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埼玉県 秩父市

平成22年  3月定例会 03月10日−一般質問−06号




平成22年  3月定例会 − 03月10日−一般質問−06号







平成22年  3月定例会





                秩父市議会定例会議事日程 (6)

平成22年3月10日(水) 午前10時開議

 1 市政に対する一般質問
     4番  山 中   進 議員
    17番  ? 野 勝 盟 議員
    25番  ? 野 安 之 議員
    15番  上 林 富 夫 議員
    16番  笠 原 重 男 議員

 出席議員(29名)
    1番   出  浦  章  恵  議員     2番   新  井  康  一  議員
    3番   斎  藤  捷  栄  議員     4番   山  中     進  議員
    5番   新  井  重 一 郎  議員     6番   笠  原  宏  平  議員
    7番   落  合  芳  樹  議員     8番   江  田  治  雄  議員
    9番   小  櫃  市  郎  議員    10番   浅  海     忠  議員
   11番   富  田  恵  子  議員    12番   福  井  貴  代  議員
   13番   金  田  安  生  議員    14番   新  井     豪  議員
   15番   上  林  富  夫  議員    16番   笠  原  重  男  議員
   17番   ?  野  勝  盟  議員    18番   宮  田  勝  雄  議員
   19番   ?  野  幸  雄  議員    20番   内  田  修  司  議員
   21番   金  崎  昌  之  議員    22番   坂  本  文  雄  議員
   23番   中  村  義  一  議員    24番   今  井  武  藏  議員
   25番   ?  野  安  之  議員    26番   荒  船     功  議員
   27番   須  田     博  議員    29番   井  上  十 三 男  議員
   30番   逸  見  英  昭  議員

 欠席議員(1名)
   28番   新  井  兄 三 郎  議員

 説明のための出席者(17名)
     久  喜  邦  康   市  長      田  代  勝  三   副 市 長
     久  保  忠 太 郎   教 育 長      坪  内  幸  次   市長室長
     笠  原  ?  二   総務部長      横  井  隆  幸   財務部長

     若  林  克  明   市民生活      米  持  孝  之   健康福祉
                  部  長                   部  長

     大  島  育  生   産業観光      金  丸  一  郎   環境農林
                  部  長                   部  長

     新  井  清  久   地域整備      富  田     昭   病  院
                  部  長                   事務局長

     島  崎     洋   水道部長      大  沢  賢  治   教  育
                                         委 員 会
                                         事務局長

     山  口  辰  雄   吉田総合      斎  藤     保   大滝総合
                  支 所 長                   支 所 長

     松  村  浩  之   総 務 部
                  総 務 課
                  主  査

 事務局職員出席者(5名)
     小  杉  正  司   事務局長      松  ?  重  男   次  長
     ?  橋     亙   議事課長      川  合  良  成   主  査
     石  崎  雅  拓   主  任



午前10時00分 開議





△開議



○議長(内田修司議員) ただいまから本日の会議を開きます。



                        ◇                     





△議事日程について



○議長(内田修司議員) 本日の日程はお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。



                        ◇                     





△市政に対する一般質問



○議長(内田修司議員) 昨日に続き市政に対する一般質問を行います。

  それでは、発言を許します。

  4番、山中進議員。

    〔4番 山中 進議員登壇〕



◆4番(山中進議員) 4番、日本共産党、山中進です。傍聴の皆さんには、この大雪の中、大変朝早くからありがとうございます。また、前日の傍聴についても感謝申し上げます。ちょっと前置きが長いんですけれども、始めさせていただきます。

  さて、多くの方が政権交代でよい方向に変わるだろうと大きな希望を持ちましたが、残念ながら後期高齢者医療制度の先送り、沖縄普天間基地の問題では後退と迷走、問題なのは政治と金、また国家予算でも軍事費と大企業、大資産家減税には手をつけず、どれ一つ解決されない、国民の期待を裏切る一連の問題点があらわれつつあります。私たちが取り組んだ市民アンケートを見ても、何も変わらない、今の政権になってもますます生活が苦しくなったという意見が多数を占めております。今までの政治、格差拡大、弱肉強食の構造改革路線によって地方は切り捨てられ、地域と地方自治が脅かされ、疲弊した地域経済と地方自治を回復させる取り組み、財源を保障して全力で応援することこそ、今、国がやるべきことではないでしょうか。

  地方分権と言いながら、地方自治法第1条の2に、住民の福祉の向上、福祉の増進を図るという自治体本来の役割を果たしていく、このための地方の財源を保障すべきであると考えます。社会保障についても後期高齢者医療制度の速やかな撤廃を初め、社会保障費削減路線が生んだ数々の負の遺産を是正する受益者負担主義を転換して、医療、介護、障がい者福祉などの利用料は無料化を目指して負担軽減を図る。社会保障を大企業の利潤追求の場に明け渡し、公的責任を後退させる市場化、民営化路線を抜本的に転換させる。これら福祉政策の充実を国の責任で図ることではないでしょうか。

  私、山中進はこのことを踏まえて、通告に基づき3項目についてお伺いいたします。まず、大きな1の市の介護行政について、(1)ですが、私ども日本共産党は建設的野党として国政でも地方でも頑張っているところですが、提案として考えていただければと思うところです。

  (1)、施設拡充と跡地利用について、高齢者比率や高齢者世帯、独居世帯については、同僚の2番、新井議員への答弁がありますので、施設などへの待機者、それから施設の充足率についてどうなっているか。また、高齢者福祉の特区として、セメント工場跡地などを利用した複合的機能を持つ市独自の施設の建設、これは合併特例債を利用してもよいかと思われますが、建設と運営、さらに複合的な介護施設をつくることにより、雇用の拡大や農産物の地産地消につながるのではないかと考えられます。さらに、当市にも姉妹都市がたくさんありますので、そういった都内の姉妹都市にそういった施設をつくらせて運営を図るということもあわせて提案させていただきます。

  問題なのは(2)です。中学校区ごとに地域密着型の介護施設についてであります。この介護保険法が始まった当初、中学校区ごとに1つの特別養護老人ホームをということをつくるということがあったと記憶していますが、高齢化率が上がったこの秩父市ににおける施設の拡充について、特に影森地区に重点を置いてお伺いします。

  あるお年寄りの世帯に伺い、話をする中で、私たちは元気なうちに夫婦で吉田にある高齢者生活支援ハウス吉祥苑のような施設が影森にあれば、その施設に入り世話になって、最後まで仲よく生きていきたい。影森にあれば利用したいと涙ながらに訴えていました。また、この吉祥苑の入居条件は、市内に10年以上住所を有する60歳以上で、ひとり暮らし、または夫婦のみの世帯に属し、家族から援助を受けることが困難な方であって、独立して生活することに不安のある方とされております。そこで、影森地区では、現在ふれあい交流センターでのデイサービスが行われておりますが、他の施設、特養やこういった施設が影森地区にありません。市で設置して運営できないか、お聞きします。

  大きな2です。市道の認定と救済について。別所地内にある住宅地のことですが、二十数年前、不動産屋さんから住宅地を取得時に道路敷まで含めて購入し家を建て、6軒で道路を整備しましたが、登記されていなかったために市道にも認定されず困っている。舗装は傷み、私道となっているため整備もできず、雑排水など集落排水に入れることもできない。やむを得ず川に流している。そして、その不動産屋さんが東京に住んでいると聞き訪ねたが、消息不明であったということです。また、深谷市に同姓同名の方がいると聞き訪ねたが、人違いであったと途方に暮れておりました。その方たちは多くの市民が利用している取水場の上に住んでおり、汚れた水を排水している。心が痛むので早く解決したいが、個人ではどうにも解決できないでいる。市として救済できないかと懇願されました。ほかにもこのような事柄があると思いますが、住民の困っていることについて解決を図るのが行政ではないかと思うわけですが、こういった問題についてどう救済するかをお伺いいたします。

  3番目、地域の問題についてであります。今回は大滝地域の差し迫った住民の思いについてお伺いいたします。来年度予算では支所機能を充実したいという説明がありましたが、なぜこれからなのか、疑問に思うところでありますが、12月議会で私は合併の効果はとお伺いしました。合併効果は大いにあったと答弁されました。しかし、合併した旧町村は、国保税と水道料の大幅な引き上げとなります。加えて、昨年暮れには、財源がないという理由で路線バス減便をしますという一方的な文書が配布されました。また、高校生の通学助成金についても、保護者の皆さんに市の通学助成金要項は一片の通知で知らせてきたというお話です。大滝地域の実態を把握しての提案だったのか、お聞きします。

  1として、路線バスについて、地域住民とよく話し合われたのか。2つ目に、路線バスの確保と今後の交通網の整備拡充について。3つ目として、市民生活部長名で大滝地区の公共交通の再編についてという文書が配布されましたが、あくまでも案であり、具体化されていない。いつまでに実施するのか、お聞きします。

  2つ目に通学助成金についてであります。大滝で実施していた通学助成金制度はどうなったか。2つ目に、新しい通学助成制度について保護者の意見はどうなっているのか、お伺いいたします。

  壇上での質問は以上です。



○議長(内田修司議員) 4番、山中進議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 1の市の介護行政につきまして順次お答えをいたします。

  (1)につきまして、まず各施設の待機者数を、平成22年2月26日現在の県の資料をもとにお答えをいたします。特別養護老人ホームにつきましては、秩父管内の整備数752人分に対し、延べ722人の方が待機されております。また、介護老人保健施設につきましては、整備数381人分に対し、24名の方が待機されている状況でございます。この待機者数は、1人の方が1施設に申し込みをされますと1件とカウントされますので、実際の人員とは大きくかけ離れているということでご承知をいただきたいというふうに思います。なお、その他の介護療養型医療施設、グループホーム等の居住系施設につきましては、現在、現状把握しておりませんので、ご了承いただきたいと思います。

  次に、施設の充足率でございますが、特別養護老人ホームについてお答えを申し上げます。埼玉県内は10の老人福祉圏域に分けられておりますが、当秩父圏域は県内でも児玉圏域に次ぎ施設が整備されている地域となっております。その根拠は、施設の整備数に対する待機者の割合で示されておりまして、一番整備がおくれていると思われる西部第一圏域、所沢、川越方面になりますけれども、そこと比較いたしますと、およそ3倍程度整備が行われている状況でございますので、ある程度充足していると考えております。

  続きまして、セメント工場の跡地に大規模、また多面的な介護施設の整備をということについてでございますが、雇用の拡大、農産物の地産地消という点では大変有効な手段であり、セメント工場の跡地利活用につきましても非常に重要な問題であると考えております。しかし、特養等の施設の整備につきましては、先ほど申し上げましたとおり施設の整備が県内でも進んでいること、また施設を整備することにより、介護保険料額に多大な影響を与えることなどから、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画におきまして、平成23年度までは整備を行わないこととしております。

  また、姉妹都市等の被保険者に利用者を限定し施設を整備するということにつきましても、現行の介護保険法上ではそうした仕組みはございませんので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

  次に、(2)について申し上げます。議員ご指摘のとおり影森中学校区にはデイサービスセンター、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所が各1事業所ずつありますが、入居または入所できる居住系の施設はございません。ここに地域密着型の施設をということでございますが、地域密着型サービスの特別養護老人ホーム、グループホーム及び特定施設等は、先ほども申し上げましたが、23年度までは整備を行わないこととしております。地域密着型サービスの中でも小規模多機能型居宅介護事業等の在宅生活を支援するサービスにつきましては、当市といたしましても整備を進めてまいりたいと考えております。

  なお、夫婦お二人で入所できる施設も、影森中学校区外にはなりますが、市で運営しております生活支援ハウスや民間で行っておりますケアハウス、有料老人ホームなどがございますので、ご理解いただきまして、議員さんにもご案内等していただければというふうに思います。

  今後につきましては、平成23年度中に平成24年度以降の介護基盤の整備につきまして、見直しを行うこととなります。新井康一議員の一般質問に対する市長答弁の中でもございましたが、施設から在宅へを柱に在宅サービスの基盤整備を進め、また被保険者等のご意見等を踏まえ、必要に応じ、入居、入所施設の整備等進めてまいりたいと存じます。また、基盤整備を進めていく中で、行政でやるべきサービス、民間で行うサービスを明確にし、民間で経営できるものにつきましては民間に任せるといった方向で行い、その中で雇用を創出、また拡大していくよう検討をしてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 2の市道の認定と救済についてお答えいたします。

  国道、県道の指定、認定の基準は道路法で定められておりますが、市町村道の認定基準は道路法では特に定められておりません。市町村道は住民の生活に密着した道路でありまして、地域の事情に合わせたものであることが望ましいことから、市町村道の認定につきましては、各地方公共団体の自主性に任されております。

  秩父市では、秩父市市道認定基準を設けて、新たに市道認定をする場合は、この基準に合致している道路を認定することとしております。この認定基準におきましては、道路の起終点が市道などの公道に接続していること、道路幅員が4メートル以上であること、このほか道路の勾配やカーブなどについての基準を設けております。

  また、私道を市道認定する場合は、道路用地を市へ寄附していただくなどの道路用地の取り扱いの規定を定めております。私道が市道になりますと市がその道路を管理することとなり、そのための財政負担がふえることとなりますので、その道路には公共性が求められるわけです。さらに、市道認定する場合は、道路法第8条の規定によりまして、市道認定の議案を市議会に提出し、議決をいただいた後に市道に認定されるものでございます。

  次に、分譲地に多く見受けられます位置指定道路、議員ご指摘の場所も位置指定道路となっておりますが、それは行きどまりの形態が多く、道路用地の所有関係が複雑な場合もありまして、市道認定の基準に合わない場合がございます。このような場合は市道認定が難しい状況でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

  なお、私道の舗装などの整備につきましては、秩父市私道整備事業補助金交付要綱に該当する場合、工事費の一部を補助する制度もございますので、ご活用いただきますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 市民生活部長。

    〔若林克明市民生活部長登壇〕



◎若林克明市民生活部長 大きい3番の(1)、バス路線、交通網の整備拡充についてお答えを申し上げます。

  現在、大滝地区の公共交通網の再編につきましては、私どもが大滝町会理事会に出席をさせていただきまして、各区長の皆様と話し合いながら進めております。三峰口線につきましては、利用者が少ないことなどから減便のダイヤ改正案を各区長にお願いして、住民の皆様のご意見をまとめていただきました。その結果、皆様からいただいた要望も反映させ、今回のダイヤ改正となりました。

  また、今後の再編でございますけれども、川又線につきましては、現在考えておりますのは、利用者が少ないということから、スクールバス、混乗型の市営バス方式、あるいはディマンド型の乗り合いタクシー方式の再編について、どちらの案がよいのか、沿線の皆様にアンケートをお願いしてございますので、その結果に基づき再編を進めてまいりたいと考えております。

  なお、大血川、三峰地区につきましては、国保診療所のバスの増発等も検討しておりますが、まず地区の皆様のニーズをしっかり把握することが必要であると考え、三峰地区につきましては、来週、地区の集まりがございますので、その場所に出席をさせていただきましてお話を伺ってまいりたいと考えております。大血川地区につきましても、早い時期に同様の機会を持ちたいとお願いをしておるところでございます。

  このほかにも、大滝地区の皆様の声を聞くべく、過日、大滝の国保診療所のほうへ出向きまして、そこにいらっしゃる皆様方から直接交通の現状等をいろいろ聞いております。今後も地域の皆様と話し合いながら、どのような交通手段がよいのか、一緒に検討して導入してまいりたいと存じます。

  なお、いつまでにとのことですけども、今申しましたように皆様方の声を聞きましていろいろと協議を進めまして、秋口にはできればと考えておりますけども、いろんなこともあると思います。バス会社とも協議も必要でございます。許認可の関係もございます。場合によったら23年度ということになろうかと思いますけども、今後皆様とまずはよく協議をして、この問題に対処していきたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 教委事務局長。

    〔大沢賢治教育委員会事務局長登壇〕



◎大沢賢治教育委員会事務局長 3の(2)、通学助成金についてお答え申し上げます。

  ご質問にございました通学助成金につきましては、大滝地域に住所がある高校生の通学代、つまりバス及び電車の定期代に係る費用の3分の1を助成する制度でございます。この助成金は旧大滝村から実施しておりまして、合併協議の中で当分の間、実施し、今後調整との決定を受け、継続してきた事業でございます。今回、合併後5年を経過したこともあり、見直しをした上、平成21年度を実施最終年度とさせていただいたものでございます。

  この助成制度を見直した理由といたしましては、1つは大滝地区に限定された制度であること、2つとして他にバス代補助の制度があること、3つ目に厳しい財政状況にあること等の理由によるものでございます。

  なお、21年度を最終年度とすることにつきましては、以前より平成20年度の申請のご案内等から、対象者の保護者の皆様には事前にお知らせしてきております。その中で保護者の皆様からは、継続希望やクレーム等、ご意見は特にいただいておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 4番、山中進議員。



◆4番(山中進議員) 4番、山中です。

  何点かお伺いいたしますが、介護施設については、なぜこういう問題を出したかというと、財源がないということで、国の政策でこういったお年寄り、大変な方たちが安心して住んで長生きできるという施設を、こういう介護保険法によって地方に負担させる、あるいは受益者負担させるその制度が財政を圧迫しているということも、これは私ども理解しております。そういう意味で、職員の皆さんも、担当している方はやはり国の制度でやったほうがいいだろうという意見はお持ちのようですので、それであえて出させていただきました。

  影森地区には本当にそういった意味で、ないという地域だったわけで、それで涙ながらに訴えたというふうに、私も何とかしたいんですけれどもということでお話ししましたが、やはりこういった地域の問題についてはきちっと市のほうに届けたいという住民の皆さんの思いや願いを出させていただきました。今後もそういった意味において、やはり国の制度としてこういった問題についてはきちんとやるんだというような対応が私は望まれるのではないかと思うわけです。

  2つ目に市道の認定です。認定要綱についてはわかりました。ただし、私道ですね。しかし、でも、私道で土地を取得して道をつくっても、自分の道ではないと。登記されているのが不動産屋さんの名前で登記されているからどうにもならないと。今度の議案でも提案されておりますけど、別所、久那の集落排水がありますけれども、それにも入れるんかということで期待をしていたんだけれども、私の道でも、それから市道でもないと。そういうことで、職員が行って、できるんではないですかというような含みを持たせたことがこの問題になっているんですね。それで、私の道であって、私の道ではない。じゃ、そういったときの個人の方たちに対する救済をどうなっているかというのを聞きたかったんです。

  確かに市の認定要綱とか、それについてはわかります。その住んでいる方たちも理解はしております。ただ、そういったときになぜ便宜を図ってくれないのかというのが大きな問題なんですね。これは市道じゃないからだめだとか、それが問題なんです。なぜ、わずか十数メートルなんですけれども、それができなかったかということなんです。その不動産屋さんはどこにいるか、皆目見当がつかないという。恐らく調べれば、固定資産税も払われていないんではなかろうかと思うわけですけれども、そこまで調べることはできなかったというのが、その住んでいる方たちの気持ちなんですね。そういったことが恐らく随所にあると思いますので、そういったところの前例でもありましたら教えていただけますか。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 農業集落排水に関するご質問でございますので、私のほうからご答弁させていただきます。

  お尋ねのケースは別所地内ということでございまして、私どもも現地を調査いたしまして、お尋ねの事案につきましては承知しております。しかしながら、先ほど山中議員からもお話しのように、今回の別所・巴川地区の農業集落排水処理施設につきましては、当市といたしまして7か所目の施設でございます。既に旧の吉田町に4か所、旧秩父市内に2か所ございまして、7か所目でございますけれども、これまでに整備してきた6か所につきましても、すべて公道部分については市の負担で布設させていただいております。そうしたことから、今回のケース、大変お気の毒なケースであることは承知しておりますけれども、税金の使い方といたしますと、公平、公正ということが一番求められるわけでございますので、今までの6か所につきましても、例外なく公道部分のみに布設させていただきまして、私道につきましては個人負担で接続してもらっているのが実態でございます。

  そうしたことから、本件を救済するとすると、以前整備した6か所との均衡も失しますので、お気の毒ながら、6軒で共同して接続してもらう以外にないのではないかというふうに考えるわけでございますけれども、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 4番、山中進議員。



◆4番(山中進議員) 4番、山中です。大変細かい答弁ありがとうございます。

  しかし、税金、公道でないからだめ、税金を公平性にと。じゃ、税金払っていないと言えるんですか。そういう答弁は困ります。税金払っているんですから。ただし、そういった決まりだからできませんというのは、なぜ説明しなかったのかということなんです。そして、そういった方たちに対する救済をしないで、決まりだからといって、個人で出し合ってやってくださいというのを、困っているから出しているんです。私の道であっても、私でない。こういった人たちに対する救済はどうなっているかと聞いているんですね。その辺についてお答え願いたかったんですけれども、いい答えが出ません。これについても機会があれば質問させていただきたいんですが、ちょっと来月控えておりまして、わかりませんけれども、こういったことについて救済できる、そういう市の対応を求めているんです。例えば不動産がいなければ調べて、そこの地番わかるわけですね、財務部長。調べればわかるわけですよね。そういったところの。そうすると、そういったところの納税義務を果たしているかどうかというのがわかるわけですから、そういったことに関してきちっと市のほうで対応してほしいということをこの人たちは願っているんです。よろしくお願いします。

  3つ目、地域の問題についてですけれども、つい大滝のことになると声を荒げてしまいますが、大変申しわけございません。市民生活部長は後半の部分になって、大変いいこと言いました。なぜこれが何の説明も知らせずに財源がないからといって、去年の暮れに水道料は値上げする、国保税は値上げするという点がありながら、それが終わってから出されているんですよ、一片の通知で。財源がないということで。それも県の補助がなくなるだろうと。この前、新井議員が言ったときに、県のほうのことがなかったというような答弁もされておりましたけれども、なぜこれがそういった問題が11月にうちに出ているんだったら、あわせて出さなかったんかということなんです。それで、生活部長名で、変わった時間帯が出されましたけれども、今、答弁されたようなことで話し合っております。たったそれだけなんですよ。なぜそのときに一緒になって、こういう話がありますけれども、大滝のほうでは区長会と言うんですけどね、そこに出して配ってくださいということだけするんですか。本当に大滝の人たち怒っていますよ。一番心配なのはバスが減るということで、バスがなくなるんじゃないかという、そういう不安がまず出てくるんです。なぜかというと、合併して、ちっともいいことがないからです。それも支所の方が考えるんだったら、多少の考えが、血の通った考えはあると思いますけど、この下で考えているんですよ。きょうだって、大滝、どのぐらい雪があるかわかりませんよ。聞いたら35センチだそうです。そういう、本当にわかってやったのかどうか。それが言いたいんです。

  具体的にしてくれというのは、これを出すんなら、一緒になって計画を出すべきですよ。今聞いている、お願いしているんじゃないと思うんですね。なぜそのとき出さなかったということなんです。その辺について何かコメントがありましたら、答弁お願いします。

  それから、いつまで、秋ごろだなという、秋にやるかということ、はっきり言ってください。

  それから、通学助成金について、大滝で実施していた通学助成金ですね。バスだとか電車、3分の1、合わせて半額なんですけれども、なぜこれがなくなったか。当分の間、合併したからなくなったんです、これは。確認しますけど。それで、こういった通知が6月に出ているんですよ。市の要綱が決まりましたと。その後、何の話もなく、大滝で子どもたちのために、もう当時、そんなに豊かな財政じゃなかったんですけれども、私たちが高校に通ったところは近戸にあって、野坂の今の福祉女性会館のところに女子寮があったんです。そのころは生徒もいっぱいおりましたから、にぎやかだったんですけど、だんだんと子どもが少なくなったということで、道生のところに、財政も厳しくなったんですけれども、親御さんだとか、職員も皆さんもそうなんです。一緒になって考えて、そこへつくる。ダムができるということで、水機構のほうにその跡地を貸して、その賃貸料を子どもたち、高校生のために使ったという、これも本当に議会も住民も職員、役場も一緒になって考えてやってきた、こういうよい制度なんです。

  今度4月から子どもの医療費が無料化になりますね。それも大滝から始まったことです。肺炎球菌のワクチンもそうです。そういったいいことをなぜ、当分の間ということで、5年間そのままにしておいて、ここに来て、すべて大滝のよいところはなくなってしまいました。こうに言っておられる方がいます。期待した合併でこんな仕打ちに遭うなんて、何でこんな目に遭わなければならないのかと。多くの方は怒りや途方に暮れております。私はよく話をするんですけども、中津川に子どもが1人生まれて、その子どもが皆さんに勇気を与えていく、こういう地域をなぜ切り捨てるような、見捨てるような政策をとるのか、伺いたいです。だれでもいいです。答弁ください。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市民生活部長。

    〔若林克明市民生活部長登壇〕



◎若林克明市民生活部長 今バス路線の関係でお話がございました。国保の関係、上水道の関係で値上げがあったということで、私どもといたしましては、大滝のバス路線、利用状況が余り芳しくないと、そういうこともありまして、いろいろ地区にお願いして、何とかよりよい交通網の再編ができないかということでご提案を申し上げたわけでございます。

  今、山中議員さんがおっしゃったように、タイミング的にちょっとまずい点もあったんですけども、実はできればこの春に西武線、西武鉄道等の鉄道列車のダイヤ改正もありますので、それにあわせて改正をしたいということで急いだ経過がございます。

  それから、もう一点、ご理解いただきたいのは、大滝地区のバス路線がなくなってしまうかという話も今されたわけですけども、バス路線というのはやっぱりその地域でどうしても基幹バス路線というのが絶対必要だと思います。特に三峰口線につきましては、大滝地区の一番の基幹路線だと私どもは認識しております。ただ、今まで1日12便運行しておりましたけども、1便当たり2人程度の乗車しかないということで、これではちょっと余りにも乗車率が悪いということで、その辺は西武鉄道とも相談したんですけども、鉄道さんのほうももうちょっと減便をしても、ダイヤを改正して、よりよい状況にして減便をしたいということで進めてまいりました。減便する場合、1便、2便減らしたんでは全然経費の削減ということにはならないということなんで、半分以上させてくれということだったんですけども、いろいろ私どもで西武さんとも交渉いたしまして、7便ということでおさまりました。

  それで、今も申しましたけども、地域の一番の基幹路線、これを今後も、私の考えですけども、恐らく市長も同じだと思います。この路線については維持をしていきたいと、利用者が減っても。便数は減らしていただきました。ただ、この路線につきましては維持をしていきたいと考えております。

  それから、ほかの路線につきましても、それ以上に川又線等は特に利用率が悪いんですけども、これはまた、先ほど申しましたように地域の皆さんのいろいろ声を聞いて、新しい路線を、どういう方式がいいんだか、いろんな方法が先ほど申しましたとおりあると思います。そういうことでやっていきたいと考えております。

  ですから、ちょうどタイミング的に悪くて、地元の皆さん方にご迷惑をおかけしたんですけども、先ほど申しましたように、いろいろと声を今聞いております。国保診療所まで出向いて、そこに来ている方々にもお話を聞いております。大滝支所の職員等も、そちらのほうからもいろいろ情報を得て今後とも進めてまいりますので、バスの再編については、いろいろとご迷惑かけますけども、ご理解のほうをよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 副市長。

    〔田代勝三副市長登壇〕



◎田代勝三副市長 山中議員からお話がありましたバスの路線の再編につきまして、私が中心的に進めておりましたので、私のほうからも追加でございますが、ご答弁申し上げたいと思っております。

  確かに三峰から二瀬ダムまで行っているバスが、今話がありましたように12便ございました。中津川へ行っているのが4便ございます。それと、三峯神社線ということで急行バスが、今平日が3便、土曜、日曜、祝日が5便ということで、非常に過密なダイヤになっているというのは確かでございまして、それとこのバスの路線と通学のスクールバスの関係でございます。これは4便出ていまして、総体、いろいろ考えると5,000万円を超えるお金が補助金として出ているというのがございます。これを、ですから大滝の人たちが困らないように、あるいは生活実態に合うような再編をしたほうがいいだろうということが発端でございまして、そのほかにも診療所のバスが巡回等が出ていますので、ですから、先ほど市民生活部長が申し上げたように、基幹路線は残しながら、あるいは三峯神社までのロープウエーが廃止になったということもございますので、三峰地区の人たちもいらっしゃいますので、将来的に三峰口から三峯神社の駐車場まで行くことを考えるか、あるいは中津川については、今中津川線から川又まで行く路線、今度変更になりますので、そういった組み合わせなり、あるいは川又から、これはほとんどスクールバスですけども、秩父鉄道のやっているですね。ここを混乗型にしてスクールバスを中心としながら、これでも数百万円浮くとか、いろいろなことを考えていますし、あるいは診療所のバスについても、細かなところを、午前中でほとんど診療は終わりますので、これも再編で午後に地区を限定しながら、毎日はちょっと無理かもしれませんけれども、細かなところで回るとか、そういった路線の変更等をして、皆さんが困らないような方向が一番いいだろうということで考えていますので、このバス路線を廃止するということは当然考えてございませんので、さらに住民の皆さんの要望に沿ったように、利便性のいいように変えたいというのが趣旨でございますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 4番、山中進議員。



◆4番(山中進議員) 4番、山中です。

  市民生活部長のそういう決意を伺った、そういうことが皆さんやっぱり安心してお話しできることなんです。そういったことが頭からあれば、皆さん安心すると思うんです。副市長も言いましたように、私もそういった意味においては全部が全部だめだとは言っていないんです。中津川に行くバス、三峰に行くバス、それだって手を挙げればどこでも乗れますよという、今そういうバスになっていますから、どこでも乗れるような、大滝の人にとってはそういう安心感もあるわけです。そういうことはみんなが理解しているんです。それから、診療所のバスがあって、スクールバスがあってという、それはやはり大滝の、本当に5,000万円というお話がありましたけれども、当時は7,000万円ぐらいかけていたんですね。補助金もありましたから、過疎バス対策ということでね。そういう中で、やっぱり小さな中でも、やっぱり一生懸命住民のためにやっていた、旧大滝村の人たちが安心して暮らせるような、そういう施策をとってほしいんです。合併して何もいいことがない、残らないというのは、そういう希望も光も失わせるようなことだけはしないでください。

  それから、通学助成金の問題です。当分の間、5年間ですね。だったら、今のバスの問題で言うんですけれども、高校生が、その高校に間に合うような時間帯のバス路線についてどうなっているかと聞いたことありますか、市民生活部に、教育委員会の方。そういうこともあわせて、やっぱり提案するんであれば、フォローしてあげるべきが、やっぱり私たち大人の務めではないんでしょうか。それを言いたいんです。今のこういう情勢において、そういったものがなければ、やはりこれは市の要綱に従ってやらざるを得ないという、保護者の皆さんもそれは理解しているんです。しかし、たった一片でね、市の要綱に従って助成金がこうなりますよというだけで決めてしまったんでは、はっきり言いますけれども、幼稚園をなくしたことも地域の住民には何も知らせません。それから、寮の跡地を売っ払ってしまって一般会計に入れましたということ、だれも知りません。だれも知りません。そういって、今度は国保税と水道料、それから路線バスがなくなるんではないかという不安を抱かせるということの行政というのは、本当にこれは市民のための行政なのかというのが、率直に言って住民の方の意見でした。要望だったと思いますけれども、机上の上で考えないでくださいと。地域に足を運んで、そういったことについては考えていただきたいというのが地域の住民の声でした。私は、つい声を大きくしてしまいましたけれども、やはり大滝も秩父市なんです。人が住んでいるんです。単身で住める、長生きできる、そういう地域に何とかしてほしいと思います。だれでも構いません。ぜひ大滝の人たちに対してコメントがありましたら、答弁をお願いします。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 山中議員からの大滝を思う熱い気持ち、それが私にもよく伝わってまいりました。私もご存じのとおり大滝には何度も足を運び、そしてバスの状態というのも、木曜日でしたかね、今度大輪のところの宅地造成、あの前でずっと1時間ぐらい立っていたんですね。バスがどういうふうに来るかなと。その写真をブログにも載せて、ごらんになったと思うんですが、そういうふうな形でバスがどうになっているかなと、ずっと立っていた。その本数を数えたり、また時間を追ってみたりというふうなことを見ていました。私、大滝に行くまでバスを3回数えていたんですが、大滝地内で向こうに行くときに出会った。みんなほとんど空バスのような状態。空気運んでいると。そこに税金が投入されているという状況を見たときに、これは何とかできないかなというふうなことは、私は本当に心の底からそう思っております。

  そういう中で、市民生活部のほうには、まず大滝の現場の人たちの利用者の声を聞きなさいということで、会議に顔出してどうのこうのそのときの意見を聞くというのも大切ですけども、実際に利用者の方と会って、どうだということを聞いてくれということは言ってあります。そして、その動きを始めつつ、もう一つ、大学からの専門家、吉田樹という、首都大学東京という大学なんですが、その吉田助教が来庁していただきまして、その方は都市交通に対しての専門家でございます。その方が今後バスの利用状況について、いろいろ日本全国で研究されている方なので、その学問的なことを教えていただきながら、現場の声を聞いて再編成をかけていくということでやっております。

  そんなところで、できる限りのことはしていこうと思っております。確かに山中議員の言われるように、合併したら、かえって悪くなったという声は私にも届いております。でも、今、合併の経過としては、もう合併したんだから、今後これを、合併したことでもっといい大滝にしていかなければいけないと。そこがポイントになるわけで、合併しなければというのは過去のことでありますから、これからという将来を見てまちづくりをしていかなければいけないというふうに思います。

  そこで、私はまちづくりの基本について申し上げますが、行政からこうだ、こうだと。例えばバス路線がこういう形になったとか、そういうふうなことというようなことは行政の一つの仕事かもしれませんが、それに対して住民はどういうふうに参画していくかというところだと思います。行政からいろいろ言われて、こうだ、こうだと言われても、住民はこうなんだというふうなことを大滝総合支所に言うなり、また吉田、荒川でもいいと思うんですが、そういうふうな支所のそれぞれの地区の方が実際に行政とひざを突き合わせて話し合うんですよ。話し合って、それぞれの意見を出していくと。住民の方も遠慮なく、まちづくりに対して市民参画をしていただきたいんです。それで初めていいまちづくりができる。国のほうも地域主権ということを訴えております。これからは行政主導でまちづくりをするんではなくて、地域の方々が参加してまちづくりをしていくということが一番のかぎになります。こういうまちづくりを、まさに大滝で山中議員並びに宮田議員、そして大滝関係者の方々がですね、皆さんがみんなで力を合わせて、これからの大滝はこうするんだというふうなものをどんどん提示してください。それに対して行政のほうも反応していく。できないことはできない、できることはできるということでやっていきたいと思っております。私たち行政は住民の声を聞いてやっていくということが基本になっておりますので、行政から、こうだった、それに対してこうだというふうな、いろいろなご意見はあろうかと思うんですが、これからはもっと前向きに、まちづくりはみんなでやるんだというふうな意気込みを、私だったらこうやって、こうやっていくという、いろいろなご提案をしていきながら、その上でまちづくりをみんなで地域一体となってやっていきたいというふうなことが私の本心でございます。ぜひ、議員におかれましても、ご理解、ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 4番、山中進議員。



◆4番(山中進議員) 4番、山中です。

  今の話を聞いて、やはり地域の皆さんにそのようなお話をさせていただきます。そして、一片の通知ではなく、やはりそういった高校生の通学に不便を来さないような、私も市民生活部長とも話をしたんですけれども、全部が全部反対じゃないんです。確かにそうなんです。効率的に運行するのが路線バスですし、それに地域の人も、仕方ない、乗ってねえんだからと言う人もいるんです。それには、線ですから、どこかでくっつけてやればいいということは常々私も提案させていただいております。中津川行きのバスも、川又に行くことによって、入川に来る人がふえる、それからキャンプ場に来る人もふえるということで、非常にいいことなんで、そういった提案をしております。ただし、やっぱり今までは通り一遍で一方通行の関係にあったことに関して、私は声を大にして訴えているわけなんですけど、ぜひ教育長、高校生が学校に間に合うような、調査して、西武バスを役場の前から三峰口まで運んで、高校に間に合うようなそういうバス路線も考えていただくように、一緒になって考えていただきたいと思います。

  最後に、私どもの同年代なんですけども、局長初め居並ぶ部長さん方ですけれども、団塊の世代を引きずっておりまして、昔は若かったころには非常に元気だったことを思い出します。そういった方たちが一緒になって定年迎えて第二の人生をスタートするという、本当に私も含めて何か万感たる思いがあるんですけれども、これからの人生、健康に気をつけて、そしてここで市民のために頑張っていただいた皆さんに感謝申し上げると同時に、一緒になって頑張って、60過ぎた私たちも頑張っていこうということでございます。どうぞ頑張っていただきますようお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(内田修司議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前10時55分



    再開 午前11時10分





○議長(内田修司議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(内田修司議員) 17番、?野勝盟議員。

    〔17番 ?野勝盟議員登壇〕



◆17番(?野勝盟議員) おはようございます。大変道の悪いところをたくさんおいでいただきまして、傍聴の皆さんには心から感謝を申し上げる次第でございます。また、ちょうど大雪の降った日に最後の一般質問ということで、感慨深いものがございます。平成7年にここの会場に皆さんと一緒に入ってから、ちょうど15年たちました。その間いろいろなことがございましたけれど、何もわからない1年生議員から、ようやく、ややわかり始めて、あっという間の15年でありました。その間、最後に大変一中の弓道場につきましては長くかかわった35年間、協力会長として、PTA会長としてかかわってきましたけれど、学校教育の重要な一環であるクラブ活動を担う弓道場に関して、本当に心からの、皆さん、会場においでの全員の議員のご賛成をいただき、そしてその民意をしっかり反映して実行いただいた久喜市長の市民の声に耳を傾けた英断に心から感謝を申し上げます。

  さて、大変前置きが長くなりますけれど、お聞きいただきたいと思います。私は、昭和8年2月24日、ということは戦中戦後、全部教育の変転きわまりない時期を通りました。私が小学校へ入学したときには、まさに太平洋戦争が勃発する昭和14年の4月でありました。昭和20年の4月に旧制松山中、今の東松山高校の1年生に、わずか17歳で3時間かけて通学をしたものでございます。そのころは、冬でありましたけれど、ガラスも入っていない、大変寒い通学でありました。中には、ヤミ屋さんと一緒に米を担いだその中で通学したのを思い起こしております。ちょうど中学の1年生のあの暑い8月15日の夏のあのときは、生涯忘れ得ぬ天皇陛下の詔勅終戦宣言でありました。これからはどうなっちゃうのかなと、こういう不安感で大変心配な一日でございました。やがて、国破れて山河あり。そして、田舎には草木が生い茂っておりました。幸い秩父は戦争の犠牲者というのは、この中で起きたのはわずか1人。負傷したのが何人か。空襲もほとんどない平和なところに、東京からいろんな企業が疎開をしてまいりました。そのころには、ちょうど秩父盆地に約二十四、五万の人口があったように感じておりました。確かに勢いのある秩父でありました。しかし、やがて兵隊さんがみんな引き揚げてきまして、そのころはどうも、いや、もう日本はだめだよというときに、おやじが表の座敷でいろんな論評をやったわけですね。いや、絶対日本は復興するんだと。いや、だめだと思うと。こういうのがお客さんの話でした。昭和21年のころです。大概そんな話をしながら、本当に日本は大丈夫なんかな。だけど、多分確信していたのは、おやじは、国は破れても、やはり日本を思う気持ちが、祖国を思う気持ちが一番たぎっている年代であったというふうに感じます。義と情があったのが、この秩父盆地。そして、日本全体に、多分田舎にはあったというふうに感じています。

  やがて、アメリカの占領政策は日本の家族制度を崩壊させることから占領政策が始まったわけです。これは見事に成功したのが現状の今の最後の義と情が非常に薄くなった昨今であります。何でもかんでも行政にばかり頼る。確かに行政も大きくなりました。そして、票が欲しくて自民党政策もいろんな甘い政策も出ます。あるいは、かわってみても大した変わりばえもないような政権もできておりますけれど、しかしやがては、今初めてお金も品物も、そしていろんな意味で我々、今の生活には恐らく難渋している方も随分多いでしょう。多いけれど、お金が少しあれば、食べるものも、着るものも十二分にあるこの現状であります。失われたのが人間の情で、一番大事なこと、義と情が失われた、これが一番大事である。これから立ち直らせていくのは、多分、コンドラチエフの五十年周期説というのがございますけれど、今が最低であります。これからやがて、1代、2代を経て、義と情をもう一度立て直すのがこれからの人間づくりだというふうに考えております。

  そこで、質問に入りますけれど、第1項の市長の施政方針演説よりということで、多くの同僚の議員の皆さんの質問に答えて、当局から丁寧な丁重な答弁がなされておりますけれど、その中で差し支えない程度に皆さんのご答弁をお願い申し上げたいと思います。

  まず、ことし、祭りを中心としたことに関して、この施政方針の中で入っておる祭りに関してであります。関東平野の西の彼方の山並みの中で小さな盆地秩父がある。霊峰武甲、両神といった独特の山容は、平野のどこからも遠望できる。あかね差す秩父の山並みが悠久の昔から、その自然の険しさもさることながら、はるかに心引かれ感慨を持って迎えられるところであったのかもしれません。これらの自然条件は修験者たちの格好の道場となり、秩父札所や秩父三社に代表されるように信仰の地となったようであります。また、盆地という自然条件は、下界との往来はすべて峠道によってなされてきました。したがって、長い年月を経てもたされてきた文化は、山ひだの村々の中に沈殿したごとく、極めて古風で多様多彩な秩父民俗文化圏と呼ばれる特色を持っているというふうに言われております。耕地ごとに祭りや行事が展開されている、ちょっとした知られているお祭りでも200から300あると言われております。その代表的な祭りが、「秋蚕しもうて麦まき終えて秩父夜祭待つばかり」と秩父音頭に歌われるように、秩父の人々はこの日を目安に一年の総決算として待ちに待ったお祭りであります。重量感あふれる6台の笠鉾屋台が大勢の引き子に曳行され、ぎしぎしと進むさまは動く陽明門という形容もあります。この引き子の呼吸を合わせ、力を振り絞るためのおはやしが秩父屋台ばやしであります。江戸はやしの粋や祇園橋のみやびとは違った、山国秩父が生んだ強烈、豪快な独特のリズムが生まれたのだと思われます。

  このような特色のある郷土の誇りとも言える秩父夜祭の屋台行事と神楽の世界無形文化遺産に登録するに当たり、我々市民並びに関係する団体はどのような対応をすべきなのか、市当局の具体的な対応の明示をお願い申し上げます。

  次に、危機管理でありますが、すべて峠道でなされたきた昔とは違いますけれど、2本の鉄道が入っております。1本の西武鉄道は大変、非常に災害に弱い面を持っておりますので、幸い廃止が叫ばれている、うわさされている秩父鉄道は断崖絶壁の上に強固な岩の上に建てられた鉄道でありますので、比較的、地震、そして風水害には強いような鉄道であります。こういうことを含めて危機管理対策をお願い申し上げたいと思います。

  そして、第3番、市道、国有地の件でありますが、お尋ねしたいのは、私が市会議員に立候補するときに一番危険だなと思っておりましたのは視目坂下の市道と交わる交差点であります。何十年もあそこで交通整理をしている町内の心あるご婦人もおりました。感慨を覚えますけど、いまだに一歩も進まない状況であります。これについてお尋ねを申し上げます。

  それと、国道299号線の秩父鉄道駅前から宮側を経て、相生町交差点の中で工事が始まっております。至るところに広がったり、狭くなったり、大変交通は難渋をしておりますので、ここら辺の進捗状況はどうなのか、お尋ね申し上げたいと思います。

  壇上での質問はここで終わりますけれど、これからの再質問については、また自席で行いたいと思います。ありがとうございました。



○議長(内田修司議員) 17番、?野勝盟議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  総務部長。

    〔笠原?二総務部長登壇〕



◎笠原?二総務部長 ただいまご質問をいただきました2の危機管理対策についてお答えをいたします。

  まず、危機管理の全般的なお話ということで、まずお答えをしたいと存じます。市では、平成17年の10月に危機管理指針を策定いたしました。この指針は、市における危機対応についての基本的な考えを定めまして、危機管理体制を強化するとともに、総合的な危機対策を推進することによりまして、市民の生命、身体及び財産の保護並びに市民の生活及び市の産業経済の安定を図りまして、もって安心・安全なまちづくりに資することを目的とするものでございます。

  この指針における危機とは、住民の生命、身体、財産に重大な被害を及ぼす災害、事故、事件、例えば地震ですとか台風などの自然災害、列車の転覆、あるいは航空事故といった大規模な事故、そして武力攻撃事態、あるいは武力攻撃の予測事態、さらには大規模なテロなどの緊急対処事態、また市民生活に重大な影響を及ぼすような事案でございます高病原性鳥インフルエンザや個人情報の流出、そして市民の産業経済に重大な被害を及ぼす事案でございます金融機関や企業の破綻などでございます。この指針は、これらのさまざまな危機への対応について基本的な考えを定めております。このうち、自然災害につきましての危機対応は秩父市地域防災計画に、また武力攻撃事態、緊急対処事態につきましては、国民保護に関する秩父市計画に基づいて実施をすることになっております。危機はどこの部署にも存在をいたします。

  総務部では、市の全体の危機にかかわる総合調整、研修、訓練を実施いたしまして、平常時から全庁的な危機管理体制の充実、強化に努めているところでございます。また、所管が不明な危機が発生した場合や全庁的に必要な危機が発生した場合には、関係部局及び関係機関と連携をいたしまして、危機対処組織の設置やクライシスコミュニケーション、これは危機発生時の広報活動でございますが、この実施など必要な対策を実施しているところでございます。

  一方、各部局にありましては、所掌事務に係る危機の発生に備えまして、平常時から危機管理マニュアルを整備するなど危機管理体制の充実、強化に努めているところでございます。危機発生時には迅速に総務部への連絡及び市長への報告を行うとともに、関係機関等と連携しながら被害者の救助等の応急対策を実施しております。

  また、危機対策の総合的かつ円滑な実施を図るため、国や県、ライフライン事業者、交通事業者、病院、商工団体、NPOなどの民間団体と、被害者等に対する医療、避難施設の提供、食料・生活必需品等の調達など、この指針に定めるさまざまな対策について協力体制を構築しているところでございます。市民に対しては、さまざまな危機に関する学習、食料等の備蓄、訓練への参加、ボランティア活動、自主防災・防犯組織活動への参加などについて協力を求めるとともに、普及啓発活動を行っております。

  先ほどご質問いただきました、秩父地域は非常に急峻な地形が多い。その中で秩父鉄道が運営をされているということでございまして、現在秩父鉄道の沿線、すなわち三峰口から羽生までの間に関係するといいますか、所在する市町村が秩父鉄道整備促進協議会というものを組織しておりまして、この間における危険な箇所の整備に関して、秩父鉄道とともに協議を行っております。その間、いろいろな危険箇所がございまして、例えば鉄橋あるいは橋といったものが秩父鉄道につきましては古い歴史を持っておりますので、そういったところがかなり危険になっているというような報告も上がっておりますが、なかなかこの整備に関しましては、鉄道自体が資金を出さないと国の補助が受けられないということもございまして、すべて一気にそういった危険箇所を整備するということについてはなかなか難しい問題だということで、年次計画を定めまして、地元の市町村、関係市町村が資金も援助をするような形で、地元の市町村が一定程度の補助金を出すというような形で援助を行いまして、順次整備を行っているところでございます。

  先ほど議員からお話がございました、地形的にはかなり地盤も強固であり安心な地域であるということもございますので、そういう点では安心する部分も多いかと思いますが、危機というのは常に、いつ起こるかわからないというのが実情でございます。そうしたことに対しまして、秩父市では危機管理課を平成17年の4月に埼玉県の2番目の組織、市町村の2番目の組織として設置をいたしまして以来、情報収集を初め庁内の体制、そして市民の安心、安全のために各町会におきまして自主防災・防犯組織を立ち上げていただくなど行いまして、市民の安全を確保しているところでございます。先ほども申し上げました、本当に地震ですとかそういったものについては、いつ起こるかわからないということで、常に危機管理課長におきましては24時間連絡体制を、他の関係機関、関係部署、そして関係団体と常に連絡をとり合いまして情報を入れているところでございます。

  私のほうも24時間、それこそ携帯電話を常に携行いたしまして、夜中も連絡をいただく場合は、その携帯電話によって連絡を受けているということでございまして、ちなみにけさも5時前に危機管理課長から連絡をいただきまして、西武鉄道の西武秩父線のほうで、吾野付近で倒木があったというような報告もいただいております。そういった形で常に市民の安全対策に努めておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。



○議長(内田修司議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 3の市道、国有地問題についてお答えいたします。

  まず、滝の上地内視目坂下の市道幹線3号線の改良についてお答えいたします。国道299号との交差点の未改良部分の整備でございますが、長年の懸案となっております。現在は民地の一部を小中学生が緊急避難的に通行させていただいておりますけれども、この区間の整備は必要不可欠でございますので、教育委員会、PTAとも連携をとりながら、用地の協力が得られますよう引き続き交渉を続けてまいりますので、ご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

  続きまして、国道299号の歩道整備事業についてご説明いたします。この事業は、一般国道299号の交通安全施設整備、いわゆる歩道事業として埼玉県が実施している事業でございます。この路線は市の都市計画道路と重複しておりますことから、県からの委託によりまして市で用地交渉を行い、用地買収費及び物件移転補償費の支払い業務を行っております。区間は、宮側のキンカ堂から相生町わかされ交差点まで、総延長820メートルになっております。幅員は12メートルで、歩道は両側に2.5メートルつく予定でございます。この事業につきましては、平成23年度を目途に事業を実施しているところでございます。

  進捗状況につきましては、用地の取得率につきまして、用地総面積約4,520平方メートルに対しまして取得面積が3,132平方メートルとなっておりまして、全体の約70%の進捗率になっております。現在、わかされ交差点改良工事を完成に向けて進めているところでございます。現在、用地交渉の進捗状況で、299号の通りはでこぼこしている状況でございますけれども、大変ご迷惑かけておりますけども、市も一生懸命頑張っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 ただいまユネスコの無形文化遺産につきましてのご質問をいただきました。

  お祭りは、個人的なことも入りますが、まずお祭りが出発したのが、私は自然を敬うという日本人の心から始まっているんだと思っております。そういう中で、秩父のお祭りは、まさにそれの原点があるんではないかなと感じるところでございます。先人が残しましたこういう伝統文化、これを私たちがそのしきたりを送り伝える、そのことが大きな使命だというふうに感じております。特に、このユネスコに関しましては、日本を代表するという意味もございます。まさに日本の心を世界に伝えるための形の登録なのかなということを感じているところでございます。

  その中で、今お話ございましたが、正式には秩父祭屋台行事と神楽という形で登録される予定ではございますが、先ほど申し上げましたこの屋台行事と神楽をつくるに当たりましては、長年にかけました秩父の心、秩父の人たちの思いだとか、そういう醸成されたものがここに結集されているのかなという感じがするところでございます。そういう意味では、まさにこの登録していただければありがたいという気持ちでいっぱいでございます。

  その中におきましては、先ほど義と情というお話をいただいたわけでございます。まさに人と人しか伝わらないもの、そして人と人の間でしか育たないものが、まさにこの義とか情の中にあるんだと思います。私はお祭りもそういうものに入っていると思います。そういう中で、やはり秩父をつくる一つのいろんな形の流れになっているわけでございます。ご案内のごとく、昭和37年に秩父祭が国の有形民俗文化財に登録されました。そして、54年に無形文化財として登録されております。ご案内のごとく、日本全国で有形、無形を持っているのは、正式には5つだと思うんですが、実質お祭り関係では4つだと思います。東日本では、本当に秩父はそういう意味では最たるものなのかなと思っているところでございます。そういう中では、先ほど申し上げました、これが国の代表として伝えられるということは大変名誉なことだというふうに感じております。

  そういう中で、関係団体がどういう形でというお話でございましたが、先ほど申し上げましたように、本来これは長年にわたり醸成された心というものがあるんだと思います。これは、もう秩父挙げてというふうに、まず申し上げたいと思います。そういう中で、実際には秩父祭屋台行事と神楽ということでございますので、秩父祭を構成するそれぞれの団体があります。それを統括しているのが秩父祭保存委員会がございます。その傘下にはいろいろな関係があるわけでございますが、そこには町会、そして神楽団体、太鼓、いろんな団体が入っております。それを支える組織もございます。そういうものが一体となって進めていくものだというふうに感じているところでございます。まさに、これはいろんな意味で伝統文化を守るための、やはり日本のあり方の一つということで世界に誇れるということを自負しているところでございますが、まさに市民団体、市民挙げて、いろんな面でご協力いただければというふうに考えているところでございます。

  また、それに関しまして、お祭り行事等のDVDも町会等に配布できる時期が来ると思いますので、そういうものを大切にしていただきながら、ぜひしきたりと伝統を送り伝える秩父でありたいというふうに考えているところでございます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 17番、?野勝盟議員。



◆17番(?野勝盟議員) 17番、?野です。再質問申し上げたいと思います。

  最初に、ちょっと議長にお許しをいただきたいんですが、緊急経済対策、緊急危機対策、この項目はここに入っていますけど、早速、きょう何人も遅刻された議員もおりますけど、きょう傍聴にお見えの人たちから、今までは国道や通学路は雪を掃いてくれた。子どもが支障なく通えた。何で掃かないのかというのを何人も言われました。これは質問の中に入っていませんけれど、どうなった事情か、ぜひ皆さんが聞きたいと。ぜひ私もお聞きしたいと思います。

  じゃ、次に移ります。祭りに対しては、これからの秩父を背負って立つ、大きく成長する子どもたちのためにも、秩父の文化遺産と理解をするため、そして伝統を守るためにも、しっかり日本の言葉である日本語教育をもっと深く勉強させてもいいんじゃないかというふうに感じます。英語教育には約4,000万円の別途の予算がついて、内田市長時代から続いておるようでございますけれど、おざなりにすると自国語がよく解釈できないのに英語やったって、やはり基礎ができないと頂上は幾らやってもできないと感じますんで、この辺を教育関係者にお尋ねを申し上げます。

  そして、世界共通語の英語には力を入れるんだけど、やっぱりおざなりになってきたのが戦後一貫した国語教育で、全国でそうだと思います。しかし、ここのところ話題にもなりましたけれど、漢検のいろんなスキャンダルが出ていますけれど、やはり漢字、国語に対する意識が大分全国的にも高まってきました。秩父はもっとこの伝統行事を発信するならば、やはり秩父に在住する、これから大きくなる子どもたちにもしっかりやってほしい。これについて質問をまず申し上げます。

  そして、インターネットで発信するのは、どんなでも、いろんな言葉で発信もできますでしょうけど、実際にもしこの遺産が登録できましたら、多くの国の方々がこちらにお見えになるでしょう。そのときに英語ができれば不便ないやと、これだけじゃ済まないと。受け入れ態勢について、世界の各言葉をしゃべれる通訳、これもやっぱり必要かなというふうに感じます。大体市役所の抱える中で、英語はもちろん当然不便はないでしょうけれど、ほかの言葉に関してどのぐらい市役所の関係として通訳ができるのか、ここら辺をお尋ね申し上げたいと思います。

  そして、先ほどのでありますけれど、危機管理の再質問でございます。夏は秩父は大変猛暑、今までの教室の中では耐えられないほど多分暑くなる教室もあるでしょう。それについて、ほかの議員からもいろんなお尋ねが前もあったでしょうから、暑いのには私は避けて通って、秩父地方に低温注意報というのが12月21日の夜に再三再四発せられたわけです。テレビを見ていて、あした凍るんかなと心配していました。ちょうど私どもの前の県道は、相生町わかされから大野原方面に向かって約500メートルの間、下水道工事をやっておりました。うちのはたまたま、工事の都合上で露出した部分があったわけです。そこが見事、12月22日の早朝に凍りまして、起きたら水が出ない。さあ、大変だということで、早速、なかなか早くに電話してもあれでしょうからと思って、8時5分前になるまで電話をしないで待って、8時5分前になりましたら、多分これなら連絡がとれるだろうということで電話を水道部に申し上げた。ところが、そこに出た答えが、私にはそれにお答えする立場ではございませんと、こういう返事が返ってきた。これについて、じゃ、だれに連絡したらいいんかと言ったら、それは私は答える立場にございませんと。これでは取りつく島がない。最後だから、憎まれるような質問はしたくないけれど、ここのところはどうしても私は腑に落ちなかった。8時35分まで待ちました。ぜひメモで電話をいただけるように連絡をお願いします、それはあったんか何かわかりません。8時35分になっても水道部から連絡はなかった。それで、電話を入れました。職員が出られたようですけど、どなたかわかりませんけど、部長はどこへ行っていると言ったらば、本庁へ行っていますと。本庁へ電話をいたしました。本庁へ電話をして、どこにいるか、わかるか。もちろん交換手はわかるわけない。早速、市長室に電話して、水道部長おるかということで電話したら、おりました。早速、事情を説明申し上げたところ、慌てて飛んできて、事情はわかりましたけれど、その凍結をやってくれたのは、この前にかかわっている工事業者がガスバーナーで溶かしていただきました。余り支障なく、15分ぐらいで溶けて、我が家の水道は9時10分前には溶けて水道が開通しましたけれど、もし一般市民が電話をして、そういう取りつく島のない返事が返ってきたらどうなんかなと。私は議員だったから、部長が来て、いや、今度はこんなことのないようにしますよと。恐らく一般市民じゃ、まず電話をして泣き寝入りだったでありましょう。近所の人も随分心配していました。

  なお、11月から1月いっぱい、3か月に及ぶ下水道工事、全面交通どめという看板が出ていました。回ってきた回覧板は、全面交通どめという通知だけです。じゃ、どうなるんだと。随分心配をしている人がいました。その後、二、三日前に回ってきた、いわゆる舗装の工事の回覧板はちゃんと、大変ご迷惑をおかけしますと。わずか2日間のあれですけど、工事をいたしますのでと。2枚目にちゃんと、いわゆる迂回路を説明した地図をつけて回覧板が回ってきました。これが行政の市民に対するサービスだというふうに感じますけど、両極端であったというんで私はここで質問を申し上げました。よろしくお願いします。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 日本語教育につきましての再質問をいただいたところでございます。

  現在、国の動きは、新学習指導におきましては言語活動を重視している動きでございます。この言語活動は、すべての教科でということを意識をするということで、やはり国としてもそういう方向で動いておりますし、またコミュニケーション能力を高めるということも重視しているところでございます。今、国の動きはそういうことがあるということで、私たちも秩父市におきましても、そういう認識のもとに進めさせていただいているところでございます。特に、今、読書活動等につきましても、その日本語の大切さというのを認識した上で進めさせていただいているところでございます。そういう意味で、国の動きもそういう流れの中にあるということで、秩父市もその動きの中で頑張りたいということでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(内田修司議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 道路の除雪についてご質問いただきましたので、お答えいたします。

  国道、県道につきましては、秩父県土整備事務所が業者に委託しまして除雪を行っております。市道につきましては、降雪が10センチ以上で除雪するように、市内土木業者、五十数社と契約いたしまして、けさもやっております。また、歩道につきましては、地域の皆様の協力を得ながら除雪を行っている状況でございます。また、昨夜の雪は、途中でかなり積もることが予想されましたので、夜中の12時に道路課長初め分室の職員が出勤しまして、市内の3路線につきまして夜中のうちに除雪したという事実がございます。このように市におきましては、除雪については大変神経をとがらせてやっておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

  以上です。



○議長(内田修司議員) 水道部長。

    〔島崎 洋水道部長登壇〕



◎島崎洋水道部長 ただいまご質問いただきました水道部の工事に関して情報提供、あるいはその後の応対について、不手際、あるいはさらに回覧文書等が十分な内容が記載していなかったということにつきましては、まことに申しわけなく、今後はすべて市の中で同じような同一の文書、同一の方法で提供できるよう、今後十分反省して、改めさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。



○議長(内田修司議員) 総務部長。

    〔笠原?二総務部長登壇〕



◎笠原?二総務部長 ご質問いただきました外国語の通訳ができる職員ということでございますが、通訳と申しますとかなり高度なお話になってしまいますので、外国語対応ができる職員という形でお答えをしたいと存じますが、英語については五、六人かなというような感じでございます。韓国語も、通訳とまではいかないんですけど、対応ができる職員が1名おります。中国語は現在いません。いずれにしましても、韓国、中国の方々、今、どこの観光地へ行っても非常に多くなっております。今後、こういったアジア対策といいますか、そういったものがかなり必要だということには認識をしているところでございます。これらの語学につきましては、市民の方々の協力を得て、特に韓国につきましてはお世話になっている、通訳等をやっていただいているような状況でございます。

  中国語につきましては、今、友好都市、姉妹都市ですか、これが今なかなか交流を持っていないということでございまして、現在はそういった民間の方々のご協力をいただいていないんですけども、これらについてもご協力をいただける方々がいらっしゃいますので、現状では、もしそういう必要があれば市民の方々のご協力をいただくような対応にしたいと思います。

  ただ、今後につきましては、議員さんのご指摘のとおり、中国語、韓国語、これについては必要になってくるというふうに思います。ですから、職員の中で希望をとって養成するなり、あるいは今後、そういった能力のある方々を採用していくことを検討してするなどしていきたいと存じますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 17番、?野勝盟議員。



◆17番(?野勝盟議員) 17番。大変真摯な答弁いただきまして、ありがとうございました。

  ついては、せっかくユネスコの世界文化遺産に登録できる、このチャンスをもう少し、今度は秩父全体の活性化、この夜祭と、あるいは吉田の龍勢、あるいは昼の各地のお祭りと抱き合わせながら商業化をできないかなというのが私の立候補のとき以来の持論でありました。なかなか屋台町会は、文化遺産ですから難しいとは思いますけれども、そこら辺のところはできるだけ長く逗留させる、あるいは1泊でもいいから滞留してもらう。これを考えるのが、やはりやや商業ベースになってくるんじゃないかというふうに感じます。

  やはり12月3日のときは、土日の場合には、特に土曜日の場合には約30万人近くお客さんがやってくる。月曜日になると極端に、多分去年あたりは17万人を切ったんじゃないかなというふうに推定をしておりました。もう少し何か水増しをして人数を多くする場合もあるようですけれど、ここら辺につきまして、せっかく民間活力でやるには、やはり行政の長たる市長が皆さんの意見も集約しながら、何とかこの祭りを活性化して、やがてこの祭りで幾らかでも多少のなりわいが成り立つ、こういう方向はできないものかどうか、市長にお尋ねいたします。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 ?野議員からの再質問に対してお答え申し上げます。

  確かに祭りということで、ことしはユネスコの世界無形文化遺産ということが達成されようというところでございますが、いずれにしましても、このユネスコ登録に向けて、まさに秩父が祭りで変わる、祭りを基本にして地域活性化ができる。秩父がにぎやかになる、経済が発展していくというふうな、そういうような方向に結びつけていきたいと思っております。

  議員ご指摘のとおり、吉田の龍勢にしろ、この3月14日には高篠、山田の春祭りにしろ、秩父市にはいろいろなお祭りがございます。そういうふうなものを関連づけて、一度来たら、次は山田の祭り、次は4月の、隣ですけど、小鹿野のお祭りというふうなことで、紅葉まつりがあったり、12月3日の冬祭りというふうな、さらには締めくくりが飯田の鉄砲まつりというふうなところとか、そういうふうな関連性を持って、一度秩父に訪れたらもう一回秩父に来たい、もう一回お祭り見たいと。一回来る人は、やはりお祭りで来るわけですから、お祭りに対しては、皆さんお好きな方だと思います。そういうことで、一回足を踏み入れたら、もう一回足を踏み入れる、来ていただくというふうな、お祭りで何度も来てもらうような、お祭りリピーターをこの地域で、今回のユネスコ文化遺産に向けてそれを実現したいというふうに思っております。そういうふうなことの具体的な方向として、西武秩父駅前のふるさと館を使いまして、今後、おもてなし協議会、これは仮称ですけども、そういうふうなもの。さらに、それは定住自立圏で、さらに1市4町と連携しながらやっていくというふうな方向に今進めようとしております。議員におかれましても、いろんな形でまた今後ともご協力いただきたいというふうにお願い申し上げます。

  そして、最後になりますけども、議員におかれましては、15年間という長きにわたり市政発展のために多大なるご協力をいただき、いろんなご活躍をいただきましたこと、市民を代表いたしまして心から感謝申し上げますとともに、今後議員から離れても、さらに秩父発展のために別の角度からご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 17番、?野勝盟議員。



◆17番(?野勝盟議員) 17番、?野です。大変積極的なご発言をいただきましてご答弁いただき、ありがとうございました。

  最後に、15年間の市当局、そして同僚の各議員に深く今までのご厚情を感謝申し上げる次第でございます。最後に嫌みなことを申し上げて、水道部長にはご勘弁をいただきたい。ということと退職する、ここにお見えの方だけは、笠原総務部長、ご苦労さまでございました。そして、親からの代のおつき合い、私は坪内さんの息子さんがここ市役所にお勤めだというのを知りませんでした、議員になるまで。しかし、合併のことに関して、あるいは大変熱心に、介護保険の担当になったときの坪内さんのこの説明ぶりには私は非常に感嘆をいたしました。どこの人なのか。やはりあの人の子だったか。大変長いおつき合い。そして、若林市民生活部長、ご苦労さまでした。最後に、大変な当町会の中でのトラブルに巻き込まれた形で、ご迷惑をおかけしました。しかし、頑張っていただきまして、最後までお務めいただきました。ありがとうございました。そして、ちょいちょいよくサボったり、いろんな難題をふっかけたりしました。小杉事務局長もご退任だそうでございます。大変いろいろお世話になりました。ありがとうございました。そして、マイクを通じて、このマイクに耳を傾けている職員の大勢の方に、まずもって本当に心からありがとうございました。今後とも秩父市の繁栄のために、そして多くを語りませんけど、皆さんのご健闘、そして秩父市の繁栄をご祈念申し上げまして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(内田修司議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 零時07分



    再開 午後 1時09分





○議長(内田修司議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員。

    〔25番 ?野安之議員登壇〕



◆25番(?野安之議員) 25番、?野安之です。こんにちは。傍聴の方々には、日ごろ市政に関心を寄せていただき、感謝と敬意を申し上げます。今シーズン珍しい大雪です。涙雪というのでしょうか。足元の悪いところをご苦労さまでございます。雪とはいえ、いよいよ春本番、観光シーズンに入ります。まさに秩父の里に春が来たです。秩父の里に春が来たという同名の歌があります。大変よい歌ですが、この歌が世に出ぬことは残念です。しかし、現実の秩父は、春が来るのではなく、逃げていくようです。秩父セメント問題、早速当局は全庁的な対策プロジェクトチームを設置、対応ということです。ぜひよい方向に向かうようにお願いします。また、時々キヤノン電子本社移転の話題が出たり、引っ込んだりしています。お釈迦様は、世は無常、常はない、無常であると悟られたそうです。まさに、まさかのさかはあっても、常と絶対はないのです。どうか各方面に気を配っておいてください。

  私は過去に、日本の借金時計の話をしました。久々に申し上げたいと思います。インターネットで財部誠一の借金時計を検索してください。日本の国債が毎年物すごい勢いでふえている様子が一目です。諸外国と比べてください。最悪です。日本は国民一人一人が多くの預金を持っているから、今はよい。だが、10年以内に国債のほうが多くなる。その前に国際的信頼を失われ、悪質なハイパーインフレが予測されるという。そんなことはないという意見もある。とにもかくにも、借金は物すごい勢いでふえていることは事実です。日の丸会社はつぶれないとよく言います。今や本元の日本国が危ない。つい2年前の経済状況と今を比べてみてください。今は大東亜戦争前の日本です。先ほど?野勝盟議員が申し上げておりました敗戦後の状況です。ぜひ敗戦にならなければよいがですが、心して市政に取り組んでいただきたいと思います。このことも、先ほど申し上げました無常に通ずると思います。

  では、通告いたしました秩父病院、影森へ新築移転計画に関してについて質問いたします。秩父病院、影森和泉町への新築移転計画については、既に建設会社も入り、地鎮祭も済み、来年3月開院に向けて工事が進んでおります。この計画については、当初、高校後輩の秩父病院花輪院長から、やはり後輩で院長と同級生の平野和男さんを通し、移転先について心づもりの場所を持ち、相談されました。そこで、まず大きな病院を新築するなら、面積もあり、環境は最高、あそこだと頭に浮かび、話を向けたのがかの地、和泉町でございます。花輪院長も、環境、面積等すべてを考慮し、大変気に入りました。幸いなことに、地主代表、岩田宗一様もよく存じており、ご紹介をし、事が進んだわけでございます。

  そこで、和泉町への移転、開院をお勧めした者として、以下、関係ある、特に救急病院にかかわること、救急医療にかかわること、5つを申し述べてから質問いたします。

  一つ一つは皆様ご案内のことでございます。1つ目は、秩父病院だより、2010年冬ナンバー30についてです。既に読まれている方も多いと思います。秩父病院ホームページに詳しく出ています。院長エッセイ、第30回、秩父病院新築移転計画(その1)、秩父病院院長、花輪峰夫。

  「当院は秩父市影森に新しい病院建設を計画中です。着工は22年3月、23年3月には開院を予定しています。広い敷地に充分な駐車場とヘリポートを備えた病院を作る予定です。秩父の医療、特に救急医療、一部の専門医療の窮状を踏まえ、自院の能力を向上充実させて、秩父地域医療に貢献しようと考えています。病院のコンセプトは、1、ゆったりとした、環境に優しい地域の中核急性期病院、2、管内医療機関との連携および管外高次医療機関との連携拠点病院、3、開放病床を持ち、オープンシステムを実践する開放型病院」、このほか建設に向けての概要等も公開されています。

  2つ目、今市議会において、市長の答弁にたびたび出てきたことです。秩父市ホームページ、2010年2月18日、久喜市長のブログから、「秩父の救急医療を救う会議の開催、秩父保健所の呼びかけで、各市町の首長と医療福祉関係者の出席のもとで、秩父地域の救急医療と保健医療に対する会議が開催されました。会議では、各市町の医療福祉行政の現状と今後の計画、リハビリテーションの充実や自殺予防、マイカルテなど県の重点項目のご案内がありました。その後の本題の救急医療について会議では、救急輪番制病院が3病院となり、秩父市立病院が1週間のうちで3日から4日間が救急当番となるとの報告がありました。結果として、市立病院の負担は相当増え、担当する医師や看護師の疲労は極限に達し、もし市立病院が救急輪番に参加できなくなると秩父では救急医療が崩壊してしまいます。ですから、1市4町もこの危機的な救急医療を何とかしなければと、定住自立圏協定のもとで十分な財政支援と職場環境の改善を積極的に行い、また、救急搬送全体で4割、小児救急の8割が軽症でありますので医師会との協力のもとで、軽症患者さんは医師会医師の救急診療へのご協力を市長としてお願いいたしました。是非とも市民、住民の皆さん、救急医療の現状に対しご理解とご協力をお願い致します」と、救急医療の現状を市長はみずからのブログで訴えております。この会議の様子は秩父テレビのニュースでも放送されていました。その放送の中で市立病院の勅使河原院長も、大変強く市立病院も小鹿野病院のように休止の状態になる可能性もあると示唆されておりました。

  また、昨21年12月定例会一般質問、23番、中村義一議員の質問に対する答弁の形で勅使河原院長は、市立病院の過去、将来のこと、思いのたけを市立病院の責任者、院長として秩父地域の中核病院、救急病院としてのあり方を強く述べられたことはご案内のとおりでございます。

  3つ目、20年12月定例会、議案第98号 市道の路線変更についての議案に対する質疑の議事録を読み上げますと、読む前に一言申し上げます。この道路は、秩父病院が移転開院すると、救急搬送のためにすぐにも必要で欠かせません。この市道影森140号線建設は、埋立整備されるときに地主さん方との条件で、整備に当たり現状道路の代替用地も提供し、そのとき既に了解は得ているそうです。質疑前に和泉町への取りつけ道路である140号線全線の設計図面を見せてもらっていました。この工事は早い時期に始まるようでしたが、着手直前になって突然中断されたいきさつがあったとも聞いております。それでは、私の質疑のときの議事録ですが、私は尋ねました。

  「お尋ねしますが、この影森140号線のことなんですけども、この変更前、変更後の図面を見ますと、本来ですと私は、これは和泉町という字が書いてある、この今、和泉町というところまで続けるべきだと思うんですけども、なぜこの真ん中辺のところでとめてあるのか。その理由をお聞かせ願いたい」。

  地域整備部長の答弁です。「現在140号線につきましては、用地交渉を進めている部分について、路線変更の議案を上程させていただいております。和泉町の土地利用計画とか、今後の財政事情を考慮しまして、路線の延長、今後は検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたい」。

  再質問。「この路線につきましては既に測量等はできていて、地主方とすると、何かここまでやってくれるもんだというふうに期待しているふうに見えるんですけども、もう既に全線路測量し図面のようなものができているように感じるわけなんですけども、なぜそういうふうにその途中だけで、用地交渉の部分だけでということなんでしょうか。もう一度お尋ねします」。

  部長の答弁。「やはり今回は財政の問題がございまして、途中までしか用地交渉の予定、入っておりませんので、そこまでとりあえず認定するということでやっておりますんで、よろしくお願いしたいと思います」。

  再々質問です。「じゃ、もう一度質問をしますけども、財政の問題ということなんですけども、やはり財政でなくて、指定するものはしておいていいんじゃないかというふうに思うわけですけれども、それを財政ということがちょっと、なぜ、財政でほとんどのところはそういうふうに決めるわけなんでしょうか。お尋ねします」。

  部長の答弁。「その件につきましては、ただいま申し上げたとおりでございますので、よろしくお願いします」ということでしたね。

  4つ目は、病院建設に関して、ちちぶ定住自立圏構想の枠組みの中に入っているということですので、ちちぶ定住自立圏を形成するための協定の主たる目的に救急医療体制の充実の中の小区分、救急医療の協定内容には、理由、取り組み、効果とあります。理由、第2次救急医療体制(第2次救急輪番)を担う病院が年々減少しており、関係団体と連携することにより、秩父圏域内の救急医療体制を維持していく必要がある。取り組み、秩父圏域における救急医療体制を充実するため、需要を調査、検証し、秩父郡市医師会や医療系大学との連携、医療スタッフのサポート体制の確立などを合同で実施する。効果、住民の生命を守るための救急医療体制を充実させることで圏域内の住民の安心、安全の体制を向上させることが可能とあります。

  5つ目、千葉県銚子市市立病院が休止問題で有名ですが、各地に救急医療病院の休止、移転という問題が起きているようです。秩父地域では6つあった救急医療病院が3病院になってしまいました。先日まで、まさか町立の小鹿野中央病院が休止になるとは思いませんでした。幾つかを挙げてみますと、2月23日の埼玉新聞には、羽生市の徳洲会グループの羽生総合病院の移転問題が出ていました。加須市への移転という案もあり、引きとめに必死のようです。杉戸町にある大きな東埼玉病院が幸手市に移転案があり、幸手市としては厚生連幸手総合病院が久喜市へ移転するので、廃校跡地を病院側の要望する有償借地で提供し、誘致を図りたい。杉戸町も、ただ一つの救急病院を町内に残したいが、財政難で東埼玉病院が要望している中学校建設予定地を有償借地では中学校建設が資金難でできない。有償譲渡でないとなどで対応を考慮中という新聞記事もありました。これも市内にある大きな救急医療病院が他市に移転してしまっては、市民の安全、安心を守れない。安心を失わせるような危機意識のためでしょう。

  次は、公立病院休止を防いだ窮余の一策、静岡県牧之原市にある近隣市町で構成する組合立榛原総合病院も臨床研修医師制度とかで派遣先の浜松医科大学の医師が引き揚げとなり、医師不足が生じ、綱渡り経営の状態に陥ってしまい、救急搬送を受け入れることができなくなり、その影響で近隣の島田市立病院等では救急患者が激増、病院医師等の過剰労働が起きているとのことです。将来のことが心配されそうです。

  このような中、榛原総合病院のほうは、もともと経営状態も悪かった上に負債が年々ふえ、経営の見通しが立たなくなり、医療法人沖縄徳洲会との間に指定管理者に関する基本協定等を締結、協定されとのことです。組合側の報告によりますと、調印式に榛原総合病院の管理に関し、榛原総合病院組合と医療法人徳洲会様とは榛原総合病院の指定管理者による管理に関する基本協定、榛原総合病院の指定管理者による管理に関する債務協定を締結する調印を行いました。調印式には、2月1日、徳洲会の徳田理事長、榛原総合病院組合の管理者である西原牧之原市長及び組合運営委員である田村吉田町長が出席し、東京都内で行われました。

  記者会見については、引き続き会場を静岡市内に移し記者会見が行われ、調印の概要等が説明されました。西原市長からは、市、町の財政を破綻することなく病院の再建にめどが立ったことに感謝していると、徳洲会様を初め多くの関係者の協力により協定が調印されたことへの感謝の発言がありました。

  続いて、徳洲会の鈴木専務理事から、徳洲会グループが公立病院を指定管理者で運営するのは初めてであるが、榛原総合病院の存続に向けて組織を挙げて取り組んでいく。何が何でも成功させたいと力強い決意を表明されました。新たな診療体制、榛原総合病院茂庭院長からは、診療体制については総合内科医4名、外科医1名及び救急担当医1名、計6名が3月1日から、さらに4月から循環器科医2名及び心臓外科医2名の計4名、合わせて10名の医師が徳洲会様から派遣される予定である旨の説明がされました。さらに、鈴木専務理事から、命だけは平等だという徳洲会の理念を具現するものとして、24時間365日、救急患者を断らない体制を構築していくとの説明がありました。榛原総合病院の再生の第一歩が始まります。皆様のご理解、ご協力をお願いしますと、公立病院の破綻を免れた一例の記者会見の模様です。

  かつて、徳洲会グループといえば、各地の医師会が猛反対をしていました。現状では救急医療問題を含め、住民の安心、安全確保のためには受け入れざるを得ないということでしょう。現在、秩父地域の輪番制救急病院は、皆野町の徳洲会グループ皆野生協病院、医療法人秩父病院、市立病院の3病院だけです。市長は先ほど申しましたブログでも、現状の秩父地域3病院では、もし市立病院が救急輪番制に参加できなくなると、秩父では救急医療が崩壊してしまいますと述べております。秩父の救急医療問題に目を向けると、とても安閑としている状態ではありません。これも2日の新聞情報ですが、総務省は全国の2次救急医療の民間病院が12年間に1,100も病院が減ったのに対し、その維持のために特別交付税で財政支援をするという記事が出ていました。市長もこのことについて本議会で説明をしていたようです。

  以上、長々と申し上げてきました。市長には、市長選のマニフェストに久喜市長みずからの政策とは申せ、医師確保、補充に奔走していただいております。おかげさまで、循環器系の医師2名、近々小児科医も補充できるということで、市民は大変心強く思っています。しかし、前段で申し上げました市立病院勅使河原院長の心配も、いつか起こり得ることもなきにしもあらずと考えられます。秩父市では医者が市長になったから救急医療を崩壊させてしまったと言われないようにしてください。

  申し上げましたように、全国各地で病院の休止、移転問題が起きているようです。並行して、救急医療輪番制が急速に崩壊している昨今、住民から信頼されている地元秩父病院がすばらしい理念のもと影森に新築移転することは願ってもないこと、大歓待であり、市民に一層の安心感を与える意味で大変喜ばしいことであります。

  そこで、私の質問の本題、1、秩父病院、影森へ新築移転計画に関しては、市民、行政は大いに協力、安心、安全は自分たちでつくるべしとの確信をする立場で質問に入ります。秩父病院建設とちちぶ定住自立圏協定のかかわりについて。秩父病院はちちぶ定住自立圏協定適用の中で移転計画をされると聞いております。市長はさきの質問の答弁で答えていますが、改めて尋ねます。どのような病院ができるのでしょうか。鳥瞰図のようなものでもあったらとヒアリングで申しておきましたが、先日の新聞チラシで見ました。ヘリポートもつき、病棟は木造建築のようでした。秩父にふさわしい、環境に合った建築です。開院が楽しみです。この項については、秩父病院がそのまま内容が移転するのですから、特に結構ですが、答弁を用意していたら答えてください。

  イ、補助金等を交付するそうですが、どのような形態で交付されるのでしょうか。この場合、秩父市はどんな立場で何をするのでしょうか。どのぐらいな割合でしょうか。金額は特に結構です。

  2、市道影森140号線について。私は、前段3つ目で申しました。20年12月定例議会、議案で質疑しました。そのときの答弁は、路線全部の地主は了解し、測量も済んでおるということにもかかわらず、まことに歯切れの悪い答弁でした。21年度は何もしなかったように見受けられました。22年度予算説明書に217ページに土地取得に関する予算は計上されていますが、工事費等の計上が見受けられません。23年3月には病院は開院の予定とのことです。この道路は、国道140号線から市道幹線75号線と交差し、ウッディーコイケプレカット工場前を通り、和泉町に通ずる幹線級道路となり、開通を開院までに間に合わせることがこれからの秩父地域救急医療体制を充実させ、市民の安心、安全を確立しようとしている秩父病院側に対し、頑張れ秩父病院と心強い大きな応援旗を立てることになるのではないでしょうか。

  そこで、お尋ねします。ア、残りの市道の認定はどうするんでしょうか。市道の路線変更はどうするのでしょうか。いつになるのでしょうか。その点をわかりやすく説明してください。

  イ、市道影森140号線の完成はいつになるのでしょうか。病院開院までに間に合うのでしょうか、お尋ねいたします。

  以下の質問は自席で行います。



○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長室長。

    〔坪内幸次市長室長登壇〕



◎坪内幸次市長室長 1、秩父病院、影森への新築移転計画に関してのご質問のうち、まず新築移転する秩父病院の概要についてお答えをさせていただきます。

  聞くところによりますと、現在の秩父病院、秩父神社隣から影森の巴川橋の近くに移転をし、敷地面積は約5,000坪、建物は木造平家の病棟と一部が2階建ての外来、検査、手術、検診棟で構成、将来的には太陽光設備等のエコ設備を導入するなど環境に配慮され、また圏域外の第3次医療機関への転送搬送するためのヘリポートや入院患者の嚥下機能、これは食べ物を飲み込むことだそうでございます。嚥下機能改善を目的とした歯科、歯医者さんを設置するとのことでございます。この移転により、病院機能の向上はもとより、来院用駐車場や待合スペースの拡充、研修施設の充実などによる専門性の向上が見込まれるところでございます。

  次に、お尋ねのありました交付金の仕組みや支援の内容についてお答えをいたします。補助金の交付についてでございますが、国では定住自立圏等において民間の取り組みを支援し、圏域全体の暮らしに必要な機能を確保するための財政支援としまして、定住自立圏等民間投資促進交付金制度を設けたところでございます。この交付金は、定住自立圏構想に関連する事業に賛同する民間事業者が設備投資等を行う際に一定割合を支援するものでございまして、国の財源をもとに県から民間事業者へ直接交付されるものでございます。

  なお、この交付金は現政府により見直しが行われ、総額550億円から100億円に圧縮されました。これにより交付対象は特に緊急性の高い医療に関連する事業に限定され、交付率は民間投資額の20%程度でございます。秩父圏域では3つの民間の医療機関が県へ申請を行い、交付決定を受けたと伺っております。交付金の割合が減少したことで、結果として秩父病院側の負担が相当ふえることになりましたが、最終的には秩父圏域の住民のため、救急医療を充実させたいという病院サイドの決断により、申請を取り下げなかったとのことでございます。

  この間、秩父市では県に対し、秩父地域における救急医療体制の充実は喫緊の課題の一つであることから、ちちぶ定住自立圏構想での位置づけや3つの医療機関が地域医療において果たす役割の重要性について理解を得るため、十分説明を行ってきたところでございます。

  なお、県での交付金の採択に当たっては、議員の皆様にご審議をいただきました定住自立圏形成協定を秩父圏域で締結していたことが評価をされているところでございます。これは、ちちぶ定住自立圏の取り組みの大きな成果であると申し上げてもよいのではないかと思っているところでございます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 ご質問の(2)の市道影森140号線につきましてお答えいたします。

  市道影森140号線は、下影森地内、秩父フルーツファーム前の国道140号を起点とし、ウッディーコイケプレカット工場と和泉町とのほぼ中間の市道影森114号線までの延長約560メートルの市道でございます。ウッディーコイケプレカット工場西側の市道幹線71号線から影森114号線までの約190メートルの区間は、平成20年12月議会におきまして路線延長の議決をいただき、現在用地買収を進めているところでございます。

  その続きの影森114号線から和泉町までの約180メートルの区間の市道認定でございますが、和泉町の広大な土地の利用計画に影響を与えることなどから、現在のところ市道認定はされておりません。この影森140号線は、影森地区を東西に結ぶ道路で、地域からの要望も非常に強い道路でございますので、和泉町の土地利用計画や用地買収の進捗状況、また市の財政状況などを総合的に勘案いたしまして市道認定を進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  次に、秩父病院の開業にあわせて影森140号線の完成の時期についてのご質問でございますが、現時点では市道認定がされていない部分や用地交渉中の部分もございますので、具体的な時期はお答えできない状況でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員。



◆25番(?野安之議員) それでは、自席で質問させていただきますけども、ただいまの室長の答弁は非常に詳しく答弁していただいて、ありがとうございました。

  それとまた、地域整備部の140号の答弁につきましては、まさか前と同じことで、ご理解を賜りたい。ご理解をしてって、後で言うことはできないんだ、私は。

  それと、長々と申し上げました救急医療に対して、最後に、頑張れ秩父病院というつもりで道路をつくることを勧めたわけです。入れないわけじゃないですよ、この道路はね。ですけども、やはりいかにスムーズにすっと安心して、私どもがご厄介になるときも、分や2分は短く行けると思うんですよね。そういう意味で、やる気があるか、ないかという、これも問題でございまして、この140号線に関しましては、この答弁を聞いている限りにおいては、これは定住自立圏構想の枠組みに入っていれば、何もそんなに秩父病院の院長側としてもですね、そんなに救急病院のことを本気に考えなくてもいいんだよ、秩父市がもっと応援してくれりゃいいじゃないかということ。何もありゃしない。ただ、手続をするだけで、淡々としてやってくれりゃいいからということで。先ほどあったけども、一時は辞退をしようというような考え方もあったけども、やっぱり定住自立圏構想の中の熱心さにほだされてやったというんだから。それにこたえるようなことでなくてどうするんだね。さっき山中進議員がごてごて、ごてごて言っていて、何とかいい返事をもらったけれども、同じことを言うんなら、私だって、ごてごて、ごてごて言っていますよ。それで返事もらって。だけど、その姿勢を見せて初めて、こうにしてくれ、ああにしてくれというふうに秩父病院にも言えると思うんですよ。それを何だい、そっけねえ返事で。ご理解を賜りたいというんだ。

  この問題については、長い間に政治的問題があったことも事実です。その点を考慮して、市長は、だけど目の前のことだ。一回は辞退してもいいということだったんだ。ぜひもう一回、市長でなくていいですよ。いい答弁を部長にさせてみてくんないかい。いつもこんな返事べえもらっているようじゃ。ご理解なんて、部長、やるからって言えって。じゃ、お願いします。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 ただいま再質問いただきましたけども、和泉町に秩父病院が新しくできるということで、私としても非常に応援したい気分でおります。しかし、やはりこの140号線につきまして進めるに当たりまして、ちょっとひっかかるところがございます。今、和泉町、まだ秩父病院ができる、そのほかにも広大な用地がございます。そこにつきまして、その開発の許可要件の一つに、9メートル以上の進入路があることというのがございます。今のところ、その進入路はない状態でございます。それで、市がその道路を整備した場合、そこにどんな業者、どんな施設、どんな建物をつくるか。要するに市民が望まない施設とか建物とか開発が入った場合、許可条件を全部満たしている場合は市のほうは拒めない状況でございます。それなんで、市のほうで先に整備してしまいますと、市民が好まない施設が来る可能性がございますんで、ある程度土地利用の見通しが立ったときでないと整備しにくいかなと、そういう状況でございます。

  秩父病院につきましては、私も、救急病院として、またすばらしいヘリポートもございますので、非常にできることは賛成でございます。ただ、そういったひっかかるところがございますので、このような答弁になってしまったんですけども、それこそご理解賜りますようよろしくお願いします。



○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員。



◆25番(?野安之議員) またご理解を賜りたい、何回も何回も繰り返す。大体手のうちを聞いていたからね。この道路については、今の既設の、何か不動産屋のほうから入ってくる道がありますね。あの道から道路をつくるときに、提供するからぜひひとつ上も全面的に協力するからという地主側の言っていることなんですよ。それでは、ぜひ、けちな開発でなくて、あの地域が医療施設というふうなことにでもなりますれば、まさに非常にいい地域なんです。久喜市長がやっている限り、いい開発に、そういう開発になったならば必ずやるからということをね、政治的なことだから、そういう約束をしてもらって、私は次に移りたいと思います。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 ?野安之議員からの再々質問に対してご答弁申し上げます。

  まず、頑張れ秩父病院という言葉、すばらしい言葉を言っていただいて、私の少々個人的なことになって申しわけございませんが、大学の先輩に対するすばらしい応援、エールというふうなことを承りました。私もその気持ちでいっぱいでございます。その思いというのは、実は議員から今ご案内のとおり、何回かこの病院建設は挫折がありまして、果たしてできるかなというところが実際ありました。その大きなところは、まずは政府がかわったということで、今ご案内のとおり550億円から100億円に定住自立圏等民間投資促進交付金のほうが削減されるというところ。その辺のところで花輪院長と私で、朝、ウオーキングのときにお会いすると、その話ばかりして、何とか市のほうで応援してやるから、先生、頑張ってくださいよということは、会うたびにいろいろそのときにお話をさせていただきました。

  国のほうにもいろいろな動きを、秩父市に総務省が派遣されている参事のほうから総務省のほうにもいろいろ打診をし、もちろん県のほうにも申し上げて、そういう動きをしていったわけでございます。そのときに、550億円が100億円になるというときにおいては、やっぱり国のほうでこの事業というのは、定住自立圏の一つのパイロット事業だというふうなこと。これが一つの定住自立圏が地域主権というか、それで地域の中でいろいろな生活がそこで済むように組み立てられるようにという、象徴的なシンボライズされた事業だということで、まずその定住自立圏は救急でという、先日荒船議員からのお話もありましたが、この秩父病院のことを例を挙げて総務省のほうで、地域力創造審議官が大臣のほうにいろいろお話をしていったという経緯がございます。この秩父病院の名前を挙げてやっていってくれたと。その辺の働きかけというのは、市のほうでいろいろやらせていただきました。

  でも、この事業を考えたとき、今、国の大きな力というのがありましたけども、それよりもやっぱり、9月議会で皆様方にご決議いただいた事実、これが始まりなんです。ですから、私、市のほうでいろいろ頑張っていましたけど、やっぱり9月議会で皆さんのご英断ですね、これが秩父病院の病院建設ということと秩父の救急を救う第一歩になったということを私は思っております。ですから、秩父病院のご努力も確かにあったというふうなことですけど、その前にやっぱり議員さんがそのご英断されたということは大きな価値があるというふうなことであります。

  繰り返すような話になりましたけども、秩父市といたしまして病院にはどのようなことをしていったかといいますと、今、国や県への働きかけということとともに、あの広大な地域に対しまして、病院建設ということで下水関係のことで少し問題があった。これが2つ目のハードルでございました。下水施設は公道だということで、もちろん市のほうでそれは率先してやるからというふうな、公道ですからできるということでございまして、その救急病院という大きな目標がありますので、それは住民に対する利益という、そういうふうなことを考えて、下水設備を引いていこうというふうなことで進めていきました。これは、今、答弁に立ちました地域整備の部長が率先してその部課を動かしてもらい、その辺は部長の熱意がそこに出ていたわけでございます。

  また、そこには、今度建設されるときにごらんになっていただきたいと思うんですが、今の答弁の中になかったことが一つあるんですが、それは貯水槽なんですね。広大な貯水槽をつくらなければいけないという、県のほうの指示が来たんですね。病院建設ですと、その病院のスペースが少なくなってしまうということが問題になりまして、やはり病院としては、ある程度の規模を考えておるもんですから、貯水槽はどうかというふうなこと。その辺もまた地域力のほうで動いていったんです。県のほうにいろいろ折衝しながら、そして何とかそのところで貯水槽をつくりながら病院建設ができる。要するに上下にしていくわけですけど、その辺の仕組みを今答弁にあった新井部長のもとで部局が動いていったという、担当官が動いていったということがございます。

  それから、あと進入路でございますが、これは最後に申し上げるのは市道140号のお話ししますけど、秩父病院に入ってくる道ですね。今現存の道です。あの拡幅もしなければいけないというふうなことがあったんですが、その辺もいろいろ県とのやりとりをして、何とか今の状況でやっていくというふうなことで、地権者さんといろいろ関係がございますので、その辺、なるたけトラブルを起こさないようにという配慮というか、これも市でやらせていただきました。

  さらに、今後考えているのが、西武バスの導入ですね。入ってくるところに西武のほうでバスを入れてもらえば、駅から遠いところですからバスで患者さんが入ってこれる、通院できる。お見舞いにも来れるという状況ですね。この辺に対して今現在動いているところでございます。

  ですから、今までお話ししましたとおり、市のほうでいろいろな形で県、国に働きかけてやってきたわけでございます。大きな応援メッセージを、頑張れ秩父病院ということで送っております。その辺のところをご理解賜りたいと存じます。

  そしてまた、市道140号のことでございますが、これは私はやらせていただきます。ただ、その時期に関しましては、今現状として申し上げることはできません。というのは、進入道路としての地権者がありますし、その先のところの開発ということがありますので、しばし時間をいただきたいと存じますが、そのことに対しましては、?野議員からもご不満、ご意見等もあるでしょうけども、私自身は、その道を必ず引いて、140号からウッディーコイケのところを真っすぐ和泉町までおりる道をつくりたいというふうに思っております。全力を尽くしてやっていくつもりでございますので、そのようにご理解賜りたいと思います。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員。



◆25番(?野安之議員) 市長にも大変力強い答弁をいただきました。やっていきたいということでございます。いろいろな諸事情はあるんでしょう。

  ちょっと市長に質問です。これは時間外だよ。さっき市長は貯水槽ということを言いましたけども、あれだけ広い面積ですと、貯水池という雨水をためるところが必要だということがあるんですけど、その点とは違いますか。貯水池ですか。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 貯水槽、池、いわゆる貯水池が必要だということでございます。



○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員。



◆25番(?野安之議員) 時間も、もう間際でございます。秩父病院頑張れというエールを送ってもらったということで了解をいたしました。

  それでは、この質問をおさめるに当たり、また皆様方が申し上げましたとおり、ここにおいでの方々はもちろんです。今年度で卒業される、ここばかりじゃなくて、二十数名いるんだそうですよ、職員がね。職員皆様に申し上げますが、長いことご苦労さまでした。皆さんは生涯を行政で暮らし、それだけに行政にたけております。60歳で卒業は、まだ若い。4月は議員選挙です。経験を十分に発揮し、できる場ができるわけです。第二の人生を生かす意味で、もう一度頑張ってはいかがでしょうか。



○議長(内田修司議員) 25番、?野安之議員に申し上げます。質問時間が終了しましたので、ご協力をお願いいたします。



◆25番(?野安之議員) もう一つ、旧大滝村に大自然と木の文化源流郷という将来目標像がありました。これを大自然と木の文化源流郷秩父とすることが、木を中心とした環境観光立市、まさにぴったりです。

  終わります。



○議長(内田修司議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 2時03分



    再開 午後 2時15分





○議長(内田修司議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○議長(内田修司議員) 15番、上林富夫議員。

    〔15番 上林富夫議員登壇〕



◆15番(上林富夫議員) 15番です。

  一般質問の前に、先ほど先輩の?野議員さんが時間いっぱい使って名演説をやった後なんで大変やりづらいんですが、同じく忘れないうちに言っておかないと、あいつはお礼を言わなかったって後で言われると困りますんで。

  部長、幹部職員の方々、また二十数名の職員の方で退職される方がいるそうです。大変ご苦労さまでした。市政発展のためにありがとうございました。また、議員の方で勇退される方がいるという話ですが、まだ告示は1か月先なんで、それまでに気が変わりましたら、ぜひまた一緒に参戦して頑張っていただきたいと思います。

  それでは、一般質問を行います。最初に、市政運営方針についてお聞きします。8項目についてお聞きします。

  最初に、特別職の人事についてお聞きします。久喜市政にかわりましてから、じき1年が経過しようとしておりますが、本来なれば、前市長任命の特別職の副市長、教育長のお二人は新市長誕生とともにみずから身を引くのが賢明ではないのかと、多くの市民から指摘がありましたが、市長の要請もあり、新久喜市政に1年間ご尽力されましたことは心より感謝申し上げます。

  そこで、感謝の心を持ちながら、22年度からの特別職人事についてお伺いをいたします。22年度からの人事構想はお決まりでしょうか、お聞きするものであります。できるだけ市長には詳しい説明をお願いできれば、久喜市長誕生にご尽力されました市民の方も納得すると思いますので、答弁のほどよろしくお願い申し上げます。

  次の2番目、市が関係する全企業について、三セクなども含めまして現状をお聞きします。現在、市から補助金等の大小にかかわらず、関係する企業は何社ぐらいありますでしょうか。規模に関係なく、何社あるのかをお聞きします。現状の企業で、今はやりの事業仕分けなどの対象になるものはありますでしょうか。また、ここに採用する役員を含む従業員等の採用基準はどうなっていますでしょうか。特に、役員等におきましては、これからは市長と同じ意を持つ人とともに秩父の発展のために頑張っていただきたいと思いますが、お考えはいかがでしょうか。特に、昨年4月の久喜市長誕生の際に寄与された方には特別のご高配を持って接していただきたいと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。

  次に、市が発注する事業の現状について、21年度についてお聞きします。市が発注するすべての公共事業のうち、市内の企業へ発注する割合は、全事業のうちどのくらいの割合でしょうか。全事業の金額、件数等をお聞きします。

  また、市から受注した元請企業が下請企業へ出す場合、市内の企業へ発注するように市当局から指導を行っていると思いますが、この指導の方法とはどういうものでしょうか。久喜市長の市事業は地元企業へとの考えは大変すばらしいと思いますが、元請企業が市以外の下請に仕事を発注することがあるようですが、これではせっかく市内業者に仕事を発注しても何もならないという意見があります。入札方法などにより難しい面もあるようですが、ぜひとも市当局からの下請に出す場合、市内業者に仕事を発注する指導をしていただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか、市当局の答弁をお願いいたします。なお、元請企業が下請に出す指導等については、今議会で部長等の答弁が多々ありましたので、これは省略してもらって結構です。

  次に、4番目に、議会改革について市長のご意見をお伺いします。本来、議会改革については議員みずから率先して行うべきものでありますが、市長サイドからも提案していただきたいと思い、質問をするものであります。長は、給料5割減額をみずから実施中の立派な行動をしておりますことから、行財政改革への本気度が伝わってまいります。今、市民の皆様は大変な状況に陥っていることは、市長を初め幹部職員の皆様、議員諸氏もご存じのことと思います。秩父地域の会社では多少上向き傾向になりつつある会社もあるようですが、いまだ週休3日、4日の会社も多くあることや、建設業や一般の商店なども不景気の極にあります。疲弊する市民は日を追って増加傾向にあることは周知の事実であります。秩父市議会も定数削減を実施いたしましたが、まだまだ不十分との声も多く、一層の議会経費削減を指摘する市民の方は大変多くおります。名古屋市長のように議員給料など削減し、住民税減税の政策を打ち出している市もあります。秩父市でも、名古屋市長の上を行く議員給料日当制や政務調査費廃止など、また一般質問中のテレビ中継や市役所の1階などでも市民の皆様が観覧できますことを提案していただきたいと思いますが、市長はどのようなご意見を持っておるでしょうか、お聞きいたします。

  次に、夫婦別姓というものについて市長のお考えをお伺いいたします。昨今国会などで、夫婦でありながら別々の名前を名乗る夫婦別姓制度というのが話題になっております。昨年の政権交代による民主党の政策により一段と議論が活発になってきたようでありますが、これには多くの問題も含んでいると指摘する専門家の方もおります。同じ家族でありながら別々の名前を名乗ることは、家族愛が希薄になり、離婚が多くなるのではないかとも言われております。また、人によっては、担当大臣が独身で家族がいないから自分に関係ないと思っているのだろうと言う方もおります。これは日本の戸籍法に違反する行為であるとの指摘もあります。私に言わせれば、こんな制度を導入すれば、国家の破壊を招く一因にもなると思います。そこで、このような制度については市長のお考えはいかにお持ちでしょうか。

  余談になりますが、国会議員にも、この議会でも、たびたび議論になる道徳、いわゆる人間教育が必要と思われる人が多くいることがよくわかります。

  次に、公共のトイレ事情、いわゆる観光トイレについて、観光事業関係者の要望がありましたので、聞いてくれということなので、お聞きします。先日、観光に関係している市民の方から、次のようなご意見をいただきました。秩父に来られる観光客の方から、よく言われることの一つに、トイレをウォシュレットつきにしてほしいとの意見がたくさんあるそうです。身障者用はほとんどが整備されているので、一般の観光客用にもぜひ整備してほしいとのことです。秩父は観光客誘致に力を入れているのだから、全部の観光トイレをウォシュレットつきに整備し、秩父は観光もすばらしいが、トイレなどの受け入れ態勢もすばらしいと言われるように考えてほしいとのことでした。そこでお聞きしたいのですが、観光トイレは秩父市にはどのぐらいあり、ウォシュレットつきは何か所くらいあるのでしょうか。また、今後の計画についてもお伺いするものであります。

  次に、災害救助班の設置についてお聞きします。これも市民からの要望がありましたので、お聞きいたします。現在、町会単位での自主防災組織などはありますが、地域によっては今の状況では、大地震や山間部によって土砂災害などの大災害が発生した場合、機能しない組織もあるということであります。各消防団なども人員不足により、ほとんど機能していない地域もあります。これでは大災害発生時の公的な救助機関は多数の地域からの救助要請が入ると思われますことから、すぐに救助に来てくれるとは限りません。そこで、町会や各地域ごとに、元自衛官や警察官、消防官、看護師さんなどのエキスパート、各分野で活躍した方を主力にボランティアで編成したらどうかというご意見をいただきました。私も災害時の初期救急活動には、このような人がいたら大変心強いのではないかと思います。町会に現在ある自主防災組織のほかに考えたらよいのではないかと思いますが、市としてはいかがお考えでしょうか、お聞きいたします。

  次に、車の車検時における前車検、後整備車に対する市から指導について、市の考えをお伺いいたします。平成7年に道路運送車両法の一部改正による車検制度の見直しがありました。この法改正の大きな特徴は、それまでの24か月点検整備等実施後車検を受けるという形のものでしたが、それを先に車検を受けてから後に点検整備をしたのでもよいという形になりました。これは、ユーザーが自分の車をみずから車検場に持ち込み受検できるという規制緩和によるものでもありますが、そのかわりに明確に保守管理責任、いわゆる自己責任を問われるものとなりました。しかし、現実には車検に合格してしまえば、点検整備を行っていないのが現状です。そのため車検をしたばかりの車が故障したり、場合によっては事故につながっていることも見られます。このユーザー車検後、数か月の間に故障し、国土交通省認証の整備工場に入庫した車両の7割はブレーキ関係とエンジンオイル漏れという結果が日本整備振興会の調査で発表されています。特に5万キロを過ぎた車には、特にこの傾向が強いようです。しかし、ユーザー自身がこの法律を理解していない方が多く見受けられるのも事実であります。これらのことは環境面やエコ対策等からも大変重要な問題でありますので、市当局からも市民の皆様に市報等に載せてアピールしていただくなど、早急に対策を考えていただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。

  また、車検時の後整備車につきましては、法令で点検整備が義務づけられておりますが、罰則がないことにより未実施者が多いのも事実でありますので、秩父市として条例を全国に先駆けて制定していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。お考えをお聞きします。

  なお、国交省認証の整備工場、いわゆるまちの修理屋さんで車検を依頼している市民の皆様は従来同様に万全の整備でお客様にお渡ししておりますので、この点はご安心いただきたいと思います。

  次に、大きな2番目の小中学校における教育指導について、12月議会関連質問をお聞きします。1番目に、日教組の加入職員数について、多くの市民の方から要請がありましたので、12月議会に引き続き質問させていただきます。日教組加入の教職員は、秩父市の小中学校では把握していないとの12月議会での答弁でありましたが、その理由はいかなるものでしょうか。明確な答弁をお願いいたします。

  次に、国歌、国旗に対する指導はどのようにしているかをお聞きします。各学校の教職員は、文部科学省の方針に沿って指導していますでしょうか。国歌はどの時間にどのように教えていますでしょうか。また、国旗というものに対してはどのように教えていますでしょうか。各学校では国旗掲揚は毎日行っていますでしょうか。公共機関である国の省庁、県庁、地方自治体、警察庁、陸海空の各自衛隊などでは毎日国旗掲揚していますが、国家の税金で運営している公立学校が国旗掲揚していないとすれば、それも大変な問題であるという思いがいたしますが、現状をお聞きします。

  また、今議会で成人式の問題を初めとし、道徳について多く語られておりますが、国に忠誠を尽くし、義務を全うすることの大切さを教えることが道徳の基本であると思います。道徳の時間に偉人伝などを教えることもよいかもしれませんが、国歌や国旗について教えれば、それが自然道徳になります。常識のある教職員の皆様には、適切な指導を心よりお願い申し上げます。でき得れば、各教室や音楽室などへ国旗を飾っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

  次に、平成20年に横田めぐみちゃんの拉致を扱った拉致問題啓発ヒデオが内閣官房から教育委員会に送付されていると思いますが、各学校では学生全員に見せていただき、拉致について研修していただいたでしょうか。子どもによっては知らないという子どももおりましたので、お聞きするところでございます。

  また、アンケートを学生に対してとるように指示が来ていると思いますが、アンケート結果もあわせてお聞きします。

  以上を質問するものであります。ありがとうございました。



○議長(内田修司議員) 15番、上林富夫議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 上林富夫議員からのご質問に対しましてご答弁申し上げます。私に与えられましたご質問に対し、順次お答えさせていただきます。

  1番目の市政運営方針について、(1)、特別職人事についてをお答えさせていただきます。前任者より選任されました副市長並び教育委員の中から選任されました教育長につきましては、私が市長になりましても、市行政及び市の教育行政の推進のためにご尽力いただいております。そういうことで、両人、5月1日に私が就任して以来、本当に頑張っていただき、頭の下がる思いがいたします。心から感謝申し上げるものでございます。そういうところを前提として申し上げまして、後任の選任等につきましては、しかるべき時期にしかるべき方法により人事案件として議会へご提案させていただきたいと考えておるところでございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  続きまして、(2)、市が関係する全企業(三セクなど)の現状ということでご質問いただきました。まず、第三セクターとはどういうものかというと、一般的に申し上げますと、国や地方公共団体と民間企業等との共同出資により設立された事業体と定義されております。この定義から申し上げますと、相当多くの企業や団体が該当することになりますが、これらにつきましては毎年の決算書に記載してあるとおりでございます。

  このうち、市の出資比率が高く、設立当初より市が深く関係している団体といたしましては、財団法人秩父市地域振興公社、有限会社ちちぶ観光機構等々19団体になります。それで、これらの中で正規職員の数、いわゆるプロパーということになるんですが、それは113名でございます。

  なお、関連して申し上げますと、有価証券を市のほうで持っているところといたしましては、龍勢の町よしだと源流郷おおたきの7社中2社がが80%以上の市の出資率を持っております。

  それで、訂正させていただきます。出資による権利を持っているところというのは、19団体ありまして、そのうちの5社ですね。市の出資率が80%が浦山ダム振興センター、71%が有限会社ちちぶ観光機構、そして100%なんですが、財団法人秩父市地域振興公社、これもやはり100%ですが、秩父市社会福祉事業団、それからあとは31%なんですが、財団法人秩父地域地場産業振興センターということになります。ほかは出資率が低いということで、その5社を申し上げました。

  そういうことを申し上げまして、これらの団体の職員の採用や人事につきましては、昨日、中村義一議員のご質問にお答えしましたとおり、それぞれの団体の理事会や役員会等を経て、あくまでも団体の主体性により適任者を選任しております。また、その際には公募するようにというふうなこと、公募を原則にというふうなことで各団体に対しまして先般申し上げたところでございます。

  ただ、ここでお断りしておきたい点がありますが、天下りというふうなことなんですけども、団体役員に市の退職者が就任するということになると、市民から天下りどうのこうのというお話がありますが、これは天下りというふうなことではなく、国の天下りではございません。それは先日ご答弁させた内容のとおりでございます。市の職員が再就職というふうな形で入るわけですが、それは市があっせんしているものではないというふうなことをぜひご理解いただきたいと思います。行政といたしましても、透明性の確保をするとともに市民感情を考慮いたしまして、今後とも公募という形で進めていきたいと思っております。

  議員ご提案からの、私と意をともにする人を採用したらどうかというお話でございますが、市長としての立場の方が団体役員採用に関与することは大変好ましくないというふうに思いますし、それぞれの団体側で広く公募いたしまして、有能な人材を求めていくことが望ましいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  また、その公募に対しましては、私の施政方針演説の中で、まちづくり基本条例に従うという、守るというお話をさせていただきました。まちづくり基本条例は、公募という言葉のことをいろいろうたっておりますので、そういう意味で公募ということは正しい選択であると思います。いずれにしましても、結果的に公募して、それぞれの事業団が市の職員ということ、たまたまそこが採用ということになれば、それはその団体の判断であります。市といたしましては、それをあっせんするとかいうようなこと、そして好ましいというふうなもの、そういうふうなものを申し上げる気は全くございません。あくまでも団体の判断ということでございます。市のほうの関与はございません。そのようなことを申し上げさせていただきます。

  続きまして、1の(4)、議会改革についてでございます。歳費日当制とか、政務調査費廃止とか、一般質問ケーブル中継ほか等々に対してご答弁申し上げます。

  市長の個人的な考えをお話しいただきたいというご質問でございますが、議員のお話のとおり、議員報酬や政務調査費などの議会に関することにつきましては、市長部局が議会に対してご意見を申し上げる立場ではございません。

  また、一般質問のテレビ中継などにつきましても、議会運営の申し合わせ事項により議会みずからが決める慣例となっており、今現在、議会では一般質問のテレビ中継はございません。ただ、私は個人的な考えということで申し上げさせていただきますと、この一般質問に対しましても広く市民の方々にこの内容を知っていただきたいという思いがあり、情報公開を推進していただきたいというふうに私は思うものでございます。また、議会に対する質疑通告制や一般質問ヒアリング制度の実施につきましても、今までも市長部局から議会に対しましてお願いした経緯がございます。このようなことから、議会の運営につきましては、議会及び執行機関のそれぞれのお考え、お立場があると思います。そういうことで、今後いろいろな形で議会で決めていただければというふうに思います。申し上げれば、反問権とか、いろいろ自分の気持ちとしてはあるところもございますが、いずれにしても、議会のほうでしっかり皆さんがお決めいただき、それで進めていただければというふうに思います。

  いずれにしましても、私は常々申し上げておりますが、議会と執行機関は文字どおり車の両輪であると考えております。つきましては、上林議員のご理解をいただくとともに、議員各位におかれましても、今後も市政全般に対しましてご協力を願うものでございます。

  続きまして、夫婦別姓制度について市長の考えをというふうなことでございます。初めに、夫婦別姓制度に係る最近の国の動向について申し上げます。先月法務大臣は、選択的夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案の概要を明らかにいたしました。その内容は、夫婦は婚姻時に、同姓とするか、別姓とするか選択できる。一たん姓をを決めたら変更はできない。生まれた子の姓はどちらかの姓に統一する。既に婚姻している夫婦も、法施行後1年以内に届け出れば別姓に変えられるというものであります。

  千葉法務大臣のお話では、今月中の閣議決定を目指して、今国会で成立に意欲を見せているようでございますが、与党内でも反対を明言する閣僚がいるなど流動的な部分もあるようでございます。そういうことを前提とさせていただきまして、いずれにしましても、この夫婦別姓ということで、私も議員からご質問いただき、今答弁書の内容のようなことを考えておったわけでございますが、この夫婦別姓制度というのは非常に奥の深い問題でありまして、一概にこうだというふうに自分の申し上げるというものがございませんが、いずれにしても、これから議論を重ねていかなければいけないというふうに思っております。

  なぜかといいますと、今少子化ということで、昔から父系、父親側の姓を名乗る今の歴史的な制度があるわけですけども、それがベトナムから中国、韓国というふうな儒教国に広がっている一つの歴史的な背景があるというふうに思います。その大きな歴史的な背景をどうだというふうなことで一概に決めるというのは大変難しい問題でございますが、いずれにしましても、この少子化というふうな避けて通れないところが今日本にありますので、その辺のところを踏まえまして、従来の固定概念にとらわれず真剣に議論をしていかなければいけないというふうに思っております。私もいろいろなところで今後も国の動向を見ながら、そしていろんなご意見を聞きながら考えていきたいというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 財務部長。

    〔横井隆幸財務部長登壇〕



◎横井隆幸財務部長 1の(3)、市が発注する事業の現状についてお答えいたします。

  最初に、市発注事業の基本的な考え方でございますが、市内業者の方には、地域経済の発展はもとより、災害時の緊急対応など安全・安心なまちづくりを初め、多くの事業などに貢献していただいております。けさの大雪でも多くの業者の方に出動していただいております。そのためにも、市内業者への発注を確保することは重要な課題の一つと考え、建設工事及び物品などの発注を担当している契約課では、市内業者で施工できる工事及び取り扱っている物品につきましては、市内業者への発注を原則とし、各事業担当へも市内業者への発注をお願いしております。

  その結果でございますが、平成21年度4月から2月末までの市内業者への発注状況でございます。建設工事では、全体の発注金額約31億300万円のうち、市内業者は約25億8,300万円で、全体の93.3%でございます。発注件数で申し上げますと、全体が334件で、そのうち市内業者は281件、84.1%でございます。市外業者へ発注した主な工事といたしますと、市内業者では施工が困難な浄水場工事、あるいは地デジ対策工事といった特殊工事及び学校など大規模施設に設計、あるいは土地管理システムの業務委託、こういったものでございます。

  次に、物品でございますが、全体の発注金額約1億6,000万円、このうち市内業者は約1億1,900万円、全体の74.7%でございます。発注件数で申し上げますと、全体の193件のうち、市内業者は147件、76.2%でございます。市外へ発注した主な物品といたしますと、市内業者では取り扱いが難しい、例えば給食関係の大型の厨房器などがございます。こういったものがかなりあるんですね。それと、現状では市報などとなっております。また、今後、市内業者へより多く発注できるよう、引き続き各事業担当課と打ち合わせを重ねていきたいと考えております。なお、ただいま申し上げました市報につきましては、新年度から市内業者に発注できるよう準備を進めておるところでございます。

  次に、元請企業が下請を市内業者へ発注する指導につきましては、昨日、逸見英昭議員にご答弁いたしましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 1の(6)、公共トイレの事情についてお答えをいたします。

  初めに、議員さんがウォシュレットという表現をされておりましたけども、ウォシュレットとは、ある製造メーカーが販売する温水洗浄便座の登録商標及び商品名だそうでございますので、私からは温水洗浄便座ということでお答えさせていただきたいと思います。

  観光客の方に安心して秩父路を楽しんでいただけるよう、また観光地としてのイメージアップを図るため観光トイレを建設しておりますが、限られた予算内では温水洗浄便座つきトイレの設置は難しく、議員が話されるように、観光トイレに温水洗浄便座つきトイレは多目的トイレ以外には導入されておらない状況でございます。

  業者に確認をいたしましたところ、既存のトイレに温水洗浄便座を設置すると1台当たり7万5,000円、また便座全体を交換いたしますと1台15万円、そしてそのほかに電気工事費が5万円ぐらいかかるというふうに聞いております。現在、市内には公衆トイレが114か所ございます。これら既存のトイレのうち、水洗トイレは97か所で、男女それぞれ1基ずつ既存のトイレに温水洗浄便座を設置することと試算をしてみますと、約2,500万円近い予算が必要となります。また、電気料の支払いも生じてまいります。今後、厳しい財政事情を勘案いたしまして温水洗浄便座つきトイレの導入を研究してまいりたいと考えております。また、既存のトイレを清潔に保ち、気持ちよく使っていただけるよう、関係機関とも連携してまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 総務部長。

    〔笠原?二総務部長登壇〕



◎横井隆幸財務部長 大きな1の(7)、災害救助班の設置についてお答えをいたします。

  災害の規模が大規模になればなるほど、いかに被害を軽減し、被害者を少なくするかが大切な活動となります。平成7年の阪神・淡路大震災などの教訓から、自分の身は自分で守る、自分たちの地域は自分たちで守るという自助、共助が極めて重要であると認識をしております。

  このようなことから、市では自主防災・防犯組織による活動を積極的に支援をしております。ご案内のとおり、自主防災・防犯組織は町会を基本単位とした組織でございまして、現在82町会のすべてに結成をしていただいておりまして、結成率100%を達成しているところでございます。各自主防災・防犯組織では、災害に備え、連絡体制の確立、防災訓練の実施や危険箇所の点検など、日ごろからさまざまな活動を熱心に実施しておりまして、市といたしましてはその活動を積極的に支援をしているところでございます。

  各自主防災・防犯組織の中には、議員ご質問の消防や警察などのOBの方が中心となって活動を行っている組織も実際にございます。また、情報連絡班や救出救護班などを編成している組織も多く、地元消防団とも連携し、大変たくさんの方々が地域の実情に応じた自主防災・防犯活動を行っております。各分野のエキスパートの方がこれらの活動へ参加することは、自主防災・防犯組織の発展に大きく寄与するものと考えておりますので、多くのエキスパートの方々にも積極的に参加をしていただくよう、機会あるこどにお願いをしてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 市民生活部長。

    〔若林克明市民生活部長登壇〕



◎若林克明市民生活部長 1の(8)、車検時における前車検、後整備車に対する市からの指導についてお答えいたします。

  道路運送車両法の保安基準には、自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じて整備をすることにより、自動車の保安基準に適合するよう維持しなければならないと定められております。車は数多くの部品から構成されており、使用状況に応じてさまざまな法定点検での整備を実施することが安全確保に何より重要であり、また議員ご指摘のように環境面である公害防止、あるいはエコ対策につながると考えております。法定点検の重要性を今後PRしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

  なお、車両の定期点検遵守についての条例制定についてでございますけども、これにつきましては今後十分研究してまいりたいと思いますので、この点につきましてもご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 2の(1)についてお答えを申し上げます。教育委員会といたしましては、加入人数を把握していないと不都合が生じてしまうということがないためでございます。 

  続いて、国旗、国歌に対する指導でございますが、小中学校では、文部科学大臣が示す学習指導要領にのっとりまして、児童生徒の発達段階や特性を考慮し指導しております。具体的には、社会科では、小学校高学年で我が国の国旗と国歌の意義を理解させ、これを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗と国歌も同様に尊重する態度を育てていくこと。中学校の公民的分野では、国家間の相互の主権の尊重と協力との関係で、国旗及び国歌の意義並びにそれを相互に尊重することが国際的な儀礼であることを理解させ、それらを尊重する態度を育てることとなっております。

  小学校の音楽では、国歌「君が代」をいずれの学年においても指導するものとされ、入学式や卒業式などの学校行事等においては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに国歌を斉唱することとされており、すべての小中学校で儀式的な行事等では国旗を掲揚し、国歌を斉唱しております。国旗の掲揚につきましては、毎日掲揚している学校もございます。

  内閣官房拉致問題対策本部が配布いたしました、北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」の活用状況でございますが、小学校では14校中12校、中学校では9校中4校が授業等で活用いたしました。また、教職員の校内研修で活用した小中学校は23校中11校でございます。今後もすべての学校が授業で活用できるように働きかけてまいります。

  なお、アンケート結果についてですが、現時点では把握をしておりません。また、すべてが終わった時点という段階で把握に努めていきたいというふうに考えております。

  道徳の時間についてでございますが、学習指導要領に基づき、小中学校とも週1時間学習をしております。学習内容といたしましては、自分自身にかかわること、他人とのかかわりに関すること、自然や崇高なものとのかかわりに関すること、集団や社会とのかかわりに関することなど、具体的な指導のねらいを明確にし、各学年の年間指導計画に位置づけて指導しているところでございます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 15番、上林富夫議員。



◆15番(上林富夫議員) 15番です。

  今のめぐみちゃんの関係のビデオ、まだ全部見せるのが終わっていないという答弁でしたが、この予定というのはいつごろになるんでしょうか。

  それから、1番の特別職の人事について、この特別職のお二人は今年度も同じ体制でやっていく予定でしょうか。それとも、1か月か、そこらのうちに交代する予定とかというのはありますでしょうか、お聞きします。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 先ほどもご答弁させていただきましたが、しかるべき時期にしかるべく方法により人事案件を議会に提案させていただきます。ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(内田修司議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 先ほどご答弁させていただきましたが、ビデオの配布が一定の年間計画の中に入っていない時点からの動きが出ましたので、各学校におきまして、特にご案内かと思いますが、特に中学校につきましては受験を控えている時期等々がございまして、またその段階で今進んでいるところでございます。これで試験等々も終わっている段階でございますので、そういう段階で各学校の中で年度内をめどに動くことだと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 15番、上林富夫議員。



◆15番(上林富夫議員) 15番です。

  市長も答えづらいでしょうから、しかるべきときにしかるべきだそうですから、これ以上言っても同じでしょうから結構でございますが、教育長には、そのビデオ等が見せ終わりましたら、またアンケート等もとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

  以上、私の質問を終わります。



                                              





○議長(内田修司議員) 16番、笠原重男議員。

    〔16番 笠原重男議員登壇〕



◆16番(笠原重男議員) ただいまお許しをいただきました市民クラブの笠原重男でございます。傍聴者の皆様方には、朝早くから本当にご苦労さまでございます。

  質問に入る前に、1つ、通告書の中に1の(2)、宗教所有地内(境内)での行政に関わる諸行事についてということですので、脱字を1字入れていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

  さて、いよいよ今期定例議会も最後の質問者となりました。さきに質問に立たれました同僚議員諸氏からも、今期最後に議会を去られる旨のごあいさつがございました。私もこの登壇を最後に議会活動に終止符を打つべきと決しております。長い間、お世話になりました市長初め当局の皆様に心から感謝を申し上げるとともに、激変する秩父地域のさらなる発展のために、市長のスローガンであります共助の心で変えていくをモットーに、秩父市のかじ取りをお願い申し上げます。また、退職なされます幹部職員を初め職員の皆様には、大変長い間、ご苦労さまでした。そして、お世話になりました。退職なされても、蓄積されました行政知識を時には発揮していただきまして、いろいろな面でご助言いただければと私一市民としてもお願いを申し上げます。また、新たに挑戦されます議員の皆様方におかれましては、めでたく当選されまして、豊かな未来の秩父発展のために市政に対する手綱さばきをお願い申し上げます。

  それでは、早速ですが、質問に入らせていただきます。政教分離について、(1)ですけれども、公共施設と宗教施設、または宗教所有地と公共施設とのかかわりについて。昨年末、北海道砂川市では、市有地、公の土地に神社施設があることから、市と神社で最高裁の判決を受けるというニュースがありました。当市においてもこれに似たような問題がありました。当市といたしましては、再発防止の観点から何らかの対策を講じたのか、まずお聞きいたします。

  その中で、他地域のことは様子はわかりませんが、吉田椋神社の社有地に公衆トイレが2棟あります。1棟は昭和49年に建設されたもので、余り利用されてはいませんが、他の1棟は平成6年に建設され、最近、サイクリング愛好者たちも時々集まり、多くの人たちが利用しております。このトイレのわきにある大木から枯れ枝が時々落下するようになりましたので、事故がないうちにと思い、枝おろしをいたしました。そこで、こうしたところでの建物への破損、またはトイレ利用者への人身、物損事故等の管理責任はどうなっているのか。貸借にかかわる書類もないようですので、当局の見解をお伺いいたします。

  また、神社境内には秩父事件百周年記念碑が建設されています。市町村合併後あたりから管理にも来なくなりましたが、これらも書類がありません。当局でおわかりでしたら教えていただきたいと思います。

  次に、(2)、宗教所有地(境内)での行政のかかわる諸行事について。この問題は市外の人からですが、市職員が境内に龍勢祭観覧席を設置し、代金を取って見せているようですが、問題はないのか、聞かれたことがあります。問題はないと思うと答えておきましたが、この辺の見解をお伺いいたします。

  次に、2、集落支援制度について。この問題については、昨年3月の定例議会において新井康一議員から質問が出されました。ある程度は理解しているつもりですが、本年度は平成21年9月から22年3月、今月末ですね。7か月間、吉田地域の太田部、阿熊の2地区がモデル地区に指定されました。その結果のほどをお伺いいたします。

  また、指定期間は1年ということでしたが、新年度も予算計上しておりますので、新年度の事業内容はどうなのか、お伺いをいたします。

  次に、3、新年度から支給が始まる予定の子ども手当について。このことについては現在国会において法案審議中でありますが、年度内可決の見通しとなりましたことから、予定額の2分の1ということで、平成22年の6月ごろから支給と報道されております。当局として支給に伴う何らかの考え方はあるのか、お伺いいたします。

  例えば、学校給食未納世帯に対しての問題について。過日、同僚議員から予算質疑、または一般質問で質問がありました。滞納世帯209世帯、滞納金443万余円とのことですが、各学校ではさまざまな対策をとっているようですが、各学校間でこうした問題に対して解決策を協議するようなことはないのでしょうか。また、子どもが卒業していくと自然消滅のようなことにならないよう、こうした子ども手当の入ったとき説明をして、払っていただくようなことはできないのか、お伺いをいたします。

  次に、4として、秩父地域の平成の市町村合併を市長に問う。自主的とはいえ、国の指導で進められた平成の市町村合併も今月で期限が切れます。そこで、合併後4年を経過した県内市長選挙の結果を見るとき、現職が敗れ、新市長の誕生しているところが目につきます。当市においても例外ではありませんでした。このことは何を意味しているのか。また、全国調査でも市民の声が届かなくなったとのお話が出ています。当市においても例外ではありません。人口は少なく、面積だけは大きい。まさにこの代表的な市ではないかと思います。市長は、こうした諸問題について今後どう向かい合っていくのか、お伺いいたします。

  (1)、マニフェスト(政権公約)の考え方について。近年、このマニフェスト、一般的には政権公約と訳しているようですが、この言葉を聞かない日はないほど、身近な言葉となりました。市長は施政方針の中においても、このことについて説明しております。しかし、私にはこの定義がよくわかりません。昨日、同僚議員からも市長のマニフェストについての質問がございました。昨年マニフェストを掲げ戦った市長は、新年度よりこのマニフェスト、政権公約実現に向けて組織改革も行う考えのようですが、市長のマニフェストの考え方について、もう少し詳しくお聞かせください。

  次に、(2)、混迷する吉田地域商工業者について。この問題は江田議員からも質問がございました。私個人としては深いかかわりがありますので、議会の場では避けてきましたが、進展がないばかりか、逆に押し戻されるような状況下になっているので、質問をさせていただきます。

  先にこの問題を理解していただくために、ここで改めて紹介をさせていただきますが、吉田地域には西秩父商工会吉田支部、主に市町村合併に反対した人たちが多いグループと、合併賛成の比較的多い吉田商工研究会、これは秩父商工会議所へ正式に移行するまでの組織が存在しています。研究会のメンバーは、国の方針によって合併したのだから順調に会議所に入会できると考えていました。秩父市住民である商工業者がなぜ秩父商工会議所へ入会できないのか。しかし、秩父商工会、10支部存在していますが、秩父商工会では職員減や補助金カットを避けるため、旧吉田町が秩父市に合併しても、なお旧吉田町をそのエリアから出られないように、旧秩父市との合併が始まった当時の西秩父商工会長で県議でもあった指導によって条例化し、現在の会長も県議の立場を利用して、これを死守しているのが現状であります。

  当局は、なぜ積極的に西秩父商工会、秩父商工会議所、または関係上層部と解決のために協議、努力をしないのか。これは職業の自由として、また市民としても当然の権利を主張しているだけだと思います。しかし、当局担当者の説明によると、合併して5年もたつのに進展もないし、活動も商工会と同じようなことをやっているのだからという、もうあきらめて、もとに戻れということのようです。私たちは二分することを望んでいるわけではありません。

  新年度から吉田地域商工会の予算をカットし、新たな予算を商工会吉田支部と吉田地域商工研究会へ会員数によって予算を分けるというヒアリングのときの説明がありました。また、一方では、商工会吉田支部と吉田地域商工研究会とで新たな組織をつくり、その組織に対して補助金を出すというお話もあります。どちらが正しいのか、お伺いいたします。

  商工会吉田支部は本部事務所があるのに対し、吉田商工研究会は独自の事務所を持って活動しています。このことから考えても、会員数割りという単純な予算配分を納得しがたいのです。商工会吉田支部が他の支部と比較して補助しなければならない差別を受けているならともかく、予算がないと言いながら、公平に補助していただいていると思われる吉田支部、さきに申し上げました合併批判グループですけども、なぜ新たに補助金を出すのか、その理由をお伺いいたします。

  なお、ご承知のとおり吉田商工研究会は、吉田総合支所の1室をお借りし、パート職員1名、商工会議所の指導をいただいて事務等を行っていますが、パート職員の任期は3月、今月で切れるので、今後どう対応していけばよいのか。予算の内示はともかく、吉田地域の商工業者をどのように組織立てしようとしているのか、当局の正しいご説明をしていただきたいと思います。

  以上で壇上での質問は終わります。



○議長(内田修司議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 3時15分



    再開 午後 3時30分





○議長(内田修司議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  16番、笠原重男議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 笠原重男議員の一般質問に対しまして、市長の分担のところの4、秩父地域の平成の市町村合併を問うということで、(1)、マニフェストの考え方、(2)、混迷する吉田地域商工業者という2つのことに対しまして、私よりご答弁させていただきます。ほかのものに対しましては、担当職員のほうでご答弁を申し上げます。

  まず、1のマニフェストの考え方というふうなことでございますが、ここでマニフェストというものはどういうものかというふうなことを改めて申し上げさせていただきたいと存じます。これは、辞書で調べてみますと、マニフェストとは、宣言、声明書の意味で、個人または団体が方針や意図を多数者に向かってはっきりと知らせること、またはそのための演説や文書であるというふうに記載されております。ですから、マニフェストに、それが文書に載っていなくても、私はいろんなところで演説で話した内容、それは公約という形になりますので、そのようにご理解いただきたいと存じます。

  そこで、吉田地域商工研究会と西秩父商工会吉田支部との関係のことでございますが、実際には、私の文書としてのマニフェストはそれは商工団体のことに対しましての記載はございません。ただ、私は荒川商工会のいろいろな方々の思い、そして吉田の西秩父商工会吉田支部の方々、もちろん吉田地域商工研究会の方々のいろいろなご意見を伺いながら、やはりこれはみんな同じ市民ではないかと。みんな同じ市民で、その市民の方々がどこの団体、どこの研究会というふうな、そういうふうなくくりよりも、その地域でそれぞれの商工業者が仕事しやすいように、そういうふうなことを応援してあげるのが市の役目であるというふうに私は思っております。

  合併したから、商工会が商工会議所にというふうな、いろいろな国からの動き、それは先日、江田治雄議員のほうのご質問に対しましてご答弁させていただきましたが、合併したときには統合整備を図るように努めなければならない、しなければならないというふうな、努めるようにするというふうなことでありまして、その動きは前栗原市長がやってきたことでございますが、いずれにしても両地区、吉田、荒川に至っては、その地域性があるわけでございます。それは江田議員のご質問に対して、私の思いを述べさせていただきましたが、それぞれの地域での仕事、それをやりやすいようにしていくというのが一番だと思います。合併したからどうのこうのとか、そういうふうなことじゃなくて、その地域の人たちがその商業をやりやすいようにしていくということを行政として真っ先に進めていくということで、荒川商工会に至っては、会議所というよりも、その地域の方々が荒川商工会という形で活動したいという思いがあり、私はそれに対して応援したいということで判断をさせていただきました。また、吉田地区に至っても同様でございます。

  西秩父商工会吉田支部の方々が、西秩父商工会のもとで、その枠の中で商業を行いたいという思いがあれば、それに対して行政としてその応援をしていかなければいけないし、研究会の方々がその研究会の動きの中で、そして商工会議所の統合という将来目標に向かって進まれるならば、それに対して応援していかなければいけないという判断でございます。枠があるから枠でこうだという考え方ではございません。地域の方が仕事しやすいように、営業しやすいようにしていくというのが行政としての役目であるということを重ねて申し上げさせていただきます。そういう思いで、今後とも商工会議所、商工会などの商工団体の共存共栄を図っていくということが政治的基本方針でありますので、ご理解を賜りますようにお願い申し上げます。

  そして、具体的には補助金の支出を表明しております。その額ということで、笠原議員のほうから、カットされたというふうなことで、それはどうかというふうなことでございますが、金額ということで、確かにそれは私のほうとしても、昨年の5月に就任して以来、補助金の額をどうしようかというのを再三再四、3か月、4か月、いろいろな形で会議をしてまいりました。それが市長室のほうでいろいろな担当部の方と、もちろん副市長がその経緯、いろいろご存じなものですから、副市長のご意見をよく聞きながら進めていく中で、なかなかいい方向に出てこなかったというのが正直なところでございます。本当に苦心しました。そういうところの中で、財政的に豊かであれば両方の団体に思いっ切り、こちらのほうで応援していただければいいわけですけど、それがこういう状況ですので、一つの考え方は頭割りというふうな形で私のほうで判断させていただきました。それに対してご意見も多々あろうというふうに、一般質問を拝聴いたしまして感じましたが、とりあえずその金額を当局のほうで調べさせていただきましたが、吉田地域商工研究会のほうですけど、この頭割りで割った数ですね、この22年度予算の会員数で割った額ですが、1万2,656円が吉田地域商工研究会のほうに予算から出した金額でございます。失礼しました。変更します。1万2,387円でございます。訂正させていただきます。

  失礼しました。訂正させていただきます。今、1人当たりの会員数で申し上げたんですが、会員数が吉田地域商工研究会が80人、21年度総会で会員数がいらっしゃいます。99万1,000円の予算を組んでおります。研究会のほうですね。そして、西秩父商工会吉田支部のほうですけども、125名というふうな会員数で、154万7,000円というふうな支給になっております。これを頭数で割ってみますと、さっきのちょっと言いかけました吉田地域商工研究会のほうですけど、1万2,387円が研究会。吉田支部のほうですね、西秩父商工会のほうですけど、その頭数で割っていきますと1万2,376円。大体同じぐらいというふうなことになっておりまして、とりあえず会議所のほうを見ますと5,231円ということで、商工会または研究会のほうが会議所よりも条件がいいというふうなことでございますが、いずれにしても研究会にしろ、西秩父商工会吉田支部にしろ、会員数で割ったときの金額はほとんど変わらないというふうにご理解いただきたいと思います。このような形で補助金を決めさせていただきました。

  そういうことで、今後、研究会と西秩父商工会吉田支部との関係ということで、どうに持っていこうかということで、笠原議員もご出席のもとで、研究会の代表として、また役員の方がご出席していただき、さらには西秩父商工会吉田支部の役員の方もご一緒させていただき、2月23日に吉田で会議を持ちまして、両団体からいろいろなご意見をいただいて、まさに胸襟を開いて、ひざを突き合わせてお話をいろいろさせていただきました。私もこの両団体が何とかいい方向にという思いがありましたので、おくれてはしまいましたが、出席させていただき、いろいろなお話を伺いました。行く行くは、その会議で出てきた、まとまってきたこととして、西秩父商工会吉田支部と、あとは吉田地域商工研究会のところが、それぞれのお立場ということをある程度確保しながら、この一つの枠の中で吉田地域商工関係の連合会というふうな形で結成をして、結成というか、組織をばらばらにしちゃうわけじゃなくて、それぞれの組織を保ちながら、一つの大きな枠の中で統合した組織、連合会をつくったらどうかという方向になっていただければなというお話をさせていただき、また皆さんも、そのような形でご理解をいただいてきたというふうな経緯がございます。

  そのようなことを思いながら、とにかく吉田地域の商工業をなさっている方々が、繰り返すようですけども、働きやすい、営業しやすい吉田地域商工関係団体になっていただきますように、今後も市といたしましてもしっかり応援させていただきますので、議員におかれましてはご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 吉田総合支所長。

    〔山口辰雄吉田総合支所長登壇〕



◎山口辰雄吉田総合支所長 質問の大きな1、政教分離について順次お答えいたします。

  (1)の吉田椋神社社有地の公衆トイレの整備と管理の経緯についての質問でございますが、旧吉田町では平成4年3月に龍勢会館が完成オープンし、平成5年2月には龍勢再開20周年記念「吉田龍勢誌」が発刊されるなど、龍勢によるまちづくりが推進される中、龍勢祭や秩父事件研究者など多くの方々が椋神社に訪れることから、吉田龍勢保存会並びに椋神社から要望が出され、平成5年度に公衆トイレが建設されました。土地は椋神社と町が使用貸借契約を結び、当初は吉田観光協会が管理し、その後、吉田龍勢保存会に管理委託を行っておりましたが、市町村合併後については秩父市が管理をしております。

  木の枝が落下した場合の補償との質問でございますが、その件につきましては、木の所有者の責任ではないかと思いますが、市では加入している保険もありますので、事例等研究してまいりたいと思います。今後も一般観光客や地域の方々も利用する公衆トイレとして適正な管理に努めてまいりたいと考えております。

  次に、椋神社境内にある秩父事件関係記念碑等の設置の経緯と植栽の手入れはだれが行うのかについてお答えいたします。ご質問の記念碑等は、昭和59年11月3日に行われた秩父事件百周年記念事業の一環として、椋神社境内に建設されたものでございます。この秩父事件百周年記念事業の事業主体は、秩父事件百周年吉田町記念事業推進委員会でございまして、その事務局は教育委員会事務局が担当しておりました。

  記念碑等の建設につきましては、記念碑建立部会を設けまして、記念碑及び記念の像の設置場所等の検討をいただきました。この部会には、当時の椋神社宮司のほかに4人の氏子総代の方々にも入っていただいておりまして、記念碑の建設場所につきましては、部会員全員のご賛同をいただいて決定したと伺っております。

  また、記念碑等の周辺の植栽に手入れにつきましては、秩父事件記念碑保存管理委員会が組織されており、会則の第3条に、本会は、秩父事件百周年吉田町記念事業として建立された秩父事件記念碑、記念像及び周辺の樹木等の保存及び管理を行うことを目的とすると明記されております。

  当初は、ボランティアの方々により、年に2回程度の清掃、樹木等の手入れが行われておりましたが、ボランティアの方々の高齢化に伴い、清掃等の回数が減少したとのことでございます。

  なお、秩父事件記念碑保存管理委員会の事務局は、平成19年3月末日で教育委員会吉田事務所が閉鎖されることになったことから、市の第三セクター、株式会社龍勢の町よしだに引き継がれておりまして、過日、事務局にお聞きいたしましたところ、今後はシルバー人材センターにお願いして、定期的な管理を行いたいとのことでございますので、よろしくお願いいたします。

  (2)の宗教所有地での行政のかかわる諸行事についてお答えいたします。龍勢当日に境内で開催します龍勢祭観光祭でございますが、この祭りは龍勢祭実行委員会が主催し、実行委員会議において承認のもと、椋神社、吉田龍勢保存会を初めとする関係団体と連携し、椋神社境内へ会場を設営して、龍勢打ち上げを観覧していただきながら、接待、案内等を行っております。この龍勢祭観光祭は、多くの関係者を龍勢に招待して、観光資源として龍勢を広くPRするとともに、龍勢の国指定文化財を目指す協議会も発足し、指定に向けた活動を行うなど、郷土吉田の歴史ある伝統文化の継承、発展の意義並びに龍勢が地域振興に果たす役割をご理解いただき、ご支援いただくことを目的として実施しています。

  なお、この観光祭には市からの補助金を充当していることから、招待者には飲食費相当分を会費として徴収しておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

  次に、2の集落支援制度についてお答えいたします。総務省では、過疎問題懇談会で、集落が維持困難になる前に課題の把握、解決を図るべきとして、平成20年4月に提言された集落支援員制度をモデル的に実施する場合は、特別交付税による措置を行うこととしました。当市では、平成21年度から高齢化が進行している吉田地域の太田部地区と阿熊地区に集落支援員を配置し、太田部地区では昨年の9月から、阿熊地区では11月から活動を始めました。

  集落支援員は、集落を巡回し状況把握に努め、集落点検票を聞き取りで作成し、その結果を活用して集落の現状、課題、あるべき姿について話し合い、集落の実情に合わせた維持、活性化対策のコーディネートを行う業務に携わっています。

  太田部地区では、地域の実情に詳しい町会長と太田部の支援活動を積極的に行っている支援グループの代表者に集落支援員をお願いいたしました。この活動から、昨年10月1日には、どうすればみんなが元気で仲よく楽しく生きていけるかを住民と地区を支援しているグループと団体が一緒になって取り組む太田部を考える会を設立し、通年にわたり活動する母体が誕生いたしました。既に集落点検票の聞き取り調査が終了し、この3月の下旬には、今年度の成果と課題、来年度の計画と目標について地域活性化対策を取り込んだ太田部を考える会を開催することになっております。

  阿熊地区では、地域の実情に詳しい在宅福祉員等で活動いただいている3名の女性にお願いいたしました。当地区では、今年度から町会で空き家パトロールを行うなどの集落点検活動が始まり、それに合わせて集落点検票による聞き取り調査も終了いたしました。3月の下旬には、地区住民とワークショップを行い、集落の現状、課題、あるべき姿について検討し、将来に向けた維持、活性化対策を検討する予定になっております。

  今年度は、両地区とも、集落点検票に基づき集落の現状、課題、あるべき姿を明確にし、将来に向けた維持、活性化対策の検討等が成果として挙げられます。平成22年度は、検討された維持、活性化対策等を地区住民と支援員が協働して実施していく年と位置づけ、活動していく予定でございますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 教委事務局長。

    〔大沢賢治教育委員会事務局長登壇〕



◎大沢賢治教育委員会事務局長 大きな3につきましてお答えいたします。

  新年度からの子ども手当支給開始に当たり、学校給食費の滞納徴収対策について何か考えはということで、学校間での協議についてはどうかというお話でございます。給食費の滞納対策につきましては、基本的に各学校ごとに対応をとっておりますが、お話のように今後徴収効果をさらに上げていくためにも、可能な範囲で実例報告の場を設けるなどの取り組みを検討してまいりたいと考えております。

  また、支給される子ども手当から学校給食費の滞納分を相殺できるかどうかにつきましては、国の指針により、子ども手当からの学校給食費等の相殺はできないとのことでございますが、一方で、給食費の滞納者に対しては、子ども手当の趣旨や受給者の責務を踏まえ、給食費の納付を行うよう相談を行うことも可能であると示されていることから、関係部署と連絡をとりながら、子ども手当の支給時期に合わせた滞納徴収対策も検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(内田修司議員) 16番、笠原重男議員。



◆16番(笠原重男議員) 笠原です。各般にわたりましてご答弁ありがとうございました。

  幾つかお聞きしたいんですが、まず政教分離についてなんですけれども、これはヒアリングのときにはお話ししなかったかと思いますので、結構なんですけれども、たまたま先ほどの休憩の時間に、うちのほうでも集会所が神社の境内に建っているんだという話が出ました。今後、いろいろな問題が起きる前に、どうかそういったものに対しては調査をして、どういう契約がしてあるのか、再確認をし、あと問題が起きないように対処していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

  それから、2の集落支援制度についてなんですが、これは太田部と阿熊地域が指定を受けたわけなんですけれども、例えば太田部地区におきますと、戸数、世帯数が28件、高齢者率が75.23%。先ほどご説明がありました支援員の方の年齢を見ますと70歳です。この内容を見ますと、その地域に精通したいろいろな方になってもらうんだということでありますけれども、なかなか、どちらかというと高齢者のほうに入ってくる人たちですので、できればこの支援員を任命する中にもありますけども、行政経験者だとか、農業委員及び経験者、町会長だとか、いろいろここに載っていますけども、行政のOBの方々、特に幹部職員になられたような方々がその担当といいますか、顔の見える人がそこへ行って、そしていろいろな相談に乗ってあげられるような制度。例えば税金が滞納になっている、どこへ払ったらいいんだかわからないとか、いろんな通知が来たけど、わかんないとか、そういったものの相談に乗ってあげられるような、いわば外勤というんですか、そのような臨時職員が配置されれば、年寄りも安心して住んでいられる。そんなふうなこともちょっと考えます。

  この集落支援制度の中の取りまとめたんですかね、こういう本がありますけれども、この中にもそういうのを実際にやっている団体、地域がございます。そういったことなんで、ぜひ、特に太田部地域あたりではほとんどの人が65歳以上ですので、ぜひそういうようなことも検討していただければいいかなと、こんなふうに感じております。

  それから、新年度から始まります子ども手当についての給食費の問題、これは多分、各学校によって滞納者が多い学校と少ない学校と、多分あるんかと思います。これはやはり校長先生か何かの対応にもよるんじゃないかと思うんですけれども、ぜひ、私も昔子どもが学校に通っているころ、PTAの役員で、滞納者の家庭を回ったことがございます。また、旧吉田町では県の施設をつくるときに、課長さんが1軒のうちに二十数回通って納得させたという話を聞いております。やはり相手に顔の見える人が行って、そして説得すれば、恐らく払っていただけるんだと思います。ですから、どうか事務的な処理だけでなくて、熱意を持ってこの問題に取りかかっていただければ滞納者も少なくなるんじゃないかと思いますので、その辺をよく作戦を練って、交渉というか、事に当たっていただきたいと思います。

  それから、4番目の秩父地域の平成の市町村合併の問題についてということ、これは市長さんから答弁いただきましたけれども、新市長が誕生するということ、これは合併が本当によかったからなのか、悪かったからなのか。多分、合併はしたけれども、余り効果もないし、よくないんで、合併当時の市長さんは落とされるんじゃないかと、私はそんなふうにも感じております。やはりそういったことを市長さんは真摯に受けとめて、新しい市政に当たっていただければ助かるのかなと、こんなふうに感じておりますので、よろしくお願いいたします。

  それから、その中の1でマニフェストのことなんですけれども、先ほど市長は、文面でなくも口頭でもいいんだというお話がございました。確かにそうなんかもしれませんけれども、ただ、一部の団体に対して補助金を出しますよという交渉を例えばしたならば、これはマニフェストと言えるのかどうか。私はちょっとその辺が疑問に感じます。

  そういったことで、いずれにいたしましても、我々は補助金をいただく側でございます。出す側といただく側の違いがございますので、幾らここでしゃべっても出してもらわなけりゃ話が進まないので、よろしくお願いを申し上げます。

  ただ、私もここでお話をすると、すぐ会議所へ行ってその報告を逐次しなければ、今月いっぱいで職員が切れるということなんで、1か月前には返事をしなくちゃだからということで催促されておりますけども、私が理解することがなかなかできないんですね。先日の話の中でも、一応一つの団体をつくって、出すというような話が出てきたんですけど、先ほども言ったように、マニフェストの中では各団体にそういうふうに出すということで、それでとりあえずはやるということでよろしいわけですよね。これは再確認になりますけども。一応パートの方には1か月前に告示をするということになっていますので、一応もう3月で結構ですからと申しました。しかし、独自の事務所も抱えている分ですから、その中のいろいろな備品だとかの整理、そういったことをだれがしてくれるんか。この3月の中である程度片をつけておけば、まだいいんでしょうけれども、どちらへ行くのかわからないんで、その辺はまだ保留しているところなんですけれども、その辺をはっきりしていただきたい。それによって我々も対応していかなくちゃなんで、ひとつその辺をよろしくお願いいたします。もし答弁がございましたら、お願いします。



○議長(内田修司議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 笠原議員からの再質問に対しましてご答弁させていただきます。

  集落支援員のことからお話しさせていただきますと、今お話を伺っていまして、いろいろハンドブック等々見せてもらいながら、確かに行政関係者、行政がわかる者のOBという立場であれば、その人たちが入っていただき、その太田部なり阿熊の人たちが大変喜ぶかなという感じがいたします。そんなご提案も今後検討させていただきたいと思います。いいご提案だったと思います。

  それから、あとは子ども手当と給食費のことですが、顔の知られている、相手を知っているような地域のおさというか、そういう方が一緒に行くというご提案、それもすばらしいことだと思います。まさにそういうのが行政と民間、官民協働の動きだというふうに思いますので、今後そのことに対しましても十分に検討させていただきたいと存じます。いいご提案、大変ありがとうございました。

  それから、吉田支部と研究会との関係でございますけども、私はそういう、先ほど数字を申し上げまして、平等に出していくというふうな形であり、どちらの団体にどうのこうのというふうなことはないのであります。ですから、その辺は決して誤解のないように、ご心配のないようにしていただきたいと思います。

  結局その研究会と支部のほうが一つの団体を、それぞれの団体を保ちながら一つの団体を結成するんであれば、そのもとで、その方は大変優秀な方らしいというふうに伺っております。ですから、そういう形でいろいろ検討していくというふうな、一つの団体としてどうするかという具体的なことに対しましては、当産業観光部なり、吉田総合支所のほうといろいろな細かいところまでお話をしてください。両団体が仕事がしやすいように、そういうことで行政も全面的に応援していきますので、またその人の判断に対しましては、その両団体が使いやすいようにやっていただきますようにご判断いただきたいというふうに思います。行政がこうだ、こうだという指示ではなく、まさに両団体が仕事しやすいような形で行政がそれを応援するということでご支援してまいりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。

  そしてまた、最後になりますけれども、議員におかれましては、旧吉田町から新秩父市の、町会議員から市会議員という形で地域に対しまして、また新市に対しまして多大なるご協力をいただき、市政発展のために全力を尽くしていただきましたこと、まさに市民を代表いたしまして心から感謝申し上げますとともに、議員におかれましては今後とも、議員という立場は離れても、地域の椋神社の例大祭にしろ、いろいろな形で地域に対して、また市全体に対してご貢献を今まで以上に寄せていただきますこと、お力を賜りますことを心からお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。



○議長(内田修司議員) 16番、笠原重男議員。



◆16番(笠原重男議員) 16番の笠原です。それぞれの問題に対しまして、本当に熱心なるご答弁を大変ありがとうございました。

  これは個人ごとになりますけれども、私も、先ほど市長から申されましたように平成5年からこういったところでお世話になっております。17年間の議員生活の中で、きょう初めて遅刻をしました。一度も欠席したことはございませんし、早退をしたこともございません。初めてきょう。大変そういったことで、私個人としても残念だったなと思っておりますけども、これはそれとして、本当に皆様方に長い間お世話になりましてここまで来られたことを感謝申し上げまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(内田修司議員) 以上で市政に対する一般質問を終結いたします。

  以上で本日の日程は終了いたしました。



                        ◇                     





△次会日程の報告



○議長(内田修司議員) あす11日は議案調査のため休会といたします。12日、15日は各委員会を開き、付託案件について審査を願います。13日は土曜日、14日は日曜日、16日は事務整理のためそれぞれ休会といたします。

  来る3月17日は午前10時から本会議を開き、各委員長の報告を求め、各委員長の報告に対する質疑、討論、採決を行います。



                        ◇                     





△散会



○議長(内田修司議員) 本日はこれをもって散会いたします。

    散会 午後 4時09分