1を占め、花木の植生なども多様な状況にございます。市の木や市の花に2つ目を追加するのか、また市民の木、市民の花のような選定を行うかどうかなどについて、市民にご意見をお聞きし、機運の高まり等も考慮しながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 零時05分



    再開 午後 1時00分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 4の(2)についてお答えいたします。

  5時以降の閉園につきましては、昨年までの方法ですと、入園料をお支払いいただいた入園者と無料での入園者が芝桜の丘内で混在したということで不公平感がありまして、苦情が多数寄せられたということにより本年度から実施いたしました。しかし、連休中で混雑しているときには、閉園時間を延長するなどの対策も実施いたしましたので、ご理解、よろしくお願いしたいと存じます。

  今後の対策といたしましては、開園、閉園時間につきまして、今年度は初めて実施したわけでございまして、時間につきまして徹底していなく混乱が生じましたが、今後はお知らせ方法等も含めて、今年度の反省を踏まえ検討してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 11番、新井豪議員。



◆11番(新井豪議員) 11番、新井豪です。それぞれ答弁いただきまして、ありがとうございました。幾つかコメントと再質問をさせていただきます。

  まず、FMについてなんですけども、このFMに関して電波の割り当て、FMの空白地帯が開放されたとしても、ちょっと厳しいというお話がありましたけども、FM開設に当たって、恐らく大きな障害が2つあると思うんですね。まず1つは、電波の認可がおりるかどうか。電波のあきがあるかどうか。この電波の認可の問題が1つ。そして、もう一つは、運営に関することだと思うんです。実際に総務省に伺ったところ、こうしたFMの電波の認可、260の認可を出して、実際に今運営されているのが245の放送局だそうです。ということは、つまり15の局が財政難によって閉鎖、中止していると伺いました。そして、この245のうちの全体の6割が赤字経営だと聞いております。実際に平均額を出したところ、運営費に関しては、年間に500万円から1,000万円の運営費が平均ではないかとも伺っております。ここで6割が赤字といっても、やはり4割は黒字、もしくはプラ・マイ・ゼロで運営されているところがあります。そういったところに関しては、やはり地元のボランティア、放送局で何かを電波で物事を伝えるとなると、ただでもいいからやらせてくれという人が必ず地域で出てくるそうです。もし開設するのであれば、こうしたボランティアの方々をうまく巻き込むような施策、地元の商工会、そういったものと協議していただきたいと思います。

  1つ細かい話なんですが、CMの広告料というのが当然その主になる収入になると思うんですが、この広告収入もなかなか企業からだと難しいそうです。ところが、ある成功した例で言いますと、1分500円、ワンコインCMということで、市民の皆さん、一般の方から、何でもいいからメッセージを1分間、好きなことを電波に乗せると。そういうことで応募したところ、これが大盛況で、広告収入がぐんと上がったなんていう事例もありますので、こういった運営面に関しても、ぜひぜひ前向きに調査を進めていただきまして準備を進めていただければと思います。

  コミュニティ・ワンセグに関しても、まだまだワンセグに関してはまだ未知なところがありますので、これに関しても前向きに調査をしていただきたいと思います。

  次に、ミューズパークのスポーツの森に関してなんですが、ちょっと予想外に大会の数が自分の思っていたよりもたくさんの大会が開かれているので、いささか驚きました。今後も積極的にこの大会の誘致をしてください。

  そこで、先ほど休憩中に伺ったんですけども、以前ミューズパークにはスケートリンクがあったころ、スケートの大会が行われていたときは、恐らく西武が独自で経営されていたと思うんですが、このときには大会の特別料金があったそうです。なぜ今になってそれが難しいのか。そこは協議すれば何とかできるところだと思いますので、努力していただきたいと思います。

  もう一つは、この大会の主催者に伺ったんですけども、この大会が地元の皆さんに余り知られていないのが残念だとおっしゃっていました。レベルの高い大会なので、地元のテニスをやる子どもたち、そういった方にも見ていただきたいし、何よりも観客がいることで選手のモチベーションも上がって、にぎやかになっていいと、そういう意見がありました。もう一つは、せっかく何百人の方がそのテニスコートに集まって、人がそこにいるわけですから、秩父のお土産物ですとか、そういったものを販売するブースなんかもたくさんあるとありがたい、そう言っていました。地元の商店も潤って、そして大会に参加される方も秩父のお土産を買って帰れる。こういう相乗効果もありますので、ぜひ大会のあるときには地元の商店連盟なり、お土産物を売っている販売店なりといろいろ協力をし合って周知をして、いろんな協力体制をとっていただければと思います。

  1つ、この3に関して再質問なんですが、先ほどのテニスの大きな大会に関して、大会の主催者側の、一番ではないんですけども、大きな要求に関してなんですが、やはり大会の一番の盛り上がるところは決勝戦だそうです。何でもテニスの大会となると、必ず決勝戦にはセンターコートというものがあって、そこに選手が集まって注目をすると。残念ながら今のテニスコートでは、そうした観衆が観戦できる場所がない。どこのコートでもいいですから、簡易的なスタンドを、または2段ぐらいのベンチで結構です。こういったものを設置してセンターコートができるような設置ができないものなのか、検討できないものなのか、ちょっとこれを伺いたいと思います。

  もう一つは合宿の誘致ということでお伺いしますけども、テニスの大会、それからペタンクの大会、各いろいろなイベント、合宿、こういうことで合宿の誘致が図れればコテージの利用率も上がると思うんですが、1つ、前にも議会で取り上げたんですけども、企業研修、秩父の中でもいろいろな秩父の宿泊施設、3月、2月ごろに宿泊施設に行くとホテル全体が貸し切りになっている場合があるんですね。企業でもって貸し切って、新入社員をそこに、缶詰めという言い方は悪いんですけども、そこで企業研修をする。そして、この秩父の自然を生かして山登りをしたりとか、そういったことで新入社員の研修を図っていく。これは全国でやられていることで、私もそういった民間の企業にいたときに経験があります。それが何よりも利用してほしいのがコテージだと思うんですね。もう一つ加えればアドベンチャーコース、あれは企業研修にはもってこいというか、企業研修のためにあるもんだと思っています。埼玉県の教職についた方も、上川村にあるやはりアドベンチャーコース、2泊3日ぐらいで合宿をして、そこで利用していると聞いています。こういった秩父に施設があるということを周知していただいて、そして企業等々に利用していただきたいんですけども、一つこれは文句になってしまうんですが、ホームページ、スポーツの森のホームページ、それからミューズパークのホームページ、この両方のホームページでもアドベンチャーコースの案内がいまだにありません。必ずミューズパークで調べたら、ミューズパークの施設全部についての案内が載っているべきなんです。ところが、観光機構と開発機構でのすみ分けがあって、ホームページが2つに分かれているのはしようがない。だけども、せめて全施設について案内ができる、料金設定がわかる、こういったページをぜひつくってください。リンクにはあるんです。それは、リンクからは秩父市のホームページを通じてアドベンチャーコースの案内が見られるんですけども、これは本来だったら、ミューズパーク、またはスポーツの森のホームページに案内が載せてあるべきなんです。そして、企業研修としても利用できますと。もう一つぜいたくを言えば、コテージとかパッケージ料金で、こういった料金で企業研修ができるけども、いかがですかと。そして、あとはトップセールスでもって企業に売り込みを図っていただきたい、そう思っております。そういったところでコメントいただきたいと思います。お願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 ただいま非常に多くの質問をいただきまして、スケート大会、あるいは地元の大会の周知、土産のブース、あるいは合宿、企業誘致、アドベンチャーコースの周知、それからホームページ、あるいはスポーツの森の掲載がなかったということで、全施設を統一した案内をつくれと。そういうことの中で、またパッケージ料金等を利用して有効利用してくださいということで、先ほどもちょっと申し上げましたとおり関係機関と連絡調整をいたしまして、利用しやすい方向でまた検討をさせていただきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

  それから、もう一つ、テニス大会の決勝戦ぐらい、観客席のあるコートで大会を盛り上げたいということで、スタンドを設置できないかということでございますが、まずテニス大会での観客席のあるコートで決勝戦とのご要望でございますけども、スポーツの森テニスコートには常設の、ご存じのとおり観覧席等は設けてございません。現状、芝生での観戦、あるいはあいているコートでのベンチ、あるいはいす等の利用により観戦をいただいているのが現状でございます。テニス大会は大小の各種の大会ございますが、500名以上の大会は2大会しかございません。したがいまして、現状の財政状況の中では観戦席設置は非常に難しい状況だと考えております。なお、各大会の決勝戦は、ベンチ、いす等の利用によりまして観客席を確保し、大会を盛り上げていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 11番、新井豪議員。



◆11番(新井豪議員) 答弁ありがとうございます。

  スタンドをつくれとまでは私は言っていないので、例えば2段のベンチ、簡易的なスタンドということで、可動式のものですよね、そういったものがもし安価でできるのであれば今後検討していただきたいと思います。

  もう2つあるんですが、子ども手当についてです。この子ども手当の制度、これは決して私は反対しているわけではありませんが、なかなか財源確保は難しいというところであります。11年度には月額2万6,000円の給付が、仮に国がその最低基準を2万円とすれば、自治体の判断で2万6,000円をすべて現金で支給することも、または現金を2万円とすれば、その残りの額を別のサービスで、これは自治体の判断でサービスができるというような選択肢が設けられるというふうな情報も聞いております。これに対して、もしそうなった場合に、そういったサービスで提供するのか、現金で提供するのか、そういった方針があれば、それをお聞かせいただきたいと思います。

  そして、4番、秩父市の木と花についてなんですが、まず秩父市の花についてちょっとお話ししたいんですが、時間が余りないんですけども。以前秩父市はキブネギクというのが秩父市の花でした。これは以前、天皇陛下が国体でもって秩父にお越しになられたとき、昭和天皇ですね、来られたときに、亡き秩父宮殿下を思いしのんで、キブネギクを題材に歌を詠んだと。それを記念して、当時の市長がキブネギクに秩父市の花として制定したと聞いております。そして、その当時の市長が久喜文重郎市長であったと、久喜市長のおじい様だったというふうに私は記憶しております。こんなところもありまして、市民の木というのもいいんですけども、ここはひとつリーダーシップでもって、秩父市の木は2つあるんだ、そのぐらいのリーダーシップを発揮していただければななんて思っております。

  そして、芝桜に関して、先ほどちょっと語弊があるんですけども、5時前に入った人と混在する。たしか以前、緩衝時間を設けて、5時で一応閉めて、そしてお客さんを出した後に5時半から、一応空白にして5時半から開放したというふうに聞いています。そういう手段をとれば混乱は避けられると思いますので、5時半以降も開園をぜひ実現していただきたいと思います。では、その辺、方針についてお伺いいたします。よろしくお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 子ども手当について再質問いただきました。

  議員のお話のとおり、上積みは果てしなくクエスチョンマークという報道もなされております。この上積み部分につきましては、地域の実情に応じて、出産の手当だとか保育、あるいは給食、ワクチン、いろんな現物サービスにもかえられるというようなお話でございます。ただ、秩父市としてはどの方針で進んでいくかということは、これから市長をトップにいたしまして検討していかなければならないというふうに考えておりますけれども、今回お願いしております保育所の定員の増員や保育料の軽減にもつながることも考えられましょうし、今回進めました給食費の無料化や、いろいろご要望が出ているワクチン接種の関係とか、いろんな方面の子どものための使い道は、これから国の方針がしっかり定まりましたら一生懸命研究して、最大の方法で使わせていただきたいというふうに思います。



○議長(小櫃市郎議員) 市長室長。

    〔大島育生市長室長登壇〕



◎大島育生市長室長 新井議員から、市の木、2つあってもいいんではないかというお話をいただきました。先ほど県内の状況を申し上げましたけども、都道府県で申しますと、やはり地域が広いということで、宮崎と鹿児島だったですか、宮崎が木が3つございます。鹿児島も木が、県の木、それが2つあるということでございます。秩父市も市域が広いということもありますので、今後、広聴サポーターというのが本年度からできまして、約96名の方がいらっしゃいます。それと、よいまちモニターの方が約950名ぐらいいらっしゃいますので、その方たちにアンケート調査等させていただきまして、前向きに検討していきたいというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 11番、新井豪議員。



◆11番(新井豪議員) それぞれ答弁ありがとうございました。

  子ども手当について質問しましたが、私もできるだけ早く子ども手当の受給資格が得られるよう頑張ることをお誓い申し上げまして、一般質問を閉じます。ありがとうございました。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 15番、落合芳樹議員。

    〔15番 落合芳樹議員登壇〕



◆15番(落合芳樹議員) 皆さん、こんにちは。15番の落合芳樹でございます。お忙しい中、そして連日連夜のサッカーのワールドカップのテレビ観戦で寝不足のところを傍聴にお越しいただきました皆様、まことにありがとうございます。

  先ほども話題となりましたが、一昨日のカメルーン戦ではサムライジャパンが大活躍し、前半39分の1点を守り、勝ちました。39分ということで、サンキュー、ありがとう、おめでとうございます。

  ところで、私は、サッカーのワールドカップ以上に待ち望んでいるものがあります。それは、7人制ラグビーが2016年からオリンピックの正式種目に採用されたことと、通常の15人制ラグビーでは2019年にワールドカップの日本開催が決定しましたので、いよいよ日本にラグビーの時代が到来することを待望しております。なお、私の議席番号が7番から15番になったことは、ラグビーの7人制、15人制とは全く関係なく、偶然であります。ラグビーは、ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン、一人はみんなのために、みんなは一人のためにという言葉に代表されるチームワークと犠牲的な精神を必要とされる競技です。そして、戦いが終わればノーサイド、敵味方なしという精神でお互いをたたえ合うスポーツであります。ラグビーの教育的な効用については別の機会に提案したいと思いますが、今回は教育については学力テストと授業時間の確保、子ども施策については認定こども園と子ども手当、森林、林業については公共建築物の木造化と森林の買収問題などを通告どおり質問いたします。

  まず、大きな1として、教育についてお聞きいたします。(1)、学力テスト。このことについては3月定例会で質問しましたが、その後、今年度になってから4月に実施されましたので、改めて質問いたします。

  最初に、アとして、抽出調査になった全国学力テストについてお聞きいたします。前年度までの3回は全校参加で行っていましたが、今年度は民主党政権になった関係で、抽出方式で4月20日に実施されました。新政権は、抽出化で費用を約25億円節約できたと言っております。全国の小中学校は平均して3割の抽出校と4割の希望参加校、3割の不参加校に分かれ、これまで可能だった学校や市町村ごとのデータの蓄積ができなくなったと聞いております。そこで、全国や県内や秩父郡市の実施状況についてお尋ねいたします。

  次に、イとして、埼玉県独自の学力調査が4月26日に行われたそうですが、その実施状況もお聞きしたいと思います。

  (2)、授業時間の確保、ア、夏休み等の期間。前年度は夏休みの短縮を前半に行った学校と後半にした学校に分かれましたが、今年度はどうでしょうか。また、冬休み、春休み、その他の臨時休日はどのようになっているでしょうか。

  イ、土曜授業の復活。このことも3月定例会で質問し、土曜日における取り組み等も含めて、引き続き研究を重ねてまいりたいとの答弁をいただきましたが、その後の様子はどうでしょうか。あるアンケートによると、8割以上の保護者が土曜授業を望んでいるという調査結果がありますので、お尋ねいたします。

  大きな2の子ども施策について、(1)、認定こども園。民主党が昨年打ち出した子ども施策として、子ども手当のほかに、もう一つの柱が幼稚園と保育所を統合する幼保一体化でした。これを受けて政府は、幼保一体化の新施設こども園の創設や保育制度改革の構想を4月に決定したということであります。今議会の補正予算に保育促進事業が入っているのは、その関係だと思います。

  ところで、認定こども園には幾つかの種類があるそうですが、その種類と秩父市の状況をアとしてお聞きいたします。

  6月12日の日本経済新聞によると、保護者や子どもに大変評判のいい認定こども園でありますが、施設数は全然足りていないということであります。4月1日時点で全国で532か所で、2011年度、ですから来年度までに2,000か所を目指す政府目標に遠く及ばないのが実情だそうです。普及が進まない最大の理由は、金と手間がかかることです。幼稚園が保育所の機能を持つには、保育所と幼稚園、それぞれの基準を満たすため調理室などに数千万円単位の投資が必要です。政府は、普及を妨げるそれぞれの認可基準をできる限り一本化し、手続も簡素化することで普及を促す方針を打ち出しました。また、普及にはもう一つのハードルがあり、それぞれは保育は福祉、幼稚園は教育という考えがしみついた現場の意識改革だということであります。しかしながら、6月13日の読売新聞に、「幼保一体化『こども園』先行き見えず」という記事がありましたので、イとして、新施設のこども園が新設されましたが、当市では幼稚園と保育所の今後をどのように考えているのでしょうか。

  (2)の子ども手当については、先ほど新井豪議員が質問しましたので、そのほかのことといたしまして、公務員世帯には二重支給の心配があるというような話を聞きましたので、その対策についてをお聞きいたします。

  大きな3の森林、林業について、(1)、公共建築物の木造化。公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律、いわゆる木材利用促進法が5月19日の参議院本会議で全会一致で可決し、成立いたしました。この法律は、国の公共建築物3階以下の低層建築物への国産木材の利用促進を目指すものです。農林水産大臣と国土交通大臣が基本方針を策定し、国産材の利用促進とともに木材利用に関する人材育成や技術開発の取り組みに努めることが柱になっています。これに伴い、都道府県や市町村にも具体的な取り組みを求めることになります。木材業者は、公共建築物などに適した木材の供給計画を作成し、農林水産大臣の認定を受けると融資や税制上の優遇措置が受けられるということです。なお、政府は昨年末、現在の木材自給率24%を今後10年で50%に引き上げる目標を掲げた森林・林業再生プランをまとめました。なお、この法律は、国産材の需要を掘り起こすことで林業に従事する人をふやし、山村の雇用を確保するねらいもあります。

  そこで、このことについて、アとして、公共建築物の木造化の必要性と当市の取り組みについてお尋ねいたします。

  そして、イとして、一般建築市場への木造化の波及効果、あるいは可能性についてお聞きいたします。

  (2)、森林の買収問題。森林が今、静かな異変を各地で起こし始めています。北海道から九州まで買収話がうごめき、山転がしの時代に入っているという情報があります。その理由は、森林所有者にとって現在は無情な時代になり、50年以上も手塩にかけて育ててきた杉の値段が50年前の半値になったことや、実際の価値以上に評価された相続税で山を持ちこたえられなくなってきたからであります。こうした中、積極的に山林を買い続けている新興企業があり、例えば大手町地所という会社や都内のコンピューターソフト開発会社などがあります。こうした異業種の参入理由は、1つとして、今が森林及び林地、土地が底値と見られているからであります。というのは、国産材の価格は外材よりも安く、日本の杉は今や世界一安い木材になり、林地価格も18年連続で下がり続けています。もうこれ以上の値下がりはないと見る向きが出てきたからであります。将来を見越したキャピタルゲインねらいや、国際的な二酸化炭素の排出権取引を先読みしての先行投資なのかもしれません。さらに言えば、生物多様性資源を含めた生態系サービスの市場化まで視野に入れた期待投資の可能性もあります。そして、森林の買収問題については、中国や欧米の外国資本が山林を買い占める動きが出てきたということであります。

  一昨年の6月に自民党の林政基本問題小委員会において藤井孝男参議院議員が、外国資本が山林を買い占める動きはないか。地下水は土地所有者の権利になってしまう。森林売買や地下水の権利に法規制がないのは盲点だ。温泉法などの地下の権利には不備が多いと発言し、このほか複数の国会議員メンバーが水源林の売買と地下水の権利について外部資本が参入してくることの問題点を指摘したということであります。

  そこで、アとして、そのような水源林の売買が秩父市や近隣の自治体で確認されているのか。そして、地下水の権利はどうなっているのか、教えていただきたいと思います。

  次に、イとして、このような危機的状況にある森を守る政策として何があるのかをお尋ねいたします。私の考えでは、まずは林業を再生することが重要であり、そのために(1)で述べた公共建築物の木造化は一つの方策だと思います。また、以前質問した地籍の確定、つまり国土調査も必要なことだと思います。そのことは午前中の江田議員が質問しましたが、このまま林地の境界を放置しておくと、将来森林の所有権が大変複雑になってしまい、木を切ることも林道をつくることもできなくなってしまいます。秩父市では大滝地域だけ国土調査を行っていますが、全域に広げることについては、私も以前質問し、江田議員の質問への検討中という答弁がありましたので、また聞いても同じ答弁だと思いますので、結構です。

  それから、買い手のつかない林地で公益的機能を高めなければならない森林は、自治体による公有林化を図っていくことが必要だと思いますが、どうでしょうか。

  ところで、水の循環の仕組みから見れば、すべての森林は水源林であると言えます。一方、地下水は水の循環の中にある重要な構成要素であり、河川の水と同じように万人の共有物、公共物と考える視点が日本でもとられるようになってきました。しかしながら、地下水の涵養や利用調整を目的とした法律もなく、自治体の条例にゆだねられています。そこで、水を守る政策、ここで言う水は地下水でありますが、国や県、そして当市ではどのようなものがあるのか、お聞きいたします。

  以上で壇上での質問は終わります。再質問等は質問席で行います。



○議長(小櫃市郎議員) 15番、落合芳樹議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 (1)の学力テストについてお答えをいたします。

  まず、文部科学省による全国学力・学習状況調査につきましては、今年度より抽出調査となり、本市でも小学校2校、中学校1校が抽出校として4月20日に実施しております。また、抽出校以外の小学校12校も、希望利用校として問題等を取り寄せ、4月20日に実施いたしました。抽出校以外の中学校につきましては、問題等を取り寄せ、各校で活用を図っているところでございます。

  近隣の町の状況といたしましては、長瀞町が秩父市と同じように抽出校以外の学校でも希望利用しておりますが、横瀬町、小鹿野町、皆野町の希望利用はございません。希望利用校の採点につきましては、小学校は業者に委託し、中学校では校内で行っております。校内で採点を行う場合につきましては、文部科学省から示されました正答の条件や解答例を基準として行うことになっております。また、希望利用校の採点結果は、全国や県、市町村の集計結果に反映されることはございません。

  次に、埼玉県による小・中学校学習状況調査についてお答え申し上げます。今年度につきましては、4月26日に県内全小中学校で実施しております。採点につきましては、県が委託をいたしました業者が行っているところでございます。結果につきましては公表されるということでございますが、その詳細については伝わってきているところではございません。また、来年度以降につきましても、悉皆で実施が予定されていると聞いておりますが、現段階では明確な形は示されていないところでございます。

  次に、(2)のアについてお答え申し上げます。昨年度は市内小学校5校と中学校1校の計6校が、夏季休業日の開始日と終了日を3日遅くして実施いたしました。今年度も、昨年度と同一の学校が同様の措置をとっております。

  次に、市内の小中学校における臨時休業日についてでございますが、年間計画上におきましては、12月3日の秩父祭一日となっております。このほかに、天候あるいはインフルエンザ等に伴います臨時休業日が生じる場合がございます。昨年度につきましては、市内では台風のために小学校、中学校で、そして積雪のために大滝小、中学校がそれぞれ臨時休業いたしました。また、ご案内のようにインフルエンザが猛威を振るった関係上、学校閉鎖が小中学校で1校ずつ出ました。台風や降雪、またインフルエンザ等による始業時刻、そして終業時刻の変更につきましては例年生じている状況でございます。

  続いて、(2)のイについてお答えを申し上げます。ご案内かと思いますが、東京都では月2回を上限といたしまして、週休日の変更等を行う条件のもとで、小中学校で教育課程に位置づけられた正規の授業を土曜日に実施するに係る留意点が通知されたところでございます。本県におきましても、土曜実施をする場合につきましては、週休日の変更等、さまざまな条件が重なります。それには十分な教育環境の整備が必要となってくると思います。それが大変な条件の中で、東京都と若干条例が違う部分があると思いますので、その辺がネックになっている部分があるかと思うところでございます。

  また、それに伴いまして補習学習につきましては、サマースクール等で今小学校、中学校でも時間を設けて、強制ではございませんが、長期休業等で行っているところでございます。さらに、今年度は、夏季休業日等を利用いたしまして、市内の小学生の希望者を対象といたしまして補習の学習を市内の高等学校と連携して実施する計画が今進んでおります。今後とも国や県の動向等を見据えながら、児童生徒の学力向上のための取り組みを推進してまいりたいと思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 大きな2番についてお答えをいたします。

  認定こども園には4つのタイプがございます。順にご説明を申し上げます。まず、1番目は幼保連携型と言われているものでございます。幼稚園と保育所がいずれも認可を受けており、連携して一体的な運営を行う場合でございます。2つ目が幼稚園型と言われるものでございまして、認可を受けている幼稚園に保育に欠けるお子さんのための保育時間の確保するなどの保育所的な機能が加わったものということでございます。3番目が保育所型。許可を受けている保育所が保育に欠けないお子さんも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えている場合でございます。最後に地方裁量型というのがございますが、これは幼稚園機能と保育所機能を備えている、それぞれ認可外の保育施設の場合ということになります。認定こども園は、秩父市では現在1か所、大畑幼保園が認定を受けております。

  今後、県の安心こども基金を活用した保育所の創設、増築が予定されておりまして、本議会でご可決をいただければ、平成23年度には幼保連携型の認定こども園が3か所ふえる予定でございます。

  次に、幼稚園と保育所の今後について申し上げます。現在、国は、子ども・子育て新システム検討会議におきまして、幼稚園と保育所の垣根を取り払い、新たな指針に基づき、幼児教育と保育をともに提供するこども園に一本化するよう検討を進めております。秩父市においては、先ほどお話ししましたとおり、認定こども園が今後4か所となるなど、国の動向を見据えた動きが活発となっております。今後も民間への情報提供、情報交換を積極的に行っていきながら、引き続き国の動向を注視してまいりたいと考えております。

  次に、子ども手当につきましては、二重支給の心配に限らせていただきましてご説明をいたします。二重支給につきましては、今回初めて6月10日に支払いしたわけでございますが、いわゆるコンピューターのシステムエラーによりまして、数件、二重払いが発生いたしました。ただし、支給日当日にすべて解決をいたしております。

  また、議員さんからご心配いただきました公務員の関係でございますが、いわゆる共済組合との二重請求ということになると思いますが、新生児あるいは現況届のときに健康保険証の写しを添付していただいて、二重支給がないように確認をさせていただいております。もちろん確認以降に新たに公務員になられた場合には、さかのぼって手当をお返ししていただくことになってございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 大きな3、森林、林業について、(1)、公共建築物の木造化について、アとイを通じてお答えを申し上げます。

  落合議員からお話のございました公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が、本年5月26日から施行されました。秩父市におきましては、同日、秩父市秩父産木材利用検討委員会を立ち上げました。委員は、木材生産者、林業経営者、建築・建設関係者、県の職員などをお願いし、委員長は副市長でございます。木造建築物は、いやしの効果、断熱性、紫外線を吸収する効果等が高いことなどが報告されておりますので、これからの公共建築物への木材利用を初め、秩父産木材の利用拡大について検討してまいりたいと考えております。

  公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律は、国が率先して木材利用に取り組むとともに、地方公共団体や民間事業者にも国の方針に即して主体的な取り組みを促し、住宅など一般建築物への波及効果を含め、木材全体の需要を拡大することをねらいとしておりますので、市が主体的に秩父産木材の利用にかかわることで、地域産業の振興につなげていきたいと考えるところでございます。

  次に、(2)、森林の買収問題(山転がし)について、(ア)、水源林の売買と地下水の権利についてお答えを申し上げます。県内の山林の買収実態ということでございますが、秩父農林振興センターへ問い合わせたところ、県内では現在確認されていないとのことでございます。買収情報につきましては、今後も関係機関と情報を共有し、注視してまいりたいと考えております。

  また、地下水の権利はどうなっているのかとのご質問でございますが、国の各省庁による議論が行われてきてはいるが、現在までに定まった統一された考え方はないようでございます。

  (イ)の地籍調査につきましては、ご答弁を省かせていただきます。

  次に、(ウ)、水を守る政策の地下水行政について条例等で規制できないかとのご質問でございますが、地下水の採取、利用に関する法制度は、省庁によってさまざまな法律がございます。工業用水法や建築物用地下水の採取の規制に関する法律においては、地盤沈下の防止を目的といたしまして、工業用井戸やビル用揚水設備を規制しておりますけれども、その適用は地域が指定されております。鉱物の採取におきましては、鉱業法によりまして国の権利賦与の権限が与えられ、他の利益との調整について定められているのに対し、鉱業法の中には地下水の採取についてはこのような法文上の定めはございません。また、鉱物、岩石、砂利等の採取に伴う地下水への影響についても、法文上の明確な規定はないようでございます。

  このほか、地下水に関する法制度は多岐にわたり、大変難しい問題であるようでございます。こうしたことから、条例での規制につきましては、今後、国や各自治体等の動向を注視しながら対応してまいりたいと考えております。ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 15番、落合芳樹議員。



◆15番(落合芳樹議員) それぞれの質問についてご答弁いただきまして、ありがとうございます。

  それでは、再質問を行います。大きな3つの大きな質問ですので、それぞれ一問一答ということでお願いいたします。

  まずは、1の教育についての全国学力テストの希望参加校の採点について、教育委員会にお聞きいたします。先ほどのご答弁で抽出校になったのは3校ということで、そうしますと20校が希望参加になって、小学校の場合には、その希望参加をした学校も業者に委託してということですので、客観的な採点ができると思うんですが、中学校の希望参加校は各学校、つまり先生方が採点を行うということになると思うんですけど、テストは採点者によって点数評価が分かれる可能性がある記述式も含まれておりまして、国と希望参加分の採点基準に少しでもずれがあれば正しい分析ができないというような心配がありますし、あと自分の教え子については、つい甘くなってしまうというような傾向もあると思うわけであります。

  それから、あと教員の側に立つと、精度を上げるには国の基準に照らし合わせるなど、じっくり時間をかけなければならない。日常業務を抱え、どこまでやれるかというふうにかかっている、これは新聞紙上であるんですけど、そういうふうな意見もあります。そこで、当市教育委員会としては、希望参加校の、この場合は当市の場合は中学校ですね。採点集計の方法、先生がと言ったんですけど、もうちょっと詳しいことがわかれば、あとその採点の精度についてどのように考えているのか、まずは教育委員会にお尋ねいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 ただいまご質問いただいたわけでございますが、ご案内のごとく全国学力・学習状況調査と申しますのは、あくまで調査でございます。通称学力テストという言葉を使うんだと思いますが、そういう意味では、調査ということでございますので、今議員ご指摘のように、精度が高くなくてはいけないと思うのが大前提でございます。そういう中で、まず今、埼玉県は、さらにその上へ行く試験を悉皆で行いますし、そういう大前提のもとに今動いております。そういう中で、中学校は今回、というのは中学校は実はいろんな意味のテスト、大変いろんなテストをやっております。今回につきましても、ご案内のごとく高校入試の関係が変化がございまして、さらに中学校独自の試験をふやしております。そういう中で、全国学力調査につきましては、埼玉県の悉皆の調査のほうにウエートを置くという中で動いておりまして、その関係上、小学校と若干違う動きが出ているところでございます。

  そういう中で、精度につきましては、先ほどお話がございましたように、現段階で教育委員会のほうといたしましては、あくまで国の基準に従ってやっていただくことをお願いするしかございません。さらに、精度を持つのは、これから、もう既に終わっております中学校の県の制度が国のほうにかわるものが出ておりますので、埼玉県につきましてはその制度をやはり一つの基準として考えられるのかなと思うところでございます。そういう中で、小学校につきましては、そのテスト関係につきましては、学校ということで精度を高めるためにそういう形で業者にお願いしているところでございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 15番、落合芳樹議員。



◆15番(落合芳樹議員) 次は、健康福祉部に認定こども園について再質問したいと思うんですが、先日いただきました全議員に配付されました「子育てちちのきプラン」という冊子があるんですけど、このところでちちのきというのはイチョウのことで、先ほど質疑応答の中であったと思うんですけど、これ見て、私もそれがわかりました。この調査の中で、保育サービスの利用状況のことが書いてあるんですけど、いろんな施設やサービスの種類が多いことに気づくわけなんですけど、最も利用者が多いのは約50%の幼稚園、そのうち私立幼稚園の利用者はその50%のうちの80%。ですから、全体の40%が私立の幼稚園を使っている保護者あるいは子どもになるわけですよね。そして、保育サービスの利用は、ですから先ほど申し上げたとおり私立幼稚園の比率が一番高いというようなことがあって、今回の補正予算、保育促進事業、なるほどな、妥当だなというふうに思いまして、今後の保育サービスの主流は認定こども園になっていくんだろうなというようなふうに私も思っていましたら、そのような答弁が健康福祉部長からありましたんで、こちらのほうの答弁は結構であります。

  それから、環境部につきましては、これは森林、林業問題なんですけど、森林の公有林化、当市の場合は市有林化はどうなのかというような答弁がなかったと思うんですけど、これは当市の財政状況を見ると当然難しいというふうに思うわけなんですけど、それでは、もし森林所有者が管理することもできないから、手に負えないからというようなことで寄附の申し入れがあった場合はどうなのか、お聞きしたいと思います。

  この事例といたしまして、数年前に皆野町の出身の人が山林を管理できなくなったので、この方は、たしか東京に住んでいる方だったと思うんですけど、最初は皆野町に寄附を申し出たところ受け入れられなかったので、次に秩父広域森林組合にお話がありまして、組合のほうでちょうだいすることになりました。このような話が当市にあった場合は、秩父市では寄附を受け入れるのかどうか。そのことを再質問としてお聞きします。

  それから、今回建築物の木造化に該当するかどうかわかりませんけど、木製の間伐材を使用した仮設トイレを使うことを私としては提案したいと思うんですけど、その資料がここにあるんですが、秩父夜祭のときに使えば、環境みらい都市秩父のPRにもなると思いますし、災害のときにも役に立ちまして、そんなときに木が使ってあるというようなことで心が少しは和むんではないかというふうに思います。

  以上2点について再質問いたします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  環境部長。

    〔金丸一郎環境部長登壇〕



◎金丸一郎環境部長 再質問にお答えを申し上げます。

  初めに、管理し切れない森林の寄附の申し出がなされた場合、市はどう対応するかというお話でございますけれども、寄附の受け入れにつきましては、私どもではなく財務部が所管しております。財務部にお聞きいたしましたところ、市といたしましては使用用途がない限り、受け入れについては原則としてお断りしているのが実情だとのことでございます。

  次に、2つ目の間伐材を利用した仮設トイレのご提案をいただきました。この件につきましても、秩父夜祭などの際に利用したらどうかというご提案でございますので、担当の部局と調整させていただきまして検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 15番、落合芳樹議員。



◆15番(落合芳樹議員) 寄附の申し出については皆野町と同じような対応だというようなことで、少々残念な気がするんですが、最後に市長に、今回の私の一般質問について総合的なことをお聞きしたいと思います。

  まず、教育については市長部局ではありませんが、学力テストの公表の是非等については、全国で首長が積極的に発言しておりますので、久喜市長のご所見を伺いたいと思います。

  子ども施策では、幼稚園があって、保育所があって、またそれぞれに私立があって、公立があってというような中で、それぞれが共存共栄をどのようにしたら可能なのか、お尋ねいたします。

  森林、林業については、秩父市の面積の87%を占めている森林を守るために、そしてなりわいとして成り立たなくなった林業再生のために市長として何かお考えがありましたら、お聞きいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 落合議員からの再々質問に対してお答えを申し上げます。

  まず、学力テストの公表ということで、全国の市長、首長がいろいろなところで前向きな話をご提案されているということは私も聞き及んでおりますが、私も当初、市長に就任したときに、これは公表という方向がいいのかなということを自分なりにも考え、悩んだところもありまして、これは過去なんですが、私が議員のときに、学力テスト公表についてどうかというアンケートを自分のホームページで出したことがあります。その結果、結果的には公表反対が多かったと。これ意外だと思ったんですね。自分でプログラムをつくってホームページへ上げたんですが、結局そういう結果になって、客観的に見てそういうことだということで、意外だったなと思うんですが、ただ、いずれにしましても、私はこれはいずれは公表したいというふうに思っております。ただ、今公表する時期では、残念ながらないと。公表することによっていろいろな問題が起こってくる。例えば、生徒自身の問題、学校の問題等々、いろいろなことで競争性ということ、いい意味の競争性ならいいんですが、悪い意味でのいろんな反発、悪影響が出るというふうなことも懸念されるところから、私は今公表する段階ではないと。

  ただ、話は前後しますけど、学力テストそのものに対しては、これは勉強するきっかけをつくりますので、これはどんどん推進していかなければいけないと思いますし、現に今回、小学校6年生の抽出校以外のところ、約70万円ちょっとだったんですが、予算を組んで学力テストの採点のほうにそれを補充したという経緯がございます。抽出校以外にも調査すべきだろうという判断から、そんな経緯がございまして、あとは、とにかく試験があることによって、自分の経験に照らし合わせても勉強する機会をつくるし、また学問に対する興味をつくると。基礎学力を上げるというのは私の公約でございます。ですから、どうしても基礎学力を上げたいという一つの大きな目標に向かいまして、学力テストは今後行っていきたいと思います。

  何よりも広く公表するよりも、今の段階としては、その結果を、今教育長からの答弁ありましたとおり、いかにそれを役に立てるか、学校、そして親、そしてもちろんご本人に対して、いかに役に立てるかというところ、そこが一番ポイントになりまして、そういう意味で今回のこの結果に関しましては、学校、教師等々、有効に活用してほしいということは再三再四申し上げまして、それが次の結果に反映されてくる、来年度の結果に反映されるというふうに期待をしておるところでございます。

  続きまして、幼保、公立、私立の共存共栄についてどうかということなんですが、これは私も今回、昨年の秋から、ことしの初めにかけて、保育所職員、保育所に勤務している市職員といろいろ意見交換を全員とやらせていただきました。公立保育所のいいところというのは、それなりにやはりあるというふうに認識し、やっぱりこれはこれとして、何とか地域性を考えたとき、例えば吉田の幼稚園、保育園ですね、地域に1つしかないというふうなところ。そういうふうなところを考えると、これはこういうところは大切だろうというふうに思います。ただ、そこ以外、いろいろな地域を見ても、民間保育所、幼稚園、またこども園という形で、いろんなところにできてくると。また、今回は補正予算を組ませていただいて、結果的には保育所ができてくるということでございます。今後それでどのぐらいふえるかというと、約220人定員がふえるということで、結局それが公立保育所にいた園児がそちらのほうに移っていくということが将来構想としてあり得るだろうし、私は前から申し上げているところなんですが、これは国の前政権が言っていたことということではないんですが、民間でできることは民間にという基本的な考え方を持っておりまして、そういう意味でいきますと、民間保育所がこれから整備されている中では、これをそういう方向に流れを向けていく、ベクトルを向けていくという方向は考えております。ただ、公立でやらなければいけない施設等々申し上げましたが、いろいろな施設に対しましては、そういうことは行政として推進してまいります。

  続きまして、3つ目なんですが、林業に対してでございます。これはいろいろな答弁がありましたとおり、国のほうの流れ、5月の木材利用の促進に関する法律が可決されて、落合議員のご指摘のとおり、いろいろな動きが出てくる。今後、雇用を100万人生むという大きな目標を国のほうは掲げておる中で、市といたしましても、環境みらい都市の認定、そして緑の分権改革ということで、市のほうは認定を受けました。そこで、いよいよ歩み出して、進み出しております。まずは、試験的にいろいろ木材をそこで有効活用するにはどういうふうなところで、まず試験的な作業になるわけですが、それは今申し上げた緑の分権改革の資金をそこに投入して行い、スムーズに流れていくということを目指していきたいと思いますし、それから答弁の中にもございましたとおり、秩父産木材利用検討委員会、これを発足して、今まさに動き出そうというふうに思っております。これは公共施設への木材利用の拡大を目指すとともに、公共以外、民間施設への、例えばこれから若い人たちが秩父に住んで、そのもとでいろいろな家を建てていくときに、秩父産の木材を使っていただくことに対してのいろいろな補助金どうのこうのという要望も来ておりまして、そういうところも今後検討しながら、この委員会で公共施設、民間の建物に秩父産の木材を積極的に使っていくということは、これからどんどん推進していきたいというふうに思っております。

  先日も森林整備協議会というのがありまして、その中で木材の切り出す方々の団体と、それを加工する団体、そしてそれを販売していく団体、それぞれの方が一体となったんですが、ただ多少ちょっと意見の食い違いがまだございます。その辺の調整を埼玉県のほうに、その席上で、私が座長だったんですが、お願いして、秩父産木材を使えるようにということで、加工していただくようにということで、その委員会ではお願いしたところでございます。

  いずれにしましても、将来構想としては、コストのかからない森林整備、そして何よりも秩父産木材の利用促進。林業で食えるまち秩父、若者が林業でここに就職できて、林業で若者が食えるまちをつくっていき、そして森をよみがえらせ環境にすばらしい地域づくりを目指してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 15番、落合芳樹議員。



◆15番(落合芳樹議員) では、最後の発言になりますが、ちょっと関係はないんですが、先日発足しました菅内閣では公務員制度改革担当大臣に玄葉光一郎氏がつき、玄葉大臣が誕生しました。現場主義の久喜市長には、現場市長としてトライしていただきたいと思います。

  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 2時10分



    再開 午後 2時20分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。

    〔24番 浅海 忠議員登壇〕



◆24番(浅海忠議員) 24番、市民クラブの浅海忠であります。4月の選挙から、はや2か月が経過いたしました。我々市民クラブも10名で新たなスタートをし、合併してよかったと言われるよう、市民の皆さんの負託にこたえるべく活動が始まりました。5月の臨時議会において、同志である小櫃市郎議員が議長に就任し会派離脱となり、現在9名のメンバーでお世話になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  議長の許可をいただきましたので、通告順に質問をいたします。初めに、1、観光立市とおもてなしの心についての1番、ミューズパークスポーツの森の営業について市長の基本的な理念はで伺います。

  ア、室内アイススケート場開設について伺います。スケート場の件については、平成14年2月に閉鎖されてから既に8年が経過してしまいました。当秩父地域でスケートのできる小中学生はほとんどいなくなってしまいました。かつてはオリンピックの銅メダリストまで輩出し、全国にその名をとどろかせたことが遠い夢の出来事のようであります。

  前議員でありました富田恵子議員とともに数回質問をしてまいりましたが、なかなか進展していない状況であります。平成19年12月の一般質問の中で、当時の栗原市長の答弁で、プロジェクトチームをつくる中で検討していくとの答弁がありましたが、その後どのような検討をしたのか、伺います。

  次に、イ、コテージレストランの営業時間について伺います。この件は、利用している方から直接要望というか、苦情を言われました。お昼のランチタイムが午後2時半で終了し、その後はティータイムになってしまうそうです。木立に囲まれた四季折々にすばらしい環境の中で食事ができるレストラン、大変すばらしいと言っていました。しかし、何度か利用している中で、少し遅い時間に行ったときなどは、もう食事ができないことがあったそうです。観光地としての施設運営をするのであれば、営業時間内であれば、いつでも食事ができるような対応をしてほしいと要望していました。対応について伺います。

  次に、ウ、温泉施設の営業時間について伺います。この件も利用者からの声でありますが、宿泊した翌日、スポーツで汗を流した後、温泉に入りたくても、営業時間が午後3時からで温泉を利用できない。利用者のことを全然考えていないというふうに言われました。利用者の利便性を考えて改善することができないか、伺います。

  次に、(2)、サイクルタウン秩父(自転車のまち)について伺います。市では、「緑風(かぜ)と走ろう癒しの里」秩父サイクルシティーとして力を入れているのがこの自転車であります。初めに、ア、秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会、龍勢ヒルクライム、三峰山サイクルヒルクライム、滝沢BMXコースでの各大会の成果と今後について伺います。これらは埼玉県自転車競技連盟等が主体となり、実行委員会を結成して運営しているようですが、当秩父市も地元開催地として後援団体になっているようですが、その取り組み状況と大会を開催しての成果、今後の課題について伺います。

  次に、イ、ミューズパークを核としたサイクリングコースの設定と大会企画について伺います。この件も実際に秩父を自転車で走っている方から、数名の方から同じ話を聞きました。県南ではたくさんのサイクリングコースができていて、しかしほとんどが河川の土手等を利用した平たんなコースのために余りおもしろくはない。しかし、秩父のコースは適度にアップダウンがあり、大変おもしろい。特にミューズパークには、どこから行っても上り坂になるのでとてもおもしろいし、駐車場も広いので、自動車を利用して来るのに最適だとのことであります。ミューズパークを発着するモデルコースがあり、大会が開催されれば、多くの自転車愛好家がそこを目指して練習に来てもらえるということを聞きました。この件について伺います。

  次に、ウ、サイクルトレイン、輪行について伺います。これまでの成果と課題について、また駅周辺の受け入れ体制について伺います。多くの人が気軽に秩父の里を走ってもらうサイクルトレイン、輪行は大変人気がありますが、その受け入れ体制を見ると、まだまだ不十分のようであります。特に、西武秩父駅周辺には駐輪場や更衣室、簡単な修理、整備のできるところがあるでしょうか、伺います。また、三峰口駅や道の駅、各観光の拠点などの受け入れ体制はどのようになっているのか、伺います。

  次に、(3)、大滝大輪地区から三峰表参道の整備について伺います。三峰ロープウエーが廃止となり、大輪地区から三峰山へのルートは、昔ながらの表参道を徒歩で登るルートになりました。近年のハイキングブームもあり、最近では表参道を登る人もふえてきていると聞いていますが、コースそのものがかなり急峻であります。安全なコースの整備が必要だと思われますが、その状況について伺います。

  次に、大きな2番、小中学校の統廃合について伺います。大滝地区の小中学校は児童生徒が激減していますが、統合についてどのように考えているか、伺います。この件につきましては、私は今すぐ合併しろとか、廃校にしろとかというのではありません。以前の大滝幼稚園廃園のときにあった地域の方々とコミュニケーション不足、そういったものがありました。ですから、よく議論をしてほしいので、あえて取り上げました。小学校、中学校の現在の学年別人数をお示しください。また、現時点での今後5年間の児童生徒の見込み予想もお願いいたします。

  次に、3、子育て支援の原点とは。この子育て支援につきましては、大変奧が深く、また今、子ども手当の議論もありますけども、振り返ってみますと、子育て支援は結婚支援、また就職支援、事業所の支援ということについて伺います。

  全国的に少子高齢化が進む中、この秩父地域も特に深刻な問題として常に話題となっていますが、その対策として、よく子育て支援ということを聞きます。果たして、真の子育て支援とはと考えたときに、多くの子どもが生まれる環境づくり、いわゆる結婚の支援。結婚をするためには、夫婦で家庭を築ける経済的支援、いわゆる就職、就労支援であります。しかし、現下の経済情勢から、地元企業もなかなか新規従業員の採用には慎重になっている事業所が多いように見られます。景気の情勢がよい方向に見えてこないからです。地元事業所が元気になって、一人でも多くの人を雇用してもらえれば、それが就職支援につながってくると思いますが、市長の見解を伺います。

  最後に、4、チャレンジデーの成果と今後の課題について伺います。先日、5月26日水曜日、笹川スポーツ財団の主催するチャレンジデー2010が開催されました。このイベントは、人口規模が同程度の自治体で、実施日当日に15分以上スポーツをした人の人口に対する参加率を競い、広くスポーツに親しんでもらうためのイベントでありましたが、当日はあいにくの雨天にもかかわらず多くの皆さんに参加してもらいました。対戦相手が福岡県大川市で、参加率59.7%対秩父市の41.1%で、残念ながら今回は敗れたようでありますが、この成果と今後の課題について伺います。

  壇上からは以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 浅海議員からの一般質問に対しまして、順次お答えをさせていただきます。

  まず、私のほうからの答弁内容でございますが、1の(1)、ミューズパークのことについてでございますが、このスポーツの森に関しましては、まずご指摘のとおり室内アイススケートの開設ということでございます。これは議員からのその内容をこちらのほうもよく精査し、前市長のときにもいろいろ検討したという話も聞き及んではおりますが、いずれにしましても、平成14年2月を最後にこのスポーツの森のアイススケート場というのが、利用者が減少して、結果的には休止となった経緯がございます。

  また、現在アイススケートを楽しめる場所は、秩父地域には残念ながらございません。前回の浅海議員のご質問以降、アイススケート場の建設については進めておりませんでしたが、新たに室内スケート場を設置することになりますとどのぐらい費用がかかるかということを、類似施設等々あわせて確認しましたところ、建設には約8億円から12億円の費用がかかるようでございます。今後、その費用対効果を最優先とした上で、室内アイススケート場の研究を重ねていきたいと思っておりますが、なかなか今の財政上、厳しいというところを踏まえますと難しいかなというふうな印象を持っております。

  続きまして、レストラン関係、また温泉施設のことでございますが、その営業時間についてです。レストランのランチタイムは午前11時から午後3時まで、ディナータイムは午後5時から9時までで、午前10時からと午後3時からは喫茶営業を行っておるところでございます。また、温泉施設のほうですが、午後3時から夜10時まで営業しております。各施設とも民間業者との差別化を図るということから、スポーツ中心の団体宿泊パックのPR、温泉の開園時間をおくらせての営業、宿泊者中心による温泉利用等により運営しておるというところでございますが、議員ご指摘のとおり、施設の利用者が利用したい時間に合っていない場合もあります。委託している西武レクリエーション株式会社では、レストランで対応可能なときには、オーダーストップ時間を過ぎてもお受けするよう指導しておると聞いておるところでございます。

  また、温泉のほうでございますが、宿泊者がチェックアウトされた当日は割引料金で利用いただき、スポーツの森の施設利用者には、センターハウスのシャワーと更衣室を無料でご使用いただいておるところでございます。今後は、委託しております有限会社ちちぶ観光機構、西武レクリエーション株式会社と営業時間等々協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

  続きまして、1の(2)についてですが、ご質問の市としてのサイクルシティーの構想についてということでお答えを申し上げます。秩父の象徴として、古くからこの土地と人々をはぐくんできた森林、そして清流がございます。そんな緑と水のあふれる秩父路を爽快に自転車で駆け抜け、人々の心をいやすふるさとでありたいという願いから、「緑風(かぜ)と走ろう癒しの里ちちぶ」のキャッチフレーズとロゴを作成したところでございます。これは市報に載っているロゴでございますが、このキャッチフレーズは、秩父市の基本方針として掲げている環境立市秩父に基づいた環境、そして「子育て支援・元気長寿のまち」宣言による健康をメーンコンセプトとしたまちづくりの方向性が、秩父サイクルシティー構想という考え方の象徴でございます。この構想に基づいた事業の具体的な成果、今後の課題につきましては、この後の市民部長、産業観光部長からご答弁を申し上げます。

  私のほうからは、秩父市における自転車競走大会の歴史を述べさせていただきます。まず、埼玉県で主催しております秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会、この大会につきましては、第1回の大会は秩父宮杯埼玉県自転車駅伝競走大会として昭和28年5月17日に盛大に行われました。この大会の趣旨といたしましては、秩父宮のご遺徳をしのび、県下観光地をつなぐ県下一周の自転車駅伝競走を行い、自転車競走の普及発達を図るということでございまして、この大会は、この趣旨に沿って、川口市をスタート地点として、秩父市を経由し、ゴールの浦和市(現さいたま市)埼玉県庁東口までの全コース8区間236キロで開催したそうでございます。これが昭和28年です。

  昭和51年、第24回までは、秩父市をスタート地点、ゴール地点等として大会を実施しておりましたが、昭和52年の第25回大会から、久喜・菖蒲工業団地周回コースに変更となりました。以来、秩父市はコースから外れたようでございます。

  回を重ね、平成20年第56回大会から、再び秩父市太田・蒔田を周回するコースに変更になりました。この周回コースにつきましては、毎年度開催することに対する周辺住民の理解が得られたことや、平成20年埼玉総体において使用しました秩父市、小鹿野町での合角ダムコースと比較すると、迂回路の設定ができるため承認されたそうです。

  現在使用しております大会コースにつきましては、秩父市が作成しましたサイクリングコースマップ「クルル」に掲載して、レース以外にも一般サイクリストが走ることができるコースとしてPRしております。

  続いて、NPO法人フレンドシップサイクル協会が主催します龍勢ヒルクライム、この大会につきましては、平成10年に第1回大会を開催し、昨年の龍勢ヒルクライム2009で12回目を迎えることとなりました。毎年参加者が増加しており、昨年は837名の参加をいただき、県内はもちろんのこと全国から参加に来ていただき、秩父地域にしっかり定着したサイクルイベントに育つことができました。

  さらに、埼玉県自転車競走連盟が主催いたします秩父三峰山ヒルクライムロードレース、この大会につきましては、自転車競走を通しまして埼玉県スポーツ振興のまちづくり条例の目的を達成させるため、昨年の4月26日に第1回大会を開催し、参加者につきましては206名であったと伺っております。秩父市の魅力を発信している県や関係団体に感謝申し上げるとともに、今後もタイアップしながら、こうした大会のPRに努め、地域経済が活性化するよう努力していきたいと考えております。

  続きまして、サイクリストの受け入れ体制といたしましては、ソフト面では、レンタサイクル事業の実施、道の駅等主要施設での自転車スタンドの設置、さらに主要駅付近でのシャワー施設の整備等々、関係機関と十分に連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。また、ハード面では、平成22年度から県で実施する国道や県道沿いに自転車道を整備する、ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想に基づいた整備の計画に対して、市としても県と十分協議しながら、コース設定について要望してまいりたいと考えております。こうした取り組みにより、秩父市は自転車のまちとしてのイメージが形成され、さらに環境に優しいまちとして魅力がアップしていくものと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  続きまして、3番、子育て支援の原点とはということでお答えをさせていただきます。このことに対しましては、総体的な考え方を申し上げさせていただきます。子どもの問題を語るときに、まず取り上げられるのが女性の出生率の問題であります。現在、人口の置換水準をはるかに下回った出生率の影響で、我が国の人口は今後急速に減少し、2055年には総人口は現在より約4,000万人減少し、9,000万人弱になるという試算もございます。世界的に見て、子どもの出生率は生活水準と密接な関係があるとされており、生活水準が向上するにつれて、高出生率・高死亡率から高出生率・低死亡率となり人口が増加し、そして低出生率・低死亡率となり人口の減少が始まるとされております。

  少子化対策の先進地域であるヨーロッパにおいては、いろいろな施策が国を挙げて取り組まれておりますが、3人以上の子どもを育てた親には年金の支給率を上げるといった、将来の生活を保障する施策によって出生率の向上を図られたなどの事例もございます。

  子育て支援には国の政策によるものが大きいと考えますが、我が国では民主党のマニフェストによる子ども手当の支給や公立高校の実質無償化など具体的な子育て支援のための政策が進められておりますが、これは子育てにお金がかかるという現在の社会情勢を背景に、まずは子育て家庭の経済支援を図る施策として評価しております。

  子どもが多い国、多い地域は活力に満ちている印象がありますが、秩父市においても子どもが多く生まれ、互いに協調し、知能や技能を高め合い、そして秩父をこよなく愛し、秩父市の地域社会の活性化を将来にわたって担っていくのが理想の姿だと考えております。そのために行政でできることは何かと考えた場合、一口に言えば安心して子どもが育てられる安全な地域、教育などの社会基盤の充実、そしてその子どもたちが将来にわたって秩父市で生活できるための就労支援や経済的保障が上げられますが、その充実のために多岐にわたる改善改革の取り組みが必要と考えております。その具体的な取り組みについて、考え方を含め申し上げます。

  まず、結婚について。現在の若者の4人に1人は結婚できないといった報告もございますが、確かに晩婚化や未婚化が進んでいる状況でありますので、まずは意識改革を図るために、秩父市の若者に結婚に対する意識調査を行い、その結果をもとに、現在社会福祉協議会で行っている結婚相談の形態や出会いのためのイベントなどの改善を図ったらどうかと考えます。次に、学校教育において、結婚に対する意義、子育ての喜びを児童生徒に教える教育を展開する。あわせて、秩父に対する郷土愛を醸成していくと上げられます。そして、子育てを支える社会環境では、現在推進している子育てちちのきプラン、先ほど落合議員の示した本でございますが、デュエットプランちちぶなどの施策を積極的に推進していく必要があります。

  次に、秩父市で育った子どもが親となり、再び秩父市で子育てをしていただくには、安定した生活の保障のための就労支援ということになると思いますが、そのために就職先の確保が必要となります。現在の社会情勢の中では大変厳しい状況がございますが、新たな企業の誘致も積極的に進める必要があると考えております。また、既存企業への支援については、資金面での融資拡大とともに、産学官の総力を結集できる仕組みをつくっていくことが必要と考えます。

  また、子どもたちには、小さいころから秩父の企業と出会い、その魅力を知ってもらうために現在進めております親子企業見学会や中学生就職セミナーの充実、また県外の大学生等で秩父を離れて勉強に励んだ学生がなかなか秩父に戻ってこない状況もありますので、大学生等就労促進事業による企業見学会や説明会をさらに活性化していきたいと考えております。

  以上、子育て支援の原点として、結婚支援、就労支援、事業所支援の私の考え方を申し上げましたが、私は秩父市は環境立市であると考えておりますので、秩父市の環境を生かした農業と、先ほど申し上げました林業で経済活性化を図りたいとも思っております。

  現在農業では、太白芋やちちぶ山ルビー、借金なしなどの秩父ブランドと言える特産品もありますし、地産地消を進め、食の安全性により農産物の付加価値を上げて経営力を上げるなどの方策もあると考えます。農林業の推進にも産学官の連携を深めて活性化し、若い労働力も取り込むことができれば少子化対策になるのではと考えておるところでございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 ご質問の1の(2)、サイクルタウン秩父(自転車のまち)について、アとイを順次お答えいたします。

  秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会、龍勢ヒルクライム、三峰山サイクルヒルクライム、滝沢BMXコースでの各大会の成果と今後について、担当部署より伺ったものを報告します。ただいま久喜市長より詳しくご説明がございましたので、重なる部分もございますが、ご了承いただきたく存じます。

  初めに、秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会は、一昨年の9月に秩父宮様ゆかりの地である秩父市に31年ぶりに戻ってきた大会であり、県教育委員会と埼玉県自転車競技連盟が実行委員会を組織し、運営しております。昨年の第57回大会には507名の選手がエントリーし、起伏に富んだ適度なアップダウンのあるコースにおいて、国内トップレベルの選手が日ごろ鍛えた力と巧みなわざを披露し、見学者の方々に感動を与えております。今後県では、レースを見る側の方にも配慮し、応援するスペースの確保等を行い、多くの見学者を誘致したいとのことであります。

  続いて、龍勢ヒルクライムは毎年11月中旬に開催し、昨年で12回を数えております。コースは吉田総合支所入り口をスタートし、城峯山頂下休憩所をゴールとする16.4キロメートル、高低差720メートルの競技に、昨年は837名の選手が参加しました。多くの選手が訪れることにより、吉田地域にある宿泊施設の利用の増加及び地元特産品の売り上げの増加に貢献いただいております。今後の課題としては、大会前から自転車の試走にも多くの競技者が訪れることから、事前の周知事項など主催者団体と連絡調整を行い、安全対策や大会運営の充実を図ってまいります。

  次の大滝地区で開催する三峰山サイクルヒルクライムについては、主催、主管は埼玉県自転車競技連盟で、平成21年4月に第1回大会を開催し、180名の参加者がございました。本年度も第2回大会を4月に開催予定でありましたが、県営森林管理道大血川線三峰トンネルのコンクリート剥落等により通行どめとなったことや、降雪等の天候不順により残念ながら中止となり、次回は平成23年秋に開催する方向で進めていると伺っております。

  最後に、秩父滝沢サイクルパークBMXコースにつきましては、平成21年11月にオープンし、88人が出場した秩父市長杯コース完成記念レースを皮切りに、本年4月25日には世界選手権大会代表選考会が開催され、国内トップクラスの選手135人が出場し、熱い戦いが繰り広げられました。本コースは、全日本大会はもとより、世界大会なども誘致して開催できるコースであると、全日本BMX連盟よりお言葉をいただいたところでございますので、今後、市といたしましても、連盟と協議を行い、国内外で行われている各種大会の誘致に努めていきたいと考えております。

  このように秩父の起伏に富んだ適度なアップダウンを利用してのコースや山を一気に駆け上がるコースは、秩父ならではの大会であり、自転車のまち秩父をアピールするのに最適であると思います。

  BMXの大会以外は、埼玉県または埼玉県自転車連盟及び龍勢ヒルクライム実行委員会等が主催するものでありますが、市といたしましてもコースの整備や選手の募集、さらにコース沿道監察員の派遣、開会、閉会式でのイベント等には全面的に協力し、県とともに市のキャッチフレーズである「緑風(かぜ)と走ろう癒しの里ちちぶ」を広く全国にPRしてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  次に、イのミューズパークを核としたサイクリングコースの設定と大会企画についてお答えいたします。ミューズパークを中心としたコースは、以前には広域市町村圏組合でツール・ド・CHICHIBUを開催し、大変好評を得ておりました。ミューズパークを利用してのコースは、自転車愛好者には絶好の場であるとのことでございますが、市内には、先ほどお答えしましたとおり、3大会の自転車レースがありますので、今後専門的な立場の埼玉県自転車連盟の方々にコースの状況並びに開催時期等のご意見を聞きながら、協議、検討してまいりたいと思います。

  なお、秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会をミューズパーク中心とした大会にできるようにとお聞きしたところ、主催する埼玉県教育委員会では、平成20年より秩父に戻り、ことし3回目を迎え、コース周辺の住民の方々にも大変なご理解とご協力をいただき、大会も定着していることなどから、現段階では今後も太田・蒔田周回コースで開催していきたいとのことでありますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  次に、ご質問の4、チャレンジデーの成果と今後の課題についてお答えいたします。市では、ことし初めて、笹川スポーツ財団が主催する住民参加型スポーツイベント、チャレンジデー2010に参加いたしました。浅海議員さんからもご説明をいただきましたが、チャレンジデーとは、毎年5月の最終水曜日に実施され、人口規模がほぼ同じ自治体同士が、午前零時から午後9時までの間に15分以上継続して運動やスポーツをした住民の参加率を競い合います。対戦相手に敗れた場合は相手自治体の旗を庁舎のメーンポールに1週間掲揚し、相手の健闘をたたえるというユニークなルールが特徴です。年齢や性別を問わずに、だれもが気軽に参加でき、住民の健康づくりやスポーツ振興、地域の活性化のきっかけづくりに最適なスポーツイベントです。

  今回秩父市は、福岡県大川市と対戦いたしました。当日、秩父地域は早朝から降り出した雨が夜半まで降り続き、屋外で予定していた行事をやむなく断念する団体もありましたが、当市の人口6万9,706人に対し、2万8,615人の方々に参加をいただき、参加率41.1%を上げることができました。しかし、大川市におかれましては、人口3万8,468人に対して、参加者数2万2,965人、参加率は59.7%となり、結果といたしましては参加率で敗れ、大川市の勝利に敬意を表し、大川市旗1週間掲揚いたしました。

  市では、4月よりチャレンジデー初参加に備え実行委員会を立ち上げ、秩父市体育協会を初め、地域スポーツ推進員連絡会、レクリエーション協会、健康づくり連絡会ほか各種団体に参加いただき、準備を進めてまいりました。当日は、スポーツ団体はもとより、各町会単位でいろいろと工夫した催しを行っていただいたり、市内保育所、幼稚園、各小中学校、そして高等学校、さらには各企業の方々や福祉施設の皆さん、また個人的にウオーキングや散歩等の運動を降雨と寒さという悪条件の中で多くの市民の方々に参加いただきました。改めて皆様のご協力に感謝を申し上げます。

  浅海議員さんを初め議員の皆様には、開会式に引き続き、健康体操にも参加いただき、大変ありがとうございました。

  市では、このイベントを通して、一人でも多くの市民が運動やスポーツを身近に感じて親しみ、健康増進に対する意識を高めていただき、また地域の方々と一緒に楽しみ交流することで、地域活性化のきっかけづくりに役立てていただきたいと考えております。

  実行委員会といたしましても、来年もぜひこのイベントに先ほどチャレンジしたいと考えております。そこで、今回の反省会を6月30日に開催いたしまして、今後、市民の皆様にどのようにイベント周知を徹底していくのか。無料開放するスポーツ施設の有効活用をどのようにPRするのか。また、参加者報告書の回収方法などについても、来年に向けて検討してまいりたいと考えております。来年もチャレンジするからには、十分に関係諸団体と策を練り、秩父市の市旗を相手自治体に掲揚できることを目指しまして、勝利に向かって邁進していきたいと考えております。議員の皆様方におかれましても、ぜひご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

  なお、このイベント開催に当たり、笹川スポーツ財団からいただきました補助金でペタンク競技の用具を購入いたしまして、今年度は吉田、大滝、荒川の各総合支所に配布し、現在、市で推奨しておりますペタンク競技のさらなる普及に努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 サイクルトレイン、輪行の成果と今後の課題についてお答えを申し上げます。

  秩父サイクルトレインは過去4回開催され、環境問題の高まりを背景に自転車の利用が注目されているところでございます。秩父市といたしましても、自転車のまちの知名度の向上に大きく貢献しているものと考えております。

  また、輪行サイクリングin秩父は、秩父サイクルトレインが臨時電車を運行してのイベントに対しまして、定期運行の電車に自転車を分解し専用の袋に入れて電車内に持ち込むことのできる輪行を活用したイベントであることから、いつでも気軽に輪行によるサイクリングを楽しんでいただける契機ともなったものと考えております。

  今後の課題といたしましては、臨時電車を運行して実施する秩父サイクルトレイン自体が大がかりなイベントであることから、市及び関係団体で組織する実行委員会での開催から民間企業主体の開催とするため、旅行会社等に働きかけをしてまいりたいと考えております。

  また、輪行サイクリングin秩父は、経済効果の拡大のため宿泊を含む滞在型イベントでの開催について、関係機関と協議しながら検討してまいりたいと考えております。ご理解を賜りたいと思います。

  続きまして、駅周辺のサイクリストの受け入れ体制についてお答えを申し上げます。4月にオープンいたしました西武秩父駅前の秩父観光情報館では、無料更衣室、コインロッカー、そして自転車空気入れなど完備してございます。このほか、サイクリング中でのパンクのトラブルに対しまして、圏域内の5つの道の駅にも自転車空気入れを設置していただくなど、サイクリストにとって利用しやすい環境を整えております。このことにつきましては、秩父市で作成したサイクリングコースマップ「クルル」等に掲載して周知に努めているところでございます。

  市といたしましては、今後、観光客の利便性の向上のため、レンタサイクル事業の実施、サイクリストの要望が多い道の駅等の主要施設の自転車スタンドの設置、自転車整備用品の配備、さらに主要駅付近でのシャワー施設の整備など、安心で快適な環境を整備することにより、さらなる自転車のまち秩父の推進に向けて関係機関と十分連携を図りながら取り組んでいく所存でございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 大滝総合支所長。

    〔島田孝行大滝総合支所長登壇〕



◎島田孝行大滝総合支所長 1の(3)、大滝大輪地区からの三峰表参道の整備についてお答えいたします。

  大滝大輪地区一の鳥居から三峯神社までの登山道を三峰表参道と申しておりますが、秩父市道大滝幹線7号線として認定されておりますとともに、秩父多摩甲斐国立公園第二種特別地域に指定され、埼玉県秩父環境管理事務所により歩道の維持管理が行われております。今後におきましても管理者の埼玉県と協議いたしまして、案内板の設置や路面補修転落防護柵設置等、安全に配慮した整備を実施してまいりたいと考えております。

  また、大輪、三峰地区におきましては、三峰ロープウエー廃止後、緊急対策協議会がございましたが、その協議会を発展的に解消いたしまして、新たに大輪・三峰地区活性化委員会が4月に発足いたしました。メンバーにつきましては、三峰ロープウエー緊急対策協議会員及びそのワーキンググループ、さらには一般公募参加者も加え、委員会活動を活発に行っているところでございます。今後は活性化委員会の報告を参考にいたしまして、計画的な整備を実施してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 質問の2についてお答え申し上げます。

  大滝小学校、中学校の児童生徒数の今後の推移でございますが、平成22年5月31日現在の調査では、大滝小学校は今年度の全校児童数が17名でございます。内訳につきましては、1年生が1名、2年生がゼロ、3年生が4名、4年生が4名、5年生が2名、6年生が6名でございます。以下、今後5年間で12名、14名、11名、8名、9名と推移してまいります。児童数に伴う学級数は、複式学級による3学級が維持されることが予測されております。

  また、大滝中学校では、今年度の全校生徒数が19名でございます。内訳につきましては、1年生が5名、2年生が7名、3年生が7名となっております。以下、今後5年間では18名、13名、12名、10名、8名と推移してまいります。生徒数に伴う学級数は、来年度までは各学年1学級で3学級となりますが、2年後の平成24年度からは複式学級となり2学級、平成27年度からは1学級となることが予測されております。学級数の減少は教員数の減少にもつながってまいります。

  教育委員会といたしましては、児童生徒数の減少が著しい地域につきましては、市民や地域の立場に立った学区の見直しや学校の統廃合等の検討は避けて通れない課題であると認識をしております。今後、これまで学校が果たしてきた役割を踏まえつつ、今後の児童生徒数の推移を保護者や地域の皆様にもご理解をいただき、保護者や地域の皆様、学校現場等からの多くのご意見等をいただき、大滝地区の小学校、中学校のより望ましい方向性について慎重に協議、検討してまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) 浅海です。それぞれ大変時間をかけて、丁寧に答弁をいただきました。ありがとうございました。長かったんで、前のことを忘れてしまうぐらい長かったですね。

  そういった中で、まず逆に、さきのことがよくわからなくなった部分があるんで、一番近いところで、教育長、中学校の関係、小学校の関係ですね。本当に1けたになる。そういった中で、幼稚園の問題もありました。地域の方とよく懇談会、そういったことを重ねていただいて、ぜひ、やはりいい方向で持っていってもらいたいなと。小学校については地域性もあります。しかし、中学校については、やはりその後、高校の進学とか、またはクラブ活動とかあります。余りにも少ない人数でいくというのは、決して子どもたちのためには私はならないと思います。だからといって、すぐ来年度から統合するとか、そういったことではありませんので、よく議論をして、地域の方々とこれからの方向性をぜひ詰めていただきたいというふうに思います。この件について、市長、ひとつ市長の所感としてお聞きしたいと思います。

  それと、今度ぐっと前にいきます。先ほど、スケートリンク、8億円から12億円かかると。これは多分全部、冷凍設備、いわゆる製氷設備まで入れた金額とか、そういう高い金額が大分入っていると思います。以前、当時、栗原市長、田代産業観光部長、県のほうに行って知事ともお話ししたときには、そのときには埼玉県スケート連盟の要望として行ったんですが、県としてもミューズパークを有効利用するためにスケート場をつくる場合には、建物施設の2分の1程度は補助をしてもいいよとか、また実際に事業者として、特に指定管理者としてスケートの管理運営をする事業者があります。そういったところは、いわゆる製氷設備ですね、そういったものは自己負担をしていく。ですから、市は箱だけつくれば、中身は事業者が入れるというような案もありました。ですから、この8億円から12億円というのは大変な金額ですけども、外側の箱だけつくれば、中は、例えばそういった事業者に運営してもらう。また、そういったことを考えていけば決して高い建設費になるというふうには考えられません。

  また、先ほども言いましたけども、白久の駅前に秩父スケートセンターがありました。当時はまだ小鹿野町にもスケートセンターがありました。また、芦ヶ久保にもありました。そして、ミューズパークにできてという中で、オリンピック選手まででき、また今、ワールドカップということで、非常に日本が勝ったということでありますけど、4か月前には冬季のオリンピックがありまして、これまた日本選手が活躍して、銀メダル、また銅メダルをとったというような、大変活躍したのも、つい先日のことです。しかし、終わってしまうと、今度はサッカーだと。すぐ忘れちゃう。人間、都合がいいもんですから、済んじゃえば、もう次のことということで、特にこれは競技も違いますけども、秩父、旧荒川出身の女子ホッケーの加藤明美選手等、また今度ワールドカップの出場権も得たと。マイナーなスポーツであっても、非常に国際的にも活躍している選手もおります。そういったスポーツをきちんと地域の文化として育てるというのも大事なことだと思うんです。

  ですから、飯能市ではホッケー、非常に頑張っていますよね。ちゃんとした規格のフィールドもつくっている。そこで一生懸命練習している。また、隣の町ですけど、皆野高校、こちらにもホッケー部があります。これは地元の企業が大変、企業名言ってしまうとまずいので、言いませんけども、バックアップをしてくれて、その施設を皆野高校のホッケー部に使わせて頑張らせている。そういったスポーツは、やっぱりある分、施設とか、そういったものがないとできないんですね。ですから、特にスケートの場合には、陸上とは違って氷がないとできないもんですから、埼玉県の中でも今は川越市の中の東武川越のスケートリンクが1つあります。これだけなんですね。

  ですから、やはり秩父地域の長い歴史の中でスケートというものもありました。しかし、今はもうデッドスポーツ、もうやっている人がいない。しかし、まだこの市役所の中にも、マスターズで40歳以上、45歳以上の中で日本チャンピオンもいるスケート競技であります。大学生でも、今、全日本選手になっている選手もおります。しかし、その今大学3年生が最後の秩父から出ている選手です。ですから、こういったものを、昔は、やっていたけど、関係内からなくなってもいいんだと。それは、スケートにかかわっていない人にすれば余分かもしれません。しかし、やはりきちんとした文化として残していく部分には、多少の経費はかかっても、やっぱり続けていく必要があるんじゃないかなというふうに思います。そのことをぜひ市長にもう一度お伺いしたいと思います。

  学校の件とスケートリンク、お願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 まず、大滝小、中の今後ということで再質問をいただきました。

  私は、その前に思い出すことがございまして、議員のときに大滝幼稚園が閉園になったというふうな経緯。私もそのときに議員在職して、その経緯を見た中で、これは何とかならないのかというふうなことを当時考えており、また、いまだに幼稚園がなくなったことに対しての寂しさ等々、住民の方からも伺うと、今後これが、今の教育長の答弁のとおり生徒の数が減っていくということは、教育上の問題等々いろいろ問題起こしてくるということも、課題も生まれてくるということが考えられますので、今後この小、中をどうしようかというふうなことは大きな問題だというふうに思っております。

  大滝幼稚園の反省点からすれば、地域の人との話し合いが不十分だったんじゃないかなという話もいただいております。でも、議員のときに私も実際にそこに立ち会ったところの中で、あれだけ市のほうで説明しても、まだ話し合いが不十分だという声も聞いたときに、私はやっぱり説明というのは、もっともっとやらなければいけないなと。それが大滝に出向いていって、いろんな細かいところまでよく地域住民の方々と何度も、何度も話し合いをしていかなければいけないというふうに思っております。

  ですから、行政として、小、中を今後どうするかという方向性というふうなことを結論づけることはありませんし、まずは話し合いを持って、住民の方々がどのように考えていくかというところに主眼を置きたいというふうに思っております。

  ですから、今後その成り行き等々を十分に協議しながら、私といたしましても、小、中学校をなくしたくないという思いはいっぱいでございます。そのためには、大滝に今後移り住んでいただくようないろいろな手だてを考えながら、大滝の活性化ということ、その辺のところを含めて、大滝に住んでもらう方々をふやすよう行政として努力してまいりたいと考えております。

  それから、室内スケートリンクのほうでございますが、私も議員と同じく、同い年でございますので、白久のスケートセンターに通って、あのときのにぎやかだった白久の駅の駅前のことはよく覚えており、私も毎日というようにあそこで滑った覚えがあり、今現在あそこの状態を見たときに、一抹の寂しさを感じておる一人でございます。

  ただ、今、現状として見たときに、スポーツが本当多様化しているというふうなこと。私どもの子どものころは、スポーツといっても限られていたというところなんですが、それが本当今多様化している。例えば、アイススケート関係としてみれば、今、この間話題になりましたカーリングとか、あとフィギュアスケート等々、あとアイスホッケー、議員ご指摘のとおり、そのようにいろいろな種目ができているということで、まさにアイススケートを例を挙げればこれだけあるし、スポーツが多様化しているんだなというふうに思います。ですから、そういうところでスケートリンクということを秩父の中に、それはあればこしたことはないというふうに思います。ただ、その費用が、今申しましたように多額な財政負担があるということで、今現状としてはなかなか厳しいと言わざるを得ません。ただ、その補助金等々いろいろこちらのほうも考えていきまして、運営に関しては議員からのご助言もありましたので、その辺も検討していきながら、今後どうしようかと思っておりますし、今、ただ言えることは、補助金等々いろいろなものがなければ、これは建設には難しいと言わざるを得ないというふうなところが私の考えでございます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) 浅海です。ありがとうございました。

  1点、今、スケートリンクの関係ですけど、室内のリンクというのは、よく三六と言うんですけども、30メーターの60メーターのリンクで、これはショートトラック、またアイスホッケー、フィギュアスケート、この3つの競技ができるんですね。ですから、屋外の、逆に大きなリンクと違って、そういった特にフィギュアスケート等は、今マスコミにも取り上げられましたけども、非常に施設不足ということで、遠方から来て、やはりある分、フィギュアスケートはコーチ制なんで、平たく言うと塾みたいなもんなんですけども、その先生がいわゆる生徒、教え子を教えるということで貸し切りなんですね、ほとんどが。大体1時間半から2時間のスパンで貸し切りをして、いわゆる営業時間外にやって、よく言うこま売りという形でスケートリンクを貸し切っています。ですから、みんな施設がないといって、2時間、3時間かけてスケートリンクを探しているというのが現状なんですね。そういった部分でいくと、営業時間外もそういった貸し切り運営ができるということもあるんで、営業時間内の、いわゆる一般営業で採算をとるとかというのは難しいけども、貸し切りの部分では、ある程度ペイできる部分もあると。ですから、そういったものをいろいろケースをぜひ試算をしてもらって、ただお金がかかるからできない、それで終わったら何もできないと思います。ですから、その辺は答弁は結構ですけども、ぜひ検討してもらえればと思います。また、検討するに当たっての資料は幾らでも提供しますので、ぜひ検討はしていただきたいと思います。

  それで、最後、一つ、子育て支援の関係で、どうしても就労支援。そうすると就労支援の中で、特に企業、事業所ですね。今これだけ事業所が、特に地元の事業所、大変景気悪いということで苦しんでいます。そういった地元の事業者に支援する施策というのを今市はどのような形でとっているのか。また、今、国とか県とかで、そういった補助事業とかというものはないのか。また、あった場合にはどういうふうな形で今取り扱いしているとか、そういったものがあったら最後にちょっとお聞かせいただきたいんですが、お願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 事業所への支援というふうなことで再々質問をいただきましたが、今、市といたしましては、FIND Chichibuを通しましていろいろなコーディネート事業を行っております。言いかえれば御用聞きでございまして、コーディネーターさんが各企業を回りまして、そのときの状況はどうかというふうなことをいろいろご指導いただき、そして経営等の意識改革を促し、秩父地域企業全体の競争力の底上げを図るという目的で、産学官連携コーディネート事業というのをまずやっております。続きまして、求人開拓員による企業訪問というのを行っておりまして、秩父市求人開拓員が事業所を訪問することで、事業所への支援情報の提供や事業所情報の収集を行っていくと。さらには、内職求人開拓も実施しているという事業を行っております。

  それから、あとは各種補助金の交付を行っております。企業競争力を高めるために補助金交付ということで、特にISO取得支援事業補助金、または製造業の水道に対しての補助金、またいろいろなハイパワー資金も昨年行っておりましたが、そういうふうなことを本年度も行って進めていくということでございます。いろいろな形で企業支援を行っているので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  以上です。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) ありがとうございます。

  今のそれぞれ補助金だとか、またそういう支援制度という中で、私はちょっと地域の人からアドバイスをいただきました。今、国、厚生労働省では各都道府県に、いわゆる交付金として基金を設定して、地域の雇用創出の緊急雇用創出事業の臨時特例交付金というものを交付して、それぞれ都道府県から各自治体、またそういったところにやる事業がある、補助金の制度である。これは十分の10、100分の100、100%の補助であると。聞いたところによると、長瀞町あたりではそういったものを取り入れてやっている事業もあると。当市ではそういったものはやっていないのかどうなのか、お聞きします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 浅海議員さんのふるさと創生基金、あるいは緊急雇用創出基金事業でございますが、平成22年度ベースで商工課が担当いたしますちちぶ銘仙館収納品整理活用事業、また鳥獣害対策事業、これは農政課でございます。また、芝桜対策本部案内事業業務、これは地域整備部都市計画課でございます。それから、学校生活支援員ということで学校教育課が担当をしております。それから、民俗資料整理活用事業ということで文化財保護課、あるいは地域特産品加工事業、開発事業、吉田地域振興課、それから秩父観光イメージアップ事業としまして観光課が担当を、緊急雇用創出基金事業として取り上げてやっております。また、ふるさと再生雇用基金事業につきましては、森林バイオマスにより循環型社会構築事業といたしまして環境立市推進課、またカエデを活用した地域ブランド品開発事業として吉田総合地域振興課ということで実施をさせていただいております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 24番、浅海忠議員。



◆24番(浅海忠議員) ありがとうございました。

  実際には、まだまだ国や県のほうには実際に行っている事業は少なくて、余り表現がよくないんですけど、補助金が余っている状態だと。もっといろんなプランを企画して出せばできるんだということも、地域の事業主の方からは聞いています。ですから、どういう事業ができるのか、また市としてこれはできるとか、できないとか、あると思いますけども、そういったものを積極的に研究、検討して、ぜひ地元の事業者に仕事が回るような、ぜひそういった広い目で見て地元の事業者をバックアップしていただきたいと思います。補助率が低くて市の自己負担も多いというのんでは、また問題がありますけども、制度の中では100%の補助だというふうにも聞いています。よく研究していただいて、ぜひ地元の業者のためにも努力していただきたいと思います。

  時間が経過しましたので、これで終わります。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 浅海議員からの質問、コメントをいただきましたが、確かにその辺のところを私もそれよく気をつけております。いろいろな補助金がないかどうかということを常に考えながら、それを必ず事業者さんに割り当てられるようにということは、こちらのほうも考え、産業観光部とともにいろいろな補助金を見つけて、そして事業者さんにお渡しする手だても一生懸命やっておりますので、またいろんな補助金等々情報がありましたら議員さんのほうからもお話しをいただきたいと思います。

  そして、ちょっと私の説明の中で足りなかったところが1点あったので、ちょっとそれが気になったので、申し上げますと、企業に就職して働いてもらうということはもちろん大切なこと、基本的なことなんですが、公的機関への雇用創出というところで、いろいろなところで今、働く場がないという方々を公的な機関に一時的に就業していただくということの方向で、それに対してもいろいろな事業活用を行っております。今答弁がありましたバイオマス関係のことが代表だと思いますが、あとはカエデ地域ブランド品開発事業とか、あと地域特産物加工品事業、吉田の加工所ですね、あの辺に対して雇ったり、あとは民俗資料とか芝桜対策関係、鳥獣害対策関係、銘仙館収納品整理事業関係等々、公的機関での雇用創出ということも実施しております。経済状況、これだけ厳しいところですので、できるだけいろいろな方面から働いていただくような、そんなまちづくり、雇用の場をつくっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。



○議長(小櫃市郎議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 3時30分



    再開 午後 3時45分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 19番、新井康一議員。

    〔19番 新井康一議員登壇〕



◆19番(新井康一議員) 19番、日本共産党の新井康一です。傍聴においでの皆さん、ご苦労さまでございます。

  政治と金の問題に始まり、沖縄普天間基地の問題で国外、最低でも県外と国民を欺き、国民よりもアメリカを大切にして、名護市辺野古に基地を押しつけようとした鳩山政権が崩壊し、新たに菅政権が発足いたしました。表紙がかわっただけで、目次も本文もそのままなのに、20%以下まで落ちた支持率は60%台まで回復いたしました。新政権発足に当たって記者会見した菅氏は、日米同盟を機軸とすると言い、普天間基地の問題では、心配をかけたと言っただけです。政治の金の問題でも、新政権が疑惑を解明し、政治的、道義的責任を明確にしようとしているとは見えません。菅新首相が鳩山、小沢両氏の辞任で、これらの問題が一件落着したと考えているとするならば大間違い。まさに菅氏の勘違いであります。

  菅氏は、鳩山政権の副総理として鳩山政権を支えてきた人物です。国民の批判に向き合い、反省しないのなら、新政権がたとえ一時的に目先を変えることができたとしても、結局は前政権同様、国民の批判に追い詰められることになるでしょう。きょうで国会が終わる予定ですが、そうなる前に支持率が下がる前に参議院選挙に逃げ込もうというのは、まさにさらに国民をだますやり方としか言いようがありません。

  では、通告に基づきまして、1、口蹄疫対策について、2、市道の改良と安全対策について、3、高齢者施設の防火対策について、以上、大きく分けて3点についてお伺いをいたします。

  まず第1に、口蹄疫対策について質問をいたします。宮崎県の川南町とえびの市で発生した口蹄疫は、既に30万頭近い牛や豚が殺処分されています。殺処分が決まっても処分されない家畜も相当残っていると言われています。埼玉農民連では、5月25日に上田知事に対して、1、危機管理体制の確立、2、感染予防体制、3、畜産農家と県民に対する情報の提供、4、農家の負担軽減や助成の4項目についての要望をいたしました。

  口蹄疫の病原体は1898年に最初に発見されたウイルスで、一般的にバクテリアは1ミリの1,000分の1、ウイルスは、そのさらに十分の1から100分の1という大きさで、軽くて移動しやすく、また口蹄疫ウイルスは、RNAウイルスという変異しやすいウイルスと聞いています。えびの市では初期対応が早く、新聞の発達も中止をするという徹底した封じ込めで終息したように終息したように思われますが、一方の川南町では、さらに拡大の一途をたどっています。これは封じ込めに失敗したものと思われます。

  10年前の2000年3月に同じく宮崎県で発生した口蹄疫は、殺処分は3農場35頭にとどまっています。このときは、移動制限区域を20キロ、搬出制限区域を50キロとしていましたが、今回は移動制限区域が10キロ、搬出制限区域は20キロです。発生初日に設置した道路の消毒ポイントは、10年前は13か所、今回は4か所で、消毒するのは農業関係の車両だけだったということで、初期の危機管理が不足していたのが最大の原因と思われます。風評被害ばかりを気にして対策が後手後手に回ったことに対する東国原知事の責任は重いものと感じています。

  9日には新たに都城でも発生の疑いのある牛が発見され、遺伝子検査を待たず、症状と写真で判断して殺処分を決めました。その後、日向市、西都市、宮崎市等でも口蹄疫の疑いのある家畜が発見されたといいます。いずれも移動制限区域10キロ圏の外です。農水省と宮崎県は、遺伝子検査の結果を待たずに3農場の牛と豚の殺処分を決めました。病原菌は鳥や昆虫によっても運ばれるもので、それが原因ではないかとも言われています。感染は今のところ宮崎県内でおさまっていますが、流通網が発達している現在、1日で全国どこに飛び火しても不思議がありません。

  秩父市内には養豚業や酪農業を営んでいる農家はそれほど多くはないと思いますが、当事者にとっては不安なことだと思います。人間には感染しないということですが、偶蹄目の動物が感染するということで心配されることは、特に最近、数がふえていると思われる野生のシカやイノシシに感染が広がった場合には手の施しようがなくなるということです。特に豚は体内でウイルスを増殖させやすく、牛の10倍から1,000倍ものウイルスを拡散させやすいと言われており、イノシシも同様なのではないかと思われます。埼玉県の畜産は、牛、豚、合わせて17万4,100頭で、全国27番目ということですが、隣の群馬県は豚だけでも約62万頭、全国5位という畜産県です。野生のイノシシに感染した場合は、移動をとめる手だてがなくなります。

  そこで、お伺いをいたします。(1)、予防策と診断体制について。口蹄疫の病原菌は、酸にもアルカリにも弱いということで、県北でも本庄市や深谷市、熊谷市では既に早い時期に消毒用の消石灰20キロを対象畜産農家に配布したと聞いています。余り大々的に消毒をすると風評被害にもつながるおそれもありますが、宮崎のように後手に回らないよう、それを恐れずに予防対策をとる必要があるのではないかと思われますが、お考えを伺います。また、発生の疑いがある家畜が発見された場合の通報体制と検査の体制はどのようになっているのか、お伺いをいたします。

  (2)、発生した場合の対処について。発生した場合には、すべて殺処分するということになっているということですが、埋める場所の確保等が問題になります。通行車両の消毒体制も迅速な対応が求められますが、お考えを伺います。また、移動制限や搬出制限等の体制もすぐにとれるのか。その対応についても伺います。

  2つ目に、市道の改良と安全対策について質問いたします。私たちが春に行った市民アンケートには、地域の要望として道路の拡幅や改良などを含む交通安全対策を望む声がたくさんありました。それらの要望の中から何点か伺いたいと思います。

  (1)、市道の拡幅改良の今後の進め方について伺います。市道の改良が宅地開発に追いつかないのか、旧市内には狭い道路がたくさんあります。昔のままの6尺道路の先に宅地分譲地があったり、道路改良の余地がないほどに狭い道路の両側に住宅が建っているところなどが、大野原、寺尾、影森方面に特に多く見られるように思います。道路の改良については、沿線の地権者の方の理解と協力がどうしても必要になりますので、なかなか思うように進められないのが現状だというふうには思いますが、軽自動車でも神経を使うような細い道路で、最近特に大型化、ワイド化している救急車両等の緊急車両が入れるのだろうかと疑われる道路もたくさん見受けられます。また、交差点の隅切りをするだけでも随分改善をされるところもあるように思います。こういった未改良の市道の拡幅や改良について今後どのような方向で考えているのか、見通しや方針についてお伺いをいたします。また、分譲地内の道路部分は私有地のままで、改良やその他の必要な工事でも手がつけられないという話も聞きます。不動産業者や宅地開発業者が新たに宅地の造成や分譲をする際には、道路用地部分や共有地部分は市に寄附をしてもらうような条件づけはできないものでしょうか、お伺いをいたします。

  (2)、車両の進入規制についてお伺いをいたします。これも市民の方からの要望ですが、通学時間帯の交通規制についての要望がありました。大野原の交差点は、朝の通勤時間帯はかなりの渋滞になりますが、高篠方面から大野原の交差点に向かって、消防署、原谷高篠分署のわきから入って、県営大野原団地のところを通ってトヨタカローラ新埼玉秩父店のところに出る市道230号線、239号線から243号線につながる道路が抜け道に使われているので、危険なので何とかしていただきたいという声があります。時間帯で進入禁止にするなどの措置はとれないものでしょうか。尾田蒔小学校と中学校の間を通る市道は、朝の通学時間帯のみ進入禁止となっています。大野原団地のところは、学校からは離れていますが、幅員も狭く危険なので、同様の措置ができないものか、検討していただきたいと思いますが、お考えを伺います。

  (3)、踏切の安全対策について。5月15日、大野原地内の踏切で高校生が電車にはねられるという痛ましい事故がありました。両耳をふさぐヘッドホン型の携帯音楽プレーヤーを使っていて、電車に気がつかなかったのが原因ではないかというふうにも言われております。最近では、そうして自転車に乗っている高校生をよく見かけます。中には、さらに携帯を操作しながらというのも目に入ります。何らかの規制が必要なのではないかと思いますが、そのことは別な機会に取り上げたいと思います。

  秩父鉄道には踏切が全部で314か所ありますが、そのうち第4種と言われる、遮断機も警報機もない踏切が100以上あり、その割合は県内でも一番多いと聞いています。市内にはそういう踏切がどのくらいあるのか、把握はされているのでしょうか、お伺いをいたします。

  秩父鉄道では、平成15年から20年の5年間に踏切事故が18件あり、そのうちの10件が第4種の踏切だというふうにも聞いています。遮断機、警報機の設置は鉄道会社の仕事かと思いますが、市民の安全を守る立場から、市においても対策を講じることが求められます。設置には、1か所約1,000万円もの費用がかかるという話も聞きます。簡単には設置はできないと思いますが、住民にとっては日常的に必要な踏切なので、閉鎖をすることもできないと思います。安全対策についてお伺いをいたします。

  大きな3番目として、高齢者施設の防火対策についてお伺いをいたします。平成18年の1月に長崎県大村市の認知症高齢者グループホームで起きた火災を契機に、翌19年6月に消防法施行令が一部改正され、昨年の4月から施行されました。猶予期間を22年4月1日までと24年3月31日までに期限を決めています。法改正の対象となる施設は、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設、救護施設、乳児院、知的障害児施設、通所施設を除く、盲聾唖児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、障害者支援施設、老人福祉法に規定する老人短期入所事業もしくは認知症対応型老人共同生活援助事業を行う施設、障害者自立支援法に規定する短期入所もしくは共同生活介護を行う施設と多岐にわたっています。防火管理者については、収容人員10名以上の施設にはすべて専任をする。また、自動火災報知設備、火災通報装置はすべての対象施設、スプリンクラーは延べ床面積275平米以上のすべての施設、消火器もすべての対象施設で、消火器は本年4月1日まで、その他は平成24年3月末日までに設置をしなければならないとなっています。この法律が適用される施設が市内にどのくらいあるのか。また、適用外の小規模施設はどれくらいあるのか、お伺いをいたします。

  6月8日の埼玉新聞に「防火対策34%違反」という見出しの記事がありました。埼玉県は、全国平均を9.1ポイント上回る43.4%に不備があるということです。指導体制はどのようになっているのか。また、整備状況についての調査は行っているのか。さらに、基準に満たない小さな施設への指導はどうなっているのか、お伺いをいたします。

  施設整備には、相当な予算もかかることと思いますが、これらの整備に対する支援体制はあるのか。もしないのであれば、市として今後どんな援助ができるのかについてもお伺いをいたします。

  以上で壇上からの質問は終わります。



○議長(小櫃市郎議員) 19番、新井康一議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔松?重男産業観光部長登壇〕



◎松?重男産業観光部長 口蹄疫対策についてお答えを申し上げます。

  宮崎県で発生した口蹄疫は、日本最大級の畜産地帯の都城市で感染の疑いが確認され、終息に向かっていた口蹄疫は再び急速に広がるおそれが出てきております。依然として感染等が心配されるところでございます。秩父市では、この被害に対し援助として、本庁の総合窓口、伝承館農政課、各総合支所の窓口、計5か所に義援金箱を設置し、今月末まで義援金の募集を行いまして、その後、宮崎県共同募金会を通じ、被害農家に配分する予定となっております。

  また、口蹄疫等の家畜伝染病の予防といたしまして、秩父市管内の全畜産農家44戸を対象に消石灰を304袋を6月9日に無料配布し、啓発活動を実施いたしましたところでございます。

  なお、秩父市管内の畜産農家の内訳に関しましては、酪農家20戸838頭、和牛農家14戸182頭、養豚農家4戸1,382頭、養鶏農家6戸5,160羽でございます。

  次に、口蹄疫の予防、診断体制でございますが、畜産農家への直接の指導機関でございます埼玉県熊谷家畜保健衛生所の指導のもと、異常があった場合の早期通報を初め、正確な情報の伝達、関係者以外の畜舎の出入りの抑制、予防の観点から消毒の徹底を行っているところでございます。

  また、埼玉県では定点でのモニタリング調査を実施しておりまして、熊谷家畜保健衛生所管内では、酪農家4戸、和牛農家4戸、養豚農家2戸のうち、秩父地域では酪農家1戸、これは小鹿野町でございます。それから、和牛農家1戸、これは秩父市でございます。これらを対象といたしまして、異常の有無等、週1回聞き取り調査を実施しているところでございます。

  次に、口蹄疫の疑いや発生した場合の対応といたしまして、6月9日、埼玉県熊谷家畜保健衛生所におきまして口蹄疫連絡調整会議が開催され、口蹄疫等発生時における防疫措置対応マニュアル、これは(案)でございますが、示されたところでございます。これに基づき、秩父市内部はもちろんのことでございますが、関係機関との連携、殺処分された家畜の埋設場所の事前確認、その際に使用する重機の確保等、迅速な初期初動体制と対応が実施できるよう調整を図っているところでございます。

  なお、宮崎県えびの市の初期初動体制並びに対応は、迅速かつ被害拡大を防ぐ効果が高かったと評価されておりますので、十分参考にして秩父市における体制整備を行いたいと考えております。

  次に、野生動物であるシカ、イノシシでありますが、行動半径が広く、居場所の確定も難しいため、病気が発生した場合、広域的に感染経路が拡大するおそれがあると考えられてございます。予防対策といたしましては、畜舎内外の消毒の徹底を図るとともに、野生動物を畜舎等に近寄らせない対策を強化することが重要であると考えております。

  いずれにいたしましても、国、県の対策方針、熊谷家畜保健衛生所に指導を仰ぎながら、危機管理のもと、秩父市に口蹄疫のウイルスが侵入しないよう努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 2の市道の改良と安全対策の(1)についてお答えいたします。

  市内の生活道路の拡幅及び改良につきましては、計画的、継続的に整備を実施しておりますが、議員ご指摘のとおり、自動車のすれ違いや緊急車両の進入が困難な道路が多いのも現状でございます。道路の拡幅につきましては、基本的に地元町会より要望書、または陳情書を提出いただいたものを現地調査いたしまして、緊急性や危険性などを考慮し、優先順位をつけまして順次整備をしているところでございます。また、道路の新設または拡幅する場合は、車のすれ違いがスムーズにできる幅員5メートル以上で改良をお願いしております。いずれにしましても、生活道路の拡幅につきましては、地元町会や関係する地権者の方々のご理解とご協力が必要不可欠でありますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  次に、開発に伴った道路、つまり位置指定道路を市へ寄附することにつきましてのご質問でございますが、位置指定道路は、道路に接していない土地を建築物として利用するために、新たに築造される私道になります。この道路の指定は、市が建築基準法に定める基準に基づきまして指定しております。この道路管理につきましては指定を受けた方が行うこととなっておりまして、道路の市への移管の手続は、私道を市道として管理していただけないかとの申し出があった場合は、市道認定基準により該当するものにつきましては寄附を受け市道認定する場合もございます。いずれにしましても、市が道路を維持管理していく上で基準に合った道路が移管の対象でございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 市民部長。

    〔井上まり子市民部長登壇〕



◎井上まり子市民部長 ご質問の2の(2)、(3)について順次お答えいたします。

  初めに、車両の進入規制についてでございますが、ご質問いただきました大野原の市場下の200番地一帯の住宅街を通り抜け、国道140号に迂回する道、正面がヤオコーで、左手にトヨタに抜ける道でございますが、そちらの車両進入規制につきまして、秩父警察署に確認しましたところ、通学時間帯の規制は可能ではありますが、その条件として、この住宅地を取り巻く市道原谷230号線から239号線までの10路線及び243号線に隣接する地域住民の方全員、約150世帯ほどございますが、その全戸の同意が必要であるとのことでございます。

  次に、踏切の安全対策についてお答えいたします。秩父鉄道株式会社に確認しましたところ、市内の踏切数は全部で81か所であり、そのうち遮断機も警報機もない第4種踏切は33か所あるとのことでした。秩父鉄道株式会社では、安全対策の取り組みにつきましては、特に第4種踏切の解消に向け、毎年一、二か所の整備をしておりますが、すべての改修をするには相当膨大な予算と時間がかかると思われます。市といたしましても、毎年、特に第4種踏切の改修の要望をしております。しかしながら、できることから安全対策は実施しなければなりません。さきにございました不幸な事故が二度と起きないよう、注意を促す看板等の設置や自転車に乗ったままでは踏切を渡れないようにするための柵などの設置、並びに利用者の危険に対する意識向上への啓発活動に取り組み、今後も秩父鉄道株式会社、秩父警察署及び関係部署と協力しながら事故防止に努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 大きな3番につきまして順次お答えをいたします。

  社会福祉施設等の消防用設備等につきましては、議員さんのお話にもございました大村市の火災を受けまして、消防法施行令及び施行規則の一部が改正されまして、設置基準等の見直しが行われました。この見直しの対象となる市内の高齢者施設は15施設で、そのうち新たに消防用設備等の設置が必要となった施設は、認知症高齢者グループホームが5施設、有料老人ホームが2施設でございます。

  グループホームにつきましては、自動火災報知設備が1施設、消防機関へ通報する火災報知設備が2施設で設置が必要となり、現在未設置の状況でございます。また、スプリンクラーにつきましては、4施設で設置が必要となり、うち3施設は既に平成21年度中に国の交付金等を活用し、設置済みでございます。残りの1施設につきましても、今年度の国の交付金を活用し設置する予定となっております。

  有料老人ホームにつきましては、スプリンクラー以外の消防用設備は既に設置済みの状況でございます。スプリンクラーにつきましては、1施設は21年度中に設置され、残りの1施設は未設置の状況でございます。

  こうした未設置の社会福祉施設やスプリンクラーの設置義務のない小規模施設への指導といたしましては、本年3月に県及び秩父消防本部と合同で対象施設の立入検査を行いまして、必要な消防用設備等について指導を行っております。設置義務のある対象施設につきましては、交付金の活用等を含め、入居者の安全、安心を確保するため、早期に設置していただくよう引き続き指導してまいります。

  また、スプリンクラーの設置義務がない小規模施設につきましても、命にかかわる重要な設備でございますので、できる限り設置をしていただくよう指導してまいりたいと存じます。

  また、設置に係る費用につきましては、本年3月に発生しました北海道札幌市の認知症高齢者グループホームで7名が死亡した火災を受けまして、この施設がスプリンクラーの設置義務のない小規模施設であったことから、今月10日に厚生労働省が設置義務のない事業所におけるスプリンクラーの設置等についても補助を行う方針を決定したとの報道もございますので、国からの通知があり次第、当該事業所に周知し、あわせて設置についても再度お願いしてまいりたいと存じます。

  いずれにいたしましても、痛ましい事故を当市では絶対に起こさないためにも、必要な設備は早期に設置していただき、防火体制及び万一火災が発生した場合の消火、避難、通報体制を確保していただくよう、秩父消防本部及び県とも連携を密にして指導してまいりたいと存じます。



○議長(小櫃市郎議員) 19番、新井康一議員。



◆19番(新井康一議員) 19番、新井康一です。何点かコメントと再質問をさせていただきます。

  まず、口蹄疫なんですが、昨日の参議院の代表質問で我が党の市田書記局長の質問に対し、菅総理は、国の負担で消毒液の散布を行うとともに、一般車両を含めた車両消毒を徹底している。被害農家に対して時価評価で手当金等の交付、互助基金からの支払いなど、雇用労働費も考慮した生活支援、経営再建に要する経費の支援など、前例にとらわれない対応を講じる。農家の生活支援、経営再建対策にも万全を尽くすというふうに答弁をしております。畜産農家だけでなくて、飼料をつくっている、えさをつくっているほうの農家、そういう人たちも、牛が殺処分されたおかげでえさが売れなくなったという状況も起きているようで、総合的にそういう支援も考えていく必要があるんだというふうに私は思いますので、あくまでもすべて仮定の話で、まだ実際にはこちらには被害はないわけですけれども、あらゆる場面を想定して対策を講じる準備をしておいていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

  続いて、市道の安全策についてなんですが、位置指定道路についてはということで答弁をいただいたんですけれども、3月の議会のときに、分譲地内の道路について農業集落排水の配管が通せないという事例もありましたので、ただ単に道路の維持管理というだけでなくて、いろんな面で総合的に考えていただかないと、今後も開発業者が倒産してなくなってしまったという場合なんかに管理者の所在がはっきりしなくなると、全く手がつけられないというところができてくる可能性もあるわけですので、その辺については一律に位置指定道路として管理をしてもらうということではなくて、やっぱりその辺を検討する必要があるのではないかというふうに思いますので、その辺のことについての考え方について、まず1点お伺いをいたします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 位置指定道路を市道認定できれば、いろいろな面で市民に対していろいろサービスできるというお話かと思いますけども、市の当局から考えますと、いわゆる私道でございますので、それはやみくもに認定した場合、維持管理費が膨大なものになる。そういったところがございますので、先ほどの農業集落排水を敷くような制度がないということもございますので、総合的に考えなきゃいけないかなという問題かと思いますので、これから検討課題かと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 19番、新井康一議員。



◆19番(新井康一議員) 19番、新井康一です。ぜひその辺についてはご検討いただきたいというふうに思います。

  続いて、車両進入規制についてお伺いをいたしますが、これについては地域の約150戸全部の同意が必要ということでご答弁をいただきましたので、私のほうにこの要望していただいた方と、また改めてお話をしてみたいというふうに思います。

  続いて、踏切の安全対策ですけれども、先ほどの答弁で、自転車等が一時停止をしないと入れないような柵を設けたいというお話をされたわけですけれども、第4種の踏切があるところというのは、通常農地の周辺とか、そういうところで畑に行くのに遠回りをしなくて行けるような踏切とか、そういうところで主に利用するのは、通学はもちろんですけれども、農業用の軽トラックとか、そういった農業車両が通行するための踏切であったりもするわけで、一概に自転車が入れないようにと、一時停止をしなければ入れないような障害物を設けてしまうということも難しいと思うんですね。だから、その辺が非常に対応は難しいと思うんですけれども、いずれにしても安全が第一ですので、目立つ方向でいろいろな安全対策を練っていただきたいというふうに思います。

  それから、高齢者施設の防火対策なんですけれども、私のある知人の方が、ご主人が有料の老人ホームに入っていて、そこの施設はスプリンクラーがないので、施設側に話をしたり、あるいは入居者の家族の方に話をしたりしたんですけれども、やはり予算が伴うことなので、なかなか話に乗ってこないということで、どうしたもんでしょうかねということで相談を受けました。そこで質問をしたわけなんですが、対象外の小規模の施設にもスプリンクラーの補助が出るふうな話があるということですので、その辺を期待いたしまして、そういうことが実際にできるようであれば、ぜひ迅速な対応をしていただきたいという要望をいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



                                              





○議長(小櫃市郎議員) 10番、松澤一雄議員。

    〔10番 松澤一雄議員登壇〕



◆10番(松澤一雄議員) 10番、彩政会の松澤一雄です。本日最後の質問者となりますが、議長のお許しをいただきまして市政に対する一般質問をさせていただきます。

  傍聴の皆様方には、きょうは質問者が大変多く、遅くなった時間まで議会に対しまして深い関心を寄せていただきまして、熱心に傍聴していただきまして、大変ありがとうございます。私たち議員といたしましても、市政に対する皆様方のご期待に沿えますよう一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

  私、今回の選挙に当たりまして、その目標として、明るく住みよいまちづくりを目指して、だれもが我が秩父を誇れるまちとなるように訴えてご支持をいただいてまいりました。おかげさまで久々にここに登壇することができまして、非常に喜んでいるところでありますが、したがいまして、私はすべて私の目標を貫いてまいりますので、市当局の皆様方、どうぞよろしくお願いいたします。

  それでは、通告の順に従いまして質問をさせていただきます。

  まず、第1点は、この秩父市の誇る重要有形民俗文化財の管理についてであります。当市には、豊富な歴史とさまざまな民俗文化財、天然記念物、史跡と文化資源が美しい自然とともに数多く集積されております。その中で、特に秩父夜祭は世界的にも通用いたしまして、その祭り行事が今やユネスコの世界無形文化遺産への登録申請が提出され、その選考、大変厳しく、予断を許さないというような状況と伺っておりますが、秩父市民全体が一丸となって、この祭り行事を伝承してきたことでありまして、この秋には必ずや登録されるものと大いに期待し、登録を念願しているところであります。これが成就することは我が秩父市が大いに誇れるところでありまして、このことは祖先、また先人の皆様方を初め秩父市民全体が一丸となって長い間培ってまいりました歴史と伝統を後世に正しく継承し、大切に保存してまいりました努力のたまものと、諸先輩の皆様に深く敬意と感謝を表しているところであります。この文化遺産は、まさに秩父市民一人一人のとうとい宝でありまして、秩父が誇りとする貴重な文化遺産であります。

  ところで、一連のこの秩父夜祭には数多くの諸行事が催行されますが、その中でも特に注目されるのが6基の山車、笠鉾、屋台の屋台行事であると思います。この山車6基は、既にご案内のように昭和37年、重要有形民俗文化財に指定され、さらに昭和54年、秩父祭の屋台行事と神楽は重要無形民俗文化財に指定されておりますが、この有形、無形のダブルでの重要民俗文化財の指定は、全国でも京都、高山、高岡、日立、そして秩父の5カ所のみであり、当市にとって極めて貴重な宝物でありまして、秩父市として大いに誇れるものではないかというふうに思っているところであります。

  ところで、この6基の山車、重要有形民俗文化財の保存管理は、指定以来、国、そして市当局の多大なご支援をいただいて保存整備がなされ、地元所有者の屋台町会としては大変感謝をしているところであります。しかしながら、この笠鉾、屋台は、動かさずに静止した状態でのその価値を見出すものでなく、毎年祭りへの参加として、組み立て、曳行、そして解体と、それは動きの中での有形民俗文化財であり、時として損傷、あるいは長い年月によりまして摩耗することもあり、その復元新調を余儀なくされることがありますが、この場合、笠鉾、屋台の復元修理に当たっては、文化財の性質から文化庁の指導とも相まって、従来のものと同じ材質で、原形を変えることのない復元新調を求められるものでありまして、所有者の屋台町会は原形の補助を目指すところであります。この復元新調事業は、先ほど申し上げましたように、国、そして市当局によって年次計画によって実施されるものでありますが、国、市の予算制度からすべて単年度の事業で実施されるものであります。

  そこで問題となりますのが、復元新調に当たっての材料の調達でありますが、笠鉾、屋台の復元に用いる材料は、大体主にケヤキ、ヒノキ、松と、それもよく枯れた良質の材料であることはもとより、所有者である屋台町会において原形を保つための材料でなければならず、事業年度内に入ってからの調達は極めて不可能に近い状態であります。したがって、現在、各屋台町では、事業実施年度の数年前からその材料調達のため全国に足を運んで調達をしているところでありますが、笠鉾、屋台に使用する材質だけに、その数も少なく、厳しい状況であることに加え、実際にその材料を見つけても、使用するのは早くて3年後、5年後、あるいは6年後といった先のことであり、地元屋台町としては大変苦慮しているところであります。世界の無形文化遺産に登録されるこの秩父夜祭の祭り行事も、その重要有形民俗文化財の保存管理なくして成就することはできません。

  そこで、この復元新調に当たっての材料調達に対しまして、これは管理者であります市当局の指導と援助をぜひとも願うところでありますが、その一つの方法といたしまして基金制度等を設けて対応していただければと思い、ここに要望いたすところでありますが、これについて市長の考えはいかがでしょうか、お尋ねいたします。

  次に、2つ目のことでありますが、歴史文化伝承館等の活用についてであります。まず、歴史文化伝承館の活用でありますが、歴史文化伝承館は旧中央公民館、またもとの織物厚生会館でありました市の第2庁舎等を取り入れた複合庁舎として建設されたものであると思いますが、今この庁舎に参りますと、市の業務はもとより、公民館の自主事業を初め、さまざまなクラブ活動に大勢の市民の皆さんが参加し、活発に活動されておりますことは大変結構なことでありまして、市の業務とともに生涯学習の推進に寄与されておりますことに対し、大いに評価できるものであります。

  歴史文化伝承館の建設について調べてみましたら、この伝承館は平成13年度及び14年度の継続事業で建設されたものでありますが、その前身は、(仮称)中央公民館等複合施設として、平成12年9月から平成13年3月までの基本設計、そして平成13年4月から実施設計に入り、同年12月、工事請負費契約の締結をしたものであります。この間、名称が中央公民館等複合施設から現在の歴史文化伝承館に変更されましたが、この変更については、この基本設計等の段階におきまして、この建設場所が秩父夜祭のメーン会場に近く、まつり広場と一体になることから、その周辺整備を含めた地域文化財、歴史的遺産活用による地域おこし事業として位置づけ、当時の市議会において、また市民の皆様からも伝統文化、地域の祭りの観覧に供する施設としての整備、また地域文化財に市民が触れ合う場の整備、集客施設の整備をも視野に入れた施設として要望が出されまして、これを十分考慮いたしまして、現在のその2階の南側から祭りが観覧できるように建設し、地元市民の皆さんが団子坂の引き上げを見ることができないので、順番にこの伝承館に案内し、祭りを見ていただくよう基本設計されたものであります。

  そして、なおこの事業は、地域文化財、歴史的遺産活用による地域おこし事業の一環としての財政措置もなされているものと思われます。これを踏まえ、この施設の目的が市民の皆様が地域の祭りに触れ合うとともに、秩父の他の歴史と地域文化をこの施設によってはぐくまれるよう歴史文化伝承館という名称になったと思われますが、いかがでしょう。

  そこで、具体的な質問をいたしますが、竣工して既に7年になりますが、当初の目的に沿って、市民の皆様を夜祭の観覧に供していく考え方について、市長にお尋ねいたします。

  仮に今まで毎年300人が入ったとしても、7年では2,000人以上の市民がもう既に夜祭を観覧できたというふうに思いますが、先ほども申し上げましたが、秩父夜祭の祭り行事が世界無形文化遺産に登録されようとして、世界に発信しておりますが、仮に登録されたとしても、この祭り行事を正しく継承していかなければ登録の抹消もあり得るということから、現在の関係者以外の地元の人たち、市民がこの祭りのクライマックスの場所に近づくこともできなければ、見ることもできないという状態で、市民の皆さんに対し、将来に向かってこの祭りを正しく継承していくことの理解が得られるものでありましょうか。そのためにも歴史文化伝承館でも市民の皆さんの観覧は必要なものと思いますので、ぜひとも今年度からこのお祭りが中に入って見られることのできるよう、ぜひお願いするものであります。

  次に、旧大宮学校についてでございますが、これは昭和44年に秩父市の指定文化財に登録されております秩父市立民俗博物館、いわゆる旧大宮学校でありますが、平成14年に移築ということで解体されておりますが、これについての今後の考え方についてお尋ねいたします。

  旧大宮学校は明治17年に竣工されたものであり、この建設に当たって、明治15年、三峰登山の途中、秩父を訪れたフランスの公使アルチュル・ドリクー氏から建設に当たっての基金の寄贈を受け、建設されたものでありますが、長い間、大宮学校から秩父第一小学校の校舎として、多くの皆さんに大変親しまれた建物であります。その後、第一小学校の移転に伴い、秩父公園内に市立図書館として移築され、さらに現在の市民会館の建設に伴いまして、聖地公園わきへ民俗博物館として移築されたものであります。そして、現在は市街地へ移築ということで解体されておりますが、これほど転々と移築するたびに、市民の皆様から、これを取り壊すという声が上がらなかったことは、この建物が市民にとって大変親しみを持った建物であったからだというふうに思います。いずれにいたしましても、古い建物であり、また小学校であったということから、大勢の市民の皆さんに、より親しまれたものであり、再現の要望の声も大きく聞き及んでおりますので、歴史のある風貌を持ったあの建物を市街地へ移設することによって、文化財としてはもちろん、市街地にある他の施設等も相まって観光面にもつながるんではないかと思いますが、今現在、取り壊されておりますが、今後の計画、活用についてお尋ねします。

  なお、その取り壊した本体の保存は今どうなっているか。また、民俗資料館として中に展示されていたものの資料は現在どのようになっているのか、お尋ねいたします。

  次に、市の財政状況についてお尋ねいたします。一昨年の後半、アメリカの金融不安に端を発しました世界不況で、だれしもがいまだ回復ができず、景気は厳しいものがあるというふうに認識しているところであります。当市においても、本年度の予算を見て市税の減収が見込まれ、平成22年度当初予算においても、前年度に比べ3億円の減額を見ており、大変厳しいものと思われますが、市の実際の財政状況はどのようであるか。また、今後の見通しについてどのようであるかをお尋ねいたします。

  まず、その内容として、合併以来5年を経過いたしましたが、その間、市の財政状況について、その尺度をはかる数々の指数等があると思いますが、その指数と普通交付税額、財政力指数、標準財政規模、経常収支比率、経常一般財源比率、地方債現在高、これは普通会計でお願いします。公債費比率、及び当市の予算の身の丈の程度がどのくらいか。その推移を示し、その変遷における時点の財政状況についての良否をお尋ねいたします。そして、その推移の内容を踏まえ、今後の財政状況の見通しについてお尋ねいたします。

  この財政状況については、各方面でいろんな質問が出されておりますが、その答えとして、当市の財政は、裕福ではないが、健全である。あるいは、県下各市との比較をもとに、財政力指数は県下の市の最低だが、市債を判断する公債費比率は健全化の指数を保っているといった、多少安堵めいた答えが出されておりますが、単純に考えますと、確かに予算、決算において、その年度において歳出額が歳入額の範囲であれば黒字となって、その年度の財政運営は健全であると考えられますが、予算編成において歳出予算に計上される額は、もちろん健全財政を維持するために、各部局で徹底的な無駄を排除した真に必要性のあるものを十分精査し要求されると思いますが、実際には各部局から確実に必要迫って要求された額、その要求額のどれくらいの額が歳出予算に計上されているんでしょうか。これが100%であって、その年度の実質収支が黒字であれは、これは一番いいことだと思います。恐らくそれは無理なことで、なかなか歳入額がこれに追いつかず、それによって事業仕分け等慎重な査定作業に入って、ふるいにかけての計上と思われますが、事業の必要性を十分考慮し、きめ細かく最大限の要求事業を取り入れたもので実質収支が黒字にならないと、必ずしも健全財政であるとは言いがたいと思いますが、実際の尺度はどのぐらいになっているのか、まずこの基本的な内容をもとに当市の財政状況はどうなのかをお聞きいたします。

  以上、大きな項目3点でございますが、登壇してからの質問はこの3点とさせていただきます。また、答弁によって再質問させていただきます。



                        ◇                     





△会議時間の延長(1時間)



○議長(小櫃市郎議員) この際、お諮りいたします。

  議事の都合上、会議時間を1時間延長し、午後6時までといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(小櫃市郎議員) ご異議なしと認めます。

  よって、会議時間を1時間延長し、午後6時までとすることに決しました。

  暫時休憩いたします。



    休憩 午後 4時44分



    再開 午後 4時55分





○議長(小櫃市郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  10番、松澤一雄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 松澤議員からの各般にわたるご質問に対しまして、順次お答えをさせていただきますが、大きな1、2、3の中で、それぞれ私のほうのご指名がございましたが、まず私は、2の(1)の歴史文化伝承館での夜祭の観覧についての項目だけお答えをさせていただき、ほかの項目は担当のほうでお答えをさせていただきます。もしいろいろな市長の考え方というふうなことでございましたらば、遠慮なくお話しいただいて、再度登壇させていただき、ご答弁させていただきたいと存じます。

  そこで、大きな2の(1)、伝承館での夜祭観覧ということでお答えを申し上げます。松澤議員におかれましては、下郷笠鉾の保存会長として、いろいろな形で秩父祭に対しましてご尽力賜っておりますこと、それもあわせて感謝申し上げますとともに、また広い見地から文化活動に多大なるご貢献をいただいておりますこと、これに対しましても敬意をあらわすところでございますが、そして今までのいろいろな活動等々を通して、今後それを市政に役立てていただきたいというふうなことを心からお願いを申し上げます。

  私もこの歴史文化伝承館での夜祭の観覧ということに対しましては、これはあの建物の構造を見たときに、ちょうどお祭りの広場を取り囲むような形で建っており、まさにここが観覧席としては一番いいところだろうなということを、あの建物ができたときから感じておりました。お祭りのときに見て、暗くなり、だれもいない状況を見たときに、これはもったいないなということさえ思い、ぜひそれを実施したいという思いを持っておりました。

  そんなところから、昨年の9月、前市会議員、井上十三男前議員からも一般質問でお尋ねいただきまして、そのお尋ねいただいた中で、これはやっぱりお祭りの中に入っていく、通っていくということで、安全面をどうするか。また、高いところにありますので、それに対する観覧の上での安全面ということもそうだと思います。それから、あとは、だれをそこに入館させていただくかというふうなこと。だれか入れると、その公平性という問題も生じてくるんじゃないかなというようなこととか、あとは、ちょうど2階から見ますと、木が当時よりも高く育ってまいりまして、それがちょうど前にある観光協会の観覧席、桟敷席とちょっと重なるところがあり、その辺のところがどうかというふうなことが心配されておりました。

  そんなところを昨年の井上前議員からのご質問いただいた中で、どうかというふうなこと、やっぱり私は現場主義を貫くために、昨年の12月3日、そのところに行きまして、担当産業観光部長と副市長と市長室長、あと財務部長、当時の方々と現場に伺ってまいりまして見ましたところ、きれいに見えます。ちょうどうまいぐあいにそこに入るということ。ただ、確かに木が少しひっかかるかなというところがありまして、それを今度、歴史文化伝承館の屋上部分とか、3階、4階、5階というところからすべて確認をしましたが、上に上がるのは、やっぱりそれなりに多少遠くなりますけど、ポスターで見るような状況が、まさにそこに展開されるというふうな光景が出ています。ただ、安全面ということを申し上げましたが、外から見るということに対しまして、これは危険だというふうな印象をまずは持ちました。上のほうになりますと、現在使われておる地域整備の所管のところと、いろいろなものを置いておりますので、そこにセキュリティーの問題とか、そういうところも出てくるというふうなこと等々考えてまいりますと、一番いいのは2階のガラスのところから見るのが一番いいんだというふうなことを思ったところでございます。

  そういうところで、今後、警察等々含めた関係機関と十分に協議を重ねていきながら、もちろん観光協会等々、いろいろな関係団体がありますが、そういうふうなところと協議を重ねながら、その2階の今のお話のところですね。上はちょっと無理だと思いますので、2階のところということ。その辺のところをだれにするかというふうなこと。それから、あとは安全面、そして当然お祭りの中のところを通っていくわけですから、行き来していただく方法等々検討していかなければいけないということで、それらのことを、職員から成るプロジェクトチームの創設を決定したところでございます。

  いずれにしましても、お祭りに事故があってはいけません。明石の花火大会では歩道橋事故がありましたように、事故は絶対起こしてはいけないというふうなことを思いながら、そういうところで、この12月3日の夜祭観覧ということに対しまして、私はこの12月3日の夜祭観覧では、いろいろな町会、特に吉田、大滝、荒川、今までお祭りに余りごらんになっていない町会の方々があそこに来ていただいて観覧していただけるような、そのような方向に向かって、この12月3日ではそれを実現させるべく頑張りたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 教委事務局長。

    〔斎藤 保教育委員会事務局長登壇〕



◎斎藤保教育委員会事務局長 大きな項目の1、重要有形民俗文化財の保存管理についてご答弁申し上げます前に、秩父祭の笠鉾、屋台を守り伝えていくため、松澤議員を初めとする地元各屋台町会の皆様のご苦労に対しまして心から敬意を表しますとともに、感謝申し上げます。

  さて、秩父祭の笠鉾、屋台の修理につきましては、秩父市が文化財保護法で規定された管理団体になるとともに国庫補助事業の事業者となることで、地元住民の金銭的なご負担を減らすように努めております。

  ご承知のように重要有形民俗文化財の笠鉾、屋台の修理は、国の指導のもと修理で使用する材料が特定されるため、年々入手が困難な状況であることは確かでございます。議員からお話のありました特殊な修理部材は、かなり入手が困難な例であると言えます。

  ご指摘の文化財保護のために、今後基金などを創設し、あらかじめ入手が困難な部材を調達する方法を検討することは必要であると存じます。しかしながら、現況の国庫補助事業では、修理事業を単年度で実施することが基本でございまして、事業を分割し、部材確保と修理の年度を分けて実施することは認められておりません。そのため秩父市の予算で手当てし、部材の確保を検討しなくてはならなくなります。今後の財政状況を念頭に十分に検討を重ねるとともに、屋台町会の皆様のご意見を拝聴させていただき、前向きに研究、検討を重ねさせていただくことでご理解を賜りたいと存じます。

  続きまして、2の歴史文化伝承館の活用についての(2)、旧大宮学校の再現活用についてご答弁申し上げます。旧大宮学校につきましては、今さら私が概要を申し上げるまでもなく、秩父の近代史、教育史における第一級の資料であるとともに、秩父市の象徴の一つであると認識してございます。

  議員ご指摘のとおり、人々の深い愛着と歴史ある風貌であるため、学校としての役目が終わっても移築され活用の機会が与えられて、最後は聖地公園内の市立民俗博物館として利用されました。なお、建物に展示してあった民俗資料は、残った旧民俗博物館の建物と浦山の旧川俣小学校内に保管しております。また、解体した部材につきましては旧浦山中学校に保存してございます。

  いずれにいたしましても、旧大宮学校の再現は相当の費用がかかると存じますので、復元の方法や活用を十分研究した上で前向きに検討してまいりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 3の(1)、合併後の各種指数による財政状況の変遷と今後の見通しについてお答えいたします。

  まず、ご質問いただきました各種財政指数の数値の変遷とその状況について申し上げます。なお、議員からあらかじめお伺いしたとおり、平成18年度を除き、平成17年度、19年度、20年度の順に数値を申し上げますので、よろしくお願いいたします。

  初めに、普通交付税の額ですが、17年度から順に、56億5,702万1,000円、54億6,656万6,000円、57億2,568万9,000円と推移しております。交付税額につきましては、各年度の地方財政計画や税収等、さまざまな要因に左右されますが、当市への交付額は現在のところおおむね増加傾向にございます。

  次に、財政力指数でございます。この数値が高いほど自主財源の割合が高く、財政力が強いことを示しますが、当市の場合、0.584、0.638、0.645と、わずかではありますが、上昇しております。

  次に、標準財政規模でございます。これは地方公共団体の標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源の規模を示すもので、標準税収入額等に普通交付税を加算した額となります。額につきましては、154億5,037万5,000円、157億2,863万6,000円、168億3,848万9,000円と、これも増加しております。

  次に、経常収支比率でございます。この比率は、人件費、扶助費、公債費等の経常的な経費に充当された一般財源の地方税等の経常的な一般財源収入等に占める割合で、この比率が低いほど弾力的な財政運営が行える団体であると言えます。当市につきましては、84.1、85.8、87.8と次第に上昇しており、財政の硬直化が見られ、財政構造の弾力性が失われつつあると言えます。

  次に、経常一般財源比率でございます。この比率は、標準財政規模に対する経常一般財源の割合を言います。この比率は、100を超える度合いが高いほど経常一般財源に余裕があり、歳入構造に弾力性があることが示されます。当市の場合、合併初年度は100を超えておりましたが、その後、徐々に下がってきておりまして、102.0、96.6、94.1となっております。

  次に、地方債現在高でございますが、各年度の金額につきましては、255億1,046万3,000円、275億8,204万4,000円、275億3,215万6,000円と、合併特例債の発行により増加しております。

  次に、公債費比率でございます。この比率は、経常収支比率と同様、財政構造の弾力性を判断する指標であり、地方債の元利償還金に充てられる一般財源の額の標準財政規模に占める割合をあらわす比率でございまして、この比率が10%を超さないことが望ましいとされております。当市の数値は10.5、10.8、10.0と増減はありますが、平成20年度は望ましい数値に下がっております。

  最後に、財政の身の丈の程度ということで、議員から示されました歳出決算額の標準財政規模に対する割合でございます。これは、経常的一般財源に対してどれだけの事業を行ったかを示したものでございます。数値につきましては、1.833、1.853、1.659と推移しておりまして、合併に伴い多くの事業を実施し、数値が高くなっていましたが、今後、徐々に低くなっていくものと思われます。

  以上が各種指数による財政状況の変遷ですが、一部望ましい方向へ数値が動いているものもありますが、経常収支比率の上昇等、財政の硬直化を示す数値もあらわれているところでございます。しかし、北海道夕張市の財政破綻を機に制定された、いわゆる財政健全化法に基づく健全化判断比率の指標によりますと、当市では財政の健全性を維持しております。

  次に、当市の予算査定の状況について申し上げます。各部局からの予算要求に基づき、財務部で査定をいたしますが、要求額と実際の予算額では大きな差が生じております。最近の数値で申し上げますと、昨年度、平成21年度当初予算額が267億3,971万4,000円でしたが、各部局からの予算要求総額は約290億7,800万円でございました。その差、約23億3,900万円でございました。本年度、平成22年度につきましては、当初予算額255億8,415万5,000円に対し、要求額は約283億5,700万円で、その差、約27億7,300万円でございました。この差額につきましては、財源に余裕があれば予算化したいものが多くありますが、現在の財政状況では、今後の補正予算あるいは翌年度の予算に先送りせざるを得ない状況でございます。

  また、ふらっとミーティングやふらっと市長室等で市民からさまざまな要望もございますが、すべての要望にすぐに対応できないのが現状でございまして、必ずしも満足いただけない部分もあるかと存じます。しかし、いわゆる秩父市版事業仕分け等の結果を踏まえ、できる限りの要望にこたえるよう努力してまいりますが、一方で秩父市が財政破綻に陥ることがあってはなりません。このため、将来を見据えた健全な財政運営にも努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 10番、松澤一雄議員。



◆10番(松澤一雄議員) 10番、松澤です。いろいろとご答弁ありがとうございました。

  まず、重要有形民俗文化財の保存管理についてでございますが、これは今、材料を見つけるということで大変苦慮しているところでございますけど、この世界に向けて発信する笠鉾、屋台なんですけど、これがつくられたときというのは、おおむね大体100世帯に満たない世帯であれはつくったもんだということに聞いております。それも、みんな個人の自給自足でつくったという形で、個人の山を自由な時期に切って、それを寝かせて、そういった形でつくったということでございまして、今その修理の材料を見つけるに手当てするのが大変だというのは、そのパワーに比べれば大変情けない状況でございます。ただ、つくったときの状況と、今のこの世の中、大分違いますから、それも国の指定になったということもございますので、ただ、各屋台町では、修復する場合に原形に復さなきゃならないということがありますので、そうしますと、なかなか地元でもそれを手当てするのが大変だという形でございます。したがいまして、各屋台町でも、いつまでも末長く原形のもので保存管理していくということが、熱い思いを持っておりますので、ぜひ前向きに最善の方法を考えて、屋台町に負担の余りないような方策をとっていただければというふうにお願いをいたします。

  それから、歴史文化伝承館ですけれど、あの建物ですけど、あれは安全面というか、確かに外で見るのは危険かと思います。それから、外の木が邪魔だとか、あるいは桟敷が邪魔だという形が出てくることもあるわけなんですけど、あれを設計したときはプロポーザルによって、実は伝承館とまつり広場を一体とした基本設計と実施設計がされたわけです。したがいまして、そのときには道路も拡幅されて、まつり広場とあの建物一体となるということでありますので、それで2階から見られるようにという形になるわけですけど、木は、あの木ですと冬になると葉っぱは落っこちるかもしれないですけど、そういった障害物に当たらないような、設計したのは天下の日本設計が設計、プロポーザルでとったわけで、万全を期していると思いますので、ぜひあそこで観覧ができるようにお願いしたいというふうに思います。

  それから、どうに、だれとだれを入れていくかということなんですけど、当時の内田市長でしたけど、地元の人で、仮に屋台の関係者のうちの人も、今、団子坂に行けないんだよ、見ることもできないんだよ、そばに寄ること、うっかり地元の人が行くと怒られるぐらいなんだというふうな形です。ですから、それはどうにして入れていくかということなんですけど、これは各町会とでもよく相談をして、順次入れていっていただければというふうに思いますが、確かに危険が伴ってはこれは困ると思うんですけど、なるべく多くの人にあそこに入って見ていただかないと、将来、無形の文化財が市民の理解が得られないんじゃないか、山車に関係する人たちだけしかわかっていないという形で、無形文化が損なわれるんじゃないかというふうなことを危惧いたしますので、ぜひ多く入れていただくようにお願いをしたいと思います。

  それから、もう一点、大宮学校の関係ですけど、大宮学校の活用は、明治になって学校制度が始まって、すぐ間もなくの建物で、それも秩父地域の中心であります小学校であります。そういった形で、年配の方にとっては非常に親しみがあるわけです。

  実は、私も小学校2年のとき、あそこのバルコニーのある2階の部屋が2年3組の教室だったんです。随分年かと思われるかと思うんですけど、よく覚えています。ですから、あの教室に入ったということは、2年生のうち2階に上がったのは私なんかの、9組ありましたけど、私のほうの組だけだったんで、今でも非常に心に残っているわけでございます。ですから、ぜひ再現をしていただきたいと思います。

  それから、市街地におろして、先ほど芝桜の関係で回遊の関係もありますので、そういったものに活用できればというふうに思いますが、いろいろな復元のやり方があると思うんです。何億円とかかる改修もあれば、そんなにかからないでできる改修もあるかと思うんですけど、その辺のところは市当局のほうでよく検討いたしまして、どういうふうに活用していったらいいかという形で再現していただければというふうに思いますが、よろしくお願いします。

  それから、最後に財政の関係ですけれど、まず普通交付税には合併算定がえが入っていると思うんですけど、まずその金額だけちょっと教えていただけますか。それを先に答えてください。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 合併算定がえによる交付税の増額分でございますが、約12億円でございます。平成27年度まででございます。その後は5年間、段階的に減額をしてまいりまして、平成33年度からは一本算定となりまして、現在の交付額と比較をして約12億円の減額となる見込みでございます。

  以上です。



○議長(小櫃市郎議員) 10番、松澤一雄議員。



◆10番(松澤一雄議員) 10番の松澤です。ありがとうございました。

  交付税、合併算定がえが入っていて、20年度は57億円といいますと、実数に基づきますと45億円という形になろうかと思いますが、これがだんだん、この3年間で多少、先ほどの答弁でふえていくということは、交付税がふえるということは余り好ましいことじゃないんで、収入が落ちているか、需要がふえているかという形なんで、交付税がふえた、ふえたということで、ぬか喜びのできないところでございます。

  それから、経常収支比率なんですけど、20年度が87.8という形で、平成17年の84.1に比べますと3ポイントか4ポイント悪化しているわけなんですが、これは減収補てん債等も入っているんじゃないかと思うんですけど、入っていないとこれは大変な数字になると思いますが、これの改善する対策、なかなか難しいかと思うんですけど、ありましたらお聞かせ願いたいと思います。

  それから、経常一般財源比率ですけど、これは94.1というと、ほとんどゆとりがないという状態になりますので、この経常収支比率と経常一般財源比率についての改善策というか、対策をお聞きしたいと思います。

  それから、身の丈財政の関係ですけれど、平成17年度は1.833、19年度も1.835で、かなり背伸びをして、20年度は1.659という形になろうかと思うんですけど、合併した当初も大分背伸びをしたんじゃないかなというふうに思いますが、今後は落ちついて1.659、これは私の古い資料によりますと、平成15年の旧の秩父市の状態が1.672で、そのぐらいな状態ではないかというふうに思いますが、今後1.65ぐらいで推移できるのかどうか、お聞きしたいと思います。

  それと、もう一点、普通交付税で合併算定がえが、あと5年で終わります。ということは、それから段階的に落ちるということですけれど、今のこの現状において12億円落ちるという、そのときの財政再建というんですか、財政改革というのをどのような方法で対処していくのか。これは、そのときになってやっても、恐らく無理だと思います。財政当局だけでやっても無理だと思います。全庁的にやらなければ、あるいは外部を加えても検討していかなきゃならないというふうに思いますが、その点の考え。5年先といっても、すぐたつと思いますので、お考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  財務部長。

    〔大沢賢治財務部長登壇〕



◎大沢賢治財務部長 幾つか再質問いただきましたので、順次お答えをさせていただきます。

  まず、経常収支比率の改善策ということでございます。これは経常一般財源比率ともダブる部分もございますが、一緒にお話をさせていただきたいと思います。経常収支比率につきましては、実は秩父市に限らず、全国的に市町村の経常収支比率は悪化する傾向にございます。実際、埼玉県内の市町村の経常収支比率、平成20年度でございますが、決算における経常収支比率の全国平均値で91.8%、埼玉県の平均値が89.6%となっております。これに比べまして秩父市の数値は、先ほどから申し上げましたように87.8%でございますので、これらから比べますと決して最悪な状況というわけではございません。ちなみに、埼玉県内の40市で比較をいたしますと、よいほうから11番目ということにはなっております。しかしながら、85%を超えますと、硬直が進んでいるという目安がございますので、私どもといたしましても、この数値の改善に向けて取り組みを進めていく必要があることは言うまでもございません。

  これまでも秩父市財政健全化計画を策定いたしまして、経常収支比率を改善するためのチャレンジ80プランというものを推進してまいりました。この中では、人件費の見直し、改善ということで、定員適正化計画に基づく職員の削減、それから補助金等健全化に関する要綱に基づく補助金の見直し、それからこれは経常一般財源収入にもかかわってまいりますが、収納率の向上ということで公共料金等滞納整理本部会議の実施等々実施をいたしまして、一定の成果を上げてきたところではございます。しかしながら、国保会計ですとか、またさまざまな扶助費等の持ち出しが増加してまいりまして、なかなか改善が進まないというのが現状でございます。今後は考えられることといたしまして、各施設の使用料等、受益者負担の原則を徹底する、あるいは地方債の計画的な借り入れを行うなど、経常支出を抑制するための方策に全庁的に取り組んでまいりたいと考えております。

  それから、身の丈財政が今の数値で推移していくかどうかというお話でございます。なかなか難しいのではございますけれども、この数値を算出する根拠から考えますと、歳出規模を今の程度に抑制をしていけば、さほど高くなることはないだろうというふうに私自身は考えております。

  それから、合併算定がえで段階的に低く、普通交付税額が減額していく見込みの中で、現在どういうプランがあるかということでございますが、具体的にまだ、これというプランはまとまっておりません。先日、私どものほうで取り組みを始めましたことは、職員の中で一つのプロジェクトをつくりまして、今後の財政運営についての意見交換をする場を設けたという程度でございます。いずれにしましても12億円という大変な金額でございますので、引き続き真剣に職員一丸となって考えてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 10番、松澤一雄議員。



◆10番(松澤一雄議員) 10番の松澤です。

  合併算定がえですけれど、10年というのはすぐたつと思うんですよ。もう既に合併して5年たっていますから、もう半分たったということなんで、それから急に12億円落ちるということは、かなり痛手じゃないかというふうに思いますので、早急に、プロジェクトを立ち上げたということでございますけれど、研究していただければというふうに思います。

  それから、身の丈ですけれど、これを推移するために歳出額を抑えてという、余り抑えても、必要経費まで落とされちゃうと市民が干上がってしまいますので、その点は十分配慮して身の丈に合った形をつくっていただければというふうに思います。

  それから、これは私の感想なんですけれど、これは市長さんにお尋ねしたいんですけど、ここ数年、合併以来ということでございますが、それを感じるわけなんでけれど、私は合併が悪いということはない、合併したのはよかったというふうに思います。ただ、合併した後、先ほどうちのほうの同僚議員からも質問がありましたように、市の木が変わったとか、あるいは大宮学校を取り壊して、そのままでほっぽり出しにしてあるとか、それから歴史文化伝承館、入る目的を持った施設に入れなかったというふうな、すべてのことなんですけど、合併した後、旧秩父市の引き継ぎがうまくやっていないんじゃないかというふうに感じるわけなんですけど、ぜひ旧秩父市のほうの活性化についても、元気、活性化をもたらせるような施策をお願いしたいと思いますので、それは市長にお願いします。



○議長(小櫃市郎議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 議員ご指摘の旧秩父市の活性化ということですが、ご質問いただきましたが、この合併が大滝、荒川、吉田、旧秩父市ということが、みんな地域が一体、みんなひとしくよくなればいいというふうなところが私の大きな目標のところに置いてあります。そういう中で、前任者がいろいろなやり残してきたことがまだ数々あるわけでございますが、そういうふうなところを行っていくということが、私に課せられた仕事だと思っております。

  その一環として、先ほど市の木、市民の木、市民の花、市の花、いろいろ考え方ありますが、そういうふうなところもやっぱりこの秩父市という、旧秩父市のあり方、その辺のところはしっかり、歴史的なもの、そういうふうなものをしっかり残していかなければいけないというふうに思っております。

  今回、いろいろなご指摘をいただきましたので、それらはこれから担当のほうでいろいろ検討しながら、秩父のよき歴史、よき伝統、文化というものを残していかなければいけないというふうに思いますから、議員におかれましても、今後いろいろなところでご指導いただきたいというふうに思います。

  ちょっと私、先ほど財務関係のご質問をいただいた中で、やはり私はこの今の秩父市の財政を見たときに、健全というふうな表現がいろいろなところで出ておりますが、ただ、私自身は、このまちがとても状況としては健全だから安心しろというふうなところには全く至っていないと。まして厳しいというふうなことさえ思っており、そういう位置づけでこれから事業展開をしていかなければいけない。そういうところで、職員の意識改革をしなければいけない。その事業、事業、いろいろな担当部がいろいろな事業を組むわけでございます。その事業を正しく職員が本当に市民のために必要なのかどうかというふうなこと。職員が自分たちできちんと評価し合える、そういうところからまず始めていかなければいけないということで、昨年ピアレビューというふうなことで職員の評価をさせていただき、それが本当に必要な事業かどうか。さらに、それに加えて、11月にはオータムレビューということで、秩父市版事業仕分けという表現をさせていただきましたが、その中でいろいろな事業を削減してきたわけでございますが、事業を縮小していったわけでございます。そういうところをやっていきながら、とにかく財政が厳しいというふうなことを踏まえて、そしてさらには、先ほど申し上げましたとおり、今後算定がえから一本算定になっていくということで、その12億円のお金が少なくなるというふうな、一般交付税、普通交付税が下がるというふうなこと。その辺のところも職員がきちんとそれを理解しなければいけないということで、この結果をグラフにしまして職員全員に配りました。今後これがこういう状況になるというふうなことを職員がみんな同じ状況でそれを理解し、今後事業展開をしていくというふうなことをわかっていただくように、その辺のこともやらせていただきました。

  いずれにしましても、議員からお話がありましたとおり、市民が今この厳しい中でも、さらにいろいろな面で厳しいというふうなこと、削減していって、必要なものだけでも、それも削減されたら困るというふうなことは、それはそういうことにならないように組んでいかなければいけない。今後毎年、今年度も事業仕分けやりますが、必要なものはきちんと必要なだけ与えていく。必要でないものというか、削減できるものは削減していくというふうなところ。いわゆるシェイプアップの事業仕分け、ダイエットではなくシェイプアップ、必要なところには肉をつけてあげるというふうな、そういうふうな事業仕分けをしながら、この市を運営していきたいというふうに思っております。

  いずれにしましても、繰り返し申し上げますが、借金を多額に抱えて大変厳しい状況の市でございます。できるだけ削減できるものは削減して、必要なものには必要なだけ補てんしながら、これから市を運営していきたいと思っておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(小櫃市郎議員) 10番、松澤一雄議員。



◆10番(松澤一雄議員) 10番、松澤です。

  いろいろと細部にわたりまして答弁していただきまして、ありがとうございました。

  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(小櫃市郎議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。



                        ◇                     





△次会日程の報告



○議長(小櫃市郎議員) 明日17日は午前10時から本会議を開き、本日に引き続き市政に対する一般質問を行います。



                        ◇                     





△散会



○議長(小櫃市郎議員) 本日はこれをもって散会いたします。

    散会 午後 5時38分